2023年のインド情勢に関する報道

   
年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2023.12.27
 23:52
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシアとインド、軍用装備品の共同生産で進展=ラブロフ外相 <2401-122708>
 ラブロフ露外相が27日にモスクワでジャイシャンカル印外相と会談し、ロシアとインドは軍装備品の共同生産について具体的な進展があったと述べた。
 ラブロフ外相は記者会見で、このような協力は戦略的なものであり、両国の利益に資するほか、ユーラシア大陸の安全保障に役立つと指し、ロシアは軍装備品のサプライヤーを多様化したいというインドの希望を尊重し、インドが必要とするものをインドで製造したいというインド政府の希望を支援する用意もあると述べた。
 ロシア大統領府報道官によると、プーチン大統領は27日遅くにジャイシャンカル外相と会談するという。
2023.11.14
 10:55
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア、インド向け航空兵器の共同生産を協議=RIA <2312-111406>
 ロシアの国営通信社RIAが14日、ロシアの国営武器輸出企業Rosoboronexport社が、インド空軍向け航空兵器の共同生産についてインド企業と協議していると報じた。
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) によると、2022年のインド武器輸入に占めるロシアの割合は45%と最大のシェアを維持した。
2023.11.11
 18:30
産経新聞

(Yahoo)

米印、装甲車をインドで共同生産へ 中国に対抗 <2312-111108>
 米国とインドがニューデリーで10日に開催した外務防衛閣僚協議 (2-plus-2) で防衛産業協力の強化で一致し、インドのメディアなどによると同国でStryker
APCを共同生産することで合意した。
 6月の米印首脳会談で確認した戦闘機向けエンジンの共同生産などに続く協力で、軍事覇権の拡大を図る中国と国境紛争を抱えているインドは、Strykerを配備して中国に対抗する構えである。
2023.11.11
 03:55
TBS News

(Yahoo)

インドが南シナ海への関与拡大 “中国への対抗”で周辺国と利害一致 アメリカによる働きかけも <2312-111103>
 フィリピン政府がインド政府から海上警備用のヘリ7機の供与を提案され、両政府間で協議が進んでいると発表した。 これはフィリピンが南シナ海で領有権を争う中国をにらんだ支援とみられ、現地メディアによると、マルコス大統領は「沿岸警備隊の海洋活動に大きく貢献するだろう」との期待感を示したという。
 インドは近年、中国と対立するフィリピンやベトナムとの間で防衛協力を進めているほか、2023年には東南アジア諸国との合同演習に初めて艦船を派遣するなど、南シナ海への関与を強めている。
2023.10.17
 12:49
ロイタ通信

(Yahoo)

印、ロシア産原油の元決済に難色示す 一部支払い滞る=関係筋 <2311-101706>
 事情に詳しい関係者の話で、インド政府が国営製油所によるロシア産原油の輸入を中国の人民元で決済することに難色を示しており、これにより少なくとも7件の貨物の支払いが滞っていることが分かった。 インド政府は元を決済に使うことに不快感を鮮明にしている。
 ただ、Rosneftなどロシア企業によるインド国営製油所への供給は継続しているという。 ロイタは7月に、インドの製油所が元建て決済を部分的に始めたと報じていたが、ロシアからの原油輸入の大半はドルやUAEの通貨ディルハムで決済し続けているという。
2023.10.12
 06:02
Wedge

(Yahoo)

中立なインドがハマス攻撃でイスラエルを支持する理由 <2311-101207>
 ハマスがイスラエルを大規模にテロ攻撃したのに対し、インドのモディ首相は声明を出し、ハマスを非難イスラエルへの支援を申し出ている。
 他国の紛争において、インドが中立や非同盟ではなく明確に片方の側に立つ声明を出すことは、あまり多くない
2023.10.10 Janes Indian Army test-fires extended range BrahMos cruise missile <2311-101028>
 インド陸軍当局者がJanesに、対地型BrahMosの射程延伸型BrahMos ERの発射試験が10月10日にアンダマン・ニコバル諸島で実施されることを明らかにした。  ただ、陸軍はBrahMos ERをまだ配備していないという。
2023.09.20 Janes India approves procurement of additional Su-30s <2310-092010>
 インド
DACが9月15日、HAL社へのSu-30MKI 12機の調達を承認した。
 Su-30MKIは2012年以来9機が墜落しており、今回の発注はその補填用になる。 インド空軍のSu-30MKIは1個飛行大隊が18機で編成されていることから、今回調達する12機は1個飛行大隊の2/3に相当する。
2023.09.11
 17:17
讀賣新聞

(Yahoo)

韓国の兵器輸出受注は2年で5.8倍、欧米よりコスパ優位…インドも追加調達へ協力合意 <2310-091107>
 韓国の尹大統領が10日に訪問先のニューデリーでモディ首相と首脳会談を行い、防衛産業分野での協力を進めることで合意した。 韓国政府の発表によると韓国製のK9
SPHの追加装備に向け協力することで一致した。 韓国メディアによるとインドは2017年にK9 100両を初めて契約していた。
 インドは、兵器の調達先をソ連時代からの友好国だったロシアに頼ってきたが、ロシアのウクライナを侵攻により輸入先の多角化を模索しているが、韓国が近年防衛産業の輸出を急拡大させていることから双方の思惑が一致したとみられる。
 韓国製の兵器は性能が評価される一方、価格面で欧米などよりも安価とされ、韓国は各国に積極的に売り込みを図っていて、韓国国防白書や政府傘下研究機関の産業研究院によると、2022年の輸出受注実績は$17.3Bで2020年の5.8倍に達した。
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) によると、2018~2022年の世界の武器輸入額でインドは世界最大の11%を占めている。
2023.09.11
 16:00
Forbes

(Yahoo)

人道支援NGO車両に攻撃、救援活動従事者2人死亡 ウクライナ東部 <2310-091106>
 バイデン大統領やインドのモディ首相を含むG20諸国の指導者らが9月9日、インドと中東、ヨーロッパを鉄道や航路などで結ぶ、大規模な経済回廊「インド・中東・欧州経済回廊(IMEC)」の構築計画を発表した。
 バイデン大統領は、この計画を「現状を一変させる投資」と呼んだとAP通信は報じており、一帯一路構想で影響力を強める中国を牽制する狙いがあるとも見られている。
 米大統領府の声明によるとこの事業は、インドとアラビア湾を結ぶ回廊と、アラビア湾とヨーロッパを結ぶ回廊の2つで構成され、貿易コストを削減して雇用を創出し、温室効果ガスの排出を削減し、貿易の効率を高めるという。
 当局者によるとこの回廊は「船から鉄道への物流インフラ」の整備に加え、電力やインターネット接続のためのケーブルの敷設や、クリーンな水素を輸出するためのパイプラインの整備を含むという。
2023.08.08
 14:06
ロイタ通信

(Yahoo)

インド、国産軍事用ドローンで中国製部品の使用禁じる <2309-080809>
 インド国防・業界関係者4人の話や資料で、インド政府が国内の軍用UAVメーカーに対し、安全保障面の脆弱性への懸念を理由に中国製部品の使用を禁止したことが明らかになった。
 資料によると、インドは装備品の入札を通じて中国製部品を排除しており、2020年から導入している監視用UAVの段階的な輸入制限を補完している。
 ロイタが入手した議事要旨によると、2月と3月に開かれたUAV入札に関する2回の会議で、インド軍高官らは企業に対し、「インドと国土を接する国々の機器や部品は安全保障上の理由で受け入れ不能」と通知した。 国防担当の高官はロイタに、これは中国を遠回しに指すと明らかにした。
2023.06.23
 07:53
共同通信

(Yahoo)

インドを後方支援拠点に 米国防総省報道官 <2307-062302>
 米国防総省のライダー報道官が22日の記者会見で、インドで米軍の航空機や艦艇の修理を可能にするインフラ整備を進め、後方支援の拠点にすると述べた。
2023.06.23
 05:37
共同通信

(Yahoo)

米海軍艦船、インドの造船所で修理可能に <2307-062301>
 バイデン米大統領とインドのモディ首相が、戦闘機用ジェットエンジンの共同生産や、インドの造船所で米海軍艦艇の修理などを可能にすることでも合意した。
2023.06.22
 07:08
時事通信

(Yahoo)

米印、防衛協力で新枠組み 企業・研究機関が協議 <2307-062202>
 米国防総省とインド国防省がモディ印首相の国賓としての訪米に合わせて21日、両国の防衛協力促進に向けた新たな枠組みを発足させたと発表した。
 新たな枠組みでは、両政府が防衛関連企業や研究機関、投資家などと協力し、技術革新を防衛能力の強化のために活用していく方策を協議する。 AIや量子コンピューター、UAVなどでの協力を想定し、防衛装備品の共同開発や生産なども視野に入れているほか、インドの軍近代化や防衛産業育成などにつなげたい考えである。
2023.06.01
 09:42
ロイタ通信

(Yahoo)

GE のインドでの戦闘機エンジン共同生産、米政権が承認へ=消息筋 <2307-060104>
 消息筋3人が、バイデン米政権がGE社がインドで同国の戦闘機向けエンジンを共同生産する計画を承認する見通しであることを明らかにした。 2人の消息筋によると、計画はまだ最終決定に至っておらず、米議会への通告が必要である。 米政府は軍事技術の他国との共有や売却を厳しく制限している。
 6月22日に予定されているインドのモディ首相の米国訪問までに最終的な取り決めの調印と発表が行われる見込みである。
 米政府は1月にインドでのエンジン共同生産に関する申請を受け取ったと発表していたが、合意についてはコメントを拒否し、GE社はコメント要請に応じなかった。
 インドは世界最大の武器輸入国で、兵器の半分近くをロシアに依存し、ロシアとの軍事訓練にも参加しており、米政府はいら立ちを募らせている。
 インド国営航空機メーカーHAL社は次期戦闘機にGE製エンジンを搭載する計画を発表済みである。
2023.05:18
 11:37
ロイタ通信

(Yahoo)

インドのロシア産石油輸入、4月は過去最高更新 <2306-051813>
 複数の貿易関係者から入手したデータによると、インドのロシア産石油輸入量は4月に前月比約4.4%増の日量190万バレルとなり、過去最高を更新した。 インドが輸入した石油のうちロシア産が占める比率は2/5だった。
 インドは4月に輸入した日量481万バレルのうち、アゼルバイジャン、カザフスタン、ロシアの旧ソ連3ヵ国からの輸入が占める比率は43.6%に上昇した半面、中東産の比率は44%に、アフリカ産の比率は3.4%にそれぞれ低下した。 インドの精製業界関係者は「ロシア産石油がより低い価格で供給されるため、インドの精製業者は中東産と西アフリカ産の購入を減らしている」と話した。
2023.05.03 Jane's Defence Weekly India trials ship-based ballistic missile defence interceptor <2307-050304>
 インド
DRDOが4月21日に初めて、艦載大気圏上層迎撃弾の発射試験を行った。 迎撃弾は試験艦Anveshから発射された。
 開発はPase Ⅰ/Ⅱの2段階で行われ、それぞれ射程が2,000km及び3,000kmのBM高度15~30kmで迎撃する。
2023.04.28
 22:28
毎日新聞

(Yahoo)

インドとロシアの国防相が会談 「防衛協力について幅広く協議」 <2305-042815>
 ショイグ露国防相が28日、上海協力機構 (
SCO) 国防相会合に合わせて訪問中のインドでシン国防相と会談した。 インド国防省は「両軍のつながりや産業提携など、ソ連時代からの友好国である両国間の防衛協力について幅広く協議した」としている。
 インド国防省は両氏の会談後に発表した文書で、インド政府が進める製造業の振興策Make-In-Indiaへのロシア防衛産業の参加を促すことについて協議したと記した。
 インドは長年にわたって武器の輸入をロシアに依存してきており、インドは日米豪との協力枠組みQuadなどを通じて米欧と連携する一方、ロシアとの伝統的な関係を重視してロシアによるウクライナ侵攻を直接的に非難しない立場をとっている。
2023.04.21
 17:07
Bloomberg

(Yahoo)

ロシアによるインドへの兵器供給滞る、米国の対ロ制裁が障害-当局者 <2305-042108>
 事情を知る複数のインド当局者が、米国の対露制裁が障害となりロシアからインドへの兵器供給が滞っていることを明らかにした。 中国やパキスタンと対峙するインドにとってロシアは最大の武器調達先だが、制裁に抵触しない代金の受け渡しが難しいため$2Bを超えるインド側の支払いが1年程度止まっている。
 また、ロシアは予備部品やS-400関連の取引で$10B相当の供給を停止している。 インドは二次的制裁を恐れ、ロシアからの武器購入代金をドルで支払うことができないと当局者は説明した。
2023.03.28
 19:49
AFP=時事

(Yahoo)

ロシア産石油、インドへの輸出22倍に 西側の制裁影響 <2304-032816>
 ノバク露副首相が28日、ロシアのウクライナ侵攻に伴って欧州諸国がロシア産以外の石油調達に動いたことから、2022年のロシアのインドへの石油輸出量が22倍に急増したと明らかにした。 ウクライナ侵攻開始以降、EU加盟国はロシア産エネルギー依存からの脱却を模索、ロシアはインドと中国に石油輸出をシフトした。
 EUは2022年12月、海上輸送によるロシア産原油を禁輸とし、主要7か国 (G7) ともロシア産原油の上限価格導入で合意した。 こうした動きにより、中国とインドに輸出されるロシア産エネルギーの価格下落につながった。
2023.03.28
 07:09
時事通信

(Yahoo)

ロシアからの兵器供給停滞 ウクライナ侵攻で遅れ インド <2304-032804>
 インド議会下院防衛常任委員会が軍などから受けた予算に関する説明をまとめて作成した報告書が21日に公表され、ロシアからの兵器供給がウクライナ侵攻の影響で滞っていることが分かった。
 報告書の中で、空軍の2023年度の支出見積もりが2022年度と比べ約3割減った理由に関し、空軍の担当者は「ウクライナ戦争の影響で一部納品されないため」と説明した。
 専門家によると、インドは兵器調達の6割をロシアに依存しているが、近年インドは兵器の国産化に注力しているほか、調達先をフランスや米国、イスラエルなどに拡大してロシア依存から脱却を図っている。
2023.03.15 Jane's Defence Weekly Aircraft aspirations <2305-031507>
= HAL 社の研究開発に関する4頁の記事 =
・Tajas aspirations
・Dicersification objectives
2023.03.15 Jane's Defence Weekly Russia delivers its third S-400 system to Indian Air Force <2305-031501>
 インド国防当局者が3月2日、3番目のS-400がインド空軍へ納入されたことを明らかにした。
 インドへのS-400売却は2018年10月に5個システムが$5.5Bで発注され、最初の1個システムは2021年12月、2個目は2022年4月に納入されている。
 残りの2個システムも2023年内には納入されるという。
2023.03.10
 18:58
ロイタ通信

(Yahoo)

豪印、経済・防衛での連携強化で合意 年内の CECA 締結目指す <2304-031015>
 アルバニージー豪首相が訪問先のニューデリーで10日、両国がより広範な経済パートナーシップを加速させるとともに、防衛面の連携強化でも合意したと述べた。
 両国は2022年に豪印経済協力貿易協定 (
ECTA) と呼ばれる自由貿易協定 (FTA) に署名しているが、より包括的なFTAである包括的経済協力協定(CECA) は10年以上にわたって交渉が滞っていた。 CETAの協議は2011年に再開されたが2016年には協議が膠着して中断し、2021年に再び再開されたが、まだ合意は不透明である。
2023.02.22 Jane's Defence Weekly IAI, BEL to make LORA in India <2304-022207>
 インド国営BEL社がAero India 2023展で、IAI社とインド国内で
LORA SSMを共同生産することを明らかにした。
 LORAは射程90km~430kmで、600kgの侵徹又は破片効果弾頭を搭載する。 初期は弾道飛翔し、のちに追随と迎撃を避ける変則軌道飛翔を行う。CEP=10mの精度を持つ。
 LORAはには艦載型と陸上型があり、陸上型は4発入りキャニスタを車載する。
 発射機4両に16発再装填車4両に16発及び指揮統制通信社で構成される。
2023.02.22 Jane's Defence Weekly BEL upgrades ZSU-23-4 Shilka SPAAG <2304-022206>
 インド国営BEL社が2月13~17日にバンガロールで開かれたAero India 2023展で、インド陸軍向けに改良したZSU-23-4 Shilkaを公表した。
 改良型Shilkaでは空調装置が追加され、ソリッドステート3D AESAレーダとEO
FCSを装備している。
2023.02.22 Jane's Defence Weekly India clears army acquisition of mounted gun system <2304-022204>
 インド国防省が陸軍が装備する車載砲
MGSの調達開始を承認した。
 MGSは155mm/52口径砲を含めBuy Indianに沿うもので、重量30t、最大射程38km以上である。 現在装備している155mm砲弾全てが使用でき、少なくとも814門装備している6×6車搭載及び8×8車搭載砲を含む3,000門ある牽引/自走砲の後継となる。
2023.02.21
 12:00
朝日新聞

(Yahoo)

インド、ロシア産石油輸入が10倍に 欧米が制裁科すなかで買い支え <2303-022106>
 欧米などがロシア産石油の取引などに制裁を科しているが、インドなどが買い支えている。 インド商工省によると、2021年4~12月に$6.58Bだったロシアからの輸入額は、2022年の同じ期間でほぼ5倍の$32.8Bに急増し、特に石油関連の輸入額は約10倍になった。
 インドは、ソ連時代からロシアとの関係が深く、現在も主要兵器の約半分を頼っており、パキスタンや中国との国境対立もあり、安全保障面でも一定の軍事力を持つロシアの存在は大きい。
2023.02.02
 18:19
日経新聞 米国、インドと戦闘機エンジン共同生産へ 脱ロシア促す <2303-020212>
 国家安全保障問題担当のサリバン米大統領補佐官とインドのドバル国家安全保障補佐官がワシントンで協議した。 終了後の声明で米国は「重要技術や先端技術の協力拡大、共同開発、共同生産などの方法を議論した」と強調した。
 成果のひとつがインド戦闘機のエンジンの共同生産に向けた前進で、GE社はインドが国内で製造する戦闘機向けのエンジンをインド側と共同生産すると米政府に申請した。 米国は「迅速な審査を約束する」と回答した。
 2022年2月にウクライナ侵攻を始めたロシアに米欧は厳しい経済制裁を科してきたが、インドは参加していない。 こうしたインドの姿勢を変えるため、米国は同国への軍事支援で踏み込んだとみられている。 弾薬、装甲車を含む防衛装備品の共同生産も視野に入れる。
2023.02.02
 14:19
AFP=時事

(Yahoo)

インド、国防予算13%増 中国の脅威背景に <2303-020209>
 インド政府が1日に発表した2023年度予算案国防費は、中国の脅威の高まりを背景に$730Bと、前年度比13%増額された。 予算案では、軍需品の調達費全体に占める国内調達の割合が前年度比10%増の68%に引き上げられ、歳出全体に占める国防費の割合も13%超に拡大した。
 インドは2020年の国境地帯での衝突以来、中国のサプライチェーンからの脱却を目指すようになり、モディ政権は国境防衛や軍需産業のてこ入れを図っている。
2023.02.01 Jane's Defence Weekly Indian Army keen to buy Pitbull RCWS <2304-020104>
 インド陸軍と海軍がイスラエルGeneral Robotics社製のPitbull超軽量遠隔操作砲塔 (
RCWS) に関心を示している。
 Pitbullは重量85kgで、5.56mm、7.62mm、12.7mmの各種機銃を装備できる。 総重量はM240機銃と弾薬を搭載して110kg、M2機銃と弾薬200発で150kgである。  
2023.01.28
 23:20
South China Morning Post Russia faces further sanctions on energy exports – but China and India may not come to Putin's rescue this time <2302-012813>
 EUが12月に始めたロシアの海上掘削原油に対する禁輸に加えて、2月5日から精製油の輸入も禁ずる制裁を発動するが、今回は中国とインドがロシアの救済に廻らない模様である。
2023.01.04 Jane's Defence Weekly India scrambles fighters in response to Chinese tensions <2303-010405>
 インド空軍は過去数週間、北部国境で度々中国のUAVがインド方向に向かってきたのでSu-30MKIを緊急発進させている。
2023.01.04 Jane's Defence Weekly Test flight completes development of India's Agni-Ⅴ IRBM <2303-010404>
 インド陸軍戦略軍 (SFC) がAgni-Ⅴ IRBMの発射試験を行った。 陸軍高官によるとこの試験は5,500kmの実用最大射程の確認であったという。
 Jane's Weapons: Strategicによると単弾頭又は複数弾頭を搭載するAgni-Ⅴの最大射程は5,000km~8,000kmである。
 300t~370tのAgni-Ⅴは装輪
TEL上のキャニスタからガスジェネレータで射出され、高度30mで固定燃料三段のロケットモータに点火(註:Cold-Launch)される。
 11月23にはSFCがAgni-Ⅲ IRBMの発射試験を行い、29日には陸軍西部軍が長射程型BrahMosの発射試験アンダマン・ニコバル諸島で実施した。