殊海で行われている航空展で、AEW機の様な大型機を400kmの長距離から狙うHQ-8大型SAMが公開された。
殊海航空展で、CM-401 ASBM 2発を車載した陸上発射対艦弾道弾システムが公開された。
殊海航空展に220mmから750mmまでの各種が開発されているNorinco社製のFire Dragon誘導ロケット弾が展示された。
中国のロケット部隊が6基のDF-16 MRBM TELのPR写真を公開した。
「中国の新型弾道ミサイル配備確認 台湾向け」
「『中国が日本射程の核ミサイル配備』は韓国紙の粗雑すぎる誤報―米メディア」
「日本を狙う東風21号ミサイル、中国が白頭山に配備」
台湾国防省が再び、中国第二砲兵が広州軍区の旅団に、射程800~1,000kmの DF-16 MRBM を配備
したと発表した。
「中国の新しい中距離弾道ミサイル「東風26-C』、東南アジア地域の大きな脅威になる―露メディア」
「バンカーバスター『東風15C』が初お披露目、一瞬で地下の目標を粉砕―中国メディア」
「中国、射程3000キロの対艦弾道ミサイルを実戦配備」
「中国第2砲兵部隊、日米艦艇対応に向け南東沿海部に移動か」
「15年までに新型ミサイル配備=射程4000キロ―中国軍」
「中国軍が作戦拡大 空母建造、年内に着手 米報告書」
「台湾にらむミサイル2,000基 経済協力と軍備強化」
「軍事パレード 大国の自信アピール、最新型弾道ミサイルはお披露目されず―英メディア」
「中国 『核、宇宙、サイバー』で技術向上 米国防総省報告」
「中国、台湾に向けた短距離ミサイルを約1500基に増強=台湾高官」
「対日攻撃用のミサイル基地・・・」
「中国のミサイル増強に警戒・・・」
「台湾対岸にミサイル900基・・・」
「中国、米空母攻撃ミサイル・・・」
「弾道ミサイル訓練急増、中・・・」
2019.10.09
Jane's Defence Weekly
China displays new platforms and weapon systems during large parade
<1912-100901>
中国が10月1日の建国70周年記念パレードで、各種兵器を展示した。
・The road-mobile DF-41 ICBM
DF-41は移動式のため第1撃に対し非脆弱である。
更に固体燃料ながら液体燃料のDF-5B並の射程を有する。
DF-31 ICBMの新型DF-31AGもTELに搭載されていた。
Type 094 SSBN搭載で7,500km射程のJL-2は発射管が車載されていた。
次世代SSBN Type 096搭載のJL-3もDF-41を元に開発中である。
・The DF-17: a missile cattying an HGV
DF-17はDF-16 IRBMの発展型とみられている。
・The WZ-8 and GJ-11 UAV
WZ-8 UCAVには吸気口が見当たらないことから、吸気式のエンジンではない可能性がある。
かねてから衛星画像で確認されていたUCAVの名称がGJ-11と分かった。
・ASCMs and DF-100
初登場の超音速CM DF-100にはCF-100の名称もある。
2019.10.01
NHK
中国建国70年記念 新型 ICBM「東風41」を初公開
<1911-100103-2>
中国の建国70年を記念して1日に北京で行われた閲兵式で、新型ICBMのDF-41が初公開された。
NHK
中国建国70年 新型極超音速兵器「東風17」初公開
<1911-100103-1>
中国の建国70年を記念して1日に北京で行われた閲兵式で、中国軍が開発を進めていた新型の極高速兵器DF-17が初公開された。
2019.10.01
日経新聞
中国が新型ICBM「東風41」を公開 全米を射程
<1911-100102>
中国が1日に建国70周年を祝う閲兵式に射程12,000km以上とされるICBM DF-41など新型国産兵器を多く登場させた。 この日の式典には15,000名の兵士が参加し、ミサイルに加えて航空機160機や580両の車両などが登場した。 装備はすべて国産だという。
新型ミサイルでは超高速兵器を搭載するIRBM DF-17も今回初めて姿をみせた。 またJ-20の編隊や長距離CMを搭載できる新型のH-6Nも確認された。
今年7月に発表した国防白書で存在を誇示した山岳地帯や軟弱な地形での戦闘を念頭に開発された新型のType 15軽戦車も初めて登場した。
2019.02.06
Jane's Defence Weekly
China touts ASBM capabilities of DF-26
<1903-020606>
中国国営Global Timesが1月27日、CCTVが放映した演習中のDF-26の映像を引用して、航行中の空母を攻撃できる高い運動性を誇示した。
Global TimesはDF-26の誘導部と弾頭部の画像も報じた。 この部分を巡っては西側専門家の間ではDF-26がASBMとして使えるのかについて疑念が持たれてきていた。
【註】
DF-26の先端が白色の材質になっていることからレドームと思われる。 また誘導部後方に終末誘導で使用されると見られる空力操舵用の小さな十字翼を見ることができる。
2019.01.16
Jane's Defence Weekly
DF-26 TELs sighted at new PLARF training facility
<1903-011605>
DigitalGlobe衛星が1月9日に撮影した中国内モンゴル阿拉善盟 (Alxa) にある未公開の演習場の画像に、DF-26 IRBMのTEL 12両が写っていた。
この演習場は2016~2018年に建設されたもので、兵舎1棟、ミサイルの組み立て整備棟1棟のほかに、100ヵ所以上のミサイル射座が作られている。
2018.11.07
Defense Update
New Missiles Unveiled at Airshow China 2018
<1812-110703>
<1812-110703>
CM-401はBP-12A TBMの対艦型と見られ、終末誘導はARHで行われる。
CM-401の主たる目標は空母を含む中大型艦になる。
<1812-110703>
<1812-110703>
殊海航空展に展示されたHD-1 ASCMはロケットで加速される液体燃料ラムジェット推進の高速超音速ASCMである。
2018.05.09
Jane's Defence Weekly
Beijing confirms induction of Dong Feng-26 into PLARF
<1807-050909>
China Dailyが4月18日に中国ロケット軍が地上発射型の新型戦略ミサイルを装備した旅団を新編
したと報じたが、26日には国防省がDF-26 IRBMがロケット軍に配備された事を認めた。 同省報道官によるとDF-26は新世代兵器で、
核反撃のほか通常弾頭で中長距離の地上目標や中大型艦船を攻撃できるという。 特に情報化と連接性が向上して
いるという。
DF-26は2015年に初めて公表されたBMで、射程は3,000~4,000kmと見られている。
2018.05.02
Jane's Defence Weekly
PLARF sets up new brigade
<1806-050215>
China Daily紙が4月18日、中国ロケット軍が新型ミサイルを装備した旅団を発足させたと報
じた。
新型ミサイルとは射程が3,000~4,000kmのDF-26 IRBMと見られている。
2018.04.26
Defense News
China deploys advanced DF-26 missile
<1805-042607>
中国国防省報道官が26日、DF-26 IRBMの配備を開始したことを明らかにした。 DF-26は射程が4,000km
と推定されグアムを含む米軍基地を射程圏内におさめる。
中国はこのほかに空母を攻撃できるDF-21Dや、空中給油機やAWACSを狙った射程400kmの長距離AAMを装備しているという。
2018.03.09
China Defense
Photos of the day: DF-16 MRBM "unshelled"
<1804-030905>
中国が "shell" と称するミサイル保護容器の内部を公開するのは初めてである。
2018.01.03
Jane's Defence Weekly
Qatar parades Chinese tactical ballistic missiles
<1802-010315>
カタールがドーハで12月18日に行った閲兵式で中国CPMIEC社製のJARMを公開
した。 公開されたのは発射機2両と運搬車2両で、JARMはBP-12A弾とSY400弾を発射できる。
BP-12Aは全長6.3m、胴経600mm、発射重量2,293kg、弾頭重量480kgで射程は280kmである。
全長6.47m、胴経400mmのSY400には、発射重量1,176kg、弾頭重量200kg射程200kmと、1,276kg、300kg、
150kmの2弾種がある。
2017.12.30
産経新聞
中国、新型ミサイル試射か 極超音速兵器向けに開発
<1801-123002>
香港紙明報が29日、中国ロケット軍が11月に極超音速兵器(HGV)を搭載する推定射
程1,800~2,500kmの次世代BM東風17の発射試験を2回実施したと報じた。 発射実験は11月1日と15日に実施し、
このうち1日の試験では1,400km飛行、搭載されたHGVは新疆ウイグル自治区に設定された攻撃目標に命中したとしている。 米情報筋は、東風17が2020年ごろに実戦
配備が可能な能力を獲得するとみているという。
HGVは現在のBMDSでは迎撃困難とされ、中国をはじめ米国やロシアも開発にしのぎを削っている。 報道によると、中国は2014~2016
年にHGVの試験を既に7回行っている。
2017.05.17
Jane's Defence Weekly
China tests new missile system in Bohai Sea
<1707-051708>
中国国防省が5月9日、米韓が配備したTHAADに対抗したミサイルの試験を渤海湾に向け
行ったと発表した。
ミサイルの種類と実施時期は明らかにしなかったが、発表の2週間前に中国のウェブ上に内モンゴルで行われたミサイルの試験映像で切り離されたロケットモータ
が写っており、E/DF-26Bと表記されていたことから、渤海湾に向け発射されたのがDF-26と推測される。
2017.03.20
Yahoo
産経新聞記事
<1704-032001>
台湾国防部が20日に立法院への書面で、中国がDF-16を台湾向けに配備していることを明らかにした。
DF-16は2015年9月に行われたパレードで初公開された射程800~1,000kmのBMで、米国防総省が2016年5月の報告書にも配備について記載されている。
2017.02.15
Jane's Defence Weekly
PLA demonstrstes Dong Feng deployment capabilities
<1704-021509>
中国陸軍のロケット部隊が2月上旬行った演習で、DF-15BとDF-16の展開能力を誇示した。
China Military Onlineは2月4日、豪雨下を想定した演習でDF-15Bを起立させるロケット部隊隊員の様子を報じた。 DF-15B(右図)の射程は800km
という。
これとほぼ同時にChiba Daily紙がこの演習で、DF-16のTEL数両が走行している様子を報じた。 DF-16には空力形状のRVを搭載した原
型のほか、DF-15B同様に機動可能なRVを搭載した新型もあるとみられている。 さらにMIRV弾頭
3発を搭載するとの報道もある。 DF-16の射程は800~1,000kmと見られる。
2016.05.18
Jane's Defence Weely
Guam increasingly under Chinese threat
<1607-051803>
米CSICが5月10日に公表した報告書"China's Expanding Ability To Conduct Conventional Missile Strikes on Guam"で、
中国がDF-26 IRBMや長距離LACMなどで、グアムに対する通常兵器による
攻撃能力を高めていると警告している。
2016.03.27
Searchina
わが新型ミサイルDF-ZFは人工衛星も空母も破壊する、しかも迎撃はできまい=中国メディア
<1604-032704>
新浪網が25日、中国が新型極超音速ミサイルDF-ZFに関連する技術を完成させたとの見方が出ていると報じた。
DF-ZFはそれ自体がミサイルだがDF-21に弾頭として搭載される。 DF-21はまず大気圏外に出て弾道軌道を進み、分離
されたDF-ZFは大気圏内に戻ってMach 8~12で目標に向かう。 超高速であることと、大気圏内では進
路の変更も可能なため、迎撃は極めて困難という。
DF-ZFはまた低軌道の衛星も破壊でき、低軌道を周回する軍事情報衛星、いわゆるスパイ衛星をできるという。 新浪網は、米軍はかつて同ミサ
イル(弾頭)をWU-14と呼んでいたが、現在はDF-ZFの呼称を用いているという。
2015.09.04
朝日新聞
中国、軍事力を誇示 米狙えるミサイル・海空軍の新兵器
<1510-090401>
3日に天安門広場と周辺一帯で催された中国の軍事パレードで、各種弾道弾や海洋進出を支える空母艦載機などが初めて披露された。
米本土に到達する ICBM は射程12,000kmを超える DF-5B が初めて公開されたほか DF-31A も披露された。
この他に、尖閣諸島をはじめ沖縄から台湾、フィリピンに至る第一列島線内にある米軍基地などが攻撃可能な、射程1,000kmの DF-16 や4,000kmの
DF-26、空母も攻撃できる DF-21D なども登場した。
【註】
・DF-5B
DF-5 は射程12,000~15,000kmの ICBM で、1970年代には衛星の打ち上げにも使われた。
・DF-31A
DF-31 は射程3,000~8,000kmの IRBM で、JL-2 SLBM はこの潜水艦発射型と言われている。
・DF-26
Guam Killer と呼ばれる射程4,000kmの IRBM で、DF-21D 同様に対艦能力があると言われている。
・DF-21D
DF-21 シリーズの対艦弾道弾型で、DF-21C も限定的ながら対艦能力があると言われている。
・DF-15B
記事中で DF-16 とあるが記事の写真は DF-15B である。 DF-15 は M-9 とも呼ばれる射程600kmの SRBM であるが、DF-15B の報道は初めてである。 DF-16 は
2014年に公表されている射程800~1,000kmの MRBM である。
2015.09.03
Defense News
China's parade puts US Navy on notice
<1510-090304>
中国が4日に実施したパレードで、東シナ海や南シナ海への米海軍の接近を拒否する能力を誇示した。 パーレードでは DF-5B ICBM、
DF-31A ICBM、DF-26 IRBM/ASBM、DF-21D ASBM、DF-15B SRBM、DF-16
MRBM などの各種弾道弾が公開された。
中国は、パレードに参加した武器の80%は初公開で、全てが国産であるとしているが、参加した戦闘機 J-11B (Su-27)、
J-15 (Su-33)、J-10 (Lavi) は外国機種の海賊版である。
2015.09.02
Jane's Defence Weekly
China previews new ballistic missiles in practices for 3 September parade
<1510-090211>
中国第二砲兵が8月下旬、9月3日に行われるパレードの予行に、DF-15B、DF-16、
DF-21C、DF-5B、DF-31A などの各種弾道弾と、DF-10 LACM を
参加させた。
この中で一際目を引いたのは射程3,000~4,000kmの IRBM DF-26(右図)であった。
2015.01.24
Yahoo
Record China 記事
<1502-012401>
環球網が23日、『“中国が弾道ミサイルを長白山に配置”は韓国メディアの誤報か』とする記事を掲載した。
韓国メディアの報道について、米国の北朝鮮問題専門の情報サイト 38 North は誤報の可能性が高いと指摘している。
根拠となった中国メディアの報道だが、吉林省での定期訓練を報じただけの可能性が高いという。 第一に弾道ミサイルを配備したならばその存在は極秘にされるのが普
通なうえ、中国メディアが公開した写真に写っている樹木は、長白山のような高い海抜の植生ではないのが理由という。
2015.01.19
Yahoo
朝鮮日報記事
<1502-011901>
中国紙の国際先駆導報が、最近中国軍が北朝鮮との国境にある白頭山(中国名・長白山)一帯に DF-21 を配備したもよ
うだと報じた。 DF-21 は射程が1,700~2,100kmの地対地弾道弾であったが、最新型の DF-21D は射程が3,000kmに達する
ASBM へと改良されている。
DF-21D が白頭山に配備されたとすれば、日本海はもちろんグアム周辺
まで米空母の攻撃が可能になる。 これまで日本海は米海軍が掌握していたが、中国はそれを牽制することになる。
2014.09.27
Chinese Military Review
Dong Feng-16 (DF-16) Medium Range Ballistic Missile (MRBM)
<1410-092702>
2014.05.07
Jane's Defence Weekly
Sauies unveil DF-3 ballistic missiles
<1406-050724>
サウジアラビアが、4月29日に行ったパレードで、DF-3 を初公開した。 中国は1988年3月に DF-3 をサウジに輸出して
おり、サウジは現在30~120発を保有していると見られている。
DF-3 は中国が1960年代から配備している液体燃料一段推進のミサイルで、2,000kgの弾頭を搭載し2,500kmの射程を有するが、
精度は良くないという。
2014.03.21
Yahoo
新華網記事
<1404-032103>
ロシアメディアの軍事観察網が17日、中国の新型 IRBM DF-26C について4,000kmの射程などを紹介するとともに、東南アジ
ア諸国や地域に利益のある国にとって大きな脅威となりうると評した。
日本のほか東南アジア、グアム島、インド、中東などが射程圏内に入る。
2013.10.22
Yahoo
新華網記事
<1311-102204>
中国の軍事メディアや軍事雑誌で、第2砲兵部隊の DF-15C が初披露目された。 DF-15C は DF-15 の
最新型で射程が700kmに延び、CEP=15~20mと精度も倍になっている。
最大の特徴は侵徹弾頭を搭載していることで、地中深くで爆発して地下の目標を破壊する。
【註】
DF-15C の存在と写真は、既に2007年に JMR誌で報じられている。
2013.10.12
Yahoo
朝鮮日報記事
<1311-101203>
中国系オンラインメディア『中国評論通信』が11日、中国軍第2砲兵が最近、華南地方の2ヵ所に新型 IRBM を配置した
が、この新設部隊には新型の DF-21C または DF-21D ASBM が配備されたと報じた。
DF-21Dは、射程2,700~3,000kmで、華南地方に配備されると在日米軍横須賀基地が射程内に入る。
2013.07.14
Defense News
Report: Saudi missile sites target Iran, Israel
<1308-071406>
Jane の専門家が、サウジアラビアがイランとイスラエルに対抗した IRBM 基地を建設したと述べた。
その一つである Al Watah には、2000年代中頃に中国の DF-3 IRBM が配備された。
DF-3 は射程1,600哩で、4,700-lbの弾頭を搭載する。
2013.01.17
Yahoo
Searchina 記事
<1302-011702>
カナダ軍事誌漢和防務評論が、中国の第2砲兵部隊の一部が中国南東の沿海部に移動
していると伝えた。
また第2砲兵は東シナ海に新型の DF-16 を配備した可能性がある。 DF-16 の射程は1,000kmに達し、その精度はこれまでの
SRBM を上回る。
更に日本のメディアは、中国が東シナ海沿いの海域に、DF-21D ASBM を配備し、米軍空母と海上自衛隊の大型艦艇に対
応すると伝えた。
2012.12
Jane's Missiles & Rockets
DF-25 shown on Chinese television
<1301-120019>
中国国営 TV で10月13日、DF-25 MRBM の映像が流された。 DF-25 は2004~2005年に配備が開始され、現在では核戦力近代化
計画の中核になっている。
2012.03.14
Jane's Defence Weekly
Image may show new Chinese IRBM
<1205-031401>
射程4,000kmである中国の新型 IRBM の初期試作弾と見られる画像が、2月18日に中国のウェブサイト weibo.com に流れた。
開発しているのは DF-11 SRBM や DF-21 シリーズ MRBM を開発生産している CASIC
社で、同社によると新型 IRBM は2015年に配備されるという。
2011.04
Jane's Missiles & Rockets
China plans new 4,000 km-range ballistic missile
<1106-050013>
人民日報の姉妹紙である環球時報が2月18日、関係筋の話として、射程4,000kmの弾道弾を開発中で5年以内に配備され
ると報じた。
2011.03.23
Jane's Defence Weekly
China deploying DF-16 missiles, says Taiwan
<1104-032309>
台湾国家保安局長が3月16日、中国が新型弾道弾 DF-16 の配備を開始したと述べた。 同局長によると DF-16 は従来の Dong Feng ミサイルよ
り長射程で強力である。
これについて台湾の軍事専門家は疑問視しており、DF-16 は単なる DF-15 の長射程型と見ている。
2011.03.17
China Defense
Dongfeng 16?
<1104-031702>
台湾の国家保安局長が議会で、中国が新型の DF-16 を開発し、配備を進めつつあることを明らかにした。 DF-16 に関しては今まで全く報じら
れていないため何も分かっていないが、同局によると従来より射程が長く強力な弾頭を搭載しており、
単なる DF-15 (註:M-9) の改良型ではない。
中国は台湾に向け1,400発のミサイルを同国南東部に配備しているが、その殆どが DF-11 か DF-15 である。
2011.02.18
Yahoo
時事通信記事
<1103-021803>
人民日報系の環球時報が18日に軍事筋の話として、人民解放軍が新たなミサイルの開発を進めており、2015年までに配備
される見通しだと報じた。 中長距離の通常ミサイルで、射程は4,000km程度だという。
同紙はまた、軍事筋によると DF-21D が既に軍に配備されていると報じた。
【註】
中国からグァムまでの距離が4,000kmであるのに対し、射程4,000km級の IRBM は1970年代に開発された旧式の
DF-4 しかない。 射程1,800kmの DF-21 を ASBM にした DF-21D でも3,000kmと見られている。 更にインドが射程5,000km
の Agni Ⅴ の発射試験を年内に行うと見られることからも、中国にとって4,000km級 IRBM の開発は必須であると見られる。
2010.12.16
韓国中央日報
インターネット米国が提案した『韓米日軍事訓練』の背景 (1)
<1101-121601>
中国は東北三省と海岸に沿って空軍とミサイル戦力を着実に増強してきた。 遼寧省瀋陽
にある第2砲兵51基地司令部隷下のミサイル旅団が、遼寧省錦州、吉林省通化、山東省莱蕪に
配備されている。
これら部隊の主装備は『東風 (DF) 』で、山東省莱蕪の第822旅団には射程600kmの DF-15 400基が配備され、烏山と群山の
米空軍基地を標的にしている。 DF-21C は射程が1,800kmで、朝鮮半島全域だけでなく沖縄米軍基地まで攻撃できる。 これらミ
サイルは CEP が50mでと精密打撃が可能である。
そのほか、グアムを射程距離とする DF-25 や ICBM DF-31A もある。 また中国は世界で初めて空母を攻撃する弾道
弾 (ASBM) DF-21D を開発しており、開発が完了すれば有事の際、米空母が黄海に入るのが難しくな
る。
韓国中央日報
インターネット米国が提案した『韓米日軍事訓練』の背景 (2)
韓国中央日報
インターネット米国が提案した『韓米日軍事訓練』の背景 (3)
2010.08.17
Yahoo
産経新聞記事
<1009-081701>
米国防総省が16日、中国の軍事動向に関する年次報告書 (Military and Security Developments Involving the People's Republic of China
2010) を発表した。
また中国軍は、2009年12月までに1,050~1,150基の SRBM を台湾海峡の沿岸に配備すると共に、MRBM を改造した ASBM
を開発中で、西太平洋の空母を含む艦船を攻撃する能力を持つとした。
さらに、空中給油能力を備えることで南シナ海での空軍の作戦が可能になり、駆逐艦や潜水艦の配備で第2列島線を越
えた海上の作戦も行うことができるようになるとしている。
【註】
「中国の軍事力」は、2000年国防権限法で米国議会から報告を義務づけられた年次報告で、2008年、2009年には4月に発簡されている。
昨年までの名称は 'Military Power of the People’s Republic of China' であった。
2010.07.28
Jane's Defence Weekly
Taiwan fears rise in Chinese missile threat
<1009-072811>
台湾国防省が7月21日、台湾に向けられたミサイルの数が、2010年末には1,900発に達すると発表した。 従来は1,300発
と見積もられていた。
この様な情勢から馬政権は、米国から M1A2 Abrams MBT などの購入を希望しており、このため2011年国防予算の増額を計画している。
米国は、台湾が要求している F-16C/D 66機の売却に応じていないが、与党議員は F-16A/B の性能向上は進められているとしている。 これに対
し野党民進党の議員は、台湾には F-16C/D より AV-8B Harrier Ⅱ の方が適していると主張している。
2010.07.19
Yahoo
産経新聞記事
<1008-071901>
中台間の経済統合が加速の気配を示す一方で、中国は対台湾軍事力の強化を急ピッチで進めている。 台湾国防部によると、中国が台湾に向け
配備したミサイルは今年末に2,000基と、この2~3年間で600基も増える。
『中共の2010年台湾攻撃兵力研究分析』と題する台湾国防部の報告書は、中国が1990年代以降、台湾向けに毎年50~100基程度のペースで増やしてきたミサイル数を、馬
政権が発足した2008年春の1,400基から、今年中に1,960基へと、年に200基以上の増とピッチがあがった。
さらに旧型戦闘機『殲-6』の無人化機や、イスラエルから購入した UCAV などを合わせると、台湾の重要攻撃目標の90%以上を破壊できるようにな
るという。
2010.06.04
Sino Defence
DongFeng 21 (CSS-5) medium-range ballistic missile
<1007-060401>
・開発の経緯
一段式の DF-61 の開発を1965年に開始したが1967年に中止し、代わって二段式の JL-1 SLBM の開発に移った。 1970年代初期に JL-1 の陸上発射型
の開発が開始された。
・DF-21 (CSS-5 Mod-1)
射程1,700km、ペイロード600kg、CEP=300~400mであったが、装備化には至らなかった。
・DF-21A (CSS-5 Mod-2)
射程2,700km、CEP=100~300mで、60~80基が生産され、7個旅団が装備した。
・DF-21C (CSS-5 Mod-3)
DF-21A と異なり限定的ではあるが路外走行能力がある。 射程は1,700kmであるがペイロードは2,000kgで
CEP=30~40mの精度を持つ。
・DF-21D (CSS-5 Mod-4)
世界初の対艦弾道弾 (ASBM) で、射程は3,000km、MaRV 弾頭を搭載する。
DF-21C も低速航行する空母機動艦隊の攻撃能力がある。
・KT 1 SLV
DF-21 を元にした四段推進の SLV で KT-1A と KT-1B がある。
・SC-19 Kinetic Kill Vehicle Carrior
2007年1月に行われた ASAT 実験に使用された。
2009.10.07
Jane's Defence Weekly
Parade comfirms PLA's ongoing transformation
<0911-100702>
パレードではこのほかに KJ-2000 AEW&C や ASN-207 UAV も初登場した。
【註】
DF-21 の対艦型は DF-21D と報じられていた。
2009.10.06
Chinese Defence Today
The Chinese military in the 21st century
<0911-100601>
DF-31、DF-21、DF-11、DH-10
2009.10.02
Yahoo
Record China 記事
<0911-100202>
10月1日に天安門広場前で行われた建国60周年軍事パレードでは、期待されていた新型 ICBM DF-41(東風 41)と SLBM JL-2
(巨浪 2)はお披露目されなかった。
DF-41 は軌道変更能力に優れているため米本土の BMDS を突破することができる。 100kt~250ktの
MIRV 搭載が可能で、射程は約14,000kmと北米大陸のほぼ全土を射程圏内に収めている。 2000年以前から開発が進められていたと言われている。
JL-2 は DF-31 ICBM の改良型で射程は8,000kmと中国近海から米国本土に届く能力を持つとされる。 精度
は JL-1 に比べかなり高い。 2001年と2005年に試射が実施された。
2009.09.07
China Defense Blog
More photos from the rehearsal
<0910-090701>
中国人民解放軍創隊60周年記念軍事パレード予行に参加した各種兵器の写真。 左上より
DF-15 (M-9) Mod
DH-10 LACM
DF-21C
DF-41
2009.09.06
China Defense Blog
PRC's 60th anniversary national day parade, a preview.
2009.03.26
Yahoo
毎日新聞記事
<0904-032601>
米国防総省が25日、年次報告書「中国の軍事力 2009」を議会に提出した。 オバマ政権発足後初の報告書は、中国が
核や宇宙、サイバ分野などで破壊的影響を与える技術を急ピッチで開発し、アジア太平洋地域の軍事バランスを変化させつつあると警告している。
更に、中国軍は空母を10年以内に建造しようとしていると共に、射程7,200km以上の JL-2(巨浪2)を搭載する「晋」
型 SSBN 5隻の初期配備が2010年までに完了するとしている。
また、中国が衛星による情報収集や偵察能力を急激に強化していると警戒している。 また、2008年9月までに台湾に向け1,050~1,150基の SRBM
を配備している。
2009.02.25
Jane's Defence Weekly
US supports Taiwan as China builds up missiles
<0905-022509>
米国務長官が、台湾への武器売却政策はオバマ政権になっても変更がないことを再確認した。
台湾国防省によると、中国が台湾に向けている DF-11 や DF-15 SRBM は1,600発以上、CM は
200発以上にのぼる。
2009.02.13
Yahoo
ロイタ通信記事
<0903-021301>
台湾高官や専門家の話によると、最近の中台関係改善にもかかわらず、中国は台湾に向けた短距離ミサイルを約1,500基まで増
強している。 親中派の馬英九総統が5月に就任して以来、台湾は中台間の対話を促進し軍事訓練の規模も縮小させてきた反面で、軍事力の増強
を行ったていた。
台湾軍当局は昨年始めに中国の台湾向けミサイルは1,300基と推定していた。
2009.01.21
Jane's Defence Weekly
China offers closer ties to Taiwan
<0903-012106>
台湾国防省は、中国の胡錦濤主席が両国の軍事交流と信頼醸成を述べたことを歓迎しているが、台湾に向けた1,600発のミサイルの一部を撤去
するとの提案に対しては慎重に対応している。
台湾国防省によると中国は、DF-11 及び DF-15 SRBM 1,400基、巡航ミサイル200基 を
台湾に向け配備している。
2008.06.21
Yahoo
時事通信記事
<0807-062101>
カナダの中国語軍事専門誌『漢和防務評論』の7月号は、日本攻撃を想定した中国山東省の IRBM 基地が強化されたと
報じた。 中国消息筋の話として同誌が伝えたところによると、中国軍第2砲兵は同省青州の基地に地下施設などを既に新設しており、またこれま
で配備していた DF-3 IRBM の改良型を配備したとみられる。 さらに、同基地の施設拡充により、
DF-21 に更新する準備を進めている可能性もあるという。
山東省でのこうした軍事力強化について同誌は、日米に対する威嚇力を強め、台湾有事の際の介入を防止するためだと
指摘している。
【註】
DF-3 は、射程2,000kmのソ連製 R-12 (SS-4) を真似て1958年から開発された IRBM で、開発は難航し、1971年に配備が開始された。 最大射程は3,000
~4,000kmで、精度は CEP=1,000~4,000mと見られる。
DF-21 の装備が進むのに合わせて逐次退役し、2002年には姿を消すと見られていた。
2008.06
Jane's Missiles & Rockets
Taiwanese assessment details Chinese missile capability
<0807-060018>
台湾の国家安全保障局 (NSB) が3月26日に国家安全保障報告書の改訂を行った。 それによると中国が台湾に向け配備している
DF-11 及び DF-15 SRBM の数は1,400発以上に達し、100以上の目標に対し12時間に9発を撃ち込む飽和攻撃
能力を持っている。 更に衛星の迎撃に成功した DF-25 の開発も続けている。
また2007年末現在で YJ-62A ASCM を含む190発の CM を台湾向けに配備しているが、これは2006年から100発以上増加
している。
2008.04.16
Jane's Defence Weekly
Taienese study details Chinese missile threat
<0806-041605>
台湾の国家保安局 (NSB: National Security Bureau) が3月26日に、2006年3月に発行された国家保安報告書の改訂を行った。 それによると中国は台湾
に向けて1,400発以上の DF-11 (註:=M-11) 及び DF-15 (註:=M-9) を保有
しており、また衛星の迎撃に成功した DF-25 の開発も継続している。 更に中国は現在、対艦用の YJ-62A を含む190発の CM
を台湾に向けており、この数は2006年時点では100発であった。
NSB によると中国は台湾の100ヶ所にのぼる最重要目標を、12時間以内に攻撃できる。
2008.03.04
Yahoo
時事通信記事
<0804-030401>
米国防総省は3日、中国の軍事力に関する年次報告書を発表した。 台湾海峡有事に備えて SRBM の配備を毎年100基以上増強する一方、新型の
晋級原子力潜水艦に搭載する射程8,000kmの SLBM が2009~2010年に実戦配備段階に達すると、
ミサイル能力の増強に強い警戒感を示した。
2008.01.07
Chinese Defence Today
DF-25 Medium-Range Ballistic Missile
<0802-010702>
DF-25 の射程は DF-21 と同じ1,700kmであるが、DF-21 が600kgの核弾頭を搭載するのに対し2,000kgの通常弾頭を搭載
する。 弾頭には HE、対戦車子弾、FAE 弾、EMP 弾があるほか、対空母用複数弾頭もある可能性がある。
DF-25 の開発は1980年代後半に南沙諸島の緊張を受けて加速されたが、中越関係改善により中止されたと見られていた。 これが再加速され
2004~2005年に戦列化された。
キャニスタ尾部には、垂直発射位置にする場合使用する4基の大型油圧スタビライザがある。
2007.10.08
Defense News
China's think and move Army
<0722-100803>
中国人民解放軍 (PLA) の主任務は台湾への侵攻にあり、軍の計画 'Joint Landing Campain' では陸海空軍による迅速奇襲的な統合
作戦計画が練られている。 侵攻は台湾の空港、港湾、主要都市に対し900発以上の DF-11、DF-15 MRBM によ
る攻撃と空爆を行ったのちに、揚陸強襲艦と空輸により陸軍部隊を投入する。 陸軍は米国の Stryker BCT に類似した機動部隊により
迅速に全島を占領する。
米軍の支援を阻止するため、沖縄及びグアム島の基地を DF-21 及び DF-31 で攻撃すると共に、ワシントン
への DF-31A ICBM 発射を準備する。 また ASAT 及びサイバー攻撃により指揮通信
ネットワークの分断を図る。
2007.09.10
朝鮮日報
中国、台湾を射程のミサイル・・・
<0718-091001>
台湾国防部が立法院に提出した今年の『中国軍事力報告書』と台湾軍の『5カ年防衛整備計画』で、中国が
台湾を射程とする弾道ミサイルと巡航ミサイルを計900基配備していることを明らかにした。
報告書では、中国軍が『東海10』(註:= DH-10 (Dong Hai-10))
巡航ミサイルの改良を続けて精度が高まり、射程も台湾全体はもちろん、
周辺国の主要目標も攻撃可能な能力を備えたとしている。
2007.08.15
Jane's Defence Weekly
Theories mount over online Chinese missile pictures
<0718-081518>
中国のウェブサイトに PLA が撮影したと見られるミサイルの写真が掲載されたが、これが DF-21
の改良型である DF-25 と見られる。 DF-25 の開発は1996年に一旦中止されたが、1999年に再行されたと報じ
られていた。 写真から現在は運用試験段階の模様で、2008年には運用開始になると見られる。
DF-25 は射程が2,500~3,200kmで、3個の弾頭を搭載すると報じられているが、写
真では2基の先端形状が異なり、左のミサイル(後方)は 3RV 型と見られるのに対し右(手前)は単弾頭型のようである。 このことか
ら DF-25 には二種類の弾頭搭載型があると思われる。
この写真はキャニスタの先端部が外された状態で、そこから推測するに、DF-25 は全長14m、胴径1.4m、発射重量
20,000kgの単または二段推進で、ペイロードは100~200ktの弾頭を3個搭載する 3RV 型で
1,800kg、1MTの単弾頭搭載型では1,200kgと見られる。
2007.07.23
Defense News
New Chinese missile at delingha?
<0717-072303>
中国は中央北部の Delingha のミサイル発射施設を改良しており、DF-21 と推測される中距離弾
道弾はインドのニューデリーとロシアのミサイル基地3箇所に指向しているとみられる。
FAS が7月21日に発表した記事によると、Google 衛星写真で DF-4 の発射台が DF-21 搭載用 TEL (Tranport Elector Launcher) 12基
に替わっているのを確認した。 ミサイルの種類については DF-25、DF-31、DF-15 など専門家によって意見が
異なるが、ミサイルはインドを指向しているとする意見が多い。
2007.07
Jane's Missiles & Rockets
China develops several DF-15 SRBM variants
<0716-070002>
中国は300~350発の DF-15 を保有し、DF-11 と合わせて800発が台湾に向けられている。 また
200発程度の新型 LACM も台湾を狙っている。 DF-15 には以下のような各種バーションが開発されている模様
である。
・DF-15C 侵撤弾頭型
細長い弾頭を搭載し射程は600kmと見られる。
・HPM 弾頭型 DF-15
非核の HPM (High Power Microwave) 弾頭を搭載する。 この弾頭は Shaheen-1 または Hatf 3 用としてパキスタンへ輸出されてい
る模様である。
・核 EMP 弾頭型 DF-15
1kT以下の核弾頭を EMP 発生用に搭載する。
・長射程 DF-15
かねてから報じられている射程が800~1,000kmの DF-15 で、沖縄の米軍基地を攻撃
できる。
・機動弾頭型 DF-15
終末弾道で弾頭が運動する。
・クラスタ弾頭型 DF-15
2007.05.26
Yahoo
時事通信記事
<0711-052601>
米国防総省は25日、2007年版の中国の軍事力に関する報告書を発表した。 報告書は、中国が1月に実施した ASAT
実験について触れると共に、昨年10月に日本近海に展開していた米空母キティホークの近くに中国の潜水艦
が浮上した事件に触れている。
さらに、中国が昨年10月までに台湾対岸に約900基の SRBM を配備し、年間100基以上のペ
ースで増強していると警戒感を示した。
2007.05.16
Yahoo
産経新聞記事
<0711-051601>
中国軍が、米空母攻撃用の対艦弾道弾の開発に着手するとともに、ロシアから超音速長距
離爆撃機も導入し、対米軍戦術を修正している。
中国軍が改良に着手したのは、射程1,500~2,500kmの東風21で、赤外線センサ
を取り付けることで米空母攻撃も可能となる。 東風21は100基近くが既に配
備されている。
2007.05
Jane's Missiles & Rockets
US DoD inspects home market for 'sea-based terminal missiles'
<0713-050021>
米国防総省が Aegis 級艦船を弾道弾から防護する 'Sea-Based Terminal Missile'
計画を開始するため、3月13日に各社に提案を求めた。
米国は、中国が機動能力を持つ弾頭の新型 TBM を開発していることを懸念している。
2007.05
軍事研究
質的向上続く中国のミサイル戦力
<0708-050002>
CSSC-3 対艦ミサイルの空中発射型で、1982年に空中発射試験に成功。
・YJ-62
YJ-6 の液体燃料ロケットをターボジェット化し、射程を200kmに延伸。
・YJ-63
YJ-62 を改良し射程、精度を向上。 中国空軍の3個連隊46機の H-6H が装備。 装備数は
100基で増加中。
2006.05.25
Inside the Pentagon
Pentagon report: Chinese Ballistic Missile testing increased in 2005
<0615-052502>
DoD が5月23日に公表した2006年版中国の軍事力によると、2005年の弾道ミサイル発射試験の回数が増加し
ている。
報告書では台湾海峡の兵力増強が更に図られ、射程1,000km以下の車載型 CSS-6 及び CSS-7 が710~790基配
置され、年間100発以上の割合で増加している。
長射程弾道ミサイルも近代化を推進しており、DF-31 の装備化が確認されている。 特に射程延伸型の
DF-31A は米本土に到達可能である。 更に中国は Jin 級潜水艦に JL-2 SLBM を搭
載すると共に、対艦、対地巡航ミサイルの増強も同時に行っている。
2006.04
Jane's Missiles & Rockets
Taiwanese MND warns of rise in SRBM threst by 2010
<0609-040032>
台湾国防省は、台湾を狙う中国の DF-11 (M-11) 及び DF-15 (M-9) SRBM が700~
800発に増えており、2010年には1,800発にのぼるとの見積を明らかにした。 SRBM が配置されていると
見られるのは以下の基地である。
江西省 Leping
江西省 Ganxian
広東省 Meizhou
複建省 Yongan
複建省 Xianyou
これは停滞している PAC-3 の予算実現を狙ったものと見られている。
台湾は現在3個中隊の PAC-2+ を台湾北部に配備しているが、新たに6個中隊の PAC-3
購入を要求している。 国防省は PAC-3 経費を予算要求から外したが2007年予算で再要求する方針である。
2005.10.19
Yahoo
共同通信記事
<0521-101901>
中国人民解放軍が保有する SRBM の発射が最近急増し、1年間に100発を超えるペース
に上っている。 発射は訓練や実験とみられ、内陸部の基地で行われているが、実態について中国側は公表していない。
発射急増は中国がミサイル技術近代化を急速に進めていることをあらためて裏付けている。
2005.09
Jane's Missiles & Rockets
China nears deployment of DF-31 solid-propellant ICBM
<0518-090004>
米国防総省の年次報告「中国の軍事力」によると、中国は初の固体燃料 ICBM である射程7,250kmの DF-31 を
2005年か2006年に配備する模様である。 また射程を11,270kmまで延ばす DF-31A 及び DF-31 の
SLBM 型である JL-2 の開発も進めている。 DF-31 の IOC は2005~2006年、DF-31A の IOC は2007~2009年
、JL-2 の IOC は2008~2010年と見られている。
中国が現有する弾道弾の射程と保有数は以下の通りである。
┃ ┃ ┃射 程(km)┃ 保 有 数 ┃
┣━━━━━━╋━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃DF- 3/CSS-2 ┃ ┃ 2,790+ ┃ 14~18 ┃
┃DF- 4/CSS-3 ┃ ┃ 5,470+ ┃ 20~24 ┃
┃DF- 5/CSS-4 ┃ ┃ 8,460+ ┃ 20 ┃
┃DF-21/CSS-5 ┃ ┃ 1,770+ ┃ 19~23 ┃
┃DF-15/CSS-6 ┃M- 9┃ 600 ┃ 230~270 ┃
┃DF-11/CSS-7 ┃M-11┃ 300 ┃ 420~460 ┃
┃JL-1 ┃ ┃ 1,770+ ┃ 10~14 ┃
┗━━━━━━┻━━┻━━━━━┻━━━━━┛
2005.03
Jane's Missiles & Rockets
Taiwan makes Chinese ballistic missiles claim
<0507-030006>
台湾の陳総統が1月31日に、中国が台湾を狙って配備した M-11 や M-9 は、合わせて706基にのぼることを明
らかにした。 これは2004年末に国防相が610発とした数を大幅に上回る。
これらの SRBM が配備されているのは以下の場所である。
・江西省 (Jiangxi Province) :Leping、Ganxian
・広東省 (Guangdong Province) :Meizhou
・福建省 (Fujian Province) :Yongan、Xianyou
2004.12
Jane's Missiles & Rockets
Chinese missile threat to Taiwan increasing
<0503-120005>
台湾の総統、副総統、国防相が、台湾を狙った中国の M-9, M-11 などの SBBM, MRBM は610基に上り、
2005年中には800基に達すると指摘した。
また国防相は、200基の射程1,600kmの巡航ミサイルについても言及し、現在中国の巡航ミサイル脅威は、90発のイスラエル製 Harpy
だけであるが、CEP=10m の Hongniao LACM が今後1~2年内に完成すると述べた。
2004.07.21
Jane's Defence Weekly
Taiwan concerned over Chinese exercises
<0414-072111>
2004.01.21
Jane's Defence Weekly
Chinese puzzle
<0402-012108>
CSS-6 及び CSS-7 450発が上海軍管区に配備
されているが、台湾及び沖縄を狙った GPS 方式誘導への改良型の開発が進められている。
・F-10A 戦闘機
F-10A は、あと数年で運用開始。 空軍は200機の配備を考えて
いるが、J-X 開発進展の状況によっては更に増える可能性もある。
・FC-1/JF-17 戦闘機
パキスタン空軍は、 F-6 の更新用に FC-1 の
取得を計画しているが、中国空軍の調達については、はっきりしていない。
・Su-27 戦闘機
Su-27 のライセンス生産は、年産15機のペースで順調に推移。
・ジェットエンジン
Kunlun Ⅱ は F-7, F-8 戦闘機用のエンジン。 初の国内開発ターボジェットエンジンで2003年始めに量産開始。
JH-7 に搭載する WS-9 ターボファンエンジンは Rolls-Royce Spey Mk 202 を基にした物で、間もなく量産に入る。
・Type 093 原潜
・Shenzhen 駆逐艦
2003.08.04
Aviation Week & ST
Bulking up
このほど公表された DoD による中国の軍事力分析によると、最新型戦闘機と弾道ミサイルの増強に加え、人民軍は情
報/偵察監視能力の強化と UAV、UCAV の開発に着手しており、東アジアの軍事バランスが大きく変化しつつある。
・戦闘機
保有戦闘機の数量は昨年の3,400機から3,200機に減少したものの、これは近代化に伴う旧型
機の廃棄によるものとみられ、ロシアから最近購入した Su-27 や Su-30 を含め
第4世代戦闘機は150機と昨年より50%増加している。
また、独自開発した J-10 (F-10) は既に少数機が就航し、数年後には運
用が開始されるとみられる。
・弾道ミサイル
台湾に指向する SRBM の数量は昨年の350発から450発に増加、沖縄が射程に入る CSS-6
SRBM の改善も進められているとみられる。
また、潜水艦発射の JL-1 が今年中に配備されるとみられるが、ICBM DF-31 は開発が遅れ配備は5年後以降と見積もられている。
・宇 宙
対衛星システムの開発をすすめ、2005年から2010年に配備されるとみられる。 偵察監視衛星に関しては2007
年を目標に25t級の Low-Earth 衛星と16t級の静止衛星の打ち上げを計画している。
中国はまた、米軍のアフガンとイラクでの作戦運用を戦訓とし、特殊部隊の増強、戦闘車両による作戦及び UAV、UCAV の使用を積極的
に進める検討を行っているとみられる。
2003.05.29
Inside the Pentagon
Report: U.S. nuclear,missile capabilities to remain superior to China's
CFR (Counsil on Foreign Relation) の報告によると、中国は弾道ミサイルと巡航ミサイルの近代
化と備蓄を進め、輸出を行っているが、軍の近代化と技術力は米国に比べ少なくとも20年は遅れている。
しかしながら中国は米国の NMD に対処するため今後 10~20年間に ICBM 核弾頭の小型化や多弾頭、デ
コイの搭載を図ると共に保有数の増強を図るとみられる。
現在、中国は410~440発の核兵器を保有しているとみられ、そのうち約140発が中長射程の
弾道/巡航ミサイル弾頭に、150発が爆撃機搭載爆弾に、残りが戦術核砲弾と見積もられており、2015年までに米国に指向する核ミ
サイルを現在の10発から75~100発に増加するものとみている。
報告では更に、台湾に指向している400発の通常弾頭 SRBM を2010年までに600発以上に増強
し、状況悪化時には航空戦力とともに一挙に政経中枢を破壊するとしている。
2003.02.08
読売新聞
中国、多弾頭ミサイル成功
中国は昨年12月、射程約1,800kmの中距離ミサイル「東風21」の多弾頭化実験に成功した。
中国が多弾頭ミサイルの発射実験に成功したのは初めてと見られる。
発射実験は、同月中旬ごろ、山西省の人民解放軍戦略ミサイル部隊(第2砲兵)基地で行われ、多弾頭化方式では、
MIRV(各個誘導多核弾頭)技術が用いられたと見られている。
一方、関係筋によると、昨年までに3回の発射実験を行った新型 ICBM「東風31」(射程約8,000km)は、早け
れば今年夏ごろにも実戦配備が始まると見られている。
(註:「東風21」は DF-21 (CSS-5)、「東風31」は DF-31 のこと。)
2002.09
Jane's Missiles & Rockets
CSS-5 Mod 2 may have released decoys
中国が7月上旬に行った DF-21 (CSS-5 Mod 2) の発射試験では、実弾頭の他に6~7個のデコイ
弾頭が使用された模様である。 DF-21 は弾頭放出までに1,300nmを飛行した。
DF-21 は HE 弾頭又は300kTの核弾頭を装備し、老朽化した液体燃料 DF-3A (CSS-2) IRBM の補完として、1990年代末から装備されてい
る。
2001.10
Jane's Missiles & Rockets
PLA exercises use missiles in anti-carrier role
中国が最近、弾道弾及び巡航ミサイルを使った着上陸及び対空母演習を行った。 この演習は、8月17日に米軍が南
シナ海で空母2隻を参加させて実施した演習(1日間)への対抗処置と見られる。
演習では3発の 'JL-21A' SLBM (潜水艦発射弾道弾) が5,000km離れた目標海域に向け発射され、
同時弾着の訓練が行われた。 香港の情報筋によると、JL-21A の CEP は 50mと言われている。
中国は2隻の SLBM 潜水艦を保有している。 SLBM 潜水艦は、元々12発の JL-1 (CSS-N-3) SLBM を搭載していたが、より射程の長い
JL-1A に換装された。 JL-1A は、陸上発射の DF-21A (CSS-5 Mod 5) と類似していると見られ
ていることから、JL-21A は JL-1A が改称した可能性がある。1999.09.08
Jane's Defence Weekly
Ballistic boom
世界的な弾道ミサイル脅威は新型の開発と、7種類の新型ミサイルの発射試験により、過去18ヶ月間で大幅に増
大した。 ここで言う7種類のミサイルとは、Ghauri 1、Ghauri 2、Shaheen、Agni 2、Taepo Dong 1、Shahab
3、Dong Feng 31 (DF-31)である。
北朝鮮とパキスタン、イランは、1992年に Nodog 1 を基礎にした弾道弾の共同開発に同意したと見られている。
1999.02.24
Jane's Defence Weekly
China prepares to field new missile
1996.05.27
日経新聞
中国、新型短距離弾道ミサイルを実戦配備
中国は榴散弾新型の短距離弾道ミサイル「党風15M」を開発し、実戦配備した。
1996.04.17
Jane's Defence Weekly
Ballistic missiles