2025年の中国製 ICBM/SLBM/IRBM/MRBM/SRBM に関する報道

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出   典
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要             旨
2025.01.17 Janes PLARF likely taking delivery of DF-26 launchers <2502-011715>
 中国は2024年12月14日に2206Lで取得されたUmbra (
SAR) 画像は、北京興航電機工場のステージングエリアに残っている26基のDF-26 IRBM のTELを示していた。
 TELの数が減少していることと、工場の他の組立場所での活動がないことから、Umbra SARが59両のTELがこの地域に駐車していることを示した2024年9月以降、中国PLAロケット軍 (PLARF) にTELが納入された可能性が高いことを示唆していた。
 米国国防総省が12月に発表した2024年中国軍事力報告書は、2024年初頭までの動向を網羅しており、中国人民解放軍がDF-26の備蓄を増やし続け、DF-21を段階的に廃止して、DF-21Cを装備する旅団への配備を停止したことを繰り返し述べている。
 また、国防総省は2023年の報告と同じDF-26発射機の数を250基に維持している。 このことは、国防総省の推定が、特定された7つのDF-26旅団に割り当てられる可能性が高い発射機を反映しているというJanesの見積もりを裏付けており、その全戦力では旅団あたり36両のTELである可能性が高い。 また、2023年から2024年にかけて組み立てられた追加のDF-26 TELが、既存の旅団をフルに活用することを示唆している。
 山岳旅団の数の明確な指標は、赤州の第61基地で確認されたDF-26を装備した第611旅団 (MUCD 96711) で、習国家主席が2024年10月に同旅団の25基のTELを視察した後、 Janesは同旅団の施設のUmbra高解像度SARを取得し、さらなる建設活動を確認した。