年 月 日 出 典 標 題 要 旨 2022.12.31 23:55 讀賣新聞(Yahoo) 中国海警船3隻、尖閣沖の接続水域内に…年間通算336日で過去最多 <2301-123115> 那覇市の第11管区海上保安本部によると、中国海警局艦3隻が31日13:16頃から15:07頃にかけ、尖閣諸島久場島沖の接続水域内に入った。 2022年に海警局艦が接続水域内で確認された日数は通算336日となり過去最多となった。 2022.12.29 17:40 日経新聞 中国船の航行、年間最多 尖閣周辺 <2301-122915> 尖閣諸島周辺の接続水域で29日、中国海警局艦4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。 那覇の第11管区海上保安本部によると、1隻は機関砲のようなものを搭載していた。 尖閣周辺で中国艦が確認されるのは11日連続で、年間最多の334日となり、2020年の333日を上回った。 2022.12.27 19:50 毎日新聞(Yahoo) 与那国に地対空ミサイル部隊配備計画 防衛省、台湾有事見据え <2301-122709> 防衛省の青木報道官が27日の記者会見で、陸上自衛隊与那国駐屯地にSAM部隊の配置を計画していると明らかにした。 同島は台湾から110kmの位置にあり、台湾情勢が緊迫化した場合や有事の際に、他国軍に圧力をかけられる体制を構築する。 政府は南西諸島へのSAM部隊の配置を進めていて、令和元年に奄美大島に、2年に宮古島にそれぞれ配置したほか、4年度中に石垣島にも配置する。 2022.12.27 04:00 八重山日報(Yahoo) ミサイル部隊配備へ 新年度予算で用地取得費 与那国駐屯地 <2301-122702> 防衛省は令和5年度予算案で、将来与那国駐屯地にSAM部隊を配置するため必要な土地18万㎡の取得費を盛り込んだ。 与那国島には現在、沿岸監視隊が配備されているが、実戦部隊の配備は初めてとなる。 5年度には電子戦部隊を新設し、与那国駐屯地の定員を今年度末の約170人から約210人に増員する。 電子戦部隊は相浦駐屯地の第101電子戦隊の一部20人、健軍駐屯地の第301電子戦中隊の一部30人をそれぞれ移駐させて編成する予定で、電子戦部隊の新編に伴い、隊庁舎整備に約38億円を計上した。 将来はSAM部隊の配置に必要な隊庁舎、火薬庫、覆道射場、廠舎などの施設整備も予定する。 一方、来春開設予定の石垣島駐屯地(仮称)整備に向け、倉庫、車両整備場などの設置に約53億円を計上した。 また駐屯地の輸送調整機能を強化するため、中央輸送隊の一部数人が那覇駐屯地から移駐する予定で、石垣駐屯地の定員は約570人となる。 2022.12.25 13:16 共同通信(Yahoo) 中国船2隻、尖閣領海出る 侵入72時間超、最長に <2301-122504> 那覇の第11管区海上保安本部が25日、尖閣諸島周辺の領海に侵入していた中国海警局艦2隻が、同日10:15頃から相次いで領海外側の接続水域に出たと発表した。 連続侵入は72時間45分となり、2012年9月の尖閣国有化以降で最長となった。 また、尖閣周辺の領海侵入は今年37日目になった。 2022.12.25 03:06 日テレ News(Yahoo) 尖閣諸島周辺に中国海警局の船2隻が侵入 連続侵入時間が過去最長 <2301-122501> 海上保安庁によると、12月22日に尖閣諸島大正島の南西で、中国海警局艦2隻が領海に侵入した。 その翌日には別の2隻が領海内で交代し、付近を航行している乗組員2人を乗せた日本の漁船1隻に近づこうとする動きを見せながら領海侵入を継続している。 中国海警局艦による連続侵入時間は25日01:52時点で64時間18分となり、これまで最長だった7月の64時間17分を上回り、日本が尖閣諸島を国有化して以降最も長くなった。 2022.12.24 12:42 沖縄タイムス(Yahoo) 与那国陸自の施設拡大へ ミサイル部隊の配備検討 火薬庫や隊庁舎整備も 防衛省 <2301-122412> 23日にを閣議決定した防衛省の令和5年度予算案に、与那国駐屯地の施設拡大に向けた経費が盛り込まれている。 町有地を一部含む駐屯地東側の土地約18万平米の取得関連費用を計上し9年度以降に想定されるSAM部隊の配置に向け、火薬庫や隊庁舎整備も予定する。 関係者によると、南西地域周辺の警戒監視能力の向上を狙い、将来は町内へ固定式レーダを配備する計画もあるという。 与那国駐屯地には、5年度中に電子戦部隊の配置も予定されており、同隊庁舎新設の関連費として約3億円を計上し、相浦駐屯地から約20人、健軍駐屯地から約30人が移駐予定で、与那国の定員は現在の約170人から210人に増える。 また、宮古島駐屯地の施設整備に約100億円を計上し、保良訓練場の火薬庫などを6年度以降の完成を目指し新設する。 定員を約90人から290人に増員する勝連分屯地の隊庁舎整備などの経費は約34億円で、5年度中に第7地対艦ミサイル連隊の本部を新たにつくり、指揮下の1個中隊も配置する。 第15旅団の師団への格上げに伴う那覇駐屯地の隊庁舎新設などに向け、調査設計費を約2億円計上し、旅団司令部庁舎の一部地下化に向けた検討調査費として1億円を盛り込んだ。 自衛隊那覇病院の建て替えに必要な検討経費には約1億円で、沖縄訓練場に補給拠点を整備するための検討経費には2億円を充てる。 5年度開設予定の石垣駐屯地(仮称)の倉庫整備などには53億円を確保した。 2022.12.23 12:24 時事通信(Yahoo) 中国公船2隻が領海侵入 先の2隻は外へ 沖縄・尖閣沖 <2301-122309> 尖閣諸島沖で22日から日本の領海に侵入していた中国海警局艦2隻が23日に領海を出た。 これに代わって別の海警局艦2隻が23日08:10~08:20頃に大正島西北西の領海に侵入した。 海保が、近くで操業する日本漁船に近づかないよう警戒している。 尖閣諸島沖での中国艦の領海侵入は今年28と29回目になる。 2022.12.22 18:58 朝日新聞(Yahoo) 自衛隊、沖縄訓練場に補給拠点の新設を検討 陸自トップが明らかに <2301-122213> 吉田陸上幕僚長が22日の会見で、那覇市の沖縄訓練場に補給品を保管する拠点を置くことを検討していることを明らかにした。 補給品の詳細は今後詰めるが弾薬が含まれる場合もあり、地元が反発する可能性がある。 16日に閣議決定された防衛力整備計画では持続性・強靱性を強化するため、南西地域に補給処支処を新編と記されていた。 補給処支処は九州地区では佐賀県などにあるが、これまで沖縄県にはなかった。 離島への部隊配備が増え、必要性が浮上していた。 2022.12.22 05:00 讀賣新聞(Yahoo) 中国空母打撃群が「南西諸島攻撃」訓練…習氏指示で安保3文書決定の日に開始 <2301-122203> 中国政府関係者が、今月16日から沖縄県南方の西太平洋で活動している中国PLA海軍空母遼寧を中心とする空母打撃群が、日本の南西諸島への攻撃を想定した訓練を実施していることを明らかにした。 習国家主席が、日本政府の「国家安全保障戦略」など安保3文書の閣議決定に時期を合わせて訓練を開始するよう指示したという。 2022.12.21 20:44 テレ朝 News(Yahoo) 中国海軍の空母から戦闘機などが約130回発着 沖縄の南東を4日連続で航行 <2301-122113> 防衛省が、沖縄県南東の太平洋を航行している中国海軍の空母遼寧から戦闘機などが20日までの4日間で130回離着艦していたと発表した。 領空侵犯はなく、航空自衛隊が緊急発進して対応した。 防衛省は空母等の能力向上や遠方での作戦遂行能力の向上を狙っている可能性があるとして警戒監視を続けている。 2022.12.21 13:43 時事通信(Yahoo) 中国公船4隻が領海侵入 沖縄・尖閣沖 <2301-122107> 尖閣諸島沖で21日、中国海警局艦4隻が1時間半にわたり、日本の領海に侵入し航行した。 尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は11月25日以来で、今年27回目になる。 2022.12.20 00:20 日経新聞 中国爆撃機2機が沖縄通過 空自、スクランブル対応 <2301-122001> 統合幕僚監部が19日、中国軍のH-6 2機が同日午後に沖縄本島と宮古島との間を通過して太平洋に入ったと発表した。 2機は東シナ海から飛来し、太平洋に出た後、沖大東島の南東で反転して同じルートを通り東シナ海に戻った。 沖縄南方の太平洋上では17日にPLA海軍空母遼寧で艦載機が離着艦訓練を実施していることから、防衛省が爆撃機の飛行との関連性など中国側の意図を分析している。 2022.12.19 18:38 朝日新聞(Yahoo) ロシアと中国の両海軍が東シナ海で合同演習へ 軍事面の協力を活発化 <2301-121911> ロシア国防省が19日、ロシア海軍と中国海軍が21~27日に東シナ海で合同演習を行うと発表した。 ロシア太平洋艦隊の巡洋艦やフリゲート艦などが参加し、中国は駆逐艦や潜水艦を派遣する。 両海軍の航空機やヘリコプターも参加するとしている。 ロシアのウクライナ侵攻が進むなか、中露は11月に日本海と東シナ海で爆撃機による共同哨戒飛行を実施するなど、軍事面の協力を活発化させている。 2022.12.19 13:23 時事通信(Yahoo) 中国海軍測量艦が領海侵入 11月以来、通算9回目 防衛省 <2301-121909> 防衛省が19日、中国PLA海軍の測量艦1隻が屋久島の周辺海域で日本の領海に侵入したと発表した。 中国艦の領海侵入は11月以来で今年5回目、通算では9回目となった。 政府は外交ルートで懸念を伝達した。 2022.12.18 Jane's Defence Weekly Chiinese WZ-7 HALE UAVs start operations near Japan <2303-121801> 中国がWZ-7 HALE UAVの運用を日本近海で1月1~2日に開始した。 最初に自衛隊が確認したのは上海南東170nmの東シナ海で、その後沖縄本島と宮古島の間を通過した。 この時期空母遼寧はフィリピン海におり、12月24日の01:00頃には沖縄南方950nm、グアムの西方330nmにいたが、12月31日に沖縄南方159nmに移動してきていた。 2022.12.18 19:23 共同通信(Yahoo) 中国空母から戦闘機発着 沖縄南方、空自緊急発進 <2301-121806> 統合幕僚監部が18日、沖縄南方の太平洋上で中国PLA海軍空母遼寧から17日の11:00頃から17:00頃まで6時間にわたり戦闘機やヘリが離着艦したのを確認したと発表した。 防衛省によると、遼寧は僚艦と共に16日に沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海から太平洋へ南下していた。 2022.12.16 22:56 TBS News(Yahoo) 中国海軍の空母「遼寧」が沖縄と宮古島の間を通過 <2301-121616> 防衛省が、中国海軍の空母遼寧が沖縄本島と宮古島の間を通過したと発表した。 防衛省によると、15日10:00頃に遼寧のほか、フリゲート艦や駆逐艦など合わせて5隻が福江島の西およそ440kmの海域を南に進み、00:00頃に別の駆逐艦1隻が福江島の西420kmの海域を南東に進んだ。 その後16日に、これら6隻は16日に沖縄本島と宮古島の間を南に進み、太平洋へ向けて航行した。 防衛省は「より遠方の海空域における作戦遂行能力の向上を企図した活動の一環である可能性がある」と見ている。 2022.12.14 20:57 産経新聞(Yahoo) 中国情報収集艦が南西諸島沿い南下 ミサイル駆逐艦も <2301-121413> 防衛省が14日、中国海軍艦が東シナ海を南西諸島沿いに南下し、太平洋に抜けるなどの動きがあったと発表した。 海上自衛隊が12日20:00頃に口永良部島の西140kmの海域を南東へ進む中国海軍情報収集艦1隻を確認した。 その後同艦は南西へ方向を変えて南西諸島西側を南下し、14日に沖縄本島と宮古島の間を太平洋に向けて航行した。 また13日22:00頃には男女群島の西90kmの海域で中国海軍駆逐艦など3隻を確認した。 3隻は14日に大隅海峡を東進して太平洋へ抜けた。 2022.12.13 10:02 讀賣新聞(Yahoo) F35 離着陸に対応、沖縄・先島諸島の空港を改修へ…与那国には護衛艦の接岸可能な港も <2301-121307> 複数の政府関係者が政府は、先島諸島の空港をF-35が離着陸できるよう延伸改修する方向で調整に入ったことを明らかにした。 また同諸島で日本最西端の与那国島に護衛艦が接岸できる港湾を整備する計画も進め、台湾有事を見据えて自衛隊の機動的な展開や住民避難を支える体制を強化する。 政府の計画では、先島諸島のうち、与那国、新石垣、宮古の各空港で滑走路の延伸や補強を実施しF-35が離着陸できるようにする。 いずれの空港の滑走路も2,000mで戦闘機の利用には短く、F-35Bの運用には滑走路の耐熱強度を高める必要もある。 港湾関連では、護衛艦や大型巡視船が接岸できない与那国島に新たな施設を設け、250m程度の岸壁の整備や港の水深確保を検討している。 石垣港や宮古島の平良港を自衛隊や海保の補給施設として活用する案もある。 2022.12.03 15:00 讀賣新聞(Yahoo) 陸自に「沖縄防衛集団」創設へ…「師団」と「旅団」の中間の3000人規模 <2301-120311> 複数の政府関係者が防衛省が南西諸島防衛の中核となる新たな部隊として、陸上自衛隊に沖縄防衛集団を創設する検討に入ったことを明らかにした。 月内に閣議決定される防衛力整備計画(現・中期防衛力整備計画)に創設方針を盛り込む。 現在の陸自第15旅団に部隊を追加し、令和9年度までをメドに組織を新編する。 2010年に設立された第15旅団は、司令部を置く那覇駐屯地に普通科連隊のほか、高射特科連隊、偵察隊など2,000名を擁するが、これにさらに1個普通科連隊を加え、沖縄防衛集団に格上げする。 2022.12.03 09:46 共同通信(Yahoo) 防衛省が陸自の沖縄部隊の大規模化検討 <2301-120306> 政府関係者への取材で3日、防衛省が那覇駐屯地に拠点を置く第15旅団の機能を強化し、大規模部隊に再編成する方向で検討していることが分かった。 2022.11.29 17:47 産経新聞(Yahoo) 日中防衛ホットライン来春開通へ 「不測事態回避」 <2212-112911> 林外相が29日の記者会見で、日中の偶発的な軍事衝突の回避に向けた防衛当局の幹部間を直結するホットラインについて、来春ごろをめどに運用を開始する予定だと明らかにした。 岸田首相は17日にタイで、対面での会談としては3年ぶりとなったの中国の習国家主席との会談を行い、相互通報体制「海空連絡メカニズム」に基づくホットラインの早期開通を目指す方針で一致した。 これを受け、22日に日中両政府は関係省庁の実務者間で話し合う「高級事務レベル海洋協議」を開催した。 2022.11.28 05:01 讀賣新聞(Yahoo) 小型衛星50基で攻撃目標を特定、「反撃能力」へ一体運用…24年度にも打ち上げ <2212-112802> 複数の政府関係者が、反撃能力の保有に合わせ攻撃目標を特定するため、多数の小型人工衛星を一体的に運用して情報収集する「衛星コンステレーション」を整備する方針を固めたことを明らかにした。 年末までに決定する「防衛計画の大綱」などに方針を明記する。 防衛省は50基の小型衛星の配備を目指して、関連経費を令和5年度当初予算案に計上し、6年度にも打ち上げを開始する。 更に、中国やロシアが開発を進める極超音速滑空兵器を探知追尾できる観測網の整備も目指す。 ただ、飛翔体を捕捉するIRセンサーの開発には時間とコストがかかり、試作機の打ち上げは9年度にずれ込む見通しだという。 2022.11.18 20:14 時事通信(Yahoo) 米無人機、21日に運用開始 鹿屋拠点、8機で対中監視 <2212-111818> 海上自衛隊鹿屋航空基地に配備される米軍のMQ-9について、県と市は18日に11月21日に運用を開始すると防衛省から通知があったと発表した。 配備は東シナ海における中国艦艇の監視強化が目的で、8機態勢で1年間の予定としており、米軍関係者最大200人が市内に駐留する。 鹿屋市の中西茂市長は18日、九州防衛局の遠藤企画部長と市役所で面会した後に記者団の取材に応じ、「1年間を厳守していただきたい」と改めて強調した。 2022.11.15 19:14 共同通信(Yahoo) 中国、76ミリ砲搭載艦を派遣 尖閣周辺、海警過去最大か <2212-111512> 複数の日本政府筋が、中国海警局が15日に尖閣諸島周辺の接続水域に76mm砲を搭載した警備艦を初めて投入したことを明らかにした。 これまで同水域に進入した海警艦の砲としては過去最大とみられる。 海警は15日午前に尖閣周辺で活動する警備艦4隻を交代させ、新たに送り込んだ艦番号2204の警備艦が76mm砲を搭載していた。 これまでは37mm砲が最大だったとみられることから、17日の日中首脳会談を前に習指導部が日本に圧力をかけたもようである。 2022.11.14 22:50 産経新聞(Yahoo) 中国無人機が沖縄周辺を旋回 日米訓練を情報収集か <2212-111411> 防衛省が14日、中国軍のBZK-005 UAV、Y-9情報収集機、Y-9哨戒機の3機が沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋上を旋回後、東シナ海へ戻ったと発表した。 周辺では日米共同統合実動演習Keen Sword 23が実施されており、中国軍による情報収集活動だった可能性がある。 2022.11.02 07:06 日経新聞 中国海軍測量艦が領海侵入 鹿児島沖、通算8度目 <2212-110203> 防衛省が2日、中国海軍の測量艦1隻が同日午前に口永良部島から屋久島付近にかけての日本領海に侵入したと発表した。 防衛省によると、測量艦は1日19:50頃に鹿児島県の臥蛇島の西で、領海外側の接続水域を北東に航行し、2日00:10頃に口永良部島の南西で領海に侵入して、2時間50分後に屋久島の南側で領海外へ出た後、南東へ移動した。 付近の海域では昨年11月以降、同様の測量艦による領海侵入が相次いでおり、直近では今年9月にも侵入があった。 防衛省は中国側の意図を分析している。 他の海域も含め、中国海軍艦艇による領海侵入は通算8度目になる。 2022.10.29 21:09 共同通信(Yahoo) 尖閣諸島確保は「歴史的責務」 習近平氏、軍内部会議で発言 <2211-102915> 中国の習国家主席が2016年に開かれた軍幹部の非公開会議で、尖閣諸島や南シナ海の権益確保は「われわれの世代の歴史的重責」だと述べ、自身の最重要任務と位置付けていたことが29日に内部文献で分かった。 発言の3ヵ月半後には中国艦が初めて尖閣周辺の接続水域に進入し、以降、軍事的圧力を含めて強硬姿勢を鮮明にしており、習主席の発言が背景にあったのは確実である。 2022.10.28 09:14 日経新聞 米戦闘機の沖縄常駐見直し 来年から巡回、対中国で懸念 <2211-102807> 米国防総省当局者が27日、米空軍が沖縄県の嘉手納基地での老朽化が進んでいるF-15の常駐を見直し、F-22の巡回配備への切り替えを来年に計画していると明らかにした。 国防総省当局者によると、空軍は嘉手納基地に所属する2個飛行隊の計50機を来年退役させる計画で、代わりにアラスカ州の基地からF-22を半年程度ずつの巡回方式で嘉手納基地に派遣する。 米軍戦闘機が常駐しなくなれば中国が威圧を強める可能性があり、専門家からは台湾有事や尖閣諸島を巡る不測の事態が危ぶまれる中、中国に対する抑止力の低下への懸念が出ている。 2022.10.23 18:50 南日本放送(Yahoo) 鹿屋基地で米軍 MQ9 部隊が発足 司令官「安全保障の環境ますます厳しく」 鹿児島 <2211-102303> 日米政府は米空軍のMQ-9を鹿屋基地に10月下旬以降、1年間配備する計画であるが、23日にMQ-9部隊の編成完結式が開かれ、部隊長のケリー空軍中佐に隊旗が手渡された。 2022.10.20 Jane's Defence Weekly UA Air Force deloys MQ-9s in Japan <2301-102001> 米空軍が洋上哨戒のため、鹿屋基地にMQ-9 Reaperを初めて展開させた。 鹿屋基地はP-3C Orionの哨戒飛行隊1個と、SH-60K/JとTH-135を装備する教育飛行隊1個が配置されている。 日米は6月24日に米国が鹿屋基地に展開することに合意しており、2019年9月にKC-130飛行隊を鹿屋とグアムに展開することで合意している。 2022.10.14 14:57 時事通信(Yahoo) 緊急発進、上半期446回 中国活発、無人機単独も 防衛省 <2211-101412> 防衛省が14日、航空自衛隊戦闘機の緊急発進が、今年度上半期(4~9月)に、前年同期と比べ56回増加し446回あったと発表した。 中国機への対応が59回増の340回で全体の3/4を占め、ロシア機は7回減の95回だった。 UAVの単独飛行も初めて確認された。 2022.09.30 21:30 毎日新聞(Yahoo) 馬毛島基地計画 西之表市有地売却議案、市議会で可決 鹿児島 <2210-093011> 硫黄島で実施している米空母艦載機の陸上離着陸訓練 (FCLP) 移転などを目的に、防衛省が西之表市の馬毛島に自衛隊基地を建設する計画を巡り、同市議会は30日に島内などの市有地を国に売却する議案を可決した。 2021年の市長選で計画反対を訴えた八板市長は現時点で賛否を明確にしていないが、議会は7対6の賛成多数で可決した。 可決されたのは、廃校になった旧馬毛島小中学校の跡地などの売却議案で、基地の施設配置案では東端が市有地を避けて入り組んだ形になっていたため、防衛省が市に購入申請していた。 2022.09.16 02:00 共同通信(Yahoo) 沖縄・南西諸島に避難シェルター 政府検討、台湾有事を想定 <2210-091602> 複数の政府関係者が15日、政府が台湾海峡や南西諸島での有事を想定し、先島諸島などで住民用の避難シェルターの整備を検討していることを明らかにした。 年末までに改定する国家安全保障戦略では、国民保護の対応策充実を明記する方向で調整する。 中国の軍備拡大を踏まえ、自衛隊は台湾に近い南西諸島への部隊配備を拡大させているが、日本最西端にある与那国島は台湾から110kmしか離れておらず、有事の際に戦闘に巻き込まれる懸念が根強いことが背景にあると見られる。 2022.09.15 17:59 讀賣新聞(Yahoo) 中国海軍の測量艦、屋久島周辺の領海に侵入…潜水艦の航行ルート調査との見方強まる <2210-091515> 防衛省が15日、中国海軍の測量艦1隻が屋久島周辺の日本領海に侵入したと発表した。 中国海軍艦艇の日本領海侵入は今年7月以来で7回目となる。 国連海洋法条約は全ての国の船舶に対し、沿岸国の平和や安全、秩序を害さない限り他国領海を航行できる「無害通航権」を認めているが、測量や調査活動は「無害通航」には当たらないと明記している。 この海域の測量艦の領海侵入は4回目で、政府内では潜水艦の潜航航路の調査だとの見方が強まっている。 2022.09.15 14:01 朝日新聞(Yahoo) 中国軍の測量艦、鹿児島沖の領海に侵入 防衛省が確認 <2210-091513> 防衛省が15日、中国海軍の測量艦1隻が同日朝に鹿児島県周辺の接続水域から領海に侵入したことを確認したと発表した。 発表によると、測量艦は15日03:30頃に種子島の南南東の接続水域を西に進み、07:20頃に屋久島の南の領海に入った。 10:50頃に口永良部島の西の領海から出て、西に抜けたという。 中国側には外交ルートで懸念を伝えた。 中国海軍測量艦による同海域の領海侵入は今年に入り4月、7月と相次いでいて、中国艦艇による領海侵入の公表は7回目になる。 2022.09.14 21:09 南日本放送(Yahoo) 中国海軍ミサイル駆逐艦2隻 奄美を通過して太平洋へ 今年6月以来 <2210-091419> 防衛省が、中国海軍のType 052C駆逐艦2隻が12日14:00頃に奄美大島西北西60kmの海域を通過して太平洋に出たと発表した。 海上自衛隊の護衛艦が情報収集と警戒監視にあたり、2隻は14日に沖縄本島付近を通って東シナ海に戻ったという。 奄美大島付近では4月にも中国海軍の情報収集艦1隻、6月には駆逐艦など4隻が太平洋へ出たのが確認されている。 2022.09.08 07:21 南日本新聞(Yahoo) 西之表市、馬毛島の学校跡地を防衛省に売却へ 3市道は廃止の方針 基地整備へ全島ほぼ国有化の見込み <2210-090806> 馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練 (FCLP) 移転と自衛隊基地整備計画を巡り、市は7日に幹部で構成する経営会議を開き、市有地の馬毛島小中学校跡地と、下西校区の隊員宿舎用地を防衛省に売却する方針を固めた。 また島内3市道も廃止する。 大半が国有化された馬毛島で学校跡地は計画反対派が「最後のとりで」と位置付けていた。 市は早ければ9日に関連3議案を開会中の市議会定例会に提案するが、市議14人は計画への賛否が7人ずつに割れ、議決権のない議長に反対派が就いているため、3議案とも可決される公算が大きい。 2022.09.06 20:40 日経新聞 南西諸島に燃料・火薬庫増設 抑止力強化へ防衛相表明 <2210-090608> 浜田防衛相が日経新聞とのインタビューで6日、南西諸島地域に燃料タンクや火薬庫を増設すると表明した。 北海道に7割ほどが集中していた弾薬の備蓄状況を是正し、台湾有事への備えを厚くして、これまで手薄だった継戦能力の強化に踏み切り抑止力を高める。 浜田防衛相は港湾施設や燃料タンクなども沖縄や九州などの島嶼地域に整備を検討すると述べた。 弾薬の備蓄量は日本全体で最大2ヵ月分ほどにとどまり、現状で北海道に偏り九州や沖縄は全体の1割未満しかなかった。 有事になった際、弾薬を運ぶ船舶も十分に確保できていなかった。 まずはスタンド・オフ・ミサイルなどの保管を念頭に、奄美大島の陸上自衛隊瀬戸内分屯地に火薬庫を整備すると述べた。 2022.08.31 00:02 日経新聞 中国無人機、また沖縄通過 空自がスクランブル <2209-083101> 統合幕僚監部が30日、中国のTB-001偵察攻撃型UAV 1機が同日午後に沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海と太平洋を往復したと発表した。 太平洋側では、宮古島や石垣島など先島諸島の南側を東西に移動し、周回するような飛行もした。 防衛省によると、TB-001は中国が台湾周辺で大規模な軍事演習を開始した今月4日にも、沖縄を通過して東シナ海と太平洋の間を飛んだのを確認している。 2022.08.17 18:33 日経新聞) 中国海警局トップ、海軍幹部に昇格 台湾・尖閣に圧力 <2209-081714> 中国海警局のトップを務めた王仲才氏がPLAで台湾や尖閣方面を担当する東部戦区の海軍司令官に昇格したことがわかった。海警局の運用を熟知する王氏の海軍幹部への起用で一体化が進み、尖閣や台湾の周辺海域で軍事的な圧力が強まる可能性がある。 2022.08.14 06:08 共同通信(Yahoo) 中国船が領海侵入 尖閣周辺、今年22日目 <2209-081402> 尖閣諸島周辺の領海に中国海警局艦2隻が、14日04:10頃から相次いで侵入した。 第11管区海上保安本部によると、2隻は領海内で航行する日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せており、領海から出るよう巡視船が警告した。 中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは8日以来で今年22日目である。 接続水域では別の中国艦2隻も確認され、そのうちの1隻は機関砲のようなものを搭載している。 接続水域を含めた尖閣周辺で中国艦が確認されるのは121日連続になる。 2022.08.12 04:00 八重山日報(Yahoo) 尖閣周辺に中国船4隻 118日連続航行 <2209-081203> 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺の接続水域では、11日に中国海警局艦海警2102、海警2502、海警2301と、機関砲らしきものを搭載した海警2103の4隻が航行している。 尖閣周辺で中国艦が確認されるのは118日連続になる。 2022.08.11 17:20 日経新聞(Yahoo) 日米の戦闘機10機が訓練 沖縄周辺で中国念頭 <2209-081106> 航空自衛隊が11日に米空軍と沖縄周辺で9日に10機の戦闘機が参加した共同訓練を実施したと発表した。 空自によると、那覇基地からF-15 4機と南西航空警戒管制団、米空軍からは嘉手納基地のF-15 6機がそれぞれ訓練に参加した。 空自と米空軍は、中国軍が台湾周辺で大規模軍事演習を開始した4日にも戦闘機計5機による共同訓練をしていたが、今回は規模を拡大して中国への牽制を強く示す狙いとみられる。 2022.08.08 04:40 テレ朝 News(Yahoo) 中国海警局の船2隻が日本の領海内に侵入し航行中 <2209-080801> 中国海警局の警備艦2隻が7日23:40頃から尖閣諸島周辺の日本の領海内を航行していて、8日01:30時点で航行を続けている。 海上保安庁は中国海警局艦に退去を求めるとともに、近くで操業している日本の漁船に近付かせないように巡視船を航行させている。 2022.08.05 01:52 共同通信(Yahoo) 中国無人機の飛行確認 演習エリアも通過 <2209-080504> 統合幕僚監部が5日未明、中国のUAVが4日午前から夜にかけて東シナ海や太平洋を飛行したと発表した。 偵察型と偵察攻撃型が1機ずつのほか、中国のものと推定されるものが1機の計3機が飛び、中国が台湾周辺に設定した軍事演習のエリアを通過した。 航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応したが日本領空への侵犯はなかった。 防衛省は、演習に関連する飛行だったとみて分析し、日本政府は外交ルートを通じて意図を確認する関心表明をした。 2022.08.03 14:59 日テレ News(Yahoo) 中国の軍事演習“日本の EEZ 含まれる”松野長官、懸念伝える <2209-080312> 松野官房長官が中国軍が4日から台湾周辺で行う演習について、日本の排他的経済水域 (EEZ) が含まれているとして、中国側に懸念を伝えた。 2022.08.01 20:49 共同通信(Yahoo) 中国艦艇、連日の沖縄通過 防衛省が公表 <2209-080110> 統合幕僚監部が1日、中国PLA海軍艦2隻が沖縄付近を通過し、東シナ海から太平洋に抜けたのを確認したと発表した。 7月30日に駆逐艦が沖縄本島と宮古島の間、31日にフリゲート艦が与那国島と台湾の間をいずれも南下した。 防衛省によると、駆逐艦は7月30日09:00頃に宮古島の北140kmを航行した後、沖縄本島との間を通過した。 フリゲート艦は31日06:00頃に尖閣諸島魚釣島の西80kmキロを南へ進んで、太平洋へ出た。 2022.07.25 23:20 讀賣新聞(Yahoo) 中国軍の無人機 TB001、沖縄本島と宮古島間を通過…単独飛行は初めて <2208-072507> 防衛省が25日、中国軍のTB001 UAV 1機が沖縄本島と宮古島の間の上空を通過して太平洋に入ったと発表した。 領空侵犯はなかった。 同省によるとUAVは東シナ海を南下後、先島諸島の南の太平洋上で旋回し、台湾南部のバシー海峡に向かった。 中国軍の無人機が有人機を伴わずに単独で同空域を飛行するのは初めてという。 2022.07.23 16:00 日経新聞 台湾調査船、2日続け確認 EEZ 内でワイヤ下ろす <2208-072308> 第11管区海上保安本部(那覇)が23日06:00頃、石垣島南西115kmの日本の排他的経済水域 (EEZ) 内で、台湾の海洋調査船がワイヤのようなものを海中に下ろしているのを確認したと発表した。 台湾船は正午時点もEEZ内を航行していた。 11管は同じ船が22日にも島の南南東97kmの海域のEEZ内で作業しているのを確認していた。 同意のない海洋調査の疑いがあるとみて、改めて無線で中止を要求した。 2022.07.21 02:18 TBS News(Yahoo) 中国海軍艦艇が屋久島の南で領海侵入 <2208-072101> 防衛省が、中国海軍測量艦1隻が20日18:50頃に屋久島の南で日本の接続水域を北に進むのを確認しで日本の領海に侵入したと発表した。 防衛省によると中国艦 1隻が屋久島の南で日本の接続水域を北に進み、20:00頃に屋久島の南の領海に入ったのを確認した。 その後、中国艦は北西に進み、23:30頃には口永良部島の西で領海から出て、西に向けて航行した。 中国海艦による日本の領海侵入は今年の4月以来である。 2022.07.19 01:02 TBS News(Yahoo) 中国海警「76ミリ砲」搭載艦船を初めて派遣か <2208-071902> 中国国営CCTVにると、海警局が18日に警備艦2隻が北太平洋の公海で違法操業を取り締まるため、山東省青島を出港したと発表した。 日本政府関係者によると、この警備艦は76mm砲を装備しているとみられる。 海警局はこれまでもたびたび30mm砲装備艦を派遣しているが、76mm砲装備艦の派遣は初めてで、今回76mm砲搭載警備艦が日本周辺を航行することから日本政府は警戒を強めている。 【註】 中国海警局は海軍のType 054フリゲート艦を元にした76mm砲を装備したType 818警備艦を保有している。 【関連記事:1612-110502 (朝鮮 2016.11.05)】 2022.07.11 22:55 日経新聞 中国艦、与那国島・台湾間を往復 防衛省が公表 <2208-071109> 統合幕僚監部が11日、中国海軍のフリゲート艦1隻が7日から10日にかけて、与那国島と台湾の間を通過し太平洋と東シナ海を往復したと発表した。 防衛省によると、フリゲート艦は7日13:00頃に尖閣諸島魚釣島の西北西80kmを南下し、その後与那国と台湾の間から太平洋に入った。 10日14:00頃には与那国島の西南西50kmを航行したのち北寄りに進んで、再び与那国と台湾の間を抜けた。 海上自衛隊の艦艇3隻が監視に当たったが、領海侵入はなかった。 またロシア海軍の情報収集艦1隻が11日に対馬海峡を通過し、東シナ海から日本海へ北上したのも確認した。 この情報収集艦は6日に沖ノ鳥島の接続水域に入り、9日には沖縄本島と宮古島との間から東シナ海に移動しており、ロシアへの帰途とみられる。 2022.07.05 22:35 産経新聞(Yahoo) 露艦、再び尖閣接続水域を通過 中国艦は日本一周 <2208-070509> 海上自衛隊が4日19:00頃、尖閣諸島の久場島の南東50kmを北へ進む露駆逐艦など3隻を確認した。 3隻は久場島と大正島の間の接続水域を通過し東シナ海へ向かった。 うち1隻は4日に中国艦と尖閣の接続水域に進入した艦である。 また、これとは別に5日04:00頃、宮古島の北東120kmを北西へ進む中国の情報収集艦1隻が確認され、東シナ海へ抜けた。 情報収集艦は6月以降日本海から太平洋へ移動しており、日本列島を一周したことになる。 2022.07.05 11:22 時事通信(Yahoo) 「ロシア艦監視の可能性」 中国軍艦の尖閣接続水域進入 松野官房長官 <2208-070502> 松野官房長官が5日の記者会見で、中国艦とロシア艦が尖閣諸島周辺の日本の接続水域を同じ時間帯に航行したことについて、中国艦が同諸島の領有権を主張する建前上、同諸島に近づいたロシア艦への監視活動を行った可能性があるとの見方を示した。 2022.07.04 11:57 時事通信(Yahoo) 中ロ軍艦艇が接続水域航行 尖閣周辺、中国は4年ぶり <2208-070407> 木原官房副長官が4日の記者会見で、中国海軍艦が同日朝に尖閣諸島周辺の接続水域を航行したとして、中国側に抗議したことを明らかにした。 木原副長官によると、4日午前7時44分ごろ、海上自衛隊が監視中だった中国海軍のType 053H3フリゲート艦1隻が魚釣島南西の接続水域に入った。 中国海軍艦が尖閣周辺の接続水域を航行したのは、2018年6月以来で4回目で、同艦は約6分後に接続水域を出たという。 また、防衛省幹部によると、ロシア艦も同じ時間帯に付近の接続水域を航行した。 ロシア艦は07:00過ぎから08:00過ぎにかけて同海域を航行した。 日本政府は中露による同時挑発とみて警戒を強めている。 2022.06.25 20;50 産経新聞(Yahoo) 中国、石垣沖で試掘か 日本の資源管理侵害 <2207-062506> 政府関係者への取材で25日、6月上旬に石垣島北方の排他的経済水域 (EEZ) 内で活動が確認された中国の海洋調査船東方紅-3が海底の堆積物を試掘した疑いが強いことが分かった。 外務省などによると東方紅-3は6月4~7日に石垣島北方70km超の海域で日本政府の同意を得ない調査活動を実施した。 豊富な鉱物資源の可能性がある現場周辺では、2018年にも中国が調査活動を実施していて中国の強い関心がうかがえ、海底資源サンプルを分析するなどして海洋領域の拡大に向けた動きを一層強めるとみられている。 日本の周辺海域で資源開発の権利を狙う中国側は近年、国家ぐるみで無許可調査の結果などを学術論文として次々と発表し、論文で「科学的知見」を示して日本側の主張に反論する動きを見せている。 今回も同様の手法を取る可能性があり、科学の力による現状変更の試みへの対策が急務となっている。 2022.06.23 23:55 共同通信(Yahoo) 中国爆撃機3機が沖縄通過 太平洋へ、空自緊急発進 <2207-062321> 統合幕僚監部が23日、中国軍のH-6 3機が同日午後に沖縄本島と宮古島の間を抜け、東シナ海と太平洋を往復したと発表した。 防衛省によると、沖縄を通過したH-6 3機は編隊を組んで太平洋に入り、別々に周回するように飛行したのち、再び3機で東シナ海を中国大陸方向に戻った。 日本周辺では今月、中国艦が列島を周回するような航行や沖縄を通過し、太平洋へ移動するのが確認されており、防衛省は海と空の両面で活動に警戒を続けている。 2022.06.23 22:24 日経新聞 中国船、尖閣領海の外に 侵入64時間で最長更新 <2207-062318> 第11管区海上保安本部が、尖閣諸島周辺の領海に21日未明から留まっていた中国海警局艦2隻が、23日20:10頃までに相次いで領海外側の接続水域に出たと発表した。 連続侵入は64時間となり、2012年9月の尖閣国有化以降で最長となった。 2022.06.22 04:00 八重山日報(Yahoo) 中国船、また日本漁船接近 尖閣周辺に2隻が侵入 <2207-062207> 第11管区海上保安本部によると21日04:10頃に尖閣諸島魚釣島南西で中国海警局艦海警1302と海警1401の2隻が相次いで領海に侵入し、周辺を航行する日本漁船1隻に近づこうとする動きを見せたため、漁船の周辺に巡視船を配置して中国艦の接近を阻止し、漁業者の安全を確保している。 中国艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは19日以来の今年12日目で、接続水域では海警1102と機関砲らしきものを搭載した海警1305が航行しており、尖閣周辺で中国艦が確認されるのは67日連続になる。 2022.06.20 21:55 日テレ News(Yahoo) 外務省、中国が新たな「海洋プラットフォーム」完成を確認 「極めて遺憾」と強く抗議 <2207-062014> 外務省が20日夜、日中中間線の中国側の海域で、中国が新たな海洋プラットフォームを完成させたことが確認できたと発表した。 海底の原油やガス田を開発する施設とみられ、外務省は中国次席公使に対し「中国側の一方的な開発は極めて遺憾である」と強く抗議した。 日本側はこれまでに18の海上構造物を確認している。 2022.06.19 04:00 八重山日報(Yahoo) 中国船2隻が領海侵入 尖閣周辺で日本漁船に接近 <2207-061902> 第11管区海上保安本部によると、18日13:51頃に尖閣諸島南小島周辺で中国海警局艦海警1302と海警1401の2隻が領海に侵入し、周辺にいる日本漁船1隻に近づこうとする動きを見せたが、海保が漁船の周辺に巡視船を配置して中国艦船の接近を阻止し、漁業者の安全を確保している。 中国艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは6月2日以来で今年10日目になる。 尖閣周辺の接続水域では海警1102と、機関砲らしきものを搭載した海警1305も航行を続けており、尖閣周辺で中国艦が確認されるのは64日連続である。 2022.06.17 20:25 共同通信(Yahoo) 中国、東シナ海で新たなガス田試掘か <2207-061710> 外務省が17日、東シナ海の日中中間線の中国側海域で、中国がガス田の試掘とみられる新たな構造物1基の土台を運搬していると発表した。 日本政府は外交ルートを通じ、中国側に抗議した。 2022.06.15 04:00 八重山日報(Yahoo) 尖閣周辺に中国船4隻 60日連続 <2207-061503> 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺の接続水域で14日に中国海警局艦海警2301、海警2302、海警2102と、機関砲らしきものを搭載した海警2203の4隻が確認されている。 尖閣周辺で中国艦が確認されるのは60日連続で、海保の巡視船が領海に侵入しないよう巡視船が警告している。 2022.06.04 19:29 日テレ News(Yahoo) 中国調査船が日本 EEZ 内に“観測機器”投入か <2207-060411> 政府が、中国の海洋調査船が4日に石垣島周辺の日本の排他的経済水域 (EEZ) 内で活動していることを確認したと発表した。 外務省の発表によると、4日12:07に石垣島の北73kmの日本のEEZ内において、中国の海洋調査船東方紅3が観測機器の可能性が高いものを海中へ投入したことを海上保安庁が確認した。 2022.06.03 23:01 日経新聞(Yahoo) 中国情報収集艦が太平洋へ 4~5月も活動で警戒 <2207-060312> 統合幕僚監部が3日、中国海軍の情報収集艦1隻が同日までに沖縄本島と宮古島の間を抜け、東シナ海から太平洋に入ったと発表した。 防衛省によると、この収集艦は6月2日21:00頃に久米島の北西130kmを航行した後に太平洋に向かった。 この収集艦は4月から5月にかけて1ヵ月間にわたり、太平洋側に滞在していたとみられる。 短期間で再び太平洋側に入ったことになり、同省は今回、どのような活動をするか警戒している。 2022.06.01 22:57 讀賣新聞(Yahoo) 中国海軍の駆逐艦など4隻、奄美大島付近を通過し太平洋に…領海侵入はなし <2207-060119> 防衛省が1日、中国海軍の駆逐艦やフリゲート艦など4隻が同日に、奄美大島と横当島の間を通過、太平洋に入ったと発表した。 同省によると、1日09:00頃に海上自衛隊が奄美大島の北西120kmの海域を南東方向に航行する4隻を確認した。 2022.05.22 20:13 讀賣新聞(Yahoo) 中国海軍の空母「遼寧」など7隻、沖縄本島と宮古島間の海域通過…領海侵入なし <2206-052204> 防衛省が22日、中国海軍の空母遼寧や駆逐艦など7隻が21日に沖縄本島と宮古島の間を北西に向けて通過し、東シナ海に入ったと発表した。 遼寧などは5月2日に同じ海域を南東に向けて通過して太平洋に出て、3日以降、沖縄県の南方、台湾の東方の太平洋上での艦載機の離着艦を300回以上行った。 2022.05.21 01:10 讀賣新聞(Yahoo) 中国、東シナ海・中間線近くに17基目の構造物設置か…政府が強く抗議 <2206-052102> 政府が20日、中国が東シナ海の日中中間線の西側で、新たに構造物の設置に向けた動きを確認したと発表した。 ガス田開発とみられ、防衛省が提供した写真でも、海面に土台のようなものが作られているのが確認できる。 日本政府によると、中間線付近には中国の海上施設が16基あり、今回確認されたのは17基目となる。 新たな施設が確認されたのは2015年以来で、政府は外交ルートで中国側に強く抗議した。 2022.05.18 19:01 FNN Prime(Yahoo) ミサイル搭載か 中国爆撃機が沖縄周辺の太平洋上を旋回 <2206-051813> 防衛省によると18日午前、中国軍の爆撃機2機が、東シナ海から沖縄本島と宮古島の間を通過したのを確認した。 2機は太平洋の上空で旋回後、東シナ海へ戻った。 中国機にはミサイルのようなものが搭載されていた可能性があるという。 航空自衛隊は、戦闘機を緊急発進させるなどして監視した。 沖縄周辺では、5月3日から15日にかけて中国海軍空母遼寧が戦闘機などの離着艦を200回以上繰り返している。 2022.05.18 09:35 八重山日報(Yahoo) 尖閣周辺に中国船4隻 32日連続航行 <2206-051805> 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域では17日に中国海警局艦4隻が航行している。 4隻は海警2102、海警2301、海警2302と機関砲らしきものを搭載した海警2203で、海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告している。 尖閣周辺で中国艦が確認されるのは32日連続になる。 2022.05.17 19:36 讀賣新聞(Yahoo) 岸防衛相、中国空母「遼寧」の連日の発着艦に「懸念持って注視せざるを得ない」 <2206-051712> 岸防衛相が17日の記者会見で、中国海軍空母遼寧が太平洋上で繰り返す艦載機の離着艦について、「我が国および台湾に近接した海空域での活動であることを踏まえれば、懸念を持って注視せざるを得ない」と述べ、警戒監視が必要だとの考えを示した。 沖縄県沖での離着艦は5月3日以降、13日を除き連日確認されている。 2022.05.12 23:04 共同通信(Yahoo) 中国空母の戦闘機発着艦、9日連続で確認 <2206-051212> 防衛省が12日、中国海軍空母遼寧が11日も石垣島南方(註:台湾東方海上)で、艦載機の離着艦をしたと発表した。 離着艦の確認は9日連続となった。 2022.05.11 20:59 日テレ News(Yahoo) 中国側“一段と強硬に”…尖閣沖の中国公船 日本漁船に急接近し威嚇も <2206-051112> 尖閣諸島沖で中国艦が領海侵入を繰り返しているが、その動きが一段と強硬になっている。 日本の漁船に急接近し威嚇してくる緊迫の現場をカメラが捉えた。 尖閣諸島では日本が国有化した2012年以降、中国海警局の船の領海侵入が常態化しているが、石垣市の仲間市議が撮影した映像などから、中国側の対応がより強硬になっていることがわる。 撮影した仲間市議は自身が所有する船で漁を行うため、石垣島から尖閣諸島に向かうと、接続水域で中国海警局艦2隻が現れ追尾され、幅寄せするように接近され、海上保安庁の巡視船が間に入り、無線や電光表示で退去するよう繰り返し警告したが、逆に電光表示で「中国の領海から退去せよ」と警告しそのまま日本の領海に侵入した。 2022.05.09 23:01 共同通信(Yahoo) 中国空母「遼寧」、6日連続の戦闘機発着艦 <2206-050909> 防衛省が9日、8日も中国海軍の空母遼寧で艦載機の発着艦があったと発表した。 太平洋で6日連続で同様の活動を行ったことになる。 2022.05.08 20:22 共同通信(Yahoo) 中国の戦闘機発着艦、5日連続に 空母「遼寧」、沖縄南方で <2206-050804> 統合幕僚監部が8日、石垣島南方150km付近に展開中の中国海軍の空母遼寧が7日も09:00頃から19:00頃に艦載機の発着艦を行ったと発表した。 この日は駆逐艦2隻、高速戦闘支援艦1隻とともに計4隻で航行した。 太平洋に入った遼寧での戦闘機の発着艦は3日以降、5日連続で確認されたことになる。 2022.05.08 01:31 FNN Prime(Yahoo) 中国空母「遼寧」艦載機 4日連続で発着艦 沖縄・石垣島沖合の公海上 <2206-050801> 防衛省によると、石垣島の南170kmの海域を航行していた遼寧が、6日09:00頃から21:00頃にかけて、戦闘機やヘリコプタの発着艦を行った。 遼寧などの中国海軍艦は、2日に沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し太平洋に展開していて、発着艦が3日以降、4日連続実施されている。 2022.05.02 23:43 時事通信(Yahoo) 中国空母が沖縄・宮古間通過 昨年12月以来 防衛省 <2206-050215> 防衛省が2日、中国海軍空母遼寧など8隻が沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向けて航行したと発表した。 同省によると、遼寧やType 055駆逐艦など6隻が1日正午ごろ、長崎県の男女群島の西350kmの海域を航行し、その後2隻が加わり、計8隻が2日に沖縄~宮古島間を通過した。 遼寧の同海域通過は昨年12月以来、10回目で、同省が哨戒機などで警戒監視を続けた。 2022.04.27 Jane's Defence Weekly JASDF notes rise in jet scrambles for foreign aircraft <2207-042701> 防衛省が4月15日、航空自衛隊が令和3年度に実施した緊急発進の回数が1,004回と、前年度を38%上回ったと発表した。 これは過去最高であった平成29年度の1,168回に次ぐ多さである。 このうち72%の722回は中国に対するもので、これも平成29年度の851回に次ぐ多さである。 2022.04.27 12:15 沖縄テレビ(Yahoo) 尖閣の警備体制強化 宮古島海上保安部に初の大型巡視船 <2205-042715> 尖閣諸島周辺の警備体制の強化などを目的に宮古島海上保安部に最新鋭の大型巡視船みやこが配備された。 宮古島海上保安部に大型巡視船が配備されるのは初めてで、宮古島周辺で海難救助に当たるほか尖閣諸島周辺の警備も担う。 全長120m、3,500tでヘリ甲板を持ち機関砲なども装備した巡視船みやこは中城海上保安部所属の船として2020年に就役し、4月15日付けで宮古島海上保安部に配置換えとなった。 2022.04.27 05:08 共同通信(Yahoo) 中国艦、鹿児島で領海侵入 昨年11月以来、懸念伝える <2205-042709> 防衛省が27日、中国海軍の測量艦1隻が26日深夜から27日未明にかけて、鹿児島県の口永良部島や屋久島周辺の日本領海に侵入したのを確認したと発表した。 防衛省によると、測量艦は26日20:30頃に口永良部島の西側で領海外側の接続水域を航行し、23:00頃に口永良部島の西の領海に入った。 中国海軍艦による領海侵入は昨年11月に同じ付近であった測量艦の事案以来で5度目となることから、防衛省は今回の航行の意図を分析するとともに、中国海軍が東シナ海から太平洋にかけて、活発な活動を続けているとみて警戒している。 2022.04.26 22:50 讀賣新聞(Yahoo) 中国海軍フリゲート艦と揚陸艦、沖縄本島と宮古島の間を通過…領海侵入はせず <2205-042618> 防衛省が26日、中国海軍のType 054Aフリゲート艦とType 071揚陸艦が沖縄本島と宮古島の間を通過したと発表した。 領海侵入はなかった。 統合幕僚監部によると、1隻が同日午前に宮古島の東北東100kmの太平洋を北西に進むのを海上自衛隊の哨戒機などが確認した。 2022.04.15 13:03 讀賣新聞(Yahoo) 空自のスクランブル、昨年度は過去2番目の1004回…対中国機が7割 <2205-041508> 防衛省か15日、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した回数が令和3年度は1,004回と前年度比279回増となり、平成29年度の1,168回に次いで過去2番目に多かったと発表した。 そのうち中国機に対するものが722回、ロシア機が266回だった。 2022.03.16 21:51 産経新聞(Yahoo) 尖閣北方で中国無人機、津軽海峡ではロシア艦4隻 <2204-031619> 防衛省が16日、尖閣諸島北方の東シナ海上空で日本の防空識別圏内に中国のBZK-007 UAV 1機が進入したと発表した。 領空侵犯はなかった。 また、海上自衛隊が15日20:00頃に北海道尻屋崎(註:青森県の誤りで、下北半島の東北端)の東北東70kmの海域を西へ進むロシア海軍戦車揚陸艦2隻を確認。 さらに16日07:00頃には尻屋崎の東北東220kmの海域を南西へ進む別の戦車揚陸艦2隻を確認した。 このうちの1隻では甲板上には複数の車両を積載しているのも確認された。 これら4隻は津軽海峡から日本海へ抜けた。 2022.03.15 20:13 讀賣新聞(Yahoo) 中国の海洋調査船、奄美大島西の EEZ 内で海中にワイヤのようなもの延ばす…日本政府抗議 <2204-031509> 中国の海洋調査船潤江-1が15日09:25頃、奄美大島の西410kmの排他的経済水域 (EEZ) 内で、ワイヤのようなものを海中に延ばしているのを、第10管区海上保安本部(鹿児島市)の巡視船が発見した。 事前同意のない調査活動だとして、同海保が中止を求めたところ、調査船は中国側に向かったという。 2022.03.04 22:33 産経新聞(Yahoo) 宮古海峡、また中国軍艦が通過 <2204-030416> 防衛省が4日、宮古島と沖縄本島の間の宮古海峡を同日に中国海軍の駆逐艦など3隻が北進し東シナ海へ抜けたと発表した。 4日に確認されたのは宮古島の東110kmの海域で、Type 052D駆逐艦1隻、Type 053フリゲート艦1隻、補給艦1隻の計3隻で、その後、艦隊は北進し、東シナ海へ抜けた。 宮古海峡では2月27日にもフリゲート艦1隻と情報収集機が確認されたばかりで中国軍の動きが活発化している。 2022.03.01 16:38 産経新聞(Yahoo) 宮古海峡を中国艦通過、哨戒機が周辺往復 <2204-030121> 防衛省が1日までに、沖縄本島と宮古島の宮古海峡で中国海軍のフリゲート艦1隻が南下し、中国空軍のY-9哨戒機1機も周辺の飛行ルートを往復したと発表した。 防衛省によるとフリゲート艦は2月27日正午ごろに宮古島の北350kmを航行した後、太平洋に入った。 Y-9の飛行は28日午前から午後にかけてあり、東シナ海と太平洋上でそれぞれ旋回した。 宮古海峡では2月中旬にも中国軍のミサイル駆逐艦と情報収集機が相次いで通過した。 また、沖縄南東空域では2月24日に航空自衛隊機が米空軍爆撃機などと共同訓練を実施したことも明らかにした。 2022.02.08 八重山日報(Yahoo) 尖閣周辺に中国船2隻 42日連続 <2203-020812> 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域では7日に中国海警艦海警2302と海警2502の2隻が航行しているため、海保の巡視船が領海侵入しないよう警告している。 尖閣周辺で中国艦船が確認されるのは42日連続になる。 2022.02.01 沖縄タイムス(Yahoo) 尖閣海域で石垣市が調査 調査中、中国公船2隻が領海侵入 海保が間に入り安全を確保 <2203-020107> 尖閣諸島の領海内で中山石垣市長や市職員、保守系市議らが乗船する調査船が海水採取などの調査活動を実施したことが31日、分かった。 市が東海大学の望星丸をチャーターし、同日07:00~10:00まで魚釣島と周辺の北小島、南小島の近海で実施した。 同海域の調査は2012年の東京都以来約10年ぶりで、同諸島を行政区域に持つ市は海洋基本計画に基づく環境調査としているが、日本の行政機関の異例の行為だけに中国側の反発も予想される。 調査中に中国海警局艦2隻が領海内に侵入して来たが、海上保安庁の巡視船8隻が間に入り安全を確保した。 2022.02.01 沖縄タイムス(Yahoo) 尖閣海域で石垣市が調査 調査中、中国公船2隻が領海侵入 海保が間に入り安全を確保 <2203-020107> 尖閣諸島の領海内で中山石垣市長や市職員、保守系市議らが乗船する調査船が海水採取などの調査活動を実施したことが31日、分かった。 市が東海大学の望星丸をチャーターし、同日07:00~10:00まで魚釣島と周辺の北小島、南小島の近海で実施した。 同海域の調査は2012年の東京都以来約10年ぶりで、同諸島を行政区域に持つ市は海洋基本計画に基づく環境調査としているが、日本の行政機関の異例の行為だけに中国側の反発も予想される。 調査中に中国海警局艦2隻が領海内に侵入して来たが、海上保安庁の巡視船8隻が間に入り安全を確保した。 2022.01.25 産経新聞(Yahoo) 空自機緊急発進、前年度上回る 防衛相「中国活発」 <2202-012516> 防衛省が25日、航空自衛隊機が緊急発進した回数が昨年4~12月の間に785回に上り、各年度の同期比では過去5年間で最多で、前年度1年間を上回るペースで増加したと発表した。 中国機に対する発進回数は前年度の合計を100回以上も上回った。 全体では中国機が73%、ロシア機が25%で、中国機は571回で前年度1年間の458回より113回も増えた。 2022.01.25 南日本新聞(Yahoo) 海自鹿屋基地 米軍の無人機部隊展開 「MQ9」7、8機 米兵100人超が駐留 中国軍の監視強化、春ごろから1年程度 日米政府検討 <2202-012504> 日米両政府が米軍のMQ-9 7~8機を鹿屋航空基地に一時展開する方向で検討していることが関係者への取材で24日に分かった。 早ければ春ごろから1年程度、運用や整備を担う米兵100名超の駐留を見込んでおり、今後地元自治体に協力を求めるとみられる。 南西諸島周辺で活動を活発化させる中国軍の監視強化が目的で、自衛隊基地への米UAVの配備は初めてである。 2022.01.08 共同通信(Yahoo) 中国、日本漁船への接近3倍に 尖閣領海、海警局の活動活発化 <2202-010804> 政府筋が8日、尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国海警局艦が日本漁船に接近した日数が2021年、前年の約2倍の計29日に増え、対象の漁船も3倍近くの延べ40隻超に上ったことを明らかにした。 中国は海警に武器使用を認める海警法を2021年2月に施行していることから、政府は活動の活発化に警戒を強めている。 2022.01.03 NHK 尖閣沖 中国海警局の船 日本漁船への接近 前年の2倍以上に <2202-010301> 海上保安庁によると2021年に尖閣諸島周辺の領海で中国海警局艦が日本の漁船に接近しようとする動きが確認されたのは18件で、2020年の2倍以上に増えた。 中国海警局の船が領海に侵入したのは34件で、前の年より10件増えた。 また、接続水域を航行した日数は332日で、過去最多だった2020年の333日とほぼ同じ水準となった。 ・中国 船の大型化進み 荒れた天候でも航行可能か ・専門家「巡視船の整備を」「乗組員の教育も必要」
(Yahoo)