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2020.12.16
Jane's Defence Weekly
Taiwan aiming to complete upgrade of 22 F-16A/B fighters by end of 2020
<2102-121606>
台湾CNA通信が12月6日、2020年末までにF-16A/B 22機をF-16Vに改修する計画は既に19機が終了し、計画通り年内に22機の改修を終えると報じた。 台湾は2023年までに保有するF-16A/B 140機をF-16Vに改修する計画で、2021年と2022年に35機ずつ、2023年に残りの32機の改修を終える。
米国防総省は11月5日に、Lockheed Martin社に$53.2MでF-16 50機の復元を発注したと発表している。
この他に米国務省は2019年8月に66機の新規製造F-16Vを台湾へFMSで売却することを承認している。
2020.12.15
産経新聞
台湾で新造軍艦2隻引き渡し 中国圧力を牽制
<2101-121504>
台湾が自力で建造しコルベット艦の命名進水式と新型の高速敷設艇の引き渡し式が15日に北東部宜蘭県の竜徳造船所で行われた。 出席した蔡総統がコルベット艦を塔江と命名した。
塔江は2015年に就役した沱江級コルベット艦を改良した2番艦で、量産型としては1番艦となる。 排水量は沱江の500tから大型化した700tで、超音速対艦ミサイルのほか、改良前になかった対空装備を追加し、高速を生かして空母など大型艦を攻撃する任務を負う。 台湾海軍は2023年までにさらに2隻の建造を見込んでいる。
一方、新型の高速敷設艇 (350t) は機雷の敷設作業を自動化して中国軍の侵攻時に速やかに港や海岸線を封鎖する。 2021年末までに4隻を建造する。
2020.12.15
Focus 台湾
海軍のコルベット艦「塔江」進水式 蔡総統、全方位防衛の決意示す/台湾
<2101-121503>
台湾が自力で建造した沱江級コルベット艦の進水式が15日に北東部宜蘭県の造船所で行われ、蔡総統が塔江と命名した。
塔江はコルベット艦沱江に改良を加えたもので、排水量685t、速力30ktで、対艦ミサイルHF-2やHF-3、76mm砲、20mm機関砲のほか、TC-2 SAMを装備しており、2023年までにさらに2隻の同型艦が完成する予定である。
2020.12.14
ロイタ通信
台湾、TPP 参加申請に向け加盟各国と協議中=外交部
<2101-121402>
台湾外交部が、環太平洋連携協定 (TPP) 参加に向け、既存の参加11ヵ国と非公式協議を進めており、協議を終えた段階で正式に申請を行う意向を示した。
台湾は世界貿易機関 (WTO) に加盟しているが、多くの国は中国の反発を懸念して台湾との貿易協定締結に慎重で、台湾は多国間協定への参加拡大を模索している。
2020.12.11
NHK
台湾 対艦ミサイル搭載できる巡視船を配備
<2101-121106>
台湾の海上保安当局が対艦ミサイルの搭載も可能な警備艦を新たに配備した。 海上の不法活動の取り締まりに加え、中国軍に対抗する能力の強化をはかる狙いがある。
この警備艦は排水量760t、全長65.4mの双胴型船で速力80km/h(註:43.2kt)以上の高速で航行できる。 高圧放水銃のほか、自動で目標を追尾できる20mm機関砲や、夜間や悪天候でも目標を捉えられるMLRを装備するほか、台湾が自力開発した対艦ミサイル16発を搭載するためのスペースが確保されていて、必要が生じた場合には海軍の指揮下に入って戦闘に参加するという。
2020.12.11
Focus 台湾
国産600トン級巡視船「安平」引き渡し 蔡総統「台湾の青い国土守る決意を」
<2101-121105>
台湾が自力で建造した600t級警備艦安平が11日に海洋委員会海巡署に引き渡された。
安平は、海軍のコルベット沱江を元に放水距離120mの高圧放水銃が増設されたほか、ロケット弾発射システムも搭載され、有事の際には即戦力として運用することができる。
2020.12.08
Focus 台湾
米国、台湾への戦地情報通信システム売却を承認 トランプ政権下で11度目
<2101-120803>
米国防安全保障協力局 (DSCA) が7日、米政府が台湾への戦地情報通信システム(註:JTIDS のことか)と関連装備の売却を承認し議会に通知したと発表した。
売却されるのはNode 154台、通信端末24台、ネットワーク管理システム8基と、プログラム管理支援や教育訓練など総額は$280Mと推定される。
台湾への武器売却承認は今年6件目で、トランプ政権下では11件目となる。米国防安全保障協力局(DSCA)が同日発表した。
2020.12
International Defence Review
Taiwan buit USV for Singapore unmanned systems development breaks cover
<2101-120010>
台湾の龍德造船(Lung Teh) が全長16mのUSVをシンガポール海軍へ納入した。 シンガポール海軍はこのUAVにFearless級哨戒艇及びInedependence級沿岸警備艦の任務の一部を担わせるという。 龍德造船は既に別の16m級UAVを納入しており、無人掃海任務に当たらせているという。
台湾筋の話では、USVの洋上試験は2019年8月上旬から蘇澳鎮 (Su'ao Township) 近海で行われていたという。
2020.12
International Defence Review
Taiwan approves for Harpoon coastal defence missile sale
<2101-120006>
米国防安全保障協力局 (DSCA) が10月26日に議会に対し、台湾へ最大射程67nmのRGM-84L Harpoon Block Ⅱを車載した沿岸配備型Harpoon (HCDS) をFMSで売却すると通報した。
売却されるのはRGM-84L Harpoon Block Ⅱ 400発と発射機100両及び車載レーダ25基で、売却額は$2.37Bにのぼると見られる。
2020.11.23
Taiwan News
US government approves equipment for Taiwan's submarine production
<2012-112303>
台湾の国際造船社 (CSBC) が11月24日、蔡総統を招いて台湾初の潜水艦起工式を行う。
建造にあたっては米政府が最近、建造に必要な2件の装置を米企業が提供することに合意している。
2020.11.22
産経新聞
米の現役海軍少将、異例の台湾電撃訪問 インド太平洋軍の情報トップ
<2012-112202>
台湾国防部筋が、米インド太平洋軍における情報担当のトップであるスチュードマン海軍少将が22日に台湾を電撃訪問したことを明らかにした。 24日まで滞在するとの情報があり、台湾軍の幹部と今後の米台軍事協力などについて協議するとみられる。
米軍の現役高官の台湾訪問が明らかになることは極めて珍しい。
2020.11.21
産経新聞
米台が初の経済対話、5G 協力などを確認、供給網から中国排除へ
<2012-112102>
台湾の駐米代表部にあたる駐米台北経済文化代表処が20日、米国と台湾が同日に新設した経済対話の初会合を首都ワシントンで開き、包括的な経済協力で覚書に署名したと発表した。 米国からクラック国務次官ら、台湾から経済部の陳政務次官らが出席し、王経済部長らもオンライン参加した。
対話では、5G移動通信システムで中国に対抗するため協力していくことが確認されたほか、米台が最先端の半導体部品など、戦略物資で中国をサプライチェーンから排除するための安全保障上の関係構築についても話し合われたとみられる。
2020.11.20
ロイタ通信
台湾、来週にも新潜水艦の建造を開始 2024年就役目指す
<2012-112002>
台湾政府が20日、来週から新たな潜水艦を建造すると発表した。 台湾は防衛力強化に向けた長期計画として自力で潜水艦8隻を建造する計画で、まず1隻目の建造に着手して2024年の就役を目指している。
台湾は現在4隻の潜水艦を保有しているが、うち2隻は第2次世界大戦時のもの。核兵器搭載も可能な中国の潜水艦とは比較にならない。
2020.11.14
ロイタ通信
米国務長官「台湾は中国に含まれず」、中国「反撃する」と警告
<2012-111402>
ポンペオ米国務長官が12日の米ラジオ番組で、台湾が中国の一部でないとの米国の立場はレーガン政権時代から35年間にわたって続いていると強調した。
台湾外交部はポンペオ長官に感謝の意を示した上で、台湾は主権を持つ独立国であり、中国の一部ではないことは事実であり、現在の状況だとした。
2020.11.13
Taiwan News
Taiwan Air Force test-fires domestic cruise missile
<2012-111302>>
台湾空軍第1航空団の復座型IDFによるWan Chien(萬剣)CMの高高度発射試験が11月11日に行われた。 これに先立ち第3航空団もWan Chienの発射試験を行っている。
台湾NCSISTが開発したWan Chienは射程200kmであるが、NCSISTは中国本土の攻撃が可能な射程400km以上の長距離型も開発中である。
【註】
Wan Chienの発射試験の様子は2005年4月に報じられている。
2020.11.11
Jane's Defence Weekly
Taipei start building its first indigenous submarine before the end of November
<2101-111102>
台湾海軍が11月2日、高雄にある建艦企業CSBC社の造船所で11月中に、台湾初となる通常動力の攻撃型潜水艦 (SSK) の建造が開始されると発表した。 この潜水艦は8隻建造されるうちの1隻目で、3Q/2024年に完成し、試験が行われた後に2025年に就役する計画である。
建造されるのは全長70m、幅8mで、水中排水量は2,500tである。
台湾海軍は現在、第2次大戦中の米海軍潜水艦2隻と、オランダ製の潜水艦2隻を保有している。
2020.11.11
Jane's Defence Weekly
US approves sale to Taiwan of four 'weapon-ready7 SeaGuardian UAV
<2101-111101>
米国務省が11月3日、台湾へのMQ-9B SeaGuardian MALE UAV 4機のFMSによる売却を承認した。 MQ-9Bは武装も可能で、売却価格は$600Mと見られる。
このFMS契約には固定型地上管制装置 (GCS) 2基、移動型GCS 2基のほか、Wescam社製MX-20 EO/IRセンサ、Raytheon社製SeaVue x-bandレーダ、Leonardo社製SAGE 750 ESM装置も含まれている。
2020.11.10
ロイタ通信
リトアニア新政権、台湾で「自由のために戦う人々」を支援へ
<2012-111003>
リトアニアの新連立政権が9日、台湾で自由のために戦う人々を支援する方針で一致した。 連立政権は「人権や民主的自由のいかなる侵害にも積極的に反対していく。 ベラルーシから台湾まで世界中で自由のために戦う動きを擁護していく」と表明した。
リトアニアは台湾との外交関係はなく、同国の主要港に投資する可能性がある中国との関係が悪化する恐れもある。
2020.11.09
Taiwan News
US Marines officially training in Taiwan for 1st time since 1979
<2012-110901>
台湾海軍司令部が11月6日、米海兵隊と台湾海兵隊の4週間にわたる共同訓練が高雄市の左營海軍基地で6日に開始されたとの報道を認めた。
米台の共同訓練は1979年に米国が台湾との外交関係を絶って以来40年ぶりとなる。
2020.11.04
Jane's Defence Weekly
US approves potential FMS to Taiwan of Harpoon Coastal Defense Systems, missiles
<2012-110409>
米国防安全保障協力局 (DSCA) が10月26日、中国が台湾に武器を輸出する米企業数社に対し制裁を発表した同日に米国務省がFMSで数千億円にのぼる台湾への他の武器輸出案件を承認した。
輸出されるのは沿岸防備用Harpoon (HCDS) 100個システムとRGM-84L-4 Harpoon Block Ⅱ 400発、レーダ車25両、及び関連装備で、総額は$2.37Bにのぼる。
Janes Weapons: NavalによるとRGM-84L Harpoon Block Ⅱの射程は67nmである。
2020.11.04
共同通信
米国、台湾に無人機売却へ 4機、中国の反発必至
<2012-110401>
米国務省が3日、台湾に対するMQ-9B 4機の売却を承認したと発表した。 これを受け同日に国防安全保障協力局 (DSCA) が議会に通知した。 中国のさらなる反発が予想される。
売却価格は関連機器を含め$600Mで、トランプ政権は7月に発表したUAVの輸出規制を緩和した最初の売却事例になる。
2020.10.28
Focus 台湾
台日米豪がワークショップ共催 コロナ関連犯罪対策などで意見交換
<2011-102805>
台湾で、COVID-19パンデミック関連の犯罪防止やデマ対策について日台米豪が意見を交わすワークショップが28日に38ヵ国と地域の警察関係者らを招いてオンライン方式で開催された。
ワークショップでは、日本の警察庁や米連邦捜査局(FBI)、豪連邦警察(AFP)の官僚や専門家が各国の事例や経験などを分かち合い、台湾はマスクの買い占めや非正規品の問題、偽情報などに関する捜査結果を紹介した。
2020.10.27
産経新聞
台湾に対艦ミサイル400発売却 米国務省承認、議会に通知
<2011-102703>
米国務省が26日、台湾に地上発射型Harpoon 400発を含むHarpoon沿岸防衛システム (HCDS) 100基を、$2.37Bで売却することを承認し、議会に通知した。
米政府は21日にも、台湾へのALCM 135発などの売却を承認しており、この問題で中国政府は関連する米企業への制裁を発表していた。
2020.10.22
産経新聞
米、台湾に空対地巡航ミサイルなど売却 総額1884億円
<2011-102202>
米国務省が21日、台湾にALCMなど$1.8Bの武器を売却する方針を決め、議会に通知した。
売却されるのは、SLAM-ER 135発に加え、HIMARS 11基と、戦闘機や無人機に取り付ける偵察監視用センサーMS-110 6基などで、トランプ政権による台湾への武器売却決定は今回で8回目になる。
2020.10.21
Jane's Defence Weekly
US progresses additional Taiwan defence sales on rolling basis
<2012-102101>
ロイタ通信が10月12日、トランプ政権が2020年初めに台湾に対する2件の武器輸出を発表していたのに続き3件の対台武器輸出を行うと報じた。 対象となるのはM142 HIMARS、SLAM-ER及びF-16搭載のセンサポッドである。
2020.10.14
Jane's Defence Weekly
Taiwan outlines defence development plans
<2012-101415>
10月5日、6日に開かれた19回目となる米台防衛産業コンファレンスで台湾の厳国防相が、2021年度の国防費は歴史的な高水準であると共に、台湾は国内防衛企業の強化に力を入れていると述べた。
8月に発表された2021年度の国防予算はTWD453.4B ($15.4B) と前年度比10%の上昇になっている。
2020.10.14
ロイタ通信
台湾にドローン売却も計画、米政権が議会に通知=関係筋
<2011-101402>
米大統領府が13日、MQ-9 UAVと沿岸防衛ミサイルシステムを台湾に売却する計画を議会に通知したことが、事情に詳しい関係者5人の話で分かった。 MQ-9の議会への事前通知はトランプ大統領がミサイル関連技術輸出規制 (MTCR) の解釈を変更してUAVの輸出規制を緩和すると発表してから初めてである。
ロイタは前日、米政権がHIMARSやSLAM-ERなど3種類の新鋭兵器の台湾向け売却計画を議会に通知したと報じていた。
2020.10.12
Defense News
US advances three arms sales packages to Taiwan
<2011-101205>
米トランプ政権が10月9日、台湾に対し3種類の先進兵器を売却すると議会に通知した。
売却されるのはHIMARS、新型F-16、SLAM-ERで、F-16は数週間前にも66機の売却を決めている。
2020.10.07
ロイタ通信
台湾の防衛費増計画、「強靭な防衛」には不十分=米国防総省高官
<2011-100702>
米国防総省のヘルビー東アジア担当次官補代行が6日、台湾が防衛費を$1.4B増額拡大しようとする計画は正しい方向だと評価しつつ、中国の脅威が高まる中で強靭な防衛を確固たるものにするには不十分だと述べた。
台湾の行政院は8月に2021年の防衛支出をTWD453.4B ($15.24B) と、今年度の$411.3B ($13.99B) から10%増額する方針を示している。
2020.10.01
毎日新聞
「台湾の国連完全加盟を」米国連大使 中国は反発
<2011-100102>
クラフト米国連大使が9月29日、日米と台湾が開催した人材育成の国際協力に関するオンラインイベントに出席し、世界は台湾が国連システムに完全加盟することを必要としていると述べた。
これに対して中国国連代表部は声明で、中国の主権と領土の保全を傷つけるもので、強い憤りと反対を表明すると非難し、米当局者に台湾側との接触をやめるよう要求した。
2020.09.27
Focus 台湾
カリブ海3ヵ国、台湾支持を表明=国連一般討論演説
<2010-092703>
国連総会一般討論演説5日目の26日に台湾と外交関係を持つカリブ海のセントルシア、セントクリストファー・ネイビス、セントビンセント・グレナディーンの3ヵ国代表が、国連諸機関から台湾が除外されるべきではないと主張した。
これまで一般討論演説で台湾のために声を挙げた国交締結国はこの3ヵ国に、パラオ、パラグアイ、マーシャル諸島、ハイチ、ナウル、ツバル、エスワティニを加えた10ヵ国である。
2020.09.22
Focus 台湾
ロシア軍艦3隻、台湾東部の海域を通過 国軍「基地に戻るため」との見方
<2010-092204>
台湾軍が、ロシアの軍艦3隻が21日夜に台湾東部の離島である蘭嶼沖を北に向けて航行したと明らかにした。 軍当局者によれば、ロシア艦は21日19:00頃に台湾最南端鵝鑾鼻の南58nmのバシー海峡から北東に向けて航行し、蘭嶼から10nmまで近づいたのち花蓮沖に向かって航行した。
台湾軍は航路から、基地に戻る際に通過したとみている。
2020.09.18
台湾英文新聞
US wants to sell long-range missiles to Taiwan
<2010-091805>
米中間の緊張の高まりを受け、米政府が台湾へAGM-84H/K SLAM-ERを売却する。 売却は過去2番目に多額な$7Bの売却契約の一部として行われる。
SLAM-ERは射程270kmのALCMで、大陸の沿岸部を射程に収める。
【註】
SLAMはAGM-84 Harpoon ASCMのレーダシーカをAGM-65D Maveric ATGMのIRシーカに代えASMとしたミサイルで、SLAM-ERはSLAMに拡張翼を取り付け長射程にしたCMである。
2020.09.15
讀賣新聞
中国のロケット、台湾上空を縦断…挑発目的で飛行軌道設定か
<2010-091509>
中国の航空宇宙当局が15日、地球観測用などの衛星9基を長征-11 SLVで黄海の洋上から打ち上げた。 長征-11は台湾の上空を北から南方向へ縦断したため、台湾を挑発する目的で飛行軌道を意図的に設定したとの見方も出ている。
自由時報など複数の台湾メディアは、台湾上空の飛行を重大な挑発だと非難している。
2020.09.11
Focus 台湾
台湾東部海域に米中の艦船が相次いで出現 国防部「把握している」
<2010-091103>
台湾軍関係者が11日、今週、台湾東部沖合で中国軍と米軍の艦船が相次いで確認されたことを明らかにした。 それによると10日16:00頃に花蓮の沖合40nmの洋上を北から南に向かって航行する中国の情報収集艦1隻を海軍が発見した。 同艦は11日午前に90nmまで離れてそのまま南下を続けた。 中国は海洋調査の名目で、バシー海峡や台湾東部の海域で情報取集をすることがあるという。
一方、7日には米海軍強襲揚陸艦3隻が、東部の離島・蘭嶼の東51nmを北上しているのが確認されていた。
このほか、台湾南西の海空域では、中国軍が9日と10日に大規模演習を行っており、9日には戦闘機30機と艦艇7隻が投入され、戦闘機21機が台湾の防空識別圏 (ADIZ) に進入している。
2020.09.09
Jane's Defence Weekly
Taiwan receives first of 32 additional AAV7s
<2011-090914>
米国在台湾協会 (AIT) が8月27日、台湾が32両追加発注したAAV7の最初の1両が台湾に到着したと発表した。 AITはFacebookでこの1両は7月に台湾入りしたとしている。 この追加購入で台湾は合わせて86両のAAV7を保有することになる。
米国防安全保障協力局 (DSCA) は2015年12月に台湾への36両の売却を国務省が承認したと発表している。
2020.09.09
Jane's Defence Weekly
Taiwan deploys Albatross to South China Sea islands
<2011-090909>
台湾国防部が8月25日、Albatross多用途UAVを東沙諸島Prata島と南シナ海太平島に配備したことを認めた。 ただ、機数については公表していない。 国防部は5月17日にAlbatross UAVの信頼性と安全性の改良工事を完了したと発表している。
2020.09.09
AFP=時事
台湾総統、域内安保で「同盟」呼び掛け 中国に対抗
<2010-090901>
台湾の蔡総統が台北で行われたアジア太平洋地域の安全保障に関するフォーラムで8日に演説し、中国が周辺地域で示している拡張主義に対し、民主主義諸国は立ち向かおうと呼び掛けた。 蔡総統は名指しこそしなかったものの、中国を念頭に置いた発言であることは明らかである。
また同じく中国の国名は挙げずに、南シナ海や台湾海峡における軍事行動や他国や企業に対する強制外交に触れた上で、「志を同じくする国々、そして民主主義の友好国が、一方的な侵略行動を抑止する戦略的秩序を維持するときだ」と述べ、一国だけでは地域の平和と安全を維持できないとして、同盟こそがわれわれが最も重視する価値観、すなわち自由、安全、人権、民主主義を守ることができると主張した。
2020.09.03
産経新聞
「中国艦隊、第3列島線に接近」ハワイ沖で訓練 台湾・国防部
<2010-090302>
台湾国防部が1日付で立法院に提出した中国軍に関する非公開の年次報告書で、中国海軍の艦隊が今年初めに、小笠原諸島や米領グアムを結ぶ第2列島線を越え、初めてハワイを含む第3列島線まで進出して演習を実施したと指摘していることが3日までに分かった。
第3列島線は、アリューシャン列島やハワイ、南太平洋の米領サモアを経てニュージーランドに至る、研究者やメディアで用いられる新たな概念で、米国防総省が1日に公表した中国の軍事力に関する報告書では言及されていない。
2020.09.02
Jane's Defence Weekly
Taiwan ordrs 21 additional CM-34 infantry fighting vehicles
<2010-090220>
台湾国防省が8月25日、既に284両が発注されているCM-34装輪IFVを21両追加発注したと発表した。 追加分は憲兵隊が装備するという。
CM-34は昨年に32両が納入され年内に54両以上が納入されるという。
全305両の生産は2023年に完了する。
2020.09.02
ロイタ通信
ソロモン諸島で州が独立問う住民投票へ、中国との国交樹立に反発
<2010-090209>
南太平洋の島嶼国であるソロモン諸島のマライタ州が、独立の是非を問う住民投票を実施すると発表した。 同州は、中央政府が昨年決定した台湾との断交および中国との国交樹立に反発している。
米国とつながりが深いマライタ州には全国の人口の1/4が居住している。
ただ、ガダルカナル島にある首都ホニアラの中央政府が住民投票の結果を尊重する可能性は低い。
2020.09.02
共同通信
仏独、中国の脅し認めず 台湾巡り、チェコと結束
<2010-090201>
台湾を訪問中のチェコ上院議長による立法院での演説に中国外務省が対抗措置をほのめかしたことについて、フランス外務省報道官は1日、EU加盟国への脅しは認められないとしてチェコとの結束を表明すると訴えた。
ドイツのマース外相も1日、中国の王毅外相との会談後の記者会見で、チェコに対する脅しは適切でないと述べ、チェコを支持する考えを示した。
2020.09.01
ロイタ通信
チェコ上院議長「私は台湾市民」、立法院で演説 中国は反発
<2010-090105>
訪台中のチェコのビストルチル上院議長が1日に立法院で演説を行い、故ケネディ米大統領が19663年に西ベルリンで行った「私はベルリン市民である」と述べた演説になぞらえて、「私は台湾市民である」と述べて台湾への支持を表明し、拍手喝さいを受けた。
これについて中国の王毅外相は、ビストルチル議長は一線を越えたと非難した。
2020.09.01
ロイタ通信
中国、台湾への全面侵攻能力なお持たず 台湾国防部が年次報告
<2010-090101>
台湾国防部が31日、中国の軍事力に関する年次報告書を発表し、中国の軍事力は増大しているが、全面的に台湾を侵攻する能力はなお備わっていないとの認識を示した。
報告書では、中国軍が実戦訓練を強化し新たな戦闘様式への強度を構築しているほか、先進の技術・武器開発に注力しているが、台湾に対する戦術や戦略の運用では、台湾海峡の自然地理的環境によって制約を受け、陸戦装備や後方支援態勢も不十分であることから、中国は台湾を全面的に侵攻する正規作戦能力を依然として有していないと分析している。
2020.08.31
Focus 台湾
「中国の電子戦実戦能力の脅威は大きい」 国防部軍事力報告書/台湾
<2009-083104>
台湾国防部が31日、中国の軍事力に関する2020年の報告書「2020年中共軍力報告書」を発表した。 報告書では、中国が電子戦能力を向上させていると指摘し、台湾への脅威は非常に大きいとの見解を示した。
電子戦能力については、UAVを用いて電波妨害などの電子的要素と物理的破壊などの非電子的要素の両方で電子戦を進めることで、中国の南東沿岸の実戦能力を高めており、台湾の防空や制海、反撃作戦を麻痺させる能力をすでに備えており、戦地の統制権を有効的に奪取、保持し、台湾海峡の通路を遮断することが可能だとしている。
2020.08.30
NHK
異例の台湾訪問 チェコ上院議長ら約90人 中国反発 米国評価
<2009-083001>
チェコのビストルチル上院議長が30日、議員やプラハ市長、企業関係者などおよそ90人の訪問団を率いて台湾北部の空港に到着した。 ビストルチル議長は、9月4日までの滞在期間中、台湾の議会にあたる立法院で演説し、蔡英文総統と会談する。
チェコは中国と国交を結んでおり、大統領に次ぐ地位の上院議長が台湾を訪問するのは初めてで、チェコのゼマン大統領やバビシュ首相は外交方針に反するなどとして、訪問に反対している。
2020.08.26
Jane's Defence Weekly
Taiwan increases defence budget by 10%
<2010-082601>
台湾政府がCovid-19パンデミックの中、中国との緊張増大を受け、2021年の国防費を10%増額してTWD453.4B ($15.4B) とすることにした。 対GDP比で2.36%になる。
2020.08.19
Jane's Defence Weekly
Taiwan launches first 'fast minelayer' ship for RoCN
<2010-081910>
台湾が4隻の建造を計画している高速敷設艦FMLB-Ⅰの一番艦が、8月4日に宜蘭県の龍德造船で進水した。 引き渡しは2020年末になる。 残りの3隻も2021年中に完成する。
FMLB-Ⅰは全長41m、幅8.8、喫水1.7m、排水量347tで、T75 20mm砲1門とT74 7.62mm機銃2丁を装備し、速力14kt、航続距離2,000nmの性能を持つ。
2020.08.18
CNN
米、台湾に F16 戦闘機66機を売却へ 中国との緊張高まる中
<2009-081804>
台湾がF-16V 66機を調達することが18日までに確実となった。 台湾にとっては過去数年間で最大規模の兵器調達となる。
今回の戦闘機の売却は米国防総省が14日にウェブサイト上で発表したもので、武器売却用としてF-16V 90機をLockheed Martin社に発注したという。 納入は2026年までに行われる。
売却先は明らかになっていないが、国務省の関係者は1年前にトランプ政権が承認した台湾からの注文が契約に盛り込まれていることを確認した。 台湾が購入する66機以外の24機はモロッコにわたるとみられる。
2020.08.15
Focus 台湾
高雄市長補選、与党・民進党の陳其邁氏が圧勝/台湾
<2009-081507>
台湾高雄市で6月に行われた住民投票で国民党の韓国瑜市長のリコールが成立して解職されたのに伴う市長選挙は15日に投開票され、民進党の陳其邁候補が野党2候補を大きく引き離して圧勝した。
同市選挙委員会の集計によれば、投票率は41.7%で、陳氏の得票数は671,804票(得票率70.03%)だった。
2020.08.15
AFP=時事
台湾、F16戦闘機の購入契約締結 中国の反発必至
<2009-081504>
消息筋がAFPに台湾が14日、F-16を購入する契約を正式に締結したことを明らかにした。 台湾はすでに1992年に購入したF-16を保有しているが、昨年F-16の新世代型機を66機購入する承認を米政府から得ていた。
米国防総省は、契約期間は10年間、総額は最大$62Bで、まず90機を売却すると発表した。 国防総省は慎重な取り扱いを要する事項だとして買い手を明らかにしていないが、この問題に詳しい筋はAFPに対し、買い手には台湾も含まれていると明らかにした。
2020.08.14
Taiwan News
US spy plane spotted over northern Taiwan
<2009-081405>
複数の航空機追跡サイトが、8月14日に米軍の偵察機が台北など台湾北部上空を飛行した航跡を示した。 この時期中国軍が台湾海峡で演習を実施している。
Golf9によると米海軍のEP-3E ARIES Ⅱ偵察/ELINT機が09:04に台湾北方に出現し、その後中国戦闘機の要撃を避けるように台湾に向け飛行した。 その1時間足らず後の10:02に北京大学海洋研究所のSNSであるProbing InitiativeがEP-3Eが台湾の空域に入ったとツイートしている。
ADS-B Exchangeは、機首を北東にして台湾北方に出現した機が南西に方向を変え、北部台湾向け飛行し、台北上空17,825ftを通過したと報告している。
2020.08.13
ロイタ通信
台湾、2021年に防衛支出を10.2%拡大へ
<2009-081303>
台湾の行政院(内閣)主計総処の声明によると、行政院は13日に2021年の防衛費をTWD453.4B ($15.42B) と、2020年のTWD411.3Bから10.2%増額する方針を示した。
1月の台湾総統選で中国への対抗姿勢を打ち出して現職の蔡英文氏が地滑り的な勝利を収めて以降、中国は台湾海峡の中間線を越えて戦闘機を侵入させるなど軍事活動を強化しているのに対し、蔡総統は台湾の軍備近代化と防衛予算の拡大を優先課題に掲げている。
2020.08.13
ロイタ通信
台湾、米国と機雷・巡航ミサイル購入巡り交渉=駐米代表
<2009-081301>
事実上の駐米台湾大使である蕭代表が12日にワシントンで行った講演で、米国と機雷とCMの購入交渉をしていると明らかにした。
蕭代表は、中国が台湾に対する主権を主張していることで台湾の存在が脅かされているため軍備を拡張する必要があるとした上で、コストを抑えながら侵攻を思いとどまらせるに充分な抑止力を備える必要があるとの考えを示した。
2020.08.10
WoW! Korea
米長官と台湾総統との会談の日、中国戦闘機が台湾海峡の「“中間線”を越えた」
<2009-081003>
台湾国防省が10日午前、中国の戦闘機が台湾海峡の中間線を越えたことを明らかにした。 ロイタ通信によると、台湾国防省は防空網を通じて中国の戦闘機の動きを追跡したと説明した。
この日の午前に台湾の蔡英文総統を接見したアザー長官は米国と台湾が断交した1979年以降 初めて訪問した長官級の人物である。
2020.08.09
Focus 台湾
森元首相、蔡総統と会談 李登輝氏弔問は安倍首相の意向/台湾
<2009-080904>
台湾の蔡英文総統が9日、李登輝元総統に弔意を示すため訪台した森喜朗元首相らと台北市内の総統府で面会した。 森氏は弔問のための訪台は安倍晋三相の意向だったと述べた。
弔問団には安倍首相の実弟である岸信夫衆院議員など与野党の議員が複数参加しており、李氏の死去後、海外から派遣された最初の弔問団となった。
2020.08.07
ロイタ通信
米、台湾への大型ドローン販売で交渉 米中対立さらに激化も
<2009-080701>
複数の米関係筋が、米政府が台湾に大型UAVを少なくとも4機を販売することで交渉していることを明らかにした。 米国が販売交渉をしているのはSea Guardianで、関係筋によるとUAV 4機と関連設備、訓練や補給支援などを含めた販売総額は$600Mになる可能性がある。
Sea Guardianの航続距離は6,000nmと、台湾が現在所有しているUAVの160nmを大きく上回る。
【註】
Sea Guardianはアフガンや中東で米軍が多用しているMQ-1 Pradatorの改良型であるMQ-9 Reaperを非武装化したもので、わが国では海上保安庁も採用を検討している。
2020.08.05
Focus 台湾
台湾が自主建造した高速機雷敷設艦、初号艦が進水式
<2009-080505>
台湾が国内で建造した高速機雷敷設艦一番艦の進水式が4日に宜蘭県蘇澳であった。 国防部は4隻を発注しており、同日は二番艦の船台起工式も併せて行われ、2021年までに全艦の引き渡しが完了する見通しとなった。
国防部は2016年に次期フリゲート艦や潜水艦なども国内で建造する方針を発表している。
2020.08.05
時事通信
米閣僚、6年ぶり台湾訪問へ 総統と会談、中国の反発必至
<2009-080503>
米厚生省が4日、アザー長官が近く台湾を訪問すると発表した。 台湾外交部によると、アザー長官は滞在中に蔡総統と会談する。
米閣僚の台湾訪問は、2014年のマッカーシー環境保護局(EPA)長官以来6年ぶりで、米国による台湾接近に神経をとがらせる中国が反発するのは必至である。
2020.07.22
Jane's Defence Weekly
Washington approvews recertification of Taiwan's PAC-3 air+defence missiles
<2009-072212>
米国防安全保障協力局 (DSCA) が7月9日、台北駐米経済文化代表処から要求されていた$620MにのぼるPAC-3の再保証契約を国務省が承認した発表した。
米国は2010年1月に、PAC-3弾114発とAN/MPQ-65レーダ3基の、$2.81Bにのぼる台湾への売却を承認していた。
2020.07.21
Focus 台湾
パラグアイ大統領、中国との国交樹立に「ノー」=駐台湾大使が明かす
<2008-072104>
パラグアイのギレン駐台湾大使が21日に台北市内で開かれた「中華民国台湾・パラグアイ国会議員友好協会」の設立式典で、同国のベニテス大統領が中国に対し、国交樹立に関してノーを突き付けたと明らかにした。
ギレン大使は、パラグアイと中華民国(台湾)両国の友好関係は時間とともにより強固なものになると述べた。
2020.07.14
時事通信
中国、米ロッキードに制裁 台湾の迎撃ミサイル更新受け
<2008-071407>
中国外務省が14日、米政府が台湾のPAC-3更新計画を承認したことに断固反対すると述べ、Lockheed Martin社に制裁を科すと発表した。
ただ、制裁の具体的内容には言及しなかった。
2020.07.14
Focus 台湾
台湾周辺に中国の情報収集船=恒例の大規模軍事演習中
<2008-071405>
台湾で13日に始まった中国軍の侵攻を想定した恒例の漢光36号大規模軍事演習は17日まで5日間続くが、台湾の周辺海域では13日に中国の情報収集船が南東部の離島である蘭嶼沖に出没して北東に進み、14日に監視範囲から出た。
台湾軍は同船が演習期間中、周辺にとどまるとみている。
2020.07
International Defence Review
Taiwan upgrades Albatross tactical UAVs
<2008-070009>
台湾軍が5月17日、2010年に32機発注し2013年9月から移用しているAlbatross TUAV全機の信頼性と安全性を改善した改良完了したと発表した。 Albatrossは2016~2019年中頃だけで少なくとも8機が事故を起こしており、2019年1月には台湾南東洋上で海没している。
Albatrossは全長5.3m、翼端長8.7m、MTOW 450kgで、航続距離120km、滞空能力10時間、搭載能力51kgの性能を持つ。
2020.06.27
Taiwan News
Taiwan could first attend RIMPAC maritime exercise as observer
<2007-062704>
米議会上院軍事委員会が6月23日に採択したFY21 NDAAで、8月に開かれるRIMPAC演習に台湾を招聘することを求めた。 もし参加が実現すれば台湾にとって米国が主導するこの種演習への初参加になる。
27回目を迎える今年のRIMPAC演習には20ヵ国が参加するが、2014年と2016年に参加した中国は参加しない。
2020.06.24
Jane's Defence Weekly
Taiwan's T-5 advanced jet trainer takes first flight
<2008-062410>
台湾AIDC社が6月10日に台中の空軍基地で、T-5勇鷹 (Brave Eagle) 高等練習機 (AJT)/軽戦闘機の初飛行を行った。 同機は2019年9月にロールアウトしていた。
T-5勇鷹は1990年代中頃に開発された国産戦闘機F-CK-1経国 (Ching Kuo) IDFを元にした双発超音速機で、空軍は66機を調達し2026年までにAT-3練習機と換装すると共に軽攻撃/戦闘機型はF-5Eと換装する。
エンジンはアフタバーナなしのHoneywell社製F124エンジンで、Honeywell社とAIDC社の合弁であるInternational Turbine Engine社で生産している。
2020.06.24
Jane's Defence Weekly
Taiwan's CSBC Corporation lays keel for RoCN's first LPD
<2008-062409>
台湾の造船企業CSBC社が6月9日、台湾海軍が4隻の建造を計画しているドック型揚陸艦 (LPD) 一番艦の船台起工式を高雄の造船所で行った。 引き渡しは2022年4月の計画である。
全長153m、幅23m、排水量10,600tのLPDは76mm艦載砲1門とCIWS 2門、遠隔操作機銃2丁のほか、艦中央部にHF-Ⅱ/-Ⅲ対艦ミサイルを発射する傾斜型発射機2基を装備している。 またS-70C対潜ヘリの離着艦が可能な飛行甲板を有している。
揚陸艦としては190名の乗組員と250名の海兵隊員のほか完全武装兵233名を収容でき、全長16mのLCMであれば4隻、36mのLCUであれば2隻をウェルドックに収容できる。
【註】
この艦はLPDと言いながら駆逐艦やフリゲート艦に匹敵する装備を搭載しており、補助艦としてだけではなく戦闘艦としても機能すると思われる。
2020.06.23
時事通信
キリバスで親中派大統領が再選 24日就任宣誓
<2007-062305>
南太平洋の島国キリバスからの報道によると、同国大統領選挙が22日に行われ、親中派のマーマウ現大統領が再選を果たした。
キリバスは2003年に中国と断交し台湾と外交関係を樹立したが、昨年9月に中国との国交を樹立しており、中国との関係が争点の一つとなった。
2020.06.22
Taiwan News
China's missile stockpile has US, Taiwan on high alert
<2007-062204>
米国防総省が公開した報告書2019 China Military Power Evaluation Reportによると、中国の地上発射BM及びCMの数は2018年より810発増えて2,740発になっている。
これに対抗して台湾では毎年ミサイルの発射を行っており、今年は天弓Ⅱ(註:Patriot級というSAM)をPatriotの標的として発射した。 また天弓Ⅲ(註:ラムジェット推進のATBMと言われている)も既に全国に配備されている。
軍は更に最大射高を45kmから70kmに延伸した長距離型の開発も行っている。
2020.06.22
AFP=時事
軍事面で「自立」余儀なくされる台湾、自主開発の練習機を初公開
<2007-062202>
台湾が22日、国内開発した新型練習機を公開した。
台中で行われた新型高等練習機 (AJT) 勇鷹 (Brave Eagle) の初公開飛行の式典には、蔡総統が出席し、同機の飛行を歴史的瞬間と評価した。
2020.06.12
Taiwan News
US Navy destroyer heading for Taiwan Strait
<2007-061209>
米海軍駆逐艦Rafael Peraltaが6月11日、朝鮮半島西岸から南下し台湾海峡に入った。
米艦の台湾海峡入りは6月4日に駆逐艦Russellが南から北上して以来である。
2020.06.12
Taiwan News
US Stratotanker spotted flying south of Taiwan, near Dongsha Islands
<2007-061208>
航空機追跡TwitterのGolf9が、KC-135T Stratotankerがバシー海峡を抜けて南シナ海に入り、6月08日09:32に嘉手納に戻ったと報じた。
AirNav RadarBoxによるとコール番号PEARL46機は嘉手納を離陸した後高度21,500ftで南西に飛行し、台湾の東海岸近くで航路を西に変えて台湾が実効支配するプラタス群島(東沙群島)に達した後同じ経路を反転して沖縄に戻った。
12日には米海軍のC-40Aが沖縄を離陸して真っ直ぐ台湾へ向かい、基隆、新北、台北、桃園、新竹、苗栗、台中、彰化、嘉義を経て台湾空域を出ている。
2020.06.09
Taiwan Defense
Taiwanese propose name change of Diaoyutai Islands to defend sovereignty
<2007-060906>
沖縄県石垣市長が市議会に、登野城と呼ばれていた地名を登野城尖閣と変えるよう提案したと朝日新聞が報じたのを受け、台湾宜蘭の地元政府が6月8日、台湾政府に対し釣魚台とした地名を頭城釣魚台に変えるよう要望した。
2020.06.07
News
ポストセブン中国軍が空母を含む陸海空軍の大規模演習を南シナ海で実施へ
<2007-060701>
香港のSouth China Morning Postが北京の中国軍事筋の話として、中国人民解放軍は今年夏に空母山東と遼寧のいずれかを中心とする陸海空軍合同の大規模演習を海南島沖の南シナ海で実施することを明らかにしたと報じた。
南シナ海の覇権をかけた米軍との戦いを前提とした演習で、台湾侵攻作戦も演習の目的の一つとなっているという。
2020.06.06
産経新聞
高雄市長失職へ リコール賛成に94万票…米台軍事交流、進展か
<2007-060605>
1月の台湾総統選に中国国民党の公認候補として出馬し、蔡総統に大敗した韓高雄市長のリコール投票が6日に行われたが、賛成票が有権者の1/4を超える94万票となったため、リコールが成立した。 外省人の2世である韓氏は台湾の主要政治家の中で最も「親中的」と言われており、リコールが成立したことで中台関係にも影響を与えそうである。
民進党のある幹部はリコール成立を受け米台間の軍事交流が進むと述べた。 東アジア有数の軍港である高雄に米軍艦が寄港する構想は約3年前から浮上していたが、中国が猛反発していることに加え、地元首長の韓氏も消極的な姿勢を示したため、前進しなかった経緯があった。
2020.06.03
Jane's Defence Weekly
Sino-US ties set to further deteriorate amid growing tensions over Taiwan and SCS
<2008-060303>
ポンペイオ米国務長官が5月19日に、1月11日の台湾総統選挙で当選した蔡英文総統の2期目就任に際して祝電を送ったことから、米中の関係が更に悪化しそうである。
2020.06.02
Focus 台湾
台湾初の4千トン級巡視船が進水 蔡総統「2つの里程標」
<2007-060203>
台湾が国内で建造する海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の4,000t級警備艦の進水式が2日に高雄市内で行われ嘉義と命名された。就役後は哨戒、海難救助などのほか、病院船として台湾周辺海域における医療救助活動任務に当たる。
嘉義は、米沿岸警備隊の大型警備艦Bertholfを設計したメーカーの協力で建造され、全長125m、幅16.5m、喫水4.7mは同署が保有する艦船としては最大級で、速力は24kt、航続距離は10,000nmを上回る。
2020.05.23
Focus 台湾
中国の国防費、台湾の約15倍 国防部「非対称戦力を強化」
<2006-052301>
中国政府は22日に始まった全国人民代表大会(全人代)で、今年の国防費に前年比6.6%増となる1兆2,680億500万人民元(19兆1,440億円)を計上した。 これに対し、台湾の国防予算は約3,512億台湾元(1兆2,570億円)にとどまり、中国の今年の国防予算が台湾の15倍に上ることが分かった。
これについて台湾国防部報道官は23日、軍備で中国共産党と競い合わないと述べ、非対称戦力の強化を重視する台湾の姿勢を強調した。
2020.05.18
東亞日報
米駆逐艦、上海沖合まで接近
<2006-051803>
香港のSouth China Morning Postが16日、米海軍駆逐艦Rafael Peraltaが最近、上海から115nmの沖合まで接近したと報じた。 米海軍の太平洋艦隊も前日、Rafael Peraltaが今週、東シナ海を航海したと公表した。
これに先立ち4月17日、駆逐艦McCampbellも山東省威海から42nmまで接近しており、1ヵ月間に2度も米軍艦が中国の沿岸に接近した。
2020.05.14
産経新聞
米駆逐艦が台湾海峡を通過 異例の頻度で中国の挑発を牽制
<2006-051403>
米第7艦隊が13日、駆逐艦McCampbellが同日に台湾海峡を通過したと発表した。 台湾の蔡総統の2期目の就任式を20日に控え、中国が挑発行動に出ないよう牽制する意図があるとみられる。
米海軍の駆逐艦は先月も2回にわたり台湾海峡を通過しており、異例の頻度での海峡通過は、中国の海軍や空軍が今年に入って台湾周辺で軍事演習や示威行為を繰り返し、台湾に圧力をかけているのに対抗する狙いがある。
2020.05.13
産経新聞
中国、コロナ乗じて台湾に圧力 米議会諮問機関の報告書
<2006-051301>
米議会の諮問機関である米中経済安全保障調査委員会が12日、中国がCOVID-19の感染拡大に乗じて台湾へ軍事外交面で圧力を強めていると非難する報告書を公表した。 また中国の反対で台湾が世界保健機関 (WHO) に参加できず、COVID-19を巡る情報共有が阻害されていると批判した。
報告書は、中国軍の航空機が台湾海峡の中台の中間線を台湾側に越える事案が今年既に3件起きたことや、中国軍が台湾周辺での演習や往来を活発化させていることを挙げ「世界が新型コロナに気を取られている間に、中国は圧力を強化した」と指摘している。
2020.05.12
共同通信
中国軍が東沙諸島の奪取演習計画 南シナ海で、台湾実効支配の要衝
<2006-051201>
中国筋が11日までに、中国人民解放軍が8月に、台湾が実効支配する南シナ海東沙諸島の奪取を想定した大規模な上陸演習を計画していることを明らかにした。 東沙諸島は中国海軍の基地がある海南島から台湾南方のバシー海峡を経て太平洋へ向かうルート上にあり、中国軍が太平洋に進出するため戦略的に重要な位置にある。
中国初の国産空母山東も海南島の基地に配備されており、中国軍にとって東沙を制する必要性が高まっている。
2020.05.08
Taiwan News
Chinese military transport plane enters Taiwanese airspace
<2006-050807>
5月8日正午頃に中国のY-8輸送機1機が台湾のADIZに侵入したが、台湾空軍の緊急発進を受けて退去した。
武漢ウィルス (COVID-19) のパンデミックにもかかわらず中国軍の軍事的挑発が続けられ、1月23日から5月8日までに7回に及んでいる。
特に3月16日には中国軍の戦闘機が初めて夜間に接近し、台湾の防空能力を確かめに来た。
2020.05.06
Jane's Defence Weekly
Taiwan lays keels for more 'rapid minelayers'
<2007-050611>
台湾が4隻建造する高速機雷敷設艦の3番艦と4番艦の船台組み立て式が4月17日に宜蘭県の造船所で行われた。
全長41m、幅8.8m、排水量347tのこの敷設艦は速力14kt、航続距離2,000nmの性能を持ち、T75 20mm砲1門とT74 7.62mm機銃2丁を装備している。
同型艇の一番艇は2019年11月に組み立てが開始され2021年引き渡しの計画で、2番艇も建造が進められている。
2020.05.06
Jane's Defence Weekly
Taiwan test-fires locally developed Yun Feng LACM
<2007-050607>
台湾国営NCSISTが4月15日に雲峰 (Yun Feng) LACMの発射試験を行った。 ラムジェット推進でMach 3で飛翔する雲峰の射程は1,500~2,000kmと言われている。
中国は4月22日に上海でType 075の2番艦を進水させ、1番艦と共に東海艦隊に配備されると言うが、東海艦隊の拠点である浙江省寧波は台湾から500kmの距離にある。
NCSISTは2019年8月に量産を開始し、$390Mで発射機10両と少なくとも20発のミサイルを生産していると報じられている。
2020.05.06
Focus 台湾
米軍機が台湾北東部沖の上空を飛行 国防部「周辺の状況を把握」
<2006-050605>
軍用機の動向を追跡する民間のサイトAircraft Spotが6日午後に公開した情報によると、グアムのAndersen AFBを離陸したB-1B 2機とKC-135 1機が東シナ海に向けて飛行する際、台湾北東海域上空をかすめた。
Aircraft Spotの情報によれば、B-1Bの編隊は5月1日と4日にも台湾北東部沖の空域に接近していた。
2020.04.28
Jane's 360
Taiwan test-fires locally developed Yun Feng LACM
<2005-042802>
台湾NCSISTが4月15日、雲峰 (Yun Feng) LACMの発射試験を行った。
雲峰は固体燃料ロケットで発射しラムジェットで推進し、Mach 3で1,500km~2,000km飛翔する。
NCSISTは2019年8月に麒麟計画 (Qilin Project) として移動型発射機10基とミサイル20発を$390Mで発注している。
【註】
台湾は射程150kmの雄風-2 (HF-2) ASCMをジェットエンジンに替え射程を1,000kmにしたHF-2E LACMと、射程200kmでMach 2のラムジェット推進ASCMであるHF-3を保有している。
報じられている雲峰はかねてから出現が予想されていたHF-3の長射程LACM型の可能性がある。
2020.04.24
ロイタ通信
米軍艦が台湾海峡を通過、「通常任務」と説明 1ヵ月間で2度目
<2005-042403>
台湾国防部が24日、米海軍艦が台湾海峡を南に向かって航行し、そのまま航行を続けていると発表した。 米海軍第7艦隊の報道官も駆逐艦Barryが国際法に基づき台湾海峡を通過する通常任務を実施したと発表した。 米艦が台湾海峡を通過するのはここ1ヵ月で2度目である。
Barryは中国軍の戦闘機が台湾に近い海域で演習を行っていた2週間前にも台湾海峡を航行している。
台湾は23日、中国軍の空母など艦隊がバシー海峡を通過したと発表した。 この艦隊は今月初めに台湾東部付近を航行しており、中国側は当時、南シナ海での定期演習に向かう途中と説明していた。
2020.04.23
Focus 台湾
軍艦集団感染、新たに1人 台湾内の感染者計427人に
<2005-042301>
台湾の中央感染症指揮センタが23日、台湾でCOVID-19の感染者を新たに1人確認したと発表した。
感染が確認されたのは、集団感染が発生した海軍艦に乗艦していた20代の男性軍人で、軍艦乗組員の感染は29人になった。 台湾で確認された感染者は累計で427人となっている。
2020.04.21
Jane's 360
Taiwanese army begins training with CM-34 IFV
<2005-042102>
台湾国防省が4月16日、陸軍がCM-34装輪IFVが参加した機動演習を実施したと発表した。 この演習でCM-34は路外機動、静止及び移動目標への攻撃を搭載している30mm砲及び発射発煙筒も使用して行ったという。
台湾陸軍は284両のCM-34を装備する計画で、一次生産分の32両は2019年末に納入されていた。
また公開された映像には社内試験段階にあるCloud Leopard Ⅱ M1も映っていた。
2020.04.13
ロイタ通信
中国空母「遼寧」の部隊が台湾沿岸で軍事演習
<2005-041302>
台湾国防部の発表によると、中国の空母遼寧が12日に随伴艦艇とともに台湾の東部および南部沿岸を航行し演習を行った。 遼寧と5隻の中国艦は11日に宮古島と沖縄本島の間の宮古海峡を通過し、12日に台湾東部から南部の沿岸に達して演習を実施したという。
台湾軍は、これらの艦隊の動向を逐一監視し、台湾の安全保障と平和・安定を確保する上で適切な行動を完全に遂行したと述べた。
2020.04.12
Focus 台湾
米軍機、台湾南部沖上空を飛行=中国軍けん制
<2005-041202>
民間の航空追跡サイトAircraft Spotによると、米軍のEP-3Eが12日にバシー海峡上空を東から西に飛行した。
国防部やトAircraft Spotが公開した情報によれば、米軍機が台湾周辺を飛行したのは3月25日以降9回目で、EP-3Eは11日と12日の2日連続で姿を現した。
2020.04.12
時事通信
中国軍、台湾・南シナ海で挑発 コロナ感染で「米海軍力低下」
<2005-041201>
アジア太平洋地域の米空母で新型コロナウイルスの感染が発生し、米軍の即応能力の低下が懸念される中、中国軍による挑発的な動きが続いている。
このところ中国軍は米軍の隙を突くような行動を繰り返していて、台湾国防部によると10日にはH-6爆撃機、KJ-500 AEW&C、J-11が台湾の南西からバシー海峡を経て西太平洋に進出した後、同じルートを引き返した。 中国軍機が台湾周辺を飛行するのは今年6回目で、3月16日には台湾周辺で初の夜間飛行を行った。
南シナ海でも中国が覇権を拡張しようとする動きが目立つ。 スプラトリー諸島では3月に科学研究用とする施設を設置したほか、ベトナム外務省によると4月3日には中国海警局艦がパラセル諸島付近でベトナム漁船に追突し沈没させた。
2020.04.11
産経新聞
米艦が台湾海峡の中間線越す 異例の行動、中国強く牽制
<2005-041102>
台湾の国防部関係者が11日、米海軍の駆逐艦が10~11日に台湾海峡を通過し、中国大陸と台湾本島の中間線を中国側に越えた海域で航行していたことを明らかにした。 中間線は中台間の事実上の停戦ラインとして機能しており、米軍が越えるのは極めて異例である。
米海軍による台湾海峡通過は2018年後半からほぼ月1回と定例化しているが、いずれも中間線の台湾側を通過している。 中国軍機が中間線を台湾側に越えて飛行した際、米国国務省は「地域の安定を害する」と批判していた。
2020.04.11
Focus 台湾
米軍艦が台湾海峡を通過 国防部「異常なし」 バシー海峡には米軍機も
<2005-041101>
台湾国防部が11日、米海軍駆逐艦Barryが10日から11日未明にかけて台湾海峡を北から南に向かって通過したことを明らかにした。 10日には米国と中国の軍用機が台湾周辺を飛行したことも確認されている。
台湾メディアは10日に、駆逐艦Barryが同日17:00頃に馬祖の東引島周辺を通過したのを、中国海軍のフリゲート南通が付近で監視していたと報じていた。
2020.04.08
Focus 台湾
米軍機が台湾南部沖上空を飛行=コロナ禍でも圧力強める中国けん制
<2005-040802>
民間の航空追跡サイトAircraft Spot、米軍のRC-135Uが8日に台湾南部沖上空を飛行した。 中国の台湾に対する軍事的圧力は新型コロナウイルスの感染が広がる中でも続いており、これに対抗するように米軍も台湾周辺での行動を活発化させている。
2月には中国軍機が2日連続で飛行訓練を行った直後に米軍機や軍艦が相次いで出現し、3月中旬には中国軍機が初めて夜間に台湾周辺を飛行し、一時は台湾の防空識別圏(ADIZ)に接近したが、米軍は3月下旬から偵察機や爆撃機などを台湾周辺に複数回派遣している。
2020.03.26
Focus 台湾
米軍艦が台湾海峡を航行=「通常任務」と国防部、米艦隊はSNSで写真公開
<2004-032604>
台湾国防部が26日、米海軍駆逐艦McCampbellが25日に台湾海峡を通過したことを明らかにした。 国防部によるとMcCampbellは台湾南西の海域から台湾海峡を北上したいう。
このほか、民間の航空追跡サイトAircraft Spotによれば、米軍のEP-3Eも25日に台湾南西海域上空を飛行した。 同機は中国大陸に向かって北上し、台湾本島南部の高雄沖上空で複数回旋回した。
同サイトは26日にも台湾南部海域上空を飛行するEP-3Eを確認している。
2020.03.20
Focus 台湾
中国軍艦4隻が台湾東部海域を航行 日本防衛省発表
<2004-032001>
防衛省統合幕僚監部が19日、中国海軍艦4隻が18日午前に台湾東方海域を航行していたと発表した。 4隻は宮古島の南東80kmの海域を東に進んだ後、沖縄本島と宮古島の間の海域を北上し、東シナ海に向けて航行したという。
発表された報道資料によると、航行したのはType 052B駆逐艦1隻、Type 054Aフリゲート艦2隻、Type 903補給艦1隻であった。
2020.03.17
時事通信
中国軍機、台湾周辺空域に 初の夜間飛行か 国防部
<2004-031702>
台湾国防部が16日夜、複数の中国軍機が19:00頃に台湾の南西空域を飛行し、台湾の防空識別圏に一時接近したことを確認したと発表した。 夜間訓練の一環とみられる。
飛行が確認されたのは、J-11とKJ-500 AEW&C機で台湾軍の戦闘機が警告すると、中国軍機は同空域を離れた。
台湾メディアによると、中国軍機が台湾周辺空域を夜間に飛行するのは初めてとみられるが、中国軍操縦士の夜間飛行能力が大幅に向上していることを示しており、今後常態化する可能性があるとする国防部関係者の分析を紹介している。
2020.03.07
日経新聞
台湾・国民党が主席選 「親中」色の払拭競う
<2004-030702>
台湾で7日に国民党が党主選挙を実施し、親中色の払拭を掲げる立法委員の江啓臣氏が当選した。 今回は総統選での大敗を受け前主席が引責辞任したことに伴う補欠選挙で、江氏は68.8%を得票し、31.2%だった元台北市長の郝龍斌氏を大差で破った。 ただ投票率は約36%と低水準だった。
同党は1月の総統選で対中強硬路線の民主進歩党(民進党)に大敗したため、江氏は中国への警戒感を強める民意との距離を縮める方針だが、同党との交流を活用する中国側の台湾統一工作に影響が出る可能性がある。
2020.03.05
Focus 台湾
米下院、台北法案を可決=台湾の外交や国際参加への支援を政府に促す
<2004-030505>
米下院が4日、台湾の外交的孤立を防ぐことを米政府に促す「台北法案」を賛成415、反対0で可決した。 法案の内容が微調整されたため、上院に再び送られ、上院で可決された後、トランプ大統領が署名すれば成立する。 法案の主な内容は以下の通りである。
・台湾が国際組織に加盟できるよう米国が支援する
・台湾との関係を強化させる国を支援する一方、台湾の安全保障や繁栄を傷つける国に対しては経済、安全保障、外交分野での接触を改める。
2020.03.03
ロイタ通信
中国、「挑発的」空軍演習や偽ニュースで台湾に圧力=関係筋
<2004-030304>
台湾の安全保障当局者らが、中国が挑発的な空軍演習を台湾周辺で行って台湾への圧力を強めていることを明らかにした。
先月、中国空軍が台湾近隣で演習を行っているとの報告が3件あったが、そのうち3件で台湾空軍の戦闘機が緊急発進したという。 関係者2人によると、1件では中国戦闘機がレーダで台湾機をロックオンしたが、これは中国による非常に挑発的な行動だと述べた。
2020.03.02
産経新聞
台湾・国防部が年次演習延期 新型肺炎で
<2004-030202>
台湾国防部が2日、新型コロナウイルスの感染予防のため、4月と5月に予定していた年次演習「漢光36号」を下半期に延期することを明らかにした。 漢光演習の延期はSARSが流行した2003年と、中台関係が緩和した翌2004年に一部が中止されて以来という。
演習は毎年、中国軍の侵攻を想定し4月に指揮所演習、5月に陸海空軍部隊の実動演習を実施している。
2020.02.16
NHK
横須賀基地配備の米イージス巡洋艦 台湾海峡通過 中国けん制か
<2003-021602>
米海軍第7艦隊が、横須賀基地所属の巡洋艦Chancellorsvilleが15日に台湾海峡を通過したことを明らかにした。 米海軍艦が台湾海峡を通過するのは今年に入って2回目である。
中国に強い姿勢を示す蔡総統が1月に再選されて以降、中国は2月9日と10日に2日連続で爆撃機を台湾周辺で飛行させるなど、台湾への圧力を強めているのに対し、米軍は2月12日に爆撃機などを台湾周辺で飛行させるなど、中国を牽制していると見られる。
2020.02.12
Focus 台湾
米軍3機、台湾の東西上空を飛行=中国軍機2日連続での訓練後
<2003-021201>
台湾国防部が12日、米軍機3機が台湾海峡上空と台湾東部の空域をそれぞれ飛行したと明らかにした。 発表によれば、午前にMC-130J特殊作戦機1機が台湾海峡上空を北から南に飛行し、B-52 2機も東部空域を南下した。
中国軍機が10日まで2日連続で台湾周辺での訓練を実施しており、米軍機が台湾の東と西を同じ日に飛行するのは異例である。
2020.02.10
Focus 台湾
中国軍機が中間線越え 2日連続で台湾周辺を飛行=国防部
<2003-021004>
台湾国防部がは10日、中国軍のH-6などが同日10:00ごろ、バシー海峡上空を経由して西太平洋に出る遠洋長距離飛行訓練を実施したと明らかにした。中国軍機は同じルートで基地に戻ったという。
その際H-6の護衛機が一時的に台湾海峡の中間線を越えたが、空軍が戦闘機を発進させて適切に対応して侵入を阻止し、中間線の外に出るよう無線で警告したという。
中国軍は9日にも台湾本島を周回して飛行する長距離訓練を行っていた。
2020.02.10
ロイタ通信
台湾空軍、中国軍の戦闘機と爆撃機に緊急発進
<2003-021001>
台湾国防部によると、中国のJ-11とH-6が9日にバシー海峡を抜けて太平洋に出た後、宮古海峡を経由して基地に戻った。 人民解放軍機関紙の解放軍報によると、人民解放軍が実戦を重視した訓練を行ったと表明した。
中国人民解放軍は台湾総統に蔡氏が就任した2016年以降、台湾本島を周回する飛行を繰り返しており、昨年の総統選で蔡氏は再選されたことから中国は台湾独立に向けた動きを警戒している。
2020.02.05
Defense News
In challenging China’s claims in the South China Sea, the US Navy is getting more assertive
<2003-020504>
2019年の米海軍による南シナ海における航行の自由作戦 (FONOP) は、2015年の開始以来最も積極的になっている。
オバマ政権時代に始まったFONOPは2015年に2回、2016年に3回であったが、トランプ政権になってからは2017年に6回、2018年に5回となった。
一方2016年に12回、2017年に6回であった台湾海峡の艦船通過は2018年に3回になっていたが、2019年には再び増加している。
【註】
2019年の南シナ海における米海軍の実施したFONOPは8回が報じられ、台湾海峡通過も8回報じられている。
2020.01.17
時事通信
米軍艦、台湾海峡通過 蔡氏再選受け中国けん制か
<2002-011701>
台湾国防部が17日、米軍艦が16日に台湾海峡を通過したのを確認したと発表した。 米艦は台湾の西南海域から海峡を北上した。 ロイタ通信は航行したのは巡洋艦Shilohだと報じた。
米軍艦の航行は今年に入って初めてで、蔡総統が史上最多得票で再選されたことで中国政府が蔡政権への圧力をより強めることが予想されることから、蔡総統を支持し中国をけん制する狙いがあるとみられる。
2020.01.15
時事通信
台湾、「敵対勢力」の干渉防止法施行 「正真正銘の悪法」と中国猛反発
<2002-011501>
台湾政府が15日、台湾社会への浸透を図る中国を念頭に、海外の敵対勢力による政治的干渉の防止を目的とする反浸透法を施行した。
同法は、台湾の個人や団体が敵対勢力の指示や委託、資金援助を受け、総統選などで特定の候補を支援することや、政治献金、軍事外交対中事務に関するロビー活動を禁止し、違反した場合、罰金や懲役刑が科すとしている。
2020.01.12
Focus 台湾
立法委員選、与党・民進党が単独過半数維持 台北市長の新党躍進
<2002-011201>
台湾で11日に総統選と同時に立法委員(国会議員)選が実施され、民進党が113議席中、単独過半数の61議席を獲得した。 国民党は38議席だった。
小選挙区では全73議席中、民進党の候補が46議席を制した。 2018年11月の統一地方選で大勝した国民党は22議席にとどまった。
2020.01.11
Focus 台湾
台湾の総統選 現職・蔡氏が勝利宣言 再選果たす
<2002-011106>
台湾総統選挙は11日投開票され、現職の民進党蔡英文総統が再選を果たした。
蔡氏の得票数は21:05時点で805万票を超え、対抗馬の国民党の韓国瑜氏を260万票以上上回った。
2020.01.06
時事通信
中国、台湾断交のキリバス称賛 総統選直前に首脳会談
<2002-010605>
中国の習主席が6日、南太平洋の島国キリバスのマーマウ大統領と北京で会談し、昨年9月に台湾と断交し中国と国交を回復した政治判断について「歴史の正確な方向に立っており、中国は高く称賛する」と評価した。
2020.01.06
Focus 台湾
マーシャル諸島の新大統領、台湾との国交「堅く支持」
<2002-010604>
台湾と外交関係を結ぶ太平洋の島国、マーシャル諸島の新大統領にカブア氏が選出された。
台湾外交部によれば、カブア氏と面会した蕭駐マーシャル諸島大使にカブア氏は、台湾との国交を堅く支持するとの姿勢を表明した。