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2024.10.22
 06:40
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮派兵「暴風軍団」、韓国居住の米国人15万人人質担当部隊 <2411-102204>
 ロシアに派兵された北朝鮮軍の「暴風軍団第11軍団)」は、過去に北朝鮮が公開した戦争シナリオに登場していたことが分かった。 シナリオ上、戦争初期に後方から浸透して韓国に滞在中の大勢の米国人を人質として捕まえる部隊だった。
 北朝鮮対外宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」は2013年3月22日に「3日戦争」シナリオを公開したが、これによると北朝鮮軍は1日目に南側に対して一斉射撃を仕掛け、軽歩兵部隊(軽い武装で広い地域を偵察・捜索する特殊戦部隊)を投じて韓国軍後方の主要軍事施設や産業インフラを打撃する。 これに加えて第11軍団を投じてソウルと主要都市に滞在中の米国人15万人を人質として捕らえることが計画だと紹介した。
 韓国観光公社LA支社によると、2024年1~3月期に韓国を訪問した米国人は24万人余りで、これらの多数を拉致するという。
 暴風軍団は敵後方に素早く浸透し、利用価値の高い人質を最大限多く確保し、その後の交渉に有利な位置を確保する役割を受け持つ。 戦場で特殊作戦部隊の役割に注目した北朝鮮は、金正恩時代に入り「特殊作戦軍」を別途の軍種に分類して力を付与している。
2024.10.22
 00:25
テレ朝 News

(Yahoo)

ロシアが発射した北朝鮮製ミサイルに多数の欧米企業の精密部品 ウクライナのNGO <2411-102201>
 ロシア軍がウクライナへの攻撃に使用した北朝鮮製ミサイルに、多くの欧米製の精密部品が使われていたことが分かった。
 ウクライナのNGO「独立反汚職委員会 (NAKO)」が9月7日にロシア軍がウクライナ中部に向けて発射した北朝鮮製のSRBM KN-23もしくはKN-24の残骸を調査した報告書によると、半導体などミサイルの精密電子部品には米国、スイス、オランダ、英など欧米企業の製品が多く使われていた。 部品は2021年から2023年に製造されたもので、北朝鮮への輸出規制の対象だという。
 独立反汚職委員会は「北朝鮮の兵器開発・輸出に関与したすべての関係者は摘発され、罰せられるべきだ。 北朝鮮の兵器輸出を停止すべきだ」としているす。
2024.10.21
 16:17
Kyiv Post South Korea's president on North Korean troops to Russia: We will not ‘sit idly by’ <2411-102115>
 韓国大統領が、北朝鮮軍のロシア派遣について我々は「手をこまねいている」わけではないとのべ、駐韓ロシア大使を召喚して、韓国が戦争中のウクライナへの長年の致死的援助物資の輸出禁止を見直すと述べた。
 韓国の主要メディアは10月21日に、韓国の尹大統領がルッテNATO事務総長との電話会談で、北朝鮮が最近ウクライナで戦うための戦闘部隊を派遣したことに対応するための行動を取ると述べたと報じた。
 尹大統領は同盟の責任者に対し、韓国の諜報機関が北朝鮮がウクライナでの任務のために少なくとも1,500名の精鋭特殊部隊をロシアに派遣し始めたことを確認したと語った。
 保守派の東亜日報紙は、「尹大統領:『ロシアと北朝鮮の軍事接近、世界平和への脅威...私たちは座ってはいない』」との見出しの記事を掲載した。
 それによると尹大統領はルッテ事務総長に対し、北朝鮮の「国際秩序を根本的に揺るがし、朝鮮半島と世界の平和を脅かす無謀な軍事的エスカレーション」に韓国は反応するだろうと述べ、我が国政府は決して手をこまねいていることはないと述べたという。
2024.10.21
 11:02
RBC Ukraine Russia may deploy defecting North Korean soldiers to front lines <2411-102108>
 クルスク地域の陣地から脱出を試みた北朝鮮軍人18名が、ブリャンスク州コマリツキー地区でロシア軍に拘束された。 治安機関の情報筋によると、彼らは現在、ウクライナに対する攻撃作戦に投入される可能性があるという。
 北朝鮮からの40名の軍事教官と50名のロシア占領者が、クルスク地方のホムトフスキー地区のコリャチキ近くの森に配置されていたことに注目されている。
 北朝鮮がロシア軍の要員に、軍事目的での気球の使用について訓練していたことが立証されている。 その見返りに、ロシアは、いわゆる「特別軍事作戦」の経験から引き出された、近代的な歩兵戦闘戦術を北朝鮮の代表に教えていた。
 訓練課程を終えた後に北朝鮮軍人は、食料もなく、今後の計画や意図についての指示もなく、コリャチキ近くの森林地帯に数日間取り残された。 10月14日に北朝鮮兵の一部は、ロシア軍の指揮を求めて彼らの位置を離れることを決定した。
 2日後の10月16日、その陣地から行方不明になっていた兵士たちは、ロシア占領軍に発見され拘束された。 脱出地点からの距離は約60kmであった。
2024.10.18
 21:16
時事通信

(Yahoo)

北朝鮮の派兵確認できず 国防相会合でウクライナ支援協議 NATO総長 <2411-101809>
 ルッテNATO事務総長が18日の記者会見で、韓国の情報機関が発表した北朝鮮によるウクライナへの派兵について「現時点では確認できていない」と語った上で、「たとえ物理的に戦場にいなくても、ロシアのウクライナ侵攻を依然として支援している」と批判した。
 NATOは18日、国防相会合の2日目の討議を行い閉幕した。 17日夜にはウクライナのゼレンスキー大統領が出席し、NATOウクライナ理事会も開催し、戦勝計画について協議したが、ルッテ事務総長は「西側諸国からの大規模な軍事支援が討議の焦点だった」と述べるにとどめた。
2024.10.18
 18:29
聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮が1万2千人派兵決定 ロシアのウクライナ侵攻支援=韓国情報機関 <2411-101808>
 韓国情報機関の国家情報院(国情院)が18日、北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するため、特殊部隊を含めた12,000名の派兵を最近決定したことが把握されたと明らかにした。 国情院の消息筋は「北の軍の移動はすでに始まっている」と述べた。
 北朝鮮が大規模な地上軍を派兵するのは今回が初めてである。
2024.10.17
 15:32
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮、核弾頭80~200個に増やす可能性…従来の倍以上 <2411-101724>
 英Independent紙が16日、英王立防衛安全保障研究所 (
RUSI) が、北朝鮮の核分裂物質と核戦争力構造に関する最近の報告書で、金国務委員長の核濃縮施設公開訪問情報と北朝鮮国営メディアの報道、衛星写真などを評価し、北朝鮮が短距離および中距離核弾頭80~200個追加生産できるほど十分な核分裂物質を保有したと推定した。
 RUSIは北朝鮮がこうした規模の核弾頭の追加生産を目標にする可能性があると判断したが、これは韓国国防研究院が2023年1月に公開した報告書で、北朝鮮がすでに保有中と推定した核弾頭80~90個の倍を超える。
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) は6月に発表した2024年度年鑑で、北朝鮮の核弾頭数を1月基準で50個と推算した。
 またRUSIは北朝鮮が少なくとも25~35個の戦略熱核弾頭の製造を目標にする可能性があると明らかにし、「2023年末の核分裂物質在庫を勘案すると、北朝鮮はすでに21~23個の複合(プルトニウムおよび高濃縮ウラン)熱核弾頭を製造することが可能」と説明した。
2024.10.17
 11:25
朝鮮日報

(Yahoo)

北朝鮮、退役した特殊部隊員3000人をロシアに派遣…モンゴル系「ブリヤート人」の身分証で活動か <2411-101721>
 韓国政府当局では北朝鮮軍のウクライナ派兵に関連して、北朝鮮が2024年4月ごろ、退役した特殊部隊員およそ3,000名「建設労働者」としてロシアに派遣したものと把握している。 ただ、北朝鮮が既に退役した人間を単純に派遣したのか、派兵のために退役させたのかは確認されていない。
 退役したとはいっても、戦闘力そのものがロシア軍よりはるかに強いという。
 ロシアは北朝鮮軍を自国のアジア系軍人に偽装しようとした、という報道もある。 ウクライナの各メディアは、ロシア軍が第11独立空挺突撃旅団に北朝鮮軍将兵で構成されたブリヤート特別大隊を3,000名規模で組織していると報じている。 ブリヤートとはモンゴル系先住民族で、北朝鮮軍に似た外見のロシア軍に偽装しようとする狙いがあるとの解釈が出ている。
 ウクライナの軍事ブロガーも、ロシアが北朝鮮軍に「ブリヤート人」の身分証を発給したと伝えた。
2024.10.17
 06:38
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮、韓国は「敵国」と憲法改正か <2411-101711>
 北朝鮮の朝鮮中央通信は、同国と韓国を結ぶ道路と鉄道の爆破韓国を「敵対国家」とした憲法に沿った措置だとし、北朝鮮の憲法が改正された可能性に言及した。
2024.10.16
 09:20
聯合ニュース

(Yahoo)

南北連結道路の爆破 北朝鮮メディアは報じず=意図に注目 <2411-101607>
 北朝鮮が15日、韓国とつながる南北連結道路である京義線と東海線の一部を爆破したことについて、国内外向けのメディアでは一切伝えておらず、その背景に注目が集まっている。
 北朝鮮住民向けメディアである朝鮮労働党機関紙の労働新聞は16日、南北連結道路の爆破に関するニュースを掲載しなかった。 対外向けメディアの朝鮮中央通信もこの日07:00の時点で関連報道を行っておらず、朝鮮中央テレビも前日夜のニュースでは取り上げなかった。
 北朝鮮が2020年6月16日に開城工業団地内の南北共同連絡事務所を爆破した際は朝鮮中央通信が当日、労働新聞が翌日に報じたのとは対照的である。
 今回の京義線と東海線道路の爆破は、北朝鮮が韓国から飛来したUAVが平壌に侵入したと主張し、韓国への敵意をあらわにしている中で行われ、これを国内外への宣伝・扇動に活用すると予想されていただけに、異例の事態と受け止められている。
2024.10.16
 07:42
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮の道路爆破・無人機飛行など緊張高まる中…韓米日外務次官が16日ソウルで会合 <2411-101604>
 北朝鮮韓国UAVの平壌侵入の主張南北連結道路爆破朝鮮半島の緊張を高めている中で、韓国と米国、日本の外交当局が16日にソウルに集まり、北朝鮮問題などに対する連携策を話し合う。
 金外交部第1次官やキャンベル米国務次官、岡野外務省事務次官が同日に鍾路区の外交部庁舎で会合し、第14回韓米日外交次官協議を開く。
 日米韓次官協議は、北朝鮮の核問題と地域・世界的な問題に対する協力策について意見を交わすために定例的に開かれる会議で、3ヵ国の外交次官が一堂に会するのは5月末にワシントンDC近隣のキャンベル副長官の個人農場で13回目の会議が開かれてから5ヵ月ぶりである。
 今回の会議で、3ヵ国の次官は朝鮮半島問題を含む地域および世界的な懸案に関する協力策を話し合い、3ヵ国協力の未来に向けた案も協議する予定である。
2024.10.16
 04:04
共同通信

(Yahoo)

ロシア軍、北朝鮮兵3千人編成か 存在確認とウクライナ情報筋 <2411-101603>
 ウクライナの情報機関筋が15日、ロシア軍が最大3千名の北朝鮮将兵を含む部隊を編成していると共同通信に明らかにした。 北朝鮮将兵の存在は、ウクライナ国境と接するロシア西部のクルスク州やブリャンスク州で確認されたというが、戦闘任務に就いているかどうかは不明である。
 ゼレンスキー政権はロシアと北朝鮮が軍事面の連携を強化していると繰り返し主張しており、ゼレンスキー大統領は14日の声明で、ロシアによる侵攻に北朝鮮が「実際に関与」していると表明していた。
 情報機関筋は、ウクライナ国境から7kmのロシア領で、北朝鮮兵士18名が任地から脱走したことも確認したと明らかにした。
2024.10.15
 20:20
Kyiv Independent 18 North Korean soldiers already deserted positions by Ukraine's border, intelligence sources tell Suspilne <2411-101519>
 Suspilne(註:ウクライナ国営のonlineラジオ、TV局)が10月15日に匿名の諜報関係者の話をを引用して、18人と推定される北朝鮮兵士がウクライナ国境近くのロシアのクルスク州とブリャンスク州の陣地から脱走したと報じた。 Suspilneの情報筋によると、北朝鮮兵たちはウクライナとの国境から7km離れた場所に脱走した。 彼らの脱走の動機はまだ確立されていないが、情報筋は、ロシア軍が北朝鮮兵を探していると語った。 情報筋はまた、ロシアの司令官たちは、北朝鮮兵たちの脱走を上層部から隠そうとしていると語った。
 西側の外交官は10月15日にKyiv Independent紙に対し、北朝鮮はロシアに1万名の部隊を派遣したと語った。
 ウクライナのゼレンスキー大統領が10月13日、ロシアがウクライナへの全面侵攻を支援する計画には、今秋の「北朝鮮の戦争への実際の関与」が含まれると述べたことから、 ロシアと北朝鮮間の軍事的関係の深化に対する懸念は、今週劇的にエスカレートした。 2024年初めに両国は、プーチン大統領の平壌訪問中に相互防衛協定に署名している。 同盟の一環として、北朝鮮軍は翌月にドネツク州の地上で工兵部隊がロシア軍に加わると発表していた。
 プーチン大統領は、攻撃を受けた場合、いずれかの国が他方の国に軍事支援を提供しなければならないと規定する条約を、10月14日にロシア下院に提出し批准を求めた。
2024.10.15
 18:11
Kyiv Independent North Korea has sent 10,000 soldiers to Russia, Western source says <2411-101517>
 事情に詳しい西側の外交官がKyiv Independentに10月15日、北朝鮮はウクライナ戦争でロシアに協力するため1万名の部隊を派遣したと語った。 ロシアと北朝鮮間の軍事的関係の深化に対する懸念は、今週劇的にエスカレートしていた。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は10月13日、ロシアがウクライナへの全面侵攻を支援する計画には、今秋の「北朝鮮の戦争への実際の関与」が含まれると述べた。
 西側の外交官は、Kyiv Independent紙に、彼らがどのような部隊なのか、あるいは彼らの役割が何であったのかは不明だと語った。 Kyiv Independent紙はウクライナ外務省に連絡を取ったが、記事掲載時点では回答は得られていない。 ウクライナの軍事情報機関 (HUR) はコメントを拒否した。
2024.10.15
 17:33
Korea Wave

(Yahoo)

「北朝鮮上空でビラまいた韓国の無人機」は3Dプリンターで製造?…韓国議員が分析「韓国軍所有とは異なる」 <2411-101516>
 北朝鮮が「平壌上空に対北朝鮮ビラを投下したUAV」と主張する飛翔体が、3Dプリンターで製作された手製の組み立て製品で、韓国軍のUAVとは異なる形状をしているという分析が出ている。
 国会国防委員会所属で韓国与党「国民の力」のユウォン議員室が、北朝鮮が公開した「平壌に侵入したUAV」の形状を精密に分析した結果、このUAVはUAV作戦司令部が保有しているUAVと後退翼である点は似ているが、翼の後部の比率がより小さいことがわかった。
 同議員室は「北朝鮮の熱で識別する軍用サーマルカメラ(TOD)での撮影であり、正確な形状の識別が制限される」としながらも「平壌に侵入したUAVは、韓国軍が保有するUAVと形状が異なるのは確かだ」と指摘した。
 これは北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長が12日の談話で「UAV侵犯事件の主役が他ならぬ韓国軍部ごろつき」と主張したことを否定する見解で、北朝鮮が公開したUAVのビラ容器も3Dプリンターで製作されたような「射出の痕跡」が確認されたという。
2024.10.15
 17:28
日テレ News

(Yahoo)

「南北連結道路」を一部爆破 北朝鮮の狙い・今後は <2411-101515>
 韓国軍によると、北朝鮮が15日に軍事境界線付近の韓国とつながる道路の爆破に踏み切った。
 韓国とつながる「南北連結道路」の一部の爆破を15日に強行した北朝鮮だが、これに先立つ9日には「この道路を完全に遮断し、要塞化する工事を始める」と明らかにしていた。
 この背景には北朝鮮が韓国への敵対姿勢を急激に高めていることがあり、金総書記が2024年に入り、韓国を「第一の敵国」と明記するよう憲法の変更を指示し、10月に行われた北朝鮮の国会にあたる最高人民会議で憲法が改定されている。
 憲法改定の詳細は明らかにされていないが、今回の爆破は最高指導者の徹底的な敵視政策を忠実に実行に移したものといえる。
 北朝鮮側の狙いは、韓国というよりも米国を見据えているとみられる。 北朝鮮としては、経済が冷え込んだ原因となっている制裁や核ミサイル開発をめぐり、交渉をする最終的な相手は米国と位置付けている。
 11月に、米国は4年に一度の大統領選挙を予定しているが、北朝鮮は今後、新しい政権と交渉する糸口を探りたいのが本音とみられ、そのため大統領選挙を前に、自らのペースで交渉を進められる環境を作っておくためにも、一連の強硬姿勢で米国カや韓国に揺さぶりを掛ける狙いがありそうである。
2024.10.15
 16:36
聯合ニュース 北朝鮮の南北連結道路爆破 韓国が投じた1.3億ドル無駄に <2411-101512>
 韓国軍合同参謀本部が15日、北朝鮮が同日12:00頃、南北をつなぐ道路の北朝鮮側の一部区間を爆破したと明らかにした。
 これにより、これら道路の敷設に使われた韓国側資金$130Mが無駄になった。
2024.10.15
 13:20
朝日新聞

(Yahoo)

北朝鮮、南北つなぐ2本の道路爆破 韓国軍「警戒・監視態勢を強化」 <2411-101509>
 韓国軍合同参謀本部が15日12:00頃、北朝鮮と韓国を結ぶ2本の道路の北朝鮮側で一部区間が爆破されたと発表した。
 北朝鮮軍は韓国と連結する道路や鉄道を完全に遮断する要塞化のための工事を始めると宣言していた。 韓国軍は爆破に対抗し、南北の軍事境界線の南側の地域で射撃を実施した。
 韓国軍によると、2本の道路はそれぞれ朝鮮半島の東側と西側を走る。 韓国軍は事前に爆破の準備状況を確認しており、北朝鮮は爆破後に重装備を投入して追加作業を進めているという。
 韓国軍は「警戒・監視態勢を強化している」としている。
2024.10.15
 12:27
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮、若者140万人が軍志願と報道 「神聖な戦争」決意 <2411-101507>
 北朝鮮の国営の朝鮮中央通信 (KCNA) が16日、学生や青年団幹部を含む約140万人の若者が今週、軍への入隊または復隊を志願したと報じた。
 KCNAは、若者らが「革命の武器で敵を滅ぼす神聖な戦争」を戦う決意だと報じ、北朝鮮メディアは2023年も国民が米国と戦うため入隊志願したと報道していた。
 朝鮮半島ではこのところ緊張が高まっており、北朝鮮は15日に南北境界線の自国側で道路と鉄道の一部を爆破、韓国軍は警告射撃を行ったほか、平壌へのUAV飛来や北朝鮮からのゴミ風船を巡っても対立している。
 KCNAは「戦争が勃発すれば、韓国は地図から抹消されるだろう。 戦争を望むなら、われわれはその存在に終止符を打つ意思がある」と報じた。
2024.10.15
 09:25
東亞日報 北朝鮮、長射程砲570門で「首都圏砲撃」と威嚇 <2411-101505>
 北朝鮮が、「軍事境界線付近最前方の8個砲兵旅団と具体的な部隊の数にまで言及し、完全な射撃準備態勢を整えたと明らかにしたことを受け、韓国軍合同参謀本部は部隊に監視警戒及び火力待機態勢の強化を指示した。
 北朝鮮が明らかにした8個砲兵旅団は、西部~東部休戦線の全戦線に配置され、首都圏を狙う570門にのぼる長射程砲を装備している。北 朝鮮は2023年11月に2018年の南北軍事合意の全面破棄を宣言した時も、大規模な長射程砲の威嚇などは直接的には行わなかった。 韓国政府筋は、「北朝鮮が局地的な挑発に出る可能性はいつでもあり得る状態」とし、「尹政権発足後、南北衝突の可能性が最も高い状況だ」と述べた。
 合同参謀本部広報室長は14日の記者会見で、「北朝鮮軍総参謀部が13日夜に言及した8個砲兵旅団は、前方地域全体にわたる旅団」と述べ、軍関係者は「北朝鮮軍が言及した『作戦予備指示』は『準備命令』であり、砲撃装備一式を備え、いつでも運用できるようにすることを意味する」と述べた。 そして「北朝鮮はすぐにでも戦争ができる雰囲気を作り出し、亡命が続く内部の統制に乗り出した」として「今後、すべての衝突の責任を韓国政府に転嫁する大義名分づくりの目的もある」と話した。
 軍内外では、北朝鮮の8個砲兵旅団が装備する長射程砲は、240mm
MRL 200数門を含め、570門にのぼると見ている。
 240mm MRLは最大射程65kmで、軍事境界線付近で撃てばソウル北部をはじめ首都圏の攻撃が可能である。 240mm MRL 200門だけでも、一度に4,400発以上発射することができ、致命的な脅威とされる。
 同日に合同参謀本部によると、北朝鮮が南北を結ぶ京義線と東海線の道路を爆破する準備をしている様子も韓国軍の監視装置に捉えられた。 京義線と東海線の道路に北朝鮮将兵が集まり、大型の遮蔽幕を立て、爆発物を埋設するために地面を掘る様子が確認された。
2024.10.15
 05:02
朝日新聞

(Yahoo)

プーチン氏、北朝鮮との「軍事援助」法案提出 北の兵士派兵を促進か/td> <2411-101501>
 プーチン露大統領が14日、北朝鮮と相互の「軍事援助」などを定めた包括的戦略パートナーシップ条約を批准する法案をロシア下院に提出した。 両国の軍事協力については最近、北朝鮮が兵器供給に加えてウクライナ侵攻に派兵するとの見方が強まっており、その実現を後押しする恐れもある。
 包括的戦略パートナーシップ条約は2024年6月に訪朝したプーチン大統領と北朝鮮の金総書記が調印した。
 法案は、「両国が世界の戦略的安全と、公正な多極化した国際システムの確立に努力する」と規定し、条約も「一方的な強制措置(制裁)は違法」とするなど、米欧に対抗する姿勢を明確にした。
 特に第4条は、一方が武力侵攻されて戦争状態になった場合、国連憲章と、ロシアと北朝鮮の国内法に従い、「遅滞なく保有するすべての手段で軍事的およびその他の援助を提供する」と定めた。 北朝鮮からロシアへの武器供与の拡大や、ウクライナ侵攻への派兵の動きを加速させる恐れがある。
2024.10.14
 23:25
RBC Ukraine Russia uses rare D-74 guns given to Vietnam and China by USSR - Media <2411-101414>
 Business Insiderによると、ロシア軍は1940年代後半にソ連が開発したD-74 122mm砲でドネツクのウクライナ軍陣地を砲撃している可能性が高いという。  マスコミが報じている通り、この兵器について興味深いのは、製造年ではなく、ソ連の備蓄から来ているという事実で、ソ連が製造したD-74は、その後ベトナムや中国などの友好国に輸出し、ソ連は当時備蓄していたすべての武器を手放したと考えられているため、ロシアの武器庫にはないはずであった。
 したがって、ロシア軍がウクライナの最前線でD-74を使用していることは、これらは少なくとも北朝鮮からの弾薬の輸入の可能性を示しており、同機関は、ロシアが莫大な資源の利用可能性を示そうとしている可能性があることを示唆している。
 さらに、ソ連時代の装備の使用は、予想よりも拙速な軍隊の再編にもかかわらず、ロシアでの新規生産が戦場での損失に間に合っていないことを示している可能性がある。
2024.10.14
 22:05
RBC Ukraine North Korea may send between 10,000 and 100,000 soldiers to Ukraine - Expert <2411-101412>
 軍事専門家のヘトマン氏がRBC-Ukraineへのコメントで、北朝鮮はウクライナでの戦争でロシアを支援するために10,000名~100,000名の部隊を送る可能性があるとしている。
 ヘトマン氏は「北朝鮮の人々が法律や規則を守らず、100万名以上の将兵を抱えていることを考えると、最大50万名の部隊を派遣する可能性は十分にあり、これは現在前線にいるロシア軍とほぼ同数である」と述べた。
 彼は、北朝鮮は韓国が彼らを攻撃する可能性が低いことを理解していると説明した。
2024.10.14
 15:04
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮、軍事境界線横断道路の爆破を準備=韓国軍 <2411-101409>
 韓国軍合同参謀本部の報道官が14日、北朝鮮が韓国との事実上の国境である軍事境界線をまたぐ道路を爆破する準備をしており、軍事境界線の東西端の沿岸で北朝鮮側の道路で兵士が爆破する準備をしているとみられると述べた。
 北朝鮮の朝鮮人民軍は国営朝鮮中央通信 (KCNA) を通じて先週、韓国につながる道路と鉄道を完全に遮断境界線周辺を要塞化すると表明していた。
 また11日には、韓国が首都平壌の上空にUAVを飛ばし、「膨大な数」の北朝鮮の体制を批判するビラをまいたと非難した。 金正恩朝鮮労働党総書記の妹の金与正党副部長は12日、韓国のUAVが平壌上空で再び発見されれば「恐ろしい惨事」が起きるだろう」と警告した。
 韓国軍合同参謀本部の報道官は14日、北朝鮮にUAVを飛ばしたのが韓国軍か民間人かと問う質問に答えなかった。
 軍用UAVの専門家である韓国中源大学のLee Kyoung-haing氏は、平壌まで往復300kmをビラのような軽い物を搭載して飛行できるUAVは、民間人でも入手可能と述べたが、北朝鮮国防省は13日に、10月に平壌上空に飛来したUAVは特別な発射装置か滑走路を必要とし民間人が扱うことはできないと指摘した。
2024.10.14
 11:15
朝鮮日報

(Yahoo)

平壌にまかれたビラには「自分の腹を満たす金正恩」「ブランド品を買い漁る父娘」…北は猛反発、前線に射撃準備態勢を指示 <2411-101407>
 北朝鮮外務省が11日の重大談話で「韓国が平壌上空にUAVを侵入させビラをばらまいた」と主張した上で「全ての攻撃力使用に向けた準備を行う」と脅迫してきたが、その後も朝鮮労働党の金与正副部長、国防省、労働新聞などの国営メディアが韓国に対する脅迫を続けている。
 13日夜には朝鮮中央通信が国防省報道官名義の発表内容として「13日午後8時から前方地域の砲兵旅団を完全武装状態に移行した」と報じた。
 北朝鮮によるこれら一連の動きをめぐっては「外部からUAVが平壌上空にまで侵入したことへの危機感から来るもの」との分析や「これを口実に韓国に対する挑発に乗り出そうとしているのでは」などの見方も浮上している。
 韓国国防部と韓国大統領府の申国家安保室長は「挑発すれば北朝鮮政権は終末を迎えるだろう」と警告したが、これらは北朝鮮の挑発抑止が目的とみられる。  北朝鮮は今回のUAV侵入について「3日、9日、10日の夜間に起こった」と明らかにした。 北朝鮮が「平壌市内の朝鮮労働党中央委員会庁舎上空で撮影した」として公開した写真では、固定翼のUAVとみられる飛翔体が識別できる。 これは誰でも簡単に入手できる中国製の回転翼UAVとは違い、民間人には簡単に手に入らないUAVだという。 このUAVが最前線から平壌を経て戻った場合は往復300kmを飛ぶ計算になり、韓国軍が装備している航続距離は200kmの軍団級UAV RQ-101では届かない
 今回北朝鮮の防空網がUAVによって8日間で3回も破られたことについて複数の軍事専門家は「北朝鮮政権のトップは危機感を感じているはずだ」とみている。
 またUAVによってまかれたビラを脅威とみなしたとも考えられる。
 北朝鮮が公表したビラをみると、一部はよく見えなくなっているものの「自分の腹を満たすことに余念がない金正恩」との文字が見え、また金総書記がIWCと推定されるスイス製のブランド時計を使う様子や、娘のキム・ジュエ氏がフランスのクリスチャン・ディオール製とみられるコートを着用した写真も確認できる。
 今回の事件を受け韓国政府は「北朝鮮が韓国に対する軍事挑発の口実にしかねない」として警戒を強めている。
 金副部長は12日の談話で「UAV挑発の主体やその行為者が誰かは全く関心がない」「大韓民国から飛来したUAVが再び共和国の領空を侵犯した時は、それを誰がやったかに関係なく強力な対応・報復行動に乗り出すだろう」と脅迫した。
 北朝鮮国防省もこの談話に合わせ、前方地域の砲兵部隊に砲撃準備態勢を取るよう指示するなど非常待機状態に入った。
2024.10.14
 07:42
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮「国境砲兵部隊に射撃態勢指示」…金与正氏、二日連続で談話出して韓国に威嚇(1) <2411-101406>
 韓国のUAVが平壌上空に浸入したとし「凄惨な惨事」など報復を予告した北朝鮮が、国境線付近の部隊射撃準備態勢を整えるよう指示を受けた事実を公開した。
 特に戦時編成として完全武装した部隊を配置したと明らかにして、臨戦態勢を整えたことを示唆した。
 金与正労働党副部長も2日連続談で話を発表し、韓国に対して「戦争勃発の導火線についに火を付けようとする特大型犯罪行為」を犯したと非難した。  北朝鮮の対外メディアである朝鮮中央通信は13日、朝鮮人民軍国防省報道官はこの日、「国境線付近の砲兵連合部隊と重要火力任務が課されている部隊に、完全な射撃準備態勢を整えるように10月12日付で総参謀部の作戦予備指示が通達されたことについて公開」したと報じた。
 作戦予備指示の主要な内容は、戦時編成に従って完全武装した8個砲兵旅団を、13日20:00までに射撃待機態勢に転換させて、各種作戦保障事業を完了することである。
 総参謀部は「各級部隊、区分隊が監視警戒勤務を強化すること」を指示したとも通信は伝えた。
 通信の報道は13日22:00を越えた時刻に伝えられたが、作戦予備指示として提示した時間がこの日20:00である点を考慮すると、すでに該当の措置は完了した後と推定される。
 北朝鮮が言及した戦時編成は、兵力と装備を戦時基準に充填して「完全編成」したという意味ではないかとみられる。 一言でいうと、戦闘準備態勢が完了したという意味である。
 北朝鮮が射撃待機態勢に転換したと明らかにした8個砲兵旅団は、主に170mm
SPH、240mm MRLなど長射程砲を装備する前方部隊とみられる。
2024.10.13
 00:28
時事通信

(Yahoo)

韓国無人機侵入なら報復 与正氏「惨事起きる」と警告 北朝鮮 <2411-101301>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が、金正恩朝鮮労働党総書記妹の金与正党副部長が12日の談話で、韓国のUAVが平壌の上空に侵入し、ビラをまいたと改めて非難し、再び「領空侵犯」すれば報復攻撃を開始し、「惨事が起きる」と警告したと報じた。
 北朝鮮外務省は11日に「重大声明」を発表し、韓国のUAVが10月に入り3回平壌上空でビラを散布したと主張していた。 韓国軍は「北朝鮮の主張する事実を確認できない」と説明している。
2024.10.12
 12:59
RBC Ukraine Russia may send several thousand soldiers from DPRK to Ukraine by year's end - WP <2411-101210>
 Washington Post (WP) が、ロシアは年末までに北朝鮮からウクライナに数千名の部隊を招く可能性があると報じた。 現在、ロシアで訓練を受けている北朝鮮の数千名の部隊が、年末までウクライナの前線に配備される可能性があるとしている。 同紙によると、一部の韓国の専門家は、そのようなシナリオは可能だと考えているという。
 ウクライナ軍情報部の代表は匿名を条件に、北朝鮮の将校がすでにロシアに占領されたウクライナの領土にいて、ロシア軍を観察し、戦場を研究していると述べた。 しかし、ウクライナ軍は、戦闘に参加する北朝鮮の部隊にまだ遭遇していない。
 WPの情報源は、北朝鮮軍が前線に部隊を配備する正確な場所はまだわかっていないとしているが、選択肢の一つは、ロシアの国境地帯でウクライナでの戦闘に参加させるためにロシア軍を引き抜くことで、ウクライナの諜報機関職員は、これが大きな影響を与える可能性があると付け加えた。 「ロシア領内の予備を解放することについて話しているのであれば、特にそれは大きな影響を与える可能性がある」と情報当局者は述べた。
2024.10.12
 05:10
Asia Press

(Yahoo)

<北朝鮮内部>最北端の両江道にもビラ飛来 周囲封鎖して回収騒ぎ 韓国から300キロ 誰が? <2411-101203>
 北朝鮮の北端に位置する両江道の白岩郡にビラが飛来し、周囲が封鎖される騒ぎがあったことが分かった。
 10月初旬に両江道に住む取材協力者が伝えてきたところによると、ビラが飛来したのは9月で、発見者が当局に申告し、安全局(警察)が一帯の山を封鎖して立ち入り禁止にし、さらに労働党員から選抜された人員を投入して回収作業に当たらせたという。 「ビラを最初に見つけて申告した人に対して、当局は口外したら反社会主義行為と見なすと誓約書まで書かせたそうだ」と協力者は伝えてきた。
 韓国の複数の民間団体が、北朝鮮に外部情報を伝えるのを目的に頻繁に風船でビラを飛ばしているが、今回ビラを飛ばしたのは誰かと内容については不明である。
 白岩郡は山林面積が9割を超える寒冷な高地で、韓国との軍事境界線から300km近くも距離があるため、数十㌔しか離れていない中国側から飛来した可能性も排除できない。
 両江道にビラが飛来するのは稀なことだという。
2024.10.11
 23:58
産経新聞

(Yahoo)

北朝鮮「韓国無人機が平壌に侵入」と主張 攻撃態勢準備と警告、韓国軍は否定 緊張高まる <2411-101116>
 朝鮮中央通信が、北朝鮮外務省は11日に「重大声明」を発表し、「韓国が平壌にUAVを侵入させる厳重な政治・軍事的挑発を敢行した」と主張し、韓国との軍事境界線付近などの全ての攻撃手段をいつでも即座に稼働できる態勢を整えると警告したと報じた。
 声明では、韓国が今月3日と9日に続き、10日にも深夜を狙ってUAVを平壌市中区域上空に侵犯させ、北朝鮮の体制を非難するビラを散布する「蛮行」を敢行したと主張した。 「全ての攻撃力を準備態勢に置き、最後通告として厳重に警告する」と強調した上で、再びUAVの領空侵犯があれば、警告なしに「直ちに行動に移る」とし、UAVやビラだとする写真も公開した。
 韓国軍関係者は、北朝鮮にUAVを送った事実はないと否定し、民間団体が送ったのかは確認の必要があると説明した。
 北朝鮮は9日、韓国側との道路や鉄道を完全に遮断し、防御用の構造物で「要塞化」する工事を行うと通告したばかりで、南北の軍事的緊張は一層高まりそうである。
2024.10.11
 11:40
讀賣新聞

(Yahoo)

ロシア軍のミサイル攻撃支援へ、北朝鮮が数十人派遣…供与した弾道ミサイルの実戦データ収集狙いか <2411-101104>
 英Guardian紙がウクライナの情報筋の話として10日、ウクライナを侵略する露軍のミサイル攻撃を支援するため、「数十名」の北朝鮮要員が露軍に派遣されていると報じた。 専門家からは、ロシアに供与したBMの実戦データを収集している可能性があるとの見方が出ている。 同紙によると、要員が北朝鮮軍所属かどうかは確認できていない。
 北朝鮮は、低空を変則軌道で飛行するKN-23 SRBMを露軍に供与しているとされる。 実戦投入は露軍によるウクライナ攻撃が初めてとみられ、北朝鮮の要員は発射方法を露軍に説明している可能性もある。
 北朝鮮の人員派遣を巡っては、ウクライナメディアが10月上旬に、露軍の占領するウクライナ東部ドネツク州でのウクライナ軍のミサイル攻撃により北朝鮮軍の将校6名が死亡したと報道し、韓国の金国防相は8日に、ロシアを支援するため北朝鮮が正規軍を派遣する可能性が高いと述べた。
 北朝鮮はウクライナ侵略を巡るロシアへの支援を否定しており、TASS通信によると、韓国の国防相の発言を受け、露大統領報道官は10日、フェイクニュースだと反発した。
2024.10.10
 15:55
聯合ニュース 北朝鮮の陸路遮断は「内部人員の外部流出防止のため」 韓国軍制服組トップ <2411-101013>
 韓国軍合同参謀本部議長の金海軍大将が10日、同本部に対する国会国防委員会の国政監査で、北朝鮮が韓国につながる道路と線路を遮断すると表明したことについて、「内部人員の外部流出を防ぐためのものではないかと考えている」と答弁した。
 金大将は「金正恩体制は恐怖を感じている。 非武装地帯の北朝鮮側に壁を建てているのは外部からの侵入を防ぐため」として、「このような措置は自らを孤立させる。 外部からの流入や内部からの流出を遮断するたの無理な行動」だと指摘した。
 北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は9日、韓国につながる道路と鉄道を完全に断ち切り、防御用の構造物で要塞化する工事を同日から行うと表明した。 北朝鮮は2023年末から南北をつなぐ陸路を断絶するため、地雷の埋設や街灯の撤去、線路の撤去などを進め、2024年4月からは非武装地帯の北側で対戦車用の防壁とみられる壁の設置地雷埋設などを進めている。
 金大将は南北をつなぐ陸路は鉄道の東海線と京義線などがあるとして、両線では2023年12月から地雷を埋設し、2024年8月にレールの撤去が完了したと明らかにしたうえで、「このような動きは事前に監視されていた」とし、「今回、道路と鉄道の完全遮断を発表した意図は正当性を確保するため」との見解を示した。
 北朝鮮との戦争の可能性を尋ねる質問には「現在のところそれほど高くない」と答弁した。
2024.10.09
 12:12
聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮が新型多連装ロケット砲の試験射撃 配備控え最終検証 <2411-100912>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が9日、兵器開発を担当する国防科学院が8日に240mm放射砲 (
MRL) の射撃試験を行ったと報じた。 同通信は今回の試験射撃の目的について、自動射撃システムの信頼度を検証し、最大射程67kmMLR命中精度を再確認することだと説明した。
 北朝鮮国防工業企業所が生産中の240mm MRLは韓国軍の前線部隊と首都圏を狙う長距離砲で、今回のMRLは、従来の240mm MRLに誘導機能を追加した改良型で、北朝鮮が2024年2月に国防科学院が240mm誘導MRLを開発したと発表し、4月に発射試験、5月にMRL車両の試運転を公開して、8月には改良型MRLシステム全般について射撃試験を行った。
 公開された写真の放射砲は、8月の射撃試験の際と同じものと推定される。
 北朝鮮は更新型MRLを2024~2026年に部隊に配備する計画を公開しており、今回の射撃試験は配備を控えた開発の最終段階の性能検証といえる。
2024.10.09
 10:39
聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮が最高人民会議開催 「統一」削除の憲法改正は言及なし <2411-100910>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が9日、平壌で7~8日に最高人民会議(国会に相当)第14期第11回会議が開催され、社会主義憲法の一部が修正・補完(改正)されたと報じた。 金国務委員長(朝鮮労働党総書記)が年初に指示した「平和統一」という表現の削除領土に関する条項の追加など、南北関係を「二つの国家」とする措置が反映されたかどうかは明らかにされず、専門家らは、このような憲法改正が次期会議に先送りされたとの見方を示した。
 韓国政府系シンクタンク、統一研究院の洪先任研究委員は、北が重要な改憲を行う場合は党機関紙の労働新聞などで住民に公開されるとして、今回改憲されたのであれば伝えられていない可能性は低いと述べた。
2024.10.09
 10:35
時事通信

(Yahoo)

韓国との「国境」設定へ 鉄道・道路を遮断 北朝鮮 <2411-100909>
 北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部が9日に朝鮮中央通信を通じ、韓国とつながる道路や鉄道を遮断する工事を同日から行うと発表した。
 北朝鮮と韓国を分離するための「軍事的措置」だとしており、構造物で要塞化する。 韓国を統一の対象ではなく「敵対国」と位置付けた政策転換を踏まえ、事実上の「国境」設定に乗り出した。
 朝鮮中央通信は9日、平壌では7、8両日に最高人民会議(国会に相当)が開かれており、南北の分離に関し何らかの決定が下された可能性がある。
2024.10.08
 08:15
中央日報

(Yahoo)

韓国軍「北が原子力潜水艦の建造開始…ロシアが技術支援の可能性」(1) <2411-100809>
 韓国軍が北朝鮮の原子力潜水艦の建造が始まった状況を把握した。 北朝鮮の金国務委員長は何度か原子力潜水艦への執着を表してきたが、韓国軍が実際の建造状況を公式的に確認したのは初めてである。
 軍当局が北朝鮮の原子力潜水艦を本格的に注視することになったのは、「設計が終わり最終審査段階にある」という金委員長の2021年第8回党大会での発言のためで、その後はしばらく言及がなかったが、2023年9月に戦術核攻撃潜水艦金君玉英雄の進水式で金委員長は「今後計画されている新型潜水艦、特に原子力潜水艦と共に…全般的な潜航作戦能力を向上させる」と述べた。
 続いて2024年1月に北朝鮮メディアが、金委員長がSLCM 火矢3-31(プルファサル 3-31)の試験試験現場で「核推力潜水艦とその他の新型艦船建造事業に関連した…当面の課題と…執行方法に対する重要な結論を出した」と報じた。 核推進で動く潜水艦で核攻撃をするという意志が「重要な結論」として具体化されたという。
 しかし原子力潜水艦はそれだけ高難度の技術を必要で、北朝鮮の原子力潜水艦の実体については依然として不明という指摘が出るのもこのためだが、すでに第一歩を踏み出したという事実を軍が確認したという点で意味は大きい。
 もちろん金委員長の催促で建造を開始したとしても、潜水艦に搭載される小型一体型原子炉技術の確保などは越えるのが難しい。 軍が建造状況を確認しながらも保有の可能性に慎重であるのもこのためと解釈される。
 にもかかわらず開発の速度を軽視できないという意見もある。 政府関係者は「北が秘密裏小型原子炉試験を進めながらロシアの技術支援を受ける可能性も排除できない」とし「さまざまな可能性を開いて関連動向を注視している」と話した。
中央日報

(Yahoo)

韓国軍「北が原子力潜水艦の建造開始…ロシアが技術支援の可能性」(2)
2024.10.04
 23:45
RBC Ukraine Half of shells used by Russia come from North Korea - The Times <2411-100423>
 Times紙によると、ロシアがウクライナとの戦争毎年使用する約300万発の砲弾の約半分は北朝鮮からのものである。 西側の情報機関のデータを引用した情報源はプーチンが2024年初めに平壌を訪問した後、ロシアは北朝鮮からの供給に依存するようになった。
 西側の諜報機関は、北朝鮮の砲弾の多くが欠陥がある可能性があると評価しているが、その膨大な数によりロシアは戦場で一貫した成功を収めることができた。
 Times紙の情報筋は、それにもかかわらずロシアはウクライナで大きな損失を被っていると指摘している。 1日あたり約1,200名の軍人で、そのうち480名がドネツク地域のポクロフスク市の戦闘に参加している。
 西側の情報機関によると、現在ロシアはポクロフスクを占領してウクライナ軍をクルスク地域から押し出すと同時に、大規模な動員を行うことはできないというが、現時点ではその一歩を踏み出している。
 同機関の情報筋は、プーチンがウクライナの主権を征服するという彼の主要な目標から後退している兆候は今のところないと付け加え、彼はまた近い将来に交渉の見通しはないと付け加えた。
2024.10.04
 16:34
Kyiv Post Missile Strike Near Donetsk Eliminates 6 North Korean Officers – Intel <2411-100417>
 Kyiv Postの情報筋によると、10月3日のドネツク近郊のロシア占領地域へのミサイル攻撃の結果、20人以上の兵士が死亡したが、その中にはロシアのカウンターパートと協議するために来た北朝鮮の将校6名が含まれ、さらに3名の北朝鮮将兵が負傷した。 ロシアのSNS報道によれば、ミサイル攻撃に先立ち、ロシアは北朝鮮の代表に対して、攻撃行動と防衛のための要員の訓練を実演していた。
 ウクライナ情報総局 (HUR) は2023年に、工兵部隊を含む北朝鮮からウクライナの一時占領地域に限定的な軍人が到着したと報告し、ロシアと北朝鮮の積極的な協力関係を示している。
2024.09.27
 06:05
Reuters 通信

(Yahoo)

核兵器は北朝鮮の防衛基盤、「非核化」は古い概念=ロシア外相 <2410-092703>
 ラブロフ露外相が26日に外務省のウェブサイトで質問に答え、北朝鮮が核兵器を防衛の基盤にするという論理を理解しているとし、ロシアは「北朝鮮の非核化」という概念は「時代遅れ」とみなしていると述べた。
 米国がアジア太平洋地域において韓国や日本とともに「拡大核抑止力」を企図していることについて「これは明らかに、地域の安全保障に対する現実的かつ極めて深刻な脅威だ」とし、「このような状況では、北朝鮮に適用される『非核化』という言葉自体が全く意味を失っている。 われわれにとって、これはすでに終わった問題だ」とし、ロシアは北朝鮮の側に立つと述べた。
 またラブロフ外相は、ロシアは西側諸国による無分別な制裁措置に強く反対しているとも述べ、ロシアは共通の敵に立ち向かう上で北朝鮮と協力し、北朝鮮との友好と協力を一貫して強化するとした。
2024.09.26
 09:20
中央日報

(Yahoo)

中国主催の国際会議に加盟国の北朝鮮が不参加…また別の「朝中対立」露呈か <2410-092615>
 中国が主催した国際会議加盟国である北朝鮮が参加せず、最近続いている中朝間不和の気流が反映されたのではないかとの見方が出ている。
 消息筋によると、最近北朝鮮の金国務委員長が中国を「宿敵」と呼ぶなど感情が激化している。 北朝鮮は7月の中国国防部主催の会議にも外交使節を送らず議論を呼んた。
 関係者らによると、中国遼寧省瀋陽で25日に開かれた北東アジア6ヵ国連合組織北東アジア地域自治体連合 (NEAR) 定例会議北朝鮮は参加しなかった。 過去に中国で開かれた会議に北朝鮮の外交官が参加した前例とは異なる動きだが、今回の会議は中国側が北朝鮮を公式に招待しなかった可能性が高い。
 NEAR関係者は「北朝鮮は瀋陽に総領事館があるのに開会式に参加しなかった。 北朝鮮を意識した中国が招待しなかったとみられる」と話した。
 北朝鮮は2004年の中国黒竜江省での総会と2016年のロシアのイルクーツクでの会議に参加主体である咸鏡北道または羅先市、あるいは現地総領事館代表が参加した。北 朝鮮代表はこれらの会議で羅先経済貿易地帯の国際開発に向けた中国とロシアとの交流協力を強調したりした。
2024.09.20
 20:35
TBS News

(Yahoo)

北朝鮮の金正恩総書記が中国を「宿敵」と呼ぶ 韓国メディア報じる <2410-092020>
 韓国の中央日報が20日、複数の北朝鮮に詳しい消息筋の話として、金総書記が近ごろ、中国を「宿敵」と呼んだと報じた。 北朝鮮と同盟関係にある中国に対する表現としては異例で、中央日報は「中国が北朝鮮の密輸行為への取り締まりを大幅に強化していることなどに対する反発の可能性が高い」と解説している。
 ただ、金総書記がどういった文脈で誰に対して発言したのかは確認できなかったという。
 北朝鮮はロシアとの関係を強化しているが、2024年に入り、中国との関係に異変が起きているという韓国メディアの報道が相次いでいる。
2024.09.19
 09:30
時事通信

(Yahoo)

18日発射は「超大型弾頭」 正恩氏視察、成功と主張 北朝鮮 <2410-091911>
 朝鮮中央通信が19日、金朝鮮労働党総書記が18日に4.5t級の超大型通常弾頭を付けた新型
TBM火星-11ダと、改良型戦略CMの発射試験を視察したと報じた。
 核・ミサイル能力を高度化し、安全保障協力を強める日米韓3ヵ国に対抗する狙いとみられる。 日韓の防衛当局は18日に北朝鮮によるSRBMの発射を捉えていた。
 同通信によると、新型ミサイルの実験は「320km先の目標に命中させる精度や超大型弾頭の爆発威力」を実証する目的で行われた。 北朝鮮は7月にも新型ミサイルを発射し、2回目の実験を予告していた。
2024.09.19
 08:02
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮、18日に新型弾道・巡航ミサイル試射 金氏指揮= KCNA <2410-091910>
 北朝鮮の国営朝鮮中央通信 (KCNA) が18日、金朝鮮労働党総書記の指揮の下、4.5tの超大型弾頭を装着した新型
TBMと改良型CMの発射試験を行ったと報じた。
 日韓の防衛当局は18日に、北朝鮮が同日にSRBMを複数発射したと報告しており、KCNAの報道内容はこれを指しているとみられる。
 KCNAは7月にも同型ミサイルの発射実験を報じていたが、この発射は部分的に成功したとみられている。
2024.09.18
 12:04
讀賣新聞

(Yahoo)

北朝鮮が複数の弾道ミサイル発射、北朝鮮東岸付近に落下か…今年11回目 <2410-091819>
 防衛省が18日午前、北朝鮮が同日06:53頃と同07:2頃に同国内陸部から北東方向に複数のBMを発射したと発表した。 いずれも日本の排他的経済水域 (EEZ) 外の北朝鮮東岸付近に落下したと推定している。
 北朝鮮の弾道ミサイル発射は12日以来で、今年11回目になる。
 韓国軍合同参謀本部の発表によると、発射されたのは北朝鮮西部平安南道价川付近で、飛翔距離は400kmだった。
2024.09.18
 07:45
讀賣新聞

(Yahoo)

北朝鮮が2回目の「弾道ミサイル」発射、すでに落下か…海上保安庁 <2410-091810>
 海上保安庁が18日午前に防衛省からの情報として、北朝鮮からBMの可能性のあるものが発射されたと発表した。
 この日2回目の発射とみられ、既に落下したとみられるという。
2024.09.18
 07:18
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイルの可能性あるもの発射、日本のEEZ外にすでに落下か <2410-091809>
 海上保安庁が18日に防衛省の情報として、北朝鮮からBMの可能性があるものが発射されたと発表し、およそ9分後の07:06に、すでに落下したとみられると続報を出した。 韓国聯合ニュースも、韓国軍の話として、北朝鮮がミサイルを発射したと報じた。
 NHKは政府関係者の話として、日本の排他的経済水域 (EEZ) 外に落下したもようと報じた。
 北朝鮮がBM或いはその可能性があるものを発射するのは、9月12日以来である。
2024.09.14
 18:59
産経新聞

(Yahoo)

ロシア高官のショイグ氏が訪朝、金正恩氏と会談 「朝露の戦略対話深化」と同盟継続を強調 <2410-091407>
 朝鮮労働党機関紙の労働新聞が14日、北朝鮮の金朝鮮労働党総書記が13日、訪朝したロシアのショイグ安全保障会議書記と会談し、「朝露の戦略対話を引き続き深化させ、互いの安全を守る協力を強化する」ことで一致したと報じた。
 2023年9月13日にロシア極東で露朝首脳会談が開かれて1年の節目で、韓国の専門家からは、「同盟が一時的ではなく続く意思を強調する狙い」との分析があるほか、金総書記の訪露日程を協議した可能性も指摘されている。
2024.09.13
 12:41
産経新聞

(Yahoo)

北朝鮮が12日に発射した短距離弾道ミサイルは3、4、5月発射と同型 防衛省が推定 <2410-091311>
 木原防衛相が13日の記者会見で、北朝鮮が12日に発射した複数発のBMについて、3月18日、4月22日、5月30日にそれぞれ発射されたSRBMと同型と推定する分析を明らかにした上で、「引き続き米国、韓国とも緊密に連携し、必要な情報の収集・分析を行うとともに、警戒監視に全力を挙げる」と述べた。
 北朝鮮メディアは13日、金朝鮮労働党総書記が新型の600mm放射砲(
MRL)車の性能試験を視察したと報じた。 視察は12日の発射を指すとみられる。
2024.09.13
 07:12
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮の金総書記、ウラン濃縮施設を視察=KCNA <2410-091306>
 北朝鮮国営朝鮮中央通信 (KCNA) が13日、金朝鮮労働党総書記がウラン濃縮施設を訪れ、生産ラインの稼働状況を視察したと報じた。
 新型600mm MLRの試射も指揮したという。
 KCNAによると、金総書記は核兵器研究所と兵器級核物質生産基地も視察し、核兵器増産に向けた長期計画を策定した。 視察がいつ行われたかには言及していない。
2024.09.12
 07:37
讀賣新聞

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイルを複数発射、EEZ外の日本海に落下か…岸田首相「安保理決議違反で強く非難」 <2410-091210>
 防衛省が12日、北朝鮮が同日午前に複数発のBMを発射したと発表した。 いずれも07:10~07:14頃にかけて、北朝鮮西岸付近から北東方向に発射され、日本の排他的経済水域 (EEZ) 外の日本海に落下したと推定している。 航空機、船舶などの被害は確認されていない。
 同省によると、少なくとも2発は、到達高度が100kmで、350km以上飛翔した。
2024.09.12
 07:20
TBS News

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射 防衛省 <2410-091208>
 防衛省によると、北朝鮮からBMの可能性があるものが発射された。
 海上保安庁は「船舶は、今後の情報に留意するとともに、落下物を認めた場合は、近づくことなく、関連情報を海上保安庁に通報してください」と呼びかけている。
2024.09.10 Janes Italian Navy PPA carries out first patrols to enforce sanctions against North Korea <2410-091017>
 伊外務省が9月9日に、RIMPAC2024年演習に参加したイタリア海軍のThaon di Revel級多目的外洋哨戒艦 (PPA) Raimondo Montecuccoliが、北朝鮮制裁違反の可能性に対する同国初の哨戒に参加したと発表した。
 伊外務省は、イタリア海軍のThaon di Revel級PPA3の三番艦であるRaimondo Montecuccoliが、2024年8月下旬から9月上旬にかけて日本近海での哨戒に参加したと付け加えた。
 同艦が実施した活動は、北朝鮮に対して課された国連安全保障理事会の制裁に違反する可能性のある海上活動の監視を中心としている。 これには、北朝鮮船籍の船舶で行われる海上での物品の瀬取りが含まれる。
2024.09.08
 21:20
JSF

(Yahoo)

北朝鮮が12軸24輪の弾道ミサイル発射車両を公開、火星17(11軸22輪)を上回る超巨大ICBM用か <2410-090811>
 北朝鮮が9月8日に「金総書記が国防工業企業所を現地指導された」と公式発表し同時に新兵器の写真を紹介した。 詳しい説明は何もないが、写っていたBM用の
TELはこれまで知られていなかったもので、見えているだけでタイヤが12軸24輪であった。
 これまで北朝鮮で知られていた最大のBM用のTELは火星-17用の11軸22輪であった。
 世界的に見て一般的なサイズのICBM用のTELのサイズは、ロシアのTopol M/RS-24 Tarsや中国のDF-31など用は8軸16輪までで、北朝鮮が9軸18輪の火星-15を登場させた時点で既に車載移動式としては世界最大のICBMであった。 しかも北朝鮮はその後に11軸22輪や12軸24輪のTELを登場させてどんどん大型化していた。
 ・8軸16輪:火星-14
 ・9軸18輪:火星-15、火星18
 ・11軸22輪:火星-17
 ・12軸24輪:名称不明、2024年9月8日発表
2024.09.03
 09:36
聯合ニュース 北朝鮮が7年で63億ドルの違法収入 23年対ロ武器輸出は5.4億ドル=韓国シンクタンク <2410-090307>
 韓国のシンクタンクである国家戦略研究院は3日までにまとめた報告書で、北朝鮮が2017年から2023年までの7年間に$6.29Bの違法な収入を得たと推定した。 報告書は韓国政府と海外の政府・専門機関が分析・推定した北朝鮮のサイバー犯罪収益、北朝鮮が海外に派遣したIT人材と一般労働者の数、石炭の密輸出規模などに基づき分析した。
 石炭の密輸出が$2.15Bと最も多く、中国やロシアなどに派遣した労働者の賃金が$1.75B、違法なサイバー活動による外貨稼ぎが$1.35Bなどだった。
 2023年に北朝鮮がロシアに砲弾など軍需物資を提供して得た収益は$540Mと推定した。 北朝鮮がロシアに供給した兵器は152mm砲弾が93万7,500発、122mm砲弾が18万7,500発KN-23 SRBMが9発KN-24が9発と分析した。
 北朝鮮のこの7年間の合法的な取引収支は$8.25Bの赤字だが、違法な利益を反映すると赤字は$1.97Bに減る。 強力な対北朝鮮制裁により対外収支の赤字が大きかったが、違法収入で相当部分を相殺したとみられる。
 一方、2016年末の北朝鮮の外貨準備高は$10.6Bと推定されたが、7年間で$1.97Bの赤字が発生したため、2023年末時点の外貨準備高は$8.5Bに減少したとみられるという。
2024.08.29
 08:00
中央日報

(Yahoo)

「北朝鮮の潜水艦13隻、IMOに初めて登録…海外作戦の可能性」 <2409-082906>
 米VOAが28日に、北朝鮮潜水艦13隻を国際海事機関 (
IMO) に初めて登録したと報じ、北朝鮮が潜水艦戦力に正当性を付与し、海外での行動を予告したと分析した。
 IMOの国際統合海運情報システム (GISIS) 資料によると、13隻の潜水艦が27日に北朝鮮船籍で登録され、それぞれの潜水艦にはIMOの固有識別番号が付与された。 登録は「朝鮮政府海軍」と表記された。
 潜水艦に関する北朝鮮のIMO登録は今回が初めてだが、軍艦を登録した事例は過去にも何度かあった。
 アンジェロ(註:テキサス州)州立大学のベクトル教授も潜水艦を動員した朝露や朝中、または朝中露3ヵ国の合同軍事訓練の可能性を提起した。 特に「北朝鮮がSang-O 2級潜水艦と新型SLBM 2隻だけ(註:北朝鮮の保有潜水艦総数76隻)だけを登録した点が興味深い」とし「これは訓練に参加する潜水艦だけを登録対象にしたのかもしれない」と述べた。
2024.08.28
 11:37
産経新聞

(Yahoo)

金正恩氏、240ミリ砲試験発射を視察 ロシアへの砲弾供与は600万発分に相当 <2409-082810>
 北朝鮮メディアが28日、金朝鮮労働党総書記が27日に240mm放射砲 (
MRL) の発射試験を視察したと報じた。 誘導技術や破壊力を向上させた改良型で、韓国のソウル首都圏を狙う兵器とされる。
 北朝鮮は2月に240mmの誘導放射砲弾 (MLR) を開発したと発表した。 5月にはこのMLRを用いた改良型のMRLに自動射撃総合指揮システムを導入したとし、2024~2026年に部隊配備する計画を公表したことから実配備が進むとみられ、韓国への脅威が増すことになる。
 韓国メディアは、今回の発射試験はロシアへの供給を念頭に置いたものとの見方を報じた。 ロシアは対ウクライナ侵略戦に北朝鮮製砲弾を大量に投入してきたとされる。
 韓国国防省が国会に提出した資料によると、北朝鮮は2022年半ばから2年間にコンテナ13,000個以上をロシアに向けて送ったという。 積み荷を全て152mm砲弾だと仮定した場合、600万発分に相当する。
2024.08.28
 10:29
聯合ニュース

(Yahoo)

仮想通貨奪取の3割は北朝鮮関与 今年さらに増加と予想=米高官 <2409-082807>
 米国務省のベイリー北朝鮮担当特別副代表がニューヨークで開かれたシンポジウムで27日、北朝鮮が核とミサイルの開発資金を調達するため暗号資産(仮想通貨)の奪取を続けており、奪取額はさらに増えるとの見通しを示した。
 ベイリー副代表はブロックチェーン分析会社TRMラボの報告として、2023年に盗まれた仮想通貨の1/3が北朝鮮のハッカーによる仕業と推定されると指摘し、2024年は奪取額がさらに増えることが予想されると述べた。
 TRMラボによると、今年上半期の仮想通貨の奪取額は$1.38B(2,000億円)で、前年同期に比べ2倍に増えた。
 ベイリー副代表は「仮想通貨の奪取は北朝鮮の比較的新しい収入源」として、「北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)やBM開発資金の40%以上が仮想通貨で調達されていると推定している」と述べた。
 一方、韓国外交部の李朝鮮半島政策局長は26日にベイリー副代表と会談し、北朝鮮の違法な資金調達を防ぐための方策について協議した。 両氏は北朝鮮とロシアの軍事協力などへの対応を巡っても引き続き緊密に協力することを確認した。
2024.08.27
 19:44
聯合ニュース 北朝鮮からロシアにコンテナ1万3千個超 砲弾支援か=韓国軍 <2409-082721>
 韓国国防部の国防情報本部が国会国防委員会所属の与党議員に提出した資料で27日、北朝鮮とロシアの軍事協力拡大が朝鮮半島情勢に及ぼす影響が懸念される中、北朝鮮が2022年半ばから約2年間でコンテナ13,000個以上をロシアに向けて送ったことが分かった。 コンテナ13,000個の中身が全て152mm砲弾だと仮定した場合、約600万発分に相当する。
 韓国はロシアのウクライナ侵攻が始まって以降、北朝鮮によるロシアへの兵器支援に関する情報を2022年から入手してきた。
 申韓国国防部長官は2024年2月に、北朝鮮がロシアに送ったコンテナは約6,700個と推定されるとの見方を示したが、その後半年で急増したことになる。
2024.08.26
 09:42
朝日新聞

(Yahoo)

北朝鮮、自爆型無人機の性能試験 金正恩氏「より多く開発、生産を」 <2409-082604>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が26日、金総書記が24日に攻撃型UAVの性能試験を視察したと報じた。 攻撃型UAVには自爆型UAVが含まれており、聯合ニュースによると、自爆型を公開するのは今回が初めてで、金総書記はUAVの性能に満足を示し、「一日も早く人民軍部隊に装備しなければならない」と強調した。
 朝鮮中央通信によると、国防科学院のUAV研究所が開発中の各種攻撃型UAVが試験された。配信された写真では、韓国軍のK2 MBTに似た標的に向かってUAVが突入して爆発する様子などがとらえられている。
 金総書記は「戦略偵察や多目的攻撃型のUAVだけではなく、自爆型UAVもより多く開発し、生産しなければならない」と述べ、UAV開発にAI技術を導入すべきだとし、課題や方法を示したとしている。
2024.08.25
 21:01
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮、無線巡り中国に異例反発 局設置計画「違反」と国連へ通告 <2409-082507>
 中国が北朝鮮との国境近くにFMラジオ放送などに使う無線局の設置を計画していることに対し、北朝鮮が国内の周波数に深刻な干渉を及ぼす恐れがあるとして反対していることが25日に分かった。
 北朝鮮は事前調整の要請がないとして、国連専門機関に国際規則違反だと通告した。複数の外交筋が明らかにした。中朝間の意見対立が表面化するのは異例である。
 ジュネーブに本部を置く国際的な周波数管理を担う国際電気通信連合 (ITU) が6月に関係国に公表した情報などによると、中国は自国内に191ヵ所に無線局の設置を計画している。
 外交筋によると、北朝鮮はこのうち遼寧省丹東市など国境近くの17ヵ所無線局を問題視しており、事前調整がなく、電波の利用方法などを定めた国際ルールの無線通信規則に抵触すると7月にITUに指摘した。
2024.08.19
 05:59
TBS News

(Yahoo)

北朝鮮がウクライナの越境攻撃を非難 <2409-081902>
 北朝鮮が、ウクライナ軍が国境を越えてロシア側に攻撃を続けていることを非難する談話を発表した。
 北朝鮮外務省の報道官は18日の談話で、ウクライナによるロシア西部クルスク州の攻撃は「米国とその追随勢力によるテロ行為だ」と非難した。
 また、ロシア本土で「米国と欧州が提供した戦車などが発見された」と主張し、「容認できない侵略行為」と強調。欧米諸国とウクライナを念頭に「挑発者らは相応の報復を受けることになるだろう」としたうえで、いつでもロシアを支援する用意があるとした。
【註】
 8月17日には、ウクライナ軍のロシア領内侵攻を非難したロシアの友好国は「シリアだけ」と報じられていた。
【関連記事:2409-081714 (RBC 2024.08.17)】
2024.08.07
 20:52
聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮 ドイツの在韓国連軍司令部加盟を非難=「朝鮮半島の情勢悪化」 <2409-080712>
 朝鮮中央通信が、北朝鮮外務省の報道官が6日に出した談話で、在韓国連軍司令部にドイツが加盟したことについて、朝鮮半島の軍事・政治情勢が悪化するとし、その責任はドイツが追わなければならないと主張したと報じた。 談話は「米国主導の多国籍侵略機構」である国連軍司令部にドイツが加入したのは「朝鮮半島の平和と安定を破壊し情勢を激化させる行為」であり「不適切な行為」と非難した。
 また朝鮮半島に軍事的に介入することは、ドイツの安全保障の維持に否定的に作用すると強調したうえで、朝鮮半島を巡る「軍事的対決状況」が日増しに厳しくなっているとして、「自衛的な国防力強化措置をより徹底的に取っていく」と付け加えた。
 ドイツは2日、在韓国連軍司令部の18番目の加盟国として正式に参加した。
2024.08.05
 23:52
Ukrainska Pravda Russians used ballistic missiles to attack Kyiv: no damage reported <2409-080508>
 ロシア軍は、8月5日の23:00頃、キーウとその近郊の方向にIskander-MKN-23などのBMを使用したミサイル攻撃を開始したが、キエフ市軍政は、市内での被害も死傷者もいないと報告した。
2024.08.05
 12:12
毎日新聞

(Yahoo)

北朝鮮、境界線地域にミサイル発射台250台設置へ 米韓をけん制 <2409-080503>
 北朝鮮国営朝鮮中央通信が5日、核搭載可能な新型
TBMTEL 250両を、軍事境界線付近で任務にあたる部隊に引き渡す記念式が4日に平壌で行われたと報じた。 金朝鮮労働党総書記も出席し、「敵の無分別な挑発行為に対する確実かつ圧倒的なけん制力を保有することができた」と演説し、米国や韓国を牽制した。
 金書記はTELを1年間で大量生産したことを「北朝鮮の国防工業の潜在性と威力を示すのに十分」と評価し、部隊に対して装備を効果的に運用するための実戦訓練を指示した。
 また、金書記は米国が韓国や日本と同盟関係を強化しているとして「防衛産業の進歩はさらに加速しなければならない」とし、米国と「対話をしようが対決しようが、強力な軍事力の保有は主権国家の義務であり権利だ」とも強調した上で、核戦力を高度化させて米国の脅威や経済制裁に効果的に対抗することが「経済発展と人民生活向上により多くの投資を回すための最善の方法だ」と述べた。
2024.07.31
 07:05
中央日報

(Yahoo)

金正恩氏「中国の顔色を伺うな」…プーチン氏に会った後、外交官に1号指示 (1) <2408-073105>
 朝露間の密着から中国が距離を置き、中朝関係に異常な雰囲気が確認される中で北朝鮮の金国務委員長中国で勤務中の北朝鮮外交官に「中国の顔色を伺うな」という趣旨の指示を与えたことが把握された。
 また、北朝鮮内で華僑の移動を制限するなど露骨に中国に対する反発を行動に移すような雰囲気である。
 複数の北朝鮮消息筋は中央日報の取材に対して30日、「最近、駐中国北朝鮮公館に『中国の顔色を伺う必要はない』という金委員長の指示が入った公示が下された」とし「現地では当面の間、中朝葛藤の谷が深まるのではないかという解釈が出ている」と話した。  このような内容の「1号指示」が下された時点は7月に入ってからだという。 プーチン大統領が北朝鮮を訪問し、金委員長と「包括的戦略パートナー条約」を結んだのが6月19日だが、その後に下された措置である。
中央日報

(Yahoo)

金正恩氏「中国の顔色を伺うな」…プーチン氏に会った後、外交官に1号指示 (2)
2024.07.31
 02:13
RBC Ukraine Russia starts using North Korean Bulsae-4 missile system against Ukraine - Media <2408-073101>
 
Militarnyiによると、ロシア軍はウクライナ軍に対し北朝鮮の長距離自走ATGM Bulsae-4を使用し始めた。
 Bulsae-4はBVR、つまり10km以上で攻撃でる。 兵器の特性に関する正確なデータはないが、一部の情報筋によると射程は10~25kmで、スタンドオフ攻撃が可能である。
 回転弾倉式の発射機は、ミサイルを搭載した8個のコンテナの回転モジュールで構成されている。
 誘導には、大型のスタビライザーとTop Attack Modeがあり、光電ヘッドが光ファイバーケーブルによる指令誘導と組み合わされる。
2024.07.29
 20:00
聯合ニュース 北朝鮮のミサイル発射今年14回・計48発 「短・中距離強化」=韓国情報機関 <2408-072917>
 韓国情報機関国家情報院(国情院)が29日に国会情報委員会で、北朝鮮が2024年14回にわたり計48発のミサイルを発射し、韓国に向けてごみなどをぶら下げた風船を3,600個飛ばしたと報告した。 ICBMやSLBMの発射はせず、SRBM、戦略CM、極超音速ミサイルなどの短距離・中距離戦力の強化に力を入れていると分析した。
 極超音速ミサイルの発射は3回で、迅速に発射できる固体燃料を使い危険度を高めており、戦略CMの試験は5回で、「地上・水中プラットフォームを交互に使い、戦術運用性を高める目的」があるとの判断を示した。
 北朝鮮が「超大型放射砲」と呼ぶSRBMの発射は3回で、18発を同時発射したこともあったことから「対南核打撃能力が現存する脅威であることを強調する意図」と分析した。
 5月の打ち上げで空中爆発した軍事偵察衛星万里鏡 1-1に関しては「液体酸素とケロシンを初めて使ったことなどからロシアの支援を受けたエンジンである可能性が高い」とした。
2024.07.22
 08:09
中央日報

(Yahoo)

韓国軍「第46師団人民軍、脱北を図って強制連行」 拡声器で北朝鮮の機密を放送 <2408-072211>
 韓国軍当局が21日に、対北朝鮮拡声器放送で、前方部隊から脱出しようとしていた兵士を北朝鮮当局が逮捕した事実を公開した。 また人民軍第3師団をはじめ最前方5ヵ所で地雷爆発事故が発生した部隊も特定し、単なる放送の再開にとどまらず情報が統制される北朝鮮軍を対象に前方の活動を一つ一つ公開し、本格的な心理戦をした。
 こうした内容はこの日21:00に、国防部直属部隊の国軍心理戦団が運営する「自由の声」放送で北側地域に送出された。 放送は21:00に悲壮な音楽と共に「人民軍に警告する」という女性の断固とした声で始まった。
 続いて「7月18日20:00頃に、東部戦線人民軍第46師団前方非武装地帯の中で、奴隷のような生活から脱出を図ろうとした北の人員1人が捕縛されて強制連行されるのを、我々はみんな見守った」と明らかにした。
 北朝鮮当局の過酷な前方人員動員に北朝鮮軍と推定される人員が脱北を図ったとみられるが、これは公開されていない内容で、放送が言及した第46師団は北朝鮮側の江原道金化郡栗沙里にあると知られていて、東部前線に該当する。
 対北朝鮮拡声器放送にこうした内容を含めたのは、北朝鮮軍の特性上内部情報を統制するという特殊性を勘案し、最大限に具体的な事実関係を伝え北朝鮮軍内部に動揺を起こす狙いがあるとみられる。
2024.07.19
 16:50
聯合ニュース 韓国軍 北朝鮮向け宣伝放送を「継続実施」=風船散布に対抗 <2408-071912>
 韓国軍合同参謀本部が19日、南北軍事境界線付近で拡声器を使った北朝鮮向け宣伝放送同日16:00から実施していると発表した。 放送は「継続実施」するという。
 また、北朝鮮が韓国に向けてごみ風船を飛ばすなど挑発行為を行う場合、宣伝放送の全面的な再開などさらに強力な措置を取ると警告した。
 韓国軍は北朝鮮の風船散布を受け、18日18:00ごろから19日未明まで10時間、宣伝放送を行った。 風船が飛んできた南北軍事境界線の西側に設置された固定式拡声器の一部を稼働させたようだ。
2024.07.18
 07:34
中央日報 北朝鮮埋設「木の葉地雷」注意報=韓国 <2408-071806>
 韓国軍当局が17日、北朝鮮が集中豪雨時地雷を河川に流す可能性があるとみて対応態勢の点検に入った。
 合同参謀本部によると、4月から非武装地帯 (
DMZ) に数万発の地雷を埋設する動きがみられるという。 軍は北朝鮮が従来の木箱入り地雷と対人地雷だけでなく肉眼で把握しにくい「木の葉地雷」も埋設していて格別の注意が必要だと呼びかけた。
 木の葉地雷の爆薬量は40gで、20gの対人地雷と70基の木箱入り地雷の中間程度の爆発力を持つ。 韓国軍の合同参謀本部関係者は「豪雨の後に水が抜ける時、そのまま残っていることがあるので注意しなければいけない」と話した。
 軍当局は北朝鮮が黄江ダム、蓬來湖、任南ダムなど南北共有河川で集中豪雨を利用して意図的に奇襲放流する可能性があるとみている。
2024.07.13
 07:15
News Post Seven

(Yahoo)

北朝鮮が海外留学生に一時帰国命令 若いエリート層への政治・思想指導強化を図る狙い、すでに離反する留学生も <2408-071305>
 米政府系報道機関
RFAが、北朝鮮当局は中国やロシアなどの大学に派遣している北朝鮮留学生に対して、学業を中断して一時帰国をするよう指示していると報じた。
 海外留学生らへの通告では、一時帰国の目的は7月下旬の金総書記への忠誠を強化することを目的とした会議に出席するためとされている。 これは北朝鮮の若者に対する思想統制を強化し、若いエリート層の離反を防ぐための広範な取り組みの一環とみられている。
 北朝鮮では2020年から2023年春ごろまでCOVID-19の感染拡大を受けて、留学生の帰国を禁止していたが、感染禍が落ち着いたことから政治・思想指導強化のため、帰国を命じたものとみられる。
 仮に、今回の政治・思想教育で一定水準に達しない場合は、夏休み明け秋以降、留学先に戻さない可能性もあることから、すでに帰国通告を受けたあと、消息が分からなくなっている留学生も出ているという。
2024.07.08
 09:00
Forbes

(Yahoo)

ウクライナが韓国製弾道ミサイル「玄武-2B」をロシア軍基地に叩き込む日 <2408-070805>
 プーチン大統領が6月19日に平壌を24年ぶりに訪問し、北朝鮮の独裁者である金正恩と新たな条約を結んだ。
 これに対する韓国政府の反応は早かった。 張国家安保室長は6月20日の記者会見で、露朝の新条約に「深い憂慮」を示し、強く非難したうえで「ウクライナへの武器支援について再検討する方針だ」と述べ、ウクライナに殺傷兵器は供与しないとしてきた従来の方針を改める可能性を示唆した。
 具体的に言えば、SRBMである。 ロシアは2023年末に北朝鮮から強力なKN-23 SRBMを入手し、ウクライナに対して用いて大きな損害を与えたが、韓国はKN-23よりもさらに強力な玄武-2Bを保有している。
 米カリフォルニア州にあるMiddlebury College)国際大学院モントレー校(MIIS)で東アジア不拡散プログラムの責任者を務めるルイス氏は、「北朝鮮がロシアにKN-23を売却できるのなら、韓国は玄武シリーズをウクライナに売却できるだろう」と述べている。  重量3,400kg、固体燃料式のKN-23は、通常型は500kgの弾頭で射程450km程度とされ、より軽量な弾頭なら射程が600km以上に伸びるようだが、重量約5,400kgの玄武-2Bは、搭載可能な最大の約1tの弾頭で射程500km、より小型の500kg弾頭なら射程は800kmに達するという。 命中精度はおそらく韓国製ミサイルのほうが上だろう。
 仮にウクライナが玄武-2Bを取得できたとしても、それをどう使うかはまた別の問題になる。 米国は射程300kmのATACMSをウクライナに供与しているが、使用に制限を設けている。
2024.07.03
  18:01
JSF

(Yahoo)

北朝鮮のミサイル呼称で「火星11型」と勝手に略して報道すべきではない理由 <2408-070314>
 北朝鮮のミサイル呼称で「火星11型」は報道でよく使われているが、これは略称としては使うべきではない。 火星-11(KN-02)はTochka-U(註:9K79、SS-21)のコピーだが、火星-11カ(KN-23)はIskander-Mのコピーで、両者は大きさも構造も全く別のミサイルである。
 ・火星-11(KN-02):Tochka-Uのコピー
 ・火星-11カ(KN-23):Iskander-Mのコピー
 ・火星砲-11ナ(KN-24):火星-11カの派生型
 ・火星砲-11ダ:火星-11カの拡大型
 ・火星砲-11ラ:火星-11カの縮小型
 ・火星砲-11∧:水中型の記号と推定
 火星砲の「砲」を省略して「火星」と呼ぶことは構わないが「カ・ナ・ダ・ラ」のサブタイプを勝手に省略してしまうことは駄目で、「カ・ナ・ダ・ラ」という表記が分かり難いなら、「A・B・C・D」あるいは「甲・乙・丙・丁」に置き換えてもよいであろう。
2024.07.03
  11:35
朝鮮日報

(Yahoo)

北朝鮮は1980年代まで韓国漁船461隻拿捕…457人は今なお帰還できず <2408-070310>
 韓国統一部が2日に公開した1980年代の南北会談に関する資料集によると、北朝鮮は朝鮮戦争から1987年5月までに459隻の韓国漁船を拿捕し、3,651人の乗組員を拉致した。
 うち427隻、3,232人は韓国に送還されたが、残り32隻の乗組員419人は今も帰還できていないという。 419人のうち漁船の沈没などに伴う犠牲者や行方不明者を除く403人が今も北朝鮮に抑留されているもようである。
2024.07.03
  10:28
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮、トンネル掘る工兵をロシア派遣の可能性…兵力1万5000人予想 <2408-070309>
 最近、北朝鮮兵のウクライナ戦争派遣説が相次いで提起されているが、北朝鮮の軍人がウクライナでロシアが攻撃に利用するトンネル建設に動員されるという見方が出ている。
 
RFAは2日、ウクライナ専門家クシュ氏が英Daily Mailを通じて「北朝鮮がドンバス地域の復旧作業のために派遣する工兵は、実際には新しい地下トンネルの掘削作業をするため」と述べたと報じた。
 クシュ氏は「複数の情報筋によると、北朝鮮工兵5個旅団がドンバスに派遣される可能性があり、派遣兵力は最大15,000名以上になる可能性がある」と明らかにした。
 クシュ氏はロシアがすでにドネツク地域のアウディウカとトレツクの近隣でトンネル作戦に入っているとし、アウディウカにはすでにトンネルがあり、トレツクには戦争中に長さ3.2kmのトンネルが新しく建設されたと述べた。
 実際、ロシア国防省は6月30日にTelegramで、ドネツク地域に配置されたロシア軍が地下トンネルを利用してピウニチネ付近のウクライナ軍の主要拠点を占領したと明らかにしていた。
2024.07.02
 06:53
Reuters 通信

(Yahoo)

再送北朝鮮、新型弾道ミサイル発射実験成功と発表 月内に再発射計画 <2408-070207>
 北朝鮮が2日に国営朝鮮中央通信 (KCNA) を通じ、4.5tの超大型弾頭を搭載できる新型
TBMの発射試験を1日に実施し成功したとし、今月中に再度実施する計画と表明した。
 KCNAによると、新型TBMは火星-11 Da-4.5で、試験では模擬重弾頭を搭載し飛行の安定性と精度を確認した。 ミサイル管理局は7月にも同型ミサイルの発射を行い、超大型弾頭の爆発力を試す計画という。
 1日の発射について、韓国軍は2発発射し2発目は「不規則」な軌道を飛行したとし、失敗した可能性があると分析している。 しかしKCNAの報道では、ミサイルを単数形で表現し、2発発射したのかは不明である。
【註】  北朝鮮が火星砲-11 Da-4.5の弾頭重量を4.5tと半端な数字にしたのは、韓国が2020年に開発した射程800kmの玄武-4が、射程500kmであれば弾頭重量4tであることを意識した可能性がある。
【関連記事:2007-052006 (JDW 2020.05.20)】
2024.07.01
 19:30
産経新聞

(Yahoo)

北朝鮮発射の弾道ミサイル2発、ロシア輸出用の性能実験の見方も 1発は平壌近くに落下か <2408-070112>
 韓国軍合同参謀本部が1日、北朝鮮が同日05:05頃と05:15頃に西部の黄海南道長淵付近から北東方向へBM 2発を発射したと発表し、1発目は短距離弾で600km飛翔したという。 2発目については飛距離が120kmにとどまり、韓国軍は、非正常な飛翔で陸地に落下するなど、失敗した可能性があるとの見方を示した。
 聯合ニュースは2発目が首都平壌近くに落ちた可能性もあると報じた。 聯合にニュースよると、韓国軍は今回の2発について、北朝鮮が火星-11と呼ぶKN-23
TBMと推定している。
 KN-23はロシアに供与され、ウクライナの戦場でも使われているとされており、ロシアへの輸出用ミサイルの性能試験だった可能性があるという。
 北朝鮮のBM発射は、北朝鮮がBMの多弾頭化に向けた実験だと主張した6月26日の発射以来で、この際の発射について、韓国軍は空中で爆発した失敗だったとみている。
2024.07.01
 07:43
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮が発射のミサイルは2発と韓国軍 <2408-070103>
 韓国軍が1日、北朝鮮が同日発射したミサイルは2発で、うち1発はSRBMだったと明らかにした。
 もう1発については分析中としている。
2024.07.01
 05:22
時事通信

(Yahoo)

北朝鮮、東方に弾道ミサイル発射 <2408-070101>
 韓国軍が1日、北朝鮮が東方にBMを発射したことを明らかにした。
2024.06.28
 19:30
朝日新聞

(Yahoo)

「くるくると不安定に…」北朝鮮のミサイル、韓国軍が異例の映像公開 <2407-062814>
 韓国軍の合同参謀本部は28日、北朝鮮が26日に発射したBMが上昇して爆発する様子を捉えたとする映像を公開した。 北朝鮮はこの発射を成功したと主張していたが、韓国軍は上昇の段階から不安定に回転しており、失敗を隠すための歪曲と判断したとしている。
 韓国軍がこうした映像を公開するのは異例で、同軍は発射準備段階から把握しており、レーダなどで26日05:30頃に発射を探知したが、上昇の初期段階から「胴体がくるくると不安定になり、飛行中に爆発した」(軍関係者)という。
 北朝鮮は26日に発射したBMについて、複数の弾頭を搭載する多弾頭化に向けた試験としIRBM用の固体燃料エンジンを使い成功したと主張しているが、韓国軍は北朝鮮が公開した写真では、液体燃料を使うICBM火星-17に類似しており、こうした主張も虚偽の可能性があると評価した。
2024.06.27
 07:22
時事通信

(Yahoo)

多弾頭ミサイルの「重要実験」 北朝鮮、「成功」と主張 <2407-062705>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が27日、ミサイル総局が26日に、IRBMに複数の弾頭を積み、分離、誘導する実験を行い成功したと報じた。 標的を撃破する能力の確保するのが多弾頭化の目的だとしている。
 北朝鮮は、固体燃料エンジンのIRBMを使い、弾頭部の飛行能力が測定可能な半径170~200kmの範囲で実験を実施し、分離した弾頭部は、三ヵ所の目標地点に正確に誘導されたと主張した。 デコイ弾頭の効果も検証したという。
 日韓当局は26日に北朝鮮からのBM発射を捉えており、27日の報道はこれを指すとみられるが、韓国軍は北朝鮮が「極超音速ミサイル」の実験を行ったが失敗したとみていた。
2024.06.27
 04:35
Defense News Extended range version of Army guided rocket enters production <2407-062702>
 米陸軍がLockheed Martin社に長射程型
GMLRS (GMLRS-ER) 量産開始を承認した。 Lockheed Martin社は5月にFY24に$200Mの契約変更を獲得し、GMLRS-ER 240発の製造を受注していた。
 GMLRS ERは複数の飛行試験を成功させており、GMLRSの航続距離が70kmであるのに対し、GMLRS-ERの射程は150km以上に達する。
 Lockheed Martin社は2023年に、ウクライナに送られたGMLRSを補填するため$4.8Bで生産数を変更する契約を受注している。
 陸軍はGMLRSの生産を年間6,000発から14,000発に増やす計画で、新たな議会権限により、FY24に複数年契約を締結する。 複数年契約は、通常、高価で大規模なプログラムのために予約されており、長期的な確実性を提供し、コストを下げることができる。
 陸軍のFY25予算要求によると、FY25に$1.2Bで6,408発を購入する計画である。
2024.06.26
 17:57
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮の極超音速ミサイル空中爆発…固体燃料エンジン燃焼問題の可能性 <2407-062618>
 韓国合同参謀本部は26日、「本日05:30頃に北朝鮮が平壌周辺から日本海に向け未詳のBMを発射したが失敗したと推定され、韓米情報当局で追加分析中」と明らかにした。 合同参謀本部関係者は記者らと会い「北朝鮮が発射したミサイルは1発で、250kmほど飛翔元山から70~80km離れた日本海上空中爆発し、破片は半径数㌔にわたり散らばり海に落ちた」と説明した。
 韓国軍合同参謀本部関係者は「北朝鮮が2024年に入って固体燃料極超音速ミサイルの試験発射に成功したと発表したが、これをさらに発展させるための試験をしたのではないかと推測する」と話した。
 北朝鮮が26日に日本海に向け極超音速IRBMを発射したと推定される中で、韓国軍当局が開発中である固体燃料エンジンを無理に使い燃焼系統の問題で空中爆発した恐れがあると明らかにした。
 日米韓が今週海上・水中・空中・サイバーなど多領域軍事演習であるFreedom Edgeを初めて実施することに対する正面対抗であり、軍事同盟水準に上がった朝露間の密着を誇示しようと急いだという見方も出ている。
2024.06.26
 11:40
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮のミサイル発射、失敗の可能性含め防衛省で分析中=官房長官 <2407-062614>
 林官房長官が26日午前の会見で、北朝鮮が同日朝にBMを発射したことについて、失敗の可能性も含めて詳細について防衛省が引き続き分析を行っていると明らかにした。
 林官房長官は、今後も米韓などと緊密に連携し、必要な情報の収集・分析と警戒監視に努める考えを示した。
 韓国の聯合ニュースは軍関係者の話として、北朝鮮が極超音速ミサイルを発射したようだが失敗したとみられると報じていた。
2024.06.26
 06:04
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮の弾道ミサイル、失敗と推定と韓国軍 米空母が釜山入港中 <2407-062608>
 韓国軍が26日朝、北朝鮮が同日朝に首都平壌付近から発射したとしているBMは失敗したと推定されると発表した。 日本の海上保安庁が05:33に防衛省の情報として、北朝鮮からBMの可能性があるものが発射されたと発表した6分後に、すでに落下したもようと情報を出した。
 防衛省はミサイルの到達高度は100km程度、飛翔距離は200km以上で、日本の排他的経済水域 (EEZ) 外に落下したと推定していると発表した。
韓国の聯合ニュースは軍関係者の話として、極超音速ミサイルを発射したようだが失敗したとみられると伝えた。
2024.06.26
 05:43
FNN Prime News

(Yahoo)

北朝鮮が発射した弾道ミサイルの可能性があるものは すでに落下したとみられる 防衛省 <2407-062607>
 防衛省によると、北朝鮮が発射したBMの可能性があるものは すでに落下したとみられる。
2024.06.24
 07:45
Reuters 通信

(Yahoo)

ロ朝条約、中国との摩擦を生む可能性=米軍制服組トップ <2407-062404>
 米統合参謀本部議長のブラウン空軍大将が23日、有事の相互支援が盛り込まれたロシアと北朝鮮の条約について、長年の北朝鮮の主要同盟国である中国との摩擦を生む可能性があるとの認識を示した。
 海外出張中のブラウン大将は記者団に対し「中国とロシアの間にもう少し摩擦が生まれるかもしれない」と指摘し「そのため、この3ヵ国がどう動くか興味深い」と述べた。
 専門家はこの条約について、隣接する2ヵ国に対する中国の影響力を弱める可能性があり、不安定さが増せば中国の経済・戦略的野心にとってマイナスになるとしている。
2024.06.23
 16:02
Korea Wave

(Yahoo)

北朝鮮軍、ウクライナ占領地への派兵の可能性…韓国国情院「動向注視」 <2407-062308>
 韓国国家情報院が22日、北朝鮮軍のウクライナ派兵の可能性について「北朝鮮の動向を注視している」と明らかにした。 韓国情報当局は、北朝鮮とロシアが最近「包括的な戦略的パートナー条約」を締結したことで、北朝鮮のウクライナ派兵の可能性が提起され、動向を注視している。
 露朝条約第4条には「双方のいずれか一方が個別的な国家またはさまざまな国家から武力侵攻を受け、戦争状態に処することになる場合、他方は遅滞なく自国が保有しているすべての手段で、軍事的やその他の援助を提供する」という内容が盛り込まれた。 これをめぐり、露朝が軍事同盟関係を復元したという評価が出て、ロシアのウクライナ占領地域の復旧のために北朝鮮軍が投入される可能性が提起されている。
2024.06.23
 15:57
RBC Ukraine North Korea may have sent 1.6M shells to Russia in six months - WP <2407-062307>
 Washington Postがグローバルセキュリティを調査分析する非営利団体
C4ADSの報告を元に、北朝鮮が半年間に160万発の砲弾をロシアに供給できると報じた。
 それによると、2023年8月~2024年1月に、北朝鮮からロシアに74,000t以上の爆発物が、ロシア極東の2ヵ所の港から、主にウクライナに近いウクライナ西部の国境沿いにある16ヵ所の施設に出荷された。
2024.06.22
 07:15
News Post Seven

(Yahoo)

中国吉林省で北朝鮮製覚醒剤の密輸阻止を目指して警備態勢強化 すでに一部業者を逮捕、北朝鮮咸鏡北道の化学工場で製造か <2407-062203>
 米政府系報道機関
RFAが、北朝鮮と国境を接する中国吉林省では中国人民武装警察部隊北朝鮮で製造された覚醒剤の密輸を阻止するため、国境警備隊を大幅に増員して警備を強化、北朝鮮の密輸業者数人をすでに逮捕していたと報じた。
 中国の吉林省延辺朝鮮族自治州では雪解けの春ごろから、国境を接する図們江を渡ってきた北朝鮮の麻薬密売グループが暗躍し、覚醒剤のアンフェタミンやメタンフェタミンが中国側に流入していることが発覚し、中国の密輸業者らが摘発される事件が起きた。
 このため、中国の武装警察部隊が5月中旬から、小型高速艇なども動員して図們江沿いのパトロールを強化した結果、数人の北朝鮮の密輸業者も検挙されているという。
 業者の供述によると、覚醒剤は図們江をはさんで同自治州と対岸の北朝鮮の咸鏡北道にある大規模な化学工場で生産されている。
2024.06.22
 07:06
時事通信

(Yahoo)

ロ朝「同盟」に温度差 介入条項に解釈の余地 <2407-062202>
 北朝鮮の金朝鮮労働党総書記がプーチン露大統領の訪朝に合わせ露朝の新たな条約に署名し、東西冷戦時代の「軍事同盟」の復活を宣言し、ウクライナ侵攻下の武器取引で急接近した。 ただ、両首脳の間には温度差もみられ、新条約は有事の軍事介入に解釈の余地を残している。
 金総書記は19日に平壌でのプーチン大統領との共同記者発表で、「両国は同盟関係という新たな高い水準に引き上げられた」と誇り、両首脳が署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」について「史上最も強力な条約の誕生だ」と語って「同盟」に3度も言及した。
 金総書記は「同盟」の復活により、露朝の軍事協力を「制度化」し、安全保障上の連携を深める日米韓3ヵ国に対抗することを望んだようだが、プーチン大統領は同じ場で「同盟」という言葉は使わず、わずかに距離を置いた
2024.06.21
 13:34
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮軍、昨日また軍事境界線侵犯…今月3回目=韓国 <2407-062119>
 韓国軍の合同参謀本部が21日、北朝鮮兵が20日にまた軍事境界線 (
MDL) を侵犯し、韓国軍の警告射撃で北上したことを明らかにした。 北朝鮮軍のMDL侵犯は6月に入って3回目である。
 合同参謀本部によると、20日11:00頃に中部の非武装地帯 (DMZ) 内で作業中だった北朝鮮兵数名がMDLを侵犯した。 これに対し韓国軍が警告放送に続いて警告射撃を行うと、北朝鮮軍はすぐに北上した。
 最近、北朝鮮軍はMDL近隣の戦線地域一帯で不毛地の造成、地雷の埋設、戦術道路の補強、対戦車防壁とみられる未詳構造物の設置などさまざまな作業を進めている。
 この過程で北朝鮮軍20~30名が9日、中部のDMZ内でMDLを50m以内で越え、韓国軍の警告射撃で退却した。 18日にも中部戦線DMZ内で作業中だった北朝鮮兵20~30名がMDLを20mほど侵犯し、軍の警告放送および警告射撃で北上した。
 北朝鮮軍はほとんどが斧などの作業道具を持っていたという。
2024.06.21
 08:09
ハンギョレ

(Yahoo)

「戦争時は互いに軍事支援」朝ロ条約…韓国政府「詭弁で筋が通らない」と批判 <2407-062110>
 北朝鮮とロシアが、一方が武力侵攻を受けて戦争状態になった場合、互いに対しただちにあらゆる手段で軍事援助を提供することで合意し、事実上同盟関係を回復した。 このような事実は20日、金国務委員長とプーチン露大統領が前日の平壌首脳会談で結んだ「包括的戦略パートナー関係に関する条約」全文(以下2024年条約)を北朝鮮が異例にも公開したことで分かった。
 これに対し、韓国大統領室の高官は「ウクライナに殺傷力のある兵器を供与しないことにした方針を見直す」と述べた。
 朝鮮中央通信がこの日報じた「2024年条約」の第4条は、「双方のいずれか一方が個別の国家または複数の国家から武力侵攻を受け、戦争状態におかれた場合、他方は国連憲章第51条と朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦の法に準じ、保有しているあらゆる手段で軍事的およびその他の援助をただちに提供する」ことを明示している。
 同盟の間で行われる軍事的相互援助を義務づけたもので、この条項は1961年の「朝ソ同盟条約」の自動介入条項である「あらゆる手段でただちに軍事的援助を提供する」と類似している。
 ただし、2024年条約は1961年の同盟条約にはなかった「国連憲章第51条(自衛権行使)とロシア連邦法(国外派兵は連邦議会決定)と北朝鮮法に準じ」という条件を付けている点で異なる。
 大統領室の高官は「自動軍事介入ではないと言える」と語った。
2024.06.19
 10:06
中央日報 中国「プーチン氏訪朝歓迎」→「域内安定寄与を」…韓国と会い立場変えた <2407-061912>
 18日にソウルで開かれた韓中外交安保対話に参加した中国側が、プーチン大統領の訪朝と関連し「ロシアと北朝鮮の交流が域内平和と安定に寄与するよう望む」と明らかにしたと韓国外交部が伝えた。これまで朝露密着に対し「両者間のことで、関係発展は歓迎する」として距離を置いてきた中国初めて事実上の懸念を表明したとみる余地がある。
 韓国外交部によると、18日に韓中外交安保対話に参加した中国外交部孫副部長中央軍事委員会国際軍事協力弁公室張副主任ら中国側は、韓国外交部の趙長官と会った席で、「朝露間交流が域内平和と安定に寄与するよう望む」と明らかにした。外交安保対話の中でも同様の趣旨の立場を明らかにしたという。今回の対話に韓国からは首席代表である外交部の金第一次官と国防部のイ国際政策官が参加した。
2024.06.19
 08:41
東亞日報

(Yahoo)

平壌訪問のプーチン大統領、朝ロ関係を「準同盟」に格上げへ…朝ロの危険な接近 <2407-061907>
 ロシア政府が明、プーチン大統領の訪朝を機に北朝鮮とロシアが「包括的・戦略的パートナーシップ協定」を推進することを明らかにした。 「包括的・戦略的パートナーシップ」とは、ロシア外交の最上位関係である戦略的同盟関係のすぐ下の段階で、プーチン大統領が対露・対北制裁に対する共同抵抗を取り上げ、両国間の「分離不可能な安全保障構造の構築」を強調して、反米戦線を軸に朝露関係を「準同盟」レベルに格上げしようとするものだとみられている。
 18日夜に2日間の日程で平壌に到着したプーチン大統領は、北朝鮮の労働新聞に寄稿した文章で、共同の努力で2国間の交流をより高いレベルに進めるとし、「ユーラシアで平等な安全保障の構造を作っていく」と明らかにした。 両国の軍事安全保障協力を今よりさらに強化する考えとみられる。
 韓国政府は、1961年の朝ソ友好協力相互援助条約に含まれていたが、1996年に廃棄された「有事の際の自動軍事介入」条項の復活との関連性を注視している。
 また、ロシアにウクライナ戦争用の兵器を提供してきた北朝鮮が、その対価として核やミサイル関連のロシアの先端軍事技術の移転を受けるなど、軍事技術取引をさらに露骨化する制度的装置を用意したのではないかという観測も流れている。
 政府情報筋は、「北朝鮮が先端軍事技術などをロシアから受け取ることができる制度的基盤を事実上整えた」と指摘した。
2024.06.19
 02:50
朝日新聞

(Yahoo)

プーチン氏が北朝鮮到着、金総書記が空港で出迎え 戦略条約に署名へ <2407-061901>
 プーチン露大統領が19日未明に北朝鮮に到着し、TASS通信によると金総書記が空港で出迎えた。 両首脳は同日に平壌で首脳会談に臨む。 19日昼に歓迎式典があり、首脳会談などを行った後、メディアに対して会談結果に関する声明を発表するという。
 プーチン大統領の訪朝は2000年以来、24年ぶりで、2023年9月にロシア極東で開かれた首脳会談で金氏から招待されていた。
 両国は戦略的パートナーシップ条約に署名する見通しで、国連の北朝鮮への制裁決議が禁じる軍事分野や、エネルギー取引などの協力拡大が明記されるかに注目が集まっている。
 プーチン大統領は北朝鮮に滞在後、ベトナムを訪問する。
2024.06.18
 12:15
時事通信

(Yahoo)

北朝鮮兵が再び境界線侵犯 韓国軍の警告射撃で撤収 <2407-061808>
 聯合ニュースによると、韓国軍が18日に北朝鮮軍の兵士20~30名が同日08:30頃に南北軍事境界線を一時侵犯したと明らかにした。 韓国軍が警告射撃を行ったところ、北朝鮮側に戻った
 北朝鮮兵は18日の侵犯当時、軍事境界線付近の非武装地帯(DMZ)で何らかの作業をしていた。 韓国軍は意図的な侵犯ではないとみている。
2024.06.17
 07:05
共同通信

(Yahoo)

中国核弾頭、推計500発 世界総数は1万2千超 <2407-061701>
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が17日、1月時点で中国が保有する核弾頭数が2023年1月から90発増え、推計500発になったと発表した。
 世界の核弾頭総数(推計)は2023年から微減の12,121発となったが、核兵器の開発は各地で進んでおり「各国が核抑止力への依存を深めている」と懸念を示した。
 中国については「どの国よりも核戦力を速く拡大させている」と指摘し、将来は核大国の米国やロシアに匹敵するほど、運搬手段のICBMを配備する可能性もあるとした。
 北朝鮮は20発増えて約50発。核弾頭最大90発分の核分裂性物質を保有しているとみられ、核弾頭数は今後も増加すると予想される。
 SIPRIは「北朝鮮は他国と同様、戦術核兵器の開発に重点を置きつつある」と分析し、北朝鮮が紛争の初期段階で核を使用する危険性もあり得ると警鐘を鳴らした。
 ロシアは5,580発米国は5,044発で、両国で世界の9割近くを占めている。
2024.06.15
 17:00
朝日新聞

(Yahoo)

プーチン氏、北朝鮮で国連制裁「離反」宣言も 24年ぶり訪問狙いは <2407-061511>
 プーチン露大統領が来週にも24年ぶりに北朝鮮を訪問するとの見方が強まっている。 実現すれば、軍事面も含めた関係強化が加速するのは間違いない。
 ロシアの専門家の間では、プーチン大統領が北朝鮮に対する国連制裁から「離反」し、公に軍事や経済の協力拡大に踏み込む可能性も指摘されている。
 プーチン氏は5日に各国通信社との会見で、北朝鮮の出稼ぎ労働者への労働許可を禁じた国連制裁に疑問を呈していた。
 北朝鮮に対するこれまでの一連の制裁は、核兵器やミサイルの開発資金を断つため、ロシアも賛成して国連安全保障理事会で採択されてきが、ロシア科学アカデミーのアスモロフ主任研究員はロシア紙で、「ロシアは方針を変更した。 多くの専門家は、制裁に関してロシアが自ら決めるべきだと考えている」とし、ロシアが独断で制裁を解除する可能性を示唆した。
2024.06.13
 14:59
聯合ニュース

(Yahoo)

国連軍司令部 北朝鮮軍の境界線侵犯・韓国軍の宣伝放送を調査 <2407-061311>
 北朝鮮は5月末から6月にかけ、韓国に向けてごみなどをぶら下げた大型風船を4回散布し、GPS利用を妨害する電波も発信したため、韓国側は対抗措置として9日、軍事境界線付近で拡声器を使った宣伝放送を6年ぶりに実施した。
 韓国軍合同参謀本部によると、軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)内で作業中だった北朝鮮軍の兵士が9日に軍事境界線を一時侵犯したが、北朝鮮兵は韓国軍の警告放送と警告射撃を受け北側に戻った。
【関連記事:2407-061109 (時事 2024.06.11)】
 国連軍司令部は北朝鮮が、2016年11月にも韓国軍による北朝鮮向け宣伝放送について調べたことがあり、今回の調査でも拡声器の位置や放送内容などを確かめるとみている。
2024.06.13
 10:37
時事通信

(Yahoo)

日朝、5月に秘密接触か モンゴルで、偵察総局参加 韓国報道 <2407-061309>
 韓国の中央日報紙が13日に複数の情報筋の話として、日朝間の秘密接触が5月にモンゴルで行われていたと報じた。 ある消息筋は同紙に対し、日朝が5月中旬にウランバートル近郊で接触したと証言した。
 北朝鮮からは軍偵察総局の関係者らが出席し、日本側からは「有力な家柄出身の政治家」が代表団の一員として参加したという。
 北朝鮮は3月に日本との接触拒否を表明したが、対日関係を前に進めようとしているもようである。
2024.06.12
 08:49
ハンギョレ

(Yahoo)

京畿道、対北朝鮮ビラ散布を直接取り締まり…尹政府の無対応に特別司法警察投入=韓国 <2407-061206>
 北朝鮮向けビラ散布に対する韓国政府の無対応を批判してきた京畿道が、散布が予想される地域に特別司法警察官を投入して監視を強化するなど、直接取り締まりに乗り出すことにした。
 状況が悪化する場合には、京畿道内の一部の南北境界地域を危険区域に指定することもありうるという意思も明らかにした。
 京畿道のキム・ドンヨン知事は11日、京畿道庁災害安全状況室で「緊急関連機関対策会議」を開き、「朝鮮半島の緊張が高まっている。 道民、国民保護のための共助が至急必要な状況」だとし「直ちに北朝鮮向けビラの散布が予想される地域に特別司法警察官を出動させ、巡察と監視を強化するようにする」と話した。
 特別司法警察官とは、特殊な分野の犯罪に限り警察と同じ強制捜査権を持って捜査を行う行政公務員で、所属機関長の要請と管轄地検長の指名で任命される。
2024.06.12
 07:46
中央日報

(Yahoo)

北にも反体制組織が登場…金日成の碑石に墨汁 <2407-061205>
 北朝鮮政権に抵抗する反体制活動組織北朝鮮内部で新たに登場した。 海外に基盤を置いて北朝鮮内の反独裁勢力と連帯するこの団体は金日成標識碑を墨汁で毀損する映像を公開した。
 米国の
RFAが11日、現北朝鮮政権を終息させて改革開放をするという目標を持って活動している団体の新朝鮮がYouTubeに「平壌から送られてきた映像」という1分ほどの記事を掲載した。
 動画は「つかみどころのない首領神格化を国の至るところに植えておき、墓碑石よりも多くなった金家の痕跡をこれから我々が破壊する」という言葉から始まり、続いてある男性が金日成の標識碑と推定される碑石に墨汁を容赦なくかける場面と共に「新朝鮮の大掃除は始まった」という言葉も登場する。
 ただRFAはこの動画の真偽については確認されていないとRFAは報じた。
2024.06.12
 07:13
Reuters 通信

(Yahoo)

アングル:対北朝鮮ビラ散布に「スマートバルーン」、韓国活動家団体が開発 <2407-061204>
 北朝鮮と韓国の「風船戦争」が過熱する中、ソウル拠点の団体は北朝鮮領内に何百㌔㍍も入り込んで体制批判のビラやスピーカーを投下できるスマートバルーンの開発に取り組んでいる。
 北朝鮮の民主化を目指す団体朝鮮改革開放委員会のメンバーはソウルの小さなアパートを借り、3Dプリンターで白いプラスチックの箱と接続部品を製作し、中国や韓国のサイトで購入したワイヤー、回路基板、タイマーなどを使って、風船の搭載物の散布を制御する装置を組み立てている。 GPS追跡機能を搭載するものもあり、制作費は1個当たり$1,000もかかる。
 同団体は春から秋にかけて北風が吹く時期に、月に1、2回、暗闇に紛れて北朝鮮にバルーンを飛ばす。 目的は首都平壌を含む北朝鮮領内深くまで搭載物を投下する。 中国まで飛んだバルーンもある。
 30人ほどの中心メンバーがいる同団体は、各自の自己資金と寄付金で運営されているが、これまでメディアには活動の詳細を明かしていない。
2024.06.11
 10:32
時事通信

(Yahoo)

北朝鮮兵が軍事境界線侵犯 韓国軍の警告射撃で撤収 <2407-061109>
 韓国軍合同参謀本部が11日、北朝鮮軍の兵士が9日12:00頃に南北軍事境界線を一時侵犯したと発表した。 韓国軍が警告放送と警告射撃を行ったところ、北朝鮮兵は直ちに境界線の北側へ戻った
 韓国軍によると、北朝鮮軍は当時、軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)内で何らかの作業を行っていた。 作業中に移動した際、10人ほどの兵士が誤って境界線を越えたとみられる。
 韓国軍が9日に境界線付近での拡声器による宣伝放送を再開し、南北間の緊張が高まっている。
 当局者は「DMZ内は茂みがあり、境界線の標識が見えにくい」と説明し、「警告射撃後、直ちに北側に戻っており、その後も特異な動向はなく侵犯の意図はなかったとみる。」と明らかにした。
2024.06.10
 06:58
中央日報 対北朝鮮拡声器6年ぶりに再稼働…金与正氏「新たな対応」脅迫=韓国 <2407-061005>
 韓国政府が9日、北朝鮮の3度目の汚物風船散布に正面から対抗して対北朝鮮拡声器放送を再開した。 2018年の板門店宣言と9.19軍事合意以降に拡声器を撤去してから6年ぶりになる。
 韓国大統領室はこの日午前、張国家安保室長の主宰で国家安全保障会議緊急常任委員会を開いてこのように決めたと明らかにした。
 NSC直後に大統領室は声明を出し、「北朝鮮の汚物風船再散布に対する対応案を議論した結果、きょう中に対北朝鮮拡声器を設置し放送を実施することにした。 われわれが取る措置は北朝鮮政権には耐え難くても、北朝鮮の軍と住民らには光と希望の便りを伝えるだろう」と明らかにした。
2024.06.10
 03:07
TBS News

(Yahoo)

北朝鮮・金与正氏「ビラ散布と宣伝放送を並行するなら新たな対応」 <2407-061003>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が9日夜に金与正氏の談話を発表し、韓国が拡声器を使った北朝鮮向けの宣伝放送を再開したことについて、「ビラ散布と宣伝放送の挑発を並行するなら、我々の新たな対応を目撃することになる」とし、「これ以上の対決危機を招く危険な行為を直ちに中止し、自粛すべきだ」と警告した。
 また与正氏は、8日夜と9日未明に韓国側へ飛ばしたごみをぶら下げた風船は1,400個あまりと明らかにし、「我々は紙だけを散布しただけ」で、対応は正当だと主張している。
2024.06.07
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

複数の北朝鮮タンカーがロシアの港に、石油の密輸常態化か…読売新聞の衛星画像分析で判明 <2407-060703>
 読売新聞の衛星画像分析で、北朝鮮の核やミサイル開発を巡る国連安全保障理事会の制裁違反が指摘される同国の複数の石油タンカーが4月前半、ロシア極東のボストーチヌイ港に出入りしていたことがわかった。 安保理決議で輸入が制限されるガソリンなどの石油精製品を積み、北朝鮮に輸送した模様だ。石油精製品の密輸が、海上で船から船に移す「瀬取り」だけでなく、大胆な手法で行われるようになってきている。
 分析は、安保理の下で対北朝鮮制裁の履行状況を監視してきた北朝鮮制裁委員会専門家パネルの古川元委員と共同で実施した。 Planet Lab社が4月前半に撮影したボストーチヌイ港の複数の衛星画像と、国連の専門機関である国際海事機関 (IMO) や外務省などが公開する船舶の形状やサイズを比較した。
 4月1、3、7、10日の画像では、北朝鮮のタンカーと特徴が一致する4隻が、石油タンクとみられる構造物が並ぶ岸壁に係留されたり、港湾内を航行したりしている様子を確認できた。
 1日の画像が捉えたのは、過去に瀬取りを行った容疑で安保理の制裁対象となっているYu Song号とみられる。 3、7、10日の画像にそれぞれ写ったのはUn Hung号、 Paek Yang San-1号、Wol Bong San号の3隻とみられ、いずれも制裁に違反して北朝鮮側に売却された船舶だった。
 専門家パネルは4隻について、北朝鮮への石油精製品の供給を制限した安保理決議に違反した疑いを重ねて指摘してきた。
2024.06.03
 11:35
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮、「汚物風船」の中止発表 これまでに3500個・15トンを韓国に飛ばす <2407-060310>
 北朝鮮が2日、韓国領内にごみや汚物をぶら下げた風船を飛ばす行為を一時中止すると明らかにした。 ただ、韓国側が北朝鮮の反体制ビラを再び飛ばした場合<には再開するとした。
 朝鮮中央通信(KCNA)によると、キム・ガンイル国防次官は声明で、北朝鮮がこれまで3,500個の風船で15tに上るごみを飛ばしたとし、韓国に不快な経験を十分に与えたと述べた。
2024.06.03
 11:15
朝鮮日報

(Yahoo)

韓国が北朝鮮向け宣伝放送再開に言及するや…北朝鮮「汚物風船中止」 <2407-060308>
 韓国政府が2日、北朝鮮の風船による汚物の大量散布への対抗措置として、2018年以降中止していた拡声器による北朝鮮向け宣伝放送をいつでも再開できるよう準備する作業に着手した。 これと共に、北朝鮮向け拡声器の撤去・中止根拠である2018年4月27日の板門店宣言2018年9月19日の南北軍事分野合意書無効化するとも伝えられた。
 すると、この1週間で約1,000個の汚物風船を飛ばした北朝鮮は同日夜、国防省談話で「どれほど気持ちが悪く、多くの労力が消費されるか十分に体験させた。 風船散布を暫定的に中止する」と発表した。
2024.05.31
 17:42
テレ朝 News

(Yahoo)

発射台が一斉に…北朝鮮“弾道ミサイル”映像公開 <2406-053109>
 朝鮮中央TVは31日午後、北朝鮮が30日に発射したBMの映像を公開した。
 平壌近くの順安飛行場とみられる場所に並ぶ戦術核も搭載可能とされる600mm超大型ロケット砲
TELが一斉に立ち上がり、朝焼けの空に18発のロケット弾が上がって行った。
 金総書記は「世界最強の攻撃手段が反撃態勢を維持している」と評価したという。
2024.05.31
 07:18
現代ビジネス

(Yahoo)

北朝鮮の「人工衛星打ち上げ失敗」によって明らかになった金正恩の「真の目的」 <2406-053104>
 北朝鮮は、5月27日22:44頃に、事前の予告通り北西部沿岸の東倉里衛星発射場から偵察衛星を打ち上げたものの、約2分後には第一段の飛翔中に何らかのトラブルが発生し、自爆システムが作動したものと見られる。 29日付の北朝鮮「労働新聞」によると、28日には金正恩総書記が、BMなどの開発を担う国防科学院を訪れて演説し、この中で、「一段目のエンジンの異常で自爆システムが作動した」と27日の衛星打ち上げの失敗を認めた上で、「今回の打ち上げは実を結ばなかったが、われわれは失敗を恐れて萎縮するのではなく、さらに大きく奮い立つことになる」と、原因を究明して再打ち上げに向け前進することを示唆した。
 今回の北朝鮮による偵察衛星の打ち上げ失敗によって、「北朝鮮は今回、偵察衛星を軌道上に乗せることに固執していなかった」ということが明確になった。 それは今回の打ち上げ失敗は、ロケット技術の初歩的な失敗によるものであり、2023年3回にわたって実施し、2回は失敗した衛星打ち上げ技術の延長線上にはなく、「新たに開発した全く異なる種類のロケットを使用した」という部分にある。
 つまり、金正恩が軍事衛星を打ち上げ続ける真の目的は、やはり「新たなBMや
SLVの技術開発そのものにあるということなのである。
2024.05.30
 16:53
中央日報

(Yahoo)

汚物に GPS かく乱とミサイルで一気に攻勢…金正恩氏、衛星失敗でヒステリーか <2406-053017>
 北朝鮮が「汚物風船」を韓国に大量に飛ばしたのに続き、30日には日本海上に向けSRBM十数発を発射し連日挑発を継続しているほか、GPS妨害もこの日の明け方まで続いた。
 これは軍事偵察衛星打ち上げ失敗で体面を台なしにした北朝鮮が局面転換を狙うと同時に異例に多くのSRBM発射で韓国の防空網の弱点を狙うことができる誇示するような武力示威をしたものとみられる。
 韓国合同参謀本部はこの日、「06:14に平壌順安一帯から日本海上に向け発射されたSRBMと推定される飛翔体十数発を捕捉した。 飛翔体は350kmほど飛翔し日本海上に着弾した」と明らかにした。
 韓国の専門家らの反応を総合すると、今回の飛翔体は600mm超大型放射砲KN-25の可能性が大きく、韓国軍の十数発の航跡が似ていることから単一諸元であるとみている。
2024.05.30
 08:39
共同通信

(Yahoo)

ミサイルは最高高度約100キロと防衛省 <2406-053009>
 防衛省が、北朝鮮が発射したBMは複数発で、いずれも朝鮮半島東岸付近の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定していると発表した。
 少なくとも1発は到達高度100km程度で、350km以上飛翔したとしている。
2024.05.30
 08:27
中央日報

(Yahoo)

金与正氏「汚物を拾って嫌な気持ちになってみろ…何十倍で対応」 <2406-053008>
 北朝鮮の金国務委員長の妹である金与正労働党副部長が29日、韓国に対する汚物風船とビラと推定される物体の散布に関連して「大韓民国に対するビラ散布が我が人民の表現の自由に該当し、韓国国民の知る権利を保障すること」と主張した。
 また「韓国のものたちは我が人民が散布する汚物を『表現の自由保障』を叫ぶ自由民主主義の幽霊どもに送る心のこもった『誠意の贈り物』としてしっかりと感じて、これからもずっと拾い集めなければならない」としながら「我々は今後韓国のものたちが我々に散布する汚物量の何十倍で1件当たりに対応していくだろう」とした。
2024.05.30
 08:05
聯合ニュース 北朝鮮が弾道ミサイル約10発を朝鮮半島東へ発射 立て続けの挑発 <2406-053007>
 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は30日06:14頃に平壌の順安付近から朝鮮半島東の日本海に向け、SRBMと推定される約10発を発射した。
 北朝鮮は発射試験などと称してBMによる挑発を繰り返してきたが、これほど多くの数を一度に発射するのは異例で、ミサイルは350km飛翔して日本海に落下した。
 飛距離などからみて、固体燃料型のKN-25 SRBMと推定される。
2024.05.30
 06:22
FNN Prime News

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射 防衛省 <2406-053005>
 防衛省によると、北朝鮮がBMの可能性があるものを発射したが、すでに落下したとみられる。
2024.05.29 Stars & Stripes North Korea fires 10 ballistic missiles toward Sea of Japan, South's military says <2406-052920>
 韓国軍統合参謀本部が記者団にテキストメッセージで、北朝鮮が日本海に向けて、少なくとも10発のSRBMとみられるBMを発射した。 ミサイルは平壌の順安地区から、23日06:14頃に発射されたと述べた。
 軍は「万全の準備」をしており、ミサイルに関する情報を米国と日本と共有しているという。
 北朝鮮が「BMの疑い」を発射したと、日本の首相官邸から06:24にX (Twitter) に投稿した。 その他の詳細は、統合参謀本部や首相官邸からすぐには提供されなかった。
2024.05.29
 11:40
聯合ニュース 北朝鮮の「汚物風船」 韓国各地で約150個確認=軍「低劣な行為中止を」 <2406-052912>
 韓国軍合同参謀本部が29日、北朝鮮が28日夜から大量の風船を韓国に向けて飛ばしており、現在までに全国各地で約150個が確認されたと明らかにした。 風船の一部は落下し、残りは飛行中という。
 合同参謀本部によると、地面に落下した風船は軍の化学兵器対応チームや爆発物処理班が出動して回収している。
 現在までに確認したところ、風船にぶら下げた袋には汚物やごみなどが入っており、関係機関で詳しく分析しているという。
 合同参謀本部は「このような北の行為は国際法に明白に違反するものであり、わが国民の安全を深刻に脅かす行為」とし、「北の風船により発生するすべての責任は全面的に北にあり、反人倫的で低劣な行為を直ちに中止するよう厳重に警告する」と強調した。
 風船は民家や道路などで見つかっている。 2016年には北朝鮮が飛ばした風船により車両や住宅などが破損した。
2024.05.29
 11:10
朝鮮日報

(Yahoo)

打ち上げから2分で空中爆発した北朝鮮の軍事偵察衛星、ロシア製の新型エンジンに問題か <2406-052911>
 北朝鮮が27日夜に打ち上げた軍事偵察衛星は発射から2分後空中で爆発したが、その原因は「新型エンジンの欠陥」と推定されている。 2023年11月に軍事偵察衛星1号機の衛星軌道到達に成功した時のエンジンを今回新型に交換したが、この新型エンジンに問題があったとの見方である。
 北朝鮮が27日22:44頃に東倉里の西海衛星発射場から打ち上げた軍事偵察衛星を積んだロケットは2分後の22:46頃に、北朝鮮側の海上で多数の破片として探知されたため、打ち上げ直後に爆発したものとみられる。
 韓国軍合同参謀本部の関係者は28日「一段目ロケットが爆発したため、燃焼系統に問題があったと推定している」と述べた。
2024.05.29
 09:19
中央日報

(Yahoo)

韓国軍「1段推進体の燃焼に問題あったと推定」…北偵察衛星、ロシアからエンジン技術移転か <2406-052907>
 27日の発射直後に空中で爆発した北朝鮮の軍事偵察衛星2号機の失敗の原因について、韓国軍が「一段ロケットの燃焼系統に問題があったと推定される」と評価した。 北朝鮮が新型
SLVと明らかにしたことに関連し、軍は北朝鮮がロシアの技術移転などで一段目のエンジンの種類を高いレベルに転換した可能性に注目している。 「失敗した挑発」だが、米韓はこの日、黄海海上の射撃場で連合空対空・空対地訓練を実施し、抑止力を誇示した。
 合同参謀本部の関係者は28日、「北が主張する軍事偵察衛星が初期に爆発し、秒単位の飛行データ分析をしている」とし「一段目の爆発からみて、燃焼系統に問題があったと推定している」と述べた。
 専門家らは今回の空中爆発がエンジンのバルブあるいはエンジン自体から燃料や酸化剤が漏れて起きた可能性が高いとみる雰囲気だ。
 これと関連し、ロシアの技術のエンジンで発射した韓国の羅老も2009年、最初の打ち上げでフェアリングが分離せず失敗した。 2010年の2回目の打ち上げでは一段目が空中爆発した。 液体酸素とケロシンで作動するエンジン推力は高いが管理が難しい。 張国家戦略研究院ミサイルセンター長は「地上で液体酸素を超低温 (-183゚) で維持しなければならないため、高価な装備と技術が必要」とし「こうした困難のためBMには極低温推進剤を使用した前例がない」と指摘した。
2024.05.28
 05:21
UchuBiz

(Yahoo)

北朝鮮、偵察衛星打ち上げ失敗–「新型ロケット第1段が空中爆発」 <2406-052803>
 朝鮮中央通信が国家航空宇宙技術総局の話として、北朝鮮が5月27日に軍事偵察衛星里鏡1-1の打ち上げを試みたが失敗したと報じた。
 報道によると、打ち上げに用いた新型ロケットの第一段目が飛行中に爆発した。 原因は新たに開発した液体酸素+石油エンジンの動作信頼性との初期結論を下したという。
 その他、原因になりうる問題点も審議するとしている。
 北朝鮮の偵察衛星の打ち上げは4回目で、2023年5月と8月の打ち上げは失敗したが、、11月の打ち上げで初めて成功していた。
 今回の打上げ失敗で4回中3回失敗したことになる。
2024.05.27
 23:13
FNN Prime News

(Yahoo)

北朝鮮のミサイル日本に落下の恐れなし 避難呼びかけ解除 <2406-052710>
 政府が27日22:46に北朝鮮からBMの可能性があるものが発射し、日本の領土領海に飛来する恐れがあるとして全国瞬時警報システム (J-Alart) を発令した。 27日22:45頃には、中朝境界線にある中国の丹東から北朝鮮上空に向けたFNNのカメラに、上昇する飛翔体から出る炎とみられるものが捉えられた。 しかし、飛翔体の映像を大きく拡大すると、オレンジ色の炎が広がり消えていく様子が見られ、爆発したとみられる。
 現場の記者も飛翔体を確認し、上空に昇ったところで爆発したような様子が見えたが、音は聞こえなかったという。
 ミサイルが飛来する可能性があるJ-Alartの対象地域は、沖縄県だったが、政府は23:03に日本には飛来しないものと見られると発表し、避難の呼びかけも解除した。
 政府関係者「爆発して失敗したようにも見えるが現在情報収集中」としている。
2024.05.27
 06:29
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮、衛星打ち上げを日本の海保に通告 6月4日午前0時まで <2406-052701>
 北朝鮮が27日未明、人工衛星の打ち上げを日本の海上保安庁に通告した。
 海保によると、5月27日00:00から6月4日00:00の間に打ち上げ、朝鮮半島西側の黄海上の2ヵ所のほか、フィリピンのルソン島東側の太平洋上の一ヵ所に部品などが落下する可能性があるとしている。
2024.05.26
 18:07
日経新聞 北朝鮮、自衛力行使を警告 「韓国が境界侵犯」主張 <2406-052603>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が26日、韓国が北朝鮮との海上の境界を侵犯する頻度が増えていると主張し「自衛力を行使することも可能だ」と警告するキム・ガンイル国防次官の談話を報じた。
 談話によると、北朝鮮の「最高軍事指導部」から24日、挑発行為に関し攻勢的な対応を取るよう指示があったという。 同日開かれた朝鮮労働党の政治局会議でも議題になった可能性がある。
 談話は韓国を敵と明記し、海軍や海洋警察の艦船が巡視の名目で「海上の国境」を繰り返し侵犯していると指摘すると共に、ビラ散布に使う大型風船は軍事的手段にもなるため「危険な挑発だ」としたほか、米韓の偵察機による北朝鮮の監視活動についても周辺地域の緊張を高めていると批判した。
2024.05.21
 07:18
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮ハッキング組織、韓国軍関係者300人のEメールをハッキング…「警察が捜査中」 <2406-052106>
 韓国警察によると、警察庁安保捜査局は軍関係者の個人メールハッキング被害を把握、捜査中で、北朝鮮のハッキング組織が韓国軍の関係者およそ300人の個人のEメールをハッキングしたことが把握された。
 情報筋によると、被害規模は高位職の場合10人ほどで、現役が約200人、予備役が約100人という。
 これに先立ち韓国裁判所の内部ネットワークをハッキングしたLazarusを含め、AndarielKimsukyの3つの北朝鮮ハッキング組織は韓国防衛企業およそ10社の情報を盗み出したことが確認されていた。
 今回の被害もこれと関係があると推定されるが、警察関係者は「捜査が進行中であり、具体的なハッキング手法や被害規模を明らかにするのは難しい」と話した。
2024.05.17
 16:29
朝日新聞

(Yahoo)

北朝鮮、「短距離弾道ミサイルと推定される数発」発射 韓国軍発表 <2406-051718>
 韓国軍合同参謀本部が17日、北朝鮮東部の江原道元山付近から日本海に向けSRBMと推定される飛翔体数発が同日15:10頃に発射されたと発表した。
 300km飛翔し、日本海上に落下したという。
2024.05.17
 16:24
共同通信

(Yahoo)

弾道ミサイル、日本のEEZ内に飛来せず <2406-051717>
 林官房長官が17日の記者会見で北朝鮮が発射したBMに関し、現時点で日本の領海や排他的経済水域 (EEZ) への飛来は確認されておらず、被害報告もないと説明した。
2024.05.17
 15:27
時事通信

(Yahoo)

日本海に弾道ミサイル発射 北朝鮮、短距離数発か <2406-051716>
 韓国軍によると、北朝鮮は17日15:10頃に、東部の江原道元山付近から日本海に向け、SRBMと推定される数発を発射した。
 林官房長官は記者会見で、日本の排他的経済水域 (EEZ) への飛来や被害は確認されていないと明らかにした。
 韓国軍によると、ミサイルは300km飛翔したとしたが高度については発表していない。
 北朝鮮による発射は4月22日のSRBM以来で、北朝鮮メディアはこの際、戦術核を使った反撃を想定した「超大型多連装ロケット砲」の発射訓練だったと報じていた。
2024.05.17
 15:24
FNN Prime News

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイルを発射 韓国軍 <2406-051715>
 韓国軍が、北朝鮮が17日15:15頃に、BMを日本海に向け発射したと発表した。 ミサイルの発射場所や飛行距離などは、詳細を分析中だという。
 北朝鮮がBMを発射するのは4月22日以来で、2024年に入って5回目となる。
2024.05.17
 05:50
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮技術者が身元偽り米企業でリモート勤務、支援の2人逮捕 <2406-051708>
 米検察当局が16日、米国人を装った北朝鮮のIT技術者米企業でリモートワークの職を得るのを手助けしたとして、米国籍の女とウクライナ国籍の男を逮捕したと発表した。 米国籍の女は15日に逮捕され、ウクライナ国籍の男は7日にポーランド当局に拘束された。
 16日に公開された起訴状によると、アリゾナ州在住の米国籍の女、キーウ在住のウクライナ国籍の男、そのほか3人の外国人が起訴された。
 司法省によるとこの計画は北朝鮮の資金調達を目的で、同国のIT技術者がFortune 500企業や銀行など300以上の米企業に潜入し、米国人60人以上の身分証明書などを盗んだという。
 国務省の声明によると、技術者らは北朝鮮のBM開発や兵器製造などを監督する北朝鮮の軍需工業部門と関連があり、北朝鮮向けに少なくとも$68Mを得ていたという。 技術者らは米政府機関2ヵ所でも職を得ようとしたが失敗したという。
2024.05.15
 12:08
朝鮮日報

(Yahoo)

金正恩氏 戦術ミサイルの生産現場視察=「戦争準備に画期的変革」 <2406-051510>
 朝鮮中央通信が15日、金国務委員長(朝鮮労働党総書記)が14日に戦術ミサイル兵器システムの生産現場を視察し、「わが軍隊の戦争準備に画期的な変革をもたらす」と強調したと報じた。
 同通信によると、今年前半に生産される
MRLは朝鮮人民軍のミサイル連合部隊に新たに配備される。
 公開されたのは北朝鮮が「新型戦術誘導兵器」と呼ぶ4連装MRLは射程110kmの火星-11用とみられる。
 北朝鮮は2022年4月に同ミサイルの発射試験を実施し、「戦術核運用の効果と火力任務の多角化を強化するうえで大きな意義」があると主張し、核弾頭搭載の可能性を示唆した。
 金総書記は5月に入ってから軍需工場の視察を続けており、ロシアなどへの兵器の輸出を念頭に置いた動きとみられる。
2024.05.03
 03:27
テレ朝 News

(Yahoo)

米高官「ロシアが北朝鮮に多量の石油精製品を輸出」 国連制裁に違反する勢いに警戒感 <2406-050302>
 米大統領府の高官が2日、ロシアが北朝鮮に対して多量の石油精製品を輸出していると明らかにし、両国のさらなる連携強化に警戒感を示した。
 米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は、ロシアによる北朝鮮向けの石油精製品の輸出が3月だけで16万5,000バレルを超えたと明らかにした。 国連安保理の決議では、北朝鮮が1年間で輸入できる石油精製品は年間50万バレルまでに制限されていて、ロシアからの輸出規模は国連の制裁に違反する勢いとなっている。
 カービー調整官は北朝鮮とロシアの港が物理的に近いことから「今後もロシアが無制限に出荷を維持できる恐れがある」と警戒感を示した。
2024.05.02
 13:49
中央日報

(Yahoo)

国連50ヵ国「制裁監視を持続させるべき」…「北朝鮮監視」代案を「至急準備」 <2406-050215>
 15年間続いた国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会傘下の専門家パネルの活動が終了したことを受け、これに代わるメカニズムを用意するための友好国間の協議が加速しており、日米韓をはじめとする国連加盟国50ヵ国が1日に共同声明で「北朝鮮の制裁違反行為を客観的、独立的に引き続き監視するべきだ」と明らかにした。
 ロシアが3月28日に安保理常任理事国としての拒否権を発動して専門家パネルの任期延長決議案を否決した結果、専門家パネルは1月にウクライナで発見されたミサイルの残骸が北朝鮮製と確認する事実上の最後の報告を残した後、4月30日に活動を終了した。
 専門家パネルに代わる新しいメカニズムを創設することに関し、グリーンフィールド米国連大使は「いくつかの選択肢を検討中であり、残りの加盟国に提案するアイデアを現在、日本、韓国と緊密に議論している」と説明した。 設立時期については「同僚の加盟国と急いで扱っている」と答えた。
2024.05.01
 06:53
讀賣新聞

(Yahoo)

北朝鮮、韓国への道路3本すべてに地雷…南北の対話や協力を象徴するルート <2406-050104>
 韓国軍関係者が29日、北朝鮮が2023年12月頃から、韓国につながる3本の道路全てに地雷を埋設したことを明らかにした。 金朝鮮労働党総書記は韓国との関係断絶を命じており、地雷の埋設で緊張を高める狙いがあると見られる。
 3本の道路はいずれも南北の対話や協力を象徴するルートで、最も西側は、韓国企業が進出して2016年まで操業した開城工業団地に向かう道路、東側は北朝鮮景勝地の金剛山をバスなどで訪問する際に使われた。 3本のうち中央は、韓国北部・江原道鉄原と北朝鮮側を結ぶ高原を通る未舗装の短い道路で、2018年の南北軍事合意に基づき、朝鮮戦争の戦死者の遺骨を南北が共同で発掘するため造成された。
 関係者によると、いずれの道路でも北朝鮮兵らが南北軍事境界線の北朝鮮側で地雷を埋め込み、道路脇の照明も撤去された。 こうした様子を境界線付近に駐屯する韓国軍が確認した。
2024.04.30
 12:17
Reuters 通信

(Yahoo)

ウクライナに北朝鮮製ミサイル着弾、国連監視団が破片調査=報告 <2405-043007>
 国連制裁監視団によると、ウクライナ東部ハリコフ市に2024年1月2日に着弾したミサイルについて、その破片を調査したところ、北朝鮮の火星-11のものと確認された。
 当時、地元の検察当局は、ミサイルの破片をメディアに公開し、北朝鮮から提供されたミサイルである可能性を示唆した。
 国連制裁監視団は報告書で「ミサイルの残骸は北朝鮮の火星-11に由来するものだった」とし、北朝鮮に対する武器禁輸措置に違反していると指摘した。 北朝鮮は2006年以降、BMと核開発を巡り国連の制裁対象となっている。
2024.04.27
 12:38
朝日新聞

(Yahoo)

北朝鮮、軍事偵察衛星の打ち上げ 「計画通りに決行」と改めて表明 <2405-042709>
 朝鮮中央通信が、北朝鮮国家航空宇宙技術総局の報道官が27日に「宇宙偵察基盤の能力を向上させるための任務を計画通りに決行する」との談話を発表したと報じた。
 金総書記は2023年11月に続き、2024年中にさらに3基の偵察衛星を打ち上げる目標を掲げていることから、27日の談話は時期を明示していないものの、改めて打ち上げる意欲を明らかにした。
2024.04.25
 16:59
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮製武器輸送したロシア船、中国の港に停泊 衛星画像で判明 <2405-042511>
 Reutersが入手した衛星写真で、北朝鮮からロシアへの武器輸送に関与しているとみられるロシアの貨物船中国の港に停泊しているのが明らかになった。 英王立防衛安全保障研究所 (RUSI) が2月から中国浙江省の造船所に停泊していると指摘したロシア船アンガラは2023年8月以降、北朝鮮製の武器弾薬とみられるコンテナ数千個をロシアの港に輸送した。
 米国務省の報道官はアンガラが中国の港に係留されているという「信頼できる情報」を認識しているとし、中国当局にこの問題を提起したことを明らかにし「全ての国連加盟国に対し、安保理決議2397号に基づく義務を履行するよう求める」と述べた。 同決議は北朝鮮との貿易を制限し、不法行為に関与する船舶の登録を抹消することを義務付けている。
2024.04.23
 14:35
朝鮮日報

(Yahoo)

駐中韓国大使館からのメール、北のサイバー攻撃だった…方言でバレる <2405-042315>
 北朝鮮偵察総局のハッカー集団が先日、韓国の外交安全保障専門家に政府機関を名乗るフィッシングメールを大量に送りつけ、情報を奪おうとしたことが分かった。
 韓国政府のセキュリティーメールの書式がそのまま使用されていたが、韓国では使われない北朝鮮式の言葉でその正体が分かった。
2024.04.23 Stars & Stripes North Korea’s recent launches were practice for nuclear counterattack, state media says <2405-042301>
 北朝鮮の国営メディアによると、22日に北朝鮮がSRBMを数発発射したことは、核弾頭で米国と韓国に反撃する演習だった。 朝鮮中央通信が23曜日に発表した報告書と写真によると、北朝鮮の指導者金正恩少なくとも4基の移動式輸送機・建設装置を含む訓練を主宰した。 韓国合同参謀本部によると、ミサイルは190哩飛翔した後、日本海に落下した。 米インド太平洋軍は24日の声明で、今回の発射は「米軍の人員や領土、同盟国に差し迫った脅威をもたらすものではない」と述べた。
2024.04.22
 15:17
FNN Prime News

 (Yahoo)

北朝鮮が発射したとみられる弾道ミサイルは既に落下 防衛省 EEZ外とみられる <2405-042212>
 防衛省が22日15:00過ぎ、北朝鮮からBMの可能性があるものが発射されたと発表した。 さらに数分後に、防衛省は「すでに落下した」と発表した。
 日本のEEZ=排他的経済水域外に落下したとみられる。
2024.04.22
 15:10
時事通信

 (Yahoo)

北朝鮮、日本海に短距離弾道ミサイル 数発、EEZ外に落下か <2405-042211>
 韓国軍によると、北朝鮮は22日15:00頃に日本海にBMを発射した。 短距離と推定される数発で、平壌一帯から発射された。
 日本政府も、少なくとも1発のミサイル発射を確認し、日本の排他的経済水域 (EEZ) 外に落下したとみられると発表した。
 林官房長官は記者会見で、ミサイルの最高高度は50km程度で、250km以上飛翔したと明らかにした。 航空機や船舶への被害は確認されていないという。
 北朝鮮によるBM発射は2日のMRBM以来である。
2024.04.20
 08:13
時事通信

(Yahoo)

「戦略巡航ミサイル」を発射 黄海上で19日 北朝鮮 <2405-042007>
 北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、ミサイル総局が19日に朝鮮半島西側の黄海上で「戦略巡航ミサイル」と新型SAMの発射試験を行ったと伝えた。
 戦略巡航ミサイルについては「超大型弾頭部」の威力を確認する実験を行ったという。
 北朝鮮は戦略巡航ミサイルに戦術核弾頭の搭載を想定しているとされ、韓国や米軍基地が置かれた日本を狙う兵器との見方がある。
2024.04.12
 10:02
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮、豊渓里核実験場3番坑道いつでも使用可能…道路の除雪を確認 <2405-041207>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が11日、北朝鮮専門サイトのBeyond Parallelを通じて、2日に撮影された豊渓里核実験場の衛星写真と「北朝鮮は7回目の核実験のためのすべての準備を終えている」と米韓両国が評価するなか、豊渓里核実験場をいつでも使用できる状態で維持しているとの分析結果を発表した。
 Beyond Parallelは衛星写真を分析した結果、豊渓里核実験場の3番坑道に入る道路で除雪された事実が確認されたとし、これはトンネル内で低水準の活動が続いていることを暗示すると明らかにした。 米韓情報当局は北朝鮮が7回目の核実験をする場合、豊渓里3番坑道を有力な実験場所とみて注目している。
2024.04.08
 03:33
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮ミサイル「戦地の実験場」 米軍司令官が懸念表明 <2405-040801>
 Bloomberg通信が7日、米太平洋陸軍司令官のフリン大将が訪問先のソウル南方の米軍基地で、ロシアが北朝鮮製のBMをウクライナで使用していることについて、ミサイルを実戦で試し性能向上につなげる「戦地の実験場」を北朝鮮に提供していると述べ、懸念を表明したと報じた。
 ウクライナ検察によると、ロシアは2023年末から2024年3月半ばまでに、キーウ、ハリコフなど各地に向け、北朝鮮製のBMを約50発発射した。
 北朝鮮が弾BMの発射データをロシア側から入手し技術改良につなげる恐れは以前から指摘されており、フリン大将は米国は推移を注意深く見守っていると述べた。
2024.04.03
 17:04
毎日新聞

(Yahoo)

北朝鮮発射の弾道ミサイルは「新型の固体燃料式」 官房長官 <2405-040321>
 林官房長官が3日の記者会見で、北朝鮮が2日に発射したBMについて、新型の固体燃料推進方式のMRBMとの見方を示した。
 林長官は「極超音速兵器であったかも含めて防衛省において分析中で、引き続き米国や韓国などと緊密に連携していく」と述べた。
2024.04.03
 16:41
聯合ニュース 北朝鮮主張の飛距離・軌道変更は「誇張」 極超音速ミサイル=韓国軍 <2405-040319>
 韓国軍合同参謀本部が3日、北朝鮮が2日に発射試験を行った中長距離極超音速ミサイルの飛行距離と軌道変更について、「北が主張する1,000kmの飛翔距離わが軍の分析と違いがあり、誇張されたとみている」として、「日米韓が分析した結果は600km」と明らかにした。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、極超音速弾頭を搭載した固体燃料式の新型MRBMの初の発射実験に成功したと報じた。 安全を考慮して射距離を1,000kmに抑え、変則軌道で飛行したという。
 合同参謀本部と北朝鮮が発表した飛行距離に400kmの差があり、韓国軍のレーダが軌道を変更しながら飛行する極超音速ミサイルを探知できなかったとの指摘が出ていた。
 合同参謀本部は北朝鮮が2段目エンジンの点火を遅らせ、2段目エンジンの燃焼中に飛行方向を変更したと主張したことに関しても、「わが軍の分析と違いがあり、誇張されたと分析している」と明らかにした。同本部関係者は「ミサイルが最高高度に達した後、水平移動して下降する軌跡だった」と説明した。
2024.04.03
 14:34
AFP=時事

(Yahoo)

北朝鮮、固体燃料式の新型極超音速ミサイル発射実験成功と発表 <2405-040316>
 北朝鮮国営朝鮮中央通信(KCNA)が3日、前日に日本海に向けて固形燃料式の新型中距離極超音速ミサイルの発射試験を行い、金朝鮮労働党総書記が立ち会ったと伝えた。 KCNAが公開した動画や写真には、発射台に運ばれるミサイルや、煙の尾を引くミサイルを見る金氏らの姿が捉えられていた。
 発射試験の成功を受けて金総書記は、北朝鮮が「戦略的攻撃兵器をを新たに開発した」と述べた。
 KCNAは、「発射台を訪問した金総書記は、極超音速滑空体の弾頭を搭載した新型中距離固形燃料式BM火星-16B(Hwasongpho-16B)を視察した」と報じた。
2024.04.03
 07:18
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮「新型中長距離極超音速ミサイルの試験発射に成功」 <2405-040303>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が3日、2日に日本海沖に撃ったミサイルについて「火星-16新型中長距離極超音速ミサイルの試験発射が成功裏に行われた」と明らかにした。
 朝鮮中央朝鮮通信は「北東方向に発射されたミサイルから分離した極超音速滑空飛行戦闘部は予定された飛行軌道に沿って1次頂点高度101.1km2次頂点高度72.3kmを記録しながら飛行し、1,000km先の日本海上の水域に正確に弾着した」とした。
2024.04.02
 09:04
共同通信

(Yahoo)

ミサイル1発、朝鮮半島の東に落下と防衛相 <2405-040211>
 木原防衛相が2日の記者会見で、BMは北朝鮮西岸から少なくとも1発が発射され、到達高度1,000km程度で650km以上飛翔し、朝鮮半島東の日本海に落下したとみられると明らかにした。
2024.04.02
 07:15
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイル、今年3回目 中距離弾のもようと韓国軍 <2405-040208>
 日韓の防衛当局が2日午前、北朝鮮が東岸沖へ向けてBMを発射したとそれぞれ発表した。 韓国軍は中距離弾だったもようと分析している。
 北朝鮮がBMを発射するのは3月18日以来で2024年で3回目になる。
2024.04.02
 07:17
FNN Prime News

(Yahoo)

北朝鮮がミサイル発射 EEZ外に落下か <2405-040204>
 防衛省が、2日06:55頃に北朝鮮からBMの可能性があるものが発射されたと発表し、07:04頃にBMの可能性があるものは、すでに落下したとみられると公表した。
 政府関係者によると、ミサイルは日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下したとみられる。
2024.03.30
 07:10
時事通信

(Yahoo)

北朝鮮パネル、事実上廃止へ 延長決議案にロシア拒否権 制裁監視体制の弱体化必至・国連安保理 <2404-033003>
 国連安全保障理事会による対北朝鮮制裁決議の履行状況を調べる定員8人の専門家パネルが、事実上廃止される見通しとなった。  安保理で28日に行われた任期1年延長決議案の採決で、北朝鮮と軍事協力を深めるロシアが拒否権を行使したため、現在の任期が切れる4月末以降、制裁監視体制の弱体化は必至である。
 採決では全15理事国のうち日米韓など13ヵ国が賛成し、ロシアと同様に北朝鮮を擁護する中国は棄権した。
 ロシアのネベンジャ国連大使は「西側諸国による北朝鮮を締め上げる政策」だとして、制裁自体の緩和を主張。要求が決議案に反映されなかったことを理由に、拒否権を発動した。
2024.03.28
 11:29
コリア・レポート編集長辺真一

(Yahoo)

「北方限界線に異常あり!」 米CIA出身の北朝鮮問題専門家が「軍事衝突の可能性」を警告! <2404-032807>
 1月に北朝鮮専門メディアの
38 Northに元ロスアルモス国立研究所研究所長のヘッカー博士と共同で投稿した文で「朝鮮半島は1950年6月25日(朝鮮戦争勃発)直前の状況にあり、最も危険だ」と戦争勃発の可能性を憂慮していたCIA出身の米ミドルベリー国際研究所のカーリン研究員が27日にウィーンで開かれた国際セミナーで「金正恩は引き続き戦争を準備しており、黄海で軍事衝突が発生する可能性が高い」と主張していた。
 カーリン研究員はその根拠として金総書記が1月に最高人民会議で「我が国家の南の国境線が明白に引かれた以上、不法無法の『北方限界線』(NLL) をはじめとするいかなる境界線も許されず、大韓民国が我々の領土、領空、領海を0.001mmでも侵犯するならば、それは即、戦争挑発と見なす」と発言をしたことを挙げている。
 同時に1月に日本海に向けSLBMの試射を視察した際に西部戦線の部隊を視察させたことも根拠の一つに挙げていた。
2024.03.20
 14:28
日経新聞 北朝鮮、極超音速弾のエンジン試験 グアム奇襲用の新型 <2404-032007>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が20日、ミサイル総局が19日に極超音速ミサイルに搭載するエンジンの地上燃焼試験を実施し成功したと報じた。
 中長距離級で固体燃料を使う新型エンジンで、完成すれば米軍基地がある米領グアムなどを奇襲攻撃できる兵器となる。
 試験を現地で視察した金総書記が、開発中の兵器はICBMに劣らず重要だと述べたという。
2024.03.20
 11:24
Ukrinform ロシアはウクライナに対して北朝鮮ミサイルを10回は使用=米国務省 <2404-032006>
 米国務省のチョン・パク北朝鮮担当特別副代表がVOAの取材で、ロシアはウクライナへの攻撃の際に少なくとも10回は北朝鮮製ミサイルを使用したと発言した。
 チョン氏は、米国は過去数年の北朝鮮のロシアとの活動、兵器開発、接近の水準を大いに懸念していると発言した。
2024.03.20
 06:08
時事通信

(Yahoo)

ロシアにコンテナ1万個超 北朝鮮の武器供与 米高官 <2404-032002>
 米国務省で北朝鮮問題を担当するパク副次官補が18日にVOAの取材に対し、北朝鮮がウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、武器を積んだコンテナを1万個以上送ったと明らかにした。
 パク副次官補は北朝鮮からロシアへの武器供与について「無償ではなく北朝鮮が見返りを求めているのはほぼ確実だ」と強調し、北朝鮮製のミサイルなどをロシアが使用した結果を研究することで、北朝鮮が武器の性能を向上させる恐れがあると警告した。
2024.03.19
 07:56
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮、発射は「超大型放射砲」 6発か、金正恩氏が訓練指導 <2404-031904>
 北朝鮮メディアが19日、金朝鮮労働党総書記が18日に超大型放射砲 (
MRL) の発射訓練を指導したと報じ、党機関紙、労働新聞は6発が発射される写真を掲載した。
 日米韓は18日の発射についてBMとみており、防衛省は3発、韓国軍は複数発が発射されたと分析していた。
 発射後に空中爆発の試験も実施したという。
2024.03.18
 09:22
FNN Prime News

(Yahoo)

北朝鮮発射のミサイルは計3発と発表 韓国軍は「短距離弾道ミサイル」と推定 <2404-031809>
 防衛省は、北朝鮮が18日朝に発射したミサイルは計3発だったと発表した。
 防衛省によると1発目と2発目はいずれも07:44分頃発射し、到達高度50km程度で、350㎞程度飛翔した。 3発目は08:21頃発射し、同じく到達高度50km程度で、350km程度飛翔した。
 3発は、北朝鮮西岸付近から北東方向に向けて発射され、落下したのはいずれも朝鮮半島東岸付近の日本のEEZ=排他的経済水域の外側と推定している。
2024.03.18
 07:58
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイル発射 2回か、既に落下 <2404-031804>
 韓国軍合同参謀本部が18日、北朝鮮が日本海上にBMを発射したと明らかにした。 防衛省関係者によると、日本の排他的経済水域 (EEZ) の外に落下したとみられる。
 また海上保安庁は防衛省からの情報として、BMの可能性があるものが発射されたと再び発表し、5分後に既に落下したとみられるとも明らかにした。 2回目の発射の可能性がある。
 北朝鮮の弾道ミサイル発射は1月14日以来で3月4~14日の米韓の大規模合同演習期間中は、金朝鮮労働党総書記が軍の訓練を複数回視察したがミサイル発射はなかった。
2024.03.18
 07:56
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイル発射と韓国軍 <2404-031803>
 韓国軍合同参謀本部がは18日、北朝鮮が日本海上にBMを発射したことを明らかにした。
2024.03.18
 07:55
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイル発射の可能性 <2404-031802>
 防衛省が18日、北朝鮮からBMの可能性があるものが発射されたと発表した。
2024.03.07
 12:05
朝鮮日報

(Yahoo)

「北朝鮮、政治犯を核施設に強制動員…行けば3年で死ぬ」 脱北者が証言 <2404-030711>
 脱北者の証言で、北朝鮮が既存の政治犯収容所のほかに核施設に政治犯を送り込み、被爆の危険性が高い労役に従事させていることが分かった。
 3月4日に刊行された韓国統一研究院の研究総書「北朝鮮住民の家庭生活:国家の企画と国家からの独立」に収録された脱北者の面接記録によると、2019年に北朝鮮を脱出した平壌出身の40代の女性Aさんは、北朝鮮当局が政治犯を核基地に送り労役を強制していると主張した。 Aさんは核基地について「監獄と同じ」と表現し「放射線が人体に有害だということで誰も行きたがらない場所」と話した。
 米国のNGO北朝鮮人権委員会 (HRNK) は2023年10月に核実験場を建設と維持・保守のために政治犯収容所の収監者らが動員されたとの疑惑を提起した。 咸鏡北道吉州郡の豊渓里核実験場と化成政治犯収容所(16号管理所)を結ぶ5.2kmの未舗装道路が衛星写真に写っているのがその根拠だった。
 北朝鮮の核基地は軍が管理する施設だが、放射線への被爆の懸念があるため若者が入隊を嫌がる場所であるため、服務者にはさまざまな特典が与えられることが知られている。
2024.02.28
 18:31
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮初の偵察衛星、運行継続 操作可能=専門家 <2403-022818>
 オランダのデルフト工科大学の衛星専門家ランブルック氏が27日、北朝鮮が2023年11月に打ち上げた初の偵察衛星万里鏡-1について、運行を継続しているとし、衛星は軌道を変えており、北朝鮮による操作が可能であることを示していると述べた。 ただ、衛星がどのような機能を果たしているかは依然不明という。
 北朝鮮国営メディアは、同衛星が韓国や米国などの軍事基地や政府機関を撮影したと主張しているが、画像は公表していない
 ランブルック氏はブログで「衛星が生きていることは確実だ」と指摘し、2月19~24日に軌道の近地点を488kmから497kmに変えており、北朝鮮が衛星を操作できていることを示していると述べた。 「衛星が撮影を行えているかどうかは現時点で分からないが、少なくとも軌道の操作という点では機能している」とし、衛星に推進システムが搭載されていたのは予想外だったと述べた。 過去の北朝鮮の衛星は操作ができなかったという。
 韓国国防省は衛星が軌道上にあることを確認したが、詳細な分析についてはコメントを控えた。
2024.02.28
 09:14
中央日報

(Yahoo)

ロシアが発射した北朝鮮の砲弾、半分以上が不良 <2403-022810>
 ラジオ・フリー・アジア (RFA) が27日に報じたところによると、北朝鮮がロシアに提供した砲弾の半分以上が不良品だという。
 ウクライナ国防省情報総局 (GUR) のスキビツィキー副局長は23日、現地メディアのInterfax通信の取材に対し「ロシアが不足している兵器生産問題を解決するために北朝鮮の支援を受けたが、望んだ結果を得られずにいる」と明らかにした。
 スキビツィキー副局長は「統計資料を見ると、ロシアはすでに北朝鮮から150万発の弾薬を輸入した」と明らかにし、「1970~1980年代に作られたもので、半分以上が作動せず、または使用前に復元や検査が必要な状態」と話した。
 ロシアに供給される北朝鮮製砲弾の品質をめぐる問題は、すでに数回にわたって論議を呼んでいる。
2024.02.28
 01:33
Kyiv Independent South Korea: Pyongyang sent nearly 7 thousand ammunition containers to Russia <2403-022801>
 韓国国防省が2月27日、2023年9月のプーチン露大統領と北朝鮮の金朝鮮労働党委員長首脳会談後北朝鮮が6,700個の弾薬コンテナをロシアに送ったと発表した。
 韓国の申国防部長官は聯合ニュースに対し、北朝鮮の軍需工場ロシアに弾薬を供給するために「フル稼働している」と述べた。 モスクワは、武器供給と引き換えに、食料や原材料を含むその他の必需品を提供している。
 2月26日に申長官は「北朝鮮の兵器工場は原材料と電力の不足により30%の稼働率で稼働しているが、一部の工場はフル稼働しており、主にロシア向けの武器や砲弾を生産している」と発表した。
 韓国は、2023年9月の両首脳の会談以来、北朝鮮がロシアに約6,700個の弾薬コンテナを輸送したと推定している。 申長官は、これらのコンテナは152mm砲弾300万発122mm砲弾50万発を輸送するのに十分であると述べた。
2024.02.27
 12:11
聯合ニュース 北朝鮮の偵察衛星は「回っているだけ」 画像転送信号確認されず=韓国国防相 <2403-022710>
 韓国の申国防部長官が26日の記者会見で、北朝鮮が2023年11月に打ち上げた偵察衛星万里鏡-1について、「衛星が仕事をしている兆候はない。 軌道を回っているだけ」と述べ、同衛星が偵察任務を遂行していないことを明らかにした。
 韓国軍は同衛星が地上を観測したり撮影した画像を転送したりする電波の信号は捉えておらず、ただ位置信号は発信しているようである。
2024.02.22
 05:30
時事通信

(Yahoo)

北朝鮮製ミサイルに米欧の部品 ウクライナ侵攻でロシア使用 英調査機関 <2403-022202>
 英国(註:民間)調査機関の紛争兵器研究所 (CAR) が20日に公表した報告書で、ウクライナ北東部ハリコフで1月に回収された北朝鮮製BMの残骸から、米国や欧州の企業で製造された部品が見つかったことが明らかになった。
 CARは「回収された北朝鮮製BM 1発に外国製の電子部品290点以上が用いられていると断定した」とし、部品の75%が米企業16%が欧州の企業に関係したものだったとした。
 報告書は「記録された部品の半数は製造日の識別が可能で、その75%以上が2021~2023年に製造されたことを示していた」とし、回収されたミサイルが「2023年3月より前に組み立てられたものではない」と結論付けた。
2024.02.21
 09:54
毎日新聞

(Yahoo)

ロシア使用の北朝鮮ミサイル、部品75%が米国関連 日本製品も <2403-022103>
 英国の民間研究機関である紛争兵器研究所が20日、ロシア軍が1月にウクライナで使用した北朝鮮製のKN-23かKN-24だとみられるBMの残骸を分析した結果、部品の75.5%は米国企業の関連製品だと判明したと明らかにした。 75%以上は2021~2023年に製造された可能性が高いことも判明した。
 同研究所の調査員は、1月2日にウクライナ東部ハリコフで使用されたミサイルの部品計290点を検証した結果、部品に記されたロゴマークや製品番号から、日米独とシンガポール、スイス、中国、オランダ、台湾の8ヵ国と地域の26社を関連企業として特定した。
 ドイツの11.9%、シンガポールの3.%に次いで、日本企業の関連製品も3.1%含まれており、経済制裁の抜け穴の存在が改めて浮き彫りになった。
2024.02.17
 01:36
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ、ロシアの北朝鮮製ミサイル使用を確認 「精度に疑問」 <2403-021701>
 ウクライナのコスチン検事総長が16日、ロシアが2023年12月30日以降に少なくとも24発の北朝鮮製のBMをウクライナに向けて発射したと明らかにした。
 発射された24発のミサイルのうち、「比較的」正確だったのは石油精製所と飛行場への攻撃に使用された2発だけだったとし、「ミサイルの精度に疑問がある」と語った。
2024.02.14
 11:02
時事通信

(Yahoo)

日本海に巡航ミサイル 北朝鮮、今年5回目 <2403-021409>
 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が14日09:00頃に日本海に向けCM数発を発射した。
 北朝鮮のCM発射は2月2日以来で、2024年に入り5回目になる。
2024.02.08
 10:48
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮、4千億円超のサイバー攻撃に関与か <2403-020810>
 国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが7日の報告書で、4,400億円相当の被害が出たサイバー攻撃に、北朝鮮が関与した可能性があると指摘し、調査を進めると表明した。
2024.02.08
 05:51
共同通信

(Yahoo)

東部に北朝鮮ミサイルか 短距離弾道弾2発と警察 <2403-020803>
 ウクライナ東部ハリコフ州の警察幹部が7日、ロシア軍が同日朝の攻撃で州内に発射したミサイル5発のうち2発について、残骸を調べた専門家の暫定的な分析結果として北朝鮮のSRBM KN23だったとの見方を示した。
 米国のウッド国連次席大使は6日に国連安全保障理事会の会合で、ロシアが北朝鮮から供与されたBMを少なくとも9回、ウクライナに向けて発射したと述べた。 ロシアが北朝鮮のミサイルを使って攻撃を激化させるとの懸念が広がっている。
【註】
 北朝鮮のKN-23を38 NorthはロシアのIskanderと酷似しているとの分析を公表している。
 ウクライナのGrom、韓国の玄武-2、ロシアのIskander、北朝鮮のKN-23の外観はほぼ同じである。
【関連記事:1906-051405 (産経 2019.05.14)】
2024.02.03
 07:00
共同通信

(Yahoo)

巡航ミサイル実験「超大型弾頭」の威力確認 <2403-020301>
 朝鮮中央通信が、北朝鮮のミサイル総局が2日のCM発射試験超大型弾頭の威力を確かめたと報じた。
2024.02.02
 14:14
Abema Times

(Yahoo)

北朝鮮、黄海に向け巡航ミサイル数発を発射か <2403-020205>
 韓国軍によると、北朝鮮が11:00頃に黄海に向けCM数発を発射した。
 北朝鮮は1月下旬にも24日と28日、30日と立て続けにCMを発射している。
2024.01.31 Janes North Korea test-fires Hwasal-2 cruise missile <2402-013118>
 北朝鮮がHwasal-2 CMの発射試験を実施した。 北朝鮮の朝鮮中央通信 (KCNA) が翌日発表した声明によると、実験は朝鮮人民軍 (KPA) 部隊によって実施され、1月30日に黄海に向けて発射された。
 この声明にはKPA参謀本部が公開した4枚の画像が付けられ、その全てに「戦略CM発射訓練」と記されている。
 そのうちの1枚は
TELから発射されるミサイルの様子を写したもので、2枚の画像は翼を拡張して低空飛翔中のミサイルを写している。 4枚目の画像は、ミサイルが目標に命中した際の着弾地点を示しているとされる。
2024.01.31
 09:45
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮「前日巡航ミサイル『ファサル 2型』発射…周辺国の安全に影響ない」 <2402-013107>
 北朝鮮の朝鮮中央通信31日、30日に発射したCMは従来型のHwasal-2(矢-2)だったと明らかにした。
【Hwasal-2 関連記事:2304-032504 (東亞 2023.03.25)】
 北朝鮮は24日と28日にそれぞれ黄海および日本海上に新型戦略CM Pulhwasal 3-31(火矢3-31)を発射するなど1週間で3回もCMを発射した。
2024.01.31
 08:53
聯合ニュース 北朝鮮 30日に戦略巡航ミサイル発射訓練と発表=「反撃態勢を確認」 <2402-013105>
 朝鮮の朝鮮中央通信が31日、朝鮮人民軍が30日に朝鮮半島西側の黄海上で戦略CM Hwasal-2(矢-2)の発射訓練を実施したと報じた。
 Hwasal-2の発射訓練を通じて反撃態勢を確認したと主張することで、同ミサイルの戦略化を既に終え、一部の部隊に実戦配備したことを示唆する意図があると推定される。
 ミサイル本体の塗装は過去に公開されたHwasal-2と異なり、Hwasal-1と同一だったことから、北朝鮮がHwasal-1とHwasal-2を厳格に区別せずに改良を続けながら性能を強化しているのではないかとの見方が出ている。
 北朝鮮は両ミサイルについて戦術核弾頭Fasan-31(火山-31)を搭載できると主張している。
2024.01.30
 18:28
産経新聞

(Yahoo)

北朝鮮、再び巡航ミサイル発射 前回より飛距離伸びる 新型の改良目的か <2402-013016>
 韓国軍合同参謀本部が30日、北朝鮮が同日07:00頃に黄海に向けCM数発を発射したと明らかにした。
 北朝鮮は24と28日にもCMを発射したばかりで、CMを1週間で3回発射するのは異例で、韓国軍は新型戦略CMの改良が目的とみている。
2024.01.30
 10:48
テレ朝 News

(Yahoo)

【速報】北朝鮮が午前7時ごろ、黄海に向け巡航ミサイル数発を発射 韓国軍 <2402-013011>
 韓国軍によると、北朝鮮が07:00頃に朝鮮半島西側の黄海に向けCM数発を発射した。
 北朝鮮は、24日と28日にもCMを発射している。
2024.01.29
 07:01
ロイタ通信

(Yahoo)

北朝鮮、28日に潜水艦発射巡航ミサイル発射実験 金氏視察 <2402-012904>
 北朝鮮国営の朝鮮中央通信 (KCNA) が29日、北朝鮮が28日に新型戦略CMの発射試験を行い、海軍の核武装化を加速させたと報じた。 KCNAは金朝鮮労働党総書記がPulhwasal 3-31(火矢 3-31)の発射試験を視察したとした。 KCNAはPulhwasal 3-31が124分飛翔し目標の島に命中したとしたが詳細は明らかにしなかった。
【註】
 Pulhwasal 3-31の飛翔速度が亜音速とすると2,000~2,300km飛翔したことになる。
2024.01.28
 11:16
時事通信

(Yahoo)

北朝鮮が巡航ミサイル発射 日本海側の海上から数発 <2402-012807>
 韓国軍によると、北朝鮮が28日08:00頃に、東部の咸鏡南道新浦付近の海上からCM数発を発射した。
 日本海に面した新浦には潜水艦の開発拠点があり、
SLCMの開発と関係している可能性がある。
2024.01.27
 05:59
Bloomberg

(Yahoo)

北朝鮮は10年ぶり高成長か、兵器取引で経済好転-金氏に戦争回避促す <2402-012703>
 北朝鮮経済は目立たないながらも改善しつつあり、経済成長率は10年ぶりの高水準に届こうとしている。
 北朝鮮経済を活性化させたのは、ロシアのウクライナ侵攻を支えるBMや砲弾、その他軍用品の売却で、BMIの欧州カントリーリスク責任者で、北朝鮮を追い続けている数少ないエコノミストの一人であるバス氏によると、対中国貿易の増加も相まって北朝鮮の国内総生産 (GDP) は2024年に0.5%拡大する可能性がある。
 そうなれば、核開発を巡り北朝鮮への国連の制裁が強化された2016年以降で最大の成長となる。
2024.01.25
 07:53
聯合ニュース

(Yahoo)

「新型戦略巡航ミサイル」実験を24日に実施 北朝鮮メディア <2402-012506>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が25日、北朝鮮ミサイル総局が開発段階にあるPulhwasal 3-31新型戦略CM初の発射試験を24日に行ったと報じた。
 韓国軍合同参謀本部は24日、北朝鮮が同日午前に朝鮮半島西側の黄海へ数発のCMを発射したと発表していた。
2024.01.24
  16:48
聯合ニュース 韓国公共機関へのサイバー攻撃「増加」 8割が北朝鮮 <2402-012410>
 韓国情報機関の国家情報院(国情院)が24日に国家サイバー安保協力センターで記者会見を開き、2023年に韓国公共機関を狙った国際ハッカー集団によるサイバー攻撃が前年比36%増加したとの分析結果を明らかにした。 攻撃の80%が北朝鮮によるものだったという。
 2024年は韓国で総選挙、米国も大統領選を控えており、国情院は北朝鮮などによるサイバー攻撃や偽ニュース拡散がさらに増える恐れがあると警戒している。
2024.01.24
 10:05
テレ朝 News

(Yahoo)

【速報】北朝鮮が黄海に向け巡航ミサイル数発発射 韓国軍 <2402-012406>
 韓国軍は、北朝鮮が07:00頃に朝鮮半島西側の黄海に向けて複数のCMを発射したと発表した。
 北朝鮮は14日にも、IRBMを日本海へ向けて発射している。
2024.01.19
 12:41
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮、「核魚雷実験」と主張 日本海で実施、日米韓訓練に対抗 <2402-011911>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が談話として、国防省報道官が19日に日米韓3カ国の艦船による合同訓練に対抗し、核魚雷と位置付ける核
UUV「津波」の重要実験を日本海で実施したと主張したと報じた。
 実験の詳細については明らかにしていないが、核UUVの実験は2023年3月にも北朝鮮メディアで報じられたことがある。
 日米韓は済州島南方の公海上で15~17日に合同演習を実施しており、談話は演習が北朝鮮の安全を脅かす行為だと批判して敵対行為は「絶対に黙認しない」と強調しており、実験はこれに対する対抗措置だとした。米国とその同盟国の軍事行動を抑止するために「海上と海底」で対応を続けるとも警告した。
2024.01.17 Janes North Korea set for modest increase in defence spending <2402-011725>
 北朝鮮国営の朝鮮中央通信 (KCNA) が1月16日、2024年の国家予算が平壌で開かれる最高人民会議第14期第10回会議に提出され、2024年の国防費が政府支出総額の15.9%をに充たると発表したと報じた。 KCNAは金額を明らかにしていないが、割合は近年と同じだという。
 Janesは2023年の北朝鮮の国防予算を$1.47Bと見積もっていた。
 KCNAは金朝鮮労働党総書記の演説を引用し、提案された国防予算は「国防科学と兵器システム」を開発するという平壌の5ヵ年計画を支えるものだと述べた。
2024.01.16
 06:59
中央日報

(Yahoo)

ロシア政府「北朝鮮と全方位協力」…訪露の北朝鮮外相、プーチン大統領と会談の可能性も <2402-011604>
 北朝鮮とロシア間の武器取引が拡大する中で、北朝鮮の崔外相が代表団を率いて15日から3日間の日程でロシアを公式訪問した。 北朝鮮高官級がロシアを訪問したのは、2023年9月に金委員長がロシア極東でプーチン大統領と首脳会談を行って以来、今回が初めてになる。 崔外相が事実上特使の資格で訪露しただけに、プーチン大統領と会談して金委員長のメッセージを伝えたという見方が出ている。
 ロシア政府のペスコフ報道官は同日の記者会見で、北朝鮮は我々の最も近い隣国だとし、すべての分野で協力関係をさらに発展させようとする友好国だと述べ、北朝鮮と全分野で協力を拡大すると、露朝の兵器コネの強化を示唆した。
2024.01.15
 07:06
日経新聞 北朝鮮「極超音速ミサイル試射」 固体燃料新型弾に装着 <2402-011503>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が15日、ミサイル総局が14日午後に極超音速ミサイルの発射試験を実施したと報じた。
 新たに開発した固体燃料型の中長距離級BMに極超音速で動く弾頭部を搭載し発射にたという。
2024.01.15
 03:57
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮今年初のミサイル挑発は IRBM …固体燃料使用の可能性大きい <2402-011502>
 北朝鮮が14日に日本海へ向け射程3,000~5,500kmのIRBMと推定されるミサイルを発射した。 韓国軍内外では北朝鮮が固体燃料のIRBM極超音速ミサイルを高角で撃った可能性があるとみている。 北朝鮮のBM発射は2024年初で、2023年12月18日のICBM発射から27日ぶりになる。
 北朝鮮は新型IRBM用固体燃料ロケットエンジン1段目と2段目の初めての地上燃焼試験を2023年11月11日と14日にそれぞれ成功裏に実施したことを明らかにし、韓国軍はこのミサイルの初めての発射試験が2023年11月22日に実施されたとみているが、平壌から日本海に発射されたこのミサイルは高度1~2kmで爆発したため、北朝鮮にとってはもう一度挑戦すべき課題だった。
2024.01.14
 18:38
日テレ News

(Yahoo)

日米韓の情報即時共有後、北朝鮮が初の弾道ミサイル発射 <2402-011406>
 防衛省によると、北朝鮮が14日14:53頃に北朝鮮内陸部から1発のBMを北東方向に向けて発射した。
 日米韓3ヵ国は2023年12月から北朝鮮のBM関連情報の即時共有を開始していて、今回がシステム運用開始後、初の発射となった。
2024.01.14
 15:16
朝日新聞

(Yahoo)

北朝鮮が日本海へ弾道ミサイル 「中距離級」が日本のEEZ外落下か <2402-011405>
 韓国軍合同参謀本部が14日、北朝鮮が14日14:55頃に平壌付近から日本海に向けIRBMと推定されるBM 1発を発射したと発表した。
 防衛省は、到達高度50km以上で、少なくとも500km程度飛行したと分析している。 日本の排他的経済水域 (EEZ) の外の日本海に落ちたとみられるという。
 韓国軍は飛行距離が1,000kmだったとの推定を明らかにし、「米国や日本側と関連情報を緊密に共有して詳細を分析中」とした。 日米韓は2023年12月19日、北朝鮮のミサイル発射に関する情報を3ヵ国がリアルタイムで共有するシステムを稼働させている。
2024.01.14
 15:04
共同通信
(Yahoo)
北朝鮮がミサイル発射か <2402-011404>
 日本政府が14日、北朝鮮からBMの可能性があるものが発射されたと発表した。
2024.01.07
 06:18
時事通信

(Yahoo)

ミサイル残骸「北朝鮮製」 ロシアが東部攻撃、子供ら11人死亡 ウクライナ <2402-010702>
 ウクライナ現地メディアなどが、検察が6日にロシア軍が年末年始に北東部ハリコフに撃ち込んだミサイルの残骸を公開した上で、北朝鮮から提供された可能性が高いと指摘したと報じた。 米政府が4日に北朝鮮がロシアにBMを提供したと発表後、ウクライナ側が物的証拠を示して確認したのは初めてとみられる。
 検察当局者は製造方法があまり現代的ではないと指摘し、ウクライナ攻撃に使われているIskander SRBMと比べると直径がやや大きいなどの特徴があり、北朝鮮製に似ていると述べた。
2024.01.06
 20:06
産経新聞

(Yahoo)

北朝鮮がまた砲撃、黄海で60発以上…軍事合意の無効誇示 <2402-010607>
 韓国軍合同参謀本部が6日、北朝鮮が6日16:00~17:00頃にの黄海上の延坪島北西を砲撃したと発表した。 砲撃は60発以上に及び、いずれも韓国が海上の境界線とする北方限界線 (
NLL) の北側に着弾したという。
 北朝鮮は5日午前にも周辺海域で200発の砲撃を行っており、2日連続の実施となった。
 この海域は、南北が2018年に交わした合意砲撃を禁じた海上緩衝区域だが、北朝鮮は2023年11月に合意の事実上の破棄を宣言しており、合意が効力を失ったと誇示する狙いとみられる。
2024.01.05
 21:26
聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮「敵が挑発なら前例のない対応取る」 韓国に警告 <2402-010511>>
 朝鮮中央通信が、朝鮮人民軍総参謀部が5日午後、黄海上の韓国の北西島嶼付近で同日午前に行った海岸砲射撃について、韓国軍が最近実施した訓練への対応だったとした上で、韓国が北朝鮮側の砲撃を理由に挑発した場合は強力に対応すると警告したと報じた。
 総参謀部は、192発の砲弾で5個区域に対する海上実弾射撃訓練を行ったとし、射撃の方向は白翎島と延坪島に間接的な影響も与えていないと主張した。
 韓国軍も北朝鮮の砲撃に対抗し、同日15:00ごろからK9
SPHや戦車砲による海上射撃訓練を実施した。
2024.01.05
 13:34
日テレ News

(Yahoo)

韓国・延坪島で住民に避難命令 韓国軍「北朝鮮が島などに向け200発あまりの射撃を行った」 <2402-010509>
 韓国軍は5日午後に緊急の会見を行い、北朝鮮が5日午前に北朝鮮との軍事境界線に近い黄海上の延坪島などに向けて200発あまりの射撃を行ったことを明らかにした。
 聯合ニュースによると、延坪島でき5日正午過ぎに2回にわたり住民に対して避難命令が出されたという。
 延坪島は海を挟んで北朝鮮からおよそ10km離れていた場所に位置していて、2010年には北朝鮮からの砲撃を受けて韓国軍の兵士が死亡する事案が起きている。
2024.01.05
 11:36
Abema News

(Yahoo)

ロシアが北朝鮮から入手した弾道ミサイルを初使用 米政府高官 <2402-010508>
 米政府高官が、ロシアがウクライナに向けて北朝鮮から入手したBMを初めて使用したことを明らかにした。
 カービー戦略広報調整官によると、ロシアは北朝鮮から複数のBMと発射機を受け取り、少なくとも1発を12月30日にウクライナに向けて発射したと述べた。 北朝鮮製のBMは、1月2日にも複数発がウクライナに向け発射されたという。
 北朝鮮はBM提供の見返りに、ロシアに戦闘機やSAMなどの先端技術の軍事支援を求めているとしている。
2024.01.05
 03:56
ロイタ通信

(Yahoo)

北朝鮮がロシアに弾道ミサイル提供、国連安保理に報告へ=米政府 <2402-010502>
 米大統領府の国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官が4日、北朝鮮がロシアにBMと発射装置を提供したと明らかにした。 新たに機密解除された情報に基づくもので、提供されたBMと発射装置はウクライナに対する攻撃に投入されるとしている。
 カービー調整官は記者団に対し、米国はこうした事態を重大かつ懸念すべきエスカレーションだとし、追加制裁を課す意向を示し国連安全保障理事会に報告するとした。