*一般社団法人日本安全保障戦略研究所の歴史
一般社団法人日本安全保障戦略研究所(SSRI)は,
その端を郷友連盟内に2006年に設置された安全保障戦略研究センター(SSRC)に発し,
安全保障や戦略に関する研究や政府への提言を行って参りました。
その間紆余曲折があり,研究テーマの拡大やアカデミックフリーダム(研究の自由)を調査研究活動の基準にすべ
く2015年7月に郷友連盟から離れ,任意団体の日本安全保障戦略研究所(SSRI)を設立しました。
その後,わが国を取り巻く安全保障環境問題を一層具体的に研究することにし,
その一環として,2019年5月11日に台湾戦略研究学会(TSRA)と覚書(MoU)を交換し,
日本と台湾で各1回の日台戦略対話(JTSD)を行うことになりました。
また,海外で活躍する研究者との協力連携を深めるため「在外研究員」制度を導入することにしました
これを発展の好機ととらえ,アカデミックフリーダムに基づいた調査研究を一層推進するとともに,
社会的責任を果たすために法人格を取得し,2019年7月17日に一般社団法人日本安全保障戦略研究所(SSRI)を設立しました。
当研究所は,いわば2006年に設置されたSSRC以来,
13年間にわたって我が国の安全保障と戦略の調査研究を行ってきたことになります。
当研究所の設立目的は,わが国を取り巻く国際安全保障環境及び軍事情勢並びに安全保障戦略等に関する調査研究を行い,
その成果を広く国民に普及するとともに,安全保障及び防衛に係わる人材を育成するなどにより,
わが国の安全保障及び防衛の強化に寄与することにあります。
このような調査研究事業を活性化するために,
当研究所は,従来の運営制度を改めて会員制度をとり入れ,日台戦略対話等で必要な諸経費を会費で賄っていくことにしました。