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2021.12.30
聯合ニュース
3600トン級潜水艦2番艦の建造着手 最大10発のSLBM搭載=韓国
<2201-123003>
韓国防衛事業庁が30日、巨済のDSME社造船所でKSSⅢ Batch-Ⅱ 3,600t潜水艦2番艦の建造着工式を開催した。
Batch-Ⅱ 3,600t潜水艦は全長89m、幅9.6mで、今年8月に海軍に引き渡されたBatch-Ⅰ 3,000tの1番艦より全長が5.5m長い。 Batch-ⅠはSLBMの垂直発射管を6本搭載しているが、全長が長くなるBatch-Ⅱは最大10本の発射管を装備する。 ただ、韓国軍はSLBM発射管については機密事項だとして公表していない。
2021.12.27
中央日報
韓国国防部「前在韓米軍司令官の中国対応案言及は個人的意見にすぎない」
<2201-122707>
韓国国防部がエイブラムス前在韓米軍司令官が朝鮮半島有事の際に適用する新たな作戦計画に中国に対する対応案も盛り込むべきと主張したことに対し「極めて意外」としながら個人的な意見にすぎないと明らかにした。
エイブラムス前司令官は25日にVOAとのインタビューで漸増する中国の脅威に対応して韓米が新たな作戦計画に中国対応案を盛り込むべきと主張していた。
2021.12.27
朝鮮日報
軽空母導入論争に文大統領「対北抑止力だけでなく自主国防のために必要」
<2201-122705>
韓国大統領府が26日、最近激しい議論になっている軽航空母艦 (CVX) 建造計画について文大統領が「北朝鮮に対する抑止力のためだけに必要というわけではなく、強大国に挟まれた韓国の自主のために必要だ」との考えを示したことを明らかにした。
2021.12.27
中央日報
前在韓米軍司令官「北核対応の新たな作戦計画要求、韓国側が受け入れず」
<2201-122702>
今年7月に離任したエイブラムス前在韓米軍司令官兼米韓連合司令官が25日にVOAとのインタビューで、2018年11月に就任して北朝鮮の核やミサイル高度化などに対応した米韓連合作戦計画の改訂に向け新たな戦略企画指針 (SPG) の承認を韓国国防部に要求したが、受け入れられなかったと述べた。
エイブラムス氏は北朝鮮の新たな脅威としてSRBM、向上した砲弾体系、SLBM、GLCMなどを挙げ、この種兵器は最後にSPGが修正された2010までは存在していなかったと説明した。 その後も新作計の必要性に関する評価を韓国国防部と米国防長官室に提供したが、2020年4月に韓国国防部は連合司令官として私が必要とするものを支援しなかったと述べた。
2021.12.22
Jane's Defence Weekly
Escalatory responses
<2203-122213>
・A 'railway-borne' SRBM system
・The Pon'gae 6 SAM system
・The 'hypersonic' missile
・A KN-23-bassed SLBM
・Pyonguyang's nuclea programme
・Like for like
・Other missile systems
・Enhancing space-based capabilities
2021.12.22
Jane's Defence Weekly
Australia orders Huntsman AS9 SPHs
<2203-122210>
オーストラリアのモリソン首相が12月13日、Hanwha豪社からAS9 155mm SPH 30両とAS10 砲側弾薬車15両をAUD1B ($720M) で購入すると発表した。
納入は4Q/2024年に開始される。
2021.12.22
Jane's Defence Weekly
South Korea readies K-SAAM for porduction and deployment
<2203-122208>
韓国DAPAが海弓 (Sea Bow) 艦載K-SAAMの試験を終え、2022年に量産と装備を開始する。
K-SAAMは2000年代初期から装備しているRAMに換えてFFX-Ⅱ/Ⅲ、LST-Ⅱ、LPX-Ⅱなどに装備される。
全長2.07mのK-SAAMは4セルのVLSから発射され、終末誘導をRFとIIRで行う。
2021.12.21
AFP=時事
台湾、韓国に「強烈な不満」表明 唐鳳氏の講演中止で
<2201-122104>
台湾が21日、韓国が台湾の唐鳳(オードリー・タン)政務委員(閣僚)を会合に招待して講演を予定しながら、両岸関係を理由に中止したことを受けて韓国に抗議したと発表した。
台湾外交部によると、台湾のデジタル政策を担当する唐政務委員は16日にソウルで開かれた会合で講演する予定だったが、主催者は「両岸関係の各側面」を理由に講演を中止した。
2021.12.15
Jane's Defence Weekly
South Korea finalises 2022 defence budget
<2203-121506>
韓国国会が12月3日、KRW54.61T ($46.31B) の2022年度国防費を承認した。
この額は2021年8月に要求した3.4%増のKRW55.23Tから1%削減された。
2021.12.13
中央日報
韓国、オーストラリアに K-9 自走砲輸出へ
<2201-121302>
韓国DAPAによると、オーストラリアが13日の豪韓首脳会談に合わせてキャンベラで、Hanwha社とK-9 SPH売買契約を締結した。 オーストラリアはK-9 SPH 30門とK-10弾薬運搬車15両をKRW900Bで購入する。 K-9は昨年9月に豪陸軍のSPH装備計画で単独優先交渉対象装備に選定されていた。
K-9は、韓国と6ヵ国で1,700門が採用されており、これまでトルコ、ノルウェー、フィンランド、エストニアなどに輸出されたほか、エジプトへの輸出の協議も進行している。
2021.12.08
Jane's Defence Weekly
Egypt negotiating for K9 Thunder SPHs
<2203-120811>
韓国Hanwha社がカイロで開かれたEREX展で11月30日、エジプトがK9 Thunder 155mm SPHとK10弾薬運搬車の購入を検討していると発表した。 聯合ニュースによるとK9はトルコがT-155 Firtinaとしてライセンス生産している。
エジプトは現在、M109A5 170門以上を含むM109を2006~2008年から装備している。 またこのほかにM109の車体にエジプト製のD-30 122mm砲を搭載したSPH-122も装備している。
2021.12.08
Jane's Defence Weekly
DAOA confirms cost adjustments to KF-21 fighter aircraft development programme
<2203-120808>
韓国DAPAがKF-21/IF-X開発のEMD段階の経費が当初計画のKRW8.6T ($7.2B) より少ないKRW8.1となることを明らかにした。
この結果インドネシアが分担するKF-21/IF-Xの開発経費は当初計画よりKRW100B少ないKRW1.6Tとなる。
2021.12.08
Jane's Defence Weekly
Seoul launches new conformal antenna design
<2203-120806>
韓国ADDが11月23日、ステルス機の機体形状に合わせたコンフォーマル小型アンテナを開発したと発表した。
この開発はDAPAがHanwha社と、2017年から4年かけて行ったという。
2021.12.03
朝日新聞
弾道ミサイルにも対応へ 米韓、対北朝鮮作戦計画の見直し合意
<2201-120306>
オースティン米国防長官と徐韓国国防相が2日にソウルで定例安保協議 (SCM) を開き、核ミサイル開発を進める北朝鮮に対応するため、朝鮮半島有事の際の作戦計画を見直すことで合意した。
韓国国防省によると、今回の協議では作戦計画の見直しに向けて、新たな戦略企画指針 (SPG) が承認され、今後両国軍は承認されたSPGに基づき、現状の作戦計画をBM攻撃にも対応できるように更新する。
2021.12.01
中央日報
韓国海兵隊、48年ぶり直轄の航空団創設…ヘリコプターで上陸作戦可能
<2201-120103>
韓国軍海兵隊が1日、慶尚北道浦項海兵隊基地で航空団創設式を開いた。 1973年の海兵隊司令部解体以来48年ぶりに復活した。
海兵隊は1958年に第1上陸師団航空観測隊を創設して以来、1973年までに航空機23機を保有していた。
2021.11.18
朝鮮日報
ステルス戦闘機に加え軽空母も…韓国の新兵器開発予算、15年ぶりに削減
<2112-111807>
韓国で新たな兵器の購入・開発・研究に使われる防衛力改善費が15年ぶりに削減されたことが17日までに分かった。 国民の力(保守系野党)のデシク議員が公開した今月16日の国会国防委員会予算決算審査小委員会の結果報告書によると、防衛事業庁は当初、来年度の防衛力改善費として今年のKRW16.9964TよりもKRW340.1B多いKRW17.3365Tを要求したが、国防委員会はその中のKRW606.7Bを削減し、来年度の防衛力改善費は今年よりもKRW266.6B減となった。
来年度の防衛力改善費削減分にはハイテク兵器関連の予算が多く含まれ、PeaceEye AEW&C機の第2次導入予算はKRW328.3B、F-35A改良は半分のKRW20Bが削減された。 大型攻撃ヘリは「在韓米軍がすでに保有している」などの理由で全額削減され、実効性への疑問が指摘されてきた軽空母関連もKRW7.1BのうちKRW6.6Bが削減された。
2021.11.17
Jane's Defence Weekly
KAI announces Iraqki T-50 deal
<2201-111717>
KAI社が11月8日、イラク国防省とT-50IQ高等練習機の維持整備、弾薬の管理、パイロットの訓練で$360Mの契約を行ったと発表した。
イラクは2013年12月にT-50IQ 24機を発注し、2017年から配備しているが、イラク国防相は8月にTVで、T-50IQは財政上の問題から全く飛行していないと述べていた。
2021.11.17
Jane's Defence Weekly
HHI to build second KDX-Ⅲ Batch-Ⅱ destroyer for RoKN
<2201-111714>
HHIが11月9日にKDX-Ⅲ Batch-Ⅱ駆逐艦を進水させた。
進水したのは韓国海軍が3隻建造する全長170m、幅21m、基準排水量8,100tの駆逐艦の2番艦でKRW636.3B ($541.7M) で受注していた。
2021.11.17
Jane's Defence Weekly
South Korea's HHI launches seventh Daegu-class frigate
<2201-111709>
韓国が8隻建造するFFX-Ⅱフリゲート艦の7番艦が11月9日に蔚山のHHI社造船所で進水した。 就役は2023年になる。 同級艦の最初の3隻は既に就役しており、6番艦も9月に進水した。
FFX-Ⅱは2013年に一番艦が就役し6隻建造されたFFX-Ⅰより大型で、全長122.1m、幅14m、基準排水量2,800t、満載時3,650tである。
2021.11.17
中央日報
UAE、韓国産ミサイル「天弓」導入へ…契約規模4兆ウォン
<2112-111704>
UAEが16日、韓国のM-SAMを購入する計画であることを明らかにした。 UAEはKM-SAMを購入する最初の国となる。
UAE国防省はこの日に、ツイッターで、韓国のKM-SAMを導入する計画で、契約規模は$3.5Bと発表した。
2021.11.16
中央日報
韓国、軽空母など兵器導入予算大幅削減…「次期政権にボール渡す」
<2112-111612>
軽空母導入など韓国軍の大型装備導入予算が国会の審査過程で大幅に削減された。 国会国防委員会予算審査小委員会は16日に2022年度国防予算審査結果を提出し、軽空母基本設計予算をKRW7.2BからKRW500Mに大きく減らした。 軍関係者によるとこの程度の予算では基本設計着手は不可能で、事実上軽空母導入は次期政権にボールを渡したと話した。
昨年も防衛事業庁は今年度予算案に軽空母基本設計着手金名目でKRW10.1Bを計上したが、KRW100Mだけ残し全額削減した。
2021.11.12
時事通信
ミサイル防衛、日米と協力強化 中国の反発考慮せず 韓国大統領選野党候補
<2112-111210>
来年3月の韓国大統領選の保守系候補である尹前検事総長が12日に海外メディアと記者会見し、北朝鮮の核ミサイルに対する迎撃、監視偵察、情報共有で日米韓の強い協力が必要だと訴えた。
2021.11.12
中央日報
KF-21 共同開発分担金、3年間の交渉で妥結…インドネシア「従来の契約を維持」
<2112-111203>
韓国防衛事業庁が11日、インドネシア国防省とKF-21 (IF-X) 共同開発分担金交渉が妥結したと明らかにした。 今回の第6回実務協議はジャカルタで姜防衛事業庁長とインドネシア国防事務次官が出席した中で行われ最終合意文に署名した。
両国の合意に基づき、インドネシアは開発費分担比率20%を維持し、KRW1.73T (1,670億円) を納付することにした。 また従来の契約通り納付期間 (2016~2026年) も維持することに同意した。 ただ、インドネシアの分担金の30%は現物で納付することにし、細部事項は今後協議することで合意した。
2021.11.10
Jane's Defence Weekly
South Korea selects LIG Nex1 for CIWS-Ⅱ
<2201-111011>
韓国DAPAが10月29日、KRW320B ($273M) で開発するCIWS-Ⅱの開発と生産にLIG Nex1社を選定した。 Hanwha社は破れた。
CIWS-Ⅱは4,200rpmでの射撃が可能な30mmガトリング砲で、四面固定のAESA捕捉レーダとEO照準装置で射撃統制する。 レーダにはKF-21の開発で得た技術を採用するという。
CIWS-Ⅱの開発は2027年までに完了し、KDDX駆逐艦のほかFFX-Ⅲフリゲート艦やAGX-Ⅲ外洋哨戒艦に装備する。
2021.11.10
Jane's Defence Weekly
KAI to develop ISR aircraft under Baekdu-Ⅱ project
<2201-111009>
KAI社が11月1日、韓国DAPAが次期ISR機である白頭山-Ⅱ (Baekdu-Ⅱ) にKAI社が提案していたDassault社製Falcon 2000LXSが選定されたと発表した。 開発にLIG Nex1と共同で行う。 韓国空軍は既にELINT機としてFalcon 2000LXS 2機を使用している。 大韓航空が7月に提案したFalcon 2000Sは敗れた。
白頭山-Ⅱは2001年から使用しているHawker 800SIG Peace Poineer 4機の代替えとして2026年までに4機装備する計画で、DAPAはかつて計画経費がKRW877.5B ($744.9M) であることを明らかにしていた。
2021.11.09
聯合ニュース
新型護衛艦「天安」進水式開催 23年に海軍引き渡しへ=韓国
<2112-110906>
韓国が9日に蔚山で新型フリゲート艦天安 (2,800t) の進水式を開催した。
天安は全長122m、幅14m、高さ35で、5吋砲、艦対艦誘導弾、戦術艦対地誘導弾、CIWSなどを装備しヘリ1機を運用できる。
天安は現有の1,500t級フリゲート艦と1,000t級の哨戒艦の後継で、2023年に海軍に引き渡されて第2艦隊の主力艦艇として黄海上の北方限界線 (NLL) の警備に投入される。
2021.11.04
ハンギョレ新聞
KAI、韓国産の軽攻撃戦闘機の欧州輸出に乗りだす
<2112-110405>
KAI社が3日、韓国、ハンガリー、ポーランド、チェコ、・スロバキアで行う韓国V4首脳会談に合わせブダペストで行われた韓国V4ビジネスフォーラムで、スロバキアの国営防衛企業LOTN社とFA-50の輸出のためのMOUを結んだ。
スロバキアは老朽化した高等練習機L-39の交代を推進しており、FA-50を有力な候補として挙げているとKAIは説明している。
2021.11.03
Jane's Defence Weekly
Hanwha deepens collaboration with Israeli companies
<2201-110319>
韓国Hanwha社が10月21日、イスラエルのElbit社及びElta社とAESAレーダ、都市航空機、航空電子などに関する技術協力で合意した。
2021.11.03
Jane's Defence Weekly
South Korea receve second modernised KDX-Ⅰ destroyer
<2201-110314>
2回目の近代化改修を受けた1998年7月就役の韓国廣開土大王級駆逐艦 (KDX-Ⅰ) 廣開土大王が10月22日に工事を終え復役した。
改修工事は戦闘管制装置 (CMS) とセンサを中心に行われ、Link 16の搭載も行われた。
2021.11.03
Jane's Defence Weekly
Northrop Grumman eyes RoKAF's ISTAR requirement
<2201-110313>
Northrop Grumman社が10月19日にLIG Nex1社及びHuneed社と、韓国空軍が計画しているレーダ偵察機ISTARに提案するJSTARS-Kを共同開発するMoUを交わした。
JSTARS-Kは機体にGulfstreem G550を使用するがG550は2020年に生産終了していることから中古の機体を使用することになる。
一方Raytheon社と大韓航空、Bombardierの各社は1年前にISTAR-Kを提案している。 こちらは機体にBombardier社製Global 6500を使用する。
韓国国防省の2019~2023年中期計画によると計画経費はKRW2T ($1.7B) で1番機の引き渡しは2023年になっている。
2021.11.03
Jane's Defence Weekly
South Korea gets mixed results with first locally developed space launch vehicle
<2201-110312>
韓国が国産初となるSLVである三段推進のNuri KSLV-Ⅱに模擬衛星を取り付け10月22日に打ち上げたが、三段目の燃焼が46秒で停止したため模擬衛星を低高度軌道に乗せるに必要な7.5km/sに達することができず失敗した。
次回の打ち上げは2022年5月19日に計画されている。
2021.11.03
Jane's Defence Weekly
Finland exercises option for more K9 SPHs
<2201-110310>
フィンランド国防省が10月21日、K9 155mm SPH 5門を€30M ($35M) で追加購入すると発表した。
フィンランドは2017年に韓国陸軍の中古K9 48両を€146Mで購入しており、今回の購入を含めてソ連製の旧式火砲2S5 152mm SPH、2S1 122mm SPH、M-16 130mm及びD-20 122mm牽引砲どと弾薬体系を西側体系に切り替えることになる。
2021.11.01
時事通信
米韓空軍が合同訓練 非公開で5日まで
<2112-110101>
聯合ニュースによると、米韓空軍が1日に定例の合同訓練を開始した。 この訓練は非公開で5日まで実施され、両軍の戦闘機などがそれぞれ100機程度参加するが、米本土からの展開はないという。
米韓空軍は以前、毎年12月ごろに大規模な合同訓練を行っていたが、南北、米朝首脳会談が行われた2018年以降、規模を縮小している。
2021.10.30
朝鮮日報
弾道ミサイル潜水艦を建造した大宇造船がハッキング被害、北の犯行か
<2111-103003>
潜水艦や駆逐艦などを建造している大宇造船海洋 (DSME) が、北朝鮮と推定される勢力からハッキング攻撃を受けたことが29日までに分かった。 DSMEがハッキングを受けたのは2016年と今年初めに続いて今回が3回目となる。
情報消息筋によると、軍事機密の流出など被害の状況を把握するため防衛事業庁、国家情報院、軍事安保支援司令部などが合同調査を繰り広げているという。
2021.10.25
Defense News
Turkey, South Korea sign deal for Turkish Altay tank
<2111-102503>
トルコ外相が韓国外相及びDAPAと10月22日、トルコの装甲車両メーカであるBMC社が国産するAltay MBTのエンジン及びパワーパックの生産で韓国Doosan社及びS&T Dynamics社が協力する協定に署名した。
BMC社は2018年11月にAltayの1次生産として250両を受注している。 同社は2次生産で更に1,000両の受注を見込んでいる。
【註】
韓国は自国のMBTであるK2で国産パワーパックの採用を目指したが実現できずに結局ドイツ製を採用し、3次生産でも外国製品の採用を決めており、トルコのMBTでパワーパックの技術を提供できるようになったのは大変な進歩である。
2021.10.22
Defense News
South Korea seeks to develop missile defense against N. Korea's artillery barrage
<2111-102207>
韓国LIG Nex1社が、ソウル近郊城南市で開かれているADEX 2021展でK-SAAMと呼ぶLAMDのモックアップを展示した。
K-SAAMは射程7km、射高5kmで、システムはセミトレーラ搭載16連装(4×4)発射機1基、指揮装置1基、MFR 1基で構成される。
LAMDのRfPは2022年に発簡され、2030年代初期に配備される計画という。
2021.10.22
Defense News
KAI unveils electric basic trainer
<2111-102206>
韓国KAI社が、ソウル近郊城南市で開かれているADEX 2021展で電動式の基本練習機Black Kitaを公表した。
主翼に4基の電動プロペラを持つBlack Kitaは全長11.6m、翼端長11.2mの複座で、韓国空軍゛保有しているKT-1の後継機に考えられている。
2021.10.20
Jane's Defence Weekly
I-MPUGV prototype begins trials with South Korean army
<2112-102007>
韓国Hanwha社が10月8日、同社が開発した1.5tの多用途UGV MPUGVを大型化し2tとした知能型UGVのI-MPUGVが、陸軍第5歩兵師団で5日に試験運用を開始したと発表した。
I-MPUGVはAIを利用した6輪車で、国内開発した遠隔操作砲塔 (RCWS) を装備し、路上で40km/h、路外を20km/hで走行できる。
搭載能力はMPUGVの200kgの2倍以上となる500kgである。
2021.10.20
Defense News
Israel and South Korea to boost collaboration on loitering munitions
<2111-102005>
IAI社が20日に、10月19~23日にソウル南側の城南市で開かれたADEX 2021展で、KAI社と既に実戦経験のあるIAI社製HARPY NGWやHAROP遊弋索敵ミサイルの技術を元にした遊弋索敵攻撃UAVの技術で協力する協定に署名したと発表した。
両社は3月に韓国陸軍向けMUM-T技術で協力する最初の協定に署名している。
2021.10.13
Jane's Defence Weekly
South Korea aims high on defence exports
<2112-101313>
韓国DAPAが、2~3年後に世界トップクラスの武器輸出国になることを目指している。 DAPAによると2020年の武器輸出額はKRW1.7T ($1.43B) と2019年並みであったが、今後2~3年後には更に伸ばすことを目指しているという。
DAPAはHanwha社製Redback IFVなどのプラットフォームの輸出により輸出額の増大を狙っている。
2021.10.13
Jane's Defence Weekly
Hyiundai's acquisition of DSME is delayed again
<2112-101312>
韓国の株式市場が9月30日、HHI社によるDSME社の買収が再び遅れていることを明らかにした。
HHI社とDSME社が2019年3月に買収で合意して以来、今回は5回目の遅延になるる
2021.10.13
Jane's Defence Weekly
Seoul progressing next-generation UAV
<2112-101311>
韓国DAPAが9月28日、2036年の配備を目指した次世代の国産水陸両用戦闘車 (KAAV) 計画を進めていると発表した。
韓国海兵隊はBAE Systems社製AAV7Aを元にHanwha Defense社(当時はSamsung Techwin社)製の人員運搬車KAAVP7A1、指揮車KAAVC7A1、回収車KAAVR7A1を合わせて170両装備している。
今回の発表の数ヶ月前にHanwha社はADDとKAAVⅡの開発を行っていることを明らかにしており、同社は2022年に複数の試作KAAVⅡを納入して2023~2028年に更なる開発を進め、2029年に量産を開始するという。
2021.10.13
Jane's Defence Weekly
Korean Air to develop low-visibility technologies for UAVs
<2112-101308>
KAL社が9月30日、韓国KRITからステルスUAV開発のための、電波吸収機体構造や表面気流制御などの研究を16日に受注したと発表した。 この研究は2025年に完了する。
同社は既にADDから受注した契約で2010年から2021年8月までKaori-X UAVの開発を行っていて、ステルス製、空力制御、安定性、推進方式などの技術を積んでいるという。
2021.10.12
聯合ニュース
日本の巡視船 独島付近に5年間で404回出現
<2111-101202>
韓国与党共に民主党の魚議員が海洋警察庁の国政監査資料として、日本の海上保安庁巡視船が2017年から今年8月まで竹島付近の海上に404回出現したことを明らかにした。 ただ、この5年間に日本の巡視船が竹島周辺の韓国が領海する海域に進入したことはない。
また同期間に黄海の岩礁で韓国が領有権を主張している離於島の海上には中国の警備船が25回出現した。 中国の海洋調査船は韓国との境界未確定水域に2017年に12回出現したが、2020年には31回現れた。
2021.10.06
Jane's Defence Weekly
HHI launches third KSS-Ⅲ-class submarine for RoKN
<2112-100608>
KSS-Ⅲ Batch 1の3番艦が9月28日にHHI社の蔚山造船所で進水した。 引き渡しは2024年に予定されている。
一番艦の島山安昌浩は8月13日に就役している。
全長83.5m、水上排水量3,358t、水中排水量3,705tも速力20kt、航続距離10,000nmのKSS-Ⅲ Batch 1は533mm魚雷発射管8基とSLBM用のVLS 6基を装備しているが、Batch 2以降はVLSが10基になる。 KSS-Ⅲの建造は3つのBatchで3隻ずつ、計9隻が建造される。
2021.09.29
Jane's Defence Weekly
Seoul to use VTOL UAVs for coastal surveillance
<2111-092909>
韓国DAPAが9月16日、2020年7月に限定数を調達した国産VTOL UAVを陸軍と海兵隊が2022年から沿岸監視用に使用すると発表した。
2021.09.29
Jane's Defence Weekly
Hanwha Systems, LIG Nex1 secure contracts for South Korea's ANASIS-Ⅱ comms satellite
<2111-092908>
Hanwha社とLIG Nex1社が韓国DAPAから韓国初のANASIS-Ⅱ軍用通信衛星との連接装置をKRW360B ($307M) で受注した。
ANASIS-ⅡはAirbus社製で2020年7月に打ち上げられている。
2021.09.29
Jane's Defence Weekly
Seoul looking to operate indigenous solid-propellant space launch vehicle by 2024
<2111-092907>
7月29日に新型固体燃料エンジンの燃焼試験に成功した韓国が9月16日、新型SLVを2024年に羅老宇宙センタから打ち上げると発表した。 計画では小型衛星または複数の超小型衛星を低高度軌道に打ち上げるという。
韓国は10月に羅老宇宙センタから国内開発した液体燃料のSLVヌリを打ち上げる。 ヌリSLVは1.5tの衛星を高度600km~800kmの軌道に打ち上げる能力がある。
2021.09.22
Jane's Defence Weekly
DSME build another KSS-Ⅲ Batch Ⅱ sub for RoKN
<2111-092210>
韓国DSME社がKSS-Ⅲ Batch Ⅱ潜水艦の一番艦をKRW985.7B ($845.5M) で受注した。 海軍への納入は2026年になる。
KSS-Ⅲ Batch Ⅱは全長89m、幅9.6m排水量3,600tで速力20ktの性能を持つ。 水素燃料電池によるAIPを装備し、韓国艦初となるリチウムイオン電池潜水艦となる。
2021.09.22
Jane's Defence Weekly
North and South Korea test an array of new missiles
<2111-092201>
・9月15日に韓国が発射したSLBMは
1. 地上発射超高速CM
2. 地上発射BM
3. KF-21発射長距離ASM
と並ぶ4本目の柱の一つである。
2021.09.15
聯合ニュース
韓国 独自開発の SLBM 発射実験に成功=世界7番目
<2110-091506>
韓国が15日午後に、SLBMの潜水艦からの発射試験に初めて成功した。 韓国大統領府によると、SLBMは8月13日に就役した潜水艦島山安昌浩 (3,000t) に搭載されて水中から発射され、計画通りの距離を飛行して目標地点に正確に命中した。
SLBMの潜水艦発射実験の成功は世界で7番目となる。
2021.09.08
Jane's Defence Weekly
Seoul proposes 4.5% hike in 2022 defence budger
<2111-090805>
韓国国防省が8月31日、2022年度国防費に前年度比4.5%増となるKRW55.23T ($47.6B) を要求したと発表した。
このうち軍近代化は前年度比5.7%増のKRW17.34T、運用訓練費は2%増のKRW37.89Tになっている。
また装備品等調達費はKRW12.49T、研究開発費は13%増のKRW4.88Tである。
2021.09.07
中央日報
西海上に中国の「スパイ艦」出没…「韓国 SLBM の動向監視」
<2110-090703>
今月2日に韓国が安興試験場の近海でSLBMの発射試験を行った際に中国の情報艦が関連情報を探知したことが確認された。 試験発射に際して黄海の黒山島近海東経124゚付近に中国の情報艦が出没した。 韓国政府関係者によると、中国は試験発射を控えた数日前から情報艦を配置していた。
発射は先月13日に就役した潜水艦島山安昌浩からコールドローンチ方式で行われた。 3,000tの島山安昌浩は垂直発射管6本を装備し、最大射程500kmの玄武-2Bを搭載している。
2021.09.07
WoW! Korea
韓国軍が「SLBM 潜水艦」の試験発射に “成功”…韓国「8番目の保有国」に
<2110-090702>
韓国軍消息筋が7日、韓国が今月1日に国産SLBMの潜水艦からの水中発射試験を行い成功したと語った。 発射試験は非公開で、潜行中の潜水艦島山安昌浩から発射されたという。
韓国軍とADDはさらなる潜水艦からの試験発射を実施した後、量産と実戦配置に入る。
2021.09.04
CNN
韓国の新空母はミニ「クイーン・エリザベス」? 現代重工業が英企業と覚書
<2110-090402>
韓国の現代重工業 (HHI) が今週、英防衛大手Babcock International社と新空母の設計と建造で協力することで合意しMoUに署名した。
Babcock社はQueen Elizabeth級空母の設計と建造を担った企業で、釜山に事業拠点を持つ。
2021.09.01
Jane's Defence Weekly
Seoul to invest $13.6 bn in space defence capabilities
<2111-090111>
韓国DAPAが8月19日、米韓ミサイル指針の終了に伴いBMの開発を促進するのに続いて、今後10年間にKRW16T ($13.6B) を支出して軍事用宇宙開発を行う計画であると発表した。
ADDは2019年12月に2023年末の完成を目指した衛星の開発を開始したと発表しており、2020年8月にはSARを開発中と発表している。
ADDが開発しているのは重量66kg以下の解像度1mの画像衛星で、寿命を3年としている。
2021.09.01
Jane's Defence Weekly
HHIC joins DSME in bid for RoKN's aircraft carrier porject
<2111-090110>
韓国の造船企業DSME社とHHIC社が、韓国海軍が計画している軽空母CVXの設計、開発、建造を共同で行うと発表した。
CVX計画は公式には2022年に開始される。
2021.09
International Defence Review
LIG Nex1 completes development of ultralight SAR system for sUAS
<2110-090011>
韓国LIG Nex1社が7月26日にJanesに、小型UAS (sUAS) 搭載の超軽量SARを開発したことを明らかにした。 X-bandで動作するこのSARは2.4kgと超軽量で、2km以内を解像度30cmで捜索できるという。
同社は更にこのSARを搭載したsUAS SAR Lov_D0についても明らかにした。 SAR Lov_D0の離陸重量は軽量SAR以外の搭載品によるが1.88kg~2.4kgで、高度1,640ftを50分以上飛行できる。
2021.08.25
Jane's Defence Weekly
Engineers from Indonesia to rejoin KF-21 project
<2110-082507>
韓国DAPAが8月11日、KF-21戦闘機の開発にあたる32名のインドネシア人技術者が、KAI社に戻ったと発表した。
インドネトアからの技術者は年内に100名まで増えるという。
2021.08.25
Jane's Defence Weekly
Seoul develops materials to boost blast yield
<2110-082506>
韓国ADDが8月10日、新しい反応性金属材料 (reactive metal material) を独自に開発した。
この物質は非爆発物の粉末であるが、高温高圧をかけると火薬のように爆発する性質があり、弾頭の外殻などに使用されるという。
2021.08.25
Jane's Defence Weekly
RoKN commissions first KSS-Ⅲ-class submarine
<2110-082504>
韓国海軍が2018年9月に進水した初めて国内開発したディーゼル/電気推進潜水艦KSS-Ⅲの初号艦を就役させた。 実配備は2022年8月の予定である。
全長83.5m、浮上時排水量3,358t、潜航時3,705tのKSS-Ⅲは速力20kt、航続距離10,000nmで、艦首にLIG Nex1社製Tiger Shark 533mm重魚雷の発射管8門と、フィン後方に射程500kmの玄武-2Bを発射する6セルのVLSを装備している。
2021.08.04
Jane's Defence Weekly
Indonesia seeks forign loan to buy more T-50 trainers
<2110-080405>
インドネシア国防省がT-50i高等練習機6機を追加購入する計画で、海外に$240Mの融資先を求めている。
インドネシア空軍は2011年に$400MでT-50i 16機を購入し2013年9月~2014年1月に取得しているが、そのうちの2機を2015年と2020年に事故で失った。
2021.09.02
聯合ニュース
22年から5年間の国防費約30兆円 破壊力高いミサイル開発へ=韓国
<2110-090203>
韓国国防部が2日、2022~2026年の国防中期計画を発表した。 同期間の国防費総額はKRW315.2T(30兆円)を見積もった。 文政権で最後となる今回の国防中期計画は昨年発表した2021~25年の中期計画より投入財源がKRW14.5T増えた。 年別の国防費は2022年にKRW55.5T、2023年にKRW59.3T、2024年にはKRW63.4TとKRW60Tを超えて2025年にKRW67Tになり、2026年にKRW70Tを超えるとの見通しで、年平均の増加率は5.8%となる。
国防部は米韓ミサイル指針の撤廃を受け、破壊力を大きく高めた地対地/艦対地弾道ミサイルを開発して近く配備するとしている。
また、Patriotの性能改良と天弓-2 BMDシステム、長距離SAM(LSAM)を装備すると共に、韓国版Iron Domeの長距離砲迎撃システムの開発に着手する。
2021.08.31
Jane's 360
Hanwha Systems to develop individual battlefield visualisation system for South Korean military
<2109-083110>
韓国DAPAが8月31日、韓国軍が装備する個人装備の戦況表示装置の開発をHanwha社にKRW14.5B ($12.5M) で発注すると発表した。 開発は2024年に完了する。
開発するシステムはスマホの技術を元にした眼鏡と個人装備無線機、戦術多目的通信装置を接続したもので、戦況把握や戦場情報のリアルタイム入手が可能になる。
2021.08.31
毎日新聞
韓国、国防予算は5兆2200億円 将来的には日本と逆転も
<2109-083109>
韓国政府が8月31日に2022年の国防予算として、前年比4.5%増のKRW55.2277T(約5兆2,200億円)を計上し9月3日に国会に提出することをと明らかにした。 日本の令和3年度の防衛予算約5兆3,000億円とほぼ同水準で、日本の防衛予算を逆転する可能性が高まっている。 国会で原案通りに可決した場合、来年5月に任期を終える文政権下での国防予算の伸び率は年平均で6.5%となる。
今回は軽空母の建造に向けた研究費としてKRW7.2Bを計上し、北朝鮮を監視する超小型衛星の開発にKRW11.2B、次世代型の潜水艦にKRW421B、長射程砲を迎撃するシステム構築にKRW18.9B億を充てる。
2021.08.29
日テレ News
明暗分かれた日本と韓国のアフガン退避作戦 なぜ? 韓国紙「日本、カブールの恥辱」
<2109-082905>
日本が進めているアフガニスタンからの邦人や現地職員らの退避が難航している一方で、韓国はミラクルと名付けられた退避作戦で、現地職員やその家族390人を韓国国内に移送完了した。 韓国の中央日報は、当初は500人の退避を想定しながら実際は10人程度だったとして、「日本、カブールの恥辱」との見出しで報じている。
日本政府関係者によると、自衛隊の輸送機でアフガニスタンから退避できた日本人は1人のみとアフガニスタン人14人をパキスタンに運んだが、これは日本大使館や国際協力機構 (JICA) の職員ではなく、第三国から要請された人たちであった。
2021.08.29
中央日報
韓国型次期潜水艦は原潜に決定…いまや政治的決断だけが残った (2)
<2109-082904>
原潜建造のカギは原子炉と核燃料だが、原子炉は旧ソ連の原潜用原子炉を基に設計された韓国製小型原子炉であるSMARTを改良して使うものとみられる。 SMARTはまだ設計図段階で現在商用化を進めているが、専門家はSMARTを基礎にした原潜用の原子炉は4年以内に試運転できると話している。
核燃料については米国が20%未満のウランを韓国に提供する方式で合意するものとみられる。 専門家は、高濃縮ではなくても最小7~8年、最大30年まで核燃料を交換しなくても良いとみている。 韓国の原潜は政治的決断だけが残った。
一方昨年試験発射した玄武-4に対する詳しい諸元はベールに包まれているが、弾頭重量が2tを超え、地下300mの掩体を破壊できるミサイルという。
2021.08.29
中央日報
韓国型次期潜水艦は原潜に決定…いまや政治的決断だけが残った (1)
<2109-082903>
韓国の原子力潜水艦は今年初めに作戦要求性能 (ROC) が確定し、計画最大の山場である燃料問題でも進展を見せ、年内に原潜関連の公式発表が出てきそうである。
防衛事業庁は1~3月期にKSS-Ⅲ Batch-ⅢのROCを決めた。 それによるとSLBMを10発搭載する4,000t級原子力潜水艦として開発する計画で、全備重量は5,000t以上になるものとみられる。
関連事情をよく知る韓国政府消息筋は「文在寅政権で最も重要な装備計画は軽空母と原潜であるが、軽空母は順調に進んでいるのに対し原潜は敏感な事案のため水面下で進められているが、昨年からうまく進んでおり現政権で締めくくれそうだ」と打ち明けた。
2021.08.18
Jane's Defence Weekly
South Korea draws up plans for new Ulsan-class frigates
<2110-081809>
韓国DAPAが8月4日、蔚山級フリゲート艦の第4次建造計画を決定した。 第4次建造分は防空能力が強化されているという。
計画経費はKRW3.51T ($3B) で、今後23年~32年後に就役するという。
【註】
蔚山級フリゲート艦は1981年に一番艦が就役した、全長102m、幅11.5m、基準排水量2,180tのCODOG推進艦で、速力34ktの性能を持つ。
装備は76mm砲2門と30mm双連機関砲4門(前期型)または40mm双連機関砲3門(後期型)を装備している。
2021.08.16
日テレ News
きょうから「米韓合同軍事演習」韓国軍発表
<2109-081601>
韓国軍が15日、米韓合同演習を16日から実施すると発表した。 韓国軍によると、演習は16日から9日間の日程で、シミュレーションを中心に規模も縮小して行われる。
理由についてはCOVID-19流行に加え、朝鮮半島の平和定着のための外交努力を考慮したとして、北朝鮮に配慮したことを示唆している。
2021.08.13
中央日報
設計から建造まで韓国が進めた3000トン級潜水艦「島山安昌浩」就役
<2109-081303>
設計から建造までを初めて韓国で行った潜水艦島山安昌浩が13日に就役した。 今後1年間の戦力化訓練と作戦遂行能力評価を経て、2022年8月ごろ実配備される。
島山安昌浩は全長83m、幅9.6m、直径7.7mで、速力20kt、航続距離10,000nmと言われている。 主な武装はSLBMや重魚雷-Ⅱ、対魚雷用音響妨害装置、自航式掃海具などで、曳航ソナーおよびISUS-90側面配列ソナーなども装備されている。
2021.08.12
聯合ニュース
英最新鋭空母群所属の原子力潜水艦 韓国・釜山に入港
<2109-081202>
韓国海軍が12日、8月末に釜山に寄港予定の英空母Queen Elizabethを旗艦とするCSG所属の原子力潜水艦Artfulが補給整備のため11日に釜山に入港したことを明らかにした。
2021.08.11
Jane's Defence Weekly
KAI to support RoKAF E-737 aircraft upgrade
<2110-081114>
KAI社が7月30日、韓国空軍のE-737 AEW&C機の改修E-737 AEW&C Performance Improvement Projectを7月28日にKRW18B ($15.6M) で受注したと発表した。
改修にはIFFやLink 16の改良などが含まれている。
2021.08.11
Jane's Defence Weekly
KAI signs T-50TH deak with Thailand
<2110-081109>
KAI社が8月2日、タイ空軍からT-50TH 2機を追加受注したと発表した。 契約額は$78Mで納期は2023年11月末となっている。 これでタイ空軍は14機を発注したことになった。
今回の受注は4回目で、最終契約になる。 タイ空軍は2015年と2017年に4機と8機のT-50THを合わせて$380Mで発注し既に8機が納入されている。 更に2019年には$52.5Mで能力向上を発注している。
2021.08.11
Jane's Defence Weekly
South Korea to start UAV trials in 2022
<2110-081104>
韓国DAPAが8月3日、2022年前半に2種類の国内開発UAVを装備すると発表した。
そのうちの一機種は40mm擲弾6発を発射するVTOL UAVで半径2km以内で行動できる。 擲弾を2秒間隔で発射でき、2軸のジンバルと無反動衝撃吸収装置を装備することで射撃を行っても安定した飛行が可能になる。
もう1機種は重量1.95kg以下のモジュラー式小型VTOL UAVである。
2021.08.10
聯合ニュース
韓米 合同軍事演習の事前訓練開始
<2109-081001>
米韓軍が米韓合同10~13日の日程で米韓合同演習の事前演習となる米韓合同危機管理参謀訓練 (CMST) を行う。 公式演習の日程に含まれない韓国軍合同参謀本部主導の訓練だが、北朝鮮の金委員長の妹である金党副部長が批判した朝鮮半島有事を想定した米韓合同演習が事実上スタートしたことになり、北朝鮮の反応が注目される。
米韓合同16~26日に予定されている米韓合同本演習の合同指揮所演習も演習のための増員を行わず、参加兵力を従来より抑えるとされるが、米韓合同第1部防御、米韓合同第2部反撃としたシナリオは変更せずにた指揮所演習を実施する。 戦時状況を想定した演習となるため、有事作戦統制権を持つ米韓連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)ラカメラ米陸軍大将が統裁する。
2021.08.07
毎日新聞
米との合同軍事演習、韓国が参加人数減へ 北朝鮮刺激避ける
<>2109-080708>
韓国政府が、16~26日に予定されている米韓合同軍事演習で、韓国軍側だけ参加人数を急遽減らす方向で米国側と調整に動いている模様である。 演習準備が始まった段階で、韓国軍だけが規模を縮小するのは異例である。
南北対話再開を模索する与党「共に民主党」内で演習の延期論が高まったため、米韓同盟を重視する文政権が板挟みの中で考えた苦肉の策だが、規模を縮小しても演習が実施されれば北朝鮮の反発は必至で、南北関係は再び暗転する可能性がある。
今回の演習は指揮所演習で、COVID-19感染再拡大も踏まえて野外機動訓練は行わず、元々大幅に規模を縮小する予定だったが、韓国軍消息筋によると韓国側はその後も追加で縮小案を検討した。
2021.08.07
朝鮮日報
突然の人員縮小…韓米合同演習がさらに縮む
<2109-080703>
韓国軍が6日、米韓合同演習への参加を準備している一部の陸海空軍および海兵隊の各級部隊に「来るな」という指示を下したことが分かった。 また、米韓軍事作戦の核心である反撃訓練は省略する可能性が浮上している。
今回の合同演習は、当初から例年より規模を縮小してコンピューターシミュレーション形式でのみ実施する予定だったが、それすらも半分の半分へとさらに削られ、有名無実化される。
韓国軍は、表向きはCOVID-1の状況を理由に挙げているが、結局は北朝鮮の金与正氏の「合同演習は面白くない前奏曲になるだろう」という警告以降、与党側から起こった演習延期要求に押されたものとみられる。
2021.08.03
Jane's 360
South Korea to start trial operations of 'grenade-launching' and 'small modular' UAVs in 2022
<2109-080306>
韓国ADDが8月3日、韓国軍が2022年上半期に2種類の国産UAVを装備すると発表した。
そのうちの一機種は40mm擲弾6発を装備した行動半径2kmの6ロータUAVで、2軸の衝撃吸収装置付き6発搭載発射機を装備している。
40mm擲弾は5m以内の目標に対し2秒間隔で発射できる。
2021.08
Inteanational Defence Review
Hanwha Systems launches development networked unmanned SAR opetations
<2109-080011>
韓国海洋科学技術研究所 (KIMST) が中心になってHanwha社などと、水中/水上の広範囲にわたる捜索救難 (SAR) にあたる自動無人システムを開発している。
2021.07.30
WoW! Korea
米韓合同軍事演習の「中断・縮小論」に…韓国国防省は 繰り返し「米国と協議中」
<2108-073003>
南北通信線の回復により 来月行われる米韓合同軍事演習の実施が注目される中、韓国国防部は米国と緊密に協議中という立場を繰り返している。
韓国国防部報道官は29日、南北間の通信線再稼働による演習の中断や縮小を観測している報道についての質問に対し、下半期の合同指揮所訓練の時期、規模、方式はまだ確定されていないと答え、COVID-19感染の拡散状況、連合防衛態勢の維持や戦時作戦統制権についての調整、朝鮮半島非核化と恒久的平和定着のための外交的努力支援などを総合的に考慮して、米韓間で緊密に協議していると強調した。
北朝鮮が昨年6月 一方的に遮断した南北間の通信回線が13ヵ月ぶりに回復したことで、軍の内外では北朝鮮が反対している米韓合同演習の延期や規模の縮小の可能性が取りざたされている。
2021.07.28
Jane's Defence Weekly
RoKAF retires last MIM-23 HAWK SAMs
<2109-072810>
韓国空軍が7月7日、天弓 (Cheongung) Block 1への換装に伴い1983年以来装備してきたMIM-23 HAWK SAMとAN/TSQ-73防空指揮装置を正式に退役させた。
2021.07.28
Jane's Defence Weekly
Thailand confirms plan to buy additional T-50TH aircraft
<2109-072808>
タイ空軍がKAI社にT-50TH 2機をTHB2.36B ($72M) で追加発注すると発表した。 契約は今年後半に行われる。
これによりタイ空軍のT-50THは合わせて14機になる。
2021.07.22
Defense News
Indonesia will buy more KAI trainer jets
<2108-072204>
KAI社が7月20日、タイに続いてインドネシアがT-50i 6機を$240Mで追加発注したと発表した。
インドネシアは2012年に16機を購入しているため、今回の発注で20機を保有することになる。
2021.07.21
Jane's Defence Weekly
Hyundai delivers MPUGVs for RoKA trials
<2109-072113>
韓国のHyundai Rotem社が7月7日、DAPAに2020年11月に受注した多用途UGV MPUGV 2両を納入した。 今後6ヶ月かけて韓国陸軍が評価試験歩行う。
MPUGVは同社製HR-Sherpaを元にしているがHR-Sherpaより高性能という。
重量は2t以下で蓄電池でホイールモータを駆動し遠隔操作のRWSを装備し、200kg以上を運搬できるという。
2021.07.20
Jane's 360
Thailand confirms plan to buy additional T-50TH aircraft
<2108-072006>
韓国KAI社が7月20日、タイ国空軍がKAI社製T-50TH高等練習機を2機をTHB2.36B ($72M) で追加購入すると発表した。
これによりタイ空軍のT-50TH保有数は14機になる。
2021.07.20
朝鮮日報
米・EU・英・日・NATOが中国のサイバー攻撃を批判…韓国は加わらず
<2108-072001>
米、EU、NATO、英、日などが中国の情報機関である国家安全部によるサイバ攻撃をほぼ同時に一斉批判した。 米大統領府は19日、3月に公表されたMicrosoftエクスチェンジ・サーバの脆弱性を利用したサイバ攻撃などの背後に中国国家安全部が関与しているとしたFact Sheetを公表し、EUやNATOなども同じ内容の発表を行った。 NATOが中国のサイバ攻撃を批判するのは今回が初めてである。
米英からなる情報共有の枠組みFive Eyesをはじめとして、世界中の米国の同盟国も今回の批判に参加したが、韓国は参加しなかった。
2021.07.16
Jane's 360
South Korean air force retires last MIM-23 HAWK SAM systems
<2108-071602>
韓国国防省のクッバン日報紙が7月7日、韓国空軍のMIM-23 HAWKシステムが公式に退役し天弓 Block 1に引き継がれたと報じた。 最後までHAWKシステムを装備していたのは1983年以来39年間HAWKとAN/TSQ-73防空指揮装置を装備していた第1防空旅団の第2970部隊(大隊)である。 DAPAは2020年4月に天弓 Block 1の配備を完了したと発表している。
2011年に開発を完了して2013年に量産を開始し、2015年から装備している天弓 Block 1は全長4.6mのコールドロンチ式垂直発射ミサイルで、最高速度Mach 4.5、最大射程40km、射高15~20kmの性能を持つ。
中隊は指揮装置1基、MFR 1基、8発搭載TEL 4両からなり、全てが8×8車に搭載されている。
【註】
コールドロンチとは、ミサイルを火薬または圧搾空気等で発射機から放出し、空中でロケットモータに点火する発射方式で、S-400を始めとするロシアの中大型SAMシステムで一般的に使われている。
2021.07.14
Jane's Defence Weekly
South Korea conducts SLBM test from underwater barge
<2109-071403>
韓国が3,000t級潜水艦KSS-Ⅲに搭載するSLBM初の水中発射試験に成功した。 詳細は明らかにされていないが、発射されたのは射程500kmの玄武-2Bの模様で、試験は艀を用いて行われた。
2018年9月に進水したKSS-Ⅲ一番艦は6発のSLBMを装備するが、将来艦は10発を搭載する。
2021.07.07
Jane's Defence Weekly
LIG Nex1 opens L-SAM assembly facility
<2109-070708>
韓国LIG Nex1社が6月25日、KAMDの一翼となるL-SAMの開発拠点となる新施設を開設したと発表した。 韓国ADDは2024年完了を目指してL-SAMの開発を進めており、同社は慶尚北道金泉市に14ヵ月間KRW9.2B ($8.15M) をかけて新施設を建設していた。
L-SAMはM-SAM Ⅱを元に、対航空機型とBMD型の2種類が作られ、対航空機型は射程150km、BMD型は二段推進で射程150km、射高40~100kmという。
2021.07.07
Jane's Defence Weekly
RoKN commissions second and final Dokdo-class LPH
<2109-070707>
韓国海軍が6月28日、独島級LPHの二番艦にして最終艦の馬羅島を就役させた。
全長199.4m、幅31m、排水量14,500tの馬羅島は速力23kt、18ktでの巡航時の航続距離10,000nmの性能を持ち、武装兵720名、MBT 6両、KAAV7/A1 水陸両用戦闘車7両、Solgae LCAC 2隻を搭載できる。
装備は一番艦独島より強化され、Haegung/K-SAAMを発射する韓国式4セルVLS、Mk 15 Phalanx CIWS 2基、IAI/Elta社製ELM-2248 MF-STARレーダ、LIG Nex1社製SPS-550K 3D捜索レーダを装備する。
2021.07.07
Jane's Defence Weekly
South Korea approves project to indigenously develop C-RAM system
<2109-070703>
韓国DAPAが6月28日、北朝鮮の長距離砲に備えるため独自のC-RAMを開発すると発表した。 開発は2022年に開始され、KRW2.89T ($2.56B) かけて2035年に完成させる計画である。
聯合ニュースによると北朝鮮は軍事境界線 (MDL) 沿いに射程54kmの170mm SPH 6個大隊、60kmの240mm MRL 10個大隊など、合わせて1,000門の長距離砲を配備しているという。
また2022年から2033年にKRW1.28TをかけてVTOL UAVも開発する。
2021.07.04
WoW! Korea
SLBM 水中発射成功…世界で8番目の技術保有国に=韓国軍
<2108-070403>
韓国YTNが軍関係者を引用して4日、昨年末のSLBM地上発射成功に続き水中発射に成功したと報じた。 これにより、韓国は世界で8番目の技術保有国になる。
今回成功した韓国のSLBMは玄武-2Bを改造したもので、最大射程距離は500kmほどである。
2021.06.29
朝鮮日報
韓国、「中国けん制」米豪合同演習に初参加へ
<2107-062902>
米国とオーストラリアが6月25日に開始したTalisman Sabre米豪合同演習に韓国海軍が史上初めて参加する。 韓国国防部報道官は28日に、韓国海軍が今年初めて参加すると発表し、駆逐艦1隻とヘリ1機、海軍と海兵隊240名が7月中旬ごろに参加する。
Talisman Sabre 2021には米豪と共にFive Eyesと呼ばれる英国、カナダ、ニュージーランドと日本も演習に参加する。 同演習は2005年から隔年で実施され、日本は2019年から参加している。
2021.06.28
聯合ニュース
北朝鮮の長距離砲に対応「アイアンドーム」 韓国が独自開発へ
<2107-062805>
韓国DAPAが28日、国防部長官主宰の防衛事業推進委員会を開き、韓国版のIron Dome開発を推進することを決めたと発表した。
北朝鮮は南北軍事境界線 (MDL) 近くに約1,000門の長距離砲を配備しており、このうち射程54kmの170mm自走砲6個大隊と射程60kmの240mm MRL 10個大隊330門がソウルと首都圏を射程圏内としている。
2021.06.28
聯合ニュース
大型輸送艦「馬羅島」が就役 垂直発射型の防衛ミサイル搭載=韓国
<2107-062802>
韓国海軍が28日、大型輸送艦馬羅島 (14,500t) の就役式を開いた。 一番艦の独島から14年ぶりに就役した大型輸送艦で、10月ごろに配備される。
全長199.4m、幅31.4m、速力23ktの馬羅島は一番艦の運用で見つかった問題点を改善し、最新装備を搭載して戦闘能力を大幅に高めているた。 中でも対艦ミサイル防衛に垂直発射式SAM「海弓」を装備している。
また搭載している戦闘システムは韓国国内で独自開発したもので、外国から技術支援を受け開発した独島の戦闘システムに比べ、処理速度や対空対艦の目標への同時対応能力が向上している。
2021.06.23
WoW! Korea
韓国国防部、アメリカが招請した黒海での多国籍訓練に「不参加」を表明…ロシアを考慮か
<2107-062301>
米国が6月28日から7月10日まで黒海でウクライナ海軍と主管する多国間演習Sea Breeze 21を実施する。 この演習には32ヵ国から5,000名と、艦艇32隻、航空機40機が参加し、上陸作戦や陸上機動戦、水中浸透作戦、対潜水艦戦、捜索救難作戦などを実施する。 軍事専門家たちは米6艦隊が1997年から実施してきたこの演習は、黒海で軍事活動を強めるロシアを牽制するための措置と見ている。
米6艦隊司令部は21日、公式発表資料に韓国を参加国に明記したが、韓国国防部と海軍は「韓国軍は訓練に招請されているが、合同訓練に参加および参観の計画はない」と答えた。 韓国はこれまでこの訓練にオブザーバー資格としても参加したことはないと伝えたというが、ロシアとの関係など朝鮮半島の戦略的環境を考慮しただけでなく、黒海まで艦艇を送る環境が整っていないと分析されている。
2021.06.21
中央日報
北朝鮮推定勢力、大宇造船の原子力潜水艦資料ハッキング
<2107-062102>
複数の韓国政府筋が20日、昨年から今年上半期まで韓国海軍の各種水上艦艇と潜水艦を設計建造する大宇造船海洋を北朝鮮と推定される勢力がハッキングし、一部の資料が流出したことを明らかにした。 ハッキング攻撃を受けた資料の中には国産原子力潜水艦研究資料も含まれた。
韓国政府内外では、最近発生した北朝鮮偵察総局傘下のハッカー組織の犯行とみられる韓国原子力研究院ハッキング事件との関連性も提起されている。
情報筋によると、昨年と今年に大宇造船海洋をハッキングした組織は異なるとし、北の偵察総局傘下の複数の組織が競争するように浸透している。
2021.06.18
TBS News
韓国の原子力研究機関を北朝鮮がハッキングか
<2107-061811>
韓国原子力研究院が5月に、北朝鮮が関与しているとみられるハッカー集団からハッキングを受けていた。 サーバーの中にあった資料が北朝鮮に渡った可能性が十分あるという。
原子力研究院は、ハッキングの事実を認めたうえで、被害の内容を調査中だとしている。
2021.06.16
Jane's Defence Weekly
South Korea, UK bolster defence-industrial ties
<2108-061610>
韓国DAPAが6月8日、韓国と英国が軍事技術で協力することで合意したと発表した。 韓国と英国は2020年に軍事技術のR&Dで協力することに合意しMoUを結んでいる。
英国が今までに韓国へ輸出した最大の取引は、2016年に結ばれたLeonardo社製AW159 Wildcatへり6機の輸出で、$560Mであった。
2021.06.16
Jane's Defence Weekly
LIG Nex1, Hanwha Systems showcase degigns for RoKN's CIWS-Ⅱ programme
<2108-061603>
釜山で開かれたMADEX 2021にHanwha社とLIG Nex1社がCIWSのモデルを展示した。
いずれの案も発射速度4,700rpmのGAU-8/A Avengert 30mm 7銃身ガトリングン砲に追随レーダと四面固定AESA方式捕捉レーダを装備している。
2021.06.16
Jane's Defence Weekly
DSME, HHI display designs for South Korea's light aircraft carrier project
<2108-061602>
6月9~12日に釜山で開かれたMADEX 2021にDSME社とHHI社が、韓国海軍の軽空母計画に提案している自社案のモデルを出品した。 いずれの案も満載時排水量45,000tで、CIWSとSAMを装備する。 韓国海軍の軽空母はF-35Bを搭載するが、各種ヘリを搭載して水陸両用作戦、捜索救難、対潜作戦を行うこともできることが求められている。
・DSME社案は全長263m、幅46.6m、速力27ktで、F-35Bを飛行甲板に16機、ハンガーに12機搭載できる。
・HHI社案は全長270m、幅60mで、F-35Bを飛行甲板に16機、ハンガーに8機搭載できる。
軽空母計画でDSME社は英Babcock社、HHI社は伊Fincantieri社の協力得ることになっている。
2021.06.09
Jane's Defence Weekly
Hanwha to develop laser oscillator for air-defence system
<2108-060914>
韓国Hanwha社が5月31日、韓国ADDからレーザを用いたSHORAD用としてのレーザ発振器の開発をKRW24.3B ($21.9M) で受注したと発表した。
契約期間は4年間になっている。
2021.06.09
Jane's Defence Weekly
Seoul, Manila hold talk on PN's sub requirements
<2108-060913>
韓国DSME社が5月27日、フィリピンが韓国と次期潜水艦についての協議を進めていることを明らかにした。 フィリピンは2023~2028年の防衛力近代化計画Horizon Threeに潜水艦の建造を挙げている。
韓国が売り込みをかけているのはDSME 1400の改良型であるDSME 1400PNという。
2021.06.09
Jane's 360
MADEX 2021: DSME, HHI display competing carrier designs for RoKN's CVX project
<2107-060908>
6月9~12日に釜山で開かれたMADEX 2021にDSME社とHHI社がそれぞれ提案している1/125と1/400模型を展示した。
・DSME (Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering) 社案
2アイランド型、スキージャンプ台無し
全長263m、幅46.6m、排水量45,000t、速力27kt
F-35B 16機を甲板上、更に12機をハンガー搭載
・HHI (Hyundai Heavy Industries) 社案
2アイランド型、スキージャンプ台オプション
全長270m、幅40m、満載時排水量45,000t
F-35B 16機を甲板上、更に8機をハンガー搭載
2021.06.03
聯合ニュース
韓国のタンカー2隻 中国経由で北朝鮮に=国連制裁違反の可能性も
<2107-060304>
米CSIS傘下のAMTIが3日までに、韓国企業が所有していたタンカー2隻を北朝鮮が中国を通じて購入したとする報告書を公開した。
報告書は、北朝鮮が2019~2020年に中国からタンカー3隻を購入したが、そのうち2隻は過去に韓国企業が所有していたものであり、中国を経由して北朝鮮に入ったと説明した。
国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議は北朝鮮に対する直接的・間接的な船舶の供給を禁じており、状況によっては韓国企業が制裁違反に問われる可能性も提起されている。
2021.06.02
Jane's Defence Weekly
South Korea launches new military technology agency
<2108-060213>
韓国DAPAが5月21日、防衛技術開発と企業の支援にあたる新たな組織KRITが公式に発足したと発表した。
KRITに移管されるのは防衛技術の立案、管理、国内軍事産業の強化であるという。
2021.06.02
Jane's Defence Weekly
Washington ans Seoul agree to scrap range limits on South Korean ballistic missiles
<2108-060203>
韓国の文大統領がホワイトハウスでのバイデン大統領との会談後に、韓国のBMの射程を800kmに規制した改訂ミサイル指針を撤廃することで両国が合意したと発表した。
ミサイル指針は1979年に米国が韓国にミサイル開発技術を提供する際に決められたもので、当初は射程を180km未満、弾頭重量を500kg以内としていた。
その後2012年に指針は改訂され、弾頭重量が500kgであれば射程800kmまで、1,000kgであれば500km、2,000kgであれば300kmまでにされていた。
2021.06.02
Jane's Defence Weekly
Seoul, Berlin to deepen co-operation
<2108-060202>
韓国国防省が5月26日、韓国とドイツが防衛および安全保障のキーパートナーとして協力関係を深めることに合意したと発表した。
2021.06.02
中央日報
韓国型戦闘機 KF-21 のミステリー…文大統領が見た後再び分解
<2107-060201>
4月9日にロールアウトした韓国のKF-21が再び解体されていた。 複数の消息筋が1日、1号機はエンジンも外して胴体は骨組みを露出した状態だと述べた。
DAPAのKF-21関係者は、今月中旬ごろが過ぎれば完全な姿に戻すことができるとし、全面分解は地上試験過程のうち計画された手続きと説明しているが、正常な手続きという説明とは違い、事業団側は1号機の状態に関連して緘口令を下した状態である。
匿名を求めた航空産業関係者は、性能試験をしながら装備点検のために分解する場合はあるが、ロールアウト直後に分解するのは常識外で、海外戦闘機の開発でこういう事例はほぼないと話している。
2021.05.28
Jane's 360
Seoul, Manila continue talks on meeting Philippine Navy's future submarine requirements
<2106-052807>
フィリピンの次期潜水艦を巡って韓国とフィリピンが協議を続けている。 韓国DSME社が5月27日、フィリピン国防省の調達担当次官が12日に韓国潜水艦隊司令部を訪問し、訓練を含む協力について協議した。
フィリピンは2011年から、Nagapasa級 (DSME 1400) 潜水艦の改良型であるDSME 1400PNをトータルパッケージとして導入している。
2021.05.28
聯合ニュース
夏の韓米軍事演習 野外機動訓練はなし=韓国国防部
<2106-052801>
韓国国防部報道官が27日、8月実施が予定される米韓合同軍事演習について、演習の時期、規模、方式などは確定していないとしたうえで、今まで下半期の演習では野外機動演習はなかったと述べた。
演習はCOVID-19の状況や戦闘準備態勢の維持、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着のための外交努力支援などを総合的に考慮して決める方針という。
2021.05.26
Jane's Defence Weekly
Powering up
<2107-052611>
・Budget
・Indicators
・Capabilities
・New laws
・Risks
2021.05.26
Jane's Defence Weekly
LIG Nex1 contracted for Maritime Surveillance Radar-Ⅱ
<2107-052607>
韓国DAPAが5月14日に、Maritime Surveillance Radar Ⅱの量産をLIG Nex1社にKRW164B ($145.4M) で発注した。 聯合ニュースによると生産は2026年まで続けられるという。
海軍が沿岸監視に使用している現有レーダより小型で感度が高いというこのレーダは、LIG Nex1社が2015年にKRW31.6Mで開発を受注し、STX Engine社などの協力で完成させたという。
2021.05.25
Jane's 360
South Korea's ADD develops laser-power enhancing technology
<2106-052507>
韓国ADDが5月25日、将来の地上設置防空兵器への応用を目指したレーザ装置を開発したと発表した。 開発はDAPAが2015年に開始し、2020年に完了したという。
ADDは1kWのモジュールを5個束ねて出力を合成し、5kWを実現したという。
2021.05.22
WoW! Korea
米韓ミサイル指針撤廃、文大統領「嬉しい気持ちで撤廃を伝える」
<2106-052202>
韓国の文大統領が21日にバイデン大統領と行った共同記者会見で、米韓ミサイル指針を撤廃したことを明らかにした。 ミサイル指針の撤廃は、最大射程と弾道重量の制限がなくなるという意味で、韓国がミサイル主権を確保したものと評価されている。
米韓ミサイル指針は、1979年の朴正煕政権当時に米国からミサイル技術の移転を受けるために合意されたもので、その後2001年、2012年、2017年、2020年の4回の改正を通じて徐々に緩和されてきた。
2021.05.20
中央日報
「クアッド拡大計画ない」…首脳会談を控えて韓国に配慮か 4ヵ国の地位固めか
<2106-052003>
米大統領府国家安全保障会議 (NSC) インド太平洋調整官のキャンベル氏が聯合ニュースのインタビューで18日、「現時点でクアッドを拡大する計画はない」と述べた。
21日の米韓首脳会談を控え、大統領府高官が今回の会談でクアッド問題を浮き彫りにしないことを確認した。
2021.05.19
Jane's Defence Weekly
Seoul develops autonomous navigation technology for UAVs
<2107-051908>
韓国ADDが5月11日、UAVに搭載する衝突回避航法技術の開発を完了したと発表した。
この技術よればUAVは近距離の脅威を探知して回避し、安全に目的地に到達できるという。
2021.05.19
Jane's Defence Weekly
KAI proposes developing indigenous military transport aircraft
<2107-051902>
韓国KAI社が5月11~13日にソウルで開かれたAerospace Conference 2021で、開発しようとしている多目的輸送機のCGI映像を公開した。 同社によると2025年末には開発が開始でき、2031年には完了できるという。
この輸送機は人員貨物の輸送や特殊作戦部隊の支援の他、小型衛星打ち上げのSLV空中発射も行えるという。
聯合ニュースは4月に、KAIとDAPAが輸送機開発で合意したと報じている。
2021.05.14
Jane's 360
South Korea awards contract for series production of indigenous coastal surveillance radar
<2106-051408>
韓国DAPAが5月14日に、海軍が装備する国内開発した沿岸監視レーダMaritime Surveillance Radar-Ⅱの量産をLIG Nex1社にKRW164B ($145.4M) で発注したと発表した。
2015年にKRW31.6Bで開発が開始されたこのレーダは、老朽化した現有装備より小型で捕捉距離や解像度が改善されているという。
量産は2022年に開始され2026年までに完了する。
【註】
「今までより小型で分解能が高い」と言うことは、周波数帯域を上げたと見られる。
2021.05.13
Jane's 360
KAI proposes developing indigenous military transport aircraft
<2106-051310>
KAI社が5月11~13日に開かれたAerospace Conference 21で、韓国軍に提案している多用途中型輸送機のCG映像を公開した。 同社の計画では、開発を2025年末に開始し、2031年に完了すると言う。
同機は軍用輸送や特殊部隊の作戦支援の他、小型衛星打ち上げのSLVを発射できるという。
2021.05.12
Jane's Defence Weekly
Indonesia looks to restart work on KF-21 development
<2107-051207>
COVID-19パンデミックを理由に2020年3月にインドネシアへ帰国していたKF-21の共同開発を行ってきた140名以上の技術者が間もなく韓国へ戻る模様である。
これはインドネシアがKF-21計画に復帰することを意味する。
2021.05.05
Jane's Defence Weekly
...and radar technology capable of detecting stealth fighters
<2107-050504>
韓国ADDが4月27日、ステルス目標を捕捉追随できるアクティブフェーズドアレイ技術を用いた高出力、高感度レーダを開発したと発表した。
2021.05.05
Jane's Defence Weekly
South Korea announces development of indigenous attack helo for RoKMC...
<2107-050503>
韓国DAPAが4月26日、韓国海兵隊が20~24機装備する攻撃ヘリMAHを国内開発することに決めた。 開発はKAI社製MUH-1 Marineonを元に2022年に開始し2031年に完了する計画で、経費はKRW1.6T ($1.44B) を見込んでいる。
計画は2019年1月に開始され。Bell Textron、Boeing、TAI、Sikorsky、KAIの各社が名乗りを上げていた。
MAHはKAI社が開発しているLAHG同様に機首に20mmガトリング砲とEO/IRセンサを搭載し、副翼の6箇所にハードポイントを持ち、70mmロケット弾ポッドまたは4連装/2連装のASM発射機を取り付けられる。
2021.05.03
聯合ニュース
韓国海軍 新型護衛艦を進水=対潜水艦作戦能力を強化
<2106-050301>
韓国海軍が3日、新型フリゲート艦の5番艦大田の進水式を慶尚南道の大宇造船海洋玉浦造船所で行ったと発表した。 2022年末に海軍に引き渡され就役する。
全長122m、幅14m、排水量2,800tの同艦は、5吋砲のほか艦対艦誘導弾、戦術艦対地誘導弾、近接防御システムなどを装備する。
【註】
進水した大田は満載時排水量3,660tのFFX-Ⅱフリゲート艦で、CODLOG推進で速力30ktの性能を持つ。
兵装としては5吋砲1門のほか16セルVLS 1基、20mm CIWS 1基を持ち、K-SAAM SHORADを発射できる。
2021.04.27
Jane's 360
South Korea to develop indigenous attack helicopter for RoKMC
<2105-042707>
韓国DAPAが4月26日、韓国海兵隊が20~24機の装備を計画している戦闘ヘリを国内で開発すると発表した。
2022年に開始し2031年に完了する計画で、開発と調達の経費はKRW1.6T ($1.44B) が見込まれている。
海兵隊は既にKAI社製MUH-1 Marineonヘリを装備してるが、開発する戦闘ヘリはこれとの互換性が重視される。
2021.04.22
Jane's 360
South Korea to begin full-scale development of 6×6 Unmanned Surveillance Vehicle
<2105-042207>
韓国DAPAが4月22日、ADDとHanwha社が開発していた偵察用UGV (USV)の開発を完了したと発表した。
USVの開発は2018年に開始され、2020年12月下旬から2021年2月にかけて行われた一連の試験結果から、3月に実用に供し得るとの判定を得ていた。
2021.04.21
Jane's Defence Weekly
Indonesia commissions third Nagapasa-class submarine
<2106-042107>
インドネシア海軍のNagapasa級 (Type 209/1400) 潜水艦の3番艦にして最終艦となるAlugoroが4月6日にNatuna諸島のGreat Natuna島で就役した。
Alugoroは韓国DSMEと共同でインドネシアの国営PT PAL社で建造された初の潜水艦で、3月にPT PAL社からインドネシア海軍へ引き渡されていた。
2021.04.21
Jane's Defence Weekly
South Korea rolls out prototype of its first indigenous multirole fighter aircraft
<2106-042101>
韓国KAI社で4月9日に正式名KF-21となったKF-Xがロールアウトした。 KF-21は2028年までに40機、2032年までに更に80機が調達される。
MTOW 25,580kgのKF-21は最大速度Mach 1.83、搭載能力7,700kg、航続距離2,900kmの性能を持ち、搭載されたHanwha社製レーダは1,000目標以上の捕捉追随が可能という。 また同社製のIRST装置やLIG Nex1社製EW装置も搭載する。 更にElbit社とTF/TAの搭載でも合意している。
一方ロールアウト後に統合参謀本部当局者がJaneに、KF-21に搭載する超音速ASMの開発を計画していることを明かした。 このASMは1.36tで、速力Mach 2.5と射程250km以上の性能を持つという。 韓国は2018年にALCMの開発を決定していた。
2021.04.19
Aviation Week & ST
Seoul's grand designs
<2106-041901>
韓国で4月9日にKF-Xがロールアウトした。
KF-21 大鷹と名付けられたKF-Xは2028年に40機、2032年までに120機が就役する計画という。
2021.04.14
Jane's Defence Weekly
Korea Aerospace Industries outline expansion plans
<2106-041410>
韓国KAI社が4月4日、2020年代末までに世界最大級の航空機メーカになるための今後5年間のKRW5T ($1.9B) にのぼるR&D投資計画を公表した。
これにより2020年にKRW2.83Tである同社の売り上げを2025年にはKRW5T、2030年にはKRW10Tまで引き上げるという。
2021.04.14
Jane's Defence Weekly
South Kore reveals more details about plans to buy additional attack helicopers
<2106-041406>
韓国DAPAが3月31日、攻撃ヘリ36機をKRW3.17T ($2.81B) で海外から追加購入すると発表した。 これは韓国陸軍が装備しているAH-1Sの後継となる大型攻撃ヘリ計画の第2段階で、第1段階ではAH-64E Apache 36機を$1.6Bで購入している。
調達は2022年に始まり2028年に完了すると言う。
2021.04.09
聯合ニュース
韓国の次期戦闘機は KF-21 ポラメと命名
<2105-040908>
韓国KF-Xのロールアウト式典が4月9日にKAI社泗川工場で行われ、正式名称をKF-21ポラメ(若い大鷹)と発表した。
KF-21は第5世代戦闘機に必須の機内弾倉を持っておらず、AAMは胴体に半埋め込み式で搭載されることから、韓国空軍はKF-21を第4.5世代戦闘機と位置付けている。 機内弾倉は現在開発中で、KF-21の改良型で実装される予定である。
KF-21は2022年に初飛行、2026年までに開発を完了する計画で、2028年までに40機、2032年までに120機を空軍が装備する計画であると式典の祝辞で文大統領が発表した。
2021.04.09
聯合ニュース
韓国国産戦闘機の試作機出庫式開催 26年以降に実戦配備
<2105-040907>
韓国DAPAが9日、泗川にあるKAI社の工場で、KF-Xの試作1号機のロールアウト式典を開催した。
DAPAは2022年上半期までに地上テストを完了して2022年7月に初飛行して試験を行い、2026年までに開発を終える。
2021.04.08
聯合ニュース
韓・インドネシア国防相 戦闘機共同開発は「信頼の象徴」=協力強化へ努力
<2105-040804>
韓国の徐国防部長官とインドネシアのプラボウォ国防相が8日にソウルの同部庁舎で会談し、韓国国産戦闘機(KFX)計画など防衛産業分野での協力は両国の固い信頼関係を象徴するものだと評価した。
2021.04.07
Jane's Defence Weekly
LIG Nex1 delivers EW system for RoKN's future KF-X fighter
<2106-040708>
韓国LIG Nex1社がKF-Xが装備するKFX EW Suite SPJの試作品を2020年後半にKAI社に納入した。
KFXは試作1号機が4月にロールアウトし、2号機、3号機も年内に完成する。 残りの3機も2022年前半に完成し、4号機と6号機は複座型になる。
2021.04.07
Jane's 360
KAI outlines expansion plans
<2105-040706>
韓国KAI社のCEOが4月日の記者会見で、同社は今後5年間にKRW2.2T ($1.9B) の設備投資を行い、2020年代末までに世界有数の航空機メーカになると公言した。
それによると2020年の売上額がKRW2.83Tの同社は2025年にKRW5T、2030年にKRW10Tに伸ばすという。
2021.04.03
朝鮮日報
韓国軍、国産迎撃ミサイル部隊を3倍増へ
<2105-040306>
韓国軍が、国産Cheongung Ⅱ M-SAM(天弓-2)中隊を従来の7個中隊から20個中隊へと3倍以上増やす決定をした。
天弓-2は国産SAMの天弓をBMD用に改良したもので、昨年配備を開始している。
天弓-2中隊はミサイル8発を搭載する発射機4基からなり、中隊に32発のミサイルが配備されるため、韓国軍は少なくとも700発以上の天弓-2を配備する計画といわれている。
2021.04.03
朝鮮日報
米国、韓国に「クアッド」参加を要請していた
<2105-040302>
日米韓3ヵ国安保室長会議で浮き彫りになった、北朝鮮や中国に対する文政権とバイデン政権の姿勢の違いがさらには中韓外相会談で表面化していて、2日に中国外交部の王部長と会談するため中国に向かった韓国外交部の鄭長官は出国の際に、朝鮮半島平和プロセスを進展させるためには中国との協力が非常に重要だと述べた。
そのわずか数時間前にバイデン政権のある高官は、中国を牽制する日米豪印の4ヵ国連合体クアッドに「韓国の参加をいつでも歓迎するだろう」とコメントした。
文政権は南北対話の再開に死活をかけ、米中間で綱渡りを続けているが、バイデン政権は北朝鮮の非核化と中国牽制に焦点を合わせ、これに韓国も参加するよう圧力を加えている。
2021.03.31
Jane's Defence Weekly
South Korea launches 2021-35 defence technology plan
<2105-033110>
韓国DAPAが3月22日、軍事技術向上長期計画2021-35 Core Technology Planを開始した。 新計画では以下の8分野で140項目を基幹技術として列挙している。
・AIを用いたISR
・高度に連接された情報、C&Cシステム
・超高速打撃兵器
・将来推進装置
・有無人連携
・先進技術による各個戦闘
・サイバ戦
・将来先進技術
2021.03.31
Jane's Defence Weekly
PN inducts final José Rizal-class frigate
<2105-033107>
フィリピン海軍が韓国HHI社に2隻発注していたフリゲート艦の二番艦が2月9日に蔚山で比海軍に引き渡されて13日にフィリピンへ到着し、19日にマニラ南港で就役式典が開かれた。
全長107.5mのこの艦は、韓国海軍が装備しているFFX-1を小型化したHDF-3000仕様で、2016年にHHI社にPHP16B ($329M) 、別に武装と弾薬にPHP2Bで発注されていた。
2021.03.24
Jane's Defence Weekly
Israel, South Korea to co-operate on unmanned airborne ISTAR
<105-032412>
イスラエルと韓国がISTAR UAVの事業協同で合意し、3月15日にMoUを締結した。 MoUはElbit社とKAI社の間で結ばれた。
UAVで先行するElbit社は10種類以上のUAVを開発し、30以上のユーザで数十年にわたり使用されてきている。
一方、KAI社も近年、Naxt Corps UASやTactical UAS及びステルスUCAVを手がけている。
2021.03.24
Jane's Defence Weekly
South Korea army seeks additional attack helos
<2105-032410>
韓国陸軍当局者が3月3日、韓国陸軍が攻撃ヘリを36機追加購入すると述べた。 その1年前の2020 Singapore Air ShowでBoeing社が、韓国がAH-64E Apache Guardian 48機の購入に関心を持っていることを明らかにしている。
2021.03.24
Jane's Defence Weekly
Seoul agrees to hike in SMA contributions
<2105-032406>
米韓が3月18日、向こう6年間の駐留経費負担に関する特別協定 (SMA) に合意した。
2021.03.24
Jane's Defence Weekly
Hanwha Defense integrates Iron First APS and Spike LR2 ATGM onto its Redback IFV
<2105-032405>
豪Hanwha社が3月16日、Redback IFVにイスラエル製装備2種類を搭載した試験に成功したと発表した。 搭載したのはElbit社製Iron Fist APSとRafael社製Spike LR2 ATGMで、Iron Fistの試験は2020年末、Spikeの試験は2月に実施された。
韓国Hanwha社製Redback IFVは豪陸軍がAUD18.1B~27.1B ($14B~21B) で計画しているIFVで、Rheinmetall社のLynx KF-41と受注競争を行っている。
2021.03.24
Jane's 360
LIG Nex1 delivers EW self-protection system prototype for KF-X fighter aircraft
<2104-032408>
韓国LIG Nex1社がKF-Xが装備する自衛用電子妨害装置 (SPJ) であるKFX SW Suiteを開発し、2Q/2020にKFXの組み立てが行われている泗川市のKAI社工場に納入した。
LIG Nex1社は2016年10月下旬に開発をKRW114.5B ($101M) で受注していた。
2021.03.23
Jane's 360
Seoul launches 2021–35 defence technology plan
<2104-032307>
韓国DAPAが3月22日、将来のハイテク軍事技術開発に向けた15年計画"2021-35 Core Technology Plan"を発表した。
対象となるは8分野140項目に及ぶ。
2021.03.22
中央日報
英国、韓国に空母技術提供…非公式対話を開始
<2104-032201>
英The Daily Telegraphが21日、英国が空母に関する技術を韓国に輸出するため非公式対話を始めたと報じた。 韓国海軍は65,000tのQueen Elizabethより小型の軽空母建造計画を進めている。
同紙は業界情報筋を引用し、英国際通商省が韓国側と非公式対話を始め、英国防相は1月に徐国防長官と電話会談し、軍事問題と関連した緊密な協力について議論したと報じた。 英国は空母Queen Elizabeth建造のために開発した技術を韓国側に提案したという。
2021.03.20
FNN プライム
「日米2プラス2」とあまりに違う…「米韓2プラス2」は中国と北朝鮮でギクシャク 韓国 “置き去りにされる”懸念も
<2104-032001>
バイデン米政権のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が、政権発足後初の外遊として日本と韓国を訪問し、それぞれの国で外務防衛担当閣僚会合 (2-plus-2) に臨んだ。 日米は会談後に発表された共同文書で、中国を名指しして「ルールに基づく国際体制を損なうインド太平洋地域の他者に対する威圧や安定を損なう行動に反対する」と批判、日米が連携して中国に対峙していく姿勢を鮮明にした。
一方、その翌日にソウルで開かれた米韓2-plus-2後の共同声明は、日米の発表とはあまりにもかけ離れていた。 米国にとって最優先事項のはずの「中国」と「北朝鮮の非核化」の文字が抜け落ちていたのだ。
2021.03.18
中央日報
米国務長官「クアッド、韓国と協力」…韓国外交部長官「今回議論なかった」
<2104-031803>
韓国の鄭外交部長官が18日、米韓外交国防長官会談 (2-plus-2) で米国側と日米豪印戦略対話(クアッド)関連の議論はなかったと述べた。
ただしブリンケン国務長官は別の記者のクアッド関連の質問に「クアッドは非公式的な同調国の集まり」としながら「さまざまなイシューに対して互いに協力していくもので、この部分でも韓国と緊密に協力を持続している」と答えた。
2021.03.18
中央日報
韓国技術移転の潜水艦、インドネシアに引渡
<2104-031802>
インドネシアの国営PAL造船所で17日、潜水艦Alugoroの引渡式が行われた。 1,400tの小型潜水艦Alugoroは大宇造船海洋 (DSME) がPALL造船所と共に2011年にインドネシア国防省から受注した3隻の最終艦で、DSMEの技術移転で現地で組み立てを行った。 1、2番艦は2017年、2018年に韓国内で建造され、インドネシア海軍に引き渡された。
DSMEは今回の3隻とは別に4~6番艦建造も受注したが、インドネシアは現在まで契約金を納入しておらず進展がないという。
2021.03.17
Jane's Defence Weekly
UAE displays Chunmoo rocket launcher
<2105-031712>
UAEのアブダビで、7つの宗主国が1つの連合国家UAEの統一されて32年となることを記念した3月4日の式典で、韓国Hanwhad社製Chunmoo MRLが披露された。
Chunmooはロケット弾ポッドを2個車載したシステムで、そりぞれのポッドは130mm無誘導弾20発、239mmミサイル6発、400mmミサイル2発、または射程290kmの600mmミサイル1発を装填できる。 ただ大口径ロケット弾については量産に入っているのか否かは定かでない。
式典に参加したChunmooは6発装填ポッドを2個搭載していた。
2021.03.15
Jane's 360
Israel, South Korea to co-operate on unmanned airborne ISTAR
<2104-031507>
10種類以上のUAVを開発して30ヵ国以上に販売実績を持つイスラエルElbit社が3月15日、韓国KAI社とISTAR UAVを共同開発することで合意しMoUに署名した。
2021.03.15
WoW! Korea
米韓軍事演習、「防御」終え「反撃」開始…北の海岸「上陸作戦」を含む
<2104-031501>
今月8日から始まった米韓合同軍事演習は、前半の防御段階を終え後半の反撃段階に入った。米韓演習の終了日の前日である17日にはオースティン米国防長官の訪韓があり長官の視察の可能性があがっているが、COVID-19感染症事態のため不透明な状況である。
【註】
今回の米韓演習は防御段階のみで、毎回行われてきた反撃段階への移行はないと報じられていた。
2021.03.12
東亞日報
在韓米軍司令官、「韓米ミサイル迎撃網、年内に大幅強化」
<2104-031201>
米韓連合軍兼在韓米軍司令官のエイブラムス陸軍大将が、今年中に対北朝鮮BMD網が画期的に強化されると明らかにした。
エイブラムス大将は10日に米下院軍事委員会が主催した画像公聴会で北朝鮮のミサイル能力強化の対応を問われ、MDAが開発中の3つの能力のうち1つはすでに韓国に構築されたとし、他の2つの能力も今年中に韓国に構築されれば、BMD能力は大いに強化されるだろうと答えた。
THAAD能力向上の第1段階は2019年末に完了し、第2、3段階は2021年上半期に終わることから、韓国軍当局者は、「エイブラムス大将は、年内にTHAAD能力向上が完成することを明確にした」と話している。
2021.03.10
Jane's Defence Weekly
KAI aims to provide Lifht Armed Helicopter with MUM-T
<2105-031011>
聯合ニュースが3月1日、韓国DAPAが2022年末に開発を完了するKAI社製軽武装ヘリLAHに有無人機連携MUM-T機能を持たせる計画と報じた。
聯合ニュースによると今後2年間で第一段階、続く第二段階も5年以内に完了する計画という。
LAHには既に地上経由でUAVの信号を受信する機能が備えられているという。
2021.03.10
Jane's Defence Weekly
....and begin work on light aircraft for RoKN in 2022
<2105-031005>
韓国DAPAが2月23日、軽空母の建造を2022年に開始し、2033年に就役させると発表した。
計画はKRW2.3T ($1.07B) と見積もられている。 これに伴いLPX-Ⅱ計画はCVX計画と名称が変更された。
2021.03.10
Jane's Defence Weekly
South Korea to roll out first KF-X prototype in April....
<2105-031004>
韓国DAPAが3月1日、KF-Xの組み立てはほぼ完了しており、4月にはロールアウトすると発表した。 GE社製F414-GE-400Kエンジンは既に搭載されている模様で、初飛行は2022年に計画されている。 2015年に開始したKF-Xの開発は2026年に完了し、2028年に40機、2032年に80機が発注されるという。 公開された画像では6機試作する3番機の組み立てが開始されている模様である。
MTOW 25,580kg、搭載能力7,700kgのKF-Xは最大速度Mach 1.83、航続距離2,900kmの性能を持つ。
2021.03.08
朝鮮日報
韓米訓練、反撃せずに防御だけ?
<2104-030803>
韓国軍合同参謀本部が7日、今年上半期の米韓連合演習を3月8~18日の9日間の日程で実施すると発表した。 実際の兵力や装備を使用する屋外の実員演習は実施せず、コンピューターを使った指揮所演習 (CPX) だけが行われる。 米韓両国は南北首脳会談が行われた2018年以降、4年にわたり実員演習を実施していない。
今回は米軍の増員兵力など参加人員を最小限に抑え、また防御から反撃に移行する形では実施しないという。 ある韓国政府関係者は、文大統領が北朝鮮の反発を過度に意識し、反撃演習は準備の段階で終わらせるかもしれないと述べている。
2021.03.08
時事通信
米韓合同演習を実施 新型コロナで規模縮小
<2104-030802>
米韓軍が8日午前に朝鮮半島の有事を想定した合同指揮所演習を18日までの予定で、コンピューターシミュレーションにより開始した。 COVID-19の状況を考慮して、演習の規模は縮小しており、野外機動演習などは行わない。 演習規模の縮小には、北朝鮮への刺激を避けたいという文政権の意向が反映されたとの見方もある。br>
昨春の合同演習はCOVID-19の感染拡大で中止されている。
2021.03.02
Jane's 360
South Korea confirms first KF-X prototype to be rolled out in April
<2104-030204>
韓国DAPAが3月1日、KF-Xの組み立てはほぼ完了しており、4月にはロールアウトすると発表した。 初飛行は2022年に計画されている。
2015年に開始したKF-Xの開発は2026年に完了し、2028年に40機、2032年に80機が発注されるという。
2021.03.02
Jane's 360
KAI aims to provide Light Armed Helicopter with MUM-T capability
<2104-030203>
韓国聯合ニュースが3月1日、KAI社が韓国製軽戦闘ヘリLAHに有無人機連携機能MUM-Tを搭載すると報じた。
この報道について韓国DAPA高官も確認した。
2021.02.24
Jane's Defence Weekly
HHI begins works on first KDX-Ⅲ Batch 2 destroyer
<2104-022406>
韓国HHI社が2月16日、3隻の建造が計画されているKDX-Ⅲ Block 2駆逐艦一番艦の起工式を行った。 船台組み立ては10月に開始され、進水は2Q/2022年、就役は2024年に予定されている。 HHI社は2019年10月にKDX-Ⅲ Block 2をKRW676.6B ($610M) で受注したと発表していた。
全長170m、幅21m、排水量8,100tのKDX-Ⅲ Block 2は速力30ktで、BMD能力を有する。
2021.02.22
聯合ニュース
33年に軽空母を戦力化へ 基本戦略議決=韓国政府
<2103-022203>
韓国防衛事業庁が22日、徐国防部長官の主宰で防衛事業推進委員会を開き、軽空母の設計と建造を国内で行う事業推進基本戦略を議決したと明らかにした。 これにより、2022年から2033年までにKRW230B(1,930億円)を投じて軽空母を建造する。
2021.02.17
Jane's Defence Weekly
Philippines' second and final José Rizal-class frigates arrives
<2104-021712>
フィリピンが韓国HHI社に発注していた全長107.5mフリゲート艦の二番艦にして最終艦のAntonio Lunaが2月9日にカポネス島に入港し、一番艦のJosé Rizalと並んだ。 このあとスービック湾へ向かう予定になっている。
José Rizal級フリゲート艦は韓国のFFX-1をやや小型化したHDF-3000で、2016年にPHP16B ($315M) でPHP2Bの武器弾薬と共に発注されていた。
2021.02.17
Jane's Defence Weekly
South Korea to develop indigenous long-range air-defence radar for RoKAF
<2104-021710>
韓国DAPAが2月8日、空軍が装備しているAN/FPS-117に代わる地上固定型長距離レーダの開発をLIG Nex1社にKRW46B ($41M) で失注したと発表した。
開発には48ヶ月かけ2027年には配備するという。
2021.02.08
Jane's 360
Update: Philippine Navy's second José Rizal-class frigate leaves South Korean shipyard
<2103-020802>
フィリピンが韓国HHI社に2隻発注した107.5m多用途フリゲート艦の2隻目が、2月5日にスービック湾に向けて蔚山のHHI社造船所を出航した。
2021.02.03
Jane's Defence Weekly
.... and selected M3 amphibious rigs for RoKA
<2104-020314>
韓国DAPAが1月19日、韓国陸軍の自走浮橋に、Hanwha社が提案していたGDELS社製M3の韓国型であるM3Kの採用を決めたことを明らかにした。 Hyundai Rotem社が押していたしていたOtter社のシステムは敗れた。
契約額はKRW500B ($454M) で、2023年から100両が納入される。
2021.02.03
Jane's Defence Weekly
South Korea develops K808 command post variant....
<2104-020313>
韓国DAPAが1月25日、Hyundai Rotem社が指揮車型K808装輪装甲車の開発を完了したと発表した。 量産契約は2022年に予定されている。
K808指揮車は従来の天幕による指揮所に代わるもので、2名の乗員のほかに8名が乗車できる。 車内は対NBCのため与圧され、路上を100km/hで走行できるほか、完全な水陸両用性能を持ち後部に取り付けられたウォータージェットにより8km/hで航行できる。
2021.02.03
Jane's Defence Weekly
RoKAF operating KF-16V multirole fighters
<2104-020303>
韓国空軍が1月22日にKF-16V Block 70/72への改装を完了した10機を受領した。 今までにKF-16C/D Block 50/52 20機のKF-16V Block 70/72への改装を完了している。
KF-16Vへの改装は2016年11月に$1.2Bで保有する130機のKF-16を2026年末までに行う契約をLockheed Martin社と結んでおり、改装にはAN/APG-83 SABRレーダの搭載も含まれている。
2021.02.02
聯合ニュース
韓国国防白書 日本を「パートナー」から「隣国」に格下げ
<2103-020205>
韓国の文政権で2回目となる2020年版の国防白書では北朝鮮について敵との記述が盛り込まれなかった。
また、強固な米韓同盟を強調するなか、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管を加速化させるとした。
一方、従来パートナーとして位置づけていた日本は隣国と記述するにとどめた。
2021.02
International Defence Review
Hyundai Rotem to roll out unmanned K1 MBT testbed by 2024
<2103-020010>
韓国HYudai Rotem社が2020年12月、韓国陸軍が装備しているK1 MBTとK9 SPHをUGVに改造する研究開発の主契約社に選定されたと発表した。 研究開発の契約は2件からなり、合わせてKRW15.2B ($3.98M) で、2024年に完了することになっている。
韓国陸軍は1984年から1990年代中頃までに調達したK1 MBTを1,000両以上保有している。
2021.01.27
Jane's Defence Weekly
South Korea developing submarine-launched ballistic missile, says report
<2103-012701>
韓国が射程500kmの玄武-2Bを元にしたSLBMを開発している。 韓国ADDは2020年に泰安郡の試験場で地上発射試験を完了しており、次の段階では水中発射が行われる。
韓国国防省は2020年後半に就役する3,000t級AIP推進潜水艦KSS-ⅢにSLBMを装備するという。 同級の二番艦、三番艦も既に進水している。
これらKSS-Ⅲ batch 1はSLBMを6発搭載するが、batch 2では8発、batch 3では10発の搭載が計画されている。
2021.01.20
Jane's Defence Weekly
South Korea looks to enhance protection of military technologies against cyber attacks
<2103-012017>
韓国DAPAが1月11日、国内防衛企業に対して新cyber security diagnosis projectを通じて、国産の防衛技術が略取されるのを防ぐため、サイバセキュリティの強化を求めた。
2021.01.20
Jane's Defence Weekly
Hanwha Defense launches Redback IFV in Australia
<2103-012012>
豪陸軍がM113AS4 APCの後継となるProject Land 400 Phase 3で、Rheinmetakk社製 Lynx KF41 IFVと競争することになった韓国Hanwha社が1月12日、豪陸軍に納入するRedback IFV 3両の製造を開始した。
MCCCとも呼ばれているProject Land 400では450両のIFVと17両の支援車両をAUD18~27B ($13.9~20.8B) で調達する。
2021.01.20
Jane's Defence Weekly
IAI to upgrade RoKAF aircraft
<2103-012011>
IAI社が1月4日、韓国空軍から3種類の航空機に$50Mの搭載電子機器を受注していると発表した。
詳細は明らかにされていないが、S-92 (VH-90) へり、RC-800B/RC-800GへのMode 5 IFF搭載と見られる。
2021.01.20
Jane's Defence Weekly
RoKN unveils revised concept for future light aircraft carrier
<2103-012004>
韓国海軍が1月3日、軽空母の最新完成予想図を公表した。 最新案にスキージャンプ台はなく、甲板は2アイランド式になっている。
公表された空母はKSS-Ⅲ潜水艦、KDX-2、KDX-3 Batch Ⅱ、KDDX駆逐艦、AOE-Ⅱ補給艦などとCSGを編成するという。
2021.01.14
WoW! Korea
「韓国型軽航空母艦」概念設計が終了…戦闘機最大16機搭載=韓国
<2102-011403>
韓国軍が14日、現代重工業が軽空母の概念設計を完了したことを明らかにした。 概念設計は艦艇の構造や性能を決定する最初の段階である。 合同参謀本部は2020年12月30日に軽空母建造計画を正式に推進することに決めており、概念設計はこれに先立ち終了した。
設計結果によると、軽空母は全長250m以上、排水量が30,000t以上で、VTOL戦闘機12機、海兵隊ヘリ8機の搭載が可能な規模でありヘリの数を減らすと戦闘機を最大16機まで搭載できる。
軍は、2022年に基本設計に着手し、2033年までに就役させる計画である。
2021.01.13
共同通信
年内にSLBM水中発射か 韓国軍、国産開発で実験
<2102-011305>
韓国の聯合ニュースが韓国軍消息筋の話として13日、昨年までに国産SLBMの地上発射試験が完了し、今年中に水中発射試験が行われる計画だと報じた。
3,000t級以上の潜水艦への搭載が計画されているという。 水中発射実験はバージ(艀)を使って実施する案が有力だが、実際に潜水艦から発射することもあり得るという。
SLBMは、北朝鮮も2019年10月に新型の北極星-3を発射し、昨年10月の閲兵式では北極星4と書かれた新型とみられる兵器も登場しており、南北で開発が進んでいる。
2021.01.11
産経新聞
EEZ で調査中の海保測量船に韓国公船が中止要求
<2102-011105>
11日03:25ごろに長崎県五島列島の南西に位置する女島から西方140kmの東シナ海で、日本の排他的経済水域 (EEZ) 内で海洋調査をしていた海上保安庁の測量船昭洋に対し、韓国の海洋警察庁所属船が接近し「ここは韓国の海域だ」として、調査の中止を繰り返し要求した。
2021.01.08
中央日報
韓国船舶を拿捕したイラン、艦船700隻動員する大規模海上訓練実施
<2102-010802>
韓国タンカーを拿捕したイランがペルシャ湾で数百隻の艦船を動員した大規模演習を実施した。 Bloomberg通信によると、イラン革命防衛軍が7日にAsaluyeh沖で700隻以上の小中型艦艇が参加した演習を行った。
これより先、イラン革命防衛軍は今月4日、海洋汚染を理由に韓国のケミ号を拿捕しているが、Asaluyeh海域は韓国ケミが抑留されているバンダルアバス港から西に450km離れたところにある。
2021.01.06
Jane's Defence Weekly
South Korea's LAH provisionally declared fit for combat
<2103-010609>
韓国KAI社が2020年12月11日、DAPAが同社が試作したLAHに対し、実用に供し得るとの仮宣言を行ったことを明らかにした。
LAHは韓国陸軍のAH-1F及び500MD/Towの後継として2023年から210機を装備する計画で5年半前に開発を開始し、2018年7月に初飛行している。
LAHは20mmガトリング砲と70mmロケット弾及び韓国国産で射程8kmのChungum ATGMを装備する。 また機首にはEO/IRセンサを搭載している。
LAHはAirbus Helicopters社製H155を元にしており、エンジンはHanwha社が仏Safran社と共同開発した。
2021.01.06
Jane's Defence Weekly
DSME secures contract to upgrade three more Chang Bofo-class subs for RoKN
<2103-010607>
韓国DSME社が2020年12月11日にType 209/1200潜水艦3隻の改良をKRW165B ($151M) で追加受注した。 9隻保有する同級潜水艦のうちの3隻改良は2014年にKRW179B ($164M) で受注し2019年に完了している。
全長55.9m、幅6.2mのType 209/1200は最初の1隻がドイツで建造されて1993年に就役し、残りの8隻をDSME社が建造した。
一方DSME社は2020年12月15日に、KSSⅢ潜水艦の一番艦が5日前にディーセルエリクトニック潜水艦の連続運用時間で世界記録を樹立したと発表した。
2021.01.06
Jane's Defence Weekly
Hyundai Rpotem to produce third batch of K2s for RoKA
<2103-010604>
韓国Hyundai Rpotem社が2020年12月22日、K2 Black Panther MBTの三次生産をKRW533B ($481.4M) で受注したと発表した。 受注数は公表されていないが54両と見られる。 同社は2010年に受注した一次生産では100両、2014年に受注した二次生産では106両を生産している。
2007年に開発を完了したK2MBTは120mm滑腔砲を装備した56tで、三次生産でも二次生産同様ドイツ製の変速機を搭載している。
2021.01.06
聯合ニュース
韓米 先月に合同空中訓練実施=例年の水準
<2102-010603>
韓国軍関係者が6日、韓国軍と米軍が2020年12月7~11日に合同航空演習の戦闘準備態勢総合訓練を実施したことを明らかにした。
同関係者によると、韓国空軍のF-15KとKF-16、米空軍のF-16など韓国に所在する航空部隊が参加し、海外から動員された部隊はなく、演習の規模と形は例年の水準だった。
2021.01.04
中央日報
F-35B 導入急ぐ理由あった…2030年代「韓国型空母」鳥瞰図を初公開
<2102-010401>
中央日報が、現在韓国海軍が概念設計を進めている軽空母の鳥瞰図を単独入手した。
海軍は鳥瞰図について、最終確定ではなく、研究と検討をしながら軽空母の艦型を発展させていくとし、艦艇設計は基本設計、詳細設計の段階でも修正する可能性があると説明しているが、基本は大きく変わらないはずというのが複数の政府筋の言葉である。
変わらない基本とは、平甲板、ダブル艦橋、ウェルドック廃止と見られる。
2021.01.03
中央日報
陸海空同時攻撃、韓国初の空輸師団創設
<2102-010302>
韓国初の空輸師団が新年初日に創設された。
国防部が1日に明らかにしたところによると、この日創設されたのは陸軍第2即応師団で、機甲及び機械化部隊で構成されている陸軍第7機動軍団隷下に入り、後方を守る第2作戦司令部の作戦統制を受ける。
2021.01
International Defence Review
LIG Nex1 unveils Sea Sword 3 USV
<2103-010010>
韓国LIG Nex1社が11月中旬にソウルで開かれたDX Korea 2020展にHae Gum 3 (Sea Sword 3) USVを出品した。
Sea Sword 3の排水量や寸法諸元はSea Sword 2と同じと見られる。 Sea Sword 2は全長12m、幅3.5m、排水量11tで、2名しか乗れなかったのに対し、Sea Sword 3は8名乗ることができる。
Sea Sword 3は12.7mm機銃1丁と2.75吋誘導ロケット弾1発を装備できる。