2025年のイエメン情勢に関する報道

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2025.09.02
 10:45

(20:45 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Iran Update, September 1, 2025 2510-090208
= 戦争研究所が HP に掲載した2025年9月1日の戦況 =
 イラン: 最高国家安全保障会議(SNSC)のアリ・ラリジャニ書記は8月29日、アリ・バゲリ・カニ氏をSNSC国際問題担当副官に任命した。ラリジャニ氏は、強硬派と政権の穏健派との間の最近の亀裂を軽減する取り組みの一環として、ペイダリ戦線指導者サイード・ジャリリ氏と密接な関係にあるため、バゲリ・カニ氏を任命した可能性がある。

 イラン: イランのマスード・ペゼシキアン大統領が率いるイラン代表団は、8月31日と9月1日に中国で開催された上海協力機構(SCO)首脳会議に出席した。イランは、SCOなどの多国間機関が米国主導の国際秩序に対抗し、弱体化させるために必要であると考えている。

 イラン: イスラエルとイランの当局者が8月30日にニューヨーク・タイムズ紙に語ったところによると、イスラエルはイスラエル・イラン戦争中にボディーガードの携帯電話を追跡してイラン当局者を特定し、殺害した。イスラエルも同様に、2024年9月のイスラエルによるポケットベルとトランシーバーの攻撃後のヒズボラの作戦上の警備の不備を利用して、ヒズボラ高官を殺害した。

 イエメン: フーシ派は、イスラエル国防軍(IDF)が8月28日、サナア市南部ハッダ地区での空爆でフーシ派のアフメド・ガリブ・アル・ラワイ首相と他のフーシ派高官10人を殺害したことを確認した。これらの標的型殺害がイスラエルに対するフーシ派の軍事作戦を妨害する可能性は低い。

2025.09.02
 04:00

(14:00 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Iran Update, September-1, 2025 <2510-090201>
= 戦争研究所がHPに掲載した2025年9月1日の戦況 =
 イラン: 最高国家安全保障会議(SNSC)のアリ・ラリジャニ書記は8月29日、アリ・バゲリ・カニ氏をSNSC国際問題担当副官に任命した。ラリジャニ氏は、強硬派と政権の穏健派との間の最近の亀裂を軽減する取り組みの一環として、ペイダリ戦線指導者サイード・ジャリリ氏と密接な関係にあるため、バゲリ・カニ氏を任命した可能性がある。

 イラン: イランのマスード・ペゼシキアン大統領が率いるイラン代表団は、8月31日と9月1日に中国で開催された上海協力機構(SCO)首脳会議に出席した。イランは、SCOなどの多国間機関が米国主導の国際秩序に対抗し、弱体化させるために必要であると考えている。

 イラン: イスラエルとイランの当局者が8月30日にニューヨーク・タイムズ紙に語ったところによると、イスラエルはイスラエル・イラン戦争中にボディーガードの携帯電話を追跡してイラン当局者を特定し、殺害した。イスラエルも同様に、2024年9月のイスラエルによるポケットベルとトランシーバーの攻撃後のヒズボラの作戦上の警備の不備を利用して、ヒズボラ高官を殺害した。

 イエメン: フーシ派は、イスラエル国防軍(IDF)が8月28日、サナア市南部ハッダ地区での空爆でフーシ派のアフメド・ガリブ・アル・ラワイ首相と他のフーシ派高官10人を殺害したことを確認した。これらの標的型殺害がイスラエルに対するフーシ派の軍事作戦を妨害する可能性は低い。

2025.08.31
 10:01
Reuters 通信

(Yahoo)

イエメンのフーシ派政権首相ら死亡、イスラエルの首都空爆で <2509-083103>
 イエメンのフーシ派政権のアフマド・ガレブ・アルラウィ首相と閣僚数名が、イスラエルが28日に行った首都サヌアへの攻撃で死亡した。と、フーシ派幹部が30日明らかにした。  多数の負傷者も出たとされるが、詳細は明らかになっていない。関係筋によると、エネルギー、外務、情報の大臣が死者に含まれているという。国防相が含まれているかどうかは不明である。  アルラウィ氏は1年前に首相に任命されたが、政権の事実上の指導者はモハメド・モフタ副首相だった。モフタ氏は30日、首相職を担うことになった。
 イスラエルのカッツ国防相は同日、今回の攻撃はフーシ派への「痛烈な一撃」になったとし、「始まりに過ぎない」と述べた。一方、フーシ派が運営するサバ通信は、イスラエルと対決する用意があるとの国防相声明を伝えた。
2025.08.25
 06:25
時事通信

(Yahoo)

イスラエル、イエメン首都空爆 フーシ派に報復 <2509-082502>
 イスラエル軍は24日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が掌握する首都サヌアを空爆した。
 イスラエルのネタニヤフ首相は、大統領宮殿や発電所、燃料タンクを標的にしたと説明した。フーシ派はこれに先立ち、ミサイルなどでイスラエルに攻撃を行っており、イスラエル軍は報復だとしている。  同軍は、大統領宮殿はフーシ派の軍事拠点内にあると指摘。攻撃したのはいずれも軍事施設だと主張した。ネタニヤフ氏は、イスラエルに攻撃を計画したり実施したりした者には誰であっても打撃を加えると警告。「フーシ派は代償を払うことを身をもって学んでいる」と述べた。  フーシ派系メディアは、4人が死亡したと伝えている。
2025.08.18
 11:50
AP 通信

(Yahoo)

イエメン首都の発電所を爆撃 フーシ派ミサイル攻撃に報復 <2509-081814>
 パレスチナ自治区ガザでのハマス戦争勃発以降、イスラエルに向けてミサイルを発射、また紅海を航行する船舶に攻撃を繰り返すイエメンの親イラン反政府武装集団フーシ派に対する空爆を拡大させているイスラエル軍は8月17日、アラビア半島南部イエメンの首都サナアを爆撃した。
 武装集団が運営するAl Massira TVは、イスラエル軍の標的となったのはサナア南部サンハンの発電所で、空爆で火災が発生し、稼働停止となったと報じた。
 イスラエル国防軍は、17日の空爆は同国に向けたフーシ派のミサイルとUAV攻撃に対する報復攻撃であると認めている。
 6月に起きたイランとの12日間戦争の際などに、一部の飛翔体がミサイル防衛網を突破したものの、イスラエルはイエメンから発射されたミサイルの大部分を迎撃している。
2025.08.12
 04:00

(14:00 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Iran Update, August 11, 2025 <2509-081202>
= 戦争研究所が HP に掲載した2025年8月11日の戦況 =
 イラン:イラン最高指導者国際問題顧問のアリ・アクバル・ベラヤティ氏は9月8日のインタビューで、イランが地域影響力に対して認識している脅威について議論し、最近の挫折にもかかわらずイランの戦略目標へのコミットメントを強調した。
 イラン:アリ・ラリジャニ国家安全保障会議最高書記は、イランの地域的影響力に対するイランの懸念の中、今週予定されているイラクとレバノンの両国訪問中に、イランの利益を確保しようとしているようだ。イラクとレバノンにおけるラリジャニ氏の外交努力は、ラリジャニ氏がSNSC書記として、前任者と比較してこの地域におけるイランの外交政策の実施に向けてより積極的なアプローチを取ることを強く示している。
 イラン:イランは、12日間のイスラエル・イラン戦争後、核科学者を保護するための措置を講じた。
 イエメン: 親イエメン政府派に拘束された密輸業者らによると、フーシ派とイランはイラン、ソマリア、イエメンの職員が関与する広範な密輸ネットワークを利用して、ジブチの国連検証査察メカニズムを迂回しているという。
2025.07.22
 02:37
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル軍、フーシ派拠点のイエメン・ホデイダ港を攻撃 <2508-072202>
 イスラエル軍が21日、イエメンのホデイダ港にあるフーシ派の拠点を攻撃した。 イスラエル向けの船舶への攻撃などへの報復とみられる。
 イスラエルのカッツ国防相は「フーシ派はイスラエルに向けたミサイル発射について重い代償を払うことになる」とし、イエメンの運命はイラン政府と同じになるだろうと警告した。
 フーシ派が運営するAl Masirah TVが、同港に対する一連の攻撃が進行中であると報じたものの、詳細は明らかにしていない。
 フーシ派報道官のサリー氏は、同派がイスラエルの複数の標的をUAVで攻撃したと発表し、イスラエルによるホデイダ港への攻撃とガザに対する継続的な軍事作戦への報復だとした。
 2023年10月にイスラエルとハマスとのガザにおける戦争が始まって以来、フーシ派はパレスチナ人との連帯を示すため紅海で船舶を攻撃している。
2025.07.17
 02:46
Reuters 通信

(Yahoo)

フーシ派向けイラン製武器押収、イエメンの対抗勢力=米中央軍 <2508-071705>
 米中央軍 (CENTCOM) が16日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派勢力向けの「大量の」イラン製武器が、イエメン国民抵抗軍 (NRF) によって押収されたと発表した。
 Xへの投稿によると、NRFは「数百基の最新鋭のCMや対艦ミサイル、SAMのほか、数百基のUAVエンジン、防空装備を含む750t以上の軍需品・装備品を押収した」という。
 2023年10月にハマスがイスラエルに奇襲を仕掛け、ガザで戦闘が始まって以来、イランと連携するフーシ派はパレスチナ人との連帯を示すためとして紅海で船舶を攻撃している。
2025.07.11
 04:00

(14:00 EST)

Institute for the Study of War

( ISW )
Iran Update, July 10, 2025 <2508-071103>
= 戦争研究所が HP に掲載した2025年7月10日の戦況 =
 イランの核開発計画: イスラエルの高官は7月10日、西側メディアに対し、イランは米国とイスラエルの攻撃に先立って、濃縮ウラン備蓄をフォルドウ、ナタンツ、エスファハンの核施設から移動させなかったと語った。イランの濃縮ウラン備蓄は、イランが物質を移動させず、それが貯蔵されている施設にアクセスできないと仮定すると、事実上アクセスできない。
 イランの国内政治: イランの戦後環境は、強硬派や軍とつながるメディアが核交渉を拒否し、穏健派が米国との緊張緩和を推し進めるなど、イランの内部分裂を示している。
 イエメン: 2025年5月以降、フーシ派が支配するフデイダ港を標的としたイスラエルの空爆により、同港のいくつかの停泊地が機能しなくなった。衛星画像は、フーシ派が、停泊所が受けた損傷を修復する能力が限られていることも示している。
 イラク: イラン軍指導部に対するイスラエルの作戦と、イラク-イラン国境でイランが支援するイラク民兵の上級司令官を標的としたイスラエルの攻撃の組み合わせは、イランが支援するイラク民兵の間に衝撃を与え、イラクの米軍を攻撃する計画を妨害した可能性がある。
2025.07.07
 09:49
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル軍イエメンの港湾・発電所を攻撃 フーシ派拠点 <2508-070706>
 イスラエル軍が7日未明、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点となっている港湾3ヵ所と発電所を攻撃したと発表した。 イスラエルによるイエメン攻撃は約1ヵ月ぶりである。
 攻撃したのはホデイダ、ラスイサ、サリフの各港とラスカンティブ発電所で、フーシ派によるイスラエルへの度重なる攻撃が理由だとした。
 イスラエル軍はラスイサ港への攻撃について、フーシ派が2023年拿捕した船舶Galaxy Leaderも攻撃目標にしたと説明した。 フーシ派が「同船にレーダーシステムを設置し、国際海域の船舶を追跡するのに使用している」と指摘した。
 フーシ派報道官は攻撃後、防空部隊が「国産のSAMを多数使用」してイスラエルの攻撃に対抗したと述べた。
 住民によると、ホデイダへの攻撃で主要発電所が停止し、停電が発生している。  現時点で死傷者は報告されていない。
2025.06.18
 05:42
Reuters 通信

(Yahoo)

フーシ派幹部、イラン支援へ介入と表明 <2507-061804>
 イエメンの親イラン武装組織フーシ派の幹部ブハイティ氏が17日、イスラエルの攻撃を受けるイランを支援するために介入すると言明した。
 同氏はAl Jazeera Arabic TVに、ガザのパレスチナ人を支援したのと同様にイスラエルに対抗するとし、イスラエルとの軍事的緊張が続くなか、フーシ派はイランと連携しているという考えを改めて示した。
2025.06.10
 17:07
時事通信

(Yahoo)

イエメン西部の港湾攻撃 海軍が初参加 イスラエル <2507-061012>
 イスラエル軍は10日、海軍のミサイル搭載艦がイエメン西部ホデイダの港を攻撃したと発表した。  同国の親イラン武装組織フーシ派によるイスラエルへのミサイル攻撃などに対する報復で、フーシ派による港の軍事利用を阻止するためだと説明した。
 イスラエルメディアによると、昨年7月以降のイスラエル軍の対イエメン作戦で、海軍艦艇から攻撃が行われるのは今回が初めて。イエメンでは2度にわたって埠頭(ふとう)が標的になったと報じられている。
2025.05.14
 16:51
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル、イエメンからのミサイル迎撃 フーシ派が発射認める <2506-051412>
 イスラエル軍は14日、イスラエル領に向けて発射されたイエメンからのミサイルを迎撃したと発表した。
 トランプ米大統領は現在、ペルシャ湾岸諸国を訪問中で、トランプ大統領は5月初旬に、イエメンのフーシ派が中東の重要な航路の妨害をやめることに同意したため、米国がフーシ派に対する攻撃を停止すると表明したが、フーシ派は、イスラエルに対するミサイルとUAVによる攻撃を継続すると表明していて、フーシ派の報道官によると、フーシ派はこの日、イスラエルのテルアビブ近郊にあるベン・グリオン空港に向けてミサイルを発射した。
2025.05.12
 07:29
時事通信

(Yahoo)

イスラエル、イエメン空爆か 西部港湾に避難勧告 <2506-051203>
 Reuters通信が11日、イエメンのフーシ派当局の話として、イスラエル軍がイエメン西部ホデイダに空爆を加えたと報じた。
 イスラエル軍はXへの投稿で、フーシ派が「テロ活動で利用している」として、ホデイダ港など3ヵ所に避難勧告を出していた。
 イスラエル軍はフーシ派による攻撃の報復と主張し、5日から2日連続でイエメン西部の港や首都サヌアの空港を空爆したが、フーシ派はその後もイスラエルを狙ったミサイル発射を続けていた。
2025.05.08
 16:14
Reuters 通信

(Yahoo)

イスラエル国防相、フーシ派に報復警告 イランを非難 <2506-050817>
 イスラエルのカッツ国防相が8日、イエメンのフーシ派がイスラエルへの攻撃を継続すればフーシ派が手痛い打撃を被ることになると警告し、イスラエル軍はいかなる任務にも備えていると述べた。
 トランプ米大統領は6日、フーシ派が中東の重要な航路の妨害をやめることに同意したため、フーシ派に対する攻撃を停止すると表明したが、フーシ派は7日、米国との停戦合意にイスラエルへの攻撃停止は含まれていないと述べ、国際海上輸送を混乱させている商船などへの攻撃を完全には停止しない姿勢をにじませた。
 カッツ国防相は「イスラエルは、いかなる脅威、いかなる敵からも自衛できなければならない」とXに投稿し、「フーシ派が我々への攻撃を続ければ、イスラエルから大きな打撃を受けるだろう。 イスラエル国防軍 (IDF) はいかなる任務にも備えている」と述べた。
 カッツ国防相は、イラン指導部がフーシ派に資金提供と武器供与を行っていると非難し、イランに対し、代理システムは終わり「悪の枢軸は崩壊した」と述べた。
 また、イランが直接的な責任を負うとも発言し、レバノンのヒズボラ、ガザのハマス、シリアのアサド前政権、イエメンのフーシ派に対して行われたような行動がテヘランでも実行される可能性があると警告した。
2025.05.07
 03:00
Reuters 通信

(Yahoo)

フーシ派、米と船舶攻撃停止で合意 イスラエル攻撃は継続表明 <2506-050704>
 トランプ米大統領が6日、イエメンのフーシ派が中東の重要な航路の妨害をやめることに同意したため、米国はフーシ派に対する攻撃を停止すると表明した。
 トランプ大統領は「フーシ派がもう爆撃しないでほしい、爆撃しなければ船舶を攻撃しないと言ってきた」とし、船舶への攻撃をやめるというフーシ派の言葉を信用すると述べた。 ただ、詳細については説明しなかった。
 トランプ大統領の発表後、オマーンは声明でフーシ派と米国の停戦合意を仲介したと表明し、合意に基づき米国とフーシ派は紅海およびバブ・エル・マンデブ海峡の米艦艇を含め、双方を攻撃しないと言明したものの、フーシ派がイスラエルへの攻撃停止に合意したかどうかについての言及はなかった。
 一方フーシ派系のAl Mashira TVは、フーシ派の最高政治評議会のマシャト議長は6日、ガザを支援するために同組織は攻撃を継続すると表明したと報じた。
 マシャト議長はイスラエル国民に対し避難所に留まるよう要請し、米国との停戦にイスラエルへの攻撃停止が含まれないことを示唆した。
2025.05.05
 07:01
時事通信

(Yahoo)

イスラエル首相、フーシ派に報復表明 迎撃失敗は「技術的問題」 <2506-050504>
 イスラエルのネタニヤフ首相が4日にSNSへの投稿で、商都テルアビブ近郊のベングリオン国際空港付近に同日、イエメンのフーシ派が発射したミサイルが着弾したことを受け、フーシ派に報復する意向を表明した。 また、フーシ派を支援するイランに対しても「対応する」と述べた。
 イスラエル軍は、ミサイルを撃ち落せなかったことに関し、「迎撃ミサイルの技術的問題が要因とみられる」と発表した。
 報道によると、同国に配置された米軍のTHAADも撃墜に失敗した。
 この攻撃で6人が負傷し、欧米の航空各社は今後数日間の欠航を決めた。
2025.05.04
 19:41
朝日新聞

(Yahoo)

イスラエルの国際空港にミサイル落下、6人負傷 フーシが攻撃声明 <2506-050409>
 イスラエル軍が4日に、イエメンの方向から飛来したミサイルが商都テルアビブのベングリオン国際空港の付近に落下したと発表した。 イエメンのフーシ派が発射したものとみられ、イスラエルの地元メディアによると、6人が負傷し、空港の離着陸も一時停止された。
 フーシ派は4日、「BMを発射し、目標としたベングリオン空港に命中させた」との声明を発表し、「ベングリオン空港への空路は安全ではない」と国際航空会社に警告した。
 AP通信によると、このミサイル攻撃を受け、イスラエルのカッツ国防相は「我々に危害を加える者には、7倍の報復を加える」と述べた。
 フーシ派は、ガザでイスラエルの侵攻を受けるハマスを支援するため、イスラエルに向けて頻繁にミサイル攻撃をしかけていて、イスラエルへの海路を妨害するために紅海を航行する船舶への攻撃も続けてきた。
2025.05.03
 00:21
Reuters 通信

(Yahoo)

フーシ派、イスラエルにミサイル2発発射 テルアビブと空軍基地標的 <2506-050301>
 イエメンのフーシ派が2日、イスラエルの商都テルアビブ地域のほか、北部にあるラマト・ダビド空軍基地を目標にミサイル2発を発射したと表明した。
 イスラエル軍は迎撃したとしている。 イスラエル軍によると、ミサイル2発の発射を受け、複数の地域で警報が発令されたが、今のところ被害の報告はないという。
 トランプ米大統領は3月に、フーシ派に対する大規模な軍事攻撃を指示しており、フーシ派はイスラエルが2ヵ月前に開始したガザでの新たな攻勢への報復として、イスラエルの攻撃対象を拡大すると表明している。
2025.04.28
 11:07
AFP=時事

(Yahoo)

米、イエメンのフーシ派数百人殺害 3月15日以降 <2505-042810>
 米中央軍が27日、イエメンで3月15日以降、800以上の目標を攻撃し、幹部を含むフーシ派数百人を殺害したと発表した。
 米中央軍は紅海およびアデン湾を航行する船舶に対するフーシ派の脅威を排し、周辺地域における「抑止力」を再確立するのを狙いに、Rough Ridersと命名した作戦の下、ほぼ毎日フーシ派への空爆を行ってきた。
 中東を管轄する米中央軍(CENTCOM)司令部は、これまでで最も詳細な作戦の報告を発表し、「Rough Riders作戦の開始以来、米中央軍は800以上の目標を攻撃し、これらの攻撃で数百人のフーシ派戦闘員と多数のフーシ派指導者が死亡した」と述べた。
 また複数の指揮統制施設、防空システム、高性能兵器製造施設およびその貯蔵施設を破壊したとしている。
 イエメンの広範囲を支配する親イラン武装組織フーシ派は、2015年以来、国際的に承認されたイエメン政府を支援するサウジアラビア主導の連合軍と交戦を続けている。 最近の米軍による攻撃にもかかわらず、引き続き米国の艦船およびイスラエルに対する攻撃を行うと主張している。
 米中央軍は「フーシ派は依然、われわれの艦船への攻撃を続けてはいるものの、わが軍の作戦により、彼らの攻撃のペースと効果は減退している。 BMの発射回数は69%減少し、一方向攻撃型UAVによる攻撃も55%減少した」と報告。
2025.04.26
 06:20
RBC Ukraine Israel reports missile attack from Yemen, sirens sounded in multiple cities <2505-042604>
 イスラエル国防軍 (IDF) とイスラエルの報道機関 Newsru.co.ilが、イスラエル軍は25日夜にイエメン領内からミサイルが発射されイスラエルに向かっているのを探知したが、イスラエルのミサイル防衛システムがこれを迎撃したと報じた。
 イスラエル国防省は、ミサイルがBMであったことを明らかにし、目標を迎撃するために防空システムが作動したと通知した。
 イスラエル国防軍報道官は「ミサイルはイスラエル領内に入る前に迎撃された。 サイレンはプロトコルに従って鳴らされた」と述べたが、イスラエルのメディアは、イスラエルの中央部と南部で一晩中サイレンが聞こえたと報じている。 具体的には、エルサレム、モディイン、ベト・シェメシュ、ロッド、ラムラ、レホヴォト、リション・レジオン、ペタ・ティクヴァ、ベエルシェバ、その他多くの町でサイレンが鳴り響いていた。
 Newsru.co.il によると、イスラエルの警報システムは再び故障した。
2025.04.19
 07:20
毎日新聞

(Yahoo)

イエメンで米軍の空爆激化 74人死亡 フーシ派は対決姿勢崩さず <2505-041903>
 イエメンのフーシ派に対する米軍の攻撃が激化しており、17日には西部ラスイサ港を空爆し、多数の死傷者を出したが、フーシ派は依然として対決姿勢を崩しておらず、緊張が続いている。
 米中央軍は17日の声明で、「フーシ派の違法な収入源を断ち切るための行動を行った」と、フーシ派がラスイサ港から不法に燃料を輸入して収益を得ていると説明し、空爆は「フーシ派の経済基盤を弱体化させることが目的だった」と述べた。
 これに対しフーシ派は18日、この空爆で少なくとも74人が死亡し、171人が負傷したと明らかにした。 Reuters通信によると、死者には石油会社の従業員らが含まれているという。
 だが、フーシ派は攻勢をやめておらず、18日には紅海とアラビア海で米空母2隻をCMやUAVで攻撃したと発表し、さらに、米軍のUAVを撃墜したと主張した。 米空母に被害は出ていないとみられるが、改めて対決姿勢を示した。
 フーシ派はイランの支援を受ける武装組織で、内戦下のイエメンで首都サヌアなど北部の一定地域を支配しており、2023年10月にガザ地区のイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が始まってからは、近海を航行する船舶イスラエル領内ミサイル攻撃などを繰り返しており、海上交通路の治安が悪化したため、トランプ米大統領は2025年3月に、フーシ派に「強力な軍事行動」を取るよう指示していた。
2025.04.18
 21:35
Bloomberg

(Yahoo)

米軍、フーシ派への攻撃強化-イエメンの主要石油積み出し港を空爆 <2505-041815>
 米軍が、イエメンのフーシ派が掌握する主要な石油積み出し港を夜間に空爆した。 フーシ派によれば、この攻撃で数十人が死亡し、中東での紛争拡大への懸念が強まっている。
 トランプ米大統領が3月中旬にフーシ派への空爆作戦を命じて以来、今回のラスイッサ港への攻撃は最大規模で、1回の空爆では最多の死者数になったとみられる。
 これまでの空爆では、フーシ派による紅海での攻撃やイスラエルへのミサイル攻撃止めることができておらず米軍はイエメンの諸勢力による地上作戦への支援も検討している。
 港湾都市ホデイダから北に60km離れたラスイッサ港を米軍戦闘機は十数回にわたり攻撃し、フーシ派が掌握する地元の保健当局によると、港湾労働者を中心に少なくとも58人が死亡し、126人余りが負傷した。 ラスイッサ港はフーシ派の支配地域に燃料を供給する主要な拠点となっている。
 米中央軍はXで声明を発表し、今回の攻撃の目的は「フーシ派の経済力を弱体化させることだった」と説明した。 米中央軍は死傷者に関する言及を避け、Bloombergの取材にもすぐには応じなかった。
2025.04.01
 04:55
Reuters 通信

(Yahoo)

トランプ氏「フーシ派攻撃継続」、航行の脅威でなくなるまで <2505-040103>
 トランプ大統領が31日、イエメンのフーシ派が航行の自由に対する脅威でなくなるまで攻撃を続けると表明した。
 トランプ大統領は「フーシ派にとって選択肢は明確だ。 米国の船舶への攻撃を止めれば、われわれも攻撃を止める。 われわれの攻撃はまだ始まったばかりだ。 フーシ派とイランの双方の本当の痛みはこれから始まる」と自身のSNS Truth Socialに投稿した。
 また、フーシ派は過去2週間の攻撃で壊滅的な打撃を受けたとの認識も示した。
2025.03.31 Stars & Stripes Ford carrier group equipped with new anti-drone weapons for possible Mideast deployment <2504-033121>
 米空母Gerald R. Fordに搭載された2機のF-18戦闘機がGerald R. Fordの上空で轟音を立て水平線に停泊している駆逐艦の方向に飛んでいった。 
CSGが最近大西洋で最終訓練演習を行った際、他の4隻の駆逐艦も展開し、イランが支援するフーシ派が定期的に商船を攻撃している中東に展開する夏の配備に備えていた。
 この海域に派遣されれば、CSGは新たに適応したCUAV兵器を試すことになり、海軍は数百万㌦の弾薬で安価なフーシ派のUAVを撃墜する代替案を模索することになる。 軍関係者2人は、CSGのArleigh Burke級駆逐艦は、海軍が過去1年間に艦船発射用に開発した2つの迎撃型UAVシステムであるCoyoteシステムとRoardrunnerシステムとともに展開すると述べた。
 第2駆逐艦戦隊の司令官ローレンス大佐は、CoyoteRoardrunnerのシステムは、既存の陸上技術から改造されたもので、他のUAVが意図した目標に到達する前に阻止するように設計された特殊なUAVで、新兵器は、海軍が通常使用する標準的なミサイルの数分の一の価格で、フーシ派UAVに対抗することを意図しており、「これら2つのシステムは、コスト曲線を追跡し、指揮官が脅威と戦うためのより多くの選択肢を提供し、最終的には価値の高い部隊をより効果的に防御するための試みの一部である」と述べた。
 空母が東海岸から100nm沖合で訓練を受けたGerald R. Fordと6隻の駆逐艦のうち何隻の駆逐艦がCoyoteとRoardrunnerを持つかは不明である。
 バージニア州ノーフォーク海軍基地を母港とするGerald R. Fordは、イスラエルとハマスの戦争が地域紛争に発展するのを防ぐために、2023年後半に中東に派遣された最初の空母で、2024年1月に米国に戻る前に、イスラエル沖に約2ヵ月滞在した。 Gerald R. Ford CSGは、現在、彼らが中断したところから再開する準備をしている。
2025.03.27
 11:41
Wall Street Journal U.S. Puts Its Stealthiest Big Bombers in Range of Iran and Yemen <2504-032708>
 米空軍は、インド洋のDiego Garcia基地にB-2を配備し、イランとイエメンのフーシ派民兵に対して、もしイスラエルと紅海の船舶に対するフーシ派の攻撃が止まらなければ、米国の空爆はより激しくなる可能性があると警告している。
 米国戦略軍報道官は、B-2 Spiritは今週ミズーリ州の基地から到着したと語った。 報道官は、爆撃機の派遣は、「米国とその同盟国に対する戦略的攻撃を抑止し、探知し、必要であれば打ち負かす」ための取り組みの一環であると述べた。
 トランプ大統領は、フーシ派に対する作戦を命じ、過去2週間で、集団の兵器庫と指導部を目標にした何十回もの空爆につながった。 トランプ政権の高官がメッセージングアプリ「シグナル」で話題を呼んでいるエピソードで論じられているこの攻撃は、バイデン政権で行われたものよりも激しいものだったが、フーシ派がイスラエルに対してほぼ毎日ミサイル攻撃を行うことを止めることはできなかった。
 トランプ大統領は、フーシ派を支援しているイランに対し、もし米国が指定したテロリスト集団が攻撃を続ければ、テヘランは責任を問われるだろうと警告した。 彼はまた、イランが核兵器の開発を推し進めれば、軍事行動に直面すると警告した。
2025.03.17
 13:49
AFP=時事

(Yahoo)

イエメンのフーシ派、米空母への2度目の攻撃を発表 <2504-031704>
 イエメンの親イラン武装組織フーシ派が17日、米軍の
CSGに対する2度目の攻撃を行ったと明らかにした。 米空母への最初の攻撃については前日に発表していた。
 フーシ派報道官は、紅海北部で米空母Harry S. Trumanとその随伴艦に対し、ミサイルとUAVを発射したとし、攻撃は24時間以内で2度目と発表した。
 フーシ派は16日、同CSGにミサイル18発とUAV 1機で攻撃したと主張していた。 フーシ派が支配するイエメンの首都サヌアなどを15日に米軍が空爆したことに対する報復としている。
 フーシ派はガザでのハマスとイスラエルの戦闘に呼応し、これまでイスラエルの船舶や紅海を通る船舶を攻撃してきた。
2025.03.16
 05:03
時事通信

(Yahoo)

フーシ派への大規模攻撃命令 トランプ氏「目的達成まで継続」 <2504-031603>
 トランプ米大統領が15日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する大規模な攻撃を開始するよう軍に命じたと発表した。 フーシ派が紅海周辺などでの船舶攻撃を停止するまで続けるとも強調した。
 AFP通信によると、イエメンの首都サヌアに空爆があり、9人が死亡した。
 トランプ大統領はSNSへの投稿で「米船舶への攻撃は容認できない。 我々の目的達成まで、圧倒的な殺傷力を用いる」と表明し、フーシ派に対して「もし攻撃を停止しなければ、お前たちには今まで見たことがないような地獄の業火が降り注ぐだろう」と警告した。
 トランプ大統領はフーシ派の後ろ盾のイランに対しても「支援を直ちに中止せよ」と要求し、「米国は全面的に責任を問う。 われわれは甘くないぞ」と牽制した。
2025.03.12
 22:50
テレ朝 News

(Yahoo)

イエメン・フーシ派 紅海など通航のイスラエル船舶に攻撃再開と発表 <2504-031216>
 イエメンを拠点とする親イラン武装組織フーシ派が、紅海などを航行する船舶への攻撃を再開すると発表した。 イスラエルがガザ地区への物資搬入を停止したためだとしている。
 フーシ派は11日、紅海やアラビア海などでイスラエル船舶の通航を再び禁止すると明らかにした。 この海域を通航した場合は直ちに攻撃するとしている。
 フーシ派はガザ地区での戦闘が始まった2023年10月以降、ハマスと連帯してイスラエルに攻撃をしてきたが、停戦の発効を受けて攻撃を取りやめていた。 しかし、イスラエルがガザ地区への物資の搬入を停止したことを受け、船舶への攻撃を再開すると警告していた。
 ガザ地区の停戦を巡っては、恒久的な停戦につながる第二段階に移行せず、膠着状態が続いている。
2025.01.05
 05:30
RBC Ukraine US soldiers show launch Tomahawks at targets in Yemen on December 31 <2502-010502>
 2024年の最終日、米軍がイエメンのフーシ派をTomahawk CMで攻撃した。
 米国中央軍 (CENTCOM) によると、ミサイルは紅海の駆逐艦から発射された。 米国防総省はXで、12月末にフーシ派に対するTomahawk発射の映像を公開した。
 「紅海で活動しているHarry S. Truman
CSGの駆逐艦が12月31日に、米中央軍の任務範囲内にあるイエメンのフーシ派指揮統制・兵器製造・貯蔵施設に対し、Tomahawk陸上攻撃型 (TLAM) を発射した。
2025.01.01
 19:07
朝日新聞

(Yahoo)

米軍、イエメンのフーシ拠点を攻撃  ミサイルや無人機を破壊 <2502-010109>
 米中央軍は2024年12月31日、イエメンのフーシの複数の拠点を攻撃したと明らかにした。 26日にはイスラエル軍がイエメンの首都サヌアの国際空港を空爆しており、イランの支援を受けるフーシ派に対する攻撃が激しくなっている。
 発表によると、米中央軍は30日と31日にフーシが使っていたとみられる指揮統制のための施設や、ミサイルやUAVを含む先進兵器の生産・保管施設をねらって攻撃したほか、CM 7発を破壊するなどしたという。