年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2015.12.26 Yahoo 時事通信記事 「中国軍艦が房総半島付近往復=接続水域外側、『特異な動き』―防衛省」 <1601-122601> 防衛省が26日、房総半島近海で中国海軍艦の航行を確認したと発表した。 同省によると、23日午後3時半ごろに房総半 島南東の領海外側の接続水域のさらに外側の海域で、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻が北東に向け航行しているのを、P-3C が確認した。 同艦は26日午前11時ごろにかけ、同じ海域を北東と南西に向かって数回往復した後、三宅島と八丈島の間の接続水域を南西方向に航行したという。 同省によると、房総半島付近海域での中国海軍艦船の往復を確認したのは初めてで、特異な動きとして注視している。 2015.12.01 Defensee News Russia building new military bases on islands claimed by Japan <1601-120105> ロシア国防相が1日、千島の2ヶ所で新たな基地建設を開始したと発表した。 ロシアはここに392棟 のプレハブ建築物を建てる計画で、作業は冬期を通して行われる。 2015.09.23 産経新聞インターネット 露、北方領土に新型ミサイルか <1510-092306> インタファクス通信などが、ロシア東部軍管区が23日に、クリール諸島(北方領土と千島列島)に新型の Tor-M2U SAM を配備したと発表したと伝えた。 ただ、配備された島は明らかにされていない。 【註】 Tor (SA-15) 最新型の Tor-M2U はまだ開発中で、今年3月には、数ヶ月以内に極東軍管区で発射試験が行われると報じられていた。 このことから、今回配備と報じられている Tor-M2U は、単に発射試験のために搬入されたものと思われる。 2015.09.09 Jane's Defence Weekly Russian Pacific Fleet receoves first Borey-class SSBN <1511-090905> SS-N-32 Bulava SLBM 16発を搭載する Borey級 SSBN の二番艦 Alexander Nevsky が9月上旬、母港となるカムチャッカの Rybachy に入港した。 Alexander Nevsky は Novaya Zemlya 北部から氷の下を、北シベリア諸島、Wrangel島などを経てカムチャッカに至った。 2015.08.26 Jane's Defence Weekly China, Russia hold largscale joint naval exercise <1510-082602> 8月24~27日に開かれる中露海軍の共同演習のため、ウラジオストックに水上艦23隻、潜水艦2隻 、回転翼/固定翼航空機、海兵隊員400名が終結している。 中国艦は三大艦隊からの Type 051C 駆逐艦、Sovremenny級駆逐艦、Type 054A フリゲート艦、Type 071 LPD、Type 072A LST、Type 903A 補給艦各 1隻などで、5月15日に北海艦隊の基地である青島を出港している。 2015.08.22 Yahoo 産経新聞記事 「ロシアのメドベージェフ首相が択捉島入り 実効支配強化の狙い」 <1509-082204> ロシアのメベージェフ首相が22日に択捉島に入った。 ロシア政府は経済、軍事両面におけるクリール諸島(千島列島と 北方領土)の開発計画を急ピッチで進めており、訪問はロシアの実効支配を強化する狙いがある。 メドベージェフ首相は大統領時代の2010年11月に旧ソ連/ロシアの国家元首として初めて北方領土(国後島)に上陸し、2012年7月にも首相として同島に入った。 2015.08.02 日経新聞インターネット ロシア、千島列島の開発加速 10年で予算1400億円 <1509-080203> プーチン政権が北方領土を含む千島列島の開発や軍事化を急ぐ姿勢を鮮明にしている。 7月下 旬の政府会議では同諸島の来年から10年間の開発計画を決めたほか、現地の軍事力を高める方針を相次ぎ打ち出し、欧米と共にロシアへの制裁を続ける日本へのいらだちを強 めている。 露政府が7月23日にまとめた同諸島の発展計画は、交通、通信、医療、住宅などの各種インフラの整備を主目的にすえ、2016年から2025年までの総予算はRUB70B(約1,400億 円)にのぼり、このうち中央政府はRUB28Bを支出する。 2015.07.24 朝日新聞インターネット 択捉・国後のロシア軍拠点、9月に完成へ 国防相が見方 <1508-072409> ロシアのショイグ国防相が24日、択捉島と国後島でロシア軍が整備を進めている新しい軍事拠点が9月に 完成するとの見方を示した。 タス通信によると同国防相は国防関係の会議で、クリル諸島(北方領土と千島列島のロシア側呼称)に展開している軍の再編は計画通り進んでおり、9月に完了すると述べ、 さらに計画の一環として国後、色丹両島で軍人向け居住区の建設が進んでいることを紹介して、前日のメドベージェフ首相の発言同様、北方領土の軍事的役割を重視する姿勢 を鮮明にした。 2015.06.09 Yahoo ロイタ通信記事 「ロシア国防相、クリル諸島の軍・民事施設建設の加速を命令」 <1507-060902> ウラジオストクを訪れているロシアのショイグ国防相が、千島列島の軍事、および民生用の 施設の建設を加速させるよう命令した。 ただ、詳細については明らかにしなかった。 2015.06 International Defence Review Russia upgrades its strategic missile forces <1507-060006> ロシア海軍 Borei級 SSBN の7番艦、8番艦の建造が年内にも開始され 、2020年末までに8隻の体制が整う。 一方二番艦の Alexader Nevsky は全ての試験が完了し2~3ヶ月以内に太平洋艦隊に 配属される。 更に三番艦も太平洋に配備される。 一方、固体推進の新型 ICBM RS-26 は今年後半に公開されると見られ、2015~2016年には配備される。 更に液体燃料の大型 ICBM Sarmat の量産も2018~2019年に開始され、RS-20V Voyevoda (SS-18 Mod 5) と換装する。 RS-24 Yars 固体燃料 ICBM は既に運用を開始し ている。 2015.04.29 産経新聞インターネット 北方領土への駐屯地建設「優先」 ロシア軍司令官 <1505-042901 ロシア東部軍管区司令官が29日、2017年までに管内で40以上の基地駐屯地を建設するが、中でも択捉島 と国後島への建設を優先すると述べた。 ロシア軍は居住施設の近代化も急いでおり、同司令官は、極東とザバイカル地方の管内全体で200以上の施設が新設あるいは補修されると述べた。 2015.04.23 産経新聞インターネット ロシア軍が北方領土などで演習 5000人規模 <1505-042305> ロシア東部軍管区司令部(ハバロフスク)が23日、樺太と北方領土を含む千島列島で 5,000名規模の上陸阻止演習を開始したと発表した。 軍管区司令部によると、演習は冬季訓練の一環として敵の上陸を想定して行われ、樺太の演習場では戦車も参加するという。 2015.03.31 産経新聞インターネット ロシア軍、日本海に艦船20隻派遣 軍事演習を実施 <1504-033101> ロシア国防省が31日、ロシア軍が同日から南部や中部で演習を開始し、4月4日まで実施すると発表した。 ロシア 軍は3月に8万名を動員した大規模演習を、欧州隣接地域や極東など各地で実施したばかりである。 国回の演習では、中部オレンブルク州で戦略ミサイル部隊3,500名が参加し、南部ウラジカフカスでは SAM 部隊の250 名以上が動員された。 日本海には対潜艦、掃海艇など艦船20隻を派遣し、魚雷や砲撃訓練を実施するという。 2015.03.24 Yahoo Record China 記事 「ロシア軍機、日中韓の防空識別圏上空を飛行―中国メディア」 <1504-032402> 防衛省が20日、ロシア軍機が日本海から太平洋方向に、日本列島を一周する飛行したため、空自が緊急発進したと発表し た。 ロシア軍機は日本海から対馬海峡に入り、東シナ海上空から宮古水道、その後太平洋上を北へ向かって飛行したという。 その際、日本、韓国、中国 の防空識別圏を飛行した。 防衛省は15日、2014年4~9月の空自の緊急発進は533回と、前年同期の225回に比べて急増し、 記録発表を始めた2003年度以降最も多かった。 通年で緊急発進が最も多かったのは1983年度で944回、次いで2013年度の810回となっている。 国別では対 ロシア機が324回、対中国機が207回だった。 2015.03.12 Yahoo ロイタ通信記事 「ロシア軍機の旧基地使用に反対、米国がベトナムに中止要請」 <1504-0312021> ロシアが爆撃機の給油のためにカムラン湾の旧米軍基地を利用しているもようで、米政府は ベトナムに対し旧米軍基地をロシアに使用させないよう申し入れた。 米太平洋陸軍司令官によると、露軍機はグアムにも挑発的飛行を行っており、露軍機はグアムを周回したのち、 カムラン湾から飛来した給油機から給油を受けている。 米国の申し入れは、回復基調の米ベトナム関係に影を落とす可能性がある。
「中国軍艦が房総半島付近往復=接続水域外側、『特異な動き』―防衛省」
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「ロシアのメドベージェフ首相が択捉島入り 実効支配強化の狙い」
「ロシア国防相、クリル諸島の軍・民事施設建設の加速を命令」
「ロシア軍機、日中韓の防空識別圏上空を飛行―中国メディア」
「ロシア軍機の旧基地使用に反対、米国がベトナムに中止要請」