2020年の米インド太平洋軍に関する報道

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要             旨
2020.12.31 時事通信

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米駆逐艦、台湾海峡を通航 <2101-123102>
 米第7艦隊が、駆逐艦John S. McCainCurtis Wilbur2隻が31日に台湾海峡を通航したと発表した。
2020.12.23 聯合ニュース 米の B1B 戦略爆撃機2機 南シナ海に出動=中ロと神経戦か <2101-122305>
 米空軍B-1B 2機が23日に南シナ海に緊急出動した。 中国のH-6 4機ロシアのTu-95 2機など軍用機19機が22日に済州島南の岩礁、離於島と東部の竹島付近の韓国防空識別圏 (KADIZ) に進入した翌日に行われた措置で、米国と中露の神経戦の様相を呈している。
2020.12.22 時事通信

(Yahoo)

米、南シナ海で「航行の自由作戦」 <2101-122204>
 米第7艦隊が声明で22日、中国の過剰な海洋権益主張を否定する航行の自由作戦の一環として、駆逐艦John S. McCainが南シナ海のスプラトリー諸島付近を航行したと発表した。
2020.12.21 時事通信

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米軍、対中国で「強硬姿勢」 リスク覚悟、前方展開強化 戦略文書 <2101-122102>
 米海軍と海兵隊、沿岸警備隊が20日までに、中国が覇権への野心をむき出しに海洋進出を強めるなか、中国との大国間競争をにらんだ中長期の戦略文書Advantage at Seaを公開し、インド太平洋への前方展開を強化し、より強硬な姿勢で中国に対峙すると明記して、中国との対決姿勢を一層鮮明にしている。
 文書では、過去20年間で3倍に膨れ上がった中国海軍の戦力に対抗するため、米海軍もUSV/UUVを導入するなど近代化を推進し、海兵隊や沿岸警備隊との統合運用を急ぐべきだとしている。
2020.12.19 Focus 台湾

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米軍艦が台湾海峡を通過 今年に入って12回目 <2101-121902>
 台湾国防部が19日、米軍艦1隻台湾海峡を北から南に航行したと発表した。 国防部や米軍がこれまでに公開した資料によれば、米軍艦が台湾海峡を通過するのは今年12回目になる。
 米海軍第7艦隊が同日発表した報道資料によれば、台湾海峡を通過したのは駆逐艦Mustinであった。
2020.12.09 時事通信

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国防予算77兆円、対中で新基金 米下院、権限法案可決 <2101-120902>
 米下院が8日、総額がFY20年比0.3%増$741BにのぼるFY21国防予算の大枠を定める国防権限法案 (
NDAA) を賛成多数で可決した。 法案はインド太平洋地域における米軍の能力向上のための新基金太平洋抑止計画を設置し、対中戦略を担うインド太平洋軍の装備拡充費用などとして、$2.2Bを割り当てている。
 法案は上院で採決後にホワイトハウスに送付されるが、トランプ大統領は拒否権を発動すると公言しており、成立には曲折がありそうである。
2020.12.08 中央日報

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朝鮮半島近隣にラプター2機…中朝に警告メッセージ送った米国 <2101-120801>
 空軍のF-22 2機が6日、グアムから嘉手納基地に前進配備された。 また7日にはB-1B 1機がグアムから朝鮮半島に近い日本側の日本海上空を飛行した。
 7日の民間航空機追跡サイトAircraft Spotによると、F-22 2機が6日、KC-135Rと共にグアムのAndersen AFBから嘉手納基地に移動した。 米国は先月にバージニア州Langley AFBのF-22 7機をAndersen AFBに前進配備している。
2020.11.25 産経新聞

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米艦がロシア極東沖で「航行の自由」実施 ロシアは「領海侵犯」と反発 <2012-112501>
 米海軍第7艦隊が24日、駆逐艦John S. McCainがロシアが主権を主張するウラジオストク沖のピョートル大帝湾を航行する航行の自由作戦を実施したと発表した。 米海軍による同湾での航行の自由作戦は2018年12月以来である。
 ロシアソ連時代から同湾内側の海域について艦船の無害通航権を認めない内水と規定しているが、米国はロシアの主張は国際法に違反しているとしている。
 一方、露国防省は同日、John S. McCainが露領海に2km侵入したため、露海軍対潜艦Admiral Vinogradovが体当たりなどを示唆して退去させたとしている。
2020.11.22 産経新聞

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米の現役海軍少将、異例の台湾電撃訪問 インド太平洋軍の情報トップ <2012-112202>
 台湾国防部筋が、米インド太平洋軍における情報担当のトップであるスチュードマン海軍少将が22日に台湾を電撃訪問したことを明らかにした。 24日まで滞在するとの情報があり、台湾軍の幹部と今後の米台軍事協力などについて協議するとみられる。
 米軍の現役高官の台湾訪問が明らかになることは極めて珍しい。
2020.11.21 Taiwan News US guided missile destroyer sails through Taiwan Strait <2012-112103>
 米第7艦隊が11月21日、駆逐艦Barryがインド太平洋における航行の自由を強調するため台湾海峡を通過したと発表した。
 米海軍艦台湾海峡通過2020年になって11回目となる。
2020.11.18 WoW! Korea

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米戦略爆撃機、中国の防空識別圏に「進入」…「緊張高まる <2012-111802>
 香港のSouth China Morning Post (SCMP) が17日、中国海軍が大規模な演習を実施している中、米国のB-1B 2機が同日に東シナ海の中国防空識別区域(ADIZ)に進入したと報じた。
 SCMPによると、航空機追跡サイトAircraft SpotsからグアムのAndersen AFBを出撃したB-1B 2機は東シナ海を通過し、中国のADIZに進入した。 またKC-135 2機も出撃し空中給油を行なったという。
2020.11.17 Inside Defense Braithwaite calls for Navy to stand up new fleet in Indian, Pacific Ocean <2012-111707>
 ブレースウェイト米海軍長官がバーチャルで開かれたNaval Submarine Leagueで11月17日、中国の脅威増大に対抗するためインド洋と太平洋の交わる海域新たな第1艦隊を創設したいとの考えを明らかにした。
【註】
 米海軍第1艦隊は太平洋艦隊の一部として1946年から1973年まで西太平洋に配置されていたが、1973年にその任務を第3艦隊に引き継ぎ、現在では欠番となっている。
2020.10.24 AFP=時事

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米沿岸警備隊、艦艇を西太平洋に配備へ 中国に対抗 <2011-102402>
 米政府が23日、中国が南シナ海の漁場で「不安定化を招く悪質な」行為を続けている事態に対処するため、沿岸警備隊の艦艇を西太平洋に配備する方針を発表した。
 オブライエン国家安全保障担当米大統領補佐官は、中国は「違法」な漁を「野放し状態」で行い、周辺国の漁船に「嫌がらせ」をしていると非難し、国土安全保障省傘下の米沿岸警備隊が、西太平洋で艦艇の母港化を戦略的に進めており、こうした艦艇で漁船の支援をはじめとする海上治安活動を行うと明らかにした。
2020.10.23 Breaking Defense As US military moves into Palau, China watches intently <2011-102305>
 米国はフィリピン海でのプレゼンスを高めようと、ここ2ヶ月間に国防長官と海軍長官が相次いでパラオを訪問してレメンゲサウ大統領と会見し、グアムとフィリピンの中間に位置する人口わずか17,000人のこの国での米軍部隊の駐留で合意している。
パラオの位置 (Google Map)】
 米海軍は海軍長官の同国訪問に合わせて日本を基地にしている揚陸艦Comstockを派遣して休養目的に1週間停泊させ、10月12日にはC-130 1機と24名の空軍要員を派遣してBabeldaob(註:パラオ本島)のほかPeleliu、Angaur(註:Babeldaob島南西の島々)の飛行場で滑走路や施設の調査をしている。 更に今月には沿岸監視隊の警備艦Sequoiaも寄港している。
 海兵隊は防空能力と精密打撃能力を有する沿岸連隊を太平洋地域に数個配置する計画で、パラオに配置されるのはその一部である。 また海軍と海兵隊は新型の軽揚陸艦 (Light Amphibious Warship) を装備して急速展開を行おうとしており、パラオがその拠点になると見られる。
2020.10.16 産経新聞

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米空母ロナルド・レーガンが南シナ海入り 今年3回目 <2011-101604>
 米第7艦隊が15日、空母Ronald Reagan
CSG南シナ海に入ったことを明らかにした。
 Ronald Reaganが南シナ海に展開するのは今年3回目で、Ronald Reagan CSGはインド洋での作戦行動ののち、マラッカ海峡を通過して南シナ海に移動した。
2020.10.08 Focus 台湾

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米軍機が台湾海峡中間線を飛行 <2011-100802>
 各国の軍事動向を追跡するツイッターアカウントCANUK78が8日正午前、米軍のMC-130J 1機台湾海峡上空に出現していることを示す地図画像を投稿した。 同機は台湾海峡中間線を北から南に飛行したという。
 台湾国防部は、同機が台湾海峡上空を飛行したことを認めた。
2020.10.07 Breaking Defense First joint exercise to test all-domain capabilities: Valiant Shield 2020 <2011-100708>
 米軍が最近太平洋で行ったValiant Shield 2020 (VS20) 演習で、米軍の目指すAll Domainの初めてとなる検証が行われた。 この演習は空軍
ABMS OnRampの3回目の試験でもあった。 また陸軍のMulti-Domain Task Forceの能力も確認された。
 VS20には陸海空軍と海兵隊合わせて11,000名以上が参加してTLAMの実射も行われ、9月19日にはフリゲート艦Curts(註:2013年1月に退役したOliver-Hazard-Perry級フリゲート艦)の撃沈も行った。
 ABMS OnRamp #3の設計ではMulti-Domain作戦センタ (MDOC) が装備して低軌道 (LEO) 衛星とも連接することになっている。
2020.09.30 Stars & Stripes Marines activate Camp Blaz on Guam, the Corps' first new base since 1952 <2011-093001>
 米海兵隊が1952年3月1日にジョージア州で兵站施設を開設して以来となる新基地Camp BlazをグアムのAndersen AFB近くに開設した。 ここには5年以内に沖縄駐留の第3海兵遠征軍が移駐する。 移駐経費は$3Bを日本政府が、$5.7Bを米政府が負担する。
 Camp Blazには5,000名の海兵隊が駐屯するが、常駐するのは1,300名で、残りの3,700名はオーストラリアに駐留する海兵空地戦隊同様の交代配置になる。
2020.09.23 Marine Times Corps to launch 3-year Marine Littoral Regiment experiment using Hawaii Marines <2010-092305>
 中国の脅威増大に対抗して米海兵隊は新たに機動運用可能な小部隊の編成をしようとしている。 その試行としてハワイ駐屯の第3海兵連隊を第3沿岸連隊に改編3年間の試験運用を行う。
 第3海兵連隊の歩兵部隊と兵站部隊はそのままにして、米本土から対空部隊を編入する。 更に2年以内には
MLR部隊も編入する。
2020.09.21 東亞日報 韓米連合軍司令官「戦作権の来年の移管は困難」 <2010-092104>
 韓国政府が、文大統領の任期(2022年5月)内の戦時作戦統制権の移管を進めようとしているが、エイブラムス米韓連合軍司令官が軍関係者に、現時点での韓国軍の戦作権遂行能力に懐疑的な考えを明らかにしたという。
 韓国政府筋が20日、エイブラムス司令官は最近、「韓国軍の訓練態勢などを考慮すると、来年も戦作権の移管は難しい」という趣旨の意見を示したという。 Cocid-19パンデミックの影響で今年の米韓合同軍事演習が縮小され、戦作権移管に向けた韓国軍の準備が十分でないという意味とみられる。
2020.09.18 Stars & Stripes Indo-Pacific Command leader underscores need for stronger missile defense on Guam <2010-091809>
 米インド太平洋軍司令官のダビッドソン海軍大将が9月17日にオンラインのフォーラムで、中国からのBMや超高速兵器攻撃に備えたグアムへのAegis Ashoreの配備を強く要求した。
 グアムには既にTHAADが配備されているがTHAADの視野は120゚であるのに対し、Aegis Ashoreは360゚の監視が可能という。
2020.09.11 Focus 台湾

(Yahoo)

台湾東部海域に米中の艦船が相次いで出現 国防部「把握している」 <2010-091103>
 台湾軍関係者が11日、今週、台湾東部沖合中国軍米軍艦船相次いで確認されたことを明らかにした。 それによると10日16:00頃に花蓮の沖合40nmの洋上を北から南に向かって航行する中国の情報収集艦1隻を海軍が発見した。 同艦は11日午前に90nmまで離れてそのまま南下を続けた。 中国は海洋調査の名目で、バシー海峡や台湾東部の海域で情報取集をすることがあるという。
 一方、7日には米海軍強襲揚陸艦3隻が、東部の離島・蘭嶼の東51nmを北上しているのが確認されていた。
 このほか、台湾南西の海空域では、中国軍が9日と10日に大規模演習を行っており、9日には戦闘機30機艦艇7隻が投入され、戦闘機21機が台湾の防空識別圏 (ADIZ) に進入している。
2020.09.02 おたくま新聞

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RIMPAC2020日程終了 実際に船を沈める訓練も実施 <2010-090204>
 今年のRIMPAC演習はCOVID-19パンデミックの影響で艦艇部隊の洋上訓練のみ規模を縮小して実施されたが、10ヵ国から集まった水上艦艇22隻、潜水艦1隻と搭載航空機による訓練がハワイ周辺海域で実施さた。
 それでも8月30日には米海軍の退役艦を実際に攻撃して沈める演習も行い、8月31日に日程を終了した。
2020.09.02 おたくま新聞

(Yahoo)

RIMPAC2020日程終了 実際に船を沈める訓練も実施 <2010-090203>
 今年のRIMPAC演習はCOVID-19パンデミックの影響で艦艇部隊の洋上訓練のみ規模を縮小して実施されたが、10ヵ国から集まった水上艦艇22隻、潜水艦1隻と搭載航空機による訓練がハワイ周辺海域で実施さた。
 それでも8月30日には米海軍の退役艦を実際に攻撃して沈める演習も行い、8月31日に日程を終了した。
2020.09.01 Stars & Stripes Guided-missile destroyer makes Navy’s 11th trip through Taiwan Strait this year <2010-090109>
 米海軍第7艦隊が9月1日、駆逐艦Halseyが8月30日に台湾海峡を通過したと発表した。
 Halseyの通過12日前には駆逐艦Mustinが通過しており、今回の通過で2020年に入って11回目となる。
2020.08.19 讀賣新聞

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東シナ海で日米共同訓練実施…尖閣周辺の禁漁明け、中国けん制か <2009-081908>
 日米が15~18日に東シナ海などで共同訓練を相次いで実施した。
 航空自衛隊は18日に東シナ海上空でF-15など20機が参加し、米空軍、海軍、海兵隊からB-1、F-35B、AWACSなど19機が参加した大規模な共同防空戦闘訓練を実施した。
 海上自衛隊も15~17日、護衛艦すずつき東シナ海駆逐艦Mustin と戦術訓練を実施したほか、15~18日には沖縄県南方海域護衛艦いかづち空母Ronald Reaganなどの米海軍の艦艇と洋上補給などの訓練を行った。
 尖閣諸島周辺で中国政府が設定した禁漁期が16日に明けたのに合わせ、挑発行為を行わないよう中国を牽制する狙いがあるとの見方が出ている。
2020.08.19 中央日報

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韓米合同演習開始日に米戦略爆撃機6機が韓半島同時出撃 <2009-081903>
 米国太平洋空軍司令部が19日、米韓合同演習の開始日の18日に、B-1B 4機B-2 2機、合わせて6機の爆撃機が米国本土とグアムから出撃して対馬海峡と日本付近の上空を飛行したことを明らかにした。 B-1B 2機はテキサス州Dyess AFBから、他の2機はグアムのAndersen AFBから、B-2はインド洋ディエゴガルシア島から飛来した。
 Dyess AFBから出撃したB-1B 2機は航空自衛隊のF-15Jと合同演習を実施した。 また、嘉手納基地のF-15C 4機とF-35B、空母Ronald Reagan搭載F/A-18も参加した。
2020.08.19 琉球新報

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普天間、F35Bが3機飛来 最新鋭ステルス戦闘機 響き渡る騒音「すごく怖い」 <2009-081902>
 米海兵隊のF-35B 3機が18日14:00頃、宜野湾市の米軍普天間飛行場へ飛来した。
 F-35Bの同飛行場飛来は昨年8月以来である。
2020.08.16 聯合ニュース 韓米軍事演習18日から 新型コロナ感染で日程変更=統制権移管検証は実施せず <2009-081603>
 韓国軍合同参謀本部が16日、16日に開始する予定であった米韓合同軍事演習18~28日に実施すると明らかにした。 演習に参加予定だった陸軍幹部がCOVID-19の陽性判定を受けたことから、開始を延期したとみられる。 同本部は今回の演習について連合防衛態勢の維持に重点を置くとしながら、有事作戦統制権の韓国軍への移管に向けた予行演習を一部並行して行うと説明した。
 米韓両軍は11~14日に局地的挑発やテロへの対応を想定した合同演習の事前演習となる危機管理参謀訓練 (CMST) を実施したが、有事作戦統制権移管に向けた「未来連合軍司令部」の(FOC) 検証は行われなかったことから、本訓練でも移管に向けた予行演習のみ実施することから、今回の演習ではFOC検証は事実上行われない見通しである。
2020.08.14 Taiwan News US spy plane spotted over northern Taiwan <2009-081405>
 複数の航空機追跡サイトが、8月14日に米軍の偵察機台北など台湾北部上空を飛行した航跡を示した。 この時期中国軍が台湾海峡で演習を実施している。
 Golf9によると米海軍のEP-3E ARIES Ⅱ偵察/ELINT機が09:04に台湾北方に出現し、その後中国戦闘機の要撃を避けるように台湾に向け飛行した。 その1時間足らず後の10:02に北京大学海洋研究所のSNSであるProbing InitiativeがEP-3Eが台湾の空域に入ったとツイートしている。
 ADS-B Exchangeは、機首を北東にして台湾北方に出現した機が南西に方向を変え、北部台湾向け飛行し、台北上空17,825ftを通過したと報告している。
2020.08.12 Air Force Times B-2s deploy to Diego Garcia <2009-081206>
 米太平洋空軍が、ミズーリ州Whiteman AFBの第509爆撃航空団所属のB-2 3機が所要の人員と共にインド洋のディエゴガルシア島に飛来し、インド太平洋軍の隷下に入ったと発表した。
 前回インド太平洋軍へのB-2配備は2019年1月で、Whiteman AFBの第393爆撃飛行隊のB-2 3機がハワイPearl Harborに飛来し、ハワイ州兵空軍のF-22と行動した。
2020.08.11 Stars & Stripes Guam-based bomber trains with Japanese fighters, Reagan strike group near Japan <2009-081106>
 1ヶ月ほど前にサウスダコタ州のEllthworth AFBからグアムのAndersen AFBに飛来している第28爆撃航空団の第37遠征爆撃飛行隊のB-1B 2機のうちの1機が、8月7日にグアムを離陸して日本近海で航空自衛隊のF-2 8機とF-15 6機と共同訓練を行った。
 その後このB-1Bは朝鮮半島と日本の間の空域で空母Ronald Reagan CSG共同訓練を行った。 この訓練にはF-18、EA-18、E-2Dが参加した。
 グアムへの帰路B-1Bは航空自衛隊のF-15Jと再び会合訓練を実施した。
2020.08.02 讀賣新聞

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横須賀帰港の米空母「ロナルド・レーガン」、異例の即日出港 <2009-080203>
 米海軍横須賀基地に配備されている空母Ronald Reaganが1日午前に長期パトロールから帰港したが、同日夕に再び出港した。 帰港した日にすぐ出港するのは異例である。
 例年は5月中に前半の長期パトロールのために出港て8月中~下旬にいったん帰港したのち、9月上旬に後半のために出港するパターンが多いが、今年は乗組員のCOVID-19感染の検査とその後の移動制限期間があったため、出港が6月8日に遅れていた。
2020.07.29 聯合ニュース

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米空軍爆撃機が日本近海で訓練 特殊作戦機も韓国沖を飛行 <2008-072901>
 米空軍のB-1B 2機が朝鮮戦争の休戦協定締結から67年にあたる27日に日本近海で航空自衛隊のF-2と共同訓練を実施した。
 また、民間の航空追跡サイトNo Call Signによると、28日に日本を離陸した米空軍特殊部隊 (AFSOC) のCV-22B 1機が、韓国南東部浦項付近の日本海洋上を飛行した。 CV-22Bが日本海上空を飛行することはまれである。
2020.07.25 時事通信

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27年までに「新ミサイル部隊」 対中国、沖縄に展開 米海兵隊トップ会見 <2008-072501>
 米海兵隊総司令官のバーガー大将が23日に時事通信との電話会見で、2027年までに対艦ミサイルなどを装備した海兵沿岸連隊 (MLR) を3個連隊創設し、沖縄グアムハワイに配置する考えを明らかにした。
【関連記事:2006-051103 (S&S 2020.05.11)】
 海兵隊の構想によると、沖縄を拠点とする第3海兵遠征軍傘下の海兵連隊を軸に再編成を行い第3MLR連隊を創設する。 バーガー大将は、既にハワイでは最初の連隊が編成を開始しており、沖縄とグアムに設置予定の残る2個連隊についても2027年までに編制を完結する見通しだと明言した。
 MLRは1,800~2,000名規模とみられ、長距離対艦ミサイルSAMを装備し、有事の際には島嶼部に分散展開して陸上から中国軍艦艇を攻撃する。
2020.07.22 Defense News INDOPACOM head wants Aegis Ashore in Guam by 2026 <2008-072207>
 米インド太平洋軍司令官のダビットソン海軍大将が7月21日、グアムにAegis Ashore2026年までに配備するHomeland Defense System Guam計画が最優先事業であると述べた。 グアムに配備されるAegis AshoreはBaseline 10システムで、既に配備されているTHAADと連携して360゚のBMD戦闘を行うという。
 ダビットソン大将は4月に議会で2021~2026年に$20Bを要求すると述べている。
【註】
 現在建造中の次世代Aegis駆逐艦Arleigh Burke級Flight Ⅲに装備されるAegis Baseline 10では、レーダが現在装備されているSPY-1DではなくGaN素子を採用した強力なSPY-6になる。
 360゚と強調しているのは、THAADのレーダが一面で一方向固定であるのに対しAegis Ashoreでは四面で360゚監視可能であるためである。
2020.07.22 共同通信

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米、グアムに地上イージス配備 軍司令官、中国に対抗 <2008-072203>
 米インド太平洋軍司令官のデービッドソン大将が21日、中国のミサイルに対抗してグアムにAegis Ashoreを配備したいとの考えを示した。
 デービッドソン大将はAegis Ashoreの技術は既に出来上がっており、2026年までに配備が可能としたうえで、グアムに配備済みのTHAADよりも幅広く対応できるとの見方を示した。
2020.07.22 東亞日報 韓米合同軍事演習、8月第3週に実施 <2008-072202>
 韓国の鄭国防部長官とエスパー米国防長官が21日に電話会談を行い、8月の第3週米韓合同軍事演習を実施することで意見が一致した。
 ただCOVID-19の影響で、米増援戦力の参加規模が大幅に縮小されるとみられ、今回の演習での韓国軍戦時作戦統制権返還の検証に支障が生じる可能性が提起されている。
2020.07.21 ロイタ通信

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米韓の合同軍事演習、新型コロナの影響で日程や規模決まらず <2008-072103>
 韓国政府関係者が21日、米韓両政府は例年8月に行われる合同軍事演習について、COVID-19の影響米軍兵士の渡航に混乱が生じる可能性があり、今年はどのような規模でいつ実施するかについてまだ決められずにいることを明らかにした。 韓国の鄭国防相が米国のエスパー国防長官は21日に電話会談を開いたが、合同演習の詳細を決められなかったという。
 在韓米軍の兵士や職員、その家族のうち、過去3週間で50人近くのCOVID-19感染が確認されており、全員が韓国に到着時あるいは到着後の2週間の隔離期間中に感染が確認された。
2020.07.20 ハンギョレ 米国防長官「インド太平洋軍司令部の再配置を検討」 <2008-072002>
 エスパー米国防長官が17日に配布したNDS Implementation: First Year Accomplishmentsと題する文書で、在任期間中1年間に推進した主要課題について説明した。
 長官は国家防衛戦略 (NDS) に基づき軍を再分配、再配備しているとし、それぞれの統合軍の作戦空間を最適化するため、既存の任務と課業、態勢を統合縮小に向けて最初から検討し直していると述べた。
NDSImplementation: First Year Accomplishments
2020.07.18 讀賣新聞

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米空母2隻、再び南シナ海で演習…対中軍事圧力の継続を強調 <2008-071802>
 米海軍は空母NimitzRonald Reagan南シナ海で17日に再び演習を行ったことを明らかにした。 2隻の空母は7月上旬にも南シナ海で演習を実施している。
 太平洋艦隊によると、2隻の空母を中心に構成する2個CSGは南シナ海で戦術的防空演習を行い、12,000名以上が参加した。
2020.07.18 時事通信

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米政権、在韓米軍削減を検討 駐留経費負担に不満か 報道 <2008-071801>
 Wall Street Journalが17日、米国防総省が大統領府に対し在韓米軍削減に向けた複数の選択肢を提示したと報じた。 トランプ大統領ががドイツの駐留米軍縮小を決めたのと同様、在韓米軍削減に踏み切る可能性も否定できない。
 米軍当局者は、世界的な米軍の配置見直しの一環として在韓米軍の態勢についても再検討が行われたが、現在28,500名の在韓米軍縮小に関しては「何も決まっていない」と語った。
2020.07.17 Stars & Stripes B-1 bombers deploy to Guam as Navy carriers continue readiness training in South China Sea <2008-071702>
 米海軍が空母2隻を南シナ海に展開したのに合わせ、空軍がサウスダコタ州Ellsworth AFB所属第28航空団第37外征爆撃飛行隊のB-1B 2機と隊員170名をグアムのAndersen AFBに展開した。
 グアム展開に先立ちB-1B 2機は日本海上空で航空自衛隊のF-15Jと会合する訓練を行った。
2020.07.16 日経新聞 米軍、サイバー・電子戦を強化へ 南シナ海で中国に対抗 <2008-071601>
 米軍が2021年にも電子戦やサイバ分野での作戦、命中精度を高めた戦術SSMの運用など、複数の戦闘領域にまたがって活動する陸軍特殊部隊インド太平洋地域に配置する。 2個隊を送りうち少なくとも1個隊は南シナ海周辺国に常駐する計画で、フィリピンなどが候補に浮上しているようだ。  元海軍高官は南シナ海での有事に備え、中国軍の通信網を混乱させる手段が有効だと指摘する。 中国は南沙の人工島に加え、中国本土沿岸部には南シナ海全域を射程に収める中距離ミサイルを配備しているため、米軍は有事の際に南シナ海への接近が困難にならないよう通信網を乱して中国に米軍の位置情報をつかませない戦略が必要になる。
2020.07.15 Jane's Defence Weekly Pacifying pivot <2009-071512>
= 米国の太平洋抑止計画に関する5頁の記事 =
 ・Taking the initiative
 ・Detailled plans
2020.07.15 産経新聞

(Yahoo)

米駆逐艦がスプラトリー諸島で「航行の自由」作戦 中国に対抗 <2008-071505>
 米太平洋艦隊が14日、第7艦隊所属の駆逐艦Ralph Johnsonが南シナ海のスプラトリー諸島の周辺海域で航行の自由作戦を実施したことを明らかにした。 太平洋艦隊は作戦の詳細には言及しなかったが、米外交誌Diplomatによると人民解放軍が部隊を常駐させるCuarteron礁Fiery Cross礁から12nm内を航行した。
 米メディアによると、公表されている米艦船による同作戦の実施は5月28日以来とされる。
2020.07.14 WoW! Korea

(Yahoo)

合同軍事演習を前に新型コロナ感染者急増…検疫に対する懸念高まる=在韓米軍 <2008-071409>
 在韓米軍で、最近COVID-19の感染者が急増し、検疫状況に対する懸念が高まっている。 在韓米軍では今月8日に将兵7名が陽性となったのに続き、10日と13日にも軍属1名を含む9名と11名の追加感染者がそれぞれ発生した。
 特に、これらの半分以上が民間航空機を利用して仁川国際空港を通じて入国し、米軍基地まで移動する過程で地域社会に感染が広がった可能性を排除することができない状況で、13日に発表された感染者11名のうち9名は、米国発の民間航空機を利用して8日以降に仁川空港を通じて入国した。
2020.07.05 日経新聞 米軍、アジア太平洋シフト 海空中心に中国と対峙 <2008-070501>
 トランプ米大統領が6月30日、ドイツに駐留する米軍を9,500名削減する案を承認したが、その一部をインド太平洋地域に回す案が浮上している。 オブライエン大統領補佐官はWall Street Journalに6月22日、数千名規模がインド太平洋地域に再配備されるかもしれないとした記事を寄稿した。
 アジア太平洋の米軍は1987年の184,000名から2018年には131,000名に減った。 354,000名が66,000名になった欧州より減少幅は小さいが縮小傾向は続いており、韓国で駐留経費の交渉が長引き、日本も在日米軍の負担に関する交渉が秋以降に始まる。
2020.07.04 Wall Street Journal

(Yahoo)

米中、南シナ海で大規模軍事演習 同時期は異例 <2008-070403>
 米海軍は南シナ海にRonald ReaganNimitzの空母2隻を派遣し、近年では最大級となる演習を4日から実施する。 演習には空母2隻のほか4隻も加わり、空母艦載機の攻撃力を試す連続飛行訓練も行われる。
 また、中国は1日からパラセル諸島近辺で演習を開始しており、中国国営TVによると演習は5日まで行われる。
 米中が同じ地域で同時期に大規模な演習を行うのは異例で、米側には南シナ海の実効支配を強める中国をけん制する狙いがある。
2020.07.03 時事通信

(Yahoo)

駐留米軍削減、独に伝達 9500人再配置へ 米国防長官 <2008-070303>
 エスパー米国防長官が2日、クランプカレンバウアー独国防相と電話で会談し、現在34,500名規模の在独米軍9,500名削減する計画を伝えた
 トランプ米政権は削減する在独米軍の一部をポーランドやアジア太平洋地域に再配置する方針を示している。
2020.06.30 Inside Defense Fate of Pacific Radar project in DEPSECDEF's hands after MDA completes mandated sensor study <2007-063008>
 米国防総省がFY21要求に、$1Bで計画されていたPacific Radarの経費を計上していないが、それに代わる案の検討を完了した。
 Pacific Radarの役割はLRDRレーダに肩代わりさせるとみられる。
2020.06.29 Navy Times Two carrier strike groups operating together in 7th Fleet waters <2007-062904>
 米海軍が、空母NimitzRonald ReaganCSGフィリピン海で6月28日に、2個CSGによる共同作戦を開始したと発表した。
 6月上旬にはNimitzTheodore Roosevelt同様の行動を行っており、南シナ海に繋がる海域で3個CSGが活動していることになる。 第7艦隊海域で3個CSGが活動するのは2017年に韓国近海に展開して以来となる。
2020.06.28 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍機、バシー海峡上空に出現 台湾周辺を連日飛行 <2007-062801>
 中国北京大学海洋研究所が立ち上げた航空機追跡ツイッターアカウントSCS Probing Initiativeによれば、米海軍のP-8Aが28日にバシー海峡上空を飛行した。 台湾周辺には米軍機が連日、姿を現しており、その多くが南シナ海に向かって飛行している。
 台湾国防部はこれについて、ノーコメントとしつつ、国軍は台湾周辺の空海域の状況を常に把握しているとした。
2020.06.27 Taiwan News Taiwan could first attend RIMPAC maritime exercise as observer <2007-062704>
 米議会上院軍事委員会が6月23日に採択したFY21 NDAAで、8月に開かれるRIMPAC演習に台湾を招聘することを求めた。 もし参加が実現すれば台湾にとって米国が主導するこの種演習への初参加になる。
 27回目を迎える今年のRIMPAC演習には20ヵ国が参加するが、2014年と2016年に参加した中国は参加しない
2020.06.26 Focus 台湾

(Yahoo)

中国軍機、また台湾の空域に侵入 今月9回目 <2007-062604>
 中国軍機が26日に台湾南西部の空域に一時入り、空軍の警告を受けて台湾の防空識別圏 (ADIZ) から離れた。 中国軍機による台湾のADIZ内飛行は6月に入ってから9回目になる。
 一方、北京大学海洋研究所が立ち上げたツイッターアカウントSCS Probing Initiativeによれば、同日午前には米軍のEP-3Eがバシー海峡から南シナ海に向かって飛行し、続いてP-8AとKC-135も同空域に姿を現していたという。
2020.06.24 朝鮮日報

(Yahoo)

米空母3隻、韓半島に近い太平洋に集結 <2007-062401>
 米インド太平洋軍司令部が23日、海軍の空母3隻が、フィリピン海など朝鮮半島から遠くない西太平洋に集結して行動中であることを明らかにした。
 Theodore RooseveltNimitzは朝鮮半島周辺海域など西太平洋を管轄する第7艦隊の作戦区域に配置され今月21日からフィリピン海で作戦行動中で、もともと第7艦隊に所属しているRonald Reaganは現在、日本とフィリピンの間の海域で行動中である。
2020.06.23 時事通信

(Yahoo)

在独米軍、アジアに再配置も 数千人規模と大統領補佐官 <2007-062301>
 国家安全保障担当のオブライエン米大統領補佐官がWall Street Journalで22日、在独米軍から削減される9,500名のうち数千名インド太平洋地域に再配置されるとの見通しを示した。
 その他は欧州の別の国に派遣されるか、米国に帰還するという。
2020.06.18 Stars & Stripes B-52 bombers train with Japanese fighters over Sea of Japan days after deploying to Alaska <2007-061812>
 米海軍のE/A-18G Growler複数機を伴ったB-52H 2機が6月17日に日本海上空航空自衛隊機と、会合、護衛などの共同訓練を行った。
 参加した空自機はF-2 4機F-15 12機で、B-52Hはルイジアナ州Barksdale AFBの第2爆撃航空団所属第96爆撃飛行隊の機体であるが、米空軍の新たな世界展開構想に基づきアラスカ州フェアバンクス近くのEielson AFBに展開していた。
2020.06.12 Taiwan News US Navy destroyer heading for Taiwan Strait <2007-061209>
 米海軍駆逐艦Rafael Peraltaが6月11日、朝鮮半島西岸から南下し台湾海峡に入った。
 米艦の台湾海峡入りは6月4日に駆逐艦Russellが南から北上して以来である。
2020.06.12 Taiwan News US Stratotanker spotted flying south of Taiwan, near Dongsha Islands <2007-061208>
 航空機追跡TwitterのGolf9が、KC-135T Stratotankerがバシー海峡を抜けて南シナ海に入り、6月08日09:32に嘉手納に戻ったと報じた。
 AirNav RadarBoxによるとコール番号PEARL46機は嘉手納を離陸した後高度21,500ftで南西に飛行し、台湾の東海岸近くで航路を西に変えて台湾が実効支配するプラタス群島(東沙群島)に達した後同じ経路を反転して沖縄に戻った。
 12日には米海軍のC-40Aが沖縄を離陸して真っ直ぐ台湾へ向かい、基隆、新北、台北、桃園、新竹、苗栗、台中、彰化、嘉義を経て台湾空域を出ている。
2020.06.12 中央日報

(Yahoo)

ドイツを離れる米国大使の衝撃発言…「在韓米軍撤収の計画ある」 <2007-061202>
 トランプ米大統領がドイツに駐留する米軍を縮小する計画という報道があったなか、米国の外交官在韓米軍の撤収も計画されていると発言した。
 ドイツを離れるグレネル前駐独米国大使がドイツ日刊ビルトの単独インタビューで11日、米国の納税者は他国の安全保障のためにあまりにも多くの費用を出すことに反対しているとし、米軍の縮小については長い間、多くの議論があったと述べた。
 グレネル前大使はトランプ大統領の側近に挙げられる人物で、大統領選挙でトランプ陣営に合流するために今月初め辞任した。
2020.06.11 Inside Defense Senate Armed Services Committee passes bill with billions for Pacific deterrence <2007-061106>
 米議会上院軍事委員会が6月10日、インド太平洋地域での中国の動きを抑制することを焦点としたFY21国防権限法案 (
DAA) を承認した。
 FY21 DAA法案では太平洋戦争抑止計画 (PDI) に$1.4Bを配当しているが、FY22には$5.5Bを割り当てるとしている。
2020.06.09 時事通信

(Yahoo)

米中軍用機が台湾周辺飛行 防空識別圏に 国防部 <2007-060904>
 米国と中国の軍用機が9日午前、台湾周辺空域を相次いで飛行した。 台湾国防部の発表によると、中国軍の複数のSu-30が台湾の西南空域の防空識別圏に短時間入ったが、台湾軍機の警告により出た。
 一方、米軍のC-40A輸送機は事前の申請に基づき台湾の領空内を飛行した。 地元メディアによると、同機は9日午前に沖縄を離陸した後、基隆付近から台湾の領空に入り、西側部分を沿うようにして飛行して台南付近から領空の外に出たという。 一部報道では台中にいったん着陸したとされたが、国防部はこれを否定した。
 国防部は、米中軍機が相次いで台湾周辺を飛行した関連性についてコメントできないとしているが、中国軍がレーダで米軍機を捕捉し、戦闘機を発進させた可能性もある。
2020.06.09 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍機、台湾領空を通過 国防部「十分に把握」 <2007-060903>
 航空機の動きを追跡するツイッターアカウントGolf9とウェブサイトAirNav RadarBoxによると、米海軍のC-40A(註:Boeing 737の軍用型)が9日午前に台湾の領空を通過した。 それらの情報によれば、沖縄を離陸したC-40Aは台湾本島に向けて西に航行し、基隆から台湾西海岸に向かった後、台湾本島上空を北から南に通過し、台南沖から領空を抜けた。
基隆の位置 (Google Map)】
 台湾国防部報道官は、台湾周辺の空海域の状況は十分に把握しており、現在の状況は正常だと述べた。
2020.06.06 おたくま
 経済新聞

(Yahoo)

空母セオドア・ルーズベルト 新型コロナウイルス禍から任務に復帰 <2007-060604>
 艦内でCOVID-19感染が拡大したためグアム島で足止めを強いられた米空母Theodore Rooseveltが、6月4日にグアムを出航通常任務に復帰したと米海軍が発表した。
 1月17日にカリフォルニア州サンディエゴを出航してインド太平洋地域での任務の途中にグアムに立ち寄ったTheodore Rooseveltは、乗組員のCOVID-19感染が明らかになったため急遽グアムに引き返して感染者を病院に収容するとともに、感染が確認されなかった残りの乗組員も隔離されていた。
2020.06.02 Stars & Stripes Marines arrive in Australia despite pandemic <2007-060206>
 COVID-19パンデミックの影響で国境が封鎖されているなか、米海兵隊の第1陣200名がオーストラリアのダーウィンに到着した。 一行は感染検査を受けたのち軍施設で14日間隔離される。
 今年計画されている9回目の年次交代配置はCOVID-19の影響で2ヶ月遅れると共に、昨年駐留した2,500名の半分にも満たない1,200名になる。
2020.05.29 Army Times Final SFAB activates with upcoming missions in Asia, as Army plans a Pacific Pathways restart <2006-052905>
 米陸軍参謀総長と太平洋陸軍司令官が5月20日、ワシントン州Lewis基地の陸軍第5治安部隊支援旅団 (SFAB) が年内いっぱい予定していたPacific Pathway演習COVID-19パンデミックの影響から完了すると発表した。
 第5 SFABは陸軍が6個編成する計画で最後の部隊である。
2020.05.28 Stars & Stripes Global Hawk surveillance drones will return to Tokyo to avoid Guam's typhoon season <2006-052808>
 米空軍が5月28日、この夏も台風を避けるため、グアムに展開しているRQ-4 Global Hawk横田基地に退避させると発表した。
 昨年夏にはグアム駐留第319偵察航空団のGlobal Hawk 4機が、20名の軍人と100名のシビリアンと共に、8月から10月まで横田に疎開していた。
2020.05.28 Stars & Stripes Two B-1B Lancers train with 16 Japanese fighter jets over Sea of Japan <2006-052806>
= 米空軍爆撃機の西太平洋での活動を示す記事 =
 テキサス州Dyess AFBから5月1日にB-1B 4機がグアムのAndersen AFBに派遣されたほか、DFE構想で米本土から爆撃機が派遣されている。
5月26日: Andersen AFBのB-1B×2
 空自のF-15×8、F-2×8、日本海上空
5月26日: Andersen AFBのB-1B×2
 南シナ海上空
4月29日: サウスダコタ州Ellsworth AFBのB-1B×2
 32時間の往復飛行
4月22日: Ellsworth AFBのB-1B×2
 三沢の米F-16×6、空自F-2×7、F-15×8、三沢の射爆場
2月3日: ノースダコタ州Minot AFBのB-52×2
 F-2×13、F-4×4、F-15×28、三沢の米F-16×6
2020.05.27 Stars & Stripes Air Force sends pair of B-1B bombers on mission over South China Sea <2006-052706>
 米太平洋空軍が5月27日、グアムに展開しているB-1B 2機が26日に南シナ海上空を飛行したと発表した。 これは、4月29日に続く2回目の2機編隊飛行で、米空軍が何時いかなる場所へも出撃できることを示したものであるという。
 今回飛行したのは5月1日から4機のB-1Bと200名をグアムに展開させているテキサス州Dyess AFBの第9遠征爆撃飛行隊所属であるが、4月29日にはサウスダコタ州Ellsworth AFBから往復32時間かけて飛行した。
 一方中国は3月中旬に南シナ海上空で少なくとも9回米軍偵察機に対して嫌がらせ飛行したほか、先月には中国空母の随伴艦が米海軍駆逐艦Mustinに危険な接近を行っている。
2020.05.27 聯合ニュース 米戦略爆撃機が日本上空など飛行 北朝鮮の「核抑止力強化」けん制か <2006-052705>
 民間の航空追跡サイトAircraft Spotsによると、B-1B 2機グアムの空軍基地を離陸し、東シナ海を経て日本海や日本の上空を飛行した。 B-1Bには空中給油機2機航空自衛隊の戦闘機も合流したようである。 訓練飛行は27日に行われたとみられる。
 B-1Bは12日にも朝鮮半島周辺を飛行するなど、アジア地域での飛行が増えている。
2020.05.18 東亞日報 米駆逐艦、上海沖合まで接近 <2006-051803>
 香港のSouth China Morning Postが16日、米海軍駆逐艦Rafael Peraltaが最近、上海から115nmの沖合まで接近したと報じた。 米海軍の太平洋艦隊も前日、Rafael Peraltaが今週、東シナ海を航海したと公表した。
 これに先立ち4月17日、駆逐艦McCampbellも山東省威海から42nmまで接近しており、1ヵ月間に2度も米軍艦が中国の沿岸に接近した。
2020.05.14 産経新聞

(Yahoo)

米駆逐艦が台湾海峡を通過 異例の頻度で中国の挑発を牽制 <2006-051403>
 米第7艦隊が13日、駆逐艦McCampbellが同日に台湾海峡を通過したと発表した。 台湾の蔡総統の2期目の就任式を20日に控え中国が挑発行動に出ないよう牽制する意図があるとみられる。
 米海軍の駆逐艦は先月も2回にわたり台湾海峡を通過しており、異例の頻度での海峡通過は、中国の海軍や空軍が今年に入って台湾周辺で軍事演習や示威行為を繰り返し、台湾に圧力をかけているのに対抗する狙いがある。
2020.05.11 Stars & Stripes A new 'Marine Littoral Regiment' is coming to Hawaii <2006-051103>
 イランやアフガンでのlow-tec戦闘ではなく、対艦ミサイルを装備するなど、西太平洋でのhigh-tec戦闘に対応した初めての沿岸海兵連隊ハワイで編成された。 今後更に日本やグアムに追加の連隊が配置される。
 ハワイに配置された連隊はハワイに駐屯する歩兵3個大隊と第3海兵隊を改編した第3沿岸海兵連隊司令部など1,800~2,000名で構成されるが、今後沿岸対空大隊を構成する複数の中隊と複数の射撃中隊も加わり、連隊の規模は3,400名になるという。
2020.05.06 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍機が台湾北東部沖の上空を飛行 国防部「周辺の状況を把握」 <2006-050605>
 軍用機の動向を追跡する民間のサイトAircraft Spotが6日午後に公開した情報によると、グアムのAndersen AFBを離陸したB-1B 2機KC-135 1機東シナ海に向けて飛行する際、台湾北東海域上空をかすめた。
 Aircraft Spotの情報によれば、B-1Bの編隊は5月1日と4日にも台湾北東部沖の空域に接近していた。
2020.05.01 Stars & Stripes Air Force deploys four B-1 bombers, 200 airmen to Guam for deterrence missions <2006-050103>
 テキサス州Dyess AFBの米空軍第7爆撃航空団第9爆撃飛行隊B-1B 4機と要員200名が、訓練と作戦のためグアムのAndersen AFBへ飛来した。
 空軍は2週間前に、長い間Andersen AFBで続けてきた爆撃機の巡回配備を終わらせていた。
2020.04.24 ロイタ通信

(Yahoo)

米軍艦が台湾海峡を通過、「通常任務」と説明 1ヵ月間で2度目 <2005-042403>
 台湾国防部が24日、米海軍艦台湾海峡を南に向かって航行し、そのまま航行を続けていると発表した。 米海軍第7艦隊の報道官も駆逐艦Barryが国際法に基づき台湾海峡を通過する通常任務を実施したと発表した。 米艦が台湾海峡を通過するのはここ1ヵ月で2度目である。
 Barryは中国軍の戦闘機が台湾に近い海域で演習を行っていた2週間前にも台湾海峡を航行している。
 台湾は23日、中国軍の空母など艦隊がバシー海峡を通過したと発表した。 この艦隊は今月初めに台湾東部付近を航行しており、中国側は当時、南シナ海での定期演習に向かう途中と説明していた。
2020.04.24 中央日報

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「金正恩危篤説」の中…昨年延期の韓米連合空中訓練を開始 <2005-042402>
 韓国が米国と、北朝鮮非核化交渉のために昨年延期した連合空中訓練を開始した。 韓国軍によると、今月20日から韓国空軍と在韓米空軍が連合空中訓練を行っている。
 24日に終了するこの訓練には、韓国空軍のF-15K、KF-16と在韓米空軍のF-16が飛行隊単位で参加したが、COVID-19の感染拡大のため米国防総省が海外への米軍の移動を6月30日まで禁止したため、海外の米部隊参加しなかった
2020.04.22 時事通信

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F35、太平洋に初配備 21年末までに54機態勢へ 米空軍 <2005-042204>
 米空軍が21日、F-35Aをアラスカ州Eielson AFBに配備したと発表した。 太平洋空軍によると、同基地には2機が到着し今後も機数を増やし、2021年末までに54機を配備する。
Eielson AFB の位置 (Google Map)】
 F-35Aが太平洋空軍に配備されるのは初めてである。
2020.04.18 時事通信

(Yahoo)

戦略爆撃機、グアムから撤収 本土からの運用に転換 米 <2005-041802>
 米太平洋空軍が17日、グアムに交代で配備していた戦略爆撃機について、今後は米本土からの運用に切り替えると明らかにした。
 グアムに展開していたB-52は同日までに本土に帰還したという。
2020.04.12 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍機、台湾南部沖上空を飛行=中国軍けん制 <2005-041202>
 民間の航空追跡サイトAircraft Spotによると、米軍のEP-3Eが12日にバシー海峡上空を東から西に飛行した。
 国防部やトAircraft Spotが公開した情報によれば、米軍機が台湾周辺を飛行したのは3月25日以降9回目で、EP-3Eは11日と12日の2日連続で姿を現した。
2020.04.11 産経新聞

(Yahoo)

米艦が台湾海峡の中間線越す 異例の行動、中国強く牽制 <2005-041102>
 台湾の国防部関係者が11日、米海軍の駆逐艦が10~11日に台湾海峡を通過し、中国大陸と台湾本島の中間線を中国側に越えた海域で航行していたことを明らかにした。 中間線は中台間の事実上の停戦ラインとして機能しており、米軍が越えるのは極めて異例である。
 米海軍による台湾海峡通過は2018年後半からほぼ月1回と定例化しているが、いずれも中間線の台湾側を通過している。 中国軍機が中間線を台湾側に越えて飛行した際、米国国務省は「地域の安定を害する」と批判していた。
2020.04.11 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍艦が台湾海峡を通過 国防部「異常なし」 バシー海峡には米軍機も <2005-041101>
 台湾国防部が11日、米海軍駆逐艦Barryが10日から11日未明にかけて台湾海峡を北から南に向かって通過したことを明らかにした。 10日には米国と中国の軍用機が台湾周辺を飛行したことも確認されている。  台湾メディアは10日に、駆逐艦Barryが同日17:00頃に馬祖の東引島周辺を通過したのを、中国海軍のフリゲート南通が付近で監視していたと報じていた。
2020.04.08 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍機が台湾南部沖上空を飛行=コロナ禍でも圧力強める中国けん制 <2005-040802>
 民間の航空追跡サイトAircraft Spot、米軍のRC-135Uが8日に台湾南部沖上空を飛行した。 中国の台湾に対する軍事的圧力は新型コロナウイルスの感染が広がる中でも続いており、これに対抗するように米軍も台湾周辺での行動を活発化させている。
 2月には中国軍機が2日連続で飛行訓練を行った直後に米軍機や軍艦が相次いで出現し、3月中旬には中国軍機が初めて夜間に台湾周辺を飛行し、一時は台湾の防空識別圏(ADIZ)に接近したが、米軍は3月下旬から偵察機や爆撃機などを台湾周辺に複数回派遣している。
2020.04.08 産経新聞

(Yahoo)

米原子力空母4隻で新型コロナ感染者 即応態勢に懸念 <2005-040801>
 米政治紙Politicoが7日、ワシントン州ブレマートンで出航準備を行っていた米空母Nimitzの乗組員1名が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと報じた。 国防当局者によると、この乗組員は既に下艦し隔離措置が取られており、この乗組員と接触した他の乗組員の特定も急いでいるという。
 米空母での新型コロナ感染をめぐっては、3月にフィリピン海で作戦行動をとっていたTheodore Rooseveltでこれまでに乗組員150名以上の感染が確認され、3,000名近い乗組員がグアムで隔離措置を受けている。 また、横須賀基地を事実上の母港とするRonald Reagan、ワシントン州ピュージェット湾で整備作業中のCarl Vinsonでもそれぞれ感染者がいたことが判明している。
2020.04.06 時事通信

(Yahoo)

「第1列島線に地上発射ミサイル」 米軍司令官、対中国で報告書 <2005-040601>
 時事通信が5日、「優位性の奪回」と題された来年度の国防予算の大枠を定める国防権限法に反映される米議会に提出した報告書を入手した。
 それによると米インド太平洋軍司令官のデービッドソン海軍大将が、沖縄から台湾、フィリピンを結ぶ第一列島線への地上発射型ミサイル配備や、グアムの
AMD体制強化などに向けた支援を訴えていることが明らかになった。
 報告書は、国防総省が中国との大国間競争を最重視する一方、インド太平洋軍に十分な予算を回していないと懸念を示した上で、中国の急速な軍備増強に対する態勢を整えるため、今後6年間で$20Bを要請した。
2020.04.02 時事通信

(Yahoo)

米空母、感染拡大で機能不全に 国防長官「即応能力懸念ない」 新型コロナ <2005-040203>
 新型コロナウイルスの感染拡大が、アジア太平洋地域における米軍の活動にも影を落とし始めた。 感染者が150~200名に達したとの情報がある空母Theodore Rooseveltの艦長は、乗組員の大半を陸上で隔離すべきだと主張しており、米軍の海外展開能力の一翼を担う同空母は、機能不全の危機に陥っている。
 また、横須賀基地に停泊している空母Ronald Reaganでも乗組員2名の感染が判明している。 同空母はメンテナンス期間中のため、米軍の活動に即座に影響はないが、アジア太平洋に展開する空母2隻が身動きが取れない状況にあることが危惧される。
2020.04.02 時事通信

(Yahoo)

米空母から2700人下船 艦内で新型コロナ感染拡大 <2005-040202>
 モドリー米海軍長官代行が1日、新型コロナウイルスの感染が拡大している空母Theodore Rooseveltについて、既に1,000名人を下船させており、数日以内にさらに1,700名を下船させる方針を明らかにした。 4,800名が乗り組んでいる同空母は、フィリピン海に展開中に感染者が発覚したためグアムに停泊している。
 長官代行は、これまでに乗組員1,200名以上にウイルス検査を行い、93名が陽性、600名が陰性と判明したと述べた。 ただ、兵器や弾薬、航空機、原子炉を持つ空母の安全を確保するため、全乗組員を下船させることはできないとも述べた。
2020.04.01 産経新聞

(Yahoo)

米原子力空母の新型コロナ感染者150~200人に拡大か 艦長が緊急支援求める書簡 <2005-040102>
 San Francisco Chronicle紙が3月31日、空母Theodore Rooseveltの艦内で乗組員の新型コロナウイルスへの感染が見つかった問題で、同艦のクロージア艦長が「感染が急速に拡大している」として米海軍幹部に対して緊急支援を要請する書簡を送ったと報じた。
 同紙は同艦幹部の話として、乗組員4,000名のうち150~200名が感染したとしている。
2020.04 International Defence Review PACAF chief wants future ABMS demonstration in his region <2005-040003>
 米太平洋空軍司令官ブラウン大将が2月27日に開かれた空軍協会 (
AFA) のシンポジウムで、ABMS3回目の試験は太平洋地域で実施してほしいと述べた。
 空軍のIoTであるABMSについて空軍参謀長のゴールドフェイン大将は、将来戦は人間のなし得るよりより速い速度で進展すると述べた。
2020.03.27 ロイタ通信

(Yahoo)

米、フィリピンとの合同軍事演習取りやめ 新型コロナで <2004-032702>
 米政府が27日、新型コロナウイルスの世界的流行を受け5月に予定されていたフィリピンとの毎年恒例の合同軍事演習を取りやめると発表した。
 演習は数十年前から毎年フィリピンで、両国軍の数千人の兵士が参加して行われており、今年は5月4~15日に予定されていた。
2020.03.26 Focus 台湾

(Yahoo)

米軍艦が台湾海峡を航行=「通常任務」と国防部、米艦隊はSNSで写真公開 <2004-032604>
 台湾国防部が26日、米海軍駆逐艦McCampbellが25日に台湾海峡を通過したことを明らかにした。 国防部によるとMcCampbellは台湾南西の海域から台湾海峡を北上したいう。
 このほか、民間の航空追跡サイトAircraft Spotによれば、米軍のEP-3Eも25日に台湾南西海域上空を飛行した。 同機は中国大陸に向かって北上し、台湾本島南部の高雄沖上空で複数回旋回した。  同サイトは26日にも台湾南部海域上空を飛行するEP-3Eを確認している。
2020.03.26 ハンギョレ

(Yahoo)

在韓米軍「新型コロナ」で公衆保健非常事態宣言 <2004-032602>
 在韓米軍が25日、新型コロナウイルス (COVID-19) に対応するため、来月23日までを期限に公衆保健非常事態を宣言した。
 在韓米軍司令部は発表した報道資料で、在韓米軍司令官が公衆保健非常事態を宣言したことを明らかにした。 公衆保健非常事態維持の期限は来月23日までとなっている。
2020.03.23 Inside Defense Marine Corps trimming F-35 squadron numbers, cutting tank battalions in 2030 force design effort <2004-032305>
 中国との戦闘を見据えて米海兵隊が今後10年間に、F-35飛行隊を縮小すると共に、戦車大隊の全てを廃止する方針である。
 これは将来の戦場を中東からアジア太平洋にシフトする2030年に向けた戦力変更計画の一部である。
2020.03.23 Marine Times The Corps is axing all of its tank battalions and cutting grunt units <2004-032304>
 中国との太平洋地域での戦闘を見据えて米海兵隊2030年までに、戦車大隊3個の全てと架橋中隊を廃止する。 更に歩兵大隊を24個から21個に、加農砲中隊を21個から5個に、水陸両用車中隊を16個から10個削減する。 またMV-22 Osprey飛行隊も削減する。
 更にF-35B/C飛行隊は機数を16機から10機に削減する。
2020.03.18 Jane's Defence Weekly Beijing refutes Pentagon assertion that PLAN destroyer lased USN MPA near Guam <2005-031803>
 米国防総省が、中国海軍駆逐艦が2月17日にグアム近海で米海軍のP-8Aに対しレーザ照射をしたと抗議したことに対し、中国国防省が3月6日、P-8Aが中国艦から再三の警告を行ったのにかかわらず周辺を低空で旋回したために起きた事故であるとの見解を示した。
2020.03.05 Stars & Stripes USS Theodore Roosevelt arrives in Vietnam, becoming second US carrier to visit since the 1970s <2004-030511>
 米空母Theodore Roosevelt巡洋艦Bunker Hillを従えて3月5日にダナンに入港した。 米空母のベトナム訪問は1975年のサイゴン陥落以来2度目となる。 最初の訪問は2018年3月のCarl Vinsonのダナン訪問である。
 Theodore Rooseveltのほか駆逐艦RussellPaul HamiltonPinckneyKiddRafael Peraltaからなる
CSGは1月17日にSan Diegoを出港していた。
2020.03.05 NHK 米 “極超音速兵器” 数年以内にアジア配備へ 中・ロに対抗 <2004-030503>
 エスパー米国防長官が4日に上院軍事委員会で証言し、中国やロシアが開発を進める極高速兵器に対する米軍の能力向上のために、極高速兵器の開発は最優先事項の一つだと述べた。
 そのうえで、特にアジア太平洋地域の部隊で極高速兵器が必要とされており、国防総省として今後、数年のうちに配備すると確信していると述べ、中国とロシアに対抗するため、数年以内にアジア太平洋地域に配備する方針を明らかにした。
2020.02.28 Stars & Stripes Hawaii will get ICBM interceptors to counter North Korean threats <2003-022808>
 米MDAハワイ防衛のためのSM-3 Block ⅡA年内にKauai島のAegis Ashore試験センタに配備することを明らかにした。 SM-3 Block ⅡAによるICBMの迎撃試験5月にハワイ沖で駆逐艦から発射して行われる。
 北朝鮮のICBMに対してはアラスカとカリフォルニアの
GBIで迎撃するが、第二線となる都市の防衛はSM-3 Block ⅡAで行い、最終段の迎撃はグアムのTHAADが行う。
2020.02.28 NHK 米軍機「中国の駆逐艦からレーザー照射」で抗議 <2003-022802>
 米海軍によると、嘉手納基地に配備されているP-8が2月17日にグアム西のフィリピン海の上空を飛行中、中国海軍の駆逐艦からレーザ照射を受けたという。 米海軍は声明を出し中国海軍の駆逐艦の行動は危険で、衝突を回避するために米中両国が結んだ取り決めにも違反していると抗議した。
 照射されたレーザ光線は裸眼では見えず、P-8に搭載されているセンサが探知したということで、米海軍当局者は駆逐艦の武器システムの一部とみられると話している。
2020.02.27 時事通信

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米韓、今春の演習延期 新型ウイルス、安保に影響 <2003-022701>
 米韓両軍が27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今春に予定していた米韓合同軍事演習を延期することで合意したと発表した。 感染拡大が続く韓国では、韓国軍や在韓米軍の兵士からも感染が確認されており、軍内でさらなる感染を防ぐ異例の判断した。
 演習延期は平昌冬季五輪が開かれた2018年以来だが、米韓両軍は米朝の非核化協議を後押しするため昨年、例年春に行われる野外機動訓練と指揮所演習の規模を縮小するなどしている。
2020.02.25 Inside Defense Air Force, MDA eye accelerating Cobra Dane improvements after Hawaii, Pacific radar delays <2003-022506>
 米北方軍が先週、
HDR-HPacific Radar計画遅延から、米空軍とMDAがアラスカに設置したCobra Daneレーダの延命計画を急いでいることを明らかにした。
2020.02.25 聯合ニュース 韓米国防相 合同演習「規模縮小」を検討=新型コロナ拡大で <2003-022502>
 エスパー米国防長官が鄭韓国国防長官との共同会見で24日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月に予定している米韓合同軍事演習の規模縮小を検討していることを明らかにした。
 韓国では感染者が急速に拡大しており、両国軍の合同演習は今後の状況をみながら対応を判断することになるとみられる。
2020.02.25 中央日報

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「韓米上半期訓練の延期を」…新型肺炎で米国が提案 <2003-022501>
 複数の韓国軍関係者が3月初めに予定されていた米韓合同演習について24日、新型コロナ終息局面まで時間がかかる可能性があるため、感染拡大状況を眺めながら日程を調整することを考慮していることを明らかにした。
 当初、上半期の合同演習は2020年前半期合同演習という名称で3月9日から2週間、昨年と同じく実員機動ではなく指揮所演習 (CPX) として行われる計画だった。 以前には3月にCPXのKey Resolveと野戦実機動演習 (FTX) のFoal Eagleが行われた。
2020.02.12 Jane's Defence Weekly Guam THAAD could be replaced by Aegis Ashore <2004-021206>
 ルード米国防次官が1月28日に下院軍事委員会で行われる証言を前に、国防総省がインド太平洋司令部に対し、グアムに配備しているTHAADをAegis Ashoreに換装する提案を行っていると述べた。
 ただ、国防総省はこのことについて決定はしていないという。
2020.02.11 Defense News Pacific missile defense radars nixed, MDA to study sensor architecture in region <2003-021110>
 米MDAが太平洋地域にBMDレーダを設置する計画の破棄を決め、2月10日に公表されたFY21国防予算案にはハワイ設置
HDR-Hの予算も、太平洋地域の他の場所に設置する計画であったHDR-Pの予算も計上されていない
 MDA長官のヒル海軍中将によると、太平洋地域の目標分別はハワイに設置したAN/TPY-2と移動可能なSBXレーダ、及びAegis艦で実施可能という。
2020.02.06 毎日新聞

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空自と米爆撃機が共同訓練 過去最大規模、北朝鮮や中国けん制か <2003-020602>
 航空自衛隊が6日、米空軍のB-52と空自のF-15などが4日に日本周辺で共同訓練を実施したと発表した。 編隊を組んで東シナ海などを飛行する訓練で、空自からはF-2、F-4を含めて北海道から北陸、沖縄など6部隊の計45機が交代しながら参加した。 米側はグアムと米ノースダコタからB-52 1機ずつが参加し、F-16も6機参加した。
 この演習は発表された中では過去最大規模で、北朝鮮や中国をけん制する狙いがあるとみられる。
2020.02.06 朝鮮日報

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米軍、存在を否定した「斬首作戦動画」を再公開 <2003-020601>
 米軍が昨年末に米国防総省画像配信システムのウェブサイトにアップし、後に削除したいわゆる斬首作戦動画の一部を、再び公開した。
 この動画は米韓の特殊部隊隊員が朝鮮人民軍幹部らを殺害する斬首作戦の訓練映像で、公開したことが広まるや動画を削除し、動画の存在自体を否定していた。
2020.02.05 Jane's Defence Weekly US Navy deploys Triton UAV for first time <2004-020502>
 米海軍のMQ-4C Triton
BAMSが21月26日に、2018年6月に米海軍が採用を決定して以来18ヶ月ぶりでグアムに初配備された。 Tritonは第7艦隊司令官直轄の第72戦隊 (CFT72) 隷下の第19無人哨戒飛行隊 (VUP-19) に配属され、P-8やP-3C、EP-3などと共同運用される。
 RQ-4 Global Hawk HALE UAVの海軍型であるBlock 30 RQ-4Nを元にしたTritonはAN/ZPY-3多機能レーダを搭載し、航続距離2,000nm、滞空能力24時間の性能を持ち、27億平方哩を捜索できる。
2020.01.28 Inside Defense Pentagon considers INDOPACOM gambit to replace THAAD with Aegis Ashore on Guam <2002-012807>
 米国防次官が28日に下院軍事委員会で、北朝鮮のBM脅威に対応してグアム島に配備されているTHAADに代えてインド太平洋軍にAegis Ashoreを配備したいと述べた。
2020.01.27 Jane's 360 US Navy deploys Triton UAV for first time <2002-012703>
 RQ-4 Global Hawkの海軍仕様であるBlock 30 RQ-4Nを元にした洋上哨戒UAV MQ-4C Triton
BAMSが、米海軍が2018年6月に制式採用した18ヶ月後となる1月26日に初めて実配備された。
 MQ-4C Tritonを装備する第7艦隊に編成された第19無人哨戒飛行隊 (VUP-19) はグアムのAndersen AFBに配備され、P-8、P-3、EP-3と連携した任務に就く。
2020.01.22 朝鮮日報

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韓国国防部「韓米合同演習は昨年と同じく縮小、南北軍事合意は履行」 <2002-012204>
 韓国国防部が、今年3~4月の実施が予想されている米韓合同演習昨年と同じやり方で行う方針であることを明らかにした。
 韓国軍は昨年初めにKey Resolve演習およびFoal Eagle演習を廃止し、代わって「19-1 同盟演習」と称した指揮所演習 (CPX) のみを実施したが、今年もまた昨年レベルの縮小された合同演習を行いたいという。
2020.01.22 朝鮮日報

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米特殊部隊用輸送機に加え放射能偵察機も東海に展開 <2002-012203>
 航空機の移動を追跡するCivMilAirによると、米空軍輸送機C-146A Wolfhound(註:Fairchild Dornier 328) 1機が20日、烏山の米空軍基地からモンゴル方面に向かったことが分かった。
 この輸送機は民間人を装った米軍特殊部隊の輸送に使用されており、 27名の人員あるいは2.7tの貨物を輸送できる。 これまでは中東やアフリカで特殊部隊を支援する活動を行ってきた。
2020.01.11 東京新聞 米軍新部隊、アジア2ヵ所配備へ 台湾以東の島々候補と米メディア <2002-011105>
 マッカーシー米陸軍長官が10日、2022年までにインド太平洋地域にサイバ分野や極超音速ミサイルの運用などマルチドメイン作戦を実施する新たな部隊2ヵ所に配置する方針を示した。 中国やロシアに対抗する狙いがある。 米メディアは南西諸島が位置する台湾以東の島々とフィリピン配備先の候補に挙げたが、具体的な配備場所は言及しなかった。
 2021年に最初の部隊を配置し、2022年に2番目の部隊を配置する見通しを示した。
【関連記事:1911-101303 (S&S 2019.10.13)】
2020.01.04 朝鮮日報

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米、3-4月のキーリゾルブ演習・フォールイーグル演習の再開を準備か <2002-010402>
 エスパー米国防長官が2日、「数ヵ月間、状況の展開を注視したい」として、米韓合同演習再開の可能性をほのめかした。
 米韓が通常、毎年3月から4月にかけて実施してきたKey Resolve演習およびFoal Eagle演習の再開がまず検討対象になるだろうという見方が持ち上がっている。