年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2024.12.03 20:31 共同通信(Yahoo) ロシア潜水艦が接続水域航行 与那国と西表間で初確認 <2501-120317> 統合幕僚監部が3日、ロシア海軍の潜水艦など2隻が同日、沖縄県の与那国島と西表島の間の接続水域を航行したと発表した。 ロシアの潜水艦による同海域の通過確認は初めてで、防衛省は「日本周辺で活発なロシアの活動全般について懸念を伝えている」としている。 【関連記事:2501-120219 (時事 2024.12.02)】 統幕によると、3日08:00頃に与那国島の南50kmの海域を航行する潜水艦と救難曳船を確認した。 2隻はその後、北東に進み、接続水域を通過した。 潜水艦は浮上した状態で、領海侵入などはなかった。 海自の補給艦はまなやP-3Cが警戒監視に当たった。 2024.12.01 07:01 朝日新聞(Yahoo) 「ロシア軍のオホーツク要塞、強化進む」 小泉悠氏の語る北方領土 <2501-120103> ロシアの軍事研究で知られる東京大学先端科学技術研究センターの小泉教授が11月30日、北海道主催のオンライン講座で「軍事面から見た北方領土問題」と題して講演した。 ロシア軍がオホーツク海で核ミサイル搭載の原潜を軸とする「要塞戦略」を強化していると指摘した。 北方領土は「ロシアの防衛線の最南端に位置し、核戦略と密接に結びつく場所」と警鐘を鳴らした。 2024.11.30 23:38 TBS News(Yahoo) 中ロの戦闘機・爆撃機など17機が日本海上を共同飛行 両国の飛行確認は2日連続 <2412-113019> 防衛省が、中国軍とロシア軍の爆撃機や戦闘機など合わせて17機が、11月30日に日本周辺の上空で確認されたと発表した。 防衛省は、中国とロシアの爆撃機それぞれ2機が、30日午後にかけて長時間にわたり共同で飛行したことを確認したと発表した。 合わせて4機は中国方面から飛来し、沖縄本島と宮古島の間を往復する飛行をしていたという。 この周辺の空域や日本海の上空では、これ以外にも戦闘機9機や情報収集機2機などを含む13機が確認されていて、合わせて少なくとも17機が飛行していたという。 中国とロシアによる共同飛行は29日に続いて確認されていて、一連の合同哨戒とみられ、両国の連携を強化する狙いがあるとみられる。 2024.11.29 15:00 讀賣新聞(Yahoo) 防衛装備品の無償供与「OSA」、日本がフィリピンやジブチなど4か国に50億円分 <2412-112916> 複数の日本政府関係者が、政府は価値観を共有する国に防衛装備品の無償供与などを行う「政府安全保障能力強化支援 (OSA)」について、今年度の対象国にフィリピンとインドネシア、モンゴル、ジブチを選定する方針を固めたことを明らかにした。 総額約50億円相当になる見込みで、各国の実情に応じて警戒監視や航空管制に用いるレーダなどを供与するほうしんで、近く4ヵ国と取り決めを交わす。 フィリピンは中国と南シナ海の領有権争いで対立を深めており、政府は海空での警戒監視に利用できる機材を供与する。 フィリピンは令和5年度も対象国に選ばれ、政府は沿岸監視レーダーの供与を決めている。 日本は2024年4月に日米比首脳会談を初めて開くなど、対中国を念頭に安保協力を強めている。 モンゴルには航空管制に関する機材を供与する方向で、モンゴルは国境を接する中国とロシアにエネルギー資源で過度に依存することを防ぎ、日本など「第三の隣国」との関係を発展させることを重視している。 2024.11.11 21:32 時事通信(Yahoo) ロシア原潜が宗谷海峡通過 最新型、航行を初確認 海自 <2412-111117> 統合幕僚監部が11日、ロシア海軍のYasen級原潜(註:22-N27USM/SS-N-30SLCM 24発を装備するSSGN)など4隻が、宗谷海峡を通過したと発表した。 Yasen級はロシアの最新鋭攻撃型原潜で、海上自衛隊が航行を確認したのは初めてである。 統幕によると、11日08:00頃に、宗谷岬の北東80kmのオホーツク海を西進するYASEN級原潜やUdaloy級フリゲート艦(註:Udaloy級はフリゲート艦ではなく7,570t/8,900tの駆逐艦)などロシア海軍の艦艇4隻を海自が確認した。 4隻はその後宗谷海峡を西に抜け日本海に進んだ。 同省は原潜が浮上航行していた理由などを分析している。 2024.10.23 10:39 Reuters 通信(Yahoo) ロシア軍の長距離戦略爆撃機2機が日本海の公海上を飛行、映像公開 スホイ30SM戦闘機が護衛 <2411-102309> ロシア国防省が22日、Tu-95MS 2機が日本海の公海上を飛行したとして映像を公開した。 同省によると飛行は約10時間に及び、Su-30SMが護衛にあたった。 ロシア軍を巡っては9月に、哨戒機が北海道礼文島の北方上空を3度にわたって領空侵犯したとして、自衛隊機がフレアの警告発射を行ったと日本政府が発表している。 2024.10.08 06:12 乗りものニュース(Yahoo) ロシア海軍の「最新ステルス艦」沖縄に超接近! のっぺりとした外観を自衛隊が撮影 補給艦も随伴か <2411-100807> 統合幕僚監部が2024年10月7日、対馬の東40kmの海域で、ロシア海軍のステレグシチー級フリゲート3隻とドゥブナ級補給艦の計4隻を確認したと発表し、自衛隊が撮影した写真を公開した。 その後、これらの艦艇は与那国島と西表島の間を通り太平洋へ向けて航行した。 これに対して自衛隊は、ミサイル艇おおたか、P-1、P-3により、警戒監視・情報収集を行った。 ステレグシチー級は、ロシア海軍では最新の艦艇のひとつで、ステルス性を考慮した外観が特徴で、ロシア海軍では警備艦、もしくはコルベットに区分しているが、西側ではフリゲートに分類している。 なお、与那国島と西表島の間は、2024年9月17~18日にも中国海軍の空母遼寧とType 052D駆逐艦2隻が航行している。 2024.10.07 18:59 TBS News(Yahoo) 5日・6日にロシア軍艦艇7隻が日本の海域を航行 防衛省が発表 <2411-100712> 防衛省は、5日00:00頃から6日にかけ、日本国内の海域を航行するロシア軍の艦艇7隻を確認したと発表した。 7隻のうち、4隻は5日に対馬の東40kmの海域を南西進していて、3隻は6日に礼文島の北西40kmの海域を東に航行していたところを確認したという。 いずれもすでに日本の海域を離脱しているということで、防衛省は今後も警戒監視・情報収集を行うとしている。 2024.09.25 06:00 朝日新聞(Yahoo) 「意図的な威嚇だ」 ロシア軍機領空侵犯に自衛隊内で強まる警戒感 <2410-092502> ロシア軍哨戒機Il-38が23日に礼文島の北側の日本領空を3回侵犯したことをめぐり、防衛省・自衛隊は「意図的な威嚇行為」との見方を強めているが、ロシア軍機は海中の潜水艦を捜索する訓練を実施していたとの見方も浮上している。 木原稔防衛相は24日の会見で、哨戒機が3回にわたって領空侵犯したことを指摘したうえで「挑発的な行動と考えてもおかしくないと判断している」と語った。 また3回目の侵犯時、空自戦闘機がフレアによる警告を初めて実施したことには「その警告で速やかに領空内から当該機が出ていった。適切な判断だった」とした。 2024.09.23 22:26 共同通信(Yahoo) 日本の出方探り領空侵犯か ロシア機への警告フレアは異例 <2410-092315> ロシア軍による日本周辺の哨戒飛行は定期的に行われており、領空侵犯もソ連崩壊後に何度も確認されてきたが、ロシア機が日本側から警告のフレアを発射されたのは極めて異例で、ロシア側の哨戒飛行は航空自衛隊の対応を確認するのが目的との見方があり、意図的な領空侵犯によって日本側の出方を探っていた可能性もある。 ロシアのウクライナ侵攻を非難し米欧に追随する形で対露制裁を続ける日本とロシアの関係は冷戦崩壊後で最悪レベルに落ち込んでいる。 ロシアは敵対する米国との防衛協力を深める日本の脅威を強調し、日本の防衛費の増額傾向にも懸念を表明してきた。 ロシア海軍と中国海軍は今月、合同演習「北部・連合-2024」を日本海で実施し、23日には中露の艦艇計8隻が宗谷海峡を太平洋に向けて共同航行しており、ロシア機の領空侵犯はこの合同演習と関連した日本への軍事的牽制の可能性もある。 ロシア国防省は他国から領空侵犯の指摘を受けるたびに「ロシア軍機の全ての飛行は国際基準を厳守している」と表明してきた。 今回も同様の立場を取るとみられる。 【註】 ロシア機は反復して再三領空侵犯を繰り返していることから、偶発的な操縦ミスではなく極めて意図的なものを感じる。 ロシア軍哨戒機が領空侵犯を繰り返した近くの稚内市のノシャップ岬近くには、航空自衛隊のレーダサイト(稚内分屯基地)があり、基地には北部警戒管制団第18警戒隊が所在し、2022年からそれまでのJ/FPS-2に替えてJ/FPS-7Bを装備している。 2024.09.23 19:06 時事通信(Yahoo) ロシア軍機が3度領空侵犯 空自機初めて「フレア」で警告 北海道・礼文島北方で・防衛省 <2410-092312> 防衛省が23日、ロシア軍の哨戒機1機が、北海道礼文島北方で3度にわたり日本の領空を侵犯したと発表した。 ロシア軍機による領空侵犯は2019年以来で、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、フレアを用いた警告を初めて実施したという。 同省によると、23日12:50頃にロシア軍のIL-38哨戒機が大陸方向から飛来し、礼文島北方の空域で13:03から約1分間領空に侵入した。 同機はその後周辺でジグザグ飛行や旋回飛行を続け、15:31頃と15:42頃にも2回、領空に入った。 空自はF-35とF-15を発進させて対応し、無線による呼び掛けや警告を実施し、3度目の侵犯の際にはフレアを射出したという。 ロシア機は17:50頃まで飛行を続け大陸方向に去った。 林官房長官は同日記者団に「極めて遺憾だ。警戒監視に万全を期す」と強調し、木原防衛相はフレア使用について「対応の一つであり、今後も取り得る運用を躊躇なく行う」と語った。 政府は外交ルートで極めて厳重に抗議し、再発防止を求めた。 2024.09.19 05:31 日経新聞 中国とロシア、海上警備で合同演習 強制検査や船舶捜索 <2410-091908> 中国海警局が18日に、中国海警局とロシア国境警備隊がウラジオストクに近いピョートル大帝湾付近で合同演習を始めたと発表した。 船舶の捜索や強制的な立ち入り検査「臨検」を20日まで訓練する。 演習は16日に始まり、中国海警局の3,000t級艦海警2303と海警2305が参加した。 2024.09.13 00:09 FNN Prime News(Yahoo) ロシア軍機が日本列島“一周” 2019年以来 <2410-091301> ロシア軍機が12日、日本列島をほぼ周回するように飛行した。 ロシア軍の“周回飛行”は2019年以来である。 防衛省によると、ロシア軍のTu-142哨戒機2機が、島根県の隠岐諸島の沖合から日本海、東シナ海を経て、沖縄周辺から太平洋を北上し、北海道の北の沖合を通過した。 自衛隊は戦闘機を緊急発進させて対応し、領空侵犯はなかった。 2024.08.01 19:22 Reuters 通信(Yahoo) ロシア、クリル諸島中部で軍事演習=インタファクス通信 <2409-080120> InterFax通信が1日にロシア国防省の発表として、ロシア軍ミサイル部隊がクリル諸島(千島列島)中部のマトゥア島(松輪島)で訓練を実施したと報じた。 車両の移動や偽装の訓練を行った。 ロシアは日米間の軍事同盟強化に反発しており、ペスコフ大統領報道官は今週、日本はロシアに対し非友好的な西側諸国と連帯しているとし「二国間関係に悪影響を及ぼす」と述べている。 2024.07.30 23:14 時事通信(Yahoo) ロシア爆撃機が日本海飛行 鈴木宗男氏のモスクワ訪問中 <2408-073014> ロシア国防省が30日、Su-35などが護衛した航空宇宙軍のTu-95 2機が日本海の公海上を飛行したと発表した。 航続は10時間以上に及び、途中で「外国戦闘機」の追尾を受けたと主張したが、国籍は明らかにしていない。 2024.07.12 18:35 時事通信(Yahoo) 中ロ軍が合同演習 「海の脅威に共同対処」 <2408-071215> 中国国防省が12日、ロシア軍との合同演習「海上連合2024」を7月中旬まで実施すると発表した。 同省報道官は、年次計画に基づく演習で「海洋安全保障上の脅威への共同対処能力」を示すことが目的と説明した。 演習場所は広東省周辺の海空域としている。 2024.07.09 14:39 Reuters 通信(Yahoo) ロシアと中国の軍艦がフィリピン海で不審船検査の訓練=タス通信 <2408-070913> ロシア国営TASS通信が、ロシア太平洋艦隊のコルベット艦Sovershennyと中国艦がフィリピン海での哨戒中に訓練を行ったと発表したことを明らかにした。 Sovershennyが中国海軍の分遣隊とともにフィリピン海の共同哨戒中に不審船を検査する訓練を行った」としている。 不審船についての詳細は明らかにされていない。 2024.06.19 23:02 FNN Prime News(Yahoo) ロシア軍艦艇が津軽海峡を通過し太平洋へ 駆逐艦と戦車揚陸艦の計3隻 自衛隊は警戒監視 <2407-061920> 防衛省が19日、ロシア艦3隻が津軽海峡を太平洋に向けて通過したことを確認したと発表した。 防衛省によると、18日07:00頃に海上自衛隊が北海道の渡島大島の南西50kmの海域で、東に向かって進むロシア海軍の駆逐艦1隻と、LST 2隻の計3隻を確認した。 その後、3隻は北海道と青森県の間の津軽海峡を通過し、太平洋へ向けて航行した。 ロシア国防省は18日、日本海や太平洋、オホーツク海で演習を28日まで実施すると発表していて、水上艦や潜水艦など約40隻と航空機20機余りが参加して潜水艦への対応を想定した訓練を実施する他、ミサイルの発射やUAV攻撃の撃退など、実践的な戦闘訓練を行うとしている。 2024.06.19 05:18 毎日新聞(Yahoo) ロシア、日本海で演習 艦船40隻など参加 <2407-061903> ロシア国防省が18日、太平洋艦隊が太平洋と日本海、オホーツク海で計画されている演習を開始したと発表し、同艦隊が司令部を置く極東ウラジオストクの港から艦船が演習を行う海域に出港する様子の動画も公開した。 演習は28日まで続く。 艦船約40隻や、長距離対潜哨戒機Tu-142MZなどの航空機やヘリコプター約20機のほか、ASCM BalやBastionの部隊も参加して、対潜水艦作戦や、海上での船の護衛、模擬敵へのミサイル攻撃、UAV攻撃撃退といった訓練をするという。 2024.05.04 18:03 讀賣新聞(Yahoo) 北方領土と千島列島に監視拠点を建設…ロシアが沿岸部の通信能力強化、日米の連携を意識か <2406-050411> TASS通信が、ショイグ露国防相が3日の露軍の会議で、クリル諸島(北方領土と千島列島)に複数の監視拠点を建設していると明らかにしたと報じた。 海軍の対処能力向上のため、露軍は沿岸部の通信施設の能力向上を進めており、その一環というが詳細は明らかにしなかった。 ショイグ国防相は、ウクライナ侵略で黒海艦隊が同様の施設で情報収集し、UAVの撃墜につなげていると説明した。 自衛隊と米軍の連携強化を意識した動きである可能性がある。 2024.04.02 21:38 共同通信(Yahoo) 日本海上空を10時間飛行 ロシアの戦略爆撃機 <2405-040221> InterFax通信がロシア国防省が2日、Tu-95MS 2機が日本海の公海上を約10時間哨戒飛行したと発表したと報じた。 複数のSu-30が随伴したという。 Tu-95MSは1月にも日本海上空を長時間飛行している。 2024.03.20 16:36 Reuter 通信(Yahoo) ロシア軍太平洋艦隊、日本海で演習実施 <2404-032010> InterFax通信が、ロシア海軍太平洋艦隊が20日に極東沖のピョートル大帝湾と日本海で演習を実施したと発表したと報じた。 演習が実施された時期や期間は不明である。 コルベット艦アルダル・ツィデンジャポフ、グロムキー、ソベルシェンヌイなどが参加し、USVやUAVによる攻撃を撃退する訓練を行った。 【註】 この記事で3隻をコルベット艦としているが、露海軍ではProject 20381警備艦としており、Wikipediaではフリゲート艦として扱っている。 2024.01.30 08:23 ロイタ通信(Yahoo) ロシア軍艦、南シナ海で対潜水艦訓練を実施=通信社 <2402-013007> ロシアの通信社が、ロシア太平洋艦隊のフリゲート艦Marshal Shaposhnikovが南シナ海で対潜水艦訓練を行ったと報じた。 Marshal Shaposhnikovや巡洋艦Varyagなど太平洋艦隊艦は、アジア太平洋地域を含む長距離航海に出ているという。 国営ロシア通信 (RIA) は、これらの艦船が22日にウラジオストクの港を出港したと報じた。 【註】 この記事ではMarshal Shaposhnikovをフリゲート艦としているが、Marshal Shaposhnikovなど満載時排水量7,570tのUdaloy級は駆逐艦とされている。 2024.01.17 14:02 讀賣新聞(Yahoo) ロシアの戦略爆撃機、日本海公海上を7時間飛ぶ…国防省「国際規則に厳密に従った」 <2402-011714> TASS通信などによると、ロシア国防省が16日に、露航空宇宙軍のTu-95MS 2機が、日本海の公海上を7時間にわたって飛行したと発表した。 Tu-95MSにはSu-35SとSu-30SMが護衛についたという。 同省は「国際規則に厳密に従って行われた」として、定期的な飛行だと主張した。
(Yahoo)