2011年の国内情勢に関する報道

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標       題
要             旨
2011.12.27 Yahoo FNN 記事

『武器輸出三原則等』 政府、条件つきで国際共同開発への参加などを例外として認める

<1201-122701>
 政府は武器輸出三原則等について、紛争の助長などにつながらない場合に限って、防衛装備品の国際共同開発への参加 などを例外として認めることを決め、官房長官が談話として発表した。
  長官の談話では、武器輸出三原則等について、紛争の助長などにつながらない場合に限って、戦闘機などの国際共同開発生産への参加を例外として認めるとしている。
2011.12.24 産経新聞

インターネット

防衛費、10年連続でマイナス F35 関連に600億円 <1201-122401>
 24日に閣議決定した平成24年度予算案で防衛費は、東日本大震災の復旧復興関連を除き、平成23年度比1.3%減の4兆7,138億円と、平成14年度の 4兆9,392億円をピークに10年連続の減少となった。
 平成24年度予算案は、沖永良部島に警戒管制レーダを39億円かけて整備するほか、与那国島に陸上自衛隊の沿岸監視部隊を展開する用地取得に10億円を計上した。 また 、F-35 の調達には、4機分395億円と訓練シミュレータやソフトウエア改修費など関連経費205億円の計600億円を充てた。
2011.12.21 Yahoo 産経新聞記事

「日米印が戦略対話 中朝安保で意見交換」

<1201-122102>
 日本、米国、インドの3ヵ国で安全保障問題などを話し合う外交当局の局長級による 戦略対話が19日、ワシントンの国務省で開かれ、米国務省のキャンベル次官補とブレイク次官補が議長を務め、外務省の鶴岡公二総合外交政策局 長らが出席した。
 中国の進出をにらんだ海上安全保障問題や北朝鮮、パキスタンなどの核問題、テロ対策などで意見交換したもようだ。
2011.12.19 Aviation Week & ST Radar satellite launched <1202-121901>
 12月12日にわが国のレーダ情報衛星が打ち上げられ、軌道上にある3基の光学衛星に加わった。 二番目のレーダ衛星 は2012〜2013年に打ち上げられる。
2011.12.19 Yahoo 時事通信記事

「情報収集レベル、1段階上げる=総書記死去で幹部ら緊急招集―防衛省」

<1201-121903>
 金正日死亡を受け、折木良一統合幕僚長は、北朝鮮軍に特異な動きはないが、情報収集のレベル一段階上げ、警戒態 勢レベルも動向を見極めた上で、引き上げを検討する考えを明らかにした。
 同省幹部によると、自衛隊の警戒レベルは上げていないという。
2011.12.12 Aviation Week & ST Wind tunnel trials for Australia's Scramspace <1202-121202>
 オーストラリアが2013年3月に打ち上げを計画している Scramspace の風洞試験がドイツで行われている。
 全長1.8mの Scramspace は、二段ロケットで高度340kmまで上昇したのち下降して、高度32〜37kmスクラムジェットに点火 し、Mach 8 で飛行する。
 この計画には日本とイタリアの研究者も参加している。
2011.12.12 Yahoo 毎日新聞記事

「情報収集衛星 H2A 打ち上げ成功…『成功率95%』達成」

<1201-121201>
 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が12日午前、政府の情報収集衛星『レーダ3号』を搭載した H-2A 20号機を種子島宇宙センタから打 ち上げ、21分後に衛星を分離し、予定の軌道に投入したことを確認し、打ち上げは成功した。
 レーダ3号は2号より性能が向上し、識別能力は1mとされる。
2011.12.06 Yahoo JNN 記事

「日米印が初の安全保障協力協議へ」

<1201-120601>
 アメリカ国務省が、日本、アメリカ、インド3ヵ国が、今月19日に初の局長級協議をワシン トンで開くと発表した。
 この協議ではアジア太平洋の地域情勢のほか、3ヵ国の安全保障協力について話し合うが、中国と周辺国が領有権をめぐって対立している 南シナ海問題についても意見交換するものとみられる。
2011.11.23 Jane's Defence Weekly Japan may sell US-2 amphibian to India <1201-112309>
 日本政府が新明和工業に対し、インド海軍の救難飛行艇に関する RfI に応じることを許 可した。 RfI は2011年初期に発簡されている。
 インド海軍の救難飛行艇には US-2 のほか、Bombardier CL-415 と Beriev Be-200 も候補 に挙がっているが、US-2 が採用されれば、武器輸出三原則のもとでの初めての輸出になる。
2011.11.09 Jane's Defence Weekly India and Japan agree to closer military ties <1201-110908>
 日印の国防相が11月2日、両国海軍の合同演習を2012年に実施することで合意した。 これは明らかに軍事的な拡張を 続ける中国への対抗策である。
 両国防相はまた、陸自、空自とインド軍協力関係樹立でも合意した。
2011.11.02 Yahoo 時事通信記事

「日印防衛交流促進で一致=来年、海自が合同訓練」

<1112-110201>
 一川防衛相が2日にインド国防相と会談し、防衛当局間の協力と交流を促進することで一致した。 両氏は、東・南シ ナ海で活動を活発化する中国や、ソマリア沖の海賊活動などを念頭に、シーレーンの安全確保の重要性を確認し、2012年に海上自衛隊とインド海 軍の合同訓練を実施することで合意した。
2011.10.24 毎日新聞

インターネット

一川防衛相:ベトナムと防衛分野で連携…対中けん制狙い <1111-102401>
 一川防衛相が24日、防衛省でベトナムのタイン国防相と会談し、防衛次官級協議の定例化など防衛分野での 連携を強化する覚書に署名した。 また、ベトナムと中国との南シナ海での領有権問題を巡る対立について<、非常に重要な問題であり、国際社会 で関係国が協力して解決しなければならないとの認識で一致した。
 ベトナム国防相の来日は13年ぶりで、中国をけん制する狙いがあるとみられる。
2011.10.13 Yahoo 時事通信記事

「中国機への緊急発進3.4倍=自衛隊の上半期まとめ―防衛省」

<1111-101301>
 防衛省が13日、中国機に対する緊急発進が今年度上半期は83回に上り、昨年同期の3.4倍に急増したと発表した。 同 省によると、今年度上半期の緊急発進は計203回であった。
 中国機への緊急発進は96回だった昨年度1年分に迫る勢いで、同省は東シナ海上空で中国機の活動が活発化していると見ている。
2011.10.12 読売新聞

インターネット

情報収集衛星レーダー3号機、12月に打ち上げ <1111-101201>
 政府の内閣官房内閣情報調査室が11日、情報収集衛星レーダ3号機を12月11日、種子島宇宙センタから H-2A 20号機で打ち上げると発表した。
 レーダ3号機は、先月23日に打ち上げられた高精度画像衛星である光学4号機と同様、北朝鮮の軍事施設などを監視する。
2011.10.09 Yahoo 毎日新聞記事

「防衛省、東南アジア軍能力支援を検討 米豪軍と共同で」

<1111-100901>
 防衛省は、自衛隊が培った地雷処理や海賊対処などのノウハウを東南アジア諸国の軍隊に伝える『能力構築支援事業』 を始めるため、来年度予算概算要求で能力構築支援事業に5億円を計上した。
 そのなかでは、米軍、豪軍との共同作業を検討しているおり、3ヵ国による防衛協力を強化して東南アジア各国を支援 することで、軍備増強を図る中国をけん制する狙いがある。 今年7月には日米豪の海軍がブルネイ沖で共同訓練を行い 、南シナ海の領有権問題で強硬姿勢を見せる中国をけん制している。
2011.10.05 Jane's Defence Weekly Japan, Philippines agree 'stategic' ties <1112-100511>
 フィリピンのアキノ大統領が、9月25〜28日の訪日最終日に野田首相との共同声明で、両国の戦略的 結びつきの強化に合意した。 また南シナ海について、国際法に基づく商船航行の自由を再確認した。
2011.09.30 Yahoo 時事通信記事

「離島防衛を重視、0.6%増=次期戦闘機は4機分―防衛省概算要求」

<1110-093001>
 防衛省が30日、総額がFY11当初予算比0.6%増4兆8,033億円となるFY12予算の概算要求をまとめた。 昨年末に策定し た中期防衛力整備計画に基づき、南西諸島の防衛力強化を重視した。
 南西諸島防衛では、与那国島に沿岸監視部隊を配置するための用地取得に15億円を要求するほか、沖永良部島の警戒管制レーダ を新型にするために39億円、E-2C を南西諸島で運用できるようにするため、那覇基地の整備基盤拡充に2億円を要求した。
 機種を年内に選定する F-X は4機分の調達費551億円を盛り込んだ。 F-X は機種選定中のため、F-2 の最終取得年度の予算計上額を基に仮置き した。
2011.09.28 Jane's Defence Weekly Mistubishi admits being hit by hackers <1111-092806>

= 三菱重工がサイバ攻撃を受けた記事 =
 
2011.09.28 読売新聞

インターネット

東・南シナ海巡る安保会議新設、日本が提唱へ <1110-092801>
 政府が27日、11月中旬にインドネシアで開かれる東アジア首脳会議 (EAS) で、海上安全保障問題を協議する『東アジア海洋フ ォーラム』(仮称)の新設を目指す方針を固めた。 海洋活動の拡大を続ける中国と周辺国の摩擦が続く南シナ海や、尖閣諸島のある 東シナ海などを念頭に、中国をけん制する狙いがある。  新組織は、日、中、韓、ASEAN、インド、豪州などが参加する EAS の下部組織として設け、
 @ 国際法規順守
 A 航行の自由
など海上安全保障に関する原則を協議し、中国の自制的行動を求める。
2011.09.27 Yahoo 時事通信記事

「三菱重工、F2 完納=戦闘機の国内生産終了」

<1110-092701>
 三菱重工業が27日、F-2 1機を防衛省に引き渡し、2000年以降に予定した計94機を完納して戦闘機の 国内生産がすべて終了した。
 F-X は国内生産するかどうか確定しておらず、生産が再開しても数年の空白期間は避けられない。
2011.09.26 朝鮮日報

インターネット

日本とフィリピンが海上防衛の連携強化へ <1110-092603>
 日本は、中国との領土紛争を抱える東南アジア諸国との連携を強化して中国に圧力をかけたい考えで、政府は 海上自衛隊とフィリピン海軍の定期協議を年2回に定例化するとともに、情報交換を目的に双方トップの相互訪問も行う方針で、野田首相が27日に フィリピン大統領と会談し、こうした内容を盛り込んだ共同声明を発表する。
 両国は併せて、両国の次官級協議を戦略協議に格上げすると共に、海上保安庁とフィリピン沿岸警備隊の合同演習を 拡大し、政府開発援助(ODA)を活用してフィリピン海洋警備隊の通信システム構築を支援する。
2011.09.22 Record China フィリピンと日本、ベトナムとインドが接近、南シナ海をめぐって中国に対抗―中国 <1110-092201>
 中国の専門家は、フィリピンと日本ベトナムとインド中国に対抗するため、それぞれ東 シナ海および南シナ海の海洋安全保障についての会談を行い、その距離を縮めているとしている。 また、日本、フィリピン、ベトナムの背後に米国 がいるとも見ている。
2011.09.18 読売新聞

インターネット

三菱重にサイバー攻撃、80台感染…防衛関連も <1110-091901>
 三菱重工業が第三者からサイバ攻撃を受け、最新鋭の潜水艦やミサイル、原子力プラントを製造している工場などで、 少なくとも80台のサーバやパソコンがウイルスに感染していた。 外部からサーバなどに侵入され、情報を抜き取られていた痕跡も見つかり、同 社は標的型攻撃によるスパイ行為の可能性が高いとして警察当局に届け出た。 日本の防衛産業を狙ったサイバー攻撃の一端が明らかになるのは初めてである。
 関係者によると、これまでに感染が確認されたのは、神戸造船所長崎造船所名古屋誘導推進シス テム製作所など8ヵ所と、本社を加えた計9ヵ所である。
2011.09.09 Searchina 中国軍も尖閣に近づく、ロシア軍機、日本周辺一周 <1110-090902>
 ロシア軍の爆撃機2機が対馬海峡から太平洋や北方領土周辺を経て日本周辺空域を周回したが、同日に中国軍の Y-8 情報収集機1機も、東シナ海 を南下して日中中間線を越え、尖閣諸島の北100〜150kmに接近していた。
2011.09.09 Yahoo 時事通信記事

「ロシア機、日本列島を周回=空自がスクランブル―防衛省」

<1110-090901>
 防衛省が8日、ロシアの爆撃機2機が同日、日本列島を周回するように飛行したと発表した。 領空侵犯はなかったが、 ロシア機が列島を周回飛行するのが明らかになったのは初めてである。
 同省統合幕僚監部によると、2機は Tu-95 で、日本海を沖縄本島付近まで進んだのち太平洋を北上し日本列島を一周した。 また オホーツク海上空では、別の2機による空中給油も確認された。
2011.09.08 Searchina ロケット不具合で8月延期、情報衛星、17日に打ち上げ <1110-090803>
 政府がは8日、H2A に指令爆破するシステムに不具合が見つかり、8月28日に予定していた打ち上げを延期していた情報収集衛星光学4号機を17日 に打ち上げると発表した。 光学4号機は H-2A 19号機に搭載して打ち上げられる。
2011.09.07 Jane's Defence Weekly Japan to equip new helo carrier with SeaRAM <1111-090701>
 満載排水量24,000tの 22DDH に、米国以外で初めて Mk 15 Mod 31 SeaRAM が装備される。
 SeaRAM は Phalanx Block 1B CIWS の20mm砲に替えて RIM-116 RAM を11セル搭載したもので、22DDH はこの他に Phalanx Block 1A 2門も装備する。
2011.09.07 産経新聞

インターネット

中国軍機、中間線越え 海自の情報収集妨害か <1110-090701>
 中国空軍の戦闘機が8月17日、東シナ海の日中中間線付近の上空を南下していた海自の電子偵察機 EP-3 と画像データ収集機 OP-3 を追尾して、日本の防空識別圏に侵入した上、中間線も越えてきたいたことが6日に分かった。 中間線より日本側で 戦闘機による威嚇が明らかになったのは初めてである。 戦闘機が南下を続ければ尖閣諸島に近づく恐れもあったため、那覇基地の F-15 を緊急 発進させると中国方面に戻った。 戦闘機は Su-27 か Su-30 という。
 海自は東シナ海で艦船を警戒監視するため P-3C を1日1回飛行させているほか、EP-3 と OP-3 を週に数回飛行させ、P-3C より高い高度から中国軍の動向の情報収集に あたらせており、中国側には情報収集活動を妨害する意図があった可能性が高い。
2011.08.22 Yahoo 産経新聞記事

「中国軍機が尖閣上空に飛来、空自が緊急発進 6月下旬」

<1109-082202>
 22日付の台湾紙が、中国軍の Su-30 が6月29日に台湾海峡の中間線を越え、尖閣諸島上空から与那国島上空付近を飛行 したため、台湾空軍と航空自衛隊の戦闘機が緊急発進を行ったと報じた。 中国の戦闘機がこの海域まで飛来したのは初めてという。
 統合幕僚監部では非公表としているが、空自関係者は、6月29日に中国の Sukhoi 戦闘機2機が飛来したのに対して那覇から F-15 計4機を緊急発進させたとしている。
2011.08.17 日経新聞

インターネット

サイバー攻撃への安保協力、日米協議へ 9月にも審議官級 <1109-081702>
 日米両政府はサイバ攻撃に関する安全保障協力を深めるため、外務防衛当局の審議官級協議を始める。 9月にも初 会合を開き、サイバ攻撃を想定した自衛隊と米軍による共同訓練など具体的な協力策を話し合う。
 日米間で共有する軍事情報を保全するため、サイバ空間で相次ぐ情報攻撃にも共同で対処する。
2011.08.17 朝日新聞

インターネット

防衛省、無人機開発を本格化 調査費増額要求へ <1109-081701>
 防衛省は日本独自の UAV 開発を本格化する方針を固め、第三次補正予算か来年度予算の概算要求で今年度予算を大幅に上回る調査費を盛り込 む。 原発事故の際に米軍の Global Hawk で状況を把握した経緯を踏まえ、菅首相が指示した。
 防衛省は2004〜2010年度にかけて、約100億円を投じて多用途の小型ジェット UAV の開発に乗り出し 4機を試作したが、飛行試験中のエンジントラブルで2機が海中に落下して水没するなど実用化に至らず、今年度予算では調査費100万円の みを計上していた。
2011.08.10 Jane's Defence Weekly Cracks threaten P-1 deployment <1110-081008>
 次期対潜哨戒機 P-1 の装備化は、地上試験で見つかった機体に発生した亀裂により遅れるこ とになった。
2011.08.10 Jane's Defence Weekly Japanese White Paper denounces 'assertive' China <1110-081006>
 8月2日に防衛省が発簡した2011年の防衛白書では、中国軍の海洋進出への懸念が強調されると共に、それに対するわが 国の対応策が述べられている。
2011.08.09 Yahoo Searchina 記事

「日本が世界初の球形無人偵察機を開発=米メディア」

<1109-080901>
 米軍事関連サイトが5日、防衛省技術研究本部が垂直離着陸などが可能な球形の UAV を開発したと伝えた。 この UAV はビーチボールサイズで、モータは黒いワイヤフレームで保護されており、壁にぶつかったり、地面に落ちても壊れにくい ようになっている。
 発明者の技術研究本部佐藤文幸氏によると、球体の飛行物体は世界初で、最新の試作7号機は最高時速は37哩、ダクト翼 、プロペラで飛行をコントロールする。
2011.08.08 Aviation Week & ST Astronauts from Tanegashima <1109-080809>
= JAXA の有人宇宙船に関する記事 =
 JAXAISS への物資輸送に宇宙貨物船 (HTV)『こうのとり』を打ち上げているが、 2025年を目処に有人飛行を目指している。
 JAXA が検討している帰還型 HTV (HRV) には、人員輸送用の設備が搭載される。
2011.08.02 Yahoo 読売新聞記事

「純国産次期哨戒機、機体にひび…配備先送りへ」

<1109-080201>
 防衛省が今年度中の部隊配備を目指して開発している次期の哨戒機 P-1 の機体から、試験中に複数のひび割れが見つ かり、同省が配備を来年度以降に先送りする方針を固めたことが、分かった。
 P-1 は現在、同省技術研究本部が海自厚木基地などで4機を試験中で、飛行試験に使っている2機と製造中の2機の計4機が今年度中に配備される計画だった。
2011.07.27 Jane's Defence Weekly Japan eyes charter deals for disaster relief <1109-072708>
 北沢防衛相が7月17日、有事における自衛隊の輸送のため民間の海運会社輸送契約を結ぶこ とを明らかにした。
 3月11日の震災に際しては50隻以上の艦船が投入されたが、港湾が破壊されたため輸送能力が足りず、米海軍の輸送艦 Tortuga が北海道から沖縄までの隊員280名 と車両94両の輸送にあたった。
2011.06.15 Jane's Defence Weekly Japan's lone lifter <1109-061512>

= 軍用輸送機特集記事に於ける XC-2 の記述部分 =
 
2011.06.15 Jane's Defence Weekly Tokyo confirms move to export SM-3 <1109-061507>
 防衛省が6月3日、SM-3 Block UA の輸出について、防衛大臣声明として、二つの条件を満たせば認めると発表した。
2011.06.04 読売新聞

インターネット

日米共同開発ミサイル、輸出基準で両国合意 <1107-060401>
 日米両政府が3日、共同開発中の SM-3 Block UA について、米国から第三国に移転(輸出)を認 める際の基準について基本合意した。 移転対象国は米国の同盟国に限定し、第三国から別の国への再移転をさせない厳格な輸出管理策を米国と第三国が講じる ことを条件に、日本が容認するとしている。
 北沢防衛相は21日に米国で開く外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2+2)で正式合意する。
2011.06.01 Jane's Defence Weekly Chinese sub images offer mission clues <1109-060108>
 2010年9月に初めて目撃された中国の新型 SSK は、最近の画像から同国海軍が現在建造している元級 (2,500t〜 3,000t) より1/3程度大型であることが分かり、AIP で推進すると見られる。 またセールが異様に大きいことか ら、中国では初めて脱出用カプセルをセールに装備していると見られる。
2011.06.01 Jane's Defence Weekly Japan moves closer to SM-3 export accord <1109-060104>
 日本政府は、米国が求めている SM-3 Block UA の第三国への輸出について、間もなく合意 する見通しである。
2011.06.01 朝日新聞

インターネット

自衛隊、初の本格的な海外拠点 ジブチに哨戒機の施設 <1107-060101>
 アデン湾での自衛隊の海賊対策を強化するため、防衛省は1日、哨戒機の拠点施設をジブチに開設した。 建設費は約47億円で、活動の長期化 を見越して、駐機場や格納庫、隊舎など恒久的な施設を整備した。 ジブチ国際空港滑走路の北西側の12haの土地をジブチ政府から有償で借りて現地の水道や電気を利用 し、体育館、日本式浴場なども建設した。 要員も海自と陸自の計約150名から30名増員して施設の警備などにあてる。
 自衛隊はイラクやカンボジアなどでも自前の活動拠点を設けてきたが、インフラは自前で調達するなど、時限的な性格が濃かったが、ジブチの施設は 10年程度の活動を見越しているという。
2011.05.14 Yahoo 琉球新報記事

「防衛省、与那国に100人配備 5年以内に」

<1106-051401>
 防衛省は12日の自民党国防部会で、今後5年以内に先島諸島与那国島に約100名の沿岸監視部隊を設置する方針を明ら かにした。
 部会で防衛省の担当者は、配置場所決定から配備までに4〜5年かかることを説明した。 また与那国島には航空自衛隊の移動 警戒レーダも配置される計画で、同省が4月から電波環境技術調査を始めている。
2011.04.04 Aviation Week & ST Ever cheaper <1105-040405>
= 三菱 MRJ の開発に関する記事 =
 
2011.04.04 Aviation Week & ST Design tradeoffs <1105-040404>
= 三菱 MRJ の開発に関する記事 =
 
2011.04.01 Yahoo 産経新聞記事

「今度は航空機が異常接近 中国国家海洋局、3月以降3度目」

<1105-040102>
 防衛省が1日、東シナ海の日中中間線の中国側海域で同日午後、中国国家海洋局所属の航空機が警戒監視中護衛艦 いそゆき に異常接近し、周囲を2周したと発表した。 最接近時の航空機の高度は60m、護衛艦までの水平距離は90m であった。
 国際慣例上は、それ以上近づいてはいけないとされる高度は150m、距離は450mになっている。
2011.03.27 Yahoo 読売新聞記事

「中国ヘリ、護衛艦に90mまで接近…東シナ海」

<1104-032701>
 東シナ海の中部海域で26日、中国国家海洋局所属と見られるヘリが護衛艦 いそゆき に異常 接近した。 防衛省によると、ヘリは Z-9 で、機体には中国国旗と中国海監という文字が書かれていた。 ヘリは護衛艦の周りを1周して飛び去ったといい、最も 接近した距離は90mで、高度は60mだった。
 東シナ海周辺では中国軍ヘリなどによる近接飛行が昨年4月以降、今回のケースを含めて計4件相次いでおり、日本政府は同日、非常に危険な行 為だとして中国側に抗議し、再発防止を求めた。
2011.03.18 韓国中央日報

インターネット

東日本大地震、福島原発に無人偵察機・ロボット投入 <1104-031802>
 福島原発には、米空軍が Global Hawk を投入するほか、日本文部科学省は原発内部の放射線量を測定するため、人の接近が危険な場所で放射 線量を測定する防災モニターロボットを東京電力に貸すことにした。
財団法人の原子力安全技術センタが所有するこのロボットは、全長150cm、幅80cmの小型戦車のような姿で、 1.1km離れたところでも無線操縦が可能である。 このロボットは訓練に参加したことはあるが実際に現場に投入されるのは初めてである。
2011.03.16 Yahoo 毎日新聞記事
「東日本大震災、米軍無人機が情報収集 被災地上空」
<1104-031603>
 東日本大震災で、福島第1原発周辺などでは放射性物質が確認され、自衛隊機の飛行も困難な状況にあるため、米空軍が日本政府の要請を受け て Global Hawk を被災地周辺に飛行させていることを在日米軍が明らかにした。
2011.03.16 Yahoo 産経新聞記事
「防衛相が予備自衛官に招集命令 1万人を投入」
<1104-031602>
 北沢俊美防衛相が14日、東日本大震災の被災者支援のため予備自衛官即応予備自衛官の計約1万人に 招集命令を出すことを明らかにした。
2011.03.14 Yahoo 時事通信記事

「津波で建物に接触した F2 戦闘機」

<1104-031401>

 写真は、津波に流され、建物に接触した F-2 戦闘機。

2011.03.13 Yahoo 産経新聞記事

「自衛隊松島基地 F2 全18機水没 200人連絡とれず」

<1104-031301>
 津波被害を受けた航空自衛隊松島基地F-2 18機が水没し、再起不能の見通しであること が分かった。 塩水や泥水が機体に入り込み、修理をしても飛行するのは困難とみられる。 4空団の F-2 の18機すべてが再起不能となれば、空自の防空任務にも大きな 支障が出る。
 水没したのは F-2 のほか、T-4 4機、UH-60 4機などで、津波が押し寄せるのが早く避難させる余裕はなかったという。 ブルーインパルスの T-4 6機はほかの基地に移 動しており無事だった。
2011.03.09 Jane's Defence Weekly Japanese F-15s warn off Chinese Y-8s <1104-030904>
 中国の Y-8 情報収集機が3月2日、尖閣諸島から34哩に接近したため、緊急発進した航空自衛隊の F-15J が退去させた。
2011.03.07 Aviation Week & ST Bases for BAMS <1104-030701>
 米海軍は BAMS を、2015年後半にペルシャ湾のどこかで IOC にする計画である。
 BAMS のこの他の配備場所については西太平洋を計画しているが、BAMS にはグゥアムから西太平洋まで飛べる航続距離はあるものの、作戦を考 えると行動半径は600〜900nmであるため、配備についてアジア太平洋諸国と非公式の折衝を行っている。
 Northrop Grumman社は、日本は BAMS よりさきに Global Hawk を装備すると見ている。
2011.02.09 Yahoo 毎日新聞記事

「米軍、国家軍事戦略を発表 日本に国際参加促す」

<1103-020901>
 マレン米統合参謀本部議長が88日、米国の国家戦略において米軍が果たすべき役割を示した『国家軍事戦略 (NMS ) 』を発表した。
The National Military Strategy of the USA 2011
 NMS は、北東アジアでの米軍の配備態勢について、強固な軍事的プレゼンスが数十年、維持されるとの見通しを示したうえで、日米、米韓同盟を強化 し、地域の安定を確保していく姿勢を強調した。 日本に対しては積極的に国際平和協力活動に参加するように促した一方で、韓国については世界中で米軍を支援 する強固な同盟国であることをはっきり示してきたと評価し、韓国と対比することで、同盟国としての日本の対応に不満を示している。
2011.01.12 Jane's Defence Weekly Japan, South Korea mull defence pact <1102-011209>
 北沢防衛大臣が、韓国と物品役務相互提供協定 (ACSA) 及び軍事情報保護協定 (GSOMIA) を締結して、 軍事協力関係を強化することに意欲を示している。
2011.01.12 Jane's Defence Weekly Japan's defence budget drops to 18-year low <1102-011207>
 12月24日に決まった23年度予算政府案で、防衛予算は0.4%の減となり、特に陸上自衛隊の予算は18年 ぶりの低水準になった。
2011.01.05 Jane's Defence Weekly NDPG implications fo Japan's industrial base <1102-010513>

= 新防衛計画大綱は企業側の視点で作られたとする記事 =
 
2011.01.04 Yahoo フジテレビ記事

「北沢防衛相、ACSA(物品役務相互提供協定)締結を韓国側に打診する方針固める」

<1102-010401>
 北沢防衛相は、自衛隊と韓国軍が食料や部品などを相互に提供する物品役務相互提供協定 ( ACSA) の締結を、韓国側に打診する方針を固めた。
 また、自衛隊と韓国軍の協力緊密化に向け、軍事情報の漏えい防止を図るための情報保護協定についても、韓国側に提案する方針だという。