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2020.12.07
時事通信
遠心分離機設置「深刻な懸念」 英仏独がイラン批判
<2101-120705>
イラン核合意の当事国である英仏独が7日に共同声明を発表し、イランによる新型の遠心分離機の設置計画は合意違反であり深刻な懸念だと批判した。
英仏独はまた、1日にイラン国会が核開発強化を政府に求める法律を可決したことにも懸念を表明し、米国の合意への復帰を模索するバイデン次期米大統領と関係を構築する重要な機会を「危険にさらす」と警告した。
2020.12.05
ロイタ通信
イラン、地下施設に新型ウラン濃縮機設置へ 核合意違反=報告書
<2101-120501>
ロイタが入手した国際原子力機関 (IAEA) の報告書によると、イランが主要国との核合意に違反して数百基におよぶ最先端のウラン濃縮用遠心分離機を地下施設に設置する計画である。 地下施設は空爆に耐えられるように設計されているという。
報告書では「イランが2020年12月2日に書簡で、ナタンツのウラン濃縮工場でIR-2m遠心分離機を連結したカスケード3列の設置を開始するとIAEAに通知してきた」とした。 核合意ではイランが地下施設で使用できる遠心分離機は効率が劣る第一世代のIR-1のみとされている。
2020.12.04
産経新聞
化学兵器開発でイラン団体に制裁 米財務省
<2101-120402>
米財務省が3日、化学兵器開発に関与したとしてイランの防衛技術革新機構 (SPND) 傘下の団体と幹部1人を独自の制裁対象に指定した。 同省の声明によると、団体は無力化ガスの開発に関わったという。
ムニューシン財務長官は声明で「イランの大量破壊兵器の開発は、近隣と世界の安全保障にとって脅威だ」と非難した。
2020.12.03
産経新聞
イラン国会、核開発拡大を法制化 反米保守強硬派が影響力
<2101-120304>
イランで2日、政府に核開発の拡大を義務付ける法律が成立した。
来年1月に米次期大統領に就任する見通しのバイデン前副大統領は、イランの合意順守を条件にトランプ政権が離脱した合意に復帰する意向であるが、イランが合意違反を加速すれば復帰が困難になる。
2020.11.30
時事通信
核科学者暗殺「遠隔操作で3分」 凶器はイスラエル製か イラン
<2012-113002>
革命防衛隊に近いファルス通信が29日、イランの核開発で主導的役割を担ったとされるイラン人科学者ファクリザデ氏が首都テヘラン郊外で暗殺された事件は遠隔操作による自動式機関銃を使って無人で行われ、3分間で完了していたと報じた。 また、国営のプレスTVは関係筋の話として30日、現場で回収された武器がイスラエル製だったことが判明したと報じた。
これについてイラン政府は30日、首謀者はイスラエルで、在外の反体制派組織も加担したと主張し報復を警告しているが、イスラエルは暗殺への反応を控えている。
2020.11.28
時事通信
米空母、ペルシャ湾展開 イラン核科学者暗殺で緊張
<2012-112803>
ロイタ通信などが28日、米海軍空母Nimitzがペルシャ湾に展開していると報じた。 イランは、核開発の主導的役割を担ったとされるイラン人科学者が何者かに暗殺され、対立するイスラエルや米国の関与を疑い報復を警告しており、米軍はイラン情勢の緊張悪化をにらみ、警戒を強めているもようだ。 展開したのは暗殺2日前の25日という。
米第5艦隊の報道官は、特定の脅威があったわけではないと述べて暗殺との関連を否定し、トランプ政権が表明したアフガニスタンとイラクの駐留米軍削減の支援が目的で、いかなる脅威にも対抗し、撤収する米軍に対する敵の行動を防ぐためだと強調した。
2020.11.24
讀賣新聞
サウジの石油施設にミサイル攻撃、イエメンの武装勢力が犯行声明
<2012-112402>
サウジアラビア西部ジッダで23日、イエメンのフーシ派による石油施設を狙ったミサイル攻撃があり火災が発生した。 石油施設はジッダ北部にあり、ミサイルは貯蔵タンクの一つに着弾した。 石油施設を所有する国営サウジアラムコは、すぐに鎮火させたので石油供給に問題はないとしている。
フーシ派報道官は23日、イランの支援で開発されたとみられるCM Quds 2を発射したと発表した。
サウジ側は24日、紅海でフーシが敷設したとみられる機雷160発を発見したと公表した。
2020.11.19
ロイタ通信
米政府、イランに新たな制裁 ハメネイ師関連の財団など
<2012-111901>
米政府が18日、イランに対する新たな制裁措置を発動し最高指導者のハメネイ師が管理するとされる財団を制裁対象に指定した。 財務省は声明で、ハメネイ師が私腹を肥やし、政治的な仲間に金品を与え、反対勢力を迫害するために財団の資産を利用していると非難した。
財務省は、ハメネイ師の重要な後援ネットワークとする財団をブラックリストに載せたほか、エネルギー、鉱業、金融サービスなどの分野で個人10人と50の関連会社も制裁対象にした。
2020.11.12
ロイタ通信
サウジ国王、イラン核開発への「断固たる対応」呼び掛け
<2012-111204>
サウジアラビアのサルマン国王が12日に政府諮問機関への年次演説で、世界各国に対しイランの核開発に断固たる対応を取るよう呼び掛けた。
2020.11.12
共同通信
イランの濃縮ウラン2.4トン IAEA報告書
<2012-111203>
イラン核合意の検証に当たる国際原子力機関 (IAEA) が11日、イランの低濃縮ウラン貯蔵量が11月2日時点で、2,442.9kgに増加したとの報告書をまとめた。 濃度は4.5%以下だった。
イラン合意が定める上限は202.8kgで、これを大幅に上回る状態が続いている。
2020.11.11
Jane's Defence Weekly
Iran unveils multiple ballistic missile launcher
<2101-111106>
イラン革命防衛軍 (IRGC) が11月4日、BMを連射または斉射する地下施設の映像を公開した。
映像ではEmad BMが小型の移動車に乗せられて地下施設に入りガントリクレーンで移動型発射機に似た固定式のエレクタに搭載されてレール上の発射パッドに搭載される。 レール上には5発のBMが載せられてトンネル内を別の発射位置に移送されるが、発射位置は明らかにされていない。
【註】
Web site上にあった当該映像
2020.11.04
Jane's Defence Weekly
Iran uses new launcher with Bavar-373
<2012-110417>
イランが10月21~23日に実施したGuardians of Velayat's Sky 99演習で、イランが開発した長距離SAM Bavar-373を公開した。
IRGCと正規軍の防空司令部があるKhatam al-Anbia基地で公開されたのは発射機だけであったが、従来10×10車に搭載されていたのが8×8車搭載になり、2×2発搭載が2発搭載になっていた。
2020.10.28
共同通信
イラン、核関連施設の建造を開始 IAEA事務局長が指摘
<2011-102802>
国際原子力機関 (IAEA) のグロッシ事務局長が27日、イランが遠心分離機の組立施設の建設を始めたと述べた。 一方で完成していないとしたうえで、機密情報だとして詳細は明らかにしなかった。
イランメディアによると、イラン原子力庁のサレヒ長官は9月、核開発の中枢を担う中部ナタンズの核関連施設の一部が7月の爆発で破壊されたことを受け、近くの山間部にウラン濃縮に用いる遠心分離機の組み立てに使う新たな施設を建造すると表明している。
2020.10.19
AFP=時事
イランとの武器取引に制裁科すと警告 米国務長官
<2011-101902>
イランとの武器取引禁止を定めた長年にわたる国連の措置が解除されたとのイラン政府の発表を受け、ポンペオ米国務長官が18日にイランへの武器取引は国連決議違反に当たるとの見解を示し、制裁につながると警告した。
対イランの通常兵器の禁輸措置は、イランが2015年に世界の主要国と結んだ核合意を承認した国連決議に基づき、10月18日から段階的に解除されることが定められていた。
2020.10.18
AFP=時事
対イラン武器輸出入禁止、2015年核合意に従って解除
<2011-101802>
イラン外務省が18日、イランに対する国連の武器輸出入と関連の活動および金融サービスに課されたすべての制約が、2015年のイラン核合意に従って同日自動的に解除されたと発表した。
イランが米国、中国、英国、フランス、ドイツ、ロシア、EUと結んだ核合意は、対イラン武器禁輸を2020年10月18日から段階的に解除すると定めていた。
2020.10.14
Jane's Defence Weekly
Iran inaugurates two more Ghadir ling-range radars
<2012-101414>
イラン革命防衛軍 (IRGC) 航空宇宙軍司令官のHajizadeh准将が10月6日に行われた6基目と7基目のGhadir長距離レーダ就役式典で、年内に8基を装備することになると述べた。
同准将によるとGhadirは小型目標を350kmで捕捉でき、目標高度よっては1,000kmで捕捉追随できるという。 このレーダはロシアのRezonans-NEシステムに酷似している。
【註】
Rezonans-NEは2001年にIOCとなったVHF-bandの長距離レーダで、4面の100m×100mアンテナで360゚をカバーする。
距離10~1,100km、高度100kmの範囲で500目標を追随でき、戦闘機大の目標であれば350kmで捕捉できるという。
2020.10.07
Jane's Defence Weekly
IRGC exhibits linger-range anti-ship ballistic missile
<2012-100711>
イラン革命防衛軍がテヘランに国立宇宙航空公園を開設し、新たに開発したZolfaghar Basir ASBMを展示した。 Zolfaghar Basirの弾頭後部には小さな透明のドームがあることからEO誘導であると推測される。
Fateh-110シリーズTBMでは2011年に射程300kmのKhalij Fars ASBMが公開されているがZolfaghar Basirの射程は700kmであるという。 Khalij FarsはEOシーカを搭載していたがレーダ誘導型のHormuzもあった。
Zolfaghar Basir公表の直前にはイラン海軍が射程1,000km以上の対艦ミサイルShahed Abu Mahdiを発表している。
2020.09.29
Jane's 360
IRGC announces longer-range anti-ship ballistic missile
<2010-092906>
イラン革命防衛軍がテヘランに国立宇宙航空公園を開設し、新たに開発したZolfaghar Basir ASBMを展示した。 Zolfaghar Basirの弾頭後部には小さな透明のドームがあることからEO誘導であると推測される。
Fateh-110シリーズTBMでは2011年に射程300kmのKhalij Fars ASBMが公開されているがZolfaghar Basirの射程は700kmであるという。 Khalij FarsはEOシーカを搭載していたがレーダ誘導型のHormuzもあった。
2020.09.29
聯合ニュース
北朝鮮の武器輸出会社がイランで活動継続 国連報告書
<2010-092902>
国連安保理の北朝鮮制裁委員会が28日に制裁履行状況に関する専門家パネルの中間報告書を公表し、北朝鮮の武器輸出を担う朝鮮鉱業開発貿易会社(KOMID)が武器禁輸制裁の対象国であるイランで活動を継続していると明らかにした。 KOMIDは、北朝鮮がBMに関する装備や通常兵器を輸出する際の主要ルートに挙げられている組織である。
イランの軍需企業に対し、液体燃料のBMやロケットの地上試験に使うバルブ、電子部品、計測機器などを販売してきたとされる。
2020.09.21
中央日報
北朝鮮、イランと長距離ミサイルプロジェクト協力再開…米国が制裁へ
<2010-092105>
ロイタ通信が匿名の米当局者を引用して20日、北朝鮮がイランとの長距離ミサイル計画で協力を再開したと報じた。 ただ両国がいつから協力を始め、いつ中断し、いつ再開したかについては返答を拒否した。 またイランが今年末までには核兵器製造に必要な核物質を十分に保有することになるだろうと付け加えた。
この当局者は、米国政府が21日にイランを相手に通常兵器を売買した20人以上の個人および集団を制裁する行政命令などを出す予定と明らかにした。
2020.09.12
AFPBB
イラン海軍、中東の要衝ホルムズ海峡付近で軍事演習
<2010-091202>
イラン海軍が10日、ホルムズ海峡に近いオマーン湾で、3日間にわたるZolfaghar 99演習を開始した。 今回の演習はインド洋北部からホルムズ海峡の東端までの2,000,000万㎢で行われる。
同軍は地対地および地対艦CMや魚雷に加え、艦艇や潜水艦、航空機、UAVに搭載されたロケット発射装置の試験も実施するという。
2020.09.11
時事通信
中ロとイランからサイバー攻撃 米大統領選狙う マイクロソフト
<2010-091102>
Microsoft社が10日、中国とロシア、イランをそれぞれ拠点とするハッカー集団からのサイバ攻撃を確認したと発表した。 11月の米大統領選の共和党候補トランプ大統領と民主党候補バイデン前副大統領の両陣営とも標的にされており、外国勢力が選挙を狙った攻撃を強めていることがはっきりしたと分析している。
中国からの攻撃は、バイデン氏の選対関係者らを標的とし、トランプ政権と以前関係のあった少なくとも1人の著名人も狙っていた。 一方、イラン拠点の集団はトランプ氏の選対関係者や政権当局者に攻撃を試みていた。
2020.09.09
産経新聞
イラン、新たに核関連施設建造 「破壊工作」受け
<2010-090902>
ロイタ通信が、イランのサレヒ原子力庁長官が8日に中部ナタンズの核関連施設の近くに新たな地下施設を作り、高性能の遠心分離機を製造すると述べたと報じた。 ナタンズの核関連施設は大半が地下にあり、国際原子力機関 (IAEA) の査察対象となっている。
ナタンズの施設では7月に火災があり、イラン当局は高性能機の製造に遅れが出ると述べていた。 当局は破壊工作が行われたとしており、サイバ攻撃を受けたとの観測も出た。 イランではこの夏、ナタンズのほか首都テヘランの軍事基地の近くなどでも火災が相次いだ。
2020.09.04
共同通信
イラン濃縮ウラン2トン超に増とIAEA
<2010-090406>
イラン核合意の検証に当たる国際原子力機関 (IAEA) が4日、イランの低濃縮ウラン貯蔵量が8月25日時点で、合意が定める上限を大幅に上回る2,105.4kgに増加したとの報告書をまとめた。
2020.09.02
Jane's Defence Weekly
Analysis: Iran unveils ballistic, cruise missiles
<2010-090229>
イランが防衛企業の日と定めた8月21日、1月3日の米軍による攻撃で死亡した2名の名を冠した新型ミサイル2種類を公表した。
・Shahed Haj Qasem BM
元Qods部隊司令官Qasem Soleimani少将の名を冠した射程1,400kmのBMで、全長11m、重量7t、弾頭重量500kgで、大気圏にMach 12で再突入し、Mach 5で着弾するという。
・Shahed Abu Mahdi CM
Qasem Soleimani少将と共に死亡したイラクの親イラン武装勢力司令官の名を冠したCMで、イラン国防相によると従来のイランのCMの3倍の射程を有するというが、どの様にして目標情報を得るかは明らかにしていない。 2019年2月に公表されたHoveizehの射程は1,350kmと言う。
2020.08.27
時事通信
イラン、孤立回避へ軟化 核査察を一転容認
<2009-082705>
イランが国際原子力機関 (IAEA) との間で、これまでかたくなに拒否していた国内2ヵ所の核関連施設への査察受け入れで合意し、一転して協力姿勢を打ち出した。
疑念が強まる核開発への透明性をアピールし、孤立回避と苦境脱却を図る狙いがありそうだが、査察を認めても、国際社会ではイランの核合意からの逸脱措置などに不満が強く、緊張緩和に向かうかは予断を許さない。
2020.08.26
Jane's Defence Weekly
Fars News Agency releaase footage of Khorramshahr test
<2010-082615>
イランのFars通信が8月16日に、射程と精度を向上させた最も強力なBMであるKhorramshahrの発射の様子を報じた。 KhorramshahrのRVは40㎡の標的に命中したという。
独仏英は2019年3月に安保理に連名で書簡を送り小型化したRVを搭載したKhorramshahrについて警鐘を鳴らした。 1,500kgのRVを搭載したKhorramshahrは弾頭をShahab-3の750kg RVにすることで、射程を2,000kmから3,000kmに延伸したという。
2020.08.24
東京新聞
核施設火災は「破壊工作」 イラン、実行者には言及せず
<2009-082403>
イラン国営メディアが、ナタンズの核関連施設で7月に起きた火災についてイラン原子力庁が23日に破壊工作と確認したと報じた。 原子力庁報道官は火災で爆発が起きたとも指摘した。 手口や実行者には言及せず、治安当局が「適切な時期に詳細を発表する」とした。
関係筋によると、イラン当局は火災発生の早い段階から、イスラエルなどが関与した疑いがあるとみて捜査していたが、破壊工作との見方を公表したことでイランが今後、報復に出る可能性がある。
2020.08.21
ロイタ通信
UAE がイラン漁師2人射殺、イランは船舶拿捕 対立続く
<2009-082101>
イラン外務省が20日、UAEの沿岸警備隊が17日にイラン漁船に発砲し、漁師2人を殺害したと発表した。 また、同じ日にイラン領海を侵犯したとしてUAE籍の船舶を拿捕したことも明らかにした。
UAEがイスラエルとの国交正常化を発表した先週以来、イランとUAE間の緊張が高まっている。
2020.08.20
ロイタ通信
イランがミサイルを公開、巡航ミサイルの射程1000キロ
<2009-082002>
イランが20日にBMと新型のCMを公開した。 ハタミ国防軍需相は、BMの射程は1,400km、CMは1,000kmと説明した。 BMは空爆で死亡したQads部隊司令官の名を取りSoleimani、CMはシーア派武装組織副司令官の名からMuhandesと命名された。
ロウハニ大統領は「ミサイル、特にCMはわが国にとって非常に重要であり、2年足らずで射程を300kmから1,000kmに伸ばしたのは大きな成果だ」と述べた。
2020.08.15
ロイタ通信
米、イランのタンカー4隻拿捕 ベネズエラへの燃料輸送を阻止
<2009-081501>
米国が14日、ベネズエラに向けて航行していたイランの燃料タンカー4隻を拿捕したと発表した。 米制裁に違反するイラン・ベネズエラ間の主要供給路を阻止したもので、トランプ大統領は、イランはベネズエラに燃料を送るべきではないと主張している。
米司法省は、今回押収した燃料は1,116,000バレルと過去最大量で、現在は提携国の協力とともに米国の管理下にあるとした。 差し押さえた燃料は米国の主要な石油輸送ハブであるテキサス州ヒューストンに向かったとした。
2020.08.05
Jane's Defence Weekly
IRGC reveals buried ballistic missiles
<2010-080512>
イラン革命防衛軍 (IRGC) が7月28~29日に行ったGreat Prophet 14年次演習で、地下に埋設したBMを発射した。 発射されたのはFateh-110シリーズとみられるTBM 2発で、別の映像では初めてFateh-110が半没のキャニスタから発射されるところも写っていた。
またこの演習の映像には、Fateh-110がTHAADのレーダであるAN/TPY-2のモックアップに命中する場面もあった。
2020.07.31
ロイタ通信
イラン、核・ミサイル巡り米国と交渉せず=ハメネイ師
<2008-073103>
イランの最高指導者ハメネイ師が31日の演説で、同国のBMや核計画を巡り米国と交渉する可能性を排除した。
その上で、米国の残忍な制裁はわが国経済の崩壊を狙ったもので、彼らの狙いはわれわれの地域における影響力を制限し、ミサイルや核能力を止めることだとし、国内の能力に依存し原油輸出への依存を減らすことが、米国の圧力に抵抗するのに役立つと指摘した。
2020.07.30
AFP
イラン、「地中深く」から弾道ミサイル発射に成功 「世界初」強調
<2008-073003>
イラン革命防衛軍 (IRGC) が29日、ペルシャ湾付近の砂漠で実施した演習の最終日に、地下深くからのBM発射に成功したと発表した。 国営TVが報じた空撮映像には、日中の砂漠で爆発が起きて煙と砂塵が巻き起こり、上空に4発の飛翔体が打ち上がる様子が映っている。
IRGC航空宇宙部隊のハジザデ司令官は国営TVで、地中に埋まったミサイルが突然、地面を突き破り、正確に標的を攻撃すると説明し、世界初だと強調した。
2020.07.21
Breaking Defense
Israel strikes Syria, warns Russia over Iranian missiles
<2008-072112>
イスラエルがシリアにいるイラン兵とその影響下にある武装勢力への空爆を強化している。 7月20日夜にはダマスカス近郊での空爆で、複数個中隊の対空部隊が破壊された。 この際にはイスラエル機少なくとも1機がシリアKhmeimim航空基地から離陸したロシア軍戦闘機に接近されたが、ロシア軍機は射撃や進路妨害を行わず、単なる示威行為に留まった。
7月9日にはイラン国防相がダマスカスでシリア国防相と会談し、イランがシリアに最新型のSAMを提供することで合意した。 これに対し17日にはイスラエル国防相がロシア国防相に電話で、イランがシリアにKhordad SAMを供与することをイスラエルは見過ごさないと警告した。 Khordadは2019年6月に米軍のRQ-4A Global Hawkを撃墜している。
2020.07.21
ロイタ通信
イスラエルがシリア首都近郊を攻撃、イラン勢力標的=関係者
<2008-072102>
シリア空軍が20日、イスラエルがダマスカス上空を侵略したため迎撃したと発表した。 国営TVによるとイスラエル軍のミサイルはゴラン高原を越えてダマスカス周辺を襲撃した。 ライブ動画には、ダマスカス一帯の上空でミサイルが爆発する様子が映し出された。
シリア国営TVによると、軍報道官は、ダマスカス南部郊外を狙ったミサイルの大半を迎撃したと話した。 着弾したミサイルの被害は軽微だったとした。 シリア軍から離脱した元関係者らはイスラエルの攻撃について、キスワ地区近くのイラン革命防衛隊がひそかに展開する地域の主要な弾薬庫を標的にしていたと述べた。 またキスワ地区近くで、レバノンのヒズボラが他の親イラン部隊と共に展開している別の町も攻撃された。 地元の親イラン連合筋は、イラン革命防衛隊側やヒズボラ側に負傷者はいないと主張している。
2020.07.13
讀賣新聞
イラン、中国に特価で原油供給へ…見返りに43兆円のインフラ投資
<2008-071303>
New York Timesが11日、イランが中国との間で、今後25年間、市場価格を大幅に下回る価格で原油を供給する見返りに、中国から25年間で$400B規模のインフラ投資を受けるという協定を結ぶ見通しになったと報じた。
同紙は18頁に及ぶ協定案を入手したとしており、それによると中国はイランに対し、高速鉄道の建設や経済特区の整備、次世代通信規格5Gの導入などを支援するという。 更に兵器開発など軍事支援も含まれるとしている。
2020.07.09
時事通信
イラン、シリアの防空システム強化発表 米の「圧力」に対抗
<2008-070901>
イラン政府が「テロとの戦い」と米国の圧力への対抗を目的としたシリアとの二国間軍事協定の一環として、シリアの防空システムを強化すると述べた。 イラン国営TVによると、バゲリ参謀総長は今回の協定では、両国の軍事協力を増強させるためシリアの防空システムを強化すると言明した。
2011年にシリアが内戦に突入して以降、イスラエルはシリアで数百回に及ぶ空爆を実施し、イラン勢力もその目標となってきたが、イランはこれまで常に自国軍のシリア派遣を否定し、シリアに軍事顧問団のみ駐留させていると述べている。
2020.07.08
Jane's Defence Weekly
Saudi spokesman accuses Iran of arming AQAP jihadists
<2009-070811>
6月29日にサウジアラビアの首都リヤドで行われた記者発表で、米国のイラク担当特使とサウジ主導有志国連合の報道官が、イラン革命防衛軍 (IRGC) がアラビア半島のアルカイダ (AQAP) に武器を供与していると述べ、106mm無反動砲弾2発やSAM-7 (Strela-2) MANPADSなどその一部を展示した。
2020.07.06
産経新聞
イラン「核関連施設で火災」 不審な火災・爆発相次ぐ 破壊工作の見方も
<2008-070603>
イラン中部ナタンズの核関連施設で今月2日に起きた火災について、イランの治安当局者はサイバ攻撃を受けた可能性があるとして標的になったことが証明されたら反撃すると述べている。 英BBC放送は当局による火災発生の発表に先立ち、「祖国のチーター」と名乗るイランの反体制組織から、ナタンズの施設を攻撃したとする電子メールを受け取っていたと報じた。
イランでは6月26日にテヘランの東にあるパルチン軍事基地の近くで大きな爆発があり、国防省は民間の施設で起きたガス漏れが原因だとしているが、New York Timesは専門家が衛星写真を分析した結果、爆発はパルチン軍事基地に近いホジルのミサイル製造施設で起きたと報じた。 ホジルではミサイルの液体・固体燃料を製造しているとされ、専門家の間では破壊工作を疑う見方も出ている。
イランではこのほか、6月30日にテヘラン北部の診療所でガス漏れによるとみられる爆発で19人が死亡し、今月4日にも南西部アフワズの発電所で火災が起きている。
2020.07.04
ロイタ通信
イラン、核施設へのサイバー攻撃に報復表明 濃縮施設の火災受け
<2008-070402>
イラン原子力庁が2日、国際原子力機関 (IAEA) の査察の対象となっている施設の1つであるナタンズのウラン濃縮施設で事故が発生したと発表した。 この施設は大部分が地下にあり、その後に公表した写真では地上1階建ての建物の屋根と壁の一部が焼けているほか、ドアが一部吹き飛ばされている様子が確認され、火災と爆発が起きた可能性が指摘されている。
匿名を条件にロイタの取材に応じたイラン当局者3人は、火災発生の原因はサイバ攻撃だったとの見方を示し、このうち2人はイスラエルが攻撃の背後にいる可能性があると述べた。 ただ証拠は示さなかった。 イランは、自国の核関連施設に対するいかなるサイバ攻撃にも報復する姿勢を示した。
2020.07.01
Jane's Defence Weekly
Iran tests SAM system on ship
<2009-070109>
イランの通信社TasnimとFarsが6月19日、革命防衛軍が6月6日にFarsi島近海で輸送船Shahid Siyavashiaの船上で3 Khordad SAMの試験を行ったと報じた。 両通信社が報じた映像にはShahid Siyavashiaの船上に3 KhordadのTELとレーダが写っていた。
3 KhordadはGlobal Hawkの撃墜に使われている。
2020.06.26
ロイタ通信
イラク治安部隊、バグダッド南部の親イラン武装組織の拠点を襲撃
<2007-062602>
イラクの治安部隊が25日遅く、バグダッド南部にあるイランが支援するシーア派武装組織「カタイブ・ヒズボラ」の拠点を襲撃し10人以上を拘束した。 米当局は以前から、同組織がイラク内の米軍駐留基地などにロケット弾を発射していると指摘していた。
ただ、今回の襲撃について関係者の話は錯綜しており、拘束人数をPMF関係者は19人、政府当局者は23人としている。
2020.06.18
Defense News
Iran test fires cruise missiles resistant to 'electronic war,' says naval chief
<2007-061811>
イラン国営IRNA通信が6月18日、イラン海軍がオマーン湾で行った演習でASCMの発射試験を行い、ミサイルは280km離れた標的ブイに直撃したと報じた。
発射されたミサイルは2種類で、1発は車両から、1発は艦上から発射された。
今回の発射は5月にホルムズ海峡付近で実施した試験で洋上標的と謝ってイラン艦を誤射し、19名が死亡、15名が負傷した事故以来である。
2020.06.18
AFP=時事
イラン海軍、新型巡行ミサイルの発射実験
<2007-061809>
イラン海軍が18日、短距離および長距離の新型CM発射試験を行ったと発表し、オマーン湾で行われた試射の画像をウェブサイトに掲載した。 画像には艦艇や車両の後方部からミサイルが発射される様子や、沖合の船が爆発する様子が写っていた。
イランでは5月10日のミサイル試験で同国艦が誤射されて19名が死亡する事故が起きており、同様の軍事演習はそれ以来初となる。
2020.06.17
Jane's Defence Weekly
IAEA report suggests Iran's uranium stockpile has increased significantluy
<2008-061701>
イランの核開発に関する6月5日のIAEAの報告書によると、6月時点におけるイランの濃縮ウラン保有量は1,571.6kgと、3月の保有量を550.7kg上回っている。 ただし2019年11月~2020年3月の増加量648.6kgよりは少ない。
U-235含有量4.5%の濃縮ウランは1,356.5kgであるが六フッ化ウラン (UF6) の状態にあるため、ウラン自体の量は917.2kgという。 残りは濃縮率3.67%の状態にある。
【註】
弗素の原子量は19で、ウランは濃縮しても大部分が原子量が238のU-238であるため、UF6の分子量は352 (238+19×6) になる。 即ち、殆どがU-238である濃縮率4.5%のウランによるUF6の中のウラン含有量の比率は238/352になり、1,356.5kgのUF6に含まれるウラニウムの量は、1,356.5×235÷352=917.2 (kg) になる。
因みにこの中で核燃料であるU-235の量は917.2×0.045=41 (kg) ということになる。 U-235の臨界量は22.8kgと言われているので、濃縮率3.67%の分を含めると、現時点で核爆弾2個が作れる量の濃縮ウランを保有していることになる。
2020.06.12
Stars & Stripes
Missiles used in Saudi attacks last year came from Iran, UN says
<2007-061206>
国連のグテーレス事務総長が6月11日に安保理に送った報告書で、2019年にサウジアラビアの石油施設の攻撃に使用されたがCM等はイラン製と断定した。
報告書では、2019年6月と8月にサウジ南西部のAbha国際空港に対し行われたのと9月にAbqaiq及びKhuraysに対して行われたCM及びUAV群の残骸を調査した結論である。
2020.06.10
Jane's Defence Weekly
Iran's IRGC Navy receives 'more than 100' fast attack craft
<2008-061011>
イラン革命防衛軍海軍 (IRGCN) が5月28日、新型高速ミサイル艇 (FAC-M) を100隻以上受領したと発表した。 これらはAshoura級、Zolfghar級、Haidar級、Raad級などで、公開された図ではIRGCNの本拠であるBandar Abbasで少なくとも90隻が3梯隊をなして並んでいた。
殆どが機銃と多連装ロケット発射機を装備した従来の型であるが、5隻は2002年に北朝鮮から購入したPeykaap魚雷艇の発展型で米海軍がPeykaap Ⅱ(右図右端)と呼ぶ型で、5隻は更にその発展型で米海軍はPeykaap Ⅲ(右図左から4隻)と呼んでいる。
2020.06.06
ロイタ新聞
IAEA、イランの旧施設立ち入り拒否に懸念 核開発の疑い
<2007-060602>
国際原子力機関 (IAEA) が5日、イランが過去に核兵器開発が行われていた疑いのある旧施設への立ち入りを数ヵ月にわたり拒否していることに対し、深刻な懸念を表明した。 この日公表された報告書では、疑わしい施設では2003~2004年に核開発の痕跡をなくす大規模な措置が取られたとしたほか、IAEAによって指定されていない場所で核物質を使用し保管していた疑いがあると指摘している。
IAEAは3月に公表した報告書で、イランが過去に3ヵ所の施設で行っていた核開発活動に関する質問に答えず、そのうち2ヵ所への立ち入りを拒否したことついてイランに警告していた。
2020.06.06
日経新聞
イランのウラン貯蔵量1.5トン超に、合意逸脱続く IAEA
<2007-060601>
国際原子力機関 (IAEA) が5日、5月20日時点でイランの低濃縮ウラン貯蔵量が1.5t超になったとする報告書をまとめた。
核合意で定められた上限202.8kg(六フッ化ウラン換算では300kg)の8倍の水準で、1t余りあれば核爆弾1個を製造できるとされる。 また濃縮度についても上限の3.67%を上回る4.5%の状態が続いており、大幅な核合意逸脱が続いている。
2020.06.03
Jane's Defence Weekly
Satellite launch flags IRGC's space and missile ambitions
<2008-060310>
2020.06.01
ロイタ通信
イラン、ベネズエラに追加で燃料輸出も=外務省
<2007-060101>
イラン外務省が1日、ベネズエラ政府から要請があれば同国向けにさらに燃料を輸出する方針を示した。 ベネズエラはガソリン不足に見舞われており、イランはすでに燃料タンカー5隻をベネズエラに派遣している。
米政府はイラン産燃料のベネズエラへのさらなる輸出を阻止するため、状況を注視しており、海外の政府、港湾局、海運会社、保険会社に対し、イランのタンカーを支援すれば制裁を科すと警告している。
2020.05.26
ロイタ通信
イラン産燃料タンカー、1隻目がベネズエラに到着
<2006-052601>
ベネズエラの経済担当副大統領兼石油相が25日、同国のエルパリト港にイランからのタンカー5隻のうち1隻目が到着したと発表した。 1隻目は01:00頃にエルパリト港に到着し、2隻目は25日午前の時点でベネズエラ海域に入りベネズエラ軍に護衛されているほか、3隻目はカリブ海に接近しているという。
TankerTrackers.comの推計を総合すると、イランはベネズエラに153万バレルのガソリンと精製用の原料を提供するという。
2020.05.22
日経新聞
イラン部隊はシリア駐留を「維持」 駐日イラン大使が会見
<2006-052203>
イランのラフマーニ駐日大使が22日にTV電話会議での記者会見で、イランはシリアでのプレゼンスを維持すると述べ、シリアでイラン革命防衛隊が当面は駐留を続けるという見通しを示し、イランがシリアから撤収するとの一部の報道を否定した。
2020.05.21
Stars & Stripes
Israeli military says Iran is slowly pulling out of Syria
<2006-052102>
イスラエル軍が5月21日、シリアのイラン軍がイスラエル軍による攻撃と自国の財政状況及びCOVID-19パンデミックにより、シリアから徐々に撤退していることを明らかにした。
2020.05.20
Jane's Defence Weekly
Iran developing air-launched version of artillery rocket
<2007-052008>
イランがロケット砲弾の開発を進めていて、5月9日にSu-22からの投下試験を実施した。
このロケット弾はFadjr-5Cを短くしたF4CLで2019年1月に行われた展示会で公表されている。 胴径333mmのFadjr-5CはFadjr-5ロケット弾の誘導型で2017年2月に公表されていた。
F4CLはイスラエルIAI社とIMI社が開発した、IMI社製306mm Extra誘導ロケット弾を元にしたRampageと良く似た構想で造られている。
2020.05.20
Jane's Defence Weekly
Irannian support vessel crippled in missile test
<2007-052007>
イラン海軍が5月10日にJask沖のオマーン湾で訓練中に、ASCMが誤って支援船Konarakに当たり、19名が死亡し、15名が負傷した。
支援船Konarakは全長47mで排水量420tである。
2020.05.06
Jane's Defence Weekly
US SPACECOM commander dismisses Iranian satellite as 'tumbling webcam'
<2007-050603>
米宇宙軍司令官のレイモンド大将が4月23日、22日にイラン革命防衛軍が打ち上げたNoor-1衛星は3U CubeSatと見られると述べた。
3U CubeSatは重量1.33kg、寸法10×10×10cmの箱を3個重ねたものである。
【註】
CubeSatとは数kg程度の小型人工衛星で、3Uとは30×10×10cm寸をいう。
因みに10×10×10cmは1U、20×10×10cmは2Uと呼ばれる。
2020.05.06
Jane's Defence Weekly
US SPACECOM commander dismisses Iranian satellite as 'tumbling webcam'
<2007-050603>
米宇宙軍司令官のレイモンド大将が4月23日、22日にイラン革命防衛軍が打ち上げたNoor-1衛星は3U CubeSatと見られると述べた。
33なCubeSatは重量1.33kg、寸法10×10×10cmの箱を3個重ねたものである。
【註】
CubeSatとは数kg程度の小型人工衛星で、3Uとは30×10×10cm寸をいう。
因みに10×10×10cmは1U、20×10×10cmは2Uと呼ばれる。
2020.04.29
Jane's Defence Weekly
Iran reveals armed Ababil-3
<2006-042909>
イランが4月18日、3種類の引き渡し式で武装型Ababil-3を公表した。 列席したハタミ国防相によるとAbabil-3の航続距離は150kmという。 工場で11機並べられたAbabil-3の内の1機が翼下にTV誘導弾を搭載していた。 このTV誘導弾はMohajer-6が搭載していたGhaemファミリの誘導爆弾とみられる。
標的機と似たUAVも2機が爆装して展示され、そのうちの1機にはKarrar-3と表示されていた。
また標的機とみられるジェット機も展示されていた。 国防相によると重量470kg、速力900km/h、航続距離1,000km、滞空能力180分、上昇限度40,000ftで試験中であるという。
2020.04.29
Jane's Defence Weekly
Iranian military unveils long-range surveillance radars
<2006-042908>
イランが4月19日に、Khalij Fars低周波バイスタティックレーダとトレーラ搭載のMoraqeb 3Dレーダの2種類の長距離レーダを公表した。 それぞれの捕捉距離は800kmと400kmという。 Khalij Farsの設置位置は公表していないが、ホルムズ海峡に面した港町Bandar Abbasの北方30kmと見られる。
低周波帯のKhalij Farsは4本の八木アンテナをつけたポール15本を直径26mに配置したもので、Tabasの東方28kmに設置されているNazirレーダと同型と見られる。 Nazirは2012年に建設が開始され2015年8月に運用が開始された800kmレンジのレーダで、2015年9月に公表されていた。
2020.04.29
Jane's Defence Weekly
Iran puts military satellite into orbit
<2006-042901>
イラン革命防衛軍が4月22日、同日早朝にDasht-e Kavir砂漠から初の軍事衛星Noor-1を打ち上げ、高度425kmの軌道投入に成功したと発表した。
これに先立ちイランは1月15日にSimorgh SLVでPayami画像衛星の打ち上げを、2月6日にSafir SLVでDousti衛星の打ち上げを試みていた。
Safir SLVは8月29日にNahid衛星の軌道投入に成功していた。
2020.04.22
Jane's 360
Iranian military unveils long-range surveillance radars
<2005-042208>
イラン軍が4月19日、明らかに在来機種の改良型とみられる2種類の対空レーダを公表した。
・Khalij Fars(右図)
航空機及びBMを対象とした捕捉距離800kmの低周波の長距離バイスタティックレーダである。
・Moraqency
捜索距離400kmの3Dフェーズドアレイレーダで、中低空の小型航空機やミサイルを捕捉する。
【註】
Khalij Farsは八木アンテナのアレイ形状からVHFレーダとみられ、HF波を使用する電離層反射式のOTH-Rではないと見られる。
アレイが円形に配置されていることから360゚監視であるが、バイスタティックというものの送信アンテナは見当たらない。
2020.04.22
ロイタ通信
イラン、初の軍事衛星打ち上げに成功
<2005-042205>
イラン革命防衛隊が22日、同国初の軍事衛星の打ち上げに成功したと発表した。 国営TVは、軍事衛星Noorは中部の砂漠から22日朝に打ち上げられ、地上から425kmの軌道に乗ったと報じたた。
革命防衛隊は、3段式ロケットのQasedを使って打ち上げたと説明したが、技術面の詳細は明らかにしていない。 カセドは固形燃料と液体燃料の両方を使っているという。
2020.04.15
Jane's Defence Weekly
Iran planning to start construction of 6,000-tonne 'Negin' destroyer
<2006-041501>
イランが4月4日、排水量6,000tの駆逐艦を建造すると発表した。
イランが国内で建造した最大の艦艇は、1970年代に就役した排水量1,400tのAlvand級(註:英国)を元にした1,500tのMawj級(註:3隻)である。
2020.03.18
Jane's Defence Weekly
Iran has 2,500-3,000 ballistic missiles, says CENTCOM commander
<2005-031809>
米中央軍 (CENTCOM) 司令官のマッケンジー大将が3月10日に上院軍事委員会で、イランが2,500~3,000発のBMを保有し、米国と同盟国の脅威になっていると述べた。 同司令官はイランが保有しているBMの種類には言及しなかったが、その多くはSRBMと見られることがスルタン王子空軍基地 (PSAB) に米軍を集中している理由とした。
PSABはイラン本土から580kmの距離にあり、米軍は少なくとも1個中隊のPatriotを配置している。
2020.03.13
Jane's 360
Iran has 2,500-3,000 ballistic missiles, says CENTCOM commander
<2004-031304>
米中央軍司令官のマッケンジー大将が3月10日に議会上院軍事委員会で、イランはこの地域で米軍及び同盟国の脅威となっているBMが2,500~3,000基あると述べた。
マッケンジー大将はBMの種類を特定しなかったが、その殆どがSRBMと見られる。
2020.03.04
時事通信
イランのウラン貯蔵量、上限の5倍 査察も拒否 IAEA
<2004-030401>
国際原子力機関 (IAEA) がイラン核合意についての報告書で3日、イランの低濃縮ウラン貯蔵量が合意で定められた上限の5倍超に達したことを明らかにした。
また、ロイタ通信によると、同日付の別の報告書で、IAEAの査察も拒否されたと指摘している。
2020.02.26
Jane's Defence Weekly
New Iranian missile is reported to be a loitering SAM
<2004-022602>
米軍当局者が2月19日、イランからイエメンのフーシ派に武器を輸送していた2隻のダウ船から、今まで報告されたことのないタイプのミサイルが鹵獲されたことを明らかにした。
これらのダウ船は2月9日に米巡洋艦Normandyがアラビア海で拿捕した1隻と、2019年11月25日に駆逐艦Forrest Shermanが拿捕した1隻で、かつて報じられていないCMを搭載していたが、これらは遊弋型のSAMの可能性がある。
固体燃料ロケットブースタを持つジェットエンジンのこれらミサイルはEOセンサと光学式の近接信管を搭載している。
2020.02.13
ロイタ通信
米上院、大統領の対イラン軍事制限決議案を採決へ
<2003-021301>
米上院が12日、イランに対するトランプ大統領の軍事行動を制限する決議案について、最終的な採決を行うための動議を賛成51、反対45で可決した。 最終採決は12日か13日にも行われる。
決議案はトランプ大統領がイランに対し軍事行動を取る際に議会の承認を義務付ける内容で、共和党から8人の造反者が出た。 民主党主導の下院も先月に同様の決議案を可決している。
2020.02.12
Jane's 360
Iran unveils lightweight tactical ballistic missile
<2003-021203>
イラン革命防衛軍が2月9日にFateh-110 TBMの軽量射程延伸型であるRaad-500を公表した。 Raad-500は弾体を炭素繊維樹脂化することで重量をFateh-100の半分にすることで射程を200km延伸している。
また弾頭を機動型 (MaRV) 化したことで精度を上げており、公開されたTVの高速撮影映像では弾頭が正確に標的に着弾していた。
2020.02.10
時事通信
イラン衛星、軌道投入に失敗
<2003-021002>
イランが9日、テヘラン東方300kmにある打ち上げ基地から人工衛星を搭載したSLVを発射したが、衛星の軌道投入に失敗した。
当局者はイランのメディアに、衛星が軌道に乗るために必要な速度に達しなかったと語った。
2020.02.09
Defense Update
Iran unveils Raad-500 – a new tactical ballistic missile
<2003-020902>
イラン革命防衛軍が2月9日、新型TBM Raad 500を公表した。
第四世代TBMであるRaad 500はロケットモータ殻が炭素繊維製で重量がFateh-100の半分になり射程はFateh-100より200km延びて500kmになったという。 終末誘導用に4枚のカナード翼を持ち、誘導精度向上はイラクのAl Assad米空軍基地攻撃で実証されたとしている。。
2020.01.29
Jane's Defence Weekly
CAOI confirms Tor-M1s fired at airlier
<2003-012911>
イランが1月8日にウクライナ国際航空のPS752便をTor-M1 2発で撃墜したことをイラン民間航空機構が認めた。
イランは2015年12月にTor-M1 30基程度を購入している。
2020.01.26
時事通信
「死者出す意図なかった」 米軍基地攻撃でイラン外相
<2002-012601>
イランのザリフ外相が25日発効の独誌とのインタビューで、1月8日にイラクの駐留米軍基地に対して行ったBM攻撃について、米側に死者を出す意図はなかったと述べた。
ミサイル攻撃について、トランプ米大統領は当初「死傷者はいなかった」と表明したが、国防総省は24日に米兵34名が脳震盪などの診断を受けたと発表している。
2020.01.25
時事通信
米兵の負傷者34人に イランのミサイル攻撃
<2002-012501>
米国防総省が24日、イランが1月8日にイラクの駐留米軍基地に対して行ったBM攻撃で、米兵34名が脳震盪や外傷性脳損傷の診断を受けたが、17名は既に任務に復帰したと発表した。
トランプ大統領は当初、米国人に死傷者はいなかったと表明し、その後中央軍は11名が負傷したと発表するなど、説明が二転三転している。
2020.01.22
Jane's Defence Weekly
IRGC details how it came to shoot down Ukrainian airliner
<2003-012203>
イラン革命防衛隊 (IRGC) が、一連の錯誤から1月8日にウクライナ国際航空のPS752便を撃墜し176名が死亡したと認めた。 その5日前に米軍がIRGCのスレイマニ少将を殺害したことから、IRGCは米軍が所在するイラクの基地2ヵ所をBM<攻撃したため、IRGCの防空部隊は戦闘態勢にあり高度に緊張していたという。
IRGCはSHORADを発射したことだけを明らかにしているが、米国はTor-M1 (SA-15) 2発が発射されたと見ている。
2020.01.19
時事通信
イラン、IAEA 協力見直しも 制裁視野の欧州批判
<2002-011901>
イランのラリジャニ国会議長が19日、核合意当事国の英仏独3ヵ国が国連による制裁に道を開く紛争解決手続きの発動を表明したことを受け、国際原子力機関 (IAEA) の査察への協力の見直しもあり得るとけん制した。
イランは5日にウラン濃縮の制限撤廃を宣言した後も、IAEAとの接触は続けると強調していた。
2020.01.15
Jane's Defence Weekly
Iran denies airliner was shot down
<2003-011502>
イラン民間航空のトップが、1月8日にイランがホメイニ国際空港を離陸したウクライナ国際航空の752便を撃墜したとの報道を否定した。
2020.01.14
産経新聞
英独仏がイラン国連制裁再開への手続き発動 核合意復帰促す
<2002-011402>
英独仏の3ヵ国が14日に共同声明で、対イラン国連制裁の再開に道を開く紛争解決手続きを発動したと発表した。 「紛争解決手続き」は核合意で定められた制度で、イランの違反をめぐり、合意加盟国間の協議で解決できない場合、国連安全保障理事会が対イラン制裁解除を維持するか否かを決める。 発動から制裁復活までには2ヵ月以上かかる。
米、イランが対立を深める中、イランに合意復帰への圧力をかけ、外交による緊張解決を促した。
2020.01.13
Stars & Stripes
Multiple failures led to Iran's attack on a Ukrainian jetliner
2002-011304>
イランが1月8日にウクライナ国際航空の752便を誤射して撃墜した原因は謎に包まれているが、Teal Groupのミサイル専門家は、安全機能が不完全であったか技術的問題が考えられると指摘している。
752便のBoeing 737-800を撃墜したSA-15 Torは戦時対応に作られていて、民航機を軽易に判別することはできないのではないかという。
2020.01.12
中央日報
米議会調査局「イラン、ミサイル部品まだ北朝鮮に依存」
<2002-011202>
米議会調査局 (CRS) のホームページ上で9日に更新した「イランの弾道ミサイルと宇宙発射プログラム」と題する報告書で、「イランは依然として核心部品と要素を北朝鮮に依存している可能性がある」と明らかにした。
CRSはイランのMRBMは核心要素と部品を北朝鮮に依存している見ており、特にShahab 3は北朝鮮のNo Dongを元にして800~1,000km射程の多様なバージョンが存在すると分析している。
2020.01.11
共同通信
イランが撃墜認める、主張撤回 ウクライナ機「人的ミス」
<2002-011103>
国営イラン放送による、イラン軍が11日にテヘランで8日に墜落したウクライナ機について、同機の技術的なトラブルが原因だとしていた主張を撤回し、軍が誤って撃墜したと認める声明を発表した。 声明によると、イランの防衛システムが同機を敵と誤認したためで、対米報復攻撃の数時間後で、軍は厳戒態勢を敷いていた。
イラン当局が、国防に関わる主張を撤回し謝罪するのは極めて異例であるが、客観的で明確な証拠が存在し、事故との主張を維持できないと判断したとみられる。
2020.01.11
News Week
ウクライナ航空機墜落 疑惑のイランのミサイルシステムとは
<2002-011102>
イランでのウクライナ旅客機墜落について、ウクライナ政府は現場で見つかったとされるイラン軍が使用するロシア製ミサイルの破片の写真がインターネット上で取り沙汰されていることに言及し、ウクライナの調査団がミサイル撃墜の可能性を巡り現場を調査する方針を示した。
現場で見つかったとされるのは、ロシア製の自走式SAMであるTor-M1 (SA-15) に搭載されるミサイルの破片であるという。
2020.01.11
産経新聞
「ウクライナ機はイランがミサイルで撃墜」 ポンペオ米国務長官
<2002-011101>
ポンペオ米国務長官が10日、ウクライナの旅客機が8日にテヘランの空港を離陸直後に墜落した原因について、イランがミサイルで撃墜したとみられると述べた。 トランプ米大統領も9日、「誰かが間違いを犯した可能性がある」と述べ、撃墜の可能性を示唆した。
米メディアによると、墜落直前にSAM 2発が発射されたことを米国の衛星システムが探知した。
2020.01.10
讀賣新聞
ウクライナ機、イランによる偶発的な撃墜の可能性…米政府高官
<2002-011001>
ロイタ通信が9日、テヘラン近郊で8日にウクライナの旅客機が墜落した原因について、複数の米政府高官がイランによる偶発的な撃墜の可能性が最も高いとの見方を示していると報じた。
米政府高官によると、米国の衛星が墜落の直前に2発のミサイルが発射され、その後に爆発が起きたことを探知していたという。 墜落で乗客乗員176人全員が死亡した。
2020.01.09
毎日新聞
一時は延期検討の安倍首相中東訪問、予定通り実施か 10日に判断へ
<2002-010907>
トランプ大統領がイランへの軍事行動を控える方針を示したことを受け、日本政府が9日、今週末に迫った安倍首相の中東訪問や、海上自衛隊の中東派遣を予定通りに実施する方向で調整に入った。
また、河野太郎防衛相は同日、イランのハタミ国防軍需相と電話で協議し、海自派遣を説明して理解を求めた。否定的な反応はなかったという。
2020.01.09
産経新聞
河野防衛相、イラン国防相に航行安全の協力求める 電話会談
<2002-010906>
河野防衛相が9日夕にイランのハタミ国防軍需相と電話会談し、ホルムズ海峡を通過する日本関連船舶の航行の安全に関してイランの協力を求めた。 電話会談は昨年10月以来2回目で約30分間行われ、10日に派遣命令を出す海上自衛隊の中東派遣も説明した。
防衛相は会談後、防衛省で記者団に「必要な協力、支援は得られる思う」と述べた。
2020.01.09
産経新聞
イラン、イスラエル攻撃示唆 シーア派の弧で米国からむ大規模紛争も
<2002-010905>
イラン革命防衛隊が国営メディアを通じて8日、シオニスト体制は犯罪国家の米国と一体だとして攻撃対象に含まれると示唆した。 イスラエルが攻撃されれば米国を巻き込む大規模紛争に至る懸念がある。
イスラエルを敵視するイランは、レバノンのヒズボラなどのシーア派民兵組織に資金や武器を供与してシーア派の弧と呼ばれる親イラン勢力を構築してきたが、2011年のシリア内戦発生以降は、革命防衛隊の精鋭Quds部隊が現地入りしてアサド政権を支援し、軍事拠点を建設したとされる。
2020.01.09
テレ朝 news
イランのミサイル攻撃16発 米は事前に把握し退避か
<2002-010903>
一部の米メディアが、イランによるBM攻撃を米国が事前に察知していたと報じた。 Washington Postは複数の米政府高官の話として、イラク国内の米軍が駐留する基地に対するミサイル攻撃の兆候を攻撃の数時間前に把握して退避行動を取っていたと報じた。 米政府は今回の攻撃について、イラン政府が国内向けに体面を保つことが目的だったと分析している。
一方、ロイタ通信がミリー米統合参謀本部議長の話として、イランが3ヵ所から16発のSRBMを発射し、そのうち11発がAin al-Asad空軍基地に、少なくとも1発がArbīlの基地に着弾したと報じた。
2020.01.06
Stars & Stripes
Middle East crisis could mean adjustments to Europe’s largest military exercise in decades
<2002-010608>
中東情勢の緊張増大により米陸軍は、今年欧州で計画していた過去25年で最大規模の演習Defender-Europe 20の実施が危ぶまれている。 駐欧米軍の広報官は演習は予定通り行われるとしているが、計画では欧州に送られる陸軍20,000名の先兵となる第82空挺師団は4,000名が危機対応部隊として中東に派遣されてしまった。
また今月下旬にモロッコで行われることになっていたAfrican Sea Lion演習は、強襲揚陸艦Bataanに乗艦した海兵隊員を含む4,500名が中東に転用されたため中止になっている。
2020.01.06
Stars & Stripes
173rd Airborne Brigade troops to deploy to Middle East
<2002-010607>
米軍が1月3日にUAVでイランQuds部隊司令官を殺害したことで緊張が高まっている中東に、イタリアに駐留している第173空挺旅団が展開したことを、旅団の広報が6日に明らかにした。 3日には国防総省筋の話として第82空挺旅団4,000名程度が現地に向かっていると報じられていた。
第173空挺旅団は第82空挺旅団同様に緊急対応部隊にしていされており、18時間以内に展開する能力を持っている。 3,800名の旅団は2個歩兵大隊、1個軽偵察大隊及び1個野戦砲兵連隊で編成されている。
この他に第26海兵遠征隊 (MEU) を載せた強襲揚陸艦Bataanも現地に向かっている。
現地にはイラク軍のISIS掃討戦を支援する5,000名規模の部隊と、米中央軍が10月にイラクとシリアで合わせて3,000名を越える軍と契約した米民間人がいると発表している。
2020.01.06
ロイタ通信
イランのミサイル部隊が厳戒態勢、防衛的措置か不明=米当局者
<2002-010603>
米当局者がロイタに対し5日、イランのミサイル部隊が国内全土で厳戒態勢を敷いていると明らかにした。 防衛的な動きかどうかは不明という。
この当局者は匿名を条件に、状況を注視していることを明らかにした。
2020.01.06
時事通信
米大使館付近にまたロケット弾 イラク
<2002-010602>
バグダッドの米大使館付近に5日夜、再びロケット弾2発が撃ち込まれた。 医療関係者によると、このほか米大使館がある制限区域「グリーンゾーン」外の民家に1発が着弾し、4人が負傷した。
在イラクの米施設を狙った攻撃は過去2ヵ月間で14回目となる。
2020.01.06
日経新聞
イラン、無制限でウラン濃縮へ 核合意逸脱第5弾
<2002-010601>
イラン政府が5日に声明で、2015年に欧米など6ヵ国と結んだ核合意の逸脱第5弾の措置として、無制限にウラン濃縮を進める方針を表明した。 但し、国際原子力機関 (IAEA) との協力は継続するとし、米国の対イラン制裁が解除されれば、イランは核合意の義務を履行する用意があるとしている。
声明は、イランはウラン濃縮の能力や、濃縮度などについて一切の制限を受けないとの考えを表明した。
2020.01.05
Breaking Defense
Thousands of marines sail to Middle East; Iraqis vote to eject US troops
<2002-010506>
米軍がイランQuads部隊司令官を殺害した2日後の1月5日にイラク国会が米軍の撤退要求を決議したが、この決議の数時間前に米軍は数千名の空挺隊と海兵隊をイラクに向かわせており、数日中にイラクに到着する。
陸軍は3,000名の空挺部隊をクウェートに移動させ、海兵隊は地中海の強襲揚陸艦Bataanと輸送揚陸艦New York及びドック型揚陸艦Oak Hillに第26海兵遠征隊 (MEU) の2,500名を乗せ、Ospreyで大使館員などを速やかに収容できる態勢にある。
海兵隊は2006年に第24 MEUがベイルートに上陸して大使館員を強襲揚陸艦Nashvilleに収容した実績を持っている。
2020.01.05
Stars & Stripes
Iraq's Parliament calls for expulsion of US troops
<2002-010505>
米軍がイランのQuds司令官をUAVで殺害したのを受けてイラク国会は米軍の撤退要求を決議した。
イラク国会は、ISIS掃討のため4年前に米軍の駐留を認めた米国との合意を破棄する決議も行った。
2020.01.05
Stars & Stripes
Trump's threats draw Iran's cultural sites into tensions
<2002-010504>
トランプ米大統領が1月4日にツイッターで、もしイランがQuds司令官殺害の報復として米国の資産を攻撃すれば、直ちにイラン国内52ヵ所の重要施設を徹底的に攻撃すると述べた。
また大統領は、この攻撃目標はイラン及びイランの文化にとって決定的なものになるとも述べた。
イラン国内には古代ペルシャやアレキサンダー大王時代など20件以上の世界遺産のほか、各種歴史遺産がある。
2020.01.05
NHK
イラク 米軍使用基地や米大使館付近にロケット弾撃ち込まれる
<2002-010501>
米軍などによると、バグダッドの北90kmにある米軍も使用するイラク空軍の基地に4日午後、ロケット弾が撃ち込まれた。 また同じころ、バグダッドの「グリーンゾーン」と呼ばれる米大使館がある地区にもロケット弾が1発撃ち込まれた。 いずれもけがをした人はいなかった。
これらのロケット弾を誰が発射したのか分かっておらず、地元の警察などが捜査している。
2020.01.04
Stars & Stripes
US suspends training mission in Iraq, heightens security at bases
<2002-010405>
イラン革命防衛隊Qads部隊のソレイマニ司令官殺害で緊張が高まっているイラクで、米軍主導の有志国軍がイラク治安部隊の訓練支援を中止している。 有志国軍に2,000~3,000名を派遣しているNATO軍も同様に中止している。
米国は事件後速やかに海兵隊100名を在外公館に派遣すると共に、陸軍は1月1日にノースカロライナに駐屯する第82空挺師団第1旅団戦闘団の第504空挺歩兵連隊第2大隊を米中央軍隷下に入れた。
またエスパー国防長官は第82空挺師団の3,500名に対しクウェートへの派遣を命じている。 更に海軍及び海兵隊員4,500名を載せたBataan(註:Wasp級強襲揚陸艦)が中東近海を航行している。
2020.01.04
NHK
米軍がイラクでシーア派民兵組織を標的に新たな攻撃
<2002-010404>
イラクのメディアが、バグダッド北部で3日夜に米軍がシーア派民兵組織に新たな攻撃を行い6人を殺害したと報じた。 イラクではイランの影響下にあるシーア派民兵組織が活動し、現地に駐留する米軍との間で緊張した状態が続いている。
これについて米政府から発表はなく、詳しいことは明らかになっていない。
2020.01.04
時事通信
米、中東に3500人増派 イラン司令官殺害で緊張激化
<2002-010401>
複数の米メディアによると、米国防総省当局者が3日、中東地域に米軍3,500名を増派する方針を明らかにした。 イラン革命防衛隊Qads部隊司令官が米軍の空爆で殺害され、イランが報復を警告しているのを受けた措置という。
米政府は12月末にバグダッドの米大使館前での大規模デモを踏まえ、中東地域に750名の部隊を増派すると発表したばかりで、追加増派により地域の緊張がさらに高まるのは必至と見られる。
【註】
今回の追加派遣は12月末に決まっており、Qads部隊司令官殺害に伴うものではない。
また米大使館警備には100名の海兵隊が追加派遣されており、増派された空挺歩兵1個大隊750名はKata'ib Hezbollahとの戦いのためである。
2020.01.03
産経新聞
司令官殺害 イラク滞在の米国人に退避勧告
<2002-010304>
米国防総省が2日、イラン革命防衛隊Qads部隊のソレイマニ司令官を攻撃し殺害したと発表した。
これを受け、米国務省はイラクに滞在する米国人に退避勧告を出した。
2020.01.03
ロイタ通信
空爆で死亡のイラン司令官、米国民への攻撃を画策=米国防総省
<2002-010303>
米国防総省が2日、空爆で殺害したイラン革命防衛隊Qads部隊のソレイマニ司令官について、イラクと中東で米国民を攻撃する計画を進めていたとの見解を示した。 同省は声明で、大統領の指示により米軍は海外に駐留する米職員を守るため、ソレイマニ司令官を殺害講じたと表明し、今後も米国民や世界の利益を守るため必要な措置を講じていくとした。
同省によると、ソレイマニ司令官は過去数ヵ月にわたり、イラクの連合軍基地への攻撃を画策していたほか、今週起きたバグダッドでの米大使館襲撃を承認したという。
2020.01.03
ロイタ通信
米、司令官殺害は「喫緊の攻撃防ぐため」 イランは報復予告
<2002-010302>
米国防総省が、バグダッドの空港で現地時間3日未明にイラン革命防衛隊の精鋭Qads部隊のソレイマニ司令官らを乗せた車列を空爆し、同司令官を殺害したと発表した。 複数の米当局者によると、ソレイマニ司令官はバグダッドでUAVによる攻撃で殺害された。
一方、イラン側は報復を予告するなど反発を強めており、米イランの対立激化が懸念されている。
2020.01.03
時事通信
米国防長官「先制攻撃辞さず」 親イラン派をけん制
<2002-010301>
エスパー米国防長官が2日、イランや親イラン派組織が米国に対する更なる攻撃を計画している兆候があると指摘し、米軍と米国人の命を守るために先制攻撃も行うと牽制した。
エスパー長官はイランをめぐる状況は一変したとした上で、人員や地域における国益、パートナー国を守るために必要なことをする用意があると強調した。