年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2024.11.13 15:00 讀賣新聞(Yahoo) 「極超音速兵器」早期探知へ、次世代レーダー研究…防衛装備庁 <2412-111311> 防衛装備庁が、従来のBMよりも迎撃が難しい「極超音速兵器」への対応能力を高めるため、新たなレーダの研究に乗り出す。 各国がミサイル能力を向上させる中、国産の技術を生かした次世代のレーダと迎撃ミサイルの確保が必要と判断したもので、令和11年度までに30億円かけて新型レーダの核心技術の確立を目指す。 極超音速兵器は、一定の放物線軌道で落下する従来のBMとは異なり、コースを予測しづらく迎撃が難しい。 Mach 5で飛来した場合、500km先で探知しても着弾までの時間は5分しかない。 同庁が構想を描くレーダは、最先端の半導体を組み込んでデータ処理能力を高めるなどし、既存の国産レーダよりも遠くで目標を探知して、正確に迎撃ミサイルを目標に誘導できるようにすると共に、多数のミサイルが一斉に向かってくる「飽和攻撃」への対処能力も向上させる。 5年度からHGVに対処する迎撃ミサイルの研究も始めており、新型レーダはこれと連動させる。 2024.10.14 23:20 日経新聞 石破茂首相「ミサイル防衛を向上」 核攻撃を抑止 <2411-101413> 石破首相が14日のテレビ朝日の番組で「核ミサイルを撃たれても必ず落とせるようミサイル防衛能力を上げる」と発言した。 「核なんか使っても意味がないという態勢をつくらないといけない」と唱え、抑止力を向上させる考えを示した。 米国の核兵器運用に関与する核共有に重ねて意欲を表明し、「どんなときに核を使ってどんなときに核を使わないのか全然分からない。 それをきちんと話せる体制をNATO並みにつくる」と言明した。 核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加に関し「党でも政府でも検討はする」と話した。 核兵器の悲惨さを世界に周知するのは「被爆国たる日本の義務だ」と強調した。 2024.09.18 18:38 時事通信(Yahoo) 防衛省、イージス搭載艦で建造契約 27、28年度就役目指す <2410-091825> 防衛省が18日、Aegis System搭載艦2隻の船体建造契約を同日までに締結したと発表した。 契約先は三菱重工業(契約額1,397億円)とジャパンマリンユナイテッド(同1,324億円)でそれぞれ令和9年度、10年度の就役を計画している。 2024.07.26 16:18 Inside Defense U.S., Japan execute nearly $2 billion contract for SM-3 Block ⅡA <2408-072610> 米軍が数量非公開のSM-3 BlockⅡA弾について、潜在的に$2B相当の契約を締結したが、この契約は日本向けで、MDAは1月25日に、ミサイルの製造をRaytheon種に$1.9Bの契約を発表した。米国政府は、許可された調達資金を使用していた。 2024.06.02 06:12 乗りもの ニュース(Yahoo) とにかくデカい!海自「空前の水上戦闘艦」はエンジンも最強?ロールス・ロイスに決定 <2407-060202> Rolls-Royce社が5月30日にMT30ガスタービンエンジンが自衛隊のASEVに採用されたと発表した。 従来のイージス艦は対空レーダとしてSPY-1を搭載するのに対し、ASEVはAegis Ashore用だったSPY-7を搭載することが特徴で、4月には、SPY-7レーダの試験が実施され、初めて宇宙空間の物体を探知・追尾することに成功している。 また、既存のイージス艦と同等の各種能力や機動力も確保され、基準排水量12,000t、速力30ktで、動揺に強い設計とする方針が示され、就役後は西側で最大の水上戦闘艦となる見込みである。 この巨艦の心臓となるのが、世界で最も出力密度が高い船舶用ガスタービンエンジンMT30だが、海上自衛隊では、既にもがみ型で採用された実績があり、ASEVには、世界初となるツインMT30ハイブリッド電機機械推進システムが採用される。 MT30の組み立ては川崎重工が担当し、推進システム全体の試験も実施する。 防衛省は、令和6年度予算にASEVの建造費用として,3797億円(2隻分)を計上し、6年度に建造が開始される。 2024.05.15 20:00 時事通信(Yahoo) 新迎撃弾、推進装置を担当 防衛省、共同開発で米と合意 <2406-051523> 防衛省が15日、極超音速兵器を迎撃するGPIの米国との共同開発に関し、担当部位などを定める合意文書に署名したと発表した。 日本は弾頭部KVの推進装置と、ミサイル本体の推進装置となるロケットモーターを担当する。 2024.02.29 04:00 八重山日報(Yahoo) PAC3 を一部撤収 空自、大型輸送機で弾頭空輸 石垣市 <2403-022903> 航空自衛隊が28日、C-2を新石垣空港に派遣し陸上自衛隊石垣駐屯地に配備していたPAC-3の一部を石垣島から撤去した。 28日17:00前に空港に着陸したC-2は、弾頭(ミサイル)と見られる装備品を積んだ車両を搭載したC-2が19:00前に空港から離陸した。 国は北朝鮮が人工衛星と主張する事実上の弾道ミサイル発射に備えるため、昨年4月に破壊措置準備命令を出し、石垣島や与那国島、宮古島にPAC-3と運用部隊を派遣していた。 部隊は南ぬ浜新港地区や石垣駐屯地に展開し、北朝鮮の発射に備えてきたが、運用数を減らす方針に従い一部の撤収を開始した。 石垣市は12日、国民保護を図るため、近隣国のBM発射を想定した住民の避難訓練や図上訓練を行っている。 2024.02.04 07:17 時事通信(Yahoo) 【図解】陸上風力発電、法規制導入へ=自衛隊レーダーに影響防止 <2403-020403> 防衛省が、陸上での風力発電の風車建設を規制する法案を今国会に提出する方針を固めた。 2024.02.04 05:00 讀賣新聞(Yahoo) 北ミサイル技術に政府危機感、先月は追い切れずレーダーから消失か…日韓で飛行距離も食い違い <2403-020401> 北朝鮮が同国内陸部からBM 1発を北東方向に発射し、日本海に落下した1月14日の北朝鮮の発射では、2023年12月19日に運用が始まった日米韓3ヵ国によるレーダ情報の即時共有が初めて実施された。 複数の日韓両政府関係者によると、ミサイルは米軍の早期警戒衛星が発射を探知し、韓国軍のレーダが上昇するミサイルを捉えた。 米軍を介して自衛隊と情報が共有され、自衛隊も追尾を開始し、自衛隊は取得情報を即時に韓国側に提供した。 自衛隊としては、死角となる水平線の先で韓国軍が捉えた情報が即時に共有された結果、早期にレーダの照準をあわせやすくなり、追尾開始が早まったという。 自衛隊のミサイル追尾開始が早まる効果があったが、着弾時まで追い切れずにレーダから消失したとみられ、防衛能力の強化が急務となっている。 北朝鮮のミサイルの飛翔距離は、日本側が少なくとも500km、韓国側が1,000kmとそれぞれ発表し、食い違うことになった。 低空を変則軌道で滑空し、レーダでの追尾が難しい極超音速兵器だったため、最終段階でレーダ消失したことが要因だった可能性がある。
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