安全保障に関する最近の報道

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2024.05.02
 07:52
時事通信

(Yahoo)

ハマスの回答期限、1日まで ガザ休戦でイスラエル、交渉加速なるか <2406-050207>
 AFP通信が4月30日、ガザで戦闘を続けるイスラエルとハマス休戦を巡る間接交渉で、イスラエル政府高官が、イスラエル側が示した戦闘休止案に対するハマスの回答を1日夜まで待つ考えを示したと報じた。
 この高官は、ハマスからの回答を受け取り次第、仲介国エジプトに追加交渉のため代表団を派遣するかどうか決定すると述べた。
 代表団がエジプト入りすれば、交渉が加速するとみられる。
2024.05.02
 07:00
朝日新聞

(Yahoo)

「ロシア法」めぐり対立激化 旧ソ連のジョージア、連日の抗議デモ <2406-050206>
 ジョージアで、外国から資金提供を受ける団体への規制法案をめぐる対立が激化している。 野党などは、政権の意に沿わない団体の活動が制限され、民主主義がないがしろにされると反発してデモを連日開くが、政権は月内の成立へ強硬姿勢を貫く構えだ。
 4月30日夜に首都トビリシ中心部で開かれたデモは、数千人の参加者が議会前の通りを封鎖して「ノー、ロシア法」などと声を上げた。
 深夜近くになると、周囲を警備していた警察が、催涙ガスや放水銃を使用し、一部の参加者を拘束したため、デモ隊も瓶を投げるなどして抵抗し、混乱が続いた。
 AFP通信によると、同社カメラマンもゴム製の警棒で殴打されたという。
2024.05.02
 04:30
朝日新聞

(Yahoo)

米、ロシア支援の300の個人・企業を制裁 予告通り中国企業も対象 <2406-050205>
 米財務省が1日、ロシアのウクライナ侵攻を手助けしているとして、新たにロシア国内外の約300の個人や企業に制裁措置をとると発表した。
 ロシアの軍事産業が必要とする物資の供給網を断つ狙いで、発表によると、対象になった個人・企業の拠点はロシアに加え、中国、アゼルバイジャン、ベルギー、スロバキア、トルコ、UAEなどにまたがる。
 このうち、複数の中国企業は、赤外線探知機やUAV部品、ミサイルに使われるセンサーなどをロシアに提供したなどとして制裁対象となった。
2024.05.02
 02:30
テレ朝 News

(Yahoo)

ロシアで新たな野党設立へ 大統領選出馬阻止された女性 事実上の「反プーチン」勢力 <2406-050204>
 ロシア大統領選挙への出馬を阻止された女性候補新たな政党の設立を目指していて、事実上の「反プーチン」勢力となっている。
 モスクワ郊外で1日、大統領選で立候補を阻止された元地方議員のドゥンツォワ氏が率いる政党「ラススベート」の設立大会が開かれ、ロシア全土50の地域から148人の代表者が集まった。
 今後、法務省が認めるかが焦点となる。
2024.05.02
 02:01
RBC Ukraine Head of European Commission on protests in Tbilisi - Georgia stands at crossroads <2406-050203>
 欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長のTwitterによると、委員長はグルジアの首都トビリシで物議を醸している外国代理人法が議会で採択された後も、大規模な抗議行動を解散させようとする法執行官による試みが続いている状況に反応し、トビリシ路上での暴力を非難すると述べ、出来事を大きな懸念を持って見守っていると述べた。
 グルジア社会に怒りの波を引き起こし、EUから批判されたグルジアのロシアの法律について、彼女はグルジアの人々が自国のヨーロッパの未来を望んでいることを指摘し、岐路に立たされているグルジアは欧州への道を歩み続けるべきだと強調した。
2024.05.02
 01:29
Reuters 通信

(Yahoo)

ラファ侵攻、ガザ休戦合意でも実施 ネタニヤフ氏「完全な勝利へ」 <2406-050202>
 イスラエルのネタニヤフ首相が30日、ガザでの戦闘休止合意の有無にかかわらず、ガザ最南部ラファに対する攻撃を実施し、ハマスを壊滅させると述べた。 ネタニヤフ首相は「全ての目的を達成する前に戦争を終わらせるという考えは論外だ」とし、「ラファに侵攻し、ハマスを排除する。 戦闘休止合意の有無にかかわらず、完全な勝利を達成する」と語った。
 一方、サウジアラビア訪問を終えたブリンケン米国務長官は30日にテルアビブに到着した。 米国務省はイスラエルによるラファでの作戦について信頼できる計画はまだ示されていないと述べた。 イスラエルを訪問中のセジュルネ仏外相もネタニヤフ首相に対し、ラファでの作戦に踏み切っても何の解決にもならないと伝えた。
 ネタニヤフ首相に近い関係筋によると、イスラエルはハマスとの交渉を仲介するエジプトに代表団を派遣する前に、最新の戦闘休止案に対するハマス側の回答を待っているという。 イスラエル当局者はこれまで、ハマスが提案を受け入れればラファでの作戦を見合わせる可能性に言及している。
 ある当局者は「今回がラファ掃討作戦を見合わせる最後の機会だ。 イスラエル国防軍は既に作戦のために部隊を動員し始めている」と語った。
2024.05.02
 01:24
共同通信

(Yahoo)

ウクライナ、製油所を無人機攻撃 モスクワ南東州で火災発生 <2406-050201>
 ウクライナ軍が地元メディアに1日、モスクワ南東リャザニ州とロシア南部ボロネジ州の製油所をUAVで攻撃したことを明らかにした。 リャザニ州では敷地で大きな火災が発生した。
 ウクライナはロシアの石油関連施設を目標に攻撃しており、攻撃範囲を拡大する方針を示している。
 ロシア国防省は1日、未明までに両州と西部のベルゴロド州とクルスク州でウクライナのUAV 6機を迎撃したと発表した。
2024.05.01
 21:28
Kyiv Independent Zelensky: Ukraine preparing 7 more bilateral security agreements <2406-050114>
 先進7ヵ国 (G7) のウクライナ支援共同宣言には、これまでに30ヵ国以上が参加しており、英国、ドイツ、フランス、デンマーク、イタリア、カナダ、オランダ、フィンランド、ラトビアは、すでにウクライナと二国間協定を締結しているが、ゼレンスキー大統領は5月1日夜の演説で、ウクライナはさらに7ヵ国と二国間安全保障協定に取り組んでいると述べた。
 エストニア、スペイン、チェコ共和国、米国との交渉が進行中と報じられている。
 ゼレンスキー大統領によると、安全保障協定の草案の一部はすでに準備されており、大統領府の発表によると、米国との3回目の会談は4月29日に行われた。
2024.05.01
 18:56
Kyiv Independent Latvian FM: Some countries have provided Ukraine weapons with no restrictions on strikes in Russia <2406-050113>
 ラトビアのブレイズ外相が5月1日に掲載されたEuropean Pravdaの取材で、ウクライナの同盟国の一部はロシア国内での攻撃に制限を設けずに武器を送ったと述べた。
 ウクライナは西側同盟国に長距離兵器の供与を要求し続けているが、友好諸国はロシア領内への攻撃に使われる可能性のある武器の供与を躊躇している。
 ゼレンスキー大統領は、ウクライナは友好国から供給された兵器を国境外の攻撃に使用しないと述べたが、このような制限は、ロシア国内の奥深くまで攻撃できるとされる国産兵器には適用されない。
 ブレイズ外相は、ウクライナはロシア領内に対するものを含め、縦深深く精密な攻撃を行う能力を必要としていると述べた。
 また、ウクライナの西側諸国の兵器使用は国際法で認められており、ウクライナを攻撃しているロシアの施設があれば、ウクライナはこれに対応する権利があると述べた。
2024.05.01
 18:30
Defense One Giant military manta ray drone passes first ocean test <2406-050112>
 米DARPAが5月1日に、燃料補給なしで非常に長期間、海を徘徊するために作られたMantaRay巨大UUVが、カリフォルニア沖での初期試験に合格したと発表した。
 プログラムマネージャーのウォーナー氏は声明で「MantaRayの実大艇の試験成功は、実機での運用に向けて前進する準備ができていることを実証するものだ」と述べている。
 声明によると、小型救命艇の数倍の大きさのUUVは、複数の推進モードと操舵モードを持つ。
 5年前に始まったMantaRayの開発は、現在の海底UUVよりもはるかに長く潜水可能な潜水型UUVに電力を供給するもので、このようなUUVは、中国やロシアの潜水艦の捜索に役立つ可能性がある。
 しかし、この種UUVの開発に取り組んでいるのは米国だけではなく、2023年1月にロシアはPoseidonと呼ばれる長距離UUVを製造したと発表した。 魚雷によく似ているが、原子力を動力源とし、核弾頭を搭載することができるという。
【Poseidon関連記事:2212-111103 (CNN 2022.11.11)】
2024.05.01
 17:52
鐙麻樹

(Yahoo)

ノルウェー首相「中国は諜報上の脅威」 <2406-050111>
 ノルウェー警察保安局 (PST) が2月12日付の脅威評価で、中国とイランがノルウェーにとって諜報上の脅威であると発表した。 ノルウェーの保安局や情報局の報告書では、ロシア、中国、北朝鮮、イランの4ヵ国が、ノルウェーで諜報情報を得ようとしている国として挙げられている。
 軍事的脅威はロシアだけだとする一方、中国がノルウェー社会、特に学術界やビジネス界にもたらす危険性があると、中国の軍事研究者と学生がノルウェーで活動していると警告も発した。
 この直後、否定的な言葉で名指しされた中国とイランは、ノルウェー当局に会談を要請するなど接触したことが、ノルウェー現地では注目を集めていた。
 ストーレ首相は4月30日、、首都オスロで国際記者団の取材で、中国の記者からでた「ロシアと中国が国家安全保障上の脅威とされていますが、ロシアと中国からの脅威はノルウェーにとって同様に深刻なものだとお考えですか」との質問に対し「中国は脅威である」と答えた。
【註】
 鐙麻樹(あぶみあさき):
 オスロ在ノルウェー・フィンランド・デンマーク・スウェーデン・アイスランド情報発信15年目の写真家。
 上智大学フランス語学科卒、オスロ大学大学院メディア学修士課程修了。
 ノルウェー国際報道協会役員
2024.05.01
 17:40
Inside Defense Plumb: Russia developing satellite with a nuclear weapon <2406-050110>
 ロシアは、1年以上にわたって衛星を消し去ることができる核兵器を搭載する衛星を開発していると、国防総省の高官が本日、議会の公聴会で認めた。
 「我々が懸念している概念は、ロシアが発展し、そうでなければ彼らを説得できない場合、最終的に宇宙に飛び立つことであり、それは無差別兵器であり、国境を持たず、攻撃対象を軍事衛星、民間衛星、商業衛星の区別をしない」と国防次官補は述べた。
2024.05.01
 16:44
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシア国防相、ウクライナ作戦向け武器供給拡大を指示 <2406-050109>
 ショイグ露国防相が1日にTelegramで、ウクライナにおける軍事作戦のために、より多くの武器をより迅速に供給するよう命じたことを明らかにした。
 ゲラシモフ参謀総長は軍最高司令部の会議でショイグ国防相に提出した報告書で「必要な攻撃速度を維持するためには、武器や装備の量と質を高める必要がある」と指摘した。
 ウクライナが武器の不足に直面する中、ロシア軍はここ数週間、ウクライナ南東部の前線でほぼ毎日前進している。
2024.05.01
 16:32
Ukrainska Pravda Ukraine's Defence Intelligence reports on Russia's missile stock and production rate <2406-050108>
 ウクライナ国防情報局 (DIU) が、ロシアが保有するZircon、Oniks、Kalibr、Kh-69ミサイル推定備蓄量と、その月産能力を明らかにした。
 それによると、2024年4月末時点で、ロシア軍はZircon極超音速a href=../G.html#ASCM>ASCM
を約40基保有しており、その月産能力10基であった。
 また3M55 Oniks3M55M Oniks-M CMを400基保有し、生産量も月産10基であった。
 3M-14 Kalibr CMは270発月産30〜40基の生産能力があった。
 Kh-69 ASMは45発保有し、生産能力は月産1〜3発であった。
2024.05.01
 15:09
Reuters 通信

(Yahoo)

アングル:民間機に重大な影響及ぼす GPS 妨害、世界で急増中 <2406-050107>
 エストニアのツアフクナ外相が29日、同国領空内でロシアがGPSを妨害していると非難した。 これに先立ちフィンランド航空は、電波障害のためエストニア東部タルトゥへの航空便運航を1ヵ月停止すると発表している。
 特に2023年以降、世界中でGPSの動作が妨げられているとの報告が増加し、航空機が通常の航路を外れて事故が起きる懸念が高まりつつある。
2024.05.01
 10:28
日経新聞 中国3隻目空母「福建」が初の航行試験 2025年にも就役 <2406-050106>
 
PLA海軍の空母3番艦福建が1日に初の試験航海に入った。 中国国営中央テレビ (CCTV) によると、上海市にある造船所の埠頭を1日08:00頃に出航した。
 動力や電力システムの性能などを確かめ、2025年にも就役する。
 中国軍の南シナ海や東シナ海での作戦範囲が広がり、日本や台湾にとっての脅威が増す。
2024.05.01
 09:10

(19:10 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 30 2024 <2405-043005>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月30日の戦況 =
 4月30日、ロシア軍は数日ぶりにアウディーイウカ地域での前進が確認されなかったが、ウクライナの情報筋は、ロシア軍がアウディーイウカ付近よりもバフムート・チャシフ・ヤール方面で数回多くの攻撃を行ったと報じた。
 ロシア軍は、チャシウ・ヤール近郊でのロシア軍の攻勢を補完するために、アウディーイウカの突出した北からトレツク地域に向かって前進する決定をする可能性があり、ロシア軍はそのような作戦に兵力を集中させるために戦術的な一時停止を行う必要がある可能性が高い。
 ロシアの情報筋によると、ウクライナ軍は4月2~30日に、クリミア半島の目標に対してMGM-140 ATACMSによる短距離攻撃を行った。
 タジキスタンのムフリディン外相が、中央アジアからの移民、特にタジキスタン人に対するロシア当局の扱いに憤りを表明し、3月22日のクロッカス市庁舎襲撃事件以降、ロシアに居住したり、ロシアに入国する移民を規制しようとするロシアの取り組みが強まっており、タジキスタンとロシアの関係が緊張し続けていると指摘した。
 ロシア軍がクレミンナ、チャシフ・ヤール、ロボティネ付近での前進が確認された。
 ロシア国防省が4月30日、ロシアのマントゥロフ副首相兼商工相とツァリコフ第一国防副大臣が、占領下のウクライナにあるUAVの実験場を視察したと報告した。
2024.05.01
 06:53
讀賣新聞

(Yahoo)

北朝鮮、韓国への道路3本すべてに地雷…南北の対話や協力を象徴するルート <2406-050104>
 韓国軍関係者が29日、北朝鮮が2023年12月頃から、韓国につながる3本の道路全てに地雷を埋設したことを明らかにした。 金朝鮮労働党総書記は韓国との関係断絶を命じており、地雷の埋設で緊張を高める狙いがあると見られる。
 3本の道路はいずれも南北の対話や協力を象徴するルートで、最も西側は、韓国企業が進出して2016年まで操業した開城工業団地に向かう道路、東側は北朝鮮景勝地の金剛山をバスなどで訪問する際に使われた。 3本のうち中央は、韓国北部・江原道鉄原と北朝鮮側を結ぶ高原を通る未舗装の短い道路で、2018年の南北軍事合意に基づき、朝鮮戦争の戦死者の遺骨を南北が共同で発掘するため造成された。
 関係者によると、いずれの道路でも北朝鮮兵らが南北軍事境界線の北朝鮮側で地雷を埋め込み、道路脇の照明も撤去された。 こうした様子を境界線付近に駐屯する韓国軍が確認した。
2024.05.01
 05:02
讀賣新聞

(Yahoo)

自衛隊とフランス軍の共同訓練、「円滑化協定」交渉開始へ…海洋進出続ける中国をけん制 <2406-050103>
 複数の政府関係者が、日本とフランスの政府は、自衛隊と仏軍による共同訓練をしやすくする円滑化協定 (
RAA) の締結に向けた交渉を開始する方針を固めたことを明らかにした。
 岸田首相が2日午後にパリを訪問してマクロン大統領と会談し、交渉入りで合意する。 日仏の安全保障協力を強化し、強引な海洋進出を続ける中国を牽制する狙いがある。
 RAAは互いの国で活動する際の法的地位を定めるもので、共同訓練などで相手国に一時滞在する場合に入国審査などが免除され、武器、弾薬の持ち込み手続きも簡素化される。
 日本はオーストラリア、英国と締結済みで、フィリピンとも交渉を進めている。
2024.05.01
 04:27
FNN Prime News

(Yahoo)

中国外交戦略に“くさび”上川外相がアフリカ3カ国歴訪 関係強化が「極めて重要」 <2406-050102>
 グローバルサウスに対し、中国が影響力を強める中、アフリカ3ヵ国を歴訪している上川外相が30日、日本がグローバルサウス諸国と関係を深める重要性を改めて強調した。
 上川外相は、マダガスカルコートジボワールを訪問した後、ナイジェリアを訪問し、首都アブジャでトゥーガ外相らと会談した上で、アフリカ3ヵ国歴訪の総括としてオンラインで記者団の取材に応じた。
 この中で、上川外相は、グローバルサウスについて、「今、世界で大きな存在感を示している」との認識を示した。
2024.05.01
 01:24
Reuters 通信

(Yahoo)

ウクライナ、米国製長距離ミサイルでクリミア攻撃 ロシア迎撃 <2406-050101>
 ロシア当局が30日、ウクライナがクリミアに向けて発射した長射程型ATACMSを迎撃したと発表した。 ロシア国防省はATACMS 6発を迎撃したと発表した。
 国防省は迎撃した場所は明らかにしていないが、クリミアの親露派トップのアクショーノフ氏は、ATACMSはクリミア半島上空で撃墜されたとしている。
2024.04.30
 20:09
時事通信

(Yahoo)

東シナ海で軍事活動 空母「福建」試験航海か 中国 <2405-043009>
 中国の上海海事局が30日、上海沖の東シナ海で5月1~9日に軍事活動を行うとして、航行禁止区域を設定したと発表したが、香港紙・星島日報は、中国3隻目の空母福建が初の試験航海を行う可能性があるとする専門家の観測を伝えた。
 福建は2022年6月に進水し、実戦配備済みの遼寧山東に続く3隻目の空母で、艦載機を効率的に射出する電磁カタパルトを初めて採用した。
 2024年4月には甲板に艦載機の模型とみられるものが置かれた画像がSNSで広まり、試験航海の最終準備に入ったとの見方が出ていた。
2024.04.30
 15:34
Kyiv Post ATACMSミサイルがクリミアに命中し、ロシアの防空網と飛行場が攻撃されたと報告 <2405-043008>
 4月30日の早朝、12発のATACMSがロシアが占領している地域、これまでで最も強力なウクライナ軍の長距離攻撃で、クリミア半島中の空軍基地と防空施設を攻撃した。
 ニュース報道によると、正体不明の武器が02:00頃にクリミア全域の軍事施設に突入し始め、シンフェロポリ市セバストポリ市グヴァルデイスカエヴパトリアジャンコイの町の近くで爆発音と空襲警報が広く報告された。
SimferopolEvpatoriaDzhankoiの位置 (Google Map)】
 これらの標的のうち4発は、ジャンコイを例外としているが、最近納入された長射程型のATACMSを除けば、ウクライナ軍が過去に運用したことが知られているすべての兵器の射程外にあった。
2024.04.30
 12:17
Reuters 通信

(Yahoo)

ウクライナに北朝鮮製ミサイル着弾、国連監視団が破片調査=報告 <2405-043007>
 国連制裁監視団によると、ウクライナ東部ハリコフ市に2024年1月2日に着弾したミサイルについて、その破片を調査したところ、北朝鮮の火星-11のものと確認された。
 当時、地元の検察当局は、ミサイルの破片をメディアに公開し、北朝鮮から提供されたミサイルである可能性を示唆した。
 国連制裁監視団は報告書で「ミサイルの残骸は北朝鮮の火星-11に由来するものだった」とし、北朝鮮に対する武器禁輸措置に違反していると指摘した。 北朝鮮は2006年以降、BMと核開発を巡り国連の制裁対象となっている。
2024.04.30
 08:45

(18:45 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 29 2024 <2405-043006>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月29日の戦況 =
 ロシア軍は4月29日現在、アウディーイウカの北西と南西でわずかな戦果を挙げているが、過去24時間でアウディーイウカ方面では大きな前進はしていない
 ロシア軍は、アウディーイウカ近郊での今後の攻撃について、複数の方向を選択できるが、当面どの方向に主攻とするかは依然として不明である。
 ロシア軍がアウディーイウカとドネツク市の近くで前進したことが確認された。
2024.04.30
 07:15
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル軍部隊の人権侵害、米国が初めて認定 ガザ紛争以前 <2405-043004>
 米国務省が29日、イスラエル軍の治安任務を担当する5個部隊が人権侵害を行っていたと明らかにした。 ただ大半の部隊がその後改善策を講じたため、米国の軍事支援禁止対象にはしていないという。
 米国がイスラエル軍による人権侵害を正式に認めたのは初めてで、問題となった事案は、イスラエルとハマスがガザで戦闘を始めた2023年10月7日より前に、主としてイスラエルが占領しているヨルダン川西岸地区でパレスチナ人に対して行われたもようで、複数の人権団体によると、これらの部隊は裁判を経ない殺害や拷問、身体的虐待などに関与したという。
 米国務省副報道官は、4個部隊は、米国がパートナーに期待するような有効な是正行動を取ったと強調したが、具体的な部隊名やどのような対策が実施されたのかは明らかにしていない。
2024.04.30
 07:05
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシア軍、ウクライナ東部で着実に前進 <2405-043005>
 ロシア軍がウクライナ東部の前線の少なくとも3ヵ所で、さらに進軍を続けていることがわかった。 この中には、北東部ハルキウ州での数ヵ月ぶりとなる前進が含まれており、ウクライナ政府が米国や同盟諸国からの弾薬や武器を必要としている状況を改めて浮き彫りにしている。
 ロシア軍の日々の戦術的な前進は、2024年2月に東部の要衝アウジーイウカが陥落して以降の戦場の新たな速度を反映していて、ロシア軍の領土の奪取は数百米から最大で1㌔程度と控えめではあるものの、通常は一度に複数の場所で発生している。
 ロシア軍が注力している前線の一つがドネツク州で、前線の情報を伝えているウクライナの監視グループDeep Stateによれば、ロシア軍は24時間のうちに、前線の20~25kmに沿った8ヵ所の異なった地点で前進している。
2024.04.30
 07:15
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル軍部隊の人権侵害、米国が初めて認定 ガザ紛争以前 <2405-043004>
 米国務省が29日、イスラエル軍の治安任務を担当する5個部隊が人権侵害を行っていたと明らかにした。 ただ大半の部隊がその後改善策を講じたため、米国の軍事支援禁止対象にはしていないという。
 米国がイスラエル軍による人権侵害を正式に認めたのは初めてで、問題となった事案は、イスラエルとハマスがガザで戦闘を始めた2023年10月7日より前に、主としてイスラエルが占領しているヨルダン川西岸地区でパレスチナ人に対して行われたもようで、複数の人権団体によると、これらの部隊は裁判を経ない殺害や拷問、身体的虐待などに関与したという。
 米国務省副報道官は、4個部隊は、米国がパートナーに期待するような有効な是正行動を取ったと強調したが、具体的な部隊名やどのような対策が実施されたのかは明らかにしていない。
2024.04.30
 06:06
朝日新聞

(Yahoo)

フィンランド航空、「GPS妨害」で一部運休 ロシア関与の指摘も <2405-043003>
 Finnair社が29日、エストニアの第2の都市タルトゥとヘルシンキを結ぶ定期便を5月31日まで運休すると発表した。 GPS信号を必要としないシステムをタルトゥ空港に導入するためだという。
 周辺地域ではGPS信号の妨害が相次いでおり、ロシアの関与も疑われている。
 Finnair社の発表によると、ロシアがウクライナに侵攻した2022年以降、カリーニングラードや黒海などでGPS信号の妨害が増加している。
2024.04.30
 05:00
朝日新聞

(Yahoo)

親中国のソロモン首相が続投せず、外相を後継に 与野党で首相レース <2405-043002>
 ソロモン諸島のソガバレ首相が29日、5月に行われる新首相の指名投票に立候補しないと表明した。 米中が影響力を競う太平洋で「中国寄り」政権の象徴的な存在だったソガバレ首相がトップの座から退くとして、後継者としてマネレ外務・貿易相を擁立すると述べた。 ただ、指名投票に向けた与野党の支持集めは続いており、新政権が親中路線を継続するか見直すかは、指名当日まで見通せない。
 2019年に発足した現在のソガバレ政権は、直後に台湾と断交して中国と国交を樹立し、2022年に安保協定2023年に警察協力協定を結び、中国から援助を引き出してきた。
 4月の総選挙でソガバレ首相率いる親中派の政権与党は、単独過半数に届かず、対中関係の見直しを掲げる野党勢力の合計議席数を下回った。 連立交渉などをへて野党候補が首相に指名されれば、太平洋での影響力拡大を図る中国にとっては痛手となるが、政権与党は第一党の座は維持し、ソガバレ首相は首相続投に意欲を示していた。
 しかし、豪ABC Newsによると、ソガバレ首相は29日に記者会見を開き、「新たなリーダーを迎える時だ」と述べて次期首相に立候補しない考えを示した。 「私は多くのことで非難されてきた」と在任期間を振り返り、「子どもたちを含め、家族が前例のない暴言にさらされてきた。 メディアから中傷され、家庭は壊された」などと理由を語った。
2024.04.30
 01:39
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル首相らに逮逮捕状準備か、ICC 政府内で懸念 <2405-043001>
 国際刑事裁判所 (
ICC) がガザでの戦闘に絡みイスラエル政府当局者に逮捕状を発行する準備を進めている可能性があり、イスラエル政府内で懸念が強まっている。
 イスラエルのメディアなどによると、ICCは2023年10月7日に起きたハマスによるイスラエル奇襲とその後イスラエル軍のガザでの軍事行動を巡り調査を進めており、ネタニヤフ首相らイスラエル政府高官戦争犯罪や人道に対する罪などに問われる可能性がある。 ハマスの指導者に対する逮捕状の発行も検討されているという。
 イスラエルのカッツ外相は28日、ICCが近く、政府および軍の高官に対し逮捕状を発行する可能性があるという報道について、そのような状況にならないことを期待するとし、「われわれが頭を下げることはない。 戦い続ける」と言明した。
 カッツ外相はさらに、イスラエルの大使館に対し「深刻な反ユダヤ主義」に直面するリスクがあるとし、警備を強化するよう警告した。
2024.04.29 Janes South Korea to bolster naval ballistic missile, unmanned systems interception capabilities <2405-042903>
 韓国
DAPAが4月26日、BMやUAVを迎撃する海軍の能力を強化する計画を発表した。 これには、最近の戦争技術の変化を考慮して実施された同国固有のCIWSを改善する計画が含まれると述べた。
 CIWS-Ⅱとして知られている韓国が独自に開発したCIWSは、2021年の契約に基づいてLIGNex1社が開発した。 CIWS-Ⅱは、AESA方式の4面捜索レーダ、ESA追随レーダ、およびEO追随装置を組み込んだ、4,200発/分の発射速度の7銃身のガトリング砲で構成されている。
 DAPAは発表と同日に開催された第161回国防計画推進委員会で、CIWS-Ⅱ計画の数量などの詳細を明らかにしなかった。
2024.04.29
 17:32
共同通信

(Yahoo)

比に移動型防空レーダー 鬼木副大臣が式典出席 <2405-042902>
 鬼木防衛副大臣が29日にマニラでテオドロ国防相を表敬訪問し、移動型防空レーダ1基の引き渡し式典に出席した。
 納入するレーダは三菱電機がフィリピン国防省と契約した移動型1基固定型3基の計4基で、日本政府が2014年に武器禁輸政策を転換して以降、初めての完成品の防衛装備の輸出である。
 固定型のうち最初の1基は2023年12月に引き渡し式典が行われた。 2026年までに4基の引き渡しを終える。
 4基の契約額はPHP5.5B(149億円)で、フィリピン空軍は監視・即応能力が高まると期待している。
2024.04.29
 09:20

(19:20 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 28 2024 <2405-042901>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月28日の戦況 =
 アウディーイウカ北西をロシア軍が最近獲得したことで、ウクライナ軍はアウディーイウカ西部の前線沿いにある他の一部の陣地から撤退したが、ロシア軍の急速な戦果拡張をまだしておらず、ロシア軍が近い将来、この地域で作戦上重要な地域を確保する可能性は低い。
 ロシア軍はアウディーイウカ北西で突出した地域を確保し続けており、ロシア軍は、ポクロフスクの攻撃目標に向かって西進を続けるか、チャシフ・ヤール周辺での補完する攻撃を実施するために北上するかの選択を迫られている。
Pokrovsk の位置 (Google Map)】
 シルスキー大将は、ロシア軍がハリコフ市を占領するために必要な兵力が不足していると評価し続けているが、将来、ロシア軍がハリコフ市を確保するために追加の部隊と装備を割り当てている可能性があると指摘した。
 ウクライナ軍第47機械化旅団は、ウクライナ軍がM1A1 Abrams MBTを前線から撤退させたという最近の報道を否定した。
 クロッカス市庁舎が3月22日にテロ攻撃を受けたことから、ロシアへの移民とロシアへの入国者に対する規制を強化しようとする最近のロシアの取り組みは、ロシアとタジキスタンの関係を緊張させているように見える。
 ロシア当局は、過去数日間に、西側諸国の出版社で働いていた数人のロシア人ジャーナリストをロシア国内で逮捕した。
 ロシア軍は最近、スバトベ近郊でわずかに前進した。
Svatove の位置 (Google Map)】
 英国のドハティ国務相が4月27日、2022年2月24日の全面侵攻開始以来、ロシア軍が45万人の死傷者を出したと英国は評価していると述べた。
2024.04.28
 23:26
共同通信

(Yahoo)

マダガスカル大統領と会談 上川氏、海洋秩序維持 <2405-042806>
 上川外相が28日、訪問先のマダガスカルでラジョエリナ大統領と会談し、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持に向けて協力していく方針で一致した。
 2025年8月に横浜市で開く第9回アフリカ開発会議 (
TICAD) を見据えた協力も申し合わせた。
2024.04.28
 17:58
Kyiev Independent DTEK: Russia has attacked Ukraine's thermal power plants nearly 180 times <2405-042805>
 ウクライナ最大の民間エネルギー企業DTEK社のサハルク常務取締役が4月28日、2022年に全面侵攻が始まって以来、ロシア軍がウクライナの火力発電所を約180回攻撃したと述べた。
 ロシアは、ウクライナの重要インフラに対するミサイルやUAV攻撃を強化しており、3月22日、3月29日、4月11日、4月27日にウクライナ全土のエネルギー施設に大規模な攻撃を仕掛けている。
 DTEK社は4月、ロシアの火力発電所への攻撃によって失われた容量を回復するには、少なくとも$350Mが必要だと述べた。
 サハルク常務はHromadske Radioに対し、DTEKは現在、4月27日に攻撃された施設4ヵ所の被害を評価していると語った。
 ロシア軍は4月27日夜に、ドニプロペトロウシク州、イバノフランコフスク州、リヴィウ州のエネルギー施設を攻撃し、ウクライナに対して34発のミサイルを含む大規模な攻撃を行った。 4月11日には、キーウ州、ジトーミル州、チェルカースィ州の主要電力供給地であるキーウ州のトリピリア火力発電所を攻撃した。
 ウクライナの国営エネルギー企業のCenterenergo社は、3月22日にロシアがハリコフ州のズミウ火力発電所も破壊したため、同社の発電能力が100%破壊されたと発表していた。 ロシアは3月下旬に、ザポリージャのドニプロ・ダムの2基の発電所のうち1基に大規模な被害を与えた。
2024.04.28
 17:36
Kyiev Independent Syrskyi: Ukrainian forces retreat from 3 villages in Donetsk Oblast <2405-042804>
 ウクライナ軍総司令官のシルスキー陸軍大将が4月28日、ドネツク州のベルディチ村、セメニフカ村、ノボミハイリフカ村の3ヵ村からウクライナ軍が西に撤退したと発表した。 これら3ヵ村は、ドネツク州西部のポクロフスク地区にあり、ロシアが攻勢を続ける中、最前線で最も熾烈な正面となっていた。
BerdychiSemenivkaNovomykhailivkaの位置 (Google Map)】
 ウクライナ地上軍のKhortytsia群は4月27日、ロシア軍がベルディチとセメニフカから10km離れた前線の村、オシェレタインの一部に侵入し、陣地を確保したと発表した。
Ocheretyneの位置 (Google Map)】
 シルスキー大将は、ポクロフスクとクラホヴェ地区の状況を「最も困難な状況」と表現した。 シルスキー大将によると、ロシアは最大4個旅団 (8,000~32,000名) を投入し、2月に占領したアウディーイウカの西にあるポクロフスクとクラホヴェの集落に向けて攻撃をしている。
2024.04.28
 14:02
Kyiev Post UK Estimates Russian War Casualties at 450,000 <2405-042803>
 
UK Defence Journalが、英国防省のドハティ英国国務大臣(軍事大臣)がヒーリー議員の問い合わせに応じて、ウクライナでのロシア軍兵士が、傭兵や脱走した数万人を除いて、45万人が死傷したとみていると述べたと報じた。
 ドハティ大臣は「約45万人のロシア軍兵士が死傷し、紛争が始まって以来、すでに数万人が脱走したと推定している。 ロシアの民間軍事会社で働いていた要員の殺害数は明らかではない」と述べた。
 ロシア軍死傷者数に関するウクライナの公式推計は、本稿執筆時点で466,150名となっている。
2024.04.27
 10:10

(20:10 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 27 2024 <2405-042802>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月27日の戦況 =
 ウクライナが米国の安全保障支援が前線に到着するのを待っているため、ロシア軍今後数週間で大きな戦果を挙げる可能性が高いが、ウクライナの防御を圧倒する可能性は低い。
 十分な装備をしたウクライナ軍は、ロシア軍が夏に予想される夏の攻勢で、ロシアの前進を防ぐことができる可能性が高いが、それでもロシア軍はこの夏にウクライナに重大な脅威をもたらすだろう。
 ロシア軍は、ウクライナ軍に不利な戦術的状況をもたらしているアウディーイウカ北西を利用することに全力を挙げているため、ロシア軍の攻撃速度は現在、チャシフ・ヤール付近よりもアウディーイウカ方面の方が速いが、ロシア軍は今後数週間のうちにチャシフ・ヤール近郊での攻撃作戦を強化する可能性が高く、チャシフ・ヤールはロシア軍に前進の機会を提供している。
 ロシア軍は4月26日~27日にかけてウクライナに対して大規模なCMとBMでの攻撃を行い、長く休止していたKalibr洋上発射CMでの攻撃を再開したとみられる。
 ウクライナ軍は4月26~27日にかけて、クラスノダール地方のロシア軍飛行場と石油精製所に対するUAV攻撃を成功させた。
 クレムリンは、モルドバに対するハイブリッド作戦を強化する準備をしている可能性が高い。
 ロシア軍はアウディーイウカの北とドネツク市の西での前進が確認された。  ロシア国民は、ロシア軍を支援し続けている。
2024.04.28
 07:59
産経新聞

(Yahoo)

露、ロイター通信プロデューサーを起訴・勾留 反体制派を支援した罪 最長6年禁錮刑も <2405-042801>
 ロシアで2月に急死した反体制派指導者ナワリヌイ氏の団体の活動を違法に支援したとして、露当局がReuters通信プロデューサーのガボフ氏を過激派組織への参加罪で拘束、起訴していたことが4月27日に分かった。 ガボフ氏は有罪となれば最長6年の禁錮刑が科される可能性がある。 モスクワの裁判所が同日、ガボフ氏に対する2ヵ月間の勾留を決定し、発表した。 裁判所はガボフ氏の国籍を明らかにしていない。
 裁判所によると、ガボフ氏は、ナワリヌイ氏が創設した団体「汚職との戦い基金」が運営するユーチューブチャンネルに写真や動画を提供した。
 ロシアは同団体を一切の活動が違法となる「過激派組織」に指定している。
2024.04.27
 20:18
Kyiv Independent Military denies media report about pulling Abrams tanks from front <2405-042714>
 ウクライナ軍第47独立機械化旅団が4月27日、ウクライナ軍が米国から供給されたAbrams MBTを前線から撤退させたというAP通信の報道を否定した。
 「戦車は戦場で素晴らしい仕事をしています。私たちは、戦車を隠しているものを敵から隠すつもりはなく、さらに強力な火力支援なしに歩兵を放置することはない」と、米軍戦車を運用する部隊はTelegramで述べた。
 AP通信は4月25日、米軍当局者2人によると、ウクライナ軍はロシアのUAVに探知されるリスクが高いため、Abrams MBTを前線から撤退させたと報じた。 AP通信の取材に応じた米当局者によると、ロシアの偵察UAVとハンターキラーUAVが地上の状況を大きく変え、車両が探知されるリスクが高まっているという。
 ウクライナが2023年秋に受領したM1A1 Abrams 31両のうち5両は、すでに戦場で失われているという。
2024.04.27
 19:29
Kyiv Independent Military: Russia gains foothold in Ocheretyne in Donetsk Oblast <2405-042713>
 ウクライナ軍Khortytsia群の報道官が、ロシア軍は4月27日に、ドネツク州の最前線の村、オチェレタインの一部に侵入し、ここを確保したと述べた。
Ocheretyne の位置 (Google Map)】
 報道官は放送で、2月にロシアが占領した重要な要塞都市アウディーイウカの北西約15kmに位置し、アウディーイウカ地区はロシアが攻勢を続ける中、前線で最もホットな地区の1つであり続けているが、「激しい戦闘が続いているが、現在はウクライナ国防軍の管理下にある」と述べた。
 報道官はまた、ロシア軍がオシェレタインを襲撃するために化学兵器を使用していると指摘した。
2024.04.27
 18:15
Kyiv Independent Australia announces $65 million aid package for Ukraine <2405-042712>
 オーストラリア政府は4月27日、リヴィウでのシュミハル首相とマールズ国防相の会談後、AUD100M ($65M) 相当のウクライナへの新たな支援パッケージを発表した。 オーストラリア政府によると、このパッケージにより、オーストラリアのウクライナへの軍事支援は総額AUD880M ($575M) になる。
 シュミハル首相は、最新のパッケージの半分は
MANPADSあると述べ、AUD3,0M ($1.96M) 以上が、ウクライナのUAVの備蓄強化を目的とした国際UAV連合に割り当てられると述べた。
 マールズ国防相は、「オーストラリアはまた、重要な空対地精密弾薬とSHORADも提供している」と加えた。
2024.04.27
 16:15
Kyiv Independent Slovak citizens raise $4 million for Czech ammunition initiative after government refuses to contribute <2405-042711>
 ウクライナ軍は深刻な弾薬不足に直面しており、ゼレンスキー大統領が4月16日に発表したところでは、ロシアは現在、10:1の割合で砲弾を発射しているため、ウクライナへの大砲弾薬の購入を増やすというチェコ主導の計画のための追加資金を調達し、「ウクライナのための弾薬」キャンペーンを開始し ベルギー、オランダ、ドイツ、スウェーデン、カナダ、ポーランド、フランス、デンマーク、スロベニアなど数ヵ国がこの計画に資金を拠出し、ウクライナに150万発もの弾薬を届ける可能性がある。
 ところがスロバキアのブラナール外相は3月下旬に「紛争には軍事的解決がない」として、スロバキアはウクライナに武器を送らないと述べた。
 ブラナール外相は、3月初め、アンタルヤ外交フォーラムの傍らで、トルコでラブロフ露外相と会談した。
 このためスロバキア市民は4月16日に募金活動を開始した。、「スロバキアの多くの人々は、政府のロシア寄りの姿勢を恥じている。 これが人々が貢献している理由です」と、主催者の一人が述べている。
 主催者によると、60,000人以上のスロバキア人がこの計画に貢献している。
2024.04.27
 13:56
Kyiv Independent Ukraine’s military intelligence says it hit Russian $5 million radar system <2405-042710>
 ウクライナ軍情報局 (HUR) が4月27日に。HURと第15独立砲兵偵察旅団がロシアのPodlet-K1レーダの基地を攻撃したと発表した。
 陸軍公認のウェブサイトによると、Podlet-K1は48Ya6-K1とも呼ばれ、低高度および超低高度で空中目標を探知するように設計された最新の移動式レーダであると報告されている。
 HURによると、攻撃はレーダのアンテナ支柱と発動発電機に命中したとしているが、攻撃や被害についての詳細を明らかにしていない。
 HURはTelegramで、Podlet-K1レーダは比較的最近開発されたシステムで、2015年に軍に配備し始めたと述べている。 このシステムは、S-300/S-400 SAMに目標諸元を送信するために使用されているという。
 情報筋がKyiv Independent紙に、4月17日には、ウクライナ軍のUAVがウクライナ国境から800km離れたロシア・モルドビア共和国の都市コヴィルキノの部隊を攻撃し、Containerレーダ基地を攻撃したと語った。
Mordovia共和国の位置 (Google Map)】
2024.04.27
 12:38
朝日新聞

(Yahoo)

北朝鮮、軍事偵察衛星の打ち上げ 「計画通りに決行」と改めて表明 <2405-042709>
 朝鮮中央通信が、北朝鮮国家航空宇宙技術総局の報道官が27日に「宇宙偵察基盤の能力を向上させるための任務を計画通りに決行する」との談話を発表したと報じた。
 金総書記は2023年11月に続き、2024年中にさらに3基の偵察衛星を打ち上げる目標を掲げていることから、27日の談話は時期を明示していないものの、改めて打ち上げる意欲を明らかにした。
2024.04.27
 09:30
CNN

(Yahoo)

中国による米選挙への影響力行使の試み、証拠を確認 ブリンケン国務長官 <2405-042708>
 ブリンケン米国務長官が26日、3日間の中国訪問の最後に行われたCNNの取材に対し、中国が米国の今後の選挙に「影響力を行使し、ほぼ間違いなく干渉」しようと試みている証拠を確認したと明らかにした。 中国の習国家主席は以前、米国の選挙に介入しないと約束していた。
 ブリンケン長官は今回、バイデン大統領が2023年11月の米中首脳会談で習主席に伝達した2024年大統領選への不介入を求めるメッセージを改めて伝えたという。 CNNの報道では、習氏は当時、中国は介入を行わないと約束していた。
 中国は習主席のバイデン大統領との約束を破ったのかと聞かれ、ブリンケン長官は「大まかに言うと、我々は中国が影響力を行使し、ほぼ間違いなく介入を試みている証拠を確認した。 可能な限り早くこれをやめさせたい」と説明したうえで「中国による選挙介入については例外なく精査しており、介入は全くもって受け入れられない。 従って、彼らにこのメッセージに耳を傾けるよう再度要請した」と述べ、中国などの国が影響力工作を通じ米国に存在する社会的分断につけこむ懸念があるとの認識も示した。
2024.04.27
 08:37

産経新聞

(Yahoo)

ロシア軍、ウクライナ東部で前進加速 米支援到着前に攻勢強化か 英米機関が分析 <2405-042707>
 英国防省が26日、最前線の一つである東部ドネツク州アブデーフカ西方で、過去1週間に露軍の前進が加速していると指摘した。 戦争研究所も25日に、露軍がアブデーフカ北西で攻勢を強化していると報告し、同州全域の制圧を狙う露軍が、米軍事支援の再開でウクライナ軍が戦力を回復させる前に、可能な限り占領地域を広げようとしているもようだと分析した。
 アブデーフカはロシアの実効支配下にある州都ドネツク市の近郊に位置し、露軍が2月に制圧した。 露軍の主な狙いは、アブデーフカ周辺からウクライナ軍を遠ざけてドネツク市の安全を高めることだとみられている。
 戦争研究所はまた、露軍がアブデーフカ方面とは別に、戦略的により重要な同州バフムト西方の小都市チャソフヤルの制圧を狙って攻勢も強化していると指摘した。 露軍はチャソフヤルを制圧することで、ウクライナ側が保持する同州の重要都市クラマトルスクやスラビャンスク方面への前進ルートを確保したい思惑だとみられている。
2024.04.27
 08:15

(18:15 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 26 2024 <2405-042706>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月26日の戦況 =
 西側メディアは、ウクライナに対する米国の軍事支援の最新のパッケージでは、ウクライナが全ての領土を取り戻すのに十分ではないかもしれないので、一部の米当局者が、彼らがいる場所で「線を凍結する」という考えの議論を再開したと報じ続けている。
 現在のパッケージの支持者は、それ自体がウクライナがすべての占領地を解放することを可能にするとは主張しておらず、バイデン大統領がわずか2日前に新しいパッケージを承認する法案に署名したため、戦争の潜在的な終結状態についての議論は非常に時期尚早である。
 ロシア、ベラルーシ、中国、イラン、北朝鮮の高官による公開会談がここ数日急増し、4月22日から26日の間に少なくとも10回のハイレベル二国間会談が行われており、これらの国々が西側諸国と対峙するために構築している多国間パートナーシップの深化を強調している。
 中国当局者は、4月26日に中国当局者とブリンケン米国務長官が会談した際、ロシアのウクライナへの全面侵攻の責任はNATOにあると主張した。
 特にウクライナの防空システムについて西側諸国は、ウクライナに当面および長期的な支援を提供し続けている。
 ウクライナ軍は、ロシア製UAVやその他の脅威が広がっていることを理由に、米国が供与したM1A1 Abrams MBTを前線から撤退させたと報じられている。
 ロシア軍はアウディーイウカの北西での前進が確認され、ウクライナ軍はヘルソン州の東岸で前進が確認されたが、この前進は最近のものではない可能性が高い。
 RFE/RLのタタール・バシコルトにおける放送局イデル・レアリイは4月26日、サマラ州が新たなBatyr志願自動車化狙撃大隊を編成すると報じた。
2024.04.27
 05:46
共同通信

(Yahoo)

モスクワの飛行場攻撃 ヘリ破壊とウクライナ <2405-042705>
 ウクライナ情報筋が26日、モスクワにある露国防省の飛行場を25日夜から26日にかけてウクライナ側が攻撃し、ヘリコプターを破壊したと明かした。
 ウクライナ国防省情報総局によると、ヘリはウクライナに侵攻するロシア軍の後方支援に使われていた。 ウクライナはロシア領内の飛行場や石油精製所などに対する攻撃を拡大している。
 一方、ウクライナのキーウ市当局は26日、市内の二つの病院から患者らを緊急避難させていると発表した。 病院にウクライナ兵がいるとしてロシア軍の攻撃目標になるとの動画がインターネットで出回っており、これを受けた措置という。
2024.04.27
 04:00
TBS News

(Yahoo)

米誌のロシア人記者 極東で拘束 「ブチャ民間人殺害」記事SNS投稿で <2405-042704>
 弁護士が26日、ロシア極東ハバロフスクに住む、Forbes誌ロシア語版のロシア人記者ミンガゾフ氏が、ロシア極東で拘束されたことを明らかにした。
 ミンガゾフ記者はウクライナの首都キーウ近郊ブチャでの民間人殺害に関する他のメディアの記事を自らのSNSに投稿したことで、ロシア軍に関する虚偽情報を広めた疑いが持たれているという。
2024.04.27
 04:00
BBC News

(Yahoo)

中国船2隻が領海侵入 石垣市の調査船に接近 <2405-042703>
 第11管区海上保安本部によると、26日03:00頃に石垣市の尖閣諸島・南小島周辺で中国海警局艦海警-2502海警-2302の2隻が領海に侵入し、周辺を航行する日本船に接近しようとする動きを見せた。
 海警-2302は25日にも領海侵入し、日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せたが、同日19:37頃に一旦領海から退去していた。
 日本船は尖閣諸島を洋上調査するため、中山市長らが乗船した石垣市がチャーターした調査船と見られる。 中国艦船2隻は11:14頃から11:30分頃にかけて領海から退去した。 中国艦が尖閣周辺で領海侵入したのは2日連続で、今年12日目になる。
 海保は中国艦船を近づかせないよう調査船の周囲に巡視船を配置し、中国艦に対して領海からの退去要求や進路規制を繰り返し実施した。 海警-2502海警-2302は26日12:30頃に接続水域も出た。
 尖閣周辺の接続水域では26日15:00現在海警-2102と、機関砲らしきものを搭載した海警-2202が航行している。 尖閣周辺で中国艦が航行するのは127日連続になる。
2024.04.27
 00:34
Kyiv Independent Minister: Belgium to allocate $213 million for German-led air defense initiative <2405-042702>
 ベルギーの放送局RTBFが、ベルギーのデドンデル国防相が4月26日の記者会見で、ベルギーはドイツ主導の防空構想に€200M ($213M) を拠出し、ウクライナにミサイルを供給すると発表したと報じた。  デドンデル国防相は、ベルギーはウクライナに防空システム用のミサイルを自国の装備から追加で供与すると述べたが、ウクライナに送る兵器の数や種類を明らかにしなかった。  Patriotは、ロシアのBMや巡CMを迎撃するのに非常に効果的なため、ドイツはNATOとヨーロッパの同盟国に、彼らのシステムを使わないままにしておくのではなく、ウクライナに送るよう圧力をかけていると報じられている。
2024.04.27
 00:02
Kyiv Independent Spain confirms plans to send Patriot missiles to Ukraine <2405-042701>
 スペインのロブレス国防相は4月26日、 Ramsteinでの首脳会談でウクライナにPatriotミサイルを提供すると発表した。
 スペインには予備弾数が50発しかないため、スペインが「限られた数」しか送らないという報道があったが、彼女は何発を提供するかについては明言しなかったものの、Patriotの「セット」が4日以内に兵站基地に届くと述べた。
 スペイン国防省によると、スペインはPatriotミサイルに加え、機関銃、車両、野戦榴弾砲、155mm砲弾、120mm砲弾、C-UAV装備、Leopard MBTなどの追加装備を今後数ヵ月以内にウクライナに送ることを約束した。
2024.04.26
 23:55
RBC Ukraine France expresses desire to create European rapid response force <2405-042617>
 フランスは、欧州の住民を守るために、EUの即応部隊を創設したいと考えている。 ルコルヌ仏国防相は、NATOがこのために有能な任務遂行を出来ないだろうと述べた。
 これに先立ち、マクロン大統領が、2025年から5,000名のEU即応部隊を編成する計画を発表し提案した。 これらの即応部隊は、危機に直面している国々から欧州市民を避難させるなどの作戦に指定される。
 ルコルヌ国防相は、NATOが有能でなくフランスが単独で作戦を遂行することが多い危機が数多くあると述べたうえで、「ポルトガル、イタリア、ドイツ、フランスの欧州市民の安全を確保するために、これらの部隊を迅速に創設できなければならない」と述べた。
 また、2023年のスーダンからの市民の退避を例に挙げ、この問題ではフランスが事実上単独であると付け加え、軍事ばかりでなく様々な任務があることを明らかにした。
2024.04.26
 22:03
RBC Ukraine Erdogan cancells his visit to USA: Media cited reason <2405-042616>
 OdaTVが、5月9日に予定されていたトルコのエルドアン大統領の米国訪問が中止されたと報じた。
 今回の訪問で、エルドアン大統領はホワイトハウスでバイデン大統領と初めて会って、以下を含む多くの重要な問題を議論する予定であった。
 ・テロ対策の取り組み。
 ・ガザ地区の状況。
 ・防衛プロジェクトと国家間の経済関係。
 報道されているように、訪問中止の理由は、米国によるイスラエル国家への$26Bの援助の承認である。
 現在、訪問中止に関する公式情報がないことは注目される。 トルコがエルドアン大統領のスケジュール変更を理由に訪問を延期したと主張する通信社もある一方で、新しい日程が調整されているとも伝えられている。
 2023年10月7日、ハマスの過激派がイスラエルを攻撃し、多数の死傷者や誘拐が発生したのに続いて、イスラエル国防軍 (IDF) が、ハマスを完全に破壊することを目的とした軍事作戦をガザ地区で開始した現在、イスラエル軍が襲撃を計画しているラファ市に焦点が当てられており、米国や他の国々で懸念を引き起こしている。
2024.04.26
 21:04
共同通信

(Yahoo)

宇宙ごみに接近、撮影成功 「世界初」、目標まで数百m <2405-042615>
 日本の宇宙企業アストロスケール社が26日、宇宙ごみ除去技術を確立するための実証衛星ADRAS-Jが、目標のロケット残骸から数百mにまで接近し、撮影に成功したと発表した。 同社は高速で宇宙空間を漂うスペースデブリを、ここまで近距離で撮影できた画像の公開は世界初だとしている。 真っ暗な宇宙空間に、茶色の断熱材に覆われた機体の姿が浮かび上がっている。
2306-051010 (BI 2023.05:10)】
 この残骸は日本が2009年に打ち上げたH-2A 15号機の第2段部分で全長11m、直径4m、重さ3tで、上空600kmの軌道上を高速で周回している。
 実証衛星は2024年2月にNZから打ち上げられた。
2024.04.26
 21:00
朝日新聞

(Yahoo)

中国、統計法を改正へ 地方政府による水増し不正横行、罰則強化 <2405-042614>
 中国の全国人民代表大会(全人代常務委員会が26日までの会議で、統計法の改正案を審議した。 地方政府による不正な水増しなどが相次ぎ、統計への国内外の信頼が揺らぐ中、中央による監督や不正行為への罰則強化を図る。
 地方政府の経済統計をめぐっては、河南省が1月に2022年の域内総生産について、1年前に発表した速報値から3千億元(6兆円)下方修正して、約5兆8,000億元(約120兆円)だったとした。 この修正額は、省内の市が一つ消えるほどの規模で、前年比の実質成長率は速報値で3.1%だったが、修正後は2.4%にとどまった。
2024.04.26
 20:30
朝日新聞

(Yahoo)

米国、ガザに桟橋建設 食料支援拡大へ 「1日トラック150台分」 <2405-042613>
 米国防総省が25日、パレスチナ自治区ガザ沿岸で人道支援物資を海から搬入するための海上桟橋の建設を始めたと明らかにした。 Planet Labの衛星写真で、海岸沿いに桟橋が建設されている様子が確認できる。
 桟橋の設置は3月上旬の一般教書演説でバイデン大統領が打ち出したもので、米軍高官によると支援物資の搬入は5月上旬に開始される見通しで、最初は1日あたりトラック90両分だが、150両分まで増やす方向という。
 国連によると4月の支援物資の平均搬入量は1日あたりトラック200両分のため、海路による搬入が軌道に乗れば人道状況の改善につながる可能性がある。
 一方、Reuters通信は25日、建設現場の付近で攻撃があったと報じ、現地を訪れていた国連のチームが一時避難する場面もあったが、けが人はいなかったという。
2024.04.26
 19:11
朝鮮日報

(Yahoo)

韓国が米から迎撃ミサイルSM3購入へ 米MD参加は否定 <2405-042612>
 韓国
DAPAが26日、同日開かれた防衛事業推進委員会の会議で迎撃可能な高度が地上100~1,000kmとされるSM-3を米政府から購入することが決まったと発表した。 SM-3はAegis艦に配備される。
 事業期間は2025~2030年で総事業費はKRW803.9B(914億円)で、SM-3は1発当たり$20B0以上であることから購入するのは40発と推定される。
2024.04.26
 16:27
Reuters 通信

(Yahoo)

ウクライナ農相に拘束令、その後保釈 汚職事件関与の疑い <2405-042611>
 ウクライナの裁判所が26日、ソルスキー農業政策・食料相の身柄拘束を命じた。 $7M相当の国有地の違法取得に関与した疑いが持たれている。 問題になっているのは2017~2021年の土地取引で、ソルスキー氏が2022年3月に農相に就任する前に行われた。
 同相は違法行為は否定しているが、25日に辞任を申し出た。 ゼレンスキー政権の閣僚で初の汚職事件の容疑者となった。
2024.04.26
 15:36
Breaking Defense France, Germany ink deal on way ahead for 'completely new' future European tank <2405-042610>
 フランスとドイツが26日、ドイツ主導のプロジェクトが両国間で50:50のバランスが取れていることを確認するための長期にわたる政治的・産業的交渉の末、次世代主力地上戦闘システム (
MGCS) を共同開発する契約のPhase 1Aに署名した。
【関連記事:2308-071113 (Reuters 2023.07.11)】
 26日朝の合同会議で、ルコルニュ仏国防相は、ピストリウス独国防相と並んで、「未来の戦車ではなく、戦車の未来」が交渉の「中心」にあると説明した。
2024.04.26
 13:55
Kyiv Post Ukraine's HUR claims it destroyed Ka-32 helicopter at Moscow Airfield <2405-042609>
 ウクライナ軍情報局 (HUR) が、4月26日早朝に、ロシア国防省とGazprom石油・天然ガスエネルギー会社が使用しているモスクワのオスタフィエヴォ空港でロシアのKa-32を破壊したと主張した。
 HURは、モスクワ近郊で行われた作戦の詳細を明らかにしていない。
2024.04.26
 13:41
BBC News

(Yahoo)

英駆逐艦、アデン湾でフーシ派のミサイルを撃墜 <2405-042608>
 英国防省が25日、英海軍の駆逐艦Diamondが24日、アデン湾で商船を護衛中に、イエメンのフーシ派が発射したミサイルをSea Viper SAMで撃墜したと発表した。
 シャップス英国防相は、Diamondの乗員が「罪のない命を救い」、船の航行を守ったとして感謝した。
 シャップス国防相はTimesの取材で、王立海軍艦がミサイルを撃墜したのは、1991年の湾岸戦争以降で初めてだと明かした。
2024.04.26
 13:25
Kyiv Post Ukraine Withdrawals Abrams Tanks From Front Line Due to Threat of Russian Drones <2405-042607>
 AP通信が、ウクライナ軍は、ロシア軍のUAV攻撃があるため、Abrams MBTを前線から撤退させていると報じた。
 AP通信が引用した米政府高官は、米国はウクライナと協力して、諸兵科連合攻撃における装備のより効果的な使用を含む戦術をリセットすると述べている。 米国は2023年1月、Abrams MBT 31両をウクライナに送った。
 ウクライナ軍は、UAVが戦場で急増したため、ほとんどが重量過多の不発弾と見なされるようになり、ロシアの攻撃ですでに5台の戦車が失われている。
2024.04.26
 13:18
日経新聞 防衛関連予算のGDP比、1.6%に上昇 2024年度 <2405-042606>
 木原防衛相が26日の閣議後の記者会見で、令和6年度の防衛関連予算の合計が国内総生産(GDP)比が5年度から0.2ポイント上昇1.6%になったと発表した。 9年度にGDP比2%を達成する中期目標を定めた4年度のGDP実績をもとに計算した。
 GDP比を算出した6年度の防衛費と関連する経費は総額8.9兆円で、防衛省単体の予算ではなく安全保障に活用できる公共事業費や科学技術研究費も含む。 防衛省単体の6年度の当初予算は7.7兆円で、1兆円超が他府省の予算となる。
 日本は従来、防衛省の予算だけを防衛費としていたが、22年末に決めた国家安全保障戦略など安保関連3文書で米欧と同様の計算方法に改めた。 木原防衛相は「予算の執行、調達は順調に進んでいる」と説明した。
 日本の防衛費は1976年の三木武夫内閣以来、おおむねGDP比1%以内を目安としてきたが、東アジアの安保環境の変化を踏まえ、5~9年度の5年計画でGDP 2%を達成すると決定した。
 NATOは加盟国が防衛努力をするために国防費のGDP比2%という基準を設けていることに沿った。
2024.04.26
 11:10
時事通信

(Yahoo)

日米豪比が防衛相会談 来月2日、ハワイで <2405-042605>
 防衛省が26日、木原防衛相が5月2~4日にハワイを訪問し、米国とオーストラリア、フィリピンとの防衛相会談を実施すると発表した。
 4ヵ国は4月上旬、南シナ海で「海上協同活動」の枠組みを設け、共同訓練を実施した。
2024.04.26
 10:55
読売新聞

(Yahoo)

ベラルーシにロシアの戦術核兵器を数十発配備…ルカシェンコ氏、使用条件は「プーチン氏と協議」 <2405-042604>
 Reuters通信などによると、ベラルーシのルカシェンコ大統領が25日に議会で、同国にロシアの戦術核兵器が数十発配備されていることを明らかにした。
 ルカシェンコ大統領は、ベラルーシがNATOの脅威に直面していると主張し、核抑止力を持つに至ったと強調した。 核兵器配備を正当化する意図があるとみられる。
 TASS通信によると、ルカシェンコ大統領は24日に、核兵器の使用条件が明文化されておらず、プーチン露大統領と協議して決めると述べた。
2024.04.26
 10:15

(20:15 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 25 2024 <2405-042603>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月25日の戦況 =
 ロシア軍はアウディーイウカ北西部の小さな突出部を安定的に確保しており、ウクライナ軍がアウディーイウカ西部にある他の陣地からより防御しやすい線に撤退することになる可能性がある。
 米国は、ウクライナに対する米国の軍事支援の最新のパッケージは、ウクライナが領土全体を取り戻すのに十分ではないかもしれないと懸念していると伝えられている。 さらに、米国の軍事支援は、ウクライナが現在必要としているものの一部に過ぎないが、ウクライナは、主に人的資源の問題と防衛産業基盤 (DIB) の拡大など、他の戦争戦闘要件への対処に取り組んでいる。
 ロシア軍は、ウクライナの電子戦能力に対してより強靭な対応を施したUAVを前線の重要区域に配備していると報じられており、これは米国の安全保障支援がウクライナに到着するまでの限られた期間を利用するために、新しい技術力を活用しようとする試みである可能性が高い。
 マクロン仏大統領が4月25日の演説で、欧州の防衛と主権の自主自立の重要性を強調した。
 ウクライナ軍はシベルスク近郊での前進が確認され、ロシア軍はアウディーイウカとドネツク州とザポリージャ州の州境地帯付近で前進が確認された。
2024.04.26
 04:56
Defense News US Army to field long-range combat aircraft to first unit in FY31 <2405-042602>
 米陸軍航空部長によると、Lockheed Martin社がTextronBell社のティルトローターを選択したことに抗議したため、米陸軍の航空計画は1年遅れている。
 陸軍の
FLRAA受注競争では、2022年末にSikorsky/Boeingが提案した同軸ローター式のDefiant Xを退け、Bell社のV-280 Valorが採用されたのに対し、Bell社がGAO>に異議を申し立てた。
 GAOは2023年4月にBell社の異議を却下したが、米陸軍航空部長ルーガン少将は4月27~28日に開かれた陸軍航空協会の会合で、米陸軍の計画は1年遅れて、FY31の運用開始となると述べた。
2024.04.26
 02:11
Kyiv Independent European Parliament calls on Austria to pressure Raiffeisen bank to leave Russia <2405-042601>
 欧州議会は4月25日、オーストリアの首脳に書簡を送り、EUの制裁に従い、Raiffeisen国際決済銀行 (RBI) にロシアでの活動を停止させるよう促した。
 ウィーンに本拠を置くこの銀行グループは、ロシアに残る最大の西側銀行だが、全面戦争が始まって以来、ロシアでの活動を縮小するよう圧力を強めている。
 オーストリアのネハンマー首相、ブルンナー財務相、シャレンベルク外務相に宛てた欧州議会の書簡は、Raiffeisen銀行がロシアでの事業の継続と拡大を計画しているという報道を引用している。
2024.04.25 台北時報 US says 41 military personnel in nation <2405-042512>
 台湾に対する$8Bを含む支援パッケージが4月9日に可決される前の4月19日に、米国議会の報告書が、2023年12月現在、合わせて41名の米軍要員が台湾に駐留していると発表した。
 米議会調査局「台湾国防問題」と題する報告書の中で、米国防総省の国防人材データセンターによると、41名の米軍要員が台湾での任務に就いたと述べている。
 同報告書は、1979年の中国との国交正常化では、台湾からの軍の撤退の誓約が含まれていたが、「少数の米軍要員が助言の立場で活動していることは『公然の秘密』であると指摘している」と述べている。 同報告書によると、米防当局者は台湾との「具体的な作戦、関与、訓練についてコメントすることはない」と述べている。
 Wall Street Journal紙は2023年2月に、米国が「今後数ヵ月以内に」100~200名の軍事訓練要員を台湾に派遣すると報じたが、両国の当局者は確認していない。
2024.04.25
 16:59
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮製武器輸送したロシア船、中国の港に停泊 衛星画像で判明 <2405-042511>
 Reutersが入手した衛星写真で、北朝鮮からロシアへの武器輸送に関与しているとみられるロシアの貨物船中国の港に停泊しているのが明らかになった。 英王立防衛安全保障研究所 (RUSI) が2月から中国浙江省の造船所に停泊していると指摘したロシア船アンガラは2023年8月以降、北朝鮮製の武器弾薬とみられるコンテナ数千個をロシアの港に輸送した。
 米国務省の報道官はアンガラが中国の港に係留されているという「信頼できる情報」を認識しているとし、中国当局にこの問題を提起したことを明らかにし「全ての国連加盟国に対し、安保理決議2397号に基づく義務を履行するよう求める」と述べた。 同決議は北朝鮮との貿易を制限し、不法行為に関与する船舶の登録を抹消することを義務付けている。
2024.04.25
 15:57
産経新聞

(Yahoo)

防衛産業育成と海外移転で「中長期戦略の策定を」 自民議連が岸田首相に提言 <2405-042510>
 岸田首相が25日、防衛産業基盤の強化と装備品の海外移転促進を目指す自民党の議員連盟(会長・小野寺元防衛相)メンバーと官邸で面会し、政府の中長期的な戦略文書として「国家防衛産業・装備移転強化戦略」を策定するよう求め提言書を受け取った。
 提言はロシアによるウクライナ侵略を契機に、防衛装備の研究開発や生産などで同盟国・同志国が補完しあう態勢の重要性が増しており、米欧で防衛産業に特化した戦略文書の策定が相次ぐ状況を指摘し、「戦略策定のプロセスそのものが、不足・欠落している能力や体制の洗い出し、投資促進、技術革新などさまざまな効果をもたらす」と指摘した。
2024.04.25
 14:00
Taiwan News More than 40 US military personnel stationed in Taiwan last year <2405-042509>
 米議会調査局が先週の報告で、2023年12月時点で台湾に米軍将兵が41名駐留しているとした。
 台湾と米国のメディアはかつて、米国将兵が台湾に駐留していたが、国防当局はそれを認めていなかった。
 台湾の邱国防相は3月に、米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)が金門島と澎湖島に指揮所を置いていると述べていた。
2024.04.25
 12:07
Reuters 通信

(Yahoo)

トルコのロシア産ウラル原油輸入、3月は過去最高= LSEG データ <2405-042508>
 ロンドン証券取引所グループ (LSEG) のデータによると、海上経由でトルコが輸入したロシア産ウラル原油は3月に1,250万バレルと、2月の900万バレルから増加し、月間として過去最高水準となった。
 ロシア民間石油会社LUKOIL とアゼルバイジャン国営石油会社SOCARが原油供給契約を締結したことを受け、トルコ向けウラル原油輸出は2023年以降、一段と増加している。
 SOCARは、トルコにある日量処理能力20万バレルのスター製油所を保有し、3月の同製油所へのウラル原油供給は600万バレル、2月は200万バレルだった。
2024.04.25
 10:45

(20:45 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 24 2024 <2405-042507>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月24日の戦況 =
 バイデン米大統領が4月24日、ウクライナに$60Bの支援を提供する法案に署名し、米国がウクライナへの軍装備品の送付を「数時間」以内に開始すると発表した。
 米国は2024年3月に数量不明の長射程型ATACMSをウクライナに供与したと報じられており、ウクライナはすでにその一部を使用してロシアの後方深くを攻撃している。
 長射程型ATACMSミサイルが十分な量で到着すれば、ウクライナ軍はロシアの兵站を弱体化させ、後方深くのロシアの飛行場を脅かすことができるが、数ヵ月の遅れによりロシアに対処するに十分な時間を与えた可能性がある。
 ウクライナ軍は4月23日~24日に、スモレンスク州とリペツク州のロシア軍のエネルギー施設や産業施設に対するUAV攻撃を成功させたと報じられている。
 ロシア当局は4月24日、収賄容疑でイワノフ国防次官をでを逮捕したが、他のロシア情報筋は、イワノフは反逆罪の疑いがあると報じた。
 イワノフ次官の逮捕は、ロシア軍の新たな人事異動に関しての憶測を呼び起こし、逮捕はクレムリンの派閥抗争の一環であると主張している。 ロシアの超国家主義軍事ブロガーは、イワノフ次官の逮捕を大々的に祝い、ロシア国防省を公に批判する機会として利用している。
 ロシア大統領府は、アルメニアがロシア主導の集団安全保障条約機構 (CSTO) への積極的な関与を再開し、親露の連携を再開しろと、アルメニアをあからさまに脅した。
 クレムリンが任命した子供の権利委員ベロワは、ロシアによって強制連行され、強制送還されたウクライナの子供たちの帰還に関する初の対面交渉と、最近のロシアとウクライナ間のカタールが仲介した交渉を故意に偽った
 モルドバ当局は、モルドバに対するロシアの脅威について警告し続ける中、モルドバの親露派自治区ガガウジアの親露派系知事であるグツル氏を選挙資金違反で刑事告訴した。  ロシア軍はアウディーイウカ、ドネツク市、ロボティネ付近でわずかに前進した。
2024.04.25
 09:00
Defense News Raytheon to develop two Standard Missile types with better targeting <2405-042506>
 米海軍はRaytheon社に$344Mの契約で、共通の誘導部を備えたSM-2 Block ⅢCUとSM-6 Block ⅠUの2種類のStanderd Missileを開発した。
 新型のSM-2 Block ⅢCUとSM-6 Block ⅠUミサイルは、新型の誘導部、目標検出装置、その他のソフトウェアと電子機器を共有している。 これらの共通性によりRaytheon社はアリゾナ州の同じ生産ラインで製造することができるようになった。
 Raytheon社はDefense Newsに、SM-2の受注がなくなったことからFY17に米国および海外に納入した後、SM-2の生産ラインを停止したと語ったが、海外需要が回復したためFY21の受注で生産が再開されていた。
 米豪加や日韓などからの今後の注文は、アクティブレーダーシーカーを初めて導入したこの新しいSM-2 Block ⅢCU型になる。
2024.04.25
 06:10
Defense News Here are the two companies creating drone wingmen for the US Air Force <2405-042505>
 米空軍ず24日、Loyal Wingmanとして知られる随伴UAVの最初のバッチの設計、製造、試験の継続を、Anduril社とGA社を選定したと発表した。
 契約オプションに関する決定は、F-35や
NGADの有人戦闘機と一緒に飛行する自律型ソフトウェアを使用したUAVの作成を目指しているため、これまでで最も重要なステップになる。
 空軍は、CCA計画を、高度な機能で編隊を近代化するための重要な取り組みの1つにしており、CCAが有人航空機よりも安価でありながら、戦闘で空爆、偵察、電子戦作戦を実行できるようにすることで、有人航空機の範囲を拡大することを望んでいる。
 Anduril社とGA社は今後、CCAの詳細設計をさらに進め、空軍向けの量産を目指す試作機を製造する。 空軍は、少なくとも1,000機のCCAが配備される可能性がある。
2024.04.25
 05:54
Reuters 通信

(Yahoo)

英独首脳、自走砲の共同開発で合意 ウクライナ支援に向け <2405-042504>
 スナク英首相とショルツ独首相が24日に防衛協力の強化で合意し、ウクライナに対する支援を強化するために欧州は団結する必要があると述べた。  スナク首相はショルツ首相との共同記者会見で「われわれは防衛協力の新たな枠組みに向けて取り組んでおり、防衛産業協力の拡大も実現しつつある」と言及し、「われわれは共に、ウクライナに必要な限りの揺るぎない支援を継続する」と述べた。
 英政府によると、英独は遠隔操作可能な155mm
SPHであるRCS 155の共同開発計画と、ドイツのエネルギー投資を含むエネルギープロジェクトでの協力について協議した。
2024.04.25
 05:40
共同通信

(Yahoo)

ラファ侵攻なら関係断絶 エジプトがイスラエルに警告 <2405-042503>
 米ニュースサイトのAxiosが、イスラエル国内治安機関シャバクのバー長官が24日、カイロでエジプト総合情報庁のカメル長官らと会談し、イスラエル軍が準備するパレスチナ自治区ガザ最南部ラファ侵攻についてエジプト側は、避難民が同国に流入して治安が悪化すればイスラエルとの関係断絶につながると警告したと報じた。
 イスラエル軍のハレビ参謀総長も同席した会談でエジプト側は、2国間の和平合意を危うくするとも指摘した。 イスラエル側は、エジプトとの軍事・外交の両面での緊密な連携がラファでの軍事行動の基本条件だと応じた。
2024.04.25
 05:28
共同通信

(Yahoo)

戦術核使用条件明文化せず ベラルーシ大統領 <2405-042502>
 TASS通信が、ベラルーシのルカシェンコ大統領が24日に同国内に配備されたロシア戦術核兵器の使用条件明文化されておらず、プーチン露大統領と協議して決めると述べたと報じた。 ルカシェンコ大統領によると配備は2023年10月に完了した。
 ルカシェンコ大統領は、国防の基本文書である軍事ドクトリンに核使用のメカニズムは「書かれていない。 われわれがプーチン氏と決めることだ」と述べ、使用に制約を設けず、同盟国ロシアと合意すれば使えるとの考えを示唆した。 ウクライナ侵攻などを巡ってロシアやベラルーシと対立する欧米への牽制とみられる。
2024.04.25
 05:24
TBS News

(Yahoo)

アメリカ 射程300キロの長距離ミサイル「ATACMS」ウクライナに供与 米メディア「すでに2発ロシアへの攻撃に使用」 <2405-042501>
 米国務省のパテル副報道官は24日、ウクライナに対して長射程型ATACMSを供与していたことを明らかにした。 バイデン大統領が2月に国家安全保障チームにATACMSをウクライナに送るよう秘密裏に指示し、今月、到着したという。
 安全保障担当のサリバン大統領補佐官は「現在、かなりの数のATACMSが生産され、備蓄されている」と話し、今後もウクライナへの供与を続ける姿勢を示している。
 米国は、2023年10月にもウクライナに射程165kmのATACMSを供与したことを明らかにしているが、NBC TVによると、今回初めて射程300kmの長射程型を供与したという。
 また、ウクライナ軍はすでに2回、ATACMSを使ってロシアを攻撃したと報じている。
2024.04.24 National Defense EMERGING TECHNOLOGY HORIZONS: Defense budget request shortchanges emerging tech <2405-042411>
 米国防総省は11日、FY25の大統領予算要求を公表したが、それは新技術にとって何を意味するのであろうか。
 全体として同省の研究開発に対する要求は$17.2Bで、FY24の$17.82B要求よりも3.5%少なくなっている。 しかし、FY25要求は、FY23年の$16.45B要求よりも大幅に高くなっている。
 FY25予算が要求どおりに計上されれば、防衛産業は国防総省の長期的な研究開発費における現在の成長を維持する上で、事実上アクセルから足を離すことになる。  短期的な試作、システム開発、実証、新機能のシステム統合に重点を置き、より広範な研究、開発、テスト、評価のアカウントが拡大し続ける一方で、研究開発予算の削減は、2030年代以降の長期投資が能力に利益をもたらす時期に、研究開発を弱体化させる。
 とはいえ、これらは防衛産業企業にとって目新しいことではなく、このような要求は、通常、議会の予算編成により通常より高くなる最終的な予算よりもはるかに低くなっている。
 議会が要求を超えて科学技術に充当する金額は、歴史的に、毎年の国防費の総額に連動している。 バイデン大統領とマッカーシー下院議長(当時)が締結した2023年財政責任法により、FY25予算要求は、国防費と非国防費の伸びに設定された制限に準拠するように求められた。
2024.04.24 Janes New aerial vehicle seen on Chinese H-6 bomber <2405-042410>
 中国の西安飛機公司 (XAC) のH-6MWが、新型の空中発射飛翔体を搭載して飛行しているところが写真に撮られた。
 H-6MWは、中国人民解放軍 (
PLA空軍 (PLAAF) の戦略爆撃機のCM搭載型で、Janesは以前、この機が中国航空工業集団公司 (AVIC) のWZ-8超音速高高度偵察UAVの空中発射プラットフォームであると評価した。
 しかし、写真の爆撃機が搭載している新型飛翔体はWZ-8とは形が異なっており、超音速または極超音速航空機を開発するための計画の一部である可能性が示唆されている。
 4月第3週に中国のSNSに初めて登場した新型飛翔体を搭載したH-6MWの写真は、この計画がWZ-8計画に触発されたものである可能性が高い。
2024.04.24 National Defense QUAD-A NEWS: Army exec defends FARA cancellation at Big Helicopter Show <2405-042409>
 米陸軍が3月にFY25予算要求の発表は、将来の攻撃偵察機計画の中止を含む航空勢力の劇的な変化の直後に行われた。 陸軍高官によると、この決定は「容認できないリスク」と戦争の性質の変化に対処するために必要な優先順位の変更を反映している。
 カマリロ陸軍次官はデンバーで4月24日に開催された米国陸軍航空協会の年次Aviation Mission Solutions Summitでの演説で、「皆さんはFY25予算要求の大きな変更をご覧になりました」と述べた。 「なぜこのような変更を行ったのか、そしてさらに重要なことは、それが将来どのように関連しているのかを議論することだ」と述べた。
 陸軍は「Black Hawkのエンジンと機体の生産ラインが閉鎖されるという容認できないリスク」に直面しており、行動を起こす必要があると言った。 ウクライナはまた、UAVや、諜報、監視、偵察任務における無人システムの役割の増大など、戦争が進化するにつれて、優先順位を再焦点を当てる必要性を明らかにした。
2024.04.24
 16:36
Reuters 通信

(Yahoo)

ミャンマー反政府勢力、タイ国境の町から撤退 国軍が反攻 <2405-042408>
 ミャンマー国軍に抵抗する少数民族武装勢力のカレン民族同盟 (KNU) の報道官が24日、国軍の反攻を受けて東部のタイ国境近くに位置するミャワディから「一時撤退」したと明らかにした。 同報道官はKNUの武装組織であるカレン民族解放軍 (KNLA) が同市に侵攻してきた国軍部隊を壊滅させるだろうと述べたが、次の動きについては言及しなかった。
 ミャワディは対外貿易の中継点として重要な戦略地域にあり、KNUが4月に国軍から奪取していた。
2024.04.24
 14:47
Kyiv Post Ukraine regains position near Chasiv Yar as Russia intensifies offensive <2405-042407>
 バフムートの西17km、ウクライナの拠点クラマトルスクの南東36kmにあるドネツク州の都市チャシフ・ヤールは、2月にロシアがアウディーイウカを占領した後、ウクライナ戦争で最も激しいホットスポットとなっている。
 何千名ものロシア軍の墓場となったアウディーイウカの占領は、クレムリンにとって非常に大きな代償を払ったが、キエフへの西側の補給の欠如は、ロシアがチャシフ・ヤールを占領するための前進において、いくつかの戦術的優位性をもたらした。 不利な状況にもかかわらず、ウクライナ軍は手に入れた弾薬で街を頑なに守っている。
 Luby's旅団(註:第76歩兵旅団戦闘団)が、米国の援助がなくても敵の猛攻撃を食い止めているのがわかる。
2024.04.24
 12:15
産経新聞

(Yahoo)

ソロモン 親中ソガバレ大統領派は過半数確保できず 議会選結果確定 連立協議へ <2405-042406>
 南太平洋のソロモン諸島で17日に行われた議会(定数50)選挙の結果が24日に確定した。 親中派のソガバレ首相が率いる与党OUR党の獲得議席は15にとどまり、単独で過半数の議席を確保した政党はなく、与野党の連立協議が始まった。 急速な中国接近を進めるソガバレ氏が続投するかが焦点で、米国や中国、オーストラリアが協議の行方を注視している。
 地元メディアによると、野党連合が13議席、別の野党の統一党が7議席を獲得したほか、少数政党や無所属候補が15人当選しており、各党が取り込みを進めている。
2024.04.24
 11:16
Kyiv Independent Sources: SBU drone attack destroys 26,000 cubic meters of Russian fuel in Smolensk Oblast <2405-042405>
 ウクライナ保安庁 (SBU) のUAVがロシアのスモレンスク州にある2つの石油貯蔵所を一晩で攻撃し、26,000立米の燃料を破壊したと、4月24日にKyiv Independent紙に語った。
 ロシアのメディアや当局者は、スモレンスク州、リペツク州、ヴォロネジ州で一晩中UAV攻撃が行われ、エネルギー施設や産業施設が攻撃されたと報じている。 SNSではスモレンスク州ヤルツェヴォで燃えている石油ターミナルとされる映像がで出回った。
Smolensk州Lipetsk州Voronezh州の位置 (google Map)】
 Kyiv Independent紙の情報筋は、ロシアの国営企業Rosneft社が「スモレンスク州のヤルツェヴォとラズドロヴォにある燃料と潤滑油の貯蔵・ポンプ基地の2ヵ所を失った」と述べたとしている。
 情報筋によると、作戦はSBUのUAVによって行われた。
2024.04.24
 06:34
時事通信

(Yahoo)

ロシア国防次官を拘束 収賄容疑、ウクライナ侵攻中に異例 <2405-042404>
 ロシア連邦捜査委員会が23日にTelegramで、収賄容疑でイワノフ国防次官を拘束したと発表した。 独立系メディアによると、イワノフ次官はショイグ国防相の最側近の一人とされる。
 ペスコフ大統領報道官は、ショイグ国防相に事前通知されるとともに、プーチン大統領に報告済みと明らかにした。
 現地紙RBKによれば、イワノフ次官は軍の官舎建設などの担当だった。
 ロシアによるウクライナ侵攻が続く中での拘束は極めて異例で、政権が長期化を見越し、国防省の綱紀粛正を図った可能性もありそうである。
2024.04.24
 05:35
時事通信

(Yahoo)

英、6年で防衛費14兆円増額 GDP比2.5%に引き上げ <2405-042403>
 英国のスナク首相が23日に訪問先のポーランドで、2030年までに防衛費を国内総生産 (GDP) 比2.5%に増大させる方針を表明した。 今後6年の追加支出額は£75Bに上る。 30年の年間予算は£87Bと、NATO加盟国として米国に次ぐ規模になる。
 ロシアのウクライナ侵攻が長期化する中、NATOは2023年の首脳会議で、防衛支出を「最低でもGDPの2%」とする目標に合意した。 スナク首相が2.5%という「主要NATO加盟国が追随すべき新たな基準」(英政府)を示したことで、目標引き上げの議論はさらに活発化しそうである。
2024.04.24
 04:46
Reuters 通信

(Yahoo)

あらゆる戦線で戦闘拡大を、ハマス軍事部門が呼びかけ <2405-042402>
 ハマスの軍事部門であるAl-Qassam旅団の報道官が23日、ガザでのイスラエルとハマスの戦争開始から200日という節目にAl Jazeera TVで演説し、4月13日のイランによるイスラエルへの攻撃を称賛し、UAVとミサイルによる直接的な攻撃は「新たなルールを設定して、敵とその背後にいる者たちを混乱させた」と述べ、あらゆる戦線で戦闘を拡大するよう呼びかけた。
 またヨルダン川西岸とヨルダンを最も重要なアラブ戦線の一つとし、両地区での戦闘を拡大するよう要請し、「われわれはヨルダン国民に対し、行動を強め、声を上げるよう呼びかける」とした。
 さらにハマスは現在進行中の停戦交渉において、イスラエルが軍事攻撃を停止し、ガザから軍を撤退させ、避難民がガザ北部に戻ることが認められ、封鎖が解除されるという要求を堅持しているとし、イスラエル側が人質交換協定の締結を遅らせており、停戦合意に向けた取り組みを妨害しようとしているとした。
2024.04.24
 01:38
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシア、ウクライナの兵器基地への攻撃を強化へ=国防相 <2405-042401>
 ショイグ露国防相が23日、ロシアは西側から供給された兵器が保管されているウクライナの基地への攻撃を強化すると表明した。 背景には、米国がウクライナへの安全保障支援を目的とした法案の成立に向けて動いていることがある。
 ショイグ国防相は、国防当局者らに対して「ロシアは西側兵器の優位性という神話を一掃した」とし、ロシア軍は1,000kmの戦線で先手を取ったと主張した。
 ショイグ国防相、米下院が4月20日に法案を可決した$61B近くに相当する新たな軍事援助パッケージをウクライナに提供する構えだと言及した。
2024.04.23 DARPA HP RACER Speeds Into a Second Phase With Robotic Fleet Expansion and Another Experiment Success <2405-042323>
 
RACER E4は、2023年後半にテキサス州の演習場で開催されました。 RACERは、完全に無人のRFVを使用して、非常に多様な地上植生の被覆や、樹木、茂み、岩、斜面、閉塞された溝、装甲機動に馴染みのある多様で複雑な地形に小川を含む15平方哩のエリア内での自律走行を実証した。
 全長20呎のRACER RHP12tのスキッドステア装軌車両で、すでに使用されている2t、長さ11呎のアッカーマン操舵車輪付きRACER RFVを補完する。
 開発チームは、長さ3哩から10哩までのコースで30回以上の自律走行させ、時速30哩までの速度で150以上の自律走行を達成した。
 さらに、RACERプログラムでは、E4でRHPを稼働させ、同様に複雑な地形を自律ルート追従モードで30哩以上走行し、低レベルの自律制御のテスト、センサーデータセットの収集、モビリティの評価、運用の改良を行いました。最後に、E4は戦術を含むRACERグローバルプランニングのソフトウェア開発を開始し、E4軍事基地に駐留する制服を着た対象分野の専門家とフォーカスグループを実施して、戦術的推論のインプットの定義を支援しました。
 RHPは、米国陸軍のUGV戦闘車の検討のため、既に開発し運用されたTextron M5を利用し、Carnegie Robotics社製のRACER自律統合ハードウェアおよびソフトウェアが装備されている。 RACER Phase 2では、ワシントン大学とNASAのジェット推進研究所、オフロード自動運転ではジョージア工科大学、およびデュアリティロボティクス。
HAO L-23 Super Blaník - Spins and stalls (YouTube)】
2024.04.23 Janes Ukraine unveils Mbombe 6 with Spys ROWS <2405-042322>
 ウクライナ軍参謀本部が4月18日に公開した動画には、ウクライナの遠隔操作兵器システム (ROWS) を搭載した南アParamount Gp.製Mbombe 6 6×6装甲車が映っている。 この映像には、ウクライナ軍最高司令官のシルスキー大将が非公開の場所で、Mbombeを含む数両の装甲車両を紹介されている様子が映っている。
 Mbombe 6はParamount Gp.が設計・製造し、インド、ヨルダン、カザフスタンでライセンス供与を受けている
APCで、NATO標準化協定 (STANAG) 4569 Level 4規格までの小火器弾への耐弾性を持つ全溶接鋼製装甲構造になっていて、地雷に強いハニカムフラットボトムの船体設計を特徴としており、全高を下げ、車体下で爆発する10kgの対戦車地雷から保護される。
2024.04.23 National Defense Army Counter-Drone System Gets Stryking Makeover <2405-042321>
 米陸軍が現在開発中
M-LIDS Increment 2.1移動式C-UAVは、現在M-ATV 2両搭載しているシステムをStryker 1両搭載に小型化することで、コストを削減し、維持を容易にし、信頼性を高めるという。
 このためStrykerの乗員を8名から4名に削減している。
2024.04.23
 23:58
Kyiv Independent Ambassador: Ukraine in talks to set up joint production of Patriot systems <2405-042320>
 マルカロワ駐米ウクライナ大使が4月23日のEuropean Pravdaの取材で、ウクライナはロシアの侵略を撃退するために、Patriotの共同生産を米国に求めていると述べた。
 ゼレンスキー大統領によると、ウクライナはロシアの攻撃から国を守るために25個システムのPatriotを必要としているが、クレバ外相は、ウクライナの大都市を守るために今のところ7個システムを確保することに集中していると述べた。
 マルカロワ大使によると、Patriotの共同生産は、ゼレンスキー大統領の訪米中に話し合われた最重要課題の1つだった。
2024.04.23
 23:29
Defense News As Turkish ship heads to Japan, industry eyes Eastern exports <2405-042319>
 トルコ海軍艦が4月8日、日本と近隣諸国への約5ヵ月間の派遣に向けて出航した。
 海軍は、トルコと日本の外交関係樹立100周年を祝うとともに、オスマン帝国のフリゲート艦Ertuğrulが日本を訪問した後の台風で沈没してから134周年を記念して、Ada級コルベット艦Kinaliadaを派遣しが、専門家はDefense Newsに、同艦の東方航海の背後にはより深いメッセージがあり、トルコの防衛産業がアジアでより大きな足場を固める可能性があると語った。
2024.04.23
 21:12
時事通信

(Yahoo)

極右欧州議員のスタッフ拘束 中国に反体制派情報を提供か 独 <2405-042318>
 ドイツ連邦検察庁が23日、独選出のEU欧州議会議員のスタッフを、中国のためにスパイ活動に従事していた容疑で拘束したと発表した。 独メディアによると、拘束されたのは極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」に所属するクラー議員のスタッフという。
 独メディアによれば、拘束されたスタッフは、独国籍を持つ中国出身の男で、捜査当局はドイツに亡命中の中国の反体制活動家に関する情報を収集し、中国当局に渡していたとみている。
 同庁は22日、中国情報機関に協力した容疑ドイツ人男女3人を逮捕したと明らかにしたばかりで、ショルツ首相の訪中終了後に中国の情報活動の一端を公表したことで、6月の欧州議会選挙でも中国との距離感が争点の一つに浮上しそうである。
2024.04.23
 20:31
時事通信

(Yahoo)

ハマス要員5000人残存か ガザ休戦で勢力回復可能 トンネル活用、抵抗長期化も・米紙 <2405-042317>
 New York Times紙が22日、ガザでイスラエル軍と交戦中のイスラム組織ハマスに4,000~5,000人の要員が残っているとのイスラエル当局の分析を報じた。
 イスラエルは13,000人のハマスの要員を殺害したと主張しているが、ガザ北部の地下トンネルに多数の人員が隠れているとみられ、米・イスラエル政府内ではハマスの抵抗が長期にわたって続くとの見方が出ている。 イスラエルは、ハマスの24個大隊のうち19個大隊を壊滅したとし、3月には軍事部門ナンバー2のイーサ氏を殺害した。
 しかし、ハマス指導部の多くはガザの地下トンネル網で生活しており、同紙によると、米当局者は戦闘が休止すれば、ハマスはトンネルを利用し勢力を回復させることになると分析した。
 米情報機関は3月の報告書で、「イスラエルは今後数年間、ハマスの延々と続く抵抗に直面するだろう。 軍はハマスの地下インフラの無力化に苦労することになる」と予測している。 また、戦時内閣メンバーのガンツ前国防相は1月の会合で、ガザでの戦闘が「1年、10年、1世代」続くかもしれないと述べたという。
 イスラエルのネタニヤフ首相は21日、「ハマスにさらなる痛みを伴う打撃を加える。 これは間もなく起きる」と主張したが、これはラファへの侵攻が近いことを示唆したと受け止められている。
2024.04.23
 19:15
時事通信

(Yahoo)

日バーレーン外相、中東情勢で協力 <2405-042316>
 上川外相が23日、バーレーンのザイヤーニ外相と中東情勢を巡り電話会談した。
 イランとイスラエルの対立激化に関し、上川外相は「事態のエスカレーションにつながるいかなる行動も強く非難する」と強調し、両外相は事態の悪化を防ぐために協力することで一致した。
 ガザ情勢も協議し、上川外相はイスラエルとパレスチナが平和的に共存する「2国家解決」の重要性を指摘した上で、バーレーンをはじめアラブ諸国との連携を強化していく考えを伝えた。
2024.04.23
 14:35
朝鮮日報

(Yahoo)

駐中韓国大使館からのメール、北のサイバー攻撃だった…方言でバレる <2405-042315>
 北朝鮮偵察総局のハッカー集団が先日、韓国の外交安全保障専門家に政府機関を名乗るフィッシングメールを大量に送りつけ、情報を奪おうとしたことが分かった。
 韓国政府のセキュリティーメールの書式がそのまま使用されていたが、韓国では使われない北朝鮮式の言葉でその正体が分かった。
2024.04.23
 13:59
毎日新聞

(Yahoo)

AI試験機とF16戦闘機が初の模擬戦 米空軍「飛躍的進歩」 <2405-042314>
 米空軍とDARPAが、AIによる自律飛行試験機が2023年9月にF-16戦闘機との空中近接戦闘(ドッグファイト)の模擬戦を初めて実施し、事故を起こさずに無事に模擬戦は終了したと発表した。
 勝敗は明らかにされていないが、米軍は「良いパフォーマンスを見せ、航空宇宙分野の飛躍的進歩となった」と評価した。
2024.04.23
 11:15

(21:15 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 22 2024 <2405-042313>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月22日の戦況 =
 ロシア軍は、ドネツク州アウディーイウカの北西にあるウクライナ軍の戦線を広範囲に突破することを目指しているようだが、その能力は、米国や他の西側諸国の支援が前線に到着したことで鈍くなる可能性が高い。
 Wall Street Journalが4月22日、ロシアが仕立てた移民危機を武器にしたハイブリッド作戦から身を守るため、フィンランドが具体的な措置を講じていると報じた。
 ロシアは、2023年9月にアルメニアがナゴルノ・カラバフを失うのをロシアが防げなかったことを受けたアルメニアの関係悪化を軽視する一方で、アゼルバイジャンとの関係を強調している。
 ロシア軍はチャシフ・ヤール、アウディーイウカ、ドネツク市の近くとドネツク州とザポリージャ州の州境地帯で前進した。
 ロシアの、バフムート方面で活動するロシアのSudoplatov UAV志願兵が、欠陥があるが安価なFPV UAVを装備していると報じられている。
2024.04.23
 11:00
CNN

(Yahoo)

レバノンからロケット弾35発、イスラエルに死傷者なし <2405-042312>
 イスラエル国防軍 (IDF) が22日、レバノン南部からイスラエル北部のアイン・ツァイティム地域に向けて発射された35発のロケット弾を探知したと発表した。
 IDFは「発射源を攻撃した」とし、レバノンから発射されたロケット弾による死傷者はなかったと説明し、レバノン南部のテロリストを攻撃したという。
 レバノンのヒズボラは声明で「アイン・ツァイティム基地にある第91師団第3歩兵旅団の司令部を数十発のカチューシャロケットで砲撃した」と述べた。
2024.04.23
 08:29
産経新聞

(Yahoo)

英がウクライナに最大規模の兵器供与、ミサイル1600基など 1千億円の追加軍事支援も <2405-042311>
 スナク英首相が23日にポーランドを訪問し、ウクライナに対する£500Mの追加軍事支援を表明した。 2024年に入って表明済みの£2.5Bと合わせ、直近の追加支援の規模は£3Bとなる。
 英政府は加えて、Storm Shadow
ALCMを含むミサイル1,600発以上と、Husky多用途歩兵機動車160両などの軍用車両400両以上、小火器弾400万発小型舟艇60隻を柱とする、英国として過去最大規模のウクライナへの兵器供与を実施することを明らかにした。
 また、スナク首相とトゥスク首相の会談では、英空軍のTyphoon戦闘機部隊を来年ポーランドに派遣し、NATOの枠組みによる同国の領空警備を実施する方向で調整した。  スナク首相はワルシャワで記者会見し、プーチン露大統領はウクライナ侵略戦争に勝利すれば次は他の欧州諸国への侵攻を狙ってくると指摘し、「英国は同盟諸国とともに立ち上がる」と強調した。
2024.04.23
 06:33
Bloomberg

 (Yahoo)

ロシアのラブロフ外相、中国との貿易でほぼ脱ドル化と発言-報道 <2405-042310>
 ロシア国営TASS通信が、ラブロフ外相がモスクワで22日に自国と中国の貿易においてドルの使用をほぼ完全に停止していると語ったと報じた。
 ラブロフ外相は、決済の90%以上は両国の通貨で行われていると説明し、ロシアと中国の貿易および経済協力は、西側諸国による阻止の試みが続いているにもかかわらず、活発に発展しているとも述べた。
 ロシアが2022年にウクライナに侵攻し、西側諸国が制裁を科して以来、両国の経済関係は急成長し、ロシアと中国の貿易額は2023年に26%増加している。
2024.04.23
 06:02
Wedge

 (Yahoo)

【エルドアン敗北】トルコ地方選挙で国民がNO!28年の大統領選で野党陣営は勝利を再現できるか <2405-042309>
 在ワシントンのシンクタンク「中東研究所」のGönül Tol氏が、4月2日付けFinancial Times紙掲載の論説 "Election reverses show Erdoğan is more vulnerable than he thinks" で、3月31日のトルコの地方選挙では、最大野党の共和人民党(CHP)がエルドアン大統領与党の公正発展党(AKP)に圧勝した。 CHPは2028年の国政選挙で今回の勝利を再現せねばならないと論じた。
2024.04.23
 05:13
Reuters 通信

 (Yahoo)

EU、ウクライナ防空強化急ぐ パトリオット供与確約に至らず <2405-042308>
 EUが22日にルクセンブルクで会合を開き、ウクライナの防空強化策を緊急に検討する姿勢を示した。 ただ、ウクライナが最も必要としているPatriotの供与を確約するには至らなかった
 EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は会合後、ウクライナ支援を強化する必要性について全ての加盟国の理解を得ようとしているとし、「Patriotは各加盟国が保有しており、ブリュッセルにはない。 決定は各国次第となる」と述べた。
 EU加盟国の中でウクライナに対するPatriot追加供与を表明したのは、これまでのところドイツのみで、ギリシャ、オランダ、ポーランド、ルーマニア、スペイン、スウェーデンなどもPatriotを保有しているが、政府関係者によると、Patriotは国防の重要な一部であるため、手放すのは難しいという。
2024.04.23
 03:29
毎日新聞

 (Yahoo)

街頭インタビューに答えた男性に強制労働5年判決 ロシア裁判所 <2405-042307>
 Reuters通信などが、モスクワの裁判所が22日に、米系メディア
RFE/RL街頭インタビューでロシア軍に関する意見を述べたモスクワ市民に対し、ロシア軍に関する虚偽の情報を意図的に広めた罪で強制労働5年の判決を言い渡したと報じた。
 Reutersによると、男性はロシアによるウクライナ侵攻開始から5ヵ月後の2022年7月に、RFE/RLの街頭取材に応じ、ロシアとNATOの緊張緩和が必要かという取材記者からの問いに、「もちろん必要で、私たちの政府次第だ。 問題を生み出したのはロシアで、NATOに問題はない」と答えた。 また、ウクライナの首都キーウ近郊ブチャで起きた虐殺については、ロシア軍が「理由もなく」民間人を殺害したと語った。 男性は2023年3月に暴動行為の容疑で当局に拘束され、ウクライナ侵攻後に設けられた戦時下の検閲法に違反したとして訴追された。
 ロシアの人権団体OVD Infoによると、男性は部分的に罪を認めているが、自分の意見が政治的な憎悪によるものだとする判決内容には異を唱えているという。
 ロシア政府は2024年2月にRFE/RLを好ましくない機関に指定し、ロシア国内での活動を禁じた。 またRFE/RLの読者なども訴追の対象になるとしている。
 OVD Infoによると、ロシアでは少なくとも19,855人が反戦の意見を表明したとして拘束されている。
2024.04.23
 02:52
Reuters 通信

 (Yahoo)

モルディブ議会選、大統領率いる親中派政党が圧勝=報道 <2405-042306>
 モルディブ地元メディアが22日、21日に実施された議会選挙で、ムイズ大統領が率いる人民国民会議 (PNC) が圧勝したと報じた。 従来の親インド外交路線から転換し中国寄りになるとみられている。
 モルディブ選挙管理委員会の仮集計やメディア予測によると、PNCは93議席中71議席を獲得し、連立政党と合わせて75議席を占める一方、主要野党のモルディブ民主党 (MDP) は65議席から激減し12議席にとどまる。
 インド太平洋地域での影響力を高めようと、中国とインドはそれぞれモルディブに接近してきたが、2023年の大統領選で当選したムイズ大統領は「インド第一」政策の終結を公約に掲げ、インドとの関係は緊張している。
 ムイズ政権は数十名のインド軍関係者にモルディブからの退去を要請しており、この動きはモルディブの中国へのシフトを加速させる可能性があるとの見方もある。
2024.04.23
 01:31
TBS News

 (Yahoo)

南太平洋ソロモン諸島の総選挙 親中国路線の与党 過半数獲得ならず <2405-042305>
 ソロモン諸島では17日、50の議席を争う総選挙の投票が行われ開票が進んでいるが、親中国路線の与党過半数を獲得できないことが確実となった。
 地元メディアによると、これまでに46議席が確定し、中国と親密な関係にあるソガバレ首相率いる与党は12議席を獲得している。 現在も4つの選挙区で開票作業が続いているが、与党が残り4議席を獲得したとしても16議席にとどまり、単独では過半数に届かないことになる。
 一方、野党連合はこれまでに12議席を獲得し、無所属は10議席にのぼっていて、Reuters通信は、主要な政党は今週、政権樹立に向けた交渉で無所属からの支持獲得を目指すことになるとしている。
 また、野党連合には加わらず7議席を得ている統一党のケニロレア氏は、選挙で勝利すれば対中関係を見直し、台湾との関係再構築もあり得るとの考えを示している。
2024.04.23
 01:26
Reuters 通信

 (Yahoo)

ロシア、ポーランドが米核兵器受け入れなら「あらゆる措置」=報道官 <2405-042304>
 ロシアのペスコフ大統領報道官が22日、ポーランドが米国の核兵器を受け入れる動きがあると軍が分析し、計画が実行されればロシアはあらゆる措置を講じると述べた。
 ポーランドのFakt紙は、ドゥダ大統領はNATO東翼強化に向け、米国と核兵器の受け入れについて協議する用意があると語ったと報じていた。
 これについてペスコフ報道官は「軍が状況を分析する。 こうした計画が実行されれば、ロシアの安全を保障するために必要なあらゆる措置を講じる」と述べた。
2024.04.23
 00:12
RBC Ukraine Moldova reveals Russia's plans to disrupt elections and appeals for EU assistance <2405-042303>
 モルドバ議会のグロス議長がEU議会議長会議で、ロシアはモルドバで今秋に予定されている選挙を妨害したがっていることから、EUの代表はキシナウが民主主義のための闘争を続けるのを助ける必要があると述べた。
 今秋に予定されているモルドバの大統領選挙ではEU加盟の是非を問う国民投票も行われる。
2024.04.23
 00:06
Kyiv Independent Zelensky: Ukraine, US 'finalized' agreements on ATACMS <2405-042302>
  ゼレンスキー大統領が4月22日に、バイデン米大統領との電話会談後、ウクライナが米国との長射程型ATACMSに関する合意を「最終決定」したと述べた。
 米議会下院は4月20日、ウクライナに対する$61Bの援助法案を可決し、数ヵカ月にわたる膠着状態に終止符を打った。 米国の支援は、2023年末以降、政治的内紛によって事実上阻止されていた。 また同法案はバイデン政権に対し、実行可能な場合には「本法の制定日以降」に長射程型ATACMSを供与することを義務付けている。
 米国は数ヵ月にわたる審議を経て、2023年10月に初めてATACMSをウクライナに供与した。 これには、射程165kmの旧型のみが含まれていたが、ATACMSの新型は射程が300kmで、今のところウクライナには提供されていない。
2024.04.23 Stars & Stripes North Korea’s recent launches were practice for nuclear counterattack, state media says <2405-042301>
 北朝鮮の国営メディアによると、22日に北朝鮮がSRBMを数発発射したことは、核弾頭で米国と韓国に反撃する演習だった。 朝鮮中央通信が23曜日に発表した報告書と写真によると、北朝鮮の指導者金正恩少なくとも4基の移動式輸送機・建設装置を含む訓練を主宰した。 韓国合同参謀本部によると、ミサイルは190哩飛翔した後、日本海に落下した。 米インド太平洋軍は24日の声明で、今回の発射は「米軍の人員や領土、同盟国に差し迫った脅威をもたらすものではない」と述べた。
2024.04.22
 23:59
RBC Ukraine Zelenskyy and Biden agreed on supply of ATACMS to Ukraine <2405-042224>
  ウクライナのゼレンスキー大統領とバイデン米大統領ATACMSの供給に合意したと、ウクライナの国家元首が夜の演説で発表した。 ゼレンスキー大統領は、本日ウクライナへのATACMSミサイル供与の問題は解決したと述べた。
 ゼレンスキー大統領によると、バイデン大統領とロシアの攻撃に対するウクライナの防衛問題について協議したという。 特に、ハリコフを守るためのPatriotの供与が議論された。 また、ウクライナはロシアの侵略に対する防衛を強化するためにパートナーと協力していると指摘した。
2024.04.22
 23:56
時事通信

 (Yahoo)

中国のスパイ容疑で3人逮捕 軍事技術データ提供か 独 <2405-042223>
 独メディアが、連邦検察庁が22日、中国の情報機関のためにスパイ活動をした容疑で、ドイツ人の男女3人を逮捕したと発表したと報じた。 軍事転用が可能な革新的技術のデータを中国側に渡した疑いがあるという。
 主犯格の男が、中国の情報機関員と連絡を取って、データを得るためにドイツの大学と協力協定を締結している会社経営の夫妻の助けを得て、科学者や研究者に接触を図ったという。
 中国側に伝えられたとされる情報には、強力な船舶用エンジンに使用可能な機械部品に関するものが含まれていたとみられる。 また、容疑者は、特殊レーザー装置をドイツで調達し、無許可で中国に輸出したとされる。
2024.04.22
 22:51
共同通信

 (Yahoo)

ロシア、アゼル首脳が会談 ナゴルノカラバフ協議か <2405-042222>
 ロシア大統領府が、プーチン大統領が22日にアゼルバイジャンのアリエフ大統領とモスクワで会談し、2国間協力の発展や、地域の安全保障情勢を協議したと発表した。
 アゼルバイジャンが2023年に支配下に置いたアルメニアとの係争地ナゴルノカラバフ情勢も話し合ったとみられる。
 ロシアのペスコフ大統領報道官は17日、ナゴルノカラバフに派遣していたロシアの平和維持部隊が撤退を始めたと明らかにした。 ロシアは2020年のアゼルバイジャンとアルメニアの大規模衝突後に停戦を仲介し、部隊を派遣した。
 紛争に敗れナゴルノカラバフの実効支配を失ったアルメニアのパシニャン首相はロシアを批判し、集団安全保障条約機構 (
CSTO) からの脱退を示唆している。
2024.04.22
 22:50
Defense News Polish president wants NATO nukes for deterring Russia <2405-042221>
 ポーランドのドゥダ大統領によると、ポーランド当局は、NATOの核共有計画にポーランド空軍を含める可能性について米国と協議している。
 ドゥダ大統領は地元の日刊紙Faktの取材に対し「これは、ここしばらくの間、ポーランドと米国の会談の話題で、この問題について何度か会談をしてきた。 それについて尋ねられたとき、私は準備ができていることを隠さない」と語った。
2024.04.22
 22:19
産経新聞

 (Yahoo)

ロシア軍、ウクライナ東部でドネツク近郊の集落を制圧 攻勢続く <2405-042220>
 露国防省が22日、ウクライナ東部ドネツク州の州都ドネツク近郊の集落ノボミハイロフカを新たに制圧したと発表した。 露国防省はこれに先立つ21日にも、ドネツク州の集落ボグダノフカを掌握したと主張しており、東部戦線での攻勢が続いている。
 ボグダノフカは露軍の次の制圧目標とされる高台の要衝チャソフヤルの近郊にある。
NovomykhailivkaBogdanivkaChasiv Yar の位置 (Google Map)】
 ウクライナのゼレンスキー大統領は21日に米NBC TVの取材に応じ、ロシアが第二次大戦の対ドイツ戦勝記念日とする5月9日までにチャソフヤルの制圧を狙っているとして、米下院で可決されたウクライナ支援予算案が早期に成立し、武器供与が再開されるよう訴えた。
2024.04.22
 21:15
朝日新聞

 (Yahoo)

イスラエル首相、ハマスに圧力「数日以内」 ラファ侵攻念頭か <2405-042219>
 イスラエルのネタニヤフ首相が21日に発表した声明で、「今後数日のうちに、我々はハマスに対する軍事的・外交的圧力を強めていく」との方針を示した。
 イスラエルでは22日から1週間にわたる「過ぎ越し祭(ペサハ)」が始まるが、イスラエルがガザ最南端ラファへの地上侵攻に踏み切る可能性もある。
2024.04.22
 17:59
Kyiv Independent Russia claims to have captured Novomykhailivka, Ukraine denies <2405-042218>
 ウクライナ軍第79独立空挺強襲旅団の報道官が4月22日、ドネツク州ノヴォミハイリフカの状況は「緊迫しているが、統制されている」と、、ロシアが同日未明に村を占領したと主張した後にKyiv Independent紙に語った。 報道官は、ロシア軍が「装甲車両の有無にかかわらず」ウクライナの陣地を絶えず攻撃していると語った。
 第79独立空挺強襲旅団は4月19日、ロシア軍がノボミハイリフカ周辺での6ヵ月間の戦闘300品目以上の装備を失ったと報告した。 ノボミハイリフカは、マリインカから南に約10km離れたポクロフスク地区に位置しており、2001年のウクライナ最後の国勢調査では、村の人口は1,400人であった。
 旅団によると、ロシアは村を占領しようとして「前線の狭い部分に30,000人もの戦闘員」を集中させ、村をめぐる戦闘は「秋の終わり」から続いており、それ以来「ロシア・ウクライナ戦争の敵装備の最大の墓地の1つ」となっている。
2024.04.22
 17:36
Focus 台湾

 (Yahoo)

国産コルベット艦2隻、来月初めに就役へ 制海戦力強化狙い量産/台湾 <2405-042217>
 台湾軍関係者が22日、制海戦力の強化を狙う台湾が国内建造量産を進める沱江級コルベット艦のうち、<i>旭江と武江が5月初めに就役する予定であることを明らかにした。
 「空母キラー」の呼び名を持つ沱江級コルベット艦は、試作艦の沱江が2015年に就役した後沱江を基に改良を加え、量産の第一陣として6隻が建造された。
 旭江は量産型3番艦、武江は量産型4番艦で、残る2隻も3月に海軍に引き渡されている。
 軍関係者によれば、海軍は旭江武江の就役訓練をすでに終えており、5月初めに就役式典が行われ、正式に配備されるという。
2024.04.22
 17:33
時事通信

 (Yahoo)

「挑発に断固対応」 海軍シンポ、比は欠席 中国軍トップ <2405-042216>
 Reuters通信などが、中国軍制服組トップである張中央軍事委員会副主席が22日に山東省青島で開かれた西太平洋海軍シンポジウムで講演し、「海洋の紛争を対話で解決する方針を堅持するが、理不尽な挑発には断固として対抗する」と表明したと報じた。
 「西太平洋海軍シンポジウム」に、南シナ海で中国との衝突が続くフィリピンは欠席した。
2024.04.22
 17:26
讀賣新聞

 (Yahoo)

ウクライナメディア「世界最古の軍艦」を大破、ロシア軍は米国の追加支援到着前に攻勢か <2405-042215>
 ロシア国防省が21日、露軍のウクライナ侵略当面の攻略目標とされるウクライナ東部ドネツク州チャシフヤールの東方5kmの村ボフダニウカを制圧したと発表した。 米国のウクライナへの追加支援が到着する前に攻勢を強めている可能性がある。
 露軍は旧ソ連の対独戦勝記念日の5月9日までのチャシフヤール制圧を目指しているとされる。 ウクライナのゼレンスキー大統領は4月21日のNBCの取材に対して米国の追加支援に期待感を示し、「今は砲弾が不足しているが、武器の到着は間に合う。 敵を撃退できると考えている」と徹底抗戦の構えを示した。
2024.04.22
 16:41
時事通信

 (Yahoo)

米に対抗、友好国と結束 中国外相、カンボジア訪問 <2405-042214>
 中国の王毅共産党政治局員兼外相が21日にカンボジアでシハモニ国王と会見し、両国関係をさらに強化していくことで一致した。
 王外相は18日からインドネシアやパプアニューギニアを歴訪し、ブリンケン米国務長官の24日の訪中を前に友好国との結束を誇示した。
 中国外務省によると、王外相は国王に「中国は永遠に最も信頼できるパートナー、最強の後ろ盾となる」と述べ、カンボジアに「実利をもたらす」と強調した。
 中国は、大型インフラ支援を通じてカンボジアへの影響力を拡大しており、2023年に就任した同国のフン・マネット首相は前政権の親中路線を継続している。
2024.04.22
 16:20
Breaking Defense China's new H-20 stealth bomber 'not really' a concern for Pentagon, says intel official <2405-042213>
 米国防総省の情報当局者が、中国のH-20は、実際にシステム設計を見ると、おそらく米国の
LO機体には遠く及ばないと述べた。
 匿名を条件にした国防総省の情報当局の高官が22日、国防総省での記者団との懇談で、米国当局は、H-20として知られる中国の新型長距離ステルス爆撃機は、それが米国の設計に及ばないと確信していると述べた。
 H-20の問題は、実際にシステム設計を見ると、「彼らは、そのシステム能力をB-2やB-21のような方法で、実際にどのように機能させるかという点で、多くの技術設計上の課題に直面している」と付け加えた。
 H-20は、B-21レイダーのような米国の機体に対する中国の答えになると期待されているが、国家の秘密保持が厳しいため、中国の計画についてはほとんど知られていない。
 中国軍高官が3月に国営紙「香港商業日報」に対し、H-20は間もなく公開されるが、時期は明らかになっていないと語ったと報じられている。
2024.04.22
 15:17
FNN Prime News

 (Yahoo)

北朝鮮が発射したとみられる弾道ミサイルは既に落下 防衛省 EEZ外とみられる <2405-042212>
 防衛省が22日15:00過ぎ、北朝鮮からBMの可能性があるものが発射されたと発表した。 さらに数分後に、防衛省は「すでに落下した」と発表した。
 日本のEEZ=排他的経済水域外に落下したとみられる。
2024.04.22
 15:10
時事通信

 (Yahoo)

北朝鮮、日本海に短距離弾道ミサイル 数発、EEZ外に落下か <2405-042211>
 韓国軍によると、北朝鮮は22日15:00頃に日本海にBMを発射した。 短距離と推定される数発で、平壌一帯から発射された。
 日本政府も、少なくとも1発のミサイル発射を確認し、日本の排他的経済水域 (EEZ) 外に落下したとみられると発表した。
 林官房長官は記者会見で、ミサイルの最高高度は50km程度で、250km以上飛翔したと明らかにした。 航空機や船舶への被害は確認されていないという。
 北朝鮮によるBM発射は2日のMRBM以来である。
2024.04.22
 13:45
Reuters 通信

 (Yahoo)

中国、3月ロシア産原油輸入が過去最高に迫る サハリン原油を供給 <2405-042210>
 中国税関総署が20日発表した貿易データによると、パイプラインやタンカー経由を含めた3月のロシア産原油の輸入量が前年同月比12.5%増の1,081万㌧となり、ロシアが引き続き最大の対中供給国であることが分かった。 日量ベースでは255万バレルに上り、過去最高を記録した2023年6月の256万バレルに迫った。
 米国などの制裁を受け海上貯蔵施設で3ヵ月間貯蔵されたままだった、ロシア石油大手Rosneft社のサハリン産Sokol原油が、ロシアのタンカー7隻によって中国に供給されたことが主因で、中国の国有石油・ガス生産大手、中国海洋石油 (CNOOC) 戦略備蓄をロシア産原油で増やしたことも3月に輸入量が伸びた一因だった。
2024.04.22
 11:57
Reuters 通信

 (Yahoo)

中国・青島で西太平洋海軍シンポ、偶発的衝突回避を議論へ <2405-042209>
 隔年開催の多国間海軍協力枠組みの西太平洋海軍シンポジウム (
WPNS) が21日に中国山東省の青島で始まり、30ヵ国の海軍代表者が出席して24日まで海洋安全保障の課題などを議論する。
 関係者によるとWPNSには、米国を代表して太平洋艦隊司令官のケーラー大将が出席し、中国国営メディアによると、オーストラリアやフランス、インド、韓国、ロシア、英国の代表者も参加して、22日に非公開で海洋安全保障などをテーマに各種セミナーを行う。 また、偶発的な衝突の回避を図るため10年前に策定した海上衝突回避規範 (CUES) についても話し合われる。
 中国とフィリピンが南シナ海を巡って対立を深める中での開催となった今年のWPNSは、フィリピンの同盟国である米国と中国との間で火種となりかねない情勢だが、米中国防相は16日にTV電話で2年ぶりに協議を再開しており、WPNSは緊張緩和に向けた一段の軍事外交進展をうかがわせる場として注目されている。
2024.04.22
 11:37
Reuters 通信

 (Yahoo)

米・フィリピンが合同軍事演習、南シナ海などで22日から3週間 <2405-042208>
 フィリピン軍と米軍が22日にフィリピンでBalikatan年次合同演習を開始する。 期間は5月10日までの約3週間で、両軍合わせて17,000名近くが参加する。
 海上訓練は今回初めてフィリピンの領海外で実施され、フィリピンとの防衛関係を強化しているフランスとオーストラリアも参加する。
 米比両軍は、台湾に近いフィリピン最北端の島々や、南シナ海に面したパラワン州西部で、敵に占領された島々を奪還する図上演習を行う。
2024.04.22
 10:49
AFP=時事

 (Yahoo)

シリア駐留米軍基地にロケット弾攻撃 イラク北部から発射 <2405-042207>
 イラク治安部隊が、21日夜に同国北部からシリアに駐留する米軍主導の有志連合軍の軍事基地に向けてロケット弾が発射されたと明らかにした。
 治安部隊は声明で、同日21:50頃、「武装勢力がシリア領内にある多国籍軍の基地を数発のロケット弾で攻撃した」とし、イラク軍が同国北部ニナワ州で大規模捜索を行ったところ、攻撃に使用された車両を発見したとしている。 有志連合軍に対する本格的な攻撃は数週間ぶりである。
 英国を拠点とするシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は、米軍が駐留しているシリア北東部ハラブアルジル基地に、イラク領内から数発のロケット弾が発射されたと述べた。
 攻撃したのは、親イランの民兵諸派連合のイラクのイスラム抵抗運動との見方を示した。
2024.04.22
 10:15

(20:15 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 21 2024 <2405-042206>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月21日の戦況 =
 米上院情報委員会委員長のワーナー上院議員が4月21日、上院が4月23日に追加歳出法案を可決し、バイデン大統領が4月24日までに署名すれば、長射程型ATACMSを含む米国のウクライナへの軍事支援が週末までにウクライナに輸送されることになると報告した。
 ゼレンスキー大統領が4月21日、米国のウクライナへの軍事支援が迅速に行われることで、ウクライナ軍が前線を安定させ、主導権を握ることができると述べた。
 ウクライナ軍が4月21日にセバストポリで、世界最古の現役海軍艦艇であるロシア黒海艦隊の潜水艦支援艦Kommunaを攻撃し損傷を与えた。
 米国が制裁を与えているモルドバの親露派政治家ショル氏が4月21日、10月20日のモルドバ大統領選挙に候補者を擁立する予定の、新たな親露派党派Victoryを創設した。
 Victory党は、クレムリンが複数の親露モルドバの関係者や政党との関係を最近のように維持するのではなく、モルドバでの統一された政治努力に集中することを可能にする可能性が高い。
 ロシアと中国の海軍が4月21日、ウクライナでのロシアの戦争に対する中国の支援を強化する、理解と協力の覚書に署名した。
 クレムリンは、フランスの非政府組織国境なき記者団 (RSF) 」のウェブサイトへの国内アクセスを遮断し、ロシア国民から言論と報道の自由に関する独立した評価へのアクセスを奪った。
 ロシア軍はクレミンナとアウディーイウカの近く、ドネツク州とザポリージャ州の国境地帯で前進した。
 ロシア軍は、前線で小型軽量のオフロード車の使用を増やしている。
2024.04.22
 09:16
Reuters 通信

 (Yahoo)

トルコ大統領がハマス指導者と会談、ガザ人道支援・地域和平協議 <2405-042205>
 トルコ大統領府が、エルドアン大統領が20日にイスタンブールでハマスの指導者ハニヤ氏と会談し、ガザへの人道支援と地域の和平に向けた取り組みについて話し合ったと発表した。
 今回の会談は、イスラエルがイランを攻撃したと報じられ、地域の緊張が高まる中で行われた。 イスラエルがガザへの軍事攻撃を開始して以来、エルドアン大統領とハニヤ氏率いるハマス代表団の会談は初めてである。
  大統領府は声明で「エルドアン大統領はイスラエルが(イランとイスラエル間の)事態進展から利益を得るべきではなく、ガザに再び注目が集まるような取り組みを進めることが重要だと強調した」と述べた。
 NATO加盟国のトルコは、ハマスによる2023年10月のイスラエル急襲を受けたガザ攻撃を非難し、即時停戦を求めている。
 エルドアン大統領はハニヤ氏に対し、トルコは恒久的な停戦とパレスチナの独立国家樹立のために外交努力を続けていると説明したほか、「パレスチナ人が団結して行動することが不可欠だ」と語ったという。
2024.04.22
 08:44
Reuters 通信

 (Yahoo)

シリア米軍基地にイラクからロケット弾発射、親イラン派が攻撃か <2405-042204>
 イラクの治安当局関係者がReutersに、同国から21日にシリア北東部にある米軍基地に向けて少なくとも5発のロケット弾が発射されたことを明らかにした。
 前日にはイラクのスダニ首相が米国訪問から帰国したばかりで、米軍への攻撃は、イラクでイランの支援を受ける組織が2月上旬に攻撃を停止して以降初めてである。
 複数の関係者によると、シリアと国境を接する町でロケット発射装置が設置された小型トラックが炎上し、発射されていないロケット弾の爆発によるもので、この際に戦闘機が上空を飛行していたという。 関係者の1人は「トラックが米軍機に爆撃されたかどうかは調査しなければ確認できない」と述べた。 治安部隊が地域に配置され、別の車両を使って逃走した複数の人物の捜索を開始したという。
 治安情報当局は、イラク軍がシリア国境付近で犯人の広範な捜索を開始したとし、犯罪者に裁きを受けさせると表明した。 関係者によると、トラックは押収され、初期段階の調査では空爆によって破壊されたことが判明したという。
 20日未明にはイラクの軍事基地で大きな爆発があり、イラクの治安組織の人民動員隊 (
PMF) の戦闘員1人が死亡していた。
2024.04.22
 08:36
Reuters 通信

 (Yahoo)

ミャンマーのタイ国境付近で戦闘、住民3000人が避難 <2405-042203>
 ミャンマーのタイ国境付近で20日に民主派や少数民族武装勢力などの反政府側と国軍が衝突した戦闘が発生し、住民3,000人が避難を強いられている。
 反政府側が4月11日に主要都市ミャワディの掌握を宣言した後、国軍はミャワディやその他の拠点から組織的な撤退行動に移っている。
 この日の戦闘は、そうした国軍に対して反政府側が攻撃を仕掛けたとみられる。 タイのTV局のX (Twitter) への投稿によると、反政府側は機銃掃射したり、UAVから爆弾を投下したりした。
 ミャンマーの国営TVは、反政府側がかなりの砲爆撃を行ったが、国軍は空爆で反撃し、反政府側が多大な損害を被って引き揚げたと報じている。
 タイのセター首相は、情勢を注視しており、必要なら人道支援を提供する用意があると発言した。
2024.04.22
 07:14
Reuters 通信

(Yahoo)

米、イスラエル部隊に制裁方針と報道 ネタニヤフ氏「全力で闘う」 <2405-042202>
 米ニュースサイトのAxiosが20日、米政府ヨルダン川西岸で活動しているイスラエルの部隊ネツァ・イェフダ」に制裁を科す計画だと報じたのに対し、21日にイスラエルのネタニヤフ首相は全力で闘うと述べた。 ネタニヤフ首相は声明で「もし誰かが我が軍の部隊に制裁を科すことができると考えているなら、私は全力で闘う」と述べた。
 イスラエルの戦時内閣閣僚のガンツ前国防相は21日に声明を発表し、ブリンケン米国防長官にこの問題を再考するよう求めたと明らかにした。
 米財務省は19日に、ヨルダン川西岸でパレスチナ人を攻撃した「過激派」の入植者2人のための数万ドルの資金調達を支援したとして2団体に制裁を科すと発表している。
2024.04.22
 06:02
Wedge

(Yahoo)

「バイデンはウクライナを邪魔するな」ロシア製油所へのドローン攻撃に対する停止要求は不当 <2405-042201>
 Financial Times紙が3月22日、バイデン政権はウクライナにロシアの製油所を攻撃する作戦を停止するよう要求し、「ドローン攻撃は石油価格を押し上げ報復を招くリスクを冒す」と警告したと報じた。
 また、米国のNATO大使は4月2日に「ロシア領内の標的を狙うことについて、米国はこれを特段支持するものでない」と述べたと報じられた。
 これに対しWall Street Journal紙は4月5日付け社説‘Biden Tells Ukraine Not to Hit Russia’で、バイデン政権はウクライナの邪魔をすべきでないと論じている。
 同紙は、ウクライナは1月以来にロシアの30ヵ所の主要な製油所のうち少なくとも15ヵ所を攻撃したのは、西側が西側供与の武器でロシア領を攻撃することを認めたがらないので、ウクライナは自国製のUAVを用いている。 これらの攻撃のうち幾つかは国境から750哩超も入った場所で行われたもので、ウクライナの軍事的イノベーションを証明するものであると述べている。
2024.04.21
 18:49
産経新聞

(Yahoo)

ロシア西部への無人機攻撃で2人死亡 ウクライナ「エネルギー施設が標的」 <2405-042112>
 ロシア国防省が20日、19日~20日にかけての夜に露西部8州でウクライナのUAV 50機を迎撃したと発表した。 この攻撃によりベルゴロド州で民間人2人が死亡し、スモレンスク州では迎撃したUAVの破片により燃料タンク火災が起きたと発表した。 露国防省によると、迎撃したUAVはベルゴロド州で26機、ブリャンスク州で10機などだった。
ベルゴロド州スモレンスク州ブリャンスク州 の位置 (Google Map)】
 Reuters通信は、ウクライナ情報筋が20日に、露軍の軍備生産を支える施設を攻撃対象ロシアのエネルギー施設を攻撃したことを認めたと報じた。
 Reutersによると、ウクライナ情報当局者は「UAV攻撃で少なくとも燃料貯蔵庫1ヵ所と配電所3ヵ所を破壊した」と説明した。
 電力インフラに対する露軍の攻撃を受け続けているウクライナ側は長距離飛行が可能なUAVを使って対抗する狙いとみられる。
2024.04.21
 15:07
Kyiv Independent Poland, Lithuania, other NATO allies begin military exercise around Suwalki Gap <2405-042111>
 ポーランド、リトアニア、米国を含むNATO加盟国軍が、4月21日にリトアニアのスワルキ隘路周辺で演習を開始した。 スワルキ隘路は、ベラルーシとカリーニングラードの間でポーランドとリトアニアの国境にある65kmの細長い土地で、ロシアとNATOの間の軍事紛争の潜在的な発火点であると考えられてきた。
【Suwalki Gap に関する記事:2002-013005 (S&S 2020.01.30)】
 リトアニアの公共放送LRTによると、この演習はポーランド軍とリトアニア軍が2022年に共同で計画したもので、少なくとも1,500名の将兵と数百品目の装備が参加する。 演習の詳細は大部分が機密扱いだが、LRTはリトアニア軍の発表を引用して、主な目的はスワルキ隘路地域での共同防衛を確認することだと報じた。
 この演習は、リトアニアで4月19日に開始された同様の米国主導の演習Saber Strikeと並行して実施されている。
 ロシアによるウクライナへの全面侵攻以降、スワルキ隘路地域の緊張が高まっており、NATO軍は定期的に演習を実施し、集団防衛力の向上を図っている。
2024.04.21
 12:07
時事通信

(Yahoo)

米、イスラエル軍部隊に近く制裁 ヨルダン川西岸で人権侵害 報道 <2405-042110>
 米ニュースサイトAxiosが20日、ヨルダン川西岸で人権を侵害したとして、米国務省が近くイスラエル軍部隊に対する制裁を発表すると報じた。 制裁が科せられると、米国の援助や訓練などを受けられなくなる。
 イスラエル軍部隊が制裁対象になるのは初めてという。
 対象となるのは、イスラエル軍の「ネツァ・イェフダ大隊」で、2022年1月に西岸の検問所での取り調べを拒否したパレスチナ系米国人男性に手錠や猿ぐつわをしたまま放置し死亡させたなどとして、国務省が調査を進めていた。
2024.04.21
 12:01
Kyiv Indipendent Update: Ukraine's Navy confirms Russian ship Kommuna hit in Sevastopol <2405-042109>
 ウクライナ海軍報道官が4月21日、Ligaの報道機関に対し、海軍が占領下のセバストポリで海軍艦船を攻撃したが、それがサルベージ船Kommunaであることを確認したと語った。 現時点で損傷の程度は不明である。
 Kommunaは1915年に進水し、ロシア海軍で現在も就役している最古艦である。
 その日早く、ロシアの代理当局者ラズボザエフは、セヴァストポリで対艦ミサイルが撃退され、破片が小さな火災を引き起こしたが、すぐに消火されたと語った。 SNSに投稿された未確認の動画には、ロシア海軍の艦艇が炎上している様子が映っており、地元メディアはクリミア大橋が閉鎖されたと報じた。
 海軍報道官は3月30日、ウクライナ軍の攻撃が成功したことを受け、ロシアが占領下のクリミア半島の港から主要艦艇のほぼ全てを撤退させたと発表していた。
 パルチザングループのAteşは3月27日に、ウクライナの無人兵器による黒海艦隊へのさらなる攻撃を防ぐため、ロシア軍がセバストポリ湾の入り口に防壁を建設していると報じた。
2024.04.21
 11:00
朝日新聞

(Yahoo)

中国の銀行がロシアと取引停止 米国の圧力、経済に打撃も <2405-042108>
 中国の銀行が3月以降、相次いでロシアとの貿易決済を停止している。 ウクライナ侵攻を継続するロシアへの包囲網を強めたい米国の圧力が背景にあり、中露の貿易にも影響が出ているという。
 他の友好国でもロシアとの取引を停止する銀行が相次いでおり、回復傾向にあるロシア経済への打撃となる可能性もある。
【関連記事:2405-041214 (Reuters 2024.04.12)】
 ロシアのペスコフ大統領報道官は17日、米国の対中国制裁の脅威について報道陣に問われ、両国関係の懸案になっていることを認めた。
2024.04.21
 09:30

(19:30 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 20 2024 <2405-042107>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月20日の戦況 =
 米議会下院が4月20日、ウクライナに$60Bの支援を行う追加歳出法案を可決した。 上院で可決され大統領が署名するなどの手続きを経て、ウクライナの前線に物資を輸送するには数週間かかるため、その間に前線の状況は悪化し続ける可能性が高く、特にロシア軍が米国の新たな支援が到着するまでの限られた時間を利用して攻撃を強めればなおさらである。
 ウクライナ軍は、米国の安全保障支援を待っている間、今後数週間でさらなる後退に見舞われる可能性があるが、再開された米国の支援が迅速に到着すれば、現在のロシアの攻勢を鈍らせることができる可能性がある。
 ロシア軍は、ウクライナの物資不足の隙を突くため、今後数週間のうちに攻撃作戦やミサイル・UAV攻撃を強化する可能性が高い。
 ウクライナは、米国の安全保障支援の前線への到着が遅れても、2024年6月までに作戦態勢が大幅に改善される可能性が高く、ロシア軍司令部は、6月に開始する予定の大規模攻勢作戦の大幅な変更を検討する可能性が高い。 しかし、それでも計画通りに進行する可能性はある。
 ウクライナ軍は4月19日~20日に、ロシア国内で複数のエネルギーインフラ施設と燃料貯蔵施設に対してUAV攻撃を成功させたと報じられている。
 ロシア大統領府は、ロシアの情報社会でドネツク人民共和国 (DNR) 関連の声を吸収したり、検閲したりしているという傾向の中で、元DNR軍人の殺害に関する調査の要求を検閲しているようである。
 ロシア軍はチャシフ・ヤール付近とアウディーイウカの北西で前進が確認され、ウクライナ軍はクレミンナの南で前進が確認された。
 ウクライナとロシアの情報筋は、ロシア軍がイランから受け取った可能性のある米国製の203mm砲弾を使用していると報じた。
2024.04.21
 08:39
共同通信

(Yahoo)

米、イスラエル軍部隊を制裁へ ヨルダン川西岸で人権侵害 <2405-042106>
 米ニュースサイトAxiosが20日、ヨルダン川西岸でのパレスチナ人に対する人権侵害を理由に、米政府がイスラエル軍の部隊に近く制裁を科す方針だと報じた。 イスラエルは反発している。
 西岸では、ユダヤ人入植者によるパレスチナ人への暴力が激化し、放火や殺人が頻繁に起きており、イスラエル軍部隊がこうした過激な入植者を護衛するケースも多い。
 米政府がイスラエル軍部隊に制裁を科すのは初めてとなる。 制裁が発動されると、米国の軍事支援や訓練を受けられなくなる。
 制裁対象と報じられたのは「ネツァ・イェフダ大隊」で、ユダヤ教超正統派の男性で編成される。
【註】
 「ネツァ・イェフダ大隊」とはイスラエル軍で「第二軍」とされている主にアラブ系イスラエル人、ドゥルーズ教徒などや高校中退者も多く含まれている部隊で、イスラエルの最も裕福な町や都市の出身者、最高の高校の卒業生から構成されている「第一軍」とは区別されている。
イスラエルの抗議活動で軍内部の分裂が露呈 (Electronic Intifada)】
2024.04.21
 07:13
時事通信

(Yahoo)

遠のく新たな純国産機開発 首脳会談、米に配慮も 空自機、共同生産追求・防衛省 <2405-042104>
 今月開催された日米首脳会談では、航空自衛隊の次期ジェット練習機について共同開発・共同生産を追求することで一致した。 同盟強化の名の下、日本の航空産業の技術を結集させる新たな純国産機開発は遠のくことになった。
 次期ジェット練習機は、空自が現在約200機保有するT-4の後継に当たり、共同開発は米側には商機になる。 岸田首相は訪米中経済面での日本の貢献を強調しており、米軍需産業への配慮もにじむ。
 T-4は、機体が川崎重工業エンジンはIHI製の純国産機で導入から40年近くなり、防衛力整備計画では「T-4後継機の整備を実施する」と記載しており、純国産なら、中小企業を含めて幅広い部品供給網で支える生産体制となる。
 防衛装備庁はこれまでに180億円超を投じてコンパクトな高推力エンジンXF-9を研究し、IHIに発注して試作している。 XF-9は最大推力15t以上でF-22に搭載されるエンジンに匹敵する。 空自の次期戦闘機が英国、イタリアとの共同開発になったことから、航空機産業界からは「技術基盤の維持・強化のため練習機は純国産」を期待する声があった。
2024.04.21
 07:11
時事通信

(Yahoo)

本格衝突避け幕引き図る 攻撃受けたイラン、静観の構え レーダー標的にとどめたイスラエル <2405-042105>
 イスラエルによる19日のイラン攻撃に対し、イラン指導部は20日もほぼ静観を続け、イスラエルも表立って攻撃を認めていない。 双方とも「報復の連鎖」による本格衝突は避けたい考えとみられ、慎重な対応に努めている。
 最大の焦点は、イランが1日の在シリア大使館空爆への報復として行った大規模攻撃に続き、再びイスラエルに反撃するかどうかで、Wall Street Journal紙は19日、イランの対応は緊張激化回避の意図の表れで、米政権内でも作戦についてかん口令が敷かれていると伝えた。
 イランのライシ大統領は、19日の演説では同日未明の攻撃に触れず、先の対イスラエル直接攻撃の戦果を改めて誇示するにとどめており、最高指導者ハメネイ師や革命防衛軍も、イスラエルによる攻撃への反応は一切示していない
2024.04.21
 06:31
共同通信

(Yahoo)

イラン防空システム被害か イスラエルの反撃、米報道 <2405-042103>
 New York Times紙が20日、イランに反撃したイスラエルがイラン中部ナタンズにある核施設を守る防空システムに損害を与えていたと報じた。
 イランは探知できなかったとみられ、精密攻撃ができるイスラエル軍の能力をイランに見せつけるのが狙いだったとしている。
 イスラエルが使った兵器は不明だが、同紙による衛星画像の分析では、ナタンズがあるイスファハン州の対空レーダが損傷していることが確認できた。
 イラン政府は再報復しない方針を明らかにしており、1日の在シリア・イラン公館攻撃に始まる両国の対立はひとまず収束する方向に向かっている。
2024.04.21
 03:03
毎日新聞

(Yahoo)

米下院、ウクライナ支援案を可決 軍事支援が本格再開の見通し <2405-042102>
 米議会下院が20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対して総額$60.8B(9兆4,000億円)を支援する緊急予算案を賛成多数で可決した。 緊急予算案は共和、民主両党の超党派の支持で可決された。 予算成立には上院での可決とバイデン大統領の署名が必要だが、最大の障壁だった下院を通過したことで、停滞していた米国の軍事支援が本格的に再開される見通しとなった。
 ウクライナによる米国製兵器や防空システムの購入、ウクライナに供与している米軍の装備品の補充などに充てられる。 共和党のトランプ前大統領の意向も踏まえ、ウクライナや周辺国への財政支援$9.5Bは貸し付けとなった。
2024.04.21
 01:00
RBC Ukraine US may send additional military advisors to Ukraine - Politico <2405-042101>
 米国は、ロシアが2年間の戦争で勢いを増しているように見えると考えている。 彼らはウクライナの大使館に追加の軍事顧問を派遣する可能性を検討している、とPoliticoは報じている。
 国防総省報道官のライダー少将は、顧問は戦闘の役割を担わないが、ウクライナ政府と軍に助言し支援すると述べた。
 「この紛争を通じて、国防総省は、安全保障状況の変化に応じて、ウクライナにおける米国のプレゼンスを見直し、調整してきた。 我々は現在、大使館の国防協力室 (ODC) を強化するために、数人の追加顧問を派遣する可能性を検討している」とライダー少将はPoliticoへの声明で述べた。
 ライダー少将は、同事務所は本質的に非戦闘的な様々な助言や支援任務を遂行していると付け加えた。
2024.04.20
 23:38
共同通信

(Yahoo)

中国外相、AUKUS 批判 南太平洋パプアを訪問 <2405-042015>
 中国の王毅外相が20日、訪問先の南太平洋パプアニューギニアでトカチェンコ外相との会談後の記者会見で語った内容として中国外務省が、米英豪の安全保障枠組みAUKUSについて「太平洋島嶼国はいかなる大国の裏庭でもない。 米国はこの地域に原子力潜水艦開発を引き入れ重大な核拡散リスクを引き起こしている」と批判したと発表した。
 この日の会談で双方は、中国がパプアに打診している警察訓練などを含む治安協力について議論したとみられる。
 オーストラリアと伝統的に関係の深いパプアにAUKUSに協力しないよう働きかけたもので、こうした中国の動向にオーストラリアは警戒を強めている。
2024.04.20
 19:10
時事通信

(Yahoo)

ハマス、拠点移転を検討か カタール撤退なら休戦交渉困難に 報道 <2405-042014>
 Wall Street Journal紙が20日、ハマスが最高指導者を含む政治部門の拠点カタールから別の国に移転検討していると報じた。 アラブ諸国の当局者は、ハマスが最近、拠点移転に関し中東地域の少なくとも2ヵ国に接触したと説明し、このうち1ヵ国はオマーンだという。
 カタールはガザで続くイスラエルとの戦闘の休止交渉を仲介しており、移転すれば協議は一層困難になる可能性がある。 休戦案を巡る交渉はここ数週間、行き詰まっていることから、カタールなど仲介国はハマスに譲歩を迫り、時折「追放の脅し」を突き付けたという。
 仲裁関係者は、仲介国とハマスの間で不信感が高まっていると指摘しており、別の関係者は、移転すれば交渉がひっくり返る可能性が非常に現実的となると懸念を示した。
2024.04.20
 17:55
Kyiv Independent Ukraine's obsolete S-200 missile systems reportedly back on track to hit Russian targets <2405-042013>
 ウクライナが4月19日夜に初めて、戦闘任務を遂行していたロシアのTu-22M3をS-200 SAMで撃墜した。 撃墜されたTu-22M3はロシアのスタヴロポリ地方に墜落したと報じられている。
 ロシア国防省は、同機が基地への帰還中に「技術的な不具合」で墜落したと主張している。
 ロシアは、ウクライナとの全面戦争でTu-22M3を定期的に使用し、空母を破壊するように設計されたKh-22対艦ミサイルを発射している。 空軍によると、ロシア軍は4月19日夜に、Kh-22 6発を含む15発のミサイルで攻撃した。 このうち2機は、ウクライナ軍に撃墜されたと報じられている。
2024.04.20
 14:56
時事通信

(Yahoo)

親中派首相、議席守る 政権維持は予断許さず ソロモン諸島 <2405-042012>
 ソロモン諸島の総選挙で選挙管理委員会が20日、中国と緊密な関係を築いてきたソガバレ首相が、自身の選挙区で接戦を制し議席を守ったと発表した。
 選管によると、17日に投票された小選挙区でのソガバレ首相の得票は1,808票で、1,549票だった次点の野党候補に詰め寄られた。 同時に行われた地方議会選挙では、親中派のマライタ州首相フィニ氏が落選した。
 ソガバレ政権は2019年に台湾と断交して中国と国交を樹立、2022年に中国と安全保障協定を結んでおり、主要野党は過度な中国依存を見直すよう訴えている。
 他の選挙区では、対中関係の見直しを唱える主要野党や無所属の候補も議席を獲得しており、ソガバレ首相が政権を維持できるかどうかは予断を許さない。 大勢判明は22日ごろになる。
2024.04.20
 13:33
時事通信

(Yahoo)

緊張緩和へ慎重対応 戦闘機からミサイル3発か イスラエル・イラン <2405-042011>
 イスラエル軍が19日未明にイラン領内を攻撃したと伝えた米メディア報道から1日が経過する中、双方共に表立って攻撃があった事実は認めていない。 「報復の連鎖」による本格的な衝突は避けたい考えとみられ、緊張緩和に向け慎重な対応に努めている。
 ABC TVによると、イスラエルは戦闘機を出動させ、イラン国外からミサイル3発を発射し、中部イスファハン州ナタンズにある核施設の防護用の防空レーダを攻撃したという。 ただ、核施設を含め、被害は伝えられていない。
 ニューヨークを訪問中のイランのアブドラヒアン外相は19日にNBC Newsに対し、イスラエルによる攻撃があったことを否定し、「イスラエルが新たな冒険主義に出ない限り、報復しない」と述べた一方、「決定的な行動に出れば後悔させる」と警告した。
2024.04.20
 12:21
テレ朝 News

(Yahoo)

イスラエルが戦闘機でミサイル3発発射か 米メディア「標的は防空レーダー」 <2405-042010>
 イスラエルによるとみられるイランへの反撃について米国メディアは、イスラエル軍の戦闘機がミサイルで防空レーダを攻撃したと報じた。
 ABC TVは19日、米政府高官の話として、イスラエル軍の戦闘機がイランの防空レーダを攻撃目標にしてイラン国外から3発のミサイルを発射したと報じた。
 目標となったレーダは核関連施設を防衛するためのもので、今回の攻撃はイスラエルが核関連施設を破壊する能力があることをイランに示す狙いがあったとみられている。
 イランのアブドラヒアン外相は19日に行われた米メディアの取材に対し、「現時点で反撃の計画はない」と述べた一方、「イスラエルが再び行動を起こすなら、我々はただちに最大限の対応をするだろう」と警告していて、予断を許さない状況が続いている。
【註】
 ナタンツはイラクとの国境から400km以上離れているが、イスラエルは射程1,500kmのJerico 2や射程4,800~6,500kmのJerico 3を装備している。
 記事にあるように「戦闘機でイラン国外から3発発射」となると、射程400kmのLORA TBMをF-15Iから発射させたことも考えられる。 但し、LARAの艦載型は発射試験に成功したと報じられていたが、ALBM型の報告はない。
 因みに、IAI社によるとGPS/INSで誘導されるLORAのCEPは10m級という。
2024.04.20
 11:07
時事通信

(Yahoo)

米軍、ニジェール撤退へ クーデター後にロシア接近 <2405-042009>
 米メディアが一斉に、米政府が19日に西アフリカのニジェールに駐留する米軍の撤退を決めたと報じた。 報道によると、キャンベル米国務副長官が19日にワシントンでニジェール軍政のゼイン首相と会談し、撤退要求を受け入れた。 撤退の詳細な計画を今後話し合い、数カ月程度で完了する見通しだという。
 ニジェールは2023年7月のクーデターで実権を握った軍政がロシアに急接近しており、米国との軍事協力の破棄を発表していた。
2024.04.20
 10:12
毎日新聞

(Yahoo)

イラク軍事施設で爆発か シーア派民兵組織の弾薬庫 米報道 <2405-042008>
 CNNによると、20日にイラクの首都バグダッド南部にある軍事施設で爆発があった。 死傷者の有無などは分かっていない。
 イラクの治安当局者がCNNに語ったところによると、この施設は親イランのシーア派民兵組織の人民動員隊 (PMF) が弾薬庫として利用していたという。
2024.04.20
 08:13
時事通信

(Yahoo)

「戦略巡航ミサイル」を発射 黄海上で19日 北朝鮮 <2405-042007>
 北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、ミサイル総局が19日に朝鮮半島西側の黄海上で「戦略巡航ミサイル」と新型SAMの発射試験を行ったと伝えた。
 戦略巡航ミサイルについては「超大型弾頭部」の威力を確認する実験を行ったという。
 北朝鮮は戦略巡航ミサイルに戦術核弾頭の搭載を想定しているとされ、韓国や米軍基地が置かれた日本を狙う兵器との見方がある。
2024.04.20
 07:34
毎日新聞

(Yahoo)

イスラエルの標的は「イラン核施設のレーダー設備」か 米メディア <2405-042005>
 イラン中部イスファハンで19日あったイスラエルによるとみられる報復攻撃について、ABC Newsは米政府高官の話として同日、イスファハン近郊ナタンツにある核施設を防護するレーダ設備が攻撃目標だったと報じた。 イラン国外からイスラエルの戦闘機がミサイル3発を発射したとしている。
 報道によると、攻撃はイスラエルが核施設を損傷させる能力があることをイランに伝える目的だったという。 ナタンツには、核兵器の材料である濃縮ウランを作る地下施設がある。
 ただ、CNN TVは衛星画像の分析を基に、攻撃目標になったとされるイスファハン近郊の空軍基地では目立った被害はなかったと報じた。 爆発による大規模なクレーターや破壊された建物などは確認されていないという。
 イラン国営メディアによると、ニューヨークを訪問中のイランのアブドラヒアン外相は19日、イスファハン上空で3機のUAVを迎撃したと述べ、被害はなかったと主張した。
2024.04.20
 07:30
産経新聞

(Yahoo)

アルメニア、アゼルバイジャンに4集落を返還 平和条約締結へ前進 <2405-042006>
 アゼルバイジャン外務省報道官がX (Twitter) で、アゼルバイジャンとアルメニアが19日に国境画定交渉を行い、アルメニアが実効支配してきた4集落をアゼルバイジャンに返還することで合意したと発表した。 30年間以上にわたり敵対してきた両国が模索する平和条約の締結に向けて前進した。
 両国間では係争地「ナゴルノカラバフ自治州」の支配権などを巡ってたびたび大規模な紛争が発生したが、2023年秋にアゼルバイジャンが軍事作戦を実施し、自治州内のアルメニア系勢力を駆逐して自治州を奪還した。 両国はそれ以降、平和条約交渉を加速させている。
2024.04.20
 03:00
RBC Ukraine Powerful explosion occurred at military base in Iraq - Reuters <2405-042004>
 Reuters通信によると、バグダッド近郊でイラク人民動員軍 (
PMF) の基地で激しい爆発が起きた。 爆発は非常に強力で、事件は19日遅くに発生したとされている。 Reuters通信はPMFの情報筋2人の話として、攻撃で死傷者はなかったが、物的損害をもたらしたと指摘したと報じている。 しかし、AFP通信は、イラク内務省の情報筋の話として、爆発で1人が死亡し、8人が負傷したと報じている。
 さらにPMFの代表は、攻撃はバグダッドの南50kmにあるイスカンダリヤ市近くのカルフォルス基地にあるPMF本部を攻撃目標にしたと語った。
 PMFは、しばしばイランの代理人と結びつけられているが、名目上はイラク軍の支配下にある民兵の連合体であると報じられた。 2023年の冬にPMFは声明で、バグダッドの作戦副責任者であるサーディ(別名アブ・タクワ)が、殺害されたと発表した。
2024.04.20
 02:05
Reuters 通信

(Yahoo)

NATO、ウクライナへの防空システム追加提供で合意=事務総長 <2405-042003>
 ストルテンベルグNATO事務総長が19日、NATO加盟国がウクライナに追加の防空システムを提供することで合意したと述べた。
 ウクライナのゼレンスキー大統領も参加したNATO国防相特別会合後、記者団に対しPatriotのほか、SAMP/Tなど加盟国が提供できる兵器はあり、提供可能なシステムを持たない他の多くの国々もウクライナによる兵器購入に向けた財政支援を確約している」とした。
 ウクライナが受け取ることになる新たな防空システムの基数などの詳細は明かさなかったが、「非常に近い将来にさらなる支援が発表されると期待している」と述べた。
 ゼレンスキー大統領は会合で、ウクライナがロシアの空爆に対応するためにPatriotもしくは高性能防空システムが少なくとも7個システム必要と述べ、ウクライナへの軍事支援強化を求めた。
2024.04.20
 01:50
Kyiv Independent Guardian: Half of British military defense fund for Ukraine remains unused <2405-042002>
 Guardian紙が、英国のウクライナ向け軍事資金£900M ($1B) の半分以上が、官僚的な契約書の提出の遅れにより未使用のままであると報じた。
 英国国防省は、ウクライナ国際基金 (
IFU) と呼ばれる9ヵ国連合を管理している。 IFUは2022年8月に創設された資金調達メカニズムで、他の9ヵ国からの資金拠出金を利用してウクライナ軍の装備を調達している。 この機構には、デンマーク、ノルウェー、オランダ、スウェーデン、アイスランド、リトアニアなどが参加している。
 IFUは前線への武器供与が遅いと批判されている。 過去2年間に西側諸国から寄付された$1B以上のうち、$600Mは英国からのもので、$500Mしかコミットまたは支出されていない。
 一部の英国当局者は、購入した資材の一部は2025年春までウクライナに届かないことを認めている。
2024.04.20
 01:13
Reuters 通信

(Yahoo)

中国はロシア防衛産業を支援、安全保障の脅威あおる=米国務長官 <2405-042001>
 ブリンケン米国務長官がイタリア南部のカプリ島で開かれていた主要7ヵ国 (G7) 外相会合後の記者会見で19日、中国は現在ロシアに兵器の重要部品を提供することでロシアによるウクライナ侵攻を支援していると非難した。
 中国によるロシアの防衛産業の支援について「欧州の安全保障に対する冷戦終結以降最大の脅威」をあおっていると指摘し、米国は中国などに対し、ウクライナにおけるロシアの戦争を支援すべきではないと明確に伝えてきたと述べた上で、「現時点で、中国がロシアの防衛産業基盤に対する主な貢献者になっており、中国は工作機械や半導体など軍民両用製品をロシアと共有しており、これがロシアの防衛産業基盤の再構築に役立っている」と言及し、中国はウクライナに侵攻するロシアを支援しながら、欧州諸国と友好関係を保とうとすることはできないとの考えを示した。
 ベーアボック独外相も「ウクライナに対する違法な戦争を進めているロシアとの緊密な協力関係を中国が公然と追求する場合、われわれは受け入れることはできない」と述べた。
2024.04.19
 23:55
RBC Ukraine Greece plans to develop its own air defense system based on Israel's Iron Dome <2405-041929>
 ギリシャのデンディアス国防相が、イスラエルのIron Domeに似た防空システムの開発を目指しており、空からの脅威から国を守ることを目的としていると述べた。
 彼は、この決定はイランがイスラエル領土にミサイル攻撃を行った後に行われたものであり、この種のシステムは高い精度を示したと付け加えた。
 デンディアス国防相は「国は自らを守らなければならない...ウクライナでの紛争を検証し、対空・対UAVドームの建設が不可欠であると結論付けた」と述べた。
 マクロン仏大統領は、ウクライナにイスラエルと同じミサイル防衛システムを構築することは不可能だと述べた。
2024.04.19
 22:54
産経新聞

(Yahoo)

中国軍に「情報支援部隊」新設 習氏主導の戦略支援部隊は廃止 <2405-041928>
 中国
PLAの機関紙、解放軍報が19日、中国人民解放軍の戦略支援部隊を改編して新たに「情報支援部隊」を創設したと報じた。 軍の最高指導機関である中央軍事委員会の直轄とする。
 戦略支援部隊が担当していた情報、宇宙、サイバーのうち、主に情報部門だけで新たな部隊を編成したとみられ、新部隊の司令官には、戦略支援部隊の元副司令官が就任した。 戦略支援部隊は廃止し、宇宙、サイバー部門は今後、組織を調整するという。
 習国家主席(中央軍事委員会主席)は設立式典で、新部隊は「新たな兵種」であり、設立は「軍の使命の履行に重大で深遠な意義を持つ」と強調し、統合作戦体系に組み込み、効果的な情報支援を行うと述べた。
 戦略支援部隊は、習主席が主導した軍改革の一環で2015年末に発足し、衛星発射センターを含む宇宙部門やサイバー部隊、電子戦部隊など宇宙・情報部門を中央軍事委の下に集約し、戦闘部隊を支援する巨大な組織だったが、ロケット軍と同じく汚職疑惑で幹部らの関与が伝えられており、それに関連した部隊再編の可能性がある。
2024.04.19
 19:46
Focus 台湾

(Yahoo)

中国、中間線付近の支線航空路を一方的に運用開始 民航局が抗議/台湾 <2405-041927>
 中国の民間航空当局が19日、台湾海峡の中間線付近に設定している航空路M503から福州とアモイにそれぞれ伸びる支線W122とW123について、東方向の運用を開始したと発表した。 台湾交通部民用航空局(民航局)は同日、「飛行の安全に著しい影響を及ぼす」として、意思疎通をしていない中国の一方的措置について厳正に抗議した。
 中国は2015年にM503と3本の支線航空路(W121、W122、W123)を一方的に設定し、支線3路線とM503北方向は運用されていなかったが、2024年1月30日にW122とW123について東方向の運用を開始すると一方的に発表した。
 台湾民航局は、W122とW123は離島の馬祖や金門それぞれの空港周辺空域との間隔が狭く、一定のリスクがあるとすると共に、今後双方向で運用された場合、航空機の運航や管制作業の複雑さが増し、天候不良や航空機の操縦に異常が起きた際、飛行の安全に関するリスクが大幅に上昇すると危機感をあらわにした。
 中国に対しては、国際ルールに基づき関連航空路の使用について速やかに意思疎通を図るよう求め、双方の関連機関による調整手順を構築し、双方の飛行の安全と正常な航空輸送を確保するよう呼びかけた。
 国防部も同日、支線航空路は安全な距離が保たれていないとし、潜在的な飛行の安全のリスクがあるとして懸念を表明した。
2024.04.19
 19:23
産経新聞

(Yahoo)

ロシア軍の戦略爆撃機「ツポレフ 22M3」を初撃墜 ウクライナ軍が発表 <2405-041926>
 ウクライナ空軍のオレシチュク司令官が19日、同国軍の防空部隊がロシア軍のTu-22M3を撃墜したと発表した。 オレシチュク司令官はウクライナ各地の都市に対するミサイル攻撃の一翼を、同機が担っていたと指摘した。
 オレシチュク司令官によると、同機の撃墜はロシアによるウクライナ全面侵攻後で初めてである。
 ウクライナメディアが、ウクライナ国防省情報総局の高官ユソフ氏は、撃墜場所がウクライナ国境から300km離れた露領内だったと明らかにしたと報じた。
 一方TASS通信によると、露国防省は同日、ウクライナ国境に近い南部スタブロポリ地方で、戦闘任務を完了して基地に帰投中だったTu-22M3が「技術的故障」により墜落し、少なくとも乗員1名の死亡が確認されたと発表した。
【註】
 Tu-22M3は冷戦時代からの旧式戦略爆撃機で、ロシア空軍は財政上の理由から2008年時点で保有していた147機全ての退役を検討していたが、それでも124機が就役していた。
【関連記事:0812-110005 (IDR 2008.11)】
 その後アビオニクスを80%更新したTu-22M3Mが開発され2018年12月に初飛行した。 ロシア軍はTu-22M3 30機をTu-22M3Mに改良する計画であった。
【関連記事:1807-052308 (JDW 2018.05.23)】
2024.04.19
 19:02
産経新聞

(Yahoo)

バイデン米政権「反撃にグリーンライト出していない」 イスラエルの制御は一層困難に <2405-041925>
 イランからの直接攻撃を受けたイスラエルの反撃を巡り、バイデン米政権は同国のネタニヤフ首相に対して、軍事的緊張の激化を避けるよう暗に自制を促してきたが、ガザに対する軍事作戦と同様、イスラエルの行動は一段と制御が困難となっている。
 CNN TVは、イスラエルによるイラン反撃直後の米東部時間18日夜に「グリーンライトは出していない」としたバイデン政権高官の発言を伝え、米国は反撃に賛同していなかったとのメッセージと捉えた。
2024.04.19
 18:43
共同通信

(Yahoo)

イラン市民に緊張走る 国営放送、核施設は無傷と強調 <2405-041924>
 核施設のあるイラン中部イスファハン州で爆発音。 イスラエルによるイラン反撃の一報が飛び込んだ19日早朝、核施設が目標になったのではないかとイラン国民に緊張が走った。
 国営放送はその後、核施設は無傷と強調し、「平穏な金曜日の朝」とするイスファハンからの中継を続け、不安打ち消しに躍起になった。
2024.04.19
 18:01
Reuters 通信

(Yahoo)

ソロモン諸島の地方選、中国批判の前州首相が再選 <2405-041923>
 太平洋の島嶼国ソロモン諸島で17日実施された総選挙・地方選挙で、中国批判の先鋒として知られるスイダニ前マライタ州首相が州議会選で再選された。 スイダニ氏は同国で最も人口が多いマライタ州の首相を務め、州内で中国企業を禁止して米国からの開発援助を受け入れたが、2023年に州議会の不信任投票で失職していた。
 新たに州首相に就任した親中派のフィニ氏今回の州議会選で落選した。 スイダニ氏は有権者が政権交代を望んでおり「民主主義を信じる州民全てにとって朗報だ」と述べた。
 中国寄りの路線をとる同国のソガバレ首相は2022年に中国と安全保障協定を締結したが、今回は協定締結後、初の選挙となった。
 開票結果は22日までに判明する見通しで、中国、米国、オーストラリアが結果を注視している。
2024.04.19
 14:42
Reuters 通信

(Yahoo)

オランダ半導体や航空・海運業界、中国情報活動の標的に=報告書 <2405-041922>
 オランダの情報機関である軍情報保安局 (MIVD) が18日公表の年次報告書で、中国の情報機関が同国軍の強化を目的にオランダの半導体や航空宇宙、海運業界を目標にして情報収集活動を行っていると指摘した。 オランダから技術を得るために、サイバースパイ活動や企業内の内通者、買収、輸出制限逃れといったさまざまな方法を活用しているとした。
 「中国は西側諸国の知識や技術から自立し、諸外国に匹敵する軍隊を構築したいと考えている」とし、これには未保有の高度な技術を獲得する必要があるため、研究や投資といった合法的な手段だけでなく情報収集活動で海外から技術を得ているとした。
 さらに、中国の情報機関が過去1年間にサイバー活動を拡大・強化したと分析している。
2024.04.19
 13:40
日経新聞 イラン「ミサイル攻撃ではなかった」 ロイター報道 <2405-041921>
 Reuters通信によると、イラン当局者が19日に中部イスファハン州の爆発音は防空システムが作動した結果で、ミサイル攻撃ではなかったと説明しているという。
 米メディアはミサイル攻撃だったと伝えていたが、イラン軍事筋はイスファハンでUAVを迎撃したという。 国営イラン通信は大規模攻撃ではなかったと報道した。
 イランのMehr通信は中部イスファハン州の空港周辺で爆発音が聞こえたと報じていた。 Reutersによると、イラン当局者は爆発音について、防空システムが作動した結果だと説明しているという。
2024.04.19
 13:23
Inside Defense Army guts $4.8 billion from IFPC-HEL in new five-year plan, focuses on 'try' before 'buy' <2405-041920>
 米陸軍が新5ヵ年計画で、
IFPC-DEWへの将来の支出計画から$4.8Bを削減し、軍首脳部が優先事項であり続けると述べているCMDなど将来の予算の安定性を排除する劇的な削減である。
 陸軍のFY25予算要求は、IFPC-HELに$316Mを要求しており、FY24の陸軍の予測と比較して$327M削減されている。
2024.04.19
 13:09
共同通信

(Yahoo)

イラン中部の空軍基地に攻撃と米メディア <2405-041919>
 New York Times紙はイラン当局者3人の話として、同国中部イスファハン近郊の空軍基地に攻撃があったと報じた。
2024.04.19
 13:04
共同通信

(Yahoo)

イスラエル当局がイランへの反撃を確認 <2405-041918>
 New York Times紙によると、イスラエル軍が現地時間19日にイランに反撃したことを複数のイスラエル国防当局者が確認した。
2024.04.19
 12:49
産経新聞

(Yahoo)

米、イスラエルのイラン攻撃に関与せず 事前の通告あり 米報道 <2405-041917>
 イスラエルによるイランへの反撃について、NBC TVは米東部時間18日夜に消息筋の話として、バイデン政権は関与していなかったと報じた。
 攻撃についてイスラエル側から米側に事前の通告があったとも伝えたが、通告がどのタイミングで行われたかは不明である。
2024.04.19
 12:47
毎日新聞

(Yahoo)

イスラエルがイラン攻撃 米CNNも報道 アメリカ側に事前通知とも <2405-041916>
 米CNNは19日(米東部時間18日夜)、米政府の関係者や高官の話として、イスラエルがイラン領内で攻撃を実施したと報じた。 攻撃に先立ってイスラエルは米側に「数日内にイランに対して反撃する」と伝えていたという。
 一方、この高官はCNNに対し「我々はイスラエルの攻撃を承認していない」とも述べた。
2024.04.19
 12:25
毎日新聞

(Yahoo)

イラン爆発「核施設に被害なし」と現地報道 イスラエルが報復か <2405-041915>
 イランで19日、イスラエルによる報復攻撃とみられる爆発があったことを巡り、Reuter通信が同日にイランメディアを引用し、イラン国内の核関連施設に被害は出ていないと報じた。
 イラン革命防衛軍幹部が18日、イスラエルが核施設を攻撃すれば、報復としてイスラエル国内の核施設を攻撃すると発言していた。
 報道によると、爆発はイスファハン近郊で発生し、イランの防空システムはUAVとみられる攻撃に対応するため稼働したという。 イスファハン近郊ナタンツにはウラン濃縮施設がある。
2024.04.19
 12:22
毎日新聞

(Yahoo)

米陸軍も中距離ミサイルの日本配備見送りへ 続く中国との戦力差 <2405-041914>
 米陸軍参謀総長のジョージ大将が18日、連邦上院軍事委員会の公聴会で、地上発射型の中距離ミサイルを装備する
MDTF新たな部隊をノースカロライナ州に配置すると明らかにした。
 Defense Newsによると、別の部隊のコロラド州への配置も内定し、既に配備済みの3部隊を含む全5部隊が米国と欧州に置かれることになり、対中国で検討されていた日本への配備は見送られる公算が大きくなった。 米陸軍は2028年までにMDTFを5部隊創設する計画で、西部ワシントン州、ハワイ州、ドイツに3部隊が既に配備されている。
 陸軍は日本や米領グアムを含むインド太平洋地域に新部隊の追加配備を検討してきたが、日米関係筋によると、日本側は慎重姿勢を見せていたため、報道によると、コロラド、ワシントン、ハワイ各州の3部隊をインド太平洋方面の対応を任務とする方針だという。
2024.04.19
 12:18
テレ朝 News

(Yahoo)

核関連施設への被害は無し イラン・イスファハンの軍事基地付近で3回爆発音 イスラエルがイラン領内へ攻撃か <2405-041913>
 イラン中部の都市で爆発音がしたとイランメディアが報じた。 周辺の核関連施設に被害はないとしている。
 CNN TVは先ほどから詳細は不明としながらもイラン中部のイスファハンの上空で爆発する物体の映像を放送している。 また、米当局者がイスラエルがイラン領内への攻撃を行ったと話しているという。
 一方、イランメディアによるとイスファハンの北西部にある軍事基地近くで3回の爆発音がしたという。 UAVによる攻撃とみられるとしたうえで、周辺の建物の窓ガラスが割れる被害が出ていると報じている。 また、攻撃目標はレーダ施設だった可能性があるとし、周辺の核関連施設への被害は出ていないという。
 イラン国内の複数の都市では航空便の飛行が一時、差し止められているという。
2024.04.19
 12:18
共同通信

(Yahoo)

ミサイル攻撃ではなかったとイラン当局 <2405-041912>
 イラン中部の都市で爆発音がしたとイランメディアが報じた。 周辺の核関連施設に被害はないとしている。
 CNN TVは先ほどから詳細は不明としながらもイラン中部のイスファハンの上空で爆発する物体の映像を放送している。 また米当局者がイスラエルがイラン領内への攻撃を行ったと話しているという。
 一方、イランメディアによるとイスファハンの北西部にある軍事基地近くで3回の爆発音がしたという。 UAVによる攻撃とみられるとしたうえで、周辺の建物の窓ガラスが割れる被害が出ていると報じている。
 また、目標はレーダ施設だった可能性があるとし、周辺の核関連施設への被害は出ていないという。 イラン国内の複数の都市では航空便の飛行が一時、差し止められている。
2024.04.19
 11:46
讀賣新聞

(Yahoo)

イラン当局者、イスラエルのミサイル攻撃を否定…米当局者「核施設は標的ではない」 <2405-041911>
 ABC TVが米当局者の話として、イスラエルが現地時間19日にイランに対してミサイル攻撃を行ったと報じた。 14日にイランから大規模攻撃を受けたことへの報復措置だという。 報道によると、ミサイルはイラン領内に着弾した。
 イラン革命防衛軍に近いFars通信によると、イラン中部のイスファハン北東近郊で現地時間19日未明に爆発音が3回聞こえた。 原因は不明だが、現場にはイラン空軍基地と空港があり、イスラエル軍が攻撃した可能性がある。 基地内で被害は確認されていないという。 イスファハン市内の家屋の窓ガラスが割れたとの情報もある。 Mehr通信も爆発を伝え、防空システムが稼働しているとの現地住民の話を報じた。
 イラン国営通信は19日、イスファハンと北西部タブリーズで爆発音が聞こえたと報じた。 首都テヘランやイスファハン、シーラズのほか、国内西部、北西部、南西部の空港で、航空便の飛行が中止されたと報じた。
 一方、イランの航空宇宙当局者は「イランの防空システムが、小さな飛行物体の迎撃に成功した」とSNSで明らかにした。 攻撃はミサイルやUAVによるものかどうか、確認はできていないという。
 イスラエルのYerushaláyim Postは、シリアのメディアでも、同国の軍関連施設が攻撃目標になったとの情報があると報じた。
2024.04.19
 11:44
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシア凍結資産、G7 がウクライナ融資の担保に活用検討=欧州委高官 <2405-041910>
 欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長が18日、主要7ヵ国 (G7) が、ロシアの凍結資産$300Bウクライナ向け融資の担保に活用することを協議していると明らかにした。 さまざまな選択肢が検討されており、協議は継続中だという。
 G7は17日に財務相・中央銀行総裁会議を開催し、ロシアの凍結資産をウクライナ支援に活用するため、あらゆる手段を引き続き模索すると表明した。 ドムブロフスキス上級副委員長はどの選択肢が支持されているかについては明言を避けたが、ロシア資産を全面的に差し押さえるのではなく、担保にすることが含まれる見通しだと述べた。
 ドムブロフスキス上級副委員長はまた、凍結資産の大部分を保有するEUが数ヵ月以内に、資産から得られる利益や利息をウクライナ支援に充てる措置を承認することを望んでいるとも述べた。
2024.04.19
 11:03
共同通信

(Yahoo)

23年度の空自スクランブルは669回 <2405-041909>
 防衛省は19日、領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した回数が2023年度は669回だったと発表した。
 国別では推定を含め中国が約7割を占めた。
2024.04.19
 10:50
日経新聞 イスラエルがイラン攻撃 ドローンか、空港周辺で爆発音 <2405-041908>
 中東の複数のメディアが19日、イラン領内の複数の場所で爆発があったと報じた。 イスラエルによるミサイル攻撃とみられる。 空港などの軍事施設のほか、核施設周辺で爆発があったとの現地報道もある。 現地メディアは複数の州で防空システムが発動したと報じた。 地元関係者の話として、イスファハン州の北西で爆発音が聞こえたと報じた。 イスファハン空港や空軍基地に近い地域だという。 同州にはイランの核施設もあるが、イラン国営メディアによると、核施設は被害を受けていない。 イスファハン上空でUAV 3機が確認され、防空システムが作動して破壊したという。 航空当局はイスファハンを含む同国内の複数の都市で航空便の飛行を停止した。
 イランは4月1日のシリアのイラン大使館周辺への空爆をイスラエル軍によるものと断定し、13日にイスラエル領内にUAVやミサイルで攻撃したが、米国とイスラエルは99%を撃墜したと説明し、イスラエルのネタニヤフ首相はイランに対して報復する考えを示し、17日のキャメロン英外相、ベーアボック独外相との会談後に「自衛のために必要なことはすべてする」と述べていた。
 イスラエルが攻撃を仕掛ければ、イランはさらなる報復に出る姿勢を示しており、地域大国の両国が全面衝突すれば、大規模な紛争に発展する恐れがある。
 ABC Newsによると、米当局者はイスラエルのミサイルがイラン領内に着弾したことを認めた。
 欧米はイスラエルによる報復攻撃には反対していた。 バイデン米大統領はイランによる攻撃の直後、ネタニヤフ首相に反対の意を伝えたという。
 イタリア南部カプリ島で開催中の先進7ヵ国(G7)外相会合も18日の討議でイランとイスラエルの双方に自制を求めていた。
2024.04.19
 09:30
Forbes

(Yahoo)

スペースXの米スパイ衛星網構築計画、ノースロップが協力=関係者 <2405-041907>
 ウクライナ軽量スポーツ機改造型の自爆UAVが狙っている2番目の目標は、ウクライナの戦線から600km離れたロシア西部コビルキノに配備され、最大3,000kmの探知距離を誇るContainer
OTHレーダで、ウクライナは先週、この巨大レーダを攻撃するため長距離UAVを出撃させたが、命中しなかったとされる。  そこで17日に再び攻撃を試み、今度は少なくとも30m以上あるアンテナ塔約145本が立ち並ぶ広大な施設の近くまで到達させた。
コビルキノの位置 (google Map)】
 ロシアの民間人によって撮影したとみられる地上からの映像には、A-22軽量スポーツ機を改造したUAV 1機がContainer OTHRの施設に向かって飛行し、その後、爆発現場とみられる地点から煙が立ち上る様子が見える。
2024.04.19
 09:26
CNN

(Yahoo)

イスラエル、ガザで押収の「テロ資金」12億円を中央銀行に <2405-041906>
 イスラエル国防省が18日、ガザ地区で押収したILS29M(12億円)をイスラエル中央銀行に引き渡したと明らかにした。 同省は押収した金について、「テロリストの資金」としている。
 同省によると、これらの金は「イスラム組織ハマスの拠点や、イスラエル軍が行方を追っている人物らの自宅」で同軍の特殊部隊が戦闘中に発見し押収したという。 同省によると、ILS170Mが先週、ILS120Mが17日に中央銀行に引き渡された。
 CNNは、「テロリストの資金」とする同省の主張を独自に検証することはできていない。
2024.04.19
 08:35

(18:35 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 18 2024 <2405-041930>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月18日の戦況 =
 ラブロフ露外相は、ロシア軍が2024年夏からハルキウ市の占領を試みる可能性があるという最近のウクライナの情勢見積もりに対して、クレムリン高官として初めて、ロシアの作戦目標の可能性があると明確に特定した、将来のロシアの大規模な攻撃作戦でハルキウ市を占領するロシアの意図を示唆した。
 ウクライナ当局は、ウクライナ軍が4月18日~19日にかけて夜間に初めてウクライナにミサイル攻撃を行ったロシア軍機を撃墜したと発表し、ロシアのウクライナに対する攻撃実施を制限する能力を示した。 しかし、ウクライナの防空能力は依然として低下し限られており、ロシア軍機は特定な地域で脅威を受けることなく自由に活動することができている。
 ゼレンスキー大統領は、米国の軍事支援の遅れによりウクライナ軍の能力が制約されており、更なる砲弾、防空物資、長距離砲・ミサイルシステム、戦闘機など西側諸国の供給を必要としていると強調した。
 ラブロフ露外相がモルドバをウクライナやアルメニアになぞらえたように、親露派のモルドバ関係者は、モルドバにおける将来のロシアの侵略の可能性を正当化する準備を続けている。
 ロシア軍はバフムート、アウディーイウカ、ドネツク市付近で前進が確認された。
 ロシア国防省は、将来予想されるNATOとの大規模な通常戦争に備えて、新たに改編されたレニングラード軍管区 (LMD) の増強を続けている。
2024.04.19
 08:33
Reuters 通信

(Yahoo)

スペースXの米スパイ衛星網構築計画、ノースロップが協力=関係者 <2405-041905>
 事情に詳しい関係者4人が、米国家偵察局 (NRO) とイーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業Space X社のStarShield部門が進める極秘のスパイ衛星網構築計画に、Northrop Grumman社が協力していることを明らかにした。 この計画は低軌道からの目標追跡能力を飛躍的に高め、従来は無人/有人偵察機が担っていた高画質の映像収集を、衛星を通じて可能にすることを狙っている。
 Northrop Grumman社が計画に加わった背景には、取り扱いに細心の注意を要する事業の契約を1社に委ねたくないという当局の意向が働いていると4人の関係者はReutersに説明し、そのうちの1人は、ワンマン経営の企業だけに全てを投資しないというのが政府の利益に一致すると述べた。
 現時点では計画に参加している企業がNorthrop Grumman社だけなのか、また計画の進展に伴って参加企業が出てくるかは分かっていない。
2024.04.19
 05:29
Defense News US Army aims to complete multidomain task force structure by FY28 <2405-041904>
 Defense Newsが入手した米陸軍の内部文書で、2028年度までに
MDTFの編成を完結させる計画であることが明らかになった。
 「未決」と記されているが、これは説明されている決定や計画が変更される可能性があることを意味するが、この文書は、軍の最近の総軍分析と提案された部隊編成計画を全面的に説明している。
 陸軍の最初のMDTFは実験部隊であったが、それ以来、陸軍は最初のMDTF部隊を運用し、最終的にはさらに4個隊を編成する計画で、2018年頃にワシントン州のルイス・マコード統合基地に初めて駐屯した。
 MDTFが参加した米インド太平洋軍の戦域演習は、陸軍のマルチドメイン作戦の戦闘構想確定に資するもので、現在は教義に発展している。
 その後、陸軍は2021年に欧州に、2022年にハワイで別のMDTFを編成した。 この部隊は、陸、空、海、宇宙、サイバー空間など、あらゆる領域で活動できるよう、長距離精密射撃など、陸軍の能力が強化されている。
 陸軍の文書によると、この部隊は中距離能力と長距離極超音速弾発射機を長距離射撃大隊 (LRFB) 司令部の下に統合し、今後5年間で残りの間接防火能力 (IFPC) 大隊で編成される。 陸軍はまた、すべての旅団支援中隊を大隊に改編し、同じ時間枠ですべてのMDTF編成の配置決定を完了することを計画している。
 文書によると、JBLMの最初のMDTFは、マルチドメイン大隊 (MDEB)、IFPC大隊旅団支援大隊長距離射撃大隊とともに、今年度に編成を完結する計画である。
2024.04.19
 00:43
Reuters 通信

(Yahoo)

イラン司令官、核の原則見直し示唆 イスラエル反撃を警戒 <2405-041903>
 イランのTasnim通信がイラン革命防衛軍核安全保障担当幹部が18日、イスラエルの脅威を受け、核を巡る原則を見直す可能性があると述べたと報じたことから、これまでイランが平和目的と説明してきた核プログラムの行方が懸念される。
 イスラエルは、13日のイランによるミサイルとUAVによる攻撃に報復する構えを見せている。
2024.04.19
 00:39
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシア、5-8年で NATO 攻撃の準備整う公算=ドイツ軍トップ <2405-041902>
 ドイツ軍連邦軍総監のブロイアー陸軍大将が、ロシアがウクライナ戦争の影響を受けた軍を再建すれば、5~8年以内にNATO加盟国を攻撃する軍事的準備が整う可能性があると述べた。
 ブロイアー大将は訪問先のポーランドで17日遅くに記者団に対し、「攻撃されるとは言っていないが、可能性はある」とした上で、「5~8年後に脅威がある」と指摘し、「ロシアは大量の軍需物資を生産しているが、その全てをウクライナの前線に投入しているわけではない。 このため、われわれは2029年までに準備を整えなければならない」と述べた。
2024.04.19
 00:38
Defense News South Korea's HHI inks deal to build four ships for Peru's Navy <2405-041901>
  韓国の会社は、今週署名された$463Mの契約の下で、ペルー海軍艦4隻建造する。
 これらの艦艇は、ペルーの海軍水上艦隊を近代化するための野心的なプログラムの一部であり、これには異なるタイプの23隻の船の建造が含まれる可能性があり、その取り組みは30億ドル以上の価値がある可能性がある。 南米の国の主な焦点は、現在海軍の主要な水上戦闘艦として機能している6隻の老朽化したフリゲート艦と換装するために、6隻の高度な多目的誘導フリゲートを取得する。
2024.04.18 Janes Australia completes first prototype of Ghost Shark autonomous undersea vehicle <2405-041816>
 コンロイ豪軍需相が4月18日、オーストラリアの超大型UUV
XL-AUV計画で建造される3隻の試作艇のうちの1隻が完成したと発表した。
 XL-AUVの開発計画は、豪国防省と米国の防衛技術企業アンドゥリル社の子会社であるアンドゥリル豪社と共同開発されている。
 また、このパートナーシップに協力しているのは、オーストラリア海軍のチームである。
 Ghost Shark計画は、豪海軍の持続的な情報収集、監視、遠隔攻撃を行う長距離AUV能力を開発することを目的としている。
2024.04.18
 22:28
共同通信

(Yahoo)

イスラエル核施設に警告 イラン、反撃警戒を強化/td> <2405-041815>
 イランTasnim通信が、革命防衛軍幹部が18日にイスラエルがイランの核施設に対して反撃した場合イスラエルの核施設を「最新兵器で攻撃する」と警告したと報じた。 イスラエルの全核施設を特定したとも主張した。
 革命防衛軍幹部は核政策の見直しも可能だと踏み込んだ。 イランは核兵器保有の意思を否定しており、イスラエルに対する牽制の一環とみられる。
2024.04.18
 22:15
SOEREP US Navy scores first with SM-3 intercepting Iranian missiles targeting Israel <2405-041814>
 米海軍は、イランによるBMの集中砲火からイスラエルを守るために、SM-3を使用した。 週末の交戦はSM-3計画の転換点となり、何年にもわたる開発とテストを経て、その能力が検証された。
 東地中海に展開した駆逐艦Arleigh BurkeCarneyは、この歴史的な出来事の最前線防衛として登場した。
 これらの500呎 (152m) の駆逐艦は、BMを追跡して迎撃にするために特別に改造された
AWSを装備しており、イスラエルにとって海上での重要な盾となった。
2024.04.18
 22:15
Kyiv Independent Ukraine, Czech Republic begin bilateral security agreement negotiations <2405-041813>
 ウクライナ大統領府が4月18日にチェコ共和国と、二国間安全保障協定の草案に関する交渉を開始したと発表した。
 NATO加盟の代わりに、ウクライナはロシアの全面侵攻と戦う中で、できるだけ多くの西側同盟国と同様の協定に署名しようとしており、これまでにラトビア、フィンランド、英国、ドイツ、フランス、デンマーク、カナダ、イタリア、オランダと9ヵ国が契約を締結している。
2024.04.18
 20:39
Kyiv Independent Ukraine war latest: Russian missile launchers, radar stations destroyed in Crimea, Ukraine ups production of Bohdana howitzers <2405-041812a>
 ウクライナ軍情報部 (HUR) によると、ウクライナは4月17日、占領下のクリミア半島ジャンコイにあるロシア軍飛行場を攻撃し、複数の軍事装備を破壊した。
 HURは4月18日、ウクライナ軍がこの攻撃でS-400発射機4基レーダー基地3ヵ所防空作戦指揮所、空域監視装置Fundament-M破壊したと発表した。 更にHURは声明でロシア軍の装備品、航空機、軍人の損失の総数は、まだ確定していないと付け加えた。
 地元のTelegram Channelは、4月17日未明に飛行場近くで爆発が報告され、大規模な火災の映像を公開した。 ゼレンスキー大統領は同日遅く、ウクライナ軍が攻撃したことを認めた。
 地元のパルチザングループのAtesも、攻撃はロシア軍の装備と指揮所を攻撃したと主張した。
 ここ数ヵ月間、ウクライナは占領下のクリミア半島への攻撃を強めており、黒海周辺のロシア軍資産を標的にしている。
 ウクライナ軍は4月15日、ロシア軍幹部の事務所が配備されているクリミア半島の司令部にミサイル攻撃を行ったと、軍の情報筋がKyiv Independentに語った。
<2405-041812b>
 ウクライナ軍の核・生物・化学防衛部隊のパホモフ大佐が4月18日にReutersの取材に対し、ロシア軍は戦場で禁止されている暴動鎮圧用ガスの使用を増やしていると語った。
 ウクライナ軍は以前、ロシアが1925年のジュネーブ議定書に違反して戦場に化学兵器を配備していると述べていた。 暴動鎮圧用ガスを戦場で使用することは、ロシアが署名した1997年の化学兵器禁止条約でも禁止されている。
 パフモフ大佐はReutersに対し、ウクライナは過去6ヵ月間にロシア軍による禁止されている暴動鎮圧用ガスの使用を少なくとも900回記録しており、全面侵攻開始以来の計1,400回のうち、少なくとも900回の使用を記録したと述べた。 ウクライナ支援軍司令部は4月初め、ロシアによる禁止化学兵器の使用が「組織的」レベルに達したと発表した。
 パホモフ大佐によると、ロシアは主にCS、CN、その他のガスを装填したK-51、VOH、RH-VO手榴弾を使用している。
<2405-041812c>
 ゼレンスキー大統領が4月18日、ウクライナの防衛産業が今月中に、Bohdana
SPH 10門が完成すると述べた。 Bohdanaは、6輪車に搭載された国産のSPHで、NATO標準の155mm砲弾毎分最大5発の速度で発射することができる。
 ウクライナが生産するBohdanaの数が増えているのは、米国からの軍事支援をめぐる不確実性が高まる中、国内の兵器生産を増やすための幅広い取り組みの一環である。
2024.04.18
 17:26
時事通信

(Yahoo)

米ボーイング、名古屋に研究拠点 <2405-041811>
 Boeing社が4月18日、名古屋市に研究開発拠点「ボーイング・ジャパン・リサーチセンター」を開設した。
2024.04.18
 16:20
Defense One Global defense spending jumped in 2023 <2405-041810>
 世界の国防費総額は、2022年から2023年にかけて過去10年間で最も速いペースで増加し、各国政府が世界中で展開する安全保障上の危機に対応している。
 Defense Oneの姉妹サイトであるForecast Internationalの新しい報告によると、2023年の軍事費の合計は、上位支出国のほぼすべてで10.4%増加し、世界総額が初めて2兆ドルを超えた。
 ロシアのウクライナ侵攻は、欧州大陸の国々が複数年にわたる近代化計画に着手する中、欧州の国防費増加の大きな推進力として機能し続けている。
 一方、中東の安全保障環境は、2023年10月7日にハマスがイスラエルへの攻撃を開始し、ガザ地区への大規模な攻撃につながったことで混乱に陥り、10月の攻撃を受けて、イランが支援する民兵組織が軍事施設や商船にミサイルやUAVを発射し、より広範な火災の懸念を煽っている。
2024.04.18
 15:30
Kyiv Independent Military intelligence: Ukraine destroys missile launchers, radar stations at Russian military airfield in Crimea <2405-041809>
 ウクライナ軍情報部 (HUR) が、ウクライナは4月17日にクリミア半島のジャンコイにあるロシア軍飛行場を攻撃し、複数の軍装備を破壊したと発表した。
 ウクライナの軍事情報機関は4月18日、ウクライナ軍がこの攻撃でS-400発射機4基レーダー基地3ヵ所、防空作戦指揮所、空域監視機器Fundament-Mを破壊したと発表した。 ウクライナ軍情報部は声明で、ロシア軍の装備品、航空機、軍人の損失の総数はまだ確定していないと述べた。
 4月17日未明に飛行場近くで爆発が報告され、地元のTelegram Channelは大規模な火災の映像を公開した。 ゼレンスキー大統領は同日遅く、ウクライナ軍が攻撃を実行したことを認めた。
 地元のパルチザングループAtesも、攻撃はロシア軍の装備と指揮所を攻撃したと主張した。
2024.04.18
 15:28
AFP=時事

(Yahoo)

イスラエル、対イラン報復攻撃延期 複数報道 <2405-041808>
 イスラエルと米国のメディアが17日、イランによる大規模攻撃を受けたイスラエルは報復する考えだったが計画の実行は見送られたと報じた。 イスラエルの公共放送KANによると、同国はイランから攻撃を受けた場合の報復攻撃計画を策定していたが、ネタニヤフ首相はバイデン米大統領と電話で協議した後、実行に移さないことを決めた。
 イスラエル高官はKANに対し、「外交上の機微に影響された」とし、今後報復がなされるとしても、当初の計画とは異なったものとなるだろうと語った。
 またABC Newsはイスラエル側の匿名情報筋3人の話として、「イスラエルは過去1週間で少なくとも2夜、イランへの報復攻撃を準備していたが、いずれも取りやめた」と報じた。 地域におけるイランの代理勢力への攻撃やサイバー攻撃などが検討されていたとしている。
2024.04.18
 14:55
Kyiv Post Ukraine's strike on Russia's military airfield in Dzhankoi: what we know so far <2405-041807>
 ウクライナ軍情報部 (HUR) が4月18日の午後、ウクライナが17日の早朝にクリミアにあるロシア軍のジャンコイ飛行場を攻撃し、S-400の発射機4基を「破壊または重大な損傷」を与えたと述べた。
 HURは、15:30頃の攻撃でレーダ基地3ヵ所防空指揮統制所、空域監視装置Fundament-M(註:
OTHレーダ)が破壊されたが、死傷者はまだ明らかにされていないと述べた。
 親ウクライナ軍事ブロガーのヴィテル氏は、この攻撃で少なくとも30名のロシア軍兵が死亡し、80名以上が負傷し、負傷者はセバストポリの病院に搬送されていると主張した。
 Kyiv Postは、これらの死傷者数を確認できていないが、複数の情報筋が、ロシア軍第39独立ヘリコプター連隊が拠点を置くジャンコイ飛行場周辺で活動する救急ヘリの画像を公開した。
2024.04.18
 09:55
共同通信

(Yahoo)

イラン、反撃への警戒態勢に 要員退避や船舶護送と米紙報道 <2405-041806>
 Wall Street Journal紙がイラン、シリア両当局者の話として17日、イラン空軍がイスラエルによる反撃に対する迎撃準備に着手、海軍がイラン商船の護送準備をするなど、警戒態勢を取り始めていると報じた。
 イラン革命防衛軍の拠点が多数あるシリアでは幹部要員らが退避を始めたという。
 イランが13日深夜から14日未明に実施した大規模攻撃後、イスラエル戦時内閣は対応を協議した。 反撃の必要性では一致しているものの、攻撃目標や攻撃時期については最終的な結論に至っていないとみられる。
 イランの要人殺害や核関連、軍事関連施設への攻撃などが取り沙汰されている。
2024.04.18
 08:54
時事通信

(Yahoo)

対ベネズエラ制裁を復活 公正な選挙実現へ圧力 米 <2405-041805>
 バイデン米政権が17日、ベネズエラの反米左派のマドゥロ政権公正な選挙の実施を目指す与野党合意を履行していないと判断し、制裁措置を復活させると発表した。
 圧力強化を通じ実現を迫っているが、マドゥロ政権が応じるかは不透明である。
 マドゥロ大統領は7月に行われる大統領選を前に、野党統一候補の出馬を阻止したため、米国務省のミラー報道官は声明で「出馬を妨害し、政敵に嫌がらせをして脅迫し、多数の市民を不当に拘束した」と懸念を表明し、全候補者の出馬容認と政敵釈放を改めて求めた。
2024.04.18
 07:10

(17:10 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 17 2024 <2405-041804>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月17日の戦況 =
 ウクライナ軍は4月16日~17日にかけて、クリミア半島ジャンコイにあるロシア軍の飛行場を攻撃した。
Dzhankoi の位置 (Google Map)】
 ウクライナ軍情報総局 (GUR) は4月17日、モルドビア共和国、タタールスタン共和国、サマーラ州のロシア軍航空基地を攻撃目標にしたと報じられている。
Mordovia共和国Tatarstan共和国Samara州の位置 (Google Map)】
 ロシア大統領府のペスコフ報道官が4月17日、アゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフを占領したことで、アルメニアがロシアとの政治的・安全保障的関係から距離を置こうとしていることについて、ロシアの平和維持軍がナゴルノ・カラバフから撤退を開始したことを公式に認めた。
 グルジア議会は4月17日、ロシアの「外国代理人」法に類似した法案を第一読会で承認し、ロシアの国営メディアは、西側諸国と旧ソ連諸国の政治的不和の報道を増幅させるクレムリンの取り組みをさらに進めるためにこれを利用した。
 バイデン米大統領は、ロシアとそのパートナーがNATOに対する脅威を増大させていると警告し、ウクライナに対する米国の安全保障支援はロシアの脅威に対処できると強調した。
 米議会下院が4月17日、ウクライナに$60Bの支援を行う追加歳出法案を提出し、4月20日に採決を行うと報じられている。
 ロシア軍がアウディーイウカとドネツク市近くで前進が確認された。
 ロシア大統領府が支配するロシア正教会 (ROC) が、ウクライナの戦闘地域に派遣された中華民国聖職者向けの特別訓練コースを準備している。
2024.04.18
 07:00
朝日新聞

(Yahoo)

日米豪比で国防相会談を調整 木原防衛相、大型連休中にハワイ訪問 <2405-041803>
 木原防衛相が5月2~5日の日程でハワイを訪問し、米インド太平洋軍司令官の交代に伴う式典が行われるのにあわせ開催される日米豪比4ヵ国の国防相会談に参加する方向で最終調整に入った。  4月中旬にはワシントンで初めて日米比首脳会談が開催され、首脳らは安保協力の強化で一致しており、今回はこの3ヵ国の枠組みに日本が「準同盟国」と位置づける豪州が加わり、対中を念頭に連携強化を図る方針である。
2024.04.18
 06:04
日経新聞 米下院、20日にウクライナ予算案採決へ 支援再開へ前進 <2405-041802>
 米連邦議会下院が17日、ウクライナを支援する$60Bの緊急予算案を公表した。 返済義務が生じる融資も導入する。 下院で多数派を握る共和党は20日に採決する方針で、ロシアによる5月の大規模攻勢をにらみ支援再開を急ぐ。
 下院の歳出委員会が示した案では
 ① ウクライナに$60B
 ② イスラエルに$26B
 ③ 台湾を含むインド太平洋などに$8B
を充てる。
2024.04.18
 01:20
Kyiv Independent RFE/RL Schemes investigation reveals over 2,000 foreign-made parts used in Russian Sukhoi fighter jets <2405-041801>
 
RFE/RLの調査プロジェクトSchemeが4月17日、ロシアのSukhoi戦闘機に2,000個以上の外国製電子部品が、主に日本と米国製のものが含まれていることを明らかにした。 ゼレンスキー大統領は3月に、キーウへのロシアのミサイル攻撃で推定1,500個の外国製部品が使用されたと述べていた。
 RFE/RLによると、ウクライナの諜報機関筋は、汚職防止独立委員会と協力して、ロシアのSu-27SM3、Su-30SM、Su-34、Su-35S、Su-57に含まれる外国製部品のリストを提供した。 外国製部品は、主に「航法およびミサイル誘導システム、電子戦手段、および航空機と管制点間の通信」として機首と機体中央部に配置されている。
 西側諸国が補給路を断つ広範な制裁措置をとっているにもかかわらず、ロシアはマイクロチップなどの制裁対象品を第三国経由で入手し続けている。 調査によると、ハンガリー、キプロス、トルコ、中国、ロシアの仲介業者が、ロシアの工場への西側の電子部品の流通に関与していたとされている。
 また、ロシアの軍産複合体とつながりのあるロシアを拠点とする販売業者が制裁の対象を逃れていることも指摘している。
2024.04.17 Janes Navy League 2024: Australia's Hypersonix Launch Systems prepares to demonstrate DART scramjet-powered aircraft for DIU <2405-041716>
 ブリスベンに本社を置くHypersonix Launch Systems社は、国防イノベーションユニット (DIU) の
HyCAT計画用の極超音速試験機を製造している。
 DIUは2022年9月に計画参加の募集を行い、Hypersonix Launch Systems社は、2023年9月に打ち上げ契約を締結した。
 2023年4月のDIUの声明によると、この計画では、「操縦可能/非弾道飛行Mach 5を超える速度を維持し、ほぼ一定の飛行条件で少なくとも3分間の飛行時間を維持できる」ことが求められている。
 最初のDART機は製造中で、Hypersonix Launch Systems社は最近、構成品レベルのPDRを完了したという。
2024.04.17
 23:49
日経新聞 ロシア軍死者5万人超を確認 英BBCなど独自調査 <2405-041715>
 BBC放送とロシア独立系メディアのMediazonaが独自の共同調査を基に、2022年2月に始まったウクライナ侵攻で、確認できたロシア兵の死者数が5万名を超えたと報じた。 このうち侵攻2年目は初年を上回る27,300名以上が死亡したとし、ロシアが多大な人的犠牲を払って占領地を広げていると指摘した。
 新しく設けられた軍人墓地から戦死者の名前を確認したほか、公式情報や報道、SNSなどの情報も活用して集計したものだが、ロシアが占領するウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州の民兵は含んでおらず、加味すると数字はさらに膨らむとしている。
 ロシア国防省は自国軍の戦死者数を2022年9月に5,937名と発表して以降、更新していない。
 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年2月の記者会見で、ウクライナ軍兵士の死者が31,00名に上ったと発表していた。
2024.04.17
 22:52
Defense News Poland to join European Sky Shield scheme, following thaw with Berlin <2405-041714>
 ポーランドのトゥスク首相が今週、ポーランドがドイツ主導の欧州Sky Shield構想 (
ESSI) に参加すると発表した。 この動きは、右派政党「法と正義」の前内閣が、ドイツとの冷え切った関係を理由に、この計画への参加に反対していたため、新政権下での大きな政策転換になる。
 一方、2020年に「法と正義」党の支援を受けて再選されたドゥダ大統領は同日、これらの計画についてコメントし、ESSIを「ドイツのビジネスプロジェクト」と呼んだ。
 2022年8月にドイツのショルツ首相がロシアのウクライナ侵攻への対応として発表したESSIには、当初はNATO加盟15ヵ国が参加していたが、その後さらに多くの加盟国が参加し、2月にはトルコとギリシャが参加を表明したことから、参加国は21ヵ国になった。
 ESSIの目標には、防空システムの相互運用性の向上と、大陸全体での能力の共同調達の合理化が含まれる。
2024.04.17
 22:45
SOFREP Israel, US thwart massive Iranian missile barrage in unprecedented attack <2405-041713>
 冷戦時代のミサイル危機を彷彿とさせる緊迫したにらみ合いの中で、イスラエルとその同盟国は、4月13日の夜にユダヤ国家が直面した中で最大の、イランの大規模なミサイルとUAVの集中砲火を阻止することに成功した。
 夕暮れ頃に開始された奇襲攻撃では、イランは、約170機のUAV、30発のCM、120発という驚異的なBMを含む300発以上をイスラエルに向けて発射した。
 中距離の脅威については、米国とイスラエルの共同プロジェクトであるDavid's Slingが中心的な役割を果たした可能性が高い。
 しかし、真の試練は、何百哩を飛翔し、高高度に達することができるBMによってもたらされ、ここではArrow-2およびArrow-3システムが対処した。 Arrow-2は近接弾頭でBMと交戦した可能性が高く、Arrow-3は直撃技術で飛行経路のさらに早い段階で迎撃した可能性がある。
2024.04.17
 22:13
Bloomberg

(Yahoo)

レバノンのヒズボラ、イスラエル軍施設をミサイル攻撃-6人負傷 <2405-041712>
 レバノンのヒズボラがイスラエルのガリラヤ地方にある軍施設をUAVとミサイルで攻撃し、少なくとも6人が負傷した。 ヒズボラはイスラエルがヒズボラの戦闘員を殺害したことへの報復だとしている。
 ヒズボラの傘下にある放送局Al Manar TVが、ヒズボラが17日にイスラエルの偵察拠点を攻撃したと報じた。 イスラエルの救急隊によると、この攻撃で6人が負傷し、うち1人は重体だという。 負傷者が民間人なのか兵士なのかについては言及していない。
 これに対しイスラエル国防軍は17日に攻撃の拠点に反撃し、イスラエルの戦闘機もレバノン南部のヒズボラ軍事施設を攻撃した。
2024.04.17
 22:00
RBC Ukraine Speaker Johnson wants to compel Biden to provide ATACMS to Ukraine <2405-041711>
 ジョンソン米下院議長が、議会がバイデン大統領にウクライナにATACMSを提供させることを提案している。 ただし、対応する法案の内容によっては提供が遅れる場合もある。
 この法案は、バイデン大統領に「可能な限り早く」ウクライナに長距離ATACMSを移転する義務を負うべきだとしている。 しかし、法案に明記されているように、大統領が提供が米国の国家安全保障上の利益に有害であると判断した場合、大統領はそのような移転を差し控えることができる。 この場合、バイデン大統領は議会の国防委員会である上院と下院の歳出・外交委員会にその決定を通知する義務を負う。
2024.04.17
 22:00
朝日新聞

(Yahoo)

ミャンマー情勢の悪化受け、中国軍が実弾演習開始 国境付近で警戒 <2405-041710>
 中国軍南部戦区が17日、ミャンマーとの国境付近で実弾演習を開始すると発表した。 ミャンマー国内では少数民族武装勢力と国軍の衝突が激化し、国軍側が国境付近の要衝などを相次ぎ失う事態になっているためで、経済的にも関わりが深い中国が警戒度を上げているもようである。
 ミャンマー北東部シャン州の中国国境周辺では、2023年秋から国軍と地元の少数民族武装勢力の衝突が激化したため、中国陸軍は2023年11月に国境付近で実戦訓練をすると同時に、政府として双方の停戦仲介に乗り出した。
 2024年に入りシャン州の戦闘は収まったが、他の国境地帯では様々な武装勢力が攻勢に出ており、中国と国境を接する北部カチン州では、3月からカチン独立軍 (KIA) が国軍への攻撃を強め、4月上旬には国境貿易の拠点ルウェジェを奪ったと現地メディアが報じた。
 東部カレン州でも4月、カレン民族同盟 (KNU) が国軍への攻撃の末、タイ国境の要衝ミャワディを制圧した。
 国軍は戦線の拡大に対応しきれず、要衝を相次ぎ失っている。
2024.04.17
 21:48
日経新聞 ロシアの平和維持部隊、ナゴルノカラバフから撤退開始 <2405-041709>
 ロシアのペスコフ大統領報道官が17日、アゼルバイジャンが2023年に支配下に置いたアルメニアとの係争地ナゴルノカラバフから、ロシアが2023年9月に「対テロ作戦」として軍事行動を開始して以来派遣していた平和維持部隊が撤退を開始したと記者団に述べた。
 ロシアとアゼルバイジャン、アルメニアが2020年に締結した合意文書によると、ナゴルノカラバフには2,000名のロシアの平和維持部隊が駐留していた。
2024.04.17
 19:51
日経新聞 日米中など29カ国、海上の衝突回避議論 青島で21日から <2405-041708>
 中国国防省が17日に、21〜24日に海上での偶発的な衝突の回避を議論する「西太平洋海軍シンポジウム」を開き、中国山東省の青島市で日米中のほかインドやインドネシアなど29ヵ国の海軍当局幹部を集め、海洋の安全や国際法に基づく秩序、海の安全保障協力などを話し合うと発表した。
 2国間の会談も調整するという。
2024.04.17
 18:40
時事通信

(Yahoo)

豪国防費、10年後に1.8倍へ 中国にらみ抑止力強化 <2405-041707>
 オーストラリア政府が17日、新たな防衛戦略を発表し、国防費を今後10年間で1.8倍に増やす方針を示した。 南シナ海などで軍事的行動を活発化させる中国をにらみ、抑止力を強化する狙いがある。
 米英豪の安全保障枠組みAUKUSを通じた原子力潜水艦導入計画を着実に進めるとともに、長射程ミサイル配備などに重点投資する。
 マールズ国防相は同日の講演で、「冷戦後の戦略の楽観的な前提は遠い過去のものとなった」と指摘し、「われわれの環境は米中両国の戦略的競争に伴う不確実性と緊張に左右される」と述べた。
 計画では、国防費を2024会計年度(2024年7月~2025年6月)のAUD55.5B(5兆5,000億円)から段階的に増額し、2033会計年度にAUD100.4B(9兆9,000億円)とし、対GDP比は2033年度に2.4%となる。
2024.04.17
 14:35
Kyiv Post ANALYSIS: Ukrainian Long-Range Missile Strike Hammers Russian Airfield in Crimea, Maybe ATACMS <2405-041706>
 ロシアの軍事ブロガーは、ATACMSがジャンコイ飛行場に対する破壊的な攻撃に使用されたと述べた。 Kyiv Postの取材では、何らかのBMが基地に着弾したことを確認した。
 4月17日の早朝、クリミア半島にあるロシアのジャンコイ軍用飛行場で6回もの大規模な爆発と、地平線を照らし出す二次的な爆発があり、地元のSNSはウクライナの長距離ミサイル攻撃で被害が拡大したと報じている。
 キーウ時間03:30頃から少なくとも6発のウクライナ軍BMによる攻撃が成功したことを示している。 数時間後、ロシアの軍事ブロガーは、ATACMSが攻撃に使用されたと主張した。
 ウクライナ当局は、重要な軍用航空インフラと50機近くの戦闘機の本拠地であるロシア空軍の主要施設周辺の道路を封鎖し、攻撃後にはヘリコプターを発進させて地元の空域をパトロールした。
2024.04.17
 11:25
CNN

(Yahoo)

首都で衝突、国会では乱闘 「外国の代理人」法案めぐり ジョージア <2405-041705>
 ジョージアの首都トビリシで16日、激しい論議が続く「外国の代理人」法をめぐってデモ隊と警官隊が衝突した。 国会で審議されている同法案は、ロシア政府が反体制派の弾圧に利用している法律になぞらえて「ロシア法」と呼ばれ、野党や西側諸国が批判を強めている。
 与党「ジョージアの夢」は2023年、抗議運動が相次いだことを受けて法案をいったん取り下げていたが、今回、再び国会に提出した。
 法案は外国から資金提供を受ける組織に対して「外国の代理人」としての登録を義務付ける内容で、違反すれば罰金が科せられる。 この内容については、基本的な自由の制限を狙ったものだとして人権団体も批判していた。
 ジョージアのズラビシビリ大統領は16日に、「トビリシで2夜連続、ロシア法に反対する大規模抗議運動」とSNSに投稿し、「国民の意思に反し、パートナーの抗議を押し切ってこの法案を押し通そうとする当局の主張はあからさまな挑発であり、不安定化をはかるロシアの戦略だ」と述べ、大統領に法案が送られた場合は拒否権を発動すると宣言した。
 法案を推進している与党ジョージアの夢は国会で過半数を制しており、大統領の拒否権を覆すこともできる。
2024.04.17
 11:21
BBC News

(Yahoo)

ロシアの経済、今年は先進国で最も伸びる見通し=IMF <2405-041704>
 国際通貨基金 (IMF) が16日、ロシアの経済成長率が今年、米国を含む世界の先進国を上回るとの予測を発表した。 IMFは、全体として世界経済は「驚くほど回復力があった」と述べた。
 最新の世界経済見通しの中でIMFは、ロシア経済が今年3.2%成長と予測し、伸び幅が英、仏、独を大きく上回るとみている。 2024年の世界経済成長率は3.2%と、1月の前回見通しから0.1ポイント上方修正し、2025年の成長率は前回から据え置きで3.2%のままとした。
2024.04.17
 09:28
AFP=時事

(Yahoo)

イスラエル、報復の構え崩さず イランも態度硬化 <2405-041703>
 イランによるイスラエルへの初めての直接攻撃を受け、両国間の対立が先鋭化してきた。
 イスラエルは報復攻撃に踏み切る姿勢を崩しておらず、一方のイランは攻撃されれば強硬に対応すると牽制している。
 イスラエル軍のハガリ報道官は16日、300を超えるミサイルとUAVによる攻撃を仕掛けてきたイランの行為が「不問に付される」ことはないとし、「われわれとしては静観していることはできない」と語った。
 これに対しイランは、対イスラエル攻撃について、在シリア・イラン大使館の別館がイスラエルに空爆されたのを受けての自衛行為だとし、イスラエルが報復しなければ今回の問題は「収拾」するとの立場を示しているが、ライシ大統領は15日、「イランの国益をわずかでも損なうような行為がなされれば重大で大規模、痛みを伴う対応が伴う」と警告した。
2024.04.17
 06:34
Kyiv Independent Explosions, fire reported at military airfield in occupied Crimea. <2405-041702>
 ロシア系Telegram Channelによると、占領下のクリミア半島のジャンコイ町の軍用飛行場近くで4月17日未明に爆発が報告された。 爆発の後、飛行場で大規模な火災が発生したと伝えられている。
Dzhankoi の位置 (Google Map)】
 オンライン航空データベースによると、ロシア海軍のジャンコイ空軍基地は町のすぐ外にあり、第27混成航空師団の第39ヘリコプター連隊が駐屯している。 伝えられるところによると、連隊はKa-52、Mi-8、Mi-28N、Mi-35Mなど各種攻撃ヘリが配置されている。
 ウクライナ軍参謀本部は2024年初めに、2022年2月24日に全面侵攻を開始して以来、ロシアは300機以上の戦闘ヘリを失ったと報告していた。
2024.04.17
 05:08
共同通信

(Yahoo)

ロシア西部のレーダー設備破壊 無人機攻撃とウクライナ <2405-041701>
 ウクライナ保安局(SBU)の情報筋が共同通信に16日、ロシア西部ブリャンスク州のレーダ設備UAV 7機による攻撃で破壊したことを明らかにした。
 破壊したレーダはブリャンスク州と接するウクライナ北部を監視範囲にしていたという。 情報筋によるとSBUは、ロシア西部ベルゴロド州でも同型のレーダ設備を破壊した。
 ロシアの監視能力を低下させたことで、ウクライナ軍はロシアへのUAV攻撃などを実行しやすくなると主張した。
 ゼレンスキー大統領は15日公開の米公共放送PBSの取材で、米国などに防空態勢の強化を支援するよう訴えた。
2024.04.16
 18:13
朝日新聞

(Yahoo)

統合作戦司令部の新設、改正案が衆院通過 日米の連携強化で課題も <2405-041611>
 衆院本会議で16日、自衛隊の陸海空部隊を一元的に指揮する常設の「統合作戦司令部」新設のための自衛隊法などの改正案が自民、公明、立憲民主など与野党の賛成多数で可決された。
 同司令部は今年度末に市谷で240名規模で発足させ、陸海空に加え宇宙やサイバー、電磁波などの領域の統合作戦を担う。
 「統合作戦司令官」は陸海空の幕僚長と同格の将官とする。
2024.04.16
 11:03
Korea Wave

(Yahoo)

“第2のポーランド”ルーマニアが大規模な兵器導入…韓国からの購入検討か <2405-041610>
 ルーマニアが、最終契約を残しているK9
SPHに加え、K2 MBTとRed Back IFVの購入も検討しており、第2のポーランドになる可能性が予想され、韓国にとってポーランドのように、ロシアのウクライナ侵攻による危機感が、大規模な兵器購入事業につながっている。
 ルーマニアは新型戦車導入事業を控え、5月にK2 MBTに対して実射撃試験を実施する。 今回の試験はK2の性能を確認する最終段階で、試験が終わった後、導入台数と時期などを具体化した後、入札が公告される見通しである。
 ルーマニアの戦車購入は300両程度と推定されている。  Defence Româniaによると、ルーマニア陸軍調達担当官インシカシュ少将は2023年7月に韓国で開かれた「2023韓・ルーマニア防衛産業協力コンファレンス」で「私たちは新たに戦車を300両購入したいが、購入時点は陸軍が決めるだろう」と話した。
 ルーマニアは2023年11月に米国とM1A2 Abrams MBT 54両と戦車回収車 (ARV) 16両を購入する$2.53Mの契約を締結し、現在装備している老朽戦車TR-85M 1400両と換装することを目標にしているが、老朽化した戦車をすべてAbramsに換装する場合、莫大な予算がかかるため、優れた性能と価格競争力、早い納期などのメリットを備えたK2を検討しているとみられる。
2024.04.16
 10:28
共同通信

(Yahoo)

イランのイスラエル攻撃「失敗」 米、事前通告なしと説明 <2405-041609>
 米大統領補佐官のカービー海軍少将が15日の記者会見で、イスラエルに対するイランの攻撃は「失敗した」と断じた。
 しかし、イスラエルが示唆する反撃について「米国は意思決定のプロセスに関わっていない」と指摘し、バイデン大統領はイランとの戦争を望んでおらず、イスラエルのネタニヤフ首相もバイデン大統領の懸念を把握しているとの見方を示した。
 一方、国防総省のライダー報道官は記者会見でイランの攻撃に関し、イランから米側に事前通告はなかったと説明した。
2024.04.16
 09:46
Reuters 通信

(Yahoo)

IAEA 事務局長、イスラエルのイラン核施設攻撃を懸念 <2405-041608>
 国際原子力機関 (IAEA) のグロッシ事務局長が15日、イスラエルがイラン核施設を攻撃する可能性について「常にこの可能性を懸念している」と述べ、双方に「極度の自制」を求めた。
 イランは1日に在シリア大使館がイスラエルによるとみられる空爆を受けたため、報復として13日夜から14日未明にかけイスラエルにBMなどで大規模攻撃を行った。
 中東での紛争激化を避けたい西側諸国は双方に自制を求めたが、イスラエル軍司令官は155日、反撃方針を明らかにしている。
2024.04.16
 09:35
共同通信

(Yahoo)

イスラエル「反撃不可避」 対イラン、米に伝達と報道 <2405-041607>
 米ニュースサイトAxiosが15日、イスラエルのガラント国防相が14日のオースティン米国防長官との電話会談で、イランに対して「反撃せざるを得ない」と伝えたと報じた。
 イスラエル軍のハレビ参謀総長も15日、イランの攻撃により小規模ながら被害を受けた南部ネバティム空軍基地を訪れ「応戦する」との考えを示した。
 イランによるミサイルや無人機での直接攻撃を受け、イスラエルの戦時内閣は15日に、前日に続いて閣議を開き、反撃の標的や時期、方法などを協議した。 詳細は明らかになっていないが、イスラエルのメディアは「強力に反撃する」ものの「地域紛争に発展することは望まない」との方針を確認したと報じ、反撃を巡り、米国と調整する予定だとしている。 米メディアによると、米政府は反撃を支持しない意向で自制を求めている。
 Washington Post紙は当局者の話としてイスラエルのネタニヤフ首相が軍に攻撃目標のリストを提示するよう求めたと報じた。
2024.04.16
 08:28
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシアとウクライナ、黒海の商船安全保障合意が土壇場で白紙に=関係者 <2405-041606>
 事情に詳しい4人の関係者がReutersに、ロシアとウクライナは黒海での安全な商船運航の保障に関して3月に一旦合意に達したが、土壇場でウクライナ側が態度を変えたため、成立しなかったことを明かした。
 協議は国連が後押しし、トルコが仲介する形で2ヵ月にわたって進められ、3月に「黒海における商船航行の安全を確保する」ことで話がまとまったもようで、ウクライナは正式な合意文書への署名は希望しなかったものの、トルコのエルドアン大統領が3月30日に合意を発表することを承認していたという。
 ところが関係者の1人は「本当にぎりぎりの段階でウクライナが突然合意を撤回し、協定はご破算になった」と話した。
 ウクライナが合意を撤回した理由は今のところ分かっておらず、関係者らも、ウクライナがなぜそのような決定を下したか事情は把握していないと述べた。
2024.04.16
 02:58
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル、全面戦争は回避の意向 イランに攻撃でも=報道 <2405-041605>
 イスラエルの民放TV局Channel 12が情報源を明かさずに、イスラエルの戦時内閣が15日の会議で、イスラエルをUAVとミサイルで攻撃したイランに対し攻撃する意思はあるものの、全面戦争は引き起こさないようさまざまな選択肢を議論したと報じた。
 報道によると、イスラエルは米国と協調した行動を取る方針という。
2024.04.16
 02:08
Defense News All the US assets that helped repel Iran’s attack on Israel <2405-041604>
 週末のイランのイスラエル攻撃を撃退する際に、多数の米海軍艦、航空機、その他装備品が、何百発ものミサイルと攻撃用UAVを含む前例のない集中砲火に対して重要な役割を果たした。
 13日のイランによる攻撃は、1979年のイスラム革命にまでさかのぼる数十年にわたる敵意にもかかわらず、イランがイスラエルに対して直接的な軍事攻撃を開始した初めての出来事となった。
 イスラエル軍報道官は、イランが発射したUAVとミサイルの99%が迎撃されたと述べた。 その成功の一部は、イスラエルへの経空脅威を取り除くのを支援した米軍によるものだった。
 国防当局者やメディアの報道によると、駆逐艦CarneyArleigh Burkeが地中海から複数のBMを撃墜した。
2024.04.16
 01:09
TBS News

(Yahoo)

フィリピン大統領「軍に死者出れば米比相互防衛条約を発動」中国の“威圧的な行動”をけん制 <2405-041603>
 南シナ海での中国側の威圧的な行動でフィリピン側に負傷者が相次ぐなか、マルコス大統領は「フィリピン軍に死者が出た場合米国が相互防衛条約を発動する可能性がある」との考えを示し、中国側を牽制した。
 フィリピンでマルコス大統領は15日に外国メディア向けに会見を行い、中国の威圧的な行動を念頭に、「あらゆる手段を講じて主権を守る必要がある」と強調した。両国が領有権を争う南シナ海の南沙諸島では先月以降、中国艦船がフィリピン軍の駐留拠点に向かう船舶に放水などを繰り返していて、フィリピンの乗組員にけが人が相次ぐ事態となっていた。
 またマルコス大統領は、日本との間で交渉が進むフィリピン軍と自衛隊の「円滑化協定」については、「もうすぐ締結できるだろう」とした。
2024.04.16
 00:30
RBC Ukraine White House opposes funding package solely for Israel, without aid of Ukraine and Taiwan <2405-041602>
 ホワイトハウス国家安全保障会議戦略広報調整官のカービー海軍少将が、バイデン大統領からの台湾とウクライナへの共同支援の要請が含まれていない場合には、イスラエルの安全保障のための資金提供に関する法案に反対するだろうと述べた。
 カービー少将はイランの攻撃を受けてイスラエルへの資金提供に関する別の法案を提出するというジョンソン下院議長の計画を批判し、バイデン大統領の支持は受けられないと強調した。
2024.04.16 台北時報 Land Sword II missile tests successful <2405-041601>
 台湾が4月15日に国産のLand Sword-2(陸射劍-2)
ARMの発射試験を行い、標的のUAVに命中して成功した。
 Land Sword-2(陸射劍-2)はSky Sword-2(天劍-2)を元にしたシステムで、2023年5月にMIM-72A/M48 Chaparral SAMと換装するために陸軍に引き渡された。
 国防部の報告書によると、この新システムはAvenger SHORADやStinger MANPADSと統合し、防空能力を強化できるという。
2024.04.15 MDA HP MDA Selects Lockheed Martin to Continue Development of Next Generation Interceptor <2405-041514>
 米MDAが、次世代迎撃ミサイル (
NGI) の開発の最終設計審査 (CDR) にLockheed Martin社を選定して、遅くとも4Q/FY28のIOCを達成する。
2024.04.15
 21:24
Newsweek

(Yahoo)

大半がクリミアから撤退か...衛星写真が示す、ロシア黒海艦隊「主力不在」の実態 <2405-041513>
 最近撮影された衛星写真によると、ウクライナのUAVやミサイル、特殊部隊による度重なる攻撃に押されてきたロシアの黒海艦隊はクリミア半島の主要な海軍基地をほとんど放棄した模様である。 例えば、黒海艦隊の母港であるセバストポリには現在、小型ミサイル艇掃海艇対潜艦が配備されているが、先週にはタランタル型コルベット艦とクリヴァク型フリゲート艦各2隻が確認されていた。
 
OSINTの研究者のアンダーソン氏はX (Twitter) に、4月6日に撮影された黒海に面する3つの主要なロシアの海軍基地(クリミアのセバストポリ及びフェオドシヤと、クラスノダール地方のノヴォロシースク)が写っているPlanet Lab.の画像を投稿した。 これらの画像は、UAVやCMを使ったウクライナの度重なる攻撃の成功を受けて、黒海艦隊がその最も重要な艦艇をクリミアの港からロシアの領海に引き揚げたという過去の報道を裏付けているように見える。
2024.04.15
 19:41
神奈川新聞

(Yahoo)

英海軍の哨戒艦スペイ、横須賀基地に寄港 円滑化協定後で初、進む防衛協力 <2405-041512>
 英海軍のリバー級哨戒艦Speyが15日、海上自衛隊横須賀基地に寄港した。 27日まで横須賀に滞在し、出港後に海自と共同訓練を予定している。
 2023年10月に発効した日英円滑化協定後、英艦の日本寄港は初めてで、日英の防衛協力が深化している。
 2021年就役のSpeyは、全長90.4m、幅13.5m、排水量3,500t、乗員60名で、姉妹艦のTamarと共に5年間の任期でインド太平洋地域に派遣されている。横須賀寄港は2022年11月以来2度目になる。
2024.04.15
 17:40
Defense News Lockheed wins NGI, shaping new missile defense industrial order for a generation <2405-041511>
 米MDAが4月15日、
NGIの試作競争でNorthrop Grumman社を抑えLockheed Martin社を選定した。
、この開発は、GPIの競争がNorethrop Grumman/Raytheonに決着したのに続く、米国のミサイル防衛産業基盤における新しい体制の始まりとなった。
2024.04.15
 17:19
Breaking Defense Lockheed wins competition to build next-gen interceptor <2405-041510>
 米MDAの発表によると、ICBMから米本土を防護する新しい迎撃機 (
NGI) の開発にNorthrop Grumman社を抑えてLockheed Martin社を選定した。
 Lockheed Martin社によるNGIの獲得は、4Q/FY28のIOC達成に合うように、MDAが「その後の生産と配置契約につながる」と期待している。
 MDAの広報担当者は、Lockheed Martin社の選定は新しい話ではなく、MDAは以前、両チームがそれぞれの製品の重要な設計レビューを完了した後、来年NGIの請負業者を選ぶとしていた。
 「MDAは、ソリューションの技術的成熟度、請負業者から提供された客観的なパフォーマンスデータ、設計開発プロセスにおける技術的な厳密さ、およびプログラムの開始時から組み込まれた早期テストに基づいて、この決定に自信を持っている」と本日の発表は述べている。
2024.04.15
 16:58
共同通信

(Yahoo)

フィンランドにNATO司令部も 設置を検討、ロシアが警戒 <2405-041509>
 NATOがロシア国境に近いフィンランド南部ミッケリに新たな司令部設置を検討していることにロシアが警戒を強めている。 政府機関紙のロシア新聞は11日、ミッケリは「ロシア国境から140kmしか離れていない」と指摘。プーチン大統領は先月、2023年にNATO入りしたフィンランドの国境に攻撃兵器を配備すると表明しており、両国関係は一層緊張することになりそうだ。
 フィンランド軍の基地があるミッケリへの司令部設置構想はノルウェーのグラム国防相が4月9日のフィンランド紙に明らかにした。 米バージニア州ノーフォークにあるNATO統合軍司令部の指揮下で24時間の戦闘準備態勢を取るという。
Mikkeli の位置 (Google Map)】
 司令部新設についてはフィンランドのストゥブ大統領が10日、ストルテンベルグNATO事務総長と会談後の記者会見で「ロシアとの国境が2倍に伸びたのだから、地上部隊の司令部を国境近くに持つ有効性は明らかだ」と主張。 ストルテンベルグ事務総長も、未定としつつ「フィンランドの提案を歓迎する」と応じた。
 7月に米ワシントンで開かれるNATO首脳会議で決定が図られる見通しである。
2024.04.15
 16:36
Breaking Defense Israeli F-35s were targeted in Iranian barrage but survived unscathed, IDF says <2405-041508>
 イランは、週末のイスラエルに対する前例のないミサイルとUAV攻撃の間、F-35を配備するイスラエル空軍基地を特に攻撃目標にした可能性があるが、目標に到達した弾薬はほとんどなく、どれも大きな損害を与えていないようだ、とイスラエル軍当局者は15日に述べた。
 14日にイランのアミラブドルリアン外相は、F-35を配備しているイスラエルの施設を含む「限定的な」攻撃で、F-35を収容する軍事目標のみを狙ったと述べたが、これは明らかに、イラン軍と諜報機関の高官数人を殺害した4月1日のダマスカス攻撃で、F-35が果たしたとされる役割に対する報復である。地元メディアによると、イラン軍の高官であるバゲリ少将は、イスラエル南部にあるイスラエルのネバティム空軍基地が攻撃目標にされたと具体的に述べた。
 しかしイスラエル国防軍は15日、ネバティムは確かに目標にされたが、イランは13日の夜にそこに大きな損害を与えることができなかったと述べた。 この点を強調して、イスラエル国防軍は、攻撃のわずか数時間後にF-35がネバティムに着陸する映像を公開し、イスラエル国防軍参謀総長ハヴェリは、今日、手付かずのF-35を背景に、そこで演説を行うことを選んだ。
2024.04.15
 16:25
時事通信

(Yahoo)

パキスタン南西部で続くテロ バスを止めて乗客を拉致殺害 <2405-041507>
 パキスタン警察が、同国南西部のバルチスタン州の幹線道路でバスを止め、乗客8人を拉致・殺害した武装4人組を捜索している。 警察によると、同じ4人組はこれより先にも車を止めて、2人を殺害、6人に負傷を負わせている。
 事件が発生したのは4月12日で、現場となった独立を求める分離主義者による反政府運動の舞台となってきたバルチスタン州である。
 警察は犯行現場から5kmほど先の橋の下で、8人の遺体を発見・収容した。
 バロチスタン州では、武装グループは警察や軍隊、インフラを攻撃目標にしており、拉致や誘拐はむしろ稀だという。
【関連記事:2404-032708 (AP 2024.03.27)】
2024.04.15
 15:33
Breaking Defense Out of INF, Army deploys Typhon weapon to the Philippines <2405-041506>
 米陸軍の第1
MDTF司令官のハリントン准将が、中距離核戦力 (INF) 全廃条約の制約を超える新しい長距離兵器を携えてフィリピンに展開したと発表した。
「これは、この地域で最も古い条約上の同盟国であるフィリピンとのパートナーシップにおける重要な一歩です」と、1MDTFは報道資料で述べた。
 INF条約の下で、ワシントンは射程500km~5,500kmの地上発射BMとCMを開発・配備しないことに合意したが、2019年に当時のトランプ大統領は、米国が協定から離脱すると発表した。
 この決定により、陸軍は中距離能力発射装置 (Typhon) の開発に踏み切ることになった。 この地上配備型システムは、レイセオンの既存のSM-6とTomahawkを発射し、PrSMの射程500kmから将来の長距離極超音速兵器 (LRHW) の射程2,776kmまでの目標を攻撃するように設計されている。
 米太平洋軍司令官のフリン大将は2023昨年に記者団に対し、新型発射装置はインド太平洋地域向けであると述べたが、米国が自国の領土に安置する取引を外国政府とどこで結んだのか、また合意したのかどうかは明らかにしなかった。 しかし、2024年Salaknib演習の一環として、兵士たちが新兵器を携えてフィリピンに到着した。
2024.04.15
 13:36
時事通信

(Yahoo)

イスラエル軍、近く予備役招集 ガザ地区の作戦に向け <2405-041505>
 イスラエル軍が14日、「ガザ戦線での作戦のため、状況判断に基づき2個前後の予備旅団を招集する」と発表。ガザでの作戦のため近く予備役の部隊を招集する方針を示したが、これ以上の詳細は明らかにしなかった。
 イスラエル軍は4月に、100万人以上が避難している南部ラファなどで追加の作戦に向けた準備を進めるとして、ガザで一部の部隊を撤退させた。
 イスラエルのネタニヤフ首相は、ラファ侵攻前に民間人を避難させると表明しているが、国際社会に懸念が広がっている。
2024.04.15
 13:33
時事通信

(Yahoo)

ソロモン諸島、17日に総選挙 親中政権の継続争点 <2405-041504>
 太平洋の島国、ソロモン諸島で17日、議会(一院制、定数50)の総選挙が行われる。 安全保障と経済の両面で中国との結び付きを強化してきたソガバレ政権の継続の是非が最大の争点。 主要野党は過度な中国依存の見直しを訴えている。
 2019年の前回選挙で4度目の首相に就任したソガバレ氏は、同年に台湾と断交して中国と国交を樹立し、2022年には中国と安全保障協定を締結した。
 協定の詳細は公表されておらず、西側諸国は中国の軍事拠点が置かれる可能性を懸念している。
2024.04.15
 07:55
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシアが自制呼びかけ、イランと電話協議 イスラエル攻撃受け <2405-041503>
 ロシア外務省が14日、イランによるイスラエルへの攻撃に強い懸念を表明し、全ての当事者に自制を求めた。 声明では「中東地域におけるさらなる危険なエスカレートに極めて強い懸念を表明する」とした上で「全ての関係者に自制を求める」と述べた。
 また、イランが今回の攻撃を自衛権の範囲内で行ったとしていることに言及した。 ロシアはシリアにあるイラン大使館周辺がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことを非難していたが、イランによるイスラエル攻撃は非難しなかった。 イランと緊密な関係にあるロシアは、イスラエルによる大使館攻撃に対処する国連安全保障理事会での取り組みを西側が妨害したと主張した。
2024.04.15
 05:00
日経新聞 政府、中東在留邦人の安全確保を再徹底 自衛隊機も備え <2405-041502>
 政府はイランによるイスラエルへの報復攻撃で中東情勢が緊迫しているのを踏まえ、在留邦人の安全確保体制を改めて強化する。 外務省が渡航中止を呼びかけたほか、防衛省・自衛隊も要請があれば自衛隊機の派遣ができるように準備する。
 岸田首相は14日、米国からの帰国直後、首相官邸に外務省の幹部らを集め、情勢について説明を受けた後、記者団に「現時点で邦人の被害は確認されていない」と述べた。
2024.04.15
 04:34
共同通信

(Yahoo)

中距離弾道ミサイル100発以上使用 <2405-041501>
 米政府高官が、イランによるイスラエル攻撃で少なくともMRBM 100発CM 30発UAV 150機が使われたと分析していると説明した。
2024.04.14
 23:29
共同通信

(Yahoo)

イスラエル「報復する権利ある」 安保理、イランは米けん制 <2405-041425>
 先進7ヵ国(G7)が日本時間14日夜に、イランによるイスラエル攻撃を協議するため、オンライン形式で首脳会議を開き、イランへの制裁を検討した。 議長国のイタリアは攻撃を「最も強い言葉で非難する」との首脳声明を発表し、米政府高官は、複数のメンバー国がイラン革命防衛軍をテロ組織に指定する可能性を提案したと明らかにした。
 首脳声明は、イスラエルへの「全面的な連帯と支持」を表明し、イランの行動に応じて「さらなる措置を講じる用意がある」と警告したうえで、「制御不能な事態拡大を引き起こす危険がある」とし、イランと代理勢力に攻撃停止を要求した。
 岸田首相は「攻撃を深く懸念し、事態拡大を強く非難する」との立場を説明しG7が主導、国際社会全体として「当事者に事態沈静化と自制を強く働きかけていくべきだ」と訴え、自国民保護や退避などで緊密に情報を共有し、連携して対応したいとした。
 米政府高官は、イランから攻撃目標などの事前通告はなかったとし「破壊や人的被害を引き起こす明確な意図があった」と批判した。
2024.04.14
 22:06
朝日新聞

(Yahoo)

バイデン米大統領「イランへの反撃支持せず」 ネタニヤフ氏に伝達 <2405-041424>
 米ネットメディアの
Axios大統領府高官の話として13日、バイデン米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と電話協議した際、「イランに対するいかなる反撃も支持しない」と伝えたと報じた。 報道によると、バイデン大統領はネタニヤフ首相に「あなたは勝利した」とも伝えた上で、米国はイランに対する攻撃作戦には参加せず、作戦を支援することもないと伝えたところ、ネタニヤフ首相は理解を示したという。
 バイデン政権は、イランからの攻撃に対するイスラエルの反応が、壊滅的な結果をもたらす地域戦争につながることを強く懸念していると米高官らは話しているという。
 またAxiosは、イスラエル政府高官の話として、オースティン米国防長官が同日にイスラエルのガラント国防相と電話協議した際、イランに何らかの対応をとる場合は事前に米国に通知するよう要請したと報じた。
2024.04.14
 15:59
Reuters 通信

(Yahoo)

イランのイスラエル攻撃、米軍がミサイルも数十発撃墜=米当局者 <2405-041423>
 複数の米政府当局者が13日、イランのイスラエル攻撃で米軍がUAVだけでなく数十発のミサイルも撃墜したと明らかにした。
 ミサイルの一部は米海軍が撃ち落としたという。
2024.04.14
 12:48
産経新聞

(Yahoo)

バイデン氏、ネタニヤフ氏と電話会談で「強固な関与」伝達 ミサイルは「ほぼ撃墜」 G7 首脳と情勢協議へ <2405-041422>
 バイデン米大統領が13日夜にイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、同国に対するイランからの攻撃への対応や中東地域の情勢について協議した。
 バイデン大統領は同日の声明で、「イスラエルの安全保障への強固な関与」をネタニヤフ首相に改めて伝達したと強調し、この問題について14日に先進7ヵ国 (G7) 首脳による協議を開催することも明らかにした。
 声明でバイデン大統領は「イランとその代理勢力によるイスラエル軍事施設に対するかつてない攻撃」を「最大限の表現で非難する」と言明。イランからの攻撃に備え、ここ1週間でイスラエル周辺に航空機や駆逐艦を配置していたことが奏功し、飛来するUAVやミサイルのほとんどを撃墜することに成功したと強調した。
2024.04.14
 11:48
讀賣新聞

(Yahoo)

陸上自衛隊「第2特科団」が発足…ミサイル部隊運用し南西防衛の中核に、湯布院駐屯地で式典 <2405-041421>
 ミサイル部隊などを運用して南西防衛の中核を担う陸上自衛隊の「第2特科団」が「西部方面特科隊」から格上げされ発足し、13日に陸自湯布院駐屯地で記念式典が開かれた。 同団では、離島防衛の要となる九州・沖縄の地対艦ミサイル部隊が、今年度中に3個連隊体制に増強され、隊員数は2,500名規模となる。 有事の際は沖縄の第7連隊だけでなく、九州からも部隊を展開させる構想で、伊藤団長は「相手に攻めさせず、紛争を未然に防ぐ『西の守り』の中心的な存在として、使命を果たしたい」と述べた。
 九州に加えて新たに沖縄にも地対艦ミサイル連隊が配置され、団長の伊藤陸将補は読売新聞の取材に「平素から沖縄の海と空をしっかりと守れる態勢が整い、即応性と抑止力が大きく高まった」と意義を強調した。 更に湯布院駐屯地でも今年度末までに第8連隊が新設され、伊藤団長は「300名の隊員が新たに常駐し、災害派遣部隊としての機能も飛躍的に向上する」とした。
2024.04.14
 11:20
毎日新聞

(Yahoo)

「問題はこれで終わった」 イラン代表部、攻撃は今回限りと示唆 <2405-041420>
 イランの国連代表部がイランによるイスラエルへの軍事行動について13日夜にX(Twitter) への投稿で、在シリアのイラン外交施設への攻撃に対する報復だとし、「問題はこれで終わったものと考える」と言及した。 イスラエル領への攻撃は今回の一度限りと示唆した。
 ただ、イラン国連代表部は同じ投稿で「イスラエルが再び過ちを犯せば、イランの対応はかなり厳しいものになるだろう」と警告し、「これはイランとイスラエルの対立であり、米国は距離を置かなければならない」と介入を牽制した。
2024.04.14
 10:41
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル軍、イランからの脅威終了示唆 住民への避難準備勧告を更新 <2405-041419>
 イスラエル軍が14日、住民に避難準備を勧告していないと発表した。
 これまで発出していた警報を更新した形で、イランからミサイルやUAVが飛来する脅威がなくなったことを示唆している可能性がある。
2024.04.14
 10:20
産経新聞

(Yahoo)

「攻撃はまだ終わっていない」とイラン通信社 <2405-041418>
 イスラエル有力紙Haaretzが14日未明、イランのFars通信がイスラエルに対する攻撃はまだ終わっていないと報じたと伝えた。
2024.04.14
 09:45

(19:45 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 13 2024 <2405-041417>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月13日の戦況 =
 ロシア軍司令部は、ウクライナ軍が米国の軍事支援の遅延または恒久的な終了により、現在および将来のロシアの攻撃に対して防御できなくなると評価している可能性が高い。
 ロシア軍はチャシフ・ヤールを、ドネツク州で事実上ウクライナの重要な防衛ベルトを形成している都市と見なして占領しようと攻勢を掛け、その後の攻撃を開始する可能性が高い。
Chasiv Yar の位置 (Google Map)】
 ドルジキウカコスチャンティニフカに対するロシアの脅威は、これらの要塞都市が、ドネツク州とウクライナ東部全般におけるウクライナ防衛の核を形成しているため、作戦上非常に重要である。
Druzhkivka の位置Kostyantynivka の位置 (Google Map)】
 ロシア軍はチャシフ・ヤールを速やかに確保することができず、ウクライナ軍が陣地を維持できている限り、その作戦の進展に苦労する可能性が高い。
 ロシア軍はバフムートの西にあるチャシウ・ヤールとドネツク市付近での前進が確認された。
 Bloombergが4月12日、ロシアはロシアの兵器生産のために必要な外国製の工作機械部品やマイクロエレクトロニクスのほとんどを中国企業に依存していると報じた。
2024.04.14
 09:40
Reuters 通信

(Yahoo)

ヨルダンがイスラエル支援なら「次の標的」=イランメディア <2405-041426>
 イラン半国営通信Farsが14日、イスラエルへの報復攻撃中にヨルダンがイスラエル支援に動けば「次の攻撃目標」になると、イラン軍関係者が警告したと報じた。
 軍関係者は「われわれはイスラエルへの報復攻撃中、ヨルダンの動きを綿密に監視しており、ヨルダンがイスラエル支援につながる行動に参加すれば次の攻撃目標になる」と述べたという。
2024.04.14
 09:30
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル、対イランで「大規模な対応」計画=地元 TV <2405-041415>
 イスラエルの民放TV局Channel 12が14日早朝にイスラエル高官の発言として、イスラエルはイランによる攻撃に対して「大規模な対応」を計画していると報じた。
 イラン革命防衛軍は13日に、イスラエルの目標に対して数十機のUAVとミサイルを発射したと発表した。
 米政府も攻撃開始を確認し、数時間続く可能性があるとの見方を示した。
2024.04.14
 08:36
Reuters 通信

(Yahoo)

米大統領、イスラエルとの連帯強調 イランによる攻撃受け <2405-041414>
 バイデン米大統領が13日、イランによるイスラエル攻撃を受け、国家安全保障チームと会議を開催し、イスラエルとの連帯を改めて強調した。 大統領府によると、会議にはブリンケン国務長官、オースティン国防長官、バーンズ中央情報局 (CIA) 長官、ヘインズ国家情報長官、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らが出席した。
 バイデン大統領は閣僚らと協議するため、週末のデラウェア訪問予定を切り上げてワシントンに戻った。
 大統領はX (Twitter) への投稿で「攻撃に関する最新情報を得るため国家安全保障チームと会談した。 イランとその代理勢力がもたらす脅威に対するイスラエルの安全保障への米国の公約は揺るぎない」と述べた。
2024.04.14
 07:58
共同通信

(Yahoo)

イスラエル、ゴラン高原住民などに避難指示 <2405-041413>
 イスラエル軍は14日、占領地ゴラン高原、南部ネバティム、ディモナ、エイラートの住民に避難指示をした。
2024.04.14
 07:52
讀賣新聞

(Yahoo)

イラン発射のドローン、米英の軍用機が数機を撃墜…ロイター報道 <2405-041412>
 Reuters通信が14日、イスラエルの民放TVの Channel 12報道として、イランがイスラエルに向け発射したUAVのうち数機を米英軍機が撃墜したと報じた。
2024.04.14
 07:30
讀賣新聞

(Yahoo)

イラン、イスラエルへ波状攻撃か…弾道ミサイル発射は「第一波」との報道 <2405-041411>
 イラン国営通信が関係筋の話として14日、革命防衛軍がイスラエルに向けて発射したミサイルがBMで、イスラエルの内部深くの目標に向けられた「第一波」だと報じた。
 事実とすれば、波状的な攻撃になる可能性がある。
2024.04.14
 07:20
共同通信

(Yahoo)

弾道ミサイルの第1波を発射 イランがイスラエルに報復 <2405-041410>
 国営イラン通信が14日に情報筋の話として、イランがイスラエルにBMの第1波を発射したと報じ、大規模報復に着手した。
2024.04.14
 07:03
讀賣新聞

(Yahoo)

イラン報復攻撃、ドローンとミサイルを発射…イスラエル国内の標的「命中」と主張も真偽不明 <2405-041409>
 イラン革命防衛軍が14日未明、シリアのイラン大使館領事部が1日に空爆を受けた報復として、イスラエルに向けてUAVとミサイルを発射したことを明らかにした。  声明は、報復の作戦名を「真の約束」と発表した。
 声明はイスラエル国内の目標に命中したとしているが、真偽は不明である。
2024.04.14
 06:51
Reuters 通信

(Yahoo)

イラン、100機超える無人機発射 イスラエル軍発表 <2405-041408>
 イスラエル軍が14日未明、イランからイスラエルに向けて発射されたUAVがこれまで100機を超えると明らかにした。
 イスラエルのTV、Channel 12は、イランが100のUAVやCMをイスラエルに向けて13日に発射したとした上で、一部はシリアやヨルダン上空で撃墜されたと報じた。
2024.04.14
 06:49
産経新聞

(Yahoo)

「イランがイスラエルへの攻撃開始」米政府が声明 <2405-041407>
 米国家安全保障会議のワトソン報道官が米東部時間13日夕に、「イランがイスラエルに対する空からの攻撃を開始した」との声明を発表した。 声明は、「イスラエルの安全保障に対する強固な支援」を行うとのバイデン大統領の立場を強調し、米国はイランからの脅威にさらされるイスラエルの人々とともにあると述べた。
 声明によるとバイデン大統領は同日、政権の安全保障担当者らとホワイトハウスで対応を協議し、イスラエルや他の同盟・友好諸国と緊密に連絡を取り合っているとしている。
2024.04.14
 06:44
讀賣新聞

(Yahoo)

イラン報復開始、スナク英首相「最も強い言葉で非難」「これ以上の流血は誰も望んでいない」 <2405-041406>
 英国のスナク首相が13日夜に、イランによるイスラエルに対する攻撃を「最も強い言葉で非難する」とする声明を出した。
 「攻撃は緊張をあおり、地域を不安定化させる危険性がある」と指摘し、中東における紛争の拡大に強い懸念を示した。
 また「同盟国と共に、事態を安定させ、更なる事態の悪化を防ぐために緊急に取り組んでいる」とし、「これ以上の流血は誰も望んでいない」と訴えた。
2024.04.14
 05:57
テレ朝 News

(Yahoo)

イランがイスラエルに向け数十機のドローン攻撃機を発射 爆薬20キロ搭載か 到達まで数時間かかる見込み <2405-041405>
 イスラエル軍は13日、イランが数十機のドローン攻撃機を発射させ、現在イスラエル領土に向けて飛行中だと発表した。 到達するには数時間かかる見込みだとしている。
 イランのメディアも同様にUAV 50機以上が発射されたと報じている。 イスラエルのメディアは専門家の情報として、UAVには爆薬20kgが搭載されているだろうとしている。
2024.04.14
 05:51
共同通信

(Yahoo)

イスラエルが領空を全面封鎖 <2405-041404>
 AP通信によると、イランによるUAV発射を受け、イスラエル航空当局は領空を全面封鎖すると発表した。
2024.04.14
 05:20
テレ朝 News

(Yahoo)

羊飼いのイスラエル人少年の事件をきっかけにヨルダン川西岸でも衝突 <2405-041403>
 ガザ地区での戦闘が続くなか、パレスチナのヨルダン川西岸地区でも緊張が高まっていて、羊飼いの少年の事件をきっかけにイスラエル人入植者とパレスチナ人が衝突した。
 イスラエル軍と警察は13日、ヨルダン川西岸地区で行方不明になっていた14歳のイスラエル人羊飼い少年の遺体を発見したと発表しました。 少年は前日に羊を放牧に連れ出した後、行方不明になっていて、「テロ攻撃」により殺害されたとしている。
 少年が行方不明になったことをきっかけに西岸地区では12日からイスラエル人入植者の過激派らがパレスチナ人の集落を襲撃し、住宅に放火するなど激しい衝突が起き、これまでの2日間で、パレスチナ人3人が死亡したほか、銃撃を受けるなどして55人が負傷している。
2024.04.14
 01:15
Kyiv Independent IAEA: All reactors at Zaporizhzhia Nuclear Power Plant put into state of cold shutdown <2405-041402>
 国際原子力機関 (IAEA) が4月13日の報道資料で、ザポリージャ原子力発電所の6基の原子炉すべてが2022年10月以来初めて冷温停止状態に達したと発表した。
2024.04.14
 01:15
讀賣新聞

(Yahoo)

ドイツがパトリオット追加供与、ゼレンスキー大統領「危機的な時期」に「他の国が続くよう望む」 <2405-041401>
 独政府が、ショルツ首相が13日にウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、Patriotを追加供与する方針を伝えたと発表した。 ウクライナの要請に応じた措置で、独軍の備蓄から直ちに引き渡すという。
 ゼレンスキー大統領は会談後に投稿したSNSで「危機的な時期」の支援に謝意を示し、「他の友好国が続くよう強く望む」と訴えた。
2024.04.13
 20:52
FNN Prime News

(Yahoo)

イラン革命防衛隊 イスラエル関連の貨物船を拿捕か <2405-041315>
 イラン国営通信イラン革命防衛軍ホルムズ海峡付近で貨物船を拿捕したと報じた。 公開された映像では、ヘリコプターから船の甲板に人が降りていく様子が確認できる。
 イラン革命防衛軍は13日、ホルムズ海峡付近でイスラエル人実業家の会社が関連する貨物船を拿捕したと主張した。 イラン側は、拿捕した貨物船は、イスラエル人実業家が所有する会社が関連していると主張している。
2024.04.13
 14:56
Kyiv Independent Defense Ministry: Russian forces reach outskirts of Donetsk Oblast's Bohdanivka <2405-041314>
 ウクライナ国防省の発表によると、ロシア軍の攻撃部隊は4月13日夜にドネツク州のボフダニフカ村の北郊外に到達した。 この声明は、ロシアが戦場となったチャシウ・ヤール市から10kmも離れていないボフダニウカを占領したとされる報道を受けて出された。 同省は報道に反論してTelegramで、村は依然としてウクライナ軍の支配下にあると述べ、「戦闘は続いており、敵は攻撃をやめていない」と述べた。
ウクライナ軍総司令官のシルスキー大将は4月13日、ロシアが攻勢を強める中、ウクライナ東部戦線の状況は「ここ数日で著しく悪化している」と述べた。
Bohdanivka 位置 Google Map)】
2024.04.13
 14:53
共同通信

(Yahoo)

独フリゲート艦、8月に東京寄港 対中国抑止、日本と連携 <2405-041313>
 外交筋への取材で13日、ドイツ海軍フリゲート艦が5月7日にインド太平洋地域に向けて出港し、8月後半に東京に寄港することが分かった。 台湾海峡や東・南シナ海で現状変更の試みを続ける中国をにらみ、地域への関与を進める戦略の一環で、民主主義や法の支配などの価値観を共有する日本と連携し、中国の威圧的行動を抑止したい考えである。
 ドイツが2023年7月に対中戦略を策定後、軍艦の日本寄港は初めてとなる。 空軍も2024年6~8月にインド太平洋地域に戦闘機を派遣する。
 2024年はフリゲート艦と共に補給艦も派遣し、米ハワイ周辺で米海軍主催の環太平洋合同演習(リムパック)に参加するほか、海上自衛隊を含めた多国間訓練を実施する。
 ドイツは2020年にインド太平洋に関する戦略を策定し、2021年に海軍艦として約20年ぶりにフリゲート艦を、2022年には戦闘機も初めて日本に派遣した。
 外交筋は「艦艇や戦闘機の継続的な派遣は、インド太平洋地域への関与を重視するドイツの本気度を示している」と指摘した。
2024.04.13
 12:55
CNN

(Yahoo)

米との軍事協定破棄のニジェール、ロシアの兵器と軍事教官到着 西アフリカで影響力拡大 <2405-041312>
 西アフリカ・ニジェールの国営放送RTNか11日、ロシアが最新鋭防空システムの提供につながる装備品をニジェールに引き渡したと報じた。
 RTNによると、今回の装備品は10日、ロシアの軍事教官100人とともにニジェールの首都ニアメに到着した。 軍事教官は防空システムの設置やニジェール軍の訓練に当たる。
 ロシア国営メディアのRIA Novostiも12日早朝、ロシア軍の教官が「現地部隊の訓練やテロとの戦いのため」到着したと報じた。
 RIA Novostiの特派員は12日、「これはロシアがアフリカに戻ってきたことを意味する」と現地からリポートし、NATOの兵員が中部アガデスへの乗り継ぎ便を利用するためニアメ入りしたとも報じた。 アガデスには「現在1,100名の米軍が駐留している」という。
2024.04.13
 12:19
讀賣新聞

(Yahoo)

ロシアが北方領土周辺で外国艦艇や公船の航行認めない措置…外務省「日本固有の領土」と抗議 <2405-041311>
 ロシアが11日20:00から17日20:00までの間、北方領土周辺で外国艦艇や公船の航行を認めない措置を出したことから、外務省は12日に在日ロシア大使館に対し、「北方領土は日本固有の領土であり、措置は受け入れられない」と抗議した。
 国連海洋法条約は、沿岸国の安全を脅かさない限り、他国の領海を自由に通航できる「無害通航権」を認めている。沿岸国は自国の領海で必要な場合、「無害通航権」を停止することも認めており、今回の措置は、ロシアが北方領土の領有権を主張する狙いがあるとみられる。
2024.04.13
 11:10
AFP=時事

(Yahoo)

中国、トンガにサミット警備支援申し出 「勢力圏拡大には関心なし」 <2405-041310>
 中国が12日、南太平洋の島国トンガに対し、同国で8月26日に開催される太平洋諸島フォーラム (
PIF) 首脳会議の警備支援を申し出たと明らかにする一方、南太平洋での中国の影響力をめぐる西側諸国からの懸念を一蹴し、「勢力圏拡大に関心はない」と主張した。
 人口11万人に満たないトンガは、サミット開催には支援が必要だと訴えている。だが、西側諸国は、特に安全保障を中心に南太平洋での中国の影響力拡大を懸念している。
 在トンガ中国大使館はAFPの取材に対し、トンガ警察がサミットに対応できるよう、バイク20台と「車列警護訓練」の提供を申し出たと述べた。
2024.04.13
 10:00
Forbes

(Yahoo)

ロシアの戦車はあと1年で枯渇か、死傷者も年30万人ペース ウクライナ正念場 <2405-041309>
 ロシアがウクライナで拡大した戦争が3年目に入るなか、戦場は主に3つの原動力で形成されている。
①. ロシアは政治、産業、軍事のリソースを総動員しているが、この動員は、ロシアの再生不可能なリソースを著しく消耗している。 なかでも重要なのは、冷戦時代の古い兵器の在庫が払底しつつあることだ。 つまり、ロシアは強いが脆い
②. ウクライナもリソースを動員しているが、喫緊の財政的ニーズや軍事的ニーズを満たすのには依然として外国の援助に頼っている。 そして、この援助の決定的に重要な部分は、米議会下院のロシアに好都合な共和党議員たちの手で阻まれている。
③. ウクライナの戦術はロシアの戦術より優れており、ウクライナ軍部隊がはるかに規模の大きいロシア軍部隊を打ち破る一因になっているが、ウクライナ軍の弾薬が欠乏している場合は、戦術自体が意味をなさなくなる。
2024.04.13
 07:55

(17:55 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 12 2024 <2405-041308>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月12日の戦況 =
 プーチン大統領は、ウクライナのエネルギー施設に対するロシアの継続的な攻撃は、ウクライナの防衛産業を壊滅させることを部分的に狙っていることを認め、ウクライナのエネルギー施設に対する攻撃は、ウクライナの防衛産業能力を低下させることを目的としているというISWの継続的な評価を確認した。
 ISWは、ウクライナの防衛産業が長期的に発展することで、ウクライナが対ロシア防衛と長期的な安全保障の要求を維持しながら、対外軍事援助を大幅に削減できると評価し続けている。
 ロシア軍は対地攻撃能力を高めるため、新型のKh-69亜音速ALCMを投入している。
 ロシア連邦保安庁 (FSB) が、中央アジア人集団がウクライナの支援を受けて占領下のウクライナにあるロシアの軍事施設に対するテロ攻撃を行うのを阻止したと主張したが、これは、占領下のウクライナにあるロシアの軍事目標に対する合法的なウクライナ軍の攻撃を「テロリスト」攻撃と表現する取り組みの一環である可能性が高い。
 ロシア軍はアウディーイウカとドネツク市の近くでの前進が確認された。
 ロシアは、前線での人員損失を補うため、国内にいる東部軍管区 (EMD) の将兵約2,400名をウクライナ戦線に派遣していると報じられている。
2024.04.13
 06:12
乗りもの
 ニュース

(Yahoo)

ウクライナ「敵空港の空爆に成功」と発表 戦闘機6機を地上破壊 制空権がないのにどのような方法で? <2405-041307>
 ウクライナ保安庁(SBU)が4月5日にSBUと軍が共同で、ロシア・ロストフ州にあるモロゾフスク空軍基地に対し攻撃を実行したと、Reuters通信など各国の報道機関に伝えた。 自爆UAVなどUAVによる大規模な空爆のようで、SBUはこの作戦で戦闘機6機を破壊し、さらに8機に損傷を与えたと主張している。
 同基地は、ウクライナに滑空爆弾で空爆を加えているSu-34が多数配備されている基地であり、実際に攻撃が成功しているのであれば、空爆を多少軽減できる戦果となる。
Morozovsk の位置 (Google Map)】
 なお、ロシア側はロストフ州に飛来したUAVのほとんどである53機を撃墜したと発表している。
2024.04.13
 05:51
時事通信

(Yahoo)

オランダ、1600億円拠出へ 対ウクライナ追加軍事支援 <2405-041306>
 ルッテ蘭首相が12日にX(Twitter)で、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援として、年内に€1Bを追加で拠出することを明らかにした。
 オランダは2024年分として既に€2Bの支援を決めている。 ルッテ首相は2025年も€3Bを拠出する方針を示した。
 ルッテ首相は侵攻後、西側諸国によるF-16の供与を主導し、NATOの次期事務総長の最有力候補となっている。
2024.04.13
 03:52
共同通信

(Yahoo)

英、防空レーザーの供与検討 迎撃1回2千円、コスト減 <2405-041305>
 BBC放送が12日、シャップス英国防相が、高出力のレーザーを使う新型防空システムをウクライナに供与することを検討中と表明したと報じた。
 レーザー発射の費用は10秒間で£10(1,900円)以下だとされ、ロシアの侵攻を受けるウクライナが使う1発数百万ポンドのSAMに比べ、大幅なコスト削減が見込める。
 新型防空システムDragonFireは現在開発中だが、英国は自国配備に先行してウクライナに提供する可能性がある。
 UAV撃墜を念頭に設計されたが、将来はBMへの対応も目指しており、2027年までに英海軍艦艇に装備する計画である。
【註】
英国防省、レーザー兵器DragonFireの試射に成功―空中の標的に命中 (fabcross)】
 英国防省が、2024年1月19日にDragonFire 50kWレーザーDEW(LDEW)システムの試射に成功したと発表した。 DragonFireの命中精度は、1km先に置いた1ポンド硬貨(直径22.5mm)にレーザーを命中させるレベルで、開発には、英国防科学技術研究所(Dstl)先導のもと、軍需産業の各企業、英MBDA、伊Leonardo、多国籍企業のQinetiQら複数の企業が参加している。
Test footage of UK DragonFire Laser Directed Energy Weapon (YouTube)】
2024.04.13
 02:53
Defense News 宇宙開発局の人工衛星が初のミサイル実験を予定 <2405-041304>
 米
SDAは、ミサイル早期警戒衛星コンステレーションが今後数週間以内に最初のミサイル発射を追跡すると予想している。
 SpaceX社とL3Harris Technologies社が製造し、2023年に3回に分けて打ち上げられた8基の衛星は、SDAのいわゆるTranche 0 Trafic Layerを構成している。ミサイル発射の観測・情報収集能力を実証する。
 衛星からデータを引き出すには、試験が行われている地域 (通常はカリフォルニア州のVandenberg SFBや国防総省の別の施設)にIAEAの衛星を配置する必要があり、SDAのトゥルニア長官は4月10日に記者団に対し、最初のTracking衛星が収集・送信を行っているが、その位置はまだミサイル発射のタイミングと一致していないと述べた。
2024.04.13
 02:09
Reuters 通信

(Yahoo)

米・フィリピン「3プラス3」開催、南シナ海での連携確認 <2405-041303>
 米国とフィリピンが12日、ワシントンで外務・防衛閣僚に国家安全保障担当補佐官を加えた初の3-plus-3協議を実施した。
 マナロ比外相は、中国はフィリピンに対する「妨害をエスカレートさせている」とし、フィリピンは南シナ海での主権を主張する決意を固めていると表明し「特に排他的経済水域内で主権的権利を主張する」と述べた。 その上で、今回の協議を通してより円滑な外交、防衛、安全保障の面での対応が調整できるようになることを望んでいると語った。
 オースティン米国防長官は、フィリピンとの相互防衛条約に対する米国の公約は「揺るぎない」とし、「両国の軍隊の相互運用性を強化し、作戦上の連携を拡大し、南シナ海での威圧に対抗するために足並みを揃えて取り組んでいる」と述べた。
 バイデン米大統領と岸田首相、マルコス比大統領は11日に、ホワイトハウスで初の3ヵ国首脳会談を実施し、共同声明で「南シナ海における中国による危険で攻撃的な行動に対する深刻な懸念を表明する。 また南シナ海における埋め立て地の軍事化不法な海洋権益の主張に懸念を抱いている」と表明している。
2024.04.13
 01:15
Reuters 通信

(Yahoo)

中国が日米比会談を脅威とみなす理由ない=米政府 <2405-041302>
 米大統領府の国家安全保障会議の戦略広報調整官が6日、今週行われた日米比3ヵ国首脳の初会談を、中国が脅威とみなす理由はないと述べた。 中国は、バイデン大統領が3ヵ国首脳会談の場で中国の海洋進出を巡り懸念を表明したことについて、日本やフィリピンに深刻な懸念を示している。
 カービー戦略広報調整官は「この会談は、3ヵ国間の既存の同盟関係やパートナーシップを深め、活性化させ、新たに強化するためのものだ」とし、「中国がこれを脅威とみなす理由はない」と述べた。
2024.04.13
 00:07
Kyin Independent Kuleba: Ukraine in talks with partners to receive 2 Patriot, 1 SAMP/T batteries <2405-041301>
 ウクライナのクレバ外相が、4月12日に放映された取材の抜粋で、ウクライナはPatriot 2個システムSAMP/T 1個システム追加で受領するため、友好国と「活発な交渉」を行っていると述べた。
 春にロシアがウクライナへの攻撃を強める中、ロシアの攻撃で死傷者が増加し、ウクライナの都市や村の防空システムの不足がより深刻化している。
 ゼレンスキー大統領によると、ロシアは3月にウクライナに各種ミサイル400発以上、Shahed UAV 600機誘導爆弾3,000発以上を発射し、インフラに甚大な被害を与えた。
 ウクライナは同盟国に対し、ウクライナに防空システム、特にPatriotシステムを提供するよう求めている。
2024.04.12
 20:33
時事通信

(Yahoo)

自衛隊車両の発送完了 木原防衛相、ウクライナ側に伝達 <2405-041216>
 木原防衛相が12日にウクライナのウメロフ国防相とTV会議形式で会談し、ロシアの軍事侵攻に対する支援として2023年5月に表明した自衛隊車両約100両の提供について、発送を完了したと説明したうえで、「一日も早く平和を実現するべく支援に取り組んでいる」と強調した。
 ウメロフ国防相は日本の取り組みに謝意を示した。
2024.04.12
  18:58
Focus 台湾

(Yahoo)

台湾、日米などとツバルで海底ケーブル敷設へ 情報セキュリティーの確保に期待 <2405-041215>
 中華民国(台湾)と外交関係を有する南太平洋の島国ツバルに、台湾と日本、米国、オーストラリアが協力して海底ケーブルを敷設する見込みで、林駐ツバル大使が11日に、各支援国が協力し、ツバルやマーシャル諸島などの太平洋の島国にクリーンなインターネットを構築できることをうれしく思うと語り、情報セキュリティーの確保や連結性向上に期待を寄せた。
 太平洋では近年、海底ケーブルの敷設計画が進んでいて、米東部時間10日に行われた日米首脳会談の共同声明でも、日米がツバルを含む太平洋地域で、海底ケーブル整備のための資金を拠出する意図を有する内容が盛り込まれた。
 ツバルは長きにわたり、インターネットなどの情報のやりとりを衛星通信に依存していたため、費用が高いばかりか、天候のあおりを受けやすく安定性に乏しかった他、容量不足などでその連絡性に影響が生じていた。
2024.04.12
 17:25
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシア企業からの支払い、中国が精査厳格化か 電子部品に影響 <2405-041214>
 2つのロシア系ニュースメディアが12日に、ロシア企業が中国への支払いに際して、ますます大きな障害に直面していると報じた。 特に、電子部品が絡む取引が影響を受けているという。
 Kommersant紙が市場関係者の話を引用して、一部の中国銀行が3月下旬以降、サーバーやストレージシステム、ラップトップに必要な重要な電子部品などに関して、ロシアからの支払いをブロックし始めたと報じた。 これまでにも主に完成品を対象に制限がかけられていたが、これをさらに拡大するものだとしている。
 Kommersantが引用した専門家によれば、このような部品のサプライヤーは中国だけで、電子機器を組み立てるロシア企業は深刻な困難と生産遅延に直面する可能性があるという。
 一方、Izvestia紙によると、中国銀行や長城華西銀行など複数の中国系銀行はロシアの顧客に対し、ロシア軍やロシアが支配するウクライナ地域、あるいはキューバ、イラン、シリアといった国々と関連があるかどうかなど、取引に関する詳細な質問をするようになったという。
2024.04.12
 16:05
Inside Defense MDA to pick winner this month in Lockheed and Northrop NGI competition <2405-041213>
 米MDAが4月、次世代
GBI (NGI) の業者選定でNorthrop Grumman社とLockheed Martin社のいずれかを選ぶ予定で、競争入札の第1ラウンドで得られた情報に基づいてGMDミサイルを開発するという当初の計画から1年短縮される。
 MDA長官のコリンズ中将は、NGI計画は、両社が予備設計審査 (PDR) であるKnowledge Points #1を完了した後、技術開発から製品開発に移行する準備ができていると述べた。
2024.04.12
 14:41
Reuters 通信

(Yahoo)

日米韓が海軍合同演習、北朝鮮の脅威に対応 米空母など参加 <2405-041212>
 韓国海軍が12日、米韓が北朝鮮の核とミサイルの脅威に対する備えを強化するため、海軍の合同演習を実施し、米空母などが参加したと発表した。 声明によると「参加部隊は潜水艦やSLBMを含む北朝鮮からの脅威への対応を強化するため、対潜水艦戦演習を実施した」という。 韓国海軍は、2023年の日米韓首脳会談後に設定された複数年にわたる合同演習計画に沿ったものと説明した。
 演習は日本と韓国の間の国際水域で11~12日に実施され、日韓の艦船に加え、米空母 Theodore Rooseveltや駆逐艦HowardRussellDaniel Inouyeなどが参加した。
2024.04.12
 13:30
CNN

(Yahoo)

ミャンマー要衝、反政府勢力が制圧を宣言 軍事政権に打撃 <2405-041211>
 ミャンマー国軍と戦闘を続けている反政府勢力のカレン民族同盟 (KNU) が11日、タイと国境を接する南東部の要衝ミャワディで最後まで残っていた軍事基地の制圧を宣言した。 劣勢にある軍事政権にとっては大きな打撃となる。 「我々は昨夜から正式にミャワディを制圧した」とKNU広報は宣言し、タイとの貿易の要衝を失ったことは「国軍にとって大問題」になると言い添えた。
 KNUの広報担当者が11日にCNNに語ったところによると、同勢力による10日夜の攻撃を受け、兵士約200名がミャワディの基地を捨てて、ミャンマーとタイを結ぶ橋へと後退した。 KNUは国境の橋は制圧しておらず、国軍兵たちはタイへ逃れようとしているという。
2024.04.12
 12:30
Forbes

(Yahoo)

ロシア軍、ウクライナ東部チャシウヤールに照準 守備隊は「戦車の罠」仕掛ける <2405-041210>
 5ヵ月にわたる激戦の末にウクライナ東部ドネツク州アウジーウカを攻略してから8週間後ロシア軍は同州で新たな都市、すでに占領しているバフムートのすぐ西に位置し、かつて工業都市だったチャシウヤールの獲得を狙っている。
Chasiv Yar の位置 (Google Map)】
 大きな戦いが迫っているチャシウヤールは、ロシアがウクライナで拡大して26ヵ月目に入る戦争の行く末に、重大な影響を与える可能性がある。
 アウジーウカの場合は、ウクライナ軍の守備隊が撤退しても、必ずしも防御線が総崩れになったり、ロシア側にさらに深く突破されたりするわけではなかったが、チャシウヤールでは、仮にウクライナ側が退却を余儀なくされればロシア軍が西へ一気に進撃する道が開かれてしまう。
 ウクライナ調査分析グループのFronteligence Insightは、「ウクライナ側がもしチャシウヤールの支配権を失えば、深刻な結果になりかねない。 ロシア軍がドンバスの主要都市に向けて前進する直接のルートが開けるからだ」としている。
2024.04.12
 11:16
時事通信

(Yahoo)

空自練習機、日米共同開発も 木原防衛相、純国産に否定的 <2405-041209>
 木原防衛相が12日の記者会見で、航空自衛隊T4練習機の後継機について日米共同で開発・生産する可能性に言及した。
 先の日米首脳会談で「日米共通ジェット練習機の共同開発・生産」を検討する作業部会の設置で合意したことに関し、「T4後継機も対象になっている」と説明し、純国産とすることに否定的な見解も示した。
2024.04.12
 10:52
Wall Streetr Journsl マスク氏のスターリンク端末、ロシア軍に流す闇市場 <2405-041208>
 モスクワのネット通販業者shopozz.ruの販売員が売っているのは、掃除機や電話のアームスタンドだけではなく、Space X社の衛星ブロードバンドサービス部門Starlinlのインターネット端末も、何十台と売りさばいた。 売られた端末は、最終的にウクライナの前線にいるロシア人の手に渡った。
 ロシアはStarlinlの使用を禁止しているが、仲介業者が端末を購入してロシア軍に供給するケースが増えている。
 一方ロシアに先駆けて戦場で利用していたウクライナ軍にとっては、優位性が低下することになった。
2024.04.12
 10:02
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮、豊渓里核実験場3番坑道いつでも使用可能…道路の除雪を確認 <2405-041207>
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) が11日、北朝鮮専門サイトのBeyond Parallelを通じて、2日に撮影された豊渓里核実験場の衛星写真と「北朝鮮は7回目の核実験のためのすべての準備を終えている」と米韓両国が評価するなか、豊渓里核実験場をいつでも使用できる状態で維持しているとの分析結果を発表した。
 Beyond Parallelは衛星写真を分析した結果、豊渓里核実験場の3番坑道に入る道路で除雪された事実が確認されたとし、これはトンネル内で低水準の活動が続いていることを暗示すると明らかにした。 米韓情報当局は北朝鮮が7回目の核実験をする場合、豊渓里3番坑道を有力な実験場所とみて注目している。
2024.04.12
 09:33
Wall Streetr Journsl イラン、イスラエル国内を48時間以内に攻撃か <2405-041206>
 関係筋によると、イスラエルはイランからの直接攻撃に備えているが、イラン側は最終決定を下していないもようである。 事情に詳しい関係者らが、イスラエル政府は、早ければ今後24時間から48時間以内に同国南部または北部がイランによる直接攻撃を受ける可能性があるとして備えを進めていることを明らかにした。
 一方でイラン政府指導部から説明を受けた人物は、攻撃計画は協議されているものの、最終的な決定は下されていないとしている。
2024.04.12
 08:37
産経新聞

(Yahoo)

日米比首脳会談 岸田文雄首相「同盟国、同志国との重層的な取り組み必要」 <2405-041205>
 日米比3ヵ国が11日午後(日本時間12日午前)に米ホワイトハウスで史上初の首脳会談を開き、東・南シナ海で覇権主義的行動を強める中国を批判する共同声明を発表した。 会談には岸田首相、バイデン米大統領、マルコス比大統領が出席した。
  共同声明は中国がほぼ全域の領有権を主張する南シナ海で比船との衝突を繰り返していることを踏まえ、「危険かつ攻撃的な行動に深刻な懸念を表明する」と名指しで批判した。 中国海警局艦を念頭に、南シナ海の海上保安機関の威圧的な行動について「断固反対する」とも明記した。
 岸田首相は「インド太平洋地域の平和と繁栄のためにも日米比協力のさらなる強化を確認し、具体的な方策を示したい」と強調し、バイデン大統領は「日本とフィリピンの防衛に対する米国の決意は揺るぎない」と語った。
岸田首相は会談で「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け、同盟国、同志国との重層的な協力が必要だ」と述べた。
 また、尖閣諸島周辺での中国艦船の領海侵犯を巡り、「中国による力、または威圧によるあらゆる一方的な現状変更の試みに強い反対の意を表明する」と非難した。 今後1年間で日米比の海上保安機関が合同訓練を実施することも表明し、海洋協力の促進のため、新たな日米比海洋協議も立ち上げる。
2024.04.12
 08:25

(18:25 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 11 2024 <2405-041204>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月11日の戦況 =
 ロシア軍は4月10日~11日にミサイルやUAVによる大規模な攻撃を相次いで実施し、ウクライナのエネルギーインフラに著しい、そして長期的な被害をもたらした可能性が高い。
 ウクライナのクレバ外相は、人口密集地と前線地域の両方を守るために、ウクライナはより多くのPatriotシステムを必要としていると述べた。
 ウクライナ最高会議 (Verkhovna Rada) は4月11日に新しい動員法を採択し、最前線で防衛するウクライナの部隊の人員の制約が高まる中、ウクライナの人的資源の課題に対処する重要な一歩を踏み出した。
 米欧州軍 (EUCOM) 司令官でNATO欧州連合軍最高司令官 (SACEUR) のカヴォリ陸軍大将が、EUCOMとNATOは、NATOに対する将来のロシアの侵略を抑止することを期待して、ロシアが世界の安定と欧州の安全保障にもたらす「慢性的な脅威」に対応する能力を強化していると報告した。
 ウクライナとラトビアが4月11日、ラトビアのウクライナに対する長期的な支援と安全保障上のコミットメントを規定する二国間安全保障協定に署名した。
 ロシア軍が4月11日にクレミンナ近郊、バフムート西のチャシフ・ヤール方面、ドネツク・ザポリージャ州の国境地帯での前進が確認された。
 ロシアの亡命反体制派メディアのNovaya Gazeta Europeが4月11日、ロシアの裁判所が、ウクライナでの兵役服務の代償に、ロシアの退役軍人や現役軍人に対する刑事事件の半数以上で減刑したと報じた。
2024.04.12
 07:17
Defense News MDA awards Lockheed $4.1B contract to upgrade battle command system <2405-041203>
 米国防総省が4月11日、MDAがLockheed Martin社に
C2BMCの維持と改良を$4.1Bで発注したと発表した。 契約期間は5月1日から2029年4月30日までになっている。
 Lockheed martin社によるとC2BMC-Nextは21世紀のセキュリティー技術とマルチドメインと連携して取り入れ高速化が図られる。
 また新しいC2BMC Next契約の下での作業には、同盟国や友好国の参加が含まれる。
2024.04.12
 06:30
日経新聞 米軍、ウクライナの砲弾「数週間でロシアの10分の1に」 <2405-041202>
 NATOの欧州連合軍最高司令官兼米欧州軍司令官のカボリ陸軍大将が10日の下院軍事委員会の公聴会で、ロシアの侵略を受けるウクライナの武器不足について「状況は極めて深刻だ」と表明し、現時点でウクライナ軍が使用する弾薬はロシア軍の1/5で、数週間で1/10になると危機感を示した。
2024.04.12
 05:00
日経新聞 ロシアの対欧米情報戦、極右・保守を照準か <2405-041201>
 6月の欧州議会選挙、11月の米大統領選挙を前に、欧米各国でロシアによる情報戦への警戒が高まってきた。
 ロシアが極右の親露派政治家に資金を提供したり、SNSなどで誤情報を拡散させたりしている実態が明らかになりつつある。 戦火を交えるウクライナに打撃を与えるのがロシアの最大の目的で、選挙介入を防ぐための欧米各国当局の監視力が鋭く問われている。
2024.04.11
 22:27
Reuters 通信

(Yahoo)

ロ、ミサイル巡り米に警告 アジア太平洋への配備警戒 <2405-041117>
 RIA通信が、リャプコフ露外務次官が11日、米国がアジア太平洋にMRBMを配備した場合、ロシアはSRBM/MRBM配備自制を解除する可能性があると述べたと報じた。
 ロシアと米国は1987年に中距離核戦力 (INF) 廃棄条約に調印したが、2019年に米国が破棄を通告し失効した。 その後、プーチン大統領が、米国と一部NATO加盟国に対しINF条約が禁じたミサイル開発のモラトリアムを提案した。
2024.04.11
 21:11
Kyiv Independent Poland has Soviet-made air defense missiles that may be sent to Ukraine, Duda says <2405-041116>
 ポーランドのドゥダ大統領が、4月11日にリトアニアで開かれた首脳会議で、ゼレンスキー大統領とソ連製SAMのウクライナへの供与について話し合ったと述べた。 ドゥダ大統領は、ゼレンスキー大統領とリトアニアのナウセーダ大統領との記者会見で、ソ連製SAMをウクライナに供与する可能性について話し合ったと述べた。
 ロシア軍は春以降、主にエネルギーや民間インフラを目標とした攻撃を強めていて、ウクライナ内務省によると、ロシアは過去3ヵ月間にウクライナ領内で約3万回の攻撃を行った。
 ゼレンスキー大統領は4月11日に三洋首脳会議に参加し、友好諸国首脳と会談するため、ビリニュスに到着した。 同盟国に対し、ウクライナへの防空システムの提供を増やすよう改めて求めた。
 ゼレンスキー大統領は「ミサイルは毎日攻撃されており、ウクライナが新しいSAMを受け取ると毎日聞いている」と述べ「現実は最終的に言葉と一致し、ロシアのテロの真の損失は確実にされなければならない」と述べた。 ゼレンスキー大統領は4月上旬に、ウクライナを完全に守るためには25個システムのPatriotが必要だと述べた。
 ドゥダ大統領は、ポーランドは自国の防空用にPatriotを配備し始めており、ロシアのミサイルがポーランド領空に侵入するなど、ポーランドはロシアの攻撃の脅威に晒されていると述べた。
2024.04.11
 17:31
時事通信

(Yahoo)

少数民族、タイ国境拠点を制圧 国軍の劣勢鮮明に ミャンマー <2405-041115>
 ミャンマークーデターを実行した国軍に抵抗する少数民族武装勢力カレン民族同盟(KNU)が11日、東部カイン州のタイとの国境近くにある都市ミャワディの国軍拠点を制圧したと発表した。
Myawaddy の位置 (Google Map)】
 国軍は北東部の中国との国境近くなどでも支配地域を失っており、地方で劣勢が鮮明となっている。
 ミャワディはタイとの貿易拠点。国軍は空爆で報復する可能性があり、タイ政府は大量の難民が流入するなど混乱が生じることを警戒している。
2024.04.11
 16:39
Reuters 通信

(Yahoo)

ミャンマー軍、武装勢力との戦闘で兵士200人撤退 タイ国境付近 <2405-041114>
 地元メディアによると、タイとの国境貿易の要衝であるミャンマー東部カレン州ミャワディで、武装勢力と交戦していたミャンマー国軍の兵士200名余りが11日に、タイにつながる橋の付近に撤退したもようである。 地元メディアによると、タイ当局は、国内への避難を許可するかどうか兵士側と協議中という。
 数ヵ所の前線で反政府武装勢力と戦闘状態になっているミャンマー軍事政権は、辺境地帯では相次いで敗北を喫しているとみられている。
 国軍と武力衝突を続けてきたカレン州少数民族武装勢力のカレン民族同盟 (KNU) 報道官は約200名の国軍兵士が逃亡してタイとの国境付近に集まっていると語った。 KNUは先週、ミャワディ近郊のミャンマー国軍のキャンプを襲撃し、600人前後の軍関係者とその家族を降伏させたと発表していた。
2024.04.11
 16:00
CNN

(Yahoo)

独ルフトハンザ航空、テヘラン便の運航を一時停止 <2405-041113>
 Reuters通信がLufthansa航空の広報担当の話として10日、同社がイランの首都テヘランで離着陸する航空便について「現在の中東情勢のため」一時的に運航を停止したと報じた。 広報担当によれば、運航停止の措置は11日まで継続される見通しという。 広報担当は、中東情勢を注視し、乗客と乗員の安全が最優先事項だと指摘した。
 イランの最高指導者ハメネイ師が、シリア駐在のイラン大使館に対する空爆をめぐり、イスラエルを非難して報復を明言していた。
 米国もイランによるイスラエルへの報復攻撃の可能性をめぐり警戒態勢を強めている。
2024.04.11
 15:35
Ukrinform ウクライナとラトビア、二国間安保協定を締結 <2405-041112>
 リトアニア訪問中のゼレンスキー大統領がTelegram Channelで11日、ラトビアのリンケーヴィチ大統領と二国間の安全保障協定を締結したと発表した。
 署名した二国間安全保障協定によると、ラトビアはウクライナに対して毎年GDPの0.25%の軍事支援を提供しするほか、更にサイバーセキュリティ、地雷除去、無人機技術のウクライナ支援を10年間行うことを約束し、またウクライナのEUとNATO加盟も促進する。
2024.04.11
 12:35
時事通信

(Yahoo)

自衛隊、米軍指揮下に入らず 林官房長官「独立して行動」 <2405-041111>
 林官房長官が11日の記者会見で、日米両首脳が自衛隊と米軍の指揮統制の連携強化で合意したことに関し、「自衛隊と米軍はおのおの独立した系統に従って行動している。 今年度中に発足させる自衛隊の統合作戦司令部が米軍の指揮統制下に入ることはない」と説明した。
 バイデン大統領が日朝対話を支持する考えを示したことについては、「日米両首脳は北朝鮮との対話の道が開かれているとの共通認識も踏まえ、日米、日米韓で一層緊密に連携することを確認した。 こうした共通認識を踏まえた発言だと受け止めている」と述べた。
2024.04.11
 12:20
AP 通信

(Yahoo)

打倒プーチン目指して訓練 ウクライナ陸軍シベリア大隊 <2405-041110>
 打倒プーチンを目指してウクライナ軍が2023年秋に創設したSiberia大隊が4月10日、キーウ郊外で行った訓練を一部メディアに公開した。 祖国を離れたロシア人で構成されるSiberia大隊は、隊員のほとんどがロシア極東の少数民族出身で、プーチン大統領打倒を目指している。
 自由ロシア軍団やロシア義勇軍など、ウクライナの他のロシア国籍の義勇軍とは異なり、Siberia大隊はウクライナ正規軍の一部である。
 隊員になるには、時には1年がかりといった徹底した身元調査を経て初めて入隊が許可され、厳しい訓練を受けて、ウクライナ各地の最前線に派遣される。
 Siberia大隊隊員の大部分は、ロシアで最も貧しいシベリア東部地域出身で、ウクライナの勝利で出身地域に対するモスクワの政治支配を終わらせることに一歩近づくことを望んでいる。
2024.04.11
 12:12
Reuters 通信

(Yahoo)

インド首相、中国と国境問題に「早急に対処する必要」 姿勢軟化 <2405-041109>
 モディ印首相が10日付のNewsweek誌の取材記事で、同国と中国が「長期化した国境の状況」に早急に対処する必要があると述べ、両国関係に生じた「異常事態」から決別する必要があるとし、国境問題で自国の主権と尊厳を守る決意を示した従来の発言に比べトーンダウンした。
 2020年にヒマラヤの国境係争地帯で両国軍が衝突し、兵士24名が死亡して以来、両国関係の緊張が続いているが、モディ首相は「インドにとって中国との関係は重要」と強調し、両国の平和的な関係は地域全体や世界にとっても大切だと述べた。
2024.04.11
 09:45

(19:45 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 10 2024 <2405-041108>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月10日の戦況 =
 ウクライナ軍が戦場でUAVを効果的に使用しても、戦域全体での重要弾薬の不足を完全に緩和することはできない。
 ゼレンスキー大統領は、不十分な防空システムに対する緩和策はないと述べ、ロシアの攻撃により、ウクライナはハリコフ市の防衛のために、すでに不足している防空戦力の再配置を余儀なくされていることを示唆した。
 ゼレンスキー大統領は、ハリコフ市を目標としたロシアの地上攻撃の可能性について警告し、ウクライナは、すでに逼迫している人員と物資の能力の一部を、現在活動している他の前線の重要なセクターから再配分することを余儀なくされるだろうと警告した。
 ウクライナの最高議会 (Verkhovna Rada) は、ウクライナの動員の持続可能性を長期的に高めるための取り組みとして、4月10日にウクライナの動員法案の条項を討議し採択した。
 露大統領府のペスコフ報道官が、アルメニアがロシアとの政治・安全保障関係から距離を置こうとし続けているのに対し、アルメニアとロシアの関係の緊張を軽視しようとした。
 ロシア軍はチャシフ・ヤールの東にある集落のイワニフスクを占領し、アウディーイウカ近郊に前進した。
2024.04.11
 08:33
Reuters 通信

(Yahoo)

フィリピン防衛に25億ドル要求、米有力議員が超党派法案提出 <2405-041107>
 日米比首脳会談を翌日に控えた10日、米有力議員2人が中国からの圧力を受けるフィリピンの防衛力強化に向けた$2.5Bの超党派法案を提出した。 フィリピンは中国に対抗する日米の取り組みで戦略的重要性が増しており、軍近代化に資金が必要となっている。
 法案は、米国務長官が国防総省と連携して、無償資金をどのように使うかの年次計画と、米比防衛関係強化に向けた措置に関する年次報告書を議会に提出することを義務付けており、後者にはフィリピンの防衛力近代化に必要な分野の説明が含まれる。
 法案は元駐日大使のハガティ上院議員共和党)とケーン上院議員民主党)が提出したもので、対外軍事資金供与 (
FMF) 制度を利用し、2029年までの5会計年度にわたり、フィリピンに年間$500Mの無償援助を認める内容になっている。
2024.04.11
 05:40
TBS News

(Yahoo)

日米首脳会談 防衛・安全保障や宇宙など幅広い分野での連携強化で合意 <2405-041106>
 国賓待遇で訪米中の岸田首相はバイデン大統領と会談し、防衛・安全保障や宇宙など幅広い分野での連携強化で合意した。
 会談後の共同声明では、日米を「未来のためのグローバル・パートナー」と位置づけ、日米同盟の強固さを誇った。
2024.04.11
 05:24
Defense News US, Japan announce generational upgrade to alliance amid China threat <2405-041105>
 日米首脳は4月11日にバイデン米大統領が「日米同盟が最初に設立されて以来、最も重要なアップグレード」と呼んだ防衛協定の長いリストを発表した。
 両国は、それぞれの指揮統制システムを改善し、共同で兵器を製造するための産業評議会を結成し、ミサイル防衛システムをオーストラリアのミサイル防衛システムとネットワーク化し、英国との共同演習を開始するなどの協定を締結する。 また、米国は初めて、東京の防衛力とよりよく連携するために、日本における兵力構成を調整する。
2024.04.11
 04:44
Reuter 通信

(Yahoo)

英、日米と定期合同演習へ インド太平洋の安全保障強化 <2405-041104>
 英国が10日、インド太平洋の安全保障強化に向け、2025年から日米と定期的な合同軍事演習を実施すると発表した。
シャップス国防相は声明で「合同演習の実施は、ルールに基づく国際秩序を損なおうとする者に対し、防衛関係は距離に制限されずに世界中のいかなる脅威にも対応する用意があるという強いメッセージを送ることになる」と述べた。
英国防省によると、空母Prince of Walseが日本に寄港するほか、同盟国との演習実施の一環としてインド太平洋に派遣する。
2024.04.11
 04:43
Reuter 通信

(Yahoo)

ロシアに中国などから防衛技術流入、英と移転阻止を協議=米国務長官 <2405-041103>
 ブリンケン米国務長官が9日、ロシアの防衛産業基盤を支える技術北朝鮮、イラン、中国から流入していることを米国は確認しているとし、米国と欧州の同盟国はこうした動きを懸念していると述べた。
 ブリンケン長官は訪米中のキャメロン英外相との会談後に記者団に対し、ウクライナで使用するための武器や物資のロシアへの移転を阻止する方法を協議したと明らかにした。
2024.04.11
 03:47
Military Times Hundreds of satellites to give military faster tactical comms and data <2405-041102>
 低軌道に何百もの小型衛星を拡散する宇宙に焦点を当てた計画は、海兵隊に現場でのより明確な通信とより高速なデータ転送をもたらすことを目的としている。
 国防総省
SDAは、すでに27基の低軌道衛星を打ち上げ、拡散型宇宙アーキテクチャプログラムの試験と性能確認を行っていると、SDAのトゥルニア局長が4月8日に海軍連盟の海空宇宙会議で述べた。
 低軌道衛星は地球上空約1,200哩を周回しているが、2024年後半には、低軌道衛星の第2陣が軌道に乗る予定だという。 中軌道衛星はGPSを利用して、地球から約12,550哩上空に配置されている。
 2025年末までに、このプログラムでは160基の衛星を軌道に乗せる予定で、その大半は地球をカバーして地域間の接続を構築し、その内20基以上はミサイル警戒専用少数の衛星はミサイル管制に特化されている。
 海兵隊やその他の軍は、何十年にもわたって衛星通信に依存してきましたが、低軌道衛星の進歩により、帯域幅が広くなり遅延が減ったため、多くのデータをより速く送信できるようになった。
2024.04.11
 01:28
聯合ニュース 韓国総選挙 最大野党の「単独過半数」確実 <2405-041101>
 10日投開票の韓国総選挙(定数300)は、革新系最大野党「共に民主党」の単独過半数の維持が確実となった。 保守系与党「国民の力」は約100議席にとどまる「惨敗」を喫する公算が大きい。
 開票率が70%を超えた11日00:00現在、共に民主党は159の選挙区で、国民の力は92の選挙区で1位となっている。 このまま推移すれば、共に民主党が小選挙区(定数254)の議席だけで過半数を握る圧勝が予想される。
2024.04.10
 23:58
RBC Ukraine Israeli army eliminated three sons of Hamas leader Haniyeh <2405-041013>
 イスラエル情報機関の代表が、国防軍がガザ地区北部での攻撃で、ハマスの指導者ハニエの3人の息子を殺害したと報告した。 イスラエル国防軍は、彼らがテロリスト集団の過激派であることを明らかにした。
 ハマス支持派メディアは、ハニエの孫2人が死亡し、もう1人が負傷したと報じた。
 ハニエ氏はハマスの軍事部門の司令官であり、ハゼムとムハンマド・ハニエも軍事部門の下級戦闘員であった。 イスラエルの代表は、攻撃にされたときに3人の息子は、テロ活動を行うためガザ中心部に向かっていたと報告した。
2024.04.10
 23:57
Kyiv Independent Kuleba: Ukraine aims to obtain 7 Patriot batteries in near future <2405-041012>
 ゼレンスキー大統領によると、ロシアは3月にウクライナに各種ミサイル400発以上、Shahed UAV 600発誘導爆弾3000発を発射し、インフラに甚大な被害を与えた。
 このためウクライナは同盟国に対し、防空システム、特にBMを迎撃できるPatriotシステムを提供するよう求めているが、クレバ外相が4月10日に公開されたWashington Post紙の取材に対し、ウクライナはPatriotシステムをできるだけ早く追加入手することを目指しており、システムの貸与を各国に申し出ていると、語った。
 クレバ外相は、海外で100個以上の利用可能なPatriotを特定したと述べ、一部の国が少なくとも1個システムをウクライナに移転することを拒否する理由を「理解するのに苦労している」と付け加えた。
2024.04.10
 21:15
Ukrainska Pravda Former employees of Ukraine's Security Service exposed on fuel fraud – photo <2405-041011>
 ウクライナ国内治安総局と保安庁 (SSU) の調査官は、ウクライナ国家汚職防止局と協力して、2022年に軍の要求に応えるための燃料購入に割り当てられた資金の横領を暴露した。 経済支援省の元局長と彼の第一副局長が、詐欺の組織化に関与しているという。
【関連記事:2405-040806 (ISW 2024.04.08)】
 調査によると、元警察官が、2022年に特別部隊の要求に合わせて燃料を購入する資金を横領する計画を組織した。 公判前調査と長期にわたる尋問の過程で、被告らは治安機関の公用車や装甲車用の燃料や潤滑油を水増しした価格で購入する手口が立証された。
 このため容疑者は、石油製品の取引に従事している政府に管理された営利企業を引き入れ、財務、経済、および報告文書に虚偽の情報を入力させた。 このような容疑者の行動は、国にUAH260M ($667.M) 以上の損失をもたらした。
2024.04.10
 17:15
時事通信

(Yahoo)

習氏、平和統一追求 台湾前総統と会談 頼次期政権揺さぶり・中国 <2405-041010>
 習中国国家主席が10日に北京の人民大会堂で台湾国民党の馬前総統と会談し、「共同で平和統一の美しい未来を追求しなければならない」と述べた。 両氏は、馬氏が総統だった2015年11月、シンガポールで歴史的な会談を果たして以来8年半ぶりの再会で、中台が「一つの中国」であることを確認した。
 中国が「台湾独立派」と見なす頼副総統の総統就任を来月に控え、習主席は民進党政権に対する揺さぶりを図った。 習主席は「制度が異なっても、両岸(中台)が一つの国に属する事実は変えられない」と強調し、馬氏は「両岸の人々は同じ中華民族だ」と応じた。
2024.04.10
 16:57
Breaking defense Army eyes Next Generation Howitzer new start, third attempt at leap-ahead artillery <2405-041009>
 米国と日本が4月10日、インド太平洋地域における中国、北朝鮮、その他の攻撃源からの侵略に対抗する能力を強化すると主張する一連の防衛関連の動きを発表した。
 バイデン米大統領と岸田首相は、ホワイトハウスでの共同声明で、「グローバルなパートナーシップを前進させるため、本日、防衛・安全保障協力を強化するためのいくつかの新たな戦略構想を発表し、宇宙でのニューフロンティアに言及すると共に、技術革新を推進し、経済安全保障を強化して、気候変動対策も加速したグローバルな外交と開発に関する同盟、及び両国民の絆を強めるのです」と述べ、合意の一環として、両国は、両国が協力できる優先分野を特定する防衛産業協力・調達・維持に関するフォーラム (
DICAS) を活用することに合意した。
 声明で特定された能力の中には、「関係省庁と連携して、日本の商業施設で前方展開された米海軍艦艇と第四世代戦闘機を含む米空軍航空機の共同開発と共同生産」が含まれる。
 さらに、双方は、将来の操縦士訓練に関する作業部会の設立と、「戦闘準備が整った次世代戦闘機の空軍力を維持するための一般的なジェット練習機などの最先端技術の共同開発と共同生産」を約束した。 それがジェット練習機の調整を指すのか、それとも地上での訓練オプションを指すのかは不明であるが、練習機では、日本は国産のT-4を運用し、米空軍はBoeing/Saab社製のT-7Aへの移行の初期段階にある。
 米大統領府はfact sheetで、GA社が海上保安庁にMQ-9B Sea Guarian 2機を提供すると述べている。 GA社広報はMQ-9 2機は日本への直接商業販売であり、現在、請負業者が所有し、請負業者が運営するリース契約中の3機とは別のものであることを確認した。
2024.04.10
 15:11
Inside defense Army eyes Next Generation Howitzer new start, third attempt at leap-ahead artillery <2405-041008>
 米陸軍は、自走式の長距離砲を試作する5年間の計画が失敗したため、2040年以降に予測される脅威に対抗することを目標として冷戦終結後3度目の試みとなる次世代榴弾砲計画を開始した。
 陸軍のFY25予算要求では、新システムの研究とハードウェア開発に$8Mを要求している。
2024.04.10
 13:57
Reuters 通信

(Yahoo)

南太平洋の中国漁船立ち入り検査は合法、米沿岸警備隊が反論 <2405-041007>
 中国の王駐ニュージーランド大使が5日に中国大使館が配布した書簡の中で、米国とバヌアツ、キリバス、パプアニューギニアの間で結ばれたシップライダー(乗船)協定を利用して「中国漁船に対する法執行活動を遂行」することは国際法違反との認識を示していたのに対し、米沿岸警備隊のデイ少将が10日、南太平洋で地元警察と合同で実施した中国漁船への立ち入り検査は合法との認識を示した。
 Reutersは3月、中国漁船6隻がバヌアツ海域を初の哨戒を実施する米沿岸警備艇に同乗した地元警察による検査を受け、バヌアツの漁業法に違反していることが判明したと報じた。
 米沿岸警備隊とキリバス警察も2月に10年ぶりの合同哨戒を行い、中国漁船2隻を検査したが、問題は見つからなかった。
2024.04.10
 12:58
Defense News US Air Force issues $409 million award for long-sought Pacific airfield <2405-041006>
 テキサス州アービングに拠点を置く建設会社であるFluor社が4月10日に、米空軍から太平洋の島嶼国であるテニアン島に飛行場を建設する5年間、$490Mの契約を受注した。
 テニアン島は、グアムの北、フィリピンの東約1,500哩にあるアメリカ領である北マリアナ諸島連邦の一部で、第2次世界大戦中、米空軍はテニアン島から日本に爆撃機を空襲した。 それ以来、完成した滑走路はジャングルに覆われている。
 この地域を管轄する米インド太平洋軍は、長年にわたりここの再建を望んでいた。
 4月初めに空軍と民間の最高指導者が島を訪れ、飛行場の工事を視察した。 1月以来、空軍は建設作業のために、何百エーカーものジャングルを伐採し始めた。
2024.04.10
 11:51
The News Lens

(Yahoo)

中国からの借金1位はあの国 トップ20上位はアフリカ勢もずらり <2405-041014>
 中国が推し進めてきた巨大経済圏構想「一帯一路」に参加した途上国が、インフラ開発などのために中国から巨額の資金を借り入れ、膨れ上がった対中債務の問題が指摘されて久しい。
 その融資残高の総額は、元金だけで$11T(約166兆円)とも推測されている。
 そんな中、米投資情報サイト
Insider Monkeyが、対中債務残高が多い国トップ20をまとめた。
 ・20位 アルゼンチン  $2.86B
 ・19位 モンゴル    $3.02B
 ・18位 ブラジル    $3.38B
 ・17位 コンゴ共和国  $3.42B
 ・16位 南アフリカ   $3.43B
 ・15位 カメルーン   $3.78B
 ・14位 コートジボワール$3.85B
 ・13位 ベラルーシ   $3.92B
 ・12位 カンボジア   $4.01B
 ・11位 エルアドル   $4.14B
 ・10位 ナイジェリア  $4.29B
 ・ 9位 エジプト    $5.21B
 ・ 8位 ラオス     $5.25B
 ・ 7位 バングラデシュ $6.05B
 ・ 6位 ザンビア    $6.08B
 ・ 5位 ケニア     $6.69B(1兆 142億円
 ・ 4位 エチオピア   $6.82B(1兆 339億円
 ・ 3位 スリランカ   $8.84B(1兆3,402億円
 ・ 2位 アンゴラ    $20.98B(3兆1,807億円
 ・ 1位 パキスタン   $26.60B(4兆 328億円
2024.04.10
 10:07
Reuters 通信

(Yahoo)

米、ウクライナに防空システム関連装備売却 最大1.38億ドル <2405-041005>
 米政府はウクライナに提供したMIM-23 HAWKの機能維持・拡充に向け、最大$138M相当の装備を同国に売却する。 ロシアによるUAVやCM攻撃への防空強化が狙い。
 米国のウクライナ支援を賄う資金は細っているが、2023年末に成立したFY24
NDAAに盛り込まれた$300Mの軍事支援を今回の装備の購入費用に充てる。
 ウクライナは2022年からHAWKの提供を受けており、他にもPatriotなど複数の防空装備が供与されている。
2024.04.10
 10:00

(20:00 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 9 2024 <2405-041004>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月98日の戦況 =
 米中央軍 (CENTCOM) が4月9日、イランのイスラム革命防衛軍 (IRGC) から押収した約1個旅団分の小火器と弾薬を4月4日にウクライナに移送したと発表した。
 ウクライナ軍情報総局 (GUR) が4月8日~9日に、ヴォロネジ州のボリソグレプスク空軍基地をUAVで攻撃した可能性が高い。
 クレムリンは、モルドバの親露派ガガウジア自治区のクグツル知事とロシア国営銀行が署名した新たな協定を活用して、モルドバ社会を不安定化し、モルドバの民主政府を攻撃し、モルドバのEU加盟を阻止する取り組みをさらに進めることができる可能性が高い。
 アルメニアとロシアの関係が悪化し続けるなか、アルメニア駐留ロシア軍が、アルメニアに対する軍事的・政治的権力を主張し、アルメニアの主権に挑戦するために、アルメニアで別のロシア市民を拘束した。
 ロシア軍は4月9日にアウディーイウカの西、ドネツク市の南と南西のクレミンナ付近での前進が確認された。
 クリミアのロシア占領政権は、占領下のクリミアでウクライナ正教会 (OCU) に所属する聖職者や教区を組織的に迫害している。
2024.04.10
 05:10
朝日新聞

(Yahoo)

米英豪のAUKUS、原潜での日本との協力拡大は否定 米高官 <2405-041003>
 米国家安全保障会議(NSC)で東アジア・オセアニアを担当するラップフーパー上級部長が9日、米英豪の安全保障の枠組みAUKUSについて、原子力潜水艦に関する協力は「今後も米英豪以外に参加国を拡大することはない」と明言した。
 AUKUSでは、日本との協力が検討されているが、それはAUKUSの「第二の柱」である先端技術分野に限り、豪州の原潜の調達を目指す「第一の柱」では協力関係を模索しないとの方針を明確にした。
2024.04.10
 05:00
朝日新聞

(Yahoo)

イラン革命防衛隊が輸送?の銃5千丁、米が押収しウクライナ軍に譲渡 <2405-041002>
 米中央軍が9日、イランの革命防衛軍が輸送に使っていた無国籍船から押収した5,000丁以上のAK47自動小銃などの武器や弾薬を、ウクライナ軍に譲渡したと発表した。 これらは元々、イランからイエメンのフーシ派に供給される予定だったとし、譲渡は「ロシアの侵攻からウクライナを守ることに役立つ」としている。
 中央軍によると、ほかに譲渡したのは機関銃や狙撃銃、50万発以上の弾薬で、2021年5月から23年2月にかけ、計4隻の船籍のない船から押収したものだとしている。 中央軍はこれらの武器弾薬について、イエメン内戦をめぐる武器禁輸措置などを定めた国連安全保障理事会の決議に違反する形で、革命防衛軍からフーシ派に移送されていたものだと主張し、今後も「同盟国やパートナーと協力し、イランの武器支援の流れに対抗していく」としている。
 中央軍は2023年10月にも、無国籍船から押収した弾薬約110万発をウクライナ軍に引き渡しており、この弾薬についても、革命防衛隊がフーシ派に供給するために運んでいたとしている。
2024.04.10
 02:19
Reuters 通信

(Yahoo)

ウクライナ、ロシア南西部の航空機工場攻撃=情報筋 <2405-041001>
  ウクライナの情報筋がReutersに、ロシアのボロネジ州にある航空機工場の主要生産施設がウクライナ国防省情報総局 (GUR) による攻撃を受けたと語った。
 ロシア国防省は、9日午前に同地域上空でUAV 2機を撃墜したと発表した。 同州ボリソグレブスク市の第711航空修理工場が攻撃を受けたもようだが、詳しい被害の規模については明らかにされていない。
Borisoglebsk の位置 (Google Map)】
 今回攻撃の対象となったボリソグレブスク市は、北東部の前線から350km以上離れた場所に位置する。
2024.04.09
 22:08
Kyiv Independent NATO: Ukrainian drones responsible for more than 65% of destroyed Russian tanks <2405-040913>
 NATO高官がForeign Policy誌にウクライナ軍がここ数ヵ月で破壊したロシア軍戦車の2/3以上が
FPV UAVによるもので、ウクライナの深刻な弾薬不足の中でUAVへの依存度が高まっていることを示している可能性があると語った。
 FPV UAVは安価で、目標に正確に飛ばすことができ、はるかに高価な装備を破壊する能力を持っている。
 カミシン戦略産業相によると、ウクライナは2023年12月に5万機のFPV UAVを生産しUAV生産を月間数万機台に大幅拡大することを目指していると述べた。
2024.04.09
 20:12
Defense One Russia’s GPS meddling in the Baltic Sea demands NATO action, Sweden’s naval chief says <2405-040912>
 スウェーデン海軍司令官のハスラム少将が4月8日にワシントンD.C.郊外で開催された海軍リーグの海空宇宙会議で、数ヶ月間にわたるバルト海でのロシアのGPS欺騙による航空機と船舶への妨害は、軍用ではGPSにそれほど依存していないため、実際にはそれほど影響を受けていないが、地域経済に打撃を与えており、NATOが行動を起こす時が来たと述べた。
 ロシアによるGPS欺騙の結果、自動識別システムをオフにする船舶数が増え、バルト海での出所や正確に何をしているのかがわからなくなる「幽霊船」と呼ばれるSkoog Haslum現象が「どんどん大きくなっている」。
 エストニアの研究者は、ロシアがカリーニングラードにあるトボル複合施設での
ECMによるGPS干渉の背後にあることを示唆している。
【註】
 西側諜報機関はエストニアなどに混乱を引き起こしている疑いのある極秘電子兵器は、カリーニングラードの軍事施設に拠点を置いている可能性が高い。  軍事事情通は「衛星通信抑制システムのトボルは多方向にGPS妨害信号を飛ばすことができ、本来はミサイルやUAVの攻撃からカリーニングラードを守る用途で設置されたといわれているが、防衛ではなく攻撃に使えば、他国の民間機、船舶の運航を妨害することができます」と指摘する。  最近、GPSの混乱により飛行機が航空機追跡サイトから消失するケースが報告されているのは、ロシアの極秘電子兵器がNATO側の航空機や船舶のGPSシステムに誤作動を起こしていると西側の情報機関が懸念してされている。  エストニア軍のヘレム司令官によると、フィンランド、スウェーデン、バルト三国、ポーランドで空と海の交通のGPS誘導に混乱が生じているという。 ヘレム司令官はTelegramに対し、「われわれが目撃したのは船舶や航空交通用のGPSの誤作動だ。 ロシアが何かをやりたいのか、それともただ装備をテストしたいだけなのか、本当に分からない」と話した。  GPSの混乱はバルト海、黒海、イスラエル付近などでも確認されているという。
【出展:プーチン大統領の秘策か 欧州を大混乱に陥れるロシアの電子兵器「トボル」の危険度 (東スポWeb)】
2024.04.09
 17:21
Kyiv Independent Germany to deliver 20 additional armored vehicles <2405-040911>
 ドイツ政府が4月9日、Rheinmetall社に、追加のMarder装甲車20両をウクライナに納入するよう要求したと発表した。 ロシアの全面侵攻が始まって以来、同社はすでに100両以上のMarder装甲車をウクライナに提供している。
 声明によると、今回の引き渡しは3月に発表されており、100万ユーロ台半ばと見積もられ。Rheinmetall社は、新しいロットは2024年中に納入されると述べた。
 2024年初めiに、ドイツはポーランドとウクライナを支援する「装甲車両連合」を結成することで合意した。 この取り組みは、3月26日に正式に運用を開始する。
2024.04.09
 16:57
Inside Defense Lockheed Martin launches Pony Express 2 demo satellites <2405-040910>
 Lockheed Martin社が8日に記者団に、国防総省の
CJADC2に適合することを意図した自律型試験システムを実証するために2基の衛星を打ち上げたと語った。
 3月上旬に打ち上げられた2個の衛星に4基のPony Express 2装置を搭載して運用開始前の最終試験に入っており、担当するシュレイダー副社長は、システムを接続して直接通信できるようになると述べている。
2024.04.09
 16:45
Inside Defense Army to host howitzer demonstrations this summer following ERCA cancellation <2405-040909>
 米陸軍
ERCAの計画中止に伴い、今夏から4ヵ月間、アリゾナ州のユマ試験場で開催される既存の155mm榴弾砲の能力を実証するSPHの性能実証試験の概要を4月3日の企業説明会で説明したのに続いて、メーカーに参加を呼びかけた。
2024.04.09
 12:47
SOFREP Israel’s maritime C-Dome downs drone in first operational combat interception <2405-040908>
 イスラエル国防軍が4月8日、Sa'ar 6コルベット艦が装備したIron Domeの海軍型であるC-Domeが紅海での初の実戦でUAVを撃墜した。 C-DomeはSa'ar 6コルベット艦4隻に装備されている。
 Sa'ar 6は、2023年10月7日のハマスによるイスラエル攻撃を受けて、ガザでの戦争中にガザ沖に配備され、イエメンのフーシ派によるUAVやミサイル攻撃の脅威にさらされていた南部のエイラート沖の紅海に送られた。 報道によると、ここ数週間、イランが支援するイラクの民兵組織も、エイラートを突入攻撃型UAVで威嚇している。
2024.04.09
 12:17
Reuters 通信

(Yahoo)

スウェーデン、中国人記者に国外退去命令 国家安全保障巡る懸念 <2405-040907>
 スウェーデン当局が、国家安全保障上の懸念を理由中国人記者に国外退去を命じたと、記者の弁護士が8日に明らかにした。 弁護士によると、記者は57歳の女性でスウェーデンに20年近く住んでいる。
 スウェーデン公共放送SVTは、情報源は明らかにしていないがこの記者が自身のウェブサイトで記事を発信し、ストックホルムの中国大使館から報道に関連した支払いを受けていたと報じた。
 SVTによると、この記者は中国当局者や企業代表団がスウェーデンを訪問した際にスウェーデン高官との会談を調整しようとしていたという。
 移民当局はコメントの要請に応じていない。 ストックホルムの中国大使館からのコメントは得られていない。
2024.04.09
 11:45
NNA

(Yahoo)

【ドイツ】中国から日本へ、拠点移転 ドイツ企業=安定性求め動き加速 <2405-040906>
 ドイツ企業中国拠点を日本へ移転する動きが加速していることが、在日ドイツ商工会議所(AHK Japan)が3月下旬に発表した調査結果で明らかになった。 地政学的な緊張や、中国政府の貿易政策の不確実性を背景に、安定性を求めて日本を選んでいるようである。
 調査はAHK Japanが大手会計事務所KPMGと共同で実施したもので、在日ドイツ系企業472社を対象に1月30日から2月13日まで、オンラインでアンケートをとり、164社から回答を得た。
 うち38%が、中国から日本への生産移転を計画していたり、アジアでの新規投資先として日本を選んだりしていた また23%は管理機能を中国から日本に移転していた。
 日本にアジア太平洋地域の統括本部を置くドイツ企業は前年の20%から増加して26%に上り、シンガポールの28%に次いで2位だった。 日本を事業拠点に選ぶ利点には、9割以上の企業が経済的安定性や、ビジネス関係の安定性と信頼性、安全性と社会的安定性を挙げている。
2024.04.09
 11:08
AP 通信

(Yahoo)

ドイツ軍がリトアニアに駐留 第2次大戦後初の国外常駐 <2405-040905>
 ドイツ政府が4月8日、バルト三国のリトアニアに常駐するドイツ軍戦闘部隊の予備司令部要員を同国に派遣した。 旅団規模の部隊は2027年までに戦闘態勢を整える。
 第2次世界大戦後に、ドイツ軍戦闘部隊が国外に常駐するのは初めてで、計画ではドイツ陸軍兵士4,800名と軍属200名が、家族を呼び寄せて駐留する。
 リトアニアのカスチューナス国防相は、ドイツ軍の存在を「ドイツの信頼性の証明」であり、「我々とこの地域全体にとって、とても重要なことだ」と述べた。 予備司令部は2024年末までに、約150名に増強される。
2024.04.09
 11:00
毎日新聞

(Yahoo)

官房長官、AUKUSとの連携に期待感 米英豪の安保枠組み <2405-040904>
 林官房長官が9日午前の記者会見で、米英豪3ヵ国の安全保障の枠組みAUKUSとの共同開発の検討について「防衛力の強化に資する取り組みを今後も進めたい」と述べた。 林長官は「インド太平洋の平和と安定に資するものであり、日本は一貫して支持している」とも語り、連携に期待感を示した。
 AUKUS国防相が8日付の共同声明で、人工知能や極超音速兵器を含む先進能力分野などの開発で日本との協力検討を発表したことを受けた。
2024.04.09
 10:15

(20:15 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 8 2024 <2405-040903>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月8日の戦況 =
 ロシアの製油所に対するウクライナのUAV攻撃により、ロシアはカザフスタンからのガソリン輸入を求めざるを得なくなったと報じられている。
 ウクライナ軍情報総局 (GUR) が、4月7日にカリーニングラード州バルチースクの海軍基地でロシアバルチック艦隊の小型ミサイル艦が無力化された爆発関与した可能性を間接的に示唆した。
 モルドバの親露派自治区ガガウジアでのロシア系グツル知事が、ルーマニアがモルドバ政府を支配しているとほのめかした。
 ロシア軍はクレミンナ、バフムート、アウディーイウカ、ドネツク市付近でり前進が確認された。
2024.04.09
 09:33
Reuters 通信

(Yahoo)

AUKUSの枠組み拡大する計画ない=豪首相 <2405-040902>
 アルバニージー豪首相が9日、豪米英3ヵ国の安全保障の枠組みAUKUSを拡大する計画はないと述べた。 3ヵ国は8日に、AUKUSを通して日本と先端防衛技術分野で協力することを検討していると発表していた。
 アルバニージー首相はキャンベラでの記者会見で「提案はAUKUSの第2の柱に関し、プロジェクトごとに他国の関与を検討するもので、日本は当然その候補だ」と指摘し、AUKUSのメンバーを拡大することは提案されていないと語った。
 AUKUSはオーストラリアへの原子力潜水艦配備を第1の柱として、第2の柱は軍事技術共有のほか、量子コンピューティング、人工知能 (AI)、サイバー技術での協力などを焦点にしている。  米国はこれまでに第2の柱への他国の参加に前向きな姿勢を示しており、ブリンケン米国務長官は2023年7月に、ニュージーランドが関与する扉は開かれていると表明していた。
2024.04.09
 06:02
Wedge

(Yahoo)

【ロシアの敵か、味方か?】割れる旧ソ連諸国の方針。ウクライナ戦争の趨勢も左右か <2405-040901>
 Financial Times紙のバーバー論説員が3月5日付け同紙に‘Post-Soviet neighbours navigate the orbit of Russian power’(ソ連崩壊後の隣国がロシアの軌道を航行している)と題する論説を書き、ウクライナ戦争の行方ベラルーシ、モルドバ、アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージアに重くのしかかっている様子を描写している。要旨は次のとおり。
 1991年のソ連崩壊後、ロシアは新たに独立した旧ソ連諸国との西側および南側国境を最重視する政策を取ってきた傾向は、2000年にプーチンが政権について以降一層明白になった。 その手法は、それら国内での分離主義運動を支援するとともに、エネルギー、貿易、投資で隣国のロシアへの依存を確実にすることを柱としている。
 ベラルーシ、モルドバ、アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージアにとり、ウクライナでの戦闘は将来に重くのしかかっている。 現状、ロシアの影響力が強く残る国もあれば、弱まった国もある。 ロシア支配の最も顕著な例はベラルーシで、ウクライナ戦争は同国をロシアに一層近づけたとはいえ、ロシアは今のところ、ベラルーシを完全にロシアに統合する企てやウクライナ戦争に完全に組み込むような態度を見せていない。 そうした動きは、ルカシェンコの独裁体制を不安定化させる要因になり得るからである。
 モルドバでは対照的に、ロシアのウクライナ侵攻以降、ロシアの影響力は低下した。これに対し2月、ロシアが支援する分離地域であるトランスニストリアの指導部が緊急議会を開催し、ロシアに庇護を求めるようなアピールを出した。 背景には、モルドバ議会が2023年に、分離主義を刑事犯罪に指定し、モルドバ政府はトランスニストリア企業に対する税関管理を強化するなど、モルドバが初めて同地域の再統一化に本格的に乗り出したことがある。
2024.04.08 Janes Rheinmetall to supply Mission Master SP UGVs to Japan for testing <2405-040827>
 Rheinmetall社が4月8日の報道資料で、防衛省と数百万㌦の契約を締結し、陸上自衛隊にMission Master SP装輪
UGV 3両を試験用として納入すると述べた。
 Rheinmetall社は、日本の代理店である丸紅エアロスペース社と提携し、2025年1月に貨物、監視、遠隔操作兵器ステーションなど、さまざまなペイロードモジュールを搭載したUGVを陸上自衛隊に供給すると発表した。
 陸上自衛隊は3月下旬、無人防衛力の強化と非対称的な「人的被害を抑えつつ地上での優位性」を獲得するため、無人偵察機を調達する意向を表明した。
2024.04.08
 22:48
時事通信

(Yahoo)

ドイツ首相、13日から訪中 習主席と会談へ <2405-040826>
 ドイツ政府が8日、ショルツ首相が13~16日に中国を訪問すると発表した。 ショルツ首相の訪中は2022年11月以来である。
 16日には北京で習国家主席、李首相と会談する。 首脳会談ではロシアによるウクライナ侵攻を巡る対応のほか、2国間の経済関係などが議題になる見通しである。
 ショルツ首相は、北京で中国との経済協議会合に出席するほか、重慶や上海も訪れ、独企業の施設を訪問する。 訪中には産業界代表も同行する予定で、低迷する独経済の浮揚につなげたい思惑があるとみられる。
2024.04.08
 22:30
朝日新聞

(Yahoo)

EU派遣の護衛艦、11件のフーシの攻撃防御 紅海で民間船攻撃受け <2405-040825>
 EUの外相にあたるボレル外交安全保障上級代表が8日、紅海に派遣したEUの護衛艦隊が約2ヵ月間で、イエメンのフーシ派からの11件の攻撃から民間船を護衛したと明らかにした。
 EUは2月下旬から、4隻のフリゲート艦からなる艦隊を派遣し、計68隻の民間船を護衛し、UAVや
ASBMによる11件の攻撃を防御したという。
2024.04.08
 22:25
Kyiv Independent Bloomberg: Trade of yuan in Russia's foreign exchange market reaches record high <2405-040824>
 Bloombergが4月8日にロシア中央銀行のデータを引用して報じたところによると、ロシアの外国為替市場での中国人民元の取引は、ユーロとドルのシェアが低下し、過去最高値に成長した。  2022年3月の人民元の貿易高はわずか3%だったのに対し、3月の人民元取引高は53%であった。 ロシアは、自国経済におけるドルとユーロの使用を減らそうとしており、通貨を「有毒」と呼んでいる。
 このデータは、西側の金融システムからの撤退が進む中、ロシア経済における人民元の重要性が高まっていることを示す例である。
2024.04.08
 22:00
朝日新聞

(Yahoo)

ヘリ1機100億円増 防衛装備品の高騰相次ぐ 財源あいまいなまま <2405-040823>
 政府が調達する輸送ヘリなどの防衛装備品が軒並み高騰しており、令和6年度当初予算の主な装備品の購入価格と、元~4年度の平均価格を比べると、約1.5倍に膨らんでいることが分かった。
 歴史的な円安や資材の高騰などが原因で、政府は9年度までの5年間で、防衛費を大幅に増やして総額43兆円程度にする計画だが、枠内に収まるかは分からない。
 2023年に財務省の審議会が価格上昇の大きい例として大型ヘリや輸送機、潜水艦、戦車など7種類の装備品を取り上げ、それらの装備品について、朝日新聞が3月に成立した6年度当初予算に計上された購入価格と、平成30年度に決めた中期防衛力整備計画での平均価格(31~4年度)を比べた。
 防衛省によると、CH-47の場合、元~4年度の平均価格は1機あたり76億円だったが、予算では陸上自衛隊保有分が176億円、航空自衛隊が196億円となり、2.3~2.5倍に膨らんだ。  P-1も、部材の高騰などで1.45倍となる325億円に価格が上がっている。 リチウムイオン電池を搭載する最新型の潜水艦「たいげい型潜水艦」は、1.34倍の950億円で、製造に使う鋼材や半導体などの上昇が響いた。
 7種類の価格平均で47%増えた。これ以外の装備品も値上がりしている。
2024.04.08
 21:37
讀賣新聞

(Yahoo)

海自の護衛艦「かが」大規模改修で飛行甲板が長方形に…事実上の空母化で「F35B」発着艦に <2405-040822>
 事実上の空母化に向けて戦闘機が安全に離陸できるように飛行甲板を長方形に変えた1回目の大規模改修を終えた海上自衛隊の護衛艦かがが8日に呉基地で報道陣に公開された。 今後F-35Bが発着艦する海上の拠点となる。
 かがは、海自最大級のいずも型護衛艦(全長248m)の2番艦で、政府は2018年に定めた中期防衛力整備計画で、警戒監視や有事の際の防空態勢を強化するため、いずも型の2隻について、事実上の空母とすることを明記した。
 かがの改修は2022年3月に始まり、2024年3月29日に終了した。 防衛省幹部によると、艦首の形を台形から四角に変更することで、艦首方向から向かってくる気流の乱れを抑え、離陸時の安定性が増す。
 いずも型1番艦のいずもは、すでに1回目の改修を終えているが、ジェットエンジンの排気熱に対する耐熱塗装を施すなどにとどまっており、甲板を空母のような長方形に変えたのは、かがが初めてになる。
2024.04.08
 21:09
共同通信

(Yahoo)

ロシア北極圏で核実験の準備進行 衛星画像、「臨界前」の可能性 <2405-040821>
 ロシア軍事に詳しい東大の小泉悠准教授衛星画像を分析した結果8日、北極圏ノバヤゼムリャ島の核実験場で、新たな核実験の準備が進んでいる可能性が高いと述べた。
 臨界前核実験は核兵器の改良や性能評価が目的で、ロシアは1990年代に繰り返し、近年では2004年に実施した。 小泉准教授はロシアの意図について「ウクライナを支援する欧米への威嚇だ」とみている。
  ソ連時代の1955年から1990年まで、大気圏内や水中、地下で約130回の核実験が行われたノバヤゼムリャ島の実験場では2023年から工事が活発化し、最大の地上施設がほぼ完成した。 小泉准教授は異例の動きだと述べ、核爆発を伴わない臨界前核実験などの可能性があると指摘した。 大型施設は実験関連施設とみられるという。
 臨界前核実験は包括的核実験禁止条約(CTBT)に抵触しないが、専門家によると、米当局は2019年にロシアがCTBTに違反する核実験を行った可能性があると示唆したが、ロシアは否定した。
 一方、米国は臨界前核実験を続け、バイデン政権は2021年にネバダ州で2回実施した。
2024.04.08
 19:19
共同通信

(Yahoo)

日米、小型原子炉開発で協力へ <2405-040820>
 複数の政府関係者が8日、日米両政府は「小型モジュール炉
SMR)」などの次世代型原発の研究開発で協力する方針を固め、岸田首相とバイデン大統領が会談で合意する見通しを明らかにした。
【註】
 米国防総省が原子炉を60年間使用するProject Peleと呼ばれる計画計画を進めており、陸軍や空軍や基地で1~5MWで3年間は連続使用できる原子炉を電力源とすることを検討している。
【米国防総省の Pele 計画:2111-102108 (MT 2021.10.21)】
2024.04.08
 18:31
Kyiv Independent Russian missile ship set on fire near Kaliningrad, Ukraine's intelligence claims <2405-040819>
 ウクライナ軍情報部によると、カリーニングラード沖のバルト海に停泊していたロシアのコルベット艦Serpukhovが4月8日に炎上した。
 当局はTelegramへの投稿で、火災が同艦を「使用不能」にし、「通信手段と自動化手段が「完全に破壊された」と述べた。 軍の情報機関は、艦内で火災が発生している様子を映したとみられる動画も共有した。
 ウクライナ軍情報筋はKyiv Independent紙に対し、軍情報部の工作員が火災の背後にいることを認めた。 バルト海におけるロシア海軍に対するこのような攻撃は初めてだった。
 ウクライナはここ数ヵ月、クリミア半島にいるロシアの黒海艦隊を目標にした攻撃を強化しており、数隻の艦船を攻撃することに成功し、一部のロシア艦艇はより安全な海域への再配備を余儀なくされている。 ウクライナ海軍報道官は3月30日に、ロシア海軍がクリミア半島の港からほぼすべての主要艦艇を撤退させたと述べた。
 ロシア海軍のウェブサイトによると、SerpukhovはBuyan-Mコルベット艦で、全長74mで各種装備を搭載している。
 ロシア当局は4月8日、ウラジオストクにあるDalzavod造船所で修理中のロシアの水上艦Katerina Velikayaが火災を起こしたと発表した。
2024.04.08
 17:04
讀賣新聞

(Yahoo)

マッハ5以上の極超音速滑空兵器を探知・追尾、衛星網整備で日米が協力へ…北朝鮮や中国に対抗 <2405-040818>
 岸田首相とバイデン米大統領が10日に予定されている日米首脳会談で、極超音速滑空兵器 (
HGV) を捕捉追随するための衛星網の整備で協力を確認する。
 ミサイル防衛能力を強化し、HGVの開発を進める北朝鮮や中国に対抗する狙いがある。
2024.04.08
 17:02
Breaking Defense Aussie PM says no Japan as AUKUS member, but Pillar II on table <2405-040817>
 米、英、豪の当局者が8日、すでに進行中の潜水艦建造計画を妨げることなく、AUKUS協定に新しいメンバーを追加できると自信を表明したようだが、豪首相は期待を裏切った
 8日朝に、オースティン米国防長官、シャップス英国国防長官、マールズオーストラリア国防相のAUKUS国防相は、「AUKUSの第2の柱となる先進能力計画に関する日本との協力を検討している」との声明を発表した。
 大方の予想ではあったが、この声明は、日本が安全保障協定の原子力潜水艦の部分とは対照的に、新たな防衛技術の集合体を対象とする第2の柱に参加する可能性があることを公式に確認した最初のものであった。
2024.04.08
 17:02
東方新報

(Yahoo)

中国の国産無人航空機が空を飛ぶ <2405-040816>
 中国航空工業集団 (
AICC) によると、中国国産UAVのHH-100が3日「高速自動タキシング試験」を完了した。
 HH-100 UAVは2023年12月に組み立て完了し、2024年2月末にタキシング試験のために中国四川省の北川永昌飛行場に移送された。
 HH-100は最大離陸重量 (MTOW) 2t可搬重量は700kg、最大速度は300km/h航続距離は満載状態で520kmとなっている。
2024.04.08
 16:46
Kyiv Independent Romania-led NATO naval exercise begins in Black Sea <2405-040815>
 NATOの12ヵ国海軍から艦船27隻、航空機17機が参加したSea Shield 24演習が4月8日に黒海とドナウ河で開始された。
 2015年に1回目が行われたこの演習に今年はルーマニア、米国、英国、ブルガリア、フランス、トルコ、ポーランドのほか、NATO非加盟国のジョージアとモルドバも参加している。
2024.04.08
 13:12
Inside Defense AUKUS officials consider adding Japan to security pact <2405-040814>
 米、英、豪の国防当局者が8日、インド太平洋地域に焦点を当てた新興兵器技術の開発と配備を支援するAUKUS安全保障協定の第2の柱に日本を含めることを検討していると述べた。
 オースティン国防長官、英国のシャップス国防長官、オーストラリアのリマールズ副首相兼国防大臣の共同声明は、日本との「協力の機会」が存在する可能性があると述べた。
2024.04.08
 13:00
Forbes

(Yahoo)

イスラエルが「AIで攻撃目標を決定」か、国連トップが強く非難 <2405-040813>
 イスラエルのニュースサイト、+972 MagazineおよびLocal Callが、イスラエル軍は2023年10月から続くガザにおけるハマスとの戦争で、Lavenderと呼ばれる人工知能(AI)プログラムを使って攻撃目標を特定し、攻撃していると報じられ、強い非難を浴びている。
 掲載されたこの報道では、イスラエル軍がLavenderを使用して、ハマスとのつながりが疑われる37,000人のパレスチナ人とその住居を、ほとんど人的な監視を経ずに軍事標的として特定したとしている。
 グテーレス国連事務総長は4月5日、イスラエルがAIを使って人口密集地の住宅地の標的を特定しているという報道を「深く憂慮している」と述べ、「生と死の決断をアルゴリズムに委ねるべきではない」と付け加えた。
 米国防総省のカービー報道官は4日のCNNの取材に対し、米国はこの報道を独自に検証していないが、政府関係者が調査中だと述べた。
2024.04.08
 12:48
Kyiv Independent Reuters: Russia asks Kazakhstan to resupply gasoline in case of shortages, sources say <2405-040812>
 3人の情報筋がReutersに4月8日に、ロシアはカザフスタンに対し、ウクライナの製油所へのUAV攻撃の増加によるロシアのガソリン不足に備えて、10万㌧のガソリンを受け入れる用意があると語った。
 業界筋の1人がReutersに語ったところによると、カザフスタン産油を使用する合意はすでに成立しているというが、カザフスタンのエネルギー担当相顧問は、ロシアがそのような要請をしたことさえ否定した。
 英国防省は3月23日、ここ数週間、ウクライナのUAV攻撃により、ロシア製油所の生産能力の少なくとも10%が混乱し、深刻な不足を回避するため、3月1日から6ヵ月間のガソリンの輸出禁止を余儀なくされたと発表した。
2024.04.08
 12:44
CNN

(Yahoo)

イスラエル軍、防衛から攻撃への移行を準備 レバノン国境で <2405-040811>
 イスラエル軍が7日、レバノンとの北部国境での作戦について、防衛から攻撃に移行する準備を進めていると明らかにした。
 イスラエル軍と、レバノンのヒズボラは、2023年10月にハマスがイスラエルを奇襲して以降、互いを攻撃し、イスラエル軍とヒズボラ双方から死傷者の報告が出ている。
 イスラエル軍は声明で、北部を担当する司令部が戦争準備の一つの段階を完了させたと説明し、必要な時に大規模な新兵の採用を行い、戦闘に必要な装備を全て備えて短期間で前線に送りこむことを目的とした作戦能力を向上させたとした。
 イスラエル軍によれば、正規軍と予備役の司令官によれば「わずか数時間以内に」展開する準備が整っている。
2024.04.08
 11:52
AFP=時事

(Yahoo)

日米豪比、南シナ海で共同訓練 中国は「戦闘哨戒」 <2405-040810>
 日米豪比の4ヵ国が7日、初めて南シナ海で共同演習を実施したが、中国も同日、同海域で海空軍による「合同戦闘哨戒」を行ったと発表した。
 中国人民解放軍 (
PLA) 南部戦区はこの日、「南シナ海で海・空軍の合同戦闘哨戒」を実施したと発表した。 詳細は明らかにされていない。
 南部戦区は「南シナ海の状況を攪乱し、紛争地域をつくり出そうとするあらゆる軍事活動は制御下に置かれている」と主張した。 4ヵ国共同訓練を批判したものとみられる。
2024.04.08
 10:46
時事通信

(Yahoo)

軍事偵察衛星2号機打ち上げ 北朝鮮を監視 韓国 <2405-040809>
 韓国の軍事偵察衛星2号機が、米南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから現地時間7日午後(日本時間8日午前)に、Space X社のFalcon 9
SLVで打ち上げられた。 衛星はSLVと分離し、正常に軌道に投入された。
 韓国は2023年12月に軍事偵察衛星1号機を打ち上げている。 北朝鮮を監視するのが目的で、2025年までに5基体制とすることを目指している。
 2号機は高性能レーダを搭載し、天候や時間を問わず撮影できる。
2024.04.08
 09:22
AFP=時事

(Yahoo)

イスラエル軍、ラファ軍事作戦を準備 ハンユニスからは撤収 <2405-040808>
 ガザ地区でのイスラエルとハマスの戦闘開始から半年を迎えた7日、イスラエル当局者は、ガザ最南部ラファでの軍事作戦を準備していることを明らかにした。
 イスラエル軍は同日、数ヵ月にわたって作戦を展開してきた南部ハンユニスから一部部隊を撤収したが、この動きについてガラント国防相は、ラファでの戦闘を含め、今後の任務に備えるためだと説明した。 ハレビ参謀総長は、「ガザでの戦争は続いている。 決してやめない」「これは長期戦だ」と主張している。
 ネタニヤフ首相は、「勝利まであと一歩だ」と述べた。
2024.04.08
 07:28
Reuters 通信

(Yahoo)

ザポロジエ原発に連続攻撃で負傷者、ロ発表 ウクライナは関与否定 <2405-040805>
 ロシア国営原子力企業Rosatom社が7日、ロシアの制圧下にあるザポロジエ原子力発電所をウクライナ軍が連続で攻撃したと非難した。 Rosatom社は「前例のない攻撃」だと非難し、IAEAのグロッシ事務局長やEUに対応を求めた。 ロシア外務省のザハロワ報道官は世界の首脳に対し、「核テロ」行為を非難するよう求めた。
 Rosatom社によると、最初の攻撃は食堂付近を直撃したため職員3人が負傷し、それから30分後にUAVが荷物の積み込み場を直撃し、その後に原子炉6号機の屋根が別のUAVによる攻撃を受けたという。
 国際原子力機関 (IAEA) は原発周辺での攻撃の即時停止を訴えた。 ロシアの当局者とIAEAは共に、放射線量が正常で重大な被害は出ていないとしている。
 ただ、ウクライナ情報機関の当局者は、同国は攻撃に関与していないと表明し、ロシアの自作自演だとの見方を示唆した。
2024.04.08
 07:23
Reuters 通信

(Yahoo)

スロバキア大統領選、ウクライナ支援停止した親ロ派首相の盟友が勝利 <2405-040804>
 スロバキアで6日に行われた大統領選の決選投票で、親露姿勢を掲げ、ウクライナへの軍事支援を停止したフィツォ首相に近いペレグリニ氏が当選し、フィツォ首相の政治基盤が強化されることになりそうである。 開票率99.66%の段階で、ペレグリニ氏の得票率は53.26%と、対立候補で親欧米派のコルチョク元外務・欧州問題相は46.73%にとどまった。
 スロバキアでは大統領が持つ行政上の権限は乏しいが、法令に対する拒否権と憲法裁判所に異議を申し立てる権利、また憲法裁判所判事を指名する権利を有し、こうした権利はフィツォ首相が推進する各種改革が国内で政治的対立を引き起こす恐れが大きいだけに、今後重要な意味を持つと予想されている。
 現在、国会議長とフィツォ首相が属する与党の党首を務めるペレグリニ氏は、2023年10月に首相に返り咲き、内政面では刑法やメディア部門の改革を進めているフィツォ首相とは長年にわたって盟友関係にある。
2024.04.08
 07:10
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル、ガザ南部から大半の部隊撤収 エジプトで停戦協議再開へ <2405-040807>
 イスラエルが7日、ガザ南部から1個部隊を除く大半の部隊を撤退させたと発表した。 軍報道官は人数や理由など詳細を明らかにしていないが、ガラント国防相は兵士らがガザでの将来の作戦に備えることになると述べた。 ハレビ参謀総長は部隊撤収に関する記者団の問いに対し、長期戦に備えた対応だと述べた。
 一方、イスラエルとハマスはエジプトで行われる新たな停戦協議に代表団を派遣することを確認した。
2024.04.08
 06:15

(16:15 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 7 2024 <2405-040806>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月7日の戦況 =
 ウクライナ軍情報総局のブダノフ中将が、ウクライナはロシアの攻勢作戦が春の終わりから初夏にかけて激化すると予想していると報告した。
 ラブロフ露外相は、中国がロシアの防衛産業をますます支援し、中国に衛星画像情報を提供しているという西側諸国の警告の中で、4月8日と9日に中国で中国当局者と会談する。
 ロシア軍はウクライナで、禁止されている化学兵器を組織的に使用し続けており、前線でほぼ毎日、化学物質でウクライナ軍の陣地を攻撃していると報じられている。
 ロシア当局は4月7日、ロシアが占拠するザポリージャ原子力発電所に対してウクライナがUAV攻撃を行ったと非難したが、国際原子力機関 (IAEA) は攻撃の責任を問わなかった。
 ウクライナ軍最高司令官のシルスキー大将は、ウクライナ保安庁 (SBU) が、庁内の汚職を調査するウクライナ人ジャーナリストを召喚状を発行して意図的に脅迫した可能性があるという報告を受けて、公然と非難し、行動を起こしている。
 ロシア軍は4月7日、接触線全体で陣地での攻防が続く中、アウディーイウカ近郊での前進が確認された。
 全露コサック協会の首長で下院民族委員会の副委員長を務めるドルダ氏が4月7日、ウクライナでは3万人以上のコサック兵が戦っていると主張した。
2024.04.08
 06:12
乗りもの ニュース

(Yahoo)

ウクライナ軍「ドローンで戦車を20両以上撃破」わずか1週間での目覚ましい戦果! 情報大臣も有効性をアピール <2405-040803>
 ウクライナのフェドロフディジタル情報相が4月3日に公式Telegramで、3月25日~4月2日の約1週間にウクライナ軍の保有する自爆UAVなどが達成した戦果を報告し、敵車両へのUAV攻撃の有効性をアピールした。
 それによると、
MBT 20両、装甲戦闘車39両、火砲66門、倉庫9ヵ所を破壊した。 なお、その戦果は全て攻撃を行ったUAVなどが録画した動画で確認したもので、フェドロフディジタル情報相は「これは証拠映像があるものだけで、実際の成果はもっと大きい」と強調している。
2024.04.08
 05:02
讀賣新聞

(Yahoo)

安保環境に「脅威」84%、対中国91%・対北朝鮮87%…読売世論調査 <2405-040802>
 読売新聞社は2月6日~3月14日に、安全保障に関する全国世論調査を全国の有権者3,000人を対象に郵送方式で実施し2,074人から回答を得た。
 その結果、最近の安全保障について脅威を感じていると答えた人は、「大いに」の31%と「多少は」の53%をあわせて84%に上り、日本を取り巻く安全保障環境に、多くの人が脅威を実感していることが明確になった。
 中国、北朝鮮、ロシアの3ヵ国について、安全保障上の脅威だと感じるかを聞いたところ、中国は91%で、同様の質問をした2023年3月の郵送調査の86%より5ポイント上昇した。
 北朝鮮は87%(2023年3月調査87%)、ロシアは88%(同84%)と高い水準だった。
 日本が防衛力を強化することに「賛成」は71%(同72%)で、「反対」は26%(同25%)。 防衛力の抜本的強化を図るため、日本政府が2022年12月に国家安全保障戦略など3文書を改定したことを「評価する」は「どちらかといえば」をあわせて50%。 自衛目的で敵のミサイル発射基地などを破壊する「反撃能力」の保有に「賛成」とした人は、「どちらかといえば」を含めて57%(2022年7月調査62%)で、いずれも半数以上だった。
 防衛力強化に向けて、政府は防衛費を令和5年度から5年間で総額43兆円に増額することを決めている防衛費の増額に「賛成」は53%で、「反対」の42%を上回ったが、財源として法人税、所得税、たばこ税の三つを段階的に増税し、9年度に1兆円強を確保する政府の方針については、「賛成」は28%(2023年3月調査29%)にとどまり、「反対」は69%(同67%)で、依然として増税には厳しい見方が多かった。
2024.04.08
 03:33
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮ミサイル「戦地の実験場」 米軍司令官が懸念表明 <2405-040801>
 Bloomberg通信が7日、米太平洋陸軍司令官のフリン大将が訪問先のソウル南方の米軍基地で、ロシアが北朝鮮製のBMをウクライナで使用していることについて、ミサイルを実戦で試し性能向上につなげる「戦地の実験場」を北朝鮮に提供していると述べ、懸念を表明したと報じた。
 ウクライナ検察によると、ロシアは2023年末から2024年3月半ばまでに、キーウ、ハリコフなど各地に向け、北朝鮮製のBMを約50発発射した。
 北朝鮮が弾BMの発射データをロシア側から入手し技術改良につなげる恐れは以前から指摘されており、フリン大将は米国は推移を注意深く見守っていると述べた。
2024.04.07
 23:57
Kyiv Independent IAEA confirms 3 direct strikes on main reactor containment structures of Zaporizhzhia Nuclear Power Plant <2405-040712>
 国際原子力機関 (IAEA) のグロッシ事務局長が4月7日、ザポリージャ原子力発電所の主要原子炉格納容器が少なくとも3回の直撃を受けたことを確認したと発表した。
 グロッシ事務局長は2022年11月以来、このような攻撃が確認されたのは初めてで、重大な原発事故を回避するための5つの基本原則を打ち出したためだと述べた。 「核施設への攻撃から利益を得たり、軍事的・政治的利益を得たりすることは誰にも考えられない。これはNGだ」とグロッシ氏は付け加えた。
 国際原子力機関 (IAEA) はX (Twitter)で、原発の6基の原子炉のうちの1基にUAV攻撃が行われたため物理的な衝撃を受け、1人の死傷者を出したと述べた。
 IAEAは、「6号機の損傷は原子力の安全性を損なうものではないが、原子炉の格納容器システムの完全性を損なう可能性のある重大な事故である」としている。
2024.04.07
 21:30
日テレ News

(Yahoo)

日本、アメリカ、オーストラリア、フィリピン 南シナ海で初の共同訓練 <2405-040711>
 中国とフィリピンが領有権を争い緊張が高まる南シナ海で、日、米、豪、比の4ヵ国による初めての共同演習が行われた。
 フィリピンと中国が互いに領有権を主張する南シナ海では、フィリピン側の船が中国当局の船から放水を受けるなど、衝突する事案が相次いでいるなか、7日に南シナ海のフィリピンの排他的経済水域で、海上自衛隊と米豪比軍が「海上協同活動」と位置づける初めての共同演習を実施した。
 一方で、AP通信によると、中国の海軍と空軍が合同で7日、南シナ海の哨戒を行っていて、共同訓練を牽制する狙いとみられる。
2024.04.07
 19:56
讀賣新聞

(Yahoo)

台湾の蕭美琴・次期副総統、チェコ訪問中に中国大使館関係者に尾行される…チェコメディア報道 <2405-040710>
 チェコメディアのSeznamが、台湾の次期副総統である蕭氏が3月中旬にチェコを訪問した際、現地の中国大使館の関係者に尾行されたと報じた。 台湾外交部は6日、在チェコの代表処を通じてチェコ政府に事実関係を問い合わせ、同国側が尾行を調査していると明らかにした。
 Seznamの5日の報道によると、蕭氏の車列が空港からプラハ中心部に向かう際、不審車が後をつけた。 蕭氏の車列が交差点を通過した後に信号が赤に変わったが、不審車はそのまま進入し事故を起こしそうになった。 車の運転手は警察官に対し、外交官用の中国旅券を示したという。
2024.04.07
 19:42
時事通信

(Yahoo)

イスラエル、ガザ南部から部隊撤収か ラファ侵攻計画に変更も <2405-040709>
 Reuters通信が、イスラエル軍報道官が7日、ハマスとの戦闘が続くガザの南部から地上部隊を撤収したことを明らかにしたと報じた。 ガザを南北に分断する回廊の安全確保を担う1個旅団だけが残るという。
 イスラエルはハマス壊滅を目的に、ガザ最南部ラファへの地上侵攻の準備を進めてきたが、作戦計画に変更があった可能性もあるが、カービー米大統領補佐官は7日のABC TVで、「部隊の休養と修復であり、次の作戦を示しているわけではない」と語った。
 地元のHaaretz紙によると、軍は「ガザ南部で積極的に活動している部隊はいない」と説明し、南部ハンユニスでハマス掃討の戦果を挙げ「できることは達成した。 必要ならいつでも作戦を行うが、とどまる必要はない」と強調した。
2024.04.07
 19:28
Kyiv Independent UK Defense Ministry: Russian daily losses in Ukraine reduced <2405-040708>
 英国国防省は4月7日の情報更新で、ロシア軍の戦死者数と負傷者数は1日平均913名に減少したと報告した。 報告によると、損失の減少は、過去1か月間に報告された攻撃の減少に対応している。
 同省はX (Twitter)で、「ロシア軍の攻撃作戦の減少は、アウディーイウカ占領後の休息と修理の期間、ロシアの選挙期間中の死亡通知を減らす意図など、一連の要因を反映している可能性が高い」と述べた。
 アウディーイウカ攻勢はロシア軍にとって大きな損失を伴い、数万人のロシア兵が死傷したと推定されている。
 同省によると、ウクライナに駐留するロシア軍は2022年2月以降、1日平均658人の損失を被っており、1日あたりの損失2022年の400件から2023年には693件2024年第1四半期までは913件と年々増加している。 この増加は、ロシアがウクライナの前線への圧力を維持するため投入兵員数に依存し続けていることを反映していると同省は述べた。
 ウクライナ軍参謀本部は4月7日、ロシアが全面侵攻を開始して以来、ウクライナで447,510名を失ったと発表した。 参謀本部によると、この数字にはロシア軍が過去1日に被った820名の死傷者が含まれている。
2024.04.07
 18:41
Kyiv Independent Source: Russia lost 7 aircraft in Ukraine's April 5 attack on air base <2405-040707>
 ウクライナ軍情報部 (HUR) の情報筋が4月7日にKyiv Independentに、ウクライナが4月5日にクラスノダール地方のエイスク空軍基地に対して行ったUAV攻撃で、ロシアは7機の軍用機を失ったと語った。
 ウクライナ軍諜報機関と合同作戦軍が4月5日に、機種不明のUAVでエイスクエンゲルス-2クルスクのロシア軍飛行場3ヵ所を攻撃した。 この攻撃では基地の発電所も破壊したと情報筋は語った。
 HUR情報筋は、ウクライナのUAV攻撃により、ロシアのSu-30SM 4機、輸送機2機、Be-200 Altair 1機が損傷したと述べた。 Be-200 Altairは、消火、捜索救助、洋上哨戒、輸送用に設計されたジェット推進の飛行艇である。
 エイスク空軍基地には、パイロットを訓練するロシア海軍航空第859センターがある。  ウクライナ軍はここ数週間、ロシアの軍事・産業目標に対する攻撃を強化していて、ウクライナ国産の長距離UAVを使って石油精製所や兵器施設への攻撃に成功しており、ロシアはこれらの地域での防空活動の強化を発表していた。
2024.04.07
 16:53
Taiwan News Taiwan to hold live-fire missile drills this week <2405-040706>
 台湾軍が4月7日に、4月9日~17日に予定されている実弾射撃訓練の詳細を発表した。
 4月9日に屏東の九鵬軍事基地で新開発のLand Sword Ⅱの発射試験を行うほか、今月は雷廷(Lei Ting)演習神英(Shen Ying)演習神功(Shen Gong)演習も実施する。
 CNAが報じたところでは、雷廷演習では、部隊はThunderbolt-2000
MRLからMk15、Mk30、Mk45ロケット弾を発射し、対着陸戦闘能力を実証する。 部隊は陣地侵入、射撃準備を演練する。
 神英演習では、AH-64E ApacheやAH-1W Super Cobraなど、航空特殊部隊の各種ヘリによるHellfireやSedewinderを用いた空対空射撃を行うほか、海、空、陸の標的を攻撃する能力を評価する。
 神功演習では、部隊はデュアルマウントシステムとAvengerシステムを使用してStingerを発射する。 兵士は10秒以内に目標を捕捉追随し、射撃して撃墜する。
2024.04.07
 12:34
Bloomberg

(Yahoo)

米英豪の安全保障枠組み、拡大協議開始8日発表と報道-日本と連携か <2405-040705>
 Financial Times (FT) 紙が事情に詳しい複数の関係者から情報を引用して、米英豪の国防相が、3ヵ国の安全保障枠組みAUKUSへの新たなメンバー参加に向けた協議開始を8日に発表する見通しだと報じた。
 FT紙によると、米英豪3ヵ国の国防相は、海中能力や極超音速兵器分野での技術協力を含むAUCUS第2の柱に関する協議を始めると公表する見込みで、今回の発表は、国賓待遇で訪米する岸田首相とバイデン大統領との10日の首脳会談、フィリピンのマルコス大統領を交えた初の日米比首脳会談直前というタイミングで行われることになる。
2024.04.07
 12:15

(22:15 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 6 2024 <2405-040704>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月6日の戦況 =
 ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナには戦場での主導権を争うのに十分な物資がないと指摘した。
 ゼレンスキー大統領が、ウクライナの西側友好国から約束されたすべてのF-16が2024年に到着しても、ウクライナがロシアの航空戦力を完全に打ち負かし、ウクライナが航空優勢を回復するために必要な戦闘機の10%にしかならないと警告した。
 ロシアが4月5日、アルメニアの西側への働きかけをめぐり、長年の同盟国であるアルメニアをあからさまに脅した。
 ロシア外務省も、フィンランドはNATO加盟以来「外交政策決定の独立性を失った」と主張してフィンランドを威嚇し続けていたが、これはNATOがウクライナを支配しウクライナをロシアを脅かすために利用しているという虚偽の主張をクレムリンが継続して使ってきた言説である。
 チェチェン共和国のカディロフ首長が4月5日、AkhmatとWagnerの司令官間の交渉が成功し、3,000名の元Wagner Gp.戦闘員がAkhmatスペツナズ部隊に加わると発表した。
 ロシア軍のアウディーイウカとドネツク市の近くでの前進が確認された。
2024.04.07
 11:00
Forbes

(Yahoo)

「70年前の戦車を使うエリート師団」が映すロシアの苦境と魂胆 <2405-040703>
 ウクライナ南部ザポリージャ州のノボポクロウカ村付近で3月30日にウクライナ側の防御線に向かってきたロシア軍の突撃部隊は、かつてはロシア軍の精鋭部隊として知られ、ほかの師団と比べて兵士の練度も高ければ、配備されている装備も優れていた第76親衛空挺師団のようだった。 ところが第76親衛空挺師団は何かが違っていた。 突撃を先導する戦車は、以前に第76親衛空挺師団の標準装備だった近代的なT-72やT-90ではなく、UAV対策の粗製の装甲を取り付けた、1950年代にさかのぼる古いT-55だった。
 このため突撃はウクライナ軍の第118独立機械化旅団は野砲や
ATGM爆発物を抱えたFPV UAVによる反撃で、ロシア側は車両少なくとも11両が撃破される大惨事になった。 うち1両は、粗末な光学機器、100mm砲、厚さ200mmの装甲を備えた40t、4人乗りのT-55だった。
 ここで重要なのはロシア軍による突撃の失敗自体ではなく、ロシア軍で最高の部類に入っていた部隊が、とうの昔の50年前に時代遅れになった戦車を使用しているという点で、その戦車は、ロシア軍が2023年にウクライナで失った途方もない数の近代的な戦車を埋め合わせるために再び使い始めるまで、何十年も屋外で保管されていたもので、ここへきて一段と鮮明になっているのは、ロシアの産業界が、ウクライナでの損失を補える量の近代的な車両を生産できていないということにある。
 ロシア軍は2024年に入り、ウクライナの戦場で戦車やその他の戦闘車両、榴弾砲といった重装備を毎月400品目ほど失っている。 2023年9月よりも3割ほど多いペースである。
2024.04.07
 08:52
RBC Ukraine Russia's losses in Ukraine as of April 7: 820 invaders and over 50 artillery systems <2405-040702>
 ウクライナでの戦争におけるロシア軍の損失は4月7日に820名に上り、ウクライナ軍参謀本部によると、ウクライナ軍は戦車17両、装甲戦闘車両54両、野戦砲54門を破壊した。
 ウクライナへの全面侵攻開始以来のロシア兵の損失は合わせて447,510名となった。 2022年2月24日から2024日4月7日までのロシア軍の損失は以下の通りである。
 ・人 員: 447,510名 (820名増)
 ・戦 車: 7,074両 (17両増)
 ・装甲戦闘車両: 13,551両 (54両増)
 ・野戦砲: 11,316門 (54門増)
 ・MLRS: 1,036両 (4両増)
 ・対空システム: 749個システム
 ・固定翼機: 347機
 ・回転翼機: 325機
 ・戦術 UAV: 8,956機 (61機増)
 ・巡航ミサイル: 2,064発 (4発増)
 ・水上艦艇: 26隻
 ・潜水艦: 1隻
 ・内火艇、油送船: 15,071隻 (79隻増)
 ・特殊装置: 1,864基 (10基増)
2024.04.07
 07:21
RBC Ukraine Russian nuclear fuel ship detained in German port <2405-040701>
 ドイツのRostock港には、濃縮ウランが発見されたAtlantic Navigator Ⅱ が停泊している。 新聞報道によると、EUの制裁に違反する物品を積載しているロシア船籍の同船は3週間以上出港できずに停泊している。 この船は米国の原子力発電所のために白樺材と濃縮ウランを運んでいるが、これらの商品はEUの制裁リストに掲載されているため、Rostock港から出港出来ないと伝えられている。
 同船はサンクトペテルブルクを出発し、Rostock港に寄港する予定ではなかったが、エンジンの故障によりRostock港で予定外の修理のための入港を余儀なくされたすが、税関は、ロシアのウクライナ侵攻を理由にEUの制裁対象となっている物品を発見し、同船の航行を禁止した。
2024.04.06
 23:42
RBC Ukraine Estonia finds another million shells for Ukraine <2405-040613>
 エストニアのペヴクル国防相が、エストニアは数十億ユーロ相当のウクライナ軍用弾薬を新たに購入する方法を見つけたと述べた。 ペヴクル国防相によると、同盟国が資金を提供すれば、エストニアはウクライナ軍のために€2B~€3B相当の砲弾やミサイルを購入することが可能だという。 この額は約100万発のGrad弾とミサイルに相当する。
 ペヴクル国防相は、3月19日のRamstein会議でこの可能性についてすでに話したと述べた。 彼によると、エストニアはこれらの弾薬を主に非ヨーロッパ諸国から入手できるという。
 「売り手はそれを知られることを望んでいないため、残念ながら売り手を公表することはできないが、NATO標準の155mm砲弾とロシア仕様の152mm砲弾が含まれているため、ロシアは供給先を探している。 どちらが先に確保できるかは時間との戦いである」と述べた。
 ペヴクル国防相はまた、このエストニアの案は、ウクライナに100万発を提供するというEUの構想とは別のものであると説明した。
2024.04.06
 23:11
RBC Ukraine China provides Russia with satellite imagery for Ukraine strikes - Bloomberg <2405-040612>
 Bloombergが、ロシアへの支援を強化している中国が、ウクライナ戦争でロシアを支援するために軍事目的の衛星画像情報を提供していると報じた。
 同紙の情報筋によると、両国間のさらなる軍事統合の兆しが見られる中、中国はロシアに衛星画像や、戦車用のマイクロエレクトロニクスや工作機械を提供した。
 ロシアによるウクライナへの全面侵攻に際して、中国はおおむね中立を装おうとしてきたが、今年で3年目を迎え習近平とプーチンが「限界のない」友情と呼ぶ深い同盟関係を築いてきた。
 重要なのは、中国と香港が、ロシアが兵器に使う、あるいは兵器に必要とされるチップや集積回路など、制限された技術にアクセスするための重要な玄関口にもなっていることで、米国とEUは、これらの移転を行う中国企業数社をリストアップしているが、貿易は減速の兆しを見せていない。
 米国は4月6日、中国企業がロシアを支援した場合、「重大な結果」をもたらすと警告した。
2024.04.06
 21:30
Kyiv Independent Zelensky: Ukraine needs 25 Patriot air defense systems to cover the country <2405-040611>
 ロシア軍はこの春に、主にエネルギーや民間インフラを目標とした攻撃を強めており、ウクライナ内務省によると、ロシアは2024年にウクライナ領土で3万回の攻撃を行った。
 ロシアが攻撃を強めるにつれ、ウクライナにおける防空システムの不足は、特に前線に近接する地域でより顕在化した。
 このためゼレンスキー大統領は4月6日に国営TVの取材で、ロシアの攻撃から守るため、ウクライナに近代的な防空システムを提供するよう友好国に呼びかけた。 大統領は「Patriotが何個システムあるかは言えないが、将来ウクライナを完全にカバーするには、6~8個中隊からなるPatriotシステムを25個持つことが望ましいと言える」と述べた。
2024.04.06
 19:26
RBC Ukraine Ukrainian army destroys over 300 pieces of equipment, more than 100 occupants' positions in two weeks <2405-040610>
 ウクライナ軍特殊部隊過去2週間にUAVや他の火力による攻撃で、以下のようなロシア軍の装備300点以上を破壊した。
MBT 14 両
APC 41 両
・野砲 30 門
・対空火器 7個システム
・電子戦装備 12個システム
・軍用輸送車 178両
・通信アンテナ 41基
・監視装置 7個システム
・敵軍及び要塞 121 ヵ所
・弾薬補給処 8 ヵ所
2024.04.06
 12:53
Kyiv Independent Oil Pipeline Explosion Rocks Rostov Region, HUR Reports <2405-040609>
 ウクライナ軍情報局 (HUR) が、ロシアの都市ロストフ州アゾフ近郊で4月6日夜に、アゾフ海港のタンカーに石油製品を輸送していた石油パイプラインを爆破したと発表した。
 当局は爆発を捉えたとされるビデオを公開したが、事件の背後にいるのは誰なのか、誰が映像を記録したのかは明らかにしていない。
 アゾフ市は、アゾフ海からそう遠くない場所にあり、ロシアの都市ロストフ・ナ・ドヌの西20km、ウクライナの前線から170kmのところにある。
 ウクライナの情報機関は、パイプラインを軍事目標と呼んでいる。
2024.04.06
 11:47
Kyiv Post ISW Finds No Visual Evidence of Russian Aircraft Being Targeted at Air Bases So Far <2405-040608>
 戦争研究所 (ISW) の報告によると、ウクライナ軍が4月5日の早朝にUAVが攻撃したロシア空軍基地4ヵ所のいずれにおいても、ウクライナ軍が航空機や設備を損傷または破壊したことを示す画像映像の証拠はないが、ISWはYeisk近郊の空軍基地を除くすべての空軍基地の近くで、爆発とロシアの防空システムの作動が明らかにされたと強調した。
 また同時に、攻撃の前日である4月4日に撮影された衛星画像は、ロシアの各空軍基地に装備等が大量に存在することを明らかにした。
Engels基地Tu-16 3機、Tu-95 5機、Il-76 1機、Tu-22 1機
Yeisk基地 :L-39 10機、An-26 5機、An-74 1機、AN-12 1機、Su-27 4機、Su-25 4機、Su-30 1機、Ka-52およびMi-8数機
Morozovsk飛行場Su-34を中心にした29機
2024.04.06
 10:21
Ukrinform

(Yahoo)

複数同盟国が数日以内に防空装備供与を発表するかもしれない=NATO 事務総長 <2405-040607>
 ブリュッセルでの外相理事会会合後にストルテンベルグNATO事務総長が4日、数日以内にNATOの複数加盟国ウクライナに対して防空装備の供与を発表する可能性があると発言したと、Ukrinformの特派員が伝えた。
 また事務総長は、「複数同盟国が何が送れるかを見てみると約束した。 私は、彼らが結論を出すまではこれ以上具体的なことを言えないが、数日以内にそのような支援の発表をし得る国が複数ある」と述べた。 さらに、今朝NATOウクライナ理事会会合も開催されたと述べ、ウクライナのクレーバ外相が同盟国に対して、喫緊性のある長期的ニーズ、改革の進展について更新された情報を提供した。
 事務総長は、ウクライナの戦場の状況は引き続き困難だとし、ウクライナはより多くの防空装備、より多くの弾薬、より多くの支援を必要としていると発言し、NATO同盟国が対ウクライナ支援を拡大し続けており、複数の重要な発表を行ったという事実を歓迎した。 それはチェコが主導する榴弾砲計画を支援するドイツからの€600Mの拠出や、英国からの10,000機のUAV供与、フランスからの追加のミサイルと装甲車の提供を含むと伝えた。 さらに、フィンランドが€188Mの対ウクライナ軍事支援パッケージを前日発表したことも喚起した。
2024.04.06
 10:15

(20:15 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 5 2024 <2405-040606>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月5日の戦況 =
 ウクライナ保安庁 (SBU) とウクライナ軍が4月4日から5日にかけて、少なくとも4ヵ所ロシア空軍基地に対して最大級のUAV攻撃を行ったと報じられている。
 ウクライナによるロシアへの攻撃が最近激化していることにより、人員と物資の損失が増加した可能性があるが、ロシア国防省はこれらの損失をうまく軽減しているようである。
 ウクライナのデシュミハル首相は、ウクライナは新しい部隊に人員を配置し始めているが、ウクライナは適切な装備を整えるために西側のさらなる軍事支援を必要としていると述べた。
 シュミハル首相はまた、ロシア軍がウクライナのエネルギー網を崩壊させようと、ウクライナの防空網が弱体化したのに乗じたミサイルとUAV攻撃により、ここ数週間でウクライナの火力発電所の発電量の約80%が損傷または停止されたと報告した。
 ウクライナは、ロシア軍がウクライナで化学兵器やその他の禁止されていると思われる化学物質を組織的かつますます使用していると警告し続けている。
 モルドバから分離した親露派の沿ドニエストル共和国軍が4月5日、モルドバを不安定化させることを目的としたロシアのハイブリッド作戦が進行中と評価されている最中に、所属不明のUAVに攻撃されたと報じられている。
 ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まって以来、ロシアはNATO加盟国の補給能力を低下させる広範な取り組みの一環として、チェコの鉄道輸送網や他の欧州諸国の鉄道輸送網に対して数千件のサイバー攻撃を行ったと報じられている。
 ロシア軍は4月5日に全正面で陣地での攻防を続け、アウディーイウカ近郊での前進が確認された。
2024.04.06
 06:46
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエルによるイラン大使館攻撃は「転換点」=ヒズボラ指導者 <2405-040605>
 親イラン武装組織ヒズボラの指導者ナスララ師が5日のTV演説で、イスラエルがシリアにあるイラン大使館周辺を空爆したことは、ハマスがイスラエルに対する奇襲攻撃を行った2023年10月7日以来の「転換点」になると述べた。
 ナスララ師は、イスラエルを「罰する」としているイランの権利を支持するとした上で、イランは間違いなくイスラエルに報復すると述べた。
2024.04.06
 05:09
日経新聞 EU、アルメニアに440億円支援 旧ソ連国取り込み <2405-040604>
 EUと米国が5日にブリュッセルで、アルメニアのパシニャン首相やブリンケン米国務長官らが出席したアルメニアの支援会合を開いた。
 フォンデアライエン欧州委員長は記者会見で、2027年までの4年間で€270Mの資金支援をすると発表した。
 アルメニアは旧ソ連諸国の軍事同盟である集団安全保障条約機構 (
CSTO) からの脱退を示唆している。
2024.04.06
 00:28
Reuters 通信

(Yahoo)

ウクライナ東部で戦闘激化、ロシア軍がじりじりと前進 <2405-040603>
 ロシア軍は、2月にドネツク州の要衝アブデーフカを占領後、東部でじりじりと前進している。 ウクライナ軍は砲弾の長期的な不足に直面しながらも何とか食い止めを図っている。
 ウクライナ東部の拠点であるドネツク州チャソフヤール近郊で5日、ウクライナ軍とロシア軍が激しい戦闘を繰り広げた。 ロシア通信 (RIA) は当局者の発言として、チャソフヤール郊外にロシア軍が入ったと報じた。
 一方、ウクライナ側はロシア軍が同市に接近したことを否定しており、ウクライナ東部軍司令部報道官は、この報道は事実ではなく戦闘は続いていると述べた。 ただ、状況は「緊迫している」と語った。
2024.04.06
 00:24
Kyiv Independent Ukraine war latest: Ukraine strikes airfields in Russia, destroying or damaging 19 warplanes, sources say <2405-040602>
4月5日の主な動向:
 ・ウクライナがロシアの飛行場を攻撃し、19機の戦闘機を破壊または損傷させた
 ・ロシア軍によるザポリージャ攻撃で4人が死亡、20人以上が負傷
 ・ウクライナ軍はロシア軍がチャシウ・ヤール郊外に到達したことを否定している
 ・リトアニア、ウクライナ向けにUAV 3,000機を購入
 ・軍事:ロシアによる禁止化学兵器の使用が「組織的」
 事情に詳しい情報筋がKyiv Independentに、ウクライナは4月5日未明にロシアの軍用飛行場に対してUAV攻撃を開始し、19機の戦闘機を破壊または損傷させたと語った。
 匿名を条件にした軍情報筋によると、ウクライナは、最も近いウクライナが支配する国境から750km以上離れたロシアのサラトフ州にあるEngels-2空軍基地への攻撃に成功した。 Engels-2空軍基地は、ロシアの最も重要な軍事施設の一つであり、ウクライナへの攻撃に定期的に使用されている。
 情報筋によると、ウクライナは各種Kh
ALCMで攻撃するTu-95 3機に損害を与えるか破壊することができ、操縦士を含む7名が死傷した。
2024.04.06
 00:01
Kyiv Independent Bloomberg: India set to receive Russian warships despite sanctions <2405-040601>
 匿名のインド当局者がBloombergに、インドが数ヵ月以内にロシアから軍艦2隻を受領する予定で、両国はロシアの武器購入を制限している米国の制裁を回避していると語ったが、米国の制裁圧力により、この取引はますます脅かされている。
 インド高官は、1隻は9月にインドに引き渡され、もう1隻は2025年初めに到着する予定だと述べた。 ロシアのウクライナ侵攻のため、同艦の引き渡しは予定より2年遅れている。
 インドは、ロシア・ウクライナ戦争において中立の立場をとり、西側諸国の制裁を受けているロシア産石油の主要な買い手の1国となっているが、同時にウクライナはインドを巻き込み、ウォロディミル・ゼレンキー大統領の和平案やその他の経済連携への支持を得ようとしている。
2024.04.05 Janes India test-fires Agni-Prime ballistic missile <2405-040520>
 インド国防省が4月4日の報道資料で、インド
DRDOと戦略軍 (SFC) が4月3日にオリッサ州北東沖のDr APJアブドゥルカラム島からAgni Prime MRBMを試験発射したと発表した。
 国防省は、「この試験は標的艦2隻を含む、異なる場所に設置された多数のセンサーによって取得されたデータから、試験目的をすべて満たし、その信頼できる性能を検証した。これは、ターミナルポイントに配置された2隻のダウンレンジ艦艇を含む、異なる場所に設置された多数の距離センサーによって取得されたデータから確認された」と付け加えた。
 今回の発射は、2023年6月に開始された量産前確認試験の一環である。
2024.04.05 Military Land Deployment map- Today <2405-040519>
 ドニプロ河東岸に橋頭堡を確保していたウクライナ以下の海兵隊が、東岸から離脱した。
 ・第35海兵旅団
 ・第36海兵旅団第501大隊
2024.04.05
 21:28
産経新聞

(Yahoo)

自衛隊基地の共同使用を促進、米軍と相互運用強化 首脳会談で合意へ <2405-040518>
 複数の日本政府関係者が5日、日米両政府は、米首都ワシントンで現地時間10日に開く岸田首相とバイデン米大統領との会談で、自衛隊と在日米軍による施設の共同使用を促進することで合意する方向で調整に入ったことを明らかにした。 首脳会談の成果文書に盛り込むことを目指す。
 米軍が緊急時に日本国内の空港や港湾を柔軟に利用できるようにすることでも一致する見通しである。 基地や訓練場などの共同使用の促進は共同訓練の増加などが念頭にあり、自衛隊と米軍が同じ施設を柔軟に融通し合う相互運用能力を強化する狙いがある。
 現状、米軍が滑走路などの自衛隊施設を共同使用する場合は原則、日米地位協定に基づく日米合同委員会の合意に加え、閣議決定が必要となる。 煩雑な手続きを簡素化することで円滑な運用につなげたい考えで、5月末に日本で開催予定の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会 (2-plus-2) で具体策を協議する。
2024.04.05
 21:00
共同通信

(Yahoo)

在日米軍司令官「大将」格上げへ 部隊指揮も検討、自衛隊と連携 <2405-040517>
 複数の関係者が5日、米政府は在日米軍司令部の機能を強化するため、司令官の階級を中将から大将に格上げする方向で調整に入ったことを明らかにした。 日本が陸海空3自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部を発足させるのに伴い、司令官の階級を同等にして連携を強める。 米側は日米共同訓練の企画立案機能や、実動部隊の限定的な指揮権を付与する案も検討している。
 日米両政府は10日に米ワシントンで開く首脳会談で指揮統制の見直しに合意する見通しで、同盟強化策を具体的に示し、中国や北朝鮮への抑止力向上を図る。
 米側は司令官の格上げに伴い、在日米軍司令部に陸海空3軍と海兵隊などを横断した統合任務部隊を設け、日本が他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力を保有するのに伴い、共同対処能力を高める。
 5月末にも開く外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会 (2-plus-2) で協議する。
2024.04.05
 20:07
Kyiv Post НUR Says at Least 5 Bombers Damaged in Bold Attack on 3 Russian Airfields <2405-040516>
 Kyiv Postは、ウクライナ情報総局 (НUR) による特別作戦が成功し、4日の夜遅くから5日の朝にかけて、ロシアの飛行場3ヵ所を攻撃したことを確認した。
 情報筋によると、少なくともTu-95MS 3機Engels-2飛行場でのUAVによる攻撃で損傷した。 この作戦で、おそらく爆撃機のパイロットを含む7人のロシア兵も殺害された。
 さらに、ウクライナのUAVがYeyskの軍用飛行場を攻撃し、ロシア軍兵士4人が死亡し、Su-25 2機が完全に焼き払われた。
 Kyiv Postは4月5日に特務機関の情報筋を引用して、ウクライナ保安庁 (SBU) が前夜、Morozovsk飛行場で少なくとも6機のロシア軍機を破壊したと報じた。 ロシア国防省はUAV 53機を撃墜したと発表した。
 ロシアのSu-24、Su-24M、Su-34がこれら飛行場を拠点とし、ウクライナ軍の陣地やウクライナの前線の都市に化学弾頭を投下していた。
 合同特殊作戦の成果は目覚ましいもので、少なくとも6機のロシア軍機が破壊され、さらに8機が深刻な損傷を受けた。
2024.04.05
 19:53
Reuters 通信

(Yahoo)

ノルウェー、軍事費増額を計画 12年で560億ドル <2405-040515>
 ノルウェー政府が5日、欧州やその他の地域で安全保障上の課題が増えていることに対応して防衛を強化するため、2036年までに軍事費をNOK600B ($56B) 増額する計画を明らかにした。
 今後12年間の軍事費は総額NOK1.62Tになる見込みである。
 ストーレ首相は会見で「今回の計画は防衛費の歴史的な増額を意味し、軍の全部門の大幅な強化を伴う」と述べた。
2024.04.05
 18:49
Reuters 通信

(Yahoo)

ウクライナ、ロシア空軍基地を攻撃 戦闘機6機破壊=情報筋 <2405-040514>
 ウクライナの情報筋が5日、ロシア西部ロストフ州のモロゾフスク空軍基地を攻撃し、ロシア軍戦闘機6機を破壊したとReutersに明らかにした。 作戦はウクライナ軍と保安庁 (SBU) が共同で実行したという。
Morozovsk空軍基地の位置 (Google Map)】
 攻撃がどのように行われたかは明らかにせず、さらに8機の戦闘機が被害を受けたと述べた。 Reutersは事実関係を確認できていない。
 ロシア通信 (RIA) は国防省の発表として、一晩でウクライナのUAV 53機を撃墜したと報じていた。 大半はロストフ州上空で撃墜されたとしているという。
 ウクライナの情報筋によると、モロゾフスク空軍基地はSu-24やSu-24Mなどが配備されており、ウクライナへの爆撃の拠点となっているため、同筋はこの作戦を重要なものだと述べた。
【註】
 Google Earthで見ると同基地には戦闘機が17機駐機していることから、ここには1個飛行大隊が駐留していると思われる。
 もしウクライナ側の発表が正しく、6機が破壊されたとすると、この飛行大隊は1/3を失ったことになり、戦闘能力を喪失したと思われる。
2024.04.05
 13:32
Inside Defense Patriot Mods program big winner in new Army five-year plan, nearly $3 billion boost <2405-040513>
 米陸軍は、防空システムの能力と即応性を向上させるための5年間で$3Bの増額の一環として、FY27にPatriot改良への年間支出を3倍にする新たな計画を設定した。
 陸軍のFY25予算要求は、FY27にPatriot改良のための$1.8Bを計上しており、陸軍が同じ年に予想した$520Mよりも$1.3B多くなっている。
2024.04.05
 11:45
NNA

(Yahoo)

【ドイツ】軍再編で予算65億ユーロ要請 国防省、サイバー防衛組織を新設 <2405-040512>
 ピストリウス独国防相が4日、サイバー防衛に特化した組織の立ち上げを含む軍の再編計画を発表した。 サイバー防衛組織の新設は、デジタル空間での攻撃や偽情報の拡散、政治的干渉などを組み合わせたハイブリッド攻撃の脅威が高まっていることを受けた動き。 これに向け、2025年度に€6.5Bの追加予算を求める。
 今回の再編ではこのほか、これまで国内外で分けていた司令系統を統合し、NATOとの対応窓口も一元化する。 また医療や物流などの業務はサポート部門にまとめる。
 ピストリウス国防相は記者会見で、「ドイツを攻撃すべきではないというメッセージが真実であることを知らしめる必要がある」とコメントした一方で、徴兵制を再導入するかについては言及しなかった。
 NATOはかねてから、加盟国に国防費を対国内総生産 (GDP) 比で2%以上に引き上げるよう求めているが、ショルツ首相は既にロシアのウクライナ侵攻に伴う国際情勢の不安定化に対応するため、軍を近代化する方針を明らかにしており、軍事予算もNATOの目標値まで引き上げる考えを示している。
2024.04.05
 11:42
乗りもの
 ニュース

(Yahoo)

ロシア黒海艦隊 クリミアからついに後退か「ミサイル攻撃可能な艦は1隻のみ!」ウクライナ海軍が発表 <2405-040511>
 ウクライナ海軍報道官が3月31日、ロシア黒海艦隊に所属する多くの艦艇が、クリミア半島を離れたと発表した。
 報道官によると、ほとんどの艦艇は本来の母港であるクリミア半島のセヴァストポリを離れ、ロシア南部のノヴォロシスクに逃れているという。
 なかでも、CMを発射できるフリゲート艦やコルベット艦などはかなりの数がノヴォロシスクに後退しているとのことで、「まだ1発も発射していない1隻を除いて、全て移っている」と述べた。
 ウクライナ軍は3月24日にも、セヴァストポリの艦艇に対して大規模な攻撃を行っており、大型揚陸艦YamalAzovKonstantin Olshansky、情報収集艦Ivan Fulusを損傷させたと発表している。
 ロシア黒海艦隊は、2022年2月のウクライナ侵攻開始当初はクリミア半島のセヴァストポリを拠点にCMなどによる地上攻撃を行っていたが、ここ2年間で同艦隊は、ウクライナ軍の対艦ミサイルや自爆USVの攻撃により度々損害を被っており、ウクライナ側は全艦艇の1/3を撃破また撃沈し、残存している艦艇にも多大な損傷を与えていると主張している。
2024.04.05
 11:27
Kyiv Independent Sources: SBU attack against Russia's Morozovsk airbase destroys 6 planes <2405-040510>
 編集者注:この記事は、Su-24ではなくSu-27がモロゾフスク空軍基地を拠点としていたという情報源からの新しい情報で更新した。
 事情に詳しい情報筋がKyiv Independentに、4月5日のロシア・モロゾフスク空軍基地に対する夜間攻撃は、ウクライナ保安庁 (SBU) がウクライナ軍と協力して行ったと語った。
 情報筋によると、少なくとも6機の軍用機が破壊され、さらに8機が損傷した。 さらに、約20人のロシア兵が死傷したと報じられている。
 情報筋はSu-34とSu-27が飛行場を拠点としていたと述べ、ロシアはこれらの航空機を使用して、ウクライナの軍事拠点とウクライナ前線の都市を空爆しているたことから「これはロシア軍の戦闘能力を大幅に低下させる重要な特殊作戦だ」とコメントした。
 Kyiv Independentは、この情報を独自に確認することができなかった。
2024.04.05
 10:38
CNN

(Yahoo)

ガザ北部のエレズ検問所開放、イスラエル閣議で了承 <2405-040509>
 イスラエル当局者がCNNに4日、イスラエルがガザ地区北部とイスラエルを隔てるエレズ検問所の開放を閣議で了承したことを明らかにした。 同検問所の開放は2023年10月7日のハマス攻撃以来初めてである。
 当局者によると、ガザ地区への人道支援物資搬入を増やすためにエレズ検問所を開放すると共に、ガザ地区への物資搬入にイスラエルのアシュドッド港を使うことも閣議で了承された。
2024.04.05
 10:00
Forbes

(Yahoo)

ウクライナ国産の安価な軽量機が長距離ドローンに変身 ロシア領内への攻撃は続く <2405-040508>
 ウクライナはロシアの戦略産業に対するこれまでで最も遠距離の攻撃のひとつを実行するため、国産の超軽量スポーツ航空機を入手し、有人制御用の機器をロボット制御用の機器に換装して爆薬を詰め込み、2日にこのUAVをウクライナとの国境から1,000km以上離れたロシア西部エラブガにある経済特区まで飛行させ、敷地内の施設に突っ込ませた。
 緊急対応時の様子を撮影した映像から、このUAVがAeroprakt社製のA-22をベースにしたものであることが判明した。
 ウクライナのAeroprakt社製のA-22は、高翼、単発、複座の超軽量機で、イランで設計されたShahed自爆型UAVの組み立て工場を狙ったとされる今回の攻撃には、A-22改造UAVが2機投入された可能性があり、Shahed UAVの工場か付近の従業員寮を損傷させ、14人が負傷したと伝えられる。
 ウクライナがA-22を自爆型UAVに改造できたという事実からは、このタイプのドローンによる攻撃が今回で終わりではないことが強く示唆される。
2024.04.05
 08:44
Reuters 通信

(Yahoo)

中国の和平案が最も合理的とロシア外相、ウクライナ戦争巡り <2405-040507>
 国営ロシア通信 (RIA) が4日、ラブロフ露外相がウクライナ紛争を巡り中国が提示した和平案がこれまでのところ最も合理的な案だという見解を示したと報じた。
 中国は2023年2月にウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場を示す文書を公表し、戦争終結に向けた一般原則を示した12項目の和平案を提示したが詳細には触れなかった。
 中国の文書に対する当時のロシアとウクライナの反応はさえず、米国は中国がロシアの侵略を非難していないと批判していた。
2024.04.05
 08:35

(18:35 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 4 2024 <2405-040506>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月4日の戦況 =
 露大統領府のペスコフ報道官は、NATOとロシアは「直接対決」していると主張したが、これは西側諸国に自制を強いることを意図した情報操作を強化するクレムリンの取り組みの一環である可能性が高い。
 ロシア軍参謀総長ゲラシモフ陸軍上級大将は、独立国家共同体 (CIS) 加盟国に対し、西側に対する態勢をとる取り組みの一環として、西側の脅威に対する協力を強化するよう訴えた。
 露大統領府は、マクロン仏大統領が最近、西側諸国にウクライナに送る安全保障支援のレベルと種類を拡大するよう求めたことを受けて、情報操作の主対象をフランスにした。
 ラブロフ外相も、交渉に関心があるふりをして情報操作を推進しており、ラブロフ外相とショイグ国防相が協調して情報提供に取り組んでいる可能性は、交渉に関するロシアの言及が新たに強化されることを示唆している可能性がある。
 ロシア軍は4月4日、バフムートの西チャシフ・ヤールに向けて、増強されたほぼ中隊規模の機械化部隊による攻撃を行い、集落の東郊外まで前進した。
 ロシア軍は最近、バフムトとドネツク市付近でも前進が確認された。
2024.04.05
 06:03
時事通信

(Yahoo)

インド太平洋と「安保は不可分」 外相会合に日本など4カ国参加 NATO <2405-040503>
 NATO外相会合が4日に、インド太平洋から日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4ヵ国が参加してブリュッセルで2日目の討議を行い閉幕した。 日本からは辻外務副大臣が出席した。
 ストルテンベルグ事務総長は記者会見で、NATOとインド太平洋の「安全保障は不可分だ」と述べ、連携の重要性を改めて強調した。
 NATOと4ヵ国は、ロシアのウクライナ侵攻が世界に及ぼす影響や、ウクライナへの支援について意見を交換し、ストルテンベルグ事務総長は、権威主義を強めるロシアや中国を前に「武力ではなく法の支配の下の世界秩序を守るために協力しなければならない」と語った。
2024.04.05
 05:02
讀賣新聞

(Yahoo)

米軍とフィリピン軍の軍事演習「バリカタン」に自衛隊が本格参加へ…連携強化し中国けん制 <2405-040502>
 複数の米比関係筋が、米軍とフィリピン軍が実施するBalikatan演習に、自衛隊が本格的に参加する方向で調整していることを明らかにした。 日米比3ヵ国の連携を強化することで、南シナ海や台湾海峡で威圧的な行動を強める中国を牽制する狙いがある。
 安全保障分野での連携強化は、11日にワシントンで開かれる初の日米比首脳会談で主要な議題となる見通しで、Balikatanは米比のほか、フランスやオーストラリアなどが参加し、敵艦船を想定したHIMARSの発射やサイバー戦、災害支援などの訓練を行ってきた。
 4月に南シナ海などで実施を予定している演習の規模は拡大しており、2023年は過去最大の17.000名以上が参加した。 自衛隊はすでにオブザーバーとして参加しており、本格参加となれば人数を増やし、より実戦的な演習を行うことができるようになるという。
 日比両政府は2023年11月、自衛隊とフィリピン軍の相互往来をスムーズにする円滑化協定 (
RAA) の交渉開始で合意し、協議を加速させている。 年内に締結できれば、2025年にも本格的な参加が可能になる。
2024.04.05
 04:45
讀賣新聞

(Yahoo)

バイデン氏、イスラエル軍の米民間団体誤爆「受け入れられぬ」…電話首脳会談で支援見直し示唆 <2405-040505>
 バイデン米大統領が4日にイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、イスラエル軍の誤爆によりガザで米民間団体World Central Kitchin (WCK) の職員7人が死亡したことや、悪化する人権状況全般について「受け入れられない」と強い不満を表明し、イスラエルが問題に対処しなければ、米国のイスラエル支援を見直す可能性を示唆した。
 米政府の発表によると、バイデン大統領はネタニヤフ首相に対し、
 ① ガザで活動する支援従事者の安全確保
 ② 民間人の危害回避
 ③ 人道状況悪化への対応
に関する具体的計画を作り、公表する必要性を指摘したうえで、イスラエルの当面の行動を見極めた上で、「ガザに関する米国の政策を決定する」ことも伝えた。
2024.04.05
 02:46
Reuters 通信

(Yahoo)

フィンランド、ロシア国境検問所の閉鎖を無期限延長 <2405-040501>
 フィンランド政府が4日、ロシア国境沿いの陸路にある検問所の閉鎖を無期限に延長すると発表した。 ロシアからの渡航を禁止する港湾を増やすことも表明した。
 ロシアを経由してシリアやソマリアなどからの難民が増加したことを踏まえ、フィンランドは2023年末にロシアとの国境を閉鎖し、2023年2月、ロシア国境沿いの検問所の閉鎖を4月14日まで延長すると発表していた。 フィンランドは、ロシアが意図的に難民申請希望者を国境へ送り込んでいると非難し、ロシア大統領府はそのような意図を否定した。
 フィンランドのランタネン内相は声明で「フィンランド当局はこれが長期的な状況になるとみている。今春に状況が有意に変化したと結論付けるような要素は見あたらない」とコメントした。
 ロシアによるウクライナ侵攻を受けてフィンランドは長年にわたる防衛での中立的な立場を転換し、2023年にNATOに加盟し、併せて米国との間で防衛協力協定も締結した。
2024.04.05
 02:39
Reuters 通信

(Yahoo)

NATO、ロシア脅威再燃を警告 欧米の結束呼びかけ 設立75周年 <2405-040504>
 ソ連を中心とする共産圏による民主主義国家に対する軍事的脅威を受け欧米12ヵ国で設立され、4日に設立75周年を迎えたNATOは、加盟国が32ヵ国に拡大する中、ウクライナに侵攻するロシアが再びNATOの大きな安全保障上の脅威になっている。
 ストルテンベルグ事務総長は式典で、米議会でウクライナに対する$60Bの支援策が阻止されていることに言及し、「欧州は安全保障のために北米を必要としている。 同時に、北米も欧州を必要としている」と述べた。
2024.04.04 Janes Taiwan earthquake damages RoCAF combat aircraft <2405-040413>
 台湾政府は、4月3日の地震で中華民国空軍の戦闘機8機が損傷したと発表した。 台湾国防部は4月4日の声明で、この地震により、台北の南東にある花蓮空軍基地F-16V 6機F-5 2機が「スライディング接触」したと発表した。
 運輸省や国営メディアによると、国防省は地震により機体側面に取り付けられた搭乗はしごが振動し、機体前部を滑った結果、表面に軽微な擦り傷が生じたと述べた。 「機体を点検したところ、機体はすぐに修理できると判断された。 この損傷は航空機の戦闘準備には影響しないだろう」と述べた。
2024.04.04
 22:05
テレ朝 News

(Yahoo)

イラン南東部で反体制派と治安当局衝突 27人死亡 <2405-040412>
 イラン南東部シスタン・バルチスタン州で4日、反体制派の武装勢力と治安当局の衝突があり、双方合わせて少なくとも27人が死亡した。
 イランの国営メディアによると、スンニ派反体制派武装勢力のJaish al Adl (JAA) が革命防衛軍 (IRGC) と警察の施設を同時に襲撃し、これまでに少なくとも治安当局側11人と反体制派の16人、合わせて27人が死亡したという。
 イラン国営TVは、革命防衛軍の司令官が「テロリストは全員自爆用ベストを装備していた」「テロリストを一掃する作戦が続いているため殺害されるテロリストの数は増えるだろう」と述べたと報じた。
 スンニ派の武装勢力Jaish al Adlは2023年12月にもシスタン・バルチスタン州で警察署を襲撃し、警官11人を殺害したとされている。
2024.04.04
 19:44
Newsweek

(Yahoo)

米海軍、ミサイル防衛で大きく前進 海上での弾道ミサイル迎撃は対北朝鮮にも威力 <2405-040411>
 米海軍が3月29日に、改良型SM-6の実射試験を実施し、海上でのBMDにこのシステムが威力を発揮することを確認した。 試験の成功は「海上防衛の画期的な前進」だと米軍のニュースサイト
特殊作戦部隊報告書(SOFREP)が報じた。
 SOFREPが4月3日に、試験が行われたのはRaytheon社製の改良型SM-6で「洋上試験で、標的となったMRBMの迎撃に成功」し、「意義深い里程標」を打ち立てたと報告した。
 SM-6は米軍が既に10年余り前から配備しているSAMだが、このミサイルは最近ソフトウェアが更新され、Raytheon社によれば、性能が大幅に向上した。
 今回の試験は、海外に駐留する米軍に対する脅威が中東だけではなく、西太平洋でも北朝鮮がBMの発射試験を繰り返し増大するなかで実施された。
 北朝鮮が4月2日に発射したBMは理論上、太平洋における米軍の重要な拠点である米領グアムを射程圏内に収めている。
2024.04.04
 18:47
朝日新聞

(Yahoo)

ミャンマー民主派「国軍本部にドローン攻撃」と声明 首都では異例 <2405-040410>
 ミャンマー国軍に反発する民主派が立ち上げた統一政府(NUG)が4日、首都ネピドーの国軍本部と空軍基地を目標UAV攻撃を行ったと声明を出した。 死傷者が出た可能性も示唆している。 一方、国軍側は「UAVの撃墜に成功した」とし、被害はなかったと主張している。
 ミャンマーでは2021年の国軍によるクーデター以降、国軍と民主派武装勢力の武力衝突が続いてきたが、首都が攻撃を受けるのは初とみられ、警備が特に厳しい国軍本部への攻撃は極めて異例である。 攻撃を受けた本部は、国軍トップのミンアウンフライン最高司令官の司令官室とも近接する。
 民主派支持者のFacebook上で、国軍本部にUAV 16機空軍基地には13機で攻撃が行われたとする情報もあるが、被害状況は不明である。
2024.04.04
 18:43
共同通信

(Yahoo)

日米、防衛装備品巡る協議体新設で合意へ <2405-040409>
 日米外交筋が4日、日米両政府が防衛装備品の共同開発や生産に向けた協議体を新設する方針を固め、10日の首脳会談で合意して5月末にも2-plus-2を開いて協議に入る見通しを明らかにした。
2024.04.04
 15:08
Reuters 通信

(Yahoo)

米国務長官、アゼルバイジャン大統領と会談 アルメニア和平協議 <2405-040408>
 ブリンケン米国務長官が3日にアゼルバイジャンのアリエフ大統領と会談し、隣国アルメニアとの和平推進の重要性を協議した。
 ミラー国務省報道官の声明によると、ブリンケン長官はアリエフ大統領に対し、国境で緊張を高めることは正当化できないと伝え、双方の攻撃的な行動や発言は和平努力を阻害することになると指摘した。
 一方、アゼルバイジャンは、アリエフ大統領がアルメニア、米国、EUが5日に行う会談を巡り「透明性と統合性を欠いていると不満を表明した」と説明した。 アリエフ大統領はEUと米国によるアルメニア支援強化について、同国への軍事支援の可能性に対するアゼルバイジャンの懸念と相まって、地域の軍拡競争を助長して挑発に発展するのではないかと懸念を表明したという。
 ブリンケン長官からは、5日の会談はアゼルバイジャンに敵対する意図ではなく、アルメニア経済に焦点を当てたものという説明があったという。
2024.04.04
 12:15
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエルへの武器輸出、英政府に停止圧力 支援団体7人死亡で <2405-040407>
 スナク英首相が、ガザでイスラエル軍の空爆により英国人3人を含む食料支援団体メンバー7人が死亡したことを受け、イスラエルへの武器売却停止を求める政治的圧力に直面している。 スナク首相は3日にイスラエルへの武器輸出について見直しを行っているとし、輸出の即時停止には慎重な姿勢を示した。
 3大野党と与党の一部議員は3日、政府は武器輸出停止を検討すべきだと主張した。
2024.04.04
 10:38
毎日新聞

(Yahoo)

16兆円規模のウクライナ軍事支援策 NATO、協議開始で合意 <2405-040406>
 NATOが3日にブリュッセルで外相会合を開き、5年間で€100B規模の新たなウクライナ軍事支援策について協議を開始することで合意した。
 ストルテンベルグ事務総長は会合後の記者会見で、「ウクライナに対し、長期にわたる安定的で予測可能な安全保障の支援が必要だ」と述べた。
 新たな軍事支援策は、11月の米大統領選でウクライナ支援に消極的な共和党のトランプ前大統領が勝利し米国の支援が縮小した場合に備え、ストルテンベルグ事務総長が提案した。 €100Bの支援額は公表されていないが、複数の外交関係者がReuters通信などに明かした。
 現在、米国が行っている西側諸国約50ヵ国からの武器や弾薬、装備などの供給の調整を、NATOが引き継ぐことなどを狙っており、7月にワシントンで開かれるNATO首脳会議までの最終決定を目指す。
 ただ、NATOの軍事支援への関与が強化される内容となるため、最終決定に必要な加盟全32ヵ国の賛成が得られるかは不透明で、支援の内容によっては、プーチン政権に近いとされるハンガリーのオルバン政権などの反対が予想される。
2024.04.04
 07:28
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮とイランの対ロ軍事支援、安保上無視できず= NATO 事務総長 <2405-040404>
 ストルテンベルグNATO事務総長が3日、北朝鮮とイランのロシアに対する軍事支援NATOにとって無視できないほど安全保障面で国際的に重大な影響をもたらすと警告した。 北朝鮮はBMをはじめとする各種武器を、イランはShahed自爆型UAVをそれぞれロシアに供与しているとされる。 両国がその見返りに得ているのは、自国のミサイルや核開発に役立つロシアの技術である。
 ストルテンベルグ事務総長は、中国も「ロシアの戦争経済を支えている」と指摘し、これらのロシアの友好国はロシアがウクライナ侵攻を継続する上で重要な存在で、地域的または世界的な安全保障上の懸案となっており、NATOとしてこの問題への対応を協議すると付け加えた。
2024.04.04
 07:18
時事通信

(Yahoo)

防衛装備品の共同生産へ新体制 日米首脳会談で合意へ 米高官 <2405-040403>
 キャンベル米国務副長官が3日にワシントンのシンクタンクで講演し、「重要な防衛装備品の共同開発や、将来的な共同生産の可能性も含め、日米がより協調して取り組むための初の措置が話し合われるだろう」と述べたうえで、日米首脳が10日の会談で防衛装備品の共同生産に向けた新体制発足について協議するとの見通しを明らかにした。
 キャンベル副長官は「COVID-19パンデミックで学んだ教訓は、軍事分野のサプライチェーンがいかに細く、簡単に詰まってしまうかということで、拡充が必要だ」と指摘し、来週の首脳会談は「日米の安全保障協力を更新する上で、歴史的な内容になる」と強調した。
2024.04.04
 04:58
毎日新聞

(Yahoo)

フィンランド、約300億円のウクライナ支援協定締結 <2405-040402>
 フィンランドのストゥブ大統領が3日にウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領と会談し、長期的な軍事支援を約束する安全保障協定を結んだ。 ウクライナ大統領府の発表によると、協定の期間は10年で、€188M相当の軍事支援や、NATOやEUへの加盟を後押しすることなどが盛り込まれている。
 Reuters通信によるとストゥブ大統領はキーウでの共同記者会見で、支援はウクライナが「自衛するためだけでなく、勝利するため」と述べた。
2024.04.04
 04:03
Reuters 通信

(Yahoo)

NATO、ウクライナ長期支援で合意 1000億ユーロの基金案検証へ <2405-040405>
 NATOが3日にブリュッセルの本部で開いた外相会合で、ウクライナに対する長期軍事支援計画を開始することで合意した。 ストルテンベルグ事務総長が提案したウクライナ軍事支援のための€100Bの基金を設置する案については見解が割れた。
 ストルテンベルグ事務総長の提案は、ウクライナに供与する武器、弾薬、装備の供給を調整する際にNATOが一段と直接的な役割を果たすほか、軍事支援を調整してきたウクライナ防衛諮問グループのRammatein Gp.の一部の役割をNATOが引き継ぐもので、外交筋は、こうした提案は11月の米大統領選でトランプ前米大統領が勝利した場合に備えるものとしている。
 NATOの決定には加盟国32ヵ国の合意が必要だが、この日の外相会合ではこうした基金を設立するのは簡単ではないとの考えも示された。
 ハンガリーのシーヤールトー外相は、NATOを戦争に近づけたり、NATOを「防衛連合」から「攻撃連合」に変えるような提案は支持しないと表明し、スペインとイタリアの外相も慎重な姿勢を示した。
 一方、ドイツのベーアボック外相はストルテンベルグ提案は「正しく重要なもの」とし、ラトビアのカリンシュ外相も支持を示した。
2024.04.04
 01:03
FNN Prime News

(Yahoo)

アメリカ ロシアにテロ標的の会場名を事前伝達か <2405-040401>
 ロシアの現地メディアが、モスクワ郊外で起きた銃乱射テロで、米政府が、実際に攻撃されたコンサートホールの名前を挙げテロのおそれがあるとロシア側に事前に伝えていたと報じた。
 Washington postは2日、米政府当局者の話として、テロが起きる2週間以上前に攻撃されたコンサートホールの名前を挙げて、テロの標的になる可能性があるとロシア側に伝えていたと報じた。
 情報源を危険にさらすため、敵対国に情報提供をするのは通常はないことだと指摘する一方、会場に集まる可能性のある米国人のへの危険を回避するためとの見方も示している。
 そのうえで、「ロシア当局は、情報を得ながらなぜ対策を講じなかったのか新たな疑問を投げかけるものだ」と指摘している。
2024.04.03
 21:47
テレ朝 News

(Yahoo)

インドネシア次期大統領と安保協力推進を 岸田総理 <2405-040326>
 岸田首相が2月の大統領選で当選したインドネシアのプラボウォ次期大統領と初めて会談し、中国が海洋進出を続ける南シナ海や東シナ海での連携の強化について確認した。 プラボウォ次期大統領は来日する直前に中国を訪れ、習国家主席と会談している。
 会談では日本とインドネシア双方が「古くからの友人だ」と確認したうえで、岸田首相は、覇権を強める中国を念頭に「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて安全保障分野での協力も進めていきたい」と強調した。
 これに対し、プラボウォ次期大統領は「安全保障協力をはじめ農水産業や防災を含む幅広い分野での協力をさらに強化したい」と応じたという。
2024.04.03
 21:11
Bloomberg

(Yahoo)

ウクライナ、弾薬不足の劣勢深まる-ロシアは7倍使用と関係者 <2405-040325>
 ウクライナはロシアの攻撃を撃退するため、弾薬を必要としているが、その必要量を確保するという闘いに、同国とその支援国は敗れつつある
 最新の前線状況に詳しいウクライナ支援国の当局者によると、ウクライナへの西側の軍事支援は劇的に減少し、縮小する在庫を維持するためウクライナ側には1日に一発しか撃てない部隊もあるという。 支援国の一部はウクライナへの兵器供給の流れを維持しようと、世界各地から弾薬を調達しようと躍起だが、この動き出しは遅く、ウクライナの前線安定維持に短期的に十分な成果を生めるかは定かではない。
2024.04.03
 19:23
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシアの石油・ガス歳入、3月は前月比+40% 142億ドル <2405-040324>
 ロシア財務省が3日に発表したデータによると、3月の石油とガス歳入は前月比40%増のRUB1.31T ($154.2B) だった。
 ロシアは今年から原油・石油製品輸出税を撤廃し、税収不足を補うため、鉱物採掘税の税率を引き上げた。
 3月の石油ガス歳入前年同月比では90%増加した。 石油・ガス歳入は歳入全体の1/3を占める。
 3月の鉱物採掘税収入はRUB995Bで、2月のRUB1.2Tから減少した。
 政府は2024年の石油・ガス歳入が前年比30%増のRUB11.5Tになると想定している。 2023年は石油価格の下落や西側諸国の制裁によるガス輸出急減24%減少していた。
2024.04.03
 19:14
Kyiv Independent State Bureau of Investigation has investigated over 1,600 treason cases since start of full-scale invasion <2405-040323>
 2016年に設立され、主に高官や法執行官や裁判官などの権力や権威のある地位にある人物の公判前調査を扱っているウクライナ国家捜査局が4月3日、ロシアによる全面侵攻開始以降、1633件の反逆罪容疑が捜査対象となり、1072人が容疑者とされたと発表した。 同局は、国家安全保障に対する犯罪の疑いを合計で2,150件捜査した。
 同局によると、反逆罪の疑いのある1,633件のほか、協力関係に関する捜査が399件、ロシアの共犯者と疑われる事件が32件含まれている。 最新の統計によると、534人が指名手配され、768件の起訴状が法廷に送られた。 同局によると、最近の指名手配容疑者の中には、ドイツ経由でロシアに亡命したウクライナ国境警備隊員も含まれている。
 同局の最も注目を集めた事件の1つは、2023年11月に親露派の言説を広めたとして反逆罪で起訴されたドゥビンスキー議員の事件である。
ウクライナ保安庁 (SBU) は、全面侵攻開始以来、8,000件以上の大逆罪の疑いのある事件の捜査を開始したと報じられている。
2024.04.03
 19:00
日経新聞 日米比、対中国サイバー防衛網づくり 首脳会談で合意へ <2405-040322>
 日本、米国、フィリピンの3ヵ国はサイバ攻撃に備える防衛網を創設することで、11日にワシントンで開く初の首脳会談で合意する見通しである。 日本と米国にはサイバー安保に関する関係省庁の幹部級の対話枠組みがあり、米国とフィリピンの間でも対応を議論していることから、それぞれの協議体を3ヵ国に広げ、中国やロシアからの攻撃増加を踏まえ、政府機関や重要インフラ施設を守り、攻撃に関する情報や対処方法を共有し、リスク低減につなげる計画である。
2024.04.03
 17:04
毎日新聞

(Yahoo)

北朝鮮発射の弾道ミサイルは「新型の固体燃料式」 官房長官 <2405-040321>
 林官房長官が3日の記者会見で、北朝鮮が2日に発射したBMについて、新型の固体燃料推進方式のMRBMとの見方を示した。
 林長官は「極超音速兵器であったかも含めて防衛省において分析中で、引き続き米国や韓国などと緊密に連携していく」と述べた。
2024.04.03
 16:49
Kyiv Independent Military Intelligence: Russia has about 200 Su-34, Su-35 fighter jets, 7 A-50 planes <2405-040320>
 
ArmyInformが4月3日に、ウクライナ軍情報局 (HUR) のデータを引用して、ロシアは3月時点で約100機のSu-35100機以上のSu-34機7機のA-50 AEW&Cを保有していると報じた。
 ウクライナは2月に、わずか2週間で13機のロシア軍機を撃墜したと発表した。 国防省によると、これは2022年10月以来、同国が1ヵ月間で撃墜した航空機の数としては最多である。
 このリストには、Su-34 10機Su-35 2機、さらにA-50 1機が含まれていた。 1ヶ月前には別のA-50が撃墜された。 HURによると、ロシアのA-50 7機のうち3機が修理と近代化改修を受けている。
 元空軍報道官のイフナト氏は、撃墜された航空機の数が増加しているのは、ウクライナの同盟国が供給した防空システムによるものだとし、ウクライナ軍参謀本部によると、全面戦争中のロシアの総損失は、固定翼機347機、回転翼機325機の計約672機に上る。
 ただ、参謀本部の数字は独自に検証できなかった。
2024.04.03
 16:41
聯合ニュース 北朝鮮主張の飛距離・軌道変更は「誇張」 極超音速ミサイル=韓国軍 <2405-040319>
 韓国軍合同参謀本部が3日、北朝鮮が2日に発射試験を行った中長距離極超音速ミサイルの飛行距離と軌道変更について、「北が主張する1,000kmの飛翔距離わが軍の分析と違いがあり、誇張されたとみている」として、「日米韓が分析した結果は600km」と明らかにした。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、極超音速弾頭を搭載した固体燃料式の新型MRBMの初の発射実験に成功したと報じた。 安全を考慮して射距離を1,000kmに抑え、変則軌道で飛行したという。
 合同参謀本部と北朝鮮が発表した飛行距離に400kmの差があり、韓国軍のレーダが軌道を変更しながら飛行する極超音速ミサイルを探知できなかったとの指摘が出ていた。
 合同参謀本部は北朝鮮が2段目エンジンの点火を遅らせ、2段目エンジンの燃焼中に飛行方向を変更したと主張したことに関しても、「わが軍の分析と違いがあり、誇張されたと分析している」と明らかにした。同本部関係者は「ミサイルが最高高度に達した後、水平移動して下降する軌跡だった」と説明した。
2024.04.03
 15:00
RBC Ukraine Zelenskyy discusses preparation of security agreement between Ukraine and Japan <2405-040318>
 ゼレンスキー大統領がTeletgramで、岸田首相と電話会談を行ったと述べ、「日本政府と国民の皆様の大規模かつ多面的な支援に感謝する。 両国間の距離は、ウクライナ人が感じている温かい心の障壁ではない。 日本はすでにウクライナに$120B以上の財政支援を提供し、今年の追加支援を発表した」と述べた。
 また、2月に東京で日本・ウクライナ会議を開催し、50件以上の二国間協定が調印されたことについて、日本の首相に個人的に感謝していると付け加えた。 ゼレンスキー大統領によると、両首脳は早期実施を促進することで合意した。
 さらに、大統領は戦場の状況、特にロシアの航空テロについて話した。
2024.04.03
 14:42
時事通信

(Yahoo)

中距離ミサイル「太平洋配備」 対中国で年内に 米陸軍高官 <2405-040317>
 米太平洋陸軍司令官のフリン大将が3日に都内で一部記者団と懇談し、新たな「長距離精密射撃能力」を年内にインド太平洋地域に配備すると明らかにした。
 TomahawkとSM-6を発射するTyphoonを指すとみられ、域内で強力なミサイル戦力を有する中国に対抗する狙いがある。
【註】
 SM-6やTomahawkを発射するTyphoonとも呼ばれるMRCは射程500km以上のPrSMとLRHWの間隙を埋めるもので、最初に装備するのはワシントン州のJoint Base Lewis-McChordに駐屯する第5野戦砲兵連隊第3大隊 (5-3FA) の中隊になり、既に2023年に配備されている。
【関連記事:2309-081006 (BD 2023.08.10)】
2024.04.03
 14:34
AFP=時事

(Yahoo)

北朝鮮、固体燃料式の新型極超音速ミサイル発射実験成功と発表 <2405-040316>
 北朝鮮国営朝鮮中央通信(KCNA)が3日、前日に日本海に向けて固形燃料式の新型中距離極超音速ミサイルの発射試験を行い、金朝鮮労働党総書記が立ち会ったと伝えた。 KCNAが公開した動画や写真には、発射台に運ばれるミサイルや、煙の尾を引くミサイルを見る金氏らの姿が捉えられていた。
 発射試験の成功を受けて金総書記は、北朝鮮が「戦略的攻撃兵器をを新たに開発した」と述べた。
 KCNAは、「発射台を訪問した金総書記は、極超音速滑空体の弾頭を搭載した新型中距離固形燃料式BM火星-16B(Hwasongpho-16B)を視察した」と報じた。
2024.04.03
 14:27
時事通信

(Yahoo)

日比円滑化協定、年内締結に意欲 3カ国海上演習協議 比駐米大使 <2405-040315>
 ロムアルデス駐米比大使が3日にオンラインでの時事通信などの取材に応じ、自衛隊と比軍の往来に関する円滑化協定 (
RAA) について、「年末までに実現するだろう」と述べ、早期締結に意欲を示した。 また、「海上演習を3ヵ国で定期的に実施することになるのではないか」と述べ、合同の警戒監視活動に向けて協議していると明らかにした。
 岸田首相は11日、ワシントンでバイデン米大統領とマルコス比大統領との初の3ヵ国首脳会談に臨み、南シナ海への海洋進出の動きを強める中国を念頭に、3首脳は経済、安全保障分野を中心に3ヵ国の協力推進を確認する。
2024.04.03
 14:21
産経新聞

(Yahoo)

日米、防衛産業の連携強化で「協議体」立ち上げで首脳合意へ 対処力向上を協議 <2405-040314>
 日米両政府ワシントンで10日に開く日米首脳会談防衛産業の連携強化で合意し、新たな協議体を立ち上げる方向で調整に入った。 バイデン大統領と岸田首相は会談で、日米同盟による抑止力と対処力の向上に向けた取り組みを協議する。 日米で防衛装備品関連の産業間連携を促進する新たな協議体「防衛産業政策調整会議」を立ち上げ、協力案件を議論する。
 米国は防衛産業の近代化や生産体制の強化に取り組んでおり、同盟国の日本と協力を拡大する。 米国ではCOVID19パンデミックによるサプライチェーンの混乱や、ウクライナへの大規模軍事支援などで、防衛装備品の生産体制の拡充が課題となり、米国防総省は1月に、初となる「国家防衛産業戦略」を発表し、産業基盤の強化や近代化に乗り出している。
 日米は、米側の生産体制の補完にもつながる産業間協力で抑止力を高め、中露などの脅威に対抗していく考えである。
2024.04.03
 13:01
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシア国防相、ウクライナ軍が西に後退と指摘 「反攻は失敗」 <2405-040313>
 ロシア国内メディアが、ショイグ露国防相が2日の司令官の会合で、同国の攻撃によりウクライナ軍が西方に後退していると述べたと報じた。
 ショイグ国防相は2023年のウクライナの反転攻勢が失敗に終わったとし、ウクライナ軍はさまざまな前線で足場を築こうとしたが、目標を達成できなかったと述べた。 ロシア軍は2024年に入り403㎢を占拠し、3月にはウクライナ東部の5つの町と村を制圧したとしている。
 ロシア軍は2月に、ウクライナ東部ドネツク州アブデーフカを制圧したと発表し、ショイグ国防相によるとウクライナ軍はその後も西方に後退している。
2024.04.03
 13:00
Forbes

(Yahoo)

米国のウクライナ追加支援が実現へ前進 潤沢な砲弾や対空兵器で劣勢打開に期待 <2405-040312>
 半年にわたって米国の対ウクライナ追加支援予算案の採決を妨げてきたジョンソン米下院議長が、ロシアの侵略に対するウクライナの自衛戦争を強力に支援するよう求める大半の米有権者からの巨大な圧力についに屈し、米国からウクライナへの新たな援助が、ようやく実現する公算が大きくなった。 それも大量の援助である。
 ルイジアナ州出身の宗教右派でロシアを利してきたジョンソン下院議長は、下院の歳出法案を月内にも採決にかける意向を示している。 詳細はまだ明らかにしていないが、数ヵ月前に上院を通過した歳出法案と同様の内容になる可能性が高い。
 上院案ではウクライナ向けに$60Bの予算が計上され、うち$34Bはウクライナ向け兵器の調達に充てられ、残りはウクライナ軍の訓練のほか、人道支援など軍事以外の支援に振り向けられる。
2024.04.03
 12:45
日経新聞 木原氏「防衛協力を強化」 日インドネシア防衛相会談 <2405-040311>
 木原防衛相が3日に防衛省でインドネシアの次期大統領プラボウォ国防相と会談した。 木原防衛相は「2国間、多国間の防衛協力・交流も引き続き強化していきたい」と述べた。
 木原防衛相は海洋進出を強める中国を念頭に、南シナ海での力による一方的な現状変更や緊張を高める行為に強く反対すると表明し「法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋を維持・強化していきたい」とも強調した。
 プラボウォ次期大統領インドネシアの軍人が防衛大学校に留学する計画を自身が創設したと紹介し、受け入れ人数の増員を木原防衛相に提起した。
 プラボウォ次期大統領は、南シナ海のナトゥナ諸島周辺でのインドネシアと中国との資源開発を巡る対立を背景に、米国やその同盟国との関係を重視している。
 日本とインドネシアの防衛協力は深まりつつあり、2023年12月に岸田首相とジョコ大統領が会談して、日本からの大型巡視船1隻の無償供与で合意している。 日本はインドネシアと米国との定期合同演習(註:Super Garuda Shield 演習)に2022年から参加している。
2024.04.03
 11:00
Forbes

(Yahoo)

ロシア軍の記録的な戦車大損害はなぜ起きたか にじむ焦りと侮れない「底力」 <2405-040310>
 ウクライナ東部ドネツク州のウクライナ側の防御拠点だったアウジーウカ市の廃墟をロシア軍が占領し、さらに西へと進撃するなか、ロシア側では重要な部隊である第90親衛戦車師団作戦予備の第6親衛戦車連隊が待機していた。
 第6戦車連隊は突破部隊で、アウジーウカの西方でウクライナ側の防御に探りを入れている自軍部隊が脆弱な箇所を見つければ、そこを突いてウクライナ側の後方に一気に攻め込み、大きな打撃を与えるのがその任務だったが、第90戦車師団はなぜ3月30日に第6戦車連隊を、アウジーウカ西方のトネニケ村のすぐ西に置き、ウクライナ軍の精鋭部隊である空中強襲軍隷下の第25独立空挺旅団が配置されている、穴のない防御陣地に対する直接攻撃に向かわせたのか。
 白昼に行われたこの突撃は、ロシアがウクライナで拡大して25ヵ月あまりたつ戦争で、戦車による過去最大級の強襲だった。 ウクライナのシンクタンクである防衛戦略センター(CDS)の4月1日の戦況評価によると、第6戦車連隊は当初「トネニケ村の北西へわずかに前進したが、この進撃は長く続かなかった。 第6戦車連隊のT-90 MBT 36両BMP
IFV 12両は地雷原に突っ込む。 そこにウクライナ軍の空挺部隊が扱いに長けたATGMを撃ち込み、さらに爆薬を積んだFPV UAVも襲いかかった。 乗員や歩兵数百名が乗り込んだ装甲戦闘車両48両による突撃は、こうして破滅的な結末を迎えた。
 ウクライナ側は「この最初の大規模な強襲を撃退した」とCDSは報告している。 第6戦車連隊は退却し、あとには大破したMBT 12両とIFV 8両、それにロシア兵の遺体多数が残された。遺体は数十体にのぼったかもしれない。
2024.04.03
 10:00
Forbes

(Yahoo)

ウクライナの軽飛行機改造ドローン、ロシア領内へ1000km超の越境攻撃 <2405-040309>
 ウクライナは、軽飛行機に遠隔制御装置を取り付けてUAVに改造し、爆薬を積んでロシア国内に向けて飛ばし始めたようで、そのうちの1機が今週、1,000km以上飛んで、ロシア西部タタールスタン共和国エラブガにある工場の区画に突っ込んだ
 ウクライナはロシア領内深くの戦略的に重要な産業施設を狙ったUAV作戦を続けており、それを一段とエスカレートさせた。
 弾頭のついたこのドローンも、ウクライナのセスナ型自作ドローンと同様に1000km前後は航続できる。 特区の敷地内に軽飛行機UAVが突っ込む衝撃的な場面が、現場近くにいたロシア人らによって撮影されている。 UAVドローンが激突した際には巨大な炎が上がり、搭載されていた爆薬の多さを物語っている。 典型的な軽飛行機のCessna 172の場合、最大で400kg強を搭載して最長1,200km弱航続できる。
2024.04.03
 09:15

(19:15 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 2 2024 <2405-040308>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月2日の戦況 =
 ゼレンスキー大統領が4月2日、ウクライナ軍の動員年齢を27歳から25歳に引き下げる法律に署名した。
 ショイグ露国防相は4月2日、ロシア軍2024年の最初の3ヵ月間にウクライナ領土の400㎢を占領したと主張したが、この前進は、米国の安全保障支援の遅れの影響によるもので、ロシアの攻撃の見通しを必ずしも反映していない。
 ウクライナはロシアとの国境から1,200km以上離れたタタールスタン共和国で、ロシアの軍事生産と石油精製施設のインフラに対して、機種不明の長距離UAVによる攻撃を実施した。
 プーチン大統領が4月2日に内務省 (MVD) 理事会で行った演説は、3月22日のクロッカス市庁舎テロ攻撃に対するロシアの不協和音的な対応を示しており、ロシア当局は同時に移民コミュニティに対する法執行措置を追求すると同時に、ウクライナを根拠なく関与させようとしている。 プーチン大統領はまた、クロッカス市庁舎襲撃事件後に浮上した移民に関する議論の激化に対処しようとしたが、この問題に対する一貫性のない曖昧な立場を表明し続けた。
 ウクライナ軍情報総局 (GUR) のスキビツキー副総司令官は4月2日、ロシア軍がウクライナのエネルギーインフラへの攻撃を一時的に停止したのは、ミサイルの備蓄不足を補う可能性が高いとGURは考えていると述べた。
 キルギスタンの国家決済システムであるElkartは4月2日、二次制裁を防ぐためにロシアのMir決済システムを使用した取引の処理を停止すると発表したことは、米国の対露制裁が、ロシアの金融関係と旧ソ連諸国に影響を及ぼし続けているとみられる。
 ストルテンベルグNATO事務総長が、5年間で$100Bの軍事支援をウクライナに送るNATO支援パッケージを提案したと報じられている。
 ロシア軍は4月2日に全接触線で陣地での攻防が続く中、クレミンナとアウディーイウカ付近での前進が確認された。
 ショイグ露国防相が4月2日、ロシア軍は2024年に新造された小型ミサイル艇と哨戒艦数隻を完成させて配備すると述べた。
2024.04.03
 07:26
Reuters 通信

(Yahoo)

NATO 事務総長、ウクライナに1000億ユーロの直接軍事支援を提案 <2405-040304>
 5人の外交官が2日、ストルテンベルグNATO事務総長が、ウクライナに対して向こう5年で€100B ($107B) の軍事支援NATOとして直接行うことを提案していることを明らかにした。
 これまでNATOは直接軍事支援に乗り出せば、ロシアとの緊張をさらに高める懸念があったためウクライナ向け支援を非軍事分野に限定してきたが、今回の提案に基づけば、こうした軍事支援で各国の調整を行ってきたウクライナ防衛諮問グループRammstein Gp.の仕事をNATOが引き継ぐことになる。
 しかし複数の外交官によると、NATO内部では、今はウクライナへの軍事支援をより持続的かつ長期的な形にする時期を迎えており、NATOこそがそこで大きな役割を果たすべきだとの見方が強まっているという。
 提案は3~4日に開催されるNATO外相会合で協議される見通しで、7月にワシントンで開くNATO首脳会議に向けて取りまとめることを目指している。
2024.04.03
 07:18
中央日報

(Yahoo)

北朝鮮「新型中長距離極超音速ミサイルの試験発射に成功」 <2405-040303>
 北朝鮮の朝鮮中央通信が3日、2日に日本海沖に撃ったミサイルについて「火星-16新型中長距離極超音速ミサイルの試験発射が成功裏に行われた」と明らかにした。
 朝鮮中央朝鮮通信は「北東方向に発射されたミサイルから分離した極超音速滑空飛行戦闘部は予定された飛行軌道に沿って1次頂点高度101.1km2次頂点高度72.3kmを記録しながら飛行し、1,000km先の日本海上の水域に正確に弾着した」とした。
2024.04.03
 06:41
讀賣新聞

(Yahoo)

米外交官ら謎の健康被害「ハバナ症候群」、ロシア音響兵器の攻撃か…露独立系メディア「現場に工作員」 <2405-040307>
 ロシアの独立系メディアInsiderが1日、世界各地で米国の外交官らが「ハバナ症候群」と呼ばれる原因不明の健康被害を訴えた問題に関し、ロシア軍参謀本部情報総局 (GRU) が「音響兵器」で攻撃した可能性があると報じた。 米CBS TVの報道番組60 Minutesやドイツのder Shpiegel誌との共同調査の結果という。 Insiderはラトビアに拠点を置き、ロシア語で発信している。
 米国家情報長官室は2023年3月に「外国の敵対勢力が関与している可能性は非常に低い」との調査結果を発表していた。
 Insiderは、2021年にジョージア、2014年に独フランクフルトで米外交官や家族が突発性の頭痛や嘔吐を経験した事例を巡り、現場でGRUの29155部隊の工作員が目撃されたと指摘した。 この部隊の複数幹部が「非致死的音響兵器」の開発で異例の昇進を遂げたことも確認したという。
 音響兵器はマイクロ波と超音波の発信により、脳細胞の損傷や、平衡感覚を保つ内耳の障害を誘発しようとするもので、Insiderは「米国の諜報部員の無力化」を狙った可能性に触れた。
 TASS通信によると、ペスコフ露大統領報道官は1日に「メディアによる根拠のない中傷だ」と報道内容を否定した。
 ハバナ症候群の名称は2016年にキューバのハバナ駐在の米中央情報局 (CIA) 職員が体調不良を訴えたことにちなむ。 数百人が症状を訴えている。
2024.04.03
 06:35
共同通信

(Yahoo)

アーク2が制裁で生産停止 日本も権益のロシアLNG事業 <2405-040306>
 Reuters通信が2日に複数の消息筋の話として、日本が権益の一部を持つロシア北極圏の液化天然ガス LNG) 開発事業Arctic 2 (LNG2) が、ウクライナ侵攻に伴う対露制裁の影響で生産を一時停止したと報じた。
 制裁の影響で北極海航路などを通ってLNGを輸送する砕氷タンカーの調達が遅れていることが要因だという。
 ロシアのガス大手Novatek社が主導しているArctic 2は2023年11月に米政府の制裁対象に加えられ、日本などの外国企業は2023年12月に事業参画の停止を表明した。
 ロシアメディアなどによると、Arctic 2は2023年12月に第1生産ラインが稼働を開始したが、2024年1~2月に生産量が激減していた。
2024.04.03
 05:43
Reuters 通信

(Yahoo)

原油先物、一時年初来高値 ウクライナによるロシア製油所攻撃で <2405-040302>
米国時間の原油先物ウクライナによるロシア主要製油所への攻撃や中東での紛争激化を受け上昇し、一時年初来高値を付けた。
 清算値は、北海ブレント先物 (WTI) の6月限が$1.5(1.7%)高の1バレル=$88.92で、一時$89.08まで上昇し、2023年10月以来の$89超えを記録した。
2024.04.03
 05:35
共同通信

(Yahoo)

ロシアの大規模石油精製所を攻撃 ウクライナ国境から1000キロ <2405-040301>
 ウクライナメディアによると、同国の情報機関が2日、ロシア中部タタルスタン共和国ニジネカムスクの石油精製所をUAVで攻撃し火災が起きたこをと明らかにした。 精製所はロシア有数の規模で、両国国境から約千㌔離れている。
Nizhnekamsk の位置 (Google Map)】
 ウクライナメディアは、ウクライナの国防省情報総局と保安局が共同で行ったという。 ウクライナは2024年に入り、ロシア領内の石油関連施設へのUAV攻撃を繰り返している。
 ロシア国防省は2日の戦況説明で、過去24時間にUAV 195機を撃墜したと発表し、2月に制圧したドネツク州アブデーフカ方面では、ウクライナ軍の11波の攻撃を撃退したとしている。
2024.04.03
 02:46
Dedfense News F-16s arrive at Eglin to be modified with self-flying tech <2405-040305>
 米空軍が4月2日、自動飛行装置を搭載した最初のF-16 (
VENOM) 3機がフロリダ州のEglin AFBに到着したと発表した。
 VENOMは有人航空機と無人航空機の両方で自律技術の試験をすることを目的とした計画である。
2024.04.02 MDA HP SPY-7 Radar Developed for Japan’s Aegis System Equipped Vessel Achieves First Track of Objects in Space <2405-040222>
 米MDAが3月28日、日本のAegisシステム搭載艦 (ASEV) でAegis Weapon System (AWS) に組み込むAN/SPY-7(V)1レーダ初の捕捉追随試験に成功した。
 試験は、ニュージャージー州MoorestownにあるのLockheed Martin社の試験設備で行われた。 SPY-7を装備したASEV 2隻は2028年3月と2029年3月に就役する。
2024.04.02
 21:38
共同通信

(Yahoo)

日本海上空を10時間飛行 ロシアの戦略爆撃機 <2405-040221>
 InterFax通信がロシア国防省が2日、Tu-95MS 2機が日本海の公海上を約10時間哨戒飛行したと発表したと報じた。 複数のSu-30が随伴したという。
 Tu-95MSは1月にも日本海上空を長時間飛行している。
2024.04.02
 20:39
Defenswe One Pentagon will use commercial space assets in military operations, under new plan <2405-040220>
 米国防総省は、SpaceX社のような企業が国家安全保障において果たす役割を概説する正式な戦略である、待望の商業宇宙戦略を発表した。 しかし、産業界の有用性は、国防総省がどれだけうまく適応できるかによって決まるという落とし穴がある。
 国防総省のプラム宇宙政策局長は火曜日の記者会見で、「商業宇宙の能力とサービスが米国の国家安全保障にどの程度の利益をもたらすかは、最終的には、平時だけでなく紛争時においても、国防総省が実際に商業ソリューションを米国の作戦方法にどれだけうまく統合できるかによって測定されるだろう」と述べた。
 この文書は、ミサイル警戒、電磁波戦、指揮通信など、13の主要な任務分野を概説しており、国防総省にとって初めてのものであり、衛星通信などの宇宙ベースの技術が軍にとっていかに重要であるかを示している。
 オースティン国防長官は戦略の冒頭で、「国防総省は新たな脅威に直面した際、国家安全保障の宇宙構造の強靭性を優先し続けているため、われわれは統合軍と米国民に対し、利用可能なあらゆる手段を活用する義務がある」と述べている。 「既存の政府システムを単に強化するのではなく、商用ソリューションを統合するには、省内のアプローチを変える必要がある。」ともしている。
2024.04.02
 19:23
Kyiv Independent Ministry: Ukraine destroyed record 976 Russian artillery systems in March <2405-040219>
 ウクライナ国防省が4月2日、ウクライナ軍が3月に976門のロシア軍の砲を破壊し、全面侵攻開始以来、1ヵ月では過去最多を記録したと発表した。 国防省によると、これまでの記録は2023年9月で、ウクライナ軍がロシアの砲947門を破壊していた。
 ウクライナ軍参謀本部は4月2日、全面戦争が始まって以来、ロシア軍は合計11,112門の砲を失ったと発表した。
 ウクライナは1月2日にロシアが発射したKh-47M2 Kinzhal空中発射BM 10発を一晩で撃墜し、新たな記録を打ち立てた。 攻撃はキーウとその周辺地域、ハリコフを目標に、5人が死亡、130人が負傷した。
 国防省によると、ウクライナは2月にロシア軍機13機を撃墜した。 これはウクライナが2022年10月以降、1ヵ月で撃墜した航空機の数としては最大となった。
2024.04.02
 18:31
共同通信

(Yahoo)

日米豪比、初の本格演習へ 7日、南シナ海で対潜訓練 <2405-040218>
 複数の関係筋の話で2日、海上自衛隊とフィリピン、米国、オーストラリア海軍の艦船や航空機がパラワン島北西沖の南シナ海で対潜水艦戦訓練を含む初の本格的な4ヵ国海上演習を7日に計画していることが分かった。 相互運用性の向上を掲げ、対潜戦に加え、艦船間の通信、隊列を組んでの航行も訓練する方針である。
 フィリピン軍は2023年11月以来、米軍、オーストラリア軍と二国間の「海上協力活動」として共同巡回を行ってきたが、今回は初の4ヵ国間の海上協力活動と位置付け、今後は年数回のペースで定例化したい意向という。
 マルコス大統領は4月11日にワシントンで日米と首脳会談を開く予定で、相互運用性や共同航海を含む3ヵ国合意を準備していると明かしており、海上協力活動が合意に盛り込まれる可能性がある。
2024.04.02
 17:57
中央日報

(Yahoo)

韓米日、済州南東空域で米戦略爆撃機が参加する空中訓練 <2405-040217>
 日米韓が2日、済州南東の日韓で防空識別区域 (ADIZ) が重複区域一帯で、米軍がB-52を参加させた演習を実施した。 韓国国防部によると、今回の演習には米軍のB-52、航空自衛隊のF-2、韓国空軍のF-15K、米空軍のF-16などが参加した。
 今回の日米韓演習は昨年の日米韓首脳階段での合意に基づき2024年で最初に実施した。
 韓国国防部は「今回の訓練は高度化される北朝鮮の核・ミサイル脅威に対する抑止と対応能力を向上させるために実施した。 今後も日米韓3ヵ国は緊密な共助を基に共同訓練を持続拡大していく中で北朝鮮の脅威を抑止し共同で対応できるよう共助を強化するだろう」と表明した。
2024.04.02
 17:54
時事通信

(Yahoo)

対印係争地に30の「新地名」 中国、領有主張強める <2405-040216>
 中国民政省が3月30日、インドとの国境係争地における30の「新地名」を発表した。 習政権が主張する領有権の裏付けを図るのが狙いで、いずれも標準中国語の表記と発音が付与されている。
 対象となっている地域は、インドが実効支配するアルナチャルプラデシュ州で、中国は同州を「南チベット」と呼びチベット自治区の一部と主張している。 30の地名には居住地のほか山や河川名などが含まれ、民政省は公式サイトで新地名を加えた詳細な地図を公表した。
2024.04.02
 17:31
Inside Dwefense Navy rips $11.7B from F/A-XX, putting project in budget limbo after 14 years of study <2405-040215>
 米海軍は次世代戦闘機 (F/A-XX) の計画を凍結して5ヵ年計画から$12Bを削り、資金が将来に向けて計画されていたより高い優先順位の資金調達に振り向けられるが、新たに開始される計画はFY26で要求される。
2024.04.02
 12:47
讀賣新聞

(Yahoo)

極超音速ミサイル、キーウ方面へ今年16発…ウクライナが防空システム支援を訴え <2405-040214>
 ウクライナの首都キーウ市当局が1日、ロシア軍が今年、キーウ方面への攻撃180以上のミサイルやUAVを使い、そのうち16発が極超音速ミサイルだったと明らかにした。
 発表によると、16発のうち、Zircon艦対地極超音速CMが5発Kinzhal極超音速ASMが11発だった。 このほかKh-101 CMが最多の113発を占め、UAVは48機だった。
 露軍は最近、エネルギー施設などを狙ったミサイル攻撃を強化しており、ウクライナ側は防空システムの支援を訴えている。
2024.04.02
 10:01
Reuters 通信

(Yahoo)

ロシアとウクライナ、互いの無人機撃墜主張 黒海上空で <2405-040213>
 ロシアとウクライナが1日、黒海上空互いのUAVを撃墜したと主張した。
 ロシア国防省はTelegramへの投稿で、防空部隊が「テロ攻撃」を行おうとしていたウクライナのUAV 6機を迎撃したと発表した。 ロシア西部ベルゴロド州のグラトコフ知事はTelegramに、防衛部隊が19個の飛行体を撃墜したと投稿した。
 一方、ウクライナ空軍報道官は国営TVで、同国軍がロシアの高機能UAVのForpostを撃墜したと語った。 軍事資料によると、Forpostはイスラエルが何十年も使用していたUAVのロシア版で、高度5kmで16時間連続監視が可能だという。 ウクライナ軍南部作戦司令部報道官は、オデーサ州からザポロジエ州までの地域で、過去24時間に200機以上のISR UAVを確認したと述べた。
2024.04.02
 09:33
Breaking Defense Austal rejects Hanwha’s takeover bid — for now <2405-040212>
 オーストラリアの造船企業のAustal社が、韓国のHanwha社から一方的な株式公開買い付けを受けており、Austal社は現時点では提案を拒否しているが、その声明は将来の買収の可能性の扉を開いている。
 両社が4月2日に報道資料で発表したこの提案は、世界第26位の防衛企業が、74位の防衛関連企業を傘下に収めることになる。 また、Austal社がHanwha社のRedback IFVを$7Bで購入する可能性を秘めていることを受け、韓国とオーストラリアの防衛関係を拡大し、韓国の防衛産業にさらなる成長の波をもたらすことになる。
2024.04.02
 09:04
共同通信

(Yahoo)

ミサイル1発、朝鮮半島の東に落下と防衛相 <2405-040211>
 木原防衛相が2日の記者会見で、BMは北朝鮮西岸から少なくとも1発が発射され、到達高度1,000km程度で650km以上飛翔し、朝鮮半島東の日本海に落下したとみられると明らかにした。
2024.04.02
 09:00
Forbes

(Yahoo)

ロシア軍、大規模な突撃で戦車12両を一気に失う 過去最大級の損害 <2405-040210>
 ロシア軍がウクライナ東部アウジーウカの西方で3月30日に行った突撃は、ロシアがウクライナで拡大して25ヵ月あまりたつ戦争で、戦車を用いた攻撃としては過去最大級だった可能性がある。
 その結果、ロシア軍は自軍の戦車に過去最大の損害を出したため、煙が晴れると、ロシア軍が投入した戦車の1/3が道路に残されていた。 ロシア側が大損害を被ったこの攻撃は、3年目に入ったこの戦争の互いにぶつかり合う2つの動向を浮き彫りにした。
 2月半ばにアウジーウカを占領してから今回の攻撃までの数週間、ロシア軍の連隊や旅団は、廃墟と化している同市の西にある村々を攻撃するのに、歩兵を主に用いていたのは、アウジーウカの攻略に向けた数ヵ月にわたる攻撃で
MBTIFVなどを何百両と失い戦闘車両不足に陥っていたためとみられる。
 それがここ数日で変わり、ウクライナのシンクタンク、防衛戦略センター(CDS)は3月29日の戦況評価で「アウジーウカ方面では、敵は戦車を含む装甲車両を再び使用し始めた」とし、その翌日、ロシア軍の1個ないし2個大隊分の装甲車両がアウジーウカ西方の村トネニケ近辺に突っ込み、多数が遺棄される結果になった。
 他方、こうした大規模で重武装のロシア軍部隊をウクライナ側が撃退できたことは、もうひとつの動向を示している。 ウクライナ軍の旅団は主要な弾薬の供給不足に苦しみながらも、なお苛烈な防衛ができるということだ。 こうした防衛は地雷や大砲、対戦車ミサイル、そして爆薬を搭載したFPV とUAVを組み合わせて行われることが多い。
2024.04.02
 08:50

(18:50 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Russian offensive campain assessment, April 1 2024 <2405-040209>
= 戦争研究所が HP に掲載した2024年4月1日の戦況 =
 60 Minutes(註:米 CBS TV)、Insiderder Shpiegelによる共同調査は、クレムリンが10年間、米国内および国際的に、米国政府要員を直接標的にした持続的な運動キャンペーンを展開してきたことを強く示唆している。
 ロシア対外情報局 (SVR) が、3月22日のクロッカス市庁舎テロ攻撃にウクライナを関与させる取り組みを強化しており、ISISの犯行や攻撃への関与を否定している。 ロシア当局は、クロッカス市庁舎襲撃事件を受けて、ロシア国内の移民社会に対する取り締まりを強化している。  ロシア軍は最近、4月1日に全線で陣地での攻防が続く中、アウディーイウカ付近とヘルソン州の東岸で前進が確認された。
2024.04.02
 07:15
Reuters 通信

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイル、今年3回目 中距離弾のもようと韓国軍 <2405-040208>
 日韓の防衛当局が2日午前、北朝鮮が東岸沖へ向けてBMを発射したとそれぞれ発表した。 韓国軍は中距離弾だったもようと分析している。
 北朝鮮がBMを発射するのは3月18日以来で2024年で3回目になる。
2024.04.02
 07:19
時事通信

(Yahoo)

ネタニヤフ首相、内政で危機 超正統派徴兵巡り政権亀裂 イスラエル <2405-040205>
 イスラエルのネタニヤフ首相が政権維持で難しいかじ取りを迫られている。
 長年問題視されてきたユダヤ教超正統派の徴兵免除を巡って政権内で意見対立が噴出しているためで、対応を誤れば政権崩壊につながる恐れもある。 イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザでハマスとの戦闘を続ける中、徴兵免除への強い不平等感が社会に広がっている。
 徴兵免除について、最高裁は3月31日までに是正策を提出するよう政権に求めていたが、その期限を過ぎた。 最高裁は、徴兵を免れている超正統派宗教学校生への補助金4月1日で停止する暫定措置を命じる一方、ネタニヤフ政権に今後の措置について1ヵ月間の猶予を与えた。 「落としどころ」を見つけられなければ、徴兵免除が廃止される可能性がある。
 イスラエルは「国民皆兵」で男女とも18歳で徴兵されるが、ユダヤ教の戒律を厳格に守る超正統派の宗教学校生はその義務を免除され、学業を支援する補助金も受け取っている。 徴兵免除はホロコースト(ユダヤ人大虐殺)で危機にひんした宗教的伝統を守るための措置で、イスラエルが建国された1948年から続いている。
2024.04.02
 07:17
FNN Prime News

(Yahoo)

北朝鮮がミサイル発射 EEZ外に落下か <2405-040204>
 防衛省が、2日06:55頃に北朝鮮からBMの可能性があるものが発射されたと発表し、07:04頃にBMの可能性があるものは、すでに落下したとみられると公表した。
 政府関係者によると、ミサイルは日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下したとみられる。
2024.04.02
 06:52
讀賣新聞

(Yahoo)

モスクワテロ巡り調査、ロシア人の過半数「ウクライナに責任」…プーチン氏が「最も信頼できる情報源」75% <2405-040203>
 Financial Times紙が3月31日に、ロシアのプロパガンダを調べる研究機関Open Mindが行ったロシア人対象の調査で、モスクワ郊外で発生したテロは犯行声明を出したISISに責任があると回答した人は27%にとどまり、ウクライナ当局に責任があると考えている人が過半数を占めたと報じた。 米英やNATOなど「西側」に責任があると答えたのは6%だった。
 年齢別では、18~30歳はウクライナ当局よりイスラム過激派組織に責任があると答えた割合が多かったが、30歳を超える年齢層では結果が逆だった。
 テロに関してプーチン大統領を「最も信頼できる情報源」と考えている人は全体の75%に上った。
2024.04.02
 06:02
Wedge

(Yahoo)

「世界の工場」へ名乗り上げるベトナム、政治的制約はあるか?投資の分岐点はどこにある <2405-040207>
 Wall Street Journal紙が3月6日付けの社説‘Vietnam is lying to its friends. A secret document proves it.'で、ベトナムは製造業の中国の代替地として位置づけられるとともに、開放路線を進めて各国との関係強化に努めている; 世界はそのことがベトナム国内の政治的変化を生むと期待しているが、ベトナムの指導者たちは変化を望んでいないと批判している。
 ベトナムは、中国の対抗勢力として、また世界の製造業の代替地として自国を位置づけ、新たな外交・経済関係強化を進めている。 2023年9月にバイデン大統領のベトナム訪問時、米越関係は格上げされた。
 ベトナムは現在、18の発効または計画中の自由貿易協定を有していて、この開放路線が国際的接触を多くし、権威主義的政権下にある国内政治に変化を生むという期待につながっていた。 しかし、ベトナムの指導者たちはそうした変化を望んでいない。
2024.04.02
 05:55
TBS News

(Yahoo)

シリアのイラン領事館にイスラエルがミサイル攻撃か 7人死亡 <2405-040202>
 シリアにあるイランの領事館がイスラエルによるものとみられるミサイル攻撃を受け、イラン革命防衛軍隊員ら少なくとも7名が死亡した。 イランの国営TVは1日、ダマスカスにあるイランの領事館で、イスラエルによるミサイル攻撃があったと報じた。
 イラン革命防衛軍の声明によると、国外での作戦を担うQuds部隊の司令官を含む7人が死亡した。 複数のイラン外交官が死亡したとの情報もある。
 イスラエル軍報道官は「コメントを差し控える」としているが、シリアに駐在するイラン大使は地元TVに対して、「我々の報復は深刻なものになるだろう」などと述べている。
 イスラエルとハマスの戦闘開始以降、敵対するイランとイスラエルの対立も激化しているが、イランの在外公館への攻撃は異例で、情勢のさらなる緊迫化が懸念される。
2024.04.02
 05:48
Defense News Army office in charge of rapid development takes on Guam air defense <2405-040201>
 米陸軍の
RCCTO局長がDefense Newsに、グアムのIAMDに関する国防総省の構想を遂行するために合同チームを立ち上げていると語った。
 アラバマ州ハンツビルで3月27日に開催された米陸軍協会 (AUSA) のGlobal Force Symposiumでの取材に対し、RCCTOが管理するグアム防衛システム統合プロジェクト事務局を設立する覚書に署名したラプランテ国防次官が、事務局はすでに発足しておりメンバーは全て軍人で構成されると指摘した。
、陸軍は2023年に、グアムの建築物の取得と実行計画を主導する任務を負っており、RCCTO内の新しいオフィスは、戦略的に重要な太平洋の島を護るためのIAMD射撃システムを構築するために、技術を結集することに注力している。
2024.04.02
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

UNRWA に資金拠出再開へ、上川外相が2日にも表明 <2405-040206>
 政府関係者などが、政府は現在停止している国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA) への資金拠出を再開する方針を固め、上川外相が2日にも表明することを明らかにした。
 上川外相が3月28日、来日したUNRWAのラザリーニ事務局長と会談し、ガバナンス強化などの再発防止策の説明を受け、日本と共同で事業や資金の流れを管理・監視する枠組みを新設する方針を確認し、両氏は資金拠出再開に必要な取り組みを巡って最終調整を急ぐことで一致していた。