2024年の北極圏地域の情勢に関する報道

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2024.07.02
 13:58
AFP=時事

(Yahoo)

スバルバル諸島最後の私有地、外国勢力への売却を阻止 ノルウェー <2408-070214>
 ノルウェー政府が1日、中国などの外国勢力による買収を防ぐため、北極圏にあるスバルバル諸島(Svalbard Islands)の最後の私有地の売却計画を阻止したと発表した。
Svalbard Islands の位置 (Google Map)】
 スバルバル諸島は、ノルウェー本土と北極の中間に位置し、面積はベルギーの2倍。 ロシアと西側諸国との関係が冷え込む中、地政学的にも経済的にもホットスポットとなっていた。
【関連記事:2207-063003 (Reuters 2022.06.30)】
 同諸島は、1920年に締結されたスバルバル条約により、外国企業の参入を認める異例の法的枠組みに基づき統治されている。 ノルウェー領だと認められているが、ロシアや中国を含む締約国の国民にも、鉱物資源を開発する権利を認められている。
 同諸島南西部の僻地にある私有地Sore Fagerfjordは、山々や平原、氷河から成る60㎢の土地で、€300Mで売りに出されていたが、主権の守りたいノルウェー政府は、この土地が外国資本の手に落ちるのを快く思わず、1日に売却に際しては国家安全保障法に基づき、国の承認を要すると発表した。
 所有者の代理人を務める弁護士は以前AFPの取材に対して、北極圏とスバルバル諸島に長い間、心からの関心を示してきた中国の潜在顧客が具体的な行動を示していると説明していた。
2024.05.13 National Defense JUST IN: Canada prioritizing Over-the-Horizon Radar in NORAD modernization <2406-051322>
 カナダが4月、2017年の前回更新以降の「重大な世界的変化」に対応して、北極圏へのアクセスがますます容易になるなど、防衛政策の改訂を発表した。 その結果、同国は、この地域のドメイン認識を向上させるための主要な
NORAD近代化の取り組みの一環としてOTH-Rの開発を続けている。
 カナダのブレア国防相は5月13日にワシントンを訪問した際、記者団に対し「われわれは本当にレベルアップする必要がある。 地平線を越えれば、北米全域のドメイン認識の視点が得られるだろう」と述べた。
 OTH-Rは、レーダーの地平線を越えた長距離 (通常は数百~数千㌔) の目標を検出できる。
 2023年に中国の気球がNORADの領空に侵入したことを受け、米国とカナダの国防当局は技術と手順のギャップを調査することになった。
 ブレア国務長官は、カナダがNORADの近代化に$40Bの投入を発表し、OTH-Rの開発と配備を行うと発表した。