2015年の韓国情勢に関する報道

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要             旨
2015.12.30 Yahoo 中央日報記事

「韓国航空宇宙産業、海兵隊上陸機動ヘリの開発に成功」

<1601-123003>
 韓国 KAI社が29日、海兵隊用上陸機動ヘリ開発を成功裏に 完了したことを明らかにした。
 開発された上陸機動ヘリは艦上と海上で兵力や装備、物資輸送などの任務とするもので、KAI社は2013年7月から Surion を元に開発し今年1月19日 に初飛行させ、8ヵカ月間の飛行試験を通して艦上と海上環境での運用適合性が認められた。
2015.12.30 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国国防部 日本との国防協力拡大に期待」

<1601-123002>
 韓国国防部が30日、韓国と日本が慰安婦問題で最終的な解決に向け合意したことを受け、両国の軍事協力が拡大する可能 性を示唆した。 その上で、北朝鮮の核やミサイルの脅威に備え韓米日の情報共有体系を維持していくため、主要安保協力懸案に関し事案別に協議していくという。
 ただ、日本側が期待を寄せる軍事情報包括保護協定 (GSOMIA) と物品役務相互提供協定 (ACSA) の締結の可能性について は、現段階ではその問題について検討していないと説明した。
2015.12.28 Yahoo ハンギョレ新聞記事

「2014年の世界最大の兵器輸入国は韓国」

<1601-122802>
 New York Times紙が26日、米国議会調査局の報告書を引用して、韓国が昨年$7.8Bの武器購買契約を行い、世界最大の兵器輸入国 になったと報じた。 韓国が購入した武器のうち$7Bが米国製で、UAV 輸送ヘリなどが購入目録に入っていると同紙は伝えた。
 韓国に次ぎ、米軍撤収以後の軍事力増強のために$7.3Bを買い入れたイラクが2位で、スウェーデン製の航空機をはじめとして$6.5Bを購入した ブラジルが3位になった。
2015.12.27 朝鮮日報 韓国海軍最強の第7戦団、済州基地に移転 <1601-122701>
 韓国海軍の Aegis駆逐艦 世宗大王栗谷李珥 が21日午後4時、それまで配備されていた釜山海軍作戦 司令部を離れ、22日朝に済州基地へ到着し、第7機動戦団の済州基地時代が始まった。
 第7機動戦団司令部は22日午前に済州基地で移転記念式を開いた。 韓国海軍が保有する Aegis艦3隻を含む大型駆逐艦9隻は全て第7機動戦団の所属 になった。
朝鮮日報
2015.12.23 Jane's Defence Weekly Lockheed Martin selected for RoKAF F-16 upgrade <1602-122313>
 韓国
DAPAが12月16日、F-16C/D Block 50/52 134機のレーダの換装等を行う改修を Lockheed Martin社に発注すると発表した。 この改修ではレーダがNorthrop Grumman社製のAN/APG-83 SABRに換装されるほか、搭載電子機器の更新も行われ、ネットワーク対応武器の搭載も可能になる。
2015.12.22 Yahoo 産経新聞記事
「韓国製超音速機、相次ぎ墜落 今度はインドネシアの航空ショー『パイロットは経験豊か』」
<1601-122201>
 ジョグジャカルタの航空ショーで20日、曲技飛行をしていた同国空軍の T-50 が飛行中に制御を失いきりもみ状態で墜落した。
 報道によると、T-50 系列の墜落事故は3回目で、前の2件は2012年と2013年に韓国で発生している。
2015.12.21 Yahoo 中央日報記事

「韓国産 T-50、インドネシアで曲技飛行中に墜落」

<1601-122102>
 インドネシア空軍の韓国製
T-50 高等訓練機1機が20日、ジョグジャカルタで開かれた航空ショーの曲技飛行中に 墜落した。
 インドネシアは2013年からに16機の T-50 を輸入し、このうち8機を Blue Eagles の曲技飛行用として使用していた。
2015.12.17 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国の主力戦闘機改良事業 事業者変更が決定」

<1601-121701>
 韓国防衛事業庁が16日に防衛事業推進委員会で、KF-16 の改良計画を BAE Systems社から Lockheed Martin社に変更したと発表した。
 KF-16 改良計画は防衛事業庁が2012年7月に事業者として BAE Systems社を選定し米政府と
FMS 契約を締結して進められたが、今年8~9月に米 政府と BAE Systems社が事業リスクや業務範囲拡大などを理由に8,000億ウォン(828億円)の引き上げを要求し、計画が中断された。
2015.12.16 Jane's Defence Weekly US approves F-35 offset technology transfer to Korea <1602-121604>
 韓国防衛事業庁(
DAPA)が12月9日、米政府がKF-X開発に必要な21件にわたるF-35の 技術移転に合意したと発表した。
 ただ、AESAレーダ、EO照準ポッド、IRST、RFジャマーの4件については、技術移転を拒否している。
2015.12.15 Yahoo 朝鮮日報記事

「在韓米軍第210火力旅団、漢江以北に残留へ」

<1601-121502>
 在韓米軍司令官のシャンプー陸軍中将が11日、東豆川に配備されている第210砲兵旅団を平沢に 移駐させる問題について、北朝鮮の長距離砲に対抗する韓国軍の砲撃能力が確立されるまで、漢江の北側に残った方が良い と考えると述べた。
 第210砲兵旅団は MLRS 30両以上、M109A6
SPH 20門と大量の弾薬を保有し、韓国軍の1軍団 に匹敵する装備を持つとされている。
2015.12.15 産経新聞

インターネット

世界の軍事企業、売上低迷もロシア増大 韓国がアジアで突出した伸び (1/2) <1601-121501>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が14日、2014年の中国を除く軍事企業の売上高上位100社を発表した。  100社の総売上高は$401Bと4年連続で減少したが、北米と西欧の軍事企業の売り上げが減ったのが主な理由で、 ロシアなど他の地域がえた。 米企業の売り上げは前年比で4.1%減少 したものの、総売上高の54.4%は米国企業が占めた。 ドイツやスイスはそれぞれ9.4%、11.2%と売り上げを伸ばしたが、西欧全体では7.4%減った。
 一方、ロシアの軍事企業は売り上げが増え、上位100社にランクインした企業が9社から11社に増え、シェアは10.2%になった。 またアジアの15社の売り上げがほぼ横ばいし たなかで、韓国の企業だけが10.5%も伸ばした
産経新聞

インターネット

世界の軍事企業、売上低迷もロシア増大 韓国がアジアで突出した伸び (2/2)
2015.12.06 朝鮮日報 韓国軍 ステルス無人航空機を開発へ=北朝鮮施設を攻撃 <1601-120601>
 韓国軍関係者が6日、が来年まで研究を進める「創造国防」に31件が選定され、このなかに北朝鮮の長射程砲や移動式ミ サイル発射機などを攻撃するステルス HALE UAV と、韓国内の軍事施設を監視する小型 UAV が含まれていることを明らかにした。 軍関係者はステ ルス UAV について、ミサイルの発射機や艦艇、洞窟内の長射程砲など大型目標は直接突入して攻撃し、小型の目標に対し ては自律対装甲子弾を発射して攻撃すると説明した。
 来年まで UAV の分析や運用概念の確立などの研究を行い、2017年~2019年に応用研究を進める。
2015.12.03 聯合ニュ-ス 韓国の16年国防予算 3.6%増の4兆円 <1601-120302>
 韓国国会が3日に来年度(1~12月)国防予算を可決した。 国防部によると、可決された来年度 の国防予算は総額38兆7,995億ウォンで、今年より3.6%増加した。
 予算では軍が推進中の各種戦力運用計画が反映されており、KF-X 開発を含む防衛力改善費は今年より5.7%増の11兆6,398 億ウォンに確定した。
2015.12.02 Yahoo 産経新聞記事

「韓国の兵器輸出急増、8年で14倍 共同開発の米は機密流出懸念」

<1601-120205>
 韓国政府は武器輸出の拡大に力を入れており、2006年に$2.5Bだった輸出額は2014年には$36Bを超え、 8年で14倍の伸びを示した。 輸出先も47ヶ国から80ヶ国以上に増えており、2014年はマレーシアに哨戒艦6隻、ポーランドに自走砲120両などを輸出する契約を結んで いる。 フィリピンに輸出した
FA-50 戦闘機をはじめとする T-50 系列の航空機をフィリピンのほか、インドネシアやイラクにも輸出している。
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) によると、5年前には世界20位の武器輸出国だった韓国は13位に急上昇し 、2020年までに7位に躍進することを目指していると報じられている。
2015.12.02 朝鮮日報 韓国海軍が済州基地戦隊創設 警戒・艦艇支援任務を遂行 <1601-120204>
 韓国海軍が1日、済州道西帰浦市の済州海軍基地で、基地の警戒や停泊中の艦艇に対する軍需支援などにあたる 海軍済州基地戦隊の創設式を行った。
 海軍済州基地戦隊は海軍と海兵隊が混在していた済州防御司令部から海軍の人員を集めて創設された新たな陸上駐屯部隊で、500名の将兵で構成さ れ、海軍第3艦隊司令部に所属する。
2015.12 International Defence Review South Korea showcases demestic MALE UAVs <1601-120008>
 韓国
ADD が、MQ-1 Predator級の Corps Level Reconnaisance UAV Ⅱ ( Next Corps UAV) と、MQ-9 Reaper級の Medium-Altitude UAV の、2種類の MALE UAV を開発している。
┏━━━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
┃      ┃Nexy Corps UAV┃Medium-Alt UAV┃
┣━━━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫
┃ 全  長 ┃   8.22m  ┃    11m  ┃
┃ 翼 端 長 ┃ 14.8~16.84m ┃    20m  ┃
┃最大離陸重量┃  1,020kg  ┃  4,760kg  ┃
┃ 速  力 ┃   80kt  ┃   169kt  ┃
┃ 航続距離 ┃  1,100km  ┃  1,852km  ┃
┃ 滞空能力 ┃   24時間 ┃   32時間 ┃
┃ 上昇限度 ┃ 25,000ft  ┃ 50,000ft  ┃
┗━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┛
2015.11.27 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国製軽攻撃機 フィリピンへの引き渡し開始」

<1512-112703>
 KAI社が27日、FA-50PH のフィリピンへの納入を開始した。 この日引き渡されるのは、昨 年3月にフィリピン国防省と契約した12機のうちの2機で、韓国からフィリピンのクラーク基地ま で2,482kmを飛行して引き渡される。 残りの10機は2017年までに引き渡される。
 FA-50PH は韓国空軍が保有する FA-50 をフィリピン側の要求に合わせて改修した。
2015.11.22 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国型戦闘機開発 インドネシアと仮契約締結」

<1512-112201>
 KAI社が22日、インドネシアKF-X 開発に向けた仮契約を締結したと発表した。 インドネシ アが KF-X 開発事業費の20%を負担するとの内容が柱となっている。
2015.11.21 Record China 韓国が世界4位の武器輸入国に=韓国ネット「それだけの大金を使って、なぜ武器がない?」「韓国が領土を守ってこられた理由は…」 <1512-112102>
 韓国国防技術品質院が
SIPRI の資料を基に明らかにしたところによると、2005~2014年における 最大の武器輸出国は米国で、世界の武器輸出の30.4%を占め、以下ロシア、ドイツ、フランス、英国が続き、上位5ヵ国による占有率は73.8%に上った。 中国は6位で 、アジアで唯一10位以内に入った。
 一方、過去10年間で最大の武器輸入国となったのはインドで、全体の11.4%。2位以下は中国UAE が続き、韓国は占有率4.3%で4位だった。
2015.11.18 Jane's Defence Weekly Korea Development Bank injects funds into DSME <1512-111817>
 韓国国有の韓国開発銀行 (
KDB) が大宇造船 (DSME) にKRW4.2T ($3.7B) を出資することで合意し、11月10日に MoU に署名した。
 この MoU で KDB はKRW2.6T、韓国輸出入銀行がKRW1.6Tの出資をすることになり、KDB は DSME の株式の31.46%を保有することになった。
2015.11.18 Yahoo 中央日報記事

「韓国防衛事業庁長『 KF-X 予算が政府案通りなら開発2、3年遅延』」

<1512-111805>
 韓国防衛事業庁が17日、KF-X 予算が当初要請した(1,618億ウォンから900億ウォン削減 されたことから、KF-X 開発が目標の2025年より2、3年遅れる可能性があることを明らかにした。
2015.11.18 Yahoo Record China 記事

「韓国型戦闘機のインドネシアとの共同開発、米国の反対で不可能に?=『ウズベキスタンの前例があるのに』『独自開発しよう』―韓国ネット」

<1512-111803>
 聯合ニュースが12日、韓国が推進しているインドネシアとの KF-X の共同開発は、米国の反対によって 事実上不可能になるとする見方が浮上したと報じた。
 正義党の国防改革団長は12日、インドネシアとの共同開発は、米国の武器輸出統制法 (AECA) に抵触すると指摘 した。 この法律は、米国の技術を提供された国は、正当な自国の防衛にのみ提供技術を使用すると明示しており、その機器やシステムを米国の承認なしに第三国に 渡すことはできないと定めている。
【関連記事:1512-102602 (AW&ST 2015.10.26)】
2015.11.17 Yahoo 聯合ニュース記事

「開発中の戦闘機『ステルス機ではない』=韓国防衛事業庁」

<1512-111701>
 韓国防衛事業庁 (
DAPA) 報道官が17日、KF-X はステルス機ではなく、単に RCS 低減技術を採用した戦闘機になると明らかにした。
 国防科学研究所 (ADD) 所長が先月末に国会で、KF-X にはステルス技術が採用 されると発言していたのとはやや異なる。
2015.11.13 中央日報 韓国の防衛産業輸出「半減」…国産化率も後退 <1512-111306>
 韓国の武器輸出赤信号がついた。 12日防衛事業庁によれば、今年に入って10月までの防衛産業輸出額(受注 基準)は$2Bを記録した。 これは昨年の年間実績の55%に過ぎない。
 前年同期とは似たような数値だが中身をのぞいて見れば差が大きい。 昨年は10月まで前年同期比で減少傾向を見せていたが、11月と12月に大宇造船海洋がマレー シアに哨戒艦6隻を#1.18Bで輸出し、韓火(当時 Samson)がポーランドに K-9 SPH を$310Mで売却する契約をしたため、$3.61Bと史上最高輸出額を記録したのに対し 、今年は年末までに大型輸出プロジェクトがない。 このため9年ぶりに防衛産業輸出が減少傾向に転じる可能性が大きい。
2015.11.09 Aviation Week & ST Not just a sideline <1512-110907>
 Airbus社は、韓国の Surion や LCH/LAH などのヘリ開発参入で利益を得ようとしている。 特 に LCH/LAH は900機の売り上げを見込んでいるが、その母体となる H155(旧 EC155)は1997年以来180機 しか売り上げておらず、年間生産機数は10機に留まっていた。
2015.11.05 毎日新聞

インターネット

ASEAN:南シナ海で韓国が米国支持の発言 中国は渋面 <1512-110503>
 韓国の韓国防相が4日に開かれた ASEAN 拡大国防相会議で、南シナ海では航行の自由が保障されるべき だと明言したことが、韓国内では韓国防相が中国が見る前で米国側に立ったと話題になっている。
 韓国メディアによると、韓国防相はーター米国防長官、中国の常国防相らが出席した会議で、南シナ海での紛争の平和的解決と航行上空飛行の自由が保障されなければなら ないと演説した。 朝鮮日報は1面に緊張した表情の韓長官、笑顔のカーター長官、渋面の常国防相の写真3枚を並べて雰囲気を伝えている。
2015.11.05 朝鮮日報 韓国軍 鬱陵島に海兵隊配置を推進=独島防衛と対北圧迫 <1512-110502>
 韓国軍関係者が5日、沿岸防衛を強化するため、東部の鬱陵島中隊規模の海兵隊を配置する計画 を推進中であることを明らかにした。 同部隊は海兵隊の作戦に必要な武器をすべて装備する。
 現在、鬱陵島には海兵隊の少佐が率いる予備軍管理隊が置かれているが、海兵隊はいない。
2015.11.01 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓米安保協議で共同声明 対北ミサイル作戦の履行指針承認」

<1512-110104>
 韓国の韓国防部長官米国のカーター国防長官が2日、ソウルで米韓定例安保協議 (SCM) を開催 し、共同声明を発表した。 両長官は北朝鮮の弾道弾を探知、かく乱、破壊、防衛するための「4D作戦」の履行指針を承認した。
 注目されていた THAAD の韓国配備問題をめぐる協議はなかったという。
2015.10.30 Yahoo Record China 記事

「インドネシア、韓国型次世代戦闘機事業に1800億円投資=韓国ネット『また米国に怒られるぞ』『技術移転を拒否されるのでは?』」

<1511-103003>
 インドネシア政府が韓国の KF-X 開発に投資する予算を通過させることが分かった。 韓国政府 消息筋によると、インドネシア議会で KF-X に投資する予算を30日中にも通過させるものとみられ、編成された KF-X の予算は850億ウォン(90億円)規模になることを明らか にした。
 インドネシアは、KF-X に総額約1,800億円を投資する。 KF-X の開発には、韓国政府が60%、インドネシア政府は20%、 韓国国内外のメーカが20%となる。
2015.10.30 Yahoo 中央日報記事

「国防委、来年の韓国型戦闘機事業予算670億ウォンで確定」

<1511-103002>
 国会国防委員会が29日に予算決算審査小委員会で、来年度の KF-X 開発予算が韓国政府案である670億ウォン(70億円)で 議決し確定した。
 防衛事業庁は KF-X 予算として1,816億ウォンを要求したが企画財政部が670億ウォンに減らして国会に提出した。
2015.10.29 Yahoo 時事通信記事

「対弾道ミサイル作戦の指針承認へ=来月2日に米韓定例安保協議」

<1511-102905>
 韓国国防省が29日、米韓定例安保協議 (SCM) が11月2日にソウルで開かれると発表した。 これに先立ち1日には、韓国合同参謀本部議長と米統合 参謀本部議長による軍事委員会 (MCM) も開かれる。
 SCM では北朝鮮の弾道弾脅威を念頭に、ミサイルを探知 (Detect)、かく乱 (Disrupt)、破壊 (Destroy)、防御 (Defend) する「4D作戦」の 履行指針が承認される見通しという。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly GA-ASI pitches Gray Eagle to South Korea <1512-102810>
 
GA-ASI社が ADEX2015 で10月20日、韓国陸軍へ MQ-1C Gray Eagle MALE UAV の売り込みを行っているこ とを明らかにした。  MQ-1C は間もなく韓国へ引き渡される AH-64E Apache Guardian との有人/無人連携が可能である。
 米陸軍は MQ-1C 167機の装備を計画していて、既に130機を取得している。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly Taurus pushes a hread on KEPD 350 integration, look to next order <1512-102809>
 韓国が F-15K に装備する Taurus社製で射程500km
KEPD 3502016年に装備を開始するが、同社はモジュラ構造の KEPD 350 を陸上発射型艦載型、更 に FA-50 から発射する小型 KEPD 350 の開発を計画している。
 FA-50 搭載型は燃料槽を1つ減らして射程を400km程度にするもので、陸上発射型では後部のロケットを付け替え、20ftの キャニスタ2個TEL に搭載するという。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly Korean Air shows off in-service KUS-FT UAV <1512-102808>
 大韓航空が ADEX2015 で、既に韓国陸軍と海兵隊が装備している KUS-FT
TUAV を 公表した。 KUS-FT は UAV 4機とカタパルト発射機、回収装置、制御装置各1基でシステムを構成する。
 UAV は全長3.4m、翼端長4.2m最大離陸重量150kgであるが、それ以上は公表されていない。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly Airbus prepares for LUJ and LAH exports <1512-102807>
 Airbus社が ADEX2015 で10月20日、韓国と共同開発した LUH と開発する LAH海外売り込みを開始することを明らかにした。 LUH Surion は2016年、LAH は2017年に売り込みを開始し、300機 以上の売り込みを見込んでいる。
 同社によると、世界にはベトナム戦争時代のヘリが、まだ3,000機以上ある。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly Korean Air showcases armed unmanned Little Bird <1512-102806>
 大韓航空航空宇宙事業部 (KAL-ASD) が ADEX2015 で10月20日、MD 500 Little Bird ヘリを UAV化した KUS-VH を公開した。 試作は完了しており、軍の評価を受けられる状態にあるという。 韓国陸軍は2016年末か2017年初頭に
RfP を発簡する見込みという。
 韓国陸軍は現在、175機の MD500 を装備していると見られている。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly Boeing poised for FX-Ⅲ chance if F-35 sale collapses <1512-102805>
 米国が KF-X 向けのレーダ技術の提供を拒否したことを受け、Boeing社が ADEX2015展 で10月20日、F-35 に決まった FX-Ⅲ の巻き返しを行う意向を示した。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly Saab unveils new AESA for fighter aircraft <1512-102804>
 Saab社が韓国で開かれている ADEX2015展で、Gripen C/D が搭載している PS-05A Mk3 を AESA化した PS-05A Mk4 を公開した。 これについて同社は、米国が KF-X 向けのレーダ技術の提供を拒否したこととは無関係としている。
 同社が4月に初公開した Mk4 は、捕捉距離が Mk3 の1.5倍になるという。
2015.10.28 Jane's Defence Weekly LM officials say KFX technology transfer issues out of thir hands <1512-102803>
 韓国の KF-X 開発に米政府主要技術の提供を拒否した問題について、Lockheed Martin社は政府間の問題で関知しないとの態度を示している。
2015.10.26 Aviation Week & ST Reality bites <1512-102602>
 韓国の KF-X 開発で、米国が主要技術の提供を拒否したのは、共同開発国になったインドネシ アへの技術流失の懸念があるとの見方がある。
 米国が提供を拒否したレーダについては、Elta社、Selex社、Saab社製などが検討されると共に、エンジンを GE社製 F414 から Eurojet社製 EJ200 に代える案も 浮上している。
2015.10.24 I朝鮮日報 韓国製 T50 練習機、米反対でウズベク向け輸出が白紙に <1511-102401>
 韓国政府の消息筋によると、KAI社が超音速高等練習機 T-50 の輸出に向けウズベキスタン政 府と交渉を繰り広げたが、米国政府が技術流出および外交政策上の理由などから反対の立場を示したため事実上 白紙になった。
   この商談では KAI社だけでなく、韓国国防部や防衛事業庁、空軍も骨を折ってきた経緯がある。
2015.10.21 Jane's Defence Weekly South Korea selects local companies to develop air-to-surface missiles <1512-102107>
 韓国
DAPA が10月12日、開発する LAH に搭載する ASM の開発を Hanwha、LIG Nex 1、Poongsan の3社に KRW162B ($141M) で発注すると発表した。 開発完了は2022年を見込んでいる。
 DAPA はまた、KDX-Ⅲ の第二次建造も決定した。
2015.10.21 Yahoo Record China 記事

「韓国『50万人に削減』軍縮計画が先送り、2030年に期限延長―韓国メディア」

<1511-102103>
 韓国の国務会議で20日に国防改革の修正案が審議され、北朝鮮の非対称戦による脅威や挑発的行為の可能性を考慮した上 で、2020年までに常備兵力を50万に削減することを目標とした軍縮計画の期限を10年間延長し、2030年 とすることが決定された。
 修正案ではまた、将校や士官の全兵力に占める割合を40%とすることや、予備役を削減する計画も2030年まで延長することが決定された。
【関連記事:1508-070101 (Record China 2015.07.01)】
2015.10.15 中央日報 韓国型戦闘機の核心技術、米国から導入不可なら欧州と提携へ <1511-101504>
 韓国開発を計画している KF-X 戦闘機の核心技術について、米国が4月に
AESA レーダなど核心技術4種類を提供できないと公式通知してきたことで、欧州から導入する案が進められている。 KF-X 計画の基本協力は Lockheed Martin社とするものの、技術の移転が不可能な技術は欧州と提携するという。
 韓国はすでに年初から米国の技術移転拒否を念頭に欧州側と接触してきたており、政府当局者が8月に、Selex社、Saab社、 Elta社などを訪問して技術移転と協力案を議論したという。
2015.10.10 Yahoo 朝鮮日報記事

「『ヘリが売れない・F35 技術がもらえない』韓国の戦闘機メーカーの苦悩」

<1511-101002>
 韓国の戦闘機開発計画で、米国が主要技術の移転を拒否したことから、KAI社 が苦しい立場に追い込まれている。 KAI社は優先交渉権を獲得したが、まだ軍と本契約を締結できていない。 5月に予定されていた本契約の締結は先送りされ続けて おり、同社は本契約が来年に持ち越されれば2025年の開発完了という計画を守れなくなると訴えているが、大統領府がこの計画に対する検証に着手したこともあり、すぐに本 契約を結べる状況ではない。
 ヘリコプタ Surion も1兆3,000億ウォン(1,350億円)を投じて開発したにもかかわらず、国内で買い手がない状況である。
2015.10.02 Yahoo 朝鮮日報記事

「射程800キロの弾道ミサイル、2017年に実戦配備」

<1511-100201>
 韓国政府の消息筋が1日、国防科学研究所 (
ADD) が5ヵ年発展計画で、弾道弾 (BM) の射程を2017年 までに800kmに延長する計画であることを明らかにした。 韓国軍の BM の射程延長時期が公式に確認されたのは初めてであるという。 韓国は昨年、射程500kmの新型 BM の試射に初めて成功している。
 射程800kmの BM が2017年から配備され、2018~2019年に Global Hawk HALE UAV が2機配備されれば、北朝鮮に対抗する Kill Chain がある程度形 が整うことになる。
2015.09.28 Yahoo 中央日報記事

「韓国軍、北朝鮮小型無人機レーザー迎撃システムの研究に着手」

<1510-092802>
 聯合ニュースなど韓国メディアが28日、韓国防衛事業庁が昨年10月から来年3月までの日程でレーザによる 小型 UAV 迎撃システムの開発の可能性に対する研究に入った。 この研究を通じて開発の必要が決まれば武器体系として開発が進められる。
 防衛事業庁はまた、高品質のファイバーレーザ技術に対する研究にも着手する計画で、レーザ関連の核心技術に関する開 発行程表を12月までに作成する計画だという。
2015.09.24 Yahoo Record China 記事
「韓国空軍高官『米国が F-35 戦闘機の核心技術を提供せずとも、韓国型戦闘機の開発に支障ない』―中国メディア」
<1510-092402>
 韓国空軍参謀総長が22日、次世代戦闘機として F-35A を導入する際に Lockheed Martin社が約束した主要4技術の移転米国政府が拒否したことについて、米国が核心技術を提供しなくても、次世代戦闘機 KF-X の開発には支障がないとの認識 を示した。
2015.09.23 Jane's Defence Weekly Market forces <1511-092309>
= 韓国の軍事市場に関する5頁の記事 =
 
2015.09.23 Yahoo Record China 記事
「韓国の戦闘機事業が暗礁、米国が核心技術の移転を拒否=韓国ネット『裁判で争えないの?』『技術がすぐに流出する韓国が信用されるわけがない』」
<1510-092302>
 韓国 SBS TV が21日、韓国の次世代戦闘機 KF-X の開発が、米国が核心技術の移転を拒否しているため 暗礁に乗り上げていると報じた。
 KF-X は KAI社が Lockheed Marin社の助けを借りて開発に着手したが、1年もたたずに暗礁に乗り上げた。 Locheed Martin社が
AESA レーダ開 発のための技術者をサポートすることになっていたが、米国がこれを拒否した。
2015.09.22 Yahoo 聯合ニュース記事

「主力戦闘機の長距離攻撃能力強化へ 空軍が報告=韓国」

<1510-092203>
 韓国空軍が、KF-16 に搭載するため、昨年11月にイスラエルと契約した Spice 2000 を、2016年 上半期から装備する計画で、来年度予算にも反映された。
 Spice 2000 は投下後に翼を拡張し、50km以上飛行し目標物を破壊する。
【註】
 韓国 TAK社は既に、Mk 84 2,000-lb JDAM の ER型 を Boeing社と共同開発していたはずなのに、
【関連記事:0905-040802 (JMR 2009.04.08)】
なぜ同じ2,000-lb滑空誘導爆弾である Spice 2000 の導入を行うことになったのか。
2015.09.22 Yahoo 中央日報記事

「米国、F35 核心技術移転を拒否…韓国型戦闘機事業に支障」

<1510-092202>
 韓国防衛事業庁が21日、次期戦闘機を F-35 とする代わりに支援を受けることにしていた核心技術提供 米国側が拒否したことを、国会で明らかにした。
 米国は AESA レーダIRSTEO 追尾装置ECM 装置の4種類について技 術輸出を拒否したという。
2015.09.17 Yahoo 中央日報記事

「韓国産 T-50 高等練習機、タイ輸出へ」

<1510-091701>
 韓国の
T-50 高等練習機がタイの次世代練習機に選ばれた。 韓国聯合ニュースが、韓国政府関係者が16日に、タイ政 府が韓国の提案した T-50 高等練習機を次期練習機に選定したことを明らかにしたと伝えた。 タイ政府は17日に KAI社と契約して発表する予定 という。
 報道によると、今回の契約は4機であるが、タイ政府は更に24機を追加調達する後続契約を来月に交わす予定なので、付帯 費用まで含めた契約総額は8,000億~9,000億ウォンに達するものと予想されている。
2015.09.11 Yahoo WoW! Korea 記事

「韓国、東シナ海で800km弾道ミサイル試験発射を検討…中国との外交摩擦を憂慮」

<1510-091105>
 韓国の合同参謀本部が11日、韓国軍が開発中の射程800kmの弾道弾の発射試験、を 離於島(中国名:蘇岩礁)南方の公海上で行うことを検討していると発表した。
 この海域は、韓国と中国の領有権問題で神経戦を繰り広げている場所であり、今後、韓国軍の発射試験が実行されると中国との外交摩擦が憂慮され る。
2015.09.10 Record China 韓国空軍主力戦闘機 KF-16 に存続の危機、戦闘機の識別できない?=「早く国産機をつくれ」「もう米国製の戦闘機を買うのはやめよう」―韓国ネット <1510-091003>
 韓国空軍は2014年から KF-16 の搭載コンピュータの更新、
JTIDS の搭載、 IFF の更新など、改良予算を計上しているが、受注した BAE社が大幅な値上げを要求したため改良計画 が中断している。
 米国と同盟国の IFF は、2020年に Mode 4 から Mode 5 に変わり、100~200km離れていても味方機を識別できるようになるが、KF-16 は改良計画 を来年開始しても、2020年では80%以上が、相手の戦闘機を識別できなくなると懸念される。
2015.09.08 韓国の来年度予算案 北抑止力強化と平和統一基盤構築へ <1510-090801>
 韓国政府は8日、386兆7,000億ウォン(38兆6,100億円)と、今年度に比べ3.0%増2016年度 (1~12月)予算案を確定した。 この中で国防費は4.0%増の39兆ウォンが計上されている。
 国防予算のうち防衛力改善費は11兆6,803億ウォンで、前年比増加率は今年の4.8%より大きい6.1%となる。 特に
DMZ の戦力 強化に投じられる予算は3兆28億ウォンで40.6%増額される。 これは次期対砲レーダや HALE UAV などによる探知能力の強化と、K-9 SPG や K-2 MBT、次期 MLR などによる攻撃能力の向上にあてられる。 北朝鮮潜水艦 脅威への対抗などの戦力強化費は1兆6,758億ウォンで5.4%増となる。
 一方、Kill Chain や KAMD 構築費は1兆5,292億ウォンと64.5%急増する。
2015.09.07 日経新聞

インターネット

海自観艦式、韓仏印の艦艇が初参加へ <1510-090702>
 海上自衛隊が7日、10月18日に相模湾で開く自衛隊観艦式韓国フランス インドの艦船が初めて参加すると発表した。 2012年の前回と同じく米国オーストラリア も加わる。
 自衛隊観艦式は3年に1度開いており、初めて外国の艦船を招いた2012年は米豪とシンガポールの3ヵ国が参加した。 韓国やインドは2002年の東京湾での国際観艦式に加わっ たが、自衛隊の観艦式は初めての参加である。
2015.09.02 Jane's Defence Weekly Seoul reveals plan to boost 2016 defence budget <1510-090212>
 韓国与党の議員が8月27日、2016年度の国防費は急増するとの見通しを示した。 韓国国防省は6月 に、前年比7.2%増のKRW40.14T ($36B) を要求している。 この中でも近代化経費は12.4%のKRW12.37Tになっている。
2015.08.27 Yahoo WoW! Korea 記事

「米韓、作戦計画5015署名…全面戦争の兆候時には先に北朝鮮を攻撃」

<1509-082703>
 複数の韓国軍関係者が27日、6月頃に韓国合同参謀議長とカーチス米韓連合司令官が、北朝鮮に対する先制攻撃方針が盛り 込まれた新たな作戦計画「作戦計画5015」に署名したことを明らかにした。 作戦計画5015では北朝鮮に対する先制打撃の要件が具体化されていると いう。 軍関係者は、北朝鮮のミサイル攻撃を含めた全面戦争の兆候が明らかだと判断された際に先に攻撃できるというだけだとし、実際は同時攻撃 と理解するべきだと述べた。
 米韓は、1974年連合作戦計画5027-74を作成し、北朝鮮軍の主な軍事挑発などのごとに、北進作戦と平壌を包囲する5027-92、寧辺核施設への先制打撃を含む5027-98などと、 作戦計画を補完してきた。 作戦計画5015はこれらの作戦計画を統合した計画である。
2015.08.27 Yahoo 中央日報記事

「韓国政府、来年度予算で国防費を大幅拡大へ」

<1509-082702>
 韓国政府と与党セヌリ党が27日、来年度予算案を拡張的に編成し、特に国防費を大幅に増額する ことで合意した。
 北朝鮮の挑発に備える次元で非武装地帯 (
DMZ) の戦闘力と対潜水艦戦力の増強など国防費の投資を大幅に増やす。
2015.08.26 Jane's Defence Weekly Koreans exchange fire across Demilitarised Zone <1510-082603>
 南北朝鮮が8月20日、停戦ライン (
DMZ) を挟んで砲撃戦を行った。
 最初に北朝鮮が14.5mm高射砲弾1発と、76.2mm砲弾数発を発射したのに対応して、韓国側は北朝鮮の発射地点と見られる位 置に対して、155mm砲弾12発を発射した。
2015.08.25 Yahoo 中央日報記事

「南北高官会談 北朝鮮『地雷爆発による南側軍人の負傷は遺憾』」

<1509-082501>
 南北朝鮮が25日、4日に起きた地雷挑発事件で始まった軍事的緊張解消する6項目を盛り込んだ 共同声明文に合意した。
 特に北側は南側が要求してきた地雷挑発事件などに関する謝罪および再発防止について、南側の軍人が負傷したことに遺憾を表明 すると明らかにした。 これを受け韓国側は、北側が要求してきた対北朝鮮拡声器放送中断について異常な事態が発生しない限りという条件を 付けてすべての拡声器放送を25日12時に中断することにした。
 こうした合意を受け、北側は直ちに準戦時体制を解除することにした。
2015.08.22 Yahoo 中央日報記事
「北朝鮮砲撃挑発 強大な攻撃力備えた米軍210火力旅団、緊急投入態勢 (1)」
<1509-082203>
 北朝鮮の砲撃挑発以降、米韓軍は対北朝鮮警戒態勢を強化すると共に、更なる軍事挑発があれば米軍も参加して初期に共 同で制圧する米韓共同局地挑発計画も稼動を始めた。
 複数の軍消息筋によると、東豆川駐留米陸軍第210砲兵旅団などが緊急支援体制を整えているという。 第210砲兵旅団は
MLRS と M109A6 SPG などを装備して韓国軍の軍団以上の火力を有し、韓国陸軍全体の使用量と同等程度の弾薬を保 有しているという。
中央日報記事
「北朝鮮砲撃挑発>強大な攻撃力備えた米軍210火力旅団、緊急投入態勢 (2)」
2015.08.22 Yahoo 朝鮮日報記事

「米空母派遣要請、北朝鮮から新たな挑発あれば検討」

<1509-082202>
 北朝鮮準戦時状態を宣言し、さらなる挑発の可能性が高まるなか、韓国軍が米韓共同局地挑発作戦計 画を初めて適用する検討を行っている。 また北朝鮮が実際に更に挑発を行った場合、米国側に空母打撃群の急派を要請することも検討中と 伝えられている。
 以前は、局地挑発に対し韓国軍単独で対応してきたが、2010年11月の延坪島砲撃挑発を受け2年の協議の末、2013年に署名した共同局地挑発作戦計画は、北朝鮮による局地挑 発に対し、韓国軍だけでなく、偵察衛星など米国の偵察・監視装備や在日米軍など米軍戦力も参加して対応するという概念からなっている。
2015.08.12 Jane's Defence Weekly Chun-Mu LRMRS starts to enter South Korean service <1509-081216>
 韓国陸軍が、Hanwha社製長射程
MRS (LRMRS) Chun-Mu の配備を開始していることを明らかに した。 Chun-Mu の開発は2014年12月に完了している。
 Chun-Mu は Doosan社製の K136 Kooryong 130mm、36発、無誘導 MRS の後継となるもので、GPS/INS 誘導239mmロケット 弾6発入りポッドを2個搭載している。 また227mm及び130mmの無誘導ロケット弾も発射できる。
2015.08.12 Searchina ドローンを「音波」で墜落させる技術・・・韓国の研究機関が開発=中国メディア <1509-081203>
 中国新聞網が7日、韓国の研究機関が UAV のジャイロ音波干渉させることで 墜落させる技術を開発し、この技術の展示を米国で実施することを明らかにしたと報じた。
 韓国の研究機関 KAIST が UAV に搭載するジャイロの共振試験を実施したところ、外部から音波でジャイロを共振させることが可能で、これにより UAV を墜落させられるこ とを発見したと紹介している。
2015.08.12 東亞日報 韓国型高高度無人機、成層圏飛行に成功 <1509-081201>
 韓国国航空宇宙研究院が11日、同院が開発した HALE UAV EAV-3 が高度14,120mでの 飛行に成功したと明らかにした。 韓国で開発された UAV が成層圏に到達したのは今回が初めてである。
 HALE UAV は、太陽光電池で短くて数日、長い場合は数年間飛行しして地上を観測できるため、人工衛星の代替の役割を果たすことが可能で、地球の 大気圏と宇宙の中間領域の成層圏を飛ぶので、悪天候に関係なく常に飛行でき、人工衛星は1日数回しか上空を通過ないのに対し24時間の観測が可能 である。
【註】
 EAV-3 とほぼ同じ構想で作られた HALE UAV には Airbus社の Zephyr がある。 Zephyr 計画は2003年に QintiQ社が開始したが、2013年に Airbus社が買収していた。
 Zephy の最新型である Zephyr 7 は、2014年8月に太陽光が弱く昼間の時間が短い南半球の冬期に11日間の無着陸飛行に成功している。 Airbus社は、高高度疑似衛星 (HAPS) 計画として Zephyr 8 UAV 計画を開始している。
2015.08.11 Yahoo 産経新聞記事

「韓国が最高度警戒態勢、地雷爆発で…ミサイル、偵察機投入『第2の哨戒艦撃沈だ』」

<1509-081102>
 韓国軍が11日、南北軍事境界線の韓国側非武装地帯 (
DMZ) で北朝鮮が埋設 したとされる地雷が爆発した事件で、前線地域に最高度の警戒態勢を敷いたことを明らかにした。  ATM や UAV なども投入し装備を増強したとされる。
 朝鮮日報は11日、地雷による挑発は第二の天安撃沈だと北朝鮮を非難する社説を掲げ、最大野党の新政治民主連合は同日、北朝鮮を糾弾する決議案を同党として初めて国会 に提出することを決めた。
2015.07.31 Yahoo 中央日報記事

「韓国型 THAAD『天弓』 年末に実戦配備」

<1508-073105>
 韓国が国内開発した中距離 SAM 「天弓」が年末に配備される。 新宮、天馬など射程10km以内 の短距離 SAM はすでに開発を完了し配備されたが、中距離 SAM の配備は初めてである。 
ADD 主導で2001年に開発に着手した天弓は、11年目の 2011年に開発を完了した。
 天弓の最大射程は40kmで、高度15km前後の飛翔体、特に航空機を迎撃するのに使われる。 迎撃高度が40~150kmの THAAD に比べて迎撃高度は低いが、韓国型ミサイル防衛 (KAMD) システムの一つであり韓国型 THAAD (K-THAAD) と呼ばれる。
【註】
 THAAD の操舵は空気の極めて薄い高空での使用を前提として、操舵翼ではなく機体の横方向にガスを噴射するサイドスラスタによるものであるのに対し、天弓は PAC-2 Patriot と同様に操舵翼によるものと思われる。 この意味で大気圏外で使用するように設計された THAAD と、大気圏内での使用を前提とした天弓とは、全く別のシステム といえる。
2015.07.30 Yahoo Record China 記事

「韓国、新型地対空誘導ミサイル『天弓』の試射に成功、年内量産も―中国メディア」

<1508-073003>
 韓国防衛事業庁が30日、独自技術で開発した中距離 SAM 「天弓」の発射試験に成功したことを明らかにした。
 天弓は韓国国防科学研究所 (
ADD) が2011年に開発に成功した新型 SAM で、韓国空軍の現有「雄鷹」に代わるもので、年内の 量産開始が計画されている。
【註】
 天弓は KMSAM と呼ばれていた SAM で、ロシアの技術を元にしていると見られている。 Almaz-Antey社の Vityaz は、KMSAM を発展させたものと言われている。
【関連記事:1010-070008 (JMR 2010.07)】
 雄鷹は HAWK のことである。
2015.07.24 Yahoo Record China 記事

「韓国の KF-16 戦闘機改良プロジェクトが資金不足で規模縮小か、国の財政難で追加投入はほぼ不可能―中国メディア」

<1508-072408>
 中国新聞社が23日、韓国が資金不足の影響で KF-16 の改良計画の規模を縮小する可能性がある と報じた。  韓国の KF-16 改良計画では、米国防安全保障協力局 (
DSCA) が15日に Lockheed Martin社などが担当することを認めたが、米国が提案している Northrop Grumman社製 APG-83 レーダを受け入れた場合、韓国防衛事業庁 (DAPA) の見積もりを上回る$2.5Bに達する模様である。
 韓国国会は1兆7,500億ウォン(1,900億円)しか承認していにいため、政府は国会への追加予算の要求、又は計画の縮小を迫られているが、現在の財政難から後者が選ばれる 可能性が高いとの見方が出ている。
【註】
 搭載レーダの AESA化を中心とした KF-16 の改良計画は、当初 Raytheon社製 RACR を提案した BAE Systems社案 を採用したが、
【関連記事:1402-010601 (AW&ST 2014.01.06)】
米政府と関連企業が契約金額に加えKRW800Bを追加で要求したため、計画が頓挫し、
【関連記事:1411-101503 (朝鮮日報 2014.10.15)】
韓国政府は2014年11月に BAE Systems社との契約を破棄し、契約先を台湾も採用を決めた Northrop Grumman社製 SABR レーダを提案する Lockheed Martin社に変更していた。
【関連記事:1501-121802 (朝鮮日報 2015.12.18)】
2015.07.20 Aviation Week & ST LCH-LAH launched <1509-072006>
 韓国
LCH/LAH の開発を Airbus社と提携した KAI社に$1.44B で発注したが、Airbus社はそのうちの1/3を取ることになる。
 LCH/LAH は Airbus社の EC155B1 を元にして開発される。
2015.07.15 Jane's Defence Weekly DAPA countersues over F-16 upgrade <1508-071506>
 韓国国防調達本部 (
DAPA) が、F-16 134機の能力向上契約の不履行を理由に、 BAE Systems社と Raytheon社$61Mの支払いを求める訴訟を起こした。
 BAE Systems社は2014年5月に FMS でこの契約を受注したが、その後大幅な値上げを要求し、これに韓国が応じなかったことが11月上旬に契約を 破棄していた。
【関連記事:1412-110506 (JDW 2014.11.05)】
2015.07.11 Yahoo 朝鮮日報記事

「米陸軍が兵力削減、在韓米軍にも影響か」

<1508-071101>
 米陸軍が9日、現在49万名の兵力を国防予算の削減に伴い2年以内に45万名にまで削減するという内容の戦力構造改変計画を 発表した。 さらに予算自動削減政策が10月から適用されれば、FY19までに42万名まで削減しなければならないという。
 議会専門紙 The Hill は、海外の基地の中ではイタリア、ドイツと韓国の基地が影響を受けると伝えた。 また VOA は、在韓米軍 第2師団隷下の第1旅団戦闘団(1st
BCT)が先週に廃止され、米国本土の 機甲旅団を9ヵ月おきにローテーション配置して空白を埋めていると報じた。 装備は駐屯地に残置し兵員だけが交代する。
2015.07.01 Yahoo Record China 記事

「韓国軍、兵力11万人削減計画を8年後の30年に先送りへ―中国メディア」

<1508-070101>
 韓国国防部が30日、国防改革基本計画の修正案を公表した。 韓国は同計画に基づき、昨年3月に 63万の現有兵力を2022年までに52万へ削減するとしていたが、今回の修正案が通過すれば削減目標は2030年に先送り されることになる。
 国防部は、北朝鮮の挑発など突発的な状況に対応するため、兵力規模の調整目標に柔軟性を持たせることが関連法案を修正する主な理由だと説明している。
2015.06.30 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国空軍初の空中給油機 エアバス D&S製に決定 =4機導入」

<1507-063002>
 韓国防衛事業庁が30日、初めて導入する空中給油機に、Airbus D&S社製 A330MRTT を選定し た。  候補機種にはほかに、Boeing社製 KC-46A、IAI社製が挙がっていた。
 空中給油機事業の総予算はKRW148.81B(1,640億円)で、2019年までに4機を導入する。
2015.06.22 Aviation Week & ST Northern guardian <1508-062207>
= 韓国の TBM に関する記事 =
Hyunmu 1
Hyunmu 2A
 第一段が短く、射程は300km
Hyunmu 2B
 第一段が長く、射程は500kmであるが、弾頭を小型にすれば800km
 6月3日に発射試験を実施。
Hyunmu C
 韓国の CBS TV や世界日報(註:統一教会系新聞)は6月3日に発射した
TBM を Hyunmu C と呼称
Hyunmu 3 は巡航ミサイル)
2015.06.18 朝鮮日報 韓国の国防予算案、来年度は初の40兆ウォン突破 <1507-061802>
 韓国国防部が17日、企画財政部に提出した来年度の国防予算案が、今年度比7.16%増だ、初めて 40兆ウォンを超えた40兆1,395億ウォン(4兆4,490億円)となったと発表した。
 武器を導入する防衛力改善費は12.4%増の12兆3,654億ウォン(1兆3,700億円)が計上され、 Kill Chain
KAMD の 構築に1兆,5695億ウォン(1,700億円)を計上する。
2015.06.10 Jane's Defence Weekly Seoul announces plans to develop frigate, missile <1508-061003>
 韓国防衛調達本部 (
DAPA) が6月2日、仁川級フリゲート艦Batch Ⅲ LAH に装備する ASM の開発計画を発表した。
 仁川級 Batch Ⅲ は6隻の建造が計画され、総経費はKRW3.2T ($2.9B) と見られている。
2015.06.04 Yahoo 朝鮮日報記事

「韓国軍:新型ミサイル発射実験成功、北全土が射程圏に」

<1507-060404>
 韓国の国防科学研究所 (
ADD) が3日、北朝鮮の全域を射程に収める射程500km以上の新型 TBM 玄武-2B」の発射試験に成功した。 韓国は昨年から射程500km TBM の試験発射を非公開で数回実施し成功させたとされるが、軍消息筋は射程800km TBM の試験発射は 時期尚早で、今回の TBM は昨年に非公開で試験発射したものと同様の水準だと話している。 軍は年内に射程500kmの TBM を配備し、射程800kmの TBM の発射試験を近く開始するという。
 国防部の関係者は、具体的な射程は公表できないが、北朝鮮全域を射程に収めると説明した。
【註】
 韓国の玄武-2シリーズ TBM は、かねてからロシアの技術によるのではと見られており、実際に玄武-2B の外観は、ロシアの Iskander (SS-26) と全く同じである。
2015.06.03 Yahoo 聯合ニュース記事

「射程500キロ以上の弾道ミサイル 試験発射成功=韓国軍」

<1507-060304>
 韓国政府筋が3日、射程が500km以上である
TBM の試験発射に、この日初めて成功したことを 明らかにした。 国防部関係者は性能について、射程800kmで、北の全域を攻撃圏に収めると説明した。
 現在、韓国軍は射程300km、弾頭重量500kgの TBM を保有しているが、米韓合意によるミサイル指針改定に伴い、射程800km、弾頭重量500kg の TBM を開発している。 射程 800kmの TBM 開発は相当な段階まで進み、シミュレーション試験による飛行姿勢の制御に成功している。
2015.06.03 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓米連合師団発足 世界初の混成部隊」

<1507-060303>
 米韓による初の混成部隊である米韓連合師団が3日に発足し、議政府 の米軍基地で編成式を行った。
 平時は韓国軍と米軍で構成された司令部のみが編成され、有事には米陸軍第2歩兵師団隷下部隊 と韓国軍機械化歩兵旅団が編合される。
2015.06.03 Yahoo ハンギョレ新聞記事

「THAAD 設定は8時間で北朝鮮から中国に転換可能」

<1507-060302>
 これまで韓国の THAAD 配備擁護論者は、探知距離が短い THAAD レーダ (AN/TPY-2) を朝鮮半島に配備しても探知は北朝鮮地域までに制限され、中国には特に影響がないと してきたが、TPY-28時間以内で探知距離が短いモードから遠距離探知用モードに転換できるこ とが、2012年に米
MDA が作成した予算関連文書から明らかになった。
 この文書によると、AN/TPY-2 には前線陣地配備モード (FBM) と終末モード (TM) の2種類あり、FBM モードはミサイル発射初期段階で探知追跡し、TM モードでは THAAD 部 隊の射撃統制のための標的捕捉追跡・識別機能を行うとしている。 更にこのレーダは移動が可能で、脅威の地理的変化に対応する柔軟性を持つと強 調している。
2015.05.27 Defense News Tankers, helos top S. Korean projects <1506-052707>
= 韓国の空中給油機及びヘリ計画に関する記事 =
 韓国が4機装備する計画の空中給油機機種選定は近く行われる。 候補には Boeing社の KC-46 、Airbus社の A300 空中給油/輸送機、イスラエルが提案する 767-300ER の三機種が上がっている。
2015.05.23 Yahoo Seaechina 記事

「韓国が『潜水艦隊』規模拡大、『中国の潜在的リスクになる可能性』と米軍事情報サイト・・・ただし、『騒音』など品質問題抱える潜水艦も=中国メディア」

<1506-052301>
 米国の軍事情報サイト Strategy Page が、韓国の潜水艦隊中国の潜在的リスクになる可能性があると報じた。 記事 は、韓国は2015年2月に潜水艦隊司令部を発足させ、潜水艦隊の規模が拡大を続けていると紹介し、韓国軍には現在、Type 209 9隻 及び Type 214 4隻を保有し、今後更に Type 5隻を建造するとした上で、潜艦隊司令部の主な目的は北朝鮮さらに 中国への対潜哨戒能力を高めることにあると報じた。
 北朝鮮は現在70隻の潜水艦を保有しているがその70%以上が小型潜水艦で、1,800t級の潜水艦は20隻にとどまるうえに老朽化が深刻で、騒音が大きいため発見されやすいと 論じた。
2015.05.21 聯合ニュース 韓米連合師団 来月3日に創設式=世界初の混成部隊 <1506-052103>
 韓国北部に展開する在韓米陸軍の第2歩兵師団が21日、来月3日に米韓連合師団の創設式を開催すると発表した。 連合師 団は韓国軍と米軍が混成で実戦任務を担う部隊で、2ヵ国が師団を編成するのは世界初という。 連合師団長は米軍の第2歩兵師団長が兼務し、副師 団長は韓国軍の准将が務める。
 連合師団の創設に向け、韓国陸軍の将校31名が今年初めに第2歩兵師団に転入した。
2015.04.30 Yahoo Record China 記事

「韓国の国防予算が大幅増加、研究開発費は米国に次いで世界2位に―英メディア」

<1505-043002>
 JDW が27日、韓国が2016~2020年に国防費毎年7.2%増額すると発表したと報じた。 同期間の予 算総額はKRW232.5B(約25兆6,000億円)に上る。
 新たな戦略計画によると、研究開発費が国防予算に占める割合は2015年の6.5%から、2020年には8.4%に増えることになり、 米国に次いで研究開発費の割合が高い国になる。
2015.04.27 Yahoo Focus-Asia 記事

「アジアは潜水艦軍備競争状態、日本はインドに潜水艦輸出の可能性―米メディア」

<1505-042702>
 米 National Interest が23日、タイ海軍が内閣に対して潜水艦戦力増強計画への出資を求める案を正式に提出したとす る現地メディアの報道を伝え、アジア地域が潜水艦の軍備競争のような状態に陥っているとする記事を掲載した。
 タイの潜水艦購入は、アジア太平洋地域の大勢に沿ったもので、マラッカ海峡に近いシンガポール マレーシアインドネシアの3ヶ国はいずれも最新型の潜水艦を購入する計画で、特にインドネシ アは2024年までに少なくとも10隻購入し、最終的に保有数を14~16隻にまで増やそうという計画を打ち出している。  ベトナムも潜水艦の増強に取り組んでおり、ロシアから Kilo級 6隻の購入を進めていて、すでに少なくとも3隻を取得し ている。 また、現在4隻を保有する台湾も、国外の支援を受け国内建造能力の向上に務めている。 韓 国も潜水艦の強化に注力しており、現在保有している13隻を、今後数年間でさらに増強する計画を持っている。
2015.04.27 Yahoo 朝鮮日報記事

「誘導式ロケット弾発射実験成功、対北防衛に期待」

<1505-042701>
 韓国国防科学研究所 (
ADD)の関係者が26日、2012年から開発を続けてきた70mm誘導ロケット弾 が完成し、先日行われた4発目の試験発射で目標に命中したと話した。 今年8月までに6発の発射試験を行い、ペンニョン島や延坪島など、北西部の島に配 備する計画だという。
 このロケット弾は射程5~8kmで、北朝鮮の高岩浦基地に配備されている70隻以上の ACV による攻撃を防ぐことができ ると期待されている。
【註】
 韓国と米海軍航空兵器研究所は、2007年にヘリ搭載赤外線誘導70mmロケット弾 LOGIR の共同開発に向けた覚書に署名している。
【関連記事:0706-030601 (聯合ニュース 2007.03.06)】
 高速艇を標的とた LOGIR の発射試験は2010年に実施され、韓国は2014年に装備化し、海軍が30,000発の調達を計画していた。
【関連記事:1011-1000171 (IDR 2010.10)】
 今回のシステムは2012年から開発されたとの記事から、LOGIR またはその発展型と見られる。
2015.04.26 産経新聞

インターネット

ついに自衛隊が「高機動パワードスーツ」を導入へ…韓国でも戦闘ロボット計画を打ち出すも世論は猛反発 <1505-042602>
 政府は4月9日に成立した平成27年度予算の防衛費で、高機動パワードスーツの研究開発費として9億円を計上し、本格的 に自衛隊員の“強化”に乗り出した。
 一方、ほぼ同時期に韓国でも未来戦闘兵システムと戦闘ロボットの開発を発表したが、こちらは装甲化された歩兵を目指 すという。 ところが、韓国国内では、旧式装備の更新が先だろうとの批判が噴出し、実現性に疑問符がつけられている。
2015.04.20 Yahoo 聯合ニュース記事

「北朝鮮核・ミサイル対応能力を強化 国防中期計画=韓国」

<1505-042002>
 韓国国防部が20日、2016~2020年の中期国防計画を発表した。 計画の総予算はKRW232.5Tで、戦力運営費がKRW155.4T、 防衛力整備費がKRW77.1Tとなっている。
 計画では北朝鮮のミサイルを探知破壊するシステムに5年間でKRW8.7T(9,500億円)を投入する。 PAC-3、KMSAM、
BMEWS などで構成される KAMD システム構築には、2015~2019年計画よりKRW400B増額したKRW2.7Tを計上した。
 また、キルチェーン構築費は、2015~2019年計画よりKRW300B増額したKRW6Tを計上した。 更に、多目的実用衛星、 Global Hawk、MALE UAV、Taurus、中距離 GB、907kg GPS 誘導爆弾などを導入する。
2015.04.08 Jane's Defence Weekly Korea Aerospace named as proferred KFX bidder <1505-040821>
 韓国国防相が3月30日、計画総額が$8Bと見込まれる KFX の契約先に KAI社を指名したことを明らかにした。  また同時に、現有の PAC-2 を PAC-3 に改良することも明らかにした。
 これについて米
DSCA は11月に、PAC-3 136発を$1.405Bで韓国へ売却すると通知している。
2015.04.01 Jane's Defence Weekly Pentagon plans to send MLRS battalion to South Korea <1505-040114>
 米国防総省が3月20日、7月から韓国に MLRS 1個大隊9ヶ月のローテーションで追加派遣する と発表した。 当初派遣されるのは第20野戦砲兵連隊第2大隊の400名で、第210野戦砲兵旅団の隷下に入る。 最初の大隊は帰国時に装備を残置し、 後続の大隊がこれを引き継ぐ。
 第20野戦砲兵連隊第2大隊が装備しているのは M270A1
GMLRS で、射程は300kmに伸びている。
2015.03.30 Aviation Weelk & ST Second life <1505-033001>
 KAI社が、韓国の軍民両用ヘリ
LCH/LAH提携先Airbus社を選定し、ひな形として H155 を選定したことで、H155 は生き延びることになりそう である。
 H155 は1970年代に開発された AS365 Dauphin を元に1990年代後半に開発されたへりで、初飛行以来18年間に180機しか売れていない。 Airbus社 は4.9tの H155 後継として5.5~6tの H160 を開発している。
 因みに韓国軍の要求は4.5t級であった。
2015.03.30 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国型戦闘機開発事業 KAI が優先交渉対象に」

<1504-033004>
 防衛事業庁が30日、KFX 開発の優先交渉対象先に KAI社を選定したと発表した。
 KFX開発については Lockheed Martin社が韓国政府に技術移転を約束したとされており、KAI社は同社と技術移転 と投資に関する MoU を締結している。
2015.03.25 Jane's Defence Weekly Airbus, KAI to build light armed helo for Seoul <1505-032501>
 KAI社がが3月16日、軽武装ヘリ
LAH 開発の提携先を Airbus社にすると発表した。 LAH は 韓国陸軍の 500MD 及び AH-1S の後継となる5tのヘリで、200機の調達が計画されている。 Airbus社は同日、LAH/LCHEC155 Dauphin を元にすると発表した。
 韓国防衛調達本部 (DAPA) は2014年7月に、LAH の姉妹機である民間型の LCH を KAI社に発注している。 LCH の実用化は2020年であるが、 LAH は2022年になるという。
 韓国陸軍は、LAH を既に36機装備している AH-64E と high-low mix で運用するという。
2015.03.25 朝鮮日報 THAAD:2部隊配置で韓国のほぼ全域が防衛可能に <1504-032503>
 北朝鮮が射程1,000km程度の IRBM 1発での攻撃を行った場合、THAAD 部隊が2個
FU があれば、韓国のほとんどの地域を守れることが24日判明した。 これまで、韓国全域を守るためには THAAD FU が2個から3個必要といわれていたが、具体的な防衛可能範囲は明らかにされていなかった。
 韓国空軍が2013年に行ったセミナーで、こうした内容からなるシミュレーション結果を説明していたことが確認された。  当時の資料によると、北朝鮮が IRBM 1発を発射した場合、韓国中部地域に配備された THAAD 1個 FU で、東南部および北部を除く韓国のほとんどの地域を守れるが、 数発同時に発射した場合には、中部地域しか守れないという。
2015.03.24 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国軍 下半期に射程80キロの多連装ロケット砲配備」

<1504-032403>
 韓国軍筋が24日、陸軍の砲兵旅団に今年後半、射程80kmの新型
MLRS が配備されることを 明らかにした。 黄海の西北島嶼には来年の配備が予想されるという。
 新 MLRS は130mmと230mm弾を発射でき、北朝鮮が保有する170mm SPH と240mm弾の最大射程 (54~65km) より長い。 ただ、 北朝鮮は射程200km程度の300mmのロケット弾を開発中とされる。
【新型 MLRS 関連記事:1503-020004 (IDR 2015.02)】
2015.03.21 Stars & Stripes US sending extra rocket unit to South Korea <1504-032103>
 米国防総省が、韓国へ400名の部隊を増派すると発表した。 派遣されるのは
MLRS を装備する 第2砲兵旅団第2大隊で、9ヶ月間のローテーション配置になる。
 在韓米軍の総数は現在、28,500名である。
2015.03.04 Jane's Defence Weekly Korean Air and KAI lodge bids for KFX <1504-030424>
 韓国防衛調達本部 (
DAPA) が、$8B規模と見られる韓国の次世代戦闘機 KF-X の開発に、 大韓航空 (KA) と KAI社応札したと発表した。
 KA社は Airbus社、KAI社は Lockheed Martin社と連携する。
2015.03 International Defence Review Amphibious support variant of KAI Surion makes first flight <1504-030001>
 KAI社が1月中旬、韓国海兵隊 (RoKMC) 向けの Surion KUH の初飛行に成功した。 Surion RoKMC の詳細は明らかにされ ていないが、機内と機外の併せて2ヶ所に増槽を取り付け、航続距離を伸ばすと共に、フロート装置 を取り付けている模様である。 同社はこのほかに、対潜/対艦型の Surion も計画している。
 一方韓国陸軍は、2020年までに Surion 200機を装備する計画で、既に50機以上が納入されている。
2015.02.26 Yahoo 中央日報記事

「韓国国防部『北、核弾頭小型化する技術水準にはない』」

<1503-022606>
 韓国国防部報道官が26日、北朝鮮2020年まで最大100発の核兵器を製造できるという北朝 鮮専門ウェブサイト 38 North の見通しについて、北朝鮮は相当水準の技術は備えているが、核弾頭を小型化するほどではないとみると明らかに した。
 同報道官は、北朝鮮が10~16発の核兵器を保有しているというのは一部の民間団体や専門家によるただの推定であっていかなる 証拠もないと述べた。
2015.02.25 Yahoo 中央日報記事

「米国の沿岸域戦闘艦が初めて参加…来月2日から韓米合同軍事演習」

<1503-022504>
 来月2日に始まる韓米年次連合演習の Key Resolve 演習とトクスリ演習に米国の
LCS初参加する。 韓米連合 軍司令部の関係者は24日、今回の演習には米第7艦隊に所属する LCS-3 Fort Worth が参加し、韓国海軍と朝鮮半島周辺の公海で実施する 計画であると述べた。
 来月13日まで行われる Key Resolve 演習に参加する米軍は、韓国外に駐留する6,750名を含む8,600名と、韓国軍約1万名が参加する。 また4月24日まで行われるトクス リ演習には、韓国外駐留3,500名を含む3,700名の米軍と、韓国軍からは師団級部隊以上の約20万名が参加する。
2015.02.23 中央日報 韓国型戦闘機事業、米国と欧州の代理戦が本格化 <1503-022303>
 韓国KF-X 開発で業界関係者が22日、大韓航空が Airbus社と協力に向けた MoU を締結したとに明らかにした。 KAI社と大韓航空が一騎打ちを繰り広げることになった。
Airbus社の参入で、KAI社と協力関係にある Lockheed Mattin社との間で、欧州と米国の航空機メーカが代理戦を展開する様相になってきた。
2015.02.18 Jane's Defence Weekly DAPA revies procument spending plans <1504-021809>
 韓国防衛調達本部 (
DAPA) が調達計画の見直しを実施している。
 DAPA 広報官は、計画達成には調達資金が不足しているとの報道に対し、否定も肯定もしなかった。
2015.02.18 Jane's Defence Weekly DAPA retenders KFX programme <1504-021801>
 韓国防衛調達本部 (
DAPA) が2月10日、KFX 開発のやり直し入札を告知した。 応札の締め切り は2月24日になっている。
 これは一回目の入札への応札が KAI社だけであったことによる。
2015.02.11 Jane's Defence Weekly Peru offered FA-50 fighters by South Korea <1503-021110>
 韓国の国防次官が2月3日、ペルーが韓国の
FA-50 軽戦闘機を24機導 入することを明らかにした。
 ペルーに対する韓国の技術協力はこれが初めてではなく、 KT-1P 練習機の共同生産をすでに行っている。 KT-1P は4機がすでに納入され、残 りの16機が現地部品を増やして生産されている。
2015.02.08 Yahoo 聯合ニュース記事

「大規模戦力増強事業 予算不足で見直しも=韓国軍」

<1503-020801>
 韓国国防部が8日に野党議員に提出した資料で、軍が大規模な戦力増強を進めようとしているが財源が大幅に不足することを明らかにした。
 国防部は17日に2016~2020年の中期国防計画を決定するが、計画に必要な財源は96兆ウォン(約10兆円)であるのに対 し、2014~2018年の国家財政運用計画に計上された防衛力整備費は66兆ウォン30兆ウォン不足 する。 国家財政運用計画は企画財政部が作成する5年間の政府全体の財政計画である。
2015.02.06 中央日報 大韓航空『エアバスと提携して KF-X 入札』 <1503-020604>
 大韓航空関係者が5日、今月2日に Airbus社と、KF-X 計画に共同で参加することで口頭合意をし、近日中に
MoU を締結して入札に参加すると話した。 KAI社は Lockheed Martin社との技術協力を決めており、大韓航空が Airbus社と提携すると、米国対欧州航空企業間の代理戦が繰り広げられることになる。
 韓国防衛事業庁は9日に入札提案書を受け付けた後、内部評価を経て翌月中に優先交渉対象者を選定する。
【註】
 大韓航空は当初、Boeing社と技術協力して KF-X 計画に参入しようとしていたが、ナッツリターン騒動の嫌気を指した Boeing社が、対韓航空との連携から降りていた。
【関連記事:1502-012502 (FOCUS-ASIA 2015.01.25)】
2015.02.03 Yahoo 中央日報記事

「ロシア、ウクライナとの合同宇宙事業を中断…韓国衛星打ち上げ“危機”」

<1503-020306>
 ロシアのメディアが2日、ロシア連邦宇宙庁がウクライナと共同推進してきた Dnieper
SLV による打ち上げを中断すると発表したと報じた。 Dnieper はソ連時代の ICBM RS-20 を海外の衛星打ち上げ用の SLV に改造したもので、ロシアとウクライナ、カザフスタンの共同企業体コスモトラスによって運営されていた。
 コスモトラスの次の計画は3月の韓国のアリラン-3A 打ち上げであったが、今回の計画中断により韓国の計画が暗礁に乗 り上げるおそれが出てきた。 また韓国がロシアと共同開発する SLV 計画にも支障が出るのは不可避となった。
2015.02.03 Yahoo 聯合ニュース記事

「国産軽攻撃機 FA50 のペルー輸出を推進=韓国軍」

<1503-020305>
 韓国軍消息筋が3日、
FA-50 軽攻撃機のペルー輸出を推進していることを明らかにした。  同筋は FA-50 24機の輸出を提案したという。
 軽攻撃機購入事業参加に向け、今月中にペルー側に入札提案書を提出する計画だという。  今年下半期に機種選定が予定されており、韓国のほかにロシアの YAK-130、イタリアの M-346、中国の L-15 も入札に名乗りを挙げるとみられる。
2015.02.01 Aviation Week & ST Seoul's success <1504-020108>
= 韓国の武器輸出拡大に関する記事 =
 2006年に$250Mであった韓国の武器輸出額は、2011年に$2.3B、2014年に$3.6Bと拡大している。
2015.02.01 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国海軍 潜水艦司令部を創設」

<1503-020103>
 韓国海軍が1日に潜水艦司令部を創設したと発表した。 司令部は第9潜水艦戦団を改編し、韓 国南東部、慶尚南道の鎮海に創設され、水上艦艇を中心とする第1、2、3艦隊司令部と同等で、司令官には海軍少将が就く。
 韓国海軍は1992年にドイツから初の韓国潜水艦を導入してから23年経った現在、Type 209 (1,200t) 9隻Type 214 (1,800t) 4隻の計13隻の潜水艦を保有しており、 2019年までに Type 214 を9隻に増やし、計18隻にする計画だ。 また2020年代には
VLS から弾道弾を発射できる 3,000t級潜水艦9隻を建造し、順次寿命を迎える Type 209 と換装する。
【註】
 Type 214 潜水艦はドイツ HDW社が設計した Type 214 をライセンス生産したもので、既にこれまで4隻が完成したが、いずれも製造不良などで出撃できないなど問題が発 生していると、度々報じられている。
産経新聞 2015.01.29
 一方 Type 209 もドイツ HDW社が設計 Type 209 をライセンス生産したものであるが、こちらはインドネシアへの輸出を決めている。
【関連記事:1403-011507 (JDW 2014.01.15)】
2015.02 International Defence Review Seoul looks to Heron for corps-level need <1503-020011>
 IAI社が12月下旬、韓国軍団級部隊用 UAV として Heron Ⅰ を採用すると発表した。 韓 国はこれまで軍団級 UAV として、KAI社が開発した RQ-101 Night Intruder 300 を装備している。
┏━━━━┳━━━━━━━┳━━━━━━━┓
┃    ┃Night Intruder┃  Heron Ⅰ ┃
┣━━━━╋━━━━━━━╋━━━━━━━┫
┃上昇限度┃  15,000ft ┃  30,000ft ┃
┃滞空能力┃   6時間  ┃ 20~45時間 ┃
┃搭載能力┃   45kg  ┃   250kg  ┃
┗━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┛
2015.02 International Defence Review Hanwha reveals details of Chun-Mu <1503-020004>
 韓国 Hanwha社が長距離多連装ロケット砲 Chun-Mu の開発を完了した。 Chun-Mu は全長4m、胴径239mmで、 射程80kmと見られるロケット弾を発射する。 239mm弾は GPS/INS で誘導される。
 239mm弾は6発がポッドに装填され、発射機はこの2.5tのポッド2個を搭載する。
 発射時には、両側に2基ずつあるスタビライザを下げる。
2015.02 International Defence Review Asia-Pacific navies pursue enhsnced amphibious lift <1503-020001>
 アジア太平洋地域には、現在少なくとも20隻の大型揚陸艦があり、更に増強が進められている。
オーストラリア:27,000t Canberra、16,000t Choules
中 国:18,000t Type 071 3隻
インド:17,000t Jalashwa
インドネシア:11,000t級5隻
日 本:おおすみ級3隻
シンガポール:Endurance級4隻
韓 国:13,000t 独島
 このほかに豪、中にさらなる建造計画があるほか、比も建造を行っている。
2015.01.30 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国海軍の第1艦隊司令部 海上戦闘団を創設」

<1502-013003>
 韓国海軍の第1艦隊司令部が30日、東部の江原道東海市で第1海上戦闘団の創設式を開催した。  同戦闘団は各種艦艇を隷下に入れ、平時は艦艇の戦闘準備態勢の維持を任務とし、有事には戦闘団長が艦艇を指揮する。
 一方、艦隊司令部は後方任務のみを受け持つことになる。
2015.01.30 Yahoo 朝鮮日報記事

「韓国軍需企業 KAI、過去最高の業績」

<1502-013002>
 KAI社が29日発表した2014年12月期決算は、売上高が前期比14.8%増のKRW2.3149T(2,489億円) 、営業利益が29.5%増のKRW161.3B、純利益が22.9%増のKRW111.1Bだったと発表した。  KAI社の関係者は、1999年の会社設立以来最高の業績を達成 したと述べた上で、FA-50 とスリオン(KUH)ヘリの量産が業績改善をけん引したと説明した。
 両機種は昨年の売上高全体の半分を超えるKRW1.2Tを占めた。
2015.01.25 Yahoo FOCUS-ASIA 記事

「米ボーイングが韓国の戦闘機開発計画から撤退、大韓航空と協力で“ナッツリターン”が影響か?」

<1502-012502>
 Boeing社が突然、大韓航空と協力する KF-X 開発計画から撤退する と表明した。 Boeing社は、大韓航空と協力して開発しても、受注は難しいためと説明している。
 ただ Boeing社の撤退をめぐっては、韓国政府が FX-Ⅲ に F-35 を選び、F-15SE が選ばれなかったことが影響したとの分析もある。
2015.01.21 Jane's Defence Weekly DSME looks to sell assets before potential sale <1503-012110>
 韓国の半国営造船企業である大宇造船社 (
DSME) が1月14日、主力でない 一部機能を売却すると発表した。
 DSME社は1973年に民間造船企業として発足したが、2000年には大宇グループを離れ、2001年には株式上場を行っている。
2015.01.20 Yahoo 中央日報記事

「現代重工業、インドの潜水艦事業に進出」

<1502-012003>
 現代重工業関係者が19日、インドの造船会社 HSL潜水艦建造に向けた覚 書を締結したと明らかにした。 HSL はインド海軍が発注した6隻の潜水艦受注に参加するため現代重工業に支援を要請した。 インド政府 はこの事業に6,000億ルピー(1兆1,458億円)を投資する。
 インド政府は現在、潜水艦増強に向けた40年間の中長期計画を進めている。
2015.01.19 Yahoo 聯合ニュース記事

「新兵器開発を積極推進 ICT とも融合=韓国国防部」

<1502-011902>
 韓国国防部が19日に朴大統領に報告した業務計画で、創造国防を国防発展の新たな枠組みとし て提示し、レーザ兵器や電磁パルス (
EMP) 兵器など、情報通信技術と融合した新兵器体系を積極的に構築していく方 針を示した。
 韓国軍は2012年から、主に艦艇に装備するレーザ兵器の概念研究を進めており、今年末までに研究を終えて2020年代初めをめどにシステム開発を 行う。
 『e 爆弾』と呼ばれる HPM弾は2GWの RF波で半径300m以内のすべての電子機器を無力化する。  国防科学研究所 (ADD) は1999年から EMP 応用研究を続け、2008年9月に EMP弾の開発に着手した。
2015.01.16 中央日報 韓国軍30人、有事に備え米2師団に初の派遣 <1502-011604>
 有事の際に韓国軍と米軍が編成する連合師団に配属される副師団長要員の准将を含む韓国側司令部要員 30名が、15日に駐韓米2師団で業務を開始した。
【関連記事:1410-090407 (聯合ニュース 2014.09.04)】
2015.01.14 Jane's Defence Weekly South Korean defence exports reach record high <1502-011414>
 韓国
DAPA が1月3日、2014年の武器輸出額が$3.6Bに上ったことを明らかにした。 これ は$3.4Bであった2013年を6%上回るものであるが、2015年には$40Bを見込んでいる。
 2014年の輸出には、マレーシア向けのコルベット艦3隻$423Mや、フィリピン向けの FA-50 12機$320Mなどが含まれる。
2015.01.11 朝鮮日報 韓国海軍 来月1日に潜水艦司令部を創設=北に対抗 <1502-011101>
 韓国軍関係者が11日、海軍が2月1日付で第9潜水艦戦団を再編し、第1、2、3艦隊司令部と同格の潜水艦司令部を創設することを明らかにした。
 韓国海軍は Type 209 (1,200t) 9隻Type 314 (1,800t) 4隻の計 13隻の潜水艦を保有しており、2018年までに Tpe 214 を9隻に増やして、計18隻にする計画であ る。 また、2020年代には垂直発射装置から弾道ミサイルを発射できる3,000t潜水艦9隻を建造し、Type 209 と換装する計画である。
【関連記事:1411-103104 (新華網 2014.10.31)】
2015.01.06 Yahoo 聯合ニュース記事

「韓国が国防白書発刊 北は軍需施設警備・国境守備を強化」

<1502-010601>
 韓国国防部が6日に発刊した2014年版の国防白書では、北朝鮮が金正恩第1書記の指示で北部の慈江道一帯にある軍需施 設の警備や中露国境地域に第12軍団を創設したと明記した。 第12軍団が創設されたことで、軍団数は9個から10個に増え た。 北朝鮮の軍団級部隊は10個軍団のほか2個機械化軍団、平壌防衛司令部、第11軍団(特殊軍)、戦略軍司令部の15個となっている。
 師団級部隊は88個から81個に減少し、機動旅団は72個から74個に増加 した。
2015.01.06 Yahoo 聯合ニュース記事

「北朝鮮の核兵器小型化は相当な水準=韓国国防白書」

<1502-010601>
 韓国国防部は6日発刊した『2014国防白書』で、北朝鮮が核兵器を小型化する能力は相当な水準 に達し、長距離ミサイルで米本土を脅かし得る能力を持っているとの見方を示した。
 また 北朝鮮の正規軍兵力は120万で、2012年版白書の記述に比べ1万増えた。 兵力の内訳は、陸軍が102万、海軍が6万で変動がないが、空軍は 12万と1万増えた。
2015.01.05 中央日報 韓国防衛産業、輸出36億ドル…過去最大 <1502-010502>
韓国防衛事業庁の関係者が4日、2014年における防衛産業輸出額の速報値が$3.61Bと2006年に 防衛事業庁が発足して以来の最大になったと述べた。 2006年の輸出額は$250Mであったことから、8年間で13.6倍に成長した。
2014年は世界的に防衛産業業界が沈滞期だったにもかかわらず韓国の輸出は増え、輸出額の世界順位は2013年の世界15位から 2014年は10位に入ったと、防衛事業庁は分析している。