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2020.12.27
時事通信
ドイツ、中国偏重の政策転換 「異質な国」と警戒 多角外交で日本重視
<2101-122701>
ドイツが中国偏重と指摘されてきたアジア太平洋政策の修正に乗り出していて、中国を経済発展を遂げても民主化に至らない異質な国(独外交筋)であり続けると位置付け、是々非々で向き合う方針に転換する一方で、重視してこなかった日本との関係緊密化に目を向けている。
クランプカレンバウアー国防相は今月の時事通信とのインタビューで、中国の南シナ海での覇権主義を批判し、15日の岸防衛相とのウェブ討論ではインド太平洋に軍艦を派遣すると表明している。 また独政府が9月に策定したインド太平洋指針にも、中国の南シナ海での領有権主張を否定した仲裁裁判所判決への言及など、中国牽制の要素が盛り込まれている。
2020.12.24
ロイタ通信
米政府、「ノルドストリーム 2」向け追加制裁を準備=政権高官
<2101-122402>
複数のトランプ政権高官が23日、米政府が欧州の同盟諸国や民間企業に対して、ロシアからドイツへ天然ガスを送る海底パイプラインNordStreem の建設に加わらないよう呼び掛けており、数週間以内に幅広い追加制裁を発動する態勢を整えていることを明らかにした。
NordStreem 2の建設は既に全区間の90%を完成させたが米国による制裁で作業は1年間中断していた。 ロシアは今月に入ってNordStreem 2の建設を再開している。
今回の工事はドイツの排他的経済水域 (EEZ) 内の浅海部分が中心で、100kmに及ぶ未完成区域の大半を占めるデンマーク沖の深海底は未着工である。
2020.12.16
Jane's Defence Weekly
Airbus to offer Tranche 5 Eurofighters to replace Germany's Tonado fleet
<2102-121605>
Airbus社が12月9日、ドイツが90機装備しているTornadoの後継としてTranche 5 85機を装備すると発表した。
ドイツのTranche 5はE-Scan AESAレーダを搭載する。
【註】
Tornadoは独空軍でB-61核爆弾を搭載できる唯一の機体であるため、その後継機種が問題になっていた。
このためTranche 5がB-61を搭載できるか否かに注目する必要がある。
2020.12.16
Jane's Defence Weekly
German TLVS contract not expected in 2021
<2102-121603>
ドイツが計画している地上防空システムTLVSの調達交渉は独政府とMBDA独社との話し合いが纏まらず、2021年内の契約は難しくなった。
2020.12.13
時事通信
インド太平洋に軍艦派遣 独国防相 中国警戒、自衛隊と訓練も・岸防衛相と討論へ
<2101-121306>
ドイツのクランプカレンバウアー国防相が12日までに時事通信の書面インタビューに応じ、日本やオーストラリアなどインド太平洋諸国との連帯を示すため、独連邦軍のフリゲート艦1隻を近くインド太平洋地域に派遣すると表明した。
また、中国の南シナ海での領有権主張に強い警戒感を示し、自衛隊やインド太平洋諸国の軍隊と共同訓練を行う可能性にも言及した。
2020.12.09
Jane's Defence Weekly
ARRC is certified as NATO's first warfighting corps HQ since Cold War
<2102-120901>
NATOが11月17日、10日~19日に行ったLoyal Leda演習で、連合国緊急対応軍団 (ARRC) の態勢を確認した。
ARRCはGlucester(註:英国)に指揮所を置く冷戦終了後初の戦闘軍団で、5個師団、120,000名を指揮下に入れる。
Loyal Leda演習はコンピュータ上で行われ、ARRCの1,200名と加盟21ヵ国の部隊で行われ、米陸軍第1騎兵師団のほか、カナダの1個師団、英国の3個師団と、ルーマニアに駐留するNATO南東多国籍師団が演習を支えた。
2020.12.07
時事通信
遠心分離機設置「深刻な懸念」 英仏独がイラン批判
<2101-120705>
イラン核合意の当事国である英仏独が7日に共同声明を発表し、イランによる新型の遠心分離機の設置計画は合意違反であり深刻な懸念だと批判した。
英仏独はまた、1日にイラン国会が核開発強化を政府に求める法律を可決したことにも懸念を表明し、米国の合意への復帰を模索するバイデン次期米大統領と関係を構築する重要な機会を「危険にさらす」と警告した。
2020.12.07
ロイタ通信
EU、対トルコ制裁を検討へ 10日からの首脳会議で判断
<2101-120703>
EUが東地中海のガス田探査を巡りトルコに制裁を科すべきか7日の外相会議で検討し、10日からの首脳会議で決定する。
EU首脳は10月に東地中海の係争海域での探査を停止しなければ結果に直面すると警告している。
2020.12.03
時事通信
中国軍需企業による買収阻止 衛星・5G関連会社 独
<2101-120307>
ドイツDPA通信が3日、ドイツ政府が人工衛星や次世代通信規格5G関連技術を手掛ける独企業が、中国国有軍需企業航天科工集団の子会社に買収されるのを、安全保障への重大な脅威と判断し阻止したと報じた。
買収対象となったのはドイツの人工衛星TerraSAR-Xの主要部品を開発したIMST社で、独政府は安全保障上の脅威がある買収を止める規定に照らし、買収されればノウハウが中国に流出し、軍備増強を後押しする結果となると認定した。
2020.12.02
時事通信
対中国戦略の構築促す 有識者会議が報告書 NATO
<2101-120201>
NATOが1日にオンライン形式で開いた外相理事会で、2030年を目標とするNATO改革に関する有識者会議の報告書を提示した。
報告書では中国の台頭をロシアと並ぶ脅威と位置付け、時間を割いて「政治的戦略を構築する必要がある」と指摘し、対中戦略の協議機関設置のほか、中国の活動監視や対中防衛の強化を促している。
2020.12
International Defence Review
New EDA research project to demonstrate cloud-based S&T architecture
<2101-120002>
欧州防衛庁 (EDA) に加盟しているフランス、オランダと非加盟国であるが提携国であるノルウェーが、クラウドを元にした戦場研究、各軍のネットワーク、バーチャル兵士など、答えの見えない研究で提携するMAJESを立ち上げる。
MAJESは2021年中頃に立ち上げ36ヶ月続けられる。
2020.11.30
Defense News
Germany joins nascent European push to shoot down hypersonic missiles
<2012-113005>
ドイツが10月24日、EU主導の超高速ミサイル防衛システムTWISTER計画に参画することを明らかにした。
EUは2019年11月にPESCOに取り入れたTWISTER計画は、2030年頃を視野にMach 5以上の飛翔体を高度100km以下で撃墜することを目指すセンサネットワークと迎撃弾を開発する計画である。
2020.11.20
Jane's 360
EDA's new defence review urges collaborative approach to six capability areas
<2012-112006>
EUが11月20日にブリュッセルで開いた国防相会議で、初めての完全版である防衛能力組織的年次レビュー (CARD) を承認した。
CARDは欧州の共同防衛能力を焦点に、国防予算、研究開発などの現状と将来を分析するもので、陸海空、宇宙、サイバなどにまたがる55件を含む100以上の事業が対象となっている。
2020.11.19
Jane's 360
UK defence spending on the rise
<2012-111905>
ジョンソン英首相が11月19日、国防費を向こう4年間で£16.5B増額すると発表した。 計画では2021年に10%、2024年に2%増額するという。
この結果国防費は2020年の£46.2Bから2024年には£54Bになる。
2020.11.18
Jane's Defence Weekly
PESCO countries agree to project rules for participation of third-coutry entities
<2101-111808>
EUのPESCO参加25ヵ国が11月5日、非EU諸国の参加を認める決定を行った。
但し参加が許されるのは民主主義の価値を共有する国に限定され、中国、ロシア、トルコなどの参加は認めないとしている。
【註】
EUの常設軍事協力枠組みPESCOには英国が離脱して27ヵ国となったEUのうち、デンマークとマルタが参加せず、25ヵ国が参加している。
2020.11.18
Jane's Defence Weekly
Germany signs for 'Quadriga' Eurofighters
<2101-111803>
ドイツ空軍がProject Quadrigeの名の下にTranche 4 Eurofighter 38機を調達することになり、11月11日にEurofighter社に発注した。 独空軍は装備しているTranche 1との換装を行う。 内訳は単座型30機と復座型8機で、従来報じられていた単座31機、複座7機と若干違っている。
Tranche 4は今までTranche 3BまたはTranche 3+と呼ばれていた機種でレーダがE-Scan Radar 1 AESAレーダになっている。
2020.11.11
Jane's Defence Weekly
EU's defence capability pilot programme close to releasing first round of funding
<2101-111105>
EUが2019~2020年に€500M ($585M) かけて進めてきた欧州防衛産業開発計画 (EDIDP) が取り上げる先行計画が、期限となっている12月までに発注される。 この計画には2021年に設立される欧州防衛基金 (EDF) により2027年末まで毎年€1Bが拠出されることになる。
計画はサイバ、UAV/UGV、地球監視、ソフトウェア無線機など多岐にわたり、2019年の提案要求に対して提出された40県の提案が、今年初めに16件に絞られている。
2020.11.11
Jane's Defence Weekly
EuroDefense calls for top-down reform of EU defence
<2101-111103>
EuroDefenseがEUに送った12頁に及ぶ文書で、EUの防衛のためには根本的な見直しが必要であると訴えた。 そのためには防衛計画の策定や部隊運用を行う常設指揮所が必要であると共に、防衛政策の決定には全会一致の原則を止めるべきとしている。
EuroDefenseは14ヵ国横断のネットワークで、産業界、軍、教育研究機関などからのメンバーで構成されている。
2020.11.07
Bloomberg
EU、ベラルーシ大統領に制裁発動-再選挙の呼び掛け無視で
<2012-110701>
EUが6日、ベラルーシのルカシェンコ大統領に対して、自由で公平なやり直し選挙に向けて行動を促したが無視されたため、10月半ばの公言通り制裁を発動した。 制裁措置には資産凍結や渡航禁止などが含まれる。
EUは不正選挙や、選挙後のデモ参加者弾圧に関与したベラルーシ当局者にすでに制裁を科しているが、ルカシェンコ氏とその息子ら15人を今回新たにこの対象に加えたたため、EUが制裁対象とするベラルーシ当局者はこれで55人となる。
2020.11.04
Jane's Defence Weekly
Italian MoD publishes Multiyear Planning Document for 2020-22...
<2012-110412>
イタリア国防省が10月23日に2020年~2022年の防衛計画であるDPP2020-2022を公表した。 これによると3ヵ年の国防費は
・2020年 £22.94B(対GDP比1.38%)
・2021年 £23B (対GDP比1.3%)
・2022年 £22.92B(対GDP比1.2%)
になっている。
このうち£4.5Mが次世代駆逐艦の調査費、£88Mが10年間計画の127mm誘導誘導砲弾Vulcano(右図)の今年度分、£95Mが5年計画のSHORADの今年度分になっている。
2020.10.28
Jane's Defence Weekly
Battle hardened
<2012-102807>
・Equipment and training
・A future view of French high-intensity warfare
2020.10.25
朝日新聞
トルコ大統領「マクロン氏は精神治療を」 仏は大使召還
<2011-102502>
トルコのエルドアン大統領が24日、イスラム教に対する考え方をめぐり、フランスのマクロン大統領には精神の治療が必要だと発言した。 これに対し仏政府は駐トルコ大使を召還するなど猛反発している。
AFP通信によると、今月、パリ郊外で中学教員が殺害されたテロ事件では「トルコは弔意を送ってこなかった」と仏大統領府が批判するなど、なじりあいの様相になっている。
2020.10.22
ロイタ通信
フランス、2020年国防費は NATO 目標達成へ
<2011-102201>
NATOが21日に報告書で、フランスの2020年国防費がGDPの2.1%に達するとの見通しを示した。
NATOは米国の求めに応じて各国の国防費を2024年までにGDP比2%とすることを目標にしているが、依然多くの国が未達成となっているが、ストルテンベルグ事務総長は、2020年は欧州とカナダで国防費が6年連続で増加し、実質4.3%増になると述べ、この傾向は続くとの見通しを示した。
2020.10.21
時事通信
米除く国防費、6年連続増 目標達成10カ国に NATO
<2011-102104>
NATOが21日、米国を除く加盟国の2020年の国防支出の合計額が前年比4.3%増と6年連続でプラスになるとの見通しを発表した。 また、GDP比2%以上の目標を2020年に達成する見込みの国は、前年の8ヵ国から米国を含め10ヵ国となる。
国防支出をめぐっては応分の負担を訴えるトランプ米政権が再三にわたって各国に引き上げを要求してきており、特に批判の矛先が向けられているドイツのGDP比は前年の1.36%より増えて1.5%となった。
2020.10.19
AirForce Times
B-52s cross Atlantic for North Sea training
<2011-101910>
ルイジアナ州Barksale AFB所属の米空軍第2爆撃航空団のB-52 2機が10月14日に、大西洋を横断して北海で行われたNATO軍の演習に参加し、無着陸で米国へ帰投した。 その間米、蘭、独、伊機から空中給油を受けた。
北海で先週行われたNATOの演習は2週間にわたり続けられ、50機以上の航空機と陸海空軍が参加して行われた。
2020.10.16
ロイタ通信
英 EU、ロシア高官6人などに制裁発動 ナワリヌイ氏毒殺未遂で
<2011-101601>
EU と英国が15日、ロシア反体制派指導者ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件を巡り、プーチン大統領に近い高官6人と神経剤ノビチョクを配備した疑いが持たれている研究所に制裁を発動した。
制裁対象者にはロシア大統領府の幹部や連邦治安当局トップらが含まれ、渡航制限や資産凍結措置が講じられる。
2020.10.14
Jane's Defence Weekly
Estonia increases defence spending to 2.29% of GDP
<2012-101408>
エストニアが9月30日、€645.4M ($759M) にのぼる2021年度国防予算案を公表した。 この額はGDPの2.29%にあたる。
支出の中には外国軍隊の駐留経費€10M、エストニア全土をカバーする沿岸防衛システムの購入費を含む装備品費€20Mなどが含まれている。
2020.10.14
Jane's Defence Weekly
France plans 4.5% defence budget increase for 2021
<2012-101407>
フランス国防省が9月28日、前年度比4.5%増の€49.7B ($58.3B) にのぼる2021年度国防予算案を公表した。
その内訳は、物品購入費€22.3B、人糧費€12.3B、年金費€8.5B、運用費€4.6Bなどとなっている。
2020.10.13
ロイタ通信
トルコ、東地中海ガス田巡る「挑発」やめるべき=独外相
<2011-101303>
マース独外相が13日、トルコは東地中海のガス田権益を巡る挑発を慎むべきと述べた上で、EU加盟国としてドイツはキプロスとギリシャ側の立場だとした。
同外相はこの後、キプロスとギリシャに向かう予定である。
2020.10.13
ロイタ通信
EU 外相、ナワリヌイ氏襲撃巡る対ロシア制裁で一致=外交筋
<2011-101302>
EU加盟国が12日に開いた外相理事会で、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏が猛毒の神経剤で襲撃を受けたとみられる問題を巡り、ロシアに制裁を科す独仏の提案を支持した。
独仏は対ロシア制裁を提案する根拠として、化学兵器禁止機関 (OPCW) がナワリヌイ氏の体内から神経剤ノビチョクが検出されたとしているのに対し、ロシアからは信頼できる説明がないとしている。
2020.10.08
Stars & Stripes
Turkey's Russian air defense system may have tracked allied F-16s, US senators say
<2011-100804>
米上院議員2名が10月7日にポンペイオ国務長官に書簡を送り、トルコがロシアから導入したS-400を用いて地中海上で活動しているNATO機に対してレーダ照射を行っていると非難すると共に、トルコがS-400をNATOの戦術データリンクに結んでいる可能性があり、同盟国の情報がロシアへ渡る恐れがあると指摘した。
この件についてギリシャのメディアは8月に、演習を終えて帰投するギリシャ空軍のF-16 1機がトルコのS-400からレーダ照射を受けたと報じている。
2020.10.02
Jane's 360
France plans 4.5% defence budget increase for 2021
<2011-100204>
仏国防省が8月28日に前年度比4.5%増の£49.7B ($58.3B) となる2021年度国防予算案を議会に提出した。 国防費の増加は2017年以来22%になる。
内訳で物品購入費は£22.3Bで、H160Mヘリ30機、フリゲート艦1隻、MICA NG SAM 367発、Exocet改良キット45セットなどの調達と次世代戦闘機FCASの試作費が挙げられている。
2020.10.02
AFP=時事
アゼルバイジャンにシリアから「イスラム過激派」 仏大統領、トルコに説明要求
<2011-100202>
マクロン仏大統領が2日、シリアのイスラム過激派がトルコを経由してアゼルバイジャン入りしているとして、トルコに説明を求め、トルコの行動に立ち向かうよう全加盟国に呼び掛けた。 マクロン大統領によると、シリア北部アレッポからトルコのガジアンテプを経由して、シリアのイスラム過激派300人がアゼルバイジャン入りしたことが情報報告によって示されたという。
マクロン大統領はEU首脳との会合後、越えてはならない一線を越えており容認できないとして、トルコのこうした行動に立ち向かうようすべての加盟国に求めると述べた。
2020.10.01
ロイタ通信
アルメニアとアゼルの戦闘巡り、NATO同盟国が対立
<2011-100101>
アゼルバイジャンとアルメニアの間で勃発したナゴルノカラバフ地域を巡る戦闘が激化し、NATO同盟国のフランスとトルコが対立する事態となっている。 トルコのチャブシオール外相は30日、要請があればアゼルバイジャンを軍事支援するとした一方、アルメニア人が多く住むフランスのマクロン大統領は、トルコの発言を好戦的と非難している。
アルメニアは、トルコに撃墜されたとするSu-25の写真をネットに掲載したのに対して、トルコは撃墜を否定しアゼル側は2機が山に墜落したと反論している。
ナゴルノカラバフは国際法上はアゼルバイジャン領だが、1991年の旧ソ連崩壊時に独立を宣言しアルメニア系住民が実効支配する自治州になっている。
2020.09.28
Stars & Stripes
US F-16s join allies in policing skies above Bulgaria
<2010-092805>
米空軍のF-16が9月28日、ブルガリアでNATO南翼での航空警察活動を開始した。
参加しているのはイタリアAviano航空基地の第31戦闘航空団第555戦闘飛行隊所属の6機で、バルカン半島中央部のGraf Ignatievo航空基地で4週間の任務に就いている。
2020.09.24
Stars & Stripes
31st Fighter Wing hones skills during exercise with NATO allies in Bulgaria
<2010-092406>
イタリアAviano空軍基地に駐留する米空軍第31戦闘航空団第555戦闘飛行隊のF-16 6機と兵員150名が、9月18日~25日にブルガリアで行われたブルガリア、ルーマニア、ギリシャ空軍が参加したThracian Viper 20演習に参加し、空対空/空対地戦闘の演練を行った。
2020.09.23
Jane's Defence Weekly
UK to expand base in Oman
<2011-092312>
英国防省が9月12日、オマーンのDuqm港の英軍補給基地を3倍に拡張するため£23.8M ($31M) を追加支出すると発表した。
2020.09.22
時事通信
ベラルーシ制裁、決定できず 反政権派候補は支援要請 EU
<2010-092203>
EUが21日にブリュッセルで開いた外相理事会で、大統領選後の混乱が続くベラルーシ問題を協議したが、選挙結果改ざんや抗議弾圧の責任者への制裁は決定できなかった。
キプロスが、東地中海での資源開発をめぐり対立するトルコにも同時に制裁を科すよう求め、全会一致が必要な決定を阻止した。
2020.09.18
ロイタ通信
欧州議会、ベラルーシの大統領選結果認めず
<2010-091801>
欧州議会が17日、大統領選の不正疑惑が取り沙汰されるベラルーシのルカシェンコ大統領の再選を認めない方針を決定した。
欧州議会は8月9日に行われたベラルーシの大統領選の結果を巡って投票を行い、574対37(棄権82)で選挙の結果を認めない方針を決めた。
2020.09.15
ロイタ通信
EU、中国に「利用されず」 首脳会談で公平な貿易関係要求
<2010-091501>
EUが14日、中国とオンライン形式で首脳会談を行い、ミシェル大統領は会談後記者団に対し、中国に利用されないと述べ、一段と公平な貿易関係を要求したと語った。 中国の習主席は会談後の会見に参加せず、共同声明も出されなかった。 国営新華社通信によると、習主席は会談で中国の問題、特に人権に関する干渉を拒否した。
ドイツのメルケル首相は、EUと中国間の投資協定の締結に向け、交渉を急ぐよう中国側に圧力をかけたと明らかにし、欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、中国の強制的な技術移転などの問題で進歩が見られるものの、投資協定を結ぶには中国が市場を一段と開放する必要があると指摘し、中国は鉄鋼などの伝統的な分野にとどまらず、ハイテク分野でも過剰な生産能力に対処すべきとした。
2020.09.13
時事通信
対トルコ、軍備増強 仏から戦闘機、総兵力拡充 ギリシャ
<2010-091301>
東地中海で資源開発をめぐりトルコと対立を深めているギリシャのミツォタキス首相が12日、「軍を強化する時が来た。 国を守る断固とした計画を推進する」と宣言した。
フランスからRafale 18機を購入するほか、フリゲート艦4隻、海軍ヘリ4機を新たに入手し、対戦車砲、魚雷、ミサイルを増強すると共に、現在140,000名の総兵力を15,000名増員する。
2020.09.11
おたくま新聞
アメリカ海兵隊F-35Bがイギリスに展開 空母クイーン・エリザベスで運用予定
<2010-091105>
英国が主催する多国間共同演習Joint Warriorを前に、米海兵隊のF-35B 10機が英国東部にあるMalum空軍基地に到着した。 飛来したのはアリゾナ州Yuma海兵隊航空基地のVMFA-211飛行隊所属のF-35Bで、英空軍第617飛行隊のF-35Bとともに、空母Queen Elizabethと行動する。
Joint Warriorは毎年秋に英国が主催して実施される多国籍共同演習で、NATO加盟国を中心とした14ヵ国が2週間の日程で空挺戦や水陸両用戦などを行う。
2020.09.11
時事通信
EU南部諸国、トルコに制裁警告 東地中海の資源開発めぐり
<2010-091101>
フランスをはじめとするEUの南部7ヵ国が10日にコルシカ島で首脳会議を行い、ギリシャやキプロスと東地中海の資源開発をめぐり対立するトルコに対し、撤収しなければEUによる制裁を科すと警告する共同声明を発表した。
声明は、トルコが対話の道を歩むことなく一方的な活動を終えなければ、EUは24日と25日に行われる首脳会議で制裁措置のリストを作成する準備ができていると警告した。
2020.09.08
Breaking Defense
US, NATO warships exercise off Russia's Arctic coast
<2010-090810>
英海軍が主催した演習がロシアの北極海沿岸から115nmのロシアのEEZ内で行われ、米海軍からは駆逐艦が参加した。
演習には米駆逐艦Ross、英フリゲート艦Sutherland、英支援艦Tideapring、ノルウェーフリゲート艦Thor Heyerdahl、及びデンマークとノルウェーの哨戒機が参加して2週間にわたり行われる。
2020.09.07
AFP=時事
トルコ軍、北キプロスで軍事演習 EUは自制求める
<2010-090708>
トルコ軍が6日、キプロス島北部にあり世界でトルコのみが独立を承認している北キプロス・トルコ共和国で年次演習を開始した。 東地中海では、ギリシャが領有権を主張する東地中海の海域でトルコが天然ガスや石油の探査を強行したことで、著しく悪化している。
トルコのエルドアン大統領は5日、「政治と外交の言葉を理解するか、戦場で苦い経験をして理解するか、二つに一つだ」とギリシャに警告し、緊張感は一層高まった。
2020.09.07
Bloomberg
独、ロシアにパイプライン事業の支援見直しを警告-ナワリヌイ氏巡り
<2010-090704>
ドイツのマース外相がロシアに対し、反体制派ナワリヌイ氏への毒物使用疑惑の解明に協力しなければ、バルト海を経由するガスパイプラインNordstreem 2計画へのドイツの支援は危うくなると警告した。 マース外相はビルト紙日曜版で、Nordstreem 2には欧州12ヵ国から100社余りが参加しているが、その約半数がドイツ企業だと指摘したうえで、われわれの姿勢がロシアによって変更を余儀なくされないことを強く願うと述べた。
メルケル政権の閣僚がナワリヌイ氏を巡る事件とパイプライン計画を明確に結び付けるのはこれが初めてである。
2020.09.04
時事通信
NATO、4日に緊急会合 ロシア反体制派神経剤投与で
<2010-090403>
NATOが3日、緊急の大使級会合を4日にブリュッセルで開くことを発表した。 ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏に対する軍用神経剤ノビチョク系毒物の使用をドイツ政府が確認したことを受け、対応を協議する。
ストルテンベルグ事務総長は2日に神経剤使用を徹底的に非難すると表明し、ロシア政府に調査を要求し、事件について全てのNATO加盟国と話し合うとしていた。 会合ではドイツが各国に状況を説明すると見られる。
2020.09.02
Jane's Defence Weekly
EU prepares options against Turkey's military stance in the Mediterranean
<2010-090217>
東地中海におけるギリシャとトルコの緊張がここ数ヶ月、過去数十年間で最高に高まっており、ドイツのクランプカレンバウアー国防相が8月26日に、状況は望まない方向に進展する可能性があると警告している。
8月26日にはキプロス、フランス、ギリシャ、イタリアがキプロス南東海域で3日間の演習を開始した。 ギリシャ紙は8月21日にUAEのF-16 4機がクレタ島のSouda基地にギリシャ軍との共同訓練のため飛来したと報じたが、Souda基地には8月13日からフランスがRafale 2機を派遣している。
2020.09.02
共同通信
仏独、中国の脅し認めず 台湾巡り、チェコと結束
<2010-090201>
台湾を訪問中のチェコ上院議長による立法院での演説に中国外務省が対抗措置をほのめかしたことについて、フランス外務省報道官は1日、EU加盟国への脅しは認められないとしてチェコとの結束を表明すると訴えた。
ドイツのマース外相も1日、中国の王毅外相との会談後の記者会見で、チェコに対する脅しは適切でないと述べ、チェコを支持する考えを示した。
2020.09.01
ロイタ通信
チェコ上院議長「私は台湾市民」、立法院で演説 中国は反発
<2010-090105>
訪台中のチェコのビストルチル上院議長が1日に立法院で演説を行い、故ケネディ米大統領が19663年に西ベルリンで行った「私はベルリン市民である」と述べた演説になぞらえて、「私は台湾市民である」と述べて台湾への支持を表明し、拍手喝さいを受けた。
これについて中国の王毅外相は、ビストルチル議長は一線を越えたと非難した。
2020.09.01
NHK
モンテネグロ議会選挙 与党敗北 ロシア影響力高まる可能性
<2010-090103>
モンテネグロで行われた議会選挙の結果、およそ30年にわたって政権を担ってきたEU寄りの与党が過半数に達しない一方、ロシア寄りの野党の政党連合が躍進し、今後、この地域でロシアの影響力が高まる可能性が出てきた。
モンテネグロは、2017年にNATOに加盟し、現在EUへの加盟を目指しているが、長年の汚職体質などをめぐり、与党への批判の声があがっていた。
2020.08.29
NHK
東地中海 トルコ軍機がギリシャ軍機を追尾 偶発的な衝突懸念
<2009-082903>
トルコとギリシャの双方が主権を主張する東地中海の海域周辺の上空で、トルコ軍機がギリシャ軍機を追尾し、偶発的な衝突が起きないか懸念が出ている。
東地中海では、トルコがガス田の探査を推し進めているのに対し、ギリシャは周辺でフランスなどとともに今月28日まで3日間の軍事演習を行った。 こうした中、トルコ国防省はガス田の探査をしている海域に27日、ギリシャ軍の戦闘機が近づいたため、トルコ軍の戦闘機が対応したと発表した。 また、トルコが公開した軍機のコックピットからギリシャ軍機を撮影したとする映像から、ロイタ通信はトルコ軍機がギリシャ軍機を追尾したと報じている。
2020.08.29
日経新聞
ベラルーシに近く制裁へ EU外相会合、対トルコでも準備
2009-082901>
EUが28日の外相会合で、ベラルーシのルカシェンコ大統領の6選に関連し、政権による大規模な不正があったとして、20人程度を対象に近く資産凍結などの制裁を科すことで合意した。 また東地中海でガス田開発を進めるトルコへの制裁準備を進めることでも一致した。 EUのボレル外交安全保障上級代表は会合後の記者会見で、ベラルーシ関連の制裁対象者は20人にのぼると明らかにした。
トルコについては、ギリシャやキプロスも権益を主張する海域でトルコがガス探査に踏み切ったのにギリシャなどが反発し、フランスやイタリアも参加して軍事演習を実施するなど同地域の緊張が高まっている。
具体的にはトルコ政府関係者のEU域内への移動制限や資産凍結に加え、トルコ船舶のEU内の寄港を禁ずる措置などを検討している。 実際に制裁に踏み切るかどうかは9月下旬に開くEU首脳会議で決める。
2020.08.28
Defense News
Six US Air Force B-52 bombers make symbolic sweep over all NATO members
<2009-082807>
米空軍のB-52 6機が8月28日にNATO加盟30ヵ国上空を飛行した。
英空軍Fairford基地から発進した4機は欧州のNATO加盟国上空を飛行し、ノースダコタ州Monot AFBを離陸した2機は米国及びカナダ上空を飛行した。
2020.08.27
ロイタ通信
トルコ、東地中海で砲撃訓練実施へ ギリシャとの緊張高まる
<2009-082704>
トルコ海軍が27日、南部イスケンデルン沖で9月1~2日に砲撃訓練を行うと発表した。 トルコは地中海東部で何度か軍事演習を行っており、ギリシャとの緊張が高まっている。
2020.08.26
Jane's Defence Weekly
Bundeswehr and US forces in Europe resume large-scale exercises in Germany
<2010-082608>
ドイツ国防軍が8月18日、Covid-19パンデミックにより今年初めから中止していた在欧米軍との訓練を再開した発表した。
在欧米陸軍は8月から10月までHohenfels演習場とGrafenwöhr演習場、GÜZ戦闘訓練センタ、Latzlingen戦闘シミュレーションセンタで訓練を行う。
2020.08.26
Jane's Defence Weekly
Turkey continues to chart easterb Med area disputed with Greece following ship collision
<2010-082605>
AISのデータによると、トルコ海軍のフリゲート艦Kemalreisが8月12日にギリシャ海軍のフリゲート艦Limnosと衝突したの後も、トルコは13日~20日の間、東地中海で地質調査船Oruç Reisによる調査を続行している。
8月16日にはトルコは、掘削船Yavuzが8月18日から9月15日までの間、キプロス沿岸で爆破を伴う掘削を行うとの航行警報テレックス (Navtex) を発した。
2020.08.20
ロイタ通信
EU、ベラルーシの大統領選結果認めず 不正関与者に金融制裁
<2009-082001>
EUが19日、再選を決めたルカシェンコ大統領への抗議行動が続くベラルーシ情勢を巡り、TV会議形式で緊急首脳会議を開催した。
会議では選挙の結果を認めないとし、選挙の不正や抗議活動の取り締まりに関与したとみられる当局者らに金融制裁を加えることを決定した。
2020.08.18
ロイタ通信
ベラルーシ、民主化要請「無視できず」 情勢を注視=米政府高官
<2009-081801>
米政府高官は17日、大統領選挙を巡る抗議行動が続いているベラルーシについて、民主化を求める国民の声をもはや無視できない状況になっていると米政府は判断していると述べた。 ルカシェンコ大統領は17日、権力を分かち合う用意があると譲歩を表明したが、米政府高官は譲歩表明について、民主化を求める声を無視できないと認識したことを反映しているとの見方を示した。
NATOのストルテンベルグ事務総長もこの日、ベラルーシ情勢を注視していると表明し、NATO加盟国に対するいかなる攻撃も抑止する用意を整えていると述べた。
2020.08.17
Stars & Stripes
NATO rejects Lukashenko claim it's positioning forces near Belarus borders
<2009-081706>
ストルテンベルグNATO事務総長が17日、NATO軍がベラルーシの西部国境に展開したとするベラルーシのルカシェンコ大統領の発言を否定した上で、ベラルーシ情勢を注視していると述べた。
ルカシェンコ大統領は16日に、NATO軍がベラルーシとの国境から15分のポーランドとリトアニアに展開していると述べていた。
2020.08.17
Jane's 360
UK paratroopers deploy to Bosnia
<2009-081704>
今年初めに英国がEUを離脱して初めて、バルカン半島駐留のEU軍 (EUFOR) 平和維持軍が実施する演習Quick Response 2020に参加する英陸軍空挺連隊のA中隊が装備するFoxhound装甲偵察車が、ボスニアの首都サラエボにウクライナのAn-124により空輸された。
2020.08.14
NHK
ギリシャとトルコ 地中海に艦艇を派遣 緊張高まる
<2009-081402>
ギリシャとトルコが、東地中海で天然ガス採掘をめぐって双方が海域の領有権を主張し対立しているが、トルコが今月10日からこの海域にあるギリシャ領のカステロリゾ島の南に資源開発のため派遣した調査船を、トルコ軍が提供した写真では艦艇5隻が囲むのが確認された。
これに対してギリシャも現地に艦艇を派遣しているということで、ギリシャ国防省の高官によると、12日には調査船を監視していたギリシャの艦艇とトルコの艦艇が衝突しそうになる事態にもなったという。
2020.08.13
Jane's 360
France reinforces military presence in Eastern Mediterranean
<2009-081306>
トルコが8月10日に、ギリシャとキプロスに挟まれた海域に海洋調査船と2隻の補助船を10~23日に派遣するとした航行警報テレックス (NAVTEX) を発したのを受け、マクロン仏大統領が8月12日に近く東地中海に軍を増派することを明らかにした。
仏大統領府は12日、この問題でマクロン大統領がギリシャのミツォタキス首相と会談したと発表した。
仏国防省は13日、クレタ島Soudaに配備していたRafale戦闘機2機を10~12日に演習が行われているキプロスに同日中に派遣すると共に、続いてヘリ空母Le Tonnerreも派遣すると発表した。
2020.08.13
ロイタ通信
トルコとギリシャ、対話で解決目指す 地中海エネルギー探査問題
<2009-081302>
トルコとギリシャが12日、地中海のエネルギー探査をめぐって対立している問題について、対話を通じて解決する考えを示した。
トルコは10日に軍艦の護衛で問題の地中海域に探査船を派遣した。 一方ギリシャはその数日前、エジプトとの間で周辺海域の画定に関する合意に署名していた。
2020.08.11
産経新聞
トルコ、東地中海で海底探査再開 ギリシャ「違法」と反発
<2009-081102>
トルコのエルドアン大統領が10日、トルコの探査船が東地中海での海底資源探査を再開したと発表した。 トルコ海事当局によると、探査期間は10日から23日まで、海域はトルコ南方でキプロス島とギリシャの間に位置する。 現場はギリシャとトルコそれぞれが自国の大陸棚と主張する海域で、ギリシャ外務省は違法行為と反発し、ギリシャを支援するEUを巻き込み、対立が激化している。
同様の探査が7月に予定されていたが、ドイツの仲介で中断し、歩み寄りの兆しも出ていたが、今月6日にギリシャとエジプトが周辺の海域で2国間の排他的経済水域 (EEZ) 画定に合意したと発表し、トルコが猛反発していた。
2020.08.05
Jane's Defence Weekly
NATO allies contemplate the extent to which they should engage with China
<2010-080501>
NATO内で、ロシアとの協議会であるNATOロシア理事会 (NATO-Russia Council) と似たNATO中国理事会 (NATO-China Council) を設立しようという動きがある。
大西洋理事会の顧問であるブレジンスキー氏が7月23日にGerman Marshal基金が行ったテレ会議で必要性を述べた。
2020.08
International Defence Review
EDA readies smart textile for operational testing
<2009-080002>
欧州防衛庁 (EDA) が6月22日、EDAが出資して進められている兵員用スマート布 (STILE: Smart Textile) の開発が試験の最終段階に入ったことを明らかにした。
STILEは温度管理に優れ生物兵器を検知できるナノ構造の軽量素材であるという。
2020.07.31
時事通信
EU、サイバー攻撃に初制裁 ロ中や北朝鮮対象
<2008-073101>
EUが30日、ロシア、中国、北朝鮮の3組織と計6人が対象として、域内企業などへのサイバ攻撃に対する初の制裁を決定した。 制裁内容はEUへの渡航禁止や資産凍結を科すほか、制裁対象への資金提供も禁じる。 EUはサイバ脅威の高まりを踏まえ、昨年5月に制裁措置導入を決定していた。
対象となったのは、2018年4月の化学兵器禁止機関 (OPCW) への攻撃を実行したロシア軍参謀本部情報総局 (GRU) の情報員4人や、2015~2017年に欧州企業やウクライナの送電網を標的にしたGRUの特殊技術部門や、多国籍企業の機密情報に不正アクセスした中国のテクノロジー企業と中国人2人で、ポーランドの金融監督当局やソニー・ピクチャーズエンターテインメントなどへの攻撃に関与した北朝鮮企業も対象となった。
2020.07.29
Jane's Defence Weekly
EU leader's budget deal; savages union's defence and military support initiatives
<2009-072906>
EUが4日間の審議の末7月21日に、欧州防衛基金 (EDF) 及び関連経費の大幅削減を盛り込んだ2021~2027年の歳出計画 (MFF) で合意した。 MFFとCovid-19パンデミック対策費は合わせて€750B ($862.5B) にのぼる。
EDFは€7Bと2019年12月€6Bより僅かに増えたものの、欧州委員会の最初の合意€13Bの54%でしかない。 更に欧州における軍の即応能力を決める機動力については、欧州委員会の€6.5Bに対し€1.5Bでしかない。
2020.07.28
Breaking Defense
Don't let Turks & Russians carve up Libya
<2008-072808>
今日トルコとロシアが対立しているリビアでは、地理的にも歴史的にも同様の戦いが繰り広げられている。
WWⅡではロンメル将軍率いるドイツ軍と英国軍が戦闘を繰り広げているが、古代にはプトレマイオス王朝とカルタゴが、中世には西ローマ帝国と東ローマ帝国がここで戦っている。
現在はトルコとムスリム同胞団が支援するトリポリを拠点とするGNAと、ロシア、エジプト、UAE、フランスとその他諸国が支援するトブルクを拠点とするLNAが戦っている。
2020.07.20
Navy Times
NATO Black Sea exercise kicks off as Moscow puts its regional forces on alert
<2008-072008>
NATOが7月26日に黒海で、年次演習Sea Breeze 2020を開始した。 その前日に黒海のロシア軍は警戒態勢に入っている。
演習には米国のほか、ブルガリア、ジョージア、ノルウェー、ルーマニア、スペイン、トルコなど2,000名以上が参加している。 この演習に参加する米海軍駆逐艦Porterは19日に黒海に入った。
2020.07.20
時事通信
対リビア武器密輸国に制裁検討 内戦泥沼、仏伊独3ヵ国が警告
<2008-072001>
泥沼化したリビア内戦を受け、フランス、イタリア、ドイツの3ヵ国首脳が18日付で共同声明を出し、国連安保理によるリビアへの武器禁輸を破る国に対し、制裁を検討する用意があると警告した。 情勢次第ではEUの提案としてさらに圧力をかける構えである。
共同声明は密輸国を名指ししていないが、首都を拠点にする暫定政権を支えるのはトルコで、仏独伊対土のNATO加盟国同士で亀裂が深まりそうである。
2020.07.15
Defense News
Germany sets up European defense agenda with a waning US footprint in mind
<2008-071507>
アンネグレート・クランプ=カレンバウアー独国防相が欧州議会での発言を前に7月14日、中国が米国と並ぶライバルとなってきたことを受け、米国は例え11月の大統領選でバイデン氏が勝っても、欧州への影響を徐々に薄めてゆくであろうと述べた。
その上で欧州は米国やNATOに頼らない防衛力の強化を目指すべきで、その第一歩として欧州情報センタ (EU Intelligence and Situation Centre) を中心に欧州全域の脅威分析を行うべきと主張した。
2020.07.14
時事通信
英空母、来年初めにも極東に 対中けん制、日米と演習想定 有力紙
<2008-071408>
英Times紙が軍高官らの話として14日、Queen Elizabeth空母打撃群が来年初めに極東に派遣され、周辺海域に当面の間留まる計画が進められていると報じた。
海洋でのプレゼンスを強化する中国に対抗する狙いで、日本や米国との合同演習も想定しているという。
2020.07.02
時事通信
仏、NATO作戦参加中断 トルコと対立 リビア問題
<2008-070202>
仏国防省が1日、仏艦艇が6月に同じNATO加盟国のトルコ軍から妨害を受けたことなどが理由に、地中海でのNATO作戦への参加を中断したことを明らかにした。 リビア情勢をめぐる両国の対立が鮮明化したもので、NATOの結束に亀裂が広がっている。
仏艦が6月10日にリビアに武器を輸送していると疑われたトルコ船に尋問を試みたところ、トルコ側から3回にわたるレーダ照射を受けたと仏軍は主張しているのに対し、トルコは事実関係を否定している。
2020.07.02
NHK
リビアの事態悪化めぐり トルコ制裁の協議を 仏が EU に提案
<2008-070201>
フランスのルドリアン外相がリビアについて1日、事態の悪化はトルコが暫定政府を軍事的に支援しているためだとして、EUに対しトルコへの制裁などについて協議するよう提案したことを明らかにした。
フランスは1日、トルコに対するNATOの対応は不十分だとして、地中海でリビアへの武器の密輸などを監視するNATOの活動への参加を見合わせることも明らかにするなどトルコとの間で対立が深まっている。
2020.06.24
Jane's Defence Weekly
France says Turkeish Navy is blocking enforcement of Libyan arms embargo
<2008-062411>
フランス外務省が6月17日、国連のリビアへの武器禁輸の履行をトルコ艦が妨害したと非難した。
フランス国防省によるとリビアへ武器を輸送している疑いのある貨物船をフランス海軍フリゲート艦Courbetが臨検しようとしたところトルコ海軍のフリゲート艦から3度にわたりレーダ照射を受けたという。 リビアへの武器輸送が疑われたのはタンザニアの旗を掲げた貨物船Cirkinであったという。
またギリシャのメディアによると、6月10日に国連のリビアへの武器禁輸作戦Operation Iriniを遂行していたEuropean Naval Forceに参加していたギリシャ海軍のフリゲート艦Spetsaiが武器輸送が疑われる貨物船を護衛していたトルコのフリゲート艦2隻に遮られたという。
2020.06.24
Jane's Defence Weekly
Ukraine attain NATO EOP status
<2008-062403>
NATOが6月12日、ウクライナがNATOのEOPとしての資格を得たと発表した。
NATO EOPは2014年ワルシャワ首脳会議で合意したPII計画に基づくもので、アフガンやコソボでのNATOの作戦やNATO即応軍 (Response Force) やNATOの演習にも参加できるようになる。
2020.06.23
産経新聞
仏大統領、トルコのリビア介入を強く非難 NATO 「脳死」に再言及
<2007-062302>
フランスのマクロン大統領が22日、トルコのエルドアン政権が内戦中のリビアへの介入を強めていることに対し、「容認できないトルコの振る舞いに対し、最も厳しい態度を取る」と極めて強い言葉で非難した。 マクロン大統領は昨年、NATO加盟国であるトルコによるシリア侵攻を強く非難し、同盟国を統制できないNATOを脳死状態にあると指摘して物議を醸したが、今回も脳死の明らかな証拠の一つと言及した。
フランスメディアによると、フランスは今月、地中海でリビアへの武器禁輸違反が疑われた輸送船を臨検しようとした仏艦に対し、トルコ艦がレーダを照射したとNATOのテレビ会議で非難している。
2020.06.17
Jane's Defence Weekly
Global ambition
<2008-061714>
・Reaching worldwide
・Future domains
2020.06.17
Jane's Defence Weekly
Politicians dismayed at reported US plan to reduce troop resence in Germany
<2008-061702>
Wall Street Journalが6月5日に、米国が駐独米軍を9,500名撤収し25,000名に下げると報じ、同日にNew York Timesが撤収する米軍にはF-16 1個飛行隊が含まれると報じたことで、ドイツ政界では与党であるキリスト教民主同盟 (CDU) /社会同盟 (CSU) だけでなく野党も含め衝撃が走っている。
2020.06.17
ロイタ通信
トランプ氏の駐独米軍削減案に、独国防相「安全保障は取引できない」
<2007-061702>
ドイツのクランプカレンバウアー国防相が16日、NATOは貿易機関ではなく安全保障は取引できるものではないと述べ、トランプ米大統領の前日の発言を批判した。
トランプ大統領は前日、ドイツはNATO加盟国に求められる防衛費を拠出していないとし、ドイツが防衛費を増加させない限り、米国は駐独米軍の規模を縮小させると述べた。
2020.06.04
Defense News
Warships mass in the Baltic Sea for a coronavirus-conscious battle drill
<2007-060404>
NATO加盟国と友好国19ヵ国が参加する今年の年次海軍演習"Baltic Operations (BALTOPS)"が、10日間の日程で6月5日に開始される。 BALTOPは米第6艦隊が主催し、NATOのNaval Striking and Support Forcesが参加して行われる。
今年のBALTOPは艦船20隻と航空機及び3,000名が参加し、リスボンを司令部にバルト海、地中海、スカンジナビアを舞台に行われ、揚陸作戦も計画されている。
2020.06.01
Defense News
Russian general decries 'provocative' NATO drills near its border
<2007-060103>
ロシア軍が6月1日、ロシアがNATOに対してCOVID-19パンデミックのため双方の軍事活動を控えようと提案していたのに、米国とNATO加盟国がロシア国境近くで挑発的な動きをしたと非難する声明を出した。 ロシアは特にバレンツ海でのNATOの演習を取り上げた。
2020.05.29
Air Force Times
B-1Bs complete Bomber Task Force mission with Ukrainian, Turkish aircraft for the first time
<2006-052904>
サウスダコタ州Ellsworth AFBの第28爆撃航空団所属のB-1B 2機が5月29日に初めて、ウクライナのSu-27及びMig-29、トルコのKC-135と欧州及び黒海上空を飛行した。
B-1BはポーランドのF-16及びMiG-29、ルーマニアのF-16及びMiG-21、更にギリシャ機、北マケドニア機と黒海上空を飛行した。 この飛行には英空軍Mildenhall基地に駐留する米空軍第100空中給油航空団のKC-135とトルコIncirlik基地所属のトルコ空軍のKC-135が随行した。
2020.05.28
Stars & Stripes
Air Force resumes large-scale drills over Europe in North Sea mock showdown
<2006-052807>
英空軍Lakenheath航空基地に駐留している米空軍第48戦闘航空団が主催する航空演習が5月27日に、COVID-19パンデミック以来最大の演習として行われた。
1日間行われた演習で米空軍は空中給油機を伴った戦闘機が北海上空を横切り大規模空襲を想定した飛行を行い、これに対して16機の同盟軍機が18機の敵機を英海岸線への来襲前に会敵することができた。
2020.05.26
Defense News
Three European air forces approve performance benchmarks for next-gen fighter jet
<2006-052605>
ドイツ軍が5月26日に声明で、2040年代を目指して独仏西が共同開発する次世代戦闘機FCASの要求性能について、3ヵ国空軍が5月上旬に合意したと発表した。
2020.05.25
Defense Update
Franco-German alliance – first step on a 20-year MGCS development
<2006-052501>
ドイツとフランスが次世代MBTであるMGCSの共同開発を行う。 MGCSをドイツ陸軍はLeopard 2 MBTの後継として、フランス陸軍はLeclerc MBTの後継として2035年から装備する。
ドイツが主導するMGCSはフランスが主導する次世代戦闘機FCASと共に、独仏共同開発の大型プロジェクトになる。
2020.04.29
Jane's Defence Weekly
Germany set to porcure mix of 138 new Eurofighters and Super Hornets/Growlers
<2006-042902>
ドイツ国防省が4月21日、Eurofighter 93機とF/A-18E/F及びF/A-18 Growler合わせて45機の、計138機を2020年代中頃までに調達すると発表した。
内訳は退役するTornado 85機の代替にEurofighter 55機とF/A-18E/F 30機、Eurofighterの新規分として38機、電子戦能力強化のためとしてEA-18G 15機である。
2020.04.24
Aflo
ロシア軍機が米駆逐艦に接近 ベルギー空軍機が迎撃阻止
<2005-042405>
NATOが、バルト海の公海上空で4月17日、4機のロシア軍戦闘機が米海軍駆逐艦に低空での接近を試みたが、ベルギー空軍機がこれを阻止したことを明らかにした。
ロシア軍のSu-24 2機とSu-27、Su-30の計4機がバルト海を航行中の駆逐艦Donald Cookに低空接近飛行を行ったためベルギー空軍機がリトアニアのシャウレイ空軍基地から緊急発進した。
NATOによれば、ロシア軍機はこれより先に2度、米軍機に異常接近を繰り返した。
【註】
NATOはバルト三国の防衛のため、参加国が交代で戦闘機を派遣しバルト上空警察飛行 (Baltic Air Policing) を行っており、現在はベルギーが当番国の一部になっているとみられる。
2020.04.24
ロイタ通信
ハンガリーとセルビアの首都結ぶ高速鉄道建設、中国が融資へ
<2005-042404>
ハンガリーのバルガ財務相が24日、ブダペストとセルビアの首都ベオグラードを結ぶ高速鉄道の建設資金の85%前後を中国が融資することで両国が合意したと発表した。 残りの15%はハンガリーが拠出する。 中国の融資は固定金利で、早期返済のオプションがあると説明したが、具体的な融資条件は明らかにしなかった。
融資条件で最も重要なのは金利水準だが、ハンガリーでは今月、総額$2.1Bとみられる鉄道建設契約に含まれる全ての情報を10年間機密扱いとする法案が策定された。
高速鉄道の完成は2025年の予定で、中国の製品がギリシャから西欧諸国に運ばれることになり、ハンガリーは欧州の物流ネットワークの中心になると語った。
2020.04.23
Defense News
German government cites US ties in choice of F-18 planes for nuclear, jamming missions
<2005-042302>
ドイツ国防当局者が、米国の核爆弾を搭載できるTornadoの後継としてF-18 45機の購入を近く決定することを明らかにした。 ただ最新型のF-18にB-61の搭載が可能なのかはまだ確認されていない。
また4月21日に議会に対し、Airbus社製のEurofighter 93機の購入も要求したという。 政府がEA-18G Growler 15機を装備するとしているが、国内企業はEurofighterにAirbus社固有の電子戦装置を搭載することを求めている。
2020.04.22
Jane's 360
Faster focus: Sweden and Finland deliver greater SFNTG co-operation
<2005-042210>
ロシアバルチック艦隊の活動活発化によるバルト海での緊張の高まりを受け、スウェーデンとフィンランドが両国海軍共同部隊SFNTGの活動を活発化させようとしている。
一方米第2艦隊の発足を受け2019年には米海軍、NATO及び英国が主導するJEFが合同演習BALTOPSを実施たが、JEFにはスウェーデン海軍とフィンランド海軍も参加していた。
2020.04.18
時事通信
仏空母、1000人超陽性 新型コロナ、経路不明
<2005-041801>
フランスのパルリ国防相が17日、空母Charles de Gaulleと随伴艦などの乗組員2,300名のうち、半数近くの1,081名に新型コロナウイルスの陽性反応が出たと明らかにした。
国防省は10日に同空母の乗組員50名が新型ウイルスに感染したと発表していた。
パルリ氏によると、これまでに2,010名人に対し検査が行われ、545名に感染の症状が表れたため24名が入院したが、うち1名は集中治療を受けているという。
2020.04.08
Jane's Defence Weekly
EU launches new mission in Mediterranean to counter arms movements to Libya
<2005-040808>
EU加盟国が3月31日、リビアへの武器搬入に対抗するため、それまでのSophia作戦に代えて地中海EU海軍 (EUNAVFOR Med ) Iriniを4月1日に発足させることを承認した。
2020.04.08
Jane's Defence Weekly
UK stands up 'swarmming drones' development unit
<2005-040807>
英国防省が、空軍の第216飛行隊がUAV群の運用を試験する実験隊として4月1日に再発足することを明らかにした。
2019年2月に当時のウイリアムソン国防相が、ネットワーク化されたUAV群の飛行隊を年内に空軍に編成すると述べていた。
第216飛行隊には最小限の人員を配し、COVID-19のパンデミックから活動は先送りするという。
2020.04.08
時事通信
仏空母でもウイルス症状、40人経過観察 予定早め帰国へ
<2005-040803>
フランス国防省が8日、空母Charles de Gaulleで、一部の乗組員がコロナウイルス感染症の症状を示したことから、派遣先の大西洋から予定を早めて同艦を帰国させると発表した。
発表によると、乗組員40名が経過観察を受けており、症状がある乗組員は隔離されている。重症者はいないという。
同艦の定員は2,000名で、イラクとシリアでISISと戦うOperation Chammalに参加した後、NATOの合同演習の一環で大西洋に配備されていた。
2020.03.27
Defense News
It's official: North Macedonia becomes NATO’s 30th member
<2004-032704>
北マケドニアが3月27日、30番目の加盟国としてNATOに正式加盟した。
2020.03.25
Jane's Defence Weekly
'Defender-Europe 20' exercise scaled down
<2005-032503>
在欧米陸軍が3月16日、Covid-19の感染拡大を受けて、中欧、東欧及びジョージアを舞台に4月から5月に実施する計画であったDefender-Europe 20演習は規模と想定を縮小すると発表した。 このため米国から欧州へ向けた人員及び装備の輸送は13日に停止した。 また17日の発表では移動中の第1騎兵師団と第1機甲師団第2旅団は米国に引き返している。
オランダ国防省によるとフリシンゲン港から東欧に向け出港する計画であった米旅団戦闘団の出港は中止になった。
更にDefender-Europe 20と並行して行われることになっていたDynamic Front、Joint Warfighting Assessment、Saber Strike、Swift Responseの4件の演習は中止になり、部隊は米国に向け撤収を開始してると言う。
2020.03.25
NHK
EU 北マケドニア・アルバニアと加盟交渉開始へ
<2004-032502>
EUが24日、加盟国の閣僚会議を開き北マケドニアとアルバニアとの加盟交渉を開始することで合意した。 バルカン半島では中国やロシアが存在感を高めていて、EUとしては加盟交渉もテコにこの地域での影響力を強めるねらいがあるとみられる。
交渉にあたるヨーロッパ委員会のバールヘイ委員は、交渉開始は他のバルカン諸国へのメッセージでもあると述べ、ほかのバルカン半島の国々との加盟交渉にも意欲を示した。
2020.03.18
Jane's Defence Weekly
Replacement rade
<2005-031813>
・Finland
2020.03.18
Defense News
Special US fund to replace Russian equipment in Europe is shifting its strategy
<2004-031802>
米国務省が、ロシア製兵器を保有している欧州8ヵ国に対し米国製兵器への切り替えを促す政策の第二弾を開始している。
2018年に実施され2年間行われた第一弾のERIでは、$277Mの計画で米防衛産業に$2.5Bの売り上げをもたらしたという。
2020.03.18
Jane's 360
Covid-19: 'Defender-Europe 20' scaled down
<2004-031801>
在欧米陸軍が3月16日、新型コロナウルスの感染拡大を受けて、中欧、東欧及びジョージアを舞台に4月から5月に実施する計画であったDefender-Europe 20演習は規模を縮小すると発表した。 このため米国から欧州へ向けた人員及び装備の輸送は13日に停止したという。 また移動中の第1騎兵師団と第1機甲師団第2旅団は米国に引き返す。
更にDefender-Europe 20と並行して行われることになっていたDynamic Front、Joint Warfighting Assessment、Saber Strike、Swift Responseの4件の演習は中止になり、部隊は米国に向け撤収を開始してると言う。
2020.03.17
Stars & Stripes
North Macedonia clears last NATO membership hurdle
<2004-031708>
スペイン議会上院が3月17日に北マケドニアのNATO加盟を264人中259人の賛成で承認したため、同国のNATO加盟は最後の関門を通過した。
批准書はフェリペ国王が署名を行ったため、72時間以内に米国務省に送付される。
2020.02.26
Jane's Defence Weekly
Carrier strike Group 2.0
<2004-022613>
・Air wing capabilities
・Cruise missiles and co-operation
2020.02.26
Jane's Defence Weekly
Uncertain course
<2004-022612>
・New context
・New money
・New ideas
2020.02.19
Jane's Defence Weekly
Allies agree to expand NATO training mission in Iraq
<2004-021909>
NATO加盟国国防相が2月12日、トランプ大統領の圧力に屈してNATO軍のイラク駐留 (NMI) 延長に同意した。
数百名からなるNMIはISISと戦うイラク軍の訓練にあたっている。
2020.02.19
Jane's Defence Weekly
North Macedonia ratifies NATO accession protocol
<2004-021908>
北マケドニア国会が2月11日、同国のNATO加盟を120人中114人の賛成で承認した。
北マケドニアのNATO加盟を未だ批准していないスペインも3月中に批准するとみられる。
2020.02.19
Jane's Defence Weekly
Four NATO states povide satellite services to alliace
<2004-021907>
NATOが2月12日、加盟国の衛星通信の予備として、米英仏伊4ヵ国の衛星を向こう15ヵ年年間提供することで合意した。 このためのコスト€1B ($1.1B) はNATOが負担する。
一方チェコとパートナー国のスウェーデンがNATOの地上戦用弾薬計画に加盟した。 この計画にはNATO 19ヵ国とパートナ国4ヵ国が加盟しており、ロケット弾、対地ミサイル、SAM、戦車弾、野砲弾、迫撃砲弾の調達と備蓄を行う。
2020.02.15
Stars & Stripes
In a small Polish village near a Russian exclave, US-led NATO battle group is ready 'in case anything happens'
<2003-021504>
2017年に米軍がNATO EFPの先遣として進駐して以来、Suwalki回廊に近い村Bemowo Piskieの人口は一夜にして三倍に増えた。
【註】
Bemowo Piskieは、ポーランドとリトアニアの間で幅50km程度の国境地帯であるSuwalki Gapに近い。
ここはロシア領となっているカリーニングラードと親ロシアであるベラルーシに挟まれ、NATOにとっての弱点とされている。
2020.02.15
Defense News
Europeans crank up defense spending amid doubts over US backing
<2003-021503>
ロンドンの国際戦略研究所がミュンヘン安全保障会議で公表したMilitary Ballance 2020で、欧州諸国が米国軍の欧州進駐の代償として国防費の引き上げを図っているとしている。
2019年における欧州諸国の国防費は2018年から4.2%増の$259Bで、世界平均の4%を上回っている。
2020.02.15
Defense News
Germany wants another crack at a EU mission in the Strait of Hormuz
<2003-021502>
ミュンヘンで開かれたミュンヘン安全保障会議でカーレンバウアー独国防相が、ホルムズ海峡での海軍の行動で、既に実施しているフランスに頼ることを明らかにした。
2020.02.11
Jane's 360
'Cross Swords' exercise melds cyber and traditional warfare tactics
<2003-021109>
今年で6回目となるNATOのサイバー演習Crossed Swordsがラトビアのリガで26ヵ国から120名以上が参加して行われた。
2020.02.01
共同通信
英国がEU離脱、加盟国初 歴史的転換点、混迷に終止符
<2003-020102>
英国が1月31日にEUから離脱した。 英国民が離脱を選択した2016年6月の国民投票から約3年半続いた混迷にようやく終止符が打たれた。
EUは拡大と深化を重ねてきたが、初めて加盟国を失う歴史的な転換点を迎え欧州は新たな時代に入った。
2020.01.30
Stars & Stripes
Poland, Lithuania add brigades near US presence to reinforce border with Russia
<2002-013005>
ポーランドとリトアニアが1月29日、ロシアと対峙して駐留している米軍に協調してそれぞれの旅団を差し出すことで合意した。 差し出されるのはリトアニアのIron Wolf旅団とポーランドの第15機械化旅団で、防空、機動で協力すると共にSwalki Gap防衛の増援としてNATO軍北東司令部の統制下に入るが、それぞれの国の指揮下にあるという。
米軍はドイツVilseck駐留第2騎兵連隊からの派遣隊が、カリーニングラードから50哩のポーランド領内に派遣されている。
【註】
Swalki Gapとはロシア領となっているカリーニングラードと親ロシアであるベラルーシ間の50km程度の地帯で、ここがポーランドとリトアニアの国境になっており、NATOにとっての弱点とされている。
2020.01.15
Jane's Defence Weekly
Eurocorps assumes command of NRF's land forces
<2003-011504>
NATO即応部隊 (NRF) 2020の指揮を、独蘭軍団から欧州軍団 (Eurocorps) に引き継ぐ式典が1月8日にフランスのStrabourgで行われた。 式典ではNRF旗がイズミール(註:トルコ)のNATO地上軍司令官である米陸軍トムソン中将から仏軍のLaurent Kolodziej中将に渡された。
指揮をドイツ軍からポーランドに移管したNRF 2020の緊急即応部隊 (VJTF) 2020 (VJTF 2020) の主力は第21Podhale狙撃旅団で、旅団は第12機械化師団、第3輸送航空団のほか憲兵、兵站、特殊武器 (CBRN) 防護部隊の支援を受ける。
VJTFにはポーランド軍が3,000名を提供するほか、その他に3,000名がブルガリア、チェコ、ハンガリー、イタリア、ラトビア、リトアニア、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スペイン、トルコ、英国の各国から派遣されている。
2020.01.13
Aviation Week & ST
European states plan for Hupersnic defense
<2003-011303>
欧州のミサイル防衛はPatriotを装備する独希蘭西とSAMP/Tを装備する仏伊に限られているが、HGVや超高速/超音速CMなど、中露からの新たな脅威に対抗する必要から、フランスが主導しフィンランド、イタリア、オランダ、スペインが支援しているTWISTER計画を、EUの常設軍事協力枠組み (PESCO) が11月に支援する13項目の一つにしている。
同様の計画は米国でPRGWSやHWSが進められている。
2020.01.08
Jane's 360
Eurocorps takes command of NATO Response Force, with Poland leading VJTF
<11.pdf>2002-010811>
NATO即応部隊 (NRF) 2020の指揮を、独蘭軍団から欧州軍団 (Eurocorps) に引き継ぐ式典が1月8日にフランスのStrabourgで行われた。 式典ではNRF旗がイズミール(註:トルコ)のNATO地上軍司令官である米陸軍トムソン中将から仏軍のLaurent Kolodziej中将に渡された。
指揮をドイツ軍からポーランドに移管したNRF 2020の緊急即応部隊 (VJTF) 2020 (VJTF 2020) の主力はPodhale狙撃旅団で、旅団は第12機械化師団、第3輸送航空団のほか憲兵、兵站、特殊武器 (CBRN) 防護部隊の支援を受ける。
2020.01.08
讀賣新聞
欧州各国・カナダのイラク駐留部隊、続々と退避…米イラン緊張で
<05.pdf>2002-010805>
米国とイランの緊張が高まっている事態を受けて、欧州各国とカナダはバグダッドから駐留部隊の退避を始めた。 いずれも、イランがイラクの米軍と有志連合の基地に弾道ミサイルを撃ち込む前に明らかにした。
ドイツ国防省は7日、イラクに駐留する120名のうち、バグダッドと近郊に駐留する35名をヨルダンとクウェートに退避させたと発表した。 NATOは6日、イラク治安部隊への訓練任務の中断を発表したことに伴って、ルーマニア、クロアチア、スロバキアも7日、クウェートや他のNATO軍基地への退避を発表した。 イタリアはバグダッド中心部に駐留していた50名を避難させ、英国もバグダッドから50名を退避させた。
カナダ軍はイラクに駐留する500名の一部をクウェートに撤収させると明らかにした。
2020.01.08
ロイタ通信
仏、駐イラク軍部隊削減の計画なし 中東情勢悪化受け=政府筋
<2002-010802>
フランス政府筋が7日、イラン革命防衛隊Quds部隊司令官殺害を受けて中東地域の緊張が高まっているものの、フランスは現時点でイラクに駐屯する同国の部隊を削減する計画はないことを明らかにした。
2020.01.08
日経新聞
英、イラク駐留部隊を配置転換 情勢悪化で安全確保
<2002-010801>
ウォレス英国防相が7日に英議会下院で証言し、バグダッドに駐留する部隊の一部をバグタッド北方のタジ基地に配置転換したことを明らかにした。
英報道によると、イラクに駐留する400名のうち数十名が対象になる。 また英国軍を含むイラク駐留軍の全ての訓練活動も中断したという。
2020.01.07
ロイタ通信
ドイツ、イラク駐留部隊を一部周辺国に移送へ
<2002-010706>
イラク議会が5日に外国軍の撤収を求める決議案を採択したのを受け、ドイツはイラク駐留部隊を一部周辺国に移動させる。 イラクには主に同国軍の訓練を担うドイツ軍が120名が駐留しているが、ドイツ政府はこのうちの30名程度をヨルダンやクウェートに移す方針を示した。
ドイツのマース外相は、外国軍のイラク撤収でISISが再び勢力を盛り返す可能性があると懸念を示した。
2020.01.07
ロイタ通信
NATO 加盟国、イラン司令官殺害受け一致して米国支持=事務総長
<2002-010703>
ストルテンベルグNATO事務総長が6日、米国からイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害に関する説明を受けた加盟国が一致して米国支持の姿勢を示したと明らかにした。
NATO加盟の欧州諸国の間では昨年、トランプ米大統領の中東政策に対する反発が広がったが、外交筋2人は6日の2時間に及ぶ会合は円滑に進んだと明言した。
2020.01
International Defence Review
PESCO to fund European AEA system
<2002-010002>
EUの常設軍事協力枠組み (PESCO) が11月12日に、航空機搭載電子攻撃 (AEA) 装置の開発に出資することを明らかにした。
システムはSEAD、EJ、SPJなどに使用されるもので、スペインのIndra社主導でSaab社もThales社を始めイタリアのElerronicca社やドイツのHensoldt社も参加して2020年初期に契約が行われる。