中国軍事予算に関する報道

年 月 日
出   典
標       題
要             旨
2025.03.05
 09:45
共同通信

(Yahoo)

中国、25年の成長目標5%前後 全人代開幕、国防費7.2%増 <2504-030504>
 中国の第14期全国人民代表大会全人代=国会)第3回会議が5日に北京で開幕し、李強首相が政府活動報告を行った。
 2025年の国内総生産(GDP成長率目標を2024年と同じ5.0%前後に設定し、トランプ米政権との貿易摩擦激化に対処するため金融緩和と積極財政で内需拡大を図る姿勢を鮮明にした。 2025年予算案に前年比7.2%増となるCNY1.7846T(36兆8,000円)の国防費を計上し軍拡を推進する姿勢を示した。
   活動報告は景気刺激に向け「適切な時期に預金準備率や政策金利を引き下げる」と明記し、経済を下支えするため、GDPに対する財政赤字率を前年の3.0%から4.0%前後に引き上げる方針を盛り込んだ。
 物価下押し圧力が強まっていることを踏まえ、2025年は物価上昇率目標を2.0%前後に設定し、2024年の目標の3.0%前後から引き下げた。
 2024年のGDP成長率は同年の目標と同水準の5.0%だった。
2024.03.05
 09:36
日経新聞 中国国防費7.2%増の34兆8000億円 24年、軍拡路線貫く <2404-030506>
 中国国務院が5日、2024年国防予算(中央政府分)の伸び率は3年連続で7%を超え前年比7.2%増のCNH1.6655T(34兆8,000億円)だと発表した。
 中国経済の低迷が続く状況でも軍備拡大を優先する姿勢を鮮明にした。
2024.03.04 Janes Holding steady: Asia-Pacific defence spending shows signs of ‘normality' <2404-030418>
 世界的な地政学的・経済的状況で不確実性がますます高まるなか、2024年のアジア太平洋地域の国防費の伸びは、少なくとも一見したところ驚くほどゆっくりであり、抑制さえされている。
 域内予算のかなりの割合が少なくとも草案の形で公表されており、2024年のアジアの軍事費は$603.9Bに上ると予想されている。
 これは名目4.9%の上昇に相当するが、インフレの影響を考慮するとわずか2.1%の増加にとどまる。
2023.03.15 Jane's Defence Weekly Beijing increases defence budget by 7.2% to USD225 billion <2305-031505>
 中国が全国人民代表大会(全人代)で3月5日、2023年の国防費を7.2%増のCNY1.554T ($225B) とした。
 この伸び率は2019年の7.5%増以来の伸びで、2020年には6.6%増、2021年は6.8%、2022年は7.1%であった。
2023.03.05
 11:05
時事通信

(Yahoo)

成長目標は5%前後 国防予算、7.2%増の30兆円超 「台湾独立反対」・中国全人代が開幕 <2304-030506>
 中国の国会に当たる第14期全国人民代表大会(全人代)第1回会議が5日午前に北京の人民大会堂で開幕した。 李克強首相が政府活動報告を行い、2023年の経済成長目標を前年よりも0.5%低5%前後に設定した。
 一方、国防予算案は前年比7.2%増のCNY1.5537T(30兆5,600億円)と、日本の防衛予算案6兆8,219億円の4.5倍になり、国防費案の伸びは今年も経済成長目標を大きく上回り、軍事拡張路線が鮮明となった。
2022.09.26
 07:08
時事通信

(Yahoo)

中国、「強軍」へまい進=国防費90倍に―透明性欠き戦力増強 <2210-092604>
 1972年の日中国交正常化から50年を経て、中国は増大した国力をてこに軍事力を強化し、国防費は約90倍に拡大した。
2022.08.25
 13:51
ロイタ通信

(Yahoo)

台湾、23年防衛予算は大幅増額提案 中国との緊張受け <2209-082507>
 台湾行政院が25日、中国との緊張が高まる中、2023年の国防予算(特別予算含む)を前年比13.9%増のTWD586.3B ($19.41B) とする案を発表した。 特別予算を除く国防予算の伸び率は12.9%で、防衛予算が歳出全体に占める割合は14.6%である。
 装備調達にTWD108.3Bの追加支出や国防部向けの特別予算を盛り込んだ。 詳細な内訳は公表していない。
 国防予算の増加率は2017年以降4%未満に抑えられていたが、一気に2桁の大幅増となった。
2022.08.17
 05:00
日経新聞 中国、27年までに核弾頭700発 国防費は30年間で39倍 <2209-081701>
 防衛白書によると中国の国防費過去10年間で2.2倍30年間で39倍に増え、2022年度の24.7兆円にのぼり、日本の防衛費の4.6倍に相当する。 総額ベースでは世界一の米国に次ぐ規模である。
 白書では核戦力の拡大に警鐘を鳴らした。 中国は
PLA創設100年にを台湾侵攻の目標年に据えているとの見方もある2027年までに最大700発の核弾頭、2030年までに少なくとも1,000発の核弾頭を保有する可能性に触れている。
 武器や装備の能力拡大も詳述していて、最新鋭の第4.5世代戦闘機の数は日本の4倍の1,270機を保有する。
2022.03.05
 10:22
時事通信

(Yahoo)

経済成長目標は「5.5%前後」 国防予算7.1%増、「強軍」継続 党大会へ安定最優先・中国全人代開幕 <2204-030508>
 中国の国会に当たる第13期全国人民代表大会(全人代)第5回会議が5日午前に北京の人民大会堂で開幕した。 李克強首相が今年の経済成長目標を5.5%前後とする方針を示した。 昨年の成長率は8.1%で「6%以上」とした目標を達成したが、今年は雇用安定、民生保障、リスク防止の必要性を考慮し、過去2年の成長率の平均値にとどめた。
 これに対して国防予算は前年比7.1%増の1兆4,504億5000万元(26兆3,000億円)と、経済成長目標を大幅に上回る伸びを確保し、習主席が掲げる「強軍」路線の継続が明確に示された。
2021.06.15 日経新聞 世界の軍事費、冷戦後に4割増 米中で半分占める <2107-061503>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が4月に20年の世界の軍事費の推計額を発表した。 それによると世界各国の2020年の総軍事費は$1.981Tと過去最高を記録した。 前年比2.6%増で、冷戦終結が宣言された後の1990年に比べて4割多くなった。 米国と中国の2ヵ国で世界全体の半分を占め、上位10ヵ国では3/4に達する。
 額が大きいのは上から米国、中国、インド、ロシア、英国の順番だった。 GDPで世界3位の日本は$49.1Bの9位に位置する。
2021.04.26 TBS News

(Yahoo)

世界の軍事費、コロナ禍でも最高額更新 <2105-042603>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が26日、2020年の世界の軍事費が推計値が残る1989年以降で過去最高額となる$1.981Tだったと発表した。 COVID-19の感染拡大で世界経済が打撃を受けるなか、各国が軍事費を増加させている。
 中国やロシアの脅威に懸念を強めている米国が1位2位の中国は26年連続での増加で10年前に比べて76%増となっている。 この2ヵ国で世界全体の総額の半分以上を占めており、日本は1.2%増の9位であった。
2021.03.17 Jane's Defence Weekly China announces 6.8% increase in 2021 budget and outlines technology priorities for the 'new era' <2105-031702>
 中国全人代初日の3月5日、第14次5ヵ年計画の初年度となる2021年国防費6.8%増のCNY1.355T ($209.4B) と発表された。
 第14次5ヵ年計画では新時代の先端軍事技術を取り入れた軍の知能化の推進を謳っている。
2021.03.05 TBS News

(Yahoo)

中国の今年の国防予算 6.8%増で22兆円超 <2104-030508>
 中国政府が5日、今年の国防予算について昨年比6.8%増の1兆3,553億元(註:$208B)、日本円で22兆円を超えることを明らかにした。 COVI-19による経済の落ち込みから回復するなか、昨年の伸び率をわずかに上回った。
 今世紀中ごろまでに世界一流の軍隊を目指すとする中国は、3隻目の国産空母の建造が伝えられるなど、軍備の増強を進めている。
2021.02.27 時事通信

(Yahoo)

中国紙、国防予算7%増と予想 前年上回る伸びか <2103-022701>
 中国共産党機関紙人民日報系の環球時報が26日、複数の軍事専門家が今年の国防予算について前年を上回る伸びの約7%増と予想していると報じた。
 昨年はCOVID-19感染拡大で経済が打撃を受け、前年以下の伸びだったが6.6%増を維持した。 同紙は、中国経済は回復しており国防予算の着実な伸びが見込まれると報じた。
2021.02.26 NHK

(Yahoo)

世界の防衛費 コロナで経済打撃でも増加 日本円で193兆円余に <2103-022602>
 英国際戦略研究所 (
IISS) が25日に発表した年次報告書Military Ballanceにると、世界全体の2020年防衛費はCOVID-19の感染拡大で経済が大きな打撃を受けるなかでも前年比で3.9%増加して$1.83Tに達したとしている。
 このうち最多は米国で78兆円余りと全体の4割を占め、これに次いで中国が20兆円余りとなっていて、日本は5兆円余りで8番目となっている。
2020.05.23 Focus 台湾

(Yahoo)

中国の国防費、台湾の約15倍 国防部「非対称戦力を強化」 <2006-052301>
 中国政府は22日に始まった全国人民代表大会(全人代)で、今年の国防費に前年比6.6%増となる1兆2,680億500万人民元(19兆1,440億円)を計上した。 これに対し、台湾の国防予算は約3,512億台湾元(1兆2,570億円)にとどまり、中国の今年の国防予算が台湾の15倍に上ることが分かった。
 これについて台湾国防部報道官は23日、軍備で中国共産党と競い合わないと述べ、非対称戦力の強化を重視する台湾の姿勢を強調した。
2020.05.22 毎日新聞

(Yahoo)

中国の国防予算、6.6%増 19.1兆円、高水準を維持 全人代 <2006-052202>
 中国の全国人民代表大会(全人代)に22日に提出された2020年の予算案によると、国防費の中央政府分は前年実績比6.6%増の1兆2,680億元(19兆1,700億円)で、伸び率は2019年の前年比7.5%増を下回ったが、対米摩擦の激化を背景に経済の停滞が鮮明になる中でも高い水準を維持した。
2020.05.19 ロイタ通信

(Yahoo)

中国国防費、今年も増額の公算 新型コロナによる景気悪化でも <2006-051901>
 中国政府は全国人民代表大会(全人代)が22日に開幕するのに合わせ、今年の国防費を前年より増額する方針を示す見通しである。 COVID-19の流行が国内景気に暗い影を落とすが、米国による軍事圧力が増大しているとの認識の下、再び増額を決めるとみられる。
 中国は昨年の予算で国防費を前年比7.5%増やしたが、通年の国内総生産 (GDP) 成長率は6.1%にとどまり、国防費の増加率を下回った。
2019.08.19 Aviation Week & ST Beijing swings defence spending toward equipment <1910-081904>
= 中国の国防費で装備費の比率が上昇しているとする記事 =
┏━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━━┳━━━━┓
┃  ┃人糧費┃訓演費┃装備費┃装備費┃総  額┃総  額┃
┃  ┃CNY**B┃CNY**B┃CNY**B┃ % ┃(公表)┃ (SIPRI)┃
┣━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━╋━━━━╋━━━━┫
┃2010┃ 186 ┃ 170 ┃ 177 ┃ 33.2 ┃  533 ┃  783 ┃
┃2011┃ 207 ┃ 190 ┃ 206 ┃ 34.2 ┃  603 ┃  891 ┃
┃2012┃ 196 ┃ 233 ┃ 241 ┃ 36.0 ┃  669 ┃  994 ┃
┃2013┃ 200 ┃ 270 ┃ 271 ┃ 36.6 ┃  741 ┃ 1,114 ┃
┃2014┃ 237 ┃ 268 ┃ 324 ┃ 39.1 ┃  829 ┃ 1,233 ┃
┃2015┃ 282 ┃ 262 ┃ 365 ┃ 40.2 ┃  909 ┃ 1,333 ┃
┃2016┃ 306 ┃ 287 ┃ 404 ┃ 41.3 ┃  977 ┃ 1,437 ┃
┃2017┃ 321 ┃ 293 ┃ 429 ┃ 41.1 ┃ 1,043 ┃ 1,541 ┃
┗━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━┛
2019.05.03 産経新聞

(Yahoo)

「中国、潜水艦隊を増強」米国防総省が報告書 <1906-050304>
 米国防総省が2日、中国の軍事安全保障の動向に関する年次報告書を公表した。 報告書によると中国海軍は潜水艦隊の増強優先課題に掲げ、2020年までに65~70隻体制となると予想している。 報告書によると、中国海軍は現在、戦略原潜4隻、攻撃型原潜6隻、通常動力の攻撃型潜水艦50隻の計60隻を保有し、2020年代半ばまでにASCMを搭載したType093(商級)攻撃型原潜の改良型を建造する見通しとしており、西太平洋に展開する米海軍の空母打撃群などに対するA2/AD戦略の強化につながる恐れが高い。
 報告書はまた2018年の中国の国防予算について公式には$175Bとされているものの、研究開発費や外国からの兵器購入費などを含めると実際には$200Bを突破したとみられると指摘し、2020年までには$260Bまで膨張するとの予測も明らかにした。
2019.04.29 時事通信

(Yahoo)

世界の軍事費「最高水準」=米中が押し上げ-国際平和研 <1905-042903>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が29日、2018年の世界の軍事支出が実質で前年比2.6%増の$1.822Tだったと発表した。
 米国と中国の2ヶ国だけ上位15ヶ国の支出総額の半分を占め、米国の$649Bであるのに対し、中国は推定$250Bで1994年に比べ約10倍に膨らんだ。
 上位15ヶ国の総額に対するシェアは米国が36%、中国14%だった。
2019.04.29 東京新聞 世界の軍事費、2.6%増 米中底上げ、日本9位に後退 <1905-042902>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が29日、2018年の世界の軍事支出が前年比2.6%増の$1.822Tだったと発表した。 米国と中国の軍事費の増加が全体を押し上げた一方、日本は前年とほぼ同じ順位は2017年の8位から9位に後退した。
 全体の81%を占める上位15ヶ国は前年と同じ顔ぶれで、トップの米国は前年比4.6%増の$649B、軍拡を続ける中国は5%増の推定$250Bで2位である。
2019.03.05 毎日新聞

(Yahoo)

中国全人代 「強軍」路線鮮明に 台湾問題などで米国を意識 <1904-030506>
 5日に公表された中国の2019年の国防予算(中央政府分)は、経済が減速する中で20兆円に迫り、規模は米国に次ぐ世界第2位を維持し、今世紀半ばまでに「世界一流の軍隊」を目指す習指導部の強軍路線が改めて鮮明になった。
 予算額は前年実績比7.5%増の1兆1,898億元(19兆8,000億円)と4年連続で1桁の伸びとなったが依然として経済成長率を上回り、予算規模は米国の4分の1、日本の4倍に迫る。 2000年から見れば10倍程度の急増となる。
2019.03.05 産経新聞

(Yahoo)

中国の成長率目標は6~6.5% 国防費は7.5%増 <1904-030505>
 中国政府が5日に開幕する全国人民代表大会(全人代)で、2019年のGDP成長率目標を2018年の6.5%前後から引き下げ6~6.5%に設定したことを李首相が政府活動報告の中で明らかにする。
 一方、国防費は前年比7.5%増の約1兆1,898億元(19兆8,000億円)を計上している。
2019.02.13 時事通信

(Yahoo)

中国国防予算、20兆円規模に=前年並み伸び率-人民日報系紙 <1903-021305>
 13日人民日報系の環球時報が13日、2019年の国防予算が前年並みの伸び率で約1兆2,000億元(19兆,6000億円)に達する(註:8.4%増)見通しだと報じた。 2018年の国防予算は前年比8.1%増の1兆1,069億元で過去最大で、予算額は米国に次ぎ世界2位の規模になっている。
 2019年の国防予算は3月に開かれる全国人民代表大会で公表される。
2018.08.17 時事通信

(Yahoo)

日米視野に爆撃機飛行拡大か=中国、28年に国防費26兆円超―国防総省 <1809-081705>
 米国防総省が16日に公表した中国の軍事安全保障の動向に関する年次報告書で、中国の国防費が2028年には$240B以上 に達すると推定し、軍事力拡大に警戒感を示した。
中国の軍事安全保障の動向に関する年次報告書
 また中国空軍が過去3年間で沖縄、台湾、フィリピンを結ぶ「第一列島線」を越え、戦略爆撃機H-6Kを西太平洋にまで飛行させていると分析し、 米国や日本などへの攻撃を想定した訓練の一環として、爆撃機の飛行範囲を拡大している可能性が高いと指摘している。
2018.08.17 日経新聞 日本の周辺、軍事費増強 中国に呼応し東南アジアも <1809-081702>
 ストックホルム国際平和研究所の推計では世界の軍事費は2017年に$1.739Tと2008年比9.8%増えた。 冷戦終結後は減 少していたが21世紀に冷戦期を上回る規模に戻り、近年は伸び続けている。
 全体を押し上げるのは世界2位の軍事大国になった中国で、公表値は外国からの武器調達や研究開発費を含まないため 同研究所の推計を使っているが、2008年で$10B程度の軍事費は2017年に2倍超の$22.8Bに膨らんだ。 日本周辺各国の伸び率は以下の通りである。
  ・米 国: -14%
  ・中 国: 110% (註: 年率7.7%)
  ・ロシア:  36% (註: 年率3.1%)
  ・東南ア:  39% (註: 年率3.3%)
  ・日 本:  4.4%(註: 年率0.4%)
2018.03.14 Jane's Defence Weekly China announces 8% increase in defence spending <1805-031404>
 新華社通信が3月5日、第13回全人代で中国2018年国防支出8.1%増のCNY1.107T ($175B) と 発表されたと報じた。
 過去の国防費の伸びは2016年が7.6%増、2017年が7.1%増で、2018年はこれらを上回っている。
2018.03.05 ロイタ通信

(Yahoo)

中国国防費、18年は8.1%増に 全人代で予算報告 <1804-030503>
 中国の全人代2018年の国防費に、過去2年間の伸びを上回る前年比8.1%増の1兆1,100億元 ($175B) を計上すると明らかにした。 2017年は7%増の$164.6Bを計上、米国の国防費(予算案ベース)の1/4だった。
 李克強首相は事前に公表された政府活動報告で、2018年のGDP伸び率の目標を昨年と同じ6.5%前後に設定したと明らか にしている。
2017.03.15 Yahoo 産経新聞記事

「中国全人代が閉幕 成長率6.5%目標や1兆元超の国防予算承認」

<1704-031504>
 中国の第12期全国人民代表大会(全人代)第5回会議が15日、2017年の経済成長率目標 を前年の6.5~7%からやや低い6.5%前後に設定した政府活動報告や今年度の予算案などを承認し閉幕した。 成長率目標は3年連続で引き下げ られた。
 前年度実績比7%増の1兆443億9,700万元(17兆3,000億円)の国防費を盛り込んだ予算案も反対棄権票が279票と昨 年より100票以上減少し、体制内の異論の萎縮をうかがわせた。
2017.03.06 Yahoo 産経新聞記事

「中国17年国防費は1兆440億元 初の大台突破、日本の3.3倍」

<1704-030605>
 AP通信が6日までに、中国財務省当局者が2017年度の国防予算が前年度実績比7%増の1兆 440億元(17兆2,000億円)に上ることを明らかにしたと報じた。
 中国の国防費が1兆元を超えるのは初めてで、米国に次ぐ世界第二位日本の平成29年度予算案の 3.3倍にあたる。
2017.03.05 Yahoo 時事通信記事

「中国全人代、国防費公表されず=『閉鎖的』批判も」

<1704-030504>
 中国で5日に開幕した全人代国防予算案の具体的な額の公表が見送られた。 中国の 国防予算案は例年全人代の開幕に合わせて配布される中央地方予算案報告で明らかにされてきたが、今年の予算案報告では科学技術や外交など他の項目も含めて支出 額の記載はなかった。
 今後、公表される可能性はあるが、南シナ海などで中国軍の動きが活発となるなか、内外の関心が集まる全人代開幕で公表がなかったことは「閉鎖的」との批判を 浴びそうである。
2017.03.04 Yahoo 時事通信記事

「中国、国防予算、初の1兆元大台へ=今年7%伸びに」

<1704-030401>
 中国の国会に当たる全人代の報道官が4日に今年の国防予算の伸び率について、7%前後 になりGDPの1.3%前後になることを明らかにした。 2016年の国防予算は前年実績比7.6%増の9543億5,400万元だったことから、今年の国防予 算は1兆200億元程度になると見られ、これで今年の国防予算は初めて1兆元(16兆5,500億円)の大台に乗ることが確実になった。
 中国の国防予算は1989年以降、2010年を除いて二桁増だったが、経済成長の鈍化により2016年は6年ぶりの一桁増にとどまっていた。
2016.12.14 Record China 中国の国防予算、2020年までに西欧諸国の総計に匹敵―英軍事情報会社 <1701-121405>
 IHS Jane'sが12日、中国の国防予算2020年までに2010年当時からほぼ二倍の $233B(26兆8,400億円)に膨らみ、西欧諸国の国防予算の総計に匹敵する規模になるとの見方を示した。
 一方南シナ海周辺の緊張が高まっていることについて、2011~2015年までの南シナ海地域諸国の軍事支出は総計$166Bだったが、2016~2020 年までは$250Bまで膨らむとの予想している。
2016.03.16 Jane's Defence Weekly China increases defence spending by 7.6% to $146bn <1605-031604>
 中国が2016年の国防費を、前年度比7.6%増のCNY954B ($146B)であ ることを明らかにした。 これにより、2011年以来続いていた国防費の二桁増は終わることになる。
2016.03.14 Aviation Week $ ST Not so fast <1605-031401>
 中国の2016年国防費は前年比7.6%増であるが、物価上昇率3%を差し引くと実質4.5%増で、 経済成長率予測の6.5~7%を下回ることになる。
 2001~2014年に国防費がGDPに占めた割合は2~2.2%を上下しており、2016年も同様としているが、一部の経済学者は中国の 2015年GDP成長率を、政府発表の6.9%を下回ると見ていて、一般に国防費の上昇率GDPの上昇率上回っていると見られている。
2016.03.08 朝日新聞

インターネット

中国・海南省の国防予算案、倍増 南シナ海の進出強化か <1604-030804>
 北京で開会中の全人代海南省分科会で示された資料によると、同省の2016年防衛予算案は1億2,107万元(21億180万円) で、2015年の6,417万元の1.9倍に増えている。
 中央政府分の国防予算案が前年実績比7.6%増の9,543億5,400万元(16.7兆円)と6年ぶりの一桁増にとどまったことと比べても、海南省の伸び率は突出しており、中国経 済が減速するなかでも同省の防衛に手厚く配分し、南シナ海の実効支配で地元政府と軍との連携を強化するものとみられる。
2016.03.05 Yahoo 時事通信記事

「新5ヵ年成長、6.5%以上に=国防予算7.6%伸び―中国全人代開幕」

<1604-030501>
 中国の第12期全国人民代表大会(全人代)第4回会議が5日、北京の人民大会堂で開幕した。
 政府活動報告では2016~2020年の中期的な経済社会政策を盛り込んだ第13次5ヵ年計画期間中の経済成長率の目標を年平均6.5% 以上と設定し、前5ヵ年計画の7%目標から引き下げた一方、2016年の国防予算は前年実績比7.6% 増の9,543億5,400万元(16兆7000億円)になった。
2016.03.04 Yahoo J時事通信記事

「国防予算、6年ぶり1桁増=経済減速と歩調―中国」

<1604-030405>
 5日に開幕する中国の全国人民代表大会(全人代)に提案される2016年の国防予算について全人代の報道官が4日、 伸び率は最近数年と比べて低く7~8%になることを明らかにした。
 中国国防費は1989年以降、2010年を除いて二桁増が続いており、6年ぶりの一桁増となった。
2016.02.09 読売新聞

インターネット

「西側、軍事的優位弱まる」…英研究所が分析 <1603-020905>
 英国際戦略研究所が9日、"Military Ballance 2016"を発表し、中国やロシアによる高度な軍事技術の開発配備により、軍事技術による 西側の優位が徐々に失われ、世界の軍事バランスが変化していると指摘した。
 中国の2015年の軍事費は前年比10.1%増の$145.8Bで米国に次ぐ世界二位で、世界の軍事費の9.3% を占めた。 ロシアはサウジアラビアに次ぐ四位となる$65.6BでGDPの5.4%を占めた。
 アジア全体の軍事費も、2015年は前年比5.6%増加し、欧州のNATO加盟国の合計を$100B上回っ た。
2015.11.18 Yahoo Record China 記事

「中国の2014年軍事支出は世界2位、ロシアの2倍に―露メディア」

<1512-111806>
 ロシア世界武器貿易分析センタが、2014年のロシアの軍事支出は前年より順位を下げ英国に次ぐ 5位だったと明らかにした。 中国は米国に次ぐ2位で、ロシアの二倍だった。  ルーブルの対米ドルレートが暴落したことによるところが大きいという。
 $654.2Bと他国を大きく引き離している米国は国防予算を大幅に減少させているものの、2009年には$757.4Bにも達し、全世界の軍事費の約半分を占めていた。
2015.04.13 日経新聞

インターネット

14年軍事費、日本は9位に後退 中ロ急増 <1505-041303>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が13日、2014年の世界の軍事支出に関する報告書を発表した。  日本はインドとドイツを下回り、2013年の7位から9位に後退した。
 中国の軍事支出は2013年比9.7%ロシアは同8.1%も急増した。 更 に2005年と比べると中国は167%ロシアは97%、インドは39%、韓国は34%の増加だったのに対し、日本は 3.7%減少した。 円安が影響したとみられるが、アジアの中で相対的低下が目立つ。
2015.04.13 読売新聞

インターネット

中国の軍事費9.7%増、米に次ぐ2位…14年 <1505-041302>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が13日、2014年の世界の軍事支出に関する報告書を発表した。  中国の軍事費は前年比9.7%増、2005年比では167%増の$216Bと米国に次ぐ2位で、 我が国は$45.8Bで9位であった。
 中国と対立するベトナムは前年比9.6%増、2005年比で128%増の$4.3B、オーストラリアも前年比 6.7%増の$25.4Bで、アジアオセアニア地域全体の軍事費は前年比5%増と世界の約1/4を占めた。  報告書は、その要因が中国の軍備拡張にあると指摘している。
2015.04.13 Yahoo 産経新聞記事

「世界の軍事支出 中国が突出、伸びが世界最高9.7%増 ロシアも8.1% SIPRI 報告」

<1505-041301>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が13日、2014年の世界の軍事支出に関する報告書を発表した。 世界の軍 事支出は3年連続で減少し、前年比0.4%減だったが、中露などの増加が目立った。
 国別の軍事支出では、世界最大の米国が2013年比で6.5%減らすなか、第2位の中国が9.7%、第3位 のロシアも8.1%増となった。 第4位のサウジアラビアは、中東情勢の流動化を受け、同17%増であった。
2015.03.16 Aviation Weelk & ST Bang per Yuan <1505-031601>
 中国の2015年国防費は前年比10.1%増であるが、3%の物価上昇率を考えると実質増は6.9%である。 これに対し 2014年度は、名目12.2%、実質9.7%増であった。
 しかしながら習主席が進める腐敗防止キャンペーンにより、中国軍の予算効率は大幅に向上している模様である。
2015.03.05 Yahoo 時事通信記事

成長目標7%に引き下げ=国防予算、5年連続2桁増―全人代開幕・中国

<1504-030501>
 中国の全人代が5日に人民大会堂で開幕し、2012年から3年連続で7.5%前後だった成長目標を引き下げ、2015年の GDP の成長目標を 7.0%前後に設定した。
 これに対し国防予算は8,868億9,800万元(16兆9,000億円)で、前年比10.1%増になった。 国防費 の二桁増は5年連続で、1989年以降は2010年を除いて二桁増が続いている。
2015.03.04 Yahoo 時事通信記事

「海洋支配視野に軍拡=国防予算10%増―『反腐敗』口実に軍改革も・中国」

<1504-030406>
 中国全人代報道官が4日、全人代に提案される今年の国防予算の伸び率が5年連続の二桁増となる前年 比で10%前後になると明らかにした。
 一方、反腐敗闘争を掲げる習近平政権は軍の実力者に対する汚職追及にも力を入れていてが、これと並行して習国家主席は 軍幹部の大規模な人事も断行ている。 特に自身が22年間勤務した福建、浙江省を管轄する南京軍区出身者を要職に登用して軍の掌握を図ろうとしてい る。 米軍事筋は、腐敗を口実に陸軍を主体とした抵抗勢力を抑え、軍改革を推し進める考えだと指摘している。
2015.03.04 Yahoo 時事通信記事

「今年の国防費、10%前後の伸びに=5年連続で2桁も―中国」

<1504-030404>
 中国全国人民代表大会(全人代報道官が4日の記者会見で、5日開幕の全人代に提案される今年の国防予算 について、伸び率が10%前後になると明らかにした。 総額は約8,890億元(17兆円)に達するとみられる。
 2014年の国防予算は前年実績比で12.2%増で、今年の伸び率が10%以上なら、5年連続の二桁増となる。
2015.02.17 Yahoo ロイタ通信記事

「アングル:中国国防予算が景気減速でも拡大へ、『強軍の夢』重視」

<1503-021701>
 中国は景気減速にもかかわらず、全国人民代表大会(全人代)開幕日の3月5日に公表する2015年国防予算を堅調な水準に維持 する方針と見られる。 中国の国防費は過去20年間、ほぼ途切れることなく二桁で伸びているが、専門家は実際はさらに大きいと見ている 。 中国の昨年の国防予算は12.2%増の$130Bで米国に次ぐ規模だった。
 中国指導部は急速な経済成長に伴い軍の近代化が必要だとして、国防予算の伸びを正当化しているが、2014年の GDP 伸び率は7.4%増と24年ぶり の低水準だったほか、2015年は7%前後に減速するとみられている。
2015.02.12 Yahoo 産経新聞記事

「中国軍拡、アジア国防費の4割 英研究所報告」

<1503-021203>
 英国の有力シンクタンク国際戦略研究所 (
IISS) が11日、Military Balance 2015 を発表し、増え続ける アジアの国防費に占める割合が、10年に28%であった中国が2014年までに38%に増え、中国の軍 拡に対する懸念がさらに増大しているとの見方を示した。
 報告書は、アジア諸国の国防費は2010~2014年に27%増大したと推計している。
2015.01.14 Record China 経済成長はスローダウンも軍事費急増は止まらず、中国の先進兵器開発続く―米メディア <1502-011403>
 AW&ST誌が、中国が2015年も国防費二桁増をキープするとの見方を示した。
 中国経済は成長率の鈍化が明らかで、15年の経済成長目標は7%に引き下げられるとの見方が大勢を占めているが、それでも国防 費は従来通りの伸び率が確保されるという。
2014.06.06 Yahoo ロイタ通信記事

「2013年の中国国防費が14.8兆円、公式発表上回る=米国防総省」

<1407-060606>
 米国防総省が5日、中国の2013年国防費が、中国政府が公式に発表した$119.5Bを21%上回った $145B以上に上っていたとする試算を発表した。
 国防総省によると、中国は会計上の透明性が低いため正確な費用推計は困難だという。
2014.04.16 Yahoo 新華網記事

「インド軍、中国との軍備差縮小のために『国防支出30%増』要求 実現は困難との声も―中国メディア」

<1405-041607>
 インド軍の責任者が先日、国防計画者は今後10年以内に国防費30%増やして、中国との軍事力 の差を縮めなければならないコメントしたと、中国新聞網が16日報じた。
 インド軍は10年以内に国内外から新装備$150Bを調達する。 また7年以内に$10Bを投じて中印国境に8,000名の新たな山岳部隊を配置するほ か、5年以内に$6Bかけて中印国境で道路などのインフラ建設を進めるという。 更に同国には$7B以上をかけて戦車や装甲車4,900両に暗視装置を搭載するほか、航空機でも$3B を投じる長期購入計画もある。
【註】
 10年間で30%増とは、年率では2.66%増に過ぎない。 これに対し中国の国防費は毎年二桁%増と、比較にならない。
2014.04.16 Yahoo Record China 記事

「中国の軍事費10年で170%増、増加幅は世界最大―SIPRI」

<1405-041606>
 ストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が14日、2013年の世界の軍事費が前年比1.9%減だ ったと発表した。 欧米では軍事支出が減少する一方でその他の国では増加が見られ、その差は縮小傾向にある。 2013年のアジアの軍事支出は前年 比3.6%増の$407Bで、中東は4%増、中南米は2.2%増、アフリカは8.3%増だった。
 2004~2013年の10年間で軍事支出の増加幅が一番大きかったのは中国で、増加幅は170%だった。  2位はロシア、3位はサウジアラビアで、どちらも100%以上増加している。
2014.04.14 Yahoo 時事通信記事

「世界の軍事費2%減=中露は大幅増―SIPRI」

<1405-041405>
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所 (
SIPRI) が14日発表した報告書によると、2013年の世界の軍事支出は 前年比1.9%減の総額$1.75Tであった。 欧米の関連予算削減が減少の主な要因だが、中国やロシアなどは逆に 大幅な伸びを示したという。
 報告書によると、支出額が最大だったのは米国で$640B、2位が前年に続き中国で$188B、以下ロシア ($87.8B)、サウジアラビア ($67B)、フランス ($61.2B) と続いた。 日本は前年より三つ順位が上がり、8位の$48.6Bだっ た。
2014.03.12 Jane's Defence Weekly China announces rise in defence budget to $131.8bn <1405-031214>
= 前年比12.2%増の中国の2014国防予算に関する記事 =

 
2014.03.05 Yahoo 時事通信記事

中国国防費12.2%増=4年連続2桁の伸び―尖閣・歴史で対日けん制―中国全人代

<1404-030505>
 人民大会堂で5日に全人代が開幕するのに伴い公表された中国の2014年国防予算は、前年実績比で12.2%増の8,082億3,000万 元(13兆4,400億円)に達した。
 4年連続二桁の伸びで、昨年の10.7%増という伸び率も上回った。
2014.02.06 Yahoo Record China 記事

「中国、14年の国防支出は推定15兆円、15年までに英仏独の合計額を突破も―米メディア」

<1403-020602>
 VOA が5日に New York Times の報道として伝えたところによると、IHS Jane's が世界の国防予算に関する報告書で、中国の2014年の国防支出は推定 $148Bで、2015年は推定$159.6Bに上るとした。
 報告書では、中国の国防支出は2015年までに英、仏、独を合わせた額を上回り 2024年までには西欧諸国の合計額を上回ると見ている。
2014.02.06 日経新聞

インターネット

東アジア軍拡に懸念、軍事費3年で13%増 <1403-020601
 Military Ballance 2014 が、日本を含む東アジアで軍事費が急増していると、軍拡競争の激化への懸念を示した。  2012年に欧州を追い抜いたアジアの軍事費は、年率二桁近い伸びを続ける中国に触発され、周辺国もそろって増加しており、10年に 比べて13.2%増となっている。
 
IISS のチップマン所長は、軍事バランスのアジアへのシフトが続いていると強調した。
2014.02.05 東京新聞

インターネット

日中韓の『軍拡』進む 英戦略研報告書 <1403-020503>
 英国際戦略研究所 (
IISS) が5日、'Military Ballance 2014' を発表した。
 2012年から2013年にかけてアジアで増加した国防費のうち6割弱を、日本、中国、韓国の3ヵ国が占 め、尖閣諸島や歴史問題などをめぐる緊張の高まりが、国防費の拡大競争を招いている実態が浮き彫りとなった。
2013.07.06 Record China 中国の軍事費、2021年に2000億ドル突破の見込み―露華字メディア <1308-070602>
 中国とインドは他のアジア国家に比べると軍事面の充実にはるかに多くの力を注いでおり、JDW の予測では、2021年に中国の国防予算は$207Bに 達し、64%増になるという。
 さらに、インドの国防予算も2021年に$200Bに達し、54%増になる見込みである。
2013.04.15 Yahoo AFP=時事記事

「2012年の世界の軍事支出、14年ぶりに減少 新興国では増加」

<1305-041504>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が15日に発表した報告書で、2012年の世界全体の軍事支出は前年比で 1998年以降初めて減少に転じたことが明らかになった。 米国の軍事支出は戦費削減が主な要因で6%減 少し、2013年もこの傾向は続くとみられる。
 その一方で中国の軍事支出は7.8%増ロシアは16%増で、かねてから緊張が続く 中東地域は8.4%増だった。 また、南シナ海など領有権をめぐって緊張が高まる地域を抱えるアジア全体では3.3%増だった。
2013.03.18 Aviation Weeks & ST Changing pace <1305-031801>
 中国経済の減速に伴い、国防費増大のペースも落ちてきている。 2013年の国防費は10.7%増 と発表されているが、3%と見られる物価上昇を引くと、実質7.5%増になっている。
 中国の国防費は以前から、公表と実際には差があるとされてきたが、近年その差が徐々に狭まってきており、2013年も差の差が縮むとすれば、実際の国 防費増大は更に少ないものになる。
2013.03.15 Yahoo 朝日新聞記事
「中国の国防費、10年後に米国並み ミリタリーバランス」
<1304-031503>
 英国国際戦略研究所 (IISS) が14日を発表した "Military Ballance 2013" で、現在、世界二位の 中国の国防費が、早ければ2023年にも米国と同じ規模に達する可能性があるとしている。
2013.03.14 産経新聞

インターネット

『ミリタリー・バランス2013』増強続くアジアの軍事費、初めて欧州諸国抜く 英研究所 <1304-031402>
 英国国際戦略研究所 (IISS) が14日、"Military Ballance 2013" を発表した。 その中で、中国の軍備増強に対 応を迫られるアジア諸国全体の軍事費が2012年に初めて欧州諸国の国防費を上回ったとしてい る。
 中国の軍事費は2011年から2012年にかけて8.3%増大し、アジア全体は2011年に対前年比で2.44%増だったのが2012年には同4.94%となった。 ただ、 日本については2010年から2012年にかけ東アジアで唯一防衛費を削減した国と紹介している。
2013.03.13 Jane's Defence Weekly Chinese defence budget continues to increase <1304-031304>
 新華網が3月5日、全人代で2013年の国防費がCNY720.2B ($114.5B) で前年比10.7%増と発表されたと報じた。
 しかしながらこのことから、2012年の国防費は、当初要求のCNY670.3BからCNY650Bに下方修正されていたことが明らか になった。
2013.03.08 Yahoo 東洋経済記事

「"軍事予算獲得"にひた走る、中国人民解放軍」

<1304-030803>
・解放軍は、高度成長の中で冷や飯を食っていた!?
 中国が3月5日発表した2013年の軍事予算は、前年実績比10.7%増となったが、2001年から2011年にかけて中国の 名目 GDP は13~15%成長であったなかで、軍事費の対 GDP 比はほぼ横ばいで推移してきた。
 更に国家の財政収支は同時期に15~20%近い伸びを持続して、空前の黒字を計上し続けたため、軍関係者のなかで は、解放軍や関連ビジネスはむしろ冷や飯を食わされている、と言う意識すらあったと伝えられている。
・解放軍の「失われた10年」を取り戻す戦いが始まった!
 人民解放軍は胡錦濤時代には冷や飯を食わされたとの意識が強い。 したがって、習近平時代の10年は人民解放軍にとっては、胡錦濤時代の失われた10年の後の正 常化の時代と位置付けられる。
2013.03.07 Yahoo Record China 記事

「中国の軍事費拡大は明らかに鈍化している=米専門家が指摘―英紙」

<1304-030702>
 英 Financial Times紙が5日、は中国の軍事費急拡大の時代は終わりを告げ、軍事費の伸びは鈍化しているとの、 米国で中国の軍事について研究している専門家の指摘を報じた。
 それによると1990年から1999年の国防予算成長率は平均15.7%、2000年から2009年は平均16.7%で推移しているが、 最近3年を見ると、2011年の12.7%、2012年の11.2%、そして今年の10.7%と明らかに鈍化し ている。
 また、中国の実際の軍事費は公表されたものよりはるかに多いとされているが、公表された軍事費と推定された実際の軍事費の差は年々縮小 しているという。
2013.03.05 Yahoo 時事通信記事

「『治安維持』予算、11兆円超=4年連続で国防費上回る―中国」

<1304-030504>
 5日に開幕した全人代に合わせ財政省がまとめた2013年の予算案報告によると、治安維持などに使われる公共安全関連費 は7,690億8,000万元(11兆5,000億円)となった。
 これは前年比8.7%の伸びで、国防予算を上回った。
2013.03.05 NHK

インターネット

中国 国防費予算2けたの高い伸び <1304-030503>
 中国のことしの国防予算は前年比10.7%増と引き続き二桁の高い伸び率となり、急速な軍 事力の増強に国際社会からの懸念が高まることが予想される。
 中国の国防費は、1989年以降2010年を除いて20年以上にわたり、毎年二桁の高い伸びを記録しており、この 10年で四倍に増えている。
2013.03.05 Yahoo 読売新聞記事

中国国防費、日本の2.4倍に…全人代開幕

<1304-030502>
 北京の人民大会堂で5日、開幕した中国の第12期全国人民代表大会(全人代)第1回会議で温家宝首相は、海洋の総合管理を強化し、国家の 海洋権益を守っていくと強調し、尖閣諸島などを念頭に国家主権や領土問題で譲歩しない姿勢を改めて示した。
 全人代にあわせて財務省がまとめた国家予算案によると、2013年の国防予算は、前年実績比10.7%増の7,406億2,200 万元(11兆1,100億円)に達し、3年連続で二桁の伸びとなった。 わが国の2013年度予算案での防衛関係費は前年度比0.8%増の4兆6,804億円 となっており、中国の国防予算は公表分だけでも日本の2.4倍になる。
2012.10.16 東京新聞

インターネット

中国国防費、公表と推計の差拡大 過去11年で4倍超える <1211-101604>
 中国の国防費について、中国政府の公表値と、この分野で定評のあるストックホルム国際平和研究所 ( ISIS) の推計値の差が、2000年の$12Bから、2011年には$52Bと四倍超に急拡大したことが、米シンクタンクの戦略国際問 題研究所 (CSIS) の報告書で分かった。
 CSIS 報告書によると、ISIS は中国の国防費について、2000年の公表値は$22Bだったが $34Bと推計し、2011年は$90Bとの公表に対し$142Bと分析した。
2012.10.16 Yahoo 時事通信記事

「アジアの国防費11年で倍に=中国は4倍増」

<1211-101603>
 米シンクタンクの戦略国際問題研究所 (CSIS) が15日、日、中、韓、印、台5ヵ国の国防費に関する報告書を公表した。  それによると、2011年における5ヵ国の国防費の総計は$224B億に達し、2000年以降の11年間で約二倍になった。 中でも中国は四 倍増と顕著な伸びを示し、軍備増強に力を入れている実態が浮き彫りになった。
 中国の国防費は、2000年の$22.5Bから2011年は$89.9Bに増え、2001年にインドを抜いてアジア第二位の国防支出を記録し、2005年には日本をしのぎ一位になったとして いる。
2012.09.20 Yahoo Searchina 記事

「中国の2012年の軍事費は約1000億ドル=中国国防部長」

<1210-092001>
 パネッタ米国防長官と会談した中国国務委員の梁国防部長が18日、中国の軍事費は2011年よりやや増加して $100Bに達したと明かした。
 梁国防部長は、中国の軍事力は確かに増大しているが、その増大の水準は国家の経済建設と足並みを揃えており、中国経済の成長率と比較した場合、軍事力の成長率は低 めだと語った
2012.07.13 Yahoo Searchina 記事

「中国の戦闘機輸出、米国とロシアを抜いて世界1位へ (1) 」

<1208-071305>
 ロシア世界武器貿易センタが9日、2008~2015年の世界の新型戦闘機輸出ではロシア米国がそれ ぞれ販売数量と成約高で首位を占め、中国が数量で第三位になるとの報告書を公表した。 しかし輸出企業別では、中国の 成都飛機が2012年以降の4年間に競争相手の米国、ロシアを抜いて世界一位になるとしている。
 ロシアのシンクタンクがまとめた最新統計では、2008年~2011年の4年間における世界の新型多用途戦闘機の輸出数は764機で、総額は$32.8Bであるが、2012~2015年 の今後4年間では497機、総額は$33.9Bにのぼると分析している。
 中国は今後の4年間に受注が大幅に増加し、受注額では、米国、ロシア、英国、スウェーデンに次ぐようになると見られる。
Searchina 記事

「中国の戦闘機輸出、米国とロシアを抜いて世界1位へ (2) 」

2012.04.18 Yahoo 朝鮮日報記事

中国の軍事費、10年間で2.7倍に

<1205-041803>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI が17日、昨年の世界の軍事費が前年比で0.3%増の $17.38T(約140兆6,000億円)となったが、物価上昇分を考慮すると前年並みにとどまり、1998年以来増え続けた軍事費支出の伸びが13年ぶりに止まっ たとの分析を明らかにした。
 国別では米、英、仏などが減らしたのに対し、中露は大幅に増やした。 中国の軍事費は 6.7%増の$14.3Bで世界二位となり、過去10年間で約2.7倍に増えたことになる。  ロシアは前年比9.3%増の$7.19Bで、英、仏を抜き、世界三位となり、10年間で 79%増やしたことになる。
2012.03.21 Jane's Defence Weekly China-watchers sceptical over defence budget <1205-032103>
 中国が全人代の開かれる前夜に、2012年の国防費11.2%増$106Bと 、初めて$100Bを超えたと発表した。 この金額について中国問題の専門家は疑わしいと見ている。
2012.03.04 Yahoo 読売新聞記事

「中国の国防費8.7兆円、10年間で4倍に」

<1204-030403>
 中国の国防費は、胡錦濤政権の10年間で約4倍に膨れあがることになる。 中国の国防費の伸び率は、2010年を除き、 1989年以来、常に二桁を維持しており、軍備拡大路線が続いている。
 日本の24年度予算案での防衛関係費は前年度比1.3%減の4兆7,138億円で、中国の国防予算は公表分だけでも、日本の1.85倍に当たる。
2012.03.04 Yahoo 時事通信記事

中国国防費11.2%増=『脅威』打ち消しに躍起

<1204-030402>
 5日に開幕する中国の第11期全国人民代表大会(全人代)第5回会議の李肇星報道官が4日、2012年の国防予算が前年実績比11.2% 増の6,702億7,400万元(約8兆6,900億円)に上ることを明らかにした。
 実績比で二年連続の二桁の伸び、当初予算比では11.5%で、24年連続の二桁増となる。
2012.03.03 朝日新聞

インターネット

中国国防費『公表の1.7倍』 昨年分、軍高官が証言 <1204-030303>
 中国軍高官が、中国の昨年の国防予算が、実際には公表額の1.7倍に上っていたと証言した。 一 方、中国当局は4日、2012年の国防予算案が前年実績比11.2%増の6,702億元(8兆7,000億円)になると発表したが、これも 実際の国防予算を大きく下回っている可能性が高い。
2012.02.13 Yahoo Record China 記事

「急増する中国の軍事費、3年後にはアジア全体の軍事費をも上回る―英紙」

<1203-021801>
 英 Financial Times が、中国の軍事予算3年以内に他のアジア各国の全軍事予算の総額を上回る 見込みだと報じた。
 JDW が公開した報告書によれば、アジアの主要国のすべてが国防予算を増加させる見通しとなっているが、2015年には中国の軍事予算は2011年の$119.8Bから$238.2Bに まで膨れ上がると予想されている。 これはアジア地域の他の国々の国防予算の総額をも上回る額であり、米国の軍事費との差もこれまでと比べて大幅に縮まることにな るという。
2012.02.15 Yahoo 韓国中央日報記事

「中国の国防費、韓国と日本・インドを合わせた額と同水準」

<1203-021502>
 Financial Times が14日、IHS Jane が中国の国防支出が2012年の$120Bから2015年に$238Bに増えると予想したと報じた。 また国防費の 対 GDP 比は昨年の1.51%から2.18%に増えると予想した。
 中国の今年予想される軍事費は NATO 上位8ヵ国の軍事費を合わせた額より多く、韓国、日本、インドを合わせた額と同水準になる。
2011.11.18 Searchina 軍の内部文書に明記、中国、兵器購入『財政省が支出』 <1112-111806>
 中国人民解放軍内部で発行されている文書に、外国からの兵器購入や研究開発費の一部について財 政省が支出していると明記されていることが18日までに分かった。
 中国の軍事関連費をめぐっては、公表されている国防費以外の別枠があるとされていたが、財政省にこの別枠の財源があることが明確になった。
 中国政府は、隠れた国防費は存在しないとしている。
2011.04.12 Yahoo Record China 記事

「中国の軍事費、2010年も世界2位=増加率は3.8%に下降―SIPRI報告」

<1105-041201>
 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が11日に発表した2010年の世界軍事費報告によると、中国の軍事費は およそ$120Bで米国に次いで世界第二位であった。 前年比3.8%の増加だが、2009年の15%に比べると 増加率は大幅にダウンした。
 中国政府が発表した数字は同報告と少し異なり、2010年の軍事費は5321億元($81.4B)で、前年比7.5%の増加となっている。
2011.04 International Defence Review Budget hike will bolster Chinese military <1107-040002>
 中国が2011年の国防費を、前年比12.7%増の$91.42Bと発表した。 この金額には疑義が残るものの、国防費の増大 により軍事力増大が益々図られる。
 その中には中国初の空母、DF-21D ASBM、既に20~40隻就役していると見られる Type 022 高速艇、Type 094 晋級 SSBN、Type 093 商級 SSNType 052C 駆逐艦などが含まれる。
【 Type 022 関連記事:1102-012001 (韓国中央日報 2011.01.20)】
2011.03.09 Jane's Defence Weekly Official Chinese defence budget rises 12.7% <1104-030903>
 中国が3月4日、FY11の国防費が12.7%増の$91.4Bにのぼることを明らかにした。 Jane の見積もりでは GPD の1.5% にあたる。
 中国の国防費はFY10で7.5%増であったが、それ以前の3年間は、14.9%、17.6%、17.8%の増であった。
2011.03.04 Yahoo 読売新聞記事

「中国国防費、7兆円を突破…2年ぶり2ケタ増」

<1104-030401>
 中国全人代の李肇星報道官が4日、2011年の国防予算が前年実績比12.7%増の6,011億元(7兆5,378億円)になると明ら かにした。 中国国防費は1989年~2009年までの21年間は二桁の伸び率で拡大したが、2010年は7.5%増と一桁にとどま ったいたため、二桁の伸び率を示したのは2年ぶりになる。
 日本の2011年度予算案では、防衛関係費は4兆7,752億円で、中国の予算は日本の1.58倍に相当する。
2011.01.13 朝鮮日報
インターネット
ステルス機に無人爆撃機、中国最新兵器の実力(上) <1102-011303>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) によると、昨年の中国の軍事費は$98.8Bと米国 ($663.2B) に次ぐ 二位で、そのうち相当額が新兵器の開発など軍の近代化に投入された。
 2009年10月に北京で開かれた建国60周年の軍事パレードは、これまで開発された新兵器の競演となり、最新鋭戦闘機 J-10 をはじ め、KJ-200 AEW&C 機、宏油-6 空中給油機など52種類の新兵器が登場した。
 また2010年11月の珠海航空展では、射程1,100kmの DH-10 ASCM と WJ600 無人爆撃機を公開した。 Wall Street Journal は、WJ600 はミサイルを数発発射でき、米空 軍の UAV よりも機動性に優れていると評している。
朝鮮日報
インターネット
ステルス機に無人爆撃機、中国最新兵器の実力(下)
2010.08.01 Racord China 中国の軍事費、増加率で世界一の座へ=日印などの対抗でアジアは軍拡競争の時代に―英調査企業 <1009-080101>
 7月27日に Jane's社が、今後4年間の軍事費の増加率は中国が世界一になるとの調査結果を発表した。 今年1~2月に Jane's社が実施した調査 では、防衛企業の80%が中国の軍事費が将来も上昇すると予想し、売り込み先として期待している。 Jane's社自身も2014年末までに中国の軍事費は現在 の56%増と急増すると予想している。
 また中国の軍事費増は周辺諸国にも新たな需要をもたらすという。 急ピッチで進む中国の軍事力整備に、日本、インド、そしてロシアなどの 周辺国も対応を余儀なく され、アジアでは新たな軍拡競争が起きると分析している。
2010.06.02 Yahoo 読売新聞記事

中国の軍事費、推計で1,000億ドルの大台に

<1007-060201>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が2日に発表した『2010年版年鑑』によると、2009年の世界の軍事費は 世界同時不況にもかかわらず前年より6%増えて$1,531Bとなり、冷戦終結後の過去最高額を更新した。
 一位の米国の国防費は2008年より$47B増の$661Bで、世界の国防費の43%を占めた。 二位は中国 で、推計$100B(2008年は推計$84.9B)の大台に乗った。
2010.03.10 Jane's Defence Weekly China offers no explanation for spending freeze <1005-031003>
 2010年の中国の国防費が、予想に反して僅か7.5%増の$77.8Bに止まったが、米国はかねてから実際の支出はこれより 遙かに多いとしている。
2010.03.04 Yahoo ロイタ通信記事

「中国国防予算は前年比7.5%増に、数字の正確性に疑問も」

<1004-030402>
 中国全人代のスポークスマンが4日、2010年の国防予算は7.5%増の5,321億元 ($78B) と発表した。 中国の国防予算はこれまで20年以上にわた って、毎年二桁のペースで増加していることから、アナリストの間では実際の国防支出を示していないとの指摘が聞かれる。
 中国政府は2009年の国防予算を14.9%増の4,807億元 ($70.4B) と発表していたが、スポークスマンによると実際の 支出額は4,950億元となった。
2010.03.04 Yahoo 時事通信記事
国防費、前年実績比7.5%増=予算比では22年連続2けた伸び-中国
<1004-030401>
 中国全人代の報道官が4日、2010年の国防予算が前年実績比7.5%増の5,321億1500万元(6兆9,200億円)に上ると明らか にした。
 当初予算比では10%を超える伸び率となり、22年連続の二桁増となる。
2010.01.06 Record China インドの兵器購入額は10年で500億ドル、中国の国防費は1年で700億ドル―インド紙 <1002-010601>
 1月4日のインド紙によると、1999年のカシミール武力衝突からの10年間にインドの武器輸入額が$50Bを超えた。 インドへの武器提供国は 一位がロシアで、年間約$1.5B、二位はイスラエルで$1.0B、さらに英国、フランスと続く。
 1999~2006年までの武器輸入額を各国別でみると、$22.4Bでインドが一位、中国が二位となっている。
2009.06.17 Jane's Defence Weekly China becomes second biggest defence spender <0908-061703>
 ストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が6月8日に発表した年次報告 Yearbook 2009 によると、2008年におけ る中国の国防費は$84.9Bで、英仏を凌ぎ世界第二位となった。 中国の公式発表は$68.69Bである。 中国は更に 2009年に15%増額する。
 アジア太平洋地域の軍事費の伸びは、世界平均が4%であるのに対し5%と多く、2000~2008年に50%増加している。  中国、インド、マレーシア、韓国、台湾、タイ、ベトナムが国防費を増額している反対に、インドネシアと日本が削減 している。
2009.06.09 Yahoo 産経新聞記事

「く中国の軍事費、世界2位に 国際平和研まとめ

<0907-060901>
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が8日発表した2009年版年鑑によると、中国の軍事費は2008年、前年比$26.6B増の $84.9Bと世界全体の5.8%を占め、初めて世界二位となった。 逆に日本は、前年の5位から7位に後退した。
 また過去5年間で最大の武器輸入国は中国で全体の11%を占め、7%のインドが2位、6%の韓国は4位で、経済成長を背景にした中国の台頭でアジアの軍事的緊張が高 まっている現状を浮き彫りにした。
2009.06.08 Yahoo 読売新聞記事

「中国の軍事費が世界2位に、前年比10%増…08年」

<0907-060801>
 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所 (SIPRI) が8日発表した2009年版年鑑によると、中国の2008年の軍事費は前年比約 10%増の$84.9Bで、米国の$607Bに次いで初めて二位に浮上した。
 世界全体の2008年の軍事支出は、前年比4%増の$1,464Bとなり、冷戦終結後の過去最高額を更新した。
2009.03.11 Jane's Defence Weekly China maintains double-digit rise in defence spend <0905-031110>
 中国政府のスポークスマンが3月4日、FY09軍事予算14.9%増の$70.2Bになると発表した。  これは国家予算の6.3%を占め、GDP の1.4%にあたる。
2009.03.04 Yahoo 時事通信記事

「中国国防予算、14.9%増=21年連続で2ケタ伸び」

<0904-030402>
 中国の第11期全国人民代表大会(全人代)第2回会議の報道官が4日、2009年の国防予算が前年実績比14.9%増の4,806億 8,600万元(約6兆8,700億円)に上ると明らかにした。 当初予算比では17.3%増になる。
 2008年は前年実績比17.6%増(予算比20.3%増)で、これを下回ったものの、国防予算の二ケタ伸びはこれで21年連続となる
2009.01.31 Yahoo Record China 記事

大丈夫か!日本 中国の軍事費、2年前に日本抜く!今や格差は開く一方

<0902-013101>
 27日に発表された『ミリタリーバランス2009』では、中国が経済成長を超える速度で軍事費を急増させており、近隣諸 国に大きな不安を与えているとしている。 中国は20年連続で軍事費を二桁成長させており、経済危機にもかかわらず2009年には前年比17.6%増の $57.2B00億(約5兆1,300億円)に達した。 日本の2009年度予算では防衛費は4兆7,740億円が計上されており、7年連続のマイナスとなる見込みである。
 中国の軍事費は2007年から日本を上回っており、二桁成長の中国とマイナス成長の日本との差は開く一方となっている 。 また実際の予算は公表されている軍事費の二倍以上とも伝えられる。
2008.07.30 Jane's Defence Weekly China's arms spend continues to soar <0809-073008>
中 国
 中国の国防費は1990年代から毎年二桁の増加を続け、今や2001年の三倍にまでなっている。  このまま過去7年間の平均増加率16.5%が続けば、2011年には$90B、2020年には$380Bに達すると見られる。(註:米国 のFY09要求国防費は$515Bである。)
ロシア
 ロシアの2007年における武器輸出では、中国とインド向けが49%を占めているが、2010~2012年に急 落すると見られる。 これはインドが武器の輸入を国際市場に頼るようになったことと、中国の急速な技術向上による。
インド
 インドの軍事産業の将来の国際競争力は、現在行われようとしている軍事産業再編の成否にかかっている。
2008.07.23 Jane's Defence Weekly Power to the people: an examination of the 'Chinese threat' <0809-072312>
= 中国軍近代化の現況に関する5頁にわたる特集記事 =
"たなぼた"
 中国の経済発展のおかげで、軍は国防費を2007年までの5年間に$20.78Bから$46.21Bに 拡大した。 更に2008年に8.3%であったその伸び率が、2009年には9.6% 、2010年には11.7%と上昇し、2010年には国防費が$78.81Bになると見られている。 しかも米国防総省は $46.21Bと公表されている国防費は、実際には$97B~$139Bであると見ている。
近代化装備
 YJ-62C:射程300kmの対艦ミサイル
 S-300PMU3
 DF-31A
 KT-1 ASAT
 J-11B
 第五世代戦闘機
 空中給油機
 航空母艦
 晋級 SSBN
台湾問題
"マラッカジレンマ"
 中国は石油の80%をマラッカ海峡を経て入手している。 この様な中国のインド洋における脆弱性について インドは、この"マラッカジレンマ"を安全保障上の安定要因と見ている。
2008.06.09 Yahoo 時事通信記事

「中国の軍事費、世界3位に ・・・」

<0807-060901>
 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が9日、2008年度版の年鑑を発表し、2007年における中国の軍事費が$58.3B(6兆1,780億円)に達し、 前年より順位が上がり世界第三位となったことを明らかにした。 中国軍事費は過去10年間で実質三倍に増加したことに なる。
 ただ、近年の急速な経済成長のため、GDP における軍事支出の割合は2.1%にとどまっているという。
2008.03.12 Jane's Defence Weekly China increases budget ahead of Taiwan vote <0804-031206>
 台湾の国連加盟申請に関する国民投票を3月22日に控え、中国は3月4日に中国のFY-08国防予算が前年度比17.6%増の$58.7B になることを明らかにした。 この発表は米国防総省が『中国の軍事力』報告書を発表した翌日に行われたが、報告書ではFY-07の軍事費について、中国が$46Bと公表して いるものの、実際には$97B~$137Bにのぼるとしている。
 この報告書が正しければ、FY-08の中国の国防費は実際には$176Bにのぼることになる。
2008.03.04 Yahoo 読売新聞記事

中国の国防費17.6%増、20・・・」

<0804-030404>
 中国の全国人民代表大会(全人代)の姜恩柱報道官が4日、2008年の中国の国防予算が前年実績比17.6%増の4,177億 6,900万元(約6兆744億円)になると明らかにした。
 中国の国防費は1989年以来、20年連続で二桁の伸びとなる。
2007.06.15 Yahoo 産経新聞記事

「中国の国防費、日本の三倍・・・」

<0712-061501>
 ローレス米国防副次官が13日、今年の中国の実質国防費は予算段階で最大$125B (約15兆2,000億円)に達したとの分析を明らかにした。
 中国の今年の国防費は、公表ベースで対前年比17.8%の伸び率を示し、日本の平成19年度防衛予算(4兆7,818 億円)を上回っていたが、今回の米国の分析は、装備費や研究開発費を含めた中国の実質国防費が日本の三倍 に上る可能性を示している。
2007.05.28 Inside the Navy DoD: China's military budget may be three times as big as Beijing says <0713-052812>
 DoD が5月25日に公表した『2007年版中国の軍事力』によると、最近の著しい経済成長 の結果、国防予算は中国政府が公表している$45Bの三倍以上であると見積もられる。
2007.03.14 Jane's Defence Weekly Chinese defence budget rises in line with economic boom <0708-031403>
 中国はFY-07国防費が前年比17.8%増となると発表した。 これは2006年の GDP 伸び率10.5%、2007年予想伸 び率10.1%を大きく上回る。
2007.03.12 Defense News China's defense budget to rise 17.8% <0708-031202>
 中国は3月5日に、2007年度国防予算が$44.94Bであると発表した。 これは昨年より17.8%、$6.79B増加して いる。
 予算増は主として兵員の生活環境の向上、給与増及び訓練部隊の強化に充てられているとされる。 欧米専門家は実際の国防予算は 公表額の三倍以上とみているが、それでも米軍の$645.6Bにははるかに及ばない。
2007.03.12 Aviation Week & ST Ever upward <0707-031206>
 中国の2007年度国防予算は公式には3,510億元 ($45B) で GDP の1.8%とされるが、開発経費や宇宙関連予算 は含まれておらず、実際は GDP の5%と公式発表の三倍以上になると欧米専門家はみ ている。
 今年度予算で最も注目されるのは、軍近代化のための技術開発ではなく、兵役制で入隊した陸海空軍兵士の給与を引き上げたことであ る。 給与は少なくとも20%、部署によっては40%上がり、政府による人民軍の刷新、腐敗防止策が具体化されている。
2007.03.05 Yahoo 毎日新聞記事

「中国 国防予算23.6%増 ・・・」

<0706-030503>
 中国国務院(政府)が5日開幕の全国人民代表大会(全人代=国会)に提出する2007年予算案の国防費は、前年当初 比23.6%増の3,509億元(約5兆3,300億円)に上ることが明らかになった。 二桁の 伸び率は1989年から19年連続で、前年当初比で20%以上の増加は1994年以来となる。 前年実績比では 17.8%%増になる。
 中国国防費には新兵器を独自開発する国防科学技術工業委員会の予算は含まれておらず、ロシアをはじめ外国からの先進兵器購入費 も別枠になっている。 日本など西側諸国の国防費の定義を適用した場合、中国の実際の国防費は公表額の2~3倍 に達するとの見方が一般的である。
2007.03.04 東京新聞

インターネット

中国国防予算17.8%増、日本の・・・ <0706-030401>
 中国で5日開幕する全国人民代表大会のスポークスマンが4日、国務院(政府)が全人代に提出する2007年度予算案の 国防費が前年度実績比17.8%増の約3,809億2,100万元(約5兆3,300億円)に上ることを明らかにした。 二桁伸 び率は1989年度から19年連続で、中国が昨年12月の国防白書で示した2006年度予算と 比べると23.6%増の大幅な伸びとなる。
 日本の防衛関係費は2007年度政府予算案で約4兆8,000億円で、中国の国防費が上回ることになる。
2006.08.01 Yahoo 産経新聞記事

「防衛白書、中国軍事費急増・・・」

<0616-080101>
 1日午前の閣議で、平成18年版防衛白書が了承された。 白書は、中国の軍事費の急増に懸念を表明するととも に、中国空軍の日本近海における情報収集活動に警戒感を示している。 また、東シナ海での活動を活発化している中国 海軍の狙いを海洋権益の獲得と指摘するなど、中国軍の能力だけでなく、その意図の分析を試みているのが特徴だ。
 白書は、中国の国防費が過去18年間で名目上13倍の規模になったと指摘し、今後中国が、前年度比15%前後の伸 び率で国防費の増額を継続していけば、2008年にはわが国の防衛予算を大きく超えるとして、中国の防衛政策や軍 事力の透明化を求めている。
2006.05.24 Yahoo 読売新聞記事

「台湾海峡でミサイル増強、・・・」

<0611-052401>
 米国防総省は23日、2006年版の中国の軍事力に関する年次報告書を米議会に提出、公表 した。 報告書は、台湾海峡に配備している SRBM が710~790基に達すると明記し、昨年の報告書の650~730を 大幅修正した。
 報告書は、中国の軍拡が短期的には台湾海峡有事に照準をおいたものながら、資源や領土紛争など、他の地域紛争に も適用可能な能力を獲得しつつあるとも分析した。
 中国政府は2006年の国防予算を2,838億元(約$35B)と公表しているが、報告書は、実際には公表額の2~3倍 に達すると推計している。
2005.03.09 Jane's Defence Weekly Beijing to boost official budget <0507-030910>
 中国国会のスポークスマンが、2005年度国防予算は12.6%増えて$29.9Bに上ること を明らかにした。
 これに対して米国は中国の2005年度国防費は実際には$105Bに上るであろうと見ている。
2005.03.04 Yahoo 読売新聞記事

中国国防費12%増3兆円余、・・・」

<0506-030402>
 中国報道官が4日、、5日開幕する第10期全人代第3回会議に提案される2005年国家予算案の中で、国防費が前年比12.6 %増の2,477億元(約3兆2,200億円)に上ることを明らかにした。 1989年以来17年連続で2ケタ増となる。  会議開幕前に、中国の当局者が国防費の具体的な数字、伸び率を明らかにするのは異例である。
 国防予算増加の主な理由として、
 ① 軍人給与の改善
 ② 社会保障費の増額
 ③ 兵員20万人削減に伴う人員再配置や人材育成
を列挙し、さらに装備増強による軍の近代化を挙げた。 台湾海峡をにらんだ海空軍、戦略ミサイル戦力が近代化の重 点となる。
2005.02.28 Yahoo ロイタ通信記事

「中国の05年国防予算、前年・・・」

<0505-022801>
 中国が来週発表する2005年の国防予算は、前年に続き二桁の伸びを示す見通しである。 台湾の民間シンク タンクによると、2005年の国防予算は10~12%増加すると見られている。
 5日から始まる全人代の会期中、金人慶財政相が発表する国防予算は、日本の防衛費に比べれば半分程度であるが、実際の国防支出は、 予算上の数字を2~4倍上回るとの見方が多い。
2004.05.30 Yahoo 産経新聞記事

米国防総省報告 中国、台・・・

<0410-053001>
 軍事費の額については中国が発表した2004年度分は約250億ドル、前年度比11.6%増となっているが、同報告書は中国の軍事予算には隠 された部分が多く、実際の軍事費は500~700億ドルで、米国、ロシアに次ぐ世界第三の高額 に達したとしている。
 軍事費のうち兵器の輸入費は7%増加し、この一年での新規の購入は Su-30 を24機総額10億ドル、SA-20 を5億ドルである。
 同報告書によると、中国軍の戦力の強化ではまず台湾攻撃能力の増強が目立ち、福建省内に配備した短距離ミサイルは500基以上に達し た。
 米国本土に届く ICBM は現在約20基だが、これが来年には30基、さらに2010年には60基 となると予測している。
2004.03.17 Jane's Defence Weekly Beijing resumes bigger budget rise <0406-031707>
 中国の国防費の伸びが再び10%を超え、11.6%となった。 2003年の伸び率は9.6%であった。 中国は2004年の 経済成長の目標を7%としており、国家予算総額の伸びは5.6%になっている。
 ただし、中国が公表している国防費の額は実際の額より少ないと見られており、実際の国防費について米政府は、公 表額の3.5倍と見積もっている。
2004.03.06 Yahoo 読売新聞記事

「中国の国防費11.6%増、台・・・・・」

<0405-030602>
 2004年国防予算が前年比11.6%の伸びを示した膨らみ続ける中国の国防費は、ミサイルや海空軍の戦力向上の ために重点配分されている。
 台湾と向かい合う福建省などでは、DF-11、DF-15、DF-21 などの配備が急ピッチで進んでいて 、台湾の陳水扁総統は昨年11月に中国の弾道弾の数は496基と発言しており、米国防総省は、今後 年間75基以上のペースで増加すると見ている。
 航空戦力では、Su-27 に、海軍用の Su-30MKK を加え、年内にスホイ200機をそろえる計画である。
(関連記事 読売 2002.08.27)
 海上戦力では、米空母をにらむ SS-N-22 (▽註:SS-N-22=Kh-41)艦対艦ミサイルを搭載した露製ソ ブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦を4隻配備する計画で、2隻は配備ずみ、残る2隻の売買契約もすませている。
(関連記事 JDW 2003.07.30)
 また自前の「イージス艦」建造も進めている。
(関連記事 艦船 2004.03)
2004.03.06 Yahoo 時事通信記事

「国防予算、11.6%増に 失 ・・・・・」

<0405-030601>
 中国は6日の全人代で、国防費が前年実績比11.6%増に上る今年の予算案を報告する模様である。
 中国の国防費は昨年は9.6%増だったが、2002年は17.6%増と、1989年から2002年までは14年連続で10%以上の伸び を維持している。
2002.07.13 読売新聞

インターネット

米国防総省、年次報告で中国軍の脅威強調  米国防総省は12日、中国の軍事力に関する年次報告書を連邦議会へ提出、「中国の軍事ドクトリンは 台湾に奇襲をかけ、台湾を短時間に屈服させる強硬なものになっている」とし、台湾への脅威が高まっていると の認識を示した。
 報告書はまた、ドクトリンが情報戦、航空戦、海上封鎖などを含むとし、日本やフィリピンへの脅威にもなり うると指摘した上で、沖縄も射程に収める短距離ミサイル M-9 改良型(最大射程600km)を開発中とも明らかに した。
 報告は、今年3月に中国が発表した約$20Bの国防予算は、大規模な兵器開発費、ロシアなどからの大量の兵器購入費を含んでいないとし 、「実際の軍事支出は3~4倍の$65B前後の可能性があり、事実なら中国はすでに米国に次ぎ世 界第2位になった」と推計し、2020年には軍事支出がさらに現在の3~4倍に膨らむとの見通しを示した。
 台湾との関係では、海峡沿いに短距離ミサイル約350基が配備済みで、毎年約50基のペースで増強中と分析し 、「精度、破壊力も向上している」とし、台湾にとっての最大の脅威と位置づけた。
 また兵器開発では、超音速戦闘爆撃機 FB-7 の改良、ロシアからの駆逐艦、潜水艦、防空ミサイルシステムの 購入などを通じ、制空・防空能力の強化が目立つと指摘し、敵のコンピューター網かく乱などの情報戦、電子戦能力を強化する一方、 宇宙配備レーザー兵器を入手した可能性もあるとしている。▽
2002.03.25 Aviation Week & ST China defense budget could doule by 2005  中国は今月、本年度の国防予算が昨年を 17.6% 増加すると発表したが、CIA の見積もりで はこの傾向が続く場合、中国の国防予算は 2005年までに現状の 2倍に達すると予測している。
 また、DIA によると、中国は台湾に向けた短距離弾道弾の改善と増強を続けており、台湾海峡の脅威は 5~10年以内 に確実に増加するとしている。
 これに対し、米政府は台湾の C4ISR の優越等を挙げ、両国の軍事バランスには当面大きな変化は生じないとの見方を示している。
2002.03.07 毎日新聞

インターネット

中国国防費、軍近代化印象付け 警戒感強める周辺諸国  中国は90年代後半からスホイ戦闘機やソブレメンヌイ級駆逐艦、キロ級潜水艦などロシア製の最新 兵器を相次いで購入した。
 ストックホルム国際平和研究所によると、00年の中国の兵器輸入額は契約ベースで総額20億8,500万ドルに達し、台湾を抜いて 世界1位の輸入国になった。
 こうした巨額の兵器輸入費用は国防費とは別枠の予算に盛り込まれているとみられて、また兵器開発費の一部 も別枠扱いとされ、中国の軍事支出の全体像はなお不透明なのが実態だ。
2002.03.05 読売新聞 中国国防費18%増  中国の2002年度国防費が対前年度当初予算比で、17.6%増となる見通しとなった。 国防費の2桁増 は1989年度以来14年連続となる。