「中ロ、軍事技術分野の知的所有権保護で合意、『パクリ』兵器の輸出禁止へ」
「中国、初の空母戦闘群の建・・・」
右図は珠海航空展に展示された各種 GB である。 右図左上は LT-2 500kg LGB、右上は LT-3 GPS/INS/LGB、下の2枚は
FeiTeng シリーズの GB である。
「中国の対外軍事援助、米国・・・」
今月4日から珠海で開かれている第7回珠海航空展に多数の UAV が展示された。
全長1mの小型 UAV は、航続距離1,000km、速度100km/h、上昇限度5,000mで、
17時間の滞空能力がある。
TF-10 UAV は、畑に生える白菜1株1株を見分けることができるという。
右図上は無人戦闘機である。
「中国初の国産ジェット旅客・・・」
「中国の新型戦闘機「殲-10」・・・」
「中国潜水艦2隻、米空母威・・・」
「中国のニセ製品が軍を崩壊・・・」
中国第2砲兵の ECM 連隊が装備している YLC-20 パッシブレーダである。 YLC-20 はチェコ製 VERA-E パッシブレー
ダのコピーと見られ、DZ9001C ELINT 装置と、DWL002 パッシブ探知装置で構成される。
「中国が核兵器増強か、ミサ・・・」
「国産旅客機『新舟600』第一・・・」
「中国、五輪警備のため会場・・・」
「北京五輪、空からのテロに・・・」
「新世代の練習機 L-15 猟鷹・・・」
「対日攻撃用のミサイル基地・・・」
「大地震で露呈された中国の・・・」
「中国の軍事費、世界3位に ・・・」
「弾道ミサイル 中国、黄海・・・」
「中国の核ミサイル計画に影・・・」
「中国、イランやテロ組織に・・・」
「温首相、『大型飛行機の開・・・」
「中国が国産大型輸送機開発・・・」
「中露、蜜月にほころび、貿易・・・」
「欧州議会、対中武器禁輸継・・・」
「中国海軍、米軍に『太平洋・・・」
「人民解放軍が戦力データを・・・」
「台湾、中国軍の最新軍事動・・・」
「中国の宇宙軍拡を懸念、米・・・」
「中国のミサイル増強に警戒・・・」
「ロシアの対中兵器輸出、ほ・・・」
「中国の兵器輸出権保有企・・・」
「潜水艦発射型の開発推進・・・」
「ベトナム武装漁船が中国漁・・・」
「米中海軍、昨年11月に台湾・・・」
2008.12.29
朝鮮日報
『中国、空母6隻の保有目標』スイス誌報じる
<0901-122903>
スイスの軍事専門誌『インターナショナル・フリート』が、中国が空母6隻を保有することを目標としていると報じたと、中国メディアが28日
に一斉に報じた。
また、艦載機として MiG-29 か J-10(殲10)、または FC-1(暁竜)を挙げた。
2008.12.22
Aviation Week & ST
Size doesn't matter
<0902-122203>
中国が2009年に小型/マイクロ衛星の打ち上げを加速する。 また H-6 爆撃機から発射する Shenlong
(Divine Dragon:天竜?)SLV を用いた軍用小型衛星発射の試験も公表される模様である。 Shenlong は先端と翼に耐熱タイルが貼っ
てあることから、再使用可能なことは明らかである。
Shenlong について米国の軍事専門家は、ASAT 用ととしても使用可能ではと危惧している。
2008.12.21
Yahoo
Record China 記事
<0901-122101>
中国とロシアが11日に軍事技術分野における知的所有権保護の協議に調印した。 これにより中国はロシアの技術を利
用して製造した兵器を勝手に輸出することが出来なくなる。
中国はロシア軍需産業にとって最大のお得意様であると同時に、最大のライバルでもある。 その典型例ともいえるのが中国が"自主開発"と主張する
J-11 戦闘機で、Su-27 を元にしているが、国内配備するばかりか、パキスタンなどにも売却し、軍事兵器市場でロシア製戦闘機と競合関係にあるという。
2008.12.18
China Defense
Thanks Saeed Khan for the heads up : $278M AWACS deal struck with China
<0901-121801>
パキスタンが中国から AEW&C 機を$278Mで購入する契約を行った。 納入は今後4年以内で、パキスタンは中国製 AEW&C 機の初の導入国になる。
輸出されるのは中国製レーダを Il-76 輸送機に搭載したもの(註:KJ-2000 )と見られている。
中国の AEW&C 機開発は、2004年にイスラエルから$1Bで Phalcon レーダ4基を購入しようとしたのを米国に阻止されたのを受けて開始された。
その後中国はロシアと A-50 Mainstay 4機購入契約を行い、更に4機が輸入されると見られているが、同機を既に入手したか否かは不明である。
2008.12.11
China Defense
Sino Russia military-technical cooperation update
《 Serdyukov to reinstate Russian-Chinese military-technical cooperation 》
<0901-121101a>
2005年に開かれて以来3年ぶりに12月11日に開かれる中露軍事技術協力会議に、ロシアのセルジュコフ国防相が初めて出席する。 前回の会議では
Il-76 輸送機38機が$1.1Bで売却されることになったが、ロシアはこの決定を完全には履行していない。
ロシアの武器輸出額の中で中国が占める割合は、2005年が$6.1Bの64.3%、2006年が$6.5Bの38.3%
、2007年が$7.5Bの21%と下がってきているが、2007年には$1Bの新規契約が行われたと見られている。 この中には Il-76
、Su-35、Su-33 などが含まれている。
China, Russia vow to step up military ties
《 Chinese President Hu Jintao called Thursday for stronger military ties with Russia in talks with visiting Defence Minister Anatoly Serdyukov, state media reported. 》
<0901-121101b>
胡錦涛国家主席が訪中しているロシアのセルジュコフ国防相に、両国間の軍事協力の継続を強調した。
先月開かれた珠海航空展では、中国政府関係者が Su-35 の詳細について質問していた。
2008.12.03
Jane's Defence Weekly
Can Russia maintain its defence export growth?
<0901-120310>
ロシアの武器輸出額は2005年に$6.1B、2006年に$6.5B、2007年に$7.4Bと4年連続して増加し、2008年には$8Bに達しよう
としている。 2007年における最大の輸出先はインドで全体の28%を占め、次いで中国の21%、ベネズエラが16%、アルジェ
リアが14%、マレーシアが9%、ベトナムが5%の順になっている。
しかしながら全体の49%を占めているインドと中国への輸出が、インドが輸入先を広く国際市場に求めだしたことや、中国が高い技術水準に達し
てきたことなどから減少すると見込まれるため、Jane はロシアの武器輸出額が2010〜2012年には下降に転じると
見ている。
2008.12.03
Jane's Defence Weekly
Pakistan seeks Chinese loan for fighter purchase
<0901-120309>
パキスタンは2013年までに250機の JF-17、2010年までに36機の
J-10 を購入する計画であるが、同国の経済危機のため中国から$2Bの長期低金利融資を受けることになった。 内訳は JF-17 の第一次
生産分40〜42機に$700M〜$800M、J-10 分に$1.5Bである。
パキスタンは現在8機の JF-17 を受領し評価試験を行っており、試験は2009年中に完了する計画である。
2008.11.26
Jane's Defence Weekly
Ukraian firms turn to China after Russia snub
<0901-112612>
ウクライナの軍事産業はロシアへの依存が低下したため、中国やその他の国に販売網を広げよ
うとしている。 1991年に中国が Su-27SK を導入した頃にウクライナは44社が部品等をロシアに供給していたが、2006年には Su-30MKK 用に部品等を供給しているのは14社
になってきた。 更に Su-30MKI ではわずか2社になってしまった。
このような中、Kiev's Radar Plant社は Agat社製の 9B-1101K を改良した、より性能の高い
SARH シーカを生産しており、中国空軍はこれを使用できる状態にある。 また Phazotron-Ukraina社は、Su-27 搭載の NIIP
N001 レーダの性能強化部品や、MiG-29 搭載 Phazotron社製 N019 レーダの性能強化部品
を製造している。
中国ではウクライナからの部品輸入に、特に空軍が積極的である。
2008.11.19
Yahoo
読売新聞記事
<0812-111902>
香港の英字紙が19日、上海の軍事専門家の証言として、中国軍が初の空母戦闘群の創設に着手していると伝えた。 この専門家の証言によると、
建造中の空母はディーゼルエンジン推進型で搭載機は60機程度と、米国の原子力空母よりは小型で、4年後には就役し、
海賊行為が相次いでいる南シナ海を管轄する南海艦隊に配属され、中国の原油輸送ルートを警護する任務に当たる。
戦闘群を構成する空母と支援艦艇は、上海、大連、天津の3箇所の造船所で建造されている模様という。
2008.11.17
Aviation Week & ST
Service life
<0812-111712>
PL-12 は今まで、重量180kg、全長3.85m、最大射程70kmと公表されていたが、今回の珠海航空展では、重量199kg、全長3.93m、
射程は70km以上と公表されている。 PL-12 のシーカは、ロシアの Agat社が R-77 (AA-12) 用に開発したシーカを元にしていると思われている。
2008.11.17
Chinese Defence Today
Military aspects of the Air Show China 2008
<0812-111701>
2008.11.12
Jane's Defence Weekly
Chian consolidates aircraft industry in bid for effiency
<0812-111213>
中国の航空工業企業である AVIC T社と AVIC U社がが合併し、10月に24日に AVIC T社の本社を本社とする AVIC
社が誕生した。
中国の航空工業は1993年まで国有であったが、同年に航空宇宙工業省が廃止され、国有の民間企業である AVIC社が発足
した。 その後 AVIC社は1999年に AVIC T社と AVIC U社に分割されたが、今回再統合された。
2008.11.12
Jane's Defence Weekly
Pakistan jointly exhibits JF-17 with China
<0812-111211>
パキスタンは中国と共同で、珠海航空展に JF-17 を展示し、J-10 と共に注目を集めた。 これは
両国が JF-17 の輸出に強い意欲を持っていることを示している。 事実、タンザニアは、JF-17 の視察のため大型の使節団を派遣していた。
ただ、パキスタン軍関係者によると、未だいずれの国とも確定した商談は行われていない。
2008.11.12
Jane's Defence Weekly
PLAAF shows off with newfound confidence
<0812-111210>
珠海航空展では2機の J-10 が展示されたが、これは同展の12年の歴史で初めてで、中国空軍が新たな"公開"の時代
に入ったことを意味する。
2008.11.12
Jane's Defence Weekly
L-15 prototype makes first public flight
<0812-111209>
珠海航空展で中国初の超音速練習機である L-15 が、初めて飛行を公開した。 L-15 は HAIC
社製であるが、同じく新型練習機である Guizhou(貴州)JL-9 や Chengdu(成都)J-10S に比べて高価である。
2008.11.12
Jane's Defence Weekly
China reveals its progress on UAVs
<0812-111208>
CASC社製の中距離長期滞空型 UCAV で、現在試験を終わり量産に入っている。 Hellfire と似た AR-1 ASM を2発
搭載し10時間遊弋できる。
・PW-2
CASC社の軽量 UAV で10時間の滞空能力を持つ。 CASC社はこのほかにも二種類の micro-UAV を展示した。
・SH-1:CASIC社製の多目的 UAV
・SH-3:CASIC社製の軽量、低速 UAV
・TF-8:CASIC社製の携帯型 UAV
・TF-10:CASIC社製のリモートセンシング UAV
・Warrior Eagle:AVIC社の UCAV 構想
・Hidden Sword:>AVIC社の UCAV 構想
・Wing Long:AVIC社の低中高度偵察用 UAV で、滞空能力20時間
・Huifeng:AVIC社製のブースタ発射式 UAV
・DUF-2:AVIC社製の手投げ式 micro-UAV
2008.11.12
Jane's Defence Weekly
PLA showcases its armoury of latest weapons
<0812-111207>
珠海航空展で SY-400 SRBM が展示された。 SY-400 は8x8車に搭載され垂直に発射される。 SY-400 は WS-2 が6発搭
載であるのに対し8発搭載でき、WS-2 の射程が200〜350kmであるのに対し、二倍の400kmで、誘導精度も
より高い。
中国軍はこのほかに P-12 や B-611M などの SRBM を保有している。
2008.11.12
Yahoo
Record China 記事
<0812-111201>
10日付けの Defense News が、中国が軍事援助政策を進めることで国際社会における米国の影響力を弱めようとしているとする論調を掲載した。
それによると、中国製の装備は低性能と世界的には不評だが、アフリカや南米地域などの国々に対し中国が最近、低価格もしくは無償で兵器などを提供
しており、これらの国々にとっては唯一手を伸ばせる兵器として重宝がられているて、中国の国際社会における影響力も急速に増大してい
る。
2008.11.10
Aviation Week & ST
Weapons array
<0812-111006>
2008.11.10
Aviation Week & ST
Industrial evolution
<0812-111005>
2008.11.08
Record China
なぜ白菜?1株1株まで判別す・・・
<0812-110802>
2008.11.06
China Defense
China repackages aerospace industry
<0812-110601>
中国の航空機産業は Avic 1 と Avic 2 という緩い管理体制の企業集団を構成していたが、両者は Avic社に統一されてきている。 Avic社は以
下の6個企業からなる。
・Transport Aircraft Co.
・Avic社直轄のDefense Division
・Avicopter
・Aviation Engine Industry Corp. Ltd.
・General Aviation Co.
・Aviation Systems Co.
2008.11.05
Jane's Defence Weekly
China eyes Su-33 for its aircraft carrier project
<0812-110505>
中国海軍が近く、艦載戦闘機を J-10 発展型にするか Su-33
(右図)にするかの最終決定を行うが、ロシアは訓練用としてまず14機の Su-33 を受注すると見ていて、既にロシア軍が装備している Su-33 の生
産ラインを再開するとしている。
中国は次の段階で実際に装備する36〜50機の調達を計画しているが、こちらは1980年代末に設計された Su-33 ではなく、
Su-30MK2 に採用されている技術を取り込んだ次世代型 Su-33 になるという。 更に次世代型 Su-33 は NIIP
社製 Irbis-E AESA レーダを搭載するなど Su-30MK2 より高性能で、
Su-35 用に開発されているラムジェット推進の長距離 AAM や、3M-14AE Klub
や 3M-54AE/AE1 も搭載するという。
2008.11.04
Yahoo
読売新聞記事
<0812-110403>
中国商用飛機社と米航空機リース大手 GECAS社が4日、中国初の国産ジェット旅客機 ARJ21-700(中国名・翔鳳)25機の売買
契約に調印した。 両社は今年3月に5機の販売で覚書に調印していたが、その後の交渉で25機を計50億元(約730億円)で販売することで合意した。
ARJ21 は、座席数78〜90席の小型ジェット旅客機で、初飛行は今月中を予定しているが、今回の契約も含め既に206機を受注しているという。
2008.11.04
Yahoo
読売新聞記事
<0812-110402>
広東省珠海で4日、中国国際航空宇宙展が開幕し、中国航空工業集団が開発した J-10(殲-10)が初めて一般向けに公開された。
J-10 は2007年1月に部隊配備が開始されたと発表されていた。
同航空展では、中国のミサイル防衛構想の中核となる長距離ミサイルシステム『神鷹-400』も初めて公開された。
2008.11.03
Aviation Week & ST
Quantity and Quality
<0812-110313>
2008.11.03
Aviation Week & ST
Avic was in the beginning
<0812-110302>
中国の Avic 1社と Avic 2社が今年初めに統合して Avic社になっていた。 Avic社はほとんど全ての企業を包括し、
地元の報道によると Avic社は6社の子会社で構成され、それぞれが株式を上場する。
Avic-1社と Aviz-2社は、1999年に Avic社を分割して誕生した。
2008.11.03
韓国中央日報
中国、最新ミサイルで米日 MD に対抗
<0812-110301>
中国紙北京青年報が2日、4〜日に広東省珠海で開かれる第7回中国国際航空宇宙博覧会で、MD 用などさまざまな種類
の新型ミサイルが初めて公開される報じた。
公開されるのは MD 用の『神鷹400』、艦艇の自衛防御用 FL-3000N、対艦ミサイルの C-705
、C-602 などが予定されている。
2008.10.28
China Defence Today
HQ-64 (LY-60) surface-to-air missile
<0811-102801>
HQ-64 は1990年代に上海宇宙飛行技術研究所 (Shanhhai Academy of Space Flight Technology) で開発された SAM で、イタリア Alenia社が
AIM-7 Sparrow を元に開発した Aspide を元に、更に中国で開発した SAM である。 輸出名は LY-60 である。
HQ-64 の主要性能緒言は以下の通りである。
・全 長: 3.89m
・胴 径: 20.8cm
・発射重量: 220kg
・射 程: 1〜18km
・射 高: 30m〜12,000m
・最大速度: Mach 4.0
2008.10.23
Record China
2008年世界軍事力ランキング、中国は4位
<0811-102301>
JDW が発表した「2008年世界軍事力ランキング」によるとも中国は第4位である。 上位5位は、米、仏、露、中、英
の純である。
このランキングは、軍事支出、軍事戦略及び戦術、技術開発能力、経済基盤などを元に行われ、インドは8位、日本は22位であった。
2008.10.22
China Defense
The two J10s of 44th Div arrived at Zhuhai airport
<0811-102201>
珠海空港で開催された第6回宇宙航空展に展示するため、2機の J-10 と2機の JF-17 が飛来し
た。
【註】
中国の空中給油は、米空軍のフライングブーム方式ではなく、プローブが突き出た米海軍方式のプローブアンドドローグ方式であることに注目した。 この方式は、
給油を受ける側がプローブを合わせる必要があり、高度な技術を要する点と、フライングブーム方式に比べ時間当たりに給油できる量が少ない欠点がある。 その代わ
り給油機側は特別な操作を行う必要が無いメリットがある。
2008.10.17
Yahoo
産経新聞記事
<0811-101701>
中国潜水艦が今月上旬、東シナ海に展開しているのを自衛隊が探知していたことが16日に分かった。 潜水艦は2隻
で、1隻は2004年11月に日本領海を侵犯したのと同型の漢(ハン)級攻撃型原子力潜水艦とみられる。 自衛隊が2隻を探知した地点は日本の領
海外で領海侵犯などはしていない。
この時期、横須賀基地に配備されたばかりの米原子力空母ジョージワシントン (GW) が韓国に向けて周辺海域を航行しており、海上自衛隊は、中国側が
GW を待ち伏せし、データ収集や示威行動を行おうとしたと判断し、P-3C による監視飛行を強化している。
防衛省によると、漢級のほかのもう1隻は通常型潜水艦とされる。
2008.10.14
韓国中央日報
北朝鮮、中国のハッキングで・・・
<0811-101401>
韓国国家情報院関係者が14日、2004年から今年8月にかけ北朝鮮と中国からのハッキングにより韓国政府資料13万件が流出したことを明らかに
した。
流出した資料は外交、安保分野に集中しているのではなく、国家機密事項も含まれていないという。
2008.10.07
Yahoo
Record China 記事
<0811-100701>
2日の米国誌ビジネスウィークが、イラクやアフガニスタンで相次ぐ米軍ヘリ墜落事故は中国製ニセモノ部品が関係し
ていると報じた。 今年1月には米空軍が F-15 に搭載されているチップセットにニセモノが含まれていることを発見し
たが、これは中国の片田舎で作られたもので、旧式のチップセットの表示をはぎ取り、最新型の表記を書き込んだだけの簡単な偽造手法だったという。
またチップセット以外にも過去4年間の間に中国製偽造ルーターが400台納入されたことも明らかとなっており、指揮系統に混
乱をもたらす可能性があるばかりか、中国のスパイ活動に利用されることも考えられるとして注目が高まっている。
2008.10.05
China Defense
Some good stuff on display from Oct 4th 2008's CCTV report on 2nd Artillery’s ECM Regiment
<0811-100501>
チェコはかつて中国に6基の VERA-E を輸出しようとしたが、米国の反対で2004年1月にこれを中止したことがある。
2008.09.24
Jane's Defence Weekly
China starts programme to train 50 carrier pilots
<0811-092405>
大連海軍兵学校で50名のパイロットが空母での固定翼機運用の訓練を受けている。 1987年には広州海軍兵学校にパイロット
の戦闘艦艦長課程が設けられ、9名が3年間の研修を終え、現在は駆逐艦の艦長として勤務している。 2010年までにはこれらの艦長が40代後半になり、
空母の艦長候補になる。
2008.09.08
Yahoo
Record China 記事
<0810-090801>
ワシントンポスト紙が4日、中国が合意を無視して米国との核対話をストップし、核弾頭総数や生産計画について明か
すことを拒んでいると報じた。 2006年に中国はブッシュ大統領に核対話の実施を約束したが、対話はすでに2年以上もストップしている。
米軍事関係者の間には、過去数年に出版された軍事書の分析から中国が核先制不使用原則を放棄し多弾頭ミサイルなど核軍備を増強し、米国が
進めるミサイル防衛計画への対策を進めているとの疑惑が高まっている。
2008.09
International Defence Review
NORINCO develops SW1 Red Arrow turret
<0810-090039>
中国の NORINCO社が、装輪及び装軌 AFV に装備する SW1 Red Arrow 砲塔を公開
した。
SW1 Red Arrow は Red Arrow 8 対戦車ミサイル4発と、30mm砲及び7.62mm機銃を1門ずつ装
備する。 Red Arrow 8 はホバリングへり及び低空飛行航空機にも使用できる。
2008.08.25
Chinese Defence Today
PLA Exhibition in Hong Kong
<0809-082504>
香港で行われた人民解放軍展で展示された HQ-12 (KS-1) SAM の写真である。。
これと同じシステムは2007年に北京で行われた人民解放軍展にも展示されたが、今回はその時とは別の車体に搭載され
ている。
【註】
HQ-12 の最新型は KS-1A と呼ばれ、キャニスタ発射機型も報告【0802-122701 (Chinese Defence Today)】
されている。
2008.08.20
Jane's Defence Weekly
India fearful of China's upgrade plans for Coco Islands facilities
<0810-082006>
インドが、インド領アンダマン・ニコバル諸島の北にあるミャンマー領ココス諸島で、中国が基地を強化しているこ
とに神経をとがらせている。 中国は通信基地の機能を強化するとともに、2ヵ所の新たなヘリポートを建設し、ミャンマー海軍用武器庫を拡張している。
【註】
アンダマン諸島は最先端の「大ココ島」だけがミャンマー領で、アンダマン海とベンガル湾の間に位置しえマラッカ海峡出口を押さえる要衝だったため、戦争中は旧日
本陸軍がの1個大隊を配置していた。
中国は994年6月から大ココ島(Great Coco Island)をミャンマーから賃借して、レーダー基地と軍港を建設している。
2008.08.06
Jane's Defence Weekly
China rolls out Z-9 helo naval variant with anti-ship missile
<0809-080606>
中国海軍が既に装備しているハルピン (Harbin) 社製 Z-9C 艦載ヘリの新型である Z-9D が、レーダ誘導の新型対艦
ミサイルである杭州航空機製造 (Hongdu Aviation Industry Group) 製の TL-10B (KJ-10B) を装備した。
TL-10 は艦載型の JJ-10 として2004年に初めて登場し、2006年に航空機搭載型の KJ-10 が登場した。 TL-10 は30kgの弾頭を搭載してロケッ
トモータで Mach 0.85 で飛行し、空投の場合の射程は18kmである。 レーダシーカの TL-10B
のほかに EO シーカの TL-10A もある。
2008.07.30
Jane's DefeceWeekly
A morning star shines
<0809-073010>
・核兵器部門:Cina National Nuclear Corporation
・艦船建造部門:China State Shipbuilding Corporation
・宇宙部門:CASTC 及び CASIC
・武器部門:China Ordnace Industrial Group Corporation
・電子部門:China Electronics Technology Group Corporation
・航空部門:AVIC T 及び AVIC U
AVIC T 及び AVIC U は、子会社数200、総資産$32Bの CAIGC に統合されるが、民間機部門は CCAC として
独立する。 右図は AVIC T 製の J-10 戦闘機。
2008.07.30
Jane's DefeceWeekly
China reveals work on unmanned combat platforms
<0809-073006>
南京宇宙航空大学 (NUAA) で開かれた UAV コンファレンスののち、中国のインターネットサイトで
UCAV とチルトロータ UAV が公開され、詳細が明らかになった。
このコンファレンスで、EO シーカで知られている LOEC社がターボファン推進で MQ-9A
と同程度サイズの UCAV の模型を展示した。 この UCAV は明らかに Guizhod(貴州)WS-2000A UAV を元にしている。
もう一つは電動モータ推進双発チルトロータ UAV で Bell社の Eable Eye と同規模の大きさである。
2008.07.23
Jane's Defence Weekly
Power to the people: an examination of the 'Chinese threat'
<0809-072312>
中国の経済発展のおかげで、軍は国防費を2007年までの5年間に$20.78Bから$46.21Bに
拡大した。 更に2008年に8.3%であったその伸び率が、2009年には9.6%
、2010年には11.7%と上昇し、2010年には国防費が$78.81Bになると見られている。 しかも米国防総省は
$46.21Bと公表されている国防費は、実際には$97B〜$139Bであると見ている。
・近代化装備
・YJ-62C:射程300kmの対艦ミサイル
・S-300PMU3
・DF-31A
・KT-1 ASAT
・J-11B
・第五世代戦闘機
・空中給油機
・航空母艦
・晋級 SSBN
・台湾問題
・"マラッカジレンマ"
中国は石油の80%をマラッカ海峡を経て入手している。 この様な中国のインド洋における脆弱性について
インドは、この"マラッカジレンマ"を安全保障上の安定要因と見ている。
2008.07.21
Aviation Week & ST
Broad-spectrum war
<0808-072115>
中国は SAM、TBM、CM、PGM、UAV を重点に軍事力強化を図っているが、その中で最も力を入れているのが防空能力の強化である。
HQ-9 は50nmの射程を持つロシアの S-300 (SA-10) のコピーと見られるが、昨年には最大射程が
108nmで最大射高が98,500ftである S-300 PMU-2 (SA-20) を装備し、250nm射程の S-400 (SA-21) も導入しようとしている。
2008.07.21
Aviation Week & ST
Peer pressure
<0808-072114>
中国の軍事技術は最早ロシアの支援を必要としない段階に来ている。 中国はソ連崩壊を機にロシアの軍事技術を大量
に入手した。 J-11B はエンジンや搭載電子機器の全てが国産でまかなわれている。 従来
J-XX と呼ばれていた第五世代戦闘機 J-12 は、ロシアが Pak Fa を完成させる直ぐ後に完成
しそうである。
50哩の射程を持つ PL-12 AAM はロシアの R-77 (AA-12) を凌ぐ性能を持ち、PL-12 を AIM-120 同様にロフト飛行させ射程を
100哩にする計画も進行していると米国は見ている。
【註】
中国の次期戦闘機である J-12 及び J-13 は既に計画が中止になり、第五世代戦闘機として開発さ
れているのは J-14 であると伝えられていた。
2008.07.16
Jane's Defence Weekly
Secret fleet
<0809-071619>
・中 国
陝西 (Shaanxi) Y-8 輸送機を改造した SIGINT 機には、NH-2 計画と NH-4 計画がある。
NH-2 は2004年に脚光を浴びた Y-8DZ と呼ばれる機体で、NH-4 は Y-8T 又は YG-8 と呼ばれ既に空軍が装備している。 このほかに民航機である Tu-154 を SIGINT 機
に転用して使用している。
1〜18GHzをカバーする CEIEC社製 KZ800 ELINT 装置は2008年の見本市で公開されている。
・韓 国
Hawker 800SIG は E-Systems 社が開発した40GHzまでをカバーする COMINT/ELINT
装置を搭載している。
・台 湾
C-130HE SIGINT 機は、Lockheed Martin社と台湾の CSIST が共同で開発した。
・日 本
5機保有する EP-3 は23名が乗り込み30MHz〜20GHzをカバーする。 低周波域を担当する NH/LR-107 は NEC 製で、後周波域の NH/LR-108 は三菱電機製である。
2008.07.14
Chinese Defence Today
New Type 054A frigate commissioned
<0808-071417>
中国海軍の Type 054A フリゲート艦(Jiangjai-U級 )の四番艦である Chaohu が7月9日に就役し、南海艦隊に配属された。
Type 054A フリゲート艦は HQ-16 SAM 用の32セル VLS を装備している。
【註:】
HQ-16 は、SA-11 の後継である SA-17 を中国とロシアが共同で艦載用にした SAM で、SA-17 は最大射程50km、最大射高25km、最大速度 Mach 4 の性能を持つ720kgの
ミサイルである。
2008.07.09
Jane's Defence Weekly
Falcon prototype makes first flight
<0808-070907>
中国の L-15 Falocn ジェット練習機の試作機が5月10日に初飛行したことを、開発した南昌を拠点とする杭州航空機製造グループ (HAIG)
が明らかにした。 同機は2006年3月に最初の試作機が初飛行し、その後大幅な改良が行われていた。
【註:】
2006年に初飛行した L-15 試作一号機(上)と、今回初飛行した二号機(下)を、既報記事から抽出して対比した。
2008.06.30
Yahoo
Record China 記事
<0807-063001>
中国航空工業第一集団 (Avic T) 有限責任公司が開発した国産旅客機 '新舟600' の一号機が完成し、9月に試験飛行が開始される。 同社では現在、60〜70人乗りの
'新舟700' を開発しており、5年後には '新舟60'、'新舟600'、'新舟700' とシリーズ化を図り、世界レベルのターボプロップ機メーカを目指す。 写真は ARJ21-700。
2008.06.25
Yahoo
ロイタ通信記事
<0807-062502>
中国政府はことし8月の北京五輪の警備のため、メーン会場の南1kmの地点に SAM を配備した。
テロを最大の脅威と位置づける同国政府は先週、すでに特殊部隊を含む10万人規模の警備態勢を敷き、警備に当たっていると発表している。
2004年のアテネ五輪では、ギリシャ政府が Patriot 数十基を配備していた。
2008.06.25
Yahoo
Record China 記事
<0807-062501>
23日の香港紙の報道によると、オリンピック期間中の空からのテロ攻撃に備えるため、メイン会場付近に SAM が配備されたという。 また、あ
る軍事情報サイトには、遠方に「鳥の巣」の姿が確認されるミサイル搭載車両などの写真が掲載され、『軍事管理区域につき進入禁止』の看板が掲げられている。
軍事専門家によると、掲載されている写真は HQ-7(紅旗7)と呼ばれる中国国産の短距離 SAM で、最大射程
は12kmとされているという。
2008.06.24
Yahoo
サーチナ中国情報局記事
<0807-062401>
24日付中国新聞社電によると、次世代型練習機として洪都集団が開発した L-15『猟鷹』の3号機が、江西省南昌市の青
雲譜空港で初飛行した。 1号機は試作機で2006年に初飛行し、2号機は強度試験機である。
3号機はエンジンを量産タイプに近いものに取替えており、今後の4、5号機で量産タイプの完成を目指す。
2008.06.21
Yahoo
時事通信記事
<0807-062101>
カナダの中国語軍事専門誌『漢和防務評論』の7月号は、日本攻撃を想定した中国山東省の IRBM 基地が強化されたと
報じた。 中国消息筋の話として同誌が伝えたところによると、中国軍第2砲兵は同省青州の基地に地下施設などを既に新設しており、またこれま
で配備していた DF-3 IRBM の改良型を配備したとみられる。 さらに、同基地の施設拡充により、
DF-21 に更新する準備を進めている可能性もあるという。
山東省でのこうした軍事力強化について同誌は、日米に対する威嚇力を強め、台湾有事の際の介入を防止するためだと
指摘している。
【註】
DF-3 は、射程2,000kmのソ連製 R-12 (SS-4) を真似て1958年から開発された IRBM で、開発は難航し、1971年に配備が開始された。 最大射程は3,000
〜4,000kmで、精度は CEP=1,000〜4,000mと見られる。
DF-21 の装備が進むのに合わせて逐次退役し、2002年には姿を消すと見られていた。
2008.06.11
Jane's Defence Weekly
China shores up coastal units with long-range YJ-62C missile
<0808-061112>
中国海軍が福建省の沿岸防備部隊に、YJ-62 長距離 ASCM の改良型である YJ-62C の配備
を開始した。 YJ-62C の射程は YJ-62 の280kmより長いと思われる。 中国海軍はすでに120発の YJ-62C を配備してい
る模様である。
2005年に公表された YJ-62 は、輸出仕様である C-602 の中国海軍向けで、アフガンやイラクで入手した Tomahawk や
ウクライナから購入した Kh-55 LACM の技術が取り入れられていると見られている。
2008.06.10
Yahoo
Record China 記事
<0807-061001>
四川大地震によって中国の軍事的な弱点が多数明らかとなったとする記事が、カナダの軍事専門誌『漢和防務評論』(Kanwa Defense Review)
に掲載された。 記事では軍需産業が一極集中していることが挙げられ、綿陽市には戦闘機搭載レーダ、核起爆装置、風洞設備、軍用コンピュータ
、通信機器などのハイテク産業が集中しているという。
またヘリコプタ部隊の能力が低く、数も全軍を併せて米軍の歩兵一個師団程度しかないという。 今回の震災で出動した軍のヘリは救助活動に
おいて大きな効力を発揮したものの、監視偵察能力や、全天候作戦能力という面では先進諸国との間で大きな隔たりがあることがわかった。
2008.06.09
Yahoo
時事通信記事
<0807-060901>
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が9日、2008年度版の年鑑を発表し、2007年における中国の軍事費が$58.3B(6兆1,780億円)に達し、
前年より順位が上がり世界第三位となったことを明らかにした。 中国軍事費は過去10年間で実質三倍に増加したことに
なる。
ただ、近年の急速な経済成長のため、GDP における軍事支出の割合は2.1%にとどまっているという。
2008.06.04
Yahoo
産経新聞記事
<0807-060401>
中国海軍が5月下旬、最新鋭潜水艦に搭載予定の SLBM の発射実験を朝鮮半島西方の黄海で行った可能性が高いことが、防衛省や在日米軍の情報
分析で明らかになった。 発射された SLBM は開発中の JL-2 (巨浪-2) とみられる。 防衛省によると、発射実験は5月29日に実施され、SLBM
を発射したのは、JL-2 開発用に改造されたゴルフ級弾道ミサイル潜水艦であった。
JL-2 の射程は8,000kmで、中国海軍の最新鋭 Type-094 晋級 SSBN に搭載される。
2008.06
Jane's Missiles & Rockets
Taiwanese assessment details Chinese missile capability
<0807-060018>
台湾の国家安全保障局 (NSB) が3月26日に国家安全保障報告書の改訂を行った。 それによると中国が台湾に向け配備している
DF-11 及び DF-15 SRBM の数は1,400発以上に達し、100以上の目標に対し12時間に9発を撃ち込む飽和攻撃
能力を持っている。 更に衛星の迎撃に成功した DF-25 の開発も続けている。
また2007年末現在で YJ-62A ASCM を含む190発の CM を台湾向けに配備しているが、これは2006年から100発以上増加
している。
2008.06
Jane's Missiles & Rockets
Six possible launch sites for China's DF-31 mobile ICBMs tracked down to Nanyang
<0807-060009>
公刊資料の分析家 Sean O'Connor 氏が、Nanyang(註:河南省南陽)の北西約30km付近に DF-31 (CSS-9) ICBM の基地
と見られる6ヶ所を見つけ出した。 この基地は DF-31 を装備した最初の部隊である第二砲兵第813旅団のものと見られる。 第813旅団は当初 Luoyang(註:洛陽)を基地
としていたが南陽に移駐した。
右図は 33゚12'02.03"N 112゚18'49.17"E の基地で、画面中央付近の四角い建物が発射機の格納庫で、下の円形部分が発射位置である。 右上の
涙滴状道路は 'calibration poin' と見られる。
2008.05.31
Yahoo
時事通信記事
<0806-053101>
FAS の核問題専門家が30日、四川大地震で同国の軍事用核施設が被災した可能性があるとの見方を示すとともに、その
場合、同国の新型核ミサイル導入計画に影響が出るとの見通しを明らかにした。
四川省の綿陽市には、米ロスアラモス国立研究所の中国版とも呼ばれる核兵器研究施設があり、広元
市にはプルトニウム製造用原子炉や核兵器組み立て施設がある。
【註】
中国の最新鋭戦闘機である J-10 を生産している成都航空工業公司 (CAIC) は、その社名から四川省成都市にあると見られる。
2008.05.28
Jane's Defence Weekly
Chinese quale took its toll on defence projects
<0807-052802>
5月12日の四川大地震で、中国の軍事産業が大きな被害を被った。 震源近くには、中国の宇宙航空防衛企業集団
AVIC T、U に属する企業が集中しており、特に J-10 や JF-17 を
生産する CAIC グループは四川省の省都を本拠地にしている。
2008.05.21
Jane's Defence Weekly
China is 'increasing its military operations' in the Taiwan Strait
<0807-052107>
台湾国防省が5月12日に発簡した2008年国防白書が、台湾海峡に於ける中国軍艦船や航空機の動きが
活発化していると指摘している。 特に中国が Kilo 級潜水艦や Sovremenny 級駆逐艦をロシアから購入して以来艦船の動きが活発で、中国の調査船が過去
3年間に20回以上台湾の領海を侵犯しているという。 また台湾に向けた DF 弾道弾の増強も、年70〜
100基のペースで進められており、既に1,300〜1,400基が配備されているという。
この白書発簡に際し、5月20日に就任する馬次期総統が発簡を延期するよう申し入れたが、国防相次官の Lin Yu-bao 中将が、白書は政治的なものではないと、要求を拒
否した。
2008.05.21
Jane's Defence Weekly
Chinese J-10 'benefited from Israeli Lavi project'
<0807-052101>
ロシアの複数の航空技術者が、成都航空工業公司 (CAC) 製の J-10 はイスラエルの Lavi の技術で作られた
と証言している。 技術協力のため度々成都を訪れたことのあるロシアの技術者は、ヘブライ語でかかれた設計図や文書を目撃したという。
また設計の一部がロシアで行われたことも事実で、2000年にはロシアで風洞試験を行っている。 ただこの試験に関連
したロシアの専門家は、その時点で既にイスラエルの技術が相当入っていたという。
2008.05.21
Yahoo
産経新聞記事
<0806-052102>
米国議会の20日の公聴会で国務省の拡散防止担当次官補代理が、中国が国際規制に違反してイランやテロ組織に兵器を輸出
していると非難した。 同次官補代理はさらに、
@ 中国の港や空港を経由した大量破壊兵器関連の物資の輸送を黙認
A 国連決議に違反して MANPADS をイランに輸出し、ヒズボラなどに譲渡
B イランに売った C-802 ASCM がヒズボラに渡り、イスラエル艦攻撃に使用
C 国際査察のないパキスタンの核開発を援助し、核兵器増強の基盤を強化
などとも証言した。
2008.05.12
Aviation Week & ST
Second thoughts
<0806-051215>
中国の首脳部は昨年実施した ASAT 試験実施に対する国際的な反響を見誤り、これが官僚主導で行われたことを
後悔している模様であると、米国の中国宇宙計画専門家が見ている。
2008.05.12
Aviation Week & ST
Super-concerns
<0806-051214>
中国が早ければ5月末にも打ち上げる FY-3 (Fengyun-3) 気象衛星は軍用であるのに、その設計には
米国 SGI社製のスーパーコンピュータが使用されている。 このコンピュータと CAD/CAM ソフトは、長征-5 ロケットのエンジン設計にも
使用されている。
FY-3 は2.5tの極軌道周回衛星で、11個のセンサを搭載し250m間隔で気象データを収集する。 FY-3 は NASA の Terra 衛星を真似た太陽電池パ
ネルの配置をしている。 同じく極軌道気象衛星であった FY-1 は、2007年1月に中国の ASAT により破壊された。
2008.05.12
Yahoo
中国国際放送局記事
<0806-051203>
新華社通信が11日、中国の大型飛行機を青空に飛ばそうと題した温家宝首相の文章を発表した。 温家宝首相はこの文章の中で、中国の大型飛行機開発
は中国ハイテクノロジーのレベルを全面的かつ大幅に高めることができると述べた。
また、同日には大型旅客機の開発と製造を行う中国商用航空機有限公司が上海で設立され、関係者は中国の大型飛行機
、特に大型旅客機の研究開発が製造可能なレベルに達したものと見ている。
2008.05.12
Yahoo
中国国際放送局記事
<0806-051202>
国産大型輸送機の開発と製造を目指す新会社『中国商用飛機有限責任公司』が11日、上海で設立式典を行った。 具体的な生産開始時期は未公
表だが、重量100t以上、座席は150席以上の輸送機を開発し、米ボーイング社、欧州エアバス社の市場に切り込む。
2008.04.25
Yahoo
産経新聞記事
<0805-042502>
中露間で貿易通商問題をめぐる摩擦が目立ち始めており、ロシア側が反発を強めていている。 中国は、かつてロシア
の最大の武器輸出相手国だったが、22日付のロシアの日刊紙によると、最近のロシアの対中武器輸出は62%に下がり、新規契約はまったくない状態
に陥ったうえ、かつて締結された軍用輸送機や空中給油機の売却契約も、価格をめぐる対立で破棄された。 さらに中国側は、Su-27 のコピー戦闘機 J-11 を生産し、パキ
スタンなど第三国への売り込み攻勢をかけているとされる。
中国側は、これ以外でもロシアのコピー兵器を生産しているとされ、技術流出とともに武器輸出での競争相手の出現に懸念を抱くロシア側は近
く、中国側が中露両国政府間の合意に違反しているとして法的措置をとるという。
2008.04.24
Yahoo
毎日新聞記事
<0805-042401>
欧州連合 (EU) の欧州議会は23日、中国によるアフリカの紛争地域への武器輸出を非難し、EU の対中武器禁輸措置の継続を求める報告書を圧倒
的賛成多数で採択した。 報告書は EU 諸国に対し、ジンバブエやスーダン、チャド、コンゴ民主共和国、エチオピア、エリトリアなどの人権侵害に責任があり、紛争当事
者または戦争寸前のアフリカ諸国政府との武器取引停止を中国に働きかけるよう要請し、中国からアフリカの武装組織勢力への武器輸出が続く限り、EU の対中武器禁輸措置
を維持するよう求めている。
対中武器禁輸措置は、1989年の天安門事件を受け発動した中国に対する制裁措置で、シラク前仏大統領が現状に合わないと早期解除を提唱したが、東アジアの安全保障へ
の影響を警戒する日米の働きかけや EU 内の足並みの乱れで、解除は先送りになっている。
2008.04.23
Jane's Defence Weekly
Pakistan and China consider further industry co-operation
<0806-042313>
パキスタンと中国が、軍事産業の協力拡大に合意し、4月14日に共同コミュニケに署名した。
両国は従来も F-22P フリゲート艦、JF-17 戦闘機、Al-Khalid T MBT などで技術協力を行っており、2006年には AEW&C 機の共同開発で合意している。
2008.04.16
Jane's Defence Weekly
Taienese study details Chinese missile threat
<0806-041605>
台湾の国家保安局 (NSB: National Security Bureau) が3月26日に、2006年3月に発行された国家保安報告書の改訂を行った。 それによると中国は台湾
に向けて1,400発以上の DF-11 (註:=M-11) 及び DF-15 (註:=M-9) を保有
しており、また衛星の迎撃に成功した DF-25 の開発も継続している。 更に中国は現在、対艦用の YJ-62A を含む190発の CM
を台湾に向けており、この数は2006年時点では100発であった。
NSB によると中国は台湾の100ヶ所にのぼる最重要目標を、12時間以内に攻撃できる。
2008.03.12
Yahoo
産経新聞記事
<0804-031201>
米太平洋軍司令官が11日、昨年5月に中国を訪問した際に会談した中国海軍幹部から、ハワイを基点として米中が太平洋の東西を分割管理する
構想を提案されたと上院軍事委員会の公聴会で証言した。 同司令官は中国は影響が及ぶ範囲の拡大を欲しているとして警戒感を示した。
同司令官によると、この海軍幹部は中国が航空母艦を保有した場合として、ハワイ以東を米国が、ハワイ以西を中国が管理することで合意を図
れないかと打診したという。
2008.03.10
Aviation Week & ST
Cross-talk
<0804-031004>
中国は北斗 (Beidou) 測位衛星を静止軌道 (GEO) に4個打ち上げており、
5個目を打ち上げる計画もある。 これにより中国は、インドが目指しているのと同様に、限定された地域に衛星
測位システムを構成している。
しかしながら2007年4月に、北斗-2 (Compass 1M) を中高度軌道 (MEO) に打ち上げた。 これは GPS
や Galileo と同じ軌道で、中国は30個の MEO で地球規模の衛星測位システムを構成しようとしている可能性がある。 しかも北斗-2 の
周波数帯は米国の M-code のような GPS や Galileo の軍用帯域と重複しているため、相手に
妨害をかけようとすると自分にもかかってしまう問題を抱えている。
2008.03.10
Aviation Week & ST
Non-war
<0804-031003>
射程2,000kmの DH-10 陸上発射 LACM は20〜30個中隊が50〜250発を装備している。
更に ARM の開発も継続しており、Kh-31P (AS-17B) を元にした YJ-91 は JH-7A からの発射試験が行われている。 JH-7A は
エスコートジャマとしても使われる。 右図の JH-7A はパイロンにジャマポッドを搭載している。
射程200kmの S-300PMU2 (SA-20) は2007年7月時点で4個大隊、2008年中に更に4個大隊
が整備される。
【註】
国防総省の報告書の原文で DH-10 の数は、発射基数が20〜30とあり、中隊数が20〜30とある本記事の記
述は誤りと見られる。
2008.03.04
Yahoo
Record China 記事
<0804-030408>
中国人民解放軍が、系列の解放軍出版社が2007年12月に出版した『世界軍事年鑑2007』を通し、正規軍の戦力データの一部を初めて明らかに
した。 過去、こうした形の軍事情報の開示は例がなく、近年、中国の軍事力増強に“脅威論”が出ているのに対し、一定の情報公開に踏み切ることで、国際世論に配慮
を示したとの見方もある。
公開されたデータによると、解放軍の陸軍機動作戦兵力は18個の集団軍で構成され、武装警察部隊の総員は66万、予備役は数十個師団ある。
空軍の各師団には3個飛行連隊がある。 連隊には戦闘機、攻撃機、爆撃機、輸送機連隊があり、40〜60機で構成されているという。
2008.03.04
Yahoo
毎日新聞記事
<0804-030407>
台湾国防部が4日、中国軍の最新軍事動向を公表した。 台湾向け兵力に大きな変化はなく、異常な動員などはみられないとしている。
国防部は発表の中で、中国軍の台湾向け兵力を
・航 空 機:700機
・ミサイル:1,300基
・地上部隊:6万人
・艦 船:90隻
と推計している。
2008.03.04
Yahoo
読売新聞記事
<0804-030402>
米国防総省が3日、2008年版中国の軍事力に関する年次報告書を米議会に提出した。 報告書は中国の宇宙における軍事能力向上の野心や軍の
近代化、核ミサイル増強に向けた取り組みに強い懸念を示すとともに、中国による米政府機関へのハッカー攻撃にも言及した。 また2007年1月
の ASAT 実験で顕在化した宇宙の軍事利用に向け開発を続けていると警戒感を示した。
中国のミサイル能力に関しては、射程約7,200kmの ICBM「東風 31 (DF-31)」に加え、11,200kmの「東風 31A (DF-31A
) 」も配備中で、晋級原子力潜水艦に搭載する射程約7,200kmの新型 SLBM 「巨浪 2 (JL-2) 」も2009〜2010年に配備予
定とした。
2008.03.04
Yahoo
時事通信記事
<0804-030401>
米国防総省は3日、中国の軍事力に関する年次報告書を発表した。 台湾海峡有事に備えて SRBM の配備を毎年100基以上増強する一方、新型の
晋級原子力潜水艦に搭載する射程8,000kmの SLBM が2009〜2010年に実戦配備段階に達すると、
ミサイル能力の増強に強い警戒感を示した。
2008.02.27
Jane's Defence Weekly
China's JF-17 draws interest from Asia, Africa
<0804-022716a>
中国が JF-17 の売り込みを活発化させており、アジアアフリカ諸国の20ヶ国程度が関心
を示している。 有力な相手国には250機の導入を決めたパキスタンのほかに、スリランカ、ミャンマー、ラオス、タイ、インドネシア、フィリ
ピンなどで、これら諸国は F-16 か Sukhoi 戦闘機の導入を検討しているが、これらに比べて JF-17 は安価である。
心配されていたロシアの RD-93 ターボファンエンジンの再輸出問題も解決しているという。
<0804-022716b>
韓国 KAI社がタイと T-50 の輸出商談を進めている。
2008.02.25
Aviation Week & ST
A dash of stealth
<0804-022507>
中国空軍は FC-1 を採用するか否かを2年以内に決定するが、成都航空機社は FC-1 の改
良型を検討している。 改良は対地攻撃能力の強化とステルス性の向上を図るもので、レーダを開発中の多機能
型に換装すると共に、コックピット、機首及び空気取り入れ口の形状が改良される。
FC-1 はパキスタンが150機の採用を決めたほか、エジプトとアゼルバイジャンが関心を示している。 FC-1 の諸元は
以下の通りである。
・翼 端 長: 8.5m
・全 長: 14m
・翼 面 積: 24u
・空実重量: 6.5t
・標準重量: 9.1t
・最大重量: 12.7t
2008.02.22
朝鮮日報
中国も早期警戒管制機生産・・・
<0803-022202>
中国が KJ-2000(空警-2000)AEW&C 機の量産に入った。 欧米の軍情報当局が把握している情報によれば、KJ-2000
は IL-76 にフェーズドアレイレーダを搭載しており、レドームは固定式で全方位を電子走査する。 中国は搭載され
たレーダを独自開発したとしているが、西側の軍情報当局はイスラエル Elta社の Falcon が元になっているとみている。
KJ-2000 は400km以内の60〜100目標を同時に追随で、山東省の基地から発進すれば、1機で朝鮮半島の大半を監視することが可能である。
中国は KJ-200(空警-200)と呼ばれる AEW&C 機も開発している。
2008.02.20
Jane's Defence Weekly
Taiwan fears for security of air-defence system
<0804-022001>
米国防総省の武器システムに関する分析官と台湾国籍の男が2月上旬にスパイ容疑で逮捕された。 両者は台湾空軍の Po Shemg (Broad Victory)
指揮統制組織に関する情報を中国政府当局者に渡していたと見られるため、台湾国防省は国土防空が危険に晒されてい
ると危機感を募らせている。
2008.02.18
Aviation Week & ST
Eastern action
<0804-021807>
中国:ARJ21 (100席)、MA700 (70席)、他に100t級 (150席)
日本:MRJ (70〜90席)
韓国:60席級を検討中
軍用機
韓国:KFX、KMH、KUH、T-50
日本:C-X、P-1、ATD-X(右図、表紙写真)
中国:J-10
2008.02.06
Jane's Defence Weekly
Russian report probes decline in exports to China
<0803-020603>
モスクワの日刊紙が、ロシアの対中国武器輸出がほぼゼロまで落ち込んでいると報じた。 対中武器輸出は一時期毎
年$1.8B〜$2Bにのぼり、ロシアの武器輸出の40%以上を占めていた。
原因の一つに、ロシアが最新兵器をインドに売り込もうとしているのに対する中国の不快感の表れとする見方もある。
2008.02.04
Aviation Week & ST
China's aircraft plans
<0803-020402>
中国の二大航空機グループである Avic 1 と Avic 2 が、$8.3Bをかけて150席級の民航機を開発する。 開発費のほとんどは政府が出資する。
初飛行は2020年頃になると見られる。
計画はまだ詰めの段階のようで詳細は明らかにされていないが、三機種が考えられているようで、150席の場合における最大離陸重量は100tに
なると見られる。
2008.02
Jane's Missiles & Rockets
China reveals HJ-11 ramjet-powered ATGM
<0803-020020>
中国軍の機関誌に、開発中のラムジェット推進対戦車ミサイル HJ-11 (Hong Jian-11: Red Arrow-11) が掲載され
た。 HJ-11 は三軍共用の対戦車対物ミサイルで、固定回転翼機、AFV、艦艇から発射される。 空中発射型の場合、全長2.33m、胴経203mm、
発射重量70kgで速度は Mach 4 である。 AFV、艦艇発射型の場合には後ろにブースタが付く模様なので全長はこ
れより長くなる。
最大射程は AFV、艦艇発射型で15km、空中発射型で30kmである。 但しラムジェットエンジンの始動には速度が必要
なため、十分な速度に達しない近距離での交戦には不向きである。
2008.02
Jane's Missiles & Rockets
Turkey deploys missile units near Iraq border
<0803-020006>
トルコがイラクとの国境近くにミサイル部隊を展開させている。 展開しているのは ATACMS のほか、中国が開発した射程80kmの WS-1(トル
コ名 Kasirga)及び150kmの WS-1B(トルコ名 Jaguar)で、射程250kmの B611(トルコ名 Yildirim)も加わっている
模様である。 WS-1/WS-1B の発射機は19基を中国から輸入し、5基を国産している。
トルコは1999年に射程65km及び110kmの Torso を国内開発している。
2008.02
Jane's Missiles & Rockets
China deploys KS-1A missile to SAM site
<0803-020002>
画像データ分析家の Sean O'Connor 氏が、中国雲南省昆明の南西 (24 54' 51.79"N 102 33' 47.22"E) に、恐らく KS-1A
の陣地と見られる施設を見つけ出した。 この施設は中央にレーダ設置位置と見られる土手状構築物があり、取り囲むように発射機位置と見られる6ヶ所の正方
形パッドがある。
2008.01.30
Jane's Defence Weekly
Pakistan starts JF-17 production
<0803-013008>
パキスタンが1月22日に、イスタンブール近くの Kamra にある PAC社の工場で JF-17 の生産を開始した。
パキスタンは第一次生産分16機のうち8機を2〜3ヶ月以内に受領し、2008年末の IOC を目指している。 PAC社によると最終
的に200機が生産される。
パキスタン空軍は南京電子技術研究所が開発した KLJ-10 レーダを搭載する評価用機に Leihua 電子技術研究所製 SD-10/PL-12 ARH AAM を搭載した試験を行ったが
、JF-17 の半数には Thales社製 RC-400 レーダと MBDA社製 MICA AAM が装備される。
2008.01.30
Jane's Defence Weekly
China hints at new missiles
<0803-013001>
中国のインターネットに以下の三種類の AAM の画像が紹介された。
・小型 AAM(右図上)
SD-10 (PL-12) ARH AAM の上に2発搭載されている。 IR シーカはなくレドームがあることから ARH AAM と思われる。
中国と深い関係にあるロシアの AGAT社が150mm径のレーダシーカ 9B-1103M-150 を発表している。
・PL-ASR(右図中)
中国語表記には PL-10 とある。 PL-10 という名称は、従来 AIM-7 のコピーミサイルにつけられていた。
PL-ASR/PL-10 は TVC と尾翼操舵の短距離格闘戦 AAM で、機体側面のドーサルフィンで揚力を得ている。 このミサ
イルは南ア Denel社の A-Darter に酷似している。 Denel社の技術を取り入れたとの証拠はないが、中国は UAV などで同社と親しい関係にある。
・ramjet AAM(右図下)
ramjet AAM は SD-10 を改良したもののようで、2個の箱形空気取り入れ口と先端部に4枚のフィンが取り付けられている。 右図では SD-10
、PL-ASR 及び ramjet AAM が一緒に表されているが、この三種類が J-10 及び J-11B
の主装備になると思われる。
2008.01.29
Yahoo
時事通信記事
<0802-012901>
ロシア紙が29日に伝えるところに夜と、ロシアの中国向け武器輸出がほぼゼロに激減している ロシアから中国への武器輸出は最近まで年間
$1.8B〜$2Bに上り、兵器輸出全体の約四割を占めていた。 しかし、同紙によると、ウズベキスタンにある軍需工場の技術者不足から、総額$1.5Bに上る
軍用機輸出契約が頓挫し、現時点で大型契約は残っていない。
また、対中警戒感が根強いロシア軍は、中国が求める兵器の売却やライセンス生産の権利付与に応じていない。
2008.01.28
Aviation Week & ST
FC-1 production launched
<0803-012804>
パキスタンと中国はパキスタン Kamra社の工場で、FC-1/JF-17 の量産を公式に開始
した。
2008.01.28
Aviation Week & ST
Fighters in front
<0803-012801>
・第1位:Lockheed Martin (23.9%)
・第2位:Eurofighter (20.0%)
・第3位:Chengdu Aircraft (15.7%)
・第4位:Sukhoi (12.2%)
・第5位:Boeing (11.0%)
であるが、生産額による順位は以下の通りになる。
・第1位:Lockheed Martin (30.5%)
・第2位:Eurofighter (25.3%)
・第3位:Boeing (15.8%)
・第4位:Sukhoi (7.5%)
・第5位:Chengdu Aircraft (6.8%)
2008.01.23
Jane's Defence Weekly
Indonesia, China agree equipment development deal
<0803-012306>
インドネシアの国営報道機関によると、インドネシアと中国が軍用航空機や輸送車両の共同開発で合意した。 この
合意内容は更に技術共同や共同演習の実施にまで及ぶ。
2008.01.22
Yahoo
China Record 記事
<0802-012201>
中国で軍事航空分野などを管轄する国防科学技術工業委員会の幹部が16日の米国との輸出コントロールに関するセミナーで、中国で兵器輸出権
を所有しているのは10社であることを明かした。
中国は近年、アジアやアフリカ、ラテンアメリカ諸国など途上国向けに兵器輸出のシェアを伸ばし続けて、国連に兵器の輸出入データを提出する国連軍備登録制度に、
昨年10年ぶりに復帰している。
2008.01.21
Aviation Week & ST
Network attack gets tougher
<0803-012104>
2008.01.19
Yahoo
時事通信記事
<0802-011901>
18日付のワシントンタイムズが、中国軍が潜水艦発射型の ASAT の開発を進めていると伝えた。 潜水艦発射型 ASAT は捕捉が難しく、米国
防総省は懸念を強めているという。
同紙によれば、この ASAT は JL-2 SLBM に衛星攻撃用弾頭を搭載する方式で、晋級 SSBN に搭載される見込みであ
る。
2008.01.17
朝鮮日報
米海軍、台湾海峡を今後も自・・・
<0802-011702>
米太平洋軍司令官が15日、昨年11月に米空母キティホークが台湾海峡を通過したことについて、国際海域の自由航行権の行使したものだと述べ、必要があればいつでも
海峡を通過するとの立場を強調した。
台湾海峡は中国が領海と主張している海域で、他国の軍艦や艦隊は通過しないのが慣例となっている。
2008.01.17
Yahoo
産経新聞記事
<0802-011701>
16日付の中国紙が、ベトナムに近いトンキン湾で操業中の十数隻の中国漁船が7日、武装したベトナムの漁船から銃撃を受けたと伝えた。
中国とベトナムは南沙、西沙諸島などの領有権問題をめぐって対立し、2003年9月に中国漁船がベトナム海軍から砲撃を受けたほか、昨年7月
には中国の艦船がベトナム漁船を銃撃し、ベトナム漁民が負傷するなどの事件が起きている。
2008.01.16
Jane's Defence Weekly
Chinese state-run firms post 104% rise in profits
<0802-011614>
中国国営の11の軍事産業グループが、2007年1月〜11月の間に売り上げを27.5%延ばし、104.4%の収益増を記録した。
これら企業の民生品の売り上げ増は30.2%で、全売り上げの78%に達している。
2008.01.16
Yahoo
読売新聞記事
<0802-011601>
米空母キティホークが昨年11月に香港寄港を拒否され台湾海峡を通過した際、中国の潜水艦が28時
間も追尾していた。 昨年11月23日、台湾の南東沖を航行していた中国の宋級潜水艦が、台湾海峡に入ったキティホークの追尾を開始し
た。 潜水艦の行動を監視していたキティホークは、潜水艦がキティホークに合わせて減速や停止していたことを対潜哨戒機で確認したため、艦載機を飛ばして潜水艦か
らの敵対行動を警戒した。
米中両国の海軍が台湾海峡で直接にらみ合ったのは、中国軍のミサイル演習に対し米国が空母2隻を急派した1996年の台湾海峡危機以来という。
2008.01.14
Aviation Week & ST
Chinese rocket
<0803-011405>
中国が IIR 誘導で TVC を併用した次世代短距離格闘戦 AAM を開発している模様である。
このミサイルはウェブサイトで PL-ASR 或いは PL-10 と呼ばれている。 PL-10 の名称は開発中の SARH の中距離
AAM に使われていた。
2008.01.14
Aviation Week & ST
Chinese planning new airliner
<0803-011404>
中国の Avic 1 と Avic 2 が、民航機の開発と生産を担当する新会社を設立する。 新会社が開発するの最大離陸重量100t
以上の大型機になる。
【註】
最大離陸重量100t以上の民航機では、Boeing 757-200 が115,680kg、-300 が123,600kgである。
2008.01.07
Aviation Week & ST
ARJ21 rolled out, more orderd
<0802-010709>
中国の Avic T社が製作していた ARJ21-700 旅客機の試作機が12月21日にロールアウトした。
初飛行は3月に計画されている。
Kunpeng 航空から100機を受注するなど、合計171機を受注している。
2008.01.07
Chinese Defence Today
DF-25 Medium-Range Ballistic Missile
<0802-010702>
DF-25 の射程は DF-21 と同じ1,700kmであるが、DF-21 が600kgの核弾頭を搭載するのに対し2,000kgの通常弾頭を搭載
する。 弾頭には HE、対戦車子弾、FAE 弾、EMP 弾があるほか、対空母用複数弾頭もある可能性がある。
DF-25 の開発は1980年代後半に南沙諸島の緊張を受けて加速されたが、中越関係改善により中止されたと見られていた。 これが再加速され
2004〜2005年に戦列化された。
キャニスタ尾部には、垂直発射位置にする場合使用する4基の大型油圧スタビライザ(右図)がある。
2008.01
International Defnce Review
China's NRIET outlines KLJ-7 radar details
<0803-010007>
11月下旬に開かれた北京国際レーダ展で、中国電子技術社 (CETC: China Electronics Company) 第14研究所、南京電子技術研究所 (NRIET:
Nahjing Research Institute of Electronic Technology) が KLJ-7 機上 FCS レーダを公表した。 KLJ-7 は成都航空工業社製
FC-1/JF-17 搭載レーダで、発展型の KLJ-10/J-10A は J-10 に搭載さ
れる。
KLJ-7 は Phazotron社製 N010 Zhuk レーダとよく似た機械走査式フェーズドアレイレーダで、40目標の処理が可能で10目標
を TWS し、2目標との同時交戦が可能である。 捕捉距離は3u目標に対し75km、ルックダウンモードで35km、
海上目標に対し135kmである。