(Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo)
Maxar社が10月1日と2日にXAC社の(註:西安の)閻良飛行場を撮影した衛星画像にKJ-600艦載AEW機の試作2号機が写っていた。
HQ-17Aは2018年に公開されたFM-2000 SHORADの国内仕様である。 (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo) (Yahoo)
「電磁加速砲を開発=中国、初の公式確認」
中国軍が7月16日、無人補給車両の走行試験映像を公開した。
「中国、THAAD 専門担当ミサイル大隊新設…24時間戦闘準備態勢」
「中国『電磁気』装置配備! ミサイル防衛を無力化」
「中国、空中で航空機から発射するロケット開発へ=現地紙」
「独自のミサイル防衛網開発、中国国防省が認める」
「中国、ミサイル迎撃実験の映像を公開」
「中国、次期攻撃ヘリの開発開始 ステルス性備える=地元紙」
2024.12.31
06:00South China Morning Post
China rolls out world’s first military-proof 5G that can connect 10,000 army robots
<2501-123101>
中国が世界初の移動式5G基地局を発表し、厳しい試験に合格した後、現在、戦場での展開の態勢を整えている。
中国移動通信グループ(China Mobile Communications Group)と中国PLAが共同で開発したこの通信は、半径3km以内の少なくとも10,000ユーザーに、前例のない高速、低遅延、非常に安全で信頼性の高いデータ交換サービスを提供できる。
中国PLAの部隊が山岳地帯や都市部などの複雑な地形を時速80kmで前進し、電磁干渉にさらされている場合でも、システムは10Gbit/secの連続した総スループットと15mmsec未満の遅延を維持できる。
2024.11.08
10:08South China Morning Post
Chinese scientists propose ram-rotor detonation engine for hypersonic flight
<2412-110805>
中国の科学者が極超音速飛行用のラムローター爆轟エンジンを開発した。 中国の科学者たちは、連続推力を改善し、始動速度を遅くし、性能を向上させた極超音速エンジンの新しいコンセプトを提案し、ラムジェットをロータリー爆轟エンジンに組み込んだ。
清華大学の研究者たちは、ラムジェットベースのローターコンプレッサーと爆轟エンジンを組み合わせて、推進技術を進歩させると述べている。
爆轟エンジンは、従来の燃焼の代わりに爆轟波を使用して、熱サイクル効率と推進性能を向上させる。 構造がシンプルで推力重量比が高いため、多くの国で飛行試験に使用されていて、各種の爆轟エンジンが提案されているが、従来の設計にはそれぞれ制限があった。
斜めの爆轟エンジンは、非常に高い始動速度を必要とし、またロータリー爆轟エンジンは理想的な全圧ゲインを達成しない。
2024.08.07
Janes
Chinese Z-10 operates with new electronic warfare pod
<2409-080717>
中国は、回転翼機で使用するため改良されたKG300G電子戦ポッドの新しい派生型を開発した。
KG300Gは、以前に中国の高性能戦闘機と同一視されていたが、国営CCTVは8月1日に、ポッドの再設計型を装備したZ-10攻撃ヘリの映像を放映した。
Janesは、新しいポッド型は、戦闘機で使用するために設計された円筒形の流線型のボディを備えた基本型のKG300Gポッドより長さが短く、外観が異なると見ている。
新しいKG300Gは長方形の箱形をしているが、ノーズと後部のエッジは半球型をしている。 ポッドには、上部フレーム、取り付けピンの近くにヒートシンクが装備されており、電子機器の冷却をサポートするためのエアインテークも装備されている。 新しいポッドの正方形の取り付けラグのデザインは、回転翼機専用であることを示唆している。
更新されたKG300Gは、オリジナルのKG200Gを製造した国営の電子機器メーカーであるCETC社製のようである。
2024.07.07
22:00South China Morning Post
China’s new interception radar ‘can track 10 hypersonic missiles at Mach 20’
<2408-070708>
中国の科学者が、極超音速兵器の開発競争を激化させる技術の進歩を達成したと述べている。
清華大学電子工学科の鄭教授が率いるチームは、Mach 20で飛来する10発の極超音速ミサイルを前例のない精度で追跡でき偽目標も特定できるるレーダだと述べた。
シミュレーションで新しいレーダは、これまで不可能と考えられていた7km/secで飛翔するミサイルの距離を28cmの誤差で測定し、99.7%の精度を示したという。
レーダ信号を高精度に生成・解析して測定するには、電子を超高速で移動させる必要があり、回路基板が焼損する可能性があるが、鄭教授のチームは、レーダーにレーザを組み込むことで革新を起こし、主要なノード間の情報伝達を光速にまで到達させた。
その結果、以前よりもはるかに複雑なマイクロ波信号を生成および処理できるようになり、初めて超高速物体を正確に測定できるようになった。
この新しいマイクロ波フォトニックレーダーは600km以上の探知距離を誇っていると、広西チワン族自治区大学のZheng氏と共同研究者は5月24日付けで中国語専門誌「Optical Communication Technology」に掲載された査読付き論文で述べている。
マイクロ波フォトニックレーダは小型軽量で、SAMや航空機への搭載に適しており、一部の軍事専門家は、次世代のFCSレーダのキーテクノロジーであると考えている。
【註】
2023.10.13
10:04中央日報
中国、世界で最も速いスパコンよりもはるかに速いコンピュータ開発
<2311-101306>
中国Global Timesが12日、中国が世界で最も速いスーパーコンピュータよりも1京倍速い量子コンピュータを開発したと報じた。
この報道によると、中国科学技術大学の研究チームが中国科学院傘下の上海Micro Systemsなどと協力して、光子数が255からなる量子計算プロトタイプ九章3.0(九章三号)の構築に成功したと発表した。
研究チームが開発した量子コンピューティングの性能は世界で最も速いと言われているスーパーコンピュータに比べてGaussian Boson Sampling問題の解決速度が1京倍速い。
研究チームの該当の研究結果は米国物理学会が発刊している国際学術誌Physical Review Lettersに発表された。
2023.06.08
10:06中央日報
中国、世界最大「風洞」完工、米国の5倍…「極超音速武器開発に必須」
<2307-060805>
South China Morning Post (SCMP) が7日、中国が世界最大の極超音速風洞を完成させ、極超音速武器や極超音速航空機の開発などに活用することができるようになったと報じた。
SCMPによると、中国力学研究所は2日声明で、北京に設置したMach 30の模擬が可能な直径4mの風洞JF-22に対する最終評価を実施したと明らかにした。
2023.03.15
11:39毎日新聞
中国軍が347基の情報収集衛星を運用 米宇宙軍が明らかに
<2304-031507>
米宇宙軍作戦部長のサルツマン大将が14日に上院軍事委員会の戦略軍小委員会の公聴会向けの書面で、中国人民解放軍が347基のISR衛星を運用していると明らかにした。 2021年末の260基から大幅に増加している。
民間衛星も活用した米軍のISR能力に迫っているとみられ、サルツマン大将は公聴会で「中国とロシアは宇宙領域での米国の優位を弱めようと動きを強めている」と警戒感を表した。
2022.11.23
Jane's Defence Weekly
AECC shows thrust vectoring engines
<2302-112307>
中国のAECC社が殊海で11月8~13日に開かれたAirshow China 2022で、2DのTVCノズルを持つターボファンエンジン2基を公開した。
AECCのパビリオンには6基のエンジンが展示されていたが、国営環球時報が11月10日に5基のエンジンはTaihangファミリーであると報じた。
Janesの資料によるとTaihangはLiming Engine Manufacturing CorporationのWS-10 2軸ターボファンエンジンと関連がある。
2022.03.30
Jane's Defence Weekly
Chinese shipbuilder unveils new unmanned combat surface vehicle
<2206-033012>
中国CSSC社が3月上旬にサウジアラビアのリヤドで開かれたWorld Defense Show (WDS) 2022で340tの戦闘USV (UCSV) を公開した。
このUCSVは全長58m、幅18.1m、喫水6.2mで速力42kt、航続距離4,000nmの性能を持つ。
装備としてはミサイル2発を並装した20/30mm砲、SAMを発射する8セルのVLS 2基とYu-7/ET-52 324mm軽魚雷を発射できる魚雷発射管を装備している。
更にSchiebel社製S-100 Camcopterと似たUAVの飛行甲板を持つ。
2023.02.15
Jane's Defence Weekly
Thai Navy displays FK-3 air-defence system in latest procument
<2304-021505>
タイ海軍が中国から購入したFK-3 SAMを公表した。 FK-3は中国軍のHQ-22中長距離SAMの輸出仕様で指令誘導とSARHで誘導される。
射程はHQ-22の170kmより短い100kmである。
HQ-22はHQ-2の後継のホットロンチ(註:発射筒内でロケットモータに点火)で最大速度1,500m/s、射程100~170kmで、HQ-12/KS-1Aと同様にH-200レーダで誘導される。
2021.12.20
ロイタ通信
中国、ペブルベッド型高温ガス原子炉が稼働 CNNC が開発
<2201-122004>
中国の山東省で、中国核工業集団公司 (CCNNC) が開発したペブルベッド型高温ガス炉 (PBR) の原子力発電所が稼働した。
CNNCが20日に明らかにしたところによると、Shidaowan原子炉事業の1号基の総発電能力は200MWで2号基は現在建設中である。
【註】
同様の原子炉は米国でも小型可搬原子炉開発計画Project Peleとして開始している。
2021.10.13
Jane's Defence Weekly
XAC builds second KJ-600 carrier-capable prototype
<2112-101302>
2020年6月24日には緑色のプライマーで塗装された試作1号機が写っていた。
2021.09.01
Jane's Defence Weekly
China's new hypersonic wind tunnel at Huairou expected to be ready for use next year
<2111-090102>
中国国営CCTVが8月22日、北京市懐柔区の中国科学技術大学機械工学研究所に建設されたJF-22超高速風洞が2022年には稼働すると報じた。 JF-22は高度40km~100kmを模擬した環境でMach 30までを実現できるという。
JF-22は2012年以来使用しているMach 9を実現できるJF-12超高速風洞を発展させたものという。
2021.03.17
Jane's Defence Weekly
.... and clears HQ-17AE system for export
<2105-031708>
中国国営環球時報が3月7日、HQ-17A SHORADの輸出仕様HQ-17AEを報じた。
2021.01.13
Jane's Defence Weekly
Upgraded J-20 variant may soon enter PLAAF service
<2103-011313>
1月1日に中国のオンラインフォーラムに改良型J-20の画像が掲載されたが、機体は黄色のプライマーではなく灰色の難視塗装がなされており、J-20改は間もなくPLA空軍に配備される模様である。
J-20改にはSaturn AL-31FNシリーズエンジンに替えて国産のWS10Cターボファンエンジンが搭載されている。 WS10CはJ-10CやJ-16が搭載しているWS10Bを元に開発されたエンジンで、142kNの出力を持つ。
2020.10.21
Jane's Defence Weekly
More details emerge about detection capability of Type 055 destroyer's radar
<2012-102109>
中国国営Global TimesがType 055駆逐艦が対衛星能力を持つと報じたのに続いて、CCTVが搭載レーダは低軌道衛星を捕捉する能力を有すると報じた。 ただCCTVはType 055がHHQ-9B長距離SAMを装備しているかについては明らかにしていない。
Type 055はType 052Dが装備しているDragonEyeと同形状の四面アンテナを装備しているが、約40%大きくなっている。 Type 052Dが装備しているH/LJG-346AレーダはC-bandとS-bandの2帯域レーダであるが、それより大型のH/LJG-346Bは、対ステルスに有効な更に低い周波数帯をカバーしている可能性がある。
2020.10.07
Jane's Defence Weekly
Chinese HQ-17A SHORAD systems 'armed with new surface-to-air missile'
<2012-100710>
中国CCTVが9月27日、PLA陸軍が2020年初めから新型SAMのHQ-17Aを装備していると報じた。 HQ-17AはHQ-17の6×6車搭載型でCCTVでは内モンゴルで行われた演習で第78軍団の混成旅団に所属する防空大隊がHQ-17Aによる射撃を実施したと報じた。
HQ-17Aはロシアの9K330 Tor-M1/M2を近代化したSHORADであるが、Tor-M2がミサイルを16発搭載しているのに対しHQ-17Aのミサイル数は8発搭載である。
HQ-17Aは現在装備しているHQ-10Aより改良され、僅かに広い覆域を有するという。
2020.10.07
Jane's Defence Weekly
New handheld counter-UAS weapon operated by PLAGF
<2012-100707>
中国CCTVが9月24日、PLA陸軍第80軍団の兵士が軽量型C-UAV jamming装置を取り扱っている映像を報じた。
2020.08.19
Jane's Defence Weekly
More details emerge about new Chinese helo-launched ATGM
<2010-081904>
中国国営メディアが8月6日、陸軍第83軍集団第161攻撃飛行旅団所属のZ-10がBA-21と見られる新型ATGMを発射したと報じた。
Z-10は少なくとも1機のZ-19Aと飛行しており、Z-19AはLockeed Martin社製AN/APG-78 Longbowと似たマスト搭載ミリ波レーダを装備している。
2020.08.12
Jane's Defence Weekly
Serbia purchases Chinese FK-3 air-defence system
<2010-081206>
セルビアが中国からCASIC社製FK-3中距離SAMを3個中隊分購入する。
FK-3はHQ-22の輸出仕様で、戦闘機、ヘリ、大型UAV、CM、TBMを撃墜する。 射程は100kmとHQ-22の170kmより短いが、50~27,000mの射高を持つ。
導入後のFK-3はPantsyr-S1E 1個中隊やS-125MIT Neva-M、2K12 Kub-Mなどをユーゴスラビア時代から装備している第250防空ミサイル旅団が装備する。
2020.07.21
China Defense
Ground force TOE update: 115th Combined-Arms Brigade upgraded with HQ-17A "Sino Tor" low to medium altitude VLS SAM
<2008-072113>
2020.06.23
時事通信
中国版GPS「北斗」完成 最後の衛星打ち上げ成功
<2007-062306>
中国国営中央テレビによると、中国版GPSの北斗を構成する最後の衛星1基が23日に打ち上げられ、予定軌道への投入に成功した。 試験を経て運用に入れば、米国のGPSに依存しない中国の軍民共用インフラが完成する。
最新の北斗3号システムは2017年11月に最初の衛星を打ち上げて以降、わずか2年半で30基体制を構築し、経済圏構想「一帯一路」のインフラ整備などにも活用が広がっている。
2020.06.10
Jane's Defence Weekly
Image released PLAAF J-16 armed with YJ-91 missile
<2008-061007>
YJ-91 ARMを搭載した中国空軍のJ-16の画像がネット上に流れた。 J-91自体は新しいものではなく今までもJH-7A、J-10B/C、J-15、Su-30MKKなどに搭載された画像は公開されているが、J-16に搭載された画像は初めてである。
J-16は今までPL-10やPL-15などのAAM、KD-88 ASM、YJ-83K対艦ミサイルを装備した画像が報じられてきた。
YJ-91はロシアのKh-31Pをライセンス生産したもので射程120kmのARMであるが、射程を50kmにした対艦型のYJ-91Aも報じられている。
2020.06.10
Jane's Defence Weekly
China's large-scale tronsonic wind tunnel fully opetational
<2008-061006>
中国AVIC社が5月26日、2012年から建設していたFL-62遷音速大型風洞が完成したことを明らかにした。
FL-62は2.4mのチェンバに連続吹き出しができるという。
2020.05.27
Jane's Defence Weekly
PLAGF units training with new vehicle-mounted EW systems
<2007-052705>
中国国営CCTVの7チャネル (CCTV7) が5月10日、2019年10月1日の閲兵式で公開された中国陸軍の車載電子戦装置が既に配備されている映像を放映した。
装置は2種類の伸縮型アンテナを持ち6×6車に搭載されている。 CCTV7では5両が写っているがその内の2両がマストを伸ばしていた。
システムはVHF/UHF/SHFの傍受と方探を行い、通信ESMを行う。
2020.04.22
Jane's Defence Weekly
China's transonic wind tunnel achieves milestone
<2006-042204>
中国AVICM社が4月1日にウェブ上で、大型遷音速風洞FL-62が稼働に向けた主要な試験に合格したと発表した。 80MWのコンプレッサを有するFL-62に連続送風式で、2.4m×2.4mの試験空間をMach 0.3~1.6で送風できる。
中国は大型高速風洞の建設に力を入れており、超高速飛翔体試験用にMach 2.5の風洞を建設中という。
2020.03.17
Jane's 360
HQ-9B SAM battery deployment identified north of Beijing
<2004-031705>
民間衛星が3月12日に撮影した画像から、中国軍が改良型HQ-9B SAMの5番目の中隊を配置したことが明らかになった。
中隊は第22 SAM旅団隷下の第55大隊に所属し、北京北方に駐屯して今までHQ-2を装備していた中隊である。
2020.03.11
CNS=AFP
54基目の衛星打ち上げ、北斗測位網の完成まであとわずか 中国
<2004-031103>
中国が3月9日19:55に西昌衛星発射センタから長征3号乙型SLVを使い、北斗測位システムの54基目となる衛星の打ち上げに成功した。 北斗測位システムの構築は、北斗1号、2号、3号システムの3段階を経る計画となっていて、現在は北斗1号の4基は試験衛星で全て退役し、北斗2号の1基目の衛星から起算すると、これまでに54基を打ち上げており、完成まであとわずかとなった。
北斗3号世界測位システムは、24基の中高度軌道、3基の静止軌道と3基の傾斜軌道の合わせて30基の衛星から構成される。 今回の衛星は29基目、地球静止軌道のものとしては2基目となる。
2020.01.08
Jane's 360
China aiming to procure airborne laser-based weapon pod
<2002-010810>
中国人民解放軍の兵器調達web siteであるweain.mil.cn,が、ポッドに収納して航空機に搭載するレーザ兵器について提案要求 (ITT) を公示した。
国営Global Timesはこのレーザ兵器をレーザ攻撃ポッドと呼んでいる。
2019.12.30
China Defense
China finally closes the engine gap: 100% domestic jet fighter engines
<2001-123004>
最近公開された一連の画像から中国の戦闘機は既にロシア製のエンジンに頼っていないことが分かる。
J-20は推力偏向方式 (TVC) ではないWS-10Cを搭載しており、Salyut AL-31を搭載していたJ-10C、J-20などでは国産のWS-10シリーズを搭載している。
J-20がTVCでないエンジンを搭載していることは以外であるが、AWACSの迎撃が任務のJ-20にはTVCは不要とも見られる。
2019.12.27
NHK
中国版 GPS「北斗」の関連製品 120か国余りに輸出
<2001-122703>
中国政府の高官が、GPSに対抗して中国が開発している、位置情報システム北斗の関連製品が120余りの国と地域に輸出されているとして、国際的に普及が進んでいると強調した。
北斗は2012年に運用を開始し、2018年12月からその範囲を全世界に拡大していて、2020年6月までに衛星を更に2基打ち上げて北斗のシステムを完成させる。
2019.11.20
Jane's Defence Weekly
Image show PLANAF J-15s armed with KD-88 and YJ-91 missiles
<2001-112003>
中国CCTVが11月上旬に報じた荒地村航空基地の映像に映っていたに少なくとも2機の海軍航空隊所属J-15が、KD-88 ASMとYJ-91 ARMまたはYJ-91A対艦ミサイルとみられるミサイルを搭載している画像があった。
2019.12.18
Jane's Defence Weekly
Norinco making synthetic diamonds for potectial use in laser-based weapons
<2002-121811>
Global Times紙が12月4日、北京で開かれた国際宝石展にNORINCO社がレーザ兵器に使用する人工ダイヤを展示したと報じた。
別のメディアによると同社が展示した人工ダイヤは1~22カラットの各種サイズで、レーザ兵器に使用すると各種波長の光を発することができるという。
2019.11.06
CNS=AFP
中国が49基目の北斗測位衛星打ち上げに成功、世界ネット構築へ重要な一歩
<1912-110602>
中国が11月5日01:43に西昌衛星発射センターから長征3号乙SLVで49基目の北斗測位衛星を打ち上げた。
今回の衛星の打ち上げ成功で、北斗3号システムは3基のIGSO衛星(傾斜対地同期軌道衛星)がすべて打ち上げ完了し、2020年北斗3号の世界ネットワーク構築へ確かな一歩が記された。
2019.08.14
Jane's Defence Weekly
China's VT5 tank to be fitted with APS
<1909-081413>
中国Global Times紙が8月4日にCCTVの報道を引用して、NORINCO社がVT5軽戦車にAPSを装備しようとしていると報じた。
2019.08.06
Jane's 360
China's VT5 tank to be fitted with active protection system
<1909-080608>
中国Global Tomesが8月4日にCCTVの報道を引用して、NORINCO社がVT4軽戦車にAPSを装備すると報じた。
2019.06.05
Jane's Defence Weekly
China deploys more JY-27A anti-stealth radar systems
<1907-060510>
中国が国営CETC社が開発したJY-27A対ステルス (CVLO) レーダの空軍への配備を加速させている。
DigitalGlobe衛星2018年中頃から2019年初めにかけて撮影した画像でHekouとYanbianで確認された2基を加えて既に10基が配備されていると見られる。
2019.06
International Defence Review
As China claims terahertz radar advances, experts see the potential and potfalls
<1908-060002>
中国が3月に、地上防空用の強力なテラヘルツレーダを開発したと発表したが、専門家は小型のシステムになら使用できるだろうとしている。
テラヘルツとは300GHz~3THzのことで波長は1mm~100μmである。 一般にレーダは波長が長いほどアンテナが大きくなるものの長距離性能に優れるため、長距離用レーダでは3MHz~30MHzの長波長のHF波が使用されることもある。 これに対し40GHz~400GHzのミリ波レーダはアンテナが小型化できる反面、捕捉距離は犠牲になる。
2019.05.28
Jane's 360
China expands deployment of JY-27A anti-stealth radar systems
<1906-052807>
中国がJY-27Aメートル波レーダを新たに2基新設し、合わせて少なくとも10基のJY-27Aが配備された。
JY-27Aは対ステルス性を狙ってCETC社が開発生産したレーダである。
【註】
メートル波とは波長が1m~10m、周波数が30~300MHzのマイクロ波で超短波 (VHF) と呼ばれる。
ステルス機は主として射撃統制 (FCS) 用レーダの10,000MHz (10GHz) を対象にステルス性能を確保しているため、VHF波に対してはその性能を発揮できない。
また一般的に、波長の長いRF波に対しステルス性能を確保するのは難しい。
2019.05.01
Jane's Defence Weekly
New Chinese combat aircraft engine developed and tested in 18 mounths
<1906-050103>
中国国営Global Timesが4月17日、中国ガスタービン研究所 (GTRI) が18ヶ月かけて戦闘機用の新型エンジンを設計試作し試験を行っていると報じた。
ただこのエンジンの名称も詳細も明らかにされていない。
2019.04.29
時事通信
軍用水陸無人艇を開発=南シナ海に配備か-中国
<1905-042904>
中国紙の科技日報が29日、中国企業が世界で初めて開発した水陸両用軍用USV/UGVのウミイグアナが軍に納入されたと報じた。 複数の兵器を搭載し、揚陸作戦や沿岸警備、島嶼の飛行場防衛などに利用するという。 就役時期や部隊は不明だが、中国が軍事拠点化を進める南シナ海に配備されるとみられる。
ウミイグアナはアルミ合金製の船体で、長さ12m、幅4.14mで機関銃2丁や垂直発射装置を装備し、対艦、対空攻撃を行える。 水上速力は50ktで、衛星を使って遠隔操作するが自律的に障害物を避けて移動することもでき、無人島に6~8ヶ月潜伏した後、作戦を開始することも可能という。
2019.04.24
Jane's Defence Weekly
China amphibious USV emerges
<1906-042401>
中国国営CSIC社が4月8日にWeiboで、子会社の武漢造船が水陸両用のMarine Lizard USV/UGVの受領試験に合格したと発表した。 2018年11月の殊海航空展で初公開されたMarine Lizardは2019年末までに開発を完了するという。
アルミ合金製の船体は全長12~13.5m、全幅4.14m、重量14.7t、喫水0.55mでディーゼルと電気のハイブリッドでウォータージェットで推進する。 また水上と陸上走行用に取り外し可能な履帯も装備している。
全自動走行用に設計されているが、50km以内であればLOS通信、それより遠方であれば衛星通信を使って遠隔操作もできる。
2019.04.17
Jane's Defence Weekly
China enhances South China Sea surveillance capabilities
<1906-041704>
中国軍のウェブサイトChina Military Onlineが4月1日、南シナ海に新システムIIFPを設置したと報じた。 IIFPは島礁情報システムIRBISを構成する直径18m高さ12mのドーム状装置で、26m×12mの筏に乗せられて錨泊して水深60~4,000mにセンサを下げるという。
2019.04.17
Jane's Defence Weekly
Chinese navy trials laser weapon
<1906-041702>
中国の新浪新闻 (Sina news) のウェブサイトが4月5日にCCTVを引用して、中国海軍がレーザ兵器の試作品を試験していると報じた。 その詳細は明らかにされていないが、同紙によると車載型は沿岸防衛中隊に装備し、艦載型はHHQ-10 SHORAD SAMの代わりに装備され、5kmの射程を持つという。
中国は各種車載レーザ兵器を装備していて、2017年末にはUAVを300mで撃墜している。 また同年にアブダビで開かれたIDEX展でSilent Hunterファイバーレーザー兵器を発表し、2018年の中国航空展ではLW-30路上走行型レーザ兵器を公表している。
2019.04.10
Jane's 360
Chinese navy trials laser weapon
<1905-041005>
中国海軍がレーザ兵器試作機の試験を行っている模様で、その様子が中国のネット上に中国中央電視台 (CCTV) の番組から切り取られた画像で流れている。 レーザ兵器の画像では大径レンズのほかに小型の装置も写っていてこれらは追随装置と見られる。 画像の中には近くに発電機搭載用トレーラと見られる車両と海軍の軍服姿の人間が写っている物もある。
このレーザ兵器はトレーラ搭載型が沿岸警備用で、艦載用は射程が5km程度でHHQ-10 SHORAD SAMの代替として搭載されると見られる。
2019.04.03
Jane's Defence Weekly
China working on several terahertz radar prototypes
<1905-040317>
中国国営Global Timesが3月18日、中国がテラヘルツレーダ数基を試作し試験を行っていると報じた。
300GHz~3THzで動作するテラヘルツレーダは対ステルス性に優れるといわれている。
2019.03.27
Jane's 360
China working on terahertz radar prototypes
<1904-032708>
中国国営Global Timesが3月18日、中国の研究開発機関が複数のテラヘルツレーダの試作品による試験を行っていると報じた。
この報道で300GHz~3THzのテラヘルツレーダはステルス対策で、テラヘルツ波は物質を透過する能力があるため地表下の物を発見できるという。
2019.03.20
Jane's Defence Weekly
PLAAF operating ECM variant of Y-9 aircraft
<1905-032012>
中国国営CCTVがECM型のY-9の画像を放映した。 Y-9 ECMは胴体両側の主翼前後にジャミング装置を収納したと見られる膨らみが付けられ、垂直尾翼先端にポッド、翌両面にフラットアンテナが取り付けられている。
政府からの公式な発表はないが、恐らくこの機体はY-9G/GX-11と呼ばれていると思われる。
中国は2004年頃からY-8G/GX-4を8機保有(内1機は2018年に墜落)しているが、Y-9 ECM機はこの後継と見られる。
Y-9はAn-12を元にShaanxi(陝西)航空機社が1972年から製造している4発のターボプロップ機である。
2019.03.12
Jane's 360
PLAAF operating ECM variant of Y-9 aircraft
<1904-031211>
中国国営CCTVが3月上旬にECM型のY-9の画像を放映した。 Y-9 ECMは胴体両側の主翼前後に膨らみが付けられている。 政府からの公式な発表はないが、恐らくこの機体はY-9G/GX-11と呼ばれていると思われる。
中国は2004年頃からY-8G/GX-4を8機保有(内1機は2018年に墜落)しているが、Y-9 ECM機はこの後継と見られる。
Y-9はAn-12を元にShaanxi(陝西)航空機社が1972年から製造している4発のターボプロップ機である。
2019.03.06
Jane's 360
PLA set to adopt new tactical missile system
<1904-030606>
中国Poly Defence社がアブダビで開かれたIDEX 2019展で、CM-501GA PAM弾とCM-501XA LAM弾を発射する陸上発射型ミサイルシステムを発表した。 システムは12セル(註:記事の画像では16セル)の発射機を汎用トラックに搭載している。
・CM-501GA PAMは全長2m、胴径180mm、発射重量100kg以上、HE弾頭重量20kgでTV/IIRシーカを持ち、INS/GNSS誘導で40km飛翔する。 精度はCEP≦1mである。
・CM-501XA LAMは30分以上、70kmまで飛翔し、8.5kgの弾頭を搭載して固定/移動目標を攻撃できる。
【註】
汎用トラックの荷台に搭載したことや16セルでできていることなど、米陸軍が2010年に計画を中止したNet Firesそのものである。 またPAM弾とLAMを発射するという発想も全く同じである。
2019.02.20
聯合ニュース
韓米合同軍事演習 名称変更し来月実施へ
<1903-022005>
毎年上半期に実施されていた米韓合同演習Foal Eagleの名称が消滅する。 これまでFoal Eagleの期間中に実施していた合同演習のうち、大隊級以下の演習は例年通り実施するという。
一方、全面戦に備えた米韓合同指揮所演習として毎年上半期に実施されていたKey Resolveは名称を19-1演習に変更し、防御を中心に3月に実施される。
2019.02.17
Defense News
Check out what China brought to one of the world’s largest defense exhibitions
<1903-021704>
アブダビで開かれたIDEX展に中国が、NORINCO社製Red Arrow (HJ-10A) 対戦車ミサイルとPoly Defence社製Silent Hunter車載レーザ兵器を出品した。
・Poly Defence Silent Hunter laser system
Silent Hunterの出力は30kWで、小型UAVを目標とした場合の有効射程は30kWで4km、10kWで200mあるという。
2019.02
International Defence Review
China's SZMID highlights handheld C-UAV system
<1903-020011>
中国SZMID社が携帯型C-UAV RF妨害機DZ-02 Proの輸出を狙っている。
DZ-02 Proは民生用UAVの妨害を行うもので、全長750mm、高さ300mm、重量4.8kgでケースに収納した状態で10kgである。
電源は12V 10Ahのリチウムイオン電池で60分間の連続使用でき、90分間でフル充電できる。
妨害は1.56MHz~1.62GHz、2.4~2.483GHz、5.725~5.58GHzの3帯域で行い、有効距離は1kmという。
2019.01.31
産経新聞
中国が今月、艦船搭載レールガンの試験 2025年に実戦配備へ 米報道
<1902-013102>
複数の米情報機関関係筋がCNBCに、中国による電磁砲の開発は2011年ごろに初めて確認され、2014~2017年に試験を重ねて射程や威力を向上させ、2017年末に艦船への搭載に成功し、2023年までに洋上での試験が完了し、2025年までに実配備できる見通しとなったことを明らかにした。
中国の電磁砲は初速がMach 7.5、射程は124哩で、1発$25,000~$50,000と推定され従来型火砲よりもコストが安いという。
2019.01.16
Jane's Defence Weekly
China making progress with TBCC engine
<1903-011604>
中国国営Global Timesが1月7日、成都の研究所が超高速機用TBCCエンジンの開発段階を完了したと報じた。
TBCCエンジンはタービンエンジンとラムジェットやスクラムジェットエンジンを組み合わせたエンジンで、通常の航空機のように滑走路から離着陸できMach 5を超える超高速飛行ができる。
Global Timesは、SR-71の後継となるLockheed Martin社のSR-72はTBCCエンジンを搭載している見ていて、中国も早晩SR-72級機を作れるとしている。
2019.01
International Defence Review
ZB Intelligence unveils Marine Lizard amphibious combat USV prototype
<1902-010009>
USVの航法や制御装置の開発を専門にしている青島のZB Intelligence社が殊海航空展に、Marine Lizard水陸両用戦闘車を出展した。 Marine Lizardは全長13.5mで、陸上では車体底部の4箇所につり付けられた電動の履帯で20km/hで走行し、水上では車体後部に取り付けた2基のウォータージェットにより50ktで航行する。 水上での航続距離は648nmと言う。
同社によるとMarine Lizardへの搭載武器等は未だ決まっていないが、EO/IRやレーダなどのセンサと共に、機関銃、対装甲ミサイル、VSHORADミサイルの搭載が可能という。<0009.pdf>1902-010009>
同社はまた各種USV/UUVの開発も行っている。
・Snakehead
全長9m、4.2tの多用途USVで1.5tの搭載能力があり、速力40ktの性能がありSea State 4でも航行できる有人も可能なUSV。
・Marine Hound
全長19.8mのUUVで、水中速力10kt、潜水深度300m、航続距離162nm以上の性能を持ち、7.5tの搭載能力がある。
・Hunting Shark
有人も可能な全長31.5m、100tのUSVで、USVやUUVの群集団の指揮統制を行う。 速力42kt、航続距離2,000kmで25tの搭載能力がある。
2019.01
International Defence Review
Nammo pursures counter-UAV ammunition development
<1902-010008>
弾薬メーカのNammo社が40mm擲弾の用途拡大を目指していて、その一つにネットを展開してUAVを鹵獲する非殺傷型C-UAV装置がある。
このシステムは平時の軍事用で、特に混雑した市街地での使用を考えている。
弾は40mm×53mmで、毎秒200回転するため有効にネットを拡張できるという。
2019.01
International Defence Review
China's NORINCO rolls out new combat, reconnaissance, and logistics UGVs
<1902-010007>
NORINCO社が2018年殊海航空展に新型UGVを展示し、この分野での国際市場参入を目指している。
2019.01
International Defence Review
Herakles announces Velociraptor APS development
<1902-010001>
南京の民間企業Herakles社が2018年殊海航空展にVelociraptor APSを出品した。 Velociraptorは開発の最終段階で2019年には野外試験が計画されている。
VelociraptorはAPC、IFV、MBTなどへの装備を目指している旋回砲塔式システムで四面のKu-band AESAレーダと76mm破片効果迎撃弾4発が装填された発射機でできている。
装置は120~400m/sで飛来するATBMやRPGを、空中発射の場合400m、地上発射の場合50mで捕捉し迎撃弾を発射する。 迎撃弾は15m遠方で破裂し、破片効果は0.5mに及ぶという。
2019.01
International Defence Review
China's Hongda details HD-1 supersonic cruise missile family
<1902-010002>
広州市の鉱業及び産業用爆破の専門企業である轟達社が、輸出用の地上発射型対地/対艦用CM HD-1を開発した。 発射重量2,200kgのHD-1は固体燃料ラムジェット推進の超音速CMで、2,716~4,321km/h(註:Mach 2~4)で高度49,212ftを290km巡航する。 また高度16~32ftでのシースキミング飛行も可能である。
ペイロードは400kgの徹甲弾頭又は240kgの破片効果弾頭で、精度はファイバジャイロを用いたINSとGPSでCEP≦20m、終末誘導にIRシーカを併用するとCEP≦10mという。
2019.01
International Defence Review
Herakles announces Velociraptor APS development
<1902-010001>
南京の民間企業Herakles社が2018年殊海航空展にVelociraptor APSを出品した。 Velociraptorは開発の最終段階で2019年には野外試験が計画されている。
VelociraptorはAPC、IFV、MBTなどへの装備を目指している旋回砲塔式システムで四面のKu-band AESAレーダと76mm破片効果迎撃弾4発が装填された発射機でできている。
装置は120~400m/sで飛来するATBMやRPGを、空中発射の場合400m、地上発射の場合50mで捕捉し迎撃弾を発射する。 迎撃弾は15m遠方で破裂し、破片効果は0.5mに及ぶという。
2018.12.27
時事通信
中国版GPS、全世界カバー=ナビでも米国と覇権争い
<1901-122702>
中国政府が27日、中国版GPSである北斗の基本システムが完成し、同日から全世界を対象にサービスを開始したと発表した。
2018.12.05
Jane's Defence Weekly
Chinese HQ-22 SAM deployments revealed
<1902-120509>
2016~2018年の衛星画像からHQ-22 MSAM 13個中隊がHQ-2に代わって配備されていることが判明している。 最初の中隊は2016年9月に北京南西に駐屯する第96大隊に、2番目は同年12月にウルムチ南西に配備され、2017年に3個中隊、2018年に8個中隊が配備している。
輸出名FK-3のHQ-22は射程100km、射高50~27,000mで、射程50kmのHQ-12と125~200kmのHQ-9の中間に位置づけられている。
2018.11.30
Jane's 360
China’s Norinco rolls out new combat, reconnaissance, and logistics UGVs
<1812-113006>
NORINCO社が殊海航空展に各種UGVを出展した。
・King Leopard
6tの装軌式威力偵察UGVでディーゼルエンジンで走行し、各種砲弾を発射できる電動の23mmチェーンガンを装備している。
・Cavaly
1.2tの装軌式軽量多用途UGVで、7.62mm機関銃と一対の無誘導80mm対戦車ロケット弾を装備する。
・Watchkeeper
2018.11.28
Jane's 360
Previously unknown Chinese HQ-22 SAM deployments revealed
<1812-112806>
中国空軍がHQ-2 SAMの後継として、中部、北部、西部軍管区にHQ-22 中距離SAMの配備を進めている。
2016年9月に撮影された衛星画像には、北京南西のYixianに駐屯する第96大隊でHQ-2がHQ-22に換装されているのが確認されている。
2018.11.23
Jane's 360
China closing the UGV gap with US, Russia
<1812-112301>
中国のUGV開発技術が米露の水準に迫りつつある。 9月に北京で行われたCrossing Obstacles UGVコンペや、11月6~11日に行われた殊海航空展で各種UGVが紹介された。
・Giant Tiger
Sany重工社製で全長4.2m、全幅2.0m、全高1.4m、重量2.1tで800kgの搭載能力があり、12.7mm機銃を装備している。 各種センサと二重の衛星測位システムを搭載して通過点ょ指定した自動操縦が可能である。
・CASC社製ATV
TL-4 ATGWを搭載して数km以内の攻撃が可能である。
・King Leopard
NORINCO社が殊海航空展に出品した4種類のUGVの一つで、マスト搭載カメラと23mm砲を装備した6tのUGVである。
2018.11.16
Jane's 360
KLJ-7A AESA radar being considered for China's J-20 fighter aircraft
<1812-111604>
中国の防衛企業筋によると、NRIET社が殊海航空展にモックアップを出展したKLJ-7A機上レーダはJ-20用であるという。
KLJ-7Aは今まで度々公表されてきたKLJ-7の改良型という。
2018.11.12
Jane's 360
Airshow China 2018: Herakles announces Velociraptor APS development
<1812-111206>
南京のHerakles社が殊海航空展でAPC、IFV、MBTなどに装備するAPSであるVelociraptorを公表した。 Velociraptorは現在設計の最終段階で2019年の野外試験が計画されているが、既に中央アジアや中東から引き合いが来ているという。
Velociraptorは76mm迎撃弾4発を装填する発射機1基又は複数基と、Ku-band AESAレーダを装備する。 AESAレーダは72×36mmのアンテナを4面装備する。
2018.11.12
Jane's 360
Airshow China 2018: ZB Intelligence unveils Marine Lizard amphibious combat USV prototype
<1812-111205>
USVの航法や制御装置の開発を専門にしている青島のZB Intelligence社が殊海航空展に、Marine Lizard水陸両用戦闘車を出展した。
Marine Lizardは全長13.5mで、陸上では車体底部の4箇所につり付けられた電動の履帯で20km/hで走行し、水上では車体後部に取り付けた2基のウォータージェットにより50ktで航行する。 水上での航続距離は648nmと言う。
Marine LizardにはEO/IRセンサ、レーダ、重機関銃やSHORADミサイルが搭載可能という。
2018.11.09
Jane's 360
Airshow China 2018: CASIC's LW-30 laser weapon system breaks cover
<1812-110905>
中国CASIC社が殊海で6~11日に行われている航空展に車載型レーザ兵器LW-30を出品した。
LW-30は6×6車搭載の30kWレーザ兵器で操作は遠隔で行われ、航空機やPGM対処を目的としている。 同社によるとLW-30は、UAV、PGMの光学系、各種航空機、誘導武器を目標にしている。
2018.11.08
Defense News
China showcases progress on stealth fighter jet at Zhuhai air show
<1812-110803>
中国が殊海航空展で戦闘機、とりわけ次世代戦闘機の開発の技術力を誇示した。 会場では推力方向可変 (TV) 方式のWS-10Bエンジンを搭載したJ-10Bが高い機動性や低空性能を展示した。
2018.11.08
Record China
中国初の「無人ミサイル艇」公開、関係者「上陸作戦にも有効」―珠海航空ショー
<1812-110802>
6日に始まった珠海航空展で、民生用USVを開発してきた珠海雲洲智能科技が中国初のミサイルUSV「瞭望者Ⅱ」を公開した。 ミサイル4発の搭載が可能で、関係者は上陸作戦にも有効などと説明した。 同社は今回の珠海航空展に8種類のUSVを出展している。
瞭望者Ⅱは全長7.5m、全幅2.7m、排水量3.7tで、最高速力45kt、22ktで航行した場合の航続距離は310nmの性能を持ち、射程5kmのミサイルを搭載する。 波高2.5mまで使用可能で、航行モードは全自動、半自動、遠隔手動操作、手動が選べる。
2018.11.07
Jane's Defence Weekly
Image confirm thrust-vectoring WS-10 engine variant for China's J-10B fighter
<1901-110703>
CAIC社が11月6~11日に開かれた殊海航空展で、スラスト偏向式のWS-10エンジンを搭載したJ-10Bを公表した。
この機体はまた尾翼の付け根にフィッティングが付加されいるが、ここにスピン回復用パラシュートが収納されていると見られる。
2018.11.07
Defense Update
New Missiles Unveiled at Airshow China 2018
<1812-110703>
殊海で行われている航空展で、以下の各種新型ミサイルが公開された。
・HQ-8
AEW機の様な大型機を400kmの長距離から狙うHQ-8大型SAM
・CM-401
CM-401 ASBM 2発を車載した陸上発射対艦弾道弾システムが公開された。
CM-401はBP-12A TBMの対艦型と見られ、終末誘導はARHで行われる。 CM-401の主たる目標は空母を含む中大型艦になる。
・Fire Dragon
Norinco社製のFire Dragon誘導ロケット弾は220mmから750mmまでの各種が開発されている。
・HD-1
HD-1 ASCMはロケットで加速される液体燃料ラムジェット推進の高速超音速ASCMである。
2018.11.06
Jane's 360
Airshow China 2018: Yunzhou Tech showcases armed USV development
<1812-110605>
USVの設計と生産を行っている中国Yubzhou Tech社が、6~11日に開かれる殊海航空展で新型武装USVを公開した。
全長7.5m、全幅2.7m、全高4.2m、重量3.75tのL30は2種類の武器が搭載でき、速力45kt、22kt航行での航続距離310nmの性能を持つ。
2018.11.01
China Defense
New Chinese Amphibian Vehicle: Speed boat with 4x retractable tracks
<1812-110103>
(画像のみ)
2018.10.24
Jane's Defence Weekly
China launches more Beidou satellites
<1812-102414>
中国が10月15日、2018年で28回目となる衛星打ち上げに成功した。 今回は北斗-3測位システムの2基が打ち上げられた。
北斗システムは、実験システム的な北斗-1が4基打ち上げられたのち、2012年にoperationalになった北斗-2が15基、最新の北斗-3となる20号機と21号機が打ち上げられて、残りの3基も年内に打ち上げられたのち、2020年までに完全なoperationalになる。
2018.10.16
Jane's 360
China puts more Beidou navigation satellites into orbit
<1811-101605>
中国が北斗-3測位衛星2基を15日に打ち上げた。
28基目となる北斗-3は北斗測位衛星システム (BDS) を構成する測位衛星で、2012年に打ち上げられた北斗-1、それに続く北斗-2を次ぐ第3世代となる。
2018.10.10
Jane's Defence Weekly
... and holds UGV contest with focus on autonomy, mobility
<1812-101006>
北京近郊の遠州で開かれたCrossing Obstacles UGVコンペには、14軍関連機関、26民間機関、10国営機関、11研究所の61機関から136個チームが参加して行われた。
2018.09.20
Jane's 360
AAD 2018: CSOC reveals details of armed USV concept
<1810-092002>
中国CSOCが19~23日に南アで開かれているAAD 2018展に20tの新型戦闘USVを出展した。
全長15mのUSVはJARI多目的戦闘USVと呼ばれ、速力42ktと航続距離500nmの性能を持つ。
武装としては小型SAMと連動した30mm機関砲と船体中央に対艦/対空ミサイル用VLS、両側に対潜軽魚雷発射管を装備している。
2018.08.22
Jane's Defence Weekly
China closing the satellite imagery capability gap
<1810-082208>
中国が7月31日、太原衛星打ち上げセンタから長征-4Bを使って高分-11 (GF-11: Gaofen-11) 地球観測衛星を打ち上げた。 GF-11の解像度は10cm以下で、米国に次いで世界で二番目の高解像度偵察衛星ということになる。
GFシリーズの衛星は従来、民生用であるCHEOSの一部を成していたが、GF-11は民生用システムから切り離されている。
2018.08.01
Jane's Defence Weekly
China developing large unmanned subs and advancing integrated electric marine propuosion
<1809-080108>
香港のSouth China Morming Post紙が20日、中国が2021年を目標に大型の自動航行UUVを開発
中であると報じた。 同紙によるとこの計画は米海軍のXLUUV計画に対抗するものであるという。
米海軍は2017年10月にBoeing社とLockheed Martin社にそれぞれ$40MでXLUUVを発注し、2018年12月に2社の中から数隻の試作品を製造する1社を選定し2020年に試験を実施す
る計画である。 Lockheed Martin社は提案を明らかにしていないが、Boeing社のEcho Voyagerは全長15m、胴径2.7M、重量50tで8tの搭載
能力を持つ。
一方Global Timesが7月20日、海軍工科大学の教授が戦闘艦用の全電気推進装置 (FEP) の開発で習主席から表彰さ
れたと報じた。
Global Timesによると、建造中を含め15隻保有するType 052D駆逐艦は今後FEP推進のType 052Eになるという。 また7月3日に3,4番艦が進水し
たType 055駆逐艦も改良型ではFEP推進になるという。
2018.08
International Defence Review
China CETC International showcases acoustic gunfire detection device
<1809-080001>
北京のCETC社が3脚搭載の音響探知装置を開発し、既に量産して軍に装備されている。
この装置は3個のマイクで360゚をカバーし更にその上に取り付けられて1個のマイクが全周を無指向で探知する。
システムは5.56mm、7.62mm、12.7mm弾の飛来を探知するように作られていて、結果は小型の表示装置に表示される。 捕捉距離は1,000m
と言う。
【註】
このシステムは小銃等の発射位置を評定して、射手を制圧するための装置と思われる。
一般に小銃弾の初速は音速より早く、その飛翔音を着弾前に捕らえることは不可能であり、たとえ弾の飛来を知っても対応できず意味がない。
2018.07.24
Jane's 360
China developing large autonomous underwater vehicles
<1808-072406>
香港のSouth China Morming Post紙が20日、中国が2021年を目標に大型の自動航行UUVを開発
中であると報じた。 同紙によるとこの計画は米海軍のXLUUV計画に対抗するものであるという。
米海軍は2017年10月にBoeing社とLockheed Martin社にそれぞれ$40MでXLUUVを発注し、2018年12月にこのうち1社を選定し2020年に試験を実施する計画である。
Lockheed Martin社は提案を明らかにしていないが、Boeing社のEcho Voyagerは全長15m、胴径2.7M、重量60tで8tの搭載
能力を持つ。
2018.07.03
中央日報
『スター・ウォーズ』が現実に…中国、レーザー銃の試作品開発に成功
<1808-070303>
香港のSouth China Morning Post紙が1日、中国陝西省西安にある中国科学院西安光学精密機械研究所が開発したZKZM-500という口径15mmの
レーザ小銃を開発したと報じた。 この小銃はAK-47のような形状で、人に向けて撃った場合に火傷を負わせたり服を焼いたりすることができると
いう。
ZKZM-500は充電式リチウム電池を用いて2秒間隔で1,000発を発射でき、射程は800m、重量は約3kgで、照射されるレーザ
光は人の目には見えないことから隠密性が求められる軍事作戦に適している。
2018.07
International Defence Review
China's Poly Technologies showcases C-UAV system
<1808-070011>
中国Poly社が各種車両の屋上に取り付ける車載C-UAV装置LSNU-M1を開発した。 この装置は3周波帯にわたりUAVの
信号を妨害するもので帯域と有効距離は以下の通りである。
band 1 (2,400~2,485MHz): 1,000m有効
band 2 (5,725~5,850MHz): 1,000m有効
band 3 (1,559~1,620MHz): 2,000m有効
2018.06.18
産経新聞
攻撃・偵察、中国軍が無人艇開発 56隻で「群れ」世界最大の実験
<1807-061801>
広東省の珠海雲洲智能科技有限公司が5月下旬に南シナ海に面する珠海市沖でUSVの試験を実施した。 上空
から撮影された映像では56隻のUSVが魚群のように航行し急転回したり大型船を回避したりするなどの機敏さをみせたほか、「軍民」の文字
や空母の形を描くなど緻密に統率された動きを誇示した。
人民日報系の環球時報によると、同社は軍と共同でAI技術を利用して海上戦闘や偵察任務を行うUSV「サメの群れ」を開発している。
2018.06.13
Jane's Defence Weekly
China's Yunzhou Tech demonstrates swarming USVs
<1808-061302>
USVの設計と製造を行っている珠海市のYunzhou社が5月29日に広東省万山群岛で56隻のUSV群を自動
で航行させる実験を行った。
この実験に使われたのは全長1.63m、全幅0.71m、全高0.37mのME40 USVで、14.8Vのリチウムポリマ電池を動力源に3ktで3時間
航行できる。
2018.06.06
Jane's Defence Weekly
China seeking to surpass US in military technologiew, say Canadian report
<1807-060610>
カナダの安全保障情報組織CSISが3月の報告書で、中国が将来
軍事技術の分野で米国を超越し、戦争様相を中国優勢に転換しようとしているとした。
その将来軍事技術とはAI、DEW及び量子コンピュータなどであるという。
2018.05.30
Jane's Defence Weekly
Motoring along
<1807-053008>
・MRAPs
・IFVs and APCs
・Artillery and air defence
2018.05.14
China Defense
Photos of the day: PLAAF's Anti-Cruise Missile point defense in action
<1806-051406>
中国空軍が12日に行った演習で、車載発射機からチャフ/デコイが発射された。
このシステムは人民解放軍西部軍管区の飛行連隊に配備されている。
2018.02.07
Jane's Defense Weekly
China could be about to commence sea trials of electromagnetic gun
<1804-020703>
中国のウェブ上にType 072Ⅲ LSTの艦首部に電磁砲 (EMG) の旋回砲塔を搭載した画像が
流れた。 EMGの洋上試験が行われると見られる。
中国は艦載武器やレーダなどの試験艦として6,000tのType 909/Aを少なくとも2隻保有しているが、今回EMGの試験に
LSTを使うのはType 909/Aでは電力供給能力が不十分EMG砲塔後方の甲板上に見られるISOコンテナ
には発電機や蓄電池を収納していると見られる。
2018.02.01
Defense News
Photos suggest China is prepping to test a electromagnetic railgun at sea
<1803-020105>
中国海軍が7,000tのType 072Ⅲ LSTに電磁砲を搭載した画像が公開されたことから、近く洋上試
験が行われる。 中国艦が電磁砲の試験にType 909試験艦ではなくLSTを選定したのはType 909の供給可能な電力
では電磁砲には不足するため、艦内に電源装置を搭載するに十分な余席のあるLSTを選定したと見られる。 その証拠に揚陸用の前方扉は溶接
でふさがれている。
2018.01.31
China Defense
Breaking news: The PLAN Railgun is here and it is mounted on a ship
<1802-013105>
中国海軍がType 072Ⅲ揚陸艦海洋山に、次世代駆逐艦Type 055に装備する電磁砲
の試作品を装備した画像がネット上に流れた。
2018.01.25
Jane's 360
PLAN deploys H-6G bomber in electronic warfare configuration
<1802-012503>
中国国営Global Timesが21日にCCTVの報道を引用し、南海艦隊が2017年12月に行った演習で翼下にECMポッドを装備したH-6Gが初登場した
と報じた。
2017.01.10
Jane's Defence Weekly
Image suggests China might be testing thrust-vectoring engine on J-10 fighter
<1803-011012>
中国のウェブサイトWeiboに12月25日、不鮮明ながらJ-10がTVCエンジンを搭載したと見られる画像が掲載され
た。
尤も中国は25年にもわたり複数の研究機関でTVCエンジンの研究を行ってきている。
2017.01.10
Jane's Defence Weekly
Beijing initiates satellite project for South China Sea
<1803-011005>
China Military Onlineサイトが12月14日、中国が海南省で南シナ海全域を監視する「海南衛星群」計画を公式に
開始したと報じた。
海南衛星群は海南 No.1光学衛星6基、三矢 No.1多スペクトラム衛星2基、三沙No.1 SAR
衛星2基で構成されるという。
2017.12.29
Jane's 360
General Atomics to develop permanent-magnet propulsion motor for LDUUV
<1801-122904>
米海軍研究本部(ONR)がGA-EMS社に、LDUUV大型
UUVの推進用として永久磁石電動機の設計と製造を発注した。
LDUUAはオープンアーキテクチャーのモジュラー式のUUVで、永久磁石電動機の採用で航続距離や搭載能力の向上を狙っている。
【註】
永久磁石電動機は、中国が開発に成功したと報じられている。
2017.12.06
Jane's Defence Weekly
China tests laser-based counter-UAS system
<1801-120615>
中国国防省が11月28日、車載C-UAVシステムの画像を公開した。
システムは目標を捕捉するレーダと妨害装置を車載ISO標準コンテナに収納し、屋上にEO/IR追随機とレーザ照射装置
を搭載している。
2017.12.06
Jane's Defence Weekly
China on the brink of AI breakthroughs, says US think tank
<1801-120609>
CNASが11月28日の報告で、中国軍がAI技術で大きなブレーク
スルーを迎えようとしているとした。
2017.12
International Defence Review
Norinco evolves ST1 tank destroyer
<1801-120011>
2017.12
International Defence Review
CETC details latest SLC-2E weapon locating radar
<1801-120005>
中国CETC社が、SLC-2対砲迫レーダ(WLR)の新型SLC-2Eを
開発した。 SLC-2Eは完全ディジタルのAESAレーダで対空用にも使用できる。
対砲迫では155mm砲弾を50km、300mmロケット弾を90kmで捕捉できる。
対空モードではアンテナを6/12/30rpmで回転し、RCS=2㎡の目標を距離260km、
高度15,000mで捕捉できる。
2017.12
International Defence Review
CETC readies long-range air-defence radars for export
<1801-120001>
中国CETC社が、今まで米国やロシアの市場であったアジア太平洋及び中東を狙った長距離レーダを公開した。
・SLC-7
移動式のL-band MFRで、性能はEL/M-2050S Greeb Pine Block-Bを凌ぐという。
RCS=0.05㎡の捕捉性能は探知確率80%で450km、高度は30,000mで、RCS=001㎡のBMは90%
で300km以上という。
・YLC-8B
固定レーダ網の補完用で、アンテナは6rpmで回転する。 戦術航空機の捕捉は550km
以上、ステルス機の捕捉は350km以上で可能で、向かってくるミサイルは700km
で捕捉できるという。
2017.11.29
Jane's Defence Weekly
Chinese manufacturers claim major boost in defence electronics capability
<1801-112914>
中国軍需相が11月21日にChina Dailyで、現在中国の装備品に搭載された電子部品の85%は国産になっており、
過去10年間で米国との技術差は15年から5年に縮小してきたと述べた。
2017.11.15
Jane's Defence Weekly
China adds more satellites to Beidou-3 constellation
<1801-111510>
中国が11月5日に長征3B SLVを用いて北斗-3測位衛星2基を中高
度軌道に打ち上げた。 北斗-3は2018年末までに更に18基が打ち上げられ、最終的には2020年には27基
で全地球規模のサービスを行う。
中国とアジアのみをカバーする12基からなる北斗-2は2012年にoperationalになって
いる。
2017.11.08
Jane's Defence Weekly
China testing new 6×6 AAVs
<1801-110807>
中国が新型の6×6装輪AAVの試験を行っている画像がウェブ上に流れた。
新型AAVには2種類あり、2種類は殆どが同じ形状であるが後方に予備電源を収納しているとみられる箱を2個搭載した方は、全長が永くなっている。 いずれも
水上用として後方にダクトプロペラをもつほか、1枚の前方折りたたみ式のtrim vane装備している。
2017.11.06
日経新聞
新世代の中国版 GPS 衛星、打ち上げ成功
<1712-110603>
中国国営の新華社が、西昌衛星発射センタが5日に長征3B SLVで新世代の衛星測位システム「北斗衛星導航
系統3号(北斗3号)」に使う初めての衛星を予定の軌道に乗せることに成功したと報じた。 2020年までに35基
を打ち上げて世界全体をカバーする。
北斗3号は測位精度を現行の北斗2号の2~3倍の最大2.5mに
引き上げるもので、2018年末までに18基を打ち上げて一帯一路の沿線各国で測位サービスを提供する。
2017.11
International Defence Review
CASC unveils D3000 unmanned oceanic combat vessel concept
<1712-110012>
中国CASC社が海洋科学技術展でD3000 USVを公表した。 D3000は全長30mで540nmを90日にわたり航行できる。
武装としてはType 730 30mm CIWS 4門、重魚雷発射管4本、軽
魚雷発射管8本を持つ。
D3000にはMFRとバウソナーを装備する艦隊護衛用のD3000Aと、4発入り箱形発射機2基を持つ
対艦任務用のD3000Bとがある。
2017.11
International Defence Review
NORINCO introduces new AV-CAT
<1712-110002>
NORINCO社が揚陸戦闘を高速化するGLM122水陸両用装甲車搭載渡渉板施設車(AV-CAT
)を開発した。
AV-CATは25tの装軌車を元にして、砂や泥の上陸地点に1両で4m幅、35m長の渡渉板を5分以内に敷設して揚陸の
高速化を図る。 敷設した渡渉板は40tの装軌車及び軸重15tまでの装輪車が通過できる。
2017.10.10
Yahoo
時事通信記事
<1711-101001>
中国の英字紙China Dailyが10日、中国の海軍工程大学が電磁砲(レールガン)の開発を進めていると発表した
と報じた。
中国は電磁砲の研究に着手しているとみられてきたが、公式に確認されたのは初めてという。
2017.10
International Defence Review
NORINCO rolls out VP10 variants
<1712-100002>
NORINCO社がVP10 8×8装輪APCの新型を開発した。 新型は
105mm砲を装備している。
基本型VP10は乗員2名のほか、後部室に12名の兵員が搭乗でき、車体上の遠隔操作砲塔には12.7mm機銃1丁が搭載されている。 また車
体後部には覆いで保護されたプロペラが2基あり水陸両用になっていて、水上速力8km/hの性能を持つ。 但し
105mm砲搭載型は重量が増加したため水陸両用性を持たないとみられる。
これとは別に同社は最近、同社製遠隔操作砲塔に30mm砲を搭載したVP10も開発している。 30mm砲は120発を発射可能で、このほかに
200発の7.62mm弾と7.61mm同軸銃身機銃も装備している。
2017.09.21
Jane's 360
CASC unveils next generation USV concepts
<1710-092106>
中国CASC社が青島で開かれた2017国際海洋技術展に、一連のUSVを出展した。
出展したのは全長8.5mのB850、11.5mのA1150、15mのC1500で、C1500(右図)はASWを任務にするという。
B850は全長8.5mの組み立て式ボートに船外機を取り付けたもので、速力40kt、連続使用可能24時間、航続距離107nmの性能を持つ。
2017.09
International Defence Review
CASC unveils sea-skimming lethal drone prototype
<1710-090003>
CASCの研究所CAAAが開発したWIG効果を利用したUAVであるCH-T1が、ウェブ上
で5月に公開された。
CH-T1は全長5.8m、最大離陸重量3,000kgで、高度1~6mを最大巡航速度Mach 0.65で飛
行し、実用上昇限度9,842ftの性能を持つ。
搭載能力は1,000kgで、主力艦や構築物を破壊する破片効果弾頭のほか散布子弾も搭載でき、その際はパラシュ
ートとエアクッションで回収することができる。
2017.08.20
Jane's 360
NORINCO demonstrates GL5 APS
<1709-082004>
NORINCO社がMBTやAFVに装備するAPS GL-5の詳細を
公表した。
GL-5は捕捉距離100m、高低角20゚レーダ4基を装備する。 公表されたMBT-3000/VT-4 MBTへの搭載例では、砲塔
上の全面に2基、砲塔の後方に2基を搭載していた。
2017.07.26
Jane's Defence Weekly
Chinese military developing unmanned supply truck
<1709-072609>
米国のHEMTTとよく似たこの車両は陝西自動車社製で、同社はオーストリアのSteyr社やドイツのMAN社と技術提携している。
2017.06.28
Jane's Defence Weekly
China defvelops photonics-based radar
<1708-062811>
環球時報が6月13日、中国科学大学(CAS)が従来の30倍の解像度を持つ画像レーダ
を開発したと報じた。
このレーダは試験で、高速で飛翔するBoeing 737の画像を、エンジン、尾翼に至るまで識別できたという。
2017.06.03
China Defense
Meet China's latest 50 km/hour amphibious wheeled AFV prototype
<304.pdf>1707-060304>
中国NCIVR社が試作した重量5.5tのAFVが、水上走行
試験で50km/hを記録した。
但しこれは試作車であるため軽装甲はなく、実用型の航続距離、巡航速度などは不明である。
2017.05.17
Jane's Defence Weekly
Images emerge of possible new Chinese anti-ship weapon
<1707-051702>
中国が地表面効果飛翔体(GEV)の技術を取り入れたCMを開発している模様である。
ネットに流れた売り込み用パンフレットの画像では海軍の水色の塗装が成されている。 この飛翔体には'CH'とUAVであることを示す名称が付けられている。
この飛翔体は最大離陸重量3,000kgで、1,000kgの搭載能力があり、1.5時間の滞空能力を持つという。
【註】
この記事で言うGEVとは従来WIGと呼ばれてきた技術を指すと思われる。 WIGはソ連が積極的に開発してきた技術で、
2017.05.02
Record China
中国がTHAAD配備に対抗する「新型武器」とは何か―香港紙
<1706-050204>
中国国防部報道官が4月27日、THAADの韓国配備に対抗して新型装備の試験を続けてい
ると発言した。 香港のSouth China Morning Post紙はこの新型武器について北京の軍事アナリストの話として、ハードとソフトで破壊す
る兵器と指摘している。
ハードキルではDFシリーズのS/MRBMを使用することが可能で、ソフトキルについては、THAADのレーダを無力化するためのEMP弾とECM技術
を使用する可能性があるとしている。
2017.04.17
Aviation Week & ST
Hyper hybrid
<1706-041707>
TRREの実大機による最初の飛翔試験は2025年に予定されている。
2017.04.17
Aviation Week & ST
Lifting the veil
<1706-041706>
最も注目されるのは最近行われたDF-ZF/WU-14 HGVの飛翔試験である。
(各種試験設備の画像)
2017.04
International Defence Review
NORINCO develops 76.2 mm mobile air-defence system
<1707-040002>
中国NORINCO社が自走76.2mm高射砲SA2を公開した。
SA2は76.2mm/59砲を6×6路外機動社に搭載したもので、全備重量28t、最大速度28t、路上最高速度80km/h、行動半径450kmで、砲の発射
速度は110発/分であるが携行段数は49発であることから、射撃は短連射で行われると見られる。
有効射程及び射高は固定翼機に対して10km/8km、ヘリに対する有効射程は10km、UAV及びCMに対しては
6kmである。 また対地射撃も可能でその場合の有効射程は3kmであるという。
2017.03.22
Jane's Defence Weekly
Pakistan inducts Chinese LY-80 SAM system
<1705-032214>
パキスタンが3月12日、同国陸軍に中国製のLY-80 SAMを装備すると発表した。
LY-80は中国軍が装備しているHQ-16の輸出仕様型で、基本構成は指揮統制車1両、捜索レーダ車1両と3個射撃中隊からなる。
射撃中隊は捕捉追随レーダ車1両と6発搭載発射機4両からなる。
2017.03.22
Defense News
Breaking down China’s electronic warfare tactics
<1704-032210>
ロシアがウクライナで高度な電子戦を繰り広げたのに続き、中国も太平洋地域で同様な能力を見せている。
米国防総省が議会に対して行う中国の軍事力に関する年次報告の2016年版では特に、中国がGPSシステムやJTIDSに対する妨害
で米国のC4ISRシステムを麻痺させようとしていることやSARレーダに対する妨害について警告している。
2017.03.22
Yahoo
中央日報記事
<1704-032202>
香港メディアの東網が中国軍事専門家や軍事メディアなどを引用して21日、中国軍が在韓米軍が配備中のTHAAD対応専門のHQ-19を装備する大隊を
新設し、24時間戦闘準備態勢に入ったと報じた。 HQ-19は中国空軍が26個以上の連隊が装備している。
中国空軍の防空司令部にはSAM大隊が70個あるが、長距離防SAMを装備している部隊は連隊級以上で30個ほどになるため、韓国に配備されたTHAADを専門担当するため
の戦力を26個以上の連隊で組んだということは、中国のほぼすべての長距離SAM部隊の精鋭兵力が投入されたことと同じ意味がある。
【註】
この記事では、明らかにTHAADを地対地ミサイルと混同している。 このように韓国では大手新聞ですらこのような誤解があるのが現実である。
2017.03.19
Yahoo
産経新聞記事
<1704-031902>
香港のSouth China Morning Post紙が元南京軍区副司令官の話として14日、中国にはTHAADのレーダを無力化する手段
があり、われわれはTHAADの運用が開始される前に装置の配備を完了するだろうと報じた。
韓国への配備を阻止できないとの分析を示した上での発言で、配備を撤回させる見通しが立たない中、国内世論に向けた強気のメッセージの意味合いもありそうで
ある。
2017.03.07
Yahoo
ロイタ通信記事
<1704-030707>
China Daily紙が、中国最大のロケット製造企業である中国運載火箭技術研究院(CALT)の幹部が、上空で航空機から発射
するロケットを開発する計画を明らかにしたと報じた。 ロケットはY-20に搭載し、一定の高度に達したら投下、点火すると言う。
同社は100kgの衛星を地球の低軌道に打ち上げることができる固体燃料ロケットの設計を完了、将来は200kgの積
載能力を持つロケットを開発する計画である。
2017.03.01
Jane's Defence Weekly
Chinese company reveals air defence laser system
<1704-030108>
中国のPoly社がIDEX展で対空レーザ兵器Silent Hunterを公開した。 Silent Hunterは南アフリカで開かれた
AAD展で公開されたLASSの発展型で、ファィバーレーザを用いて5層の2mm鋼板を800m
、5mm鋼板を1,000mで貫通できるという。
LASSの出力は30kWで有効距離は4,000mと言うが、Silent Hunterの出力は
30~100kWである。
同社によるとSilent Hunterは2016年9月4~5日に杭州で開かれたG20サミットでの警備に使用されたという。
2017.02.15
Jane's Defence Weekly
China's AR-2 UAV-capable air-to-surface missile ready for export, says report
<1704-021510>
China Daily紙が2月3日、中国がCai HongシリーズUCAVの導入国に対しAR-2
SAL誘導ASMの売り込みを行っていると報じた。
AR-2は重量20kg、弾頭重量5kgとAR-1の軽量型で射程8km、最高速度735km/hの性能を持ち、CH-4やCH-5(右図)のほか、他のUAVにも搭載で
きるという。
2017.02.01
Jane's Defence Weekly
China and Russia to collaborate on aero-engine R&D
<1703-020105>
中国の国防科学技術生産本部(SASTIND)が1月24日、AVIC社傘下の中国航空研究所(CAI)とロシア航空
エンジン中央研究所(CIAM)が1月中旬に航空機用エンジン開発での協力協定に署名し
たと発表した。
2017.01.10
東京新聞
中国、南シナ海に飛行船 ミサイル発射を早期探知で開発
<1702-011004>
中国軍のBMEWS構築に関するの専門家が執筆したと見られる文書で、中国が南シナ海上空
の高層大気圏にレーダなどを搭載した飛行船を飛ばし、敵ミサイルの発射を探知する新型装備の開発を進めて
いることが10日までに分かった。
配備時期は不明だが、実現すれば中国軍の宇宙開発を絡めた防空能力は大きく高まり、米軍を念頭に置いており、南シナ海を巡る軍事バランスにも影響すると見られ
る。
【註】
南シナ海にレーダ搭載飛行船を浮遊させた場合に米国にとって、艦船の動きをリアルタイムで察知されてASBMの射撃諸元として利用され
ることが致命的であると思われる。
中国はASBMを装備しても、目標情報を入手する効果的な手段は持っていないと考えられる。
2016.12.18
Searchina
新型戦闘機用のエンジンを自主開発した! ロシアのエンジンはもはや不要=中国
<1701-121802>
香港の南華早報が12日、中国がJ-11Dに搭載するエンジンを自力開発し、もはやロシアのエンジン
は不要だとする記事を掲載した。 記事は、中国がロシアからSu-35S 24機購入する契約を結んだ際に、J-20搭載のため117Sエンジン48基も一緒に購入することを
希望したが同意を得られなかったことから、やむなくSu-35の派生形といえるJ-11Dの開発をするに至ったとみている。
飛行試験を行ったJ-11Dには中国国産エンジンであるWS-10が搭載され、すでに400基以上が納入されており、J-10やJ-11はもはやロシア製エン
ジンを必要とはしていないと言う。
2016.12.07
Jane's Defence Weekly
PLAAF testing possible new air-to-air missile
<1701-120707>
中国のウェブサイトに11月20日、新型と見られるAAM 2発を搭載したJ-11BSの派生型である
J-16の画像が掲載されたが、その後消去された。
このAAMは全長5.8m、胴径300mmと推測され、空気取り入れ口がないことから固体燃料の様である。 翼は弾尾にのみあり、その形状は米国で開発が中止された
JDRADMに似ている。
2016.12.05
Aviation Week & ST
Long ranger
<1702-120502>
昨年米空軍は、中国が長射程AAMのPL-15に警戒感を示していた。 このミサイルはSAM並の大きさで小型尾翼以外
に翼を持たず、射程は200kmと見られている。 目標となるのはAEW機のような小回りのきかない航空機で、大型のJ-20を補完する兵器とみら
れる。
2016年ム11月にはJ-16が新型AAM 2発を搭載している画像がブログ上に流れている。
2016.11.24
Chinese Military Review
Chinese J-10 B/C adopted for suppression of enemy air defenses (SEAD) role
<1612-112405>
最近のJ-10B/Cの画像から、同機がYJ-91 ARMを搭載し、今までJH-7Aが行ってきた
SEADに当たれるように改良されていることが分かる。
YJ-91はロシアのKh-31 (AS-17)を元にしたARMで、最高速度はMach 3.5に達する。
2016.11.09
Jane's Defence Weekly
China closer to Sky Dragon sale
<1701-110906>
Indo Defence 2016展でNORINCO社がIHS Jane'sに、同社が間もなくインドネシア空軍にSky Dragon 50
MSAMを販売する契約を纏めることを明らかにした。
2016.10.19
Jane's Defence Weekly
TNI-AD attends WS-43 demonstration
<1612-101913>
インドネシア陸軍(TNI-AD)が10月10日、中国でWS-43ロケット推進滑空誘導爆弾の実射を
視察したと発表した。
WS-43はINS/GPSで誘導され、20kgのペイロードを搭載して60km、30分間飛行できる。 終
末誘導はIIRで行われる。
2016.09.14
Jane's Defence Weekly
China builds longer-range HQ-16 SAM
<1610-091411>
中国CASIC社がHQ-16自走式中距離SAMの艦載型HQ-16Bを開発した。 HQ-16Bはロケットモータ
と翼を換装し、射程をHQ-16の40kmから70kmに延伸している。
HQ-16はロシアAlmaz-Antey社のShtilシステム(註:=Buk)が発射する9M38Eとよく似たミサイルである。
2016.09.09
China Defense
High res photos of PLA's latest HQ-16B medium-range SAM system
<1610-090903>
中国南方戦域軍第41軍集団の防空旅団が装備しているHQ-16B中距離SAMの写真である
2016.09.03
産経新聞
ハッカー阻止に究極の技術「量子通信」導入へ 世界初の量子実験衛星の打ち上げ成功に欧米科学者も腰を抜かした…
<1610-090305>
中国が世界初の量子科学実験衛星「墨子」の打ち上げを16日に成功させ、ハッカによる機密取得
を阻止できる量子通信の実験を行う。 通信技術の専門家から「スパイ防止の技術開発で中国が飛躍する」と警戒の声があがっている。
量子通信は、量子力学の原理を基礎に、盗聴や暗号解読が困難な安全性の高い通信が可能になるとされ、欧米各国
などが基礎研究を進めているもので、仮に通信傍受を試みたり、通信内容を書き換えようとすると、通信内容自体が崩壊するため、理論的にハッキン
グは不可能とされることから、軍事機関も高い関心を寄せている。
2016.07.30
Yahoo
朝鮮日報記事
<1608-073001>
中国中央TVがメーンのニュース番組で24日、2010年1月と2013年1月に行われた迎撃試験の様子を公開したが、米国の憂慮する科学者同盟(UCS)によると、2014年7月と
2015年11月1日にも試験を行い、併せて4回のBMD関連発射試験を実施したという。 2013年の試験では標的のIRBMを高
度250kmで迎撃することに成功した。 さらに中国はASATも開発しており、2007年に高度865kmで衛星を破壊したのをはじめ、2013年には
高度35,405kmで衛星を破壊した。
要撃高度30kmのHQ-9は既に1997年に実戦配備されていることから、米国の専門家らは、中国は早ければ2020年頃に高
度30km、250km、1,000km以上の多層BMDSを構築できるとみている。
2016.07.26
Yahoo
ハンギョレ新聞記事
<1608-072602>
中国の鳳凰網などが25日、国営CCTVが24日のメインニュースで、2010年1月11日と2013年1月27日の2回にわたり、
中国が独自に開発した地上配備型BMDSによる迎撃実験に成功した様子を初めて公開したと
報じた。 放送では標的に命中する場面も映し出されたという。
2回発射されたミサイルは、いずれもHQ-19とされる。
2016.07.06
Jane's Defence Weekly
Pakistan's Shaheen-Ⅲ MRBM uses Chinese transporter, says source
<1608-070618>
インド政府筋が、パキスタンのShaheen-Ⅲ MRBMは、中国製の16輪車に搭載されていると述べた。
パキスタンは2012年から中国CPMIEC社と、WS-21200 16×16車2両をTEL用に輸入する交渉を行っており、今年の2月
下旬か3月上旬に納入されたという。
中国は2011年に北朝鮮にもWS-51200 TEL 6両を、KN-08およびKN-14 ICBM用に輸出している。
2016.04.27
Jane's Defence Weekly
Chiuna provides details on CH-901 UAV
<1606-042706>
中国のPoly社が、米国のSwitchblade同様の遊弋索敵弾/UAVであるCH-901の詳細を公表した。
電動モータで推進するCH901は全長1.2m、重量9kgで、150km/hで15kmの範囲を120分飛行でき
るという。 また20回までまたは10年以内の再使用が可能であるという。
2015.12.16
Jane's Defence Weekly
China continues to depend on Ukrainian aero-engines
<1602-121609>
中国の航空機用エンジン技術はウクライナに依存している。 2012年にAVIC社傘下の国営エンジンメーカGTE社が殊海航空展にL-15練習機用の
Minshanエンジンを出品したが、現在はウクライナIvchenko設計局のAI-222-25エンジンを使用している。
2015.12.02
Jane's Defence Weekly
US confirms sixth Chinese hypersonic manoeuvring strike vehicle test
<1601-120216>
米政府が、中国が11月23日に6回目となる超高速飛翔体 DF-ZF の発射試験を行ったと見ている。
DF-ZF は今まで WU-14 と呼ばれる DF-21 の派生型で、Mach 5 以上で飛翔したと見られるという。
中国は今までに、以下のように5回の試験を行っている。
第1回: 2014年 1月 9日
第2回: 2014年 8月 7日(失敗)
第3回: 2014年12月 2日
第4回: 2015年 6月 7日
第5回: 2015年 8月19日
2015.12.02
Record China
「中国製エンジン搭載」をパキスタン拒否 「過去の戦闘機で懲りているから」=中国メディア
<1601-120203>
新浪網が、「パキスタンが JF-17 戦闘機に中国製エンジン搭載を拒否。 中国産発動機に残る悪名」と題する記事を掲
載した。 JF-17 (FC-1) はロシア製の RD-93 エンジンを搭載しているが、中国は同機に搭載する WS-13 ターボ
ファンエンジンの開発に力を入れている。 新浪網は JDW の記事を引用して、中国は過去数ヶ月にわたり、JF-17 のエンジンを WS-13 に換装するよう申し出ているが、パキ
スタンは拒否していると紹介した。
パキスタン空軍はかつて、中国製戦闘機の J-6 と J-7 を大量に購入した、J-6 が搭載しているエンジンは中国製の WP-6 で、J-7 が搭載するの
はやはり中国製の WP-7 または WP-13 であったが、中国が開発後に寿命や信頼性の向上を重視しなかったこともあり、パ
キスタン側は中国製エンジンによい印象を持たなくなったという。
2015.11.25
Jane's Defence Weekly
Pakistan to stick with RD-93 engine for JF-17
<1601-112506>
パキスタン空軍当局者が、中国と共同開発した JF-17 の RD-93 エンジンを
中国製に換装する必要性も計画もないことを明らかにした。
更にエンジン以外の構成品、例えばレーダも中国製の KJ8602BC に代えることはないとしている。
2015.10.29
Searchina
「Y-20」に中国国産「WS-20」搭載、「輸入した旅客機エンジン」を参考か=中国メディア
<1511-102903>
新浪網が26日、最近初飛行した中国が開発中の大型輸送機 Y-20 の試作5号機には、中国が開発中のターボファンエンジン WS-20
が搭載されていたと解説した。 記事は、同エンジンの開発にあたり、輸入したジェット旅客機のエンジンが参考になったとの見方を示した。
これまでに確認された Y-20 の試作機はロシア製の D-30KP-2 または、 D-30KP-2 をコピーした中国製 WS-18 を使ってい
たが、米国の C-17 の搭載エンジン F117-PW 100 は推力が20t近くあるのに対し、D-30KP-2 の推力は11~12tしかない。
2015.10.28
Jane's Defence Weekly
China tests near-space airship
<1512-102811>
中国国営メディアが10月13日、高高度飛行船 (HAA) Yuanmeng が高度20kmの
準宇宙を飛行したと報じた。
Yuanmeng は寸法75m×22m、容積18,000㎥の飛行船で、太陽電池を電源とした電動プロペラ3基で推進し、試験
では48時間飛行した。
中国はこの HAA を、気象観測、災害対策、区内安全保障、などの民生用と強調している。
2015.09.20
読売新聞
「中国、極超音速機の試験飛行に成功」…香港紙
<1510-092001>
香港の明報紙が中国メディアの報道を引用して20日、中国が音速をはるかに上回る超高速航空機の試験飛行に成功したと伝
えた。
超高速は Mach 5 以上であることから、北京からシアトルまで1時間余りで飛行できるとの見方を伝えた。
【註】
中国が超高速滑空飛翔体 HGV の開発を進めていることはかねてからほうじられているが、
2015.09.16
Jane's Defence Weekly
Avicopter shows off ALH model at Tianjin helo expo
<1511-091603>
中国 Avicopter社が、9月9日~13日に天津で開かれた第3回ヘリ展で、CH-53K と同級の新型重ヘリコプタ ALH 計画を
公表した。
┃ ┃重 量┃ 速 力 ┃航続距離┃上昇限度┃機内外搭載能力┃
┣━━━╋━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━━━━┫
┃ALH ┃ 38.2t┃ 300km/h┃ 630km ┃ 5,700m ┃ 10t/15t ┃
┃CH-53K┃ 39.9t┃ 264km/h┃ 852km ┃ 4,383m ┃ /15.9t ┃
┗━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━┻━━━━━━━┛
2015.09.11
Yahoo
ロイタ通信記事
<1510-091103>
China Daily が11日、中国が次世代型攻撃ヘリの開発を開始したと報じた。 ヘリはステルス性を備え、人民解放軍への引
き渡しは2020年ごろまでに開始する見通しとしている。
このヘリは、中国航空工業集団公司 (AVIC) が開発を担っている。
2015.08.23
Defense News
Chinese radar strongly resembles Israeli product
<1509-082305>
中国 NAV Technology社が出している63ページの製品カタログに、イスラエル国営 IAI社の子会社である Elta社製戦闘機搭載
FCS レーダである ELM-2052 AESA レーダと瓜二つの名称のないレーダ
の紹介が2ページにわたり掲載されている。
2015.08.07
China Defense
Photo of the day: Z-18J AEW helicopter onboard of Liaoning
<1509-080704>
(この記事は写真のみであるが、2009年10月19日の "Z-8 AEW Helicopter Unveiled" と題する記事を再掲載している。)
【註】
この記事にある Z-18J AEW ヘリの写真は、2009年10月の記事にある Z-8 AEW の写真と同じと見られることから、Z-8 AEW は Z-18J と命名されたと思われる。
空母はこの様な攻撃を早期に探知する必要があるため、艦載 AEW機の保有が空母保有の重要な要件になる。
2015.06.15
読売新聞
中国核弾頭、10発増の260発…北は6~8発
<1507-061501>
ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が15日に2015年版の年鑑を発表した。 それによると、核兵器保有国とされる9ヵ
国核保有数は、今年1月時点の推定で15,850発と、前年の16,350発から減少したが、唯一中国は昨年より10発増えて
260発と増加した。
核拡散防止条約で核保有を認められている米露仏中英の5ヵ国では、ロシアが7,500発、米国7,260発、フランスが300発、中国が250発、英国は215発で、5ヵ国以外ではパキ
スタン、インド、イスラエル、北朝鮮と続いた。 北朝鮮は6~8発で、前年と同水準とされた。
2015.04
International Defence Review
NORINCO details land-based CIWS
<1506-040002>
NORINCO社が、LD3000 陸上型 C-RAM システムを開発した。 LD3000 が LD2000
と異なるのは LD2000 が Type 730 7銃身30mm砲を搭載しているのに対し、Type 1130 の一種と見られる11銃身30mm砲を装備することで、Type 1130
であれば発射速度は11,000rds/mになる。
LD2000 の場合は初速1,120m/sの ADPS弾と、初速1,250m/sの APFSDS を使用できる。
2015.03.28
東亜日報
中国、2年前にサードと同じミサイル迎撃実験を実施
<1504-032803>
米国の民間科学者団体「憂慮する科学者同盟 (UCS) 」が27日、中国が2013年1月27日に IRBM の迎撃実験に成功し
たことを明らかにした。 IRBM はモンゴル国境付近から発射され、迎撃弾は2分42秒後に、1,070km離れた新疆ウイグル自治区から発射され、高度
250kmで迎撃した。
UCS はこの実験の標的は、新型の DF-16 だろうと見ており、迎撃には SC-19 が利用されただろうと分析している。
2015.03.04
Jane's Defence Weekly
Norinco unveils AR-3 MRL
<1504-030414>
中国 NORINCO社が、アブダビで開かれた IDEX展で AR-3 MRL を初公開した。 AR-3 が
既に中国軍が装備している AR-2 と異なるのは、300mmロケット弾と共に370mm弾も発射できることで
、発射機には300mm弾であれば5発、370mm弾であれば4発入りのポッドを2個搭載できる。 AR-2 は300mm弾を12発搭載できた。
NORINCO社はまた Fire Dragon シリーズの誘導ロケット弾も公表した。 Fire Dragon 140 は
300mmで射程が140km、Fire Dragon 280 は370mmで射程が280kmと、無誘導型より
若干長射程になっている。
2015.02.05
China Defense
The Sino-Russian 20+ ton Heavy-lift Helicopter Project, confirmed
<1503-020506>
現在世界最大のヘリは Mi-26 であるが、2010年初めに Russian Helicopter社の幹部が、中国と共同で30~35tの重ヘリコプタ
を開発すると述べていた。
ロシアのメディアは、中露が最大離陸重量38t、搭載能力15tの重ヘリを共同開発中と報じている。