2019.01.31 | 産経新聞 (Yahoo) |
中国が今月、艦船搭載レールガンの試験 2025年に実戦配備へ 米報道 | <1902-013102> 複数の米情報機関関係筋がCNBCに、中国による電磁砲の開発は2011年ごろに初めて確認され、2014~2017年に試験を重ねて射程や威力を向上させ、2017年末に艦船への搭載に成功し、2023年までに洋上での試験が完了し、2025年までに実配備できる見通しとなったことを明らかにした。 中国の電磁砲は初速がMach 7.5、射程は124哩で、1発$25,000~$50,000と推定され従来型火砲よりもコストが安いという。 |
2018.10.14 | Defense Update | The Army wants its cannons to reach 1,000 km | <1811-101405> 米陸軍がXM-907 155mm 58口径砲の自走型であるM-109A8 ERCA砲を開発した。 配備は2023年に開始され、これにより陸軍砲兵は射程70kmの精密射撃が可能になる。 陸軍は当面の目標を射程100kmとしているが、ロシアや中国のA2ADに対抗する射程1,000kmの戦略砲も考えている。 |
2018.03.12 | Aviation Week & ST | China's electromagnetic weapon surge | <1805-031208> 電磁式発射機 (EML) の開発競争で3月7日に中国がポールポジションを取った。 米海軍は2016年までに 高速輸送艦JHSVに電磁砲 (EMG) を搭載する計画であったが計画中止 を決めている。 しかしながら海軍はFY19にBAE Systems社の155mm EMGに$45.8Mを計上している。 またもう少し小型のEMGであるGA社の Blitzerの開発も続行している。 中国はEMLによる宇宙への発射装置を開発しているほか、射程200~600kmのEMGと、射程10~200kmの 自衛用EMG、更に射程10kmのレーザ砲を装備した"万能艦"を計画しているほか、ERL式の対潜魚雷発射装置や長距離CM 、射程600~1,000kmのBM発射装置も検討している。 |
2018.02.07 | Jane's Defense Weekly | China could be about to commence sea trials of electromagnetic gun | <1804-020703> 中国のウェブ上にType 072Ⅲ LSTの艦首部に電磁砲 (EMG) の旋回砲塔を搭載した画像が 流れた。 EMGの洋上試験が行われると見られる。 中国は艦載武器やレーダなどの試験艦として6,000tのType 909/Aを少なくとも2隻保有しているが、今回EMGの試験に LSTを使うのはType 909/Aでは電力供給能力が不十分EMG砲塔後方の甲板上に見られるISOコンテナ には発電機や蓄電池を収納していると見られる。 |
2018.02.01 | Defense News | Photos suggest China is prepping to test a electromagnetic railgun at sea | <1803-020105> 中国海軍が7,000tのType 072Ⅲ LSTに電磁砲を搭載した画像が公開されたことから、近く洋上試 験が行われる。 中国艦が電磁砲の試験にType 909試験艦ではなくLSTを選定したのはType 909の供給可能な電力 では電磁砲には不足するため、艦内に電源装置を搭載するに十分な余席のあるLSTを選定したと見られる。 その証拠に揚陸用の前方扉は溶接 でふさがれている。 |
2018.01.31 | China Defense | Breaking news: The PLAN Railgun is here and it is mounted on a ship | <1802-013105> 中国海軍がType 072Ⅲ揚陸艦海洋山に、次世代駆逐艦Type 055に装備する電磁砲 の試作品を装備した画像がネット上に流れた。 |
2017.10.10 | Yahoo | 時事通信記事 「電磁加速砲を開発=中国、初の公式確認」 |
<1711-101001> 中国の英字紙China Dailyが10日、中国の海軍工程大学が電磁砲(レールガン)の開発を進めていると発表した と報じた。 中国は電磁砲の研究に着手しているとみられてきたが、公式に確認されたのは初めてという。 |
2017.06.14 | Jane's Defence Weekly | US Navy recharges railgun development effort | <1708-061407> 米海軍が電磁レール砲(EMRG)試作機のFY19での野外試験開始を目指し、FY18に $93Mを要求している。 米海軍が目指しているのは32MJのEMRGで、初速2,000~2,500m/s、発射速度10発/分 で、射程100nmが目標である。 |
2016.11.21 | Inside Defense | Pentagon seeking prototype proposals for key HGWS component | <1612-112106> 米国防総省が超高初速砲(HGWS)の提案を要求した。 HGWSは現在の砲兵システムに追加装備する BM迎撃用システムで、提案を求めているのは18ヶ月間かけての試作と2018年までに試験を実施することになっている。 MDAはSCOに代わって企業に対し、費用対効果に優れる移動型システムの提案を求めている。 |
2016.06.26 | Defense News | US Navy keeps electromagnetic cannon in its sights | <1607-062602> 電磁砲(EMG)について、米国防総省内にはコスト高を危惧する意見もあるが、海軍は粛々 と開発を推進している。 EMGは銅合金からなるレールから、単価$50,000のHVP弾を Mach 7.5で発射し100nmを飛翔するが、発射には25MWの電力を必要とする。 |
2016.05.23 | Defense Update | Huge power containers to drive the future railgun at sea | <1606-052305> BAE Systems社は32MJのEMGを開発し、GA-EMS社も32MJのBlitzerを開発 している。 GA-EMS社は既に3MJ型を開発している。 これに対し海軍は64MJ型の配備を計画している。 発射する超高速弾(HVP)は従来弾に比べて費用対効果でも勝り、BAE Systems社が海軍研究本部(ONR)から開発を 受注している。 このHVPはEMGだけでなく艦載5吋砲や、陸軍の155mm砲からも発射でき、EMG から発射すれば100nm以上の射程になる のに対し、Mk45 Mod 4で発射すれば50nmの射程になる。 EMGはZumwalt級駆逐艦のAGS 155mm/62砲に替えて装備することが検討されているほか、C-RAM用としての 陸上 配備型も検討されている。 |
2016.05.03 | Stars & Stripes | Researchers looking to extend howitzer's range to more than 40 miles | <1606-050304> 米陸軍がM777 155mm砲の射程18哩を40哩以上に延伸することを検討している。 この計画に ついてニュージャージー州の陸軍Picatinny工廠は、改良型M777A2で誘導砲弾を発射することで、43哩を達成できるとし ている。 |
【註】 M777の射程はベースブリード弾(ERFB)で18.6哩(30km)であるが、M982 Excalibur誘導砲弾を使用すれば当面40km、ゆくゆくは50kmと言われ ている。 これに対しBAE Systems社は陸海軍共用の誘導砲弾としてMS-SGPを開発している。 |
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2016.05.02 | Inside Defense | Work: New hypervelocity gun could displace rail gun in next administration | <1606-050204> 米国防次官が2日、現国防長官は、超高速砲など中露に技術的優越を確保するための予算確保 を、次期大統領に引き継ぐと述べた。 |
2016.04.20 | Jane's Defence Weekly | DoD's third offset covers air defence, arsenal plane | <1606-042007> 米国防総省高官が4月12日に同省の'Third Offset'構想について述べ、超高速弾と従来型レーダを組み合わせた防空と Arsenal Planeを挙げた。 超高速弾については電磁砲で試験が行われてきた超高速弾がをM109A6 Paladin 155mm砲 を、海軍の5吋砲用に使用しようとするものである。 Arsenal Planeは大量の弾薬を航空機に搭載して遠距離から発射するもので、高ステルス(stealthier)機はFY20までの完成を目指している。 SM-6に対艦能力を持たせることで600発以上のASBMを保有することになり、更に Tomahawkに対艦能力を持たせる事も計画されている。 |
2016.03 | International Defence Review | GA-EMS to conduct further railgun tests | <1604-030004> GA-EMS社が3MJの電磁砲Blitzerに試作誘導装置を取り付けた発射試験を2015年12月にユタ州の陸軍施設で実施し た。 供試弾は30,000gの加速度と強い磁界に耐えた。 同社は2016年にも試験を続ける計画で、次回の発射試験は1Qに行われる。 米海軍も電磁砲の開発を進めており、5吋弾を電磁砲から発射する。 |
【註】 海軍の艦載電磁砲計画はGA-EMS社とBAE Systems社が受注を競ったが、2013年9月にBAE System社が受注しGA-EMS社は破れている。 |
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2016.02.18 | Stars & Stripes | Will the Navy test its futuristic rail gun at sea this year? | <1603-021804> 米海軍は2年前に、電磁砲を高速輸送艦JHSVに搭載し2016年に洋上試験を行うとしてき たが、今年になってこれが取り止めになる可能性が出てきた。 米海軍の水上戦責任者が、電磁砲は試験を行わないでZumwalt級駆逐艦の三番艦で最終艦であるLyndon B. Johnsonに直 接搭載した方が良いと述べており、17日にはNavy Sea Systems Commandの報道官が2016年の試験を延期するか否かを検討していると述べている。 |
2016.01.10 | Defense News | Navy's rail gun still headed to sea, but on which ship? | <1602-011006> 米海軍が電磁砲(rail gun)を暫定的に高速輸送艦JHSVに搭載する計画に変更はないが、 洋上試験の実施は早くても2017年になるという。 2016年に実施する計画はまだ変更されていないが、再検討が行われてい るという。 更に、電磁砲の計画責任者は2番目の搭載艦にDDG 1000級駆逐艦の三番艦で最終艦になるDDG 1002 Lyndon B. Johnson を考えているが、DDG 1002のAGS砲を電磁砲に変える決定はまだなされていない。 DDG 1000級は78MWの電源を持ち 、この大電力を電気推進と搭載武器に切り替えられるという。 |
2015.08.17 | Aviation Week & ST | Qiick draw | <1510-081708> また Boeing社と BAE Systems社に超高速弾 HVP の開発を発注している。 |
2015.08.05 | Jane's Defence Weekly | US Army eyes land uses of navy railgun | <1509-080508> 米海軍が2016年に、電磁レール砲 (EMRG) を高速輸送艦 JHSV の五番艦 Trenton に搭載するが、海軍長官は、あくまでも試験のための搭載であり、実用化にはあと数十年かかると述べている。 この EMRG について米陸軍は、防空用としての地上設置型に強い関心を持っている。 |
2015.02.06 | Military Times | U.S. Navy railgun makes public debut | <1503-020607> 米海軍が海軍将来技術展に、開発中の電磁砲を出品した。 この電磁砲は Mach 7 で弾丸を発射するという。 |
2014.06 | Inrternational Defence Review | Setting pulses racing: high-energy weapons get ready for sea | <1408-060017> 民需用ファイバレーザを Mk 15 Phalanx の砲架に搭載した AN/SEQ-3 LaWS は2012年7月に駆逐艦 Dewy に搭載 した試験で成果を挙げたことから、洋上戦略拠点艦 (AFSB) に搭載されてペルシャ湾に派遣されている。 ・電磁砲 当面50~100nm、最終的には220nmの射距離を目指す電磁レールガンは、2010年12月に100nm射程を満足する 32MJを達成し、2016年には双胴型高速輸送艦 JHSV-3 Millinocket に搭載して洋上試験が行われる。 当初は 20MJの単発であるが、2018年には連射砲の試験が行われる。 これに伴い2013年暮れには23-lbの高速弾 HVP の開発も $33.6Mで発注された。 HVP は単価$25,000を目指す。 海軍研究本部 (ONR) の計画とは別に海軍研究所 (NRL) は今年初めから1吋径の電磁砲を開 発しており、3月7日に発射試験を行っている。 |
2014.05.28 | Jane's Defence Weekly | Austal USA expects USN to buy more JHSVs | <1407-052803> 米海軍の双胴型高速輸送艦 JHSV を建造している Austal USA社が、現在計画されている10隻が18隻に 拡大されることを期待している。 米議会下院はFY15国防権限法で、JHSV を更に8隻追加する検討を行うよう求めている。 JHSV は既に3隻が納入され、4隻目が洋上試験の準備中である。 中でも JHSV 3 Millinocket は2016年に電磁砲 EMRG 試作機の洋上試験に使用されることになっている。 |
2014.05.07 | Jane's Defence Weekly | Subcommittee seeks BMD use for railgun | <1406-050716> 米議会下院軍事委員会 (HASC) が4月29日に公表したFY15国防権限法案では、MDA 及び SCOに対し電磁砲をミサイル防衛に使用する可能性を検討し、2015年11月までに報告するように要求している。 |
2014.04.08 | Yahoo | 時事通信記事 「電磁加速砲、洋上試験へ=輸送艦に据え付け―米軍」 |
<1405-040801> 米海軍が7日、FY16で開発中の電磁砲(レールガン)の試作機を最新鋭の高速輸送艦に据え付け、洋上実 証試験に入ると発表した。 レールガンは、火薬に代わり電磁エネルギーを利用して弾を撃ち出すため、発射される弾の速度(弾速)が従来方式に比べはるかに速く射程も長い。 海軍は、実用段階の レールガンの射程は200km以上、初速は Mach 7 以上に達すると見積もっている。 |
2014.01.22 | Jane's Defence Weekly | USN mulls CG-47 successor systems | <1403-012210> 米海軍が CG-47 Ticonderoga級に代わって2030年代に就役する艦の検討を行っている。 新型艦では、電 磁砲 (EMG)、レーザレーダ、DEW などの将来武器の装備が検討されている。 |
2013.12.18 | Jane's Defence Weekly | USN to demonstrate EM Railgun prototype at sea | <1402-121805> 米海軍が2016年に電磁砲の洋上試験を行う。 試験には揺れが少ないことを理由に双胴型高速輸送艦 JHSV が使用され、電源となる発電機と蓄電池は甲板下に収納される。 海軍の電磁砲は110哩の射程を目指している。 米海軍研究本部 (ONR) は、高発射速度と長寿命を目指した Phase 2 の電磁砲開発を、昨年 9月に$34.5Mで BAE Systems社に発注しているが、2014年に納入されて試験が開始される。 |
2013.10.30 | Jane's Defence Weekly | General Atomics unveils EMRG railgun | <1312-103003> GA社が米陸軍協会 (AUSA) の2013年総会で、Blitzer 電磁砲 (EMRG) の 陸軍型を公表した。 同社は、予算化されれば2~3年で製造できるとしている。 陸上型 Blitzer は射程80kmで、対砲兵戦や対空戦用であるが、SRBM の迎撃 にも使用できるという。 システムは車両4両に搭載される。 Blitzer は2010年に行われた試験で Mach 5 を記録しているが、米海軍は更に大型のシステムを開発しようとしている。 |
2013.09.25 | Jane's Defence Weekly | BAE takes EM railgun development forward | <1311-092509> 米海軍研究本部 (ONR) が進めている電磁砲(レールガン)計画の第2段階に、GA社を制し て BAE Systems社が選定された。 第2段階では2014年に試作品が納入され、連射が行われる。 このための 熱管理が大きな課題になる。 米海軍は電磁砲実配備の目標を2025年頃にしている。 電磁砲は Mach 7 以上で発射し、一旦空気抵抗の少ない大気圏外を飛翔したのち再突入して、Mach 5 以上で着弾させる。 当初の射程は50~100nmであるが、ゆくゆくは220nmにまで延長する。 |
2013.05 | International Defence Review | US reveals extent of derected energy forcus | <1306-050017> 100kW の SSL-TD 計画を推進中 ・海 軍 艦載レーザ砲 LaWSを、2014年初めに LPD に搭載して試験を開始。 2016年には更に強力なレーザ砲を駆逐艦、LCS などに搭載。 一方、DDG-1000、Arleigh Burke級駆逐艦、LCS などに装備する5吋砲と等価な電磁砲を開発中。 ・海兵隊 Oshkosh社製 HEMTT車に搭載する HELTD を開発中 ・空 軍 DARPA と共同で、液体レーザを使用した HWLLADS を開発中 |
2012.04 | International Defence Review | USN receives EM railgun prototype | <1205-040004> 米海軍が2月下旬に BAE Systems社から32MJ電磁砲を受領し試験を開始している。 海軍研究本部 (ONR) が2月28日 に、既に6回の発射が行われたことを明らかにした。 一方 GA社が試作している電磁砲も4月には納入される。 米海軍が現有の5吋砲に代えて装備する計画の32MJ電磁砲は、射程が5吋砲の13nmに対して50~100nmであるが、発射速度は20発/分に対して 10発/分と半分である。 |
2012.03.05 | Aviation Week & ST | Electric shot | <1204-030506> 米海軍が5吋艦載砲に替えて装備する電磁砲 (EMG、レールガン) が、徐々に 実用型に近付いている。 海軍研究本部 (ONR) は当初64MJで射程200nmの EMG を考えていたが、その後目標を32MJ で100nmに変更している。 ONR はバージニア州 Dahlgen の水上戦センタで、バス位の大きさの装置で2010年12月に33MJを実現しているが、現在 BAE Systems 社と GA社が試作している32MJ EMG は5吋砲に近いサイズと重量になっている。 ただ、5吋砲の発射速度が20発/分であるのに対し、EMG は10発/分が目標になっている。 BAE Systems社の EMG砲身長が10mで、既に試験が行われており、GA社の EMG も4月には納入される。 この試作機は2005年に開始 された開発の第一段階で、2017年を目標にした第二段階では強制冷却式 EMG を試作する。 |
2012.0215 | Jane's Defence Weekly | First EM railgun prototype readied at Dahlgren | <1204-021501> 米海軍研究本部 (ONR) が進めている電磁レールガン計画で、BAE Systems社と GA社が32MJの電磁砲 を試作し、BAE Systems社は1月30日に試作品を納入して2月下旬に試験が開始されている。 GA社の試作品も間もなく納入される。 海軍の電磁砲は最大速度 Mach 7 以上、射程は当初50~100nm、その後220nmを目指している。 発射された弾丸は速やかに大気圏外に出て空気抵抗を避けて飛行し、再突入後 Mach 5 以上で着弾する。 海軍は2020~2025年に実験室を出た試験を計画している。 |
2010.05 | International Defence Review | The return of directed energy weapons: new applications spawn global interest | <1008-050010> |
2010.01 | International Defence Review | Blitzer EM railgun takes step forward for air defence role | <1002-010006> GA社が開発している電磁砲 (EMG、レールガン) Blitzer の発射試験に成功している。 試験は米海軍研究本部 (ONR) からの$2.8Mで陸軍施設で行われ2009年末まで続けられる。 2010年の2又は3/四半期には空力形状をした弾の 発射試験が計画されている。 Blitzer の試験では1kgの弾丸に2MJをかけ、2,000m/sの初速を達成している。 Blitzer の発射する弾丸は数秒で10km到達でき、その際の 存速が従来の対空砲の初速程度であることから、同社は Blitzer を艦載及び陸上用の対空砲にも考えている。 同社は2009年4月に ACL 計画を$22Mで受注している。 ACL では34ヶ月かけて32MJで弾丸を発射し110nm (204km) 届かせる届かせようとしている。 射程200nmの初速は Mach 7.5 になる。 |
2008.04 | International Defence Review | New milestone for US electromagnetic gun research | <0807-040016> 米海軍研究本部 ONR の電磁砲研究所 EMLF が1月31日に、電磁砲 (EMG) による 10.64MJの記録を達成した。 EMG は4分間充電した後に発射され、初速2,520m/sに達した。 |
2008.02.06 | Jane's Defence Weekly | A projectile fired from the electromagnetic railgun ・・・ | <0803-020602> 米海軍 Surface Warfare Center が1月31日に、実験用電磁砲により初速2,520m/sを達成した。 これにより10.64MJの新記録を達成した。 |
【註】 米海軍は64MJの実用電磁砲を目指している。 |
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2007.11 | National Defense | Fast steel on target ? | <0724-110027> 技術課題は発電装置、システム構成品の素材等多岐にわたり、特に発射に必要な電力は600万A、射出エネ ルギーは64MJで、損失量を加味すると120MJを必要とする。 現段階では300万A、 9MJが限度で、射程は12~15nm程度と見積もられている。 |
2007.09.10 | Defense News | US Navy wants EM railgun on new cruiser | <0720-091008> 米海軍は CG(X) へ装備するため、2020年~2025年の IOC を目標とした電磁砲の基礎的な実証試験をFY-11 に予定し、新たな研究用発射装置を今月海軍試験センタで BAE社から受領する。 電磁砲は弾丸を Mach 7 で発射したのち、250nmを約6分で飛翔し GPS で誘導して 目標を破壊する構想であり、現在の出力は8MJであるが、新たな発射装置は32MJが可能となる。 技術的課題 は出力及び砲の耐用命数にあり、FY-11の段階では100回の発射に耐え、最終的には3千回の発射に耐える砲を めざす。 |
2007.07 | 世界の艦船 | 特集・ 米次期 DDG 「ズムウォルト」級を解剖する |
<0711-070001> ・Tumble Home 船型:全長183m、最大幅24.5m、排水量14,797t ・舷側配置 VLS:両舷各40セル ・複合材デッキハウス ・Dual-band レーダ:S-band VSR & SPY-3 X-band MFR ・AGS 砲システム 将来装備される電磁砲は、15kgの砲弾を初速2,500m/s (Mach 7) で発射し、最高点500,000ft (152km) を経て、6分間で370kmを飛行して、終末速度 1,700m/s (Mach 5) で弾着する。 |
2007.05.23 | Jane's Defence Weekly | Off the rails | <0712-052309> 開発の大きなステップとなったのは2003年4月に英国で行われた試験で、90mm弾を2,500m/s以上で発射し、7MJを達成した。 |
2006.10.16 | Inside the Navy | NAVSEA touts recent low-enargy test for Rail gun program | <0624-101604> 米海軍 NAVSEA は10月2日、新たに建設した NSWC (Naval Surface Wafare Center) で、電磁砲の低出力発射実験 に成功した。 試験では銅製レールを内蔵する内径90mmの発射機と8MJの砲口出力が可能な発電装 置が使用され、2.4kgの弾丸を830m/sで打ち出すことに成功した。 ONR では、2009年度までに32MJでの試験を予定、最終的には64MJの発電装置を設置 して開発を進め、2011年の CG(X) 搭載をめざしている。 一方で海軍内には、装備化は2020年以降と予想する否定的な意見もある。 |
2006.08.07 | Inside the Navy | Rail gun faces four main challenges; Focus on launcher for now | <0618-080703> 米海軍 ONR は、艦艇搭載用の電磁砲の実用化が2020~2025年頃になるとの予測を明らかにした。 開発は現 在基礎段階で、発射装置及び弾丸、電磁波のパルス形成方式、艦艇への組み込みの4項目がそれぞれ大きな技術課題となっており、FY-09 に開発移行の可否が審議される。 実大試作品の試験は、順調であれば2014~2015年以降に行われる。 |
2006.05.01 | Inside the Navy | McCullough: Rail gun will not be ready for ships until 2020 or 2025 | <0611-050103> 米海軍高官は、電磁砲の艦載時期が2020年~2025年頃になるとの見通しを明らかにした。 3年前に海軍は2011年~2013年頃には DD(X) に装備可能との予測を発表したが、現状では電源及び電力配分、電磁発射機構、発射弾の 開発等技術課題のほとんどが研究初期段階にある。 また、NRO は2014年~2015年まで、実大試作品の試験を行う予定がないことを明らかにした。 |
2006.02.08 | Jane's Defence Weekly | USN to develop fibre lasers | <0605-020804> 米海軍研究所によると、海軍は10年以内にポッドに収納し F/A-18 級の作戦機に搭載できる 100kW級ファイバーレーザを開発しようとしている。 このレーザは対地攻撃が可能で、再チャージなし に60秒間に20目標を攻撃できる。 再チャージの所要時間は15分である。 ファイバーレーザは SSL (Solid-Stale Laser) に比べ熱の処理が容易で構造も簡単 であるという。 海軍はこのほかに100kW 級 FEL (Free-Erectron Laer) の開発も進めており、将来は MW 以上を目指している 。 また電磁砲の開発も進めており、既に1/8モデルを試作していて、更に大型のモデルによる発射試験を計画し ている。 開発目標とする電磁砲は250nmを Mach 5.0 で7秒間で飛翔する弾を6~10発/分 で発射する物である。 |
【註:】 ファイバーレーザとは光通信などで使用している光ファイバのガラスに、希土類などのレーザ活性な元素を添加して、光ファイバ自身 をレーザ共振器にしようとするものである。 |
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2005.05 | International Defense Review | EM gun on the brink of fruition for land and sea applications | <0510-050002> 陸上型、艦載型電磁砲は実現間近の段階に来ている。 必要な高出力パルス発電機及び蓄電池は完成しており 、レールの摩耗及び砲口放電の問題も解決した。 あとはシステムの容積の問題だけである。 UT-IAT (テキサス大学 Institute of Advanced Technology) はフレシェット弾又はより小型の侵徹子弾を搭 載する15kgの砲弾を発射するシステムを考えている。 艦載型電磁砲としては砲口エネルギが64MJ、初速が2,500m/s、500km以 上を飛行し弾着速度が1,600m/sのシステムが考えられている。 陸上型電磁砲としては砲口エネルギが20MJ、初速が1,400m/s、100km以 上を飛行し弾着速度が700m/sのシステムが考えられている。 他の陸上型として UD社が開発を進めている電磁迫撃砲や、FCS Block Ⅱ の Line-of-Sight Ground Vehicle 搭載砲用にも検討が進められている。 対装甲用としては初速2,500~3,000m/sのロッド状弾が試験されている。 |
2005.01.27 | Inside the Navy | Navy official: Fewer DD(X)s could 'significantly' inflate Rail gun costs | <0505-012701> 米海軍当局は DD(X) 計画が縮小されても、開発中の電磁砲搭載方針を変更しない意向を明らかにした。 DoD は国防予算の削減に伴い、2隻の DD(X) を削減する方針だが、海軍は電磁砲が着上陸支援火力として極めて有効であるとして、開 発の存続を DoD と議会に働きかけていく。 電磁砲を1~2門試作するには$1Bを要すると見積もられ、搭載した場合 DD(X) の価格は更に膨らむこととなる。 開発構想によると、電磁砲の着弾速度は Mach 5 で、12発/分を発射、通常弾の3分 の1の到達時間で目標を正確に破壊する。 発射する弾体は20~40kgの円錐形金属弾で、姿勢制御用の尾翼を持つ。 |
2004.12.20 | Inside the Army | Army plans to demonstration Electromagnetic gun capability by 2010 | <0504-122001> 米陸軍は戦車搭載用の電磁砲を試作し、2010年までに各種技術実験を行う計画で、 FY-05予算として議会は陸海軍及び DARPA の共同研究に$56.6Mを配分した。 陸軍は口径25mmの発射弾により研究を行い、実験が順調に進めば更に10年をかけて FCS 車 両への搭載を目指す。 |
2004.12.13 | Inside the Navy | ONR issues Broad Agency Announcement for Rail gun technologyes | <0504-121304> 米海軍 ONR は電磁砲への適用技術に関する提案を求めるため、BAA (Broad Agency Announcement) を発簡している。 期限は2005年 12月31日までで、砲の口径、発射機及び発射弾の開発等についての提案を求めている。 運動エネルギは2~64MJ としている。 海軍は2009年までに32MJの地上発射システムを約$100Mで試作し、2012年までに64MJのシステムを$150Mで試作 する意向であるが、技術課題は発射機と電源の冷却、砲の耐久性、発射弾の誘導精度にある。 |
2004.12.13 | Inside the Navy | Rail gun seen as having uses beyond Naval surface fire support | <0504-121303> 米海軍の電磁砲開発当局は地上作戦部隊の支援だけでなく、対艦ミサイルの迎撃や、 特定の堅固目標の攻撃にも有効であることを示唆した。 電磁砲に使用する金属弾の速度は4~7km/sに達し、対艦巡航ミサイルに対し現有の Phalanx が毎分数千発を 発射するのに比し電磁砲は2~3回、数秒間の発射で対応が可能となる。 また、金属弾以外の弾種も検討中で、 地中の堅固な標的や散弾による地域攻撃も可能となる。 現在、電磁砲の近距離死界は75nmで、これより短い距離では弾体を正確に誘導することが困難とされ早急な解 決策が要求される。 |
2004.12.13 | Inside the Navy | NAVY,Army,DARPA,DDR&E to sign agreement on Rail gun development | <050-121302> 米海軍、陸軍、DARPA 及び DoD の DD&E (Director of Defense Research and Engineering) は、近日中に電磁砲の 共同開発に関する合意覚書を締結する。 これは議会のFY-04 DAA (Defense Authrization Act) の指示に基づくもので、海軍は発射システム、陸軍は電源システム、DARPA は発 射弾体の開発を主として担当し、DD&E が事業の全般管理を担当する模様である。 海軍は艦船搭載用を、陸軍は戦車搭載用をそれぞれ研究しており、情報を共有しつ つ要求に見合う装備開発を目指す。 |
2004.12.13 | Inside the Navy | Cohen floats idea of backfitting DDG-51 Destroyers with Rail guns | <0504-121301> Cohen米海軍研究所長は、Arleigh Burke級駆逐艦に電磁砲を装備することが可能であると述べた。 電磁砲は現在 DD(X) への搭載を主に、様々な技術課題を研究中であるが、DDG-51 の4基の LM 2500 ガスタービンエ ンジンのうち1基を電磁砲用にすれば、搭載できる可能性があるとしている。 電磁砲の研究は英国で試験を行っているが、2009年頃までに長射程の試験場を国内に建設する予定で、2009年 までには地上発射を、2012年までにはフルスケール試作品を艦載して試験を行う計画である。 構想によると、レールガンの射程は250nm以上で、最大速度はMach 7~8、 弾着速度はMach 5以上とされ、1分間に6~12発を発射し、命中精度 を3m以内としている。 艦船の弾倉には3,000発の収納を狙っている。 技術課題は発射する弾体とガンシステムの冷却及びレールの耐久性があげられている。 |
2004.11.08 | Inside the Army | Army receives $30 million to research Electromagnetic Gun technology | <0502-110803> 2005年度の防衛予算法で米陸軍の電磁砲に関する技術研究が正式に認められ、$30Mが充当されることが決まっ た。 予算法では海軍及び DARPA と共に高速、長射程の電磁砲について研究開発を継続することが認められ、その 総額は$56.6Mとなっている。 |
2004.09.27 | Inside the Navy | Navy official; Electromagnetic rail gun tested with 'Impressive' Force | <0422-092705> 米海軍は先月スコットランドで電磁レールガンの発射実験を行い、3枚の補強コンクリート壁を貫通破壊、4枚 目に損傷を与えた。 当局は細部の説明を避けたが、レールガンの弾丸効果は5in 砲の8倍以上とされ、実用化に一歩近づいた。 今年初め、海軍は2018年に就航を予定する DD(X) 2番艦へのレールガン搭載を目標に開発を進めていることを 明らかにしている。 |
2004.08 | National Defense | Navy will build electromagnetic gun test site | <0417-080001>
米海軍は、将来 DD(X) に装備する電磁レールガンを2010年までに開発する
ことを目指し、近日中にバージニア州の Naval Surface Warfare Center への試験施設の建設を開始する。 |
2004.03.01 | Inside the Navy | Navy official: Rail gun could resolve airspace deconfliction issues | <0406-030104> 米海軍は、DD(X) に将来搭載する計画の電磁砲は、友軍戦闘機の対地攻撃を制限することはないとの見解を明らかにした。 現在、5吋艦載砲は射程13nm、最大射高26,000ftで、戦闘機の行動には飛行制限区域の設定を必要としている。 これに対し EM レー ルガンは射程200nm、最大射高300,000ftで、飛行制限区域は艦艇周辺と攻撃地域にの み設定すれば良く、戦闘機の行動範囲は大幅に拡大する。 海軍は2018年頃の実用化を目指し、基礎研究を進めているが、技術課題は電力供給システムの開発で、 10秒に1発を発射する場合、15MW、5秒に1発では30MWを必要とし、これは DD(X) の推進電力に匹敵する。 発射する砲弾は15kgで鋼またはタングステンを用い、隕石の落下の様に施設や滑走路、道路に大きな損害を与 えることができる。 |
2003.09.01 | Defense News | U.S. Navy outlines big,stealthy DD(X) | 米海軍は先月、DD(X) の設計概要を初めて公表した。 説明によると DD(X) は全長600ft、幅70ftで排水量は14,000t、30ktで航行する。 船体はステルス性を考慮し、推進システムと発電システムを併用、80MWの出力が可能で、将来電磁砲の塔載も 視野に入れている。 乗組員は125~175名で、現在の Aegis艦の半分以下となる。 兵装は2門の155mm AGS、80セルの AVLS (Advanced VLS)、2門の40mm CIWS で、航空機は1機の MH-60R と3機の VTOL UAV を装備する。 |
2003.06.09 | Defense News | US Navy imagines electric-powered future |
米海軍は将来 DD(X) に装備する構想で、射程200nm、初速 Mach 7 以上の電磁砲(右図上)
と、CIWS に代わるレーザー砲の研究開発を進めている。 電磁砲は毎分6~12発を発射するため15~30MWを必要とするが、DD(X) はこれを可能 とする電力を供給することが出来る。 ちなみに Arleigh Burke 級駆逐艦では 約4MWが限界とされる。 4月下旬に英国で行われたスケールモデルの基礎試験で電磁砲は、初速 2,500/sec、射程1kmを記録している。(右図下) FY-04 以降予算が充当されれば海軍は 2015~2018年に装備化が可能とみており、DD(X) と CVN-21 空母に搭 載する意向を持っている。 レーザー砲の研究は構想段階で、開発の具体化は 2~3年先となる模様で、レーザー出力としては7MW級を狙っている。 |
2003.05.05 | Inside the Navy | Navy demonstrates hypersonic naval railgun during sea trial | 米海軍は 4月、スコットランドにある世界最大のレールガン試験施設 Kirkudbright で電磁レール
ガンの海上発射実験を行い良好な成果を得た。 試験は高出力電磁発射装置から8分の1 サイズの発射体10発を発射し Mach 6 を記録 した。 海軍は DD(X) に、将来射程250mileの電磁砲を装備する意向で、今回の実験が開発に向けての第1段階となる。 |
2003.04.16 | Jane's Defence Weekly | Electro-magnetic railguns: fire-support revolution | 米海軍は、将来において従来の砲に代わる武器として電磁砲の研究を進めている。 海軍の専門家によると15年以内に15kgのタングステン又は鋼製の弾丸を Mach5.0~6.0 で200nm飛翔させる技術が、実用化段階になる。 往く往くは1,000nm も可能であるという。 米陸軍は戦闘車両搭載型の電磁砲を何十年も研究しているが成功していない。 これは、必要とする64MJもの弾丸を飛ばすエネルギー 源を車両に搭載することが困難なためで、艦船には十分のスペースがある。 |
2003.03.31 | Inside the Army | Army researchers look to advance electromagnetic gun technology | 米陸軍は将来的に FCS 導入を目的として、次年度から2006年の間に
電磁砲 (Electromagnetic gun) の技術研究を行う。 基礎研究は 1980年以降 ARL (Army Research Lab) で続けられてきたが、予算が承認されれば、2004年から ARDEC (Armaments Research , Development and Engineering Center) に管轄を移して研究を進め、2006年に開発移行の可否を決定する計画 となっている。 電磁砲の初速は秒速6~12kmが可能とされ、軍は2010年の装備化を狙っているが、研究所では技術的にみて 実用化は2015年以降と見積もっている。 |
2002.12.19 | Inside the Pentagon | Navy chases vision of electric railguns wielding power of speed | 米海軍の NAVSEA は射程 200nm 以上の電磁レールガンの開発に向けて研究を進めており、
2008年の試験を目指し FY-04 予算案に $250M を要求している。 計画を担当している Electric Weapons Office によると発射体は重量 15~20kg、Mach 5 以上で 200nmを6~12分で 飛翔する。 現在の実験室レベルの基礎試験では電磁レールガンの出力は 8MJとされ、実用化には少なくとも 64MJまで上 げる必要がある。 海軍は将来的に DD(X) への艦載を視野に入れ検討を開始している。 |
2002.12.18 | Jane's Defence Weekly | US NAvy sees the 'light' | 米海軍は将来の艦載兵器として電磁砲や FEL (Free Electron Laser) に関心を持っている。 電磁砲は大気圏外から飛来するミサイル等の撃墜を目指して Mach 7.0~8.0 で発射され200nmを6分程度で飛 行する。 弾には小型の GPS/IMU が取り付けられ、目標に Mach 5.0 で激突する。 15~30MWと見られる電力の蓄電が課題であるが、海軍は5~6年後に技術検証を行いたいとしている。 実用型の出現には15年程かかる と見ており、DD(X) Flight 2 に間に合う。 米海軍は艦載のレーザ兵器としては、化学レーザ波長は湿度の高い海上には適さず、固体レーザより効率がよい FEL が適していると 考えている。 現在の FEL の出力は 2kWであるがまず10kWを達成し、2~3年後に100kWを達成して、 8~10年後にはフルパワーによる洋上試験を実施したいとしている。 |
2002.10.14 | Inside the Navy | Marines pursue electromagnetic gun as possiblity for MEFFV | 米海兵隊は ATD (Advanced Technology Demonstration) で電磁レールガンの研究を行い、
可能であれば次世代戦闘車両 MEFFV (Marine Air-Ground Task Force Expeditionary Family of Fighting Vehicle)
への搭載を行う検討を行っている。 海兵隊は 4~5年計画で総額 $50~$100M を投じて研究を行う意向を示しており、11月から12月に行われる DoD の承認決定を待ってい る。 MEFFV は 海兵隊の M1A1 及び LAV の後継となる軽量戦闘車両で 2008~2012年の装備を予定、陸軍の FCS 車両との技術共同について8月に MoU を締結している。 |
2001.06.20 | Jane's Defence Weekly | Counter-stealth in the USA | 米国の研究者は、ステルス機開発段階の初期から対ステルス及び対低識別化 (
CLO: Counter Low Observable) 技術の研究を併行して進めている。 これは主としてステルス機の脆弱性に起因する識別技術の研究であるが、同時に LO (Low Observable) 脅威対処もその目的となっ てきている。 CLO 技術は大きく通常レーダーの改善、ラジカルレーダー及びレーダー以外のセンサーの3つに区分される。 ・レーダーのアンテナを大きくする:海軍 YEZ-2A プロジェクト ・レーダーの帯域を大きくする:海軍 WARLOC プロジェクト ・低周波数及び超広帯域レーダーの開発 ・Bistatic レーダーの開発 |