ロシアのウクライナ侵攻(2022年)に関する資料

(その9:ロシアのウクライナ領編入)


年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2022.11.11
 19:48
CNN

(Yahoo)

ロシア軍、ヘルソン州でドニプロ川西岸からの撤退完了 同国国防省が発表 <2212-111112>
 ロシア国防省が11日にTelegramの公式チャンネルで、、ロシア軍が05:00にウクライナ南部ヘルソン州のドニプロ川西岸地域からの撤退を完了したと発表した。
 ただ、ウクライナ軍が市内に入ったことを示唆する情報はない。
2022.11.11
 18:36
ロイタ通信

(Yahoo)

ヘルソンでドニエプル川東岸への唯一の橋崩壊=ウクライナ公共放送 <2212-111111>
 ウクライナ公共放送が11日に地元住民の話として、ウクライナ南部のヘルソン州で、ドニエプル川を親露派が支配する東岸に渡る唯一の橋であるアントノフスキー橋が崩壊したと報じた。 公共放送が公開した写真では、橋の全ての部分が崩れてなくなっている。
 ロシアは9日にドニエプル川の西岸から東岸に撤退すると表明しているが、現時点で崩壊の原因は不明である。
2022.11.11
 15:38
ロイタ通信

(Yahoo)

かつての激戦地マリウポリはいま 増え続ける墓標 <2212-111110>
 マリウポリでは侵攻直後から数ヵ月間にわたり激しい戦闘が続いた結果、かつて人口43万人だった町は徹底的に破壊され、現在では推計で数万人にまで減少した。
 BBCの分析によると、ロシアが侵攻して以来、マリウポリ郊外の墓地には4,600基以上の墓が建てられ、さらにここ数ヵ月で1,500基増えたという。
2022.11.11
 13:01
BBC News

(Yahoo)

ウクライナ軍、南部ヘルソン市周辺で大きく前進 ロシア軍撤退命令後 <2212-111109>
 ウクライナ軍が10日、ロシアが自軍に撤退命令を出した南部ヘルソン州の州都ヘルソン市周辺で大きく前進したと発表した。 ウクライナ軍によると、ヘルソン市の北50kmに位置する町スニフリウカを奪還したという。 ウクライナ政府も、ヘルソン市近郊の2つの前線でロシア軍を大きく押し戻し、場所によっては7km前進したと主張している。
Snihurivka の位置 (Google Map)】
 ロシア国防省の発表は同国の大きな後退を示すものだと見なされているが、ウクライナ当局は懐疑的で、撤退命令が罠である可能性があると警告している。 ヘルソンからのロシア軍の大規模撤退を直ちに示す証拠は得られていない
2022.11.11
 10:00

(20:00 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 10 <2212-111105>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月10日の戦況 =
 ロシア軍が11月10日にドニプロ川東岸に撤退しウクライナ軍がヘルソン州で着実に前進したが、ロシアの撤退は完了するまでに時間がかかるため、ウクライナ軍の前進には特にヘルソン市周辺で事前に準備されたロシアの防衛線に阻まれ、ヘルソン州全体で戦闘が続くであろう。 ただウクライナは主導権を握っており、ヘルソンでの大勝利を確実にしつつある。
 ISWは、ウクライナでの戦闘が冬の天候のために停止または膠着状態に入るとの西側の誤った予測評価していない
 ウクライナ空軍司令部広報官が、ロシア軍はウクライナのインフラに対する攻撃のペースを遅らせる可能性が高いと述べた。
 ウクライナ軍は、スヴァトーブ~クレミンナ線で反撃を続けている。
 ロシア軍は、バクムット、アウディーイウカの近く、およびドネツク西部で攻撃を続けた。
 ロシア軍はクリミアとウクライナ南部に第二線の防御陣地を構築し始めた。
2022.11.11
 07:18
時事通信

(Yahoo)

南部ヘルソン「焦土作戦」か ロシア軍、撤退でインフラ破壊 <2212-111104>
 ウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市の地元メディアが10日に住民の話として、9日に撤退命令を受けたロシア軍がヘルソン市で、電気や暖房などのインフラを破壊した疑いがあると報じた。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は10日夜のビデオ演説で、南部戦線から「良いニュースがある」と紹介し、41集落がロシア軍から解放され、ウクライナ国旗が戻ったと強調した。
2022.11.10
 19:35
CNN

(Yahoo)

ヘルソン撤退は補給線の維持断念が理由、ロシア軍司令官 <2212-111014>
 ロシア軍のウクライナ侵攻作戦総司令官のスロビキン上級大将が9日、ドニプロ川西岸からのロシア軍撤退に関連し、「ヘルソン市や隣接する複数の集落が現在陥っている戦況では十分な補給や必要な機能維持などが見込めない」ことが理由になったとの見解を示した。
 総司令官は「ウクライナ軍が今年8月から10月にかけてヘルソンで失った兵員は9,500人以上」とも説明し、ロシア側の損失より7~8倍多いとも付け加えたが、この主張の独自の立証はあり得ない状況となっている。
 最近、2ヵ所の前線で突破を果たしてヘルソン市へ躙り寄っていたウクライナ軍に対し、ロシア軍は同川東岸にある陣地の強化を始めていた。
2022.11.10
 18:58
時事通信

(Yahoo)

兵士20万人以上死傷か ロシアとウクライナ 米軍推計 <2212-111013>
 英BBC放送が米統合参謀本部議長のミリー大将が9日にニューヨークで講演し、2月のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、ロシア兵の死傷者が10万人を超えウクライナ兵を含めれば20万人以上が死傷したとする推計を明らかにしたと報じた。
 ミリー大将は、ロシア軍の死傷者は優に10万人を超え、ウクライナ側も恐らく同じだろうとし、民間人の死者も約4万人に上ると推定した。 その上で、交渉を通じた停戦実現には「戦争での勝利は軍事的手段によって達成できないかもしれず、他の手段を検討すべきだという相互認識が必要だ」と述べた。
2022.11.10
 11:47
CNN

(Yahoo)

ロシア軍のヘルソン州での撤退、チェチェン首長が称賛 <2212-111008>
 チェチェン共和国のカドイロフ首長が、ロシア国防省がヘルソン州の一部で軍を撤退させた決断について支持を表明した。 カドイロフ氏は、ウクライナ侵攻を統括するスロビキン総司令官が、包囲されていた1,000人の兵士を救ったと述べた。
 カドイロフ首長はロシア国防省とウクライナ侵攻の指揮官をたびたび批判していた。
2022.11.10
 11:15

(21:15 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 9 <2212-111007>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月09日の戦況 =
 ロシア国防省が、11月9日にドニプロ川西岸のロシア軍に東岸への撤退を開始するよう命じた。
 ヘルソンの戦いは終わったわけではないが、ロシア軍はウクライナの反撃を完全に止めようとせず逐次に渡河してウクライナ軍を遅滞させる新段階に入った。
 ロシアのミルブロガース界での主流は、ロシアが9月中旬にハリコフ州からの惨めな撤退をしたことを教訓に、スロビキン(註:特別軍事作戦総司令官)の命令を支持している。
 ロシアのパトルシェフ国家安全保障会議長官が11月9日にテヘランでイランの高官と会談し、イラン製BMの売却やその他の協力について協議する可能性がある。
 ロシアとウクライナの情報筋は、スヴァトーヴェ~クレミナ高速道路とルハンシク州のビロホリフカに沿って戦闘が続いていると報告した。
 ウクライナ軍はヘルソン市の北東で国土を回復し、阻止作戦が成功している。
 ロシア軍は、バクムット、アウディーイウカ周辺、およびドネツク州西部で攻撃を続けている。
 ロシア占領下のヘルソン州副首長ストレモソフ氏が、ロシア軍がヘルソン州の西岸からの撤退を発表した日に自動車事故で死亡した。
2022.11.10
 10:44
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシアがヘルソン撤退を発表 ドローン攻撃急増に、ウクライナが「独自兵器」で対抗 8割撃墜か <2212-111006>
 ショイグ露国防相が9日にヘルソン市から撤退しドニエプル川東岸に防御線を構築するよう命令したが、ウクライナ側によると、民間インフラ施設を狙ったUAV攻撃が急増している。 これに対しウクライナ側は独自のC-UAVを開発し、およそ8割の確率で撃墜しているという。  ウクライナ国家警備隊は民間の技術者と協力して、改造された軍用車に機関銃を搭載した独自の対空兵器を作って対抗している。
2022.11.10
 02:19
日経新聞 ロシア軍、ヘルソン州西岸の橋を爆破か 撤退準備の見方 <2212-111003>
 国営通信社Ukrinformなどウクライナのメディアが9日、、ロシア軍がヘルソン州のドニエプル川西岸地域にある支流の橋を次々と爆破していると報じた。 東岸に撤退する準備に入ったとの見方が出ている。 Ukrinformはヘルソン州議会議員の話として、ロシア軍が西岸の橋すべてを爆破していると報じた。
 一方、ロイタ通信は9日、橋の爆破はロシア軍ではなくウクライナ軍の破壊工作によるものだとする軍事専門家の見方を伝えた。 西岸のロシア軍と東岸に駐留するロシア軍とを分断する狙いがあるという。
2022.11.10
 00:33
AFP=時事

(Yahoo)

ロシア、軍にヘルソン撤退を命令 ウクライナ南部 <2212-111002>
 ショイグ露国防相が軍に対し9日、ヘルソン市からの撤退を命じた。 ウクライナの反転攻勢を受けるロシアにとって大きな打撃となる。
 ロシアのTV局は、ショイグ国防相がウクライナでの特別軍事作戦を指揮するスロビキン総司令官と開いた協議の様子を放送した。 総司令官がヘルソン市から撤退ドニエプル川左岸に防衛線を構築するという難しい決断を提案すると、国防相は「部隊の撤退を開始せよ」と述べた。
 だがウクライナ側は、ロシアの発表について懐疑的な見方を示しており、ポドリャク大統領府顧問はTwitterに「ロシアが戦わずにヘルソンから撤退する兆候はない」と投稿し、ショイグ国防相の命令を「演出されたTV声明」と呼び、ロシアの発表が策略である可能性を示唆した。
2022.11.09
 21:43
CNN

(Yahoo)

ロシア、主力戦車の半数を喪失か 精密誘導兵器も大半消耗 米国防次官 <2212-110907>
 米国防総省で政策を担当するカール次官が8日にジョージワシントン大学で記者団の取材に答え、、ロシアがウクライナとの戦争で
MBTの半数を失い、精密誘導兵器の半数超を使い果たした可能性が高いとの見解を示した。
 またロシアは開戦以来、数万人の死傷者を出したとの見解を示し、これはソ連がアフガニスタンで被った損失に比べ桁違いに多いと指摘した。
 カール次官はロシア大統領府にとってこの戦争は大きな戦略的失敗になったとも指摘し、ロシアは開戦時よりも弱体化した状態で戦争を終えることになるとの見通しを示した。
2022.11.09
 09:45

(19:45 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 8 <2212-110903>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月08日の戦況 =
 イランの情報筋ロシアの合意なしに、ロシアの国家安全保障会議のパトルシェフ書記が11月8日にテヘランに到着し、イラン製BMのロシアへの売却を打診していた可能性が高いと発表した。
 Wagner Gp.軍が傀儡軍やロシア軍より優れていると主張するため、ドンバスでの成果を誇張している。
 ウクライナ軍はルハンシク州のスヴァトベの北西でわずかな成果を上げた可能性が高く、ロシアの情報筋はウクライナ軍がクレミンナへの攻撃を強化したとしている。
 ロシア軍は、バクムット、アウディーイウカ周辺、およびドネツク州西部で攻撃を続けた。
 ロシアの兵力増強が主にロシアの地方政府の予算に不均衡な財政的負担をもたらし、国民の反発を引き起こしている。
 ヘルソン州のロシア占領当局は、ドニプロ川の西岸での通信を遮断することで住民を州の西部から追い出そうとしている可能性がある。
2022.11.08
 10:00
Forbes

(Yahoo)

「大砲を買うか、棺桶を買うか」ロシア海軍歩兵隊は過去最悪の損失に苦しむ <2212-110810>
 ロシア海軍歩兵隊が11月4日までに、ウクライナ東部でのウクライナ陣地への2日間にわたる攻撃で兵士63人を失ったとされている。 これは規模が小さいロシア海軍歩兵隊にとって1990年代のチェチェン紛争以前にさかのぼっても、明らかに一つの軍事作戦としては最悪の損失になる。
 ロシアの海兵隊である「海軍歩兵」はウクライナ軍との8ヵ月にわたる消耗戦を経て残った最高の部隊に含まれていた。
2022.11.08
 09:30

(19:30 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 7 <2212-110809>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月07日の戦況 =
 ロシア太平洋艦隊の第155海軍歩兵旅団から報告された大規模な損失不適切な指揮についての多くのミルブロガーからの抗議に応えて、国防省が11月7日に珍しく声明を発表した。
 プリゴジン(註:Wagnerの創始者)やカディロフ(註:チェチェン共和国首長)などロシアのシロヴィキ派は、厳密に戦争に勝つためではなくロシアと占領下のウクライナでの個人的な利益を得るため影響力を高めている。
 ロシア軍は高精度兵器の備蓄を使い果たし莫大な航空損失を被っており、ウクライナの重要なインフラに対するロシア軍の組織的な作戦は現在のペースを維持するのに苦労する可能性がある。
 ロシア軍はハリコフ州北東部の国境にウクライナ軍を拘束しようとしている。
 ロシアの情報筋が、ウクライナ軍がスヴァトーブ方向で反撃を続けたとした。 またウクライナ軍がヘルソン州方向に集結していると報告した。
 ロシアの情報筋が、ロシア軍がクレミンナの西で失地回復のために限定攻撃を行ったとした。 また傀儡軍とWagner Gp.軍がビロホリフカの郊外に入ったと主張した。 更にロシア軍はバクムット周辺、アウディーイウカ-ドネツク市地域、およびドネツク州西部で攻撃を続けている。
 ウクライナ軍は、ザポリージャ州のロシアの集結地域に対して限定的な阻止攻撃を行った。
2022.11.08
 08:43
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア軍、南部ヘルソンで家屋占領し市街戦準備 ウクライナ主張 <2212-110807>
 ウクライナ軍が7日、ヘルソン市でロシア軍が民間人が退避して空き家となった家屋を占拠して市街戦の準備をしていると主張した。 ロシアはウクライナ軍の攻勢を理由にヘルソンの住民らに退避を勧告してきた。
 ロシア軍については、民間人の家屋を占拠して民間人の服を着用して、屋内で市街戦に向け態勢を強化していると指摘している。
 またロシア兵は住民やインフラ施設に対して略奪や窃盗を働き、機器や食料、車をロシアに運んでいるとした。
2022.11.08
 07:26
CNN

(Yahoo)

ロシアが購入のイラン製ミサイル、発射場で破壊の可能性 ウクライナ軍 <2212-110805>
 ウクライナ空軍の報道官は、ロシアが購入したと報道されているイランのBMへの対応に、西側諸国から新たに供与された防空システムが寄与するだろうと述べた。
 その上で、ウクライナがイラン製のBMを発射直前に破壊するかもしれないとの見方を示した。 ミサイル発射はロシア国内から行われる可能性が高い。
 報道官によれば、イランのBMは射程が300km700kmで、ウクライナにとってロシアは侵攻当初からIskanderを使用していることから目新しくないという。
2022.11.08
 06:45
ロイタ通信

(Yahoo)

東部ドネツク、毎日数百人のロシア兵が戦死=ウクライナ大統領 <2212-110804>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が7日、東部のドネツク地域はなお戦闘の中心地になっており、毎日数百人のロシア兵が戦死していると述べた。
 東部ドネツク州ではバフムトアウディーイウカ戦闘の中心地になっている。
Bakhmut の位置 (Google Map)】  【Avdeyevka の位置 (Google Map)】
2022.11.08
 01:21
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア国防省、ウクライナ東部で甚大な損失との報告を否定 <2212-110802>
 ロシア国防省が7日、ロシア海軍の歩兵部隊ウクライナ東部で甚大な損失を被ったと報告する公開書簡について、内容を否定すると共に、ロシア軍は逆に進撃したと表明した。
 この公開書簡はロシアの太平洋艦隊第155海兵旅団が極東沿海地方のコジェミャコ知事に宛てたもので、軍事ブログGray Zoneが内容を公表したもので、ドネツクの南西でウクライナ軍に対する「理解しがたい」攻撃に投入されたとし、4日間で300人の死傷者が出たほか、装備の半分が失われたと指摘している。 更に指揮官を名指しした上で、自身のキャリアアップにしか興味がなく、部下を「肉」のように扱うと非難した。
 これについて国防省は声明で、多くの人命と装備が失われたとの主張を否定し、旅団長が無能だったとの主張も明確に否定して、10日間で海兵隊はウクライナ軍の防衛域内に5km以上前進したと表明した。
 一部のロシアの軍事ブロガーはSNS上で50万人を超えるフォロワーを持ち、9月にウクライナ軍に北東部の大部分を奪還されて以降、ロシア軍の指揮官に対する批判を強めている。
2022.11.07
 09:32
日経新聞 ロシア予備役500人超死亡 ウクライナ <2212-110705>
 ロシアの独立系メディア複数が6日までに、ウクライナ東部ルガンスク州で、動員令によって招集されたロシア中部ボロネジ州の予備役で編成された1個大隊が、3日間続いたウクライナ軍の砲撃でほぼ全滅し、500人以上が戦死した可能性が高いと報じた。
 生存者や親族の証言を総合すると、11月1日に「領土防衛隊」として前線の15km手前に到着し、隊員らは深夜に前線へ展開し塹壕を掘るよう命じられたが、スコップは多くて「30人に1本」しかなく、手で掘らざるを得なかったという。
 部隊は武器も殆ど装備していなかったといい、証言によって幅はあるが、560~570人規模とされる部隊のうち「無傷の29人、負傷した12人を除く全員が死亡し、生存者は31人だった」などと伝えられている。
2022.11.07
 09:30

(19:30 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 6 <2212-110704>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月06日の戦況 =
 ロシアのミルブロガーが、ロシアの第155海軍歩兵旅団ドネツク州のパブリフカへの最近の攻撃で深刻な損失を受けたと強調している。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がスヴァトーブとクレミンナの方向に反撃を続けたとした。
 ロシアの反体制派筋は、ルハンシク州マキイフカ近郊でのウクライナの砲撃で、1日で最大500人のロシア人動員兵が殺害された可能性があるとした。
 ヘルソン州で、ロシア軍がドニプロ川の西岸で防御陣地を強化し続ける一方、ウクライナ軍はロシアの兵站阻止作戦を続けている。
 ロシア軍はバクムット、アウディーイウカ、ヴフレダールの近くで攻撃を行った。 ロシアの情報筋は、ロシア軍がバクムット近くのウクライナの防衛線を突破し、アウディーイウカの南で僅かな成果を上げ、ドネツク州西部のパブリウカの近くに食い込んだままであると主張した。
 ウクライナ人職員が、11月5日にザポリージャ原発 (ZNPP) への2本の外部電力線を修理し、11月3日に砲撃にり切れていた施設の電源が電力供給を再開した。
 ロシアの占領当局は、ヘルソン州での民間人の強制移住を正当化するため、カホフカ水力発電所に対するウクライナ軍の攻撃にによる危険を引き続き持ち出している。
2022.11.07
 07:34
ロイタ通信

(Yahoo)

ヘルソン州のダム破損、ウクライナ軍が砲撃=ロシアメディア <2212-110703>
 ロシア国営メディアが救急当局の情報として6日、ウクライナ南部へルソン州のロシア占領下にあるノバカホフカダムが、ウクライナ軍による砲撃で損傷したと報じた。
 TASS通信によると、HIMARSから発射されたロケット弾がダムの水門に命中して破したという。 ロイタはこの報道を確認できていない
 ロシアとウクライナは10月以降、ダムを破壊して下流域を浸水させ、ヘルソン市周辺に大きな被害をもたらす計画を立てているという非難の応酬を繰り返している。
2022.11.06
 08:30

(18:30 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 5 <2212-110602>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月05日の戦況 =
 DNRのホダコフスキー軍司令官が、ロシアの友軍相撃が5月中旬以降のロシアの総損失の最大60%を引き起こした可能性があると述べた。
 ウクライナ軍スヴァトーブ~クレミンナの線に沿って反撃していると伝えられた。
 ロシア軍はバクムット周辺を攻撃し続け、何らかの前進をした。
 ロシア軍はアウディーイウカ~ドネツク市地域とドネツク西部で失敗した攻撃を続けている。
 ロシア軍がヘルソン州で強制避難を続け、ヘルソン住民の80%以上が避難したと伝えられている。
2022.11.05
 19:39
朝日新聞

(Yahoo)

展示品「ロシアの占領軍が略奪」 ウクライナ南部の美術館が訴え <2212-110509>
 ウクライナメディアのKyiv Independentが5日、ヘルソン州のヘルソン美術館が、ロシア占領軍に美術品を略奪されたとSNSへの投稿で訴えたと報じた。
 報道によると、ロシアの占領軍とその協力者たち40人前後の集団がは10月31日から11月3日にかけて、適切な梱包などをしないまま目に付いたものすべて、手の届くものすべてを持ち去ったという。 一部は武装していた。
2022.11.05
 18:39
共同通信

(Yahoo)

IT軍、対ロシア攻撃「成功」 標的8000、偽情報を阻止 <2212-110508>
 ウクライナのデジタル転換省のデュビンスキー次官が5日までにオンラインで共同通信の単独インタビューに応じ、偽情報の拡散を阻止するためIT軍がロシアの防衛産業や大統領府に近いメディアなど約8千に上る目標にサイバー攻撃したと明らかにした。 ロシア政府系天然ガス企業ガスプロムやクレムリンへの攻撃は「成功した」と言う。
 ウクライナのIT軍は正規の軍ではなく身元を特定できない集団で、推定215,000名の規模と見られている。
2022.11.05
 11:15

(21:15 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 4 <2212-110505>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月04日の戦況 =
 ロシア軍は動員兵を活用してドネツク攻勢を再開しようとしているようであるが、作戦に及ぼす大きな成果を達得られないと見られる。
 ロシア軍はヘルソン州での敗走を回避するため、ドニプロ川西岸からの秩序ある撤退をしようとしている。
 ロシアの兵力増強による多額の出費が引き続きロシア経済に重くのしかかり、社会的緊張を生み出す可能性が高い。
 イランは、イラン製の兵器へのロシアの依存を利用して、核計画に関するロシアの支援を要求している可能性がある。
 ロシア軍は、深刻な士気問題に対応するために、脱走兵に対して極端な措置を行っている可能性がある。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がクレミンナとスヴァトーブの方向に反撃を続けたと見ている。
 ロシア軍はヘルソン州で既存および新規の防御線を構築し続けている。
 ロシア軍はバクムット、アウディーイウカ、ドネツク市周辺で攻撃を続けている。
2022.11.04
 17:15
日経新聞 Finacial Times:ウクライナの無人水上艇攻撃、海戦は新時代に <2212-110423>
 10月29日にUSVがロシアの黒海艦隊基地を急襲し、ロシア軍の弱点をあらわにした。 一部の専門家はこのUSV攻撃が海戦の新時代を開いたと述べている。
 ロシア国防省によると、クリミア半島のセバストポリにある黒海艦隊基地が
USV 7隻とUAV 9機の攻撃を受け、掃海艇1隻港湾設備の一部軽微な損傷を受けたものの、すべて撃墜したという。
 だが、攻撃の様子を映した出所不明の動画を見た複数の海事専門家は、ウクライナが入手の容易な最新技術を使ってロシアの軍事的優位を相殺できることを証明したと話す。
 軍事専門家は、複数のUSVが防御の堅い軍港を長距離攻撃したことで「海戦の未来像が垣間見えた」と語る。
 ネットに投稿された動画には、USVがロシア黒海艦隊の主力フリゲート艦Admiral Makarovに向けて直進する様子が映っていた。 港内を走るUSVが目標を探すかのように急激に方向転換する映像もあった。 別の動画にはロシア軍がUAVを撃墜しようと必死に砲火を浴びせている映像もある。
 複数の船舶を沈めたとするウクライナ側の主張は間違いだと指摘する専門家もいるが、ロシアのSNS上にはAdmiral Makarovが損傷したとの複数の報告が寄せられている。
2022.11.04
 11:15

(21:15 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 3 <2212-110414>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月03日の戦況 =
 ヘルソン州北西部からの一部ロシア部隊の撤退が続いているが、ロシア軍がヘルソン市を守るかどうかはまだ不明である。
 ロシア軍はドネツク州西部で、狭小でかつ作戦上重要でない地積を獲得するための攻撃に、新たに動員された兵員を投入している。
 ロシアの報道機関は、ロシア中央軍司令官のラパン上級大将の解任について報道が矛盾し混乱している。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がクレミンナとスヴァトーブの方向で反撃しているとした。
 ロシア軍がバクムット、アウディーイウカ、ドネツク市周辺で攻撃を続けている。
 ロシア軍は、主要装備の補給で著しい問題に直面している。
2022.11.04
 09:22
CNN

(Yahoo)

ウクライナ避難民約1400万に、「数十年で最大規模」 国連 <2212-110412>
 国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR) のグランディ高等弁務官が2日、ロシアのウクライナ侵攻この数十年で発生したものとしては最速かつ最大の避難民を生み出しており、2月24日以来、1,400万人が家を追われたと声明で述べた。
 国連はロシア軍によるエネルギーインフラへの攻撃でウクライナの人々が直面する厳しい冬や、戦争で家を追われた多くの人々について懸念を強めている。
2022.11.04
 09:08
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア高官、南部ヘルソン州で撤退示唆 ウクライナなお警戒 <2212-110411>
 ヘルソン州を実効支配するロシア当局者が3日、ロシア軍がドニエプル川西岸から撤退する可能性が高いと述べた。 ただ、ウクライナ側や欧米の専門家はロシアの撤退に慎重な見方を示しており、撤退を装った罠の可能性に警戒している。 ウクライナ南部軍司令部報道官は、ロシアの罠である可能性があるとしていると述べた。
 一方、オースティン米国防長官は3日、ウクライナ軍はロシア軍からヘルソン市を奪還できるとの見方を示した。
 ロシアはこれまで、プーチン大統領が9月末にロシアへの「併合」を宣言した同地域からの撤退を強く否定していたことから、実際に撤退が行われればロシアにとっては大きな後退で、侵攻の転換点になる。
 同地域には侵攻開始後にロシアが無傷で占領したヘルソン市や、ドニエプル川にはクリミア半島への灌漑用水を供給している巨大なダムがある。
2022.11.04
 07:52
共同通信

(Yahoo)

ロシア軍、ヘルソン撤退の動き ウクライナ側「わな」を警戒 <2212-110406>
 ウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市でロシア軍の撤退の動きがあり、地元メディアは3日にロシア軍の装備や検問所がなくなったと報じているが、ウクライナ側はロシアが市街戦を仕掛けて有利に戦うための「わな」である可能性があるとして警戒を強めている。
 ヘルソンの地元メディア「モスト」は3日、「ロシアの軍用車両が市内で激減した」とする住民の証言を報じた。 ロシア国旗が撤去された行政庁舎の写真がネット上に出回ったほか、ヘルソン州のロシア側「行政府」幹部がヘルソンのドニエプル川西岸から軍部隊が離れる可能性が高いと述べた。
2022.11.04
 06:06
共同通信

(Yahoo)

ロシア軍機破壊、アフガンの倍 ウクライナ軍総司令官 <2212-110405>
 ウクライナ軍のザルジニー総司令官が3日、同国侵攻をロシアが始めてからの約8ヵ月で、ロシア軍機278機を破壊したと明らかにした。
 旧ソ連は約10年に及んだアフガニスタン侵攻で118機を失ったとし「アフガンの二倍だ」と述べた。
 冷戦下の1979年にソ連はアフガンに親米政権が樹立されることを危ぶみ侵攻したが、1989年に撤退した。
2022.11.04
 05:26
ロイタ通信

(Yahoo)

米国防長官、ウクライナ軍はヘルソン奪還可能と確信 <2212-110404>
 オースティン米国防長官が3日、ウクライナ軍はロシア軍からヘルソン市を奪還できるとの見方を示した。 ヘルソン地域を巡っては、ロシア側の当局者がドニプロ川西岸からロシア軍が撤退する可能性があると述べている。
 ウクライナ軍は10月初めにロシア軍の前線を突破しドニプロ川に沿って軍を進めてきたが、ロシア軍が仕掛けた可能性のある罠を警戒してこのところ進軍速度は減速している。
2022.11.04
 04:53
毎日新聞

(Yahoo)

IAEA、ウクライナに未申告の核活動兆候なし 「汚い爆弾」 <2212-110403>
 国際原子力機関 (IAEA) が3日、ウクライナが放射性物質をまき散らす汚い爆弾を使用する恐れがあるとするロシアの主張を受けてウクライナの施設を調査した結果、未申告の核活動や核物質の兆候は確認されなかったと発表した。
 IAEAの声明によると、調査はロシアの主張を否定するウクライナ政府が要請した。 対象となる3施設にIAEAの査察官を派遣し検証活動を実施した。 査察官らは関連施設に自由に出入りすることができる状況で検証したという。
 汚い爆弾を巡っては、ロシアが自ら使用して、ウクライナに責任を負わせる偽旗作戦の可能性もあると指摘されている。
2022.11.03
 18:28
朝日新聞

(Yahoo)

ロシア軍、1日40両以上の装甲車を喪失か 英国防省が分析公表 <2212-110318>
 英国防省が3日、ロシア軍が10月中旬にウクライナの反攻を前に、1日に一個大隊の装備に匹敵する40両以上の装甲車両を喪失していたとする分析を公表した。 ロシア軍はここ数週間でベラルーシ軍から100両以上の
MBTIFVを補充したという。
 英国防省は、ウクライナに派遣されているロシア兵が、古いIFVに不満を抱いており、「アルミ缶」と表現していると指摘した。
2022.11.03
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 2 <2212-110309>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月02日の戦況 =
 ロシアの情報筋は、ロシア軍はスヴァトーブとクレミンナの方向に反撃をし続けるウクライナ軍を拘束するために攻撃を実施したとした。
 ロシア軍はドニプロ川沿いで防御を続け、ウクライナ軍は阻止作戦を続けている。
 ロシア軍はバクムットとドネツク市の近くで攻撃を続けている。
2022.11.03
 10:29
朝鮮日報

(Yahoo)

ロシア軍、一日950人戦死…撤退中に転覆する装甲車も <2212-110308>
 ウクライナが10月30日、わずか一日でロシア軍に950名の死者が出たとした。 これはロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、一日のロシア軍の死者数としては最多で、 ウクライナ軍は同30日、ロシア軍の戦死者はウクライナ侵攻開始以降、少なくとも71,200名に達するとした。
 またウクライナ軍の攻撃から逃れる途中だったロシア軍の装甲車両が転覆する映像が公開された。 ロシアは訓練を十分に受けていない招集兵らを前線に送り込んでいるため事故が頻発している。
 英国国防省は、ロシアは動員令によって招集した兵士数万人をウクライナの前線に配置したものの、そのほとんどはまともな軍装を身に付けていないと指摘している。
 英国国防省は10月31日午前のブリーフィングで「9月の時点でロシアの将校らは、最近招集された予備役兵らが武器も持たずに前線に到着することを懸念していた」と説明した。 ロシアのメディアは、訓練をほとんど受けずに前線に配置された予備役兵らが大勢戦死していると報じた。
 ロシアの軍事専門家ルージン氏は、ロシア軍は大規模な徴兵を予測できていなかったため、数万人に達する予備役兵を訓練させる能力がないと指摘した。
2022.11.02
 12:29
ロイタ通信

(Yahoo)

あるウクライナの町の占領から解放まで、ロシア軍内部文書が語る「真実」 <2212-110211>
 2022年9月にロシア軍はウクライナ東部の小さな町、バラクレヤから敗走したが、そこにはロシア軍が駐留していた数多くの痕跡が残されていた。
 その1つが町外れにある古びた車両修理工場に設置したロシア軍の司令部で、内部には大量の文書が放置されており、そこからは占領から敗走に至るまでに経緯が、詳細に記されていた。
Balakiya の位置 (Google Map)】
 ロイタが文書を発見したのはここの地下壕で、これら文書の1,000頁以上を閲覧した。 文書によると敗北に至る数週間、ロシア軍は情報活動と電子戦で苦境に置かれていた。 彼らは市販のUAVを使い、操作する兵士は訓練を受けておらず不慣れだったうえ、ウクライナ側の通信を妨害する機器はたびたび故障した。
2022.11.02
 10:41
朝鮮日報

(Yahoo)

ウクライナ軍、撤退したロシア軍が遺棄した機関銃に大笑い <2212-110210>
 米国とウクライナの関係に必要な民主的価値、反腐敗システム、強い国防力の重要性などについて研究している非営利組織変化の風研究グループ (WCRG)の関係者が10月31日にツイッターを通して「後退するロシアの兵士が、1910年式のPM1910重機関銃を残置していった」という書き込みと共に動画を公開した。
 1分ほどの動画には、ロシア軍の遺棄した兵器を調べるウクライナ兵の様子が収められていて、昔の武器が珍しいらしく、あちこち触ってみて、実際に武器を持っていたずらっぽく笑う姿も捉えている。
 PM1910は水冷式で、今日でも依然として使用可能だという。
2022.11.02
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, November 1 <2212-110209>
= 戦争研究所が HP に掲載した11月01日の戦況 =
 南部軍管区 (SMD) の第8諸兵科連合軍司令官モルドビチェフ中将が、中央軍管区 (CMD) 司令官ラパン上級大将と交代したと伝えられた。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がスヴァトーブとクレミンナの方向で反撃したとした。
 ウクライナ軍はロシア軍は防御準備を続けているヘルソン州で反撃した。
 ロシア軍はバクムット周辺とドネツク市周辺で攻撃を続けている。
2022.11.01
 16:42
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア、ウクライナ南部ヘルソンの避難区域を拡大 <2212-110108>
 ヘルソンを占領しているロシア当局者が31日、ウクライナがカホフカダムを攻撃してこの地域を浸水させる可能性があるとの主張を繰り返し、ドニプロ川流域からの避難区域を拡大すると述べた。
 ロシアが任命したヘルソン州の責任者サルド氏はTelegramへの投稿で、民間人への避難命令対象地域を15km広げ、さらに7つの集落を含めるとし、「ウクライナがカホフカ水力発電所への大規模なミサイル攻撃を準備しているという情報」があるとした。
 ウクライナ側はこれを否定し、ロシアが攻撃の自作自演を検討しており、それをウクライナとその西側支援国になすりつける兆候だと訴えた。
2022.11.01
 11:00

(21:00 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, October 31 <2212-110106>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月31日の戦況 =
 ロシア軍はヘルソン市周辺の陣地構築をしながらも、ドニプロ川西岸から撤退を続けている。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍が10月30日と31日にハリコフ州北東部とスヴァトーブ~クレミンナ線に沿って反撃し続けているとした。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がヘルソン州で10月30日と31日に反撃を続けていると報告した。
 ウクライナ軍の阻止作戦がドニプロ川を越えて潜入するロシア軍に損害を与えていると伝えられている。
 ロシア軍は10月30日と31日にバクムット周辺で攻撃を続けた。
Bakhmut の位置 (Google Map)】
 ロシアの情報筋は、ロシア軍が10月30日と31日にアウディーイウカ~ドネツク市地域で逐次前進したとしたが、ISWはこれを確認できない
 ヘルソン州のロシア占領当局は、ロシアルーブルと一緒にウクライナグリブナの使用を許可すると発表し、ヘルソンでの数ヶ月にわたるルーブル化に失敗を示した。
2022.10.31
 19:13
朝日新聞

(Yahoo)

ロシア動員兵の銃、ほぼ使用不可能か 英国防省が分析、保存状態悪く <2211-103108>
 英国防省が10月31日に発表した戦況分析で、新たに動員されたロシア兵に渡されている小銃が、1959年に初めて導入されたAKMと呼ばれる小銃の可能性があると述べた。 多くは保存状態が悪くほとんど使用不可能な状態とみられるという。
 英国防省によると、動員兵がAKMを使っているとみられ、正規軍の大半が使用しているAK-74Mなどの銃とは銃弾が異なるため、ロシア側は戦線に2種類の弾薬を届ける必要が生じるという。
2022.10.31
 15:44
AFP=時事

(Yahoo)

黒海艦隊攻撃、「穀物回廊」の民間船からと主張 ロシア <2211-103106>
 ロシアが30日、同国がウクライナ産穀物の輸出合意の履行停止に踏み切った理由としている黒海艦隊へのUAV攻撃について、破壊したUAVの残骸を回収したところ、穀物回廊の民間船から発射された疑いがあると主張した。
 またUSVの残骸を海中から回収したところカナダ製の航行モジュールが見つかったとし、軍の専門家が現在調査中としている。 ロシア軍はさらに、USV 1隻の航行受信記録を調べたところ、ウクライナ南部オデーサ近辺の海岸を出港していたことが分かったとした。
2022.10.31
 09:30
Forbes

(Yahoo)

かつて NATO の脅威だった飛び地防衛のロシア第11軍団 1.2万人が消滅 <2211-103105>
 カリーニングラード防衛のためロシア海軍は6年前に軍団を新編したが、ウクライナ戦争がロシアにとって非常に不利になり始めたとき、ロシア政府はカリーニングラードから第11軍団を引き上げウクライナに投入した。 そしてウクライナ軍は直ちにその軍団を壊滅させた。
 戦略的に重要な海に沿った2つのNATO加盟国に挟まれているその軍団は、ロシア軍に世界戦争における優位性をもたらすはずだったが、第11軍団の結成、展開、壊滅はロシアのウクライナにおける戦争の悲話以上に大きいことを物語っている。
2022.10.31
 07:00

(17:00 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, October 30 <2211-103102>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月30日の戦況 =
 未確認のロシアからの報告によると、ロシア南部軍管区第8諸兵科連合軍司令官のモルドビチェフ中将が、10月30日の時点で中央軍管区 (CMD) 司令官としてラパン准将と交代した。 ロシアの情報筋は、ラパン准将がCMDの指揮から完全に排除されたのか、それともウクライナで活動しているロシアの作戦「中央軍グループ」の指揮から抜けただけなのかについて矛盾した報告を続けている。
 ロシア国防省とロシアの情報筋によると、ロシア軍がハリコフ州のペルショトラヴネヴェ、タバイウカ、ベレストーブに対するウクライナの攻撃を撃退した。
 ウクライナの情報源と位置情報によると、ロシア軍がルハンシク州クラスノリチェンスケのクラスナ川に架かる橋を破壊した。 ロシアのミルブロガーは、ウクライナ軍が橋を破壊したと非難している。
 ロシアの占領当局者は、ロシア軍がビロゼルカとチョルノバイウカで防御しヘルソン市を守る計画をしていると述べた。
Bilozerka の位置 (Google Map)】  【Chornobaivka の位置 (Google Map)】
 一方、ウクライナ軍当局者は、ロシア軍ドニプロ川の西岸のある地域から砲兵部隊を撤退させ、他の方向を強化する準備をしていると報告した。 また、数百名のロシア国家親衛隊兵チェチェン共和国からヘルソン州南西部のカランチャクに配置されたと報告した。
Kalanchak の位置 (Google Map)】
 ロシア軍はヘルソン州のベリスラフ・ライオンでウクライナの陣地を砲撃し続けているが、ウクライナとロシアの双方からの情報源は乏しい。
Beryslav Raion の位置 (Google Map)】
 ロシアの情報筋は、ロシア軍が10月30日にドネツク国際空港の北西4kmのヴォディアネを占領したと主張した。 ウクライナ軍参謀本部の夕方の報告はロシアの攻撃を撃退したとしておらず、ロシアの主張が正しい可能性がある。
 ロシアの情報筋は、ロシア軍が10月30日にドネツク州のヴフレダールの南西2kmにあるパヴリフカを占領したと報じた。 ただ、一部のロシアの情報筋は、10月30日の時点でロシア軍がパブリフカの半分しか支配していないと主張している。 ウクライナ軍参謀本部の夕方の報告はロシアの攻撃を撃退したとしておらず、ロシアの主張が正しい可能性がある。
 ロシア軍はムィコラーイウ州のオチャキフKh-59 CMを発射した。 ロシアの情報筋はロシア軍がオチャキエフの軍事インフラを標的にして破壊したとした。
2022.10.31
 06:02
NHK News ロシア軍 ウクライナ南部ヘルソン方面に4万人規模の部隊集結か <2211-103101>
 ウクライナ軍は30日に、東部ドネツク州の10地区でロシア軍を撃退したと発表したほか、南部ヘルソン州ではヘルソン市に向けて部隊を進めているとみられるなか、ウクライナのメディアは29日にウクライナ軍の情報部門トップの見方として、ロシア軍がヘルソン方面に4万人規模の部隊を集結させていると報じた。
 その多くは空挺部隊などの精鋭で、ヘルソンの解放には11月末までかかる可能性が高いとしていて、予断を許さない情勢が続いている。
 ヘルソン州をめぐっては、ウクライナのレズニコフ国防相も25日にNHKとのインタビューで、ロシア軍が中心都市ヘルソンとその周辺に部隊を集めていると指摘していした。
2022.10.30 Defense Update

(Yahoo)

Coordinated Drone Attack Targets the Russian Black Sea Fleet at Sevastopol <2211-103007>
 ロシア国防省が、10月29日にクリミア半島のセバストポリで露海軍黒海艦隊の艦艇や民間船がウクライナのUAVなどで攻撃されたと発表した。
 露国防省によると、攻撃にはUAV 9機USV 7隻が使われたが、UASは4隻を艦船が撃破し3隻を岸から撃沈した。 公開された映像によるとロシア艦周辺を高速で移動するUSVをMi-8ヘリが機銃掃射すると共に、艦砲の射撃も行われた。
 露国防省は、攻撃は英国の支援を受けウクライナ海兵隊第73特殊作戦部隊が実施したという。
 この攻撃がロシアが主張するようにミコライウのチャキフから行われたとすると、USVは波の荒い外洋を150km以上航行したことになる。
Ochakiv の位置 (Google Map)】
2022.10.30
 09:36
読売新聞

(Yahoo)

クリミア港湾で無人機攻撃、黒海艦隊の旗艦が損傷か…露国防省「穀物輸出の合意停止」 <2211-103004>
 ロシア国防省が29日、クリミア半島西部セバストポリの港湾一帯で、露海軍黒海艦隊の艦艇や民間船がウクライナのUAVなどで攻撃されたと発表した。 これについてウクライナ軍は否定も肯定もしていない。 露国防省によると、攻撃にはUAV 9機とUSV 7隻が使われ、損害は掃海艇1隻などにとどまったとしている。
 ウクライナ軍情報機関はSNSで、沈没した巡洋艦Moskvaに代わって黒海艦隊の旗艦になったフリゲート艦が損傷したとの見方を示した。
 TASS通信などによると、この攻撃を受け、露国防省は黒海経由でのウクライナ産穀物の輸出に関する国連などとの四者合意の参加停止を表明した。
2022.10.30
 09:30

(19:30 EST)

ISW Russian offensive 1campain assessment, October 29 <2211-103003>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月29日の戦況 =
 ウクライナ軍が10月29日にセバストポリ近くでロシア黒海艦隊Grigorovich級フリゲート艦をUSVで攻撃した模様である。
 ロシア政府が南部軍管区司令官のラーピン上級大将を解任した。 南部軍管区司令官はウクライナ作戦における中央軍司令官でもあった。
 ウクライナ軍はクレミンナ~スヴァトーブの線で獲得した地域を確保するとともに、逆襲を行っている。
 ウクライナの諜報機関は、ヘルソン州の防衛に依然として練度の高いロシア軍が当たっているとした。
 ロシア軍はドニプロ川西岸に防御陣地を強化している。
 ロシア軍はウクライナ軍の攻撃を受けて、バクムット地域での攻撃速度を遅くした可能性がある。
 ロシアの情報筋は、ロシア軍がヴフレダール地域で攻撃を開始したとしている。
 ロシア軍はドネツク市周辺でわずかな成果を上げた可能性がある。
2022.10.29
 22:50
時事通信

(Yahoo)

クリミア軍港に無人機攻撃 ロシア艦隊掃海艇が損傷 ウクライナ <2211-102917>
 TASS通信によると、クリミア半島の軍港セバストポリで29日にUAVやUUVによる攻撃があった。
 親露派のラズボジャエフ市長は、ウクライナ軍によるものと断じた上で、この攻撃は最大規模だったと指摘した。
 ロシア国防省は、UAV 9機とUUV 7隻が攻撃で使用されたと発表。 掃海艇などが損傷を受けたものの、UAVをすべて撃墜したと表明した。 ラズボジャエフ市長は、ウクライナ側に被害状況や迎撃能力が漏れ伝わる恐れがあるとして、監視カメラの稼働停止を命じた。
 ロシア国防省は、ウクライナで活動する英国の軍事顧問が計画したテロ攻撃だと主張し、更に英軍事顧問は9月に起きたロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプラインNordstreemの破壊工作にも関わっていると決め付けた。 ロイタ通信によると、英国防省の報道官は「途方もないうそだ」と述べ、関与を否定した。
2022.10.29
 17:17
朝日新聞

(Yahoo)

ロシア、戦果を誇張か 米研究所「劣勢続き、虚偽の発表で見せかけ」 <2211-102914>
 米シンクタンク戦争研究所 (ISW) が28日、ロシアがウクライナ東部ドネツク州での戦果を誇張している可能性が高いとする分析を公表した。 北東部や南部でロシアの劣勢が続くなか、虚偽の発表で戦果を誇張しているという。
 ISWによると、ロシア軍は士気の向上などを狙い、同州の要衝バフムート方面で大きな戦果を得たと主張しているが、ロシア軍はバフムートのウクライナ側拠点に向けてわずかに前進したが、その速度は非常に遅く、多大な犠牲を伴っていると指摘し、ロシア軍はバフムートを含めた全ての前線で目立った戦果を得ていないとしている。
2022.10.29
 16:29
朝日新聞

(Yahoo)

「ロシア軍死者は7万人以上」 ウクライナ軍が見解 <2211-102912>
 ウクライナ軍参謀本部は29日の戦況報告で、ロシアによる侵攻が2月に始まって以来、ロシア軍の死者数が7万人を超えたとの見方を示した。 報告によると、今月29日時点でのロシア軍兵士の死者数は70,250名となったという。
 一方、ロシア側は9月21日時点で死者数を5,937名としている。
2022.10.29
 16:07
AFP=時事

(Yahoo)

セバストポリに襲来の無人機「全機撃墜」 ロシア任命市長 <2211-102911>
 ロシア軍のセバストポリ軍港が29日未明にUAVによる攻撃を受けたものの全機撃墜し、攻撃を退けることに成功したと、ロシアに任命されたラズボザエフ市長が明らかにした。
 ラズボザエフ市長はTelegramで、今日04:30ら数時間にわたりセバストポリのさまざまな防空システムがUAVによる攻撃を退けたが、UAVは全機撃墜したと述べた。
2022.10.29
 14:56
CNN

(Yahoo)

ウクライナ軍、東部ルハンスク州での進撃が減速 <2211-102909>
 ウクライナ東部ルハンスク州のハイダイ知事が28日にウクライナのTV局取材で戦況について、同州の同国軍の前進は悪天候と、ロシア軍の数千人規模の動員兵の展開や激しい抗戦が理由でその速度が緩やかになっていると報述べた。
2022.10.29
 14:54
時事通信

(Yahoo)

ロシア軍、前線で「防衛態勢」 人員・訓練不足が影響か 英分析 <2211-102908>
 英国防省が28日のウクライナ侵攻戦況報告で、ロシア軍が過去6週間に前線の大半の地域で長期的な防御態勢の構築を進めていたことを発表した。
 一方、ウクライナ軍の発表によれば、南部ヘルソン州からの民間人の避難を完了させたロシア軍は、民間人が立ち去った地域に1,000名の部隊を送り込み、地元住民が暮らしていた住居を占拠している。
2022.10.29
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 28 <2211-102906>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月28日の戦況 =
 ロシア軍は、バクムット、ドネツク州、または最前線の他の場所で大きな進展を見せていない
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がクレミンナとスヴァトーブの方向に反撃したとした。
 ロシア軍は、ヘルソン州のドニプロ川の岸に動員された要員を配置し、防御陣地を構築し続けている。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がヘルソン州北西部で反撃したとした。
 ロシア軍がドネツク州で攻撃を続けている。
 ロシアの占領当局は、11月1日の秋季徴兵でウクライナ民間人の強制動員を合法化するために、10月30日までに占領地域のウクライナの民間人にロシア市民権を強制することを計画している。
2022.10.29
 09:30
Forbes

(Yahoo)

ロシア軍、引っ張り出してきた旧式戦車「T-62」をほぼ無傷で戦場に放置 <2211-102905>
 ウクライナ軍との戦いで1,000両以上の
MBTを失ったロシア軍は今夏、備蓄していた数百両のMBTを再使用し始めた。 1950年代に設計され、1960年代から生産されたT-62は、1980年代にソ連軍からほとんど退役し、数千両単位で倉庫に保管されている。
 修理や若干の改良を行っても老朽化した戦車はあまりうまく機能せず、ウクライナ軍が反攻を開始したヘルソン州では、T-62の乗員が放棄する傾向が顕著になっている。
 ウクライナ軍は、自軍でT-62大隊を編成することができるほどのT-62を奪取したものの実際に編成するかはわからないが、スロベニアがウクライナ側に改良されたとはいえT-62よりもさらに旧式のM-55を提供したとき、ウクライナ当局は断らなかったという事実は注目に値する。
2022.10.29
 06:09
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ軍、東部ルガンスク州の前線地域で主要な道路を掌握 <2211-102904>
 ウクライナが28日、反転攻勢を進めている東部でロシア軍が占領した地区2箇所を結ぶ主要な道路をウクライナ軍がほぼ掌握したと発表した。
 ウクライナ軍は現在、東部ルガンスク州で東に向けて進撃しており、ロシア占領下にある同州のスバトベとクレミンナの奪還を目指している。
 ルガンスク州のガイダイ知事は国営TVに対し、ウクライナ軍はスバトベからクレミンナに至る道路を実質的に支配下に置いたと述べた。
 ロシア側の当局者は26日、クレミンナとスバトベで激しい戦闘があったと明らかにしていた。 クレミンナはスバトベの南方45kmにあり、共に9月以降に戦闘の前線になっている。
2022.10.29
 03:13
AFP=時事

(Yahoo)

親ロ派、ヘルソン市民の退避完了 ウクライナが奪還に向け進軍 <2211-102902>
 2014年にロシアがウクライナから併合したクリミア半島の親露派当局首長のアクショノフ氏が27日夜にSNSへの投稿で、ウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市で28日までに、親露派当局が組織した住民退避が完了したと発表した。
 東部と南部で大きな戦果を上げたウクライナ軍は、ヘルソン市を含むドニエプル川右岸一帯の奪還に向けた激戦に備えている。
2022.10.28
 14:02
朝日新聞

(Yahoo)

ウクライナ軍、東部ルハンスク州で前進 知事がSNSに投稿 <2211-102812>
 ウクライナ東部ルハンスク州のハイダイ知事が28日に戦況について、スバトベとクレミンナの周辺でウクライナ軍が前進しているとSNSに投稿した。 クレミンナは6月にロシア軍が制圧した要衝セベロドネツクから北西20kmにある。
 ウクライナメディアによると、ウクライナ軍の前進の速度は緩やかだという。
 また、ハイダイ知事は投稿で「ロシア軍がウクライナ軍に奪還された村をロケット砲で砲撃し続けている」という。
2022.10.28
 10:32
産経新聞

(Yahoo)

ロシアのヘルソン撤退示唆は「情報戦」 ゼレンスキー氏、露軍包囲目指す <2211-102809>
 ウクライナ侵略で焦点化している南部ヘルソン州の攻防を巡り、同国のゼレンスキー大統領は、ロシア軍が州都ヘルソンを含むドニエプル川の西岸地域からの撤退を示唆していることについて「情報戦だ」と指摘した。その上で、ウクライナ軍は露軍をヘルソン市で包囲することを目指していると明らかにした。 イタリアメディアとのインタビューでの発言を27日にウクライナメディアが伝えた。
 ゼレンスキー大統領は露軍の情報戦の目的について、ウクライナ軍をヘルソン州に引き付け、他の戦線での劣勢を打開することだと指摘した。露軍はヘルソン市に精鋭部隊を残すなど同市を離れる動きを見せていないとした上で、「露軍はウクライナ軍が成功した場合、包囲されることを知っている。 われわれはそれを目指している」と述べた。
2022.10.28
 09:30

(19:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 27 <2211-102808>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月27日の戦況 =
 ロシア高官が、ウクライナを支援する西側の商業衛星を攻撃目標にする可能性があると脅迫した。
 ロシアの情報筋が、ウクライナ軍ハリコフ州北東部とクレミンナ~リシチャンシクの線に沿って反撃したと張した。
 ロシア軍はヘルソン州のドニプロ川東岸に沿って防御準備を行っている。 またロシアの情報筋によると、ウクライナ軍がヘルソン州で限定攻撃を行った。
 ロシア軍はドネツク州で攻撃を続けている。  ロシア軍がロシアで働く外国人に動員通知を送った。
 プリゴジンのWagnel Gp.は、空中戦能力をさらに発展させ、ロシア軍と同等のより複雑な装備を保有している可能性がある。
 ロシアと占領行政当局が、ロシア占領地域で住民の携帯電話を押収し始めた。
2022.10.27
 09:30

(19:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 26 <2211-102705>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月26日の戦況 =
 ロイタ通信が調査したバラクリヤからのロシア文書は、ロシア軍の劣悪な状態に関する以前のISW評価を裏付けている。
 ヘルソン州のロシア占領当局者は、ドニプロ川西岸からのロシア軍撤退の情報統制を緩和しようとしている。
 ロシア軍は、ウクライナ軍をウクライナ北部国境に貼り付けようとしようとしている。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がスヴァトーブの西で反撃したとしている。
 ロシア軍はヘルソン州のドニプロ川の西岸と東岸で防御陣地の構築を続けている。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がヘルソン州北西部で反撃し続けているとした。
 ロシア軍はドネツク州で攻撃を行った。  ヘルソン州のロシア占領当局は、ドニプロ川の西岸から住民を移住させ続けている。
2022.10.27
 08:50
産経新聞

(Yahoo)

露軍、ヘルソン市死守の方針か 前線に戦力増強 <2211-102704>
 ヘルソン州でウクライナ軍の反攻が停滞しつつある。 背景にはヘルソン市を含むドニエプル川の西岸地域を放棄する可能性が指摘されてきた露軍が、西岸地域でも兵力を増強していることがあるとみられる。 露軍はヘルソン市などで市街戦の準備を進めており、同市を死守する方針を固めたもようである。
 ウクライナメディアの26日の報道によると、同国のレズニコフ国防相はFOX Newsとの対談で、天候の悪化によりヘルソン州での反攻速度が落ちていると認めた。 ウクライナのマリャル国防次官も26日に同州を含む各方面ウクライナ軍が防御戦闘を行っていることを認めたが、それは今後の攻勢再開に向けた過程の一つだと説明した。
2022.10.27
 08:39
ロイタ通信

(Yahoo)

東部ドンバスで激しい戦闘、ロの戦術「狂気」=ウクライナ大統領 <2211-102703>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が26日、東部ドンバス地域の2つの重要な町周辺でロシア軍が狂気じみた戦術を展開しているとした上で、繰り返される攻撃にウクライナ軍は持ちこたえていると述べ、前線から朗報があるだろうとも語ったが、詳細は明らかにしなかった。  ドネツク市郊外のアウディーイウカと、さらに北東に位置するバフムトの周辺で最も激しい戦闘が起きているとした。
2022.10.26
 18:54
朝日新聞

(Yahoo)

ロシアの反戦団体、線路を破壊か ベラルーシ南部と結ぶ主要路線 <2211-102607>
 英国防省が26日に発表したウクライナ情勢の分析で、ロシア西部ブリャンスク州線路が何らかの爆発によって損傷し、ロシア国内の反戦団体が犯行を主張していると指摘した。 同団体が自らの行為だと主張する鉄道インフラへの破壊工作は6月以降、この件を含め6件起きているという。
 英国防省やロシア紙ベドモスチによると、ブリャンスク州の線路が損傷する事件は24日、隣国ベラルーシとの国境から15km離れた村のそばで起きた。線路はロシアとベラルーシ南部を結ぶ主要な路線で、この件についてストップ・ザ・ワゴンズと名乗るロシアの反戦団体自らの犯行だと主張しているという。
 英国防省によると、ロシア軍はウクライナへの部隊派遣を主に鉄道輸送に頼っているが、33,000km以上に及ぶ鉄路大半が人気のない地域に敷かれているため、攻撃から守るのは非常に難しいとしている。
2022.10.26
 09:00

(19:00 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 25 <2211-102609>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月25日の戦況 =
 ロシアのシロヴィキ派は、ウクライナ戦争に不満を表明し続けており、プーチン大統領が戦争前に同派を説得するのに苦労した可能性がある。 ウクライナでの戦争に関するプーチンとシロヴィキ派との対立は、ロシアの権力構造におけるシロヴィキ派の重要性を示している。
 ロシアの占領当局は、ヘルソン州での避難より大きな移住計画の一部であると主張している。
 レバダの世論調査は、ウクライナでの戦争に関連する社会的影響にもかかわらず、ロシア政府に対するロシア国民の感情は根本的に変わっていないことを示唆している。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍が10月25日にスヴァトーブの西とクレミンナで攻撃を行ったとした。  ロシア軍はドニプロ川の東岸への後退と防御陣地の構築を続けた。
 ロシア軍ドネツク州で攻撃に失敗した。
 ウクライナのパルチザンは、ロシア占領下のザポリージャ州で占領責任者を攻撃目標にしている。
2022.10.25
 20:51
産経新聞

(Yahoo)

ロシア軍、ウクライナで略奪か 撤退時に文化財も <2211-102507>
 ロシア軍の苦戦が伝えられるウクライナ南部へルソン州で、露軍や親露派勢力が現地の文化財や住民の資産などを略奪しているとの情報が相次ぎ浮上している。
 露軍部隊はすでに同州のドニエプル川西岸から撤退を開始しており、占領地を離れる前に「価値のあるものをすべて奪っている」とウクライナ側は批判している。
2022.10.25
 14:24
BBC News

(Yahoo)

ロシア軍、ヘルソンに増派で守りを強化か ウクライナが見方を変更 <2211-102505>
 ウクライナのブダノフ情報総局長が24日に、南部の要衝ヘルソン市について、ロシアが守り抜こうとして部隊を増派している可能性があると述べた。 ウクライナはこれまで、ヘルソン市からロシア部隊が撤退する可能性があるとしていた。
 このところ、ウクライナがドニプロ川に沿って同市へと前進しておりロシアへの圧力を強めているが、ブダノフ総局長はロシア軍が増援をしており、道路で防御戦の準備を進めているとした。
2022.10.25
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 24 <2211-102503>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月24日の戦況 =
 ロシア政府は、ウクライナが2日連続で汚い爆弾を使って偽旗攻撃を行う準備をしていると非難する情報戦を展開化した。
 ウクライナ軍事情報局 (GUR) のブダノフ先任少将が10月24日、ウクライナの重要インフラに対するロシアのテロ攻撃の影響は弱まっていると述べた。
 プーチン露大統領がウクライナの4州を併合したことで、ウクライナの奪還戦闘激化するしたことで、ロシア政府内の分裂に火をつけた。
 ロシア軍はヘルソン市を防衛する準備をしている可能性が高く、一部のロシア軍がヘルソン州北部から撤退したとの報告にもかかわらず、ヘルソン州北部から完全には撤退していない。
 ウクライナ参謀本部が、ウクライナ軍がルハンスク州でカルマジニフカ、ミアソジャリフカ、ネフスケ、ドネツク州でノボサドヴェを占領したことを確認した。
 クルスク州が10月23日にウクライナとの国境で強化された2本の防御線の建設完了を発表した。 おそらくウクライナの機械化部隊によるロシア侵攻の危険性が全くないので、国内のロシア人を狙ったものとみられる。
 Wagner Gpの財務責任者プリゴジン氏が、ロシア軍がバフムート付近で後退しているため、Wagner Gpの戦闘進展が遅いことを認めた。
 ウクライナ軍が、10月23日から24日にかけてザポリージャ州前線付近に集結したロシア軍部隊を攻撃し続け、10月22日にはエネルホダール付近でロシア軍を攻撃した。
 ロシアの占領軍が、ウクライナの前進に先立ってロシア軍の状況を民間人が知ることを制限しようと、ヘルソン市の通信システムを遮断した。
2022.10.25
 09:57
CNN

(Yahoo)

ロシア軍、ヘルソン市防衛に新部隊投入 ウクライナ国防省幹部 <2211-102502>
 ウクライナのニュースメディアUkrayinska Pravdaが、国防省情報総局トップのブダノフ氏が、ロシア軍ヘルソン市に対するウクライナ軍の新たな攻撃に備えるため、新たに部隊を投入していると明らかにしたと報じた。 ブダノフ氏はロシアのこうした行動について、ウクライナ軍がヘルソン市の東に位置するカホウカダムを奪還し、包囲されることを恐れたためだと説明した。
 ブダノフ氏によれば、ロシアは、負傷者や現金、ロシアが設置した行政当局や金融機関を市外に移動させる一方で、さらに部隊を投入していた。
2022.10.25
 04:23
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア「重大な結果」、「汚い爆弾」と核兵器いずれの使用でも=米政府 <2211-102501>
 米国務省のプライス報道官が24日、ロシアが放射性物質をまき散らすことを目的とした汚い爆弾もしくは通常の核兵器いずれを使用しても重大な結果に直面するという認識を改めて示した。
 ロシアはウクライナが汚い爆弾を使用する可能性があると主張しているが、西側諸国はロシアが戦争をエスカレートさせるための偽旗作戦の可能性があるとして警戒している。
2022.10.24
 18:00
CNN

(Yahoo)

ウクライナ、イラン製無人機の撃退に「徐々に成功」 英国防省 <2211-102405>
 英国防省が24日、イラン製のShahed-136 UAVを使ったロシア軍の攻撃を撃退するウクライナの試み徐々に成功しているとの最新の分析結果を公表した。
 同省は、ゼレンスキー大統領を含む公的な情報源は、攻撃の最大85%が撃墜されていると主張していると言及し、次第に効果的になっているウクライナの防空機能を突破しようと、ロシア側がUAVを大量消費している可能性があるとの見方を示した。
 またUAVは備蓄が不足しつつあるロシア製長距離精密兵器代替として利用されている可能性があるとも指摘した。
2022.10.24
 07:30

(17:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 23 <2211-102402>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月23日の戦況 =
 ドニプロ川東岸へのロシア人避難の現地からの情報流出を制限するため、ロシア当局は10月22日にヘルソン市のインターネットアクセスを遮断した可能性が高い。
 ロシアの情報筋は、ロシア軍が北西ヘルソン州ウクライナの攻撃を撃退したとした。
 ウクライナとロシアからの情報では、ウクライナ東部のシヴェルスク、ソレダール、バフムート、アヴディイフカ、マリンカの近くで戦闘が起きた。 ロシア国防省は、ロシア軍がドネツク州西部でのウクライナ軍の攻撃を撃退したとした。
 ロシア筋は、ウクライナ軍がクレミンナとスヴァトヴェの方向で反撃したとした。
 ロシア軍はザポリージャ市、ムィコラーイウ市、ムィコラーイウ州の他の地域をShahed 136 UAVとS-300 SAMで攻撃した。  ウクライナの情報筋は、ロシア軍がニコポルとマルハネツをMLRで攻撃したと報じた。
 ウクライナ空軍司令部報道官は、ウクライナ軍が9月13日以来Shahed-136 UAV 273機を撃墜したと主張した。
 ウクライナ政府筋は、イラン人教官が報告されたクリミアに加えてベラルーシでも、ウクライナの北部と西部に対するShahed-136 UAVでロシア軍を支援したと報告した。
 ロシアの報道機関は、ロシア軍はウクライナ軍の前進を遅らせるためのカホフカ水力発電所の破壊についてウクライナを非難する準備を進めている可能性が高い。
 ロシアの情報源は、クルスク州(註:ウクライナとの国境に接するロシアの州)における防衛陣地の構築について広く議論している。
Kursk の位置 (Google Map)】
2022.10.24
 05:00
朝日新聞

(Yahoo)

ウクライナが「汚い爆弾」計画 ロシア国防相、仏英トルコに懸念伝達 <2211-102401>
 ショイグ露国防相が23日、英仏土国防相と相次いで電話協議し、ウクライナ政府が汚い爆弾(ダーティーボム)を使用する可能性について懸念を伝えた。
 汚い爆弾とは放射性物質を含んだ爆弾で、ロシア国営メディアも同日にウクライナが製造の最終段階にあると報じた。
【註】
 ウクライナが自国国土を放射線汚染させるとは考えにくいことから、ロシアがウクライナで汚い爆弾をしようとしているか、するぞとの威嚇である可能性がある。
2022.10.23
 22:00
朝日新聞

(Yahoo)

ロシア軍、続くヘルソンからの撤退 車・衣服…途中で住民から略奪か <2211-102304>
 ウクライナ軍参謀本部が22日、ロシア軍がヘルソン州から撤退を続けており、州内の陣地2ヵ所から完全に姿を消したと発表した。 同参謀本部によると、ロシア軍はドニプロ川西岸からフェリーなどで東岸へ退避し、住民の車や衣類などを略奪する様子も見られるという。
 ロシア軍の一部ヘルソン市での市街戦を計画しているとの情報もあるという。
2022.10.23
 09:00

(19:00 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 22 <2211-102302>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月22日の戦況 =
 ロシア軍がウクライナのインフラに対する大規模な攻撃を続けているが、この攻撃がウクライナの戦闘意欲を蝕む可能性は低いものの、冬季間に経済的、人道的課題を抱えることになるであろう。
 ヘルソン州の占領当局は10月21日に民間人に対し東への避難を命じた。 ヘルソン市からの住民避難でロシア軍はカホフカ水力発電所 (HPP) ダムを爆破し易くなるだろう。
 プリゴジン(註:Wagnerを創設した実業家)が進めている防御要塞Wagner Lineの建設は、ルハンスク州中央部を通ってベルゴロドまで限られた能力で広がっている。
 プリゴジンの言動は必ずしもロシア政府の方針と一致していないが、政府の方針に不満を抱いているロシアの国家主義者はプリゴジンを慕っている。
 ロシアの情報筋は、10月22日にクレミンナとスヴァトーヴェをウクライナが反撃したと報告している。
 ロシア軍は、10月22日にハリコフ州、ルハンスク州、ドネツク州で失地回復のため限定的な攻撃を行ったが、前進を確認できていない
 クリミア占領当局がインフラと軍事物流の撮影を禁止した。 ロシアの補給拠点と補給路を目標にしたウクライナの攻撃が続いているためと思われる。
 ロシア軍と占領当局は、10月22日にロシア占領下のウクライナ住民の移動を制限し、検問所の管理を強化し続けている。
2022.10.22
 10:00

(20:00 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 21 <2211-102206>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月21日の戦況 =
 ヘルソン州西部からのロシアの撤退が始まった。 ロシア軍は今後数週間にわたって撤退を続けるつもりである可能性が高いが、ウクライナ軍が攻撃を仕掛けた場合、順調に撤退するのに苦労するかもしれない。
 ロシア軍は、ヘルソン市からの撤退を隠蔽し、ウクライナ軍がヘルソン州奥深くまでロシア軍を追撃するのを防ぐために、カホフカ水力発電所 (HPP) のダムを爆破しようとする可能性が高い。
 ロシアとウクライナの情報源は、国境沿いのハリコフ市の北東、スヴァト~ヴェ-クレミンナ前線、リシチャンスクの西で戦闘が行われた報告している。
Lysychansk の位置 (Google Map)】
 ウクライナの南部作戦司令部が、ロシア軍がドニプロ川を渡って装備を輸送する際に、ウクライナの民間人を人間の盾として使用していると強調し、ロシアの情報源はヘルソン市からのフェリーを待っている民間人の列を示す映像を公開した。
 ロシア軍はドネツク州で攻撃を続け、フリャイポレの西とムィコラーイウ州で毎日砲撃を行っている。
Hulyaipole の位置 (Google Map)】
2022.10.22
 09:40
CNN

(Yahoo)

傭兵集団ワグネル、対戦車防御施設を建設 衛星画像で判明 <2211-102204>
 Maxar衛星画像から、ロシアの支配下にあるウクライナ東部の町ヒルスケに、全長2km弱の対戦車障害物が建設されていることが明らかになった。
Hirs'ke の位置 (Google Map)】
 対戦車障害物は4列に並ぶコンクリート製のピラミッドで構成されており、ロシアはこれによりウクライナの車両や戦車の東進を防ぐことを期待している。 防御施設の後方には大きな塹壕もある。
 欧州宇宙機関 (ESA) の衛星画像からは、塹壕の掘削が2ヵ所に分けて行われたことがうかがえ、1ヵカ所目は9月25日から、2ヵ所目の掘削は9月30日~10月5日の間に行われたとみられる。  現地から報道したロシアの2つのメディアは傭兵集団Wagnerに触れ、この障害物をWagner線と呼んでいる。
2022.10.22
 00:43
AFP=時事

(Yahoo)

ウクライナ、南部で88集落奪還 親ロ派はヘルソン市「要塞化」宣言 <2211-102201>
 ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官が21日にSNSで、南部ヘルソン州で88の集落を奪還したと発表した。 ウクライナ政府は先週、同州で75の町や村を解放したと発表していた。
 一方の同州の親露派当局は同日、州都ヘルソン市の防衛力を強化要塞化すると宣言した。 前日には、同州から約15,000人を退避させたと発表していた。
2022.10.21
 22:42
讀賣新聞

(Yahoo)

ロシア軍、南部ヘルソンのドニプロ川西岸から大規模撤退の動き <2211-102118>
 英国防省が20日、ロシア軍がウクライナ軍の反転攻勢を受け南部ヘルソン州で、ドニプロ川西岸から大規模な撤退を計画しているとの分析を発表した。 英国防省は露軍が浮橋を使って装備をドニプロ川東岸に運ぶ衛星写真も公開した。
 ウクライナ軍幹部は20日の記者会見で、露軍が戦闘経験豊富な兵士だけを東岸に移し、最近招集された動員兵をヘルソン市に残そうとしているとの見解を明らかにした。   一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は20日に、露軍が占拠する同州のカホフカ水力発電所のダムに爆発物を設置したとの情報があることを明らかにし、破壊して人為的に洪水を起こす可能性を警告した。
2022.10.21
 12:50
CNN

(Yahoo)

ロシア軍、南部反攻の阻止に注力 ウクライナ軍参謀本部 <2211-102111>
 ウクライナ軍参謀本部のフロモウ副参謀総長が21日までに、ロシア軍の最優先任務は南部前線を維持することだとの見解を示した。 ドニプロ川両岸では最近、戦闘が起きている。
 副参謀総長によると、ロシア軍は部分的動員第1陣の助けを借りつつ、ヘルソンに向かうウクライナ軍の前進を止めるため塹壕を構築したり増援を投入したりする策を講じている。 副参謀総長はまた、ロシア軍はヘルソン州40個以上の大隊戦術群を展開していることも示唆した。
2022.10.21
 10:32
AFP=時事

(Yahoo)

ロシア軍、ウクライナ南部のダムに爆発物 ゼレンスキー氏「破壊されれば大惨事」 <2211-102109>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が20日、ロシア軍が支配下に置く南部ヘルソン州のカホウカ水力発電所とそのダムに爆発物を仕掛けたと非難した。 大統領はダムが破壊されれば、北クリミア運河はたやすく消滅し大惨事になると述べた。
 カホウカ水力発電所のダムは、ドニエプル川にあり、ダムは現在ロシア軍の支配下にあるが、ウクライナ軍がそう遠くない距離まで迫っている。
2022.10.21
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 20 <2211-102108>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月20日の戦況 =
 ロシアは、カホフカ水力発電所 (HPP) に対する偽旗攻撃の準備を続けている可能性が高い。
Kakhovka 水力発電所の位置 (Google Map)】
 ウクライナ軍の前進が切迫していることから、ロシア軍はドニプロ川西岸から軍と占領当局を離脱させようとしている可能性が高い。
 米大統領府は10月20日、ロシア軍がウクライナの民間人や民間インフラをUAVで攻撃するのを支援するため、イラン軍の要員がクリミアに派遣されていることを確認した。
 ウクライナがハリコフ州の1.8%を除く全てを奪還したというウクライナの報告にもかかわらず、ロシア筋はロシア軍は10月20日にハリコフ州北東部で陣地を固めていると主張している。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍が阻止作戦実施のためヘルソン州北部に前進したと見た。
 ロシアの情報源はバフムートを確保したとしているが、これは偽情報の可能性が高い。
 ロシアの地方政府とロシア国防省は、軍事行政の失敗についてお互いを非難し続けている。
2022.10.21
 08:04
朝日新聞

(Yahoo)

クリミア橋の爆発「命令していない」 ウクライナ大統領が関与を否定 <2211-102105>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が20日、カナダのTV局との対談で、クリミア半島とロシアを結ぶクリミア橋の爆発への関与を否定した。 ロシア側はウクライナによるテロと主張しており、双方の言い分の対立が続く。
 ゼレンスキー大統領は8日に起きたクリミア橋の爆発について「私の知る限り、我々は絶対に命令していない」と発言し、ロシア内部での軍や特殊部隊などの主導権争いが爆発の原因とする見方を示し、ロシア内の複数の部門がどこが中心になるかを決めようとしていると述べた。
2022.10.20 Jane's Defence Weekly Kyiv teases new long-range response to Russian 'suicide drone' attacks <2301-102003>
 ウクライナの防衛企業
Ukroboronprom社が、10月17日にロシアがイラン製遊弋弾を使用した数時間後に、ウクライナ政府が長距離打撃手段を開発したことを明らかにした。
 コノシスタムは射程が1,000km75kgの弾頭を搭載できるという。
2022.10.20
 23:19
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア戦闘機、黒海上空で英偵察機近くにミサイル発射=英国防相 <2211-102016>
 英国のウォレス国防相が、ロシアの戦闘機が9月29日に黒海の国際空域を哨戒飛行していた非武装の英偵察機の近くにミサイルを発射したと述べた。 ただ、明らかに事故であり、意図的に緊張をエスカレートさせるものではないとした。
 この件に関する英政府の懸念をショイグ露国防相に伝えたところ、ロシアは10月10日に技術的な誤作動が要因と答えたという。 また、ロシアが今回の件が国際空域で起こったことを認めたとした。
 現在は哨戒飛行が再開され、英機を戦闘機が護衛しているとした。
2022.10.20
 11:31
朝鮮日報

(Yahoo)

ウクライナ「ロシア軍の巡航ミサイル4基とイラン製ドローン10機を撃墜」 <2211-102011>
 AP通信などが、ウクライナ政府がロシア軍が19日午後にウクライナの複数の地域に対してミサイル攻撃を行い、破壊されたウクライナの電力施設に対して再び攻撃を加えたが、ウクライナ軍はCM 4発とイラン製のUAV 10機を撃墜したと発表したと報じた。
2022.10.20
 10:46
AP News

(Yahoo)

ザポリージャ原発制圧の試み ロシア軍が上陸部隊を撃退 <2211-102010>
 ロシア国防省は10月19日、ウクライナ南部のザポリージャ原発を奪還しようとしたウクライナ軍を、ロシア軍が撃退したと発表した。 同国防省によると、ウクライナ軍は19日早朝、37隻のボートでドニプロ川左岸にある同原発を確保しようと上陸を試みたが、ロシア軍がこれを阻止し、上陸部隊を撃退したという。
 AP通信は同国防省の主張を独自に確認できていない。
2022.10.20
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 19 <2211-102009>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月19日の戦況 =
 ロシア当局は、計画されたロシアの撤退とヘルソン州における重要な領土の喪失を正当化するために、情報を操作している可能性が高い。
 ロシア軍は、カホフカ水力発電所 (HPP) に偽旗攻撃を行うための情報を操作している。 ロシア軍は、ダムを破ることで、ドニプロ川の右岸からの撤退を覆い隠し、川を渡るウクライナの進軍を阻止したり遅らせたりできると考えているかもしれない。
 ロシア軍はハリコフ州北東部で失地回復のため限定攻撃を続けている。
 伝えられるところによれば、ロシア軍とウクライナ軍はクレミンナ~スヴァトーヴェ地域で戦闘を続けている。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍が北西ヘルソン州で新たな攻撃を行ったと主張している。
 ロシア軍当局者は、ロシア占領地のウクライナ住民を、ロシア軍のための労働や戦闘に強制的動員している。
2022.10.20
 04:58
AFP=時事

(Yahoo)

ヘルソン市民退避は「強制移住」 ウクライナ当局者 <2211-102004>
 ウクライナ南部ヘルソン州のフラニ副知事が19日、同州の親露派当局が発表した州都ヘルソンからの市民退避は強制移住に等しいと非難した。
2022.10.20
 00:29
AFP=時事

(Yahoo)

キーウで「ロシアのロケット弾撃墜」 市長 <2211-102001>
 ウクライナの首都キーウのクリチコ市長が19日にTelegramで、同市上空に飛来したロシアのロケット弾数発を防空システムが撃墜したと発表した。
 これに先立ち、AFP記者は市中心部で複数の大きな爆発音を聞いていた。
2022.10.19
 20:55
時事通信

(Yahoo)

ウクライナ4州に戒厳令 ロシア大統領 <2211-101916>
 プーチン露大統領が19日に安全保障会議で演説し、ロシアが「併合」したウクライナ東部南部4州に戒厳令を敷く大統領令に署名し、上院に承認を求めた。
2022.10.19
 20:29
AFP=時事

(Yahoo)

ウクライナ軍、イラン無人機223機撃墜 9月中旬以降 <2211-101915>
 ウクライナ軍が19日に声明で、9月13日にウクライナの領土で初めてイラン製Shahed 136を撃墜して以降、同種のUAV 223機を撃墜したとしている。
2022.10.19
 19:07
AFP=時事

(Yahoo)

ウクライナ親ロ派当局、南部ヘルソン市から避難開始 <2211-101914>
 ロシアが併合を発表したウクライナ南部ヘルソン州の親露派当局が19日にロシア国営TVに対し、ドニプロ川の東岸へ向けて「当局全体が既に移動を開始している」と述べた。
 また親露派当局は同日、「ヘルソンでは、ドニプロ川対岸への住民の計画移送が開始された」とソーシャルメディアに投稿し、ロシアのTV局Rossiya 24は、フェリーを待つ人々を捉えた映像を放送した。
 ロシア政府がヘルソン州「知事」に任命したサリド氏は、避難者の正確な数は不明としながらも、ヘルソン州内の住民のうち最大4割が、戦闘を回避して移動するとしている。 親露派当局は同日先に、ウクライナ軍による反攻を理由に、市民約5万人を避難させると発表していた。
2022.10.19
 13:27
AP News

(Yahoo)

海陸からエネルギー施設爆撃 ロシア国防省が映像を公開 <2211-101910>
  ロシア国防省報道官が10月18日、ロシア軍が海陸から長距離精密兵器で、ウクライナの軍事およびエネルギー施設、さらに外国製兵器の弾薬庫を攻撃したことを明らかにし、全ての目標に命中したと発表した。
 同報道官はまた、ロシア軍がハルキウ州でホロビフカの集落に進出したと公表し、この際ロシア軍はウクライナ国家警備隊第1作戦旅団に著しい損害を与えたと述べた。 さらに、ハルキウ州、ドネツク州、ヘルソン州でロシア軍の防御戦を突破しようとしたウクライナ軍を阻止したと述べた。
2022.10.19
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 18 <2211-101908>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月18日の戦況 =
 ベラルーシは、ロシアのウクライナ侵略を支援するために領土と領空を提供し続けているが、戦争に参加する可能性は非常に低いままである。
 ロシア軍はウクライナの重要な民間インフラに対し空爆、ミサイル攻撃、UAV攻撃を行っている。
 ロシア軍はウクライナの反撃で莫大な損失を被ったにもかかわらず、ハリコフ州北部で限定攻撃を行い、ロシア軍が依然としてハリコフ州で領土拡張の野望を持っていることを示唆しているようだ。
 ロシア筋はロシア軍がハリコフ州北東部失地回復ために限定攻撃を行ったと主張した。
 ロシア筋はウクライナ軍がヘルソン州の前線全体で反撃していると述べた。
 ウクライナ軍はヘルソン州中央部にあるロシアの補給路 (GLOC) と弾薬庫を攻撃し続けている。
 ロシア軍バフムートとアヴディイフカの近くで攻撃を続けた。
 ロシア当局はケルチ海峡橋への攻撃後、クリミア経由の兵站能力の低下に対処するのに苦労している。
2022.10.19
 09:43
朝日新聞

(Yahoo)

戦争が終われば「ロシアから一部地域が分離する」 ウクライナ軍幹部 <2211-101907>
 ウクライナ国営通信Ukrinform社が18日、国防省のブダノフ情報総局長が「戦争は来夏までに全て終わるだろう」との見通しを国内メディアの対談で示したと報じた。
 ブダノフ総局長はヘルソン州を念頭に、「我々は今年の年末までに大きな進展を遂げる。 すぐにわかるだろう」と強調し、そのうえで、「クリミア半島を含む1991年の国境線まで到達することがなによりも重要だ」と語った。
 また、戦争が終結した際には「ロシア連邦で一部の地域が連邦から離脱するだろう」と指摘し、それはコーカサス地方から始まるとの考えを示した。 ブダノフ氏は「ロシアには領土問題がたくさんあり、ロシア連邦の『連邦』は、ただの名前にしか過ぎず、政権が崩壊したとたんにすべて崩壊する」と述べた。
2022.10.19
 07:52
産経新聞

(Yahoo)

ロシア軍、南部ヘルソン州放棄も 総司令官が示唆 <2211-101906>
 TASS通信が、ウクライナ侵略を続けるロシア軍総司令官のスロビキン上級大将が18日、南部ヘルソン州でウクライナ軍の攻勢により困難な状況が発生しているとし、状況次第では容易ではない決断も排除しないと述べたと報じた。
 ヘルソン州の少なくとも一部地域を放棄する可能性を示唆したもので、仮にヘルソン州の主要地域を喪失した場合、露軍の劣勢がさらに加速する見通しだ。
 スロビキン上級大将は、ウクライナ軍のHIMARSを使った攻撃でヘルソン州内の橋などが破壊され、輸送路が使用不能になっているとし、作戦全体に関しても「軍は早急に前進するのではなく、敵の攻勢を打ち砕く戦略をとっている」と主張し、守勢に回っていることを暗に認めた。
 さらに、TASS通信によるとヘルソン州の親露派勢力幹部は18日、ウクライナ軍の攻撃に備えた措置だとして同州の一部地域の住民を別の地域に避難させると発表した。
2022.10.19
 06:13
共同通信

(Yahoo)

ヘルソン州で一部住民退避と親ロ派トップ <2211-101904>
 ロシアが併合を宣言したウクライナ南部ヘルソン州の親露派トップが18日にビデオ声明で、ウクライナ軍の攻撃から市民を守るためとして、州内のドニエプル川西岸地域からの住民退避を決定したことを明らかにした。
2022.10.18
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 17 <2211-101803>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月17日の戦況 =
 ロシア軍が10月17日にウクライナ全土の住宅地や重要インフラ施設をUAVとミサイルで攻撃した。
 ロシアはイランからUAVとミサイルを入手し、ますます消耗しつつある備蓄を補おうとしてようである。
 ロシアの情報筋は、10月16日と17日にスヴァトーヴェの北西でウクライナの反撃について論議している。
Svatove の位置 (Google Map)】
 ロシア筋は、ウクライナ軍が10月16日と17日にヘルソン州で反撃を行っているとしている。
 ロシア軍は10月16日と17日にドネツク州で攻撃を行った。
 ウクライナ軍は、10月16日と17日にザポリージャ州に集中させたたロシア軍を攻撃している。
 ロシアはザポリージャ原発 (ZNPP) を完全に支配し続けている。
2022.10.18
 09:33
朝鮮日報

(Yahoo)

ウクライナ軍、13時間でロシア軍ドローン37機撃墜 <2211-101801>
 ウクライナのキーウ市長がロシア軍が16日からウクライナ全域にイラン製の自爆UAVを大量に飛ばし、17日の昼ごろまでにキーウだけで28機が飛来したことを明らかにした。 キーウ上空に飛来したイラン製のShahed-136 UAVはその多くが上空で撃墜された。
 ウクライナ国防省によると、ロシア軍がウクライナ全土に飛ばしたUAVの総数は現時点で把握できていないが、17日朝までの13時間に37機が撃墜されたという。 これはキーウ市が正午に発表した内容よりも最新の状況で、キーウに飛来した28機のうち撃墜されたものも全て含まれた数字のようだ。
2022.10.17
 19:54
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア軍、ウクライナのインフラに大規模攻撃=国防省 <2211-101711>
 ロシア国防省が17日、ウクライナ全土の軍事目標とエネルギーインフラに対し、高精度兵器を使った大規模な攻撃を実施したと表明した。 ミサイルは指定された全ての目標に命中したという。 南部ヘルソン州の防衛を破ろうとしたウクライナの試みも阻止したとしている。
 ウクライナのモナスティルシキー内相によると、ウクライナの複数の都市では17日にロシアによる空襲で数人が死亡した。
2022.10.17
 11:25
テレ朝 News

(Yahoo)

ロシア ウクライナ南部で銀行などの「国家機関」避難を開始 <2211-101708>
 ウクライナ国防省報道官が16日、ロシアへルソン州で銀行などの「国家機関」を他の地域に避難させ始めたと発表した。 銀行や年金機構の従業員や資産をクリミア半島に移しているとみられる。 親露派は先週すでに住民に対し避難を呼び掛けている。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、東部ドネツク州のソルダルとバフムトで激しい戦闘が行われていると明らかにした。
2022.10.17
 07:31
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ東部、2つの町周辺で激しい戦闘=ゼレンスキー大統領 <2211-101705>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が16日にビデオ演説で、東部ドンバス地域にあるソレダルとバフムトの2つの町周辺で激しい戦闘が起きていると述べた。
 バフムトはドネツク州を前進するロシア軍の攻撃目標となっており、ソレダルはバフムトのすぐ北に位置する。
Bakhmut の位置 (Google Map)】  【Soledar の位置 (Google Map)】
2022.10.17
 06:45

(16:45 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 16 <2211-101703>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月16日の戦況 =
 複数のロシア筋はヘルソン方面でのウクライナの新たな攻撃を報告しているが、ウクライナ軍は戦況について全くの沈黙を維持している。  ウクライナ軍当局者は10月16日、ロシア軍は過去数日間にバフムート近郊のいくつかの町を占領したと虚偽の主張をしているが、ウクライナ軍はロシアの攻撃に対して戦線を維持していると述べた。 ロシア軍は、ウクライナ北東部と南部で損失が続く中、少なくとも1ヵ所では成果を上げていると自画自認するために、バフムート地域での前進の主張を偽造している可能性が高い。
 ウクライナの情報筋は、ヘルソン市のロシア占領当局者がウクライナのパルチザンに対する摘発を強化し、主要な資材と要員をクリミアに退避させていると報じた。
2022.10.16
 19:14
時事通信

(Yahoo)

ロシア石油施設、「砲撃で火災」 ウクライナとの国境近く <2211-101609>
 ロシアからの報道によると、ウクライナと国境を接するロシア南部ベルゴロド州の石油貯蔵施設で15日に火災が発生した。 同州のグラトコフ知事は通信アプリで、砲撃によるものだと主張した。 グラトコフ知事は、数日にわたりベルゴロド州にウクライナ軍の砲撃が行われているとし、16日にも新たな砲撃があったと訴えた。
 ベルゴロド州はウクライナ北東部ハリコフ州に隣接する。 ウクライナ側は関与を明言していない。
2022.10.16
 18:03
朝日新聞

(Yahoo)

ウクライナ、親ロシア派本拠を攻撃か 東部ドネツクで幹部が被害報告 <2211-101608>
 ロシア国営RIA Novostiが、2014年からウクライナ東部ドネツク市を占拠し支配する親露派幹部は16日、市中心部が16日朝にウクライナ軍の砲撃を受け、親露派が本拠とする市役所庁舎が被害を受けたと明らかにしたと報じた。
 砲撃は市役所庁舎がある行政地区だけでなく、ドネツク市中心部の広い範囲に及んだという。
2022.10.16
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 15 <2211-101605>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月15日の戦況 =
 ロシアはウクライナ人の強制連行を行っているが、これはジェノサイド犯罪の防止及び処罰に関する条約の明らかな違反に加えて、意図的な民族浄化キャンペーンに相当する可能性が高い。
 ロシアはイランとArash-2 UAVの供給に関し新たに契約した可能性がある。
 ロシア軍はクレミンナの西で反撃を続けている。
 ロシア筋はがウクライナ軍がヘルソン州北部全域で反撃を開始したとしている。
 ロシア軍はドネツク州での攻撃を続けた。
 ウクライナ軍がザポリージャ州とドネツク州南部のロシア軍補給路 (GLOC) に位置するロシア軍を攻撃した可能性が高い。
【註】
 Arash-2はKian-2と良く似た形状の全長<約4.5m、翼端長3.5~4mのデルタ翼亜音速UAVで、レーダ捕捉機能と破壊の能力がありSEADとして使えるという。
 Arash-2はターボジェットで推進するKian-2と異なりプロペラで推進する。
 Kian-2は航続距離1,000km以上と言う。
2022.10.16
 07:06
時事通信

(Yahoo)

ウクライナ南部州都、近く奪還か ロシア「大敗北」も、動員急ぐ <2211-101603>
 英Finacial Times (FT) 紙が14日に欧米の国防当局者の見通しとして、「ウクライナ軍早ければ今月後半にもヘルソン市を奪還する可能性がある」と報じた。 ロシアにとって大敗北(米国防総省)になるという見方もある。
 ヘルソン州を支配する親露派幹部は13日、ウクライナ軍の反撃が続いているとして、希望する住民にロシア本土への避難を呼び掛けるとともに、プーチン政権に協力を要請した。 訴えはロシア国営TVでも放映された。
 現地でロシア軍が劣勢であると暗に認めたもので、FTがウクライナ軍による早期奪還の可能性を伝えたのはそのためである。 折しも、ロシア本土とクリミア半島を結ぶ橋が爆破され、地続きであるヘルソン州へのロシア軍の補給ルートが損害を被ったと指摘されている。
2022.10.15
 15:42
共同通信

(Yahoo)

ロシア、併合地域の維持困難も ヘルソン州で住民退避勧告 <2211-101511>
 ウクライナ軍の攻撃が続いている南部ヘルソン州を実効支配する親露派「行政府」幹部のストレモウソフ氏が15日に通信アプリにビデオ声明を投稿し、州内のドニエプル川西岸地域の住民に安全な場所への退避を呼びかけた。
 同州ではロシア側支配地域は9割を超えていたが、ウクライナ軍が攻勢を強化していることから、ロシア側は併合地域を維持できなくなる可能性がある。
 ウクライナ政府はロシア側による住民退避の動きに反発し、ヘルソン州のフラン議員は14日のオンライン記者会見で、退避はロシア側への強制送還だと訴えた。
2022.10.15
 09:00

(19:00 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 14 <2211-101506>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月14日の戦況 =
 ウクライナと西側の当局者は、ベラルーシのルカシェンコ大統領が「対テロ作戦」センタを開設したという報道を流しているが、ウクライナへの侵略の兆候は見られないと述べている。
 プーチン大統領は10月14日、ウクライナに対するさらなる大規模攻撃の追加の必要性は今のところないと述べた。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍クピャンスクの東にある北東ハリコフ州で反撃を行っているとしている。
 ロシア軍が失地を回復するため、クレミンナの西で限定攻撃を行った。
 ロシア軍が失地を回復するため、北西ヘルソン州で限定攻撃を行った。
 ロシア軍はバフムートとドネツク市周辺を攻撃している。
 ロシア当局は、ドネツク州南部のロシア兵站線に対するウクライナの攻撃に対し懸念を表明した。
2022.10.15
 07:47
時事通信

(Yahoo)

高精度ミサイル3分の2消費 ロ軍の弾薬欠乏深刻 ウクライナ分析 <2211-101505>
 ウクライナのレズニコフ国防相が14日、ロシア軍が軍事侵攻を開始した2月以降、保有していた高精度ミサイルの2/3を射耗したとの見方を示した。 特に地上発射型ミサイルの備蓄侵攻前の14%程度にまで低下したと分析している。
 レズニコフ国防相はTwiterで、ロシア軍はウクライナ侵攻前に1,844発の高精度ミサイルを保有していたが10月12日時点の残存数は609発で、「民間施設の攻撃に高精度ミサイルを使った結果、軍事施設を攻撃する能力を低下させた」と述べた。
2022.10.15
 05:30
AFP=時事

(Yahoo)

ウクライナ軍、ロシア南部を攻撃 変電所が炎上 <2211-101504>
 ウクライナと国境を接するロシア南部ベルゴロド州のグラトコフ知事がTelegramに14日、州都ベルゴロドの変電所がウクライナ軍による攻撃を受けて火災が発生し、22:00頃ごろに鎮火したが電力を復旧させるまで最大4時間かかると発表した。
 ロシアは先週、国境を接する同国の領土でウクライナ軍による砲撃やミサイル攻撃が増加していると批判していた。
2022.10.14
 19:35
讀賣新聞

(Yahoo)

冬までに大幅な領土奪還できない場合、現状維持狙うロシア軍には「大きな成果」…米で指摘 <2211-101417>
 CNNが13日、ウクライナ軍が戦況が膠着することが予想される冬までに大幅な領土奪還ができない場合、現状維持を狙う露軍には大きな成果となると指摘した。
 ウクライナ政府は13日、反転攻勢を本格化させた9月以降にウクライナ軍は、ハルキウ州で502集落、ロシアが一方的な併合を強行した東部ドンバス地方で50集落、南部ヘルソン州で75集落の合わせて627集落を露軍から奪還したと発表した。
 露政府は13日、露軍が本土から南部クリミアへの主要な補給路としてきたクリミア大橋の全面復旧は来年7月になるとの見通しを明らかにした。
2022.10.14
 16:15
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア部隊、ウクライナ東部要衝バフムトに向け前進=英国防省 <2211-101414>
 英国防省が14日、ロシアの部隊が過去3日間でドネツク州東部の戦略的要衝バフムトの中心部に向かって前進したとの見方を示した。 同市の南の村にも進出している可能性が高いという。 バフムトはスラビャンスクとクラマトルスクに通じる主要道路沿いに位置する。
Bakhmut の位置 (Google Map)】
 国防省はロシアの民間軍事企業Wagner社が現在もバフムトの戦闘に深く関与している公算が大きいとの見方を示した。 ドンバス州中部でロシア軍は攻撃を続け、前進は非常に遅いペースと指摘した。
2022.10.14
 13:45
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ、1ヵ月で600超の集落解放 ヘルソン州など <2211-101411>
 ウクライナの被占領地域再統合省が13日、同国軍が過去1ヵ月600以上の集落を奪還したと明らかにした。
 戦略的に重要なヘルソン州では75の集落を、ウクライナ軍が9月に反攻を進めた北東部ハリコフ州では502の集落を解放したという。 東部のドネツク州では43、ルガンスク州では7つの集落を解放した。
 ロイタは戦況を独自に確認できておらず、ウクライナ軍や大統領府の確認も現時点で得られていない。
2022.10.14
 13:03
AP News

(Yahoo)

ウクライナがロシア領内砲撃? 露軍ミサイル誤爆との見方も <2211-101410>
 ロシア国営TVが10月13日、ウクライナ軍のミサイル攻撃を受けたというロシア南部ベルゴロドにある高層集合住宅の映像を公開した。 その衝撃で外壁のコンクリートが剝がれ、近くに駐車してあった車の屋根とボンネットを直撃したという。 ベルゴロドから直近のウクライナ国境までは35kmしかない。
 ベルゴロド州知事は、建物はウクライナの砲撃を受けたというが、国営TVはミサイルの破片が建物の屋根に落下したと主張している。
 これに対して、ウクライナ政府関係者は砲撃の事実を否定したうえで、国境沿いのウクライナの町や村に対するロシア軍の一連の攻撃でミサイルが目標を外れて、自国領内の建物を誤爆したのではないかとの見方を示した。
2022.10.14
 11:15

(21:15 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 13 <2211-101408>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月13日の戦況 =
 ロシア軍は10月13日、ウクライナの重要インフラへの攻撃を続けた。
 ロシア軍の士気、規律、戦闘能力のますます低下は、地域によっては攻撃の一時的な停止につながっている可能性がある。
 ウクライナ軍はスヴァトーヴェの北西で勝利を収めた。
Svatove の位置 (Google Map)】
 ロシア軍はクレミンナに対するウクライナの攻撃を予期して、防御態勢を継続している。
 ウクライナとロシアの情報筋は、ロシア軍ヘルソン州北部と北西部陣地を奪還しようとしていると述べた。
 ケルチ海峡橋の損傷は、ウクライナ南部へのロシアの物資と人員の移動を妨げ続けている。
 ロシア軍はドネツク州で攻撃を続け、バフムートの南で一部が前進をしたと主張した。
2022.10.14
 07:25
CNN ロシア、ヘルソン州の住民避難を支援へ ウクライナの攻勢受け <2211-101405>
 フスヌリン露副首相が13日、ウクライナ軍がヘルソン州奪還へ攻勢を続ける中、同州の占領地域の住民の避難をロシア軍が支援すると発表した。 この発表は、ヘルソン州の親露派トップがロシアに支援を要望したことを受けたもので、こうした動きはロシア軍がウクライナ軍の前進に直面して苦戦していることを示す証拠である。
 ウクライナ軍は、ロシアが侵攻初期に占領した地域を奪還するという目標をもって前進を続けており、米国とウクライナの当局者は9月に、年内にヘルソン州全域を奪還する考えを明らかにしている。
2022.10.13
 23:50
AFP=時事

(Yahoo)

ヘルソン州親ロ派、ロシアに住民避難の支援要請 <2211-101319>
 ウクライナ南部ヘルソン州の親露派首長が13日にロシアに対し、民間人の州外への避難を支援するよう要請した。 同州でウクライナ軍による反攻が進んでいることを示すものとみられる。
 ロシア政府がヘルソン州の「知事」に任命したサリド氏はTelegramに「ヘルソン州のすべての人々に、希望するならばミサイル攻撃から身を守るため、他の州に逃げるよう提案した」と投稿し、住民の避難先は2014年にロシアが併合したクリミア半島や、ロシア南部になると述べた。
2022.10.13
 21:28
AFP=時事

(Yahoo)

ウクライナ軍、ロシア南部ベルゴロド州を砲撃 知事 <2211-101318>
 ウクライナと国境を接するロシア南部ベルゴロド州の知事は13日、同州がウクライナ軍による砲撃を受け、集合住宅が損壊したほか、弾薬庫が爆発したと発表した。
 同州知事はTelegramに、「ウクライナ軍がベルゴロドを砲撃した。 グブキン通りの集合住宅が被害を受けた」と投稿した。 ソーシャルメディアで拡散している一般市民が撮影した画像には、高層ビルから黒煙が立ち上り、がれきが周囲に散乱している様子が捉えられている。
 知事はその後Telegramへの投稿で、州内の村でウクライナ軍の砲撃により弾薬庫が爆発したが、死傷者が出たとの情報はなく、住民は安全な場所に避難させられているとした。
Belgorod の位置 (Google Map)】
 これについてウクライナのポドリャク大統領府顧問は自国軍の関与を否定し、ロシア軍がウクライナのハルキウを砲撃しようとしたものの、何らかの不具合で失敗したとの見方を示した。
 ロシア側はこれまで繰り返しウクライナ側がベルゴロド州を砲撃したと主張し、ウクライナに進撃する根拠としている。
2022.10.13
 15:10
AP News

(Yahoo)

ロシア軍陣地に残されたもの ヘルソン州の一部から退却 <2211-101317>
 ウクライナ軍南部作戦管区司令部が10月12日、ヘルソン州で新たに5つの集落を奪還したと発表した。
 ウクライナ軍によって突破されたばかりのロシア軍陣地には、兵士らの戦闘靴や衣類から食料、弾薬まで残されていた。
2022.10.13
 09:46
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ兵、奪還した南部ヘルソン州の集落に国旗 <2211-101313>
 ロイタは衛星写真から、ウクライナ兵がロシア軍から奪還した村で国旗を掲げるているのは南部ヘルソン州のアルハンヘルスケと確認した。 兵士は戦略上重要なインフレツィ川沿いにあるこの町を奪還したと述べたが、ロイタは撮影時期の確認できなかった。
 ゼレンスキー大統領は10月5日にヘルソン州でアルハンヘルスケなど3集落を奪還したと発表していた。
Arkhanhel's'ke の位置 (Google Map)】
2022.10.13
 09:45

(19:45 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 12 <2211-101312>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月12日の戦況 =
 ロシア軍がShahed-136 UAVの操法訓練のため、イランイスラム革命防衛軍 (IRGC) 隊員をロシア軍占領地域に投入した可能性がある。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がスヴァトーヴェとクレミンナに対する反撃を続けており、ロシア軍はこの地域で防御しているとしている。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍がヘルソン州の北西と西部で攻撃を行っているとしている。
 ロシア軍はバフムートとアヴディイフカ周辺で攻撃を行った。
 ロシア軍はザポリージャ州西部の前線を強化している可能性が高い。
2022.10.13
 08:19
時事通信

(Yahoo)

ロシア軍の損害「9万人以上」 内部情報、異例の報道 <2211-101309>
 ウクライナ侵攻で苦戦するロシア軍の人的損害について、ロシアの独立系メディア「バージニエ・イストーリー」が12日、ロシア連邦保安局 (FSB) など情報機関の現役将校とOBの話として戦死傷者と行方不明者で計9万人以上に上っているとみられると報じた。
 欧米当局は概ね同等の推計を示していたが、ロシアの内部情報が明るみに出るのは極めて異例である。
2022.10.13
 06:00
日経新聞 ウクライナ軍、南部へルソンで一部地域を奪還 <2211-101307>
 ウクライナメディアなどが12日、ウクライナ軍が南部ヘルソン州で5つの集落を奪還したと報じた。
2022.10.12
 15:12
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ、2日間のミサイル攻撃でエネルギーインフラ3割損傷 <2211-101218>
 ウクライナのエネルギー相が11日にCNNの対談で、エネルギーインフラの30%が10日と11日のロシアのミサイル攻撃を受けたと述べた。
 連日の攻撃で一部で停電が発生し、ウクライナ政府は市民に節電を呼びかけている。
2022.10.12
 10:15

(20:15 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 11 <2211-101214>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月11日の戦況 =
 ロシア軍が2日連続でウクライナ全土で大規模なミサイル攻撃を行った。
 ロシアはベラルーシの貯蔵基地から弾薬やその他の物資を搬出している可能性が高いが、これはロシア軍がベラルーシから地上攻撃しようとするものではない。
 ロシア筋は、ウクライナ軍がオスキル川の東、クレミンナ~スヴァトヴェの方向に反撃を続けていたとした。
 ロシア筋は、ウクライナ軍がヘルソン州北部と西部で攻撃を続けているとした。
 ウクライナ軍は、ヘルソン州内のロシア軍と兵站施設と集中地域を攻撃目標に阻止作戦を継続している。
 ロシア軍はドネツク州で攻撃を続けた。
 クリミアのジャンコイでの爆発に関するロシアの報告は、ケルチ海峡橋の爆発に続いてクリミアでさらなる兵站能力を失ったことに対するパニックを示した。
Dzhankoy の位置 (Google Map)】
2022.10.12
 07:17
朝日新聞

(Yahoo)

ウクライナ軍、21発のミサイルを迎撃 <2211-101212>
 ウクライナ軍参謀本部が11日、ロシア軍が同日ウクライナ全土に対して行った攻撃がCM 30発
MLRによる攻撃25回などにのぼったと発表した。
 ウクライナ軍はこのうち、ミサイル21発を撃墜し、UAV 11機を破壊したという。
2022.10.12
 05:45
時事通信

(Yahoo)

ロシア軍、損害甚大 プーチン氏判断に「欠陥」 英情報機関トップ <2211-101206>
 通信傍受や暗号解読などを担う英情報機関の政府通信本部 (GCHQ) のフレミング長官が11日にロンドンでの講演で、ウクライナに侵攻するロシア軍が甚大な人的物的損害を被り、消耗しているとの見方を示した。
 また、攻撃に使える武器も枯渇しつつあるとし、プーチン大統領の戦略決定には欠陥があると断定した。
2022.10.12
 05:24
日経新聞 ロシア、2日間でミサイル100発超発射か ゼレンスキー氏 <2211-101205>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が11日夜のビデオ演説で、11日朝にかけてロシア軍が28発のミサイルを発射し、ウクライナ軍がうち20発を迎撃したと明らかにした。
 大統領は10日に84発が発射され、43発を迎撃したと説明していたことから、2日間で100発超がウクライナに発射された可能性がある。
2022.10.11
 20:21
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ西部リビウに連日のミサイル攻撃、一部で停電 <2211-101125>
 ウクライナ西部リビウで11日に前日に続き重要インフラを狙ったロシアのミサイル攻撃があり、被害を受け一部で停電が発生している。 リビウ市長はSNSへの投稿で「ミサイル攻撃のため市内の30%が一時的に停電している」と述べた。
 ロイタ記者によると現地時間正午過ぎに市内で3回の爆発があった。
2022.10.11
 14:48
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナが EU への電力輸出停止、ロシアによるインフラ攻撃で <2211-101118>
 ウクライナのエネルギー省が10日に声明で、国内のエネルギーインフラが本日、火力発電所と変電所ロシアのミサイル攻撃を受けたとして、EUへの電力輸出を停止すると発表した。
 ウクライナは6月、最大のエネルギー輸出先となっているEUに年内に€1.5B ($1.45B) の電力を輸出する意向を示していた。
2022.10.11
 11:30

(21:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 10 <2211-101116>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月10日の戦況 =
 ロシア軍は、ウクライナの20以上の都市対し大規模なミサイル攻撃を行った。 プーチン大統領は、協調ミサイル攻撃はケルチ海峡橋での爆発に対する報復だと主張した。
 ロシアとベラルーシの地上軍がベラルーシからウクライナを攻撃する可能性は低いままである。
 ウクライナ軍は10月10日現在、ルハンスク州西部200㎢以上を奪還した可能性が高い。
 ロシア軍ヘルソン州北西部で最近失った占領地を奪還しようとしたが失敗し、急遽動員された部隊で近くの陣地を強化した。
 ロシア軍はドネツク州で攻撃を続けた。
 ロシアと占領政府当局者は、最大4万人の住民ヘルソン州からロシア占領下のクリミアとロシア連邦に移動させる準備をしている。
2022.10.11
 10:07
CNN

(Yahoo)

ロシアの攻撃で14人死亡、97人負傷 ウクライナ当局 <2211-101114>
 ウクライナの緊急対応当局が、10日にロシアが行った首都キーウなどに対する攻撃によって、少なくとも14人が死亡し、97人が負傷したと明らかにした。 ウクライナ軍によれば、約20ヵ所の集落が攻撃を受けた。
 ウクライナ軍参謀本部によれば、ロシア軍は84回を超えるミサイル攻撃や空爆による攻撃を行った。 ウクライナ側は、ミサイルやUAVを56回迎撃したと主張している。
2022.10.11
 10:03
CNN

(Yahoo)

ロシアによるミサイル攻撃、「戦争を根底から変えた」 マクロン氏 <2211-101113>
 マクロン仏大統領が訪問先のマイエンヌ市で記者団に対し、ロシア軍が10日にウクライナ全土でミサイル攻撃を行ったことに対し、ロシア軍による民間人への意図的な攻撃を非難した。
 マクロン大統領は、「これは、この戦争の本質を根底から変えるものだ」と述べた。
2022.10.11
 07:22
朝日新聞

(Yahoo)

ロシアは「自暴自棄になりつつある」 EU 議長が民間人攻撃を非難 <2211-101108>
 ミシェルEU首脳会議常任議長(大統領)がロシア軍がキーウ市街地などウクライナ全域にミサイル攻撃をしたことについて10日に声明を発表し、「民間人を無差別に標的にすることは戦争犯罪だ」とし、最も強い言葉で非難すると述べ、ロシアがこうした攻撃に出ることは「自暴自棄になりつつあることを示している」と指摘した。
2022.10.11
 07:04
CNN

(Yahoo)

巡航ミサイル84発、8州のインフラに直撃 ウクライナ当局 <2211-101106>
 ウクライナ当局が、10日に84発のCMが同国に向けて発射され、攻撃用UAVによる被害も発生したことを明らかにした。 これらの兵器のうちCM 43発とUAV 13機が破壊されたと付け加えた。
 ウクライナ軍参謀本部は同日14:00の時点で、ロシア側が84発のCMと24機のUAVを使用したと発表した。 UAVのうち13機はイラン製のShahed 136だとしている。
2022.10.11
 00:57
AFP BB ウクライナ攻撃のミサイルが領空通過 モルドバ、ロシアを非難 <2211-101102>
 モルドバが10日、ウクライナを攻撃目標としたロシアのCMが領空を通過したことを受け、説明を要求するためにロシア大使を召喚したと発表した。
 ポペスク外務・欧州統合相はTwitterへの投稿で、今朝黒海のロシア艦からウクライナに向けた発射されたCM 3発がモルドバの領空を通過したことから、ロシア大使を呼び出し説明を求めるよう指示したと述べた。 ロシアがウクライナ各地の都市で民間施設を攻撃したことに愕然としているとし、ロシアは殺戮を止めなければいけないと訴えた。
2022.10.11
 00:11
讀賣新聞

(Yahoo)

ミサイル攻撃で11州のエネルギー施設被害…キーウ4地区にも着弾、5人死亡50人負傷 <2211-101101>
 ウクライナ国営通信などによると、キーウで10日朝に同市内の4地区露軍のミサイルが着弾し、少なくとも5人が死亡、50人が負傷した。 露軍による首都へのミサイル攻撃は今年6月下旬以来とみられ、ウクライナ当局は、博物館や子供の遊び場などが攻撃を受けたと説明した。
 同国の国防次官は、露軍は10日に全土で80発以上のミサイルを発射し、このうち約半数を迎撃したと述べた。 10日には、キーウ以外でも東部や西部の主要都市などで露軍の攻撃が相次ぎ、ウクライナの首相は10日に11州でエネルギー関連施設が被害を受けたと明らかにした。
2022.10.10
 20:56
AFP=時事

(Yahoo)

ロシア、「ベラルーシからイラン製無人機で攻撃」 ウクライナ軍 <2211-101008>
 ウクライナ軍が10日、ロシア軍が同日ウクライナ各地で実施した攻撃について、その一部はベラルーシから送られたイラン製UAVによるものだったと発表した。
 ウクライナ軍はFacebookに、ロシア軍がベラルーシ領内とクリミア半島からの攻撃でイラン製Shahed 136を使用し、UAV 9機を破壊したと主張した。
2022.10.10
 18:38
AFP=時事

(Yahoo)

ウクライナ大統領「ロシアの標的はエネルギー施設」 ミサイル75発か <2211-101007>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が、10日朝に国内の複数の都市で相次いだロシアによるミサイル攻撃について、エネルギーインフラ設備を攻撃目標としたものだったとの見方を示した。
 ゼレンスキー大統領によると、中部ドニプロビンニツァ、西部イバノフランコフスク、南部ザポリージャ、東部ハルキウ州スムイ州も攻撃を受け、西部リビウでも報告されている。 イラン製Shahed UAVを用いた攻撃もあったとしている。
 今回の一連の空爆について、ウクライナ軍のザルジニー総司令官は、少なくとも75発のミサイルをキーウと南部および西部の複数の都市に向けて発射したと発表し、このうち41発は防空部隊が撃墜したことを明らかにした。
2022.10.10
 18:28
時事通信

(Yahoo)

ベラルーシ、ロシアと合同部隊展開 「ウクライナ領から攻撃」警戒 <2211-101006>
 ベラルーシ国営ベルタ通信が、ルカシェンコ大統領が10日の軍治安機関との会合での発言として、、ロシアのウクライナ侵攻を背景としたNATOとの緊張に鑑み、ロシアと合同の地域部隊を展開することで合意したと明らかにしたと報じた。
 ルカシェンコ大統領はこの中で、非公式チャンネルで、ウクライナ領からベラルーシに攻撃があるという警告を受けたと主張して、対応の必要性を訴えた。
2022.10.10
 14:59
AFP=時事

(Yahoo)

キーウで爆発音3回 <2211-101004>
 クリミア半島とロシアを結ぶ橋で爆発が起きたウクライナの首都キーウで、10日08:15頃に大きな爆発音が3回発生したとAFP記者が伝えた。
 爆発の1時間以上前には空襲警報が鳴り響いた。
2022.10.10
 11:35

(21:35 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 9 <2211-101002>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月9日の戦況 =
 ウクライナ軍オスキル ルヴェルの東、ルハンスク州方面へ前進を続け、ステルマキフカ(スヴァトヴェの西18km)に進んだ。
Oskil の位置 (Google Map)】  【Stel'makhivka の位置 (Google Map)】
 ロシア軍はハリコフ州とロシア国境のブルダカとライマンの北東にあるテルニーへの攻撃に失敗した。
 ロシア筋は、ロシア軍がテルノヴィ ポディ(ヘルソン市の北西30km)の方向に攻撃しようとしたと報告し、ウクライナの情報源は、ロシア軍がヘルソン州北部で新しく占領した集落を、ウクライナ軍が砲兵、MLRS、空爆で攻撃し続けていると報告した。
Ternovi Pody の位置 (Google Map)】
 ウクライナの情報筋は、ウクライナ軍がバフムートとアヴディイフカ地域で30回以上の攻撃を撃退したと報告した。
 ロシア軍はドネツク市の南西を攻撃をしたが失敗した。
 ロシア軍はCMでザポリージャ市の住宅地を攻撃した。
2022.10.09
 16:45
CNN

(Yahoo)

ロシア軍、補給路を変更 クリミアの橋爆発受け <2211-100906>
 ロシア国防省が8日、クリミア半島への橋で起きた爆発を受け、ウクライナ南部ヘルソン州や中南部ザポリージャ州に展開するロシア軍部隊への補給は海路や陸路を通じて行う方針を示した。
 ロシア軍は両州の部隊への補給路としてこの橋に大きく依存してきたが、ケルチ海峡に架かる橋の道路と鉄路の使用不能の期間がどれほど長くなるのかは不明となっている。
2022.10.09
 15:03
朝日新聞

(Yahoo)

クリミア橋の崩落、衛星写真で明らかに 半島とロシア結ぶ橋爆発 <2211-100905>
 Maxar社が8日、クリミア半島とロシアを結ぶクリミア橋で8日早朝に起きた爆発後の橋を撮影した衛星写真を公開した。
 公開された衛星写真から、クリミア橋の一部が崩落している様子がはっきりと確認できる。 また、併設された鉄道でも火災が発生し、黒煙が上がっている。
2022.10.09
 14:15
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ軍、東部要衝のバフムトで激戦=ゼレンスキー大統領 <2211-100904>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が8日、ロシアが制圧を目指しているウクライナ東部の戦略的要衝バフムト付近で、非常に激しい戦闘が行われていると述べた。 ゼレンスキー大統領はビデオ演説で、「特にバフムト方面のドンバスで陣地を維持しているが、極めて困難で厳しい戦闘となっていると述べた。
 ロシア軍は、スラビャンスクとクラマトルスクに通じる主要道路にあるバフムトの制圧を何度も試みている。 スラビャンスクとクラマトルスクは、ロシア側がまだ完全に占領できていないドンバス地方に位置する。
2022.10.09
 12:30

(22:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 8 <2211-100903>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月8日の戦況 =
 ケルチ海峡橋で起きた大規模な爆発は橋に深刻な損害を与えた。
 クレムリンは、ロシア航空宇宙軍司令官スロヴィキン陸軍大将を、ロシアのウクライナ作戦司令官に任命した。
 ロシアの情報筋によると、ウクライナ軍ハリコフ州とルハンスク州で反撃している。
 ロシア軍ヘルソン州北部防御陣地を強化している。 ロシア軍はバフムート、アヴディイフカ、ドネツク市西の集落を攻撃している。
 伝えられるところによれば、ウクライナ軍イラン製Shahed-136 UAVの撃墜を続けている。
 ロシアと占領下の当局者は、ロシア占領地の民家からウクライナの子供達を拉致し続けている。
2022.10.08
 22:21
日経新聞 クリミア橋、無残に崩落 炎上げる貨物列車 <2211-100812>
 ロシアメディアが伝えた交流サイトに投稿された映像では、クリミア橋道路橋の橋桁は爆発による火災で一部が崩落しており、並行する鉄道橋に止まった貨物列車が激しく炎を上げ続けていた。
 ロシアの政府系TVによると、クリミア半島と対岸のロシア本土をつなぐフェリーが代替の移動手段として運航を開始した。
 爆発物の専門家は英BBC放送に、橋はウクライナ側が確保している地域から160km以上離れており、橋の破損の状況から火災はミサイルなど空からの攻撃によるものではなく、無線を使い爆破した可能性があるとも指摘した。
2022.10.08
 16:06
BBC News

(Yahoo)

クリミアとロシアを結ぶ唯一の橋で火災 3人死亡とロシア当局 <2211-100809>
 ロシア当局によると、クリミア半島ロシア間のケルチ海峡にかかる橋梁で8日朝に橋の道路部分でトラックが爆発し、並行する鉄道橋で列車の燃料輸送車両に火が燃え移った。 トラックの爆発で道路の一部が崩落し、近くの車両にいた3人が死亡したという。 ロシアは、鉄道橋の部分は8日夜には通行が再開するとしている。
 ロシアはこれまで、装備品などをウクライナへ運び込むためにこの橋を使ってきており、ロシア軍の補給拠点を集中的に攻撃してきたウクライナ軍にとって、この橋は重要な攻撃目標だったとされている。
 ウクライナの大統領顧問ポドリヤク氏はTwetterに橋の道路部分が崩落した写真を投稿し、トラック爆破がウクライナによるものとは直接は認めなかったものの、違法なものはすべて破壊されなくてはならず、盗まれたものはすべてウクライナに返還されなくてはならないと書いた。
2022.10.08
 15:43
時事通信

(Yahoo)

クリミア橋で爆発、ウクライナ関与か 3人死亡、「テロ」捜査開始 ロシア <2211-100808>
 TASS通信などによると、ロシアの国家テロ対策委員会などは、ロシア本土とクリミア半島を結ぶ自動車鉄道橋のクリミア橋で8日早朝に本土側からのトラックが爆発したのが原因で火災が発生し、3人が死亡したと発表した。
 現地から伝えられた映像では、燃料輸送列車の一部が火災を起こし、自動車橋が崩落した様子がうかがえる。 クリミア橋は、ロシアが先に併合した南部ヘルソン州に至る補給ルートで、ロシア軍が苦戦する戦況にも影響を与えそうである。
 一方、ウクライナのメディアは関係筋の話として、爆発に情報機関のウクライナ保安局(SBU)が関与したと報じた。
2022.10.08
 11:15

(21:15 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 7 <2211-100807>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月7日の戦況 =
 ウクライナ軍は、ルハンスク州西部クレミンナ~スヴァトーヴェ道路沿いで反撃を継続した可能性が高い。
 ロシア軍はヘルソン州北部に防御陣地を構築し、ウクライナとロシアからの情報源ではヘルソン市の北と北西で戦闘が進行中という。
 ロシア軍はドネツク州で攻撃を続けている。
2022.10.08
 06:55
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア軍から解放のウクライナ東部で集団墓地、遺体180体との情報 <2211-100805>
 ウクライナ東部ドネツク州のキリレンコ知事が7日、ロシア軍から奪還したドネツク州リマンで集団墓地が発見されたことを明らかにした。
 埋葬されている遺体の数は不明というが、(註:ウクライナ国営)Ukrinform通信は警察当局者の情報として、この墓地に180体の遺体が埋葬されていると報じた。
2022.10.08
 01:22
AFP=時事

(Yahoo)

親ロ派、バフムート周辺掌握と発表 ウクライナ東部 <2211-100802>
 ウクライナ東部ドネツク州の親露派武装勢力が7日、ロシア軍の火力支援を受けて同州バフムート周辺の村々を掌握したと発表した。
Bakhmut の位置 (Google Map)】
 ウクライナ軍が反攻に成功し始めて以降、ロシア側が占領地を拡大したと主張したのは初めてである。 バフムート市はウクライナ支配下にある工業都市で、ここ数週間にわたりロシア軍の砲撃を受けていた。
2022.10.07
 21:20
朝日新聞

(Yahoo)

ウクライナ、戦車の半数超をロシアから鹵獲か 練度低いロシアの失敗 <2211-100712>
 英国防省が7日、侵攻が始まって以来、ウクライナ軍ロシア軍から鹵獲した戦車が少なくとも440両に上るとの見方を公表した。 このほか650両の装甲車も鹵獲したとみられるという。 同省によると、ロシア軍からの鹵獲品がウクライナ軍の装備のなかで大きな割合を占めていて、現在装備している戦車の半数以上が鹵獲したものの可能性があるという。
 同省は、ロシア軍の練度の低さを指摘、今後も重火器を失い続ける可能性が高いとした。
2022.10.07
 16:29
朝日新聞

(Yahoo)

「ロシア軍が撤退時にダム破壊」 焦土作戦? 周囲では洪水に <2211-100708>
 ウクライナ軍参謀本部が6日の戦況報告に、東部ドネツク州の都市ライホロドクの周囲が洪水に見舞われていると記した。 ロシア軍が撤退の際にダムを破壊したためとしており、ウクライナ軍による奪還が進む地域では、ロシア軍がインフラなどを破壊する焦土作戦に出ていると指摘している。
Raihorodok の位置 (Google Map)】
 参謀本部はまた、ロシア軍が撤退時大量の行政文書などを破壊しているとも報告した。 ルハンスク州の都市では行政の歴史文書が特に狙われたという。
2022.10.07
 08:15

(18:15 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 6 <2211-100704>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月6日の戦況 =
 ウクライナ軍クピャンスク近郊のハリコフ州北東部反撃し、10月6日にルハンスク州西部のクレミンナ~スヴァトーヴェ道路沿いのロシア軍を圧迫している可能性が高い。
 ロシア軍ヘルソン北東部戦線が崩壊しためヘルソン州北部に防衛陣地を構築している可能性が高い。
 ロシア軍は10月6日にドネツク州で攻撃を続け、バフムート周辺で徐々に前進した可能性が高い。
 ロシア軍は10月6日、フリャイポレの西、ドニエプロペトロフスク州とムィコラーイウ州で、砲撃、空爆、ミサイル攻撃を継続した。
 ウクライナの抵抗活動本部が10月6日、ロシア軍がロシア占領下のクレミナとルハンスク州スタロビルスクでウクライナ国民の強制動員を開始したと報告した。
2022.10.07
 04:28
ロイタ通信

(Yahoo)

ザポロジエ原発はウクライナの施設=IAEA 事務局長 <2211-100702>
 国際原子力機関 (IAEA) のグロッシ事務局長が6日、IAEAはウクライナのザポロジエ原子力発電所ウクライナの施設とみなしていると述べた。
 プーチン露大統領は5日に、ザポロジエ原子力発電所を監督下に置き、連邦財産にすることをロシア政府に命じる法令に署名している。
2022.10.06
 23:53
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ軍、東・南部州で前進 ロシア軍制圧地域の奪還続く <2211-100614>
 ウクライナ軍幹部のグロモフ氏が6日、東部ハリコフ州でウクライナ軍が2週間で55km前進したと発表した。 ロシア軍が制圧していた93地域を奪還し、2,400㎢超を確保したという。 ロイタは、グロモフ氏の発言を独自に確認していない。
 ゼレンスキー大統領も6日のビデオ演説で、今月1日以降に南部ヘルソン州で500㎢超と数十の集落を奪還したと明らかにし、東部でも一段の軍事的成功を収めたと述べた。
2022.10.06
 21:53
朝日新聞

(Yahoo)

ウクライナ軍「400平方キロ以上を奪還」と発表 南部ヘルソン州 <2211-100613>
 ウクライナのニュースサイトUkrayinska Pravdaがウクライナ軍の広報担当者の話として6日、ウクライナ軍が今月に入ってから、南部ヘルソン州で400㎢以上を奪還したと報じた。
2022.10.06
 12:33
CNN

(Yahoo)

ウクライナ軍、東部ルハンスク州に進軍 SNS に画像 <2211-100610>
 SNSに5日に投稿された複数の画像によると、ウクライナ軍は東部ドネツク州から隣接するルハンスク州に入り、同州の少なくとも一つの村落を奪還した。 3月の開戦以来、ウクライナ軍がルハンスク州に進駐するのは初めてである。
 写真には、ルハンスク州の州境に位置するフレキウカ村で、ウクライナ軍の部隊が道路標識の周りに立ったり腰を下ろしたりする様子が映っている。
Hrekivka の位置 (Google Map)】
2022.10.06
 10:00

(20:00 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 5 <2211-100608>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月5日の戦況 =
 ロシア軍が6月以来初めてShahed-136 UAVキエフ州を攻撃した。
 ウクライナ軍が過去48時間で大きな成果を上げた後、ヘルソン州北部で再編成体制を立て直した可能性が高い。
 ロシアの情報筋は、ヘルソン市の北西、西、北東でのウクライナ軍が攻撃準備を行っていると報告した。
 ロシア軍は10月5日、ドネツク州で攻撃を続けた。
2022.10.06
 04:57
AFP=時事

(Yahoo)

ウクライナ、東部ルガンスク州の一部奪還 知事が発表 <2211-100604>
 ウクライナ軍が5日、東部ルガンスク州の一部を奪還したと発表した。 ウクライナ軍は最近、隣接するドネツク州や南部戦線で前進を続けている。  ルガンスク州のハイダイ知事はTelegramに、ルガンスク州の奪還が本格的に開始され、いくつかの集落はすでにロシア軍から奪還されてウクライナ国旗が掲揚されていると投稿した。
 ウクライナは、東部ハルキウ州のほぼ全域を支配下に置いたことにより、親露派武装勢力の拠点であるルガンスク州への進軍が可能となっていた。
2022.10.05
 16:53
ロイタ通信

(Yahoo)

ウクライナ軍、ルガンスク州境に迫る=英国防省 <2211-100514>
 英国防省が5日、ウクライナ軍が北東部ハリコフ州を流れるオスキル川を越えロシア側の防衛地帯に最大20km進攻し、ルガンスク州スバトボに向かっていると見られることを明らかにした。
 ウクライナ軍は今後、ルガンスク州のスバトボとクレミンナを結ぶ道路を攻撃できる可能性が非常に高いという。
Svatove の位置 (Google Map)】  【Kreminna の位置 (Google Map)】
2022.10.05
 12:00

(22:00 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 4 <2211-100511>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月4日の戦況 =
 ウクライナ軍はヘルソン州で大きく前進し続け、ハリコフとルハンスク州でも前進を続けた。
 ウクライナ軍は10月4日、ヘルソン州北部で大きく前進し、その地域でまばらに配置されたロシア戦線を崩壊させ始めた。
 ウクライナ軍は10月4日、スヴァトーヴェの西にあるハリコフ州東部で前進を続け、オスキル川を越えたルハンスク州におけるロシア陣地を圧迫している。
 ロシア軍は10月4日、フリャポレの西、ドニエプロペトロフスク州ムィコラーイウ州で砲撃、空爆、ミサイル攻撃を続けた。 またドネツク州で攻撃を続けた。
 ロシア連邦政府は、動員経費のかなりの部分を地方予算から賄うよう命じた。
 プーチン大統領の部分的な動員が、追加部隊を生み出すためにロシアの治安部門を疲弊させている。
2022.10.05
 09:35
産経新聞

(Yahoo)

ウクライナ「10集落を奪還」 ヘルソン州で反攻進む <2211-100510>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が4日のビデオ声明で、ロシアが併合を宣言した南部ヘルソン州で8つの集落を奪還したと発表した。 ウクライナ軍の発表を加えると、4日に同州で奪還が公表されたのは10集落に上る。
 大統領や軍が同州での奪還を発表したのは、リュビモフカ、クレシチェノフカ、ゾロタヤ・バルカ、ベリャエフカ、ウクラインカ、ベリカヤ・アレクサンドロフカ、マラヤ・アレクサンドロフカ、ダブイドフ・ブロド、アルハンゲリスコエ、スタロセリエ-の10集落である。
Khreschenivka の位置Bilyaivka の位置Arkhanhel の位置 (Google Map)】
2022.10.05
 05:51
AFP=時事

(Yahoo)

ロシア軍、ウクライナ南部で占領地縮小 国防省が地図公表 <2211-100505>
 ロシア国防省は4日、ウクライナ南部ヘルソン州を占領する部隊がここ数日で重要地域からの撤退を強いられたことを示す地図を公表した。 同省の定例報告に含まれた地図では、ドニエプル川西岸のドゥドチャヌイ村がもはやロシア軍の支配下にはないことが示されている。 同地域では、ロシア軍がウクライナ侵攻初期に掌握した領土の奪還に向け、ウクライナ軍が攻勢を強めている。
 さらに東部ハルキウ州では、10月に入ってからのウクライナ軍の反攻により、ロシア軍がオスキル川西岸から撤退したことも判明した。
 ウクライナ軍は4日、ヘルソン州のロシア軍は士気を失っており、弾薬庫や橋を破壊しながら後退していると発表した。 ゼレンスキー大統領も、自国軍が南部で急速かつ強力に進撃しており、ヘルソン州を含む南部や東部で今週、数十の集落を奪還したと述べた。 ウクライナ軍は、数週間前からヘルソン州で徐々に領土を奪還していたが、進撃のペースはここ数日間で加速している。
2022.10.05
 05:38
ロイタ通信

(Yahoo)

ロシア軍、ウクライナ東・南部で急速に撤退のもよう <2211-100502>
 ロシア国防省が4日に発表したウクライナの戦況地図から、ウクライナが反撃を強める東部南部地域からロシア軍が急速に撤退している様子が示された。 国防省は定例会見で撤退については言及しなかったものの、ロシア軍の動きを示す地図は、ロシア軍が支配地域が前日から大幅に縮小した。
 東部ではロシア軍の防衛線がルガンスク州境まで撤退したもようで、ハリコフ州ではロシア国境近辺の一部の小地域を除き、ロシア軍が撤退したことを示している。 南部のヘルソン州でもロシア軍の防衛線が後退した。
2022.10.05
 04:17
ロイタ通信

(Yahoo)

ザポロジエ原発所長、解放後も復職せず 後任は未定= IAEA <2211-100501>
 国際原子力機関 (IAEA) が4日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所のムラショフ所長が、拘束から解放された後も復職しないことを明らかにした。  IAEAは声明で「ムラショフ氏は現在ウクライナの支配地域に家族とともにおり、同原発での職務を継続することはないと理解している。 後任はまだ決まっていない」とした。
2022.10.04
 21:33
CNN

(Yahoo)

ウクライナ軍、東部ルハンスク州に進軍 親ロ派当局者」 <2211-100419>
 親露派が自称する「ルガンスク人民共和 (LPR)」の軍事指導者マロチコ氏が3日にTelegramで、ウクライナ軍がLPRとの行政上の境界を越えリシチャンスク方面に足場を築いたと述べた。 ウクライナ軍は9月末に同州のビロホリウカ村を奪還している。
 親露派のジャーナリストによると、ウクライナ軍は同州のスバトベやクレミンナに向けて攻勢を続けており、「ボロバ地域の我々の勢力に脅威が迫ったことを受け、ゼレベツ川の戦線まで今夜退却することが決まった。」と述べた。
2022.10.04
 15:37
AP News

(Yahoo)

ポーランド製155ミリ自走砲 リマン奪還作戦に威力発揮 <2211-100415>
 ポーランドからウクライナ軍に供与された
SPHが東部ドンバス地域で威力を発揮している。
 ウクライナ軍が要衝リマンと鉄道拠点クピャンクスをロシア軍から奪還した際、リマンの南50kmに位置するバフムート方面からロシア軍が反撃してくるリスクが高かったが、それを阻止した一助が、ポーランドからウクライナに供給されたAHS Krab 155mm SPHだといわれている。
 韓国製K9 SPHの車体に、英国製砲塔を組み合わせたポーランド製のAHS Krabは、ロシアの2S19 Msta-S 152mmSPHに比べ機動性が高く、陣地に入ってからすぐに戦えると前線から戻ったウクライナ兵の評価が高い。
2022.10.04
 12:18
日テレ News

(Yahoo)

反転攻勢…ゼレンスキー大統領「ハルキウ州で450以上の集落を奪還」 <2211-100412>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が3日、反転攻勢を強める北東部ハルキウ州で「9月に開始された防衛作戦で奪還した集落ハルキウ州だけで450以上だ」と述べた。
 米国防総省高官は3日、ロシア軍の追加動員についてウクライナでの戦闘に投入された兵士は、現段階ではまだ少数にとどまっているとの分析を明らかにしている。
 こうした中、ロシア軍との捕虜交換で解放されたアゾフ連隊の司令官らがトルコで家族と再会した。
2022.10.04
 11:00

(21:00 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 3 <2211-100409>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月3日の戦況 =
 ウクライナ軍は、過去24時間でライマン周辺とヘルソン州北部前進した。 敗退したロシア軍はかつてロシア有数の精鋭部隊と見られていた。
 プーチン大統領は、ベルドニコフ中将を西部軍管区司令官に任命した。
 ロシアは拘束していたザポリージャ原子力発電所の所長を解放した。
 ウクライナ軍はオスキル川~クレミンナの線をルハンスク州州境に向けて前進した。 ヘルソン州北部でも前進した。
2022.10.04
 10:41
BBC News

(Yahoo)

ウクライナ部隊、南部ヘルソンで前線を突破 東部でも前進 <2211-100408>
 ロシア軍と親露当局が3日、ウクライナ軍が南部ヘルソンでドニプロ川岸ロシア軍防御線を突破したことを明らかにした。
 ロシアが任命したヘルソン当局トップのサルド氏によると、ウクライナ軍は前線だった地点の南30kmにあるドニプロ川沿いの町ドゥドチャニ付近で突破したという。 ロシアの一部報道も、ウクライナ軍がドゥドチャニを制圧したとしている。
Dudchany の位置 (Google Map)】
 サルド氏によると、ウクライナ軍の2個大隊がヘルソンの東70kmにある港湾都市ノヴァ・カホフカのカホフカ水力発電所を目指したという。
Kakhovka水力発電所の位置 (Google Map)】
 ロシア国防省報道官は、数の上で優勢なウクライナ戦車部隊がドニプロ川沿いの前線となっていたゾロタヤ バルカ村の南に深いくさびを打ち込んだとしたうえで、この時の戦闘で、ロシア軍はウクライナ兵約130人を殺したと主張した。
ロイタ通信によると、ウクライナは、ドニプロ川西岸にいる約25,000人のロシア軍の補給路を断とうとしているという。
2022.10.04
 06:34
CNN

(Yahoo)

リマンから押し戻されたロシア軍、「現状維持」のためクレミンナへ移動 米軍高官 <2211-100403>
 米軍の高官の1人が、ウクライナのリマンから撤退したロシア軍は、東に位置する町クレミンナに向けて後退したとみられることを明らかにした。
Kreminna の位置 (Google Map)】
 同高官は、ロシア軍が兵站拠点として使用していたリマンの奪還は作戦上相当な成果と評価し、現状は前線に展開するロシア軍部隊の補給能力に影響を及ぼし、その範囲はハルキウ州からドネツク州バフムートへと下り、南部ヘルソンにまで至るとしている。
2022.10.04
 06:12
FNN Prime

(Yahoo)

ロシア 主力部隊の司令官解任 ウクライナ軍が重要都市奪還 <2211-100402>
 ロシアのメディアが3日、ロシア軍を構成する5個の軍管区の1つでロシアがウクライナ侵攻の主力部隊である西部軍管区の司令官を解任し新しい司令官に交代したと報じた。
 今のところ、ロシア国防省の公式発表はない。
2022.10.03
 14:00
CNN

(Yahoo)

ウクライナ軍、南部で「前進」 米国防長官 <2211-100309>
 オースティン米国防長官が2日に放送されたCNNとの単独インタビューで、ウクライナ軍が南部ヘルソン州で前進しており、ロシア軍の侵攻に対して反攻を続けていると語った。
 オースティン長官は、戦場での力学に変化が生じているのを目の当たりにしていると指摘し、ウクライナ軍は東部ハルキウ州で非常にうまくやっているとしたほか、ヘルソン州でも速度は少し遅いものの前進を続けていると述べた。
2022.10.03
 12:15

(22:15 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 2 <2211-100306>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月2日の戦況 =
 ウクライナ軍はライマンの東と北東の集落を奪還し続け、ドネツク州のトルスケを奪還した。
 ロシア筋は、ロシア軍はライマンの北東の陣地から撤退し、クレミンナ周辺とR66スヴァトーヴェ~クレミンナ高速道路沿いを陣地にする可能性が高いとしている。
 ウクライナ軍はクピャンスクの東の集落に前進し続け、ハリコフ州のキシャリフカを奪還した。
 ロシア軍はバフムート、ヴィイムカ、アヴディイフカ周辺での攻撃に失敗した。
 ウクライナ軍はヘルソン州北部で反撃を再開し、ゾロタ・バルカとクレシチェニフカに陣地を確保した。
 ロシアの情報筋は、ウクライナ軍もシェフチェキフカとリュビミフカを奪還し、ロシア軍をミカイリフカ周辺の新しい防御陣地に押しやったと主張した。
 ロシア軍は、イラン製Shahed-136 UAVでクリヴィーイ・リーとムィコラーイウ州を砲撃し続けた。
2022.10.03
 07:18
ロイタ通信

(Yahoo)

ゼレンスキー氏、ウクライナ軍がヘルソン州の2集落解放と表明 <2211-100302>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が2日に毎晩恒例の演説で前線での成果について、ヘルソン州の小集落、アルハンヘルスケとミロリュビフカを奪還したと表明した。  ウクライナ軍はライマンを奪還し、10月1日現在には周辺集落を掃討している可能性が高い。
Arhanhelska の位置 (Google Map)】  【Myroliubivka の位置 (Google Map)】
 ロイタは、ゼレンスキー大統領発言の真偽を現時点では確認できていない。
2022.10.02
 20:30
時事通信

(Yahoo)

東部要衝リマン奪還を宣言 戦果誇示し攻勢強化へ ウクライナ大統領 <2211-100206>
 ウクライナのゼレンスキー大統領が2日にTelegramで、東部ドネツク州の要衝リマンからロシア軍を完全に排除したと宣言した。
 ソーシャルメディアには、リマン中心部にある自治体庁舎とされる建物にウクライナ国旗を掲げる兵士らの動画が投稿された。
2022.10.02
 11:44
BBC News

(Yahoo)

ザポリッジャ原発所長をロシアが拘束 ウクライナ当局が発表 <2211-100204>
 ウクライナ国営の原子力企業Energoatom社が1日、ザポリッジャ原発のムラショフ所長が9月30日午後4時ごろ、同原発から近隣の町エネルホダルに車で向かっていたところをロシア軍に拘束されたと発表した。
2022.10.02
 09:00

(19:00 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, October 1 <2211-100203>
= 戦争研究所が HP に掲載した10月01日の戦況 =
 ウクライナ軍はライマンを解放し、10月1日現在には周辺集落を掃討している可能性が高い。
Stavky の位置 (Google Map)】  【Yampil の位置 (Google Map)】
 ロシアは、ザポリージャ原発 (ZNPP) の法的責任を継承しようとしている可能性が高い。
 ウクライナ軍はヘルソン州で反撃作戦を継続し、今後の前進のための準備をしている。
 ロシア軍はドネツク州のバフムートとアヴディイフカ地域で攻撃を行った。
 ロシア軍は、南部のウクライナ軍の後方地域を継続して砲撃している。
2022.10.02
 08:50
毎日新聞

(Yahoo)

「より思い切った作戦を」親露派のチェチェン首長、小型核使用を主張 <2211-100202>
 ロシアのプーチン政権に近い露南部チェチェン共和国のカディロフ首長が1日にTelegramへの投稿で、露軍に小型核を使用し戦況を改善するように求めた。
 カディロフ首長は「個人的な意見」と前置きした上で、ロシアはより思い切った作戦を取る必要があるとしたうえで、ロシアとウクライナ国境付近に戒厳令を敷き、小型核を使用すべきだと主張した。
2022.10.01
 22:29
共同通信

(Yahoo)

ロシア軍5千人、包囲から撤退 ウクライナ、東部で戦果 <2211-100107>
 ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事が1日、ウクライナ軍が東部ドネツク州リマンに陣取るロシア軍5,000人以上を包囲し退却路をほぼ遮断したと表明した。 ロイタ通信によると、ウクライナ軍は1日にリマン市内で戦闘が開始されたと説明した。
 ウクライナ軍にとって大きな戦果で、ルガンスク州西部の人口約9万人のリシチャンスクを奪還できる可能性が高まった。
 ロシア国防省は1日、包囲されるのを避けるため部隊がリマンから撤退したと発表した。
2022.10.01
 10:30

(20:30 EST)

ISW Russian offensive campain assessment, September 30 <2211-100105>
= 戦争研究所が HP に掲載した9月30日の戦況 =
 ウクライナ軍は今後72時間以内にライマンを確保するか包囲する可能性が高い。
 ウクライナ軍はヘルソン州での戦況に関して沈黙しているが、ウクライナ軍はロシア軍を陣地貼り付けさせていると述べた。
 ロシア軍ドネツク州で攻撃を継続している。