2014年以降の J-20 戦闘機等に関する報道

2013年報道  2012年報道   2011年報道  2010年以前の報道

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2024.09.17
 06:12
乗りもの
ニュース

(Yahoo)

中国ステルス戦闘機「新型エンジン搭載機」の存在が明らかに! 各段に性能は向上している? <2410-091702>
 中国
PLA空軍が装備している第五世代戦闘機であるJ-20が国産エンジンであるWS-15ターボファンエンジンを搭載した鮮明な映像が、2024年9月8日に公開された。
 公式Xで公開したのは中国軍用航空研究者のアンドレアス・ルプレヒト氏で、「改良型J-20A試作1号は最初の鮮明な画像で2基のWS-15エンジンを搭載している」というコメントと共に画像を投稿している。
 現状のJ-20はロシアのSaturn AL-31ターボファンエンジンを搭載して飛行していたが、2019年に国産開発のWS-10Cに置き換えられた。
 WS-15はそのWS-10Cよりもさらに推力向上が図られており、アフターバーナーなしで、超音速で飛行が可能なスーパークルーズ機能を有している。
 同エンジンに関しては、2022年3月に一連の試験が終わったという報道があり、順次J-20の新生産タイプに順次搭載されていく予定とみられているが、今後、既存の機体に搭載されていくかについては、今のところ明らかになっていない。
2024.07.04
 16:22
RBC Ukraine Explosion in Sevastopol: Smoke seen over Cape Fiolent <2408-070411>
 7月4日の日中、セバストポリ市で激しい爆発が発生し、クリミアのTelegram Channelによると、爆発後フィオレント岬上空に煙が見えた。 同チャンネルによると、ロシアの電子戦システムが設置されている地域で煙が見られたという。 この事件を受けて、ロシアはクリミア大橋を封鎖した。
 これについて、ロシアの宣伝チャンネルは、爆発は弾薬の廃棄に関連していると主張している。 セヴァストポリのラズヴォザエフ知事は、艦隊が「訓練射撃」を行ったと述べて、爆発を説明した。
 ウクライナ軍は、クリミア半島のロシア軍施設を繰り返し攻撃している。 ウクライナ空軍司令官のオレシュチュク大将が報告したように、7月1日にウクライナ軍機がクリミアの弾薬庫を攻撃した。
 さらに、6月22日~28日に、ウクライナの守備隊はクリミア半島の宇宙追跡通信センターに損害を与えた。
2024.07.04
 13:29
Ukrinform 2023年5月以降「キンジャル」はキーウ市内の目標に到達していない=ウクライナ空軍大佐 <2408-070410>
 ウクライナ空軍第96地対空ミサイル旅団旅団長のヤレメンコ大佐が、ウクライナがPatriotを得てからは、キーウに対して発射された20発以上のKinzhalは全て迎撃できていると発言した。
 ヤレメンコ大佐は、「我々がBMに対して活動している時、それがKh-47M KinzhalなのかIskander-Mなのか48N(編集注:S-400で使われるミサイル)なのか、あるいはBastionから発射されたZirconなのかは、我々にとっては重要ではない。 我々にとっては、それはとにかく弾道飛翔する目標なのだ。 それがどのような経空脅威だったのかは、後から分析者、専門家が、一定の性質や破片の捜索を根拠に特定する。  一つだけ言おう。 ウクライナの首都に向けて発射された全てのKinzhalは、Patriotが配備されたと発表されて以降、全て成功裡に迎撃している。 2023年5月初旬以降、私たちの国の首都の領域内の目標に到達した弾道標的は1つもない。 20発以上がキーウに向けて発射されたが、全て迎撃されている」と発言した。
2023.07.12 Jane's Defence Weekly Iran tests new VHF radar at UAV base <2309-071206>
 Maxar社の衛星が3月2日から6日の間に、イランがSEI社製の
VHFレーダUAVの基地になっているイスタファンのKashan航空基地に設置したのを捉えた。
 このレーダはロシアのNebo-SVUをイランで製造したもので、RCSの飛行体を長距離で捕捉すると言う。
2022.10.20
 01:00
South China Morning Post Drones to become 'loyal wingmen' for China's advanced J-20 stealth fighter jets, state media reports <2211-102003>
 中国国営CCTVが10月12日、J-20のLoyal WingmanとしてUAVを活用する構想のCG画像を報じた。
 CGでは複座型J-20GJ-11 Sharp Swordと良く似たUAVが随伴していた。 複座型J-20が公表されるのは初めてで、操縦士のほかに武器操縦将校が搭乗する。
 GJ-11はコンパクトな形状で、陸上滑走路のほか飛行甲板からも発進でき、850gのCH-817弾2kgのFeihong-901 CMを搭載できる。
2022.04.27 Jane's Defence Weekly J-20 fighters start patrols in East and South China seas <2207-042711>
 中国
AVIC社が4月12日、J-20東シナ海南シナ海通常訓練の一環として哨戒任務についていることを明らかにした。 J-20は元々Saturn AL-31FNシリーズのエンジンを搭載していたが、少なくとも2019年9月以降は国産のWS10Cターボファンエンジンを搭載している。
 WS10Cを搭載したJ-20AはPLA空軍 (PLAAF) 第172航空旅団に配備されたが、2021年以降には北部戦区鞍山航空基地の第1航空旅団でも見かけられ、PLAAFには既に40機が配備されていると見られる。
 J-20は南方戦区広西チワン族自治区桂林麗江の第5航空旅団に装備されている。
2021.11.17 Jane's Defence Weekly Image emerges of CAIG's two-seat J-20 prototype in flight <2201-111712>
 10月28日に撮影されたとする複座型J-20A試作機の画像が11月5日に中国のWeiboに流れた。 この機は明らかに初飛行を終えたと見られる。
 複座型の名称は明らかにされていないためJ-20B、J-20AS、J-20Sなど名称が考えられる。
2021.11.03 Jane's Defence Weekly Images emerge of two-seat J-20 prototype <2201-1103003>
 中国のソーシャルメディアに10月26日、複座型J-20Aの試作機と見られる映像が流れた。 撮影されたのは成都市青羊区にある成都飛機工業公司 (
CAIC) 社の製造工場に隣接する同社の飛行場で、複座型J-20Aは黄色のプライまで塗装されていた。
 ただ、この機体には単座型のJ-20Aも装備している灰色のレドームは付いていなかった
2021.10.06 Jane's Defence Weekly .... and displays J-20A with domestic engines <2112-100604>
 中国
PLA空軍が9月28日~10月3日に開かれる殊海航空展の開会冒頭で、国産のWS10Cターボファンエンジンを搭載したJ-20A 2機による展示飛行を行う。
 J-20Aは2019年9月以来数機が成都にあるCAIG社の生産施設で確認されているが、一般に公開されるのは初である。
2021.04.28 Jane's Defence Weekly PLAAF equipping its 1st Air Brigade with J-20 fighters <2106-042810>
 4月9日に遼寧省の鞍山航空基地を撮影した衛星画像から、北部戦区第1航空旅団が老朽化したJ-11Bに替えてJ-20を装備したことが判明した。
 第1航空旅団のJ-20装備は(註:安徽省)蕪湖市の東部軍区第9航空旅団に次いで2番目で、衛星画像から鞍山のJ-20は初めて国産のWS10Cエンジンを搭載していることが分かる。
2021.01.13 Jane's Defence Weekly Upgraded J-20 variant may soon enter PLAAF service <2103-011313>
 1月1日に中国のオンラインフォーラムに改良型J-20の画像が掲載されたが、機体は黄色のプライマーではなく灰色の難視塗装がなされており、J-20改は間もなく
PLA空軍に配備される模様である。
 J-20改にはSaturn AL-31FNシリーズエンジンに替えて国産のWS10Cターボファンエンジンが搭載されている。 WS10CはJ-10CやJ-16が搭載しているWS10Bを元に開発されたエンジンで、142kNの出力を持つ。
2020.07.13 中央日報

(Yahoo)

中国、第5世代ステルス戦闘機の大量生産に突入 <2008-071302>
 香港のSouth China Morning Post紙が軍消息筋の話として13日、中国のJ-20がエンジンの推力を大幅に向上させたJ-20Bが大量生産に入ったと報じた。
 しかしこの消息筋は、WS-15エンジンはもう少し開発に時間が必要で、J-20Bは依然としてロシア製エンジンを使うだろうが、1~2年ほどあればWS-15の欠陥も解決が可能で、名実ともに第5世代戦闘機として誕生するものと予想した。
【註】
 J-20は試作段階で国産のWS10エンジンを搭載していたが、量産機にはロシア製のSaturn AL-31FNが搭載されていた。
 J-20Bは推力が大幅に向上したと言うことから、ロシアがSu-35に搭載しているAL-117Sエンジンの供給を開始した可能性もある。
2019.12.30 China Defense China finally closes the engine gap: 100% domestic jet fighter engines <2001-123004>
 最近公開された一連の画像から中国の戦闘機は既にロシア製のエンジンに頼っていないことが分かる。
 J-20は推力偏向方式 (
TVC) ではないWS-10Cを搭載しており、Salyut AL-31を搭載していたJ-10C、J-20などでは国産のWS-10シリーズを搭載している。
 J-20がTVCでないエンジンを搭載していることは以外であるが、AWACSの迎撃が任務のJ-20にはTVCは不要とも見られる。
2019.11.01 Jane's 360 Images show J-20 fighter fitted with new engines <1912-110106>
 10月下旬に中国のウェブサイトで公表された黄色のプライマーで塗装されたJ-20の地上及び飛行中のJ-20の画像で、エンジンが新型になっていることが分かった。
 搭載されたWS10A Taihangエンジンは鋸歯状の噴気ノズルを持ち、ステルス性が追求されていることが分かる。
2019.09.15 Record China 中国J-20戦闘機が新型国産エンジンを搭載、メディアは飛行性能の向上を強調 <1910-091503>
 新浪網が6月14日に、J-20戦闘機が新たな国産エンジンを搭載するようになったと紹介する記事を発表した。
 中国ではJ-20に搭載するためWS-15エンジンの開発が進められたがWS-15の開発は大幅に遅れた。 このため代替エンジンとしてWS-10やその改良型、ロシアのAL-31F系列のエンジンなどが検討されたが、結局はWS-10Bの改良型が選ばれたという。
 WS-10Bの改良型エンジンはWS-10Cとも呼ばれており、それまでのWS-10シリーズよりも推力が14.5t増加し、寿命も2倍の2,400時間に達したという。
【関連記事:1810-090601 (中央 2018.09.06)】
2019.08.07 Jane's Defence Weekly Image shows J-20s assigned to PLAAF combat unit <1909-080711>
 中国国営メディアが報じたJ-20のシリアル番号から、同機は蕪湖市を基地とする東武戦域軍第9航空旅団所属の実戦機であることが分かった。
蕪湖市 (Wuhu) の位置 (Google Map)】
 上海から長江を280km遡った蕪湖航空基地には第7及び第9飛行旅団が所在し、第9旅団は2001年からSu-30MKKを装備していた。
2019.07.24 Record China 中国大手航空機メーカーが開発中のステルス艦載機―中国メディア <1908-072401>
 新浪軍事が22日、中国の二大手航空機メーカーが空母艦載機の候補となるステルス戦闘機の開発に力を注いでいると報じた。
 記事は、中国国内のメディアが流した情報として、成都航空航天公司が現在J-20の艦載型の開発に取り組んでおり、新型空母の電磁カタパルトに対応できるよう改良が進められていると紹介するとともに、同社のライバルである瀋陽飛機廠もFC-31の艦載型への改良が行われていると報じた。
 中国軍関係者によると、2社は現在激しい開発競争を繰り広げており、機体の長さの縮小、空母のカタパルトシステムとの組み合わせが最大の課題になっているという。
2019.01.23 Jane's Defence Weekly China may be developing two-seat version of J-20 <1903-012305>
 中国国営Global Times紙が1月16日、復座型J-20が開発されていると報じた。 復座型J-20は戦術爆撃機電子戦機対空母攻撃機としての要求を満たすとしている。
 J-20の復座型はCCTVもCGIを報じており珍しくはないが、米国防情報庁 (
DIA) が最近発簡した報告書China Military Powerでは中国が長距離/中距離ステルス爆撃機を開発中としており、長距離ステルス爆撃機はH-20であるとして、中距離ステルス爆撃機は新たな開発計画が見当たらないことから、復座型J-20がこれにあたる可能性がある。
2018.11.28 Jane's Defence Weekly Aerial refuelling capability of China's J-20 confirmed <1901-112816>
 中国国営CCTVが放映した映像でJ-20が空中給油能力を持つことが確認された。 ただ、映像では給油プルーブが出入りする部分はモザイクをかけて分からなくしてあった。
 殊海航空展では国産のスラスト偏向エンジンを搭載したJ-10Bが公表されたが、J-10Bの設計主任は同様のエンジンがJ-20にも搭載されるかとの質問に対し、J-20でも既に同様の試みが成されただろうとの見解を示した。
2018.11.16 Jane's 360 KLJ-7A AESA radar being considered for China's J-20 fighter aircraft <1812-111604>
 中国の防衛企業筋によると、
NRIET社が殊海航空展にモックアップを出展したKLJ-7A機上レーダはJ-20用であるという。
 KLJ-7Aは今まで度々公表されてきたKLJ-7の改良型という。
2018.09.06 中央日報

(Yahoo)

中国、米国に対抗したステルス戦闘機「殲20」量産へ <1810-090601>
 香港のSouth China Morning Post紙が5日に複数の軍消息筋の言葉を引用して、中国がこれまで問題になってきたJ-20のエンジン欠陥問題を解決して量産体制に入ると見通しと報じた。
 中国は2004年にJ-20のエンジン試作品を完成させたが、速度を最高値まで上げるとタービンブレードの過熱により爆発 する事故が起きていたが、最近この問題を解決して陸上試験および試験飛行に成功したという。
2018.03.21 Jane's Defence Weekly China to develop J-20 variants, begin research on 'sixth-generation' fighter <1805-032109>
 中国国営英字紙China Dailyが3月13日、第13回全人代でAVIC社の科学技術担当の高官がJ-20戦闘機の新型を開発していることを明らかにした。  新型の詳細は明らかにされていない。
 AVIC社はFC-31の輸出を計画しているが、空軍はJ-20の輸出は認めないと見られるという。
2018.03.13 Jane's 360 China to develop new J-20 variants, begin research on 'sixth-generation' fighter, says report <1804-031311>
 中国日報が13日、中国がJ-20の新型第六世代戦闘機の開発を準備していると報じた。
 第13回全人代でAVIC社の科学技術担当副社長が国営紙に明らかにしたという。
2018.02.21 Jane's Defense Weekly PLAAF inducts J-20 into combat units <1804-022113>
 中国国防省が2月9日、J-20が部隊配備を開始したと発表した。 当初配備された機数については明らかにしなかった。
 報道官によるとJ-20は2017年11月に行われた "Red Sword" 演習に参加し、重要な任務に就いたという。
2018.02.09 Yahoo 産経新聞記事

「中国空軍、殲20の実戦配備を発表」

<1803-020903>
 中国空軍が9日、J-20を部隊配備したと発表した。 同機の配備を受け、東シナ海や南シナ海の海洋権益拡大に向 けた軍の動きが活発化する恐れがある。
 中国空軍はx最近、Su-35が南シナ海上空で訓練を行ったことも明らかにしており、軍備増強を着実に進めている。
2017.12.13 Jane's Defence Weekly Future Chinese carrier to operate J-20, J-31 stealth fighters, claims PLAN admiral <1802-121303>
 中国CCTVが12月4日、電磁カタパルト(
EMALS)を装備すると言われている建造中のType 002平甲板空母 は、J-15またはその改良型とともに、J-15と別の任務を担うためJ-20やJ-31ステルス戦闘機も搭載すると報じ た。
【註】
 J-20やJ-31はカタパルトで発進したとしても着艦するためには脚や機体の強化が必要で、拘束索をつかむフックも取り付ける必要があり、再設計に近い改修が 必要になることから、カタパルト発進したとしても陸上基地に着陸するのではないか。 そうなればどのようにしてJ-20等を空母に搭載するのかが問題である。
2017.11.01 Jane's Defence Weekly China's J-20 fifth-gen fighter moves into series production <1801-110102>
 国営中国中央TV (CCTV)の軍事チャネルであるChannel 4が10月23日、CAC社製J-20が間もなく量産に入ると報じた。 番組では過去最大 の5機のJ-20が体形を組んで飛行する様子が報じられた。
 番組で同社の代表は、2020年末までに100機以上を生産すると述べた。
2017.10.03 Record China 中国の最新ステルス戦闘機・J−20、軍の調達数は数百機規模、戦略的重要地域に配備か―中国メディア <1711-100302>
 人民網が9月29日、中国国防部新聞局局長で国防部報道官の呉謙上級大佐が9月28日の定例記者会見で、J−20はすでに 部隊に配備され、試験飛行が順調に進んでいると述べたと報じた。
 中国中央TVは軍事専門家の話として、J−20が東部沿岸や南シナ海などの戦略的に重要な地域に配備される可能性もあるとしたうえで、中国軍のJ−20の調達規模は 数百機になると予測しており、比較的安価なJ−31と混合運用することになるであろうと報じた。
2017.09.28 Yahoo 時事通信記事

「最新鋭戦闘機を実戦配備=中国国防省」

<1710-092803>
 中国国防省報道官が28日、J-20ステルス戦闘機の部隊配備を開始したことを明らか にした。 ただ、試験飛行は計画通り順調に進んでいるとも発言した。 搭載エンジンをロシア製から国産に切り替えたとの一部メディアの報道については確認を 避けた。
 2011年に初飛行に成功したJ-20は2016年の珠海航空展で一般公開され、今年7月に内モンゴル自治区で行われた軍創設90周年の閲兵式にも登場している。
2017.09.13 Jane's Defence Weekly Images appear to show China's J-20 has new engines <1711-091312>
 中国のオンラインフォーラムに載ったJ-20の画像から、J-20に新型のターボファンエンジンが搭載されたことが分かった。 J-20の 試作段階で国産のWS10エンジンを搭載していたが、量産機にはロシア製のSaturn AL-31FNが搭載されていた。
 今回の新型エンジンは排気口の形状から
TVCが行われる模様で、排気口の花弁がF-35搭載のF135エンジンと 似たステルス製を考慮した形状になっている。
2017.08.09 Jane's Defence Weekly China's J-20 fighter makes parade debut <1710-080911>
 中国軍が7月30日に内モンゴルの演習場で行った軍創設90周年記念パレードでJ-20が飛行した。 また J-16復座戦闘機、Y-20重輸送機も初披露された。
 このパレードには12,000名の部隊、100機以上の航空機、500両の装備が参加した。
2017.03.22 Jane's Defence Weekly J-20 has 'entered service', claims Chinese media <1705-032204>
 中国中央電視台(CCTV)が3月9日、J-20 2機が各種フォーメーションで飛行する映像と共に、J-20が就役したと報じた。 CCTV は就役機数を明らかにしなかったが、まだごく少数と見られる。
 一方、中国メディアは年内に相当数が配備されると報じている。
2017.03.10 Yahoo 産経新聞記事

「中国が次世代ステルス戦闘機『殲20』を実戦配備」

<1704-031001>
 中国国営中央TV (CCTV)が9日にJ-20が空軍に実配備されたと報じた。 J-20の配備が公式に確認されるのは初めてである。
 全国人民代表大会の開会期間中に配備を明らかにしたのは、国威発揚の意図もると見られる。
2016.11.09 Jane's Defence Weekly J-20 cameo creates more questions than answers <1701-110904>
 殊海で11月1~6日に開かれた航空展で、J-20が初公開されたが、公開されたのは開会式に合わせて2機が高速で通り抜け ただけで、性能開示を期待していただけに失望感が広がった。
 しかしながら2機のうちの1機は、通過後に短く垂直上昇を見せた。
2016.11.09 Searchina 中国のステルス戦闘機「殲-20」には「致命的な弱点?」=中国報道 <1612-110901>
 11月1日から6日にかけて行われた中国国際航空宇宙博覧会(珠海航展)で、J-20ステルス戦闘機が初めて一般に向けて公開 された。  中国の各メディアは、J-20は500~700機を生産する可能性があり、米国のF-22が試作機8機を含め 187機しか生産されないのに比べて、数で圧倒できると報じている。
 だが、米メディアForeign PolicyはJ-20のステルス性能について、前方部のステルス性は非常に高いが、排気口のステルス性能は低 く後方部には問題があると指摘している。
2016.11.01 Stars & Stripes China's J-20 stealth fighter makes public air show debut <1612-110106>
 殊海で開かれた航空展で1日、J-20が初公開された。  2011年に初飛行したJ-20は、既に少なくとも6機が生産されているという。
 一方中国は、2012年に初飛行し2014年の殊海航空展で公開されたFC-31を、F-35の対抗馬として売り込もうとして いる。
 殊海航空展ではこの他に、最大離陸重量200tのY-20輸送機や、MQ-9 Reaperを元にしたと見られるCH-5 UAVなども 展示される。
2016.10.01 朝鮮日報 中国が次世代ステルス機を来年実戦配備、日本の F35 に対抗 <1611-100103>
 中国共産党機関紙人民日報の電子版である人民網が27日、J-20戦闘機が来年初めに実配備されるものと見通しを報じた。
 J-20の実配備は航空自衛隊が10月にF-35を米国から導入し、在日米軍も来年1月からF-35を配備することへの対応と見られる。
【註】
 J-20の実配備は既定の計画で F-35 の配備とは関係なく、日米の F-35 配備の如何にかかわらず行われるはずである。
2015.08.23 Searchina 「J-20」搭載予定のエンジン「WS-15」に重大な進展か・・・すでに試験実施=中国メディア <1509-082304>
 新浪網が19日、
J-20 戦闘機への搭載が予定されている WS-15(渦扇-15)ターボファンエンジンの 開発で重要な進展があったとの見方を示す記事を発表した。
 記事は、2015年の「馮如航空科技精英獎(馮如賞)」の受賞者の1人が、貴州航空発動機研究所の黄維娜所長だったことに注目した。 馮如賞の授賞理由には、軍に重要な技 術保障を与える任務における傑出した貢献などと書かれていることから、記事は WS-15 の開発での重要な進展が認められたことが授賞につながったとの見方を示した。
2015.08.01 Yahoo Record China 記事

「次世代新戦闘機 J-20 の情報が突然消えた?!性能向上のため大改造か―中国」

<1509-080101>
 中国の鳳凰網が28日、
J-20関連情報が7ヵ月にわたり途絶える異例の事態に 米国は懸念を示していると報じた。
 試作1号機とみられる機体番号2001機が2011年初頭に初飛行して以来、たびたび試験飛行のニュースが伝えられ、これまでに4機の試作機が確認されているが、2014年末を最 後に消息が途絶えている。 このことから米国のメディアや軍事専門家は、現在の最新鋭機である J-11D のデータを基に 大幅な性能向上が進められている可能性もあると懸念している。
2015.07.25 Yahoo Focus Asia-記事

「中国の「J-20」4機が同時にテスト飛行、17年には量産開始か―カナダ誌」

<1508-072502>
 カナダの漢和防務評論最新号が、
J-20 4機が並行して飛行試験を行っていると報じた。 同誌によると、中国空 軍は飛行試験の間隔を短縮するよう求めており、2017年までにすべての飛行試験を終え、2018年までに LRIP を開始したいとしている。
 J-20 の試作機は垂直尾翼、主翼など複数ヵ所が手直しされ、最新のレーザ目標識別装置も搭載されて、対地攻撃能力がさらに強化されたという。
2015.06.06 Searchina 「J-20」戦闘機・・・やはり役立たず! 「WS-10」国産エンジンの搭載断念か=中国メディア <1507-060603>
 
J-20 は中国国産 WS-10 が推力不足のためロシア製を搭載すると環球網が報じた。  中国は1990年ごろに WS-15 の開発に着手したとされるが開発は難航していて J-20 に間に合う可能性は低いため、作機はロシアの旧式エンジンを 使用している。
 中国が新型 AL-117S を搭載した Su-35 を購入するのは、ロシアが AL-117S 単体の売却を拒否しているため、 Su-35 を輸入してそのエンジンを J-20 に搭載するためとの見方がでている。
2015.04.25 Searchina 「J-20」戦闘機、試作機の「形状」変わった!・・・「搭載エンジン」絞り込みか?=中国メディア <1505-042502>
 中国で開発中の
J-20エンジンとして有力視されたのはロシア Saturn社製の AL-31F だが、AL-31F の推力は F-22 が搭載する F119-PW-100 よりも推力が2割程度小さい。 このため J-20 には AL-31 の改良型 AL-41 が搭載されると の見方もある。
 しかしながらロシア製のエンジンは、オーバーホールを頻繁に実施せねばならず、最終的な寿命も短いとの弱点もある。  F119-PW-100 の寿命が4,000時間とされるのに対し、AL-31F は1,000時間とされる。 J-20 には中国製の WS-10WS-15 の搭載も念頭にあるとされるが、寿命などについてはロシア製エンジンよりも、さらに相当に短いとの見方が強い。
2015.03.01 Searchina 中国ステルス戦闘機『J-20』、もうすぐ配備か!?・・・動画発表、島の侵攻、空中給油などのシーンも <1504-030103>
 中国国防部が26日、
J-20 をはじめ、J-11J-10、JH-7、H-6、KJ-2000、KJ-200 などを紹介する約6分間の動画『勇者の天空』を公開 した。 動画では中国機が島の上空を飛び、航空機や艦船を破壊する様子や、空中給油を行う様子も紹介されて いる。
 中国海軍の尹卓少将はこの動画について、J-20 は間もなく配備されると説明した。
2015.01.14 Jane's Defence Weekly China tests Z-18A heavylift helicopter <1502-011410>
 中国は
J-206機試作しており、2017~2018年には IOC になると見られる。
 2009年と2010年に登場した機体番号2001と2010は初期型試作機であるが、2014年には実用型試作機4機を登場させている。 11月29日と12月18日 に登場した機体番号2013と2015は、2014年2月に登場した機体番号2011から更に改良されている。 この2013と2015は、試作に取り付けられる ピトー管がついていない
2014.02.25 Yahoo Searchina 記事

「中国戦闘機『殲20』、ステルス性能がさらに向上=軍事専門家」

<1403-022502>
 中国の軍事掲示板に、
J-20 の機体番号2011機が高速滑走試験を行っている様子を捉えた写真が投稿されたが、 人民日報が中国の軍事専門家の話として、機体の設計が調整されたことでステルス性能がさらに向上したとの見方を示した。
 この専門家は投稿された写真から、テールパイプを垂直尾翼とベントラルフィンの間に設置したことは赤外線放射を大幅に減らすことにつながり、これにより電波ステルス 、赤外線ステルス、光学ステルスのいずれも向上すると語ったと報じた。 更に写真では塗装が今までの黒色から灰色に変更 となっている。
2014.02.24 Yahoo Seachina 記事

「中国のステルス戦闘機『殲20』2011号機が高速滑走テスト実施」

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 中国の軍事掲示板に、
J-20 の機体番号2011機高速滑走試験を行っている様子を捉えた 写真が投稿された。 環球時報は、今後低速滑走を何度か行った後、初飛行を行うと報じた。
 J-20 は2011年1月にすでに初飛行したが、掲示板に投稿された2011号機の写真からは、全遊動式の垂直尾翼やベントラルフィン、空気取り入れ口が変更され、機首下部に光学 センサが取り付けられたことが見て取れる。
2014.02.20 China Defense Photos of the day: J-20 prototype 2011 <1403-022004>
(記事なし)

 
【註】
 中国が開発中の J-20 は、今まで機体番号2001(註:J-20 の01号機の意味の模様)と2002が報じられていたが、この写真は2011であること から、J-20 の試作11号機か、J-20 改1型の1号機とみられる。
【関連記事:1202-010503 (Defense News 2012.01.05)】