-活動状況-
当研究所 は,前記の目的を達成するため,次のような活動を行っています。
@ わが国周辺の安全保障環境及び軍事情勢等に関する調査研究(受託調査研究等を含む)
A ウェブサイト開設,図書出版等による調査研究成果の普及,成果を活用した政策提言等
B セミナーの開催,委託教育や論文指導の受け入れ等人材育成の活動
C その他,本研究所の目的達成に資する活動
なお,当研究所に所属する研究員がこれまで行ってきた政策提言や研究業績などの活動は,以下の通りです。
「政策提言・出版」
令和4年度
*
書籍『ウクライナ戦争徹底分析 ロシア軍はなぜこんなに弱いのか』
出版(扶桑社)
序章 ロシアはなぜウクライナに侵攻したのか
第1章 ロシアとウクライナの軍事力比較
第2章 核兵器の使用はありうるのか
第3章 陸上作戦を分析する
第4章 海上作戦を分析する
第5章 航空作戦を分析する
第6章 情報戦・サイバー戦・補給兵站ほか
第7章 ロシア・ロシア軍と国際法
終章 ウクライナ戦争がインド太平洋に及ぼす影響
令和3年度
*
共同研究書籍
『台湾有事どうする日本 : 2027年までに中国の台湾侵奪はあるか』
出版(方丈社) (SSRIの参加者:井、樋口、小野田)
まえがき
江口克彦(一般財団法人東アジア情勢研究会理事長、元参議院議議員)
序章 次の100年に向け台湾と日本の民間交流をいかに強化するか
謝長廷(台北駐日経済文化代表処代表、元台湾行政院長)
第1章 日米豪印と英「拡大クアッド」の確立と台湾
河崎眞澄(産経新聞特別論説委員兼特別記者、元台北支局長)
第2章 日台が民主主義の発展で国際社会をリードするために
阿古智子(東京大学大学院総合文化研究科教授)
第3章 中国の海洋侵出を抑止する日台米間の安全保障協力
井晉(日本安全保障戦略研究所理事長、元防衛省防衛研究所図書館長)
第4章 台湾の地政学的地位と中国の統一戦略
樋口譲次(日本安全保障戦略研究所副理事長、元陸上自衛隊幹部学校長、元陸将)
第5章 米国インド太平洋軍の台湾防衛
小野田治(日本安全保障戦略研究所上席研究員、元空将)
第6章 李登輝総統が願った「日本版台湾関係法」の実現
早川友久(財団法人李登輝基金会顧問、李登輝元総統日本人秘書)
第7章 日台第1列島線同盟タスクフォースFICATの構築
立花聡(エリス・コンサルティング代表)
第8章 テクノロジーにフォーカスすべき日本と台湾の新外交戦略
李世暉(国立政治大学国際事務学院日本研究プログラム教授)
あとがき
*
書籍『台湾・尖閣を守る「日米台連携メカニズム」の構築』
出版(国書刊行会)
第1部 日台運命共同体――日本と台湾の交流の歴史
第2部 台湾の危機は日本の危機――台湾の安全保障と日本
第3部 米中本格対立の最前線に立つ日本と台湾
第4部 中国の台湾・尖閣侵攻の脅威と日本の採るべき戦略
第1章 米国との対決姿勢を鮮明にした中国の国家戦略
第2章 台湾及び尖閣諸島に対する軍事侵攻の分析
第3章 中国の覇権的行動の抑止
第4章 台湾防衛に寄与するための日本としての方策
*
提言『日米台三か国の安全保障・防衛協力の強化に関する提言』
〇 問題提起
【台湾有事が切迫している。これは即ち、日本有事の切迫を意味する。 日本はこの危機にどう立ち向かうべきか】
〇 日米台三か国の安全保障・防衛協力の強化に関する提言
1 「国家安全保障戦略」及び「防衛計画の大綱」を改訂し、日米台三か国の安全
保障・防衛協力の強化の重要性につい
て明記すること
2 日本と台湾との安全保障・防衛協力の強化 -可能なことから実行を-
3 米台交流のプラットフォームを活用した日米台三か国の安全保障・防衛協力の強化
4 本格的な日米台三か国の安全保障・防衛協力の推進に求められる重大な政治決断
5 有事に際しての毅然とした対応
令和2年度
*
書籍『近未来戦を決する「マルチドメイン作戦」』 出版(国書刊行会)
序 章 世界の近未来戦を激変させる新たな戦いの形
- マルチドメイン作戦-
第1章 ロシアのマルチドメイン作戦
第2章 中国のマルチドメイン作戦としての「情報化戦争」
第3章 米国のマルチドメイン作戦
第4章 近未来戦における新たな国際法的課題
第5章 日本の「多次元統合防衛力」構想と「領域横断(クロスドメイン)作戦」
-その問題点・課題と措置・対策-
30年度
*
書籍『核大事典』 出版(国書刊行会)
序章 恐怖の「第2次核時代」へ突入した世界
第1章 核時代を読み解くためのキーワード
第2章 米国の核政策・戦略と国際社会の核開発の動き
第3章 核をめぐる国際的取り組み
第4章 核拡散のメカニズムと「第2次核時代」─「恐怖の核時代」の再来─
第5章 日本の核政策
第6章 日本を取り巻く核の脅威
第7章 英仏独の核戦略と核政策
第8章 日本の核政策・核戦略のあり方
終章 いかに核の危機を克服するか─「キューバ危機」から北朝鮮問題を考える─
29年度
*
書籍『中国の海洋侵出を抑え込む』 出版(国書刊行会)
第1章 これからの世界とアジア太平洋・インド地域の安全保障の課題
第2章 中露関係の行方と今後のアジア太平洋・インド地域情勢
第3章 中国の国家目標と覇権的拡張戦略
第4章 米国の対中国防・軍事戦略および作戦構想
第5章 米国および中国周辺主要国の対中関係の力学と基本戦略
第6章 東シナ海と中国の覇権的侵出
第7章 南シナ海に見る中国の覇権的拡張の現状
第8章 アジア太平洋・インド地域と連携した日本の対中防衛戦略
第9章 トランプ米政権の対中・対日政策の動向
終 章 米中関係と「トゥキュディデスの罠」
26年度
*
書籍『国防なき憲法』 出版(内外出版)
※日本郷友連盟・偕行社共同プロジェクトによる図書の出版
第一部 改正が急がれる日本国憲法
第一章 いま,なぜ憲法改正が必要なのか ― 憲法改正を問う理由 ―
第二章 日本国憲法と自衛隊
第三章 憲法とは何か(憲法の目的) ― 憲法は国家権力を縛るためだけの規範か ―
第四章 憲法改正の促進 ― 一刻も早い憲法改正を実現しよう! ―
第二部 憲法改正に関する提言と各国憲法との比較
第一章 憲法改正に関する提言 ― 「自助自立」の国防体制の構築 ―
第二章 各国憲法との比較 ― さらなる理解のために ―
25年度
*
書籍『 基本から問い直す 日本の防衛』 出版(内外出版)
序 章 このままでは危ない日本の将来
第一章 わが国の安全保障・防衛問題が凝縮されている「国防の基本方針」
第二章 「国防の基本方針」に集約された安全保障・防衛問題の真実
第三章 わが国の地政学的地位・特性の再確認
第四章 わが国の国際社会における地位の向上ならびに役割責任の増大と限界
第五章 わが国の安全保障・防衛上の問題と諸制約の克服
第六章 わが国を取り巻く安全保障環境の変化
第七章 わが国周辺の軍事的脅威の実態
第八章 現代戦の特性
第九章 時代の変化に即した新しい安全保障・防衛の基本方向
おわりに ―「国防基本法」/「国家安全保障基本法」の制定を急げ―
24年度
わが国の予備役制度のあり方について
23年度
わが国の国防体制(国防機構,情報体制等)
22年度
『国家安全保障基本法』の制定に関する提言
*提言書「Pdf(別窓)」
21年度
『国防の基本方針』の見直しに関する提言
*提言書「Pdf(別窓)」
20年度
*書籍『日本の核論議はこれだ』 出版(展転社)
序章 日本の核論議
「東京直撃で死者五十五万人」の衝撃;国政の場で核論議を封印してはならない
第1章 核武装論の問題点
(1)わが国の核政策―内外の取り決めや公約でがんじがらめ
(2)わが国の核兵器開発能力―ほぼゼロからのスタート
(3)核戦略環境の非対称性―わが国の相対的脆弱性
(4)わが国の世論と政治のイニシアティブ―動かない世論と弱い政治力
第2章 当面の現実的政策としての日米安保体制強化論
(1)日米安保体制の強化―核の傘の実態とその信頼性向上
(2)わが国の防衛体制の見直し
(3)わが国の国内体制の整備
第3章 将来の選択肢としてのNATO型核共有等の模索
(1)NATOにおける核共有の歴史と各国の核共有のあり方
(2)日本としての核共有の選択肢
(3)望ましい核共有のあり方および具体策
(4)共通の価値観を持つ諸国との核戦略同盟形成
終章 日本の国防政策への提言
*
防衛省改革に対する緊急提言
*提言書「Pdf(別窓)」
*
新防衛大綱策定への提言
*提言書「Pdf (別窓)」
19年度
*
新たな核脅威下での国家防衛・国民保護に関する提言
*提言書(縦書き)「Pdf(別窓)」
18年度
*
憲法改正に関する提言
*提言書(縦書き)「Pdf (別窓)」