インド・パキスタン情勢に関する報道

 
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2025.06.06
 19:40
時事通信

(Yahoo)

インド、係争地に高さ世界一の鉄道橋 戦略的意味も、パキスタン反発か <2507-060618>
 インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のインド側支配地域で6日、高さ世界一の鉄道橋の開通式が行われた。
 印政府によると、アーチ型のチェナブ橋は下を流れる川からの高さが359mと、333mの東京タワーより高い。
 この日は別の鉄道用の橋の開通式なども併せて実施され、一連のプロジェクトは軍の移動を容易にする戦略的な意味もありそうである。
 インドは同地方の支配強化を狙いインフラ開発や観光振興に注力しているため、パキスタンが反発する可能性がある。
2025.05.21
 06:37
時事通信

(Yahoo)

パキスタン陸軍参謀長、元帥昇格へ インド軍「撃退」を評価 <2506-052105>
 パキスタン政府は20日、先のインド軍との軍事衝突で「国の安全を確保し、敵を撃退した(首相府)功績を評価」し、軍部トップであるムニール陸軍参謀長の元帥昇格を承認した。
 地元メディアによると、元帥は陸軍最高位の名誉称号で、1959年当時の軍事政権でに同称号を得たカーン大統領以来で、ムニール氏で2人目になる。
2025.05.21
 05:17
時事通信

(Yahoo)

パキスタンと戦略連携深化 インドをけん制 中国外相 <506-052102>
 中国の王共産党政治局員兼外相が20日、パキスタンのダール副首相兼外相と北京で会談し、戦略的連携の深化で合意した。
 ダール外相は、インドとの係争地カシミール地方を巡る武力衝突と停戦の現状について王外相に説明し、王外相は「パキスタンの国家主権と領土一体性を断固として支持する」と述べ、パキスタン側に寄り添う姿勢を強調した。
 中国外務省によると、王外相はインド側と対話を通じて相違を適切に処理し、永続的な停戦を実現するよう求め、また経済やテロ対策、安全保障分野でパキスタンとの協力を強化していくと表明した。
 ダール外相は中国との友好関係を「兄弟愛」と表現し、支援への感謝を伝達し、「インド側との対話を維持し、情勢を緩和させていきたい」と語った。
 印パの武力衝突後、中国外務省報道官は「インドとパキスタンはいずれも中国の隣国だ」として、中立的立場を主張したが、中国はパキスタンへの最大の武器供給国であり、今回の衝突でも、中国製J-10Cがインド軍機を撃墜する「戦果」を挙げている。
 中国はインドと国境問題で対立しており、パキスタンとの軍事協力を強めることでインドを牽制したいと考えている。
2025.05.18
 19:03
時事通信

(Yahoo)

中国製兵器が「実戦経験」 印パ衝突で使用 台湾侵攻に影響か <2506-051806>
 インドとパキスタンの武力衝突を通じて、中国軍は貴重な「実戦経験」を獲得したもようである。
 パキスタン軍が使用した中国製兵器のデータは中国軍と共有されるとみられ、台湾侵攻を目指す中国軍の強化に影響する可能性がある。
 中国にとって、パキスタンは最大の武器輸出先で、ストックホルム国際平和研究所(
SIPRI)によると、過去5年の輸出の約8割がパキスタン向けだった。
 パキスタンのダール副首相兼外相は、同国軍が配備する中国製戦闘機J10-Cが、インド軍のフランス製戦闘機Rafaleを撃墜したと主張、攻撃には、中国製AAMのPL-15Eが使われたとされる。
 事実なら、レーダーなどを含めた中国製ミサイル誘導システムの有効性が示されたことになる。
 香港のSouth China Morning Post紙は「台湾と中国の紛争がどのようなものになるか、厳粛な予想を提供した」という台湾の専門家の見方を報じた。
 また、中国国営新華社通信によると、パキスタン軍は中国と共同開発したJF-17から「精密に誘導されたミサイル」でインド軍のロシア製S-400 SAMを破壊したという。 パキスタン側のミサイルは中国製のCM-400AKGで、初めて実戦で使用されたもようだ。 インド側は被害を否定している。
 一方、中国製の防空兵器は弱点を露呈した可能性がある。 インドメディアは、パキスタンが配備する中国製HQ-9 SAMをインド軍が無力化したと報じた。 攻撃にはイスラエル製UAVが使われたという。 中国軍はHQ-9の派生型を艦載しており、UAV攻撃を防げなかったのであれば対応を迫られる。
 習政権は台湾統一が悲願で、武力行使も辞さない構えで、米軍の干渉を排除するため軍備増強を続けており、今回得られた教訓を反映させることになりそうである。
2025.05.16
 17:55
Reuters 通信

(Yahoo)

インド、パキスタンへの報復で水資源制限を検討=関係筋 <2506-051614>
 関係者の話で、インド北部カシミール地方で4月に起きた観光客襲撃事件を受け、インドがパキスタンへの報復措置として、パキスタンへ水を供給する主要河川からの自国の取水量を大幅に増やす計画を検討していること明らかにした。
 インド政府は襲撃事件を受けて、インダス川水系の利用について定めた水資源協定の履行を停止したが、インドとパキスタンは武力衝突の後、先週停戦に合意したが、インドによる同協定の履行停止は解除されていない。
 複数の関係者がReutersに語ったところによると、インドのモディ首相は4月22日の襲撃事件後、チェナブ川ジェラム川インダス川の3河川について、インフラ計画を迅速に進めるよう当局者に指示した。
 現在検討中の主要計画の一つは、インドからパキスタンの主要農業地帯であるパンジャブ州へ至るチェナブ川に設けられたランビル運河の全長を、現在の2倍にあたる120kmに延長することだと関係者2人が明かした。 運河が拡張されれば、取水量を現在の毎秒40㎥から150㎥へ増やすことが可能になるという。
 インダス水系はパキスタンの農地の80%へ農業用水を供給しており、さらに水力発電においても重要な役割を果たしていることから、パキスタン政府は水を止めたり流路を変えたりする試みは「戦争行為」と見なすと警告している。
 米戦略国際問題研究所 (
CSIS) の水安全保障専門家ミシェル氏は、インドがダムや運河などのインフラを建設し、相当量の水をせき止めたり迂回させたりできるようになるまでには「何年もかかるだろう」と述べた。
2025.05.13
 00:39
時事通信

(Yahoo)

パキスタンの出方うかがう 国民に戦果誇示、報復措置継続示唆 インド首相 <2506-051301>
 モディ印首相が12日、パキスタン領内への攻撃後初めて国民向けに演説し、「100人以上のテロリストを殺害した」と戦果を誇示した。
 停戦合意に関しては「テロ・軍事拠点への報復を一時的に止めただけだ」と述べ、今後のパキスタンの出方次第では攻撃を再開する姿勢を強調した。
 また、パキスタンの軍や政府がテロを助長していると非難し、現状が続けば「インドの攻撃によりいつかパキスタンは滅びる。 生き残りたければテロの基盤を排除しなければならない」と迫まり、「インドは核の脅しにひるまない」とも強調した。
 パキスタンはインド側の主張を否定している。
2025.05.11
 08:50
Reuters 通信

(Yahoo)

インドとパキスタン、互いに停戦違反と非難 係争地で爆音や無人機 <2506-051108>
 インドとパキスタンは、米国などの仲介で10日に、即時停戦で合意した後も攻撃を受けたと主張し、互いに停戦合意違反と非難した。
 停戦合意が発表された数時間後、カシミール地方のインド側のジャンムー・カシミール州では爆発音が響き、UAVが飛来するのを現地住民やReuters記者が目撃した。
 インド外務省のミスリ次官は会見で、パキスタンが停戦合意に違反したと批判し、同様の行為が繰り返された場合は「強力に対処する」よう軍に指示したと明らかにして、「パキスタンに対し、これらの違反行為に適切に対処し、事態に真剣かつ責任を持って対応するよう求める」と述べた。
 一方、パキスタン外務省は、停戦を順守し「軍は責任と自制をもって事態に対処している」と述べ、違反しているのはインドだと主張して、現地の軍に自制を求め、停戦実施にかかるいかなる問題も、適切なレベルでの意思疎通を通じて対処されるべきだとした。
 インド政府筋は、停戦合意後も、インダス川の水資源の配分を定めた二国間協定は依然停止されており、貿易停止やビザ発給停止など、インド、パキスタン双方が発動した報復的措置も現時点で解除されていないとReutersに語った。
2025.05.11
 05:53
時事通信

(Yahoo)

印パ、互いに停戦違反主張 合意発表直後、履行に暗雲も <2506-051104>
 インドとパキスタンの停戦合意を巡り、ミスリ印外務次官は10日夜、パキスタン側が合意を繰り返し破ったため、軍が適切に応戦したと主張し、「違反が繰り返される場合には毅然とした措置を取るよう指示されている」と警告した。
 地元メディアによれば、両国の係争地カシミール地方では爆発音が聞こえたほか、砲弾とみられる発光体が目撃された。
 ミスリ次官は記者会見で、違反に対する適切な措置や責任ある対応をパキスタンに要求した一方、パキスタン外務省は「インドが一部地域で停戦違反を犯している」との声明を出し「部隊は責任と自制心を持ち対処している」と強調した。
 攻撃の応酬を続けていた印パは10日、米国の仲介により即時停戦で合意し、トランプ米大統領は自身のSNSに「両国が常識と優れた判断力を発揮したことに祝意を表する」と投稿したが、その直後に互いに停戦違反があったと非難しており、合意履行に暗雲が漂っている。
 印パ両軍の幹部は12日に協議を行う予定である。
2025.05.10
 21:13
Reuters 通信

(Yahoo)

インドとパキスタン、即時の完全停戦で合意 米などが仲介 <2506-051017>
 トランプ米大統領が10日、インドとパキスタンが「完全かつ即時の停戦」に合意したと自身のSNSに投稿した。
 「米国の仲介による協議の末、インドとパキスタンが完全かつ即時の停戦に合意したことを発表できることをうれしく思う。 常識と優れた知性を駆使した両国を祝福する」と述べた。
 ルビオ米国務長官も、両国が即時停戦で合意したと明らかにし、両国は中立的な場所で幅広い問題について協議を開始するとした。 ルビオ長官とバンス副大統領がこの48時間に両国の高官と協議していたという。
 パキスタンのダール外相も即時の停戦で合意したと述べた。 インド外務省は、インド時間10日17:00に停戦が発効すると述べた。
 ダール外相は「パキスタンとインドは即時停戦に合意した。 パキスタンは常に、主権と領土の一体性を損なうことなく、この地域の平和と安全のために尽力してきた」とXに投稿した。
 また、
GeoNewsに対し、「部分的ではなく完全な」停戦合意だと説明し、停戦に向けた外交努力に34ヵ国が関与したと明らかにした。
 インド外務省は、両国軍の司令官が10日午後に電話会談を行い、戦闘を停止することで合意したと発表した。 12日に再度協議する予定だとしている。
 係争地カシミール地方のインド側で4月下旬に発生した観光客襲撃事件を受け、インドが7日にパキスタンのテロリスト施設を攻撃したと発表し、パキスタンは10日未明に、インドに対する軍事作戦を開始したと発表したため、核保有国間の緊張にG7は自制と対話を要請していた。
2025.05.10
 19:41
産経新聞

(Yahoo)

インドとパキスタンが互いにミサイル発射 緊張緩和模索の動きのなか戦闘続く、部隊増強も <2506-051015>
 インドとパキスタンの戦闘は10日も続き、両国が領有権を争うカシミール地方や国境付近、パキスタンの首都近郊でミサイル攻撃や砲撃が相次いだ。 ただ、両国には緊張緩和を模索する動きもある。
 Reuters通信によると、パキスタンのダール外相は10日に地元TVで、インドがここで停止すれば「われわれもここでやめることを検討する」と語った。 パキスタン軍は同日、シャリフ首相が核兵器の管理を統制する「国家指令本部」(NCA)の会議を招集したと発表したが、その後、アシフ国防相が招集を否定し、核オプションは「この状況で議論すべきではない」と述べた。
 インド軍幹部は10日の記者会見で「インド軍は、パキスタン軍が同様の対応をすることを条件に、エスカレーションを起こさないという約束を改めて表明する」と述べた。
 一方で、両国間での戦闘がやむ気配はない。 パキスタンメディアによると、インド軍が10日未明、首都イスラマバード近郊ラワルピンディを含む3ヵ所の空軍基地にミサイルを発射し、パキスタン軍は大半を迎撃したと発表した。 パキスタン軍は反撃で、インド国内11ヵ所の軍基地や施設にミサイル攻撃を行い、S-400を破壊したなどと報じられ、インド軍は発表で、「装備と人員に限られた被害しかなかった」とし、S-400の破壊など多くのパキスタンの主張を否定した。
 パキスタン軍が前線への部隊配備を増強しているとして「事態を一層悪化させる攻撃的意図を示す」と非難しており、情勢は予断を許さない。
2025.05.10
 19:22
産経新聞

(Yahoo)

「南アジアの火薬庫」カシミールは印パ衝突の原因、中国も一部を支配 核戦争のリスクも <2506-051014>
 印、パ、中、3ヵ国の国境地帯に位置するカシミール地方は、インドが南部ジャム・カシミールなど、パキスタンが西部アザド・カシミールなど、中国が東部アクサイチンなどを、それぞれ実効支配している。
 今回、印パ衝突の発端となった「テロ」はジャム・カシミールで発生した。
 印パは元々同じ英領インドだったが、1947年にヒンズー教徒中心のインドとイスラム教徒中心のパキスタンに分かれて独立し、住民の多くがイスラム教徒だったカシミールはパキスタンに帰属するとみられていたが、ヒンズー教徒だったカシミール藩王が態度を明確にせず、イスラム教徒の暴動が発生したことからパキスタンが軍を派遣したことで藩王はインドへの帰属を表明した。 インドもこれに応じて派兵し、第一次印パ戦争(1947~1949年)につながった。
 国連の仲介で停戦したが和平に至らず、1965年に第二次戦争が勃発し、1971年に東パキスタン(バングラデシュ)独立を巡る第三次戦争が起き、「カシミール問題は2国間で協議する」と定めた1972年のシムラ協定を経て「実効支配線」を画定した。
 以降も印パは大小の衝突を繰り返し、2019年にはカシミールのインド支配地域で、インドの治安部隊を乗せたバスに車が突っ込み約40人が死亡し、パキスタンの関与を主張するインド軍が空爆を行うなど、対立が続いていた。
 東部アクサイチンを巡っても中国とインドが領有権を主張して、1962年の中印国境紛争後に中国が実効支配し、1993年の和平協定で実効支配線が事実上画定したが、2020年には国境周辺で両軍が衝突し20人超が死亡するなど、緊張状態が続いている。
 インドは中国がパキスタンを支援していると批判しており、中国は巨大経済圏構想「一帯一路」関連の中パ経済回廊(CPEC)をカシミールのパキスタン支配地域で推進したため、中印は2024年10月に緊張緩和に向けた取り決めに合意したが、今回の印パ衝突を受け、動きが停滞する可能性がある。
 印パ両国は1998年、競うように核実験を繰り返した経緯があり、核戦争のリスクも懸念される。
 現在、推定でインドが172発、パキスタンが170発の核弾頭をそれぞれ保有しているとされていることから、核保有国同士が全面戦争に突入すれば世界に混乱が広がるのは必至である。
2025.05.10
 16:40
時事通信

(Yahoo)

インドに反撃、パキスタン首相「核会合開催」 軍事施設標的で緊張激化 <2506-051010>
 パキスタン軍は10日未明に、首都イスラマバード近郊ラワルピンディを含む国内3ヵ所の空軍基地がインド軍の攻撃を受け、反撃を開始したと発表した。
 シャリフ首相は、核兵器の運用を担う最高意思決定機関「国家指令本部(NCA)」の会合を同日開くと表明したが、その後ハワジャ国防相がNCAの開催予定はないと否定しており、情報が錯綜している。
 報道によれば、パキスタン軍は反撃としてインド北部にあるBrahMos超音速CMの保管施設を破壊し、インド・パンジャブ州パタンコートの飛行場などにも打撃を加えた。
 インド軍が軍事作戦開始時に目標としていた「テロリストの施設」にとどまらず、主要軍事施設を狙ったことで衝突はエスカレートしている。
 AFP通信によると、シャリフ首相は反撃作戦に関して声明を出し、「罪のない人々が流した血の報復を果たした」と強調した。
 係争地カシミール地方のパキスタン側では、インド軍の砲撃により9日夜以降少なくとも民間人11人が死亡、56人が負傷した。
 パキスタンは通常戦力ではインドに遠く及ばないが、全米科学者連盟 (
FAS) によると、核弾頭保有数ではインドの推定180発に対し、同170発とほぼ拮抗している。
2025.05.10
 15:28
共同通信

(Yahoo)

パキスタン軍が移動し「攻撃的な意図」と印 <2506-051009>
 インド軍は、パキスタン軍が部隊をインド国境方面に移動させていると主張し、攻撃的な意図があるとの認識を示した。
2025.05.10
 11:03
時事通信

(Yahoo)

パキスタン、核兵器会合招集 「印が攻撃」、高まる緊張 <2506-051006>
 パキスタン軍は10日未明に、首都イスラマバード近郊ラワルピンディを含む国内3ヵ所の空軍基地がインド軍の攻撃を受け、反撃を開始したと発表した。
 パキスタン政府は、核兵器の運用を担う最高意思決定機関の会合を同日招集すると発表した。 会合の時刻は不明だが、核兵器を保有する両国間の緊張が一気に高まる可能性が出てきた。
 パキスタン軍によると、空軍基地攻撃による施設への被害は確認されていないという。
 同国メディアは、軍がインド北部にあるBrahMos超音速CMの保管施設を破壊したと報道。 またインド・パンジャブ州パタンコートの飛行場と係争地カシミール地方ウダンプルの空軍基地に打撃を与えたと報じた。
 インド軍と印外務省は9日の共同記者会見で、8日夜から9日未明にかけ、西部の国境地帯全域でパキスタン軍のUAV約300~400機が侵入を試みたが「多数を撃墜した」と発表していた。
 カシミール地方でも実効支配線を挟んで両軍の砲撃が続き、負傷者が増加しているもようである。
2025.05.10
 10:42
朝日新聞

(Yahoo)

パキスタン、核兵器巡り会合の情報も インドから爆撃受け <2506-051005>
 パキスタン軍の広報担当者が10日未明、同国の首都イスラマバード近郊など3ヵ所の空軍基地インド軍のミサイルによる爆撃を受け、インド側に反撃を始めたと発表した。
 主要な軍事施設が攻撃対象となったことで、核保有国間の紛争のレベルは一段と高まっている。
 パキスタン国営TVやReuters通信は、シャリフ首相が核兵器の運用を担う政府と軍の意思決定機関の国家司令本部(NCA)を招集したと報じた。
 ただ、Reuters通信によると、ハワジャ国防相はその後「NCAの開催予定はない」と否定したという。
2025.05.09
 07:14
時事通信

(Yahoo)

パキスタン、インド軍施設空爆か カシミール周辺、戦闘機撃墜報道も <2506-050905>
 インド国防省が8日夜、カシミール地方の周辺に位置するインド軍の3施設が、パキスタン軍のUAVやミサイルによる攻撃を受けたと発表した。
 インド軍は応戦して「無力化した」と説明し、人的・物的被害はなかったとしている。 一帯では大規模な停電も起きたもようである。
 印国防省によると、攻撃を受けたのはカシミール地方のジャンムーや北部パンジャブ州パタンコートなどで、また印民放NDTVは情報筋の話として、出撃したパキスタン軍のF-16 1機をインド軍のSAMが撃墜したと報じた。
 パキスタン外務省は、空爆に関するインド側の報道は「全く根拠がなく、政治的動機に基づくものだ」と否定している。
2025.05.09
 02:37
Reuters 通信

(Yahoo)

インド・カシミール地方全域で爆発音、パキスタン側は攻撃否定 <2506-050901>
 インドのジャンムー・カシミール州全域で8日遅く、大規模な爆発音が響き渡った。 インド政府は、パキスタンがUAVとミサイルで同地方周辺の軍事基地を攻撃したと発表した。 パキスタンによる同地域攻撃は2日連続となる。
 Reuters記者は、同地域でサイレンが鳴り響き、夜空に赤い閃光と飛行物体が横切るのを目撃した。 匿名を条件に取材に応じたインド当局者によると、ジャンムーの複数地域および近隣市街地が攻撃を受けたという。
 インド国防省はXへの投稿で「本日、ジャンムー・カシミール州の国際国境沿いにあるジャンムーや、パタンコット、ウダムプールの軍事基地が、パキスタンから飛来したUAVおよびミサイルに攻撃された。 脅威は速やかに無力化され、死傷者や物的損失は報告されていない」と述べた。
 インドのTV局はまた、パキスタン南部のシンド州と国境を接するラジャスタン州ジャイサルメールの上空で照明弾や閃光が見られる様子を放映した。
 一方、パキスタンは声明を発表し、インドのパンジャブ州パタンコット、カシミール渓谷のシュリーナガル、ジャイサルメールへの攻撃を否定して、これらは「全く根拠がなく、政治的動機によるもので、パキスタンを中傷することを狙った無謀なプロパガンダ活動の一環だ」と述べた。
 さらにパキスタン外務省は、いかなるエスカレーションに対しても「パキスタンの主権と領土保全を守るため、完全な決意と決意を持って」対応すると述べた。
2025.05.08
 20:42
共同通信

(Yahoo)

カシミール地方の銃撃戦で印側死者16人に <2506-050830>
 インド国防省が8日、パキスタンとの係争地カシミール地方の実効支配線を挟んで7日から続いているパキスタン軍との銃撃戦に絡み、インド側の死者が16人になったと発表した。
2025.05.08
 17:49
時事通信

(Yahoo)

印、無人機で防空システム攻撃 パキスタンは「撃墜」発表 <2506-050823>
 インド国防省が8日、パキスタンの複数地点にある防空システムを狙って同日朝に攻撃を加えたと発表した。 パキスタン第2の都市ラホールの防空システムが無力化されたとの「確かな情報がある」としている。
 また、パキスタン軍が7日夜から8日未明にかけ、ミサイルやUAVを使ってインドの北部や西部の軍事施設への攻撃を試み「無力化した」と説明した。 また、係争地カシミール地方で、パキスタン軍が実効支配線を挟んで砲撃を仕掛け、インド側の民間人16人が死亡したとも明らかにした。
 一方、パキスタン軍は8日、これまでに領空侵犯したインドのUAV 25機を撃墜したと発表した。 記者会見した軍幹部によると、南部シンド州ではUAV攻撃で民間人1人が死亡し、ラホール近郊の軍事施設も襲われ、兵士4名が負傷した。 インドが主張する防空システム攻撃を指す可能性もある。 機体はイスラエル製という。
 Reuters通信によれば、ラホールにある米総領事館はシェルターに避難するようスタッフに指示した。
 インド軍は7日、北部パハルガムで4月22日に起きたテロへの報復として、パキスタンに越境攻撃を加えた。 目標とした9ヵ所には、テロ実行組織と関連があるとされるイスラム過激派Lashkar-e Tayyiba(LeT)の訓練施設も含まれていると説明し、攻撃は約25分間で、24発のミサイルが使用されたとも報じられている。
2025.05.08
 17:10
Reuters 通信

(Yahoo)

パキスタン、インドの無人機25機撃墜 印もパキスタンの攻撃阻止 <2506-050820>
 パキスタン軍が8日、領空を侵犯したインドのUAV 25機を撃墜したと発表した。 一方、インドはUAVやミサイルで軍事目標を攻撃しようとするパキスタンの試みを「無力化した」と表明した。
 前日にはインドがパキスタンと係争地カシミール地方のパキスタン支配地域にある計9ヵ所の「テロリストのインフラ」を攻撃したと発表し、核保有国同士の紛争が激化するとの懸念が高まっている。
 パキスタン軍報道官は、インドがイスラエル製のHarop UAVをカラチやラホールなど主要都市を含む複数の地点に向けて発射したと表明し、残骸を回収していることを明らかにした。
 ラホールへの攻撃ではパキスタン軍の4人が負傷したという。 同報道官は「インドはこの露骨な侵略に引き続き代償を払うことになる」と述べた。
 一方、インド国防省はパキスタンが7日夜から8日早朝にかけてインドの北部と西部の複数の軍事目標への攻撃を試みたが、インドの防空システムによって「無力化」されたと発表した。
 インド軍は8日、報復としてパキスタンの複数の地点の防空レーダーやシステムを攻撃したと表明し、「インドの反撃はパキスタンと同じ領域で、同じ激しさで行われている」と述べた。
2025.05.08
 15:15
CNN

(Yahoo)

印パ戦闘機による「ドッグファイト」、近年の航空史上「最大かつ最長」規模 情報筋 <2506-050816>
 パキスタン安全保障当局の高位の情報筋がCNNに対し、パキスタンとインドの戦闘機の間で発生したドッグファイト(空中戦)について「近年の航空史上、最大かつ最長」の戦いの一つとの見方を示した。
 パキスタンの当局者は、インド機5機を撃墜したとしている。 情報筋によると、計125機の戦闘機が1時間超にわたり、双方とも自国の領空を離れずに交戦した。 160km以上離れた距離でミサイルの応酬が起きたケースもあるという。
 2019年にこれよりはるかに小規模のドッグファイトが発生していたことから、双方とも国境を越えてパイロットを送り込む用意はなかった。 この時はインド空軍のパイロットがパキスタン領で撃墜され、TVでさらし者にされた末、インドへ帰還したが、パイロットは当時、こうした屈辱は双方とも望んでいなかったと述べていた。
 情報筋によると、インド空軍は場合によっては目標に複数回の攻撃を試みることを余儀なくされた。 この情報筋は、パキスタン側は潜在的な攻撃目標とみなす地域の民間人に警告すべく最善を尽くし、民間人の犠牲を最小限に抑えたとしている。
2025.05.08
 14:35
時事通信

(Yahoo)

中国製戦闘機でインド機撃墜か 事実なら空戦で初 パキスタン <2506-050814>
 パキスタンからの8日の報道によると、同国のダール副首相兼外相が7日に国会に出席し、インドとの武力衝突を巡り、パキスタン軍が装備する中国製J-10Cがインド空軍の戦闘機5機を撃墜したと主張した。
 撃墜した5機にはフランス製Rafale 3機が含まれていると述べた。
 インド軍はパキスタンの主張についてコメントをしていないが、事実と確認されれば、J-10が空対空戦闘で初の撃墜を記録したことになる。 Rafaleが撃墜されたのも初めてということになる。
2025.05.07
 06:27
共同通信

(Yahoo)

インド機2機を撃墜とパキスタン軍 <2506-050709>
 パキスタン軍がインド機2機を撃墜したと明らかにした。
2025.05.07
 06:08
毎日新聞

(Yahoo)

インド軍が係争地のパキスタン側に攻撃 26人犠牲テロへの報復 <2506-050708>
 インド国防省が7日、インド軍がカシミール地方の実効支配線を越えパキスタン側にあるテロリストのインフラ施設9ヵ所を攻撃したと発表した。
 カシミール地方のインド側の支配地域で4月22日、観光客ら26人が犠牲になったテロ事件があり、インドが報復した形となった。
 インド国防省は声明で「我々の行動は焦点を絞った、慎重な、エスカレーションのない性質のものだ」とし、パキスタンの軍事施設は攻撃していないとしている。
2025.05.03
 19:14
朝日新聞

(Yahoo)

パキスタンがミサイル発射実験 インドは戦闘機訓練、両国の緊張激化 <2506-050320>
 インドが実効支配する北部カシミール地方で武装勢力が観光客らを殺害する事件を起こし、パキスタンとの緊張が高まっているなか、パキスタン軍は3日にSSMの発射試験を行い、成功したと発表した。
 同軍は声明で、訓練の目的について「作戦の準備態勢を確保し、高度なナビゲーションシステムや操作性を含むミサイル技術を検証するため」と説明した。 同軍は1日にも演習を行った。
 一方、インド軍は2日、軍事施設が攻撃を受けて使用できなくなる事態を想定し、戦闘機を幹線道路上に発着させる訓練を行った。
2025.05.02
 14:22
AP 通信

(Yahoo)

パキスタンが軍事演習を実施 カシミール巡り高まる緊張 <2506-050215>
 インドのカシミール地方で4月22日、武装集団が観光客に発砲し、少なくとも26人が死亡した事件により、インドとパキスタンの関係は緊張の度を増し、双方は差し迫った軍事行動をほのめかしている。
 これを受けてパキスタンは、領有権を巡りインドとの緊張が続くなか、カシミールで軍事演習を行った。 この演習は 陸軍参謀長ムニール大将も観戦した。
 インドは、パキスタンがこの襲撃を支援していると非難しているが、パキスタンはこの非難を否定している。
 それ以降、両国は相手国の外交官や市民を国外に追放し、国境の閉鎖を命じ、互いに領空を閉鎖した。 事実上の国境沿いでは、両国の兵士が銃撃戦と、相手が先に発砲したとの非難合戦を繰り広げている。
 カシミール地方はインドとパキスタンに分断され、両国が領有権を争っている。
 インドは、インドが実効支配するカシミール地方のすべての過激派を、パキスタンが支援するテロリストとみなしている。 パキスタンはこれを否定し、カシミールの多くのイスラム教徒は、過激派を自国の自由闘争の一部と考えている。
2025.05.01
 16:40
共同通信

(Yahoo)

インド、パキスタン機の飛行禁止 米国務長官、双方に緊張緩和要求 <2506-050117>
 インド政府が4月30日に、パキスタンの航空機のインド上空飛行を5月23日まで禁止した。
 両国の係争地のインド側支配地域で起きたテロを巡り、対立が激化するパキスタンへの追加の対抗措置で、ルビオ米国務長官は、双方との電話会談で緊張の緩和を求めた。
 パキスタンはインドが近く軍事行動を起こすとの確度の高い情報があると主張しており、5月1日にも実施される可能性もある。
 ルビオ長官はジャイシャンカル印外相、パキスタンのシャリフ首相とそれぞれ電話会談し、対話を再開し平和と安全を維持するよう促した。
2025.04.30
 14:23
時事通信

(Yahoo)

パキスタン、「36時間以内の攻撃」懸念 印軍、テロで報復態勢に <2505-043010>
 パキスタン政府は30日、インドが同国北部パハルガムで起きたテロの報復を口実に「今後24~36時間以内にパキスタンに対する軍事行動を企てているとの確かな情報がある」とする声明を発表した。
 攻撃を受けた際には「確実かつ断固とした対応を取る」と強調した。インドはパキスタン政府がテロを背後で支援したと断定している。
 パキスタン政府は関与を否定した上で、真相究明のため中立的な第三者委員会による独立した調査を申し出たが、インドが拒否したと主張。事態がエスカレートする責任はインド側にあると非難した。
 一方、複数のインドメディアは、モディ首相が29日開かれた会合で軍に対し、報復のための手段や時期を決める「作戦上の完全な自由」を与えたと報道。会合にはシン国防相やドバル国家安全保障担当補佐官、軍司令官が出席したという。
2025.04.30
 13:06
CNN

(Yahoo)

インドが36時間以内に攻撃、「信頼できる情報」 パキスタン情報相が主張 <2505-043008>
 インドとパキスタンの間で緊張が高まるなか、パキスタンのタラル情報相は30日、インドが今後2日以内にパキスタンに対して軍事行動を起こすという「信頼できる情報」があると明らかにした。
 タラル氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「インドが今後24~36時間以内にパキスタンに対して軍事行動を起こす意図があるという信頼できる情報をパキスタンは持っている」と述べた。この主張を裏付ける証拠については詳細を示さなかった。
 約1週間前には、インド北部カシミール地方のパハルガム近郊で武装集団が観光客に発砲して26人が死亡する事件が起きており、緊張が高まっていた。 この事件をめぐり、インドはパキスタンが関与したと非難しているが、パキスタン側は関与を否定している。パキスタンは事件について、中立的な調査を提案している。
 カシミール地方は、世界で最も危険な紛争地帯の一つであり、インドとパキスタンが一部を実効支配しているが、双方が領有権を主張している。
2025.04.29
 03:13
Reuters 通信

(Yahoo)

パキスタン国防相「インドによる侵攻差し迫る」、 カシミール襲撃受け厳戒態勢 <2505-042901>
 パキスタンのアシフ国防相が28日、係争地カシミール地方で発生した観光客襲撃事件を受け、具体的な根拠は示さなかったが、インドによるパキスタンに対する軍事侵攻が差し迫っていると述べた。
 襲撃事件は22日にカシミール地方のインド支配地域で発生し、観光客ら少なくとも26人が殺害され、インドがパキスタンの関与を主張して報復措置を講じたのに対し、パキスタンも対抗措置を講じており、核保有国同士の緊張が高まっている。
 アシフ国防相はイスラマバードでReutersの取材に応じ、インドの強硬姿勢がエスカレートするなか、パ軍は印軍による攻撃の可能性について政府に報告したとし、「侵攻が差し迫っているため、われわれは軍を増強した」と述べた。 その上で、パキスタンは厳戒態勢にあると表明した。
 核兵器は「パキスタンの存続に直接的な脅威がある場合」のみに使用されると述べた
2025.04.28
 15:36
Reuters 通信

(Yahoo)

インドとパキスタン、4夜連続で銃撃戦 カシミールの観光客襲撃後 <2505-042820>
 インドが28日、カシミール地方で発生した観光客襲撃事件を受けた武装勢力の捜索中パキスタンからのいわれのない発砲が4夜連続で続いていると明らかにした。
 26人が死亡した4月22日の襲撃事件後、インドは容疑者の武装勢力メンバー3人のうち2人をパキスタン人と断定したが、パキスタン政府は関与を否定し、中立的な調査を求めている。
 インド軍は27日深夜、パキスタンと領有権を争うカシミール地方の境界地帯にあるパキスタン陸軍の複数の駐屯地から正当な理由なく小火器による銃撃があり、対応したと明らかにした。 パキスタンはそれ以上の詳細を示さず、死傷者はいないと報告した。
 パキスタン軍はコメントの要請に応じなかったが、別の声明で過去2日間にアフガニスタンとの国境からパキスタンに侵入しようとしたイスラム過激派54人を殺害したと発表した。
 警察当局者がReutersに、インド側のカシミール地方では、治安部隊が1,000軒近い家屋や森を捜索し、取り調べのために約500人を拘束したと語った。
2025.04.25
 10:33
Reuters 通信

(Yahoo)

カシミール襲撃犯「地の果てまで追う」とモディ首相、容疑者3人公表 <2505-042507>
 モディ印首相が24日、カシミール地方で22日発生した過激派による観光客襲撃事件について、襲撃犯とその支援者を追跡し、処罰すると表明した。
 インド警察は、パキスタン人2人を含む3人を襲撃に関与した容疑者として公表した。
 パキスタンとカシミールの帰属問題を抱え、戦火を交えた歴史を持つインドは、事件を受け23日、パキスタンに陸路で唯一通じる国境の閉鎖し、インダス川の水資源配分に関する条約の停止などに踏み切った。
 モディ首相は24日に東部ビハール州で、事件で犠牲となった26人を悼み合掌し、襲撃犯を「地の果てまで追いかける」と述べた。
 カシミールのインド警察は、襲撃に「関与した」武装勢力の容疑者3人を公表し、逮捕につながる情報に対して報奨金を出すと発表した。
 3人のうち2人はパキスタン国籍だとしたが、どのように身元を特定したかは明らかにしていない。
2025.04.25
 06:59
中央日報

(Yahoo)

韓国「西海構造物の撤去を」 中国「養殖施設に過ぎない、来て確認せよ」 <2505-042502>
 黄海の韓中暫定措置水域 (PMZ) に設置された中国の構造物韓国が撤去するように求めると、中国は「領有権と関係のない養殖施設」と拒否し、代わりに、現場に来て直接確認してみるように提案したが、むしろこれを口実に無断構造物を容認することにならないように留意する必要があるという指摘が出ている。
 24日、外交部によると、前日開かれた第3回韓中海洋協力対話で中国外交部の洪辺界海洋事務局長を首席代表とする中国側は、「該当構造物は単なる養殖目的の施設で、領有権や海洋境界画定問題とは関係がない」と明らかにした。 「韓国側関係者の現場訪問を提案する」としだ。 これに先立って2月、韓国海洋調査船の現場調査を遮って韓国海洋警察とも対峙した中国が立場を変えたとみられる。
 外交部当局者は同日、記者団に対し、韓国側調査団の派遣について「懸念事項をどのように解消するか、内部的に検討しなければならない」とし、「タイムテーブルを語ることは難しい」と説明した。 中韓は黄海の構造物問題などをより機動性をもって細部的に協議するための「分科委員会」、すなわち一種のワーキンググループも設立した。
 ただ、これを受け入れて中国側が公開する部分だけを確認する場合、ややもするとPMZ内に中国が漁業施設を名目に無断で設置するのは問題がないという名分を与える恐れがある。
 現在、PMZには中国が鮭の養殖施設だとして2018年と2024年に設置した深藍-1 / -2とそのための管理補助施設だとし、2022年に設置した構造物まで計3つの実体不明の構造物が設置されている。 中韓両国の排他的経済水域 (EEZ) が重なり、境界が最終的に画定されていないPMZでは一方的な現象変更行為を自制する必要がある。
 この日の対話で「問題の構造物3つ全てをPMZの外に移動せてほしい」という韓国側の撤去要求は中国が拒否した。 中国側は民間企業が資金を投入したという理由を挙げたという。
2025.04.24
 20:33
産経新聞

(Yahoo)

印パ「越境テロ」で緊張 カシミール銃撃、インダス川水資源条約や貿易停止で応酬 <2505-042415>
 インド北部ジャム・カシミールの観光地パハルガム近郊で、観光客ら26人が銃撃により殺害されたテロを受け、インド政府は23日にパキスタンからの越境テロとみて、同国との水資源条約を停止し、関係を格下げすると発表した。 24日にはパキスタンも対抗措置を取り、領土問題で対立する両国関係は一層悪化した。
 インド外務省は23日夜、緊急の発表を行い、1960年に結ばれたインダス川水資源条約をパキスタンが越境テロへの支援を放棄するまで停止すると明らかにした。 条約はインダス川とその支流の水資源を分け合うもので、インドが停止に踏み切ったのは初めてで、インダス川はカシミール地方のインド実効支配地域を上流とするため、パキスタンへの水供給に影響が出る可能性がある。
 このほか、在インド・パキスタン大使館の駐在武官に、1週間以内にインドを離れるよう求め、在パキスタン・インド大使館からは駐在武官を引き揚げさせる。 両国間の唯一の陸上国境検問所であるアタリ検問所は封鎖し、24日には、パキスタン人へのビザ発給を原則停止した。
 一方、パキスタン政府は24日、あらゆるインドとの貿易停止などの対抗措置を発表した。
 Reuters通信によると、今回のテロでは「カシミール抵抗勢力」を名乗るグループがSNS上に犯行声明を出した。 85,000人以上の「部外者」がこの地域に定住したことへの不満を表明している。  パキスタンメディアによると、パキスタン政府はテロへの関与を否定している。
2025.04.24
 19:43
Reuters 通信

(Yahoo)

カシミール襲撃犯「地の果てまで追う」とモディ首相、容疑者3人公表 <2505-042413>
 モディ印首相が24日、カシミール地方で22日発生した過激派による観光客襲撃事件について、襲撃犯とその支援者を追跡し処罰すると表明した。 インド警察は、パキスタン人2人を含む3人を襲撃に関与した容疑者として公表した。
 インドは、隣国パキスタンとカシミールの帰属問題を抱え、戦火を交えた歴史を持つ。 事件を受け、インド政府は23日に、パキスタンに陸路で唯一通じる国境の閉鎖し、インダス川の水資源配分に関する条約の停止などに踏み切った。
 モディ首相は24日に東部ビハール州で、事件で犠牲となった26人を悼み合掌し、襲撃犯を「地の果てまで追いかける」と述べた。
 カシミールのインド警察は、襲撃に「関与した」武装勢力の容疑者3人を公表し、逮捕につながる情報に対して報奨金を出すと発表した。 3人のうち2人はパキスタン国籍だとした。 どのように身元を特定したかは明らかにしていない。 ニューデリーのパキスタン大使館の周辺には、数十人が集まり抗議の声を上げた。
 パキスタンのダール外相は、シャリフ首相が国家安全保障委員会の会合を開き対応を協議する予定だとXに投稿した。
2025.04.24
 15:04
AP 通信

(Yahoo)

カシミール全域で警備強化 事件に抗議して商店が休業 <2505-042407>
 インド人観光客ら26人が武装集団に殺害された翌日の4月23日、インドが実効支配するカシミール全域で警備が強化され、インド軍は近年最悪の事件となった襲撃実行犯の捜索を開始した。
 ジャンムーとスリナガルでは23日、襲撃に抗議するグループが「観光客を殺すな」などのスローガンを唱えて道路を封鎖した。
 当局が襲撃事件の捜査を開始するなか、カシミール地方の宗教団体や政党の呼びかけに応じ、多くの商店や企業が事件に抗議して休業した。
 その一方で、数万名の武装警察と兵士が地域一帯に展開して検問所を増設し、車を捜索し、一部の地域では元過激派を警察署に呼び出して尋問したと報道されている。
 当局によれば、殺害された26人のうち、ネパール人1人、地元ツアーガイド1人を除いた24人全員がインド人だったという。
 カシミールでは、ニューデリーが2019年に同地域の半自治を終了し、反体制、市民的自由、メディアの自由を大幅に抑制して以来、インドからの移民労働者を含むヒンドゥー教徒に対する致命的な攻撃が相次いでいる。
 カシミール地方では、ニューデリー政府が2019年、同地域の半自治を終了させ、反体制、市民的自由、メディアの自由を大幅に制限したことから、インドからの移民労働者を含むヒンドゥー教徒が標的となった殺害が相次いでいる。
2024.10.22
 7:00
朝日新聞

(Yahoo)

インド・カシミールで銃撃、建設作業員ら7人死亡 武装勢力が襲撃か <2411-102205>
 インド地元メディアが20日、北部のジャム・カシミール州で、建設作業員らが銃撃され、少なくとも7人が死亡したと報じた。 警察は武装勢力による無差別テロとの見方を示している。
 Indian Express紙は、少なくとも2人の武装した男が20日夜にトンネルの建設現場付近にある民間企業の宿舎を襲撃し、作業員らを無差別に撃った、と報じた。 死者の多くは州内外から来ていた労働者。軍や警察が容疑者の行方を追っているが、詳細は明らかではない。
 現場は州都スリナガル周辺の山中で、パキスタンとの係争地に近く、建設中のトンネルは、事件のあった地域と観光地とを結ぶ計画で、地元における重要インフラと位置づけられている。
 地元メディアによると、同地方では2024年に入り、旅行者や労働者に対する襲撃が相次いでいるという。
2024.07.09
 13:43
Reuters 通信

(Yahoo)

カシミール地方で武装勢力がインド軍の車列を襲撃 兵士5人死亡 <2408-070911>
 ヒマラヤのジャンムー・カシミール地方武装勢力がインド軍の車列を襲撃し、少なくとも5名の兵士が死亡した。
 メディアによると、武装集団は8日にカトゥア地区で手榴弾による攻撃を行った後に車列に発砲した。 軍が反撃しすると武装集団は逃走した。
 シン印国防相はX (Twitter) に「対テロ作戦は進行中で、わが軍の兵士はこの地域に平和と秩序をもたらす決意を固めている」と投稿し、遺族に哀悼の意を表した。
 カシミール渓谷とその周辺地域では、1989年に武装勢力が抗争を開始して以降襲撃事件がたびたび発生している。
2023.01.17
 19:50
時事通信

(Yahoo)

パキスタン首相、インド首相に対話呼び掛け 背景に経済危機 <2302-011713>
 パキスタンのDawn紙などが17日、パキスタンのシャリフ首相が中東TV局との対談で、インドのモディ首相に対してカシミール地方の問題を解決するための対話を呼び掛けたと 報じた。
 パキスタンは最近、燃料価格高騰や洪水被害に伴い経済危機が深刻化し、テロ組織の活動で国内の治安も悪化しており、シャリフ氏の発言の背景にはインドとの対立に力を向ける余裕がない事情もあるとみられる。
2021.03.28 讀賣新聞

(Yahoo)

インドとパキスタン、来月にも大使派遣再開へ…関係正常化の可能性 <2104-032801>
 インドとパキスタン両政府関係者が本紙に、印パがカシミール地方を巡る対立2019年以来不在となっている互いの大使を、早ければ4月にも帰任させる方向で協議を進めていることを明らかにした。 両政府関係者によると、人数を半減した大使館職員を元の数に増やすことも話し合っており、印政府側は既に職員の任地復帰の準備を始めたという。
 印パ両国は2月にカシミールで双方間の
LAC越しに相手側を攻撃しないとする2003年の停戦合意を再確認した。 印政府高官によると、この再確認を前に両国の国家安全保障担当幹部が2020年以降、第三国で協議を始めていた。
2020.11.25 Jane's Defence Weekly India and Pakistan exchange artillery fire <2101-112503>
 印パ陸軍がカシミールの実効支配線 (
LoC) を挟んで小火器を交えた砲迫の砲撃戦を行い、少なくとも12名の兵士と4名の民間人が死亡した。
 インド陸軍によると、パキスタンからの砲撃で兵士5名と民間人4名が死亡した翌日の11月13日に747kmのLoCにわたって報復砲撃を行ったという。
2020.11.02 ロイタ通信

(Yahoo)

パキスタン首相、カシミール実効支配地域を準州に格上げの方針 <2012-110201>
 パキスタンのカーン首相が1日、同国が実効支配するカシミール地方北部のギルギット・バルティスタン地域を準州に格上げすると表明した。
 これに対しインド外務省報道官は、違法に武力で占領しているインド領の一部に対し、重大な変更をもたらすパキスタンの試みを断固拒否すると述べた。
 インドは昨年、同国が実効支配するジャム・カシミール州から自治権を剥奪し、パキスタンが反発していた。
2020.09.02 Jane's Defence Weekly India deploys Tejas LCA to border with Pakistan <2010-090227>
 インド空軍が8月19日、インド国産軽戦闘機Tejas Mk 1
LCAの飛行隊が初めてパキスタンとの国境に近い西部に配置されたと発表した。 派遣されたのは2016年にインド南部のSulur基地に編成された第45Flying Dragon飛行隊で、機数は明らかにされていないが、一般的には20機程度とみられる。
 Tejas Mk 1 LCAの2番目の飛行隊は5月に同じSulur基地で編成されている。
Sulur の位置 (Google Map)】
2020.05.06 Stars & Stripes Top Kashmir rebel leader killed; India claims major success <2006-050608>
 インドの治安当局者と与党の党員が、インド政府部隊カシミールでインドからの分離を求める最大の武装組織Hizbul Mujahideenリーダと支持者を殺害したと発表した。
2020.05.02 Stars & Stripes India says two soldiers killed in Pakistani firing in Kashmir <2006-050201>
 インド軍が5月1日、カシミールの実効支配線 (
LOC) 近くのUri西側で、パキスタン軍の銃撃でインド兵2名が死亡し、数名が負傷したと発表し、これは2003年の休戦協定違反だとパキスタンを非難した。
Uri の位置 (Google Map)】
2020.04.22 Jane's Defence Weekly India and Pakistan exchange artillery and mortar fire along disputed Kashmir border <2006-042206>
 インドとパキスタンが4月12日に、カシミールの実効支配戦線 (LoC) を挟んで砲迫戦を繰り広げ、双方で民間人数名ずつが死亡した。
2020.04.18 Stars & Stripes Three Indian soldiers killed, two wounded in Kashmir rebel attack <2005-041804>
 インドが実効支配しているカシミールで4月18日夕、インド兵3名が殺害され2名が負傷した。
 事件があったのはSopore北西地域で、バイクに乗った少なくとも2名の武装兵が銃を乱射した。
Sopore の位置 (Google Map)】
2019.12.22 Stars & Stripes Pakistan says Indian shooting kills three in Kashmir <2001-122206>
 パキスタン当局者が12月22日、インド軍がここ数日間にカシミールのパキスタン支配地域に迫撃砲攻撃を行い、3名が死亡し10軒以上の家屋が破壊されたと抗議した。
 これに対しインド軍は、砲撃はパキスタンが最初に開始したと応じ、停戦違反だと非難した。
2019.10.30 時事通信

(Yahoo)

印カシミール、政府直轄領に=支配強化に反発激化懸念 <1911-103006>
 インド北部のパキスタンとの係争地、ジャム・カシミール州が31日に州からインド政府の直轄領となる。
 ヒンズー至上主義を掲げるモディ政権が8月、国内で唯一イスラム教徒が多数派の同州の自治権剥奪を決定したことに伴う措置で、住民の抵抗運動激化や、分離独立を狙う過激派の活発化が予想され、全国的な治安悪化につながる恐れがある。
2019.10.21 東京新聞 印パ両軍が砲撃の応酬 カシミール、双方に死者 <1910-092101>
 インド軍とパキスタン軍が21日、両国がカシミール地方の実効支配線を挟んで相手側から砲撃を受け反撃したと発表した。 両国メディアによると、砲撃の応酬は現地時間の19日深夜から20日未明に起きた。
 パキスタン側は、市民5人と兵士1人が死亡し、インド兵9人を殺害したと主張しているのに対し、PTI通信によるとインド側は兵士2人と市民1人が死亡し、パキスタン兵6~10人と複数のテロリストを殺害したとしている。
2019.08.18 Record China 緊張高まる印パ=インドが戦術ミサイル数千発など購入、中国メディア「わが方も標的」 <1909-081801>
 新浪網が17日、北部ジャム・カシミール州の自治権を剥奪したことでパキスタンとの緊張を高めているインドが、戦術ミサイル数千発Apache攻撃ヘリを購入とする記事を掲載した。
 同記事は、中国にも対抗するものとの見方を示した。 カシミールは印パ双方が領有権を主張しているほか、中国も一部の領有権を主張するなど国境紛争の舞台になってきた。
2019.08.08 ロイタ通信

(Yahoo)

パキスタン、インド大使を追放へ カシミールの自治権剥奪受け <1909-080801>
 パキスタン政府は7日、インドがジャム・カシミール州の自治権を剥奪したことを受け、インドの駐パキスタン大使を国外追放すると発表した。
 またパキスタン政府は、新たに任命した駐インド大使の着任を控えると明らかにした。
2019.08.05 時事通信

(Yahoo)

インド側カシミールの自治権剥奪=パキスタン反発、治安悪化も <1909-080506>
 インドのコビンド大統領が5日、インド側カシミールのジャム・カシミール州に対し自治権を剥奪する大統領令に署名した。 モディ首相率いる与党インド人民党ヒンズー至上主義を掲げており、全国で唯一イスラム教徒が多数派のジャム・カシミール州の自治権の剥奪を主張し続けてきた。
 パキスタンの反発は必至で、核保有国同士の印パの緊張が高まる恐れがあり、インド国内でも武力衝突やテロによる治安悪化が懸念される。
2019.03.13 Jane's Defence Weekly Satellite imagery raises doubts about success of India airstrike on 26 February <1905-031302>
 民間衛星が2月27日に撮影した画像から、その前日にインド空軍機が空爆したと発表したパキスタンBalakotにあるJaish-Mohammed (JeM) 戦闘員の訓練施設は損傷を受けていない模様である。
【パ軍の発表を報じた記事:1903-022706 (ロイタ 2019.02.27)】
【印軍の発表を報じた記事:1903-022606 (ロイタ 2019.02.26)】
2019.03.04 ロイタ通信

(Yahoo)

米国、パキスタンがインド機撃墜に F16 使用したか調査 <1904-030401>
 米国が3日、カシミール地方でパキスタンインドの空軍機を撃墜した際にF-16を使用したかどうかについて調査していることを明らかにした。
 武器売却契約の違反にあたる可能性があるという。 パキスタン軍は27日、同国がF-16を使用したとのインドの主張を否定している。
2019.03.02 朝日新聞 インドで子どもと母親3人死亡 パキスタンとの軍事衝突 <1904-030204>
 インド、パキスタン両国がカシミール地方の実効支配線周辺で軍事衝突を続けている問題で、パキスタンは1日に撃墜したインド軍機のパイロットをインド側に引き渡したが、両国は2日も砲撃の応酬を続け、緊張の緩和にはつながっていない。
 インドメディアによると、2日にパキスタン軍が発射した迫撃砲弾が複数の集落に着弾し3人が死亡した。 1日も別の集落で銃撃戦に巻き込まれた住民や警官ら8人が死亡している。
2019.02.28 ロイタ通信

(Yahoo)

インド・パキスタン便、航空各社が運航停止 緊張激化受け <1903-022801>
 インドとパキスタンの緊張が高まる中、エミレーツ航空やカタール航空など航空各社は27日、両国行きの運航を停止した。
 エティハド航空やスリランカ航空、エア・カナダが運航を休止したほか、運航状況追跡サービスによると、シンガポール航空やブリティッシュ・エアウェイズなどが経路変更を余儀なくされたもようである。
2019.02.27 ロイタ通信

(Yahoo)

パキスタン軍、カシミール地方で空爆 インド機2機を撃墜 <1903-022706>
 パキスタン軍報道官が27日、同国がカシミール地方のインド支配地域を空爆した後、インド空軍機がパキスタン領空に侵入したたため空中戦となり、パキスタン領空でインド機2機を撃墜したことを明らかにした。 2機のうち1機は、カシミール地方のインド支配地域に墜落し、もう1機はパキスタン支配地域に墜落し、パイロットを拘束したという。
 インド政府のコメントは得られていないが、同国の警察当局はカシミール地方でインド空軍機が墜落し、パイロット2人と民間人1人が死亡したことを明らかにしていた。
2019.02.27 産経新聞

(Yahoo)

パキスタンが報復空爆 空中戦でインド軍機2機撃墜 <1903-022705>
 パキスタンが27日、パキスタン軍機がインドと領有権を争うカシミール地方の実効支配線を超えてインド側で空爆を行ったと発表した。 その後緊急発進したインド軍機と空中戦となり2機を撃墜し、パイロット1名を拘束したことも発表した。
 これに対してインド側はパイロット1名が行方不明となったことを認めたが、反撃で1機を撃墜したとしている。
2019.02.26 ロイタ通信

(Yahoo)

インド政府、パキスタンで武装勢力を空爆と発表 300人死亡 <1903-022606>
 インド政府が26日、印空軍機が同日にパキスタン国内のイスラム過激派ジェイシモハメドの拠点を狙った空爆を実施し、武装勢力構成員の多数が死亡したと発表した。
 政府高官筋によると、武装勢力の構成員とみられる300人が死亡した。
2019.02.26 ロイタ通信

(Yahoo)

インド軍機がカシミール地方で領空侵犯、爆弾投下=パキスタン軍 <1903-022605>
 パキスタン軍報道官が26日、インドの軍機がカシミール地方のパキスタン実効支配地域に侵入し、パキスタン軍機の緊急発進後に爆弾を投下して逃げたと発表した。 負傷者や被害は出ていないという。
 同報道官によると、爆弾は実効支配線から50mkの町バラコット付近に落ちたがけが人や被害は出ていないと語った。
2019.02.19 NHK インド「襲撃事件はパキスタン軍が計画」対立激化 <1903-021906>
 カシミール地方のインド側が実効支配しているジャム・カシミール州で今月14日にインドの治安部隊がパキスタンの過激派組織に襲撃され40名が死亡したが、この事件についてインド軍司令官が19日、事件はパキスタンの軍と情報機関によって計画されたもので、過激派組織は彼らに操られていると述べ、パキスタンの軍などが背後で関わっていると厳しく非難した。  これに対してパキスタンのカーン首相は19日、根拠もなくパキスタンに疑いをかけているもので、何らかの攻撃を考えているのならばわれわれも報復すると述べ、インド側が報復攻撃を行った場合には断固とした対応をとる姿勢を強調した。
2019.02.18 東京新聞 印、銃撃戦で治安要員ら7人死亡 カシミール、テロ捜査中に <1903-021805>
 インドPTI通信が、北部ジャム・カシミール州で18日、治安部隊要員ら40名が死亡した14日のテロに絡んだ捜査中に武装勢力との間で銃撃戦が発生、治安部隊要員4名を含む7名が死亡したと報じた。 銃撃戦はテロ現場から10kmほどの場所で起きた。
 治安部隊要員以外で死亡したのは市民1人と14日のテロで犯行声明を出したイスラム過激派ジェイシモハメドのメンバー2人で、この過激派はパキスタンを拠点としており、2人のうち1人はパキスタン人という。
2019.02.15 日経新聞 インド、パキスタンの最恵国待遇を取り消し <1903-021504>
 インド財務相が15日、14日に印北部ジャム・カシミール州でインドの中央予備警察隊が乗ったバスを狙った自爆テロがあり、パキスタンを拠点とするイスラム過激派が攻撃を認めたことに対する措置として、パキスタンに付与していた最恵国待遇 (
MFN) を取り消したことを明らかにした。
 インドは1996年にパキスタンにMFNを付与したが、パキスタンは2011年にインドにMFNを付与すると決めたが今に至るまで実行していない。
2019.02.14 時事通信

(Yahoo)

インド北部で爆発、治安要員36人死亡=パキスタンとの関係悪化も <1903-021403>
 インド北部ジャム・カシミール州プルワマで14日に治安部隊を狙った爆発が起き、Times of India紙によると治安要員少なくとも36名が死亡した。 複数の地元メディアは、パキスタンに拠点を持つとされるイスラム過激派ジェイシモハメドが犯行を認めたと報じた。
 インドのモディ首相は「卑劣な攻撃を強く非難するとツイッタに投稿した。 今春に総選挙を控えるモディ首相が、支持固めのためにパキスタンへの非難を強めれば、両国関係の一層の悪化が懸念される。
2018.01.20 Stars & Stripes Kashmir fighting escalates between India, Pakistan <1802-012006>
 2003年の停戦合意にもかかわらず、最近になってカシミールを巡るインドとパキスタンの武力衝突が激化 しており、既に6人の民間人と3人の兵士が死亡している。
 19日の戦闘だけでも5名の民間人と兵士1名が死亡した。
2016.12.07 Jane's Defence Weekly Indo-Pakistani tension escalate <1701-120709>
 インド北部のJammu州Kashmir州で11月29日にインド軍の基地が重武装 した戦闘員に襲撃され、将校2名を含む7名が殺害された事件により、印パ両国の緊張が更に高まっている。
2016.11.30 産経新聞

インターネット

カシミール地方のインド軍基地襲撃 兵士ら7人死亡 <1612-113002>
 カシミール地方の印支配地域ジャム・カシミール州にあるインド軍基地が29日に警官の 制服姿の武装集団に襲撃され、PTI通信によると兵士7名が死亡した。 これに対しインド軍は武装集団の3人を殺害 した。
 同州では今年9月にも印軍基地がやはり武装集団に襲撃され兵士19名が殺害されており、インド政府はパキスタンからの越境テロだと非難している。
2016.11.23 Jane's Defence Weekly Seven Pakistani soldiers killed in cross-border firing <1701-112313>
 パキスタンが、カシミール北部11月13日にインド軍が実効支配線(
LoC )越しに砲撃を行い、パキスタン兵7名が死亡したと発表したこと から両国間の緊張が高まっている。 インド陸軍によると11月15日にはLoC越しに81mm、120mm迫撃砲と大口径小火器にによる砲銃撃戦が行われた。
 これについてインド側は、9月18日にUriにある印陸軍基地が武装勢力に襲撃され20名が死亡、30名が負傷した事件への報復であるという。
2016.10.28 Stars & Stripes 2 Indian soldiers killed along disputed Kashmir frontier <1611-102805>
 インドが実効支配するカシミールで、インド兵2名パキスタンの武装勢力とパキスタン軍に殺害 された。
 事件があったのは実効支配線(
LoC)に近いMachi地区で、インド側に侵入した武装勢力がインド兵を待ち伏せして殺害し、パキスタン側に 逃亡する際にインド兵の死体を切断したという。 パキスタン軍の掩護射撃をしたという。
2016.10.05 Jane's Defence Weekly India launches cross-border 'surgical striles' <1611-100511>
 インド陸軍が、カシミールの武装勢力に対して9月29日に報復攻撃を行ったと発表した。
 インド陸軍筋によると、特殊部隊実効支配線(
LoC)を7ヶ所で超えて、LoCの パキスタン側2~4kmにある武装勢力の訓練施設を攻撃した。
2016.10.03 Yahoo 時事通信記事

「カシミールでインド軍2人死傷」

<1611-100302>
 PTI通信などが、カシミール地方インド実効支配地域で2日夜、インド陸軍と国境警備隊が駐屯する 駐屯地武装集団に襲撃され、2人が死傷したと報じた。  カシミール地方では9月18日にもインド陸軍の基地が武装集団に襲撃され、兵士19人が殺害された。
 インドはパキスタンが越境攻撃に関与していると非難しており、9月29日にはインド軍がパキスタン支配地域を攻撃するなど、両国関係が悪化している。
2016.09.29 Yahoo ロイタ通信記事

「インド軍がパキスタン側に攻撃、『軍事勢力がカシミール侵入準備』」

<1610-092904>
 インド軍高官が29日、カシミール地方のインド支配地域への侵入を準備していた可能性があるとして、パキスタンの軍事勢力 を攻撃したことを明らかにした。
 この高官は、テロリストらが侵入を準備していたという非常に具体的で信頼できる情報に基づいて28日に攻撃を実施したと述べた。
2016.09.21 Yahoo 時事通信記事

「印パ緊張、一触即発=越境テロに報復か―カシミールでにらみ合い」

<1610-092105>
 過去3度にわたって激しい戦火を交えたインドとパキスタンの緊張が再び高まっている。 インド北部ジャム・カシミール州 の陸軍基地が18日にイスラム過激派に襲撃され兵士18人が殺害された事件を受け、インド政府はパキスタンがテ ロを支援していると批判し、パキスタンに対する1軍事的な報復もあり得るとの観測が流れ、1一触即発の状況にある。
 インド政府はパキスタンに拠点を置くイスラム過激派ジェイシモハメドによる犯行として、パキスタンが越境テロを仕掛けていると非難した。
2016.09.18 産経新聞

インターネット

武装集団がインド軍基地を襲撃 カシミール、兵士17人死亡 <1610-091802>
 カシミール地方のインド支配地域であるジャム・カシミール州で18日未明、武装集団がインド軍 の基地を襲撃し兵士17名が殺害され30名が負傷した。 軍は銃撃戦の末、襲撃犯4人全員を殺害した。
 軍に対するテロ攻撃としては最悪規模といい、印政府はイスラム過激組織など武装集団の背後にいるとしてきたパキスタンを激しく非難した。
2016.01.13 Yahoo 時事通信記事

「印基地襲撃の武装勢力逮捕=関係改善に意欲―パキスタン」

<1602-011307>
 パキスタン政府が13日、年明けにインド北部パンジャブ州の空軍基地武装 勢力に襲撃された事件で、イスラム過激派ジェイシモハメドの構成員数人を逮捕したと発表した。
 パキスタンからの越境テロに対し、インドでは15日に予定される印パ外務次官級会談を中止すべきだとの声が高まったが、パキ スタン政府は迅速な対応で関係改善への意欲を示した。
2016.01.03 Yahoo 時事通信記事

「また基地襲われ11人死亡=インド」

<1602-010305>
 パキスタンとの国境に近いインド北部パンジャブ州パタンコートの空軍基地で3日に 戦闘が発生、警察によると11人が死亡した。
 この空軍基地は前日にも襲撃されたばかりで、パキスタンに拠点を置くイスラム過激派ジェイシモハメドによる犯行と みられている。
2016.01.02 Yahoo 時事通信記事

「武装集団が基地襲撃、7人死亡=イスラム過激派の犯行か―インド北部」

<1602-010203>
 パキスタンとの国境に近いインド北部パンジャブ州で2日未明、武装グループが空軍基地を襲撃した。 地元警察幹部が ロイタ通信に語ったところでは、犯行グループは軍服を着用し、警察車両を乗っ取って基地に乗り付けた後、無差別に発砲した。
 政府当局者がCNN TVに語ったところでは、銃撃戦でインド治安要員2人と武装グループの4人、民間人1人の計7人が死亡した。
 治安当局者はAFP通信に、パキスタンに拠点を置きパンジャブ州独立を掲げるイスラム過激派ジェイシモハメドによる犯行 とみられると語った。
2015.01.01 産経新聞

インターネット

カシミールで銃撃戦 印パ兵士、5人死亡 <1502-010101>
 インドの地元 TV が、カシミール地方のインド側国境地帯で31日に、同国の国境警備隊員1名がパ キスタン部隊に銃撃され死亡したと報じた。
 これに対してインド側も報復したため、パキスタン兵4名が死亡したという。
2014.12.06 読売新聞

インターネット

カシミールで銃撃戦、インド兵ら11人死亡 <1501-120603>
 インド北部ジャム・カシミール州のパキスタンとの国境付近で5日、パキスタンから越境したとみられる 武装集団インド軍施設などを襲撃し、インド兵ら11人が死亡した。
 同州ではここ数日、武装集団の襲撃が相次いでいる。
2014.11.28 産経新聞

インターネット

軍駐屯地銃撃で民間人を含む7人死亡 印パ国境地帯 <1412-112803>
 インド北部ジャム・カシミール州ジャム近郊の国境地帯で27日、正体不明の武装勢力がインド軍駐屯地を 襲撃し、民間人を含む少なくとも7人が死亡した。
 警察によると、武装勢力は国境を越えてパキスタンから侵入し、付近の小さな街に駐屯するインド軍兵士がいた塹壕や民家を銃撃した。 激しい銃 撃戦で民間人1人、インド軍兵士3人、武装勢力3人が死亡した。
2014.10.09 毎日新聞

インターネット

カシミール:印パ砲撃19人死亡『過去10年で最悪規模』 <1411-100907>
 AP通信が、カシミール地方で今月に入り、インド軍とパキスタン軍による砲撃が激化し、9日までに両国で少なくとも住 民ら19人が死亡したと報じた。 一部メディアは、過去10年間で最悪規模などと報じている。
 インドメディアなどによると、砲撃はイスラム教の祝祭があった6日ごろから激しくなり、それぞれ国境監視施設などを攻撃して周辺住民が巻き込まれたとみられる。
2014.10.09 Yahoo ロイタ通信記事

「インド、パキスタンがカシミールで『一方的に攻撃』 報復を警告」

<1411-100906>
 インド国防相が9日、カシミール地方のインド統治地域でパキスタンが一方的に攻撃を行ったと し報復を警告した。
 カシミール地方では1週間以上前にも両国間で衝突が発生し、これまでにパキスタン側で9人、インド側で8人の民間人が死亡している。
【関連記事:1411-100605 (産経新聞 2014.10.06)】
2014.10.06 産経新聞

インターネット

印カシミール国境地帯で砲撃、5人死亡 <1411-100605>
 PTI通信が、インド北部ジャム・カシミール州のパキスタンとの国境地帯に5日夜から6日にかけ、パキス タン側から迫撃砲などが撃ち込まれ、地元警察当局者によると、民間人5人が死亡、29人が負傷したと報じた。
 ジャム・カシミール州の冬季の州都ジャム近郊にある村落や国境警備隊の前線基地が砲撃や銃撃されたという。
2014.08.23 読売新聞

インターネット

カシミールで印パ砲撃戦、子ども含む8人死傷 <1409-082307>
 カシミール地方で23日、インドとパキスタンので国境線を挟んだ砲撃戦があり、双方で計8人が死傷した。
 インド陸軍幹部によると、パキスタン軍はインド側の国境監視拠点22ヵ所を標的に長距離砲や重火器による攻撃を行い、子 供を含む6人が死傷した。 インド側も応戦し、パキスタン側で2人が死亡した。
2014.08.23 Yahoo 時事通信記事
「印パが銃撃戦、4人死亡=カシミール」
<1409-082306>
 カシミール地方で23日未明、インドとパキスタンの国境警備要員間で銃撃戦が発生し、インド側とパキスタン側でそれぞれ 民間人2人が死亡した。
 双方とも相手が先に発砲したと非難している。
2014.01 International Defencd Review Pakistan's Hatf 9 promoted as a counter India's Prahaar <1402-010017>
 パキスタンが最近、Hatf-9/Nasr の発射試験を VIP を招いて行った。 この試験では4発の斉射が行われた。 Hatf-9 は インドの Prahaar に対抗した SRBM で、共に2011年に最初の発射試験が行われている。
 Hatf-9 は全長6m、射程60kmの
MLR で、発射機には4発又は6発が装填される。
2013.08.23 Yahoo 毎日新聞記事

「カシミール 印パ両軍が交戦 パキスタン兵3人死亡」

<1309-082305>
 カシミール地方の実効支配線 (LAC) 付近で、21日から22日にかけて印パ両軍が交戦し、パキス タンからの報道によると、パキスタン兵3人が死亡した。
 パキスタン側は、インド軍側から先に発砲し複数の民間人も負傷したと主張していが、インドでの報道によると、インド軍はパキスタン側からの攻撃に応戦したといい、食い 違いをみせている。
2013.08.16 Searchina インドとパキスタンの両軍がカシミール地方で交戦…8人が負傷 <1309-081604>
 印パ両軍が15日、カシミール地域で衝突し、インド軍兵士3名が負傷したほか、パキスタン人5 名が負傷した。
 インド軍によれば、パキスタン軍がカシミール地方の実効支配線 (LAC) を越えてインド側の歩哨所を銃撃したため交戦となった。
 一方、パキスタンのメディアはパキスタン軍がインドから砲撃を受け交戦となったと報じた。
2013.08.11 産経新聞

インターネット

印パ国境で銃撃戦、インド兵1人負傷 <1309-081101>
 インドの PTI通信によると、北部ジャム・カシミール州ジャム近くのパキスタン国境地帯で11日、インド国境警備隊の兵士1名が パキスタン側から銃撃を受け負傷した。 一方、パキスタン軍当局者によると、両国国境に接するパキスタン東部シアルコット郊外で同日、同国治安部隊が インド側から銃撃を受けたが、死傷者はいなかった。
 両国は実効支配線 (LAC) 付近で小規模な衝突を続けているが、国境地帯での銃撃は異例である。
2013.06.18 Defense News India to extend range of missile interceptor to 5,000 km <1307-061806>
 インド国防省当局者がインドの BMDS について、射程2,000kmまでの弾道弾に対処する 第一段階の開発を完了し、射程5,000kmにまで対処する第二段階の発射試験を年 内に開始することを明らかにした。
 改良型には国産のレーダや誘導装置が導入され、第一段階のシステムに追加される。
【インドの BMDS 発展計画関連記事:1010-090024 (JMR 2010.09)】
【註】
 インドの BMDS は、パキスタン対処であれば2,000km脅威対処能力で十分であり、5,000km対処は中国対策であることは明確である。
2013.06.13 Defense News Pakistan raises annual defense budget by 10 percent <1307-061301>
 パキスタンの新政権が、就任1週間後の6月12日に、7月1日に始まるFY2013~2014で国防費を10%増額すると発表した。
2013.01.08 Yahoo 毎日新聞記事

「パキスタン軍が攻撃、インド兵2人死亡 再び緊張か」

<1302-010801>
 インド軍当局によると、カシミール地方で8日、パキスタン軍が実効支配線を越えてインド軍のパトロール隊を攻撃し、イ ンド兵2名が死亡した。 インドの民放によると、死亡した兵士のうち1名は頭部を切断され、もう1名の遺体も故意に傷つけ られたような形跡が見られるという。 同 TV によると、パキスタン軍が実効支配線から約400mインド側に侵入して奇襲攻撃を仕掛けたという。 パキスタン軍当局は関与 を否定したが、遺体切断という異例の事態にインド側は衝撃を受けている。
 停戦ライン付近での両軍の衝突は6日にもあり、パキスタン兵1名が死亡したばかりである。
2012.11.15 Yahoo Wedge 記事

「印パ対立 ミサイル開発と実験の乖離も 軍事衝突の危険は排除できず」

<1212-111503>
 米カーネギ平和財団が9月に出した南アジアの軍拡競争に関する報告書によると、印パの核兵器数は過去10年で倍増し、 インドが80~100発パキスタンが90~110発と推定される。
 しかしながら2006年以降、印パのミサイルの射程が乖離し始め、パキスタンがインドの通常兵器の攻撃に対する抑止力を構築しようとしているのに対し、 インドは中国に対する戦略的抑止の強化することを目指しており、両国の核戦力の目的と安全保障戦略は異なっている。
2011.10.28 朝鮮日報

インターネット

中国、パキスタンに初の海外軍事基地設置か <1111-102801>
 香港のインターネットメディア、アジア・タイムズが27日、イスラマバードの外交筋の話として、中国とパキスタンの間で数ヵ月前から政府、軍の幹部が相互訪問し、 パキスタン北部に中国軍の基地を建設するための協議を進めていると報じた。 両国が基地建設で合意すれば、中国にとっては 初の海外軍事基地となる。
 中国がパキスタン北部に軍事基地の建設を目指すのは、隣接する新疆ウイグル自治区で過去10年間、ウイグル族の分離独立勢力によるテロが後を絶たないためで、今年 7月にはカシュガルで連続テロ事件があり、約50人の死傷者を出した。 中国政府は容疑者を取り調べた結果、パキスタンに拠点を置くウイグル族の分離独立運動組織『東 トルキスタンイスラム運動(ETIM)』による犯行だったことが判明したと発表している。
2011.10.06 Searchina 印参謀長『人民解放も』、カシミールに中国人4千人 <1111-100602>
 6日付インド各紙が、インド陸軍参謀長が5日、カシミール地方のパキスタン側で、人民解放軍兵士を含む中国人 3,000~4,000名が建設工事などに従事していると述べたと報じた。 同参謀長は、人民解放軍の一部である工兵隊もいる などと述べた。
 カシミール地方のパキスタン側での中国の建設支援は以前から指摘されていた。
2011.09.14 Jane's Defence Weekly India 'concerned' about Chinese projects in Kashmir <1111-091411>
 インドが、パキスタンが実効支配するカシミール中国が高速鉄道や道路など多くの建設作業 を行っていることを警戒し、この様な行動全てを中止するよう要求した。
 中国は、アラビア海の Gwadar港と新疆を結ぶ輸送路を建設しようとしている。
2011.09.01 Yahoo 毎日新聞記事

「パキスタン、カシミールでインドと交戦 兵士4人死亡」

<1110-090101>
 パキスタン陸軍が、カシミール地方で8月31日に停戦ラインをまたいでインド軍部隊と交戦し、パキスタン兵3名が死亡 したことを明らかにした。 パ軍によると、同国の部隊が移動中にインド側から一方的な銃撃を受け応戦したという。
 一方 PTI 通信によると、インド側は交戦によりインド兵1名も死亡した。 ロイタ通信によると、インド軍側はパキスタンからの銃撃に応戦したと、説明に食い違いを 見せている。
 カシミール地方ではこれまでにも偶発的な銃撃戦が散発的に起きているが、一度に4名の兵士が死亡したのは過去数年では極めてまれである。
2011.06.13 Aviation Week & ST Fast track <1107-061308>
= インドの核戦力に関する記事 =
 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の最新年報によると、インドの保有する核弾頭数は、前年の60~80発 から80~110発に増加している。 一方、パキスタンでも70~90発が90~110発に増えている。
 全長22m、三段推進で射程5,000kmの Agni Ⅴ は今年12月に発射試験が計画されており、その2年後には operational になると言う。 また、射程750kmの K-15 や、3,500kmの K-4 などの K-シリーズ SLBM も保有しており、K-4 の射 程を5,000kmに延ばす計画もある。 来年後半には K-4 4発と K-15 12発を装備する ArihantSSBN の一番艦も就役 する。
2011.06.01 Jane's Defence Weekly India increases border security after Karachi attack <1109-060102>
 インドは、5月23日にカラチにあるパキスタン海軍の基地がタリバンの攻撃を受け、10名が死亡し対潜哨戒機 (P-3C) 2機が破壊されたのを受 け、パキスタンとの国境警備を強化している。
2010.05.10 Aviation Week & ST Flanking maneuver <1006-051006>
 インドが Su-30MKI に Nirbhay CM を搭載しようとしている。 Nirbhay の開発は5年以上前から行われており、最初に開発しているのは垂直 発射陸上型で、次いで空中発射型の開発が進められている。
 Nirbhay は胴体中央に飛び出し翼、尾部に十字翼を持つ6mのミサイルで、射程は公表されていないが政府筋が800~1,000kmであることを示唆し ている。
 対するパキスタンも Babur GLCM を、中国の支援で開発しており、恐らく南アの支援で Ra'ad ALCM を開発している。
2010.01.10 Yahoo CNN 記事

「印パ、国境付近で『交戦』か ロケット弾など撃ち込む」

<1002-011002>
 インドの国境警備隊当局者が9日、北部のアムリツァル近郊のパキスタン国境付近で同日、パキスタン側からのロケット弾攻 撃の報復としてパキスタン側へロケット弾4発と自動小銃弾50発を撃ち込んだと述べた。 パキスタン側は攻撃の事実を否定している。
 インドの地元メディアによると、インド側に負傷者はいなかった。
2009.12 International Defence Review India seeks tanks for China, Pakistan borders <1002-120029>
 インドが中国及びパキスタンとの国境に配備するため、高度3,000m以上で使用できる軽戦車300両 を装備する計画である。
2007.03.07 Jane's Defence Weekly India debates imapct of budget increase <0708-030706>
 インドのFY-07国防予算は前年比7.8%増であるが、6%のインフレのため増加分は相 殺されてしまう。 隣接する中国とパキスタンの国防費は対 GDP 比7%及び4%であるのに対しインド対 GDP 比は2.1% で、国家予算に占める国防費の割合は14%である。
 国防費の42%は、旧ソ連及びロシア製武器の更新に当てられる。  ▽
2007.02.14 Jane's Defence Weekly India signs to bolster air power with order for 40 Su-30MKIs <0706-021410>
 インドが40機の Su-30MKI を追加購入することになり、3月に契約が行 われる。 この急な契約はパキスタンが F-16 や JF-17 を購入するのに対 抗するもので、空軍参謀長はカタールから中古の Mirage 2000-5 12機を購入する件についても否定しなかった。
 インドは50機の Su-30 及び Su-30MKI を輸入しているほか、HAL社で140機をライセンス生 産しており、2013年~2014年に生産を完了する。  ▽
2005.09.01 Yahoo 共同通信記事

「印パ、ミサイル通告合意・・・」

<0520-090101>
 インドとパキスタンの外務次官協議が1日にイスラマバードで開かれ、パキスタン外務省によると双方は10月の外相会談で、 ミサイル発射実験の事前通告に関する合意文書に署名することで一致した。 懸案のカシミール問題で進展はな かった。
 インドのシン首相とパキスタンのムシャラフ大統領は今月中旬、国連総会特別首脳会合への出席に合わせて会談する予定で、協議は首 脳会談の準備も兼ねていた。  ▽
2003.01.13 読売新聞

インターネット

インドが「核司令部」新設  インド、パキスタン両国政府が、それぞれの国軍内に核戦力を統括する「核司令部」を設けて核兵 器使用の態勢を整え、印パ対立は危険な新段階に突入した。
 インドの発表によると、年初に新設された「核司令本部」は、首相が議長を務める政治会議と、首相首席補佐官が議長の執行会議から なる。 また、国軍内に核兵器の管理、使用権限を持つ戦略軍司令部が新設された。
 この結果インドは完全に核兵器保有国の態勢を整えた。
 一方のパキスタンはインドに先駆けて2000年2月に、核攻撃を検討する「国家司令本部」の設置を発表してお り、現在は核戦力司令部の態勢づくりを急いでいる。   ▽
2002.01.21 Aviation Week & ST South Asian nucler war deemed unlikely,but...
= インドとパキスタン両国の核使用の可能性に関する分析記事 =
 インドとパキスタン両国はカシミール地方の領有と1,800マイルの国境線を巡って53年もの長期にわたり紛争を繰り返している。
 両国は既に核兵器を保有しているものの、これまで使用することはなかったが、CSIS,(Strategic and International Studies) の分 析専門家は、最近のテロ戦争がインド大陸のギクシャクとした政略を更に悪化させ、核使用も否定できない状況になりつつあると警告 している。  ◇
2000.12.13 Jane's Defence Weekly Nuclear friction
【パキスタンとインドの核兵器及び運搬手段開発の違いを解説】
 インドはゆっくりとした速度で、遠大な核武装構想を進めているのに対し、パキスタンは急速に核兵器の戦列化を進めている。    ▽