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「ジブチとエリトリア緊迫=カタール問題、思わぬ余波」
「エジプト、リビア領内空爆=テロ実行の過激派拠点か」
「『リビア国境にロシア部隊』=旧カダフィ派支援で介入か」
「対テロ合同部隊創設へ=サハラ砂漠周辺5ヵ国」
「エジプト軍がリビア領で『イスラム国』空爆、殺害映像受け共同作戦」
「リビア 『新たな内戦突入』懸念高まる」
「 UAE のリビア空爆を確認―米」
「スーダンの武器庫攻撃か=ガザへの密輸阻止で―イスラエル」
「スーダンの港にイラン軍艦船…イスラエルけん制」
「スーダン イラン海軍の軍艦が入港 イスラエルをけん制か」
「イスラエル スーダン空爆は予行演習…対イラン想定 英紙」
「『軍需工場爆発はイスラエルによる空爆』、報復辞さない構え スーダン」
「カダフィ大佐の部隊、スカッドミサイル発射」
「航空機205機、艦船21隻=リビア軍事作戦-NATO 」
「米空軍、AC130 を投入=リビア空爆」
「対リビア作戦、指揮権を NATO に完全移譲か」
「対リビア軍事作戦10ヵ国参加=航空機350機、艦船38隻」
「リビア 政府空軍力が大幅低下 多国籍軍の攻撃が効果」
「リビア軍事作戦 米軍爆撃機が空爆に初参加」
アメリカ国防総省によると、20日の攻撃には米空軍の B-2 も初めて参加し、カダフィ政権側の防空施設に加えて、リビア東部ベンガジ近郊に
展開する地上軍などに対しても攻撃を行ったという。 マレン統合参謀本部議長は、すでにリビア上空の制空権を確保したとの認識を示した。
「リビア、米英軍も参戦 艦船からトマホーク110発猛射」
「リビアに軍事介入、仏軍がカダフィ派へ攻撃開始」
「ノルウェー、デンマークも参加へ」
「カダフィ大佐、停戦表明後にベンガジ空爆」
共同通信記事
2025.04.24
22:49Kyiv Independent
US warns 'serious consequences' over Russian naval base plans in Sudan
<2505-042416>
米国務省報道官が4月24日にFox Newsで、スーダンに海軍基地を設立するというロシアの計画に関与した国や個人が、制裁を含む「深刻な結果」に直面する可能性があると警告を発したと語った。
この声明は、最近の米露交流の典型的な慎重なトーンからの急激な逸脱を示しており、アフリカにおけるロシアの軍事的足跡拡大に対する米国の懸念を示している。
報道官は「スーダンを含むすべての国に対し、ロシアの防衛部門との取引を避けるよう奨励する。 そのような施設や、ロシアとの安全保障協力を他の形で進めることは、スーダンをさらに孤立させ、現在の紛争を深化させ、地域のさらなる不安定化のリスクを冒すことになる」と述べた。
ロシアは長い間、戦略的な紅海の前哨基地を求めてきた。
ポートスーダンに海軍基地を建設する合意案は2020年に初浮上し、最大4隻のロシア軍艦と300名の人員を収容できる25年間の契約の概要が示された。
それと引き換えに、ロシアはスーダンに武器と軍事支援を提供するつもりである。
当初の合意は批准されなかったが、2025年から交渉が再開された。 2025年2月にスーダンのシャリフ外相代行とロシアのラブロフ外相は、基地の建設に関して双方が「理解に達した」と宣言した。
バイデン前米政権は以前、ロシアがスーダンの内戦でスーダン軍(SAF)と即応支援部隊(RSF)を支援していると非難していた。
これまで、トランプ大統領の政権は、確固たる姿勢を取ることを避けてきた。
北東アフリカに位置し、7ヵ国と国境を接するスーダンは、欧米とロシアの影響力の間の地政学的争いの焦点となっていて、2024年3月のWall Street Journal紙は、ウクライナの小規模な軍事チームが、Wagner Gp.が支援するRSF戦闘員をスーダン軍が撃退するのを支援したと報じた。
2025.02.02
07:19讀賣新聞
トランプ政権、ソマリアの「イスラム国」拠点を空爆…第2次政権で初の大規模軍事行動
<2503-020202>
トランプ米大統領が1日、東アフリカのソマリアでISISの拠点を空爆したと明らかにした。 1月に発足した第2次トランプ政権による大規模な軍事行動は初めてである。
トランプ大統領は自身のSNSで、「今朝、精密な空爆を命じた。 多くのテロリストが殺害された」と述べた。 対象は同組織の幹部らで、住居とする洞窟を破壊したといい、民間人の被害はなかったとしている。
トランプ大統領は、攻撃は米軍が長年にわたり計画していたが、バイデン前政権が実行しなかったと批判し「私はやった!」と強調したが、CNNによると米軍はソマリアで定期的に空爆を行っているという。
ヘグセス国防長官は声明を発表し、空爆はソマリア政府と連携したもので、複数の工作員が死亡したと説明し、「今回の行動は、米国と同盟国を脅かすテロリストを排除する用意が常にあることを明確に示すものだ」と述べた。
2025.01.07
07:22日経新聞
トランプ氏、カナダは米国に「吸収を」 改めて主張
<2502-010703>
トランプ次期米大統領が6日、自身のSNSに「カナダの多くの人々は米国の51番目の州になることを望んでいると記し、カナダは米国に吸収されるべきだと改めて主張した。 「一緒になれば、何と素晴らしい国になるだろう」と強調した。
カナダのトルドー首相が辞意を表明したのを受けた投稿で、「米国はカナダの存続のために大規模な貿易赤字や補助金に苦しむことはもはやできない」と述べた。
2025.01.03
16:36Kyiv Post
Russia to Move Forces From Syria to Libya – HUR
<2502-010305>
ウクライナ国防省 (HUR) の中央情報局が、現在タルトゥース港に駐留しているシリアのロシア部隊は、アフリカへの移転のための船を待っていると述べた。
HURはTelegramで「2025年1月5日にロシアの大型揚陸艦Ivan GrenとAlexander Otrakovsky、そして乾貨物船Spartaがシリアの港に到着する予定で、3隻は現在、地中海のタルトゥースに向かっており、 Alexander Otrakovskyには、ロシア海軍第121揚陸艦旅団参謀長のダヴィティアン1等大佐が乗艦している。 2025年1月8日には、さらに2隻のロシア船、多用途貨物船Sparta IIと油送船Ivan Skobelevがタルトゥースに停泊する予定で、これらは現在ジブラルタル海峡を通過する準備をしている」と報じている。
2024.12.25
19:17時事通信
政府、ジブチにレーダー供与
<2501-122512>
政府は25日、同志国に防衛装備品などを無償供与する政府安全保障能力強化支援(OSA)として、ジブチに沿岸監視レーダなど11億円相当を提供すると発表した。
アフリカ東部のジブチはシーレーンの要衝で、海賊対処に当たる自衛隊が拠点を設けている。
2024.09.14
21:40SOFREP
Egypt ditches US F-16s for China's J-10C fighter jets: a bold move toward military independence
<2410-091411>
エジプトが、実証済みの米国製F-16に固執せずに、中国のJ-10Cを購入することを選択した。
これは単なる軍事取引の問題ではなく、それははるかに大きな戦略の一部で、軍事供給を多様化して西側諸国、特に米国への依存を減らすために懸命に働いている表れである。
中国のJ-10Cは、高度なアビオニクス、高い機動性、最先端のミサイルを装備した4.5世代戦闘機で、エジプトに近代的な代替手段を提供するだけでなく、米国のアップグレードされたF-16Vに匹敵するコストで提供されており、特にその能力を考えると、エジプトにとっては当然のことである。
2024.07.16
03:24SOFREP
Morocco Bolsters Defense with US Missiles, Signaling Shift Away from China
<2408-071601>
モロッコが中国からシフトして米国のミサイルで防衛力強化することを示唆している。 モロッコは最近、ATACMSを取得する契約を米国と締結したが、この動きは地域の軍事力学を再構築する可能性がある。 これに関連し、モロッコ空軍はHapoonをF-16に搭載する作業を進めている。
ミサイルの正確な数は明らかにされていないが、7月2日に公表された時点で$227Mと評価されるこの契約は、歴史的に中国製兵器に大きく依存してきたモロッコにとって大きな変化を示している。
この合意は、モロッコが2023年に40基のATACMSと発射装置を要求したことを受けて行われたもので、他の多くの米国製兵器とともに、当初の推定費用は$524.2であった。
最終的な詳細は秘密のままだが、この米国の対外武器取引に、エストニア、ラトビア、リトアニアとポーランドと共に、モロッコが加わったことは、北アフリカと東ヨーロッパにおける連携を強化するため米国の戦略的策略を示唆している。
2024.03.18
05:30朝日新聞
EU、エジプトに1兆円超の財政支援 パレスチナ難民の流入に警戒感
<2404-031805>
EUが17日、エジプトに対して4年間で€7.4Bの財政支援を行うと発表した。 背景にあるのは、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃で、逃げ場を失った大量のパレスチナ難民がエジプトを経由して欧州へ渡ることへの警戒感がある。
EUはこの日、エジプトと「戦略的かつ包括的パートナーシップ」を締結し、支援する€7.4Bのうち少なくとも€200Mを移民対策とし、残りはエジプト国内の経済安定などの目的で支払われるという。 カイロで記者会見したフォンデアライエン欧州委員長は「国境管理から密入国の防止、そして送還に至るまで、エジプトの不法移民の全面的な取り組みに引き続き期待している」と述べた。
2024.01.12
11:52ロイタ通信
エジプトのスエズ運河収入、前年比40%減 フーシ派攻撃で
<2402-011207>
エジプトのスエズ運河庁が12日、外貨不足のエジプトにとって重要なドル収入源となっているスエズ運河のドル収入が2023年1月1~11日に前年から40%減少したと明らかにした。
イエメンのフーシ派による攻撃を受け、大手船舶各社が航路を変更していることが要因で、同庁のラビエ長官はラジオ番組で、1~11日のスエズ運河の船舶運航は前年同期の777隻から30%減少して544隻だったと述べた。
2023.10.18
17:06BBC News
【解説】 ガザのラファ検問所、エジプトはなぜ再開をためらっているのか
<2311-101820>
エジプトは長年にわたり、イスラエルとパレスチナの紛争だけでなくパレスチナ内部の主要組織の間の争いでも調停役を果たしてきたが、ハマスとイスラエルの軍事衝突で、ガザ地区から外に出る二つの陸路のうちの一つでエジプトとの境界にあるラファ検問所がいつ再開されるのかに注目が集まっている。
検問所のガザ側では数千人のパレスチナ人が再開を待っている一方、エジプト側では緊急に必要とされている支援物資を積んだトラックが何百台も列をつくっている。 さらに、多くの支援車両が今も国境に向かっている。
しかし、検問所の再開は合意に至っていない。
エジプトのシュクリ外相はBBCの番組で、同国から見れば「ラファ検問所のエジプト側は正式に開いている」と主張したが、エジプトは長年ラファ検問所の通行を厳しく規制してきており、そのためイスラエルによるガザ封鎖を強化していると、多くのパレスチナ人がエジプトを非難している。 ガザ地区の封鎖は、ハマスが同地区で全権を握った2007年から続いている。
2023.10.11
07:03朝日新聞
イラン、スーダンと7年ぶりに外交正常化 サウジとの国交回復に続き
<2311-101105>
イラン外務省が9日、7年にわたり断交してきたスーダンとの外交関係の正常化を決定したと発表した。 AP通信によると、スーダン外務省も「両国が近く、大使館を開くために必要な措置をとることで合意した」との声明を出した。
イランは3月にスーダンと協力関係にあるサウジアラビアとの外交関係を7年ぶりに正常化している。 サウジがイランと今年3月に中国の仲介で、外交関係を正常化させることで合意しており、7月にはスーダンの外相代理とイランの外相がアゼルバイジャンの首都バクーで会談し、両国の関係改善への機運が高まっていた。
2023.08.02
02:35ロイタ通信
ロシア国防相、アルジェリアに戦闘態勢改善支援の用意を表明
<2309-080203>
ショイグ露国防相が1日、ロシアを訪問しているアルジェリア軍参謀総長と会談し、ロシアはアルジェリアの戦闘態勢の改善を支援する用意があると述べた。
ウクライナに侵攻しているロシアは西側以外の国との軍事協力の拡大に関心を寄せている。
2023.07.05
14:16ロイタ通信
トルコとエジプトが10年ぶりに大使任命 関係正常化進める
<2308-070509>
2013年に関係が断絶したトルコとエジプトが4日に10年ぶりに大使を任命したと発表した。
エジプトで大統領になったシシ国防相が主導する形で、トルコが支援していたイスラム組織のムスリム同胞団のモルシ大統領をクーデターで追放したことが原因だったが、2021年にトルコがエジプトやUAE、イスラエル、サウジアラビアとの関係改善を模索する中で、エジプトと外交部門の高官同士で協議を開始し、2022年カタールで開催されたサッカーワールドカップでシシ大統領とトルコのエルドアン大統領が握手を交わしたなど雪解けムードが加速していた。
2023.07.01
07:31時事通信
ワグネル駐留基地にドローン攻撃 リビア
<2308-070103>
リビア東部ベンガジ近郊の空軍基地が30日にUAV攻撃を受けた。 リビアの国防当局者は「ロシアのWagner戦闘員が駐留する所だ」と述べたが、誰が攻撃したのかは「分からない」という。
地元の報道は、首都トリポリの暫定政府側の軍用機からUAVが発射されたと報じているが、暫定政府は「報道を知って驚いている」と関わりを否定した。
2023.06.05
09:59Bloomberg
ロシア、リビアで影響力拡大も-ワグネルが主要石油施設にアクセス
<2307-060506>
米政府は在リビア大使館を再開すべきかどうか検討中だが、ロシアは新たな大使をトリポリに赴任させる準備を進めており、欧州の玄関先に位置する産油国でロシアの影響力拡大が予想される。 リビアではWagnerが主要石油施設に既にアクセスできる状況で、昨年のエネルギー危機のさなかに輸出に打撃を与えた数ヵ月にわたる封鎖にWagnerは関与した。
国連主導の暫定政府所在地であるトリポリに外交的プレゼンスを再構築するロシアの決定は、リビア国民軍 (LNA) を率いるハフタル司令官へのこれまでの支持にとどまらず、リビアに深く入り込む意図を示すこれまでで最も明確な兆候といえる。
ロシア産に代わる供給元として、欧州各国政府は石油輸出国機構 (OPEC) 加盟国のリビアに接近しているが、ロシアの攻勢に対抗してリビアに多数の高官を派遣する米国にとって、ロシアの一連の動きは不安を引き起こす。
過去にハフタル司令官のトリポリ攻略を支援した2000人と推定されるWagner雇兵の排除が米国の最優先課題という。
2023.04.22
07:22時事通信
RSFとは何者か 独裁者が保護した第2の軍隊 強力な資金源、頼みは「外部」・スーダン
<2305-042204>
スーダンで軍と戦闘を繰り広げている準軍事組織の即応支援部隊 (RSF) は、2019年まで30年に及んだバシル独裁政権が構築したクーデター対策の暴力装置で、軍がクーデターを起こしても、それを迎え撃てるよう想定された第2の軍隊で、軍と互角に戦える装備や訓練を施されている。
だが、最後は軍と手を組み権力を奪い、この協力をきっかけに、RSFは軍から大量の「出向者」を受け入れ、スーダン全土へ急速に膨張する組織を整えた。
RSFの最近の総兵力は10万人と報じられてきたが、現在の正確な勢力比は分かっていない。 15日の戦闘勃発直後に軍はRSFへの出向者に原隊復帰を命じた。
2013年に発足したRSFの源流は、西部ダルフール地方で住民弾圧を担った民兵組織で、2003年から激化したダルフール紛争でダルフールの町や村を略奪して蓄財し、バシル大統領の個人的な保護を受け、RSFを率いるダガロ司令官の一族は今やダルフールの金鉱の利権を握り、幾つも企業を経営する富豪となっている。
RSFは更に海外との関係を強化し、イエメン内戦に数万人のスーダン人傭兵を送り込みサウジを支え、リビア内戦ではロシアのWagnerと関係を深め、リビア東部のハフタル派に傭兵を送り込んだという。
イエメンやリビアの最近の内戦沈静化はこうしたRSFの資金源に影響を与え、ダガロ氏に焦りが生まれていた可能性もある。
2023.04.21
12:15CNN
ワグネルがスーダンの準軍事組織に兵器供与、証拠浮上 CNN EXCLUSIVE
<2305-042106>
スーダンや地域の外交筋が、ロシアのWagnerがスーダンの準軍事組織「即応支援部隊 (RSF)」に国軍との戦闘を支援するためにミサイルを供与していることを明らかにした。
スーダンではRSFのダガロ司令官と、国軍トップでもあるブルハン将軍が権力争いを繰り広げており、複数の情報筋によると供与されたSAMはRSFの戦闘員やダガロ氏にとって大きな追い風になっているという。
隣国リビアを捉えた衛星写真には、Wagnerの基地での活動が異常に増加している様子が写っており、こうした主張を補強している。 リビアではWagnerの支援を受ける反政府のハフタル将軍が国土の広い部分を支配する。
ウクライナでのロシアの軍事作戦で公然と重要な役割を果たし、残虐行為に及んだとの批判を繰り返し受けているWagnerはアフリカで、ロシアの影響力の強化や資源の掌握に関与してきた。
2023.04.20
08:01Wall Street Journal
スーダン情勢、リビア民兵が RSF 支援 エジプトは国軍側支持
<2305-042009>
スーダンの戦闘に地域の大国が巻き込まれる可能性がある。 事情に詳しい関係者らが、リビアの強力な民兵組織指導者がスーダンの準軍事組織「即応支援部隊 (RSF)」を支援する一方、エジプト軍は国軍側に軍事支援を行っていることを明らかにした。
関係者らによれば、リビア東部を支配する民兵組織のハフタル司令官は、RSF向けに軍備品を届けるため、少なくとも一機の貨物機を現地に派遣した。 一方、エジプト政府はスーダン軍向けに戦闘機やパイロットを供与したという。
外部勢力が関与することで、スーダンでの戦闘は危険な水準にエスカレートして衝突が拡大することも考えられ、停戦を仲介する米国や国連などの動きにも影響が生じる可能性がある。
2023.04.20
05:22ロイタ通信
ロシアのワグネル、スーダンでの活動を否定 「戦闘に関与せず」
<2305-042006>
ロシアのWagnerが19日、正規軍と民兵組織との戦闘が激化しているスーダンで活動は行っておらず、戦闘には関与していないと表明した。
西側諸国の外交官は2033年3月にWagnerがスーダンで違法な金採掘などに関与しているとの見方を示したが、スーダンは否定していた。
2022.08.31
Jane's Defence Weekly
Djibouti acquires new Damen landing ship
<2212-083104>
Maxar衛星がジブチの海軍基地を撮影した画像に60m級の揚陸艦が写っていた。 衛星画像からするとこの艦は4月7日にベトナムダナンのSong Thu造船所で撮影されたベトナム海軍が4隻保有しているDamen Stan Lander 5612補給艦のようで、5月9日~14日の間にジブチに到着した模様である。
ジブチ海軍は2021年11月に、Damen 5006長距離哨戒艦2隻と中国のType 074を元にしたと見られる揚陸艦1隻を受領している。
一方8月12日にジブチにある中国の海軍基地を民間衛星として初めて撮影した画像には、飛行甲板に989と記されたType 071揚陸艦Changbai Shan(註:玉昭)が写っている。 Changbai Shanは5月18日に中国が派遣した第41護衛戦隊の所属ではない。
第41護衛戦隊はType 052D駆逐艦、Type 054Aフリゲート艦、Type 903A補給艦の各1隻で編成されている。
2022.07.19
10:35朝鮮日報
ロシアの面目丸つぶれ、スーダン海軍基地建設計画が頓挫
<2208-071909>
米国の外交安全保障専門誌Foreign Policy (FP) が、ロシアがスーダンに建設しようとしていた海軍基地の計画が頓挫したと報じた。
紅海は世界のコンテナ物流量の30%が通過するため、ここに海軍基地を建設することでアラビア半島とペルシャ湾はもちろん、遠くはインド洋にまで海軍の行動半径を拡大しようというロシアの戦略にブレーキがかかった。
FP誌によると、ロシアは2017年にスーダンと交渉を始め、2年後の2019年に海軍基地建設協定を結ぶことに成功した。 スーダン最大の貿易港であるポートスーダンにロシア海軍300名を常駐させ、海軍艦4隻が同時に停泊できる施設を作るというのが骨子だった。 ロシアはこの過程で、スーダンを30年間統治してきた独裁者のバシール大統領にかなり手こずったが、プーチン大統領がバシール大統領と直接会って説得し、戦闘ヘリのような兵器も安値で渡していた。
2022.02.01
Defense News
Egypt inks $1.7 billion deal for K9 howitzers from South Korea
<2203-020112>
韓国DAPAが2月1日、エジプトへHanwha社製K9 SPH 200門とK10弾薬補給車を$1.7Bで輸出する契約が成立したと発表した。 エジプトは現在、米国製のM109 SPHのA2/A3/A5仕様を(註:279両)装備している。
K9 SPHは韓国陸軍のほか、トルコ、ポーランド、インド、フィンランド、ノルウェー、エストニアが装備しており、オーストラリアも採用を決めている。
2021.12.23
日経新聞
エチオピア情勢、調査チームを撤収 防衛省
<2201-122302>
防衛省が23日、エチオピアの紛争の激化を受け隣国のジブチに派遣していた同省と外務省の調査チームを撤収すると発表した。 12月上旬以降、反政府勢力が首都に向けて南下する可能性が低くなったためという。
自衛隊機で現地邦人を退避させる場合に備え情報収集を行っていた。
2021.12.08
Jane's Defence Weekly
Egypt negotiating for K9 Thunder SPHs
<2203-120811>
韓国Hanwha社がカイロで開かれたEREX展で11月30日、エジプトがK9 Thunder 155mm SPHとK10弾薬運搬車の購入を検討していると発表した。 聯合ニュースによるとK9はトルコがT-155 Firtinaとしてライセンス生産している。
エジプトは現在、M109A5 170門以上を含むM109を2006~2008年から装備している。 またこのほかにM109の車体にエジプト製のD-30 122mm砲を搭載したSPH-122も装備している。
2021.12.01
Jane's Defence Weekly
Satellites pics show Chinese, Turkish UAVs in Ethiopia
<2203-120110>
Maxar衛星が11月11日にアジスアベバ南方のHarar Meda航空基地を撮影した画像に中国製Wing Loong Ⅰ UAVと共に、トルコ製のBayraktar TB2 UAVが写っていた。
2021.11.27
産経新聞
エチオピア邦人保護に備え先遣隊派遣 防衛省
<2112-112703>
外務省は26日、エチオピアの首都アディスアベバの治安状況が急速に悪化する可能性も否定できないとして、同国全土の危険情報を最高度のLevel 4(退避勧告)に引き上げた。 防衛省は26日、エチオピアで邦人保護が必要となる事態に備え、自衛隊が拠点を置くジブチに先遣隊を向かわせた。
エチオピアでは連邦政府軍と北部ティグレ州を拠点とするティグレ人民解放戦線 (TPLF) との武力紛争が続いており、自衛隊機で邦人を出国させることも視野に情勢を見極める。
2021.11.24
Defense News
Morocco buys Israeli counter-drone system Skylock Dome
<2112-112409>
モロッコ軍が11月21日に、イスラエルからSkylock Dome C-UAVシステムを購入したと発表した。 システムは既に引き渡されているという。
Skylock DomeはAvron社の子会社であるSkylock Systems社が開発したシステムで、EO/IR装置とレーダで疑わしい目標の追随を行い、ジャミングで無力化する。
2021.11.24
時事通信
イスラエルとモロッコ、防衛協力拡大へ覚書
<2112-112408>
イスラエルのガンツ国防相が24日にモロッコの首都ラバトでルディ国防管理担当特命相と会談し、両国間の防衛協力拡大に向けた覚書に署名した。 イスラエル政府は声明で、覚書が交わされたことで「情報、軍事訓練などの分野で協力を深めることができる」と意義を強調した。
イスラエルの国防相がモロッコを公式訪問するのは今回が初めてという。
【註】
モロッコは隣国アルジェリアと対立しており、最近ガスパイプラインの封鎖や砲撃にまで発展している。
2021.11.04
日経新聞
モロッコ軍砲撃で3人死亡 アルジェリアが非難
<2112-110407>
アルジェリア大統領府が3日、西サハラとモーリタニアの境界付近でモロッコ軍が1日にモーリタニアからアルジェリアに向かうトラックを砲撃しアルジェリア人3人が死亡したと非難した。 モロッコは砲撃についてコメントしていない。
アルジェリアは8月にモロッコとの断交を発表しており、さらに緊張が高まる恐れがある。 モロッコは西サハラの領有権を主張している。 一方アルジェリアは西サハラ独立派のポリサリオ戦線を支援し、長くモロッコと険悪な関係にあった。
2021.11.01
時事通信
モロッコ経由のガス輸出停止 輸入国スペインに不安 アルジェリア
<2112-110102>
アルジェリアのテブン大統領が10月31日、モロッコのパイプラインを使ったスペインへの天然ガスの輸出停止を命じた。 今後は海底パイプラインによる輸出に切り替えるが、専門家らは輸出能力は低下すると指摘、欧州を覆うエネルギー価格高騰の中、スペインでは不安が大きい。
アルジェリアは8月に「敵対行為」を理由にモロッコと断交している。
2021.08.25
AFP=時事
アルジェリア、モロッコと国交断絶 「敵対行為」めぐり
<2109-082506>
アルジェリアのラマムラ外相が24日、隣国モロッコによる敵対行為を受けて国交を断絶すると発表した。
両国は長年、相手政府が双方の反政府勢力を支援していると非難し合ってきた。 特にアルジェリアが係争地である西サハラの独立派を支援していることは、モロッコにとってアルジェリアとの不和の種となっている。
今月アルジェリア北部で発生し多数の死者が出た山火事の原因をめぐり、同国は先週モロッコが関与したと断定したことから、両国はここ数ヵ月間新たな緊張関係にあった。
2021.07.21
時事通信
米軍、ソマリアで空爆 バイデン政権で初
<2108-072103>
米国防総省が20日、ソマリアでイスラム過激派アルシャバーブに空爆を加えたと発表した。 空爆はソマリア中部ガルカイヨ近郊で行われた。
ソマリアでの空爆はバイデン米政権発足後初めてである。
2021.06.03
時事通信
ロシア海軍施設合意見直し スーダン、協議と主張
<2107-060308>
スーダン軍高官のインタビューが1日夜、東部ポートスーダンにロシアの海軍施設を設ける合意の見直しを求めていると述べた番組が放映された。 この高官は合意は前政権とのものと指摘し、ロシア代表団と先週、スーダンの国益に資する合意に見直すための協議を行ったと明らかにした。
ロシアは昨年12月、スーダンに海軍施設を置く合意を結んだと発表したが、今年に入ってスーダンが合意を停止し、ポートスーダンに運び込まれた資材の撤去を要求したと現地で報じられ、ロシア大使館が4月、事実を報じていないと抗議する騒ぎになっていた。
2021.05.08
東京新聞
トルコ、エジプトとの関係改善へ歩み寄り 「後ろ盾」失い方針転換か
<2106-050804>
エジプトとの関係改善を進めているトルコの外交団が、5日には8年ぶりにカイロを訪れ、経済や地域情勢について2日間にわたり協議した。
両国関係は、中東の民主化運動「アラブの春」で成立したイスラム主義組織ムスリム同胞団の政権が、2013年に当時国軍総司令官だったシシ大統領の軍事クーデターで倒れた政変で、同胞団を支援したトルコはその後のシシ政権を正統性がないと厳しく非難して両国とも大使を追放し、さらにトルコが同胞団メンバーを自国で保護したことで対立は決定的となっていた。
米国のトランプ前大統領との関係を後ろ盾に強気な外交を展開していたトルコが歩み寄りに転じたのは、バイデン政権下で一変した米トルコ関係が影響している。
2021.04.21
Stars & Stripes
China's base in Africa now big enough to host aircraft carriers, AFRICOM boss says
<2105-042104>
米アフリカ軍司令官のタウンゼント陸軍大将が4月20日、中国が2017年にジブチに開設した基地を空母が接岸するに十分な規模に拡張する兆候があると述べた。
この中国軍基地はアフリカの角における米軍のハブになっているCamp Lemmonierから7哩しか離れておらず、近くには日、仏、伊も小規模な拠点を持っている。
2021.04.07
Jane's Defence Weekly
Turkey transgers M60 tanks to Libya
<2106-040710>
トルコ国防省が、リビアGNAが米国製M60 MBTを少なくとも3両装備した写真を公表した。 元々リビア軍はM60を装備しておらず、トルコはM60A1とM30A3を多数装備している。 またM60の横にはRocetsan社製T-122 MRLで使われているMAN社製トラックも写っていた。 更に3月30日のツイッターではトルコ製のT-155 SPHの訓練風景も紹介されていた。
一方対立するLNAも装備を強化しており、3月29日の映像ではMiG-21 2機が飛行する状況やMi-17 2機によるヘリボーンが映っていた。 更にM-30榴弾砲やBM-21 MRLの射撃や少なくとも19両の各種戦車も映っていたが、これには全てリビア軍が数十年にわたり装備していたものである。
2021.03.17
Jane's Defence Weekly
Turkey hands over new base to Somalia
<2105-031713>
トルコがモガディシオに建設しているNorthern Barracksの一期分が、3月6日にソマリア政府に引き渡された。 Northern Barracksはトルコがモガディシオに建設した2番目の軍事施設で、最初に建設したAnatolian Barracksではトルコのソマリア派遣軍が、ソマリア陸軍に新設されるGorgor大隊の訓練を行っており、現在は1月から第7大隊の訓練に入っている。
2019年中頃に建設が開始されたNorthern Barracksは完成にはほど遠いが、0.5㎢のこの施設は将来にはソマリア軍の重要拠点の1つになる。
2020.12.12
時事通信
モロッコに無人機売却か イスラエルと国交正常化受け 米
<2101-121203>
ロイタ通信が11日、米政府がモロッコにMQ-9Bや精密誘導弾などを売却する方針を固め、議会に通知したと報じた。 総額は$1B規模になると見られる。
モロッコがイスラエルとの国交正常化に合意したことを受け、売却を承認したとみられる。
2020.12.11
AFP=時事
モロッコもイスラエルと国交合意 米、西サハラ主権を承認
<2101-121101>
トランプ米大統領が10日、モロッコとイスラエルが国交正常化で合意したと発表した。
今年イスラエルを国家承認したアラブ国家は4ヵ国目で、米国は引き換えに領有権争いが続く西サハラに対するモロッコの主権を認めた。
2020.11.13
Defense News
Sudan to host Russian military base
<2012-111305>
スーダンが11月6日に、ロシアに艦船基地を提供することで合意したと発表した。 無償で提供される基地にはシビリアンを含む300名が駐留する。 基地は原子力艦を含む4隻の停泊が可能で、補給及び修理に必要な陸上も含み、向こう25年間の契約で10年毎の更新が可能になっている。
ロシアはソ連時代にソマリアに基地を持っていたが撤退しており、数年前には中国や米国が基地を持つジブチに基地を建設しようとしたが失敗していた。
【註】
スーダンに海軍基地を置くと言うことは、同国の地理的位置から基地は紅海に面することになる。
2020.10.24
ロイタ通信
イスラエル、スーダンと正常化合意 米国が仲介
<2011-102401>
イスラエルとスーダンが米国の仲介により、23日に国交正常化で合意した。
イスラエルとアラブ諸国の正常化合意は、UAE、バーレーンに続き3ヵ国目になる。
2020.09.09
Jane's Defence Weekly
AFRICOM says, 7,000 Syrian fighters in Libya
<2011-090919>
米監察総監室 (OIG) が8月28日に行った報告によると、米アフリカ軍 (AFRICOM) がリビアにシリアからの戦闘員が7,000名いると見積もっている。
そのうち5,000名がGNA、2,000名がLNAに所属しているという。 またAFRICOMによると、GNAに属しているシリア兵はトルコのSadat社に雇われており、一方LNAのシリア兵はロシアに雇われている。
2020.08.26
Jane's Defence Weekly
Mediterranean moves
<2010-082616>
・Turkey intervenes
・Bayraktar's revenge
・Russian doubles down
・Egyptian posture
・EEZ issues
・Sirte stand-off
2020.08.12
Jane's Defence Weekly
Turkey to train a third of Somali army
<2010-081213>
トルコ国営アナトリア通信がトルコの駐ソマリア大使の話として8月4日、トルコが最終的にソマリア陸軍の1/3を訓練することになると報じた。 ソマリアが15,000~16,000名の陸軍を目指しているのに対しトルコは5,000名の訓練を行う約束をしている。 現在4番目の大隊の訓練を行っており、完了すれば2,500名の訓練が終了することになる。
トルコはまた既に600名の警察官の訓練も行っており、現在更に400名の訓練を実施している。
2020.08.07
時事通信
エジプト・ギリシャ、EEZ画定でトルコけん制 東地中海で対立
<2009-080703>
エジプトとギリシャが6日、東地中海での両国間の排他的経済水域 (EEZ) を画定する合意文書に署名した。 同海域で採掘される石油・天然ガスの開発などで協力を深める狙いだが、東地中海での影響力拡大を図るトルコはすぐさま反発している。
エジプトとギリシャは、イスラエルやキプロスなど域内国を巻き込み資源開発での協力枠組みを構築しているが、トルコ排除の姿勢を鮮明にしている。 更にエジプトはリビア内戦でトルコと対立関係にある勢力を支援しており、ギリシャは歴史的にトルコとの関係が悪い。
2020.07.28
Breaking Defense
Don't let Turks & Russians carve up Libya
<2008-072808>
今日トルコとロシアが対立しているリビアでは、地理的にも歴史的にも同様の戦いが繰り広げられている。
WWⅡではロンメル将軍率いるドイツ軍と英国軍が戦闘を繰り広げているが、古代にはプトレマイオス王朝とカルタゴが、中世には西ローマ帝国と東ローマ帝国がここで戦っている。
現在はトルコとムスリム同胞団が支援するトリポリを拠点とするGNAと、ロシア、エジプト、UAE、フランスとその他諸国が支援するトブルクを拠点とするLNAが戦っている。
2020.07.21
朝日新聞
エジプト国会、隣国リビアへの派兵承認 「脅威強まる」
<2008-072101>
エジプト国会が20日、エジプト軍をリビアに派兵することを出席した議員510人全会一致で承認した。
エジプトが支援するリビア国内の武装組織が劣勢に転じ、国会はエジプトの安全保障上の脅威が強まったと判断したもので、今後はシーシ大統領が派兵の規模やタイミングを決める。
2020.07.20
時事通信
対リビア武器密輸国に制裁検討 内戦泥沼、仏伊独3ヵ国が警告
<2008-072001>
泥沼化したリビア内戦を受け、フランス、イタリア、ドイツの3ヵ国首脳が18日付で共同声明を出し、国連安保理によるリビアへの武器禁輸を破る国に対し、制裁を検討する用意があると警告した。 情勢次第ではEUの提案としてさらに圧力をかける構えである。
共同声明は密輸国を名指ししていないが、首都を拠点にする暫定政権を支えるのはトルコで、仏独伊対土のNATO加盟国同士で亀裂が深まりそうである。
2020.07.19
Military Times
Pentagon report: Turkey sent up to 3,800 fighters to Libya
<2008-071903>
米国務省の監察官が報告書で、トルコがシリアの戦闘員3,500~3,800名をリビアへ送り込んだことにより、リビアの戦況が変化したと結論づけている。
2020.07.16
Jane's 360
UK officials highlight challenges of Eastern Med operations
<2008-071603>
英戦略軍司令官のサンダース大将が7月15日にAir & Space Power協会の会議で、シリアにおけるロシアのA2/AD装備配備は西側に対する挑戦として注目されると述べた。 サンダース大将はロシアのS-400、Bastion、Kilo級潜水艦、Krasukha-4電子戦装置、及び恐らくIskander-MなどのA2/AD装備展開をロシアのマルチドメイン作戦の良い例として示した。
またウォレス英国防相も同じ会議で、トルコがシリアとリビアで電子戦装置やUAV及び精密誘導武器を使用しているのはロシアの動きに対する画期的な行動であると賞賛した。
2020.07.15
Jane's Defence Weekly
Turkish air defence defeated in Libya
<2009-071509>
国籍不明機が7月4~5日の夜にリビア西部のAl-Wattiyah航空基地を空爆した。 Maxa衛星の画像によると、同基地の滑走路南側には7月3日にトルコがSentinelレーダとHAWK SAM 2個中隊を配置していることが確認されている。
2020.07.15
ロイタ通信
トルコと米の大統領が電話会談、リビアでの協力強化で一致
<2008-071506>
トルコ大統領府が14日、エルドアン大統領とトランプ米大統領がリビア情勢に関して電話で会談し、両国の協力を強化して安定化の継続を目指すことで一致したことを明らかにした。
トルコが支持している国際的にも認知されたリビア暫定政府が戦っている東部に拠点を置く武装組織リビア国民軍 (LNA) は、UAE、エジプト、ロシアが支援している。
2020.07.08
共同通信
リビア内戦、要衝の攻防が焦点 中部シルト、戦闘拡大の恐れも
<2008-070803>
内戦状態のリビアで、中部シルトを巡る攻防が焦点になってきた。
2020.07.02
時事通信
仏、NATO作戦参加中断 トルコと対立 リビア問題
<2008-070202>
仏国防省が1日、仏艦艇が6月に同じNATO加盟国のトルコ軍から妨害を受けたことなどが理由に、地中海でのNATO作戦への参加を中断したことを明らかにした。 リビア情勢をめぐる両国の対立が鮮明化したもので、NATOの結束に亀裂が広がっている。
仏艦が6月10日にリビアに武器を輸送していると疑われたトルコ船に尋問を試みたところ、トルコ側から3回にわたるレーダ照射を受けたと仏軍は主張しているのに対し、トルコは事実関係を否定している。
2020.07.02
NHK
リビアの事態悪化めぐり トルコ制裁の協議を 仏が EU に提案
<2008-070201>
フランスのルドリアン外相がリビアについて1日、事態の悪化はトルコが暫定政府を軍事的に支援しているためだとして、EUに対しトルコへの制裁などについて協議するよう提案したことを明らかにした。
フランスは1日、トルコに対するNATOの対応は不十分だとして、地中海でリビアへの武器の密輸などを監視するNATOの活動への参加を見合わせることも明らかにするなどトルコとの間で対立が深まっている。
2020.07.01
Jane's Defence Weekly
Russia prepares for extended stay at Al-Jufrah following P-12/18 radar installation
<2009-070101>
米アフリカ軍 (USAFRICOM) が6月18日、リビアのAl-Jufrah航空基地におけるロシアの活動が写った衛星画像を公開した。 その中の1枚にはP-12/18 Spoon Restレーダが写っていた。 また格納庫の外に置かれたMiG-29 1機も写っていた。
P-12/18レーダとMiG-29の存在はWorldView-2衛星の6月8日に撮影した画像でも分かっていた。
【註】
P-12は1956年から使用している車載VHFレーダで捕捉距離は200km、P-18(右図)は1970年に装備された同じく車載VHFレーダで捕捉距離は250kmである。
2020.06.24
Jane's Defence Weekly
France says Turkeish Navy is blocking enforcement of Libyan arms embargo
<2008-062411>
フランス外務省が6月17日、国連のリビアへの武器禁輸の履行をトルコ艦が妨害したと非難した。
フランス国防省によるとリビアへ武器を輸送している疑いのある貨物船をフランス海軍フリゲート艦Courbetが臨検しようとしたところトルコ海軍のフリゲート艦から3度にわたりレーダ照射を受けたという。 リビアへの武器輸送が疑われたのはタンザニアの旗を掲げた貨物船Cirkinであったという。
またギリシャのメディアによると、6月10日に国連のリビアへの武器禁輸作戦Operation Iriniを遂行していたEuropean Naval Forceに参加していたギリシャ海軍のフリゲート艦Spetsaiが武器輸送が疑われる貨物船を護衛していたトルコのフリゲート艦2隻に遮られたという。
2020.06.23
産経新聞
仏大統領、トルコのリビア介入を強く非難 NATO 「脳死」に再言及
<2007-062302>
フランスのマクロン大統領が22日、トルコのエルドアン政権が内戦中のリビアへの介入を強めていることに対し、「容認できないトルコの振る舞いに対し、最も厳しい態度を取る」と極めて強い言葉で非難した。 マクロン大統領は昨年、NATO加盟国であるトルコによるシリア侵攻を強く非難し、同盟国を統制できないNATOを脳死状態にあると指摘して物議を醸したが、今回も脳死の明らかな証拠の一つと言及した。
フランスメディアによると、フランスは今月、地中海でリビアへの武器禁輸違反が疑われた輸送船を臨検しようとした仏艦に対し、トルコ艦がレーダを照射したとNATOのテレビ会議で非難している。
2020.06.21
時事通信
エジプト、リビアに軍事介入警告
<2007-062103>
エジプトのシシ大統領がリビアの暫定政権に対し20日、トルコの支援を受けた暫定政権軍が奪還に向け攻勢を強める中部の要衝Sirteについて、越えてはならない一線だと強調し、軍事介入を警告した。
2020.06.17
Jane's Defence Weekly
Emiratis seen operating Pantsir-S1 said to be in Libya
<2008-061713>
UAEの兵員がリビアにロシア製Pansir-S1防空システムを持ち込んでいる映像が6月8日にツィッター上に流出した。 UAEはGNAと対抗するLNAを支援している。
2020.06.04
時事通信
暫定政権「首都掌握」宣言 トルコ介入で軍事的優勢 リビア
<2007-060403>
ロイタ通信などが、リビアの暫定政権が4日に拠点とする首都トリポリを全て掌握したと宣言したと報じた。 暫定政権は3日までにLNAが占拠していたトリポリ南方の空港を奪還しリビア国民軍(LNA)も撤退を認めた。
2019年4月に首都への進軍を開始したLNAが、近郊の要衝を制圧するなど激しい攻防が続くが、暫定政権側はトルコの軍事支援で勢力を盛り返した。 トルコは地上戦に加えてUAVによる攻撃も行ったという。
2020.06.03
Jane's Defence Weekly
Russia deploys combat aircraft to Libya as local allies retreat
<2008-060301>
駐欧米空軍司令官が5月26日にアフリカ空軍 (AFRICOM) の声明で、ロシアがリビアに空軍機を送り、ここを地中海における第2の拠点国に使用としていると述べた。 ロシアはリビア政府軍 (GNA) と戦闘を繰り広げているLNAを支援している。
GNAの内相は5月21日、ロシアがMiG-29 6機とSu-24 2機をリビアに展開したと述べた。 Maxar衛星が5月19日に撮影した画像にはAl-Jufrah航空基地の滑走路上にいるMiG-29 1機が写っている。 AFRICOMは5月20日、Al-Jufrah航空基地にいるMiG-29 2機の画像を公開した。
またMaxarが5月24日、Su-24 4機がAl-Khadim航空基地に建設された重掩体に格納された画像を撮影している。 Al-Khadim航空基地ではUAEがLNAの支援を行っている。
2020.06.02
NHK
リビア内戦 シリアから「よう兵」1万人超 “貧困者を搾取”
<2007-060201>
リビアでは独裁政権の崩壊後に国が分裂し、西部の首都トリポリを拠点とする暫定政府と、東部の軍事組織が激しい戦闘を続けていて、それぞれの勢力を周辺国などが支援している。
シリア人権監視団はこの戦闘について1日、シリア人1,1600人が傭兵としてリビアに送り込まれていると発表した。 傭兵はリビアの暫定政府側を支援しているトルコによって月額$2,000の報酬で送り込まれており、すでに351人が死亡しているが、このうち20人は18歳未満の子どもだとしている。
2020.05.27
時事通信
ロシア、リビアに戦闘機派遣 内戦への介入強化 米軍分析
<2006-052703>
米アフリカ軍が26日、ロシアがリビアに戦闘機を派遣したとする分析結果を公表した。 欧米や中露、トルコなどの関係各国は1月にリビア内戦への軍事介入停止や武器禁輸徹底などを盛り込んだ共同声明を採択しているが、これに反するロシアの介入強化はリビアの不安定化を加速させ、内戦の犠牲者増加につながりかねない。
米軍によると、戦闘機はロシア軍機であることを隠すため、経由地のシリアで偽装を施された後、リビアに送られ、西部の首都トリポリを拠点とする暫定政権に対し、東部の軍事組織リビア国民軍(LNA)を援護するロシアの民間軍事会社に航空支援を提供するとみられる。
2020.05.24
AFP=時事
ロシア対トルコの代理戦争、舞台はリビアへ 多数のシリア人傭兵
<2006-052403>
シリアでは内戦の停戦合意によってロシアが支援するアサド政権軍と、トルコが支援する反体制派の戦闘が減少しているが、それと入れ替わる形で両国出身の傭兵たちは今度はリビアで戦闘を続けている。
シリアで反体制派の一部を支援しているトルコは、リビアでは国連の承認を受けた国民統一政府 (GNA) を支援している。 これに対しシリアでアサド大統領とその政権軍を支援しているロシアは、リビアでは東部を拠点とする軍事組織を率いるハフタル司令官を支援している。 リビアに科された武器禁輸措置を監視している国連の専門家らは報告書で、地上の情報源から推測するとハフタル司令官の作戦を支援するシリア人傭兵は2,000人未満と推測している。
2020.03.17
Jane's 360
Egypt accuses Turkey of sending extremists to Libya
<2004-031704>
エジプトが3月15日に国連安保理に書簡を送り、トルコがリビア国民合意政府 (GNA) を支援するためアルカイダやISなどの過激派を送り込んでいると非難した。
それによるとトルコはスルタン・ムラービト師団や自由シリア軍のアル・ハムザ師団から戦闘員を募り、月額$1,500~$2,000の報酬でリビアへ派遣しているという。
2020.02.26
Jane's Defence Weekly
Libyan National Army says it mounted attack on Turkish arms ship in Tripoli
<2004-022610>
リビア国民軍 (LNA) が2月18日、トリポリ港で陸揚げされているリビア国民合意政府 (GNA) にトルコが送った武器弾薬を17日にロケット弾で攻撃したと発表した。
GNAによるとこの攻撃で3人が死亡し5人が負傷した。
【註】
リビア内戦では、首都トリポリを握る国民合意政府 (GNA) のシラージュ暫定政権をカタールやトルコが支え、これをイスラム組織「ムスリム同胞団」系の勢力と見なすエジプト、サウジアラビア、UAEが東部ベンガジを中心にしたハフタル将軍率いる軍事組織であるリビア国民軍 (LNA) を支援しているとみられている。
2019.12.29
産経新聞
国家分裂のリビアで露とトルコが対立 代理戦争深刻化も
<2001-122901>
国家分裂状態のリビアでロシアとトルコの対立が激しさを増している。
東部を拠点とする有力軍事組織のリビア国民軍 (LNA) がロシアの民兵部隊の支援を受け、西部の首都トリポリを統治するシラージュ暫定政権への攻勢を強めたのに対し、トルコはリビアに送る兵力や武器を増強して暫定政権側を支援する方針を示した。
両国のほか周辺国も加わるリビアの代理戦争が深刻化しかねない情勢になっている。
2019.12.26
時事通信
トルコ部隊、リビアに展開へ エルドアン大統領が意向
<2001-122603>
トルコのエルドアン大統領が26日、内戦状態が続くリビアでシラージュ暫定政権を後押しするため、現地に部隊を送る意向を表明した。 エルドアン大統領はこの中で、暫定政権からトルコの派兵を求める要請があったとして、2020年1月8日か9日にも国会の承認を受け、部隊派遣に踏み切る考えを示した。
同政権と対立するリビアの軍事組織との交戦が激化し、内戦の泥沼化が進む事態も懸念される。
2019.10.31
Stars & Stripes
Russia launches air defense drills in Egypt in sign of growing influence in region
<1911-103111>
ロシア軍が10月30日にエジプトで大規模な防空演習を開始した。 この演習にはS-125 Pechora(註:SA-3)のほかBuk-M2E及びTor-M2Eも参加する。
この演習はロシアのアフリカ進出意図の強化とみられる。
2019.04.12
ロイタ通信
「アラブ版 NATO」構想からエジプト離脱、米政権に打撃
<1905-041201>
米国が進めるアラブ版NATO構想の中東戦略同盟 (MESA) からエジプトが離脱したことを事情に詳しい関係者4人が明らかにした。 イラン封じ込めを狙ってMESAを進めるトランプ政権にとって痛手となる。
アラブの関係筋によると、エジプトが離脱を決めたのは構想の現実味が疑わしく、まだ計画の正式な青写真が出ていない上に、イランとの関係が緊迫する恐れがあるためという。
2019.03.27
Jane's Defence Weekly
Egypt reportedly orders Su-35 fighters
<1905-032713>
ロシアのkommersant紙が3月18日、エジプトがSu-35 24機以上を2018年末に発注したと報じた。 発注額は$2Bで2020~2021年に納入が開始されるという。
エジプト空軍は2013~2015年にF-16 Block 52を20機、2015年にはRafalesを24機購入している。
2019.03.18
Jane's 360
Egypt reportedly orders Su-35 fighters
<1904-031807>
ロシアのビジネス紙Kommersatが国防省高官2人の話として3月18日、エジプトが2018年末にSu-35を発注したと報じた。 発注数は20機以上で、契約額は$2Bと推測される。
Su-35は露軍最新鋭の多目的戦闘機で、中国で既に就役しているほかインドネシアも発注している。
2019.02.26
時事通信
ソマリアで過激派35人殺害=米アフリカ軍
<1903-022603>
米アフリカ軍が25日、ソマリア中部ベレドウェイン近郊で24日にイスラム過激派アルシャバーブを目標とした空爆を実施し戦闘員35人を殺害したと発表した。
アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりがあるとされ、米軍はソマリア政府と協力して掃討作戦を展開している。
2018.10.19
Jane's 360
Egypt shows Wing Loong UAV
<1811-101913>
エジプトが14日に行われた空軍創設45周年記念のビデオで、中国AVIC社製Wing Loong UAVを公表した。
このビデオでWing Loongは両翼にBlue Arrow 7レーザ誘導ミサイルと見られるミサイルを1発ずつ搭載していた。
2018.09.25
Jane's 360
Egypt pursues defence co-operation with India
<1810-092504>
エジプトを訪問中のインド国防相が20~22日にエジプト軍司令官、国防相、軍需相と会見し、両国軍事産業の提携、訓練や研究開発の協力など、広範な軍事協力の強化で合意した。
2018.08.08
Jane's Defence Weekly
France could replace US parts in SCALP to bypass ITAR restrictons for Egypt
<1810-080806>
フランスがエジプトに米国製部品を搭載しているSCALP CMを輸出する件で米国が米国の国際武器取引規則 (ITAR) を盾に反対しているが、フランスは米国製部品をフランス製に替えて輸出を強行しようとしている。
2018.07.25
Stars & Stripes
US decides to release suspended military aid to Egypt
<1808-072506>
米国務省が25日、米国がエジプトに対し人権問題を理由に停止していた$185Mの軍事援助を再開することを明らかにし
た。
2018.05.02
時事通信
モロッコ、イランと断交=「西サハラに軍事支援」と批判
<1806-050204>
モロッコ政府が1日、イランとの外交関係断絶を表明した。 モロッコが領有権を主張する西サハラの独立派組織であ
るポリサリオ戦線に対し、イランが軍事訓練や武器支援を行っているというのが理由で、モロッコはアルジェリアにある
イラン大使館やレバノンのヒズボラを経由して、SAMがポリサリオ戦線に渡っていたと批判している。
これに対しヒズボラは声明で、モロッコは虚偽の嫌疑を持ち出したと反発している。
2018.02.07
Jane's Defense Weekly
Morocco reportedly purchases Sky Dragon 50 SAM
<1804-020709>
Hespress.comが取材源を明らかにせずに、モロッコがNORINCO社からSky Dragon 50 SAMの引き渡し
を受けたと報じた。 Sky Dragon 50については2016年にNORINCO社がインドネシアと商談を進めていると発表したが、まだ輸出の実績はない
。
Sky Dragon 50システムは最大射程50km、最大射高20,000mのARHミサイルと、火力配当
装置1基、目標捕捉距離130kmのIBIS150レーダまたは150kmのIBIS200レーダ1基と発射機6基で構成される。
2018.01.31
Jane's 360
Morocco reportedly acquires Sky Dragon 50 SAM
<1802-013102>
モロッコが中国NORINCO社製のSky Dragon 50中距離SAMを2017年12月に受領した。 受領
数は明らかになっていない。
Sky Dragon 50は射程20kmのARHミサイルで、システムは発射機6両、FDV 1両、IBIS150又はIBIS200捕捉レー
ダ1基で構成される。
2017.12.11
日経新聞
ロシアが中東に接近 プーチン大統領、エジプトに軍事協力
<1801-121103>
プーチン露大統領が11日にカイロを訪問してシシ大統領と会談し、軍事協力やエジ
プト初の原子力発電所建設への支援などを協議する。 その後にトルコに移動してエルドアン大統領に会う。
エルサレムをイスラエルの首都と認定したことで中東との関係がきしむ米国の隙を突き影響力を高める思惑がにじむ。
ロシア政府関係者によるとシシ大統領との会談では、エジプトへの武器売却や同国にある空軍基地の相互利用
など軍事協力と、エジプトの原発建設への支援などエネルギー分野の協力などが話し合われる。 首脳会談で注目されるのがエジプト空軍基地の利用で、ロシアはq
現在もシリアの空軍基地や港を利用しており、エジプト空軍基地を軍用機の発着に使えるようになれば、中東での軍事的な存在感が高まる。
2017.10.25
Jane's Defence Weekly
Egypt to receive South Korean naval vessel
<1712-102509>
エジプト国防省が9月15日、少なくとも1隻の韓国艦がエジプトに引き渡されると発表した。 引き渡される艦種は明らかにされていな
いが浦項級コルベット艦と見られる。
浦項級は1984~1993年に24隻が建造されたが1隻は北朝鮮の潜水艦による攻撃と思われる事件で沈没し、そのほか7隻が今までに除籍になっている。
【註】
浦項級コルベット艦は基準排水量950t、満載時排水量1,220tも速力31ktのCODOG推進艦で、76mm砲1門、30mm/40mm機関砲2門のほか、ExocetまたはHarpoonを装備
している。
2017.06.17
Yahoo
時事通信記事
<1707-061702>
ジブチとエリトリア間の係争地には、これまでカタール軍が駐留し衝突を防いでき
たが、サウジアラビア主導で5日に始まったカタールを孤立させる中東の騒ぎにより、他国の仲介どころではなくなったカタールが14日に
撤退を発表し、エリトリア軍が即座に係争地を占領してしまった。
これを受けてアフリカ連合(AU)は17日、ジブチ・エリトリアの両国に対し自制を呼び掛けた。
2017.05.27
Yahoo
時事通信記事
<1706-052701>
エジプト軍が26日、リビアの東部デルナにある過激派の拠点を空爆した。 カイロ南
方のミニヤで同日起きたキリスト教の一派、コプト教徒を狙ったテロ事件に絡み、実行犯がこの拠点で計画の準備や訓練を受けていたため攻撃したという。
シシ大統領は、エジプトの安全に脅威となる拠点への空爆をためらわないと述べ、対テロ強硬姿勢を貫く意向を強調した。
2017.03.15
Yahoo
時事通信記事
<1704-031501>
米当局者が14日、ロシア軍特殊部隊がリビア国境に近いエジプト西部の空軍基地に展開したもようだと明らかに
した。 2011年から続くリビア内戦に、旧カダフィ政権友好国のロシアが極秘介入している可能性がある。
内戦では、カダフィ時代の軍将校で東部の実力者であるハフタル氏の部隊が昨年9月に石油輸出港を次々と制圧し、これにより国連が支援する統一政府に対する影響
力を確保した。 今月に入って主要な石油輸出港の支配権を失い劣勢に転じていたが、ハフタル氏の部隊は14日になって奪還したと宣言した。
2017.02.07
Yahoo
時事通信記事
<1703-020701>
国土にサハラ砂漠を含むブルキナファソ、チャド、マリ、モーリタニア、ニジェールの5ヵ国首脳(G5)がマリの首
都バマコで6日、イスラム過激派のテロに対抗するため合同部隊を創設することで合意した。
ニジェールのイスフ大統領は、テロとの戦いを進めるにはG5軍を創設するしかないと決意するに至ったと述べた。
2015.02.16
Yahoo
ロイタ通信記事
<1503-021604>
イスラム国は15日に、リビアで ISIL に拘束されたエジプトのキリスト教の一派、コプト教徒21
人を殺害したとみられる映像を公開したのに対し、エジプト軍が16日早朝、リビア国内の ISIL の拠点を空爆し
たと発表したと国営テレビが伝えた。
空爆はエジプトとの国境沿いのイスラム国の野営地や訓練場、武器保管施設などに対して行われたという。
2014.09.08
Yahoo
毎日新聞記事
<1410-090806>
カダフィ独裁政権が内戦の末に崩壊してから3年が経過したリビアで、反カダフィ派の内紛が深刻化し、
新たな内戦突入への懸念が高まっている。 7月以降、首都トリポリや東部ベンガジで、世俗派民兵とイスラム武装勢力
との戦闘が激化し、300人以上が死亡した。
世俗派は『暫定議会』、イスラム勢力は『制憲議会』を後押しし、互いに正統性を主張する異常事態となっており、市民生活にも深刻な影響が出ている。
2014.08.27
Yahoo
時事通信記事
<1409-082703>
米国務省のサキ報道官が26日、エジプトと UAE が過去数日間に、事実上の内戦状態に陥っているリビア領内で空爆を行った
ことを確認した。
その上で、脆弱なリビアに対する外部の介入への懸念を重ねて表明した。
2014.07.21
Yahoo
時事通信記事
<1408-072101>
イスラエルのメディアが21日にアラブ紙を引用し、イスラエルが18日にスーダンの首都ハルツーム北方にある武器庫を攻撃
したと報じた。 ガザを実効支配するハマスに密輸するための武器が隠されていた可能性があるという。
これに対しスーダン政府は、爆発は火事によるものだとイスラエルの攻撃を否定している。
2013.11.15
Defense News
Russia offering Egypt helicopters, air defense systems
<1312-111502>
ロシア政府当局者が11月15日、14日にエジプトを訪問した露外相と国防相が、エジプトに$2Bにのぼるヘリコプタと防空システム
の売却の意向を示したことを明らかにした。
実現すれば、ロシアのエジプトに対する大規模な軍事協力の復活になる。
2013.11.15
NHK ニュース
エジプトとロシア 軍事外交で協力強化
<1312-111502>
エジプトとアメリカの関係が事実上のクーデターのあと冷え込むなか、ロシアの国防相と外相が
14日にそろってエジプトを訪問し、暫定政府を主導するシシ国防相らと会談して、両国が中東で軍事外交面での協力を強化することに合意した。 エ
ジプト軍は、これまでアメリカと密接な関係を保ってきたが、ことし7月の事実上のクーデター後、アメリカから戦闘機などの引き渡しや、巨額の財政援助を凍結されている。
エジプトの国営通信によると露国防相は、エジプト軍が国民の希望を実現させたことを評価すると述べ、事実上のクーデターを支持する考えを示し
た。
2012.12.10
Yahoo
読売新聞記事
<1301-121003>
イラン海軍が8日、同国の艦船2隻がスーダン北東部ポートスーダン港に入港したと発表した。 イスラエルは10月23日
にハルツーム南部の軍需工場を爆撃したが、この直後にもイランは艦船2隻を同港に派遣した。
イランは、スーダンを介してハマスに武器を供与しているとされおり、関係を急速に強化する両国がイスラエルをけん制したものとみられる。 イランとスーダンの接
近には、サウジアラビアなどの湾岸諸国も警戒を強めている。
2012.11.05
Aviation Week& ST
Stealth mission
<1212-110506>
10月24日深夜にスーダンの兵器施設が空襲された事件は、目撃者は爆発が起こる前にジェット爆音を聞いたと言っている
が、誰がやったのかとどのような方法で行われたのかが謎になっている。 英 The Sunday Times は、襲撃にはイスラエル空軍の
F-15I 8機と救難ヘリ2機、Gulfstream 550 ECM 機1機、Boeing 707 空中給油機1機が参加し、このうちの F-15I 4機が2,000-lb爆弾を2発ずつ
搭載したと報じている。
イスラエルは2009年と2011年にもスーダンの空爆を行っているが、今回の空爆は往復2,400哩と、過去最長距離で行われた
と思われる。
2012.10.30
Yahoo
毎日新聞記事
<1211-103003>
イラン海軍の艦船2隻が29日、スーダン東部のポートスーダンに入港した。 2隻は9月にイラン南
部バンダルアバスを出発した。 スーダンでは、24日未明にイスラエルがハルツーム南部の軍需工場の空爆を実行したとの見方が広がっており、イランは艦船派遣を通じて
イスラエルをけん制する狙いがあるとみられる。
イランとスーダンは近年、急速に関係を強化しており、イスラエルは、イランがスーダンを通じてガザ地区に武器を提供し
ているとみている。
2012.10.29
Yahoo
毎日新聞記事
<1211-102902>
英 Sunday Times 紙が28日に西側軍事筋などの話として、ハルツームの軍需工場が爆撃された事件は、イスラエル空軍がイランへの
核施設空爆の予行を兼ねた作戦であったと報じた。
同紙によると、爆撃は24日未明に F-15 8機で行われ、うち4機が1t爆弾を2発ずつ搭載し、他の4機がこれを
掩護した。 また、墜落など不測の事態に備えて救出部隊として CH-53 2機が事前に現場周辺で待機したほか、ECM機1機と紅海上に
空中給油機1機が作戦に加わった。
イスラエル戦闘機はエジプトの防空システムをすり抜けて紅海を南下し、スーダン領空に侵入した。 往復3,860kmを4時間
かけて飛行した。
2012.10.25
Yahoo
AFP-時事記事
<1211-102501>
スーダンの文化情報相が24日、首都ハルツームの軍需工場で起きた爆発火災について、爆発物の残骸からイスラエルの関与
を示す証拠が見つかったことからイスラエルが空爆したと考えており報復する権利を留保すると述べた。 同相によると、24日午前0時ごろ、イスラ
エルの航空機4機が軍需工場を爆撃したという。
イスラエルはコメントを出していないが、イスラエルはかねてからハマスの戦闘員に活動拠点を提供しているとしてスーダンを非難してきている。
2011.10.28
朝日新聞
米軍、エチオピアに無人機基地 ソマリアの武装勢力攻撃
<1111-102802>
ワシントンポスト紙が米空軍の話として27日、米軍がソマリアのアルカイダ系組織の攻撃を目的に、隣国エチオピア
南部に軍事拠点を極秘に開いたと報じた。
エチオピア政府はこの拠点の存在を否定しているという。
同紙によると、軍事拠点は首都アディスアベバから南に約500kmの町にある民間空港の一部を転用したもので、米空軍の要員が駐留して Reaper
を運用し、ソマリア中南部を支配するイスラム武装勢力シャバブを攻撃対象にしている。
米軍はこのほかに、東アフリカのジブチや島国セーシェルにも、UAV の運用拠点を設けているという。
2011.10.20
読売新聞
NATO 空爆出撃9600回、反カダフィ派支援
<1111-102002>
20日にカダフィ氏が死亡したと発表されたことで、3月末から続けられてきた NATO の軍事作戦は終結に大きく近づ
いた。 NATO のラスムセン事務総長は再三、作戦を継続する必要がなくなれば直ちに作戦を終わらせると強調してきた。
8月23日のカダフィ政権崩壊後も続けてきた軍事作戦は、1949年の NATO 創設後初めて英仏など欧州諸国が主導する形で実施され、反カダフィ派の地上部隊を空爆で支援
してきた。 英仏軍が主導した NATO による空爆は、出撃回数が9,600回を超えた。
2011.10.03
読売新聞
携行型地対空ミサイル5千発、リビアで行方不明
<1111-100303>
リビアの反カダフィ派組織『国民評議会』の国防担当幹部が1日、カダフィ前政権が保有していた MANPADS 約5,000発
が行方不明になり、国際テロ組織の手にわたった可能性があることを明らかにした。
行方不明となっているのは SA-7 で、カダフィ政権は約2万発保有し、西部ジンタンなどに保管していた。 このうちの14,000発以上は今回のカ
ダフィ派と反カダフィ派の戦闘で使用されたり、反カダフィ派が破壊するか使用不能にしたという。
2011.09.21
Jane's Defence Weekly
UK to buy at least 500 Paveway Ⅳs to restock after Libya
<1111-092105>
英国防省が Raytheon社と、リビア戦における射耗補填分として、Paveway Ⅳ 500発以上の購
入交渉を行っている。 また、これと合わせて Brimstone (DMB) ミサイルも調達され、その数は
200発と推測される。
しかしながら Storm Shadow CM は数度にわたり使用されたが、追加調達される話はない。
2011.08.24
Jane's Defence Weekly
UAV shot down by Ghadaffi forces, says NANAIR
<1110-082405>
米海軍の MQ-8B Fire Scout が6月21日、リビアでカダフィ政府軍に撃墜された。
米海軍の高官によると Fire Scout は小火器弾ではなく、もっと大型の武器で撃墜された模様である。
2011.08.17
Yahoo
毎日新聞記事
<1109-081703>
AP通信が米国防総省関係者の話として、内戦状態にあるリビアで、カダフィ大佐の部隊が14日、Scud を発射したと報
じた。 Scud は反体制派が最近進出した東部の要衝で石油積み出し港マルサエルブレガから80km離れた地点に着弾したが、死傷者や施設への損害は無かったという。
米シンクタンクによると、リビアは Scud B(射程300km)と Scud C(同500km)を保有していたが、3月に始まった
NATO の空爆で多数が破壊されている。
2011.06.29
Jane's Defence Weekly
NATO: Fire Scout lost over Libya
<1109-062914>
6月21日リビアで、米海軍のフリゲート艦 Halyburton から発進したと見られる
MQ-8B Fire Scout が消息を絶った。 これがリビア作戦 'Operation Unified Protector' における、初の航空機
の損害となった。
2011.06.29
Jane's Defence Weekly
RAF highlights Typhoon's role over Libya
<1109-062905>
英空軍がパリ航空展で、Typhoon の国連安保理決議1973号に基づくリビアでの活躍をアピー
ルした。 リビアに派遣された Typhoon は6機で、イタリア南部の基地から毎月84時間出撃し、総出撃時間は1,500時間
に達した。
当初の任務は空対空戦闘であったが、その後主に空対地戦闘になった。
2011.06.27
Aviation Week & ST
Unmanned Scout down
<1108-062702>
米海軍の MQ-8 Fire Scout が6月21日、リビアで墜落した。
当時 Fire Scout は高度5,000~7,000ftから情報を送信中で、制御装置にも異常が見られないことから、撃墜された模様である。
2011.05.24
産経新聞
インターネットフランスが攻撃ヘリ投入 手詰まり状態打破へ
<1106-052401>
フランスのジュペ外相が23日、NATO が進める対リビア作戦の手詰まり状態を打破するため、フランス軍の攻撃ヘリコプタを
投入することを明らかにした。
2011.05.11
Jane's Defence Weekly
Typhoons conduct self-targeting Paveway attacks
<1107-051101>
英空軍の Typhoon がリビアで、Enhanced Paveway Ⅱ を GPS 誘導で投下した。 これが Typhoon
による初の self-targeting 投弾になる。
Typhoon には self-designation 投弾能力もあるが、まだ使われてはいない。
2011.05
Jane's Misilles & Rockets
SCALP cruise missile used in combat
<1107-050003>
フランス海空軍が3月23~24日、リビア空爆で初めて SCALP
CM を使用した。 攻撃には仏本土から飛来した Mirage 2000D 2機、Rafale 2機と、リビア沖合の空母 Charles de Gaulle を発進した Rafale 2機
が参加した。
目標となったのは海岸から250km奥にある Al Jufra 空軍基地で、2010年7月20日に撮影された衛星画像には
Tu-22 7機と MiG-25 12機、その他に各種輸送機が写っている。/td>
2011.05
Jane's Misilles & Rockets
Air strikes target Libyan defences
<1107-050001>
英海軍の Trafalgar級潜水艦1隻と、米海軍の DDG、SSN、SSGN から、3月19日に112発、翌日までに計124発の
Tomahawk 及び Tactical Tomahawk が発射された。 Tomahawk は22目標に対し発射され、初弾
は現地時間21:00に、約1時間を飛翔して着弾した。
・制空戦闘
最初の攻撃でリビアのレーダは全て沈黙し、3月24日に練習機と軽攻撃機が離陸したものの、着陸したところを Rafale が投下した AASM で
破壊された。
・対地戦闘
B-2 3機が JDAM 45発を Ghardabiya 空軍基地に投下した。 同基地には80基の航空機用強化シェ
ルタがあり、16基ずつ4ヵ所及び8基ずつ2ヵ所に分散していたが、B-2 はそのうち3ヵ所を破壊し、残りは Tomahawk で破壊した。
3月19、20日の両日、英空軍が3機の Tonado GR.4 で Storm Shadow CM を発射した。
・電子戦
米空軍の F-15E、F-16CJ 及び海兵隊の AV-8B の攻撃には、海軍の EA-18G Growler が同行掩護した。
2011.04.18
Aviation Week & ST
Typhoon strikes
<1105-041803>
Typhoon が4月12日にリビアで、初の対地攻撃を行った。
この攻撃で Typhoon は Tornado と共に出撃し、Typhoon は Enhanced Paveway Ⅱ、Tornado は Paveway Ⅳ を投下し
た。
2011.04.04
Aviation Week & ST
Moving target
<1105-040403>
NATO のリビア作戦が、NATO AGS 計画を僅かながら前進させようとしている。 リビアで NATO は、米空軍の
E-8C JSTARS と英空軍の Sentinel R1 の情報に頼っているのが現状である。
2011.04.04
Aviation Week & ST
Choke hold
<1105-040402>
2011.04.01
Yahoo
時事通信記事
<1105-040101>
NATO が31日、国連安保理決議に基づくリビア軍事行動の指揮権が全て NATO に継承された同日時点で、米英仏など
NATO 加盟14ヵ国から戦闘機などの航空機計205機、艦船計21隻が作戦に貢献していることを
明らかにした。
2011.03.31
Yahoo
時事通信記事
<1104-033101>
米軍筋によると、リビア軍は部隊の移動を小規模なグループに分散化し空爆を回避する戦術を取っており、米空軍は
新たに地上の目標を精密攻撃する AC-130 を投入した。
2011.03.26
Yahoo
読売新聞記事
<1104-032601>
ヘイグ英外相が25日、NATO がリビア上空の飛行禁止空域監視だけでなく、多国籍軍全体の指揮権
を米軍から数日中に引き継ぐことになるとの見通しを明らかにした。
NATO の報道官も同様の見解を示したが、NATO 全28加盟国による最終決定は27日に行われる見通しである。
2011.03.25
Yahoo
時事通信記事
<1104-032501>
米国防総省が24日、対リビアの軍事作戦には中東のカタールを含め10ヵ国が参加し、リビア上空に設定された
飛行禁止空域での任務には少なくとも米英仏、スペイン、イタリア、カナダなど8ヵ国が参加していることを明らかにし
た。
多国籍軍は航空機350機以上、艦船38隻(米軍12隻)を投入している。
2011.03.24
Yahoo
毎日新聞記事
<1104-032401>
多国籍軍のリビア政府軍に対する空爆は23日に5日目を迎え、カダフィ大佐率いる政府軍側の空軍力が大幅に低下して
いる模様で、仏英米を中心とする多国籍軍の空爆が一定の効果を上げているとみられる。 英空軍高官は23日、事実上、政府軍の空軍は戦力としてはもはや存在していない
と述べ、多国籍軍の攻撃が奏功しているとの認
識を示した。
一方で政府軍は地上部隊による市民攻撃を強めており、戦況の先行きはなお不透明な情勢にある。
2011.03.21
Yahoo
日本テレビ記事
<1104-032102>
また、カタールの軍用機もまもなく作戦に加わる。
2011.03.21
朝日新聞
米艦から巡航ミサイル124発 リビアの軍事施設を攻撃
<1104-032101>
19日午後にサルコジ仏大統領が軍事介入の開始を宣言した後、オバマ米大統領も訪問先のブラジリアで、米軍に限定的な軍事
行動の開始を許可したと発表し、地中海上の米艦船から20ヵ所以上のリビア軍事施設に向けて Tomahawk 124発を撃ち込むなど軍事作戦を
本格化させた。
攻撃は、リビア上空の飛行禁止空域を確保するため、リビア政府軍の防空網を破壊するのが目的である。
2011.03.20
朝日新聞
英海軍の潜水艦もミサイル発射 リビア軍施設へ
<1104-032003>
英国防省が、英海軍の潜水艦が19日、リビアの軍施設へミサイルを発射したことを明らかにした。 地中海の米軍艦
船からのミサイルと合わせて計110発以上が発射されたとされる。
キャメロン首相は、英空軍機がリビア領空内に入り、作戦を実行していることを明らかにした。
2011.03.20
Yahoo
毎日新聞記事
<1104-032002>
米国防総省が19日午後、米英両軍がリビアのカダフィ政権軍に対する攻撃を開始し、リビア沖の地中海に展開する米英
両軍の艦船から Tomahawk 110発が発射されたと発表した。
米国防総省によると、ミサイル攻撃は主にリビア西部の20ヵ所に向けて実施された。攻撃対象の多くは SAM 陣地などで、飛行禁止空域確保のためリビア上空を飛行する
多国籍軍機への驚異を取り除く狙いがあるという。 ロイタ通信は、軍事作戦には米英のほかにフランス、カナダ、イタリアも参加していると報
じた。
2011.03.20
Yahoo
読売新聞記事
<1104-032001>
フランス国防省報道官が19日夜(日本時間20日未明)、仏軍の戦闘機がリビア領空からカダフィ派の車両を攻撃したと
述べた。
これに先立ち、米英仏と EU 、アラブ連盟、アフリカ連合、国連は同日、パリのエリゼ宮で緊急の首脳級協議を行い、カダフィ氏が国民に対す
る武力行使をただちにやめなければ空爆に踏み切る方針を確認した。
2011.03.19
Yahoo
時事通信記事
<1104-031902>
ノルウェーのストルテンベルグ首相が19日、リビア上空の飛行禁止区域設定を履行する作戦に加わるため、F-16 6機を派遣
することを明らかにした。
一方、デンマーク国防省によれば、同国は F-16 4機をはじめ計7機を送るという
2011.03.19
Yahoo
産経新聞記事
<1104-031901>
リビアでは、カダフィ大佐側の即時停戦発表後の18日夜から19日にかけ、反体制派の拠点ベンガジや北西部の第三の都
市ミスラタなどで、カダフィ側部隊による攻撃が続いた。
AFP 通信などによると、ベンガジ南郊では19日朝、少なくとも2回の空爆があり、反体制派はカダフィ氏側の戦闘機1機を撃墜した。 カダフィ氏側の地上部隊の一部が
ベンガジから数十㌔の地点にまで接近しているとの情報もある。
2011.03.19
朝日新聞
英首相、空軍にリビア出撃準備命令 安保理決議受け
<1104-031902>
国連安全保障理事会によるリビア上空の飛行禁止空域設定の決議を受け、キャメロン英首相が18日、英空軍に出撃準備を命
じた。 仏政府も同日、数時間以内にも軍事行動を開始する可能性を示唆した。
英首相は同日朝に緊急閣議を開いたのち下院で演説し、Tornado 戦闘機などに出撃準備をさせていると語った。 英国と共に飛行禁止空域の設定に積極的なフランスも
同日、サルコジ大統領が首相、国防相、軍首脳らと緊急会合を開いた。 仏政府報道官は、リビアへの限定的空爆が数時間以内
にも行われる見通しと述べた。
2011.03.19
Searchina
カダフィ政権に最後通告、米英仏、奪回地撤収も要求
<1104-031901>
フランス大統領府が18日、リビアのカダフィ政権に対し米英両政府と共同で、即時停戦や武力で奪回した都市からの
撤収、反体制派の本拠地ベンガジへの進撃中止などを要求した。
声明は、カダフィ政権が対リビア国連安全保障理事会決議に違反すれば、軍事力行使で履行を強制するとしており、事実上の最後通告である。
2011.03.18
Yahoo
ロイタ通信記事
「安保理がリビアの飛行禁止区域設定、市民保護に『あらゆる措置』」<1104-031801>
国連安全保障理事会が17日、リビア上空の飛行禁止区域を設定し、市民を守るために『あらゆる必要な措置』を講じ
ることを承認した。
あらゆる必要な措置とは、軍事行動も含むことを示す。
2003.12.20
Yahoo! News
ロイター通信記事
「リビア、大量破壊兵器開発・・・」
「リビアが大量破壊兵器廃棄・・・」
リビアは19日、化学兵器を開発してきたことを認めたうえで、大量破壊兵器開発を全て放棄
すると発表した。 同国外務省が発表した声明によると、リビア政府は米英両国の専門家らと数回にわたって協議し、大量破壊兵
器の開発計画を放棄することで合意した。
米政府高官によると、米英調査団が今年10月と12月に実施した合同調査で遠心分離機やウラン濃縮施設を発見し、弾道ミサイル開発で
北朝鮮の支援を受けていたことも判明した。 同高官は、核開発の進展は予想以上だったと述べた。 ▽