「インド国境近くにトンネル完成、部隊の迅速な展開可能に―中国」
「中国、世界最高峰エベレスト近くに空港建設へ―インド紙」
「中国は『ネットの厄介者』『共通の敵』=米印が協力強化で一致―米紙」
「国境近くでの中国の空港等建設に強い警戒感、『明らかに軍事目的』―インド研究機関」
2010.12.20
Yahoo
Searchina 記事
<1101-122001>
インドのアルナーチャル・プラデーシュ州に隣接するチベット墨脱県で、中国軍工兵隊によりトン
ネルが貫通した。 これにより、同県に至る自動車道路『墨脱公路』がまもなく完成し、同地区への中国軍の展開が容
易になった。 中国は、同州がインドにより不法占拠されていると主張している。
一方、インド側も同地区に通じる73本の道路工事を進めていて、2013年には工事を終える予定で、双方とも、国境防
衛の生命線ともいえる輸送路の確保に力を入れている。
2010.11.29
Searchina
インドが国境紛争地帯に兵力増強、中国怒り『背信行為だ』
<1012-112904>
インドは29日から30日にかけて中国と国境問題について意見交換を行う一方、中国と領有
権で係争しているアルナチャール・プラデーシュ州の偵察兵部隊を増強しているとして、中国では怒りを示す報道が増えはじめた。
インドは同地域で5,000名規模の偵察兵部隊を組織し、22日には同地帯に2個師団の派遣を宣言した。
2010.11.24
Record China
中国・ミャンマーを結ぶ高速鉄道、2ヵ月以内に着工の見通し―...
<1012-112406>
23日付けの香港紙によると、中国雲南省昆明とミャンマのヤンゴンを結ぶ高速鉄道が2ヵ月以内に
着工され、完成後は中国と東南アジアを結ぶ高速鉄道網の基幹路線となることが期待される。
中国にとって中東から石油を運ぶ際にマラッカ海峡を通過せざるを得ないという苦境も打破できる。
2010.11.24
Searchina
インドがチベット南側に偵察隊5,000人―中国
<1012-112405>
中国青年報などが、インド軍は両国国境紛争の調停会議を目前に控え、また、インドのシン首相が両国国交樹立60周年を記念して温家宝首相をインドに招待して2週間
も経たない今月11日、チベットの南側にあたるアルナチャルプラデシュ州の国境地域に、5,000名のアルナチャル偵察隊
を新設し配置したと報じた。
インド側はこれまでアルナチャルという地名を出すことを意識的に控えていたが、この地名をつけた部隊が今回初めて誕生した。
2010.11.12
Searchina
インド前国防相が中国脅威論、『中国から攻撃受ける恐れ』
<1012-111202>
インドの前国防相が、中国が近い将来にインドに攻撃をしかけるとの情報を入手したと発言し、中
国脅威論を唱えている。 米 Defense News 紙によれば、インドのサマジワディ党の党首で前国防相のヤーダヴ氏が9日に議会下院で、中国の脅威に対して警戒す
るようインド政府に対し呼びかけた。
ヤーダヴ党首は、広大なインド領が依然中国によって占領されたままで、さらに、インドのアルナーチャル・プラデーシュ州、ヒマーチャル・プラデーシュ州などの
領有権を主張しているため、中国の攻撃を最も受けやすいと警告した。
2010.10.24
Record China
中国・タイを結ぶ高速鉄道建設へ、5年以内に完成の見通し―中国メディア
<1011-102401>
中国とタイは10月22日に、ラオスを経由する両国間の高速鉄道建設に合意した。 明確な
建設日程は発表されていないが、中国政府はすでにプロジェクトへの融資を始めたという。
5年以内の完工を目指すというが、タイ閣僚は中国側はより楽観的で、順調ならば3年以内に完成すると発言している。
2010.10.13
Jane's Defence Weekly
India to upgrade Chinese border airstrip
<1011-101304>
インドが、チベットにおける中国の軍備増強に対抗して、中印実効支配線から23km南方の Nyyoma にある前方降着場
(ALG) を Su-30MKI を展開できるように改修している。 Nyyoma ALG は
標高4,053mの高地にある。
2010.09.28
Record China
チベット鉄道がネパール国境沿いまで延伸、インドが影響力低下を懸念―中国メディア
<1010-092802>
9月26日に中国がラサとネパール国境沿いのシガツェを結ぶ『拉日鉄道』に着工した。 拉日鉄道は青海チベット鉄
道の延長線で、インドメディアは、これにより中国とネパールのエネルギ交流はさらに緊密化してインドのネパールへの影響力は確実に弱まるとの懸念を示している。
26日付のヒンダスタン・タイムズは、中国が近年、チベットやウイグルの交通インフラ整備に力を入れているのは、有事の際に武器や部隊を
迅速に投入できるようにするためと報じ、また27日付ザ・タイムズ・オブ・インディアは、今回の青海チベット鉄道延伸で中国のネパールに対する影響
力は格段に強まり、インドの怒りを倍増させたと指摘している。
2010.09.01
Jane's Defence Weekly
Insia respons to Chinese missile moves
<1010-090114>
米国防総省が報告書のなかで、中国が DF-21 (CSS-5) を中印国境地域に移動させたとのしたのを受け、インドが射程2,000〜2,200km
の Agni U 及び350kmの Prithvi V を、北方の国境近くに配備する準備を進めている。
2010.08.27
Yahoo
ロイタ通信記事
「インドが中国との軍事交流を中止、軍幹部へのビザ発給拒否受け」<1009-082701>
中国がインドのカシミール地方の軍幹部に対するビザの発給を拒否したことを受け、インド政府は中国との
軍事交流を中止した。
インド政府は、軍幹部による中国訪問はなくなったとしている。
2010.08.04
Record China
インドがヒマラヤ山脈の難所でトンネル建設=中国への軍事的対抗が目的―米紙
<1009-080402>
1日付けのニューヨークタイムズ紙が、ヒマラヤ山脈ロタン峠でインドがトンネル建設に着工したと報じた。 同紙は
、トンネル建設が青海チベット鉄道を開通させた中国に対抗する意味を持つとしている。 工事は今年6月に着工し5年以内に完成する予定で、ト
ンネル建設のほかにも空港までの道路や軍の哨戒所、これまで未整備だった道路の修復を進めているという。
峠を通る道は中印国境の要路で、トンネル建設には重要な戦略的意義がある。 インド軍が国境部に配備される際に
は必ず通過しなければならないが、冬期には6ヵ月にわたり閉鎖されるなど、軍事行動の足かせとなってきた。
2010.05.15
China Record
サイバー攻撃に実効支配線侵犯、相次ぐ中国の挑発行為―インド紙
<1006-051501>
インド紙 The Times of India が11日、中国が現実の国境とネットの双方で、侵犯を相次いで行っているとする『中国
軍の侵犯が頻繁に』と題した記事を掲載した。
チベットに隣接するインドのラダック地方では今年に入ってから中国による侵犯が急増し、前年比で27〜52%もの増加
していて、パンゴンツォ湖の北部、南部は中国が支配下に置き、巡察隊が徒歩や車、船などでインド実効支配地域に侵入
している。
2010.04.13
Yahoo
Record China 記事
<1005-041301>
11日付インド紙によると、中国がエベレスト近くに空港を建設している。 中国政府が空港建設を計画している場所は、中国とネパールを結ぶ
高速道路が通るチベット自治区シガツェ地区で、すでに昨年4月に着工し今年10月には完成する。
また、同紙の過去の報道によると、中国政府は2020年までにチベット自治区に60ヵ所の空港を建設する計画であるという。
2010.01.23
Yahoo
Record China 記事
<1002-012301>
22日付けのロサンゼルスタイムズが、インドを訪問したゲーツ国防長官が、中国は両国にサイバ攻撃を仕掛ける共通の敵
であるとの認識で一致したと報じた。 同紙によると、オバマ政権は一貫してインドとの関係強化に努めており、インドを中国の影響力を抑制する大きな
力だと見ている。
今回、米印両国はインターネットの安全を維持するため協力関係を強化することで一致した。
2010.01.21
Yahoo
Record China 記事
<1002-012102>
中国はチベットと内陸部を結ぶ青海チベット鉄道を2006年に開通させたほか、5ヵ所目の空港
を2011年から建設する計画であるが、これら対しインドのシンクタンクが19日に、強い警戒感を示す報告を発表した。
報告によれば、空港の建設地はいずれもインドとの国境係争地や軍事施設の近くで、観光用としているが軍事利用できることは疑う余地もない
としている。
2010.01.06
Record China
インドの兵器購入額は10年で500億ドル、中国の国防費は1年で700億ドル―インド紙
<1002-010601>
1月4日のインド紙によると、1999年のカシミール武力衝突からの10年間にインドの武器輸入額が$50Bを超えた。 インドへの武器提供国は
一位がロシアで、年間約$1.5B、二位はイスラエルで$1.0B、さらに英国、フランスと続く。
1999〜2006年までの武器輸入額を各国別でみると、$22.4Bでインドが一位、中国が二位となっている。