2024年の米インド太平洋軍に関する報道

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標       題
要             旨
2024.10.12
 05:54
Defense News US Army Pacific to absorb new units under ‘transformation’ mantra <2411-101204>
 米陸軍太平洋軍司令官のフリン大将によると、米陸軍インド太平洋地域軍司令部は、敵の戦術への迅速な適応を促進するために創設された新しい種類の部隊を編成して、軍の変革構想の先頭に立っている。
 フリン大将は米国陸軍協会 (
AUSA) の年次会議に先立つ取材で、ハワイからアラスカまで、いくつかの部隊は、陸軍参謀総長ジョージ大将の構想の一部として選ばれた "Transforming in Contact" と述べた。
 フリン大将は「しかし、ここの運営レベルと戦域レベルでは、接触にはまったく別の変革が起こっており」、例えば太平洋陸軍はTIADを最初に導入した部隊であると述べた。
 TIADは、中国やロシアのような敵対国がどのように情報戦を行っているかを常に把握することを目的としている。
 フリン大将は、同軍は治安部隊支援旅団 (SFAB)、戦域火力部隊 (TFE) 及びTIADを中国近くに配置したと付け加えた。
 陸軍はすでに太平洋戦域で、3個できるMDTFのうち2個を創設しており、2024年を通じて演習を行っている。
 陸軍は、5個のMDTFを編成する計画で、1個はヨーロッパに、もう1個はノースカロライナ州フォートリバティに置き、世界的な迅速な対応に対応するようにされている。
2024.10.04
 07:45
Wall Street Journal 米軍の急所、太平洋の補給線をどう守るか <2411-100405>
 オーストラリア内陸部の人里離れた地にOsprey 2機が着陸すると、即座に米海兵隊員が積み荷を降ろした。 それから巨大な燃料ブラダー(袋状の燃料タンク)を所定の位置まで引っ張り、炎天下にホースとノズルをつなぎ始めた。 演習の目的は、いわば可搬式給油所を前線近くに短時間で設営し、航空機が後方の基地に戻らずに燃料や装備を補てんできるようにする訓練である。
 海兵隊をはじめとする米軍は戦略を転換し、太平洋地域でプレゼンスを拡大しつつある。 目的は、中国が台湾を占領するために軍事行動を起こすのを抑止し、必要に応じて戦える態勢を整えることである。
 台湾を巡り戦闘が起きる事態に備え、米国はオーストラリアで第2次世界大戦以来の水準まで軍事的プレゼンスを高めている。米軍にとってオーストラリアが戦略拠点になりつつある理由とは。 だが、軍が直面しつつ見落とされがちな重要課題がある。 米国の主要基地から遠く離れた離島や海上交通路にいる最前線の部隊に、どのように燃料や弾薬などを届け、その補給線を中国の攻撃から守るかである。
 米陸軍の装備の現代化を監督するレイニー大将は最近、シンクタンクのイベントで「兵站が狙われるという問題がある」と述べた。
2024.10.03
 10:26
聯合ニュース 韓米が合同海上訓練 米強襲揚陸艦など参加 <2411-100313>
 韓国海軍が3日、米海軍と2日から2日間、浦項沖で相互運用性強化のための合同海上訓練を行ったと発表した。
 米韓海軍は海上機動、上陸機動部隊の護送、防空戦、
LCACの曳航などの訓練を行った。
 韓国海軍からは大型輸送艦馬羅島、駆逐艦忠武公李舜臣などが、米海軍からは強襲揚陸艦Boxerなど4隻が参加した。
 BoxerはF-35Bなど航空機を40機搭載できる軽空母で、8月に行われた米韓両軍の海軍と海兵隊による合同上陸訓練「双竜訓練」にも参加した。
2024.09.19
 14:46
Reuters 通信

(Yahoo)

米、中距離ミサイルシステムの比配備維持 対中抑止で戦略的価値 <2410-091917>
 事情に詳しい複数の関係筋がReutersに、米国がフィリピンに配備した
MMRM Typhonを当面は撤収しない方針であることを明らかにした。
 中国の目標を攻撃できるCMの発射が可能な同システムは、今年の合同演習を機にインド太平洋地域で初めてフィリピンに配備された。 中国は撤去するよう求めているが、配備されたままとなっている。
 複数のフィリピン当局者によると、米比は南シナ海に面し台湾海峡に近いルソン島北部にある同システムを使って訓練を続けている。 合同演習は9月で終わるものの、撤収する予定は今のところ把握していないという。
 フィリピン軍報道官のデマアラ大佐は18日にReutersに対し、訓練は継続中であり、ミサイルシステムをいつまでとどめておくかは米太平洋陸軍 (USARPAC) 次第だと語った。
 USARPACの広報担当官によれば、フィリピン陸軍はYyphonが9月以後もとどまることができるとしており、協議を進めている。
 匿名を条件としたフィリピン政府高官と、事情に詳しい別の関係筋は、米比両国は紛争が発生した場合に同システムを使用することを想定した試験を行っていると明らかにした。
 政府高官はシステムの配備維持について、中国を抑止する戦略的価値があると指摘した。
2024.09.18
 23:25
Defense News Marines reopen second WWII-era airfield to prep for future combat <2410-091832>
 米海兵隊が2024年、航空訓練と作戦のために最近改装された第二次世界大戦時代の2番目の飛行場を再活性化した。
 海兵隊は8月、キャンプ・ルジューンから25哩以内にあるノースカロライナ州キャンプ・デービスの飛行場を$28Mでオーバーホールすると発表した。 この動きは、6月に太平洋のペリリュー島にある飛行場の再認証を受けたのに次ぐものである。 この2ヵ所は、海兵隊が将来の作戦と訓練の両方で軍の航空能力を向上させる計画にとって非常に重要である。
 海兵隊にとって特に課題となるのは、小規模な海兵隊部隊を長距離に分散させることを目的とした遠征先進基地作戦任務を効果的に遂行することで、この取り組みは、精密攻撃や偵察から燃料補給や補給まで、航空機の支援に大きく依存している。
2024.09.18
 21:30
SOFREP

(Yahoo)

Navy adds new Expeditionary Sea Base Ships for Maritime combat in Pacific <2410-091828>
 特殊作戦の偵察と攻撃任務を支援し、V-22 Ospreyティルトローター機を敵の地に発進させて海兵隊と武器を輸送し、攻撃する水陸両用部隊と下船した海兵隊を支援するための海上指揮統制を実行する、太平洋での存在感が増し続ける中、米海軍にとって重要性を増している作戦である。
How this Ship changes America's future Wars in the Pacific (YouTube>】
 海兵隊の沿岸部隊の創設と、新しいUAV、軽水陸両用艦、揚陸輸送艇の登場により、海軍が新たな遠征海上基地 (ESB) 艦を急いで進めていることは理にかなっている。 海軍は、5隻目のLewis B. Puller級ESB Robert E. Simanekを就役させたばかりである。  海軍におけるESBの数の増加は、10年以上にわたる地上戦の支援から、海事中心の飛び石のような戦闘態勢へと転換するという軍の戦略と一致している。 太平洋戦域全体に広がる島嶼部、沿岸部は、マルチドメイン戦闘の中で陸上の安全な地域を見つける可能性が低い海上基地部隊の必要性を高めている。  長年にわたって開発されてきたESBは、ヘリ甲板、特殊作戦の支援エリア、高度な指揮統制技術を備えた軍事戦闘の厳しさに合わせて改造された商船から生まれた。
 沿岸地域や島嶼地域が激しい紛争に遭遇した場合、地上の戦術作戦センターや機動部隊は、海岸から数百哩離れた戦略的に配置された海上基地よりも大きなリスクにさらされる可能性がある。 より安全なスタンドオフ距離でESBは、戦闘半径450nmで行動するティルトローター機であるV-22 Ospreyを発進させるように構成されているため、依然として重要な戦力を投入できる。
2024.09.17
 23:46
共同通信

(Yahoo)

米軍哨戒機、台湾海峡飛行 中国軍が追跡 <2410-091719>
 米海軍第7艦隊が17日、海軍の対潜哨戒機P-8A Poseidon台湾海峡の国際空域を同日飛行したと発表した。 国際法にのっとった行動だと説明し「自由で開かれたインド太平洋への米国の支持を示すものだ」と強調した。 台湾への軍事圧力を強める中国を牽制する狙いがある。
 中国軍東部戦区は17日、台湾海峡を飛行した米軍の対潜哨戒機を戦闘機で追跡・監視し、警戒に当たったと発表した。「常に警戒を保ち、国家主権や地域の安全と平和を断固として守る」と強調した。
 台湾海峡では米国のほか、ドイツやカナダの軍艦が通過し中国が反発している。
2024.09.10
 14:55
Inside Defense Pentagon seeks 'integrated battle manager' for new Guam air and missile defense <2410-091006>
 今年初めに設立された米陸軍主導の組織であるグアム防衛システム (
GDS) JPOは、現在本格的に活動を開始しており、既存のIAMD指揮統制システムとシームレスに統合できる最先端の戦闘管理システムの開発に関する提案を業界に求めている。
 9月5日のRfIで、GDS JPOは、米国西部太平洋地域の保護に貢献することを目指している広範な能力を初めて概説した。
2024.08.27
 21:09
時事通信

(Yahoo)

米司令官「比運搬船援護も可能」 南シナ海、中国との衝突受け <2409-082726>
 米インド太平洋軍司令官のパパロ海軍大将が27日にマニラで開かれた防衛フォーラムで記者団の質問に答え、南シナ海で中国側船舶との衝突が相次いでいるフィリピンの物資運搬船について、「米軍が援護することも可能だ」と発言した。
 パパロ大将は「米比相互防衛条約に基づいて行うことはできるが、あくまで協議を経た上での話になる」と付け加えた。 同席した比軍参謀総長のブラウナー陸軍大将も「自国だけで任務を遂行することが望ましい」とする一方で、「あらゆる選択肢が用意されているのも事実だ」と話した。
2024.08.27
 19:20
Newsweek

(Yahoo)

中国軍を睨む西太平洋に米空母不在 地域の守りが手薄に? <2409-082718>
 米海軍太平洋地域に6隻の空母を配置しているが、緊張が高まる中東で、米海軍はイランやその代理勢力がイスラエルを攻撃するのを抑止するため、2個
CSGを中東に展開していることから、今週は中国を睨む西太平洋に米海軍の空母が1隻もいない状態となった。
 George Washingtonは米海軍によって8月1日から正式に日本に前方配備される空母に指定され、秋には横須賀基地に配備される予定で、米海軍は7月末にNorth Island海軍航空基地でRonald Reaganとの艦交代を実施し、George Washingtonは22日に同基地を出港したことが確認されている。
 Ronald Reaganは9年間にわたって日本配備を終えて現在はメンテナンス中で、20日時点で入手可能な衛星写真によれば、NimitzRonald Reaganもワシントン州ブレマートンにあるキットサップ海軍基地のピュージェット・サウンド海軍造船所に停泊している。
 ノースアイランドを母港とするTheodore RooseveltAbraham Lincolnは現在、中東に配備されており、米中央軍は21日にAbraham Lincolnが中東に到着したと発表しており、Theodore Rooseveltについては22日時点でオマーン湾を航行中であることが衛星写真で確認されている。 両空母は米西海岸から太平洋に配備される予定だったが、イスラエル・イラン間の緊張の高まりを受けて米国防総省が中東への派遣を決めた。
 これにより中国のハードパワーが高まりつつある西太平洋にすぐに展開可能な空母がなくなった。
 一方で中国は、保有する3隻の空母のうち1隻が南シナ海に展開しており、イタリアは2隻で構成されるのCSGを日本に派遣した。
2024.08.23
 19:49
時事通信

(Yahoo)

豪基地で米原潜整備 将来の配備へ地ならし <2409-082318>
 米英豪の国防相が23日、米原子力潜水艦の整備作業を豪西部スターリング海軍基地で始めると発表した。
 3ヵ国の安全保障枠組みAUKUSを通じた将来の豪軍への原潜配備に向けた地ならしとなる。 AUKUS合意では、2030年代に豪州が米Virginia級原潜を3~5隻購入し、その後3ヵ国で次世代型原潜を共同開発する。
 今回、Virginia級原潜Hawaiiの整備を豪州の基地で初めて行うため、豪軍兵士は過去1年間、米英両軍で原潜運用の訓練を受けてきており、さらに整備についても技術習得を進める。
2024.08.22
 05:14
Defense News This system could allow small Army teams to hit 1,000 targets per hour <2409-082204>
 米陸軍を中心としたチームが、現在米中央軍で積極的に使用されている照準システムを使用した試験を少なくとも10回行い、世界中の物流問題を解決するために採用しようとしている。
【関連記事:2409-080202 (MT 2024.08.02)】
 Army Times紙が以前に報じたところでは、第82空挺師団、第10山岳師団、第101空挺師団、第3歩兵師団を指揮する第18空挺軍団は、他の下位部隊とともに、2020年後半にScarlet Dragonと呼ばれる照準システムの試験を開始した。
 10回以上の反復を経て、今後数ヵ月から数年でさらに多くの反復実施が計画されているこのコマンドでは、センサーとソフトウェアの組み合わせであるMaven Smart Systemが開発され、ユーザーは戦闘空間を迅速に評価し、大量のデータを収集し、人工知能と機械学習を使用してそのデータを分析してターゲットを特定し攻撃することができる。
 このシステムの進化は、水曜日にジョージア州オーガスタで開催された Armed Forces Communications and Electronics Association TechNetで説明された。
 ノースカロライナ州フォート・リバティの第18空挺軍団の副司令官であるコグビル准将は「我々がやっていることは違い、これは我々が今戦うことができるツールである」と言った。
 2020年後半に行われた最初の試験であるScarlet Dragonの試験では、第18空挺軍団と第2海兵遠征軍がチームを組み、商用衛星画像とアルゴリズムを使用して、フォートリバティの野外にある貯蔵槽を特定し、そのデータを海兵隊のミサイルシステムに渡して標的に命中した。
2024.08.14
 15:03
Korea Wave

(Yahoo)

米韓、19日から「北朝鮮核攻撃想定」合同軍事演習···北朝鮮“応戦”の可能性 <2409-081417>
 米韓合同軍事演習乙支Freedom Shield(UFS)」が8月19日から実施される。 今回の演習では、初めて北朝鮮の核兵器使用を想定した核作戦シナリオが適用される。
 韓国軍の発表によれば、2024年のUFSは8月19日から11日間にわたって二部構成で進められ、第一部は韓国政府の演習「乙支演習」と連携して19~23日まで実施され、26~29日の第二部は軍単独で進められる。 これに先立ち、韓国軍は13~16日、UFSの事前演習にあたる危機管理演習(CMX)を実施する。
 今回のUFSでは、北朝鮮の核やミサイル脅威やUAV、風船を利用した攻撃などの新たな挑発に対応するためのシナリオが策定されていて、特に、初めて北朝鮮による核攻撃を想定し、核使用シナリオを反映した米韓両政府の模擬演習や、防衛・軍事レベルでの図上演習(TTX)が実施される。 また、両軍による連携した屋外機動演習(FTX)も予定されている。
 さらに、今回のUFS期間中、米軍の戦略兵器が朝鮮半島に展開し、韓国軍との合同訓練が進められる可能性がある。 日本や韓国、米国の3ヵ国が定例化を決定したFreedom Edgeと連携した多領域訓練も実施される可能性が考えられる。
 毎回の合同演習に北朝鮮は反発しており、米韓当局は今回のUFS期間中にも挑発行動に出る可能性を警戒している。 北朝鮮は5月16日、UFSに対して「既に核攻撃演習と呼ばれている」「災害的な結果を考慮すべきだ」と警告している。
2024.08.09
 13:37
Inside Defense 'Bridge' to link Army-Navy sensor tracks on Guam not ready to handle 'advanced' threats <2409-080907>
 米軍は、陸軍と海軍のレーダにより、まだ敵のBMや極超音速ミサイルの単一の経路を効果的に識別するグアム防衛能力を展開することを計画しており、中国との紛争で来る襲撃は「数百」から「数千」になる可能性があると上層部が評価している。
2024.08.02
 07:28
産経新聞

(Yahoo)

米、AI無人機大量導入へ 対中抑止力向上図る ヒックス国防副長官インタビュー <2409-080204>
 米国防総省のヒックス次官が7月31日に、産経新聞の単独での書面取材に応じ、人工知能 (AI) を組み込んだUAVやUSV/UUVなどを数千規模で展開するReplicator構想2025年8月までに実現する方針を明らかにした。
 インド太平洋地域で覇権確立を目指す中国が「国際秩序を作り替える意思を持つ」と警戒して、Replicatorを活用し、対中抑止力を高めていく考えを示した。 ヒックス次官が海外メディアの単独取材に応じるのは、2021年2月の就任後初めてである。
 ヒックス次官はReplicatorの利点について、「安価で、戦火にさらされる人員が少ない」とし、従来の装備と比べ導入や改修に必要な時間が短縮されるとも強調した。 AIなどの活用でReplicatorは自律的に稼働する特徴があり、通信環境が悪い状況でも機能するとした。
 ヒックス次官が、Replicatorに取り組む理由として念頭に置くのが、軍備増強を急速に進める中国で、「中国との戦略的競争の時代において、技術的革新にはこれまでと異なるやり方が必要だ」とし、新しい発想で、装備開発や配備を迅速に行う必要があるとの考えを示した。
 また、現在の導入計画は第一段と位置付けており、詳細は不明ながら、将来は第二段に取り組む可能性も明らかにした。
2024.08.02
 05:37
Military Times 18th Airborne at center of major Pacific exercise for the first time <2409-080202>
 米陸軍が8月1日、太平洋地域に焦点を当てた想定で初めて陸軍の最高の即応師団による大規模な模擬戦闘演習を開始した。
 ノースカロライナ州Fort Libertyに駐屯する第82空挺師団、第10山岳師団、第3歩兵師団、第101空挺師団を隷下に収める第18空挺軍団は、米陸軍太平洋戦域に配属され、指揮官たちは軍団規模の部隊を広大な距離に展開する訓練を行う。
 ポッパス大将指揮下太平洋陸軍司令官のフリン大将、第18空挺軍団長のドナヒュー中将の3人の司令官が1日に記者会見に応じた。
 陸軍は毎年5~6回の戦闘演習を実施しており、旅団、師団、軍団など各種レベルの指揮所で、広大な戦闘空間を移動する中央部隊を模擬している。
 陸軍によると、6月にインディアナ州の陸軍州兵部隊である第38歩兵師団は、推定600名が参加した9日間の戦闘演習を実施した。
2024.07.21
 05:28
共同通信

(Yahoo)

在韓米軍、F16飛行隊増強 ソウル南方基地で1年間 <2408-072104>
 米太平洋空軍が19日、北朝鮮や中国の脅威に対する抑止力強化を図るため、烏山基地を拠点とする第7空軍第36戦闘飛行隊のF-16を、1年の時限措置だとして9機増やして31機の「スーパー飛行隊」を編成すると発表した。
 9機は韓国西部にある群山基地の第8戦闘航空団から転用して1年かけて出撃回数や補給を分析し、訓練効果や戦闘力を向上させることができるかどうかを評価する。
2024.07.02
 22:12
共同通信

(Yahoo)

米中距離ミサイル装置、なお比に 9月まで維持、中ロ反発 <2408-070217>
 フィリピン陸軍のデマアラ報道官が2日、米軍が4月に初展開した中距離ミサイル発射装置がまだ国内に残されており、9月に米国へ戻す計画だと共同通信に明らかにした。 中国は撤去を強く要求、ロシアも核兵器搭載が可能な中距離ミサイルを生産・配備する対抗措置を発表していた。
 同発射装置は米軍がフィリピン軍とのSalaknib演習の第1部で、米本土からC-17で15時間余りかけて空輸し、4月11日にルソン島北部に展開していた。
2024.07.01
 18:10
Defense News Marines sink moving vessel at sea with new missile in Pacific training
 米海兵隊のAH-1Z Viper沖縄近海で6月27日、新型のAGM-179
JAGM fire and forgetミサイルを用いて曳航されて移動する標的船の撃沈にインド太平洋地域で初めて成功した。
2024.06.28
 06:10
Defense One Army tests next-gen long-range fires capability in Pacific <2407-062806>
 米陸軍太平洋軍が、米陸軍がパラオ沖の標的に向けて、無人ミサイル発射装置の試作品から新型の長距離ミサイルを発射した際、「すべてが素晴らしかった」と述べた。
 6月16日に自律型マルチドメイン発射装置 (
AML) から2発のPrSMが発射されたことについて、「これ以上の結果を求めることはできなかった」と、米太平洋陸軍作戦部長のヴァンアントワープ准将は電話取材に答えた。
 テネシー州兵の第3 MDTF1-181砲兵大隊は、海軍主導のValiant Shield演習の一環として、移動中の標的艦船をこの武器で撃沈した。 AMLとPrSMは、250哩離れた目標を攻撃でき、中国との潜在的な戦争に備える太平洋の合同部隊に長距離精密射撃やその他の支援を提供する陸軍の大規模な取り組みの一環である。
2024.06.26
 03:01
Defense News Marines make first landing on renovated WWII airfield in the Pacific <2407-062601>
 米海兵隊が戦後初めて、太平洋のペリリウ島に固定翼機として初めてC-130Jを着陸させた。
Peleliu 島の位置 (Google Map)】
2024.06.22
 11:48
日経新聞 米海兵隊トップ、沖縄の新部隊で「日本を中国から守る」 <2407-062208>
 米海兵隊総司令官のスミス大将が21日、日経新聞などの取材に応じ、2023年11月に沖縄で発足した新部隊について「日本を守るため中国の攻撃に対抗するために編成された」と明言した。
 中国は東シナ海で威圧的行為を続けており、台湾有事となれば、米軍基地がある沖縄の南西諸島も戦域に入る可能性がある。
 在日米軍は沖縄の駐留部隊を改編し離島防衛に即応する海兵沿岸連隊 (
MLR) を創設した。 MLRは2,000名規模で、有事の際には島嶼部に分散して展開し、陸上から中国軍艦艇を攻撃して中国軍の活動を妨害する。
 スミス大将は「敵国の艦船を攻撃できる移動式ミサイルを装備し、現在よりはるかに長い、数十㌔に及ぶ長距離の射撃ができるようになる」と説明した。
 スミス大将は数年以内にグアムにも、ハワイ、沖縄に続き3例目となるMLRを配置置すると明らかにし、「日本からフィリピン、ハワイへとつながる戦略的な連絡線を守る責任を負う」と述べた。
 また、沖縄に駐留する米海兵隊の一部をグアムに移転する計画は2024年12月に開始し、まず100名程度で始め、最終的には4,000名が移駐する。 日米両政府が2006年に合意し、2023年1月の2-plus-2で改めて確認していた。
2024.06.22
 09:42
共同通信

(Yahoo)

米原子力空母が韓国入港 北朝鮮けん制 <2407-062205>
 米海軍空母Theodore Rooseveltが22日に釜山に入港した。 韓国海軍は「高度化する北朝鮮の脅威に対応し、米韓同盟の確かな連合防衛態勢断固とした意志を示すものだ」と強調し、ロシアとの間で「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名し、軍事協力を進める北朝鮮を牽制した。
 聯合ニュースによると、Theodore Rooseveltは日米韓3ヵ国が月末に朝鮮半島周辺の公海上で実施する共同演習Freedom Edgeに参加するため入港したとみられる。
2024.06.17
 08:53
中央日報

(Yahoo)

「在韓米軍2万8500人維持」 米下院が法案可決 <2407-061703>
 米下院が「現在28,500名在韓米軍規模を維持する」という文言が入ったFY25
NDAAを14日に採決 した。
 米下院はこの日の本会議で、全体国防予算はFY24に比べ$9B多い$895.2BとしたFY25 NDAAを賛成217票、反対199票で通過させた。
2024.06.16
 21:02
共同通信

(Yahoo)

米海兵隊グアム移転、12月開始 沖縄負担軽減へ実行段階、4千人 <2407-061607>
 米海兵隊当局者が共同通信の取材に対し16日、在日米軍再編に伴う在沖縄米海兵隊の米領グアムへの移転2025年12月に始まることを明らかにした。 兵站を担う隊員から移動し、部隊の受け入れ準備を進める。
 沖縄の負担軽減を目指す取り組みの一つとして日米両政府が2006年に合意し、2012年に固まった計画がようやく実行段階に移る。
 米議会調査局などによると、移転完了は2028年ごろだと見込まれている。 日米両政府は沖縄から海兵隊4,000名をグアムに移すほか、ハワイや米本土などに5,000名を移動させる計画で、第3海兵遠征軍や両政府は沖縄に最大19,000名近くが駐留している海兵隊は、再編が着実に進めば10,000名に削減されるとしている。
2024.06.12
 09:03
毎日新聞

(Yahoo)

米軍司令官「台湾海峡を地獄絵図に」 中国が侵攻すれば無人兵器で <2407-061207>
 米インド太平洋軍司令官のパパロ海軍大将が、10日公開のWashington Postの取材で、中国が台湾に軍事侵攻した場合の初期対応について「多数の機密装備を使い、台湾海峡を無人兵器による地獄絵図にする」と述べた。 UAVやUSV/UUVなどの活用が念頭にあるとみられ、「1ヵ月は中国側に惨めな状況を強い、我々は他の対応をするための時間を稼げる」と説明した。
 パパロ大将は、同紙のコラムニストであるロギン氏の取材で、中国の艦隊が侵攻のために台湾海峡の航行を始めた場合の対応を説明し、無人兵器の詳細は明かさなかったが「本物で調達可能だ」と強調した。  米国防総省は2023年8月に、2年間で数千の自律型兵器システムを配備する計画を公表しており、無人兵器の大量調達を急いでいる。
 一方、パパロ大将は、中国の国防費が公表額の約3倍に上るとの見方も示した。 事実なら年額でCNH5T(108兆円)に相当し、米国の$900B(140兆円)との差は著しく縮まる
 中国の国防費には「研究開発費が十分に含まれないなど、不透明だ」との指摘が以前からあった。
2024.06.08
 08:55
時事通信

(Yahoo)

太平洋で海上保安能力強化 米仏、首脳会談で合意へ <2407-060805>
 広報担当のカービー米大統領補佐官が7日にオンラインで記者会見し、バイデン大統領とマクロン仏大統領が8日の首脳会談で、中国の海洋進出の動きを念頭に、インド太平洋地域における海上法執行能力の強化に取り組むことに合意する見通しだと明らかにした。
2024.06.05
 18:30
時事通信

(Yahoo)

B1 爆撃機が朝鮮半島展開 米韓訓練、北朝鮮けん制 <2407-060514>
 韓国国防省によると、米軍のB-1Bが5日に朝鮮半島上空に展開して韓国軍の戦闘機と合同演習を行い、汚物風船を飛ばしたり、GPSの妨害電波を発信したりして、韓国への挑発を強める北朝鮮を牽制した。
 演習では、B-1Bが韓国の戦闘機の護衛を受けながら、精密誘導弾JDAMを投下した。 演習には、韓国空軍のF-35Aや米軍のF35-Bなども参加した。
 この種の演習は2017年を最後に行われていなかったという。
2024.05.29
 06:00
朝日新聞

(Yahoo)

中国と向き合う最前線の島に大型滑走路 年内にも完成、米軍も使用可 <2406-052904>
 フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海のSecond Thomas礁(アユンギン礁)に近いフィリピンの離島で、3,000m級の滑走路が2024年中にも完成する計画であることが、関係者への取材でわかった。  米軍の使用が認められる予定で、対中牽制の最前線拠点の一つとなる。 稼働時期は未定だが、数年以内を目指している。  建設地は、スプラトリー諸島を管轄するフィリピン最西端パラワン州のバラバク島で、中国船がフィリピン船に放水や衝突などの危険行為を繰り返すSecond Thomas礁から、南東に200kmの距離にあり、中国が軍事拠点化して実効支配するミスチーフ礁からも250kmと近い。
Balbac 島の位置 (Google Map)】
 フィリピン当局関係者によると、滑走路は戦闘機が安全に離着陸できる規模で、軍用機と民間機の両方に対応する。 整地は2020年から始まっていたが、米比は2023年に防衛協力強化協定(EDCA)に基づき、フィリピン内で米軍が一時駐留できる拠点を5ヵ所から9ヵ所に増やすことで合意し、バラバクが新拠点の一つに決まっていた。 飛行場が完成した後、米軍が格納庫や倉庫などを建設する計画もある。
2024.05.18
 06:58
Defense News Here's how the US Army’s multidomain task force is contributing to AUKUS <2406-051804>
 ハワイに司令部を置く米陸軍第3
MDTFが、この夏にオーストラリアと英国から将校を招聘して技術の向上に取り組む。 オーストラリア軍は5名、英国軍は3名の将校ををMDTFに派遣する。
 米太平洋陸軍司令官フリン大将は、米国陸軍協会 (AUSA) のLANPAC会議でのDefense Newsの取材でMDTFがAUKUS協定の第2の柱の焦点になると語った。
 フリン大将は、両国の将校は「さまざまな職域から来ており、サイバー、宇宙、電子戦、情報作戦、標的設定などの専門知識ももたらしている」と述べた。
 最初のMDTFは、陸軍がマルチドメイン作戦を探求して運用教義を起草する実験部隊として2018年に編成された。 太平洋地域では3個MDTFが計画され、 第1次MDTFの戦力体制構築はほぼ完了しており、2022年9月に発足した第3次MDTFは編成途上で、第4次MDTFはまだ編成されていない。
2024.05.15
 21:00
神奈川新聞

(Yahoo)

米軍横須賀基地にまたドローン? 停泊中の駆逐艦撮影か、SNS に新たな動画 <2406-051525>
 在日米海軍横須賀基地に停泊中の空母Ronald Reagan空撮したように見える動画がSNSに投稿された問題で、動画を投稿した人物が新たに同基地に停泊中の駆逐艦を上空からUAVで撮影したとみられる動画を投稿したことが分かった。
 X (Twitter) に15日投稿された新たな動画は28秒間にわたり米海軍の駆逐艦2隻が並んで停泊している上空を旋回した後に横切るように撮影したように見える。
2024.05.15
 05:21
時事通信

(Yahoo)

米台、ひそかに軍事演習か 4月に西太平洋で ロイター報道 <2406-051501>
 Reuters通信が14日、米国と台湾の両海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習をひそかに実施したと報じた。 演習は数日間にわたり、両軍の艦艇などが参加した。 双方がこれを公式に認めず、「偶然居合わせた」と主張する暗黙の了解があるという。
 米国防総省のライダー報道官は14日の記者会見で「特定の作戦についてのコメントはない」とした上で、「われわれは長年『一つの中国』政策を維持している」と強調した。
 中国の軍事的圧力が続く中、両軍の連携強化が狙いとみられ、中国は米台の接近に神経をとがらせている。
2024.05.14
 05:39
Military Times In China's backyard: The new Matrine regiments changing the fight <2406-051406>
 それは2016年に始まり、海兵隊沿岸連隊の誕生した。
 太平洋海兵隊司令官のバーガー海兵隊大将は太平洋の海兵隊部隊は、根本的な変化がなければ、脇に追いやられるか、最悪の場合、次の戦闘で脇に追いやられるだろうと見た。
 彼は海兵隊が潜在的に最大の敵である中国と戦う模擬戦を見てきた。
 この部隊は、2個旅団相当の歩兵と諸兵科連合を、専門家が21世紀のハイテク長距離攻撃紛争として想定しているものよりも、朝鮮戦争によく似た地上戦に投入するために設立された。
2024.05.10
 19:22
Reuters 通信

(Yahoo)

南シナ海に米ミサイル駆逐艦、中国軍「主権侵害」と非難 <2406-051010>
 中国
PLAが10日、米駆逐艦Halseyが同日に南シナ海パラセル諸島の領海に侵入したとして「中国の主権と安全保障を著しく侵害した」と非難し、中国軍が追跡し追い払ったとした。
 米海軍は声明で、Halseyがパラセル諸島付近で国際法にのっとって航行権と自由を行使したと表明し、作戦終了後は同海域を離れ引き続き南シナ海を航行したと述べた。
2024.05.09
 14:07
時事通信

(Yahoo)

米軍、尖閣含む17地域で実施 「航行の自由」年次報告 <2406-050913>
 米国防総省が8日、「航行の自由作戦」に関するFY23の年次報告書を公表した。 それによると、米軍は中国や日本、台湾など17の国と地域での過剰な海洋権益の主張29件を対象に作戦を行い、15の国と地域で22件であった前年度から増加させた。
 FY23には、前年度に実施しなかった対馬海峡と尖閣諸島に近接した海域に加え、台湾周辺海域や南シナ海、東シナ海などで作戦を実施し、覇権主義的な動きを強める中国を強く牽制した。
 航行の自由作戦は、国際法に反する過剰な海洋権益を周辺国が主張する海域に、艦船や航空機を意図的に送り込み、異議を唱えるもので、報告書は「過剰な主張を放置すれば、全ての国・地域が享受する権利と自由が制限されかねない」と懸念を示した。
2024.05.09
 05:48
時事通信

(Yahoo)

米軍艦が台湾海峡通過 <2406-050903>
 米第7艦隊が8日、駆逐艦Halseyが同日に台湾海峡を通過したと発表した。
 
PLA東部戦区は報道官談話で「米側は航行を大げさに宣伝した」と非難した上で、「海空の兵力を組織して全行程の警戒監視を行った」と説明した。
 中国が台湾独立派と見なす頼副総統の総統就任を20日に控え、米国や台湾は中国軍の動向を警戒している。
2024.04.25 台北時報 US says 41 military personnel in nation <2405-042512>
 台湾に対する$8Bを含む支援パッケージが4月9日に可決される前の4月19日に、米国議会の報告書が、2023年12月現在、合わせて41名の米軍要員が台湾に駐留していると発表した。
 米議会調査局「台湾国防問題」と題する報告書の中で、米国防総省の国防人材データセンターによると、41名の米軍要員が台湾での任務に就いたと述べている。
 同報告書は、1979年の中国との国交正常化では、台湾からの軍の撤退の誓約が含まれていたが、「少数の米軍要員が助言の立場で活動していることは『公然の秘密』であると指摘している」と述べている。 同報告書によると、米防当局者は台湾との「具体的な作戦、関与、訓練についてコメントすることはない」と述べている。
 Wall Street Journal紙は2023年2月に、米国が「今後数ヵ月以内に」100~200名の軍事訓練要員を台湾に派遣すると報じたが、両国の当局者は確認していない。
2024.04.25
 14:00
Taiwan News More than 40 US military personnel stationed in Taiwan last year <2405-042509>
 米議会調査局が先週の報告で、2023年12月時点で台湾に米軍将兵が41名駐留しているとした。
 台湾と米国のメディアはかつて、米国将兵が台湾に駐留していたが、国防当局はそれを認めていなかった。
 台湾の邱国防相は3月に、米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)が金門島と澎湖島に指揮所を置いていると述べていた。
2024.04.22
 11:37
Reuters 通信

 (Yahoo)

米・フィリピンが合同軍事演習、南シナ海などで22日から3週間 <2405-042208>
 フィリピン軍と米軍が22日にフィリピンでBalikatan年次合同演習を開始する。 期間は5月10日までの約3週間で、両軍合わせて17,000名近くが参加する。
 海上訓練は今回初めてフィリピンの領海外で実施され、フィリピンとの防衛関係を強化しているフランスとオーストラリアも参加する。
 米比両軍は、台湾に近いフィリピン最北端の島々や、南シナ海に面したパラワン州西部で、敵に占領された島々を奪還する図上演習を行う。
2024.04.15
 15:33
Breaking Defense Out of INF, Army deploys Typhon weapon to the Philippines <2405-041506>
 米陸軍の第1
MDTF司令官のハリントン准将が、中距離核戦力 (INF) 全廃条約の制約を超える新しい長距離兵器を携えてフィリピンに展開したと発表した。
「これは、この地域で最も古い条約上の同盟国であるフィリピンとのパートナーシップにおける重要な一歩です」と、1MDTFは報道資料で述べた。
 INF条約の下で、ワシントンは射程500km~5,500kmの地上発射BMとCMを開発・配備しないことに合意したが、2019年に当時のトランプ大統領は、米国が協定から離脱すると発表した。
 この決定により、陸軍は中距離能力発射装置 (Typhon) の開発に踏み切ることになった。 この地上配備型システムは、レイセオンの既存のSM-6とTomahawkを発射し、PrSMの射程500kmから将来の長距離極超音速兵器 (LRHW) の射程2,776kmまでの目標を攻撃するように設計されている。
 米太平洋軍司令官のフリン大将は2023昨年に記者団に対し、新型発射装置はインド太平洋地域向けであると述べたが、米国が自国の領土に安置する取引を外国政府とどこで結んだのか、また合意したのかどうかは明らかにしなかった。 しかし、2024年Salaknib演習の一環として、兵士たちが新兵器を携えてフィリピンに到着した。
2024.04.03
 14:42
時事通信

(Yahoo)

中距離ミサイル「太平洋配備」 対中国で年内に 米陸軍高官 <2405-040317>
 米太平洋陸軍司令官のフリン大将が3日に都内で一部記者団と懇談し、新たな「長距離精密射撃能力」を年内にインド太平洋地域に配備すると明らかにした。
 TomahawkとSM-6を発射するTyphoonを指すとみられ、域内で強力なミサイル戦力を有する中国に対抗する狙いがある。
【註】
 SM-6やTomahawkを発射するTyphoonとも呼ばれるMRCは射程500km以上のPrSMとLRHWの間隙を埋めるもので、最初に装備するのはワシントン州のJoint Base Lewis-McChordに駐屯する第5野戦砲兵連隊第3大隊 (5-3FA) の中隊になり、既に2023年に配備されている。
【関連記事:2309-081006 (BD 2023.08.10)】
2024.03.21
 13:49
Inside Defense INDOPACOM to test Joint Fires Network later this year, informing CJADC2 development <2404-032110>
 米インド太平洋軍は、
CJADC2構想のロードマップとなる展示を行う今年後半の大規模演習で、統合軍全体のSensors & Shootersを連接を試験する計画である。
 インド太平洋軍が開発中の統合火災ネットワークは、海軍、空軍、陸軍、DARPAの個別の取り組みを統合し、インド太平洋地域での共同作戦を可能にすると司令官のアキリーノ大将は述べている。
2024.03.19
 17:25
Inside Defense Third Marine Littoral Regiment to be stood up in Guam in 2025 <2404-031912>
 米海兵隊戦闘開発司令官兼戦闘開発統合担当副司令官のヘックル海兵隊中将によると、海兵隊のForce Design 2030計画の重要な要素である第3海兵沿岸連隊2025年にグアムで発足する。
 軍のFY24予算要求には、すでにハワイの第1海兵沿岸連隊 (3rd MLR) と沖縄の12MLRの2個連隊編成の予算が含まれている。
2024.03.15
 05:21
Defense News Pacific leaders say they need more funding to compete with China <2404-031506>
 太平洋地域の米軍指導者たちは、中国に対する優位を維持するため、議会に予算の急増を求めている。
 この要請は、インド太平洋軍が議員に送る年次報告の形で行われ、地域で軍事的優位を維持するために必要だと考えるものを列挙している。
 インド太平洋軍は2023年に要求した金額を$1.1B以上上回わる$26.5Bを要求している今年の報告書ので資金の多くは、精密兵器、米軍が活動できる島嶼部のインフラ、そして戦闘司令部が長年注力してきたグアムのミサイル防衛に充てられる。
 FY24年の国防政策法案では、国防総省がこの地域で支出する金額の厳選されたリストである太平洋抑止計画に$14.7Bが割り当てられた。 しかし、議会は今年度の国防予算をまだ可決していないため、国防総省は実際にどれだけの予算が使えるようになるかはわからない。
 一方、国防総省が新たに要求したFY25予算には、この計画のための$9.9Bが含まれており、FY24の要求よりも$800M多くなっている。
2024.03.13
 15:09
Breaking Defense Army 4-star eyes new opportunities, exercises focused on sustainment, logistics in Indo-Pacific <2404-031316>
 米軍は今後数年間にインド太平洋を中心としたさまざまな演習に参加するが、陸軍物資司令部長のハミルトン大将は太平洋の広大な海域とより遠く離れた本国での戦闘で、統合軍がどれだけの補給を維持できるかを試す演習に注目している。  13日の米陸軍協会の朝食会で、ハミルトン大将は緊急時対応の青写真を強化するために設計された多面的な計画を大まかに詳述した。
2024.03.12
 07:57
Defense News Missile Defense Agency requests $500 million less in new budget <2404-031206>
 米MDAが3年ぶりにFY25での予算を削減して$10.4Bを要求しているが、これは2023年3月に必要だと言った金額よりも$500M少ない。
2024.03.07
 16:37
Focus 台湾 邱国防相「米軍による訓練協力回数増える」 米部隊の駐留は否定/台湾 <2404-030712>
 台湾の邱国防部長が7日、立法院の外交国防委員会で、今後米軍関係者が台湾を訪れて国軍の訓練に協力する回数が増えると語った。 米軍部隊の駐留については否定した。
 満18歳以上の男子に義務付けられている1年間の兵役で入隊している兵士も米軍が協力した訓練を受けることがあるとした。
 また与党・民進党議員から陸軍の機械化歩兵部隊や装甲部隊の一部が渡米して訓練を受けたとメディアが報じたことについて問われると、米台双方の情報、訓練交流の一環だと説明し、報道内容も大筋で認めた。
2024.03.05
 16:28
Taiwan News US destroyer makes 2nd transit of Taiwan Strait this year <2404-030513>
 米海軍第7艦隊が3月5日に、駆逐艦John Finnが「台湾海峡の南から北への定期航行を行った」と発表した。
 米海軍艦艇は南シナ海から台湾海峡を通って東シナ海に航行しており、「長年にわたってそうしてきた」と述べた。
2024.03.04
 10:23
時事通信

(Yahoo)

米韓が合同軍事演習開始 機動訓練倍増、北朝鮮反発か <2404-030404>
 米韓両軍が4日、朝鮮半島有事を想定した定例の合同演習Freedom Shieldを開始した。 演習は14日までの11日間、陸海空での機動訓練を拡大し、2023年同時期に行われた訓練の約2倍となる48回実施する。 北朝鮮が2024年に入り発射を繰り返すCMを探知、迎撃する訓練も行う計画で、演習には英国、オーストラリアなど国連軍構成国も参加する。
 高度化する北朝鮮の核の脅威を踏まえ、核使用の抑止に重点を置くものだが、北朝鮮は最近、韓国を第一の敵対国と位置付け、平和統一政策の転換を宣言しており、ミサイル発射などで反発しそうである。
 聯合ニュースは、演習は北朝鮮に対し抑止力を誇示する狙いとみられ、期間中に米軍の戦略爆撃機や空母といった戦略兵器が朝鮮半島に展開する可能性が高いと報じた。
2024.02.22
 07:11
Defense news US Army to test missile defense command system with THAAD weapon <2403-022204>
 米陸軍が2月に、
IBCSでTHAADを運用できるかどうかの試験を行う。
 陸軍は当初、将来のAMDの中枢としてIBCSを開発し、陳腐化したPatriotシステムを装置ごとに換装し、新しい全周レーダや新しい発射装置とリンクさせることを意図していた。
2024.02.19
 11:41
Taiwan News US deploying 5 aircraft carriers in western Pacific <2403-021907>
 South China Morning Post紙が、米海軍の現役空母11隻のうち、現在3隻が西太平洋で任務に就いており、さらに2隻が間もなく到着する予定だと報じた。 5隻の空母が同じ年に西太平洋で活動した初めての事例となる。
 米海軍研究所の艦隊・海洋追跡機関が2月5日に観測したところによると、太平洋艦隊の空母が母港サンディエゴを出港し西太平洋に向かっているのが発見された。 George Washingtonも、Ronald Reaganに代わり西太平洋に配備される。 Ronald Reaganは横須賀を出発し、ワシントンのピュージェットサウンド海軍造船所に向かいメンテナンスと修理に入る。
 Carl VinsonTheodore Rooseveltは、それぞれ2月12日にグアムとハワイに展開し、4月と7月まで西太平洋に留まる予定である。
 これについて専門家は、中国と北朝鮮による軍事活動の拡大に対する抑止力のメッセージを送ることを意図していると述べている。
2024.02.05 Stars & Stripes Cope North training kicks off on Guam with 2,400 troops, nearly 100 aircraft <2403-020518>
 米空軍が2月5日、最大規模の年次演習Cope Northを開始した。 2024年のCope Northは、米空軍、海軍、海兵隊員1,700名のほか、オーストラリア、カナダ、フランス、韓国、日本から700名が参加している。
 太平洋空軍 (PACAF) は1月21日に、グアム島のAndersen AFB、Northwest Field、Antonio B. Won Patグアム国際空港のほか、北マリアナ諸島のテニアン島とサイパン島の飛行場と、6ヵ所の飛行場から約85機の航空機で1,400回の任務を遂行する計画であると述べていた。
2024.02.01
 14:54
ロイタ通信

(Yahoo)

焦点:台湾有事で最大の弱点、米軍が兵站増強に本腰 <2403-020112>
 米国とオーストラリアが上陸作戦や地上戦、航空作戦の軍事演習を行った2023年夏に行ったTalisman Saber演習では派手な見出しが躍ったが、台湾有事に備える米国の戦略立案者らとって、この演習ははるかに地味な価値を持っていた。
 米政府関係者によると、演習後に装備品を残置したことで、オーストラリアに武器の集積が進んだという。
 米陸軍によれば、同演習後に残置した装備品には、オーストラリア南東部バンディアナの倉庫にある330両の車両とトレーラー、130個のコンテナなどが含まれる。
2024.01.25
 01:46
ロイタ通信

(Yahoo)

米駆逐艦が台湾海峡を通過=米海軍 <2402-012504>
 米海軍が24日、駆逐艦John Finnが台湾海峡の沿岸国の領海を超えた国際水域を通過したと発表した。
 声明でJohn Finnの台湾海峡通過は全ての国の航行の自由を原則として守るという米国の意思を示しているとした。
2024.01.24
  19:40
聯合ニュース 朝鮮半島周辺に米空母3隻集結 北朝鮮と中国を両にらみか <2402-012415>
 米国海軍協会 (USNI) のニュースサイトがEST 23日に、米空母3隻が朝鮮半島周辺に集結していると報じた。
 同サイトは米国防総省関係者の話として、空母Theodore Rooseveltが先週末に第7艦隊の作戦海域に進入したと明らかにした。 朝鮮半島周辺を含む第7艦隊が管轄する作戦区域には、すでにRonald ReaganCarl Vinsonの2隻が配備されている。
 米国は2017年に北朝鮮が6回目の核実験を強行したことを受け、空母3隻を日本海上に展開し、韓米合同演習を実施したが、2024年の年明けから朝鮮半島西側の黄海上への砲撃やミサイル発射など挑発を続ける北朝鮮と、総統選後の台湾に揺さぶりをかける中国に対する牽制との見方が出ている。
2024.01.22
 16:23
Inside Defense Initial reports on new integrated air and missile defense for INDOPACOM due soon <2402-012210>
 米国のFY24
NDAAは、地球表面の50%以上を占める1億平方哩を占める統合戦闘司令部であるインド太平洋軍の一部地域(註:グアムを指す)を対象に米国最大のIAMD計画の策定と議会への年次報告を要求する法定規定が含まれている。
2024.01.04
 15:16
Inside Defense MDA cleared to re-purpose Hawaii Homeland Defense Radar on Guam, dodging four-year delay <2402-010408>
 米議会上院がグアムへの
HDRの移設反対を取り下げたため、国防総省はHDR-Gとしてグアムへの転用が可能になった。
 このレーダは元々HDR-Hとしてハワイへの設置が計画されていたが地元の反対により設置されることはなかった。
2024.01.04
 04:18
Bloomberg

(Yahoo)

米軍とフィリピン軍、南シナ海で演習-2ヵカ月足らずで2回目 <2402-010401>
 フィリピン軍と米軍が3日、中国との緊張が続く南シナ海で演習を開始した。 同海域での両軍による演習はこの2ヵ月足らずで2回目となる。
 米国とフィリピンは2023年11月下旬に南シナ海で合同パトロールを実施しており、係争海域で双方の艦艇が対峙する状況となっている。
2024.01.03
 23:17
日経新聞 米フィリピン、南シナ海で再び共同巡回 空母を投入 <2402-010306>
 フィリピン軍が3日、南シナ海で米軍と共同巡回を同日始めたと発表した。 発表によると今回の共同巡回は4日までで、南シナ海での両国軍の共同巡回はマルコス政権下で2023年11月以来2回目になり、フィリピン軍は海軍艦4隻とヘリ2機を派遣した。 米軍からは空母に加え、巡洋艦1隻と駆逐艦2隻、多数の戦闘機が参加する。
 3日に高度な海上通信訓練を実施したほか「複数の艦船近くでの操船訓練」を完了した。 両国軍艦の甲板で航空機の相互発着なども訓練する。
 米比軍が2023年11月21~23日に南シナ海で共同巡回を実施した際は、中国軍艦から追尾された。