2021年のイエメン情勢に関する報道

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2021.12.31 Stars & Stripes Yemen officials: Saudi airstrike kills 12 troops by mistake <2201-123107>
 イエメン軍当局者が12月31日、サウジが主導する有志国軍が30日にShabwa県にあるイエメン政府軍の兵営を誤爆し、12名以上が死亡し、8名以上が負傷したと発表した。
 これについて有志国軍報道官はコメントしていない。
2021.12.25 時事通信

(Yahoo)

サウジ、イエメンを猛攻 ミサイル攻撃に報復 <2201-122502>
 サウジアラビア主導の連合軍が25日、イエメンへの大規模な軍事作戦を実施した。
 フーシ派によるとされるサウジへのミサイル攻撃で2人が死亡したことへの報復で、イエメンの医療関係者によると、この報復空爆でフーシ派の支配するサヌア北東の町アジャマで3人が死亡、6人が負傷した。
2021.12.24 AP

(Yahoo)

有志連合がフーシ派拠点爆撃 市内中心部のトンネルに着弾 <2201-122407>
 内戦が続くイエメンの首都サナアで12月22日、サウジアラビア主導の有志連合軍がフーシ派拠点に対してミサイル攻撃し、一部が地下トンネルの天井部分に着弾した。
 連合軍は12月に入り、人口密集地帯に対する攻撃を激化させており、20日にはサナア空港に対して精密爆撃を行った。
2021.12.22 AP

(Yahoo)

イエメン内戦が首都に波及か 有志連合首都空港を“精密空爆“ <2201-122201>
 サウジアラビア主導の有志連合が12月20日、イエメンの首都サナアの空港にあるフーシ派拠点に対して精密空爆を敢行したと発表した。 同連合は国連関係者と市民に空港から退避するよう勧告し、その1時間後に空爆が実施された。
 有志連合は、イランの支援を受け2014年以降首都を占拠しているフーシ派が同空港を軍事拠点化し、サウジアラビアに対してBMを発射したり爆装したUAVを飛ばしていると主張している。
 空港管理事務所によれば、国連の航空機に燃料を供給する設備が破壊され、燃料が供給できなくなったとしているが、国連によればフーシ派は人道支援物資を積んだ、少なくとも2機の国連機の着陸を禁止し、今後予定されている到着便をすべてキャンセルしたという。
2021.12.17 AP

(Yahoo)

激化するマアリブを巡る戦い イエメン両派に数百人の死者 <2201-121708>
 イエメンで、首都サナアの東120kmに位置する戦略的要衝のMaribを巡る親政府派とフーシ派の戦闘が激化しており、ここ数週間で双方に数百人の死者が出ている。
Marib の位置 (Google Map)】
 Maribには石油産出施設があり、イエメンの北半分を支配下に置きたいフーシ派は、このMaribの制圧に兵力を投入しており、ここに来て親政府派に対する攻勢を強める一方で、サウジアラビアにも越境攻撃を仕掛けている。
2021.12.13 AP

(Yahoo)

イエメン内戦は三つ巴の様相 UAE 支援組織フーシ派と戦闘 <2201-121303>
 UAEが支援する連合武装グループが12月9日、イエメン南西部のTa'izz県Makbanah地区でフーシ派との戦闘の末、山岳地帯を確保した。
 暫定政府軍とイランが支援するフーシ派との内戦が続くイエメンでは11月に紅海沿岸の港湾都市Al Hudaydahを巡る戦闘で、25,000人以上の市民が住む家を追われた。
 2018年に国連が調停した停戦以降、もっとも大規模となったHudaydahの戦闘では、政府軍が撤退した後にフーシ派が進出したが、そこをUAE連合軍が攻撃してHudaydahを奪還するなど、三つ巴の様相を呈している。
2021.12.04 NHK レバノン 情報相が辞任 自身の発言で湾岸諸国との関係悪化招く <2201-120407>
 深刻な経済危機に陥っている中東のレバノンで、9月に発足した新政権のコルダヒ情報相が自らの発言でサウジアラビアなど湾岸諸国との関係悪化を招いたことから辞任することになった。
 かつてTV司会者だったコルダヒ情報相は閣僚就任前に出演した討論番組でイエメンの内戦をめぐり、イランが支援する反政府勢力擁護するような発言をしていたのに対し、政権側を支援するサウジアラビアが猛反発し、レバノンの大使を追放したほか両国間の経済活動を事実上停止させ、クウェートやバーレーンなどほかの湾岸諸国も追随したことで危機的状況にあるレバノンの経済がさらに悪化していた。
【関連記事:2111-102903 (S&S 2021.10.29)】
2021.12.01 Jane's Defence Weekly Israel identifies Iran's 'deniable' unmanned aerial vehicle <2203-120112>
 イスラエルの駐米大使が11月17日に国連安保理に書簡を送り、イランの支援でイエメンやイラクで使用されているUAVを、5月18日にイスラエルの空域に侵入した航続距離1,700kmのKAS-04と特定した。
 KAS-04は今までShabab UAVと言う名でパレードで公開されており、フーシ派はSamadと呼んでいる。 Samad UAVはサウジアラビアへの攻撃で使用されており、国連の専門家パネルは18kgの弾頭またはニコンD810カメラを搭載できSamad-3は航続距離が1,200~1,500kmと見ている。
2021.11.29 AP

(Yahoo)

親政府派が西部戦線で攻勢に モカコーヒーの積出港を制圧 <2112-112903>
 イエメンで11月26日にサウジアラビアが率いる親政府派連合軍が、同国南西部の山岳地帯に足場を築くなど前線が流動化し、地域によってはフーシ派との戦闘が激化している。
 連合軍とフーシ派の戦闘は、紅海沿岸に位置する戦略的に重要な港町、ホダイダを巡り熾烈になるなかで、連合軍がホダイダの南に位置するモカを制圧し、ここを足場にタイズ県の山岳地帯を越えて、内陸部に兵を進めている。
2021.11.22 AP

(Yahoo)

西部戦線で親政府派が攻勢に フーシ派の主要補給路を制圧 <2112-112203>
 イエメンの親政府系武装勢力が11月19日、同国西部で反政府系フーシ派の主要補給路に繋がるアルアデン十字路を占領し、フダイダ県の同補給路を俯瞰できる拠点も制圧したことを明らかにした。 有志連合軍は19日、西部戦線の数ヵ所でフーシ派に対する作戦を展開して、紅海を背にした政府軍を側面から支援した。
al Aden の位置 (Google Map)】
 過去24時間の戦闘で、攻守双方に80人を超える死者と100人以上の負傷者を出したが、戦死者の多くはフーシ派戦闘員だったと伝えられている。
 部隊の配置変えが奏功した連合軍は、西部戦線の7ヵ所でフーシ派に重大な損害を与えたと報じられているが、戦況についてフーシ派はコメントを拒否している。
2021.11.13 Stars & Stripes Government-allied forces leave Yemeni city, rebels re-enter <2112-111310>
 国際的に承認されイエメン政府と国連の停戦監視団が11月12日、戦略的に重要な港湾都市Hodeidaから撤退したと発表した。
Hodeida の位置 (Google Map)】
 フーシ派がHodeidaでは2018年にフーシ派とサウジ連合軍に支援された政府軍との間で激戦があり、同年12月に国連の仲介で停戦と15,000名以上にのぼる捕虜の交換が行われていた。 このため政府軍側はフーシ派の停戦違反だと抗議していた。
2021.10.19 AFP=時事

(Yahoo)

イエメン内戦、要衝都市めぐる戦闘激化 1週間で死者千人超か <2111-101903>
 イエメン内戦は2014年にイランの支援を受けるフーシ派が首都サヌアを制圧したことによって始まり、翌年にはサウジアラビア軍が政権支援のために介入したことで、これまで数万人が死亡、数百万人が避難民化しており、国連は世界最悪の人道危機としている。
 国際社会に認められた暫定政権の支配下にある西部の要衝Maribでは戦闘が激化しており、サウジアラビアが主導する連合軍が18日に同市近郊で実施した空爆によりフーシ派150人を殺害したと発表した。 連合軍が発表した死者数は1週間で1,100人を超えたが、フーシ派は自らが被った損失について言及することはほとんどなく、AFPは死者数を検証できていない。
Marib の位置 (Google Map)】
2021.09.07 Jane's 360 Saudi SAM fails during Houthi attack <2110-090705>
 サウジアラビアの防空システムが、9月4日のイエメンからの攻撃に対して明らかに迎撃に失敗した模様である。 この攻撃でDammanでは子供2人が負傷し、14軒の住宅でガラスが壊れるなどの損傷を受けた。 複数のアマチュアが撮影した映像では夜空を侵入してくる飛行物体が地上に落下してから光を放っているのが映っていた。
 イエメンのフーシ派はZulfiqar BM 1発Sammad-3 UAV 8機で湾岸Ras Tanuraにあるアラムコの石油施設を、Badr BM 5発とSammad-3 UAV 2機でJeddah、Jizan、 Najranにあるアラムコの石油施設を攻撃したと発表した。 Zulfiqarはイラン製Quiamの長射程型である。
 またサウジ国防省は3発のBMと3機のUAVが東部の JizanとNajranを攻撃したと発表している。
2021.09.05 ロイタ通信

(Yahoo)

サウジ、東部でミサイル迎撃 アラムコ施設に影響なしと関係筋 <2110-090502>
 サウジアラビア国防省が、4日に重要な石油施設がある同国東部のジザンとナジュラーンに向かっていたBMを迎撃したと発表した。 国営サウジ通信 (SPA) が報じた伝えた国防省の声明によると、ミサイルはダンマーム郊外の上空で迎撃され、その破片で子ども2人が負傷、住宅14棟に軽い損傷が生じたという。
 またサウジ主導の連合軍は、サウジに向かう爆発物を載せたUAV 3機を迎撃したとしていた。
2021.08.29 朝日新聞

(Yahoo)

イエメンの基地にミサイル攻撃か 30人死亡56人けが <2109-082907>
 サウジアラビアのメディアなどが、イエメンの南部ラヒジュで29日、暫定政権側のアナド空軍基地ミサイルとUAVによるとみられる攻撃があり、少なくとも兵士ら30名が死亡し、56名が負傷したと報じた。 基地では兵士たちが朝礼のために集まり、整列していたという。 ミサイルはフーシが支配するイエメン南部の都市タイズから発射されたという情報がある。
 6年目に入ったイエメン内戦で米国のトランプ前政権はサウジの介入を認めてきたが、バイデン米政権は2月に停戦を要求し、サウジも全土での停戦案を示したが、フーシ側は応じていなかった。
2021.06.19 ロイタ通信

(Yahoo)

サウジ空軍、南部基地標的のフーシ派ドローンを撃墜=国営テレビ <2107-061902>
 サウジアラビア国営テレビがサウジ連合関係者の話として、空軍が19日にイエメンのフーシ派がサウジ南部Khamis Mushaytの空軍基地に向けて飛来させたUAVを撃墜したと報じた。  フーシ派は繰り返し同基地やサウジの他の都市を標的に爆発物を搭載したUAVやミサイルなどで攻撃しており、4月には国営石油会社サウジアラムコの施設では攻撃により火災が発生したとしている。
2021.05.31 ロイタ通信

(Yahoo)

フーシ派、サウジ南部の空軍基地をドローン攻撃 <2106-053105>
 イエメンのフーシ派が31日、サウジアラビア南部のḪamīs Mušayṭのサウジ空軍基地をUAVで攻撃したと発表した。
 今のところサウジ当局の確認は取れていない。
2021.05.09 AFP=時事

(Yahoo)

米軍、アラビア海で船から大量の武器押収 ロシア製誘導ミサイルなど <2106-050903>
 バーレーンに司令部を置く米海軍第5艦隊が9日、アラビア海北部の公海で巡洋艦Montereyが6~7日の任務中に無国籍のダウ船を発見し、ロシアと中国製の違法武器を大量に押収したと発表した。
 その中にはロシア製の
ATGM、中国製Type 56突撃銃数千丁、PKM機関銃や狙撃銃、RPG数百点が含まれていたという。
2021.04.15 ロイタ通信

(Yahoo)

フーシ派、サウジ南部のアラムコ施設攻撃 ミサイル防衛システムも <2105-041503>
 イエメンのフーシ派が15日、サウジアラビア南部Jizanの複数の目標をUAVやミサイルで攻撃したと発表した。 このうちサウジ国営石油会社、サウジアラムコの施設では火災が発生したとしている。 フーシ派はPatriotなども攻撃したと主張しているが、サウジは火災や攻撃について確認していない。
 サウジ国営メディアによると、イエメンでフーシ派と戦うサウジ主導連合軍は先に、Jizanに向けて発射されたフーシ派の武装UAVを破壊したと述べていた。
Jizan の位置 (Google Map)】
2021.04.12 ロイタ通信

(Yahoo)

サウジ連合、フーシ派発射の爆発物搭載ドローン6機を撃墜=TV <2105-041203>
 サウジアラビア国営TVが11日、同国主導の連合軍爆発物を搭載したイエメンのフーシ派のUAV 6機を撃墜したと報じた。
 連合軍はこれより先、フーシ派がサウジの都市ジャザンに向けて発射したBMも破壊したと述べていた。
2021.04.07 Jane's Defence Weekly Six-year failure <2106-040711>
= イエメン紛争に関する5頁の記事 =
 ・Saleh's legacy
 ・Intervention
 ・New rebel army
 ・Saudi fronts
2021.03.31 Jane's Defence Weekly Work recommences on Bab al-Manfab island base <2105-033109>
 Maxar社の衛星画像からBab al-Mandab海峡(註:紅海の入り口に位置する)の戦略的要衝であるMayyun島新たに滑走路が建設されていることが判明した。
 滑走路の建設は2016年中頃にUAEが同島の対岸をフーシ派から奪取したことでイエメンが3,200mの滑走路と港の建設を進めていたが、2017年中頃に放棄されていた。
【関連記事:1704-022209 (JDW 2017.02.22)】
 今回建設が判明した滑走路は1,800mで今年初めに建設された模様である。
2021.03.30 Breaking Defense Saudi air defense stops most Houthi strikes <2104-033009>
 米国防大学のデローシュ教授が、サウジアラビアは過去数週間にわたりイエメンのフーシ派からBMや爆装したUAVの攻撃を受けているが、空軍の防空部隊がかなりを撃墜し効果を上げていおり、サウジアラビア領内にBMが着弾した証拠はないと述べている。 サウジ主導の多国籍軍報道官は、フーシ派が発射した350発のBMと550機の爆装UAVを撃墜したと述べている。
 サウジアラビアはPAC-3のほかにも改良HAWK、Shahine、MistralなどのSAMと、中東で唯一のE-3A AWACSSAAB-2000 Erieye 2機などの
AEW&C機を装備している。
2021.03.26 ロイタ通信

(Yahoo)

フーシ派、サウジ軍基地やアラムコの石油施設に無人機攻撃 <2104-032612>
 イエメンの武装組織フーシ派が26日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの複数の施設や軍事施設UAV攻撃を実施したと明らかにした。 フーシ派の報道官によると、DammamのKing Abudlaziz基地Ras Tanuraのアラムコの施設などを攻撃した。
 サウジ国営通信によると、エネルギー省は石油製品供給基地に飛翔体の1発が命中したが死傷者はでていないとし、国防省は攻撃を受け石油輸出を守る抑止措置を講じたと報じた。
2021.03.24 Jane's Defence Weekly Houthis display range of locally assemble weapons <2105-032415>
 イエメンのフーシ派が3月11日にMartye Commander Exhibition21種類の新兵器を公開した。 その一部はイランから搬入されたもののようであるが、大部分はイランへの依存度が高くないと見られる。
 UAVではSamad-1/-2/-3/-4、Shihab、Rasid-1、Waeid、Marsad、Rjum、Qasaf、Qasaf-1、Khatifなどが公開された。 Samad-3/-4はSamadシリーズの新型で、再使用型のSamad-425kg爆弾両翼に搭載でき、航続距離は2,000kmという。
2021.03.19 日経新聞 サウジ首都石油施設に無人機攻撃 供給に影響なし <2104-031906>
 サウジアラビアのエネルギー省が19日、首都リヤドにある石油精製施設UAVの攻撃を受けたと表明した。 同省の報道官は、19日の攻撃は06:00すぎにあり、火災が起きたが死傷者はなく、石油供給にも影響はないとと説明した。
 イエメンの親イラン武装組織フーシ派が、UAV 6機で国営石油会社サウジアラムコの施設を攻撃したと発表した。 フーシはUAVによるサウジへの攻撃を重ねていて、3月7日にはサウジ東部ダンマン近郊のアラムコ施設へのUAV攻撃を主張していた。
2021.03.17 Jane's Defence Weekly Saudi military fends off surge in Houthi attacks <2105-031710>
 サウジアラビア防空部隊は2019年9月14日に施設が攻撃されて以来は成果を上げている。
 最近では3月7日にフーシ派が、ペルシャ湾の世界最大の石油輸出港
Ras TauraDammam 近郊の軍事基地に対しZulfiqar BM 1発Samad-3長距離UAV 10機で攻撃した。
 これについてサウジ緊急事態省はRas TauraがUAV攻撃を受けたが損害はなく、アラムコ社の石油施設がBM攻撃を受け破片が落下したが死傷者は出なかったと発表している。
2021.03.08 ロイタ通信

(Yahoo)

イエメンのフーシ派、サウジ石油産業拠点にミサイル・無人機攻撃 <2104-030801>
 イエメンのフーシ派が7日、サウジアラビアのRas Tanuraにある国営石油会社サウジアラムコの主要輸出施設など、同国の石油産業の中心地に向けてUAVやミサイルを発射した。
 フーシ派報道官は、サウジ中心部における広範な作戦でUAV 14機BM 8発を発射したと発表した。 フーシ派はまた、サウジの都市Dammam、アシル、Jazanにある軍事標的にも攻撃を行ったことを明らかにした。
 これに対してサウジ政府は、世界のエネルギー安全保障に対する失敗した攻撃と非難した。
Ras Tanura の位置 (Google Map)】
Dammam の位置 (Google Map)】
Jazan の位置 (Google Map)】
2021.03.04 時事通信

(Yahoo)

「サウジ石油施設攻撃」と主張 イエメン武装組織 <2104-030406>
 イエメンの親イラン武装組織フーシ派が4日、サウジアラビアの西部ジッダにある国営石油会社サウジアラムコの関連施設ミサイルやUAVで攻撃したと発表した。 これについてサウジ側から公式の反応は出ていない。
 フーシ派は、内戦に軍事介入しているサウジや、サウジを支援する米国による侵略や包囲に対抗する「正当な権利を行使した」と主張し、攻撃は正確に命中したとしているが、実際に被害が出たかどうかは不明である。
2021.02.28 時事通信

(Yahoo)

サウジ、首都でミサイル迎撃 イエメン・フーシ派の攻撃 <2103-022803>
 サウジアラビア国営メディアが、27日から28日にかけて首都リヤド上空でBM 1発迎撃されたほか、南部の複数の地域で爆発物を積んだUAV 6機が破壊されたと報じた。 リヤドでは迎撃されたミサイルの破片で家屋が損壊したが、人的被害はなかった。
 イエメンの武装組織フーシ派が攻撃を認め、侵略が続く限り作戦を拡大すると主張している。
2021.02.05 時事通信

(Yahoo)

在独米軍削減を凍結 サウジ主導の作戦支援停止 米大統領 <2103-020501>
 バイデン米大統領が4日の外交方針演説で、グローバルな米軍態勢の再検討をオースティン国防長官に指示したと明らかにし、再検討中はドイツ駐留米軍削減を凍結する方針を示した。 トランプ前政権は2020年7月に在独米軍を12,000名削減する計画を発表し波紋を広げていた。
 また大統領は、サウジアラビア主導のイエメン軍事作戦への支援を停止すると表明し、イエメン内戦の停戦に向けた国連の取り組みを支援していく考えを示した。
2021.02.04 Defensse News US ends support for Saudi-led war in Yemen <2103-020403>
 バイデン政権で国家安全保障問題を担当するサリバン大統領補佐官が2月4日に大統領府における記者会見で、米軍はイエメンのフーシ派への攻撃を続けているサウジアラビアが主導する連合軍の支援を今後行わないと述べた。