2025.02.20 07:36 |
時事通信 (Yahoo) |
米国防予算の大幅削減指示 年8%、核やインド太平洋軍は対象外 トランプ政権 | <2503-022007> Washington Post紙が19日、トランプ政権が国防総省と米軍に対し、国防予算を大幅に削減する計画を纏めるよう指示したと報じた。 今後5年間、毎年8%の予算削減を求めたという。 報道によると、指示したのはヘグセス国防長官で、24日までの策定を要求した。 ただ、対メキシコ国境警備や核兵器、ミサイル防衛などに関する部門は予算削減の対象外とした。 ヘグセス長官はまた、在日米軍を傘下に持つインド太平洋軍、宇宙軍など一部司令部の予算も維持するよう主張した一方で、ロシアのウクライナ侵攻に対応する欧州軍、中東地域を担う中央軍の司令部は削減対象に含まれたという。 FY25の国防関連予算は$895.2B(136兆円)に上る。 トランプ大統領は「政府効率化省」を率いる実業家イーロン・マスク氏にも国防支出の見直しを求めている。 |
2025.02.20 06:07 |
共同通信 (Yahoo) |
米国防長官、国防費8%削減指示か | <2503-022003> Washington Post紙が19日、ヘグセス国防長官が国防総省高官に対し、今後5年間の国防費をそれぞれ8%削減する計画を立案するよう指示したと報じた。 |
2025.02.12 23:13 |
共同通信 (Yahoo) |
米国防長官、GDP比5%の防衛費要求 | <2503-021219> ヘグセス米国防長官が、NATO加盟国が防衛費を国内総生産(GDP)の5%にするべきだとのトランプ米大統領の見解を示し、防衛費の大幅な引き上げを要求した。 |
2024.12.19 08:46 |
Reuters 通信 (Yahoo) |
米国防権限法案、議会を通過 予算総額138兆円 | <2501-121906> 米議会上院が18日、FY25における国防予算の総額を、前年度比約1%増の$895.2BとしたFY25 NDAA 法案を賛成85票、反対14票で可決した。 法案は既に下院を通過しており、バイデン大統領の署名を経て成立する。 |
2024.12.12 10:32 |
Reuters 通信 (Yahoo) |
米下院が国防権限法案を可決、予算総額8950億ドル 上院に送付 | <2501-121213> 米議会下院が11日、総額$895BのFY25国防権限法 (NDAA) 案を賛成281、反対140で可決した。 今回の法案は兵士の生活の質向上にも重点を置いており、最下級の兵士の給与を14.5%、それ以外の兵士の給与を4.5%引き上げることを認め、通常よりも大幅な賃上げとなる。 軍用の住宅、学校、託児所の建設も盛り込んでいる。 |
2024.12.09 10:47 |
Reuters 通信 (Yahoo) |
米国防予算、中国通信機器除去に30億ドル 下院で権限法案採決へ | <2501-120908> 米連邦議会下院は今週、FY25の国防予算の大枠を決める国防権限法案を採決する。 国家安全保障上のリスクに対処するため、国内の携帯電話通信網から中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊 (ZTE) の機器を除去する予算$3B余りが計上されている。 7日発表された同法案にはほかにも中国対策が盛り込まれ、米安保関連法規を回避しようとする中国の取り組みに関する報告書の提出や、中国のバイオ技術水準の現状分析が義務付けられた。 連邦通信委員会 (FCC) は先に、安保上の懸念がある通信機器を除去する費用を$4.98Bと見積もったが、議会はこれまでに%1.9Bの予算しか承認していない。 ローゼンウォーセルFCC委員長は先々週に追加の予算承認を再度議会に呼びかけた。 126社の通信網の機器を入れ替える予算が$3.08B不足しており、「国家安保と、通信網に依存する地方の利用者の接続性の両方がリスクにさらされる」と指摘した。 予算不足で地方の一部通信網が停止し、「地域によっては唯一の通信サービスが遮断され」、緊急通報の911番が機能しない恐れがあると訴えた。 |
2024.04.24 | National Defense | EMERGING TECHNOLOGY HORIZONS: Defense budget request shortchanges emerging tech | <2405-042411> 米国防総省は11日、FY25の大統領予算要求を公表したが、それは新技術にとって何を意味するのであろうか。 全体として同省の研究開発に対する要求は$17.2Bで、FY24の$17.82B要求よりも3.5%少なくなっている。 しかし、FY25要求は、FY23年の$16.45B要求よりも大幅に高くなっている。 FY25予算が要求どおりに計上されれば、防衛産業は国防総省の長期的な研究開発費における現在の成長を維持する上で、事実上アクセルから足を離すことになる。 短期的な試作、システム開発、実証、新機能のシステム統合に重点を置き、より広範な研究、開発、テスト、評価のアカウントが拡大し続ける一方で、研究開発予算の削減は、2030年代以降の長期投資が能力に利益をもたらす時期に、研究開発を弱体化させる。 とはいえ、これらは防衛産業企業にとって目新しいことではなく、このような要求は、通常、議会の予算編成により通常より高くなる最終的な予算よりもはるかに低くなっている。 議会が要求を超えて科学技術に充当する金額は、歴史的に、毎年の国防費の総額に連動している。 バイデン大統領とマッカーシー下院議長(当時)が締結した2023年財政責任法により、FY25予算要求は、国防費と非国防費の伸びに設定された制限に準拠するように求められた。 |
2024.03.12 08:34 |
Reuters 通信 (Yahoo) |
米国防予算、25年度は1%微増 戦闘機や艦船の購入削減必要に | <2404-031210> バイデン米大統領が11日に議会に示したFY25の予算教書で、国防・国家安全保障予算として前年比わずか1%の増の$895Bを要求した。 国防当局者は「FY24より増えたが、インフレをカバーするには十分ではない」と、予算発表の過程で記者団に語った。 バイデン大統領の要求は、国防予算を1%増に抑える2023年半ばの議会の合意に基づいている。 その結果、あらゆる計画の支出抑制を余儀なくされ、ウクライナやイスラエルでの戦争で消耗した兵器備蓄を再構築する取り組みも遅れることになる。 F-35やグアム配備防空ミサイルの購入が削減されるほか、空母や潜水艦の発注などのプログラムに遅れが生じる。 |
2024.03.11 | MDA HP | MDA PB 2025 Overview | <2404-031120> 米MDAはFY25要求の総額$10.4Bを計上した。 主な項目は以下の通りである。 ・GMDに$2.7B ・グアム防空に$1.2B ・Aegisに$1.2B、SM-3 Block ⅡA 12発調達 ・GPI $182M ・HBTSSとSKAに$120M ・AN/TPY-2 12基の維持に$587M ・LRDRの宇宙軍移管と維持$105M ・SBXの運用$22M ・COBRA DANEレーダとUEWRの維持$22M ・C2BMCに$517M その他試験に$447M、標的に$536M、イスラエルのBMDに$500M |
2024.03.11 18:02 |
Inside Defense | Army to hold industry day for new self-propelled howitzer | <2404-031112> 米陸軍省のカマリロ次官が11日の午後、は4月3日に長距離砲砲 (ERC) システムの開発を終了した後、新しいSPH開発の企業説明会を開催すると発表した。 予算発表に先立って開かれた3月8日の円卓会議で、カマリロ次官は、陸軍は新しいSPHを追求する代わりに既存の砲兵システムを評価し、FY25までに決定を下すと述べた。 |
2024.03.11 15:15 |
Inside Defense | MDA seeking $10.4 billion in FY-25; project that aims to counter North Korea clipped | <2404-031111> 米MDAはFY25に$10.4Bを要求しているが、これは2023年に下院共和党の財政タカ派が連邦政府支出の削減を要求し、北朝鮮の核ミサイルに対する防衛計画が$300M削減される前にバイデン政権が計画していた$11.3Bと比較して約8%の削減である。 |
2024.03.11 15:15 |
Breaking Defense | Navy delaying next-gen F/A-XX fighter spending for near-term investments | <2404-031110> 米海軍は、新予算で次世代戦闘機(註:F/A-XX)の開発に$1Bを投入するのを遅らせているが、この動きは、現在の即応性を高く保つために将来の近代化を犠牲にした意図的な選択であると上級幹部は述べている。 海軍予算担当副次官補のレイノルズ少将によると、同軍の主力機であるF/A-18の後継機となるF/A-XXの資金は、以前はFY25に$1.5Bと予測されていたが、2023年の財政責任法 (FRA) の制約により、海軍はその資金の多くを将来の予算に振り向けることを余儀なくされた。 |
2024.03.11 14:01 |
Breaking Defense | Navy's new budget request would retire 10 ships early, buy only 6 | <2404-031109> 米海軍のFY25予算要求は10隻を退役させる一方で、6隻の建造のみを求めていることから、議会で警鐘と不満を巻き起こすことは間違いないと見られ、ある海軍指導者は2023年の財政責任法 (FRA) を非難している。 予算担当海軍次官補代理のレイノルズ少将は記者団に先週、FY24予算はFRAの上限予算であり、我々は難しい選択をし、その難しい選択の中で、艦隊を配備し、運用する準備を優先する」と語った。 2023年6月に署名され成立したFRAは債務上限を一時停止し、政府が債務を履行するために必要な資金を借り入れることを認め、イエレン財務長官が債務不履行に陥った場合に起こると警告していた世界的な経済危機を回避した。 FRAは国防総省に対して、FY25の国防費の上限を$895Bに設定した。 新たに発表された予算要求の下での海軍と海兵隊のシェアは$257.6Bで、海軍が$203.9B、海兵隊が$53.7Bで、前年の$255.8Bの要求から0.7%増加している。 研究開発では、海軍のFY25要求には$25.7Bと減少し、FY28には$22.7Bに減少すると予測している。 |
2023.12.23 10:57 |
毎日新聞 (Yahoo) |
米で国防権限法が成立 予算審議は越年、「つなぎ予算」で運営 | <2401-122306> バイデン米大統領が22日に、国防予算の大枠を$886.3BとするFY24NDAAに署名し同法は成立したが連邦議会での予算審議が越年となったため、米軍は当面は前年度並みの支出のみを認めるつなぎ予算で運営される。 |
2023.12.14 15:17 |
Inside Defense | Congress doubles hypersonic defense funding, directs six-year acceleration | <2401-121409> 米議会がFY24に極超音速ミサイル防衛のGBI予算に、国防総省要求の$208MにMDAが呈示した予算案に計上されなかった$225Mを加えて、要求の2倍を超える$433Mを配当した。 |
2023.12.08 15:41 |
毎日新聞 (Yahoo) |
米国、国防権限法案に在日米軍の組織見直し条項 一定の指揮権念頭に | <2401-120810> 米議会上下両院の軍事委員会が6日、上下両院がそれぞれ2023年夏に可決した法案の内容を超党派で調整し一本化した、FY24(2023年10月~2024年9月)の国防関連予算の大枠を前年より$28.4B多い$886.3Bとする国防権限法案を公表した。 法案では、日米の安全保障協力を強化するため、在日米軍の指揮構造や態勢の見直しを検討し、2024年6月までに議会に報告書を提出するよう国防総省に求めている。 日米の安保協力強化に関しては、自衛隊が令和6年度に常設統合司令部を設置することを念頭に、自衛隊と米軍との調整を効率的に行うための態勢見直しを検討するよう要請し、自衛隊と米軍の訓練や合同哨戒の強化、情報共有の改善、先端技術分野の協力強化なども含めた報告書の提出を求めた。 また、台湾軍の訓練や能力構築などに総合的に取り組むよう求めた。 |
2023.12.07 11:17 |
BBC News (Yahoo) |
米上院、ウクライナなどへの軍事支援法案を否決 | <2401-120706> 米議会上院が6日、ウクライナへの軍事支援を含む大型支出法案を51対49で否決した。 今回の法案は可決に60票が必要だった。 共和党がウクライナ支援と引き換えに求めていた国境の警備強化をめぐって合意に至らなかった。 $106Bの支出案には、ウクライナ支援のほか、イスラエルと台湾への軍事支援が含まれていた。 |
2023.11.08 08:08 |
朝日新聞 (Yahoo) |
ウクライナ支援予算の96%使い果たす 米政府、議会に追加承認要請 | <2312-110804> 米国家安全保障会議のカービー戦略広報担当調整官が8日の記者会見で、ウクライナを支援するために米国政府が確保した予算のうち96%を使い果たしたことを明らかにした。 カービー調整官によると、2022年2月にロシアの侵攻が始まって以来、米国がウクライナに提供した支援は、経済、人道、軍事など様々なものをあわせて$60Bを超え、残りが1.1Bにまで減っているため議会に対し追加予算の迅速な承認を改めて求めたという。 |
2023.11.08 06:26 |
時事通信 (Yahoo) |
ウクライナ財政支援承認を イエレン米財務長官ら、議会に要請 | <2312-110801> イエレン財務長官やブリンケン国務長官、オースティン国防長官らバイデン政権の主要閣僚は7日公表した共同書簡で、ジョンソン下院議長をはじめとする与野党の議会指導部に、ウクライナへの$11.8Bの直接財政支援を承認するよう要請した。 この財政支援は、バイデン大統領が10月に議会に予算を要求したウクライナやイスラエルなどに対する計$106Bの支援策の一環だが、議長に就任したばかりのジョンソン議長は、イスラエル支援を優先している。 |
2023.10.18 07:25 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米、1000億ドル予算案検討 イスラエル・ウクライナ支援=関係筋 | <2311-101808> 事情に詳しい複数の関係者が17日、バイデン米大統領がイスラエル、ウクライナ、台湾への防衛支援を含む$100Bの追加予算の要請を検討する可能性があることを明らかにした。 バイデン大統領は数日内にも議会に追加歳出法案の可決を求めるとみられが、共和党主導の下院は議長不在で法案を通せない状態が続いており、成立は不透明である。 |
2023.10.21 18:21 |
CNN (Yahoo) |
米、兵器の備蓄に懸念強まる ウクライナとイスラエルへの支援抱え | <2311-102105> 複数の米国防総省当局者がロ21日、ウクライナに加えハマスと軍事衝突したイスラエル軍への兵器支援も新たに迫られ、それでなくとも縮小し続ける武器弾薬の備蓄量への懸念が米国防総省内で高まっていることを明らかにした。 ただ、現段階では、ウクライナとイスラエルが必要とする武器弾薬の種類が異なっているため、しのげる状況にあるとした。 ウクライナは主に砲弾を大量に欲しているとし、イスラエルは精密誘導能力を持つ対空兵器の弾薬やIron Dome用弾の供与を要請しているとしたが、イスラエル軍がガザ地区への本格的な地上侵攻に踏み切った場合、155mm榴弾や他の兵器への需要が飛躍的に高まる事態も考えられる。 これら砲弾などはウクライナの抗戦が18ヵ月以上に達する中で、米国や同盟国、友好国の在庫分などが手薄になっている事情もある。 イスラエルは独自の防衛産業の基盤を築き、先端兵器の多くも製造しているが、地上侵攻が長期戦になれば、同国の備蓄分が萎むことも考えられる。 |
2023.10.20 16:00 |
Breaking Defense | Shooting for the moon: Army’s 2025 budget to reflect artillery revamp | <2311-102012> 米陸軍が砲兵火力の組み合わせについての検討に取り組んでいる。 現在は牽引砲と装輪自走砲の組み合わせを考えているが、ウクライナ戦争の教訓と太平洋地域での戦闘見積もりから、多くの異なる近代化の取り組みが進行中である。 その一つがM109A7 SPHの砲身を30ftにして口径を58にして、射程を現在の30kmから70kmに伸ばす<ERCAである。 |
2023.10.10 11:40 |
Inside Defense | DOD readying potential $90 billion in FY-24, FY-25 cuts required by debt ceiling deal | <2311-101015> 米国防総省は議会の機能不全が1月まで伸び、予算削減が強いられた場合に備えて、FY23 FRAで定めたたFY24の$886.3BとFY25の$895Bに設定することを検討している。 |
2023.10.05 14:44 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米つなぎ予算、太平洋の米同盟関連費含まれず 中国に接近の機会 | <2311-100511> 米政府閉鎖を回避するために成立されたつなぎ予算には、米国がミクロネシアなどと結ぶ自由連合盟約 (COFA) に関連した予算が盛り込まれておらず、中国が太平洋地域の米同盟国に接近する機会を与える可能性があると専門家は指摘している。 COFAは、米国がミクロネシア、パラオ、マーシャル諸島に補助金を提供する代わりに、3国が米軍駐留を受け入れ、他国軍の基地を認めない取り決めで、マーシャル諸島とミクロネシアは9月30日、パラオは2024年度末が更新時期になっている。 |
2023.10.02 05:39 |
共同通信 (Yahoo) |
ウクライナ支援除外を非難 米大統領、つなぎ予算成立 | <2311-100203> バイデン米大統領が1日、11月中旬までの政府支出を賄うつなぎ予算の成立に関し、野党共和党の一部の反対でウクライナ支援予算が盛り込まれなかったことを非難した。 「いかなる事情があろうと、米国の支援が妨げられるのは許せない」と述べ、ロシアの侵攻に対し超党派での結束に協力するよう促した。 |
2023.07.28 16:53 |
Focus 台湾 (Yahoo) |
米上院、国防権限法を可決 台湾に対する軍事支援策盛り込む | <2308-072813> 米上院が27日、総額$886BにのぼるFY24 NDAAを賛成86、反対11の圧倒的多数で可決した。 米政府に対して米台軍事協力を呼びかけ、台湾軍への支援を促す内容が盛り込まれた。 可決前に軍事委員会が公表した法案内容によると、米国防総省が台湾軍のため包括的な訓練や助言、制度化された能力構築プログラムを確立し、台湾軍に重層的な防衛ができるよう促す他、台米の軍隊の相互運用性を高めて情報交流を深め、予備戦力改革の支援をするよう求めている。 下院は14日に独自のNDAA法案を可決しており、今後両院で内容のすり合わせを経て改めて両院で採決を行い、バイデン大統領の署名後に正式に成立する。 |
2023.07.15 13:32 |
Focus 台湾 (Yahoo) |
米下院、国防権限法を可決 台湾の抑止力強化に寄与 | <2308-071506> 米議会下院で14日、総額は$880BのFY24 NDAAが賛成多数により可決された。 来週には上院で独自のNDAAに関する審議が行われる。 法案には、米台間での軍事面やサイバーセキュリティーの協力拡大支持や台湾への武器供与の遅れの解決を呼びかける内容が盛り込まれ、台湾の抑止力強化に資するとされる。 また法案では、国防長官と国務長官に対し、台湾が必要と見込まれる物資やサービス、訓練状況などに関する報告書を提出するよう命じる内容が含まれている。 |
2023.07.15 06:51 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米下院、国防権限法案を可決 24年度は8860億ドル 上院で討議へ | <2308-071503> 米議会下院が14日、総額$886BのFY24 NDAA案を賛成219、反対210で可決した。 同法案は今後上院で討議される。 |
2023.06.23 12:00 |
Inside Defense | Senate Armed Services Committee backs emergency supplemental in defense bill | <2307-062307> 米議会上院軍事委員会が以下を含むFY24 NDAA案を24:1で可決した。 ・陸 軍: PrSM 400発 ・海 軍: LPD-33軽揚陸艦と洋上発射核弾頭CM ・サイバ: ゼロトラストの推進、台湾の追加 |
2023.03.22 | Jane's Defence Weekly | Army to cut forcce size and reduce weapons spending | <2305-032203> 米陸軍のFY24要求はFY23から微増した$185.5Bになったが、人員は954,000名から951,800名に削減される。 装備品購入費も$200M削減されて$23.6Bに、RDT&E費も$1.3B削減され$23.6Bになっている。 特に削減が大きいのは航空機で、$800Mが削減された。 その中でもFLRAAの開発に$158.795(註:$158.795Mの誤りか)が割り当てられている。 一方でミサイル購入は大きく増加し、GMLRSとMRCにそれぞれ$886Mと$170Mが、NGSW 33,473発に$292.9M、PrSM 110発に$384Mが計上されている。 |
2023.03.22 | Jane's Defence Weekly | USN requests USD11.1 billion increase | <2305-032202> 米海軍はFY24に、海軍が$202.5B、海兵隊が$53.2Bの、合わせて4.5%増となる$255.8Bを要求した。 戦闘艦ではColumbia級SSBNの初号艦を含む9隻が要求されている。 要求と合わせて提出された2028年までの中期見通しFYDPでは、55隻の戦闘艦の建造を計画しており、内訳はFord級空母1隻、Virginia級SSAN 10隻、乿李に聞くか小ナスの伊級駆逐艦10隻、Constellation級フリゲート艦8隻になっている。 航空機はFY24に88機を要求し、FYDPでは420機を計画している。 |
2023.03.22 | Jane's Defence Weekly | US DoD seeks USD315bn to modernise equipment and plans slight increase in its military end strength | <2305-032201> 米国防総省が3月13日に公表した資料から、FY24国防予算で装備品調達及びRDT&Eに$315Bが要求されていることが分かった。 このうち装備品調達はFY23より3.8%増の$170Bで、$61.1BがF-35 83機、F-15E/X 24機など各種航空機の調達に挙げら、$48.1Bが艦船9隻、$13.9Bが陸上装備にあてられている。 RDT&EはFY23の4%増となる$145Bで、基礎研究費に$17.8B、AI開発に1.8B、JADC2開発に$1.4Bが当てられている。 弾薬購入は12%増の$30.6Bで、戦術ミサイルに$17.3B、戦略ミサイルに$7.3B、弾薬に$5.6Bが要求されている。 人員では陸軍が2,200名減、空軍宇宙軍が7,625名増、海軍が6,247名増、海兵隊が683名増で、全体で12,355名の増員になる。 |
2023.03.14 09:33 |
毎日新聞 (Yahoo) |
米国防予算案 研究開発費は20兆円弱 中国と軍事技術競争意識 | <2304-031407> 米国防総省が13日、総額$886.4Bを計上したFY24の国防予算案の詳細を公表した。 インド太平洋地域での米軍の強化を目指す太平洋抑止計画 (PDI) に$9.1Bを計上した。 国防総省によると、PDIには中国のミサイルの脅威を念頭に、太平洋地域にある航空施設の強靱化予算などが計上された。 又、日本で自衛隊と米軍がサイバー戦の演習を行うための専用施設整備費や、米軍嘉手納基地で特殊部隊向け装備を保守管理するための施設整備費も盛り込まれた。 更に、中国との軍事技術の競争を意識し、先端技術や兵器の研究開発費に$145Bを充てた。 |
2023.03.13 | MDA HP | Fiscal Year (FY) 2024 Budget Estimates Overview | <2304-031314> |
2023.03.13 17:07 |
Inside Defense | No hypersonics procurement money in Air Force FY-24 budget request | <2304-031310> 米空軍次官補のグライナー准将が3月13日、はFY24要求に極超音速ミサイルの調達要求をしていないが、HACMとARRWの開発にはそれぞれ$150Mと$384Mを付けると述べた。 |
2023.03.13 16:27 |
Breaking Defense | Missile Defense Agency requests $10.9B in FY24, and tens of billions more after that | <2304-031309> 米MDAがFY24予算にFY23の$10.5Bより僅かに多い$10.9Bを要求した。 ・グアムのミサイル防衛: 国防総省が行うグアム防衛$1.5Bの一環としてAN/TPY-6レーダなど$801.7B ・GMD: NGIの開発に$2.1B、現有GMDの改良に$903.6Mなど合わせて$3.3B ・極超音速脅威からの防衛: GPIの開発に$209M ・宇宙空間: HBTSSの開発に$81M、迎撃効果評価衛星 (Space Based Kill Assessment) に$28Mなど、合わせて$109.5M ・THAAD 及び Aegis Missle Defense: THAADのRDT&Eに$220.3M、11発の調達に$216.8M Aegis Missile DefenseのRDT&Eに$693M、試験計画に$193.5M、SM-3 Block ⅠB 27発及びSM-3 Block ⅡA 12発の調達に$837.8M ・レーダ: SBXの335日運用に$177.9M LRDRに$103.5M、但しLRDRはMDAから宇宙軍へ移管する予定 AN/TPY-2に$568M 宇宙軍のCobra DaneレーダとUEWRレーダに$22M ・イスラエルへの拠出: Davis's Sling及びArrowに$500M |
2023.03.13 13:05 |
Inside Defense | DOD seeks $29.8 billion for FY-24 missile defense and defeat, including $10.9B for MDA | <2304-031307> バイデン政権がFY24のミサイル防衛に、MDAの$10.9Bやグアム防衛の$1.5Bをを含め$30Bを要求した。 |
2023.03.13 13:04 |
Breaking Defense | In $255B budget, Navy prioritizes 3 subs and hypersonics, skips amphib buys | <2304-031306> 米海軍のFY24要求は、海軍に$202B、海兵隊に$53B、合わせて$255Bになっている。 この中でColumbia級SSBN二番艦など9隻の戦闘艦が建造される一方、就役から10年経っていないLCS 2隻を含む8隻が除籍される。 新造される戦闘艦はColimbia級SSBN 1隻、Virginia級高速SSN 2隻、Arleigh Burk級駆逐艦2隻、Constellation級フリゲート艦2隻で、この他に給油艦1隻と潜水母艦1隻が要求されている。 陸軍と共同開発中の極超音速ミサイルCPSは8発調達し、Zumwalt級駆逐艦への搭載工事を開始する。 航空機はF-35を初めKC-130J、CH-53K、MQ-4C、MQ-25A、MQ-9Aなどを$17.3Bで調達する。 開発はF/A-XXに$1.5B、次世代潜水艦SSN(X)に$545M、JADC2に連接するProject Overmatchに$192Mを要求している。 |
2023.03.10 06:44 |
産経新聞 (Yahoo) |
バイデン米政権、国防費121兆円提案 24年度予算 | <2304-031005> バイデン米政権が9日、歳出総額が前年度比8%増の$6.883TのFY24予算教書を発表した。 軍備拡大を図る中国やロシアの新たな脅威に備え国防費は前年度比3.3%増の$886.4Bとした。 |
2023.03.10 05:07 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米予算教書24年度、歳出総額6.8兆ドル 富裕層増税などで赤字削減 | <2304-031002> ペンシルベニア州を訪問したバイデン米大統領が9日、FY24予算教書を発表した。 歳出総額は$6.8Tに増加する。 予算教書には、中国に対抗するためインド太平洋地域の経済強化やパートナー国支援に向け$2Bの支出要求が盛り込まれた。 ロシアによるウクライナ侵攻などを踏まえ国防費も増額する。 |
2022.12.30 12:35 |
テレ朝 News (Yahoo) |
米バイデン大統領 来年度の歳出法案に署名し成立 | <2301-123005> 29日にバイデン大統領の署名によって成立したFY23歳出法は10月から1年間の連邦政府の予算で$1.7T(225兆円)規模になり、$858Bの国防予算や$44.9Bのウクライナ支援に加え、低所得者向けの育児支援や半導体戦略などが盛り込まれている。 ただ、1月からは議会が新体制となり、下院の主導権を握る共和党の協力が不可欠になることから、バイデン政権肝煎りの気候変動や社会保障政策の実現に向けた調整はさらに難航することが予想される。 |
2022.12.24 04:52 |
時事通信 (Yahoo) |
23年度予算案を可決 ウクライナ支援に6兆円 米下院 | <2301-122405> 米下院が23日、FY23(2022年10月~2023年9月)の予算案を賛成多数で可決した。 歳出規模は$1.7T(226兆円)で、前年度の$1.5Tから増加した。 上院は既に前日通過させており、バイデン大統領の署名により成立する。 予算案にはロシアの侵攻を受けるウクライナなどへの支援$4.49Bが盛り込まれ、国防費は$858Bと、前年度から約1割増額した。 |
2022.12.24 01:52 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米大統領、国防権限法案に署名 一部条項に懸念 | <2301-122403> バイデン米大統領が23日、FY23の国防予算の大枠を決める国防権限法 (NDAA) 案に署名し、同法は成立した。 ただ、グアンタナモ米海軍基地に収容されている容疑者の訴追を妨げる可能性のある条項などについて懸念を表明し、特定の被拘束者を米国に移送するための資金の使用を禁じた条項について「こうした制限をできるだけ早く撤廃するよう議会に求める」とした。 |
2022.12.09 11:36 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米下院、国防権限法案を圧倒的多数で可決 国防予算は過去最高 | <2301-120910> 米議会下院が8日、国防費を$858BとしたFY23 NDAA案を350対80で可決した。 これはバイデン大統領の提案を$45B上回った。 |
2022.12.07 16:39 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米国防権限法案、8億ドルの対ウクライナ追加支援盛り込む | <2301-120713> 米議会が6日公表した$858BのFY23国防権限法案 (NDAA) で、ウクライナにFY23に少なくとも$800Mの安全保障支援を行うほか、今後5年で最大$10Bを台湾に援助することで合意したことが判明した。 全体の国防費はバイデン大統領の要求よりも$45B上積みし、ウクライナ支援は当初の要求より$500M増額している。 また太平洋地域での抑止力強化に向け$11.5Bを投じることも盛り込んだ。 NDAAは米国の国防予算の大枠を決めるもので、1961年以降、毎年可決しており、米軍兵士の賃上げ率から、艦船や航空機の購入数、中国やロシアへの対処方法まで、国防に関するあらゆる分野をカバーしている。 FY23 NDAAは今月中に上院と下院を通過する見通しで、その後ホワイトハウスに送られ、バイデン大統領が署名した上で成立する。 ただしNDAAは大枠を作決めるだけで、政府が連邦政府の資金を使う法的な権限を得るには、議会が歳出法案を可決する必要がある。 議会指導部はまだ、FY23の歳出法案について合意していない。 |
2022.07.29 01:48 |
Defense News | Nearly 9% boost for defense spending next year under new Senate plan | <2208-072901> 米議会下院が1ヶ月前に国防総省の要求を4%上回る前年度比4.6%増のFY23国防費$761Bを公表したが、上院民主党は$792BのFY23国防予算案を提案した。 ただ共和党はこの額に満足していない。 |
2022.07.15 10:41 |
産経新聞 (Yahoo) |
米下院、国防権限法案117兆円可決 米台協力推進 | <2208-071509> 米議会下院が14日、FY23国防予算の大枠を$839.3Bと定めた国防権限法案 (FY23 NDAA) を可決した。 バイデン大統領は予算教書で$813.3Bを要求したが、物価上昇やウクライナ戦争の長期化などを受けて増額された。 欧州でのロシアの脅威への対処に$4.6B、ウクライナ軍事支援では政府要求比で$700M増の$1B、インド太平洋での対中抑止構想 (IPDI) に$7B以上を投じるとした。 法案では国防総省に台湾支援をめぐる防衛物資供給の遅延改善のため報告と、実行可能な軍事協力の研究を要求し、国務省には台湾の国際機関への参加を促進する戦略の報告を、大統領には中台間の紛争抑止を強化する総合戦略の報告を求めた。 また、台湾との合同軍事演習の促進を支援し、2024年の多国間の海上演習「環太平洋合同演習」(RIMPAC) に台湾を招くべきだとした。 中国による軍民両用技術の活用状況の評価や太平洋諸島地域での中国の影響力の分析も求めた。 |
2022.07.15 10:21 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米下院、過去最大の国防総省予算可決 バイデン氏の要求額上回る | <2208-071508> 米議会下院が14日、FY23国防予算の大枠を決める国防権限法案 (FY23 NDAA) の採決を行い、バイデン大統領が要求した過去最大の$773Bに$37B増額して$810Bとする案を賛成329票、反対101票で可決した。 上院ではまだ承認されていないが、上院軍事委員会は大統領の要求額に対して$45B増額する法案を可決している。 |
2022.06.25 09:12 |
東亞日報 | 米国防権限法案に「在韓米軍2万8500人を維持」明示 | <2207-062503> 米議会下院軍事委員会が23日、FY23 NDAA法案を57:1で可決した。 16日には上院軍事委員会での審議も終わっており、同法案は本会議の可決を控えている。 下院は韓国に配置された28,000名の米軍兵力は朝鮮半島を安定させるとして、同法案に在韓米軍の規模を明示した。 また、韓国において米国は強力な軍隊を維持しなければならないと強調した。 |
2022.06.24 11:31 |
Inside Defense | Lawmakers want DOD to draft options for upgrading Taiwan's missile defense capabilities | <2207-062411> 米議会下院軍事委員会がFY23 NDAA法案に、新型迎撃弾やレーダの台湾への売却を進め、AMD能力を増強させることを盛り込む。 |
2022.06.23 11:59 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米国防総省予算、バイデン氏の要求額超えへ 下院委が承認 | <2207-062308> 米下院軍事委員会が22日、FY23国防予算の大枠を決めるFY23国防権限法案 (NDAA) の採決を行い、バイデン政権が要求した過去最大の$773Bに$37B増額する案を可決した。 上院軍事委員会は既に大統領の要求額に対して$45B増額する法案を可決しており、少なくとも$810Bの予算が付く見通しとなった。 |
2022.06.07 | Stars & Stripes | House panel aims to save five ships from retirement, rejecting Navy’s plan to decommission them | <2207-060716> 米議会下院軍事委員会海軍小委員会が、海軍からFY23予算で要求されている艦船24隻の除籍の内5隻について除籍を認めない方向である。 認められそうにないのは巡洋艦Vicksburgとドック型揚陸艦4隻である。 |
【註】 海軍はFY23で、Freedom級LCS 9隻、巡洋艦5隻、ドック型揚陸艦4隻、潜水艦2隻、給油艦2隻、外征輸送ドック2隻の合わせて24隻の除籍を要求している。 | |||
2022.05.20 09:52 |
毎日新聞 (Yahoo) |
米上院、ウクライナ支援で5兆円の追加予算案可決 | <2206-052005> 米上院が19日、ロシアの侵攻を受けるウクライナや周辺国に対する軍事、経済、人道支援の強化のためFY22に$40Bの追加予算を取る法案を86対11で可決した。 下院は通過しており、バイデン大統領が署名して成立する。 |
2022.05.11 | Jane's Defence Weekly | Lockheed Martin secures two US Army launcher deals worth USD429 million | <2207-051103> 米国防総省が4月29日、陸軍のM270 MLRSとM142 HIMARSを増強する契約を、合わせて$429MでLockheed Matin社に発注したと発表した。 MLRSは$224MでM270A2を2026年4月末までに、HIMARSは$205Mで2025年4月までに納入する。 陸軍は225両のMLRSを調達する計画であったが、FY23要求では350両に増えている。 陸軍はFY23で$218Mかけて、M270A1仕様の21両をM270A2仕様に改良すると共に、24両を装甲強化操縦席にする。 また、現在は使用されていないM270A0仕様160両をM270A2仕様に改良すると共に、現有のM270A1 190両をFY50まで使用可能なM270A2仕様に改良し、最終的にMLRSを350両体制にする。 FY23予算資料によると陸軍は現在395両のHIMARSを保有しているが、これを521両にまで引き上げるのを目標にしている。 このためFY23にはFY22より4両多い23両を調達し、その後FY24に27両、FY25に19両、FY26に18両、FY27両に18両調達するとしている。 |
2022.05.04 | Jane's Defence Weekly | US Navy develops options and ranges for future shipbuilding requirement | <2207-050401> 米海軍が4月20日、今後30年間の建艦計画の3つの案を公開した。 FY23では有人艦9隻が要求され、FYDPでは51隻の戦闘有人艦が計画され、FY27までに280有人艦体制としている。 3つの案のうち低レベルの2案はFY35までに305~307隻、FY45までに318~322隻体制としている。 高レベルの案では2030年代中頃に326隻、FY45までに363隻とし、これ以外にFY45までにUSV/UUV 89~149隻としている。 |
2022.04.27 | Jane's Defence Weekly | US Marine Corps sees NMESIS as 'marquee' system for new approach | <2207-042705> 米海軍のNMESISは既に実証されているシステムの組み合わせで、NSMと海軍がNSM用に使用しているFCSをJLTVに搭載したものである。 海兵隊はFY22に$208Mを計上したが、FY23には65%増の$345Mを要求している。 |
2022.04.27 | Jane's Defence Weekly | US Navy details more 'divest-to-invest' initiatives | <2207-042704> 米海軍がFYDPより$199M低い$2.1BのFY23艦船整備計画を公表した。 この中では大型無人潜水艦LDUUV計画は外されている。 今まで3隻除籍することになっていたFreedom級LCSは6隻追加して9隻が除籍される。 FY24に除籍される(註:Independence級 LCS)LCS 6 JaksonとLCS 8 MontgomeryはFY23にクルーを1クルーに削減する。 |
2022.04.14 11:59 |
Inside Defense | Army UPL would reverse Abrams, M-SHORAD cuts from budget request | <2205-041409> 米陸軍が、FY23予算要求に盛り込まれなった$5.1Bにのぼる優先度が高い項目リスト (UPL) からAbrams MBTとM-SHOORADを外した。 |
2022.03.30 05:51 |
Defense News | Pentagon slows $9 billion cloud competition, citing more work to be done | <2204-033007> 国防総省の悪名高きJDEIに代わる総額$9Bにのぼると見られる統合戦闘クラウド計画JWCCが遅れている。 国防総省は2021年にAmazon、Google、Microsoft、Oracleと接触している。 JWCCの前身であるJDEIは$10Bの計画と見られたが何年も遅延したあげく2021年に計画中止になった。 JWCCは当初3年の計画で、1年間のオブションが付いた契約になっている。 |
2022.03.30 00:29 |
Defense News | Missile Defense Agency seeks $9.6 billion in FY23 budget | <2204-033002> 3月28日に公表されたMDAのFY23要求は$9.6BとFY22の$8.9Bを$1.5B上回った。 ただFY22では議会がMDA要求に$1.5Bを追加したため、最終的に$10.4Bになっていた。 そのうちR&D費がFY22より9.7%増の$7.9BでMDA経費の82%を占める。 装備品購入費は$1.2BとFY22に議会が配分した額の55%になっている。 |
2022.03.29 06:48 |
Military Times | Marines will have to wait until at least 2025 for light amphibious warship | <2204-032907> 米海兵隊はFY23に軽揚陸艦 (LAW) の建造を開始したいとしていたが、海軍との予算要求段階で2年先延ばしになった。 LAWは海兵隊員75名を外洋から沿岸まで輸送し上陸させることもできるもので、4隻で規模を縮小した歩兵3個中隊を乗艦させることができる。 海兵隊は3個海兵沿岸連隊を輸送できるだけのLAWを要求している。 28日に公表されたFY23予算要求によると、海兵隊はFY25に1隻、FY26に1隻、FY27に2隻を予算化したいとしている。 |
2022.03.29 02:39 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米予算教書、ウクライナ危機で国防費増額 富裕層増税で赤字圧縮へ | <2204-032905> バイデン米大統領が28日、$5.79TのFY23予算教書を議会に提出した。 国防関連予算は$800B超を要求し、うち国防総省向けは$773Bである。 財政赤字は今年度$1.3T超減らし、昨年度から半減させる見通しとし、富裕層や企業が公平なシェアを支払うことを確実にし、経済成長を支援することによって財政赤字をさらに圧縮すると言明した。 |
2022.03.29 00:00 |
Defense News | Biden requests $773 billion for Pentagon, a 4% boost | <2204-032901> 米大統領府が3月28日、前年度比4%増の$773BのFY23国防予算要求を公表した。 FY22での増加率は3%以下であった。 RD&E費は9.5%増の$130.1Bで、ハイパーソニック兵器の開発に$4.7B、マイクロエレクトロニクスと5Gに$3.3B、バイオテクノロジーに$1.3Bが計上されている。 一方で空軍の航空機が150機除籍されると共にMQ-9 100機が他省庁に移管される。 更に海軍では24隻が除籍され、そのうちの16隻はまだ耐用期限に至っていない。 欧州抑止計画 (EDI) には$6.2B、ウクライナの支援には$300Mが計上され、インド太平洋軍のIPDIには$6.1Bが配分されている。 |
2022.03.28 13:50 |
Breaking Defense | Biden administration kills Trump-era nuclear cruise missile program | <2204-032809> 米国防総省が3月28日に公表したFY23予算要求で、トランプ政権が打ち上げた水上/水中発射核CM SLCM-Nの開発費を削除した。 SLCM-Nについてはオバマ政権が2010 Nuclear Posture Reviewで核弾頭Tomahawkの廃止を決め、2013年に除籍されていた。 |
2022.03.28 13:31 |
Breaking Defense | F-35 cuts, F-15 boost, and E-3 replacement: Air Force's $170B budget makes big moves in FY23 | <2204-032808> 米空軍省が3月28日に空軍で$169.5B、宇宙軍で$24.5BのFY23予算案を公表したが、空軍のFY22予算に比べて8%増ではあるが物価上昇率は2.2%と見積もられている。 予算案では空軍と宇宙軍のRD&E経費をFY22の$40.1Bより増額した$49.2Bを要求している。 予算案ではF-15EX調達のため一時的にF-35の調達を減速させるようになっている。 これについてケンドール空軍長官はF-15EX調達のキャンセルを提案したが空軍が押し切った。 F-35Aの要求はFY22より15機少ない33機$4.5Bで、F-15EXにはFY22の2倍となる24機$1.4Bを有給している。 一方空軍はFY23に269機を除籍する。 FY22では200機をモスボールとしていた。 |
2022.03.16 | Jane's Defence Weekly | Invasion of Ukrainee will boost US defence budget, lawmaker says | <2206-031601> ロシアのウクライナ侵攻を受け、米国の国防予算の増大が見込まれる。 |
2022.03.10 08:18 |
時事通信 (Yahoo) |
ウクライナ支援で1.6兆円 米下院、22年度予算案可決 | <2204-031005> 米下院が9日、FY22予算案を可決し、上院に送付した。 予算案は上院可決後、バイデン大統領の署名により成立する。 ロシアの軍事侵攻を受けたウクライナと近隣諸国への支援関連で、合わせて$13.6Bが計上された。 |
2022.02.17 | ロイタ通信 (Yahoo) |
米大統領、議会に7700億ドル超の国防予算要請へ=関係筋 | <2203-021709> 米国の予算協議に詳しい関係筋が、バイデン米大統領がFY23の国防予算として$770Bを超える額を議会に要請する見通しで、トランプ前大統領が求めた過去最大の予算を上回るとみられることを明らかにした。 オースティン国防長官と大統領府行政管理予算局 (OMB) の協議で$770B超を要求する方向で一致したという。 ただ、協議は政権内で継続中で、最終的な額は予算教書提出までの今後数ヵ月の間に変更される可能性もある。 トランプ前大統領が任期最終年に求めた国防予算は$752.9Bで、その後、議会で$25B増額され、最終的にFY22の予算は$778Bになった。 |
2021.12.28 | 共同通信 (Yahoo) |
米、国防権限法が成立 軍事演習に台湾招待促す | <2201-122802> バイデン米大統領が27日、FY22国防予算の大枠を$778Bとした国防権限法案 (NDAA) に署名し同法は成立した。 FY22 NDAAでは2022年の米海軍主催の環太平洋合同演習 (RIMPAC) に台湾を招待するよう政権に促し、中国への対抗姿勢を鮮明にしている。 |
2021.12.16 | Focus 台湾 (Yahoo) |
米上院、国防権限法を可決 台湾のリムパック招待への提言盛り込む | <2201-121605> 米上院が15日、FY22国防権限法案 (NDAA) を88対11で可決した。 下院では7日に363対70で可決されており、バイデン大統領が署名して成立する。 米海軍主催の来年の環太平洋合同演習 (RIMPAC) への台湾の招待に関する提言や、台湾の非対称防衛戦略強化に対する支援計画の制定への呼び掛けなども盛り込まれた。 |
2021.12.15 | Defense News | Congress passes defense policy bill with budget boost, military justice reforms | <2201-121507> 米議会上院が12月15日、政権の要求より$25B多い総額$740BのFY21 NDAAを89:10で可決した。 FY21 NDAAではF/A-18に12機、12機要求されていたF-15EXに5機多く配分したほか、F-35にも85機を振り当てた。 艦船ではSSKと駆逐艦にそれぞれ2隻ずつと、要求より5隻多い13隻を割り当てた。 一方で陸軍を900名削減して485,000名、海兵隊を2,700名削減して178,500名に、海軍は900名減の346,920名、空軍は4,200名減の329,220名に、宇宙軍は8,400名になる。 中国に対抗する太平洋抑止計画 (PDI) には要求より$2B多い$7.1B、$3.4Bが要求されていたロシアに対抗する欧州抑止計画 (EDI) には$4Bが当てられ、ウクライナへの軍事援助に要求より$50M多い$300Mが配分されている。 |
2021.12.09 | Defense News | Congress wants Hawaiian missile defense radar up and running by end of 2028 | <2201-120909> 米議会が今週成立させるFY22 NDAAでハワイにBMDレーダ (HDR-H) を2028年末までに設置し、遅くとも2028年12月31日までにoperationalとするよう求め、$75Mを配分している。 下院はFY22 NDAAを今週初めに議決しており、上院も来週には評決する。 MDAは2018年12月にLockheed Martin社に開発を発注し、FY19時点でFY23までの稼働を計画しFY20に247.7Mを要求していたが、FY21にはHDR-HにもHDR-Pにも要求が消えた。 MDA長官のヒル海軍中将はハワイについてAN/TPY-2でカバーでき、洋上配備のSBXレーダも配置できるうえ、Aegis艦も利用できるとしていた。 MDAはFY22にグアムのBMDとして$78.3Mを要求している。 これに対しインド太平洋軍は予算化されなかった要求のリストでHDR-HにFY24でのIOCを目指した開発に$41M、その戦力構築に$19Mを挙げていた。 |
2021.12.08 | Defense News | House passes defense bill 363-70; Senate up next | <2201-120807> 米議会下院が12月7日、バイデン政権からの要求を$25B上回る$768BにのぼるFY22 NDAAを363:70で可決し上院へ送った。 反対票を投じたのは共和党の19議員と民主党の51議員であった。 下院NDAA案では要求がなかったF/A-18 Super Hornetを12機、17機の要求があったF-15EXに5機を追加し、攻撃型原潜2隻、駆逐艦2隻なども要求より5隻多い13隻を計上している。 |
2021.12.08 | ロイタ通信 (Yahoo) |
米国防権限法、下院で可決 ウクライナ支援や台湾問題の対応盛り込む | <2201-120803> 米下院が7日遅くにFY22度国防権限法 (NDAA) 修正案を363対70で可決した。 FY22 NDAAが認める国防予算総額は$770Bで、バイデン大統領が求めていた額を$25B上回り前年度比5%増となった。 ロシアや中国に対抗するための取り組みが含まれ、ウクライナ軍支援に$300Mを拠出することや、中国に対抗するための取り組みとして、インド太平洋地域の米軍強化のために立ち上げた基金である太平洋抑止構想 (PDI) に$7.1B拠出する。 |
2021.10.18 | Defense Nwes | Senate appropriators back 5 percent boost in defense spending for FY22 | <2111-101804> 米議会上院歳出委員会が10月18日、FY22国防予算を大統領要求に5%、$24B上乗せする決定を行った。 この中で中国と対峙する太平洋地域での経費に$2.5Bを追加したほか、次世代兵器導入に向けたインフラ整備に$1.3B、州兵の装備更新に$1.5Bの追加などがあがっている。 |
2021.09.26 | Stars & Stripes | House defense bill pushes $2B Hawaii radar, Red Hill inspection | <2110-092601> 米議会下院が9月23日にFY22国防権限法 (NDAA) の中心となるFY22国防費総額を国防総省の要求より$25B多い$778Bと決めたが、この中でMDAに対して恐らくKauai島のPMRFに設置されることになると見られるBMDレーダHDR-Hの計画推進を求めている。 既に$2B近くが投入されていたHDR-Hについて国防総省は計画の遅延から2020年2月に計画の延期を決め、以降のFY21とFY22では予算を要求していない。 |
2021.07.12 | Defense News | House appropriators fund Hawaii missile defense radar, but cut dollars for Guam | <2108-071207> 米議会はMDAのFY22要求を審査しているが、下院歳出委員会はMDAからグアムのBMDとして出された$78.3Mから$15.9Mを不適切として削除した。 代わってMDAが要求から削除したハワイ設置ミサイル警戒レーダ (HDR-H) には$75Mを割り当てた。 |
2021.07 | International Defence Review | Hypersonic weapons to get USD3.8 billion boost | <2108-070005> 米国防総省が5月28日に公開したFY22予算文書では超高速ミサイルが依然として優先順位一番になっている。 要求額もFY20の$2.6B、FY21の$3.2Bを凌ぐ$3.8Bになっている。 ・CPS(海軍): FY21の$1.008Bに対し$1.374B 共用超高速滑空弾 (C-HGB) に胴径34.5吋の二段推進ブースタ ・LRHW(陸軍): $412M、FY21には$801Mであった。 射程1,400哩 ・AGM-183 ARRW(空軍): $238M DARPAのTGB の発展型でMach 6.5~8で1,000哩の射程 ・SCIFiRE(空軍): $52M 将来計画 ・HACM(空軍): $200.1M ・OpFires(DARPA) ・HAWC(DARPA) |
2021.07 | International Defence Review | US Missile Defense Agency budget drops to USD8.9 billion | <2108-070001> 米大統領府はFY22のMDA予算として$8.917Bを要求した。 近年の要求額は以下のように推移している。 ・FY22: $ 8.917B ・FY21: $ 9.187B ・FY20: $ 9.431B ・FY19: $10.491B FY22要求で主要な項目は以下の通りである。 ・GMD: $1.733B ・GBI: $926.1M ・LRDR: $133.3M ・Aegis BMD 開発: $732.5M ・Aegis BMD 調達: $755.1M ・SM-3 BlockⅠBⅡA 40発: $647.4M ・SM-3 BlockⅠBⅡA 8発 ・THAAD 開発: $277.9M ・THAAD 18発: $251.5M ・THAAD 能力向上: $64.6M ・超高速ミサイル防衛: $247.9M ・イスラエルの BMD: $500M ・DSWS の共同生産 ・AWS の共同生産 ・Iron Dome の共同生産 米本土BMDの多層防衛では、THAADをAegisの下層に位置づけている。 |
2021.06.29 | Breaking Defense | MDA director sees new space investment | <2107-062909> 米MDA長官のヒル海軍中将が先週、国防総省が新たなMissile Defense Review (MDR) を準備していると述べた。 前回のMDRは2017年に作成されたが2019年1月に発表されている。 ヒル中将は弾道弾及び超高速飛翔体に対抗するには捕捉追随機能が最も重要と強調しており、MDAはFY22にHBTSSの開発費として$256Mを要求している。 MDAは既に1月に衛星に搭載する中視野角センサ開発をL3Harris社に$121M、Northrop Grumman社に$155Mで発注している。 |
2021.06.29 | Inside Defense | House panel adds second destroyer, blocks Navy SLCM-N development | <2107-062908> 米議会下院歳出委員会軍事小委員会がFY22国防予算について、洋上発射核弾頭CM計画を削除しLCS 3隻の退役を中止して、駆逐艦建造を2隻に増やそうとしている。 軍事小委員会が6月29日に公開した素案では国防総省要求に$1.7Bを増額し、艦船建造費については海軍の要求$23.5Bに$915Mを上乗せしている。 |
2021.06.29 | Defense News | House Democrats want to spend more on weapons procurement than Biden | <2107-062906> 米議会下院歳出委員会が6月29日、装備調達費を$1.7B増額する一方、新装備の開発費を$1.6B削減した総額をFY21より$10B多い$706BとしたFY22国防予算案を公表した。 バイデン政権は$716Bを要求している。 民主党議員が作成したこの案では装備調達費をFY21より$2.2B少ない$134.3B、新装備開発費をFY21より$3.2B多い$110.4Bとしている。 艦船ではバイデン政権で1隻に削減された駆逐艦を2隻に復活したが、総建造数の8隻は変わらないものの要求を$915M増額している。 航空機ではF-35 85機、F-15EX 12機を要求通り認めたほか、要求にはなかったF/A-18E/Fに12機を追加している。 戦略ミサイルでは次世代ICBMであるGBSDの開発に$2.5B、新型ALCMであるLRSOWに$581Mを認めている。 |
2021.06.16 | Defense News | Lawmakers push to boost Missile Defense Agency budget second year in a row | <2107-061604> 米MDAがFY22要求に前年度要求の$9.2Bより少ない$8.9Bを要求しているのに対し、上下両院は昨年度に$1.3Bを追加しようとしている。 議会が特に重視しているのはハワイのHDR-Hレーダ設置とグアムのAegis Ashore配備で、インド太平洋軍も今月議会に対し$231.7Mの追加要求を行っている。 一方MDAはFY22でグアムに$78.3Mハワイに$40Mを要求している。 |
2021.06.14 | Aviation Week & ST | U.S. Defense programs to watch | <2108-061402> 米バイデン政権が初めてとなる$715BのFY22国防予算要求を示した。 ・航空機の退役 ・核の近代化 ・超高速兵器 空軍はAGM-183A ARRW 12発に$161Mを要求している。 またAGM-183Aの即入手可能型HACMに$200.1Mを要求した。 ・ABMS ・CH-47F Block Ⅱ ・F-35 および F-15EX 空軍は初めて、要求したが予算化されなかったリストにF-35Aを挙げなかった。 |
2021.06.09 | Jane's Defence Weekly | US Air Force asks for USD212.8 billion and plans savings through aircraft divestments | <2108-060905> 米空軍はFY22にFY21の$204Bを4.3%上回る$212.8Bを要求した。 一方FY22では主要機の退役で$1.4Bを削減する。 削減されるのはA-10 42機で$344M、RQ-4 Block 30 20機で$273M、F-15C/D 48機で$249M、F-16C/D 47機で$31M、KC-135 28機で$113M、KC-10 14機$174M、C-130H 8機$83M、E-8C JSTARS $107Mなどとなっている。 |
2021.06.09 | Jane's Defence Weekly | MDA seeks USD247.9 million to counter hypersonic weapon | <2108-060904> 米MDAのFY22予算要求は$247.9Mで、その多くを超高速ミサイル攻撃からの要域防護Glide Phase Interceptor (GPI) が占めている。 RGPWSと呼ばれていたGPIは更に以前にはHDWSと呼ばれていた。 MDAが4月12日にBAAで公表した資料によると、GPIはAegis Weapon Systemと組み合わされ、発射にはMk 41 VLSが使われ、試作品の発射試験は Kauai島のPMTRで行われる。 |
2021.06.09 | Jane's Defence Weekly | US Army requests USD173bn, kills seven programmes | <2108-060903> バイデン政権が5月28日に議会へ提出したFY22国防費要求$715Bのうち、陸軍経費は$173Bで、そのうち新装備の研究開発費は$12.8B、装備等調達費は$21.3Bであった。 そのうち主なものは以下の通りである。 ・LrPF: $1.5B ・次世代戦闘車: $1.5B ・FVL: $1.6B ・ネットワーク: $1.7B ・IAMD: $2.6B |
2021.06.02 | National Defense | BREAKING: 2022 budget request supports purchase of hypersonic cruise missiles | <2107-060212> Lockheed Martin社が米空軍用に開発を続けている初の量産型超高速ミサイルであるAGM-183 ARRW(Arrow と発音)は2022年に装備が開始される。 |
2021.06.02 | Defense News | Congress should rewrite the Pentagon’s Pacific deterrence budget request | <2107-060211> FY22の審議で議会は国防総省が要求したPDIに大きく手を加えると見られる。 米国議会はFY21 NDAAに2つの理由からPDIを創設した。 第1の理由は予算の透明性確保で、もう一つの理由は資源配分の問題であった。 |
2021.06.02 | Defense News | US Marines request more missiles, radars in FY22 wish list | <2107-060210> 米海兵隊は2030年を目指した改革を、従来型の兵器を破棄して将来予想される将来の戦いに役立つ兵器を装備する着せ替え方式で進めようとしている。 このためFY22要求では最優先にNSM 35基として$57.8Mを要求している。 NSMはForce Design 2030に基づき編成される最初の部隊である第3海兵沿岸連隊に編制される2個中距離ミサイル中隊が装備する64発を確保するためFY22で29発を追加調達する。 この他に海兵隊は長距離対艦用としてTactical Tomakak 44発の他、AN/TPS-80 G/ATORレーダ44基も要求している。 |
2021.05.29 | 産経新聞 (Yahoo) |
米国防予算、太平洋抑止強化へ5600億円要求 | <2106-052902> バイデン米政権が28日公表したFY22予算教書で、$715Bの国防総省予算のうち、中国をにらんだインド太平洋地域での米軍の抑止力強化のための太平洋抑止構想 (PDI) に$5.1Bを要求した。 FY21国防権限法 (NDAA) に盛り込んだ$2.2Bから二倍以上に増額されている。 |
2021.05.28 | MDA HP | Fiscal Year (FY) 2022 Budget Estimates Overview | <2106-052813> 米MDAはFY22に$8.917Bを要求した。 主な項目としてはC2BMCに$603.4M、SBXレーダに$147.2M、LRDRレーダに$133.3M、GMDシステムに$745.1M、NGIに$926.1M、Aegisシステムに$732.5M、Aegis Ashoreに$43.2M、グアムBMDに$78.3M、THAADに$277.9M、超高速ミサイル防衛に$247.9Mなどが当てられている。 |
2021.05.28 | Defense News | US Army's FY22 budget backs modernization, cuts 'down into bone' of legacy fleet | <2106-052812> 米陸軍はFY22にFY21より$5B少ない$173Bを要求した。 尤もFY21では$178Bを要求したものの議会で$176.6Bにされていた。 近代化経費ではFLRAAを含むFVLに$1.12B、LRHWの飛翔体試作と試験評価に$412M、Patriotレーダに代わるLTAMDレーダに$328Mが要求されている。 以下、 ・Operation and maintenance ・Modernization ・Procument ・Reform |
2021.05.28 | C4ISR net | Space Force seeks sizeable budget increase, reflecting the domain's importance | <2106-052811> 米宇宙軍がFY22にFY21比13%増の$17.4Bを要求した。 内訳は運用及び維持費が$3.4B、研究開発費が$11.3B、調達費が$2.8Bとなっている。 主要な事業としてはGPS ⅢFollow-On 2基に$686M、National Security SLV 5基に$1.3B、2028年に打ち上げる初のNGOPI極軌道衛星の追加分$1.3Bなどとなっている。 |
2021.05.28 | Defense News | US Navy FY22 budget request prioritizes readiness over procurement | <2106-052810> 米海軍省がFY22に、海軍に0.6%増の$163.9B、海兵隊に6.2%増の$47.9B、合わせて1.8%増の$211.7Bを要求した。 海軍は戦闘艦4隻と支援船4隻、合わせて8隻を3%減の$22.6B、航空機には15.6%減の$16.5Bで107機を購入するが、年間8隻では400隻以上どころか355隻態勢の樹立も困難で、355隻態勢には毎年10隻の建造が必要となる。 ・Acquisition ・Decommissioning and divesting ・Readiness spending |
2021.05.28 | Defense News | US Air Force to mothball dozens of A-10s, F-15s and F-16s in FY22 budget | <2106-052809> 米空軍省がFY22に、空軍に$156.3B、宇宙軍に$17.4B、合わせて$173.7Bを要求した。 空軍では研究開発費が$26.6Bから$28.8Bに増額された一方で、装備品等調達費は$26.1Bから$22.9Bに減額された。 またA-10 42機、F-15C/D 48機、F-16C/D 47機、KC-135 18機、KC-10 14機、C-130 13機、E-8 JSTARS 16機、RQ-4 Block 30 20機などの退役モスボール化があげられている。 以下、 ・Aircraft divestment ・Trade-offs today for tomorrow |
2021.05.28 | Defense News | Eyeing China, Biden defense budget boosts research and cuts procurement | <2106-052808> $715Bにのぼるバイデン政権初の国防予算案が5月28日に議会へ送付された。 案では在来型兵器の調達費を$8B減額し先端技術兵器の開発促進に$5Bを増額している。 オースチン国防長官は過去最大の研究開発費としている。 この中にはA-10、F-15、F-16の退役や、LCS 4隻と巡洋艦2隻の退役が含まれている。 軍種別では陸軍が$1.5B削減して$174B、海軍が$4.6B増額して$207B、空軍が$8.8B増額して$204B、$15.4Bであった宇宙軍が$17.5Bに増額されている。 |
2021.05.28 | 産経新聞 (Yahoo) |
バイデン氏、国防総省予算で7150億ドル要求へ 対中国で先端技術重視 | <2106-052805> バイデン米大統領が28日にFY22の国防総省予算として$715Bを議会に要求した。 エネルギー省の核兵器の維持管理費なども含む国防関連予算全体はFY21比で1.7%増の$753Bになる。 オースティン国防長官は27日に下院歳出委員会のオンライン公聴会で証言し、FY22予算は中国の台頭などをにらみ「将来にわたる米国の防衛と敵対勢力の抑止に最も重要な分野に複合的かつ適切に予算を配分した」と強調した。 具体的な分野では極超音速兵器やAI、微細電子工学、5G移動通信、核戦力近代化などを挙げた。 中国の脅威に対抗するため、インド太平洋地域に地上配備型長距離ミサイルや宇宙配備レーダ網を配備する「太平洋抑止構想」の予算も盛り込まれる。 ロイタ通信によると、F-35 85機、水上戦闘艦8隻を要求するが、トランプ政権末期に発表された建艦計画では、水上戦闘艦12隻をFY22に要求するとしていた。 |
2021.04.09 | National Defense | BREAKING: Biden proposes $715 billion Pentagon budget for 2022 | <2105-040909> 米大統領府が4月9日、FY22の国防費に国防総省から$715B、エネルギー省など他の官庁から要求を合わせると$753Bを要求すると発表した。 $715BはFY21に比べて$11.3B、率にして1.6%、$753Bは1.7%増になる。 |
2021.02.26 | NHK (Yahoo) |
世界の防衛費 コロナで経済打撃でも増加 日本円で193兆円余に | <2103-022602> 英国際戦略研究所 (IISS) が25日に発表した年次報告書Military Ballanceにると、世界全体の2020年防衛費はCOVID-19の感染拡大で経済が大きな打撃を受けるなかでも前年比で3.9%増加して$1.83Tに達したとしている。 このうち最多は米国で78兆円余りと全体の4割を占め、これに次いで中国が20兆円余りとなっていて、日本は5兆円余りで8番目となっている。 |
2021.01.02 | 時事通信 (Yahoo) |
米国防権限法が成立 議会、大統領拒否権覆す | <2102-010201> 米上院が1日、トランプ大統領の拒否権行使により審議差し戻しになっていた国防権限法 (NDAA) を賛成80、反対12で再可決した。 下院も12月28日に拒否権を覆すのに必要な2/3以上の賛成で可決しており、同法は成立した。 現政権下で拒否権が覆されたのは初めてで、トランプ氏の求心力低下が浮き彫りになった。 |
2020.12.12 | NHK | 米 国防予算 議会通過 トランプ大統領の動向が焦点 | <2101-121201> 米国のFY21国防予算法案 (NDAA) が議会の上下両院で可決され、今後大統領が署名をすれば成立する状態となった。 法案は下院で可決されたのに続き、11日に上院でも賛成84票、反対13票の賛成多数で可決された。 戦費を含む予算総額は$740.5Bで、インド太平洋地域に展開する米軍の活動強化のための特別枠が今回初めて設けられるなど、中国への対応を意識したものとなっている。 法案にはトランプ大統領が反対してきた軍の施設の名称変更も含まれており、今後大統領が署名をするかどうかが焦点となっている。 |
2020.12.09 | 時事通信 (Yahoo) |
国防予算77兆円、対中で新基金 米下院、権限法案可決 | <2101-120902> 米下院が8日、総額がFY20年比0.3%増の$741BにのぼるFY21国防予算の大枠を定める国防権限法案 (NDAA) を賛成多数で可決した。 法案はインド太平洋地域における米軍の能力向上のための新基金太平洋抑止計画を設置し、対中戦略を担うインド太平洋軍の装備拡充費用などとして、$2.2Bを割り当てている。 法案は上院で採決後にホワイトハウスに送付されるが、トランプ大統領は拒否権を発動すると公言しており、成立には曲折がありそうである。 |
2020.11.14 | 東亞日報 (Yahoo) |
米上院がミサイル防衛予算を増額、北朝鮮の挑発に備える | <2012-111404> 自由アジア放送 (RFA) が12日、米上院歳出委員会が10日に総額$696BのFY21予算案を作成したが、MDAに査定されたのは$10.23Bで、MDAの要求額より$1.1B増えた。 そのうちTHAADには$319.6M、GBIに$450Mが配分された。 |
2020.07.24 | ロイタ通信 (Yahoo) |
米上院、7400億ドルの国防権限法案を可決 | <2008-072402> 米上院が23日、FY21の国防予算の大枠を定める総額$740Bの国防権限法 (NDAA) 案を86対14の賛成多数で可決した。 これに先立ち下院も21日に独自の法案を可決しており、今後は上下両院ですり合わせを行い、法案を一本化した上で、あらためて両院で投票にかけることになる。 |
2020.07.14 | Breaking Defense | HAC-D cuts ABMS by $50M; Raps DoD budget mismanagement | <2008-071414> 米議会下院歳出委員会国防小委員会が、FY21で空軍がABMSに要求している$302.3Mを$50M削減しようとしている。 空軍がFY21要求と合わせて提出した将来計画FYDPでは、FY24におけるABMSの予算は$1.1Bになるという。 |
2020.07.14 | Inside Defense | House appropriators cut LRSO funding, raise possibility of W80-4 production delay | <2008-071413> 米議会下院歳出委員会国防小委員会が、FY21で次世代空中発射CMであるLRSOに空軍が要求している$474Mを$170M削減する案を示している。 |
2020.07.14 | Inside Defense | House appropriators propose $506M NGAD cut as Air Force finalizes business case | <2008-071412> 米議会下院歳出委員会国防小委員会が、FY21に空軍が要求している第六世代戦闘機NGAD関連予算を$506M削減する案を示している。 |
2020.07.03 | ロイタ通信 (Yahoo) |
米下院軍事委、7410億ドルの国防権限法案を全会一致で承認 | <2008-070302> 米下院軍事委員会が1日、FY21国防予算の大枠を定める総額$741Bの国防権限法 (NDAA) 案を賛成56、反対0の全会一致で可決した。 下院の法案には、トランプ大統領のドイツ駐留米軍削減方針に関し、国防総省が国家安全保障に影響が及ばないことを証明しない限り削減を禁止する内容が盛り込まれている。 ただトランプ大統領は拒否権を行使する考えを示している。 |
2020.06.12 | ロイタ通信 (Yahoo) |
米上院委、7400億ドルの国防権限法案を公表 中国念頭の措置など | <2007-061201> 米上院軍事委員会が11日、FY21国防予算の大枠を定める$740Bの国防権限法 (NDAA) 案を公表した。 中国との競争を念頭に置いた措置やCOVID-19パンデミックへの対応などが盛り込まれており、インド太平洋地域における軍事上の競争に特化する太平洋抑止抑止計画 (PDI) を創設し$7Bを配分している。 |
2020.06.11 | Inside Defense | Senate Armed Services Committee passes bill with billions for Pacific deterrence | <2007-061106> 米議会上院軍事委員会が6月10日、インド太平洋地域での中国の動きを抑制することを焦点としたFY21国防権限法案 (DAA) を承認した。 FY21 DAA法案では太平洋戦争抑止計画 (PDI) に$1.4Bを配当しているが、FY22には$5.5Bを割り当てるとしている。 |
2020.03.04 | Defense News | The White House gave this nuclear agency a giant funding increase. Can it spend it all? | <2004-030403> トランプ政権のFY21予算要求で核弾頭関連が20%近く増額されている。 原子力関係要求$46B以上のうち国防総省関連は$28.9Bで、$15.6BがB-21及び新型ICBMに配当されている。 また今後5年間の見積もりは以下の通りである。 • FY21: $15.6B • FY22: $15.94B • FY23: $16.27B • FY24: $16.6B • FY25: $16.96B |
2020.02.28 | Breaking Defense | Army ramps up funding for laser shield, hypersonic sword | <2003-022811> 米陸軍はFY21予算で超高速ミサイルとその迎撃システム及び迎撃レーザシステムに$1B以上を要求している。 これは前年度に比して超高速ミサイルで86%増、高出力レーザで209%増になっている。 これらでは実験室段階から実用段階への移行が目指され、2022年にはStryker装甲車に50kWレーザを搭載、2024年には100~300kWレーザの車載が計画されている。 また超高速兵器についても2023年の車載が計画されている。 |
2020.02.21 | Breaking Defense | Multi-Domain Task Forces top Army's $7B unfunded list | <2003-022108> 米国防総省のFY21予算要求に盛り込まれなった中での優先項目 (UPL) に陸軍は、$3.85Bの海外戦費 (OCO) を含む$7Bを挙げており、OCOを除く$3.19Bには26項目の計画と$1.9Bの施設建設になっている。 その中でも最優先に挙げられているのが既に太平洋地域に配置されたマルチドメイン戦隊 (MDTF) の強化と同様部隊の欧州での新設で、$151.4Mが挙げられている。 砲兵旅団を元に編成されるMDTFは、地上発射長距離ミサイル部隊に対しサイバ/電子戦能力を高め、衛星を通じた通信や情報活動を行う。 |
2020.02.21 | Inside Defense | MDA would use additional $1.1B for more SM-3 Block IIAs, THAAD, hypersonic defense | <2003-022107> 米MDA長官のヒル海軍中将が2月20日に議会に対し、FY21要求の$9.2Bに加えて、SM-3 Block ⅡAやTHAAD中隊の追加購入や超高速飛翔体防衛などの追加分として$1.1Bのリストを提出した。 |
2020.02.19 | Jane's Defence Weekly | US MDA budget ticks lower to about USD9.2billion | <2004-021906> 米大統領府政権が2月10日に公表したFY21国防予算要求でMDAの計上分は$9.187Bと、FY20の$9.431B、FY19の$10.491Bより少なくなっている。 この内SM-3 Block ⅡAによるICBM迎撃に$39.2M、ICBM迎撃用のHomeland Defense THAADに$139Mが計上されている。 Homeland Defense THAADによるICBM迎撃試験はFY23に行われる。 |
2020.02.19 | Jane's Defence Weekly | US Army proposing procument cuts and modernisation spending boost | <2004-021905> トランプ政権が2月10日に公表した総額$$741BのFY21国防予算要求で陸軍は$178Bで、FY20より$2.1B少なくなっている。 |
2020.02.19 | Jane's Defence Weekly | Pejntagon requests slight decrease in aircraft funding, along with marginal fall in FY2021 budget for US Navy | <2004-021904> 2月10日に公表されたFY21米国防予算要求では、航空機購入費が前年度の$57.7Bから$56.9Bへ微減している。 一方海軍と海兵隊はそれぞれ$194.1B、$13B、合わせて$207.1Bで、FY20の$161B、$46B、合わせて$210Bより微減している。 |
2020.02.19 | Breaking Defense | DARPA doubles dough dor nuclear-powered cislunar rocket | <2003-021905> DARPAのFY21予算要求における宇宙関連経費はFY20の$190Mから$158Mに下がっている。 この中でROAR計画とも呼ばれている原子力推進ロケットDRACO計画にはFY20の$10Mから増額して$21Mが当てられる。 DRACO計画はHALEUとも呼ばれている原子炉を用いた地球と月の間で使用するロケットで、これとにた計画はNASAでも5~20%の低濃縮ウランを用いる計画を進めている。 因みに一般に商用として使われている原子炉のウランは3~5%であるのに対し、米海軍の原子炉では90%の濃縮ウランを使用している。 この他のFY21におけるDARPA宇宙計画では、静止軌道 (GEO) 衛星への燃料補給などを行うロボット技術RSGSにFY20の$47.3Mより少ない$46.3Mが、Planer Imager小型安価光学衛星に$5Mより増えて$12Mが要求されている。 |
2020.02.13 | Breaking Defense | Army Kills APKWS Rockets & Mystery Missile, MIRM | <2003-021306> 米陸軍がFY21予算要求でヘリ搭載対地誘導ロケット弾APKWSと移動型中距離ミサイルMIRMの計画中止を決めるとともに、M2 Bradley IFVやJLTVの予算を大幅に削減している。 陸軍はFY20にはMMRMという名称でMIRMに$20Mを要求し、2020~2024年の総経費を$1Bとしていた。 |
【註】 米陸軍協会 (AUSA) のシンポジウム資料によると、MIRMは陸軍が中距離射程(1,000km)の欠落を埋めるミサイルとして計画していたもので、IRMやMMRM、INDOPACOMミサイル、地上発射CMなど各種名称で呼ばれていた。 |
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2020.02.11 | ロイタ通信 (Yahoo) |
米国防費、核や兵器開発費増額 トランプ政権が21年度予算で | <2003-021101> トランプ米大統領が10日、国防費$740.5B(註:FY20では$738B)を含むFY21予算教書を議会に提出した。 国防費では核兵器のほか研究開発費の増額を盛り込んでおり、国防総省高官は研究開発費の要求額は過去70年間で最大規模としている。 別の高官は、核兵器の近代化向けには昨年度から$29B (18%) の増額を求めたと述べた。 米議会予算局 (CBO) によると核兵器近代化を完了させるには今後30年で$1T以上かかる見込みという。 また、海外戦費$69Bを要求している。 |
2020.02.10 | Defense News | European Defense Initiative funding drops in defense budget request | <2003-021010> 米国防総省はFY21の国防予算に、ロシアの侵略から欧州を護るEDI経費として海外戦費であるOCOに$4.5Bを要求している。 FY18に$4.8Bを要求したEDIはFY19で$6.5Bに増額されたがFY20の要求では$5.9Bへと減額していたため議会が増額して$6.5Bとした経緯がある。 このためFY21要求は実質$1.5B減額となる。 |
2020.02.10 | Defense News | Trump seeks $46 billion for nuclear weapons programs in budget request | <2003-021009> トランプ政権のFY21国防予算要求で核関連費は$46Bで、国防総省要求が$28.9B、国家核安全保障局 (NNSA) 要求が$19.8BでNNSA要求中の$15.6Bが核兵器関連、$1.7Bが海軍の原子炉関連になっている。 国防総省要求の$28.9Bのうち$14.7Bが研究開発費で、 ・$4.4B: Columbia級潜水艦 ・$4.2B: 核指揮統制システム ・$2.8B: B-21爆撃機 ・$1.5B: GBSD ・$1.2B: Trident Ⅱ延命工事 ・$500M: LRSO CM ・$110M: F-35への核兵器搭載 ・$ 50M: B61-12用テールキット となっている。 |
2020.02.10 | Defense News | Pentagon budget request increases R&D funding, cuts legacy planes | <2003-021008> トランプ政権のFY21予算教書で国防予算要求は、国防総省要求が$705B、国家核安全保障局その他を含めて$740Bで、この他に海外戦費 (OCO) が$69Bとなっている。 内訳では陸海空軍の経費が以下の通り削減されている。 ・陸 軍: $178B ($462M減) ・海 軍: $207B ($1.9B減) ・空 軍: $207B ($1.7B減) これにより空軍では以下の航空機が退役する。 ・B-1 : 17機 ・A-10 : 44機 ・KC-10 : 16機 ・KC-135: 13機 ・Global Hawl: 24機 その結果主要装備の予算配分は以下の通りとなる。 ・航空機関連 : $56.9B ・艦船建造 : $32.2B ・ミサイル弾薬: $21.3B ・宇宙関連 : $15.5B ・陸上装備 : $13B ・C4I : $11.9B ・ミサイル防衛: $11.6B 一方研究開発費は$2B上がって$106.6Bと、過去70年で最高になる。 主な内訳は以下の通りである。 ・超高速兵器関連 : $3.2B ・マイクロ電子/5G: $1.5B ・自 動 : $1.7B ・AI : $800M |
2020.01.08 | Breaking Defense | While China spends, Trump budget looks flat for 2021 | <2002-010817> トランプ政権が2月10日に議会へ提出する予定のFY21国防予算は、国防総省が中露に対抗するため増額を求めているが、先月成立したFY20の$738Bとほぼ同じ$740Bになりそうである。 |
2020.01.01 | Jane's Defence Weekly | Congress approves USD738 billion FY2020 defence spend | <2003-010104> 米議会が12月16日、$738BにのぼるFY20国防予算を承認した。 この中で宇宙軍には$40Mが割り当てられた。 陸軍ではM2 Bradley IFVの後継となるOMFVは削除された。 一方でM1A2 SEPv3 MBTの改良には$3Bが認められ、海兵隊のACV 1.1にも$300.9Mが付いた。 海軍では戦闘艦14隻に$23.9Bが付き、Virginia級潜水艦2隻、Aeleigh Burk級駆逐艦3隻、San Antonio級揚陸艦1隻の建造が認められた。 空軍ではB-21に$3Bが付いたほか、F-15EX 8機に$985.5Mが認められた。 F-35については要求より20機多い98機に$1.87Bが認められた。 MDAには総額$10.4Bが割り当てられた。 |
2019.12.26 | Defense News | Pentagon proposal cuts an FFG(X) and an attack submarine out of the budget | <2001-122604> 米大統領府予算局 (OMB) が国会に提出した海軍の艦船建造計画に、小さいながら大きな変化になる可能性を秘めた事項がある。 海軍の30年間艦船建造計画では次期フリゲート艦FFG(X)を2020年に1隻建造しそれ以降毎年2隻ずつ建造して2030年までに30隻体制にするとなっており、FY21予算と共に提出する5年間の中期見積もり (FYDP) では10隻の建造が盛り込まれることになっていた。 ところがOMBが12月16日に海軍に示した素案ではFY20に1隻、その後FY21~FY22も1隻だけ建造しFY23から年2隻建造になり、FYDPの最終年FY24には3隻を建造するとしている。 |
2019.12.21 | 時事通信 (Yahoo) |
米国防権限法が成立 宇宙軍創設、在韓米軍縮小を制限 | <2001-122103> 予算総額を$738Bと規定した米国のFY20国防予算の大枠を定めた国防権限法が20日、トランプ大統領が署名し成立した。 |
2019.12.18 | 日経新聞 | 米国防権限法案が成立へ 上院でも可決、予算総額80兆円 | <2001-121802> 米議会上院が17日、FY20国防権限法案を賛成多数で可決した。 下院では11日に可決済みで、近くトランプ大統領の署名を経て成立する。 予算総額は$738Bで人工知能や5Gなど先端技術の開発に力を入れる。 トランプ大統領が創設を強く求めていた陸海空軍などと同格となる6番目の独立した軍としての宇宙軍創設を盛り込んでいる。 一方、もし28,500名の在韓米軍を削減する場合、韓国、日本との事前協議のほか米議会への事前報告を義務付けるよう求めた。 |
2019.12.18 | 産経新聞 (Yahoo) |
米の国防権限法案が議会通過 宇宙軍を創設、在韓米軍削減を禁止 | <2001-121801> 米上院本会議が17日、FY20国防権限法案を賛成86、反対8で可決した。 総額は対テロ戦費を含め前年度比2.8%増の$738Bで大統領の署名を経て成立する。 トランプ大統領は直ちに署名する方針をツイッタで示している。 在韓米軍を現在の28,500名を下回る人数に削減することを禁じる条項が盛り込まれた。 装備ではF-35 98機の調達費として$9.8B、空母1隻と駆逐艦3隻、原潜2隻を含む艦船14隻の建造費用として$24Bを支出するとした。 |
2019.12.12 | 時事通信 (Yahoo) |
米国防予算、3%増の80兆円 中ロと競争、国防権限法案可決 | <2001-121201> 米下院が11日、総額$738B (前年比3%増) のFY20国防予算の大枠を定めた国防権限法案を可決した。 上院で採決後、大統領の署名を経て成立する。 法案は、中国の軍事利用につながる可能性のある海外投資や太平洋島嶼国との関係、ロシアとの軍事連携などについて報告書を提出するよう政府に義務付け、中国製の鉄道車両やバスの購入に公的資金を使うことを禁止した上で、台湾との安全保障協力の強化も求めている。 ロシアに接近するトルコについてはS-400の購入に対して制裁を科すよう政権に要求しF-35の引き渡しを禁止した。 また北朝鮮に対する制裁の拡大強化も義務付けている。 |
2019.09.18 | Jane's Defence Weekly | Pentagon using Esper playbook to plan initial legacy weapon culls for FY2021 | <1911-091805> 米国防総省がFY21予算要求で、陸軍の6大近代化計画遂行のため従来型装備の予算を削ることを検討している。 FY20要求に伴う向こう5ヵ年計画でも186件の計画から合わせて$31.5Bを削減するとしている。 陸軍の6大近代化計画には、長距離精密打撃 (LRPF)、次世代戦闘車両、 FVL、ネットワーク(AMD) などが含まれる。 |
2019.06.27 | Defense News | US Senate passes its defense policy bill 86-8, setting up fight with House | <1907-062705> 米議会上院が86対8の圧倒的多数で、来年度国防権限法案を可決した。 この法案は上院軍事委員会を25対2で通過していた。 上院はFY20の国防費の総額を下院案より$17B多い$750Bとしている。 法案ではF-35を16機とした政府案より9機増やして$10Bとし、F-15 8機の調達費を政府案より$162M減額した$948Mとしている。 |
2019.06.03 | Defense News | House panel would bar low-yield nuke deployment, Open Skies Treaty withdrawal | <1907-060307> 民主党が主導する米議会下院軍事委員会が6月3日、低威力核弾頭開発に関する予算を認めない国防権限法案の草案を公表した。 低威力核弾頭はTrident Ⅱ D5の核弾頭W76をW76-2にするものでFY2019に$65Mが計上され、今秋から海軍に引き渡されることになっていた。 |
2019.05.24 | ロイタ通信 (Yahoo) |
米上院、国防権限法案を公表 中国対策に主眼 | <1906-052401> 米議会上院軍事委員会が23日、国防予算の大枠を定める国防権限法 (NDAA) 案を公表した。 中国に対する米国の軍事的な優位性の回復のほか、中国の世界各国に対する影響力の拡大への対抗策など、対中問題への対策に主軸を置いたものとなっている。 上院のNDAA案の総額は$750BでF-35 94機調達のほか、核兵器の近代化を賄う費用などが盛り込まれている。 |
【註】 与党共和党が多数を占めている上院のNDAA案の総額は$750Bと予算教書と同額であるが、F-35の数は前年より15機少ない78機を要求し、その代わりF-15X 8機の購入を新たに計上している。 |
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2019.04.29 | 時事通信 (Yahoo) |
世界の軍事費「最高水準」=米中が押し上げ-国際平和研 | <1905-042903> ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が29日、2018年の世界の軍事支出が実質で前年比2.6%増の$1.822Tだったと発表した。 米国と中国の2ヶ国だけで上位15ヶ国の支出総額の半分を占め、米国の$649Bであるのに対し、中国は推定$250Bで1994年に比べ約10倍に膨らんだ。 上位15ヶ国の総額に対するシェアは米国が36%、中国14%だった。 |
2019.04.15 | Jane's 360 | USN details desire for additional HELIOS funding in 2020 | <1905-041506> 米海軍作戦部長のリチャードソン大将が上院軍事委員会で証言し、艦載HEL計画HELIOSへの$80Mの復活を求めた。 海軍はFY20で早期に艦載するHEL兵器NLFoS計画に$101Mを要求しており、議会がこの予算を認めれば海軍は艦載レーザ兵器SNLWS開発に予算を充当するという。 SNLWSはUAVや小型舟艇に対抗するHEL計画で、その中にはHELIOSのほかソリッドステートレーザの技術研究 (SSL-TM) も含まれている。 SNLWSは60kW以上のHELを開発する計画で、SSL-TMではFY20に150kWのHELをSan Antonio級LPDに搭載した洋上試験が計画されている。 |
2019.04.10 | Inside Defense | STRATCOM chief advocates for Space Sensor Layer in FY-20 budget | <1905-041006> 次期米統参会議副議長に予定されている戦略軍司令官ハイテン空軍大将が3月25日に議会に対し、予算化されなかった戦略軍の要求を挙げた法定文書の中で、国防総省が低軌道衛星群の開発が最適としているのに対し、できたばかりのSpace Sensor Layerを最優先としている。 |
2019.03.25 | Aviation Week & ST | Six defense budget issues to watch | <1905-032512> ・Aircraft carrier ・Fighter fight ・Space force ・Nuclear modernization ・Border wall |
2019.03.25 | Aviation Week & ST | Great power envy | <1905-032511> 米空軍のFY20予算要求では5ヵ年計画でF-35Aが24機、F/A-18E/Fが17機、CH-47Fが若干削減され、CH-53KやKC-46A、MQ-4Cの取得時期が遅らされた代わりに、F-15EXが今後5年間で80機整備されることになった。 F-22の後継となるPCAにはFY20で$1Bが計上され向こう5年間で$6.57Bが見積もられているが、議会予算局 (CBO) はPCAが就役するのは2030年以降で単価は$300Mを超えると見ている。 AIM-120の後継となるサイズがAIM-120の半分で射程が同じミサイルSACMは空軍研究所 (AFRL) でCASTと名称を変えて計画が進められる。 AARGM-ERがF-35Aに機外搭載されるのに対し、機内弾庫に搭載できるSiAWの開発が5年間に$860Mかけて行われる。 |
2019.03.25 | Aviation Week & ST | Six to 10 hypersonic vehicle programs | <1905-032501> 米国防総省がFY20予算要求で超高速飛翔体関連10計画のうちの6計画に、今後5年間で$10.5Bを投入するとしている。 そのうちFY20だけでも$2.6Bが投入される。 |
2019.03.20 | Jane's Defence Weekly | DoD eyes buying total of 144 F-15EX fighters over time | <1905-032005> 米FY20予算教書で空軍が$1.1BかけてF-15EXを8機購入する。 空軍はF-15C/D及びF-15E合わせて144機をF-15Xにする計画である。 一方F-35の購入は前年より15機少ない78機で、F-35Aが48機、F-35Bが10機、F-35Cが20機になっている。 この他にF-15E及びF-15C/Dのレーダ近代化計画も盛り込まれている。 |
2019.03.20 | Jane's Defence Weekly | Budget request includes larger increase for USN | <1905-032004> 米FY20予算教書で海軍は前値比4.6%増の$205.6Bで、この増加率はFY18までの平均を上回っている。 更に海外戦費 (OCO) は$44.7Bと$8.1BであったFY19の5倍以上になっている。 OCOの内訳は海軍が$34.9B、海兵隊が$9.8Bで、FY20の基本経費は海軍が$27.7B、海兵隊は$7.8Bでしかない。 |
2019.03.20 | Jane's Defence Weekly | DoD officials appears sanguine on growing national debt | <1905-032003> 米FY20予算教書で国防費は$750Bになっている。 国防総省はもはや金利の上昇や国庫債務の増大に関心を示さなくなっている。 |
2019.03.20 | Jane's Defence Weekly | Trump's USD750 billion request faces opposition in Congress | <1905-032002> トランプ政権が議会に提出したFY20予算教書で国防費は、国防省経費$718.349B、エネルギー省の核兵器予算など他省庁分が$32Bで合わせて$750Bになっている。 $718.349Bでは基本経費として$544.5B、海外戦費 (OCO) に$164.6Bが割り当てられているほかに非常時支出として$9.2Bが盛り込まれている。 この中にはトランプ大統領が主張するメキシコとの国境に壁を建設する費用$7.2Bも含まれている。 尚、FY20のOCOが$164.6Bであるのに対しFY19では$69Bであった。 |
2019.03.06 | Jane's Defence Weekly | US Army identifies funds to siphon toward modernisation, targets legacy weapons | <1905-030604> マッカーシー米陸軍省次官が2月26日に米陸軍協会 (AUSA) の昼食会で、FY20予算要求ではCH-47 Chinook Block ⅡやBradley IFVなどの経費を削り、以下の重点6項目に配分したと述べた。 ・LRPF (Lonf Range Precision Fires) ・NGCV (Next-Generation Combat Vehicle) ・FVL (Future Vertical Lift) ・Networking ・AMD (Air and Missile Defense) ・Soldier Letality |
2019.03.13 | 時事通信 (Yahoo) |
総額5%増、宇宙軍創設費要求=議会賛同は困難か-米国防予算案 | <1904-031306> 米国防総省が12日、FY20国防予算案の詳細を発表した。 基本予算と国外作戦経費(註:OCO)などを含む総額は前年度比5%増の$718Bに上った。 国防費は財政規律を定めた予算管理法の対象であるため、基本予算は前年度から減少したが、トランプ政権は同法対象外の戦費を大幅に増やす裏技を使って国防費を確保しており、議会の賛同を得るのは困難とみられる。 |
2019.03.12 | Stars & Stripes | Pentagon proposes smaller Missile Defense Agency budget for 2020 | <1904-031216> 新たなミサイル防衛技術を推進するとしたトランプ大統領の発言とは裏腹に、FY20要求でMDAが計上したのはFY19の$10.5Bを$1B以上下回る$9.4Bになっている。 1月に公表されたMDRが掲げた新技術の開発は$1.3Bに留まっている。 MDAの予算で一番多額なのはGMD関連で$1.8Bにのぼる。 GMDでは現有のGBI 44基の維持と、2025年までに64基体制とするためにFt. Greelyに追加配備する20基の製造の継続に当てられる。 一方新技術としては超高速兵器防衛にソフトの改修や試作機への要求の取り纏めとして$157Mが計上されている。 |
2019.03.12 | Defense News | European defense fund takes a 10 percent cut in new budget | <1904-031214> 米トランプ政権のFY20国防費で、米国の欧州同盟国支援EDIの経費が$6.5Bから$5.9Bへと10%近く削減されている。 EDIは殆どが陸軍関係であるが、空軍もアイスランドで$57M、ポーランドで$232Mの基地建設費を計上している。 ウクライナの支援には$250Mが当てられている。 |
2019.03.12 | Defense News | Here's the breakdown of the Pentagon’s budget request | <1904-031213> 米国防総省がFY20予算に、国防総省固有費$718Mを含む$750Bを要求した。 この内訳は ・研究開発費: $104.3B ・人 糧 費: $155.8B ・調 達 費: $143.1B ・部隊運用費: $292.7B ・建 設 費: $ 22.5B で、軍種別では ・海 軍: $205.6B ($9.95B増) ・空 軍: $204.8B ($11.8B増) ・陸 軍: $191.4B ($12.5B増) ・その他: $116.6B ($930M減) となっている。 主な事業では ・航 空: $57.7B (戦闘機×110機、給油機×12機) ・海 上: $34.7B (大型UUV、潜水艦×3隻) ・陸 上: $14.6B (戦闘車6,402両、JLTV×4,090両) ・M D S : $13.6B ・核戦力: $14B (B-21、LRSO、核爆弾弾頭は別) ・特殊戦: $3.4B 研究開発費は$9B増えて$104.3Bで、主な事業は ・UGV/USV等: $3.7B ・超高速機: $927M ・DEW : $235M などである。 |
2019.03.12 | 時事通信 (Yahoo) |
米財政赤字、10年で807兆円=壁、国防費を増額-予算教書 | <1904-031201> トランプ米政権が11日、FY20(2019年10月~2020年9月)予算教書を発表した。 経済成長率は2020年が3.1%、2021年から2024年までは3.0%と想定し、個人所得減税の恒久化などで、議会予算局 (CBO) の予測より高い成長を見込む楽観的な内容となっている。 歳入が伸び悩むため財政赤字が今後10年で累計$7.259Tに拡大する見通しのなか、メキシコ国境の壁建設費や国防費の増額が提案されている。 |
2019.03.11 | Defense News | Here's Trump's FY20 budget. It's about to get shredded. | <1904-031107> トランプ大統領が3月11日に公表したFY20予算教書では、国防費を除く予算が9%、額にして$563B削減されるなか、国防費は$34B増額されて$750Bになっている。 |
2019.01.30 | ロイタ通信 (Yahoo) |
米来年度予算案、来週の提出期限に間に合わず 政府機関閉鎖で=当局者 | <1902-013002> 米大統領府の予算当局者が29日、来週議会に提出するFY20予算案が米政府機関の一部閉鎖が影響で期限に間に合わない見込みであると明らかにした。 米国の法律では、予算案の提出期限を2月の第1月曜日に決めている。 |
2018.12.10 | ロイタ通信 (Yahoo) |
来年度米国防予算、トランプ氏が7500億ドルへの増額を支持 | <1901-121002> 米高官が9日、トランプ大統領がFY20国防予算に$750Bを議会に要請する計画を支持していることを明らかにした。 国防総省はFY20に$733B程度要請すると見込まれていたが、高官が言及した数字はそれ以上で、大統領が10月に述べた$700Bを大きく上回る。 ホワイトハウスからのコメントは得られていない。 米財政赤字が6年ぶり高水準を受けトランプ大統領は歳出を5%削減した予算案を提出するよう各省に指示したが、国防予算は削減対象とならないことを示唆していた。 |
2018.10.03 | Jane's Defence Weekly | US DoD set to receive funding boost for hypersonic, directed-energy weapons | <1812-100306> 米議会上下両院が採決したFY19国防権限法では、超高速兵器とDEWの開発に、国防総省の要求に$617Mを追加配分した。 |
2018.10.17 | Stars & Stripes | Trump says 2020 defense budget will drop to $700 billion | <1811-101705> トランプ米大統領が17日、FY20の国防予算は$700Bまで削減されると述べた。 この額は先月成立した10月1日からのFY19国防予算$716Bから2%の削減になる。 国防費削減の理由は国家予算全体削減の一環であるという。 |
2018.08.14 | 時事通信 (Yahoo) |
米国防権限法が成立=総額80兆円、軍再建・対中警戒 | <1809-081401> 米国のFY19国防予算の大枠を定めた国防権限法が13日、トランプ大統領の署名を経て成立した。 同法は、すべての米政府省庁と取引する企業に対し、中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)や華為技術(ファーウェイ)など中国政府と関係のある企業 の商品を使うことを禁止し、安全保障に関するハイテク技術を中国などから保護するため、対米外国投資委員会 (CFIUS)の審査権限を強化することも盛り込んでいる。 |
2018.08.08 | Stars & Stripes | Trump to sign $716 billion defense policy bill at Fort Drum | <1809-080804> 米大統領府が7日、トランプ大統領が13日に陸軍第10山岳師団が駐屯するFt. Drumを訪問する際、米議会上院が先週可決した FY19国防権限法に署名することを認めた。 |
2018.08.03 | 産経新聞 (Yahoo) |
米国防予算枠80兆円、9年で最大 上院で法案可決 中国へ厳然対処 | <1809-080301> 米上院が1日、アフガニスタンなどでの戦費を含め総額$717Bと過去9年間で最大となるFY19国防権限法案を可決した。 法案では中国による南シナ海の軍事拠点化などをにらみ、国防長官に「インド太平洋地域の安定化」に向けた軍備拡充の5ヵ年計画の提出を義務づけ たほか、中国をRIMPAC合同演習に参加させることも禁止したほか、朝鮮半島関連では現在28,000名の 在韓米軍を22,000名を下回らない規模に維持することを義務付けている。 法案は7月に下院を通過済みで、トランプ大統領の署名で成立する。 |
2018.03.24 | 産経新聞 | トランプ氏「2度と署名しない」 歳出法成立も恨み節、国境の壁費用で不満 | <1804-032401> トランプ米大統領が23日、FY18の歳出法案に署名した。 議会が23日までに可決させた総額$1.3Tの法案は、大統領 の署名で成立する予定だったが、大統領は同日朝にツイッターで、壁建設費などの不法移民対策の費用が法案に十分に反映されていないと批判し、拒否権を行使すると 宣言していた。 現行のつなぎ予算が23日に期限切れとなるため、大統領が署名を拒否して法案が成立しなければ、24日から政府機関の一部が閉鎖に追い込まれる状況となっていた。 今年1月にはつなぎ予算案が成立せず、約4年ぶりの政府閉鎖が起きていた。 |
2018.02.21 | Jane's Defense Weekly | Missile Defense Agency budget supports Aegis, undeterred by recent test failure | <1804-022112> 米MDAがFY19予算にAegisシステム関連費$1.8Bを要求している。 MDAはFY19までにSM-3 Block ⅠB を324発調達する計画でFY19には37発が計上されている。 FY19ではBlock ⅡAも6発要求している。 またポーランドのAegis Ashore建設に$15Mも要求している。 |
2018.02.21 | Jane's Defense Weekly | US Army procurement shifts from aviation to artillery, AFVs | <1804-022111> 米陸軍のFY19予算要求で、陸軍の重点が重車両部隊に移ったことで、これまで予算額が首位であった航空機の調達額 が装軌車両を下回った。 陸軍の航空機調達額はFY17に$4.9BであったがFY18には$4.2B、FY19要求では$3.8Bになっている。 FY19で陸軍は31個旅団戦闘団 (BCT) と11個戦闘航空旅団 (CAB) を維持すると共に、歩兵BCT 1個と機甲BCT 1個を改編して治安部隊支援旅団SFABを新設する。 一方155mm砲弾の調達数量をFY18の16,573発からFY19では148,287発へと大幅に増やす。 その中には 1,189発のExcalibur誘導砲弾も含まれている。 またMLRS発射機は46両を$313MでM270A0からM270A2に改良される。 |
2018.02.21 | Jane's Defense Weekly | USMC requests initial LRIP funds for new amtrack | <1804-022109> 米海兵隊がFY19予算に水陸両用戦闘車ACV 1.1開発関連予算として$265.7Mを要求した。 内訳は30両のLRIPとして$167.5M、研究開発と試験評価費として$98.2Mになっている。 |
2018.02.21 | Jane's Defense Weekly | US Army grows accounts for modernisation | <1804-022108> 米国防総省がFY19予算要求で、陸軍は基本経費として$148.385B、海外戦費 (OCO) として$33.681B、合わせて $182.067Bを要求している。 FY18要求ではそれぞれ$137.128B、$28.594Bであった。 内訳は人糧費が前年の$60.894Bから$60.532Bに減、作戦維持費が$72.341Bから$70.689Bに 減、装備品等調達費が$21.177Bから$26.826Bに増、研究開発費が $9.545Bから$10.484Bに増えている。 |
2018.02.21 | Jane's Defense Weekly | USN plans for 355 ships in 2050s-or decades sooner | <1804-022107> 米海軍はFY19予算要求で2050年代までに355隻態勢を実現する第一歩を踏み出そうとしてい る。 このため向こう5ヵ年の計画ではFY18要求より11隻多い建艦を計画している。 |
2018.02.21 | Jane's Defense Weekly | US homeland missile defence gets a boost | <1804-022106> 米国防総省がFY19予算要求でGMDに$1.578Bを要求している。この中には研究開発試験評価 (RDT&E) 費に $1.578B、GBI 10基の追加調達に$524Mが含まれている。 RDT&Eでは信頼性の向上したRKVをConfiguration 3 (C3) ブースタに搭載するGBIの開発や、陸 軍第100ミサイル防衛旅団による単一目標に対し複数のGBIを発射する初めての試練も計画されている。 |
2018.02.21 | Jane's Defense Weekly | Trump requists total DoD budget of USD686.1 billion | <1804-022105> トランプ政権が2月9日、FY18の$639.1Bを7.3%上回る総額$686.1BのFI19国防予算要求を公表した。 このうち基本経費は$617B 、海外戦費 (OCO) は$69Bになっている。 2011年予算管理法では国防費の上限をFY18は$549B、FY19は$562Bと定めている。 |
2018.02.21 | Jane's Defense Weekly | USAF requests 14% boost in funding | <1804-022104> 2月12日に公表された米FY19国防予算要求で、空軍は前年度比14%増の$686Bを要求した。 中 でも最重点項目はB-21の開発で前年度の$2Bを15%増額している。 F-35AはFY18より 2機多い48機を要求している。 核兵器近代化関連ではLRSOに37%増の$615M、GBSDに60%増 の$345Mを要求している。 |
2018.02.21 | Defense News | Army looking to funnel potential budget boost into modernization | <1803-022108> 過去20年間上下を繰り返していた米陸軍の予算が、FY18の$175BからFY19で$6.5B増額され$182Bになる。 |
2018.02.13 | 時事通信 (Yahoo) |
ミサイル防衛費、過去最高=中朝の脅威拡大で―米国防予算 | <1803-021302> トランプ米政権が12日発表したFY19国防予算案は、ICBM開発を進める北朝鮮や中国の新型兵器を念頭に、MDAの予算 として前年度比25%増となる$9.9Bを計上した。 他のBMD関連予算を合わせると、$12.9Bに達した。 予算案ではGBIGBIを2023年までに20基増やして64基にすると共に、ミサイルの追跡や識別などを担う 本土防衛レーダ2基を太平洋地域に設置する計画も明記した。 |
2018.02.13 | 時事通信 (Yahoo) |
米国防予算案、7%増=中ロの軍備拡張に対抗 | <1803-021301> 米国防総省が12日、FY19国防予算案を発表した。 基本予算は要求ベースで前年度比約7%増の$617Bで、このほかに 国外作戦経費(戦費)が$69B、エネルギ省による核兵器の維持管理費は$30Bだった。 |
2018.02.12 | Defense News | Funding to deter Russia reaches $6.5B in FY19 defense budget request | <1803-021206> 米政府は12日に公表したFY19国防予算で陸軍に$182Bを要求している。 この中で欧州戦争抑止計画 DRIに$1.7B増の$6.5Bを要求している。 かつてはDRIと呼ばれていたEDIにはFY18には $4.8B、FY17には$3.4Bを要求していた。 在欧米陸軍は1980年には200,000名であったが、2015年には33,000にまで削減され、在欧米軍の施設も2006年以降100箇所以上が閉鎖されている。 |
2018.02.12 | Defense News | Pentagon unveils $686 billion military budget for FY19 | <1803-021205> 米国防総省が12日、FY19国防予算に$686.1Bを要求することを明らかにした。 内訳は基本経費が$617B、戦時経費が $69Bで、このほかにエネルギー省の核兵器関連予算を含めた安全保障費は全体で$716Mになる。 Missile defense ($12B) • SM-3× 43 ($1.7B) • GMD ($2.1B) • THAAD×82 ($1.1B) • PAC-3×240 ($1.1B) Aircraft ($55.2B) • F-35×77 ($10.7B) • KC-46×15 ($30B) • F/A-18×24 ($2B) • AH-64E×60 ($1.3B) Shipbuilding ($33.1B) • Virginia-class submarines×2 ($7.4B) • DDG-51 Flight Ⅲ×3 ($6B) • LCS×1 ($1.3B) • CVN-78 ($1.8B) Ground systems ($15.9B) • Joint Light Tactical Vehicles×5,113 ($2B) • M-1 MBT×135 ($2.7B) • ACV×30 ($0.3B) • Armored Multi-Purpose Vehicles×197 ($0.8B) |
2018.02.07 | Jane's Defense Weekly | Trump calls for funding, nuclear force modernisation | <1804-020707> トランプ米大統領が初となる一般教書演説で、国防費の増額と核戦力の 近代化を訴えた。 この内容は "National Security Strategy" と "National Defense Strategy" の内容を繰り返したもので、大統領は更に2011年の 予算管理法 (BCA) の見直しも求めている。 |
2018.01.10 | Jane's Defence Weekly | Officials request relief for minitions programmes | <1803-011009> 米議会が12月21日に、1月19日まで有効な 継続予算決議案 (CR) を可決した。 CRで は新規事業の開始や生産レートの変更は認められていないが、国防総省は特例を要求し議会が認めた。 その特例にはGBU-53/B SDB Ⅱ 90発、Harpoon Block Ⅱ、B61-12核爆弾用テールキット、 ATACMSの改良キットなどの新規調達と、GMLRSの生産レート を2,954発から6,000発へ、AGM-158C LRASMの生産レートを10発から25発に引き上げることなどが含まれ ている。 |
2017.12.25 | Aviation Week & ST | Trending upward | <1802-122501> |
2017.12.13 | Yahoo | 時事通信記事 「米国防権限法が成立=軍再建に予算大幅増」 |
<1801-121302> 米国のFY18国防予算の大枠を定めた国防権限法が12日、トランプ大統領の署名を経 て成立した。 同法はオバマ前政権下で規模が縮小した米軍の再建を目指し、予算総額を$700Bと規定した。 |
2017.11.18 | Srtars & Stripes | Navy is still searching for a plan to reach a 355-ship fleet | <1712-111804> 当時大統領候補であったトランプ米大統領が2016年に、当時2021年までに海軍を308隻体制にするとし ていたのを350隻にすると発言し、その1ヶ月後に海軍は355隻計画を打ち上げたが、国防総省は 追加47隻の経費について未だに見込みを持っていない。 |
2017.11.15 | Jane's Defence Weekly | White House requwsts USD6 billion to cover missile defence, Afghanistan | <1801-111506> 米大統領府11月6日に議会に対し、BMDのための$6Bにのぼる非常時 支出を要求した。 このうち$2.1BはFt. GreelyにGBI 20基を追加配備するもので、このほかにSM-3 Block ⅡA 16発とTHAAD 50発の追加発注も含まれている。 更に"combined missile detection, disrupt/defeat, and defence"にも$839Mが要求されている。 |
2017.11.14 | Stars & Stripes | House votes overwhelmingly to pass $700 billion defense bill | <1712-111406> 米議会下院が356対70で、総額$700BにのぼるFY18国防予算を可決した。 法案では BMDSの速やかな構築を命じている。 法案は上院でも可決されるとみられる。 $700Bの国防費は$634Bの基本支出と$66Bの海外戦費からなり、基本経費には北朝鮮の核に対抗するためとしてMDAに $12.3Bが配当されている。 |
【註】 トランプ大統領が5月に議会に提出したFY18予算教書は、基本経費で$574.5B、海外戦費 $64.6Bと併せて$639.1Bで、それでも基本経費は2011予算管理法の上限を $52B上回っていた。 |
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2017.11.06 | Inside Defense | White House seeks additional $6B for defense in FY-18 | <1712-110606> 米大統領が議会に対し、FY18国防予算に$6Bを追加要求した。 そのうち$4Bは北朝鮮からの BM脅威に対抗するもので、$700Mが衝突事故で損傷した駆逐艦の修理費、$1.2Bがアフガンでの戦力構築費になっている。 BMD関連$4Bでは、そのうち$2.1Bがアラスカ州Ft. GreelyにGBIを追加配備する分で、 THAAD 50発の購入も計上されている。 |
2017.11.06 | Defense News | Trump seeks nearly $6B to counter North Korean missiles, repair Navy ships | <1712-110604> トランプ政権が議会に対して6日、$6B近くの国防費を要求した。 そのなかの$4Bは北朝鮮からのBM脅威に対抗するもので、アラスカ州Ft. Greelyへの GBIの追加配備、新型GBI初期分としての20基購入、艦載ミサイルやTHAAD弾 の購入が含まれている。 |
2017.10.25 | Jane's Defence Weekly | US House and Senate set to reconcile FY2018 defence policy legistlation | <1712-102506> 米議会下院が10月17日にFY18国防権限法を可決したのに続き、翌週には上院も 法案を成立させたため、上下両院協議会が開かれる。 両院案共に国防力の強化を求めており、下院案では兵力増強も求めている。 またロシアが1987年に締結した中距離核戦力全廃条約に違反していると報じられて いることから、移動可能な地上発射型CM (GLCM)の装備化を求めている。 |
2017.10.04 | Stars & Stripes | Pentagon pumping millions more into missile defense | <1711-100403> 米国防総省が北朝鮮からの脅威増大に備えるためBMD予算に、FY-18予算を待つことなく既に $8.2Bが配分されているFY-17予算に$440Mを追加することを議会に要請した。 追加する$440Mのうち$128Mはアラスカに配備されているBMDSの増強に当てられ、$81M で現在44基のGBIGBIを64基へ、$47Mを20基増強する計画のGBI用地下サイロ10基に 割り当てている。 国防総省は公式には明らかにしていないが、北朝鮮の脅威増大に備えてGBI部隊を20個隊増強する計画という。 |
2017.09.19 | Yahoo | ロイタ通信記事 「米上院、国防権限法案を可決 軍事費を大幅に増額」 |
<1710-091905> 米上院が18日にFY18国防権限法の上院案を、賛成89、反対8の圧倒的多数で可決した。 総額は$700Bとトランプ大統領が唱える軍増強を支持する内容となった。 下院も7月に同院の国防権限法案を可決しており、総額は上院案とほぼ同じ水準になっ ている。 |
2017.08.03 | Defense Update | Ballistic missile defense program costs rise to $164.9 billion | <1709-080304> 米国防総省のBMD総経費見積もりが、昨年の$153.8Bから$11B上昇して$164.9Bになっている。 経費上昇の主な要因はイスラエルのBMD計画支援、KVの開発及び、新たに計画された超高速飛翔体からの防護試験の実施などによるもの である。 |
2017.07.12 | Jane's Defence Weekly | Lawmakers likly tp seek US militry end-strength growth | <1709-071205> 米議会上下両院は、陸軍現役476,000、海軍327,900、海兵隊185,000 、空軍325,100、陸軍州兵343,000、陸軍予備役199,000とするオバマ政権のFY18 予算要求に対し更なる増員を要求している。 下院軍事委員会は陸軍現役に10,000、陸軍州兵に4,000、陸軍予備役に3,000の追加増員を、上院軍事委員会は陸軍現役に5,000、陸軍州兵に500、陸軍予備役に 1,000の追加増員を要求している。 |
2017.07.12 | Jane's Defence Weekly | US defence legistlation to address 'Russian aggression' | <1709-071204> 「ロシアの侵略」を見据えて米議会上下両院はFY18国防権限法に、 欧州での兵力増強、恒久的な部隊配置と予算配当を盛り込もうとしている。 トランプ政権はFY18で、欧州安全確約計画(ERI)計画に$4.8Bを要求(註:FY17要求は$3.4B)している。 |
2017.05.31 | Jane's Defence Weekly | USAF requests big funding increase for B-21 bomber | <1708-053105> 米空軍がFY18でB-21 Raider次期長距離爆撃機に前年度比48%増の$2Bを要求した。 空軍はB-21開発として今後4年間に$11.5Bを必要としており、これは毎年$2.9Bに相当する。 |
2017.05.31 | Jane's Defence Weekly | Sharp cuts proposed for State Department's Foreign Military Financing programme | <1708-053104> トランプ政権がFY18予算で、対外軍事基金(FMF)を、FY16の$6Bから$5.1Bへと大幅に削減 しようとしている。 これにより援助対象国は51ヵ国から4ヵ国に縮小される。 FY18で対象となるのはイスラエル($3.1B)、エジプト($1.3B)、ヨルダン($350M)、パキスタン($100M)である。 |
2017.05.31 | Jane's Defence Weekly | White House requests bolstering of European Reassurance Initiative funds | <1708-053103> トランプ政権がFY18の欧州再保証計画(ERI)に$4.777Bを要求した。 $4.777Bは上 限額が規定されていない海外戦費(OCO)に組み込まれている。 ERIはオバマ政権が2014年に始めたもので、オバマ政権はFY17に$3.419Bを計上している。 |
2017.05.26 | Defense News | FY18 budget request: The Army's top 10 modernization priorities | <1706-052607> 米陸軍のFY18予算要求では優する10項目が掲げられ、中でもAir & Missile Defenseと Long-Range Firesが最優先にあげられている。 ・Air & Missile Defense 特にSHORADの増強が挙げられ、Avengerの購入やStinger MANPADSの改良(PIP)が挙げられている。 Patriotは近代化改良キット131セットの購入が挙げられている。 ・Long-Range Fires 耐用命数の切れたATACMS 121発について10年間の延命改修を行うほか、 GMLRSを6,000発調達する。 また、Patriot MSE弾93発を調達する。 更に誘導砲弾やミサイルの射程延伸と精度向上を図ると共に、次世代の超高速砲弾の開発を進める。 ・Munitions Shortfall ・Mobility, Lethality and Protection of Brigade Combat Teams ・Active Protection Systems ・Assured Position Navigation and Timing ・Electronic Warfare/Signals Intelligence ・Offensive and Defensive Cyber ・Assured Communications ・Vertical Lift |
2017.05.29 | Aviation Week & ST | Filling holes | <1708-052901> トランプ大統領は選挙活動中、軍の再強化を主張してきたが、FY18予算教書では必ずしもそうなっていない。 ┏━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━━━━┓ ┃ ┃ FY15 ┃ FY16 ┃ FR17 ┃ FY18 ┃FY18の上昇率┃ ┣━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━━━━┫ ┃陸 軍┃ $6.7B┃ $7.9B┃ $8.0B┃ $9.5B┃ 19% ┃ ┃海 軍┃$16.1B┃$18B ┃$18.5B┃$17.8B┃ -4% ┃ ┃空 軍┃$24B ┃$25B ┃$26B ┃$35B ┃ 35% ┃ ┣━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━━━━┫ ┃総 額┃$64.1B┃ $71B ┃$72.3B┃$83.3B┃ 15% ┃ ┗━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━━━┛ |
2017.05.23 | Defense News | Ahead of Ballistic Missile Defense Review, MDA’s FY18 plans show flexibility | <1706-052303> マティス国防長官がMDAに対し今月、BMDの見直し(BMDR)を行い 年内に結論を出すよう命じた。 一方MDAはFY18予算要求に前年度より$379M多い$7.9Bを要求した。 ・EHDR (Enhanced Homeland Defense Radar): $21M イラン、北朝鮮からの新たな脅威に対する目的で2018年に機種選定、2023年に運用開始を目指す。 ・GMD 現有の36基を年末までに44基に増強: $828.1M RKV (Redesigned Kill Vehicle)をImproved Homeland Defense Interceptorとして: $465.5M ICBM標的をVandenbergから迎撃するFTG-11の実施。 ・SBX レーダ: $130.7M 太平洋軍及び北方軍の要求に基づき、現在の120日運用から330日運用へ。 ・LRDR (Long Range Discrimination Radar): $357M ・Aegis Ashore: $59.7M ポーランドに配備 ・SM-3 Block ⅡA: $852.1M ・Aegis BMD: $624.1M SM-3 Block ⅠB × 34発調達: $425M SM-3 Block ⅠB ×287発取得、182発配備M ・THAADとAIAMDS BCSとの連接: $451.6M THAAD弾 × 52発 THAAD中隊の維持管理: $78.8M ・高出力レーザ、MOKV 等の研究 ・CKV (Common Kill Vehicle): $252.9M ・SBHA (Space-based Kill Assessmwnt): $17M FY17に打ち上げる計画 ・Hypersonic Defense System: $73.5M 既存技術で3段階で実施。 2019年に警報システムを完成 |
2017.05.23 | DoD HP | Official: budget request allows DoD to get ready, balanced, more lethal | <1706-052302> 大統領のFY18予算教書では、即応性、バランス及び打撃力の強化を謳っている。 このための予算額は基本経費で$574.5B、海外戦費で $64.6Bと併せて$639.1Bになり、基本経費は2011予算管理法の上限を$52B上回っている。 |
2017.05.23 | Yahoo | ロイタ通信記事 「米予算教書、海外軍事支援を一部融資に転換へ 国務省予算削減で」 |
<1706-052301> トランプ米政権が23日に議会に提出するFY18予算教書で、外国への軍事支援金の一部を融資に転換することが、22日に公表された教書 の概要で明らかになった。 外交や海外援助に関する国務省の予算を29%超削減する計画の一環として行うもので、削減分の一部は 国防予算の増額に充てる。 教書の概要によると、FY18の国防費は$603Bと、オバマ前政権が提案していた同年度の額を3%上回る。 |
2017.05.22 | Defense News | Trump budget fails to live up to ‘historic’ defense promises, analysts say | <1706-052205> 22日にトランプ政権が公表したFY18予算案で国防費は、大統領が掲げていた「歴史的な増額」には至らず、$603Bと前政権案を 僅か$19Bだけ上回るもので、下院軍事委員会委員長は22日に、基本的にオバマ路線であると述べている。 |
2017.05.10 | Jane's Defence Weekly | DoD gets $598.5 billion in 'omnibus' deal | <1707-051005> 米議会が国防総省から出された総額$598.5BのFY17自由裁量予算を承認した。 これはFY16を3.21%上回るもので 、海外戦時費(OCO)は$76.6Bになっている。 |
2017.05.03 | Jane's Defence Weekly | CBO releases estimates for USN 355-ship fleet | <1707-050304> 米議会予算局(CBO)が4月24日、海軍の艦船数を現在の計画である275隻から355隻に増やした場合の経費増について、15年、20年 、25年、30年以内のケースについて算定した結果を報告した。 それによると予算増は併せて$300~400Bで、最短達成時期は18年後の2035年になると見られる。 |
2017.03.16 | Stars & Stripes | Supplemental defense budget request: $30B to address readiness | <1704-031609> トランプ政権が9月30日までのFY17国防予算に$30Bの追加要求を行ったが、これは10月1日以降も引き続くことから、$639B 要求しているFY18国防予算は$680Bになることになる。 |
2017.03.08 | Jane's Defence Weekly | Proposed USD603 billion 'defence' budget leaves many details unanswered | <1705-030804> ホワイトハウスはFY18国防予算を、前年度比2.43%増の$603Bとすると発 表したが、これは国防総省の要求に基づくものか否かが未だに明らかでない 。 $603Bの内訳として、基本国防費に$545B、海外戦費に$58Bとしている。 |
2017.03.06 | Inside Defense | Congress adds $1 billion in FY-17 for DOD cyberspace activities, seeks greater budget detail | <1704-030608> 米議会上下両院の歳出委員会が国防総省のFY17予算でのサイバ空間活動を$1B、率にして17%増 額して$6.7Bとした。 |
2017.02.28 | Yahoo | 時事通信記事 「米、国防費6兆円増加へ=他の項目削減で相殺―予算教書」 |
<1703-022801> トランプ米大統領が27日、3月半ばに議会に提出するFY18予算教書で、国防費を歴史的 に増額することを明らかにした。 増額分は他の項目の削減で相殺するという。 米政府高官は国防費は$54B増え ると述べた。 一方、米行政管理予算局の高官は、海外援助費を大幅に削減するほか、国防総省以外の大半の政府機関で予算が削減 されると語った。 |
2017.02.27 | Inside Defense | Trump would increase Pentagon FY-18 topline by about $17 billion compared to Obama's plan | <1703-022709> ホワイトハウスの予算管理事務所が27日にFY18予算要求について国防総省に対し、$549Bとしている制約を超えて 、前年度より$54B多い$573Bで行うよう命じた。 これはオバマ政権が国防総省に示した$51Bを$17B、率にして3%上回るものである。 |
2017.01.11 | Jane's Defence Weekly | Senate budget resolution calls for higher US defence spending | <1702-011112> 米議会上院予算委員会が1月3日、FY18予算の総枠を決めた決議を可決した。 この決議は9日の週に上院本会議で可決される模様である。 この中で国防費は FY17 $623.91B FY18 $618.347B FY19 $632.742B とされているが、2011予算管理法では FY17 $609.868B FY18 $603B FY19 $616B としていた。 |
2016.12.24 | Yahoo | Focus台湾記事 「米国防権限法が成立『台湾との軍事交流推進』明記」 |
<1701-122401> オバマ大統領が23日、FY17の国防予算の大枠を定めた国防権限法案に署名し同法が成立した。 法案には、台米間 における軍高官などの交流推進を米国防総省に促す内容が含まれている。 台湾との軍事関係改善や防衛協力強化を目的としたもので、今回初 めて明文化された。 今後は、来年1月のトランプ政権発足後、米国の行政機関がどの程度実施するかがカギとなる。 |
2016.11.07 | Aviation Week & ST | Strategic spending | <1702-110708> ・ICBMに代わるGround-Based Strategic Deterrent System 666基: $85B ・B-2の能力向上: 2050年までに$9.5B ・B-21 80~100機: $100B ・LRSO 1,000~1,100発: $25B ・Ohio級SSBN 14隻に代わる12隻: $140B |
2016.08.17 | Jane's Defence Weekly | Budget impasse puts bomber development programmes at risk | <1610-081707> 米空軍当局者が8月10日、B-21爆撃機計画を含む60項目にのぼる予算継続決議 (CR)がFY16末までに通らないと、事業の継続が難しくなると述べた。 このCRは、FY17における空軍要求からの不足分$1.3Bを補填することになっている。 |
2016.07.29 | Defense News | Report: US aid for Israel missile defense competes with MDA priorities | <1608-072906> ワシントンのシンクタンク"Center for Strategic and International Studies"が29日、米国の予算が制約されるなか、米固有のBMDS構築予算 とイスラエルのBMDS開発支援予算が競合しているとの報告書を発表した。 それによると米MDA予算の中でイスラエルの支援に充てた分は、1998~2012年の間は2011年のガザ紛争時に3.5%で あったのを除けば1~3%で推移していたが、2014年には主としてIron Domeのシステムと迎撃弾購入で 9%に跳ね上がっている。 2016年にはこれに加えてDavid's SlingやArrowの経費も入ってくると見られる。 |
2016.05.26 | Military Times | Senate appropriations committee OKs DoD spending bill | <1606-052604> 米議会上院歳出委員会が26日、FY17国防予算案を30:0で可決し本会議に上程した。 採決したFY17国防予算案は基本経 費$515.9B、戦時経費$58.6Bで、国防総省の要求額より$1.7B低くなっている。 委員会は要求から450品目、$15.1Bを削減し、各軍が提出した「予算化されなかった重要品目」に再配分した。 再配 分された中には北極海用の重砕氷船に$1Bなどがある。 またイスラエルのArrowシステム改良(ASIP)、Arrow Ⅲ、David's Slingの三大BMDS開発計画と Iron Dome整備への援助を$600Mの満額としている。 |
2016.05.04 | Jane's Defence Weekly | US defence budget scheme approved | <1606-050410> 米下院軍事委員会が4月28日、総額$610.5BのFY17国防予算を可決した。 この予算で委員会は、戦時予算のうち$18B を基本予算に付け替えた。 法案では陸軍を20,000名増強することを求めている。 |
2016.04.28 | Defense News | HASC passes major DoD policy bill for 2017 | <1605-042804> 米議会下院国防委員会(HASC)が28日、国防総省の$583B要求に対し、数Billionドルの武 器購入計画を加算した国防権限法(NDAA)を採択した。 HASCが採択したNDAAでは、F/A-18E/F 14機の追加分として$1.4B、F-35 11機の追加分として$1.5Bが計上されたほか、 空軍がFY18での退役を計画しているA-10について、171機を引き続き維持するよう求めている。 更にF-22の生産ライン再開に要する経費見積もりも求めている。 |
2016.04.25 | Defense News | HASC would boost Israeli missile defense systems by $200 million | <1605-042505> オバマ政権のFY17国防予算要求で下院軍事委員会が、イスラエルのBMDSの調達費につい て、政権が要求した$42MのIron DomeのTamir迎撃弾について$62M、David's Slingでは$37.21 Mの要求に対し$150M、Arrow 3では$55.8M要求に対して$120Mと、併せて $200Mを増額する模様である。 |
2016.04.25 | Inside Defense | House panel would boost FY-17 investment accounts through major OCO reallocation | <1605-042503> オバマ政権のFY17国防予算要求について下院軍事委員会が、海外戦費の40%について 再配分を行い、基地基本経費を要求の$5Bから$23Bに増額する模様である。 |
2016.02.17 | Jane's Defence Weekly | Navy proposes phased cruiser modernisation | <1603-021718> 米海軍はFY17にTiconderoga級巡洋艦7隻の近代化を計上している。 海軍は同級巡洋艦を22隻保有していて、そのうち 11隻の近代化が必要としていて、CG 63とCG 64の2隻の近代化は既に終了し、CG 65とCG 69の2隻はFY16で実施される。 |
【註】 米海軍はTiconderoga級Aegis巡洋艦を27隻建造したが、発射機が2連装式のMk-26であるname shipであるCG 47 Ticinderogaを含む5隻は既に除籍されており、現在はMk-41 VLSを装備する22隻だけが残っている。 |
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2016.02.17 | Jane's Defence Weekly | LRS-B next-gen bomber would double R&D | <1603-021717> 米空軍の次世代爆撃機LRS-Bの予算はFY16の$736MからFY17では$1.358Bと倍増される。 空軍はFY16~FY21でLRS-Bに数千万ドルかける計画でFY18には$2.138B、FY19に$2.636B、FY20に$2.954B、FY21に$3.001B を予定している。 |
2016.02.17 | Jane's Defence Weekly | Army budget levels off ar USD148bn | <1603-021716> 米陸軍のFY17予算は$1.1B増額され$148.034Bになる。 このうち基本予算は$122.998B、海外戦時予算 (OCO)は$25.036Bになる。 これにより陸軍の兵力は、常備460,000、州兵335,000、予備195,000となり、常備兵力はFY15 で490,000であったのをFY18までに450,000まで削減するとした計画通り進められることになる。 |
2016.02.17 | Jane's Defence Weekly | USN's funding request maintains course on shipbuilding prioeities | <1603-021715> 米海軍のFY17予算は$161Bから$5.6B下がって$155.4Bになる。 このうち$44Bが装備品購入費で、$46.9Bが維持運用費 になる。 艦船建造費は$14.7Bで、Virginia級攻撃型原潜2隻、Arleigh Burke級駆逐艦2隻、LCS 2隻、強襲揚陸艦(LHAR) 1隻の合わせて7隻が建造される。 |
2016.02.17 | Jane's Defence Weekly | USAF prepares for ICBM replacement programme | <1603-021714> 米空軍がLGM-30G Minuteman Ⅲ換装計画GBSDを増額し、FY28とされてきた 配備開始時期をFY27に早める。 GBSD計画はかつてMinuteman Ⅳ計画と呼ばれていたもので、海軍のSLBMとの共通化を目指している。 |
2016.02.17 | Jane's Defence Weekly | USAF to forgo aircraft purchases in order to boost space, nuclear spending | <1603-021713> FY17予算要求で米空軍は$900M増額され$46.9Bになったが、装備品購入費はFY16の$25.1BからFY17では$22.4Bに 減額された。 これに伴い航空機調達費は$15.8Bから$13.9Bに下がった。 一方、宇宙関連費は$300M増えて$3.1Bになり、次世代爆撃機の開発費も$736Mから$1.358Bへと増額 された。 |
2016.02.17 | Jane's Defence Weekly | Obama requests USD583bn for DoD | <1603-021712> オバマ大統領が総額$582.702BからなるFY17国防予算をまとめたが、装備品購入費は額にして$6.785B、率にして 5.7%削減されている。 これに対し研究開発費は$2.756B、4%増額された。 (以下、陸海空軍別装備品購入費削減額) |
2016.02.17 | Jane's Defence Weekly | Cyber workforce set to grow | <1603-021711> 2月9日に公表されたFY17米国防予算要求文書によると、サイバ戦関連費はFY16より$900M増額され$6.7Bにのぼる。 これにより133個チーム、6,200名がFY18に完全operationalになるという。 またFY18開所に向けFt Meadeに サイバ戦司令部が設置される。 |
2016.02.10 | Jane's Defence Weekly | USN to request USD2bn for Tomahawk missiles | <1603-021013> 米海軍がFY17予算要求で、今後5年間に$2Bを支出してTomahawk 4,000発を調達するとしている。 更に新規調達以外に も能力向上の改良も継続開発するという。 Tomahawkの調達はFY15で、当初計画の$322.76Mから$128.5Mに削減され、調達弾数も196発から100発になっていた。 |
2016.02.10 | Jane's Defence Weekly | LCS funds to be redirected to sub, fighters | <1603-021012> カーター米国防長官が2月2日に概要を明らかにしたFY17予算要求で、LCSの予算を従来計画より 削減して潜水艦及び航空機に振り分ける方針が示された。 FY17では$8.1Bが潜水艦の建造に配分されている。 |
2016.02.10 | Jane's Defence Weekly | Carter proviews USD582.7bn defence budget, describing five focus areas | <1603-021009> カーター米国防長官が2月2日、総額$582.7BのFY17予算要求の概要を明らかにした。 この際、焦点となる地域を5ヶ所 指定したが、上位三地域はロシア、中国、北朝鮮であった。 ISIL対策費は$7.5BとFY16を50%上回っており、精密誘導武器に$1.7Bを、またその他の 爆弾等は45,000発分を計上している。 更に今後5年間サイバ戦費として$35Bを計画し、FY17に$7Bを要求している。 |
2016.02.10 | Defense News | US Army budget to build force size in Europe | <1603-021003> 米国防総省が議会に要求するFY17国防予算案で陸軍は$148Bとなっており、内訳は基本経費が$125B、海外戦費 (OCO)が$23Bで、欧州安全確約計画 (ERI) の予算が前年比四倍以上になるのを受け、陸軍近代化 計画の一部が犠牲となっている。 ・調 達 費 FY16の査定額を$1.3B下回る$$15.1Bで、UH-60M Black HawkがFY16の107機から36機になるなど、航空機の調達が大きく削減 された。 ・研究開発費 FY16を僅かに下回る$7.5Bで、次世代ヘリJMRや、高出力レーザHELの開発費のほか、17件の新規事業が計上され ている。 ・運用、維持経費 |
2016.02.10 | Defense News | Defense Department's budget request seeks more for R&D, ISIS fight | <1603-021002> 米国防総省が9日、議会に要求する総額$582.7Bと前年度査定額比0.4%増のFY17国防予算案を公 表した。 内訳は基本経費が$523.9B、海外戦費(OCO)が$58.8Bになっている。 このうち研究開発費は$71.8Bと前年度より4%増額されているが、装備費は国防総省の当初構想 から$21.8B削減されたことから、陸軍ではApache 9機、Blackhawk 24機、空軍ではF-35A 5機、海軍ではOsprey 2機、海兵隊では JLTV 77両が削減されている。 |
2016.02.09 | Stars & Stripes | Obama's final budget proposal calls for an almost 5 percent spending boost | <1603-020906> オバマ大統領が9日、任期中最後となる前年比4.9%増の$4.15TにのぼるFY17予算要求を行った。 この中でサイバセキュリティ分野は前年比35%増になっている。 |
2016.02.02 | Defense News | Carter unveils budget details; Pentagon requests $582.7 billion | <1603-020202> カーター米国防長官が2日、来週提出されるFY17国防予算案の概要について説明した。 要求額は$582.7Bにのぼり、以 下の点が強調されている。 ・対ISIL戦費: FY16より50%増額 ・精密誘導弾薬購入: 45,000発以上 ・欧州安全確約計画(ERI)費: FY16の四倍となる$3.4B ・マイクロカメラ/センサの開発: SDBのシーカにも応用 ・高速マイクロUAVの開発: Mach 0.9で飛翔 ・電磁砲の開発: 先月Paladin SPHでの試験に成功 |
2015.12.23 | Jane's Defence Weekly | Pentagon budget 2016: Congress agree USD572.7 billion spending bill | <1602-122308> 米国議会が基本経費$514.1B、海外戦費$58.6BからなるFY16国防権限法を成立させた。 上下両院が12月16日に公表した中身によると、新装備費は$111Bで、F-35 68機、UH-60 102機、AH-64 64機と、 LCS 3隻、DDG 51級駆逐艦2隻などとなっている。 議会はF-35 11機を$1.33B、EA-18G 7機とF/A-18E/F5機を$1.01B、MQ-9 4機を$80Mで追加している。 またMDAには$8.1Bを GBIの改良やLRDRの開発などに配分すると共に、Patriot MSE弾に$100Mを配分して いる。 |
2015.12.23 | Jane's Defence Weekly | Carter directs USN to cut LCS, frigate numbers in favour of more aircraft | <1602-122302> カーター米国防長官が海軍に対し、52隻建造されるLCS及びその後継となるフリゲート艦の建造数を 40隻に削減し、予算を航空機に廻すよう指示した。 海軍は調達を進めているLCSを32隻とし、FY19にFlight 0+ LCS改良型フリゲート艦20隻 の建造に移行する計画であった。 海軍のFYDPではFY17~らFY21に、SSC 12隻とフリゲート艦8隻を建造するとして いる。 長官の指示ではFY17とFY18にそれぞれLCS 3隻、FY19にフリゲート艦2隻とあるを、FY17~FY20に各1隻、FY21に2隻としている。 これに代えて長官はF-35C 31機を追加装備するとしている。 Flight Ⅲ Arleigh Burke級駆逐艦の建造数は、FYDPどおり10隻となっている。 |
2015.12.16 | Defense Newss | Omnibus '16: land-based missile procurement gets plus up | <1601-121604> 米議会が15日に公表した$573BのFY16国防予算で、陸上発射ミサイルの購入費が増額されている。 PAC-3 MSE は政府要求の$415Mに$100Mが追加された。 これは政府予算案と一緒に提出された、各軍等が要求したものの政府 案では計上されなかったリストを元にしたものである。 MDA では CKV に$20Mが配当され、次世代型 DACS の開発に$10Mが配当されている。 |
2015.12.16 | Defense News | Congress includes $572.7B for DoD in spending bill | <1601-121602> 米議会幹部が16日、国防費$572.7Bを含むFY16国家予算$1.15Tを明らかにした。 予算案では ISIL 対策として$1.3B が追加されている。 上下両院の共和党幹部によると、予算案は終末までに両院で可決されるという。 $572.7Bの国防費は、FY15より$17B多い$111Bの装備品購入費、R&D費にはFY15より$13.7B多い$49.8B が配分されている。 F-35 に$1.33Bで11機が追加されて68機になり、EA-18G と Super Hornet に$1.01B、12機が追加 された。 また MQ-9 Reaper にも4機分$80Mが追加された。 $18.7Bの艦船建造では政府要求より DDG-51級駆逐艦が$2.1Bで1隻増えて2隻建造され、そのほかに高速輸送艦 JHSV 1隻、前方洋上基地艦 AFSB 1隻などが含まれている。 |
2015.11.25 | Stars & Stripes | Obama signs defense bill despite Guantanamo provisions | <1512-112509> オバマ大統領が25日、グアンタナモの取り扱いで反対していた総額$607Bの国防政策法案に署名 した。 |
2015.10.22 | Defense News | Obama Issues 2016 NDAA Veto | <1511-102203> オバマ大統領が22日、議会の可決した2016年国防権限法 (NDAA) に対し拒否権を発動した。 2016 NDAA では、予算制限法による制限を海外作戦臨時予算 (OCO) を使って回避するという 共和党が提案した秘策で、$38B増額する内容が含まれている。 |
2015.10.21 | Jane's Defence Weekly | A full-year CR would cut army budget by $6.1bn | <1512-102104> 米国で予算の自動延長 (CR) が行われれば、陸軍のFY16予 算は要求より$6.1B執行できないことになり、研究開発及び装備品調達に大きな影響が出ると見られる。 |
【註】 米国では、年度予算が期限までに成立しない場合、暫定的に前年度予算を自動延長する CR 制度がある。 今回は議会が可決したFY16国防権限法 (NDAA) がオバマ大統領の拒否権発動で不成立【関連記事:1511-102203 (Cefense News 2015.10.22)】となったため、CR が発動となっている。 |
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2015.05.20 | Defense News | Cochran mum on extra $38 billion for defense | <1506-052005> 米議会上院小委員会委員長がFY16国防予算に、政府案に$38B追加したい意向を示した。 上下両院の軍事委員会は今週にも、下院歳出委員会軍事小委員会が示した海外派遣経費を、政府案より$38B追加して$90Bとする案を協議する。 |
2015.05.19 | Stars & Stripes | House panel unveils $578.6 billion for defense spending | <1506-051903> 米議会下院の小委員会が、総額$578.6BのFY16国防予算を可決した。 これはFY15より$24.4B、 政府要求より$800M多くなっている。 この中で、海外戦費は$88.4Bが計上されている。 |
【註】 既報(1503-021106 (JDW 2015.02.11))では、政府要求を$585.3Bとしており、「政府要求より$800M多」と合わ ない。 また政府要求はFY15と比べ7.8% ($38B) 増と報じられていたのとも整合しない。 |
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2015.02.11 | Jane's Defence Weekly | USD11 billion F-35 request would buy 57 aircraft | <1503-021111> FY16米国防予算要求では F-35 57機として、FY15より23%多い$11Bが配当されている。 内 訳は F-35A 44機、F-35B 9機、F-35C 4機となっている。 F-35 は現在120機が納入され、100機が生産ライン上にある。 |
2015.02.11 | Jane's Defence Weekly | US Army hold S&T funding steady | <1503-021109> 米陸軍のFY16要求では、研究開発費が$6.93Bと、FY15の$6.7Bより増額されている。 この 中には次世代戦闘車両の開発に$49.3Mが当てられている。 |
2015.02.11 | Jane's Defence Weekly | USN's funding request highlights shipbuilding priorities | <1503-021108> $161Bに上る米海軍のFY16要求では、Virginia級 SSN 2隻、Arleigh Burke級駆逐艦2隻、LCS 3隻の建造が計上さ れ、空母 George Washington の燃料交換/高度オーバーホール (RCOH) も行われる。 2隻建造される Arleigh Burke級駆逐艦2隻は、初めての Flight Ⅲ 型になる。 Flight Ⅲ ではレーダを AMDR にする。 |
2015.02.11 | Jane's Defence Weekly | USAF requests USD152.9 billion in FY 2016 | <1503-021107> $152.9Bに上る米空軍のFY16要求で、RQ-4 Global Hawk と共に U-2 は維持されることになったが、2019年に Global Hawk が改良された後は U-2 は退役する。 F-15C/D は今後5年間に51機が退役し、最初の10機が2016年に退役する。 代わって残りの214機には AESA レーダ が搭載される。 AGM-86 ALCM の後継となる LRSO の開発が促進される。 |
2015.02.11 | Jane's Defence Weekly | DoD seeks USD585.3 billion and equipment buys | <1503-021106> オバマ政権がが2月2日、総額$585.3BのFY16国防予算を議会に要求した。 前年度比4%増で、一般経費が$535.3B、戦 時特別費 (OCO) が$38.2Bになっている。 一般経費の内訳は、陸軍が23.7% ($126.5B)、海軍/海兵隊が30.1% ($161B)、空軍が28.6% ($152.9B) になっている。 この中でサイバ戦には$5.5B、GMD の GBI 改良に$1.6B、LCS の改良に$55Mが配当されている。 この結果、戦闘機飛行隊49個、陸軍の旅団戦闘団 (BCT) 54個、SSBN 14隻、ICBM 450発 、空母11隻、爆撃機96機の体制が維持される。 |
2015.02.03 | Yahoo | 時事通信記事 「米国防予算案、8%増=対中ロ優位維持目指し63兆円」 |
<1503-020301> 米国防総省が2日、FY16 (2015年10月~2016年9月) の国防予算案を発表した。 基本予算は要求ベースで前年度比 7.8%増の$534.3Bで、FY14以来2年ぶりの増額要求になる。 議会が課した国防支出の強制削減に基づく支出上限$499Bを上回っている。 |
2015.02.02 | Air Force Times | Air Force increases combat air patrols for Reaper pilots | <1503-020208> FY16予算要求で米空軍は、MQ-9 Reaper のパイロットを400名増強し、これにより現在1日55回行われている24時間の 戦闘哨戒飛行 (CAP) を60回に引き上げる。 これに MQ-1 Predator による5回の CAP も加えると、1日に65回の CAP が行われることになる。 |
2015.02.02 | Defense News | Army request emphasizes global presence | <1503-020207> 米陸軍のFY16予算要求は総額$147Bで、陸軍の人員は49万から47.5万に削減されるが、それでも 人糧費が45%の$56.3Bを占める。 在外兵力は150ヵ国で14万に上る。 州兵の兵力は34.2万、予備役は19.8万である。 |
2015.02.02 | Defense News | Bomber leads way on USAF RDT&E request | <1503-020206> 米空軍のFY16予算要求で次世代爆撃機 LRS-B の研究開発費 (RDT&E) に $1.2Bが計上され、全体で$17.9Bの RDT&E費で最大になっている。 しかも同時に公表された中期見積もり (FYDP) に よると、LRS-B の RDT&E費は以下の通り今後も増大を続ける。 FY16: $1.2B FY17: $2.2B FY18: $2.8B FY19: $3.6B FY20: $3.7B |
2015.02.02 | Defense News | USAF budget funds munitions, keeps U-2 | <1503-020205> 米空軍のFY16予算要求は総額$122.1Bで、そのうち研究開発費 (RDT&E) が3%増の$17.9B、 装備調達費が$24.2Bを占める。 装備調達にはF-35A を44機、MQ-9 Reaper 29機が含まれる。 宇宙関係費は$2.58Bで、早期警戒衛星 SBIRS-5/-6 が含まれる。 |
2015.02.02 | Defense News | US Navy budget request funds carrier GW | <1503-020204> 米海軍のFY16予算要求は総額$161Bで、FY15の$159.5Bから増加し、同時に公表された中期見積もり (FYDP) では、2017~2019年に毎年$1.5Bが増額される。 この他に海兵隊には $168Bを要求している。 装備調達費はFY15の$38.4Bから$44.4Bへと$6B増額されている。 艦船では Virginia級原潜が2隻、Arleigh Burle級駆逐艦が2隻建造される。 ミ サイルでは SM-6 及び ESSM の調達数が削減され JSOW-C がFY15の200発からゼロになる反面、AIM-9X Sidewinder や AIM-120 AMRAAM の調達数が増加する。 また Tactical Tomahawk も100発調達される。 |
2015.01.27 | Defense News | Source: DoD to request $585B for FY16 | <1502-012708> 2月2日に米議会へ提出されるFY16国防予算案は、基本経費$534B、海外戦費$51Bの、合わせて $585Bに昇ることが、予算関連文書から明らかになった。 かつて議会が決めたFY16の国防費上限は$499Bになっている。 空軍の要求は$16B増の$152.9B、海軍は$11.8B増の$161B、陸軍は$7B増の$126.5Bになっている。 |
2015.01.27 | Stars and Stripes | Pentagon documents: Obama to request big defense budget hike | <1502-012707> オバマ政権は2月2日に議会へ提出するFY16国防予算案に、今年度を8% ($38B) 上回る$534Bを要求することが、AP通信が 26日に入手した内部文書で明らかになった。 それによると陸軍は2016年15,000名削減され、更に2018年までに25,000名削減されて450,000名になるが、 海軍は2016年5,600名増強される。 また F-35 は57機調達され、潜水艦を含む 艦船は9隻新造される。 |
2014.12.17 | Jane's Defence Weekly | Congress agrees to $554bn defence appropriatgions bill | <1502-121704> 米議会が可決した国防消費$490.2Bと海外戦費$64BとしてFY15国防権限法では、海軍が僅か$43.5Mしか要求しなかった EA-18G Growler に、15機分として$1.46Bを配分した。 尤も海軍は、予算案に計上できなかった優先度の低い事業経費 として、現在5個飛行隊ある EA-18G に2個飛行隊を追加する分として22機を示していた。 このほか、空軍の F-35A の要求に2機追加する$224Mと、海軍の F-35C を2機追加する$255Mを追加し、F-35 の全調達機数を38機 にした。 |
2014.12.12 | Defense News | Senate sends massive $560 billion NDAA to Obama's desk | <1501-121201> 米議会上院が12日、総額$559.2Bを定めた2015国防権限法 (NDAA ) を可決し大統領府に送付した。 下院も先週、同額を可決している。 2015 NDAA では、基本経費を$495.5Bとし、$63.7Bの戦費を加えている。 |
2014.12.10 | Jane's Defence Weekly | FY2015 policy bill funds missile defence requests | <1502-121007> 米議会が、FY15国防権限法 (NDAA) で、GMD 計画に予算を追加配分するものの、 東海岸への配備経費は削除した。 GMD 計画へは信頼性と整備性の向上に$40Mを追加した。 |
2014.12.10 | Jane's Defence Weekly | Congress moves to block A-10 retirement in 2015 | <1502-121006> 米議会が、FY15国防権限法 (NDAA) で A-10 の2015年での退役は行わず 、100機の体制を維持することを決めた。 |
2014.12.10 | Jane's Defence Weekly | US House, Senate agree on defenced authorisation bill | <1502-121001> 米上下両院が12月2日、海外戦費$63.7Bを含む総額$577.1B のFY15国防権限法で合意した。 この結果 A-10 の2015年内退役は見送られ、代わって36機の飛行時間と整備の削減が決まった。 海軍では George Washington の燃料交換とオーバーホールが認められて、空母11隻態勢の維持が図られる一方、Tyconderoga級 巡洋艦11隻の退役が認められた。 |
【註】 Tyconderoga級巡洋艦は27隻が建造されたが、既に5隻が退役しており、現在は22隻が就役している。 |
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2014.12.10 | Defense News | Congress inserts $554B for DoD in 'cromnibus' spending bill | <1501-121003> 米議会が策定しているFY15国防予算の詳細が、9日に明らかになった。 総額はオバマ政権の要求$554.3Bより僅かに少ない $551.1Bになっている。 ・空軍が計画していた A-10 の退役は先延ばし ・空母は George Washington の燃料交換が盛り込まれ、11隻体制の維持 ・F-35 は要求より4機増え、$240Mが追加 ・EA-18G には15機分$1.4Bが追加 ・イスラエルの Iron Dome 計画の支援を、要求に$175M追加して$351Mに ・東欧の支援に$810Mをかけた欧州支援計画を盛り込む。 そのうち$175Mは、ウクライナとバルト諸国への装備品譲渡費 ・州兵と予備役の予算に$1.2B追加 |
2014.07.15 | Defense News | US Senate panel proposes keeping A-10, 11 aircraft carriers with $547.9Bdefense bill | <1408-071507> 米議会上院国防支出小委員会が15日、一般国防予算$489.6B (註:政府要求は$495.6B)、戦費$58.3Bの予算案をまとめた。 この中には空母 George Washington の燃料交換が含まれ、空母11隻体制の維持が要求されている。 また A-10 の維持費$338Mも、他の優先度の低い予算から捻出され、政府が廃止を求めている重要案件が復活した。 更に EA-18G Glowler の優先順位も引き上げられている。 |
2014.05.27 | Defense News | US House, Senate FY15 Defense Authorization Bills Restore Funding | <1406-052704> 米議会上下両院の軍事委員会が先週、それぞれのFY15国防予算案をまとめた。 下院の案は$521.3B (註:政府要求は$495.6B)、上院の案は$514Bとなっている。 いずれの案でも A-10 の退役延期と、空母 George Washington の燃料交換と高度オーバーホールを実施して、 空母11隻体制を維持することを求めている。 |
2014.05.23 | Yahoo | 時事通信記事 「中国海洋活動の年次報告要求=米下院が国防権限法案可決」 |
<1406-052301> 米下院が22日の本会議で、FY15 (2014年10月~2015年9月) の国防予算の大枠を定める国防権限法案 の下院案を賛成多数で可決した。 法案では海洋活動を活発化させる中国への警戒感から、尖 閣諸島を安保条約の適用対象と明記し、国防総省に対し、東・南シナ海での中国の動向を毎年議会に報告するよう要求している。 上院軍事委員会も同日、上院案を賛成多数で可決しており、国防権限法案は両院案を一本化する作業を経て、年末までに成立する。 |
2014.05.14 | Jane's Defence Weekly | HASC's defence bill protects equipment | <1406-051406> 米議会下院軍事委員会 (HASC) が5月8日、$521.3Bの国防総省費と、$79.4Bの海外戦費か らなる、$600.7BのFY15国防予算法案を承認した。 この予算には A-10 の維持整備及び改良費$635Mと、空母 George Washington の燃料交換と高度オーバーホー ル費の一部$796.2Mが含まれているが、空母11隻体制を維持するかの決定は次年度送りになっている。 |
2014.05.07 | Jane's Defence Weekly | Subcommittee seeks BMD use for railgun | <1406-050716> 米議会下院軍事委員会 (HASC) が4月29日に公表したFY15国防権限法案では、MDA 及び SCOに対し電磁砲をミサイル防衛に使用する可能性を検討し、2015年11月までに報告するように要求している。 |
2014.05.07 | Jane's Defence Weekly | ... and reveals funds for Improved Gray Eagle | <1406-050715> 米議会下院軍事委員会 (HASC) は陸軍の改良型 MQ-1C Gray Eagle (IGE) に#49Mを配 当した。 IGE は Gray Eagle の長距離型で、国防総省の要求にはなかったが、陸軍の予算案に盛り込まれなかった要求リストには挙げられていた。 開発に$30M、1機当た りの単価上昇が$1Mであるため19機分で$19M、合わせて$49Mである。 Gray Eagle は152機整備する計画で、118機が既に発注されFY14に15機が盛り込まれているため、残りは19機になっている。 |
2014.05.07 | Jane's Defence Weekly | HASC markup looks to restore carrier funding ... | <1406-050714> 米議会下院軍事委員会 (HASC) が4月29日、FY15予算案を公表した。 その中では空母 George Washington の燃料 交換と高度オーバーホール (RCOH) に$800Mを配分している。 国防総省の要求は燃料抜き取りとして$46Mで あった。 RCOH が実施されると、FY15~FY19に$7Bがかかる。 |
2014.05.05 | Defense News | HASC bill would shift billions to weapons, readiness accounts | <1406-050503> 米議会下院軍事委員会がまとめているFY15予算法案が5日に明らかになった。 法案では国防総省費を $521.3B、海外戦費を79.4B(註:政府要求は$496Bと$153.9B)ようとしている。 法案では CVN-76 Ronald Reagan の燃料補給に$796.2M、EA-18G 5機に$450M、イスラエルのミサイル防衛に$348M 、LPD-8 揚陸艦に$800M、Tomahawk 96発に$82Bを配当している。 |
2014.04 | International Defence Review | US funds development of new long-range radar and common kill vehicle technologies | <1405-040015> 米 MDA が、FY15予算に$7.4Bを要求した。 ・EKV の再設計: $99.5M 2017年までに追加調達する44発は従来型の EKV ・CKV の開発: $26M CKV は、EKV、SM-3、THAAD 共用の将来 KV ・LRDR の開発: $79.5M LRDR は SBX に代わる mid-course 用レーダで、主に太平洋で使用 ・Discrimination Improvement for Homeland Defense: $122M ・SM-3 Block ⅠB 30発の調達: $435M ・THAAD 31発の調達: $464M |
2014.03.30 | Defense News | Weapons spending inches upward | <1404-033001> 今月、米国防総省が公表した向こう5年間の国防予算計画である 2015FYDP は、2014FYDP が0.6%減であったのに対し 2.5%増と、僅かながら増加に転じている。 しかしながらこの額は、決められている上限額を$1158B上回っている。 63件の主要装備計画のうち、UAV では MQ-9 Reaper が12%減になる一方、UCLASS は大幅増になっている。 このほか、MH-60 Seahawk、UH-72 Lakota、JSOW、Tactical Tomahawk、MQ-1C Gray Eagle などが、期間内に 生産を終了する。 |
2014.03.19 | Jane's Defence Weekly | Tomahawk line under threat | <1405-031906> 米海軍のFY15予算要求で Tomahawk Block Ⅳ (Tactical Tomahawk) の生産打ち切りが 示された。 FY15では予算の49%が削減される。 Tomahawk Block Ⅳ は2013年11月に3,000発目が納入されたが、FY19まで年産196発のペースで量産が続けられることになって いた。 一方新たに次世代対地攻撃武器 NGLAW の開発がFY15に開始されることが明らかにされた。 |
2014.03.12 | Jane's Defence Weekly | MDA to begin EKV redesign | <1405-031207> このほかに MDA は、目標判別用長距離レーダ (LRDR) に$79.5Mを要求している。 LRDR は太平洋 方面から米本土に飛来する驚異を、飛翔中期に判別しようというもので、洋上設置 X-band レーダ SBX に 設置場所の柔軟性を付与する計画である。 |
【註】 SBX は目標の捕捉、追随、類別及び効果判定を行う前方配備の MFR で、マーシャル諸島クウェゼリン島の実験施設に設置された X-band レーダを、満載排水量50,000t、全 長119m、幅73.2mの石油掘削用ジグに取り付けたシステムで、自律航行能力を有しており、太平洋海域を移動して運用されていたが、FY13米国防予算で研究船に格下げされた。 |
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2014.03.12 | Jane's Defence Weekly | US Army plans to drop three aviation brigades | <1405-031206> |
2014.03.12 | Jane's Defence Weekly | US Navy prioritises shipbuilding at expense of aviation porcurement | <1405-031205> |
2014.03.12 | Jane's Defence Weekly | USAF would protect major aircraft programmes ... | <1405-031204> |
2014.03.10 | Aviation Week & ST | Five flights to watch | <1405-031003> |
2014.03.09 | Defense News | DoD budget: expect big changes in five-year spending priorities | <1404-030908> |
2014.03.09 | Defense News | US Navy budget plan: major questions abound | <1404-030907>
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2014.03.05 | Jane's Defence Weekly | DoD to seek money for missile defence fixes | <1404-030512> FY15米国防予算要求で MDA は、2008年12月を最後に失敗を続けている GBI の改良と、既 に配備している GBI の保守整備の予算も要求している。 |
2014.03.05 | Jane's Defence Weekly | US DoD favours readiness and modernisation over end strength | <1404-030511> ・海 軍 ・陸 軍: 兵力削減 = ┃ ┃ 現有兵力 ┃ 削減目標 ┃予算強制削減実施┃ ┣━━━╋━━━━━━━━╋━━━━━━━━╋━━━━━━━━┫ ┃現 役┃ 570,000 ┃440,000~450,000┃ 420,000 ┃ ┃州 兵┃ 355,000 ┃ 335,000 ┃ 315,000 ┃ ┃予備役┃ 205,000 ┃ 195,000 ┃ 185,000 ┃ ┗━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━━━┛ |
2014.03.05 | Defense News | Promises kept: few surprises in USAF budget | <1404-030510> 4日に明らかにされた米国のFY15予算案で、空軍の近代化にはまずまずの予算が配分されている。 A-10 と U-2 は予算がなくなる代わりに、F-35 や次世代爆撃機 LRS-B には予算が配分されている。 特に LRS-B の 研究開発費は$359Mから$914Mへと大幅増額されいている。 F-35A は空軍要求より4機少ない26機が査定されたが、開発責任者はこの削減数は致命的な問題にはならないとしている。 更に議会が国防総省の追加要望リスト$28Bを認めれば2機の追加が可能になっている。 |
2014.03.05 | 東京新聞 | 米国防予算、サイバー強化 中国にらみアジア重視継続 | <1404-030501> 米国防総省が4日、戦費を除き$495.6BとなるFY15 (2014.10~2015.09) 国防予算案を議会に提出し た。 軍備増強を進める中国をにらんでアジア重視政策を継続し、サイバ攻撃への対応も強化する。 厳しい財政状況を踏まえ、陸軍兵力を現行の52万から第二次大戦後で最小規模の44万~45万に削減 するなど軍のスリム化方針を明確にする一方、海軍はアジア重視戦略『リバランス』に基づき、太平洋地域に重点配備した。 |
2014.03.04 | Defense News | DoD proposes $154 Billion for new weapons, R&D in 2015 | <1404-030408> オバマ政権が4日に議会に提出した$496BにのぼるFY15予算教書では、装備品調達費は圧縮されたものの$153.9Bを要求してい る。 この額は連邦予算削減のなか3.6%減に留まった。 装備品調達費は全体で$3.8B、率にして4%削減されたが、R&D 経費は$1.7B率にして2.6%減に留まった。 |
2014.03.03 | Aviation Week & ST | Least-bad option | <1405-030302 たとえ予算の一律強制削減がなくても、米空軍は KC-10 の退役、Predator/Reaper の CAP を45ソティーに削減、Global Hawk Block 40 の棚上 げなどと厳しい状況にある。 もし一律削減が行われれば、米海軍の F-35C の就役の2年延期や空軍の F-35A 24機の削減などを 強いられる。 |
2014.03.02 | Defense News | Global Hawk saved, but A-10's chances are dim | <1404-030206> ヘーゲル米国防長官が2月24日に事前公表したFY15国防予算では、A-10 と U-2 の二機種の退役が明記されている。 U-2 は Global Hawk Block 30 に交代する計画であったが、空軍が Global Hawk の能力が十分でないことやコストが高いことを理由にこの更新計画を停止したが、FY15では Global Hawk の予算が復活した。 |
2014.02.25 | 東京新聞 | 小さな軍でアジアに対応 米、国防予算方針 | <1403-022501> ヘーゲル米国防長官が24日、FY15国防予算の編成方針を発表し、アジア太平洋重視の政策を継続すると表明した。 長官は 、より小規模で能力の高い軍を目指し、機動力を重視する考えを強調した。 陸軍は現在の52万から44万~45万に削減する。 一方で、継続的な国防費削減は短期、長期的に米国の安全保障を危険にさらすだろうとも述べ、議会による国防費抑制の動 きを牽制した。 |
2014.02.07 | Yahoo | 時事通信記事 「 MD 予算、増額要求も=北朝鮮の脅威踏まえ―米国防総省」 |
<1403-020701> ロイタ通信が6日、米国防総省が BMD 関連予算に、今後5年間で$4.5Bの増額を議会に要求する方針と報じた。 北朝鮮とイランのミサイルの脅威に対する懸念の高まりを反 映した動きとみられるという。 |
2014.01.27 | Defense News | F-16 upgrade dropped from US budget proposal, sources say | <1402-012704> 複数の情報筋によると、米空軍はFY15予算案で F-16 の電子装備改良計画 ( CAPES) を中止し、代わって小規模な改良に止まる延命計画 (SLEP) を行う模様である。 CAPES てはレーダの AESA 化や高精細多機能表示装置、電子戦装置などの搭載が計画されていたが、SLEP への変更で浮いた費用は F-35 計画遅延の補填に廻さ れるという。 CAPES 計画で Lockheed Martin社は Northrop Grumman社製 SABR レーダの採用を決めていたが、CAPES と連動していた台湾の F-16 レーダ AESA 化計画も実施が困難になる模様である。 |
2014.01.26 | Defense News | Carrier cut could be back on table | <1402-012602> 米政府がFY15予算で、空母1隻と艦載航空団1個を削減する案を検討して いる模様である。 この件について国防総省は否定も肯定もしていないが、国防総省、議会、業界の情報筋は、その方向にあるとみている。 国防総省と海軍は劇的な予算削減を求められており、7月31日にはヘーゲル国防長官が、現在11個ある空母打撃群を8~9個に削減することもあり得ると発言し、2011年 には議会予算局が、空母10隻、艦載航空団9個を答申している。 削減対象として有力視されているのは横須賀を母港とする George Washington で、1992年に就役した同艦は2016年から3年 かけて燃料交換と大規模なオーバーホールを行うが、その経費は$3Bを遙かに超えるとみられている。 |
2014.01.26 | Defense News | Global Hawk wins in 2015 request, sources say | <1402-012601> オバマ政権が3月4日に議会に提出するFY15予算で、U-2 を犠牲にして Global Hawk Block 30 の予算が確 保されることを、複数の関係筋が明らかにした。 Block 30 についてはFY13で退役の計画が示され、議会が反対していた。 FY14では U-2 搭載センサ、特に SYERS-2A カメラを Global Hawk に搭載する検討に$10Mが計上される。 |
2014.01.22 | Jane's Defence Weekly | US appropriators agree to $572bn for DoD in FY 2014 | <1403-012206> 米議会歳出委員会が1月13日、$572BとするFY14国防予算を承認した。 内訳は$487Bが国防総省費、$85.2Bが海外作戦臨時経 費である。 このうち R&D 費は$63Bで、前年より$7B少なく、装備調達費は$92.9Bと、前年より $7.5B少なくなっている。 |
2014.01.11 | Defense News | Pentagon seeks to protect R&D funding in '15 budget | <1402-011102> ヘーゲル米国防長官が昨年末、FY15国防予算で R&D 経費の15%アップを指示した。 過去3年間の R&D 経費の推移は以下の通りである。 ┃ ┃ 陸 軍 ┃海軍海兵隊┃ 空 軍 ┃ ┣━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫ ┃FY12┃ $8.7B ┃ $17.7B ┃ $26.3B ┃ ┣━━╋━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┫ ┃FY13┃ FY12 とほぼ同じ ┃ ┣━━╋━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┫ ┃FY14┃ $8B ┃ $16B ┃ $25.7B ┃ ┗━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛ |
2013.12.18 | Defense News | Senate OKs sequester-relief budget plan | <1401-121806> 米議会上院が18日、来月から始まる2014年と2015年の予算一律強制削減を回避する超党派の法案 を可決した。 この法案は上下両院予算委員長が話し合って作成したもので、下院では既に可決されている。 |
2013.11.10 | Yahoo | 沖縄タイムス記事 「オスプレイ購入中止も、海兵隊総司令官が証言」 |
<1312-111002> 米海兵隊司令官が7日に開かれた米上院軍事委員会の公聴会で、歳出の自動強制削減が与える影響について証言し、今後10 年間で10%以上の予算を削減した場合、MV-22 Osprey 2個飛行隊分と F-35B 4個飛行隊分の購入を中止 する可能性があることを明らかにした。 海兵隊は今後 Osprey を、ハワイに2個飛行隊、グアムに1個飛行隊配備する計画になっている。 |
2013.10.16 | Jane's Defence Weekly | Reality bites | <1312-101613> |
2013.09.30 | Aviation Week & ST | Downsized defense | <1311-093005> ┃ ┃ 空 軍 ┃ 海 軍 ┃ 海兵隊 ┃ 陸 軍 ┃ ┣━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫ ┃ 生き残り ┃ LRS-B ┃ SSBN(X) ┃ ┃ ┃ ┣━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫ ┃ ┃ KC-10 ┃ LCS ┃ 現役の4% ┃ AAS ┃ ┃削減又は中止┃ A-10 ┃ ┃14個飛行隊┃ 防空C2I ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 11個大隊 ┃ ┃ ┗━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛ |
2013.09.15 | Defense News | USAF weighs scrapping KC-10, A-10 fleets | <1310-091503> 急激な国防費削減を受け米空軍は、KC-10 と A-10 廃棄を検討している。 また F-15C も廃棄機種として検討されている。 米空軍は340機の A-10 を装備しており、そのうち半数近くは州兵空軍が装備している。 また予備役空軍も A-10 を装備しアフガンやイラクに投入 されている。 この他に韓国にも配備されている。 |
2013.08.07 | Jane's Defence Weekly | Review details worst case scenario of US budget cuts | <1310-080705> 米国防総省が、予算の強制削減が今後も続いた場合のケーススタディをまとめた。 |
2013.08.01 | 毎日新聞 | 米国防費:強制削減 兵器近代化か人員維持かの選択 | <1309-080103> ヘーゲル米国防長官が31日、国防費の強制削減が今後10年間続く場合、兵器などの近代化と人員規模のどちらかを優先せ ざるを得なくなるとし、二つの選択肢を提示した。 ヘーゲル氏によると、兵器の近代化を優先する場合には2017年までに57万名を49万名に削減する計画の陸軍兵力を38万〜45万名に、20.5万名を 18.2万名へ削減する計画の海兵隊兵力も15万〜17.5まで削減し、11ある空母打撃群も8〜9に減らす必要があるとした。 |
2013.08.01 | 東京新聞 | 米陸軍、兵力2割削減の可能性 国防費の強制削減で米長官 | <1309-080102> ヘーゲル米国防長官が7月31日、国防費の強制削減が今後も続けば最悪の場合、陸軍の兵力(2月現在約54万人)を約 三割削減し、空母を11隻から8隻に減らす必要があると発表した。 米議会に強制削減を見直すよ う促す狙いがある。 長官は、国防費の強制削減が回避された場合でもイラク戦争の終結とアフガニスタンからの米軍撤退などを考慮し、陸軍を一定程度削減する考えを示唆した。 |
2013.08.01 | Yahoo | 時事通信記事 「空母部隊3個削減も=米国防長官」 |
<1309-080101> 米国防長官が7月31日、国防支出強制削減に伴う戦略見直しの結果を発表し、将来の戦力構成に関し空 母打撃群を11個から8個に削減する案など2通りの選択肢を例示した。 |
2013.07.31 | Jane's Defence Weekly | House approves $512.5bn appropriation bill | <1309-073101> 米議会下院が7月24日、$512.5BにのぼるFY14国防権限法を可決した。 これはオバマ政権の要求 より$3.4B、FY13より$5.1B少ないが、2011予算管理法の規定を$28.1B上回っている。 下院は F-35 予算について、F-35A から$197M、F-35B から$66M、F-35C から$59Mを削減したほか、EA-18G から$131Mを削減し、F/A-18E/F 22機分として$75Mを追加している。 |
2013.07.30 | Defense News | Senate panel approves $594B DoD spending bill | <1308-073004> 米議会上院の委員会が30日、総額$594BのFY14国防予算を承認した。 これにより、予算削減の規定方針から、 今後9年間の国防費は$450Bに制限されることになる。 内訳は通常の国防費が$516.4B、戦費が$77.8Bで、政府が要求したうちテロとの戦い (Overseas Contingency Operations) 部分が$8B削減されて いる。 一方委員会は、Virginia級潜水艦に$227M、DDG-51 級駆逐艦に$100Mを増額している。 |
2013.07.24 | Jane's Defence Weekly | USAF squadrons flying again after being grounded | <1309-072402> 米空軍が7月15日、予算一律削減の影響で飛行を停止していた実働部隊の戦闘機の飛行を再開 した。 空軍は予算削減により、9月30日までのFY13で、45,000時間の飛行を削減しなければならなくなった。 |
2013.07.24 | Defense News | Amid failures, US missile defense goes global | <1308-072406> AN/TPY-2 レーダは、2013年の国防費削減で、それまでの計画18基が11基に減らされた。 そ のうち8基は既に納入済みで、Raytheon社は目下、最後の3基と UAE 向けの1基を製造中である。 |
2013.07.17 | Jane's Defence Weekly | US naval forces remain committed to Asia-Pacific strategy | <1309-071703> 米海軍作戦部長と海兵隊司令官が7月11日に、オバマ大統領が推進する「太平洋へ軸足」戦略を 進めようにも、2011年予算管理法により、実施に必要な予算が確保できないと述べた。 |
2013.06.24 | Aviation Week & ST | What, we worry? | <1309-062403> 米国の議会上下両院における予算審議は、9月を頂点に激論が予想されるが、国防費については$数十B規模の予算削減は行わないと の了解ができている模様である。 |
2013.06.06 | Defense News | HASC green-lights east coast missile shield | <1307-060602> 共和党が多数を占める米議会下院で5日、歳出委員会軍事小委員会が、2014国防権限法 (NDAA) に GBI の東海岸配備予算として$70Mを盛り込むことを、33対27で 可決した。 それによると MDA はFY18までに GBI サイトを建設し operational にしなけれ ばならない。 これに反対する上院は昨年、これを否決しているが、今年初めに北朝鮮が長距離弾道弾を発射したことから、この流れに変化が出ている。 |
2013.04.17 | Jane's Defence Weekly | US DoD's $527bn request exceeds cap by $52bn | <1306-041701> 米国防総省が4月10日、総額$526.6BのFY14国防予算要求を公表した。 この額は今後5年間に国防費を$34B削減する方針に沿ったものであるが、2011予算管理法の制限を $52B上回っている。 ・陸 軍 ・海 軍 Virginia級原潜2隻、LCS4隻、Artigh Burke級駆逐艦1隻、前方洋上基地 AFSB 艦の二番艦が建造される。 航空機では F-35B 6機、F-35C 4機、EA-18G 21機、E-2D 5機、P-8A 16機などとなっている。 ・空 軍 FY14では F-35 を19機調達する。 FY13予算でも19機であったが、予算の一律削減で3~4機が減らされる模様である。 MQ-9A Reaper は当初計画の24機が12機に削減され、RQ-4 Block 30 Global Hawk は計画が中止される。 ・MDA GBI が14基追加発注される代わりに SM-3 Block ⅡB は中止になる。 |
2013.04.15 | Aviation Week & ST | Out of touch | <1306-041502> FY14米国防予算要求では、$167.6Bにのぼる防衛力整備費の内訳は以下の通りである。 ・航空機: $45.5B ・艦船建造:$23.3B ・ミサイル弾薬:$ 9.2B ・ミサイル防衛:$ 8.5B |
2013.04.15 | Aviation Week & ST | Pacific priority | <1306-041501> 米国防総省が公表したFY14予算要求では、F-35A の予算が15~25%削減されているが、アジア太平洋関連は優先的に配分されている。 ┃ ┃ FY13 要求 ┃ FY14 要求 ┃ ┣━━━━━╋━━━━━━━━╋━━━━━━━━┫ ┃F-35 JSF ┃ $ 9,171.2M ┃ $ 8,444.7M ┃ ┃MQ-1/MQ-9┃ $ 1,910.0M ┃ $ 1,169.5M ┃ ┃RQ-4 ┃ $ 1,250.9M ┃ $ 893.8M ┃ ┃V-22 ┃ $ 1,955.3M ┃ $ 1,558.6M ┃ ┃P-8A ┃ $ 3,258.2M ┃ $ 3,764.4M ┃ ┗━━━━━┻━━━━━━━━┻━━━━━━━━┛ |
2013.04.14 | Yahoo | CNN ニュース 「米空軍、戦闘機3分の1の飛行停止を発表 政府支出削減受け」 |
<1305-041402> 米国の空軍当局者は14日までに、政府支出の強制削減が3月から発動したこの非常事態を受け保有する戦闘機総数の3分の1を飛 行停止にしたことを明らかにした。 米国内や欧州、太平洋地域に展開する数十の航空団に配備する戦闘機、爆撃機や空中警戒管制機などが対象で、残る保有機の出動態勢などを今年 9月30日までの現会計年度内に確保するための措置ともしている。 |
2013.04.11 | Defense News | Legislators working to kill missile defense program | <1305-041102> ヘーゲル米国防長官が11日に議会で、2013年国防権限法で計画への歳出が禁止された MEADS 開発について 計画を継続すると述べたことに対し議会の反発が強まっている。 しかしながら MEADS 開発継続の経費は、既に先月議会を通過した予算継続措置 (CR) 法に盛り込まれている。 |
2013.04.11 | 東京新聞 | 海上配備型ミサイル防衛を増額 米、国防予算案発表 | <1305-041101> 米国防総省が10日、戦費を除いて前年並みの$526.6BになるFY14の国防予算案を発表した。 ミサイル開発を加速させる北朝鮮をにらみ、海上配備型 BMD (SMD) 関連予算の増額を盛り 込んでいる。 |
2013.04.10 | Defense News | DoD 2014 request is $52B over spending caps | <1305-041008> 米国防総省が10日、総額$527BのFY14国防予算要求を明らかにした。 FY14の国防費は2011年の予算管 理法 (Budget Control Act) で$475Bと規定されており、要求はこれを$52B越えることになる。 要求では人糧費 が$1.7B増になる反面、物件費が$540M、研究開発費は$1.9B削減されている。 こうした中でアジア太平洋重視の方針は貫かれると共に、唯一空軍が$4.6Bの増額になっている。 |
2013.04.03 | Jane's Defence Weekly | USN puts post-sequestration plans motion | <1306-040303> 米海軍が3月23日、国防費削減を受けて、4月に展開する計画であったサンディエゴを母港とす るフリゲート艦と潜水艦の2隻が、未だ出港せずに停泊している。 また東海岸では、4月に出港予定のフリゲート艦、病院船、救難艦の3隻の出港を取りやめた。 |
2013.04.01 | Aviation Week & ST | Long slog | <1306-040101> 米国のFY14国防予算要求では、Global Hawk Block 40、SM-3 BlockⅡB、LCS が厳しい状況である一方で、GMD 、F-35、長距離爆撃機などに、優先的に配分されると見られる。 |
2013.03.27 | Jane's Defence Weekly | DoD revisiting strategy amid potential $889bn shortfall | <1305-032704> 米議会予算局 (CBO) が3月18日の報告書で、現在の国防総省の計画を進めようとすると、FY21には国防費が 2011年支 出管理法 (BCA) の制限を$889B越えてしまうと指摘している。 このため国防長官は、現在の国防戦略、軍の体制、管理制度などの見直しを迫られている。 |
2013.03.28 | NHK ニュース | 米太平洋軍演習 強制削減の影響で中止 | <1304-032802> 米国議会で与野党が財政赤字の削減策を期限までにまとめられず、国防費を今年9月までの今年度だけで当初の計画の1割 に当たるおよそ4兆円が強制削減されることになっているが、こうしたなか米軍は27日、アラスカで来月行われる予定だった Red Flag 演習を予算削減の影響で中止にしたと発表した。 この演習は、アジア太平洋地域に展開する米軍が参加して毎年行われている。 |
2013.03.25 | Aviation Weeks & ST | Running aground | <1305-032504> 国防費の削減で、米海軍の勢力維持が困難になろうとしている。 海軍は LCS-1 Freedom のシンガポール配備 を開始するが、55隻計画されている LCS の整備も疑問視されている。 海兵隊は MV-22 Osprey を装備して空中機動力の増強を図ろうとしているが、海軍の艦船建造費は減額される。 |
2013.03.22 | 東京新聞 | 米13年度予算法案が成立へ 両院可決、政府閉鎖は回避 | <1304-032201> 米上下両院が21日までに、FY13が終わる9月末までの政府支出を手当てする法案を、それぞれ超党派による賛成多数で 可決した。 これにより暫定予算失効に伴う政府機関の閉鎖は回避される。 法案は、政府支出を今月1日に発動した歳出の強制削減の水準に抑制する一方で、国防費や農業、司法などに柔軟な支出を可 能にする内容になっている。 |
2013.03.13 | Jane's Defence Weekly | PACOM faces challenge of sequester, spending cuts | <1304-031307> 米太平洋軍副司令官が3月5日に軍事産業協会のセミナで、予算強制削減 (Sequester) が訓練の縮小や整備の先送りなど 、悪い影響が太平洋軍に及ぶ懸念があることを明らかにした。 |
2013.03.02 | Yahoo | AFP=時事記事 「米、強制的な歳出削減へ 米軍の活動にも影響」 |
<1304-030201> オバマ大統領と議会共和党との協議が不調に終わったため、大統領は法律の規定により1日午後11時59分(日本時間2日午後1時59分)までに 強制的な歳出削減を始めなけれはならない。 今回の措置で米国の軍事費が$46B削減されることになり、国防総省はシビリアン80万名の一時帰休や軍用機の飛行時間の削減、一部装備の整備延期などで対応す るという。 |
2013.03.01 | Defense News | No budging after White House meeting on sequestration | <1304-030104> オバマ大統領と議会指導者が3月1日にホワイトハウスで行った歳出大幅削減回避に関する会合は進展が見られなかった 。 会合後大統領はブリーフィング室から、国防及び内政費を$1T削減することを求めるスピーチを行った。 |
2013.03.01 | Defense News | House to vote on 2013 appropriations next week | <1304-030103> 米議会上院は来週、2013 Defense Appropriation法案を採決する。 政府は予算継続措置 (CR) により、暫定的 にFY12レベルの予算執行はできるが、Appropriation法案によりFY13の残りの期間、予算執行の融通性が増すことになる。 |
【註】 Appropriation法は、単一項目に限り予算の執行ができる制度である。 |
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2013.03.01 | 毎日新聞 | 米上院:歳出削減回避法案を否決 強制削減を発動の見通し | <1304-030102> 米議会上院が、1日に発動される歳出の自動削減を回避するために与野党がそれぞれ提出した法案採決のための動議を2月28日に否決した。 オバマ大統領は1日、与野党の指導部と最後の協議に臨む予定だが、両党の歩み寄りは困難な情勢で、同日中の強制削減発動は避けられない 見通しである。 歳出の強制削減はFY13で$85Bにのぼり、国防や教育、医療福祉関連費用などが一律に削減されるため、安全保障や国民の生活に広く影響を 及ぼす恐れがある。 |
2013.02.14 | Yahoo | 毎日新聞記事 「米国、国防予算の強制削減も グアム移転に影響」 |
<1303-021401> 米政府と連邦議会の与野党が財政赤字削減策で合意できる見通しが立たず、国防予算の大幅削減の可能性が 現実味を帯びてきた。 赤字削減策をまとめる期限の来月1日までに合意できない場合、国防予算の強制削減が発動されるが、議会内で合意に 向けた機運は高まっておらず、国防総省は危機感を高めている。 強制削減は、財政赤字削減のための予算管理法に盛り込まれた措置で、10年間で$1,200Bの赤字削減策を策定できない場合は、国防費と教育などの内 政予算から強制的に$1,200Bを削減することとなっている。 |
2013.01.16 | Jane's Defence Weekly | Law to delay sequestration dilutes DoD cuts burden | <1302-011604>
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2013.01.09 | Jane's Defence Weekly | Obama signs defence authorisation bill, funding DoD but nining MEADS | <1302-010905> オバマ大統領が1月2日、国防総省費$527.5B、戦費$88.5BのFY13国防権限法に署名した。 この中で MEADS への支出は認められていない。 |
2013.01.07 | Defense News | Hale: Fiscal Cliff deal reduces funding blow to defense | <1302-010706> 『財政の崖』問題は先週回避されたが、FY13国防予算は、2011年8月の財政管理法 (Budget Control Act) が決めた$62B程で はないものの、このままでは$45Bが削減されることになる。 |
2013.01.02 | Jane's Defence Weekly | US Congress reconciles FY13 authorisation bill | <1302-010202> 米上下両院が$633.3BにのぼるFY13国防権限法案に合意した。 このうち国防相経費は$527.5Bで、戦費に$88.5B、エネル ギー省の各関連経費に$17.4Bが当てられている。 法案ではFY13における MEADS 経費を認めなかったのに対し、GBI の基地について、東海岸2箇所を含む 3箇所の調査費を盛り込み、国防総省が計画している Global Hawk Block 30 の退役を認めていない。 |
【註】 戦費等を除く米国の国防費は為替レートにもよるが40~45兆円と、わが国の防衛費の8.5倍~10倍弱に過ぎない。 |
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2012.07.20 | Defense News | Even with reduction, House defense bill set to exceed funding caps | <1208-072001> 共和党が多数を占めている米国議会下院が7月19日、政府要求を大幅に上回る$606Bにのぼる FY13国防予算法を、大統領の拒否権発動が懸念されるなか可決した。 内訳は一般国防費が$518B、アフガンなどの戦費が $88.5Bになっている。 一般国防費について下院歳出委員会は、FY12より$1B多い$519Bを可決していたが、本会議直前に$518Bに修正された。 それでも政府要求より$2B多く、昨年制定された 予算制限法が定めた上限を$8B上回っている。 |
Defense News | U.S. House passes huge defense spending bill | ||
2012.05.16 | Jane's Defence Weekly | House appropriators seek to add FY13 funeing | <1207-051603> 米議会下院が、国防総省 (DoD) 要求に $3.1Bを追加したFY13国防予算の歳出委員会軍事小委員会案を承認した。 案の総額は$102.5Bで、FY12よ り$2.1B少ないものの、 DoD 要求より$875M多くなっている。 案では DDG-51 級駆逐艦3隻を含む11隻の艦船建造に$15.2B、 F-35 29機に$5.2Bなどが割り当てられているほか、イスラ エルとの共同計画に$948.7Mが配当されている。 そのうち $680Mは Iron Dome の経費である。 |
2012.05.15 | Defense News | U.S. House appropriators add $5.3 billion for weapons buys | <1206-051505> 米議会下院歳出委員会軍事小委員会が、国防総省が要求したFY13の調達予算に $5.3Bを追加する決定をし、歳出委員会で全体会議で審議される。 この中には Global Hawk Block 30 の退役中止や、MQ-9 Reaper の12機の追加調達のほか、PAC-3 に$300Mが追加されている。 この他に海軍の調達機数や艦船調達額の追加や F-35 の予算増も含まれている。 |
2012.05.15 | Defense News | U.S. House lawmakers boost Israeli weapon funding by almost $1B | <1206-051504> 米議会下院歳出委員会軍事小委員会が、国防総省が要求したイスラエルの軍事援助$99.8Mに$849Mを追加 する決定を行い、5月17日に開かれる歳出委員会の全体会議に提出する。 内訳では Iron Dome に$680M、Arrow に$34M 、David's Sling に$111Mが主となっている。 また小委員会は研究開発費について、国防総省の要求に$576M追加して$70Bにしている。 但し MEADS についてはこれ以上の支出を止めるよう勧告している。 |
2012.05.12 | 朝鮮日報 | 米議会下院軍事委、戦術核の韓国再配備案を可決 | <1206-051201> 米国の外交専門誌 Foreign Policy が11日、米議会下院軍事委員会は今月9日の全体会議で、西太平洋地域で米軍の通常戦力を拡大し、 戦術核兵器を再配備するという内容を含む『2013年国防授権法修正案』を賛成32票、反対26票で可決したと報じた。 米国は1991年、核兵器の削減宣言に伴い韓国から戦術核を撤去したが、最近の北朝鮮による長距離ロケット発射に加え、3回目の核実験の可能 性まで持ち上がっていることを受け、戦術核再配備の声が上がっている。 |
2012.04.26 | Defense News | U.S. House lawmakers add $1.1 billion for Army, Air Force programs | <1205-042603> 米国議会下院軍事小委員会がFY13国防予算で、国防総省 (DoD) の要求に$1.1Bの追加を決めた。 それによると DoD が $75Mの支出に留めた Global Hawk Block 30 に$263Mを追加して2014年末までの運用を可能にし、MQ-9 Reaper に$180M追 加して DoD の要求に12機追加した36機にした。 このほか F-35 に29機(註:DoD 要求は19機)、V-22 Osprey に21機、F/A-18 に26機、 EA-18G に12機の予算を配当した。 |
2012.04.09 | Aviation Week & ST | Shielding an alliance | <1205-040209> 米国はFY11でイスラエルの Iron Dome に$204Mを支出したが、この額は4個中隊の新設に十分な額であった。 イスラ エルはFY13に Iron Dime 増強分の全額を米国に払わせようとしている。 オバマ政権はFY13でイスラエルの軍事援助に$3.1Bを要求しており、そのうちイスラエルと MDA の BMD 共同開発 にFY12より$6M少ない$99.8Mが配分されている。 |
2012.04.04 | Jane's Defence Weekly | Israel plans to boost defences | <1205-040406> 米国防総省が3月27日、イスラエルの Iron Dome を追加購入を援助するための支出を議会に求めると発表した。 イス ラエル当局者は援助額を、少なくとも2011年の$205M以上と述べた。 イスラエルはレバノン南部とガザ地区からの攻撃対処に13個中隊が必要としている。 |
2012.03 | Jane's Missiles & Rockets | US defence cuts will hit missile programmes | <1205-030022> 米国防総省が打ち出した国防費削減は、ミサイル分野にも影響を及ぼしている。 削減の対象となったのは開発中止に なった JCM に代わる JAGM と、空中センサである JLENS であるが、AIM-120 の最 新型である AIM-120D や、次世代の AAM/ASM 両用ミサイル JADRDM も先行き不透明である。 |
2012.02.22 | Jane's Defence Weekly | US DoD outlines FY13 BMD budget request | <1204-022207> FY13の BMD 予算要求はFY12の$10.4Bを若干下回る$9.7Bである。 このうち SM-3 Block ⅠB の 開発及び生産が$1.3Bを占める。 THAAD は新設中隊数と TPY-2 の調達数が減らされるが、それでも$778Mで38発が調達される。 Patriot は$778Mで PAC-3 弾84発が調達され。38基の発射機が PAC-3 の発射可能に改良される。 GMD は$903Mで26発の GBI が Ft. Greely と Vandemberg AFB に配備される。 SBX レーダは維持が非常に高額である ことから退役する。 |
2012.02.22 | Jane's Defence Weekly | USAF budget requwst is USD12 billion lower year on year | <1204-022206> 2月13日に明らかになった米国防総省のFY13予算要求で、空軍の予算はFY12予算より$12B少ない$154.3Bであった。 そ のうち装備品購入費はFY12の21.4個から$18.4Bに減額され、研究開発費も$17.9Bから$17.4Bに減額された。 このためFY13で航空機は227機削減される。 |
2012.02.20 | Aviation Week & ST | Stealth demand | <1204-022006> Avenger の上昇限度は50,000~55,000ftと U-2 に劣るが、それでも殆どの民航機より高々度を飛行できる。 |
2012.02.20 | Aviation Week & ST | Un-extravagant bomber | <1204-022005> 米空軍参謀長は B-2 の轍は踏まないと、FY13要求で LRS-B の単価を$550Mと見積もっている。 B-2 は早期に量産を停止したため単価が $2Bになった。 もう一つの基本要求は SAM の発達と拡散に対抗するステルス性である。 2003年のイラク戦争でイラク軍は3,884発の SAM を発射しており、1999年のコソボ紛争でもセルビア軍が894発の SAM を発射している。 |
2012.02.20 | Aviation Week & ST | Delayed, but not dead | <1204-022004> Global Hawk Block 30 は計画中止になったが、MP-RTIP レーダを搭載する Block 40 11機は認められている。 P-8 はFY13~FY17で10機削減されたが、米海軍はこの削減で価格が大幅に上昇することはないと見ている。 |
2012.02.20 | Aviation Week & ST | The war within | <1204-022003> SBX レーダは、研究船に格下げされた。 Global Hawk Block 30 のほか、武装偵察ヘリ ARH が計画中止になった。 |
2012.02.14 | Yahoo | 時事通信記事 「戦費、武器調達を削減=対中国、中東戦力は確保―米軍再構築へ・13年度国防予算」 |
<1203-021401> 米国防総省が13日、FY13国防予算案を発表した。 国防費削減を反映し、人件費や武器調達費などの基本予算は要求ベースで前年度比約 5%減の$525.4B、戦費はイラク戦争が終結し、アフガニスタン戦が最終盤に入ったことで同約25%減の$88.5Bを要求して いる。 基本予算の減額は2001年の同時テロ後初めてで、戦費は2004年度並みにまで減少する。 |
2012.02.13 | Defense News | U.S. Air Force trims procurement, R&D in 2013 budget | <1203-021302> 米空軍のFY13予算は、前年の$162.5Bから$154.3Bに減額されている。 その結果装備品購入費は$3Bの減額、研究開発 費は$500M減額されている。 これにより F-35A の調達機数は当初計画の24機から19機に減り、MQ-9 Reaper も前年の48機が24機に減る。 軽攻撃機 LAAR 及び Global Hawk Block 30 は計画中止になり、AAM/ASM 両用の JDADM はFY13に計上されなかった。 一方次世代ステルス爆撃機はFY13に$292Mが計上されており、2017年までに$6.3Bを支出する計画である。 宇宙関係 では再使用型ブースタ EELV 4基、GPS Ⅲ 2基、SBIRS 2基が計上されている。 |
2011.02.06 | Aviation Week & ST | Looking east | <1203-020605> ・向こう10年間で$487Bを削減 ・アジア太平洋重視を反映して、初の洋上基地 ・戦闘機60個飛行隊中6個123機を削減、内訳は A-10 102機、旧式 F-16 21機 ・EPAA は推進、PTSS 衛星及び SM-3 BlockⅡB は疑問 ・JLENS は規模縮小 |
2012.02.01 | Jane's Defence Weekly | No room for RQ-4 in FY13 budget | <1203-020103> オバマ政権のFY13国防予算で、航空関連事業が大幅に変更されることになる。 RQ-4 Block 30 Gloval Hawk は調達が中止される。 空軍によると Blobal Hawk Block 30 の維持費は U-2 と代わらない。 しかし Block 40 の開発は継続され、海軍は MQ-4C BAMS の計画を推進する。 陸軍の MQ-1C Gray Eagle 及び空軍の MQ-9 Reaper の計画には変更がない。 F-35 は全面的な削減は免れたものの、装備化のペースは落とされる。 OH-58 後継となる陸軍のヘリ計画は5年間先送り される。 |
2012.01.25 | Yahoo | 時事通信記事 「戦力縮小、兵器削減案公表へ= F35 や無人機も見直し―米国防総省」 |
<1202-012502> オバマ米大統領が一般教書演説で、戦争終結を進め、米国経済再生に資源を投入する決意を改めて表明したことを受け、パネッタ国防長官は26日にも、戦力縮小や兵器 削減の具体案を表明する。 計画では2013~17会計年度の5年間で$260Bを、10年間では$487Bの支出を 削減する。 ロイター通信によると、Global Hawk の調達を停止する一方で、BAMS は開発を継続する。 F-35 は、開発と調達を同時に進めてきたが、開発を優先させ、5年で179機分の調達を先送りして$20B以上の経費が 節減する。 また、欧州に展開する8万の米兵のうち、陸軍の2個戦闘旅団(計7,000)を撤退させる。 |
2012.01.25 | Yahoo | ロイタ通信記事 「米国防総省の13年度予算要求、戦闘機計画の縮小や人員削減盛る」 |
<1202-012501> 米国防総省は今週、向こう5年間の予算案を発表する。 この予算をもって、今後10年間で$487Bの支出削減に着手することになる。 基本部分 の予算要求額は$523Bとなる見通しで、これは2012年度より$5B程度多いが、当初案より$30B少なくなっている。 予算案では、Global Hawk や F-35 を含む数十のプログラムが終了 または予算が削られる見通しである。 |
2012.01.11 | Jane's Defence Weekly | Obama looks to leaner military, As-Pac focus | <1203-011101> オバマ大統領が、2011年4月から行ってきた戦略見直しの結果を発表した。 この見直しの背景には、 ・イラク、アフガンでの大規模陸上戦の終結 ・中国の経済的、軍事的拡大 ・国防予算の圧縮 がある。 この結果国防費は向こう10年間に$489B、5年間に$261B削減される。 |
2012.01.01 | Yahoo | 時事通信記事 「グアム移転費削除法が成立=イラン制裁を強化―米」 |
<1202-010102> オバマ米大統領が31日、国防予算の大枠を決めるFY12国防権限法案に署名し同法は成立した。 同法案は12月中旬に上下両院で可決されていた。 同法案では、政権側が計上を求めた在沖縄海兵隊グアム移転費について、同法は全額を削除している。 |
2011.12.21 | Jane's Defence Weekly | Congress votes to pass FY12 DoD policy bill | <1202-122101> 米国議会が12月15日、総額$662BにのぼるFY12国防予算を承認し た。 これは政府要求より$27B少なく、前年度より$43B少なくなっている。 FY12は10月1日に始まっている。 F-35 の LRIP 6 について、この予算では no cost-plus 契約を要求している。 国防総省は12月9日、LRIP 5 を $4Bで発注したと発表した。 |
2011.11.30 | Jane's Defence Weekly | US supercommittee admits budget defeat | <1201-113006> オバマ米大統領が8月に署名した予算制限法により議会に設置されたスーパー委員会と呼ばれる特別委員会が11月21日、 連邦予算を$1,200Bの予算削減について合意を得られず、同法の定めに従い自動的に連邦予算を削減することになったと発表した。 同法では11月 23日を期限としていた。 これに伴い連邦予算の半分を占める国防予算は$600B削減しなければならなくなった。 |
2011.11.23 | Jane's Defence Weekly | Senate committee launches bid for $21bn budget cut | <1201-112303> 米国上院軍事委員会の主力議員が、10月1日に始まっているFY12国防予算から更に$21Bの削除を狙っている。 FY12国防予算は6月に同委員会が承認している。 |
2011.10.10 | Aviation Week & ST | Holding the line | <1112-101005>
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2011.10.10 | Aviation Week & ST | Budget nightmares | <1112-101004>
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2011.10.08 | Yahoo | 時事通信記事 「虎の子空母もリストラ検討=『ジョージ・ワシントン』対象―財政赤字で逆風・米海軍」 |
<1111-100801> パネッタ米国防長官が、財政赤字対策で国防費を今後10年間で少なくとも$450B削減するため に、陸海空の各制服組トップにリストラ案をまとめるよう指示している。 これを受け米海軍は、抑止力の要の原子力空母もリストラ対象として検討しているおり、原子炉の核燃料交換時期の延期や、現在の空母 11隻体制を10隻に減らす案が浮上し、横須賀を母港とする George Washington もリストラの検討対象になっているという。 |
2011.09.26 | Aviation Week & ST | Intelligence quatients | <1111-092601> 米空軍は、国防費の削減から偵察航空部隊の再構築を迫られている。 |
2011.09.21 | Jane's Defence Weekly | US seeks reduction in JAGM funding | <1111-092106> 米陸海軍が、FY11で予定していた JAGM の開発費$230Mから、60%にあたる$140Mを 削減することを考えている。 この他に AH-64D、MQ-1C、OH-58D、MH-60R、F/A-18E/F の調達機数も削減対象になっている。 |
2011.09.19 | Aviation Week & ST | Battle ahead | <1110-091906>
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2011.09.19 | Aviation Week & ST | Trench warfare | <1110-091905>
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2011.09.14 | 朝日新聞 | F35 関連予算の削減法案を可決 米上院委小委 | <1110-091402> 米議会上院歳出委員会の国防小委員会が13日、F-35 関連経費を$695M削減ことすることなど を盛ったFY12国防予算法案を可決した。 歳出委のイノウエ委員長は13日の声明で、F-35 の開発を強く支持する考えを表明した一方で、開発に伴う試験が計画の10%しか実施されていないとし、 FY12、FY13両会計年度は生産機数をFY11程度の水準に据え置くよう勧告した。 |
2011.08.08 | Aviation Week & ST | Threats grow, budgets shink | <1109-080805> ・MQ-9 Block 5 Reaper に通信 EW 装置を搭載する計画 ・F-16 及び A-10 搭載 ECM ポッドを更新する計画 ・EC-130 Compass Call を増強する計画 ・MALD-J を、10倍の能力を持つ Increament Ⅱ にする計画 などである。 |
2011.08.08 | Aviation Week & ST | On guard | <1109-080804> この問題では、F-35、次世代空母及び原潜、GCV、Humvee 後継車両、MEADS などの計画 が影響を受けることになる。 |
2011.07.13 | Jane's Defence Weekly | Pentagon seeks approval for fund reallocation | <1109-071305> 米国防総省が議会に対し、総額$5BのFY11予算補正を要求した。 この中には F-35 のコスト上昇分や P-8 Poseidon 2機の追加発注分などのほ か、$350Mにのぼるリビア作戦での射耗弾補充分が含まれる。 射耗弾補充には Tomahawk に$310M、JDAM に$38M、Helfire に$5Mなどが含まれる。 |
2011.07.06 | Jane's Defence Weekly | Obama seeks further defence cut in bid to lower US debt | <1111-070601> オバマ米大統領が6月29日の記者会見で、更なる財政赤字削減を求めた。 最終的な目標は$4Tの削減で、予算の12%カット になる。 これに伴い国防費は、2023年までに$400B削減する必要になる。 退任したゲーツ国防長官は、優先度の低い事業予算 の再配分などの効率化で$100M削減を計画していた。 |
2011.07 | Jane's Missiles & Rockets | US may reconsider its strategic nuclear triad to meet budget constraints | <1108-070008> 米国防総省が5月18日の記者会見で、国防予算削減のためゲーツ国防長官が、ICBM、SLBM、爆撃機からなる 核の三本柱の1本を廃止することを進言していることを明らかにした。 |
2011.06.29 | Jane's Defence Weekly | Seneate committee plans to trim Pentagon budget | <1109-062912> 米上院軍事委員会が、FY12国防支出法案で国防総省の要求を$6.4B削減した。 その影響は F-35 にもあり、FY12で 32機調達することは変わらないものの、Lot 5 契約は価格固定契約とすることを求めている。 |
2011.04 | International Defence Review | MDA seeks budget boost | <1107-040003> 米 MDA が2月14日、FY12国防予算に$8.6Bを要求したことを明らかにした。 これにより BMDS の初期配備が完了することになる。 FY11に SM-3 Block ⅠA を AN/TPY-2 を用いた遠隔発射する試験が行われ、FY12 で Aegis Ashore の装備が調達されて同年に試験が行われる。 Aegis Ashore 中隊のルーマニアへの配備は2015年に行われる。 |
2011.03.30 | Jane's Defence Weekly | Budget impasse leaves USN mulling ship cuts | <1105-033001> 米海軍の予算責任者が3月23日、議会による予算圧縮がFY11末まで続けば、海軍は建艦計画の見直しを余儀なくされる と述べた。 同提督によるとFY11の建艦予算$13.8Bでは$1.8Bが不足する。 この結果FY11では、2隻計画されている Arleigh Burke級駆逐艦の1隻と、同じく 2隻計画されている Virginia級 SSN の1隻が建造できなくなる。 |
2011.02.15 | Yahoo | 時事通信記事 「イラク撤退で戦費圧縮=米国防予算56兆円、5%減」 |
<1103-021502> オバマ米大統領が14日に発表したFY12予算教書で、対テロ戦費を含む総額$671Bの国防予算を発表した。 イラク駐留 米軍の撤退を進めて戦費を圧縮するとともに、国防予算本体の伸びも、FY11から約0.7%増と同年度の3.4%増より抑えた結果、全体でFY11と比べ約 5%減となり、2001年の同時テロ以降、膨張し続けていた国防費は減少に転じた。 ゲーツ国防長官は12年度から5年間で計$78Bの予算を削減することを表明しており、その方針を反映した形となった。 |
2011.01.10 | Aviation Week & ST | Stunted, not starved | <1102-011002> これに伴い F-35 が最も大きな影響を受け、F-35B が計画中止になる可能性が出ている。 F-35B 最大のパートナであった英国は、既に撤退を 決めており、イタリアだけが残っている状況で、頼みの綱はイスラエル、日本、スペインになった。 |
2011.01.07 | Yahoo | 読売新聞記事 「米、無人爆撃機を開発へ…核兵器搭載も可能」 |
<1102-010701> ゲーツ米国防長官が6日、FY12からの5年間で、$78Bの支出を削減する国防費見直し計画を発表した。 F-35B の配備 を当初予定の2012年から2年先送りすると共に、配備中止も視野に入れているという。 そのかわり、次世代兵器開発の予算を厚くし、無人長距離戦略爆撃機の開発予算を新規に計上する。 無人長距離戦略爆撃機は 核兵器を搭載することできる。 |
2011.01.05 | Yahoo | 時事通信記事 「武器調達見直し、削減計画公表へ=5年で8兆円節約―米国防総省」 |
<1102-010502> ゲーツ米国防長官が5日までに、今後5年間で国防予算を約$100B節減するために、人件費や武器調達を削減する計画 をまとめ、6日に議会に報告したのちに発表する。 ゲーツ長官は昨年、将官や文民高官ポストを大幅に削減するなどのリストラ方針を発表すると共に、冷戦時代の装備を削減する検討を指示し ていた。 |
2010.10.18 | Aviation Week & ST | Grim future for defencwe | <1011-101806>
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2010.07.12 | Aviation Week & ST | Intelligence on a budget | <1008-071206> 米空軍で U-2、Global Hawk、MC-12W などを運用している唯一の部隊である第9偵察航空団は、UAE の基地で、空軍 の Global Hawk 3機と海軍の1機を6名のパイロットで飛行させているなどの活躍をしているが、ゲーツ国防長官の予算削減の標的になろうとして いる。 |
2010.06.16 | Jane's Defence Weekly | US outline cost-cutting plans | <1007-061608> 米国防総省が、今後5年間で国防予算を$102B削減する計画を明らかにした。 この結果各軍 はFY12予算において、それぞれ$2B以上の削減を迫られることになる。 |
2010.06.16 | Yahoo | 時事通信記事 「軍事費5年で9兆円節減=同盟国、駐留費分担影響も―米国防総省」 |
<1007-061601> 米国では同時テロ後、アフガニスタン、イラク戦争で国防費が急増し、FY01に$316Bだった予算は、FY10には戦費を含めると$693Bと 二倍以上に膨らんだため、ゲーツ米国防長官が16日までに、国防予算を今後5年で約$100B節減し、その分を戦略上優先 順位の高い即応態勢強化などの経費に充てるよう指示した。 各軍は7月末までに節減案を提示する。 計画では、FY12~FY16で陸海空の各軍で$84.9B、国防総省の内局や付属機関で$17Bの計$101.9Bを節減する目標を設定した。 |
2010.06.02 | Jane's Defence Weekly | US Navy faces scrutiny over shipbuiling costs | <1007-060202> 米議会予算局 (CBO) が海軍の30年間建艦計画を独自に審査し、海軍は18%、額にして $93Bの過小見積もりを行っていると指摘した。 海軍は年間建艦費を$15.9Bと見積もっているが、CBO は$18Bと見てい る。 見積額の乖離が特に大きいのは Ohio級次世代 SSBN で、12隻建造する各艦は海軍の見積もりより$1B多い$8.2Bかかるしている。 この他にも Arleigh Burke級 Flight ⅡA 駆逐艦は$200M多い$1.8B、Flight Ⅲ は$400M多い$2.4Bかかるとしており、更に Gerald R Ford級 (CVN-78) 次世代空母の建造には$1.8B多い$12.4Bが必要としている。 |
2010.05.26 | Jane's Defence Weekly | US defence bill sparls row over funding for second JSF engine | <1007-052608> 米議会下院軍事委員会が5月19日、FY11国防予算権限法の下院案を承認した。 この中には F-35 用 代替エンジンである GE/Rolls Royce F136 の開発予算も含まれており、今後国防総省との攻防が予想される。 この他に陸軍の要求していた戦闘車両 (GCV) 開発予算$934Mを FCS計画の焼き直しとて認めなかったほか、FCS に代わる次世代装備である E-IBCT は$626.7M削減され$1.4Bになった。 この中で NLOS-LS の$152.7M もカットされた。 |
2010.05.19 | Jane's Defence Weekly | Gates calls for defence spending overhaul | <1006-051904> ゲーツ米国防長官がFY12予算要求案作成に際し、歳出増抑制のため支出の抜本的な見直しを指示した。 |
2010.04.07 | Jane' Defence Weekly | US DoD must do more to rein in costs, says GAO | <1005-040702> ゲーツ米国防長官が FY-10 で、空軍の F-22A、陸軍の FCS、海軍の DDG 1000 などの計画を、コスト上昇、計画遅延及び現在の要求に不適合などの理由で中止したが、米国の会計検査院 (GAO) が3月30日に行った 年次報告で、国防総省に対して$126Bにのぼる更なる調達削減を要求している。 |
2010.03 | International Defence Review | COIN ops to 'boost UAV use' | <1004-030027> 2月に米国防総省が提出したFY11予算要求で基本的な国防費は$549Bと、FY10に比べて3.4%、 額にして$18B増加している。 |
2010.02.10 | Jane's Defence Weekly | US budget request reflects counter-insurgency emphasis | <1003-021007> ・陸軍:$143.4B MQ-1C Sky Warrior 26機を要求 ACS 計画を EMARSS 計画に再編 ・空軍:$119B F-35 の開発期間を13ヶ月延長 UAV 52機と有人機97機を調達 C-130J 16機をガンシップに改造し、老朽化した AC-130 と換装し、ガンシップの総数を25機から33機に増強 ・海軍:$160B F-35B 13機を調達 F-35C 7機を調達 F/A-18E/F 22機を調達 EA-18G 12機を調達 LCS 2隻建造 DDG-51級 2隻建造 DDG-1000 の建造は3隻に限定し、CG(X) 計画は中止 ・BMD :$ 9.6B 陸上発射型 SM-3 の開発を予算化 |
2010.02.08 | Aviation Week & ST | Staying on course | <1003-020808> ・AC-130J 16機を追加調達 ・EP-X 計画中止 ・EA-18G 26機追加調達 ・MQ-9 65機 ・F-35 F-35 の試験期間が2015年11月までと、13ヶ月延長された。 FY11で行われる LRIP Lot 5 での生産数は、2009年初めに47機とされていたのが11月に52機に増やされ、今回 43機に減らされた。 FY12の Lot 6 での生産数も114機から62機に減らされた。 |
2010.02.02 | Yahoo | 時事通信記事 「ミサイル防衛費増加=米予算」 |
<1003-020203> オバマ米大統領が1日、議会に提出した2010年10月~2011年9月間のFY11予算教書で、MDA の予算は 7%増の$8.4Bが計上された。 新たに欧州で BMD 体制を構築する費用が加わったのが増加の主な理由で、海上配備型、地上発射型の迎撃ミサイルやレーダの整備などを行う。 |
2010.01.06 | Jane's Defence Weekly | US President Obama approves $636bn defence spending bill | <1002-010603> |
2009.10.29 | Yahoo | 産経新聞記事 「海兵隊のグアム移転費盛り込む 米国防予算権限法が成立」 |
<0911-102902> オバマ米大統領が28日、FY10 (2009年10月~2010年9月) 国防権限法案に署名し同法案は成立した。 これにより F-22 の調達中止が正式に決まったが、拡大する脅威に対応するために F-35 や UAV などの調達計画が加速される。 F-22 については、国防総省に対し日本などへの輸出の可能性を検討し、法律成立後180日以内に議会に報告するよう義 務付けている。 |
2009.10.14 | Jane's Defence Weekly | Congress authorises alternative F-35 engine funding | <0912-101406> 米国議会が10月7日、FY10国防権限法を可決した。 これにより約$550Bの国防費と約$130Bのイラン及びアフガンの戦費が承認された。 同法では F-35 用代替エンジン F136 の開発費$430Mと調達費$130Mが盛り込まれ、F-35 30機の調達も行われる。 ま た Aegis BMD に$1.8B、THAAD に$1.1Bも配分された。 LCS は今後5年間に10隻が、一社総取り契約で建造される。 |
2009.06.27 | Yahoo | 時事通信記事 「上院軍事委も F22 輸出検討可決=民主レビン委員長も調査支持-米国防予算」 |
<0907-062701> 米上院軍事委員会は26日までに、F-22 の輸出可能性の調査などを盛り込んだFY10国防予算権限法 案を可決した。 レビン上院軍事委員長は25日、F-22 の輸出の可能性について調べたいとし、輸出対象国として日本を挙げた。 法案は調査結果 の報告を求めている。 下院も日本への輸出を検討する法案を可決している。 また、オバマ政権が調達中止を決めている F-22 について、新たに7機購入する経費$1.75Bを計上する修正条項も認めた。 |
2009.06.26 | Yahoo | 時事通信記事 「 F22 の追加調達予算案通過=与党が政権の方針無視-米下院」 |
<0907-062602> 米下院は25日、F-22 の追加調達費などを盛り込んだ総額$680BのFY10国防予算権限法案を賛成389、反対22の 圧倒的多数で可決した。 オバマ政権は F-22 の調達打ち切りを決めており、上下両院で可決された場合には拒否権を発動する方針を示している。 |
2009.06.24 | Jane's Defence Weekly | House decision offers possible F-22 reprieve | <0908-062417> 米国下院軍事委員会が6月17日、$680.4BにのぼるFY10国防予算法案を承認した。 この法案では戦闘機の調達についてゲーツ国防長官の原案に 対しいくつかの修正を行っている。 ゲーツ長官は F-35 の調達を主に据えているのに対し下院は、F-35 の就役時期は現有機の 退役に間に合わないと見ている。 法案で F-22 は最終的に187機とする案に対し更に12機を追加する。 F/A-18E/F と EA-18G は100機を$5Bで一括調達 する。 代わって F-35 は要求より1機削り28機とする。 更に F-35 用代替エンジンにも予算を配分する。 |
2009.06.01 | Aviation Week & ST | DARPA hard | <0907-060110> ・Rapid Eye ロケットで1~2時間以内に打ち上げられる HALE UAV ・Vulture 太陽電池電源で成層圏に5年以上滞空する UAVで、まず3ヶ月の滞空を確認し、次いで完全搭載状態で1年間滞空させる。 ・ISIS (Integrated Sensor Is Structure) 10年間滞空可能な成層圏飛行船で、当初は1年間の滞空を目指す。 ・LRASM 長距離対艦ミサイル ・Vulcan ターボジェットと CVC エンジンを組み合わせ、静止状態から Mach 4 以上まで加速する。 ・MoTr ターボジェットと ramjet/scramjet を組み合わせ、Mach 6 を目指す。 ・T3 (Tripe Target Terminator) 航空機から発射される高速長射程ミサイルで、対航空機、対 CM、対防空システムの三用途。 ・Transformer Vehicle 'Flying Jeep' と呼ばれる路上走行車両で、1~4名を乗せて1~2時間飛行できる。 ・Autonomous Aerial Refueling Global Hawk に自動で UAV 同士の空中給油を行う。 ・Adaptive Morphing Super-Maneuver Aircraft 機体形状を変化させることにより、低速遊弋で索敵し、高速で攻撃する。 |
2009.05.25 | Aviation Week & ST | Attention defict | <0907-052506> |
2009.05.13 | Jane's Defence Weekly | Obama fokds war costs into base budget for first time | <0906-051302> オバマ大統領が議会に対し、総額$664BのFY10国防予算要求の詳細を提出した。 この中には$130Bのイラク及びアフガン戦費も含まれているが、基本予算に戦費を計上 したのは初めてである。 全てを含むFY10要求はFY09の2%増となった。 2010 QDR は2010年2月 に発簡される。 DDG-1000 はFY10で最終となる三番艦の二次分支払いが行われる。 (その他は既報と同じ内容) |
2009.05.11 | Aviation Week & ST | Australia eyes SAR sat | <0906-051111> ・F-35 用 F136 エンジン:計画中止 ・RRW 核弾頭:計画中止 ・P-8A:計画促進 ・AH-64D Block Ⅲ:計画促進 ・MQ-9A Reaper:24機調達 ・MQ-1A Predator:FY-09で調達終了、最終機数38機 ・RQ-4 Global Hawk:Block 30 2機、Block 40 4機 ・RQ-4N:調達なし ・MQ-1C Sky Warrior:3機 ・艦載用 MQ-8B Fire Scout:5機 |
2009.05.11 | Aviation Week & ST | Budget blues | <0906-051108> 米国のFY-11予算は、初めての本格的な国防費削減予算になる。 各軍でのFY-11の作業は既に開始されており、今年 後半に国防総省での突き合わせが行われ、2月には議会に要求が提出される。 既に検討対象にあがっているのは海軍の EP-3 後継、陸軍の ACS 及び空軍の次世代爆撃機 である。 |
2009.05.09 | Yahoo | 産経新聞記事 「米国防予算 オバマ色 MD 13%減 在日米軍移転375億円計上」 |
<0906-050901> 米国防総省は7日、FY10予算案で、ミサイル防衛 (MD) 予算を前年度比13%減の$7.826Bとし 、東欧への配備計画を凍結したほか、技術上の問題を抱えた MKV なども中止とするなど、 ブッシュ前政権に比べ、MD 計画に慎重なオバマ大統領の意向を反映したといえる。 SM-3 Block ⅡA の最初の実験は 2013年か2014年に実施する。 国防予算案の総額は$664Bで、F-22 などの調達は打ち切られる一方で UAV などの支出は増えている。 また沖縄に駐留する海兵隊のグアム移 転事業費として、$378Mが計上された。 |
2009.05 | International Defence Review | US Defense Secretary refocuses acquisition on opetational needs | <0907-050027>
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2009.04.15 | Jane's Defence Weekly | Gates signals a dramatic shift in budget priorities | <0906-041501> ゲーツ米国防長官が$533.7B(註:FY09では$515.4B)にのぼるFY10国防予算で、画期的な優先順位の変更を行うこと を明らかにした。 陸軍の FCS では$87Bかかる8種類の FCS 車両計画を中止するものの、FY11に MAV、 SUGV、NLOS-LS の配備を開始できるよう、計画を促進する。 海軍ではFY10における LCS の建造数を2隻から3隻に引き上げ、最終的に 55隻とする計画を維持する。 DDG-1000 3隻の建造は、DG社と Northrop Grumman社に分けて建造する 計画を、DG社にまとめて価格を抑えれば継続される。 また Aegis艦の BMD 改修も$200Mで6隻を追加 する。 更に Ohio SSBN の改修(註:SSBN から Tomahawk 搭載の SSGN への改修)も進められる。 空軍では F-22、C-17、CSAR-X などが軒並み計画中止になる。 |
2009.04.13 | Aviation Week & ST | Failure and fallout | <0905-041307> 4月5日に行われた Taepo Dong-2 の発射試験は失敗したが、その48時間後に米国防総省がミサイル防衛予算を$1.4B削減 するとしたことに対し、ミサイル防衛の支持者達は反発を強めている。 ミサイル防衛関連予算はここ数年$10B程度を維持していた。 ゲーツ国防長官は THAAD と SM-3 予算に$700Mを増額すると共に、BMD 能力を付与した Aegis 艦を6隻増やすため$200Mを支出するとしている。 また、MKV 及び ABL の2機目は中止になったが KEI は継続される。 OBV の配備は、当初計画の40基に対し 、30基(アラスカに26基、カリフォルニアに4基)に縮小される。 |
2009.04.13 | Aviation Week & ST | Reformers at the gate | <0905-041306> ゲーツ米国防長官が4月6日、軍の再構築のため、いくつかの計画を中止又は縮小すると発表した。 中止又は縮小された防空関連の主要計画は 以下の通りである。 ・ABL: 2号機中止、計画は R&D にとどめる ・MKV: 計画中止 ・F-22: 生産中止、205機にとどめる ・NGB: 2018年装備化を延期 ・OBV: アラスカの26基とカリフォルニアの4基にとどめる Orbital Sciences社製ブースタを用いた GBI である OBV の配備がアラスカとカリフォルニアにとどめられる ことになるが、欧州配備がどうなるかは明らかでない。 |
2009.02.04 | Jane's Defence Weekly | Obama will delay 2010 US defence budget request | <0903-020406> 米国の国防予算要求は例年2月に提出されるが、FY10国防予算要求は、おそらく4月まで遅れ そうである。 |
2008.11.12 | Jane's Defence Weekly | US defence budget could suffer cuts | <0812-111204> オバマ次期大統領は大統領選を通じて、肥大化した国防費の削減を公約してきた。 新政権は大規模作戦用の武器調達を削減し、 ISR など、テロや非正規戦対応の装備費を増強すると見られる。 削減の対象になりそうなのは F-35 や陸上発射ミサイル迎撃機などで、陸軍の FCS も削減対象になると見られている。 |
2008.10.27 | Aviation Week & ST | Cyber/EW slows | <0812-102703> 米国防総省は、促進してきた SIGINT/COMINT、サイバ戦、電子戦装備の個別開発を見直し、新たな計画に切り替えるため、各計画の重複部分の洗い出しを行っている。 米空軍の Cyber Command 司令官に予定されている Load少将は、サイバ戦や電子戦は火力と同時に使用して相乗効果をもたらすと言っている。 |
2008.08.04 | Aviation Week & ST | Mending fences | <0809-080406> |
2008.06.04 | Jane's Defence Weekly | Bush threatens spending bill veto | <0807-060406> 米国議会下院が5月22日に、イラクアフガン戦費$70Bを含む$1.4BにのぼるFY-09国防支出法案 を通過させたが、これに対して大統領は拒否権の発動を示唆している。 政府が同意できないとしているのは、 ・3隻目の DDG 1000 の建造費$2.6B ・High Integrity GPS を SOC に配備する$61.2M などの削減と、 ・C-17 15機$3.9B ・F-22 をFY-10に20機追加する$523M ・F-35 用 F-136 エンジン開発$526M などの予算追加である。 |
2008.02.20 | Jane's Defence Weekly | US defence chiefs submit unfunded priority lists | <0804-022002> 米国防総省高官が、FY-09予算案に計上しなかったアイテムのリストを公表した。 これは議会が政府案に予算を追加する場 合の資料となるもので、毎年各軍から提出されたリストと優先順位を公表している。 この中に空軍は F-22 4機合わせて$600Mと、 F-35 5機合計$761Mを挙げている。 |
2008.02.13 | Jane's Defence Weekly | Bush seeks $515bn for 2009 defence spending | <0803-021302> ブッシュ政権が2月4日にFY-09国防予算を公表した。 総額は$515.4Bで、前年度比7.5%増、2001年度比74%増になる。 事業別の予算額は以下の通りである。 ・航空機購入 $45.6B (航空機及び UAV ) ・艦船建造 $16.9B ( CVN-21, DDG-1000, LCS、その他) ・宇宙関連 $10.7B ( SBIRS、その他) ・陸上装備 $ 9.2B ( FCS、その他) ・C3I 関連 $79.5B ・ミサイル防衛 $10.5B ・対 IED $ 0.5B |
2008.02.11 | Aviation Week & ST | Passing the buck | <0803-021102> ブッシュ政権はFY-09の防衛予算要求に過去最大の$515.4Bを要求するが、このなかで F-22 と C-17 の今後についての決定は 次期政権に先送りすることにした。 F-22 はFY-07で60機を一括調達したが、最後の20機はFY-11に出荷されるため生産ラインの閉鎖はこの夏か ら始まってしまう。 F-22 の調達機数は空軍の381機の要求に対し今のところ認められているのは183機で、FY-09で生産を継続しても総機数は200機を若干超える程度 で、381機の要求にはとうてい及ばないと見られている。 このため空軍は AESA レーダを搭載した F-15E 100機を追加調達する計画を作成中で ある。 F-15E は$60Mと、$140Mの F-22 より遙かに安価である。 F-22 Raptor 20機 F/A-18E/F 23機 E/A-18G 22機 Global Hawk 5機 Predator/Reaper 59機 Fire Scout 3機 SBIRS 2基 |
2008.02.04 | Yahoo | ロイタ通信記事 「ブッシュ米政権、09年度国・・・」 |
<0803-020401> ロイタが入手した米国防総省の文書によると、ブッシュ大統領が4日に発表する2009会計年度 (2008年10月~2009年9月) 予算 教書の中で、国防予算として前年度比7.5%増の$515.4Bを議会に要求する見通しである。 また、イラクとアフガニスタンの戦費として$70Bの緊急予算と、重要な戦闘支援作戦に関する予算は前年度比10.4%増の$158.3Bを要求する。 |
2007.12.15 | Yahoo | 毎日新聞記事 「米国防予算、総額79兆円で・・・」 |
<0724-121501> 米上院は14日、総額$696B(約79兆円)の2008会計年度(2007年10月~2008年9月)の国防 予算案を可決した。 下院では既に同様の予算案が可決されており、ブッシュ米大統領の署名を経て成立する。 東欧配備分を含むミサイル防衛に$10Bを認めた。 |
2007.11.14 | Jane's Defence Weekly | Baseline US budget saves Iraq debate for another day | <0724-111406> ・陸 軍 $3.66B要求されていた FCS は、下院が$406Mの削減としていたが、結局$206M削減された。 ARH (Armed Reconnaissance Helicopter) は12機分の$175.8Mが認められた。 ・空 軍 F-35 12機分として$2.4Bが認められた。 内訳は空軍用6機、海軍用6機である。 F-22 は20機分$3.2Bが認められ183機体制となる。 ・海 軍 LCS-4 の$910Mが削除された。 航空機では EA-18G Growler の調達に$1.3B、 F/A-18 Super Honet の調達に$2Bが認められた。 ・ミサイル防衛 ポーランドに GBI を配備するためのミサイルサイロ建設初度費$85Mは削除されたが、BMD の欧州配備の要求 $310Mの残りは認められ、2012年にチェコに配備するレーダ購入費は確保された。 |
2007.09.13 | Inside the Pentagon | Army costs rise | <0721-091302> 米陸軍参謀長は、FY-08の戦費は DoD が見積もった額より$25B多い$110Bを超えるとの見積もりを明らかにした。 これはイラクとアフガニスタンへの部隊派遣で、特にバクダッドへの兵力増強、新型の防爆車両等の装備によるもので、DoD が見積 もる補足予算$50Mの50%以上を必要とする。 |
2007.08.01 | Jane's Defence Weekly | US doubles funds for black projects in just a decade | <0717-080105> 米 DoD の秘密調達計画は、過去10年間で二倍以上になった。 FY-08要求で秘密調 達費は$31.9Bと、国防費全体の18%になっている。 特に秘密調達費の割合が高い空軍では、装備調達費の41%となる$13.9Bと、研究開発費の 42%になる$11.3Bが秘密調達費になっている。 |
2007.07.30 | Aviation Week & ST | Black budget | <0716-073002> 米国 CSBA (Center for Strategic and Budgetary Assessment) の試算によると、DoD のFY-08要求のうち、$31.9B が秘密計画予算で、$14.4Bが装備等の調達、$17.7Bが研究開発予算となっている。 この額は1995年当時より112%増加している が、昨年よりは1%の減となっている。 秘密計画の内容は、先進センサ、ステルス、HPM 等であるが、 IED 関連の開発が特に重視されている。 |
2007.07.02 | Aviation Week & ST | Numbers game | <0714-070206> 米下院はFY-08国防予算案を5月17日に可決した。 上院はイラク論争の影響で予算 可決は夏の末までずれ込むとみられる。 下院の法案で要求が認められていない主要なものは、FCS が$3.7Bか ら$857Mを、ABL から$559M、欧州 BMD から$66Mが削減されている。 上院の軍事委員会の法案は欧州 BMD から$85M、ABL から $200Mを削減し、C-17 の追加予算は査定なしであるが、FCS には$115Mを追加予算を提案している。 |
2007.05.28 | Defense News | The end of LSIs? | <0713-052801> 米下院の軍事小委員会は、FY-08国防予算法案で、2011年10月1日までに企業との LSI 契約を廃止する提案 を行っている。 同委員会は、FCS、LCS 等の大規模開発が大幅な遅延や予算の高騰を招いているのは、企業 への依存度が大きすぎることと DoD の管理能力の欠如が問題であるとしている。 LSI (Lead System Integrators) 契約は1990年代後半から採用されており、専門家は DoD に充分な管理及び技術要員の組織を4年以 内に確立することは極めて困難とする意見が強い。 |
2007.05.21 | Inside the Army | Hose keeps Missile Defense cuts,adds $205 million for Israeli BMD | <0713-052104> 米下院は先週、FY-08 BMD 予算を要求から$764M削減する軍事委員会案を承認した 。 ABL 計画からは$250M、欧州の GMDS 基地計画から$160M、MKVから$42M、STSS から$75Mの削減している。 これに対してイスラエルとの共同 BMD 関連予算として$205Mを追加した。 追加予算は Arrow、THAAD 及び David's Sling SRBMD の共同研究開発予算である。 |
2007.05.21 | Defense News | US Senete to debate House cuts to FCS, Missile Defense | <0713-052101> 下院軍事委員会でのFY-08国防予算審議は5月17日に終了し、22日から上院委員会での審議が開始される。 下院は陸軍の FCS 要求$3.7Bから$867Mを、MDA の$8.9B要求から$550Mを削減し、イラクでの IED 対処 に$500M、空軍が要求していない C-17 10機分として$2.4Bを追加している。 議会関係者は民主党勢力の拡大から現政権の政策に反対する意見が強まっているとし、上院での予算審議の動向を注目している。 |
2007.05.07 | Aviation Week & ST | Warfighters first | <0711-050707> 米下院の予算小委員会はFY-08国防予算で、10機の C-17 輸送機購入費$2.4Bと F-35 代替エンジン開発の継続費 $480M、州兵空軍 (ANG) と予備役の装備増強に$500M、ANG の F-16 用エンジン改善に$30Mをそれぞれ配分する提案を行った。 一方、陸軍の ARH から$470M、KC-X から$200M、CSRH から$153,3M、FCS から UAV 分の$21Mを含む$160M、 空軍から F-35 1機分$230M、MDA からは ABL の要求額$764Mから$400Mをそれぞれ 削減している。 |
2007.03.05 | Aviation Week & ST | On the horizon | <0707-030505> 米海軍はFY-08要求の焦点を艦船建造に向けるため、JSF、MV-22、MH-60 等、少なくとも 8件の計画で予算の節減を行う方針であり、FY-09以降順次復活する意向である。 現在、E/A-18G、F-35B 及び E-2D Advanced Hawkeye については、来年度予定する 主要マイルストンまで中止するかは未定である。 ・E/A-18G 昨年初飛行を予定通り行い、試験飛行を実施中である。 今後 China Lake に移動し運用試験を行う。 ・F-35C 初飛行を来年予定し、今春に CDR を予定する。 F-35A はこれまで7回の飛行試験を実施、S/W 改善を行って今週から飛行試験を再開 する。 ・E-2D 初飛行は2008年に予定している。 |
2007.02.12 | Inside the Army | Army's FY-08 budget request includes funds to grow the Force | <0706-021210> 米陸軍のFY-08要求は総額$130Bであり、そのうち$46Bは兵員の65,000名規模の増加予算である。 また各種ミサイル調達に$1.6B、弾 薬に$2.2Bをそれぞれ計上している。 これに反して LandWarrior、APKWS-Ⅱ 及び ATACMS の三計画は予算化を見送られ、、$372Mを計画していた MEADS は$200M以上削減された。 |
2007.02.12 | Defense News | US Army cuts $3B from FCS over six years | <0706-021203> 米陸軍のFY-08要求は、昨年度予算を$19B上回る$130Bで、車両、ヘリ、PAC-3 等の調達に$27.8Bを計上している。 FCS には$3.7Bを計上し、FY-09は$3.5Bを予定しているが、2008年~2013年の6年間で $3.4Bを削減する方針である。 削減は21,000人規模の兵員増強に伴うもので、UAV ClassⅡ 及び Ⅲ、UGV 1車 種、IMS が計画中止となり、LandWaker は FY-08に予算計上がなく、開発中止となる公算が高い。 旅団戦闘チームへの FCS 装備も、2015年以降、年間1.5個旅団から1個旅団にペースダウンする。 |
2007.02.12 | Defense News | MDA seeks Aierborne Laser delay, airship termination | <0706-021202> DoD が議会提出した MDA のFY-08要求は昨年度予算を$300M下回る$8.9Bで、計画では HAA の 開発中止、KEI 計画の見直し、 ABL による迎撃試験の延期等が予算削減の理由となっている。 |
2007.02.12 | Aviation Week & ST | Mil$pace | <0705-021206> 空軍が開発するセンサー衛星で$157.5Mを要求、2012年までの事業総額は$1.2Bを見積もっている。 ・SBIRS SBIRS は空軍が開発するミサイル警戒センサ搭載の衛星で、$1Bを要求、2013年までの総 額は$4.2Bを見積もっている。 ・AIRSS 空軍が開発しているフォーカルプレーンアンテナ搭載のミサイル探知衛星で、$230.9Mを要求。 ・MKV MKV は MDA が開発しているミサイル迎撃システムで、$106Mを要求している。 今後6年間の予算総額 は$2.57Bを見積もる。 KEI 及び EKV 用の Kill Vehicle 開発予算は今年度計上していない。 |
2007.02.12 | Aviation Week & ST | Slow death | <0705-021205> その他に HC/MC-130 の更新を計画しており、FY-09に HC×2機、MC×4機を C-130J または A-400M に更新 する。 空軍は5機の CV-22 を、海兵隊は21機の MV-22 を要求している。 |
2007.02.12 | Aviation Week & ST | Plan the plan | <0705-021203> 2月5日に米議会提出したFY-08予算要求の総額は$2.9Tで、うち通常の国防予算は$481.4B、装備品調達費は$101.7Bで、FY07より 22%、$20.4B増になっている。 国防予算規模は2008年の大統領選挙以降、縮小傾向となると予測され、FY-08 予算が GDP の4.4%であるがFY-11~12では3.2%まで下落するとみられる。 DoD は今後の予算削減の標的に JSF をあげており、海空軍は装備化が遅れることを予期した代替機の調達を計画している。 海軍は 2011年までの F-35 の調達機数を58機削減し、F/A-18E/F を28機追加調達する方針 で、空軍も F-15 の近代化を図り、AESA レーダ搭載の F-15E と空中戦機 F-15C を保有する計画である。 |
2007.02.06 | Yahoo | 毎日新聞記事 「米国防予算、前年度比11.3%・・・」 |
<0704-020602> 米国防総省が5日、2008会計年度の対テロ戦費を除く通常の国防費を前年度比11.3%増の$481.4Bと発表した。 特に陸軍は20%増の$130.1Bと突出している。 装備更新や人件費アップに加え、対テロ戦長期化に備え海兵隊と共に5年間で計92,000名増員することなどが押し上げの要因となって いる。 |
2007.02.05 | Defense News | US DoD to propose $622.6B budget for '08 | <0706-020503> DoD は2月5日にFY-08国防予算として$622.6Bを議会に要求した。 予算額には$141.7Bのイラク、アフガン 戦費が含まれ、通常の予算としては$481.4Bで、昨年度より約$41B増加している。 このうち陸軍予算は$128.6Bである。 同時にFY-07の緊急戦費として、$93.4Bを議会に要求したが、この額は昨年度より、約$6B減少している。 |
2006.11.22 | Jane's Defence Weekly | Missile Defense Agency looks to budget rise | <0624-112205> 米国議会予算局の予測では、MDA の経費は上昇を続け2016年には$16Bに達する。 更に一部の計画が順調に 行かなかった場合には$18Bに達すると予測している。 コスト見積では GMD が最も高コスト になっている。 また2015年~2019年には SM-3 に毎年$1Bずつを必要とする。 |
2006.10.05 | Inside the Pentagon | Army stands to recieve $1.3 Billion for missile procurement in FY-07 | <0624-100502> 米国のFY-07国防予算で、陸軍はミサイル調達経費として、要求より$72M減額の$1.3Mを割り当てられた。 これには JCM の継続開発費を含んでいる。 要求が満額で認められたのは、Patriot の$489M、ATACMS の$60.5M、TOW-2 の$32.4Mである。 |
2006.10.02 | Defense News | The flip side of fast-track acquisition | <0624-100203> イラクとアフガンでの戦闘に対処するため、米軍では新たな装備品の緊急開発や調達を通常の手順を踏まずに行っており、調達装備品 の維持管理、補給整備及び兵士の訓練が追いつかないという問題点が浮上している。 軍は IED 対処や JRAC (Rapid Aquisition Cell) 等、現地の要求に努めて対応する方針であるが、装備品価格は高価となり、補給整備 体制も不十分なまま出荷することとなる。 |
2006.10.02 | Aviation Week & ST | Doom and zoom | <0620-100206> 米航空企業各社は、来年度以降海空軍予算が年間$10B~$12B削減されるものと予測している。 米国は来年度以降、陸軍の戦闘能力の 再構築に重点を指向する方針であるため、F-35 JSF の機数削減の公算が高いとみられている。 その結果機体 価格は高騰する。 F-22 の調達は多年度一括契約方式が認められ、3年間で60機の取得が確実となった。 新規開発では UAV が主流を占め、Lockheed Martin社は斬新な翼形態技術を用いた Polecat HALE UAV と 可変形状翼 UAV の研究を実施中である。 Polecat の高度60,000呎での試験飛行は年末、形状可変翼機の縮小 型試験機の細部設計審査は11月に予定されている。 |
2006.05.11 | Inside the Pentagon | Bill directs Army to fully fund prioties or face FCS cuts | <0612-051102> 米下院の軍事予算委員会は、陸軍が要求する全項目について優先順位を明らかにしなければ、FY-08~FY13の FCS 所要経費を年間 $2.85Bに制限するとの法案を議会に提出した。 陸軍は FCS 開発には毎年$24Bを必要とし、今後5年間に$119.9Bを要すると見積もっているが、イラク戦争が開始されて以来、その経 費のほとんどを緊急予算として別途計上しており、イラク戦での損害車両等の経費や部隊再編の所要について求めた議会の要求にも回答 せず、反発を招いていた。 |
2006.05.08 | Aviation Week & ST | Explosive response | <0611-050803> FY-07国防予算案を審議している下院軍事委員会は、委員会案を来週中に議会に提出する。 委員会案では IED 対策 に$200M以上を承認すると共に、DoD が中止を決めた JSF 代替エンジン F136 開発計画に$408Mを充当し ている。 また、V-22 とF-22 の多年度調達を承認している。 ミサイル防衛等では、KEI が$100M、TSAT が$80M、MKV が$65M、GMDS が $55.8M、Space Radar が$30M、それぞれ削減されている。 |
2006.05.01 | Aviation Week & ST | Priority shift | <0610-050105> 米下院軍事委員会では FY-07予算審議が各小委員会で進められており、全般に航空機関連予算は認められそうだが、 ミサイル防衛関連と陸軍の FCS は削減される方向にある。 委員会では DoD が計画を中止した JSF 用の代替エンジン F-136 は継続実施を承認した。 また、F-22 及 び V-22 の調達は多年度調達とし、C-17 輸送機の3機増加と C-5 の改善も承認されている。 一方陸軍の FCS、MDA の TSAT、Space Radr は大幅な削減を審議しており、GMD 三番目のサイトとなる欧州 基地計画要求予算$55.8Mは、関係国の同意が得られていないとして削除されている。 |
2006.03.29 | Jane's Defence Weekly | Walrus project runs out of air | <0608-032906> Lockheed Martin社等が進めている Walrus 計画はFY-07要求に計上されておらず、計画は Phase Ⅰ が終了する 2006年8月時点で中止になる。 ・PATS Bell社が提案している PATS (Propulsive Anti-Torque System) は AH-1Z を改造して、テールロータの代わりに fan-powered system を取り付けるもので、元々2004年に計画中止になった UCAR (Unmanned Combat Armed Rotorcraft) として提案 されていた。 ・Seaplane UAV Seaplane UAV は外洋で運用し、海面を長期間浮遊してセンサを展開する。 同様の構想を Vought社が2005年 に Kingfisher Ⅱ として提案している。 tip-jet-rotor を用いた高速回転翼小型無人/有人機である。 ・Cormorant UAV Cormorant は Lockheed Martin社が進めている水中発射 MPUAV。 |
2006.02.27 | Inside the Army | FY-06 supplemental includes $91 million to replenish ATACMS inventory | <0608-022702> DoD はFY-06補正予算として$72.4Bを議会に要求したが、このうち$203Mは陸軍のミサイル補充に充てられてお り、$91Mが95発の ATACMS でイラクで消費された462発の補充用、$112Mが ITAS/TOW (Improved Target Acquisition/Tube-launched Optically-tracked Wire-guided) で112発を4個旅団 に、56発を2個州兵大隊に補充する計画である。 |
2006.02.15 | Jane's Defence Weekly | Review focuses on counter-WMD intelligence | <0605-021506> 2月3日に公表された 2006 QDR では、WMD 対策の強化と地球上いかなる地域をも攻撃できる 能力の強化が柱になっている。 このため以下のような施策が上げられている。 ・長距離攻撃機計画を2037年から2018年に前倒し ・現役の特殊部隊大隊を三倍増 ・Predator 及び Global Hawk の調達促進 ・Trident を通常弾頭搭載に改修 ・陸軍の旅団数を77から70に削減 |
2006.02.15 | Jane's Defence Weekly | More funding for classified items | <0605-021505> FY-07米国防予算要求における秘匿事業費が、引き続き軒並み増大している。 ・海軍の 'Chalk Eagle' はFY-05の$46Mが$139M ・海軍の 'Retract Maple' は$41Mが$344M ・空軍の 'advanced technology development' は$40M増えて$316M ・空軍の 'operational system development' は$1.28B ・空軍の F-117 を含む 'Special Evaluation Program' は二倍近い$530M ・空軍の 'Advanced Program Evaluation' は1999年の二倍となる$437M ・空軍の 'Evaluation & Aanlysis Program' は微増の$313M になっている。 |
2006.02.15 | Jane's Defence Weekly | Major US programmes are to remain intact | <0605-021503> SOF を2011年までに14,000名増員する計画の第一歩として、FY-07で4,000名を増員する。 空軍では SOF が Predator や Global Hawk を装備することになり、その飛行隊が新設される。 F-22A の生産は2010年まで延長され、F-35 とのギャップが埋められる。 陸軍はFY-07で18機の ARH と39機の LUH を調達する。 48個旅団ある現在の陸軍を77個旅団に改編する計画 は70個旅団に削減する。 |
2006.02.13 | Defense News | 2007 US defense budget proposal | <0606-021304> 研究開発及び試験評価に関する要求は$73Bで、2006年の議会承認額 $72Bよりも増加している。 |
2006.02.13 | Aviation Week & ST | Assumption angst | <0605-021303> 米政府は総額$120Bの補正予算を議会に要求しており、イラクとアフガニスタンでの装備品の消耗に伴うものが多く含まれている。 ま た、戦費も毎月$6.8Bを要しており、昨年から微増している。 FY-07国防予算の要求は厳しい状況に置かれ、装備の近代化に関わる予算はイラク戦の影響で議会による大幅な削減が予想されるが、 QDR で重視されている無人機、特殊作戦部隊、情報及びミサイル防衛は優先されるものとみられる。 |
2006.02.09 | Inside the Pentagon | USAF requests $105.9 billion,boosting funds for recapitalization,UAVs | <0606-020903> 米空軍のFY-07要求額は$105.9Bで、航空機の近代化と UAV の開発装備に重点が注がれている。 FY-07における空軍の近代化予算は$1.3Bと過去15年間で最も多く、F-22A と C-17 輸送機の調達が含まれる。 F-22A は2年間の製造期間延長により4機が追加調達され、183機を装備する予定と なっている。 また、今後数年以内に U-2 機の退役に伴う Global Hawk の調達を年間6~7機とするほか、 Predator の保有数を154機とする計画である。 |
2006.02.08 | Jane's Defence Weekly | Back to the drawong board | <0605-020802> 米空軍は B-52 を ECM として使う計画と F-35B STOVL を調達する計画を断念した。 B-52 Jammer は技術的な問題とコストが障害となり、次期 ECM 機計画は振り出しに戻ることになる。 BF-35B は短距離離着陸能力から運用可能な滑走路が飛躍的に増大すると考えられていたが、搭載能力と航続距離が制約されるため、 F-35A を空中給油機の支援で運用した方が有利との結論に至った。 |
2006.02.08 | Jane's Defence Weekly | USAF initiates search for future heavy bomber | <0605-020801> 2006 QDR では、従来2037年に計画されてきた次期長距離打撃力を2018年に配備する としている。 これについて米空軍は無人機と有人機の組み合わせになると見ている。 まず2018年までに無人 爆撃機を実用化して現有有人爆撃機と併用し、その後現有有人機の耐用命数切れに合わせて新有人機を開発する可能性が高い。 2006 QDR では JUCAS を海空別々の計画に分離するとしているが、米空軍 の考える無人爆撃機は X-45 よりはるかに大型のようである。 各社は2004年から Next Generation LRS (Long Range Strike) 計画の元に検討を進めているが、Lockeed Martin社は超音速無人機を、Northrop Grumman社は YF-23 を大型化した亜音速無人機を考えている。 |
【註:】 Boeing社が JUCAS の候補である X-45C の二倍の重量を持つ X-45D を提案していたが、これ も Next Generation LRS の候補思われる。 |
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2006.02.08 | Yahoo | 共同通信記事 「米、戦闘機の開発計画縮小・・・」 |
<0604-020802> ラムズフェルド米国防長官は7日、FY-07国防予算案で F-35 開発計画の一部を縮小し、$1.8Bの予算削減を行 ったことを明らかにした。 国防総省は英ロールスロイス社などが受注した同機の代替エンジン開発の中止を検討しているためブレア英首 相がブッシュ米大統領に開発継続を求め直談判していたが実らなかった。 長引くイラク駐留の影響もあり、F-35 計画の一部が撤回となったことで、緊密な米英関係に水を差した格好だ。 |
2006.02.08 | Yahoo | 産経新聞記事 「米2007会計年度、国防予算・・・」 |
<0604-020801> 米国防総省は6日、FY-07国防予算案でミサイル防衛に$10.4Bを計上した。 国防費の総額は $439.3Bと、前年度比6.9%の伸びで、緊縮型の予算全体のなかで突出している。 しかも、イラクとアフ ガニスタンでの戦費計$120Bは含まれていない。 ミサイル防衛費はFY-06の$8.8Bから$1.6Bの増額となり、迎撃ミサイルや前線配置移動式レーダーの生産などに振り分ける。 さらに、 宇宙設置型早期警戒システム向上のため2011年度までに$4Bを充てた。 |
2006.02.06 | Aviation Week & ST | Pressure cooker | <0604-020606> DoD にとって2007年度国防予算の要求はこれまでになく厳しいものとなる。 米議会は11月に下院議員の全員と上院議員の1/3の改選が行われるため、10月6日から休会となり審議日数はわずか130日にすぎない。 また、05' QDR が特殊作戦部隊の強化と非対称戦を重視する方針を掲げたことから状況は更に複雑化するとみられる。 |
2006.02.03 | Yahoo | 共同通信記事 「米国防予算5%増の52兆円 ・・・」 |
<0604-020301> 米国防総省はFY-07の国防予算案(2006年10月~2007年9月)として、前年度比約5%増の $439.3B(約52兆500億円)を要求することが、6日にブッシュ政権が議会に提出する予算教書に盛り込まれる。 また、ブッシュ政権はこの国防予算案とは別に、イラクとアフガニスタンでの米軍駐留費として近く$70B規模の補正予算と、2007会計 年度分として約$50Bを議会に要請する方針である。 |
2006.02.01 | Inside Missile Defense | 2005 Quadrennial Defense Review the first to adjust Strategic Forces | <0605-020102> 2005 QDR によると、空軍の保有する Minuteman Ⅲ ICBM を2007年以降、500基から450基に削減すると共に、 Trident の核弾頭の一部を通常弾頭に変更する。 また、大規模戦争に備えた NAOC (National Airborne Operations Center) 機の近代化を計画しており、現有の4機を退役させ、後継機 として Boeing 757 をベースとする C-32 を2機装備する他、海軍が戦略潜水艦部隊とリンクし、戦略核任務に運用する指揮統制機 TACAMO (Take Charge and Move Out) の改善を行う。 |
2006.01.30 | Defense News | USN fleet plan faces outyear challenge | <0605-013002> 米海軍が2月6日に公表した、今後30年間に273隻の艦船を建造し、合計313隻とする構想は極めて実現性に乏し い。 過去12年間の建造実績は計画の80.9%であり、年平均5.7隻であった。これを273隻にあてはめると220隻となり、313隻構想からは53隻不 足の260隻となる。 273隻を2036年までに建造するには年9.1隻の建造が必要であり、非現実的な案であることが判る。 |
2006.01.23 | Defense News | Exclusive: What's in the QDR | <0605-012301> 2006 QDR は2月6日に議会提出されるが、内容には以下の事項が記載されている。 空軍関連 ・F-22 の製造を2010年まで延長し、複数年度調達とする。 ・Long-range strike capability を2018年までに開発し、B-52 を56機に削減。 ・JUCAS 計画を見直し、将来長距離打撃部隊の45%を UCAV とする。 海軍関連 ・LCS 計画の促進を図る。 ・年間2隻の割で Virginia 級潜水艦を建造する。 陸軍関連 ・FCS 開発の継続と関連技術の早期戦力化を図る。 特殊作戦部隊 ・海軍 SEAL 及び陸軍 Green Beret 大隊等の特殊作戦部隊を15%増強する。 ・海軍に Rinerine Force (河川戦闘部隊) を新設する。 ・空軍に特殊作戦を任務とする UAV 飛行隊を新たに編成する。 |
2005.12.05 | Defense News | QDR will hold line on F/A-22, F-35: analyst | <0601-120504> 来年2月に発簡される QDR で、次世代戦闘機導入総数の問題はめまぐるしく議論されたが、最終的には当初の案である F/A-22 180機、JSF 2,500機に落ち着くとみられている。 これは米国内軍事専門家の多くが予測しているもので、F/A-22 の製造は生産ラインを維持するため、JSF の製造が開始されるまで月産 1.4機の割合で行われるとみられる。 しかしながら実際の製造は、議会の厳しい予算削減方針から DoD の計画通りには進まないというのが大方の予測でもある。 |
2005.11.28 | Inside the Navy | Draft report for Quadrennial Defense Review expected in December | <0603-112803> 9ヶ月にわたり行ってきた QDR 検討作業は終盤に入り、12月中旬に草案が公表されるとみられる。 検討は軍 の任務と役割、戦力と構成人員、所要兵器システム、法的根拠等6つの分科会で行われ、現在成文作業が進められているが、兵器調達額に ついては現在のところ未確定である。 11月21日に国防長官主催による高官会議が行われ、QDR の最終的な形態とFY-07予算要求項目が審議されたが、DoD では2007年~2011年 に少なくとも$32Bを削減する方針で、FCS、JSF 及び DD(X) も大幅な計画修正もしくは中止の対象となっている 。 |
2005.11.28 | Aviation Week & ST | Small cuts | <0524-112805> QDR 検討グループの高官が、各事業計画の削減が予測されているほど厳しいものではないことを示唆した。 F/A-22 の調達数は当初計画よりわずかに増加し180±4機となり、JSF の機種削減案は撤回されている。 ま た、Global Hawk や Predator などの UAV 調達は現状を維持するが、SBR は予算を削減される。 陸軍の FCS と海軍の DD(X) は予算削減の対象となっており、潜水艦部隊の新設も見送られる模様である。 |
2005.11.28 | Aviation Week & ST | Gathering storms | <0524-112804> 空軍事業に関しては、JSF と J-UCAS の取得優先順位、JSF の機種削減等が議題にあがっているが 、12月上旬にはその概要が明らかとなる。 |
2005.11.21 | Inside the Army | Following Whie House meeting,DoD eyes major weapons cuts and kills | <0603-112102> DoD は先週、White House で2007年度予算に関する協議を大統領補佐官等と行い、大幅な予算削減案について了解を求めた模様である。 政府はFY-07~FY-11に$32Bを削減する方針で、DoD はFY-07に陸軍の FCS、空軍の JSF、海軍の DD(X) 計画から、計 画の中止を含む大幅な削減を行うとみられる。 削減額については現在のところ不明である。 |
2005.11.21 | Aviation Week & ST | Bad timing | <0523-112104> DoD は15%以上の予算超過、又は6ヶ月以上計画が遅延している開発計画を明らかに した。 ・ACS (Aerial Common Sensor) 陸海軍の共同開発事業であるが、重量、空間及び冷却に問題があり、現在作業を中断している。 ・FCS (Future Combat System) 陸軍の計画見直しにより総予算が63%、$161B増加する。 ・ATIRCM/CMWS (Advanced Threat Infrared Countermeasure/Common Missile Warning System): 陸軍は予算額を$8.1M削減したが、計画は30ヶ月遅延している。 ・CVN 21 予算裏付けの遅れから次期空母計画は約1年遅延している。 ・DD(X) 開発上の問題と調達方針の変更から計画は約7ヶ月遅延している。 ・海軍 H-1 ヘリコプタ 改善仕様の問題から8ヶ月の遅延と$28.3Mの予算超過。 ・空軍 NPOOESS (National Polar-Orbiting Operation Environmental Satellite System) 技術上の問題から21.8%、$2.285Bの予算超過。 ・SBIRS-High 空軍の計画見直しにより10.7%、$10.638Bの予算超過。 ・WGS (Wideband Gapfiller Satellite) 部品交換の必要性から運用開始が22ヶ月遅延し、$22.3Mの予算超過。 |
2005.11.21 | Aviation Week & ST | Bad news,and good | <0523-112103> 米国の大手航空機企業数社は、国防予算がこの数年現状を維持した後、年間2~3%の割合で 減少するとみている。 また、航空機開発導入も年間5%程度の予算削減を予測しており、$1Bを超える主要な計画はすべて対象となり、2007年度予算及び QDR で DoD の方針が明らかになるとしている。 企業筋は空軍の B-52 SOJ 計画の中止は確実とみており、J-UCAS の計画見直しや 陸軍の FCS 計画の分割もあり得るとしている。 |
2005.11.16 | Yahoo | 毎日新聞記事 「米上院、58兆円の06年度防・・・」 |
<0523-111601> 米上院は15日、総額4,916億ドル(約58兆4,800億円)の2006会計年度国防権限法(防衛予算)案を全会一致で 可決した。 |
2005.11.14 | Aviation Week & ST | Budget bubbles | <0523-111403> 来年2月に完成する QDR では航空機関連予算の大幅な削減が予想され、空軍では F/A-22、JSF 以外の主要事業についても見直しと新た なロードマップ策定を進めている。 【主要検討内容】 ・B-52 12機の SOJ 機への換装 (2010年~2012年) の可否 ・新型給油機と AESA レーダ搭載の E-10 の優先順位 ・F-15C 及び F-15E への APG-63(V)3 AESA レーダ搭載の優先順位 |
2005.10.31 | Defense News | DoD Lowers QDR ambitions | <0524-103101> DoD の QDR 検討メンバーである高官は最近、作成にあたっては軍と議会の合意が必要との見解を示した。 専門家筋はこの発言が、QDR が大幅な軍改革構想からトーンダウンし、主要事業の 経費削減を主とした内容となることを示唆したものとみている。 一方、議会は QDR の議会報告を精査するため、独自の国防検討 CDR (Congressional Defense Review) を行っている。 |
2005.10.31 | Aviation Week & ST | Puts and takes | <0522-103102> 米議会の上下院予算委員会はFY-06国防予算法案の最終決定に向け両院協議会を近日中に開催する。 主要な項目で削減対象となってい るのは宇宙関連事業で、J-UCAS 及び JSF も削減対象となっている。 ・Space Radar: $225.8M要求に対し両院とも$125.8Mの削減 ・TCS: $835.8M要求に対し下院が$399M、上院が$250Mの削減 ・SBIRS-High: $756M要求に対し、上院が$100Mの削減 ・JSF: $5.02B要求に対し、下院が$152.4M、上院が$270Mの削減 ・J-UCAS: $350.1M要求に対し、上院が$200Mの削減 |
2005.10.24 | Defense News | DoD eyes up to $15B in 2007 cuts | <0524-02401> DoD は2007年度要求の国防予算$430Bから約$15Bを削減し、更に向こう6年間に$50B以上を削減する方向で検 討作業を進めている。 6年間での削減は空軍が$19B、海軍が$18B、陸軍が$15Bで、各軍はそれぞれ F/A-22、DD(X)、FCS の取得を優先する方針とみられる。 【対象となる可能性がある空軍の計画】 ・E-10 及び EB-52 の開発中止 ・C-17 輸送機の調達機数を220機から180機に削減 ・C-5 輸送機の改善を中止し、退役 ・F-35 開発計画の期間延長と調達機数の削減 |
2005.10.24 | Aviation Week & ST | Indispensable intel | <0522-102402> 米 NGA (National Geospatial Intelligence Agency) 長官は議会が予算の削減対象として挙げている SBR 、E-10 及び Global Hawk について、情報収集の観点から極めて将来に問題を生ずると懸念を表 明した。 同長官は、イラクでの戦訓や台風被害を例に挙げ、議会でいわれている衛星主体の情報収集では不十分であり 、特性に応じたセンサとプラットフォームの組み合わせによりはじめて有効な効果が得られるとしている。 |
2005.09.29 | Yahoo | 共同通信記事 「新型核、国防予算計上せず・・・」 |
<0519-092901> 米上院歳出委員会は28日、FY-06国防総省歳出法案を全会一致で可決したが、空軍が求めていた強力地中貫通型核 の研究費$4.5Mの全額カットを決めた。 貫通型核の研究費は、国防予算とは別枠でエネルギー省関連歳出法案にも$4Mが盛り込まれており、こちらは上院本会議を既に通過した ものの、貫通型の実現性に疑念を持つ下院は昨年に続き研究費の支出を認めない方針である。 |
2005.09.12 | Defense News | BMD costs may squeeze other Arms programs | <0521-091205> GAO は9月7日に発簡した報告書で、BMDS 開発に要する経費が非現実的に大きいことを指摘し、今後その他の兵器開発計画に多大な影響 を及ぼすと警告した。 また、MDA からの管理移管についても、時期が不明確であると指摘している。 |
2005.08.25 | Inside the Pentagon | England-ordared Fighter review will help shape FY-07 budget plan | <0521-082501> England米国防次官は、F/A-22 及び F-35 を含む全ての戦闘機計画の見直しを指示している。 見直しは DoD の効率的な戦闘機導入がねらいで、FY-07予算及び 08-POM に合わせ、来年8月までに3回に分け報告を求めている。 |
2005.08.01 | Aviation Week & ST | Gas Pains | <0516-080101> 原油価格の急速な高騰に伴い、DoD は主要開発装備の削減を検討している。 DoD はFY-07に年間の所要燃料経費が約 $10B不足するとみており、今後も価格高騰が継続すると見積っている。 議会が国防予算の切りつめを要求するのは確実であるが、イランやアフガンでの軍事費の削減は困難なため、CTOL型 F-35、F/A-22、 E-10A 及び SBIRS-High 等、主要な装備調達機数の削減や開発予算削減の検討を行っている。 |
2005.07.06 | Jane's Defence Weekly | UK MoD's rapid procurements criticised and praised | <0514-070603> 2003年のイラク戦争時に、英国の戦時緊急調達制度である UOR (Urgent Operational Requirements) で調達 された装備のうち三分の一は作戦開始に間に合わなかったことが、6月30日の英国議会委員会で明らかになった。 この中には Storm Sahdow も含まれている。 英国防省はイラク戦争に390件、総額$1.47Bの UOR を行った。 |
2005.07.04 | Aviation Week & ST | Foreboding | <0514-070407> DoD はFY-07以降の予算作業に着手したが、昨年12月に出された2005年~2011年の$30Bの削減方針により、主要な計画 の予算が大幅に削減されることを示唆した。 当局はFY-07とFY-08にどの程度の削減を行うか明らかにしていないが、2年間で$11Bが減らされるとみられ、F/A-22、JSF、ミサイル防 衛計画等への影響は必至である。 |
2005.06.13 | Aviation Week & ST | The $408-billion defense | <0513-061302> 米下院の総額$408BにのぼるFY-06国防予算法案の概要が6月7日に明らかとなった。 法案ではミサイル防衛予算から$143Mを削減、2つ の宇宙軍事計画から$425Mを削減し、更に JASSM 計画の中止を求めている。 DoD は JASSM に$150Mを要求しているが、3月26日と5月17日の発射試験に続けて失敗しており、下院は性能と 任務要求を満たしていないことを指摘している。 |
2005.06.09 | Inside the Pentagon | House appropriators approve $7.6 billion for Missile Defense in FY-06 | <0515-060901> 米下院予算委員会はこのほど、MDA の FY-06予算として要求より$143M少ない$7.6Bを承認した。 |
2005.04.13 | Jane's Defence Weekly | Boeing and US Army to renegotiates FCS deal | <0509-041303> 米陸軍が Boeing社と交わした FCS 開発契約に疑義がでて、両社は契約変更 の交渉を行っている。 発端は John McCain 上院議員が、従来防衛関連契約で行われていた政府の監督の一部を削除した理由の説明を求めたことにあった。 |
2005.03 | National Defense | Pentagon strategists ponder value of hgh-tech weapons | <0507-030023> DoD が現在行っている国防計画の見直し 2005 QDR は、これまでになく戦略から軍事技術まで大幅な変更が 予測される。 QDR では各種センサ、ネットワーク及び情報技術と精密誘導兵器の保持強化が図られる他、イラク戦の教訓から非正規戦に対するてこ 入れが行われる模様であり、来年2月に議会に報告した後、2007年以降予算に反映さ れるが、議会担当者と軍の議論は既に始まっている。 |
2005.02.28 | Defense News | Pentagon may reverse some cuts | <0513-022802> Ramsfeld 米国防長官は、FY-06国防予算を議会に提出した2週間後に、 C-130J Hercules の計画中止及び F/A-22 Raptor の2008年で の製造中止方針を撤回する意向を明らかにした。 一方、海軍の艦船建造に関わる計画縮小については依然撤回する意向を示していない。 |
2005.02.16 | Jane's Defence Weekly | Ballistic missile defence | <0505-021606> FY-06のミサイル防衛予算は、FY-05から$1B減って$8.8Bが要求さた。 KEI 計画はFY-06に予定されていた$1.1Bから$800M以上が削減されて要求され た。 アラスカに配備される GBI は10基追加の予定が5基追加になった。 Sea-Based X-band Radar は、FY-06 の予定がFY-07に延期された。 一方、MEADS 及び THAAD 計画は予定通り進められ、SM-3 もFY-06に11発調達される。 また日米で共同開発される能力強化型 SM-3 の 開発も予定通り行われる。 ABL、MKV などの開発も予定通りである。 |
2005.02.16 | Jane's Defence Weekly | Defence spending set to rise by almost $20bn | <0505-021605> 空母 Jojn F Kennedy の退役を早める計画については、既に議会が強硬に反対している。 JCM の計画中止については AGM-114 Hellfire や JDAM で埋め合わせできるため、陸 軍は反対しないと見られる。 SR 計画(従来の SBR 計画)はFY-08打ち上げを目指す。 海軍では BAMS UAV 計画の量産開始は FY-11 に延期される。 また MV-22 や CH-53X 計画も延期される。 |
2005.02.14 | Defense News | 2006 US Defense Budget Proposal; procurement plan | <0512-021404> (内容省略) 2 RDT&E plan (内容省略) |
2005.02.14 | Defense News | Carrier cuts and more | <0512-021402> DoD のFY-06予算要求によると、2006年~2009年の艦船建造は当初の38隻から27隻に削減 されている。 2月7日に公表された議会へのFY-06要求では、海軍の艦船建造は4隻、航空機は138機に削減している。 このうち LCS は2隻建造予定が1隻を次年度へ繰り越し、DD(X) は 2007年以降に建造を延期、次期空母 CVN-21 も2007年から2008年に建造を延期 している。 海軍仕様の JSF の調達も大幅に削減されており、FY-07は0、FY-08は16機から10機に、FY-09の40機は32機に 削減されている。 |
2005.02.14 | Aviation Week & ST | Bigger space | <0505-021402> 2006年度の国防予算教書では海空軍から陸軍に焦点が移っているが、宇宙を含む若干の情報通信関連予算は増額 が行われている。 ミサイル防衛関連予算がFY-11までに$5B削減されるのに対し、空軍の宇宙関連予算には昨年より$1.8B増の $9.9Bを要求している。 Space Radar (Space-Based Radarを改称) はFY-11までに$1.4Bを、TSAT (Transformation Satellite communication) には$11Bをそれぞれ要求しており、陸海軍の情報関連予算も微増している。 |
2005.02.14 | Aviation Week & ST | Near miss, for now | <0505-021401> 米軍首脳は政府が計上した2006年度国防予算$419.3Bを妥当なものとみている。 国防費全体の伸び率は抑制されたものの、昨年より 4.8% 増加している。 DoD は2011年度に$500Bを超える長期計画を考えているが、この春から開始する4年ごとの国防計画の見直しで ある QDR の内容が議会でどのように扱われるかで予算が大きく変わることを懸念している。 なお、今回の予算案にはイラク等の駐留経費は含まれず、別途補正予算として計上される。 |
2005.02.08 | Yahoo | 共同通信記事 「国防費4.8%増の43兆円、ミ・・・」 |
<0504-020801> ブッシュ米大統領が7日提出した2006会計年度予算教書で、国防予算は前年度比4.8%増の4,193億ドルを計上し た。 この中でミサイル防衛関連は11%減の88億ドルに削減された。 全体の伸び率は当初ベース7%増だった2005年度と比べ抑制されたが、国防総省は2011年度に国防予算が5,000億ドル を超える長期計画を立てており、対テロ戦争を理由とした国防費の聖域は残っている。 |
2005.02.04 | Yahoo | ロイタ通信記事 「4193億ドルの国防予算を議・・・」 |
<0504-020402> ブッシュ米大統領は来週7日行う予算教書演説で、今年度比4%増のFY-06>国防予算4,193億ドルを議会に要請す る見通しであることを、政府筋が3日明らかにした。 この国防予算には、イラクやアフガニスタンでの米軍駐留費などは含まれていない。 今年度のこれらの米軍駐留費は補正措置として1,050億ドルが計上される。 ブッシュ大統領は昨年、FY-05国防予算で前年度比7%増の4,017億ドルを要請していた。 FY-06の歳出総額は 2兆5,000億ドルになる。 |
2005.02.02 | Inside Missile Defense | Navy sets up Aegis missile defense shore support office | <0505-020201> 米海軍は1月初め、Aegis ミサイル防衛支援オフィスを創設した。 Aegis ミサイル防衛は現在、MDA の管理下に計画が進められている が、今後は NAVSEA (Naval Sea System Command) の管轄下に計画の実施を支援する。 90日以内に NAVSEA はこの部局の任務、機能及び活動範囲を公表する。 |
2005.02 | Jane's Missiles & Rockets | Joint Common Missile faces cancellation in defence cuts | <0506-020001> 米国防総省が2004年12月23日に発簡した文書 PBD 753 で、イラク戦争戦費捻出のため幾つかの装備計画の中止等を明らかにしたが、 その中に JCM 及び WCMD-ER の計画中止が含まれており、2月に議会に 提出されたFY-06予算要求からこれら関係予算は削除されている。 これらの計画が中止とされたのは、これらが軍の体制移行にさほど重要でないことのほか、2.75吋ロケット弾の精密誘導化(註: Hydra 70 を誘導化する APKWS のこと)も一因となっている。 この決定、特に JCM については、議会で覆される可能性もある。 JCM の計画中止は、計画に参入していた英国を始め、他の欧州諸国に衝撃を与え、欧州が進めようとしている MCT (Missile de Combat Terrestre) の推進に拍車がかかると見られる。 |
2005.01.31 | Aviation Week & ST | Rumsfeld team has admirable goals, but forgot to ask the military them | <0504-013104> |
2005.01.31 | Aviation Week & ST | Busy agenda | <0504-013102> 米議会での2006年度国防予算の法案審議は、これまで以上に厳しい状況となるものと予測される。 議会は国家予算全般に緊縮財政を行う意向だが、軍事費に関しては紛争の長期化に伴い人件費と戦費を維持せざるを得ず、装備開発費 は大幅に制限するとみられる。 DoD は国防計画の4年毎の見直しである QDR と、1997年から作業を進めこのほど完成した NMS (National Military Strategy) を議会に提出するが、この内容も予算審議での大きな論争となる。 |
2005.01.25 | Yahoo | 読売新聞記事 「米、追加補正予算800億ドル・・・」 |
<0503-012501> ブッシュ米大統領はイラク、アフガニスタンでの米軍駐留経費などのために、800億ドルの2005会計年度での 追加補正予算を議会に求める。 補正予算が成立すれば、2005年中に軍事作戦のために確保される予算総額は1,050億ドルにのぼる。 |
2005.01.24 | Aviation Week & ST | Fire sale | <0503-012406> 2005年度のイタリア国防予算はEUR19.49Bで、研究調達予算は要求額EUR4.5BからEUR1.3B削減されたため、国 防省は長期的な打開策の検討を始めている。 このため人員削減と共に、研究開発及び装備取得を努めて抑制す る。 2005年度の空軍関連主要予算は以下のとおりである。 ・Eurofighter Typhoon : EUR451M ・Panavia Tornado 改善 : EUR224M ・JSF : EUR128M ・Boeing 767 4機のTankerへの改造 : EUR152M ・MEADS を含む兵器システムんの開発及び取得 : EUR170M |
2005.01.12 | Jane's Defence Weekly | Rumsfeld moves to restrain soaring spending plans | <0502-011201> 米国はイラクでの戦費の増大から、今後国防支出を6年間に$30B削減して充当することになった。 主な事業の今後は、削減影響が大きい順に以下のようになる。 ・C-130J $5B削減 計画を中止し、空軍は輸送機の調達を中止する。 ・JCM $2.4B削減 JCM は計画を中止し、代替手段の検討に入る。 ・F/A-22 $10.5B削減 2008年で調達を中止し、装備数を96機で止める。 ・DD(X)及びその他の艦船 $2.4B削減 DD(X) の調達数を2隻削減する。 ・V-22 $1.25B削減 調達開始を1年延期する。 ・JSF 計画をそのまま続行する。 ・FCS 計画をそのまま続行する。 |
2005.01.10 | Aviation Week & ST | Budget bloodbath | <0503-011001> 米政府の予算管理局は慢性的な財政赤字の解消のため支出制限を強化する方針を固め、イラクでの戦費が増大する国防支出を今後 6年間に$30B削減する計画を明らかにした。 DoD はFY-05計画の見直しを含め再検討に着手しているが、研究開発と近代化事業は大幅な見直しと後退を迫られている。 ・ミサイル防衛: $5B削減 ABL もしくは KEI 計画の中止または縮小を検討。 ・JSF: 計画どおり。 仮に更なる削減があった場合対象となる。 ・F/A-22: 機数削減を検討。 但し議会は空軍と復活を図るとみられる。 ・C-130J: 計画中止を検討。 議会の反対は必至。 既に2009年までの発注が契約済みのため、賠償が必要となる。 ・V-22: 機数削減と調達延期を検討。 ・JUCAS: $1.1B削減 大幅な再計画を要する。 削減額は空軍計画への転用を認めている。 ・FCS: 削減対象として精査中。 総花的事業を止め、成熟技術項目に絞り込む案もある模様。 ・JCM 及び WCMD-ER: 計画中止を検討中。 JCM については英に対し意向を通知済み。 |
2005.01.05 | Yahoo | 共同通信記事 「ミサイル防衛50億ドル抑制・・・」 |
<0502-010501> 5日付のワシントン・ポストによると、米国防総省は来会計年度から6年間で、ミサイル防衛システム予算を当初計画 より50億ドル減らすなど、ハイテク兵器を中心に約300億ドル分の支出を抑制する方針を固め、2月初めに議会に提出する2006会計 年度(05年10月~06年9月)の予算教書に、この支出抑制措置が盛り込まれることになるという。 これは財政赤字半減方針と、イラク戦争など対テロ戦で中核を担う陸軍の予算増額を受けたもので、国防予算 の伸びは抑制されるが、06年度予算は依然05年度を上回る見通しである。 |
2004.07.12 | Defense News | US defense bills sent back to services | <0417-071201> 2005年度の国防予算法案が提示され、DoD と各軍は8月の復活折衝に向け準備を行っている。 陸軍は2012年の運用開始を目指す FCS の研究開発費が、下院で$324M、上院で$150M削減されたことについて 復活を求める。 空軍は懸念されていた F/A-22 Raptor の調達機数24機が上下院ともに認められ、要求どおりの予算が示されたが、ミサイルの調達は上 下院とも削減案を示し、特に JASSM 調達については上院が360発、$150Mの要求をを承認したものの、下院は57 発、$8Mの減額を提示している。 |
2004.07.12 | Aviation Week & ST | Internet war | <0414-071202> DoD は民間の直販企業である FedEx や L.L. Bean のインターネット物流をモデルとして、野戦兵站システムを再構 築する準備を進めている。 湾岸戦争やイラク戦で軍は見積もりを越える大量の補給品を至短時間で現地に送る必要があったが、インターネットの活用により現地 の要求に基づき、所要の補給品を適時に輸送することが可能となる。 陸軍も FCS 運用開始に向け検討を行っており、衛星を利用するインターネット網を作り、輸送配分機構 を改善し、統合補給網を構築するとしている。 DoD はまた、戦場に物資を輸送する C-130級の垂直離発着機の必要性を検討しており、陸軍よりも海軍と海兵 隊が開発導入に期待を寄せている。 |
2004.04.26 | Defense News | U.S.Lawmakers want to pay for Iraq war now | <0411-042602> ブッシュ政権が、イラク戦の所要戦費$50Bを大統領選の後となるFY-05に要求していることについて、下院の共和党議員からは直ちに少 なくとも$20B規模の緊急予算を振り向ける必要があるとして、法案提出の動きをみせている。 |
2004.02.11 | Jane's Defence Weekly | Air force focus on global role | <0404-021107> ・RQ-4 Global Hawk を4機要求 ・MQ-1 Predator A を7機、MQ-9 Predator B を2機 要求 ・E-10A MC2A の開発継続 ・SBR (Space-Based Radar) 開発費を$170Mから$328Mに増額。 2012年に最初の打ち上げ ・AGM-158 JASSM 360発を要求 ・SDB の開発継続と LRIP として158発の要求 ・海軍計画の JSOW 計画からの撤退と、経費の WCMD などへの転用 |
2004.02.11 | Jane's Defence Weekly | US defence budget: balancing modernisation with operations | <0404-021106> FY-05国防予算案は$401.7Mと、前年度比7%増であるが、増加分は人件費、行動費、維持費が主で、研究開発費は前年度比$4.6B増の $68.9Bであったが、装備調達費は$74.9Bと前年同額であった。 当面の重点はミサイル防衛、装甲強化型 HMMWV の調達、5番目の Striker 旅団戦闘団の編成であり、長期的 重点は SBR (Space-Based Radar)、陸軍の FCS 及び海軍の DD(X) となっている 。 |
2004.02.09 | Defense News | Missile defense big winner in '05 plan | <0407-020903> DoD は2005年度ミサイル防衛予算に昨年よりも19%、$1.5B増の$9.14Bを議会に要求している。 増額予算には地上発射型迎撃ミサイルの導入増、Thule 及び Greenland の早期警戒レーダー改善、海上配備型 X-band レーダの開発、 及び THAAD の開発配備の促進等が含まれている。 |
2004.02.02 | Defnse News | US '05 budget plan boosts R&D/td> | <0405-020201> 2005年度の米国防予算要求は総額$401.7Bで、装備調達が若干抑えられたものの研究開発とミサイル防衛は増額 されている。 調達要求はFY-04の$75.3Bから$74.9Bと減額されているが、RDT&E は$64.3Bから$68.9Bに、MDA 予算は$7.7Bから$9.2Bに増額している。 核兵器に関連する約$20Bはエネルギー省管轄で国防予算には含まれていない。 1980年代に国防費は、GDP の6%、全予算の25%以上であったが、FY-05要求では GDP の3.6%、予算総額の17.8%に抑えられている。 |
2004.01.31 | Yahoo | 共同通信記事
「ミサイル防衛予算13%増 ・・・」 |
<0402-013101> 米国防総省がFY-05の国防予算案で、ミサイル防衛関係予算として前年度当初比13%増の102億ドル(約1兆770 億円)を計上している。 計上されたミサイル防衛予算のうち、陸軍の PAC-3 を除く MDA の予算は20%近く増え91億ドルになっている。 米政府は05年末までに、 ① アラスカ州とカリフォルニア州に GBI を 20基 ② イージス艦に SM-3 を 10基近く の配備を計画している。 |
2004.01.24 | Yahoo | 共同通信記事
「米国防支出7%増を要求 予・・・」 |
<0402-012402> ブッシュ大統領が2月2日、議会に提出する予算教書は、財政赤字削減に向け裁量的経費の伸びを前年度比1%未満に抑えるが、テロとの 戦いを重視して国防と国土安全保障関連の支出は「聖域」扱いで例外となる方針である。 米国防予算は中枢同時テロ後の2003年度予算教書で14%増とレーガン政権以降以来、最大の伸びを記録したが、2004年度は4%増にとどま っていた。 |
2004.01.24 | Yahoo | 時事通信記事 「米政府、国防予算7%増求め・・・」 |
<0402-012401> 米国防総省は23日に、ブッシュ大統領が2005会計年度(2004年10月~2005年9月)の国防予算として、前年度比7%増 の4,017億ドル(約43兆円)を議会に要請すると発表した。 (註:わが国の16年度防衛予算は約5兆円であり、米国は日本の8.6倍) |
2004.01.19 | Defense News | $470 Billion for U.S. defense | ブッシュ政権は2005年度国防予算$470Bを議会に要求するとみられている。 要求提案は
分割して行われ、2月に$420Bを、11月の大統領選後にイラク戦等に対応する緊急補足予算$50Bを議会に要求する模様。 要求額はFY-04予算よりも5%増だが、特に真新しいものはなく、DoD の中期計画に沿った内容とされ、$420Bの うち$20Bはエネルギー省所掌の核兵器の維持製造に充当される。 専門家の予測では海軍の艦船建造、空軍の F/A-22、陸軍の |
2003.12.22 | Aviation Week & ST | Season's woes |
DoD の調達予算額は2000年度の$46Bから$70Bに増加しているが、各種航空機等の導入優先順位を巡って計画は難航している。 細部は明らかにされていないが、特にイラク戦での戦訓や上層部の意向もあり、無人偵察機や宇宙配備レーダー等が優先され、巡航ミ サイル防衛や KC-767 給油機、E-10 の導入は優先度が低くなっているものとみられる。 |
2003.12.15 | Inside the Army | OSD mulling 'Penetrator' cuts to accelerate Cruise Missile Defense |
DoD は2月のFY-05予算案提出に向け準備作業を進めているが、この中で巡航ミサイル対処 (CMD) 能力を強化するため
TACMS-Penetrator 事業を中止する検討が行われている。 CMD は2008年の初期配備を目途にFY05~09に総額$1.9Bを充当する方向で検討を進めており、代わりに TACMS-P を削除するというもの。 TACMS-P は陸軍の ATACMS 用推進システムに海軍の侵徹弾頭を装着し堅固な掩蔽標的を攻撃するミサイルで、現在 ACTD の最終年度に ある。 |
2003.12.04 | Inside the Pentagon | Bush approves FY-04 nuclear stockpile,test readiness spending |
米政府はこのほど、2004年度予算として NNSA (National Nuclear Security Administration) の核関連活動に$6.3B、核非拡散事業に
$1.3Bをそれぞれ承認した。 また、これとは別に海軍の空母及び潜水艦用原子力推進装置の新規開発に$766Mを充当した。 核関連活動には核物質の貯蔵備蓄、非核融合試験、核爆発模擬試験及び科学技術キャンペーン等が含まれている。 |
2003.11.12 | Inside Missile Defense | Authorizers direct DoD to review missile defense acquisition policy | 米議会はこのほど、2004年度の国防予算法案を可決したが、この中で DoD のミサイル防衛に関するスパイラル方式の 開発と導入に疑問を呈し、2004年3月までにその妥当性と調達政策を明らかにした報告書の提出を求めている。 |
2003.11.05 | Jane's Defence Weekly | High budgets dent defence industry | 10月21日にロンドンで行われた Jane社主催の Economist Defence Industry Conference で何人かの出席者から、米
国の多額の国防支出が欧米軍事産業の体質を弱めていると指摘された。 それによると、ブッシュ政権が軍事費の大規模な増大を行った結果、既存兵器維持費の常属的増大や、天井知らずの新兵器価格増大か らくる 'death spiral' から抜け出す厳しい決心が遅れている。 |
2003.10.01 | Inside Missile Defense | NMD,PAC-3 funding boosted FY-04 appropriations bill | 米議会はこのほど、$368.2Bにのぼる2004年度国防予算法案を可決した。 ミサイル防衛関連予算では前年より$1.4B
を増額し$9.1Bが計上されたが、政府の要求額よりも$5.1Mの減額となっている。 このうち2004年配備予定の NMD 予算は要求より$181M増額され、$3.6Bを計上している。 また、PAC-3ミサイルの製造についても要求額より$60M多い$621.6Mが認められている。 法案は10月1日に大統領が認可し成立する。 |
2003.09.25 | Inside the Pentagon | House approves defense appropriations conference agreement | 米下院は9月24日、$368.2Bにのぼる2004年度国防予算法案を可決した。 上院の議決は25日
に行われる。 この内、装備品の調達予算は$74.7Bで昨年より$3.1Bの増、研究開発には$65.2Bを充当し、昨年より$7Bの増となっている。 また、弾 道ミサイル防衛には昨年より$1.4B多い$9.1Bが、陸軍の FCS 開発には$1.7Bが認められ、UAV の開発導入 にも$1.4B以上が計上されている。 |
2003.06.02 | Inside the Army | Hunter presses Army to consider heavy armor for fourth SBCT | 米下院は陸軍の第4SBCT (Stryker Brigade Combat Team) の重装甲化と機能強化のため、$100MをFY-04予算案に追加
する。 陸軍は第2装甲騎兵連隊を 第4Stryker旅団に改編し、2006年の IOC とすることを計画しているが、予算法案 可決後 30日以内に強化内容について議会報告することを求められている。 |
2003.05.12 | Defense News | F/A-22's budget woes | 米議会の軍事予算委員会はこのほど、FY-04要求予算に新装備開発導入経費として$4.4Bを追加し、国
防予算総額を$400.5B とする法案を提出した。 反面、空軍の F/A-22 予算 $161M を陸軍の戦車と装甲車の改善に転用、更にソフトウェアーの信頼性に ついての問題が解決するまで $136M を保留する決定を行った。 |