武器の国際取引に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2025.03.10
 08:19
共同通信

(Yahoo)

ウクライナ、兵器の輸入最大に 日本世界6位、欧州もほぼ倍増 <2504-031012>
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(
SIPRI)が10日、2020~2024年に世界で行われた兵器の取引量に関する報告書を発表した。 2015~2019年と比べ、ウクライナは輸入が100倍近い9627%増で、世界全体の8.8%を占める最大の兵器輸入国になった。 日本は輸入が93%増と2倍近く増え、世界6位だった。
 NATOに加盟する欧州各国の輸入も105%と2倍になった。 米国が主な供給元で、ロシアの脅威による再軍備の動きを反映しているという。
 ウクライナへの供給は米国が45%を占め、ドイツ、ポーランドが続いた。 2022年のロシアによるウクライナ侵攻開始後、少なくとも35ヵ国が兵器をウクライナへ輸出した。
 SIPRIは日本について、中国や北朝鮮との緊張関係を主な背景に軍事力を増強していると指摘した。 輸入の2位はインド3位はカタールだった。
 輸出では米国が最多で世界全体の43%を占めた。 2位はフランスで、ロシアはウクライナ侵攻前から中国やインドからの受注が減り3位だった。
2025.03.10
 08:07
時事通信

(Yahoo)

ウクライナが世界最大の武器輸入国 20~24年、日本は6位 国際平和研 <2504-031011>
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(
SIPRI)が10日、世界の武器取引に関する報告書を公表した。
 ロシアの侵攻を受けるウクライナが2020~2024年の世界の武器総輸入の8.8%を占め、同期間としては最大の輸入国になった。
 ウクライナの輸入は2015~2019年の100倍近く増え、2022年の侵攻開始以降、少なくとも35ヵ国がウクライナに武器を提供した。 同国への供給トップは45%の米国で、ドイツやポーランドが続いた。
 他の輸入上位国はインドやカタールなどで、日本も2020~2024年の世界総輸入の3.9%を占め6位となった。 日本へは97%が米国からだった。
2024.03.11
 19:11
共同通信

(Yahoo)

欧州の兵器輸入量、5年で倍増 日本は155%増加、世界6位 <2404-031113>
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が11日、2019~23年に世界で行われた兵器の取引量に関する報告書を発表した。 ロシアのウクライナ侵攻を受け、同国を含む欧州の兵器輸入は2014~18年から94%増とほぼ倍増した。
 日本は155%増加で世界の輸入全体の4.1%を占め、兵器輸入国の第6位だった。 韓国の輸入も6.5%増え、世界9位で、SIPRIは中国や北朝鮮との緊張の高まりを受け、日本と韓国が長距離攻撃能力の向上に力を入れていると分析した。
2024.03.11
 12:32
乗りもの
 ニュース

(Yahoo)

ロシアついに武器輸出で「3位に転落!」 ウクライナ侵攻の影響? かわりに2位に浮上した国は <2404-031108>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が11日、2019年から2023年までの世界の武器輸出入量に関する調査結果を発表し、そのなかでロシアがフランスに追い抜かれ、武器輸出国として3位に転落したことが明らかになった。
 なお、1位の米国は17%増と輸出量を伸ばし、ほかの上位10ヵ国をみると、 イタリア (+86%)と 韓国 (+12%)の2ヵ国が輸出増加を記録した一方で 中国 (-5.3%)、 ドイツ (-14%)、 イギリス(-14%)、 スペイン (-3.3%)、 イスラエル(-25%) の5ヵ国は減少した。
2024.01.30
 06:15
ロイタ通信

(Yahoo)

米、23年対外兵器売却額が過去最高 大規模紛争に備える動きか <2402-013005>
 米国務省が29日発表した2023年の外国政府に対する武器等の輸出額は前年比16%増の$238Bと過去最高を記録した。 各国がウクライナに供与した兵器を補充し、大規模な紛争に備えようとする動きが背景にあったとみられる。
 売却が承認された中には、ポーランドへの$10BのHIMARS、ドイツへの$2.9BのAMRAAM、ウクライナへのNASAMSなどが含まれる。
2024.01.29
 17:41
Defense One 2023 sees new record for US government-to-government arms exports, boosted by Ukraine aid <2402-012909>
 米国務省が2月29日、米国政府から他国政府への武器や防衛装備品の販売額がFY23に$80.9Bに前年比56%近く増加して新記録を樹立したと発表した。
 FY23に議会に届け出た
FMS取引としては、ポーランド、ドイツ、オーストラリア、カナダなどとの取引が挙げられる。
 FY23に議会に通知された主な例としては、イタリア、インド、サウジアラビア、シンガポール、韓国、ノルウェー、ウクライナなどがある。
2023.03.26
 22:43
読売新聞

(Yahoo)

ウクライナの兵器輸入、世界3位に…ロシアの輸出はシェア16%に低下 <2304-032608>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) の兵器移転に関する分析で、2022年ウクライナに引き渡された通常兵器が世界の兵器輸入全体の8%を占め、国別で3番目の規模だったことが明らかになった。 供与を含む2022年のウクライナの兵器輸入は、カタール (10%) とインド (9%) に次ぐ3位で、2021年の63位から大幅に上昇した。
 ウクライナはNATO仕様の兵器への切り替えを進めていることから今後も高水準の輸入が続くとみられ、世界有数の兵器輸出国だったウクライナは、ロシアの侵略で「輸入大国」に転じた。
 一方兵器輸出では、ロシアの世界シェアが低下傾向にあり、2018~2022年と2013~2017年の5年間を比べると、世界シェアが22%から16%に低下した。
2022.12.06
 01:08
共同通信

(Yahoo)

世界の兵器販売1.9%増 アジア押し上げ、米国減 <2301-120601>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が5日発表した報告書によると、世界の軍需企業上位100社による2021年の兵器などの販売額は前年比1.9%増の計$592Bとなった。
 地域別では最大の米国が0.9%減少したが、中国の急拡大を背景に5.8%増加したアジア・オセアニアなど他地域が押し上げた。
 兵器販売は7年連続で増加する一方、COVID-19パンデミックによる物流の乱れや重要部品である半導体の不足、労働力確保の難しさなどが影響し、流行前より小幅な増加にとどまった。
2022.07.25
 09:32
朝鮮日報

(Yahoo)

韓国の武器輸出が世界8位に...昨年は9兆ウォンを突破 <2208-072504>
 韓国輸出入銀行の報告書「防衛産業の特性および輸出戦略」によると、韓国の2021年の武器輸出額はおよそ$7Bを突破過去最高を記録した。
 2017~2021年の5年間に韓国の武器輸出は176.8%増加し、全世界の武器輸出市場で韓国が占めるシェアが2012~2016年の1%から2017~2021年には2.8%にまで拡大し、世界で8番目に多くの武器を輸出する国となった。
 1位は米国で、以下ロシア、フランス、中国、ドイツ、イタリア、英国、韓国の順となっている。
2022.01.18 National Defense Data reveals big drop in U.S. arms sales <2202-011810>
 バイデン政権が2021年12月に発表した2021年に於ける
FMS及びDCSによる武器等の輸出はそれぞれ$34.81Bと$103.4B、合わせて$138.21Bで、2020年の$50.78B/$124.3B合わせて$175.08Bにも、$55.4B/$114.7B、合わせて$170.1Bの2019年にも届いていない
2021.05.09 AFP=時事

(Yahoo)

米軍、アラビア海で船から大量の武器押収 ロシア製誘導ミサイルなど <2106-050903>
 バーレーンに司令部を置く米海軍第5艦隊が9日、アラビア海北部の公海で巡洋艦Montereyが6~7日の任務中に無国籍のダウ船を発見し、ロシアと中国製の違法武器を大量に押収したと発表した。
 その中にはロシア製の
ATGM、中国製Type 56突撃銃数千丁、PKM機関銃や狙撃銃、RPG数百点が含まれていたという。
2021.03.15 時事通信

(Yahoo)

兵器輸出、増加止まる 輸入より自国産 国際平和研 <2104-031506>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が15日、2011~2015年と2016~2020年の各5年間の世界の兵器輸出量を比較した結果、ほぼ増減はなかったと公表した。  米仏独の3ヵ国は輸出を増やしたが、ロシアと中国は減った。 米国が世界のシェアを32%から37%に拡大した一方、世界2位のロシアは2割近く減らした。 インドがロシア製兵器を買わなくなった影響が大きい。
 21世紀に入って増え続けてきた兵器輸出量が初めて止まる傾向を示したのは、兵器輸入国が自国で生産するようになった影響も大きいとみられ、必ずしも世界が平和になったわけではないとSIPRIの専門家は警告している。
2020.10.30 Jane's 360 UK bars South Korea from selling FA-50 to Argentina <2011-103005>
 韓国アルゼンチンへ輸出しようとしているFA-50高等練習/軽攻撃機にについて、英政府がFA-50が搭載している英国製主要構成品6品目対アルゼンチン輸出を不許可にし、実質的にFA-50の対アルゼンチン輸出を阻止した。
2020.10.01 時事通信

(Yahoo)

独、P1を候補から除外 「日本と協力欠如で高リスク」 次期哨戒機で <2011-100104>
 ドイツ政府が9月30日、同国連邦軍が2025年を目処に調達予定の哨戒機の候補から、海上自衛隊のP-1が正式に外れたことを明らかにした。 除外理由は、日本との協力関係が欠如しており、かなりの時間的、法的リスクを伴うと説明している。
 P-1はこれまで英国などにも売り込みがかけられたが、失敗している。
2020.09.29 聯合ニュース

(Yahoo)

北朝鮮の武器輸出会社がイランで活動継続 国連報告書 <2010-092902>
 国連安保理の北朝鮮制裁委員会が28日に制裁履行状況に関する専門家パネルの中間報告書を公表し、北朝鮮の武器輸出を担う朝鮮鉱業開発貿易会社(KOMID)が武器禁輸制裁の対象国であるイランで活動を継続していると明らかにした。 KOMIDは、北朝鮮がBMに関する装備や通常兵器を輸出する際の主要ルートに挙げられている組織である。
 イランの軍需企業に対し、液体燃料のBMやロケットの地上試験に使うバルブ、電子部品、計測機器などを販売してきたとされる。
2020.09.09 Jane's Defence Weekly Japan wins first major defence export contract <2011-090903>
 フィリピン国防省が8月28日、防空レーダ4基を$103.5Mで三菱電機から購入すると発表した。
 購入するのは自衛隊が1990年代初期から装備しているJ/FPS-3 3基と移動型(註:JTPS-P141基で、2022年に引き渡しが始まる。
2019.11.05 Inside Defense Air Force's foreign military sales totaled $17 billion in FY-19 <1912-110506>
 米空軍が10月15日に、FY19における空軍FMSによる武器輸出が$17Bと前年の$11.1Bを上回ったことを明らかにした。
 $17Bは米国全体の$55.4Bの30%になる。
2019.11 International Defence Review Control regime: US seeks to ease UAV export restrictions <1912-110013>
= 米国の UAV 輸出に関する5頁の記事 =
 ・MTCR catagorisation
 ・UAV divisions
 ・National security risks
 ・MTCR reform supports
2019.07.10 Jane's Defence Weekly UK details scope of military export licences for China <1908-071015>
 英通商省が、2018年に認証された軍事物資の中国への輸出70件近くで総額が£7.6M ($9.6M) にのぼることを明らかにした。
2019.03.11 NHK 武器輸出 米の世界シェア 36%に増加 <1904-031105>
 ストックホルム国際平和研究所が11日、2014年から2018年まで5年間の国際的な武器の取り引きをまとめた報告書を発表した。 それによると、米国の武器輸出は2018年までの5年間に2013年までの5年間に比べて29%増加し、世界全体に占めるシェアも6%増えて36%になった。 米国に次ぐ武器の輸出国はロシアで世界全体の21%を占め、次いでフランスが6.8%、ドイツが6.4%、中国が5.2%などとなっており、上位5ヵ国で世界全体の3/4を占めている。
 一方、輸入では中東地域が過去5年間に比べ87%増加し、ほかの地域で軒並み輸入が減少する一方中東地域だけが突出して増加している。
2018.11.09 時事通信

(Yahoo)

兵器輸出額、前年度比13%増=22兆円、雇用拡大も―米 <1812-110902>
 米国務省が8日、FY18における武器輸出総額が前年度比で13%増加し$192.3B(22兆円)に上ったと発表し、輸出総額増加が雇用促進にもつながったと強調した。
 トランプ大統領は、武器輸出を拡大して国内産業を潤したい考えである。
2018.10.17 Jane's Defence Weekly US reports 33% increase in FMS sale <1812-101710>
 米国防安全保障協力局 (DSCA) が10月9日、FY18におけるFMSでの海外への販売額が$55.65Bと、前年度比で33%増になったと発表した。
2018.10.10 東京新聞 米国の武器輸出額が33%増 6兆円超、規制緩和を受け <1811-101001>
 ロイタ通信が米政府当局者の話として9日、FY18の米国の武器輸出額が前年度比で33%増加し、$55.6Bに達したと報じた。
 トランプ政権は4月に日本を含む外国への米国製武器売却の拡大を目指し、武装UAVの輸出規制緩和通常兵器の輸出迅速化を盛り込んだ方針を発表したのが増加の一因になったという。
2018.09.05 Jane's Defence Weekly Trading places <1810-090514>
= アジア太平洋各国の武器輸出に関する5頁の記事 =
 ・The data
 ・On the rise
 ・Aiming high
2018.08.08 Jane's Defence Weekly US government eases India export licence requirements <1810-080814>
 米政府インドへの武器輸出について、高度軍事技術品目についても個々の品目ごとに許可をする必要なしに輸出できるよう基準を緩めようとしている。 ロス商務長官は7月30日にこの決定でインドは主要な共同防衛国になったと述べた。
 インドはC-17を採用するなど、既に米防衛企業にとって主要な輸出先になっている。
2018.08.08 Jane's Defence Weekly France could replace US parts in SCALP to bypass ITAR restrictons for Egypt <1810-080806>
 フランスエジプトに米国製部品を搭載しているSCALP CMを輸出する件で米国が米国の国際武器取引規則 (ITAR) を盾に反対しているが、フランスは米国製部品をフランス製に替えて輸出を強行しようとしている。
2018.08.08 Inside Defense Trump administration officials pledge 'streamlined' arms sales to boost defense industry <1809-080806>
 米トランプ政権当局者が8日、米国軍事産業を奨励して新興する中国やロシアに対抗して影響力を維持するため新時代に合わ せたFMSの検討を始めていると述べた。
2018.08.01 Jane's Defence Weekly US looks to ease sanctions on Russian export customers <1809-080116>
 米議会下院軍事委員会がNDAA 2019で、ロシアから武器を購入している国に対する制裁を緩和 するよう求めている。
2018.05.07 Aviation Week & ST U.S. aims for faster, easier exports of military unmanned aircrat <1807-050706>
 中東地域の同盟国や友好国の航空基地から中国製品の進出食い止めるため、トランプ政権がUAVを含む 通常兵器の輸出管理の方針を変更した。
 大統領府で通商政策を担当しているナバロ氏はこの新方針により中国だけでなくロシアの進出も防げると述べている。
2018.04.25 Jane's Defence Weekly US revising UAV, conventional arms transfer regulations <042518>
 トランプ米大統領が4月19日、オバマ政権が2015年2月に定めたUAVを弾薬同じ扱いにした 方針を見直すと述べた。
 この見直しによりUAVメーカはFMSではなく商業取引として輸出できることになる。
2017.11.08 Jane's Defence Weekly Pacific alliance <1801-110810>
= アジア太平洋地域における米国の武器輸出に関する7頁の記事 =
Trade ties
Technology ties
Australia
Taiwan
South Korea
Japan
India
2017.03.13 Record China アフリカの3分の2超える国が中国製武器使用―仏紙 <1704-031303>
 ル・モンド紙が9日、中国の武器輸出が急増アフリカの2/3を超える国中国製武器を使用 していると報じた。 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、中国は2011年から2015年までの間に世界3位 の武器輸出国となっている。 中国の武器輸出シェアは米国の33%、ロシアの25%%に次ぐ5.9%になっている。
 中国の主要な輸出先は、パキスタン、バングラデシュ、ミャンマーで、アフリカでは2005年以降新たに10ヶ国が中国の武 器輸出先となり、2/3を超える国が中国製武器を使用している。
2017.02.21 Yahoo 産経新聞記事

「武器取り引きが冷戦後最大に 2012~16年の SIPRI 報告 中国の武器輸出3位堅持」

<1703-022101>
 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が20日に世界の武器取引に関する最新の報告書を発表し、2012~2016 年における主要な通常兵器の取引量が2007~2011年と比べて8.4%増加し、冷戦終結以来最大規模になったと発表した。
 最大の輸出国は米国で21%増え全体の33%を占め、2位は4.7%増のロシアで全体に占める割合は23%である。  中国は74%増やし世界3位で、全体のシェアも3.8%から6.2%に拡大した。
 輸入ではアジア・オセアニア地域で7.7%増加し、輸入全体の43% を占め地域別トップとなった。 最大の武器輸入国はインドで世界全体の13%となり、中国の4.5%やオーストラリアの3.3%、パキスタンの3.2%、ベトナムの3%の4ヵ国 が上位10位に入った。
2017.01.01 Yahoo ハンギョレ新聞記事

「韓国、兵器輸入世界第4位」

<1702-010101>
 New York Times紙が26日、米議会調査局報告書「2008~2015年における開発途上国への通常兵器移転」が昨年の全世界の兵 器取引額は$80Bで、2014年に比べて小幅減少したが、米国は2014年に比べて$4B増加 したと報じた。 米国の兵器輸出額は全世界の兵器輸出額の半分以上を占める。
 開発途上国の主な兵器輸入国は中東地域で、上位10ヵ国のうち中東国家以外の国は韓国が4位($5.4B)と 中国が9位($2.2B)のみだった。
2016.12.07 Record China 韓国、2020年に中国追い抜きアジア最大の武器輸出国に=中国は来年、世界トップ10から脱落―英紙 <1701-120702>
 英Finacial Times紙が5日、韓国が2020年に中国を抜きアジア最大の武器輸出国になると報じた。  韓国の武器 輸出は2009年には$73Mだったが昨年には$871Mへと11倍に増加している。
 専門家が韓国の武器輸出は2016年に総額が$1.2Bを超えると予測している一方、IHS Markiの予測によると、中国は2017年に世界のトップ10から脱 落すると見ている。
2016.02.22 Yahoo 産経新聞記事

「アジアと中東で武器輸入が急増 SIPRI報告 中国やISに対抗」

<1603-022202>
 ストックホルム国際平和研究所(
SIPRI)が22日に発表した武器取引に関する報告書によると、 2011~2015年の5年間で、中国の軍拡が進むアジア・オセアニアの輸入量が26%増え全体の46%を占めた。 全体 の14%を占めたインドのほか、中国、オーストラリア、パキスタン、ベトナム、韓国の6ヵ国が輸入国トップ10に入り、とりわけ中国と対立するベトナム が699%増と目立った。
 またISILの台頭に揺れる中東も輸入増が目立った。
2016.02.22 Yahoo ロイタ通信記事

「中国の兵器輸出、過去5年間に急増=報告書」

<1603-022201>
 ストックホルム国際平和研究所(
SIPRI)が発表した武器取引に関する報告書によると、2011~ 2015年中国による武器輸出量が、2010年までの5年間に比べて88%増加した。 輸出量は世界 全体の5.9%を占め、輸出国としては米国、ロシアに次ぐ三位である。
 米国とロシアの輸出量はそれぞれ27%と28%増加した一方、四位と五位の輸出国であるフランスとドイツの輸出量は減少した。
2016.01.27 Jane's Defence Weekly South Korea defence exports exceed USD3bn again <1603-012711>
 韓国の2015年に於ける武器輸出は$3.49Bと、2014年を若干下回るものの3年連続で$3Bを超 えた。
2015.12.28 Yahoo ハンギョレ新聞記事

「2014年の世界最大の兵器輸入国は韓国」

<1601-122802>
 New York Times紙が26日、米国議会調査局の報告書を引用して、韓国が昨年$7.8Bの武器購買契約を行い、世界最大の兵器輸入国 になったと報じた。 韓国が購入した武器のうち$7Bが米国製で、UAV 輸送ヘリなどが購入目録に入っていると同紙は伝えた。
 韓国に次ぎ、米軍撤収以後の軍事力増強のために$7.3Bを買い入れたイラクが2位で、スウェーデン製の航空機をはじめとして$6.5Bを購入した ブラジルが3位になった。
2015.12.15 産経新聞

インターネット

世界の軍事企業、売上低迷もロシア増大 韓国がアジアで突出した伸び (1/2) <1601-121501>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が14日、2014年の中国を除く軍事企業の売上高上位100社を発表した。  100社の総売上高は$401Bと4年連続で減少したが、北米と西欧の軍事企業の売り上げが減ったのが主な理由で、 ロシアなど他の地域がえた。 米企業の売り上げは前年比で4.1%減少 したものの、総売上高の54.4%は米国企業が占めた。 ドイツやスイスはそれぞれ9.4%、11.2%と売り上げを伸ばしたが、西欧全体では7.4%減った。
 一方、ロシアの軍事企業は売り上げが増え、上位100社にランクインした企業が9社から11社に増え、シェアは10.2%になった。 またアジアの15社の売り上げがほぼ横ばいし たなかで、韓国の企業だけが10.5%も伸ばした
産経新聞

インターネット

世界の軍事企業、売上低迷もロシア増大 韓国がアジアで突出した伸び (2/2)
2015.12.02 Yahoo 産経新聞記事

「韓国の兵器輸出急増、8年で14倍 共同開発の米は機密流出懸念」

<1601-120205>
 韓国政府は武器輸出の拡大に力を入れており、2006年に$2.5Bだった輸出額は2014年には$36Bを超え、 8年で14倍の伸びを示した。 輸出先も47ヶ国から80ヶ国以上に増えており、2014年はマレーシアに哨戒艦6隻、ポーランドに自走砲120両などを輸出する契約を結んで いる。 フィリピンに輸出した
FA-50 戦闘機をはじめとする T-50 系列の航空機をフィリピンのほか、インドネシアやイラクにも輸出している。
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) によると、5年前には世界20位の武器輸出国だった韓国は13位に急上昇し 、2020年までに7位に躍進することを目指していると報じられている。
2015.11.21 Record China 韓国が世界4位の武器輸入国に=韓国ネット「それだけの大金を使って、なぜ武器がない?」「韓国が領土を守ってこられた理由は…」 <1512-112102>
 韓国国防技術品質院が
SIPRI の資料を基に明らかにしたところによると、2005~2014年における 最大の武器輸出国は米国で、世界の武器輸出の30.4%を占め、以下ロシア、ドイツ、フランス、英国が続き、上位5ヵ国による占有率は73.8%に上った。 中国は6位で 、アジアで唯一10位以内に入った。
 一方、過去10年間で最大の武器輸入国となったのはインドで、全体の11.4%。2位以下は中国UAE が続き、韓国は占有率4.3%で4位だった。
2015.11.13 中央日報 韓国の防衛産業輸出「半減」…国産化率も後退 <1512-111306>
 韓国の武器輸出赤信号がついた。 12日防衛事業庁によれば、今年に入って10月までの防衛産業輸出額(受注 基準)は$2Bを記録した。 これは昨年の年間実績の55%に過ぎない。
 前年同期とは似たような数値だが中身をのぞいて見れば差が大きい。 昨年は10月まで前年同期比で減少傾向を見せていたが、11月と12月に大宇造船海洋がマレー シアに哨戒艦6隻を#1.18Bで輸出し、韓火(当時 Samson)がポーランドに K-9 SPH を$310Mで売却する契約をしたため、$3.61Bと史上最高輸出額を記録したのに対し 、今年は年末までに大型輸出プロジェクトがない。 このため9年ぶりに防衛産業輸出が減少傾向に転じる可能性が大きい。
2015.11.01 Defense News Russia seeks to energize Asian presence <1512-110104>
 ロシアは軍需産業が西側から閉ざされたため、アジア地域への進出に力を入れようとしている。 
SIPRI が今年初めに出した報告によると、この地域への武器輸出は既にロシア全体の60%を超えている。 特にインドと中国への輸出が突出して おり、2010~2014年にはインドが39%中国が11%を占めている。
 更にロシアは、ベトナム、インドネシア、マレーシア、ミャンマ、バングラディッシュ、パキスタンへの輸出も行おうとしている。
2015.10.24 Inside Defense Russia may link sale of S-400 to India with fighter development <1511-102402>
 インド空軍が国防省に対し、ロシアからの
S-400 Triumf 導入を要求しているが、ロシ ア外交筋によると FGFA共同開発が決まるまでロシアは S-400 の売却に同意しないという。
 T-50 PakFa を元に FGFA を共同開発することは2010年に合意しているが、$10Bと言われる経費のワークシェアが決まらず、未だに最終合意 に至っていない。
2015.10.24 朝鮮日報 韓国製 T50 練習機、米反対でウズベク向け輸出が白紙に <1511-102401>
 韓国政府の消息筋によると、KAI社が超音速高等練習機
T-50 の輸出に向けウズベキスタン政 府と交渉を繰り広げたが、米国政府が技術流出および外交政策上の理由などから反対の立場を示したため事実上 白紙になった。
   この商談では KAI社だけでなく、韓国国防部や防衛事業庁、空軍も骨を折ってきた経緯がある。
2015.09.03 Defense News UAE confirms interest in Mistral ship <1510-090305>
 UAE の某政府高官が Defense News紙に対し、ロシアへの売却が取り消された Mistral級強襲揚陸艦2隻の購入に関心を持 っていることを認めた。
 2日にはロシア紙が露軍筋の話として、ロシアがフランスに対しエジプトと UAE への売却に同意したと報じている。
【註】
 Mistral についてはエジプトand/or UAE に一旦売却したのちにロシアへ転売する合意ができている可能性がある。
 理由は、対露輸出契約破棄に際してフランスはロシアからの前払い金の返還と、ロシアで生産された部分の代金を支払っただけで、所謂違約金を払わないことで合意してい ること、陸軍3,250名、海軍2,500名の UAE軍にとって、揚陸部隊450名、装甲車両60両、揚陸艇4隻、ヘリ16機搭載の強襲揚陸艦は、あまりに不似合いである。
 更に、ロシアへ輸出されるはずであった Mistral級はロシア機の搭載に合わせて天井高を変更するなど、ロシア仕様に特化されていることなどである。
2015.09.02 Defense News US sanctions Rosoboronexport, other Russian firms <1510-090205>
 米国務省が2日の連邦官報で、イラン、北朝鮮、シリアへの武器輸出禁止法 (
INKSNA) に 違反したとして、ロシア、中国、トルコ、UAE の企業23社に制裁を科すと発表した。
 この中にはロシア国有の武器輸出企業 Rosoboronexport社や、MiG社を含む武器製造企業も含まれている。
2015.06.26 東京新聞

インターネット

北朝鮮がミサイル部品供給か イランにエンジン十数基 <1507-062603>
 北朝鮮情勢に詳しい外交筋が26日、北朝鮮が弾道弾用エンジン十数基を分解した上でイランに供給する計画が進んでいる とみられることを明らかにした。 米国や中東の周辺国が監視を強化しているが、既に一部はイランに向けて貨物船で発送 された可能性が高いという。
 事実であれば、北朝鮮やイランの核・ミサイル開発をめぐる国連安全保障理事会の複数の制裁決議に違反する可能性が高い。
2015.06.13 Searchina 超最新型「054A」フリゲート艦の黒海派遣・・・ロシアへの「売り込み」目的か=中国メディア <1507-061302>
 環球網が8日、ロシアが5月に開催した第二次世界大戦勝利式典や同国との合同演習のためとして、中国海軍が Type 054A フリゲート艦2隻を黒海に派遣した真の目的は、ロシアへの売り込みとの見方を紹介した。
 中国は武器輸出に力を入れており、
SIPRI が発表した「国際間における武器移動の傾向 2014」によると、2010~2014年における中国の武器 輸出額は独仏などを抜き、米露に続く世界第三位になっている。
2015.06.09 Yahoo Record China 記事

「世界3位の武器輸出大国の中国、ロシアへの軍艦売却に意欲―インド紙」

<1507-060905>
 インド紙が7日、世界3位の武器輸出大国となった中国がロシアに軍艦を売却しようとしていると報じた。
 ロシアの戦勝70周年式典の2日前に、中国海軍のフリゲート艦2隻がボスポラス海峡から黒海に入ったが、表面的には中国 代表団の一部ではあるものの、時期が時期だけにその動向が注目され、中国がロシアにフリゲート艦を売却しようとしているとのうわさが流れた。  ロシアにとっても老朽化した艦船を安価に入れ替えることができるうまみがある。
2015.04.29 Jane's Defence Weekly Indian defence imports rise 56% in three years <1506-042914>
 インドが過去3年間にINR838B ($13.1B) の武器を輸入している。 これは 56%の増加で、年平均25%増になる。
2015.04.08 Jane's Defence Weekly Moscow looks to maintain 2014's USD15 billion in arm exports <1505-040812>
 ロシアの2014年における武器輸出額が$15.6Bに上った。 輸出先は一番目がインドで全輸出額 の28%、以下イラクが11%中国が9%、ベトナムが7%の順になっている。
2015.03.16 Yahoo ロイタ通信記事

「中国が兵器輸出でドイツ抜き世界3位に、米ロに次ぐ=報告書」

<1504-031605>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が16日に発表した兵器取引に関する報告書によると、中国 が兵器輸出国としてドイツを抜いて世界三位になった。 SIPRI によると、2010~2014年の中国の兵器輸出量は、輸出量が世界9位であった2005 ~2009年と比べて143%増加した。
 2010~2014年の中国の輸出取引のうち68%以上がパキスタン、バングラデシュ、ミャンマーとの取引だった。
2015.03.10 Yahoo FOCUS-ASIA 記事

「中国、武器輸入額が世界3位に浮上 輸出も8位―米報告書」

<1504-031002>
 Jane が発表した世界の武器取引に関する報告書によると、2014年の世界最大の武器輸入国サウジアラビア がインドを抜いて1位となり、中国が3位に浮上した。 中国の2014年の武器輸入額は世界5位であった。 4位以下には UAE、台湾、オーストラリ ア、韓国などが並んだ。
 一方、武器の輸出では米国が世界1位で、ロシアが2位、中国は8位であった。
2015.01.14 Jane's Defence Weekly South Korean defence exports reach record high <1502-011414>
 韓国
DAPA が1月3日、2014年の武器輸出額が$3.6Bに上ったことを明らかにした。 これ は$3.4Bであった2013年を6%上回るものであるが、2015年には$40Bを見込んでいる。
 2014年の輸出には、マレーシア向けのコルベット艦3隻$423Mや、フィリピン向けの FA-50 12機$320Mなどが含まれる。
2014.12.29 Aviation Week & ST Russia weapon sales grow <1503-122901>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) によると、ロシアの武器輸出が増大している。
2014.12.15

増大続けるロシアの兵器販売 欧米は3年連続減、中国は不透明 <1501-121502>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が15日、2013年における世界の武器取引総額が3年連続 で減少する一方、ロシアや新興国による取引額は増大し続けているとの調査結果を明らかにした。
 SIPRI が選んだ世界トップ100社の武器取引総額は、前年比2%減の$477B(47兆7,000億円)だった。 米国など北米企業の取引額が漸減する反面 、ロシア企業の売り上げが20%も増えており、TMC社が対前年比118%増 となったほか、通信や電子機器のメーカも売り上げを大きく伸ばした。
 また、ブラジルインド韓国などの新興企業が成長していることも浮き彫りになった。 た だし、 中国企業については信頼できる情報がないとして、調査対象から外している。
2014.12.10 Jane's Defence Weekly Specialists question true depth of Sino-Russian ties <1502-121004>
 ここのところロシアと中国の武器取引急速に進展していると伝えられているが、ロシアの兵器工業界や武器取引の専 門家はこれに疑問を呈している。
 彼らによると、中国は Su-35 や S-400 のほかに Su-35 が搭載している Saturn 117S エンジンを J-20 用に大量購入したいとしているが、いずれの契 約だに成立していないという。
2014.10.01 Jane's Defence Weekly Egypt reportedly orders S-300VM <1411-100121>
 ロシアの業界紙が9月11日に、S-300V 専用の車両 GM-830 がペテルスブルグの Kiriv社で22両生産されたと報じたが、同紙が23日、エジプトが$500M で S-300V を購入することに合意したと報じた。
 エジプトは 2K12 Kub、S-125 Pechora-2M、Buk-M1/2、Tor-M1 などのロシア製の SAM を装備している。
2014.09.24 Jane's Defence Weekly Myanmar eyes stronger collaboration with Indonesia <1411-092407>
 国防次官を長とし軍事産業10社の代表からなるインドネシアの使節団が9月11~13日にミャンマーを訪問 し、同国との軍事協力について協議した。 これはインドネシアの武器輸出奨励策の一環で、ミャンマーは武器、弾薬、その他の装備品に関 心を示しているという。
 ミャンマ海軍はインドネシア軍が装備している Makassar級揚陸艦 (LPD) の導入について、事前協議を行っていると報じられている。
2014.08.27 Jane's Defence Weekly Vietnam. Czech Republic sign defence trade deal <1410-082714>
 ベトナムとチェコが8月15日、チェコ製の装備をベトナムに輸出する協定に調印した。 事前合意の段階では軍事技術、訓 練、補給整備など広範囲の分野が対象となるとされている。
 チェコは2003年以来、ベトナムが保有するソ連製電子装備の補用品などで$188Mの取引を行っており、2010年~2012年にはフランス、ドイツを抑えて、欧州 一の対越輸出国になっていた。 ベトナムへの武器輸出国としては、ロシア、ウクライナ、カナダなどがある。
2014.06.01 Defense News Israel limits security cooperation with Russia <1407-060101>
 イスラエルが、米国や NATO 加盟国に配慮して、$1Bにも及ぶロシアとの武器契約や共同開発を停止しようとしている。
 ロシアは、2011年にイランへ S-300PMU を$800Mで輸出する契約を破棄させられて以降、イスラエルとの協力を急速に進め、IAI社は露国営 Oboronprom社と Searcher UAV をロシア国内で共同生産する契約を$400Mで行っている。 更に続けて2010年10月には Heron-1 UAV の共同生産契約を$1B以上で行った。
2014.03.29 Yahoo Record China 記事

「プーチン大統領、中国への最新鋭対空ミサイル輸出を認可=尖閣防衛にも有効―ロシア紙」

<1404-032902>
 ロシアメディアが、プーチン大統領が
S-400中国への輸出を承認し、両国は購入数量や価格の交渉を行ってい るたと報じた。 S-400 の輸出はこれが初めてで、中国の引き渡しは2016年以降になる。
 今回の輸出の承認は年初に行われており、クリミア危機が判断に影響したわけではないという。
2014.03.28 読売新聞

インターネット

中国、EU から『武器』調達…禁輸すり抜け <1404-032802>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) のデータなどで、EU は1989年の天安門事件に対する制裁として、中国への 武器禁輸措置を行ってきたが、部品輸出やライセンス生産などの形で武器輸出が続き、EU から中国への軍事関連物資の輸出 額が2012年までの10年間で€3.5Bに上っている。
 禁輸対象の解釈が各国に委ねられているため、スウェーデンはすべての軍備を禁輸対象とする一方、英仏は殺傷兵器に限定してエンジンやレーダを 輸出してきた。
 SIPRI の調べでは、ドイツ MTU社製のエンジン56基が輸出されて Type 039 潜水艦に使われたり、 Rolls-Royce社製エンジンJH-7 戦闘機に使用されている。
2014.03.19 Defense News French DM: cancellation of carrier sale to Russia an 'extreme measure' <1404-031906>
 フランス国防相が19日、ロシアに€1.7Bで2隻売却する Mistral 級強襲揚陸艦について、ウクライ ナ情勢に対するロシアへの制裁として、引き渡しは行われないことになろうと述べた。
【関連記事:1311-101901 (新華網 2013.10.19)】
2014.03.17 東京新聞

インターネット

中国、兵器輸出で4位に 09~13年、国際平和研究所 <1404-031701>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が17日、2009~2013年に行われた世界の通常兵器取引に関する報告書を発表 したが、中国が国別の輸出量で昨年の報告書 (2008~2012年) の5位から4位に順位を上げたことが明らかになった。 中国の 輸出量は2008年までの5年間に比べて三倍以上に増加した。
 中国の輸出先は発展途上国を中心に35ヵ国と地域に上り、うちパキスタン、バングラデシュ、ミャンマーの上位3ヵ国への供給で全体の7割超を占めた。
2014.03.01 Yahoo Record China 記事

「武器輸入額、中国が東アジア・東南アジアで最大の国に=2013年は2300億円―香港紙」

<1404-030106>
 香港紙が2月27日、情報及びデータ分析企業の IHS が同日の報告書で、中国が韓国を超え東アジア及び東南アジア地域において最大の武器輸入国になったと発表したと報じた。  報告によると、2013年中国は前年比52.6%増の$2.3Bを輸入した。 一方でインドの輸入額はは$5.9B中国の二倍以上だった。  2014年の武器輸入額でも、中国が$2.6Bと予想されているのに対し、インドは2015年に$8.1Bに達するとみられている。
2014.01.31 Defense News French exports rose 30% in 2013 <1402-013102>
 フランス国防相が30日、2013年の武器輸出が、2012年の€4.8Bを30%増の€6.3B ($8.6B) であったこ とを明らかにした。
 輸出先の40%を中東諸国が占め、中でもサウジ、シンガポール、モロッコが三大輸出先になってい る。
2014.01.17 Yahoo 新華網記事

「韓国が『武器輸出』で中国のライバルに、13年輸出額は中国の2倍とも―香港メディア」

<1402-011703>
 香港の大公網が16日、韓国が武器輸出市場で中国のライバルとなり、2013年の輸出額が中国を抜いた とみられると伝えた。 報道によると両国はともに発展途上国を主な武器の輸出先としており、市場が重なっている
 2013年に韓国の武器輸出額は$3.4Bとされ、中国は$1.5B~$2Bとの報道がある。
2014.01.16 Defense News Russia's Rostec revenues, export sales up in 2013 <1402-011602>
 ロシア国営 Rostec 軍事産業グループの第一副社長が RIA Novosti通信社の取材に対し、同グループの売り上げは露国防省 の調達増により、RUB196.6B ($5.89B) からRUB281.1Bへと43%増加したと述べた。 露政府は2011~2020年にRUB20.7Tの武器調達を行う計画である。
 また輸出は18%増加した。 ロシアは2013~2016年に、毎年$13Bの輸出を見込んでいる。
2014.01.15 Jane's Defence Weekly South Korea looks to establish FMS-style sales system <1403-011512>
 英国が11月に米国の
FMS と同様の制度を創設すると発表したが、韓国 の防衛調達本部 (DAPA) も同様の制度を検討している。
2014.01.13 Defense News Turkish defense exports hit $1.4B record in 2013 <1402-011303>
 2013年におけるトルコの武器輸出は、契約額で前年比10%増の$1.4Bに達した。 2014年には44%増の$2B を見込んでいる。 2008年~2012年間におけるトルコの武器輸出は43%増加している。 2013年の輸出先は米国がトップになっている。
 トルコの軍事生産は輸出が1/3を占め、その39%は T-129 攻撃へり、Hurkus 練習機、Anka UAV などを生産している TAI社 になっている。
2014.01.08 Jane's Defence Weekly South Korea release defence export figures <1402-010806>
 韓国調達実施本部 (
DAPA) が1月2日、2013年における韓国の武器輸出額が、2012年を40%、$1B上回る $3.4Bであったことを明らかにした。
2013.12.18 Jane's Defence Weekly Seoul eyes Latin American market <1402-121807>
 ペルーの国防相が11月下旬に訪韓した際、KAI社の工場を訪れ、2012年11月に$208Mで発注した KT-1P 初頭練習機の最初の 2機が組み立てを完了するのを視察した。
 KT-1P は4機が韓国の KAI社で、残りの16機はペルーの SEMAN社で組みたてられる。 両社は他の南米諸国への輸出も視野 に入れており、この地域で200機程度の需要があると見ている。
2013.10.22 Yahoo 朝鮮日報記事

「武器輸出大国に浮上する中国」

<1311-102203>
 New York Times紙が21日、中国が UAV、ステルス機、駆逐艦など最新鋭の兵器で世界の主な武器輸出国に浮上したと報じ た。 中国は武器輸出統計を公表していないが、
SIPRI によると中国の武器輸出量は2008~2012年の5年間で、前の5年間に比べ 162%増え、全世界の武器輸出市場に占めるシェアも2%から5%に高まり、英国を上回り5位に浮上している。
 主な輸入国は、パキスタン (55%)、ミャンマー (8%)、バングラデシュ (7%) などであるが、アルゼンチンは2011年に Z-11 軽ヘリコプタ40機を購入、アルジェリアとモロッコやベネズエラも中国から駆逐艦、輸送機、戦車などを導入している。
2013.08.28 Yahoo 済龍 (China Press) 記事

「中国:世界第3の戦闘機輸出国となる見込み」

<1309-082802>
 ロシアの世界武器貿易分析センターが28日、世界各国の2009~2016年の戦闘機輸出計画について報告した。
 報告によると、輸出機数はロシアが最多で384機、輸出総額は$17.8B、次いでアメリカが329機、$31.1B、 中国は3位で187機になる。 ただ中国の輸出額は$3.7Bにとどまる見込みである。
2013.08.16 Yahoo 新華網記事

「2012年の武器輸出額ランキング、イスラエルが6位に浮上―中国メディア」

<1309-081603>
 2012年におけるイスラエルの武器輸出額、過去最多の$7.47Bに達し、世界第6位になった。 上位5ヶ国は、米、英、露、 中、独である。
 イスラエルの輸出先の半分はアジアで、$3.7Bにのぼりそのうちインドが最大の顧客になっている。 欧州への輸出総額 は$1.6Bで第2の市場となっており、第3の市場は米国とカナダであった。
2013.08.10 Yahoo 新華網記事

「中国がロシア企業から1億ドル超のミサイル購入、2012年に=中国メディア」

<1309-081001>
 ロシア TMC社が公表した受注状況報告によれば、2012年に中国やインド、ベトナムなどから大量の 各種ミサイルを受注した。 中でも中国のロシアからのミサイル購入額は$100Mを超える。
 中国が購入したのは Kh-31A と関連装置$50Mと、Kh-59MK $50Mなどで、2015年までに引き渡される。 さらに中国は他のロシア企業と2件、 計$25.2Mのミサイル購入契約を交わしている。
【註】
 Kh-31A は射程が100km以上で、高高度モードでは Mach 3.0、低高度モードでは Mach 2.5 で飛行する超音速対艦ミサイルである。
 Kh-59MK は中国向けに開発された Kh-59M (AS-18) で、射程185kmの対艦ミサイルである。 ロシアはまた、射程を285kmに延伸した Kh-59MK2 も開発している。
【 Kh-59MK2 関連記事:0911-100001 (JMR 2009.10)】
2013.05.29 Jane's Defence Weekly China reveals its Latin America shipbuiding plans <1307-052904>
 現在、南米に艦艇の輸出実績を持たない中国が、5月15~19日にペルーのリマで開かれた SITEF 展で、 元級潜水艦や3,700tの新型フリゲート艦、トルコの要求で設計した22,000tドック型揚陸艦などの艦艇をアピール した。
 南米に輸出実績はないものの、ペルーの軍事紙によると中国はベネズエラのフリゲート艦6隻の主機である GE社製 LM-2500 を 修理した実績を持っている。 LM-2500 は中国の TYpe 052 駆逐艦の主機でもある。
2013.04.23 Yahoo Record China 記事

「タイの新型フリゲート艦は韓国から調達=有力候補の中国が敗れる―タイ紙」

<1305-042303>
 タイのバンコク・ポスト紙が21日、タイ海軍の新フリゲート艦は韓国の大宇造船海洋から調達することが決まったと報じ た。 この計画にはスペイン、イタリア、中国などの企業が争っていたが、中国が特に有力とみられていて、今年1月には Jane 海軍年鑑のウェブサ イトで、3隻の Type 054 フリゲート艦を$1Bで購入する計画が進展していたと報じられていた。
2013.04.04 Yahoo ロイタ通信記事

「2012年のロシア武器輸出が過去最高に、前年から12%増」

<1305-040403>
 ロシアのプーチン大統領が3日、2012年の同国の武器輸出が、前年比12%増の$15.2Bに上り、過 去最高になったと発表した。
 ロシアは米国に次ぐ世界第二位の武器輸出国で、2011年にリビアのカダフィ政権の崩壊後、数十億㌦の武器輸出取引を失ったにもかかわらず、2012年の輸出は拡大したこ とになる。
2013.04.03 Jane's Defence Weekly Russia denies Chinese deal on Su-35s, submarines <1306-040301>
 中国中央 TV (CCTV) が3月23~24日に、中国の習国家主席が訪露した際に Su-35 24機 Lada級 潜水艦4隻の売買契約に署名したと報じた件について、ロシア国防省がこれを否定した。
2013.03.27 Jane's Defence Weekly Chian joins top five list of arms exporters <1305-032710>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) によると、世界の武器輸出75%を、米、露、独 、仏、中の5ヶ国が占めている。
 特に中国の武器輸出拡大が顕著で、2003~2007年に比べて2008~2012年は輸出が162%増え、2%であった世界の武器輸出に 占める割合が5%に向上した。
 輸出先はパキスタンが大部分を占めていたが、近年では輸出先を広げている。
2013.03.18 Yahoo 産経新聞記事

「武器輸出、中国が5位 半数がパキスタン向け」

<1304-031803>
 ストックホルム国際平和研究所 SIPRI が18日、2008~2012年の世界の武器取引に関する報告書を発表したが、 中国が初めて武器輸出国の上位5ヵ国に入った。 SIPRI によると、武器輸出上位5ヵ国は米、露、独、仏、中の順で、 初めて上位5ヵ国から英国が外れた。 中国の武器輸出高は2003~2007年に比べ2.6倍で、輸出先はパキスタン(全体の55%)、ミャンマー、バン グラデシュなどとなっている。
 輸入国では上位5ヵ国をインド、中国などアジアの国々が独占しており、アジア域内の軍拡傾向を裏付けた。
2013.03.18 Yahoo 朝日新聞記事

「中国に仏企業がヘリ装置売却 日本、仏政府に懸念伝える」

<1304-031802>
 フランスの防衛企業 DCNS社が中国にヘリコプタ着艦装置を売却したことで、日本政府が仏政府に懸 念を伝えた。 尖閣諸島周辺の領海に侵入する中国公船に装備されるとみて警戒している。 これに対し仏政府は、対中武器禁輸の対象外との立場だが、日本側は 調整中の日仏首脳会談に影響しないよう対応を求めている。
 同社の公表資料によるとこの着艦装置は、船の甲板に設置する小さな穴が一面に並ぶ特殊な鋼板で、ヘリ側から着艦時に伸びる棒が刺さることで固定され、悪天候でも 離着艦が可能になる。 納入先は中国のほか韓国や台湾、欧米など20ヵ国を超えるとしている。
2013.02.16 Yahoo Searchina 記事

「中国、ロシアからの武器購入額が近年来最高=中国報道」

<1303-021603>
 ロシアのメディアが、ロシア武器輸出公社(Rosoboronexport)が2012年に中国と締結した武器売却契約額がこの数年の 最高額となったと報じた。 記事は、同社の2012年の武器輸出契約額$17.6Bのうち中国がその12%にあたる$2.1Bで、第三の輸出相手 国となったことを紹介した。 最大の輸出先はインド、二位はイラクである。
 記事はまた、2013年の対中国売却契約金額はさらに多くなるとし、現在 Su-35 24機、Amur-1650 潜水艦 4隻、S-400、Il-76 などの大型契約が商談中で、Su-35 だけでも契約金額が$1.5Bを超えることを伝えた。
2012.12.18 Yahoo ロイタ通信記事

「ロシアの武器輸出が過去最高に、プーチン大統領明かす」

<1301-121801>
 ロシアのプーチン大統領が17日、今年の武器輸出総額が過去最高の$14B以上となる見通しだと 述べた。 また今年の新規契約が$15B超であることも明らかにした。
 ロシアは米国に次ぐ世界第二位の武器輸出国で、近年は増加傾向にある。 主な取引先には旧ソ連時代からの取引相手であるインドのほか、中 国軍の台頭を警戒するベトナムなど東南アジア諸国が含まれているという。
2012.11.28 Yahoo 毎日中国経済記事

「中国の過去8年の武器輸出先 ア太、中東、アフリカに集中―露シンクタンク」

<1214-112803>
 ロシアのシンクタンク、ロシア世界武器貿易分析センタが22日に発表した分析資料によると、2010年までの8年間における米国の武器輸出額は $135.046Bにのぼり、輸出先は中東とアジア太平洋地域が大部分で72.34%を占めた。
 これに対して中国の輸出先は、アジア太平洋地域、中東、アフリカに集中している。
2012.11.20 Yahoo 毎日中国経済記事

「中国の兵器輸出は10年で倍増 航空ショーは『兵器ショー』に―海外メディア」

<1212-112002>
 世界四位の武器輸出国である中国が、広東省珠海市で開催した国際航空宇宙展覧会は、兵器展覧会 にもなった。
 英国国際戦略研究所研究員によると、中国は武器輸出市場に猛烈な攻勢をかけている。 ストックホルム国際平和研究所の統計では、2001~2011年に 中国の武器輸出95%拡大した。
2012.11.20 Yahoo 朝鮮日報記事

「イスラエル、韓国にミサイル迎撃システム売り込み」

<1212-112001>
 イスラエルの経済紙が18日、イスラエルが韓国に対し Iron Dome を売り込んでいると報じた。 同紙によると、 イスラエルは大宇造船海洋の哨戒艦4隻を$400Mで購入する交渉を進めており、交渉が妥結した場合 には、相互購入するという条件で韓国側に Iron Dome の購入を求めるという。
 同紙は、今回の哨戒艦の契約がまとまった場合、韓国側 Iron Dome 購入の提案を受け入れるだろうと報じた。
2012.11.07 Yahoo 朝鮮日報記事

「韓国製軽攻撃機、ペルー輸出へ」

<1212-110702>
 韓国製の KT-1 初等練習機と、KT-1 を軽攻撃機に改造した KA-1 各10機、計20機 ペルーに輸出される。 これは、ブラジル製の機種を抑えての輸出で、ブラジルが握っている南米の防衛関連市場に足掛かりを築いた。
 輸出される20機のうち、4機は KAI社が生産し、残る16機はペルーで生産される。 KT-1 の輸出はインドネシア、トルコに続き三例目となる。
2012.11.03 Yahoo 朝鮮日報記事

「イスラエル向けに哨戒艦4隻輸出へ」

<1212-110302>
 韓国政府の消息筋が2日、イスラエルが韓国の哨戒艦4隻を購入する計画で、遅くとも来月までに輸入条件を韓国政府に送付するだろうと語った。
 イスラエルに輸出される哨戒艦は排水量1,400tで、1隻あたりの価格は$100M前後といわれている。
2012.10.09 Defense News KAI to take part in Turkish light helicopter contest <1211-100904>
 KT-1T 初級練習機40機輸出契約の最終決定のためトルコを訪問していた KAI社 社長が10月8日、今年末か来年早々に始まるトルコ軍の軽ヘリコプタ計画に参入することを明らかにした。
 KAI社はまた、開発中の KF-X もトルコに売り込もうとしている。 トルコは F-35 の共同開発国であるが、2020年以降 に米国以外の国から別の戦闘機を導入する計画を持っている。
2012.09.03 Yahoo 韓国中央日報記事

「韓国が世界5位の兵器輸出国に、昨年は15億ドルを販売」

<1210-090301>
 米議会調査局 (CRS) が発表した『2004~2011年開発途上国対象在来式武器販売』年次報告書によると、昨年韓国の在来型武器類輸 出額は$1.5Bで、米国$66.3B、ロシア$4.8B、フランス$4.4B、中国$2.1Bに次いで5位だった。 伝統的な武器輸出国である英国、ドイツ、ス ウェーデンなどの輸出額は減少した。
 これまで韓国は主要在来型武器の輸入国で、2004~2011年の8年間の輸出額では10位以内に入ることができなかったが、近年輸出量が急増し輸入 国から輸出国に変わった。
2012.08.28 Defense News Russia, India link up in rocket launcher ammo deal <1209-082802>
 ロシアとインドが、Smerch MRL の生産設備を、インド国営 OFB社に設置 することで合意した。 契約額は$500Mにのぼる。
 インド陸軍は現在、 Smerch と共にソ連製 Grad 122mm MRL を装備している。
2012.08.01 Jane's Defence Weekly Russia accused of trying to revive Iranian S-300 air defence deal <1209-080110>
 ロシアがイランへ、S-300PMU-1 5個システムを$800Mで売却しようとして2010年9月に契約を破棄したが、S-300 が射程125km SSM としても使用できることから、安保理決議1929号違反と非難されている。
2012.08 Jane's Missiles & Rockets Documents show China shipped TELs to North Korea <1209-080003>
 6月13日付けの朝日新聞が情報筋の話として、中国製の WS51200 TEL が、カンボジアの貨物船で上海から南甫に運ばれ たと報じた。
 同紙によると、10月3日に同船を捜索した海上保安庁が関係書類を発見し、内閣調査室に通報していたという。
2012.07.25 Jane's Defence Weekly Italy and Israel trade traiers for ISR assets <1209-072501>
 イタリアイスラエルの国防相が7月19日、Alenia社製 M-346 高等練習機30機をイスラエルに輸出 すると共に、IAI社から OPTSAT-3000 高解像度偵察衛星と、Gulfstream G550 AEW&C 機である CAEW 2機をイタリアへ輸出する契約を行った。
 M-346 の輸出額は$600Mであるのに対し、OPTSAT-3000 衛星が$182M、CAEW が$750Mである。
2012.05.12 Yahoo Record China 記事

「欧州のロシアへの武器輸出、米政府が懸念=『中国に流出の恐れ』―米報告書」

<1206-051202>
 今月20日からシカゴで開催される NATO 首脳会議を前に、米国議会調査局が10日報告書を発表し、NATO 加盟国によるロシアへの武器輸出につ いて、ロシアから中国への武器流出の可能性があると懸念を示した
 報告書ではフランスからの強襲揚陸艦4隻の売却について、オバマ政権売却に反対しているしている。 このほか NATO 諸国では、ドイツがロ シア陸軍訓練所の建設受注、イタリアが装甲車輸出など、ロシアへの武器売却、軍事関係強化が相次いでいる。
2012.04.25 Jane's Defence Weekly UNSC investigates Chinese link to North Korean TEL <1206-042502>
 国連安保理が、4月15日に北朝鮮が行ったパレードで展示されたミサイルの TEL中国製では ないかとの疑惑について調査を行っている。
 この TELは、中国の WS シリーズ TEL メーカである CASIC社の第9部門で、別名湖北三江 航天萬山特殊車両有限公社が製造した WS2600と窓、ワイパ取り付け、ドア、ハンドル、パンパなどの計上が酷似している。 こ の TEL 同様16輪である WS1200 との見方もある。
2012.03.25 Yahoo CNN ニュース

「シリアの兵器輸入が約6倍に、ロシアが大半供与 報告書」

<1204-032504>
 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の報告によると、シリアの兵器輸入が2007年から2011年までの間に、2002 ~2006年比で580%の激増を記録した。 このうちロシアからの輸入が78%を占め、ベラルーシからが17%、イランが5%など となっている。
 SIPRI によると、ロシアは2011年までの5年の間にシリアに対し、Pantsir-S1 36基、MiG-29M2 24機、Yak-130 36機のほか、長距離用 SAM、ASCM などを供給している。
2012.03.20 Yahoo 読売新聞記事

「中国、世界6位の武器輸出国に…10年で倍増」

<1204-032001>
 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が19日、2007~2011年の5年間の武器取引に関する調査報告書を発表した。  それによると、取引額ベースでの兵器輸入の上位5ヵ国はすべてアジアの国々が占めたが、2002~2006年に輸入トップだった中国は、国内の兵器 生産能力を向上させ輸入が減少した。
 一方で輸出では中国が、対パキスタンを中心に過去10年間で二倍近くに伸び、米国やロシア、ド イツなどに続き、世界第6位の武器輸出国となった。
2012.03.19 Yahoo 時事通信記事

「トップ 5、すべてアジア=世界の武器輸入国― SIPRI 」

<1204-031901>
 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が19日、2007~2011年の5年間の武器取引量について、その前の5年間 (2002~2006年)との比較で24%増となり、武器輸入国のトップ5にはインドをはじめいずれもアジアの国 々が入ったと発表した。
 それによると、インドは世界最大の輸入国で全体の10%を占める。2位以下は韓国(6%)、パキスタン 中国(それぞれ5%)、シンガポール(4%)となっている。 地域別ではアジア・オセアニアが44%、欧州が19%、中東が17%を記録した。
2012.01.16 Record China 兵器輸出入統計 10年間で約50兆円、米国の輸出額が世界一 <1202-011602>
 米国務省が10日、『世界兵器輸出入と兵器移転に関する報告書』を発表した。 それによると、1995年から2005年の武器輸出では、中国が $10.2Bで中国の輸出総額の0.2%に相当し、米国は$641.4Bで米国の輸出総額の5.2%を占めていて、全世界の兵器貿易の71%は米国関連だという。
 輸入で見ると、トップはサウジアラビアの$100.9Bで、東アジアでは日本$73.8B、韓国$39.8B、台湾$28.1B、中国$19.9Bとなっている。
2011.12.07 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国は世界3位の武器輸入国 来年も増額」

<1201-120702>
 韓国の国家機関、国防技術品質院が同日発刊した『世界防衛産業市場年鑑』によると、2006年から2010年までの5年間における韓国の武器輸入額 は$743Bで、インド($1,113.9B)、中国($772.4B)に次いで3番目に多かった。
 2006年からの3年間は、国防計画による大規模な防衛力増強事業が実施されたため輸入額が膨らんだが、来年の武器輸入も、第三次 F-X のほか、 Apache や HALE UAV などの購入と、KF-16 の性能向上を予定しているため、前年比で増加する見通しである。
2011.11.03 Yahoo 読売新聞記事

「対中武器禁輸の解除検討…EU外相、支援思惑?」

<1112-110301>
 EU 外交安保上級代表( EU 外相)が2日、都内で読売新聞と会見し、中国が EU に求めている対中武器禁輸措置の解除 について、前向きに取り組む考えを明らかにした。 同外相は先月25日に北京で楊外相らと会談した際も、この問題を協議した模様である。
 EU はユーロ圏の債務危機中国に支援を求めており、3日開幕する G20 首脳会議を前に禁輸解除の可能性を示し、支 援確約につなげたい思惑とみられる。
2011.10.19 Yahoo Record China 記事

「中国軍が米戦闘ヘリ導入に動く、輸出制限緩和で対中武器売却4兆8千億円規模に―米国」

<1111-101901>
 ワシントンポスト紙が、オバマ米大統領が近く UH-60、C-130 を含む武器の輸出制限緩和を発表すると伝えた。 対象国には 中国も含まれているとみられ、米国の軍事専門家は今回の措置で間接的な恩恵を受けるのは中国と見ている。 中国はかねてから UH-60、 S-70 と関連部品の入手を熱望してきた。 米軍関係者は、中国軍は人道援助に使うというと話している。
 一方、今回の武器輸出制限緩和には、軍事技術が中国に流出すると懸念する声もあるが、中国社会科学院米国研究所の研究員は、中国への高性能武器売却は$60Bに拡大 すると見られることから、世界不況で輸出が低迷している米国にとって対中輸出拡大が頼みの綱と話している。
2011.09.27 Record China 昨年は全世界で武器販売が激減、中国は世界第5位に―米メディア <1110-092703>
 ニューヨークタイムズが26日、米国政府発行の調査報告書の内容を紹介し、世界的な経済危機により各国の財政が圧迫され、昨年の武器等の販売が激減 したと報じた。  それ報告書によると、2010年の世界の武器販売総額は$4.04Bで、2009年の$6.52Bより38%減少し、2003年以来の低い数字となった。 経済状況の悪化から、軍事予算を削 り、高価な新型武器や大型武器の購入を延期、中止する国が増えたことが要因とされている。
2011.09.21 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「韓国製兵器の最大輸出先は米国、5年間で17億ドル」

<1110-092101>
 韓国防衛産業最大の輸出先は米国で、過去5年間の対米輸出額は$1.777B1に上ることが、21日に防衛事業庁が国会に 提出した資料分かった。 主要品目は航空機部品と弾薬である。
 米国に次いで多いのがトルコで$1.04B、3位はインドネシアの$725Mだった。 トルコには KT-1 練習機と戦車の関連技 術を、インドネシアには T-50 練習機を輸出した。 マレーシアへの輸出額は$397M、イラクは$329M、パキスタンは$111Mだった。
2011.06.07 産経新聞

インターネット

インドが世界最大の通常兵器輸入国に ストックホルム国際平和研究所 <1107-060701>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が7日に発表した2011年版年鑑によると、中国やパキスタンとの緊張 が増すインドは戦闘機や潜水艦の調達を進めるなど、この5年間で中国を追い抜き、世界最大の通常兵器輸入国となっ た。
 同年鑑によると、2010年の軍事支出米国が$698Bで世界全体の43%を占め、 2位の中国 ($119B、7.3%) を大きく引き離している。 インドは$41.3B、2.5%で9位だった。
2011.05.18 Yahoo ロイタ通信記事

「北朝鮮とイランのミサイル技術交換、中国は『仲介役』否定」

<1106-051801>
 ロイタが14日に入手した国連の機密報告書は、北朝鮮がイランと国連の制裁決議に背き弾道ミサイ ル関連の技術を定期的に交換していたとみられると指摘し、中国を名指しはしていないものの、北朝鮮イラン間の技術交換は、北朝鮮に近い第三 国を通じて行われていたとしている。 複数の外交官はロイタに対し、第三国は中国だと指摘していた。
 これについて中国の胡正躍外務次官補は18日、そうした見方は完全に否定するとコメントしたが、それ以上の詳細については言及しなかった。
2010.12.25 Yahoo 毎日新聞記事

「フランス、強襲揚陸艦2隻をロシアに売却 両国で共同建造」

<1101-122502>
 フランスが24日、Mistral級強襲揚陸艦2隻をロシアに売却すると正式発 表した。 ロシアにとっては、ソ連時代を通じ NATO 加盟国からの初の兵器購入で、最新のハイテク装備艦の売却に米国などからは懸念の声も出ていた。
 両国は今年初めに契約に基本合意しており、艦は仏露で共同建造する。 また売却数が最大で4隻になる可能性もあ る。
2010.12 Jane's Missiles & Rockets Russia may supply Algeria with additional SA-20 missiles <1101-120014>
 アルジェリアがロシアに S-300PMU2 (SA-20) 2個大隊分を追加発注することで合意した模 様である。
 アルジェリアは2006年に S-300PMU2 1個大隊Pantsir-S1 38両を$7.5Bで購入する契約を結び、S-300 は 2008年に受領したが、この契約で追加の S-300 2個大隊がオプションされていた。
2010.11.12 Record China 5年間の戦闘機取引、輸入は世界6位、輸出は5位―中国 <1012-111204>
 11月10日にストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が発表した『2005~2009年国際戦闘機取引報告書』によると、中国は5年間に戦闘機を 45機輸入し、41機輸出しており、輸入機数は世界6位、輸出機数は5位だった。
 この報告によると、戦闘機を輸出しているのは11ヵ国で、米国 (341機)、ロシア (219機)、フランス (76機)、ウクライナ (68機)、中国 (41機) の順だった。
2010.10.07 Yahoo 時事通信記事

「ミサイル売却破棄、イランに賠償へ=ロシア」

<1011-100701>
 ロシアで国防産業を傘下に収める Rosteknologia社社長が7日、イランと結んでいた S-300 の売却契約を破棄し、イラン側への 賠償交渉を行うことを明らかにした。
2010.09.23 Yahoo 毎日新聞記事

「ロシア、対空ミサイルのイラン売却禁止 大統領署名」

<1010-092301>
 メドベージェフ露大統領が22日、S-300イラン向け売却を禁止する法案に署名した。 ロシアは国連安保 理が6月に対イラン追加制裁を発動したことを受けて、引き渡しを凍結していたが、売却の禁止に踏み込んだ。
 ただしイランとの間で2007年に結んだ売却契約を破棄した場合には$80Mの違約金が生じることから、完全に破棄したかどうか明らかでない。
2010.09.22 Yahoo 産経新聞記事

「シリアへの対艦ミサイル供与に懸念 米、イスラエル」

<1010-092201>
 ロシアのセルジュコフ国防相が先週、米国でゲーツ国防長官と会談したが、Yakhont ASCM の対シリア供与 問題では、立場の違いが浮き彫りになった。
 セルジュコフ国防相は、シリアとの売買契約は2007年に交わしたもので、停止する必要はなく、テロリストの手に渡る危険性などないと、契約を履行する考えを強調し た。 20日にはイスラエルのバラク国防相も、ヒズボラの手に渡りイスラエルに対して使われる可能性があるとロシアの動きを牽制している。
2010.09.15 Jane's Defence Weekly Russo-Israeli industrial relations: up in thr air <1010-091513>
 イスラエルとロシアが9月6日、軍事協力協定に調印したが、UAV 36機の商談は本当に成立するのかとする論説記事。
2010.09.15 Jane's Defence Weekly Israel mulls UAV sale to Russia after historic pact <1010-091503>
 イスラエルとロシアが9月6日、軍事協力協定に調印した。 この際両国国防相が36機の UAV を$100Mで売却することに合意したが、ロシアが Heron MALE UAV や Heron TP HALE UAV の売却を希望しているのに 対し、イスラエルの防衛当局はこの技術がイランやシリアに流出する危険性を危惧している。
 ロシアは2009年に I-View Mk 150 及び Searcher Ⅱ を IAI社から購入し、現在50名程度の要員 がテルアビブにある同社施設で訓練を受けている。
2010.08.25 Yahoo Record China 記事

「武器市場でも『メイド・イン・チャイナ』、東南アジアでシェアを拡大―SPメディア」

<1009-082501>
 シンガポールの国際問題研究所が18日に、中国製武器が東南アジアのでシェア拡大という記事を機関誌に掲載した。 中国はこれまで、長年に わたってミャンマーやタイに武器を輸出していて、東南アジアの武器市場において新たに参入したわけではないが、ここ数年は特に拡大させている。
 記事によると、シェア拡大の理由はその価格だけでなく、提供方法に柔軟性を持たせていることにもある。 中国は単に武器を売るだけでな く、技術移転のかたちをとることも多く、2009年にはタイが中国から技術を導入したミサイルの開発 を開始している。
2010.08.22 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「昨年の米国製兵器輸入額4億6千万ドル、前年比急減」

<1009-082201>
 米国防総省によると、FY09に韓国は$462Mの米国製兵器を輸入したが、Aegis システムを導入した前年の輸入額は$798M で、減少幅はイスラエル、ポーランドに続き三番目に大きかった。  FY09に米国からの兵器輸入額が最も大きかったのはサウジアラビア ($1.674B) で、次いでギリシャ ($1.29B) 、 イスラエル ($771M) の順であった。
2010.07.14 Jane's Defence Weekly US and India look to enhance defence ties <1008-071413>
 米国防次官が7月1日、国防総省がインドとの防衛協力の拡大を目指しており、その一歩として軍事技術移転を進めるこ とを明らかにした。 また国防長官も、このため武器輸出統制の手続きを見直す意向であると述べた。
 インドは国内の防衛産業育成を推進しており、最先端技術の導入を目指している。
【註】
 この背景には対中国戦略と共に、インド空軍の次期戦闘機 MMRCA の受注を米国機種に有利にする狙いがある可能性がある。
 インドは MMRCA に AESA レーダ搭載と、ライセンス国産を条件にしている。
2010.07.14 Jane's Defence Weekly Russia stalls on deal to supply engines to China <1008-071405>
 ロシアが、中国と今年5月に行うはずであった FC-1 に搭載する RD-93 エンジン100基の 輸出契約調印を保留している。 MiG社と Sukhoi社の反対が原因と見られる。 FC-1 は MiG-29 と市場で競合しており、性能は MiG-29 に劣るものの価格が$35M に対し$10Mと安価であるため、MiG-29 の脅威になっている。 現実にエジプトの32機の商談で、両国は競合している。
 中国の武器輸出はロシアにとって競争対象になっており、トルコの SAM 商談でも HQ-9S-300 の対抗機種になった。
2010.07.05 Searchina 中国困惑…ロシアが戦闘機用エンジンの販売契約を凍結 <1008-070501>
 ロシアが、中国の戦闘機 FC-1(梟龍)に搭載するエンジンの売却契約を凍結する意向と環球時報が報じた。  FC-1 はロシア製の RD-33 を搭載しているが、中国が輸出を予定している100機のエンジン購入でロシアと協議してい た。
 原因は FC-1 が MiG-29 のライバルになる可能性があることで、FC-1 は性能では MiG-29 に及ばないが、MiG-29 が$35Mであるのに対し FC-1 は$10Mで、価格面で優勢なことによる。
2010.06.30 Jane's Defence Weekly Russia, France strike licence-production deals <1008-063007>
 フランスの Thales社が Rosoboronexport社と、車載小型 IR/EO 装置 Catharine-FC のライセンス生産契約を行った。  生産はロシア西部の Vologda社が行う。
 また BMP-3 IFV や T-90 MBT に搭載する通信機の輸出契約も行った。
2010.06.07 Aviation Week & ST Export or expire <1007-060712>
 ドイツでは各種高性能ミサイルについて政府の調達量が限られそうであることから、企業は生産ラインの維持を輸出に かけている。
 射程350kmで、更に500kmまでの延伸が可能な KEPD 350 Taurus CM は今年中頃にドイツへの600発を完納す る。 唯一の輸出先であるスペインにも8月の43発の最終弾を納入して生産ラインは休止する。 MBDA社は Tornado とスペインの EF-18 のほかに Gripen や F/A-18 への 搭載も可能にして輸出を図ろうとしている。
 そのほかに PARS-3LR ATGM、IRIS-T AAM、Hope/Hosbo GB について。
2010.03.17 Jane's Defence Weekly Russia seals $4 bn defence deal with India <1005-031702>
 ロシアのプーチン首相が3月12~13日にインドを訪問し、総額$4Bにのぼる武器輸出契約に署名した。 23年前に建造され、1994年の火災で動か なくなっていた空母を改修する契約は2004年に$975Mで行われたが、インドが$2.34Bの支払いに応じたことで2013年に引き渡 されることになった。
 この空母に搭載される MiG-29K 16機は2004年に発注されているが、37,500tの国産空母に搭載する MiG-29K 29機の契 約も纏まった。 更に Su-30MKI 40機の追加発注が決まり、2017年までに国内生産150機を含む280機の Su-30MKI を装備 することになる。
 また Akula Ⅱ級原潜10年間$700Mでリースすることも決まった。
2010.03.15 Aviation Week & ST Venturing forth <1005-031506>
 インドへの武器輸出は現地企業との合弁会社を介して行われるが、その出資比率の上限を緩和する要求が出ている。
2010.03.15 Yahoo 産経新聞記事

「中国が国産兵器シフト 東南アジアは軍拡警戒」

<1004-031501>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が15日、2005~2009年の世界の通常兵器取引をまとめた報告書を公表した。 それによると 世界最大の武器輸入国である中国は輸入量を激減させており、最大の対中武器輸出国ロシアが中国への輸出を控える一方で、中 国が国産兵器の製造に切り替えていることが浮き彫りになった。 中国の軍拡を警戒する東南アジアは2000~2004年に比べ武器輸入量を倍増させている。 主な武 器輸出国は
  一位 米 国(世界市場の30%)
  二位 ロシア(世界市場の23%)
  三位 ドイツ(世界市場の11%)
  四位 フランス(世界市場の8%)
  五位 英 国(世界市場の4%)
の順で、武器輸入国は
  一位 中 国(世界市場の9%)
  二位 インド(世界市場の7%)
  三位 韓 国(世界市場の6%)
だった。 中国とインドへの最大の武器輸出国はロシアで、それぞれ89%と77%のシェアを占めるが、中国の武器輸入は2000~2004年に比べ20%減少 し、特に過去3年間で激減したという。
2010.03.08 Aviation Week & ST Counting the bear <1004-030806>
 先週、露大統領が訪仏した際、仏大統領が Mistral級強襲揚陸艦4隻の売却に合意したと発表した。 これはロシアと西側の 新たな関係樹立として注目されている。
 Mistral級は仏海軍が2隻装備し3隻目を昨年発注した20,000tの強襲揚陸艦で、ヘリ空母としてのほか指揮、揚陸作戦、病院船としても使用され る。 ヘリ16機を搭載し、4隻の揚陸艇、13両の戦車又は60両の IFV を輸送できる。
2010.02.01 Aviation Week & ST Fighter activity <1003-020113>

= アジア太平洋地域に於ける戦闘機商戦に関する記事 =
 
2010.01.27 Jane's Defence Weekly Turkey and Israel re-establish defence ties <1003-012701>
 2008年12月~2009年1月のイスラエルによるガザ侵攻以来冷却していたトルコとイスラエルの関係が、1月17日のイスラエル国防相によるトルコ 訪問で再構築されることになった。
 トルコ国防相はまた、2005年に IAI社と Elbit社に発注していた Heron 10機が、3月に4機、残りが年内に納入される ことを明らかにした。
2009.12.08 Yahoo 読売新聞記事

「露印、軍事で関係強化…空母売却・原子力協力」

<1001-120801>
 ロシア大統領が7日、インド首相と会談し、空母 Admiral Gorshkov売却することで合意、原子力の平和利用 でも包括的な協力協定に署名した。 この空母はソ連時代の1987年に就役したもので、2004年にインドへの売却で基本合意したが、改修費用の負担問題などが生じて引き渡 しが遅れていた。
 軍需産業を基幹産業とするロシアにとって、インドは中国を上回る最大の武器輸出先であり、会談では次世代の戦闘機の共同 開発、Su-30 ライセンス生産の拡大などでも進展があった模様で、今後、さらなる伸びが期待でき、安全保障における ロシアとインドの互恵関係の深まりを示した。
2009.12 Jane's Missiles & Rockets Russia struggles to market S-400 <1002-120003>
 ロシアが ベラルーシとサウジS-400 Triumf (SA-21) を売り込もうとしているが、この商談には依然とし て障壁がある。 駐ベラルーシのロシア大使によると、現在両国間で閣僚級の話し合いが行われており、2009年末までに調印にこぎ着けるという。
 サウジとはロシア製武器の一括購入計画が進められているが、S-400 も含まれることになると、契約額が$2Bから$7Bに拡大する。 しかしこの契約の成否はイランへの S-300 (SA-20) 売却中止に同意するか否かにかかっていると報じられている。
 また未確認ながら、2009年8月の台湾軍事誌によると、 中国も S-400 の 購入に意欲を示しており、中国が購入する と 射程が台湾上空にまで及ぶことになる。
2009.10.17 Yahoo 産経新聞記事

「対中移転規制を『緩和』 ミサイル技術、米大統領が権限委譲」

<0911-101703>
 米国が中国に対するミサイル部品や関連技術の移転規制を事実上緩和したことが15日に明らかになった。 オバマ大統領が移転の可否にかかわ る判断権限を商務長官に委譲したもので、手続きの簡素化による宇宙航空分野での米中協力拡大が指摘される半面、中国側で技 術が軍事転用される懸念も浮上している。
 ロック商務長官中国系で、昨年の北京五輪では聖火ランナも務めるなど、中国との深い関係 が話題になった。
2009.07.14 Record China 武器輸出 中国が世界第5位に、相手先の多くは貧困国―米シンクタンク <0908-071401>
 米シンクタンク Jamestown Foundation が9日、中国が世界第五位の武器輸出国になったとする報告書を発表した。 輸出相手先はアジアやア フリカの貧困国やパキスタン、イランのような国際社会に歓迎されていない国で、中国はそれらの国々に 友好価格で兵器や軍用車両、制服などを提供している。 その目的は政治的なものか、原油や鉱物資源の確保にある。 右図は中国が自主開発した FC-1(梟龍) 戦闘機である。
 だが、他の武器輸出国と比べると輸出額の差は大きく、2007年の発展途上国向け輸出総額で見ると、中国は$1.2Bで世界三位にまで浮上したが、一位の米国は$7.6B、二 位のロシアは$4.6Bにもなる。
2009.07.04 Yahoo Record China 記事

「北朝鮮、ミサイル輸出で年1400億円の外貨稼ぐ=響いている?国連制裁―英メディア」

<0908-070402>
 ロイタ通信が北朝鮮武器輸出について、ミサイルの輸出額は米国のある外交政策研究機関の分析結果によると 年$1.44Bに達すると報じた。 北朝鮮の GDP は$20Bに過ぎないことから、ミサイルの輸出額は大きな比重を占めている ことがわかる。 本来はこれ以上の売り上げを見込めるはずだが、国連の制裁により輸出に影響がでているという。
 ミサイルの売却先としてはイラン、パキスタン、エジプト、リビア、シリア、イエメンなどの名前が挙がっている。
2009.07.01 Yahoo 時事通信記事

「北の武器輸出8億ドル=韓国紙」

<0908-070101>
 1日付の朝鮮日報が、北朝鮮がイラン、シリア、ミャンマーへのミサイルや潜水艇などの武器輸出で、2000年~2008年 に$800Mを稼いでいたと報じた。
 大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)による取り締まりを避けるため、輸送方法は多様化し、米国などの監視や追跡が困難な中国やロシアの陸 路を利用するほか、外国人の名義で船を借りたり、原産地を偽るなどの手法が取られているという。
2009.05.11 China Defense Blog HQ-9 SAM to Iran? <0906-051102>
 イランの PressTV が、ロシアからの S-300 の導入が成功しなければ中国から HQ-9/FD-2000 を購入することになると報じた。 HQ-9 は、ロシアから借用(イランの報道)した S-300 と Patriot の技術 を組み合わせた SAM であるが、射程は S-300 PMU1 の150kmには及ばない。 HQ-9 の射程、射高は以下の通りである。
  対航空機: 射程 7~125km
  対 ASM : 射程 7~50km 、射高 1~18km
  対 CM  : 射程 7~15km 、射高 ~25m
  対弾道弾: 射程 7~25km 、射高 2~15km
2009.04.30 Yahoo Record China 記事

「中国は世界最大の兵器輸入国、ロシアが一手に取引」

<0905-043001>
 ストックホルム国際平和研究所が、国際的な兵器取引に関する報告書を発表した。 2004~2008年の5年間の兵器取引の平均を算出、中国は世界 の取引額のうち11%を占め、世界最大の兵器輸入国となった。 中国との取引はほぼロシアが独占しているという。
 中国の兵器輸入額が最多となったのは2006年で、2007年以降は大きく減少した。 同研究所研究員はその理由として、新たに購入した兵器に習 熟する時間が必要であったことと、中国は独自の兵器開発を推進していることにあるとしている。 こうした中国の動きにロシアは警戒感を高め ており、艦載機の輸出には同意していないという。
2009.04.29 韓国聯合ニュース

インターネット

2004~2008年の兵器輸入額、韓国は世界3位 <0905-042901>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が最近発表した資料によると、2004~2008年の韓国の兵器輸入量は、総額ベースで中国、インドに次い で UAE と共に三位を記録した。
 同期間の世界の兵器輸入額に占める韓国の割合は6.0%で、米国、ドイツ、フランスなど8ヵ国から輸入した。 米国か らの輸入が73.0%と最も多く、次いでドイツが12.0%、フランスが9.0%と続く。 1999~2003年は世界の4.0%で、輸入先は10ヵ国であった。
2009.04.13 Aviation Week & ST Growler for Minsk <0905-041303>
 S-400 の初めての輸出ベラルーシに対し行われる。 この輸出は両国統合防空ネットワーク 構築の一環として行われる。
【統合防空関連記事:0904-021108 (JDW 2009.02.11)】
2009.04.11 Yahoo 毎日新聞記事

「ロシア イスラエルから無人偵察機購入」

<0905-041101>
 ロシア国防省次官が10日、イスラエルから UAV を購入すると発表した。 地元メディアによると、 短中距離用の UAV 3機を購入する。
【関連記事:0901-112609 (JDW 2008.11.26)】
2009.03.25 Jane's Defence Weekly MBDA hopes for exports to offset French decline <0905-032517>
 MBDA社は、今後フランス国内のミサイル需要は先細り傾向にあることから輸出に力を入れ、現在売り上げの40%である 輸出の比率を50%にまで高める方針である。
 このためミサイルの商談を Rafale 戦闘機や FREMM フリゲート艦と絡めると共に、次世代 Scalp EG/Storm Shadow対弾道弾兵器に力を入れる方針である。
2009.03.10 Yahoo 時事通信記事

「イランへのミサイル引き渡し延期も=ロシア、対米配慮か」

<0904-031001>
 インタファクス通信が10日、ロシア消息筋の話として、S-300イランへの引き渡しが無期限に延期される可 能性があると伝えた。 S-300 の売却契約は2005年に締結されたが、引き渡しは延期される可能性がある。 問題は商取 引の域を超えており、政治レベルで決定されると見られる。
2009.03.05 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「北朝鮮が中東にスカッドミサイル千基輸出、米研究所」

<0904-030501>
 米民間研究所のクレアモント研究所が1月末に発刊した年次報告書で、北朝鮮がこれまで中東諸国に Scud を1,000基以上を輸 出し、1年間で$1.5B以上の外貨を稼いだとしている。 更に、金正日政権は中東地域の弾道ミサイル部品や関連技術の重要な供給者になっ たことも明らかにした。
2009.03.04 Jane's Defence Weekly BAE Systems eyes industrial base in Japan <0904-030414>
 日本の防衛支出で BAE Systems社年間$200Mを売り上げているが、今後 Typhoon など、日本での市 場が拡大すると見て、日本に営業の拠点を置こうとしている。 同社の営業範囲は、従来、豪、サウジ、南ア、瑞、英、米の6ヶ国であったが、インドにも拡大しよ うとしている。
 1900年に進水した戦艦 三笠 は、現在原潜を建造している同社の造船所で建造された。
2009.02.25 Jane's Defence Weekly Iran lobbies Moscow for S-300 missiles <0905-022511>
 イラン国防相が2月16日に日帰りでモスクワを訪問し、S-300 の売却を強く要望した。 同国防相は2007年12月に S-300 5個大隊分の購入契約を済ませたことを明らかにしているが、ロシアは米国やイスラエルの圧力から売却契約を停止している。
 イランは2005年に Tor-M1 低空用 SAM 29基の購入契約を結び、2006年に引き渡され、2007年から運用している。 また Buk-M1 中距離 SAM の購入交渉も続けていて、イランは防空部隊の充実を目指した軍の再構築を行っている。
2009.01.12 Yahoo 韓国聯合ニュース記事

「北朝鮮の武器輸出、昨年は再び増え1億ドル相当」

<0902-011202>
 昨年、北朝鮮の武器輸出が再び増加し、中東やアフリカ、中南米などに対し総額1億ドルにの ぼるとみられている。 北朝鮮の武器輸出は、核実験を実施した2006年10月に国連安保理が北朝鮮に対し、一切の武器輸出を中断 すべきという決議を行った結果、数千万ドル程度まで落ちていた。
 北朝鮮核問題の進展で、北朝鮮を取り巻く情勢が緩和したことも影響を与えたと分析される。
2008.12.17 Jane's Defence Weekly India accepts Russian carrier price demands <0902-121704>
 2004年1月にロシアがインドに$975Mで売却することに合意していた Kiev 級44,750t空母 Admiral Gorshkov の改造に、ロシアが$2Bの追 加支払いを求めていたが、インドが追加支払いに合意した。 インドはこの契約を破棄するとロシアから原潜 Nerpa を10年間借用する契約 など、他のロシアとの契約に悪影響があると見た。 Admiral Gorshkov の改造は2010年に完了し、18ヶ月の洋上生試験のあと、計画より4年遅れて 2012年にインドへ引き渡される。
   原潜の借用はインド洋での存在を高めている中国に対抗するため不可欠である。 Nerpa 2009年末にもインド海軍が運用を開始する。
2008.09.19 Yahoo Record China 記事

「07年の世界武器購入、136・・・」

<0810-091901>
 ストックホルム国際平和研究所によると、2007年に全世界で武器購入に当てられた支出は$1,300B (約136兆6,040億円)で、 全世界の GNP の2.5%を占める。
 このうち、アメリカが45%で、2位以下のイギリス、中国、フランス、日本を大きく引き離しており、イギリス以外の購入費は、各国の GNP の 5%以下に抑えられている。
2008.08.23 Record China ロシアの武器輸出、45%を中国・・・ <0809-082303>
 ストックホルム国際平和研究所の2008年版年鑑によると、2003年から2007年までのロシアの武器輸出先は45%が中国で、次いでインド、ベネズエ ラ、アルジェリアとなっている。
2008.08.11 Aviation Week & ST Su-30 for Venezula <0809-081105>
 ベネズエラのチェベス大統領が、ロシアに$3Bで発注していた Su-30 24機を既に 受領したことを明らかにし、更に Su-35 購入の意欲も見せた。
 米国は同国に対し F-16 の補用品売却を停止している。
2008.07.30 Jane's DefeceWeekly China's arms spend continues to soar <0809-073008>
中 国
 中国の国防費は1990年代から毎年二桁の増加を続け、今や2001年の三倍にまでなっている。  このまま過去7年間の平均増加率16.5%が続けば、2011年には$90B、2020年には$380Bに達すると見られる。(註:米国 のFY09要求国防費は$515Bである。)
ロシア
 ロシアの2007年における武器輸出では、中国とインド向けが49%を占めているが、2010~2012年に急 落すると見られる。 これはインドが武器の輸入を国際市場に頼るようになったことと、中国の急速な技術向上による。
インド
 インドの軍事産業の将来の国際競争力は、現在行われようとしている軍事産業再編の成否にかかっている。
2008.07.09 Jane's Defence Weekly Russia, Ukraine spar over rights to engine <0808-070903>
 ロシアとウクライナが MiG-29 搭載 RD-33 エンジンの特許権を巡って係争している。
 ウクライナはソ連時代から RD-33 のオーバーホールを実施しているが、RD-33 に関するノウハウを中国に売却しようとしている。 中国は FC-1/JF-17RD-33 の単発型である RD-93 を搭載している。
2008.04.25 Yahoo 産経新聞記事

「中露、蜜月にほころび、貿易・・・」

<0805-042502>
 中露間で貿易通商問題をめぐる摩擦が目立ち始めており、ロシア側が反発を強めていている。 中国は、かつてロシア の最大の武器輸出相手国だったが、22日付のロシアの日刊紙によると、最近のロシアの対中武器輸出は62%に下がり、新規契約はまったくない状態 に陥ったうえ、かつて締結された軍用輸送機や空中給油機の売却契約も、価格をめぐる対立で破棄された。 さらに中国側は、Su-27 のコピー戦闘機 J-11 を生産し、パキ スタンなど第三国への売り込み攻勢をかけているとされる。
 中国側は、これ以外でもロシアのコピー兵器を生産しているとされ、技術流出とともに武器輸出での競争相手の出現に懸念を抱くロシア側は近 く、中国側が中露両国政府間の合意に違反しているとして法的措置をとるという。
2008.04.16 Jane's Defence Weekly Myanmar is 'buying North Korean missiles', claim reports <0806-041607>
 4月4日のタイと日本での報道によると、ミャンマーが北朝鮮から中距離ミサイルを購入した模様である。 ミサイルの種類は明らかではない。  中国もミャンマーに航空機や艦船を輸出しているがミサイルは輸出していない。
 在韓米軍の次期司令官に予定されている Walter Sharp 中将が4月3日に、北朝鮮は自国用及び輸出用に800発のミサイルを備蓄していると述べた 。 また800発程度の Scud100発の No Dong を保有し、Taepo Dong 1/2 の開発も継続していると述べた。
2008.04 Jane's Missiles & Rockets India looks to Ukraine for rocket engine design <0805-040020>
 インドがウクライナ国営の Pivdenne 設計事務所に、ロケットエンジンの開発を発注した。 発注したのは Istander (SS-26) と同規模のミサイル用と見られる。
 ウクライナは MTCR (Missile Technology Control Regime) の加盟国であるため、その制約を受けるので、Istander 規模になると見られる。
2008.02.06 Jane's Defence Weekly Russian report probes decline in exports to China <0803-020603>
 モスクワの日刊紙が、ロシアの対中国武器輸出がほぼゼロまで落ち込んでいると報じた。 対中武器輸出は一時期毎 年$1.8B~$2Bにのぼり、ロシアの武器輸出の40%以上を占めていた。
 原因の一つに、ロシアが最新兵器をインドに売り込もうとしているのに対する中国の不快感の表れとする見方もある。
2008.01.29 Yahoo 時事通信記事

「ロシアの対中兵器輸出、ほ・・・」

<0802-012901>
 ロシア紙が29日に伝えるところに夜と、ロシアの中国向け武器輸出がほぼゼロに激減している ロシアから中国への武器輸出は最近まで年間 $1.8B~$2Bに上り、兵器輸出全体の約四割を占めていた。 しかし、同紙によると、ウズベキスタンにある軍需工場の技術者不足から、総額$1.5Bに上る 軍用機輸出契約が頓挫し、現時点で大型契約は残っていない。
 また、対中警戒感が根強いロシア軍は、中国が求める兵器の売却やライセンス生産の権利付与に応じていない。
2008.01.28 Aviation Week & ST Thales aims to equip Russian forces <0803-012803>
 Thales社がロシア軍への市場拡大を目指している。 同社は英、豪、韓に市場を持つと共に独、米にも市場を拡大しそうであるが、今後ブラジ ル、印、中、露への市場拡大を目指している。
 同社は既にインドとマレーシアに Su-30MK 用多機能表示装置を納入しており、昨年末にはロシア軍から初めて戦車用 IIR 装置を受注した。
2008.01.23 Jane's Defence Weekly MBDA takes over BAE Systems warhead assets <0803-012308>
 MBDA社が BAE Systems社から弾頭に関する知的財産と技術を買い取った。 MBDA社の株式は、EADS社が37.5%、BEA Systems社が37.5%、Finmeccanica社が25%を保有して いる。
2008.01.16 朝鮮日報

インターネット

ロシア、米国の対立国に武器・・・ <0802-011603>
 イタルタス通信が14日、ロシアの武器輸出は昨年80ヵ国に$7.1Bで、今年は$7.5B~$8Bに上 ることが予想されると報じた。 $10Bを超える米国に次いで世界第二位を誇るロシアの武器輸出はその増加傾向が著しく、プーチン政権発足直後の2001年の$3.7Bに比べる と、6年間で92%も増加したことになる。
2007.12.27 Yahoo ロイタ通信記事

「ロシア、イランに対空ミサ・・・」

<0801-122701>
 ロシアが S-300 をイランに売却することで合意したと、ファルス通信が イランのナッジャル国防軍需相の発言として伝えた。
 ナッジャル国防軍需相は、既にロシアと契約を結んだ S-300 システムがイランに引き渡されると語ったが詳細は述べなかった。
2007.11.28 Jane's Defence Weekly Delays mar Indian carrier progress <0801-112809>
 ロシアの Kiev 級空母 Admiral Gorshkov 44,500tインド海軍の Vikramaditya に改造する工事は、納期遅延と価格上昇を招いている。 2004年1月の契約時点では2008年8月引 き渡しで価格は MiG-29K 16機(内4機は練習機型)を含め$1.5Bであった。
 ロシアは納期遅延の理由を、艦内配線量が当初計画の700kmから2,400kmに増大したためとしているが、実際には1994年におこした 火災の復旧工数を過小に見積もっていたことや、造船所が作業能力を空母から原潜の建造に振り向けたためと 見られている。
2007.10.24 Jane's Defence Weekly India agrees to pay more for Russian weapon systems <0722-102408>
 ロシアは国内で10%のインフレになっているため、インドに対して既契約の兵器の価格を 見直すように求めていたが、インドは毎年5%の価格上昇に応じることになった。 この対象には Su-30MKI 170機、Mi-17IV 80機、4,000t級フリゲート3隻、T-90S MBT 340両などの契約が含まれ ている。
 インドは1990年代初期に230機の Su-30MKI を$10.1Bで購入することに合意し60機が既に 納入されている。 今後納入される170機の価格は、それぞれ$3M~$4M引き上げられることになる。 インドはこのほかに 140機の Su-30MKI をライセンス生産することになっている。
2007.10.24 Jane's Defence Weekly India, Russia sign deal to develop fifth-generation fighter <0722-102402>
 インドとロシアが10月18日、第五世代戦闘機 T-50 Pak Fa 共同開発に関する合意文書に署名した。 両国の出資比率は50:50になる。
 Pak Fa は超高運動性を持ち、長距離長時間飛行が可能な戦闘機で、 F-22 を凌ぐ性能といわれている。 開発は3年間続けられており、初飛行は2009年に行われる。 但し Sukhoi社によると、インド空軍の Pak Fa は要求が異なるためロシア空軍向けとは別物になるという。
2007.10.22 Defense News India, Russia to design 'fifth-generation' fighter <0722-102221>
 インドとロシアの両国防相が10月17日~19日にモスクワで会談し、インドが輸入する予定であった40機の Su-30MKI をインド国内でライセンス生産することで合意した。 契約総額は$1.5Bである。
 一方ロシアは既に契約した武器輸出について、総額$2B、10%の増額を強く要求しており、T-50 MBT、Su-30MKI 、Igla-S 及び Tunguska SAM の契約履行が中断している。 両国は軍事協力協定を締結しているが、ロシアはインドと米国の核協力合 意に不快感を示し、インドはロシアが移転技術を使用する兵器の輸出を制限し、ローヤリティを要求することに不満を持っている。
2007.10.22 Defense News France OKs sale to Pakistan <0722-102216>
 フランス政府は、Thales社の RC 400 機上 FCS レーダと MBDA社の Mica AAM の パキスタンへの輸出を認可した。
 レーダとミサイルは中国製 JH-7 のライセンス国産機に搭載するもので、EU の対中国武器輸出規 制に違反することが懸念されているが、フランスはレーダ及びミサイルの技術を中国に開示しないことを MoU に記載している。
2007.07.23 Aviation Week & ST A Euro exchange <0716-072311>
 ロシアはインドとの既契約済みを含め、軍需装備品価格の増額と米ドルからユーロ決済への変更を要求しており、信頼関係に亀裂を生 じている。 インド国防省はこれまで3回にわたりロシアに出向き交渉しているが、状況は平行線をたどっている。 インドの既契約額 は$10Bに達しており、特に2008年8月に就航予定である空母 Admiral Gorskhov (Vikramaditya) は$800Mの予算を$113M超過しただけでな く2010年の納入となっている。 契約額の上昇率及び総額は明らかにしていない。
 また、総額$7Bと見積もられる次期多目的戦闘機126機の RfP の発簡は棚上げになっており、欧米機種が有力 な候補とみられているが、中継ぎに購入した40機の Su-30MKI の購入額は高騰しているとみられる。
2007.07.16 Aviation Week & ST Target alignment <0716-071607>
 Elbit System社は年間収益目標額をこれまでの$2Bから$3Bに増やすことを決め、イスラエル軍だけでなく欧米に支社 の設立と工場を建設して市場開拓をめざしている。 既に米国にはフォートワースに EFW社を、ニューハンプシャーに Kollsmann 社を設立し、米国での売り上げは40%を超えている。 また英国の Watchkeeper 計画に Thales社が Hermes 450B を発注しており、欧州での収益を20%以上と見積もっている。
 同社は戦術中高度 UAV Hermes 900 を開発したが、制御システムには Hermes 450と同じものを使用する。
2007.06.25 Defense News Tough dealing may degrade Indo-Russia ties <0715-062503>
 ロシアが最近インドに対し、既契約の兵器価格の値上げと納入遅延を要求しており、インドとの軍需関係に 溝が生じている。 ロシアはドル安とロシア国内の軍事企業の賃金アップを理由に、過去3年さかのぼり$2Bの増額を求めているが、 インドはこれを拒否し議論は平行線をたどっている。 専門家はインドの今後7年間の兵器輸入額を$70B以上と みており、欧米諸国の売り込みが熾烈になっていることからも、ロシアがインドから撤退する意志はないと予測している。
   現在、インドは$10B以上の兵器を発注しており、主要な装備には T-90 戦車350両、Su-30 戦闘機40機、Mi-17 ヘリ80機等が含まれる。
2007.05.28 Defense News Raytheon, MELCO team up <0713-052804>
 Raytheon 及び三菱電機の両社は5月25日に、世界市場で海上レーダ及び防衛システムの販 売で業務提携することに合意したと発表した。
2007.05.09 Jane's Defence Weekly Russian-built RD-93 aero-engine looks set for export to Pakistan <0711-050902>
 ロシアの業界筋が、ロシアが中国の CAIC社に対し RD-93 エンジンの再輸出に合意したとの Jane 誌の報道 を確認した。 ロシアの産業紙によると150基の RD-93 が$238Mで売却された模様で、間もなく出荷が開始され る。
 RD-93 は MiG-29/-35 に搭載された RD-33 の改良型で 、 JF-17 (FC-1) に搭載される。
2007.03.19 Defense News Strains show in complex China-Russia relations <0708-031905>
 中国とロシアの関係は近年冷めつつあり、特に軍用機と艦載システムの分野でロシアの不満 が高まりつつある。
 中国は大量の技術者をロシアとウクライナに派遣し、軍事技術を習得させており、艦艇搭載のレーダ、砲及び戦闘機搭載ミサイル等を 全くのコピーで自国製造している。 
 戦闘機でも国内開発を重視する方針とみられ、2007年度には Su-27K/J-11 の追加発注は行われず、 Su-30MK2 の継続発注も未実施であり、今年ロシアから購入するのは180基の AL31F エンジンのみである。
2007.03.12 Defense News Dutch sell MLRS to Finland <0708-031208>
 オランダ軍は2004年に運用を中止した、中古の M270 MLRS 2個中隊分をフィンランド軍に$60Mで売却した。
 搭載される227mmロケット弾は2008年以降にドイツから購入する。
2007.02.28 Jane's Defence Weekly Russian arms sales forecast to top $7.5bn <0707-022807>
 2007年のロシアの武器輸出が$7.5Bと、2005年の$6.126B、2006年の$6.4Bを大幅に上回る 見通しとなった。 2006年では航空機関連が49.9%、艦船及び艦載武器が27.3%、防空関連が9.2%を占 めている。
 2005年にはインドと中国向けが70%を占めていたが、最近では市場が拡大され、2006年3月には アルジェリアと T-90 MBT 40両、S-300 PMU2 1個システム、MiG-29SMT 40機、Su-30MK 30機など、 総額$7.5Bの契約が行われている。
2007.02.21 Jane's Defence Weekly Rafael closes in on Indian joint venture <0707-022111>

 イスラエルの Rafael社はインドへの売り込みに共同企業体を設立しようと、提携相手を求めており、選定 作業は終盤を迎えている。
 Rafael社は現在、Popeye の派生型である Crystal Maze を供給しており、Spyder SAM の契約も大詰めを迎えている。

2007.02.20 Yahoo ロイタ通信記事

「ロシア、07年武器輸出は過・・・」

<0705-022002>
 ロシアのイワノフ第一副首相が19日、同国の武器輸出は2007年に過去最高の$7.5Bを目指すとの方針を示し た。
 副首相は、2006年の武器輸出が$6.4Bだとすれば、今年のターゲットは$7.5Bだと表明した。
2007.02.14 Jane's Defence Weekly US rejects Finnish JASSM request <0706-021406>
 米国は、2006年の3/四半期にフィンランドから出されていた AGM-158 JASSM 売却の打診に対し、拒否回答を行った。 JASSM の導入はフィンランド空軍が装備する62機の F/A-18C/D の能力向上計画である MLU2 (Mid-Life Update 2) の一環であるが、米国は Link 16 の導入など MLU2 の他の項目につい ては売却に同意している。
 この結果フィンランド空軍は TAURUS KEPD 350 AGM-84H SLAM-ER などの他の選択肢を模索することになる。
(関連記事 JDW 2006.10.18)
2007.02.05 Defense News Taiwan F-16 plan faces opposition in Washington <0706-020504>
 台湾立法府の国防委員会は、総額$400Mにのぼる F-16 44機の購入を凍結した。 理由は米側が売却価格と 所要のデータを立法府に示さなかったことによる。
 消息筋によると、米国の打診拒否は中国を刺激するのを避けるためとされ、現段階では仮に 議会を通過しても売却は行われないと見られる。
2007.02.01 朝日新聞

インターネット

武器輸出のトップは米国、「ミ・・・ <0703-020102>
 英国際戦略研究所 (IISS) が31日、「ミリタリーバランス 2007」を発表した。 2005年の武器輸出各国の 輸出総額(引き渡しベース)を見ると、トップは米国の$11.55Bで世界の武器市場での占有 率は45.6%と他を圧している。 次いで英国、ロシア、フランス、中国、ドイツ、イスラエルの順だ。
 一方、武器輸入額が最も多いのはサウジアラビアの$3.5Bで、イスラエル、インド、エジプト、中国が続く。 中国 の武器取引全体は$500Mの輸入超過になっている。
2007.01.29 Defense News Russia works to remain India's top supplier <0705-012902>
 インドはロシア大統領が訪印した1月25日に、共同開発を含む各種兵器の輸出、原油等のエネルギー輸出等幅広い貿易協力支援につい て合意した。 インドはソ連時代から現ロシア政権に至る約30年間に$35B以上の兵器を購入しており、今回の 合意で最大の武器輸入国となることは確実である。
 現在は$8Bを越える契約が行われており、主要なものには、海軍の空母が$1B、16機の MiG-29K が$750M、3隻のフリゲート艦が$1B、18両の Smerch ロケット発射 機が $800M、MiG-29 の改善が$880M、Shillca 及び Osa AK 防空システムが$150M等である。 更に総額$10Bと見積もられる次期戦闘機126機の候補として、MiG-35 有力な候補となりつつある。
2006.06.28 Jane's Defence Weekly Turkey and Pakistan close in on tactical UAV deal <0614-062808>
 1990年代初期にパキスタンの核実験を受けて米国が行った武器禁輸が、テロとの戦いを通して解除されたのを受け、 トルコとパキスタンの軍事技術交流が盛んになろうとしている。 パキスタン空軍参謀総長のトルコ訪問を機に、両国は6~7機 の TUAV を共同生産することで合意した。
 またパキスタンが F-16 Block 15 の近代化改修を行うことになれば、担当にはトルコの TUSAS社が候補にあ がる。 更に2008年から取得する150の JF-17 トルコ製のアビオニクスを搭載 する計画である。
2006.06.26 Aviation Week & ST Blowing the whistle <0614-062606>
 米財務省は、イランの1,000km級弾道弾 Shahab-3 の開発で、誘導技術分野の支援を行っている疑いが強いとして中国の宇宙衛星企業 である CGWIC社及びその他2社の米国資産を凍結した。 FBI もその証拠固めを進めている。
 CGWIC社はこれまでに長征ロケットで30基の衛星を打ち上げているが、24基は外国の民間衛星であり、6基が 中国衛星である。 打ち上げ価格は米の Atlas 及び欧州の Ariane よりも常に低く抑えられ、有力な国際宇宙ビジネスを展開していた。  同社は中国の国営企業であり、北鮮にもテポドンの射程延伸ロケット技術を供与している。
2006.06.26 Aviation Week & ST Patriot games <0614-062605>
 日米両国は、日本 Torus社が製造している PAC-3 部品の輸出認可の問題から、日 本が保留している米国への出荷停止を解決するため、現在協議を進めている。 部品は既に準備されているが、出荷許可が下りないため PAC-3 製造ラインは数週間分の稼働しか期待できない状況にある。
 日本はミサイル防衛と PAC-3 の導入を決めており、PAC-3 の共同生産を希望しているが、米側の技術資料開示不足 に失望感を表している。
2006.06.21 Jane's Defence Weekly Ericsson deal bolsters Saab's radar hand <0613-062115>
 Saab社が Ericsson社を買収すると発表した。
 Ericsson社は現在 Saab社製 JAS 39 Gripen 戦闘機の搭載レーダや、Erieye AEW レーダを製造しており、 Erieye はブラジル、ギリシャ、メキシコ、スウェーデンに採用されている。 またパキスタンには Saab 2000 機に搭載して輸出され る。
2006.06.21 Jane's Defence Weekly Poland secures several Indonesian arms deals <0613-062113>
 6月上旬にポーランドの国防相がインドネシアフィリピン を訪問したが、これにより両国に対する武器輸出商談に拍車がかかった。
 インドネシアは2005年7月に行われた Radwar社製 Kobra 低空防空システムの$35M契約に続き、今回$40Mの追 加契約を行った。 同国はこれを51基の Rapier Mk1 の後継に位置付けている。
 Kobra は兵站基地や空港などの施設の防護用で、1基の MMSR レーダ、4両の Poprad 防空システム、2基の中隊指揮所装置、及び12基の ZUR-23-2KG Jodek-G ミサイルガンシステム(右図)からなる。
2006.04.26 Jane's Defence Weekly DCN projects future focus on service, equipment provision <0610-042610>
 フランスの艦船メーカである DCN社は、2005年に前年度比490%増のEUR4.9Bを売り上げた。 これは8隻の FREMM フリゲート及びインド向けの Scorpene 潜水艦6隻の受注によるものであるが、今後は受注増の見込みはなく、同社は 新規サービスや設備などへの進出が必須であると見ている。 また欧州各国の艦船受注に意欲を示している。
2006.04.10 Defense News A new market for proven products <0611-041002>
 ドイツ Rheinmetal社は、米国を初めとする国家安全対策市場に焦点を充てた新たな事業戦略を展開している。
 同社は Skyshield 防空システムのほか、NCW、防衛用電子機器システム等の売り込みを世界各国に行ってい る。
2006.03.08 Jane's Defnce Weekly Israel admits resuming defence exports to China <0607-030813>
 イスラエルの国防相が3月1日に、中国への武器輸出を再開したことを認めた。 イスラエルと米国の関係は 、2004年6月にイスラエルが Harpy 用の部品を中国へ輸出しようとして亀裂を生じたが、2005年8月に 和解していた。
(米イ和解関連記事 毎日新聞 2005.08.18)
 イスラエル国防省は中国への武器輸出は少額で、2000~2005年で合わせて$30Mに過ぎないとしている。
2006.03.03 Yahoo 共同通信記事

「印へ主力兵器売却検討、軍・・・」

<0606-030301>
 米国防総省は2日、ブッシュ大統領がインドを訪問し同国との戦略的関係強化で合意 したことを受けて、今後 F-16 や F-18 など主力兵器の売却を検討するなど、インドと軍事面でのパートナーシ ップを推進するとの声明を発表した。 これには中国を牽制する狙いもある。
 声明では、今後インドへの技術提供や軍同士の運用性の向上を進めるとともに、戦闘機やヘリコプター、艦船 などの売却を検討するとした。
2006.02.21 日経新聞

インターネット

ロシア、武器輸出が急拡大 <0605-022101>
 ロシアが武器輸出を拡大し、米英に次ぐ輸出大国として台頭してきた。
 ロシア政府が明らかにした昨年の武器輸出総額は引き渡しベースで$6.1Bで2001年に比べ倍増した。
 受注残高は$23Bに達し、ロシア政府は旧ソ連時代の水準を回復したと復活を誇示し た。
(関連記事 JDW 2005.12.07)
2006.02.20 Aviation Week & ST Learning the rules <0605-022008>
 インドは急速に世界有数の武器輸入国となっている。 米議会報告書では2004年度 の輸入額が$5.7Bで、$2.9Bであるサウジアラビアや$2.2Bである中国の二倍以上となっている。
 1月にニューデリーで開催された防衛博覧会 Defexpo の展示コーナは、米国、次いでイスラエルが大きく、過去10年間にインド軍の兵 器の75%近くを供給してきたロシアは三番目に追いやられている。
 一方、インドはアジア航空ショウで独自開発した BrahMos (右図) を展示したが、アジア市場 では注目されることがなく、ラテンアメリカに市場開拓をめざしている。
2006.01.16 Defense News US may allow Israel to defer arms payments <0603-011611>
 米 DSCA (Defense Security Cooperation Agency) は、イスラエルへの武器輸出代金の支払い時期延長を認可するか検討している。
 イスラエルは最大の兵器輸出国であるが、債務の増大と原油価格の高騰により厳しい財政難となっている。
2005.12.19 Aviatopn Week & ST Lightweight option <0602-121907>
 MiG社はインド国防相が先月来訪した際に、第五世代軽戦闘機の共同開発を提案している。
 ロシア国防省は空軍の次世代戦闘機に Su-27 Flanker とほぼ同じ大きさの Sukhoi T-50 のみを考えているが 、空軍は Su-27 と MiG-29 の後継として大型で双発の T-50 と軽戦闘機との混合配備を望んでおり、インドと の共同開発を熱望している。
 MiG社は既に自社設計を進めており、搭載するエンジンも MiG 1.42 用に開発した Al-41 をベー スに研究を行っている。
 また、インド首相が今月初めにモスクワを訪問しており、Tu-22M3 Backfire C の購入を含めいくつかの兵器 輸入計画を協議している。
2005.12.14 Jane's Defence Weekly India and Russia strengthen defence ties <0601-121405>
 インド首相のモスクワ訪問に合わせて、両国の協力関係が一層強化された。 ロシアはインドへの最大の武器 供給国で、1960年代以来$30Bの武器を輸出している。
 また両国は2010年に期限を迎える軍事技術協力協定を延長し、BrahMos CM や ロシアの GPS である Glonass の共同開発を進める。
2005.11.30 Jane's Defence Weekly India, Russia to renew accord for 10 more years <0524-113005>
 インドの国防相が11月18日にモスクワで、2010年に期限を迎えるロシアの軍事協力 に関する合意を、更に10年間延長するであろうと語った。
 インドは ATV (Advanced Technology Vessel) という原子力潜水艦の建造計画を持っており、これに使用する 20%濃縮ウランを燃料とする40~55MWの加圧水型原子炉の開発にロシアが協力すると見られている。
2005.11.16 Jane's Defence Weekly Business as usual for Israel and US <0523-111611>
 イスラエルが中国に数十機の Harpy UCAV を売却したことに端を発した米国、イスラ エル間の緊張は、11月4日に両国国防相が会談し終結した。 この結果イスラエルにとって F-35 JSF の 計画参加への障害が取り払われた。 イスラエルは F-35 計画に Level D (security co-operation participant) として参画しており、100機の導入を計画している。
 しかしながら米国内には、イスラエルが中国の軍備増強に貢献しているとの懸念も残っている。
2005.10.24 Aviation Week & ST Russian Defense Minister Sergei Ivanov's three-day visit to India <0522-102401>
 ロシア国防相が先週3日間にわたりインドを訪問し、陸海軍合同演習を視察、併せて遅れていた軍事技術移管の MoU 締結と MiG-29 の販売促進活動を行った。
 インドが計画している126機の多目的戦闘機には米政府が F/A-18E/F の売り込みに代表団を派遣しているため 、ロシアは神経をとがらせていたが、国防相は MiG-29 の共同生産を提案したほか、戦闘艦、潜水艦についても 技術開示や共同開発の用意があることを強調したものとみられる。
2005.10.05 Jane's Defence Weekly Israel bolsters EW business in Vietnam <0520-100503>
 イスラエルがベトナムに対して武器輸出を積極的に働きかけている。
 2~3週間前には IAI社の子会社である Elta社の関係者が EW システムの商談にハノイを訪問している。 対 象となっているのは車載の EW 装置一式の様で、金額は数億円と見られる。 Elta社は明らかにしないが、機種は EL/K-1250 VHF/UHF COMINT の様であるが、Elta社は旧式の EL/K-1250T もまだ販売している。
 9月中旬には3名のイスラエル軍事産業関係者がハノイを訪問し、ボムレットを運搬する砲迫弾の技術移転につ いて交渉を行っている。
2005.10 Jane's Missiles & Rockets Malaysia plans more missiles <0521-100029>
 マレーシアがパキスタンから、射程3kmの Baktar Shikan (HJ-8C) 対戦車ミサイルの追加購 入を計画している。 最初の購入は2001年に契約され、2004年に納入されている。
 Baktar Shikan は中国 Norinco社製 HJ-8C Red Arrow のパキスタン製で、弾頭はパキスタンの設計に代わっ ている。
2005.10 Jane's Missiles & Rockets Indoneisia announces missile and rocket co-operation with China <0521-100022>
 インドネシアが8月5日に、射程150kmのミサイル及びロケット弾の開発で、 中国と提携したと発表した。 協力協定は4月に調印された。
 インドネシアは6月1日に、LAPAN (National Aeronautics anad Space Agency) 製ロケット9発の発射試験を行うと発表している。
 東南アジアには、冷戦時代にソ連がベトナムにロケット弾を提供したのを除き、地上発射型の SSM や長距離ロケット砲は配備されてい なかった。
2005.09.07 Jane's Defence Weekly Israeli government decides fate of IMI <0518-090706>
= イスラエル国営 IMI社を民間へ売却する要領に関する記事 =
2005.09.07 Jane's Defence Weekly Israel-US crisis eases <0518-090705>
 イスラエルが中国への武器輸出について米国に虚偽の報告をしていたとして生じた両国間の緊張を緩和するため、8月30日に Yaron イスラエル国防相が辞任した。
2005.08.18 Yahoo 毎日新聞記事

「イスラエル、武器売却の事・・・」

<0516-081801>
 米国防総省とイスラエル国防省は16日、イスラエルが第三国に武器を売却する場合、事前に 米国側と協議するとの取り決めに署名したことを明らかにした。 イスラエルから中国に最新軍事技術が移転 することを警戒する米政府の意向を反映させた。
 米政府が拒否権を持つのではないが、米政府に意見を述べる機会を与えるという。
2005.06.12 Yahoo 時事通信記事

「無人機の対中売却で制裁 ・・・」

<0512-061202>
 12日付のイスラエル紙が、同国製の UCAV ハーピーの中国への売却をめぐり 、米国がイスラエルに対し軍事技術開発協力や武器の輸出停止など、過去数ヶ月間にわたって厳しい制裁を科し ていると報じた。
2005.05.09 Defense News India OKs Russian royalty demands <0514-050905>
 インド政府は4月、ロシアの軍事技術に関する知的財産保護について合意文書を締結した。 これによりイン ドは第三国へ関連技術開示と移管ができなくなり、ロシアの技術を用いた武器の輸出にはその都度ロイアルティが加算されることになる 。
 インドはロシアを主要な兵器供給国と捉えており、今回の決定で Tu-22 Bacfire の導入や原潜の借用及び兵器共同開発等が可能となる 。
2005.04.27 Jane's Defence Weekly China issue undermines US-Israeli defence ties <0510-042702>
 対中武器輸出を巡る米国とイスラエルの対立は、イスラエル首相と国防相の訪米にもかかわらず解消していな い。 イスラエルは F-35 の国際共同開発に Level D (SCP: Security Co-operation Participant) としての参 加が認められているが、米国はイスラエルを経由して技術が中国に流れるとしてイスラエルの F-35 開発への関与に反 対している。
 ことの発端は2004年6月にイスラエルが、1991年に輸出した Harpy UCAV の補用品を輸出しようとしたことに あるが、イスラエルはこれを米国に通報せず、米国もこの補用品は Harpy の能力向上用改修キットと見ている。
2005.04.27 Yahoo ロイタ通信記事

「米国、イスラエルに特殊貫・・・」

<0509-042701>

 米国防総省は26日、GBU-28(通称バンカーバスター)100発をイスラエルに売却 する計画を議会に通知した。
 イスラエル F-15 に搭載する見込みで、イラン攻撃準備の一環として配備するのではないかとの見方も出てい る。

2005.04.25 Aviation Week & ST Open Market Ltd <0510-042505>
 EDA (European Defense Agency) は EU 加盟国相互の軍需市場の自由化について検討を進めており、年末まで に新たな市場規則 (Code of Conduct)を提案するものとみられる。
 EU 内の軍需市場は$30B規模に達すると見積もられ、欧州各企業は注目しているが反面、米国をはじめとする EU 以外 の企業の参加は制限を受けるため衝撃を受けている。
 欧州各政府が提案を承認した場合、早ければ2006年から軍需市場の自由化が開始される。
2005.04.20 Jane's Defence Weekly RoK army deploys Russian equipment <0509-042005>
 韓国陸軍が初めてロシア製兵器を配備した。 これは1995年の契約 (Red Bear 1) の最終引き渡し分として 2両の T-80U MBT と17両の BMP-3 IFV を3月に引き渡しを受けて行われたが、この他 に2002年にも兵器売買契約 (Red Bear 2) が行われている。 ロシアは更に Red Bear 3 も期待しており3月に事前協議が行われたが不調に終わっている。
 更に2002年の契約では3隻の Project 1206.1 Murena ホバークラフト、23機の Il-103 練習機が含まれている 。
 また訓練用として 9M115 Metis ATM Igla-1 SAM も売却される。
2005.04.04 Aviation Week & ST U.S. Fighters for all? <0508-040409>
 パキスタンが24機の F-16 を購入するのに対抗して、インドが126機の多目的戦闘機 の装備を計画しており、米政府は Boeing社に F/A-18 による商戦への参加を承認した。 インドの RfP は明確にされていないが、 F/A-18 の他、MiG-29、Mirage 2000-5、Saab Grippen 及び F-16 が候補とみられる。
 米国は AESA レーダを搭載する F/A-18E/F の輸出には難色を示しており、改善型 C/D もしくは AESA 以外のレーダを搭載する E/F が候補となる。
2005.03.07 Aviation Week & ST China showdown <0506-030702>
 米国内では EU の対中国武器禁輸措置解除に強い不満を示し、解除された場合欧州への兵器部品の発注を停止 する等の制裁措置を議会で検討している。
 これに対し、英仏は大使や国防相を米に派遣し、留意を求めているが、議会の説得には至っていない。
 米は解除がアジアの軍事バランス、特に台湾海峡の緊張を増大させることを懸念しており、CIA は中国が戦闘機や艦船そのものではな く、指揮統制、偵察監視、各種ネットワーク化、最先端のアビオニクスの導入を狙っていると推測している。
 更に中国は各種ミサイル、潜水艦、J-10をはじめとする戦闘機、防空システムの近代化を図っており、2015 年までには数百発の最新型 LACM を装備するとみている。
2005.03.02 Yahoo 産経新聞記事

「EU の対中武器禁輸措置解・・・」

<0506-030201>
 政府が EU が進める対中武器禁輸措置解除に神経をとがらせている。 禁輸措置は早ければ3月にも解除され る可能性があるが、先端技術の導入で中国軍の大幅な近代化と能力向上が進む可能性が強く、日本の安全保障も大きく揺らぐ事態になり かねない。
 中国の武器輸入は世界全体の武器輸入額の約15%に達するとみられ、このうち9割がロシアからのもので、ほか にウクライナやイスラエルからも輸入している。 1992~2001年の輸入総額は108億ドル(1兆1,200億円)にの ぼる。
2005.02.28 Aviation Week & ST Pandora's bunker <0506-022805>
 EU の対中国武器禁輸解除について、米政府は最新技術が移転するとし反対を表明、国務長官を欧州に派遣す るとともに、大統領も各国首脳と会談し、慰留に努めている。 禁輸解除により米欧間の溝が更に深まることが懸念されている。
 仏独両国の積極的な意向もあり、解除は6月にブリュッセルで開催される EU 首脳会議で決定するとみられる が、英国だけは慎重な態度を崩していない。
2004.02.16 Jane's Defence Weekly India signs MPA accord with Lockheed Martin <0505-021611>
 Lockheed Martin社が2月8日に、インドの HAL社と P-3C Orion に関する技術協力協定を結んだ。 軍事筋によると、米海軍の関係者が 中古 P-3C 8~10機を FMS で売却する話のため、2月にインドを訪問している。
 P-3C 導入に際してのインドの懸念材料は、核開発に関する米国の制裁であるが、にもかかわらずインドは次期戦闘機126機の RfI を、 Lockheed Martinを含む各社に出しており、F-16 が候補の一つにあがっている。
 これとは別にインド空軍は、老朽化した An-32 の後継に C-130J 35~50機の導入を検討しており、事前調整 を開始している。
 また2003年には米国から12基の AN/TPQ-37(V)3 対砲迫レーダを購入しており、最初の2基は2月末、残りの10 基も2006年9月までに引き渡される。
2004.02.16 Jane's Defence Weekly Israel pulls out of Indian Lakshya Drone purchase <0505-021604>
 イスラエルがインドとの、武器交換購入計画から手を引き、インドの無人標的機 (PTA: Pilotless target Aircraft) Lakshyaの調達を取り止めた。 イスラエルは代わって米国から Chakor 又は KD-2R5 を PTA として調達する。
 Lakshya は Mach 0.7(標的を牽引した場合は Mach 0.53)で飛行し、300m~9,000mの高度を飛行する。
 過去6年間イスラエルは、インドにとってロシアに次ぎ第二の武器供給国であった。
2005.01.19 Jane's Defence Weekly Air-to-air missile market strengthening <0503-011710>
 米国の市場調査機関である Forecast International によると、今後10年間に世界で生産される AAM は51,000発に上り、市場規模は 昨年の見通しである$12.5Bを上回る$13.8Bにのぼると見ている。
 その主な供給元は Raytheon社と MBDA社になり、前者は AIM-9X 及び AIM-120、後者は MICA 及び ASRAAM を 生産するが、MBDA社は更に開発中の Meteor による長射程市場の支配を狙っている。
 Meteor はラムジェット推進で Mach 4、射程100km以上の性能を持つ。
2005.01.19 Jane's Defence Weekly Equipment deals strengthen Israel, India ties <0503-011703>
 インドとイスラエルの軍事協力関係が強まっている。 2004年12月には Hellon Ⅱ UAV や Barak SAM の輸出に関する3回目の協議がテルアビブで行われたが、今年後半にはイスラエル空軍の F-16 とインド空軍の Su-30MKI による合同軍事演習も計画されている。
2004.11 International Defense Review International BMD studies <0421-110009>
 Boeing社と豪州の CEA社が BMD の技術協力に関する MoU を締結した。 また Boeing社は EADS社とも同様の MoU を結んだ。
 これと並行して Raytheon社が EADS社と BMD 要撃機の共同開発に関して合意した。
2001.10.25 Aviation Week & ST Chinese poker <0421-102505>
 仏独が EU 諸国に働きかけている中国への武器輸出規制の削除について、米政府はアジアでの軍事バランスを 崩壊させるとして強い懸念を示しており、同時にEUとの関係悪化をまねくと警告している。
 米欧は1989年から15年にわたり中国への武器禁輸を行ってきたが、仏独は措置は正当ではないとして12月初めに中国と EU 諸国による サミットを計画しており、10月初めには事前外相会議を行っている。
 規制があるとはいえ、英仏伊は2002年に$262Mの軍需装備品を輸出しており、殺傷兵器や最新装備はないものの暗視装置、指揮統制、セ ンサーシステム等中国には欠落しているものである。
2004.10.18 Aviation Week & ST T-LAM proliferation <0421-101801>
 米海軍は近日中に国務省の承認を得て、これまで英に限定して輸出していた T-LAM 欧州諸国に売却することで合意文書を締結する。
 現在、スペインをはじめ欧州3カ国が輸出リストにあがっている模様だが細部は明らかにされていない。
2004.09.27 Defense News Russia deploys Israeli UAVs <0421-092701>
 ロシア緊急保安省は、イスラエルから Aerostar 偵察用 UAV を数千万ドル規模で購入した。
 詳細は明らかにされていないが、Aerostar はガザや西岸地区で使用するものと同様のセンサーを搭載し、昼夜間運用が可能とされる。
2004.09.13 Aviation Week & ST Additional missile defense <0418-091302>
 DoD は9月下旬に、ミサイル防衛の国際開発事業に Boeing社が欧州の MBDA と豪州の CEA Tech両社と契約することを明らかにした。
 これまでの共同参加企業と異なり、MBDA社はミサイル開発に関する専門的知識を提供し、CEA社はレーダー技術 の適用について開発に参画する。
2004.09.08 Jane's Defence Weekly India and Israel mull missile technology co-operation <0417-090802>
 インドはイスラエルと行う長距離ミサイル開発の話し合いを保留している。 インドの DRDO (Defnce Research and Development Organisation) 総裁が、共同開発はセンサとファイバジャイロに限られると発言している。
 インドは今年初めにイスラエルから Barak SAM を$58Mで購入する契約を行ったが、インドは現在長射程型 Barak や艦上発射型 LORA に関心を持っているようである。
【註:】
 LORA (long-range artillery) はイスラエルの IAI社が開発中ミサイルで、現在開発されているのは、固体燃料で570kgの弾頭を搭載す る射程200kmのものであるが、インドは弾頭を500kgにして射程を300kmにする型を望んでいる。
 インドは36システムのインド型 LORA の装備を希望している。
2004.09 International Defense Review Transatlantic BMD tie-ups <0417-090004>
 Northrop Grumman社は EADS社と、BMD について国際市場で協同する MoU に署名した。 一方 Lockheed Martin社も同様の MoU を EADS社及び Finmeccanica社と結んだ。
2004.07.26 Defense News Israel presses India to conclude defense deals <0417-072603>
 インド政府が軍事装備の契約態度を明確にしないことに対し、イスラエル国防省の代表団は最終期日を示すよう求めた。
 イスラエルは露に次ぐ軍事装備輸入国で、現在、Arrow 2、Python AAM をはじめ24項目に及ぶ契約が棚上げと なっている。 これは5月の総選挙で共産党を主体とする連合進歩党が政権についたことが原因とみられるが党はこれを否定している。
 イスラエルは最終期日を示していないが、インドの対応によっては他国への転用を行うとしており、印国防省は代表をテルアビブに送 ることを決めた。
 イスラエルは軍事輸出に加え、カシミールのパキスタン国境に保全フェンスの建設を行っている他、5,000名の将兵に対テロ訓練を実施 している。
2004.06.30 Jane's Defence Weekly Australian destroyers, radars to form part of US missilee shield <0413-063001>
 オーストラリアと米国は7月上旬に、今後25年間にわたる防衛協力の MoU に調印する。 当初の協力分野は BMD の共同研究、開発及び 試験評価であるが、米国は豪国の Jindalee OTH-R、米豪が共同運用中の Pine Gap 地上中継局、及び豪海軍が Sea 4000 計画で調達する AWD (Air Warefare Destroyer) に強い関心を持っている。
 AWD は弾道弾迎撃機能は持たないが、装備するレーダが弾道弾を捕捉し、その情報 を迎撃機能を有する米海軍の艦船に送る構想である。 もっとも AWD は将来 VLS を装備するスペースを持っている。
 (註:AWD の候補には西海軍の Alvaro De Bazan級 (F100) Aegisフリゲート艦、独海軍の Sachsen級 (Type F124) フリゲート艦、 米海軍の Arleigh Burke級駆逐艦が挙がっており、2005年中頃に機種選定が行われる。)
2004.06.21 Defense News Indo-U.S.defense relations may hinge on Missile Defense <0414-062103>
 6月1日~3日の間、ニューデリーで開催された印米両国の国防政策グループ会議で、米側はインドが米の軍事援助を多く望むなら、ミサ イル防衛計画への積極的な参画が必要との見解を示した。
 インド政府は2002年5月にミサイル防衛計画の支持を発表しているが、左派政党はこれに強く反対しており、 具体的な支援活動は棚上げとなっている。
 米国は支援活動が行われれば、Patriot、P-3C、C-130 等、インドが望む兵器の導入に便宜を図るとしている。
2004.06.07 Defense News Canada firms eye U.S.Missile Defense funds <0413-060701>
 カナダ国防省による米 BMDS 計画へのカナダ企業参画の可能性分析報告がこのほど公表された。
 このほど秘指定が解除された報告書は昨年作成されたもので、長期的に KEI、Xバンドレーダー、次世代 KV 等の計画に参画することにより年間$100M~$180Mの契約が可能としている。
 報告書はまた、諸外国からの企業参加が既に検討されており、政府の BMD 共同参加決定が遅れれば企業参画の機会が失われると懸念を 示している。
2004.05 International Defense Review Netherlands-Norwegian equipment swap <0409-050008>
 ノルウェーとオランダの間で、総額$613Mにのぼる各種兵器を交換する交渉が進んでおり、6月1日に MoU に署 名する。
 オランダからノルウェーには18両の155/52自走榴弾砲、30両の Leopard 2A6 戦車、30両の軽装甲車などで、ノルウェーからは 3個 FU の NASAMS Ⅱ、8両の戦車渡橋、10両の地雷原処理戦車などである。
 NASAMS Ⅱ は改良型で、3基の FDC、3基の Raytheon社製レーダ(註:Sentinel レーダ)、9基 の発射機、72発の AMRAAM が含まれている。
2004.03.15 Aviation Week & ST Closer Watch <0406-031505>
 米政府は巡航ミサイルと UAV の輸出規制を強化するための検討を行っており、関連各省庁は具体化に向け作 業を進めている。
 これは軍事技術の拡散、特に最近脅威となっている CM 及び UAV の国外流出を防止するのが目的で、DoD は小型センサー、誘導/航法 機器の他、超音速推進技術やカーボンラミネート技術等を規制項目に加える意向とみられる。
 商務省は新たな規制品目を輸出管理規則の Catch-all カテゴリーに組み込み、輸出検査を強化することを計画している。
2004.01.27 Yahoo 時事通信記事

「ロシアの武器輸出、過去最・・・」

<0402-012701>
 27日付のロシア紙によると、昨年のロシアの武器輸出総額は、前年比6億ドル増の54億ドルで、ソ連崩壊後最高 となった。 中国、インドという2大輸入国に加え、マレーシアなど東南アジアに第3の市場が誕生したことが大 きい。
 ロシアは今年、インドネシアとベトナムにスホイ戦闘機を計12機追加売却する。
2003.09.22 Aviation Week & ST India on Israel's Radar  インドへの兵器供給額が2番目に大きな国はイスラエルであることが明らかになった。 イ スラエルが昨年輸出した兵器の総額$4.2Bの半分がインド向けで、この10年間で中国を追い抜いている。
 先月、米の承認を得てイスラエルは IAI社製の航空警戒管制システムをインド空軍の Il-76 3機に塔載する ことを明らかにした。 また、2年以内に衛星の共同開発を開始することで合意している。
 両国は Arrow の輸出に関しても協議中で、米の承認の可否が焦点となっているが、インドとパキス タンの軍事バランスを崩す懸念もあり、米は慎重な態度を崩していない。
2003.07.21 Defense News Clients rent Israeli firm's UAVs with option to buy
= イスラエルの Aeronautics Defense Systens社の紹介記事 =
 同社は1997年に UAV の指揮統制システムを製造する企業として設立され、2000年に Aerostar 戦術 UAV を開発した。
 同社の構成人員は150名で、その内70名の技術者は IAI をはじめとする企業に派遣社員として勤務している。 また、Aerostar のレン タルを諸外国に行っており、各国の要求に応じた仕様に改修した UAV の売り込みを行っている。
2003.03.05 Jane's Defence Weekly Russia sees arms exports rise  ロシアは武器輸出を経済発展のエンジンに据え、年間$4Bから$5Bの輸出を見込んでいる。 2002年の武器輸出額は $4.8Bと、前年の$3.7Bを上回った。
 航空機では Sukhoi が60機を売り上げ、前年の48機を上回った。 また MiG も16機を輸出している。 この ほか Mi-17, -34, -35, Ka-27/31 などのヘリコプタも60機輸出した。
2002.05.06 Aviation Week & ST Bolder US strategy an option for BAE
= 英国 BAE 社の対米戦略に関する記事 =
 英国 BAE 社はワシントンの BAE System North Amarica を早期に充実拡張し、米国市場でのシェアーを更に拡大する模様。
 同社は今後、欧州市場より米国市場の拡大発展が大きいとみており、子会社から BAE 支社とし、本格的参入を目指すものと思われる。
 BAE System North Amarica はの5年間に着実な発展を遂げ、2001年には$3.7B の実績をあげている。