年 月 日
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出 典
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標 題
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要 旨
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2023.12.30 07:02 |
Military Times |
New in 2024: Marines start moving from Japan to new base on Guam |
<2401-123002>
2022年の日米合意に基づき沖縄に駐留する米海兵隊18,000名のうち9,000名がグアムに移駐するが、その第一陣となる第3海兵遠征軍の5,000名が2024年後半にグアムに移動し、2023年5月に再開されたCamp Blazに入る。 |
2023.12.06 16:45 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米軍哨戒機、台湾海峡を飛行 「自由なインド太平洋にコミット」 |
<2401-120610>
米海軍第7艦隊が6日、P-8A Poseidonが台湾海峡の国際空域を飛行したと発表した。 |
2023.12.04 15:48 |
時事通信 (Yahoo) |
米軍艦の「不法侵入」非難 南シナ海、民兵船集結 中国 |
<2401-120411>
中国軍南部戦区報道官が4日、南シナ海に米海軍LCSのGabrielle Dee Giffordsが「不法侵入」したため、中国の「主権を侵害した」として追跡監視を行ったと発表した。
場所はフィリピンが実効支配するアユンギン礁付近で、同海域では10月に中国海警局艦などがフィリピン船に体当たりしたほか、11月には中国船がフィリピン船に放水銃を使用するなどの威圧的行動を繰り返している。 |
2023.11.27 00:10 |
TBS News (Yahoo) |
米海軍 南シナ海で「航行の自由」作戦 中国「不法侵入」と反発 |
<2312-112701>
米海軍第7艦隊の声明によると、南シナ海のパラセル諸島周辺で25日、駆逐艦Hopperが航行の自由作戦を実施した。
中国軍は「不法侵入だ」と主張し反発している。 |
2023.11.18 14:23 |
Breaking Defense |
Army's new Typhon strike weapon headed to Indo-Pacific in 2024 |
<2312-111807>
米太平洋軍司令官のフリン海軍大将が、陸軍が2024年にインド太平洋地域にMRCを配備する計画であると述べた。
既存のSM-6やTomahawkを発射するTyphonと呼ばれているMRCは、射程500kmのPrSMと2,776kmのLRHWの間を埋めるもので、すでに1~2個中隊が編成され装備しており、2024年中にインド太平洋軍に配備されると言う。 |
2023.11:02 15:17 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米カナダ艦、台湾海峡を通過 中国軍は動向監視 |
<2312-110208>
米海軍が、米海軍駆逐艦Rafael Peraltaとカナダ海軍フリゲート艦Ottawaが11月1日に台湾海峡を通過したと明らかにした。
米国とカナダの艦船は9月にも台湾海峡を通過している。 |
2023.10.31 |
Janes |
US-funded fuel facility built at RAAF Base Darwin |
<2311-103121>
米国がEACの一環でオーストラリアに米軍機を展開するため、北オーストラリアの豪空軍Darwin航空基地に燃料施設を建設する計画を実行に移した。
Darwin航空基地に燃料施設を建設する計画は10月25日にバイデン米大統領とアルバニージー豪首相とで合意している。。 |
2023.10.30 |
Janes |
Shielded assets: Counter-hypersonic and BMD sensors in the Asia-Pacific |
<2311-103018>
米国は、インド太平洋地域と同盟国を保護するグアム防衛計画に着手した。 この計画で中心となるのはBMからHGV、CMに至るまでの脅威に対し多層防空を行うで、グアムにおける米第7艦隊の基地を確保することである。
米MDAはFY24に、BMDと極超音速ミサイル防衛の能力拡大のための予算を確保し、陸軍はPatriotとAN/MPQ-64 SentinelレーダによるCMDを担当する。
MDAは更に、生存性を高めるため地下ミサイル発射装置と移動式C&C基地を持つ新しい分散型C&Cを提案している。 |
2023.10.30 18:10 |
讀賣新聞 (Yahoo) |
米韓両空軍、韓国上空で130機による合同訓練を開始…朝鮮半島有事を想定 |
<2311-103010>
米韓空軍が30日、11月3日までの予定で朝鮮半島有事を想定した合同演習Vigilant Defenseを韓国上空で軍用機130機を参加させて開始した。 米本土や在日米軍基地からも戦闘機を投入され、米本土からF-35A、在日米軍からはF-35BやEA-18Gなどが飛来する。
空対地射撃訓練も実施し、烏山米空軍基地や平沢にある航空宇宙作戦本部 (KAOC) で指揮・統制を行う。
米韓空軍は2022年10~11月にも、Vigilant Stormの名称で同様の訓練を実施している。 |
2023.10.27 09:56 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
中国軍機、南シナ海上空で米爆撃機に異常接近=米国防総省 |
<2311-102708>
米国防総省が26日、南シナ海の上空で24日に中国のJ-11Jが米軍のB-52に異常接近したと発表した。 J-11は夜間に異常な速度でB-52の下方や前方を飛行し3m以内に接近して両機を衝突の危険にさらした。 中国軍の操縦士は飛行技術が乏しく、衝突の危険性を認識していなかったと懸念しているとした。
中国国防省は先週、米政府が中国軍機による危険で威圧的な上空での接近を批判していることについて、政治的思惑が隠された計画的な中傷行為だと反発していた。 |
2023.10.18 12:58 |
Inside Defense |
Marine Corps declares IOC for Hawaii-based 3rd MLR |
<2311-101816>
ハワイに駐屯する米第3沿岸海兵連隊 (MLR) がFY23の末日(9月30日)にIOCになった。 |
2023.10.17 19:34 |
日経新聞 |
米軍戦略爆撃機 B52、韓国に異例の着陸 上空で共同訓練 |
<2311-101716>
B-52が17日、韓国中部の忠清北道清州にある空軍基地に着陸した。
朝鮮半島周辺での訓練は頻繁に参加しているが、着陸するのは異例で、戦術核の使用をちらつかせ米韓を威嚇する北朝鮮に対抗する。 |
2023.10.17 12:56 |
Breaking Defense |
Marines to formally stand up second of 3 Marine Littoral Regiments in November |
<2311-101707>
沖縄駐留米軍の第12海兵連隊が11月15日に第12沿岸海兵連隊 (MLR) に改編される。 MLRはForce Design 2030で3個連隊編成を計画している部隊で、今回は2番目の部隊になる。
従来の海兵連隊は900名の大隊3個で編成されていたが、MLRは75名~100名の小規模部隊で構成され、MQ-9A Reaper、NMSEIS(註:車載NSM)、GATORなどの先端装備を保有する。 |
2023.10.12 16:43 |
TBS News (Yahoo) |
米海軍哨戒機が台湾海峡を通過、中国は反発 |
<2311-101220>
米海軍第7艦隊が12日、P-8A 1機が12日に台湾海峡の国際空域を飛行したと発表した。
国際法に基づいて台湾海峡を通過することで、すべての国の航行の権利と自由を支持するとし、「米軍は国際法が許す限り、どこでも飛行し、活動する」と台湾に対する軍事的圧力を強める中国を牽制した。
これに対し中国軍東部戦区は「米軍機を監視するため、法に従って対処した」とする声明を発表し、「国家の主権と安全、地域の平和と安定を断固として守る」と反発している。 |
2023.10.10 15:19 |
毎日新聞 (Yahoo) |
米原子力空母、12日に釜山入港 米韓同盟70年で北朝鮮けん制 |
<2311-101021>
韓国国防省が10日、米海軍横須賀基地を拠点とする空母Ronald Reaganが、米韓同盟70年を記念して12日に16日までの予定で釜山港に入ると明らかにした。
米空母の韓国入港は、今年3月にNimitzが釜山港に入って以来となる。 |
2023.09.24 13:01 |
南海日々新聞 (Yahoo) |
初めてまとう、大島紬 陸自と米軍、地域住民が交流 奄美市名瀬大熊 |
<2310-092408>
陸上自衛隊奄美警備隊が23日、Orient Shield 23日米共同演習のため奄美大島で訓練を行っていた美幌駐屯地の第6即応機動連隊の隊員や米陸軍の兵士らと地域住民との交流会を行った。 奄美市名瀬の大熊漁港周辺で共同奉仕清掃を実施した後、大熊町公民館で交流会を実施し、食事や島唄、六調で盛り上がり、隊員らは大島紬の着付けも体験して奄美の伝統文化に触れながら交流を楽しんだ。
大熊町公民館で行われた着付け体験には米陸軍第1 MDTF所属の男女4名と陸自第6即応機動連隊の女性隊員3名が参加し、町内会の女性らが日本語と英語を交えながら着付けを行い、大島紬をまとった女性たちが姿を見せると、会場では拍手と歓声が上がった。 |
【註】
MDTFとは米陸軍が新編し始めた長距離火力部隊でHIMARS中隊、TomahawkやSM-6などの中距離火力中隊、射程2,800kmと言われているDark Eagle極超音速ミサイル中隊からなる戦略火力大隊と防空砲兵大隊、支援大隊や情報通信を担当するI2CEWS大隊からなる。
米陸軍はMDTFを、欧州に1個隊、太平洋地域に3個隊、不測事態対処用1個隊の合わせて5個隊の整備を目指している。
Dark Eagleを最初に装備するのはワシントン州のJoint Base Lewis-McChordに駐屯する第5野戦砲兵連隊第3大隊 (5-3FA) の中隊で、年内に配備される。 |
2023.09.14 23:07 |
産経新聞 (Yahoo) |
米、在日宇宙軍を創設へ 中朝の脅威に対応 |
<2310-091413>
米インド太平洋宇宙軍司令官のマスタリア准将が産経新聞の取材で、北朝鮮のBMや中国の覇権拡大などの脅威対応など、重要性を増す宇宙領域で在日米軍を強化して自衛隊との連携を拡大する新たな部隊「在日米宇宙軍」(仮称)創設の準備を、年内の発表を目指して進めていることを明らかにした。
新部隊はハワイにあるインド太平洋宇宙軍の隷下組織となり、設置場所として在日米軍司令部のある横田基地が候補で、防衛省が2022年3月に府中基地に創設した宇宙作戦群や宇宙航空研究開発機構 (JAXA) とも協力していく。 |
2023.09.14 15:38 |
Inside Defense |
2024 start set for new Palau radar needed to plug huge Indo-Pacific surveillance gaps |
<2310-091407>
米国防総省がパラオ共和国に設置するOTHレーダ TACMOR計画を明らかにした。
空軍は今週中にTACMORのRfPを発簡する。 |
2023.09.09 22:51 |
時事通信 (Yahoo) |
米加軍艦が台湾海峡通過 |
<2310-090909>
米海軍第7艦隊が9日、駆逐艦Ralph Johnsonとカナダ海軍のフリゲート艦Ottawaが同日に台湾海峡を通過したと発表した。
在日カナダ大使館駐在武官は8月下旬に海上自衛隊横須賀基地で、Ottawaが近く台湾海峡を通過すると発言していた。 計画の事前公表は異例で、中国が「過剰な挑発」と受け止めた可能性がある。
中国軍東部戦区は報道官談話を出し「海と空の兵力を組織して全行程の警戒監視を行った」と明らかにするとともに、米加両国が「存在感を大げさに宣伝した」と非難した。 |
2023.09.08 15:22 |
Inside Defense |
Key Army general calls for JLENS-like system for Guam defense, wants very high elevated sensor |
<2310-090808>
米軍が2004年にグアムのCMD用としてJLENSを復活させ2018年に終了させていたが、陸軍SMDC司令官兼宇宙軍IMD JFC司令官のカーブラー中将が、これを緊急の課題として提起している。 |
2023.09.07 10:39 |
毎日新聞 (Yahoo) |
米陸軍、日本に軍需品の貯蔵施設の増設検討 東アジア有事に備え |
<2310-090704>
米太平洋陸軍司令官のフリン大将が6日、ワシントンで開かれたHudson研究所の行事で、米陸軍の軍需品を貯蔵する施設を日本に増設することを検討していると明らかにした。 東アジアでの有事への即応性を高める狙いで、具体的な候補地は不明だが、フリン大将は「陸上自衛隊とも連携して複数の場所について検討している」と説明した。
フリン大将は、インド太平洋地域での補給や前方展開の重要性を強調した上で、米領グアムにある備蓄施設と同等の機能を持つ施設を「もう少し増やす必要がある」と述べた。
日本には相模総合補給廠や横浜ノースドックがあるが、フリン大将は「他の複数の場所について、在日米大使館と協力しながら、日本側と協議している」と説明した。 |
2023.09.03 15:00 |
朝日新聞 (Yahoo) |
台湾まで200キロの島に米軍が港を建設か 中国と緊張のフィリピン |
<2310-090305>
ロイタ通信が地元知事らの話としてで、台湾にほど近いフィリピン最北端の離島に米軍と地元自治体が商業港の開発を計画していると報じた。
ロイタの8月30日の報道によると、開発予定地はバタネス州バタン島で、西太平洋と南シナ海を往来する船舶が多く通過する海上交通の要衝バシー海峡を挟んで台湾南端の恒春半島から200kmも離れていないだ。
【Batanes Islands の位置 (Google Map)】
南シナ海をめぐって中国との関係が悪化するフィリピンでは今年、米軍が使用可能な拠点の増設が決まったばかりで、米中対立が鮮明となるなか、米国が東南アジアで足場を広げる動きの一環とみられる。 |
2023.09.01 13:21 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米中軍幹部がフィジーで会談、8月の国際会議期間中に=国防総省 |
<2310-090111>
米国防総省が8月31日、南太平洋フィジーで同月開かれた軍関連国際会議の期間中に中国代表団が米インド太平洋軍司令官のアキリーノ海軍大将と会談していたことを明らかにした。 米国とフィジーが共催した会議には27ヵ国の軍幹部が出席した。
同省のライダー報道官は記者会見で、今後さらなる対話につながることを望むと述べた。 |
2023.08.31 14:50 |
日経新聞 |
米インドネシアが拡大演習 南シナ海にらみ水陸に軸足 |
<2309-083115>
インドネシアと米国が31日、他国に枠を広げた両国陸軍の演習Super Garuda Shieldを開始した。 南シナ海で軍事拠点化を進める中国をにらみ、離島防衛の強化をめざして水陸両用の訓練に軸足を置く。
インドネシア国軍の30日時点の発表では、米国とインドネシアのほか、日英豪、シンガポールの6ヵ国が部隊を派遣し、6,000名が参加する。 |
2023.08.30 16:50 |
産経新聞 (Yahoo) |
米戦略爆撃機 B1B、朝鮮半島に展開 今年10回目 |
<2309-083014>
韓国国防省が、B-1Bが30日に朝鮮半島西側の黄海上空に展開し、米韓両空軍の戦闘機と合同訓練を行ったと発表した。 米戦略爆撃機を動員した米韓の訓練は2023年に入って10回目になる。
米韓軍が21~31日の日程で実施中の大規模合同軍事演習Ulchi-Freedom Shieldの一環で、BMの発射を繰り返す北朝鮮を牽制した。 |
2023.08.29 |
Janes |
US Navy developing service-centric ICAM capability |
<2309-082914>
米国海軍は目下、海軍および海兵隊全体の戦闘ネットワークに更にゼロトラストを取り入れるため、新たなID、資格、およびアクセス管理 (ICAM) システムの開発と試験を行っている。 |
2023.08.28 15:12 |
Inside Defense |
Joint Fires Network remains a top developmental priority for INDOPACOM |
<2309-082807
米インド太平洋軍司令官のアキリーノ海軍大将がワシントンで開催された国防産業協会が主催した会議で、統合射撃ネットワークの開発は米国インド太平洋軍にとって最優先事項であり、インド太平洋作戦地域全体でデータ共有と意思決定を同期させることを目的とした試作に取り組んでいると述べた。
アキリーノ大将は、中国の軍事力増強に対抗し、米軍と同盟国に提供するには、統合射撃ネットワークと付随システムを開発する必要があると述べた。 |
2023.08.28 11:12 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
南シナ海で中国の「攻撃的行動」に対抗する必要、米司令官が指摘 |
<2309-082804>
米海軍第7艦隊司令官のトーマス中将がロイタに27日、南シナ海で中国海警局艦がフィリピン船に放水銃を発射した事案に触れ、中国の攻撃的行動に対抗して制止する必要があるとの見解を示した。
トーマス中将は、南シナ海で米国とフィリピンが共通の課題に直面しているとし、第7艦隊が「ここにいるのには理由がある」と述べてフィリピンへの支援を確約した。 更に、相手が少しずつ力を拡大し押し進んできたら押し返すために航行し活動しなればならないと述べた。 |
2023.08.24 17:07 |
AP News (Yahoo) |
比補給船が中国警戒線を突破 南シナ海で続く鍔迫り合い |
<2309-082415>
米海軍機が上空を旋回する中、南シナ海でフィリピンが実効支配する環礁に駐留する交代の兵士と食料、水、燃料を届けようとする同国の補給船2隻が8月22日、中国海警艦艇が敷く警戒線を突破した。
フィリピン警備艇2隻は4隻の海警局艦艇と中国民兵と思われる4隻に航路を妨害されたが、その間に警戒線を突破した2隻の補給船が、現場から7km以上離れたSecond Thomas礁に座礁させたフィリピン海軍艦に、交代要員と補給物資を届けることに成功した。
フィリピン沿岸警備隊の警備艇も補給船に続こうとしたが、こちらは4隻の海警局艦艇に約5時間にわたって航路を妨害されSecond Thomas礁への接近を阻まれた。 |
2023.08.23 21:24 |
共同通信 (Yahoo) |
米海軍偵察機、中国艦上を旋回 南シナ海、比の補給任務に関与 |
<2309-082311>
AP通信が23日、南シナ海のSecond Thomas礁で22日、米海軍偵察機が中国海警局艦の上を3時間以上にわたって旋回飛行したと報じた。
この中国艦は同礁にあるフィリピン軍拠点への補給任務に当たったフィリピン船団に対する妨害を試みていたもので、フィリピン側の艦船に乗って同行した記者が目撃したという。 |
2023.08.18 |
Janes |
US Army takes lead on Guam missile defence integration |
<2309-081816>
米MDAのエグゼクティブディレクターであるデシモーネ氏が8月17日、MDAが6月にグアムの防衛任務を陸軍へ移管したことを明らかにした。 |
2023.08.17 17:12 |
Korea Wave (Yahoo) |
韓国海軍、多国籍合同演習「パシフィック・パートナーシップ」に参加 |
<2309-081707>
韓国海軍が米海軍太平洋艦隊司令部主催のPacific Partnership 2023多国籍連合演習に参加する。
Pacific Partnershipは2004年のインド洋津波被害復旧を契機に始まったインド太平洋地域国家間の人道支援・災難対応能力向上、軍事交流協力増進のための年次訓練である。
2023年は8月9日に始まり、11月21日までインド・太平洋地域で続けられ、日米豪韓NZなどが参加している。 韓国海軍はこのうち21日から9月16日までフィリピンやマレーシア一帯で実施される訓練に参加する。
韓国海軍は2007年から医務要員を中心に参加しており、2023年は災難対応協力や人道支援の能力強化を目的に、海軍艦艇と医務・工兵将兵、民間専門人材など民軍合同で構成された人員を初めて派遣する。
今回の訓練に韓国軍からは揚陸艦天子峰をはじめ、海軍・海兵隊将兵180名余りと空軍工兵将兵、国軍看護士官学校教授が、民間からはソウル大学獣医学部教授と学生が参加する。 |
2023.08.17 14:35 |
Inside Defense |
Marine Corps' 3rd MLR on track to achieve IOC by October |
<2309-081705>
米海兵隊広報官が、沖縄駐留の第12海兵連隊を改編したハワイに駐屯する第3沿岸海兵連隊が大規模演習で訓練を重ねた結果、予定通りFY23末(註:9月30日)までにIOCになると述べた。 |
2023.08.16 |
Janes |
US Army eyes MPE push into Indo-Pacific |
<2309-081614>
米陸軍のクラウド コンピューティング部門当局者が8月10日のブリーフィングで、MPEをインド太平洋地域の戦術状況に合わせた技術開発を進めていると述べた。 陸軍のECMA責任者によると、インド太平洋でのMPEの採用を加速する方法として、欧州の同盟国と進めているMPE統合の取り組みから学んだ教訓を活用している。 また欧州におけるMPEによる統合努力の大部分は、米国と連合国間のデータ転送の改善と、戦術レベルでのハイブリッドクラウドネットワークを構成するインフラの採用の増加に重点を置いていると述べた。
MPEは、リアルタイムのオンラインチャット、電子メール、ファイル共有などのシームレスな情報共有機能を提供するとともに、米国の司令官とNATOや他のパートナー国などの連合の対応者との間の共同の情報共有と技術の分析を提供することを目的としている。 |
2023.08.14 11:58 |
時事通信 (Yahoo) |
米韓軍、21日から合同演習 対北朝鮮、機動訓練を拡大 |
<2309-081409>
韓国国防省が14日、米韓軍定例の乙支(ウルチ)Freedom Shield合同演習を21~31日に実施すると発表した。 高度化する北朝鮮の核やミサイルの脅威やロシアによるウクライナ侵攻を踏まえた訓練を実施する。
対北朝鮮の抑止力強化を重視する尹政権の方針を反映し、野外機動訓練を拡大し、米韓両軍は演習期間中に約30の野外機動訓練を行う。 |
2023.08.10 03:13 |
Defense News |
First flight test for Guam missile defense planned for end of 2024 |
<2309-081002>
米MDAで試験を担当するウィリアムズ海軍少将が8月9日、グアムに配備した海軍のAegisシステムとSM-3 Block ⅡAを含むミサイル防衛システムの初の発射試験が2024年12月に計画されていると述べた。
グアムの防衛は6月に陸軍の担当となり、FY24で$638Mが要求され、LTAMDSレーダ3基、IFPC発射機複数機、MRC発射機複数機、Northrop Grumman社製IBCSなどが配備される。 |
2023.07.30 08:12 |
時事通信 (Yahoo) |
米、中国のマルウエア探索 台湾有事で米軍混乱目的か 報道 |
<2308-073007>
New York Times紙が29日、台湾有事などの際、中国のハッカーが米軍の作戦を混乱させることができるとの懸念が高まっているため、米政府が中国製マルウエアの探索に乗り出していると報じた。
機密情報を共有する枠組みFive Eyesを構成する5ヵ国の当局は5月に、米領グアムの通信インフラに中国がBolt Typhoonと呼ばれるマルウエアを仕込んでいたと発表した。 報道によると、このマルウエアは米軍基地への電力や水の供給や通信を遮断し、米軍の活動を遅らせる可能性があり、米軍基地だけでなく、一般家庭や企業にも影響が及ぶ恐れがあるという。
米政府のこれまでの調査で、中国によるマルウエアを使った情報活動は当初認識されていたより広範囲に及んでおり、米国だけでなく米国の在外施設も対象となっているが、同紙の報道では、多くの米軍基地がある日本など具体的な国名に触れていない。 |
2023.07.15 09:07 |
東奥日報 (Yahoo) |
北朝鮮をけん制か B1B 戦略爆撃機2機、米軍三沢基地(青森県)に飛来 |
<2308-071504>
米軍のB-1B 2機が米軍三沢基地に飛来しているのが14日までに確認された。
関係者によると2機は11日午前に飛来したが、13日には1機が06:50頃に基地を離れ、正午頃に戻ってきた。 14日は日中の飛行は見られなかった。 三沢基地では2020年10月下旬に2機が飛来してきた姿が確認されている。 |
2023.07.13 20:49 |
時事通信 (Yahoo) |
米 B52 が朝鮮半島展開 北朝鮮 ICBM に対抗 |
<2308-071314>
韓国国防省が13日、12日に火星-18 ICBMを発射した北朝鮮に対する抑止として、B-52が朝鮮半島上空に展開し米韓空軍で合同訓練を行ったと発表した。 |
2023.07.13 15:53 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米哨戒機、台湾海峡上の国際空域を通過 |
<2308-071310>
米海軍が、P-8A Poseidonが13日に台湾海峡上の国際空域を通過したと発表した。 |
2023.06.30 22:27 |
朝日新聞 (Yahoo) |
米爆撃機が朝鮮半島上空に展開 米韓空軍が合同訓練、北朝鮮へ圧力 |
<2307-063024>
韓国国防省が30日、B-52などが参加した米韓空軍による合同訓練を実施したと発表した。
16日には米海軍のOhio級原潜Michiganが釜山に入港するなど北朝鮮への圧力を強めている。 |
【註】
Ohio級Michiganは元々SSBNであったが、就役の古い他のOhio級SSBNと共に4隻がTomahawk搭載のSSGNに改装された。 Ohio級SSGNはTrident SLBM発射管24本のうち22本をTomahawk発射管とし、それぞれにTomahawk 7発、合わせて154発を搭載している。
残りの2本の発射管は特殊部隊SEAL用で、この他にSEALが発進するために使用する潜航艇が甲板に搭載されている。
【関連記事:20021007 (DN 2002.10.07)】 |
2023.06.23 14:05 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米原子力空母ロナルド・レーガン、25日にベトナム寄港 |
<2307-062310>
米海軍空母Ronald Reaganが25日にベトナム中部のダナン港に寄港する。 現地メディアがベトナム外務省報道官の話として伝えたところによると、30日まで停泊する。 米空母がベトナムに寄港するのは1975年のベトナム戦争終結後で3回目となる。
米政府は年内にベトナムとの関係格上げを目指している。 |
2023.06.22 10:55 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米沿岸警備隊の巡視船、台湾海峡を通過=海軍 |
<2307-062206>
米海軍が21日、沿岸警備隊警備艦Struttonが20日に台湾海峡を通過したと発表した。 第7艦隊は声明で、いかなる沿岸国の領海にも属さない航路を通過したとし、自由で開かれたインド太平洋に対する米国のコミットメントを示すものだと述べた。
一方、中国沿岸警備隊は、中国の艦船が米警備艦を追尾しているとし、中国は主権と安全、海洋権益を断固として守ると強調した。 |
2023.06.15 17:19 |
Inside Defense |
Dubious of radar plan to protect Hawaii from missile attack, lawmakers direct new report |
<2307-061511>
FY24NDAAを審議している米議会下院軍事委員会戦略軍小委員会が、国防総省が進めているハワイに設置するBMDレーダHDR-Rに疑問を呈して予算を認めず、国防長官に対して米軍の全センサを統合した新たなセンサ計画の開始について報告を求めている。 |
2023.06.15 15:06 |
Inside Defense |
U.S., allies focus on building 'common operating picture' in the Indo-Pacific |
<2307-061508>
米国防総省で南及び東南アジアを担当するフォード副次官補が6月15日、2023年末までに米国と同盟国が、インド太平洋海域及び沿岸域でほぼリアルタイムで情報を共有するIPMDAを確立すると述べた。 |
2023.06.12 16:42 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
中国軍機、米仏カナダ日本の海上合同軍事演習を監視=環球時報 |
<2307-061211>
中国共産党機関紙人民日報系の環球時報が11日に専門家の意見を引用して、台湾東岸の太平洋海域にY-9偵察機を派遣し、日米仏加軍合同演習を監視し情報を収集したと報じた。
米第7艦隊は9日、2020年6月以来となる2個CSGによるフィリピン海での合同演習を開始したと発表した。
環球時報によると、北京のシンクタンクは米空母NimitzとRonald Reaganが8日から琉球諸島周辺に展開していたと指摘したという。
防衛省は8日に中国軍のY-9 1機が先島諸島南の太平洋上を飛行したと発表した。 |
2023.06.12 11:30 |
日経新聞 |
米沿岸警備隊、インド太平洋に巡視船追加配備へ |
<2307-061206>
米沿岸警備隊司令官フェーガン大将が日経新聞の書面取材に応じ、2023年内にインド太平洋地域へ警備艦を追加配備する方針を示した。
フェーガン大将は4日にシンガポールで閉幕したアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に2年連続で出席した。 |
2023.06.07 |
MDA HP |
Missile Defense Agency delays Scoping Meetings for the Enhanced Integrated Air and Missile Defense System on Guam |
<2307-060714>
米MDAが計画していたグアムのEIAMDSの展望を討議する公開検討会を、台風2号の被害復旧のため8月11日まで延期すると発表した。 |
2023.05.31 10:34 |
共同通信 (Yahoo) |
中国戦闘機、米偵察機の飛行妨害 米軍発表、南シナ海で正面横切る |
<2306-053108>
米インド太平洋軍が30日に声明で、南シナ海上空の国際空域で26日に中国軍のJ-16が米空軍の電子偵察機RC-135の正面を横切ったため、RC-135はJ-16の後方乱気流に入ったとし「必要のない攻撃的な飛行」だったと非難した。 |
2023.05:25 20:40 |
TBS News (Yahoo) |
中国のハッカー集団が米グアムインフラを標的に攻撃か |
<2306-052522>
Microsoft社が24日、中国政府系とみられるハッカー集団VoltTyphoonがグアムなどの通信インフラ施設に対しサイバ攻撃をしかけていたと発表した。
VoltTyphoonは2021年半ばから重要な通信インフラを目標にして、グアムなどの施設にサイバ攻撃をしかけていたという。 有事の際に米国とアジアの重要通信インフラを混乱させることをめざしている可能性がある。
これに対し中国外務省報道官は25日の記者会見で、「これは証拠がない、極めてプロフェッショナルでない報告だ」と批判した上で「米国こそハッカー帝国だ。 ウソの情報を流布していることから視線をそらすべきではない」と反論した。 |
2023.05:24 18:53 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
世界最大の米空母、オスロに入港 NATO 演習に参加へ |
<2306-052413>
米海軍空母Gerald R. Fordが24日、NATOの演習に参加するためノルウェーの首都オスロの港に初入港した。 |
2023.05:08 17:46 |
Inside Defense |
DOD eyes 20 potential Guam sites to disperse sensors, control center, missile launchers |
<2306-050810>
米MDAが5月5日に、台湾有事に備えて中国の先進的な脅威に備えるためグアムで、360゚AMDを行うための発射機やC&C装置が展開する軍用地以外を含む候補地20ヵ所を選定していると発表した。 |
2023.04.28 13:01 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米哨戒機が28日に台湾海峡上空通過、中国軍機が追跡・監視 |
<2305-042810>
米海軍第7艦隊が、P-8A Poseidonが28日に台湾海峡上空の国際空域を通過したと発表した。 声明で「同機の台湾海峡通過は自由で開かれたインド太平洋に対する米国のコミットメントを示す」とした。
中国人民解放軍東部戦区は、同軍機が米哨戒機を追跡し監視したと述べた。 |
2023.04.20 16:40 |
Breaking Defense |
Here are 3 future missiles INDOPACOM says it needs to challenge China |
<2305-042015>
米国防総省はFY24要求にに$9.1Bを計上したが、インド太平洋軍司令官のアキリーノ海軍大将は先週議会で予算化されなかった優先項目として、SM-6 Block ⅠB、対艦Tomahawk、PrSM Inc2など$3.5Bを挙げた。
SM-6 Block ⅠBはロケットモータに2段目を追加して射程を延伸するもので、対艦Tomahawk MSTは移動目標への射撃を可能にして巡洋艦、駆逐艦、高速攻撃型潜水艦、及び地上発射型Tomahawkとして発射する。
PrSM Inc 2はLBASMのマルチモードシーカを搭載し対艦攻撃を可能にする。 |
2023.04.17 15:42 |
台湾時報 |
200 US military trainers now in Taiwan |
<2305-041710>
Wall Street Journalが2月に米当局者の話として、100~200名の米兵が2~3ヶ月後に台湾に派遣されると報じたが、4月16日にメディアが、インド太平洋軍の200名以上が台湾軍の訓練支援のため台湾に派遣され、新設された訓練センタと台湾軍予備旅団兵舎に駐留していると報じた。
派遣された200名以上の80%は陸軍の軍人であるという。 |
2023.04.17 13:24 |
共同通信 (Yahoo) |
米軍艦、台湾海峡を通過 自由な航行強調 |
<2305-041707>
米海軍第7艦隊が16日、駆逐艦Miliusが台湾海峡を同日に通過したと発表した。
第7艦隊は声明で、通過は自由で開かれたインド太平洋に対する米国の関与を示すものだとして、米軍は国際法が許す限りどこでも飛行、航行、活動すると強調した。 |
2023.04.11 21:05 |
AFP=時事 (Yahoo) |
米比、過去最大の合同演習開始 南シナ海で実弾使用も |
<2305-041113>
フィリピンと米国が11日、過去最大規模の年次合同演習を開始した。 フィリピン語で「肩を並べる」という意味のBalikatanと名付けられた今年の演習はマルコス大統領の就任後では初となる合同演習で、2週間で米軍12,200名、比軍5,400名、さらにオーストラリア軍からも100名と2022年の倍近い数の兵士が参加する。 今回は初めて南シナ海での実弾射撃も行われる。
今回の演習では、台湾から300km離れたルソン島北端沖にある島への軍用ヘリでの着陸や、陸海軍合同で別の島を奪還するという想定の訓練などが行われる。 |
2023.04.10 13:06 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米駆逐艦「ミリウス」が南シナ海で航行の自由作戦、中国軍は「監視」 |
<2305-041008>
米海軍が、駆逐艦Miliusが10日に南シナ海スプラトリー諸島Mischief礁から12nm以内で航行の自由作戦を実施したと発表した。 ミリウスはスプラトリー諸島通常作戦を行ったと説明した。
声明は「国際慣習法では、Mischief礁のように自然に形成された状態で満潮時に水没する地形は領海の権利がない」とし、ミスチーフ礁で埋め立てや施設の建設を行っても国際法上の位置付けは変わらないと指摘した。 Mischief礁はかつて満潮時に水没していたが、中国が埋め立てて空港などの施設を建設した。 |
2023.03.30 23:14 |
共同通信 (Yahoo) |
米爆撃機と空自機飛行か 日本海上、北朝鮮けん制 |
<2304-033013>
民間の航空機追跡サイトがTwitterで、B-52 2機が30日に航空自衛隊の戦闘機と共に日本海上空を飛行したと報じた。 米本土からグアムのAndersen AFBへ向かう途中に確認されたという。 B-52は6日に黄海上空で韓国軍の戦闘機と合同訓練を実施した。
戦術核弾頭とみられる物体を公開するなど核やミサイル能力を誇示する北朝鮮を牽制するため爆撃機を展開した可能性もある。 |
2023.03.29 13:57 |
テレ朝 News (Yahoo) |
北朝鮮への上陸想定 米韓が5年ぶり大規模上陸訓練 |
<2304-032908>
米軍と韓国軍が浦項で大規模な上陸演習Twin Dragonsをfont color=red>5年ぶりに20日から実施し、29日にメディアに公開された。
4月3日まで行われるTwin Dragons演習は北朝鮮への上陸などを想定したもので、2018年以来となる師団規模で行われている。
両国の海軍と海兵隊が参加し、米強襲揚陸艦など艦艇30隻、Ospleyなど航空機70機、水陸両用の強襲車両など50両が参加している。 |
2023.03.23 20:59 |
AFP=時事 (Yahoo) |
中国軍、南シナ海で米艦船に「退去」警告 |
<2304-032310>
中国人民解放軍 (PLA) 南部戦区が23日、中国が領有権を主張する南シナ海パラセル諸島周辺海域に米駆逐艦Miliusが侵入したため、退去するよう警告したと明らかにした。
一方、米インド太平洋軍報道官は、Milius南シナ海で日常的な任務を遂行していたもので、退去はさせられていないと反論し、米国は国際法によって容認される場所ではどこにおいても飛行、航行、活動すると強調した。 |
2023.03.23 13:00 |
共同通信 (Yahoo) |
西沙諸島周辺に米駆逐艦 中国が非難 |
<2304-032306>
中国軍で南シナ海を管轄する南部戦区の報道官が23日、「西沙(パラセル)諸島の中国領海に米駆逐艦Miliusミリアスが同日、中国の許可なく侵入した」と非難する声明を発表した。 |
2023.03.18 04:20 |
Defense News |
First wave of tech to defend Guam from newer threats due in 2024 |
<2304-031803>
米MDA長官のヒル海軍中将が、FY24要求でグアムのBMD、CMD、HGV防衛の一期分$800M以上とMDAのC2BMCのグアム配備$38.5M以上を要求したと述べた。
FY24にはLTAMDSレーダ3基、Typon MRC発射機、IFPC発射機、IBCSを要求している。 LTAMDSは5基要求しているが2基は試験用になる。
アラスカ州Clear宇宙軍基地に配備したLRDRレーダの技術を採用したAN/TPY-6レーダは4基調達する。 TPY-6はインド太平洋軍の要求で360゚の捕捉追随能力を持つ。
C2BMCはIBCS及びAegis C2と連接する。 |
2023.03.17 05:45 |
毎日新聞 (Yahoo) |
アメリカ海兵隊、年内に初の地対艦ミサイル運用へ 中国を念頭 |
<2304-031701>
米海兵隊第3海兵師団が、2023年中にハワイを拠点とする第3海兵沿岸連隊 (MLR) で地対艦ミサイル (NMESIS) の運用を開始することを明らかにした。
MLRは1,800~2,000名規模で、NMESISは中国を念頭に少人数に分かれて動く戦術への転換を象徴する装備となる。 海兵隊は2025年までに沖縄県に編成する第12MLRにもNMSISを配備し、陸上自衛隊の地対艦ミサイル部隊と連携して運用する。 |
2023.03.16 06:07 |
Defense News |
US Army chief wants three multidomain task force units in the Pacific |
<2304-031602>
米陸軍参謀総長のマッコンビル大将が3月15日にMcAleese & Associatesのコンファレンスで、太平洋地域に3個MDTFを配置したいと述べた。
【 MDTF 関連記事:2106-051010 (BD 2021.05.10)】
MDTFは欧州に1個隊、太平洋地域に3個隊、不測事態対処用1個隊の合わせて5個隊の整備を目指していて、運用試験となる最初の部隊が2018年頃にLewis-McChord基地で編成され、その後2021年に2番目の部隊が欧州に配置された。 2022年には3番目の部隊がハワイで編成されたが、4番目の部隊の場所と時期は明らかにされていない。 |
2023.03.16 01:41 |
JSF (Yahoo) |
グアム配備イージスアショア用レーダー AN/TPY-6 は SPY-7 の車載移動型 |
<2304-031601>
HDR-G、或いはAegis Guam systemとも呼ばれる米MDAがグアムに配備するAegis Ashoreは、欧州や日本で計画されていたAegis Ashoreとは全く違う移動型へと変貌している。
レーダはSPY-7を車載移動式にしたAN/TPY-6になり、発射機は車載式のMk 41 VLSになる。 発射機は米陸軍がTyphon中距離ミサイル (MRC) 用に開発した車載式のMk 41 VLS(が使用されると見られる。 |
【註】
米陸軍が整備を開始しているMDTFでHIMARS中隊、LRHW中隊と共に戦略火力大隊を構成するMRC中隊が装備するTyphon MRCはSM-6とTomahawkを装備し、PrSMとLRHWの中間となる射程500km~1,800kmを担当するシステムで、陸軍は2023年9月までにMRC中隊を発足させる。
MRCはM983A4 HEMTT車にコンテナに収納された4セルのMk 41 VLSを搭載する。
【関連記事:2211-082401 (JDW 2022.08.24)】 |
2023.03.02 15:05 |
Inside Defense |
DOD officials anticipate additional MLR in Indo-Pacific |
<2304-030211>
米国防総省でアジア太平洋を担当するラトナー次官がFY24予算の主要項目としてして、米海兵隊が中国の脅威に増大に対応して、沖縄駐留のMLRの他に、太平洋地域で近く新たなMLRを発足させると述べた。 |
2023.02.19 16:53 |
産経新聞 (Yahoo) |
米戦略爆撃機が朝鮮半島に展開 北ミサイル発射に対抗 |
<2303-021907>
韓国国防省が19日、米軍のB-1Bが北朝鮮による18日のICBM発射に対抗して朝鮮半島に展開し、韓国軍戦闘機と合同訓練を実施したと発表した。 |
2023.02.13 08:29 |
CBS News |
U.S. Navy, Marine Corps conduct drills in South China Sea amid tensions with China |
<2303-021302>
中国のスパイ気球の撃墜をめぐって中国との緊張が高まっているなか、米海軍と海兵隊が南シナ海で合同演習を行っている。
第7艦隊は2月12日、Nimitz CSGと第13海兵遠征隊が南シナ海で統合遠征攻撃部隊作戦を実施していることを明らかにした。
艦船、地上部隊、航空機が参加した演習が土曜日に行われたと述べたが、いつ始まったのか、終わったのかについての詳細は明らかにしなかった。 |
2023.02.04 11:41 |
中央日報 (Yahoo) |
韓米、2日ぶり連合空中訓練実施…北朝鮮の反発かまわず |
<2303-020412>
韓国空軍が3日、韓国軍のF-35A、米国のF-22とF-35B及びF-16CMなど多数の戦力が参加し、黄海上空で合同演習を実施したと明らかにした。
米韓が合同演習を実施するのは2日ぶりで、前回の演習では戦略爆撃機が登場したが、今回はSEAD任務に当たる戦闘機が参加した。
訓練後に北朝鮮が反発したが、これにかまわず北朝鮮に対する警告レベルを高めたという評価が出ている。 |
2023.02.02 15:23 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
フィリピン、米軍使用基地を4カ所増加 対中国で結束 |
<2303-020210>
フィリピンを訪問したオースティン米国防長官が2日にガルベス国防相と会談し、フィリピン国内で米軍が使用できる拠点の新たに4ヵ所設定し9ヵ所とすることで合意したと発表した。
米国とフィリピンは2014年に防衛協力強化協定 (EDCA) を締結し、米軍は共同訓練や装備配置、燃料貯蔵などのためにフィリピンの軍事拠点にアクセスできる。
新たに利用可能になる4拠点の具体的場所は明らかにしていないが、元フィリピン軍当局者は、米国がルソン島北部と南シナ海のスプラトリー諸島に面するパラワン島の基地へのアクセスを求めていると指摘している。 |
2023.02.02 08:23 |
共同通信 (Yahoo) |
米韓、黄海上空で合同訓練 北朝鮮「米に超強力対応」 |
<2303-020204>
韓国国防省が2日、米軍のB-1Bと韓国軍戦闘機が1日に黄海上空で合同訓練をしたと発表し「北朝鮮の核やミサイルの脅威に断固として対応する」と強調した。
1月31日にソウルでの米韓国防相会談で、米国による核兵器と通常兵器で北朝鮮を思いとどまらせる拡大抑止の強化を米韓両国が確認したことを受け、北朝鮮に圧力をかけた。 |
2023.01.31 17:11 |
中央日報 (Yahoo) |
米国、台湾に近いフィリピンの基地使用権確保…中国との衝突に備える要衝地 |
<2302-013113>
Washington Post紙が30日、米国がフィリピンに軍事基地使用権限を追加で確保すると報じた。 匿名の米国務省当局者は同紙に、この数ヵ月にさまざまな現場を評価し判定するための広範囲な作業が行われ、そのうち少なくとも2ヵ所は決定されたと述べた。 新たな軍事基地はルソン島北部に位置し台湾と近い所で、南シナ海で発生する恐れのある中国との衝突に備える要衝地に選ばれる。
早ければ今週中にオースティン米国防長官がフィリピンを訪問してマルコス大統領、ガルベス国防相と会談して公式発表するものと予想される。 これに先立ち国家安全保障担当のサリバン米大統領補佐官が1月初めにフィリピンのアニョ国家安全保障担当顧問とこの問題を協議した。 |
2023.01.26 16:00 |
時事通信 (Yahoo) |
在沖縄米軍の移転基地発足 グアムへ4000人、24年から |
<2302-012612>
米軍が26日、沖縄駐留の海兵隊4,000名の移転先となる米領グアムのCamp Blazの発足式典を開き、日本から木村次郎防衛政務官らが出席した。 式典は当初、20年10月に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
施設はまだ建設中で、日本側はこれまで敷地造成などに3,721億円の資金を提供した。 部隊移転は2024年以降に始まる見通しである。
日米両政府は、沖縄駐留の海兵隊について、10,000名を残し9,000名を日本国外に移すことで合意し、このうち4,000名をグアムに移す。 |
2023.01.25 00:11 |
Breaking Defense |
Back to the future: resurrecting 'Air/Sea Battle' in the Pacific |
<2302-012501>
米海軍にとって、西太平洋では中国との全面衝突より偶発事態の方が懸念されている。 |
2023.01.14 13:00 |
CNN (Yahoo) |
米空母打撃群、南シナ海での作戦行動開始 中国との緊張くすぶる中 |
<2302-011406>
米海軍は、Nimitz CSGが12日に、現在の配備としては初めて南シナ海に入り、作戦行動を開始したと発表した。
国防当局者がCNNに明らかにしたところによると、既に中国艦2隻がNimitz CSGを追尾しているという。
Nimitz CSGは空母1隻、巡洋艦1隻、駆逐艦3隻で構成されている。 |
2023.01.12 01:43 |
Defense News |
Japan to OK new US Marine littoral regiment on Okinawa |
<2302-011205>
日本が11日に行われる日米2-plus-2で、2025年までに沖縄にISRや対艦戦能力を持つ海兵隊の緊急即応部隊を配置することを正式に認める。
海兵隊は数ヶ月前に沖縄駐留の砲兵部隊である第12海兵連隊を第12海兵沿岸連隊 (MLR) に改編するとしていたが、讀賣新聞が尖閣諸島への中国の侵攻に対処する緊急即応部隊を沖縄に配置すると報じた。
海兵隊が3個編成するMLRの最初の第3 MLRは2022年3月にハワイで編成されている。 部隊はJLTV搭載のNSMとMQ-9A Reaper、G/ATORレーダを装備している。 |
2023.01.10 05:02 |
讀賣新聞 (Yahoo) |
米が海兵隊改編、沖縄に「離島即応部隊」創設へ…中国への抑止力強化 |
<2302-011001>
米政府は、強引な海洋進出を続ける中国への抑止力と対処能力を高める狙いから、沖縄駐留の米海兵隊をFY25までに改編し、離島有事に即応する海兵沿岸連隊MLRを創設する方針を固め、日本政府に伝えた。 11日に米ワシントンで開く日米安全保障協議委員会 (2-plus-2) で創設を打ち出す方向で調整している。
海兵隊は今後、既存の部隊に対艦ミサイル機能などを新たに備えさせる一方、重火器を削減するなどしてMLRに改編する。
部隊の規模はハワイと同程度の2,000名前後になるとみられ、沖縄全体で海兵隊を10,000名に削減する米軍再編計画には変更はない見通しである。
【関連記事:2204-030417 (S&S 2022.03.04)】 |