(Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo)
2020.12.20
東京新聞
中印小競り合いから半年、国境で両軍にらみ合い越年へ
<2101-122002>
・標高5,000m、氷点下40度、5万人が対峙
・45年ぶり死者出る衝突、進展ない高官協議
・小国ブータンとの国境付近にも中国の集落
2020.11.23
共同通信
中国、ブータン領内に集落建設か 衛星写真でインド民放報道
<2012-112302>
インド民放のNDTVが衛星写真を根拠に22日、中国がブータンの領内に9km入った地点まで道路を造成は途中に集落も建設したと報じた。 現場は3ヵ国の国境地帯で、2017年に中国軍とインド軍がにらみ合ったドクラム高地の一角から東に10km以内という。
ただブータンの駐インド大使はNDTVに対し、ブータンに中国の集落は存在しないと述べたという。
2020.11.11
Jane's Defence Weekly
Chinese private companies showcase equipment for potential use in Tibet
<2101-111114>
中国国営CCTVが10月30日に、20社以上の民間中小企業が10月下旬にPLA陸軍チベット軍管区で国境防衛及び高高度作戦用UAVの展示を行ったと報じた。
CCTVは殊海のZiyan UAV社製Blowfish A2、成都のJouav社製CW-10、CW-25など数種類の飛行を放映した。
2020.11.04
Jane's Defence Weekly
PLAGF's PHL-03 MRL armed with longer-range guided rocket, say Chinese media
<2012-110416>
中国CCTVが10月20日、チベット軍管区のPLA陸軍がPHL-03 MRLの長射程精度向上型の射撃を高地で行い、複数の小型標的に命中させたと報じた。
名称を公開していない射程延伸型のPHL-03 MRLは8×8車に射程を従来より30km延びて160kmとした300mmロケット弾を12発搭載している。
CCTVはまた中国型のBM-21 Grad 122mm MRLを新型の4×4車に搭載したMRLも紹介し、同じくチベット軍管区に配備されていると報じた。
2020.10.20
Jane's 360
PLAGF's PHL-03 MRL armed with new, longer-range guided rocket, says Chinese state media
<2011-102006>
中国国営CCTVが10月20日、長射程化し精度が向上した新型ロケット弾を装備したPHL-03 MRLがチベット軍管区に配備されていると報じた。
300mmロケット弾12発を搭載するPHL-03 MRLの射程は130kmであるが、新型は射程が30km延伸した160kmになっている。
2020.10.03
時事通信
対中国境地帯へトンネル完成 モディ首相「軍の助けに」 インド
<2011-100305>
インドのヒマチャルプラデシュ州で3日、国境地帯への通年のアクセスを容易にする山岳トンネルが開通した。 モディ首相は開通式で、国境地帯のインフラ整備は、住民だけでなく軍の助けにもなると意義を強調した。
全長9kmのトンネルはヒマラヤ山脈沿いの標高3,000mの高地に建設され、開通により45km短縮され国境地帯への軍部隊や物資の移動が容易になった。
周辺は例年、大雪によって1年のうち半年近い期間、道路の通行が困難となっていた。
2020.09.23
Jane's Defence Weekly
India's Light Utility Helicopter completes high-altitude trials in the Himalayas
<2011-092311>
インドHAL社が9月9日、同社のLUHがヒマラヤのLehで高温な高地での10日間の試験を完了し、対応能力を実証したと発表した。 試験は海抜3,300m、気温32゚Cの状況下で行われた。
3.15tのLUHは既に陸軍が133機、空軍が64機、合わせて197機が装備されている。
【註】
空気密度が飛行性能に大きな影響を与えるヘリコプタは高高度が苦手で、更に空気密度が下がる高温下では飛行性能が大きく制約されるため、中印国境が緊迫する中、高気温高高度での飛行試験に成功した意義は大きい。
2020.09.20
AFP=時事
インド、ヒマラヤにトンネル建設 係争地で中国に対抗
<2010-092003>
インドが、中国との係争地があるヒマラヤ山脈でトンネル建設工事の最終段階を迎えており、完成すれば中国との国境に移動するまでの時間が大幅に短縮される。
インドのインフラ強化計画には、道路や橋のみならず、高地のヘリパッドや、軍民共用の仮設滑走路の建設も含まれており、一番の目玉は、Himachal Pradesh州で$400Mをかけて建設中のトンネルで、これにより地滑りが多く冬は雪に覆われる50kmの道のりを徒歩で4時間かけて移動する必要がなくなる。 今月下旬からはこのトンネルによりわずか10分で済むようになる。
2020.09.17
ロイタ通信
中国軍との対立続くインド東部ラダック、冬を前に大量の物資搬入
<2010-091702>
中国とインドがにらみ合いを続けるラダック地方のインド軍駐屯地には、ヒマラヤ地方の厳しい冬に備え、大量の武器や装備品、燃料、越冬用の物資や食料などの補給物資の搬入が急ピッチで進められている。
中国との対立が続くインドにとってラダックは最前線基地で、ヒマラヤ地方に厳しい冬が訪れるのを前に、駐留する数千名の兵士への物資が滞らないよう態勢を整えている。
2020.09.16
Jane's Defence Weekly
India orders six regiments of Pinaka MRLs
<2011-091611>
インド国防省が国内2社に、Pinaka Mk Ⅰ MRL 6個連隊分をINR25.8B ($353.5M) で発注した。
納入されるのは自動整地装置付きの発射機114両と指揮所装置45機で、合わせて330両の車両はINR8.42Bになる。 発射されるロケットの射程は38~40kmと見られ、12発を44秒で発射する。
PIB通信によると6個連隊分の納入は2024年に完了し、殆どか北部及び東部の(註:中国との)国境に配備される。
2020.09.15
ロイタ通信
中国、「印との国境係争地でケーブル敷設」報道を否定
<2010-091505>
中国外務省報道官が15日の記者会見で、中国軍がインドとの国境の係争地で光ファイバーケーブルを敷設しているとの報道を否定した。
2020.09.15
ロイタ通信
中国、国境係争地帯で光ケーブル敷設 通信網増強=インド政府筋
<2010-091504>
インド政府当局者2人が、中国軍がインド国境の係争地帯で光ファイバーケーブル網を敷設していることを明らかにした。 インド政府高官によると、通信ケーブルはラダック地方にあるパンゴン湖の南で最近確認された。 こうしたケーブルは前線部隊と後方基地をつなぐ安全な通信手段を提供する。
両国の外相は先週、ヒマラヤの係争地での緊張を緩和することで合意したが、通信網の敷設は中国が長期戦に備えている可能性を示唆している。
2020.09.08
ロイタ通信
インド、国境の威嚇射撃は中国側によるものと反論
<2010-090804>
インド軍が8日に声明で、中印国境地帯で合意に反して威嚇射撃を行ったとする中国側の主張に反論し、空中に向けて発砲したのは中国側だと非難した。
声明によると、中国軍兵士がインド軍の前線に接近しようと試みインド部隊に遭遇した際、空中に向けて数回発砲したという。
2020.09.08
ロイタ通信
中印国境地帯でインド軍が威嚇射撃、中国が非難
<2010-090803>
中国軍が8日朝、インド側が7日に国境地帯で二国間協定に反して空中に向けて威嚇射撃を行ったと非難する声明を出した。
中国側によると、国境警備隊が事態鎮静化のための「対応」を行ったというが、どのような対応を行ったのか、あるいは中国側も威嚇射撃で応じたのかは明らかにしていない。
2020.09.07
AFP=時事
中国軍が係争地で5人「拉致」か、インドがホットラインで警告
<2010-090705>
インドの閣僚が6日、国境係争地でインド人5人が中国人民解放軍に拉致されたとされ、インド軍はホットラインで中国に警告したことを明らかにした。
2020.09.07
毎日新聞
中印にらみ合い長期化 「両軍10万人配置」報道も 国境地帯
<2010-090702>
5月に始まったインド軍と中国軍による係争地域でのにらみ合いが長期化しており、両軍は7月に部隊を段階的に撤収させることで合意が、インドメディアによると、合意後も両軍は自国の実効支配地域に侵入されたと非難し合って部隊や装備を増強している。
インド軍関係者によると、中国軍はガルワン渓谷を含む複数の場所では1~2km後退したが、場所によっては全く撤収の気配を見せておらず、更に戦術的な要衝であるパンゴン湖周辺などで新たな構造物を建設しているという。
インドメディアによると、両軍は現在、係争地域に合わせて10万名を配置して緊張が続いている。
2020.09.02
テレ朝 News
中国、チベット高原で軍事訓練 インドに圧力か
<2010-090213>
中国軍がチベット高原の標高4,500mを超える地域での訓練の映像を公開した。 昼夜間にわたる訓練を行ったとしている。
中国は5月からインドと衝突を繰り返していて、チベットでの訓練の映像を公開することでインド側を牽制する狙いがあるとみられる。 両国は1日も相手が実効支配線を越えて挑発行為を行ったと非難し合った。
2020.09.02
News Week
中印紛争再燃:中国「多大な損害負わせる」とインドに警告
<2010-090212>
中国国営メディアが、人民解放軍がインド軍部隊に深刻な損害を与え得ると警告した。
これは、中印両国間の国境紛争が8月29日からの週末にかけて再燃したことを受けたもので、両国とも相手国が実効支配線を越えて不法侵入したと非難している。
2020.09.02
ロイタ通信
インド軍、北東部の中国国境へ部隊移動 紛争拡大の可能性
<2010-090210>
インド政府当局者が、北西部ラダック地方で中国との国境紛争が始まった6月以降に、同じく中国と国境を接する北東部アルナーチャルプラデーシュ州アンジョー東部に部隊を移動させたことを明らかにした。 同地域もインドと中国が領有権を巡って争っており、両国の対立が一段と深まる可能性がある。 ただ今のところインドの政府と軍の関係者は直ちに衝突が起きることはないとの認識を示している。
2020.09.02
AFP=時事
インド特殊部隊のチベット兵死亡、国境係争地で中国と衝突
<2010-090207>
チベット亡命政府が1日、インド軍の特殊部隊に所属するチベット出身の兵士が、ヒマラヤ地域にある中国との係争地で殺害されたことを明らかにした。 国境地帯では過去48時間で衝突が2件発生していたが、死者が報告されたのはこれが初めてである。
少なくともインド兵20名が死亡した6月の衝突からわずか2ヵ月余り経ったが、両国の緊張は再び高まっている。
2020.09.02
ロイタ通信
インド、係争地で中国軍が「挑発行為」と非難
<2010-090203>
インド外務省が1日、中国軍が両国国境の係争地で挑発行為を行ったと非難する声明を発表した。
インド当局者が、インド軍は中国が週末にラダックの国境沿いで侵入を試みたとして、部隊を実効支配線のインド側にある4箇所の丘陵に配置したと述べた。 また、中国の兵士らは軍の車両に援護され、インドの兵士に接近、口論が起きたが、衝突には至らなかったという。
2020.08.31
ロイタ通信
インド軍、係争地で「中国軍の挑発行為を阻止」 中国は否定
<2009-083103>
インド軍が31日、中国人民解放軍が国境の係争地で現行の態勢を変えようとしたが、未然に防いだと表明した。 インド軍関係者が匿名を条件にロイタに明らかにしたところによると、衝突には至らなかった。
インド軍は声明で、中国軍が8月29~30日の夜にかけてラダック地方の対立を巡る取り決めに違反し、挑発的な軍事活動を行ったため、インド軍が現場の事実を一方的に変更しようとする中国軍の試みを阻止したと述べた。
2020.08.26
Jane's Defence Weekly
India preparing over 25,000 additional troops for winter deployment along LoAC
<2010-082603>
インド陸軍が冬季に備えて、ヒマラヤのLoAC付近に25,000名以上の追加派兵を行う準備をしている。
Ladakh地区には現在陸軍第14軍団の80,000名が駐屯している。
2020.08.19
Jane's Defence Weekly
New Chinese 4×4 SPH appears in PLAGF service in Tibet
<2010-081906>
中国CCTVが8月10日、陸軍チベット軍管区に配備している4×4車搭載の自走砲 (SPH) を放映した。 Global TimesによるとこのSPHは122mm砲を搭載しているという。
このSPHは標高4,600m以上のヒマラヤ山中に配置されている混成旅団が装備しているという。
このSPHは2016年の殊海航空展にNORINCO社のChina South部が展示したSH4 122mm SPHのようである。
2020.08.19
News Week
中国ステルス機2機が中印国境に到着、空中戦準備の可能性も
<2009-081906>
中印国境をめぐる対立が4ヵ月目に入る中、商業衛星画像から中国空軍のJ-20 2機が新疆ウイグル自治区のホータン空軍基地に駐機しているのが確認された。 ホータンは、中印国境のラダックから320kmほどしか離れていない。
一方インド空軍は7月末に、新たにフランスから導入したRafale戦闘機のうち5機を、ラダックから885km離れたアンバーラー空軍基地に配備している。
2020.08.14
讀賣新聞
中国軍、インド側カシミールに「兵士滞在用の小屋」建造か
<2009-081403>
民間衛星が7月29日に撮影した衛星画像から、カシミール地方のインド側支配域で複数の建造物が設置されていることがわかったが、インド国防省幹部は中国軍が設置したと主張している。 衛星画像ではパンゴン湖北岸の道路沿いに赤や青の建造物が点在している。
Indian Today誌によると、白い建造物は12戸あり、兵士が滞在するプレハブ小屋だと見られ、また桟橋付近には中国軍の青いボート約10隻が係留されているという。
2020.08.12
Jane's Defence Weekly
PLAGF in Tibet gets new 8×8 trucks
<2010-081207>
中国国営CCTV7が7月28日、陝西汽車集団製の8×8重トラックを装備した中国地上軍チベット軍管区の部隊を放映した。
2020.08.12
Jane's 360
India operationally deploys two LCH prototypes near disputed border with China
<2009-081204>
インド国営HAL社が国内で設計した軽戦闘ヘリLCH 2機が、5月上旬から中国軍との紛争が続いているヒマラヤ・ラダク地方の実効支配線 (LoAC) 近くで空軍に配備された。 LCHは高度4,000m以上での運用を想定しており、配備前には高高度における攻撃を模擬した試験を実施している。
HAL社は2月に、年末までに15機の限定生産を開始しており、10機は空軍、5機は陸軍に納入される。 陸軍は114機、空軍は65機の配備を計画している。
LCHは500kgの搭載能力を持ち、作戦航続距離550km、実用上昇限度6,500mの性能を持っている。
2020.08.05
Jane's Defence Weekly
Firstn five of 36 Rafale fighter aircraft arrive in India
<2010-080503>
インド空軍が2016年末にDassault社に36機発注したRafaleの最初の5機が、7月29日にインド軍パイロットが操縦してインド北部のAmbala航空基地に着陸した。 この5機は8月末までに同基地の第17 Golden Arrow飛行隊に配備される。 同飛行隊が配備する残りの13機も2~3ヶ月以内に到着する。
2020.07.30
Broomberg
インド、兵士3万5000人を追加配備へ-国境沿いの中国との係争地に
<2008-073004>
インドがヒマラヤ山脈の国境沿いにある中国との係争地に、35,000名を追加配置する準備を進めている。
複数のインド高官がメディアへの発言に関する規則を理由に匿名で語ったところによると、追加配備が実現すれば全長3,488kmに及ぶ実効支配線 (LoAC) 沿いの状況が変わるほか、すでに逼迫している国防予算の節約を迫られるという。
2020.07.29
Jane's Defence Weekly
India to acquire lightweight AFVs to deploy in Himalayas
<2009-072908>
インドが7月20日、ヒマラヤの実効支配線 (LoAC) での緊張の高まりから軽戦車100両と装輪直接照準戦闘車200両の調達を決めた。 軽戦車は全長7.8m、全高2.8m、重量22tで105mmまたは120mm砲を装備する。
これに対して中国軍はType 15戦車をLoAC沿いに配備しているとみられている。
2020.07.26
時事通信
中国、ブータン東部の領有主張 新たな争点化、インドけん制
<2008-072602>
中国がブータン東部の領有権を主張し反発を招いている。 中国外務省は今月21日、ブータン東部、中部、西部いずれも長らく未画定の係争地があると述べた。 国交がない両国は2016年まで国境画定交渉を24回重ねているが、ブータン側によれば東部が議題に上ったことはなかった。
中国による新たな争点化は、ブータンと結び付きが強く、対中国境紛争が再燃しているインドを牽制する狙いもあるとみられる。
2020.07.13
讀賣新聞
中国、ブータンで新たな領有権主張…インドに揺さぶりか
<2008-071304>
中国が6月以降、ブータン東部の領有権を新たに主張しているため、ブータンとその後ろ盾のインドは激しく反発している。 中国が領有権を主張し始めたのは、途上国の環境保護を支援する国際基金「地球環境ファシリティー」の席上で、ブータンが助成を申請した同国東部「サクテン野生生物保護区」について、中国代表が保護区は中国とブータンの国境画定協議で議題になっている紛争地域だとして異議を訴えた。 これに対し南アジア諸国代表は、保護区はブータン固有の領土であり過去に中国側が領有権を主張したことはないと反論した。
中国とブータンは国交がなく、両国間の国境画定協議は1984年から24回行ったが未画定のままである。 一連の協議で中国側が主張したのはブータン西部のドクラム地域と中部の領有権だけで、保護区のある東部については提起したことがないという。
2020.07.08
Jane's Defence Weekly
India deploys additional equipment to LoAC
<2009-070805>
インド政府筋が6月28日、中印の実効支配線 (LoAC) に近いLadakh州に陸軍と空軍が数個中隊のSAM部隊を派遣していることを明らかにした。 派遣されたSAMは国産のAkash、イスラエル製Spyder、ソ連製OSA-AKMでLoACの内側10~20kmに展開しているという。
この補から陸軍はM777及びFH-77B榴弾砲や、2016年以来この付近に派遣されている2個連隊のT-72M1 MBT も展開しているほか、T-90M MBT 45両程度からなる1個連隊も空輸されている。
2020.07.06
ロイタ通信
中国軍、インドとの国境係争地から撤退開始=インド政府筋
<2008-070605>
インド政府筋は、中国軍が6日にインドとの国境係争地から撤退し始めたと明かした。 政府筋によると、中国軍は係争地近くのガルワン渓谷に設置されたテントなどを解体し、他の国境係争2地域からも車両が撤退したという。
両国は6月に軍事衝突しインド兵20名が死亡したが、中国側は被害状況を依然として明らかにしていない。
2020.07.05
時事通信
印首相、中国対応に腐心 国境問題でバランス考慮
<2008-070502>
インド北部ラダックの対中国境地帯で6月中旬にインド軍と中国人民解放軍が衝突し、インド兵20名が死亡した事件を受け、モディ首相が対応に苦慮している。 米国に次ぐ貿易相手国の中国に対し強硬な措置は取りにくい一方、国内で反中感情が高まる中、対応を誤れば国民の支持を失いかねない。
中国は、アジアインフラ投資銀行 (AIIB) を通じインドへの投資を実施している。 今回の衝突直後の6月17日にもCOVID-19対策として$750Mの融資を発表しており、インドにとって中国は経済的に不可欠の存在になっている。
2020.07.01
Jane's Defence Weekly
India, China agree to 'disengage' armies from several positions along sisputed border
<2009-070104>
ヒマラヤの実効支配線 (LoAC) を挟んで5月上旬以来緊張を高めている中印が、対立している5ヵ所について6月22日を持って部隊を撤退させることで合意した。
2020.06.25
ロイタ通信
中国が新たな構造物、インドとの衝突現場付近で 衛星写真が示唆
<2007-062504>
中国とインドの国境付近における両軍の衝突を巡り、ヒマラヤ山脈西部の衝突現場近くで中国が新たな構造物を建設したとみられることが衛星写真で判明した。衝突再燃の懸念が強まりそうだ。
インド兵20名が死亡したガルワン渓谷での15日の衝突を受け、インドと中国の軍司令官は22日、係争地に沿った複数の場所から対峙する軍を撤退させることで合意したが、衝突1週間後の22日に撮影した衛星写真ではガルワン川の河岸段丘に、中国の新たな構造物が増えている様子が見て取れる。 インドは構造物ができた地域について、実効支配線 (LAC) の自国側に当たるとしている。
一方中国はガルワン渓谷全体が自国領だとし、インド軍が衝突を誘発していると非難している。
2020.06.25
AFP=時事
中国が係争地の一部確保か、インドが軍事行動活発化
<2007-062503>
インド軍筋によると、ガルワン渓谷で6月15日に発生し過去53年で最も多くの死者を出した印中両軍の衝突の後、中国軍は同渓谷の出入り口にある数平方キロの領域を確保し続けているという。 これを受けて、インド軍が24日に現地に軍用機を飛ばすなどして軍事行動を活発化させ力を誇示している。
2020.06.24
Jane's Defence Weekly
Twenty IA soldiers killed deadliest border clash with PLA since 1975
<2008-062401>
インド軍と中国軍が標高4,419mのヒマラヤGalwan峡谷で6月15~16日の夜に戦闘を交え、インド軍の20名が死亡した。
16日の第1報ではインド軍歩兵大隊の大隊長を含む3名が死亡したとされていた。
2020.06.23
東亞日報
インド、中国との国境地帯での「銃使用許可」
<2007-062307>
Times of Indiaなどのインドメディアが22日、インドのシン国防相が21日に中国との国境地帯での銃の使用を禁止する交戦規則を改正する方針を固めたと報じた。 両国は、国境地帯での偶発的な衝突が戦争に拡大することを防ぐために、1996年と2005年の合意により中国との国境地帯2km以内で兵士が銃や爆発物を携帯することはできなかった。
このため、両国軍はこれまで銃の代わりに拳や石、棒など原始的な手段を使ってきたが、インド側は最近、中国軍がクギの打ち込まれた棒を使うなど、以前とは比較できないほど危険な武器を使ったと主張している。
2020.06.20
日経新聞
インド首相、中国けん制 「軍は必要な措置取る」
<2007-062002>
インドのモディ首相が19日、北部ラダック地方の中国との係争地域で両国軍が衝突しインド兵20名が死亡したことに関し「国民は傷つき、中国の行動に憤っている。 軍に必要な措置を取る自由が与えられ、インドの立場を中国に明確に伝えた」と中国をけん制した。
2020.06.19
ロイタ通信
中国軍、インド軍との衝突前に活動活発化 衛星写真が示唆
<2007-061904>
中印国境付近における両軍の衝突を巡り、中国軍が衝突までの数日間に機械類を持ち込んだり、ヒマラヤ山脈の山腹に道路を啓開したりしていたほか、川を堰き止めた可能性もあることが、衛星写真によって示唆されている。
衛星写真は地球の画像を手掛ける企業Planet Labsが衝突翌日の16日に撮影したもので、ロイタが入手した写真によると、1週間前と比べ衝突の起きたガルワン渓谷で活動が活発化した様子が見て取れる。 樹木のない山沿いとガルワン川の中に機械類が設置されているのが見られる。
2020.06.16
ロイタ通信
中印国境の係争地で軍衝突、インド兵士20人が死亡
<2007-061611>
インド軍が16日、数週間前から中国軍とにらみ合いが続いていた国境付近で衝突が起き、兵士20名が死亡したと発表した。 インド軍によると衝突が起きたのは15日夜で、両国の係争地域であるラダック地方のガルワン渓谷である。
中国外務省もインド側と衝突があったことを認めたが、中国軍側の被害は明らかにしていない。 インド政府筋は、交戦では鉄の棒や石が使われ、銃は使用されなかったと明かした。
2020.06.16
産経新聞
中印がカシミール地方で衝突、インド軍3人死亡 45年ぶりの死者
<2007-061609>
インド軍が16日、カシミール地方の係争地で中国軍とインド軍による衝突が発生し、インド軍の3名が死亡したと明らかにした。
インド軍の発表によると、衝突があったのは15日夜で、インド軍の将校1名、兵士2名が死亡し、中国側にも負傷者が出たという。 衝突の経緯は不明で、武器が使用されたかなど詳細は分かっていない。 インド軍は双方の間に発砲はなかったとしており、両軍の高官は状況を沈静化するために話し合いを行っていると話している。
インド・メディアによると、双方の衝突で死者が出るのは1975年以来45年ぶりで、中印両国の緊張が高まる可能性がある。
2020.06.10
Jane's Defence Weekly
China deploys tanks, artillery to back PLA standoff with India along disputed border
<2008-061002>
Maxar Technologies社の5月22日に撮影した衛星写真に、中国軍が,4,057kmに及ぶインドと対峙する実効支配線 (LoAC) 沿いで兵力を増強しているのが写っていた。
現地はLoACから2km程中国が実効支配しているAksai Chin地区に入った場所で、少なくとも10両の戦車と12門の牽引砲が写っている。 戦車は整列駐車状態であるが、牽引砲は砲列に展開し、LoACから3kmインド側にあるインド軍の拠点2ヵ所に狙いを定めている。 更にLoACから5km中国の2ヵ所には車両と天幕が見て取れる。
一方インド筋によると、インド軍は3,000~5,000名の部隊とT-72M1 MBT 100両、APC 50両を増強している。 インド陸軍は2016年にLoAC近傍にT-72M1 130両の配備を開始している。
2020.06.07
時事通信
中国・インド軍のにらみ合い、両軍司令官が「平和的解決」で合意
<2007-060703>
インド政府が7日、インドと中国が国境付近で5月に緊張を高める小競り合いが発生したことを受けて、両国の軍司令官によるハイレベル協議を実施し、平和的に解決することで合意したことを明らかにした。
中印両国の間ではここ数週間、正確には確定していない3,500kmにおよぶ国境をめぐって緊張が高まっていた。
2020.06.06
News
ポストセブン中印軍1万人が印東北部でにらみ合い 中国挑発の背景は
<2007-060603>
Broomberg通信が、中印軍がインド東北部のラダック地域の国境を挟んで対峙しており、軍事衝突の緊張が高まっていると報じた。 中国軍は5月下旬の段階で、ラダック地域の中国国境に5,000名と装甲車両を配置し砲兵部隊も増強しており、インド側も国境に軍を集結させており、両軍で10,000名が対峙している。
インド側は外交的な努力を続ける意向だが、中国軍は多数の軍用車両や最新鋭兵器を現地に投入して軍事的にインドを挑発しており、折から欧米から批判を浴びている香港問題に関する関心を逸らす意図も働いているとの指摘もある。
2020.06.03
Jane's Defence Weekly
Tensions between New Delhi and Beijig heighten along Line of Actual Control
<2008-060302>
中印国境の山岳地帯で緊張が高まっており、インド国防省が5月25日に中国軍が全長4,057kmに及ぶ実効支配線 (LoAC) の数ヶ所で侵入してきたと発表した。
5月上旬にはLadakh州東部の3~4kmにわたる4ヵ所で、3,000~5,000名の中国軍が徐々に侵入し、全長134kmに及ぶPangone湖北岸の標高5,000mにあるGalwan渓谷とGogran山の第5ピークと第8ピークに拠点を構築したという。
2020.05.30
毎日新聞
中国インド実効支配線付近で両軍殴り合い、投石 武器使わず深刻化避ける
<2006-053001>
インドメディアによると、インド北部の連邦直轄地ラダックのパンゴン湖近くで5日、インドが進める道路建設を巡って両軍兵士250名による殴り合いが発生し負傷者が出た。
双方が兵士5,000名を増派したが、両国は実効支配線付近で警備する兵士同士が衝突しても武器を使わないなど、本格的な戦闘を避けるための対策を講じており、対話を通じた事態打開の道を探っているとみられる。
9日にはインド北東部シッキム州の両国の国境でも兵士による殴り合いが起きたが、両軍兵士による殴り合いなどはこれまでも度々発生してきた。
核保有国の両国は、領土問題で緊張が過度に高まることは望んでおらず1993年、1996年、2013年の計3回、国境防衛に関する合意を結び、本格的な戦闘を避ける対策を講じてきた。
2020.05.28
東京新聞
中国とインドが国境でにらみ合い ラダック地方、双方が兵士増強か
<2006-052803>
インドメディアが28日までに、北部のラダック地方と中国の係争地域で両軍兵士がにらみ合いを続けていると報じた。 それによると、にらみ合いは両国の実効支配線があるパンゴン・ツォ湖周辺のほか数ヵ所で発生し、5日には湖周辺でインドの道路建設を巡り両軍兵士の小競り合いが起きて双方の100名以上が負傷した。
その後、湖周辺も含め数ヵ所で中国軍が兵士を増強し、インド軍も対抗し同数を配置したという。 両軍が5,000~6,000名を増強したとの報道もある。
2020.05.10
時事通信
中印両軍、国境で殴り合い
<2006-051001>
インド国防省が10日、北東部シッキム州の中国との国境で、小規模な衝突が発生したと発表した。
国防省は詳細を明らかにしていないが、インド紙によると騒ぎが起きたのは9日で、両軍総勢150人の殴り合いになり、軍関係者は同紙に、インド軍4人、中国軍7人が負傷したと語った。
2020.02.05
Jane's Defence Weekly
Chinese armoured units conduct high-altitude drills with unmanned systems
<2004-020505>
中国CCTVが最近、2019年8月に海抜4,20mの青海チベット高原で陸軍機甲部隊とロボット兵器が行った演習の模様を報じた。
この番組では、Type 99A MBTを装備した第76合成旅団がロボット共に行動し射撃を行う様子が放映された。
2020.01.28
Jane's 360
Chinese armoured units conducts high-altitude drills with unmanned systems
<2002-012803>
中国CCTVが、2019年8月に標高4,200mの青海チベット高原一帯でType 99A MBTを装備した機甲部隊がロボットと共に演習を行った状況を報じた。
演習に参加したのはかつて第21群と呼ばれていた第76合成 (synthetic) 旅団で、MBTを中核とした有無人チーム (MUM-T) を編成して数日間にわたり実施した。