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2020.12.25
産経新聞
露、最新鋭ステルス機「スホイ57」が初実戦配備
<2101-122502>
ITAR-TASS通信や国営ロシア通信などが関係筋の話として25日、ロシアが開発していたSu-57が初めて軍に納入され、カフカス地方を管轄する南部軍管区の航空部隊に配備されたと報じた。
軍への引き渡しは当初、2019年に予定されていたが、同年12月に墜落事故が発生したため引き渡しが延期されていた。 2010年に初飛行したSu-57はシリア内戦にも試験投入された。
ロシア通信によると、ロシアは最終的に76機のSu-57を調達する計画であるという。
2020.12.25
ロイタ通信
ロシア系ハッカー、マイクロソフト販売業者通じ不正侵入の可能性
<2101-122501>
サイバーセキュリティのCrowdStrike Holdings社が24日、ハッカー集団がMicro Officeのライセンス販売業者のアクセス権を利用して同社の電子メールを不正に取得しようとしていたと発表した。 CrowdStrikeはハッカー集団を特定していないものの、関係者によると米ITインフラ管理ソフト大手のSolarWinds社製ソフトを利用したサイバー攻撃を行ったロシア系のハッカー集団とみられる。
CrowdStrikeは文書作成でOfficeを使用しているが、電子メールについては使用しておらず、同社への不正アクセスは数ヵ月前に実施されたが、失敗に終わったという。 Microsoftが15日に同社に指摘し判明した。
2020.12.24
ロイタ通信
米政府、「ノルドストリーム 2」向け追加制裁を準備=政権高官
<2101-122402>
複数のトランプ政権高官が23日、米政府が欧州の同盟諸国や民間企業に対して、ロシアからドイツへ天然ガスを送る海底パイプラインNordStreem の建設に加わらないよう呼び掛けており、数週間以内に幅広い追加制裁を発動する態勢を整えていることを明らかにした。
NordStreem 2の建設は既に全区間の90%を完成させたが米国による制裁で作業は1年間中断していた。 ロシアは今月に入ってNordStreem 2の建設を再開している。
今回の工事はドイツの排他的経済水域 (EEZ) 内の浅海部分が中心で、100kmに及ぶ未完成区域の大半を占めるデンマーク沖の深海底は未着工である。
2020.12.23
時事通信
中央アフリカに軍派遣 大統領選前、反乱阻止 ロシア
<2101-122304>
ロシア政府が22日、中央アフリカ共和国に軍事顧問団300名を派遣したことを認めた。 27日投票の大統領選を前に反乱を恐れる中央アフリカ政府からの要請に基づくという。
反政府勢力が首都バンギに向け進撃を開始したという情報を受け、中央アフリカ政府は21日にロシア軍のほか、ルワンダ軍も数百名規模で国内に展開しているという。
2020.12.21
Aviation Week & ST
Russia ends era of large-scale rearmament
<2102-122102>
2020.12.21
讀賣新聞
自治州巡る戦闘でドローン猛威、衝撃受けるロシア…「看板商品」防空ミサイル網が突破される
<2101-122103>
アゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフ自治州を巡る戦闘で、アルメニア軍に圧勝したアゼルバイジャン軍がUAVを駆使しロシア製のSAM網も突破しため、露軍は衝撃を受けている。
両国は今まで兵器をロシアに依存してきたが、旧ソ連製の旧式兵器が多いアルメニアに対し、アゼルバイジャンはイスラエル製やトルコ製の比重を高め、多角化を図っていた。 今回の戦闘では、イスラエル製自爆型UAVのHarpyや新型ミサイルを多用した。 また米戦略国際問題研究所 (CSIS) が今月公表した分析によると、トルコ製UAVのTB-2の活躍が目立ったという。
戦闘での被害を分析した専門家グループによると、アルメニア側はS-300など26基、T-72 MBT 130両以上が破壊されたが、アゼルバイジャンのUAV損失は25機にとどまったという。
2020.12.20
日テレ News24
米機関に大規模サイバー攻撃「ロシア関与」
<2101-122001>
ポンペイオ米国務長官が18日、米政府機関が相次いで大規模なサイバ攻撃を受けていることについて、ロシアが関与していると述べた。 このサイバ攻撃をめぐっては、これまでロシアの関与が指摘されてきたが、政府高官が公の場で言及したのは初めてである。
一連のサイバー攻撃では、国務省や財務省、核兵器を管理するエネルギー省の国家核安全保障局なども被害を受けていることが明らかになっている。
2020.12.17
時事通信
ロシアが衛星攻撃兵器実験 今年3回目 米宇宙軍が発表
<2101-121702>
米宇宙軍が16日、ロシアが衛星攻撃兵器の発射試験を行ったと発表した。 ロシアによる衛星攻撃兵器の試験は今年3回目になる。
米軍幹部は声明で「ロシアは宇宙空間が戦場にならないよう働き掛けると公言する一方でASATの開発や配備を通じて宇宙の軍事化を続けている」と批判したが、今回の実験が成功したかどうかや、宇宙ごみが発生したかには言及しなかった。
2020.12.16
C4ISR net
Space Command calls out another Russian anti-satellite weapon test
<2101-121604>
CSISのSpace Threat Assessment 2020によると、ロシアは2018年にNudolの7回目の試験を実施している。
2020.12.13
共同通信
オホーツク海から発射実験 ロシア原潜、SLBM4発
<2101-121301>
ロシア国防省が12日、太平洋艦隊所属の原潜Vladimir Monomachがオホーツク海からSLBM Bulava 4発の発射試験を行い、北部アルハンゲリスク州の演習場に予定通りに着弾させたと発表した。
2020.12.07
産経新聞
北方領土生まれは日本出身 米永住権申請規定にロ反発
<2101-120707>
ロシア外務省が6日、ロシアが実効支配する北方領土出身のロシア人が米国で米国永住権を申請する際に、出身国を日本と記すよう米国務省が規定していることについて、第2次大戦の結果に疑義を呈するものだと反発する声明を発表した。
米国務省のホームページによると、応募規定では「歯舞群島、色丹、国後、択捉各島で生まれは日本出身。 サハリン南部生まれはロシア出身」と記入するよう求める注意書きがある。
2020.11.25
産経新聞
米艦がロシア極東沖で「航行の自由」実施 ロシアは「領海侵犯」と反発
<2012-112501>
米海軍第7艦隊が24日、駆逐艦John S. McCainがロシアが主権を主張するウラジオストク沖のピョートル大帝湾を航行する航行の自由作戦を実施したと発表した。 米海軍による同湾での航行の自由作戦は2018年12月以来である。
ロシアはソ連時代から同湾内側の海域について艦船の無害通航権を認めない内水と規定しているが、米国はロシアの主張は国際法に違反しているとしている。
一方、露国防省は同日、John S. McCainが露領海に2km侵入したため、露海軍対潜艦Admiral Vinogradovが体当たりなどを示唆して退去させたとしている。
2020.11.18
Jane's Defence Weekly
Russian peacekeepers deploy to Nagorno-Karabakh after Moscow brokers ceasefire
<2101-111802>
プーチン露大統領とアルメニアのパシニャン首相、アゼルバイジャンのアリエフ大統領が11月10日に合意した停戦に基づき、ロシア軍の平和維持部隊が現地入りした。
90両のAPCとその他車両380両からなる1,960名の露軍の平和維持部隊は、ナゴルノカラバフとラチン回廊の境界沿いに展開した。
2020.11.16
共同通信
ロシア部隊展開でナゴルノ停戦 アルメニアが領土引き渡しへ
<2012-111605>
ナゴルノカラバフを巡るアゼルバイジャンとアルメニアの激しい戦闘は16日までに、停戦合意に基づきロシア軍の平和維持部隊が現地に展開し、双方の攻撃は完全に停止した。
事実上敗北したアルメニアはこれまで占領していた地域をアゼルバイジャンに順次引き渡す。
2020.11.14
ロイタ通信
ロシアと北朝鮮、コロナワクチン研究にサイバー攻撃=マイクロソフト
<2012-111403>
Microsoft社が13日、ロシア政府や北朝鮮政府との繋がりが疑われるハッカー集団が、Covid-19感染症ワクチンと治療薬を開発している世界中の製薬会社や研究機関などを標的にサイバー攻撃を仕掛けていたことを明らかにした。 大部分は攻撃の失敗したものの、一部は成功したという。
同社によると、ロシアのハッカ集団Fancy Bearのほか、同社がZinc、Ceriumと呼ぶ北朝鮮のハッカ集団が、加仏印韓米の製薬会社やワクチン開発者を含む7箇所を対象にサイバ攻撃を仕掛けていた。
2020.11.13
Defense News
Sudan to host Russian military base
<2012-111305>
スーダンが11月6日に、ロシアに艦船基地を提供することで合意したと発表した。 無償で提供される基地にはシビリアンを含む300名が駐留する。 基地は原子力艦を含む4隻の停泊が可能で、補給及び修理に必要な陸上も含み、向こう25年間の契約で10年毎の更新が可能になっている。
ロシアはソ連時代にソマリアに基地を持っていたが撤退しており、数年前には中国や米国が基地を持つジブチに基地を建設しようとしたが失敗していた。
【註】
スーダンに海軍基地を置くと言うことは、同国の地理的位置から基地は紅海に面することになる。
2020.11.11
Jane's Defence Weekly
China ordered more than 120 Russian helicopters in 2019
<2101-111111>
Russian Helicopers社の親会社であるRostec社が年次報告で、2019年に121機のヘリを中国に輸出したことを明らかにした。 内訳はMi-171SH軍用輸送ヘリ18機、Mi-171E型を含むMi-171多用途ヘリ68機、VK-2500エンジン搭載のMi-171 14機、Ansat 21機である。
同社の2018年年次報告では中国への輸出機数を明らかにしていないが、2017年には32機であった。
2020.11.11
産経新聞
ナゴルノ停戦合意 トルコに押された露の「苦渋の決断」
<2012-111104>
ナゴルノカラバフ紛争をめぐる10日に行われたアルメニアとアゼルバイジャンの停戦合意は、ロシアを後ろ盾とするアルメニア側がトルコの支援を受けるアゼルバイジャンに大幅な譲歩をする内容だった。
10日の停戦合意は、アゼルバイジャンが9月末以降の戦闘で奪還したナゴルノカラバフ自治州内の領域を引き続き支配下に置くことを認め、更に今回の戦闘以前にアルメニアが実効支配していた自治州周辺の多くの地域をアゼルバイジャンに返還するとした。 一方、分断される自治州とアルメニア本国には幅5kmの回廊を維持すると共に、ロシアは2,000名のの停戦監視部隊を前線地帯に投入するとしている。
停戦合意を仲介したロシアは、戦闘を放置すればアゼルバイジャン側がナゴルノカラバフ自治州の全域を掌握しかねないと判断し、事実上のアルメニア敗北を容認した。
2020.11.11
共同通信
ロシアが停戦維持部隊を派遣 ナゴルノ、帰属焦点に
<2012-111101>
ロシアが10日、ナゴルノカラバフを巡る戦闘停止で合意したことを受け、ロシア軍の停戦維持部隊の派遣を始めた。 1990年代から続くナゴルノカラバフ紛争で、停戦維持部隊の投入は初めてである。
9月下旬に始まった戦闘は、アルメニアが占領していた多くの領土を奪還したアゼルバイジャンの戦果を認める形で収束する見通しとなったが、ロシアの仲介で合意した停戦の共同声明はナゴルノカラバフの帰属や、アゼルバイジャンの背後で影響力を増すトルコの役割に触れておらず、本格和平に向けて課題を残した。
2020.10.26
AFP=時事
シリアでロシア軍が空爆、反体制派78人死亡 「停戦後最多の死者」と監視団
<2011-102604>
在英NGOのシリア人権監視団が、シリア北西部で26日に政府軍を支援するロシア軍による空爆があり、トルコが支援する反体制派の戦闘員78人が死亡したと発表した。 3月の停戦合意以降、最多の死者が出たという。
2020.10.16
ロイタ通信
英 EU、ロシア高官6人などに制裁発動 ナワリヌイ氏毒殺未遂で
<2011-101601>
EU と英国が15日、ロシア反体制派指導者ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件を巡り、プーチン大統領に近い高官6人と神経剤ノビチョクを配備した疑いが持たれている研究所に制裁を発動した。
制裁対象者にはロシア大統領府の幹部や連邦治安当局トップらが含まれ、渡航制限や資産凍結措置が講じられる。
2020.10.13
ロイタ通信
EU 外相、ナワリヌイ氏襲撃巡る対ロシア制裁で一致=外交筋
<2011-101302>
EU加盟国が12日に開いた外相理事会で、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏が猛毒の神経剤で襲撃を受けたとみられる問題を巡り、ロシアに制裁を科す独仏の提案を支持した。
独仏は対ロシア制裁を提案する根拠として、化学兵器禁止機関 (OPCW) がナワリヌイ氏の体内から神経剤ノビチョクが検出されたとしているのに対し、ロシアからは信頼できる説明がないとしている。
2020.10.13
NHK
ロシアとアルメニア 軍事演習開始 アゼルバイジャンけん制か
<2011-101301>
ナゴルノカラバフ自治州をめぐる戦闘は、両国が停戦に合意したあとも続き死傷者が増えている。 こうした中、ロシアとアルメニアなどの軍事同盟CSTOが12日にベラルーシで900名規模の軍事演習を開始し、アゼルバイジャンを牽制している。
CSTOを主導するロシアは、アルメニア本土が攻撃された場合、要請に基づいて防衛する義務がある。
2020.10.10
朝日新聞
アゼルバイジャン・アルメニアが停戦合意 継続は未知数
<2011-101004>
アゼルバイジャンとアルメニアの外相が9日から10日未明にかけてモスクワでロシア外相を交えて会談し、アゼルバイジャン領のナゴルノ・カラバフ地域周辺で続く両国軍の戦闘を10日12:00から停止させると宣言した。
停戦は戦死者の遺体の返還や捕虜の交換を目的とし、具体的な条件はさらに協議するという。
2020.10.07
Defense Update
Russia confirms Tsirkon hypersonic missile test
<2011-100707>
ゲラシコフ露軍参謀総長が10月7日にプーチン大統領に、6日に白海で、フリゲート艦Admiral Gorshkovで行われたTsirkon (Zircon) 超高速CMの最終段階となる性能確認試験が成功したと報告した。 この試験でTsirkonは高度28km (91,000ft)、速度Mach 8以上で4.5分にわたり450kmを飛行したという。
Tsirkonはラムジェット推進のP-800 Onyxと異なりスクラムジェットで推進する。 ラムジェットでは亜音速で燃料燃焼させるのに対し、スクラムジェットでは超音速の衝撃波を利用して吸気と燃料の圧縮を行うため速度の制限を受けない。
今回の試験成功を受け2020年中にProject 885M潜水艦Kazanが発射試験を行う。 Tsirkonは7月に二番艦が就役し2027年までに更に8隻が計画されているProject 22350フリゲート艦が24発ずつ装備するほか、Project 22350Mフリゲート艦も48発ずつ装備し、戦闘巡洋艦Admiral Nakhimov及びPyotr Velikyも80発ずつ発射機を備えている。
更にP-800 Yakhontに地上発射型のBastionができたように地上発射型Tsirkonが登場する可能性もある。
2020.10.07
Defense News
Russia reports successful test launch of hypersonic missile
<2011-100705>
プーチン露大統領が10月8日、Zircon超高速CMの発射試験に成功したと述べた。 ゲラシモフ露参謀総長によると試験は7日に行われ、白海でフリゲート艦Admiral Groshkovから発射されたZirconはバレンツ海の標的に命中したと言う。
Zirconについてプーチン大統領は2019年に、射程は1,000km、速度はMach 9と述べている。
2020.10.07
ロイタ通信
ロシア、極超音速ミサイル発射実験に成功 プーチン氏誕生日に公表
<2011-100704>
ロシアが6日、超高速巡航ミサイルZircon(註:3M22)の発射試験をバレンツ海で成功させた。 ゲラシモフ軍参謀総長がプーチン大統領の68歳の誕生日に当たる7日に大統領に報告した。
参謀総長によると、Zirconは白海でAdmiral Gorshkov級フリゲート艦から発射された。
2020.09.23
TBS news
ロシア軍8万人大規模軍事演習、ベラルーシや中国など6か国も参加
<2010-092303>
ロシア軍がベラルーシや中国など6ヵ国と合同で26日までの日程で、8万人を動員した大規模演習を行っている。 演習には隣接するベラルーシのほか中国やイラン、パキスタンなど6ヵ国から8万人が動員され、戦車250両や艦艇50隻などが投入されているという。
ロシア軍は、政権に対する大規模な抗議デモが続くベラルーシ国内でもベラルーシ軍との合同演習を実施しており、両国の大統領が会談して以降、軍事的な連携を一層強めてベラルーシの現政権に批判的な欧米側を牽制している。
2020.09.23
共同通信
ロシア、宇宙軍拡禁止条約を提案 新安保体制構築に向け
<2010-092301>
ロシアのプーチン大統領が22日に国連総会一般討論でビデオ演説し、「宇宙への兵器配備を禁止する法的拘束力のある条約」を締結するよう各国に提案した。
来年2月に期限が切れる米ロの新戦略兵器削減条約(新START)の延長の必要性を改めて強調し、米国に対し、新たなミサイル配備を抑制するよう呼び掛けた。
2020.09.18
Stars & Stripes
Russian military says US flights near Crimea fuel tensions
<2010-091807>
ロシア軍首脳が9月18日に、米国とその同盟国が黒海で爆撃機や偵察機の飛行を増加させていると非難した。
8月と9月にはB-52が黒海とアゾフ海で、ロシアとの国境から11kmを飛行したという。
2020.09.16
時事通信
ベラルーシで10月、6ヵ国軍演習 ロシア
<2010-091601>
ロシア国防省が15日、アルメニア、カザフスタン、タジキスタン、キルギスの集団安全保障条約機構 (CSTO) 加盟国と共にベラルーシで10月12~16日に6ヵ国軍合同演習を行うと発表した。
また、ロシア軍は15日にポーランドと国境を接するベラルーシ西部ブレスト近郊でベラルーシ軍と合同演習を開始し、25日まで続ける。
2020.09.15
テレ朝 news
プーチン氏 ベラルーシを全面支援 首脳会談で約束
<2010-091503>
ロシアのプーチン大統領が14日にベラルーシのルカシェンコ大統領とソチで会談し、軍事面も含めた全面的な支援を約束した。
会談では、ベラルーシが攻撃を受けた場合にロシアが軍事援助を行うと定めた安全保障条約に基づいて両国が行動することを確認し、両国が今後ほぼ毎月、合同で軍事演習を実施することでも合意した。
2020.09.15
時事通信
ベラルーシ国境の治安部隊撤退 ロシア、首脳会談で合意
<2010-091502>
タス通信が、ロシアのペスコフ大統領報道官が14日にプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領が会談し、ロシアがベラルーシとの国境付近に配置していた治安部隊を撤退させ、本来の任地に戻すことで合意したと明らかにしたと報じた。
国境付近へのロシア治安部隊の配置はこれまで明かされていなかった。
2020.09.14
Aviation Wwwk & ST
Russia reveals Loyal Wingman concept
<2011-091401>
ロシア初の大型UAVが就役した。 Kronstadt社製のGromはLoyal Wingmanとして、有人戦闘機に先行して相手の防空システムを目標とする。
Grom UAVの主な仕様は以下の通りである。
・全 長: 13.8m
・翼 端 長: 10m
・MTOW : 7,000kg
・搭載能力: 2,000kg
・最大速度: 1,000km/h
・巡航速度: 800km/h
・上昇限度: 40,000ft
・行動半径: 700km
この他にSirius (Inokhodets-RU)、MTOW 2.5tのHelios、レーダピケット型で4tのHelios-RLD、20tのSukhoi S-20 Okhotnik、7tのAtlius-RUなどの大型UAVが報じられている。
2020.09.11
時事通信
中ロとイランからサイバー攻撃 米大統領選狙う マイクロソフト
<2010-091102>
Microsoft社が10日、中国とロシア、イランをそれぞれ拠点とするハッカー集団からのサイバ攻撃を確認したと発表した。 11月の米大統領選の共和党候補トランプ大統領と民主党候補バイデン前副大統領の両陣営とも標的にされており、外国勢力が選挙を狙った攻撃を強めていることがはっきりしたと分析している。
中国からの攻撃は、バイデン氏の選対関係者らを標的とし、トランプ政権と以前関係のあった少なくとも1人の著名人も狙っていた。 一方、イラン拠点の集団はトランプ氏の選対関係者や政権当局者に攻撃を試みていた。
2020.09.09
Jane's Defence Weekly
AFRICOM says, 7,000 Syrian fighters in Libya
<2011-090919>
米監察総監室 (OIG) が8月28日に行った報告によると、米アフリカ軍 (AFRICOM) がリビアにシリアからの戦闘員が7,000名いると見積もっている。
そのうち5,000名がGNA、2,000名がLNAに所属しているという。 またAFRICOMによると、GNAに属しているシリア兵はトルコのSadat社に雇われており、一方LNAのシリア兵はロシアに雇われている。
2020.09.09
Jane's Defence Weekly
Kronshtadt reveals small air-launched munitions for UAVs
<2011-090907>
ロシアKronshtadt社がArmy 2020で、Orion UAVに搭載する20~100kgの各種武器を公表した。
・Kh-50 ASM
全長1.8m、胴径180mm、重量50kgで10~20kgの破片効果HE (HE-FRAG) 弾頭を搭載
・KB-20 GM
全長1.7m、重量21kgで7kgのHE-FRAG弾頭
・UPAB-50S、KAB-50S
全長1.7m、重量50kg、弾頭重量37kgの衛星誘導爆弾
弾頭はHE-FRAG、クラスタ、気体爆薬など
・KAB-50TV
KAB-50無誘導爆弾を元にしたTV/画像誘導爆弾で全長1.95m、重量50kg、弾頭重量37kg
・KAB-50L
KAB-50無誘導爆弾を元にしたレーザ誘導爆弾
2020.09.09
Jane's Defence Weekly
Russian MoD places orders worth RUB1.16 trillion
<2011-090906>
ロシア副国防相が8月23~29日にモスクワ近郊のKubinkaで開かれているArmy 2020展で、国防省がRUB1.16T ($15.7B) にのぼる装備品等を発注したことを明らかにした。 契約件数はシステムが500件以上、ミサイル弾薬が80,000件になると言う。
契約にはTornado-S 122mm MLRや、Su-34、Su-35S、Su-30SM2などの戦闘機の調達や、ディーゼル推進潜水艦2隻の建造ほか、潜水艦や巡洋艦の能力向上改修も含まれている。
2020.09.07
Bloomberg
独、ロシアにパイプライン事業の支援見直しを警告-ナワリヌイ氏巡り
<2010-090704>
ドイツのマース外相がロシアに対し、反体制派ナワリヌイ氏への毒物使用疑惑の解明に協力しなければ、バルト海を経由するガスパイプラインNordstreem 2計画へのドイツの支援は危うくなると警告した。 マース外相はビルト紙日曜版で、Nordstreem 2には欧州12ヵ国から100社余りが参加しているが、その約半数がドイツ企業だと指摘したうえで、われわれの姿勢がロシアによって変更を余儀なくされないことを強く願うと述べた。
メルケル政権の閣僚がナワリヌイ氏を巡る事件とパイプライン計画を明確に結び付けるのはこれが初めてである。
2020.09.04
時事通信
NATO、4日に緊急会合 ロシア反体制派神経剤投与で
<2010-090403>
NATOが3日、緊急の大使級会合を4日にブリュッセルで開くことを発表した。 ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏に対する軍用神経剤ノビチョク系毒物の使用をドイツ政府が確認したことを受け、対応を協議する。
ストルテンベルグ事務総長は2日に神経剤使用を徹底的に非難すると表明し、ロシア政府に調査を要求し、事件について全てのNATO加盟国と話し合うとしていた。 会合ではドイツが各国に状況を説明すると見られる。
2020.09.03
Stars & Stripes
Russia will hold naval exercise in Mediterranean, Turkey says
<2010-090304>
トルコ海軍が9月2日、ロシア海軍が東地中海で、9月8~22日と17~25日の2度にわたり演習を行うと発表した。 トルコはロシアに対し、ギリシャKastellorizo島沖とキプロスのKarpas半島沖でトルコ調査船が行っている探査活動に支障がないよう要求したという。
2020.09.02
Jane's Defence Weekly
.... and launches Mi-35P serial production
<2010-090223>
Russian Helicopters社がArmy 2020で8月23日、改良型であるMi-35P攻撃ヘリの量産を開始したことを明らかにした。
Mi-35Pでは照準装置や各種EO/TV装置が新型になっている。
2020.09.02
Jane's Defence Weekly
Russian Helicopters debuts first flying prorotype of Mi-171Sh-VM helicopter....
<2010-090222>
Russian Helicopters社が8月23~29日にモスクワ近くのKubinkaで開かれたArmy 2020でMi-171Shの改良型であるMi-171Sh-VNを初公開した。
23日に報道陣に公開されたMi-171Sh-VNはMi-171特輸送ヘリを改良して攻撃能力を付与したもので、機体はチタニウムとケブラーにより耐弾性を高めるとともに、エンジンとロータも新型に更新されている。
2020.09.02
Jane's Defence Weekly
Latest Russian Tu-95 variant prototype makes maiden flight day before show
<2010-090221>
ロシアUAC社がモスクワ近くのKubinkaで開かれたArmy 2020で8月23日、Tu-95の最新型Tu-95MSMが22日に初飛行したと発表した。
Tu-95が初めて就役したのは1950年代で、その後改良が繰り返されて、Tu-95MSMでは最新のターボファンエンジンと新型プロペラが装備されて、航続距離が画期的に延伸すると共に振動が低減されたという。 またレーダも新型のNovella-NV1.021フェーズドアレイレーダに換装され、恐らくMeteor-NM2と見られる自衛用ECM装置も装備された。
公開された画像を見ると射程4,500kmのKh-101/Kh-102 CMを8発搭載できる翼下パイロンを装備している。
2020.09.01
中央日報
尋常でない中露の蜜月、いまでは次世代潜水艦も共同設計する
<2010-090102>
ロシア国営RIA Novosti通信が8月25日にロシア連邦軍事技術協力庁 (FSMTC) 関係者の話として、中国と共同で次世代通常動力潜水艦設計をしていると報じた。
潜水艦は海軍戦力のうち先端分野で、英仏露独などの潜水艦先進国は潜水艦を輸出するが核心技術は教えないし、最新型潜水艦は輸出もしない。
2020.08.31
Aviation Wwwk & ST
Russia nears start of Su-57 production
<2011-083104>
ロシアUAC社が間もなくSu-57の量産を極東の工場で開始する模様である。 ただ本格生産までには数年かかると見られる。
一方当面は、輸出用Su-35の生産が続けられており、Su-35の生産は2020年代中頃まで続けられる模様である。
2020.08.30
Military Times
Russian navy conducts major maneuvers near Alaska
<2009-083003>
米軍筋が8月28日、ロシア海軍がアラスカ沿岸でソ連時代以来最大規模の演習を行ったことを明らかにした。
この演習について露海軍トップYevmenov大将が、50隻以上の艦艇と40機の航空機が参加してベーリング海で行ったと述べた。 また、北極海におけるプレゼンスを強化するとも述べた。
2020.08.29
CNN
米軍機、アラスカ州に接近のロシア軍機牽制 潜水艦も監視
<2009-082907>
北米航空宇宙防衛司令部 (NORAD) が28日、27日深夜にアラスカ州の防空識別圏 (ADIZ) 内に入ったロシア軍のTu-142洋上哨戒機2機を牽制するため米空軍のF-22が緊急発進したと発表した。 F-22はKC-135から空中給油の支援も受けたという。 ロシア軍機はアラスカ州沿岸から50nmを飛行したが、国際空域内にとどまっていたとも指摘した。
一方、米北方軍司令部は27日、アラスカ州沖合の国際海域に浮上したロシア軍の潜水艦の動向を監視しているとも報告した。 米政府当局者によると、この海域にロシア軍潜水艦が現れたのは極めて異例であるという。
2020.08.28
NHK
プーチン大統領 “ベラルーシ派遣の治安部隊 準備”
<2009-082801>
混乱が続くベラルーシ情勢をめぐり、ロシアのプーチン大統領は7日に放送された国営TVのインタビューで、ルカシェンコ大統領の要請に応じて、現地に派遣する治安部隊を編成するなど、準備を進めていることを明らかにした。
一方で、事態が制御不能になるまでは部隊を派遣しないと強調し、あくまでも平和的な解決に期待を示した。
2020.08.26
Jane's Defence Weekly
Mediterranean moves
<2010-082616>
・Turkey intervenes
・Bayraktar's revenge
・Russian doubles down
・Egyptian posture
・EEZ issues
・Sirte stand-off
2020.08.26
Stars & Stripes
Several US troops in Syria injured in encounter with Russian military convoy
<2009-082607>
シリア北東部で通常のパトロールを行っていた対ISIS連合軍の車列がDayrick近くでロシアの車列と遭遇した。
この際に米軍車両がロシア軍車両に衝突され、米兵数名が負傷した。
2020.08.24
日経新聞
米ミサイル日本配備に「対抗措置」 ロシア外相が通告
<2009-082401>
ロシアのラブロフ外相が23日、米国が日本に中距離ミサイルを配備すれば対抗措置を取ると米国に通告したと明らかにした。
同外相は米国が緊張をあおり、ロシア国境付近で攻撃能力を持とうとしていると批判した。
2020.08.19
Jane's Defence Weekly
Ka-52M variant makes first flight
<2010-081909>
ロシア通商産業省が8月10日、Ka-52M偵察/攻撃ヘリが初飛行したと発表した。
Ka-52を大幅改良したKa-52Mは戦車を45kmで発見できるV006 AESAレーダを搭載し、30mm砲を装備している。
2020.08.12
Jane's Defence Weekly
Wonder weapons
<2010-081215>
・Air-launched weapons
・Underwater doomsday drone
・Strategic missiles
・More hypersonic weapons
2020.08.09
Military Times
Russia warns it will see any incoming missile as nuclear
<2009-080906>
米国が長距離非核弾頭兵器の開発を進めているのに対し、8月7日付のロシア軍機関誌の「赤い星」にロシア軍高官が、飛来するミサイルが核弾頭か否かを判別するのは困難であるため、全て核弾頭と見なし報復すると述べた記事を掲載した。
2020.08.05
Jane's Defence Weekly
Russian UAVs rising
<2010-080514>
・Scouts
・Collaborators
2020.07.30
AFP=時事
ベラルーシ、「ロシアの傭兵」32人拘束 ロに説明要求
<2008-073002>
ベラルーシ国営メディアによると、同国の治安当局が29日、来月の大統領選を前に同国の情勢不安定化を画策したとして、ロシア人の傭兵32人を拘束した。 ベラルーシのルカシェンコ大統領は、反対勢力の一部がロシアの「人形師」に操られていると主張して、ロシアに説明を求めている。
30年近くにわたる長期政権を築いてきたルカシェンコ氏は、6選を目指す今回の大統領選で主要対立候補を拘束するなどの措置を取っており、今回の電撃発表はそうした異例の選挙戦に新たな予想外の展開をもたらした。
2020.07.28
Breaking Defense
Don't let Turks & Russians carve up Libya
<2008-072808>
今日トルコとロシアが対立しているリビアでは、地理的にも歴史的にも同様の戦いが繰り広げられている。
WWⅡではロンメル将軍率いるドイツ軍と英国軍が戦闘を繰り広げているが、古代にはプトレマイオス王朝とカルタゴが、中世には西ローマ帝国と東ローマ帝国がここで戦っている。
現在はトルコとムスリム同胞団が支援するトリポリを拠点とするGNAと、ロシア、エジプト、UAE、フランスとその他諸国が支援するトブルクを拠点とするLNAが戦っている。
2020.07.26
Stars & Stripes
Putin attends naval parade, promises new ships to navy
<2008-072605>
プーチン露大統領が露海軍記念日の26日に行われた海軍のパレードで、露海軍は年内に40隻の新造艦船を就役させると述べた。 また数日前に更に6隻の外洋艦船の船台組み立てが開始されたとも述べた。
この式典には46隻の艦艇と4,000名が参加した。
2020.07.26
共同通信
ロシア海軍に極超音速兵器配備へ プーチン大統領が表明
<2008-072604>
プーチン露大統領が26日、海軍艦に超高速兵器や原子力魚雷などの新型兵器を配備し、戦闘能力を大幅に強化すると表明した。
大統領の発言は開発中の3M22 Zircon海上発射型超高速CMを念頭に置いたとみられる。
2020.07.23
C4ISR net
Russia conducted anti-satellite test in space, says US Space Command
<2008-072304>
米宇宙軍が7月23日、ロシアが宇宙空間での好戦的な活動を続けており、15日には軌道上で対衛星兵器Cosmos 2543衛星の実験を実施したと発表した。 Cosmos 2543はロシアの他の衛星に対して別の飛翔体を発射したが破壊は行わなかったという。
ロシアはこのように衛星から別の衛星を放出する実験を過去にも行っており、2017年にはCosmos 2019がCosmos 2523を放出し、Cosmos 2523はCosmos 2521を放出している。
また2019年11月にはCosmos 2542、12月にはCosmos 2543を打ち上げている。
【註】
・Cosmos 2519: 主衛星で軌道を変更でき、Cosmos 2521を放出する。
・Cosmos 2521: Cosmos 2519から放出される衛星でCosmos 2523を放出する。
・Cosmos 2523: Cosmos 2521から放出された後に軌道を変更する。
2020.07.23
時事通信
ロシアが宇宙配備型兵器実験 軌道上で物体発射 米軍
<2008-072303>
米宇宙軍が23日、ロシアが宇宙配備型の衛星攻撃兵器の実験を行ったと発表した。
宇宙軍によると、ロシアは15日に地球周回軌道上にある衛星から別のロシアの衛星周辺に向けて物体を発射したが、衛星の破壊は行われなかった。
ロシアはこの衛星について検査用と主張していたが、2017年にも同様に物体を発射していた。
2020.07.23
中央日報
中露の「キラー衛星」 日米の衛星に接近
<2008-072301>
香港のSouth China Morning Postと読売新聞が23日、中国とロシアのキラー衛星が米国と日本の衛星に接近するのが観測されたと報じた。
これらメディアによると、今年初めにもロシアのCosmos 2542衛星が米国の偵察衛星に繰り返し接近し、米国を緊張させたという。
2020.07.22
Jane's Defence Weekly
Steamroller to stiletto
<2009-072215>
・New units
・Military districts
・Ewuipment modernisation
・Combat experience
2020.07.22
Jane's Defence Weekly
Eastern challenge
<2009-072214>
・Pandemic effects
・CAATSA
・Rivals
2020.07.22
Jane's Defence Weekly
Russian Navy updates Project 1155 ASW firgates
<2009-072208>
ロシア太平洋艦隊が7月10日、Project 1155対潜フリゲート艦を多目的フリゲート艦に改造したProject 1155Mの一番艦Marshal Shapposhnikovが、同日に日本海で洋上試験を開始したと発表した。 Marshal Shapposhnikovはロシアが7隻保有している同級の一番艦で、上部構造の20%が変更されてKalibrやUranミサイルを装備するようになった。
艦首に2門装備していたAK-100艦載砲は撤去されA-190-01砲1門と3S14 16セルAPSになった。 3S14はKalibr及びOniksを発射するが将来はTsirkonも発射するという。 3S14 VLSは91R Kalibr対潜ロケット魚雷も発射できる。 また3S-35Uを発射する3S-24傾斜型4連装発射機2基も装備している。
【註】
Project 1155対潜フリゲート艦はウダロイ級駆逐艦と呼ばれていた。 ここに挙げられているミサイルは以下の通りである。
・AK-100: 100mm/70口径、発射速度60発/分
・A-190-01: 100mm/70口径、発射速度80発/分
・Kalibr: Club-N CM、射程2,000~2,500kmのCM
・Uran: Kh-35 (3S-35U)、射程130kmの艦対艦ミサイル
・Oniks: P-800、Mach 2.5、射程300kmの超音速CM
・Tsirkon: 3M22 Zircon、Mach 8~9、射程1,000~2,000kmの超高速CM
2020.07.22
Jane's Defence Weekly
UK officials highlit challenges of ops in Eastern Med
<2009-072203>
英戦略軍司令官のパトリック大将が7月15日に開かれたAir & Space Power Conference 2020で、東地中海におけるロシアのA2/AD装備の増強について警告した。
2020.07.21
Breaking Defense
Israel strikes Syria, warns Russia over Iranian missiles
<2008-072112>
イスラエルがシリアにいるイラン兵とその影響下にある武装勢力への空爆を強化している。 7月20日夜にはダマスカス近郊での空爆で、複数個中隊の対空部隊が破壊された。 この際にはイスラエル機少なくとも1機がシリアKhmeimim航空基地から離陸したロシア軍戦闘機に接近されたが、ロシア軍機は射撃や進路妨害を行わず、単なる示威行為に留まった。
7月9日にはイラン国防相がダマスカスでシリア国防相と会談し、イランがシリアに最新型のSAMを提供することで合意した。 これに対し17日にはイスラエル国防相がロシア国防相に電話で、イランがシリアにKhordad SAMを供与することをイスラエルは見過ごさないと警告した。 Khordadは2019年6月に米軍のRQ-4A Global Hawkを撃墜している。
2020.07.15
Jane's Defence Weekly
Russia to move more MiG-31s to Kamchatka
<2009-071505>
Izvestia紙が7月3日、カムチャッカ半島にMiG-31の1個飛行隊を追加配置したと報じた。 新たに配置された飛行隊はVolizovo航空基地の太平洋艦隊第317混成航空連隊の隷下に入った。 この連隊は今まで、改良が終わったMiG-31B及びMiG-31BS合わせて12機からなる飛行隊とKa-27対潜ヘリ2個飛行隊、Il-38対潜機飛行隊及びUAVや小型輸送機で編成されていた。
2020.07.01
Jane's Defence Weekly
Russia prepares for extended stay at Al-Jufrah following P-12/18 radar installation
<2009-070101>
米アフリカ軍 (USAFRICOM) が6月18日、リビアのAl-Jufrah航空基地におけるロシアの活動が写った衛星画像を公開した。 その中の1枚にはP-12/18 Spoon Restレーダが写っていた。 また格納庫の外に置かれたMiG-29 1機も写っていた。
P-12/18レーダとMiG-29の存在はWorldView-2衛星の6月8日に撮影した画像でも分かっていた。
【註】
P-12は1956年から使用している車載VHFレーダで捕捉距離は200km、P-18(右図)は1970年に装備された同じく車載VHFレーダで捕捉距離は250kmである。
2020.06.27
Stars & Stripes
Russian fighter jet intercepts Air Force, Navy aircraft over Black Sea
<2007-062703>
ロシア国防省が、露空軍の戦闘機1機が6月26日に黒海上空の中立空域で、米国の偵察機2機と空中給油機1機を捕捉したと発表した。 露国防省の声明によると米軍機はP-8A、RC-135、KC-135の各1機で、露軍戦闘機はSu-30であった。 会合地点はロシア南部軍管区の領空よりかなり離れた空域であったという。
S&Sの集計では、今年になって米露軍機が遭遇するのは少なくとも12回目で、殆どが5月に起きた。
2020.06.25
Stars & Stripes
F-22s intercept Russian military aircraft off Alaskan coast for fifth time this month
<2007-062508>
北米防空軍 (NORAD) が25日、ロシアのIl-38 Dolphin洋上哨戒機2機が24日にアラスカ州アリューシャン諸島のUnimak島50哩まで接近したためF-22が緊急発進したと発表した。
露軍機は4時間にわたりアラスカの防空識別圏 (ADIZ) 内を飛行したという。
この種の事案は6月になって5回目である。
2020.06.18
AP 通信
F-22ステルス戦闘機が迎撃 アラスカ上空でロシア機追跡
<2007-061804>
ロシアの戦略爆撃機の編隊が6月17日にアラスカ州沿岸の北太平洋上空を飛行した。 Tu-95 4機はこの日、11時間にわたってオホーツク海からベーリング海、チュクチ海と北太平洋上空を飛行した。
ロシア機がアラスカ沿岸60kmに接近した際、北米航空宇宙防衛司令部 (NORAD) 隷下の米空軍F-22の編隊がスクランブル発進した。
2020.06.10
Jane's Defence Weekly
Russia confirms it exported artillery to Saudi Arabia
<2008-061013>
国連通常兵器登録制度 (UNROCA) が最近の報告書で、2019年にロシアがサウジアラビアに野砲を10個システム輸出したと指摘した。
報告書はシステムの種類を明らかにしていないが、2019年4月にInterfax通信が、サウジへのTOS-1A MRLの引き渡しを完了したと報じていた。
TOS-1AはT-72 MBTの車体に24連装発射機を搭載したもので、発射する220mmロケット弾はサーモバリック弾頭を搭載し射程は6kmという。
2020.06.10
NHK
アメリカとロシアの核軍縮協議に中国は参加拒否
<2007-061002>
2021年2月に期限を迎える米露の核軍縮条約新STARTの延長をめぐる協議が今月下旬に行われることになったが、米国が中国も協議に参加するよう求めたのに対して中国は拒否し、条約の延長に向けた交渉は難航が予想される。
米露間に唯一残された核軍縮条約「新START」はロシアが条約の延長を求めているのに対し米国は核兵器の増強を進める中国も条約に参加するよう求めている。
2020.06.09
Breaking Defense
Unanswered Israeli Air Strikes Against Syria Raise S-400 Questions
<2007-060910>
トルコがロシアから$1B以上かけてS-400を購入するが、ロシア製SAMの効果に疑問の声がでいる。
イスラエルは2019年にシリアでヒズボラを支援するイランを対象に200回以上の空爆を行っており、2020年になってもイスラエルによる空爆が継続している。 最近ではシリア人権監視団によると6月4日の空爆で9名以上が死亡し、この内5名の国籍が不明という。
これに対しシリアは2020年だけでも1,000発以上のSAMを発射しているが、大した成果を上げていない。
2020.06.04
Stars & Stripes
Syria activists: After three months, Russian strikes hit Idlib
<2007-060405>
ロシア軍機が6月3日早く、シリア北西部Idlib県近くで過去3ヶ月で初めて反政府勢力への空爆を行った。
ロシアとトルコは3月上旬以来この地域での停戦を行ってきた。
2020.06.03
Jane's Defence Weekly
Russia launches third Project 22350 frigate
<2008-060305>
ロシア海軍のProject 22350 Gorshkoc級フリゲート艦の三番艦Golovkoが5月22日に進水した。 2022年後半には北海艦隊で就役する。
全長135m、幅16m、排水量5,000tのProject 22350フリゲート艦は速力29kt、航続距離4,500nmで、3S-14 8セルVLSを2基装備し、Kalibr及び3M55 Onyx、Tsyrcon (Zircon) 超高速ミサイルを発射する。 四番艦以降は3S-14を3基装備すると共に、装備するミサイルも更新される可能性があるという。
防空システムとしては3S.97 Redut 8セルVLSを4基装備し、短距離用の9M100E、中距離用の9M96E、長距離用の9M96E2、9M-96E2-1 SAMを発射する。 また後部両舷にはPalash 30mm CIWSを1基ずつ装備する。
主砲はAU-192M 130mm砲で、対潜戦用にはSM-588 4セル回転弾倉発射機を2基装備し、324mm対魚雷/対潜魚雷を発射する。
2020.06.03
Jane's Defence Weekly
Russia deploys combat aircraft to Libya as local allies retreat
<2008-060301>
駐欧米空軍司令官が5月26日にアフリカ空軍 (AFRICOM) の声明で、ロシアがリビアに空軍機を送り、ここを地中海における第2の拠点国に使用としていると述べた。 ロシアはリビア政府軍 (GNA) と戦闘を繰り広げているLNAを支援している。
GNAの内相は5月21日、ロシアがMiG-29 6機とSu-24 2機をリビアに展開したと述べた。 Maxar衛星が5月19日に撮影した画像にはAl-Jufrah航空基地の滑走路上にいるMiG-29 1機が写っている。 AFRICOMは5月20日、Al-Jufrah航空基地にいるMiG-29 2機の画像を公開した。
またMaxarが5月24日、Su-24 4機がAl-Khadim航空基地に建設された重掩体に格納された画像を撮影している。 Al-Khadim航空基地ではUAEがLNAの支援を行っている。
2020.06.03
産経新聞
ロシアが核使用の指針公表、「発射情報」など明示 米国を牽制
<2007-060303>
プーチン露大統領が2日、核兵器使用の指針を定めた文書「核抑止力の国家政策原則」の更新を承認した。 露大統領府のサイトで公表された内容は、ロシアや同盟国に対するBM発射の信頼できる情報を得た場合には核兵器を使用できるなどと明記している。
これまで「原則」の内容は明らかにされていなかったが、今回公表された「原則」では、ロシアへの脅威として宇宙空間へのミサイル防衛施設や攻撃システムの設置を挙げ、名指しは避けながらも米国への警戒を示した。
2020.06.01
Defense News
Russian general decries 'provocative' NATO drills near its border
<2007-060103>
ロシア軍が6月1日、ロシアがNATOに対してCOVID-19パンデミックのため双方の軍事活動を控えようと提案していたのに、米国とNATO加盟国がロシア国境近くで挑発的な動きをしたと非難する声明を出した。 ロシアは特にバレンツ海でのNATOの演習を取り上げた。
2020.05.29
ロイタ通信
ロシアのハッキング行為に警戒を、NSA が呼び掛け
<2006-052901>
米国家安全保障局 (NSA) が28日、ロシアが特殊な技術を用いてハッキングを行っているとして、政府当局や民間企業に警戒するよう呼び掛けた。
NSAによると、ロシア軍の情報機関であるロシア連邦軍参謀本部情報総局 (GRU) のハッカーが、LiruxなどUnix系のOSに標準搭載されているメール転送ソフトIximの脆弱性を狙ってハッキングを行っている。
この脆弱性は昨年修正されたものの、一部のユーザーはアップデートしておらず、電子メールを読まれたり不正操作されたりする可能性があるという。
2020.05.27
産経新聞
ロシア機が異常接近 米軍機挟み飛行、地中海
<2006-052704>
米海軍が26日、地中海東部の国際空域を飛行中のP-8が同日、ロシア軍のSu-35 2機から異常接近されたと明らかにし、国際的な飛行ルールと相いれない不必要な行為により、双方を危険にさらしたとロシア側を批判した。 Su-35 2機はP-8を両側から挟むように接近するなどして1時間超にわたって飛行したという。
地中海上空では4月にも同様の異常接近が2度起きている。
2020.05.27
時事通信
ロシア、リビアに戦闘機派遣 内戦への介入強化 米軍分析
<2006-052703>
米アフリカ軍が26日、ロシアがリビアに戦闘機を派遣したとする分析結果を公表した。 欧米や中露、トルコなどの関係各国は1月にリビア内戦への軍事介入停止や武器禁輸徹底などを盛り込んだ共同声明を採択しているが、これに反するロシアの介入強化はリビアの不安定化を加速させ、内戦の犠牲者増加につながりかねない。
米軍によると、戦闘機はロシア軍機であることを隠すため、経由地のシリアで偽装を施された後、リビアに送られ、西部の首都トリポリを拠点とする暫定政権に対し、東部の軍事組織リビア国民軍(LNA)を援護するロシアの民間軍事会社に航空支援を提供するとみられる。
2020.05.27
AFP=時事
ロシア初のステルス爆撃機、試作機製造開始 報道
<2006-052702>
ロシア国営のTASS通信が防衛産業の情報筋の話として26日、ロシアが同国初のステルス戦略爆撃機PAK DAの試作を開始したと報じた。 この情報筋は報道の中で、機体の最終組み立ては2021年に完了するとの見通しを示した。
それによると統一航空機製造会社 (UAC) が製造計画の監督に当たり、操縦室部分の作業を開始した。
2020.05.26
Navy Times
Watch Russian jets intercept Navy plane
<2006-052606>
米海軍が、東地中海の公海上空で5月25日に哨戒飛行中の米海軍P-8AがロシアのSu-35 2機に、危険でプロらしくない異常接近をされたと発表した。 Su-35は65分間にわたり接近飛行を行い、P-8Aの両翼に同時接近もした。
このようなロシア軍機の嫌がらせ飛行は過去2ヶ月間に3回行われている。
2020.05.24
AFP=時事
ロシア対トルコの代理戦争、舞台はリビアへ 多数のシリア人傭兵
<2006-052403>
シリアでは内戦の停戦合意によってロシアが支援するアサド政権軍と、トルコが支援する反体制派の戦闘が減少しているが、それと入れ替わる形で両国出身の傭兵たちは今度はリビアで戦闘を続けている。
シリアで反体制派の一部を支援しているトルコは、リビアでは国連の承認を受けた国民統一政府 (GNA) を支援している。 これに対しシリアでアサド大統領とその政権軍を支援しているロシアは、リビアでは東部を拠点とする軍事組織を率いるハフタル司令官を支援している。 リビアに科された武器禁輸措置を監視している国連の専門家らは報告書で、地上の情報源から推測するとハフタル司令官の作戦を支援するシリア人傭兵は2,000人未満と推測している。
2020.05.22
時事通信
領空開放条約から脱退へ 米政権、ロシアに通知 報道
<2006-052201>
New York Yimes紙が21日、トランプ米政権が締約国の軍事活動の透明性確保を目的とする領空開放 (Open Skies) 条約から脱退する方針を固めたと報じた。 22日にもロシアに通知する。
2002年に発効した同条約は、米露を含む批准34ヵ国が互いに非武装の偵察機を領域内に派遣することを認め、軍事活動や施設の状況を相互監視することを目的としている。
トランプ政権はかねて、ロシアが条約に違反してバルト海沿岸カリーニングラードへの偵察機派遣を制限していると批判していた。
2020.05.21
Defense News
Trump administration prepares to leave Open Skies Treaty
<2006-052105>
消息筋がDefense Newsに対して5月21日、米トランプ政権がOpen Skies条約から脱退することを明らかにした。 それによると大統領は同日昼に脱退の方針を決め、ポンペイオ国務長官が22日に公式に通知するという。 その結果半年後には同条約からの脱退となるとなるが、ロシアが条約を遵守するのであれば撤回もあり得るという。
国務省のフォード次官補によると、ロシアはカリーニングラードで条約を遵守せずに各種制約をかけており、今年初めにはエストニアとリトアニア上空で妨害を受けたという。
【註】
Open Skies Treatyとは1992年に締結された協定で、締約国は協力と公開の原則に基づいて互いの領土の上空を飛行し、かつ観測できると定めており、各種軍備管理条約の検証や他の監視メカニズムのために利用されてきた。
2020.05.19
Military Times
Russia scales down war games amid pandemic
<2006-051904>
ロシア外務省が5月19日、COVID-19パンデミックの影響で、ロシア軍の訓練が縮小していることを明らかにした。
2020.05.14
東京新聞
ドイツ首相、ロシアに強い懸念 ハッキングの「証拠ある」
<2006-051401>
ドイツのメルケル首相が13日に連邦議会で、2015年に同氏の事務所のメールアカウントや議会のコンピュータがハッキングされた問題について、ロシアが関与した確かな証拠があると述べ、同国に強い懸念を示した。
ドイツメディアは最近、ロシア軍参謀本部情報総局 (GRU) が同氏の事務所のメールを多数入手したようだと報じていた。 ロシアは関与を否定している。
2020.05.06
Jane's Defence Weekly
Russian paratroops drop on Arctic
<2007-050601>
ロシアの副国防相が4月26日、同日に露軍空挺部隊が史上初めて北極圏での降下を行ったと発表した。
特殊な落下傘と降下は高度10,000mから酸素マスクを着けた隊員がIl-76 3機から特殊な落下傘でFranz Josef Land降下し、降下後に演習を実施した。 またその内の1機は高度1,800mから18tの貨物を投下した。
降下訓練後Il-76はロシア最北の飛行場Nagurskoyeに着陸した。
2020.04.26
東京新聞
ロシア空挺部隊が北極圏降下訓練 領有権争い視野に、実効支配狙い
<2005-042602>
タス通信などが、ロシア国防省が26日に空挺部隊が北極圏ロシア領のバレンツ海アレクサンドラ島に降下し、訓練を実施したと発表したと報じた。 空挺部隊は高度10,000mでIl-76から降下して3日間展開し、攻撃訓練や北極圏の環境下で生き延び脱出する訓練も実施した。
北極圏への部隊での降下は史上初という。
2020.04.24
Aflo
ロシア軍機が米駆逐艦に接近 ベルギー空軍機が迎撃阻止
<2005-042405>
NATOが、バルト海の公海上空で4月17日、4機のロシア軍戦闘機が米海軍駆逐艦に低空での接近を試みたが、ベルギー空軍機がこれを阻止したことを明らかにした。
ロシア軍のSu-24 2機とSu-27、Su-30の計4機がバルト海を航行中の駆逐艦Donald Cookに低空接近飛行を行ったためベルギー空軍機がリトアニアのシャウレイ空軍基地から緊急発進した。
NATOによれば、ロシア軍機はこれより先に2度、米軍機に異常接近を繰り返した。
【註】
NATOはバルト三国の防衛のため、参加国が交代で戦闘機を派遣しバルト上空警察飛行 (Baltic Air Policing) を行っており、現在はベルギーが当番国の一部になっているとみられる。
2020.04.20
Stars & Stripes
Russian fighter buzzes US aircraft for second time in four days
<2005-042005>
米海軍のP-8A 1機が4月19日遅く、東部地中海上空でロシアのSu-35 1機による異常接近を受けた。 Su-35はP-8Aに高速で接近し25ftまで接近した。
この空域でのP-8Aに対するSu-35による異常接近は1週間も経たないうちに2度目になる。
2020.04.20
Jane's 360
Russian Navy receives first Project 20183 survey and research ship for Arctic operations
<2005-042002>
ロシア国営TASS通信が4月12日、Project 20183捜索救難艦が3月にロシア海軍に納入されたと報じた。
同艦は北極海で使用するための多目的艦で、捜索救難のほか海洋調査、装備の試験、特殊装備の輸送などにも使用できる。
2020.04.20
東京新聞
ロシア機、米軍機に再び異常接近 地中海上空で8メートル
<2005-042001>
米海軍が19日、地中海の公海上空を飛行中のP-8が同日、ロシア軍のSu-35に異常接近されたと明らかにした。 同空域では15日にも同様の異常接近が起きている。
Su-35は1時間40分間にわたり米軍機の近くを飛行し、高速を維持したままで一時は米軍機の前方8mまで接近するなど危険な動きを繰り返したため、米軍機は高度を下げて回避したという。
2020.04.17
産経新聞
露、初のヘリ空母建造へ 露メディア 軍事均衡に影響も
<2005-041701>
ITAR-TASS通信が16日までに軍事産業筋の情報として、ロシアが近く同国初となるヘリコプタ搭載型強襲揚陸艦2隻の建造に着手すると報じた。 建造はクリミア半島の造船工場で行われ、2隻は2027年までに露海軍に引き渡される計画という。
TASS通信によるとこのヘリ空母は全長220m、排水量25,000tで、ヘリ20機以上のほか、兵員900名人以上の輸送が可能という。
ロシアはかねてからヘリ空母の導入を計画しており、2011年にはフランスにMistral級の建造を発注したが2014年のクリミア併合を受け、フランス側から契約を破棄されていた。
2020.04.16
Navy Times
Russian jet buzzes Navy P-8 Poseidon within 25 feet, intercept lasts 42 minutes
<2005-041606>
地中海の公海上空で4月15日、米海軍のP-8AがロシアのSu-35 1機に42分間にわたり異常接近された。
Su-35はP-8Aの逆方向から高速接近し、25ftまで接近した。
2020.04.16
ロイタ通信
ロシア、対衛星ミサイル実験を実施=米軍
<2005-041603>
米空軍宇宙軍団によると、ロシアが15日にASATの発射試験を実施した。 米宇宙軍 (USSPACECOM) 司令官レイモンド大将が声明を発表し、ロシアには宇宙軍備の増強を停止する意図がないことは明白で、ロシアによる宇宙の軍備抑制提案と矛盾すると指摘した。
専門家によると、試験が行われたのは新型ASAT Nudolで、モスクワの北800kmにあるプレセツク宇宙基地から発射された。 衛星データからは宇宙空間での標的の破壊は行われなかったとみられるという。
2020.04.15
Breaking Defese
Raymond rips Russian ASAT test, arms control hypocrisy
<2005-041501>
安全保障世界基金 (SWF) によると、ロシアは今までに少なくとも9回のPL-19 Nudol DA-ASATの発射試験を行っているが、何れもデブリを生じるものではなかった。
PL-19 Nudolは移動可能なDA-ASATで、低高度軌道衛星の破壊を目指している。
2020.04.01
Jane's Defence Weekly
Russian Sarmat ICBM enter production
<2005-040110>
ロシアのショイグ国防相が3月25日に連邦議会で、ICBMの生産設備がSarmat重ICBMの生産用に改良されたと述べた。 また、核装備の近代化が90%達成されることも明らかにした。 ロシア軍の近代化は68.2%達成しており、年内に70%を越えるとも述べた。
国防相によると、2012年以来露空軍と海軍は12,000品目以上の近代か兵器、1,400機以上の航空機、190隻以上の艦艇を取得し、全てのミサイル旅団がIskanderに換装されたという。
2020.03.25
Jane's Defence Weekly
Russia negotiates delivery of more S-400s to Turkey
<2005-032506>
ロシアとトルコがS-400の追加売買交渉を行っていることをロシア当局者が3月16日にTVで明らかにした。
S-400の売却でロシアにとってトルコは武器輸出額で5位の顧客になっている。
2020.03.20
Stars & Stripes
Russia to base hypersonic tracking radar in middle of NATO turf
<2004-032002>
TASS通信が3月19日、ロシアがKonteiner次世代レーダをカリーニングラードと米国の超高速ミサイル防護用に配備する計画であると報じた。 TASS通信によると同型レーダは2019年にモスクワ南東モルドビア共和国のボルガ地方に配備している。
ロシアはまた対超高速ミサイル用レーダを北極圏にも配備する計画という。
【註】
KonteinerはOTHレーダで、モルドビア共和国のKovylinoに設置したKonteyner OTH-Rは2019年12月1日にフル稼働に入ったと報じられている。
2020.03.18
Jane's Defence Weekly
Russia claims Turkey only damaged two Syrian Pantsir-S1 air-defence systems
<2005-031810>
ロシア国防省が、2月27日から8日間に渡りトルコが行った攻撃でロシア製のPantsir-S1防空システム2両が破壊されたと発表した。 一方トルコのエルドアン大統領は3月10日、Idlibへの攻撃を阻止するためトルコがUCAVによる攻撃を行い、シリア軍のPantsir 8両を破壊したと述べた。
ただロシア国防省によるとIdlibでシリア軍を援護しているPantsir-S1は4両以下であったという。
2020.03.16
産経新聞
ロシアとトルコ、イドリブで共同警備開始 シリア内戦は10年目に
<2004-031601>
ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は5日にシリア北西部Idlib県を東西に貫く高速道路M4の南北それぞれ6kmを緩衝地帯とし、共同パトロールを行うことで合意したのを受け、15日にロシア軍とトルコ軍による共同パトロールが行われた。 両国はパトロールを通じて停戦の定着を目指す。
シリア内戦は15日で10年目に突入したが、イドリブではたびたび停戦が破られており、収束はなお見通せない。
2020.03.13
Jane's 360
Russia launches new Project 20380 corvette
<2004-031307>
ロシア海軍Project 20380コルベット艦の7番艦がサンクトペテルブルグで進水した。 同艦は完成後黒海艦隊に同級最初のコルベット艦として配属される。
同じ造船所では更に2隻が建造中で、Komsomolsk-on-Amurの造船所で同型艦が2隻建造されている。
また同じ造船所ではProject 20380発展型であるProject 20385とProject 20386も合わせて3隻が建造中または洋上試験中である。
2020.03.11
Jane's Defence Weekly
Hypersonic missile fired for first time by Russian frigate
<2005-031103>
ロシア国営TASS通信が2月28日、露海軍北方艦隊のProject 22350フリゲート艦Admiral Gorshkocが1月にバレンツ海で、超高速ミサイル3M22 Zircon (Tsirkon) を初めて発射し、北ウラルの地上標的まで500km以上を飛翔したと報じた。 Zircon (Tsirkon) はスクラムジェットで推進する。
【註】
Missile Defense Advocacy Alliance (MDAA) のHPによると3M22 Zircon / SS-N-33は以下の様なミサイルである。
・対艦超高速ミサイル
・地上、空中、潜水艦発射型
・射程1,000km
・アクティブ/パッシブレーダ誘導
2020.03.11
Jane's Defence Weekly
Turkish UAVs played substantial role against Syrian army in Idlib province
<2005-031101>
シリアのIdlibで、停戦が発効する3月5日~6日にかけての深夜にトルコがシリア政府軍に対しUAVによる攻撃を行った。 これは2月27日にシリアの攻撃でトルコ側に34名の犠牲が出たことへの報復で、トルコ国防省によるとシリア側で数百名が負傷し、戦車や装甲車両及び砲など数十両を破壊したという。
ただ、この戦闘でトルコは少なくとも4機をシリア側の防空システムにより撃墜されており、トルコの能力が疑問視されている。
2020.03.10
Stars & Stripes
Russian bombers intercepted off Alaska's coast
<2004-031004>
北米防空軍 (NORAD) が3月9日、ロシアのTu-142 Bear偵察機2機がベーリング海上空でアラスカから200哩の防空識別圏 (ADIZ) に侵入したため、米空軍のF-22とカナダ空軍のCF-18を緊急発進させた。 ロシア軍機はアラスカまで50nmまで接近した。
この緊急発進には米空軍のEC-135空中給油機とE-3 (AWACS) も同行した。
2020.03.10
Jane's 360
Russia's Beriev seeks to patent airborne carrier for laser weapon
<2004-031002>
ロシアのBeriev社がABL搭載航空機の特許を登録した。 Beriev ABLはIl-76MD-90A重輸送機をABLに改造したものである。
一方、SAMの開発を行っているAlmaz設計局は40年以上にわたり航空機搭載HELの開発を行っており、Beriev社は1981年に気球の破壊を目的としたDreyf計画(後にLadogaに改称)としてIl-76に炭酸ガスレーザ砲を搭載したA-60 (izdeliya 1A) を試作している。 A-60は1984年4月に気球の破壊に成功し1991年に2度目の試験にも成功したが、その2年後に資金不足から計画は中止されていた。
2020.03.06
Jane's 360
Turkish UAVs played leading role in Idlib battle
<2004-030604>
シリアで2月27日にトルコ兵34名が殺害された報復として、3月5~6日の深夜に停戦が発効するまでの8日間にトルコは広範囲でUAVを使用し、数百名のシリア人を殺害し、数十両の戦車、装甲車、砲を破壊したとしているが、少なくとも4機を失い、シリアの対空火力に対する能力が疑問視されている。
攻撃にはBayraktarTB2武装UAVが使用され、Hatay空港から発進したとみられる。
2020.03.06
東京新聞
シリア停戦、アサド政権が優位に 交通網支配でトルコ譲歩
<2004-030603>
トルコとロシアの合意で6日に停戦が始まったシリア北西部Idlib県では、重要な交通網の支配を巡りトルコが譲歩しアサド政権が優位を固めた。
合意では、Idlib県を走る道路M4に沿って幅12kmの安全地帯を設け、ロシア軍とトルコ軍がパトロールする。
2020.03.06
ロイタ通信
シリア政府軍に報復攻撃、停戦合意発効前に=トルコ国防省
<2004-030602>
トルコ国防省が6日、シリア北西部Idlib県で、トルコ軍への攻撃に対する報復としてロシアとの停戦合意発効前の5日に、シリア政府軍にUAV攻撃を行ったと発表した。 トルコ国防省によると、攻撃によってシリア政府軍の21名を殺害した。
エルドアン大統領とプーチン大統領は同日、Idlib県で6日から停戦することで合意し24:00に発効したが、攻撃は16:00前後に実施したという。
2020.03.05
Stars & Stripes
Russia, Turkey announce cease-fire in northwestern Syria
<2004-030509>
ロシアとトルコの大統領が、シリア北西部で3月5日深夜から停戦することで合意したと発表した。
また、Idlib県を東西に走る国道沿いに安全地帯を設けることでも合意した。
2020.03.05
Jane's 360
Images suggest China has begun fitting indigenous WS10 engine into J-10C fighters
<2004-030508>
中国国営CCTVが3月2日、Shenhang-Liming社製WS10シリーズのエンジンを搭載したJ-10の映像を流した。 映像はJ-10Cと見られ、搭載されているのはWS10Bと見られる。
2018年以来薬300機製造されているJ-10は全てロシア製のSaturn AL-31FNターボファンエンジンを搭載している。
2020.03.05
AFP=時事
シリア・イドリブ県でロシア軍が空爆、民間人15人死亡
<2004-030507>
シリア人権監視団、シリア反体制派の最後の拠点となっている北西部Idlib県で5日、ロシア軍による空爆があり、子ども1人を含む民間人少なくとも15人が死亡したと発表した。 それによると、5日00:00過ぎにマーラトミスリン郊外の国内避難民が集まる場所が空爆された。 負傷者の多くが重体で、死者数は増える恐れがあるという。
2020.03.05
産経新聞
ロシアとトルコが首脳会談 プーチン氏「対話必要」
<2004-030506>
シリアでアサド政権軍とトルコ軍の戦闘が続くなか、政権側の後ろ盾であるロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が5日にモスクワで首脳会談を行った。 プーチン大統領は冒頭、状況は私たちの対話を必要とするほど緊張しているとしたのに対し、エルドアン大統領も会談での決定が状況を緩和するだろうと応じたが双方の隔たりは大きく停戦で合意できるかが焦点である。
ロシアはシリア内戦の過程で同国内に新たな軍事基地を得ており、アサド政権の意向に反するようなトルコの提案を受け入れるのは困難とみられる。 アサド政権とロシアは、トルコがイドリブの反体制派武装勢力の武装解除を約束通り進めず、難民流入の防止を名目に実効支配を進めていると批判してきた。
2020.03.04
Jane's Defence Weekly
Russia's VKS deploys first S-350 air defence system
<2005-030404>
ロシア国防省が2月26日、宇宙航空軍 (VKS) の防空部隊が最初のS-350 Vityaz防空システムをレニングラード地区のGatchina演習場に展開したと発表した。 最初のS-350は2019年12月末にVKSに引き渡されていた。
ロシアは2027年末までにS-350の発射機144基を装備する計画である。 ロシアの2018~2027年装備計画では、発射機12基を装備するS-350大隊12個をVKSに編成するとしている。
2020.03.04
ロイタ通信
米、トルコへの武器供与を表明 シリア北西部の戦闘で
<2004-030402>
シリア北西部ではロシアがシリアのアサド政権軍を支援する一方、トルコは反体制派を支援して両国の対立が深まっている。 ロシアとトルコはいずれも、直接衝突は避けたいとしているが、ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が停戦合意を目指して行う会談が数日後に予定される中、直接衝突の可能性は高まっている。
こうしたなか、シリア担当のジェフリー米特別代表が3日、トルコがIdlibでの戦闘で必要とする弾薬や軍装備品を供与する用意があると表明した。
2020.03.02
Jane's 360
Russian frigate fires hypersonic missile for first time
<2004-030205>
ロシア国営TASS通信が2月28日、北方艦隊のフリゲート艦が同日超高速ミサイル3M22 Zirconの発射試験に成功したと報じた。
【註】
3M22 Zircon (SS-N-33) は2012年に生産が開始された全長8~10m、射程500kmの超高速ASCMで、弾頭重量300~400kgを搭載してスクラムジェットで推進しMach 8~9で飛翔する。
2020.03.01
NHK
ロシア 原油価格下落は許容範囲内も注視 新型コロナウイルス
<2004-030104>
ロシアのプーチン大統領が1日、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感からロンドンの市場で取り引きされる北海産の原油の先物価格が先週、1バレル=50ドル台前半まで値下がりしたことについて、我々が経済政策で設定している価格は1バレル=42ドルで、今の水準は許容範囲内だと述べた。
2020.03.01
AFP
トルコ、シリアで軍事作戦を展開中と発表 ロシアとの衝突は望まず
<2004-030103>
トルコのアナトリアが1日、アカル国防相が「Idlibにおける2月27日の憎むべき攻撃を受け、Spring Shield作戦が成功裏に続けられている」と発言したと報じた。
ただ同相はロシアとの衝突を望んだり意図していないとも述べた。
2020.02.29
産経新聞
トルコ国防相「200ヵ所に報復攻撃」
<2003-022901>
シリア北西部Idlib県でアサド政権軍の空爆によりトルコ軍兵士33名が死亡したのを受け、トルコのアカル国防相は2月28日に、同国が報復として政権軍の施設など200ヵ所を攻撃し、ヘリコプタや戦車、弾薬倉庫を破壊したと述べた。
一方、アサド政権の後ろ盾であるロシアのラブロフ外相は29日、軍事的緊張の緩和が必要だという点でトルコ側と一致したと述べたが、戦闘が収束するかは不透明である。
2020.02.28
ロイタ通信
ロシア、シリア沖に艦船2隻派遣 空爆巡り「トルコの対応不備」指摘
<2003-022803>
2月27日にシリア北西部Idlib県で、アサド政権軍の空爆でトルコ軍兵士33名名が死亡し、同地域で2月に死亡したトルコ兵士は54名となった。 トルコは28日に報復攻撃を実施した。
RIA通信の28日の報道によると、ロシア軍はトルコ軍と常時連絡をとりあっているが、27日の攻撃については、事前に対象地域にトルコ軍兵士がいるという連絡はなかったと述べ、この空爆にロシア軍は参加しておらず、もしトルコ軍がいると知っていたら、トルコ兵の防護に全力をあげていたと主張したという。
インタファクス通信は28日に、CMを搭載したロシア黒海艦隊の2隻がシリア沖に派遣されると報じた。
2020.02.21
Jnae's 360
Turkish-backed counterattack fails in Idlib
<2003-022104>
トルコが支援するシリアの反政府勢力が2月20日にAl-Nayrabで、トルコから支給されたM114榴弾砲(註:155mm砲、自衛隊も装備していた)の火力支援を受けACV-15(註:トルコ製水陸両用戦闘車)及びM113 APCでアサド軍に攻撃をかけた。 この攻撃はトルコ軍のT155榴弾砲中隊とT-122 Sakarya MLRSの火力支援も受けた。
これに対しロシアはSu-24による空爆で反撃し、攻撃は失敗した。 この2日前にロシアは複数のSu-24がロシア南部からイランを経由してシリアに増強されていた。
2020.02.19
Jane's Defence Weekly
Russia trials Admiral Kasatonov frigate
<2004-021910>
ロシア国防省のウェブサイトが2月11日、Project 22350 Kasatonov級フリゲート艦の2番艦が北方艦隊での就役前試験を実施している。
11月20日に行われた試験ではKalibr及びOnyx CMによる陸上及び水上目標に対する射撃も実施した。
2020.02.07
Jane's 360
Maiden flight for upgraded Tu-160M bomber
<2003-020703>
ロシアUAC社が2月2日、改良型 Tu-160 Blackjackが初飛行したと発表した。 初飛行は34分間にわたり行われ、高度5,000ftまでを飛行した。
Kh-555 (AS-15) 通常弾頭CMを12発搭載するTu-160の改良は二段階で行われ、最初のTu-160M1では航法装置とオートパイロットの換装が、続くTu-160M2ではレーダの換装とエンジンの改良が行われる。
2020.02.06
Jane's 360
Defexpo 2020: Almaz-Antey upgrades Club-T cruise missile system
<2003-020603>
ロシア国営Almaz-Antey社がクウェートで2月5~9日に開かれたDefexpo 2020で、Kalibur CMの輸出仕様であるClubに新たにClub-Tが加わったことを明らかにした。 Clubファミリには今まで潜水艦発射のClub-S、水上艦発射のClub-N、空中発射のClub-Aがあったが、今回多目的CMのClub-Tが加わった。
Club-Tは重量1,700kgで450kgの弾頭を搭載し240m/sで巡航する。 同社によると対地モードでの精度はCEP≦50mという。
2020.02.04
Jane's 360
Development of Russian PRS-1M missile continues
<2003-020403>
ロシア軍が2019年6月にカザフスタンの試験場でA-235 Nudor ABMによる迎撃試験に成功したと発表しているが、TASS通信は6月4日に、ロシア宇宙航空軍が別の新型迎撃ミサイルの発射試験に成功したと報じている。
A-235は現在モスクワ周辺に配備されているA-135の後継で、迎撃弾であるPRS-1MはMach 12で飛翔し、Mach 10までの目標を撃墜できる。
2020.02.01
Stars & Stripes
Pompeo says US can supply Belarus with 100% of oil, gas
<2003-020103>
米国務長官として26年ぶりにベラルーシを訪問したポンペイオ長官がルカシェンコ大統領と会見後にマケイ外相との共同記者会見で、ベラルーシへの石油とガスの供給を停止したロシアに変わって米国がベラルートの必要量を100%供給できると述べた。
ロシアは、ベラルーシはロシア国内と同一価格で石油とガスの供給を受け続けるのであれば、ロシアとの経済統合が不可欠として、12月31日からこれらの供給を停止している。
2020.01.28
Jane's 360
China, Russia reportedly considering new African naval bases
<2002-012804>
New York Timesが1月28日に、中国とロシアがアフリカに軍事拠点を作ろうとしていると報じた。 中国はセネガル海軍の支援を名目に、セネガル(註:西アフリカ)に港湾を建設しようとしている。
一方ロシアはソマリアで分離独立派が支配しているBerberaに拠点を作ろうとしている。
2020.01.20
Jane's 360
Russian ship designers show latest advanced naval platforms
<2002-012007>
1月上旬にセバストポリで開かれたロシア軍当局者の会合で造船各社が新型艦の模型を展示した。 その中でNevskoye設計局はProject 11430E Lamantin級空母の模型を展示した。
IMDS 2019で初公開されたProject 11430E Lamantin級空母は原子力推進で、Project 1143.5 Kuznetsov級空母より大型になるという。
2020.01.10
Navy Times
Russian navy ship 'aggressively approached' US warship
<2002-011005>
米海軍駆逐艦Farragutが1月に9日にアラビア海北部でロシア艦から異常接近された。
Farragutは衝突を回避するため国際法規に従い警笛を5度鳴らしたが当初ロシア艦はこれを無視し、最終的に回避行動を行った。
2020.01.09
Jane's 360
Russian OTHR system enters service
<2002-010911>
ロシアがモルドビア共和国のKovylinoに設置したKonteyner OTH-Rが2019年12月1日にフル稼働に入った。
2020.01.08
Jane's Defence Weekly
Russia's new Gibka-S VSHORAD system successfully comopletes its state trials
<2003-010807>
ロシア国防省が12月25日、Gibka-S至近距離防空システム (VSHORAD) の国家試験を完了したと発表した。
Gibka-Sは中隊長用指揮偵察車や防空大隊の装甲車にMANPADを装備するシステムで、MANPADとしては9M336 Verba、9M342 Igla-S、9M39 Iglaなどを発射可能状態に4発と予備弾として4発搭載できる。
指揮官車には高度10km、距離40kmを覆域とする1L122-1Eコンパクトレーダを装備し、移動間8km、固定間17km以内の6個戦闘車または4個MANPADS中隊を指揮できる。
2020.01.08
Jane's Defence Weekly
Russia declares first Avangard regiment operational
<2003-010802>
TASS通信が12月27日、露国防省が同日にAvanguard(註:=Vanguard)HGV を搭載したICBMを装備した最初の連隊がoperationalになったと発表したと報じた。 またショイグ国防相が、2020年内に戦略ミサイル軍 (RVSN) でYars及びVanguardの発射機22基が戦闘警戒態勢入ると共に、7隻建造されるBulava SLBMを装備するBorei-A級潜水艦の一番艦が露海軍へ引き渡されると述べた。
また、RVSNの5個師団には12月1日にPeresdetレーザシステムが配備されたという。 Peresdetは拠点防空用であるが、限定的ながら対衛星能力も持つという。
2020.01.01
Jane's Defence Weekly
Russian army to reinforce its Iskander missile brigades
<2003-010111>
Izvestia紙が12月16日、露国防省が9K720 Iskander-Mの増強を行うと報じた。
Iskander-M旅団は9P78-1 TEL 4両を装備する大隊3個で編成されているが、大隊を1個ずつ増やして旅団のTEL数を12両から16両にするという。
露陸軍は現在、バルチック艦隊の沿岸防備軍陸軍第11軍団に所属する第152防御ミサイル旅団と露地上軍の各軍に旅団1個ずつ、合わせて13個のIskander-M旅団がある。 TELには9M723 TBM(註:SS-26)または9M728 GGLCMを搭載できることから、Iskander-M旅団の保有するミサイル数は312発から416発に増えることになる。
2020.01
International Defence Review
Russia develops mutilayered C-UAS system
<2002-010012>
ロシアRosoboroexport社の子会社であるRostec社が、四段階からなるソフトキル/ハードキル両用型のC-UAV装置を開発した。
システムは各社UAVに対応可能で、ソフトキルでは4種類のECMが可能で、200~6,000MHzをカバーし、30kmの有効範囲を持つ。
第二段階はRostec社の子会社Avtomatika社製Sapsqn-Bekas移動型C-UAV装置が担当する。
第三段階は12kgのKupol-PROが3~4km有効なJammingをおこない、第四段階では重量3.5kgの514K 4.5mm空気銃で撃墜する。