2006年の国内情勢に関する報道

年 月 日
出   典
標     題
要         旨
2006.12.20 Yahoo 時事通信記事

総額4兆8000億円、5年連続・・・」

<0701-122001>
 防衛関係費は2006年度当初比0.3%減4兆7,982億円で、5年連続 のマイナスとなった。
 装備品調達などの効率化を進め総額を抑制する一方、ミサイル防衛関連で過去最高の1,826 億円を計上した。
2006.12.15 Yahoo 時事通信記事

「防衛省法が成立、国際貢献・・・」

<0701-121503>
 防衛庁の省昇格関連法が15日午後の参院本会議で、与党と民主党などの賛成多数で可決成立した。 来年1月 9日付で防衛省が発足し、防衛庁長官は防衛相となる。
 同法ではまた、自衛隊の国際平和協力活動などを付随的任務から本来任務に格上げ する。
2006.12.15 Yahoo 毎日新聞記事

「米軍再編、防衛費と別枠 ・・・」

<0701-121502>
 塩崎官房長官が15日、在日米軍再編に伴う経費の財源について、通常の防衛関係費とは別枠 という意見が出ていて、その方向で議論しているところだと述べ、特別枠を設け対応する意向を表明した。
2006.12.15 朝日新聞

インターネット

ホンダのジェット機、受注好調・・・ <0624-121501>
 航空機事業に新たに参入するホンダが米国の研究開発拠点を公開し、開発したホンダジェットの試験飛行を 見せた。 斬新なデザインと他社製の同級機より三割超も高めた燃費効率が特徴で、今年10月からの 受注は100機を突破している。 ホンダジェットは7〜8人乗りで、最高速度は778km/h、高速機敏さの秘密は異例のデザインにあるという。
 この試験飛行は、2003年12月の初飛行からちょうど200回目で、性能試験はほぼ終わり来年には10年からの出荷に向けて米連邦航空局 の型式認定試験が始まる。
2006.12.11 Defense News Japan tests Chu-SAM anti-air missile <0703-121110>
 11月30日に中 SAM の発射が、米陸軍防空センタのマックレガー射場で行われ成功した。 発射試験は既に6回 WSMR で行われている。
 中 SAM は1965年以降、陸自8個高射群で運用している改良 Hawk の後継として2002年に開発を終了した、航空機、ASM 及び巡航ミサイ ルに対処する中射程システムである。 開発総経費は$1.29B、三菱電機が開発した。
2006.12 Jane's Missiles & Rockets Japan tests ASM-3 ramjet-powered anti-ship missile <0703-120025>
 日本が2000年から開発している ASM-3 ステルス長距離対艦ミサイルは、双発のラムジェッ トエンジンで推進し、アクティブ/パッシブレーダと IR で誘導される。  装備化は2010〜2015年に予定されており、8月10日には F-2 にモックアップを搭載しての飛行試験が行わ れた。
 北朝鮮の脅威増大を受け ASM-3 とともに IR 誘導のスタンドオフ爆弾も開発中である。
2006.12 Jane's Missiles & Rockets JASDF armd F-2 with radar-guided AAM-4s <0703-120017>
 航空自衛隊がFY-05から F-2A/B に AAM-4 を搭載している。 F-2A/B には IR 誘導の AAM-5 が搭載されて おり、AAM-4 は F-15J に優先配備されていた。
 FY-05から試験が行われている AAM-4改は、改良型フェーズドアレイアンテナ、低損失信号 処理装置、送信出力の増大により、射程延伸及び多目標対処能力向上が図られている。
2006.12 Jane's Missiles & Rockets JSDF minitors recent North Korea tests <0703-120012>
 自衛隊が北朝鮮が行ったミサイル発射試験や核実験を間近に偵察した。
 海上自衛隊の第51航空隊は AIRBOSS (Advanced IR Ballistic missile Observation Sensor System) を搭載 した UP-3D が2005年11月17日に行われた SM-3 発射試験に参加して成功したが、7月5日の発射試験時は搭載し ておらず、ELINT を装備する EP-3 YS-11B に主として情報収集を依存することに なった。
2006.11.29 Jane's Defence Weekly Japan requests new destroyers <0624-112907>
 防衛庁が19年度予算に はつゆき 級護衛艦5隻の後継として4隻が計画されている新型護衛艦の一番艦を要求した。 価格は $717Mである。
 19DD と呼ばれるこの艦は5,000tで、COGAG x4 による二軸推進で 30kt以上の速力を出す。 装備は Mk45 Mod4 5吋62口径砲、Mk 41 VLS、90式 SSM 4発発射機x2、CIWS x2で、射撃統制には FCS-3 改を装備する。
2006.11.13 Inside the Navy U.S.-Japan naval exercise focuses on Anti-Submarine Warfare <0624-111304>
 米第7艦隊と海上自衛隊は11月9日〜16日の間、日本周辺海域で合同演習 ANNUALEX 18G を実施した。 今回の主要演練項目は 対潜水艦戦であった。
 第7艦隊は兵員8,500名、空母 Kitty Hawk、巡洋艦 CowpenShiloh のほか、原潜2隻、駆逐艦6隻を参加させた。
 米海軍によると、日本周辺及びシーレーンにおける国籍不明の潜水艦はこの数年急増しており、現在250隻以 上が常時活動している。
2006.11.05 Yahoo 琉球新報記事

「事前集積艦停泊続く、朝鮮・・・」

<0622-110501>
 米軍ホワイトビーチ沖で、先月20日ごろから米陸軍と海兵隊の事前集積艦が断続的に停泊を続けており、米軍 佐世保基地でも事前集積艦の入港が相次いでいる。 ホワイトビーチには10月20日ごろ以降、陸軍のワトソン級 の事前集積艦 (62,968t) がほぼ常に沖に停泊を続けている。
 専門家は北朝鮮による核実験以降、米軍は朝鮮半島陸上での戦闘や国連制裁が進んだ際の大規模な難民の流出 などに備え、急速展開を念頭に置いて待機を続けているのではないかと分析している。
2006.10.31 読売新聞

インターネット

ロシア機へのスクランブル急増・・・ <0621-103101>
 航空自衛隊の戦闘機がロシア機に対して緊急発進するケースが今年度に入り急増し ている。 ソ連崩壊後はほとんど見られなくなっていた太平洋側を南下するケースも確認され、中には 伊豆諸島の西側まで飛来したケースもあった。 防衛庁は、ロシアは国防費が増えており今後とも注視したいと している。
 一方、昨年度に107回を記録した中国機に対する緊急発進はわずか1回にとどまって いる。
2006.10.23 読売新聞

インターネット

防衛庁、宮古島に電波監視施・・・ <0621-102301>
 防衛庁と航空自衛隊は、東シナ海方面の電子情報収集能力を高める新型の地上電波 測定施設を宮古島に設置するため、来年度予算に建設費として約25億円を要求して3年間で整備し、2009年度に 運用を開始する。 これに先立ち、主に朝鮮半島方面の電子情報収集に対応するため 背振山に整備を進めてきた同型の施設は、今年度中にも運用を開始する。
 これまで空自は、旧ソ連機に対応するため、1970年代後半から、北海道の稚内、根室、奥尻島の3ヶ所に同施 設を置き、専門の部隊が電子情報の収集にあたってきた。
(関連記事 読売 2006.03.15)
2006.10.17 朝日新聞

インターネット

失敗原因は充電不足、1億円・・・ <0621-101702>
 宇宙航空研究開発機構が16日、今年3月に行われた次世代超音速機用のジェットエンジンの飛行実験の失敗について、 バッテリーの充電不足が原因だったと発表した。 実験には1億円の費用がかかっていた。
 エンジンは、Mach 4で飛ぶ超音速機用に宇宙機構が開発し、ロケットにつけて飛ばす実験を豪州で行ったが 失敗した。
2006.10.16 琉球新報

インターネット

宮古島に陸自新基地、09年度・・・ <0621-101601>
 陸上自衛隊第1混成団(2,000名)の旅団化(3,000〜4,000名)の一環として、2009年度を目処に宮古島に約200名規模 の部隊を配置し、将来は600名規模に増強する見通しである。
 現在、宮古島には空自の第53警戒群が配置されているが、2009年度に配備される部隊には、これとは別の基地施設を 建設する。
【註:】
 2009年に配置される200名規模部隊は1個普通科中隊で、その後増強されて600名規模の部隊になるとは1個 普通科連隊と見られる。
 旅団隷下の普通科連隊は師団隷下の普通科連隊の半分の規模で、実質は大隊である。
2006.10.09 Aviation Week & ST Rising challenge <0621-100904>
 防衛庁の2006年度版防衛白書では、北鮮の弾道ミサイル脅威と中国の軍事力増強を重視、防衛力の整備を着 実に行うことを強調している。 また情報収集能力の強化のため、E-2C 及び AWACS を改善し、F-15J に戦術偵察収集 システムの搭載を行っている。
 更に、2008年の機種決定をめざす F-4 後継機約50機の RfI を今年初めに発簡した。 このほか大型 UAV の 導入を検討中であり、航空機搭載ミサイルについては AAM-5、AAM-4(改) の開発を行っており、ASM-3 の F-2 による投下試験も最近行わ れた。
2006.10.04 Jane's Defence Weekly Japan trials Ferret sniper system <0621-100411>
 防衛庁がカナダ MDA社製の Ferret 照準検知装置を試験的に購入し、結果が良ければ2010〜2014年に調達さ れる8輪装輪装甲車に搭載されることになる。 この装輪装甲車は Piranha W を小松がライセンス国産する。  Ferret 照準検知装置はパッシブの音響探知装置で、車載用にできている。
【▽註:】
 19年度概算要求にある「機動戦闘車(右図)」とは、Piranha W の小松によるライセンス国産であることが判明した。
 Piranha はスイスの MOWAG社が開発した装輪装甲車で、米陸軍の Stryker の原型となったカナダ GD社の LAV V は Piranha V であ る。
2006.10.04 Jane's Defence Weekly Japan to set up liason office in Washington <0621-100410>
 防衛庁が2007年初期にワシントンに情報連絡官事務所を開設する。 防衛駐在官は外務省に所属し、防衛庁 が情報を直接入手することができなかったため、独自ルートを開設することになる。
 但し規模は小さく、連絡官は内局の情報部門に所属する2〜3名のシビリアンになる。 また地位も駐在では なく、長期出張扱いになる。
2006.10 軍事研究 P-X/C-X の開発と民間航空機への転用 <0618-100001>
 川崎重工で行われている P-X/C-X の開発は順調に進み、2007年3月上旬にロールアウト 夏には初飛行が行われるが、同社は両機の民間機転用計画を進めており、 Farnborough 航空ショウで販売活動を開始した。
(関連記事 AW&ST 2006.08.21)
 民間機転用型は P-X を元にした旅客機と、C-X を元にした高速貨物機であるが、 高速貨物機は改造箇所が少ない上、C-17 の量産が打ち切られると開発中の大型貨物機はエアバス A-400 だけとなるため、 軍民双方での需要が見込まれている。 A-400 は C-X とほぼ同規模の輸送機であるが、搭載能力、巡航速度で C-X が僅かに優れている。
2006.09.17 Yahoo 読売新聞記事

「偵察衛星開発を容認、自民・・・」

<0619-091701>
 自民党がまとめた、防衛目的の衛星を打ち上げることなどを認めた「宇宙基本法案」原案が16日に明らかに なった。
 1967年に日本が批准した宇宙の平和利用原則を盛り込んだ国連宇宙条約について、欧米は攻撃的でない軍事利用は可能としているが、 日本政府は防衛目的の利用はできないと解釈してきた。 国会は1969年に宇宙利用は平和の目的に限るとの決議を採択している。 ▽
(関連記事 朝日新聞 2006.03.15)
2006.09.14 Yahoo 韓国中央日報記事

「韓国の軍事費支出、世界8・・・」

<0618-091401>
 米国 CIA が12日に公開した資料によると、米国が昨年$518.1Bの軍事費を支出し世界1位であった。 2位は$81.47Bの 中国で、3位は$45Bのフランスだった。 こうした傾向が続くと軍事力分野でも遠からず米中2強時代が 到来すると専門家らは見ている。
 日本は$44.31Bで4位、英国は$42.8365Bで5位、ドイツが$35.063Bで6位であった。
2006.09.11 Yahoo 読売新聞記事

「情報収集衛星、打ち上げに・・・」

<0618-091102>

 JAXA が11日、三基目の情報収集衛星(光学)を、H-2A 10号機で打ち上げ、衛星は無事予定の軌道に投入さ れた。 衛星は高度400〜600kmの極軌道を周回し、解像度1mの高性能のディジタルカ メラで地上を監視する。
 年明けにも2基目のレーダ衛星が打ち上げられ、あわせた計4基で地球上のあらゆる場所を 1日に最低1回は監視できる態勢が整う。

2006.09.07 朝雲新聞

インターネット

「19年度防衛費、概算要求の・・・」 <0618-090701>
= 19年度防衛費 概算要求の主要事項 詳報 =
 
2006.08.30 東京新聞

インターネット

「6隻目のイージス艦進水、・・・」 <0617-083001>
 海上自衛隊では6隻目となるイージス護衛艦の進水式が30日、三菱重工長崎造船所であり「 あしがら」と名付けられた。
 既に活動中のイージス護衛艦4隻に比べて大型化し、排水量は7,700tと、2007年春に就役予定の「あたご」と 同じで、2008年春に就役する。
2006.08.23 朝日新聞

インターネット

「MD予算5割増、北朝鮮の発・・・」 <0617-082302>
 防衛庁は来年度予算の概算要求で MD 関連予算を本年度比約5割増の2,190億円とする方針を固めた。 2008年 度以降に購入する予定だった PAC-3 を一部前倒しするほか、監視システム強化などを要求する。 PAC-3 の購入費としては、2006年度ま でに計64億円が計上されている。
 防衛庁の来年度概算要求額は約4兆8,600億円で、MD 関連予算の比率は4.5%と、本年 度の2.9%より伸びる。
2006.08.23 Yahoo 読売新聞記事

「防衛庁、電子偵察機を高性・・・」

<0617-082301>
 防衛庁は23日、ミサイル防衛システム整備の一環として、海上自衛隊の EP-3 2機の性能を向上させるため、 当初の要求予定に上積みし、改修費約94億円を2007年度予算の概算要求に盛り込む方 針を決めた。
 EP-3 は、通信のデジタル化などで捕捉が困難となった電波の傍受を可能とするため、2001年度に1機当たり約50億円 で改修に着手し、全5機のうち、2004年度に1機の改修が完了し、2007、2008年度にも各機の整備を終える予定である。
2006.08.21 Aviation Week & ST Looking to the future <0618-082109>
 日本が開発中の C-X と P-X 飛行試験が来年の3月以降行われる。 C-X は双発 で、巡航速度 Mach 0.8、航続距離5,600km、最大搭載重量37.6t、全長44mで2011年の運用開始をめざす。 P-X は4発機で、全長は38m、2007年3月に初飛行を計画している。 開発では各2機を試作しており、40機の C-X と 80機の P-X を装備する構想である。
 また、P-X の技術を用いた民航機 YP-X (右図)の構想もある。 細部の仕様は未定であるが、 125人乗りになる模様である。
2006.08.09 Jane's Defence Weekly Report underlines shift in Japan's defence thinking <0617-080910>
= 8月1日に発簡された防衛白書の特色に関する記事 =
 従来数ヶ月要していた英語版が、今回は日本語版と同日に発刊された。
 以下、記述内容についての解説。
2006.08.01 Yahoo 産経新聞記事

「防衛白書、中国軍事費急増・・・」

<0616-080101>
 1日午前の閣議で、平成18年版防衛白書が了承された。 白書は、中国の軍事費の急増に懸念を表明するととも に、中国空軍の日本近海における情報収集活動に警戒感を示している。 また、東シナ海での活動を活発化している中国 海軍の狙いを海洋権益の獲得と指摘するなど、中国軍の能力だけでなく、その意図の分析を試みているのが特徴だ。
 白書は、中国の国防費が過去18年間で名目上13倍の規模になったと指摘し、今後中国が、前年度比15%前後の伸 び率で国防費の増額を継続していけば、2008年にはわが国の防衛予算を大きく超えるとして、中国の防衛政策や軍 事力の透明化を求めている。
2006.07.31 Aviation Week & ST Fighting Fire with... <0616-073102>
 海上自衛隊が30年間にわたり運用してきた US-1 捜索救難機の後継となる、新明和の空中消火型 US-1 改は来 年から制式名 US-2 として運用を開始する。
 US-2 は4基の Rolls Royce社製ターボプロップエンジンを搭載し、全長は109呎、フライバイワイヤー制御で消火用水 15tを積むことができる。
2006.07.25 Yahoo 共同通信記事

「ジェット機事業参入を検討 ・・・」

<0615-072501>
 ホンダが米市場で小型ジェット機事業への本格参入することを25日にも表明する。 既に立ち上げた小型航空 機向けエンジン事業に続き、航空事業への参入に踏み出すことになる。
 同社は昨年7月に米国で開かれた航空ショーで自社開発した小型ジェット機ホンダジェットを初めて公開して いたが、これまでは機体生産の事業化計画はないとしていた。
(関連記事 Yahoo 読売 2003.12.05)
2006.07.20 Yahoo 時事通信記事

嘉手納配備、対航空機用ミ・・・」

<0615-072002>
 防衛施設庁長官が20日に沖縄県庁で知事に対して、米軍の PAC-3 が嘉手納飛行場と嘉手納弾薬庫に配備されることを説明した。 こ の際、PAC-3 と合わせて PAC-2 も配備されることを明らかにした。
 PAC-2 を配備するのは、航空戦力などの増強を続ける中国に対処する狙いもあるとみられる。
2006.07.09 Yahoo 時事通信記事

敵地攻撃能力の保持は当然・・・」

<0614-070901>
 額賀福志郎防衛庁長官が9日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関連して、国民を守るために必要なら、独立国として限定 的な攻撃能力を持つことは当然だと述べ、日本に対する攻撃が差し迫った場合に備えて、ミサイル発射場などを 先制攻撃する能力の保持を検討すべきだとの考えを示した。
2006.07.03 Aviation Week & ST Stage ready <0614-070305>
 Boeing社は日本から受注した KC-767 空中給油機の飛行試験を今月から行う予定である。 日本は4機を購入 する計画で、初号機の引き渡し来年2月以降となる。
 米空軍は9月に RfP を発簡される KC-135 の後継となる Smart Tanker には、Boeing社は KC-767-400ER を、EADS/Northrop Grumman社 は Airbus A330 を提案するとみられる。 DoD は100機を装備する計画である。
2006.06.26 Aviation Week & ST Patriot games <0614-062605>
 日米両国は、日本 Torus社が製造している PAC-3 部品の輸出認可の問題から、日 本が保留している米国への出荷停止を解決するため、現在協議を進めている。 部品は既に準備されているが、出荷許可が下りないため PAC-3 製造ラインは数週間分の稼働しか期待できない状況にある。
 日本はミサイル防衛と PAC-3 の導入を決めており、PAC-3 の共同生産を希望しているが、米側の技術資料開示不足 に失望感を表している。
2006.06.20 Yahoo 韓国中央日報記事

「南浦製造のテポドン2号、偽・・・」

<0613-062002>
 テポドン2号は日本の技術を使って平壌に近い南浦近郊の軍需工場で極秘に製造され、5月初めに咸鏡北道 花台郡のミサイル発射台に移された。 この工場はミサイル本体と推進装置を製造しており、年間100〜120基のスカッ ドを生産してきた。
 ミサイルに搭載された電子部品は平壌半導体工場軍需ラインで製作されたが、大部分が日本製技術と部品を 基盤としているとこの関係 者は伝えた。
2006.06.12 Yahoo 共同通信記事

「世界の軍事費128兆円、中・・・」

<0612-061201>
 ストックホルム国際平和研究所が12日発表した2006年版の年鑑によると、2005年の世界の軍事費は推計で前年 比実質3.4%増の$1,118B(約128兆円)に達した。
 米国だけで全体の半分弱を占め、5%前後で続く英国、フランスを大きく引き離し突出し、4位が日本、5位が中国 と続いた。 中国の通常兵器輸入総額は2001〜2005年の合計で$13.343Bと世界最大 だった。
2006.07 世界の艦船 19DD の防空システムはこうなる! <0611-070001>
 19DD の防空システムが SPY-1F(V) に決まり、8月末の概算要求に向け作業が進め られている。
 これは従来短距離 SAM だけを装備していた汎用護衛艦に、中距離、短距離の SAM を混載して DDG と DD の 防空能力のギャップを埋めようとするもので、防空システムの改造なしに SM-2 と ESSM の両者を管制することを目的としている。
2006.06.01 朝雲新聞

インターネット

「ホーク後継の低空ミサイル・・・」 <0612-060102>

= 高射学校における中SAMの教育開始を伝える記事 =
2006.05.29 Aviation Week & ST The first KC-767A tanker <0612-052901>
 2007年中頃に伊空軍に納入を予定する KC-767A 初号機の地上走行振動試験が終了した。 総合システム飛行試験はまもなく開始され るが、2005年5月以降これまでに約70回、250時間以上の飛行試験を行っている。
 一方、日本は 767 給油機を4機購入する計画で、初号機は2006年末に納入を予定し ている。
2006.05.22 Defense News Japan-US military relationship adds muscle <0615-052206>
= Defense News 創刊20周年記念特集記事V =
 日米はこの20年間で逐次軍事協力の緊密さを向上させてきた。 特に湾岸戦争以降 の国際協力と北鮮の核及び弾道ミサイルの脅威から日本の国防意識が広く醸成されたことが注目される。
 日本は米軍再編に伴う海兵隊の移駐等に$6Bを拠出する計画であり、米軍は$20Bを更に求めている。 (以下略) ◇
2006.05.17 Jane's Defence Weekly NATO and Japan seek to deepen relation <0611-051703>
 麻生外務大臣が5月4日に NATO 本部を訪問して事務総長と会談し、今後日本と NATO の最高意思決定機関である NATO 理事会 (NAC: North Atlantic Council) と定期的な協議を行いたいと申し入れた。
2006.05.12 Yahoo 韓国中央日報記事

「韓日独島紛争時は勝利を壮・・・」

<0610-051201>
 ホ陸軍戦闘発展団長が国防日報への寄稿で、竹島問題守備のための先端戦略を確保する必要がある指摘した。
特に、鬱陵島と竹島、日本名沿岸に海洋監視手段とミサイルや高性能魚雷など複合打撃シス テムを構築して訓練すれば、有事の際に艦艇と航空機が竹島付近まで出動しなくても対応できると強調した。
2006.05.01 Inside the Navy U.S.-Japan agreement to move 8,000 Marines from Okinawa to Guam <0611-050104>
 日米両政府は4月23日、沖縄駐屯の海兵隊員8,000名をグアム島に移駐することで合意した。
 移転費用は約$26Bで、2012年までの移駐完了をめざす。
2006.04.26 Inside Missile Defense Rayhteon to continue work on U.S.-Japan SM-3 contract <0611-042603>
 米海軍は4月18日、SM-3 Block UA の開発に関する継続契約を Raytheon社と締結した。 開発されるのは日米共同 で行われている改良型弾で、先月実施した発射試験では、日本が設計したノーズコーンの分離実験に成功している。
2006.04.25 Yahoo 共同通信記事

中期防見直し圧縮へ、グア・・・」

<0609-042501>
 政府は25日、在沖縄米海兵隊のグアム移転をめぐる日本側負担が7,100億円で決着し たことを受け、総額24兆2,400億円の現行の中期防を見直し圧縮する方針を固めた。 移転経費に加え、在日米 軍再編に伴い日本が新たに負担する経費が今後10年間で約2兆円に上ることから、防衛費全体の圧縮が不可欠と 判断した。 政府は
  @ 戦車、火砲など正面装備の削減
  A 陸海空自衛隊の統合運用に伴う効率化で人員、人件費を削減
  B 1,000億円計上されている予備費の見直し
などを柱に中期防圧縮を検討している。
2006.04.24 Aviation Week & ST The Japanese space agency JAXA reports a failure of its HyShot-W <0610-042403>
 日本が豪州 Woomera 試験場で3月30日に行った HyShot-W スクラムジェットロケットの発射試験はノーズ コーンの離脱ができず失敗に終わった。
 JAXA が$900,000を投じてオーストラリアの Queensland 大学に委託した試験ではスクラムジェット燃焼器と燃料噴射装置の検証を 目的としたが、所要のデータが得られず、高度は23〜37km、速度は最大 Mach 7.6 に到達したものと推測されている。
2006.04.20 Yahoo 時事通信記事

「中国機への緊急発進107回・・・」

<0609-042001>
 統合幕僚監部は20日、領空侵犯の可能性のある国籍不明機に対する緊急発進の2005年度の実施状況を発表した。 回数は前年度より6割 以上増えて229回で、うち中国機が対象だったケースが8倍以上の107回となり過去最高だった。
 先崎一統合幕僚長は記者会見で、中国軍の近代化と情報収集活動に関連した動きではないかとの見解を表明した。
2006.04.19 Yahoo 読売新聞記事

「エンジン、飛行実験に失敗・・・」

<0609-041901>
 宇宙航空研究開発機構は19日、Mach 4 以上の超音速輸送機に搭載するスクラムジェットエンジンの性能を評価するため、先月末にオー ストラリアのウーメラ実験場で行った飛行実験が失敗したと発表した。
 小型ロケットに搭載した、エンジンの心臓部である燃焼器を保護するカバーが外れず、データが全く得られな かった。
(関連記事 AW&ST 2006.04.10)
2006.04.18 Yahoo 共同通信記事

「サイバー攻撃で情報交換、・・・」

<0609-041801>
 政府は18日午前の閣議で、サイバー攻撃への対処能力の向上を目的に日米間で情報交換 を促進するため、交換公文を取り交わすことを決めた。 日米防衛協力の一環で、新種のコンピューターウイルスやその対応策な どの情報を交換する。
 交換公文に基づき、防衛庁と米国防総省の間で基本的な枠組みを定めた MoU に同日中に日本側が署名し、米側が署名した時点で発効す る。
2006.04.13 Inside the Pentagon PACAF Chief suggests selling JSFs to JAPAN <0611-041302>
 米太平洋空軍 (PACAF) 司令官は、日本への新戦闘機の売り込みは F-22A よりも F-35 JSF が適当であると 述べた。 ITAF 誌は2月の記事で、日本への輸出は F-22A の公算が最も高いと報じていた。
 PACAF の責任区域は地球上の50%以上を占め、約55,000名の兵員がハワイ、アラスカ、グアム、日本及び韓国に駐留している。
2006.04.10 Aviation Week & ST Scrambled scramjet data <0609-041001>
 宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が設計したスクラムジェット燃焼装置の試験が Hyshot W を使用して3月30日にオーストラリアで行われ、データ取得に成功した。 打ち上げはオーストラリ ア Queensland 大学が担当し、計画では高度320kmを目標としたが計測結果は290kmであった。
(関連記事 JAXA HP 2006.03.30)
 25日に英国 Qinetiq が行った Hyshot V は高度320kmに達している。
(関連記事 AW&ST 2006.04.03)
 今回の試験はスクラムジェット燃焼装置と新たに開発した燃料注入器の性能確認を目的とし、Hyshot W には新設計の注入器と従来型 の2個が取り付けられ、飛行最終段階に約6秒のジェット燃焼を行い、性能を比較した。
2006.04.06 東京新聞

インターネット

「南極用の無人飛行機開発 ・・・」 <0608-040603>
 国立極地研究所が南極の上空で大気観測や写真撮影を行う小型無人機を開発し、今年11月に出発する観測隊が 同機を使って来年初めに観測を行う。 無人機は全長2.2m、翼端長2.7mで、4時間以上500kmの連続飛行できる。
 世界の科学観測のための無人飛行機は大がかりなものが多く、今回のような 150万円〜200万円でできる小型 の無人機はなかった。
2006.04.06 東京新聞

インターネット

「MD 計画で移動通信網、警・・・」 <0608-040602>
 防衛庁は、航空自衛隊が2009年春までに E-2C 13機と日本海側7ヶ所のレーダー基地に端末を配備する。
 7ヶ所のレーダー基地はイージス艦が収集した弾道ミサイルのデータを受信してバッジシステムに転送するが、イージス艦が水平線より 遠くて直接受信ができない場合には E-2C が上空でデータを中継する。 このため空自は2009年春までに E-2C 13機に専用の端末を配備する。
2006.04.06 Yahoo 共同通信記事

MD計画で移動通信網、警戒・・・」

<0608-040601>
 防衛庁は、航空自衛隊が2009年春までに E-2C 13機と日本海側7ヶ所のレーダー基地に端末を配備する 移動式の大容量高速通信網を構築し、イージス艦が捕捉した弾道ミサイルのデータを中継して瞬時にバッジシス テムへ送る計画であることが6日に明らかになった。
2006.04.05 防衛庁 HP 艦載型戦闘指揮システムに係る日米共同研究 <0608-040505>
 日米間で5日、艦載型戦闘指揮システムに係る日米共同研究の実施附属書を締結した。 この事業は、2004年 12月に締結された BMD に関する MoU のもとで実施される日米共同研究である。
 本研究は、艦載型戦闘指揮システムをオープンアーキテクチャ化し COTS 計算機等 を活用することにより情報処理能力向上を図り、BMD 対処を含めた同時多目標対処能力を向上させると共に、 LCC 低減にも寄与する。
2006.04 International Defense Review Japan takes delivery of EH-101 for mine countermeasures <0609-040010>
 海上自衛隊が14機装備する予定の EH101 の一番機が3月3日に引き渡された。 海自が装備するのは後部ドアのある多 用途型の EH101 で、MH-53E 及び S-61 の後継として使用される。
 海上自衛隊向け EH101 はAugstaWestland社と KHI社の契約でライセンス生産されるが、二番機は既に国内で組立が始まっており、残り の12機の組み立てキットは英国で製造される。
 右図は掃海用の EH101 である。
2006.03.30 JAXA HP スクラムジェット燃焼器の飛行実験結果について <0609-033001>
 宇宙航空研究開発機構は、オーストラリアのクイーンズランド大学への委託契約により、平成18年3月30日11時40分(日本時間)にオー ストラリアのウーメラ実験場にて HyShot 飛行実験システムによるスクラムジェット燃焼器飛 行実験を実施した。
 クイーンズランド大学からの飛行実験状況に関する情報によると、高度320kmを予定していたロケットの最高点が約 10%低い約290kmであったことがわかった。
2006.03.25 Yahoo 毎日新聞記事

「防衛庁、日本無線に255億・・・」

<0607-032501>
 防衛庁は24日、日本無線と長野日本無線の二社が地対空ミサイルの部品などの納入額を1997年度から約8年間 で計約190億円水増ししたとして、遅延損害金などを含めた計255億円を返還請求した。 二社は水増しを認め即 日全額を返還した。 過大請求としては、1999年に判明した NEC の電気通信機器の納入をめぐる約264億円に次 ぐ規模となった。
 両社は納入に当たり、工期や部品単価、従業員の労働時間などを実際より増やしていた。
2006.03.17 Yahoo 産経新聞記事

「中国軍拡に日米豪結束、あ・・・」

<0607-031702>
 麻生太郎外相は18日にシドニーで開かれる日米豪三ヶ国による初の閣僚級戦略対話 に臨む。 急激な軍拡を続ける中国が大きなテーマとなるのは確実で、三ヶ国外相が中国問題で意見交換する。
 中国脅威論が国際社会に広がる中、三ヶ国が結束して中国に対応していくことを明確に示す 節目の会談となる。
2006.03.15 Yahoo 読売新聞記事

「高度情報収集へ、防衛庁通・・・」

<0607-031501>
 奄美群島の喜界島に防衛庁情報本部が建設していた通信傍受施設がほぼ完成し、15日 に開所式が行われる。 高さ十数bの鉄塔21基を、直径約200mの円状に配置した巨大アンテナ群で、今月下旬か ら部分的な運用が始まる。
 敷地約30haのこの施設は、防衛庁が1997年度から約234億円を投じて整備してきた。
(関連記事 産経 2004.11.01)
2006.03.15 朝日新聞

インターネット

「宇宙の防衛利用、新法を検・・・」 <0606-031501>
 自民党の宇宙開発特別委員会は、宇宙開発を非軍事目的に限ってきた政府解釈を緩和することなどを盛り込んだ宇宙活動推進法(仮称) の議員立法を目指す。 偵察衛星やミサイル防衛など非攻撃的な防衛目的での宇宙利用に道を開くもので、従来 の中核である研究開発に、安全保障、防災、産業振興を加えた三本柱を、宇宙開発利用の目的と位置付ける方向だ。
 自民党執行部は与党内調整が進めば、来年の通常国会にも提出したい考えだ。
2006.03.13 Defense News Japan takes delivery of first EH101 <0608-031310>
 海上自衛隊は3月3日に MH-53E 及び S-61 の後継となる Agusta Westland社製多用途ヘリ EH101 初号機を受領 し、試験飛行を準備中である。
 海自仕様のヘリの制式名称は MCH101 14機を調達するが、11機が掃海及び輸送用 で、3機は南極観測で使用される計画である。
 現在2番機の組み立てが KHI 工場で行われており、残り12機分の機体部品は Westland社の英国工場で準備中であり、最終組み立てはす べて国内 KHI 工場で行われる。
2006.03.11 Yahoo 共同通信記事

「警戒システム改良は三段階・・・」

<0606-031102>
 バッジシステムを改良し弾道ミサイルへの対処機能を高めていく三段階の計画が11日に明らかになった。
 空自と海上自衛隊が情報を共有する弾道ミサイル用の指揮統制の新たな仕組みを開発し、稼働中のバッジシステムに付加していく方針 で、防衛庁関係者によると全国7ヶ所の FPS-3 を改良し、現在はできない複数の目標を同時に追尾できるように するが、第一段階ではこれにバッジシステムをつなぐ基本システムを設計、製造し、2008年度内に配備する。
2006.02.20 Aviation Week & ST Market forces <0605-022007>
= アジアの軍需市場に関する特集記事 =
インド
 MiG-21 及び MiG-23 の後継として200機以上の戦闘機導入を計画しており、MiG-29M2、F-16、F/A-18 の他、Eurofighter Typhoon、 Saab Grippen、Mirage 2000 及び Rafale が売り込みを行っている。
台 湾
 中国が2015年には空母戦闘艦隊を複数展開するとして、P-3 哨戒機、PAC-3 及び潜水艦をはじめとする戦力増強を計画している。
日 本
 PAC-3 の導入を開始したが、米国と THAAD の導入について協議を開始した模様である。 また、F-2 の調達 数を削減したため、F-4 の後継検討が行われており、F-15、F-18、F-22 が候補に挙がっている。 機種選定は2009年頃とみられ、60機 程度を購入するとみられる。
シンガポール
 空軍の A-4SU 後継機に F-15SG を選定した。 搭載兵器を米国製とするか否かは未定である。 また、アジアで唯一 JSF 装備が確実 視されている。(以下略)
2006.02.15 Jane's Defence Weekly First flight for Japan's combat helicopter <0605-021508>
 陸上自衛隊向けの初の AH-64D Apache Longbow (AH-64DJP) が初飛行した。  AH-64DJP の購入は2002年に決定され、最初の2機が2005年に発注された。 今後2005〜2009年間に最初の2機を含む9機が装備される。
2006.02.15 Yahoo 時事通信記事

「太平洋で6月から大規模演・・・」

<0604-021502>
 米太平洋艦隊司令官のラフヘッド大将が14日、今年6月から8月にかけて太平洋で米軍空母計4隻が参加する大規模演習 を、日本など同盟国と合同で実施する方針を明らかにした。
2006.02.06 東京新聞

インターネット

「軍民協力は当たり前、中国・・・」 <0604-020601>
 ヤマハ発動機による無人ヘリコプターの対中国不正輸出事件では、輸出先の中国企業が人民解放軍と密接な関係をもつことが明らかに なってきた。 ヤマハ発動機は軍事転用はしないという誓約書を取っていると弁明するが、中国では軍民間で技術を融 通し合うのは当然のことだ。
 日本的な甘い認識が通用しない中国の軍事産業について中国軍事研究者の平松茂雄氏は、中国の場合 表向きは民需品を生産する企業であっても、軍事産業の系列に連なっていることが多い。 こうした中国軍事産 業の実態について日本人は無関心すぎると話す。
2006.02.01 Jane's Defence Weekly Japan pushes ahead with UAVs <0604-020110>
 防衛庁がFY-07に UAV を導入しようとしている。 この UAV はミサイル防衛及び偵察監視に使用されるが、合わせて自然災害の状況 や NBC の汚染状況の監視にも使われる。 2004年には Global Hawk 及び Predator の情報収集のため 調査団を米国に派遣している。
 現在 UP-3C で評価試験が行われている国産の AIRBOSS (Advanced IR BM Observation Sensor) は、有人機 に搭載するか UAV に搭載するかまだ決まっていない。
2006.01.24 Yahoo 毎日新聞記事

不正輸出のヘリ基に、中国・・・」

<0603-012402>
 中国国営新華社通信が2002年5月付の記事で、中国がヤマハ発動機の RMAX を基礎に国産の 無人ヘリを開発したと報じていた。
 同通信は、科学研究や映像、軍事上で高い価値があると強調していた。 ▽
2006.01.24 Yahoo 産経新聞記事

陸自の最新型ミサイルデー・・・」

<0603-012401>
 朝鮮総連傘下の在日本朝鮮人科学技術協会(科協)が、03式中 SAM のデータなどが記載さ れた資料を入手していたことが23日に分かった。 データはすでに北朝鮮に送られているとみられる。  警視庁公安部が昨年10月に科協を薬事法違反容疑の関連先として家宅捜索で資料が発見された。
 科協が入手したのは、この研究開発段階で三菱総合研究所が戦術弾道弾への対処能力を含む性能検討用に作成 していたシミュレーションソフトに関する説明資料で、表紙には作成日として平成7年4月20日と記載されている。 資料の中では中 SAM の展開運用構想、要撃高度、要撃距離、援護範囲などに関する数値や戦闘爆撃機に対する性能数値が記載されている。
2006.01.23 Yahoo 毎日新聞記事

「無人ヘリ、人民解放軍に渡・・・」

<0603-012301>
 ヤマハ発動機による軍事転用可能な無人ヘリコプターの中国への不正輸出疑惑で、静岡、福岡両県警が23日に 同社などを外国為替管理法違反容疑での家宅捜索した。 ヘリは人民解放軍に渡っていた可能性も指摘されてい る。
 警察の調べでは、ヤマハ発動機の輸出相手先となった北京必威易創基科技有限公司はホームページで、ヤマハ発動機の無人ヘリを民間 、軍事分野で広範な利用が見込まれれると紹介し、無人ヘリと人民解放軍の戦闘機が一緒に映っている映像も流している。
2006.01.12 Yahoo 読売新聞記事

米国製の無人偵察機、07年・・・」

<0602-011202>
 額賀防衛長官が11日、米国製の UAV を2007年度から配備する方針を明らかにした。 2006年度末からミサイ ル防衛システムの運用が始まるのに合わせ、北朝鮮の弾道ミサイルなどを監視する方針で、長官はできるだけ早く配備 するためには輸入になると語った。
 防衛庁は国産機の研究を進めているが、開発には少なくとも10年程度かかるとされる。
2006.01.05 朝雲新聞 「歳出は4兆7,906億円、18年・・・」 <0602-010502>
= 18年度防衛費政府案の詳報 =
 12月24日の臨時閣議で決まった18年度予算政府案で防衛関係費は、一般歳出総額79兆6,860億円の6%に相当する4兆7,906億円で、 前年度比0.8% (394億円) 減となった。
2006.01 International Defense Review Japan's U-125A aircraft set to receive SeaVue radar hardware <0602-010007>
 航空自衛隊が U-125A 捜索救難機に Raytheon社製 AN/APS-134LW の装備が進められている。 AN/APS-134LW は東芝に納入され、東芝製の送信機及びアンテナリフレクタと組み合わされ APQ-2 レーダとして空自に納入されている。
 空自は現在25機の U-125A を保有しており、それぞれ APQ-2 と三菱電機製 IR イメージャを胴体下に搭載し ている。