2021.12.08 | Jane's Defence Weekly | Missile complex | <2203-120812> ・New framework ・Dynamic challnges ・Joint globa portfolio for complex weapons eyed under Lancaster House refresh |
2021.10.01 | National Defense | Purdue to host new hypersonics test facility | <2111-100106> パデュー大学(註:インディアナ州立大学)が8月に開かれた同校と国防企業協会 (NDIA) 共催のシンポジウムで、同校キャンパスに隣接して超高速の試験設備HGTCを建設すると発表した。 |
2021.08.30 | Aviation Week & ST | DARPA aims to build bridge across technology's 'Valley of Death' | <2110-0083002> 米DARPAが技術検証機であるX-planeと実大試作機Y-planeの間を埋めるX Prime計画を立ち上げ、開発がX-planeで頓挫 (valley of death) するのを防止しようとしている。 X Primeの代表がShepardで、これは2000年代初期にIARPA計画として進められていたダクテッドファンを用いた超静粛、高効率、ハイブリッド電動UAVのGreat Horned Owlを発展させるもので、Northrop Grumman社の子会社であるScaled Composites社が進めている。 |
2021.06.14 | Aviation Week & ST | Digital approach | <2108-061401> 英国がTempestの開発にあたって、開発期間をTyphoonの半分に縮めようとしている。 このため試験飛行だけではなくシミュレーションを多用して評価をしようという。 |
2020.06 | International Defence Review | EDA, ESA to launch full-scale AYDROS demonstrator | <2008-060011> EUの欧州防衛庁 (EDA) と欧州宇宙庁 (ESA) が共同でCBRNe環境下での衛星を介した指揮統制に使うUAVと収納容器の試作と試験の契約を行う。 この計画はAUDROS CBRNeとしても知られており、計画の第一段階は2018年12月に完了している。 計画にはチェコのBizGarden社、GINA Software社、チェコ陸軍研究所、及びポーランドのCervi Robotics社の4社が参加し、EUR500,000で受注している。 18ヶ月に及ぶ第二段階は6~9月に契約が行われる予定である。 |
2020.04.15 | Jane's Defence Weekly | US Army identifies testing of weapons during pandemic as a potential challenge | <2006-041506> 米陸軍省で調達兵站技術を担当するジェッティ次官補とArmy Future Command司令官のミューレイ大将が4月3日のネット上の記者会見で、COVID-19パンデミックにより新兵器の試験に遅れが生じていることを認め、軍事産業に及ぼす影響を分析した。 その中でメリーランド州Aberdeenで行われていたIM-SHORADの試験が、関係者のソーシャルディスタンスを保つため中断していたが、再開を検討していることを明らかにした。 |
2019.12 | International Defence Review | Complex relationship: UK, France evolve R&T partnership for missile technology | <2001-120019> |
2018.10.03 | Jane's Defence Weekly | US DoD set to receive funding boost for hypersonic, directed-energy weapons | <1812-100306> 米議会上下両院が採決したFY19国防権限法では、超高速兵器とDEWの開発に、国防総省の要求に$617Mを追加配分した。 |
2018.01.29 | Aviation Week & ST | Future of Angro-French UCAV demonstrator is hazy | <1803-012902> 英仏が将来UCAVを共同開発する計画FCASは12ヶ月間のPhase 0が終了すれば 設計試作段階のPhase 1に移行することになっていたが、未だにPhase 1は開始されていない。 |
2017.04.19 | Jane's Defence Weekly | USN says ECPs could update Super Honets and better integrate them with F-35s | <1706-041906> 米海軍が、F/A-18E/F Super HornetやEA-18G Glowlerの改良に、Boeing社からの 改造提案(ECP)を活用して行く方針を明らかにした。 |
【註】 ECPによる装備品の改良は、基本HAWKから改良HAWK、改良HAWKから改善型への改良など、米軍では一般的に行われている手法である。 |
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2017.01.29 | 東京新聞 | 英、トルコと戦闘機共同開発へ 防衛協力に議会反発も | <1702-012902> メイ英首相は28日にトルコを訪問してユルドゥルム首相と会談し、トルコTAI社が進めているTFX戦闘機開発計画 にBAE Systems社が参加する協定に署名した。 強権体制を強め民主主義の後退と批判されるトルコとの防衛協力に英議会が反発する可能性がある。 |
2017.01.25 | Inside Defense | MDA plans to move THAAD, Patriot testing to Alaska from New Mexico | <1702-012505> 米MDAが1月13日の声明で、今までハワイとニューメキシコ州で行ってきたTHAADとPatriotの迎撃試験を、今後 はアラスカ州のKodiak島で行うことを明らかにした。 |
2016.06.21 | Yahoo | 中央日報記事 「韓国-イスラエル、水陸両用ドローン開発へ」 |
<1607-062103> 韓国産業通商資源部が20日、イスラエル経済省と産業研究開発財団理事会を開催し、民間用水陸両 用UAVを共同開発することにしたことを明らかにした。 2001年に設立された韓国-イスラエル産業研究開発財団は毎年それぞれ$2Mを基金として積み立て、共同研究課題を支援してきた。 韓国は軽くて衝撃に強い素材を使用し、着水しやすい機体を開発する。 |
2016.04.20 | Jane's Defence Weekly | Ukraine, Turkey look to radar system collaboration | <1606-042010 ウクライナのUkrOboronProm社とトルコのHavelsan社が4月11日、600kmの捕捉能力を持つトルコの PASISパッシブレ-ダを共同開発すると発表した。 Havelsan社主としてソフトの開発を担当するという。 両社はまた 航空電子や宇宙分野での協力も進めるという。 両国は既に、ウクライナのIvchenko-Progress社とトルコエンジン工業社がトルコのAltay MBTや装甲車両の開発を進めている。 |
2016.03.03 | Defense News | Britain, France agree on £1.5 billion plan for combat drone | <1604-030307> キャメロン英首相が英仏首脳会議が行われた3日、両国が£1.5B ($2.1B)でUCAVの 共同開発に合意したことを明らかにした。 試作は2017年に開始する。 また合わせて、フランスがTiger攻撃ヘリに Brimstoneミサイルを搭載することでも合意した。 UCAVの共同開発は2014年に£120Mのフィジビリティスタディ開始で合意し、BAE Systems、Thales、Dassaultなど英仏の企業で進められていた。 |
2015.11.04 | Jane's Defence Weekly | Unmanned ambitions | <1512-110410> |
2015.10.26 | Aviation Week & ST | Access denied | <1512-102603> 海外向け F-35 のソフトウェア開発が米国内で行われ、Lockheed Martin社は$150Mをかけているが、その開発要 員は50%が米国人であることが問題視されている。 |
2015.01.21 | Jane's Defence Weekly | Russia, India agree prelominary FGFA design | <1503-012108> ロシア国営メディアが1月10日、インドとロシアがインド空軍の次世代戦闘機 FGFA の開発で合意 したと報じた。 FGFA は T-50 PAK-FA の輸出仕様機で、インドは同機を220機装備する計画であったが、130~145機に減らしている。 |
2014.11.12 | Jane' Defence Weekly | France and UK award FCAS feasibility study contracts | <1412-111208> 英仏が11月5日、2030年頃に Rafale や Typhoon 戦闘機に代わりうる UCAV である FCAS 開発の$192Mにのぼる契約を行った。 この契約に続いて2016年には、試作機製作に先んじて検証機を製作する次の段階へ移行する。 |
2014.08.27 | Jane's Defence Weekly | Russia, Belarus work togather on EW systems | <1410-082713> ロシアの KRET社とベラルーシの AGAT社が、両国が装備している電子戦機器の改良、整備、修理を担当する 合弁会社となる EW Technonoly社を設立する。 同社は今後、海外事業にも乗り出すという。 両国は1月、共同の軍事産業を50%拡大することで合意している。 |
2014.08.11 | Aviation Week & ST | Aligning priorities | <1410-081103> |
2014.05.28 | Jane's Defence Weekly | European MALE2020 effort launched | <1407-052802> Airbus、Dassault、Alenia の欧州三社が5月19日、MALE2020 の共同開発で合意した。 欧州の MALE UAV は、かつてBAE Systems社の Mantis、Airbus社の Talarion、Piaggio社の Hummerhead などがあったが、Hummerhead はまだ売り込みをしているものの、生産が行われているのはトルコの Anka だけである。 |
2014.05.21 | Jane's Defence Weekly | Indonesia, Iran collaborate on radars | <1407-052112> インドネシアの LIPI社とイランの IEI社が、軍民用レーダの共同開発で合意したことが5月13日に 発表された。 両社はアクティブ及びパッシブレーダを共同開発する。 |
2014.05 | International Defence Review | UK and France fund FASGW(H)/ANL development and manufacture | <1406-050010> フランスと英国が3月下旬、MBDA社に対して FASGW(H)/ANL の 試験と生産を発注した。 英国の FASGW(H) 計画とフランスの ANL 計画は2008年に統合され、2009年9月に FASGW(H)/ANL 計画として開始されたが、2012年にフランスが財政上の理由から計画を 留保していた。 |
2014.04.02 | Jane's Defence Weekly | France, UK sign £500m anti-ship missile deal | <1405-040221> 英仏が3月27日、ヘリ搭載対艦ミサイルの開発生産を MBDA社に£500Mで発注したと発表した。 このミサイルは英海軍が Sea Skua の後継に計画している FASGW(H) で、仏海軍では ANL と呼ばれる100kgのミ サイルである。 |
2014.03.31 | Aviation Week & ST | MBDA in anti-ship missile deal | <1405-033101 MBDA社が、英仏共同計画であるヘリ搭載の次世代対艦ミサイル開発と生産を£500Mで受注した。 英海軍は FASGW-H として AW159 Wildcat に、仏海軍は ANL として AS565 Panther 及び NH90 に装備する。 |
2014.03.27 | Defense News | UK, France ink deal to produce helo anti-surface missile | <1404-032704> イギリスとフランスが、£500M ($827.2M) にのぼる FASGW(H) ヘリ搭載対艦ミサイルの共同生 産契約を行った。 FASGW(H) の共同生産は2010年に両国が協定に署名していたが、今年1月31日にようやく両国首脳が計画推進で合意し契約に至った。 |
2014.02.19 | Jane's Defence Weekly | Turkey and Indonesia to develop medium tank | <1404-021912> インドネシアとトルコが2月6日、中戦車の共同開発協定に署名した。 開発するのは25tの在来型で、105mm砲と7.62mm機銃を装備する。 |
【註】 トルコはわが国と、戦車用主機の共同開発を進めようとしてきたが、日本側が共同開発のエンジンを搭載した戦車の第三国への輸出は認められないことから、この計画は中止 になっていた。 |
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2014.01.11 | Defense News | Pentagon seeks to protect R&D funding in '15 budget | <1402-011102> ヘーゲル米国防長官が昨年末、FY15国防予算で R&D 経費の15%アップを指示した。 過去3年間の R&D 経費の推移は以下の通りである。 ┃ ┃ 陸 軍 ┃海軍海兵隊┃ 空 軍 ┃ ┣━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫ ┃FY12┃ $8.7B ┃ $17.7B ┃ $26.3B ┃ ┣━━╋━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┫ ┃FY13┃ FY12 とほぼ同じ ┃ ┣━━╋━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┫ ┃FY14┃ $8B ┃ $16B ┃ $25.7B ┃ ┗━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛ |
2013.11.13 | Defense News | BAE, Dassault submit plan to jointly develop UCAV | <1312-111303> BAE Systems社と Dassault社が、英仏向けに共同で UCAV を開発する。 UCAV の共同開発は2010年に両国が署名した取り決めに基づくもので、両 社は両国政府から受注した15ヶ月間の予備段階契約を間もなく完了する。 両社はそれぞれ UCAV の試作機の飛行試験を行っている段階で、BAE Systems社は8tの Taranis の飛行試験を豪州の Woomera 試験場で行っており 、Dassault社はギリシャ、イタリア、スペイン、スイス、スウェーデンと共同で Neuron の飛行試験を行っている。 |
2013.11.04 | Aviation Week & ST | Heavier lifter | <1312-110406> 中国とロシアが共同開発する ALH は、2008年の共同開発合意後も依然として研究段階にあるが、 30~40tの ALH 完成すると33.3t の CH-53E Super Stallion を凌ぎ、56tの Mil-26 に次ぐ大型になる。 Avicopter社は2009年に、2014~2019年就役と言っていたが、不可能なことは明らかである。 |
2013.10.02 | Jane's Defence Weekly | Russia, India explore defence links as aerospace JVs take shape | <1311-100211> インドがロシアとの防衛生産協力を発展させ、合弁会社を設立する方 針である。 共同開発と生産の対象は Ka-226 軽ヘリと、Il-112V 軽輸送機で、Il-112V は40機の国内生産を含む56機を装備している Avro 748M の後継になる。 |
2013.08 | Jane's Missiles & Rockets | Raytheon wants to build Iron Dome missiles | <1309-080008> Raytheon社はイスラエルの Iron Dome 開発に協力しているが、David's Sling システムでは Stunner ミサイルの生産を行っているのに Tamir ミサイルの生産は行っていない。 このため同社は Tamir の 共同生産を希望している。 Iron Dome については米議会下院軍事委員会が、米国はFY11以来$900M近くを出資しているのに、その技術について何の権限も 有していないと問題視している。 |
2013.03.27 | Jane's Defence Weekly | MBDA UK pushes forward with new Team CW accord | <1305-032708> MBDA UK社が英国防省と、今年後半を目指して新たな枠組み作りを行っている。 これは TeamCW を発展させるも ので、Meteor、Sea Viper、SPEAR 3、Storm Shadow、MICA、Sea Ceptor などの開発に続く事業を模索している。 |
2013.03.27 | Jane's Defence Weekly | Anti-ship missile 'crucial' to Anglo-French relations | <1305-032701> 英仏が共同開発を計画しているヘリ搭載対艦ミサイル FASGW(H)/ANL 計画は、厳しい状況 になっている。 MBDA社は計画の推進を望んでいるが、フランスは近く計画からの撤退を決定する模様である。 |
2013.03.25 | Yahoo | 時事通信記事 「中国に潜水艦や戦闘機売却へ=ロシアと軍事協力強化」 |
<1304-032502> 中国中央 TV が25日、ロシアが Lada級潜水艦4隻と Su-35 戦闘機24機を中国に売却す る契約を両国が交わしたと報じた。 22~24日に訪露した習近平国家主席はプーチン大統領との会談で戦略的な協力関係の強化で一致したが、売却契約は習氏の訪露前に交わ されたという。 Lada級潜水艦の建造は中露が協力する形で行われ、中国とロシアでそれぞれ2隻ずつ建造する。 |
2013.03.13 | Jane's Defence Weekly | Jakarta says KFX/IFX on track despite Seoul delay | <1304-031305> 韓国の KFX(インドネシアの IFX)計画は18ヶ月先送りされることになったが、 インドネシア国防相は3月4日、同国は引き続きこの計画を進めることを明らかにした。 2012年8月に両国が同意した共同開発計画では、130名の設計技術者のうち100名を韓国、30名をインドネシアが請け負い、$5Bの開発経費は 20%をインドネシア、80%を韓国が拠出する。 韓国が負担する80%は政府と KAI社が60:20の割で分担する。 |
2013.03.05 | Yahoo | 毎日新聞記事 「中国、ロシア潜水艦購入へ 静音性向上で米艦隊の接近阻止」 |
<1304-030501> 中国が昨年末、元級より静音性の高い Amur級潜水艦の購入でロシアとの 協定に調印したことを台湾の軍事関係者が明らかにした。 協定によると、購入するのは4隻で、2隻はロシアで建造され、 2隻は中国で建造する。 Amur級は Kilo級の後継で、1991年代末に開発され、2005年に洋上試験を開始した。 中国軍が保有する潜水艦は現在約60隻で、1994~2002年に購入した Kilo級のほか、1999年には中国が初めて独自設計した 宋級が就役し、2004年には Kilo級の技術を導入して中国が開発した元級が初めて確認されている。 |
2013.03.04 | Aviation Week & ST | Rewarding research | <1304-030409> 米 DARPA が、クラウドソーシングによる先端技術の開発を進めており、2004年と2005 年の無人車両走行実験 Grand Challenger では5社の車両が131哩を走破し、2007年の Urban Challenge では6両が市街地 の無人走行に成功している。 災害時に人間の活動できない場で活動する最近の DARPA's Robotics Challenge (RDC) 計画でも、各種提案がなさ れている。 |
2012.11.05 | Aviation Week& ST | Dynamic design | <1212-110513> 米国では電源装置に適応制御技術を用いたエネルギ最適化航空機 (EOA) 計画が進められていて 、Spiral 1 は既に F-35 に取り入れられ、現在は電源と冷却能力を五倍にし、続距離を10%向上する Spiral 2 が進められている。 |
2012.11.05 | Aviation Week& ST | Make or break | <1212-110512> DARPA は、より単純で、より早く進める新開発方式を検討する AVM 計画を進めている。 |
2012.09.19 | Jane's Defence Weekly | Germany and France to co-operate on MALE UAV | <1211-091908> ドイツとフランスが9月12日、MALE UAV の共同開発に合意したことを明らかにした。 この合意は6月に書簡が交換された ことで確実になったが、これにより BAE Systems社と Dassault社が進めていた Euro MALE 計画などはなくなった。 |
2012.08.27 | Aviation Week & ST | T-50 R&D | <1210-082702> インドとロシアが間もなく、T-50 第五世代戦闘機の開発契約を$11Bで取り交わす模様である。 T-50 はロシアの Pak Fa を元に開発され、一号機は2014年、二号機は2017年、三号機は2019年に納入される。 インドは MiG-29 及び Su-30MKI の後継として、2030年までに200機以上を装備したいとしている。 |
2012.08.01 | Jane's Defence Weekly | Anglo-French FCAS approved, Telemos overlooked | <1209-080103> 英仏の国防相が7月24日会談し、将来の UCAV FCAS の共同推進で合意した。 両国は Neuron 及び Taranis UCAV で得た技術を共有して開発に当たる。 FCAS は Telemos MALE UAV の発展型になると見られる。 |
2012.05 | Jane's Missiles & Rockets | France and the UK plan 'centres of excellence' | <1206-050014>
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2012.02.27 | Aviation Week & ST | Alliance of austerity | <1204-022703>
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2012.02.15 | Yahoo | 韓国聯合ニュース記事 「韓国型戦闘機開発にトルコ参加か 22日から協議」 |
<1203-021502> 韓国防衛事業庁が15日、国防科学研究所と防衛産業からなる代表団をトルコに派遣し、22~24日に KF-X 計画にトルコが共同開発国として参加 話し合いを行うことを明らかにした。 代表団はまた LAH の共同開発についても話し合う。 両国は2009年から、戦闘機の共同開発の可能性を模索してきたが、トルコとの共同開発が実現すれば、これまでの K-9 自走砲と K-2 戦車の技術移転に加えて、防衛産 業協力の強化が期待される。 |
2012.01.09 | Aviation Week & ST | Carrier cooperation | <1203-010904> 英米国防相が、より緊密な空母の共同開発及び共同運用の取り決めに署名した。 |
2011.12.21 | Jane's Defence Weekly | EADS and Finmeccanica to form UAV alliance | <1202-122106> EADS社傘下の Cassidian社と Finmeccanica社傘下の Alenia社が、MALE UAV 事業で提携すると、12月13日に発表した。 |
2011.12.19 | Aviation Week & ST | Channel divide | <1202-121903>
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2011.09.19 | Aviation Week & ST | Aimpoint refinement | <1110-091908> 英仏共同開発の一例は、射程20km以上、重量110kgの対艦ミサイルで、英国は FASGW(H)、フランスは ANL として計画を進めており、間もなく量産段階に移行する。 |
2011.06.27 | Aviation Week & ST | Open season | <1108-062705> 米国では国防予算の圧縮から Open Architecture を採用し、コスト低減と開発期間短縮が進められようとしている。 (以下、AZ-1Z/UH-1Y、E-2D、UH-1N T-Rex、Firebird などの例) |
2011.05.30 | Aviation Week & ST | Details pending | <1107-053002>
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2011.05 | International Defence Review | US Navy issues BAA for carrier-borne UAS | <1107-050021> 米海軍が3月28日、空母搭載 UAV である UCLASS の Milestone-A の前段階に当たる BAA を発簡した。 UCLASS は2018年運用可能なことが求められ、提案は4月29日に締め切られる。 RfI は2010年3月に発簡されており、その中でシステムは4~6機からなり、空母から発進して 11~14時間飛行できることが求められている。 |
【註】 米国防総省の研究開発プロセス ![]() |
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2011.04.20 | Jane's Defence Weekly | US Navy moves to fast-track procurement | <1107-042004> 米海軍が、装備品の開発及び調達の迅速化を図る計画である。 海軍省が特に重視しているのは水陸両用戦闘車 ( ACV) と UCLASS の二件の計画である。 |
2011.02.23 | Jane's Defence Weekly | High-tech revival | <1104-022310> これを解決するため、プーチン首相が RDT&E の推進に力を入れている。 これにより2007年には$2.6Bでブラジルと同じであった RDT&E 費を、 2010年までに35%引き上げて&3.5Bにすると共に、2015年までに$4.8Bにしようとしている。 |
2010.12.26 | Yahoo | 時事通信記事 「宇宙開発に大きな痛手=失敗続きの主力ロケット=インド」 |
<1101-122601> インドが25日、GSLV の打ち上げに失敗した。 失敗は4月に続き2回連続で、2016年に最初 の有人宇宙飛行を実現させようするインドだが、計画は道半ばでつまずいている。 GSLV はインド宇宙研究機関(ISRO)がロシアの技術も取り入れて開発した三段式の SLV で、2001年以降、計7回打ち上げを 試みたが、今回を含め3回失敗した。 しかも外部の専門家は、完全な成功は2回しかないと見ている。 |
2010.12.01 | Jane's Defence Weekly | Russia still sees opportunities with China | <1101-120104> ロシアの航空軍事産業の要人が中国航空博を訪問し、両国の軍事技術での協力関係が今後も重要であることを強調した。 |
2010.11 | Jane's Missiles & Rockets | Top US scientist predicts big advances in GPS/INS guidance | <1012-110034> 米国防総省が9月、今後10年間を見据えた空軍の主要技術を見積もった 'Thechnology Horizons' を作成した。 こ れは1945年の 'Toward New Horizon'、1964年の 'Projext Forcast'、1995年の 'New World Vistas' に次ぐもので、30件の発展が見込まれる技術分野 (PCA) を列挙した第一巻のみが非区分なしで公開された。 PCA-9 では GPS なしでもそれ以上の精度を確保できるチップサイズの原子時計と発展型の INS が上げられ ている。 PCA-21 には長距離打撃システム、PCA-22 には高速巡航 ミサイル、PCA-23 には超高精度二次被害低減弾、PCA-25 には攻撃 /防御用の DEW、PCA-25 には非核の地中攻撃弾が挙げられている。 |
2010.11 | Jane's Missiles & Rockets | BrahMos to develop 6,000 km/h missile | <1012-110029a> 12月に予定されている露大統領のインド訪問時に、超高速 BrahMos 共同開発合意文書の調印が行われる見込みである。 超高速 BrahMos は 最大速度6,000km/h以上、射程290kmで、2015~2016年に試験が行われる。 一方インド陸軍は9月5日に BrahMos Ⅱ の発射試験に成功した。 試験にはロシアの GLONASS 衛星が使用された。 印陸軍は BrahMos Ⅰ ミサイル67発と発射機5基を装備する1個連隊を既に編成しているが、新たに BrahMos Ⅱ を装備す る2個連隊を編成する。 空中発射型 BrahMos は2012年に発射試験が行われ2013年に配備される。 |
<1012-110029b> ロシアの GLONASS 衛星は、現在 Plane 1 に7基、Plane 2 に6基、Plane 3 に8基の、計24基が軌道上にあ る。 最近では9月3日に GLONASS-M 3基が Proton-M SLV で打ち上げられた。 |
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2010.10.20 | Jane's Defence Weekly | Russia and Israel's IAI agree UAV partnership | <1011-102012> IAI社とロシアの Oboronprom社が UAV の技術協力に関する協定を結んだ。 契約額は$400Mと見られ、Oboronprom社 は IAI社から UAV の組み立て部品の供給をうけ、ロシア国内で生産する。 この契約は明らかにイランへの S-300 輸出契約破棄に伴うものである。 イスラエルは9月6日に UAV 36機をロシアに$100Mで売却する契約を結んでおり、2009年6月には I-View MK 150 及び Searcher Ⅱ 合わせて 12機を$53Mで売却している。 |
2010.09.20 | Aviation Week & ST | Pas de deux | <1011-092006> フランスが英国に対し、新型ミサイル、UAV、衛星通信などの軍事生産で協力関係強化を働きかけようとしている。 協力の候補には対艦ミサイルや SCALP/Storm Shadow を元にした新型巡航ミサイルがあがっている。 |
2010.09.15 | Jane's Defence Weekly | South Korea, India sign R6D pact | <1010-091512> 韓国とインドが9月3日、軍用プラットフォームの研究開発で協力する協定に調印した。 協力内容にはエレクトロニ クスや情報の分野も含まれる。 両国間では既に、装甲車、SPH、フリゲート艦などの共同開発が議題にあがっている。 |
2010.09.07 | Yahoo | 毎日新聞記事 「ロシア、イスラエルと長期の軍事協力で合意 思惑が一致」 |
<1010-090703> ロシアとイスラエルが6日、長期的な軍事分野の協力に関する枠組み文書に調印した。 ロシア軍は長年、自国製の 兵器使用に限定してきたが、近年は兵器・装備の近代化を優先課題に掲げ、欧米諸国からの技術獲得に乗り出している。 イスラエルは、親アラブ政策を取ってきたロシアへ UAV を売る代わりに、ロシアからシリア、イランへの武器売却を断念 させる狙いがあり、両国の思惑が一致した。 |
2010.09.06 | Aviation Week & ST | Why China is building the C919 | <1010-090614> C919 は世界の航空機メーカにとって大きな脅威であるが、中国にとっては2006~2020年に於ける科学技術の16大優先プロ ジェクトの一つになっている。 中国は東アジア諸国への売り込みを狙っているが、日本や韓国が採用しなくても中国だけで十分な市場がある。 |
2010.09 | Jane's Missiles & Rockets | Thailand plans MRL system test by 2012 | <1010-090028> タイ防衛技術研究所 (DTi) が開発している多連装ロケット ( MRL) の試験が2012年に開始される。 この MRL は2009年に中国の技術支援を受けて国内開発されてきた。 |
2010.07 | Jane's Missiles & Rockets | General identifies Russian SAM shortfalls | <1010-070011> 元露空軍参謀長がニュース番組で、ロシアの SAM 開発は時間がかかりすぎると指摘した。 また S-400 は 扱いにくく高価で、エネルギ浪費型システムであるが、S-500 Triumfator-M は S-400 を元にしているものの、より 小型で、エネルギー消費も少ないとした。 同氏によると S-500 は速度7km/s、高度200km の目標に対抗でき、MRBM を破壊する能力を持つ。 Almaz-Antey社によると S-400 は、2010年に2個中隊、2011年に4個中隊納入されるが、2012年納入 分の発注はない。 これに対し S-500 の開発は2015年完了に向け順調に進んでいる。 |
2010.07 | Jane's Missiles & Rockets | Air-launched BrahMos starts static tests | <1010-070007> 空中発射型 BrahMos 用エンジンの地上に於ける静試験がロシアで行われている。 空中発射型は 地上発射型と同じラムジェットエンジンを使用するが、重量が3,000kgから2,500kgに軽減されるほか、固定翼や先端の形状も変わっている。 発射試験は当初2007年に計画されたが、度々延期されている。 運用開始は2012年に計画されている。 |
2010.03.24 | Jane's Defence Weekly | India, Russia to co-produce aircraft | <1005-032414> インド国防相が3月15日、印露両国が多用途輸送機 (MRTA) 及び次世代 戦闘機 (FGFA) を、それぞれ同額出資して共同開発していることを確認した。 共同開発文書には、それぞれ2007年10月と11月に署名している。 |
2010.02.03 | Jane's Defence Weekly | Russian PAK-FA fifth-generation fighter makes maiden flight | <1003-020303> PAK-FA の試作機である T-50 が1月29日に初飛行した。 飛行はロシア極東の Komsomolsk-on- Amur の基地から離陸して45分間行われた。 ロシア観測筋によると、初飛行した機体には AESA レーダではなく Irbis-E PESA レーダが搭載され、エン ジンも量産機に搭載される AL-41F1 ではなく、Su-27 に搭載されている AL-31F の改良型であるという。 ロシア空軍 は2015年に装備を開始する計画である。 一方、1月にインドが PAK-FA の共同開発に合意すると伝えられたが、2007年に Sukhoi社幹部が、共同開発は両国が50:50 で技術者や資金を提供し、知的財産も折半すると述べている。 |
2010.01.13 | Jane's Defence Weekly | India, Russia close to finalising PAK-FA development deal | <1003-0113804> ロシアとインドは2007年10月に、第五世代戦闘機 (FGFA) Pak Fa の共同開発 及び生産で政府間が合意したが、27ヶ月経って間もなく計画が開始される。 ロシアは単座型 FGFA 250機を装備する計画で、インドは 複座型200機を含む同程度の機数を計画している。 現在の Pak Fa 試作機はロシア空軍の要求だけに基づいておりインドの要求とは異なっていると見られることから、共同開発機は Pak Fa を元にする別の機体になる 模様である。 Pak Fa は本格的なステルス機で、RCS は0.5㎡と言われている。 |
2009.12.23 | 韓国 聯合ニュース |
2020年の国防研究開発費、国防費の10%に設定 | 1001-122302><1001-122302> 韓国国防部が23日、2010~2024年における国防科学技術の中長期政策目標と基本方針を盛り込んだ国 防科学技術振興政策の改定を行ったことを明らかにした。 この改定は5年ごとに行うよう防衛事業法に規定されている。 改訂版では、国防費に占める研究開発費の割合を先進国レベルに拡大し、2012年までに7%、2020年までに10%に引き上げるとしている。 改訂前 には2014年7%、2024年10%達成を目標としていたが、目標達成時期が前倒しされた。 今年は5.6%であった。 |
2009.12.16 | Yahoo | 産経新聞記事 「露・イスラエル“蜜月” 無人機大量購入…イランと溝」 |
<1001-121602> ロイター通信によると、ロシアがイスラエルから$100M相当の UAV を購入する交渉を進めている。 今年4月に12機を$50M で購入したのに続く大型商談となる。 昨夏のグルジア紛争でロシア軍は、イスラエル製の UAV に苦戦を強いられたが、ロシア国産の UAV といえば、軍幹部も速度も高度 も性能も不満だと公然と批判しているのが実情である。 ロシアはイスラエルから最新鋭の UAV を入手して軍事的優位を確保するとともに、機体を分析して国産機の技術向上にも役立てる狙いがある。 |
2009.12.08 | Yahoo | 読売新聞記事 「露印、軍事で関係強化…空母売却・原子力協力」 |
<1001-120801> ロシア大統領が7日、インド首相と会談し、空母 Admiral Gorshkov を売却することで合意、原子力の平和利用 でも包括的な協力協定に署名した。 この空母はソ連時代の1987年に就役したもので、2004年にインドへの売却で基本合意したが、改修費用の負担問題などが生じて引き渡 しが遅れていた。 軍需産業を基幹産業とするロシアにとって、インドは中国を上回る最大の武器輸出先であり、会談では次世代の戦闘機の共同 開発、Su-30 ライセンス生産の拡大などでも進展があった模様で、今後、さらなる伸びが期待でき、安全保障における ロシアとインドの互恵関係の深まりを示した。 |
2009.11.25 | Yahoo | ロイタ通信記事 「 F35 搭載ソフト、共同出資国にも非公開へ=米国防総省」 |
<0912-112503> 米国防総省が、F-35 に搭載されるソフトウェアについて、同機を共同開発する英国などにプログラムを公開しない方針であることを同省幹部が 24日に明らかにした。 同省はソフトウェアの公開を求めている英国の要請には応じない考えを表明すると共に、この方針はすべての国が含まれるとして英国とともに 計画に共同出資しているイタリア、オランダなど7ヵ国にも公開しないと述べた。 |
2009.11.25 | Yahoo | 毎日新聞記事 「ロシア、仏艦船購入で合意か NATO から初」 |
<0912-112501> ロシアのプーチン首相が26日からフランスを訪問し、その際に Mistral 級ヘリコプタ搭載強襲揚陸艦の購入で合意す るとの観測が出ている。 一方、NATO 加盟国のエストニアは、ロシアへの売却が自国の安全保障に脅威をもたらすと反対 しており、不透明さも残されている。 実現すれば NATO 加盟国からの兵器購入はソ連時代を通じて初めてとなる。 |
2009.11 | International Defence Review | Flexible friends: the sky's limit for airborne systems testing aircraft fleet | <0912-110035>
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2009.10.28 | Jane's Defence Weekly | India, Russia extend partnership to 2020 | <0912-102806> 10月14~15日に、インド国防相がモスクワを訪問して行われた軍事技術協力に関する印露政府間協議で、協定を2020年 まで10年間延長することで合意し、12月に両国首相による調印が行われることが決まった。 これによりロシアは$10Bと推定される契約を確保する。 新たな協定には$8~10Bかかると見られる T-50 Pak Fa の開発及び、$600Mの多目的輸送機開発のほか、Mach 2.8 の BrahMos を Mach 5~7 にする超高速 BrahMos の開発も含まれる。 |
2009.10.26 | Aviation Week & ST | Creative culture | <0912-102615> DARPA の予算で開発している羽ばたき型の Nano UAV は、屋内飛行用である。 |
2009.10.26 | Aviation Week & ST | Crossing bounaries | <0912-102614> ジョージア工科大学宇宙航空研究所の2009年予算は$46.3Mで、そのうち40%は軍から、15%は NASA からで、23%が民間からである。 |
2009.10.26 | Aviation Week & ST | The MIT connection | <0912-102613> |
2009.10.26 | Aviation Week & ST | Small figures, big returns | <0912-102612> ( MCM-ITP による各企業担当分担表) |
2009.10.26 | Aviation Week & ST | Need for speed | <0912-102610>
研究を続けてきた X-51 は、飛行試験成功がブレークスルーになる。 |
2009.10.21 | Jane's Defence Weekly | India, Russia looks to extend co-operation bolster defence ties | <0912-102107> 1988年に印露間で締結され2010年に限を迎える、軍事技術協力に関する印露政府間協定の10年間延長 が、12月に両国首相間で署名され、両国間の軍事技術協力が更に深められると期待されている。 現協定で両国は、第五世代戦闘機と多目的輸送機の共同開発で合意している。 |
2009.09.28 | Aviation Week & ST | Big, little and non-bombs | <0911-092808> China Lake には IED 訓練場もあり、非正規戦専門家の養成が行われている。 |
2009.09.28 | Aviation Week & ST | Pakistani-Chinese spacecraft | <0911-092804> 中国の Great Wall社とパキスタンの Space and Upper Atmospheric研究所が9月18日、Paksat-1R 通信衛星開発の合意文書に署名した。 この計画には中国政府が$200Mの融資を行う。 Paksat-1R は C-band 12基、Ku-band 18基のトランスポンダを搭載し、3年以内に完成する。 |
2009.08.24 | Aviation Week & ST | Franco-Russian venture | <0910-082405> ロシアの Avionoca社とフランスの Sagrm社が、ロシア空軍の MiG-29SMT に搭載した Sagem社 製 INS装置の維持管理にあたる合弁会社を設立した。 MiG-29SMT は当初西側諸国への輸出を目指してアルジェリアに輸出されたが、同国の要求を満たしていないことが分かって引き取りを拒否され、既に納入された分も 返品された。 |
2009.08.10 | Aviation Week & ST | Hyper tension | <0909-081008> 米空軍と DARPA 及び Boeing社、PWR社が開発している X-51A SED-WR は、4回計画されている X-51A 発射試験の最初の機体である FTV-1 が間もなく完成し、B-52H への搭載試験は10月に開始されて 12月上旬に飛行試験に入る。 最初の発射試験は2010年4月までに行われる。 一方 Aerojet、ATK、Boeing、Lockheed Martin、Northrop Grumman、PWR、Raytheon、Rolls-Royce など各社や Maryland大学などが Hypersonics Industry Team (HIT) を結成し、SED-WR、HyFly、RATTLRS などに続く Falcon HTV-2 など超高速飛行体の開発促進を働きかけている。 |
2009.07.27 | Aviation Week & ST | Reentry experiment | <0909-072703> Thales Alenia Space社が来年、ロシアの潜水艦発射ロケット Volna を用いて、大気圏再突入時の空力加熱について実験する欧州宇宙機構の EXPERT を打ち上げる。 計画では高度100kmで切り離されたカプセル状飛行体が弾道を描いて落下し、再突入速度は5km/sに達する。 |
2009.07.08 | Jane's Defence Weekly | Rosoboronexport and Thales agree closer naval ties | <0909-070809> フランスの Thales社とロシアの ROE社が、相互協力に関する MoU を 海軍分野に拡張する修正に合意した。 両社の協力関係は1994年に Su-27 に Sextant アビオニクスを搭載した Project 711 以来続いている。 |
2009.06.29 | Aviation Week & ST | Ramjet tests | <0908-062901> ロシアの ROE社と MDBA France社が、LEA 2モードラムジェット研究計画における次の段階となるの 飛行試験の実施で合意した。 LEA の飛行試験は2013~2015年にロシアの試験場で行われ、Kh-22 (AS-4) を元にしたブースタを取り付けた4機が Tu-22M3 か ら発射される。 |
2009.06.24 | Jane's Defence Weekly | France to procure more Damocles pods | <0908-062407> フランス国防省が Thales社に Damocles 偵察照準用ポッドを10基追加発注した。 Dampcles はロシアが採用してマレーシア向け Su-30MKM に搭載されたほか、 UAE も Mirage 2000-9 に搭載している。 |
2009.06 | Jane's Missiles & Rockets | Russia plans new chassis for S-400 Triumf SAM system | <0907-060016> ロシアの SAM は今まで、旧ソ連から独立した諸国の車両を使用していたが、今後は新型システムにはロシア 国産の車両を使用する方針である。 この方針に基づき BAZ社は、2008年1月に S-400 用の BAZ-6909022 を完 成させている。 92N6A 誘導レーダ及び 96L6 捜索レーダは BAZ-69096 車に搭載され、トレーラに搭載される発射機及び 91N6A 捜索レーダは BAZ-6402 及び BAZ-6403 トラクタ で牽引される。 |
2009.05.09 | China Defense Blog | Expect to see more C-802 in | <0906-050902> インドネシアは、1998年5月の反中国暴動に見られたような民衆の意志に反して中国への軍事的な接近を早めていて、 中国からの軍事技術協力の提案を歓迎している。 インドネシア軍はここ数ヶ月、武器の老朽化による事故に見舞われており、大統領が老朽化した武器の使用停止を命じている。 ただ、2008年 の国防予算は増額されたが、殆どは人件費に食われている。 |
2009.04.06 | Aviation Week & ST | JDAM ER development | <0905-040607> Boeing社が韓国の TAK社(註:同社日本語版 HP )と、2,000-lb JDAM に拡張翼キットを取り付け長射程化する JDAM-ER の開発を行う。 TAK社は Boeing社に翼を供給する。 ER化により JDAM は、最大投弾距離が15nmから50nmに伸びる。 開発には40ヶ月が見込まれる。 |
2009.03.29 | 朝鮮日報 インターネット |
ロシア主導で遅れる韓国のロケット開発(上) | <0904-032903> 今年6月に予定されていた韓国初の宇宙ロケット KSLV1 の発射が7月末に延期された。 KSLV1 の発 射延期は四回目になる。 韓国教育科学技術部は今月12日、特に問題があるわけではないが、安定性を確保するためだと理由を述べているが、最近韓国の宇宙開発 関連のプロジェクトや技術の導入はロシアに振り回されている状況だ。 昨年3月、韓国初の宇宙飛行士がロシア側の急な要求で交代させられたが、KSLV1 の発射延期をめぐる問題も、状況がこのときと似ている。 KSLV1 は、韓国がロシアのフルニチェフ社と共同で開発した総重量140t、全長33m、胴径3m、推力170tの二段式ロケットで、 100kg級の科学技術衛星2号を搭載して発射される予定である。 |
朝鮮日報 インターネット |
ロシア主導で遅れる韓国のロケット開発(中) | ||
朝鮮日報 インターネット |
ロシア主導で遅れる韓国のロケット開発(下) | ||
2009.03.29 | Yahoo | 産経新聞記事 「北にイラン人代表団 15人滞在 ミサイル発射視察か」 |
<0904-032902> 3月1日から15人のイラン人代表団が北朝鮮に滞在していることを朝鮮半島情勢に詳しい情報筋が明らかにした。 訪朝しているのは、イランの ミサイルや衛星開発に携わっている SHIG社の幹部らで、北朝鮮政府の招待により4月4日から8日の間に予定されている発射に向けて、準備作業に 参加するとともに、発射も視察するとみられる。 弾道ミサイル開発での、北朝鮮とイランの密接な協力関係を示すものといえそうだ。 SHIG社の技術者らは2006年7月の Taepo Dong 2 発射の際にも、イラン革命防衛隊のミサイル専門家らとともに北朝鮮を訪れ視察した。 |
2009.03.07 | 韓国聯合ニュース | インドネシアと戦闘機共同開発の意向書を締結 | <0904-030701> インドネシア政府が進めている F-5 戦闘機の更新計画に、韓国の技術が輸出される見通しに なった。 両国は6日にジャカルタで、戦闘機の共同開発意向書に署名し、両国は戦闘機の開発と生産で協力を進めることになっだ。 戦闘機の共同開発は、1月にインドネ シアが韓国国産戦闘機開発に関心を表明したことから進められることになった。 また、インドネシアの潜水艦事業にも韓国の企業が参入できるよう、支援を要請するとした。 |
2009.02.27 | Yahoo | 産経新聞記事 「北、イランと連携強化 テポドン 2 長射程化へ技術獲得か」 |
<0903-022702> 北朝鮮がイランとのミサイル技術の相互交流を深めるためミサイル開発研究者を複数回にわたって派遣していたことが 26日、日米軍事筋の話で分かった。 ミサイル射程を延ばすためイランの SLV やミサイルの技術を獲得することなどが目的との観測もある。 平成18年7月からの日本による対北制裁措置の発動以降、日本国内での機械部品や軍事転用可能物資の入手が以前より困難になったことも背景にあるとみられる。 |
2009.02.16 | Aviation Week & ST | Missile maneuvers | <0904-021602> インドとフランスが Maitri 短距離 SAM (SR-SAM) の共同開発で合意し、2~3週間以内に契 約が行われる。 Maitri は VL-Mica より胴径が太いがよく似たミサイルで、RF 型と IIR 型が開発される。 インドはかつて MBDA社の VL-Mica を退けて Rafael社の Spyder を採用した経緯がある。 |
2009.02.02 | Yahoo | 産経新聞記事 「中国とロシアが軍事で共同研究 狙いと背景」 |
<0903-020201> 中露両国の担当者が昨年12月北京で協議し、高度な軍事技術の共同研究などで中国がロシアとの新し い軍事協力関係構築に向けて動き出したことを関係筋が明らかにした。 中国側はこれまでのような単純な兵器購入ではなく、軍事協力で主導権を握り ロシアの技術で自国の兵器開発の水準を新段階に飛躍させる狙っている。 この協議では Su-27/30 の中国での生産体制の継続だけでなく、Su-35 の生産についても話し合われたという。 また中国は、 S-400 などの購入を希望したとみられる。 |
2009.01.19 | Aviation Week & ST | On the radar | <0903-011905> 米空軍は今会計年度末(9月)までに MP-RTIP レーダの 'Concurrent Modes' と呼ばれる、 SAR と GMTI を同時に行うアルゴリズムの試験に入れると見ているが、近く離任する 米空軍の調達責任者によると、MP-RTIP や B-2 のレーダ更新計画は、依然として問題ある事業のリストに挙げられている。 |
2009.01.19 | China Defense Blog | Ukraine studies joint aircraft production options with China | <0902-011901> ウクライナの国防相が中国訪問から帰国したのち、中国の L-15 練習機の共同生産を検討して いることを明らかにした。 |
2009.01.14 | Jane's Defence Weekly | HAL teams with UAC to develop fifth-gen fighter | <0902-011403> インドの HAL社とロシアの UAC社が、2014 ~2015年を目標に第五世代戦闘機を共同開発することになり、12月23日に合意文書に署名した。 インド空軍は第五世代戦闘機が完成する前の2014年に、MRCA 126機を導入する計画で、ロシアも MiG-35 を提案している。 |
2008.09 | Jane's Missiles & Rockets | UK approaches first-phase lauch of Complex Weapons | <0810-090020> 2006年 Farnborough 航空展時に結成された英国の Team CW が、2008年 Farnborough 航空展で手始めとなる FASGW ASM、改良型 Storm Shadow、防空システム、及びその他の計画を明らかにした。 Team CW は MBDA UK社を中心に、Thales UK、Roxel、QinetiQ の各社が参画している。 |
2008.08.18 | Aviation Week & ST | DARPA at 50: Rethinking space | <0810-081320> = 衛星及び打ち上げ技術に関する2頁にわたる記事 = F-6 とは Future、Flexible、Fast、Fractionated、FreeFling 衛星の頭文字をとったものである。 |
2008.08.18 | Aviation Week & ST | DARPA at 50: Seeking the unseen | <0810-081319> = UAV 等による ISR に関する3頁にわたる記事 = |
2008.08.18 | Aviation Week & ST | DARPA at 50: Guided by the light | <0810-081318> = 高出力レーザに関する3頁にわたる記事 = |
2008.08.18 | Aviation Week & ST | DARPA at 50: Expanding the envelope | <0810-081317> = 開発中の先進飛行隊に関する4頁にわたる記事 = FALCON は DARPA の長期計画の一つで、2003年に開始された。 FALCON は小型打ち上げ機 SLV、 CAV、超高速巡航機 HCV の三つの要素で構成され、2010年までに SLV/CAV を、更に 2025年までに SLV/HCV を実現する。 CAV 及び HCV の技術検証機である HTV は HTV-1、HTV-2、HTV-3X と計画されていて、HTV-1 は計画中止になったが、 HTV-2 は2009年に2回の飛行が計画されている。 ・X-51A Waverider X-51A Waverider は Mch 4.5~6.0 の超高速飛翔体で、2009年に初飛行する。 ・その他 X-pane (Oblique Fling Plane) AMSMA (Adaptive Morphing Super-Maneuver Aircraft) MFX-2 NextGen Aeronautics UAV Vulcan CVC engine NAV (Nano Air Vehicle) Long Range Anti-Ship Missile ・X-50A Dragonfly CRW (Canard Rotaor/Wing) ・Heliplane |
2008.08.18 | Aviation Week & ST | DARPA at 50: Blue sky thinking | <0810-081316> = DARPA の20年間における実績に関する5頁にわたる記事 = ・Have Blue → F-117 ・Tacit Blue → B-2 ・Assault Breaker → ATACMS ・Amber MALE UAV ・X-45 → JUCAS ・Vulture UAV: 5年間滞空する計画 ・Blackswift |
2008.08.18 | Aviation Week & ST | Change management | <0810-081314> 英国防省と軍事産業が、誘導武器の部門を TeamCW に統合して事業を6分野に整理する計画で、両者は 'Alliance Steering Board' と 'Allinace Management Board' を立ち上げつつあるが、'Center for Defense Technology for Complex Weapons' の設立についても検討を行っ ている。 そのねらいは、すでに 'Guided Weapons Tower of Excellence' として行われている、各社及び研究機関の技術情報を共有しようとい うものである。 |
2008.04.23 | Jane's Defence Weekly | Pakistan and China consider further industry co-operation | <0806-042313> パキスタンと中国が、軍事産業の協力拡大に合意し、4月14日に共同コミュニケに署名した。 両国は従来も F-22P フリゲート艦、JF-17 戦闘機、Al-Khalid Ⅰ MBT などで技術協力を行っており、2006年には AEW&C 機の共同開発で合意している。 |
2008.03.05 | Jane's Defence Wekly | Rival partners | <0804-030514> しかしながらハイテク分野は輸出額の5%にとどまり、世界市場での占有率も0.3%に すぎない。 この問題点を補うためロシアは外国企業との連携を求めている。 |
2008.01.23 | Jane's Defence Weekly | Indonesia, China agree equipment development deal | <0803-012306> インドネシアの国営報道機関によると、インドネシアと中国が軍用航空機や輸送車両の共同開発で合意した。 この 合意内容は更に技術共同や共同演習の実施にまで及ぶ。 |
2008.01 | Jane's Missiles & Rockets | India mulls joint SAM development with Israel | <0802-010010> インド国防省が2007年11月26日に、イスラエルと DRDO が共同開発する中距離 SAM の提案書を検討していることを認 めた。 2007年7月12日にインド内閣安全保障委員会がこの事業に$1.4Bを支出することを認めているが、計画はまだ提案書段階であることが明ら かになった。 新中距離 SAM は現在進められている Barak-8/Barak-NG 艦載 SAM 計画に続く長射程型で、射程 は70km以上、一説では150kmという。 新中距離 SAM は、S-125 Pechora (SA-3) の後継として空軍の9個大隊 に装備され、各大隊は8発搭載発射機3両を装備する FU 2個で編成される。 |
2007.10.24 | Jane's Defence Weekly | India, Russia sign deal to develop fifth-generation fighter | <0722-102402> インドとロシアが10月18日、第五世代戦闘機 T-50 Pak Fa の 共同開発に関する合意文書に署名した。 両国の出資比率は50:50になる。 Pak Fa は超高運動性を持ち、長距離長時間飛行が可能な戦闘機で、 F-22 を凌ぐ性能といわれている。 開発は3年間続けられており、初飛行は2009年に行われる。 但し Sukhoi社によると、インド空軍の Pak Fa は要求が異なるためロシア空軍向けとは別物になるという。 |
2007.10.22 | Aviation Week & ST | Generation game | <0722-102209> ロシアとインドは先週、両国国防相が次世代戦闘機 T-50 の共同開発 について協議を行い合意した。 これは今年1月に両国が批准した防衛協力に関する議定書にもとずくもので、Sukhoi社と Hindustan社 が共同開発を行い、設計にはインド側の要求を取り入れ空母搭載型を含む。 T-50の開発総額は$10Bを超えるものと推測され、2009年の初飛行し、ロシアは2015年の装 備化を、インドは2017年の装備化を目指している。 共同開発を開始するためには、これまでの兵器輸出入条約の改訂が不可欠であり、11月以降改訂作業に着手する。 これまでにインド は、Su-30MKI をライセンス国産で50機を生産し、更に180機を生産する方針である。 |
2007.10.22 | Defense News | More prototyping before SDD | <0722-102215> DoD の兵器調達当局によると、米軍は SDD 移行前にプロトタイプの試作を義務づ けることを検討している。 これは研究試作段階での技術的な成熟度を高め、開発試作段階でのリスク低減と経費抑制を目指すもので、 早期に規則改定を行う。 |
2007.10.01 | Aviation Week & ST | Prototype plan | <0721-100106> DoD は技術を熟成するために、これまでの開発方針を変更して SDD 開発の前に数社による試作を行うこと を義務づける検討を行っている。 これは DoD 装備局長の指示によるもので、現在政治問題となっている、空軍の KC-X 空中給油機の開発にも影響し、受注をねらう Boeing、Airbus 両社は試作機の製造が必要となる。 |
2007.08.29 | Inside Missile Defense | Four major weapon system programs face significant delays | <0720-082902> DoD が議会報告で、4件の兵器開発が少なくとも6ヶ月以上遅延することを明ら かにした。 遅延が予測されるのは、海軍の Cobra Judy 更新計画が2011年から1年、LHA 更新 計画が6ヶ月の遅れで、空軍の B-2 搭載レーダの改善と海兵隊の EFV も遅延と経費高騰が見込まれる。 遅延 の理由はいずれも技術課題が解決されていないことにある。 |
2007.08.01 | Jane's Defence Weekly | US doubles funds for black projects in just a decade | <0717-080105> 米 DoD の秘密調達計画は、過去10年間で二倍以上になった。 FY-08要求で秘密調 達費は$31.9Bと、国防費全体の18%になっている。 特に秘密調達費の割合が高い空軍では、装備調達費の41%となる$13.9Bと、研究開発費の 42%になる$11.3Bが秘密調達費になっている。 |
2007.04.02 | Aviation Week & ST | Mod squad | <0708-040214> F-35 Mission systems の専用試験機である CATBird は2月末までに Mojave での初期飛行試験を終了した。 CATBird は Fort Worth に移動して今月から 2008年初頭の間に CNI (Communication,Navigation and Identification)、AESA レーダ 、EODAS (E/O Distributed Apature System)、EOTS (E/O Targeting System) を順次搭載し、今後5年間にわたり総合的な航空機器類の 飛行試験を行う。 |
2007.03.06 | Yahoo | 韓国聯合ニュース記事 「ロケット誘導兵器、韓米軍事・・・」 |
<0706-030601> 韓国の防衛事業庁が6日、国防科学研究所と米海軍航空兵器研究所が共同開発に向 けた覚書に署名したと明らかにした。 共同開発されるのは70mmロケット誘導兵器で、ヘリコプターに搭載し地上の標的を攻撃する 従来の70mmロケット弾に赤外線センサと誘導コントロール装置などを持つ。 |
【註:】 共同開発されるミサイルとは、米国の APKWS やフランスの PEKET と同様に、Hydra 70 ロケット 弾に誘導装置を付加するものと見られる。 |
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2007.02.21 | Jane's Defence Weekly | Rafael closes in on Indian joint venture | <0707-022111>
イスラエルの Rafael社はインドへの売り込みに共同企業体を設立しようと、提携相手を求めており、選定
作業は終盤を迎えている。 |
2007.02.05 | Aviation Week & ST | Debt trade | <0705-020509> インドとロシアは昨年末のプーチン大統領が訪印した際、航空宇宙及び防衛について共同 開発等、広範囲にわたる合意文書を締結した。 宇宙分野では Glonass 衛星による航法ネットワーク技術をインドに提供すると共に、 Glonass-K 衛星の共同打ち上げを2009年に予定している。 航空分野では、MiG-29K/KUB 搭載する120基の RD-33 エンジンを国内製造すること で合意し、MiG-35 搭載の D-33 OVT TVC エンジンの製造にも合意しているこ とから、インドが計画中の多目的戦闘機 26機の受注競争で欧米諸国に一歩先行した状況である。 |
2007.02.05 | Aviation Week & ST | Total loss | <0705-020508> 1月30日午後、オランダ SES社の New skyes NSS-8 衛星打ち上げは、Sea Launch社の Odyssey 洋上衛星発射台 で行われたが、点火直後にロケットが爆発炎上し失敗に終わった。 Odyssey 洋上発射台は全長436呎、幅220呎 で、北海油田の洋上掘削機を改造したもので、2000年3月以降20回の衛星打ち上げに成功している。 事故原因は調査中であるが、人員に損害がなく、発射台の損傷は軽微であったとみられる。 現在修理方法について SL社、 Arianespace社及び三菱重工の3社で協議が行われている。 |
2007.02.05 | Aviation Week & ST | Engineers at the US Air Force's Arnold Engineering ・・・ | <0705-020503> 米空軍 AEDC (Arnold Engineering Development Center) では高速風洞施設で、THAAD ミサイルの飛行安定性等の試験を行 ってきたが、KEI 及び KV 試験用には$50Mを投じて真空チャンバ 10-V の改善を行っている。 チャンバーは MDA が高々度を模擬したロケット試験を実施できる唯一の施設であり、この夏に KV の試験 を計画している。 |
2007.02 | Jane's Missiles & Rockets | Ground-based interceptor feels the heat | <0708-020017> 2006年12月14日に BMD 用の GBI に対する高速暴発試験が Fglin AFB で行われた。 試験では GBI が243㎡ に満たされた8,000ガロンのジェット燃料の炎に晒された。 この試験は米国と NATO のレギュレーション (MIL-STD-2105 / STANAG 4439) に基づくもので、この他にも 低速暴走、弾丸被弾、破片被弾、成形爆薬ジェット、共振などの試験が実施される。 |
2007.01.29 | Defense News | Russia works to remain India's top supplier | <0705-012902> インドはロシア大統領が訪印した1月25日に、共同開発を含む各種兵器の輸出、原油等のエネルギー輸出等幅広い貿易協力支援につい て合意した。 インドはソ連時代から現ロシア政権に至る約30年間に$35B以上の兵器を購入しており、今回の 合意で最大の武器輸入国となることは確実である。 現在は$8Bを越える契約が行われており、主要なものには、海軍の空母が$1B、16機の MiG-29K が$750M、3隻のフリゲート艦が$1B、18両の Smerch ロケット発射 機が $800M、MiG-29 の改善が$880M、Shillca 及び Osa AK 防空システムが$150M等である。 更に総額$10Bと見積もられる次期戦闘機126機の候補として、MiG-35 が有力な候補となりつつある。 |
2007.01.24 | Jane's Defence Weekly | India set to sign aircraft development deal with Russia | <0704-012409> ロシアはプーチン大統領がインドを訪問する1月25~27日の間に、インドと多用途輸送機 (MTA: Multirole Transport Aircraft) を開発する共同企業体設立協定に署名する。 MTA は18.5tの貨物を搭載でき2,500kmの航続距離を持ち、巡航速度850km/hで飛行する。 |
2006.09.18 | Aviation Week & ST | What's next? | <0619-091802> DoD は企業と防衛科学委員会の専門家に将来軍事技術の動向と開発の進め方について広く意見を求めている。 1940年代の原爆開発から最近ではステルス機や精密誘導兵器が進歩を遂げているほか、対 IED の研究が進められている。 DoD は効果的な軍事技術の開発Tと予算の効率運用を目標にその技術的優越を図る方針である。 |
2006.07.26 | Jane's Defence Weekly | EADS, DARE unite for missile warning system development | <0616-072606> EADS社がインドの DARE(インド DRDO の一部)と MWS (Missile Warning System) の共同 開発で合意した。 開発されるのは EADS社製 AN/AAR-60 MILDS (Missile Launch Detection System) を元にしたもので、当初は Mi-8 や Mil-17/17M などのヘリに、ゆくゆくは固定翼機に装備される。 MILDS はミサイル発射時のプルームを検知するパッシブ UV センサで、EADS社は36 基をインドに送り MWS に仕上げる。 |
2006.06.28 | Jane's Defence Weekly | Turkey and Pakistan close in on tactical UAV deal | <0614-062808> 1990年代初期にパキスタンの核実験を受けて米国が行った武器禁輸が、テロとの戦いを通して解除されたのを受け、 トルコとパキスタンの軍事技術交流が盛んになろうとしている。 パキスタン空軍参謀総長のトルコ訪問を機に、両国は6~7機 の TUAV を共同生産することで合意した。 またパキスタンが F-16 Block 15 の近代化改修を行うことになれば、担当にはトルコの TUSAS社が候補にあ がる。 更に2008年から取得する150の JF-17 にトルコ製のアビオニクスを搭載 する計画である。 |
2006.06.26 | Aviation Week & ST | Blowing the whistle | <0614-062606> 米財務省は、イランの1,000km級弾道弾 Shahab-3 の開発で、誘導技術分野の支援を行っている疑いが強いとして中国の宇宙衛星企業 である CGWIC社及びその他2社の米国資産を凍結した。 FBI もその証拠固めを進めている。 CGWIC社はこれまでに長征ロケットで30基の衛星を打ち上げているが、24基は外国の民間衛星であり、6基が 中国衛星である。 打ち上げ価格は米の Atlas 及び欧州の Ariane よりも常に低く抑えられ、有力な国際宇宙ビジネスを展開していた。 同社は中国の国営企業であり、北鮮にもテポドンの射程延伸ロケット技術を供与している。 |
2006.06 | National Defense | Up front | <0615-060001> 米陸軍は精密誘導兵器の開発装備化計画見直しを進め、再評価により優先順位を設定する。 GMLRS、ATACMS 及び Excalibur は計画に大きな変化はないとみられるが、取得数は削減される公算が大きい。 また、DEW の開発装 備化が注目されており、軽装甲車規模の SSL 兵器の開発が期待されている。 Northrop Grumman社は 2008年までに100KW 級の試験を予定し、Textron社も3年以内の兵器用レーザ照射試験をめざしている。 |
2006.05.17 | Jane's Defence Weekly | Norway stays with Joint Strike Fighter as work prospects triple | <0611-051702> ノルウェーは5月8日に JSF の SDD に Level 3 共同開発国として留まる決定を行った。 今年初めに同国 国防相が Lockheed Martin社と米国政府に対して、ノルウェー企業の参加を拡大しないと計画から撤退すると警告していた。 JSF の生産におけるノルウェー企業のシェアは$3.2Bと、2005年10月から三倍に拡大された。 |
2006.05.15 | Aviation Week & ST | Unmanned surrogate | <0611-051510> 英国防省は、2007年から予定する UCAV の運用を模擬する飛行実験に BAC 111 旅客機を使用する。 更に UAV/UCAV の戦闘機による 指揮制御を研究するため、GR4 Tornado を用いた TIARA (Tornado Integrated Avionics Research Aircraft) の運用を準備している。 英国は開戦直後の長距離打撃戦力として、2020年頃の UCAV 実用化に向け SUAVE (Strategic UAV Experiment ) 計画を進めており、機体及びステルス技術は Corax 及び Raven 縮尺実験機の開発 により実証し、戦略的運用に関しては BAC 111 と TIARA を使用する計画である。 |
2006.04.12 | Jane's Defence Weekly | Funding the void | <0609-041209> |
2006.04.05 | 防衛庁 HP | 艦載型戦闘指揮システムに係る日米共同研究 | <0608-040505> 日米間で5日、艦載型戦闘指揮システムに係る日米共同研究の実施附属書を締結した。 この事業は、2004年 12月に締結された BMD に関する MoU のもとで実施される日米共同研究である。 本研究は、艦載型戦闘指揮システムをオープンアーキテクチャ化し COTS 計算機等 を活用することにより情報処理能力向上を図り、BMD 対処を含めた同時多目標対処能力を向上させると共に、 LCC 低減にも寄与する。 |
2006.04.05 | Yahoo | 時事通信記事 「レーダーの高性能化など共・・・」 |
<0608-040504> 防衛庁は5日、弾道ミサイル防衛用レーダーと戦闘指揮システムの高性能化に向け、米海軍省と 共同研究を開始することで合意したと発表した。 イージス艦への配備を想定して日米がそれぞれ単独で行っていた技術研究を踏まえたもので、 2007年度まで2年間の予定で行われる。 |
2006.03.30 | Inside the Pentagon | U.K.Officials expect to sign JSF pacts by year's end | <0610-033001> 英国防省高官は、問題となっている JSF の技術移管について、両国が前向きな協議を進めており、12月までには MoU を締結するとの 楽観的な見方を明らかにした。 |
2006.03.29 | Jane's Defence Weekly | Walrus project runs out of air | <0608-032906> Lockheed Martin社等が進めている Walrus 計画はFY-07要求に計上されておらず、計画は Phase Ⅰ が終了する 2006年8月時点で中止になる。 ・PATS Bell社が提案している PATS (Propulsive Anti-Torque System) は AH-1Z を改造して、テールロータの代わりに fan-powered system を取り付けるもので、元々2004年に計画中止になった UCAR (Unmanned Combat Armed Rotorcraft) として提案 されていた。 ・Seaplane UAV Seaplane UAV は外洋で運用し、海面を長期間浮遊してセンサを展開する。 同様の構想を Vought社が2005年 に Kingfisher Ⅱ として提案している。 tip-jet-rotor を用いた高速回転翼小型無人/有人機である。 ・Cormorant UAV Cormorant は Lockheed Martin社が進めている水中発射 MPUAV。 |
2006.03.20 | Aviation Week & ST | Engine fumes | <0607-032007> JSF の技術移管と代替エンジン開発中止の再考をめぐる米英次官級会議が先週行われたが、両国の主張は平行線をたどり、英側は 共同開発からの撤退を強く示唆した。 英側は Level 1 共同国にふさわしい JSF の自国改善、補給整備及び運 用を要求すると共に、F-136 エンジンの開発を強く求め、米議会に対してもロビー活動を進めている。 JSF の量産及び維持に関する MoU の締結は、年内を目標に今後も激しいやりとりが予想される。 |
2006.03.15 | Jane's Defence Weekly | F136 restoration may prove costly for JSF | <0607-031506> DoD のFY-07国防予算要求に盛り込まれず計画中止になる予定であった GE/Rolls-Royce F136 JSF 用代替エンジン 計画は、ロビーストの活躍と英国首相の直接の働きかけにより、議会で復活する可能性が出てきた。 |
2006.03.01 | Jane's Defence Weekly | UK grievances jeopardise future participation in JSF | <0606-030103> 英国は JSF の共同開発において、技術移転の問題に加えて米国防総省が GE/Rolls-Royce F-136 エンジンの開発を中止してことに不信 完了強めている。 |
2006.03.01 | Jane's Defence Weekly | JSF partners to focus new MoU on European 'footprint' | <0606-030101> 2006年12月に締結が予定されている JSF の生産及び維持に関する MoU を協議する欧州6ヶ国(英、伊、蘭、デンマーク、ノルウェー 、トルコ)担当相会議が開かれたが、会議の直前まで2ヶ国の国防相が会議の主題について足並みがそろっていなかった。 |
2006.02.27 | Aviation Week & ST | Cold calculus | <0606-022702> ノルウェー国防省は JSF 開発計画 Level 3 からの脱退を検討しており、4月1日を期限として米側に国内企業 へのシェアー割の充実と国内技術の導入を強く要望している。 これはノルウェー議会の強い反発を背景にしており、同国が開発中の NSM (Naval Strike Missile) の搭載を可能にする改造を国内で行うことも求めている。 また、要求が認められた場合も、F-35 に決定するのではなく、2008年に Eurofighter Typhoon、Rafale 及び Saab Gripen を候補とし て機種選定を行うとしている。 同国はこれまで48機の JSF を装備する計画であった。 |
2006.02.22 | Jane's Defence Weekly | UK demands JSF technology | <0606-022206> 英国防相が議会からの質問に、JSF の技術移転に関する要望が受け容れられなければ、英国は 次の段階への移行に同意できないと書面で回答した。 JDF の PSFD (Production, Sustainment and Follow On Development) の MoU 締結は2006年後半に予定されているが、英国は1月に PSFD MoU に署名しない意向であることを明らかにしている。 |
2006.02.22 | Jane's Defence Weekly | Israel, India collaborate on new version of Barak | <0606-022201> イスラエルとインドが1月27日に、二年越しの交渉を経て次世代 Barak の共同開発に合意した。 原型となる Barak 1 は1990年代に IAI社が開発した射程10kmの艦載短 SAM で、チリ、インド、イスラエル、シンガポールが装備して いる。 イスラエルは全長が4.5mと Barak 1 の二倍で射程が70~80kmの Barak 8 を検討中 である。 Barak 8 は中期指令誘導、終末アクティブレーダホーミングで Mk 41 から発射可 能である。 イスラエル海軍は Lockheed Martin社が提案中のモノハル構造 LCS や、現有3隻の Saar 5 コルベット艦への搭載を考えている。 |
2006.02.15 | Jane's Defence Weekly | UK complex weapon vision sought | <0605-021510> 英国防省が、今後の高度技術兵器に対する要求を企業に呈示する準備を進めている。 これは国防省が今後5年間で高 度技術兵器の調達を40%削減しようとしていることによる。 この対応として MBDA社は、現在英国が運用中及び調達中の合わせて27の高度技術兵器を、多機能化することにより機種数を減らすの が有効と、SSMLU (Storm Shadow Mid-Life Update) 計画と、CAMM (Common Anti-Air Modular Missile) を例に挙げ主張している。 |
2006.02.15 | Jane's Defence Weekly | More funding for classified items | <0605-021505> FY-07米国防予算要求における秘匿事業費が、引き続き軒並み増大している。 ・海軍の 'Chalk Eagle' はFY-05の$46Mが$139M ・海軍の 'Retract Maple' は$41Mが$344M ・空軍の 'advanced technology development' は$40M増えて$316M ・空軍の 'operational system development' は$1.28B ・空軍の F-117 を含む 'Special Evaluation Program' は二倍近い$530M ・空軍の 'Advanced Program Evaluation' は1999年の二倍となる$437M ・空軍の 'Evaluation & Aanlysis Program' は微増の$313M になっている。 |
2006.02.01 | Jane's Defence Weekly | UK seeks JSF technology sovereignty quarantees | <0604-020102> F-35 JSF の量産移行に関する米英間の MoU (PSFD MoU: Production, Sustainment and Follow On MoU) は 2006年後半に予定されているが、英国は技術主権が保証されない限り MoU に調印しない模様である。 英国は ・英国の考えるシナリオにおける F-35 の迅速な効果判定 ・英国仕様の兵器、センサの迅速な搭載 ・英国の安全要求への適合 ・英国の他の兵器との interoperability などのため、技術主権を確保することが欠かせないと見ている。 |
2006.02.01 | Jane's Defence Weekly | France to inject £100M into CVF design phase | <0604-020101> フランスが英国の CVF に£100Mを出資することに同意した。 これは設計費の1/3 にあたる。 フランスは 'Charles de Gaulle' 原子力空母を補完する通常型空母に CVF の設計を活用する計画であるが、搭載装 備等はフランス仕様に改装する。 搭載機に英国は F-35B 又は F-35C を考えているのに対してフランスは Rafale-M を搭載計画で、カタパルトも英国が GA社が開発中の EMALS (Electro-Magnetic Aircraft Launching System) に出資しているのに対してフランスは従来方式を考えている。 |
2006.02 | Jane's Missiles & Rockets | US DoD publishes weapons roadmap | <0605-020014> 米国 DoD が、秘に指定された通常弾頭対地攻撃武器のロードマップを完成させた。 この文書は殆ど年刊のようになっている。 この中に現在の開発計画で中止すべきとされる物はなく、SDB や昨年計画中止が議論された JCM の計画推進も含まれている。 |
2006.01.30 | Defense News | UK US enter tech-transfer talks | <0605-013001> 英米両政府は軍事技術の移管に関する協議を、年内の合意を目標に再び開始した。 米は昨年10月に ITAR (International Traffic in Arms Regulation) の見直しを行い、秘以外の技術については輸出認可がなくとも移 管できる等、規則の一部を緩和した。 米国側は JSF の技術移管問題が一歩前進したとしているが、英国側は依然慎重な姿勢 を崩さず、協議内容についてのコメントを避けている。 |
2006.01.23 | Inside the Army | Industry Officials: Push needed to secure Laser development funds | <0604-012301> Northrop Grumman社をはじめとする企業各社は、DoD がレーザ兵器開発と装備化のペースを遅らせようとして いるとして兵器開発の必要性と十分な予算配当を要望している。 同社はまた、DoD が ABL 開発を中止又は装備化の延期を検討していることを示唆した。 |
2006.01.16 | Defense News | Protests over JSF engine cut | <0603-011616> JSF 開発計画で、DoD が代替エンジン F-136 の開発中止を決めたことについて Rolls Royce、GE の両社が 強く抗議しており、12月に英首相も米大統領に決定を覆すよう書簡と TV 会談で求めていた。 計画では総額$2.4Bで両社が F-35 のバックアップ用エンジンとして開発を行う予定であった。 DoD は中止により2011年までに$1.7Bの経費削減になるとしているが、両社は議会に働きかけ、中止を再考させたいとしている。 |
2006.01.16 | Defense News | UK-French cooperation deal on carrier hits snag | <0603-011612> 次期空母 PA 2 の建造にあたり、英海軍の次期空母 CVF との共同を協議している仏政府と Thales社は、英側企業が開発経費の削減と 役割分担の低減を理由とし、MoU 締結に抵抗していると指摘した。 英 BAE System社は、政府間の MoU 締結に対し反対する立場にないとしてこれを否定している。 |
2006.01.02 | Defense News | France wants carrier deal with UK soon | <0602-010202> フランス政府は次期空母 PA2 (Porte-Avions 2) の開発にあたり、経費削減をねらいに英政府との空母開発に 関する技術提携を協議中であり、近日中に合意するとみられる。 英国の次期空母 CVF との相互技術交換を行 うのが目的である。 PA2 の開発は2006年末から行われる予定で、Thales/DCN社の検討作業では英国の CVF と80~85%の共通化が 図れるとみている。 |
2005.12.19 | Aviatopn Week & ST | Lightweight option | <0602-121907> MiG社はインド国防相が先月来訪した際に、第五世代軽戦闘機の共同開発を提案している。 ロシア国防省は空軍の次世代戦闘機に Su-27 Flanker とほぼ同じ大きさの Sukhoi T-50 のみを考えているが 、空軍は Su-27 と MiG-29 の後継として大型で双発の T-50 と軽戦闘機との混合配備を望んでおり、インドと の共同開発を熱望している。 MiG社は既に自社設計を進めており、搭載するエンジンも MiG 1.42 用に開発した Al-41 をベー スに研究を行っている。 また、インド首相が今月初めにモスクワを訪問しており、Tu-22M3 Backfire C の購入を含めいくつかの兵器 輸入計画を協議している。 |
2005.11.21 | Aviation Week & ST | Nonlethal Road Map | <0523-112405> DoD は対地攻撃兵器の導入に関する全般計画 LAWR (Land Attack Weapons Roadmap) を先月公表したが、内容 は将来的な必要性を述べたにすぎず、今後の開発構想は示されていない。 LAWR では堅固な標的を攻撃する侵徹兵器及び遊弋兵器等の将来的な導入や、対地対空共用兵器の開発の推進 、陸海空軍の共同開発の必要性が述べられているが、現実には JCM の計画中止、JASSM からの海軍の撤退、JSOW 計画から昨年空 軍が撤退、及び SDB PhaseⅡ の企業選定のやり直し等、対地攻撃兵器の開発は混乱している。 |
2005.11.16 | Jane's Defence Weekly | US completes map of land attack weapons | <0523-111602> 米国防総省が対地攻撃兵器の新しいロードマップである Conventional Engagemrnt Capability Roadmap をまとめた。 この中では2004年に中止された JCM と同様に AGM-114 Hellfire や AGM-65 Maveric に代わるミサイルや、 SDB Phase Ⅱ の必要性が述べられている。 米国は現在43件のロケット及びミサイル、11件のクラスタ弾、12件の誘導砲弾の開 発計画を持っている。 |
2005.11.03 | Inside the Pentagon | Recent UAV Roadmap making noise via Quad Rennial Review process | <0524-110304> DoD が8月に公表した2005年~2030年を対象とする 'Unmanned Aerial System Roadmap' が、現在作業中の QDR で開発経費見積もりに 使われており、関連部局に波紋を生じている。 ロードマップを作成した検討委員会は、軍の UAV 開発導入の指針として検討したもので、開発経費の算定に使用すべきではないとして いる。 |
2005.11.02 | Jane's Defence Weekly | UK confident of JSF transfers | <0522-110214> 英国は F-35 に関する米国からの技術移転を楽観しているが、米国の QDR で調達機数が削減されることを懸念している。 英国軍需相が F-35 STOVL の最大の技術的リスクは重量超過の問題で、いずれ解決するであろうが、飛ぶまで分からないと発言してい る。 |
2005.11.02 | Jane's Defence Weekly | Sweedish commitment to Neuron continues to hang in the balance | <0522-110205> スウェーデン政府が Dassault社主導の Neuton UCAV 計画に参加するか否かの最終決定を先 送りした。 これはスウェーデン連立政権の少数与党が Neuron 計画参加に反対していることによるもので、政府は同国防衛宇宙 産業の要望を再調査しており、その結論が11月15日に出ることになっている。 |
2005.10.31 | Aviation Week & ST | Assessing Neuton | <0522-103105> 欧州独自の UCAV 開発をめざす Neuron 計画に参加している Saab社は、スウェーデン政府が11月までに参加 意志を決定することを要望している。 政府は参加意思を明らかにしているものの、分担経費をめぐり政府間協議が進まず態度を保留している。 また、スウェーデン軍から は UCAV の要求がでていないのも理由の1つとなっている。 開発には仏、伊、スイスが参加し、スペイン、ギリシャが参加を協議中で、ベルギーとロシアが検討中である。 企業レベルでは Dassault社を主幹とし、Saab社のほか EADS、Alenia、Rung 及び HAI の各社が参加している。 |
2005.09.26 | Defense News | Clock ticks as Italy weighs MMA role | <0522-092602> P-8A MMA の共同開発計画から、カナダ、オーストラリアに続きイタリアも撤退する ことを決め、計画は米国独自で進めることとなった。 MMA の事前設計段階は10月に終了するが、イタリアは SDD の分担経費$300Mに難色を示し、ワークシェアや技術移管等の議論もまとま らず撤退することとなった。 米海軍は P-3 Orion の後継として108機を装備する計画で、2012年の IOC を予定し ている。 |
2005.08.24 | Jane's Defence Weekly | Irkut, EADS sign accords | <0518-082417> EADS社が、インド向けの Su-30MKI やマレーシア向けの Su-30MKM を生産している Irkut社の株を10%保有し た。 これに伴い両社は合弁企業 EADS Irkut Seaplane SAS社を設立し、Be-200 消防機のヨーロッパでの販売 活動を行う計画である。 また EADS社はこれで Irkut社を Airbus Industrie に組み入れる準備ができたとし ている。 一方 Boeing社は Sukhoi社に RRJ (Russian Regional Jet) の開発を働きかけており、フランス Thales社が RRJ に電子装置を供給する準備をしている。 これに対してロシア政府は MiG、Sukhoi、Tupolev、Ilyushin、Irkut の各社を併せて、軍用機と民間機のメーカとなる United Aircraft Construcors 構想を進めている。 |
2005.08.24 | Jane's Defence Weekly | UK voices fears on JSF technology transfer | <0518-082416> J-35 JSF の共同開発で、米国からの技術開示が全体の10%足らずであるとして危機感を持つ英国は、7月25日 から4日間、議会の代表団を米国に派遣し議会関係者と面談し、この問題を話し合った。 これに対して米議会関係者は英国の懸念を知らなかったと驚きを表明した。 またこの問題についてブレア首相とブ ッシュ大統領が接触していたことも明らかになった。 |
2005.08.18 | Inside the Pentagon | MDA issues list of 70 technology projects for small business | <0518-081801> MDA は8月1日に70項目の小規模技術開発リストを公表し、民間企業からの提案を10月15日を期限に求めている。 これには、ADA のようなコンピュータ言語や、迎撃ミサイル用の革新的な DACS の 開発等が含まれ、構想研究段階の予算は10万㌦以下に制限される。 |
2005.08.15 | Aviation Week & ST | P-8A MMA program begins to lose non-US interest | <0517-081502> P-8A MMA の開発計画は、予算上の制約から豪州とカナダが撤退することが明らかとなり、イタリアの動向に も懸念する声があがっていることから共同開発の実施が危ぶまれる。 各国は P-8A の導入を強く要望していたが、ワークシェアや技術開示等の問題も撤退に影響しているとみられる。 |
2005.07.18 | Aviation Week & ST | Taking the long view | <0515-071803> 米空軍研究所は、今後数十年にわたる科学技術研究 (S&T) の展望を見積もる Transformational Oppotunities Study を6月に終了した 。 S&T 計画の長期展望は1944年以来行われており、最近では1995年に New World Vitas Study が行われている。 新しい S&T 提案では焦点を将来の情報収集にあてており、無人機、衛星等各種プラットフォームによる航空、宇宙、サイバー情報機能 の統合化に重点を指向する。 |
2005.07.18 | Aviation Week & ST | The European Defense Agency | <0515-071802> EDA (European Defense Agency) は、年末までに EU の防衛全般に関する基準マニュアルを完成するべく作業 を進めている。 EDA が導入する装備及び開発については、一国を優先することなく欧州諸国が自由に参加できる規約を上記マニュアルに盛り込む検討 が進められている。 また、EDA は運用する長時間滞空型偵察 UAV の提案、特にセンサとデータリンク技術研究への企業の参加を広く求めている。 |
2005.07.13 | Jane's Defence Weekly | Blockages to JSF programme hinder UK defence capabilities | <0515-071310> 米国が F-35 JSF の設計データの開示を制限していることに対して英国は強い不満を 持っており、6月に Armed Forces Minister が JSF の情報開示がなければ英国は JSF 共同開発計画から撤退すること もあり得ると発言した。 英国は今後の保守や改善のため、開発データやコンピュータコードの開示が不可欠であるとしている。 |
2005.04.20 | Jane's Defence Weekly | US firms target network-centric opportunities | <0509-042012> 米国軍事産業各社は、経営の重点を NCW (Network-Centric Warefare) に大きく移している。 このため Northrop Grumma、Lockheed Martin、Boeing、Raytheon の各社は、研究開発のための施設をそろって建設又は計画している。 |
2005.04.18 | Aviation Week & ST | Running aground? | <0509-041804> フランスとイタリアが目指す偵察多用途フリゲート艦 (仏名 FREMM) 開発計画は、予算上の問題から更に遅れることが懸念されてい る。 FREMM は NATO の緊急展開部隊の主要装備に位置づけられ27隻を製造する計画で Scalp Naval 、Aster 及び Mica の搭載が検討されている。 仕様については概ね合意に達したものの、伊政府はFY-05予算に難色を示し、仏政府も PFI (Public Financing Initiative) の適用を認可していない。 両国とも予算の復活取得を目指しているが依然厳しい状況にあり、兵器プロジェクトにも影響を与える恐れがでてきた。 計画では2005年に開発を開始、初号艦を2010年、最終艦を2020年に導入する予定となっている。 |
2005.04.17 | Yahoo | 産経新聞記事 「F-35戦闘機共同開発、イス・・・」 |
<0509-041701> F-35 の技術がイスラエルから中国に流出しているとして、米国が国際共同開発へのイスラ エルの参加を制限したことを、米政府高官が15日明かした。 ここ数ヶ月、米国防総省幹部らはミサイルや軍艦の性能向上用予備部品がイスラエルから中国に流出してい る点も問題にしており、さらに対中軍事技術流出問題が別の技術へも広がる可能性がある。 |
2005.04.16 | Yahoo | 時事通信記事 「ミサイル開発でイランと協力・・・」 |
<0509-041603> 米国防総省は15日までにまとめた報告書「21世紀の脅威と課題への対応」の中で、北朝鮮がイランなどと協力して弾 道ミサイルの開発を継続している可能性を指摘した。 |
2005.01.19 | Inside Missile Defense | Obering: MDA will try to keep all options open in cutting $5 billion | <0505-011901> MDA は DoD による向こう6年間での$5Bの予算削減に対し、努めて多くの開発計画を存続する意向で、検討を開始した。 予算削減はFY-06が$1B、FY-07~FY-11が各$800Mとなっているが、削減の細部は明らかにされていない。 |
2005.01.13 | Inside the Pentagon | DoD to kick off 15 new Advanced Concept Technology Demos in 2005 | <0505-011302> DoD は2005年度に開始する以下の ACTD (Advanced Concept Technology Demonstration) 15項目を公表した。 ・Actionable Situation Awarness Pull ・Chemical Unmanned Ground Reconnaissance ・Coalition Secure Management and Information Systems ・Epidemic Outbreak Surveillance ・Joint Coordinated Real Time Engagement ・Joint Enhanced Explosion Resistant Coating Exploitation ・Joint Force Projection ・Medical Situation Awarness in Theater ・Rapid Airborne Reporting and Exploitation ・Sea Talon ・Sea Eagle ・SOCOM Long Endurance Demonstrator ・Viper Strike ・TACSAT-2 Roadrunner ・Weapons Data Link ACTDによる研究は、通常の開発では10年近くを要する装備化を、3~5年で実現することが可能である。 |
2005.01.10 | Yahoo | 共同通信記事 「米、大型 SM-3 の開発決定・・・」 |
<0502-011003> 米国防総省は日米が共同技術研究を進めている直径約53cmの SM-3 の開発に乗り出すことを決め、年内にも日 本政府と協議を開始する方針を固めたことを、同省当局者が10日までに明らかにした。 生産、実戦配備に移行するには少なくとも3~5年かかる(同省当局者)とみられる。 |
【註:】 SM-3 改良型の共同開発について防衛庁は、直径を21inchと大型化することを強く主張していたが、米側は直径31inchの海上型 KEI を 開発する計画があるため難色を示し、SM-3 と同じ13.5inchにすることを主張していた。 |
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2005.01.10 | Yahoo | 毎日新聞記事 「レーザー撃破、共同研究検・・・」 |
<0502-011002> 米国が日本政府に対し ABL システムの日米共同の技術研究を非公式に打診していることが9日に明らかになっ た。 ABL システムは米空軍がボーイング社などと契約して開発を続けているが、配備までに数千億円規模の開発費がかかるといわれ、技術 開発の遅れが指摘されていた。 |
2005.01.06 | Inside the Pentagon | Report : DoD must maintain Missile Defense superiority | <0507-010602> DoD は先月、防衛産業政策、特に防護能力を分析した研究報告を公表し、諸外国に対するミサイル防衛技術の優越を維持するための民 間技術基盤維持の重要性を強調した。 防衛産業政策についての研究は2004年に戦闘空域での状況把握、指揮統制、必要な戦闘能力の観 点から報告されており、今年5月には兵站に焦点を充てた報告が予定されている。 報告ではミサイル防衛技術のほか、以下の基盤技術に注目している。 ・Non-lethal Millimeter Wave Active Denial System ・30mm Supercavitating-Supersonic Projectiles ・Multi-Spectral Camoufage Cover ・Regenerative Chemical-Biological Filtration ・Plasma Antenna ・Active Magnetic Signature Reduction System ・Thermo-Insulating Paint for Low Observable Hullforms |
2005.01.03 | Aviation Week & ST | Sorting out | <0502-010504> ロシアとインド両国は、10項目にわたる宇宙、防衛装備等に関する取り決めに合意した。 その内容にはロシアの GPS 航法システム Glonass の共同開発と運用、第五世代戦闘機 をはじめとする共同研究開発の実施、技術移管の緩和等が含まれる。 また、パキスタンへの武器輸出 を行わないことが明記されている。 Glonass システムは共同開発により18基の衛星を2007年までに打ち上げ、運用する計画となっている。 |
2004.11.29 | Aviation Week & ST | Virtual testing | <0423-112907> 航空機等の電子戦試験評価は実環境 (OAR:Open-Air Range) では秘密保全上及び TV、無線信号、携帯電話等の影響から現在はほとんど 実施しておらず、F/A-22、F-35、各種 UAV 等の試験がこの施設で行われている。 |
2004.11.29 | Aviation Week & ST | A new dawn | <0423-112906> |
2004.11.08 | Aviation Week & ST | Technology travails | <0422-110802> DoD の産業政策局は、防衛産業の能力基盤についての分析見当を行い、SDB の開発製造を2社にすること 、技術的優越を確保するため他国に先んじて超音速兵器開発を推進すること等を提言した。 産業政策局はまた、中小企業の開発基盤醸成のため、FY-07に$20M~$30M規模で Industrial Base Fund の要求を行う。 報告書では SDB のような大規模事業を Boeing社の1社独占とすることは基盤の構築上好ましくないとし、Lockhed Martin社を second source に選定することを提案している。 |
2004.11.04 | Inside the Pentagon | Environmentalists see flaws in Pentagon EIS for Missile Defense | <0423-110401> 米の公衆環境監視団体はこのほど、DoD が発表したミサイル防衛システムの地域環境に与える影響分析について、発射の際に用いられ る過塩素酸エステルや発生する塩酸等の分析が不十分であり、国内環境条例にも違反するとの独自結果を公表した。 |
2004.10.14 | Inside the Pentagon | Authorizers add funds to boost DoD Science and Technology efforts | <0423-101402> 米議会の上下院は先週、軍の技術的優位を確保するため、軍事科学関連計画の予算を要求の$10.5Bより多い$11.2Bを割り当てることで 合意した。 議会はイランとアフガンでの損害を軽減し、部隊運用をより柔軟かつ効果的に行うためには継続した軍事科学技術の発展強化が必要と している。 |
2004.10.11 | Aviation Week & ST | T&E issues | <0420-101103> 推進装置や兵器に搭載する DEW 等の新しい軍事技術の進展に伴い、米軍は試験評価の見直しを迫られている 。 HPM 兵器の評価では有効距離とその効果の測定方法が確立しておらず、レーザ兵器 の評価では適切な試験評価基盤が欠けている。 また、Mach 4~8 の超音速精密兵器についても発射から標的破壊までの全過程の試験評価が困難な場合が多々 あるため、試験評価要領の再検討が進められている。 |
2004.09.13 | Aviation Week & ST | Running uphill | <0418-091305> DoD は JSF と MMA の共同開発に関し、まもなく国家間協議を開始するが、輸出規制法や開発導入時のワーク シェアー等様々な問題が山積し進展には難航が予想される。 開発技術の国外流出を規制する法案、ITAR (International Traffic in Arms Regulation) 等の緩和を狙いとする改正には議会は反対 しているほか、各国とのワークシェアーや維持整備施設の設置についても厳しい協議が予想される。 JSF の量産 MoU 締結は2006年12月を予定している。 |
2004.09.01 | Yahoo | 時事通信記事 「イージス艦レーダー、日米・・・」 |
<0416-090101> 防衛庁がイージス艦に艦載している対空レーダーとデータ解析システムに関する日米共同の技術研究に着手す る方針で2005年度概算要求で55億円を計上しており、早ければ年内に米側と研究開始で合意する見通しである。 共同研究の対象となるのは、対空レーダーに使う半導体部品と、データを処理する戦闘指揮 システムで、これらはイージス艦以外の護衛艦のレーダー開発にも活用可能なため、研究対象をイージ ス艦のシステムに限定するかどうかは今後詰める。 |
2004.08.02 | Aviation Week & ST | Europe eyes battlelabs for UAVs | <0415-080205> 欧州の主要軍需企業は UAV と NCW の開発要求に適応させるため、戦場シミュレーションシステムを導入している。 ・Thales社:英国の Watchkeeper UAV 開発に合わせ Battlespace Transformation Center (BTC) を設立 ・EADS社:NATO の Supreme Allied Command Transformation の構想検討のため、Netcos を今春設立 ・Saab社:スウェーデンの Network-Based Defense capability 検証のため、Battlelab を設立 一方フランスは、BOA 空地 NCW システムの開発を計画しており、2007年にフルスケールの野外試験を計画し ている。 |
2004.07.28 | Jane's Defence Weekly | US seeks international partners for MMA | <0414-072803> 米海軍は、今後数週間以内に MMA (Muulti-mission Maritime Aircraft) の国際共同開発戦略をまとめる。 MMA は Boeing 737-800ERX を機体に使用した P-3C の後継機で、$3.89Bにのぼる6年間の SDD 契約が6月に結 ばれている。 IOC は2013年が予定されており、米海軍は2019年までに108機の調達を計画 している。 共同開発の提案は2003年初めに、日本を含む10ヶ国に対して行われており、今後6ヶ月以内に参加国が明らか になる。 現在はイタリアの参画が有力視されており、ほかに豪、加が強い関心を示している。 |
2004.07.26 | Defense News | US Navy intensifies MMA partnership drive | <0417-072602> 米海軍は、9月中旬までに MMA の国際共同開発計画を JSF 開発に準じて作成する。 共同開発提案は2003年中頃に豪、加、伊、日、韓等10ヶ国に行われており、5ヶ国以上が肯定的な態度を示している。 海軍は来年初め には参加国が決まり国際開発チームを組織できるとみている。 伊は最も有力な参加国だが、JSF での教訓を生かし事前に担当部位を明確にさせる必要を強調している。 MMA は6月に Boeing社と SDD 契約を終え、737-800ERX を用い2013年の IOC を予定、海軍は2019年までに108 機を装備する計画である。 Boeing社は共同開発を行った場合、100機以上が更に増加するとみている。 |
2004.07.05 | Aviation Week & ST | Budget inflation | <0413-070506> ロシア政府は現在、2005年度予算案の策定を行っているが、国防省は兵器調達のてこ入れと研究開発、特に空軍の第5 世代戦闘機開発の促進を要求している。 政府は先月、予算案を討議しているが、ロシア経済は順調に回復しているのを受け、国防費の対 GDP 比は昨年 の2.8%から2.9%に増加している。 昨年の兵器輸出額は戦闘機と防空システムを主体に$5Bを越え、兵器調達は2002年以 降わずかながら予算が増加している。 |
2004.06.17 | Inside the Pentagon | Allard wants to enhance Missile Defense cooperation with allies | <0414-061702> 米上院の軍事小委員会は今週、FY-05国防法案の修正を行い、英、豪、日、独、伊、及び NATO諸国との各種ミサイル防衛の協力及び開 発導入態勢を強化する必要性を追加した。 |
2004.06.14 | Inside the Army | Pentagon launches 'Net-Centris assessments' of more than 100 programs | <0414-061404> DoD は2006年以降の予算要求作業に資するため、陸海空軍と海兵隊の100以上の開発計画で Net-Centric技術の適用に関する評価を行う。 陸軍では FCS、WIN-T (Warfighter Information Network-Tactical)、JTRS (Joint Tactical Radio System) 等24計画が含まれ、空軍 の Global Hawk、海軍、海兵隊イントラネット等も対象となっている。 |
2004.06.14 | Defense News | U.S.eyes Net-Centric ideas | <0414-061403> DoD のFCT (Foreign Comparative Testing) Office は、軍の Net-Centric技術に関する海外企業からの提案 を求めている。 FCT オフィスは外国企業の軍事技術に関する情報収集と採用の可否に関する基礎試験を行う機関で、来年度は Net-Centric技術を重点 的に収集する。 今年度のリストにはカナダの Space レーダ技術や日本のバイオケミカル衣料、フィンランドの無人水中艇等を含め約20件があがってい る。 |
2004.05 | International Defense Review | UK prepares development and test facilities for PAAMS(s) traials program | <0409-050021> 英国は PAAMS の洋上発射試験のために、かつて VL Seawolf の発射試験に使用した 12,000tの STP (Sea Trial Platform) Longbaw バージを PAAMS 用に改修している。 船体改修を終わった Long bow STP は5月から PAAMS の設置が始まり、2005年8月まで続けられる。 Longbow STP を使用した4回の洋 上発射試験は、2005年9月~2006年12月に、南仏沖合の試験水域で行われる。 |
2004.03.29 | Aviation Week & ST | Brothers in Arms | <0407-032903> 米空軍と海軍は、所要に応じて兵器を共同開発することで合意した。 国防予算の減衰に伴い経費を削減することが狙いで、当初は空対地攻撃兵器の開発を行い、長期的には空対空その他の開発を共同で行 う。 JSF 開発をモデルに Joint Dominance Office を発足する計画で、将来は陸軍も参加する意向を示している。 |
2004.03.29 | Aviation Week & ST | Sharing the wealth | <0407-032901> DoD が進めるミサイル防衛システムの友好国との共同開発事業は、この2年間具体的な進展がほとんど見られなかったが、解決に向け議 会の SASC メンバーから法案策定の意見がでてきた。 共同開発の大きな障害は技術転移問題で、問題は米の ITAR (International Traffic in Arms Regulation) と、MCTR による規制にあり、上院の軍事委員会は BMD の技術移管に関する特別法案の提出を提案している。 日本と豪州が米との BMD 共同開発を明らかにしたものの細部実施要領はほとんど決まっていない。 また、 独、伊との MEADS 開発も技術転移が SDD 開始のネックとなっている。 |
2004.02.11 | Jane's Defence Weekly | US cancels BMD project with Russia | <0404-021102> 1992年にクリントン、エリツィン大統領の合意により開始された米露共同ミサイル防衛計画 RAMOS (Russian- American Observation Satellite) 計画は、議会に提出されたFY-05年度予算案によると、現会計年度で終了する ことになった。 |
2004.01 | Jane's Missiles & Rockets | ATK purchases hypersonic flight companies from Allied Aerospace | <0404-010018> ATK社が、DARPA、陸海軍と共同でスクラムジェットの開発を続けている GASL社、及び Mach 7 で飛行する X-43C の開発を行っている Mico Craft社を買収して、高速飛翔体分野への進出を狙っている。 X-43C は、全長3.74mの X-43A より大型の4.87mで、運搬用航空機から切り離された後に Pegasus ロケットで加速され、スクラムジェ ットを起動する。 スクラムジェット機は衛星打ち上げ等に劇的な改善をもたらすと共に、長距離精密攻撃兵器としても注目され ている。 DoD/NASA は Mach 5~10、最終的には Mach 12 を目指している。 |
2004.01 | Jane's Missiles & Rockets | EADS test fires Patriot PAC-3 | <0404-010011> EADS社による初の PAC-3 の発射試験が WSMR で行われた。 試験は独、米政府の責任者の指揮下に、両国企業のメンバーによって行わ れた。 最初の試験は高度1,000mを飛行する標的機に対し、2回目の試験は超低空を飛行する標的機に対して行われ、5日後の試験は 弾道弾を模した Patriot を標的に行われ迎撃に成功した。 試験に使われた地上装置の改修は EADS社で行われ、試験終了後、教育用として Fort Bliss に所在する独空軍ロケット学校に引き渡さ れた。 |
2003.12.08 | Defense News | Fixing Boeing |
Boeing社の新 CEO は12月初め、企業は防衛システム部門を改革し DoD の要求に応じ得る責任態勢を確立しなければならないとコメン
トした。 ・Ground-based Midcourse Missile Defense ・Future Combat System ・Future Imagely Architecture ・Boeing 767 tankers ・Joint Tactical Digital Radio |
2003.11.12 | Inside Missile Defense | Authorizers direct DoD to review missile defense acquisition policy | 米議会はこのほど、2004年度の国防予算法案を可決したが、この中で DoD のミサイル防衛に関するスパイラル方式の 開発と導入に疑問を呈し、2004年3月までにその妥当性と調達政策を明らかにした報告書の提出を求めている。 |
2003.11.10 | Inside the Army | Pentagon will fund 13 Advanced Concept Technology Demos in FY-04 | DoD は11月末から2004年度の ACTD 13項目を開始する。 試験経費総額は$800M~$900M。 13項目の内4件は兵站関連、3件は戦闘空域での状況把握、4件が指揮統制と部隊防護に関するものとなっている。 ・AT3 : 航空機用標的検知識別ネットワーク ・ARGS : 共通整備試験装置 ・COSINE: 情報システム ・CORSOM: 部隊行動伝達装置 ・FTTS : 陸軍の将来輸送車 ・JPADS : 精密物資投下システム ・JUSC2 : 無人車両の共通制御システム ・MANPACK: 携行型警戒システム ・MAJIIC: 偵察監視情報のネットワーク化 ・PLATO : 携帯 SAM から航空機を防護する技術 ・PSYOP : 心理戦の計画実行システム ・TEBO : 戦域作戦の計画実行システム ・13項目の内容は秘指定のため公表されず |
2003.06.30 | Inside the Army | Program office for air,missile defense reorganizes to include 'Space' | 米陸軍はこのほど宇宙の運用に対応するため、Air and Missile Defense PEO (計画局) を再編成し名称を
PEO ASMD (Air,Space and Missile Defense) に変更した。 これに伴い、SMDC にあった陸軍の宇宙計画オフィスは ASMD に移り、陸軍の宇宙関連事業の計画、技術開発及び調達等を行うこととな る。 |
2003.06.16 | Inside the Army | Army to merge two project offices within PEO tactical missiles | 米陸軍はこのほど、戦術ミサイル開発を行っている CCMS (Close Combat Missiles Systems) 及び KEM (Kinetic
Enargy Missiles) の両計画局を合併し、新たに CCWS (Close Combat Weapon Systems) 計画局を創設する。 CCMS はこれまで、Javelin や TOW ミサイルを、KEM は LOS Anti-Tank システム等をそれぞれ開発してきた。 |
2003.06.16 | Aviation Week & ST | Divining the future | ・精密誘導兵器: Rafael社の Spiceミサイルの様な GPS に頼らないピンポイント兵器 ・大規模市街戦用兵器:非殺傷兵器や DEW ・安価な UAV:ステルス性や高価なセンサーを用いない長時間滞空 UAV ・ネットワーク中心の作戦に対応する指揮統制システム ・衛星用の全天候合成開口レーダー ・坑道や秘匿施設を探知する広域監視システム |
2002.12 | Army | Developing the technology and systems for globally integrated air & missile defense | システム構築にあったては切れ目のない階層防空に重点を置き、現在、Patriot の改善、MEADS、 THAAD の開発を行っている他、情報統合に必要な SIAP (Single Integrated Air Picture) 、レーザ 兵器開発、巡航ミサイル防衛システム等の技術開発を推進している。 |
2002.11.25 | Aviation Week & ST | EADS advocates establishing european equivalent of DARPA | 欧州の EADS 社は米国の DARPA と同様の研究組織を設立することを EC に提案している。 提案では欧州の軍事技術の確保を目的として ESDA (European Security and Defense Agency) の援助を受け ESDRA (European Security and Defense Research Agency) を設立するもので、仏政府にも支援を働きかけている。 ESDA には欧州兵器調達局 Occar があり、現在英、仏、独、伊が参画しており、蘭とスウェーデンが参加を検討中で、ESDRA はこの組 織を拡張し主要な防衛技術試験を管理することとなる。 |
2002.09.02 | Defense News | Technology,not threat,drives Israeli R&D | イスラエル国防省の研究開発当局は R&D の方針変更について述べ、脅威を分析し必要な装備を開発するのではなく、
将来どの様な技術が戦略戦闘に使用されるかを優先して研究することを強調した。 国防省は現在、特定の脅威評価に基づく開発計画の査定は行っておらず、技術的ブレークスルーを第一優先で R&D を行っている。 優先順位の高い分野は、 ① 対テロリズム及び低烈度国内防衛 ② イラン、イラク及びリビアを対象とするミサイル防衛 ③ 戦闘継続能力 ④ 航空戦力 ⑤ 戦術戦略情報 ⑥ 将来の陸戦環境 ⑦ 宇宙 ⑧ コンピューター戦 の8項目。 |
2002.08.05 | Inside the Army | Requirements oversight council approves 16 ACTDs for FY-03 starts | JROC はこのほど、FY-03 の ACTD 16件を承認した。 この内以下の 6件が陸軍の計画で、全体として対テロリズム関
連の技術が大部分を占めている。 ・ Adaptive Joint C4ISR Node ・ High Altitude Airship ・ Foliage Pen SynApp Rad ・ Theater Support Vessel ・ Night Vision Cave & Urban Assault ・ Overwatch |
2002.08.05 | Inside the Army | DoD calls for FY-04 advanced concept technology demo candidates | DoD は各軍に対し 2004年度の ACTD への登録候補計画の提出を求めている。 期限は 10月15日まで。 当局によると、軍の変換に資する研究と近未来技術のより迅速な装備化が来年度の焦点。 |
2002.07.26 | 毎日新聞 | ミサイル防衛、米国と欧州の防衛産業が共同研究で合意 | 米国と EADS社が米国が進めるミサイル防衛計画を共同研究するこ
とで合意したことが25日明らかになった。 ブッシュ米政権が進めるミサイル防衛計画を欧州に拡大することについて欧州各国政府は消極的だが、自国の防衛産業がミサイル防衛 計画の開発に乗り出したことを受けて欧州各国政府の対応にも影響が出そうだ。 この他、英国やイタリアなど他の欧州企業も参加を検討している。 |
2002.07.24 | Jane's Defence Weekly | US Army's new strategy on precision weapons | 米陸軍は各種精密誘導兵器の大幅採用に踏み出している。 この傾向は Crusader 155mm HSP の開発中止により特に
顕著になっている。 計画の主なものは以下の通りである。 ・120mm XM935 PGMM (Precision-Guided Mortar Munition) ・Common Modular Missile Hellfire, TOW に代わる米英共用ミサイル ・APKWS (Advanced Precision Kill Weapon System) Hydra 70 Rocket にセミアクティブレーザパッケージを取り付け ・XM982 Excalibur ・GMLRS ・unitary variant ATACMS ・NetFires |
2002.07.08 | Defense News | Pentagon to speed ACTD budget approval | DoD はこのほど、新装備の開発促進のため重要な ACTD (Advanced Concept Technology Demonstrations) FY-03 予算
$500M を承認した。 承認された ACTD リストは 28項目あり、5番目までは対テロリズム関連の研究となっている。 なお、Predator B の武装化及び LOCAAS は空軍要求 として1件に統合、優先順位は 14番目。 |
2002.06.24 | Aviation Week & ST | Israel pursues high tech despite war costs | 同国の軍事予算は $7B に達し、GDP の 10% を占めているが、研究開発の継続的な実施が国防の基本との認識 を持ち、ミサイル防衛、衛星を含む情報収集及び通信、UAV 等の開発が促進されている。 特に今後はコンピューターネットワークによ る戦闘を重視する模様。 |
2002.05.27 | Defense News | New settlement deal offered in A-12 saga | 米海軍の A-12 の開発中止と契約料 $1.3B の返還を巡る訴訟問題は11年目にしてようやく解決の糸口がみえてきた。 1991年、ステルスジェット A-12 の開発は当時のチェイニー国防長官が経費高騰と計画の遅延を理由に中止を決定、契約金 $1.3B の返 還を Boeing、General Dynamic 両契約会社に要求した。 両社はこれを不服として直ちに訴訟を起こし長く争われてきた。 この間、返還金額は $1B 以上膨れ上がり訴訟経費も $300M にのぼった。 最近になって両社は海軍に $2.56B 相当を物資又は service で今後 10年間で返還する案を提示、DoD 当局も数週間以内にこれに応ず る決定を行うものとみられる。 |
2002.05.06 | Inside the Army | Army eyeing spiral development process for common missile program | 米陸軍は将来ミサイル開発計画の Common missile program に Spiral development 手法の適用を検討している。 この手法は共通の部品の使用と異なる構成から2種類のミサイルを開発しようとするもので、DoD が推奨している。 軍は TOW 及び Hellfire 系列の後継開発であり Future Combat System への適用を考えている Common missile program に採用する。 Common missile program は概念技術の研究段階にあり、2003年9月以降 Milestone B に移行する予定。 |
2002.04.22 | Aviation Week & ST | USAF revamps 10 top programs | 米空軍は最も重視している近代化/開発プログラム 10 件の見直しと改正をテストケースとして行っている。 これは、1事業の開発期間を短縮すること、リスク低減を確実に行うこと、価格高騰や計画時程の失敗を避けることを目的とし、今後、 技術研究開発そのものを再検討する模様。 計画改正は次の10件 ・Global Hawk ・Space-based Radar ・Small-Diameter Bomb ・Predator-B ・UCAV ・Tanker Lease ・Multi-Sensor Command and Control Aircraft ・B-2 Radar Improvement ・C-5 Avionics Modernization ・Global Transportation Network |
2002.02.18 | Inside the Army | Army recapitalization efforts require $1 billion more per year | FY-03 の予算が承認されれば、陸軍は総額 $4.8B を将来態勢に向けた兵器システムの開発導入に費やすこととなるが 、AMC (Army Material Command) は最近、事業の確実な遂行には更に年間 $1B が必要との見解を発表した。 |
2002.02.06 | Inside Missile Defense | Bush FY-03 budget once again shifts THAAD, PAC-3, MEADS to Army | 米政府は議会に FY-03 予算案を提出したが、この中で THAAD, PAC-3 及び MEADS の3事業計画を MDA から陸軍に移
管することを再度要求した。 移管要求は昨年も行われたが、時期早尚として承認されなかった。 今回承認されれば 陸軍は合計$1.7B の予算を獲得することとなる 。 |
2001.10.08 | Defense News | QDR spreads the wealth | 米証券業界は DoD が公表した本年度 QDR の内容から国防産業各社の大幅な業績向上を予想している。 QDR では軍の変革を狙いとして、情報、偵察・監視及び戦闘管理を重視している他、新兵器の開発にも重点を置いており、これらの研 究開発と装備の調達に関わる予算の増加を業界は大いに期待している。 |
2001.08.27 | Aviation Week & ST | Phantom Works broadens horizons in search of new technology | Boeing 社の研究開発部門の Phantom Works は、革新的な航空機技術を広く獲得するため更なる積極的な活動の推
進を行っている。 Phantom Works は同社が 1997年に McDonnell Douglas 社と合併した際に Boeing社の所属となり、以来積極的に研究開発を行って きたが、現在、280以上の国内外の大学と航空機技術に関する共同研究の実施と、ベンチャー企業へ $175M を投資し、$70M を共同プ ログラムに投入している。 |
2001.07.02 | Aviation Week & ST | Flight tests geared to defense dominance | 米国防総省の DARPA (Defence Advanced Research Projects Argency) はブッシュ政
権の軍事作戦における優勢保持の方針に基ずき、本年度から来年度に行う地上目標と SAM 陣地評定関連の飛行及び各種試験を充実を
図っている。 この他にも GPS に対する妨害に対抗するための試験である Orbital Express、迅速確実な目標評定に必要な技術研究の AT3 (Advanced Tactical Targeting Technology)、付随計画としての CCIT (Coherent Communication Imaging and Targeting) 及び AMSTE (Affordable Moving Surface Target Engagement) がそれぞれ計画されている。 |
2001.06.18 | Defense News | US Army accelerates future combat system | 米陸軍とDARPA は総額 $900M を投じて FCS (Future Combat System) の研究開発を
強力に推進している。 FCS は軽量、迅速かつ破壊力の高い装備で、C-130 により世界中のどこへでも4日以内に展開できるシステムで以下の開発を行う。 ・Jigsaw: 見通し外から敵部隊を検知するレーザーレーダーセンサー ・NetFires: 間接射撃システム ・FCS Command Control Vihicles: 無線、音声、ビデオによる指揮通信ネットワークシステム ・PerceptOR: 無人戦闘車両 ・2種の無人飛行センサー: A-160 Hummingbird 及び Organic Airvihicle 陸軍は 2003年までに最終的な決心を行い、2012年までに装備化を目指すとしている。 |
2001.06.13 | Jane's Defence Weekly | The big picture | ・See First ・Understand First ・Act First ・Finish Decisively |
2001.03.19 | Inside the Navy | DOT&E official; more frequent, planned tests of DoD systems needed | DoD の運用評価局長 (DOT&E) は、現在試験中の幾つかの電子戦関連プログラムを例にとり、その成功例失敗例か ら、新規開発や改善にあたって、経費低減とスケジュールの維持のためには頻繁かつ十分検討し尽くした計画による試験の実施が最 善の方策であると述べた。 |
2001.03.07 | Jane's Defence Weekly | X-31 flies again | NASA は、1995年以来飛行していない X-31 を用いて、米欧共同計画である
VECTOR 計画の飛行試験を 2月に実施する。 VECTOR 計画は Thrust Vectoring による短距離着陸を行おうとするものである。 |