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2024.05.08
09:35時事通信
イラン核監視「全く満足できず」 IAEAトップ、協議継続へ
<2406-050804>
イラン訪問を終えてウィーン近郊で7日に記者会見を開いた国際原子力機関 (IAEA) のグロッシ事務局長が、イラン核施設に対する監視について「現状には全く満足できない」と強い不満を訴えた。
2日間の訪問では、エスラミ原子力庁長官らに監視強化の受け入れを求めて「具体的な方策」を示したが合意には至らなかったといい、協議を継続するという。
イランは高濃縮ウランを生産する一方、IAEAによる監視を制限しているため、グロッシ事務局長は監視機器の増設などを決めた2023年3月の合意に立ち返るよう要請した。
会見では、協議内容は明かさず、「近いうちに具体的な結果が得られることを期待している」と述べるにとどめた。
2024.04.26
10:55読売新聞
ベラルーシにロシアの戦術核兵器を数十発配備…ルカシェンコ氏、使用条件は「プーチン氏と協議」
<2405-042604>
Reuters通信などによると、ベラルーシのルカシェンコ大統領が25日に議会で、同国にロシアの戦術核兵器が数十発配備されていることを明らかにした。
ルカシェンコ大統領は、ベラルーシがNATOの脅威に直面していると主張し、核抑止力を持つに至ったと強調した。 核兵器配備を正当化する意図があるとみられる。
TASS通信によると、ルカシェンコ大統領は24日に、核兵器の使用条件が明文化されておらず、プーチン露大統領と協議して決めると述べた。