2024年の韓国情勢に関する報道

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年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2024.10.21
 16:17
Kyiv Post South Korea's president on North Korean troops to Russia: We will not ‘sit idly by’ <2411-102115>
 韓国大統領が、北朝鮮軍のロシア派遣について我々は「手をこまねいている」わけではないとのべ、駐韓ロシア大使を召喚して、韓国が戦争中のウクライナへの長年の致死的援助物資の輸出禁止を見直すと述べた。
 韓国の主要メディアは10月21日に、韓国の尹大統領がルッテNATO事務総長との電話会談で、北朝鮮が最近ウクライナで戦うための戦闘部隊を派遣したことに対応するための行動を取ると述べたと報じた。
 尹大統領は同盟の責任者に対し、韓国の諜報機関が北朝鮮がウクライナでの任務のために少なくとも1,500名の精鋭特殊部隊をロシアに派遣し始めたことを確認したと語った。
 保守派の東亜日報紙は、「尹大統領:『ロシアと北朝鮮の軍事接近、世界平和への脅威...私たちは座ってはいない』」との見出しの記事を掲載した。
 それによると尹大統領はルッテ事務総長に対し、北朝鮮の「国際秩序を根本的に揺るがし、朝鮮半島と世界の平和を脅かす無謀な軍事的エスカレーション」に韓国は反応するだろうと述べ、我が国政府は決して手をこまねいていることはないと述べたという。
2024.10.17
 11:06
中央日報

(Yahoo)

「戦争になれば戦闘に参加する」韓国国民14%…10年間に8.8ポイント低下 <2411-101719>
 「戦争が起きれば参加する」と答えた韓国国民は13.9%にすぎないことが分かった。 10年間に8.8ポイント低下した。
 共に民主党の黄議員が公開した「2023年汎国民安保意識調査」の結果によると、「可能な限り戦闘に参加する」を選択した比率は2014年の22.7%から2020年は20.9%、2023年は13.9%まで下がった。 国防大学が2023年6月に18~75歳の成人男女1,200人に面接した結果で、国防・安保専門家100人に対してはオンラインで意見を聞いた。
 注目されるのは「戦闘には直接参加できないが、後方で軍を支援する」という回答の比率が48.2%と、同アンケート調査が施行された2014年以降で最も高かった点で、「ひとまず危険が少ないところに避難する」は27.3%、「外国に行く」は3.2%と、例年と似た水準だった。
 安保状況については「不安定」という評価の比率が高まり、「不安定的」が38.9%「非常に不安定」が2.7%だった。 半面、「非常に安定」「安定的」はそれぞれ2%、26.7%だった。
2024.10.17
 06:38
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮、韓国は「敵国」と憲法改正か <2411-101711>
 北朝鮮の朝鮮中央通信は、同国と韓国を結ぶ道路と鉄道の爆破韓国を「敵対国家」とした憲法に沿った措置だとし、北朝鮮の憲法が改正された可能性に言及した。
2024.10.16
 07:42
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮の道路爆破・無人機飛行など緊張高まる中…韓米日外務次官が16日ソウルで会合 <2411-101604>
 北朝鮮韓国UAVの平壌侵入の主張南北連結道路爆破朝鮮半島の緊張を高めている中で、韓国と米国、日本の外交当局が16日にソウルに集まり、北朝鮮問題などに対する連携策を話し合う。
 金外交部第1次官やキャンベル米国務次官、岡野外務省事務次官が同日に鍾路区の外交部庁舎で会合し、第14回韓米日外交次官協議を開く。
 日米韓次官協議は、北朝鮮の核問題と地域・世界的な問題に対する協力策について意見を交わすために定例的に開かれる会議で、3ヵ国の外交次官が一堂に会するのは5月末にワシントンDC近隣のキャンベル副長官の個人農場で13回目の会議が開かれてから5ヵ月ぶりである。
 今回の会議で、3ヵ国の次官は朝鮮半島問題を含む地域および世界的な懸案に関する協力策を話し合い、3ヵ国協力の未来に向けた案も協議する予定である。
2024.10.15
 17:33
Korea Wave

(Yahoo)

「北朝鮮上空でビラまいた韓国の無人機」は3Dプリンターで製造?…韓国議員が分析「韓国軍所有とは異なる」 <2411-101516>
 北朝鮮が「平壌上空に対北朝鮮ビラを投下したUAV」と主張する飛翔体が、3Dプリンターで製作された手製の組み立て製品で、韓国軍のUAVとは異なる形状をしているという分析が出ている。
 国会国防委員会所属で韓国与党「国民の力」のユウォン議員室が、北朝鮮が公開した「平壌に侵入したUAV」の形状を精密に分析した結果、このUAVはUAV作戦司令部が保有しているUAVと後退翼である点は似ているが、翼の後部の比率がより小さいことがわかった。
 同議員室は「北朝鮮の熱で識別する軍用サーマルカメラ(TOD)での撮影であり、正確な形状の識別が制限される」としながらも「平壌に侵入したUAVは、韓国軍が保有するUAVと形状が異なるのは確かだ」と指摘した。
 これは北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長が12日の談話で「UAV侵犯事件の主役が他ならぬ韓国軍部ごろつき」と主張したことを否定する見解で、北朝鮮が公開したUAVのビラ容器も3Dプリンターで製作されたような「射出の痕跡」が確認されたという。
2024.10.15
 17:28
日テレ News

(Yahoo)

「南北連結道路」を一部爆破 北朝鮮の狙い・今後は <2411-101515>
 韓国軍によると、北朝鮮が15日に軍事境界線付近の韓国とつながる道路の爆破に踏み切った。
 韓国とつながる「南北連結道路」の一部の爆破を15日に強行した北朝鮮だが、これに先立つ9日には「この道路を完全に遮断し、要塞化する工事を始める」と明らかにしていた。
 この背景には北朝鮮が韓国への敵対姿勢を急激に高めていることがあり、金総書記が2024年に入り、韓国を「第一の敵国」と明記するよう憲法の変更を指示し、10月に行われた北朝鮮の国会にあたる最高人民会議で憲法が改定されている。
 憲法改定の詳細は明らかにされていないが、今回の爆破は最高指導者の徹底的な敵視政策を忠実に実行に移したものといえる。
 北朝鮮側の狙いは、韓国というよりも米国を見据えているとみられる。 北朝鮮としては、経済が冷え込んだ原因となっている制裁や核ミサイル開発をめぐり、交渉をする最終的な相手は米国と位置付けている。
 11月に、米国は4年に一度の大統領選挙を予定しているが、北朝鮮は今後、新しい政権と交渉する糸口を探りたいのが本音とみられ、そのため大統領選挙を前に、自らのペースで交渉を進められる環境を作っておくためにも、一連の強硬姿勢で米国カや韓国に揺さぶりを掛ける狙いがありそうである。
2024.10.15
 16:36
聯合ニュース 北朝鮮の南北連結道路爆破 韓国が投じた1.3億ドル無駄に <2411-101512>
 韓国軍合同参謀本部が15日、北朝鮮が同日12:00頃、南北をつなぐ道路の北朝鮮側の一部区間を爆破したと明らかにした。
 これにより、これら道路の敷設に使われた韓国側資金$130Mが無駄になった。
2024.10.15
 13:20
朝日新聞

(Yahoo)

北朝鮮、南北つなぐ2本の道路爆破 韓国軍「警戒・監視態勢を強化」 <2411-101509>
 韓国軍合同参謀本部が15日12:00頃、北朝鮮と韓国を結ぶ2本の道路の北朝鮮側で一部区間が爆破されたと発表した。
 北朝鮮軍は韓国と連結する道路や鉄道を完全に遮断する要塞化のための工事を始めると宣言していた。 韓国軍は爆破に対抗し、南北の軍事境界線の南側の地域で射撃を実施した。
 韓国軍によると、2本の道路はそれぞれ朝鮮半島の東側と西側を走る。 韓国軍は事前に爆破の準備状況を確認しており、北朝鮮は爆破後に重装備を投入して追加作業を進めているという。
 韓国軍は「警戒・監視態勢を強化している」としている。
2024.10.15
 09:25
東亞日報 北朝鮮、長射程砲570門で「首都圏砲撃」と威嚇 <2411-101505>
 北朝鮮が、「軍事境界線付近最前方の8個砲兵旅団と具体的な部隊の数にまで言及し、完全な射撃準備態勢を整えたと明らかにしたことを受け、韓国軍合同参謀本部は部隊に監視警戒及び火力待機態勢の強化を指示した。
 北朝鮮が明らかにした8個砲兵旅団は、西部~東部休戦線の全戦線に配置され、首都圏を狙う570門にのぼる長射程砲を装備している。北 朝鮮は2023年11月に2018年の南北軍事合意の全面破棄を宣言した時も、大規模な長射程砲の威嚇などは直接的には行わなかった。 韓国政府筋は、「北朝鮮が局地的な挑発に出る可能性はいつでもあり得る状態」とし、「尹政権発足後、南北衝突の可能性が最も高い状況だ」と述べた。
 合同参謀本部広報室長は14日の記者会見で、「北朝鮮軍総参謀部が13日夜に言及した8個砲兵旅団は、前方地域全体にわたる旅団」と述べ、軍関係者は「北朝鮮軍が言及した『作戦予備指示』は『準備命令』であり、砲撃装備一式を備え、いつでも運用できるようにすることを意味する」と述べた。 そして「北朝鮮はすぐにでも戦争ができる雰囲気を作り出し、亡命が続く内部の統制に乗り出した」として「今後、すべての衝突の責任を韓国政府に転嫁する大義名分づくりの目的もある」と話した。
 軍内外では、北朝鮮の8個砲兵旅団が装備する長射程砲は、240mm
MRL 200数門を含め、570門にのぼると見ている。
 240mm MRLは最大射程65kmで、軍事境界線付近で撃てばソウル北部をはじめ首都圏の攻撃が可能である。 240mm MRL 200門だけでも、一度に4,400発以上発射することができ、致命的な脅威とされる。
 同日に合同参謀本部によると、北朝鮮が南北を結ぶ京義線と東海線の道路を爆破する準備をしている様子も韓国軍の監視装置に捉えられた。 京義線と東海線の道路に北朝鮮将兵が集まり、大型の遮蔽幕を立て、爆発物を埋設するために地面を掘る様子が確認された。
2024.10.14
 15:04
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮、軍事境界線横断道路の爆破を準備=韓国軍 <2411-101409>
 韓国軍合同参謀本部の報道官が14日、北朝鮮が韓国との事実上の国境である軍事境界線をまたぐ道路を爆破する準備をしており、軍事境界線の東西端の沿岸で北朝鮮側の道路で兵士が爆破する準備をしているとみられると述べた。
 北朝鮮の朝鮮人民軍は国営朝鮮中央通信 (KCNA) を通じて先週、韓国につながる道路と鉄道を完全に遮断境界線周辺を要塞化すると表明していた。
 また11日には、韓国が首都平壌の上空にUAVを飛ばし、「膨大な数」の北朝鮮の体制を批判するビラをまいたと非難した。 金正恩朝鮮労働党総書記の妹の金与正党副部長は12日、韓国のUAVが平壌上空で再び発見されれば「恐ろしい惨事」が起きるだろう」と警告した。
 韓国軍合同参謀本部の報道官は14日、北朝鮮にUAVを飛ばしたのが韓国軍か民間人かと問う質問に答えなかった。
 軍用UAVの専門家である韓国中源大学のLee Kyoung-haing氏は、平壌まで往復300kmをビラのような軽い物を搭載して飛行できるUAVは、民間人でも入手可能と述べたが、北朝鮮国防省は13日に、10月に平壌上空に飛来したUAVは特別な発射装置か滑走路を必要とし民間人が扱うことはできないと指摘した。
2024.10.14
 11:15
朝鮮日報

(Yahoo)

平壌にまかれたビラには「自分の腹を満たす金正恩」「ブランド品を買い漁る父娘」…北は猛反発、前線に射撃準備態勢を指示 <2411-101407>
 北朝鮮外務省が11日の重大談話で「韓国が平壌上空にUAVを侵入させビラをばらまいた」と主張した上で「全ての攻撃力使用に向けた準備を行う」と脅迫してきたが、その後も朝鮮労働党の金与正副部長、国防省、労働新聞などの国営メディアが韓国に対する脅迫を続けている。
 13日夜には朝鮮中央通信が国防省報道官名義の発表内容として「13日午後8時から前方地域の砲兵旅団を完全武装状態に移行した」と報じた。
 北朝鮮によるこれら一連の動きをめぐっては「外部からUAVが平壌上空にまで侵入したことへの危機感から来るもの」との分析や「これを口実に韓国に対する挑発に乗り出そうとしているのでは」などの見方も浮上している。
 韓国国防部と韓国大統領府の申国家安保室長は「挑発すれば北朝鮮政権は終末を迎えるだろう」と警告したが、これらは北朝鮮の挑発抑止が目的とみられる。  北朝鮮は今回のUAV侵入について「3日、9日、10日の夜間に起こった」と明らかにした。 北朝鮮が「平壌市内の朝鮮労働党中央委員会庁舎上空で撮影した」として公開した写真では、固定翼のUAVとみられる飛翔体が識別できる。 これは誰でも簡単に入手できる中国製の回転翼UAVとは違い、民間人には簡単に手に入らないUAVだという。 このUAVが最前線から平壌を経て戻った場合は往復300kmを飛ぶ計算になり、韓国軍が装備している航続距離は200kmの軍団級UAV RQ-101では届かない
 今回北朝鮮の防空網がUAVによって8日間で3回も破られたことについて複数の軍事専門家は「北朝鮮政権のトップは危機感を感じているはずだ」とみている。
 またUAVによってまかれたビラを脅威とみなしたとも考えられる。
 北朝鮮が公表したビラをみると、一部はよく見えなくなっているものの「自分の腹を満たすことに余念がない金正恩」との文字が見え、また金総書記がIWCと推定されるスイス製のブランド時計を使う様子や、娘のキム・ジュエ氏がフランスのクリスチャン・ディオール製とみられるコートを着用した写真も確認できる。
 今回の事件を受け韓国政府は「北朝鮮が韓国に対する軍事挑発の口実にしかねない」として警戒を強めている。
 金副部長は12日の談話で「UAV挑発の主体やその行為者が誰かは全く関心がない」「大韓民国から飛来したUAVが再び共和国の領空を侵犯した時は、それを誰がやったかに関係なく強力な対応・報復行動に乗り出すだろう」と脅迫した。
 北朝鮮国防省もこの談話に合わせ、前方地域の砲兵部隊に砲撃準備態勢を取るよう指示するなど非常待機状態に入った。
2024.10.14
 07:42
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮「国境砲兵部隊に射撃態勢指示」…金与正氏、二日連続で談話出して韓国に威嚇(1) <2411-101406>
 韓国のUAVが平壌上空に浸入したとし「凄惨な惨事」など報復を予告した北朝鮮が、国境線付近の部隊射撃準備態勢を整えるよう指示を受けた事実を公開した。
 特に戦時編成として完全武装した部隊を配置したと明らかにして、臨戦態勢を整えたことを示唆した。
 金与正労働党副部長も2日連続談で話を発表し、韓国に対して「戦争勃発の導火線についに火を付けようとする特大型犯罪行為」を犯したと非難した。  北朝鮮の対外メディアである朝鮮中央通信は13日、朝鮮人民軍国防省報道官はこの日、「国境線付近の砲兵連合部隊と重要火力任務が課されている部隊に、完全な射撃準備態勢を整えるように10月12日付で総参謀部の作戦予備指示が通達されたことについて公開」したと報じた。
 作戦予備指示の主要な内容は、戦時編成に従って完全武装した8個砲兵旅団を、13日20:00までに射撃待機態勢に転換させて、各種作戦保障事業を完了することである。
 総参謀部は「各級部隊、区分隊が監視警戒勤務を強化すること」を指示したとも通信は伝えた。
 通信の報道は13日22:00を越えた時刻に伝えられたが、作戦予備指示として提示した時間がこの日20:00である点を考慮すると、すでに該当の措置は完了した後と推定される。
 北朝鮮が言及した戦時編成は、兵力と装備を戦時基準に充填して「完全編成」したという意味ではないかとみられる。 一言でいうと、戦闘準備態勢が完了したという意味である。
 北朝鮮が射撃待機態勢に転換したと明らかにした8個砲兵旅団は、主に170mm
SPH、240mm MRLなど長射程砲を装備する前方部隊とみられる。
2024.10.12
 05:10
Asia Press

(Yahoo)

<北朝鮮内部>最北端の両江道にもビラ飛来 周囲封鎖して回収騒ぎ 韓国から300キロ 誰が? <2411-101203>
 北朝鮮の北端に位置する両江道の白岩郡にビラが飛来し、周囲が封鎖される騒ぎがあったことが分かった。
 10月初旬に両江道に住む取材協力者が伝えてきたところによると、ビラが飛来したのは9月で、発見者が当局に申告し、安全局(警察)が一帯の山を封鎖して立ち入り禁止にし、さらに労働党員から選抜された人員を投入して回収作業に当たらせたという。 「ビラを最初に見つけて申告した人に対して、当局は口外したら反社会主義行為と見なすと誓約書まで書かせたそうだ」と協力者は伝えてきた。
 韓国の複数の民間団体が、北朝鮮に外部情報を伝えるのを目的に頻繁に風船でビラを飛ばしているが、今回ビラを飛ばしたのは誰かと内容については不明である。
 白岩郡は山林面積が9割を超える寒冷な高地で、韓国との軍事境界線から300km近くも距離があるため、数十㌔しか離れていない中国側から飛来した可能性も排除できない。
 両江道にビラが飛来するのは稀なことだという。
2024.10.10
 15:55
聯合ニュース 北朝鮮の陸路遮断は「内部人員の外部流出防止のため」 韓国軍制服組トップ <2411-101013>
 韓国軍合同参謀本部議長の金海軍大将が10日、同本部に対する国会国防委員会の国政監査で、北朝鮮が韓国につながる道路と線路を遮断すると表明したことについて、「内部人員の外部流出を防ぐためのものではないかと考えている」と答弁した。
 金大将は「金正恩体制は恐怖を感じている。 非武装地帯の北朝鮮側に壁を建てているのは外部からの侵入を防ぐため」として、「このような措置は自らを孤立させる。 外部からの流入や内部からの流出を遮断するたの無理な行動」だと指摘した。
 北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は9日、韓国につながる道路と鉄道を完全に断ち切り、防御用の構造物で要塞化する工事を同日から行うと表明した。 北朝鮮は2023年末から南北をつなぐ陸路を断絶するため、地雷の埋設や街灯の撤去、線路の撤去などを進め、2024年4月からは非武装地帯の北側で対戦車用の防壁とみられる壁の設置地雷埋設などを進めている。
 金大将は南北をつなぐ陸路は鉄道の東海線と京義線などがあるとして、両線では2023年12月から地雷を埋設し、2024年8月にレールの撤去が完了したと明らかにしたうえで、「このような動きは事前に監視されていた」とし、「今回、道路と鉄道の完全遮断を発表した意図は正当性を確保するため」との見解を示した。
 北朝鮮との戦争の可能性を尋ねる質問には「現在のところそれほど高くない」と答弁した。
2024.10.10
 09:58
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮推定のハッカー、韓国水力原子力の協力会社に侵入…原発資料72万件流出 <2411-101010>
 韓国水力原子力の協力会社北朝鮮と推定されるサイバーハッキング攻撃を受け原発情報を含む72万件に達する資料が流出した。
 韓国国会科学技術情報放送通信委員会委員長の崔議員室によると、韓国水力原子力の協力企業A社は2020年9月と2024年6月の2度にわたり約72万件の資料をハッキングされた。  これは北朝鮮と推定されるハッキング組織の仕業とみられる。
 この企業が内部技術流出防止と外部からの悪性コード感染を予防するため2017年4月に導入した文書中央化 (ECM) システムに穴があけられ、ハッキング勢力はシステム最上位権限を持つ「管理者アカウント」のパスワードを取得した後、全677万件の10.6%に相当する72万件ほどのファイルを持ち出したと崔議員室は述べた。
 流出した資料のうち韓国水力原子力の技術関連資料は約11万件と把握された。 韓国水力原子力は流出資料の大部分が旧型原発モデル関連資料であり、新型原発モデルとの関連性は低いという。
2024.10.08
 06:52
中央日報

(Yahoo)

「韓国は独自核武装を」59→71%…「日本の核武装も賛成」17→35%[韓国安保、国民に尋ねる] <2411-100808>
 中央日報東アジア研究院 (EAI) の共同企画世論調査の結果、一般国民の10人に7人韓国が独自に核武装することに対して賛成していることが明らかになった。
 米国が提供する拡大抑止に対する信頼度は過去1年間で大きく落ちた反面、核武装に対する世論の声は一層高まっている格好だ。あわせて日本の核武装を賛成する世論も相対的に高まった
 今回の調査で、回答者の71.4%が「北朝鮮が核を放棄しない場合、韓国は核武装しなければならない」と回答した。 以前からも核武装支持世論は半分以上あったが、傾向に変化が生じた。「核武装賛成」と回答した比率は、2022年には69.6%だったが2023年韓米両国の北朝鮮に対する拡大抑止強化方案を盛り込んだ「ワシントン宣言」が出されて58.5%に低くなったが2024年再び2年前の水準まで反騰した。
 EAIは、これはこの1年間で米国が提供する拡大抑止に対する不信が急増(26.2%→47.4%)したこととも一因となっている結果だと解釈することができると指摘し、韓米がワシントン宣言以降、「核協議グループ (NCG)」の発足や「朝鮮半島核抑制核作戦指針」への署名など顕著な成果をあげたものの、世論はこれを十分に信じることができず、自らの核武装に徐々に傾斜している。
 注目されるのは日本の核武装を支持する世論も共に高まる傾向にある点で、「北朝鮮が核を放棄しない場合、日本は核武装するべき」と回答した比率は2022年には9.1%にすぎなかったが、2023年には17.2%まで高まり、2024年は34.8%まで上昇した。 2年間で4倍近く増加したのは日本の軍事力強化を警戒する一般的な認識とはやや相反する結果として見ることができる。
国民大多数の認識が、北朝鮮の核・ミサイル脅威が徐々に高度化する中で→米大統領選挙の結果によって「核の傘」が弱まる場合もあることから、日韓が「同伴核武装」を通じて、自らの抑制力を強化しなければならないという結論に至った。
2024.10.08 Stars & Stripes Philippines, South Korea deepen security cooperation, elevating ties to a strategic partnership <2411-100801>
 韓国とフィリピンは、それぞれがますます敵対的なライバル国に直面しているが、7日に2ヵ国の米国の条約同盟国間のより広範な防衛と安全保障協力を含む戦略的関係を高めた。
 フィリピンを公式訪問中の韓国の尹大統領とフィリピンのマルコス・ジュニア大統領がマニラでの会談後、全体的な関係の改善を発表した。
 戦略的互恵関係の下、両国は沿岸警備隊間の協力を強化することに合意した。 また、尹大統領はフィリピン軍の近代化を支援することを約束した。
 両首脳は、南シナ海の領土紛争や朝鮮半島の緊張などの地域問題について話し合ったと彼らは述べた。 マルコス大統領は冒頭陳述で、「地政学的環境がますます複雑化する中、我々は国民の繁栄を達成し、国際法に基づくルールに基づく秩序を促進するために協力しなければならない」と述べた。
2024.10.04 Janes KADEX 2024: LIG Nex1 displays new Micro Guided Missile variant <2411-100424>
 LIG Nex1社は韓国陸軍国際防衛産業展示会 (KADEX) 2024で、前線で活動する兵員に有機的な精密攻撃能力を提供するように設計された40×500mmの砲型マイクロ誘導ミサイル (MGM) のモックアップを展示した。
 砲型MGMは、レーザ照準照射器 (LTD) が搭載された突撃銃に吊り下げ式取り付けられた擲弾発射機 (UGL) から発射される様子が展示されていた。
 2022年に高陽で開催されたDX Koreaで発表されたUAV搭載MGMと同様に、砲型MGMは
SALシーカーを搭載しており、LTDが照射した目標に正確に誘導することができる。
 同社の広報担当者はJanesに総重量で1.5kgの砲型MGMは、1,000mの射程を持っていると語った。 LIG Nex1社はMGMの弾頭についてコメントしなかったが、情報筋によると重量は1kg未満であり、軟弱な車両や人員を攻撃するのに適しているという。
 広報担当者は、弾薬としては破片効果弾頭または二段式弾頭を搭載することができると付け加えた後、2025年中に事前試験と誘導試験を行い、2025年11月に実弾試験が実施される予定であることを示唆した。
 広報担当者は開発は2026年に完了する予定であると付け加えた。
2024.10.03
 10:26
聯合ニュース 韓米が合同海上訓練 米強襲揚陸艦など参加 <2411-100313>
 韓国海軍が3日、米海軍と2日から2日間、浦項沖で相互運用性強化のための合同海上訓練を行ったと発表した。
 米韓海軍は海上機動、上陸機動部隊の護送、防空戦、
LCACの曳航などの訓練を行った。
 韓国海軍からは大型輸送艦馬羅島、駆逐艦忠武公李舜臣などが、米海軍からは強襲揚陸艦Boxerなど4隻が参加した。
 BoxerはF-35Bなど航空機を40機搭載できる軽空母で、8月に行われた米韓両軍の海軍と海兵隊による合同上陸訓練「双竜訓練」にも参加した。
2024.10.01
 18:24
産経新聞 ソウルで大規模軍事パレード 「怪物ミサイル」も登場 尹大統領「北政権の終末」と警告 <2411-100129>
 韓国で軍の記念日である「国軍の日」の1日、ソウル中心部で大規模な閲兵式が行われ、米戦略爆撃機B-1Bも軍用空港上空に飛来し、米韓の連携をアピールした。
 これに先立つ近郊の軍用空港での式典では、有事に北朝鮮指導部が潜伏する地下深くの施設も攻撃できる新型BMの玄武-5が登場し、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に、韓国が「力」で対抗する姿勢を誇示した。
 この日登場した玄武-5は「怪物ミサイル」と呼ばれ、弾頭重量が8tを超え、地下深くの標的を破壊する威力を持つ。
2024.09.30
 21:40
朝日新聞

(Yahoo)

韓国軍に「戦略司令部」創設 北朝鮮の核・ミサイル攻撃に対応 <2410-093016>
 韓国国防省は、北朝鮮の核・ミサイル攻撃への対応を担う「戦略司令部」10月1日に韓国軍に創設する。
 金国防相は30日の式典で、「戦略司令部の創設は『力による平和』を積極的に実現していくという韓国軍の強い意志だ」と強調した。
 韓国メディアによると、戦略司令部は、「韓国型三軸体系」と呼ばれ、北朝鮮の核・ミサイル攻撃に対する三段階の作戦を統括する役割を担うという。
2024.09.27
 11:15
朝鮮日報

(Yahoo)

韓国軍が撤去した前方・駐屯地の監視カメラ1300台、「リアルタイムで中国にデータ転送」設定済みだった <2410-092714>
 まさかと思っていたことが現実になってしまった。
 韓国軍の前方部隊に設置されていた監視カメラの中から中国製の部品が見つかり、約1,300台を急遽撤去したというニュースを伝えたが、監視カメラで撮影された映像情報がそのまま中国に転送されるように設定されていたことが確認され、保全上の深刻な問題が見つかった。
 韓国軍は監視カメラ内部ネットワークだけで運用されるため、実際の流出はなかったと言っているが、専門家らは「100%断言することはできない」と指摘している。
 今日の『News 9番組では、韓国軍による深刻なセキュリティー上の失敗の実態と、中国の無差別的なサイバー上の脅威を集中的にとりあげた。
2024.09.20
 15:00
聯合ニュース 韓国軍 「国軍の日」に新型ミサイル「玄武5」公開検討=弾頭重量8トン <2410-092013>
 韓国軍が10月1日の「国軍の日」に、弾頭重量だけで8tを超えるBM 玄武-5の公開を検討していることが20日に分かった。
 軍はこのミサイルを「高威力玄武ミサイル」としているが、正式名称が公開されたことはない。 玄武系列ミサイルの開発順により、玄武-5と呼ばれている。 玄武-5の弾頭は世界で最も重い水準で、破壊力は戦術核に劣らないとされ、三軸体系のうち、大量反撃報復の主な手段となる。
【関連記事:2211-100308 (朝鮮 2022.10.03)】
 軍は2022年の国軍の日の記念式典で大量反撃報復について説明し、「ここには世界最大の弾頭重量を誇る高威力玄武ミサイルも含まれる」とし、ミサイル発射場面を映像で公開したが、実物はまだ公開していない。
 2024年の式典で公開する場合は北朝鮮に対する強力な警告メッセージになりそうである。
 北朝鮮は9月19日に「4.5t級の超大型弾頭を搭載した新型TBM火星-11の発射実験に成功したと発表したが、弾頭重量が2倍に近いミサイルの実物を公開することで、北朝鮮が挑発する場合は報復するという明確なメッセージを送るとみられる。
2024.09.20
 10:26
聯合ニュース イラクに「韓国型パトリオット」輸出へ LIG ネクスワンが大型契約 <2410-092006>
 韓国防衛産業大手のLIG Nex1社が20日、イラク国防省とKRE3.7135T(3,990億円)規模輸出契約を締結したと発表した。 この契約で、韓国型Patriotと呼ばれる
ATBM天弓-2がイラクに輸出される。
 これは同社の2023年売上高の1.6倍に当たる規模で、UAE、サウジアラビアに続き3例目の大型輸出となる。
 天弓-2の射撃単位 (FU) は8発搭載発射機4両と、MFR、交戦統制所などで構成され、 ミサイルと統合システムはLIG Nex1社、MFRはHanwha System社、発射機と車両はHanwha Aerospace社が生産する。
2024.09.18
 10:16
聯合ニュース 北朝鮮の核・ミサイルに対応 戦略司令部が来月1日に発足=韓国 <2410-091817>
 韓国軍が18日までに、北朝鮮の核・ミサイルに対応する韓国軍の「戦略司令部」が10月1日に発足することを明らかにした。 合同参謀本部の下部組織である戦略司令部は、首都防衛司令部があるソウルの南泰嶺に置かれる。
 戦略司令部は玄武シリーズBMやステルス戦闘機3,000t級潜水艦など軍の戦略部隊を指揮し、敵の核や大量破壊兵器 (WMD) 攻撃を抑止する任務にあたる。
 戦略司令部が発足することで、北朝鮮の核・ミサイルに対応する韓国軍の組織は拡大し、戦略司令部は北朝鮮のミサイル発射の兆候を探知して先制攻撃するKill Chain、発射されたミサイルを迎撃するKAMD、北朝鮮から攻撃された場合に指導部などに報復攻撃を行う大量反撃報復 (KMPR) からなる「韓国型三軸体系」を統括する。
 ただすべての機能を戦略司令部に一度に移管した場合、作戦遂行の効率が落ち可能性があるという判断から、KAMDについては当分、従来通り空軍作戦司令部を中心に運用する。
2024.09.12
 08:25
中央日報

(Yahoo)

天弓Ⅱ、イラクにも輸出へ…来週にも3兆5000億ウォン契約 <2410-091211>
 韓国が開発した中距離地対空迎撃ミサイル天弓Ⅱ (M-SAM2) が年内にイラクに輸出される見通しである。 契約規模はKRW3.5T(3,700億円)で、UAEとサウジアラビアに続いて中東地域で「K防衛産業」があげたもう一つの成果になる。
 11日の国内防衛産業業界や海外メディアによると、イラクは天弓Ⅱ8基を導入する計画であり、早ければ来週にもLIG Nex1社と$2.6Bの契約を終えるとみられる。 防衛事業庁の関係者は「現在輸出のための交渉が進行中」と話した。
 中東軍事メディアDefense Arabicは9日、イラクのアル・アバシ国防相の発言を引用し、「韓国の対空防御体系の契約が早ければ来週中に締結される予定」と報じた。
 イラクは3月に陸軍航空司令官のアル・マリキ中将とアル・アバシ国防相を韓国に派遣し、天弓Ⅱを導入するための交渉を行ったという。
2024.09.11
 08:03
Korea Wave

(Yahoo)

韓国原子力研究院、90%高純度ウラン抽出に成功…「濃縮」とは異なる概念 <2410-091111>
 韓国原子力研究院が10日、ウランなどさまざまな金属が溶け込んだ溶液から沈殿反応を用いて90%以上の高純度ウランを抽出する技術を開発し、国内で特許を出願したと発表した。 研究チームは今後、海外市場進出および技術の先取りを目指し、世界の主要ウラン生産国で海外特許も出願する。
 高効率なウラン抽出技術で、原子爆弾に使われるウラン235の濃縮技術とは異なる概念だという。
 研究チームは特定の窒素化合物を使用して、ウランに選択的に反応する条件を導き出した。 この条件に基づき、ウラン溶液に過酸化水素と窒素化合物を添加し、効率的にウランを沈殿させることに成功した。
 溶液中にイオン状態で存在するウランを沈殿させ、ろ過することで、高純度の酸化物として回収することができる。ウランの抽出後に使用した添加剤は、水と窒素に分離して処理される。
 研究チームは「最大95%の高純度ウランを抽出できる」と説明し、「従来の多段階複合工程で抽出したウランの純度(75~85%よりも圧倒的に高く、世界最高水準だ」としている。
【註】
 天然のウラニウムはその殆どが原子量238のウラン258で、核燃料になる同位元素のウラン235はその中に0.7%含まれている。
 ウランの濃縮とはウラン235の濃度を0.7%から20%更に90%へと高めることを言うが、化学的な性質が全く同じなウラン235を258:253という僅かな重量の差だけで分離するのがウラン濃縮で、このためウランを弗素と化合したフッ化ウランにして、遠心分離機に掛けるか、小さな穴から吹き出させてその拡散速度の僅かな違いから分離している。
 いずれの方法でも、1回の処理では濃度を僅かしか上げられないため、これを多数繋いで(カスケード)徐々に濃縮度を上げて行く。
 この記事を見る限り、ここで言う「90%高純度ウラン抽出」とはウラン235の濃度が90%を指しているのではなく、他の金属と混じった中からウランを抽出することを言っているようで、核燃料の濃縮には使えなくても、使用済み核燃料の処理には使えるかもしれない。
2024.08.27
 11:40
聯合ニュース 25年度国防予算案 3.6%増の約6.7兆円=韓国 <2409-082713>
 韓国国防部が27日、2025年度(1~12月)国防費として前年比3.6%増のKRW61.5878T(6兆6,999億円)の予算案を編成したと発表した。
 9月2日に国会に提出される同予算が成立すれば、初めてKRW60Tを超えることになる。 国防予算のうち、軍事力運営のための戦力運営費は前年比4.2%増のKRW43.5166T、軍事力増強のための防衛力改善費2.4%増のKRW18.712Tに編成された。
 国防部は「政府予算総支出が3.2%増加するなか、国防予算は3.6%増加し、増加幅が2年連続で政府予算総支出を上回った」と説明した。
 韓国の国防予算は2020年にKRW50.1527Tとなり、KRW50Tの大台を突破していた。
2024.08.14
 15:03
Korea Wave

(Yahoo)

米韓、19日から「北朝鮮核攻撃想定」合同軍事演習···北朝鮮“応戦”の可能性 <2409-081417>
 米韓合同軍事演習乙支Freedom Shield(UFS)」が8月19日から実施される。 今回の演習では、初めて北朝鮮の核兵器使用を想定した核作戦シナリオが適用される。
 韓国軍の発表によれば、2024年のUFSは8月19日から11日間にわたって二部構成で進められ、第一部は韓国政府の演習「乙支演習」と連携して19~23日まで実施され、26~29日の第二部は軍単独で進められる。 これに先立ち、韓国軍は13~16日、UFSの事前演習にあたる危機管理演習(CMX)を実施する。
 今回のUFSでは、北朝鮮の核やミサイル脅威やUAV、風船を利用した攻撃などの新たな挑発に対応するためのシナリオが策定されていて、特に、初めて北朝鮮による核攻撃を想定し、核使用シナリオを反映した米韓両政府の模擬演習や、防衛・軍事レベルでの図上演習(TTX)が実施される。 また、両軍による連携した屋外機動演習(FTX)も予定されている。
 さらに、今回のUFS期間中、米軍の戦略兵器が朝鮮半島に展開し、韓国軍との合同訓練が進められる可能性がある。 日本や韓国、米国の3ヵ国が定例化を決定したFreedom Edgeと連携した多領域訓練も実施される可能性が考えられる。
 毎回の合同演習に北朝鮮は反発しており、米韓当局は今回のUFS期間中にも挑発行動に出る可能性を警戒している。 北朝鮮は5月16日、UFSに対して「既に核攻撃演習と呼ばれている」「災害的な結果を考慮すべきだ」と警告している。
2024.08.06
 17:03
Korea Wave

(Yahoo)

韓国・軍事関連でまた中国人が違法撮影…釜山で20代摘発 <2409-080611>
 韓国釜山警察庁が2日、軍事基地や軍事施設保護法違反の疑いで、20代の中国人を逮捕し捜査していることを明らかにした。 彼は1日13:00頃に釜山市江西区の金海国際空港の近くで、カメラで軍用機を違法に撮影しようとしたとの疑いが持たれている。 警察関係者は「彼の入国日時や経路などを確認している」とし、他の保安施設も撮影していないかなどについて詳しく調べる。
 韓国では6月25日にも、海軍作戦司令部釜山作戦基地をUAVで撮影した中国人留学生3人が警察に逮捕されている。 3人は釜山市南区の海軍作戦司令部釜山作戦基地に停泊したTheodore RooseveltをUAVで撮影するなど、2度にわたり海軍基地を撮影した疑いで警察に立件された。 3人は「好奇心から撮影した」と供述したという。
2024.08.06
 16:05
朝鮮日報

(Yahoo)

韓国軍が原潜用小型原子炉開発に向け来年陸上試験場建設…「低濃縮ウラン」で制裁回避 <2409-080608>
 韓国が近く原子力潜水艦を保有できそうである。 盧政権時代から配備を推進してきたが、同盟国である米国が友好的ではなく、原子力推進のための燃料であるウラニウムの確保が難しく毎回白紙になってきたが、原子力潜水艦のエンジンである小型原子炉の開発のために2025年に、陸上試験場を作る計画であることが確認された。
 この施設は慶尚北道慶州市甘浦邑一帯に2025年竣工予定文武大王科学研究所で、2021年に韓国政府は、ここで民間船舶用小型原子炉を開発すると発表していたが、TV朝鮮の取材の結果、民間船舶用のほかにも軍当局や防衛関連企業が原子力潜水艦用小型原子炉の開発も進めていることが把握された。
 韓国政府の消息筋は「原潜のエンジンである小型原子炉開発のための陸上試験場が、文武大王研究所に入る」とし「原潜用小型原子炉を2030年代初めまでに開発する計画」を明らかにした。
2024.07.26
 16:00
Breaking Defense South Korea's Hanwha shows off prototype aircraft engine, says could enter service in 9 years <2408-072609>
 韓国のHanwha社が今週、10年以内にKF-21と無人システム用試作エンジンの設計を発表した。
 Farnborough航空展で展示したこのエンジンは、最近になって概念設計を完成させたばかりだが、コンセプトから生産まで進めることができれば、国産の軍用ジェットエンジンを製造するという、困難な技術的偉業を達成したことになる。 Hanwha社はこのエンジンを、ボーイング製のF/A-18や韓国国産の KF-21に搭載されているGE社のF414エンジンと比較していることから、目標はKF-21のF414を置換す構想であり、同社の見積もりによると、9年以内に準備が整う可能性がある。
 Hanwha社の関係者は、エンジンにはF414より1段少ない6段の圧縮機があり、推力は24,000-lb以内にあるとBreaking Defenseに語った。 また、エンジンの試作機には3Dプリントは使われていないが、将来は検討すべきことだとも述べている。
 興味深いことに、別の企業の展示では、このエンジンが航空宇宙システムではなく、海軍艦艇動力の一部としても紹介されていた。 当局者によると、エンジンのコア技術は、うまくいけば将来は船に移植できるはずである。
 この高官は、将来エンジンを輸出する可能性については語らなかったが、もしシステムが機能するようになれば、海外からの関心が高まる可能性が高く、近年、防衛輸出はHanwha社にとって大きな後押しとなっている。
2024.07.23
 17:25
中央日報

(Yahoo)

韓国製ミサイル、米国防総省試験で初めて通過の快挙 <2408-072313>
 韓国製対艦近距離誘導ミサイル匕弓(ピグン)が12日に米国防総省が主管した海外比較試験 (FCT) の最終発射で6発すべてを標的に命中させた。
 韓国の防衛産業史上FCTの通過は初めてで、今回の成功で匕弓は米国輸出の足がかりを設けた。
2024.07.22
 08:09
中央日報

(Yahoo)

韓国軍「第46師団人民軍、脱北を図って強制連行」 拡声器で北朝鮮の機密を放送 <2408-072211>
 韓国軍当局が21日に、対北朝鮮拡声器放送で、前方部隊から脱出しようとしていた兵士を北朝鮮当局が逮捕した事実を公開した。 また人民軍第3師団をはじめ最前方5ヵ所で地雷爆発事故が発生した部隊も特定し、単なる放送の再開にとどまらず情報が統制される北朝鮮軍を対象に前方の活動を一つ一つ公開し、本格的な心理戦をした。
 こうした内容はこの日21:00に、国防部直属部隊の国軍心理戦団が運営する「自由の声」放送で北側地域に送出された。 放送は21:00に悲壮な音楽と共に「人民軍に警告する」という女性の断固とした声で始まった。
 続いて「7月18日20:00頃に、東部戦線人民軍第46師団前方非武装地帯の中で、奴隷のような生活から脱出を図ろうとした北の人員1人が捕縛されて強制連行されるのを、我々はみんな見守った」と明らかにした。
 北朝鮮当局の過酷な前方人員動員に北朝鮮軍と推定される人員が脱北を図ったとみられるが、これは公開されていない内容で、放送が言及した第46師団は北朝鮮側の江原道金化郡栗沙里にあると知られていて、東部前線に該当する。
 対北朝鮮拡声器放送にこうした内容を含めたのは、北朝鮮軍の特性上内部情報を統制するという特殊性を勘案し、最大限に具体的な事実関係を伝え北朝鮮軍内部に動揺を起こす狙いがあるとみられる。
2024.07.21
 05:28
共同通信

(Yahoo)

在韓米軍、F16飛行隊増強 ソウル南方基地で1年間 <2408-072104>
 米太平洋空軍が19日、北朝鮮や中国の脅威に対する抑止力強化を図るため、烏山基地を拠点とする第7空軍第36戦闘飛行隊のF-16を、1年の時限措置だとして9機増やして31機の「スーパー飛行隊」を編成すると発表した。
 9機は韓国西部にある群山基地の第8戦闘航空団から転用して1年かけて出撃回数や補給を分析し、訓練効果や戦闘力を向上させることができるかどうかを評価する。
2024.07.19
 16:50
聯合ニュース 韓国軍 北朝鮮向け宣伝放送を「継続実施」=風船散布に対抗 <2408-071912>
 韓国軍合同参謀本部が19日、南北軍事境界線付近で拡声器を使った北朝鮮向け宣伝放送同日16:00から実施していると発表した。 放送は「継続実施」するという。
 また、北朝鮮が韓国に向けてごみ風船を飛ばすなど挑発行為を行う場合、宣伝放送の全面的な再開などさらに強力な措置を取ると警告した。
 韓国軍は北朝鮮の風船散布を受け、18日18:00ごろから19日未明まで10時間、宣伝放送を行った。 風船が飛んできた南北軍事境界線の西側に設置された固定式拡声器の一部を稼働させたようだ。
2024.07.11 Janes Hanwha starts producing ‘Block-I' laser weapon <2408-071122>
 韓国国防調達計画局 (
DAPA) が、Hanwha Aerospace社がが7月11日に新型対空レーザー兵器の生産を開始したと発表した。
 DAPAは、6月下旬にHanwha Aerospace社と締結した、大韓民国軍向けの「レーザーベースの対空兵器Block I」を生産する契約に続く生産開始を発表した。契約額はKRW100B ($725M)で、2024年後半に納入を開始する予定という。
 このレーザー対空兵器 (Block-I) は、光ファイバーレーザーを照射するもので、小型UAVやマルチコプターを近距離で正確に攻撃できるという。
2024.07.10 National Defense NATO SUMMIT NEWS: NATO to Initiate ‘Flagship Projects’ with Indo-Pacific Partners <2408-071025>
 NATOがインド太平洋地域の友好国と「旗艦プロジェクト」を開始する。 ストルテンベルグNATO事務総長は7月10日、NATOは北米と欧州を超えて拡大する計画はないが、特にインド太平洋地域の友好国とともにグローバルな課題に対処する方法を模索していると述べた。
 同盟の友好国のうち、オーストラリア、日本、ニュージーランド、韓国の4ヵ国は今週、ワシントンD.C.で開催されるNATO首脳会議に出席する予定で、「インド太平洋地域のパートナーと緊密に連携しているという事実...NATOの変化を反映している」とストルテンベルグ事務総長は、NATO創設75周年記念サミットの期間中に開催されたNATO公開フォーラムでの発言で述べた。
 ストルテンベルグ事務総長によると、NATOとインド太平洋地域の友好4ヵ国は首脳会談で、ウクライナへの技術や支援など、協力を拡大するための複数の主要プロジェクトに合意する。
さらに、同同盟は、NATOの新たな防衛産業誓約 (Defense Industrial Pledge) でインド太平洋地域のパートナーと協力することを望んでいると付け加え、これにより、同盟は産業基盤と製造能力を拡大することになると付け加えた。 NATOは、強力な防衛産業基盤を持つインド太平洋地域のパートナー国と「防衛産業の生産と協力をどのように強化できるかを模索する」と述べた。
2024.07.10
 10:08
聯合ニュース 韓国ハンファ ルーマニアに自走砲54両など供給へ=1500億円規模 <2408-071015>
 韓国防衛事業庁が10日、韓国防衛産業大手Hanhwa Aerospace社ルーマニア国防省とK9
SPH 54両K10砲側弾薬車36両などをKRW1.3Tで受注したと発表した。
 K9の採用はオーストラリア、エジプト、インド、ノルウェー、エストニア、トルコ、ポーランド、フィンランドに続き9ヵ国目となる。
 今回の契約は2023年には韓国から神弓MANPADSを輸入しているが、ルーマニアとのここ7年間の武器輸出で最大規模となる。
2024.07.09
 08:50
東亞日報 尹大統領、「ロシアは南北のどちらが重要なのかよく判断してほしい」 <2408-070907>
 韓国大統領室が8日、尹大統領がNATO首脳会議に出席するための訪米に先立ち公開されたReuters通信の書面取材で、「韓国とロシアの関係の行方はロシアの態度にかかっている」とし、「ロシア側が最終的に韓国と北朝鮮のどちらがより重要で必要な存在であるかをよく判断してほしい」と述べたと発表した。 北朝鮮との関係を最近、同盟レベルに格上げしたロシアに警告を送ったものとみられる。
 尹大統領はこの取材で、「北朝鮮は明らかに国際社会の厄介者」とし、「ロシアと北朝鮮間の軍事協力は、韓半島と欧州の平和と安全に対する決定的な脅威であり、深刻な挑戦だ」と述べた。 また、「ロシアが引き続き国連決議を破ることは、韓露関係にも明らかに否定的な影響を及ぼすしかない」と付け加えた。  さらに尹大統領は、「韓国の具体的な対ウクライナ支援は、兵器取引、軍事技術の移転、戦略物資支援など、ロシアと北朝鮮間の協力のレベルと内容を見ながら判断する」と述べ、大統領が直接、ウクライナへの兵器支援の可能性を確認した。  張国家安全保障室長は6月20日に北朝鮮とロシア間の相互軍事介入の可能性まで開いた条約が公開されると、「北朝鮮とロシアの協力レベルに応じてウクライナへの兵器支援問題を再検討する」と明らかにしていた。
2024.07.03
  11:35
朝鮮日報

(Yahoo)

北朝鮮は1980年代まで韓国漁船461隻拿捕…457人は今なお帰還できず <2408-070310>
 韓国統一部が2日に公開した1980年代の南北会談に関する資料集によると、北朝鮮は朝鮮戦争から1987年5月までに459隻の韓国漁船を拿捕し、3,651人の乗組員を拉致した。
 うち427隻、3,232人は韓国に送還されたが、残り32隻の乗組員419人は今も帰還できていないという。 419人のうち漁船の沈没などに伴う犠牲者や行方不明者を除く403人が今も北朝鮮に抑留されているもようである。
2024.06.27
 07:50
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮がミサイル挑発した日…韓国では7年ぶり大規模な砲兵射撃訓練 <2407-062706>
 韓国軍が26日、延坪島と白翎島など西北島嶼一帯7年ぶりに大規模な砲撃訓練を実施した。 韓国政府は北朝鮮の汚物風船挑発に対応して9.19南北軍事合意の効力を全部中止したことを受け、前方地域での射撃訓練を本格化する方針である。 北朝鮮はこの日も汚物風船を散布し、日本名では極超音速BMの発射試験に失敗していた。
 軍当局によると、黄海境界地域を防御する海兵隊西北島嶼防衛司令部はこの日、延坪島・白翎島など西北島嶼一帯でK9
SPH 40両余りを動員した砲射撃訓練を行った。
 天武MRL(註:K239 老朽化したK136の後継)、Spike ATGMなども投入し、1時間にわたり290発ほど撃ったと、海兵隊は発表した。 K9 SPHと天武MRLは海上の特定海域を、Spikeは海上の標的を狙って射撃した。
 こうした訓練が実施されたのは2017年8月以来初めてで、1月に北朝鮮が200発の海岸砲射撃挑発をしたため、北側水域に向けて400発の対応射撃をしたことはあったが、北朝鮮への対応でなく軍の計画に基づく射撃訓練は過去7年間なかった。 2018年の9.19軍事合意で西北当初を含む西海緩衝水域で砲射撃をしないことにしたためで、軍はその後、西北島嶼海上訓練を全面中断し、最小単位の陸地訓練だけを行ってきた。
2024.06.25
 17:27
中央日報

(Yahoo)

朝ロ密着に…トランプ氏に続きバイデン陣営でも「韓国核武装論」に言及 <2407-062508>
 トランプ前大統領陣営で始まった韓国の独自核武装関連の言及バイデン政権の高官の間からも出始めた。 軍事協力条約締結などロシアと北朝鮮の密着が起爆剤になったという分析が出ている。
 キャンベル国務副長官が24日にワシントンDCで開かれた米外交問題評議会 (CFR) 主催のフォーラムで、「朝鮮半島で核抑止力を強化するためワシントン宣言のほかに追加措置が必要と考えるか」という質問に対する回答で「ロシアと北朝鮮の行動により域内の国が既存のあらゆる軍事およびその他の措置を再考させているというフッカー元補佐官の話に同意する」と述べた。
 トランプ政権で韓半島政策を担当したフッカー元国家安全保障会議 (NSC) アジア担当補佐官は21日のAsian Society政策研究所のオンライン討論会で、「韓国が独自の核武装に向け進んでおり、もしかするとさらに速いスピードで進むという事実を排除することはできず、朝露の関係深化が確実に韓国をこうした方向に追いやっている」と主張した。
2024.06.22
 09:42
共同通信

(Yahoo)

米原子力空母が韓国入港 北朝鮮けん制 <2407-062205>
 米海軍空母Theodore Rooseveltが22日に釜山に入港した。 韓国海軍は「高度化する北朝鮮の脅威に対応し、米韓同盟の確かな連合防衛態勢断固とした意志を示すものだ」と強調し、ロシアとの間で「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名し、軍事協力を進める北朝鮮を牽制した。
 聯合ニュースによると、Theodore Rooseveltは日米韓3ヵ国が月末に朝鮮半島周辺の公海上で実施する共同演習Freedom Edgeに参加するため入港したとみられる。
2024.06.21
 07:18
中央日報

(Yahoo)

韓国「ウクライナ武器支援のさまざまなオプション、ロシア徐々に知れば興味深いだろう」 <2407-062108>
 韓国政府が20日、北朝鮮とロシアの「朝ロ包括的戦略パートナー関係に関する条約」糾弾する声明を発表した。 ロシアに対する追加独自制裁とあわせて、ウクライナに殺傷武器を支援する方案も検討すると明らかにした。 朝鮮半島の安全保障状況や韓露関係を考慮してウクライナに非殺傷武器に限って支援してきた韓国政府の方針変化の可能性を示唆した。
 張国家安全保障室長はこの日、国家安全保障会議 (NSC) 常任委員会を主宰した後、大統領室ブリーフィングルームで政府の声明を発表し、声明では朝露条約について「厳重な懸念を表してこれを糾弾する」と明らかにした。
 大統領室高位関係者は、政府声明に伴う追加措置として、ウクライナに対する非殺傷武器支援原則を再検討し、ロシアに対する独自制裁を追加すると明らかにした。
 「武器支援再検討はどんな意味か」という質問には「これまでウクライナに対しては殺傷武器を支援しないという方針だったが、その方針を再検討するということ」としながら「武器支援にはさまざまなオプションがあり、殺傷や非殺傷により分類を別にできる方法もある。 どのようにするかはロシア側も徐々に知れば興味深いだろう」と話した。
2024.06.19
 18:08
聯合ニュース ルーマニア 韓国製自走砲の導入を決定=国防相会談 <2407-061919>
 ルーマニアを訪問中の申韓国国防部長官とルーマニアのティルバル国防相が19日に会談し、ルーマニアが韓国製のK9
SPHを導入することが決まったと報じた。
 ルーマニアは韓国防衛産業大手Hanpha Aerospace社が生産するK9を54両K10砲側弾薬車を36両導入する。 契約額は$920Mで、ルーマニアの直近7年の兵器導入事業で最大規模である。
2024.06.19
 10:50
聯合ニュース ウクライナ、第2回平和サミットの準備開始 ロシア招待も=高官 <2407-061913>
 韓国海軍P-8A Poseidon3機が19日に、韓国南東部・浦項の韓国海軍航空司令部に到着したと発表した。
 到着したのはBoeing社がが韓国海軍に納入する6機の一部で、残りの3機は30日に到着するという。
 P-8Aは2025年半ばに配備される。
2024.06.19
 09:03
Korea Wave

(Yahoo)

韓国HD現代重工業、フィリピンを中核拠点にK-艦艇拡大へ…哨戒艦進水式 <2407-061908>
 韓国の造船大手「HD現代重工業」は18日、蔚山本社で3,20t級フィリピン哨戒艦の1番艦であるミゲル・マルバール進水式を開いたと明らかにした。
 ミゲル・マルバールは全長118.4m、幅14.9m、巡航速度15kt、航続距離8,330kmの最新鋭艦で、対艦ミサイルや垂直発射機AESAレーダなど、先端兵器を搭載する。
 HD現代重工業は2020年と2021年にフィリピン海軍に引き渡したフリゲート艦2隻に対する保守整備を受注し、フィリピン海軍の近代化事業を積極的に支援している。
2024.06.17
 08:53
中央日報

(Yahoo)

「在韓米軍2万8500人維持」 米下院が法案可決 <2407-061703>
 米下院が「現在28,500名在韓米軍規模を維持する」という文言が入ったFY25
NDAAを14日に採決 した。
 米下院はこの日の本会議で、全体国防予算はFY24に比べ$9B多い$895.2BとしたFY25 NDAAを賛成217票、反対199票で通過させた。
2024.06.14
 10:22
中央日報 「カナダ外してでも韓国入れろ」…拡大する「韓国 G7 追加」議論 <2407-061415>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が12日に公開した報告書で「G7を韓国とオーストラリアを含んだG9に拡大するべき」と提言した。 両国を追加したG9体制への拡大を提案した理由は、G7の影響力の弱まりと欧州に偏重された現体制の限界と関連がある。
 G7加盟国は米国・英国・ドイツ・フランス・日本・イタリア・カナダなど7ヵ国だが、1976年にカナダ(1976年加入)を除くG6でスタートしたこれらの国内総生産 (GDP) は全世界の60%を占めていた。
 先進国首脳の年次会議は言葉どおり「ゲームのルール」になったが、G7のGDP占有率は1992年66.9%にピークを迎えた後、1970年代に3%だった中国のGDP占有率が18%に急増したため43.4%に減少した。
 CSISはこれに対して「G7でアジアを代表する国はひとつ(日本)だけで開発途上国の声も排除されている」とし「このような構造ではGlobal Governanceを先導できない」と指摘した。
2024.06.13
 15:54
中央日報

(Yahoo)

対北朝鮮ビラ、傍観だけが答えなのか=韓国 <2407-061316>
 韓国最大野党の共に民主党が2020年12月に単独で議決したいわゆる「対北朝鮮ビラ禁止法」3年も経たないうちに紙くずになった。
 「対北朝鮮ビラを散布すれば3年以下の懲役、KRW30M(343万円)以下の罰金」というこの法律に対し、憲法裁の裁判官9人のうち7人「表現の自由を過度に制限する」という理由で2023年9月に違憲と判断した。 進歩性向に分類された裁判官3人も同じ考えであり、2年以上続いた論争は消えた。
 ところが1年も経たないうちに対北朝鮮ビラをめぐる論争が復活している。 北朝鮮が5月28日に汚物風船の散布を始め、韓国の民間団体が対北朝鮮ビラで対抗する「風船戦争」になった。
 まず境界地域の住民が、北朝鮮が高射銃を撃ちながら対北朝鮮ビラに対抗した2014年の事態を思い出しながら不安を感じ、「ビラ散布を阻止してほしい」という声が多い。 ゴールドバーグ駐韓米大使も11日、「表現の自由を信じる」としながらも「緊張を高めるのではなく緩和する必要がある」と対北朝鮮ビラ散布に迂回的に懸念を表した。
2024.06.13
 15:05
朝鮮日報

(Yahoo)

韓国検察、第三者収賄罪で共に民主・李在明代表を起訴 対北不正送金事件 <2407-061313>
 韓国検察が、下着大手サンバンウル・グループの違法対北送金事件に関連して、革新系最大野党「共に民主党」の李在明代表第三者収賄などの罪で起訴した。
 李華泳元京畿道平和副知事がこの事件に関連して一審の裁判で重い刑を受けてから、わずか5日での起訴で、これで李代表は合計7事件で11の罪で裁判を受けることになった。
 民主党は強く反発し、検察・裁判所圧迫、対与党攻撃用の立法を量産している。
2024.06.12
 08:49
ハンギョレ

(Yahoo)

京畿道、対北朝鮮ビラ散布を直接取り締まり…尹政府の無対応に特別司法警察投入=韓国 <2407-061206>
 北朝鮮向けビラ散布に対する韓国政府の無対応を批判してきた京畿道が、散布が予想される地域に特別司法警察官を投入して監視を強化するなど、直接取り締まりに乗り出すことにした。
 状況が悪化する場合には、京畿道内の一部の南北境界地域を危険区域に指定することもありうるという意思も明らかにした。
 京畿道のキム・ドンヨン知事は11日、京畿道庁災害安全状況室で「緊急関連機関対策会議」を開き、「朝鮮半島の緊張が高まっている。 道民、国民保護のための共助が至急必要な状況」だとし「直ちに北朝鮮向けビラの散布が予想される地域に特別司法警察官を出動させ、巡察と監視を強化するようにする」と話した。
 特別司法警察官とは、特殊な分野の犯罪に限り警察と同じ強制捜査権を持って捜査を行う行政公務員で、所属機関長の要請と管轄地検長の指名で任命される。
2024.06.12
 07:13
Reuters 通信

(Yahoo)

アングル:対北朝鮮ビラ散布に「スマートバルーン」、韓国活動家団体が開発 <2407-061204>
 北朝鮮と韓国の「風船戦争」が過熱する中、ソウル拠点の団体は北朝鮮領内に何百㌔㍍も入り込んで体制批判のビラやスピーカーを投下できるスマートバルーンの開発に取り組んでいる。
 北朝鮮の民主化を目指す団体朝鮮改革開放委員会のメンバーはソウルの小さなアパートを借り、3Dプリンターで白いプラスチックの箱と接続部品を製作し、中国や韓国のサイトで購入したワイヤー、回路基板、タイマーなどを使って、風船の搭載物の散布を制御する装置を組み立てている。 GPS追跡機能を搭載するものもあり、制作費は1個当たり$1,000もかかる。
 同団体は春から秋にかけて北風が吹く時期に、月に1、2回、暗闇に紛れて北朝鮮にバルーンを飛ばす。 目的は首都平壌を含む北朝鮮領内深くまで搭載物を投下する。 中国まで飛んだバルーンもある。
 30人ほどの中心メンバーがいる同団体は、各自の自己資金と寄付金で運営されているが、これまでメディアには活動の詳細を明かしていない。
2024.06.11
 10:32
時事通信

(Yahoo)

北朝鮮兵が軍事境界線侵犯 韓国軍の警告射撃で撤収 <2407-061109>
 韓国軍合同参謀本部が11日、北朝鮮軍の兵士が9日12:00頃に南北軍事境界線を一時侵犯したと発表した。 韓国軍が警告放送と警告射撃を行ったところ、北朝鮮兵は直ちに境界線の北側へ戻った
 韓国軍によると、北朝鮮軍は当時、軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)内で何らかの作業を行っていた。 作業中に移動した際、10人ほどの兵士が誤って境界線を越えたとみられる。
 韓国軍が9日に境界線付近での拡声器による宣伝放送を再開し、南北間の緊張が高まっている。
 当局者は「DMZ内は茂みがあり、境界線の標識が見えにくい」と説明し、「警告射撃後、直ちに北側に戻っており、その後も特異な動向はなく侵犯の意図はなかったとみる。」と明らかにした。
2024.06.10
 06:58
中央日報 対北朝鮮拡声器6年ぶりに再稼働…金与正氏「新たな対応」脅迫=韓国 <2407-061005>
 韓国政府が9日、北朝鮮の3度目の汚物風船散布に正面から対抗して対北朝鮮拡声器放送を再開した。 2018年の板門店宣言と9.19軍事合意以降に拡声器を撤去してから6年ぶりになる。
 韓国大統領室はこの日午前、張国家安保室長の主宰で国家安全保障会議緊急常任委員会を開いてこのように決めたと明らかにした。
 NSC直後に大統領室は声明を出し、「北朝鮮の汚物風船再散布に対する対応案を議論した結果、きょう中に対北朝鮮拡声器を設置し放送を実施することにした。 われわれが取る措置は北朝鮮政権には耐え難くても、北朝鮮の軍と住民らには光と希望の便りを伝えるだろう」と明らかにした。
2024.06.10
 03:07
TBS News

(Yahoo)

北朝鮮・金与正氏「ビラ散布と宣伝放送を並行するなら新たな対応」 <2407-061003>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が9日夜に金与正氏の談話を発表し、韓国が拡声器を使った北朝鮮向けの宣伝放送を再開したことについて、「ビラ散布と宣伝放送の挑発を並行するなら、我々の新たな対応を目撃することになる」とし、「これ以上の対決危機を招く危険な行為を直ちに中止し、自粛すべきだ」と警告した。
 また与正氏は、8日夜と9日未明に韓国側へ飛ばしたごみをぶら下げた風船は1,400個あまりと明らかにし、「我々は紙だけを散布しただけ」で、対応は正当だと主張している。
2024.06.07
 09:17
時事通信

(Yahoo)

外務省、竹島南方調査に抗議 韓国「主張を一蹴」 <2407-060706>
 外務省が6日深夜に、島根県竹島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内で韓国調査船がワイヤのような物を海中に投入していたと発表した。 海洋調査とみられるが、韓国側から事前の申請はなかったという。
 鯰アジア大洋州局長は、在日韓国大使館の金次席公使に対し「受け入れられない。即時に中止すべきだ」と抗議した。
 韓国外務省当局者は7日、「独島は歴史的、地理的、国際法的に明白な韓国固有の領土だ」と主張し、「国際法や関連する国内法に基づいて行われた正当な活動に対する問題提起は、受け入れられない」として、「外交チャンネルを通じ日本の主張を一蹴した」と明らかにした。
2024.06.06
 11:50
朝日新聞

(Yahoo)

韓国の脱北者団体、また風船で体制批判のビラ散布 北朝鮮の反発必至 <2407-060606>
 韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」が6日、金総書記を批判するビラ20万枚などを10個の大型風船につけて北朝鮮に向けて飛ばしたと発表した。
 同団体によると、6日未明に北朝鮮に近い韓国北部の京畿道・抱川から飛ばした。 金総書記を批判するビラのほかに、Kポップや韓国ドラマの動画などを保存したUSBメモリー5千個、1ドル紙幣2千枚なども送ったという。
 北朝鮮が韓国に飛ばした「汚物風船」への対抗だとしている。 北朝鮮側がビラ散布をやめるように強く牽制していた矢先だけに、反発は必至である。
2024.06.06
 08:49
ハンギョレ

(Yahoo)

韓国軍、まもなく西海 NLLで海上射撃を再開…再び「朝鮮半島の火薬庫」へ <2407-060603>
 6月4日に行われた9.19南北軍事合意の効力停止に伴い、黄海5島と陸上の軍事境界線(MDL)一帯での砲射撃訓練が6月中に再開される。 延坪島と白翎島に配置された海兵部隊が、K9
SPHの海上射撃訓練を約6年ぶりに実施することになれば、北方限界線 (NLL) 問題が再び南北の緊張を高める要因になるとみられる。
 国防部関係者は5日、「現在、白翎島と延坪島など北西島嶼一帯の海上でワタリガニ漁が行われており、現地漁業関係者を対象に射撃訓練の方針を説明し、住民保護対策などを点検したうえで、K9射撃訓練を行う」と述べた。 海上射撃訓練を準備するのに半月ほどかかることを考えると、6月中旬頃に射撃訓練が実施される。
 海上射撃訓練の再開は西海のNLL一帯が再び朝鮮半島の「火薬庫」になるということを意味する。 韓国はNLLを「血を流して守った領土線」と捉えているが、北朝鮮は「強盗まがいの北方限界線は無効」だと主張する。 南北軍は1999年以降、NLL問題で4回にわたって交戦した。
2024.06.05
 18:30
時事通信

(Yahoo)

B1 爆撃機が朝鮮半島展開 米韓訓練、北朝鮮けん制 <2407-060514>
 韓国国防省によると、米軍のB-1Bが5日に朝鮮半島上空に展開して韓国軍の戦闘機と合同演習を行い、汚物風船を飛ばしたり、GPSの妨害電波を発信したりして、韓国への挑発を強める北朝鮮を牽制した。
 演習では、B-1Bが韓国の戦闘機の護衛を受けながら、精密誘導弾JDAMを投下した。 演習には、韓国空軍のF-35Aや米軍のF35-Bなども参加した。
 この種の演習は2017年を最後に行われていなかったという。
2024.06.04
 16:45
Reuters 通信

(Yahoo)

韓国、南北境界線沿いで軍事活動を全面再開へ 合意停止決定受け <2407-060414>
 韓国軍が4日、南北軍事境界線と西北島嶼に沿って全ての軍事活動を再開すると発表した。 これに先立ち、尹大統領は北朝鮮が飛ばす汚物風船に対抗するため、南北軍事合意の停止を承認した。
 国防省当局者は緊急ブリーフィングで「韓国軍は北朝鮮の挑発行為に対し、国民の生命と安全を守るため必要なあらゆる措置を取ることを明確にする」と表明し、大規模な汚物風船の散布は「国民の安全を著しく脅かし、財産面で損害をもたらした」と述べた。
 軍事合意の下、両国は軍事的緊張の原因となっている「あらゆる敵対行為を互いに完全停止する」としていた。
2024.06.04
 11:05
朝鮮日報

(Yahoo)

韓国型 THAAD「L-SAM」開発完了…独自技術できめ細やかな防空網構築 <2407-060410>
 複数の韓国政府消息筋が5月24日に、韓国軍が独自開発を進めてきた長距離地対空誘導兵器(L-SAM)が最近、戦闘用適合判定を受け、開発が完了したことを明らかにした。 韓国型THAADと呼ばれるL-SAMは2025年に量産手続きに入り、数年以内に配備される見込みである。
 要撃高度が40,000mから60,000mというL-SAMが実戦配備されれば、要撃高度40,000m~150,000mのTHAAD15,000m~40,000mのPatriot15,000m~30,000mの天弓-Ⅱで構築されている現在の米韓連合防空網はさらにきめ細かくなり、北朝鮮の核の脅威への対応能力が強化されるだろうとの評価が出ている。
 米軍が装備しているTHAADと異なり、L-SAMは韓国軍が独自運用することになることから、これまで韓国軍は、高度40,000m以上のBM迎撃は米軍のTHAADに依存しなければならなかったが、L-SAMの開発で防御網がもう1枚重なったことになる。
2024.06.03
 11:08
時事通信

(Yahoo)

日本海、大量の石油ガス埋蔵か 韓国大統領が試掘表明 <2407-060306>
 韓国の尹大統領が3日、朝鮮半島南東部浦項沖の日本海に最大140億バレルに達する大量の石油と天然ガスが埋蔵されている可能性が高いことを明らかにした。
 政府が米国の民間企業に依頼し、深海を調査してきたという。
 尹大統領は記者団に「埋蔵量は韓国全体が最大29年使える天然ガスと最大4年超使用できる石油の量に当たる」と説明し、産業通商資源省の探査と試掘の計画を承認したと明らかにした。 2024年末に試掘に着手するという。
 「世界最大のエネルギー企業も既に関心を示している」とも強調した。
2024.06.01
 06:03
Korea Wave

(Yahoo)

「まだ物足りない」韓国・現代ロテム…ポーランドに K2 戦車、さらに180台 <2407-060106>
 韓国Hyundai Rotem社がポーランドへのK2 MBTの輸出で高い実績を上げている中、年内にK2 180両の第2次輸出契約が締結される可能性があるという見通しが出ている。 1次実行契約物量は2025年に納品が完了するため、2026年以後の輸出量まで確保すれば安定的な成長動力を確保できるものと見られる。
 ポーランドメディアのDefence 24によると、ポーランドのベイダ国防次官は最近の取材で、K2 180両の供給契約交渉を直ちに再開する計画であり、年内に契約が締結される可能性がある」ことを明らかにした。
 Hyundai Rotem社は2022年に、ポーランドとK2 1,000両の輸出基本契約を結び、まず180両に対して1次実行契約を締結し、残りの820両は2024年3月に輸出入銀行の資本金を拡充する内容の輸出入銀行法改正が可決され、追加の輸出金融支援が可能になった。 契約は計5回に分けて締結される予定である。
2024.05.29
 11:40
聯合ニュース 北朝鮮の「汚物風船」 韓国各地で約150個確認=軍「低劣な行為中止を」 <2406-052912>
 韓国軍合同参謀本部が29日、北朝鮮が28日夜から大量の風船を韓国に向けて飛ばしており、現在までに全国各地で約150個が確認されたと明らかにした。 風船の一部は落下し、残りは飛行中という。
 合同参謀本部によると、地面に落下した風船は軍の化学兵器対応チームや爆発物処理班が出動して回収している。
 現在までに確認したところ、風船にぶら下げた袋には汚物やごみなどが入っており、関係機関で詳しく分析しているという。
 合同参謀本部は「このような北の行為は国際法に明白に違反するものであり、わが国民の安全を深刻に脅かす行為」とし、「北の風船により発生するすべての責任は全面的に北にあり、反人倫的で低劣な行為を直ちに中止するよう厳重に警告する」と強調した。
 風船は民家や道路などで見つかっている。 2016年には北朝鮮が飛ばした風船により車両や住宅などが破損した。
2024.05.27 Janes South Korea completes development of long-range SAM system <2406-052714>
 L-SAMは、北朝鮮からのミサイルを迎撃するために設計された韓国の多層防空ミサイル防衛システムの一部で、高度50~60kmでミサイルを迎撃でき、PatriotとCheongung Ⅱが高度約40kmでミサイルを迎撃する。
 韓国国防部が5月27日、
DAPAが長距離SAM (L-SAM) の開発を完了したと発表した。 国防部によると、L-SAMはDAPAが最近行った試験で「技術開発目標を達成し、戦闘に適していると判断された」という。
 国防部によると、L-SAMの生産は2025年に開始され、2020年代後半には軍に装備される。 DAPA傘下のADDは、2019年からLIG Nex1社とL-SAMを開発していた。
2024.05.26
 18:07
日経新聞 北朝鮮、自衛力行使を警告 「韓国が境界侵犯」主張 <2406-052603>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が26日、韓国が北朝鮮との海上の境界を侵犯する頻度が増えていると主張し「自衛力を行使することも可能だ」と警告するキム・ガンイル国防次官の談話を報じた。
 談話によると、北朝鮮の「最高軍事指導部」から24日、挑発行為に関し攻勢的な対応を取るよう指示があったという。 同日開かれた朝鮮労働党の政治局会議でも議題になった可能性がある。
 談話は韓国を敵と明記し、海軍や海洋警察の艦船が巡視の名目で「海上の国境」を繰り返し侵犯していると指摘すると共に、ビラ散布に使う大型風船は軍事的手段にもなるため「危険な挑発だ」としたほか、米韓の偵察機による北朝鮮の監視活動についても周辺地域の緊張を高めていると批判した。
2024.05.21
 07:18
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮ハッキング組織、韓国軍関係者300人のEメールをハッキング…「警察が捜査中」 <2406-052106>
 韓国警察によると、警察庁安保捜査局は軍関係者の個人メールハッキング被害を把握、捜査中で、北朝鮮のハッキング組織が韓国軍の関係者およそ300人の個人のEメールをハッキングしたことが把握された。
 情報筋によると、被害規模は高位職の場合10人ほどで、現役が約200人、予備役が約100人という。
 これに先立ち韓国裁判所の内部ネットワークをハッキングしたLazarusを含め、AndarielKimsukyの3つの北朝鮮ハッキング組織は韓国防衛企業およそ10社の情報を盗み出したことが確認されていた。
 今回の被害もこれと関係があると推定されるが、警察関係者は「捜査が進行中であり、具体的なハッキング手法や被害規模を明らかにするのは難しい」と話した。
2024.05.20
 07:34
中央日報

(Yahoo)

日本の「50年時間稼ぎ」に…韓国、第7鉱区来年に奪われるか <2406-052005>
 「世界最大規模の石油」が埋蔵されているとの希望を抱いて50年以上開発を推進してきた「第7鉱区」日本と中国に奪われかねないという警告が出てきて注目される。
 第7鉱区の価値が初めて知られたのは1969年に国連アジア極東経済開発委員会が「黄海と東シナ海大陸棚に世界最大量の石油が埋蔵されている可能性がある」という内容の報告書を発表してからで、韓国政府はいち早く1970年に第7鉱区を設定して宣言したが、日本の反発から1974年に韓国と日本は第7鉱区を共同開発することで協定を結んだ。
 第7鉱区は済州島南側で九州の西側に位置した大陸棚の一部区域で、相当な石油と天然ガスが埋蔵されていると推定される。 ここをともに開発することにした日本との共同開発協定が終了するのは2028年6月22日だが、2025年6月22日から両国のうちどちらかが一方的に「協定終了」を通知できる。
 すでに日本は日韓共同開発協定を破棄する兆しがあり、2020年から毎年日本の海上保安庁の測量船が第7鉱区内で独自に海洋科学調査をしているのが根拠だ。 また上川外相は2月9日に日本の国会で「国連海洋法条約と国際判例に照らし、現在の協定の根拠となった大陸棚ではなく中間線を基礎に境界を確定するのが公平な解決になると考える」と述べた。
 このため韓国国会立法調査処は4月に報告書「韓日大陸棚共同開発体制終了に備えた方策」で、「最も予想可能なシナリオは2025年6月以降に日本が第7鉱区共同開発協定終了を通知した後、第7鉱区の境界を韓国を排除したまま中国と日本の間で画定すること」と明らかにした。
2024.05.14
 14:00
中央日報

(Yahoo)

韓国軍、北朝鮮の「ハマス式奇襲」浸透を防ぐ…ドローン・ミサイル800余をすべて撃墜 <2406-051412>
 韓国軍が14日、ハマスがイスラエルを奇襲攻撃したのと似た方式で北朝鮮が韓国を攻撃するシナリオを想定した合同防空演習を実施した。
 空軍作戦司令部はこの日、「地上作戦司令部と海軍作戦司令部、首都防衛司令部、西北島嶼防衛司令部と合同で『敵大規模空中航体浸透対応合同訓練』を行った」と明らかにした。
 今回の訓練は、2023年10月にミサイルとロケット、パラグライディングなどを動員してイスラエル領土を攻撃したハマス式奇襲攻撃と、2024年4月のイランのUAVとミサイルによる同時攻撃など最近の攻撃事例を反映した想定で、北朝鮮がハマスやイランの戦術を教範としてUAVとCM、BMなどを投入して前方地域を攻撃する状況を仮定して、800余りの飛行体が南下する状況で実際・模擬航跡を具現した後、陸・海・空防空戦力がこれを防ぐ形で進行された。
 今回の訓練は過去最大規模で、F-35A、F-15K、KF-16など戦闘機100機とPatriotや天弓などによる迎撃システム、Aegis艦世宗大王、陸軍の20mm
VADSとK-30飛虎SPAAG、K-31天馬SHORADなど全軍の防空戦力が総動員された。
 訓練が始まると、北朝鮮から大規模な空中航体が南下すると同時にBMとみられる航跡が空軍中央防空統制所 (MCRC) に探知され、これに対しF-15K、KF-16などとPatriot、天弓、Aegis艦、そして飛虎SPAAG、天馬SHORAdなどが次々と高度別に空中航体を迎撃して、最後にF-35Aが空中に残った飛行体を撃墜した。
2024.05.09
 09:03
中央日報

(Yahoo)

韓国防衛事業庁、「KF-21 インドネシア分担金」1兆ウォン削減受け入れる…技術移転も縮小 <2406-050910>
 韓国が開発中のKF-21の共同開発国インドネシアの技術陣が機密流出で捜査を受けるなか、「開発分担金を減らして技術の移転も減らしたい」というインドネシア側の提案を、分担金削減と技術流出疑惑は別の問題としながら韓国政府が事実上受け入れることにした。
 
DAPAは8日に、「インドネシアがKF-21開発終了時点の2026年までにKRW600Bを出すことで分担金調整を提案し、その提案に基づいて調整を進めている」とし「調整された分担金の規模に合わせてインドネシアに対する技術移転の価値の規模も調整する」と明らかにした。 DAPAは国防部や企画財政部など関連部処と協議した後、早ければ5月末に開かれる防衛事業推進委員会の会議で最終決定を出す。
 DAPAによると、当初インドネシアは2026年までに全体開発費用の20%に該当するKRW1.6Tを分担することにしていたが、最近これまでKRW400Bを支払い、KRW200Bだけを追加で出すと提案してきた。
 インドネシア側の責任未履行を受け入れることにした理由についてDAPAは、「開発完了と装備化時期が迫った時点でインドネシア側の分担金未納と意思決定の遅延が続けばKF-21の装備化にも影響を及ぼしかねない」と説明した。 分担金を多く受けようとして遅延するよりは、ここで終えて装備化に集中するという。
2024.05.02
 15:05
朝鮮日報

(Yahoo)

米・日・豪の実動訓練「サザン・ジャッカル」、今年から韓国陸軍が参観 <2406-050218>
 韓国とオーストラリアの外相・国防相による第6回2-plus-2が1日にメルボルンで開催され、日米豪軍による実動演習Southern Jackaroo 23に今年から韓国陸軍が参観することで合意した。
  マールズ豪副首相兼国防相は会議後に行われた共同記者会見で「今年のPitch Black、Kakadu、Southern Jackarooには韓国がより多く関与するだろう」と述べた。
 オーストラリア空軍が行う国際共同演習Pitch Black海軍が行うKakaduは10~20ヵ国が参加する多国間軍事演習で過去に韓国も参加したことがあるが、日米豪3ヵ国による地上演習Southern Jackarooに韓国軍は参観もしたこともなく、韓国軍が参観するのは今回がはじめてとなる。
2024.05.01
 06:53
讀賣新聞

(Yahoo)

北朝鮮、韓国への道路3本すべてに地雷…南北の対話や協力を象徴するルート <2406-050104>
 韓国軍関係者が29日、北朝鮮が2023年12月頃から、韓国につながる3本の道路全てに地雷を埋設したことを明らかにした。 金朝鮮労働党総書記は韓国との関係断絶を命じており、地雷の埋設で緊張を高める狙いがあると見られる。
 3本の道路はいずれも南北の対話や協力を象徴するルートで、最も西側は、韓国企業が進出して2016年まで操業した開城工業団地に向かう道路、東側は北朝鮮景勝地の金剛山をバスなどで訪問する際に使われた。 3本のうち中央は、韓国北部・江原道鉄原と北朝鮮側を結ぶ高原を通る未舗装の短い道路で、2018年の南北軍事合意に基づき、朝鮮戦争の戦死者の遺骨を南北が共同で発掘するため造成された。
 関係者によると、いずれの道路でも北朝鮮兵らが南北軍事境界線の北朝鮮側で地雷を埋め込み、道路脇の照明も撤去された。 こうした様子を境界線付近に駐屯する韓国軍が確認した。
2024.04.29 Janes South Korea to bolster naval ballistic missile, unmanned systems interception capabilities <2405-042903>
 韓国
DAPAが4月26日、BMやUAVを迎撃する海軍の能力を強化する計画を発表した。 これには、最近の戦争技術の変化を考慮して実施された同国固有のCIWSを改善する計画が含まれると述べた。
 CIWS-Ⅱとして知られている韓国が独自に開発したCIWSは、2021年の契約に基づいてLIGNex1社が開発した。 CIWS-Ⅱは、AESA方式の4面捜索レーダ、ESA追随レーダ、およびEO追随装置を組み込んだ、4,200発/分の発射速度の7銃身のガトリング砲で構成されている。
 DAPAは発表と同日に開催された第161回国防計画推進委員会で、CIWS-Ⅱ計画の数量などの詳細を明らかにしなかった。
2024.04.26
 19:11
朝鮮日報

(Yahoo)

韓国が米から迎撃ミサイルSM3購入へ 米MD参加は否定 <2405-042612>
 韓国
DAPAが26日、同日開かれた防衛事業推進委員会の会議で迎撃可能な高度が地上100~1,000kmとされるSM-3を米政府から購入することが決まったと発表した。 SM-3はAegis艦に配備される。
 事業期間は2025~2030年で総事業費はKRW803.9B(914億円)で、SM-3は1発当たり$20B0以上であることから購入するのは40発と推定される。
2024.04.19
 00:38
Defense News South Korea's HHI inks deal to build four ships for Peru's Navy <2405-041901>
  韓国の会社は、今週署名された$463Mの契約の下で、ペルー海軍艦4隻建造する。
 これらの艦艇は、ペルーの海軍水上艦隊を近代化するための野心的なプログラムの一部であり、これには異なるタイプの23隻の船の建造が含まれる可能性があり、その取り組みは30億ドル以上の価値がある可能性がある。 南米の国の主な焦点は、現在海軍の主要な水上戦闘艦として機能している6隻の老朽化したフリゲート艦と換装するために、6隻の高度な多目的誘導フリゲートを取得する。
2024.04.16
 11:03
Korea Wave

(Yahoo)

“第2のポーランド”ルーマニアが大規模な兵器導入…韓国からの購入検討か <2405-041610>
 ルーマニアが、最終契約を残しているK9
SPHに加え、K2 MBTとRed Back IFVの購入も検討しており、第2のポーランドになる可能性が予想され、韓国にとってポーランドのように、ロシアのウクライナ侵攻による危機感が、大規模な兵器購入事業につながっている。
 ルーマニアは新型戦車導入事業を控え、5月にK2 MBTに対して実射撃試験を実施する。 今回の試験はK2の性能を確認する最終段階で、試験が終わった後、導入台数と時期などを具体化した後、入札が公告される見通しである。
 ルーマニアの戦車購入は300両程度と推定されている。  Defence Româniaによると、ルーマニア陸軍調達担当官インシカシュ少将は2023年7月に韓国で開かれた「2023韓・ルーマニア防衛産業協力コンファレンス」で「私たちは新たに戦車を300両購入したいが、購入時点は陸軍が決めるだろう」と話した。
 ルーマニアは2023年11月に米国とM1A2 Abrams MBT 54両と戦車回収車 (ARV) 16両を購入する$2.53Mの契約を締結し、現在装備している老朽戦車TR-85M 1400両と換装することを目標にしているが、老朽化した戦車をすべてAbramsに換装する場合、莫大な予算がかかるため、優れた性能と価格競争力、早い納期などのメリットを備えたK2を検討しているとみられる。
2024.04.11
 01:28
聯合ニュース 韓国総選挙 最大野党の「単独過半数」確実 <2405-041101>
 10日投開票の韓国総選挙(定数300)は、革新系最大野党「共に民主党」の単独過半数の維持が確実となった。 保守系与党「国民の力」は約100議席にとどまる「惨敗」を喫する公算が大きい。
 開票率が70%を超えた11日00:00現在、共に民主党は159の選挙区で、国民の力は92の選挙区で1位となっている。 このまま推移すれば、共に民主党が小選挙区(定数254)の議席だけで過半数を握る圧勝が予想される。
2024.04.08
 10:46
時事通信

(Yahoo)

軍事偵察衛星2号機打ち上げ 北朝鮮を監視 韓国 <2405-040809>
 韓国の軍事偵察衛星2号機が、米南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから現地時間7日午後(日本時間8日午前)に、Space X社のFalcon 9
SLVで打ち上げられた。 衛星はSLVと分離し、正常に軌道に投入された。
 韓国は2023年12月に軍事偵察衛星1号機を打ち上げている。 北朝鮮を監視するのが目的で、2025年までに5基体制とすることを目指している。
 2号機は高性能レーダを搭載し、天候や時間を問わず撮影できる。
2024.04.02
 09:33
Breaking Defense Austal rejects Hanwha’s takeover bid — for now <2405-040212>
 オーストラリアの造船企業のAustal社が、韓国のHanwha社から一方的な株式公開買い付けを受けており、Austal社は現時点では提案を拒否しているが、その声明は将来の買収の可能性の扉を開いている。
 両社が4月2日に報道資料で発表したこの提案は、世界第26位の防衛企業が、74位の防衛関連企業を傘下に収めることになる。 また、Austal社がHanwha社のRedback IFVを$7Bで購入する可能性を秘めていることを受け、韓国とオーストラリアの防衛関係を拡大し、韓国の防衛産業にさらなる成長の波をもたらすことになる。
2024.03.28
 11:29
コリア・レポート編集長辺真一

(Yahoo)

「北方限界線に異常あり!」 米CIA出身の北朝鮮問題専門家が「軍事衝突の可能性」を警告! <2404-032807>
 1月に北朝鮮専門メディアの
38 Northに元ロスアルモス国立研究所研究所長のヘッカー博士と共同で投稿した文で「朝鮮半島は1950年6月25日(朝鮮戦争勃発)直前の状況にあり、最も危険だ」と戦争勃発の可能性を憂慮していたCIA出身の米ミドルベリー国際研究所のカーリン研究員が27日にウィーンで開かれた国際セミナーで「金正恩は引き続き戦争を準備しており、黄海で軍事衝突が発生する可能性が高い」と主張していた。
 カーリン研究員はその根拠として金総書記が1月に最高人民会議で「我が国家の南の国境線が明白に引かれた以上、不法無法の『北方限界線』(NLL) をはじめとするいかなる境界線も許されず、大韓民国が我々の領土、領空、領海を0.001mmでも侵犯するならば、それは即、戦争挑発と見なす」と発言をしたことを挙げている。
 同時に1月に日本海に向けSLBMの試射を視察した際に西部戦線の部隊を視察させたことも根拠の一つに挙げていた。
2024.03.20
 22:56
Defense News South Korea hires LIG Nex1 to make new maritime missile, replace SM-2 <2404-032015>
 韓国が、駆逐艦に装備する新型艦載SAMを開発する契約をLIG Nex1にKRW33.06B ($24.69B) で発注した。
 艦載SAM-Ⅱと名付けられたこの新兵器は、2036年までに就役計画の次世代駆逐艦 (KDDX) の6隻に搭載される。 
DAPAは3月15日の報道資料で、経空脅威の増大から船舶の生存性が大幅に向上すると指摘した。
 またDAPAはこの兵器を艦隊BMD-Ⅱシステムと呼んでいる。 DAPAはミサイルの国産化率90%以上を達成することを目標としている。 韓国海軍で艦長を務めたユン・ソクジュン氏はDefense Newsに対し、「韓国海軍の国産の次世代小型Aegis駆逐艦であるKDDXに搭載され、SM-2の後継となる」と語った。
 尹大統領は「近い将来、KAMDの中核部分の1つになるだろう」と述べ、同国の多層BMDSに言及した。
2024.03.19
 00:00
聯合ニュース

(Yahoo)

戦術地対地誘導兵器を初の戦力化へ 国防政策の推進計画を発表=韓国政府 <2404-031901>
 韓国国防部が19日、北朝鮮の長距離砲陣地や指揮部の施設などを精密打撃できるKTSSM-Ⅰ
TBMを2024年初めて配備する内容などを柱とする「2024年主要政策」推進計画を発表した。
 同部によると、北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応した韓国型3軸体系補強計画に基づいてKTSSM-Ⅰを配備すると共に、長距離地対空誘導兵器L-SAMの開発も完了する。
 KTSSMは2010年11月の延坪島への砲撃事件以降、北朝鮮が地下坑道に構築した長距離砲陣地を破壊するために開発し、2023年量産に向けた品質認証を終えた。 射程180kmのKTSSM-Ⅰは侵徹弾頭で地下数㍍まで貫通し、CEP5m前後と世界最高水準の精度を誇る。
2024.03.08
 14:06
聯合ニュース 兵力減に備え 幹部だけ乗艦の艦艇航行中=韓国海軍 <2404-030816>
 韓国海軍士官と下士官だけを乗組員とする艦艇の試験航行を進めていることが8日に確認された。 海軍の関係者は「兵役資源の減少に伴う兵力問題の解決と、艦艇運用の専門性確保のため」と話している。
 海軍によると、海軍は2023年3月に仁川級フリゲート艦 (2,500t) など3隻幹部だけ乗艦させ、試験航行を開始したが、今年2月からは450t級の高速ミサイル艇 (PKG) 3隻も試験航行の対象とした。
2024.03.07
 11:22
中央日報

(Yahoo)

韓国放射庁「北朝鮮を監視する偵察衛星数十基を打ち上げる…専用発射場も設置」 <2404-030709>
 韓国と北朝鮮が競って偵察衛星の投入に乗り出している中、韓国防衛事業庁が国防衛星専用発射場を建設することを明らかにした。 偵察衛星5基を打ち上げる「425事業」を延長して中型偵察衛星を追加で打ち上げ、超小型偵察衛星と商用低軌道通信衛星を確保する構想も公開した。
 韓国国防部防衛事業庁は2025年までにEO/IR偵察衛星1基と
SAR衛星4基など中型偵察衛星5基を打ち上げる425事業を推進中で、2023年12月2日に初めて打ち上げられたEO/IR 1号基は現在、戦力化の前段階を踏んでおり、悪天候の影響を受けないSAR 1機は4月初めに米フロリダ空軍基地で打ち上げる。
 これら5基の偵察衛星は800kg以上の中型衛星で、1日に朝鮮半島の上空を2回通過し、北朝鮮の主要軍事施設とミサイル発射の兆候などを確認する。
2024.03.04
 10:23
時事通信

(Yahoo)

米韓が合同軍事演習開始 機動訓練倍増、北朝鮮反発か <2404-030404>
 米韓両軍が4日、朝鮮半島有事を想定した定例の合同演習Freedom Shieldを開始した。 演習は14日までの11日間、陸海空での機動訓練を拡大し、2023年同時期に行われた訓練の約2倍となる48回実施する。 北朝鮮が2024年に入り発射を繰り返すCMを探知、迎撃する訓練も行う計画で、演習には英国、オーストラリアなど国連軍構成国も参加する。
 高度化する北朝鮮の核の脅威を踏まえ、核使用の抑止に重点を置くものだが、北朝鮮は最近、韓国を第一の敵対国と位置付け、平和統一政策の転換を宣言しており、ミサイル発射などで反発しそうである。
 聯合ニュースは、演習は北朝鮮に対し抑止力を誇示する狙いとみられ、期間中に米軍の戦略爆撃機や空母といった戦略兵器が朝鮮半島に展開する可能性が高いと報じた。
2024.02.06
 20:44
聯合ニュース

(Yahoo)

韓国型パトリオット10基 サウジに輸出=UAEに続き2例目 <2403-020610>
 韓国の申国防部長官のサウジ訪問に合わせて国防部が6日、天弓-2 10個システムをサウジアラビアに輸出する$3.2Bの契約が2023年11月に締結されていたと発表した。
 天弓-2は韓国型ミサイル防衛 (KAMD) の主力兵器として、国防科学研究所の主導で2012年から開発が進められ、韓国軍需企業のLIG Nex1社が製造する中距離中高度のSAMシステムで、2017年にoperationalの判定を受け、2018年から量産が進められている。 射程は40kmで、高度40km以下で飛行する航空機やミサイルを迎撃できる。
 天弓-2の輸出は2022年1月のUAEに続き今回が2例目で、韓国の防衛産業の競争力が海外市場で認められた証しと評価される。
2024.02.05
 16:33
聯合ニュース

(Yahoo)

韓国・サウジ国防相が会談 防衛産業協力を確認 <2403-020510>
 韓国の申国防部長官が4日、サウジアラビアの首都リヤドで開催された国際防衛展示会で同国のハリド国防相と会談し、協力強化について議論した。
 韓国国防部によると、両国防相は韓国防衛事業庁とサウジアラビア国防省の中長期的防衛産業協力に関する
MoUの締結式に立ち会った。
2024.02.04
 15:01
聯合ニュース 韓ロ対立のなかロシア外務次官が来韓 韓国「責任ある行動を」 <2403-020405>
 韓国の尹大統領が1月31日の中央統合防衛会議で北朝鮮政権について、「世界で唯一核の先制使用を法制化した非理性的集団」などと発言したのをを巡り、TASS通信が2日、露外務省のザハロワ報道官が尹大統領の発言を「露骨な偏向」だと非難したと報じたため、韓国外交部は3日にジノビエフ駐韓ロシア大使を呼んで抗議した
 韓国とロシアの外交的対立が深まるなか、アジア太平洋地域を担当するルデンコ露外務次官が2日に来韓し、韓国外交部の高官と相次いで会談した。
2024.01.31
 15:24
中央日報

(Yahoo)

韓国、金正恩氏の原子力潜水艦を凌駕する最新型潜水艦の建造に着手 <2402-013109>
 北朝鮮が原子力潜水艦の装備化に拍車をかけている中で、韓国海軍がこれを阻止することができる3,600t級最新型潜水艦3番艦を建造を開始した。 韓国防衛事業庁 (
DAPA) は31日、張保皐-Ⅲ Batch-Ⅱで最後となる3番艦の建造を開始した。
 DAPAは2023年12月に張保皐-Ⅲ Batch-Ⅱ 3番艦の建造にHanwha Ocean社を選定した。 2029年に完成した後、試運転を経て2031年に海軍に引き渡すことを目標としている。
 3,000t級のBatch-Ⅰは3隻が建造された。 Batch-Ⅱも2021年に2隻の建造をすでに開始し、今回3番艦が建造に入った。
 Batch-ⅡはBatch-Ⅰと比べて全長が6mを増SLBM発射用のVLSが6基から10基に増えた。
2024.01.26 Janes South Korea starts production of MUAV <2402-012614>
 韓国が国産中高度UAV (MUAV) の量産を開始した。 国防調達計画局 (
DAPA) によると、MUAVは順次韓国空軍に引き渡す予定だという。
 ADDは2023年12月21日、大韓航空航空宇宙局 (KAL-ASD)、LIG Nex1社、Hanwha社とUAVの生産開始に関する契約を締結したと発表している。
2024.01.06
 20:06
産経新聞

(Yahoo)

北朝鮮がまた砲撃、黄海で60発以上…軍事合意の無効誇示 <2402-010607>
 韓国軍合同参謀本部が6日、北朝鮮が6日16:00~17:00頃にの黄海上の延坪島北西を砲撃したと発表した。 砲撃は60発以上に及び、いずれも韓国が海上の境界線とする北方限界線 (
NLL) の北側に着弾したという。
 北朝鮮は5日午前にも周辺海域で200発の砲撃を行っており、2日連続の実施となった。
 この海域は、南北が2018年に交わした合意砲撃を禁じた海上緩衝区域だが、北朝鮮は2023年11月に合意の事実上の破棄を宣言しており、合意が効力を失ったと誇示する狙いとみられる。
2024.01.05
 21:26
聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮「敵が挑発なら前例のない対応取る」 韓国に警告 <2402-010511>>
 朝鮮中央通信が、朝鮮人民軍総参謀部が5日午後、黄海上の韓国の北西島嶼付近で同日午前に行った海岸砲射撃について、韓国軍が最近実施した訓練への対応だったとした上で、韓国が北朝鮮側の砲撃を理由に挑発した場合は強力に対応すると警告したと報じた。
 総参謀部は、192発の砲弾で5個区域に対する海上実弾射撃訓練を行ったとし、射撃の方向は白翎島と延坪島に間接的な影響も与えていないと主張した。
 韓国軍も北朝鮮の砲撃に対抗し、同日15:00ごろからK9
SPHや戦車砲による海上射撃訓練を実施した。
2024.01.05
 13:34
日テレ News

(Yahoo)

韓国・延坪島で住民に避難命令 韓国軍「北朝鮮が島などに向け200発あまりの射撃を行った」 <2402-010509>
 韓国軍は5日午後に緊急の会見を行い、北朝鮮が5日午前に北朝鮮との軍事境界線に近い黄海上の延坪島などに向けて200発あまりの射撃を行ったことを明らかにした。
 聯合ニュースによると、延坪島でき5日正午過ぎに2回にわたり住民に対して避難命令が出されたという。
 延坪島は海を挟んで北朝鮮からおよそ10km離れていた場所に位置していて、2010年には北朝鮮からの砲撃を受けて韓国軍の兵士が死亡する事案が起きている。
2024.01.05
 10:45
朝鮮日報

(Yahoo)

韓国潜水艦の設計図が台湾に流出…ハンファオーシャン「断固として責任を問う」 <2402-010506>
 韓国造船大手Hanwha Ocean社(旧大宇造船海洋)の潜水艦設計図面が台湾に流出していたことが分かり、警察が捜査を進めている。 Hanwha Ocean社は過去にも技術流出事件に対して断固として責任を問うという見解を明らかにした。
 警察が4日に明らかにしたところによると、慶尚南道警察庁は元大宇造船海洋社員A氏ら2人を技術流出の容疑で在宅で立件し、取り調べているという。 A氏らは大宇造船海洋に在職していた当時、潜水艦設計図面を持ち出し、その後、水艦開発コンサルティング会社のB社に転職していた。 警察は、2人が所属しているB社が台湾国際造船と共に台湾独自の潜水艦海鯤」を建造する過程でこの図面が流出したとみている。
 台湾に流出した潜水艦設計図面は、大宇造船海洋時代の2011年にインドネシアから$1.1Bで3隻受注したDSME 1400型のもので、DSME 1400は韓国のType 209潜水艦張保皐の派生型である。
2024.01.04
 12:03
Korea Wave

(Yahoo)

2024年度の韓国国防予算59.4兆ウォン、4.2%増…KF-21初の量産反映 <2402-010406>
 韓国国防省所管の2024年度予算が前年比4.2%増のKRW59.4244T(6兆5,400億円)に確定した。 国防省によると、政府は当初今年度の国防予算をKRW59.5885Tに編成して国会に提出したが、審議過程でKRW470.1B減額され、KRW306B増額された。
 成立した2024年度政府予算によると、政府総支出は当初の5.1%増から2.8%増に大幅に減ったが、国防予算は4.2%の増額となった。
 このうち防衛力改善費は2023年比4.4%増のKRW17.6532Tで、一部事業遅延状況などを反映し、国会審議過程で政府よりKRW399.4B減額された。
 減額されたうちのKRW254Bは、KF-21の初量産費にKRW238.7B、KLSAMの開発費にKRW300M、KMSAMの研究開発費にKRW300M、C-UAV統合システムにKRW1Bなど、14件の計画に廻されされたという。