2024年のベトナム情勢に関する報道

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2024.12.19
 21:40
共同通信

(Yahoo)

日米、ベトナムに防衛品売り込み ハノイで展示会、中国にらみ <2501-121916>
 ベトナムのハノイで19日、国防省が主催して兵器や防衛関連装備品の国際展示会が開かれた。 2000年からの20年間で、軍用品の輸入総額8割以上をロシアに依存しているベトナムは、軍用品のロシア依存から脱却し、調達先の多角化を図ろうとしていると見て、中国をにらみベトナムと連携を強化したい日米や欧州各国、インドなど約30ヵ国の200以上の会社や組織が参加し、売り込みをかけた。
 米国は大規模な代表団を組み、ベトナムが購入に関心を示すC-130を展示し、ナッパー駐越米国大使は「ベトナムの軍備近代化と多角化推進に協力する決意だ。 領土防衛に必要な能力の確保に関わっていく」と強調した。
 米代表団には政府高官やインド太平洋軍司令官のパパロ大将も参加した。 米国は南シナ海で中国と領有権を争うベトナムを重要視。在ハノイの外交筋によると、C130の売却交渉をてこに関係を強化する思惑とみられる。
 日本のブースでは海洋監視に使用する飛行艇型のUAVや、災害救助関連の機材を扱う企業が関心を集めた。
2024.12.19
 18:33
日経新聞 ベトナム、兵器で脱ロシア依存 展示会に米国など30カ国 <2501-121912>
 ベトナム国防省が19日にハノイのベトナム戦争では米軍の爆撃目標にもなったザーラム空港滑走路上で、ベトナム国際国防展示会を開き、米国など約30ヵ国から240超の軍事兵器や防衛装備品の企業・団体が出展した。
 ベトナムは兵器近代化で、ウクライナ侵略で供給が滞るロシアへの依存脱却を探る。
2024.10.25
 14:21
Reuters 通信

(Yahoo)

ベトナム首相、BRICSとの協力用意表明 中ロ首脳と会談 <2411-102506>
 今週、BRICS首脳会議に初めて出席し、ロシア、中国の首脳とも会談したベトナムのファム・ミン・チン首相が、BRICSと協力する用意があると表明したが、加盟への関心は明言しなかった
 ベトナム政府は25日、「チン首相はベトナムが全ての人のためにより良い世界を築くという理念を実現するため、BRICS諸国や国際社会と協力する用意があると確認する」と表明した。
 同国当局者はBRICS首脳会議に先立ち、ベトナムは加盟に関心があるが、時期や範囲は不透明だとReutersに述べていた。
 ある加盟国の当局者は、ベトナムがパートナー国としての参加に関心を示したと語った。 首脳会議で採択された宣言は、「パートナー国」制度の創設を支持すると明記したが、詳細は不明である。
2024.10.03
 04:23
TBS News

(Yahoo)

ベトナム漁船が「中国の法執行機関」に襲撃され10人負傷 領有権を争う南シナ海 ベトナム政府が中国側に強く抗議 <2411-100306>
 ベトナム政府が2日、南シナ海のパラセル諸島(中国名西沙諸島)で、自国の漁船が中国の法執行機関から襲撃され負傷者が出たとして、中国側に強く抗議したことを明らかにした。
 ベトナム外務省の発表によると、中国と領有権を争う南シナ海パラセル諸島の海域で操業していたベトナム漁船が9月29日に、中国の法執行機関の船に襲撃され負傷者が出たという。 ベトナムメディアは、漁船に乗っていた10人が負傷し、このうち3人は腕の骨を折るなどの重傷を負ったと報じている。
2411-100127 (FNN 2024.10.01)】
 ベトナム外務省の報道官は、声明で「残忍な行為に断固として反対する」としたうえで、「中国側の行動はベトナムの主権を著しく侵害し、国連海洋法条約にも違反している」と非難した。
 また、ベトナム駐在中国大使館に強く抗議するとともに、調査結果の報告と再発防止を求めたとしている。<
2024.10.01
 16:52
FNN Prime News

(Yahoo)

南シナ海でベトナム漁船が“外国の船”から襲撃受け10人けが 周辺海域ではベトナムや中国が領有権めぐって対立…過去にも衝突 <2411-100127>
 ベトナム国営メディアが、南シナ海でベトナムの漁船が襲撃を受け10人がけがをしたと報じた。
 9月29日、南シナ海のパラセル諸島付近ベトナムの漁船が外国の船から襲撃され、10人の漁師が足や腕を骨折するなどのけがをしたという。 襲撃した外国船の詳細は不明で、ベトナム当局が調べを進めているという。
2024.08.30
 16:25
Reuters 通信

(Yahoo)

フィリピンとベトナム、防衛関係強化で合意 中国念頭に協力 <2409-083014>
 フィリピンとベトナムが30日、海洋安全保障を含む防衛・軍事関係を深化させることで合意した。 南シナ海での中国の活動に以前から反対している両国にとり重要な一歩となる。 フィリピン国防省は「両国防相は、あらゆるレベルでの継続的な交流と関与を通じて、防衛・軍事協力を深めるという揺るぎない決意を表明した」と述べた。
 ベトナムのザン国防相がフィリピンを訪問してテオドロ国防相と会談し、30日にはマルコス大統領を表敬訪問した。 マルコス大統領は「われわれは防衛協力、安全保障協力、海洋協力、また当然、貿易分野についても協議している」と表明して「今回の訪問は両国の関係を深め、幅を広げる、さらなる推進力となる」と述べた。
 テオドロ国防相は、南シナ海の平和と安定、航行と航空の自由確保でASEANが中核になることが重要だとし、「ASEAN諸国と協力し具体的かつ効果的な措置を講じることについて話し合った」と述べた。
 南シナ海では中国海警局が近隣諸国の排他的経済水域 (EEZ) 内で活動しており、緊張が高まっており、ベトナムは中国による主権侵害とみられる活動に反対する一方、両国の共産党が長年築き上げてきた緊密な関係を維持する必要にも迫られている。
 一方のフィリピンは南シナ海を巡ってほぼ毎週のように中国と非難の応酬を繰り広げている。
2024.08.10
 05:45
RBC Ukraine Philippines and Vietnam held their first joint coast guard exercises <2409-081008>
 Reuters通信が、フィリピンとベトナムの救助隊員が8月9日に南シナ海で合同訓練を実施したと報じた。
 フィリピンとベトナム艦艇の乗組員は、南シナ海の支配権をめぐって中国と紛争中の両国間に行った初の合同沿岸警備隊演習で、放水銃を使用してボートを沈める捜索救助作戦を演練した。
 マニラ港に到着したベトナムの90m級警備艦CSB8002は、フィリピンの警備艦Gabriela Silangともに、消火・救助・医療対応模擬訓練などの訓練を行った。
2024.06.26
 07:37
Reuters 通信

(Yahoo)

米、ベトナムと経済協力強化を協議 プーチン氏訪越直後 <2407-062609>
 米国務省で経済成長・エネルギー・環境を担当するフェルナンデス次官が25日にベトナムのズン計画投資相と会談し、経済協力の強化について協議した。
 米国はロシアのプーチン大統領による先週のベトナム訪問を強く批判していた。
 国務省によると、ベトナムとの今週の協議では経済安全保障、半導体、投資環境、デジタル経済、サイバースペース、エネルギー、重要鉱物などを取り上げる。 米政府は2023年に両国関係を「包括的戦略的パートナーシップ」に格上げしていた。
 7月26日までにベトナムを「市場経済国」に認定するか判断する見通しで、認定すれば同国からの輸入品に課される反ダンピング関税の軽減につながり、フェルナンデス次官は「ベトナムと米国の関係はこれまで以上に強固だ」と述べた。
2024.06.23
 22:10
RBC Ukraine Vietnam declares US as its strategic partner after Putin's visit <2407-062312>
 米国務省で東アジア・太平洋を担当するクリテンブリンク次官補ベトナムを訪問し、ブイ・タイン・ソン外相と会談した。 タイン・ソン外相は、ベトナムは米国を経済・投資問題における戦略的パートナーとみなしていると述べた。
 ブイ・タイン・ソン外相は会談後、「ベトナムは米国と協力して、互いの独立、主権、領土保全、政治制度の尊重に基づく、効果的で安定的かつ有意義な発展のための包括的な戦略的パートナーシップを推進する用意がある」と述べた。
 同時に、クリテンブリンクは「強く、独立し、自立し、繁栄するベトナム」を支援するという米国のコミットメントを再確認した。
【関連記事:2407-062103 (Reuters 2024.06.21】
2024.06.21
 14:34
Reuters 通信

(Yahoo)

ベトナム、南シナ海大陸棚巡りフィリピンと協議する用意 <2407-062121>
 フィリピン政府が先週、南シナ海で自国の大陸棚拡大を認めるよう国連に申請したことについて、ベトナムが21日に両国の利益に沿う措置を模索するためフィリピンと協議する用意があると表明した。
 ベトナム外務省は「ベトナムは国際法に従い、パラセル諸島(西沙諸島)とスプラトリー諸島(南沙諸島)に対する自国の主権を改めて確認する」とする報道官談話を発表した。
 「沿岸国は自国の大陸棚の境界線を提出する際、反対側または隣接する海岸線を持つ他の関係沿岸国の正当な権利と利益を尊重する必要がある」と訴えた。
 中国は西沙諸島と南沙諸島を含む南シナ海のほぼ全域について領有権を主張している。
2024.06.21
 05:06
共同通信

(Yahoo)

対北朝鮮武器支援排除せず ロシア大統領「同盟未満」も示唆 <2407-062105>
 ベトナム訪問中のプーチン露大統領が20日、北朝鮮の金朝鮮労働党総書記と19日に署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」に基づき、北朝鮮への武器支援を「排除しない」と述べた。 露朝の軍事協力に改めて意欲を示す発言で、日米韓を含む各国の懸念が一層膨らみそうだ。
 金総書記は今回の条約によって露朝関係が「同盟に引き上げられた」と表明したが、プーチン大統領は「同盟」の言葉を使わず「同盟未満」だとの認識を示唆した。 条約によってウクライナに北朝鮮の兵士が投入される可能性については「誰にもそれを要請しないし必要もない」と否定した。
2024.06.21
 04:17
Reuters 通信

(Yahoo)

米国務次官補、21─22日にベトナム訪問 プーチン氏の直後 <2407-062103>
 米政府が20日、東アジアと太平洋を担当するクリテンブリンク国務次官補が21~22日にベトナムを訪問し、「自由で開かれた」インド太平洋地域の確保に向け協力すると表明した。 プーチン露大統領が北朝鮮に続きベトナムを訪問したことに対抗する狙いがあるとみられる。
 米国家安全保障会議 (NSC) のカービー戦略広報調整官は2023年来の両国関係の強化を強調し、「両国と地域全体の相互利益のために、関係を深化し続けることに注力する」と述べた。
 この発表の数時間前にロシアとベトナムは両首脳立ち合いのもと、石油・ガス、原子力科学、教育に関する協定など11の協定書や覚書に調印した。
 ウクライナ紛争を巡り西側諸国がロシアに制裁を課したことを受けて、ロシアがアジアに軸足を移していることを浮き彫りにした。
 米国はベトナムがプーチン大統領の訪問を受け入れたことを懸念しており、一部の専門家は、中国に対抗する上でベトナムとの関係を良好に保ちたいと考えている米国は、ベトナムがプーチン大統領の訪問を受け入れても重大な影響を受けないと計算している可能性を指摘する。
 しかし、アジア太平洋安全保障研究センターのアジア専門家イノウエ氏や、ブビング氏は「プーチン大統領の訪問受け入れにより米国のベトナムに対する信頼度は低下する」との見解を示した。
2024.06.20
 22:03
朝日新聞

(Yahoo)

プーチン氏、米欧対抗へ親ロ国訪問続く ベトナム、「中立姿勢」示す <2407-062013>
 プーチン露大統領が20日に、訪朝に続く「非米欧」の連携強化の一環とベトナムを訪問し、最高権力者のグエン・フー・チョン共産党書記長らと会談した。 招待したベトナムは、米欧側にもロシア側にも立たないとの姿勢を国際社会に示す考えである。
 プーチン大統領は同日、ベトナムのトー・ラム国家主席との共同会見で「国際問題でロシアとベトナムの立場は近い。 国連を含む多国間の枠組みで連携する」と述べ、今後の関係強化に期待を示した。
 これに対し、5月に就任したばかりのラム主席は「いかなる第三者に対しても敵対することを目的とせず、相互信頼を基礎に関係を強化する。 地域と世界の平和と安定に積極的に貢献する」と述べた。
 プーチン大統領が7年ぶりに訪問したベトナムは、ソ連時代から親露国で、ベトナム戦争で当時の北ベトナムが支援を受け、中越戦争でも軍事支援を受けた歴史があり、党幹部らにもソ連への留学経験者が多く、経済面でも2016年にロシア主導の「ユーラシア経済連合」との自由貿易協定(FTA)が発効して、原油生産の合弁企業がソ連崩壊前から操業を続けるなど、今も関係は深い。
2024.04.02
 06:02
Wedge

(Yahoo)

「世界の工場」へ名乗り上げるベトナム、政治的制約はあるか?投資の分岐点はどこにある <2405-040207>
 Wall Street Journal紙が3月6日付けの社説‘Vietnam is lying to its friends. A secret document proves it.'で、ベトナムは製造業の中国の代替地として位置づけられるとともに、開放路線を進めて各国との関係強化に努めている; 世界はそのことがベトナム国内の政治的変化を生むと期待しているが、ベトナムの指導者たちは変化を望んでいないと批判している。
 ベトナムは、中国の対抗勢力として、また世界の製造業の代替地として自国を位置づけ、新たな外交・経済関係強化を進めている。 2023年9月にバイデン大統領のベトナム訪問時、米越関係は格上げされた。
 ベトナムは現在、18の発効または計画中の自由貿易協定を有していて、この開放路線が国際的接触を多くし、権威主義的政権下にある国内政治に変化を生むという期待につながっていた。 しかし、ベトナムの指導者たちはそうした変化を望んでいない。
2024.03.27
 00:23
Reuters 通信

(Yahoo)

ベトナム書記長、プーチン大統領を招待 電話会談で安保など議論 <2404-032701>
 ベトナム国営メディアが、ベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長が26日にプーチン露大統領と電話会談を行い同国訪問に招待したと報じた。
 ベトナムはアジアにおけるロシアの最も緊密なパートナーの1つで、ロシア製の武器も多く購入している。
 国営ベトナム通信は、「プーチン大統領は喜んで招待を受け入れ、双方が適切な時期に訪問を調整することで合意した」と報じた。
2024.03.07
 11:30
NNA

(Yahoo)

遠い米国より「近く」の中国 米中対立、変わる ASEAN (1) <2404-030710>
 米国と中国の対立が常態化し世界各国の安全保障や経済のあり方に影響を与えるなか、東南アジア各国の立ち位置にも変化が生まれている。 安全保障に加えて経済面でも存在感を増す中国に対して、ASEANの主要国はリスクと利点を天秤にかけながら、距離感をつかむことに苦心している。 インドネシアとタイは、国内での政治基盤を強化すべく中国の経済力を積極的に活用する姿勢が目立つ。
 2023年12月12日、ベトナムのハノイに中国の習国家主席が到着し、現地ではグエン・フー・チョン共産党書記長を筆頭に、ボー・バン・トゥオン国家主席、ファム・ミン・チン首相、ブオン・ディン・フエ国会議長と、党内の序列でトップを占める「四柱」が勢ぞろいして出迎えた。 チョン書記長はこれに先立つ2022年10月末に中国共産党の第20回党大会を終え3期目に入った直後の習主席を訪問し、同党大会後に北京を訪れた初の外国首脳となった。 チョン書記長は北京で、台湾統一を支持すると表明している。
 習主席がベトナムを訪れたのは国家主席に就任して以降で3回目で、チョン書記長は共産党書記長に就任以来、中国を4回訪問し、両国の蜜月ぶりがさらにアピールされた出来事となった。 習主席のベトナム訪問は、チョン書記長に対する答礼の意味合いも強かったようだ。
 インドネシアやベトナム、フィリピンといったASEAN域内の主要国は中国との領土問題を抱えており、安全保障上の主要な課題の一つとなると同時に、それぞれの国にとって「チャイナ・マネー」の存在感は大きく、経済成長を支える存在でもある。 2010~2016年に年間平均$6.6Bだった中国からASEANへの海外直接投資 (FDI) は、2017~2022年に$13.1B億に倍増し、ASEANに流入したFDIに占める割合は5.9%から7.6%に拡大している。
2024.01.30
 14:21
ロイタ通信

(Yahoo)

ベトナムとフィリピン、南シナ海での沿岸警備隊の協力強化で合意 <2402-013012>
 ベトナムとフィリピンが30日、フィリピンのマルコス大統領のハノイ訪問に合わせて、両国沿岸警備隊の協力強化南シナ海での不慮の事故防止で合意したと発表した。
 マルコス大統領は、トゥオン国家主席との会談に先立ち、ベトナムは東南アジアにおけるフィリピンにとって唯一の戦略的パートナーであり、海洋協力が両国関係の基盤であると強調した。