年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2025.06.26 00:00 日経新聞 自衛隊とオランダ軍の燃料・弾薬融通、日蘭が交渉開始 <2507-062601> 岩屋毅外相は25日、訪問先のオランダで同国のスホーフ首相と会談した。自衛隊とオランダ軍の間で燃料や弾薬などを融通できるようにする物品役務相互提供協定(ACSA)の交渉開始で合意した。 インド太平洋地域への関心を高める同国と防衛協力を深める。/td> 2025.06.24 22:48 共同通信 (Yahoo) NATO日本事務所開設を断念 当局者「もう協議せず」 <2507-062438> NATO当局者は24日、日本での連絡事務所開設について「現在はもう協議されていない」と述べ、事実上断念したことを明らかにした。 アジア太平洋地域との連携強化を進めるNATOが日本事務所開設を検討していることは2023年に表面化し、中国やロシアが反発。フランスのマクロン大統領が開設に反対し、23年7月に当時のストルテンベルグNATO事務総長は「将来検討することになる」としていた。 2025.05.19 20:03 テレ朝 News(Yahoo) 日本 ラトビア首脳会談両国を「戦略的パートナー」に格上げ <2506-051915> 石破首相がラトビアのリンケービッチ大統領と首脳会談を行い、両国の関係について戦略的パートナーに格上げすることを表明しました。 会談では、ロシアと国境を接するラトビアと地域情勢について意見交換し、対露制裁とウクライナ支援を結束して行っていくことを確認した。 会談後、両首脳は日本とラトビアの関係を「戦略的パートナー」に格上げすると発表し、安全保障や経済での協力を進めていくことで一致した。 外務省幹部は「ラトビアはロシアに近い最前線の国で、最も厳しい認識を持つため影響力がある」と連携する重要性を強調した。 2025.04.11 21:09 日経新聞 日ルクセンブルク外相会談 航空宇宙分野の協力確認 <2505-041117> 岩屋外相が11日、外務省でルクセンブルクのベッテル外相と会談した。 岩屋外相は2027年が日ルクセンブルクの外交関係100周年になるとして「二国間関係を強化してきたい」と伝達した。 両外相は航空宇宙分野の協力を推進することも確認した。 ルクセンブルクは2017年に宇宙資源の開発を可能にする法律を施行するなど先進的なルールを導入していることで知られる。 ウクライナ情勢や核・ミサイル問題、拉致問題を含む北朝鮮への対応などで両国が連携することも申し合わせた。 2025.04.09 13:46 Reuters 通信(Yahoo) ウクライナ戦争はアジアの安保に影響、NATO事務総長が警鐘 <2505-040917> ルッテNATO事務総長が9日、ロシアによるウクライナ侵攻の結果がアジアの安全保障に大きな影響を与える可能性があると述べた。 来日中のルッテ事務総長は慶応義塾大学で講演し、「世界はこの戦争とその結果を注視している。 中国はもちろん注目している」と述べた。 また、「プーチン露大統領に目的達成のための武力行使を許せば、見過ごされることはないだろう。 きょうはウクライナだが、明日は東アジアである可能性がある」と警鐘を鳴らした。 2025.04.05 17:54 共同通信(Yahoo) NATO事務総長、首相と会談へ 海自横須賀基地や三菱電機も視察 <2505-040508> ルッテNATO事務総長が8~10日の日程で訪日し、石破首相らと会談する。 訪日は2024年10月の就任後初めてである。 ウクライナ侵攻を続けるロシアによる中国や北朝鮮との連携に対抗し、日・NATOの協力拡大を模索する。 日本を含むインド太平洋地域の友好国との防衛産業協力に強い意欲を見せている。 トランプ米政権が欧州の安全保障に消極的な姿勢を示すなか、NATOは米欧の結束維持と対露抑止力強化が最大の課題で、地理的に離れた日本を訪れることで、中国への懸念を強める米政権へのNATOの協力姿勢をアピールする狙いもある。 ルッテ事務総長は8日に中谷防衛相と面会し、海上自衛隊横須賀基地や三菱電機鎌倉製作所を視察する。 9日は石破首相や武藤経済産業相と会談し、議員や産業界の関係者とも交流すると共に、慶応大で日・NATO関係について講演する予定で、NATO当局者は訪問に先立ち「政治家と会談するだけでなく、具体的な企業も訪問する。 防衛産業分野の協力を重視していることを示すものだ」と強調した。 2025.01.22 21:14 朝日新聞(Yahoo) NATOと連携強化、日本代表部が独立 専任大使「防衛省と橋渡し」 <2502-012209> 日本政府はNATOとの連携を強化するため、ブリュッセルの在ベルギー日本大使館内に設置していたNATOの日本政府代表部を独立させた。 新たに専任の大使として伊沢修大使が22日に着任し、伊沢大使は「防衛省とNATOの橋渡し役を担っていきたい」と述べた。 代表部は2018年に、ブリュッセルにある在ベルギー日本大使館内に開設し、大使は駐ベルギー大使が兼務してきたが、2022年にロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まったことなどから、日本政府は「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分で、日本とNATOの関係は近年具体的に進展している」として、1月15日に代表部を独立させた。 NATOは、日、韓、豪、NZの4ヵ国をインド太平洋地域の「パートナー国」と位置づけており、4ヵ国の中で専任の大使を設けたのは日本が初となる。 15日に着任した伊沢氏は22日にあった記者団との懇談会で、「NATOのルッテ事務総長と会談し、サイバー分野での協力など日本への期待の高さを感じた」と語った。 2025.01.21 18:52 時事通信(Yahoo) 日・NATO関係を強化 石破首相、事務総長と電話会談 <2502-012113> 石破首相が21日、2024年10月に事務総長に就任したルッテNATO事務総長と初めて、約15分間電話会談した。 首相は「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障がますます不可分となっている」と強調し、両首脳は日本やインド太平洋パートナーとNATOの関係強化に向けて協力することで一致した。 ウクライナ情勢などでも引き続き連携することを確認した。 2024.11.28 17:20 共同通信(Yahoo) EU、日本に軍事顧問派遣検討 中国念頭に関係強化 <2412-112806> EU軍事幕僚部のホルバート幕僚長が27日にブリュッセルで記者団の取材に応じ、海洋進出を強める中国を念頭に、軍関係者らと防衛情報の交換などを行う軍事顧問を東京の駐日EU代表部に派遣することを検討していると明らかにした。 派遣の時期や人数は未定だが日本との関係を強化する。 幕僚部はEUで外務省に当たる組織の下に置かれ、EU域外の危機管理などを任務とする。 同部筋によると、軍事顧問の派遣先としては他に韓国も想定される。 軍事顧問は加盟国から各国のEU代表部に派遣される常駐の制服組で、現在米国やウクライナなどに駐在している。 2024.10.11 12:35 時事通信(Yahoo) NATO国防相会合に初参加 中谷防衛相、16日から訪欧 <2411-101106> 中谷防衛相が11日の記者会見で、16~21日にベルギーとイタリアを訪問し、それぞれNATO国防相会合と、初開催のG7国防相会合に出席すると発表した。 中谷防衛相は「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分という認識を共有し、連携を強化したい」と語った。 日本の防衛相がNATO会合に参加するのは初めてで、中国の覇権主義的な動向をにらみ、欧米各国との結束をアピールする。 NATO国防相会合には韓国、オーストラリア、ニュージーランドも招待されている。 2024.09.21 18:05 共同通信(Yahoo) 日本 EU「安全保障対話」新設へ 中国念頭に共同訓練を推進 <2410-092110> 外交筋が21日、日本とEUが年内の締結に向けて交渉中の「安全保障・防衛パートナーシップ」の原案を明らかにした。 局長級による「安全保障・防衛対話」を新設して毎年開催し、自衛隊とEU海軍部隊の共同訓練や、第三国を含む合同演習の推進を通じた海洋安全保障協力の強化も盛り込んだ。 EUには、太平洋やインド洋に海外領土を持つ加盟国もあり、連携の強化によって、東・南シナ海への海洋進出を強める中国の動きを牽制する狙いがある。 原案によると、欧州とインド太平洋は、地政学上や安全保障分野で「相互依存している」と重要性を強調して防衛産業に関する情報交換を促進し、機密情報の交換を可能にする情報保護協定について「可能性を追求する」とした。 宇宙、サイバー分野でも既存の対話枠組みを拡大し、軍事力に偽情報拡散などを絡めた「ハイブリッド攻撃」への対策や、核軍縮・不拡散の取り組みでも連携する。 岸田首相が訪米するのに合わせ、EUのミシェル大統領らとの会談を調整しており、交渉の進展を確認する可能性がある。 2024.07.12 14:41 時事通信(Yahoo) 東京事務所案「棚上げ」 数年後に計画再浮上も NATO高官 <2408-071212> NATO高官が11日までに、東京に連絡事務所を設置する案が棚上げ状態にあることを明らかにした。 首脳会議が開催されたワシントンで、記者団に「現段階では合意に達していない」と語った。 ただ、「数年後に計画が再浮上しても驚かない」とも述べ、事態が今後進展する可能性を否定しなかった。 2024.07.12 00:20 日経新聞 日本とNATO、専用の通信回線新設を決定 秘匿情報扱う <2408-071201> 岸田首相が11日、ワシントンでストルテンベルグNATO事務総長と会談し、日本とNATO間で高度なセキュリティーを備えた専用の通信回線の新設を決めた。 また偽情報対策に関する会合を令和6年度中に日本で開催すると合意した。 更に、自衛隊とNATOが欧州・大西洋地域で共同訓練する方針も申し合わせた。 ストルテンベルグ事務総長は「インド太平洋のパートナーとNATOの協力が一層重要になっている」と強調した。 首相はこの後、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの首脳らとウクライナのゼレンスキー大統領とも会談した。 ゼレンスキー大統領は各国首脳らにインド太平洋地域の支援が一層重要になっていると伝え、4ヵ国とウクライナの連携を継続すると確かめた。 2024.06.12 17:08 産経新聞(Yahoo) 各国海空軍が続々日本へ イタリアは軽空母、ドイツ・フランス・スペインは戦闘機共同派遣 <2407-061215> 各国海軍の軍艦が日本に相次いで寄港している。 12日にはトルコ海軍コルベット艦Kinaliadaが9年ぶりに東京へ寄港したあと、10日のオランダ海軍フリゲート艦Trompが長崎へ、11日のインド海軍のフリゲート艦Shivalikが横須賀港へ入った。 8月下旬ごろにはイタリアの軽空母Cavourが初寄港を予定している。 空軍でもドイツがフランス、スペインと戦闘機の共同派遣を計画する。 南シナ海で一方的な現状変更を進める中国を念頭にインド太平洋地域で存在感を高めたい狙いがあり、海空自衛隊が共同訓練などを検討している。 6~8月に米海軍が主催する環太平洋合同演習RIMPACに合わせ、NATO加盟国の動きが目立つ。 伊海軍はF-35Bを搭載する軽空母Cavourを太平洋へ派遣し、独海軍もフリゲート艦を太平洋へ派遣する。 海空自衛隊は事実上の空母運用を見据えてF-35Bを導入中で、海自は共同訓練を見込む。 2023.07.12 16:08 TBS News(Yahoo) 日本と NATO サイバー防衛や宇宙安全保障など新たな課題への「協力文書」を発表 <2308-071211> 日本とNATOは2026年までの4年間を対象に、サイバー防衛や宇宙安全保障など新たな課題に対応するための協力文書を発表した。 発表された文書は国別適合パートナーシップ (ITPP) と呼ばれるもので、厳しい安全保障の課題に日本とNATOが協力して対処する方向性が示されている。 ITPPは2014年に策定された国別パートナーシップ協力計画 (IPCP) を発展させたもので、対象期間は2023年から2026年の4年間である。 計画には16の協力分野が示され、 ・ロシアや中国の脅威が増すサイバー防衛 ・AIを搭載した無人兵器など新興破壊技術への対応 ・宇宙分野での安全保障 といった新たな安全保障課題が盛り込まれた。 2023.06.27 22:00 日経新聞 防衛装備の管理、日本が NATO 主導枠組み加入 <2307-062718> 防衛装備庁が27日、防衛装備の保管や輸送の基準をめぐりNATO主導の枠組みに日本が加入したと発表した。 NATO加盟国など34ヵ国が参加する多国間産業保全作業グループ (MISWG)に5月に入り、米欧諸国との共同開発生産や完成品の輸出を促進する。 MISWGは開発生産に関する特許を有するなど秘密性の高い防衛装備の保管や輸送について共通のルールを定め、基準を統一することで多国間の情報交換や技術の共有を進めやすくしている。 防衛装備庁は1985年に発足したMISWGの会合に過去2回オブザーバーで参加しているが、正式に加入するのはアジアで初めてである。 2023.05:13 22:49 産経新聞(Yahoo) EU・インド太平洋が対中露で結束 閣僚会合 <2306-051321> EUが13日、議長国スウェーデンのストックホルムでインド太平洋閣僚会合を開き、EU加盟国と日韓や東南アジア、ウクライナなどの友好国を合わせ約60ヵ国が参加したが、地元メディアによると中国は会合に招かれなかった。 EUがインド太平洋閣僚会合を開くのは、2022年に続き2度目で、12日のEU外相会議では、重要物資の供給で中国への過剰な依存を脱却することで合意した。 ボレルEU外交安全保障上級代表は会合の冒頭に演説し、ロシアのウクライナ侵略でインド太平洋の自由主義国との連携は重要性を増したと強調した。 出席した林外相は19日に開幕する先進7ヵ国首脳会議(G7広島サミット)を前に、ロシアと中国の連携に警鐘を鳴らした。 2023.05:13 21:58 日経新聞 林外相「欧州との結束、死活的に重要」 EU会合で主張 <2306-051320> スウェーデンで開いたEUとインド太平洋諸国の閣僚会合に参加した林外相が13日に基調講演し、中国やロシア、北朝鮮の軍事動向を念頭に欧州との結束が死活的に重要だと訴え、東/南シナ海の安保環境に触れ「中国は力による一方的な現状変更の試みを継続・強化している」と指摘した。 また年内の開催を予定している日EU定期首脳協議で安全保障協力の新たな方向性を示すと語った。 2023.05:11 05:40 日経新聞 NATO事務総長「東京拠点新設」表明 日韓豪と連携 <2306-051105> ストルテンベルグNATO事務総長がCNNの取材で10日、東京に連絡事務所を新設するために日本政府と協議していると明らかにした。 中国への対応を念頭に、インド太平洋地域への関与を強める考えを示した。 日本とNATOは2024年中の事務所開設に向けて調整している。 2023.05:10 17:26 CNN(Yahoo) 日本、NATO の事務所開設に向け協議中 林外相が語る <2306-051019> 林外相が10日にCNNの単独取材に対し、NATOが日本に連絡事務所を開設する計画について、両者がすでに話し合いを進めていると語った。 事務所開設の詳細はまだ決まっていないとも述べた。 NATOが東京事務所を開設する計画については、英字誌Nikkei Asiaが3日に最初に報じていた。 【関連記事:2306-050317 (時事 2023.05.03)】 NATOの報道担当者は先週CNNに、加盟国間の議論の詳細は公表しないとの立場を示す一方、NATOと日本は長年、協力関係にあると述べていた。 2023.04.05 10:31 産経新聞(Yahoo) 日本と NATO、対露・インド太平洋で連携 林外相が事務総長と会談 <2305-040505> ストルテンベルグNATO事務総長が4日、林外相とNATO本部で会談した。 外務省によると、両氏はロシアのウクライナ侵略への対応について、同志国が結束して対露制裁とウクライナ支援を継続することが重要との考えで一致した。 またインド太平洋の地域情勢についても意見交換し、日NATO間で緊密に連携する方針でも合意した。 NATOは4日から2日間の日程で外相会合を開き、長期的なウクライナ支援について協議しており、インド太平洋地域での中国の軍事的脅威も議題となっていることから、非加盟国の日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドも会合に参加する。 2023.03.14 10:37 産経新聞(Yahoo) NATO 要請でトルコへ輸送機 防衛相「意義深い」 <2304-031408> 浜田防衛相が14日の記者会見で、トルコで発生した大規模地震に関し、NATOからの要請を受けパキスタンにあるテントなどの緊急援助物資をトルコへ輸送するために、KC-767 1機を派遣すると発表した。 NATOの要請による自衛隊の災害派遣は初めてである。 浜田防衛相は自衛隊を派遣することについて「日本とNATOのパートナーシップを一層深化するものであり意義深いと考えている」と述べた。 自衛隊輸送機はトルコでの地震被害に対する支援活動として、2月13~17日の間、国際緊急援助隊・医療チームの活動に必要な機材の輸送を行っている。 2022.11.18 17:02 TBS News(Yahoo) 「キーンソード」日米最大の共同訓練 中国念頭に“離島防衛能力”を強化か NATOも初参加 <2212-111812> 自衛隊が台湾有事が懸念される中国を念頭に、日本の離島の防衛能力を強化する狙いで日米最大の隔年演習Keen Swordを実施している。 16回目となる今回は今月10日から行われ、自衛隊26,000名、米軍10,000名が参加している。 今回は、NATO軍もオブザーバーとして初めて参加した。 ロシアによるウクライナ侵攻を踏まえ、安全保障の分野でNATOと連携を強化することが狙いとみられる。 2022.08.23 15:44 時事通信(Yahoo) 概算要求7961億円 NATO代表部を独立化 外務省 <2209-082309> 外務省が23日に自民党外交部会などの合同会議に、令和4年度当初比15.3%増の7,961億円5年度予算の概算要求を提示し了承された。 岸田首相が6月のNATO首脳会議に日本の首相として初出席し、連携強化の方針を打ち出しているのを受け、在ベルギー大使館が兼ねているNATO政府代表部を独立させ、専任の大使を置く。 2022.06.30 00:34 時事通信(Yahoo) 協力計画を早期改定 日 NATO 首脳が合意 <2207-063001> スペインを訪問中の岸田首相が29日午後(日本時間同日夜)、マドリードでストルテンベルグNATO事務総長と会談した。 具体的な連携内容を盛り込んだ日本NATO国別パートナーシップ協力計画 (IPCP) の改定が必要だとの考えで一致し、新計画の策定に向けて作業を急ぐことを確認した。 2022.06.07 18:32 日テレ News(Yahoo) 自衛隊トップと NATO の軍事委員長が会談 さらなる“連携強化”を確認 <2207-060709> 山崎統合幕僚長が7日に日本を訪問しているNATOのバウアー軍事委員長と会談し、日本とNATOのさらなる連携強化などを確認した。 会談では、ロシアのウクライナ侵攻のほか、インド太平洋地域の重要性などについて意見を交わし、日本とNATOが連携を強化していくことで一致したという。 山崎統幕長は会談後の会見で、「今や欧州とインド太平洋地域の安全保障は不可分だ」と述べ、「日本とNATOの連携のさらなる強化が世界の平和と安定に必要不可欠だ」と強調した。 2022.06.07 17:14 TBS News(Yahoo) 日 NATO 共同訓練を実施 軍事委員長が来日し岸防衛大臣とも会談 <2207-060705> 海上自衛隊がNATOの常設海上部隊と地中海で6日に共同訓練を実施したと発表した。 海上自衛隊からは練習艦かしまと護衛艦しまかぜが、NATOからはイタリア海軍フリゲート艦Carlo Margottiniとトルコ海軍フリゲート艦Salihreisが参加したという。 また、NATOのバウアー軍事委員長が7日に来日し、岸防衛相や山崎統合幕僚長と会談を行った。 会談では、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、「ヨーロッパとインド太平洋地域の安全保障は不可分である」と確認したという。 6月末には、岸田首相が日本の首相として初めてNATOの首脳会談に出席する方向で調整していて、外交と防衛の両方の分野で、日本とNATOの連携の強化を内外に示す狙いがあるとみられる。 【註】 練習艦かしまとしまかぜは、今年幹部候補生学校を卒業した練習生を載せて遠洋航海中で、寄港する各国海軍と行う「共同訓練」は半ば儀礼的なもので、戦闘部隊の行う共同訓練とは全く別物である。 因みに練習艦かしまは実習に必要な装備は搭載してはいるが戦闘艦ではない。 2022.05.13 07:07 時事通信(Yahoo) 岸田首相、対中連携に手応え EU 首脳から強硬発言 <2206-051303> 岸田首相が12日のEUとの定期首脳協議で、中国に対する異例の強硬発言を引き出し、毅然と対処していく方針で一致した。 ミシェルEU大統領とフォンデアライエン欧州委員長は首相との会談や共同記者発表で、「攻撃的な姿勢を強める中国に注意が必要で、われわれの連携が必要だ。 プーチン大統領が習近平国家主席と交わした『限りない友情』を考えれば、世界秩序への挑戦を非常に深刻に受け止めるべきだ」と、中露への警戒感を口々に訴えた。 ウクライナ危機を受け、中国がロシアを制裁回避や軍事的な形で支援しかねないとのEUの懸念が背景にあるようで、首相は今回の協議で、欧州との連携強化へ手応えをつかんだ。 2022.05.12 13:17 産経新聞(Yahoo) 日 EU 首脳、対露とインド太平洋での連携強化を確認 <2206-051204> 岸田首相が12日にEUとの定期首脳協議を官邸で開催した。 EU側はミシェル大統領とフォンデアライエン欧州委員長が出席した。 首脳協議ではウクライナ侵攻を続けるロシアへの経済制裁などで連携するとともに、アジア、アフリカ各国にもロシア対応での連携を働き掛ける方針で一致した。 また、中国の脅威増大を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」実現に向け、インド太平洋地域での協力を推進することも改めて確認した。 更に経済安全保障やエネルギー確保に向けた協力も確認した。 2018.08.23 東京新聞 海自、NATO と合同演習 バルト海、護衛艦参加 <1809-082302> NATOが22日、バルト海を航行中の海上自衛隊の護衛艦などと21日に合同演習 を実施したと発表した。 NATOは「安全保障上の共通課題に対処するため、1990年代から培ってきた協力関係をさらに強化すると強調した。 日本は域外のパートナー国としてNATOとの連携を強め7月に政府代表部を設置したほか、海洋安全保障分野では昨年10月、ストルテンベルグ事務 総長が海自横須賀基地を訪れ、護衛艦てるづきを視察している。 2018.05.25 Jane's 360 Japan's mission to NATO agreed <1806-052510> 北大西洋理事会が24日、日本から要求されている駐ベルギー大使館を兼NATO大使館とし、駐ベルギー大使を兼NATO大使 とする要求を承認した。 この問題は2017年10月にシュトルテンベルグNATO事務総長が訪日し安倍首相、河野外相、小野寺防衛相と会談した際に合意していた。 2018.02.17 朝日新聞(Yahoo) 日 EU 戦略的パートナーシップ協定締結で合意 外相協議 <1803-021701> ミュンヘンを訪問中の河野外相が16日午後にEUのモゲリーニ外交安全保障上級代表と電話会談し、日EU 戦略的パートナーシップ協定 (SPA) の締結で合意した。 SPAは、日本とEUUが民主主義や法の支配など基本的な価値を共有することを初めて条約に明文化するもので、経済や安全保障など約50分野での連 携強化を盛り込んでいる。 2013.04.15 Yahoo 時事通信記事 「日・NATO、初の『政治宣言』=安倍首相と事務総長が署名」 <1305-041502> 安倍首相が15日、NATO のラスムセン事務総長と首相官邸で会談した。 首相と事務総長は、挑発行為を続ける北朝鮮や海洋進出を強める中国を念頭に、日本と NATO の安全保障協力を強化す ることで合意し、そのための具体的な方策や課題を盛り込んだ初の『共同政治宣言』に署名した。 2013.04.15 Yahoo 時事通信記事 「対米攻撃なら集団自衛権行使も= NATO 総長、北朝鮮に警告」 <1305-041501> 来日中のラスムセン NATO 事務総長が15日、米国や日韓両国への挑発を激化させている北朝鮮が、仮に NATO 加盟国の 米国を攻撃した場合には、NATO が集団的自衛権を行使する可能性があるとの考えを示した。
(Yahoo)
「日・NATO、初の『政治宣言』=安倍首相と事務総長が署名」