ドイツとの防衛協力に関する記事

 
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2025.05.07
 07:08
時事通信

(Yahoo)

日独、防衛協力深化も 対米不信で重要度増す 専門家 <2506-050713>
 ドイツのシンクタンク、国際安全保障研究所(SWP)アジア部門副部長のサカキ氏が6日までに時事通信の取材に応じ、メルツ新政権下で日独の防衛協力が深化するとの見方を示した。
 トランプ米政権が国際協調を乱す中、「本当に価値観を共有しているパートナーと協力する必要があるとの意識が高まっている」と指摘し、日本の重要度が増していると分析した。
 ドイツは近年、貿易の多角化や中国の覇権主義を牽制する意図から、インド太平洋への関与を強め、日本に軍艦や戦闘機を派遣してきた。 新外相には日本との政治交流経験が豊富なワーデフール氏が就任するが、サカキ氏は「ワーデフール氏は日本を重視するだろう」と述べ、この方針が継続されると予想する。
 今後の協力分野として、防衛産業や経済安全保障に着目し、「米国をどれほど頼れるか分からない状況で、両国が力を合わせることは理にかなっている」と強調した。
 また、法と秩序、自由貿易体制といった共通の価値観を守るため、他の欧州やアジア諸国とともに「共同行動計画」や「トランプ氏への共通メッセージ」といった一致した対応が必要になると指摘した。
 ドイツは中国との経済的な結び付きが強かったが、近年は依存脱却を課題に据えており、メルツ新首相も対中強硬派とみられている。
 ただ、トランプ政権発足で風向きが変わり、「米国より中国の方が予測可能で合理的にみえる」との見方が出ているという。 サカキ氏は「新政権が抵抗しなければならない誘惑だ」と警告した。
2024.08.19
 17:56
Reuters 通信

(Yahoo)

ドイツ艦船、台湾海峡を来月通過も 命令待ち=司令官 <2409-081915>
 ドイツ海軍機動部隊司令官のシュルツ少将が、独艦2隻が9月に台湾海峡を通過する可能性があると明らかにした。 命令を待っているという。 実行すれば2002年以来となる。
 シュルツ少将はReutersの電話取材で、「まだ決定は下されていない」と述べ、天候も影響すると説明した。
「われわれがここで国旗を掲げるのは、パートナーや友好国を支持し、ルールに基づく秩序、領土紛争の平和的解決、自由で安全な航路へのコミットメントを示すためだ」と語った。
 中国外務省報道官は記者会見で、独艦の台湾海峡通過に関する質問に対し、台湾は中国の内政問題であり、安定の鍵は台湾の独立に反対することだと述べた。
 「航行の自由を装って中国の領土主権と安全保障を損なうことに中国は常に反対してきた」と指摘した。
2024.07.20
 06:00
茨城新聞

(Yahoo)

百里基地で日仏共同訓練 編隊飛行や空中給油 茨城・小美玉 <2408-072001>
 航空自衛隊百里基地で初となる空自と仏空軍との共同訓練が19日実施され、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携強化を目的に、両国の戦闘機などが茨城県沖の太平洋上で編隊飛行や空中給油の訓練を展開した。 同日の訓練は10:30頃から始まり、正午前に百里基地に帰投した。
 フランス空軍からRafel戦闘機4機、輸送機3機、空中給油機3機と260名が参加し、空自からは第7航空団のF-2 2機が参加した。
 航空幕僚監部によると、日仏共同訓練は2回目で、2023年7月に新田原基地で実施されて以来となる。
2024.07.19
 21:57
FNN Prime News

(Yahoo)

フランス・ドイツ・スペインの戦闘機 日本に初めて同時展開 <2408-071916>
 仏、独、西の戦闘機などが19日に初めて同時に日本に展開し、航空自衛隊と共同訓練を行った。
 19日午前に百里基地に到着したのは、仏空軍のRafael戦闘機で、千歳基地には独空軍と西空軍の戦闘機Eurofighter Typhoonが相次いで着陸し、今回3ヵ国合わせて30機余りの戦闘機や輸送機などが日本に飛来した。
2024.07.13
 02:03
時事通信

(Yahoo)

日独、太平洋で防衛協力 中国念頭、経済安保の枠組み創設 首脳会談 <2408-071304>
 ベルリンを訪問中の岸田首相は12日午後にショルツ首相と首相官邸で会談した。 中国の覇権主義的な行動を踏まえ、インド太平洋地域で防衛分野の協力拡大に取り組む方針で一致し、半導体や重要鉱物のサプライチェーン強化を図るため、経済安全保障に特化した政府間協議の枠組みをつくることに合意した。
 共同記者会見で岸田首相は、欧州大西洋とインド太平洋の安保は不可分との立場を改めて表明して「ロシアと北朝鮮の軍事協力の深まり、ロシアによるウクライナ侵略に関する中国の動きへの対応について、ドイツとさらなる連携を期待している」と述べた。
 ショルツ首相は、今夏にドイツ空軍機やフリゲート艦が来日を予定していることに触れ、「シグナルとしての価値を持つだけでなく、いかに日独が協調していけるのか確認することができる」と強調し、中国の南シナ海などでの動きを念頭に国連海洋法条約の順守を訴え、「北朝鮮から武器がロシアに入っている状況はゆゆしきことだ」とも主張した。
 日独間では物品役務相互提供協定 (
ACSA) が12日に発効したのを踏まえ、会談では部隊間の連携を強めることを確認した。 また外務・防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) を早期に日本で開き、具体的な内容を話し合う。
2024.06.25
 17:57
時事通信

(Yahoo)

スペイン空軍機初来日へ 欧州各国、空自と共同訓練 <2407-062509>
 航空自衛隊は25日、7月にドイツ、フランス、スペイン各空軍の戦闘機と国内で共同訓練を行うと発表した。 スペイン空軍機の来日は初めてである。
 空自によると、来日はこの3ヵ国がインド太平洋地域に軍用機を派遣する共同演習Pacific Skys 24の一環で、独軍機は2022年以来、仏軍機は2年連続の来日で、7月19~25日にかけ、各国と北海道や茨城の空自基地周辺で共同訓練を予定する。
 木原稔防衛相は25日の閣議後記者会見で「各国のインド太平洋地域に対する関与の意思と能力を示す証左だ」と話した。
【註】
 Pacific Skys 24は千歳基地と周辺空域で、第2航空団とドイツ空軍とスペイン航空宇宙軍が参加する。  ドイツからはEurofighter 8機と空中給油機、輸送機と人員180名、スペインからはEurofighter 4機と輸送機、人員150名が参加する。
日独西共同訓練の実施について (航空幕僚監部)】
2024.06.12
 11:12
時事通信

(Yahoo)

日独の物品提供協定を承認 国会 <2407-061211>
 自衛隊とドイツ軍で燃料や弾薬の融通を可能にする物品役務相互提供協定 (
ACSA) が12日の参院本会議で自民、公明、日本維新の会、国民民主各党などの賛成多数で可決、承認された。
 日本がACSAを結ぶのは米国、英国、フランス、カナダ、オーストラリア、インドに続いて7ヵ国目で、共同訓練などを行いやすくし、安全保障分野の連携を深める狙いがある。
2024.05.06
 15:45
共同通信

(Yahoo)

ドイツ陸軍、来年にも陸自と初の共同訓練 <2406-050604>
 ピストリウス独国防相が6日までに共同通信の書面取材に対し、ドイツ陸軍部隊2025年にも日本で陸上自衛隊と初の共同訓練を実施する見通しだと表明した。
2024.04.13
 14:53
共同通信

(Yahoo)

独フリゲート艦、8月に東京寄港 対中国抑止、日本と連携 <2405-041313>
 外交筋への取材で13日、ドイツ海軍フリゲート艦が5月7日にインド太平洋地域に向けて出港し、8月後半に東京に寄港することが分かった。 台湾海峡や東・南シナ海で現状変更の試みを続ける中国をにらみ、地域への関与を進める戦略の一環で、民主主義や法の支配などの価値観を共有する日本と連携し、中国の威圧的行動を抑止したい考えである。
 ドイツが2023年7月に対中戦略を策定後、軍艦の日本寄港は初めてとなる。 空軍も2024年6~8月にインド太平洋地域に戦闘機を派遣する。
 2024年はフリゲート艦と共に補給艦も派遣し、米ハワイ周辺で米海軍主催の環太平洋合同演習(リムパック)に参加するほか、海上自衛隊を含めた多国間訓練を実施する。
 ドイツは2020年にインド太平洋に関する戦略を策定し、2021年に海軍艦として約20年ぶりにフリゲート艦を、2022年には戦闘機も初めて日本に派遣した。
 外交筋は「艦艇や戦闘機の継続的な派遣は、インド太平洋地域への関与を重視するドイツの本気度を示している」と指摘した。
2024.01.29
 18:26
時事通信

(Yahoo)

日独、ACSAに署名 燃料・弾薬を融通、7ヵ国目 <2402-012910>
 日独両政府が29日、自衛隊とドイツ軍が燃料や弾薬を融通し合う物品役務相互提供協定 (
ACSA) に署名した。
 日本がACSAを結ぶのは米国、英国、フランス、カナダ、オーストラリア、インドに続いて7ヵ国目になる。
2023.12.02
 17:56
産経新聞

(Yahoo)

日独の共同訓練を円滑化 物品役務相互提供協定の締結、実質合意 <2401-120210>
 日独両政府が2日、自衛隊とドイツ軍が物資を融通し合う物品役務相互提供協定 (
ACSA) を締結することで実質合意した。
 日本のACSA締結相手国はこれで7ヵ国目となる。
2023.12.01
 18:36
日経新聞 独戦闘機を来年日本へ派遣 駐日大使、防衛相に伝達 <2401-120115>
 木原防衛相が1日にフォンゲッツェ駐日独大使と防衛省で会談し、フォンゲッツェ大使は2024年にEurofighterを日本に派遣する予定だと伝えた。 実現すれば2022年9月に来日し、航空自衛隊と共同訓練を行って以来2回目となる。
 会談で木原防衛相は緊密に連携したいと表明したのに対しフォンゲッツェ大使は「インド太平洋においての日独のパートナーシップをさらに強固にする必要がある」と応じ、海軍のフリゲート艦や補給艦も日本へ派遣する考えを示した。
2023.09.29
 17:02
時事通信

(Yahoo)

日独 ACSA で交渉開始 外務省 <2310-092906>
 外務省が29日、ドイツ政府と物品役務相互提供協定 (
ACSA) の締結に向けた交渉を開始すると発表した。
 同協定は自衛隊と独軍が燃料などを相互に提供できるようにする法的枠組みで、共同訓練を行いやすい環境を整えて防衛交流を深める狙いがある。
2023.03.18
 19:26
TBS News

(Yahoo)

日独「政府間協議」を初開催 経済安全保障で連携 <2304-031816>
 ショルツ独首相と閣僚6人が訪日し、岸田首相らとの間で初めての政府間協議を開いた。 初会合では、経済安全保障が主な議題となった。
 これに先立ち、総理公邸では、岸田首相とショルツ首相による首脳会談も行われた。
2023.03.18
 18:50
時事通信

(Yahoo)

日独 ACSA へ調整加速 防衛相会談 <2304-031815>
 浜田防衛相が18日、ピストリウス独国防相と防衛省で会談し、自衛隊と独軍の間で燃料や弾薬を相互に融通し、共同訓練をしやすくする法的枠組みの交渉開始に向け、調整を加速することを確認した。
 日本側は米国などと結んでいる物品役務相互提供協定 (
ACSA) を念頭に置く。
2023.02.21
 01:30
日経新聞 日本とドイツ、主要閣僚が定期協議へ 3月にも初会合 <2303-022102>
 日独の複数の政府高官が日独両政府が3月にも、従来の外務防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) を大幅に拡充新しい定期協議の枠組みをつくることを明らかにした。 ショルツ首相が来日する3月にあわせて初会合を開き、岸田、ショルツ両首相に加え外務、防衛、財務など主要閣僚が参加(一部の閣僚はオンラインでの参加)し、合同閣議に近い形式をとる。
 中国やロシアの抑止を狙い、安全保障やエネルギー問題をはじめ幅広い分野での協力を探る。
2022.11.03
 23:40
日経新聞 日本とドイツ、物品提供協定へ交渉開始 2プラス2で一致 <2212-110321>
 日独政府が3日、ドイツ西部のミュンスターで外務防衛担当閣僚協議 (2-plus-2) を開き、自衛隊とドイツ軍が燃料などを融通し合い共同訓練しやすくする「物品役務相互提供協定」の締結を念頭に交渉を開始すると一致した。 また2-plus-2を原則年に1度、定期開催する方針も申し合わせた。
 日独の2-plus-2は2021年4月のオンライン形式での初開催に続き、今回で2度目となった。 林芳正外相とベーアボック独外相が対面、浜田靖一防衛相とランブレヒト独国防相がオンラインで出席した。
2022.09.28
 20:36
Aviation Wire

(Yahoo)

独空軍ユーロファイター、日本初飛来 総監乗せ百里基地へ <2210-092818>
 航空自衛隊が9月28日、空幕長の井筒空将ドイツ空軍総監ゲルハルツ中将が搭乗するEurofighter 2000(註:Eurofighter Typhoonの独空軍名)をはじめとする独軍機を自ら空中で出迎え百里基地で歓迎したと発表した。 ドイツ空軍の戦闘機が日本を訪れるのは初めてである。
 3機のEurofighterやA330
MRTTなどが飛来し、ゲルハルツ中将が搭乗したEurofighterは、消防車による放水アーチの歓迎を受けて到着した。 ドイツ空軍によると、Eurofighterはシンガポールから8時間以上のフライトで日本に到着したという。
2022.09.27
 07:08
讀賣新聞

(Yahoo)

ドイツ空軍トップ、自ら戦闘機ユーロファイター操縦し訪日へ…「協力緊密化探る」 <2210-092703>
 ドイツ空軍総監のゲアハルツ中将が、読売新聞の電話会見に応じ、空軍が28日に日本に初めて戦闘機を派遣すると語った。 航空自衛隊との共同飛行などを通じ、防衛協力の強化を図る狙いで、「民主主義などの価値観を共有するパートナーであることを示したい」と語った。
 訪日は、インド太平洋地域の安定に向けた貢献を掲げるドイツ政府の外交戦略「インド太平洋指針」の一環として昨年の海軍に続き、今年8月から空軍を初めて同地域に派遣し、豪州での多国間合同訓練に参加した。 日本と同時期に韓国にも輸送機を派遣し、30日に経由地のシンガポールに戻る。 ドイツには10月初旬に帰還する。
2022.04.28
 19:23
共同通信

(Yahoo)

日独、首脳参加の安保協議を新設 来年開催へ、初会談で合意 <2205-042816>
 岸田首相が28日、ショルツ独首相官邸で会談し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた安全保障協力の強化策として、両首脳が参加する政府間協議を新設し、来年の開催を目指す方針で合意した。 また外務防衛閣僚会合 (2-plus-2) の次回会合を早期に開くと申し合わせた。
 ショルツ氏は岸田首相との共同記者会見で、ウクライナに侵攻したロシアへの対抗措置を協議したとした上で、新たな制裁についても調整していくと述べた。
2021.12.01 Stars & Stripes Five-nation Pacific naval drills send precautionary message to adversaries, admiral says <2201-120108>
 海上自衛隊が主催す年次演習ANNUALEXに今年は米豪加に加えてドイツが初めて参加して5ヶ国で実施された。 この演習には35隻の艦船40機の航空機が参加した。 米第7艦隊からは空母Carl Vinsonが参加した。
【註】
 海上自衛隊の発表によると演習は11月21日~30日に自衛艦隊司令官を搭載官にして日本周辺で実施され、海上自衛隊からは艦艇20隻、航空機40機、米海軍からは艦艇10隻、豪海軍から2隻、加海軍から1隻、独海軍から1隻が参加した。
2021.11.07 共同通信

(Yahoo)

独、太平洋に2年ごと艦船派遣 中国念頭、日本と連携強化 <2112-110706>
 ドイツ海軍総監のシェーンバッハ中将が7日に、東京に寄港したフリゲート艦Bayernの艦上で共同通信の単独インタビューに応じ、インド太平洋地域で法に基づく国際秩序維持と平和に貢献するため、可能ならば同地域に2年に1度は艦船を派遣したいと表明し、日本やオーストラリアなどと連携を強化したいと強調した。 次回の派遣に関し「状況にもよるが2023年を念頭に置いている」と語った。
 南、東シナ海で海洋進出を強める中国をにらみ、バイデン米政権や英仏が同地域への関与を強化するなか、ドイツとしても継続的に存在感を示す意思を明確にした。
2021.11.02 日経新聞 海自、独海軍と共同訓練 20年ぶり寄港 対中国で足並み <2112-110204>
 海上自衛隊が2日、関東南方海域ドイツ海軍フリゲート艦Bayernと4~5日の日程で共同訓練をすると発表した。
 防衛省によると独艦艇の日本寄港はおよそ20年ぶりで、日本周辺で活発な軍事活動を展開する中国の抑止を念頭に足並みをそろえる。
2021.08.11 共同通信

(Yahoo)

ドイツ軍艦、11月に東京入港 中国視野、自衛隊と訓練へ <2109-081103>
 クランプカレンバウアー独国防相が共同通信の単独インタビューに応じ、中国が海洋進出を図るインド太平洋に派遣した海軍フリゲート艦Bayernが、オーストラリアやグアムを経て
11月頃に東京に入港し海上自衛隊との共同訓練を通して対日連携を強化する見通しだと明らかにした。
 インド太平洋には英仏も艦船を派遣しバイデン米政権と共同歩調を取る構えで、ドイツはこれまで関与に慎重だったが、米やEUの動きを背景に一歩踏み出すこととなった。
2021.06.05 産経新聞

(Yahoo)

独艦艇、11月に日本寄港 日米と共同訓練計画 <2107-060501>
 独海軍はフリゲート艦Bayernを8月に出航させインド太平洋地域に派遣する。 寄港地は各国と調整中だが、複数の日本政府高官によると日本には11月上旬に寄港させたい意向を伝えてきた。 寄港に合わせ、海上自衛隊が11月に予定している米海軍艦艇も加わる大規模演習の機会を生かして海自艦艇と共同訓練を行う。
 防衛省によると、海外に領土のないドイツがアジア地域で艦艇を投入して共同訓練を実施するのは初めてで、東・南シナ海で海洋進出を強めている中国を牽制する枠組みが拡大する。
2021.05.05 時事通信

(Yahoo)

中国念頭、相次ぎ2プラス2 抑止力強化へ連携拡大 <2106-050501>
 日本政府が、同盟国である米国や友好国との外務防衛担当閣僚による安全保障協議 (2-plus-2) を相次いで開催している。 4月にはドイツと初めて開き、同種の枠組みは8ヵ国を数えた。 今年に入り、政府は2月3日に英国とTV会議形式で2-plus-2を行ったのを手始めに、3月には米国、インドネシアと開催、4月のドイツで、早くも4ヵ国目となった。 米国とは年内の再協議も確認している。
 東・南シナ海で軍事的な威圧行為を繰り返す中国を念頭に、抑止力を高めるため各国と連携を拡大する狙いで、防衛省幹部は「こんなに頻繁に行われるのは初めてだ」と話している。
2021.03.22 TBS News

(Yahoo)

日独情報保護協定締結 安全保障の秘密情報交換が可能に <52104-0322045>
 日本とドイツの間で安全保障上の秘密情報を交換することを可能にする情報保護協定締結された。 日独情報保護協定の署名式は22日に外務省で行われ、茂木外務大臣とドイツのレーペル駐日大使が署名を行い発効した。 この協定締結により、防衛協力や防衛装備品の輸出の促進が期待される。
 情報保護協定はこれまで、米国や韓国など7ヵ国とNATOとの間で結ばれている。
2021.03.19 時事通信

(Yahoo)

独、日本と情報保護協定締結へ 安保でアジア関与強化 <52104-0319015>
 複数の関係者が、日本とドイツが来週にも東京で、軍事機密を共有し漏えいを防ぐ情報保護協定に署名する方向で調整を進めていることを明らかにした。 情報保護協定は、メルケル首相が2019年2月に訪日した際、当時の安倍首相と締結で大筋合意したが、日独の法解釈の違いなどにより交渉が長期化し、正式な締結が遅れていた。 日本は既に、米国やオーストラリアなどと情報保護協定を結んでいる。
 ドイツは昨年9月、中国偏重を見直すインド太平洋地域での外交貿易指針を策定し、同地域へのフリゲート艦派遣を計画するなど安保面でのアジア関与を強化しており、今回の協定締結もその一環となる。 日本にとっては、これまで防衛装備品輸出の障害となっていた機密情報の共有が容易になり、輸出を後押しすることが期待される。
2019.02.04 時事通信

(Yahoo)

情報保護協定で大筋合意=安保・自由貿易で連携-日独首脳 <51903-0204045>
 安倍首相が4日、メルケル独首相と首相官邸で会談し、両首脳は安全保障分野での協力を強めるため、情報保護協定の締結で大筋合意した。
 またトランプ米政権の保護主義的な動きを踏まえ、自由貿易の推進で一致するとともに、6月に大阪市で開くG20首脳会議の成功に向けた連携を確認した。
2017.07.26 Jane's Defence Weekly Japan and Germany to jointly develop military tech <51709-0726015>
 日独防衛技術協力協定に署名した。 両国は陸上装備、とりわけ軍用車両用エンジン で協力する。
 現在小松製作所が試作中で1月に試作車が公開された重量20tの新装輪
APCは固有のパワーパックを持たず 、MHIが開発した26式に搭載されたエンジンを転用している状況である。
【新型装輪装甲車関連記事:1702-011304 (DN 201701.13)】
【註】
 この記事でMHI製26式と言っているのは16式機動戦闘車の誤りと思われる。
 新型APCが16式のエンジンを使用しているのは開発経費の削減や、維持コストの抑制のためと思われる。