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出 典
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標 題
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要 旨
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2022.12.29 02:04 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコとシリアの高官がモスクワで会談、関係正常化の兆し |
<2301-122903>
トルコ国防省が28日、アカル国防相と国家情報機構 (MIT) のフィダン長官がモスクワでシリアの高官と会談したと発表した。
トルコ国防省の発表によると、会談にはシリアのアッバス国防相およびマムルーク情報局長のほか、ロシアのショイグ国防相も参加し、声明で「シリア危機、難民問題、シリア国内の全てのテロ組織に対する共同戦線の取り組みが建設的な会談で議論された」とした。
またトルコ、ロシア、シリアは3ヵ国間協議の継続にも合意したという。 トルコのエルドアン大統領は今月、トルコ・シリア間の外交加速に向けロシアおよびシリアとの3ヵ国間の機構設立をプーチン露大統領に提案したと発表し、シリアのアサド大統領との会談を望んでいるとしていた。 |
2022.12.28 02:15 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコ大統領、イスラエル大使の信任状受領 両国の関係正常化 |
<2301-122801>
トルコのエルドアン大統領が27日、イスラエルの新たな駐トルコ大使の信任状を受けとり、4年間におよび緊張した両国関係が正常化する。 |
2022.12.20 08:30 |
朝日新聞 (Yahoo) |
スウェーデン最高裁「容疑者」送還を拒否、NATO加盟でトルコ要求 |
<2301-122006>
AFP通信が、スウェーデン最高裁が19日に同国に亡命中のトルコ人男性のトルコへの送還を認めないとの判断を示したと報じた。 同通信によると、男性はトルコ紙の元編集幹部ケネシュ氏で、最高裁は判断の中で、男性の名前を明らかにしていない。
スウェーデンのNATO加盟の行方でカギを握るトルコ政府は、男性が2016年のエルドアン政権に対するクーデター未遂事件に関与したと主張して身柄の引き渡しを求めていた。 |
2022.12.20 07:06 |
時事通信 (Yahoo) |
ロシア仲介でシリア接近 選挙視野に対クルド共闘 トルコ |
<2301-122004>
トルコのエルドアン大統領が、対立してきたシリアのアサド政権への接近を試みており、シリア内戦でアサド政権を支えてきたロシアによる仲介を模索している。
来年6月までに行われるトルコ大統領選で再選に向け、対クルド人勢力での共闘やシリア難民送還に取り組んでいることを国民にアピールするのが狙いだが、シリア側には警戒感が強い。
トルコは2011年に始まったシリア内戦で反体制派を支援し、翌2012年にシリアと国交を断絶して400万人を超えるシリア難民を受け入れ、反体制派指導部もトルコに活動拠点を置いている。 シリア北部の反体制派支配地域の一部は、実質的にトルコの統治下にある。
一方、シリア北部ではトルコがテロ組織と見なすクルド軍主力のシリア民主軍 (SDF) が内戦による権力の空白に乗じ勢力を拡大しており、トルコは越境作戦で排除を試みるものの、十分な成果を得られていない。また、 難民滞在が長期化するにつれ、仕事を奪われることへの反発などが、トルコ国民の間で強まっている。 |
2022.12.20 02:52 |
Defense News |
Turkey's future unmanned fighter jet conducts first flight |
<2301-122003>
トルコBaykar社が開発していたBayraktar Kizilelma無人戦闘機が12月14日に初飛行した。
KizilelmaはMTOW 6t、武器搭載能力1.5tで、ウクライナのIvxhenko-Progress社製Al-322Fターボファンエンジンを搭載し初期型は0.6~0.9mphで飛行する。 操縦はSATCOMを介して行われる。
Aselsan社製AESAレーダを装備し、国産のBozdogan及びGokdongan AAM及びRocktsan社製の射程250km以上のSOM-J CMまたはMANファミリーの誘導爆弾を搭載できる。
Kizilelmaは滑走路だけでなく将来トルコ海軍の旗艦となるLHD Anadolu Selcukでも離艦できる。 |
2022.12.14 |
Jane's Defence Weekly |
Turkey carries out first test launch of SAM from MUDLAS VLS |
<2303-121408>
トルコRocketsan社が12月3日に同国製VLSである MIDLAS VLSによるHisar-D RF SAMの発射に成功した。
MIDLAS VLSは、トルコがS-400の導入を強行したことから米国がCAATSA法を発動してMk 41 VLSの輸出を禁止したため開発したもので、4隻の建造が計画されているIstanbul級フリゲート艦に装備される。
またMIDLAS VLSは、Siper Block-1長距離高高度AMDシステムやAtmaca対艦ミサイル、その他同国製各種ミサイルの発射にも使われる。 |
2022.12.09 07:31 |
時事通信 (Yahoo) |
米、トルコに早期承認促す 北欧2国のNATO加盟 |
<2301-120905>
ブリンケン米国務長官が8日、NATOに加盟を申請しているスウェーデン、フィンランドの両外相とワシントンで会談した。
会談後の共同記者会見では「2ヵ国がまもなく正式に加盟することを大いに期待している」と述べ、手続きが進んでいないトルコに早期承認を促した。 |
2022.12.09 05:14 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
フィンランド、トルコへの武器輸出検討 NATO 加盟支持求め |
<2301-120902>
トルコの首都アンカラを訪問しアカル国防相と会談したフィンランドのカイッコネン国防相が8日、同国とスウェーデンのNATO加盟に対するトルコの支持を得るため、トルコへの武器輸出許可も検討すると明らかにした。
フィンランドもスウェーデンもトルコに対して通常兵器の禁輸措置は取っていないが、フィンランドはトルコが2019年にシリア北東部に侵攻し、トルコがテロ組織と見なすクルド人勢力を攻撃したことを受け、新たな武器輸出許可を凍結した経緯がある。 |
2022.11.25 08:34 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコ、「適切な時期」にシリアで地上戦展開へ=エルドアン氏 |
<2212-112502>
トルコのエルドアン大統領が23日、シリア北部のクルド系武装勢力を攻撃目標とした空爆は作戦の始まりに過ぎず、「われわれにとって最適なタイミングで」地上戦を開始するとの考えを示した。 |
2022.11.24 00:52 |
AFP=時事 (Yahoo) |
シリア内のロシア軍基地、トルコの空爆で被害 クルド人1人死亡 |
<2212-112403>
トルコがシリアとイラクのクルド人居住区に対して空爆を続ける中、クルド人当局者が、23日の空爆でシリアにあるロシア軍基地内のクルド人拠点が被害を受け、戦闘員1人が死亡したことを明らかにした。
この地域でISISと戦っている米国が支援するクルド軍を主力とするシリア民主軍(SDF)関係者によると、UAVによる今回の攻撃によりSDFの戦闘員3人も負傷したと述べた。
英国を拠点とするシリア人権監視団によると、この攻撃でロシア兵1人も負傷した。 前日には、米国主導の連合軍が使用するシリア北東部の別の基地も、同様の攻撃を受けていた。
23日の攻撃について、ロシア政府からの確認は取れていない。 |
2022.11.21 21:59 |
共同通信 (Yahoo) |
トルコ南部に砲撃2人死亡 クルド勢力と応酬激化恐れ |
<2212-112117>
トルコ南部ガジアンテプ県の住宅街に21日、シリア北部からクルド人勢力が発射したとみられるロケット弾が撃ち込まれ、政府高官によると子どもを含む2人が死亡した。
ソイル内相は反撃する考えを示した。 トルコ軍が大規模な空爆を実施したばかりだが、トルコメディアによると、訪問先のカタールから帰国する機中でエルドアン大統領は「作戦は空爆だけには限らない」と述べ、地上部隊の投入を検討していると明らかにした。 |
2022.11.20 17:46 |
時事通信 (Yahoo) |
シリア北部で対テロ報復空爆 トルコが「新たな作戦」 |
<2212-112006>
トルコ国防省が20日、クルド人勢力が活動するシリアとイラク北部で新たな空爆作戦を19日から20日にかけて行ったと発表した。 イスタンブールで13日に起きたテロ事件の報復で、トルコへの越境テロ攻撃を防ぐのが狙いと説明している。
アカル国防相は声明で、空爆で「テロリストの基地」を標的にしたと述べ、成功裏に行われたと強調した。 クルド人を主力とするシリア民主軍(SDF)は、シリア北部の複数の地域が空爆を受けたと述べた。 |
2022.11.19 07:18 |
時事通信 (Yahoo) |
トルコで「ロシア原発」建設着々 大統領肝煎り事業に懸念の声 |
<2212-111905>
トルコ南部の地中海沿岸部で、ロシア国営Rosatom社が原子力発電所の建設を進めている。 エネルギーのの7割以上を海外からの輸入に依存しているトルコにとって国外依存脱却を長年の夢と訴えるエルドアン大統領肝煎りのプロジェクトで、2023年後半にもトルコ初の原発として稼働を開始する見通しだが、市民からは、ウクライナ侵攻を続けるロシアとの協力を懸念する声も聞かれる。
しかし原発の運営は完成後もロシア側が担い、トルコは少なくとも15年にわたって電力を購入する契約で、地元では情報開示の不十分さや震災対策を疑問視する声があり、12日に行われたメルシン県でのデモに参加者からは、「ロシアが将来原発を止めてトルコに圧力をかける事態もあり得るのではないか」との声も上がっていた。 |
2022.11.04 04:35 |
Defense News |
Turkey unveils MIR naval surface drone for fighting submarines |
<2212-110402>
トルコ政府の軍事産業当局がトルコ軍事工業会SSBに対しMIR戦闘USV構想を公開した。
SSB会長によるとMIRには3種類があり、電子戦装置、ソナーのほか、Roketsan社が開発した各種ミサイルが搭載され、遠隔操作または乗組員が搭乗して自動で運用される。 |
2022.10.28 05:37 |
時事通信 (Yahoo) |
イスラエル国防相がトルコ訪問 12年ぶり、対イラン連携強化 |
<2211-102804>
イスラエルのガンツ国防相は27日、トルコの首都アンカラを訪問し、エルドアン大統領やアカル国防相と会談し、ガンツ国防相は声明で、対イランなどでトルコとの防衛協力を深めていくと表明した。
トルコメディアによると、イスラエル国防相のトルコ訪問は12年ぶりになる。 |
2022.10.14 20:29 |
時事通信 (Yahoo) |
エネルギー拠点新設を指示 トルコ大統領、ロシアと協力 |
<2211-101418>
トルコのエルドアン大統領が13日、ロシアと協力して欧州へのエネルギー供給拠点を新設するプーチン大統領の提案について、直ちに作業を開始するようエネルギー省に指示したと、現地メディアが14日に一斉に報じた。 エルドアン大統領は記者団に対して、トルコ北西部のトラキア地方で建設を進める意向を示した。
プーチン大統領は13日にカザフスタンのアスタナでエルドアン大統領と会談し、この中で「トルコが最も信頼できる天然ガスの欧州向けルートだ」と述べて拠点新設を提案していた。 |
2022.10.03 19:12 |
共同通信 (Yahoo) |
ウ軍、南部ヘルソン2集落を奪還 トルコで軍艦進水式 |
<2211-100312>
ゼレンスキー大統領のオレナ夫人がtweeterで、トルコで建造中のコルベット艦の進水式に出席したことを明らかにした。
トルコは停戦交渉を仲介するなどロシア、ウクライナ双方と良好な関係を維持するが、同艦の建造は侵攻前にウクライナ側と合意していた。 |
2022.09.20 13:51 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコ大統領、上海協力機構への加盟を目標に=メディア |
<2210-092012>
トルコのメディアNTVなどが17日、エルドアン大統領が中国とロシアが主導する上海協力機構 (SCO) への加盟を目指していると述べたと報じた。 中国、ロシア、インド、パキスタン、イラン、キルギス、タジキスタン、カザフスタン、ウズベキスタンが加盟するSCOで現在トルコは対話パートナーになっている。
SCOサミットでの二国間協議の中で、エルドアン大統領はプーチン露大統領と会談し、トルコとロシアがトルコ南部のアックユに建設中の原子力発電所を巡る問題を解決する合意に達したと述べた。 |
2022.09.14 |
Jane's Defence Weekly |
Turkey tests Siper air and missile defence system |
<2211-091406>
トルコが、Siper高高度長距離AMDミサイル初の発射試験を8月26日に行ったと発表した。 公表された映像では高度26,247ftを150m/sで飛翔するBanshee Jet 80+標的機を93kmで撃墜していた。
SiperはRocketsan社が開発している射程100kmの2パルスロケットミサイルで、システムはDBF機能を持つAselsan社のEIRS S-band AESAレーダと射撃統制装置車で構成される。 |
2022.09.06 18:09 |
時事通信 (Yahoo) |
トルコ大統領、エネルギー不足「自業自得」 欧州の対ロ姿勢問題視 |
<2210-090607>
トルコのエルドアン大統領が6日に記者会見し、欧州各国でロシアからの天然ガス供給が滞り、暖房需要が高まる冬場のエネルギー不足が懸念されていることについて「自業自得だ」と述べ、ウクライナ侵攻を受けた欧州諸国の対ロシア強硬姿勢を問題視した。 |
2022.08.23 03:26 |
Defense News |
Turkey sends 50 mine-resistant vehicles to Ukraine, with more expected |
<2209-082301>
トルコが中古のKirpi耐地雷路外走行車の一次分50両をウクライナに提供する。
Kirpi 1は2008年に設計が開始され、試作品が2009年に完成しており、今までに1,500両以上が生産されている。 BMC社は2018年にKirpi 2 529両を受注している。 |
2022.08.22 10:08 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米、ロシアによるトルコ経由の制裁回避を警戒 |
<2209-082205>
米財務省が、アデエモ米財務副長官がトルコのエリタス財務次官と電話会談し、ロシアの団体や個人がトルコを利用して米欧の制裁を回避しようとしていると警告したと発表した。
トルコ財務省の発表によると、エリタス次官はトルコがロシア、ウクライナ両国と深い経済・政治的関係を築いていると強調すると同時に、いかなる組織や個人による制裁違反も許容しない立場を改めて示した。 |
2022.08.19 20:39 |
時事通信 (Yahoo) |
砲撃で14人死亡 シリア北部 |
<2209-081910>
シリア北部バーブで19日に市場への砲撃があり、在英のシリア人権監視団によると少なくとも14人が死亡した。 バーブはトルコが支援するシリア反体制派が支配しており、アサド政権の支配地域からのミサイル攻撃が繰り返されている。
【Bab の位置(Google Map)】
シリア北部の対トルコ国境付近では最近、クルド人勢力を目標としたトルコ側からの越境攻撃があり、シリア兵の死者も出ていたことから、人権監視団は「アサド政権による対抗措置」の可能性があると指摘している。 |
2022.08.17 17:59 |
産経新聞 (Yahoo) |
トルコ、シリアに越境攻撃 17人死亡 |
<2209-081713>
在英のシリア人権監視団によると、トルコ軍が16日にシリアに越境攻撃を行い北部アレッポ近郊などの国境地帯を空爆してクルド人民兵組織SDFの戦闘員ら17名が死亡した。
シリア国営メディアは同国軍が応戦し、トルコ側に被害が出たと報じたが詳細は不明である。 |
2022.08.10 |
Jane's Defence Weekly |
Bangladesh to procure Bayraktar TB2 but remains silent on numbers |
<2210-081008>
バングラデッシュがトルコのBaykar社からBayraktar TB2 UCAVを購入する。 購入数については公表していない。
全長6.5m、翼端長12m、MTOW 700kgのBayraktar TB2は機外搭載の85kgを含めて150kgの搭載能力と、120ktの速力、18,000ftの実用上昇限度の性能を持つ。
機外には4ヵ所のハードポイントがあり、Rocketsan社製MAM-L/MAM-C小型弾を搭載できる。 |
2022.08.06 02:28 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
ロシア・トルコ、ルーブルで一部ガス支払いへ 首脳会談で合意 |
<2209-080601>
InterFax通信が5日にノバク露副首相の発言として、プーチン露大統領とトルコのエルドアン大統領が、ロシア産ガスに対する支払いの一部をルーブルに切り替えることで合意したと報じた。
露国営TASS通信によると、両首脳は5日にソチで4時間にわたり会談し、輸送業、農業、建設業で協力を強化することでも合意したという。 |
2022.08.03 |
Jane's Defence Weekly |
Indonesia collaborates with Turkey on UAV-mounted air-to-surfacer missiles |
<2210-080308>
インドネシアとトルコが、UAVに装備するモジュラー式ASMの共同開発で合意したことが、7月に公表された。 インドネシアはこのASMを国内開発したMALE UAVに装備することを考えている。
インドネシア国営のPT Dirgantara社は2019年に、中国CH-4と良く似たElang Hitam (Black Eagle) MALE UAVを開発した。
Elang Hitamは全長8.65m、翼端長16m、MTOW 1,300kg、搭載能力300kg、燃料搭載量700㍑で、実用上昇限度7,200m、巡航高度3,000~5,000m、滞空能力30時間以上、戦闘行動半径250km、速力235km/h、巡航速度50~180km/hの性能を持つ。 |
2022.07.21 04:44 |
朝日新聞 (Yahoo) |
「対テロ」作戦でトルコが越境砲撃、観光客9人犠牲 イラク猛反発 |
<2208-072103>
イラク北部ザホ近郊のリゾート地に20日、トルコ軍による砲撃があり、イラクの地元当局によると、観光客ら少なくとも9人が死亡、20人以上が負傷した。
現場はトルコ国境に近いクルド人自治区にあり、周辺ではトルコがテロ組織とみなすクルディスタン労働者党 (PKK) に対する掃討作戦として、トルコ軍が越境攻撃を繰り返している。 |
2022.07.15 06:08 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米下院、トルコへの F16 売却を制限する法案を承認 |
<2208-071504>
米議会下院が14日、バイデン大統領が計画しているF-16のトルコへの売却を制限する新たな法案を可決した。 ただ、法案成立には上院の承認などの段階をなお踏む必要がある。
下院はFY23 NDAAの修正案として賛成244、反対179で可決した。 修正案によると、トルコへの戦闘機の売却および譲渡について米国の国家安全保障に必要だと政権が証明しない限り禁止される。
【関連記事:2207-063002 (ロイタ 2022.06.30)】
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2022.07.14 03:14 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
ウクライナの穀物輸出で4者協議、航路の安全確保で合意 |
<2208-071404>
ウクライナとロシア、国連、トルコの各代表が13日にウクライナの穀物輸出の再開に向けた協議をイスタンブールで開き、輸出航路の安全確保などで合意した。
トルコとウクライナによると、黒海の安全航行の監視と調整を行う共同調整センターが設置される。
ただ、ロシア側のコメントは得られていない。 |
2022.07.10 14:50 |
CNN (Yahoo) |
ウクライナ、ロシア船の出港許可に反発 窃取容疑の穀物積む |
<2208-071006>
ウクライナ外務省が10日までに、トルコがウクライナから奪われた疑いがある穀物を積載したロシア貨物船の出港を認めたことは容認出来ないと反発する声明を発表した。
ウクライナは、トルコ側が同船の差し押さえや貨物の押収を求める要請を無視し今月6日の出港を許可したと、声明で深い失望を表明し、トルコに調査を開始するよう緊急に要請し、トルコの駐ウクライナ大使も呼び、しかるべき説明を求めたともした。 |
2022.07.05 18:26 |
共同通信 (Yahoo) |
北欧2国加盟に署名 年内にも32カ国体制 NATO |
<2208-070505>
NATO加盟の全30ヵ国が5日にブリュッセルの本部で、フィンランドとスウェーデンの加盟議定書に署名し、冷戦中も維持してきた中立政策と決別した北欧2ヵ国の加盟を正式に承認した。 今後、加盟各国での批准手続きが順調に進めば、年内にも31、32ヵ国目として加盟が実現し、欧州の安全保障体制は大きな転換点を迎える。
ただトルコは、北欧2ヵ国が約束したテロ対策などを履行しなければ批准しないと警告しており、手続きが難航する可能性もある。 |
2022.07.04 05:29 |
東京新聞 |
トルコ、ロシアの貨物船拘束か ウクライナから「盗まれた」指摘 |
<2208-070402>
ロイタ通信がウクライナの駐トルコ大使が3日にウクライナ国営TVに語った内容として、トルコ税関当局がウクライナの穀物を運搬していたロシアの貨物船を拘束したと述べたと報じた。 穀物はウクライナから盗まれたものだとしている。
ロシア船は黒海に面した西部サカルヤ県の港近くに停泊中の船とされ、現場や周辺で目立った動きはないという。 ロシアによる黒海封鎖でウクライナからの穀物輸出が停滞している問題では、ロシアが盗んだ穀物を運び出しているとウクライナは非難しているがロシアは否定している。 |
2022.06.30 02:27 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
米、トルコに F16 戦闘機売却の可能性 NATO 防衛強化の一助 |
<2207-063002>
バイデン米政権が29日、トルコの戦闘機の近代化を支持するとして、同国が求めているF-16の売却に応じる可能性を示唆した。 トルコは昨年10月に米国にF-16 40機の売却を要求したが、トルコがロシアからSAMを調達したことで、問題が複雑化していた。
トルコがフィンランドとスウェーデンのNATO加盟を一転して支持したことに関連して、米政府高官は「米国はトルコに何も提供せず、トルコから何も求められなかった」とし、米国が見返りを提供したとの見方を否定している。 |
2022.06.29 05:58 |
時事通信 (Yahoo) |
トルコ「望むもの得た」 北欧2国のNATO加盟支持で |
<2207-062903>
トルコ大統領府が28日に声明を出し、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟を支持する姿勢に転じたことについて、両国から「望むものを得た」ためだと、両国にNATOを加えた28日の4者協議で「具体的な成果」があったと強調している。
声明は、スウェーデンとフィンランドがクルド人勢力を支援しないことや、トルコへの武器禁輸を行わないことなどに同意したという。 |
2022.06.29 03:38 |
テレ朝 News (Yahoo) |
スウェーデンとフィンランドの NATO 加盟 トルコが支持で合意 |
<2207-062902>
マドリードで行われるNATO首脳会議を前に28日、スウェーデン、フィンランド、トルコの首脳にNATO側を加えた4者会談が行われ、トルコが北欧2ヵ国のNATO加盟を支持することで合意した。 具体的な手続きは29日から行われるNATO首脳会議で話し合われる。
フィンランド大統領府は犯罪人の引き渡しなどについて、フィンランドの国内法に従って対応するとしている。 |
2022.06.16 04:08 |
TBS News (Yahoo) |
トルコがイラクのクルド人勢力を空爆 少なくとも2人死亡 |
<2207-061604>
ロイタ通信によると、トルコ軍が14日にイラク北部シンジャール県を拠点とするクルド人民兵組織の情報本部などを空爆した。 この攻撃で少なくとも2人が死亡し、商店などにも被害が出ているという。
シンジャール県はトルコ政府がテロ組織と指定したクルド労働者党 (PKK) の拠点が多くあると言われており、攻撃目標になったのもPKKと関わりが深い民兵組織だとみられる。 |
2022.06.11 05:13 |
Defense News |
Turkish firms unveil two drones during multinational EFES exercise |
<2207-061102>
6月9日にエーゲ海で米海軍輸送揚陸艦Arlingtonなど37ヵ国から1,000名以上が参加して行われたEFES-2022演習には、トルコの企業40社以上が参加し各社の製品を展示した。
Lentatek社は対レーダ遊弋索敵型UAVのKargiを展示した。
2018年に初飛行したKargiは全国産であるのが売りで、6時間の滞空能力を持つ。 現在は3Q/2022年まで領収試験段階にあり、年内には量産に移行できるという。 |
2022.06.10 01:22 |
日経新聞 |
ガスプロムなどロシア企業、欧州拠点をトルコに 地元報道 |
<2207-061002>
トルコメディアが関係者の話として9日、ロシア国営ガス大手ガスプロムやオリガルヒ(新興財閥)など43のロシア企業がトルコのイスタンブールに欧州拠点を移すと報じた。 移転は8日に開かれた両国の外相会談で協議され、7月に開始されるという。
欧州は米国などとともにロシア企業への制裁を強めていて、ドイツは4月にガスプロムの独子会社を政府管理下に置いている。 欧米企業が自主的に取引を打ち切るケースも多い一方、トルコはNATO加盟国でEUとは関税同盟を結びながら、ロシアへの制裁に反対している。
トルコ商工会議所連合会(TOBB)によると、トルコ国内に設立されたロシア系企業は3月に64社、4月に136社となった。 昨年1年間では177社であり、ウクライナ侵攻後に急増している。 |
2022.06.08 21:20 |
AFP=時事 (Yahoo) |
ウクライナ貨物船の「安全確保の用意ある」 ロシア外相 |
<2207-060812>
7日にトルコ入りしたラブロフ露外相が、8日のチャブシオール外相と会談後の共同会見で、「われわれはウクライナの港を出る船の安全を確保する用意がある」と述べた上で、トルコ側と協力する考えを示した。
会談では主に、ロシアの海上封鎖のために行き場を失っているウクライナ産小麦など穀類を輸出するための安全回廊の設置について話し合われた。 |
2022.06.04 00:11 |
日経新聞 |
「盗んだ穀物、トルコで密売」 ウクライナがロシア非難 |
<2207-060402>
ウクライナのボドナル駐トルコ大使が3日に開いた記者会見で、ロシアがウクライナの占領地から盗んだ穀物をトルコなど複数の国に密輸していると訴えた。 ウクライナはロシアが中東などにウクライナの穀物を運び、産地を偽装するなどして転売しているとみていて、トルコ当局や国際刑事警察機構 (ICPO) に捜査協力を依頼しているという。 ボドナル大使によると、ロシアはウクライナ南部クリミア半島からこうした穀物船を出している。
ロイタ通信は駐レバノンのウクライナ大使館の話として、ロシアが侵攻開始以降、シリアに10万㌧の穀物を密輸したとも報じていた。 |
2022.06.03 12:15 |
AFP=時事 (Yahoo) |
トルコ企業、無人攻撃機をリトアニアに無償提供 最終的にウクライナへ |
<2207-060307>
トルコBaykar社が2日、同社のBayraktar TB2 UAVをリトアニアに無償提供すると発表した。 リトアニアでは同機を購入してウクライナに送るための募金が行われ、これまでに$5M以上が集まった。
【関連記事:2206-053005 (AFP 2022.05.03)】
Baykar社は2日、「リトアニア国民がバイラクBayraktar TB2を購入してウクライナに供与するための資金を見事に集めた」ことを知り、同機をリトアニアに無償提供することにしたとツイッターに投稿した。 集まった資金については「ウクライナへの人道支援に充ててほしい」と記した。 |
2022.06.01 21:36 |
時事通信 (Yahoo) |
シリア北部の2都市標的 対クルド「新たな軍事作戦」 トルコ大統領 |
<2207-060118>
トルコのエルドアン大統領が1日、5月23日に言及した南部の国境地帯でのクルド人勢力に対する「新たな軍事作戦」について、シリア北部のタルリファトとマンビジュを目標にする考えを示した。 作戦実施の時期には言及していない。
【Manbij の位置 (Google Map)】
【Tall Rifat の位置 (Google Map)】
エルドアン大統領は演説で、国境からシリア側に幅30kmの安全地帯を設け、その後に「他の地域へ作戦対象を少しずつ拡大する」と述べた。 |
2022.05.14 01:30 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコ、北欧2国の NATO 加盟支持せず 「テロリストの拠点」 |
<2206-051402>
トルコのエルドアン大統領が13日、フィンランドとスウェーデンがNATO加盟に前向きな姿勢を示していることを巡り、トルコとしては支持できないとの見解を示した。 両国が「多くのテロ組織の本拠地」になっているためとしている。 トルコはこれまで、スウェーデンなど西ヨーロッパ各国に対し、トルコがテロ組織とみなすクルド人の武装組織「クルド労働者党 (PKK)」や「人民防衛部隊 (YPG)」などへの対応を巡り繰り返し批判してきた。
エルドアン大統領はイスタンブールで会見し「NATOがギリシャを加盟させたのは間違いだった。 トルコとしては同じ過ちを繰り返したくない」と述べ、北欧2ヵ国の加盟に難色を示した。
トルコは1952年にNATOに加盟して以降、NATOの拡大を支持してきたが、新規加盟には全会一致の承認が必要なため、トルコの反対はスウェーデンとフィンランドにとって問題となる可能性がある。 |
2022.05.11 21:34 |
Wall Street Journal |
トルコへの武器売却、バイデン政権が議会指導部に承認要請 |
<2206-051114>
米当局者が、バイデン政権がトルコ空軍が保有するF-16向けの高性能兵器やその他の装備の売却について、議会指導部に承認を求めたことを明らかにした。 同案には、F-16搭載ミサイルとレーダ、電子機器の売却が含まれており、実現すれば保有しているF-16の大幅なアップグレードが可能になる。
議会指導部に先月送付された武器売却案では、トルコがロシアとウクライナの和平交渉で仲介役を務める一方で、ウクライナ軍を支援することで、米国との摩擦の修復を図るとともに新たな武器を入手したいと考えていることが浮き彫りとなった。
対米関係の再構築を目指すトルコへのさらなる武器売却を巡り、政権と議会が対立することになりそうである。 |
2022.04.24 12:52 |
AFP=時事 (Yahoo) |
トルコ、シリア行きロシア機の飛行を禁止 |
<2205-042404>
トルコのチャブシオール外相が23日、シリア行きのロシアの軍民機のトルコ空域の飛行を禁止すると発表した。 チャブシオール外相によると、ロシア機の飛行禁止措置は3ヵ月間適用される。
NATO加盟国だがロシアとも協力関係にあるトルコとしては、ロシアのウクライナ侵攻開始後、最も強い反応となった。
シリアでは、ロシアがイランと共にアサド大統領を支援する一方、トルコは反体制派を支援している。 |
2022.03.30 |
Jane's Defence Weekly |
FNSS hands over first Harimau medium tanls to Indondsian Army |
<2206-033013>
トルコFNSS社が3月15日、インドネシア陸軍にKaplan MT中戦車の初期分を納入した。 Kaplan MTはインドネシア陸軍でHarimauと名付けられる。 インドネシアのPT Pindad社は2019年末にFNSS社と初期生産18両の共同生産契約を行っている。
Harimauは2018年にインドネシア陸軍の評価試験に合格しPT Pindad社は2021年にHarimauの走行試験、2022年下旬に射撃試験を行っている。
陸軍は105mm砲を装備する30tのHarimauを、300両以上装備しているフランス製のAMX-13の後継として400両要求している。 |
2022.03.29 23:21 |
Defense News |
Turkey wants to buy up to 100 South Korean tank engines |
<2204-032921>
トルコが初めて国産する戦車Altayのパワーパックとして韓国製が100基採用される。
T1とT2の2段階で生産されるAltayは、T1が2018年11月にBMC社に250両が発注されている。 トルコは発展型のT2を1,000両生産する計画で、その後無人型も検討されている。 |
2022.03.17 |
Stars & Stripes |
Cheap but lethal Turkish drones bolster Ukraine's defenses |
<2204-031720>
ロシアの3週間にわたる爆撃機にもかかわらず、ウクライナが耐えているのにはトルコ製UAVの働きもあると見られている。
トルコBaraktar TB2 UAVはアゼルバイジャン、リビア、モロッコ、エチオピアにも輸出され、アゼルバイジャンは2020年のナゴルノカラバフで活躍させている。
ウクライナは2019年から装備し東ドネツクでの戦闘で活用したためロシアが不安定化材料と指摘していた。 ウクライナは20~50機装備していると見られてる。
【ウクライナの初使用関連記事:2111-103101 (時事 2021.10.31)】
【ウクライナ追加取得関連記事:2204-030231 (Jane's 2022.03.02)】 |
2022.03.16 16:21 |
時事通信 (Yahoo) |
トルコと外交関係樹立の用意 アルメニア外相 |
<2204-031616>
アナトリア通信が15日、アルメニアのミルゾヤン外相が「トルコと外交関係を樹立し、国境を開放する用意がある」と語ったと報じた。
同通信のインタビューで「目標に向けプロセスを進める政治的意志があるとトルコ側から聞き、うれしく思う」と述べた。 |
2022.03.14 14:30 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコ・ギリシャ首脳、関係改善で合意 欧州安全保障で重要な役割 |
<2204-031404>
トルコのエルドアン大統領とギリシャのミツォタキス首相が13日にイスタンブールで会談し、関係改善で合意した。 両国は東地中海の資源開発や移民問題などを巡り対立しており、2021年に対立解消に向け予備的な協議を再開したがほとんど進展していなかった。
トルコ大統領府は13日の声明で、ロシアのウクライナ侵攻後に変化している欧州の安全保障状況で、トルコとギリシャは重要な役割を担っており、協力強化は地域にとって有益だと述べた。 ギリシャは、主に経済分野で前向きな課題を構築することを双方が強調し今後数ヵ月で進展がみられることを期待しているとした。 |
2022.03.10 12:50 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
イスラエル大統領がトルコ訪問、エルドアン大統領は関係改善強調 |
<2204-031008>
イスラエルのヘルツォグ大統領が同国の大統領として2008年以来初めてトルコを訪問し、9日にエルドアン大統領と会談した。 両国はイスラエルによるパレスチナ自治区の占領、トルコのイスラム過激派組織ハマスへの支援で対立してきたが、長年にわたり冷え込んだ関係の改善に向けて動いている。
エルドアン大統領は会談後の共同記者会見で、長期にわたり緊張状態にあった両国関係の転換点になるとの考えを示し、トルコはエネルギー分野で協力する用意があると述べた。
また、地中海と黒海におけるトルコの掘削や地震探査船の活動に言及した。 エルドアン大統領は以前、両国はイスラエルの天然ガスを欧州に運ぶために協力できると発言し、20年以上前の議論を復活させた。 地中海からのガス供給は、欧州のロシア産ガスへの依存軽減に役立つとみられている。 |
2022.03.09 |
Jane's Defence Weekly |
PT Pindad conducts firing tests on the Harimau tank |
<2206-030912>
インドネシアのPT Pindad社が2月下旬にHaeimau 30t中戦車の射撃試験を行った。 Harimauの105mm砲は1,250m離れた4m×4mの標的に対し射撃した。
PT Pindad社は2019年2月にトルコのFNSS社とHarimauの共同開発で合意し、初期生産の18両は一部をトルコで、残りをインドネシアで生産する。
砲塔はJohn Cockeill社(註:ベルギー)製C3105 105が採用されている。 |
2022.03.09 |
Jane's Defence Weekly |
Turkey, Pakistan to jointly develop fifth-generation fighter aircraft |
<2206-030908>
トルコとパキスタンが第五世代戦闘機の共同開発を進めている。 両国は2010年代にそれぞれ国産戦闘機の開発を進めていた。
TF-X Block 0は2025~2026年に初飛行し、2029年までに6機が試作される。 2029年にはトルコ空軍で就役し、2030年代には輸出することになっている。 |
2022.03.09 |
Jane's Defence Weekly |
Turkey airlifts more TB2s to Ukraine |
<2206-030901>
ウクライナ国防相が3月2日、トルコBaykar社製Bayraktar TB2 UAVが届けられたと発表した。 TB2はトルコ空軍のA400Mでポーランドに空輸されウクライナへ届けられたという。
ウクライナがTB2を初めて使用したのは2021年10月で、ドンバス地方武装勢力のD-30 122mm榴弾砲への攻撃で使用された。
TB2は全長6.5m、翼端長12m、MTOW 630kgで、55kgの搭載能力、巡航速度70kt、航続距離150km、滞空能力24時間、実用上昇限度30,000ftの性能を持つ。 |
2022.03.02 |
Jane's 360 |
Ukraine conflict: Turkey airlifts additional TB2 UCAVs to Ukraine |
<2204-030231>
ウクライナ国防相が3月2日、2021年10月に6機購入していた追加取得し空輸されたトルコBaykar社製Bayraktar TB2 UCAVの追加取得分が空輸されたが到着したと発表した。 TB2はトルコ軍のA400Mで1日にポーランドに空輸されていた。 追加分が何機なのかは明らかにされていない。
Bayraktar TB2は全長6.5m、翼端長12m、MTOW 630kgのUAVで、搭載能力55kg、巡航速度70kt、航続距離150km、滞空能力24時間、上昇限度30,000mの性能を持つ。 |
2022.03.02 20:46 |
時事通信 (Yahoo) |
ロシア軍艦の一部通航認めず トルコ外相、説明を修正 |
<2204-030228>
トルコのチャブシオール外相が1日夜、ボスポラス、ダーダネルス海峡を通って黒海に向かおうとしたロシア艦4隻のうち、3隻について両海峡の通航を認めなかったと明らかにした。
アナトリア通信によると、チャブシオール外相は2月28日に戦時中の航行制限を認める国際条約に基づき、両海峡に軍艦を通航させないよう各国に警告した際、通航要請はこれまでのところないとしていたがこれを修正した。 |
2022.03.01 06:05 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコ、軍艦の海峡通航阻止へ 黒海沿岸・非沿岸国に警告 |
<2204-030110>
トルコ国営アナドル通信が、チャブシオール外相が28日に黒海沿岸と非沿岸国に対し、ボスポラス海峡とダーダネルス海峡の軍艦の通航を阻止すると警告したと報じた。
1936年のモントルー条約は、紛争中に海峡を通過する船舶をトルコが制限することを認めているが、登録基地に戻る船舶を除外する条項がある。 |
2022.02.27 19:37 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコ、初めて「戦争」と表現 ロシア艦の海峡通過に影響も |
<2203-022717>
トルコ政府が27日、ロシアによるウクライナ侵攻に対し初めて「戦争」という表現を使った。 地中海と黒海をつなぐ2つの海峡はトルコが管理しており、ロシア軍艦艇の通過制限につながる可能性がある。
ウクライナ政府はロシア艦がボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過して黒海に入るのを禁止するようトルコ政府に求めていたが、トルコ側は両海峡の管理を定めた条約の下、ロシア艦には帰港する権利があるとして受けれてこなかった。 トルコは1936年の条約により両海峡を管理しており、戦争中や戦争が差し迫った際に軍艦の航行を制限できる。 |
2022.02.24 18:03 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
ウクライナ港湾業務停止、ロシアはアゾフ海で商業船の運航止める |
<2203-022432>
ウクライナ大統領首席補佐官顧問は、ウクライナ軍が港湾での業務を全て停止したことを明らかにした。 国外への穀物輸送の停滞が懸念されている。
トルコの海事当局は、トルコの船舶が24日にオデッサの沖合で砲撃を受けたと発表した。 ただ死傷者はなく、船舶は安全だという。
アゾフ海でのウクライナの最重要港はマリウポルで、アゾフ海からは主に小麦、大麦、トウモロコシを地中海諸国に輸出している。
ロシアは世界最大の小麦輸出国で、主に黒海の港から出荷している。 |
2022.02.10 |
Defense News |
Turkey's own Atmaca missile to replace Harpoons on its Navy ships |
<2203-021011>
トルコが350発以上装備している老朽化したHarpoon ASCMに換えて国産初のAtmacaを2~3年かけて装備する。
Atmacaは高度3m以下をシースキミングでき、射程は220km以上で350kgの破片効果HE弾頭を搭載している。 |
2022.02.10 |
Defense News |
Turkish shipyard preps two landing crafts for Qatari Navy |
<2203-021010>
トルコのAnadolu社とBarzan Holding社が2月8日、カタール海軍向けのLCM 2隻を進水させた。 積載能力130tの2隻は8月に引き渡され、9月にカタールに到着する。
Anadolu社はかつてカタール海軍に練習艦Al Doha 2,250tを納めており、姉妹艦Al Shamalも間もなく引き渡される。 |
2022.02.04 |
日経新聞 |
Finacial Times: NATO 加盟のトルコ、ウクライナに防衛協力 |
<2203-020404>
トルコのエルドアン大統領が3日にキエフを訪問し、自由貿易と防衛に関する一連の協定を結んだ。 ウクライナへの武器供給をやめるよう求めるロシアの警告に抗して、ウクライナとの防衛協力を深めた。
すでにウクライナ側がトルコから少なくとも20機のUAVを購入している協力関係を拡大して、殺傷能力を持つUAVをウクライナで共同生産し、ロシアが支援する分離独立派に対して配備することが含まれている。 |
2022.02.04 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコ大統領がウクライナ訪問、ロシアとの紛争で仲介申し出 |
<2203-020403>
トルコのエルドアン大統領が3日に訪問先のウクライナでゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナとロシアの紛争解決に向けた仲介を申し出た上で、危機を平和的に収束させるためにあらゆる手段を尽くすと確約した。 両国はこのほか、自由貿易協定などにも調印した。
NATO加盟国のトルコはロシアとも良好な関係を維持しており、ロシアがウクライナを侵攻すればNATO加盟国としてあらゆる対応をすると表明しているが、トルコ当局者によるとエルドアン大統領はどちら側にも加担しない姿勢を示している。
今回の会談を機に、ウクライナはトルコのUAVを国内で製造する契約に調印した。 トルコ製のUAVはウクライナ東部の親露派が実効支配する地域の紛争への対応にウクライナ政府がすでに導入している。 |
2022.01.19 |
Jane's Defence Weekly |
Turkey opens new engineering facilities for TF-X/MMU fighter |
<2204-011909>
トルコがTF-Xの開発と生産の拠点となる施設を1月6日に開設した。
全長21m、翼端長14m、高さ6mの双発で、Mach 1.8、上昇限度55,000ft、旋回能力9g~-3.5gの性能を持つTF-Xは、2023年にロールアウト、2029年に初飛行し、同年に空軍へ納入される。 |
2022.01.15 |
時事通信 (Yahoo) |
トルコとアルメニア、国交正常化へ協議 |
<2202-011505>
トルコとアルメニアの代表団が14日にモスクワで、両国が和解合意に署名した2009年以降、停滞していた将来の国交正常化に向けた協議に臨んだ。 トルコとアルメニアは第1次大戦中のアルメニア人虐殺などをめぐる問題で厳しく対立してきた。
一方で両国内に経済面での関係強化を模索する動きがあり、2月には試験的に直行チャーター機を往来させることが検討されている。 |
2022.01.12 |
Jane's Defence Weekly |
Turkish air-defence missile passes final acceptance test |
<2204-011206>
トルコがHisar 0+中高度SAMの装備開始を控えた試験を2021年12月26日に実施し、高速標的機の撃墜に成功した。
HisarはRocketsan社とAselsan社が開発した短距離、中距離、長距離SAMのファミリーで、Hisar 0+は25km以内で高度10km以下の最大9個目標と同時に交戦できる。 |
2022.01.01 |
ロイタ通信 (Yahoo) |
トルコリラ、年初来の下落率44%に 過去20年で最大 |
<2202-010103>
トルコリラの2021年の年初来下落率は対ドルで44%となり、IMFの支援で金融危機から脱した2001年以来の大幅な下落を記録した。
約20年にわたりトルコの政権を握ってきたエルドアン大統領の下で最大の下落率となったほか、ここ数年の新興国市場でも最悪のパフォーマンスを示した。 |