年 月 日
 |
出 典
 |
標 題
 |
要 旨
 |
2022.12.31 07:15 |
News Post 7 (Yahoo) |
南シナ海への米軍機派遣は年間600回以上 オーストラリア軍機も加わり、中国警戒 |
<2301-123108>
South China Morning Postが、中国の政府系シンクタンク「南シナ海戦略情勢調査計画」 (SCSPI) が米軍が2022年1月から11月までの間に、南シナ海上空だけで589回にわたって大型軍用機を派遣し、中国の軍事動向を中心とした情報収集を行っていたことを明らかにしたと報じた。 12月の飛行データはまだ確定していないが、SCSPIによると、米国は2021年12月に南シナ海地域を哨戒するために47回にわたり大型偵察機を派遣しており、2022年1年間に米軍は600回以上の軍用機を派遣したとみられる。
米軍は嘉手納基地とフィリピンのクラーク基地から、P-8AやE-3G、RC-135Vなどを台湾海峡と南シナ海の地域に派遣し情報収集している。 また米軍に加えオーストラリア軍機も頻繁に南シナ海上空に飛来し、中国が岩礁を埋め立てて要塞化している南シナ海のパラセル諸島を中心に情報収集を行っている。 |
2022.12.24 04:13 |
Defense News |
Congress mandates more oversight on Pentagon plans for defending Guam |
<2301-122404>
米議会が12月23日に可決したFY23 NDAAで国防総省に対し、グアムのIAMDについてMDAとは別に独立して評価できる研究開発センタを設立することを要求している。
MDAはグアムのIAMD構築について検討してきたが検討結果を明らかにしてこなかったため、議会はFY22の予算執行を停止していた。 |
2022.12.21 |
Jane's Defence Weekly |
China's DF-17 designed to strike Pacific bases, claims US |
<2302-122107>
米国防総省は「中国の軍事力2022」で、HGVを弾頭としたMRBM DF-17は西太平洋地域の海外基地を攻撃目標として設計されたと述べている。
またシステムは2020年に旧型のSRBMに代えて配備を開始したとしている。
DF-17はTHAADやSM-3などの米迎撃システムを突破できる可能性があるという。 |
2022.12.21 |
Jane's Defence Weekly |
US Space Force establishes new unit at Indo-Pacific Command |
<2302-122104>
米宇宙軍がインド太平洋軍に (INDOPACOM) に新たな部隊USSF-INDOPACOMを発足させ、Pearl Harbor-Hickam統合基地に配置した。 同様の部隊を2022年末までに中央軍にも置くという。 |
2022.12.10 |
Stars & Stripes |
‘Solid progress’: A look inside Camp Blaz, the Marine Corps’ newest base on Guam |
<2301-121008>
2020年に開設されたグアムの米海兵隊Blaz基地には2020年代中頃に沖縄から第3海兵遠征軍の第一陣1,300名が移駐してくるが、目下基地建設が急ピッチで進められている。
$8.6Bと見積もられる基地建設費のうち$3Bは日本政府が負担する。 |
2022.12.07 10:44 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米、豪州に巡回駐留する軍部隊増強へ 合同演習に日本招請で一致 |
<2301-120708>
オースティン米国防長官が米豪外務国防担当閣僚協議 (AUSMIN) 後の共同記者会見で6日、オーストラリアに巡回駐留する陸海空軍の部隊を増強する方針を示した。 爆撃機や戦闘機も増やす計画で、中国に関する両国共通の懸念に対応する。 オースティン長官は部隊増強の時期や規模、追加配置する艦船、軍用機の数については触れなかった。
また日本に対し、「オーストラリアにおける部隊配置の取り組みへの合流」を要請することでも合意したと明らかにした。 マールズ豪国防相は日本との外務防衛担当閣僚協議を今週東京で開く際に、米豪の軍事演習への日本の参加を増やすよう要請する考えを示した。 |
2022.12.05 |
Stars & Stripes |
US Army moving equipment across Pacific for training |
<2301-120517>
米陸軍が2023年にオーストラリアで実施するOperation Pathways演習に参加するため、500品目以上の装備品やコンテナを、空母並の大きさの海軍輸送艦Watsonでハワイ真珠湾に搬入した。
数百両の車両などこれらの装備は陸軍の前置備蓄APSから搬出されたもので、点検のためのPearl Harbor-Hicjamへの輸送は第8憲兵旅団が担当する。 |
2022.12.05 16:07 |
中央日報 (Yahoo) |
西太平洋に米国原子力空母が追加で…「同盟を守る核戦力に340億ドル投入」 |
<2301-120509>
米国が朝鮮半島を含む西太平洋地域に空母1隻を追加投入する。 7回目の核実験など北朝鮮の高強度の挑発とこれを傍観している中国に対する軍事的な圧迫を強化する動きではないかとみられている。
米国軍事専門メディアのUSNI Newsによると、第3艦隊所属の空母Nimitzが3日にサンディエゴ基地から第11 CSGを率いて西太平洋に向け出港したた。 西太平洋には横須賀基地のRonald Reaganと共に空母2隻が同時に配置されることになる。 この他に軽空母級の強襲揚陸艦Americaも佐世保基地に待機している。 |
2022.11.29 12:10 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米巡洋艦、南シナ海南沙諸島付近の海域に「違法侵入」=中国軍 |
<2212-112910>
中国軍が29日、米巡洋艦が南シナ海スプラトリー諸島付近の海域に「違法に侵入」したため、監視駆逐したと発表した。
中国軍が追跡したと称するのは米海軍の巡洋艦Chancellorsvilleで、最近台湾海峡を通過していた。 |
2022.11.24 05:16 |
Military Times |
Space Force opens first regional command headquarters in Indo-Pacific |
<2212-112407>
米宇宙軍が11月22日、ハワイPearl Harbor-Hickam基地にインド太平洋宇宙軍を発足させ、初代の司令官にマスタリル准将がついた。 |
2022.11.21 17:58 |
中央日報 (Yahoo) |
4機の B1B がグアムから米本土に復帰…核武装戦略爆撃機飛来の可能性も |
<2212-112110>
グアムに配備されたB-1B 4機全てが米本土に帰還したことがわかった。
北朝鮮が7回目の核実験の準備を終えた状況のため、米国が今度は核武装が可能なB-52かB-2をグアムに配備するかもしれないという観測が出ている。 |
2022.11.20 02:00 |
日経新聞 |
米軍艦船、米中首脳会談前に台湾海峡航行 公表せず |
<2212-112001>
米太平洋艦隊報道担当者が19日、米海軍駆逐艦が5日に台湾海峡を航行していたことを、日本経済新聞の取材に明らかにした。 太平洋艦隊報道担当者は取材に対し、駆逐艦Benfoldが5日に台湾海峡を通過したと説明した。
艦船が台湾海峡を通過すると第7艦隊がすぐに公表するが、今回海軍は航行を当時公表しておらず、バイデン政権が14日の米中首脳会談前に対立が強まらないよう配慮した可能性がある。 |
2022.11.18 18:11 |
時事通信 (Yahoo) |
米韓両軍、ミサイル台の打撃訓練 北朝鮮のICBM級発射に対応 |
<2212-111813>
米韓軍が18日、北朝鮮が同日にICBM級ミサイルを発射したことへの対応措置として、ミサイルの移動式発射機 (TEL) への打撃を想定した精密誘導爆弾の投下や、日本海上空での編隊飛行を行った。
韓国軍の発表によると、韓国空軍のF-35AからTELの模擬標的に精密誘導爆弾を投下した。 またF-35A 4機と米軍のF-16 4機が編隊飛行を行った。 |
2022.11.16 17:55 |
Inside Defense |
Army demonstrates potential of missile defense system to provide targeting for offensive fires |
<2212-111620>
米陸軍が10月にDuring Project Convergence 22で、現在それぞれミサイル防衛とミサイル打撃に使用している別々のネットワークをリンクさせ、ミサイル防衛で標定した敵の地上目標情報を長距離打撃に送り打撃するという、新しい概念のBMDの試験を実施した。 |
2022.11.14 16:22 |
Inside Defense |
DOD demonstrates capability for Guam defense: expanded fire-control-quality data sharing |
<2212-111404>
米軍は中国の経空脅威からグアムを防衛する2024年からの新たな計画Project Convergence 22の実証試験を10月に実施した。
この試験では初めて、陸軍と海兵隊の地上センサと海軍の駆逐艦及び空軍の戦闘機をJTMC Bridgeでリンクさせた。 |
2022.11.04 11:46 |
FNN Prime (Yahoo) |
米韓演習に大型爆撃機導入か 北朝鮮の弾道ミサイル6発発射受け |
<2212-110415>
北朝鮮による度重なるBM発射を受け、延長が決まった米韓空軍の合同演習に、米空軍が爆撃機を投入する可能性が出てきた。
北朝鮮は3日午前に少なくとも3発のBMを発射し、このうち1発は火星-17新型ICBMとみられている。 21:30過ぎからは内陸部から3発のSRBMを発射した。 さらに23:30頃には80発程度の砲撃を実施している。 |
2022.11.03 15:38 |
Inside Defense |
Navy bolsters Guam-based submarine operations in preparation for China |
<2212-110315>
米太平洋艦隊潜水艦隊司令官のジャブロン少将が11月2日、現在グアムを基地としている攻撃型原潜5隻について、今後5~10年で訓練及び補給整備の機能を強化強すると述べた。 |
2022.11.03 15:33 |
AFP=時事 (Yahoo) |
米韓両空軍、合同訓練を延長 北のミサイル発射受け |
<2212-110314>
韓国空軍が3日、北朝鮮による最近の挑発行為を受け、10月31日から行っている米空軍との過去最大規模の合同航空訓練Vigilant Stormの期間延長で米側と合意したと発表した。
北朝鮮は発表の数時間前、ミサイル3発を発射した。 |
2022.11.03 13:53 |
Inside Defense |
Army considering newly tailored 'substantial' air and missile defense unit for Guam |
<2212-110313>
米陸軍SMDC司令官のカーブラー中将が、米国防総省がグアムのAMD能力強化に力を入れるとしていることで陸軍は、FY25でのPatriot中隊以上の部隊を準備していると述べた。 |
2022.11.01 09:31 |
朝鮮日報 (Yahoo) |
韓米の軍用機240機が1600回出撃、歴代最大規模で演習実施 |
<2212-110105>
F35A/Bなど米韓の240機が参加する合同空中演習Vigilant Stormが11月4日までの日程で10月31日に開始された。 行われる今回の演習では歴代最大規模となる1,600ソーティの出撃が行われる。
今回の演習には、韓国空軍のF-35AとF-15K、KF-16、KC-330空中給油機など140機と、米国側からは海兵隊と海軍、陸軍も参加し、F-35B、EA-18G、U-2、KC-135空中給油機など100機が参加する。 さらにオーストラリア空軍がKC-30A空中給油機1機を派遣して初めて米韓合同演習に参加した。 |
2022.10.31 18:24 |
共同通信 (Yahoo) |
米、豪に B52 爆撃機配備へ 核搭載可能、対中国「抑止力」 |
<2211-103107>
関係者が31日、米軍がオーストラリア北部のティンダル空軍基地にB-52の配備を計画、基地にB-52を最大6機収容できる施設を整備する方向で準備が進んでいることを明らかにした。
これに関連し、米国のケネディ駐豪大使が31日の公共放送ABCの番組で、インド太平洋地域で海洋進出や軍備増強を進める中国に対抗する上で、外交や対話に加え抑止力を用いると明言した。 |
【註】
オーストラリアAmberley基地にはB-2 2機が7月10日に派遣されたことが報告されている。
【関連記事:2210-080306 (JDW 2022.08.03)】 |
2022.10.31 09:21 |
毎日新聞 (Yahoo) |
米韓空軍が合同演習開始 軍事力誇示で北朝鮮の核実験へ警告 |
<2211-103104>
米韓空軍が31日、連合作戦任務における遂行能力向上のための合同空中演習Vigilant Stormを開始した。 韓国空軍によると、演習は11月4日まで行われ、米軍からはF-35など100機以上、韓国軍からもF-35など140機以上が参加した大規模な演習を実施する。
今回のように大規模な合同空中演習を実施するのは、2017年12月以来5年ぶりで、実戦同様の演習を24時間絶え間なく実施することで、持続的な作戦遂行能力を伸ばす計画という。
北朝鮮がBM発射を続け、11月8日投開票の米中間選挙までの間に7回目の核実験に踏み切る可能性がある中、米韓両国には訓練を通じた軍事力誇示で北朝鮮に強い警告のメッセージを送る狙いがある。 |
2022.10.28 22:58 |
Defense News |
Major Hawaii-based Army exercise tests brigade in island-hopping fight |
<2211-102814>
ハワイ駐留の米陸軍第25歩兵師団第2旅団戦闘団を主力とする部隊と対抗部隊となる第196歩兵旅団の併せて6,000名以上が今週、10月20日にハワイに開設されたJPMRCで、11月9日までの予定で今週演習を開始した。
陸軍部隊は海空軍、海兵隊第3沿岸連隊及び、タイ、インドネシア、フィリピンの各1個歩兵中隊と連合して訓練を行った。 |
2022.10.24 11:22 |
共同通信 (Yahoo) |
米韓、朝鮮半島西側の黄海で機動訓練開始 |
<2211-102404>
韓国海軍が24日、17日から行っている演習の一環として黄海で局地戦などを想定した演習を始めたと明らかにした。
米軍も参加し、27日まで実施する。 |
2022.10.18 18:07 |
毎日新聞 (Yahoo) |
米韓空軍が31日から大規模合同訓練 北朝鮮の核実験をけん制か |
<2211-101806>
韓国軍が18日、米韓空軍が31日~11月4日に合同訓練を実施すると明らかにした。 聯合ニュースによると、韓国上空に250機を展開させる大規模な訓練になるという。
中国の共産党大会が閉幕する22日から米中間選挙の投開票日となる11月8日までの間に、北朝鮮が7回目の核実験に踏み切るとの観測が出る中、軍事力を誇示することで強くけん制する狙いがありそうだ。 |
2022.10.14 16:17 |
Inside Defense |
Guam radar blueprint calls for 10 sensors by 2027; initial capability on island by 2024 |
<2211-101415>
米国防総省がグアムに構成する陸軍の新型レーダや海軍の地上設置型レーダと宇宙軍の衛星群を結ぶ組織の構想を固めた。
その中には陸軍のLockheed Martin社製A4 Sentinelレーダ、同じくLockheed Martin社製HDR-Gなども含まれる。 |
2022.10.07 |
Stars & Stripes |
US military delivers upgrades for THAAD missile-defense system in South Korea |
<2211-100715>
韓国国防部が10月7日、在韓米軍がBMD能力向上のため装備を更新したと発表した。 この更新でTHAADはPatriotとの協同運用性が向上するという。
新装備の搬入で、今まで配備されていたシステムは米国へ戻される。 |
【註】
搬入が報じられた画像はミサイルであることから、主たる改良はミサイルにあり、Patriotとのinteroperabilityの改善も行われたのではないか。 |
2022.10.07 11:24 |
中央日報 (Yahoo) |
韓国、THAAD 基地に改良装備搬入…「追加配備でないアップグレード」 |
<2211-100707>
慶尚北道星州の在韓米軍THAAD基地に6日、THAAD性能改良関連の装備が搬入された。 軍などによるとこの日23:00頃にレーダとミサイルとみられる装備品が軍用車両約20両で基地に入った。 京畿道烏山基地に搬入されたレーダ、電子装備、ミサイル輸送車両などが、星州THAAD基地に移されたという。
韓国国防部は今回搬入された新しい装備についてTHAADの追加配備ではなく、レーダは性能向上のため換装されたと把握していると述べた。 |
2022.10.07 10:08 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米韓合同演習始まる、米空母も参加 日米韓の防衛高官は電話協議 |
<2211-100705>
韓国軍が7日、米韓海軍が日本海で米空母も参加する合同演習を開始したと発表した。 8日まで実施する。
米CSGは今週、日韓との3ヵ国ミサイル防衛演習にすでに参加している。 |
2022.10.05 18:10 |
日経新聞 |
米空母、日本海に再展開 北朝鮮抑止へ戦力誇示 |
<2211-100515>
韓国軍が5日、北朝鮮による4日のBM発射を受け米軍が空母を再び日本海に展開させると発表した。 韓国軍は日本海への空母の再展開は極めて異例なことと説明している。
Ronald Reagan CSGは9月下旬の韓国海軍や海上自衛隊との共同訓練を終え日本海から出ていたが、4日の発射を受け再び朝鮮半島周辺の海域に引き返す。 韓国の聯合ニュースによると6日にも日米韓で再度の共同訓練をする。 |
2022.10.05 08:25 |
共同通信 (Yahoo) |
北朝鮮対抗で日本海へミサイル 米韓両軍、4発を発射 |
<2211-100507>
韓国軍合同参謀本部が5日、米韓軍が北朝鮮のミサイル発射に対抗し、地対地ミサイル4発を日本海に向け発射したと発表した。 |
2022.09.28 11:09 |
琉球新報 (Yahoo) |
章に「怪獣」…沖縄の米軍が期間限定で新部隊発足 10月から、海軍と海兵隊から計250人 海上兵力統合へ試み |
<2210-092812>
在沖縄米軍が27日、米海兵隊と米海軍がインド太平洋地域の海上作戦での連携に向けて250名の期間限定特別部隊を発足させ、10月1日からNoble Fusion演習を実施すると発表した。 続いて米比訓練にも参加する。
部隊の記章には碇と竜が描かれており、漢字で「怪獣」と記されている。
もともと沖縄駐留海兵隊と海軍の部隊で編成しており、県内に駐留する人員数は変わらない。 ホワイトビーチとキャンプ・コートニーを拠点として2023年夏頃まで特別編成を続け、その結果や課題を踏まえて今後の方向性に生かすと説明している。 |
2022.09.26 12:15 |
讀賣新聞 (Yahoo) |
「ロナルド・レーガン」など20隻余の艦艇参加、米韓海軍が日本海で合同訓練開始 |
<2210-092610>
米韓両国海軍が26日午前に日本海で合同演習を開始した。 北朝鮮に対し、強力な抑止力を見せつける狙いがある。
韓国海軍の発表によると、米空母Ronald Reaganなど20隻余りの艦艇が参加し、29日までの期間中、北朝鮮との実戦を想定した訓練を実施する。 |
2022.09.24 |
Stars & Stripes |
Army stands up its third Multi-Domain Task Force in Hawaii |
<2210-092409>
米陸軍が9月23日にハワイ州Ft. Shafterでジン大佐を指揮官とする3番目となるMDTFを編成した。
陸軍初のMDTFは2017年にワシントン州Lewis-McChord基地で発足し、2番目の部隊はドイツで編成された。
陸軍は更に2個のMDTFの編成を計画していて、4番目のMDTFは北極圏で、5番目は機動予備となる計画である。 |
2022.09.21 10:42 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米・カナダ艦船、台湾海峡を通過 対中けん制 |
<2210-092106>
米海軍が、米軍とカナダ軍の艦船が20日に台湾海峡を通過したと発表した。
米海軍の声明によると、海軍の駆逐艦Higginsとカナダ海軍のフリゲート艦Vancouverが台湾海峡を航行した。 |
2022.09.07 |
Jane's Defence Weekly |
China on 'high alert' after US Navy's rare two-cruiser Taiwan Strait transit |
<2211-090704>
従来、駆逐艦が行ってきた米艦の台湾海峡通過を、8月28日に巡洋艦2隻が行ったため、PLA東部戦区が厳戒態勢をしいた。
この日台湾海峡を通過したのは巡洋艦AntietamとChancellorsvilleで、前者はAegis Baseline 8 Combat System、後者はBaseline 9を装備し、61セルのVLSからはTomahark Block Ⅲ、Harpoon Block Ⅱ、SM-6も発射できる。 |
2022.08.31 |
Jane's Defence Weekly |
US, South Korea revise joint missile deterrence strategy |
<2212-083110>
北朝鮮が黄海に向けて2発のCMを発射した8月17日、米韓が米韓統一抑止戦略 (TDS) の改訂を発表した。
米韓TDSの改訂は米国が2022年に改訂したNational Defense Strategyと、2019年に改訂したMissile Defense Reviewに基づくものである。 |
2022.08.30 17:05 |
Inside Defense |
MDA awards Lockheed $732M to begin work on Homeland Defense Radar-Guam |
<2209-083014>
米MDAが8月29日、Lockheed Martin社にLRDRの基幹技術を元にしたSPY-7 Homeland Defense Radar-Guam (HDR-G) 及びハワイに設置する大型レーダを$723Mで発注した。 |
2022.08.28 11:38 |
時事通信 (Yahoo) |
米軍艦艇が台湾海峡通過 下院議長の訪問後初、中国反発 |
<2209-082802>
米海軍第7艦隊が27日、米海軍巡洋艦2隻が台湾海峡を現地時間28日に通過したと発表した。 ペロシ米下院議長の今月2日の訪台後、初めての作戦となる。
台湾海峡の国際水域を航行したのは、米巡洋艦ChancellorsvilleとAntietamで、Antietamはペロシ米下院議長訪台の前後に台湾東方のフィリピン海に派遣されていた。 |
2022.08.22 08:33 |
時事通信 (Yahoo) |
米韓軍、合同演習を開始 4年ぶり正常化、北朝鮮反発か |
<2209-082202>
米韓両軍が22日、朝鮮半島有事を想定した夏季定例の乙支(ウルチ)Freedom Shield (UFS) 共同演習を開始した。 9月1日までの期間中、野外機動訓練も並行し韓国全域で実施する。
2018年夏以降、文前政権下では南北朝鮮間および米朝間の首脳会談実施やCOVID-19感染拡大を受け、指揮所演習にとどめるなど規模が縮小されていたが、今年は名称を新たにし、4年ぶりの正常化を果たした。 韓国国防省は、野外機動訓練には空母打撃群訓練、上陸訓練などが含まれると明らかにしている。 |
2022.08.16 |
Stars & Stripes |
Paratroopers 'get down and dirty' on multinational airborne mission from Guam to Borneo |
<2209-081607>
陸上自衛隊も参加して8月1日から14日まで行われた米国とインドネシアの年次演習Super Garuda Shieldで、3日に3ヵ国陸軍の空挺隊員200名が米空軍のC-130J 5機とMC-130J 1機に搭乗してグアムからボルネオまで飛行し降下した。
16回目になるSuper Garuda Shieldは今年が最大規模で、米陸軍とインドネシア陸軍からそれぞれ2,000名が参加した。 |
2022.08.10 |
Jane's Defence Weekly |
Indian Navy takes delivery of indigenous Aircraft Carrier |
<2210-081003>
インド国産空母が7月28日にCSL社から海軍へ引き渡された。 就役はインドの独立記念日である8月中旬とみられ、就役後はVikrantと命名される。
2009年2月に建造が開始されたVikrantは全長262m、排水量40,000tで、GE LM2500ガスタービンエンジン4基で推進し、速力は28ktである。
6銃身のAK-630 CIWS 4基とBarak-8 SAMを装備し、航空機30機の搭載が可能である。 |
2022.08.02 17:49 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米海軍、台湾東方に艦艇4隻を配備 |
<2209-080208>
米海軍が2日、台湾東方のフィリピン海に空母Ronald Reagan、巡洋艦Antietam、駆逐艦Higgins、強襲揚陸艦Tripoliの4隻を展開していることを明らかにした。 通常の配備と説明している。
海軍関係者はロイタに対し匿名を条件に、「万一の事態に対応できるが、通常の配備だ」とし、正確な場所についてはコメントできないと述べた。 |
【註】
この艦隊に空母打撃群 (CSG) には所属していない強襲揚陸艦Tripoliが含まれていることが注目される。
強襲揚陸艦Tripoliは第7艦隊の水陸両用部隊である遠征打撃群 (ESG) に属し、海兵遠征部隊 (MEU) を乗艦させて両用即応群 (ARG) を編成する。
現在台湾沖に展開した強襲揚陸艦Tripoliには沖縄駐留の第31 MEUが乗艦している可能性がある。
|
2022.07.28 18:15 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米空母打撃群、南シナ海に再配備 台湾巡る緊張高まる |
<2208-072810>
今月南シナ海に展開していたRonald Reagan CSGが5日間の休養のため週末にシンガポールに寄港していたが、米海軍第7艦隊が南シナ海に戻ったことを明らかにした。
ペロシ下院議長の訪台検討を巡って中国との緊張が増していることについてはコメントを控えた。 |
2022.07.22 01:08 |
Defense News |
US Army's floating equipment stockpile in Pacific gets first test |
<2208-072202>
米インド太平洋陸軍の装備を洋上備蓄するAPS艦のUSNS Red Cloudが3月にフィリピンで、Operation Pathway演習の一環としてSalaknib 22演習及びBalikatan 22演習に参加し、スービック湾で第836輸送大隊が第25歩兵師団第3歩兵旅団戦闘団の装備を卸下した。 |
【註】
USNS Red Cloudは全長950ft、幅106ft、喫水34ft、排水量62,644英㌧で、ガスタービンエンジン2基で推進し速力24kt、航続距離12,000nmの性能を持つ。 |
2022.07.16 14:36 |
時事通信 (Yahoo) |
米海軍、南沙諸島で航行の自由作戦 13日の西沙と同じ駆逐艦 |
<2208-071605>
米海軍が、駆逐艦Benfoldが16日、南シナ海のスプラトリー諸島周辺を航行したと発表した。
1週間で2度目の南シナ海での航行の自由作戦となる。 |
2022.07.15 10:10 |
Breaking Defense |
Guam needs effective missile defense now, not in 2028 |
<2208-071507>
米国防総省は2028年までにグアムのBMDSを整備するとしているが遅すぎる。
(前インド太平洋軍司令官やポンペイオ元CIA長官、前国務長官の発言)
米国防総省は中国によるグアムに対する航行機、BM、CM攻撃への対処として、2027年までにSM-3及びSM-6を搭載した移動式発射機42両をTHAAD及びPatriotと組み合わせたシステムを構築するとしているが、昨年までに完成したのは陸海軍のデータ交換システムJTMCだけである。 |
2022.07.13 18:53 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米空母「ロナルド・レーガン」打撃群、南シナ海に展開 |
<2208-071312>
米海軍は、空母Ronald Reagan CSGが13日に安全保障上の任務で南シナ海に展開していると発表した。
Ronald Reagan艦長のゴールドハマー大佐は、「南シナ海での展開は、自由で開かれたインド太平洋に対する米国のコミットメントを示す」と述べた。 |
2022.07.13 14:52 |
テレ朝 News (Yahoo) |
米ミサイル駆逐艦が西沙諸島周辺で「航行の自由作戦」 中国は反発 |
<2208-071311>
米海軍第7艦隊が、駆逐艦Benfoldが12日に南シナ海のパラセル諸島周辺の海域で「航行の自由作戦」を実施したと発表した。 |
2022.07.06 |
Jane's Defence Weekly |
US Navy P-8A flies over Taiwan Strait |
<2209-070609>
米インド太平洋軍が声明で、海軍のP-8A 1機が6月24日に台湾海峡を飛行したと発表した。
PLA東部戦区は25日に声明で、高度な警戒態勢を取ったと発表した。 |
2022.07.05 15:37 |
Inside Defense |
MDA readying sole-source contract to Lockheed to launch 'Aegis Guam' weapon system |
<2208-070504>
米MDAが7月1日、2024年の礎石設置を目標にグアムに設置するAegis BMDSで新たに採用する移動型発射機をLockheed Martin社単独に発注する計画であると発表した。 |
2022.06.30 |
Stars & Stripes |
USS Abraham Lincoln arrives in Hawaii for RIMPAC kickoff |
<2207-063014>
真珠湾に空母Abraham Lincolnが入港した翌日の6月29日に、Rim Pac 2022演習が26ヵ国から水上艦38隻、潜水艦4隻、航空機170機以上、25,000名が参加して、8月4日までの日程で開始された。
演習にはオーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、コロンビア、デンマーク、エクアドル、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イスラエル、日本、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ペルー、韓国、フィリピン、シンガポール、スリランカ、タイ、トンガ、英国、米国の各国が参加している。
日本からは護衛艦2隻が参加している。 |
2022.06.29 16:03 |
Breaking Defense |
An island, an amphib, a typhoon: Navy hosts climate-focused war game |
<2207-062915>
米海軍艦が西太平洋の島嶼で、台風の上陸が海兵隊と揚陸艦艇に及ぼす影響を検証する演習を行った。 |
2022.06.14 15:40 |
Focus 台湾 |
インド太平洋安保関する国際会議に台湾の少将ら 米の招待受け参加、日本で開催 |
<2207-061406>
米海兵隊主催でインド太平洋地域などから水陸両用部隊の指揮官を集めて行う太平洋水陸両用指揮官シンポジウム (PALS) の開会式が、14日に東京都内で開かれた。 会議は16日まで続く。
2015年から開かれているPALSの日本での開催は今回が初めてで、開会式には約20ヵ国から70名の指揮官が出席した。
今回は米側から招待を受け台湾から4名が、軍服ではなくスーツでオブザーバー参加している。 台湾から出席したのは張海軍少将の他、海軍陸戦隊(海兵隊)の大佐と少佐、海軍の中佐が参加した。 |
2022.06.05 16:44 |
CNN |
米主導の環太平洋演習、今月末に開始 クアッド含め26ヵ国参加 |
<2207-060509>
米海軍第3艦隊が5日までに、26ヵ国が参加する世界最大規模の多国間の海上演習「環太平洋合同演習 (RIMPAC)」を6月29日から8月4日までの日程でハワイやカリフォルニア州の周辺海域で実施すると発表した。
声明によると、水上艦38隻、潜水艦4隻に航空機170機が参加し、9ヵ国の地上部隊を含む25,000名が加わる。 今年のRIMPACには、カナダ、チリ、コロンビア、デンマーク、エクアドル、フランス、ドイツ、イスラエル、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ペルー、韓国、スリランカ、タイ、トンガに英国も人員などを派遣する。 |
2022.05.25 18:30 |
聯合ニュース |
米戦略爆撃機が日本上空を飛行 北朝鮮の ICBM に対応か |
<2206-052512>
北朝鮮がICBMを含むBM 3発を発射した25日に米空軍のB-52HやRC-135S Cobra Ballが日本の上空を飛行していたことが、航空機の航路を追跡するウェブサイトFlight Radar 24のデータから分かった。
それによるとB-52Hは25日午後に日本列島東側の海岸線を沿うように飛行した後、同サイトの地図上から消えた。 |
2022.05.04 15:38 |
Taiwan News (Yahoo) |
Pentagon says US lacks logistical support for Asia military conflicts |
<2206-050413>
米国防総省が4月中旬に議会へ提出した太平洋抑止計画 (PDI) について分析した報告の中で、もしアジア地域で紛争が起こった場合、軍は十分な兵站能力を持っていないとしていると日経新聞が報じた。
国防総省はPDIに、2023年10月から向こう5年間に$27.1B必要としているが、そのうち$10.2Bが兵站の整備費という。 |
2022.04.27 10:54 |
時事通信 (Yahoo) |
米駆逐艦が台湾海峡通航 中国は「断固反対」 |
<2205-042713>
米海軍第7艦隊によると、太平洋艦隊所属の駆逐艦Sampsonが26日に台湾海峡を航行した。
第7艦隊は今回の台湾海峡通航について「国際法にのっとり公海を通航した」としたうえで、「自由で開かれたインド太平洋に対する米国の関与を示すものだ」とし、「米軍は国際法が許すあらゆる場所で飛行、航行、活動する」と強調した。 |
2022.04.20 |
Jane's Defence Weekly |
US reforms its Asian alliance system |
<2207-042006>
=米海軍のアジアでの hub-and-spokes に関する6頁の記事 =
・Hub-and-spokes system
・Beyond the Cold War
・Diddering perceptions
・Building a web
・Challenges to the process
・The reluctance among some Indo-Pacific countries to assist US-led efforts to reform the alliance system often sterms from domestic political issues |
2022.04.18 09:29 |
時事通信 (Yahoo) |
米韓が合同軍事演習開始 北朝鮮は反発か |
<2205-041803>
在韓米軍と韓国軍が18日、朝鮮半島有事を想定した定例の合同軍事演習を開始した。 日程は週末を除く28日までの9日間で、コンピューターシを利用したCPXで、機動訓練は行わない。
25日に朝鮮人民革命軍創建90年を控える北朝鮮が反発する可能性がある。 |
2022.04.13 23:00 |
South China Morning Post |
China gathers most powerful destroyers as US carrier group holds exercise off Korean peninsula |
<2205-041318>
日米艦隊が北朝鮮のミサイル発射に対抗して共同演習を行っているの対し、中国東海艦隊は中国東海岸で最新鋭のTypa 055駆逐艦4隻による演習を行っている。 |
2022.04.12 |
Stars & Stripes |
Navy reaches goal of homeporting 5 fast-attack submarines on Guam by year's end |
<2205-041211>
サンディエゴのPoint Lomaを出港したLos Angeles級攻撃型原潜のAnnapolisが3月28日にグアムのApra港に入港しグアムを基地とする第15潜水戦隊の隷下に入った。 その1週間前にの21日には同型のSpringfieldも入港しており、これで米海軍は2022年内に5隻の攻撃型原潜をグアムに配備する計画を達成した。
第15潜水戦隊には両艦の他、Asheville、Key West、Jefferson CityのLos Angeles級攻撃型原潜3隻が所属している。 |
2022.04.11 20:52 |
聯合ニュース |
米原子力空母リンカーン 今週にも東海に展開=北へ警告 |
<2205-041107>
複数の消息筋が、米空母Abraham Lincoln CSGが15日前後に日本海に入り5日程度行動することを明らかにした。 またCSGが行動する期間に米韓海軍が合同演習を行う可能性が高いという。 米空母が日本海に入るのは2017年11月以来である。
北朝鮮が2018年に爆破した豊渓里の核実験場の3番坑道を復旧し、7回目の核実験を実施する可能性が高まるなか、北朝鮮に対すし警告を発する意図があるものと受け止められる。
米側は日米韓3ヵ国による合同演習を強く求めているものの、韓国側が難色を示したため、3ヵ国合同演習は行われない。 |
2022.03.31 01:26 |
Defense News |
MDA's plan to protect Guam relies on field-proven systems |
<2204-033101>
米MDAがFY23でグアムのミサイル防衛に$539Mを要求した。 FY22では$78.3Mとインド太平洋軍が関連経費$40Mを要求したが、議会がこれに$80Mを追加していた。
MDAが計画しているグアムのミサイル防衛はSM-3、SM-6、Patriot、THAADなど実証済みのシステムが使われ、丘や谷などの地形の影響が大きいAegis Ashoreは採用されない。
これらのシステムは陸軍のIBCSで結ばれJoint Regional Commandを構成するが、海軍のAegisシステムとも連接する。
陸軍がFY23にMid-Range Capabilityミサイルを配備するグアムのミサイル防衛はMDAの優先課題になっていた。 |
2022.03.28 16:29 |
共同通信 (Yahoo) |
米と比、過去最大の合同演習 インド太平洋で中国けん制 |
<2204-032813>
フィリピン軍と米軍の定期合同演習Balikatanが28日にルソン島で開始された。 米軍によると、両軍の計8,900名が参加する過去最大のBalikatanとなる。 4月8日まで海上警備や人道支援などを訓練し、相互運用性の強化を図る。
BalikatanはCOVID-19で2020年は中止され2021年に規模を縮小して再開した。 今回はフィリピン軍から3,800名、米軍からは5,100名が参加する。 |
2022.03.26 00:44 |
Defense News |
Navy finalizes plans for next Rim of the Pacific exercise |
<2204-032601>
米海軍と26の同盟国や友好国が行う世界最大の海事演習の最終計画が、RIMPACハワイ州Pearl Harbor-Hickam基地に27ヵ国から1,000名が参集して纏められた。
それによるとRIMPAC 2022は7月に、米第3艦隊を中心に27ヵ国から艦艇41隻、航空機170機以上、人員25,000名が参加して行われる。 |
2022.03.04 |
Jane's 360 |
Ukraine conflict: Ukraine's electronic warfare systems in focus |
<2204-030418>
2014年のロシアによるクリミア併合以来ウクライナ軍は各種電子戦兵器を開発し装備している。
Bukovel-AD C-UAV装置(右図)はOrlan-10 UAVに特化したC-UAV装置で、100kmで捕捉しRF妨害は50kmで有効である。 妨害は3G/4Gなどの移動体通信やGPS、GLONASS、Bei Douなどに対しても行う。
Nota EWは有効距離20kmのUAVの捕捉と妨害を行う装置で、1km以内であれば携帯電話の妨害も行う。
Mandat-B1E R-330UM通信妨害装置
Anklavは精密誘導兵器の妨害を行うもので、無指向性アンテナを用いれば20km、指向性アンテナを用いれば40kmまで有効である。 |
2022.03.04 |
Stars & Stripes |
Newly designated Marine Corps littoral regiment prepares to meet a rising China |
<2204-030417>
米海兵隊が3月3日にハワイ駐屯の第3海兵連隊を第3海兵沿岸連隊 (3d MLR) に改編した。 海兵沿岸連隊 (MLR) は海兵隊が進めているForce Design 2030の中核をなすもので、海兵隊のEABO構想に特化されている。
太平洋地域には3個連隊が計画され、第3連隊がその1番目になる。 |
【註】
海兵隊のHPによるとMLRには、EABO、打撃、AMDの実施及び、海上作戦の支援などの任務が与えられている。
また第3海兵師団のHPによると、3d MLRの隷下には第1大隊と第3大隊がある。 |
2022.03.04 20:39 |
共同通信 (Yahoo) |
米海兵隊が沿岸連隊創設、ハワイ 沖縄駐留再編も検討 |
<2204-030415>
米海兵隊が3日、ハワイで海兵沿岸連隊 (MLR) を創設したと発表した。 MLRは1,800~2,000名となる見込みで、敵のミサイルの射程圏内で海軍と連携し機動的運用され、部隊を分散して対艦ミサイルなどの拠点を確保する新作戦である遠征前方基地作戦 (EABO) を遂行する。
中国を念頭に置いた動きの一環で沖縄県に駐留する2個連隊をMLRに改編することも検討されている。 |
2022.03.04 07:12 |
時事通信 (Yahoo) |
米軍、南シナ海でF35回収 深さ3800メートルの海底から |
<2204-030405>
米海軍第7艦隊が3日、南シナ海で空母への着艦に失敗し、海底に沈んだF-35Cの機体を水深3,800mの海底から回収したと発表した。
米国内では、中国が機体を回収すればF-35の機密情報が流出すると懸念が強まっていた。 |
2022.02.26 16:17 |
時事通信 (Yahoo) |
米艦が台湾海峡通航 |
<2203-022616>
米海軍第7艦隊が26日、駆逐艦Ralph Johnsonが同日に台湾海峡を通航したと明らかにした。
国際法にのっとった通常の国際水域の通過だとしている。 |
2022.02.12 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米のインド太平洋戦略、同盟強化を宣言 中国への対抗姿勢鮮明に |
<2203-021203>
米政府が11日にインド太平洋戦略を公表し、南アジアから太平洋島嶼国に至る同地域の隅々にまで焦点を当て、長期的な立場やコミットメントを確立して中国に対抗する姿勢を鮮明に打ち出した。
12頁に及ぶ同戦略の概要 (Fact Sheet) によると、バイデン政権は、地域の同盟関係を近代化し、新たなパートナーシップを強化するとともに、地域組織に投資することを宣言し、特に地域ビジョンのパートナーとして「強いインド」の重要性を強調した。
今後12~24ヵ月間の行動計画では米軍の駐留問題を巡る太平洋島嶼国との交渉にも優先的に取り組むことなどを掲げた。 |
2022.02.11 |
Stars & Stripes |
Marine Corps activates first littoral anti-air battalion as part of force restructuring |
<2203-021112>
米海兵隊がハワイで2月11日、第3沿岸対空大隊の発足式を開いた。 新編の大隊は1月に解散した第3海兵連隊第2大隊の施設等を使用するが、大隊がfully operaionalになるのは数年先になる。 第3沿岸対空大隊は3月3日に第3海兵連隊が第3海兵沿岸連隊に改編されるのに合わせてその隷下に入ると見られる。
沿岸対空大隊の運用はまだ検討中と言うが、大隊は小規模な部隊で構成され、海兵隊が太平洋地域の広範囲で活動するのに合わせると見られる。 |
【註】
この記事で沿岸対空大隊の編成装備は述べられていないが、海兵隊はJLTV車を元にした新防空システムMADIS Inc 1の開発をEMD段階を開始している。
MADIS Inc 1には砲塔発射型のStingerと直射火器を搭載したMk 1と、レーダと直射火器を装備しC3能力を持つC-UAS用のMk 2があり、いずれも多機能EW装置、EO/IR装置を搭載している。 |
2022.02.11 |
Inside Defense |
White House announces new Indo-Pacific strategy |
<2203-021110>
米大統領府NSCが2月11日に新たなIndo-Pacific Strategyを発表した。
新戦略では、中国がもたらす地域課題に対処するために、同盟国との軍事協力の強化と最新技術への投資を謳っている。
【Fact Sheet: Indo-Pacific Strategy of the United States (US White House)】 |
【註】
この記事でIndo-Pacific Strategyを12頁としているが、本文は19頁で、Fact Sheetは4頁でる。
12頁とは表裏表紙と巻頭言、目次を除いた本文だけを指すと思われる。 |
2022.02.10 |
Inside Defense |
Watson: First Marine Littoral Regiment will be 'fully operationally capable' next year |
<2203-021012>
米海兵隊戦闘研究所長のワトソン准将が2月10日に防衛工業会の外征戦会議で、海兵隊がハワイで新たに編成した沿岸海兵連隊が年内にfull operationalになると述べた。 |
2022.02.08 |
産経新聞 (Yahoo) |
海自艦、沖縄周辺で米空母と再び共同訓練 |
<2203-020817>
海上自衛隊が8日、護衛艦こんごうなどが4~7日に米海軍空母Abraham Lincolnなどと沖縄周辺海域を含む東シナ海、西太平洋で共同戦術訓練を実施したと発表した。
この訓練にはこんごうのほかP-3Cも参加し、米海軍からは強襲揚陸艦2隻を含む11隻が参加し、小規模部隊を分散展開させる海兵隊の構想遠征前方基地作戦 (EABO) に基づき行われ、6日には南西諸島への展開手順を確認する目的で陸上自衛隊の水陸機動団も加わり、ヘリコプターによる米強襲揚陸艦への着艦訓練も行った。
米軍は3~7日、宮古海峡周辺で海兵隊と海軍の合同訓練Noble Fusion演習を実施しており、海自の参加はその一環とみられる。
海自は1月17~22日にも空母2隻などと共同訓練を実施しており大規模な共同訓練を繰り返すことで中国などへの抑止力強化を図る狙いがあるとみられる。 |
2022.02.03 |
Military Times |
Marines deploy more rockets to Asia with new HIMARS battery |
<2203-020307>
米海兵隊が2021年末に、2番目となるHIMARS部隊を沖縄に配置しアジア地区のHIMARSを2倍に増強した。 この部隊は第12海兵連隊第3大隊の1個中隊で、海兵隊は2021年に第10海兵連隊第1大隊と2個HIMARS中隊を発足させ、1個中隊は大隊の駐屯するノースカロライナ州のCamp Lejeuneに、もう1個中隊を沖縄に配置している。 |
2022.01.24 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米空母2隻、訓練で南シナ海に 「有害な影響に対抗」 |
<2202-012412>
米国防総省が24日、Carl Vinson、Abraham Lincolnの2個CSGが23日に訓練のため南シナ海に入ったと明らかにした。 軍幹部は、同盟国を安心させ有害な影響に対抗する決意を示すのが目的と述べた。 両CSGGは、対潜水艦、空や海上の戦いを想定した訓練を実施する。
米海軍は23日に両CSGが台湾の東岸沖のフィリピン海で海上自衛隊と訓練を実施していると明らかにした。 |
2022.01.21 |
AFP=時事 (Yahoo) |
米軍艦、南シナ海を航行 中国反発 |
<2202-012104>
米海軍が、航行の自由作戦 (FONOP) として駆逐艦Benfoldが20日に南シナ海パラセル諸島近海を航行したと発表した。
欧米諸国の海軍は、南シナ海は公海であるということを明示するため、米主導でFONOPを展開しているが、今年に入り実施が公表されたのは20日のBenfoldによる航行が初めてとなった。 |
2022.01.20 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
西沙諸島付近に米駆逐艦、追跡し警告=中国軍 |
<2202-012008>
中国PLA南部戦区が20日、南シナ海パラセル諸島付近の海域に入った米海軍の駆逐艦を追跡し、同海域から出るよう警告したと発表した。
米海軍第7艦隊報道官は、駆逐艦Benfoldが国際法に基づき、パラセル島付近を自由に航行する権利を行使したと述べ、その後は南シナ海で作戦を継続したと説明した。 |
2022.01.18 |
Militry Times |
Vinson strike group, Essex ARG conduct operations in South China Sea |
<2202-011811>
米海軍のCarl Vinson CSGと海兵隊第11遠征隊 (MEU) が乗り組んだEssex ARGが南シナ海で1月16日に演習を実施した。
8月にサンディエゴを出港したCarl Vinsonには米海軍で初めてF-35CとCMV-22 Ospreyを装備し第2艦上航空団 (CAW) が乗艦している。 |
2022.01.18 |
中央日報 (Yahoo) |
核弾頭搭載の米潜水艦がグアムに寄港…異例の写真公開は「北朝鮮・中国狙い」 |
<2202-011804>
米海軍が15日、SSBN 733 Nevadaがグアムのアプラ港に入港したと発表した。
CNNは17日、SSBNがグアムに寄港したのは2016年以降初めてとし、1980年代以降で寄港を公式的に発表したのは2回目と報じた。 更に、通常は作戦地域が極秘で扱われるSSBNの位置だけでなく写真までが公開されたのは異例とし、インド太平洋地域の緊張が高まるなかで同盟国と敵国にメッセージを送ったと評価した。
NevadaはOhio級原子力潜水艦で、Trident SLBM 20基と核弾頭を搭載している。 |
2022.01.04 |
おたくま新聞 (Yahoo) |
空母エイブラハム・リンカーン 東太平洋地域へ展開 |
<2202-010404>
米海軍空母Abraham Lincoln CSGが1月3日に定期的な展開任務のため母港のカリフォルニア州サンディエゴを出港した。
女性司令官のアンダーソン少将に率いられたAbraham Lincolnを旗艦とするCSG-3は、巡洋艦Mobile Bay1隻と第21駆逐隊の駆逐艦Fitzgerald、Gridley、Sampson、Spruanceの4隻を伴い、航空機部隊CVW-9と共に第3艦隊の担当エリアである東太平洋地域で活動する。 |