日本安全保障戦略研究所(SSRI)第13回公開安全保障セミナー(2022.3.15)
わが国の「ナショナルサイバーセキュリティ」のあり方について
 インターネットが旧来の様々なインフラにも重要な仕組みとして組み込まれ、社会生活基盤から経済、国家機能までがインターネットに依存しています。
 このため、インターネットが国家運営においても重要な仕組みとなる中、それをサイバー空間(サイバードメイン)として扱い、敵対的な国家によるサイバー空間における攻撃、いうなればサイバー戦争(cyber war)に対しシステムの安全を確保するための戦いについて考えるべき時代となっています。
 日本安全保障戦略研究所(SSRI)は、マルチドメイン作戦(陸海空+サイバー・宇宙・電磁波作戦)研究と併行して、「ナショナルサイバーセキュリティ研究」を約2年間続けてきました。
 特に、サイバー空間における国家安全保障の立場から、「日本の安全保障及び防衛の強化」に資することに視点を置き、研究を行ってきました。
 今般のセミナーは、ナショナルサイバーセキュリティ、すなわち国家レベルにおけるサイバーセキュリティのあり方に関しての研究成果の発表です。
    | 項目 | 
    パネリスト | 
    | Opening(井晋理事長挨拶・パネリスト紹介) | 
    司会進行:小川清史 SSRI上席研究員 | 
    | ロシアのサイバー攻撃 | 
    小川清史 SSRI上席研究員(元西部方面総監) | 
    | 中国のサイバー戦 −ドクトリンと脅威− | 
    矢野義昭 SSRI上席研究員(元小平学校副校長) | 
    | 米国のナショナルサイバーセキュリティの現状と課題  | 
    小野田治 SSRI上席研究員(元航空教育集団司令官)  | 
    | わが国の「ナショナルサイバーセキュリティ」のあり方 | 
    青木眞夫 SSRI上席研究員(J-CRAT/サイバーレスキュー隊長) | 
    | Ending(質問内容) | 
     |