年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2023.08.30 08:12 中央日報(Yahoo) インド、「実効支配地域」領土と表記された中国地図の発刊に反発 <2309-083005> Times of India紙が29日、中国がインドと中国がそれぞれ実効支配している東部アルナチャルプラデシュ州と北部アクサイチン高原を自国の領土に含む公式標準地図を発刊したと報じた。 同紙は、この地図では台湾と南シナ海も中国領土と表示されているとした。 この地図は2023年4月にインドがアルナチャルプラデシュ州内の11ヵ所に対する中国の地名変更の試みを拒否してから数ヵ月後に出版された。 インドのジャイシャンカル外相は29日に、ニュースチャネルNDTVで「中国がインドの領土に対してとんでもない主張をするからといって、インド領土が中国領土になるわけではない」と中国を批判した。 2023.08.25 17:00 CNN(Yahoo) 習氏とモディ氏、国境緊張緩和の「取り組み強化」で合意 異例の対面協議 <2309-082508> インドのクワトラ外務次官が24日、インドのモディ首相と中国の習国家主席が23日に南アフリカで開催された新興5ヵ国 (BRICS) 首脳会議の場で話をし、国境係争地の緊張緩和に向けた取り組みを強化することで合意したことを明らかにした。 3年あまり前に国境地帯で衝突が発生して以降、両首脳が対面で協議するのは珍しい。 習主席は前日の22日に重要会合を理由を明らかにせず欠席していた。 2023.06.07 07:05 時事通信(Yahoo) 中印、互いに記者追放 領土問題で関係悪化 <2307-060706> 領土紛争を抱え対立する中国とインドが自国に駐在する相手国の記者を追放し合う事態となっている。 両国は取材記者のビザ発給を相互に拒否したためインドの中国人記者は既にゼロで、中国で活動するインドメディアもほぼ壊滅状態である。 Wall Street Journal紙などによると、中国には年初時点で4人のインド人記者が駐在していたが、中国当局は4月にこのうち2人が海外に出た際に、北京に戻ることを禁じた。 中国に残る2人のインド人記者のうち少なくとも1人の取材許可を取り上げられた。 かねてインド政府が中国人記者を不当に扱っていると主張してきた中国側は相応の対抗措置だとした。 これに対しインド側は5月に、新華社通信などインドに残っていた最後の中国国営メディア記者2人のビザ更新を拒否したため2人は既に出国しており、1980年代以来で初めて中国政府系の記者がインドから姿を消した。 2023.04.28 05:09 時事通信(Yahoo) 中印国防相、国境問題を協議 20年の衝突以来初 <2305-042804> インドのシン国防相と中国の李国防相が27日にニューデリーで会談し、緊張が続く国境地帯の問題について協議した。 国防相会談は、中印両軍がインド北部の係争地で衝突し、死者が出た2020年6月以来初めてである。 印政府の発表によると、シン国防相は会談で「実効支配線の問題は、両国間の協定と約束に従い解決される必要がある」と強調し、侵犯しているのは中国側との認識の下、「既存の協定への違反は両国関係の基盤を損なう」とくぎを刺した。 2023.01.27 17:49 ロイタ通信(Yahoo) インド、北部ラダックで中国軍とさらなる衝突を予想=報告書 <2302-012715> インド警察が20~22日の警察幹部会議に国境係争地が続く北部ラダック地方の警察が提出した極秘の調査報告書をロイタが入手した。 それによると、ラダック地方で中国が軍事インフラを増強していると指摘し、両軍による衝突が増えるとの認識を示した。 人民解放軍は大規模なインフラを築いており、両軍は互いの反応や火力の強さ、歩兵の動員時間を試していると分析した。 またラダックでは緩衝地帯の設置により国境がインド領内に押し込まれ、インドは徐々に形勢が不利になりつつあると指摘している。 緊張や衝突のパターンを分析すると、2013~2014年以降、2~3年ごとに激しさが増加しているとした。 ヒマラヤ西部のラダックでは2020年にインド軍と中国軍が衝突し少なくとも24人の兵士が死亡している。 2023.01.04 Jane's Defence Weekly India scrambles fighters in response to Chinese tensions <2303-010405> インド空軍は過去数週間、北部国境で度々中国のUAVがインド方向に向かってきたのでSu-30MKIを緊急発進させている。
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