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出 典
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標 題
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要 旨
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2017.12.19 |
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読売新聞記事
「『陸上型イージス』2基導入を閣議決定」 |
<1801-121902>
政府が19日、Aegis Ashoreを2個システム導入し、陸上自衛隊に装備するとすることを閣議
決定した。 秋田、山口両県に配備する方向で調整しており、平成35年度頃の運用開始を目指す。
Aegis Ashoreは陸上の固定型施設のため、Aegis艦と比べて少人数で運用でき、迎撃態勢を効率的に敷くことが可能になる。 |
2017.12.17 |
朝日新聞 インターネット |
ミサイル防衛構想、対象拡大を検討 巡航ミサイルも迎撃 |
<1801-121701>
政府は来年末に見直す防衛計画の大綱に、BMだけでなくCMなども迎撃対象とする新構想「統合防空ミサイル防衛
(IAMD)を盛り込む検討に入った。 Aegis Ashore導入もその一環で、19日に閣議決定する。
IAMDの中核を担うのがSM-6で、SM-3はBMにしか対処できないが、SM-6はCMにも広範囲で対応できる。
政府は来年度予算案の概算要求にSM-6の試験弾取得として21億円を盛り込む。
高度なミサイルに対応するため、米軍のIAMDはAegis艦のほか、陸上設備や航空機をネットワークで統合して瞬時に情報共有する
NIFC-CAと呼ばれるシステムを導入している。 日本の構想も順次これを導入する。 |
【註】
IAMDとは米陸軍SMDCが中心になって進めているPatriotや近距離の防空システムを情報処理装置IBCS
で連接する陸軍の防空/BMDシステムで、SM-3、SM-6、NIFC-CAとは別物である。
SM-6はSM-2にAIM-120 AMRAAMのARHシーカを搭載したもので、ASCMなど観目線外
(NLOS)目標への射撃が可能である。 SM-6搭載艦から見えない目標に対するNLOS射撃にはAEW機などから
目標情報を受け取る必要があり、この伝送を担うのがNIFC-CAの役割である。 |
2017.12.13 |
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毎日新聞記事
「ミサイル防衛 整備費累計、18年度予算案で2兆円突破へ」 |
<1801-121301>
防衛省が12日にAegis Ashoreが1個システムの見積額を1,000億円と明らかにしたことから、平成16年度に導
入を始めたBMD整備費の累計額が30年度予算案で2兆円を突破する見通しとなった。
今月19日に導入を閣議決定するAegis Ashoreは、今年度補正予算案に調査費など30億円、来年度予算案に7億円を盛り込み、31年度以降に本格的な導入費を計上
して35年度の配備を目指す方針で、開発中の最新式レーダ(註:SPY-6 AMDR)も導入したい意向である。 |
2017.12.12 |
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朝日新聞記事
「陸上イージス『1基1千億円弱』防衛省、試算を上方修正」 |
<1801-121201>
防衛省が12日の自民党会合で、Aegis Ashoreの導入費について、1個システム1,000億円弱との見通しを示し
た。 これまで800億円程度と見積もっていた。
ただAegis Ashoreに搭載するSM-3 Block ⅡAの能力を生かすには最新鋭レーダ(註:SPY-6 AMDR)を備える必要があり、防衛省幹
部は更に価格上昇の可能性が十分あると話している。
またSM-3 Block ⅡAは1発数十億円と言われており、全体の運用コストがさらにかかるのは避けられない。 |
2017.12.10 |
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時事通信記事
「日米韓、11日から合同訓練=艦艇でミサイル探知」 |
<1801-121004>
日米韓3ヵ国が11~12日に日本周辺海域で艦艇によるBM探知の合同訓練を行う。 訓練は通算
6回目であるが、北朝鮮が先月に新型ICBMを発射して以降は初めてである。
小野寺五典防衛相が10日、訓練には日本からちょうかいが参加し、情報共有の態勢を確認することを明らかにした。 |
2017.12.10 |
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朝日新聞記事
「陸上イージス、7.3億円予算計上へ 小野寺防衛相表明」 |
<1801-121003>
小野寺防衛相が10日、Aegis Ashore関連経費7億3,000万円を来年度当初予算案に計上することを明らかにした。
関連経費の内容は、配備先の秋田市と山口県萩市の陸上自衛隊演習場で地質調査などを実施するというもので、概算要求には金額を明示
しない「事項要求」という形で盛り込んでいた。
一方、防衛省は運用開始予定の35年度をできる限り前倒しするため、今回の来年度当初予算とは別に、今年度補正予算
案に20億円超規模の関連経費を計上することを決めている。 これらの経費には米国からの技術支援費用
などが含まれている。 |
2017.12.10 |
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時事通信記事
「陸上イージスに37億円要求=補正と来年度予算合わせ―防衛省」 |
<1801-121002>
Aegis Ashoreの導入に向け、防衛省が29年度補正予算案と30年度当初予算案に合わせ
て37億円程度を要求している。 政府は2個システムを35年度中に配備することを目指し、19日にも導入を閣議決定する。
防衛省は補正で30億円弱を確保し、年度内にも調査などに着手したい考で、更に小野寺防衛相は10日、来年度予算
案に7億3,000万円を追加要求したことを明らかにした。 来年度分は基本設計や建設予定地の測量などに
充てる。 |
2017.12.08 |
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時事通信記事
「陸上イージス、予算要求前倒し=北朝鮮情勢を考慮―小野寺防衛相」 |
<1801-120803>
小野寺防衛相が8日、導入を予定しているAegis Ashoreの調査費について、今年度補正予算案
で要求する方針を明らかにした。 政府はAegis Ashoreの導入について19日にも閣議決定する。
30年度予算案への計上を想定していたが、改善の兆しが見えない北朝鮮情勢を踏まえ、要求の前倒しが必要と判断した。 |
2017.12.06 |
産経新聞 インターネット |
地上型イージス導入を前倒し、巡航ミサイルも導入方針 敵基地攻撃可能に |
<1801-120601>
複数の政府関係者が5日、政府が敵基地攻撃能力も持つ戦闘機搭載CMを導入するため平成30年
度予算案に必要経費を盛り込む方針を固めたことを明らかにした。 30年度予算案に費用を計上するのはノルウェーなどが開発中の
JSMで射程は500kmとされ、空対艦と空対地の能力を持ち、F-35Aに搭載する。
政府はJASSM-ERと対艦/対地ミサイルLRASMの導入に向けた経費も30年度予算案に計上する方針で、
空自戦闘機に搭載するための改修関連費用を盛り込む。
一方、30年度予算案に盛り込む予定だった1億円規模のAegis Ashore導入の調査費を、前倒しして
29年度補正予算案に計上する方針であることも判明した。 |
2017.12.04 |
日経新聞 インターネット |
急降下ミサイル迎撃能力向上へ 対北朝鮮で防衛省 |
<1801-120404>
防衛省が平成30年度から、BMの落下地点を予測して必要に応じて迎撃を指示する自動警戒管
制システム(JADGE)を刷新して演算能力を引き上げ、探知から迎撃態勢をとるまでの時間を短縮して、ロフテッド軌道のBMなどを撃
ち落としやすくする。 このため30年度予算の概算要求に107億円を計上し、34年度の本格運用開始をめざす。
複数の目標を瞬時に識別する能力も高め、北朝鮮による今年3月のIRBM 4発の同時発射などにも対処しやすくすると共に、SLBMや固体燃料
を使ったBMなど、あらかじめ発射の兆候をつかみにくい状況での迎撃精度も向上させる。 |
2017.11.22 |
産経新聞 インターネット |
イージス艦増強「可能な限り前倒し」 安倍晋三首相が参院代表質問で |
<1712-112203>
安倍首相が22日に参院本会議での代表質問で、BMDに対応するAegis艦を現在の4隻から平成32年度に
倍増させる計画に関し可能な限り前倒しすると述べ、BMD能力向上を急ぐ考えを示した。
一方、敵基地攻撃能力の保有論に関しては「日米の役割分担の中で米国に依存しており、役割分担を変更するとは考えていない」と
否定的な見解を示した。 ただ、「安全保障環境が厳しくなる中、常に現実を踏まえてさまざまな検討を行う責任がある」と述べ、
将来的な検討には含みを残した。 |
2017.11.15 |
Yahoo |
讀賣新聞記事
「陸上イージス、秋田と山口の演習場に設置で調整」 |
<1712-111501>
複数の政府関係者が、秋田、山口両県への配置を検討しているAegis Ashoreを両県内の陸上自衛隊演習場に設置する方向で最終調整に
入ったことを明らかにした。
候補地には、秋田市の新屋演習場と山口県萩市のむつみ演習場が挙がっている。
【むつみ演習場の位置 (Google Map)】
【新屋演習場の位置 (Google Map)】 |
2017.11.11 |
Yahoo |
読売新聞記事
「陸上型イージス、秋田・山口に配備…政府調整」 |
<1712-111101>
複数の政府関係者が政府がAegis Ashoreの配備先について、秋田、山口両県とする方向で最終調整に入ったこ
とを明らかにした。 日本海側の陸上自衛隊施設に設置し、陸自主体で運用する。
配備先はレーダによる電波障害を避けるために広い敷地が必要とされ、陸自の演習場などが候補にあがっている。 |
2017.11.05 |
東京新聞 インターネット |
日本、迎撃すべきだった 北朝鮮ミサイルで米大統領 |
<1712-110501>
複数の外交筋が4日、北朝鮮が8~9月に日本列島上空を通過するBMを発射した際、
日本が破壊措置を取らなかったことについて、トランプ米大統領が東南アジア諸国の複数の首脳に
「迎撃するべきだった」と語り、日本の判断に疑問を表明していたことを明らかにした。
外交筋によると、トランプ大統領は東南アジア諸国首脳らとの会談で「武士の国なのに理解できない」などと、不満を口にしていたという。 |
2017.11.04 |
産経新聞 インターネット |
山口に宇宙監視レーダー、中国兵器対策 防衛省、月内にも地元へ打診 |
<1712-110402>
防衛省が、日本の人工衛星の運用を妨害する中国のASATやスペースデブリを監視する航
空自衛隊初の専用レーダを山口県内の既存の自衛隊施設に設置ことが分かった。
今月中にも地元自治体に正式に打診する。 レーダの情報を基に衛星の軌道変更などの対策を検討する分析部門は都内の空自基地か防衛
省本省に配置することを検討している。
防衛省は平成30年度予算案概算要求に宇宙監視システムの設計費として44億円を計上しており、35年度からの運用を目指している。 |
2017.10.29 |
日経新聞 インターネット |
襟裳岬で PAC3 訓練、空自31日に 迎撃を迅速化 |
<1711-102902>
航空自衛隊が31日、北朝鮮のBM発射に備え襟裳岬にある空自襟裳分屯基地でPAC-3の展開訓練をする。
襟裳岬の上空は北朝鮮が8月と9月に発射したBMがそれぞれ通過したことから、万が一の落下を想定し、素早く迎撃態勢を整えられるようにする。 |
2017.10.25 |
Jane's Defence Weekly |
Japan deploys PAC-3 interceptors near previous North Korean IRBM flight path |
<1712-102507>
北朝鮮が8月29日と9月15日に火星-12 (KN-17) IRBMを北海道上空に飛来させたのを受け、防衛省が19日に航空自衛隊
八雲分屯基地のPAC-3を、函館駐屯地に移動展開させたと発表した。 |
2017.10.18 |
Yahoo |
読売新聞記事
「イージスアショア、巡航ミサイルも迎撃へ…政府」 |
<1711-101802>
複数の政府関係者が、政府は2023年度をめどに高度1,000km以上でBMを迎撃可能なSM-3 Block
ⅡAを発射するAegis Ashoreを国内に2基を配備したい考えだが、これにSM-6も搭載して
CMにも対処できるようにすることを明らかにした。
中国の爆撃機が日本周辺での飛行を繰り返すなか、CMによる脅威にも備える必要があると判断した。 |
2017.10.17 |
Yahoo |
読売新聞記事
「弾道ミサイル探知・追跡、日米韓で共同訓練へ」 |
<1711-101702>
小野寺防衛相が17日午前、北朝鮮を念頭に日米韓が共同でBMを探知追跡する訓練を行うとの見通しを明らかに
した。
政府関係者によると、訓練は日米韓のAegis艦が参加し、情報共有体制の強化を目指すもので、今月中にも実施する。 |
2017.09.24 |
Yahoo |
朝日新聞記事
「陸上イージス、東西2基配備で検討 佐渡・対馬など候補」 |
<1710-092402>
複数の政府関係者が、2023年度に運用を開始する方針のAegis Ashoreについて、主に日本海側の地域に、東西1基ずつ
2ヵ所に配備する方向で検討していることを明らかにした。
既存の自衛隊施設内での配備を前提に候補地選びを進めており、東日本は加茂分屯基地(男鹿市)と佐渡分屯基地
、西日本は海栗島分屯基地(対馬市)、福江島分屯基地などが挙がっている。 |
2017.09.19 |
朝日新聞 インターネット |
PAC3、函館駐屯地に配備完了 北海道上空コース想定 |
<1710-091906>
北朝鮮が発射したBMが相次いで北海道南部の上空を通過したことを受け、今後も同様のコースを狙ってBMを発射した場合を想定し、落下物などに備えるため、防
衛省が19日にPAC-3を函館駐屯地に展開した。
空自のPAC-3部隊は同日正午過ぎに函館駐屯地に入り、夕方までに発射機や射撃管制装置などの配備を完了した。 |
2017.09.18 |
Yahoo |
時事通信記事
「PAC3、函館に配備へ=ミサイル上空通過で―防衛省」 |
<1710-091802>
防衛省は18日までに、北朝鮮のBMが相次いで北海道南部上空を通過したことを受けPAC-3を函館駐屯地に配置する方針を固めた。
地元自治体への説明が完了し次第、19日にも展開を開始するとみられる。 |
2017.09.16 |
Yahoo |
産経新聞記事
「北ミサイル 日本単独で迎撃できず 射程外…米依存に疑問の声も」 |
<1710-091603>
我が国のBMDは米国に依存している運用されており、自衛隊関係者の間では見直しを求める声がある。
BMDでは早期警戒衛星が発射兆候を探知し、この情報を基にAegis艦と地上のレーダがミサイルを追尾しており、Aegis艦は日米で瞬時に情報共有するデータリン
クを搭載しているが、日本は早期警戒衛星を持っておらず、兆候の探知は米軍に依存しているのが実情なため、元政府高官は早期警戒衛星
の情報はどうしてもタイムラグが生じてしまうと明かす。
米本土から早期警戒衛星の情報は数十秒で防衛省に届くとされるが、米国の協力なくして成り立たないことに
変わりはない。 政府・自民党の一部で独自衛星の必要論があるが、独自衛星の保有は多額の財政負担を強いられるため政府内にも慎重論が根強い。 |
2017.09.06 |
Jane's Defence Weekly |
Japnese MoD asks for funding to boost missile defences |
<1711-090603>
防衛省が8月30日に、前年度比2%増で総額5兆2,600億円にのぼる防衛費の平成30年度要求
を明らかにした。
このうちBMDに1,790億円が当てられ、SM-3 Block ⅡAとSM-3 BlockⅠBに657億円、
PAC-3 MSEに205億円が計上されている。 Aegis Ashoreの導入は年末に最終決定される。 またJADGEの改良に
107億円が積まれている。
このほかにMIMOレーダの開発に196億円、3,900t護衛艦2隻の建造に964億円、3,000t潜
水艦の建造に715億円、E-2D 2機の購入に491億円、RQ-4 Global Hawk 1機に144億円、
MV-22 Osprey 4機に457億円が基以上されている。
更に宇宙戦部隊の創設にも44億円が割り当てられている。 |
2017.09.03 |
Yahoo |
読売新聞記事
「レーザーでミサイル迎撃、発射直後に照射し破壊」 |
<1710-090301>
政府がBM迎撃するシステムの開発を検討している。 開発を目指すのは、ブースト段階のBMに対し
航空機や艦船などから高出力レーザを照射し、熱によってミサイルを変形させる技術で、迎撃ミサイルに比べて安価なうえ多数のBM発射
にも対処が可能になる。
防衛省は来年度概算要求に、迫撃砲弾や小型UAVなどを迎撃対象とする、高出力レーザシステムの研究費とし
て87億円を計上した。 |
2017.08.30 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「日本の陸上型イージス配備は23年度、最新レーダー搭載は不透明=関係者」 |
<1709-083006>
日本が導入するAegs Ashoreの配備時期が、5年以上先の2023年度
になる見通しであることがわかった。
北朝鮮の脅威が高まる中、政府は計画の前倒しを急ぐが、最新鋭のレーダを装備できるかどうか米国から確約を得られておらず、射程
や速度を向上させた新型迎撃ミサイルの能力を最大限引き出せない可能性がある。 メーカはすでに米軍向けの受注を抱えているという事情もある。 |
【註】
ここで言う「最新鋭のレーダ」とは、現在Aegis Ashoreが使用しているAN/SPY-1Dの後継として開発されているAN/SPY-6 AMDRのこと
を指し、「新型迎撃ミサイル」は日米で共同開発中のSM-3 Block ⅡAを指すと見られる。 |
2017.08.29 |
Yahoo |
時事通信記事
「ミサイル、日本上空通過か=平壌から発射―北朝鮮」 |
<1709-082901>
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が日本時間29日05:57、平壌の順安付近から日本海に
向けて飛翔体を発射した。 発射したのはBMで日本の上空を通過した。
米軍も北朝鮮が飛翔体を発射したことを確認した。 |
2017.08.26 |
Yahoo |
時事通信記事
「陸上イージス『最速導入』=防衛省」 |
<1709-082605>
自民党の二階幹事長が、防衛省が26日に北朝鮮による飛翔体発射を受けて開かれた党の対策本部役員会で、30年度予算案で
関係費を要求するAegis Ashoreについて、最速導入に向けた準備をしていると説明し
た。
二階氏は、こんなことは予算があるとかないとか言ってもらっては困ると述べ、防衛力強化のための予算確保を支援していく考えも強
調した。 |
2017.08.21 |
日経新聞 インターネット |
陸上型イージス、導入へ課題山積 隊員養成や国内説明 |
<1709-082101>
防衛省は北朝鮮のミサイル発射に備えて導入を決めたAegis Ashoreを陸上自衛隊に装備する方向で調整に入った。
だが、ミサイル防衛に習熟していない陸自が隊員を育て、専用部隊をつくるには膨大な時間やコストがかかるうえ、交代制で24時間態勢の警戒監視をするには
1個FUあたり100名規模の部隊が必要との声もある。 |
2017.08.18 |
Yahoo |
朝日新聞記事
「陸上イージス導入を正式表明 防衛相、米側に協力求める」 |
<1709-081803>
訪米中の小野寺防衛相が17日にマティス国防長官と会談し、Aegis Ashoreを導入する意向を正式に伝え協力を求
めた。
マティス長官は協力に応じる考えを示したという。 |
2017.08.17 |
Yahoo |
産経新聞記事
「防衛省、地上配備型イージス導入へ 対ステルス機レーダー試作に196億円」 |
<1709-081703>
防衛省がBMD強化に向け、Aegis Ashoreの取得を平成30年度予算案の概算要求に盛り込む方針を固めた。 Aegis
Ashoreの概算要求は米政府の協力が必要なため、額を明示しない「事項要求」とする。
またステルス機やBMの早期発見のため、次期警戒管制レーダMIMOの試作費196億円も計上する。 MIMOは複
数の小型アンテナを分散配置し、それぞれのアンテナが受信した情報を統合処理するもの(註:マルチスタティックレーダ)で、既存のレーダよりも早期にステルス
機発見をできるうえ、BM探知能力も備えており現有のFPS-より性能が向上するという。 MIMOは35年度までに開発を完了し36年度からの装備
する。 |
2017.08.17 |
Yahoo |
産経新聞記事
「空自に宇宙監視レーダー 35年度から 衛星破壊兵器など対策」 |
<1709-081702>
防衛省が、スペースデブリや衛星破壊兵器を監視する専用の地上レーダを開発し、レーダを運用する
専門部隊を航空自衛隊に新設することに向け、準備要員の配置も始めた。 北朝鮮BMの警戒など人工衛星は安全
保障上の重要性が高まっており、防衛省自衛隊として独自に宇宙監視に取り組むことが不可欠と判断した。
宇宙監視レーダはシステム設計の最終段階で、防衛省は今月末に締め切られる平成30年度予算案概算要求にレ
ーダの整備費を盛り込み、35年度からの運用を目指す。 |
2017.08.17 |
Yahoo |
読売新聞記事
「韓国避難所、邦人5万7000人全員が収容可能」 |
<1709-081701>
北朝鮮のBM発射など朝鮮半島情勢が緊迫するなか、在韓邦人の退避計画を検討している日本政府は、北朝鮮から
の攻撃などの際に韓国政府が全国で指定している避難所(シェルター)に邦人全員を収容できることを
確認した。
外務省などによると、在韓邦人は仕事などを理由にした長期滞在者が38,000人、観光目的などの短期滞在者が19,000人の計57,000人であ
る。 |
2017.08.16 |
Yahoo |
時事通信記事
「中四国9県でJアラート訓練=北朝鮮ミサイル計画―総務省消防庁」 |
<1709-081604>
総務省消防庁が16日、北朝鮮によるグアム周辺にIRBMを発射する計画公表を受け、上空を通過する可能性のある島根、広島、高知各県を
含む中国四国地方9県の全市町村で、18日にJアラート(全国瞬時警報システム)の訓練
を行うことを全都道府県に通知した。 |
2017.08.12 |
日経新聞 インターネット |
PAC3 配備完了 中四国4ヵ所、北ミサイルに備え |
<1709-081202>
防衛省が12日、北朝鮮によるグアム周辺へのBM発射予告を受けて上空通過の可能性がある中国、四国地方の陸上自衛隊出雲、海田市、松山、高知
の駐屯地4ヵ所にPAC-3の配備を完了した。 |
2017.08.11 |
Yahoo |
朝日新聞記事
「PAC3、中国・四国4ヵ所に グアムへのミサイル警戒」 |
<1709-081102>
複数の日本政府関係者が、北朝鮮がグアム島周辺の海域を狙ってミサイルを撃つと警告したことを受け、政府は
コースを外れて日本に落下した場合を想定してPAC-3を中国、四国地方の4ヵ所の陸上自
衛隊の駐屯地に展開する方針を固め、北朝鮮の動向を見極めて一両日中に最終決定することを明らかにした。
政府関係者によると、国家安全保障局(NSS)などは、北朝鮮からグアムに向けて発射された際のBM飛翔経路を推定し、PAC-3を
海田市、出雲、高知、松山の4箇所の駐屯地に展開する方針を
固めた。
一方海上自衛隊も、SM-3を搭載したAegis型護衛艦1隻を日本海に展開し、警戒監視にあたっている。 |
2017.08.10 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「防衛相 北朝鮮グアム攻撃 『存立危機事態』なら迎撃可能」 |
<1709-081004>
小野寺防衛相が10日の衆院安全保障委員会で、北朝鮮がグアムに向けミサイル発射を検討していることについて、グア
ムが攻撃された場合には日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」に当たれば
迎撃できるとの認識を示した。
小野寺防衛相は答弁で、米国の抑止力、打撃力の欠如は、日本の存立危機に当たる可能性がないとはいえないと述べた。 |
2017.08.10 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「北朝鮮 グアム包囲射撃を検討=『日本上空を通過する』」 |
<1709-081002>
朝鮮中央放送が、北朝鮮の戦略軍が10日、火星-12 IRBMを4発を同時に発射して
グアムの主要軍事基地の包囲射撃を検討していると発表したと報じたが、火星-12は島根県、広
島県、高知県の上空を通過することにり、3356.7kmを1,065秒間飛翔し、グアム島と周辺30~40kmの海上に着弾すると威嚇した。 |
2017.07.29 |
Yahoo |
朝日新聞記事
「二階氏、地下シェルター整備訴え 北朝鮮ミサイル」 |
<1708-072909>
北朝鮮によるBM発射を受けて自民党の二階幹事長が29日、地方、地域で大きな防空壕を造ることができるかで
きないかと述べ、日本に着弾する事態を想定した地下シェルター整備の必要性を訴えた。
自民党は6月に「新設も含めシェルターのあり方を検討する」との提言を公表しており、二階氏の発言は新設に向けた意欲を改めて示したものである。
新設なら巨額の予算が必要となるが、財政がどうだこうだと言っている時ではなく、普通の予算や普通の年次計画などではなく、頭を
フル回転して対応しなければいけないと、国民にも党の関係者にも呼びかけていこうと思うと語った。 |
2017.07.28 |
日経新聞 インターネット |
三重・津市で弾道ミサイル避難訓練 |
<1708-072803>
政府が、北朝鮮のBM飛来に備えた住民避難訓練を8月26日に津市で実施する。
訓練では緊急情報ネットワークシステムで自治体にミサイル情報を伝達し、自治体は防災行政無線や携帯電話のメールを使い、屋内や窓から離れた場所に逃げるよ
う呼びかける。 |
2017.07.26 |
Yahoo |
時事通信記事
「迎撃失敗、人的ミスか=日米開発ミサイル―米」 |
<1708-072602>
MDAが25日、日本時間6月22日に実施たSM-3 Block ⅡAの迎撃実験失敗の原因について、人為的ミスが原因だった
可能性が高いと示唆した。
Military Times紙が当局者の話として、Aegis駆逐艦の乗組員がデータ入力を間違えたことが原因だと報じた。 |
2017.06.26 |
東京新聞 インターネット |
日米、高高度ミサイルに共同対処 対北朝鮮で態勢拡充 |
<1707-062601>
政府関係者が25日日、米両政府が北朝鮮が実施した5月のミサイル発射を重視し、通常より高い高度へ打ち上げるロフテッド軌道でのBM発射に対
処する方向で調整に入ったことを明らかにした。
トランプ米大統領就任後初めてとなる日米外務防衛担当閣僚の安全保障協議委員会(2+2)を7月14日にもワシントンで開き、
主要議題にするという。 |
2017.06.21 |
MDA HP |
Aegis missile defense test conducted |
<1707-062104>
米MDAと防衛省がSM-3 BlockⅡAの発射試験を行ったが迎撃に失敗した。 前回2月に行った試験では迎撃に成
功している。
試験ではMRBMを模擬した標的がハワイ時間で21日19:20にKauai島のPMRFから発射され、Aegis
Baseline 9.C2を装備したDDG 53 John Paul PonesがSM-3 BlockⅡAを発射したが迎撃できなかった。 |
2017.06.13 |
Yahoo |
時事通信記事
「PAC3、機動展開訓練へ=北朝鮮ミサイル踏まえ」 |
<1707-061301>
防衛省が13日、北朝鮮による相次ぐBM発射を踏まえ、PAC-3の機動展開訓練を実施すると発表した。
訓練期間は15~26日で、第1、第2、第4の3個高射群の部隊が、小牧基地のほか、朝霞駐屯地などに移動させ、
組み立てや作動確認を行う。 |
2017.06.08 |
Yahoo |
時事通信記事
「武力攻撃想定し初訓練=長崎で来月にも―政府」 |
<1707-060806>
政府関係者政府が8日、北朝鮮のBMによる武力攻撃事態を想定した初めての住民保護訓練
を、来月にも長崎県と共同で実施することを明らかにした。 国民保護法に基づき政府と地方自治体の役割分担
を確認し、有事の際の迅速な対応につなげる。
政府は3月の秋田県男鹿市を手始めに、ミサイルが発射された際の住民避難訓練を各自治体と実施しているが、これまではミサイルが洋上や山間地に落下するケー
スを想定していたのに対し、長崎県はより人的被害が大きい場合を想定し、自衛隊にも参加を要請して、避難誘導
やけが人の救助に際し、警察や消防と自衛隊との連携を確認する。 |
2017.05.24 |
Jane's Defence Weekly |
Japan mulls introducing Aegis Ashore BMD system to counter North Korean threats |
<1708-052406>
稲田防衛大臣が5月15日、北朝鮮のBM脅威に対抗するためAegis Ashoreを装備する考えを明らかにした。 |
2017.05.13 |
Yahoo |
讀賣新聞記事
「陸上型イージス導入へ…ミサイル防衛強化」 |
<1706-051301>
複数の政府関係者が、政府がBMD態勢強化策として、Aegis Ashoreを導入する方向で最終調
整に入ったことを明らかにした。
能力や費用対効果の面でTHAADよりも適していると判断した。 |
2017.04.29 |
産経新聞 インターネット |
東京メトロが運転見合わせ 初の措置 車内に動揺、若い女性「こんな車内放送初めて」 |
<1705-042906>
東京メトロが29日朝、北朝鮮がBM 1発を発射したとの報道を受け、06:07から全線で一時
運転を見合わせ、10分後の06:17に着弾の恐れがなく安全と判断し、運転を再開した。 北朝鮮によるミサイル発射を受けた措置は初めてである。
東京メトロによると、ミサイル発射の報道を受け運行を管理する指令が、銀座線や丸ノ内線など全9路線の電車の運転士に対し運転見合わせを指示したてめ
走行中の電車は次の駅で、安全が確認されるまで停車させた。 北朝鮮のミサイル発射が判明した際、乗客の安全を確保するため運転を見合わせるようあらか
じめ取り決めていたという。 |
2017.04.29 |
東京新聞 インターネット |
地上型イージス優先導入 政府、北朝鮮脅威に対処 |
<1705-042901>
政府関係者が28日、政府がより多層的なBMD態勢へ拡充するため加える新装備として、Aegis Ashoreを優先
して検討する方針を固めたことを明らかにした。
政府は数年後の配備を目指している。 |
2017.04.19 |
Yahoo |
河北新聞記事
「山形 北朝鮮ミサイルを想定した訓練実施へ」 |
<1705-041904>
山形県が18日、北朝鮮のBM着弾を想定した住民避難訓練を行う方針を明らかにした。
近く参加する市町村を募り、早期に実施したいとしている。
訓練では、全国瞬時警報システム(J Alert)を通じて発射情報を受けた県や市町村が、行政防災無線や携帯電話の緊急速報メールなどで、住民に屋内避難を呼び掛け
る手順を確認する。 |
2017.04.13 |
Stars & Stripes |
Japan seeks notice on actions against North Korea, even if US bases not used |
<1705-041304>
日本政府筋によると、政府が米国に対し米軍が北朝鮮に対し武力攻撃を行う場合には、在日米軍基地を使用しない場合で
も事前協議を行うことを要請し、米側もこれを受け入れたという。 |
2017.03.26 |
東京新聞 インターネット |
政府、ミサイル防衛の増強提示へ 日米2プラス2で |
<1704-032601>
政府筋が25日、政府が4月下旬からの大型連休にも開く外務防衛担当閣僚の日米安全保障協議委員会(2+2)で、北朝鮮に対処する
BMDSの増強を図ることを最優先課題として提示する方向で調整に入ると共に、BM発射前に拠点を破壊する敵基地攻撃能力保
有の是非を含め、自衛隊と米軍の役割分担の方向性も話し合う可能性があることを明らかにした。
政府はトランプ政権下で初めての2+2で、最重要のテーマとしてBMDを明示し、北朝鮮の脅威は新たな段階に入ったとの認識を重ねて共有したい意向である。 |
2017.03.17 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮ミサイルで避難訓練=秋田・男鹿市で初実施―政府」 |
<1704-031701>
政府が17日、北朝鮮のBMが日本に飛来する事態を想定した初の住民避難訓練を秋田県男
鹿市で実施した。
訓練では、政府が全国瞬時警報システムJ-Alertや緊急情報ネットワークシステム「エムネット」を通じ、秋田県
と男鹿市にミサイル発射や落下予測などの情報を伝達し、同市が防災行政無線などで屋内避難などと住民に周知し、実際に住民110人を小学
校と公民館に避難させた。 |
2017.03.14 |
Yahoo |
朝日新聞記事
「日米韓、ミサイル防衛演習を実施へ 北朝鮮を念頭に」 |
<1704-031404>
韓国国防省が14日、日米韓3ヶ国が14、15日に日韓両国の近海でBMDの合同演習を実施すると発表した。 昨年6
、11月、今年1月に次いで4回目になる。
同省によれば、日米韓のAegis艦のうち、日本近海に海上自衛隊のきりしまと米海軍のCurtis Wilburが、韓国近海に韓国海軍の世宗大王がそ
れぞれ展開し、コンピュータを使って共同で探知する。 日韓間の情報は、米軍経由で共有するとした。 |
2017.03.09 |
NHKニュース |
最新迎撃ミサイルシステム 防衛省が導入費用を試算 |
<1704-030906>
防衛省が最新のBMDSを導入する場合の試算をまとめた。 それによると、Aegis Ashoreは1個システム
800億円程度で、日本全域の防護に2個システム程度が必要になる。
これに対しTHAADは1個システム1,250億円程度で、6個システム必要と言う。 |
【註】
記事のように防衛省が、Aegis Ashoreでは1,600億円で済むのにTHAADであれば7,500億円かかると公表したのであれば、防衛省はAegis Ashore採用に決めたことを意
味する。 |
2017.03.09 |
NHKニュース |
北朝鮮のミサイル 落下海域は日本本土にこれまでで最も近い |
<1704-030901>
北朝鮮が6日に発射したBM 4発のうち1発が能登半島の北北西200kmの海域に落下したと
推定されることが政府の分析で明らかになった。 これまでで最も日本の本土に近いうえに、4発は南北に80km程度の等間
隔で着弾したと見られることから、政府内からは複数の場所を同時に攻撃する能力の向上が著しいと懸念する声が相次いでいて、政
府は今後BMD迎撃体制のさらなる強化とともに、国民により迅速に情報を提供する方策の検討を進める方針である。 |
2017.03.07 |
Yahoo |
ロイタ通信記事
「在日米軍攻撃を想定の北ミサイル、『新たな段階』と稲田防衛相」 |
<1704-030706>
稲田防衛相が7日、北朝鮮のBM発射が在日米軍への攻撃を想定した訓練だったとの朝鮮
中央通信の報道について、新たな脅威の段階に入っていることが明確になったと語った。
また、北朝鮮は昨年同時期の米韓合同軍事演習の期間中、7発の弾道ミサイルを発射していることから、今後、さらなる挑発行為に出る可能性も否定できないと述べ
た。 |
2017.03 |
International Defence Review |
SM-3 Block ⅡA missile scores hit in first intercept test |
<1704-030007>
米MDAと防衛省が2月3日、SM-3 Block ⅡA初の迎撃試験SFTM-01を行い成功した。 こ
の試験はAegis Baseline 9.C2 (BMD 5.1)を装備したDDG 53 John Paul Jonesが行った。
John Paul Jonesは3日22:30(東部時間4日03:30)に標的を捕捉追随し、SM-3 Block ⅡAを発射した。 |
2017.02.20 |
Aviation Week & ST |
The Raytheon/Mitsubishi SM-3 Block 2A surface-to-air missile |
<1705-022001>
日米が共同開発しているSM-3 Block 2Aが2月3日、MRBM標的の迎撃に成功した。
Block 2Aの配備は2018年に開始される。 |
2017.02.18 |
産経新聞 インターネット |
THAAD や地上配備「イージス・アショア」導入が焦点に 防衛大綱、前倒し改定を検討 政府、日米同盟重視で増強 |
<1703-021801>
政府関係者が18日、10年間程度の防衛力整備の指針として2013年末に閣議決定した防衛計画の大綱を前倒しで改定する方向で検討に入った
ことを明らかにした。 BMD能力の向上を目指し、THAADやAegis Ashoreの導入などが具体的な課題となる。
26~30年度の5年間の装備品導入や費用の詳細を定めた中期防を継ぐ次期中期防は2018年後半に作成されるが、これと連動
した新大綱づくりが見込まれている。 |
2017.02.15 |
Jane's Defence Weekly |
US, Japan score first SM-3 Block ⅡA intercept test success |
<1704-021502>
米MDAが2月3日、日米で共同開発中のSM-3 Block ⅡA (RIM-161D)が初めての迎撃試験に成功
したと発表した。
SM-3 Block ⅡAはAegis Baseline 9.C2 (BMD 5.1)を装備したDDG 53 John Paul Jonesから発射された。 |
2017.02.14 |
Yahoo |
時事通信記事
「弾道ミサイル対処で日米合同訓練へ=横須賀と佐世保で―海自」 |
<1703-021405>
海上幕僚監部が14日、米海軍第7艦隊と合同でBMに対処するシミュレーション
演習を、横須賀基地と佐世保基地で17~24日に実施すると発表した。
BM発射に対する警戒や迎撃能力を日米で向上させるのが目的で、日米のBMD演習は今回で7回目になる。 |
2017.02.14 |
Yahoo |
時事通信記事
「北朝鮮ミサイル迎撃、新装備の検討加速=政府」 |
<1703-021403>
政府は、北朝鮮が発射の兆候をつかみにくいBMの開発を進めていることを踏まえ、迎撃態勢を強化するため新たな装備品
の導入についての検討を加速させ、夏までに具体策を取りまとめて、次期中期防(2019~23年度)に反映さ
せることを目指している。
安倍首相は14日の衆院予算委員会で、北朝鮮はかなりのスピードで核・ミサイルの能力を高めているため、それに追いつく努力を日々しな
ければならないと述べ、対処能力の向上に努める方針を強調した。 |
2017.02.14 |
Yahoo |
毎日新聞記事
「防衛省 ミサイル防衛検討委の新設を見送り」 |
<1703-021402>
防衛省は新たなBMDSの導入に向けた検討委員会の新設を当面見送る方針を決めた。 ト
ランプ米政権が同盟国に安全保障面での負担拡大を求める姿勢を示しているなかで、政府が正式に検討を始めれば導入が既定路線になりかねない
という懸念が自民党内などにあることに配慮した。
同省はAegis AshoreやTHAADなどの導入について、若宮副防衛相をトップとした検討委員会を設置する予定で、す
でに調査研究は行っており、本格的な検討のための委員会設置について昨冬から与党と調整してきたが、自民党の防衛関係議員から、政府が先走ればトランプ政権に
足元を見られる恐れがありトランプ政権の出方を見守るべきだなどと慎重な意見が出ていた。 |
2017.02.15 |
NHKニュース |
自衛隊機の緊急発進 冷戦時代上回る最多の1000回超 |
<1703-021502>
自衛隊機の緊急発進が、今年度は1月下旬までの10ヵ月間で1,000回を超えその後も増え続けている。 年間の緊
急発進の数はソ連機が活発だった東西冷戦時代の昭和59年度に確認された944回が過去最多であったが、今年度は2ヵ月を残す段階ですでにこ
れを上回っている。
内訳は中国機に対するものが急増し、昨年12月までの9ヵ月間で全体の73%を占め、次い
で多かったのはロシア機に対するものは26%であった。 |
2017.02.14 |
NHKニュース |
防衛省 ミサイル防衛強化“常時迎撃”態勢の検討開始へ |
<1703-021401>
防衛省がBMD体制を強化するため、常時迎撃態勢などについて検討し、夏をめどに
次期防の策定に反映させることを考えている。 このため若宮副大臣をトップとして今後の防衛力整備の在り方などを検討する
「統合機動防衛力構築委員会」で、今月から本格的に検討を始めた。
具体的には、北朝鮮がTELを使用したり、SLBMを発射したりしていることなどを踏まえ、自衛隊が常時迎撃できる態勢や、最新BMDSを導
入した場合の費用対効果などを検討することにしている。 |
2017.02.04 |
Yahoo |
読売新聞記事
「日米共同開発の迎撃ミサイル、海上発射に成功」 |
<1703-020404>
防衛装備庁が4日、SM-3 Block ⅡA初の海上での迎撃試験を実施し成功したと発表した。 政府は29年度の開発完了
を目指し、29年度予算案にミサイルの取得費147億円を計上している。
SM-3 Block ⅡAは、射程100km+の従来型に比べ、射程が1,000km以上になり防護範囲が飛躍的に拡大する。 |
2017.02.03 |
MDA HP |
U.S., Japan successfully conduct first SM-3 Block IIA intercept test |
<1703-020306>
米MDAがハワイ時間2月3日に防衛省、米海軍と協同でSM-3 Block ⅡAの初めての迎撃試験
SFTM-01に成功した。
試験ではAegis Baseline 9.C2を装備したDDG 53 John Paul Jonesから発射されたSM-3 Block ⅡAが、Kauai島の
PMRFから発射したMRBM標的を撃墜した。 |
2017.01.26 |
NHKニュース |
弾道ミサイル想定 3月に秋田で初の住民避難訓練 |
<1702-012601>
北朝鮮がICBMの発射試験を強行する可能性を示唆するなか、政府が万一の事態に備えた初めての住民避難訓練を、
3月に秋田県男鹿市で実施することを決めた。
訓練は、海外から発射されたBMの一部が国内に落下することを想定して行われ、全国瞬時警報システム(J-Alert)や自治体の
防災行政無線を通じて情報を伝達し、住民らに実際に頑丈な建物に避難してもらうことにしている。 |
2017.01.20 |
Yahoo |
聯合ニュース記事
「韓米日 きょうから北ミサイル想定した探知・追跡訓練」 |
<001.pdf>1702-012001>
韓国海軍が20日、日米韓3ヵ国がミサイルの探知追跡演習を20日から3日間にわたり実施すると発表した。
演習には日米韓のAegis艦が参加し、海上で実際に目標を探知、追跡し3ヵ国が情報を共有する。 |
2017.01.13 |
Yahoo |
読売新聞記事
「防衛相、THAAD 視察…グアムの米軍基地訪問」 |
<1702-011302>
グアム訪問中の稲田防衛相が13日にTHAADを視察し、視察後に、北朝鮮の弾道ミサイル開
発が進展し、中国海軍が日本周辺で活動を活発化させるなか、THAAD導入も将来の選択肢の一つだとの考えを示したものだ。
防衛省は近く、ミサイル防衛態勢強化のための検討委員会を設置し、今夏までに強化策をまとめる。 |