「露大統領、ヘリ1千機以上導入など空軍増強宣言」
「ロシア 海軍基地開設をキューバなどと交渉 外洋展開か」
「ロシア、宇宙からの脅威に対応する航空宇宙防衛軍を編成」
「プーチン氏『核の維持・強化を』=新型弾道ミサイル配備も―ロシア」
2012.10.03
Jane's Defense Weekly
Russia 'worried' about China's rising capability
<1211-100307>
中国が空母を就役させたことから、ロシアでは中国警戒感が広まっている。
ロシアの駐 NATO 大使であった Rogozin 副首相が、2020年までの8年間にロシアは T-95 戦車を2,300両生産するのに対し、中国は同等の戦車を
20,000両生産すると警戒感を示した。
2012.08.11
Yahoo
読売新聞記事
<1209-081101>
プーチン大統領が11日に、帝政ロシアによる空軍創設から100年になる祝賀式典で演説し、2020年ま
でに固定翼機600機以上とヘリコプタ1,000機以上を空軍に新たに装備すると宣言した。
経済成長が続くロシアは軍への予算配分を拡大しており、大統領の発言は空軍の装備更新に優先的に取り組む方針を示したものである。
2012.07.30
Yahoo
毎日新聞記事
<1208-073002>
ロシア海軍司令官が27日、キューバ、ベトナム、セーシェルに
艦船の補給基地を開設する交渉を始めていることを明らかにした。 ロシアはソ連時代から維持していたキューバとベトナムの基地を2002年に閉鎖
していた。 ロシアが現在、旧ソ連圏以外で唯一の海軍基地を置くシリアのタルトスについては、地中海での任務遂行に不可欠と述べ、
今後も維持していく考えを強調した。
同司令官はまた、ミストラル級強襲揚陸艦など大型艦船が接岸できる施設を、2015年初めにウラジオスト
クに建設することを優先課題の一つに挙げた。
2012.07.28
Defense News
Russia denies It's pursuing naval bases abroad
<1208-072803>
ロシア国営メデイア Novosti が、ロシアがキューバ、ベトナム、セーシェル
と海軍基地設置交渉を行っていると海軍司令官が述べたと報じたことに関し、露国防省が27日遅く声明を出し、同司令官の発言は政府の公式見解で
はないと、これを否定した。
2012.06.30
Yahoo
Searchina 記事
<1207-063003>
ロシアのロゴジン副首相が29日、ロシアは宇宙開発技術分野でロシアは西側の宇宙開発大国に遅れをとっておらず、宇宙に兵器を配備するすべて
の能力を備えていて、宇宙からの脅威に対応するため、すでに2011年12月に航空宇宙防衛軍を創設していると述べた。
2012.04.18
Jane's Defence Weekly
Russia deploys S-400 air-defence unit to Kaliningrad
<1206-041807>
イズベスチア紙が4月9日、S-400 がバルチック艦隊の基地があるカリーニングラード
西部に展開したと報じた。 この部隊は2012年に発足する3個隊の1つで、他の部隊は極東のナホトカに展開する。 既に
発足した2個連隊はモスクワ周辺に展開している。
ロシアは2020年までにS-400 28個連隊を編成する計画で、2015年には次世代の S-500 部隊も編成される。 S-400 連隊
は4個システムを保有する大隊2個で編成される。
2012.04
Jane' Missiles & Rockets
President Medvedev questioned over Russia's response to West's BMD plans
<1207-040009>
メドベーエフ露大統領が2月21日、新設された第60戦略ロケット師団の連隊長を集めた会合で、米国が欧州に配備する BMDS に
ロシアが対抗できるかとの疑問を投げかけた。
2012.03.28
Jane's Defence Weekly
Russia details level of defence spend until 2020
<1205-032805>
露大統領が3月20日、国防費の水準を2020年まで GDP の2.8%以上に維持することを明らかにした。 これは政策変更で
はなく、大統領と首相は、今後10年間 GDP の3%以上とするとしていた。
2012.03.19
Aviation Week & ST
Russian revival
<1204-031907>
・Su-34
32機発注した Su-34 は一次分の6機が既に納入され、年内に更に10機が納入される。 ロシアは3月1日に、
更に92機が2020年までに納入されることを明らかにした。
・Su-35S
Su-35 の第三次生産型である Su-35S が1月17日に初飛行した。 Su-35 は最大30゚偏向できる Saturn 117S
TVC エンジンの採用で、Su-30MKI などにあったカナード翼なしで高運動性を実現している。
Saturn 117S は、重量増加なしで、推力を16%増加させている。
・Sukhoi T-50
・Nebo M
最近100基が発注された対ステルス (CVLO) レーダ Nebo M は、VHF (RLM-M)、L-band
(RLM-D)、C/X-band (RLM-S) の三種類の周波数帯の異なるレーダと、データ統合を行う指揮装置
で構成される。
・S-300V4
露陸軍が装備している S-300V (SA-12) の後継となる S-300V4 SAM/ABM には、射程200〜250kmの
9M82M と、120〜130kmの 9M83M の二種類の新弾が採用される。
・S-500
9M82M を改良したミサイルは、SAM として500〜600kmの射程と、ABM 能力を持つ。
2012.03.05
Aviation Week & ST
Russia orders bombers and fighters
<1204-030502>
ロシアが長距離爆撃機と空母戦力の増強を計画している。
・Su-34
ロシア国防省が3月1日、Su-34 92機を発注した。 Su-34 は2008年に32機が発注されているため、合わせて
124機になる。 同機は今後 Su-24 と換装される。
・MiG-29K
Su-34 の発注に先駆け露国防省は、単座の MiG-29K 20機と複座の MiG-29KUB 4機を発注した。 MiG-29K は Su-33 に
代わって、ロシアに唯一残っている空母 Admiral Kuznetzov に装備される。 MiG-29K はインドが、単座型
12機と複座型4機を発注しており、露海軍が二番目の顧客になる。
2012.02.20
Yahoo
時事通信記事
<1203-022001>
ロシアのプーチン首相が、20日付の政府機関紙に国防計画について論文を寄稿し、われわれの弱さを見せてはならないと、あくまで
核抑止力の維持強化を目指すことを明らかにした。
その上で今後10年間で、新型 ICBM と SLBM を計400基調達すると共に、S400 なども併せて
配備すると、BMDS の欧州配備計画を進める欧米をけん制した。