2023年の国内情勢に関する報道

                                                                                                                                                                                           
年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2023.12.30
 21:12
共同通信

(Yahoo)

政府、内閣サイバー職員倍増へ 次官級配置、指揮系統を強化 <2401-123012>
 政府関係者が30日、政府機関へのサイバー攻撃や不正アクセスを監視し、安全確保を担う内閣サイバーセキュリティセンター (
NISC) の人員を令和6年度に倍増させる方針を決めたことを明らかにした。 新たに次官級、局長級を配置し、指揮系統も強化する。
 現在は内閣官房副長官補が務めているNISCのセンター長の下に専任の局次長級の内閣審議官3人を配置しているが、6年度からは次官級1人、局長級2人、局次長級3人を充てる計画で、関係者によると現在90人の常勤人員を85人増員させと共に、これとは別に専門知識を持つ民間の非常勤職員も増やす。
2023.12.30
 21:10
共同通信

(Yahoo)

習氏「1ミリも領土は譲らない」 尖閣諸島の闘争強化を指示 <2401-123011>
 中国の習国家主席が11月下旬に軍隷下の海警局に対し、約尖閣諸島について「1mmたりとも領土は譲らない。 釣魚島(尖閣の中国名)の主権を守る闘争を不断に強化しなければならない」と述べ、領有権主張の活動増強を指示したことが30日に分かった。
 これを受け海警局が、2024年は毎日必ず尖閣周辺に艦船を派遣し、必要時には日本漁船に立ち入り検査する計画を策定したことも判明した。
2023.12.30
 07:02
Military Times New in 2024: Marines start moving from Japan to new base on Guam <2401-123002>
 2022年の日米合意に基づき沖縄に駐留する米海兵隊18,000名のうち9,000名がグアムに移駐するが、その第一陣となる第3海兵遠征軍の5,000名が2024年後半にグアムに移動し、2023年5月に再開されたCamp Blazに入る。
2023.12.29 Janes Kawasaki confirms contract for next-generation submarine design work <2401-122911>
 川崎重工業 (KHI) が12月28日、たいげい型の後継となるディーゼル電気潜水艦 (SSK) の研究開発契約を受注したことを明らかにした。
 川崎重工は、12月12日に行ったGroup Vision 2030の発表で、この次世代潜水艦のコンセプトイメージを初めて公開した。 この際に示された画像によると、次世代潜水艦はそうりゅう型やたいせい型潜水艦が採用しているようなX舵構造となる。
 また、スタンド・オフ・ミサイルを装備するする能力も備えている。
【関連記事:2401-120707 (乗りもの 2023.12.07)】
2023.12.29
 17:49
共同通信

(Yahoo)

政府、カザフスタンで初首脳会合 来年前半、中央アジアと調整 <2401-122907>
 複数の関係者が29日、政府が2024年に予定する岸田首相と中央アジア5ヵ国首脳による初会合について、カザフスタンで同年前半に開催する方向で調整に入ったことを明らかにした。
 中国は2023年5月に陝西省西安で中国・中央アジアサミットを開いており、日本は首相自らが現地を訪れ関係強化を図る。
 首脳会合を予定する中央アジア5ヵ国はカザフスタンの他、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンでいずれも旧ソ連圏でロシアと歴史、経済両面でつながりが深いが、ロシアによるウクライナ侵攻後はそれぞれ多角的な外交を模索する動きを強めている。
2023.12.28
 13:00
南海日々新聞

(Yahoo)

防衛省、奄美関連35億円 瀬戸内火薬庫3棟増設 24年度予算案 <2401-122808>
 防衛省が22日に閣議決定した令和6年度予算案で、奄美群島内の自衛隊施設整備関連に35億円を計上した。
 陸自瀬戸内分屯地では新たに火薬庫3棟を増設する計画を示し、隣接地の取得費用に25億円を計上したほか、奄美駐屯地に配備されている03式中SAM発射車両の整備場の設計などに約1億円、空自沖永良部分屯基地の固定式警戒管制レーダ装置の改修費に5億円などを計上した。
 約瀬戸内分屯地の火薬庫は5本の坑道を掘削する計画で2018年から整備が始まり、12月25日時点で2棟が完成し1棟が工事中で、残りの4、5棟目は2023年8月に工事契約し、工事着手に向けた準備を進めている。 防衛省は今後さらに3棟増設するため、令和6年度は用地の買収を目指す。
 空自関連では、極超音速滑空兵器 (
HGV) の探知追尾能力などを向上させるため、沖永良部分屯基地のFPS-7の改修費を盛り込んほか、空調施設整備など、同分屯基地の施設整備経費には計約8億円を計上した。
 西之表市馬毛島関連では、米軍再編関係措置として米空母艦載機移駐のための施設整備などに302億円を計上したほか、F35-Bの発着艦訓練を行う艦艇模擬施設整備費に5億円を計上し、さらに馬毛島基地(仮称)運用開始に向け航空自衛隊馬毛島先遣隊(仮称)を新編し、6年度末までに定員90名を配置する。
 海上自衛隊も同基地の港湾管理に向け佐世保地方総監部に準備室を設置し、10名を配置する。
2023.12.28
 12:04
Internet Watch

(Yahoo)

「防衛省サイバーコンテスト2024」参加者募集開始、応募者向けに採用説明会も <2401-122806>
 防衛省が12月28日、「防衛省サイバーコンテスト2024」の開催を告知し参加者の募集を開始した。 募集期間は2024年2月11日までである。
 サイバーセキュリティに関する専門的知見を備えた優秀な人材を発掘することを目的としたもので、開催日時は2024年2月25日9時~21時でである。 オンラインによるクイズ形式 (CTF: Capture The Flag) の個人戦で行われる。
 参加資格を持つのは、防衛省・自衛隊の職員を除く日本国籍を有する個人で、OpenVPN 2.5系を用いてVPN接続可能なネットワーク環境と、直接または仮想マシンとしてKali Linuxが動作するPCが必要である。
2023.12.28
 11:33
北海道新聞

(Yahoo)

極超音速ミサイル 千歳に開発拠点 防衛省、24年度から <2401-122805>
 防衛省が極超音速ミサイルの開発に向け、防衛装備庁千歳試験場内に新たに「極超音速燃焼風洞試験場」を令和6年度から整備する。
 このため6年度予算案に工事費など関連経費812億円を盛り込んだ。
2023.12.26
 11:03
讀賣新聞

(Yahoo)

IHI が防衛人材の増員検討、次期戦闘機向けエンジン開発強化 <2401-122603>
 IHIが26日、令和7年度までに経験者の採用や社内の別部門からの配置転換などを進め、防衛部門を現在の550人から300人増員して1.5倍に拡大し、次期戦闘機向けのエンジン開発などを強化することを検討していると明らかにした。
 政府は5年度から、防衛費を5年間で43兆円程度まで増やす計画で、民間企業も防衛事業の強化を進めていて、三菱重工業は設備の増強に加え、防衛事業に携わる現在の7,000人を2~3割程度増やすことを検討している。
2023.12.24
 20:05
産経新聞

(Yahoo)

防衛省が自衛官増員へ本腰 定員確保へ「実員」廃止 水機団など手当拡充も <2401-122409>
 防衛省は令和6年度から、自衛官の増員に向けて本腰を入れ、定員から一定数を減らした予算上の人数を示す「実員」と呼ばれる枠組みを撤廃して、事実上、自衛官数の上限となっていた実員をなくすことで、法律で定められた定員の確保を目指す。
 一方、人材基盤を強化するため、陸上自衛隊の水陸機動団など自衛官の手当て拡充も図る。
2023.12.24
 13:14
BBC News

(Yahoo)

インド沖でタンカーにドローン攻撃、イランから発射とアメリカ <2401-122407>
 米国防総省によると、インド西岸から200nmのインド洋で現地時間23日1:00に化学製品を積んだタンカーChem Pluto
が攻撃を受けた。
 タンカで発生した火災は鎮火し、死傷者はなかったが、 米軍はUAVがイランから発射されたとした。
2023.12.24
 11:04
AFP=時事

(Yahoo)

日本企業所有のタンカーに攻撃、人的被害なし インド沖 <2401-122406>
 米国防総省が23日、インド西岸沖で日本企業が所有するタンカーがUAVによる攻撃を受けたと発表した。 攻撃があったのはインド沖370kmの海域で、米軍の艦船は近くを航行していなかった。
 攻撃されたMV Chem Pluto
日本企業の所有で、オランダ企業が運航し、リベリア国旗を掲げていたという。 同省によると、攻撃は同日10:00頃に起きたが、火災は消し止められ死傷者は出ていない。
 海上警備会社Ambrey社によれば、MV Chem Plutoはサウジアラビアからインドに向かっていた。 Wall Street Journal紙によると、運航会社のオランダ企業はイスラエルの海運大物実業家とつながりがあるという。  タンカーはインドに向け航行を続けており、通信は維持できているとしている。
2023.12.24
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

中国やロシアの「キラー衛星」に対抗、自衛隊の通信衛星で宇宙監視…30年代打ち上げ <2401-122402>
 政府は、来年度から衛星に搭載する小型の監視機器の開発する2030年代に打ち上げる自衛隊の次期通信衛星に、宇宙空間の監視を強化する監視機能を追加する方向で検討に入った。
 自衛隊は、通信衛星を3基体制で運用する方針で、監視衛星も少なくとも3基が必要とされるが、政府は監視に特化した宇宙領域把握 (
SDA) 衛星の初号機を令和8年度に打ち上げる計画を進めているものの、SDA衛星の打ち上げには1,000億円かかり、残り2基の打ち上げはめどが立っていない。
 他国の衛星を攻撃する衛星攻撃衛星(キラー衛星)の開発を進める中国やロシアに対抗する狙いがある。
2023.12.23
 21:17
産経新聞

(Yahoo)

先島諸島に PAC3 一部配置継続へ 防衛省、北朝鮮の衛星発射供え迎撃態勢継続 <2401-122309>
 防衛省が、北朝鮮による人工衛星発射に備えて先島諸島に配置しているPAC-3部隊を、規模を縮小した上で一部を現地に残す方向で調整している。 PAC-3は宮古、石垣、与那国の3島に2基ずつ配置されているのを1基ずつに削減して残置する見通しである。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は、早期に複数の衛星を追加する計画があると報じており、防衛省は迎撃態勢の継続が必要だと判断したとみられる。
2023.12.23
 15:03
讀賣新聞

(Yahoo)

防衛装備品の無償供与を拡充、来年度はベトナム・ジブチ…体制強化へ担当部署格上げ <2401-122307>
 外務省は、政府安全保障能力強化支援 (
OSA) の拡充に向け、担当部署を室から課に格上げする方針を固めた。 同省はOSAを主要な外交ツールに育てたい考えで、創設から1年で異例の格上げを行い、体制強化を図る。 予算の大幅増に伴い、対象国や供与する内容も拡充されるが、OSAは実施方針で「国際紛争との直接の関連が想定しがたい」ことを条件としており、供与した国への事後的な点検も不可欠になる。
 令和5年度に沿岸監視レーダや警備艇などの供与を決めたフィリピン、バングラデシュなど4ヵ国に対し、6年度の対象国にはベトナムとジブチが選定されている。
 政府は、海洋進出や軍備増強を進める中国を念頭に、OSAを積極的に活用して同志国の安保能力向上につなげたい考えである。
2023.12.22
 18:18
時事通信

(Yahoo)

防衛費、過去最大7.9兆円 イージス搭載艦を建造 来年度予算 <2401-122212>
 令和6年度の防衛予算案5年度当初比16.5%増で過去最大の7兆9,496億円となり、ミサイル防衛に1兆2,477億円、反撃能力を含む長射程ミサイル整備に7,340億円を計上した。
 ミサイル防衛ではイージス・システム搭載艦2隻の建造費に3,731億円を充て、9、10年度の就役を目指し、極超音速兵器対処で日米が共同開発する
GPI経費は757億円となった。
 射程1,000km超の12式地対艦誘導弾能力向上型の開発取得に1,753億円を盛った。 配備時期を8年度から7年度に前倒しすることを決めており、開発を加速させる。 Tomahawkの取得も1年早める予定で、搭載するAegis艦の改修費2億円を積んだ。
2023.12.22
 17:57
TBS News

(Yahoo)

政府が防衛装備品の輸出ルールを改定 地対空誘導弾「パトリオット」のアメリカ輸出も解禁 <2401-122211>
 政府が防衛装備移転三原則と運用指針の改定案を決定した。 今回の改定では、ライセンス生産品についてライセンス元の国から要請があればその国への輸出が可能になる。 これに伴い政府は、日本で生産したPatriotを米国へ輸出することを決定した。
 現在は米国の部品に限って輸出を認めているが、今後は米国以外でもライセンス元の国には完成品を含めて輸出が出来るようになる。
 改定を巡っては、日英伊で開発する次期戦闘機を念頭に、国際共同開発する装備品の第三国への輸出を解禁するかが焦点となっていたが、今回の改定には盛り込まれなかった
2023.12.22
 17:46
毎日新聞

(Yahoo)

防衛関係費7.9兆円 反撃能力やミサイル網に重点 24年度予算案 <2401-122210>
 政府が22日に閣議決定した令和6年度予算案は、一般会計の総額が112兆717億円と過去2番目の規模となった。 米軍再編経費を含む防衛関係費には前年度当初予算比16.5%増の7兆9,496億円を計上した。
【関連記事:2401-121611 (共同 2023.12.16)】
 6年度には反撃能力の早期整備や、ミサイル防衛網の強化に重点を置く。 長射程ミサイルの調達などに7,340億円を計上し、そのうち射程を1,000kmに延伸した12式地対艦誘導弾能力向上型に961億円をあて、当初計画より1年早い7年度の配備を目指す。
 統合防空ミサイル防衛能力には1兆2,477億円を投じ、イージス・システム搭載艦2隻の建造費などに3,731億円を計上した。
 組織整備として、次世代技術を防衛分野に積極活用していく「防衛イノベーション技術研究所」(仮称)の設置を打ち出し、常設組織「統合作戦司令部」(同)を約240名態勢で市ケ谷に創設する計画も盛り込んだ。
【関連記事:2401-121611 (共同 2023.12.16)】
 日英伊3ヵ国で共同開発する次期戦闘機の開発費には640億円、共同開発機関への拠出金には42億円をそれぞれ盛り込んだ。
【註】
 5年度予算は補正で8,130億円が盛り込まれたため、米軍再編経費を含む5年度の防衛費は7兆6,349億円であったことになり、6年度に予算の補正が行わなければ補正後の5年度防衛費からの増加は4.3%になる。
2023.12.22
 17:34
共同通信

(Yahoo)

112兆円予算案を閣議決定 賃上げに重点、国債費は過去最大 <2401-122208>
 政府が22日に令和6年度予算案を閣議決定した。
 一般会計の歳出総額は過去2番目の規模の112兆717億円で、防衛と社会保障に加えて国債費も過去最大に膨らむ中、岸田政権が力を入れる賃上げ促進に重点的に振り向けた。
2023.12.22
 08:12
乗りもの
 ニュース

(Yahoo)

完全無人の「考える潜水艦」? 防衛装備庁が開発する“期待の新装備”開発拠点をみてきた 頭脳はまだ発展途上? <2401-122205>
 すでに小型の
UUVは機雷対処などに用いられ始めているが、より大きく航続距離や行動可能期間の長い大型UUVの開発が各国で進んでいる。
 この動きは日本も例外ではなく、防衛装備庁 艦艇装備研究所は長期運用型UUVの名称で、大型UUVの開発を進めている。
 長期運用型UUVは、モジュール構造を採用しており、基本形となる本体モジュールは航行に必要なセンサーなどが入る「頭部モジュール」、リチウムイオン電池を積んだ「エネルギーモジュール」、スラスターや舵を含む「尾部モジュール」の3つから成る。
 10mの本体モジュールに用途に応じて機能の異なる追加モジュールを組み合わせて使用することで、16m近い巨体になるという。
2023.12.21
 20:45
日経新聞 日本学術会議を特殊法人に 政府、軍民両用の研究促進 <2401-122106>
 学術会議のあり方を話し合う有識者懇談会が21日に「国とは別の法人格を有する組織になることが望ましい」とした報告書をまとめたのを受けて政府は法人化の方針を決め、独立した特殊法人に移行させる。
 財政基盤は国の支援を認めつつ、独立性を徹底するために収入の多様化を求め、外部から資金を獲得できるよう手助けをする。 G7各国などのアカデミーは多くが民間団体で、米英では国の予算も支出するが、アカデミーの運営に民間企業や個人からの寄付などで補う例が多い。
 外部資金を取り入れて会員選考に第三者の意見も反映させる仕組みにする組織改革で、軍事と産業の両方に使える軍民両用技術の推進など幅広い研究に弾みをつける期待がある。
2023.12.21
 17:11
毎日新聞

(Yahoo)

紅海の多国籍部隊発足 各国に温度差 日本・ドイツは参加せず <2401-122105>
 紅海でイエメンのフーシ派による商船への攻撃が相次いでいる問題で、米国が18日に紅海の海洋安全保障を担う多国籍部隊の発足を発表したが、参加を公表した国のうち艦艇の派遣を明言しているのは5ヵ国だけで、日本やドイツなどスエズ運河経由のシーレーンに依存する経済大国は名を連ねなかった
 米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は19日の記者会見で、紅海は世界の海上貿易の10~15%の航路となっていて、ギリシャ、中国、日本、ドイツが保有する船が40~50%を占めていると紅海の重要性を強調した。
2023.12.21
 07:22
産経新聞

(Yahoo)

日米、次期戦闘機と連動する無人機を共同研究 両政府合意 <2401-122102>
 日本が2035年までの配備を目指す次期戦闘機に随伴するUAV(註:Loyal Wingman)を日米がの共同技術研究に乗り出すことで合意し近く発表する。
 米国防総省と防衛装備庁とで新設された「防衛科学・技術協力グループ」の会合を2024年中に開き、UAVを含め技術協力の促進を協議する。
 日本は英伊と次期戦闘機を共同開発して2035年までの初号機配備を目指しているが、日米の共同研究の対象は次期戦闘機に随伴して飛行し、自律的に判断して戦闘を支援する自律型UAVの技術である。
【註】
 米空軍は次世代戦闘機NGADに合わせて戦闘機随伴UAV CCAの開発を進める計画で、12月に開発初期段階担当にBoeing社, General Atomics社, Lockheed Martin社, Northrop Grumman社及びスタートアップ企業Anduril社の5社が選定された。
【関連記事:2401-121508 (BD 2023.12.15)】
2023.12.21
 06:46
Kyiv Independent Washington Post: Japan to consider transfer of Patriot missiles to US, indirectly supporting Ukraine <2401-122101>
 Washington Post紙が12月19日、日本政府がウクライナの防衛を間接的に支援するため、今週数十発のPatriotの対米輸出を検討する。
 政府は米国備蓄を補完するため、早ければ22日にも輸出指針を更新してPatriot数十発を米国に売却できるようにする。 更新された輸出指針ではPatriotをウクライナやイスラエルなどの戦争当事国に直接送ることは認められないが、日本からの移転により米国はウクライナに米国のシステムを供給し続ける余裕が生まれる。
2023.12.20
 17:04
日経新聞 フィリピン、管制レーダー運用開始 南シナ海動向警戒 <2401-122009>
 フィリピン国防省が20日、北西部にある空軍基地(註:ルソン島中部サンフェルナンド)で三菱電機が製造した警戒管制レーダの受領式典を開いた。
 このレーダは日本政府の防衛装備移転三原則が制定されて以降初となる完成装備品の輸出となる。
2023.12.20
 04:23
Bloomberg

(Yahoo)

日本のコンテナ船大手 ONE、スエズ運河および紅海からルート変更 <2401-122004>
 日本の海運3社が共同出資するコンテナ船事業のONEホールディングスが、スエズ運河および紅海を航行するルートを敬遠し、船舶を迂回させることを即時実施すると文書で発表した。
 喜望峰を回るルートに変更するか、航行を一時停止し安全な場所で待機し、スエズ運河および紅海の航行が安全だと判断され次第サービスを再開するという。
2023.12.20
 00:41
産経新聞

(Yahoo)

パトリオット、米国へ輸出へ 装備移転運用指針を改定 <2401-122001>
 複数の関係者が19日、政府が22日に改定する防衛装備移転三原則と運用指針を踏まえ、米国企業のライセンスに基づき日本で生産しているPAC-3を米国に輸出する方針を固めたことを明らかにした。
 米国からの要請があり、同日にも決定する。
2023.12.20
 00:03
共同通信

(Yahoo)

ウクライナに6千億円追加支援 鈴木財務相、G7会議で <2401-122003>
 G7が19日夜に財務相・中央銀行総裁会議をオンラインで開催し、ロシアの侵攻を受けるウクライナ支援を議論した。
 議長を務めた鈴木財務相は終了後に記者団の取材に応じ、日本政府として$4.5Bの追加支援を行う用意があると明らかにした。
2023.12.19
 19:52
産経新聞

(Yahoo)

埼玉県内初のミサイル飛来想定訓練 国・県・自治体3者共催 上里町の神保原小 <2401-121907>
 埼玉県内初となる国県自治体の3者が共催するBM飛来を想定した避難訓練が19日ら上里町の神保原小で行われ、同校の児童が参加した。
 県内では小川町が2024年1月に中学校で予定していた同内容の避難訓練を見送ると県に11月に通知したため大野知事がこの小川町の対応に懸念を示したことで、上里町の訓練実施の行方が注目されていた。
2023.12.19
 17:55
毎日新聞

(Yahoo)

イージス・システム搭載艦建造3731億円で決着 24年度予算案 <2401-121906>
 防衛省が19日、令和6年度当初予算案でイージス・システム搭載艦の建造費として、ほぼ概算要求通りの3,731億円(註:概算要求では3,797億円)を計上すると発表した。
 同日に木原防衛相が鈴木財務相と財務省で会談し決着した。
2023.12.19
 10:44
TBS News

(Yahoo)

日米韓による北朝鮮ミサイル警戒情報のリアルタイム共有が運用開始 防衛省が発表 <2401-121903>
 防衛省が19日、年内の運用開始を目指していた日米韓3ヵ国による北朝鮮ミサイル警戒情報のリアルタイム共有について、運用を開始したことを発表した。
 また、併せて複数年にわたる3ヵ国の訓練計画を共同で策定したことも発表した。
2023.12.18
 21:34
時事通信

(Yahoo)

空港・港湾利用方針、年度内策定 防衛力強化で政府 <2401-121812>
 政府が18日に持ち回りで開いた関係閣僚会議で、防衛体制強化を図るため自衛隊と海上保安庁の空港や港湾利用に関する運用・整備方針令和5年度内をめどに策定することを決めた。
 南西諸島を中心に、全国規模で対象施設を選定する考えで、方針には具体的な施設名が盛り込まれる。
2023.12.18
 20:01
産経新聞

(Yahoo)

東シナ海中間線付近でガス田開発続ける中国に外務省が抗議 海上自衛隊が炎を確認 <2401-121811>
 海上自衛隊が15日に中国が東シナ海日中中間線の西側に設置した構造物から炎が上がっているのを確認したたため、外務省の鯰アジア大洋州局長が18日、中国が一方的にガス田開発を進めていることについて、在日本中国大使館の楊公使に強く抗議し、東シナ海の資源開発に関する2008年の合意に基づく交渉再開に早期に応じるよう求めた。
 外務省によると、鯰局長が「度重なる抗議にもかかわらず、中国側が一方的な開発行為を継続していることは極めて遺憾だ」と伝えて強く抗議したのに対し、楊公使からは中国の独自の主張に基づく反応があったという。
 東シナ海の排他的経済水域 (EEZ) や大陸棚は境界が画定しておらず、日本は中間線を基にした境界画定を中国側に求めている。
2023.12.18
 17:31
Taiwan News US considering stationing fewer permanent jet fighters in Okinawa <2401-121809>
 米空軍は嘉手納基地に常駐していたF-15 48機を2022年から逐次撤退させ、現在はF-35、F-22などを巡回派遣しているが、戦闘機の常駐を再開しようとしている。
 常駐するのはF-15EXになるが機数は15機程度に削減される模様である。
2023.12.16
 21:37
FNN Prime

(Yahoo)

インドネシアに大型巡視船を供与へ “対中国”海上保安能力強化に向け協力 <2401-121612>
 岸田首相が16日、日本とASEANの特別首脳会議のため来日していたインドネシアのジョコ大統領と官邸で会談し、約90億5,000万円を限度とする無償資金協力として、大型巡視船1隻を供与することで合意した。
 両首脳の臨席の下、両国外相は「海上保安能力向上計画」に関する書簡を交換した。
2023.12.16
 21:00
共同通信

(Yahoo)

防衛費過去最大7.7兆円 国産長射程弾の取得費計上 <2401-121611>
 政府関係者が16日、令和6年度予算案の防衛費米軍再編経費を含め7兆7,000億円とする方向で最終調整に入ったことを明らかにした。
 9年度までの5年で総額約43兆円を投じる防衛力の抜本的強化の2年目で、過去最大だった5年度当初の約6兆,000億円を大きく上回る。
 反撃能力(敵基地攻撃能力)の手段となる国産長射程ミサイルの取得費や、次期戦闘機の開発費を計上した。
【註】
 防衛省が8月末に提出した6年度予算概算要求では米軍再編経費を除き7兆7,385億円であった。
 米軍再編経費には4年度、5年度共に2,217億円であったことから、6年度も同額とすると防衛省は7兆9,602億円を要求していたことになる。
 ただ、5年度予算の補正で、運用態勢の早期確保に3,448億円、米軍再編に3,169億円など、8,130億円が盛り込まれたため、米軍再編経費を含む5年度の防衛費は7兆6,349億円であったことになる。
2023.12.16
 20:42
毎日新聞

(Yahoo)

マルコス大統領、日比関係「かつてなく重要」 海上防衛協力に期待 <2401-121610>
 日本とASEAN交流開始50周年の特別首脳会議で来日したマルコス比大統領が16日に東京都内で毎日新聞の単独取材に応じた。
 マルコス大統領は日比関係について「かつてなく重要になった。 南シナ海で起きている地政学的な状況、困難への反動だ」と述べ、背景に南シナ海での中国の行動があるとの認識を示した。
 また、「将来、日比両国の艦船が共同訓練だけでなく日常的に共同で哨戒にあたることになるだろう」と述べ、海の安全を守るための自衛隊との協力深化に強い期待感を示した。
2023.12.16
 15:00
讀賣新聞

(Yahoo)

シーレーン要衝のフィジー、日本が警備艇と救難艇を供与…対中抑止力を高める狙い <2401-121608>
 複数の政府関係者が、価値観を共有する国の軍に防衛装備品の無償供与などを行う政府安全保障能力強化支援 (
OSA) で、フィジーに警戒監視用の小型警備艇と小型救難艇を供与する方針を固めたことを明らかにした。
 総額は4億円相当となる見込みで、両国の政府高官が18日にフィジーの首都スバで合意文書に署名する。
 太平洋島嶼国へのOSA適用は初めてで、米国と中国が覇権を争う戦略的要衝で、対中抑止力を高める狙いがある。
2023.12.16
 13:22
共同通信

(Yahoo)

日マレーシア、外務・防衛戦略対話立ち上げ <2401-121607>
 日本とマレーシアの首脳が16日、安全保障協力を推進するため、外務防衛当局間の戦略対話立ち上げで合意し、幅広い協力分野を盛り込んだ共同声明も発表した。
2023.12.16
 12:42
共同通信

(Yahoo)

マレーシアへの救難艇供与で合意 首相、同志国軍支援を適用 <2401-121605>
 岸田文雄首相とマレーシアのアンワル首相が16日の会談で、日本が同志国軍を支援する枠組み政府安全保障能力強化支援 (
OSA) を適用してマレーシア軍に救難艇を供与すると合意した。
 外務省によると、マレーシア軍支援のOSAは4億円で、警戒監視に使うUAVも提供する。
2023.12.15
 13:04
共同通信

(Yahoo)

装備輸出緩和へ議論再開を 首相、自公実務者に要請 <2401-121507>
 岸田首相が15日、防衛装備品の輸出ルール緩和を議論する自民、公明両党の実務者と官邸で会い、「残された課題がいくつかある。 年明け早々にしっかり議論してほしい」と語り、協議の早期再開を要請した。 面会後、実務者協議座長を務める自民の小野寺安全保障調査会長が明らかにした。
 実務者は、外国企業の許可を得て日本企業が製造するライセンス生産品に関し、ライセンス元の国への輸出を可能とする提言内容を説明したのに対し首相は、政府としてしっかり受け止めると述べ、輸出ルールを定めた防衛装備移転三原則と運用指針の改定作業を進める考えを示した。
2023.12.15
 07:01
讀賣新聞

(Yahoo)

中国とロシアの爆撃機など17機、日本周辺を飛行…航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応 <2401-121503>
 防衛省が14日、中国とロシアの軍用機17機(推定含む)が同日午前から午後にかけて、東シナ海と日本海上空を飛行したと発表した。
 統合幕僚監部によると、中国のH-6 2機が東シナ海から日本海上空に入り、ロシアのTu-95 2機と合流し、東シナ海に向けて共同で飛行した。
 その際、中露の戦闘機などが一部の区間で爆撃機と共同飛行した。 航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応したが、領空侵犯はなかった。
 両軍機が共同飛行するのは6月以来で、2023年3回目となる。
2023.12.15
 05:00
朝日新聞

(Yahoo)

国産の長射程ミサイル配備、26年度から1年前倒しへ 防衛省 <2401-121502>
 防衛省が、国産の長射程ミサイルの配備を令和8年度から7年度に1年前倒しする方向で最終調整に入った。 日本への攻撃に着手した相手国を攻撃する敵基地攻撃能力(反撃能力)に位置づけるもので、軍備増強を続ける中国を念頭に、配備を急ぐ必要性が高いと判断したとみられる。
 防衛省が配備を前倒しするのは、陸上自衛隊が運用している国産の12式地対艦誘導弾の能力向上型射程を200kmから1,000kmに伸ばしたもので、5年度に量産を開始しており、8年度に配備を開始する方針だった
 地対艦誘導弾連隊は現在、北海道、青森県、熊本県にあるが、5年度末には沖縄県、6年度末には大分県にそれぞれ新編され、全国で7連隊態勢になる。
2023.12.14
 19:27
産経新聞

(Yahoo)

尖閣周辺の中国公船確認 過去最多年間337日 実効支配へ「情報戦」強化 <2401-121413>
 尖閣周辺で14日、中国海警局艦4隻が接続水域を航行しているのが確認された。 2023年に接続水域への航行が確認されたのは337日となり、2012年の尖閣国有化以降で過去最多を更新した。
 海上保安庁によると、中国艦による接続水域への航行は尖閣国有化以降に急増し2010年以降は4年連続で年間300日を超え、2023年3月には領海に侵入した中国艦4隻が日本漁船の動きに合わせるように航行し、領海侵入時間は過去最長の80時間36分に上った。
2023.12.14
 14:57
産経新聞

(Yahoo)

米高官 北ミサイル情報の即時共有システム「数日内に稼働見込み」 <2401-121408>
 米国家安全保障会議 (NSC) インド太平洋部長のラップフーパー氏が13日にワシントン市内の講演で、北朝鮮が発射するBMの情報を日米韓で即時共有するシステムが数日内に稼働する見込みだと明らかにした。
2023.12.14
 12:40
共同通信

(Yahoo)

次期戦闘機共同開発へ国際機関 日英伊防衛相が条約署名 <2401-121407>
 日英伊3ヵ国国防相が14日、次期戦闘機の共同開発に向け、企業側との契約などを担う国際機関を設立する条約に署名し、2035年度までの開発完了と配備開始を目指し連携を確認した。
 機体設計は三菱重工業と英国のBAE Systems社、イタリアのLeonard社でつくる共同企業体(JV)が担当する。
2023.12.14
 00:30
テレ朝 News

(Yahoo)

防衛装備品の輸出ルール緩和 与党が提言まとめる 「ライセンス生産品」の輸出拡大へ <2401-121401>
 防衛装備品の輸出制限の緩和に向け、自民党と公明党は日本で製造したライセンス生産品についてライセンス元の国への輸出を可能とすべきとする提言をまとめた。 また、ライセンス元の国から第三国にも条件付きで輸出が可能としていて、殺傷能力のある装備品については戦闘中の国や地域を対象外とすることが条件となっている。
 一方で、日本から第三国への輸出公明党内に慎重な意見が強く、盛り込まれなかった
 また、イギリス、イタリアと共同開発する次期戦闘機に関する輸出ルールや、掃海や救難など輸出可能な5つの分野を定めたいわゆる5類型の扱いを巡っては、与党間で折り合いがつかず、結論は年明けに先送りすることになった。
2023.12.13
 15:00
讀賣新聞

(Yahoo)

次期戦闘機開発、日英伊が数百人の政府職員派遣で最終調整…国際機関「GIGO」設立で合意へ <2401-121313>
 日英伊3ヵ国が14日に東京都内で国防相会談を開き、次期戦闘機の共同開発に向け、国際機関GIGOの設立で合意する。 GIGOは3ヵ国の代表からなる運営委員会実施機関で構成され、実施機関の初代トップには日本人が就任し、組織の本部は英国に設置する。 3ヵ国で計数百人の政府職員を派遣する方向で最終調整している。
 複数の政府関係者が、防衛省は職員を派遣するための職員派遣処遇法改正案を2024年の通常国会に提出することを明らかにした。
 日本が防衛装備品の共同開発を巡り、多国間で作る国際機関の設立に参画するのは初めてで、日本による国際機関への政府職員の派遣としては、異例の規模となるとみられる。
2023.12.13
 11:20
日刊工業新聞

(Yahoo)

売上高1兆円へ…三菱重工「防衛事業」急拡大、今後の焦点は? <2401-121310>
 三菱重工業の防衛事業が急拡大期に入る。 政府が国防強化のため防衛予算を大幅に増やすことを背景に受注が伸びており、2027年3月期まで宇宙を含む事業売上高を現状の2倍の1兆円規模に拡大する計画だ。
 日英伊3ヵ国による次期戦闘機共同開発への参画という長期の重要案件にも取り組むが、人員や投資を順調に増やし急拡大に対処できるかが焦点となる。
2023.12.12
 17:49
共同通信

(Yahoo)

防衛拠点へ32空港・港整備 有事の自衛隊展開に備え、9道県 <2401-121209>
 関係者が12日、政府が防衛力強化の一環として有事の際に自衛隊や海上保安庁が行う部隊展開や国民保護活動に備えて整備する特定重要拠点空港・港湾について、当面の候補に北海道や沖縄など9道県の32ヵ所を選んだことを明らかにした。 近く関係閣僚会議を開き、調整状況を確認する。
 関係者によると、32ヵ所は北海道、福井、香川、高知、福岡、長崎、熊本、鹿児島、沖縄の9道県の13空港、19港湾で、南西諸島防衛を想定して西日本が大半を占め、自衛隊部隊が多く配置されている北海道が続いた。
 最多の沖縄は与那国、宮古、久米島など7空港と石垣、那覇など5港湾の12施設で、北海道は釧路空港と、留萌、室蘭など5港湾とした。
 福井の敦賀港は、周辺に多く立地する原発の防護も念頭にあるとみられる。
2023.12.12
 17:19
共同通信

(Yahoo)

川崎重工業、防衛売上高7千億円 2030年度、安保強化で受注増 <2401-121208>
 川崎重工業が12日に東京都内で経営計画説明会を開き、2030年度に防衛事業の売上高が5,000億~7,000億円になるとの見通しを公表した。
 国家安全保障の強化を背景に、対空ミサイル用エンジンなどの受注増を見込んだもので、防衛事業の利益率は2027年度をめどに10%以上とし、橋本社長は既に見えていると述べた。
2023.12.09
 21:00
共同通信

(Yahoo)

尖閣諸島で「戦争恐れず」 中国軍中将、異例の言及 <2401-120907>
 中国で
PLAに政策提言しているのシンクタンク軍事科学院の元副院長何中将が9日までに共同通信の単独取材に応じ、尖閣諸島を巡り「戦争を望まないが恐れない」と明言した。
 軍関係者が尖閣を巡り「戦争」に言及するのは異例で、将来の領有権奪取の強い意志が鮮明になった。
 また、台湾武力統一に踏み切った場合、尖閣を同時に作戦対象とする可能性にも含みを持たせた。
2023.12.08
 17:09
時事通信

(Yahoo)

尖閣に「関心ある」8割 内閣府調査で過去最高 <2401-120811>
 内閣府が8日、尖閣諸島に関する世論調査の結果を発表した。
 尖閣に対して「関心がある」「どちらかと言えば関心がある」との回答は計78.4%で、調査方法が異なるため単純比較はできないが2019年に行われた65.9%の前回調査から12.5ポイント増え、過去最高となった。
 「関心がない」「どちらかと言えば関心がない」は計19.5%で、「尖閣諸島を知らない」は1.8%だった。
2023.12.07
 15:01
南日本新聞

(Yahoo)

新造の巡視船ゆみはり、鹿児島港に到着 6000トン級6隻体制は全国最多 鹿児島海保、尖閣諸島周辺の警備強化 <2401-120710>
 鹿児島市の鹿児島港に6日、鹿児島海上保安部ヘリコプター搭載型の新造巡視船ゆみはり (6,000t) が初入港した。 緊張が続く尖閣諸島周辺領海の警備体制強化などに対応する。
 同保安部には6,000t型大型巡視船が全国の海保で最多の5隻が所属しており、ゆみはりの就役で6隻体制となる。
 ゆみはりは全長140m、定員60名で、遠隔操作可能な放水銃や監視採証装置、40mm、20mm機関砲などを装備し、ヘリを2機搭載する。
2023.12.07
 13:06
Taiwan News More Japanese than Taiwanese consider China major threat <2401-120709>
 Pew Research Center(註:米国)が11月5日に発表した6月から9月に実施した世論調査によると、中国を大きな脅威とみなす日本人の割合が台湾より高く、台湾では民進党の支持者が国民党や無党派層よりも中国を深刻な脅威とみなす傾向が強いことが分かった。
 それによると中国の脅威を大と見る割合は以下の通りであった。
 ・日本: 76%
 ・台湾: 66%
 ・韓国: 64%
 ・香港: 48%
2023.12.07
 11:42
乗りもの
 ニュース

(Yahoo)

海自の次期潜水艦は形が変わる? ミサイル「垂直発射」も視野に研究中 <2401-120707>
 防衛装備庁は、2023年11月に開催した「防衛装備庁技術シンポジウム2023」の資料を公表した。 その中で潜水艦について、新装備や新技術を踏まえた「従来にない船体形状・構造への変更」も視野に入れて研究を行っていることを明らかにした。
 政府は2022年12月に発表した防衛力整備計画に、
VLSを装備した潜水艦を開発することを盛り込んでいる。
 VLSを装備した潜水艦は、ミサイルを比較的多く搭載できたり、短時間で連続発射できるメリットがありますが、一方で大型の船体が必要になるほか、射撃管制システムが複雑になるなどのデメリットもある。
【註】
 米海軍は Tomahawk Block Ⅲの次の世代となる Tomahawk Block Ⅳ(Tactical Tomahawk)に、Tomahawk Block Ⅲの半分の価格を要求した。 このため潜水艦からの発射をVLSだけに限った。
 ただ英海軍からの要望で魚雷発射管からの発射方式も残したが、このために英海軍向けにはカプセル装填発射方式を採用した。
 今後装備されるTomahawk Block Ⅴは、現在配備されているTomahawk Block Ⅳに対艦用シーカを取り付けたもので、発射方式はomahawk Block Ⅳと同じである。
2023.12.07
 09:24
宮崎日日新聞

(Yahoo)

防衛省、新田原基地拡張計画 PAC3 訓練など想定 <2401-120705>
 防衛省が航空自衛隊新田原基地の隣接地に新たな大規模用地を取得し、基地拡張を計画していることが6日に同省などへの取材で分かった。
 PAC-3の機動展開訓練や物資の集積場を確保することなどが目的で、取得予定地は同基地北西の十文字地区の一部など25ha(註:500m×500m規模)程度で、関連経費を令和5年度予算に計上している。
2023.12.07
 04:10
八重山日報

(Yahoo)

議員時代に防衛力増強要請 公明、玉城知事批判「保身」 <2401-120702>
 6日の沖縄県議会代表質問で公明党の金城県議が、玉城知事が衆院議員だった2012年3月16日の衆院安全保障委員会で、政府に南西諸島の防衛力増強を要請していたと指摘した。
 玉城氏は知事就任後に衆院議員時代とは発言を一転させ、沖縄での抑止力強化に反対する言動を繰り返している。
 国会議事録によると、玉城氏は衆院安全保障委員会で、沖縄の自衛官数について「6,500人で東西千㌔、南北百㌔を守ろうというのは、そこにもっと国力としての力を注ぐべき」と訴えた。 「日米沖縄という形で、日米同盟の深化へ協力していく姿勢を示してほしい」、「自衛隊のさらなる増強、人員の確保、装備の更新などは欠かせない」とも発言していた。
 金城県議は「知事は自己保身をしているようにしか思えない」と批判した。
2023.12.06
 21:50
TBS News

(Yahoo)

トルコ政府、日本のクルド系団体の資産凍結決定「反政府組織と関連」主張 <2401-120615>
 トルコ政府が11月29日付けの官報で、日本国内に拠点を置くクルド系の2団体が反政府組織と関連しているとして、トルコ国内の資産凍結を公示した。
 資産凍結の対象とした理由については、トルコ政府がテロ組織に指定しているPKKと関連しているとしている。
 トルコ政府がトルコ国内の資産凍結の対象となったのは、日本に拠点を置く「日本クルド文化協会」「クルディスタン赤月」を含む海外20の法人と62人の個人で、団体側は反発している。
2023.12.06
 17:52
共同通信

(Yahoo)

政府、ジブチを邦人保護の拠点化 自衛隊の活動装備を集積へ <2401-120612>
 関係者が6日、政府が中東情勢の緊迫化などで近年、邦人退避任務が増加していることから、ジブチにある自衛隊の活動拠点を邦人の保護や輸送が必要になった場合に活用するため整備する方針を固めたことを明らかにした。 近く現地部隊の任務への追加を閣議決定し、ジブチ政府と協議の上、2023年1月から実施する。
 ソマリア沖アデン湾での海賊対処活動のため開設したジブチの拠点に必要な装備を備蓄し、迅速に活動できるよう備える必要があると判断した。 邦人保護や退避に必要な装備品の集積・管理の他、平時からの情報収集や他国部隊との交流を強化し、任務を円滑に実施できるようにする。
2023.12.06
 08:34
ロイタ通信

(Yahoo)

アングル:台湾避難民に身構える与那国島、見えない政府計画 <2401-120604>
 ベトナム戦争終結から2年経った1977年でもなお混乱するベトナムから大量の人々が流出し、与那国島にも113人が小さな船で海を2,000km渡り辿り着いた。
 それから50年、与那国島は避難民がやって来るリスクに再び向き合いつつある。
 人口1,700人程度の与那国島には、条件が良ければ目視できる台湾から避難民が押し寄せる可能性があるが、台湾海峡は緊張が高まっているのに避難民を受け入れる準備は整っていない
2023.12.05
 20:47
時事通信

(Yahoo)

南シナ海対策でスービック港拡張 日本から大型巡視船調達 比 <2401-120510>
 海上保安庁が11月、フィリピン沿岸警備隊に総額PHP30B(798億円)の円借款大型警備艦5隻を引き渡すことで合意し、2027年に1隻目が引き渡される予定であるが、フィリピン沿岸警備隊は5日、ルソン島のスービック港をこの全長97mの大型警備艦が利用できるよう拡張すると発表した。
 南シナ海で覇権主義的な動きを強める中国に対処するための措置という。
2023.12.05
 10:03
毎日新聞

(Yahoo)

米、商船護衛強化を友好国と協議 紅海でフーシ派の攻撃相次ぐ <2401-120504>
 国家安全保障問題を担当するサリバン米大統領補佐官が4日の記者会見で、紅海南部でイエメンのフーシ派による商船への攻撃が相次いでいることを受けて、艦船による商船の護衛強化について友好国と協議していると明らかにした。
 紅海はスエズ運河を介して欧州とアジアをつなぐ重要な国際航路となっており、米軍主導の国際的な統合任務部隊による護衛の枠組みが念頭にあるとみられる。
2023.12.04
 07:06
時事通信

(Yahoo)

宇宙安保枠組みに日本初参加 多国間連携強化へ前進 「情報共有で監視能力増強」 <2401-120406>
 関係者への取材で3日、ベルリンで開かれる米英など7ヵ国による宇宙安全保障協力の枠組み連合宇宙作戦 (
CSpO) 計画の会議に、日本が初めて出席することが分かった。 会議では、日本が目指すCSpO正式加入が議題の一つになる見通しで、6日から開かれる会議には、防衛省と航空自衛隊の代表者が出席する。
 2014年に創設されたCSpOは、国家機密情報を共有する米英など英語圏5ヵ国のFive Eyesにフランスとドイツを加えた7ヵ国で構成され、宇宙空間の脅威を監視・追跡する宇宙領域把握 (SDA) 情報の共有のほか、参加国の宇宙専門部隊の訓練などを行い、多国間で連携することで紛争を抑止し、責任ある宇宙空間の利用を目指している。 日本はCSpO加入が決まれば、宇宙空間における脅威を常時把握する上で大きな一歩となる。
2023.12.03
 01:16
共同通信

(Yahoo)

日仏、新ロードマップ合意 経済安保、防衛で協力拡大 <2401-120301>
 岸田首相が2日(日本時間3日未明)、訪問先のUAEでマクロン仏大統領と電話会談し、会談後に両国の経済安全保障や防衛協力拡大を盛り込んだ、2027年までの幅広い協力目標を定めた新たなロードマップを発表した。
 覇権主義的な行動を強める中国をにらみ、インド太平洋地域の国際秩序維持に決意を表明し、フランスがインド太平洋地域に領土を持つ点を踏まえ「共にインド太平洋国家として、地域の安全と繁栄の維持に向けて緊密に連携する」と明記すると共に、台湾海峡の平和と安定が重要だとして、両岸問題の平和的解決を促した。
2023.12.02
 18:19
産経新聞

(Yahoo)

岸田首相、欧州委員長と経済安保協力で一致 ガザ情勢でも意見交換 <2401-120211>
 UAEのドバイを訪問中の岸田首相が2日にEUのフォンデアライエン欧州委員長と会談し、安全保障や経済安全保障分野での協力を更に深めることで一致した。
 ガザの状況やロシアによるウクライナ侵略などを巡って意見交換し、緊密に連携していくことでも一致した。
2023.12.02
 17:56
産経新聞

(Yahoo)

日独の共同訓練を円滑化 物品役務相互提供協定の締結、実質合意 <2401-120210>
 日独両政府が2日、自衛隊とドイツ軍が物資を融通し合う物品役務相互提供協定 (
ACSA) を締結することで実質合意した。
 日本のACSA締結相手国はこれで7ヵ国目となる。
2023.12.02
 14:52
讀賣新聞

(Yahoo)

防衛装備品の輸出緩和巡り公明党の態度硬化…自民中堅「溝が深く、落とし所が見通せない」 <2401-120209>
 防衛装備品の輸出緩和を巡り、公明党が態度を硬化させている。 公明党には平和の党として存在感を発揮する狙いがあり、年内決着を目指す自民党には困惑が広がっている。
 公明の石井幹事長は1日の記者会見で「第三国への輸出はこれまでのあり方を大きくはみ出すものでも慎重であるべきだ」と述べ、国際共同開発する装備品の第三国移転に慎重姿勢を示した。 高木政調会長も11月22日の記者会見で同様の認識を示しており、石井氏は高木氏と自らの発言が「党の正式見解だ」と言い切った。
 石井幹事長が念頭に置くのは、日本が英国、イタリアと3ヵ国で開発を進める次期戦闘機で、現在の防衛装備移転3原則の運用指針では、共同開発国以外に輸出できない。
 装備品の輸出は相手国との関係を強化し、軍備増強を図る中国への抑止力強化につながるとの観点から、政府は2022年末改定の国家安全保障戦略で、現行指針の見直しを明記した。
【註】
 政府自民党が決して譲れないことが分かっている、既に開発に入っている次期戦闘機の第三国への輸出を問題として持ち出してきた公明党の真意は何であるかが問題である。
2023.12.01
 18:36
日経新聞 独戦闘機を来年日本へ派遣 駐日大使、防衛相に伝達 <2401-120115>
 木原防衛相が1日にフォンゲッツェ駐日独大使と防衛省で会談し、フォンゲッツェ大使は2024年にEurofighterを日本に派遣する予定だと伝えた。 実現すれば2022年9月に来日し、航空自衛隊と共同訓練を行って以来2回目となる。
 会談で木原防衛相は緊密に連携したいと表明したのに対しフォンゲッツェ大使は「インド太平洋においての日独のパートナーシップをさらに強固にする必要がある」と応じ、海軍のフリゲート艦や補給艦も日本へ派遣する考えを示した。
2023.12.01
 17:55
日経新聞 欧州の無人機開発 防衛省、技術取得へオブザーバー参加 <2401-120113>
 防衛省が1日、欧州諸国が参加するUAV開発計画オブザーバー参加すると発表した。
 同計画を管理する国際機関から承認を得たためで、
MALE UAVの開発や運用に関する知見や技術の取得をめざす。
2023.12.01
 16:43
時事通信

(Yahoo)

自衛隊のサイバー人材育成へ 元統幕長らが団体設立 <2401-120111>
 サイバー攻撃に対処する防衛省・自衛隊の人材育成を後押しする一般社団法人サイバー安全保障人材基盤協会の設立発起会が1日に横須賀市で開かれた。
 発起人には斎藤隆元統合幕僚長、中村格前警察庁長官や総務、経済産業、防衛各省の事務次官経験者が就任し、東芝、日立製作所、NTTなどが加盟した。
2023.11.29
 21:10
共同通信

(Yahoo)

米以外にも武器弾薬提供へ 外国ライセンス生産品、戦地除外 <2312-112906>
 防衛装備品の輸出ルール見直しに関する自民、公明両党の実務者協議は29日、外国企業の許可を得て日本企業が製造するライセンス生産品を巡り、ライセンス元の国の同意があれば第三国への輸出を認める方針で一致した。 ただ「武力攻撃が発生している国は除く」として、ウクライナやイスラエルは対象外とすると関係者が明らかにした。
 自公はこれまで米国などライセンス元国への輸出に関し議論してきたが、さらに第三国への提供も認め、大幅緩和に踏み切る。
2023.11.29
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

JAXA にサイバー攻撃か、宇宙開発の「機微」閲覧の恐れ…警察から連絡受けるまで気づかず <2312-112902>
 複数の関係者への取材で、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が2023年夏頃にサイバー攻撃を受けていたことがわかった。
 侵入を許した時期は夏頃だったとみられているが、JAXAは警察から連絡を受けるまで不正アクセスに気づいておらず、連絡を受けて所管省庁の文部科学省に報告し、本格的な調査が始まった。
 組織内のネットワークを一元管理する中枢サーバー (Active Directory : AD) が不正アクセスを受け、日本の宇宙開発に関する機微な情報を自由に閲覧できた恐れがある。 JAXAは政府や警察と連携し、全容解明を急いでいる。
2023.11.28
 18:48
テレ朝 News

(Yahoo)

海自護衛艦周辺に弾道ミサイル アデン湾で英国タンカー乗っ取り事案を調査中 <2312-112805>
 海上自衛隊によると、26日にアデン湾で英国の民間貨物船が何者かの襲撃を受けたため、海上自衛隊の護衛艦が米海軍の駆逐艦などと現場に急行して情報収集などをしていた際に、周辺海域にBMが発射されたたが、BMは護衛艦から18km(註:10nm以上離れた海域に着弾したため被害はなかったという。
 海上自衛隊は安全上の懸念を生じさせることはなかったとして、引き続きアデン湾での海賊対処活動を行う方針である。
2023.11.27
 21:45
朝日新聞

(Yahoo)

乗っ取られたイスラエル系タンカーの解放、米駆逐艦を海自が支援か <2312-112714>
 米中央軍が、イエメン沖で26日にイスラエルに関係するタンカーが武装勢力に一時乗っ取られたが、米海軍の駆逐艦が介入しタンカーは解放されたと発表した。 作戦にあたり、アデン湾で海賊対処にあたっている海上自衛隊の護衛艦が駆逐艦を支援したという。
 27日未明には、この駆逐艦から10nmのアデン湾にBM 2発が着弾したが被害はなかったという。
 イエメン沖の紅海では19日も、日本郵船が運航する貨物船がフーシに拿捕される事件があった。
2023.11.27
 19:54
時事通信

(Yahoo)

ベトナムに防衛装備供与へ 日越首脳、関係格上げで一致 <2312-112713>
 岸田首相が27日、ベトナムのボー・バン・トゥオン国家主席と首相官邸で会談し、日本が同志国に防衛装備品の供与などを行う政府安全保障能力強化支援 (
OSA) の枠組みでベトナムを支援していくことを確認した。
 また、外交関係樹立50周年の節目を迎えた今年、両国関係を「包括的戦略的パートナーシップ」に格上げすることで合意した。
2023.11.26
 22:55
時事通信

(Yahoo)

日米韓が海上合同訓練 対北朝鮮、原子力空母参加 <2312-112606>
 韓国海軍が26日、21日に軍事偵察衛星を打ち上げるなど核やミサイル能力を高度化させる北朝鮮に抑止力を誇示して牽制する狙い、済州島東南洋上で米空母Carl Vinsonや自衛艦が参加した日米韓3ヵ国の合同演習を実施したと発表した。
2023.11.26
 04:00
八重山日報

(Yahoo)

尖閣周辺に中国船2隻 113日連続 <2312-112601>
 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域では25日15:00現在、中国海警局艦2隻が航行している。 2隻は海警1302と、機関砲らしきものを搭載した海警1303という。
 尖閣周辺で中国船が航行するのは113日連続になった。
2023.11.24
 18:30
日経新聞 「宇宙戦略基金」創設へ JAXA法改正案が衆院通過 <2312-112409>
 宇宙航空研究開発機構 (JAXA) に新たに宇宙戦略基金を設け、企業の技術開発支援を可能にするJAXA法改正案が24日の衆院本会議で可決され衆院を通過した。
 政府は国内の宇宙産業の市場規模を2020年の4兆円から2030年代早期に8兆円に倍増させることを狙っている。
2023.11.24
 18:30
日経新聞 防衛装備輸出の支援基金、運用法人の公募始まる 防衛省 <2312-112408>
 防衛省が24日、防衛装備の開発生産や輸出を支援する基金の運用を担う法人の公募を同日に始めたと発表した。 2024年1月22日まで募る。
 選定法人は10月に施行した防衛産業の基盤強化法に基づき400億円の基金を運用する。
2023.11.24
 15:10
日刊工業新聞

(Yahoo)

次期戦闘機と連携・協調する無人機、防衛省が進める研究の現在地 <2312-112407>
 防衛省次期戦闘機と連携協調して活動するUAVの研究を進めている。 UAVにAIやセンサーを搭載し、パイロットが操縦する機体を側面支援し、味方の機数不足を補うことなど、運用方法に関する案が複数出されている。
2023.11.24
 07:04
時事通信

(Yahoo)

防空ミサイル輸出、解禁案浮上 5類型に追加検討 自民 <2312-112401>
 関係者が23日、防衛装備品の輸出ルール緩和を検討する自民党で、防空分野を解禁する案が浮上したことを明らかにした。
 同党は現行制度で輸出が認められた救難や輸送など5類型の撤廃を求めているが、公明党が慎重なことから、項目追加にとどめることも視野に調整を進める。
2023.11.23
 17:06
北國新聞

(Yahoo)

F35A 2隊目を容認 小松基地周辺協、市長に伝達 <2312-112305>
 航空自衛隊小松基地周辺の105町内会でつくる小松飛行場周辺整備協議会(周辺協)が22日に小松市公会堂で理事会を開き、同基地に2隊目となるF35-A飛行隊を配置する計画について容認することを決め、宮橋勝栄市長に伝達した。
2023.11.22
 22:15
産経新聞

(Yahoo)

官民連携でサイバー防衛強化へ 12月に業界5社が新団体設立 <2312-112215>
 サイバー防衛人材の育成を官民連携で強化するため、NTTなど大手通信事業者5社が12月1日に新たに民間団体を設立することが22日に分かった。 防衛省や自衛隊、総務省などの事務次官経験者ら5人が働きかけていたもので、産業界の人材を結集し、政府と連携してサイバー防衛能力の強化を進める。 サイバー防衛分野での人材育成団体は前例がない。
 設立するのは一般社団法人サイバー安全保障人材基盤協会で、理事長には情報通信に詳しい林情報セキュリティ大学院大元学長が就く。 専門人材を育成する「サイバー教育部」が年度末に新設される陸上自衛隊教育施設など研究機関が集積する横須賀市に拠点を置く。
2023.11.22
 17:01
Bloomberg

(Yahoo)

三菱重工の防衛事業、24-26年度に年1兆円規模へ倍増-中期防拡大で <2312-112211>
 三菱重工業が防衛事業説明会で22日、政府の防衛力整備計画拡充に伴い同社の防衛事業の規模が令和6~8年度の中期経営計画の期間中に年1兆円へ倍増する見通しを明らかにした。
 航空機や艦艇を含む防衛宇宙セグメントの売上高は、4年度までの過去20年間は5,000億円規模で推移していたが、9年度からの3年間では年間1兆円を超えると見込んでいる。
2023.11.20
 15:00
讀賣新聞

(Yahoo)

海上保安庁の無人機、拠点を青森から北九州空港に移転へ…2機増の5機で沖縄・尖閣諸島の監視強化 <2312-112007>
 政府は、海上保安庁が装備するSea Gurdianの拠点を令和6年度末までに現在の青森県から福岡県の北九州空港に移転する方針を固めた。 北九州空港は瀬戸内海西端の人工島に立地する24時間の離着陸が可能な海上空港で、敷地内に海保北九州航空基地がある。
 運用機数も7年度中に2機増の5機とし、複数の海域を常時監視できる体制へと拡充し、中国船の領海侵入が相次ぐ尖閣諸島周辺などを念頭に監視能力を強化する。
2023.11.20
 11:21
讀賣新聞

(Yahoo)

13兆円の補正予算案、午後の衆院本会議で審議入り…政府は今月中の成立目指す <2312-112005>
 政府は20日午前に物価高対応などを盛り込んだ経済対策の財源の裏付けとなる令和5年度補正予算案を国会に提出した。
 一般会計の歳出総額は13兆,992億円で、同日午後の衆院本会議で審議入りする。 政府・与党は11月中の成立を目指している。
【註】
 令和5年度補正予算案に防衛省からは、自衛隊の運用態勢の早期確保に3,448億円、米軍再編の着実な実施に3,169億円など、8,130億円が盛り込まれた。
令和5年度補正予算案の概要(防衛省)】
2023.11.19
 11:10
日刊工業新聞

(Yahoo)

川重が初投入、無人ヘリコプター新型実証機の性能 <2312-111904>
 川崎重工業が長野県伊那市からの受託で、VTOL UAV実証機K-RACER-X2の同市内のスキー場で飛行試験を実施した。 受託事業は山小屋への物資輸送が目的で、今回2機目の実証機で飛行試験への投入は初となる。 令和8年度に完成機の量産と商用化を目指す。
 メインロータの直径を従来実証機より2m長くしたことなどにより、輸送能力を従来実証機の2倍に高め、海抜0mの場合200kg3,100mの場合100kgを輸送でき、航続距離は100km以上という。
【註】
 K-RACER-X2はKHIが開発したK-RACER VTOL UAVを山岳地仕様にしたもので、メインロータの直径を5mから7mに延ばしている。
 全長は1.9mで、エンジンはハイオクガソリンを燃料にしたレシプロを使い、滞空能力は1時間以上という。
2023.11.18
 05:37
時事通信

(Yahoo)

米政府、日本へのトマホーク売却承認 最大200発、3500億円規模 <2312-111803>
 米政府が17日、日本へのTomahawk売却を承認し、議会に通知したと発表した。 総額約$2.35Bに上る。
 今回承認されたのはBlock Ⅳ 200発だが、政府はこの他にBlock Ⅴも200発導入する方針である。
【註】
 Tomahawk Block ⅤはTomahawk Block Ⅳに対艦用シーカを取り付けたもので、かつてはTomahawk Block Ⅳ MSTと呼ばれていたが2019年初期にTomahawk Block Ⅴと命名され、米海軍は全てのTomahawk Block ⅣをTomahawk Block Ⅴに換装すると報じられている。
【関連記事:2002-012207 (USNI 2020.01.22)】
2023.11.17
 18:17
共同通信

(Yahoo)

自公、防衛装備品の部品の輸出容認を確認 <2312-111710>
 防衛装備品輸出ルール見直しに関する自民、公明両党実務者協議が17日、装備品の部品について輸出可能とする方向性を確認した。
 殺傷能力がある武器の一部でも、部品自体に殺傷力がなければ輸出を容認する。
2023.11.16
 18:10
共同通信

(Yahoo)

陸自、豪特殊部隊と実動訓練 「ノウハウ共有」 <2312-111616>
 陸上自衛隊が16日、習志野駐屯地に駐屯する陸自唯一の特殊部隊である特殊作戦群が9月、豪陸軍の特殊作戦軍との実動訓練をオーストラリアで実施したと発表した。 陸自によると、特殊作戦に関する調整や計画の作成に加え、狙撃、水路潜入、至近距離からの射撃などの手順を確認した。
 両隊の共同訓練は平成27年度から実施しており今回が7回目だった。
2023.11.15
 19:52
時事通信

(Yahoo)

ライセンス元への輸出容認 防衛装備完成品、自公で一致 <2312-111510>
 自民、公明両党が15日、防衛装備品輸出の拡大を検討する実務者協議を国会内で開き、ライセンス生産品について、ライセンス元の国への完成品輸出を認める方向でおおむね一致した。
 輸出先の国から第三国への移転については、一定の制限を設けるべきだとの意見が出され、今後、詳細を詰める。 ライセンス元と異なる国への直接移転に関する議論は先送りされる見通しである。
2023.11.15
 17:27
朝日新聞

(Yahoo)

バングラデシュ軍に警備艇提供 OSA適用2例目、抑止力向上を支援 <2312-111508>
 外務省が15日、同志国軍に防衛装備品などを提供する政府安全保障能力強化支援 (
OSA) で、バングラデシュ海軍に警備艇4隻(計5億7,500万円相当)を提供することで両国が合意したと発表した。
 日本は2023年4月にOSAを導入し、適用の正式決定は11月のフィリピンへの沿岸監視レーダー5基(計6億円相当)に続き2例目となる。
2023.11.15
 13:01
讀賣新聞

(Yahoo)

空自のレーダー計画「生活の安心につながる」…沖縄県北大東村、容認派後継が新村長に <2312-111507>
 航空自衛隊の移動警戒管制レーダ配備計画がある沖縄県北大東村で14日に村長選が告示され、計画を容認する村長が後継指名した鬼塚前副村長が無投票で初当選した。
 鬼塚氏は当選後、報道陣の取材に自衛隊と協力していく考えを示した。 防衛省は村内で候補地の調査中で、新村長が受け入れ表明すれば建設に着手する。
2023.11.14
 19:12
テレビ
 せとうち

(Yahoo)

海上自衛隊の護衛艦「ゆうべつ」/玉野市の造船所で命名・進水式 <2312-111413>
 海上自衛隊のもがみ型護衛艦8番艦の進水式が11月14日に玉野市の造船所で行われ、ゆうべつと命名された。
 令和6年度に防衛省へ引き渡される。
2023.11.14
 15:13
日経新聞 衛星・通信、民間先端技術の安保活用促す 防衛省シンポ <2312-111410>
 防衛省が14日、都内で防衛産業への参入を促すイベント「技術シンポジウム」を開いた。
 従来は陸海空の各自衛隊の装備量産などを促進する内容が目立ったが、今回は現代戦に不可欠な人工衛星や高速通信に詳しい専門家を招くなど民間が持つ最先端技術の安全保障分野への活用を促し、防衛省次世代装備研究所の鈴木茂所長も演説した。
2023.11.12
 18:09
時事通信

(Yahoo)

ミサイル情報、12月に共有開始 対北朝鮮、日米韓防衛相が会談 <2312-111202>
 木原防衛相が12日、訪韓中のオースティン米国防長官韓国の申国防相とオンラインで会談し、北朝鮮のBM情報を日米韓3ヵ国で即時共有するシステムについて、12月中の運用開始を確認した。 各国防相は、即時共有に向けた調整が最終段階を迎えているとの認識を共有し、作業を加速させることで一致した。
 また、日米韓の共同訓練の定例化に向け、年末までに複数年にわたる訓練計画を策定する方針も確認した。
 日米、米韓はミサイル情報をシステムを通じリアルタイムで共有しているが、日韓は事後共有にとどまってきた。 3ヵ国の即時共有によりミサイルの探知や分析の精度が高まると期待される。 日米韓首脳は2022年11月の会談でミサイル情報の即時共有に合意していた。
2023.11.10
 21:23
日経新聞 防衛装備のライセンス生産、完成品も輸出容認 与党一致 <2312-111009>
 防衛装備の輸出拡大に向けた制度改正を検討する与党の作業部会は10日、国会内で会合を開き、ライセンス生産品について部品に加え完成品も輸出を認めるべきだとの認識で大筋で一致した。
2023.11.10
 02:22
Defense News

(Yahoo)

US, Japan navies stage aircraft carrier meetup in Western Pacific <2312-111001>
 米海軍空母2隻が先週末に海上自衛隊のDDHフィリピン海で演習を行った。
 11月4日から8日にかけてフィリピン海で行われたMulti-Large Deck Event演習にはCarl VinsonRonald Reagan、及びひゅうがが参加した。
2023.11.09
 21:20
共同通信

(Yahoo)

28年までに巡視船5隻調達 比大統領承認、日本が援助 <2312-110910>
 フィリピン国家経済開発庁のバリサカン長官が9日、沿岸警備隊が使う全長97mの大型警備艦5隻日本から2027~2028年に追加調達する方針だと発表した。
 契約額はMXN29.3B億ペソ(約790億円)で、日本から政府開発援助(ODA)の円借款を受けるもので、マルコス大統領が開いた政府会合で正式に承認した。
 日本は2022年にフィリピン沿岸警備隊で最大となる全長97mの警備艦2隻を引き渡している。
2023.11.09
 16:51
Taiwan Times US, Philippines, Japan, South Korea hold military exercise amid Taiwan Strait tensions <2312-110907>
 日米比韓軍とオブザーバー参加した英国が11月9日にKAMANDAG 7演習を開始した。 米海兵隊の声明によると、演習は11月9日から20日まで実施され、ルソン島、バタネス島、サンボアンガ州、タウィタウィ州、パラワン島などフィリピン全土の複数の場所で実施され、人道支援と災害救援訓練、化学、生物、放射性物質、核、沿岸捜索救助、沿岸防衛訓練、水陸両用作戦を演練する。
 部隊は医療の専門知識を交換し、スタッフ統合イベントに参加する。
 KAMANDAG演習は、米国とフィリピンの海兵隊が2016年から毎年実施している。
2023.11.08
 18:00
日経新聞 三菱電機、米軍レーダー製造に参画へ 海外開拓追い風 <2312-110812>
 複数の関係者が日本経済新聞の取材で三菱電機が米軍の最新レーダ製造に参画する最終調整に入ったことを明らかにした。 米航空防衛大手RTX (Raytheon) 社にSPY-6レーダの基幹製品である電源装置を納める。
 米軍向けの実績を積むことは、日本の防衛産業が海外の防衛市場を開拓する追い風ともなる。
2023.11.08
 11:30
NNA

(Yahoo)

防衛装備庁、豪で開催の海事博に初出展 <2312-110809>
 7~9日の日程でシドニーの国際会議場ICCで開催されている世界46ヵ国の海軍海事業界の関係者が集まる国際海事博覧会Indo Pacific 2023に、防衛装備庁が初めてブースを出展している。
 防衛装備庁はブースで、日本の防衛装備企業の製品模型として、
 ・IHIのUUV
 ・JMUの水陸両用車
 ・SubaruのUH-2
 ・スカパーJSATの通信衛星
 ・炎(註:ほむら)重工のUSV
 ・ミカサの艦船用軸受け・シール装置
 ・三菱電機の沿岸監視レーダ
 ・MHIのフリゲート艦
などを展示している。
2023.11.08
 08:22
東亞日報 韓米日「ミサイル情報共有システム」今月完了 <2312-110805>
 日米韓3ヵ国が、北朝鮮のミサイル情報をリアルタイムで共有するシステムの構築を11月中に完了することを、早ければ来週にもこれを公式に発表することも調整している。
 日米韓首脳が2022年11月にプノンペンで3ヵ国のシステムを統合することで合意してから1年が経ち、早ければ2023年末頃から北朝鮮がBMを発射した際にこのシステムを活用できるようになるとみられる。
2023.11.07
 20:55
共同通信

(Yahoo)

長射程ミサイルの早期取得費計上 防衛省、配備計画前倒しに向け <2312-110712>
 関係者が7日、防衛省が令和5年度補正予算案に、装備品の取得費や施設整備費など8,130億円を計上する方針を固めたことを明らかにした。 木原防衛相が8年度に配備する計画の前倒しに意欲を示しており、こうした方針を反映させ、反撃能力にも使う国産の長射程ミサイルを含む弾薬の早期取得費として1,523億円を盛り込む。
 国産ミサイルは開発中で、8年度に陸自の12式地対艦誘導弾の射程を延ばす能力向上型と、島嶼防衛用の高速滑空弾の納入を計画しているが、補正予算への計上により開発を加速する考えとみられる。
 装備品の調達を巡り、円安に伴う価格高騰不足する経費を補うため249億円を用意する。 米軍再編を巡っては、空母艦載機の陸上離着陸訓練 (
FCLP) の移転を予定している馬毛島での滑走路整備などに2,684億円を、普天間飛行場の名護市辺野古移設にも建設費326億円を充てる。
2023.11.07
 20:03
共同通信

(Yahoo)

空母の太平洋派遣へ協力 日英2プラス2、安保連携強化 <2312-110710>
 日英政府が7日に外務防衛閣僚協議 (2-plus-2) を東京都内で開き、日本から上川外相と木原防衛相、英国からはクレバリー外相とシャップス国防相が出席した。
 共同声明では英国が2025年に計画している
CSGインド太平洋への派遣に協力するなど「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、安全保障分野での連携強化を確認した。
2023.11.07
 12:56
時事通信

(Yahoo)

宇宙戦略基金に1500億円 補正予算案1兆2912億円 文科省 <2312-110706>
 令和5年度補正予算案に1兆2,912億円を計上する方向で最終調整に入った文部科学省が、
JAXAに設ける宇宙戦略基金に同省分として1,500億円を計上している。
2023.11.07
 06:00
共同通信

(Yahoo)

自公、防空ミサイルの輸出議論へ 非殺傷は全装備容認 <2312-110702>
 複数の関係者が6日、防衛装備品の輸出ルール見直しを巡り、自民公明の実務者が安全保障面などで協力関係の深い一部の国に対してSAMなど防御目的の武器の輸出解禁を議論する方向で検討に入ったことを明らかにした。
 防御目的の武器を巡っては、日本にとって重要なシーレーンに位置する国の海洋安保能力を高めるため、護衛艦や哨戒機の輸出も議論する。
2023.11.06
 21:41
時事通信

(Yahoo)

中国空母、発着艦570回確認 宮古島南方で 防衛省 <2312-110609>
 統合幕僚監部が6日、中国海軍空母山東が、宮古島南方の太平洋で10月28日から11月5日にかけて、艦載戦闘機や艦載ヘリの発着艦を計約570回実施したのを確認したと発表した。
2023.11.06
 15:58
毎日新聞

(Yahoo)

自衛隊と米軍の統合演習、10日開始 戦闘機が民間空港で離着陸 <2312-110607>
 10日に全国各地で始まる自衛隊と米軍計4万名が参加する大規模な実動演習である自衛隊統合演習(JX)では、航空自衛隊の戦闘機が普段使用していない民間空港に離着陸する訓練が計画されている。
 2022年末に改定された安全保障関連3文書は、有事の際に自衛隊が効果的に展開できるよう、普段から民間の空港や港湾施設の利用拡大を図るとしており、今回はそれを踏まえて敵の攻撃を受けて空自の基地が使えなくなったという想定で、徳之島、奄美の2空港でF-15がタッチ・アンド・ゴーを実施する。 岡山と大分の2空港ではF-2が着陸後に給油し、再び飛び立つ。
 演習は20日まで実施され、部隊や装備品の海上輸送には、北海道から沖縄まで10ヵ所の民間の港や船舶も活用する。 徳之島では島嶼防衛に関連し、米軍機からの陸自部隊の空挺降下や敵の着上陸阻止などさまざまな状況が展開される。
2023.11.05
 05:30
日経新聞 日・マレーシア首脳、海洋安保で協力 中国念頭に確認 <2312-110502>
 岸田首相が5日に訪問先のマレーシアでアンワル首相とおよそ2時間会談し、中国を念頭に海洋安全保障の分野で協力を強める方針を確認した。
 政府安全保障能力強化支援 (
OSA) の枠組みを活用した機材の供与を巡っても調整を加速する。
2023.11.05
 05:01
讀賣新聞

(Yahoo)

外国軍艦艇の警戒監視、能力劣る海自小型艦・補助艦艇の投入が7割超…中露艦の航行が活発化で護衛艦不足に陥る <2312-110501>
 読売新聞のデータ分析で、日本周辺での外国軍艦艇の警戒監視で、海上自衛隊が掃海艇、ミサイル艇などの小型艦艇や補給艦、多用途支援艦などの補助艦の投入を余儀なくされるケースが2012年から始まり、2023年に入って7割を超え急増していることが明らかになった。
 警戒監視は統合幕僚監部が指揮しており、津軽海峡や対馬海峡、沖縄本島~宮古島間といった要衝を航行する他国の軍艦の動向を公表している。 初公表は2007年で2件であったが、2022年は131件、2023年も11月5日までに112件に上っている。
 全公表データのうち、小型艦艇や補助艦を1隻でも派遣したケースを調べたところ、2011年まではゼロだったが、2012年に1件(全体の4%)、2020年は16件(64%)、2022年は82件(63%)で、2023年は81件(72%)に達した。
 中国側の航行活発化の背景には、軍艦の増加がある。 防衛省によると、中国の駆逐艦やフリゲート艦は、2001年の16隻から2023年には88隻になったのに対し、海自の護衛艦はこの間、50隻程度で横ばいの状態が続いている。
 ウクライナ侵略以降、露軍艦も動きを活発化させており、公表件数は2021年の23件から2023年は44件と倍増した。
2023.11:04
 01:10
産経新聞

(Yahoo)

日本、フィリピンにレーダー5基を供与 計6億円相当 <2312-110402>
 岸田首相が3日にフィリピンを訪問してマルコス大統領と会談し、政府安全保障能力強化支援 (
OSA) の同国への初適用や、自衛隊と比軍の円滑化協定 (RAA) の締結に向けた交渉入りで合意した。
 首脳会談では、OSAをフィリピンへ初めて適用し、比軍の海洋状況把握能力の向上に資する沿岸監視レーダ5基、計6億円相当の無償供与で合意した。
 首相は4日にはマレーシアを訪問する。
2023.11:03
 18:00
朝日新聞

(Yahoo)

日本、フィリピンと「準同盟」級へ 岸田首相が首脳会談で格上げ狙う <2312-110310>
 岸田首相が3日にフィリピンを訪問してマルコス大統領と会談した。
 両首脳は円滑化協定 (
RAA) の締結に向け正式交渉入りで合意し、海洋進出を強める中国を牽制するため、両国関係を準同盟級へと格上げを図る。
2023.11:03
 12:47
Bloomberg

(Yahoo)

日本の防衛力強化計画、円安で縮小の方向と関係者-報道 <2312-110307>
 ロイタ通信が事情に詳しい日本政府当局者3人と業界関係者5人からの情報を基に、台湾有事などを念頭に置いた防衛力強化計画を縮小する方針だと報じた。
【関連記事:2311-102813 (産経 2023.10.28)】
2023.11:03
 04:33
FNN Prime

(Yahoo)

完成した防衛装備品の輸出は初納入 日比首脳会談前にフィリピンに国産レーダー <2312-110303>
 防衛省が2日、2020年にフィリピンへの輸出契約が結ばれていた国産の警戒管制レーダ4基のうち固定式の1基を納入したと発表した。
 日本政府が三菱電機を後押ししたこともあり、同社が10月にフィリピン空軍に納入したもので、今回、移転完了した。
2023.11:03
 00:49
時事通信

(Yahoo)

自衛隊機で邦人ら46人出国 イスラエル退避で2回目 <2312-110302>
 防衛省は3日未明にイスラエルから、航空自衛隊のKC-767で邦人ら46人が出国したと発表した。
 外務省によると、出国したのは現地時間2日夕で、邦人20人とその家族2人、韓国人15人、ベトナム人4人、台湾人1人とこれらの家族4人を日本まで輸送する。
 自衛隊機によるイスラエルの邦人退避は2回目になる。
2023.11:02
 18:22
毎日新聞

(Yahoo)

日英部隊派遣の円滑化協定を初適用 15日から日本で島しょ防衛訓練 <2312-110210>
 陸上自衛隊と英陸軍との島嶼防衛に力点を置いたVigilant Isles演習が11月15日から相馬原演習場など4ヵ所で実施され、10月15日に発効した日英円滑化協定 (
RAA) が初めて適用される。 日英RAAは日本にとってオーストラリアに続き2ヵ国目の締結である。
 2017年8月にインド太平洋地域における安全保障協力の強化をうたった共同宣言に署名した日英は、翌2018年に開始したVigilant Isles演習では2018年に英陸軍の訓練部隊が初来日し、2019年の訓練では陸自側が初訪英した。
 4回目となる今回はRAAで手続きが簡略化されたこともあり参加規模は過去最大で、陸自が400名、英陸軍が200名で、前回2022年の陸自150名、英軍80名から大幅に増えた。
2023.10.31
 21:15
共同通信

(Yahoo)

比軍に同志国支援を初適用へ 政府、監視レーダー供与 <2311-103118>
 複数の関係者が31日、政府が4月に創設した同志国軍を支援する枠組み政府安全保障能力強化支援 (
OSA) を初めて適用し、フィリピン軍に沿岸監視レーダを供与する方針を固めたことを明らかにした。 岸田首相が11月3日に同国でマルコス大統領と会談して合意する。
 中国が東・南シナ海で軍事活動を活発化させる中、フィリピン軍の能力を向上させ、日本の安保環境の改善につなげたい考えである。
2023.10.31
 19:19
時事通信

(Yahoo)

中国調査船、EEZ内に 鹿児島・奄美沖 <2311-103116>
 第10管区海上保安本部(鹿児島市)が31日、奄美大島の西330kmの日本の排他的経済水域 (EEZ) 内で、中国の海洋調査船科学-3がワイヤ状の物を海中に下ろしているのを確認したと発表した。
 10管によると、巡視船が同日11:20頃に海洋調査船の活動を確認し、日本の同意を得ない調査は認められないとして、無線で中止を求めたが応じなかった
2023.10.31
 18:58
産経新聞

(Yahoo)

陸自が比海兵隊と幹部交流 海自艦には比軍乗艦 政府が支援強化 <2311-103115>
 複数の政府関係者が31日、陸上自衛隊が11月に行う米比軍海兵隊とのKamandag演習で、離島奪還を想定した水陸両用作戦を担う幹部交流に初参加することを明らかにした。 海上自衛隊も11月行う海自最大の共同演習で比海軍幹部を初めて受け入れる。 11月予定する岸田文雄首相の比訪問ではこうした日比間の防衛協力強化を確認する見通しという。
 陸自のKamandag演習参加は今回が6回目だが、水陸両用部隊の作戦立案を担う米比軍幹部との交流に陸自が初参加する。
 海自は10~20日に日本周辺海域で米、オーストラリア、カナダ各海軍との間で、海自として最大の共同訓練を行う。
 比海軍が初めてオブザーバー参加し、派遣された幹部が海自艦に乗艦して水上艦や潜水艦との戦闘や洋上補給訓練の研修を行う。
2023.10.31
 18:27
テレ朝 News

(Yahoo)

北海道沖でヘリコプターが領空侵犯 ロシア機か <2311-103114>
 防衛省が、31日12:44頃に飛行経路からロシア機と推定されるヘリコプター1機が北海道の根室半島沖で領空を侵犯したため、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させたと発表した。
 自衛隊が複数回にわたって警告したにもかかわらず、領空内に侵入したため、戦闘機を緊急発進させた。
 ロシアによる領空侵犯は2022年3月以来である。
2023.10.31
 10:56
ロイタ通信

(Yahoo)

日本政府、ハマスの幹部らを資産凍結の対象に <2311-103106>
 外務省が31日、ハマスの幹部らを資産凍結の対象としたと発表した。 資産凍結の対象には、ハマスの軍事部門が空爆で死亡したと発表したノファル司令官が含まれる。
 同省によると7日に発生したハマスとイスラエルの軍事衝突以降でハマス関係者に制裁を科すのは初めてである。
2023.10.30 National Defense U.K.-Italy-Japan Cite Steady Progress Developing Next-Gen Jet Fighter <2311-103019>
 9月にロンドンで開かれたDSEI Londonでは、日英伊が共同開発する
GCAPで、ミサイル開発企業MBDA UKMBDA Italy及び三菱電機が、GCAP機搭載兵器のシームレスな統合を確実にするために協力する」とともに、兵器の効果管理と関連技術に取り組むための協力協定を発表した。
2023.10.30
 07:00
朝日新聞

(Yahoo)

空自戦闘機、豪州に巡回展開へ 集団的自衛権を視野に共同訓練 <2311-103001>
 防衛省が、航空自衛隊の戦闘機をオーストラリア空軍基地に一定期間派遣するローテーション展開早ければ来年度にも段階的に始める方針で検討に入った。
 豪州軍への攻撃に集団的自衛権を行使し、自衛隊が反撃することも視野に共同訓練するもので、集団的自衛権の適用範囲が広がる可能性があり、法的根拠が乏しく事実上の海外配備との指摘もある。
 ローテ展開は、一定規模の部隊を派遣し、入れ替えながら一定期間とどまらせる運用で、米軍は在日米軍基地を含む世界中の海外基地で繰り返している。
 軍備増強を続ける中国に対処するため日豪は近年急速に安全保障面で協力関係を深めており、2022年1月には円滑化協定 (
RAA) に署名し、10月19日に都内で開かれた日豪防衛相会談では、RAAを適用して共同訓練の実績を積み重ねることで一致した。 ローテ展開も念頭に置いたとみられ、これを受けて検討が本格化し始めた。
2023.10.28
 22:48
FNN Prime

(Yahoo)

中国空母「山東」 沖縄南方を航行、戦闘機の発着艦を確認 <2311-102816>
 防衛省が10月28日、中国海軍空母山東が艦船4隻とともに沖縄県南の太平洋を航行し、戦闘機などの離着艦が行われたことを確認したと発表した。
 防衛省によると、山東は28日07:00頃に駆逐艦2隻、フリゲート2隻とともに、宮古島の南460kmの太平洋を航行しているのが確認された。
 山東は、2023年4月と9月にも、日本周辺の太平洋上での活動が確認されている。
2023.10.28
 20:40
産経新聞

(Yahoo)

5年間で43兆円の防衛費、実質1兆円減の見通し 円安で輸入装備品調達に影響 <2311-102813>
 複数の政府関係者が28日、令和9年度までの5年間で防衛力を抜本的に強化するために必要な防衛費約43兆円について、防衛省が円安などの影響1兆円程度の実質的な減額になると見通していることを明らかにした。
 計画策定時に設定した為替レートが現在の水準とかけ離れ、輸入装備品の調達費が上昇していることが要因で、2022年12月に閣議決定した9年度までの防衛費総額を約43兆円と定めた防衛力整備計画で為替レートは、5年度が当時の水準に合わせ$1=\137の一方、6~9年度は、これまでの整備計画と同様、直近の過去5年間の平均値$1=\108の設定で総額をはじき出していた。
 政府は43兆円の大枠は変更しない方針で、円安が続けば計画数量の装備調達が難しくなる。
2023.10.28
 19:00
Forbes

(Yahoo)

トマホーク購入を1年前倒し カギはターゲッティングにあり <2311-102812>
 日米政府が10月4日の防衛相会談で、Tomahawkの日本への導入を、1年前倒しして令和7年度から始めることで合意した。
 当初は、8、9年度にBlock Ⅴを400発導入する計画だったが、このうち、200発を一世代前のBlock Ⅳに切り替えて7年度から購入を始めるという。
【註】
 Tomahawk Block Ⅴは当初型のBlock ⅤaがMaritime Strikeと呼ばれ移動目標を攻撃でき、続いて開発されるBlock ⅤbはJMEWS弾頭が搭載される。
【関連記事:2002-012207 (USNI 2020.01.22)】
 Tomahawk Block Ⅳ(Tactical Tomahawk)はTomahawk Block Ⅲ の半分の価格で、米海軍は発射後の目標変換や、滞空しての捜索、更には戦闘結果評価のための画像送信が可能なシステムを要求した。
 米海軍はTactical Tomahawkと呼ばれていたTomahawk Block Ⅳを全てBlock Ⅴに換装するという。
2023.10.27
 12:38
テレ朝 News

(Yahoo)

イスラエル隣国のレバノンに調査員を派遣 情勢悪化を受けて日本人退避も想定 <2311-102712>
 防衛省がレバノンの国境付近で戦闘が起きるなど情勢が悪化していることを受けて、滞在する日本人の退避が必要になった場合に備え数名の自衛官からなる調査チームを27日に派遣する方針を決めた。
 防衛省は現在、イスラエルにいる日本人を退避させる場合に備え、自衛隊機3機をヨルダンに待機させている。
2023.10.26 Janes Japan reveals further intentions behind railgun programme <2311-102616>
 防衛省が、10月18日にJanesが報じた10月17日に
ATLA電磁砲 (EMG) について更に詳細を公表した。  試作するEMGは6,200tの試験艦あすかに取り付けられるという。
2023.10.25 Janes Japan signed contract for five additional E-2Ds <2311-102526>
 航空自衛隊が、装備している初期のE-2CをE-2D Advanced Hawkeye
AEW&Cに換装するため8月9日に5機を$1.381Bで発注した。
 引き渡しは令和10年度になる。
2023.10.25
 21:01
共同通信

(Yahoo)

日本とフィリピンが部隊往来協定交渉入りへ <2311-102523>
 日本、フィリピン両国外交筋が25日、自衛隊とフィリピン軍部隊の相互往来をスムーズにする円滑化協定 (
RAA) の締結に向け、近く交渉入りする方向で調整に入ったことを明らかにした。
2023.10.25
 20:56
毎日新聞

(Yahoo)

サイバー防御法案、首相「早期提出へ取り組む」 衆参代表質問 <2311-102522>
 岸田首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が25日に行われ、サイバー攻撃を未然に防ぐための能動的サイバー防御(註:Active Cyber Defense)などに関する法整備について「可能な限り早期に法案を示せるよう引き続き取り組む」と述べ、2024年の通常国会への法案提出に向けて努力する意向を示した。 政府は2022年12月に改定した国家安全保障戦略で「能動的サイバー防御」の導入を明記している。
 国の安全保障に関わる機密情報を扱う民間人らを認証するSecurity Clearance(SC: 適格性評価)制度については、「経済安全保障分野の情報保全強化の観点から非常に重要だ。 次期通常国会における法案提出に向け準備を進める」と答弁した。
2023.10.25
 14:55
朝日新聞

(Yahoo)

三菱電機、防衛装備品の生産強化 レーダーなど製造 8棟新設 <2311-102515>
 三菱電機が25日、レーダなどの防衛装備品の開発と生産の体制を強化するため、国内3カ所の工場などに220億円を投じて生産棟を8棟新設すると発表した。 2025年以降に順次完成させる。
 新たに生産棟を作るのは、鎌倉製作所郡山工場電子通信システム製作所で、レーダや電子戦システム、
FCSなどを開発、製造するという。
2023.10.25
 07:11
時事通信

(Yahoo)

米豪、日本との防衛協力強化 25日に首脳会談 <2311-102506>
 米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官が24日、バイデン米大統領が25日にアルバニージー豪首相と会談し、日本を含む3ヵ国での防衛協力の強化などについて話し合うことを明らかにした。
 日米豪は既に安全保障分野で共同訓練などを行っている。
2023.10.25 カナコロ

(Yahoo)

横浜・鶴見で海自掃海艦「のうみ」進水式 就役は2025年3月ごろ <2311-102501>
 海上自衛隊が建造している掃海艦の進水式が24日に
JMU横浜事業所鶴見工場で開かれのうみと命名された。
 船体は強化プラスチック製、全長67m、幅11m、基準排水量690tで、乗組員は50名で、就役は2025年3月ごろになる。
2023.10.24
 16:56
産経新聞

(Yahoo)

陸自沖縄部隊の師団化、令和8年度に 政府、南西防衛強化急ぐ <2311-102412>
 政府関係者が24日、南西諸島防衛を担う陸上自衛隊第15旅団を師団に格上げする時期を令和8年度(註:2026年3月末末まで)とする方向で調整していることを明らかにした。
 台湾有事などに備えた南西地域の防衛体制強化の一環で、現在の1個普通科連隊を2個連隊とするのをはじめ、他の師団よりも規模は劣るが3,000名規模に増強する。
 師団化に伴い、司令官は陸将補から陸将に格上げされ、中将である沖縄駐留米海兵隊第3海兵遠征軍の司令官を同格としてより密接な連携を図る。
2023.10.24
 15:44
Bloomberg

(Yahoo)

GDP 規模で日本は4位に転落、ドイツに抜かれる-IMF 233年予測 <2311-102411>
 国際通貨基金 (IMF) が公表した最新の経済見通しによると、2023年の日本の名目GDPは前年比0.2%減の$4.2308T(633兆円)で、これに対しドイツは8.4%増の$4.4298Tが見込まれた結果、日本のGDPが2023年にドイツを下回り世界3位から4位に転落する見通しになった。 円安によりドル換算の日本のGDPが大く押し下げられたことによる。
 1位の米国は$26.9496T、2位の中国は$17.7009Tとなる。
【註】
 同様にして、政府が「防衛費を大幅に伸ばす」としていても、世界はドル換算で見ているため、その伸び率は国内で言うほど高くなく、欧州諸国に比べて「日本は防衛努力が足りない」と見る世界の目はそれ程は改善されないと思われる。
 ただ、防衛費の対GDP比は国内の計算と変わりないことになる。
2023.10.23
 08:00
朝日新聞

(Yahoo)

生まれ変わる米海兵隊 陸上自衛隊に喫した「決定的な敗北」に学んだ <2311-102303>
 離島防衛を想定した国内最大規模の日米共同演習Resolute Dragon 23が14日から九州と沖縄などで始まった。 米海兵隊は2021年6月から陸上自衛隊の協力を得て、航空/海上優勢が確保されない状況でも戦えるように海兵隊を変化させる試みを、離島防衛での新しい戦い方を模索する演習を始めている。
 ところが2021年6月に行われた最初の演習では、陸自部隊が決定的な勝利を収めたため、米軍は陸自から発見されにくくする様々な措置を講じ、1週間後に行われた2回目の演習では、参加した別の米海兵隊部隊と陸自部隊との間で「引き分け」に終わった。
 演習はその後、毎年定期的に行われているという。
2023.10.22
 19:57
朝日新聞

(Yahoo)

日米韓が初の合同空中訓練 米 B52 も参加、北朝鮮への対応能力強化 <2311-102206>
 韓国空軍が22日、日米韓の戦闘機が参加した合同航空演習を同日午後に朝鮮半島南方の日韓の防空識別圏 (ADIZ) が重なり合う区域で実施した、と発表した。 北朝鮮の核やミサイル開発による脅威の高まりに対し、3ヵ国の対応能力を強化するための訓練だとしている。
 演習には米空軍のB-52や戦闘機のほか、韓国空軍や日本の航空自衛隊の戦闘機などが参加した。
 B-52は17日に韓国中部・清州の空軍基地に着陸しており、米韓の訓練後にグアムなどの基地に戻らず韓国に着陸するのは異例だった。
 韓国空軍によると、日米韓3カ国が合同の航空演習を実施するのは今回が初めてだという。
2023.10.20 Janes Japan orders Carl-Gustaf recoilless rifles from Saab <2311-102019>
 Saab社が10月19日、陸上自衛隊にCarl-Gustaf 84mm肩撃ち無反動砲300門を売却すると発表した。 2025年に納入されるという。
 売却される型と金額は公表されていないが、最新型で軽量化されたM4になると見られる。 M4型は6.4kgとM3型より3kg軽量で、14.2kgのM2の半分になっている。
 陸上自衛隊は1979年に初期型を採用している。
2023.10.20
 06:43
讀賣新聞

(Yahoo)

空自輸送機が邦人ら83人乗せイスラエル出国、経由地ヨルダンに到着…韓国人も対象に <2311-102006>
 防衛省が20日、ガザを巡る情勢の緊迫化を受け航空自衛隊のKC-767 1機が、邦人ら83人を乗せてイスラエルを出国し、ヨルダンに到着したと発表した。 同機は21日未明にも羽田空港に到着する。
 発表によると、同機で退避したのは邦人60人韓国人18人、及びそれらの外国籍の家族5人の計83人で、20日未明にイスラエルの空港を出発し、経由地のヨルダンに着いた。
 韓国政府が韓国人を退避させるために用意した軍の輸送機に、日本人51人を搭乗させたことを受け、政府は韓国人も輸送の対象とした。
2023.10.20
 00:09
日テレ News

(Yahoo)

日豪防衛相会談 共同訓練推進で一致 <2311-102001>
 木原防衛相が、訪日中のマールズ豪国防相と会談し、両国の防衛協力の実効性を高めるため、共同訓練をさらに進めていくことで一致した。
 会談で木原防衛相は、中国への対応を念頭に日豪との関係について「地域の緊急事態においても防衛協力の実効性を高める」と強調した。
2023.10.19
 23:58
日経新聞 フィリピンに大型巡視船5隻追加へ 日本が供与 <2311-101919>
 フィリピン沿岸警備隊のガバン新長官が19日、日本から大型巡視船5隻の追加供与を受ける見通しになったと明らかにした。 日本からは2022年に円借款で建造した全長97mの巡視船2隻の引き渡しを受けたが、南シナ海で中国艦船の威圧にさらされる沿岸警備隊は同型の巡視船5隻の追加供与を要望し、調整が続いていた。
 ガバン長官は交代式典の後に記者団の質問に対し、追加供与が年内に日比間で正式合意に至らず「準備期間が長くかかる可能性がある」としたものの、手続きが進行中だが障害はないと強調した。
 供与済みの巡視船2隻はフィリピン沿岸警備隊で最大だが、現在運用中の大型巡視船は計3隻しかなく、多数の大型艦船を展開する中国海警局に圧倒されている。
2023.10.19
 22:36
日経新聞 三菱電機、豪と防衛装備開発 日本企業初の海外直接契約 <2311-101917>
 三菱電機が19日、オーストラリア国防省防衛装備品の共同開発事業の契約を結んだと発表した。 豪軍の戦闘機や車両などに搭載することを想定し、双方のレーザー技術を組み合わせて周囲を警戒・監視する装備品を試作する。
 これまで顧客が防衛省に基本的に限られていた日本企業が防衛分野で外国政府と直接契約を結ぶのは初めてで、海外市場を開拓し防衛産業の底上げにつなげる。
2023.10.19
 20:14
共同通信

(Yahoo)

比、サイバー軍を年内創設へ 海洋監視拡充、日本に協力期待 <2311-101914>
 フィリピン軍参謀総長のブラウナー陸軍大将が19日記者会見し、年内にサイバー軍を創設する考えを示し、軍はサイバー攻撃で被害を受けており、専門知識を持つ人材を新規採用してサイバー軍をつくると説明した。
 また、中国が南シナ海で軍事圧力を強める中、ブラウナー大将は「今、懸念しているのは海上の国境防衛だ」と強調し、レーダと航空機は海洋監視、艦船は補給に必要だとしたうえで、日本が4月に創設した同志国軍への支援枠組み政府安全保障能力強化支援 (
OSA) について、日本から導入した警戒監視レーダの追加拡充のほか、航空機、艦船、サイバー防衛での協力に期待を表明した。
2023.10.19
 13:05
日経新聞 防衛省、米軍と国内企業の取引促進 産業基盤を立て直し <2311-101911>
 防衛省が在日米軍と19日に都内で、販路拡大の機会をつくり国内防衛産業の基盤強化を促す目的で、日本企業を中心とする防衛産業30社との商談会を開いた。 日本側は航空機・艦船の補修事業や人工衛星に使う宇宙関連部品などを売り込んだ。
 2022年10月に第1回を開き、今回が2回目となる商談会Industrial Dayは20日まで催され、日本企業23社がブースを出し、米企業7社も参加した。
2023.10.19
 07:34
共同通信

(Yahoo)

陸自オスプレイ、沖縄に初飛来へ 新石垣空港、日米訓練で <2311-101906>
 陸上自衛隊のV-22 Ospreyが19日に沖縄県で初めて石垣島の新石垣空港に飛来する。
 離島防衛を想定した陸自と米海兵隊のResolute Dragon演習の一環で、24日にも再び飛来して負傷者の搬送訓練を行う。
2023.10.18
 20:01
産経新聞

(Yahoo)

尖閣周辺 EEZ で中国海洋調査船「向陽紅18」が活動 海保が活動中止を要求 <2311-101823>
 尖閣諸島大正島周辺に広がる日本の排他的経済水域 (EEZ) で18日08:10頃に中国の海洋調査船向陽紅 18が船尾から海中にワイヤのようなものを投入しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。 海洋資源調査とみられる。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、巡視船が向陽紅 18の活動を確認したのは大正島の北東129kmのEEZ内で、海保の巡視船が「わが国の同意を得ない調査活動は認められない」と無線で活動の中止を要求した。
 東シナ海のEEZでは7月に尖閣の魚釣島の北西80kmの位置に中国の海洋調査船向陽紅 22が大型のブイを設置していたことが判明し、政府は外交ルートを通じて中国側に抗議し、即時撤去を求めた。
2023.10.18
 07:09
時事通信

(Yahoo)

先島諸島12万人、避難に課題 政府、台湾有事へ備え急ぐ <2311-101810>
 政府が、台湾有事などを念頭に武力攻撃予測事態に備えた住民避難に関する計画の策定に着手する。 2004年に制定された国民保護法では、武力攻撃事態やその前段階の予測事態で、国や自治体が住民避難の措置を取ると規定しており、策定する計画では避難者の具体的な輸送手段や衣食住の提供などについて方向性が示される。
 先島諸島の住民と観光客は12万人に上り、九州各地への避難に向け自治体に協力を求めるが、計画の実効性をどう担保するかや、地元の理解取り付けなど課題も残っている。
 沖縄本島の住民については島外には出ず、屋内退避の想定だが、100万人以上が住む本島に危機が及んだ場合にどう対応するかも課題となる。
2023.10.18
 00:03
讀賣新聞

(Yahoo)

ロシア爆撃機「Tu95」、また日本海の公海上飛行…2機が7時間「国際規則に厳格に従った」 <2311-101801>
 ロシア国防省が17日、露軍のTu-95 2機Su-35を伴い日本海の公海上を7時間飛行したと発表した。
 露軍のTu-95は8月にも日本海公海上を飛行した。
2023.10.17
 19:52
IT Media News

(Yahoo)

レールガンの洋上射撃試験 装備庁・海自「世界初」 動画も公開 一体どんな武器? <2311-101717>
 防衛装備庁と海上自衛隊が10月17日、電磁砲(レールガン)の洋上射撃試験を実施したと発表した。 艦艇にレールガンを搭載し実施したもので、世界初の試みという。 実現すれば従来の火砲を超える高速度で弾丸を撃ち出すことが可能となるため、今後も早期の実用化を推進するとしている。  実際、同庁が研究試作するレールガンでは、目標性能を弾丸初速2,000m/s以上(戦車砲の初速は約1,750m/s)に設定しており、すでに2,297m/sの記録を実績として残しているという。
2023.10.17
 17:09
産経新聞

(Yahoo)

海自の最新鋭潜水艦は「雷」と「鯨」で「らいげい」 神戸で命名・進水式 <2311-101712>
 海上自衛隊の最新鋭潜水艦の名称がらいげいに決まり、川崎重工業神戸工場で17日に、命名・進水式が行われた。
 2025年3月ごろの就役を予定し、海上防衛の第一線で運用される。
2023.10.17
 15:25
ロイタ通信

(Yahoo)

中国海警局と日本の海保、互いの船を退去と発表 尖閣領海「侵入」 <2311-101711>
 中国海警局と日本の海上保安庁が17日、東シナ海の尖閣諸島の領海に入った互いの艦船を退去させたとそれぞれ発表した。
【註】
 尖閣問題について従来日本政府は「日中間に領土問題は存在しない」との方針をとってきた。  今回日中両国が、合意の上で艦船を退去させたとすれば、「領土問題が存在する」と認めたと見なされる可能性もある。
2023.10.16
 07:05
時事通信

(Yahoo)

ライセンス生産品の輸出焦点 自公に温度差、月内に協議再開 <2311-101602>
 自民、公明両党は、防衛装備品の輸出ルール緩和に向けた実務者協議を月内に再開する方向で調整に入ったが、与党関係者が15日、国内でライセンス生産された装備品の扱いが焦点になることを明らかにした。
 自民党内では、ウクライナ援助で備蓄が枯渇した米国にライセンス生産の砲弾などを提供できるよう輸出ルールを見直す案が浮上する一方、公明党は大幅緩和に慎重で、議論の先行きは見通せない。
2023.10.15
 15:14
讀賣新聞

(Yahoo)

「ウクライナへの支援維持を」駐日大使が強調…日本には「防空装置の供与を期待」 <2311-101506>
 ウクライナのコルスンスキー駐日大使が13日に都内のウクライナ大使館で読売新聞の取材に応じ、イスラエルへのハマスの攻撃を受け、米欧によるウクライナ向け支援に支障が出るとの懸念が一部で出ていることに関し、「世界の主要なパートナーから明確な確約を得ている。 支援はいかなる変更もなく維持されるだろう」と強調した。
 日本のウクライナ支援については「露軍によるUAVやミサイル攻撃に対する防空装備の供与を期待している」と述べ、踏み込んだ支援に期待感を表明した。
2023.10.15
 13:57
日経新聞 上川外相「イスラエルに邦人1000人強」 退避呼びかけ <2311-101505>
 上川外相が15日、イスラエルに残る邦人が14日時点で1,000人強いると明らかにし、出国を希望する人に早期の退避を呼びかけた。
 また上川外相は上村元駐サウジアラビア大使を中東諸国に派遣すると発表し、事態の早期鎮静化に向けた関係者への働きかけなどに尽力したいと強調した。
2023.10.14
 13:03
共同通信

(Yahoo)

離島防衛を想定した大規模訓練 九州・沖縄、陸自と海兵隊 <2311-101414>
 陸上自衛隊と米海兵隊が14日から31日の日程で、九州と沖縄の各地で自衛隊や在日米軍の施設を中心に、離島防衛を想定した大規模演習Resolute Dragonを開始する。
 上陸した敵部隊との戦闘をはじめ、負傷者搬送や基地警備など広範な内容で、有事に際した日米間の連携手順を確認する。
 陸自によると、参加部隊は日本側が西部方面隊が主力の5,000名米側が沖縄に拠点を置く部隊などの1,400名で、陸自のV-22 Osprey が初めて石垣島に飛来する計画もある。
2023.10.14
 11:31
毎日新聞

(Yahoo)

空自機3機がジブチへ出発 イスラエルからの在留邦人の退避に備え <2311-101413>
 戦闘が続いているイスラエルからの在留邦人の退避に向け、航空自衛隊のKC-767 1機と、C-2 2機が14日にそれぞれ飛び立った。 自衛隊の海賊対処活動拠点が設置されているアフリカ東部ジブチに向かい退避に備える
 今回の活動は、空自と陸自で編成した420名の統合任務部隊が担う。
2023.10.14
 10:52
讀賣新聞

(Yahoo)

韓国軍の輸送機に日本人51人、イスラエル退避で協力…テルアビブを出発 <2311-101412>
 韓国外交省が14日にガザ情勢の緊迫化を受け、韓国政府が韓国人を退避させるために派遣した韓国軍輸送機が13日夜にイスラエルのテルアビブに到着した。
 輸送機には韓国人163人のほか、人道的な配慮から日本人51人とシンガポール人6人搭乗して14日未明にテルアビブを出発した。
2023.10.14
 05:00
共同通信

(Yahoo)

ジブチへ空自機、準備急ぐ 邦人退避、不測事態に対応 <2311-101408>
 防衛省によると、13日に上川外相から木原防衛相に対して、イスラエルからの在留邦人の退避で活用する場合に備え、輸送の準備行為をするよう要請があり、同日、防衛相が自衛隊機の国外待機を命令した。
 防衛省は14日、日本政府が手配したイスラエル中部テルアビブからUAEのドバイへ向かうチャーター機による退避が困難になるなど、不測の事態を念頭に航空自衛隊機をジブチへ派遣する準備を進めた。 ジブチに置かれた自衛隊拠点で待機し、退避活動への投入に備える。
 自衛隊は命令に基づき、空自の輸送機部隊を統括する航空支援集団司令官を指揮官とし、陸上自衛隊も入った統合任務部隊を編成した。
2023.10.14
 00:09
讀賣新聞

(Yahoo)

イスラエルの邦人退避に備え、ジブチに自衛隊機…海自艦艇の派遣も検討 <2311-101402>
 岸田首相は13日に首相官邸で記者団に「在留邦人の退避と安全確保に万全を期したい」と語った。
 木原防衛相は記者団に「陸上輸送の可能性も含めて検討している」と述べており、C-2などを近く派遣する予定だが、海自の艦艇の派遣も検討している。
2023.10.13
 20:04
産経新聞

(Yahoo)

ジブチに自衛隊輸送機を派遣 邦人輸送に備え <2311-101318>
 岸田首相が13日、ハマスとイスラエル軍による大規模な戦闘を巡り、在留邦人の退避に備えるため、ジブチの自衛隊拠点に自衛隊機を派遣し待機させると表明した。
 上川外相の要請を受け木原防衛相が同日、自衛隊輸送機の派遣を指示した。 防衛省は輸送機の受け入れ調整のため、14日に連絡調整要員22名もイスラエル周辺国に派遣する。
2023.10.13
 15:10
共同通信

(Yahoo)

空自スクランブル424回 今年4~9月、対中国7割 <2311-101316>
 統合幕僚監部が13日、航空自衛隊の戦闘機が今年4~9月に緊急発進した回数は424回だったと発表した。 対象となった機体の国別の内訳は中国が最多の304回で約7割を占め、ロシアが110回で、いずれも情報収集機が多かったという。
 2022年の同時期と比較すると、全体の回数は22回、中国は36回それぞれ減少した一方でロシアは15回増えた。
2023.10.13
 00:11
時事通信

(Yahoo)

装備移転「官民一体で推進」 生産基盤強化、防衛省が基本方針 <2311-101301>
 防衛省が12日、防衛装備品の開発・生産に関する基本方針を決定した。 基本方針の策定は1日施行の防衛生産基盤強化法に基づくもので、ウクライナ情勢を踏まえた他国への装備品供与や、有事の日本支援を想定した「国際標準に準拠した仕様」での開発の必要性も盛り込んだ。
 国家安全保障戦略で重視する方針を打ち出した装備移転を官民一体で推進していくと明記すると共に、継続的な取得や整備の観点から、弾薬や艦船について国産を追求するとした。
2023.10.12
 19:18
讀賣新聞

(Yahoo)

韓国の印象「良い」過去最高37.4%、初めて「良くない」を上回る…日韓共同世論調査 <2311-101223>
 日本と韓国の国民意識を探る第11回日韓共同世論調査(実施=言論NPO、東アジア研究院)の結果が12日に発表された。
 日本側で韓国の印象「良い」と回答した人は、「どちらかといえば良い」を含めて前年比7ポイント増の37.4%に上昇し、2013年の調査開始以来最高となった。 印象が「良くない」は同7.5減の32.8%で、初めて「良い」が上回った。
 韓国側で日本の印象「良い」と答えた人は28.9%「良くない」は53.3%とほぼ横ばいだった。
2023.10.12
 17:28
ロイタ通信

(Yahoo)

日本はパレスチナ支援に慎重さ必要、イスラエル大使が指摘 <2311-101222>
 イスラエルのコーヘン駐日大使が12日の記者会見で、イスラエルに攻撃を仕掛けたハマスが日本の援助をどのように扱っているかという点を考えるべきだとし、日本はパレスチナへの援助に関し慎重な姿勢を取るべきだと述べた。
 日本は、さまざまなスキームを通じてパレスチナに援助を提供しており、外務省が6月に公表した文書によると援助額は過去10年間で総額$2.3Bとされる。
2023.10.12
 12:07
日経新聞 防衛装備の利益率上げ 品質や納期短縮で最高15% <2311-101217>
 防衛省が防衛装備を発注する際の企業側の想定営業利益率最高15%に引き上げ、品質や納期短縮などの取り組みを評価する仕組みにする。
 従来の目安は8%にとどまっており、防衛産業から撤退する企業が相次いでいた。
2023.10.11 Janes US MQ-9 unit to redeploy from Kyushu to Okinawa <2311-101121>
 米空軍嘉手納基地の第18航空団が、鹿屋基地に1年間配置されることになっていたMQ-9を装備した第319遠征偵察飛行大隊嘉手納に移駐することを明らかにした。
2023.10.10
 19:56
産経新聞

(Yahoo)

中国の印象「良くない」92.2% 日本で4.9ポイント上昇 日中世論調査 <2311-101024>
 日本の言論NPOと、中国国際伝播集団が10日、日中両国で実施した共同世論調査の結果を発表した。
 日中両国における相手国への印象について、「良くない」もしくは「どちらかといえば良くない」と答えた日本人は92.2%(前年比4.9ポイント増)、中国人は62.9%(同0.3ポイント増)だった。
 現在の日中関係について「悪い」か「どちらかといえば悪い」と答えたのは、日本人で68.4%(同12.2ポイント増)、中国人で41.2%(同3.5ポイント増)だった。
2023.10.10
 16:15
共同通信

(Yahoo)

空母参加、日米韓が共同訓練 海自、東シナ海周辺 <2311-101023>
 海上自衛隊が10日、米海軍の空母Ronald Reaganが参加し、日米韓3ヵ国と、日米2国の共同訓練を東シナ海周辺で相次いで実施したと発表した。
 海自によると、日米韓は9、10日に東シナ海で、米空母や護衛艦ひゅうが、韓国海軍駆逐艦など計7隻が参加し対潜戦闘や電子戦など各種戦術を訓練した。
 日米では9月30日~10月7日、関東南方から東シナ海にかけて訓練を行った。
2023.10.10
 12:28
共同通信

(Yahoo)

国産長射程ミサイルも前倒し検討 トマホークに続き全種類 <2311-101016>
 木原稔防衛相が10日の記者会見で、令和8年度の配備開始を目指している国産の長射程ミサイルに関し、全種類で時期を前倒しできないかどうか防衛省内で検討していると明らかにした。
 4日にオースティン米国防長官との会談で、日本がTomahawkの導入を始める時期を1年前倒しし、7年度とする方針で一致したのに続く対応となる。
2023.10.08
 18:30
日経新聞 島しょ防衛向け無人車研究 防衛省、AIや自律走行 <2311-100808>
 防衛省は南西諸島など島嶼部への侵攻に対処する
UGVの開発を、民間分野への技術活用も視野に入れて以下の分野の研究を令和5年度中に開始し、2020年代後半に運用の実証試験に入る。
 ① 自律走行
 ② 複数のUGVにそれぞれ最適な対処相手を割り当てる運用技術
 ③ AIを活用した高度なシミュレータ
2023.10.08
 16:22
TBS News

(Yahoo)

岸田総理、ハマス攻撃を「強く非難」イスラエル側の空爆にも「深刻に憂慮」 <2311-100806>
 岸田首相は自身のSNS上に、イスラエルへのハマスによる大規模攻撃について、「罪のない一般市民に多大な被害が出ており、強く非難する」などと投稿した。 また、一般市民を含む多数のイスラエル人がハマスなどに誘拐されたと報じられていることについては「早期の解放を強く求める」と訴えた一方で、イスラエル軍の空爆によってガザ地区で多数の死傷者が出ていることを「深刻に憂慮し、これ以上の被害が生じないよう全ての当事者に最大限の自制を求める」としている。
2023.10.07
 22:54
時事通信

(Yahoo)

日ウクライナ、安保協定へ初協議 長期的に支援 <2311-100707>
 日本政府とウクライナ政府が7日、ウクライナに対する安全保障上の支援に関する2国間協定の締結に向けた初協議をオンラインで行った。
 日本側は外務省の中込欧州局長、ウクライナ側はジョウクバ大統領府副長官が出席して双方の基本的立場を確認し、協力して文書作成作業を進めることで一致した。
2023.10.06
 19:48
時事通信

(Yahoo)

輸血用血液確保で検討会 防衛省、有事に備え <2311-100622>
 防衛省が6日、自衛隊の輸血体制整備に関する有識者検討会の初会合を開いた。 有事の際は失血が死因の多くを占めるとされることを踏まえ、血液製剤の調達長期保存、戦闘現場で運用可能な輸血の在り方について議論し、令和5年度中に提言を取りまとめる。
 2022年末に策定した防衛力整備計画では医療・衛生・後送体制の確立も重視し、「血液製剤を自律的に確保・備蓄する態勢構築について検討する」と明記した。
2023.10.06
 05:00
日経新聞 軍民両用、衛星や電磁波で ラップやティッシュも軍事発祥 <2311-100608>
 軍事と産業の両面で使えるデュアルユース(軍民両用)技術を巡り、担い手が大学や中小企業に広がる。
 防衛省の安全保障技術研究推進制度で令和5年度に最大20億円を助成する衛星通信や電磁波などの基礎研究に、10企業、8研究機関、5大学の23事業を選定し公表した。
 軍民両用への学界の見方は変化しており、政府の支援制度への大学による応募が目立ってきた。
2023.10.06
 04:00
八重山日報

(Yahoo)

尖閣侵入、ミサイルに抗議 赤嶺議長が中国大使と面会 <2311-100607>
 沖縄県議会の赤嶺議長が5日に中国の呉大使の表敬訪問を受けた際、中国海警局艦が尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返している問題に抗議し、平和的な外交を求める要望書を渡した。
 中国が2022年8月の軍事演習で、波照間島周辺の日本の排他的経済水域 (EEZ) にBMを撃ち込んだ問題に対しても、沖縄近海で軍事演習を一切行わないよう要求した。
 沖縄の有力政治家が、尖閣やBMの問題で中国側に直接抗議したのは初めてと見られる。
2023.10.05
 13:58
Kyiv Independent Japan to aid Ukraine in restoring agriculture <2311-100510>
 ウクライナ政府と日本政府が10月5日、ウクライナの農業復興で合意した。
 ワーキンググループの最初の会合は10月下旬に開かれる。
2023.10.05
 05:14
時事通信

(Yahoo)

トマホーク調達、1年前倒し 25年度に、日米防衛相が一致 <2311-100502>
 木原防衛相が4日(日本時間5日未明)に訪問先の米ワシントン近郊の国防総省でオースティン国防長官と会談した。
 木原防衛相は会談で、Tomahawkの調達を令和7年度に1年前倒しする意向を示し、オースティン長官もこれに同意した。
2023.10.04
 19:14
毎日新聞

(Yahoo)

海自と海保が秋田沖で共同訓練 大型無人機シーガーディアン初投入 <2311-100412>
 海上自衛隊と海上保安庁が4日、不審船に対処する共同演習を秋田県沖の日本海で実施した。 演習には海保が運用しているSea Guardianが初めて投入された。
 演習には海自から護衛艦1隻、海保からSea Guardian 1機、巡視船艇3隻、固定翼機1機が参加した。 不審船が重要施設に接近してくるとの想定でSea Guardianと固定翼機が上空から不審船の動向を把握し、海自と海保がその情報を共有し、連携しながら不審船を追跡し、停船させる手順を確認した。
2023.10.04
 14:30
日経新聞 防衛用の衛星通信網、日米で多層に 4日に防衛相会談 <2311-100409>
 木原防衛相とオースティン米国防長官が4日(日本時間5日)に米国防総省で会談し、警戒監視や偵察能力の向上に向けた協力を確認する。
 日米は自衛隊と米軍の統合運用に用いる衛星通信網を共同で強化するため、各種高度の衛星多重の通信基盤を築く方針で、日本は高速の光技術の導入を視野に入れている。
2023.10.04
 05:27
共同通信

(Yahoo)

供与の取締船、南シナ海へ 日本、インドネシア支援 <2311-100402>
 インドネシア海洋・水産省が3日に、中国漁船に対する警戒を念頭に日本から供与された漁業取締船の到着式を開いた。 海洋・水産省によるとナトゥナ諸島北方のインドネシアの排他的経済水域 (EEZ) に配備する同省の船で最大級の主力船となる。
 この海域では中国の大型漁船が違法漁業を繰り返してきたが抑止力となる大きな船舶を欠き、対応に苦慮してきたインドネシアに対し、日本の支援姿勢を具体化した。
 日本の水産庁によると、供与された船はかつて水産庁に所属していた全長63.35m、499t白萩丸で、九州海域で中国など外国漁船の取り締まりに従事してきた実績を持つ。
2023.10.03
 09:14
ロイタ通信

(Yahoo)

米フィリピンが海洋軍事演習開始、日英加も参加 中国けん制 <2311-100307>
 日米英加比が2日、フィリピン周辺海域1,800名以上が参加した2週間の合同演習Sama Samaを開始した。 今年の合同演習はルソン島南部で実施し、対潜戦や防空、捜索救助などの演習を行う。
 南シナ海で緊張が高まる中、海洋進出を活発化する中国を牽制する動きとなる。
2023.09.29
 17:02
時事通信

(Yahoo)

日独 ACSA で交渉開始 外務省 <2310-092906>
 外務省が29日、ドイツ政府と物品役務相互提供協定 (
ACSA) の締結に向けた交渉を開始すると発表した。
 同協定は自衛隊と独軍が燃料などを相互に提供できるようにする法的枠組みで、共同訓練を行いやすい環境を整えて防衛交流を深める狙いがある。
2023.09.28
 19:40
日経新聞 防衛力強化へ空港・港湾拡充 33施設、自衛隊利用を想定 <2310-092809>
 政府は2022年末に改定した国家安全保障戦略で有事に備えて空港や港湾を整備する方針を盛り込んだ。
 この方針に従い政府は、防衛力強化の目的で拡充する公共インフラの候補として10道県の33空港・港湾を選定した。 滑走路の延伸や岸壁の増築に取り組むため管理する地方自治体と近く協議を始める。
 東アジアの緊張に備えて自衛隊と海上保安庁が住民避難や部隊展開に使いやすくする。
2023.09.28
 13:53
朝日新聞

(Yahoo)

サイバー攻撃、中国背景の集団「ブラックテック」と特定 警察庁長官 <2310-092805>
 警察庁が27日に日本など東アジアや米国などの政府機関や電気通信などの企業に対するサイバー攻撃に関わったと発表し、安全対策を呼びかけた。 発表は、米連邦捜査局 (FBI) などと共に行われた。 攻撃者やその背後の国家を特定して非難するPublic Attributionで、日本政府として今回が6例目だが、米当局との合同の注意喚起は初めてという。
 露木警察庁長官が28日の定例記者会見で、日本の企業の機密情報を狙ったサイバー攻撃について、中国を背景とするサイバー攻撃集団BlackTechによるものと特定したと述べた。
 BlackTechなどの国際的なサイバー攻撃には外国当局との捜査協力が不可欠だとして、警察庁サイバー特別捜査隊を中心に国際連携を進める考えを示した。
2023.09.24
 17:12
産経新聞

(Yahoo)

ブイ設置の中国海洋調査船、航路・船速明らかに 「尖閣支配の既成事実化」企図か <2310-092412>
 中国が東シナ海の日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に大型のブイを設置した問題で、中国の海洋調査船が中国浙江省寧波市を出航後7ktという遅い速度で航行し、ブイ設置後に2倍以上の速度で引き返していたことが24日、船舶自動識別装置 (
AIS) のデータから明らかになった。 海上保安庁はこの海洋調査船がブイを運搬し、設置したことを示す有力な証拠とみている。
 海保などによると、ブイは尖閣諸島魚釣島の北西80km、日中中間線の日本側の位置で確認された。 ブイの設置は尖閣諸島周辺の海域で管轄権を既成事実化し、実効支配を演出しようとする狙いもあるとみられ、専門家は中国側の動きを警戒している。
2023.09.24
 17:00
日経新聞 防衛装備をアジャイル型に 試作品、改良重ね早期量産へ <2310-092410>
 防衛省が令和5年度中に防衛装備実用化までの期間を短縮するしくみを取り入れ、急速に進歩する民間の先端技術をすぐ反映させ抑止力を高める。 このため増田防衛次官が8月下旬に早期装備化を進める通達を防衛省内に出した。
 実用試験を重ね量産する前の段階で性能が限定的な試作品をまず部隊に配備し、使いながら改良し量産化を目指すもので、装備の開発や実用に関する防衛省の訓令や自衛隊の規則を順次改める。
2023.09.24
 13:01
南海日々新聞

(Yahoo)

初めてまとう、大島紬 陸自と米軍、地域住民が交流 奄美市名瀬大熊 <2310-092408>
 陸上自衛隊奄美警備隊が23日、Orient Shield 23日米共同演習のため奄美大島で訓練を行っていた美幌駐屯地の第6即応機動連隊の隊員や米陸軍の兵士らと地域住民との交流会を行った。 奄美市名瀬の大熊漁港周辺で共同奉仕清掃を実施した後、大熊町公民館で交流会を実施し、食事や島唄、六調で盛り上がり、隊員らは大島紬の着付けも体験して奄美の伝統文化に触れながら交流を楽しんだ。
 大熊町公民館で行われた着付け体験には米陸軍第1
MDTF所属の男女4名と陸自第6即応機動連隊の女性隊員3名が参加し、町内会の女性らが日本語と英語を交えながら着付けを行い、大島紬をまとった女性たちが姿を見せると、会場では拍手と歓声が上がった。
【註】
 MDTFとは米陸軍が新編し始めた長距離火力部隊でHIMARS中隊、TomahawkやSM-6などの中距離火力中隊、射程2,800kmと言われているDark Eagle極超音速ミサイル中隊からなる戦略火力大隊と防空砲兵大隊、支援大隊や情報通信を担当するI2CEWS大隊からなる。
 米陸軍はMDTFを、欧州に1個隊、太平洋地域に3個隊、不測事態対処用1個隊の合わせて5個隊の整備を目指している。
 Dark Eagleを最初に装備するのはワシントン州のJoint Base Lewis-McChordに駐屯する第5野戦砲兵連隊第3大隊 (5-3FA) の中隊で、年内に配備される。
2023.09.23
 09:22
共同通信

(Yahoo)

太平洋島しょ国の洋上監視支援 日米豪英、共同声明を発表 <2310-092307>
 日米豪英などが22日、太平洋の島嶼国を支援する枠組みブルーパシフィックにおけるパートナーの外相会合をニューヨークで開き、外国漁船による違法操業対策として洋上監視能力の向上支援するなどとした共同声明を発表した。
 韓加独なども名を連ねた共同声明は、気候変動が太平洋地域の人々にもたらす存続の危機を認識し、海洋環境調査などを通じた対策を強化すると表明している。
 この枠組みは2022年6月に設立されたもので、経済援助を通じて太平洋島嶼国への影響力を拡大させる中国を念頭に、透明性の高い開発支援や海洋環境保護などの分野で連携強化を掲げている。
2023.09.23
 06:07
共同通信

(Yahoo)

日米比外相、中国の航行妨害非難 東・南シナ海での覇権主義抑止へ <2310-092305>
 日米比3ヵ国外相が22日に国連総会が開かれているニューヨークで会合に臨み、東・南シナ海覇権主義的な動きを続ける中国への抑止力強化を話し合い、南シナ海でのフィリピン船への航行妨害を含め、国際法に反する中国の行為を非難し続けると表明した。
 3ヵ国外相会合は7月のインドネシアでの開催に続き2回目で、上川外相、ブリンケン米国務長官、マナロ比外相が、海洋状況把握 (MDA) を含む安全保障協力の推進や、エネルギーやインフラ、デジタル経済での課題を協議した。
2023.09.21
 20:16
テレ朝 News

(Yahoo)

米海軍 無人水上艦が日本初寄港 遠隔操作で太平洋横断 偵察やミサイル発射など想定 <2310-092116>
 米海軍大型USV Rangerが日本に初めて寄港し、報道陣に公開された。 Rangerはほぼ無人で太平洋を横断し、18日に横須賀港に到着した。
 この船は当初、民間企業が輸送船として建造したが米軍が買い取ってUSVとして開発され、本格運用するための実証実験が進んでいる。
 このUSVでは偵察や輸送などで有人艦を支援する役割のほか、ミサイル発射試験も行われるなど様々な用途を想定した訓練が行われてる。
2023.09.21
 18:12
共同通信

(Yahoo)

中国、掘削船活動を撤回 東シナ海、発表後に <2310-092114>
 中国海事局が21日、天然ガスなどの資源を採掘する移動式掘削船が21~23日に東シナ海で活動すると発表し、その後撤回した。
 日本政府関係者によると、掘削船の活動場所は東シナ海にある日本の排他的経済水域 (EEZ) 内とされていた。 中国が日本近海で一方的に資源開発を試みる動きが明らかになり、日本側の警戒感が強まりそうだ。
 掘削船が活動するとの発表に対し、松野官房長官は21日の記者会見で「わが国の主権や管轄権を侵害する行為を行うとすれば、断じて受け入れられない」と反発し、中国側に外交ルートで申し入れを行ったと明らかにした。
2023.09.21
 17:39
ロイタ通信

(Yahoo)

英伊の戦闘機開発、ロンドンに本部設立で調整=関係者 <2310-092113>
 事情を知る複数の関係者が、次期戦闘機の共同開発を進める日英伊が、事業体の本部をロンドンに置く方向で調整するとともに、3ヵ国以外の国を準パートナーとして迎え入れる可能性を議論していることを明らかにした。 本部を英国に、トップを日本人にしてバランスを取る方向で調整している」と、関係者の1人は話している。
 関係者3人によると、3ヵ国は対等なパートナーにみえるよう事業体を設立しようとしているが、英国と日本の役割が大きくなる可能性があるという。
 参加国が増えれば各国の開発費が抑えられるほか、1機当たりの調達費も低減するメリットがある一方、事業が複雑化する恐れがある。
2023.09.21
 16:13
日テレ News

(Yahoo)

中国 掘削装置を尖閣周辺にえい航へ 日中中間線を大きく越える海域…政府関係者が危機感「外交問題に発展するだろう」 <2310-092112>
 中国当局が23日までに天然ガスなどを掘削する作業装置尖閣諸島の周辺海域に運ぶことがわかった。 一帯は日中中間線から日本側に大きく入り込んだ海域にあたり、日本政府関係者は危機感を示している。
 中国の海事局は日本時間の21日18:00から天然ガスなどを掘削する作業装置「勘探8号」を曳航して東シナ海の目標海域に運ぶと発表した。指定された目標海域は尖閣諸島大正島から北東に140kmの海域で、23日18:00までに到達する予定を示した。
 この海域は、日本政府が日中EEZの境界を定めるべきとしている日中中間線からも大きく日本側に入り込んだ場所にあたとしているのに対し、中国は今回の目標海域を含む沖縄トラフまでを自国の排他的経済水域などと一方的に主張していて、中国はこれまでも日中中間線の付近で一方的にガス田などを開発をしてきた。
2023.09.16
 06:01
共同通信

(Yahoo)

中国艦がまた領海侵入 6月以来、抗議伝える <2310-091602>
 防衛省が16日、中国海軍測量艦1隻が15日夜に屋久島付近で、日本領海に侵入したと発表した。 防衛省によると、測量艦は15日19:00頃に屋久島の南東で接続水域を西向きに航行したのち、22:10頃に屋久島の南西に位置する口之島の北東の領海に侵入したが、23:45頃に口之島の北で領海から出て、西方向へ移動し東シナ海に向かった。
  測量艦の役割は一般的には、潜水艦が航行するための海底地形の調査とされる。 付近海域では2021年11月以降、中国測量艦の領海侵入が数ヵ月おき程度のペースで確認されており、前回は6月、今回で9回目になる。
2023.09.15
 11:49
産経新聞

(Yahoo)

尖閣周辺、中国海警船4隻が相次ぎ領海侵入 <2310-091504>
 第11管区海上保安本部によると、中国海警局の海警1302海警1102海警1103海警1105の4隻が15日10:30頃から10:45頃にかけて尖閣諸島周辺の領海に相次いで侵入した。
 中国海警局艦が尖閣周辺で領海侵入したのは8月23日以来で、2023年に入って27日目になる。
2023.09.14
 23:07
産経新聞

(Yahoo)

米、在日宇宙軍を創設へ 中朝の脅威に対応 <2310-091413>
 米インド太平洋宇宙軍司令官のマスタリア准将が産経新聞の取材で、北朝鮮のBMや中国の覇権拡大などの脅威対応など、重要性を増す宇宙領域で在日米軍を強化して自衛隊との連携を拡大する新たな部隊「在日米宇宙軍」(仮称)創設の準備を、年内の発表を目指して進めていることを明らかにした。
 新部隊はハワイにあるインド太平洋宇宙軍の隷下組織となり、設置場所として在日米軍司令部のある横田基地が候補で、防衛省が2022年3月に府中基地に創設した宇宙作戦群や宇宙航空研究開発機構 (JAXA) とも協力していく。
2023.09.13 Janes DSEI 2023: MBDA partners with Mitsubishi Electric Corporation for GCAP effects <2310-091310>
 三菱電機とMBDA社がDSEI 2023で9月13日、
GCAP搭載装備で協力することに合意し、MBDA UK社、MBDA Itary社、MELCO社が協力する。
 三菱電機 (MELCO) はGCAP搭載電子装備でFCSレーダをLeonard社と共同開発することは既に報じられており、MBDA社製造しているMetor BVRAAMのシーカにMELCO社製AAM-4Bのシーカを搭載するJNAAMの共同開発は、既に令和3年度から開発が進められていることから、ここで言う搭載装備 (effecter) とはERCの開発にMELCOが参入する可能性も考えられる。
2023.09.13
 02:56
テレ朝 News

(Yahoo)

英 軍事産業展示会に日本企業も出店 <2310-091301>
 ロンドンで12日、2年おきに開かれている防衛産業の展示会DSEIが4日間の日程で始まり、日本の民間企業も製品や技術をアピールしている。
 1,500以上の企業などが出展し、世界各国の軍や防衛関係者らが集まっている。
 DSEIには防衛装備庁もブースを出展し、日本企業8社殺傷能力のない軍需品の部品や航空自衛隊が運用している機動衛生ユニット(空飛ぶ ICU)などを紹介している。
2023.09.12 Janes DSEI 2023: GCAP partners agree to develop delivery construct <2310-091215>
 日英伊3ヵ国が9月12日、MHI社、Leonardo社、BAE Syatems社が
GCAP概念設計段階要求性能取り纏めを開始したことを明らかにした。
2023.09.12
 19:59
ロイタ通信

(Yahoo)

防衛省、台湾に現役職員を常駐 意思疎通や情報収集強化=関係者 <2310-091213>
 事情を知る関係者4人が、防衛省が台湾との窓口機関日本台湾交流協会の台北事務所背広組の現役職員を常駐させたことを明らかにした。 同関係者らによると、防衛省はこの職員を出向の形で派遣し、以前から駐在する退役自衛官と2人体制にした。 国交がない日台間で、台北事務所が査証発給など実務業務を担う日本の在外公館として事実上機能している。
 経済産業省や外務省など他の政府機関が台北事務所に現役職員を出向させる一方で、防衛省は中国が反発することを考慮し退役自衛官を常駐させるにとどめてきた。
 関係者らによると、現役の自衛官を派遣すべきとの声も今回あったが、背広組の防衛官僚を送ることにした。
2023.09.11
 21:25
共同通信

(Yahoo)

中国艦艇8隻が太平洋へ移動 沖縄通過、防衛省確認 <2310-091109>
 防衛省統合幕僚監部が11日、中国海軍の駆逐艦やフリゲート艦など8隻沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海から太平洋へ移動したと発表した。
 防衛省によると、11日午前に宮古島の北東140kmで5隻、さらに尖閣諸島大正島の北東230kmで3隻がいずれも南寄りに進むのを確認した。 8隻はその後、太平洋へ向かった。
2023.09.11
 19:19
AFP=時事

(Yahoo)

インドネシアで合同軍事演習 陸自も参加 <2310-091108>
 インドネシア東ジャワ州シトゥボンドで10日、合同演習Super Garuda Shield 2023が実施され、同国軍をはじめ、陸上自衛隊米海兵隊シンガポール軍が参加した。
 実弾演習では、インドネシア海兵隊が105mm榴弾砲やRM-70 Vampire
MRLを発射する場面も見られた。
【註】
 Super Garuda Shield 2023演習はインドネシアのほか習志野演習場でも行われ、陸上自衛隊からは総隊司令官の竹本陸将統裁の元、第1空挺団と水陸機動団などが参加した。
令和5年度米尼軍等との実動訓練への参加について (JGSDF News Release】
2023.09.11
 15:00
Defense News UK, Italy, Japan companies eye novel sensor mix for GCAP warplane <2310-091104>
 
GCAP3国共同開発は2025年中頃に搭載するセンサの開発で佳境に入る。 GCAPでは搭載レーダとセンサが全開発費の30%を占める。
 計画は英国からLeonard UK社、イタリアからはLeonard Itary社とELT Gp.、日本からはMELCO社が参画して、2年先の目標に向け作業を進めている。
2023.09.09
 18:24
Ukrinform ウクライナ・日本両国外相、「安全の保証」に関する二国間合意締結協議の暫定スケジュールに合意 <2310-090908>
 ウクライナと日本の外相が9日、NATO首脳会議時に採択されたG7首脳宣言に基づき、安全の保証に関する二国間合意の締結に関する協議の暫定行程につき一致した。
 クレーバ外相は、記者から日本からの「安全の保証」はどのようなものになるかとの質問に、それもまた協議の対象だと答え、「日本側から最初の提案が渡され、私たちはそれに追加していくことで、接点を定める」と説明した。
2023.09.09
 17:01
JSF

(Yahoo)

新艦対空誘導弾(能力向上型)はサイドスラスター装備で”PAC-3化”を目指す <2310-090907>
 9月8日に防衛省から「令和5年度 事前の事業評価 評価書一覧」が発表され、17種類の新兵器の開発研究の概要が掲載されている。 その中の「11、新艦対空誘導弾(能力向上型)」で新たな事実が判明した。
 新艦対空誘導弾は03式中距離地対空誘導弾(改)に大型ブースターを装着して長距離艦載SAMとしたものだが、事業評価には新艦対空誘導弾(能力向上型)への改良内容が掲載されている。
 新艦対空誘導弾(能力向上型)開発で達成すべき目標としては、「高速目標の経路予測技術の確立」と「高速目標の追尾技術の確立」があげられており、追尾技術の確立としては「高高度から高速で侵入する目標を撃墜するため、誘導弾が目標の軌道変化に追尾/応答するためのシーカーとサイドスラスタ技術を確立する」としている。
 サイドスラスターを装備する目的はBMと極超音速兵器の迎撃である。
 これは03式中距離地対空誘導弾(改)能力向上もサイドスラスターを装備することを意味し、開発の順序から、まず03式中距離地対空誘導弾(改)能力向上にサイドスラスターを装備し、次いで新艦対空誘導弾(能力向上型)にも適用するという流れになると見られる。
【註】
 翼で制御される通常のミサイルが舵を切って徐々にミサイルの向きを変えるのに対し、弾体から横方向にガスを噴射するサイドスラスタでは至短時間で向きを変えることが出来ると共に、舵がきかない空気が薄い又は真空の高空での制御に適する。  ただ、ほぼ真空状態の大気圏上層部や大気圏外でサイドスラスタだけを噴射してもミサイルは横向きのままでそのままの方向に飛ぶだけなので、そのような高度ではロケットモータを切り離し、THAADやSM-3 Block ⅡA、GMD GBIEKVのような位置姿勢制御装置 (DACS) によらなければならない。
2023.09.09
 11:01
TBS News

(Yahoo)

林外務大臣がウクライナ訪問 ブチャ視察後に外相らと会談へ 楽天G・三木谷社長ら企業関係者も同行 <2310-090906>
 林外相がウクライナを訪問した。 日本の閣僚によるウクライナ訪問は3月に電撃訪問した岸田首相に続き2人目になる。
 日本政府は、ウクライナの復旧復興に向けて不発弾を処理するクレーン付きトラックを20両以上供与すると発表する見通しで、今回の訪問には楽天グループの三木谷社長など民間企業の幹部も同行し、ウクライナ政府や企業との意見交換を予定し、復興支援において、デジタルや医療の分野で民間企業の関与を促す狙いがある。
2023.09.08
 12:29
日経新聞 ウクライナ議長「防空システムの支援を」 <2310-090806>
 日本・ウクライナ友好議員連盟は7日に国会内で、主要7ヵ国 (G7) 下院議長会議にあわせて来日したステファンチュクウクライナ最高会議議長らとの意見交換会を開いた。
 席上ステファンチュク議長は「ウクライナが必要としているのは防空システムだ」と語り、防衛装備支援を強く求めた。
2023.09.07
 12:50
日経新聞 日米フィリピン、南シナ海で中国に対処 首脳が懇談 <2310-090705>
 岸田首相が6日、インドネシアハリス米副大統領マルコス比大統領とASEAN関連首脳会議の夕食会で短時間懇談し、中国が大半を自国領と記す地図を公表するなど緊張が高まる南シナ海の情勢について意見交換して、力による一方的な現状変更に連携して対応すると確認した。
2023.09.07
 10:39
毎日新聞

(Yahoo)

米陸軍、日本に軍需品の貯蔵施設の増設検討 東アジア有事に備え <2310-090704>
 米太平洋陸軍司令官のフリン大将が6日、ワシントンで開かれたHudson研究所の行事で、米陸軍の軍需品を貯蔵する施設を日本に増設することを検討していると明らかにした。 東アジアでの有事への即応性を高める狙いで、具体的な候補地は不明だが、フリン大将は「陸上自衛隊とも連携して複数の場所について検討している」と説明した。
 フリン大将は、インド太平洋地域での補給や前方展開の重要性を強調した上で、米領グアムにある備蓄施設と同等の機能を持つ施設を「もう少し増やす必要がある」と述べた。
 日本には相模総合補給廠横浜ノースドックがあるが、フリン大将は「他の複数の場所について、在日米大使館と協力しながら、日本側と協議している」と説明した。
2023.09.06
 19:08
時事通信

(Yahoo)

輸出先の転売防止必要 装備品共同開発で与党 <2310-090613>
 防衛装備品の輸出ルール緩和に関する自民、公明両党の実務者協議が6日に国会内で開かれた。
 日本が英国、イタリアと開発する次期戦闘機が念頭に、国際共同開発した装備品の第三国輸出を容認する見解を政府がまとめたことを踏まえ、輸出先からの不適切な転売防止といった適正管理の仕組みづくりが必要だとの認識で一致した。
 防衛装備移転三原則の運用指針は、共同開発品の移転を開発相手国にしか認めていないため、政府は8月下旬の協議で、開発相手国の輸出計画にも影響が出ることなどを挙げて容認すべきだと説明している。
 指針が移転を認める「救難、輸送、警戒、監視、掃海」の5類型については、該当すれば殺傷能力のある武器も輸出可能との見解を示した。
2023.09.06
 18:15
産経新聞

(Yahoo)

防衛装備庁、スタートアップ企業と初の意見交換 先進技術活用狙う <2310-090611>
 防衛装備庁が6日、民間の先進技術を活用した防衛力の強化に向け、国内のスタートアップ企業関係者との初会合を、同庁で経済産業省とともに開催した。 会合では、各企業が自社の事業内容や技術的な強みなどを説明し、防衛省や自衛隊関係者からの質問に答えるなどして連携の可能性を探った。 同庁は今後も会合を重ね、さまざまなスタートアップ企業と意見交換を行う。
 会合では、東京理科大学発でアシストスーツを開発している「イノフィス」、中部大学発で長距離UAV開発の「テラ・ラボ」、京都大学発で高性能なドップラー・ライダーを開発する「メトロウェザー」など4社が事業内容などを説明した。 残る1社は非公表だった。
2023.09.05 Janes Patria, Japan Steel Works sign deal to produce 8×8 military vehicles <2310-090517>
 防衛省が小松製作所製96式8×8
APCの後継となる陸上自衛隊の装輪APC (WAPC) として装備するフィンランドPatria社製AMVライセンス生産について、Patria社社が生産を担当する日本製鋼所 (JSW) とライセンス契約を結んだ。
2023.09.05 Janes Kawasaki prepares P-1 replacement project <2310-090516>
 防衛省がUAVの調達を行うためP-1の調達数量を削減する。
 川崎重工業はP-1の後継ととして2040年代に装備する次期固定翼哨戒機の開発を担当するプロジェクトチームを4月に立ち上げた。
2023.09.05
 00:57
FNN Prime

(Yahoo)

処理水めぐり北朝鮮が韓国の反政府勢力に「反対活動」指示か <2310-090502>
 韓国情報機関の国家情報院が、北朝鮮が福島第1原発の処理水放出をめぐり、「放出に反対する活動」をするよう韓国国内の地下組織などに指令を出していると明らかにした。 韓国国会の委員会に出席した議員によると、国家情報院は処理水の放出をめぐり「北朝鮮が現在、韓国国内の反政府勢力や地下組織に放出反対活動をさせるよう断続的に指令を出している」と報告したという。
 北朝鮮の動きをめぐっては、朝鮮日報が北朝鮮が集中的にデモを行う場所など具体的な指令を出したと報じていて、北朝鮮が日本の汚染水放出を反政府闘争の材料にせよと指示しているとも報じている。
2023.09.03
 07:04
時事通信

(Yahoo)

新型イージス、導入コスト膨張 9000億円、トマホークも搭載 「浮かぶ要塞」・防衛省概算要求 <2310-090301>
 防衛省が令和6年度予算概算要求で、ミサイル警戒に専従するイージス・システム搭載艦の導入コストの総額と船体の詳細を明らかにした。
 要求する2隻の建造費と実射試験準備などの関連経費4,900億円に加え、設計が具体化したことや円安に伴う調達価格上昇などにより総額9,000億円に膨張し、2022年12月の防衛力整備計画(5~9年度)策定時の積算より2,000億円増えた。
 船体は長さ190m、幅25m、基準排水量12,000tになる見込みで、8,200tのまや型Aegis艦)を大きく上回る。 
VLS128セルでまや型より3割多い。 Tomahawkや射程1,000km以上の12式改対艦ミサイル改は2032年以降に搭載する。
 また極超音速滑空兵器を迎撃できるよう日米共同開発が決まったGPIも発射可能にする。 更にUAVの群攻撃に対処するHEL備える。
 1隻目は9年度、2隻目は10年度に就役し、日本海で常時、警戒監視に当たる。 配備先は佐世保基地や舞鶴基地などが有力視されている。
2023.09.02
 11:33
大分放送

(Yahoo)

陸上自衛隊湯布院駐屯地 来年度にも「地対艦ミサイル連隊」新設へ 防衛省が関連予算要求 <2310-090208>
 防衛省が陸上自衛隊湯布院駐屯地に、地対艦ミサイル連隊の新設を計画している。 令和6年度当初予算の概算要求に、関連費用として39億円を盛り込み、2025年3月末までの部隊を新設する。
 防衛省にると、地対艦ミサイル連隊は290名規模で12式地対艦誘導弾を装備する。 大分分屯地ではミサイルなどを保管する大型弾薬庫を2棟建設する計画も進められている。
2023.09.01
 10:16
東奥日報

(Yahoo)

空自大湊「ガメラレーダー」(青森・むつ市)機能強化に29億円計上 極超音速ミサイルに対応 <2310-090108>
 防衛省が31日、航空自衛隊大湊分屯基地に配備しているFPS-5レーダの機能強化に向け、令和6年度の概算要求に29億円を計上した。
 従来のBMより高い機能を持つ極超音速ミサイルを探知、追尾できるよう本体を改修する。 改修では、目標となるミサイルの軌道を予測・計算し探知、追尾する処理能力向上のための工事を行う。 5年度からソフトウエア改修などに着手しており、全体の事業は9年度に完了する予定である。
 むつ市釜臥山山頂に設置されているFPS-5は、その外観からガメラレーダーとも呼ばれる。
2023.09.01
 01:15
Defense News Japan unveils defense budget, seeking hypersonics, frigates, F-35s <2310-090102>
 防衛省が8月31日に、$52.9Bの令和6年度予算の概算要求を行った。
 艦船では全長190m、排水量12,000tで128セルの
VLSを装備したASEV 2隻に$1.2Bを要求した。 全長133mのもがみ型を142mに大型化した排水量4,900tのフリゲート艦を2隻建造する。
 12式地対艦ミサイルの射程を1,500kmに延伸すると共に、極超音速弾と極超音速ミサイルを開発する。
 F-35Aを8機、F-35Bを7機調達すると共に、F-2 8機に12式対艦ミサイルを装備する改良を行う。
 装輪IFV 24両、SPM 8両、16式MCV 19両、10式 MBT 10両、19式155mm SPH16両、Patria装輪APC 28両を調達する。
2023.08.31
 20:33
時事通信

(Yahoo)

海自地方隊と警備区改編 大湊、イージス拠点整備も 防衛省概算要求 <2309-083122>
 防衛省が令和6年度予算概算要求に、海上自衛隊の大湊地方隊を横須賀地方隊に統合する組織改編を盛り込んだ。
 ただ、地元から総監存続を求める声が強く、防衛省は大湊地区総監(仮称)と同地区総監部の新設を組織要求し、海将ポストは維持する方向で検討している。
 防衛省は大湊基地について、火薬庫新設工事を進めるほか、Aegis艦などの大型護衛艦が停泊できるよう水深を深くするなどの港湾施設整備費として198億円を計上した。
 大湊基地には後方支援全般を担う部隊新編も要求した。 イージス・システム搭載艦の補給拠点にもなるとみられ、地方隊が統合されても大湊基地の定員規模は維持される見通しである。
2023.08.31
 14:50
日経新聞 米インドネシアが拡大演習 南シナ海にらみ水陸に軸足 <2309-083115>
 インドネシアと米国が31日、他国に枠を広げた両国陸軍の演習Super Garuda Shieldを開始した。 南シナ海で軍事拠点化を進める中国をにらみ、離島防衛の強化をめざして水陸両用の訓練に軸足を置く。
 インドネシア国軍の30日時点の発表では、米国とインドネシアのほか、日英豪、シンガポールの6ヵ国が部隊を派遣し、6,000名が参加する。
2023.08.31
 13:59
共同通信

(Yahoo)

防衛費、過去最大の7兆7千億円 統合司令部、輸送隊新設 <2309-083113>
 防衛省が31日、7兆7,385億円を計上した令和6度予算概算要求を決定した。 陸海空3自衛隊を一元的に指揮する常設の統合司令部を市ヶ谷に240名規模で新設するほか、南西諸島などに部隊や物資を迅速展開するため自衛隊海上輸送群を新編し、海上自衛隊呉基地に司令部を置く。 海上輸送群は3自衛隊共同の部隊とし、部隊や装備を陸揚げする機動舟艇を3隻配備する。
 イージス・システム搭載艦2隻に3,800億円を確保して建造に着手し、新型迎撃ミサイルの共同開発には750億円を充てる。
令和6年度概算要求の概要(防衛省)】
2023.08.31
 13:40
日経新聞 次期戦闘機の国産弾開発 防衛省、概算要求7.7兆円 <2309-083112>
 防衛省が31日、令和5年度当初予算から13%増やし7兆7,385億円とした6年度予算の概算要求を公表した。
 英国やイタリアと共同開発する次期戦闘機搭載の国産AAMを開発すると明記し、初号機の配備を見込む2030年代までの開発をめざす。
2023.08.31
 01:15
Defese News US State Department approves JASSM-ER missile sale to Japan <2309-083102>
 米国防安全保障協力局 (
DSCA) が8月28日、国務省がAGM-158B/B2 JASSM-ER 50発の日本への売却を承認したと発表した。 売却額は$104Mと言う。
 AGM-158B JASSM-ERは1,000-lbの弾頭を搭載し射程575哩で、AGM-158B-2は2,000-lb(900kg)の弾頭で1,200哩(1,900km)の射程である。
 またC-2輸送機にJASSMと米空軍のRapid Dragonを搭載して空中発射することも検討していると報じられている。
【Rapid Dragon 関連記事:2212-111102 (DN 2022.11.11)】
2023.08.30
 16:15
テレ朝 News

(Yahoo)

自衛隊とアメリカ軍が共同訓練 北朝鮮の“ミサイル”発射を受け <2309-083011>
 北朝鮮がBMの技術を使用した飛翔体を発射したことを受け、防衛省は自衛隊と米軍が共同訓練を実施したと発表した。 防衛省にると、日本海上の空域で30日行われた共同訓練には航空自衛隊のF-15 4機F-2 8機と米軍のB-1 2機が参加した。
 北朝鮮への対応を念頭に各種戦術訓練を行い、「あらゆる事態に対処する日米の強い意志と自衛隊と米軍の即応態勢を確認した」ということです。
2023.08.29
 20:35
共同通信

(Yahoo)

「中国にTPP加入の資格ない」 自民・世耕氏、水産物禁輸で批判 <2309-082912>
 自民党の世耕参院幹事長が29日の記者会見で、原発の処理水海洋放出を受けて日本の水産物輸入を全面停止した中国を批判し、「科学的根拠もなく、特定の国の水産物を全面禁輸するような国に環太平洋連携協定 (
TPP) に加入する資格は全くない」と述べた。
 日本国内で相次ぐ中国発信の迷惑電話について、日本政府に毅然とした対応を求めた。
2023.08.29
 17:04
時事通信

(Yahoo)

新迎撃弾、来春にも日米開発着手 対極超音速、イージス艦に搭載 <2309-082911>
 防衛省が29日、極超音速兵器に対処する新型迎撃ミサイルの日米共同開発について、自民党の関係会合で説明した。
 2024年4月にも着手し、2030年代の完成を目指し、海上自衛隊の既存のAegis艦や、令和6年度に建造を始めるイージスシステム搭載艦に装備する方針も明らかにした。
2023.08.29
 12:15
The News Lens

(Yahoo)

処理水放出で日本の水産物を禁輸の中国 「裏目に出るかもしれない」と香港紙が報道 <2309-082906>
 香港のSouth China Morning Post紙が、原発処理水の海洋放出を始めたことに対し中国が日本の水産物輸入を全面的に停止した措置ことが、日中両国の相互依存が低下するなかで既に悪化している両国間の貿易をさらに曇らせることになり「裏目に出る可能性がある」とする専門家らの見方を報じた。
 シンガポール国立大学政治学のチョン准教授は同紙に、日本は商業的およびリスク管理の観点から中国離れが進んでいるとしたうえで、中国による水産物禁輸は日本にとって大きな衝撃にはならないとみている。
2023.08.29
 12:02
FNN Prime

(Yahoo)

日米韓が日本海で共同訓練 北朝鮮をけん制する狙いか <2309-082905>
 北朝鮮メディアが29日、金総書記が日米韓の首脳を「ごろつき」と批判し、海軍に核を配備する方針を示したと報じた。
 こうしたなか、日米韓3ヵ国が29日午前に日本海で共同訓練を実施した。
 複数の防衛省関係者によると、共同訓練はBM発射を繰り返す北朝鮮を牽制する狙いがあるとみられる。
2023.08.29
 06:11
ロイタ通信

(Yahoo)

米、日本への空対地ミサイル売却を承認 最大1億ドル <2309-082901>
 米国防総省が、国務省が28日にJASSM-ERおよび関連機器の日本への売却を承認したと発表した。
 売却額は$104Mとなる見通しという。
2023.08.28
 19:26
讀賣新聞

(Yahoo)

中国軍の偵察型無人機、与那国島と台湾の間を飛行…防衛省が公表4回目 <2309-082810>
 防衛省が28日、沖縄県与那国島と台湾の間を中国軍のBZK-005 UAV 1機が飛行したと発表した。 それによると同機は同日午前に東シナ海から飛来し、与那国島と台湾の間を通過して太平洋に出たのち、先島諸島の南方の空域で旋回してバシー海峡方面へ飛行した。
 同省が、この空域で推定を含め中国軍UAVの飛行を確認し、公表するのは4回目である。
2023.08.28
 19:06
テレビ金沢

(Yahoo)

航空自衛隊小松基地 初の日豪共同訓練 オーストラリア空軍の第一陣が到着 <2309-082809>
 航空自衛隊小松基地では初の実施となるオーストラリア空軍との共同訓練が始まり、小松基地には28日15:00過ぎにオーストラリア空軍の第一陣として輸送機1機が到着した。
 共同訓練は9月15日までの予定で、豪空軍からはF-35 6機などあわせて9機、140名が参加する。
 航空自衛隊からはF-35AやF-15などあわせて27機が参加し、各種戦術訓練を行う。
2023.08.28
 14:55
産経新聞

(Yahoo)

カナダ海軍3隻が横須賀寄港 うちオタワが台湾海峡通過、「瀬取り」監視へ <2309-082806>
 カナダ海軍フリゲート艦Ottawaなど3隻が28日に横須賀港に寄港した。 寄港したのはその他に、Ottawaと同じHalifax級のVancouverと補給艦Asteriaqueで、カナダ海軍艦の横須賀寄港は2022年11月の国際観艦式以来で17回目だがAsteriaqueの日本寄港は初めてである。
 カナダを2週間前に出航し、横須賀に寄港する前に日米両国の艦艇と訓練を行った。 カナダは2022年11月にインド太平洋戦略を策定し地域への関与を強めている。
 Ottawaは補給を終えて9月1日に出航し台湾海峡を通過する。 在日カナダ大使館武官のワット海軍大佐は記者団に「カナダは『航行の自由』の確固たる支持者であり、台湾海峡の通過はその一部だ」と述べた。
 カナダと米国の艦艇が合同で6月に台湾海峡を通過した際には、中国の駆逐艦が米駆逐艦の140m前方を横切る挑発行動を取った。
2023.08.28
 12:44
Breaking Defense Japanese F-35s make first foreign visit, landing in Australia <2309-082805>
 航空自衛隊のF-35A 2機と要員55名が8月26日に6,400km離れたオーストラリアのTidal空軍基地に飛来した。 29日まで滞在する。
 航空自衛隊は8月14日にF-35A 4機、KC-767 1機、C-130 1機、C-2 1機、隊員160名を派遣すると発表していたが、28日のオーストラリアの発表との違いは分からない。
2023.08.27
 18:00
日経新聞 防衛装備品の輸出促進にカジ 政府、10年ぶり制度改正へ <2309-082704>
 政府は防衛装備の輸出促進にカジを切り、与党と調整し年内にも国家安全保障会議 (NSC) を開き、防衛装備移転三原則の運用指針の改正を決め、撤退が相次ぐ防衛産業の振興や防衛力の強化につなげる。
 殺傷能力がある装備について救難や警戒など現行制度が定める輸出目的に該当すれば輸出できるようにする
2023.08.27
 14:20
琉球新報

(Yahoo)

嘉手納基地にオーストラリア空軍機が飛来 北朝鮮の「瀬取り」監視か 沖縄 <2309-082703>
 米空軍嘉手納基地に26日午後、オーストラリア空軍のP-8A 2機が飛来した。
 朝鮮国連軍地位協定に基づき、北朝鮮籍船舶の海上で積み荷を積み替える瀬取りを含む違法な海上活動を監視するためとみられる。
2023.08.26
 21:08
産経新聞

(Yahoo)

軍事応用研究、大学の応募倍増 学術会議の姿勢修正後 <2309-082609>
 26日に防衛装備庁が公表した将来的に軍事技術へ応用可能な基礎研究を助成する防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度」に対する大学からの応募が、令和5年度は4年度から倍増したことが分かった。
 防衛研究にブレーキをかけてきた日本学術会議が2022年、デュアルユース(軍民両用)の先端技術研究を否定しない姿勢を示したことで、大学側が応募しやすい環境となったことが一因とみられる。
2023.08.26
 16:50
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア、水産物の対中輸出拡大を目指す 日本産禁輸で <2309-082607>
 中国が東京電力福島第1原発の処理水放出開始を受けて日本の水産物を全面禁輸としたことを受け、ロシアが中国への水産物の輸出拡大に動き出した。
 ロシアの食品安全監視当局は25日夜の声明で、輸出業者の増加に取り組むと表明し、「中国はロシアの水産物にとって有望な市場だ。 認証を受けたロシア企業や船舶、製品の量と種類の拡大を目指す」と述べた。
 水産物の安全問題について中国と対話を続け、ロシア産水産物の対中輸出に関する規制に関する交渉を終える予定だとした。
2023.08.26
 10:54
共同通信

(Yahoo)

新潟でミサイル避難訓練 飛来想定し行動手順確認 <2309-082604>
 政府や新潟県などが26日、同県見附市BMの飛来を想定した住民らを対象に避難訓練を行った。 住民ら約70人が公民館と地下歩道の2カ所で避難の手順を確かめ、市職員らは避難誘導や被害の実態把握の方法などを確認した。
 政府は本年度中に、全国36自治体で同様の訓練を計画していて、新潟県内では27日には佐渡市で行われる。
2023.08.26
 07:06
JSF

(Yahoo)

新型 FFM(護衛艦)の主契約企業は三菱重工に決定 <2309-082602>
 8月25日に防衛装備庁より令和6年度計画より始まる新型FFMの契約相手先が、主契約者は三菱重工、下請負者は
JMUと発表された。
 2019年に建造開始されている現在のもがみ型FFMは12隻の建造をもって終了予定で、改良し大型化された新型FFMの建造に移行する。 現在のもがみ型FFMは主契約者が三菱重工、下請負者に三井造船(現在は三菱重工が買収)であった。
┏━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓
┃     ┃もがみ型 ┃ 新型 FFM ┃
┣━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃基準排水量┃ 3,900t ┃ 4,880t ┃
┃全   長┃  133m ┃  142m ┃
┃全   幅┃   16m ┃   17m ┃
┃速   力┃ 30kt以上┃ 30kt以上┃
┃主   砲┃ 62口径5吋┃ 62口径5吋┃
┗━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛
【註】
 もがみ型FFMは当初22隻が建造されると報じられていた(2102-011301)が、その後もがみ型の建造は令和5年艦の2隻で終わり12隻で打ち切られ、残りの10隻は令和5年度に新たに30mm機関砲を装備した1,900t級哨戒艦4隻の建造に入っていた。
2023.08.25
 21:31
日テレ News

(Yahoo)

中国無人機へのスクランブル発表 今年7件目 過去最多を更新 <2309-082511>
 防衛省が25日、25日午前から午後にかけて中国の
ISR UAV 1機と中国のUAVと推定される1機が、与那国島と台湾の間を飛行したため戦闘機を緊急発進させたと発表した。 与那国島と台湾の間の中国のUAVの飛行は、今年4月に初めて発表されて以降これで3回目で、この地域での中国の活動が活発化している。
【関連記事:2309-082505 (日経 2023.08.25)】
 中国のUAVへの緊急発進の発表は今年7件目で、2022年の6件を超えて過去最多となった。
2023.08.25
 19:06
共同通信

(Yahoo)

比、日米豪共同訓練に参加 大型艦派遣、世論は歓迎 <2309-082509>
 海上自衛隊が25日に護衛艦いずもをフィリピンに派遣し、米豪比軍と24日に4ヵ国共同訓練を実施したと発表した。 米軍からは予定していた強襲揚陸艦ではなく
LCSが加わった。
 複数の関係筋によると、訓練は当初、フィリピンが参加を見送り、日米豪が南シナ海で23日に行う計画だったが、中国が南シナ海でフィリピン軍拠点への補給を妨害し続けるなか計画が大きく報じられ、歓迎する国内世論が高まったことから、日米豪3ヵ国で計画していた訓練にフィリピンが加わった。
 フィリピン海軍からは揚陸艦が参加し、1日遅れてマニラ周辺で実施される。
2023.08.25
 12:42
時事通信

(Yahoo)

防衛技術、民生9分野を重要指定 AIなど省庁横断で開発 政府 <2309-082506>
 政府が25日に防衛力強化に向けた研究開発公共インフラ整備に関する関係閣僚会議の初会合を首相官邸で開き、民生利用を目的とする研究開発のうち、AIやサイバー攻撃対処などを含む9分野防衛体制強化に資する「重要技術課題」に指定し、省庁横断で取り組む方針を確認した。
 重要技術課題には他に、UAV技術の高度化や、宇宙でも利用できる情報通信機器、極超音速飛行技術の開発などが指定された。
 防衛省が今後、各省庁や国立研究開発法人と具体的な事業内容を協議し、成果が見込めるものについては令和6年度予算で措置する。
2023.08.24
 17:32
毎日新聞

(Yahoo)

海保、大型巡視船5隻建造へ 24年度から、尖閣周辺の警備強化 <2309-082416>
 政府は周辺海域の緊迫化に対応するため、海保の当初予算を9年度に4年度比1.4倍の3,200億円に増やす方針を決めている。 この方針に基づき6年度の要求総額は2,759億円と5年度当初予算比13%増になった。
 海上保安庁は尖閣諸島周辺海域の警備強化などのため、令和6年度予算の概算要求に大型巡視船5隻の建造開始を盛り込んだ。 一度に建造に着手する隻数としては過去最多になる。
 新造する大型巡視船は1,500総トン級の5隻で、うち4隻は尖閣の警備に専従する。 現在、全国に71隻配備されている大型巡視船は、過去に公表された増強計画と合わせ、9年度末までに90隻になる。
 海上を監視するUAVも7年度に2機増やす。 2022年に導入が始まったSea Guardian UAVは海上自衛隊八戸航空基地を拠点に、日本の領海や排他的経済水域 (EEZ) をカバーし、外国船の取り締まりや人命救助に活用している。
 2023年5月までに3機導入され、少なくとも1機が24時間365日飛行できる体制になった。 7年度にさらに2機増えて5機体制となれば、同時に複数の機体が飛行し、異なる海域を監視できるという。
2023.08.24
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

空港・港を有事に備え整備、戦闘機や護衛艦対応…政府計画原案 <2309-082410>
 複数の政府・与党関係者が、台湾有事などの不測の事態に備え、防衛力強化に向けた政府の来年度予算に関連費用を盛り込む「公共インフラ整備計画」の原案が判明したことを明らかにした。
 全国約40の空港と港湾を対象とし、与那国島の新たな港湾整備や宮古島の宮古空港の滑走路延長などを挙げた、平時は交通や物流の拠点として民生利用する一方、有事の際は自衛隊の護衛艦の接岸や戦闘機の離着陸を可能とし、防衛や住民避難のために利用することを想定している。
 原案によると、与那国島には護衛艦や巡視船が接岸できる新たな港を整備する。
 このほか、中国海警局艦が領海侵入を繰り返す尖閣諸島の警備を強化するため、管轄する石垣海上保安部が拠点とする石垣港の岸壁を延長する。 那覇港、博多港、高松港、敦賀港などについても、岸壁の整備などを行うとした。
 空港については、新石垣空港や那覇空港などが対象で、大型機が離着陸できるよう滑走路を延長するほか、駐機場の新設や誘導路の整備などを検討する。
 鹿児島空港、宮崎空港、高知空港などは滑走路の延長などに取り組む。
2023.08.24
 00:27
FNN Prime

(Yahoo)

殺傷能力武器を搭載でも輸出可 防衛装備品に政府見解 <2309-082401>
 自民・公明の実務者による防衛装備品の輸出をめぐる協議が23日に再開し、防衛装備品を輸出する際のルールを定めた「防衛装備移転三原則」などの見直しの協議を再開した。
 政府からは、戦闘にあたらない目的に限り、殺傷能力のある武器を搭載した装備品の輸出が可能との見解が示された。 政府からは警戒、輸送など戦闘にあたらない5類型については、殺傷能力がある武器を搭載することも可能だとの見解が示された。
2023.08.23
 19:33
テレ朝 News

(Yahoo)

外務省の来年度概算要求8137億円 偽情報対策や在外公館を強化 <2309-082310>
 外務省が令和6年度予算の概算要求で8,137億円を要求することが分かった。 偽情報対策のほか、在外公館の強化に向けて今年度予算と比べて703億円増額している。 情報戦への対策として情報力の抜本的強化に701億円を計上している。
 また、4月に軍事衝突によりスーダンから邦人退避を行ったことなどを踏まえ、緊急事態に備えて在外公館に地下施設を設けることや防弾車を増やすことなど、邦人保護の拠点となる在外公館の強靱化に向けて、「外交・領事実施体制の抜本的強化」に1,172億円を盛り込んだ。
 さらに、同志国の軍に防衛装備品の無償供与などを行う政府安全保障能力強化支援 (
OSA) の実施に21億円を求めた。
2023.08.23
 16:36
共同通信

(Yahoo)

次期戦闘機の第三国輸出解禁の意向表明 <2309-082308>
 政府は自公の実務者協議で、英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機を含む国際共同開発装備品第三国輸出を解禁したいとの考えも示した。
2023.08.21
 22:18
共同通信

(Yahoo)

防衛費7兆7385億円 24年度概算要求、輸送力強化も <2309-082114>
 防衛省関係者が21日、令和6年度予算の概算要求で、7兆7,385億円(註:13.4%増)を計上する方向で最終調整に入ったことを明らかにした。
 同省は近く与党に概算要求の概要を説明するが、7兆7,385億円の総額は今後の議論で変更される可能性がある。
2023.08.21
 17:32
共同通信

(Yahoo)

防衛省、南西防衛へ輸送力強化 概算要求で船舶やヘリ取得費計上 <2309-082112>
 防衛省関係者が21日、令和6年度予算の概算要求で、陸海空自衛隊共同の部隊として新設する自衛隊海上輸送群が装備する輸送用船舶やヘリコプターの取得費を計上することを明らかにした。
 離島への揚陸作戦で使う機動舟艇を3隻輸送ヘリを約30機を調達する4,000億円程度を要求すると共に、優先使用契約を結ぶ民間船舶の数も増やす。
2023.08.21
 01:08
時事通信

(Yahoo)

中国公船、領海出る 沖縄・尖閣沖 <2309-082102>
 18日未明から尖閣諸島沖の日本の領海に侵入していた中国海警局艦が20日夜に領海を出た
 第11管区海上保安本部によると、海警4隻は18日02:10頃から操業中の日本漁船を追うように相次いで領海へ侵入し、うち1隻はいったん領海を出た後で再び侵入し、4隻は20日21:45までに領海を出た。
 尖閣諸島での中国公船の領海侵入は今年21回目になる。
2023.08.20
 21:47
共同通信

(Yahoo)

「統合司令部」240人で発足 防衛省の概算要求案判明 <2309-082006>
 関係者が20日、7兆円台の防衛費を計上する防衛省の令和6年度予算の概算要求案を明らかにした。
 常設の統合司令部を6年度末に240名規模で設置するほか、南西諸島への装備や物資の輸送を迅速に行うため、3自衛隊共同の部隊として自衛隊海上輸送群を新設する。
 艦艇や地上目標を攻撃する精密誘導弾を開発するため320億円を要求すると共に、国産の12式地対艦誘導弾の射程を延ばす能力向上型を艦艇に搭載する費用や、射程3,000kmの極超音速誘導弾の量産費も求める。
 また、Aegis Ashoreの代替案として10年度までに整備するイージス・システム搭載艦2隻の建造費として3,800億円を計上する。
 更に装備品の部品不足解消や可動率向上に2兆円超を盛り込み、自衛隊施設の老朽化対策火薬庫の整備に計8,000億円を求める。
2023.08.19
 19:22
讀賣新聞

(Yahoo)

ロシアのフリゲート艦、対馬海峡から日本海へ…中露の駆逐艦など10隻が日本周辺を航行 <2309-081913>
 防衛省が19日、ロシア海軍フリゲート艦1隻が18日11:00頃に長崎県鳥島の西40kmを北東に進んだ後、19日にかけて対馬海峡を通過して日本海に入ったと発表した。
 同艦は7月に中国艦と日本海で射撃などの共同訓練を実施したのち、中露の駆逐艦など10隻とともに日本周辺を共同で航行していたとみられる。
2023.08.19
 05:42
毎日新聞

(Yahoo)

防衛協力の強化で一致 日米韓首脳が共同会見 首相「新時代開く」 <2309-081904>
 岸田首相とバイデン米大統領、尹韓大統領の3首脳は18日、ワシントン郊外のキャンプデービッドでの会談後に共同記者会見に臨み、首相は「3首脳は日米韓のパートナーシップの新時代を開いていくという決意だ」と強調し、結束をアピールした。
 共同記者会見でバイデン大統領は、3ヵ国の首脳が毎年会談することで合意し、防衛協力の強化で一致したことなどを挙げた。
2023.08.19
 04:21
時事通信

(Yahoo)

新型迎撃ミサイルを共同開発 日米首脳が合意 <2309-081902>
 岸田首相が18日午前にバイデン米大統領とワシントン近郊のキャンプデービッド山荘で会談し、新型迎撃ミサイルの共同開発で合意した。
2023.08.18 Janes Japan mulls long-range missiles on transport aircraft <2309-081815>
 防衛省の広報官がJanesに対し、開発中の長距離スタンドオフミサイルが輸送機から発射できることを認めた。
 その結果、この種ミサイル発射のための戦闘機や爆撃機は不要になるという。
【関連記事:2309-080604 (時事 2023.08.06)】
2023.08.18
 20:31
時事通信

(Yahoo)

中国の脅威、8割近くが実感 信頼度トップは日本 比世論調査 <2309-081814>
 フィリピンの政治コンサルタント会社PUBLiCUS ASIAが17日に発表した調査結果で、フィリピンでは8割近くの人が中国に脅威を感じていることが分かった。 中国を脅威と捉える人は79%と飛び抜けて多く、2位の米国は9%だった。
 一方、どこの国を信頼するかとの問いでは、日本が55%の支持を得てトップだった。 日本の次に信頼する国と地域は、45%の支持を集めたASEAN、44%のカナダが続き、米国やオーストラリア、韓国はいずれも39%にとどまった。
2023.08.18
 19:40
共同通信

(Yahoo)

日米豪、比に大型艦派遣へ 南シナ海で23日に共同訓練 <2309-081813>
 複数の軍・防衛関係筋が共同通信に18日、海上自衛隊と米軍、オーストラリア軍が艦載機を積んだ大型艦をそれぞれフィリピンに派遣し、23日に南シナ海で共同訓練を行う計画を進めていることを明らかにした。
 海自は護衛艦いずも、豪海軍は強襲揚陸艦Canberra、米海軍は強襲揚陸艦Americaを派遣し、中国海警局艦が南シナ海でフィリピン軍の補給船を放水砲で妨げて緊張が高まる中、中国を牽制する狙い南シナ海で航行の自由を確保する意志を鮮明にする。
2023.08.18
 11:53
産経新聞

(Yahoo)

大湊地方総監存続を むつ市長が要請 海自が廃止検討 <2309-081807>
 海上自衛隊が大湊地方総監の廃止を検討していることを受けて、同市の山本市長が18日に防衛省で浜田防衛相と面会し、同地方総監を存続させるよう要請した。
 同地方総監の廃止案は、令和6年度にも常設の統合司令部を創設することに伴って浮上したもので、統合司令官を新設するためポスト統廃合の必要性が生じたもので、海自は舞鶴地方総監の廃止も検討している。
2023.08.18
 05:12
讀賣新聞

(Yahoo)

尖閣諸島・南小島沖の領海に中国海警局の船4隻、7月19日以来の領海侵入 <2309-081804>
 第11管区海上保安本部によると、18日02:11頃から02:33頃にかけて、尖閣諸島南小島沖の領海に中国海警局艦4隻が相次いで侵入し、02:40現在も領海内を航行している。
 中国海警局艦の領海侵入は7月19日以来で、近くの領海内では日本の漁船2隻が操業しており、海上保安庁の巡視船が中国海警局艦に対し領海から退去するよう求めている。
2023.08.17
 19:14
時事通信

(Yahoo)

中ロ艦艇11隻が沖縄・宮古島間通過 合同パトロール、防衛省懸念 <2309-081709>
 統合幕僚監部が17日、中国とロシアの海軍艦計11隻沖縄本島と宮古島の間を通過して東シナ海に向かったと発表した。
 両国が実施中とする合同哨戒とみられ、同省はわが国への示威行動を明確に意図したもので、安全保障上の重大な懸念だと警戒している。
2023.08.17
 17:12
Korea Wave

(Yahoo)

韓国海軍、多国籍合同演習「パシフィック・パートナーシップ」に参加 <2309-081707>
 韓国海軍が米海軍太平洋艦隊司令部主催のPacific Partnership 2023多国籍連合演習に参加する。
 Pacific Partnershipは2004年のインド洋津波被害復旧を契機に始まったインド太平洋地域国家間の人道支援・災難対応能力向上、軍事交流協力増進のための年次訓練である。
 2023年は8月9日に始まり、11月21日までインド・太平洋地域で続けられ、日米豪韓NZなどが参加している。 韓国海軍はこのうち21日から9月16日までフィリピンやマレーシア一帯で実施される訓練に参加する。
 韓国海軍は2007年から医務要員を中心に参加しており、2023年は災難対応協力や人道支援の能力強化を目的に、海軍艦艇と医務・工兵将兵、民間専門人材など民軍合同で構成された人員を初めて派遣する。
 今回の訓練に韓国軍からは揚陸艦天子峰をはじめ、海軍・海兵隊将兵180名余りと空軍工兵将兵、国軍看護士官学校教授が、民間からはソウル大学獣医学部教授と学生が参加する。
2023.08.16
 06:44
Defense News Japanese F-35s to make inaugural deployment to Australia <2309-081615>
 航空自衛隊が8月14日、8月21日から9月2日までの計画で、第3航空団のF-35A 4機がKC-767 1機、C-130 1機、C-2 2機と共にグアムAndersen AFBを経由してオーストラリア北部のDarwin及びTindal航空基地に展開すると発表した。 航空自衛隊の戦闘機がオーストラリアに展開するのは2022年Pitch Black演習に参加したF-2 5機以来である。
 一方、豪空軍のF-35Aは9月上旬にBushido Guardian演習参加のため飛来する。 更に12月に行われるYama Sakura演習にはオーストラリア軍が初めて本格参加する。
2023.08.16
 12:12
乗りもの
ニュース

(Yahoo)

空自のF-35が海外に「ローテーション展開」? 豪などで訓練実施へ C-2輸送機も参加 <2309-081606>
 航空自衛隊が8月14日、米国とオーストラリアへの機動展開訓練を実施すると発表した。 期間は8月21日から9月2日までで、グアム島のAnderswn AFB、オーストラリアのTyndall空軍基地、Darwin空軍基地に展開するという。
 展開するのは、第3航空団のF-35A 4機、第1輸送航空隊のC-130 1機KC-767 1機、第2輸送航空隊のC-2 1機、第3輸送航空隊 のC-2 1機で、人員は約160名で、長距離航法訓練と空中給油訓練を実施する。
2023.08.16
 00:04
時事通信

(Yahoo)

ロシア爆撃機2機、日本海飛行 <2309-081601>
 ロシア国防省が15日、Tu-95 2機が日本海の公海上空を飛行したと発表した。 飛行は6時間以上に及びSu-35などが護衛した。
 同省は「飛行は国際規則を厳守して行われた」と主張している。
2023.08.15
 00:37
FNN Prime

(Yahoo)

ロシア軍艦 日本の接続水域内 数日航行 防衛省「極東での活発な活動継続」 <2309-081503>
 ロシア海軍の情報収集艦が、太平洋から津軽海峡を抜けて日本海に入り、北海道から北陸にかけての沖合で、数日間にわたり日本の接続水域内を航行した。
 防衛省によると、北海道の渡島大島の南西40kmの海域で8月6日に確認されたロシア軍の情報収集艦が、9日にかけて津軽海峡の西側の接続水域を南北に動き回った。
 その後、南下した情報収集艦は、接続水域やその周辺を航行し、11日にの能登半島の北で接続水域を出た。
 防衛省は、「ロシア軍は極東での活発な活動を継続しており、今後も動向を注視していく」としている。
2023.08.14 Janes Heading east: Japan emerges as key military ally for Europe <2309-081420>
 欧州にとって日本がインド太平洋における安全保障環境の悪化と戦力競争の激化の中で、重要な軍事パートナーとして浮上しつつある。
 仏空軍と伊ア空軍は最近、航空自衛隊との演習のために初めて日本に航空機を展開した。
 防衛省によると、仏空軍は7月26日から29日まで航空自衛隊新田原基地にRafale 2機、A330
MRTT 1機、A400M 1機を展開した。
 伊空軍はITAFは8月4日から8日にかけて、航空自衛隊小松基地に航空機を展開した。
2023.08.14
 21:00
共同通信

(Yahoo)

中国、日本に艦船追跡停止を要求 ロシアとの合同パトロールで談話 <2309-081417>
 中国国防省報道官が14日、中露海軍艦による太平洋での7月下旬の合同哨戒を巡って談話を発表し、日本艦による追跡監視が近距離で行われたとして「非常に危険で、海空での偶発事件を容易に誘発してしまう」と、追跡監視をやめるよう促した。
 合同哨戒について「中露艦は国際法を厳格に順守し、全航程で公海上を航行した」と強調し、日本側の追跡監視に対し「両国関係の健全な発展に影響を与え、地域の平和と安定を損なう無責任な行為を慎むよう求める」と反発した。
 防衛省によると、中ロ両国の海軍艦艇計10隻が宗谷海峡を抜け、日本海からオホーツク海に入った。
2023.08.14
 18:59
共同通信

(Yahoo)

日米韓首脳、非軍事分野で協力へ AI、サイバーなど連携拡大 <2309-081416>
 複数の外交筋が14日、日米韓3ヵ国が18日に米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで開く首脳会談で、AIやサイバーセキュリティー、エネルギーなど非軍事分野の連携拡大を確認する方向で調整に入ったことを明らかにした。
 日米の個別会談では、北朝鮮や中国、ロシアが開発を進める極超音速兵器に対処するため、新型迎撃ミサイルの共同開発に合意する方向で調整している。
2023.08.14
 16:11
共同通信

(Yahoo)

米、クアッド「参加国拡大なし」 中国念頭に分野別協力へ <2309-081413>
 東アジアと太平洋を担当するドーソン米国務副次官補が14日に東京都内で記者団に対し、日米豪印4ヵ国の協力枠組みQuadについて「現時点で参加国拡大の方針はない」と語った。
 取り沙汰されていた韓国の正式参加について、韓国はクアッドの作業部会参加意欲を示しているが、ドーソン次官補は「完全なメンバー国としての参加希望は把握していない」と説明し、不拡大の方針は4ヵ国の共通理解で、18日にワシントン近郊で開かれる日米韓首脳会談でも「Quadは主要な議題にはならないだろう」と述べた。
2023.08.13
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

極超音速兵器を迎撃する新型ミサイル、日米が共同開発…18日の首脳会談で合意へ <2309-081301>
 複数の政府関係者が、日米が中国やロシア、北朝鮮が開発を進める極超音速兵器を迎撃するため、新型ミサイルを共同開発する方針を固め、18日の日米首脳会談で合意することを明らかにした。
 ワシントン郊外で18日に開かれる日米韓首脳会談に合わせ、岸田首相とバイデン米大統領が個別に会談し、合意内容の一つとして発表する方向で調整されている。
2023.08.12
 05:00
日経新聞 インド太平洋でサイバー情報網 攻撃兆候を共有 <2309-081204>
 政府がインド太平洋の国と地域とロシアや中国のサイバー攻撃に関する情報網の構築に乗り出す方針で、外務省が今夏に示す令和6年度予算概算要求海外でのサイバー能力強化の経費を積む。
 対策が脆弱な太平洋島嶼国向けに能力構築支援を新たに始め、攻撃の兆候や手法を共有できる体制をつくり、米豪など取り組みが先行する国と新興途上国の橋渡しを日本が担う
2023.08.12
 02:00
朝日新聞

(Yahoo)

サウジ、日英伊の戦闘機開発への参画を希望 「日本は反対」英紙報道 <2309-081201>
 Financial Times紙が11日、サウジアラビアが日英伊3ヵ国の戦闘機共同開発に参画を希望していると報じた。 岸田首相が7月にサウジを訪問し、ムハンマド皇太子と会談した際、日本側に要望が直接伝えられたという。
 報道によると、サウジの参加に英国とイタリアは前向きなのに対し日本は反対しており、その立場を英国とイタリアに伝えた。 日本は2035年までに戦闘機を納入することを重視しており、新たにサウジが参画することで遅れが生じることを懸念しているとの見方があるという。
2023.08.10
 19:00
日経新聞 測位妨害を排除、軍民両用技術の研究支援23事業 防衛省 <2309-081012>
 防衛省が10日、軍民両用技術などの研究を支援する制度を巡りGPSによる測位を妨害する攻撃を排除する技術研究など令和5年度の適用対象23事業を発表した。
 支援対象には宇宙空間を漂うスペースデブリの軌道を変える電子波の照射技術も選んだ。
 中国やロシアは他国が運用する衛星を壊すキラー衛星を打ち上げているとされるが、新技術は日本の衛星を狙う動きに対応しうる。
2023.08.10
 18:56
時事通信

(Yahoo)

日米豪印「海洋秩序維持へ協力」 11日から合同演習 <2309-081011>
 11日から10日間にわたり豪東部海空域Malabar演習を行う日米豪印4ヵ国の司令官が開始に先立ち10日にシドニーで記者会見し、台湾海峡や南シナ海などで軍事活動を活発化させている中国を念頭に「ルールに基づく海洋秩序」を維持するため協力していく方針を示した。
 Malabar演習は1992年に米印2国間で始まり、現在はQuadの枠組みで行われている。
 今回、日本からは護衛艦しらぬいなどが参加する。
2023.08.10
 18:20
日経新聞 防衛装備輸出の担当参事官を新設 防衛省、24年度要求 <2309-081009>
 防衛省は防衛装備の輸出を拡大するため組織を改編する方針で、令和6年度予算案の概算要求に輸出促進を担う課長級の参事官ポストを設け、防衛装備庁の装備政策部に置く構想で、参事官を支える職員を10〜数十人置く計画を立てる。
 新設される組織は米欧や東南アジア、アフリカ諸国などと防衛装備の輸出や共同開発に関する調整を担う。
2023.08.10
 11:30
日経新聞 防衛技官ら500人増員要求へ サイバーや装備開発を重視 <2309-081005>
 防衛省がサイバー防御や防衛装備の研究開発を担う技官や事務官の定員を増やす方針で、令和6年度予算案の概算要求で500人程度の増員を盛り込む調整に入った。
 防衛省によると、500人規模は要求ベースで近年では過去最多の水準になる。
2023.08.09
 16:04
日経新聞 中国軍機25機、台湾周辺で活動 麻生氏訪台に反発か <2309-080916>
 台湾国防部が9日、同日10:00頃から台湾周辺で中国軍機25機、艦艇5隻の活動を確認したと発表した。 中国軍機のうち10機は台湾海峡の事実上の停戦ライン中間線を越えて台湾側に侵入したり、台湾の南西の防空識別圏 (ADIZ) に入ったりした。
 自民党の麻生副総裁が訪台し、8日に蔡総統と会談したことなどに反発した可能性がある。
2023.08.09
 06:21
ロイタ通信

(Yahoo)

米、日本との情報共有に自信=国防総省 <2309-080905>
 米国防総省のシン報道官が8日、日本との情報共有に自信を持っていると述べた。
 中国軍ハッカーが日本の最も機密性の高い防衛ネットワークにアクセスしていたとする7日のWashington Post紙の報道については、直接的なコメントは控えた。
2023.08.08
 21:02
共同通信

(Yahoo)

防衛費7兆円台、概算要求へ 24年度予算、過去最大 <2309-080815>
 関係者が8日、防衛省は8月末にまとめる令和6年度予算概算要求に、過去最大の7兆円台の防衛費を計上する方向で調整に入ったことを明らかにした。 反撃能力に活用する国産の長射程ミサイルの取得費や、イージス・システム搭載艦の建造費などを盛り込む。
 関係者によると、概算要求では長射程ミサイルの取得を促進すると共に、12式地対艦誘導弾の射程を千㌔程度に延ばす能力向上型の量産費を計上する。 南西諸島など島嶼防衛用新型ミサイルの高速滑空弾の早期装備型の量産費も盛り込む。
 政府は安全保障関連3文書に5年間の防衛費総額を約43兆円と明記した。 5年度当初予算は6兆8,219億円で、7兆円台への増額要求はこの方針に沿ったものだが、具体的な使途と必要性について十分な説明が求められる。
2023.08.08
 18:52
時事通信

(Yahoo)

日豪円滑化協定、13日発効 <2309-080813>
 外務省が8日、自衛隊とオーストラリア軍が相手国内で活動する際の法的な地位を規定する円滑化協定 (
RAA) が、日豪両国の手続きが8日に完了したことから13日に発効すると発表した。
 同協定により、部隊派遣を伴う共同訓練が拡充されるなど防衛協力が強化される。
2023.08.08
 17:45
讀賣新聞

(Yahoo)

半世紀活躍の74式戦車、最後の雄姿…来年ついに退役 <2309-080812>
 陸上自衛隊の戦車射撃競技会が7日に、東北唯一の戦車部隊となる岩手駐屯地の第9戦車大隊が参加して岩手山演習場で行われ、2024年3月で退役する74式戦車16両が105mm砲の轟音を響かせた。
2023.08.08
 17:05
讀賣新聞

(Yahoo)

防衛装備品供与、来年度はベトナムやジブチなど6か国対象…外務省調整 <2309-080811>
 複数の政府関係者が、価値観を共有する国の軍防衛装備品の無償供与などを行う政府安全保障能力強化支援 (
OSA) について、外務省が令和6年度はベトナムやモンゴル、ジブチなど6ヵ国を対象国とする方向で調整に入ったことを明らかにした。 6年度予算に関連費用として5年度の2.5倍となる50億円を盛り込みたい考えという。
 5年度は関連費用20億円を予算計上し、フィリピン、マレーシア、バングラデシュ、フィジーの4ヵ国を対象国に選定したが、フィリピンは支援の必要性が高いとして継続支援する方向で、日本が想定する支援対象国は計9ヵ国に広がる。
2023.08.08
 11:06
ロイタ通信

(Yahoo)

日台米、戦う覚悟が台湾海峡の抑止力=麻生自民副総裁 <2309-080806>
 台湾を訪問中の自民党の麻生副総裁が8日に台北市内で講演し、台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせないためには抑止力が必要であり、日米や台湾にはいざとなったら戦う覚悟が求められると語った。
 麻生副総裁は「今ほど日台米などの有志国に強い抑止力を機能させる覚悟、戦う覚悟が求められている時代はない」としたうで「防衛力を持っているだけでなく、いざとなったら使う、台湾の防衛のために使う、台湾海峡の安定のためにそれを使う明確な意思を明確に相手に伝えることが抑止力になる」と強調した。
 更に日本の毅然とした態度は岸田政権のみならず、今後も変わらないとも述べた。
2023.08.08
 06:49
讀賣新聞

(Yahoo)

日本政府の防衛機密システム、中国軍ハッカーが2020年に侵入…ワシントン・ポスト報道 <2309-080802>
 複数の元米政府高官の話としてWashington Post紙が7日、中国軍のハッカー2020年秋防衛機密を扱う日本政府のシステムに侵入していたと報じた。
 米国家安全保障局 (NSA) が覚知したためナカソネNSA長官が急遽来日するほど、米政府は深刻な事態だと認識し、むナカソネ長官が当時の防衛相に警告し、首相にも報告された。
2023.08.06
 14:10
時事通信

(Yahoo)

C2 輸送機にミサイル搭載 スタンド・オフ能力で検討 防衛省 <2309-080604>
 複数の政府関係者が6日、防衛省がC-2輸送機に長射程ミサイルを搭載する検討に入ったことを明らかにした。
 敵部隊や艦艇の射程外から攻撃するスタンド・オフ防衛能力整備の一環で、敵のミサイル拠点などをたたく反撃能力としての使用も想定している。
2023.08.05
 18:00
日経新聞 米軍、自衛隊と統合運用へ調整組織 日本に設置検討 <2309-080514>
 米議会上院は7月末に可決したFY24
NDAAで在日米軍の体制見直しに言及し、米政府と議会が在日米軍の運用体制を見直す検討に入った。
 有事で日米部隊の統合運用を進める体制を整え、中国への抑止力を強めるため、部隊運用や作戦計画を自衛隊と擦り合わせる調整組織を日本に置く案も出ている。
【関連記事:2307-063002 (讀賣 2023.06.30)】
2023.08.05
 08:02
北國新聞

(Yahoo)

伊軍 F35A が小松基地到着 初の共同訓練、台風で2日遅れ <2309-080509>
 航空自衛隊と初の共同訓練を実施するイタリア空軍のF-35Aが4日夜に空自小松基地に飛来した。 F-35Aのほか空中給油輸送機などと160名が来日した。 当初は2日からの計画だったが、台風6号の影響でイタリア軍機の到着が遅れていた。
 訓練は基地を拠点に7日午前から始まり、10日まで各種戦術を訓練する。 訓練にはイタリアのF-35A 4機空自のF-15 4機とKC-767 1機が参加する。
 防衛省は2022年以降、ドイツやインド、フランスと戦闘機による訓練を実施している。 また小松基地を拠点に23日~9月15日の日程で、オーストラリア空軍との共同訓練を実施する予定となっている。
 更にイタリアと英国を含む3ヵ国で次期戦闘機の共同開発を進めており、部隊間でも連携を深め。多国間協力を強化している。
2023.08.04
 16:02
共同通信

(Yahoo)

内閣情報機関に不正侵入 メールデータ漏えい可能性 <2309-080412>
 内閣サイバーセキュリティセンター (NISC) が4日、電子メール関連システムが不正アクセスを受け、メールアドレスや文面などデータの一部が漏洩した可能性があると発表した。 機密情報は含まれていないとしている。
 NISCによると、6月13日に不正アクセスを覚知したため原因と疑われる機器を交換した。 漏洩の可能性がある対象者は約5千人に上り、大半は政府外だという。
 現在までに個人情報悪用などの被害は確認されていないが、今後システム監視とセキュリティー強化に努めるとしている。
2023.08.04
 14:08
聯合ニュース 韓米日高官が初のサイバー安保会議 北朝鮮の暗号資産窃取対策を協議 <2309-080410>
 韓国と米国、日本が4日、サイバー安全保障に関する高官級会議を初めて開催し、北朝鮮が大量破壊兵器 (WMD) 開発の資金源としている暗号資産(仮想通貨)の窃取を断つための方策を協議した。
 韓国大統領室によると、会合はTV会議形式で開かれ、韓国の林国家安保室第2次長、米国からはサイバー先端技術を担当するニューバーガー国家安全保障担当副補佐官、日本からは国家安全保障局次長を兼務する岡野内閣官房副長官補が参加した。
2023.08.04
 11:38
共同通信

(Yahoo)

札幌でミサイル想定の避難訓練 訪日客への多言語伝達も <2309-080406>
 国と北海道、札幌市が4日、他国からのBM飛来を想定し札幌市で避難訓練を実施した。 参加した住民ら約60人は市の防災アプリで通知を受け取ると、地下街に逃げ込んだり、公園のベンチ裏などに隠れて頭をかばんで守ったりした。
 訪日客を念頭に、アプリでは英語や中国語、韓国語でも情報を発信した。 英語で確認したというボリビア出身の語学講師は「見やすかった」と評価した一方で「英語が話せない人のため、より多くの言語があれば」と要望した。
 政府は令和5年度に全国36自治体で訓練を計画しており、札幌市は青森県つがる市、山形県高畠町に次いで3ヵ所目になる。
2023.08.03
 20:37
Bloomberg

(Yahoo)

中国に対する否定的な見方、世界で強まる-日豪87%「好ましくない」 <2309-080307>
 米Pew Research Centerが7月末公表した調査で、中国に対する否定的な見方が世界的に強まっていることが分かった。
 調査対象となった24ヵ国のうち15ヵ国で、中国を好ましくないとする意見が過半数を占め、そのうち10ヵ国では否定的な見方が過去最高水準となった。
 中国を好ましくないとみる割合が最も高いのは日本とオーストラリアで、いずれも87%を記録した。 米国では約8割が中国に対し否定的な見方を示した。
2023.08.01
 19:19
産経新聞

(Yahoo)

偽情報分析など23技術を支援 「特定重要」に追加 <2309-080115>
 政府が1日、経済安全保障推進法に基づき、国が財政支援をしながら育成する特定重要技術について、偽情報分析やサイバー空間の防御に関する技術など新たに23件の技術を支援対象とする方針を有識者会議に示し了承された。 23の対象技術は「第2次研究開発ビジョン」案に盛り込まれた。 政府は今月中にも経済安全保障推進会議と統合イノベーション戦略推進会議の合同会議を開き、同案を正式決定する。
 2022年9月に決定された第1次ビジョンでは、無人で海洋調査を行う自律型無人探査機技術など27の技術を対象としていた。
2023.08.01
 18:52
毎日新聞

(Yahoo)

護衛艦「いずも」乗艦プログラム、太平洋島しょ国に初実施 防衛省 <2309-080113>
 自衛隊が6~13日の日程で、太平洋島嶼国と東ティモール海軍士官らを対象とした護衛艦いずもへの乗艦プログラムを初めて実施する。 豪州東部のブリスベンからダーウィンまで航行するなかで、訓練視察や艦上で開く海洋法セミナーなどを行い、自衛隊の取り組みや法の支配の重要性への理解を広げる。
 日本政府はこれまで東南アジア諸国連合 (ASEAN) 諸国などを対象に乗艦プログラムを実施してきたが、今回新たに参加する島嶼国は、パプアニューギニア、フィジー、ソロモン諸島、バヌアツ、サモア、トンガ、クック諸島、ミクロネシア連邦、キリバス、マーシャル諸島、パラオ、ナウルの12ヵ国で、これらの地域は、オーストラリアと日本を結ぶシーレーンに位置するなど岸田政権が推進する「自由で開かれたインド太平洋」 (FOIP) の実現にとって重要とされている。
 また乗艦プログラムには、カンボジアやラオスなどASEANの7ヵ国も参加する。
2023.08.01
 16:46
時事通信

(Yahoo)

経済安保法の改正検討 資格制度創設で 高市担当相 <2309-080111>
 高市経済安全保障担当相が1日の閣議後記者会見で、機密情報を扱える資格者を政府が認定する「セキュリティー・クリアランス(適性評価)」制度を創設したことから、「経済安全保障推進法に新たな章立てをしたい」と述べ、同法を改正する考えを示した。
 特定秘密保護法の改正については「考えていない」と強調した。
2023.08.01
 07:43
讀賣新聞

(Yahoo)

サイバー戦のプロ要員、官民連携で育成…横須賀に新団体設立へ <2309-080103>
 サイバー安全保障分野の人材育成に官民が連携して取り組むため、防衛省と民間事業者との接点を務める団体が2023年末にも設立され、自衛隊のサイバー人材の育成をサポートするほか、世界各地で発生しているサイバー攻撃の実情を研究したり、それらに対応する技術などの研究も行う。
 横須賀市にある研究開発拠点の横須賀リサーチパーク (YRP) に拠点を置き、自衛隊にサイバー戦に詳しい要員を送り込んだり、教官として派遣したりするほか、施設や機器の提供も行う。
2023.07.31
 18:30
産経新聞

(Yahoo)

部隊間交流強化で一致 日サウジ防衛相会談 <2308-073111>
 浜田防衛相が31日、防衛省でサウジアラビアのハーリド国防相と会談し、自衛隊とサウジ軍との部隊間交流など防衛協力を強化していくことで一致した。
 また、ロシアのウクライナ侵略や覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、力による一方的な現状変更の試みを決して許さない方針を確認した。
2023.07.28
 14:52
産経新聞

(Yahoo)

対ロシア輸出禁止措置拡大 1900cc超の自動車など約750品目 <2308-072811>
 政府が28日に輸出貿易管理令の一部を改正する政令を閣議決定し、ロシアへの経済制裁として輸出禁止措置の対象に新たに排気量1,900cc超の自動車、ハイブリッド車など約750品目を追加すると発表した。 8月9日から施行する。 ロシアで人気の高い中古車も輸出禁止の対象に含まれる。
 750品目の中には、印刷用インキや大型車用タイヤ、綿織物、銅線、射出形成機、映写機など幅広い物品が含まれ、これらがロシア向け輸出額全体に占める割合は2割弱になる。 自動車に関しては2022年4月以降、ぜいたく品に分類される600万円以上の高級車に限って制裁対象としていた。
2023.07.28
 13:37
時事通信

(Yahoo)

中ロの軍事活動「重大な懸念」 中国、軍近代化前倒しも 23年版防衛白書 <2308-072810>
 令和5年版防衛白書では中国を「最大の戦略的挑戦」と位置付け、台湾との軍事バランスを「中国側に有利な方向」に傾いていると懸念を示した。 中露軍による日本周辺での共同活動の活発化を「わが国に対する示威活動」と断じ、「重大な懸念」を表明した。
 中国が掲げる「世界一流の軍隊建設」の目標時期に関しては、従来の「21世紀半ばまで」から前倒しを検討している可能性があると分析した。
2023.07.28
 13:35
時事通信

(Yahoo)

ロシア、核戦力へ依存深める ウクライナで通常戦力損耗 防衛白書 <2308-072809>
 令和5年版防衛白書は、ロシアがウクライナ侵略により、極東に配置された部隊を含めた通常戦力を大きく損耗し、今後さらに核戦力への依存を深めていくとの見解を示した。
 日本周辺では、戦略原子力潜水艦の活動海域であるオホーツク海周辺一帯の防衛に一層注力するとみられると指摘し、ロシアが核ミサイルで奇襲できる潜水艦の活動に適したオホーツク海を聖域化することを警戒した。 ロシア太平洋艦隊に3隻配備されているBorey級SSBNが将来5隻に、2022年に1隻配備されたYasen級SSNが4隻になるなどと予測した。
 オホーツク海周辺のカムチャツカ半島、北方領土などにはSSMやSAMを近年新たに配備した。 これらの動きは「オホーツク海一帯への他国軍の接近を阻もうとするバスチオン戦略の一環と考えられる」と分析した。
 ウラジオストクにはウクライナ攻撃にも使用されている戦術核や通常弾頭を搭載可能なKalibr ASCMを搭載できる改良型Kilo級潜水艦も新たに配備している。 防衛省によると改良型Kilo級とみられる潜水艦が2022年10月に宗谷海峡を西進したことを自衛隊が確認した。
2023.07.28
 10:25
毎日新聞

(Yahoo)

防衛白書を政府が了承 台湾海峡の軍事バランス「中国有利に傾斜」 <2308-072808>
 政府は28日の閣議で令和5年版防衛白書を了承した。 2022年末の安全保障関連3文書改定後、初の白書で、安保3文書を含む防衛政策に関する文章量を4年版に比べて7割増やし、国家安全保障戦略と国家防衛戦略に関する章を新設した。
 国防費が過去30年で約37倍に増えた中国については「我が国と国際社会の深刻な懸念事項」と指摘し、安保戦略で示した「これまでにない最大の戦略的な挑戦」との表現を用いて危機感を示した。 2022年に1,700機以上の軍用機が台湾周辺に進入するなど緊迫化する中台関係を巡っては「中国軍が状況の既成事実化を図るとともに、実戦能力の向上を企図している」と分析した。
 BM発射を繰り返す北朝鮮に対しては「従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威」と警戒感を強めた。 ICBMのほか、鉄道、潜水艦からの発射や変則軌道など多様な能力を追求していることには「より実戦的な状況を連想させる形で挑発をエスカレートさせている」と非難した。
 ロシアは「極東方面にも最新の装備を配備する傾向にある」と分析した。 中露両軍が日本周辺で、爆撃機や艦艇の共同活動を重ねていることに「我が国に対する示威活動を明確に意図したものであり、安全保障上の重大な懸念」との見解を示した。
2023.07.27
 20:09
産経新聞

(Yahoo)

日台与党外務・防衛2プラス2 中国念頭に安保協議 <2308-072724>
 自民党と台湾与党の民進党が27日、日台与党間の2-plus-2と銘打った外交、国防担当議員による会合を自民党本部で開らき、台湾への軍事的な圧力を強める中国の動向や、台湾海峡を含むインド太平洋地域の安全保障情勢について意見交換し、今後も緊密な意思疎通を図る方針で一致した。
 日本からは自民党の堀井外交部会長、国場国防部会長、台湾からは民進党の羅立法委員、郭立法委員が出席した。
2023.07.27
 18:58
産経新聞

(Yahoo)

空自、仏ラファール戦闘機などと初の共同訓練 <2308-072722>
 航空自衛隊が新田原基地フランス空軍と27日、日仏2国での戦闘機では初めての共同訓練を実施した。
 共同訓練には仏空軍から120名とともに、Rafale 2機や空中給油輸送機、輸送機1機ずつが参加した。 空自もF-15 3機F-2 2機に加え、KC-767とC-2を1機ずつ投入した。
 自衛隊は近年、欧州各国の軍隊と共同訓練を相次いで実施しており、連携を強化することでインド太平洋地域への一層の関与を引き出し、中国による一方的な現状変更の試みを躊躇させたい考えである。
2023.07.27
 18:32
日経新聞 ウクライナ復興支援、安保分野でも 政府が新制度で調整 <2308-072721>
 政府がウクライナに防衛装備品やインフラを無償提供する調整に入る。 ロシアによる侵攻が長引くウクライナの復旧・復興へ可能な支援の手段を広げる。
 共通の価値観を持つ同志国向けの新たな仕組みを適用する方向だが、殺傷能力がない物品のみを提供する原則は維持し、戦闘で使う防衛装備品は念頭に置いていない。
 軍用の通信システムの提供や、軍民両用の港湾・空港などインフラ施設の整備を想定する。
2023.07.26
 19:37
時事通信

(Yahoo)

仏軍戦闘機、日本に初飛来 空自機と共同訓練 宮崎 <2308-072610>
 航空自衛隊と共同訓練を行うため、フランス空軍のRafaleが26日、空自新田原基地に到着した。
 空自によると、仏軍戦闘機の日本飛来は初めてで、同基地や関東周辺で編隊飛行や航法の訓練を行う。
2023.07.25
 21:11
共同通信

(Yahoo)

次期戦闘機の輸出解禁へ調整 8月後半にも自公に提案 <2308-072513>
 政府関係者が、防衛装備品の輸出ルール見直しを巡り、英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機を念頭に、国際共同開発する装備の第三国への輸出を解禁する方向で調整に入ったことを明らかにした。
 岸田首相は25日、自民、公明両党の実務者協議メンバーと官邸で面会し、早期に政府見解を示すと伝え、協議再開を指示した。 自公は再開時期を当初の秋以降から8月後半に前倒しする方向で検討を始めた。
 日英伊3ヵ国は戦闘機開発の進捗状況を管理・監督する調整機関を新設するため年内にも設置に関する条約に署名し、政府は2024年の通常国会に承認案を提出する方針だが、調整機関では輸出に関しても協議する見通しのため、日本だけが第三国に輸出ができない現状は不利になるとして、解禁が必要だと判断した。
2023.07.25
 12:46
讀賣新聞

(Yahoo)

防衛装備品の輸出制限緩和へ、首相が協議再開の前倒しを自民・公明両党に指示 <2308-072509>
 岸田首相が25日午前、防衛装備品の輸出制限緩和に向け、自民、公明両党のワーキングチーム座長の小野寺元防衛相らと首相官邸で会談した。
 首相は両党に対し、「議論を続けていただきたい」と述べ、協議再開の前倒しを含め、緩和の検討を加速するよう指示した。
2023.07.25
 05:00
日経新聞 新興200社リスト、防衛産業参入促す 無人機やサイバー <2308-072505>
 政府が防衛産業にスタートアップが持つ先端技術を活用するため参入候補と期待する新興企業を非公式に200社ほど選び、防衛装備の導入計画や資金支援を説明し要望を聞き、懸念を払拭し新規参入を促す。
 防衛省と経済産業省は今夏にも都内でスタートアップを招いた協議を開き、新興企業が参加する会合を継続的に催す。
2023.07.25
 01:34
Defense News Japan, South Korea fire missiles in Australia for first time <2308-072504>
 オーストラリアで実施されているTalisman Saber演習で週末に、ショールウォーターベイ演習場で陸上自衛隊が03式中SAMを発射した。 韓国も同じ場所でK239天馬
MRLの発射を展示した。
 その前の7月21日に陸上自衛隊はビークロフト射場で、12式地対艦ミサイルの発射も行っている。
2023.07.24
 08:23
東亞日報

(Yahoo)

韓米日3国の定例軍事演習を開発中、米国防総省高官が明かす <2308-072401>
 米国国防総省でインド太平洋安全保障を担当するラトナー国防次官補が21日に米シンクタンクのBrookings研究所との対談で、国防総省が日米韓の定期軍事演習の計画を検討していることを明らかにした。
 ラトナー次官補は、「北朝鮮に対する1回限りの対応演習ではなく、正規化された定期的な演習を検討している」とし、これは日米韓3ヵ国の協力を結束し制度化する非常に重要な革新だと強調した。 ただし、具体的な演習計画については言及しなかった。   日米韓は2022年にBMD演習、対潜戦演習などを定例化することで合意し、3ヵ国の国防相も6月にシンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で年間合同演習計画を策定することで合意した。
2023.07.23
 19:24
産経新聞

(Yahoo)

サイバー防衛人材育成へ新団体 元次官ら調整役に <2308-072303>
 複数の関係者が23日、他国に比べ脆弱性が指摘されるサイバー防衛人材育成面で強化するため、サイバー防衛に携わった防衛省や自衛隊、経済産業省などの元幹部らが、官民の調整役となる民間団体を設立することを明らかにした。 8月上旬にも提言書を公表し、早ければ年内の設立を目指す。
 団体を設立するのは、統合幕僚長を務めた斎藤隆氏のほか、鈴木茂樹元総務次官、安藤久佳元経産次官、島田和久元防衛次官、中村格前警察庁長官の5人で、2023年に入り有識者を含めた会議を13回開き、主要国のサイバー安保戦略の分析などを通じて提言を検討した。
2023.07.23
 18:41
日テレ News

(Yahoo)

松野長官、台湾有事に備え“与那国島の住民保護”対応を進める考え 避難シェルター設置を求める声も <2308-072302>
 台湾有事への懸念が高まる中、松野官房長官が与那国島を訪問し、避難シェルターの整備など、住民保護のための対応を進める考えを示した。
 政府は有事の際、離島の島民をどう避難させるか検討していて、松野長官は地元の現状を見たり、要望を聞いたりするため、3日間の日程で沖縄の離島を訪れた。
 台湾から最も近い与那国島では、長官に対し島民が一斉に避難するための大型船が発着できるよう港湾施設を整備してほしいなどといった要望があった。 また、2022年に中国が発射したBMが近くに落下したことなどもあり、避難シェルターの設置を求める声があがった。
2023.07.22
 17:10
時事通信

(Yahoo)

陸自、豪軍と実射訓練 地対艦ミサイル用いる <2308-072210>
 陸上自衛隊とオーストラリア軍が22日、13ヵ国から3万名以上が参加したTalisman Saber多国間軍事演習の一環として、豪東海岸のジャービスベイで陸自が12式地対艦ミサイルを実射し、対艦戦闘能力を展示した。
2023.07.21
 19:05
ロイタ通信

(Yahoo)

米豪主導の軍事演習開始、13ヵ国参加 最大規模 <2308-072120>
 オーストラリアと米国が21日、2週間にわたるTalisman Saber多国間軍事演習をオーストラリアで開始した。
 Talisman Saberは2005年に初めて実施し、2年ごとに行っており、今年はドイツが初参加するほか、インド、フィリピン、シンガポール、タイもオブザーバー参加し、米豪を含む13ヵ国から3万名以上が参加する最大規模の演習となる。
【註】
 Talisman Saber 2023には海上自衛隊から護衛艦いずも、輸送艦しもきたLCACが、陸上自衛隊からAAV-7を装備した水陸機動団第1連隊上陸隊やヘリ団のCH-47などが参加している。
2023.07.21
 12:44
毎日新聞

(Yahoo)

林外相、インドなど6カ国訪問へ 「グローバルサウス」と関係強化 <2308-072116>
 林外相が21日の記者会見で、7月下旬から8月上旬にインド、スリランカ、モルディブ、南アフリカ、ウガンダ、エチオピア6ヵ国を訪問すると明らかにした。
 Global Southと呼ばれる諸国との関係強化が目的で、法の支配などを重視する「自由で開かれたインド太平洋」の重要性を訴える。
2023.07.21
 10:50
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ、世銀が15億ドル融資へ 日本政府が保証=首相 <2308-072112>
 ウクライナのシュミハリ首相が20日、世界銀行から$1.5Bの融資を受けると発表した。 日本政府が保証を提供するという。 シュミハリ首相はTweetで、世界銀行と国際金融公社 (IFC) がウクライナの新たな計画に$8B強を投じる計画であることも明らかにした。
 世界銀行と友好国はこれまでにウクライナに対して$34Bの支援を打ち出し、ウクライナは既にこのうち$22B余りを受け取っているという。
 ウクライナは財政赤字の穴埋めを海外からの資金支援に頼っている。
2023.07.20
 20:26
時事通信

(Yahoo)

北大東島レーダー、30人常駐 防衛省が住民説明会 沖縄 <2308-072010>
 防衛省が20日、航空自衛隊の移動式警戒管制レーダ配備の検討状況について、北大東村(北大東島)で、住民説明会を開き、村有地2ヵ所計8haを取得し、隊員30名程度が常駐する計画だと明らかにした。 説明会は村側の要請で開催され、住民約100人が参加した。
 北大東島は人口約560人で、沖縄本島の東方360kmに位置する。 伊豆諸島や小笠原諸島を含む太平洋の島嶼部に固定式レーダはなく、警戒監視の空白地帯となっている。
 防衛省側は配備時期を未定とし、環境調査を実施する考えを示した。
2023.07.20
 18:59
産経新聞

(Yahoo)

台湾船、与那国周辺の EEZ で海洋調査か <2308-072009>
 第11管区海上保安本部(那覇)が20日、与那国島の南62kmの日本の排他的経済水域 (EEZ) 内で、台湾の海洋調査船新海研二號が同日13:43に船尾からワイヤのようなものを海中に延ばしているのを確認したと明らかにした。
 同意のない海洋調査活動は認められないとして、海上保安庁の巡視船が無線で中止を要求した。
2023.07.18
 21:13
TBS News

(Yahoo)

岸田総理、日カタール首脳会談 「戦略的パートナーシップ」に格上げ LNG 安定供給求める <2308-071817>
 中東3ヵ国を歴訪中岸田首相カタールで首脳会談を行い、二国間関係を「戦略的パートナシップ」に格上げすることで合意した。
 カタールはLNGの世界有数の供給国で、岸田総理からはLNGの安定的な供給を求め、両首脳はエネルギー市場安定化のため協力する方針を確認した。
2023.07.18
 20:38
共同通信

(Yahoo)

G20、6回連続声明見送り ロシアで対立、財務相会議 <2308-071816>
 20ヵ国と地域(G20)の財務相中央銀行総裁会議が18日、インド西部ガンディナガルで2日間の討議を終え閉幕したが、ウクライナに侵攻したロシアへの対応を巡る対立が解けず、共同声明の採択を6会合連続で見送った
 G20は政策協調の場としての機能不全が決定的となり、9月9日、10日に開催する首脳会議(G20サミット)に重い課題を残した。
2023.07.18
 18:28
時事通信

(Yahoo)

ロシア艦4隻、中国と日本海演習へ出港 <2308-071814>
 ロシア国防省が18日、日本海で今月実施される中露海上合同軍事演習「北部・連合2023」に参加するため、太平洋艦隊の4隻が母港のウラジオストクを出港したと発表した。
 発表によると、ロシア海軍からAdmiral TributsAdmiral Panteleyev駆逐艦2隻と警備艦2隻が参加する。
 中国海軍の5隻も数日前に山東省青島を出港し、演習海域に向かっているという。
2023.07.18
 15:52
産経新聞

(Yahoo)

中国情報収集艦が対馬海峡を通過 <2308-071811>
 防衛省が18日、中国海軍の情報収集艦1隻が16日16:00頃に対馬の南西150kmの海域を北東に進むのを確認したと発表した。 同艦は17日にかけて対馬海峡を経て日本海に入った
 17日01:00頃には、中国海軍の駆逐艦やフリゲート艦など5隻が対馬海峡を北東に進み日本海へ抜けた。
 また、海自は14日20:00頃にも、宮古島の北東150kmの海域を北西に進む中国海軍の情報収集艦1隻を確認した。 その後、沖縄本島と宮古島の間を抜けて、東シナ海に出た。 6月28日には、同艦が大隅海峡を東に進むのを確認している。
2023.07.18
 15:45
共同通信

(Yahoo)

中国艦5隻、日本海へ北上 ロシアとの演習に参加か <2308-071810>
 防衛省統合幕僚監部が18日、中国海軍の駆逐艦など5隻が対馬海峡を通過し、東シナ海から日本海へ北上したと発表した。 防衛省によると、5隻は駆逐艦とフリゲート艦が2隻ずつと補給艦が1隻で、17日01:00頃に対馬の南西130kmを北東に航行したのち対馬海峡を抜けた。
 中国国防省は15日、中国軍が日本海中部で演習を実施し、ロシア軍も加わると公表しており、5隻は演習の参加艦とみられる。
2023.07.18
 11:39
産経新聞

(Yahoo)

空自が仏空軍と共同訓練 26日から新田原基地で <2308-071807>
 浜田防衛相が18日午前の記者会見で、航空自衛隊が26~29日に新田原基地フランス空軍と共同訓練を実施すると明らかにした。
 空自のF-15と仏空軍のRafaleなどが、同基地周辺空域で戦術訓練を行う。
2023.07.17 Janes Japan conducts deck landing of MCH-101 helicopter on Mogami frigate <2308-071714>
 海上自衛隊が7月13日、もがみ型護衛艦へのMCH-101掃海・輸送ヘリの離着艦試験を実施したと発表した。
【註】
 もがみ型護衛艦は掃海も任務とする比較的小型の護衛艦であるが、掃海任務のMCH-101は全備重量が約15tと、通常の護衛艦が搭載する全備重量約10tのUH-60ヘリより大型である。
2023.07.17 Janes Japan tests prototype of new reconnaissance vehicle <2308-071713>
 防衛装備庁報道官がJanesに、陸上自衛隊が16式機動戦闘車を元に三菱重工業が試作した偵察戦闘車 (
RCV) の試験を行っていると述べた。
 装備庁は2020年6月に23.5億円で16式機動戦闘車を元にしたICVMMCV及びRCVの3車種試作を発注している。
2023.07.17
 19:06
産経新聞

(Yahoo)

海自が機雷戦訓練 最新鋭の「もがみ」初参加 青森・陸奥湾 <2308-071710>
 海上自衛隊訓練が掃海訓練を16日から28日までの日程で、護衛艦もがみをはじめ全国各地の掃海部隊から13隻が参加して陸奥湾で実施しており、期間中には、米印伊海軍との掃海特別訓練も行う。
 伊海軍の同訓練への参加は初めてとなる。
2023.07.17
 08:50
テレ朝 News

(Yahoo)

日サウジ「外相級の戦略対話」設立へ 中国念頭に連携強化 <2308-071701>
 サウジアラビアを訪問している岸田首相がムハンマド皇太子と会談し、脱炭素化に向けた技術協力を推進することで一致した。 また、外交や安全保障分野での交流を一層活発にするため外相級の戦略対話を設立することで合意した。
 中東で存在感を増す中国を念頭に連携を強化したい考えである。
2023.07.16
 09:56
聯合ニュース

(Yahoo)

韓米日 朝鮮半島東の海上でミサイル防衛訓練=北ICBMに対応 <2308-071602>
 日米と韓国が16日、北朝鮮の核とICBM発射に対応したBMD演習を日本海上で実施した。
 韓国海軍によると、演習には同軍のAegis駆逐艦栗谷李珥、米海軍駆逐艦John Finn、海上自衛隊の護衛艦まやが参加した。
 2022年5月の韓国の尹政権発足後、日米韓3ヵ国が海上BMD演習を行うのは2022年10月と2023年2月、4月に続き4回目で、3ヵ月ぶりに実施したのは北朝鮮が5月31日に「宇宙発射体」を打ち上げたのに続き、7月12日に火星-18 ICBMを発射するなど、挑発を強めていることを受けた決定とみられる。
2023.07.15
 09:07
東奥日報

(Yahoo)

北朝鮮をけん制か B1B 戦略爆撃機2機、米軍三沢基地(青森県)に飛来 <2308-071504>
 米軍のB-1B 2機が米軍三沢基地に飛来しているのが14日までに確認された。
 関係者によると2機は11日午前に飛来したが、13日には1機が06:50頃に基地を離れ、正午頃に戻ってきた。 14日は日中の飛行は見られなかった。 三沢基地では2020年10月下旬に2機が飛来してきた姿が確認されている。
2023.07.14 National Defense Air Force Special Ops wants runway independence, more speed <2308-071410>
 長い間、離着水可能な輸送機を求めてきた米空軍特殊部隊 (AFSOC) はフロートを取り付けたMC-130Jなども検討しているが、元AFSOC副司令官のヒル少将は2022年4月に海兵隊岩国基地を訪問し、海上自衛隊のUS-2を視察している。
 US-2は乗員11名の他20名または担架12架を搭載でき、巡航速度300哩/時、航続距離2,980哩の性能を持つ。
 空軍が3月9日に公開した要求では巡航速度400~450哩、最適飛行高度15,000~30,000ft、搭載能力5,000-lbで、30ft×8ftの貨物室を持ち、小型車両1両又はパレット2枚半を搭載でき、200nm及び1時間半の航続/滞空能力を持つこととされている。
2023.07.14
 14:28
産経新聞

(Yahoo)

4~6月の航空自衛隊機緊急発進238回 防衛省「高い水準」 <2308-071407>
 防衛省統合幕僚監部が14日、4月から6月の令和5年度第1四半期に領空侵犯の恐れがある外国機に航空自衛隊機が緊急発進した回数が238回だったと発表した。 238回のうち、南西航空方面隊が146回と半数以上を占め、中国機に対する緊急発進は全体の66%に上った。
 昨年同期は235回、平成25年度以降、第1四半期は100~350回で推移しており、統幕は今年について「比較的高い水準にある」と説明した。
2023.07.14
 07:07
時事通信

(Yahoo)

中国紙、「琉球」連載開始 ゆかりの地を識者と訪問 <2308-071405>
 中国共産党機関紙人民日報系の環球時報が13日にSNS微博で、国内の「琉球」ゆかりの地を識者と巡る動画の連載を始めた。 人民日報が6月初旬、習国家主席の「琉球」を巡る発言を報じたのを機に、中国で沖縄への関心が高まっている。
 環球時報は先週の玉城デニー沖縄県知事の訪中も大きく報道し、「中国で琉球を探求する」と題した連載第1弾として4日に玉城知事が訪れた北京市の「琉球国墓地」跡地を取り上げた。
 専門家は動画で、明治政府により日本に組み入れられることに危機感を抱いた琉球王国の官僚が、清朝に支援を求めた後北京で自害し埋葬されたと説明し、「こうした史跡は中琉友好関係史の理解を深めてくれる」と強調した。
 専門家はまた、「現在は沖縄県となり日本政府の管轄下にあるが、歴史から見れば中琉関係史は中日関係史から独立している」とも述べ、14世紀末から琉球に移住し、重要な役割を担った中国系職能集団やその子孫を指す「久米三十六姓」について、「外国人ではなく、中国人であり福建人だ」と述べた。
2023.07.13
 11:59
時事通信

(Yahoo)

中国公船が領海侵入 日本漁船に接近 沖縄・尖閣沖 <2308-071309>
 尖閣諸島沖で13日、中国海警局警備艦2隻が日本の領海に侵入した。 日本漁船に接近しようとしたため、巡視船が漁船の安全を確保した上で、警備艦に対し領海外へ出るよう警告した。
 第11管区海上保安本部によると、海警艦2隻は13日04:55頃に大正島南西などの領海に侵入し、操業中の日本漁船(9.7t、乗員3人)に接近しようとしたり、付近に漂泊したりしている。
 尖閣諸島沖での中国警備艦の領海侵入6月21日以来、2023年19回目になる。
【註】
 中国にしてみれば尖閣諸島を中国領だと主張している手前、そこで日本の漁船が操業を始めれば海警局としては立場上放って置くわけには行かず追いかけている、言うなれば建前上の芝居とも見ることも出来る。
2023.07.12 Jane's Defence Weekly Japan tests SpaceX's Starlink satcom <2309-071203>
 防衛省が6月27日、自衛隊がSpaceX社のStarlinl衛星通信を3月から試験運用していることを明らかにした。 試験運用は10ヵ所で、2024年3月末まで続けられる。
 Starlinkは高度550kmの軌道上に数千基の衛星を置き、遅れ時間25ms以下で通信を実現している。 防衛省はJAXAと共同で他社とも
LEO衛星通信の利用を検討しているという。
2023.07.12
 18:11
時事通信

(Yahoo)

岸田首相、対無人機検知システムを提供 ウクライナ支援、NATO会合で演説 <2308-071212>
 岸田首相が12日午前にリトアニアの首都ビリニュスで開催中のNATO首脳会議に出席して演説し、ウクライナへの支援策としてUAVを監視する対無人航空機検知システムの供与を表明した。 首相は、3月にウクライナを訪問した際、NATOの信託基金を通じた殺傷能力のない装備品支援に$30Mの拠出を伝えており、今回の供与はこの枠組みを活用する。
 演説で首相は、欧州とインド太平洋地域の安全保障は不可分だと主張し、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドのアジア太平洋パートナー国(AP4とNATOの連携強化に取り組む決意を示した。
2023.07.12
 16:08
TBS News

(Yahoo)

日本と NATO サイバー防衛や宇宙安全保障など新たな課題への「協力文書」を発表 <2308-071211>
 日本とNATOは2026年までの4年間を対象に、サイバー防衛や宇宙安全保障など新たな課題に対応するための協力文書を発表した。 発表された文書は国別適合パートナーシップ (
ITPP) と呼ばれるもので、厳しい安全保障の課題に日本とNATOが協力して対処する方向性が示されている。
 ITPPは2014年に策定された国別パートナーシップ協力計画 (IPCP) を発展させたもので、対象期間は2023年から2026年の4年間である。 計画には16の協力分野が示され、
 ・ロシアや中国の脅威が増すサイバー防衛
 ・AIを搭載した無人兵器など新興破壊技術への対応
 ・宇宙分野での安全保障
といった新たな安全保障課題が盛り込まれた。
2023.07.11
 18:13
日経新聞 外務省、OSA担当室を新設 同志国の防衛装備支援に注力 <2308-071116>
 林外相が11日の閣議後の記者会見で、防衛装備の無償供与の枠組み政府安全保障能力強化支援 (
OSA) を担当する部署となる安全保障協力室を総合外交政策局安全保障政策課に新設し、OSAの戦略的な推進強化に取り組んでいくと述べた。 OSAは
 ① 防衛力強化
 ② 人道支援
 ③ 国際平和協力
の3分野であれば、友好国の軍に防衛装備品を無償で供与すると共に、目的外での使用や第三国への移転がないよう事後のフォローアップも担う。
 支援先の候補として令和5年度は、フィリピンマレーシアバングラデシュフィジーの4ヵ国を考えており、衛星通信システムや警戒監視レーダなど、殺傷能力のない装備品の供与を検討する。
2023.07.11
 12:32
毎日新聞

(Yahoo)

パートナー国の軍支援担当を外務省に設置 レーダーなどを無償で供与 <2308-071112>
 林外相が11日の記者会見で、日本がパートナー国の軍を支援できる枠組み政府安全保障能力強化支援 (
OSA) を担当する安全保障協力室を同日、外務省総合外交政策局安全保障政策課内に設置すると発表した。
 OSAは4月に創設された、途上国の軍にレーダなどを無償資金協力で供与できる枠組みで、外務省は令和5年度当初予算に必要経費20億円を計上しており、同室がOSAの案件形成などを担う。
2023.07.11
 11:41
日経新聞 日 ASEAN、経済安保の協議体新設 鉱物の安定供給めざす <2308-071109>
 日本とASEANは、中国が輸出制限などで圧力をかける経済的威圧に共同で対処するため、経済安全保障についての新たな協議体を設ける調整に入る。
 重要鉱物のサプライチェーン構築緊急時の日本による財政支援の拡大などを想定する。
2023.07.10
 11:44
The News Lens

(Yahoo)

沖縄で綱引き?中国が県知事訪中を歓迎、台湾は立法院長が与那国訪問も首里城復元用木材寄贈式を中止 <2308-071004>
 沖縄県の玉城デニー知事が7月3日から7日まで中国を訪問し、李首相と会談するなど厚遇を受けるなかで中国との交流促進姿勢をアピールした。
 一方、5日に台湾北東部の宜蘭県で予定されていた首里城復元用として台湾から沖縄県に無償提供するのベニヒノキの寄贈式を台湾側が中止するなど、沖縄を舞台に中台両岸や中国と日米、中央と沖縄県の綱引きが垣間見える。
2023.07.09
 20:31
NHK News 海上保安庁がキリバスを支援 違法操業行う漁船取り締り訓練で <2308-070905>
 太平洋島嶼国の周辺海域で漁船による違法操業が問題となるなか、海上保安庁から初めて派遣された職員によるキリバスの海上保安当局者への立ち入り検査訓練が、首都タラワで6月19日から1週間にわたって初めて行われた。
 漁業資源が豊富なキリバスの周辺海域では近年、違法操業する漁船が増えている一方、海上保安当局の職員はおよそ40人で巡視船も1隻しかなく、どう効果的に取締りを行うかが課題となっている。
 こうした中、海上保安庁は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて2017年から専従部門を設けて支援に力を入れている。
2023.07.08
 09:00
朝日新聞

(Yahoo)

NATO東京事務所、フランスが反対 マクロン氏が「明確に伝えた」 <2308-070802>
 フランス大統領府が7日、NATOが検討する東京事務所の開設について、マクロン大統領がNATOのストルテンベルグ事務総長に反対の意向を伝えたと明らかにした。
 リトアニアで11日に始まるNATO首脳会議の議題になるとみられるが、フランスが反対を続ければ事務所の開設は困難になる。
2023.07.07
 18:10
讀賣新聞

(Yahoo)

ヘリコプター搭載型巡視船「あさなぎ」、海上保安庁に引き渡し…尖閣諸島周辺海域で警備 <2308-070713>
 海上保安庁のヘリ搭載型巡視船あさなぎの引き渡し式が6日、山口県下関市彦島江の浦町の三菱造船江浦工場で行われた。 あさなぎは鹿児島海上保安部に配属され、尖閣諸島周辺海域での警備などを担う。
 あさなぎは2020年に鹿児島海保に配属されたしゅんこうと同型の全長140m、6,000総㌧で、ヘリコプター2機の格納庫を持ち、20mmと40mmの機関砲、遠隔放水銃などを装備している。
 三菱造船は同型船のゆみはりも建造中で、今年度内に海保に引き渡す予定という。
2023.07.07
 18:03
Taiwan News US, Japan, S. Korea and Australia hold Pacific Vanguard naval exercises near Guam <2308-070712>
 7月1日から12日までの予定でグアム周辺海域で行われているPacific Vanguard 2023演習に、今年は日米豪のQuad構成国から参加した護衛艦しらぬい、米駆逐艦Howardに加えて、韓国海軍も再参加し駆逐艦文武大王が参加している。 オーストラリアはオブザーバー参加している。
2023.07.07
 12:23
KKB
鹿児島放送

(Yahoo)

奄美大島・瀬戸内町に自衛隊港湾施設 今秋ごろボーリング調査 <2308-070707>
 防衛省が奄美大島瀬戸内町の古仁屋港周辺に自衛隊艦艇の輸送補給拠点となる港湾施設の整備を検討しており、2023年秋ごろからボーリング調査を行うことが分った。
 九州防衛局によると、具体的な整備地を検討するため6月30日に地盤の強度などを確認するボーリング調査の入札手続きを開始した。 ボーリング調査は令和5年度末までに行う予定で、適地調査の関連費用として6億円を計上している。
2023.07.07
 04:00
八重山日報

(Yahoo)

「主張しないのは認めたこと」 地元、尖閣問題回避に憤り 玉城知事訪中 <2308-070701>
 訪中した玉城デニー知事が中国の李強首相と面会した際、中国艦船が尖閣諸島周辺海域で領海侵入を常態化させている問題に言及しなかったことに対し、国際社会から見ると何も言わないということは相手の言い分を認めたとの批判が出ており、尖閣を行政区域に抱える石垣市の関係者からは、憤りの声が上がった。
2023.07.06
 21:11
産経新聞

(Yahoo)

空自トップ、モンゴル初訪問 空軍と防衛協力推進で一致 <2308-070612>
 航空幕僚長の内倉空将が6日の記者会見で、1~5日に空幕長として初めてモンゴルを訪問し、空軍司令部や部隊を視察したほか、国防省や軍参謀本部を表敬訪問して空軍間での防衛協力を推進していくことで一致したと明らかにした。
 内倉空将は会見で、ロシアと中国に南北から挟まれたモンゴルの地政学上の特性を踏まえ、「必死に空の守りを模索する姿勢が伝わってきた」と語ったうえで、どういう防衛交流をしていくのが適切か、今回の成果を踏まえ具体化していきたいと述べた。
2023.07.06
 16:06
毎日新聞

(Yahoo)

日英伊、次期戦闘機開発で調整機関を新設へ 早ければ年内に署名も <2308-070609>
 日英伊の3ヵ国が、次期戦闘機の開発を管理監督する調整機関を新設する方針を固めた。 開発主体の3ヵ国の民間企業と政府間の意思疎通を円滑化し、各国政府の意向を迅速に反映させる狙いがある。
 装備品開発を巡り、日本が他国と共同で管理体制を敷くのは初めて。早ければ2023年内の関連条約署名を目指し、調整を進めている。
2023.07.06
 11:02
讀賣新聞

(Yahoo)

日本と ASEAN で「法の支配」推進へ、共同声明を採択…都内で特別法相会合 <2308-070607>
 日本とASEANの特別法相会合が6日午前に東京都内で開かれ、法の支配の推進に向けた共同声明を採択した。
2023.07.06
 07:10
時事通信

(Yahoo)

装備移転、自公の溝浮き彫り 衆院選にらみ難航必至 <2308-070605
 自民、公明両党がまとめた防衛装備品の輸出ルール緩和に関する報告書は論点整理の形をとり、輸出分野を限定している5類型の撤廃可否など多くの点で、大幅な緩和を目指す自民と慎重な公明の溝が埋まらなかったため両論併記にとどめた。
 報告書の提出を受けて岸田首相は政府内での検討に入るが、秋にも取り沙汰される衆院選もにらみ調整は難航必至である。
2023.07.06
 05:30
日経新聞 中国メディアが連日の「沖縄交流史」 習主席の発言契機 <2308-070603>
 中国メディアが、習国家主席の発言をきっかけとして、玉城デニー沖縄県知事の中国訪問とあわせて琉球国時代の交流を相次ぎ報じている。
 共産党系メディアの環球時報は3日に玉城氏の単独インタビューを掲載し、4日には北京市内にある琉球国墓地跡地を訪れる姿がニュースになった。
 政府中国が沖縄の帰属問題に言及しないか警戒している。
2023.07.05 Jane's Defence Weekly Japan flexes missile capabilities after North Korean tests <2309-070506>
 海上自衛隊が6月19日、北朝鮮が6月15日にBM 2発を発射し舳倉島北方135nmの
EEZ内に落下したのに呼応して、まや型護衛艦はぐろ(註:第4護衛隊群(呉)第8護衛隊(佐世保)所属)が米海軍駆逐艦John Finnと共同訓練を行ったと発表した。
2023.07.05 Jane's Defence Weekly Upgraded JASDF E-767 AWACs to have EW and enhanced tracking capabilities <2309-070505>
 航空自衛隊のE-767 4機が電子戦能力の強化と目標追随数の増加などの改良を行う。
 この改良にはミッションコンピュータの能力向上 (
MCU) も含まれる。
2023.07.05 Jane's Defence Weekly Japan's Aegis destroyer to revert to air defence when BMD vessels arrive <2309-070503>
 海上自衛隊がAegisシステム搭載艦 (
ASEV) 2隻2028年3月と2029年3月に就役させるが、その後は現在BMD任務に就けているAegis護衛艦を本来の防空任務に戻す
 ASEVはAegis護衛艦が64~96セルのVLSを装備するのに対し128セルを装備し、SM-6や能力向上型の12式対艦ミサイルも装備し、更にHGVの迎撃弾も装備することになる。
2023.07.05
 23:59
Souyh China Morning Post Okinawa governor Denny Tamaki traces historic Chinese links with visit to Beijing cemetery <2308-070515>
 沖縄県の玉城デニー知事が7月4日、北京にある数百年前に埋葬された琉球諸島の人々の墓地を訪れた。 琉球と中国の交易や交流は14世紀以降、盛んになり、墓地には明朝の朝貢国となった琉球王国の人々の墓がいくつかある。 その後、日本の影響力が高まり、1879年に琉球が日本に併合されて沖縄県になった。
 6月に習国家主席が、国家史アーカイブを訪れた際に、「福建省で働いていたとき、琉球館と琉球墓地を知っていた。 福建省は琉球と深いつながりがある」と述べていた。 一部の中国の学者は、中国が島の自治、あるいは分離主義運動さえも支持すべきだと示唆している。
 玉城知事は、習主席が琉球列島との関係を発展させる意思がある証拠としてこのコメントを歓迎したが、一部の日本のメディアは、中国が将来沖縄問題を演じる可能性があることを示唆していると懸念を表明した。
2023.07.05
 17:24
共同通信

(Yahoo)

ロシア拠点のハッカー集団がサイバー攻撃 <2308-070513>
 名古屋港のコンテナ搬入を一元管理するシステムを運営する名古屋港運協会は5日、ロシアを拠点とするハッカー犯罪集団LockBit 3.0がサイバー攻撃を仕掛けたと明らかにした。
2023.07.05
 16:01
NHK News 名古屋港のシステム障害 「ロックビット」によるサイバー攻撃 <2308-070512>
 名古屋港のコンテナターミナルでシステム障害が発生し、コンテナの積み降ろしができなくなっている問題で、システムを管理する協会はLockBitと名乗るグループから身代金要求のランサムウエア攻撃を受けたことを明らかにした。
2023.07.05
 07:26
Abema Times

(Yahoo)

中国と沖縄のつながり強調 琉球ゆかりの墓参拝 <2308-070504>
 中国を訪問している沖縄県の玉城デニー知事が4日、清朝時代に琉球王国から派遣された役人など14人が埋葬されている北京市郊外にある琉球国墓地の跡地を訪れ、中国と沖縄との古くからのつながりを守っていくと述べた。
 習国家主席は6月に人民日報で、琉球との関係に言及していてその意図が注目されている。
【琉球発言関連記事:2307-062511 (共同 2023.06.25)】
2023.07.05
 05:24
琉球新報

(Yahoo)

北大東島に空自レーダー配備へ 防衛省、村の誘致受け「敵地」と判断 部隊30人程度 <2308-070503>
 北大東村への航空自衛隊の移動式警戒管制レーダ配備計画を巡り、防衛省は4日までに調査の結果、配備に適していると判断し、6月30日に自衛隊を誘致してきた村や村議会に対し、島北部の村有地7haを配備先として検討していると伝えたことが複数の関係者への取材で分かった。
 防衛省報道官は「現時点で配備が決定したものではない」とした上で、部隊規模はレーダなどを整備・管理する要員として30名程度を見込んでいるとした。
 配備を巡っては、2021年12月に村議会が島への「自衛隊誘致に関する意見書」を全会一致で可決していた。
2023.07.05
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

装備品輸出、警戒・監視など5類型なら「武器搭載可能」と明記…自公論点整理案 <2308-070502>
 4日に判明した防衛装備品の輸出制限緩和に向けた自民、公明両党の論点整理案では、政府の防衛装備移転3原則の運用指針で輸出可能と定めた「警戒」「監視」などの類型に当てはまれば、輸出品への「武器搭載は可能」と明記した。 論点整理は中間報告にあたり、5日にも両党ワーキングチームで決定する。
 装備品輸出を「紛争抑止の予防措置」と位置づけるよう促す意見も盛り込んだ。
2023.07.05
 04:00
八重山日報

(Yahoo)

台湾立法院長が与那国訪問 定期航路開設に期待 日台連携、中国牽制も <2308-070501>
 台湾の国会議長に当たる游立法院長を団長とした訪問団が4日、台湾宜蘭県蘇澳から与那国島の祖納港に高速船で来島し、糸数町長や超党派の議員連盟「日華議員懇談会」のメンバーから歓迎を受けた。
 訪問団には台湾の立法委員、宜蘭県の知事、観光協会、交通・観光当局、産業組合、旅行会社などから幹部が約90人参加した。
2023.07.04
 22:45
共同通信

(Yahoo)

ロシア艦2隻が尖閣沖通過 海自監視、宮古島北方にも <2308-070409>
 防衛省統合幕僚監部が4日、ロシア海軍フリゲート艦2隻宮古島の北東80kmの海域で1~3日の3日間にわたり錨泊した後、尖閣諸島沖を通過して東シナ海を北上したと発表した。
 防衛省によると、フリゲート艦2隻は宮古島北方から西向きに航行し、3日から4日にかけて尖閣諸島の久場島と大正島の間を北寄りに進んだ。
 2隻は5月に対馬海峡を経由し、東シナ海や台湾沖へ南下したのち、6月末には与那国島と台湾の間を南北に往復したり、石垣島南方の海域を航行したりしていた。
【註】
 この2隻は台湾でコルベット艦と報じられていた【2307-0629012308-070307】が、写真にある艦番号"333"と"335"から2017年と2018年に就役した満載時排水量2,200tのSteregushchiy級フリゲート艦 (Project 20381) の初期型で、いずれも太平洋艦隊所属である。
2023.07.04
 21:18
讀賣新聞

(Yahoo)

ロシア副首相が北方領土・択捉島を訪問…日本の外務省は「全く受け入れられない」と抗議 <2308-070407>
 TASS通信によると、ロシアの極東開発を統括するトルトネフ副首相が4日に北方領土の択捉島を訪問したと報じた。 2022年2月のロシアによるウクライナ侵略開始後、プーチン露政権高官の北方領土訪問は初めてで、米欧に同調して対露制裁を続ける日本を牽制する狙いがあるとみられる。
 外務省は同日、在日露大使館に「北方領土に関する我が国の立場に反し、全く受け入れられない」と抗議した。
2023.06.30
 22:04
共同通信

(Yahoo)

中国艦4隻が鹿児島沖航行 ヘリ着艦にスクランブル <2307-063023>
 防衛省統合幕僚監部が30日、中国海軍の駆逐艦など4隻が鹿児島県沖を航行し、東シナ海から太平洋に向かったと発表した。 防衛省によると、4隻のうち駆逐艦と揚陸艦は29日から30日にかけて大隅海峡を東へ移動し、フリゲート艦と補給艦は29日に奄美大島沖を進んだ。
 29日午後には、鹿児島県草垣群島の南約40kmの東シナ海で、駆逐艦にZ-9ヘリ1機の着艦を確認し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応した。
2023.06.30
 21:22
共同通信

(Yahoo)

ロシア艦が与那国沖を往復 石垣島南方でも航行 <2307-063022>
 防衛省統合幕僚監部が30日、ロシア海軍フリゲート艦2隻与那国島と台湾の間を南北に往復し、さらに石垣島南方海域で3日間にわたり航行を続けたのを確認したと発表した。
 防衛省によると、2隻は27日08:00頃に与那国島の南西70kmを航行し、台湾との間を北寄りに進んだ。 その後、向きを反転し、27日から29日にかけて石垣島の南東120km付近の海域にとどまり、30日に太平洋側から東シナ海へ入った。
【関連記事:2307-062901 (台北時報 2023.06.29)】
2023.06.30
 20:05
東奥日報

(Yahoo)

三沢基地にグローバルホーク 3機体制完了 <2307-063020>
 航空自衛隊三沢基地に配備されるGlobal Hawkの最後の1機が30日朝に同基地に到着したことで計画されていた3機体制が整い、本格的な運用が始まる。 空自三沢基地には2022年3月に2機が配備され同年12月に飛行を開始していた。
 同月には80名が所属する偵察航空隊が発足していたが、3機の本格的な運用に合わせ、隊員を130名程度に増員する計画になっている。
2023.06.30
 20:03
毎日新聞

(Yahoo)

防衛装備移転、「被侵略国への支援」追加 自公部会が報告提出へ <2307-063019>
 防衛装備移転三原則とその運用指針の見直しを議論している与党のワーキングチーム(WT)が30日に東京都内で会合を開き、議論の論点を整理した中間報告書を7月5日に自公両党の政調会長に提出することを決めた。
 関係者によると中間報告では、装備移転の目的に「国際法に違反する侵略を受けた国への支援」を追加すべきだと提言し、他国と共同開発する装備について「日本から第三国への移転を認める方向で議論すべきとの意見が大勢を占めた」と記述する方向という。
2023.06.30
 16:38
NHK News 日豪米が共同訓練 市街地での戦闘を想定 中国念頭に連携深める <2307-063016>
 中国を念頭防衛協力を強化する陸上自衛隊米海兵隊豪陸軍による共同演習(註:Southern Jackaroo)がオーストラリアで始まり、市街地での戦闘を想定した訓練で連携を深めた。
 Southern Jackaroo演習は毎年、クイーンズランド州で行われていて、ことしは過去最大規模の2,500名が参加している。
 オーストラリア軍によると、2023年の演習はオーストラリア周辺の架空の島が敵対勢力に占拠された想定で行われた。
2023.06.30
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

日韓豪NZの4か国、首脳会談開催の方向…来月 NATO会議に合わせリトアニアで <2307-063005>
 日韓豪NZが、7月11~12日にリトアニアで開かれるNATO首脳会議に合わせ、4ヵ国の首脳会談を現地で開催する方向で調整に入ったことを、複数の日本政府関係者が明らかにした。
 4ヵ国はいずれもNATOのアジア太平洋パートナー国 (AP4) で、NATO首脳会議に招待されている。
2023.06.30
 00:14
讀賣新聞

(Yahoo)

陸海空3自衛隊を一元指揮、「統合司令部」を市ヶ谷に来年度創設へ…台湾有事に備え <2307-063002>
 政府が陸海空3自衛隊を一元的に指揮する統合司令部を令和6年度に市ヶ谷に創設する方向で調整に入った。 3自衛隊や内部部局など300名体制とする方向で検討が進んでいる。
 政府は2022年末に改定した国家安全保障戦略で司令部の設置を明記した。 同省は6年度予算の概算要求で司令部の設置費用を計上する。 自衛隊の組織改編を伴うことから、2024年の通常国会にも自衛隊法改正案を提出する。
 司令部は、台湾有事で戦闘に巻き込まれる可能性のある南西諸島防衛を中心に、自衛隊だけでなく在日米軍なども含めた作戦計画を練ることが主要任務となる。
 台湾有事に備え、日米共同の作戦計画の策定などを通じ、日米同盟の抑止力、対処力を強化する狙いがある。
2023.06.28
 21:20
共同通信

(Yahoo)

新戦闘機の第三国への輸出を容認 与党原案、中古エンジンも <2307-062822>
 関係者が28日、防衛装備品の輸出ルール見直しについて与党の実務者協議が取りまとめる論点整理の原案が判明した。 与党実務者は党幹部の意見も踏まえ月内にも取りまとめ、7月上旬に政調会長へ報告する。
 原案では次期戦闘機を念頭に、国際共同開発する装備品について日本から第三国への輸出を容認すると共に、戦闘機の中古エンジンといった部品の提供も認めた。
 一方で、現行制度で輸出可能な「警戒」など非戦闘の5分野と殺傷能力のある武器との関係や、対象範囲拡大については、積極、慎重両論を併記した。
2023.06.28
 18:03
毎日新聞

(Yahoo)

自民・茂木幹事長、台湾の副首相と会談 現職の訪日は29年ぶり <2307-062820>
 自民党の茂木幹事長が28日、台湾の鄭行政院副院長副首相)と党本部で会談し、日台関係を進展させることで一致した。
 台北駐日経済文化代表処(註:台湾の駐日大使館に相当)によると、現職の行政院副院長の訪日は1994年以来で29年ぶりである。
2023.06.28
 18:02
聯合ニュース 韓国海軍 豪で来月開催の多国間合同訓練へ=日本など15カ国参加 <2307-062819>
 韓国海軍が28日、オーストラリア北東部で7月22日~8月4日に米豪が共催して行われるTalisman Saber共同演習に参加すると発表した。
 Talisman Saberは2005年から隔年で実施されており、韓国は2021年に初参加した。 2023年は日米英豪印など15ヵ国から30,000名と艦艇20隻、航空機60機が参加する。
2023.06.28
 17:00
日テレ News

(Yahoo)

防衛省「防衛技術指針」を発表 “無人化”など12分野の具体例 <2307-062817>
 防衛省が、2022年末に閣議決定された安保関連3文書で示されている防衛技術基盤強化に向けた方針を具体化し今後重視する技術分野などを示した防衛技術指針を発表した。
 指針では今後重視していく技術分野として「無人化」や「従来使われていなかったエネルギーの活用」などを示し、無人化を進めるため、ロボットなどを使って遠隔操作するアバター制御技術を使うことや、UAVやミサイルなどを迎撃するために高出力レーザー技術を活用すること、メタバース技術により仮想や架空の情報をあたかも現実であるかのように見せることなど、12分野について具体例を挙げている。
2023.06.28
 14:11
毎日新聞

(Yahoo)

日米が拡大抑止協議 机上演習実施を初公表 中国などの核脅威に備え <2307-062813>
 日米政府が26~27日に米ミズーリ州Whiteman AFBで、核戦力に関する定例の拡大抑止協議を開催し、机上演習を実施してきたことを初めて公表した。
 2010年に始まった日米の同協議は、核戦力という最高機密に関わるテーマを扱うため、当初は協議内容の詳細が公表されていなかったが、中国や北朝鮮が核兵器開発を進展させる中、米国の「核の傘」を含む拡大抑止への信頼を維持したいバイデン米政権の意向も踏まえ、積極的な広報に転じた。
 拡大抑止協議では有事に備えた米軍の態勢や日本との連携について意思疎通を深め、中国を巻き込むことを念頭に、核兵器などの軍備管理の見通しについても意見交換した。
2023.06.28
 12:12
乗りもの
ニュース

(Yahoo)

尖閣諸島近海に中国海軍の測量艦が出現 自衛隊は護衛艦や哨戒機を出動 <2307-062811>
 防衛省統合幕僚監部が26日03:00頃、尖閣諸島釣魚島西80kmの海域で、中国海軍測量艦1隻を確認したと発表した。
 同艦はその後、魚釣島西70kmの海域を南東に進んだ後、与那国島と西表島の間にある接続水域を通り、太平洋に向けて航行した。
2023.06.27
 22:00
日経新聞 防衛装備の管理、日本が NATO 主導枠組み加入 <2307-062718>
 防衛装備庁が27日、防衛装備の保管や輸送の基準をめぐりNATO主導の枠組みに日本が加入したと発表した。 NATO加盟国など34ヵ国が参加する多国間産業保全作業グループ (
MISWG)に5月に入り、米欧諸国との共同開発生産や完成品の輸出を促進する。
 MISWGは開発生産に関する特許を有するなど秘密性の高い防衛装備の保管や輸送について共通のルールを定め、基準を統一することで多国間の情報交換や技術の共有を進めやすくしている。 防衛装備庁は1985年に発足したMISWGの会合に過去2回オブザーバーで参加しているが、正式に加入するのはアジアで初めてである。
2023.06.27
 06:49
時事通信

(Yahoo)

中国内陸部から打ち上げか 21年日本飛来の「偵察気球」 英BBC <2307-062704>
 英BBC放送が26日、衛星データを解析したAI企業関係者の話として、2021年9月上旬に日本上空で確認された偵察気球とみられる物体について、モンゴル南方に位置する中国内陸部から打ち上げられた可能性が浮上したと報じた。
 BBCは報道番組「パノラマ」で、同企業と衛星が捉えた大量のデータを分析した結果、その中から日本を含む東アジア上空を横断した複数の気球の画像が見つかったという。
2023.06.26 Janes Japan to procure Hawkei, Eagle light vehicles for trials <2307-062619>
 防衛省が、現在陸上自衛隊が2,000両近く装備している小松製作所製軽装甲機動車の後継選定のためThales Australia社製 Hawkei
GDLS社製Eagleを購入し、比較検討する。
2023.06.26
 20:07
共同通信

(Yahoo)

防衛省、7月にサイバー担当課を新設へ <2307-062614>
 防衛省関係者が26日、自衛隊のサイバー体制を大幅に強化するため、7月にサイバー整備課を新設する方針を固めたことを明らかにした。
 担当参事官ポストを新設し、装備品納入業者らのサイバー対策の担当課も置く。
2023.06.25
 14:52
共同通信

(Yahoo)

習氏、異例の「琉球」言及 台湾巡り日本揺さぶりか <2307-062511>
 中国の習国家主席が、尖閣諸島に関連して中国と「琉球」の交流に異例の言及をしたため波紋が広がっている。 中国は日本が台湾問題への関与を強めることを警戒しており、台湾に近い沖縄の帰属を問題化日本を揺さぶる狙いとの見方もある。
 共産党機関紙人民日報が4日に一面で、習主席が1日に北京の史料館を視察したと紹介し、明代の古書について職員が「釣魚島(尖閣諸島の中国名)とその付属諸島が中国の版図に属することを記録したものだ」と説明すると、習主席は「福建省福州で働いた際、琉球との交流の根源が深いと知った」と語った。 習主席は14世紀に中国から琉球に渡来した職能集団「久米三十六姓」にも言及した。
 香港紙の星島日報は「習主席がトップとなって以降初めて公になった琉球に関する発言だ」とし、香港の政治学者林氏は「日本が台湾有事に深く介入したら、中国は切り札として沖縄を日本の領土として認めないと言い出す可能性があり、沖縄カードをどう使うか模索している」と分析している。
2023.06.25
 11:04
聯合ニュース

(Yahoo)

米主導の海上合同訓練開催へ 韓国・日本など参加 <2307-062509>
 グアム沖で7月1~12日に行われる米第7艦隊主導Pacific Vanguard海上合同演習が行われ、日米豪韓から水上艦や潜水艦、航空機などが参加する。
 韓国海軍は25日、駆逐艦文武大王が参加すると発表した。 Pacific Vanguardは毎年開かれ、韓国は2019年から参加してきた。
2023.06.25
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

自衛隊、ウクライナ軍支える米民間衛星「スターリンク」利用開始…中露念頭に通信機能を強化 <2307-062503>
 自衛隊が3月から、Space X社の衛星通信網StarLinkの高速通信サービスの利用を開始した。 当面は試験運用し、令和6年度からの本格運用を視野に入れている。
 中露が衛星攻撃能力を強化していることを踏まえ、通信機能を強化する狙いで、米軍など他国の衛星を活用する方向でも調整している。
 防衛省は現在、独自の「X-band通信衛星」を静止軌道に2基打ち上げ、自衛隊部隊の運用に活用しているが、自衛隊が低軌道を周回する民間の衛星コンステレーションを使うのは初めてで、防衛省は今年度に同様のサービスを提供する他の企業とも契約し、通信性能を確認して本格運用するかどうかを最終判断する。
2023.06.23
 13:45
日経新聞

(Yahoo)

日仏、経済安保協力へ作業部会設置 外相会談で合意 <2307-062309>
 林外相が22日、訪問先のフランスでコロナ外相と会談し、経済安全保障分野で協力を深めるために事務レベルの作業部会を設置すると合意した。
 対中国を意識して、有事でも重要物資の調達が可能なサプライチェーンの構築先端技術の軍事利用を防ぐ体制づくりで協調する。
 林外相は会談で仏海軍フリゲート艦Lorraineが5月に東京港に寄港し、6月に東シナ海で日米仏の共同訓練をした実績に触れ、インド太平洋地域で自衛隊とフランス軍の共同訓練を推進する考えも共有し、日仏関係が安全保障、防衛、経済、地球規模課題など幅広い分野で進展していることを歓迎すると述べた。
2023.06.22
 17:54
毎日新聞

(Yahoo)

防衛装備輸出、公明・北側氏「武器は除外を」 記者会見で見解 <2307-062215>
 公明党の北側副代表が22日の記者会見で、防衛装備品の輸出に関し、殺傷能力のある武器は対象から除外すべきだとの考えを示した。
 殺傷能力のある武器を含めた輸出制限の緩和などを巡っては、与党の作業チームが防衛装備移転三原則とその運用指針の見直しに関する論点整理に入っている。
2023.06.22
 16:06
産経新聞

(Yahoo)

海自、海保が初の共同実動訓練 特殊標章の見え方も確認 <2307-062213>
 防衛省と海上保安庁が22日、武力攻撃事態の際に防衛相が海保を統制下に置く統制要領を想定した共同実動訓練を伊豆大島東方沖で同日実施したと発表した。
 同事態を想定した両者の実動訓練は今回が初めてで、海上自衛隊は護衛艦やまぎりとSH-60Kを、海保は巡視船さがみを現場海域に展開し、国際法に基づく国民保護の特殊標章の実効性や情報伝達の手順などを確認した。
 防衛省と海保によると、実動訓練は22日午後に巡視船が住民を乗せ避難させる場合を想定して2時間実施された。 ジュネーブ条約で定められた国民保護に従事していることを示すオレンジ色地に青色の三角形の特殊標章を巡視船のマストや甲板、船体に表示し、見え方を検証した。 統制下でも、海保が非軍事性を保っていると他国に主張する狙いがある。 海保は今回の実動訓練を踏まえ、巡視船などに掲示する特殊標章の大きさや材質を検討する。
 海自と海保は5月末に統制要領を想定しオンラインの机上訓練を初めて実施している。
2023.06.22
 00:27
FNN Prime

(Yahoo)

海自の無人偵察機が初公開 海上の警戒監視 <2307-062201>
 海上自衛隊による海上の警戒監視任務のため、試験運用が始まったMQ-9B Sea Gurdian UAVが初公開され、運用のためのオペレーションルームもあわせて公開された。
 海上自衛隊は、2024年9月まで試験運用を行い、現在、有人機で実施している警戒監視を担うことができるか判断する。
2023.06.21
 18:00
産経新聞

(Yahoo)

ロシア海軍艦艇10隻が宗谷海峡西進 防衛省発表 <2307-062110>
 防衛省統合幕僚監部が21日、ロシア海軍艦艇10隻が宗谷海峡を西進したことを確認したと発表した。
 防衛省によると、19日23:00頃に礼文島北東60kmの海域で、ロシア海軍のミサイル護衛哨戒艇6隻が西進しているのを海上自衛隊が見つけた。 さらに、LSTや病院船など別の4隻も付近の海域で確認された。
 10隻はその後、19日から20日にかけて宗谷海峡を西へ進んだという。
2023.06.21
 13:41
神奈川新聞

(Yahoo)

最新鋭イタリア艦「フランチェスコ・モロジーニ」海自横須賀基地に初寄港 昨年秋に就役したばかり <2307-062106>
 2022年秋に就役したばかりのイタリア海軍の多用途哨戒艦Francesco Morosiniが21日朝、海上自衛隊横須賀基地に初寄港した。 寄港目的は親善と乗組員の休養などで、27日に出港する。
 伊海軍艦の日本への寄港は珍しく、イタリアは英国と次期戦闘機の共同開発を決めており、防衛面での交流が深まっている。
2023.06.21
 05:00
毎日新聞

(Yahoo)

水陸機動団を24年春に増強へ 「中国との緊張高める」専門家指摘 <2307-062102>
 防衛省は、水陸機動団を2024年春に増強し、主力部隊の一部を海上や離島などに常時展開させる方針を決めた。 海洋進出を強める中国を念頭に南西諸島周辺での有事に即応する態勢を整える。
 防衛省関係者によると、水陸機動団は現在2,400名体制で、600名の水陸機動連隊が2個連隊あり、1,200名が相浦駐屯地に配置されている。 2024年3月には竹松駐屯地に1個新設し、通信や後方支援などの部隊と合わせて3,000名体制に増強する。
 連隊が三つになれば、訓練する連隊、駐屯地などに待機する連隊に加え、海上などに展開して有事に即応する連隊を、一定期間ごとに交代で回すことができる。
 有事に即応する連隊の展開先は、中国軍が活動を活発化させている東シナ海を想定している。
2023.06.20
 22:52
産経新聞

(Yahoo)

津軽海峡を1往復半 ロシア海軍の情報収集艦 <2307-062022>
 防衛省が20日、ロシア海軍の情報収集艦1隻が、津軽海峡を1往復半したと発表した。
 海上自衛隊は17日05:00頃に津軽海峡の竜飛崎南西20kmの海域で、北東に進むロシア海軍の情報収集艦1隻を確認した。 その後、情報収集艦は津軽海峡を東向きで抜け、太平洋へ向けて航行し、19日06:00頃に尻屋崎の北東40kmを南西に進んだ後、津軽海峡を西向きに横断し日本海へ向けて航行した。
 この情報収集艦は5月23日に宗谷海峡を東向きで、6月12日には津軽海峡を西向きでそれぞれ横断し、北海道を半周していた。
2023.06.20
 10:55
時事通信

(Yahoo)

護衛艦いずも、ベトナムに寄港 <2307-062014>
 海上自衛隊の護衛艦いずもが20日、2019年6月以来4年ぶりにベトナム中南部カムラン湾に寄港した。 いずもは23日まで停泊する。
 海自は2017年から「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、関係各国に艦艇を派遣しており、南シナ海に面するカムランで日越国防当局間の連携を確認する。
2023.06.20
 05:30
日経新聞 防衛装備の規格、米欧などと統一 共同運用しやすく <2307-062004>
 政府は20日に、国内企業による防衛装備の開発や生産に関する基本方針案を自民、公明両党に示す。 基本方針案は防衛産業の基盤を強化するための新法が7日に成立したことを受けて政府が策定した。
 対日防衛義務を負う同盟国の米国や、自由や民主主義などの価値観を共有する友好国と通信機など装備品の規格を統一する方針を盛り込む。 自衛隊装備の多くは独自の規格になっている。
2023.06.19
 23:37
日経新聞 日本海で日米イージス艦訓練 北朝鮮ミサイルに対応 <2307-061913>
 防衛省統合幕僚監部が19日、北朝鮮が15日にSRBMを発射したのに対応し、日本海で同日に海上自衛隊と米海軍がAegis艦1隻ずつで共同訓練を実施したと発表した。 防衛省によると、海自から護衛艦はぐろ、米海軍から駆逐艦John Finnが参加した。
 日米は発射翌日の16日に日本海で戦闘機による共同訓練を実施している。
2023.06.19
 12:56
沖縄タイムス

(Yahoo)

「県民を守る自衛隊に反対するのか」 ミサイル・兵たん部隊の配備 反対の請願を不採択 沖縄・嘉手納町議会 <2307-061906>
 沖縄県嘉手納町議会が19日の6月定例会最終本会議で、沖縄の基地負担軽減や自衛隊の基地機能強化に反対する第4次嘉手納基地爆音差し止め訴訟原告団と同原告団嘉手納支部、同原告団議員団会議の3者が連名で提出していた、陸上自衛隊勝連分屯地への地対艦ミサイル部隊配置と、同沖縄訓練場の補給拠点整備のための兵站部隊配置にそれぞれ反対する意見書を提出するよう求める請願を、賛成少数(賛成2、反対12)で不採択とした。
 委員会報告で総務財政常任委員会の金城利幸委員長は「委員から自衛隊が県民を守ろうとしているのに反対するのか、米軍嘉手納基地があるので攻撃される危険性から守る意味でも配備が必要との意見があった」と述べた。
2023.06.19
 07:03
時事通信

(Yahoo)

地雷除去・教育訓練の追加検討 防衛装備の輸出拡大、運用指針改定へ 与党協議 <2307-061901>
 防衛装備移転三原則の運用指針見直しを議論する自民、公明両党の実務者協議が、21日から論点整理に向けた議論を本格化させる。 救難など5類型に限定している輸出可能な装備品に、地雷除去と教育訓練を追加する案を検討しており、早ければ今夏にも一定の結論をまとめる。
 現行の運用指針は、安全保障面で協力関係にある国を対象に、救難、輸送、警戒、監視、掃海に関する装備品の輸出のみを認めているが、2022年末の安全保障関連3文書改定の議論で政府は地雷除去と教育訓練の追加を提案したものの、与党は結論を先送りした。
2023.06.18
 18:30
讀賣新聞

(Yahoo)

100機が退役見通しの空自 F15、エンジン輸出を検討…インドネシアで F16 搭載を想定 <2307-061811>
 複数の政府関係者が、近代化が困難な100機が不用となるF-15の中古エンジンを、F-16に搭載することを想定してインドネシアへ輸出する検討をしていることを明らかにした。 防衛装備移転3原則の運用指針に部品の提供を追加する方向で与党と調整する。
 指針では、救難、輸送、警戒、監視、掃海の「5類型」に輸出を限っており、部品は現在対象外となっているが、部品の輸出も国際共同開発の場合には認められており、過去に米国に輸出した例がある。
2023.06.18
 13:30
日経新聞 防衛装備部品の中小に補助金 政府、国産・輸出促す <2307-061806>
 政府は防衛装備を製造・輸出する大手企業部品を供給する中小企業補助金を出す調整に入った。 戦闘機や戦車は1,000社超、護衛艦は8,000社超と裾野が広い防衛産業の基盤を支え装備の国産を促し、継戦能力の強化や機密保持につなげる。
 国内企業に防衛装備の開発や生産を促す新法が7日に成立したことを受け、運用について政府が定める基本方針案に明記した。
2023.06.18
 10:59
毎日新聞

(Yahoo)

ウクライナ支援向けで米に砲弾提供「できない」 木原官房副長官 <2307-061805>
 木原官房副長官が18日にフジテレビ「日曜報道」に出演し、日本政府がウクライナ支援に向けて米国に砲弾の提供を検討しているという海外メディアの報道について「日米間でそういった合意があるということは承知していないし、今の防衛装備移転三原則、運用指針の下ではこういったことはできない」と述べた。
 一方で「2022年に改定した国家安全保障戦略とその中で防衛装備移転三原則、その運用指針も見直しを検討するとなっていて与党で検討いただいており、議論を見守って、やるべきことがあれば見直してやらせていただく」とも語った。
2023.06.18
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

防衛装備、国産を追求し継戦能力・機密保持を強化…「新たな危機」で政府方針原案 <2307-061801>
 6月7日に成立した防衛産業を支援する防衛装備品生産基盤強化法に基づき、防衛相が策定する基本方針の原案が明らかになった。 同法は装備品の開発・生産のための基盤強化に関する基本方針の策定を義務づけている。
 新たな方針は2014年に策定した防衛生産・技術基盤戦略に代わるもので、基盤強化の方向性が具体的に明示されており、10月の法施行に向け近く公表する。
 今後新たに弾薬や艦船などの装備品を取得する際、ウクライナ侵略を教訓に長期間戦い続ける継戦能力や機密保持を重視し、国産取得を追求すると明記したことが柱だ。
 原案では、中国や北朝鮮、ロシアの軍事活動の活発化に言及し、日本を取り巻く安全保障環境が新たな危機に入ったとの認識を示した。 そのうえで、自衛隊の任務遂行のためには防衛産業の重要性はますます高まっていると指摘した。
 装備品の輸出を官民一体で推進する方針も盛り込んだ。
2023.06.17
 15:07
讀賣新聞

(Yahoo)

日米豪が中国に対抗、太平洋で「海底ケーブル」支援…ファーウェイ系入札受け3か国主導で決着 <2307-061707>
 日米豪の3ヵ国が太平洋島嶼国通信環境を改善するための海底ケーブル敷設に乗り出す。 3ヵ国が$95Mの資金を提供して実施するもので、外務省は6日にこのうちケーブル敷設をNECと契約したと発表した。 日本が負担する資金は、政府開発援助 (ODA) でまかなう。
【関連記事:2307-060617 (毎日 2023.06.06)】
 ミクロネシア連邦ナウルキリバスの3ヵ国を結ぶ2,250kmの光海底ケーブルを敷設し、陸上の関連施設の建設や技術協力を行う。 太平洋で影響力を増す中国に対抗する狙いがあり、2025年頃の完成を目指す。
 政府関係者によると、ケーブルは米軍基地がある米領グアムと、米国と安全保障上の結びつきが強いミクロネシアがすでに繋がっており、今回はミクロネシアからナウル、キリバスに延伸する。 もともと世界銀行が主導していたが、中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の元傘下企業が入札に参加したため、中国企業が受注すれば情報の遮断や抜き取りの恐れがあったことから、日米豪が連携して関係国に懸念を伝えるなどして、3ヵ国主導の事業とすることで決着した。
2023.06.16
 23:25
共同通信

(Yahoo)

日本海で日米戦闘機訓練 ミサイルに即応態勢確認 <2307-061616>
 防衛省統合幕僚監部が16日、日本海で同日に航空自衛隊と米軍の戦闘機計8機による共同戦術訓練を実施したと発表した。 空自からは築城基地のF-2 4機が、米軍からはF-35A 4機とKC-135 1機が参加した。
 北朝鮮が15日夜にSRBMを日本海に向け発射したのを踏まえ、日米の即応態勢を確認するのが目的と説明している。
2023.06.16
 18:00
日経新聞 日米比、安保高官が初会談 南シナ海の合同訓練を定例に <2307-061614>
 秋葉剛男国家安保局長と米国のサリバン大統領補佐官、フィリピンのアニョ国家安保担当顧問の、日米比の安全保障担当の政府高官が16日に都内で初めて会談した。
 3ヵ国は、東/南シナ海を巡る安保戦略を定期的にすり合わせ、2023年内にも戦略文書を策定し、南シナ海での合同訓練を定例化する。
 また中国の台湾への武力侵攻のリスクを念頭に、抑止力の向上をめざす。
2023.06.16
 17:39
FNN Prime

(Yahoo)

逮捕の研究員 中国政府から表彰 技術漏えい 習主席と握手も? <2307-061613>
 国立研究開発法人産業技術総合研究所の中国籍の権主任研究員が2018年、自身が研究するフッ素化合物の合成に関する情報を中国企業に漏洩した疑いで、警視庁公安部に逮捕されている。 警視庁公安部は、権容疑者が中国政府と深いつながりを持っていたとみて捜査している。
 逮捕された権恒道容疑者中国政府から優れた科学技術に貢献したとして表彰を受け、習国家主席と握手を交わしていたとみられることがわかった。
2023.06.16
 17:05
共同通信e

(Yahoo)

中国の「千人計画」参加か データ漏えい疑いで逮捕の研究員 <2307-061612>
 つくば市の国立研究開発法人産業技術総合研究所の研究データ漏洩事件で、警視庁公安部に逮捕された上級主任研究員で中国籍の権恒道容疑者が、中国の人材支援プログラム「千人計画」に参加していたとみられることが16日に捜査関係者などへの取材で分かった。
 千人計画は中国政府が多額の資金を使って海外の優秀な人材を集め、科学技術力向上を目指す2008年に始まったプロジェクトで、中国共産党中央組織部が主導して、先端技術が中国側に流出する可能性があるとして、米国などが警戒を強めている。
2023.06.16
 17:00
夕刊フジ

(Yahoo)

先端技術の研究データ漏洩 警視庁が中国籍の研究員逮捕 習主席と面会か 技術を軍事力につなげる中国の「国防7校」で教授も <2307-061611>
 先端技術の研究データを中国企業に漏洩したとして、警視庁公安部は不正競争防止法違反(営業秘密開示)の疑いで、つくば市にある国立研究開発法人産業技術総合研究所の上級主任研究員中国籍の権恒道容疑者を逮捕した。
 権容疑者は20年近く日本最大級の研究機関に勤めるかたわら、中国人民解放軍と関係があるとされる国防7校の北京理工大でも教授を務めていた。
2023.06.16
 15:00
讀賣新聞

(Yahoo)

産総研の中国籍研究員、情報漏えい事件の1年以上前から職場メールで中国企業とやり取り <2307-061610>
 国立研究開発法人の産業技術総合研究所から技術情報が中国企業に流出したとされる事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された中国籍の権主任研究員が、職場のメールで中国企業と複数回にわたってやりとりしていた。 警視庁公安部はほかに流出した情報がないかどうか捜査している。
 権容疑者は2018年4月、産総研で自らが研究に参加しているフッ素化合物の合成技術に関する研究データを中国企業にメールで送り、産総研の営業秘密に当たる情報を漏えいした疑いで、15日に同法違反(営業秘密の開示)容疑で警視庁に逮捕され、16日に同容疑で東京地検に送検された。
2023.06.16
 10:52
共同通信

(Yahoo)

防衛財源法成立、増税時期が課題 まずは税外4.6兆円で強化資金 <2307-061606>
 令和5年度予算に計上した4兆5,919億円の税外収入を複数年度にわたり防衛費に充てる枠組みとして「防衛力強化資金」を創設することを柱とする防衛費増額の財源を確保する特別措置法案が16日に参院本会議で与党の賛成多数で可決、成立した。
 ただ政府が財源の一つに見込む増税の時期などは盛り込まれておらず、積み残された課題も多い。
2023.06.15
 16:27
テレ朝 News

(Yahoo)

安倍氏の遺志継ぎ…安倍派が憲法9条2項削除の改正提言まとめる <2307-061510>
 憲法改正を巡り、自民党の安倍派稲田憲法PT座長が「9条2項を削除し、自衛隊を軍隊として位置付けることが必要」だとする提言をまとめた。
 提言では「自衛隊の明記を実現することが喫緊の課題」としたうえで、将来的には国民の理解を得て「9条2項削除」の実現を目指すべきとしている。
2023.06.15
 15:37
Wall Street Journal

(Yahoo)

日本、米への砲弾提供を協議 ウクライナ支援で <2307-061509>
 ウクライナの対ロシア反転攻勢の支援に向け、日本が米国に砲弾を提供する方向で協議している。 殺傷能力のある武器の輸出を長年抑制してきた日本にとって、大きな方針転換である。
 13日に155mm砲弾を含むウクライナ向けの新たな軍事支援の提供を発表した米国は自国の備蓄から相当量を引き出しており、自国の軍事態勢を損なうことなくウクライナを支援する方法を模索している。
 協議に詳しい複数の関係者によると、日本は長年の安全保障同盟の一環として日米が弾薬の共有を可能にする2016年の協定に基づき、155mm砲弾を米国に供給することを検討している。 これらの砲弾は、ウクライナの戦力を支援する米国の在庫に充てられるという。
 Wall Street Journalは先日、韓国は既に米国経由でウクライナに数十万発の155mm砲弾を提供することで合意していると報じた。
2023.06.15
 15:06
Inside Defense U.S., allies focus on building 'common operating picture' in the Indo-Pacific <2307-061508>
 米国防総省で南及び東南アジアを担当するフォード副次官補が6月15日、2023年末まで米国と同盟国が、インド太平洋海域及び沿岸域でほぼリアルタイムで情報を共有する
IPMDAを確立すると述べた。
2023.06.15
 12:52
TBS News

(Yahoo)

防衛費増額の財源確保特措法案、参議院の委員会で可決 <2307-061505>
 政府が今の国会の重要法案と位置付ける、防衛費増額の財源を確保するための特別措置法案参議院の財政金融委員会で可決された。
 この法案は「防衛力強化資金」を創設し、歳出改革や決算剰余金、国有財産の売却など税金以外の収入を複数年度にわたって活用する措置を盛り込んでいる。
2023.06.14
 14:10
Inside Defense Lawmakers propose green light for U.S.-Japan collaboration on Glide Phase Interceptor <2307-061406>
 日米が公式に
GPIの共同開発をFY24に開始しそうである。 GPIを次世代Aegis迎撃ミサイルに位置づけるもので、計画には他国が参加する可能性もある。
 米議会下院軍事委員会戦略軍小委員会がFY24 NDAA案に盛り込もうとしている。
2023.06.14
 06:42
時事通信

(Yahoo)

米、兵器の対外売却加速 国防総省が新方針 <2307-061401>
 オースティン米国防長官が13日、国防総省に兵器の対外売却加速を指示したと同省が発表した。 国防総省で政策を担当するベーカー次官補は記者会見で「いかにして障壁を取り除き、官僚主義を排し、手続きを効率化するかを考えた」と述べた。
 米国の兵器を外国に売却する有償軍事援助 (
FMS) を巡っては、同盟国や友好国からは米国しか生産できない兵器の調達を歓迎する声がある一方、調達コストの高騰や納入の遅延などに不満が上がっていた。
 中国やロシアなどに対抗するため、同盟国・友好国の防衛能力強化を支援するのが狙いで、日本にとっても米国からの兵器調達がより円滑になりそうである。
2023.06.13
 10:24
時事通信

(Yahoo)

宇宙基本計画を改定 「安保構想」も決定 政府 <2307-061306>
 政府の宇宙開発戦略本部が13日に、今後10年間の国の宇宙政策の基本方針を示す新たな宇宙基本計画を正式決定した。 3年ぶりの改定となった基本計画は、宇宙安全保障を引き続き重視するとともに、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の機能や役割の強化、国際競争力を持つ企業の戦略的な育成や支援を盛り込んだ。
 また、宇宙安全保障に関する宇宙安全保障構想も決定し、更に安全保障と民生分野に共通する技術を見極め、開発を推進する宇宙技術戦略を策定するとした。
宇宙基本計画(内閣府)】
宇宙安全保障構想(内閣府)】
2023.06.13
 08:48
産経新聞

(Yahoo)

小型レーダー衛星打ち上げ成功 予定軌道に投入 九州の宇宙ベンチャー <2307-061305>
 QPS究所が開発した小型レーダ衛星アマテル-3が高度545kmの予定軌道に投入された。 同社は衛星の状態を確認した上で、今夏には本格運用を開始する。
 現在運用中の2基分解能が70cmであるのに対し、アマテル-3の分解能は46cmである。
 政府は宇宙基本計画で、多数の小型レーダ衛星を連動させて運用するコンステレーションの利用実証を明記しており、国内の民間企業ではQPS研究所のほか、東京のシンスペクティブ社も3基を運用し、2020年代後半までに30基体制の構築を目指している。
2023.06.13
 07:19
産経新聞

(Yahoo)

小型レーダー衛星、米で打ち上げ 大きさ46センチの物体見分ける 九州の宇宙ベンチャー <2307-061303>
 福岡市の宇宙ベンチャー企業であるQPS研究所が開発した小型レーダ衛星アマテル-3が日本時間13日早朝にカリフォルニア州からSpace X社のFalcon 9で打ち上げられた。 同社の小型レーダ衛星は今回が3基目で、2022年10月にも2基を打ち上げる予定だったが、搭載したイプシロン6号機が失敗していた。 経費は打ち上げ費を含めて10億円未満とみられる。
 アマテル-3は機体の重さが百数十㌔㌘で高度500kmの周回軌道に投入され、直径3.6mの円形アンテナを展開する。 地上にある物体は46cm以上なら見分けられるという。  同社は2020年代後半までに、地上のどこでも10分に1回程度の頻度で観測できる36基体制の構築を目指す。
2023.06.12
 17:47
聯合ニュース

(Yahoo)

韓国国防相 自衛隊機にレーダー照射の指針「廃棄準備は事実ではない」 <2307-061213>
 韓国の李国防部長官が12日に国会で野党議員の質問に対して、韓国海軍が文前政権下の2019年に韓国海軍艦に接近する自衛隊機に対し火器管制レーダを照射する指針を作っていた問題を巡り、韓国側が指針の廃棄を進めているとする日本の報道は事実ではないと答弁した。
 また、指針の再改定を検討したことがないのかとの質問には、「指針のこの部分については安全保障上の問題があるため、具体的に答えない」と答弁した。
2023.06.12
 17:40
日経新聞 航空機ステルスなど特許非公開に 有識者会合、25分野 <2307-061212>
 政府が12日に経済安全保障法制に関する有識者会議の会合を開き、経済安保推進法に基づいて国が特許非公開に指定できる25技術分野などについて、航空機にステルス性能を持たせる「偽装・隠蔽技術」など安保上機微の高い技術を対象として示した。
 現行の制度では特許出願から1年半が経過すると情報が公開されるが、経済安保推進法では政府が一部の技術を「保全指定」すれば特許出願後に非公開にできると定める。
2023.06.12
 16:42
ロイタ通信

(Yahoo)

中国軍機、米仏カナダ日本の海上合同軍事演習を監視=環球時報 <2307-061211>
 中国共産党機関紙人民日報系の環球時報が11日に専門家の意見を引用して、台湾東岸の太平洋海域にY-9偵察機を派遣し、日米仏加軍合同演習を監視し情報を収集したと報じた。
 米第7艦隊は9日、2020年6月以来となる2個
CSGによるフィリピン海での合同演習を開始したと発表した。
 環球時報によると、北京のシンクタンクは米空母NimitzRonald Reaganが8日から琉球諸島周辺に展開していたと指摘したという。
 防衛省は8日に中国軍のY-9 1機が先島諸島南の太平洋上を飛行したと発表した。
2023.06.09
 07:04
産経新聞

(Yahoo)

中国軍、新型の情報収集機か 先島諸島南方 <2307-060906>
 防衛省が8日、中国軍のY-9情報収集機1機が先島諸島南方の太平洋上を飛行したと発表した。 防衛省によるとY-9は8日午前に先島諸島南方で確認され、太平洋上を周回するなどして戻って行った。
 垂直尾翼の後方など数ヵ所で従来確認されたY-9と形状が異なる初めての機体で何らかの機能を付加された新型の可能性がある。
2023.06.08 Janes Japan progresses anti-ship and hypersonic missile programmes <2307-060815>
 防衛省が6月6日、極超音速対艦ミサイルの開発をMHI社とKHI社に発注したと発表した。
 この内MHIに発注したのは3件で、その中には
HVGPの能力向上や目標観測弾の開発が含まれる。 契約額は2,003億円で改良HVGPの開発は令和12年に完了する。
 防衛省はまた、13年度完成を目指した極超音速で飛翔し迎撃が難しい極超音速ミサイルの開発にも585億円を確保している。
2023.06.08
 19:19
共同通信

(Yahoo)

佐賀新駐屯地12日にも着工 陸自オスプレイ配備 <2307-060812>
 関係者への取材で8日、陸上自衛隊輸送機V-22 Ospreyの佐賀空港配備計画を巡り、防衛省が12日にも空港隣地に新設する佐賀駐屯地(仮称)の造成工事に着手する方向で調整していることが分かった。 格納庫や駐機場などを整備する計画で、2025年6月末までの完成を目指し、24時間態勢で進める。
 防衛省の計画では、Osprey 17機を配備するほか、目達原駐屯地のヘリコプター約50機も移駐させ、隊員は700~800人規模となる。
2023.06.08
 17:22
Focus 台湾

(Yahoo)

游立法院長、来月に船で与那国島訪問へ 復路は古屋日華懇会長も同行/台湾 <2307-060810>
 台湾の游立法院長(国会議長)が8日にラジオ番組で、7月4日に宜蘭県蘇澳からフェリーで110km離れた与那国島を訪問し、日本の超党派議員連盟の日華議員懇談会(日華懇)会長の古屋衆院議員と面会する予定を明らかにした。 復路は古屋議員も同行する計画だという。
 游立法院長は5月に日本の衆院議員や自民党青年局のメンバーらが立法院を訪問した際、蘇澳と与那国島を結ぶフェリー航路の開設に期待を寄せていた。
2023.06.08
 16:50
共同通信

(Yahoo)

NATO、12日から空軍大演習 ロシアけん制、日本も参加 <2307-060809>
 NATO加盟国を中心に24ヵ国の空軍と日本の航空自衛隊によるAir Defender大規模合同演習が12日から23日までドイツなどで行われる。
 ドイツ空軍によると、NATO加盟国への攻撃を想定し、集団防衛を定めた北大西洋条約第5条に基づく共同対処能力の向上を図る目的で、演習には戦闘機や輸送機など250機と10,000名が参加し、米国は100機2,000名を派遣し、空自はオブザーバーとして参加する。
 主導するドイツ空軍は「NATO史上最大の航空部隊の展開演習」と位置付けている。
2023.06.08
 14:56
TBS News

(Yahoo)

中国海軍の測量艦が屋久島付近の領海に侵入、今回で11回目 <2307-060808>
 防衛省によると、中国海軍測量艦(註:Type 636)1隻が8日07:30頃に屋久島の南東の日本の接続水域を西に進み、10:00頃に屋久島の南西の領海に入り、13:00頃に口永良部島西の領海を出て、西に向けて航行した。
 中国海軍艦による日本の領海侵入は今年2月以来11回目である。
2023.06.08
 14:17
時事通信

(Yahoo)

日米台、無人機情報の共有計画 中国海軍の動向把握 英紙報道 <2307-060807>
 英Finacial Times紙が複数の関係筋の話として8日、米国による台湾有事に備えた協力強化の取り組みの一環として、日米台がUAVで収集したデータの即時共有を検討していると報じた。
 米国は、海洋監視用のMQ-9B Sea Guardian UAV 4機を2025年以降に台湾に供与する予定で、インド太平洋地域の米軍や自衛隊が使用するシステムに同機を統合することを認める方針という。 日米台はこれにより、UAVが収集する情報を同時に観測できるようになる。
2023.06.07
 14:26
TBS News

(Yahoo)

防衛産業支援の強化法が成立 企業の撤退で生産ラインの国有化も <2307-060710>
 防衛装備品を製造する企業が撤退した場合、政府が生産ラインを国有化できるようにするなどとした防衛産業の強化法が、参議院本会議で可決成立した。 成立した防衛産業の強化法では、自衛隊の任務に不可欠な装備品を製造する企業が撤退した場合、他の手段がなければ、政府が生産ラインを国有化し、別の企業に管理を委託できるとしている。
 また防衛装備品の海外移転を支援する基金の新設も盛り込まれ、企業側に対し装備品に関する秘密を漏洩した場合の刑事罰などを定めている。
 国内の防衛産業をめぐっては、市場が狭いなどの理由で撤退する企業が相次ぎ、政府は抜本的な支援に取り組む方針を示している。
2023.06.07
 06:45
産経新聞

(Yahoo)

中露軍機22機飛来、沖縄周辺など 政府「重大な懸念」 <2307-060705>
 防衛省が7日、中国とロシアの爆撃機各2機が東シナ海から太平洋にかけて長距離共同飛行したと発表した。 その間、中露戦闘機など18機と合流するなどしたため、一度に確認された機体数としては異例の数となった。
 中露の爆撃機4機は7日午前から午後、沖縄本島と宮古島との間を通過して太平洋に出て、再び東シナ海へ戻った。 この間、中国軍と推定される戦闘機6機と合流し、4機のうち露軍2機が日本海へ飛行する際も、中国軍と推定される戦闘機計2機が合流し、中国の戦闘機7機も東シナ海を飛行した。 これとは別に露軍機3機も確認された。
2023.06.06
 22:22
共同通信

(Yahoo)

中ロ機が共同飛行、空自がスクランブル <2307-060621>
 防衛省が6日、中国とロシアの爆撃機2機ずつが同日午前から午後にかけ、日本海と東シナ海の長距離を共同飛行したと発表した。
2023.06.06
 20:15
産経新聞

(Yahoo)

「目標観測弾」三菱重と契約 防衛省 防空網避け標的探索 <2307-060619>
 防衛省が6日、スタンドオフミサイルのため敵の防空網を回避して目標の探索や探知を行う目標観測弾開発の契約を今月2日に三菱重工業に発注した。 契約額は221億円で令和8年度の完了を目指して開発に着手し、開発後すみやかに部隊へ配備することを目指す。
 防衛省は他のスタンドオフミサイル関連3件の契約状況も発表した。 3件は島嶼防衛用高速滑空弾能力向上型の開発額2,003億円、極超音速誘導弾の研究584億円、島嶼防衛用新対艦誘導弾の研究339億円になっている。
2023.06.06
 17:47
毎日新聞

(Yahoo)

東部ミクロネシアの海底ケーブル事業、NEC が受注 日米豪と連携 <2307-060617>
 外務省などが6日、日米豪の支援ミクロネシア連邦、キリバス、ナウルの3ヵ国東部ミクロネシアで進めるインターネットの海底ケーブル計画について、日本電気 (NEC) がケーブルの製造と敷設を行う契約を受注したと発表した。 2025年末までの完成を目指す。
 ロイタ通信などによると、日米豪の支援前に事業は世界銀行などの主導で進められていたが、中国企業の入札参加により島嶼国間で安全保障上の懸念が強まり頓挫していた。
【関連記事:2107-062404 (ロイタ 2021.06.24)】
 事業は2021年に林外相らが発表した3ヵ国を結ぶ全長2,250kmのケーブルを敷設する計画で、総事業費は$95Mで、ミクロネシア連邦と米領グアムを結ぶ既設のケーブルとも連結し、ネットワーク上で日本や豪州ともつながるという。
 海底ケーブルを巡っては、5月20日に広島市で開かれたQuad首脳会議で、インド太平洋地域での連結性を強化することで一致していた。
2023.06.06
 12:19
共同通信

(Yahoo)

NATO日本事務所に反対 仏大統領、英紙報道 <2307-060610>
 Financial Times紙が5日、NATOが検討している日本での連絡事務所開設について、マクロン仏大統領が反対していると報じた。 事務所開設がNATOと中国の緊張につながるとの懸念があるとみられる。 マクロン氏は先週開かれた会合で、NATOは北大西洋の外に領域を拡大すべきではないとの考えを示したという。
 新事務所開設にはNATOの意思決定機関である北大西洋理事会が全会一致で支持する必要があり、フランスには中止させる権限があると報じた。
 5月に事務所開設が検討されていることが明らかになると、中露が相次いで反発した。
【註】
 マクロン仏大統領は4月の中国訪問後に、「欧州は米中いずれにも追随すべきではない」と述べ、更に「台湾対応をめぐり米国の同盟国は米の属国ではない」と述べている。
【関連記事:2305-041812 (AFP 2023.04.18)】
2023.06.05
 19:42
共同通信

(Yahoo)

核弾頭推計1万2520発 長崎大調査「実質的軍拡」 <2307-060508>
 長崎大核兵器廃絶研究センター (RECNA) が5日、世界9ヵ国が6月時点で12,520発の核弾頭を保有しているとの推計を発表した。 2022年から200発減った一方で、配備済みの核弾頭など現役核弾頭数は増加傾向にあり、実質的な軍拡が進んでいると分析した。
 世界各国の専門機関や研究者の文献を基に推計で、ロシアが5,890発と最も多く、米国が5,244発で続いた。 次いで中国410発、フランス290発、英国225発、パキスタン170発、インド164発、イスラエル90発、北朝鮮40発という。
2023.06.05
 16:05
毎日新聞

(Yahoo)

ロシア太平洋艦隊、日本海やオホーツク海で演習開始 20日まで <2307-060507>
 ロシア国防省が5日、太平洋艦隊が日本海やオホーツク海で演習を開始したと発表した。 20日までの予定で、敵の潜水艦の捜索と追跡などを訓練する。 同省の発表によると、演習には60隻超の艦船、35機の海軍機が投入されて11,000名が動員される。
 ロシア軍はウクライナで「特別軍事作戦」を継続しているが、アジア太平洋地域における作戦展開能力を誇示する狙いもありそうである。
2023.06.05
 05:00
毎日新聞

(Yahoo)

屋久島沖で領海侵入繰り返す中国測量艦 海軍の狙いは <2307-060501>
 鹿児島県屋久島の沖合で2月12日未明、領海に入った中国海軍測量艦に対し、追跡する海上自衛隊の艦艇が中国語で「ここは日本の領海です」と呼びかけた。 測量艦はその日、00:50頃に屋久島南の接続水域を北に進み、02:30頃に屋久島南西の領海に入った。 上空からは海自の哨戒機2機が警戒を続けた。
 防衛省中央指揮所では、当直の隊員が測量艦の航跡を表示したモニターに目を光らせていた。 自衛艦隊司令部でも監視するなか、測量艦は領海内を北西へ航行し、04:10頃に口之島北東の領海から出て東シナ海へ抜けた。
 防衛省によると、中国海軍艦による領海侵入2004年11月に初めて公表され、2023年2月のケースを含めて過去10回ある。 うち7回は2021年11月以降に集中しており、いずれも測量艦が屋久島口之島間を航行した。
 複数の防衛省幹部は「測量艦が収集したデータで海図をつくり、潜水艦の太平洋への航行ルートにしようとしているのではないか」と見ている。
2023.06.04
 19:34
産経新聞

(Yahoo)

レーダー照射、韓国側否定のまま「類似事案防止」で一致 日韓 <2307-060411>
 浜田防衛相が4日、訪問先のシンガポールで韓国の李国防相とアジア安全保障会議(シャングリラ対話)への参加に合わせ40分間会談した。 日韓防衛相の2ヵ国会談は3年半ぶりである。
 両国防相は韓国海軍艦による海上自衛隊の哨戒機への火器管制レーダ照射問題に関し、類似事案の再発防止に向けた協議を加速する方針で一致した。
 照射を否定する韓国側の立場は変わらないままだが、北朝鮮がミサイル発射を繰り返す中、日本は事実関係の追究よりも防衛協力を優先することを決断した。
2023.06.04
 10:50
共同通信

(Yahoo)

日豪、防衛技術協力加速の覚書に署名 <2307-060406>
 日本とオーストラリアが4日の国防相会談で、防衛装備品の技術分野で協力を加速させるため、共同研究を始める度に交わす文書を簡略化する覚書に署名した。
2023.06.03
 21:32
讀賣新聞

(Yahoo)

ステルス戦闘機 F35、自衛隊がオーストラリアで3か国共同訓練…日米豪の防衛相会談で合意 <2307-060311>
 浜田防衛相が3日にオースティン米国防長官、マールス豪国防相と5分間会談し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた日米豪の連携の重要性を改めて確認した上で、自衛隊が米軍、豪州軍と訓練を行う際、武器を使って両軍を守る武器等防護を定期的に実施することで一致した。  またF-35の共同訓練を初めて豪州内で実施することでも合意した。
 3ヵ国国防相はその後、ガルベス比国防相を加えて日米豪比4ヵ国の国防相会談を初開催し、中国の一方的な海洋進出に対抗するフィリピンを加えた4ヵ国の連携強化も確認した。
2023.06.02
 21:03
共同通信

(Yahoo)

新鋭装備、他国に先駆け開発 骨太方針の防衛分野判明 <2307-060215>
 政府関係者が2日、月内に閣議決定する経済財政運営指針骨太方針防衛分野原案に「画期的な装備品を他国に先駆けて実現する研究開発に取り組む」と明記していることが判明した。 画期的な装備品はこれまでにない技術や発想を用いたGame Changerと呼ばれる兵器を念頭に置いていて、その開発に向け民生の先端技術の積極的な活用も打ち出した。
 偽情報対策では「情報収集・分析、対外発信の体制と能力を強化する」とし、ロシアによる偽情報拡散や、SNSなどを通じた中国による情報戦への対応を急ぐ。
 ロシアや中国への対応では、偽情報対策などの情報戦対応強化も盛り込み、台湾有事などを念頭に南西諸島での避難施設確保も掲げたことを明らかにした。
 令和5年度にも先端技術を生かした装備品開発を牽引する新たな研究機関を創設する。
2023.06.02
 13:15
共同通信

(Yahoo)

中国軍の関連大学から39人留学 政府「研究内容は把握せず」 <2307-060212>
 政府が2日、中国人民解放軍と関係がある国防7大学のうち6校から、2020年度の実績で少なくとも39人が東北大や徳島大など日本の国公私立大10校に留学しているとする答弁書を閣議決定した。 6校は、北京航空航天大や南京航空航天大などで、一部は経済産業省が技術輸出に許可が必要な「外国ユーザーリスト」に掲載している。
 答弁書によると、文部科学省から各大学に安全保障に関連する機微技術を管理する具体的な手続きを定めるよう指導しているとした。
 留学生の研究内容については「各大学の自主・自律的な判断に委ねられるべきものであるため、網羅的に把握していない」と回答した。
2023.06.01
 20:33
時事通信

(Yahoo)

台湾・ウクライナ、中国交え議論 2日からアジア安保会議 シンガポール <2307-060116>
 アジア欧米の国防相や軍幹部らが一堂に会するアジア安全保障会議(通称シャングリラ会合)が2日にシンガポールで3日間の日程で開幕する。
 緊迫する台湾情勢や長期化するロシアのウクライナ侵攻などを中心に、活発な議論が行われる見通しで、中国の国防相を交え各国の安全保障を担う指導層が顔を突き合わせて議論を行う貴重な機会となる。
2023.06.01
 20:00
朝日新聞

(Yahoo)

南シナ海から迫る「脅威」想定 日米フィリピン、初の海洋演習始まる <2307-060115>
 日米比3ヵ国の沿岸警備部門による初の海洋演習が1日に南シナ海のフィリピン沖で始まり、巡視船あきつしま米沿岸警備隊のStrattonがマニラ湾に入った。 フィリピン沿岸警備隊 (PCG) によると、演習は北西部バターン州沖の領海外で7日まで行われ、数百名が参加する。
 海からの「脅威」を想定し、海上での法の執行や救難などを訓練するもので、南シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に連携を深める狙いがあるとみられる。
2023.06.01
 17:40
共同通信

(Yahoo)

中国軍部、尖閣「自国領」へ介入 92年領海法で明記実現 <2307-060111>
 中国が1992年2月に領海法を制定した際、尖閣諸島を自国領と明記するよう軍部が強硬に主張し実現させていたと、当時の事情を知る関係者が1日までに明らかにした。 軍部は指導部の外交軍事政策に介入し、南シナ海のスプラトリー諸島への武力進出も訴えた。 軍部タカ派の圧力行使の実態が判明するのは異例である。
 圧力をかけたのは当時の共産党中央軍事委員会弁公庁主任李際均中将で、李中将は2023年1月に死去したが、元部下がネット公開した追悼文で明かした。
 国家海洋局が1990年4月に提起した領海法では尖閣が含まれていなかった
2023.06.01
 14:34
時事通信

(Yahoo)

ミサイル迎撃能力最大級に 発射装置3割増、新型イージス 三菱重工、JMUと設計契約・防衛省 <2307-060108>
 防衛省が建造するイージス・システム搭載艦が、迎撃ミサイルの数を大幅に増やし、海上自衛隊のイージス艦では迎撃能力が最大級となることが1日、同省関係者への取材で分かった。 
VLS128セルで既存イージス艦の3割以上増える。
 レーダやVLSはAegis Ashore用に取得したものを転用するが、VLSはそれだけでは足りないため追加調達し、令和9年度に一番艦10年度に二番艦就役させる。
 防衛省によると、4月に一番艦の詳細設計を三菱重工業と17億円で契約し、二番艦の詳細設計はJMU社と5月に7億円で契約した。
 搭載するミサイルは、SM-3 Block2A、SM-6などで、Tomahawkの搭載は現計画に含まれないが、政府筋によると「VLSからトマホークを撃てるよう指揮システムを追加できる拡張性はある」という。
2023.05.31
 18:24
毎日新聞

(Yahoo)

海自と海保、有事想定し初の机上訓練 役割分担や連携の課題確認 <2306-053117>
 防衛省と海上保安庁が31日、有事の際に防衛相が海保を統制下に置く手順などを定めた統制要領に基づく初の共同
CPXを30日に、防衛省本省や海保本庁など4ヵ所で実施したと発表した。 CPXは海上自衛隊や海保などから数十名が参加し、防衛相の指揮下に入った海保が住民避難などのために情報伝達をする手順を確認した。 詳細は「事柄の性質上、明らかにできない」としている。
 自衛隊と海保の役割分担や連携の課題を確認するのが狙いで、武力攻撃事態を想定して地図上で部隊の動きを模擬した。 6月に実動訓練を行い連携を強化していく。
 政府が4月に決定した統制要領は有事における自衛隊と海保が連携する手順などを盛り込んだ指針で、防衛相海保長官を通じて巡視船などを指揮する。 自衛隊が作戦遂行の任務にあたる一方で、海保の軍事活動を否定している海上保安庁法25条の考え方を維持し、避難する住民の移送や船舶への情報提供、人命救助などを行う。
 運用にあたっては、防衛省が戦闘地域と非戦闘地域を判断し、両者が役割分担をして活動するが、戦闘地域を明確に線引きすることは難しく、海保の巡視船が攻撃を受ける可能性も指摘される。 海保が相手国から標的と見なされないよう非軍事性を担保できるか、海保の巡視船が対処中の海域で武力衝突が発生した場合に迅速に離脱できるかなど課題は多い。
2023.05.31
 15:53
産経新聞

(Yahoo)

仏最新フリゲート艦が東京寄港 自衛隊と訓練も <2306-053113>
 フランス海軍の最新鋭フリゲート艦Lorraine (6,000t) が東京港に寄港し31日に報道陣に公開された。
 Lorraineは2022年11月に仏海軍に引き渡されたAquitaines級の8番艦で、同級艦の東京寄港は初めてである。 30日の東京入港直前に護衛艦やまぎりと訓練を行ったほか、出航後には海上・航空自衛隊と訓練を行う。 台湾海峡は「時間の関係」(艦長)で通過しなかったという。
 Lorraineはまだ就役前で、性能試験のため4月上旬にフランスを出航し、エジプト、インド、シンガポールを経て日本に到着したが、途中でスーダン情勢の悪化を受け、仏国民や国連・NGO職員ら400人をポートスーダンからサウジアラビアのジッダに退避させる任務も行った。
【註】
 この記事を含め報道ではLorraineをフリゲート艦としているが、艦番号はD-657であることから駆逐艦のはずである。
 因みにフリゲート艦であればF-7xxとなる。
2023.05.30
 18:05
共同通信

(Yahoo)

日米豪比の防衛相が初会談へ 6月、中国にらみ安保協力 <2306-053011>
 関係者が30日、日米豪比の4ヵ国が6月2~4日にシンガポールで開かれるアジア安全保障会議に合わせ、4ヵ国の防衛相による初の会談を調整していることを明らかにした。
 日米豪の3ヵ国はそれぞれフィリピンとの連携を強めており、太平洋を取り囲む形の4ヵ国で連携をアピールする。
 会談で、南シナ海などを艦艇により航行し、違法活動を抑止する共同巡回について協議する見通しで、日米は中国の海洋進出を南西諸島と台湾、フィリピンを結ぶ第一列島線で封じ込めたい考えである。
2023.05.30
 11:30
日経新聞 レーダー照射、4年半越し収拾探る 日韓防衛相が会談へ <2306-053007>
韓国軍は指針撤回を用意
 韓国海軍が2018年12月に自衛隊機に火器管制レーダを照射した問題を巡る日韓両政府の協議が詰めの段階に入った。 韓国側は照射の事実を否定しているものの、その後に作成した軍の指針を撤回する用意がある。 日本は再発防止を確実にすることで、韓国との防衛協力を前に進める方針である。
 浜田防衛相と韓国の李国防相が6月3日にも3年半ぶりにシンガポールで会談する。
2023.05.29
 18:57
ロイタ通信

(Yahoo)

フィリピンと日米、沿岸警備隊が初の合同海洋演習実施へ <2306-052914
 南シナ海での中国の動きに対する懸念が高まる中、米国とフィリピンの沿岸警備隊、日本の海上保安庁が初めて共同で海上演習を実施する。 フィリピン沿岸警備隊報道官が29日、6月1日から7日まで米国と日本が主導しバターン州沖で演習を実施することを明らかにした。 またオーストラリアがオブザーバーとして参加するという。
 南シナ海における中国の動きを警戒する日米豪は、米国の同盟国であるフィリピンとの関係強化に意欲を示している。
2023.05.29
 10:59
共同通信

(Yahoo)

海自艦、旭日旗掲げ釜山に入港 韓国、尹政権「慣例」容認 <2306-052907>
 海上自衛隊の護衛艦(註:DD-155 はまぎり)が29日に米韓などとの海上訓練に合わせ、自衛艦旗である旭日旗を掲げて釜山に入港した。
 旭日旗は韓国で拒否感が根強く、文前政権は掲揚自粛を求めたが、日米韓の防衛協力強化を掲げる尹政権は通常の国際的慣例として問題視していない。
 自衛艦旗を巡っては、海自は1998年と2008年に韓国で開かれた国際観艦式に掲げて参加したが、文政権は2018年の同国での観艦式に際して自粛を求めたため日本は参加を見送った。
2023.05.26
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

日米両政府が半導体・先端技術の協力で声明…次世代型開発でロードマップ策定 <2306-052603>
 日米両政府が、半導体や先端や重要技術などの協力を巡る共同声明を26日にも発表する方針を固めた。 西村経済産業相とレモンド商務長官が26日にデトロイトで会談し、共同声明の内容で合意する見通しである。
 判明した共同声明の原案では「経済的繁栄と経済安保の強化、地域の経済秩序維持・強化には日米協力の深化が不可欠だ」と強調し、インド太平洋経済枠組み (
IPEF) などを通じた協力案件を列挙した。
 中国を意識した経済安全保障の強化に向け、バイオ技術を生かした創薬やAIや量子技術などの協力も具体化するもので、次世代半導体開発のロードマップ策定も盛り込む。
2023.05.25
 20:30
TBS News

(Yahoo)

日本、UAE と防衛装備品・技術移転協定で署名 中東地域の国で初 <2306-052521>
 政府が25日、UAEとの間で防衛装備品の輸出を可能にする防衛装備品・技術移転協定署名を行った。 協定は両国間で必要な手続きを行って発効するが、中東地域の国との間での協定への署名は初めてである。
この協定は、防衛装備品や技術の共同研究・開発・生産の他、安全保障・防衛分野における協力強化に向け、両国間で移転される防衛装備品や技術の取り扱いに関する法的枠組みを設定するためのもので、政府はこの協定により、第三国への移転や目的外使用に対する適正な管理が確保されるとしている。
2023.05.25
 19:06
TBS News

(Yahoo)

ロシア軍用機が北方領土の領空を侵犯、「北方領土問題」鑑み空自は緊急発進せず <2306-052520>
 防衛省が、ロシア軍の航空機が北方領土の領空を侵犯したと発表した。 しかし北方領土問題を鑑み航空自衛隊による緊急発進は行わなかったという。
 防衛省によると、25日午前から午後にかけて、ロシア軍の情報収集機2機が北海道を挟むように飛行したため航空自衛隊が緊急発進した。 うち1機は、北方領土近くの領空を侵犯していたことを確認したが、防衛省は「北方領土は現在、事実上管轄権を行使できない状態であることから、緊急発進を実施していない」とした。
 ロシア軍の情報収集機が北方領土の領空を侵犯するのは2年ぶりである。
2023.05.25
 12:56
産経新聞

(Yahoo)

韓国国防省が容認「国際慣例に従う」 海自艦「旭日旗」掲げ入港へ <2306-052513>
 韓国国防省が25日、5月31日に日米韓豪艦が参加して済州島沖の公海上で実施される北朝鮮への大量破壊兵器の密輸入を想定した多国間演習に際し、海上自衛隊の護衛艦が自衛艦旗である旭日旗を掲げ韓国に入港することについて「国際慣例に従う」として容認する姿勢を示した。
 韓国は、文前政権下の2018年に韓国で開催された国際観艦式で、日本側に旭日旗の掲揚自粛を求めたことから、日本は参加を取りやめ、同年12月には韓国海軍駆逐艦による海自哨戒機への火器管制レーダ照射問題も発生し、防衛当局間の関係は悪化の一途をたどった。
 一方、2022年5月に発足した尹政権は日本との安全保障協力の強化を重視し、2022年11月には、日本で開催された国際観艦式に、韓国軍が2015年以来7年ぶりに参加していた。
2023.05.24
 19:56
毎日新聞

(Yahoo)

ウクライナに陸自トラックや高機動車など引き渡し 防衛省で式典 <2306-052416>
 防衛省が24日、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの自衛隊車両などの引き渡し式を市ケ谷の同省で開いた。
 21日に広島で開かれた日ウクライナ首脳会談に基づき、陸上自衛隊の1/2トントラックや高機動車など車両100両と、非常用糧食のビーフシチュー3万食を供与した。
2023.05.23
 21:10
共同通信

(Yahoo)

中国「世界一流の軍隊」前倒しか 防衛白書素案が判明 <2306-052311>
 23日に判明した2023年版防衛白書の素案では中国の軍事動向について、習指導部が21世紀半ばまでに実現するとしてきた世界一流の軍隊建設を前倒しする可能性を指摘している。
 白書では、習指導部が2017年の共産党大会で打ち出した「世界一流の軍隊」の目標が、2022年10月の党大会報告で早期に構築すると記されたとして、前倒しの可能性があると分析した。
2023.05.23
 19:22
FNN Prime

(Yahoo)

「中国有利に急傾斜」 台湾めぐり防衛白書 <2306-052310>
 防衛省が、2023年の防衛白書中国と台湾の軍事バランスが「中国側に有利な方向に急速に傾斜する形で変化」していると指摘する方針であることがわかった。
 「中国は台湾周辺での軍事活動を活発化させ、2022年は台湾周辺空域にのべ1,700機以上の中国軍機が進入」し、前の年の970機から大幅に増えたと懸念を示している。
 また2023年の白書では、2022年に策定された「国家安全保障戦略」や「情報戦への対応」について説明する章が新設される。
2023.05.23
 18:57
時事通信

(Yahoo)

米と連携、中ロ衛星を監視 政府初の「宇宙安保構想」案が判明 <2306-052309>
 宇宙分野に関する今後10年間の安全保障構想になる宇宙安全保障構想の政府原案が23日に判明した。 構想案では宇宙空間について、外交・防衛・経済・情報など、国力を巡る地政学的競争の主要な舞台と位置付けている。 政府が宇宙分野に特化した戦略文書を策定するのはめてで、近く正式決定する。
 中国やロシアを念頭に、他国の衛星を攻撃や妨害する衛星攻撃衛星(キラー衛星)などへの対応として、米国などと宇宙空間の共同監視に当たる方針を明記した。
 その上で「宇宙空間における脅威は急速に拡大」しているとし、中露の名指しは避けつつも、「一部の国々は地上配備型および宇宙配備型の多様な衛星攻撃能力の開発・配備を進めている」と危機感を示した。
2023.05.23
 14:16
共同通信

(Yahoo)

防衛財源法案、衆院通過 野党反対、増税方針を追及 <2306-052307>
 防衛費増額の財源を確保する特別措置法案が23日、衆院本会議で自民、公明両党の賛成多数で可決され、衆院を通過した。 24日に参院で審議入りする。
 今国会の重要法案は6月21日の会期末をにらんだ与野党の激しい攻防が続く。
2023.05.22
 13:06
乗りもの
ニュース

(Yahoo)

ウクライナ軍へ渡る自衛隊車両3車種どんなもの? 外国軍への供与は史上初 100台規模で <2306-052210>
 防衛省は5月21日にウクライナ政府からの要請を踏まえ、新たに自衛隊車両を100両程度を提供することを決めたと発表した。
 一旦防衛省へ納入された自衛隊向けの車両が、戦闘中の外国軍へ提供されるのは事実上初めてで、提供されるのは1/2tトラック、高機動車、資材運搬車の3種類である。
2023.05.21
 20:42
共同通信

(Yahoo)

ウクライナへ自衛隊車両と非常食提供を伝達 <2306-052110>
 岸田首相がゼレンスキー大統領との会談で、トラックなど100両規模の自衛隊車両と、3万食の非常用糧食を提供すると述べた。
 ウクライナ軍負傷兵の自衛隊中央病院への受け入れを決定したとも述べた。
2023.05.20
 20:54
共同通信

(Yahoo)

力による一方的な現状変更に反対 日米豪印・首脳会合、中国念頭 <2306-052008>
 日米豪印が20日夜に4ヵ国の協力枠組みQuad首脳会合を広島市で開催し、東、南シナ海を含むインド太平洋での力による一方的な現状変更の試みに深刻な懸念を表明し、強く反対することで一致した。 また強靱なインフラ支援の促進も申し合わせ、北朝鮮の核やミサイル開発を非難し、完全な非核化へ向けた連携を確認した。 更にロシアによる核威嚇や核使用は許されないとの認識を共有した。
 会合後に発表された共同声明では「ウクライナで生じている戦争に対する深い懸念を表明」と表記した一方で、対露制裁は盛り込まなかった
2023.05.19
 17:37
共同通信 ロシア軍の完全かつ無条件の撤退要求 <2306-051915>
 G7首脳がウクライナに関する声明で、ロシア軍に完全かつ無条件の撤退を要求した。
 声明は、平和の象徴の広島から「ウクライナに永続的な平和をもたらすためG7としてあらゆる努力を誓う」と強調した。
2023.05.19
 17:37
共同通信 G7首脳、ウクライナ支援で声明発表 <2306-051914>
 G7首脳が19日、ロシアが侵攻を続けるウクライナに関し広島市で討議し「必要な限りウクライナが求める財政的、人道的、軍事的支援を提供する」と明記した声明を発表した。
2023.05.19
 13:50
日テレ News

(Yahoo)

ゼレンスキー大統領あす日本へ 当初はオンライン予定も…水面下で訪日模索 狙いは… <2306-051913>
 複数の日本政府関係者によると、ウクライナのゼレンスキー大統領が20日に日本を訪れ、21日にG7広島サミットに出席することがわかった。
 当初、ゼレンスキー大統領はオンラインで参加する予定であったが、水面下では自らが日本を訪れG7首脳らに直接、支援などを訴えることを模索し、今日19日になって移動手段の確保など調整が整い、日本訪問とサミット参加が決まった。
 日本政府関係者は、サミット参加の狙いについて「インドやグローバルサウスの国々に対し、直接、自分の言葉で支援を訴えることができる」と説明している。
2023.05.19
 10:37
TBS News

(Yahoo)

防衛費増額の財源確保特措法案、衆議院の委員会で可決 <2306-051910>
 防衛費増額の財源を確保するため、防衛費に税金以外の収入を充てる防衛力強化資金を創設することなどを柱とした特別措置法案衆議院の委員会で与党の賛成多数で可決された。
 防衛費増額をめぐって政府は、財源に東日本大震災の復興特別所得税を転用する方針で、これについて立憲民主党は「身の丈を超えるような防衛費倍増で財源の中身が乏しく、持続可能性もない」と批判している。
 法案は23日に衆議院を通過し、参議院に送られる見通しである。
2023.05.19
 07:03
讀賣新聞

(Yahoo)

ロシア戦争犯罪の責任追及、日本も協力…損害登録機関への参加表明 <2306-051906>
 16~17日に開かれた46ヵ国が加盟する欧州評議会の首脳会議で、ロシアの侵略を受けるウクライナの被害を記録する損害登録機関をオランダのハーグに設置すると決定した。
 首脳会議は日本を含む41ヵ国と機関が協力を表明し、評議会の共同宣言は「法の支配を守るため、侵略被害を受けたウクライナ市民と連帯する」と強調した。
 アジア唯一の評議会のオブザーバー国である日本政府は損害登録機関への参加を表明し、ロシアによる戦争犯罪の追及に協力する。
2023.05.18
 22:59
時事通信

(Yahoo)

英軍に武器等防護検討 日英首脳が「広島アコード」 <2306-051823>
 岸田首相が18日夜にスナク英首相と先進7ヵ国首脳会議(G7サミット)が開かれる広島市で会談し、両首脳は安全保障や経済分野の協力強化をうたった共同文書「広島アコード」を発表した。 日本側は自衛隊による英軍への武器等防護の検討を打ち出し、英側は
CSG2025年にインド太平洋に再派遣する計画を表明した。
 自衛隊が他国軍の武器等防護は、米国とオーストラリアを対象に実施済みで、英国に対して実現すれば3ヵ国目となる。 アコードには、日本が4月に国会承認した円滑化協定 (RAA) を活用した合同演習も明記し、豪州と並ぶ準同盟国の色彩が一段と強まる。
2023.05.18
 10:09
共同通信

(Yahoo)

日英、防衛協力強化合意へ 中国念頭「広島アコード」 <2306-051810>
 英首相府が17日、スナク首相が18日に広島で岸田首相と会談し、防衛や貿易、科学技術などの分野での協力強化に向けた「広島アコード」に合意すると発表した。 また2025年にQueen Elizabeth
CSGをインド太平洋地域に再派遣し、今後の日英合同演習で英軍兵士の数を倍増することも表明する。
 スナク首相は、広島アコードについて「両国の軍事協力を強化し、経済を成長させ、科学技術を発展させるものだ」と強調し、両政府が「インド太平洋地域の平和と安全、自由で公正な貿易という価値観を守ることを目指し、緊密に連携していく」と述べた。
2023.05.18
 07:16
ロイタ通信

(Yahoo)

英、日本と防衛協力強化へ インド太平洋の安定に向け <2306-051803>
 英政府が声明で、スナク首相がインド太平洋の安定に向け日本との防衛協力を強化するため、主要7ヵ国 (G7) 会合に先立って行う18日の岸田首相との会談で、歴史的な「広島アコード」に署名することを明らかにした。
2023.05.18
 03:39
共同通信

(Yahoo)

中国艦5隻が沖縄周辺航行 「極めて異例の行動」と防衛省 <2306-051802>
 防衛省統合幕僚監部が18日までに、4月末以降、日本列島を周回していた中国海軍駆逐艦など5隻が沖縄周辺を航行し、太平洋から東シナ海に抜けたと発表した。 うち3隻は与那国島と西表島の間から北東方向へ移動、もう2隻は沖縄本島と宮古島の間を北上して東シナ海で合流した。
 防衛省は、中国艦が列島を周回するとともに、二手に分かれて先島諸島を挟む航行したのは極めて異例の行動だと分析している。
2023.05.18
 00:36
FNN Prime

(Yahoo)

ウクライナ負傷兵 日本に受け入れへ 自衛隊中央病院で <2306-051801>
 日本政府がウクライナを支援するため、ウクライナの負傷兵を自衛隊中央病院で受け入れる方向で調整しており、浜田防衛相が18日にウクライナのコルスンスキー駐日大使と面会し、支援について直接伝えることにしている。
 政府関係者によると、ウクライナからの要請を受けて6月にもウクライナの戦場で負傷した兵士数人を自衛隊中央病院に受け入れ、リハビリなどを行う方向で調整している。
2023.05.17 Jane's Defence Weekly Japan's ocean policy plan to strengthen maritime defence <2307-051708>
 新海洋基本計画 (
BPOP) が4月28日に閣議決定した。
 BPOPは2023年~2028年の5ヶ年計画で、今回が4回目の改定になる。 今回の改定は海洋安全保障の強化と領土領海での主権の強化に力を入れている。
2023.05.17 Jane's Defence Weekly Japan deployw OZZ-5 MCM system on Mogami frigates <2307-051704>
 OZZ-5
MCM UUVを装備したもがみ型護衛艦の二番艦くまのが就役した。
 全長4m、胴径500mm、重量200kgのOZZ-5はMHI社が2017年から開発を始め2021年に完成させたもので、リチウムイオン電池を動力源に5ktの速力と9時間の航続能力を持つ。
 合成開口面機雷探知イメージングソナーを装備している。
2023.05.16
 20:45
テレ朝 News

(Yahoo)

「日中防衛当局間ホットライン」運用開始 海洋進出強める中国に懸念伝える <2306-051612>
 浜田防衛相が16日夕方に20分間、3月に設置が完了していた日中の防衛当局をつなぐホットラインで中国の李国防相と会談し、ホットラインの運用を開始した。
 そのなかで、浜田防衛相は中国の強引な海洋進出に対する懸念を伝えたうえで、率直な意思疎通を図ることが必要だと指摘した。 一方で、両国防相は今後も日中防衛当局間の意思疎通を継続していくことで一致したという。
2023.05.16
 07:09
時事通信

(Yahoo)

新型迎撃ミサイル納入=海自イージス艦、順次配備―存立危機事態使用も・防衛省 <2306-051604>
 防衛省関係者への取材で15日、米政府が有償軍事援助 (
FMS) で日米が共同開発したSM-3 Block 2Aを納入したことが分かった。
2023.05.15
 13:00
南海日日新聞

(Yahoo)

奄美は計36ヵ所  安保土地規制 群島各地に指定候補区域 <2306-051508>
 重要土地等調査法に基づく政府の区域指定の候補地に、奄美群島の島々と群島内の自衛隊施設が入り、奄美群島内の指定候補区域は36ヵ所になった。
 第2弾で指定候補区域となった奄美群島内の36ヵ所のうち、特に重要な機能を有する特別注視区域の候補は自衛隊施設など7ヵ所で、注視区域の候補は龍郷町を除く11市町村の29ヵ所で、具体的な区域は非公開となっている。
 区域指定を受けた場合、政府は土地所有者の氏名や住所、国籍を調査できるほか、特別注視区域では土地や建物を売買する前に、氏名や住所、利用目的の届け出が必要となる。 売買は規制しておらず、土地の利用規制にとどまる。 指定施設の機能を妨害する行為には中止勧告や命令が可能となり、従わない場合には刑事罰もある。 例として自衛隊機の離着陸やレーダ運用の妨げとなる工作物の設置、レーザ光の照射を挙げている。
 奄美群島の土地買収動向を10年以上調査している姫路大学の平野特任教授は、群島内の土地取引の現状について「リゾート名目、再生エネルギー開発名目の土地取得の中には目的不明のものがあったり、要衝地を含んだ買収も見受けら、こうした動きが特にここ数年、奄美諸島では聞かれるようになっている」と指摘している。
 その上で「安全保障上、重要な国土が島には多くあるということで注目されるのと同時に、買い手は今まで以上にカムフラージュしながら土地を買収していくようになるのではないか。」と話している。
2023.05.14
 12:18
琉球新報

(Yahoo)

米国から F15E が 2機飛来 F35A と合わせ計36機が駐機 米軍嘉手納基地 沖縄 <2306-051405>
 米空軍嘉手納基地に13日11:00頃に米アイダホ州Mountain Home AFB所属のF-15E 2機が飛来した。
 嘉手納基地所属F-15戦闘機の退役に伴う巡回配備によるもので、13日現在に同基地には巡回配備のためF-15E 24機F-35A 12機が駐機している。
2023.05.13
 22:49
産経新聞

(Yahoo)

EU・インド太平洋が対中露で結束 閣僚会合 <2306-051321>
 EUが13日、議長国スウェーデンのストックホルムでインド太平洋閣僚会合を開き、EU加盟国と日韓や東南アジア、ウクライナなどの友好国を合わせ約60ヵ国が参加したが、地元メディアによると中国は会合に招かれなかった
 EUがインド太平洋閣僚会合を開くのは、2022年に続き2度目で、12日のEU外相会議では、重要物資の供給中国への過剰な依存を脱却することで合意した。
 ボレルEU外交安全保障上級代表は会合の冒頭に演説し、ロシアのウクライナ侵略でインド太平洋の自由主義国との連携は重要性を増したと強調した。
 出席した林外相は19日に開幕する先進7ヵ国首脳会議(G7広島サミット)を前に、ロシアと中国の連携に警鐘を鳴らした。
2023.05.13
 21:58
日経新聞 林外相「欧州との結束、死活的に重要」 EU会合で主張 <2306-051320>
 スウェーデンで開いたEUとインド太平洋諸国の閣僚会合に参加した林外相が13日に基調講演し、中国やロシア、北朝鮮の軍事動向を念頭に欧州との結束が死活的に重要だと訴え、東/南シナ海の安保環境に触れ「中国は力による一方的な現状変更の試みを継続・強化している」と指摘した。
 また年内の開催を予定している日EU定期首脳協議安全保障協力新たな方向性を示すと語った。
2023.05.13
 13:50
日経新聞 宇宙ごみ除去、G7 が主導 中ロの衛星破壊に対抗 <2306-051311>
 仙台市で開いた主要7ヵ国 (G7) の科学技術相会合が13日に共同声明をまとめ、宇宙ごみ(デブリ)を除去する技術開発を巡りG7が主導して進めると合意した。 宇宙ごみにより安全保障に不可欠な衛星が破片にぶつかって壊れる危険性があり、声明は「喫緊の対応が必要」だと強調した。
 デブリ除去への技術開発はEUや日本が進んでおり、EUが資金を出して開発した衛星は2018年に網を使ってごみを取り除く実験に初めて成功した。 日本は宇宙空間を飛ぶ物体に近づく技術を持ち、回収技術の応用をめざす。
2023.05.13
 11:12
乗りものニュース

(Yahoo)

「はしけ」で空自 F-35B 戦闘機が発着? 防衛省「STOVL用バージ」調査研究を実施へ <2306-051308>
 防衛装備庁が5月8日、「STOVL用バージ(艀)の整備に関する調査研究」という業務の契約希望社を選定するため、募集要項を公示した。
 現時点では艀とSTOVL機を、どのように組み合わせ運用するかは不明であるものの、公告文には応募に必要な資格として「航空自衛隊が艦艇において運用する飛行機等の運用環境の知識(施設基準・特有の性能等)を有していること」、「海上自衛隊のいずも型護衛艦特別改造の設計及び建造に関する実績を有すること、又は実績を有する者との技術提携等により、この調査研究に必要な実施体制を構築することができること」という要求項目が記されている。
 STOVL用艀を使用するのはF-35Bだと考えられ、移動可能なSTOVL用艀からF-35Bが離着陸できれば、戦闘機運用はより柔軟になることから、その動向が注目される。
2023.05.12
 19:44
産経新聞

(Yahoo)

土地利用規制候補、新たに161ヵ所提示 尖閣諸島見送り <2306-051214>
 政府が12日、安全保障上重要な土地の利用を規制する土地利用規制法の対象候補地として10都県の離島や自衛隊施設など161ヵ所を新たに選定し、有識者らで構成する審議会に提示した。
 2022年12月の初指定に続く第2弾で、今後、自治体への意見聴取を行い審議会で了承されれば正式に指定する。 内訳は注視区域が121ヵ所、特別注視区域が40ヵ所で、今回で国境離島の選定をほぼ完了した。
 九州電力川内原発と航空自衛隊新潟分屯基地が使用する新潟空港が、原子力関係施設や空港として初めて指定候補地になった。 陸上自衛隊石垣駐屯地や与那国島なども候補地に入った。
 尖閣諸島は大半が同法の対象外の国有地である上、唯一の個人所有である久場島も国が借り上げているため指定を見送った。
2023.05.12
 15:29
讀賣新聞

(Yahoo)

尖閣領海に侵入の中国海警船2隻、領海外へ…海保巡視船が11日から退去要請 <2306-051209>
 第11管区海上保安本部によると、11日に尖閣諸島沖の領海に侵入した中国海警局艦2隻が、12日13:40頃までに同諸島南小島沖の領海から出た
 近くでは日本漁船が操業しており、巡視船が中国船に退去を求め、漁船に近づかないよう警戒していた。
2023.05.12
 10:07
時事通信

(Yahoo)

南スーダン派遣、1年延長 政府、シナイ半島は増員 <2306-051205>
 政府は12日の閣議で、国連南スーダン派遣団 (UNMISS) 司令部への要員派遣の期間を2024年5月31日まで1年延長することを決定した。 派遣は国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき2011年から継続しているもので、自衛官4名が首都ジュバで補給や航空運用などに従事している。
 また、エジプトとイスラエルの停戦監視に当たるシナイ半島多国籍軍・監視団 (MFO)への自衛官派遣について、MFOの要請を受け、2名増員することも決めた。
2023.05.11
 18:12
産経新聞

(Yahoo)

中国艦艇4隻が伊豆諸島沖航行 防衛省発表 <2306-051114>
 防衛省統合幕僚監部が11日、中国海軍の駆逐艦2隻と補給艦、フリゲート艦各1隻が、同日00:00頃に伊豆諸島の須美寿島の東90kmの海域を南西に進んでいるのを確認したと発表した。 4隻はその後、須美寿島と鳥島の間の海域を西進したという。
 防衛省はこれらの中国艦は4月30日に対馬海峡を北東進した後、5月6日に宗谷海峡を北東進したものと同一とみている。
2023.05.11
 07:18
讀賣新聞

(Yahoo)

中国海警船2隻、尖閣領海に侵入…海保巡視船が退去求める <2306-051107>
 第11管区海上保安本部によると、11日02:56頃から03:32頃に尖閣諸島南小島沖と魚釣島沖の領海中国海警局艦2隻が相次いで侵入した。
 近くで日本漁船2隻が操業しており、海上保安庁の巡視船が海警局艦2隻に領海から退去するよう求めている。
2023.05.11
 05:32
共同通信

(Yahoo)

中国船が領海侵入 尖閣周辺、今年13日目 <2306-051109>
 中国海警局艦2隻が11日02:55頃から、尖閣諸島周辺の領海に相次いで侵入した。 中国艦が尖閣周辺で領海侵入したのは4月26日以来で、2023年になって13日目になる。
 第11管区海上保安本部によると、2隻は日本漁船2隻の動きに合わせて航行した。
2023.05.11
 05:40
日経新聞 NATO事務総長「東京拠点新設」表明 日韓豪と連携 <2306-051105>
 ストルテンベルグNATO事務総長がCNNの取材で10日、東京に連絡事務所を新設するために日本政府と協議していると明らかにした。 中国への対応を念頭に、インド太平洋地域への関与を強める考えを示した。
 日本とNATOは2024年中の事務所開設に向けて調整している。
2023.05.11
 03:24
Defense News Permanent fighter force for Kadena still an option: Air Force general <2306-051103>
 米空軍が嘉手納基地から老朽化したF-15C/Dの撤退を開始してから半年経つが、空軍副参謀長のムーア中将は、嘉手納駐留の後継については未だ検討中と述べた。
 その上で、長期的な駐留計画が決まるまで引き続きF-35、F-22、F-15E、F-16が巡回配備されると言う。
 一方、米国に帰還したF-15C/Dについては一部が州兵空軍に配備されるが、残りはアリゾナ州のBoneyardに保管されることになるという。
2023.05.10
 20:27
朝日新聞

(Yahoo)

北朝鮮「日本は火の海で焼け死ぬ」、日韓首脳の安保協力一致に反発 <2306-051021>
 朝鮮中央通信が、北朝鮮外務省は10日に、7日に会談した日韓首脳が日米韓3ヵ国の安全保障協力の重要性で一致したことに関して、日本研究所の研究員名で「日本は東北アジア地域を不安定にして、しまいには火の海にし、その中で自ら焼け死ぬ境遇になる」などと批判したと報じた。
 この研究員が特に反発したのはワシントン宣言で、米韓は4月に北朝鮮の核やミサイル開発の脅威に対抗するため、米国による拡大抑止の強化策としてワシントン宣言を出した。 日韓首脳会談後の共同記者会見で尹大統領が、宣言への日本の参加を排除するものではないと述べたが、研究員はこれを看過できない最も露骨な核対決シナリオだなどと強く反発した。
2023.05.10
 19:36
讀賣新聞

(Yahoo)

林外相、中国大使の発言に厳重抗議…台湾情勢巡り「日本の民衆が火の中に連れ込まれる」 <2306-051020>
 林外相が10日の衆院外務委員会で、中国の呉駐日大使の台湾情勢を巡る発言について、「極めて不適切だ」と述べ外交ルートを通じて厳重に抗議したことを明らかにした。
 呉大使は4月28日の記者会見で、日本国内にある「台湾有事は日本有事」との危機認識を批判し、「日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる」と述べていた。
2023.05.10
 17:26
CNN

(Yahoo)

日本、NATO の事務所開設に向け協議中 林外相が語る <2306-051019>
 林外相が10日にCNNの単独取材に対し、NATOが日本に連絡事務所を開設する計画について、両者がすでに話し合いを進めていると語った。 事務所開設の詳細はまだ決まっていないとも述べた。
 NATOが東京事務所を開設する計画については、英字誌Nikkei Asiaが3日に最初に報じていた。
【関連記事:2306-050317 (時事 2023.05.03)】
 NATOの報道担当者は先週CNNに、加盟国間の議論の詳細は公表しないとの立場を示す一方、NATOと日本は長年、協力関係にあると述べていた。
2023.05.10
 13:46
産経新聞

(Yahoo)

軍事技術開発で日豪など同盟国と連携強化 米国が国防科技戦略 <2306-051015>
 米国防総省が9日、軍事優位性の確保に向けた技術の研究開発に関する指針国防科学技術戦略を発表し、日本やオーストラリアなど同盟国や友好国と科学技術を巡る協力を強化する方針を打ち出した。 ヒックス国防副長官は同日の講演で、中国との戦略的競争に打ち勝つため、科学技術を通したイノベーションが重要だと強調した。
 国防科学技術戦略は重要分野としてバイオや量子科学、先端材料、人工知能、宇宙、超小型電子、指向性エネルギー、極超音速などを列挙した。
2023.05.10
 11:54
時事通信

(Yahoo)

ミサイル避難訓練を実施 2300人参加 青森 <2306-051012>
 北朝鮮によるBM発射が相次ぐ中、青森県つがる市で10日に、市内の全12小中学校の児童、生徒や地元住民ら2,300人が参加し、BM発射を想定した避難訓練が行われ、情報伝達や避難の手順などを確認した。 訓練は政府と青森県、つがる市が共同で実施し、外国からBMが発射され、日本上空を通過する想定で行った。
 同様の訓練は今後各地で行われるが、令和5年度は青森県が初めてである。
2023.05.10
 01:30
日経新聞 国民保護訓練、23年度最多67回 北朝鮮ミサイルに備え <2306-051002>
 政府が令和5年度自治体と共同で実施を予定する国民保護訓練の回数は過去最多の67回となる見通しである。
 平成26年度は13回で、およそ10年で5倍近く増えた。 北朝鮮によるBMの相次ぐ発射が背景にある。
2023.05.09
 23:06
産経新聞

(Yahoo)

日仏外務・防衛閣僚、安保協力強化で一致 共同声明発表 <2306-050921>
 日本とフランスが9日、外務防衛閣僚協議 (2-plus-2) をオンライン形式で開き、自衛隊とフランス軍の共同訓練を通じ、インド太平洋地域の安定に積極的に貢献する方針を確認すると共に、部隊間の相互往来をスムーズにする円滑化協定 (
RAA) 締結交渉開始に向けた議論の加速などで一致したとする共同声明を発表した。
 中国が覇権的な行動を強める東・南シナ海情勢に対し重大な懸念を共有し、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、日仏の台湾に関する基本的立場に変わりがないことを確認した。
 台湾情勢を巡り、米国、中国のどちらにも追随すべきでないとしたマクロン大統領の発言を踏まえた。
2023.05.09
 18:56
産経新聞

(Yahoo)

F15 戦闘機の中古エンジンで IHI・井手社長「装備移転、大きな意味」 <2306-050917>
 政府がF-15について、保有する200機のうち今後10年程度で約半数をF-35に換装する計画で、F-15のエンジンは他国の空軍などで需要が見込まれる一方、防衛装備の輸出ルールを定めた「装備移転三原則」により、殺傷力のある兵器に当たる戦闘機のエンジンは原則輸出できないため、与党内で議論が進められている。
2023.05.09
 13:16
共同通信

(Yahoo)

防衛産業強化法案が衆院通過 <2306-050911>
 衆院本会議で9日、防衛産業の生産基盤強化法案が与党などの賛成多数により可決され衆院を通過した。
2023.05.09
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

日韓レーダーを連結、北ミサイル発射情報を即時共有へ…迎撃能力やJアラートの精度向上 <2306-050904>
 複数の日米韓政府関係者が、日米韓3ヵ国北朝鮮のBMを探知追尾する日韓両国のレーダを米国経由で連結し、ミサイル関連情報を3ヵ国で即時共有する方針を固めたことを明らかにした。 19~21日に広島市で開催する先進7ヵ国首脳会議(G7サミット)にあわせて実施する日米韓首脳会談で調整状況を最終確認し、6月初旬にシンガポールで開催予定の日米韓防衛相会談で大筋合意する。
 同盟関係にない日韓のシステムを直接つなぐのは困難なため、自衛隊と在日米軍、韓国軍と在韓米軍がそれぞれ使用するレーダなどのC&Cシステムを、米インド太平洋軍司令部を通じて接続し、日米韓が情報を即時共有する。
 法的な枠組みとしては、2014年締結の「日米韓情報共有に関する防衛当局間取り決め (TISA) を活用する。
 日本の迎撃能力強化につながる取り組みで、早期の運用開始を目指す。
2023.05.08
 18:30
産経新聞

(Yahoo)

中国艦艇5隻がオホーツク海へ 情報収集艦は津軽海峡抜ける <2306-050811>
 防衛省が8日、中国海軍艦5隻が宗谷海峡を抜けてオホーツク海へ移動したと発表した。 別の情報収集艦1隻は津軽海峡を太平洋へ抜けた。
 海上自衛隊は、いずれも礼文島の北西40kmの海域を北東へ進み、5日20:00頃には駆逐艦など3隻6日00:00頃には別の駆逐艦など2隻をそれぞれ確認した。 4月30日に東シナ海から対馬海峡を経て日本海へ出ていたこれら5隻は宗谷海峡を東へ抜けた。
 また、海自は5日16:00頃に竜飛岬の南西30kmの海域を北東へ進む中国海軍の情報収集艦1隻を確認した。 同艦は4月29日に対馬海峡を北東へ抜けており、津軽海峡を北東へ進み太平洋へ向けて航行した。
2023.05.08
 12:34
時事通信

(Yahoo)

宮古島に PAC3 配備 松野官房長官 <2306-050807>
 松野官房長官が8日の記者会見で、北朝鮮の長距離BM発射に備えPAC-3を空自宮古島分屯基地に配備すると明らかにした。
 PAC-3は陸自石垣駐屯地と同与那国駐屯地にも展開しており、松野長官は「適切な態勢を構築しており、わが国の平和と安全確保に万全を期す」と強調した。
2023.05.07
 21:28
讀賣新聞

(Yahoo)

日韓首脳「シャトル外交」12年ぶり再開、歴史認識で岸田首相「歴代内閣の立場引き継ぐ」 <2306-050707>
 岸田首相が7日、ソウルの大統領府で尹大統領と会談し、元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)訴訟問題など日韓両国の課題に向き合い、関係改善を加速させる方針で一致した。
 首相は会談で元徴用工問題に関し、「厳しい環境の下で多数の方々が大変苦しい、悲しい思いをされたことに心が痛む思いだ」と述べた。
2023.05.07
 05:00
共同通信

(Yahoo)

防衛増税80%支持せず 経費43兆円、不適切58% <2306-050703>
 共同通信社が6日にまとめた安全保障に関する全国郵送世論調査の結果で、岸田文雄首相が表明した防衛力強化のための増税方針について「支持する」は19%「支持しない」が80%を占めた。 令和5年度から5年間の防衛費を従来の1.5倍超の43兆円に増やす方針「適切ではない」が58%である一方、中国が台湾に軍事行動を起こし有事となる可能性を「大いに懸念する」「ある程度懸念する」が合わせて89%に上った。
 他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力の保有は賛成が61%で、反対は36%であった。
2023.05.07
 04:00
八重山日報

(Yahoo)

尖閣周辺に中国船4隻 101日連続 <2306-050701>
 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺の接続水域では6日15:30現在、中国海警局艦4隻が航行している。 尖閣周辺で中国艦船航行するのは100日を越え101日連続になる。
 4隻は海警1302海警1102、海警1103と、砲を搭載した海警1108で、巡視船が領海に侵入しないよう警告している。
2023.05.05
 15:15
日経新聞 「安保で日本の役割期待」シンガポール首相、岸田首相に <2306-050512>
 岸田首相が5日、訪問先のシンガポールでリー首相と会談し、日本の安全保障政策を説明した。 リー首相は「地域における日本の役割を期待する」と語った。
 首相は2022年6月に両国が交渉を始めた防衛装備品技術移転協定について言及し「安全保障・防衛協力を強化させていきたい」とも述べた。
2023.05.05
 15:00
Forbes

(Yahoo)

人工衛星を数多く宇宙に送り出している国ランキング <2306-050511>
 2022年5月時点で地球の軌道上を回る人口衛星数ランキングは以下の通りである。
  1位:米 国:3,415基
  2位:中 国: 535基
  3位:英 国: 486基
  4位:多国籍: 180基
  5位:ロシア: 170基
  6位:日 本:  88基
  7位:インド:  59基
  8位:カナダ:  56基
(出典:UCS人工衛星データベース)
2023.05.05
 06:32
時事通信

(Yahoo)

日仏、9日に2プラス2開催 インド太平洋やウクライナ議論へ <2306-050505>
 フランス外務省が4日、日本との外務防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) を9日にオンラインで開催すると発表した。
 安全保障・防衛分野での協力強化、インド太平洋情勢のほか、ウクライナでの戦争が焦点になるという。
2023.05.05
 07:09
時事通信

(Yahoo)

ウクライナ危機で温度差 岸田首相アフリカ4カ国歴訪 <2306-050503>
 岸田首相が4日、アフリカ4ヵ国歴訪を終えた。 議長国として臨む19日からの先進7ヵ国首脳会議(G7広島サミット)を前に、Global Southの一翼を成すこれらの国々を引き寄せるのが眼目だったが、G7が最大の懸案と捉えるウクライナ危機対応では温度差が目に付き、経済協力でも中国の圧倒的な存在感を前に、新たな展望を示したとは言い難い
 首相は各国首脳との会談で、ロシアのウクライナ侵攻を「力による一方的な現状変更の試みであり、許すことはできない」と非難したが、明確に同調したのはガーナとケニアだけだった。
2023.05.04
 18:50
朝日新聞

(Yahoo)

自民党議員らが相次ぎ台湾を訪問 蔡総統と会談「TPP加入を支援」 <2306-050412>
 自民党青年局長の鈴木衆院議員を長とする議員団が4日、台湾で蔡総統と会談し、鈴木議員が「党青年局は、台湾の環太平洋経済連携協定 (TPP) への加入に向け協力する」と述べたと、台湾総統府が発表した。
 日本の議員団ではほかに、3日から山東前参院議長が率いる自民、国民民主の女性議員4人も訪台しており、山東議員らも4日に蔡総統ら政権幹部と会談した。
2023.05.04
 03:21
JSF

(Yahoo)

弾道ミサイルおよび極超音速兵器への迎撃対応改良計画 <2306-050402>
 03式中SAM(改)能力向上の開発計画は2種類を同時並行で進めて、早期研究開発分が令和8年度、新規研究開発分が令和10年度までに開発完了する予定である。
・03式中SAM(改善型)能力向上早期研究開発分
 ソフトウエア改修により
HGVSRBMに対応可能。
・03式中SAM(改善型)能力向上新規研究開発分
 新規研究開発によりHGVとIRBMに対応可能。
2023.05.03 Jane's Defence Weekly Japan records higher UAV presence in air interceptions <2307-050305>

 防衛省が4月18日、令和4年度における航空自衛隊の国籍不明機に対する緊急発進回数を3年度の1,004回を22.56%下回る778回と発表した。

2023.05.03 Jane's Defence Weekly Japan, South Korea, and US flex BMD muscles after Pyonguang missile test <2307-050303>
 北朝鮮のBM発射を受けて、日米韓海軍が4月17日にBMD訓練を実施した。 訓練には護衛艦あたご、KDX-Ⅲ駆逐艦Sejong Daewang、Arleigh Burke駆逐艦Benfoldが参加した。
 同様の訓練は2022年120月にも実施している。
2023.05.03
 23:47
時事通信

(Yahoo)

NATO、日本に連絡事務所検討 インド太平洋との関係強化 <2306-050317>
 NATOが日本に連絡事務所の設置を検討していることが3日、明らかになった。 中国の覇権主義的な動きに警戒を強める中、事務所設置を通じて、日本を含むインド太平洋地域との連携を一層強化する狙いがあるとみられる。
 NATO報道官は協議中として詳細は明らかにしなかったが、「われわれは同じ価値観、関心、懸念を共有しており、協力関係は一層強まっている」との認識を示した。
2023.05.03
 06:52
中央日報

(Yahoo)

「中国の無人機と推定される飛行体、沖縄付近を通過」…日本、戦闘機発進 <2306-050304>
 防衛省統合幕僚監部が2日、中国UAVと推定される飛行体1機与那国島と台湾の間を通過バシー海峡に移動したと発表した。
 統幕は4月29~300日にも中国海軍艦6隻が東シナ海から大韓海峡を通過して日本名海に進入したと明らかにしていた。
2023.05.03
 05:00
読売新聞

(Yahoo)

憲法改正「賛成」が61%、コロナ禍やウクライナ侵略影響で高水準に…読売世論調査 <2306-050302>
 読売新聞社は憲法に関する全国世論調査(郵送方式)を実施し、憲法を「改正する方がよい」は61%(前回2022年3~4月調査60%)と、2年連続で6割台の高い水準となった。 調査方式が異なるため単純な比較はできないが、改正賛成派の割合は2004年調査(面接方式)の65%に次いで2番目に高かった。
 憲法を「改正しない方がよい」は33%(前回38%)で、賛成派と反対派の差は28ポイントに広がった。
 ウクライナ侵略が憲法改正に関する意識に与えた影響を聞くと、「憲法を改正するべきだという意識が高まった」が40%で、「今の憲法を守るべきだという意識が高まった」の21%を上回った。
2023.05.02
 04:00
八重山日報

(Yahoo)

尖閣周辺に軍艦転用船 交代で入域、96日連続航行 <2306-050203>
 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺の接続水域を航行していた中国海警局艦海警2301海警2502海警2102と機関砲らしきものを搭載した海警2204の4隻が、1日07:00頃に新たに接続水域に入った他の4隻と交代した。
 新たに接続水域に入ったのは海警1302海警1102海警1103と砲らしきものを搭載した海警1108で、中国艦が尖閣周辺で航行するのは96日連続となった。
 海保によると海軍艦を転用したとみられる海警1108が尖閣周辺の接続水域に入域したのは初めてで、搭載砲はこれまで確認された中で最大の76mm砲という。
2023.05.01
 18:41
産経新聞

(Yahoo)

中国艦9隻が海峡通過 対馬・宮古 <2306-050112>
 防衛省が1日、中国海軍の艦艇3隻が4月29日に沖縄本島と宮古島の間を太平洋側へ、29~30日に6隻が対馬海峡を日本海側へ、それぞれ航行したのを確認したと発表した。
 海上自衛隊は29日08:00頃、五島列島の南西180kmの海域を北東へ進む中国海軍の情報収集艦1隻を確認した。 情報収集艦は対馬海峡を日本海へ向けて航行した。
 同日14:00頃には宮古島の北東140kmの海域を南東へ進む中国海軍のフリゲート艦1隻、同日17:00頃には周辺海域を南東へ進む駆逐艦など2隻を確認した。 この3隻は沖縄本島と宮古島の間を太平洋へ抜けた。
 また、30日00:00頃には五島列島の西130kmの海域を北東へ進む中国海軍駆逐艦など5隻を確認した。 5隻は対馬海峡を北東へ進み日本海へ向かった。
2023.05.01
 12:13
毎日新聞

(Yahoo)

佐賀オスプレイ配備 計画用地を国に売却へ 地元漁協の協議会が決定 <2306-050109>
 陸上自衛隊がOsprey 17機佐賀空港に配備する計画を巡り、計画用地の地権者らによる地元漁協の土地の管理運営協議会が1日に臨時総会を開き、用地を国に売却する方針を賛成多数で決めた。
2023.05.01
 12:00
南日本新聞

(Yahoo)

反撃能力備えた長射程ミサイル、鹿児島への配備に52%が「賛成」 「反対」は40% <2306-050108>
 南日本新聞社の意識調査で、反撃能力を備えた長射程ミサイルの鹿児島への配備について賛否を尋ねたところ、賛成が52.9%で反対40.3%を12.6ポイント上回った。
2023.04.30
 00:26
読売新聞

(Yahoo)

岸田首相、就任後初のアフリカ訪問へ出発…4か国歴訪「広島サミットの充実につなげたい」 <2305-043001>
 岸田首相が29日、エジプト、ガーナ、ケニア、モザンビークのアフリカ4ヵ国歴訪のため、政府専用機で羽田空港を出発した。
 中国やロシアがアフリカへの関与を強める中この訪問で、5月に広島市で開く先進7ヵ国首脳会議(G7サミット)の議長としてGlobal Southと呼ばれる新興国・途上国との連携強化を目指す。
2023.04.28
 11:46
時事通信

(Yahoo)

英・豪と部隊派遣「円滑化」 協定承認、防衛協力を強化 <2305-042808>
 自衛隊と英軍、オーストラリア軍が相手国内で活動する際の法的な地位を規定する日英、日豪円滑化協定 (
RAA) が28日の参院本会議で承認さ、合わせて関連法も可決成立した。 準同盟国と位置付ける英豪両国との防衛協力を強化し、部隊派遣を伴う共同訓練を拡充する。
 米国とは在日米軍の日本国内での法的地位を定めた日米地位協定があるが、日本と相手国双方の枠組みとなる円滑化協定を結ぶのは今回が初めてである。
2023.04.27
 06:04
共同通信

(Yahoo)

武力事態の「統制要領」内容判明 避難・救命、防衛相が海保を指揮 <2305-042702>
 関係者が26日、防衛相が有事の際に自衛隊法に基づき海上保安庁を指揮下に置く手順を定めた統制要領の内容を明らかにした。 政府が近く公表する。
 統制は、武力攻撃事態が認定され、自衛隊に防衛出動が発令されている際に実施し、自衛隊と海保の通常の協力では対処が困難など、特別の必要がある場合に限るもので、武力攻撃事態と認定された場合に、閣議決定を経て防衛相が海保長官を指揮する。 海保は住民避難や海上での捜索・救命といった後方支援を担い、自衛隊が軍事作戦に集中できるようにする。 また共同訓練で連携を強化する。  統制要領では、海保の警察機関との性格を変えず、準軍事化ではないと明確にする。 防衛相による有事の海保指揮は自衛隊法80条に明記されているものの、具体的仕組みがなかった。
2023.04.26 Jane's Defence Weekly UK announces more funding to advance Tempest effort <2306-042609>
 英国が2022年に日伊と合意した
GCAP計画の一部となるTempest計画として、英国主契約社であるBAE Systemsと£656M ($823M) の契約を行った。
 英国の2021年国防白書によると、英国は2025年5月までに£2B以上を投入することになる。
2023.04.26
 18:01
毎日新聞

(Yahoo)

自衛隊による在外日本人警護 外相「法の要件、不断の検討を」 <2305-042608>
 林外相が26日の衆院外務委員会で、自衛隊が外国で邦人の救出・警護を実施する際の要件について、見直しのための自衛隊法改正に関し「不断の検討をしていかなければならない」と述べた。
 自衛隊法は、自衛隊が外国で緊急事態に巻き込まれた邦人を救出・警護するには、
・ その国の当局が安全と秩序の維持に当たっている
・ 戦闘行為が行われることがないと認められる
・ 相手国の同意がある
などの条件を満たす必要があると定めている。
2023.04.26
 04:00
八重山日報

(Yahoo)

尖閣周辺に中国船4隻 90日連続航行 <2305-042604>
 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺の接続水域では25日15:00現在、中国海警局艦4隻が航行している。 尖閣周辺で中国艦が航行するのは90日連続になる。
 4隻は海警-2301海警-2502海警-2102と、機関砲らしきものを搭載した海警-2204で、巡視船が領海に侵入しないよう警告している。
2023.04.25
 20:36
日経新聞 中国空母「山東」太平洋離れる 発着艦は620回に <2305-042516>
 防衛省統合幕僚監部が25日、中国海軍の空母山東が太平洋を離れ南シナ海に向かったのを確認したと発表した。
 艦載機が7〜24日に太平洋上で、計620回の離着艦をしたとしている。
 防衛省によると、山東などの中国艦は24日20:00頃に与那国島の南360kmキロを航行した後、南シナ海に向かった。
2023.04.25
 19:41
共同通信

(Yahoo)

自公、防衛装備輸出で協議開始 殺傷性武器の解禁是非焦点 <2305-042515>
 自民、公明両党が25日、防衛装備品の輸出ルールを定めた防衛装備移転三原則を巡り、運用指針の見直しに向けた実務者協議の初会合を開いた。
 政府、自民にはロシアによる侵攻が続くウクライナのような国への支援や国内の防衛産業育成のため、殺傷能力を持つ武器の輸出を解禁したい思惑があるが公明は慎重で、解禁の是非が最大の焦点となる。
2023.04.25
 08:43
讀賣新聞

(Yahoo)

スーダンから在留邦人と家族計8人が新たに国外へ…岸田首相「希望者全ての退避完了」 <2305-042504>
 岸田首相が25日午前、スーダンから大使館関係者を含む在留邦人とその家族計8人が新たに国外に退避したことを明らかにした。
 首相は「首都ハルツーム市内で、退避を24日までに希望していた大使館員を含む全ての在留邦人の退避が完了した」と説明した。
2023.04.24
 23:58
TBS News

(Yahoo)

スーダンから邦人ら45人を乗せた自衛隊機がジブチへ向け出発 岸田総理が明らかに <2305-042413>
 スーダンの軍事衝突を受けて岸田総理は記者団に対し、日本人とその配偶者45人を乗せた自衛隊のC-2が周辺国のジブチに向かっていると明らかにした。 45人をジブチに輸送後は、現地に派遣されている武井外務副大臣が指揮を執って日本への帰国などの調整にあたる。
 これとは別にフランスや国際赤十字の協力により、日本人4人がジブチやエチオピアへと退避したとしている。
 岸田首相は、輸送にあたり協力してくれた韓国やUAE、国連などの関係機関に感謝すると述べた。
2023.04.23
 10:13
共同通信

(Yahoo)

PAC3、沖縄配備に着手 自衛隊、関連部隊が移動 <2305-042301>
 政府関係者らへの取材で、北朝鮮が偵察衛星の発射するのに備えた破壊措置準備命令を発令したのに伴い、自衛隊は23日に沖縄県にPAC-3を配備する準備に着手し、同日午前に関連部隊が移動を開始したことが分かった。
 博多港では、09:00頃に着岸した民間フェリーに大型車両が次々に運び込まれ、隊員も乗り込んだ。 積載作業は約50分間で終わり、フェリーは港を離れた。
2023.04.22
 17:46
FNN Prime

(Yahoo)

中国爆撃機2機が2日連続で沖縄通過 空自戦闘機が緊急発進 <2305-042210>
 防衛省が、中国のH-6 2機が22日午前から午後にかけて、東シナ海から沖縄本島と宮古島の間を通って太平洋へと進み、その後、同じルートで東シナ海に戻ったと発表した。
 21日午後にも、H-6 2機が、沖縄本島と宮古島の間を往復しており、2日連続で同様のルートを飛行した。 2日連続で中国軍機がこの空域を通過したのは、2023年に入って3回目となる。
2023.04.22
 14:48
琉球新報

(Yahoo)

沖縄の先島への PAC3 展開を検討 ミサイル迎撃 北朝鮮の「衛星」発射に備え防衛相が「破壊準備措置命令」発出 <2305-042209>
 浜田防衛相が北朝鮮による軍事偵察衛星1号の発射計画をうけて22日、日本領域に落下する事態に備え迎撃ミサイルなどの部隊を展開するため、自衛隊法82条に基づいてBMなどに対する破壊措置を命じる可能性があるとして破壊準備措置命令を発令した。
 命令に基づき吉田統合幕僚長が陸海空自衛隊各部隊の動きを指示するが、沖縄県内各地にPAC-3や移動通信部隊、陸上自衛隊部隊を展開する準備を命じた。 関係者によると、沖縄県内の先島諸島が展開先となる見通しである。 迎撃ミサイルが搭載された護衛艦の展開も防衛相の命令に含まれている。
 2012年や2016年にも北朝鮮の動向を受け、県内に迎撃ミサイルが一時展開された。 県内では空自の那覇基地や知念分屯基地、恩納分屯基地にPAC-3が配備されている。
2023.04.22
 13:49
讀賣新聞

(Yahoo)

北朝鮮の軍事衛星打ち上げに備え、防衛相が「破壊措置準備命令」…「PAC3」を沖縄に配備 <2305-042208>
 浜田防衛相が22日、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げを予告していることに対し、PAC-3を沖縄県内に配備するなどの破壊措置準備命令を発令した。 政府関係者によると、偵察衛星は南西諸島上空を通過する可能性があるという。 同命令の発令は2012年12月以来である。
 北朝鮮が、韓国の尹大統領が訪米する24日前後に偵察衛星を打ち上げるとの見方があり、日本は米国、韓国と連携して警戒監視を強化する。
2023.04.22
 10:11
テレ朝 News

(Yahoo)

中国演習中に台湾海峡通過 仏司令官「挑発でない」 <2305-042207>
 仏海軍太平洋管区司令官ダンディニエ少将が21日に海上自衛隊の横須賀基地に停泊しているフリゲート艦Prairialの艦上で、Prairial中国軍の演習中に台湾海峡を通過したことについて、「台湾海峡を通過することは挑発ではなく、国際法にのっとった通常の航行だ」と強調した。
 ダンディニエ少将は、通過の時期は数ヵ月前から計画されていたと強調し、中国側の妨害行為はなかったとしながらも艦艇や航空機が監視していたことを明らかにした。
2023.04.22
 07:31
時事通信

(Yahoo)

邦人退避、課題多く 陸上輸送や武器使用想定も スーダン自衛隊派遣 <2305-042205>
 政府はスーダンの在留邦人の退避に備え、自衛隊の輸送機をジブチに派遣したが、自衛隊機の安全確保や搭乗する場所に邦人がたどり着けるかなどクリアすべき課題が多い。 防衛省は武器使用の事態も想定し準備を急いでいる。
 今回の派遣は「在外邦人等の輸送」を規定する自衛隊法84条の4に基づくもので、実際に現地で活動する際には別途、行動命令が出される。 この規定を適用する場合、武器の使用範囲は隊員と隊員の管理下で行動を共にする避難者らの防護に限られ、相手に危害を与える使用は正当防衛などでしか認められない。
 一方、隊法84条の3は、相手国と連携して邦人を救出することを想定した「在外邦人等の保護措置」を定めており、自衛隊の任務を妨害する相手への警告射撃などが可能になるが、相手国の同意が必要なほか、秩序が維持され戦闘が行われていないことも条件になる。
2023.04.21
 23:55
共同通信

(Yahoo)

中国爆撃機2機が沖縄通過 空自スクランブルで監視 <2305-042111>
 防衛省統合幕僚監部が21日、中国軍のH-6 2機が同日午後に沖縄本島と宮古島の間を飛行し、東シナ海と太平洋の間を往復したと発表した。
 防衛省によると、中国軍爆撃機の沖縄通過を公表するのは、2022年12月19日以来となる。
2023.04.21
 22:29
共同通信

(Yahoo)

元島民団体を「好ましからざる団体」に <2305-042110>
 TASS通信が、ロシア最高検察庁が21日、北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)を「好ましからざる団体」に指定したと報じた。
 この結果、千島連盟のロシア国内での活動が事実上禁止される。
2023.04.21
 20:16
産経新聞

(Yahoo)

北 ICBM、落下予測は推進体か 方向変更で捕捉 防衛省 <2305-042109>
 防衛省が21日、北朝鮮が13日に発射した新型ICBMについて、一時日本の領域内への落下が予測されたのは、ミサイルから分離したブースターだった可能性があるとする分析を発表した。 ミサイルは三段式で方向を変えながら飛んだことから、分離後のブースターをレーダで探知し、直後に消失した可能性がある。 同省は引き続き分析を進める。
 北朝鮮は13日07:23頃に平壌付近からICBM 1発を高角度で東方向に向けて発射し、発射後に飛翔方向を左側(北側)へ変えながら1,000km程度飛び、日本の排他的経済水域 (EEZ) 外となる日本海へ落下したと推定される。
 政府は発射後08:00頃に全国瞬時警報システム (J-Alert) で北海道周辺に落下するとの推定情報を発信したが、その後「落下の可能性はなくなった」として発表を訂正し、「探知直後にレーダから消失したが、安全を最優先する観点からJ-Alertを発出した」と説明した。
2023.04.20
 20:31
神奈川新聞

(Yahoo)

海自の最新型ステルス護衛艦 「くまの」が初の海外派遣へ 母港・横須賀基地を出港 <2305-042017>
 護衛艦くまのが20日10:40に、海外派遣に向けて母港の横須賀基地を出港した。 もがみ型護衛艦として初の海外派遣で、各国海軍との共同訓練やシンガポールやマレーシアで兵器や装備品の国際展示会に参加する。
 輸送艦や潜水艦など6隻が参加する本年度のインド太平洋方面派遣 (
IPD23) の一環で、9月17日まで米印豪韓などの海軍と共同訓練を行う。
2023.04.20
 16:18
テレ朝 News

(Yahoo)

自衛隊が370人の部隊編成 きょうにも先遣隊5人を アフリカ東部ジブチに派遣 安全確保のタイミングで約60人の退避目指す方針 <2305-042014>
 吉田統合幕僚長が午後の会見で、戦闘が激化しているスーダンからの邦人らの退避のため航空自衛隊と陸上自衛隊からなる370名の統合任務部隊を編成したと発表した。
 部隊の派遣に先立って、きょうにも先遣隊として連絡調整要員5名が自衛隊の拠点があるジブチに向けて出発するとし、現地スーダンでの停戦合意など、安全が確保されるタイミングで自衛隊機の輸送機を使いおよそ60人の在留邦人らの退避を目指す。
2023.04.20
 15:44
産経新聞

(Yahoo)

自衛隊、初の陸上輸送も検討 スーダン邦人退避 <2305-042013>
 吉田圭秀統合幕僚長が20日の記者会見で、アフリカ北東部スーダンの邦人退避に向けた準備について、370名の統合任務部隊を編成し、初となる陸上輸送も視野に検討していることを明らかにした。 同日中にも、先遣隊として連絡調整員5名をジブチへ派遣する。
 自衛隊が拠点を置くジブチへ輸送機などの派遣を検討しており、アデン湾で海賊対処活動に当たっている海上自衛隊のP-3Cなどを使用する可能性もある。
2023.04.20
 07:43
時事通信

(Yahoo)

ロシア、核搭載可能な爆撃機8機飛行 オホーツク海と日本海 <2305-042011>
 ロシア国防省が19日、太平洋艦隊の臨戦態勢緊急検閲と銘打った軍事演習の一環で、Tu-22M3 8機オホーツク海と日本海北部の公海上を飛行したと発表した。
 プーチン大統領の命令で14日に開始された緊急検閲は、北方領土への上陸を阻止する演習が含まれており、日本を牽制する狙いとみられる。
2023.04.20
 05:30
日経新聞 海自インド太平洋派遣20日から 台湾断交のキリバスへ <2305-042007>
 海上自衛隊が20日からインド太平洋地域への部隊派遣「インド太平洋方面派遣 (
IPD)」を開始する。
 2017年から毎年実施し今年で7回目となる今年のIPDは、訪問国や参加人数、投入装備などは過去最大の規模で、台湾と断交し中国と国交を結んだキリバスを今回初めて日程に入れた。
 経済支援を通じて軍事拠点としての活用に動く中国を巡り他国と共同での抑止を狙う。
2023.04.19
 20:06
毎日新聞

(Yahoo)

自衛隊機、ジブチで待機検討 政府が派遣準備 スーダン衝突激化 <2305-041910>
 政府が19日、スーダンで政府系の準軍事組織「即応支援部隊 (RSF)」と正規軍が衝突し多数の死傷者が出ていることを受け、現地邦人の退避に向けて自衛隊機の派遣準備を始めた。
 現地には大使館員を含め63人が滞在するが、これまでに被害情報は入っていない。
 戦闘の激化で直接の現地入りは困難との見方があり、政府は自衛隊が海賊対処活動の拠点を置くジブチに輸送機を一旦派遣し待機させる検討に入った。
2023.04.19
 15:46
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア爆撃機8機、オホーツク海と日本海の上空飛行 <2305-041905>
 IntrerFax通信によると、ロシア国防省が19日にロシア軍の長距離爆撃機8機がオホーツク海と日本海の上空を飛行したと発表した。
2023.04.19
 14:04
時事通信

(Yahoo)

政府、スーダン邦人輸送へ準備 「大使館員ら約60人と連絡」 <2305-041904>
 松野官房長官は19日午後に首相官邸で臨時に記者会見し、正規軍と準軍事組織「即応支援部隊 (RSF)」の衝突で多数の死傷者が出ているスーダンの情勢悪化を受け、在留邦人輸送に向けた準備を開始したと発表した。
 大使館員を含め約60人の邦人全員と連絡が取れているとした上で「主要各国とも緊密に連携し、邦人の安全確保に全力で対応する」と語った。
2023.04.18
 19:43
ロイタ通信

(Yahoo)

ロ戦略爆撃機、オホーツク・ベーリング海上空をパトロール飛行 <2305-041811>
 TASS通信が、ロシア国防省が18日に爆撃機2機が極東のオホーツク海とベーリング海の上空を定例の哨戒飛行をしたと発表したと報じた。
 防衛省はその後、日本海上空にいたロシアの情報収集機に対応するため、戦闘機を緊急発進させたと発表した。
 松野官房長官は17日、ロシア太平洋艦隊が18日から日本の北方4島周辺を念頭に演習を実施することに対し、日本の立場に反し受け入れられないと抗議したと述べていた。
2023.04.18
 16:37
産経新聞

(Yahoo)

日米指揮所演習に豪比軍初参加 陸自 <2305-041809>
 陸上自衛隊が18日、今年度実施予定の各国との主要訓練を発表し、今年度で43年目になるヤマサクラ日米共同指揮所演習にオーストラリア陸軍とフィリピン陸軍が初参加することを明らかにした。
 日米豪比4ヵ国の連携を強化し、軍事的拡大を続ける中国に対抗する狙いがある。
2023.04.17 National Defense Japan looks to partner with U.S. on railgun project <2305-041717>
 将来技術である電磁砲(レールガン)は100年も前のWWⅠ時にフランスが提唱し、以来ナチスドイツ、ロシア、中国、米陸軍などが実用化しようと試みてきた。 米海軍は15年の歳月と$500Mをかけて駆逐艦搭載を検討してきたが2021年に中止している。 しかし電磁砲構想は消えたわけではない。
 防衛装備庁極超音速ミサイル迎撃用電磁砲に注目して、BAE Systems社やGA社など米国の連携先を模索している。
2023.04.17
 20:00
日経新聞 極超音速兵器の対処へ衛星実験 政府の宇宙基本計画案 <2305-041716>
 政府の宇宙政策委員会が17日に宇宙基本計画の改定案を公表した。
 周辺国による極超音速滑空兵器 (
HGV) を人工衛星で探知追跡する能力を高めるための実証試験をすると記した。 検知した情報を迎撃に活用することを目指す。
 政府が2022年12月に策定した国家安全保障戦略で宇宙安保の重要性を指摘したことを踏まえ、今回の改定案で具体的な取り組みを整理した。 基本計画は夏にも岸田首相を本部長とする宇宙開発戦略本部で正式に改定する。 政府は宇宙安保に関する初の構想もとりまとめる。 同構想は基本計画に反映させる。
 現在4機の衛星で運用する準天頂衛星は機能強化のため将来11機に増強すると盛り込んだ。 準天頂衛星はGPSを補完補強するするもので、政府は2024年度内にGPSに頼らない運用が可能な7機体制の実現を目指している。
2023.04.17
 19:30
日経新聞 日韓、安保対話5年ぶり再開 レーダー照射再発防止探る <2305-041715>
 日韓両政府が17日、外務防衛当局の局長級による日韓安全保障対話をソウルで開いた。 関係が悪化した2018年以降は途絶えていた枠組みだ。安保政策を担う実務者が話し合う場を再開させ、レーダ照射問題などの懸案が再発しないような方策を探る。
 日韓安保対話は外務、防衛当局が防衛政策や北東アジアの情勢認識について意見交換し、相互信頼を高めるための協議で、1998年からこれまで11回開いてきたが、自衛隊機へのレーダ照射元徴用工などの問題で関係が悪化した2018年からは事実上の凍結状態になっていた。
2023.04.17
 16:51
産経新聞

(Yahoo)

日米比安保協議 4月初会合を見送り <2305-041712>
 複数の日本政府関係者が17日、日米比3ヵ国安全保障担当高官による新たな協議の枠組みについて、日程上の都合で月内開催で調整していた初会合を見送ることを明らかにした。 5月以降の開催を目指という。
 2022年6月にフィリピンでマルコス大統領が就任後、日米両政府安全保障面でフィリピンとの連携強化を加速させている。
2023.04.17
 16:27
FNN Prime

(Yahoo)

日米韓が共同訓練 弾道ミサイル情報共有の手順を確認 <2305-041711>
 防衛省が、海上自衛隊のAegis艦が17日に米海軍、韓国海軍艦BM情報共有訓練を日本海で行ったことを明らかにした。 今回の日米韓による共同訓練で、BMが発射された際の情報共有の手順が確認されたものとみられる。
 北朝鮮は13日にもICBM級を発射するなど、CMを含めると2023年に入り12回発射している。
2023.04.14
 23:53
毎日新聞

(Yahoo)

米軍の新編成部隊、横浜ノースドック配備は16日 防衛省が市に通知 <2305-041413>
 防衛省南関東防衛局の担当者が14日に横浜市役所を訪れ、横浜ノースドックで新たに編成される米軍小型揚陸艇部隊の配置が16日の予定だと通知した。 船舶の運用開始時期は未定としている。
 部隊は約280名で構成される見通しで、このうち管理要員5名が16日にノースドックで常駐を開始し、2024年までに残る部隊員が配置されるとしているが時期は不明である。
2023.04.14
 20:17
共同通信

(Yahoo)

ロシア情報収集機が日本海飛行 空自戦闘機スクランブル <2305-041411>
 防衛省統合幕僚監部が14日、ロシアの情報収集機1機日本海を南下し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応したと発表した。
 防衛省によると、収集機は14日午前から午後にかけて大陸方向から南寄りに進み、能登半島沖で向きを変えて大陸方向へ北上した。
2023.04.14
 19:33
共同通信

(Yahoo)

北方領土の上陸想定し訓練へ ロシア、太平洋艦隊で緊急査察 <2305-041410>
 ロシア国営TVが、ショイグ国防相が14日、ロシア太平洋艦隊抜き打ち査察の実施で高度な戦闘準備態勢に入ったと述べたと報じた。 その際、日本の北方領土やサハリン島への上陸撃退も想定した演習を行うと表明した。
 ショイグ国防相は、査察と訓練の目的を「仮想敵による海洋からの侵略阻止」だと説明し、国名は名指ししなかったが北方領土の防衛に言及したことで、ウクライナ侵攻を非難し米欧の対ロ制裁に加わる日本も意識した演習であることは明らか。
2023.04.13
 22:25
テレ朝 News

(Yahoo)

自衛隊とアメリカ軍が共同訓練を実施 北朝鮮の弾道ミサイル発射受け <2305-041316>
 北朝鮮がICBM級の可能性があるBMを発射したことを受け、防衛省は自衛隊と米軍が共同訓練を実施したと発表した。
 13日に行われた共同訓練には、航空自衛隊のF-2 4機と米軍のF-16 4機が参加した。
2023.04.13
 20:36
FNN Prime

(Yahoo)

固体燃料 新型ミサイルか 北朝鮮ミサイル発射 <2305-041314>
 防衛省によると、北朝鮮が07:22頃に少なくとも1発のICBM級の可能性のあるBMを東の方向に発射したとみられる。
 夕方に開かれた自民党の緊急会合で防衛省は、今回発射されたのが固体燃料エンジンを搭載した新型ミサイルの可能性があることを明らかにした。
 また、ミサイルがレーダから消失したとしていたことについて、極めて高い高度に達したことが原因の可能性があると説明した。
2023.04.13
 15:58
Abema Times

(Yahoo)

弾道ミサイル 当初の推定は「北海道の陸地に落下の恐れ」日本の領域内への落下予測は初めて <2305-041311>
 北朝鮮が発射したBMについて、政府が「北海道の陸地に落下する恐れもある」と推定していた。 北朝鮮のミサイル発射を受けて、政府はJアラートで「北海道周辺に落下するとみられる」と避難を呼びかけたが、その後「北海道およびその周辺に落下する可能性はなくなった」と訂正した。 このミサイルについて政府関係者は、発射直後の情報に基づいて当初は、日本の領海に落下する可能性だけでなく、北海道の陸地に落下する恐れもあると推定していたことを明らかにした。
 吉田統合幕僚長によると、日本の領域内への落下が予測されたのは今回が初めてだという。
2023.04.13
 11:34
朝日新聞

(Yahoo)

発射直後は「日本への落下予想された」 Jアラートめぐり防衛省局長 <2305-041308>
 北朝鮮が13日朝に発射したBMをめぐり、北海道を対象とした全国瞬時警報システム(Jアラート)を発動したことについて、防衛省の増田和夫防衛政策局長は13日、「発射直後の情報に基づくと、ミサイルが我が国へ落下することが予想されたことからその旨を公表した。 その後、情報を確認したところ北海道や周辺への落下の可能性がなくなったことが確認されたので、改めて情報を提供した」と述べた。
2023.04.13
 09:42
毎日新聞

(Yahoo)

Jアラート訂正経緯「確認中」 北朝鮮ミサイルで首相、NSC 開催へ <2305-041306>
 岸田首相が13日、北朝鮮がBMとみられるものを発射したことについて「BMは我が国領域内に落下していないことは確認をしている。 詳しい報告を受けた上で、国家安全保障会議 (NSC) 4大臣会合を開催したい」と述べた。
、北海道周辺にミサイルが落下するとみられるとして政府が全国瞬時警報システム(Jアラート)で避難を呼びかけた後、落下の可能性がなくなったと情報を訂正したことについては、Jアラートの件も含めて今確認中だと述べるにとどめた。
2023.04.13
 09:12
共同通信

(Yahoo)

ICBM 級ミサイルとみられると防衛相 <2305-041305>
 浜田防衛相が記者団に13日、北朝鮮内陸部から少なくとも1発のICBM級の可能性のあるBMが、高い角度で東方向に向け発射されたと見られると明らかにした。
2023.04.13
 08:32
讀賣新聞

(Yahoo)

北朝鮮ミサイル、北海道や周辺に落下の可能性なし…海上保安庁がエムネットで発表 <2305-041304>
 海上保安庁が13日午前、自治体向け専用回線メールエムネットで北朝鮮から発射されたミサイルが北海道やその周辺に落下する可能性はなくなったことが確認されたことを発表した。
 海上保安庁は13日午前に防衛省の情報として、北朝鮮から発射されたBMの可能性があるものは落下したとみられると発表した。
2023.04.13
 08:00
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮ミサイル北海道付近に落下か <2305-041303>
 政府が13日、北朝鮮から発射されたミサイルが08:00頃に北海道付近に落下するとして避難を呼びかけた。
 全国瞬時警報システム(Jアラート)で速報した。
2023.04.13
 07:33
FNN Prime

(Yahoo)

北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射 防衛省 <2305-041302>
 防衛省が、北朝鮮がBMの可能性があるものを発射したと発表した。
2023.04.11
 19:54
時事通信

(Yahoo)

潜水艦発射の長距離弾開発へ 反撃能力想定、27年度までに 防衛省 <2305-041111>
 防衛省が11日、潜水艦から発射できる長距離ミサイルの開発計画を発表した。 令和5年度に開発を開始して9年度末までの完了を目指し部隊配備する。 関連予算は584億円で、7日に三菱重工業と契約を結んだ。
 ミサイルは魚雷発射管から発射されるが、政府が2022年12月に改定した安全保障関連3文書では、垂直発射装置 (
VLS) を装備した潜水艦整備も明記しており、今後このミサイル開発も進める。
 防衛省は、反撃能力での活用を見込む他の装備の開発・量産についても、三菱重工と契約を結んだと発表した。 予算額は、長射程化する12式地対艦誘導弾の量産が1,734億円、その更なる能力向上のための開発経費が269億円、中国の動きをにらんだ島嶼防衛用高速滑空弾の量産が1,194億円となっている。
 反撃能力ではこのほか、Tomahawk 400発を購入し8年度からAegis艦に搭載する。
2023.04.11
 10:26
讀賣新聞

(Yahoo)

ウクライナ侵略「国際社会は歴史の転換期に」「G7 の重要性を再評価」…23年版外交青書 <2305-041105>
 林外相は11日午前の閣議で、令和5年版の外交青書を報告した。 ロシアのウクライナ侵略などを踏まえ、「国際社会は歴史の転換期にある」との認識を示し、国連の機能不全が指摘されるなかで、プレゼンスの低下がささやかれていた先進7ヵ国 (G7) の重要性が再評価されていると強調した。  今年の青書では、アジアやアフリカなど主として南半球に位置する新興国途上国を意味するGlobal Soutに関する記述を初めて盛り込み、こうした国々の存在感が増しているとして、関与強化の必要性を訴えた。
 一方、中国を巡っては、東・南シナ海の海空域で「力による一方的な現状変更の試みを強化」させていると指摘し、中国の対外姿勢や軍事動向が、国際秩序に対する「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と位置づけた。
 日韓関係では、韓国政府による元徴用工訴訟問題の解決策について、非常に厳しい状態にあった日韓関係を健全な関係に戻すものだと評価し、日韓・日米韓の連携が重要だと強調した。
2023.04.10
 22:07
共同通信

(Yahoo)

中国の情報収集艦、日本列島周回 防衛省、伊豆諸島で確認 <2305-041012>
 防衛省統合幕僚監部が10日、中国海軍情報収集艦1隻が伊豆諸島の御蔵島と八丈島の間を抜けて西に向かい移動したと発表した。 防衛省によると、この情報収集艦は3月28日に対馬海峡を北上し4月3日に津軽海峡を通過して太平洋側へ出ており、日本列島を周回するように航行している。 10日06:00頃には御蔵島の南東60kmを航行し、さらに八丈島との間を西へ進んだ。
 中国海軍の情報収集艦は2022年6月にも同様の列島周回航路で航行している。
2023.04.10
 14:02
テレ朝 News

(Yahoo)

中国空母「山東」 7日~9日で戦闘機などの“発着訓練”約120回確認 航空自衛隊の戦闘機が緊急発進 領空侵犯なし 防衛省 <2305-041009>
 防衛省が、宮古島の南の太平洋を航行している中国空母山東から、7日から9日までの3日間で、戦闘機が80回、ヘリコプターが40回、合わせて120回発着していたと発表した。
2023.04.10
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

防衛相が海保長官を指揮、有事の「統制要領」概要判明 <2305-041002>
 複数の政府関係者が、有事に防衛相が海上保安庁を指揮下に置く手順などを定めた統制要領の概要を明らかにした。 統制要領は武力攻撃事態時などに、海上自衛隊と海保が連携するための初の運用指針となるもので、相手国がミサイルを発射するなど、軍事行動に出てきた場合、海自が防衛措置に専念し海保は避難住民を輸送したり、民間船の安全を確保したりする後方支援を担うことを明確化する。
 防衛相が指揮する対象は海保組織そのものではなく海保長官に限定する。 長官を通じ自衛隊が持つ情報を切れ目なく迅速に共有できるようにする狙いで、海保の独立性を尊重し、実際の巡視船の運用などは実務に精通している長官に委ねることを念頭に置いている。
 また、海保の軍隊としての機能を否定する海上保安庁法25条の考え方を維持するため、海保が軍とは異なる法執行機関であることも明記する。
 政府は今後、国家安全保障会議 (NSC) で策定手続きを急ぐ。
2023.04.10
 04:00
八重山日報

(Yahoo)

尖閣周辺に中国船4隻 74日連続航行 <2305-041001>
 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺の接続水域では9日15:00現在、中国海警局の艦船4隻が航行している。 尖閣諸島周辺で中国艦船が航行するのは74日連続になる。
 4隻は海警2102海警2201海警2301と機関砲らしきものを搭載した海警2204で、海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告している。
2023.04.07
 15:08
時事通信

(Yahoo)

防衛産業強化法案が審議入り 装備品輸出支援へ基金 衆院 <2305-040714>
 防衛産業を支援し、装備品の開発や生産の基盤を強化するための法案が、7日に衆院本会議で趣旨説明と質疑が行われ審議入りした。
 装備品輸出に取り組む企業の負担を助成する基金の新設などが柱で、利益率が低く撤退が相次ぐ防衛産業の現状を改善する狙いがある。
2023.04.07
 15:08
共同通信

(Yahoo)

ウクライナ支援関連法が成立 最大6850億円を拠出 <2305-040713>
 ウクライナへの財政支援に向けて世界銀行グループが新設する基金に、政府が最大6,850億円を拠出できる改正関連法が7日に参院本会議で可決成立した。 改正国際協力銀行法も同日、可決成立した。
 国際金融機関がウクライナの電気や水道といったインフラ事業者などに貸し付けを行う際に、JBICが債務を保証できる。
 5月の先進7ヵ国首脳会議(G7広島サミット)を前に、議長国としてウクライナ支援での国際貢献をアピールする狙いがある。
2023.04.07
 05:00
日経新聞 ウクライナと機密共有 23年度に安全保障で協定締結視野 <2305-040704>
 日本とウクライナは秘密の保持を前提に外交防衛当局間での軍事技術、戦術データを共有する情報保護協定の締結交渉に入った。
 将来の武器支援をにらんだ環境整備の意義もあり、岸田首相は3月21日のウクライナ訪問で、ゼレンスキー大統領と協定の締結をめざす方針を確認した。 政府は令和5年度内の締結を視野に入れる。
2023.04.06
 14:27
八重山日報

(Yahoo)

中国船隊、尖閣で「専従体制」 日本漁船の徹底排除図る <2305-040612>
 防衛大学校戦略研究室の中澤准教授の分析で、尖閣諸島周辺海域で常駐し領海侵入を繰り返している中国海警局艦が、2個艦隊で専従体制を組んだと見られることが分かった。
 各船隊は最近、おおむね1ヵ月交代で尖閣海域に派遣されている。 中澤准教授は「中国側は海警局艦を海軍式に運用している可能性がある」と指摘した。
2023.04.06
 13:28
共同通信

(Yahoo)

防衛費増額の財源法案が審議入り 税外収入4.6兆円を活用 <2305-040611>
 防衛費増額の財源を確保するための特別措置法案が衆院本会議で6日に審議入りした。
 「防衛力強化資金」を創設し令和5年度予算に計上した4兆5,919億円の税外収入を複数年度にわたって活用する措置を盛り込んでいる。
2023.04.06
 11:49
テレ朝 News

(Yahoo)

中国空母「山東」が初めて太平洋を航行 沖縄の南海域で確認 「警戒監視・情報収集を行った」防衛省 <2305-040610>
 防衛省が、中国の空母山東が5日18:00頃、他の2隻の艦船と共に波照間島の南の300km海域を東に向かって航行したと発表した。
 山東太平洋を航行するのを確認したのは初めてだという。
 台湾国防部も5日、山東がバシー海峡を通過して台湾南東の沖合に展開していると発表していた。
2023.04.05 Jane's Defence Weekly Japan commissions second Taigei-class submarine <2305-040515>
 たいげい型潜水艦の二番艦はくげいが3月20日に就役した。 全長84mで排水量3,000tのはくげいはリチウムイオン電池で推進し、潜航速力20kt以上の性能を持つ。
 533mm魚雷発射管6本を装備し射程50kmの89式有線魚雷UGM-84I Hapoon対艦ミサイル、18式重魚雷を装備する。
 18式重魚雷は89式の改良型で、推進装置や目標探知性能が向上している。
2023.04.05
 21:21
共同通信

(Yahoo)

中国の駆逐艦が与那国島沖を北上 沖縄県・先島諸島付近を周回 <2305-040513>
 防衛省統合幕僚監部が5日、中国海軍駆逐艦1隻が4日から5日にかけて、与那国島と台湾の間を北上して東シナ海方向へ移動したと発表した。
 防衛省によると、駆逐艦は4日20:00頃に与那国島の南60kmを1隻で北西へ進んだのち与那国島と台湾の間を抜け、5日には尖閣諸島魚釣島の西70kmを北に向かった。
 この駆逐艦は3日にはフリゲート艦1隻と共に、沖縄本島と宮古島の間を太平洋へ南下しており、先島諸島付近を周回するように航行していた。
【註】
 記事にある統幕提供の写真からすると、当該艦は2013年に就役したType 052Cの長春7,000tと見られる。
2023.04.05
 15:30
テレ朝 News

(Yahoo)

政府、同志国の軍支援「OSA」4カ国を発表 今年度はフィリピンやマレーシア、バングラデシュ、フィジーを対象 <2305-040510>
 政府は、同志国の軍に防衛装備品などを提供する新たな支援の枠組みである政府安全保障能力強化支援 (OSA) の支援先として、今年度はフィリピン、マレーシア、バングラデシュ、フィジーの4ヵ国を対象にすると発表した。
 対象国には、衛星通信システムやレーダなど無線システムなどの供与が想定されているが、松野官房長官は会見で「相手国のニーズを踏まえて政府部内で検討していく」と述べた。
2023.04.05
 11:57
FNN Prime

(Yahoo)

同志国の軍支援「OSA」の方針決定 中国念頭に...新たな枠組み <2305-040508>
 国家安全保障会議が5日午前に持ち回りで開かれ、政府安全保障能力強化支援 (OSA) と名づけた新たな無償資金協力の実施方針が決まった。
 OSAは、「法の支配」などの価値観を共有する国の軍に物資や機材などを提供する制度で、軍事分野以外に限った政府開発援助 (ODA) とは別枠になる。
 対中国を念頭に、地域の抑止力を高める狙いもあり、政府関係者によると、まずはフィリピン、マレーシアなど、4ヵ国を対象にすることを検討している。
2023.04.05
 10:31
産経新聞

(Yahoo)

日本と NATO、対露・インド太平洋で連携 林外相が事務総長と会談 <2305-040505>
 ストルテンベルグNATO事務総長が4日、林外相とNATO本部で会談した。 外務省によると、両氏はロシアのウクライナ侵略への対応について、同志国が結束して対露制裁とウクライナ支援を継続することが重要との考えで一致した。 またインド太平洋の地域情勢についても意見交換し、日NATO間で緊密に連携する方針でも合意した。
 NATOは4日から2日間の日程で外相会合を開き、長期的なウクライナ支援について協議しており、インド太平洋地域での中国の軍事的脅威も議題となっていることから、非加盟国の日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドも会合に参加する。
2023.04.05
 08:22
共同通信

(Yahoo)

ウクライナへ継続的に1兆円支援 林外相、クレバ外相に伝達 <2305-040502
 林外相が4日に訪問先のブリュッセルでウクライナのクレバ外相と会談し、日本政府がこれまで発表した総額約$7.6Bの支援について切れ目なく着実に行うと伝達した。
 岸田首相による3月のウクライナ訪問にも言及し、自らの4月1~2日の中国訪問についても説明した。
 クレバ氏は首相のウクライナ訪問を評価し、「極めて象徴的で、ウクライナと国際社会への重要なメッセージになった」と語った。
2023.04.04
 12:02
琉球新報

(Yahoo)

カナダ軍の哨戒機 CP-140 オーロラが飛来 米軍嘉手納基地から北朝鮮の海上活動監視と発表 <2305-040404>
 防衛省と外務省が3日、4月上旬から5月中旬までカナダ軍が米軍嘉手納基地を使って北朝鮮の海上活動を監視すると発表した。 北朝鮮船舶の「瀬取り」を警戒し、制裁の実効性を高めるのが狙いで、カナダによる嘉手納基地を使用した北朝鮮の監視活動は2018年以来9度目となる。
 嘉手納基地には3日17:15にカナダ軍の哨戒機CP-140オーロラが飛来した。
2023.04.03
 21:00
共同通信

(Yahoo)

北方四島、日本領と認めず 習主席、ロシアに歩み寄り <2305-040311>
 中国関係筋が3日までに、習国家主席がプーチン露大統領と3月20~21日に行った会談で、北方四島の領有権問題について「どちらか一方の立場を取らない」と表明していたことを明らかにした。
 中国は1964年に毛沢東が北方四島は日本領だと明言して以降、その認識を崩していなかったが、ロシア側に歩み寄り、中立の立場に変更した。
2023.04.03
 19:11
共同通信

(Yahoo)

防衛装備移転緩和巡り協議前倒し 自公、殺傷兵器の解禁是非焦点 <2305-040310>
 複数の関係者が3日、自民、公明が防衛装備品の輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」の運用指針を見直す緩和策を巡り、4月下旬に実務者協議を開始する方針を固めたことを明らかにした。 関係者によると、協議は4月23日の統一地方選終了を待って下旬に初会合を開き、大型連休後に本格化し、通常国会が閉幕する6月までの合意を目指す。
 当初は大型連休明けの5月に始める想定だったが、先進7ヵ国首脳会議(G7広島サミット)の日程などを踏まえて前倒しする。
 政府、自民はロシアに侵攻されたウクライナのような国を支援するため、殺傷能力のある武器の輸出を解禁したい考えだが公明は慎重姿勢で、協議の焦点になる。
2023.04.03
 09:39
時事通信

(Yahoo)

潜水艦戦想定し訓練 北朝鮮に対応能力誇示 日米韓 <2305-040305>
 韓国軍が3日、4日までの日程で済州島南方の公海で日米韓合同で対潜演習を行ったと発表した。 演習は米韓が保有している
UUVを標的にして行う。
 日米韓合同対潜演習は2022年9月以来で、核やミサイルと潜水艦開発を加速する北朝鮮に対して、対応能力を誇示する狙いがある。
2023.04.02
 23:50
日経新聞 中国船3隻、尖閣諸島の領海出る 侵入最長80時間36分 <2305-040208>
 第11管区海上保安本部が2日、尖閣諸島周辺で3月30日から領海侵入していた中国海警局艦3隻が2日19:45までに領海外側の接続水域に出たと発表した。
 侵入時間は80時間36分で尖閣国有化以降で最長となった。
2023.04.02
 18:53
産経新聞

(Yahoo)

中国外相、半導体規制に反発 台湾問題「介入許さない」 <2305-040302>
 中国外務省によると、中国の秦国務委員兼外相が訪中中の林外相との会談で2日、米国が主導する対中半導体規制を念頭に「封鎖は、中国の自立自強の決意をさらに呼び起こすだけだ」と述べ、日本に米国と連携しないよう求めた。
 秦外相はまた台湾問題について、中国の核心的利益の核心だと改めて主張し、台湾との連携を進めている日本に対し、「台湾問題への介入は許されず、どのような形であれ中国の主権を損なってはならない」と警告した。
2023.04.02
 17:08
産経新聞

(Yahoo)

尖閣領海侵入、過去最長を更新 72時間45分超える <2305-040207>
 3月30日に尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国海警局艦3隻は4月2日になっても領海内に留まり、領海侵入時間は同日16:00の時点で76時間を超え、2012年9月に政府が尖閣諸島を国有化して以降、過去最長だった72時間45分を更新した。
2023.04.02
 04:00
八重山日報

(Yahoo)

領海侵入3日連続 中国船、今年10日目 <2305-040201>
 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺海域では1日20:30現在、中国海警局艦3隻領海侵入1隻が接続水域内を航行して、周辺で操業する日本漁船に近づこうとする動きをみせている。
 中国艦の領海侵入は3日連続で2023年に入って10日目になる。 接続水域を含め中国艦が航行するのは66日連続になる。
 領海侵入しているのは、海警1301海警1401と機関砲らしきものを搭載した海警1305で、海保が漁船の周辺に巡視船を配置して中国艦を近づかせないよう警戒し、乗組員の安全を確保しながら、中国艦に領海から出るよう警告している。
 海警1102も領海に侵入したが、20:24に領海から退去した。
2023.04.01
 21:10
共同通信

(Yahoo)

政府、同志国軍の支援制度決定へ ODA 外で無償協力 <2305-040107>
 複数の政府関係者が1日、政府が日本の安全保障環境の改善に生かすため、民主主義や法の支配といった価値観を共有する同志国軍に資機材などを提供して能力向上を支援する無償資金協力の枠組み「政府安全保障能力強化支援 (OSA)」を新設することを明らかにした。
 政府は2022年12月に閣議決定した国家安全保障戦略に、同志国軍への協力枠組みの新設を明記しており、その具体化となる。
 非軍事分野に限定してきた政府開発援助 (ODA) とは別枠で、4月中に国家安全保障会議 (NSC) で制度を決定し、夏ごろフィリピン軍への沿岸監視機材の供与に関して合意する方向で調整を進める。
2023.03.31
 18:13
TBS News

(Yahoo)

「日中防衛当局間ホットライン」設置完了、偶発的な衝突防止へ <2304-033110>
 防衛省が中国と、偶発的な衝突を防ぐために相互の防衛当局で連絡を取り合うホットラインの設置を完了したと発表した。
 この春に運用を開始する予定だがも運用を開始した際は改めて公表するという。
2023.03.31
 17:38
共同通信

(Yahoo)

武器等防護、22年は31件で過去最多 <2304-033109>
 防衛省が31日、安全保障関連法で自衛隊の任務となった他国の艦艇や航空機を守る「武器等防護」2022年に31件あったと発表した。
 初めてのケースがあった2017年以降で過去最多となった。
2023.03.30
 23:14
共同通信

(Yahoo)

米爆撃機と空自機飛行か 日本海上、北朝鮮けん制 <2304-033013>
 民間の航空機追跡サイトがTwitterで、B-52 2機が30日に航空自衛隊の戦闘機と共に日本海上空を飛行したと報じた。 米本土からグアムのAndersen AFBへ向かう途中に確認されたという。 B-52は6日に黄海上空で韓国軍の戦闘機と合同訓練を実施した。
 戦術核弾頭とみられる物体を公開するなど核やミサイル能力を誇示する北朝鮮を牽制するため爆撃機を展開した可能性もある。
2023.03.30
 21:34
共同通信

(Yahoo)

中国艦艇また日本海へ 防衛省が動向注視 <2304-033012>
 防衛省統合幕僚監部が30日、中国海軍の駆逐艦2隻と補給艦1隻の計3隻が29日に対馬海峡を相次いで通過し、東シナ海から日本海へ北上したと発表した。 防衛省によると、28日13:00頃に駆逐艦1隻が五島列島西240kmを航行し、その1時間後には別の駆逐艦1隻と補給艦1隻が五島列島西300kmで確認した。 3隻は29日にそれぞれ対馬海峡を北東に進んだ。
 米海軍空母Nimitzが28日に韓国釜山へ入港し、日米韓3ヵ国が近く共同訓練を実施することから、28日には中国海軍の情報収集艦が日本海へ北上したことも確認されており、同省は動向を注視している。
2023.03.30
 13:53
讀賣新聞

(Yahoo)

中国海警船4隻、尖閣諸島沖の領海に侵入…海保巡視船が退去求める <2304-033008>
 第11管区海上保安本部によると、30日11:08頃から11:46頃にかけ、尖閣諸島南小島沖などの領海に中国海警局艦4隻が相次いで侵入した。
 中国海警艦の領海侵入は24日以来で、海上保安庁の巡視船が4隻に領海からの退去を求めている。
2023.03.29 Jane's Defence Weekly Japan's Liberal Democratic Party indicates interest in exporting weapons to Ukraine <2305-032908>
 日経新聞が3月10日、日本政府が武器輸出を規定した法律を改訂し、ウクライナなどに武器を輸出できるように検討していると報じた。
【註】
 武器輸出を規定しているのは法律ではなく、あくまでも閣議決定である。
2023.03.29 Jane's Defence Weekly IHI develops UUV for mine detection <2305-032907>
 IHI社がDSEI Japan 2023で、海上保安庁に2基納入した機雷探知用UUVを公表した。 海上自衛隊も採用するという。
 IHI社は海上自衛隊と全長5m、重量990kgで、深度3,000mまでを4ktで24時間潜航できる機雷探知用UUVも開発しており、2024年には少なくとも1基が装備されるという。
 このUAVはやはりIHI社が開発した半潜航型のUSVと合わせて使用される。
2023.03.29 Jane's Defence Weekly Japan set to start producing hypersinic glide vehicles <2305-032906>
 DSEI Japan 2023で
ATLAが、令和5年度にHVGPHGVATLAのATLA呼称)のLRIPに入ることを明らかにした。
 HVGPのLRIPはMHI社が行う。
2023.03.29 Jane's Defence Weekly Japan evaluates new amphibious assault vehicle <2305-032905>
 DSEI Japan 2023で
ATLAが、MHI社が開発しているAAV試験を実施中であることを明らかにした。
 開発中のAAVは12MBと名付けられた水冷12気筒4サイクル3,000馬力のエンジンを搭載し、南方諸島を想定した珊瑚礁の海岸を走行できることが求められている。
【註】
 エンジン出力を3,000馬力としているが10TKが1,200馬力、90TKが1,500馬力で、AAV7は600馬力であることから間違いと見られる。
2023.03.29 Jane's Defence Weekly Kawasaki reveals details of 'Island Defence' long-range cruise missile <2305-032904>
 DSEI Japan 2023の会場で川崎重工業 (KHI) が新型長距離CMを公表した。 同社は数年間にわたり開発を行っており、2020年代後半での装備化を目指しているという。  ミサイルは全長6~10m、射程1,000km以上、速度Mach 0.8で、KHIは全長950mm、重量90k、推力365kgfのKJ300 2胴型ターボファンエンジンを開発している。
【註】
 この記事ではKHI社がCMを開発しているが如き記述になっているが、CMを開発しているのはMHI社でKHI社はそのエンジンを開発している。
2023.03.29 Jane's Defence Weekly Kongsberg ready to deliver initial JSMs <2305-032903>
 Kongsberg社がDSEI Japan 2023の会場で
JSM最初の生産分が間もなく航空自衛隊に納入されF-35Aに装備されると述べた。
2023.03.29 Jane's Defence Weekly ATLA ramps up hypersonic anti-ship weapon project <2305-032902>
 防衛装備庁 (
ATLA) が千葉市で開かれたDSEI Japan 2023展で3月15日、スクラムジェット推進極超音速対艦ミサイルの開発を推進していることを明らかにした。 開発は4月に開始され、飛翔試験は2~3年後に行われる。 計画名は2019年にHCMからSHWに変わっている。
 ATLAはこれとは別射程数百㌔のHVGP計画も進めている。 HVGPは2026年に装備化するが能力向上型は2030年代初期に装備される。
 ATLAはSHWとHVGPはいずれもMHI社が担当することになる。 MHI社は長崎の開発センタにMach 5以上を模擬できる極超音速風洞を設置している。
2023.03.29
 18:33
時事通信

(Yahoo)

装備移転見直し、近く自公協議 <2304-032911>
 公明党の高木政調会長が29日の記者会見で、防衛装備移転三原則の見直しに向けた自民党との協議を近く開始すると明らかにした。
 米欧がウクライナに殺傷能力のある兵器を供与していることに関し、「日本の支援の在り方は、欧米各国と同じでなくてもいいのではないか」と述べ、慎重な議論を求める考えも示した。
2023.03.28
 21:00
共同通信

(Yahoo)

日米比、台湾有事に備え安保協議創設へ <2304-032819>
 フィリピンのアニョ国家安全保障補佐官や米政府筋が28日、日米比3ヵ国が安全保障担当高官による協議の枠組みを創設する方針を固めたことを明らかにした。 アニョ氏側近は岸田政権から提案を受けたと述べた。 4月にも初会合の開催を検討している。
 日米には東・南シナ海で軍事活動を活発化させる中国への抑止力を強化し、台湾有事への備えも進める狙いがある。
2023.03.28
 20:07
共同通信

(Yahoo)

中国艦が日本海へ北上、米空母の情報収集か <2304-032818>
 防衛省が28日、中国海軍の情報収集艦1隻が対馬海峡を通過し、東シナ海から日本海へ北上したと発表した。
 防衛省によると、情報収集艦は27日13:00頃に五島列島の西160kmを航行し、28日には対馬海峡を北東に抜けた。
 米空母Nimitzの韓国入港や実施が想定される日米韓共同訓練などの動向を探るのが目的の可能性がある。
2023.03.28
 15:24
FNN Prime

(Yahoo)

過去最大114兆円超 来年度予算が成立 防衛費の大幅増額など影響 <2304-032812>
 一般会計の総額が過去最大の114兆3,812億円の令和5年度予算案が、28日に参院本会議で可決され成立した。
2023.03.27
 22:27
産経新聞

(Yahoo)

中国のミサイル駆逐艦など3隻が鹿児島・大隅海峡を航行 防衛省発表 <2304-032710>
 防衛省統合幕僚監部が27日、中国海軍駆逐艦とフリゲート艦、補給艦各1隻が25日から26日にかけて、種子島付近の海域から東シナ海へ向けて航行したと発表した。
 防衛省によると、3隻は25日19:00頃に種子島の東70kmの海域を西へ進んでいるのが確認され、26日にかけて大隅海峡を南西進し、東シナ海へ向かった。
2023.03.27
 11:21
産経新聞

(Yahoo)

防衛装備輸出「侵略受けた国の支援に重要」 岸田首相 <2304-032708>
 岸田首相が27日午前の参院本会議でロシアによるウクライナ侵攻を踏まえた防衛装備品の海外輸出について「インド太平洋地域の平和と安定のため、わが国にとって望ましい安全保障環境の創出や侵略を受けている国の支援のために重要な政策的手段だ」と述べた。
 防衛装備品の輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」の運用指針見直しについても「結論を出していかなければならない」と強調した。
2023.03.25
 21:00
共同通信

(Yahoo)

全イージス艦にトマホーク搭載へ 計8隻、27年度までに改修方針 <2304-032513>
 政府関係者が25日、海上自衛隊のAegis艦8隻全てを令和9年度までに改修して、Tomahawkを搭載可能にする方針を固めたことを明らかにした。 長射程ミサイルの配備先をできるだけ増やす狙いがある。
 政府は400発を購入する方針で5年度予算案に取得費を計上し8年度から配備するとしているとしているが、前倒しできないか米側との協議も視野に入れている。
2023.03.25
 15:00
讀賣新聞

(Yahoo)

「防衛装備移転」見直し、5月協議で与党調整…対象の拡大が焦点 <2304-032510>
 複数の政府・与党関係者が、自民、公明両党はが防衛装備品の海外輸出に関する条件を定めた「防衛装備移転3原則」の運用指針の見直しに向け、5月にも協議を行う方向で調整に入ったことを明らかにした。 2022年末に改定した国家安全保障戦略では、運用指針を含めた制度の見直し方針が明記されている。
 ウクライナへ米欧が軍事支援を強化する中、移転可能な装備品の対象をどこまで拡大するかが焦点となるが、現行の指針では、安全保障面での協力関係がある国に輸出できる装備品は、救難、輸送、警戒、監視、掃海の5分野に限定されており、ウクライナへの装備品提供は、不用品を開発途上地域の政府に譲渡できるとする自衛隊法116条の3に基づいて行うと指針で定められていて、武器や弾薬は認められていない。
2023.03.25
 10:06
共同通信

(Yahoo)

首相、前中国大使の離任面会断る 世論硬化に配慮、異例の対応 <2304-032506>
 複数の日中関係筋が25日、2月末に帰国した中国の孔前駐日大使からの岸田首相に対する離任挨拶の申請を政府が断っていたことを明らかにした。
 歴代大使の大半は離任時に首相面会を受けており、岸田政権の対応は異例で、硬化する国内の対中世論に配慮したという。
2023.03.24
 21:21
共同通信

(Yahoo)

軍事転用技術の流出防止で新基準 JAXA、中ロ研究者ら排除 <2304-032413>
 軍事転用可能な技術情報などの流出を防止するため、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の「宇宙科学研究所」が外国人研究者や学生の受け入れに新たに基準を設け、中国は一部の特例を除いて排除するほか、ロシアや北朝鮮については例外なく不可と位置づけたことが24日、関係者への取材で分かった。
 先端技術の保護や重要物資の供給網確保といった政府の経済安全保障強化を踏まえた決定で、2022年9月に運用を始めたとしている。
2023.03.24
 09:22
Abema Times

(Yahoo)

ウクライナへの600億円余りの追加支援 地雷除去の建機など供与へ <2304-032405>
 岸田首相が23日の参議院予算委員会で、ウクライナに対する600億円余りの追加支援について、地雷の除去がれきの処理のため車両や建設用機械を提供する考えを示した。
 また、外務省は、ロシアによるインフラ施設への攻撃などで不足するエネルギーの確保に向け、ガスタービンや移動用の変電設備などの支援を行うと明らかにした。
2023.03.23
 11:32
聯合ニュース

(Yahoo)

海自哨戒機へ「レーダー照射なかった」 日本側が威嚇飛行=韓国国防相 <2304-032305>
 韓国の李国防部長官が23日国会国防委員会で野党議員の質問に、2018年12月に韓国海軍艦が海上自衛隊の哨戒機に
FCSレーダを照射したと日本側が主張している問題について、「われわれの立場はレーダを照射しなかったというもので、日本の立場はレーダを照射したというもの」と述べ、日本の主張を改めて否定した。 「哨戒機が威嚇飛行したのは間違いない」とも語った。
2023.03.22 Jane's Defence Weekly MQ-9B trial to assess replacement of ISR manned aircraft <2305-032205>
 防衛省が有人航空機の
ISR機能の一部をUAVに置き換えようてしてMQ-9B Sea Guardianの試験を検討している。
 海上自衛隊は現在Boeing社製P-1 Poseidon 33機、P-3C Orion 44機、EP-3 5機、OP-3C 4機などの有人機86機を装備している。
【註】
 記事中で「Boeing社製P-1 Poseidon」としているのは、国産のP-1と米海軍P8Aを混同している。
2023.03.22 Jane's Defence Weekly US approves possible sale of five E-2D Advanced Hawkeyes to Japan <2305-032204>
 米国務省が$1.381Bと見積もられるE-2D
AEW&C 5機の対日FMS売却を承認した。
 E-2Dの対日売却は2018年11月の契約で2019~2020年に4機、2022年末に5機目が納入されており、米国務省は対日用として2019年9月に更に9機を$1.4BでNorthrop Grumman社に発注している。
2023.03.22
 19:20
CNN

(Yahoo)

ウクライナ訪問の岸田首相、殺傷能力のない装備品の支援に40億円 <2304-032210>
 NHKが、ウクライナの首都キーウを電撃訪問した岸田首相がゼレンスキー大統領との共同記者会見で21日、殺傷能力のない装備品の供与支援に$30Mの資金を拠出すると表明したと報じた。
2023.03.22
 11:16
テレ朝 News

(Yahoo)

「力による領土取得は容認できない」ロシア軍の無条件撤退を要求 日ウクライナ首脳が共同声明 <2304-032205>
 ウクライナを訪問した岸田首相はゼレンスキー大統領と会談し、ロシア軍の無条件の撤退要求などを盛り込んだ共同声明を発表した。
 共同声明で両首脳は「ロシアによる違法な侵略を可能な限り最も強い言葉で非難した」と強調し、ウクライナ全土からの「即時かつ無条件の撤退」を要求した。
 また、この侵略がヨーロッパだけでなくインド太平洋地域でも直接的な脅威となっているとの認識を示し、「力による領土の取得は容認できない」とした。
2023.03.21
 19:10
TBS News

(Yahoo)

ロシア爆撃機が日本海上空を7時間飛行 岸田総理がウクライナ訪問する中… 核兵器が搭載可能な長距離戦略爆撃機「ツポレフ95MS」が2機 <2304-032117>
 ロシア国防省が21日、Tu-95MS 2機が日本海の上空を飛行したと発表し、その映像を公開した。 飛行は7時間以上におよび、戦闘機の護衛がついたとしている。
 岸田首相がこの日ウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領との会談に臨もうとする中、ロシア側の発表には日本を牽制する狙いがあるとみられる。
2023.03.21
 18:09
TBS News

(Yahoo)

「何が起きているかよくわからない」記者団同行の外務省担当者も混乱 岸田総理のウクライナ電撃訪問 <2304-032115>
 インドを訪問中だった岸田首相ウクライナ行きについては、記者たちを煙に巻いていた。 同行記者にも知られぬよう準備は極秘で進められ、岸田首相は政府専用機を使わずにプライベートジェットでポーランドに向かったものと思われる。
 岸田首相はウクライナ訪問について、「まだ何も具体的に決まったものはない。引き続き検討を続ける」と述べていないが、日本時間の昼前、状況が一変し「岸田総理がウクライナを電撃訪問」との速報が流れた。
 インドに同行していた記者団が、外務省の担当者に説明を求めたが、「現時点で私も何が起きているか、率直なところよくわからない」と述べた。
2023.03.21
 14:01
日テレ News

(Yahoo)

岸田首相、ウクライナ“極秘”訪問 プライベートジェットから深夜に列車へ <2304-032112>
 岸田首相がウクライナを電撃訪問している。 岸田首相は、日本時間07:40頃にプライベートジェットでポーランド東部のジェシュフにある空港に到着した。 到着15分後には岸田首相が乗った黒色のセダンを含め、少なくとも5台の車列が空港内を走る様子を確認することができた。
 その後1時間かけて国境付近にあるプシェミシル駅へと移動した。
2023.03.21
 03:19
Defense News US, Japan exploring partnership on hypersonic missile interceptor <2304-032101>
 米MDA長官のヒル海軍中将がワシントンで開かれたMcAleese & Associates主催の会議で3月15日、
GPI開発を日米が共同で行うと述べた。
 MDAは2022年6月にGPIの開発をRaytheon社とNorthrop Grumman社に発注しており、FY24にGPIの開発費として$209Mを要求している。
2023.03.21
 00:11
共同通信

(Yahoo)

中国艦、南西諸島を周回か 東シナ海と太平洋往復 <2304-032106>
 統合幕僚監部が20日、中国海軍のフリゲート艦1隻が16日から19日にかけて、鹿児島県から沖縄県にかけての南西諸島付近を周回するように航行し、東シナ海と太平洋を往復したとみられると発表した。
 フリゲート艦は16日に奄美大島付近を通過し、東シナ海から太平洋に移動した。 18日午前には、石垣島の南西120kmを西向きに航行し、与那国島と台湾の間を北東に進んで、19日には尖閣諸島魚釣島の西80kmを北寄りに東シナ海へ向かった。
【註】
 記事にある統幕が公開したとされる画像にある艦番号515からすると、このフリゲート艦はType 054Aの浜州と思われる。
2023.03.20
 19:55
Focus 台湾 台湾と日本の与党が外務・防衛協議 21日に初の対面式で <2304-032007>
 台湾民進党が21日、自民党と外務防衛分野での連携について初の対面式協議を台湾で開催する。 民進党関係者によれば、協議では日本の安全保障関連3文書の内容の他、台湾の軍事改革や米国との軍事交流の進展、インド太平洋と台湾海峡の情勢などに重点が置かれる見通しである。 自民党からは外交部会長の堀井参院議員と国防部会長の国場衆院議員が参加する。
 両党議員の2-plus-2外交で、2021年8月に初開催され、同年12月には外交や経済分野での2-plus-2も行われたが、いずれもオンライン形式での開催だった。
2023.03.20
 18:43
毎日新聞

(Yahoo)

岸田首相、インド太平洋地域への支援拡充表明 30年までに9.8兆円超 <2304-032006>
 インドを訪問中の岸田首相が20日、インド外務省で政策スピーチに臨み、法の支配などを重視する自由で開かれたインド太平洋 (
FOIP) の新たな推進計画を発表した。
 グローバルサウスと呼ばれる途上国や新興国が多くを占めるインド太平洋地域のインフラ支援として、2030年までに官民で$75B(9兆8,000億円)以上の資金を投入すると表明した。
2023.03.20
 16:31
共同通信

(Yahoo)

日印首脳、法に基づく国際秩序堅持へ連携 <2304-032005>
 岸田首相とモディ印首相が20日の首脳会談で、法の支配に基づく国際秩序堅持のため連携する方針を確認した。
 岸田首相が会談後の共同記者発表で明らかにした。
2023.03.20
 12:54
乗りものニュース

(Yahoo)

海自向け最新潜水艦「はくげい」就役 リチウムイオン電池搭載で高性能! 川崎重工・神戸 <2304-032003>
 防衛省は3月20日、川崎重工神戸工場で、たいげい型潜水艦の2番艦はくげいの引渡式および自衛艦旗授与式を実施した。
 はくげいは全長84.0m、幅9.1m、深さ10.4m、基準排水量は3,000tで、ディーゼル推進の通常動力型潜水艦としては世界最大級である。
2023.03.19
 17:36
共同通信

(Yahoo)

自衛隊と米軍、3日連続共同訓練 北ミサイル発射で、戦略爆撃機も <2304-031906>
 統合幕僚監部が19日、自衛隊と米軍が同日にB-1B 2機と戦闘機による共同訓練イージス艦同士の訓練を、日本海で相次いで実施したと発表した。 戦闘機訓練には千歳基地からF-15、米空軍からF-164機ずつ参加し、Aegisイージス艦訓練には18日と同様、護衛艦あたごと駆逐艦Miliusが参加した。
 北朝鮮が16日のICBMなどミサイル発射を繰り返していることを踏まえ、日米による3日連続の対応措置で、防衛省は「あらゆる事態に対処する強い意思や即応態勢を確認し、共同作戦能力を強化した」としている。
2023.03.18
 22:21
讀賣新聞

(Yahoo)

日米艦艇「あたご」「ミリウス」、日本海で共同訓練…北朝鮮のミサイル発射受け <2304-031818>
 防衛省が18日、北朝鮮が16日にICBM 1発を発射したことを受け日本海で日米艦が共同訓練を実施した。
 統合幕僚監部によると、訓練には護衛艦あたごと駆逐艦Miliusの2隻が参加し、情報を共有しながらミサイルの発射に対応する手順を確認した。
2023.03.18
 19:26
TBS News

(Yahoo)

日独「政府間協議」を初開催 経済安全保障で連携 <2304-031816>
 ショルツ独首相と閣僚6人が訪日し、岸田首相らとの間で初めての政府間協議を開いた。 初会合では、経済安全保障が主な議題となった。
 これに先立ち、総理公邸では、岸田首相とショルツ首相による首脳会談も行われた。
2023.03.18
 18:50
時事通信

(Yahoo)

日独 ACSA へ調整加速 防衛相会談 <2304-031815>
 浜田防衛相が18日、ピストリウス独国防相と防衛省で会談し、自衛隊と独軍の間で燃料や弾薬を相互に融通し、共同訓練をしやすくする法的枠組みの交渉開始に向け、調整を加速することを確認した。
 日本側は米国などと結んでいる物品役務相互提供協定 (
ACSA) を念頭に置く。
2023.03.18
 09:08
時事通信

(Yahoo)

陸自石垣駐屯地に弾薬搬入 ミサイルか、輸送艦が入港 沖縄 <2304-031809>
 陸上自衛隊石垣駐屯地に弾薬を搬入する作業が18日に始まった。
 弾薬を載せた車両を甲板に並べた海上自衛隊の輸送艦おおすみが07:00頃に石垣港に入港した。 駐屯地に配置されたミサイル部隊の12式地対艦誘導弾03式中距離地対空誘導弾を含むとみられる。
2023.03.18
 07:48
Military Times Navy's MQ-4C Triton wraps up deployment to U.S. 7th Fleet <2304-031806>
 インド太平洋軍に巡回配置されていた米海軍のMQ-4C Triton HALE UAVを装備した第19無人哨戒飛行隊がフロリダ州のJacksonville基地に帰還した。 ただ早晩、インド太平洋地域に戻ると見られる。
 
EOC段階にあったMQ-4Cは2020年からグアムのAndersen AFBに派遣され、その後岩国及び三沢に移り戦術や技術及び操作手順などの確認を行ってきた。
2023.03.17
 19:45
テレ朝 News 北朝鮮の弾道ミサイル発射受け 自衛隊と米軍が共同訓練実施 <2304-031708>
 北朝鮮が16日にICBMを発射したことを受け、防衛省は自衛隊と米軍が共同訓練を実施したと発表した。
 防衛省によると、今回の共同訓練には航空自衛隊のF-15 4機と米空軍のF-16 4機が参加した。
2023.03.16 National Defense JUST IN: Japanese company creates Float Plane Drone <2304-031626>
 幕張メッセで3月15日に開幕したDSEI Japan展で、(註:福島県相馬市のUAV企業)スペースエンターテインメントラボラトリー社が、小型と中型のUAV水上機ハマドリを展示した。
 小型のハマドリ3000は翼端長10ftで波高6ftでの離着水可能で、35ktで120分、95哩飛行できる。
 双発のハマドリ6000は陸上及び波高9ftまでの水上から離着陸/水し、翼端長20ft、搭載能力22-lb、60ktで480分460哩飛行できる。
2023.03.16 National Defense JUST IN: Former Kimono maker now spinning counter-EW fabric <2304-031625>
 幕張メッセで3月15日に開幕したDSEI Japan展で京都の着物企業ミツフジ社が、電磁波を遮断する繊維を展示した。
2023.03.16 National Defense JUST IN: Future jet fighter could be held together with 'glue' <2304-031624>
 幕張メッセで3月15日に開幕したDSEI Japan展で三菱重工の構造設計の加茂氏が、日英伊が開発を進めている
GCAP機体表面は現在の戦闘機と大きく異なり、部材の接合には特許の黄色い接着剤が使われると述べた。
2023.03.16
 20:23
時事通信

(Yahoo)

次期戦闘機開発で協力 日英伊防衛相 <2304-031620>
 浜田防衛相が16日、ウォレス英国防相クロゼット伊国防相と防衛省で日英伊防衛相会談を行った。
 3ヵ国は2022年12月に次期戦闘機の共同開発で合意しており、会談では開発成功に向けた協力深化を確認した。 会談には開発主体となる日本の三菱重工業、英BAEシステムズ、伊レオナルドの幹部も同席した。
 3ヵ国は2024年までに基本設計をまとめ、2035年までに配備を目指す。
2023.03.16
 18:20
共同通信

(Yahoo)

日本レーダーで監視強化へ 米宇宙軍、中国衛星加速で <2304-031617>
 米宇宙統合軍で国際協力やAI活用を統括するモアハウス准将が16日に都内で共同通信と単独会見し、中国が軍事利用が疑われる人工衛星の打ち上げを加速させているとして強い懸念を示した上で、日本が導入する新型レーダを活用して衛星探知やデブリに関する情報共有の強化に取り組むと表明した。 また「特定の国に宇宙を支配させてはならない」と各国に連携を訴えた。
 中国では、Space X社など民間主導で宇宙開発を進める米国と異なり、軍が開発を仕切っている現状を踏まえ「中国の衛星の大半は軍事転用が可能だ」と指摘した。
2023.03.16
 17:48
毎日新聞

(Yahoo)

日韓首脳会談 岸田首相「シャトル外交再開で一致」 <2304-031616>
 岸田首相が16日、来日した韓国の尹大統領と首相官邸で会談した。 岸田首相は「シャトル外交の再開で合意した」と述べた。
 韓国大統領の来日は、大阪で開かれたG20サミットに文前大統領が出席した2019年以来4年ぶりで、国際会議に合わせずに来日するのは、2011年の李元大統領以来12年ぶりになる。
2023.03.16
 14:40
聯合ニュース

(Yahoo)

韓国国防部 海自哨戒機問題で「望ましい解決策を模索」 <2304-031613>
 韓国国防部報道官が16日の定例会見で、2018年12月に韓国海軍の艦艇が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダを照射した件が今も未解決の問題について「徴用問題と無関係の事案ながら、今後の日韓の信頼関係回復を考慮し望ましい解決策を模索していく」と述べた。
 韓国政府が先ごろ徴用賠償問題を巡る解決策を発表し、この日に尹大統領が訪日して首脳会談を行うにあたり、記者団から日韓間の国防分野の懸案に対する国防部の立場を問われ答えた。
2023.03.16
 14:32
Aviation Wire

(Yahoo)

次期戦闘機、三菱電機がレオナルドなどと協業契約 アビオニクスを共同開発 <2304-031612>
 幕張メッセで3月15日に開幕したDSEI Japan展で、三菱電機とLeonardo UK、LeonardoとElettronicaの4社が同日、日英伊3ヵ国が共同開発する次期戦闘機計画で、ミッションアビオニクスシステムの開発担当企業として協業契約を締結したと発表した。
 三菱電機は国産戦闘機F-2用アビオニクスの開発と生産を手掛け、次期戦闘機でも複数の開発プロジェクトに参画している。
 Leonardo UKは2018年に設立された英国のTeam Tempestの創設メンバーで、第6世代戦闘機の技術開発に携わっている。 三菱電機とレオナルドUKは、2018年からレーダの共同開発に取り組んでおり、協業の実績がある。
2023.03.16
 14:13
日テレ News

(Yahoo)

石垣島に陸自・駐屯地を開設 地対艦・地対空ミサイル部隊も配置 南西諸島の防衛強化へ <2304-031611>
 陸上自衛隊石垣駐屯地が16日に開設された。
 石垣駐屯地は、面積およそ47ha、隊員数およそ570名で、駐屯地内に弾薬庫を備え、基地の警備隊のほか、地対艦と地対空のミサイル部隊が配置さた。
2023.03.16
 13:33
産経新聞

(Yahoo)

陸上自衛隊第11旅団 「第11情報隊」を新設 <2304-031610>
 陸上自衛隊第11旅団が16日、真駒内駐屯地で第11情報隊の編成完結式を行った。 第11情報隊は50名で編成で旅団司令部が作戦を展開する際の情報業務を支援するほか、UAVなどによる情報収集と分析などを行う。
 情報収集や分析などを専門的に行う新設部隊で、道内では第2師団に次いで2ヵ所目で、国内では6ヵ所目となる。
2023.03.16
 13:07
Inside Defense U.S. considering co-development role for Japan on 'front end' of hypersonic-killing interceptor <2304-031609>
 米MDA長官のヒル海軍中将が3月15日、国防総省が
GPI開発を加速するため日本の参画を希望し、両国の国防関連企業間で調整を進めていると述べた。
2023.03.15 Jane's Defence Weekly JMSDF seeks improved variant of Mogami-class frigate <2305-031503>
 3月7日に行われた、もがみ型四番艦みくまの就役式典で海上自衛隊が、次期多目的護衛艦の建造を計画していることを明らかにした。
 もがみ型は22隻建造される計画であったが令和5年度間までの12隻だけに留め6年度以降30FFMを元にした新型10隻の建造に移るという。
2023.03.15 National Defense Sensors key part of new U.K.-Japan-Italy fighter jet program <2304-031513>
 日米伊が3月15日に千葉で開かれたDSEI展で、2022年12月に合意した英国のTempestと日本のF-3計画を統合する
GCAP9ftモデルを展示した。
 三菱電機の洗井防衛事業部長は、従来航空機の開発で開発経費と能力の10~15%であったが、GCAPでは開発コストの1/4を電子関係が占め、能力の1/2を電子装備が占めると述べていた。
2023.03.15
 16:46
NHK News 海上自衛隊 インド洋で米・英・仏など8か国共同訓練 <2304-031511>
 海上自衛隊は、米仏など合わせて8ヵ国による共同訓練をインド洋で行ったと発表した。 海上自衛隊からは護衛艦1隻が参加した。
 海上自衛隊によると、インド洋での共同訓練はフランス海軍の主催で14日までの2日間行われ、米英豪加印NZも含め合わせて8加国が参加した。
 この共同訓練は、2019年からインド太平洋地域で行われていて、海上自衛隊は初回から参加しているが、8ヵ国の参加はこれまでで最多という。
2023.03.15
 12:44
NHK News 防衛省 ASEAN の防衛当局と「ホットライン」運用開始 <2304-031509>
 日本とASEANの防衛当局による対面での次官級会合4年ぶりに開催され、冒頭、井野防衛副大臣が日本とASEAN諸国の防衛当局の担当者との間で連絡を取り合うホットラインの運用を15日に開始したことを明らかにした。
 ASEANが加盟国以外とホットラインの運用を始めるのは日本が初めてである。
2023.03.14
 10:37
産経新聞

(Yahoo)

NATO 要請でトルコへ輸送機 防衛相「意義深い」 <2304-031408>
 浜田防衛相が14日の記者会見で、トルコで発生した大規模地震に関し、NATOからの要請を受けパキスタンにあるテントなどの緊急援助物資をトルコへ輸送するために、KC-767 1機を派遣すると発表した。 NATOの要請による自衛隊の災害派遣は初めてである。
 浜田防衛相は自衛隊を派遣することについて「日本とNATOのパートナーシップを一層深化するものであり意義深いと考えている」と述べた。
 自衛隊輸送機はトルコでの地震被害に対する支援活動として、2月13~17日の間、国際緊急援助隊・医療チームの活動に必要な機材の輸送を行っている。
2023.03.12
 05:03
讀賣新聞

(Yahoo)

林外相、ソロモン諸島など太平洋島嶼国3か国訪問へ…影響力広げる中国に対抗 <2304-031202>
 複数の政府関係者が、林外相が3月18~22日の日程でソロモン諸島キリバスクック諸島3ヵ国を訪問する方向で調整に入ったことを明らかにした。
 訪問では「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力を確認すると共に、島嶼国が重視する気候変動対策やインフラ整備などの支援を通じ、関与を強める考えを伝える見通しで、防衛交流の拡大を打ち出すことも検討している。
 いずれも日本の外相が訪れるのは初めてで、太平洋島嶼国との連携を重視する姿勢を示し、この地域で影響力を拡大する中国に対抗する狙いがある。
2023.03.11
 21:02
共同通信

(Yahoo)

防衛関連の4経費は計1兆円 27年度の政府見込み判明 <2304-031111>
 複数の政府関係者が11日、防衛力の抜本的強化に向け令和9年度に防衛関連の研究開発や公共インフラ整備など4経費で計約1兆円を見込んでいることを明らかにした。
 防衛費本体や海上保安庁予算などと合わせ、岸田首相が打ち出したGDP比2%の実現を目指す
 首相はGDP比2%に向け、9年度に防衛力整備計画対象経費を8兆9千億円程度確保すると表明した。 関係者によると、他に米軍再編経費などが約2千億円、海上保安庁や国連平和維持活動予算などが計約9千億円で、防衛関連4経費の約1兆円を加えると、安保関連経費は約11兆円となる。
 4経費は、他にサイバー安保と、抑止力向上のための国際協力の2分野で、2022年12月に閣議決定した国家安全保障戦略に、防衛力を補完する取り組みとして関係省庁で推進すると明記された。
2023.03.09
 06:00
共同通信

(Yahoo)

北朝鮮ミサイル発射、即時共有へ 日米韓局長、4月中旬協議 <2304-030904>
 関係者が8日日米韓3ヵ国が、北朝鮮のBM発射情報の即時共有に向け、防衛当局局長級の「日米韓防衛実務者協議 (DTT)」を4月中旬にワシントンで開催する方向で調整に入ったことを明らかにした。
 2022年11月の3ヵ国首脳会談で即時共有方針で一致していたが、具体的な高官協議に入れていなかったが、日韓が元徴用工訴訟問題の解決策で合意し関係改善機運が高まっていることを受け、米国を中心にした3ヵ国の防衛協力を進展させる。  局長級のDTTは2020年5月以来。現在、ミサイルの発射から着弾までを探知するため、日米、米韓はそれぞれの間でシステムが連接しているが、日韓間はリアルタイムでの情報共有ができていない
2023.03.09
 05:05
讀賣新聞

(Yahoo)

日英伊防衛相が16日会談へ…共同開発する次世代戦闘機の協議加速で一致見通し <2304-030903>
 複数の日本政府関係者が、日英伊3ヵ国は16日に東京都内で防衛相会談を行う方向で最終調整に入ったことを明らかにした。
 3ヵ国が共同開発する次世代戦闘機を巡る協議を加速し、防衛協力の更なる拡大を目指す方針で一致する見通しである。
 浜田防衛相と英国のウォレス国防相、イタリアのクロゼット国防相が出席するほか、開発を担当する三菱重工業とBAE Systems社、Leonardo社の幹部も同席を予定している。
2023.03.09
 01:19
Defense News US approves nearly $1.4 billion Hawkeye aircraft sale for Japan <2304-030902>
 米国防安全保障協力局 (
DSCA) が23月7日、国務省がE-2Dを$1.4BのFMS日本へ売却することを承認したと発表した。 契約にはAPY-9レーダやAN/AYK-27航法表示装置なども含まれる。
【註】
 E-2DはE-2C後継として既に4機を取得しており、令和5年度予算でも5機が要求されている。
2023.03.07
 21:05
時事通信

(Yahoo)

対ロ制裁、モルドバ支援で連携 日ルーマニア首脳会談 <2304-030714>
 岸田首相が7日、訪日中のルーマニアのヨハニス大統領会談し、対露制裁やウクライナ支援で連携強化を確認した。 また両国関係を戦略的パートナーシップに格上げすることについて合意した。
 両首脳は共同声明で、ロシアによる政権転覆工作が取り沙汰されるモルドバへの支援が重要だとの認識を共有すると共に、「自由で開かれたインド太平洋」実現へ協力する方針でも一致した。
 共同記者発表で首相は「欧州とインド太平洋の安全保障を分けて議論することはできない」と強調し、大統領は「緊密に連携していきたい」と歓迎した。
2023.03.07
 20:54
共同通信

(Yahoo)

空自、米爆撃機と連日訓練 F35 投入、北朝鮮けん制 <2304-030713>
 航空自衛隊が7日、米空軍のB-1 2機と空自の戦闘機による共同訓練を2、3日に日本海で実施したと発表した。 空自は三沢基地のF-35A 4機などを投入し、各種戦術を訓練したとしている。
 空自によると、2日の訓練には百里基地と築城基地のF-2が参加し、3日は小松基地のF-15と築城のF-2も参加した。
2023.03.07
 17:57
産経新聞

(Yahoo)

防衛省「影響を確認」 同省センサー搭載の H3 ロケット発射失敗 <2304-030712>
 防衛省の青木報道官が7日の記者会見で、H-3初号機打ち上げ予定だった先進光学衛星「だいち3号」に防衛省が研究開発中の赤外線センサーが搭載されていたことに関連し、ロケットの発射失敗を受けて「防衛省として、どのような影響があるのかしっかりと確認をして適切に対応していきたい」と述べた。
 防衛省は、宇宙空間での実証結果を踏まえ、BMの発射探知などへの活用を可能性を探る予定だった。
2023.03.07
 17:07
時事通信

(Yahoo)

「離島防衛」期待増78% ミサイル対応も、危機感反映か 内閣府調査 <2304-030711>
 内閣府が7日、「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」の結果を公表した。 自衛隊に期待する役割を複数回答で聞いたところ、「周辺海空域や島々に対する攻撃対応など国の安全確保」と答えた人が78.3%で、2018年の前回調査より17.4%増加した。
 自衛隊に期待する役割で最も多かったのは、前回同様「災害派遣」88.3%(前回比9.1%増)だった。 他は「日本が武力攻撃を受けた時の国民保護」77.7%(前回選択肢なし)、「弾道ミサイル攻撃への対応」55.7%(同15.5%増)が上位を占め、周辺国による日本への攻撃に危機感が強まっていることをうかがわせた。
 自衛隊の規模を巡っては「今の程度でよい」が53.0%(同7.1%減)と最多で、「増強した方がよい」は41.5%(同12.4%増)だった。
2023.03.07
 17:00
テレ朝 News

(Yahoo)

自衛隊「増強した方がよい」過去最高に 内閣府「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」 <2304-030710>
 内閣府の世論調査で自衛隊を「増強した方がよい」と考える人が初めて4割を超え、調査開始以来、最も多くなったことが分った。
 自衛隊の規模について尋ねたところ「増強した方がよい」と答えた人は41.5%で、調査方法が異なるため単純比較はできないものの、2018年1月の前回調査から12.4増え、同じ趣旨の質問が設けられた1991年以来、最高となった。
 一方、「今の程度でよい」と答えた人は依然、半数を超えているが、前回調査より7%減った。
2023.03.07
 17:00
TBS News

(Yahoo)

“自衛隊への関心”過去最高の78.2% 戦争の可能性・約9割…自衛隊に関する世論調査の結果公表 ウクライナ侵攻など反映か <2304-030709>
 内閣府が実施した自衛隊に関する世論調査で、自衛隊に関心がある人が過去最高の78.2%だった。
 内閣府によると、「自衛隊について関心があるか」という問いに対し、「関心がある」と答えた人は78.2%で、「関心がない」と答えた人20.2%の4倍近くとなった。
 また「現在の世界の情勢から考えて、日本が戦争を仕掛けられたり、戦争に巻き込まれたりする危険があると思うか」と聞いたところ、「危険がある」と答えた人は86.2%と9割に近い結果となった。
2023.03.07
 12:16
長崎放送

(Yahoo)

三菱重工長崎造船所で建造 新型護衛艦「みくま」引き渡し式 <2304-030707>
 三菱重工長崎造船所で7日、海上自衛隊の新型護衛艦みくまの引渡式が行われた。
 みくまは防衛省が10隻の建造を予定しているもがみ型護衛艦の4番艦である。
【註】
 12隻の建造が計画されていたもがみ型護衛艦 (FFM) は平成30年度以降、毎年2隻ずつ建造され、みくまの就役で4隻が就役、6隻が建造中になる。
 令和5年度予算案にも2隻の建造が計上されていることから、これで12隻の建造が終わり、6年度以降は哨戒艦12隻の建造が始まる。
2023.03.06
 19:13
日経新聞 フィリピンで大型巡視船の整備訓練 対中国 海保が支援 <2304-030606>
 フィリピン沿岸警備隊が6日、海上保安庁の支援を受けて大型巡視船の整備能力を高める訓練をマニラで、日本がフィリピンに供与した全長97m級の大型巡視船で開始した。
2023.03.05
 23:36
讀賣新聞

(Yahoo)

陸自の「空白地域」石垣島に初の自衛隊配備、装甲車など車両150台搬入 <2304-030509>
 陸上自衛隊が5日、尖閣諸島や台湾からも近い石垣島で、16日に開設される石垣駐屯地の敷地内に車両を搬入した。 搬入は5日朝に始まり、石垣港に陸揚げされていた装甲車やトラックなどが10km離れた駐屯地まで走行した。
 防衛省関係者によると、搬入されたのは150両で、弾薬は駐屯地開設後に搬入される。
 政府は安全保障環境の変化を受け、長く陸自部隊の「空白地域」だった南西諸島で、2016年に与那国島2019年に宮古島と奄美大島に駐屯地を開設している。
2023.03.05
 08:21
共同通信

(Yahoo)

陸自、石垣島の新設駐屯地に車両 200台搬入、ミサイル発射機も <2304-030503>
 防衛省が5日、石垣島で今月新設される陸上自衛隊石垣駐屯地に車両を搬入した。 防衛省関係者によると、車両計200両の大半が同日中に運び込まれ、ミサイル発射機も含まれる。
 石垣への自衛隊配置は南西諸島の防衛力強化の一環で、駐屯地は定員570名、警備部隊のほか、03式中距離SAM12式地対艦誘導弾などを置く。 駐屯地では16日に編成完結式があり、18日にも弾薬が運び込まれる。
2023.03.04
 20:00
日経新聞 自衛隊、緊急発進に無人機活用 年内にも運用実験 <2304-030408>
 政府は日本の領空を侵犯する恐れに対処する自衛隊の緊急発進にUAVを活用する検討に入った。 艦船を追尾する試験を年内にも始め、実際の配備に向けて性能と運用を確認する。
 UAVを多用する中国やロシアに対応できる態勢を急ぐ。
2023.03.04
 01:30
日経新聞 原発・離島防衛に国産迎撃ミサイル 全国14部隊に導入へ <2304-030401>
 防衛省はBMや極超音速滑空兵器 (
HGV) による攻撃に対抗できる国産の迎撃弾を令和9年度までに新たに導入し、全国に14個地上部隊を配備し、原子力発電所などの重要インフラや南西諸島の拠点の防衛に役立てる。
 現有のPatriot PAC3を補完するため5年度から03式中距離地対空誘導弾(中SAM)を改良した新迎撃弾の試作に入る。
 新たな迎撃弾が加わり、防衛網は厚くなり、陸自の駐屯地など活用する施設の選択肢が広がる。
 HGVは大気圏内の高度20〜100kmの低空域をMach 5倍以上で飛ぶため、大気圏外で対応するSM-3は適さない。 このため全国の守りを固めるには遠方を滑空する段階で迎撃する能力の取得が急務で、日米両政府は1月の防衛相会談で極超音速ミサイルの迎撃技術を共同で研究すると合意している。
2023.03.03
 21:14
TBS News

(Yahoo)

ロシア 日本海で巡航ミサイル「カリブル」発射演習 日米などけん制か <2304-030314>
 ロシア国防省が3日、太平洋艦隊の潜水艦Petropavlovsk Kamchacky(註:Kilo級)が日本海でKalibr CMを水中発射する演習を行ったと発表し、映像を公開した。
 ミサイルは1,000km以上離れた極東ハバロフスク地方の演習場に設けられた標的に命中したという。
2023.03.03
 19:50
産経新聞

(Yahoo)

日米豪印「一方的行動に反対」 共同声明発表、中国の秩序挑戦に対抗 <2304-030313>
 日米豪印4ヵ国の枠組みQuadの外相会合をニューデリーで開き、東・南シナ海で威圧的行動を強める中国を念頭に、ルールに基づく秩序への挑戦に対抗するため「国際法の順守の重要性」を盛り込んだ共同声明を発表した。
 共同声明では、「現状変更や緊張を高めようとするいかなる一方的な行動にも強く反対」と明記し、係争地の軍事拠点化や海上民兵の使用に重大な懸念を表明した。
2023.03.03
 15:37
TBS News

(Yahoo)

日米豪印外相会合が共同声明 「ウクライナの平和」強調もロシア名指して非難せず <2304-030311>
 日米豪印4ヵ国の枠組みQuadの外相会合が3日開かれ、“ウクライナの平和の必要性を強調する”などとした共同声明を発表した。
 ただ、ロシアを名指しした非難は明記されなかった
2023.03.03
 12:12
日テレ News

(Yahoo)

“総額43兆5000億円”の防衛費 政府“残り1兆円超”の使いみち公開 <2304-030310>
 政府が、今後5年間で43兆5,000億円程度とした防衛費のうち、これまで内訳が公開されていなかった約1兆4,500億円の内訳を公開した。 42兆円あまりは内訳をを明らかにしていた。
 それによると、内訳は、「スタンド・オフ防衛能力関連」に2,000億円、「総合防空ミサイル防衛能力関連」に5,000億円、「機動展開能力・国民保護関連」に3,500億円、さらに「指揮統制情報関連機能関連」に4,000億円である。
2023.03.02
 15:05
Inside Defense DOD officials anticipate additional MLR in Indo-Pacific <2304-030211>
 米国防総省でアジア太平洋を担当するラトナー次官がFY24予算の主要項目としてして、米海兵隊が中国の脅威に増大に対応して、沖縄駐留の
MLRの他に、太平洋地域で近く新たなMLRを発足させると述べた。
2023.03.02
 11:00
日経新聞 自衛隊、陸海空の情報システム統一 統合運用へ段階的に <2304-030206>
 政府が令和5年度から陸海空3自衛隊の運用や作戦情報を一元集約する中央クラウドの整備を始める。 陸海空がそれぞれ個別のシステムで指揮統制に関する情報などを管理する現行の体制を改め、各部隊が連携する統合運用の強化につなげる。
 政府は米軍との窓口にもなる常設の統合司令部を数年以内に新設するが、まず国内の3自衛隊で情報を効率的に融通し合える態勢を整え、自衛隊と米軍の防衛協力をしやすくする。
 中央クラウドは機密管理のため外部のインターネット回線などとつなげない閉鎖システムとして運用する。 防衛装備品の備蓄や状況、部隊の運用計画などの情報を蓄積し、必要なときに権限を持つ防衛省職員や自衛官が閲覧できる仕組みを考えている。
2023.03.01 Jane's Defence Weekly Sukhoi secrets <2305-030103>
= 日印戦闘機の共同訓練に関する4頁の記事 =
・Regional alliances
2023.03.01
 15:21
Breaking Defense Saudi Arabia to join UK-led FCAS program after signing new military agreement <2304-030114>
 サウジアラビアが英国主導でイタリアとスウェーデンが参加する次期戦闘機計画
FCASに参加するとして、3月1日にLoIに署名した。
 しかしながらサウジとの合意は日英伊が進めるGCAP計画とはTempest次世代機は共通でもで、GCAP計画にスウェーデンは参画していない
2023.02.28
 21:23
TBS News

(Yahoo)

日米韓、経済安全保障で初会合 軍事転用が可能な技術や半導体なども議論 <2303-022812>
 日米韓3ヵ国がハワイで経済安全保障に関する初めての会合を開催し、日米韓の経済安全保障への関与や共通の利益について協議した。
 会合は2022年11月に岸田首相、バイデン米大統領、尹韓国大統領が発出した「インド太平洋における三か国パートナーシップに関するプノンペン声明」に基づき開催されたもので、日本からは国家安全保障局の幹部が出席した。
 会合では日米韓、三か国の共通の利益を促進するため、
 ・量子・宇宙技術を含む重要新興技術に関する協力
 ・半導体・電池・重要鉱物などのサプライチェーン強化
について協議した。 また、
 ・武器などに転用できる機微技術の保護
 ・信頼性のある自由なデータの運用
 ・強権国家による輸出停止
といった経済的威圧などについても話し合われたという。
2023.02.28
 20:45
びわ湖放送

(Yahoo)

国内で初めて 陸自・インド陸軍との共同訓練 <2303-022811>
 国内で初となる陸上自衛隊とインド陸軍との共同演習Dharma Guardianが2月17日から饗庭野演習場で行われている。
 演習陸上自衛隊80名インド陸軍40名が参加して、都市部でのテロを想定して市街地を模した訓練場で重火器は使用しないで行われている。
2023.02.28
 20:39
時事通信

(Yahoo)

タイで大規模合同軍事演習 日米など30カ国参加 <2303-022810>
 米国軍とタイ軍が主催し3月10日まで行われるアジア太平洋地域最大級の多国間合同演習Cobra Goldの開会式が28日にタイ中部のウタパオ海軍航空基地で行われた。 今年は初めて宇宙防衛関連の訓練を実施する。
 演習は米国、タイ、日本、韓国、インドネシア、マレーシア、シンガポールの7ヵ国が中核となり、30ヵ国から7,400名が参加する。 中国は人道支援訓練にのみ加わる。
2023.02.24
 15:30
日経新聞 装備輸出の指針改定「被侵略国支援の手段」 浜田防衛相 <2303-022410>
 浜田防衛相が24日の記者会見で、防衛装備品の輸出はウクライナのように国際法に反する侵略を受けている国への支援などのための重要な政策の手段になると述べ、防衛装備品の輸出に関する運用指針の改定に向けて与党と検討を進めるとしたうえて背、関係省庁とともに与党と調整を丁寧に進めると述べた。
 輸出の促進はインド太平洋地域で日本にとって望ましい安全保障環境を創出するのにも有用だと説明した。
2023.02.24
 00:30
朝日新聞

(Yahoo)

ウクライナ支援、390億ドルに増額へ G7財務相・中銀総裁会議 <2303-022402>
 日米欧の主要7ヵ国(G7)の財務相中央銀行総裁会議が23日、インド南部のベンガルールで開かれた。
 ロシアのウクライナ侵攻から1年にあたる24日を前に、「ロシアの侵略戦争を非難することへの結束を再確認する」とする共同声明を出し、2023年の支援額を$39Bに増やすことを決めた。
2023.02.23
 10:41
AFP=時事

(Yahoo)

日米韓、日本海でミサイル対応共同訓練 「あたご」も参加 <2303-022305>
 韓国国防省が22日、日米韓3ヵ国が22日に日本海で実施したBMD情報共有訓練の写真を公開した。
 海上自衛隊の護衛艦あたご、米海軍駆逐艦Barry、韓国海軍駆逐艦世宗大王が参加した。
2023.02.22 Jane's Defence Weekly Constructing GCAP <2304-022212>
 日英伊が2022年12月9日、英伊が英国のTempestを元に進めてきた
FCAS計画と日本が進めてきたF-X計画を統合して、2035年運用開始を目指したGCAP計画として進めることで合意した。
2023.02.22
 15:00
讀賣新聞

(Yahoo)

戦争犯罪「調査と訴追」明記へ、国連総会提出の決議案で初…ウクライナ侵略1年で <2303-022213>
 ウクライナがロシアの侵略1年に合わせて22、23日に国連総会に日本や欧米など50ヵ国以上が共同提案国として名を連ねて提出する決議案に、戦争犯罪に対する「公正で独立した調査と訴追」が明記されることが21日に分かった。 ウクライナ侵略に関する過去5回の国連総会決議には、戦争犯罪に対する「調査と訴追」が盛り込まれたことがなく、今回初めて明記されることになる。
 過去5回の国連総会決議はいずれも賛成多数で採択され、2022年3月の露軍の即時撤退などを求める決議は141ヵ国の賛成で採択されており、提案国は今回の決議でも同数程度の賛成を確保したい考えである。
 決議案ではこのほか、
 ・露軍による重要インフラや学校、病院などへの攻撃の即時停止
 ・露軍の完全かつ無条件の撤退
 ・捕虜の交換や民間人の帰還
などが盛り込まれている。
2023.02.22
 11:03
東奥日報

(Yahoo)

空自三沢 F35、緊急発進可能に 中ロ機など警戒監視 <2303-022209>
 航空自衛隊三沢基地に配備されているF-35Aが、緊急発進の警戒待機任務に就いていることが21日、防衛省への取材で分かった。2018年に配備が始まり、訓練を重ね、いよいよ本格的な運用へと踏み出した。
 任務に就いた時期など詳細について、同省の担当者は「国防上の理由で明らかにできない」とした。
2023.02.21
 17:00
毎日新聞

(Yahoo)

ヘリ搭載型巡視船「ゆみはり」進水式 尖閣周辺の警備に対応 <2303-022107>
 海上保安庁のヘリ搭載型巡視船ゆみはりの命名進水式が21日に山口県下関市彦島江の浦町の三菱重工業下関造船所で行われた。
 海保が保有する巡視船では最大級で全長140m、幅16.5m、6,000総㌧ゆみはりヘリ2機を搭載できる格納庫や20mm及び40mmの各機関砲や遠隔放水銃などを装備し、尖閣諸島周辺の領海警備や海上犯罪の取り締まり、海難救助などに対応するため建造された。
2023.02.21
 01:30
日経新聞 日本とドイツ、主要閣僚が定期協議へ 3月にも初会合 <2303-022102>
 日独の複数の政府高官が日独両政府が3月にも、従来の外務防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) を大幅に拡充新しい定期協議の枠組みをつくることを明らかにした。 ショルツ首相が来日する3月にあわせて初会合を開き、岸田、ショルツ両首相に加え外務、防衛、財務など主要閣僚が参加(一部の閣僚はオンラインでの参加)し、合同閣議に近い形式をとる。
 中国やロシアの抑止を狙い、安全保障やエネルギー問題をはじめ幅広い分野での協力を探る。
2023.02.20
 19:00
日テレ News

(Yahoo)

海上保安庁 北ミサイル2発に発射情報3回発表 政府はシステムを点検 <2303-022017>
 北朝鮮が20日に発射したBMは2発だったにもかかわらず、海上保安庁は3回にわたって発射情報を発表した。
 これについて松野官房長官は「内閣官房事態室においては2回目の発射情報が海上保安庁に到達しているか直ちに確認できなかったため再度送信を行い、これが結果的に3回目の情報発出になった」と説明した。 ミサイルの発射情報は防衛省が捕捉し、内閣官房事態室から海上保安庁に伝達されている。
2023.02.20
 18:28
時事通信

(Yahoo)

日英伊防衛相、3月会談で調整 新戦闘機の開発や安保協力を協議 <2303-022016>
 複数の関係者が20日、日英伊3ヵ国国防相が3月に東京都内で会談する方向で調整していることを明らかにした。
 3ヵ国による次期戦闘機の共同開発や、英伊両国が関与を強めるインド太平洋地域での安全保障協力を協議する。 3月中旬に千葉市で開催される防衛装備品の見本市DSEIの視察も検討している。
2023.02.20
 17:03
産経新聞

(Yahoo)

産経・FNN 合同世論調査 防衛増税「賛成」39.6% 前月比10ポイント増 <2303-022014>
 産経新聞社とFNNが18、19両日に行った合同世論調査で、岸田首相が表明した防衛費増額に必要な財源を法人税や所得税、たばこ税を段階的に増税して賄うことについて「賛成」と回答したのは39.6%と、1月21、22日の前回調査と比べ10.7%増えた一方、「反対」は54.5%で前回から12.8%減少した。
 支持政党別に見ると、自民党支持層は賛成が54.8%、反対が39.3%で過半数が理解を示した。 日本維新の会は賛成と反対がいずれも47.0%で賛否が割れ、立憲民主党は賛成が24.6%で、反対は69.6%に上った。
 一方、全体の約4割を構成する無党派層は賛成が31.2%にとどまったが、前回比で12.9%増え全体に占める賛成の比率を押し上げることにつながった。 逆に反対は62.1%で前回比15.0%減った。
2023.02.20
 16:56
時事通信

(Yahoo)

クアッド外相、3月上旬会合へ G20に合わせインドでく <2303-022012>
 政府関係者が20日、日米豪印4ヵ国の連携枠組みクアッドが、3月上旬にインドで外相会合を開催する方向で調整に入ったことを明らかにした。
 3月1、2両日にニューデリーで20ヵ国・地域(G20外相会合が予定されており、クアッド会合はこれに合わせて検討され、5月下旬にも豪州で開催されるクアッド首脳会議の地ならしを図る。
2023.02.19
 22:42
讀賣新聞

(Yahoo)

空自の F15 と米軍の F16 など9機、日本海上空で共同演習…北朝鮮ミサイルへの即応態勢を確認 <2303-021908>
 防衛省が19日、北朝鮮が18日にICBM 1発を発射したことを受け、日本海上空で日米の戦闘機と米軍の爆撃機計9機が参加する共同演習を行ったと発表した。
 日米の即応態勢を確認し、抑止力と対処力を示す狙いで、航空自衛隊のF-15 3機と米軍のF-16 4機、B-1B 2機が参加し、編隊を組んで飛行するなどした。
2023.02.19
 04:35
時事通信

(Yahoo)

「ウクライナの次は東アジア」 林外相、ミュンヘン安保会議で演説 <2303-021901>
 林外相が18日、ドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議のパネル討論で基調演説を行い「今日のウクライナは、明日の東アジアかもしれないという強い懸念」を表明した。
 ロシアのウクライナ侵攻が注目される中、軍事的な威圧を高める中国や北朝鮮を念頭に、緊迫化するインド太平洋の情勢にも目を向けるよう訴えた。
2023.02.18
 20:39
讀賣新聞

(Yahoo)

陸自と米海兵隊の共同訓練、国内で初の開催…オスプレイ2機を投入し離島防衛想定 <2303-021808>
 陸上自衛隊が18日、日出生台演習場で実施している米海兵隊との共同演習Iron Fistを報道陣に公開した。 18日には、MV-22 Osprey 2機で来援した米海兵隊員とともに敵を制圧する手順を確認した。
 今回の訓練は2月16日から3月12日までの日程で、九州・沖縄地域の離島などで実施。陸自や米海兵隊員ら計1,700名が参加している。
 同演習は2005年から米カリフォルニア州で行われているが、今回は沖縄に駐留する米海兵隊が参加し、国内で初めて開催した。
2023.02.16
 18:14
讀賣新聞

(Yahoo)

気球・無人機への武器使用基準を見直し、民間機の安全に影響なら撃墜可能に <2303-021609>
 防衛省が16日、外国の気球やUAVが日本の領空を侵犯した場合に備え、自衛隊の武器使用基準を緩和する見直し案を自民、公明両党に提示し、了承を得た。
 自衛隊法84条は領空侵犯した外国の航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、着陸や退去を促すため必要な措置を取れると定めている。 政府は「正当防衛」と「緊急避難」に限り、武器使用ができるとの見解を示しており、従来は戦闘機など有人の航空機を想定したものだった。
 新たな基準は、気球やUAVなど無人機を対象としており、
 ① 地上の国民の生命及び財産の保護
 ② 航空機の飛行の安全確保
の2条件のいずれかに該当する場合、正当防衛と緊急避難に該当しなくても、武器使用を可能とする。
2023.02.16
 07:06
Defense News US working with 'Five Eyes' nations, Japan on information warfare <2303-021602>
 米海軍情報部隊司令官のエシュバッハ中将が、アジア太平洋地域での情報戦技術を高めるため、米英豪加NZのFive Eyesに日本も含めての情報共有を行っていると述べた。
2023.02.15
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

反撃能力の要「スタンド・オフ・ミサイル」保管の大型弾薬庫10棟整備へ…大分・青森に4棟新設 <2303-021504>
 防衛省が令和5年度に計画している弾薬庫の整備計画が明らかになった。 複数の政府関係者が、Stand-Off-Missileなどを保管する大型弾薬庫は陸上自衛隊大分分屯地や海上自衛隊大湊地方総監部などに計4棟新設するほか、陸自や海自の施設で6棟以上の新設に向けた調査に着手する方針の自衛隊施設で10棟の整備に着手するほか、通常の弾薬も南西諸島など全国に分散して保管する体制を整え、継戦能力を強化することを明らかにした。
 大型弾薬庫は2035年までに、全国で130棟整備することを計画しており、新年度は第1弾となる。
2023.02.13
 21:01
共同通信

(Yahoo)

「トマホーク」一括購入契約へ 23年度に政府、敵基地攻撃能力 <2303-021314>
 政府関係者が13日、反撃能力用の装備として取得を計画しているTomahawkについて、令和5年度に米国から一括購入する契約を結ぶ方針を固めたことを明らかにした。
 中国や北朝鮮の急速な軍備増強をにらみ、年度ごとに購入を分けては対応が遅れると判断し、配備を急ぐ。
 政府は8年度からの配備を念頭に、5年度予算案にはTomahawkの取得費として2,113億円を計上したが、前倒しできないか米側との協議も視野に入れている。
2023.02.13
 15:08
NHK News 海保の巡視船 4年ぶり ベトナムのダナンに寄港し記念式典 <2303-021308>
 海上保安庁の巡視船せっつが13日、ベトナム中部のダナンに寄港した。
 中国が海洋進出を活発化させている南シナ海をめぐって、ベトナムなど東南アジアの国々も中国と領有権を争っている中、海上保安庁は、これまで東南アジア周辺の海域に巡視船を派遣し、各国の機関との合同訓練を通じて連携強化を図ってきた。
 海上保安庁としては4年ぶりとなるベトナムへの寄港を通じて、インド太平洋地域での連携強化をさらに進めたい考えである。
2023.02.13
 12:58
共同通信

(Yahoo)

官房長官「規制法の対象外」 中国女性「購入」の屋那覇島 <2303-021306>
 松野官房長官が13日の記者会見で、中国人女性が土地を購入したと主張している沖縄本島北方の無人島、屋那覇島について、安全保障上重要な施設や国境離島を対象とする土地利用規制法の対象外だとの認識を示した。
 「領海基線を有する国境離島、有人国境離島などに該当するものではなく、法律の対象とならない」と述べた。
2023.02.12
 08:26
朝日新聞

(Yahoo)

中国測量艦、鹿児島周辺の領海侵入 防衛省警戒「かなりの頻度」 <2303-021201>
 中国海軍の測量艦1隻が12日未明に鹿児島県周辺の接続水域から日本の領海に侵入した。 防衛省によると、測量艦は12日00:50頃に屋久島南の接続水域を北に進み、同02:30頃に屋久島南西の領海に入り、04:10頃に口之島北東の領海から出て西に抜けた。
 中国艦艇による領海侵入は2004年11月に初めて公表され、今回で10回目になるが、測量艦による領海侵入の公表は2021年以降で7回目で、直近は2022年12月で2023年に入ってからは初めてである。 最近は1~2ヵ月に1回というかなりの頻度で、同省は警戒を強めている。
 防衛省は中国側に外交ルートで「強い懸念」を伝えた。
2023.02.11
 16:11
共同通信

(Yahoo)

中国女性「沖縄の無人島を購入」 SNS 投稿に注目集まる <2303-021107>
 中国人の30代女性が11日までにSNSで「日本の無人島を買った」と投稿し、中国で「領土が増えた」などと注目を集めた。 投稿によると沖縄本島北方の無人島、屋那覇島で中国メディアに対し、親族の会社名義で島の土地を購入したと説明しており、登記上の所有権移転の記録と一致している。
屋那覇島の位置 (Google Map)】
 登記によると島の一部は2021年2月から東京の中国ビジネスコンサルティング会社が所有しており、島がある伊是名村役場によると島全体を占有したわけではなく、所有しているのは5割程度で、島は私有地と村有地が混在している。 砂浜の大部分は村有。島は一般客らの釣り場やキャンプ地となってきた。
2023.02.10
 22:57
TBS News

(Yahoo)

トルコ地震 自衛隊機での輸送を決定 医療チームも現地へ <2303-02116>
 政府が大地震が襲ったトルコに対し、支援に必要な資材を自衛隊機で輸送することを決定した。 政府は支援に必要な資材の輸送に自衛隊機を用いることを決め、自衛隊の先遣隊2名をトルコに派遣した。 先遣隊が現地で情報収集や関係機関との調整を行ったうえで、自衛隊機は早ければ週明けにもトルコに向けて出発する。
 また、国際緊急援助隊の医療チームとして、数十人規模を派遣することを決め、10日夜に先発隊が羽田空港から出発した。
2023.02.10
 22:21
時事通信

(Yahoo)

ロシアの五輪参加に反対 35カ国会合、仏は「今夏判断」 <2303-021015>
 ロシアとベラルーシの2024年パリ五輪参加を巡り、日米欧など35ヵ国が参加するオンライン閣僚級会合が10日に開催された。
 ロイタ通信によれば、リトアニアの教育科学スポーツ相は、会合参加国が両国選手の参加禁止を求める方針だと述べ、ポーランドのスポーツ観光相は「ギリシャ、フランス、日本を除く大半の国」が両国選手の排除に同意したと説明する一方、現時点でボイコットは議論対象ではないと語った。
2023.02.10
 08:33
TBS News

(Yahoo)

防衛産業を支援する法案を閣議決定 海外への装備品の移転を支援する基金の新設など盛り込む <2303-021005>
 政府は、防衛産業を支援する法案を閣議決定した。 法案では、製造工程の効率化を図った企業への支援や、海外への装備品の移転を支援する基金の新設などが盛り込まれている。
 こうした支援策の一方で企業に対し、防衛省のサプライチェーン調査への回答の努力義務や装備品に関する秘密を漏洩した場合の刑事罰などを定めている。
 防衛産業をめぐっては、市場が狭く事業が長続きしないなどの理由で撤退が相次いでいる。 こうした中、政府は2022年末に策定した安全保障関連3文書で、防衛産業は「我が国の防衛力そのもの」だとして抜本的な支援に取り組むとした。
2023.02.09
 22:20
日経新聞 日ベトナム首脳 安保・経済の協力強化で一致 <2303-020918>
 岸田首相が9日、ベトナム最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長オンラインで30分ほど協議し、9月に国交樹立50年を迎える両国が安全保障や経済での協力を強化すると申し合わせた。
 中国が海洋進出を広げる東/南シナ海の情勢や「自由で開かれたインド太平洋」の実現を巡る協調も申し合わせた。
 首相は新たな国家安全保障戦略を説明したのに対し、チョン書記長は国際社会で日本がより大きな役割を果たすことを支持すると述べた。
2023.02.09
 20:53
毎日新聞

(Yahoo)

日本、フィリピンに6000億円の支援表明 自衛隊派遣円滑化も合意 <2303-020916>
 岸田首相が9日、マルコス比大統領と首相官邸で会談した。 両首脳は人道支援や災害救援活動で自衛隊をフィリピンに派遣する手続きの円滑化でも合意した。 中国が軍事的圧力を強める中、日本政府は、南シナ海で中国と領有権を争うフィリピンと経済、安全保障両面での連携強化を図る。
 岸田首相は2024年3月までに政府開発援助(ODA)と民間投資を合わせ、6,000億円の支援を実施すると表明した。
2023.02.09
 20:35
時事通信

(Yahoo)

日フィリピン首脳、安保・経済で関係強化 対中国念頭、マルコス氏初来日 2303-020915>
 岸田首相が9日、マルコス比大統領と首相官邸で会談し、東/南シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に、安全保障経済両面で関係を強化することで一致した。 「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた連携も確認した。
 両首脳は共同声明を発表し、中国の名指しこそ避けたものの、東/南シナ海の状況に「深刻な懸念」を表明し「力または威圧を含む緊張を高め得る行為に強く反対した」と明記した。 首相は、中国による南シナ海での領有権主張を退けた2016年の仲裁裁判所判決への支持を示した。
 マルコス大統領は、日本が昨年末に決定した国家安全保障戦略で、同志国の抑止力向上のための装備品提供などを行う新たな安保支援の枠組みを設けたことを歓迎し、日比間の防衛協力の進展に向けた方策を検討することでも一致した。
2023.02.09
 12:25
共同通信

(Yahoo)

与那国島にシェルター検討 防衛相、町議会が意見書 <2303-020911>
 浜田防衛相が9日、与那国町議会の大宜見副議長らと防衛省で面会し、台湾有事への備えとして住民用の避難シェルターの設置を求める町議会の意見書を受け取った。 意見書は、町議会が2022年12月に可決したもので、中国軍が2022年8月に日本の排他的経済水域(EEZ)内にBM 5発を撃ち込んだ事例に触れつつ、台湾有事への懸念に言及し、与那国町は最も台湾に近く、町民の生命と安全が脅かされることが強く懸念されると訴えている。
 浜田防衛相は政府内で調整し設置を検討すると応じたことを同席者が明らかにした。
2023.02.07
 17:31
Taiwan News Taiwan, Japan ruling parties to hold defense meeting later this month <2303-020711>
 日台の与党間による2-pluys-22月23日に開かれる。
 今回の日台2-plus-2は3回目になるが、2021年の8月と12月に行われた過去2回はTV会議形式であったことから、3回目の今回は初の対面会議になる。
2023.02.07
 15:26
日経新聞 日英・日豪の円滑化協定、自民が了承 <2303-020708>
 自民党が7日の外交・国防両部会などの合同会議で、日英、日豪それぞれの円滑化協定 (
RAA) の承認案と関連法案を了承した。 政府は与党内の手続きを経て閣議決定し、今国会での承認や成立を目指す
 自衛隊が英軍や豪軍と互いの国を訪れる際の手続きを簡素にし、共同訓練をしやすくするもので、軍事力を増強する中国の抑止を念頭に英豪と「準同盟」と呼ぶ関係を深める。 日豪は2022年1月、日英は2023年1月に同協定に署名している。
2023.02.07
 11:56
信越放送

(Yahoo)

自衛隊と県警の共同訓練…武装した工作員が侵入の想定 長野・松本市 <2303-020705>
 武装工作員の侵入に備え、自衛隊と長野県警の共同訓練が、武装工作員およそ10人が県内に侵入したとの想定で行われた。 松本駐屯地で行われた共同実動訓練には、自衛隊員と県警の機動隊員およそ40名が参加した。
 COVID-19の影響で、実働の共同訓練を行うのは3年ぶりで、自衛隊ではそれぞれの任務を理解し、的確に対応できるよう連携強化を図りたいとしている。
2023.02.06
 06:00
共同通信

(Yahoo)

自衛隊統合司令部、市谷に新設へ 政治関与重視、24年度にも <2303-020601>
 複数の政府関係者が5日、陸海空3自衛隊を一元的に指揮する常設の統合司令部について、市谷に新設する方針を固めたことを明らかにした。 統合幕僚長とは別に統合司令官が置かれ指揮を担う。 指示系統が複雑化せず、効率的に運用できるかが課題となる。
 朝霞駐屯地に置く案もあったが、首相と防衛相による政治の関与を重視した。早ければ令和6年度発足を目指す。
2023.02.04
 05:01
讀賣新聞

(Yahoo)

自衛隊とフィリピン軍、災害訓練を円滑化へ…中国念頭に安保協力を深化 <2303-020407>
 岸田首相は8日に初来日するマルコス大統領を迎え9日に首脳会談を予定しているが、複数の政府関係者によると両国が自衛隊と比軍による人道支援や災害救援訓練の迅速な実施に向け、包括的な取り決めに合意する方向で最終調整に入った。
 両国は、中国を念頭に安全保障協力の深化を打ち出す方針で、共同訓練全般に適用される円滑化協定 (
RAA) 締結への布石にしたい考えである。
2023.02.03
 09:52
共同通信

(Yahoo)

自民、防衛産業強化法案を了承 <2303-020307>
 自民党が国防部会などの合同会議で3日、政府が今国会に提出する防衛産業の生産基盤強化法案を了承した。
2023.02.03
 09:52
共同通信

(Yahoo)

武力攻撃想定した海自と海保の訓練実施へ <2303-020306>
 浜田防衛相が3日の衆院予算委員会で、新たな国家安全保障戦略を踏まえて、日本が直接攻撃を受ける武力攻撃事態を想定した海上自衛隊と海上保安庁の共同訓練早期に実施する方針を示した。
2023.02.03
 09:14
時事通信

(Yahoo)

防衛財源確保法案を国会提出 「強化資金」新設 政府 <2303-020304>
 政府が3日の閣議で、防衛力の抜本強化へ税外収入を活用するための財源確保法案を決定し国会に提出した。 法案には原資の一部を確保するため、外国為替資金特別会計の23年度の剰余金などを活用する規定を盛り込んだ。
 令和6年度以降の防衛費増額に必要な財源の一部として税外収入をためておく防衛力強化資金を新設する。 5年度予算では税外収入を防衛力強化資金に3.4兆円程度繰り入れる。
2023.02.02
 10:33
朝日新聞

(Yahoo)

ランサムウェア被害、前年比57%増 欠陥を探る不審アクセスも増加 <2303-020206>
 警察庁が2日、身代金を要求するコンピューターウイルスランサムウェアの被害を受けたとの申告が2022年に全国の警察に、前年より84件(57.5%)増の230件寄せられたと発表した。
 警察庁はランサムウェアによるサイバー攻撃が目立ってきた2020年の途中に被害の集計を開始し、2020年下半期が21件、2021年の上半期61件、下半期85件、2022年の上半期114件、下半期116件と増え続けている。
2023.02.01 Jane's Defence Weekly Japanese Prime Minister's tour in Europe set to strengthen allied security co-operation <2304-020108>
 岸田首相が1月9日にパリを訪問しマクロン大統領と会見した。 これはG7 5ヵ国を巡る7日間訪欧の一環で、10日にはイタリアでメローニ首相と、その後英国でスナク首相と会見した。
 英国では日英円滑化協定 (
RAA) に署名したが、日本が欧州各国とこの種協定を結んだのはめてである。
2023.02.01
 15:00
讀賣新聞

(Yahoo)

水中ドローン国産化へ政府戦略、安保や海洋資源開発で利用拡大…1機10億円超の機種も <2303-020110>
 政府が、自律型無人探査機 (
AUV) の国産化を進めるため、AUV戦略を年内にも策定する。 海洋資源開発や安全保障分野などで利用拡大が見込まれることから、国内企業の参入を促す方策を盛り込む。 防衛省や海上保安庁は、日本周辺海域に進入する船や潜水艦などの警戒監視に役立てることも検討している。
 AUVは船舶とケーブルでつないで人が操作する必要がなく、広範囲の海域で活動でき、深度6,000mまで探索可能な機種もある。 日本は現在、海洋研究開発機構 (JAMSTEC) が保有する水深4,000m級のAUV-NEXTなどを活用し、主に豊富な資源がある海底熱水鉱床の探査や海底地形の観測、調査を行っている。
 ただ、現在、国内で使われているAUVの多くは海外製で、国内企業の参入は遅れている。 世界市場でトップを占めているのは米国で、中国や英国も潜航深度6,000m級を開発するなど、研究に力を入れている。
2023.01.31
 19:13
ロイタ通信

(Yahoo)

日本と NATO、連携深化を確認 サイバーや宇宙で協力 <2302-013119>
 岸田首相が31日夕に来日中のストルテンベルグNATO事務総長と会談し、国際社会が直面する課題に対して連携強化を確認する共同声明を発表した。 日本が新たに策定した国家安全保障戦略を歓迎するとともに、サイバー空間、宇宙、偽情報、重要・新興技術など安保の新領域で協力する重要性を再確認した。
 南シナ海における軍事化、威圧と威嚇の報告に対して深刻な懸念を表明し、中国の軍事力強化と軍事活動拡大に関して軍備管理や軍縮の国際的な取り組みに協力するよう強く促して、改めて台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を訴え、力や威圧による一方的な現状変更は世界のいかなる場所でも認められないとの認識を共有し、ロシアと中国の軍事連携に懸念を示した。
 日本とNATOは情報共有を強化するための取り組みを加速しており、北大西洋理事会 (NAC) とNATO参謀長会議への日本の定期的な参加の意向を歓迎した。
2023.01.31
 17:53
産経新聞

(Yahoo)

政府、サイバー防御強化へ 体制強化準備室を設置 <2302-013116>
 政府が31日、サイバー安全保障分野での対応能力向上のため内閣官房サイバー安全保障体制整備準備室を設置した。 この政策を一元的に調整する新たな組織の設置や必要な法整備などに向けた検討を進める。
 昨年12月に策定した国家安全保障戦略には、サイバー防御を強化する方針が盛り込まれており、今後は現在の内閣サイバーセキュリティセンター (NISC) を発展的に改組し、新たな司令塔となる組織を設置して、情報収集や分析能力の強化など相手のサイバー攻撃を未然に防ぐための法整備や運用強化を目指す。
2023.01.31
 03:17
ロイタ通信

(Yahoo)

中国海警局、日本の船舶5隻追い払う 尖閣周辺海域で <2302-013104>
 中国国営中央TV (CCTV) が、海警局が30日に尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺の海域から日本の船舶5隻を追い払ったと報じた。
 報道によると、海警局の報道官は日本側に対し、この海域でのあらゆる違法行為を直ちに停止し、このような事態が二度と起こらないようにすることを求めるとした。
2023.01.30
 17:55
讀賣新聞

(Yahoo)

中国海警局の船4隻、尖閣沖の領海に相次ぎ侵入 <2302-013007>
 那覇市の第11管区海上保安本部によると、30日02:47から06:7にかけ、尖閣諸島南小島沖と魚釣島沖の領海中国海警局艦4隻が相次いで侵入したが、いずれも同日13:48頃までに領海を出た。
 中国海警局艦の領海侵入は1月10日以来である。
2023.01.30
 11:10
日経新聞 防衛装備品、利益率最大15%に上乗せ 浜田靖一防衛相 <2302-013004>
 浜田防衛相が衆院予算委員会で30日、国内の防衛産業を維持するため、防衛装備品の調達に関して利益率を最大15%に上乗せする方針を示した。 最大10%の利益率を企業努力に応じて付与し、さらに調達コストの変動分として最大5%分を乗せして予定価格を算定すると表明し、企業の適正な利益の確保を推進すると述べた。
 背景には、低い利益率が壁となり防衛産業企業が相次いで撤退している実情がある。
2023.01.29
 18:25
共同通信

(Yahoo)

政府、3月に初の図上訓練 台湾有事備え沖縄で避難検証 <2302-012907>
 政府関係者が29日、中国の侵攻による台湾有事などを念頭に、沖縄県の離島住民の避難方法を検証する初の図上演習を3月に実施することを明らかにした。
 内閣官房や国土交通省、消防庁に加え、沖縄県と石垣市など5市町村が参加し、民間航空機や船舶を活用して迅速に住民を避難させることができるか否かを確認する。
 図上訓練は国民保護法に基づき行うもので、他国による武力攻撃の可能性がある武力攻撃予測事態を政府が認定し、避難を進めることを想定する。
2023.01.29
 17:26
共同通信

(Yahoo)

尖閣海洋調査船が石垣出港 市長同行、ドローン使用も <2302-012905>
 尖閣諸島周辺海域を調査する船が29日に石垣島を出港した。 2022年1月の初調査に続き中山市長が同行して、30日にかけて水質や漂着ごみの状況を調べるほか、UAVを使って島の外観を確認する。
 石垣市によると、調査は環境保全などの研究が目的で、東海大に委託した。
2023.01.27
 16:59
日経新聞 自民部会、財源確保法案を了承 「歳出改革努力」は削除 <2302-012714>
 自民党の財務金融部会が27日、政府が通常国会に提出する防衛費増額への財源確保法案を了承した。 法案は税外収入をためる「防衛力強化資金」の新設を盛り込む。
 当初、法案の付則に税外収入の確保や歳出改革の継続に努めると記していたが、自民党内から歳出改革によって必要な予算が削られることを懸念する声が続出したため記述を削除した。
2023.01.27
 16:44
時事通信

(Yahoo)

南西諸島で日米離島奪還訓練 米本土から移転し、実践的に 陸自 <2302-012713>
 陸上自衛隊が27日、離島防衛を想定した日米共同実動演習Iron Fistを鹿児島県の喜界島や沖縄本島のキャンプ・ハンセンなどで行うと発表した。
 同演習は2006年から毎年米国内で実施され、国内で行うのは初めてで、東シナ海などで活発化する中国の軍事的活動を念頭に、日米の結束を示す狙いとみられる。
2023.01.27
 14:31
みんなの経済新聞

(Yahoo)

与論島で自衛隊の警備担任部隊初来島 炊き出し訓練で町民と交流 <2302-012711>
 与論町で1月24日、自衛隊による炊き出し訓練が行われ、カレーライス100食分を町民に提供し、交流を深めた。 来島しているのは与論の警備を担任する鹿児島県国分に駐屯する第12普通科連隊第1中隊約60人で、1月22日から26日まで滞在し、更新訓練や炊き出し訓練、連隊長による防衛講話が行われた。
 原口中隊長は、訓練では気候や島内の状況、道の広さなどの地域特性を確認でき、今後は合同の災害対処訓練ができればと、役場や消防の担当者と話ができ、大変有意義だったと振り返った。
2023.01.26
 16:18
産経新聞

(Yahoo)

日韓豪NZ・EU次官級協議 インド太平洋と欧州安保は不可分 <2302-012613>
 外務省の森事務次官が26日、EUの外務省に相当する欧州対外活動庁のサンニーノ事務総長と韓国オーストラリアニュージーランド (NZ) を合わせた5者による初の次官級協議を対面とオンライン方式を併用して開催した。
 岸田首相は昨年6月にNATO北大西洋条約機構首脳会議に出席し、初めて日韓豪NZ 4ヵ国による首脳会談を開くなど連携を強めている。
2023.01.26
 16:00
時事通信

(Yahoo)

在沖縄米軍の移転基地発足 グアムへ4000人、24年から <2302-012612>
 米軍が26日、沖縄駐留海兵隊4,000名の移転先となる米領グアムのCamp Blazの発足式典を開き、日本から木村次郎防衛政務官らが出席した。 式典は当初、20年10月に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
 施設はまだ建設中で、日本側はこれまで敷地造成などに3,721億円の資金を提供した。 部隊移転は2024年以降に始まる見通しである。
 日米両政府は、沖縄駐留の海兵隊について、10,000名を残し9,000名を日本国外に移すことで合意し、このうち4,000名をグアムに移す。
2023.01.26
 11:04
讀賣新聞

(Yahoo)

H2A ロケット46号機、打ち上げ成功…政府の情報収集衛星を搭載 <2302-012606>
 政府の情報収集衛星レーダー7号機を載せたH-2Aロケット46号機が26日10:50に種子島宇宙センターから打ち上げられた。 三菱重工業によると、衛星は切り離され打ち上げに成功した。
 H-2Aの打ち上げ成功は40回連続で、成功率は98.8%になった。 2月にはH-2Aの後継機H-3 1号機の打ち上げが予定されている。
2023.01.25
 15:23
沖縄タイムズ

(Yahoo)

米軍F16戦闘機、2機が嘉手納に飛来 暫定配備が完了か 聴力に障害を及ぼす騒音 <2302-012513>
 米空軍嘉手納基地に25日14:30頃に、米本国から暫定配備されるF-16 2機が飛来した。 F-16は同基地所属のF-15の退役に伴う配備で、同日までに12機が飛来して配備が完了したとみられる。
 嘉手納基地にはすでにF-22 14機が暫定配備され、合わせて26機が運用される。
2023.01.25
 08:05
週プレ News

(Yahoo)

ついにアメリカ陸軍が横浜港に配備決定!! 「小型揚陸艇部隊」の驚くべき実力とその戦略とは? <2302-012507>
 神奈川新聞が1月14日、横浜港の米陸軍ノースドックに今春、兵力280人、艇数13隻からなる米陸軍小型揚陸艇部隊が新たに配置されると報じた。
 横浜港にある米陸軍のノースドックは、欧州や中東など世界に5ヵ所ある米陸軍の事前集積部隊のうち、インド・太平洋軍が管轄する事前集積4 (APS-4) の舟艇を配備している。
 横浜のAPS-4の舟艇は、主に朝鮮半島有事の際に破壊された港湾に代わって補給拠点となる、砂浜の海岸に車両や物資を陸揚げするために準備され、これまでは年に一度、カリフォルニア州の部隊が横浜に保管してある舟艇の整備や訓練のために来日してたが、今後は横浜に常駐することとなり、訓練の回数を増やすことになると思われる。
2023.01.24
 18:00
毎日新聞

(Yahoo)

尖閣接続水域、中国船の航行過去最多 1年間に336日 進む武装化 <2302-012411>
 尖閣諸島周辺接続水域で、中国海警局艦の航行が確認された日数が2022年の1年間で336日だったことが、海上保安庁への取材で判明した。 2020年の333日をわずかに上回り、2012年9月の日本政府による国有化以降で最多となった。
 2022年11月には過去最大となる76mm砲を搭載したとみられる海警局艦の領海侵入も確認された。
 領海侵入の日数は37日で前年の40日から減ったものの、海保は中国側の活発な海洋進出の動きは続いているとみて警戒している。
 領海内で操業する日本漁船に近づこうとしたケースも2022年は11件あったという。
2023.01.24
 01:15
Military Times U.S. and Japan team up for Indo-Pacific training exercise <2302-012403>
 日米が1月19日に嘉手納基地Southern Beach合同演習を行い、中国や北朝鮮に対し日米同盟が堅固であることを誇示した。
 演習には米空軍からF-15C、KC-135、E-3、HH-60が、航空自衛隊からはF-2、F-15J、E-767が参加した。
 演習が行われたのは日本からF-15C/Dが撤退し、代わってドイツSpangdahlem航空基地の第52航空団からF-16が派遣されるのに先立って行われた。
2023.01.23
 22:40
東奥日報

(Yahoo)

無人機運用、空自三沢で「偵察航空隊」発足 <2302-012313>
 航空自衛隊は2022年3月三沢基地にGlobal Hawkが2機配備されたのに伴い臨時偵察航空隊を編成して本格運用に向け準備を進めてきたが、12月15日に部隊名から「臨時」を外し名称を偵察航空隊に改称した。
 日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、周辺地域の情報収集や常時監視といったこれからの活動に大きな期待が寄せられている。
2023.01.23
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

在日米軍への中距離ミサイル配備見送りへ…日本の「反撃能力」導入で不要と判断 <2302-012302>
 日米関係筋が、米政府が第一列島線上への配備を計画している地上発射型中距離ミサイルについて、在日米軍への配備を見送る方針を固めたことを明らかにした。 日本が反撃能力導入で長射程のミサイルを保有すれば、中国の中距離ミサイルに対する抑止力が強化されるため不要と判断した。
 中国は、日本列島も射程に入るMRBMを1,900発保有しており、米中間で大きなミサイル・ギャップが生じていたため、米軍は中国に対抗する中距離ミサイルの開発を急いでおり、米陸軍が射程2,700kmの極超音速兵器
LRHWを早ければ2023年中に配備する計画で、米インド太平洋軍には第一列島線上への配備を計画しており、日本も有力候補と目されてきた。
2023.01.22
 06:52
時事通信

(Yahoo)

米軍の「共同交戦能力」搭載へ イージス・システム艦2隻 集団的自衛権行使にも・防衛省 <2302-012202>
 政府関係者への取材で、防衛省がAegis Ashoreの代替として建造するイージス・システム搭載艦2隻に、米軍が導入しているCECを搭載する方針を決めたことが分かった。  日米の情報共有が加速化するが、集団的自衛権行使の目標選定に使われる可能性もある。
【註】
 CECは既にまや型Aegis艦2隻には搭載されており、2022年11月にはCECを用いてはぐろまやの捕捉追随した諸元で射撃を行っている。
【関連記事:2212-112305 (DN 2022.11.23)】
2023.01.22
 06:43
時事通信

(Yahoo)

離島防衛で「移動式桟橋」 対中念頭、自衛隊部隊の上陸迅速化 <2302-012201>
 防衛省が、港湾施設が脆弱な離島への自衛隊の部隊展開を迅速にするため、移動式桟橋を海上に浮かべて島への上陸を可能にする「揚陸支援システム」の開発に乗り出し、令和5年度当初予算案に15億円の開発費を計上した。
 沖合に停泊した艦艇から島まで海上に浮かぶ桟橋を陸地までつなげ、人員や物資をトラックなどで輸送できるようにする。波の影響を低減し塩害にも耐えられる素材を用い、運搬や組み立てが容易な桟橋の開発を目指す。
 このほか、沖縄本島の陸上自衛隊沖縄訓練場には、弾薬や燃料を集積する補給拠点を設ける。 現在、最も南西諸島に近い補給拠点は佐賀県(註:吉野ヶ里町目達原駐屯地の九州補給処)にあるが、沖縄本島に拠点を作り、南西諸島への燃料などの供給力を高める。
2023.01.21
 22:33
讀賣新聞

(Yahoo)

弾道ミサイル飛来を想定、那覇で住民避難訓練…沖縄で与那国に続き2か所目 <2302-012110>
 BMの飛来を想定した住民避難訓練が21日に那覇市で行われた。 沖縄県内では2022年11月の与那国町に続き2ヵ所目で、訓練は国と県、同市が共同で実施した。 知念市長は「有事の備えをしっかり市民に啓発することが自治体の役割だ」と話した。
 10:00過ぎに同市銘苅地区の防災行政無線から避難を促す放送が流れ、屋外にいた住民83人が近くの建物の地下駐車場へ退避した。 住民たちは壁際にしゃがみ込んで頭を両手で覆い、ミサイル通過のアナウンスが流れるまでの数分間、身の安全を確保した。
 南西諸島の防衛力強化の議論が進む中、有事に備えた本格的な訓練が進んでいる。
2023.01.20
 16:35
日経新聞 フィリピン沿岸警備隊、能力大幅強化 保有大型船3.5倍 <2302-012007>
 フィリピン沿岸警備隊 (PCG) のアブ長官が20日に海上警備能力を大幅に強化する方針を明らかにした。 海難事故などへの対応能力向上に加え海洋進出を進める中国を牽制する狙いが見られる。
 計画では、現在2隻保有する全長97m級の大型巡視船新たに5隻以上増強するほか、南シナ海に接する拠点の増強を検討するもので、多くを国際協力機構 (JICA) に支援要請するとみられる。 現在PCGが保有する97m級巡視船2隻はいずれも日本が供与したものである。
 アブ長官は同日、フィリピンを訪問したJICAの田中理事長に巡視船を紹介した後、記者団に97m級の船を追加で5隻保有することを計画していると明らかにした。
【註】
 「97m級の大型巡視船」とは、海上保安庁が保有する中で3番目に大きな2,000t級のひだ型 (95.0m) に匹敵する。
2023.01.19
 23:29
日経新聞 中国無人機、沖縄本島・宮古島間を通過 防衛省発表 <2302-011913>
 防衛省が19日、中国軍の偵察UAVBZK-005 1機が沖縄本島と宮古島の間の上空を通って東シナ海と太平洋を往復したと発表した。 同省が両島間のUAVの通過を公表するのは9回目で、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進で対応した。
 一方、中国海軍の情報収集艦1隻も19日に沖縄本島と宮古島の間の海域を南東に進んで太平洋に向かった。
2023.01.18
 19:56
毎日新聞

(Yahoo)

防衛装備の「秘密」漏えい、企業に刑事罰 政府、規定を拡大方針 <2302-011812>
 複数の政府関係者が、防衛装備品の製造などに関わる企業を財政支援する一方で、装備品情報を外部に漏らした企業関係者に対する刑事罰の規定を拡大する方針を固めたことを明らかにした。
 現状、民間人が刑事罰の対象になるのは特定秘密保護法に基づく「特定秘密」など特に重要な情報の漏えいに限られるが、今後は比較的重要度が低い防衛省訓令上の「秘密」の一部についても刑事罰を科せるようにする。 防衛企業に情報管理の徹底を促すのが狙いで、関連法案を通常国会に提出する。
 今後は「秘密」の一部を「装備品等秘密」と位置づけ、知りうる立場の民間人が故意に漏らした場合も刑事罰の対象にする。 ただサイバ攻撃による漏えいなどは対象外になる。
2023.01.18
 16:09
南日本放送

(Yahoo)

外国からの武力攻撃を想定し図上訓練 屋久島・口永良部島住民の避難手順を確認 <2302-011810>
 鹿児島県と屋久島町などが18日、外国からの武力攻撃を想定し、離島から住民を事前避難させる図上演習を行った。 県庁などで行われた図上訓練には、県と屋久島町、自衛隊や警察などおよそ40機関のおよそ80人が参加しました。 国民保護法に基づき県は2006年から毎年演習を実施している。
 訓練は外国の航空機による領空侵犯や、軍隊の沿岸部への集結を受け、日本政府が屋久島と口永良部島が武力で攻撃される可能性があると判断したとの想定で行われ、高速船やフェリー、航空機などを使い、島民を九州本土に避難させる連絡系統や手順などを図上で確認した。
 国民保護法に基づき県は2006年から毎年訓練を実施している。
2023.01.17
 20:07
讀賣新聞

(Yahoo)

仏空母打撃群と海自護衛艦が共同訓練、アデン湾とアラビア海で <2302-011714>
 防衛省が17日、海上自衛隊の護衛艦と仏海軍空母Charles de Gaulle
CSGが、ソマリア沖のアデン湾とアラビア海北部の海域で共同訓練を実施したと発表した。海自と仏米海軍の連携強化が目的で、空からの攻撃から艦艇を防御する手順を確認した。
 同省によると、訓練は9~14日に海賊対処のために派遣されている護衛艦すずつきのほか、仏海軍の4隻米海軍の1隻が参加して行われた。
2023.01.17
 16:24
共同通信

(Yahoo)

自民、防衛装備の輸出拡大へ議連 月内にも設立総会 <2302-011711>
 関係者への取材で17日、自民党の有志議員が国内の防衛産業強化や防衛装備品の海外輸出拡大を目指す議員連盟を発足させることが分かった。 月内にも設立総会を開く方針という。
 防衛装備品のルールを定めた「防衛装備移転三原則」の運用指針を改定する政府の動きを後押しする狙いがある。
2023.01.17
 05:02
讀賣新聞

(Yahoo)

弾頭交換型の新ミサイル開発へ、偵察・レーダー妨害・攻撃…世界的にも珍しく <2302-011704>
 複数の政府関係者が、通常の攻撃用に加え、敵の偵察、防空妨害用3種の弾頭を交換可能な新型CMを開発する方針を固めたことを明らかにした。 それぞれを時間差で発射することで敵艦船などへの攻撃精度を高め、抑止力を向上させる狙いで、新年度から試作品の製造を開始し、早期の実用化を目指す。
 まず
ISR用を発射して敵の正確な位置を把握し、続いてECM用、その後に攻撃用を発射する計画で、ISR弾頭は高性能カメラを搭載して広範囲の状況把握ができ、ECM用は妨害波を出して敵のレーダなどに障害を与える。
 新型は射程が1,000km超で、機動性が高い移動式車両から発射する。 防衛省は2018年からエンジンなどの一部構成品の研究に着手していた。
 同省幹部によると、用途によって弾頭が交換できるCMの開発は世界的に極めて珍しいという。
2023.01.15
 19:04
日経新聞 海上保安庁、無人航空機3機体制に 中ロ船舶を監視 <2302-011505>
 海上保安庁Sea Guardian UAVを1機から3機体制に増やすため、令和5年度予算案に2機を追加する経費を計上した。
 2022年10月に海上自衛隊の八戸航空基地にSea Guardian 1機を初めて配備しており、新たな2機も同基地を拠点に運用し、収集する情報を自衛隊と即時に共有する。
2023.01.15
 08:24
北海道新聞

(Yahoo)

北海道内の陸上自衛隊、620人削減へ <2302-011501>
 陸上自衛隊が令和4~5年度に北海道内の部隊を大幅に改編し、少なくとも旭川など8駐屯地で計880人を削減する一方、名寄など4駐屯地で計260人を増やし、差し引き620人減とすることが関係自治体への取材で分かった。
 政府は昨年12月に決定した安全保障関連3文書で中国の脅威を念頭に南西諸島の防衛力強化を一段と鮮明にしており、道内では主に火砲や戦車部隊を削減するとみられる。
2023.01.14
 05:47
共同通信

(Yahoo)

米、核を含む能力用いた日本防衛の責務表明 <2302-011403>
 日米首脳共同声明で、米側は日米安全保障条約第5条に基づき、核を含むあらゆる能力を用いた日本の防衛に対する揺るぎない責務を表明した。
2023.01.12
 20:33
時事通信

(Yahoo)

横浜に揚陸艇部隊 在日米軍再編計画を修正 <2302-011218>
 日米の外務防衛担当閣僚による11日の安全保障協議委員会 (2-plus-2) では、在日米軍再編に関する従来の計画を修正することも決めた。 2024年以降のグアム移転が見込まれていた在沖縄海兵隊の一部を残留させ、横浜市の港湾施設陸軍の小型揚陸艇部隊を新編する。
 沖縄残留が決定したのは、うるま市の第3海兵師団司令部とキャンプハンセンの砲兵の第12海兵連隊で、同連隊は2025年までに海兵沿岸連隊 (
MLR) (MLR)の一つである第12海兵沿岸連隊に改編される。 沖縄に残る海兵隊の規模従来通り1万人規模とし、他の部隊を移転させることで調整する。
 小型揚陸艇部隊の編成は今年春の予定で、横浜市神奈川区の横浜ノース・ドック13隻約280人規模で発足し、南西諸島などへの部隊や物資輸送を担う。
 また、南西諸島などにある自衛隊と米軍の施設の共同使用を進めることを確認した。 米軍嘉手納弾薬庫地区の火薬庫を令和7年度以降に自衛隊が新たに共同使用することで合意した。
2023.01.12
 13:00
日経新聞 日米2プラス2、防衛装備の共同研究迅速に 手続きを省略 <2302-011213>
 日米両政府が11日の外務防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) で、防衛装備品の共同研究開発を始める際に事業ごとの合意文書の策定を不要にして迅速に取り組めるようにし、技術協力を深めるための枠組みを整備すると一致し、浜田防衛相とオースティン国防長官が12日の会談で、包括的に適用するための
MoUに署名する。
 また必要な軍事物資などを安定的に相互に供給するための取り決めでも合意する。
 日本が米国から対外有償軍事援助FMSで装備品を調達する際のコストを減らす新制度の導入に向けた協議の進展も確かめた。 在日米軍の装備品を日本国内で整備する場合に監督検査業務を防衛省が担う代わりに、日本が米国から装備品を買う際の米国職員による同業務を有償から無償にする。
2023.01.12
 11:26
時事通信

(Yahoo)

日米防衛指針、見直し考えず 林外相 <2302-011212>
 林外相が11日の日米安全保障協議委員会 (2-plus-2) 後の共同記者会見で、自衛隊と米軍の役割を定めた防衛協力の指針(ガイドライン)に関し、「見直しが直ちに必要になるとは考えていない」との認識を示した。
 与党内からは反撃能力保有を踏まえ、見直しを求める意見も出ている。
2023.01.12
 10:58
ロイタ通信

(Yahoo)

日米、共同開発の可能性検討 極超音速ミサイル迎撃システム <2302-011211>
 日米両政府が11日にワシントンで開いた外務防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) で、極超音速ミサイルに対応可能な迎撃システムを共同開発する可能性を検討していくことで一致した。
 開発には高い耐熱性素材技術や極超音速環境下での試験が必要で、日米で共同研究を開始して、将来迎撃システムを共同開発する可能性についても議論を始める。
 また、両国はUAVなどを無力化する
HPMの共同研究を進めることでも一致した。
2023.01.12
 04:20
日経新聞 「反撃能力」日米共同で 2プラス2、宇宙で対日防衛義務 <2302-011208>
 日米両政府が11日に、ワシントンで外務防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) を開き、日本が保有を決めた反撃能力に関し日米が共同で対処すると確認した。 また宇宙空間を米国の防衛義務の対象とする方針でも一致した。
 また米国が沖縄に駐留する米海兵隊を改編し、2025年までに離島有事に即応する海兵沿岸連隊 (
MLR) を創設して中国の海洋進出に備えるほか、日本は陸海空の3自衛隊の部隊運用を一元的に担う常設統合司令部を創設して米軍との調整の窓口になるとしており、2-plus-では司令部を柱にして日米の相互運用性と即応性を高めることで合意した。
2023.01.12
 01:43
Defense News Japan to OK new US Marine littoral regiment on Okinawa <2302-011205>
 日本が11日に行われる日米2-plus-2で、2025年までに沖縄に
ISRや対艦戦能力を持つ海兵隊の緊急即応部隊を配置することを正式に認める。
 海兵隊は数ヶ月前に沖縄駐留の砲兵部隊である第12海兵連隊を第12海兵沿岸連隊 (MLR) に改編するとしていたが、讀賣新聞が尖閣諸島への中国の侵攻に対処する緊急即応部隊を沖縄に配置すると報じた。
 海兵隊が3個編成するMLRの最初の第3 MLRは2022年3月にハワイで編成されている。 部隊はJLTV搭載のNSMMQ-9A ReaperG/ATORレーダを装備している。
2023.01.12
 00:00
共同通信

(Yahoo)

日英、安保新協定署名 両首脳、部隊訓練円滑化 <2302-011201>
 岸田首相が11日午後にスナク英首相とロンドンで会談し、両首脳は会談後、自衛隊と英軍部隊の共同訓練を推進するため、相互往来をスムーズにする円滑化協定 (
RAA) に署名した。
 岸田首相は冒頭「日英は共に力を合わせて、国際社会の課題に取り組む責任を担っている」と強調し、スナク首相は「日英関係はかつてないほど緊密になっている」と応じ、岸田首相による核軍縮の取り組みについて「全面的に支持する」と表明した。
2023.01.11
 20:00
日経新聞 民生技術の活用で脱「学術会議」 防衛省に専門組織新設 <2302-011113>
 防衛省が令和5年度中に自衛隊装備に活用できる民間の先端技術検討する専門組織を立ち上げる。 ミサイルやUAVに応用可能なセンサーなどを想定して、防衛省を中心に軍民両用技術を安全保障に生かす体制づくりを急ぎ、早期の実装につなげる。
 新組織は防衛省と防衛装備庁、自衛隊を含む200人超の体制とし、先端技術を取り入れた装備品の早期実現に関する経費として5年度予算案に2,500億円を計上し、民生技術の取得や研究への投資に充てる。
 これまで政府内の一部や日本学術会議などで民生技術の防衛分野への転用に消極的な意見があったが、2022年末に決めた国家安全保障戦略など安保関連3文書を踏まえ、民間の技術の取り込みに本格的にカジを切る。
2023.01.10
 23:57
ロイタ通信

(Yahoo)

日伊首脳、「戦略的パートナーシップ」締結で合意 <2302-011016>
 岸田首相とメローニ伊首相が10日にローマで会談し、経済、貿易、防衛を含む幅広い分野での関係強化で合意した。
 メローニ首相は会談後、記者団に対し「われわれは両国の関係を戦略的パートナーシップのレベルに高めることで合意した」と指摘し、このパートナーシップは、外交政策と防衛に関する二国間協議のメカニズムを伴うもので「相互の関心事である世界と地域のテーマに関するあらゆる分野」をカバーすることになると述べた。
2023.01.10
 19:04
産経新聞

(Yahoo)

インド空軍のスホイ30が茨城・百里基地に到着 日印が初の戦闘機共同訓練へ <2302-011012>
 インド空軍のSu-30が10日、百里基地基地に到着した。 航空自衛隊が16日から、百里基地を拠点にインド空軍と2国間では初めてとなる戦闘機同士の共同訓練を実施する。 訓練は26日まで行われ、インド空軍からはSu-30 4機と150名の隊員が参加する。 また展開や撤収のためC-17 2機なども入る。 空自からは百里基地のF-2と小松基地のF-15が4機ずつ参加する。
 両国による戦闘機訓練は令和元年11月の外務防衛閣僚協議 (2-plus-2) で実施合意に至ったが、COVID-19感染拡大の影響で先延ばしになっていた。
2023.01.10
 18:15
日経新聞 防衛大学校にサイバー学科、27年度にも 幹部候補を養成 <2302-011011>
 防衛省は令和9年度にも防衛大学校にサイバー学科を新設する検討に入った。 国内では長崎県立大が情報セキュリティ学科を設置した例などがあるものの、サイバー防衛を担う自衛隊への入隊にはつながりにくいとの指摘があった。
 防衛省設置法に基づき防衛省が所管する防衛大には現在14学科あるが、防衛大のカリキュラム変更や学科新設は文部科学省が所管する独立行政法人「大学改革支援・学位授与機構」が認めれば可能となる。
2023.01.10
 05:34
共同通信

(Yahoo)

日仏、今年前半「2プラス2」 中国念頭、共同訓練を推進 <2302-011003>
 訪仏中の岸田首相が9日午後にマクロン大統領共同記者発表に臨み、安全保障分野の協力を深化するため、今年前半に外務防衛閣僚協議 (2-plus-2) を開催したいと表明した。
 また中国を念頭に、東/南シナ海で力による一方的な現状変更の試みが強まっていると訴え、自衛隊とフランス軍の共同訓練を推進する考えを示し、日仏共同訓練の意義を強調した。
2023.01.10
 05:02
讀賣新聞

(Yahoo)

米が海兵隊改編、沖縄に「離島即応部隊」創設へ…中国への抑止力強化 <2302-011001>
 米政府は、強引な海洋進出を続ける中国への抑止力と対処能力を高める狙いから、沖縄駐留の米海兵隊FY25までに改編し、離島有事に即応する海兵沿岸連隊
MLRを創設する方針を固め、日本政府に伝えた。 11日に米ワシントンで開く日米安全保障協議委員会 (2-plus-2) で創設を打ち出す方向で調整している。
 海兵隊は今後、既存の部隊に対艦ミサイル機能などを新たに備えさせる一方、重火器を削減するなどしてMLRに改編する。
 部隊の規模はハワイと同程度の2,000名前後になるとみられ、沖縄全体で海兵隊を10,000名に削減する米軍再編計画には変更はない見通しである。
【関連記事:2204-030417 (S&S 2022.03.04)】
2023.01.07
 11:20
時事通信

(Yahoo)

日米、サイバー防衛強化へ覚書 ソフトウエアに安全基準 西村経産相 <2302-010705>
 訪米中の西村経済産業相が6日、マヨルカス米国土安全保障長官会談し、サイバーセキュリティーの強化で覚書を結んだ。
 政府が調達するソフトウエアを巡り、日米で同じレベルの安全基準を導入するのが柱で、高度化するサイバー攻撃に、日米が連携してリスク軽減を目指す。
2023.01.06
 20:48
産経新聞

(Yahoo)

日米英豪の空挺指揮官が初会合 離島地域での運用議論 陸自習志野駐屯地 <2302-010612>
 習志野駐屯地で6日、日米英豪4ヵ国の空挺部隊指揮官による国際会議が初めて開かれ、厳しさを増すインド太平洋地域の安全保障環境を念頭に、離島地域での空挺部隊の運用などについて2時間かけて話し合った
 会議には陸自関係者のほか、在日米軍の第374空輸航空団司令官や英軍の第16空中強襲旅団長、豪軍の空挺学校長をはじめ4ヵ国の関係者ら約50人が出席し、第1空挺団長の若松陸将補が冒頭、「インド太平洋地域で平和と安定を維持するためには、地域的特性もふまえると、空挺部隊間の協力が極めて重要だ」などと挨拶した。
 8日には習志野演習場で毎年恒例の降下訓練始めが行われ、米軍に加えて初めて英豪軍が参加する。
2023.01.06
 18:00
日経新聞 自衛隊の弾薬庫、南西諸島に分散へ 台湾有事念頭 <2302-010611>
 防衛省が、弾薬備蓄の7割が北海道に集中している現状を改め、台湾有事への対処を念頭に南西諸島などに長射程のミサイルを含め弾薬を保管する自衛隊の拠点を増設する方針で、配備先となる自治体や住民らと協議に入るが、追加の用地取得などを巡り調整が難航する可能性はある。
 2019年には自治体側から反発を招き、宮古島駐屯地に運び入れたミサイルを島外に搬出する事態も起きている。
 政府は弾薬や誘導弾の確保へ令和5年度からの5年間で計5兆円規模の支出を計画する。 2018年末策定の以前の計画は1兆円ほどだった。
2023.01.03
 18:40
日経新聞 陸上自衛隊、南西諸島へ全部隊展開可能に 台湾有事備え <2302-010308>
 政府が2022年12月に決めた防衛力整備計画で那覇駐屯地に司令部を置く第15旅団は普通科連隊を2個に増やして師団に格上げし、陸上自衛隊が持つ15個師団と旅団について南西諸島に展開可能な部隊に改編する。 沖縄県の部隊以外は機動運用を基本にし、台湾有事に備え南西方面の防衛を厚くした体制に切り替える。
 2018年末に決めた「防衛計画の大綱」では陸自の体制について機動運用部隊は4個師団と4個旅団の8個とし、地域配備部隊は5個師団と2個旅団の7個だったが、新たな計画では沖縄以外の14個の師団と旅団は機動運用の部隊と規定し、全国の部隊を柔軟に動かせるようにした。 これにより首都圏を含む1都6県が担当の第1師団、九州北部の第4師団などの位置づけを改める。
 また輸送力も高め、あらかじめ契約して緊急時に活用する民間の船舶をいまの2隻から6隻に増強するよう調整すると共に、令和5年度からの5年間で空中給油輸送機13機輸送艦艇8隻を取得する。
2023.01.02
 17:23
朝日新聞

(Yahoo)

中国空母「遼寧」など6隻、沖縄本島と宮古島の間を北上 <2302-010202>
 統合幕僚監部が、中国海軍空母遼寧のほか駆逐艦3隻フリゲート艦1隻高速戦闘支援艦1隻の計6隻が1日に沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に抜けたと2日発表した。 遼寧がこの海域を通過したのは通算13回目になる。
 統幕によると、この6隻は2022年12月16日に沖縄本島と宮古島の間を南下したものと同一で、同17~31日に太平洋上の北大東島沖大東島沖ノ鳥島周辺海域で、艦載機の離着艦を320回繰り返したという。
2023.01.01
 21:00
日経新聞 中国軍無人機が太平洋往復 初確認の機種、沖縄ー宮古間 <2302-010107>
 統合幕僚監部が1日、中国軍のWZ-7
ISR UAV 1機が同日午前から午後にかけ、沖縄本島と宮古島の間を抜け、東シナ海と太平洋を往復したと発表した。 WZ-7は太平洋に入ると南西に進み、反転して同じルートを通って東シナ海へ戻った。
 同機種の飛行確認は初めてで、防衛省が目的を分析している。
2023.01.01
 06:00
毎日新聞

(Yahoo)

自衛隊と台湾軍が連絡ルート構築 中国の軍事圧力に対抗 <2302-010104>
 日本政府高官が、自衛隊と台湾軍が直接の連絡ルートを構築していることを明らかにした。
 1972年に国交を断った日本と台湾の両政府は、直接的な対話や協議を避け、防衛当局間のルートも存在しないとされてきた。
2023.01.01
 05:00
讀賣新聞

(Yahoo)

日韓がミサイル探知レーダー接続、情報を即時共有へ…対北迎撃能力向上 <2302-010102>
 複数の両政府関係者が、日韓両政府が北朝鮮のミサイルを探知追尾するレーダ情報を即時共有する方向で検討を始めたことを明らかにした。 両政府の幹部などによると、米インド太平洋軍を交えた日米韓による技術的な検討が始まっている。 早ければ年内の実現を目指し、協議を加速させる。
 両国のシステムを米国経由で一部連結する案が浮上している。 実現すれば、ミサイルの飛行データをより早く把握できるようになり、ミサイル防衛や国民への情報発信などの能力向上につながる。